●チャレンジ精神が強い40歳に「ワクワクしている自分がいる」アメリカと日本の2拠点生活から、今年1月に本格的に拠点を日本に移した俳優・小出恵介。2月20日には40歳の節目を迎え、改めて日本での活動に力を入れていく覚悟を決めた。そして、ファンクラブ開設も発表。5年超のアメリカでの経験を活かして、これから海外にチャレンジしたいと考えている人たちの背中を押すコミュニティにもしていきたいという。小出にインタビューし、40歳を迎えた心境や今後の抱負など話を聞いた。――本格的に拠点を日本に移した思いをお聞かせください。昨年から日本に拠点を移しつつありましたが、お仕事関係の方や知り合いと話していると、皆はまだ僕がアメリカにずっと住んでいると認識しているような気がして、ここでしっかりと日本にいるということをお伝えできたらと。また新たに日本で頑張っていくぞという強い気持ちで、本格的に拠点を移しました。――40歳を迎えていかがですか?自分が40歳というのが信じられないですね。この仕事をさせてもらって20年ぐらい経ちますが、自分が思い描いていた40歳とは違います。もっと大人っぽい40歳を想像していました。40歳は大台感もありますが、あと30年ぐらい役者として仕事をしたいと思うとまだ折り返してないなと。そう考えると、まだまだできそうだなという感じがします。――まだまだここからだぞと?そうですね。ブランクがあった分、いわゆる仕事疲れ、業界疲れみたいなものがないんです。だから、また0から積み上げていくという感じなので、たくさん走れそうです。――思い描いていた40歳と違うとおっしゃっていましたが、仕事面ではいかがでしょうか。もっとベテランっぽくて、仕事を絞ったりするような40歳を思い描いていましたが、いろいろな都合や生活の変化を経て、ここからチャレンジしていくという強い気持ちを持ったまま40歳を迎えました。フレッシュな気持ちもありつつ、ある程度のキャリアも経験させていただいている、ちょっと不思議な状態なんだろうなと思います。――あえて挑戦心を持ち続けようという意識もあるのでしょうか。自然に、ですね。前だったら選んでなかったかもしれないジャンルや役柄にも挑戦したいと思うようになりました。そうすることで違うスキルが身について幅が広がるのではないかという期待もあり、楽しみだなとワクワクしている自分がいます。――フレッシュな気持ちというのは、活動休止されていた時期もあったからこそ?そうですね。あのまま進んでいたらベテランっぽい風を吹かせていたかもしれません。チャレンジ精神が強いフレッシュな40歳になり、今の状態がありがたいし、面白いなと感じています。○ファンクラブを通じてアメリカでの経験も「お伝えできたら」――4月6日12時からファンクラブが始動しますが、開設を決めた思いを教えてください。ここからまた新たなスタートを切るタイミングで、事務所の方からの提案もあってファンクラブを開設することにしました。アメリカ生活で培ったものを日本で活かしていけたらという思いもあり、そういう発信をするのにもいい場所だなと思います。――ファンクラブ名は「Keisuke Luncheon Klub ~Universal Axis~」に。「Universal Axis」というテーマには、国を超えた(universal)視野に基づく個の軸(axis)を形成する環境を作るという意味が込められているそうですが、このテーマを掲げた思いをお聞かせください。未来を考えて国際的なビジョンも持ちたいと考えた時に、自分は何かしら活かせるものがあるなと。アメリカで生活してきて、あらゆる日本との違いが新鮮に感じたので、そういった経験をお伝えできたらなという思いがあります。――5年超のアメリカ生活でご自身はどう変化したと感じていますか?こうでなきゃいけないという部分が減りました。向こうは年齢をあまり話題にしないですが、日本はこの年齢だったらこうあらねばいけないという、求められる役割が多い気がします。その物差しが窮屈に感じるというか、もっと自分のやりたいことをやりたいようにやっていいなと思うようになりました。――何歳からでもチャレンジしていいんだと思えるように?向こうは勇気を出してチャレンジするのではなく、それが当たり前なんです。例えば、向こうの演技の学校に行ったら、60~70歳の方も多くて、第二の人生で役者を始めるんだと。自分もそういう人たちを見て影響を受けていると思います。40歳になったからこうあらねばいけないと縛られていないのは、そのおかげかもしれません。●幅広い仕事に意欲テレビに映る姿も「もう一度見ていただきたい」――新たなスタートを切る40歳とのことですが、どんな一年にしたいと考えていますか。いろいろな仕事がしたいですし、またテレビの仕事もさせていただきたいなと。去年ぐらいからそういう話が少しずつ出ていて、今年出られたらうれしいなと思っています。――やはりテレビのやりがいは大きいのでしょうか。そうですね。自分が主に活動していた場所の1つなので、そこで自分の姿を絶対にもう一度見ていただきたいいですし、活動の幅という部分でもまたやれたらいいなと。最近は配信系も増えていてそれぞれの魅力がありますが、テレビにはテレビにしかない魅力があると思うので。――テレビ離れと言われていますが、テレビの反響は大きいですよね。大きいと思います。そして、お茶の間というのは、サブスクリプションとは違う場所な気がします。○舞台のやりがいも実感「本番の醍醐味がすごくある」――近年は舞台や映画で活躍され、今年は5~6月に3つの舞台に出演されます。舞台のやりがいはどのように感じていますか?舞台に復帰したのが2022年の『群盗』という作品で、久々の舞台だったので最初は緊張しましたが、本番の醍醐味がすごくあるなと感じました。お客さんの空気を感じられるというのもうれしいですし、撮り直しができないという意味では映像より厳しいなと。何があっても進めないといけないという覚悟が必要ですよね。――撮り直しができないという舞台の厳しさによって鍛えられた部分はありますか?舞台を重ねているとたくましくなるなというのはすごく感じています。いろいろな役柄にも挑戦させていただき、それがストックになっていきますし。あと、舞台は全身を使って表現するので、全てを見られているという緊張感もあります。映像と舞台でコツが違うので、両方ともずっと関わらせていただきたいです。――3本の舞台はあまり間がないので、準備が大変そうですね。今絶賛3本覚え中ですが、3本の台本を入れるというのは初めての挑戦で楽しいです。新しい挑戦は楽しいので。――先ほど40歳の抱負を伺いましたが、さらにその先をどのように思い描いていますか?魅力的な役者になっていきたいです。そのためにもいろいろな経験をして、演技の表現に乗せていけたらなと思います。――今はフレッシュ感が強いとのことですが、いずれはベテラン感も出ると思いますか?無理に若くいようとする必要はないので、いずれはそうなると思いますが、今は謎の新人感がありますね。全部にウキウキワクワクしていて楽しめていて、その気持ちも大事だなと感じているので、これからもそれは持ち続けたいです。●結婚で意識変化「もっと立派にならないといけないなと」――昨年1月に結婚されてから1年経ちましたが、結婚後の変化もお聞かせください。頼りになる人間でいなきゃいけないという自覚が芽生えました。自分だけだったらいろいろな意味で楽ですが、結婚してからはちゃんとしなきゃいけないという思いが出てきて、それがいい形で自覚に繋がっている気がします。――仕事にもプラスになっているなと感じる部分はありますか?1人の時よりも仕事に集中しやすくなりましたし、やる気も高まった気がします。家を代表するという風に考えると、もっと立派にならないといけないなと感じています。○海外生活を経験し「挑戦へのハードルが下がった」――今後の活躍を楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。ファンクラブは初めての経験ですし、これからもいろいろ新しいことに挑戦していけると思うので、ファンの方にも楽しんでいただけたらうれしいですし、自分自身も変化していく自分に置いていかれないようにしないといけないなと思っています。――ファンクラブではいろいろなコンテンツやイベントなどを計画されていくそうですね。せっかくこういう場所を設けるので、いろいろな機能を足していけたらなと思っています。そして、海外に挑戦するハードルを下げられたらいいなという思いが強くあり、日本から海外に行く人のことを応援したいなと。海外に挑戦したいという思いはあっても踏み込めない人がけっこういる気がしていて、後押しできたらと思います。――奨励したいという思いが強いというのは、アメリカでの経験がご自身に与えた影響が本当に大きいんだなと感じます。30代中盤で5~6年間過ごし、そこで形成された部分は大きいと思います。年齢にとらわれなくなったというのもそうですし、国を超えて挑戦するのは当たり前のことなんだという意識になりました。――挑戦するハードルが下がったというか、何でも挑戦できるというマインドに?一番大きい挑戦をしたので、臆病でなくなったというのはありますね。視野も広がり余裕も出て、挑戦へのハードルは下がった気がします。自分にとってとてもいい経験になったので、海外に行きたいと思っている方はあまり構えずぜひ挑戦してほしいです。■小出恵介1984年2月20日生まれ、東京都出身。映画『パッチギ!』(2005)で注目され、その後数々の話題作に出演。2018年10月より米ニューヨークに拠点を移し、2020年より日本での芸能活動を再開。2021年7月、ABEMA『酒癖50』で4年ぶりにドラマ復帰。2023年2月には主演映画『銀平町シネマブルース』で本格的に映画復帰を果たし、同年6月公開の映画『魔女の香水』にも出演。舞台にも精力的に出演し、今年は5月2~4日に『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』、5月17日~19日に『赤いハートと蒼い月』、6月5日~9日に主演舞台『ジャックモーメント』が控えている。ヘアメイク:永瀬多壱スタイリスト:佐々木敦子
2024年04月06日2人暮らし前に決めておきたい【生活ルール】男性と2人暮らしを始める前に、実はやっておくべきことがたくさんあります。幸せな生活を送るためにた「事前にやっておいてよかったこと」を紹介します。生活スタイルの共有同棲する前に、お互いの生活スタイルについて話し合うことはとても重要です。仕事の時間や家事の分担、お風呂の時間など、日常生活のスケジュールを確認しましょう。これにより、時間のズレやストレスを最小限に抑えることができます。お互いの親に挨拶しておくお互いの親に挨拶をしておくことはマナーとしても大切です。結婚を前提としたものであればなおさらですが、それでなくても相手の親に挨拶をすることで、将来のトラブルにも対応しやすくなります。万が一、別れたときのこと生活が思ったようにいかない場合、別れることも考えなければなりません。そんな時に備えて、引っ越し費用や修繕費の負担など、将来のトラブルについて話し合っておくことが重要です。予期せぬ状況にも対応できるよう、しっかりと準備しましょう。ポイントをしっかり押さえて!生活を始める前に、これらのポイントをしっかりと押さえておくことが、円満に暮らす秘訣です。これらの経験から得た知識を活かし、あなたも素敵な生活を送ってくださいね!(Grapps編集部)
2024年02月09日「HYBE x Geffen Records」が開催し、アメリカを拠点としたグローバルガールズグループが誕生するオーディション番組「The Debut:Dream Academy」(ザ デビュー ドリーム アカデミー)が、「ABEMA」にて日本語字幕付き独占無料配信されることになった。「ABEMA」ではこれまでにも、「CJ ENM」×「Big Hit」合同プロジェクトである次世代K-POPアーティスト誕生を目指す観察型リアリティー番組「I-LAND」や、「ZEROBASEONE(ゼロベースワン=ZB1)」が誕生したグローバルボーイズオーディション番組「BOYS PLANET」も無料で独占放送し、毎週X(旧Twitter)のトレンドを席巻するほど多くの反響を呼んだ。また、「HYBE LABELS」が開催する「LE SSERAFIM」「NewJeans」のネクストガールズグループが誕生するサバイバルプログラム「R U Next?(アーユーネクスト?)」も9月1日(金)の最終回を前に各SNSでも大きな話題を呼んでいる。今回、国内独占配信が決定した「The Debut:Dream Academy」は「HYBE」と「GeffenRecords Globa lAudition」によるアメリカを拠点とするグローバルガールズグループのメンバーを決める番組で、初回の配信は9月2日(土)午前0時から。「The Debut:Dream Academy」は9月2日(土)午前0時よりABEMAにて国内独占無料配信。(シネマカフェ編集部)
2023年08月25日生活費を一度見直してみませんか?見直してみると、節約できる部分が見つかるかもしれません。そこで今回は、実際に募集した「生活費を下げた方法」を2つご紹介します。スマホと保険の見直しスマホを大手キャリアから格安SIMに夫婦で乗り換えました。これだけで、月2万円くらい節約できます。また、夫はさまざまな保険に入っていたので、保険の見直しをしました。今の生活に合ったものに変更し、不要なものは解約しました。(35歳/会社員)食費の見直し外食は月2回にし、飲み会は行かずに家で飲むようにしました。毎日自炊し、自分の弁当以外にもお腹がすいたとき用に、おにぎりを2つ作っています。そうすることで、コンビニへの不要な立ち寄りがなくなりました。今まで7万円程だったのが、2万5千円ほどになりました。日用品も、ボディーソープから石鹸へ切り替えると長持ちします。(49歳/会社員)見直しで節約に……身近なことから見直して節約しているというエピソードを2つご紹介しました。皆さんは、スマホや保険の見直しをしていますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年03月24日埼玉県を拠点に20拠点350名を抱える少年野球チーム『フルスイングベースボールスクール』(運営:一般社団法人日本スポーツ育心会)は、2023年3月1日~3月31日の期間で入会していただいた3~12歳の男子を対象に、先着50名様限定で、ご入会時にユニフォームセット(17,000円相当)を無料でプレゼントするキャンペーンを実施しております。代表小野が指導している様子【キャンペーン概要】期間 : 2023年3月1日~2023年3月31日対象 : 上記期間にフルスイングベースボールスクールに入会していただいた方(3~12歳の男子)の先着50名プレゼントの内容: フルスイングベースボールスクールのキャップ、ユニフォーム上下申込方法 : フルスイングベースボールスクールに電話もしくはHPのお問い合わせフォームより申し込み電話 : 070-1427-9945(営業時間:10:00~21:00)URL : ◆少年野球を取り巻く現状そもそも子どもの人口が減少している現在ですが、スポーツの多様化、野球人口の減少に伴いチーム存続の危機に追い込まれているチームも多いというのが少年野球の現状です。そんな中でも野球が好きという野球少年と野球を習わせたい元野球少年のお父さんに支えられてフルスイングベースボールスクールは埼玉県を中心に20拠点350名を抱える日本最大級の少年野球チームとなりました。◆フルスイングベースボールスクールとは日本最大級の当スクールを監修し、アドバイザーを務めているのは元プロ野球選手の井手正太郎氏です。福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)や横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)でプレーした経歴を持つ指導者です。井出氏をはじめ当スクールには経験豊富な指導者が揃っており、一流の指導を提供することが可能です。しかし、日本最大級の少年野球チームとなった一番の理由は、野球を始めたての初心者の子どもの気持ちを理解し『野球』を指導するのではなく『野球遊び』から指導したことだと考えています。野球は動いているボールに対しバットという細い形状の棒を当てにいくという野球に馴染みのない現代の子ども達にはかなり難しいスポーツです。そこでいきなりバットで投げたボールを打つのではなく、ラケットで打ってみたり地面に置いたボールを打ってみたりバットでリフティングをしてみたりとレベルに合わせて楽しく成功体験を積める指導を意識してきました。初心者の子ども達でも3歳から入ることができ、高学年になれば多くの試合に参加でき、さらに専門的に学びたい子には個人バッティングスクールも開校しております。『本当に野球大好きな指導者が、本気で野球を好きになってもらうための努力をする』言葉で書くと当たり前かもしれませんが、未来の野球少年を育てるための本気の環境がここにはあります。代表小野◆なぜ今野球なのか現代社会は働き方も変化し一時期『個人』が重視されましたが、近年では『チームの時代』といわれ『チームプレー』の大切さが再び見直されているところです。野球は皆様ご存じのとおり昔ながらのチームプレーです。その競技特性上他の競技以上にプレーとプレーの間に様々なサインが出て、選手にはどのような意図でサインを出しているのかを考えてプレーをすることが求められます。そこでその場の状況の瞬時の判断力、そして相手の気持ちを理解する力、チームの仲間を思いやる気持ちが養われていくのを実感しています。それこそが未だに350名を抱える巨大な少年野球チーム『フルスイングベースボールスクール』が存在し続ける理由だと考えています。子ども達【企業概要】一般社団法人日本スポーツ育心会所在地 : 埼玉県さいたま市北区東大成町2-277-9 ADOビル1F電話 : 070-1427-9945営業時間: 10:00~21:00URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月13日こんにちは、マメ美です!2023年、始まりましたね! 今年もどうぞよろしくお願いします(^^)冬休みが終わり、夫は仕事、長女の幼稚園が始まり、昼間は次女との2人での生活スタイルに戻りました。2歳半になった次女。日に日に成長していると強く感じます。そしてクセも強くなっていると感じます…笑今回はそんな思わずツッコんでしまう次女との生活を少しだけお見せしたいと思います…。■朝から始まるツッコミもうね…朝から物騒!!!!! 笑いや結構好きですよね!? 刃物タイプのオモチャ(笑)なんで幼児は刃物の形のオモチャが好きなんでしょう…(^^;;そこからツッコミが止まりません…!イヤイヤ…ほんとどこで覚えてきたん? って言葉を発するんですが…(^^;;まだまだありますよ~これは上の子には無い返答でした(^^;;公園やお出かけももちろん好きなんですが、近所のスーパーをこよなく愛しているんです。カートに乗り季節ごとの装飾を楽しんだり、好きなお菓子を選んだりと、本人は楽しんでいるようです(^^;;家族旅行や遠出するってなったら親はこどものために張り切るじゃないですか。ここに行こうとかあれをやろうとかいろいろ考えて…そんなことより鳩!!!!! 笑ここ一番の盛り上がりを見せるのは鳩。帰ってきてからも鳩のことで持ちきりになりがち〜(^^;;動物好きなのかなって動物園行っても、普通に野生のカラスとかスズメとかを追いかけるのに夢中になりがち~(^^;;笑■アップデートが最新コレは上の子の影響もあります! …が、2人揃って割と最新曲や流行りに敏感なんです!「え? ん? それなんの歌??」なんて聞いた日には「ママ知らないのぉ~!?」とめちゃくちゃドヤられます(^^;;そして後日その歌を聴いて、私も歌えるようになったので一緒に歌うと…いやホントなんで??そんな我が家の2歳児でした…(^^;;あるあるであることを願いたいんですが、どうですかね?(笑)
2023年01月27日男性シンガーソングライター/トラックメイカーの“生活は忘れて”が、本日11月30日(水) に配信リリースした2ndアルバムの表題曲「gradation」のMusic Videoを公開した。生活は忘れては、2020年2月にアーティスト活動を開始。誰しもが生活の中で感じたことのある得体の知れない感情を、オリジナリティあふれる多様な楽曲で表現。追求された独自のアンニュイな雰囲気と、透明度の高い洗礼された唯一無二の声質によって生み出される“もう一度聞きたくなる”楽曲が魅力的な、SNS発の新人アーティストだ。2ndアルバム『Gradation』には、2021年6月発売の1stアルバム『生活』以降にリリースされた配信シングルおよび新曲を含む全12曲を収録。生活は忘れてが「自分の色を探して試行錯誤した」と語るこの約1年半の期間に制作された楽曲群は、ジャンルを横断した幅広いテイストの楽曲が揃っており、タイトルに表された通りグラデーションのように徐々に変化していった過程が詰め込まれている。生活は忘れて「gradation」MV<リリース情報>生活は忘れて 2nd Album『Gradation』Now On Sale生活は忘れて『Gradation』ジャケット【収録曲】01. ニュートラル feat. 小林私02. 揺れるカーテン03. まどろみゆるみ04. くゆりくゆられ feat. ねんね05. gradation06. ひとりごと07. 3 p.m.08. 浮かれて09. 夏に靄10. 灯りと夜明け11. ランデブー12. あけたら配信リンク:関連リンク生活は忘れて YouTube:生活は忘れて Instagram:生活は忘れて Twitter:生活は忘れて TikTok:
2022年11月30日「昨年9月にマイボイスコム株式会社によって行われた調査によると、複数拠点生活に対して“興味がある”または“やや興味がある”と回答した人は合わせて3割弱だったそうです。コロナ禍でおうち時間を経験、またリモートワークが浸透したことなどから、自然の中で羽を伸ばせる生活に憧れる人が増加したのではないでしょうか」(全国紙文化部記者)世間的に関心が高まりつつある2拠点生活。「芸能界では既にブームだ」と芸能関係者は言う。「柴咲コウさん(41)は’20年から北海道でファーム経営をしつつ、現地に家を所持しています。山田孝之さん(38)は、昨年夏、新たな拠点を沖縄に構えました。今年の8月には杏さん(36)が自身のインスタグラムで、フランスとの2拠点生活を始めたことを明かしています」2拠点生活中の有名人はどのような理想を描いて、始めたのだろうか。9月11日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、柴咲はこう明かしている。「1つのところにうずまって、たとえば都会、東京で仕事をするだけの自分っていうのが飽きてきた」都心と地方を行き来する生活について、著書に『週末は田舎暮らしゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』を持つライターの馬場未織さんはこう説明する。「2つ拠点を設けることで生活に緩急が生まれます。また自然の中で行動することで、気持ちが切り替わり、ただ体を休めることではない“アクティブレスト”という休息になります」松山ケンイチ(37)や山本耕史(45)が決断したのは、愛するわが子のためのようだ。松山は5月21日公開の「ハルメクWEB」のインタビューで、子供たちについてこう語っている。「自然の中で暮らして、いろいろな刺激を受けたり、いろいろなことを感じたりしてほしかった」山本の場合は妻である堀北真希(33)の意向だと前出の芸能関係者は言う。「『できるだけ芸能界から離れていて、自然が豊かな場所でのびのび子育てをしたい』という考えを堀北さんが持っていて、2拠点生活を始めたといいます」■東京と全く違う場所で生活するという挑戦を2拠点生活が与える子供への影響について、3児の母である馬場さんはこう語る。「田舎暮らしが合う、合わないは子供によると思います。わが家の場合、生き物や自然が好きないちばん上の子は、地元の子供と同じかそれ以上に遊び倒していましたね。大人になったいまでも、釣りやサーフィンなどをして、うまく田舎を活用していますよ」新拠点に日本から遠く離れたパリを選んだ杏にはこんな理由も。「8月に更新したインスタグラムで、『私は東京生まれ、東京育ち。どこか全く違う場所で生活してみるというチャレンジを、人生一度きりやってみたい』と2拠点生活を始めた理由を綴っていました。また今後、6歳の双子の女の子と、4歳の長男たちが大きくなるにつれて、離婚の背景に何があったのかを理解していきます。そうなったときの周囲の雑音を気にして、フランスにも拠点を設けることにしたのでしょう」(杏の知人)“第二の拠点”で芽生える新たな人間関係も。「勤め先などの肩書を全く知らずに、ただの生活者として周囲の人々と接するので、ふだんの生活と違う顔も持つことができます」(前出・馬場さん)2拠点生活で実現したい夢があるケースもーー。「山田さんは、田舎暮らしに憧れがあり、自給自足の生活を実現するために2拠点生活を始めたといいます。紗栄子さん(35)は経営が危ぶまれていた那須にある牧場を救うため。IMALUさん(33)は、『ビビッと』きたと言って奄美大島に拠点を構え、今では島のよさを発信していきたいと意気込んでいます」(前出・芸能関係者)さまざまな理想を描き始まる2拠点生活。現実はどうなのかーー。松山は2月放送のラジオ番組で、「ぼくは半分半分で、仕事とのバランスを取りながらやれたらいいなと思っていたんですけど、やっぱり子供の意思とかも尊重していくなかで、(子供たちも)半々というのは難しくなってきた」と語り、子供たちと妻の小雪(45)は北日本のある場所に定住していて、松山自身は単身赴任状態だと明かしていた。2拠点生活の実情について、馬場さんは言う。「当然、交通費や居住費などコスト面の問題があります。また行き来するにも時間がかかりますから、無理なくできるか。仕事や、子供の習い事、行事などの重要な用事が別々の場所で重なった場合には、家族と予定をそのつど調整する必要が出てきます」自然に囲まれた2拠点生活を続けられるかは、各方面でコミュニケーション能力が問われそうだ。
2022年09月29日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第14回目はパリとノルマンディを行き来するサイベリアン・フォレスト・キャットのスティッチ(Stitch)さま。生後4か月のわんぱく子猫さまが登場!【フレンチ猫さま】vol. 14猫の話をもっと聞かせて!週末は田舎の家で遊ぶ猫さま。まだ4か月の男の子のスティッチはサイベリアン・フォレスト・キャット。靴にされるいたずらには気をつけなくてはなりません。飼い主はインターネットの掲示板でまずは僕の両親の写真を見つけてサイベリアン猫の美しさに魅了されて、次に僕の写真が出てきたときにすっかり僕に恋に落ちたと言っています。平日はパリのアパルトマン暮らしで、とても静かな毎日です。飼い主は病院勤務の看護師さんですが、毎朝起きると僕を抱き上げることから1日が始まります。飼い主は僕のことを素敵で、少しいたずらで、かわいくて遊び心があり、少しクレイジーで、とても社交的と職場のみんなに紹介しています。得意技は靴で遊ぶこと!じゃれたり、他の場所へ隠してみたり。でも飼い主が仕事に出たら寝てばかりいます。彼女が帰ってくるとブラッシングをしつこいぐらいやってもらいます。これがまた気持ちが良くって至福の時間なんです。週末は決まってノルマンディにある田舎の大きな家で過ごします。ここには友達がいて、飼い主の両親が飼っている猫と遊べるのでとても幸せです。家も広く窓もたくさんあって田舎の風景を味わっています。鳥や小さい動物を窓から見てはいつか外に出て一緒に遊びたいと思っています。あっという間の田舎生活が終わってパリに戻る頃はパリのアパルトマンも恋しくなってきます。なぜかというと飼い主が僕に溢れる愛情を注いでくれるから。田舎ではいろんな誘惑があって飼い主も忙しいので、ほっとかされている気がするからです。食事はまだ子ども用のものしかもらっていないので、早く大きくなって大人用のご飯をお腹いっぱい食べてみたいです。ーー飼い主はノルマンディ出身で、両親の猫と一緒に育ったとのことです。大人になって、2匹の猫を飼いましたが、残念ながらノルマンディで交通事故で亡くなりました。今のパートナーも動物が大好きですがアレルギーがあるのでサイベリアン系を選ぶことに決めたのでした。そこにスティッチが現れ、いたずらな側面と美しくも小さい顔が決め手となったそうです。毎週の移動も苦にならずに楽しんでいるスティッチ家族はとても幸せそうでした。※サイベリアン・フォレスト・キャットは、猫アレルギーになりにくいという説があります。唾液に含まれるアレルゲンとなるたんぱく質の量が少ないようです。取材・文 Manabu Matsunaga
2022年03月20日子どもが独立してから夫婦2人となった私は、今まで当たり前と思っていたことを少しずつ見直し、良質な生活を目指そうと実践してきました。そして、今回は前々から気になっていながらもなかなか改善するポイントがわからなかった照明に焦点を当て、憧れていた良質な生活をまた1つ手に入れることができたという体験談です。日本の照明って明る過ぎる?欧米のインテリア雑誌などには、少し暗めの照明で落ち着いた雰囲気を醸し出している部屋の写真が多いなと感じていた私は、自宅の照明がなんとなく明る過ぎるのではないかと漠然と思っていました。あるとき雑誌のコラムに日本で裸電球が一般的だった時代、電球を太陽の代わりとして部屋の真ん中に垂らし、その下に食卓を置き、家族全員でそれを囲むといった習慣があったこと。そして、それは日本人の太陽神を崇める宗教観が影響しているという一説もあると書かれていました。そして、照明は太陽を模しているため明るいほど良いという意識が日本にはまだ残っているとのこと。たしかに私自身も知らないうちにそのような意識を持っていたためか、室内の照明が明る過ぎないかなと思いつつもそのままにしていました。しかし、もう少し照明を見直したいと思っていたときにこのコラムを読み、照明の明るさをもう少し落としてみてもいいのではないかと思ったのです。まずはできるところから実践してみた早速、各部屋の照明をチェックしたところ、見事にどこも煌々とした明るい蛍光灯の照明が部屋の真ん中に鎮座。すべての照明を替えるのは予算的にも大変だったため、まずリビングと寝室だけを見直すことにしました。リビングの真ん中には、天井にぺたっと直径60cm以上ある円形の大きなシーリング照明が取り付けられていたため、まずはそこからスタート。いろいろな照明を探した結果、スポットライトタイプのシーリング照明に決めました。1mほどの横棒に4つのスポットライトが付いているタイプです。スポットライトをそれぞれいろいろな方向に向けておくことができるため、いろいろなところにスポット的に光を当てることができます。価格も2万円程度だったため気楽に交換できました。寝室は少しアジアンチックなイメージにしたかったため、アジアンテイストのペンダントライトに決定。価格は家電量販店で1万5,000円程度のものでこちらもリーズナブル。部屋の雰囲気にマッチした照明です。どちらも温かみのある暖色電球で、明るさの調整ができるものを選びました。「リーズナブル+落ち着き」を徹底重視!リビングと寝室の照明を新しくし、あとはプラスアルファとして補助ライトを置くことで、部屋全体の明るさを落とすことができ、より落ち着いた雰囲気を醸し出すことができました。そのため、リビングと寝室にはそれぞれの雰囲気に合ったスタンドライトも購入しました。どちらも家電量販店で7,000円前後で購入することができ、出費はすべて合計しても5万円程度。また音楽を聞きながらゆっくりしたいときなどは、キャンドルをテーブルに置くことも考えています。夫からは照明を変えてから目が疲れなくなったと言われましたが、私も同じように目がラクになったせいか、イライラすることが減ったように感じています。食事もリビングですることが多く、全体の明かりを落としスポット的にテーブルにライトを当てればおしゃれなレストランのよう。また今までお酒と言えば食事のときの晩酌だけでしたが、照明を変えてからは食事以外でもゆっくりしたいときにグラスを傾けたいと思うようになりました。まとめインテリア雑誌に載っているような落ち着いた雰囲気の部屋への憧れからスタートした挑戦でしたが、いざやってみたところ予想以上の結果が得られました。今回、思い切って照明を購入したため多少の出費はありましたが、こんなに落ち着く時間を得ることができるなら、もっと前から挑戦しておけばよかったと後悔するほどです。今回は無理しないようにリビングと寝室のみトライしてみましたが、いずれはほかの部屋や玄関、トイレ、洗面所なども少しずつ手がけていきたいと考えており、ワクワクしています。これからも少しずつ、夫婦2人の生活をより質の良いものにするため、いろいろ見直していきたいと思っているところです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2021年05月12日平日は通勤に便利な都会、休日は豊かな自然とふれあえる田舎で暮らす。このように2つの拠点をもつ生活スタイル暮らし方、「デュアルライフ」が注目されています。しかし、それぞれの拠点を行き来するのは一苦労です。そこで今回は、自然豊かは暮らし憧れるけど、本格的なデュアルライフは難しい、と考えている方にぴったりのバルコニー活用法をご紹介します。「田舎暮らしに憧れるけれど・・・」という方に平日は通勤に便利な都会で暮らし、休日は海や山など、豊かな自然とふれあうために田舎で暮らす。2つの拠点を自由に使い分ける「デュアルライフ」という生活スタイルが注目されています。これまでは別荘を持っているような富裕層が行うイメージでしたが、最近では空き家やシェアハウスを使って安価に行えることから、20~30代でも気軽にデュアルライフを楽しむ方が増えているそう。月に1〜2回、美しい山々に囲まれた村で家族とのんびり過ごしたり、海の近くでサーフィンなどの趣味に没頭したり、農園やセカンドハウスを借りてみたり。そんな暮らしに憧れている方も多いのではないでしょうか。でも、ふたつの拠点をもって休日のたびに長い距離を行き来するのもなかなか大変なもの。そこで今回は「田舎暮らしには憧れるけど、本格的なデュアルライフまではちょっと・・・」という方におすすめのバルコニーの活用法をご紹介します。バルコニーを上手に使って、都会のマンション暮らしでも「自然が身近にある暮らし」を実践されているお客様の事例から、ゆとりある都会生活を実現するヒントを探ります。その手があった!みんなのバルコニー活用術[CASE.1] ルーフバルコニーならお庭のような空間も以前は茨城県の自然豊かな戸建て住宅で暮らしていた子育て中のご家族。奥様の実家が近い都内のマンションにお引越しされました。「以前の住まいは、もともと日本庭園がある場所に建てたので、広いお庭があったんです。でも都会のマンションだと窓を開けてもすぐ隣の建物があって、開放感がないのは嫌だなと思って」。これまで広いお庭のある暮らしをしていたお子さまたちのためにも、庭代わりになる広いルーフバルコニーがあるマンションを選ばれました。「でも、中古マンションで築年数も経っていたので、バルコニーは床の汚れが目立っていました。あまり快適な空間とは言えなかったですね」。そこでバルコニーを今よりきれいな空間にしようとセキスイのバルコニータイル「クレガーレ」を設置されました。タイルを敷くまでは、たまった汚れや雨染みが気になっていたバルコニーですが、上から隠すことでそれも解消。しかも汚れがつきにくい磁器質タイルなので、「今は汚れている印象があまりないですね。一軒家のお庭って、雑草を取ったりしてお手入れが大変で。それと比べると今はお掃除がラク、お手入れがラクですね」とそのメリットを実感されています。「きれいだからか、子どももスリッパのままバルコニーに出て、チェアに座ってパソコンを見ながらくつろいだり、私も夕方の風が気持ちいい日には友人と一緒にお茶を飲みながら、おもてなしスペースとして使ったり、お花を育てたりしています」。このようにルーフバルコニーを上手につかうと、お庭代わりとしてはもちろん、都会のマンションでも開放的で、空や風など自然の心地よさをより多く実感できます。さらにバルコニーの足元がきれいになると外に出やすくなり、バルコニーがお部屋の延長のような空間になって、くつろぎのスペースが増えるのもいいですね。特に都会ではお隣の建物との距離が近いため、広いルーフバルコニーがあるとその分、隣の建物との距離が取れるのもメリットです。▶CASE.1の事例の詳細はこちらこれまで住環境の良い郊外で子育てをしていたご家族が、お子さまの独立後に空き部屋ができ、通勤や生活に便利な都会のマンションに住み替えるケースや、年齢を重ねたことで、都会に住む子世帯の近くに転居するケースも多く見られます。こうしたきっかけで、郊外に住んでいた方が都会に移住すると、広いお庭がなくなったり、空や自然を感じる時間が減って、なんとなく物足りなさを感じたりするかもしれません。そんなときは広めのルーフバルコニーのあるお部屋を選ぶと、庭代わりのスペースができて都会でも心地よい暮らしができそうですね。[CASE.2] バルコニーが自然とふれあえる癒やし空間に二人目のお子様が生まれて手狭になったため、高層マンションや商業施設が立ち並ぶ湾岸エリアに中古マンションを購入されたご家族。ご入居後、ご主人は家庭菜園をやりたいと思っていましたが、なかなかモチベーションが上がらなかったといいます。「実は去年にバルコニーでミニトマトの栽培をしたんですが、生活感が出ちゃってあまりやる気にならなったんです。バルコニーも汚れていて、ベージュ防水シートのままだと、茶色や黒の鉢植えを置いてもなんだかぼんやりした印象で」。ところがバルコニーにセキスイのバルコニータイル「RIENA」を敷いてから気持ちが一新。色鮮やかなブルーグリーン色のバルコニーに変わったことで、暮らしにも変化が生まれました。「タイルを敷いて見た目が変わると、やはりやる気がでますね。グリーンもたくさん増えて、今は毎朝、水やりするのが日課で癒やされる時間です」とご主人。以前は洗濯物を干すくらいしかバルコニーには出なかったそうですが、「今は仕事から帰ってからも窓を開けてバルコニーに出るようになりました。葉や実を摘んだり、切ったりと、1日で3〜4回は出ていますね。今はバルコニーが息抜きできる趣味の場所になりました。」と笑われます。バルコニーのイメージが変わることで、気持ちに変化が生まれ、家庭菜園など自然とふれあえる場所ができる。すると、生活に新たなリズムが生まれ、癒やしを感じる時間をつくることができる。高層マンションが立ち並ぶ都会のマンションでも、工夫ひとつでゆとりの時間はつくることができるのですね。▶CASE.2の事例の詳細はこちら二拠点を行き来するデュアルライフや、田舎のような自然を都会でも…というのはなかなかハードルが高いこと。しかし、バルコニーを上手に活用することで建物ばかりの都会でも心地の良い風や空を感じられる開放的な空間をつくることができますよ。クレガーレの実例をもっと見たい方はこちらからルーフバルコニーの活用術がわかる「実例でわかる憧れバルコニーのつくり方」を無料進呈中!
2021年03月13日女優の柴咲コウが8日、都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2021」国際女性デー 発表記者会見に出席し、東京と北海道の2拠点生活を明かした。今もっとも輝く女性たちとその取り組みを讃え支援する「BVLGARI AVRORA AWARDS 2021」の受賞者発表に先駆けて行われた会見。2016年度受賞者である柴咲は、艶やかな着物姿で登場した。ライフワークバランスをどう保っているか聞かれると、「数年くらい前から、思っているだけではなくて行動してみようと思って、ゆかりのある北海道に土地を持って、そこで生活することを取り入れるようになってきています」と北海道との2拠点生活を明かし、「その比重が今後どう変わっていくかわからないですが、それが自分のモチベーションにもなるし、切り替えにもなるし、自分の中のバランス、調和を保つ秘訣になっていくんだろうなと思います」と語った。輝き続けるために心がけていることを問われると、「どう見られたいかより、自分がどうしたいか常に考えています」と答え、「好きだから、やりたいから、心が動くから、そっちのほうについ惹かれてしまうという、そんなことの積み重ねだったような気がします」と振り返る。そして、自分の中の調和を保つことが大切だと言い、「調和が乱れていると、周りのせいにしちゃったり、周りに期待しすぎちゃったり、外にいろいろ求めてしまう。自分の中で調和が保たれていることが私にとっては必要なこと」と説明。そのために「心の声を聞くようにしている」と明かし、「寝る前に何をしたほうがいいかなとか、小さな生活の積み重ねが自分の中の調和をバランスよく保ってくれることになると思います」と語った。会見には、2020年度受賞者の大島優子(女優)、同じく20年度受賞者であり21年度の推薦者となった伊藤詩織(ジャーナリスト)も出席した。
2021年03月08日カリモク家具の新しい拠点「カリモク コモンズ トウキョウ(Karimoku Commons Tokyo)」が、2021年2月12日(金)より東京・西麻布にオープンする。「カリモク コモンズ トウキョウ」は、家具を展示するショースペースとしてだけでなく、多種多様な機能を兼ね備えたハイブリッドな施設だ。築37年の建物をリノベーションした3階建ての店内には、家具のショースペースの他、ギャラリーやオフィスなどを併設。家具を実際に使用しながらカリモク家具の活動を知れるだけでなく、様々なもの・ことに触れる新しいコミュニケーションの場となることを目的としている。1階は、イベントなど、幅広い使用に対応できる機能を備えたイベント・ギャラリースペースとして活用する。オープン後には、インスタグラムで話題の「バスケットクラブ(Basketclub)」が初の展覧会を開催。世界中の13組の有名デザイナーがインスタグラム上で発表した作品に加え、日本の伝統的な竹かごにインスパイアされた新たな作品、た日本の伝統技術の結晶である貴重な竹道具を同時に展示する。2階には、特定の空間のためにデザインされたプロダクトを展開する「カリモクケーススタディ(KARIMOKU CASE STUDY)」と、東日本大震災の直後の宮城県石巻市にできた市民向けの石巻工房のエッセンスを共有し、カリモク家具が製造する「石巻工房 by Karimoku」の2つのコレクションを並べる。また、3階は、国内外のデザイナーと共に先進的なアイデアと優れた製造技術を融合しデザインした「カリモクニュースタンダード(Karimoku New Standard)」の他、“枡”を発想源に、白木の美しさを感じさせるカリモク家具の新しいライン「マス(MAS)」をラインナップ。所々に置かれた木製の造作家具にも注目だ。さらに、屋上は、屋外使用が可能な家具を開発するための実験的空間として使用。管理しながら経年変化を確認すべく、屋外用塗装に初挑戦した国産の松を使ったウッドデッキとベンチなどを並べている。【詳細】カリモク コモンズ トウキョウオープン日:2021年2月12日(金)住所:東京都港区西麻布2丁目 22-5TEL:03-6805-0655営業時間:12:00~18:00定休日:土日■来場方法来場には予約サイト(より予約が必須。※入場無料。※予約チケット1枚で10名まで受付可能。※キャンセルに関しは、Peatixのマイページ内「主催者へ連絡」から連絡。※来場時にはマスクの着用を厳守。※受付時に検温を実施。※予約のない人は、入場制限する場合あり。
2021年02月01日関西を拠点に発足した、ものづくりの本質を考えるプロジェクト「new essence」のイベントが、大阪のルクア イーレで2月19日よりスタートした。「new essence」は、“ものづくりの本質”とは何か…? ”をコンセプトに、aokiyuri(アクセサリーデザイナー)、ムフ(古道具屋のitouとグラフィックデザイナーurakawa shota(omote)からなるユニット)、NOK(美容師)の関西を拠点とする4人がチームを組み、立ち上げた企画。今回、初イベントとして開催される「new essence vol.01」では、ルクア イーレ4階の催事場を会場に、既成概念に囚われないものづくりにこだわった10組のブランドが集まり、それぞれの感性が交わる特別なショップを作り出す。会場ディスプレイも手掛けたitouは、京都・一乗寺でお店を営む古道具屋。国や時代問わず、“生活の上では必要のないもの(オブジェ)”を多く取り扱っている。itou作ることのあらゆる楽しさに取り組む場としての側面を持ち合わせながら、服作りを行うスリー クラフト ルーム(three craft room)。クリーンなイメージで一見シンプルに見える洋服は、裏付けされたひとさじの加減により着る人に心地よさや高揚感、奥行きをさりげなく与えてくれる。three craft roomアートディレクター置田陽介、建築家の井上真彦、グラフィックデザイナー横山道雄が身の回りの現象や要素からものづくりのプロセスを実験的に探求していくプロジェクト、エレメンツ(elements)は、代表作「Fire molding」を始め“FIRE(火)”をテーマに生み出したプロダクトを販売する。elements滋賀・甲賀に拠点を構えるノタショップ(NOTA_SHOP)は、陶製の作品を扱うお店。先日東京・神楽坂にて行われた「青花の会 | 工芸祭2020」へはギャラリーとして出展し、elementsを始めとする作家の作品をキュレーションした。NOTA_SHOPその他出展は、ジュエリーブランドのaokiyuri、kikkou、ATAKA、ファッションブランドのhatsutoki、デイデイ洋裁店、台北発のヂェン先生の日常着。単なる流行や消費とは一線を画した、新しいエッセンスに出会えるイベント「new essence」は3月3日まで開催中。【イベント情報】new essence会期:2月19日〜3月3日会場:LUCUA 1100 4階 催事場住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3時間:10:00~21:00出展者:aokiyuri (アクセサリー)ATAKA(ジュエリー)elements(花瓶)hatsutoki(衣類)itou(古道具)kikkou(アクセサリー)NOTA_SHOP(陶器)three craft room(衣類)デイデイ洋裁店ヂェン先生の日常着
2020年02月20日大阪を拠点に活動するシンガーソングライターのairlie(エアリー)。現在25歳の彼女は、これまで数多くの自主企画イベントを開催し、さまざまなジャンルのバンドやシンガーソングライターと共演してきた。【チケット情報はこちら】昨年10月には、『Night&Loop』や『革命の前兆』など全4曲を収録したE.P.『Days』をリリース。「愛や恋、虚無感や反骨心、諦めや悩みといったふと浮かんでは消える日々の中に潜む気持ちたちを切り取って、忘れないように歌にしています。曲を聴いて共感してほしいというよりは、それぞれの日々を思い出すきっかけになってもらえると嬉しいです」と思いを語る。2020年2月21日には、四谷天窓(東京都新宿区)で、『Days』のリリースを記念したツアーファイナルを行う。収録曲を中心に、音源化していない曲なども織り交ぜた「特別感のあるセットリスト」を考えているという。「ひとりの“ぼく”という人の、今を感じてもらえるようなストーリーを見せたい」と話す。また、今回ゲスト出演する、さのめいみ。と稲見繭(afloat storage)については「空間を引き込む力を持っているアーティストだと思っています。声、歌詞、佇まい、どれも素晴らしいです。そういう空気を一緒に感じてほしいです」。そもそもairlieが音楽を始めたのは、中学3年生の頃。当時大好きだったバンドのライブを初めて見た時に直感した。「ライブハウスの一番後ろからステージを見ているとき、根拠もなく直感的に『同じステージに立つんだ』と思いました。それまではただ音楽を聴くことが好きで、曲を作ったことも、作ろうとしたこともなかった」と話す。その大好きだったバンドというのは、NICO Touches the Walls(2019年活動終了)。airlie自身「間違いなく影響を受けている」と語る。そのほか、バックストリート・ボーイズやヴァネッサ・カールトンなど、昔から繰り返し聴いている洋楽にも影響を受けているという。普段の曲作りは、ギターを弾きながらメロディーと歌詞を同時に作るスタイルで、「”こういう曲を書こう”というよりは、ギターを弾いているうちに“こういう曲が書きたかったんだ”と気づく感じ。なので、ギターを弾くときは基本的にボイスメモをまわしたまま」と明かす。これからどんなアーティストになりたいのか尋ねると、airlieは「これからというより、ここ数年変わっていないことなんですが、ずっと『まっすぐ』歌っていたいです。負けず嫌いで理想が高い“ぼく”ですが、踏みしめる一歩一歩は確かなものだと思い続けているので、それをおもしろいと思ってもらえたら嬉しい。あとは、聴いて頂いている皆さんが各々思うように受け取ってもらえたらと思います」と答えた。公演は2月21日(金)、東京・四谷天窓 にて。チケットぴあにてチケット発売中。取材・文:五月女菜穂
2020年02月03日今回の「やさしいママのヒミツ」は、現代アートの島としても有名な香川県・直島で暮らす福島真希さん。CM音楽プロデューサー、シンガーソングライターとして活躍する夫の福島節(せつ)さんは、普段は東京、週末は直島に帰るという2拠点生活。真希さんは5歳の娘・渚ちゃんと友人の3人で暮らしています。以前はフリーランスのCMディレクターとして、忙しく働いていたという真希さん。仕事も生活もこれまでとはガラリと変え、直島への移住はどのようにしたのか、節さんの2拠点生活によって家族はどのように過ごしているのかなど、たっぷりとお話を伺いました。福島真希 さん節(せつ)さん、渚ちゃん(5歳)の3人家族北海道生まれ。株式会社東北新社にCMディレクター、プランナーとして入社。2013年にフリーランスになり、活動の幅を広げる。2014年に夫とともにOngakushitsu inc.設立後、ディレクターとして所属。2年前に香川県・直島に移住し、友人と一軒家を借りてシェア暮らし。真希さんが作詞を手がけ、節さんが作曲と歌を、直島在住の友人で人気漫画家 まつざきしおり さんがMVのアニメを担当したという動画 『あるある直島』 も話題に。HP: Instagram(節さん): @setsufukushima 直島は、子どもとじっくり向き合える環境早速、真希さんの平日のスケジュールを見てみましょう。 6:30 : 起床 7:00 : 渚ちゃんを起こして、一緒に朝食 8:10 : 一緒に家を出て、バス停まで見送り。そのまま美術館まで40分走って通勤 9:00 : 美術館の仕事へ 14:00 : 仕事を終え、1時間歩いて帰宅 15:00 : 家でゆっくり過ごす 16:00 : 保育園へお迎え。宿題、晩ごはん 18:00 : お散歩、お風呂 20:30 : 絵本を読んで寝かしつけ、一緒に就寝平日、夫の節さんは東京で仕事をしているため、ほとんどが渚ちゃんと2人の生活。ワンオペで大変かと思いきや、実は友人と家をシェアして住んでいるので、娘さんにとってはママが2人状態だといいます。「友人はごはん作り、私は洗濯や洗いものと、それぞれが得意なことを担当。何も言わなくても家事のいろいろを分業できるので、なんて楽なんだろうって思っています。みんなこういう風にしたらいい…!と思うほど最高です(笑)。今はミュージアムで案内やチケット販売などをしていて、外国人観光客も多いから英語での接客が日常的。現代アート作品の横で、おじいちゃんおばあちゃんが井戸端会議していたり、アート作品のメンテナンスの大変さを間近で見られたり、子どもにとっても面白い環境だなと思います」草間彌生さんの有名な作品「赤かぼちゃ」もある宮浦港も、渚ちゃんの遊びのスペース。渚ちゃんのリズムに合わせた、健康的な生活をしているという真希さん。仕事以外の時間は、渚ちゃんとじっくり向き合っているといいます。「通っているのは昭和の頃から幼保一体型になっているかなり珍しい園。島にひとつしかないのですがバスで送迎があり、保育園組だけお迎えに行きます。島に来て思ったのは、働くお母さんが多いということ。9時から13時までなどの時短勤務が多く、働きやすい環境があり、島の定食屋やカフェ、ゲストハウス、美術館まで、どこも人が足りていないので働き口がいっぱい。島のあちこちでお父さんも働いているので職場が一緒になったり、ママ友だけじゃなくパパ友もできて、いい意味でコミュニティが近いと思います」 幼稚園から英語教育があり、実は日本でも英語力はトップクラスだという直島。「のどかな島にミュージアムができたことで、今やグローバルに。不思議な場所ですね」と節さん。強い思いで決断した、直島への移住もともとはディレクターとして、映像の業界で10年間働いていた真希さん。早朝に家を出て、帰るのは夜中。すでに渚ちゃんは寝てしまっていて遊べない日も多かったそう。 東京にある節さんのスタジオにて。絵コンテを描いて撮りたい絵を説明する真希さん。今は映像の仕事からは一旦離れ、節さんのMVなどを撮る程度。 節さん、真希さんがこれまで手掛けてきた仕事は、アイドルからアニメ、ドラマまで多岐にわたる。今でも節さんの曲を聴かない日はないほど、さまざまな有名CMの音楽を手掛けている。「母に見てもらうこともありましたが、東京にいたときの方がワンオペの辛さを感じていました。“子どもがいるから17時までしか働けない”とか、娘がいることで制限されているような意識が少なからずあって。家に帰ってからも、早くコンテを描かなくちゃいけないのに、子どもがなかなか寝てくれないとか、子育てと仕事の狭間でストレスを感じることが多かったと思います。最初に仕事を受ける段階で、時短を条件としてやっているはずなのですが、いざ仕事がスタートするといないところで話を進められてしまい、『私がいる意味があるのかな』、『子どもといる時間を削ってまでやることなのかな?』と立ち止まってしまって…… その環境から距離をおきたかったような気がします。そんなときに訪れた直島での暮らしが、すごく魅力的に見えて。ある意味リセットするような状態でした」15年ほど前から定期的に直島に通っていた真希さんには、いつか直島に住みたいという憧れがあったのだとか。「通っているうちに港がすごくきれいになり、観光客もお店もどんどん増えていくのを見て『ここは発展していく場所なんだ』と思ったのが、結構大きなポイントでした。あと、娘は小さい頃からアトピーがひどく、かきむしって寝られず、寝かしつけのために深夜に何回も外を散歩しなければならないほどだったのですが、旅行で3日間過ごしただけで、薬を使わずにきれいになったことも大きかったです。海風や空気が合っていたんだと思います。そのときに一緒に旅していた友達を誘ったら『私も住む』と言ってくれて、家を探すことになりました」旅の帰り道でたまたま読んだのが、今や同級生の娘を持つママ友でもある、まつざきしおりさんの著書『直島古民家シェア暮らし』(KADOKAWA)。「島の暮らしを垣間見られてすごく良さそうだなと思いました。インスタに幼稚園のことなど子育ての様子も描いてくれていたので、移住のきっかけになりました」(真希さん)親戚も知り合いも、友達もいない状態でいきなり移住することに、最初は不安があったという真希さん。それでも移住したくて、ご主人を説得したと言います。「正直、最初は反対していました。直島が素晴らしい環境だとわかっていたけど、子どもが小さいうちから離れて暮らしてうまくいくのか、全くわかりませんでした。でも妻の性格上、絶対するだろうなと思いました。途中からは『やってみるしかないかな』と諦める気持ちで(笑)。実際に暮らしてみて、半年も経たないうちに娘の性格まで変わってきたので、移住してよかったなと思います」(節さん)まつざきしおりさん、娘さんの“みーたん”親子と、いつも集まる港にて。もともと内気で恥ずかしがりや、ママとパパの後ろに隠れているような子だったという渚ちゃん。今では島のみんなと仲良く、節さんと一緒に舞台に立って堂々と歌えるほどになっています。いつも一緒のみーたんと、海辺で遊ぶ渚ちゃん。「島の人が気さくに受け入れてくれたのが大きいですね。必要以上に入りこまずに見守ってくれている。小さな島だから生活圏が一緒。連絡を取らなくてもすぐに会えるから、ママたちもあっさりとしていて付き合いやすいんです。知らない人が沢山いて、広すぎる都会と違い、島だと常につながれる状態なので、逆にいい距離感を作れるのかもしれません」少し歩いただけで、知り合いに次々と会える。それが安心感にもつながっているそう。移住することで変わった仕事、暮らし方移住することでこれまでの仕事も、一度手放した真希さん。今までの生活とガラリと変わることで、苦労はなかったのでしょうか?「それが全然なくて。大変なのは最初の家探しと、家電を揃えるときに電気屋さんが週に1回しか来てくれないこと、虫が多いことくらいですね。壁は自分たちで漆喰を塗ったり、こちらに来て生活力が上がった気がします。慣れないうちは、ネットで買い物をすると離島は別料金かかることがあるとは知らず、すごくお金がかかったりしましたが、いざ生活用品が揃うと本当に不便することがありません」 古い家屋や神社をアーティストが作品にする「家プロジェクト」のある本村。強度を強くするために施された、焼き杉の壁が特徴的。直島の移住者には家賃補助もあるなど、移住者の受け入れ態勢があり、移住してくる人も増えているそう。「病院の診療所もあるし、予防接種は集団だから役場から連絡が来て行けばいいだけ。買い物もスーパーとコンビニがそれぞれ1個ある。お金の使い道がないので、お金も貯まります。友達と会うために電車に乗る必要もなく、カフェの代わりに家から飲み物を持ち寄って海辺で話したり。子どもたちは海が一番楽しいから、レジャー施設に行かなくてもいい。旬の野菜や魚などもよくいただくので、買い物に行かなくても冷蔵庫が潤っていく現象が起きるんです(笑)。小学校の制服も卒業するまで買うことがないくらい、お下がりが回ってきました。うちもサイズアウトした服を回したりしています」変わったのは、渚ちゃんと真希さんだけではありません。最初は反対していた節さんも、毎週末直島に帰るために仕事のスタイルを変えました。 週末だけ会える大好きなパパと一緒に。嬉しそうな渚ちゃん。「忙しい業界だから、それまでは土日の休みはなかったんです。今は土日休むことを周りに理解してもらえるようにどんどん働き方を変えていきました。今はむしろ直島との2拠点生活に、憧れを持ってくれている人もいます。プロデューサーから作曲家、歌と活動の幅を広げていくこともできました」(節さん)真希さんは、節さんの音楽が合いそうなカフェや本屋などを探してライブをブッキング。シンガーソングライターとしての活動も増えています。 本屋さんでのライブが注目を集め、メディアに取り上げられたりすることが増えたそう。渚ちゃんの絵が描かれたファイルに記事をまとめて。また、移住がスムーズにできたことには、ご近所に住んでいた島の有名人、じいじとばあばの存在も大きかったのだとか。「みんなに “じいじとばあば” のお世話になればいいよって言われて。ごはんをご馳走になったり、いろいろ心配してくれたり、何より娘をすごくかわいがってくれています。娘が体調悪いときにすぐに相談できる人が隣にいてくれるのはありがたいです。ここでは、みんなが見守ってくれている感があって、子育てする環境としてもすごくいいなと思います」島暮らしの理にかなった「もの選び」島には独特のチーム感があり「海に囲まれた島に暮らしているから、みんなで仲良くやろう」という感覚が強い気がする、と話す節さん。「常に誰かと会うし、鍵をかけないから家にいろいろな人が出入りする。僕はどこかにプライベートを確保したいタイプだけど、妻は寂しがり屋。一人でぼーっとしているのが好きじゃないから、直島の暮らしがすごく合っているんだと思います」(節さん)真希さんは東京でも人を招いてごはんを食べることが多かったと言いますが、仕事が終わらないので集まることはなかなか難しかったそう。「ここでは誘えば10分以内で来ちゃう(笑)。鍋などをしょっちゅうして、みんなでごはんを食べる機会がすごく多いんです」そんな福島家のごはん作りは、一緒に暮らす友人が担当、真希さんは食事のあとの食器洗いを担当しています。「家事は得意ではないので、いつも “ため洗い” をしてまとめて洗っています。ずぼらなだけですが、ため洗いすると意外と汚れもきれいに落ちるんですよね」洗う前に落ちにくい油汚れはキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗う、汚れの軽いものから洗うように。洗い桶に洗剤を入れてため洗いをすると、洗剤と水の節水、排水への負担の軽減にもつながります。実は半年ほど前から、サラヤのヤシノミシリーズを愛用しているという真希さん。「たまたま目にしたんですが、サラヤのボルネオ島での環境保護活動の記事を読んで、その活動が素敵だなと思い、ヤシノミシリーズを使うようになりました。企業として尊敬できるから『応援したい』という気持ちで選んでいます。香川県は降水量が少ないので、直島の水は岡山から海底トンネルを通って来ているんです。下水もちゃんと通ってはいますが、やっぱり島なので、排水や海の環境のことも意識するように。ヤシノミ洗剤で洗った排水は、微生物によって生分解されて地球に還るということも知り、ますますいいなと思いました」サラヤのヤシノミシリーズ。左から「ヤシノミ柔軟剤」、「ヤシノミ洗たく洗剤」、食器用の「ヤシノミ洗剤」。2004年からボルネオ島の生物多様性の保全に取り組み、持続可能なパーム油の活用と保全活動を広げている。 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 自然に囲まれた暮らしだからこそ、自然にやさしいものを選んでいきたいという真希さん。食器用の「ヤシノミ洗剤」は、気持ちよく落ちてくれるところが気に入っているそう。「パッケージもシンプルで、台所に置いておいてもかわいいですね。洗剤は島外に買いに行っています。頻繁に買いに行けない島暮らしにとっては、大容量のポンプ式ボトルは使いやすく、少量でもしっかり汚れを落としてくれるのは助かります」洗浄成分の濃度を16%にすることにより、手肌へのやさしさと洗浄力を実現。必要以上使わずに、すっきり汚れを落としてくれる。「ヤシノミ洗剤」本体(ポンプ付き/400円)、詰め替え(480ml/270円) 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う また、渚ちゃんも節さんも肌が弱いことから、洗たく洗剤は特に天然成分が多いものを選ぶようにしてきたといいます。「いいものはないかとずっと探していたら、ヤシノミシリーズにたどり着いた感じです。乾燥機にもかけるので柔軟剤は必須。はっきりとした違いは正直わからないのですが、アレルギーにも影響があると言われている合成香料が入っていなくて無香料だから、安心して使っています」肌刺激のある合成香料や着色料、抗菌剤などは無添加。高い洗浄力と肌へのやさしさを両立する「ヤシノミ洗たく洗剤」(600ml)。吸水力の低下を防ぎ、ムレやベタつきも抑えてくれる「ヤシノミ柔軟剤」(600ml)※いずれもオープン価格 楽天で買う | amazonで買う | ロハコで買う 孤独を感じない、子育てを楽しむ豊かな自然のなかで、いつも大勢の大人に囲まれて過ごすことが多くなった渚ちゃん。直島では、大人も子どもも同じ土俵で楽しむことができるそう。「娘の興味持ったものを自分も楽しむこと、私が楽しいと思ったところはどこでも連れていくことを大事にしたいです。先日、島で寄席があり、大人しくしていられるか心配しつつ連れて行ったのですが、正座して見て誰よりも笑って聞いていました。こういうものも一緒に楽しめるようになったことは発見でしたね。舞台も好きなので、子どもOKのときには島内外問わず連れて行くようにしています。去年の瀬戸内芸術祭も積極的に一緒に行くようにして、何がおもしろかったか聞くのが楽しかったです。予想外のものを気に入ったり、『それをそう感じるのか!』という発想力に驚きました」もちろん、ずっと一緒にいるからこそ、ときにはイライラすることもあるのだとか。「一緒に勉強していると、数分前にやったことをまた聞いてきて、教えながらついイライラしてしまうことも。でも、娘が好きなユニコーンがついた鉛筆を“ユニコーン先生”として登場させて、私じゃなくてこの先生が教えていると思うと怒らずに教えられる、ということに気がついたんです(笑)。ワンクッションおくことは大事ですね」たまたま家にあったというユニコーンの鉛筆が“ユニコーン先生”。それでも東京にいた頃に比べたら、子育てをはるかに楽しめていると語ります。「東京にいるときは、子どもと一緒にいることがストレスに感じることがありましたが、こっちにきたら全然それがなくて。娘によって制限されている仕事から離れたら、逆に娘によって得られるものにすごく気づくようになりました。娘がいるからこそ、島の人に覚えてもらえたり、助けられることも多いと思います。不思議なのですが、東京にいるときは公園に行っても “付き合っている” という感じですぐ疲れてしまい早く帰りたかったのですが、こっちにいると日が暮れるまでエンドレスで遊べるんです。日々の暮らしの中にもいろいろな気づきがあって、勉強させてもらっています」渚ちゃんにはこのまま素直に、すくすく育ってほしい。そう語る真希さんが、いつも笑顔のママでいる秘訣は、心と身体を健康に保つことだといいます。「よく寝ることはやっぱり大切ですね。こちらに移住して生活するようになって、私も渚も全然風邪を引かなくなりました。夕方のお散歩では、コンビニでアイスを買って海辺に行き、夕日を見ながら食べるのが好きです。ぼんやりする時間を一緒に作ることが何よりも楽しい。みんなで夕飯をもちよって海辺にレジャーシートをしいて、日が落ちるまで食べたり、自然と共に生きている感じが最高なんです。ここにいると孤独感もないし、ひとりで子育てをしている感じはしません。みんなに見守ってもらって、感謝しています」ヤシノミ洗剤を上手に使う4つのコツ 「エコ洗剤って汚れが落ちにくい? どんなふうにやさしいの?」そんな疑問を解決。人気コミックライターまりげさんのほっこり描きおろしマンガとともにご紹介しています。 詳しくはこちら >> 子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシノミ由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2020年01月30日異常気象の影響なのか、昨年は例年になく大きな台風が日本列島を襲った。キャンピングトレーラーを置いてある八ヶ岳も例外でなく、一回はほぼ直撃だった。自宅の横浜にいながら、テレビの台風状況を見ながら、「大丈夫かな?オレのトレーラー」と不安になってしまった。■ 山で一番怖いものは…風!Yama / PIXTA(ピクスタ)山で一番怖いのは、雨ではなく、風だと思っている。僕の土地は比較的、水はけもいいし、急斜面でもないので、土砂崩れや川の氾濫などの心配はほぼない。でも、風は怖い。風はいきなり周辺の木を倒してしまうからだ。立ち枯れや虫食いで元気のない木が倒れるのはしかたないが、外見は健康そのものの大きな木が台風後にいきなり倒れているのを別荘地内で目撃して、「倒木って怖い」と実感したのだ。近所の別荘では高さ30mはあるかと思われる針葉樹が倒れこみ、バルコニーが完全に破壊されているのを見てぞっとした。もしこれが母屋に直撃していたら、この別荘、半壊だったなと思った。■ 正直、倒木なんて他人ごとだと思ってたGraphs / PIXTA(ピクスタ)僕はこれでも長野の山国育ちで、学生時代は山岳サークル所属。山はそれなりに知っているつもりだった。それなら倒木の危険性も早く実感しとけよ、という話なのだが、山村の集落には観賞用の庭木がある程度で、倒木なんて見たこともなかった。そういえば、昔、父親が2階の屋根を越える高さの庭木は縁起がよくない、と言っていたことを思い出す。周辺の家も確かに2階の屋根を越える木はなかった。もしかしたら、それは田舎の生活の知恵だったのかもしれない。happyphoto / PIXTA(ピクスタ)山登りにしても、山深いルートほどそこに家屋はないし、人工物がないから倒木を見ても自然の美しき営みとしてしか見ていなかった。それが自分のキャンピングトレーラーを森の中に置いてみると、あれもこれも倒れてくるんじゃないかと急に不安になってくる。そういえば昨年初夏に隣地の木が一本が倒れてきたことを思い出した。管理事務所に連絡すると、すぐに隣地所有者に連絡してくれて処理してくれたが(こういうところは別荘地の利点だ)。■ キャンピングトレーラーギリギリの位置で倒木!さてさて、秋の大型台風が去ってからしばらくして、時間が出来たので、横浜から清里に向かった。近づくにつれ、倒木でペシャンコになっていたら、どうしよう、と若干不安になってくる。森の車道の最後の角を曲がって自分の土地が見えた時は正直ほっとした。なんとか無事だった。しかし、しかし、やっぱり敷地内で倒木が発生していた。しかもキャンピングトレーラーギリギリの距離で倒れていた。根元から倒れ、電線にひっかり止まった倒木。不幸中の幸いと言えるか分からないが、電線に倒れ掛かった木は東京電力が無償で処理してくれたこと。勉強になりました。あと、倒れる方向が1.5mズレていたら、やばかった。高さ20mほどの広葉樹。しかも、元気のある木だと思っていたのでノーマークだった。しかし、倒れた根元部分を見てみると、内部の1/3ほどがスポンジ状になって菌に侵されていた。そして、木は近くを走る電線にもたれかかって止まっていた。手で押してみたが、ビクともしない。これも管理事務所に連絡だ。トホホ。■ 木々に囲まれているから、森。という当たり前の事実JACK SWING / PIXTA(ピクスタ)「もう少しで危なかったですね」。背後でそんな声がして振り向くと、犬を連れた初老の男性がいた。初めて見る人だったが、近くにある別荘の住人らしかった。「この間の台風、風すごかったからねぇ。このへんもあちこちで倒れたよ」と教えてくれた。「倒れそうな木って事前に外観で判断できるんですか?」と僕は聞いてみた。「いやいや、それは分からないよ、だから困るんだよね」と言う。でも、広葉樹が倒れるのは珍しいね、と言う。「この辺では松とかモミとか針葉樹がよく倒れるね、針葉樹は根が浅いから」と教えてくれた。見回すと、隣地に針葉樹の高木が結構あるではないか。もし、あれが倒れてきたら、この距離ならキャンピングトレーラーまで届くな、という木が何本もある。「まぁ、とりあえず悪天候の日はここに泊まるの止めとこうかな」とぼんやり思った。都会暮らしでは考えもしないことだが、これも森暮らしについて回ることなのだと理解した。そもそも木々に囲まれているから、森なんだし、この森感はやっぱり捨てがたいな、と思った。
2019年01月23日女優の真野恵里菜が18日、自身のブログを更新し、夫であるサッカー日本代表MF・柴崎岳のいるスペインに生活拠点を移したことを報告した。7月に柴崎と結婚した真野。「ほんの少し前から生活の拠点を夫のいるスペインへと移しました。そして、公表はしていませんでしたが私の大切な家族である愛犬も一緒に。長時間の飛行機移動頑張ってくれてありがとう」と報告した。続けて、「私の仕事がひと段落しやっと夫婦生活が始まりました。スペインは何度か訪れていたとはいえまだまだ慣れない地なので言葉などは夫がサポートしてくれています」とつづり、「私も新しい環境や言葉に少しでも早く慣れ日々の生活で夫のサポートがしっかりできるよう頑張ります!」と意気込みを記した。
2018年09月19日そもそも、なぜ森が欲しかったのか……。それはひとことで言ってしまうと、もう一つの場所が欲しかったからだと思う。いま風に言えば、住居の2拠点化ということになるかもしれないけれど、僕としてはそこまで大げさなことではないと思っている。■ フリーのカメラマンになったものの…きっかけは20年前。その時、僕は30歳でフリーのカメラマンになったばかりだった。チータン / PIXTA(ピクスタ)8年間勤めた新聞社時代は休日が極端に少ない職場で、そもそもお盆や正月休みという発想するない職場だったので、僕は長期の旅行に飢えていた。フリーになったのはいいけど、基本超ヒマだった(笑)。そんな時、取材で知り合った友人から、誘いを受けた。友人は数年前からロシア語を習っていて、同国東端カムチャッカ半島のペトロパブロフスキーという都市に留学中だった。現地の大学で日本語も教えながら、自身もさらなるロシア語上達を目指していた。大学側からアパートの一室をあてがわれていたが、本人は日常会話の上達のために一般の家庭にホームステイしていた。「使ってないアパートが一部屋あります。ただいま無料で貸出中です」という半ば冗談の話に、僕が乗ったのだ。■ ひょんなことからロシアでひと夏を暮らすことに!ガジュマル / PIXTA(ピクスタ)ということで、フリーになった最初のひと夏はロシアで過ごすことになった。何かおもしろい写真でも撮れたら、どこかに発表できるかも……という思いもあった。ペトロパブロフスキーという町は想像以上に大きな町だったが、軍港だったため数年前まで外国人には公開されていなかったこともあり、観光地的な雰囲気は一切なく、どこか殺伐としていた。それでも郊外に足を伸ばすと雄大な自然が広がり、美しい草原が広がっていた。そして、時々、小屋のようなものが点在していた。それは決して別荘のような豪華さはなく、どれも質素で、中には限りなく物置小屋に近いものもあった。■ 「ダーチャ」ってなんだ?katsuhiko / PIXTA(ピクスタ)「あれはなんですか?」と友人に聞くと、「ダーチャです」と教えてくれた。こちらの人は平日は都市のアパート暮らしだが、週末は家族で郊外のダーチャで過ごすのだという。ダーチャを日本語に訳すことはなかなか難しいが「菜園付きDIY小屋」という感じだろうか?「ほとんどの人がダーチャは持っているはずです。なぜならソ連時代に国から与えられたものだから」と友人。特に夏になると、ひと夏をずっとダーチャで過ごす家族も多いという。目の前には自分たちで開拓した家庭菜園があり、食材はたっぷりあるらしい。■ 2拠点=「別荘」という発想は日本人だけ!?今でこそ、日本でも「2拠点」というライフスタイルが注目されているが、ロシアではごくごく当たり前のこと。その後、東欧や北欧もあちこち旅したが、呼び方は違うものの(例えばデンマークではコロニへーヴェ)、同じような質素な小屋を持ち、週末をそこで過ごすライフスタイルを何度も目撃した。という僕の個人的な旅体験もあって、週末の「2拠点」って、普通でしょ!(ただし、日本は除く)というのが僕の中にではどんどん大きくなっっていった。日本で週末の2拠点というと、ほとんどの人は「別荘」以外の選択肢ないという発想に陥ってしまう。そして、別荘→軽井沢→あり得ない贅沢、という思考ループからは決して抜け出せない。(ああ、日本人ってなんて可哀そうなんだ!)ポーランドを旅した時に撮影。手前の小屋は10平米あるかどうかのシンプルさ。クラクフという都市の中心部からバスで20分の場所にあった。スウェーデンのサマーハウスも実際にいくつも見たが、電気はもちろん、水道だってないものもあった。ムーミンのトーベ・ヤンソン(フィンランド)のサマーハウス日記『島暮らしの記録』(筑摩書房)を読んだことがあるが、それはそれは質素だった。「なしで済ますものが多いほど、実は豊か」という言葉のように、逆に非日常で、不便を楽しみ、わくわくしているようだった。こちらは僕が森を購入した清里。一面、びっしり熊笹に覆われていたが、定期的に何度か草刈りを繰り返すうちにだいぶ地面が見えてきたということで、僕の森は別荘地にあるが、電気、水道は引いてない。もちろんお金さえ出せば、すぐに引けるが、当分そのつもりはない。目指すは、別荘ではなく、ダーチャなのだから。目指せトーベ・ヤンソン!
2018年08月30日森がほしいとずっと思っていた。けれど世間では、かなり少数派らしく、「家がほしい」「家探しています」と話題にする人は珍しくないが、「なかなかいい森がなくて」と話す人に今まで一度も会ったことはない。会ったことはないが、僕自身は3年をほど「いい森」を探していた。そこに小屋を建て、週末、時々そこで過ごすための小さな気持ちのいい森をずっとほしいと思っていた。■ 「森」はどこにも売っていない3年かけて見つけた小さな森(山梨県清里)。周囲より少し小高く、風通しがいい。けれど、森はどこにも売っていない。ネットで検索しても、さすがのアマゾンにも森は売っていなかった。地方の森林組合みたいなサイトで時々、販売情報などがあったが、面積が東京ドーム100個分ぐらいの広さ(しかもアプローチの道がない)。とても個人が買えるものではないし、その情報はなぜか西日本に多く、横浜に暮らす僕には現実的ではなかった。結局、出た結論はどこかの別荘地の一角を買う、という至極単純な手法。当たり前だが、アプローチの道(しかもアスファルト)もある。きっと森を買う方法はほかにもあると思うが(例えば個人的なコネがあるなど)、不動産屋が仲介するし、素人にはこれが一番現実的だと思った。■ で、別荘地っていくらするの?PhotoREX 21 / PIXTA(ピクスタ)別荘地であれば、確かにたくさん売っている。ネットでも多くの情報があふれている。あとはエリアを選べばいいだけだ。横浜から車で2~3時間で行けるエリアに絞ると、自然な流れで富士山麓周辺になった。河口湖や山中湖のエリアを探し、実際に何度か現地に足も運んだ。けれど、もともと土地勘もなく、なんだか自分にはしっくりこなかった。そして、次に八ヶ岳南麓周辺のエリアを考えた。NISH / PIXTA(ピクスタ)実は僕は長野県茅野市生まれで、八ヶ岳は超地元。現在も実家があり、年末年始や夏休みなど今も時々帰省するエリア。土地勘もあるし、地図なしでもたいがいどこにでも行ける。将来的に小屋を建てるとしても、実家の軽トラや大工道具なども借りやすく、なにかと便利だと思った。富士山麓と比べれば、若干遠いが、帰省と絡めることもできるし、八ヶ岳エリアに絞ることにした。でも、別荘地っていくらするの?と最初は見当もつかなかったが、決して多くはないが100万円前後の土地もあるということが分かった(ただし多くが傾斜地)。予算はとりあえず100万円と自分で決めて、ネットを中心に探し始め、気なる物件があると現地に何度か見にいった。なるべく平坦地を探した。さらにエリアも絞った。Hiroko / PIXTA(ピクスタ)中央道のICでいうと「小淵沢」「長坂」の2ポイント周辺。ちなみに僕の実家の最寄りのICは小淵沢ICの一つ先の諏訪南IC。ここが重要なのだけど両ICの間には山梨、長野の県境がある。探したエリアは山梨県、でも八ヶ岳山麓であれば土地勘はある、というのが僕には重要だった。なぜなら、実家近く(長野県)は避けたいと思った。もちろん、周辺には蓼科などたくさんの別荘地があるが……(理由については次回以降に)。■ 求む!「森」感のある土地。予算は100万円Moco Lock / PIXTA(ピクスタ)何度か現地に行くうちに、エリアをさらに絞り、清里を中心に探すことにした。子どものころから、一番近い夏のリゾート地として家族で何度か遊びに来た思い出もあったし、学生時代は山登りサークルに所属していたので、周辺はよく歩いた土地。久しぶりに訪ねた清里はバブル期の駅前の原宿を思わせる喧騒はすっかりなくなっていて、品よく落ち着いた雰囲気になっていた。「清里いいなぁ」と実感。条件は、予算100万円で、平坦地。周辺にほかに建物があまりなく、「森」感のある土地。僕自身の中で探す熱意の波があったこともあり、その土地に巡り合うまでに結局3年もかかってしまった。
2018年07月24日二拠点生活で共働きの筆者。新居でのキッチンは「汚れにくくて、掃除がしやすいこと」にこだわりました。選んだ設備はすべてショールームのコーディネーターさんが勧めてくださったものですが、毎日ほぼすべての設備をフル稼働しています!どれも便利で使いやすく、家事がとてもラクになったので、コーディネーターさんには感謝しきりです。今回は、新居で採用したキッチン設備の中でとても良かったものを5つ、ランキング形式でご紹介します。それでは第5位からご紹介しましょう!我が家のキッチンはクリナップの「クリンレディ」※【二拠点ギリギリ日記】これまでの記事を読む■ 第5位「ステンレスキャビネット」カビやニオイも付きにくい!引き出しはすべて底板までステンレスキッチン本体のキャビネットは、ワークトップから側面・底面までの構造、引き出しの底板、レーン受けまで、ほぼすべてがステンレスでできています。キャビネット側面もステンレスステンレスはカビが繁殖しにくい上にニオイも付きにくいので、キッチンを清潔に保つのに一役買ってくれています。調味料がこぼれても染み付きません!調味料がこぼれても汚れが染みにくく、サっと拭き取れるのでとても衛生的です。■ 第4位「ゴミ箱付きのカップボード」は通路を広く確保できる!ゴミ箱はカップボードに収納カップボードは、ゴミ箱が収納できるようになっています。我が家では生ゴミは冷凍して捨てているので、こちらのゴミ箱にはニオイの少ないものを分別して捨てています。全部引き出せるのでお掃除もラクゴミ箱は3つ付いています。一気に引き出せるので、お掃除も簡単です。収納できるので通路の邪魔になりません我が家はコンパクトな平屋ですが、ゴミ箱を収納したことで通路を広く確保できました。■ 第3位「幅広なワイドシンク」水切りカゴが入っても、まだスペースがありますシンクは幅の広いものを採用したので、汚れた食器から調理器具まで、すべて入ってしまいます。シンクが大きいと、水跳ねがワークトップまで及ぶことも少ないです。フライパンやお鍋も入るゆったりサイズ水切りカゴを掛けておいても、食器や鍋、フライパンが無理なく収まるので、ゆったりと洗い物ができます。漂白剤を使ったつけ置き洗いも、一気にたくさんできますよ!■ 第2位「ラク旨グリル&オーブン」ニオイまで簡単に取れる!ラク旨グリル&オーブン(日立製作所)操作ボタンは収納できるタイプ両面焼きのグリルは珍しくなくなりましたが、新居に引っ越す前は焼き網をゴシゴシ洗うのが面倒で、魚を焼くのは敬遠していました。焼き網はなく、波皿を使いますでもこちらのグリル、焼き網の代わりになる波皿は汚れがスルッと落ちてしまう表面加工付き。汚れだけでなく、ニオイまで簡単に取れてしまいます。そしてグリル庫内は簡単に拭けるので、お手入れが本当にラクです!グリル内は広々、秋刀魚もそのまま入ります何回か使用してニオイが気になる時は、クリーニング機能を使って庫内の汚れを焼き切ることができます。このグリルのおかげで、夜新幹線で帰って来て疲れていても、夕食に焼き魚を出せるようになりました。夫からも「平日に魚が食べられるのはうれしい」と、大好評です!■ 第1位「省エネナビ付き深型食器洗い乾燥機」は絶対に手放せない!家を建てるなら絶対に導入したかった食器洗い乾燥機。これはもう絶対に手放せません!大容量の深型食器洗い乾燥機こだわったのは「深型」「節水・節電」「除菌」の3つのポイントです。深型ならではの利点ですが、大人2人分の食器と小さな鍋、直径28cmのフライパンまで余裕で入ります。二人分の食器食器類に直径28cmのフライパン、鍋も余裕で入ります食器洗い乾燥機は水道代や電気代が結構かかると思われがちですが、我が家で採用した省エネナビ付きのものは手洗いより節水ができ、電気代もあまりかかりません。さらに、バイオパワー除菌効果で高い洗浄力を発揮してくれるので、洗い残しが非常に少ないです。油っぽい汚れがある時はお湯で予洗いをしてからセットしますが、これまで使ってきて二度洗いをしたこともないです。非常に優秀!洗浄に入る前。バイオ除菌中!操作性も良いですまた、筆者は慢性的な手湿疹を抱えていて、ゴム手袋にすら反応して荒れてしまうほどだったのですが、食器洗い乾燥機のおかげで症状が一気に改善しました。いつも手がボロボロなのを気にしていたので、それがなくなったことも採用して良かった点の1つです。いかがでしたか。キッチンの設備は日々進化していて、魅力的なものも多いのであれもこれも取り入れたくなってしまいますが、譲れない機能を優先的に採用していけば、納得度の高い空間に仕上がるはずです。ご紹介した5つの機能は、どれも筆者の生活をより良いものにしてくれています。心からオススメできるものばかりですので、ぜひ検討してみてください!これまでの記事をよむ『二拠点ギリギリ日記』1. 「「住みたい街No.1」の場所に住めたはずが…」2. 「昼とはこんなに違うの!一変した「夜の風景」に馴染めず寝られない…」3. 「旅行気分の抜けない「週末婚」をよりこじらせてトラウマに…」4. 「車社会だから空気が悪い、同じブランドでも品揃えが違う!? 「地方都市」のリアル」5. 「これをやると100%嫌われる!田舎で浮いてしまう移住者の特徴3つ」6. 「虫退治、BBQ…。移住者がやりがちな迷惑行為って?」7. 「午後3時に雨戸が閉まる!? ライフスタイルの違いを感じるエピソード3つ」8. 「大手ハウスメーカーで家を建ててトクした3つのこと」9. 「「ハウスメーカー選び」の決め手になった営業さんの特徴3つ」
2018年05月10日二拠点生活をしている栃木県もすっかり春の陽気で、汗ばむくらい暑い日もあります。近くの空き地にはタンポポがたくさん花を咲かせています。都会暮らしをしていた頃は、春の訪れを感じさせる可愛らしい風物詩の一つだったタンポポ。しかし、庭を持つようになってからというもの、綿毛でタネを飛ばしてくるタンポポは庭の生態系を脅かす驚異でしかありません!近所の子どもたちが摘んでいってくれるのを待つか、除草剤を撒くか、悩ましいところです。暖かくなって、木の葉もハリを取り戻しつつありますさて今回は、筆者が家を建てるにあたり、ハウスメーカー選びの決め手となった営業さんの3つの特徴についてお話いたしましょう。cba / PIXTA(ピクスタ)※【二拠点ギリギリ日記】これまでの記事を読む■ 特徴1.不動産屋とも仲が良く土地を知り尽くしていたYNS / PIXTA(ピクスタ)分譲地に限らず、とことん気に入った土地に家を建てたかった筆者夫婦。ハウスメーカー探しと同時に土地探しもしていたのですが、目星をつけていた土地について各々の営業さんにご相談したところ、みなさんまったく異なる反応をされたのです。我々は3社のハウスメーカーの営業さんと同時進行で打ち合わせをしていましたが、1社目は20代前半のお若い方、2社目は支店長さん、3社目はこの近在のエリア統括部長さんでした。1社目の方は「いい土地ですね!早速、地盤調査をしてみましょう」とだけ言って、すぐに家のデザインについて話が進みました。2社目の方も土地については特に話すことがなく、「この土地にあった最良のプランをご提案します」という流れになりました。そして、我が家とご縁があったのは、3社目の営業さんです。この方は地域の成り立ちや土地を売っている不動産屋のこと、田舎にはよくある都市計画地域ならではのリスクの有無、さらには土地の売主さんのことまでよく知っていました。土地の売主さんの名前を言えば「ああ、その方は大きな地主さんで土地活用なども積極的にされている方ですよ」と、すぐわかったようです。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)不動産屋の営業さんたちとも時々飲みにいかれるような関係を築かれていました。こうした情報は、縁もゆかりもない土地に家を建てようとしている筆者夫婦にとっては大変心強く、安心して家づくりをお任せできそうだと感じました。■ 特徴2.優秀な建築士をブッキングしてくれた朝のリビングハウスメーカーを選ぶ際は、設計プランや見積もりも比較材料になります。ここで建築士が登場するわけですが、ハウスメーカーでは何人もの建築士を抱えています。そして、新人からベテランまで、誰に当たるかはわかりません。kou / PIXTA(ピクスタ)3社目の営業さんが我が家にブッキングしたのは、同僚で実績のあるベテラン建築士でした。ハウスメーカーの技術力や得意とする工法を知り尽くしている方で、デザインにも定評のある方なのです。リビングの折り上げ天井も建築士からのご提案プランを見ながらこちらの希望も伝えていきましたが、やめておいたほうが良いこともハッキリと言ってくださったおかげで、引っ越してからとても快適に過ごせています。コーナーサッシで採光もバッチリですこの方をブッキングしてくださった営業さんには、今でもとても感謝しています。■ 特徴3.営業さんと生活感が合うmomo / PIXTA(ピクスタ)我が家を担当してくださった営業さんは東京出身で、大学卒業後にハウスメーカーに就職。入社時の配属で栃木県に住むことになった方です。それまでは大都会の便利でキラキラした生活に浸っていたので、入社直後は都落ちした気分になることもあったそうです。筆者も移住するまでは、ずっと便利な首都圏に住んでいたので、地方での生活には正直不安がありました。でも、車が運転できないことや都会の賑わいが好きだということも理解してもらえたので、些末なことでも気兼ねなく相談ができ、そんな雰囲気が非常にやりやすかったのです。生活感の合う方は「理想的な暮らし」のイメージも近いので、伝わらなくてイライラすることも少なくなりますよ!明るいダイニングは白壁効果の賜物ですいかがでしたか?ハウスメーカーの家というと、個性がなく量産されているようなイメージを持たれる方も多いですが、関わる人によってはいかようにも変わります。満足度の高い家づくりのために、ぜひスタッフの方の人となりにも目を向けてみてください!これまでの記事をよむ『二拠点ギリギリ日記』1. 「「住みたい街No.1」の場所に住めたはずが…」2. 「昼とはこんなに違うの!一変した「夜の風景」に馴染めず寝られない…」3. 「旅行気分の抜けない「週末婚」をよりこじらせてトラウマに…」4. 「車社会だから空気が悪い、同じブランドでも品揃えが違う!? 「地方都市」のリアル」5. 「これをやると100%嫌われる!田舎で浮いてしまう移住者の特徴3つ」6. 「虫退治、BBQ…。移住者がやりがちな迷惑行為って?」7. 「午後3時に雨戸が閉まる!? ライフスタイルの違いを感じるエピソード3つ」8. 「大手ハウスメーカーで家を建ててトクした3つのこと」
2018年05月05日福岡を拠点に活動する劇団万能グローブガラパゴスダイナモス。“ある一定の状況下でもがく登場人物の葛藤やフラストレーションを、あくまでポップに笑いに昇華させるシチュエーションコメディ”を持ち味に幅広い層から支持を受け、活動も11年目を迎えた。そんな彼らが年末からツアーを開催。公演を前に、脚本・演出の川口大樹、役者の椎木樹人、横山祐香里、西山明宏に話を聞いた。劇団万能グローブガラパゴスダイナモス チケット情報今回の作品「月ロケット」はモチーフが“人間の欲望”。「とある場所に悪魔に誘導されて集まってきた人間たち。彼らは夢を追っているんですけど、そこに『寿命を払ったら、願いを叶えてやるぞ』と悪魔が提案してくるとこから始まるストーリー。最初は『とんでもない!』という反応していても、欲望に負けて『寿命5分だったら…』とか思い出す。で、30分払ったらここまでできるのか、1時間払ったら、3日払ったら…みたいに、どんどんエスカレートしていく。でも、それを深刻に描くのではなく、あくまでコメディに仕立てたいなと思っています」と、川口。その言葉を受け、旗揚げから役者として活躍する椎木が「言うなれば“寿命ガチャ”。でも、だんだん体調が悪くなるとかだとキツいですよね」と苦笑。観客も「そんなものに引っかかるなんて」と笑いながら観ている内に、自分の中の欲望や悪魔的部分に気が付き、ちょっとゾッとする部分もあるかもしれない。「人間の欲望は深いですからね。知らず知らずの内に、悪魔に翻弄されてしまう部分はあるんじゃないかな。その辺りも楽しんで頂きたいですね」(川口)結成10年を経て、今なお進化中の彼ら。今回は福岡、東京、宮崎の他、初めて上演するという熊本を含めての4都市ツアーだ。「うちの劇団は“劇を創る”事だけでなくて、“お客さんが劇場に来て楽しむ空間を作る”というところにかなり力を注いでいるんです。演劇に苦手意識がある人にこそ、観て欲しい」(川口)「福岡・東京・宮崎・熊本、それぞれの宣伝チームでブログの閲覧数を競う「G-1杯」も開催したり、ガラパらしさ全開で盛り上がってます。これも劇場に導くまでの期間の楽しみ方ですね。そういう試みが、作品を創る勢いにも繋がってくると思うので、楽しみにしていてください」(椎木) 「面白い作品を創れば、場所はどこであっても通用すると思うので、初の熊本公演も楽しみです」(横山)。そして、本公演への参加は今回が初だと言う西山は「今回の公演が自分のオーディションのような気持ちで頑張ります」と、それぞれ意気込みを語った。公演は12月2日(金)・3日(土)熊本市男女共同参画センターはあもにい 多目的ホール、12月7日(水)~18日(日)福岡・ぽんプラザホール、1月7日(土)~10日(火)東京・駅前劇場にて。チケットは発売中。
2016年11月18日2箇所以上に生活拠点を持つ、多拠点生活が注目されています。デュアルライフなんてカッコイイ呼ばれ方もするようですが、実現するとなるとハードルが高そうですよね。実は私もバリ島と日本を7年ほど行き来して、現在は3:7くらいの割合で双方で生活をしています。そこで、二拠点生活を体験してみて感じたメリットとデメリット、さらに実現するためのポイントを2回に渡りご紹介したいと思います。第2回は、二拠点生活を実現するための具体策について考えてみたいと思います。大きな課題は家と仕事二拠点生活を始めるにあたり壁になるのが、前回の記事でデメリットとして紹介した2つポイント「住居」と「仕事」の問題です。住むところがなければ始まりませんし、仕事がなければお金を得ることができません。私の例も交えながら、解決策を紹介したいと思います。課題1「住居」二拠点というからには、住まいを2箇所に確保する必要があります。現在、賃貸に暮らしている人にとっては、もう1箇所家賃が発生する可能性もあるので、簡単な問題ではありません。ただダブル賃貸になるとしても、解決策はあります。「現在の住まいの借り手を探す」不在期間中に現在の住まいを誰かに貸し出せば、家賃負担が軽くなります。友人であれば安心ですが、airbnbのような宿のマッチングサイトやSNSで呼びかけてみるのも良いでしょう。ただ、賃貸物件の又貸しは禁止されている場合もあるので、気になる場合は家主と交渉してみることをおすすめします。「実家に戻る」思い切って実家を日本の拠点にしてしまうのも、方法の一つ。家賃が格安で済む可能性があり、家を家族が維持してくれるという点でも安心です。現在、私はこのパターンで、日本の拠点は実家です。ただし、家族との関係維持という別の課題があることも覚えておきましょう。家賃だけでなく、家事の分担や生活スタイルの調整ができないと、一緒に生活することが厳しいかもしれません。「賃料の安い地域を探す」東京では敷金や礼金など、賃貸物件の契約には高額な初期費用がかかることが多いですが、一歩東京を出てしまえばその限りではありません。地方によっては一軒家が5万円なんて、破格値で貸し出されていることも。さらに海外になれば、日本の常識では考えられないような整った設備の住居が格安で貸し出されている場合もあります。こうした情報は不動産サイトよりも、現地のコミュニティサイトの方が情報が充実しているので、気になる地域のコミュニティサイトにアクセスしてみるのがおすすめ。実際に気になる地域に出向いて、コワーキングスペースに顔を出してみるのも良いでしょう。同じように多拠点生活をしている人から、優良な情報をもらえる可能性があります。ちなみに、私の住むバリ島のウブドでは、こちらの「Ubud Community(ウブドコミュニティ)」というコミュニティが人気。利用者から賃貸情報の他にも様々な情報が集まる上に、管理体制がしっかりしているので情報の質が高く利用者の信頼を得ています。課題2「仕事」複数の拠点を移動するので、1箇所に留まって仕事を続けることは不可能です。現在は、働き方も多様化しているので、会社や仕事にこだわらなければ、特別なスキルがなくても多拠点生活を実現する方法はあります。「リモートワークを推奨している会社で働く」決まったオフィスに出勤せずに、社員が自由な環境を選んで働くことができるリモートワーク。IT系の企業ではリモートワークを推奨している会社もあるようです。ただ全体としてみると、リモートワークができる会社や業務は限られているので狭き門であることは事実でしょう。「フリーランスとして働く」私の仕事の一つがこちら。フリーライターはネット環境さえ整っていれば、基本的に世界中どこにいても働くことができます。ライターに限らず、プログラミングやデザイン、写真など、興味のある技術を磨いて売り込んでみてはいかがでしょう。「個人で事業を始める」そして、私のもう一つの仕事がこちら。バリ島で仕入れた品や作った商品を、日本で販売する小さな事業を運営しています。店舗を借りて従業員を雇うことができればベストですが、そこまで費用をかけられない場合は、期間限定ショップやイベントへの出店、ネットショップやハンドメイドサイトなどに出品する方法もあります。商品買い付けを兼ねて、好きな国に拠点を築くことも不可能ではありません。「長期休暇を取れる仕事を探す」一定の期間に集中的に働き、残りの期間はもう1箇所の拠点でのんびり生活するというのもありです。派遣社員として働くも良し、季節アルバイトとして農業に携わったりリゾート地で働いてみるのも良いでしょう。自分スタイルの二拠点生活を例に挙げたのは具体策の一例です。私の友人は二拠点生活を実現させるために、派遣社員をしながら不動産経営やフリーライターをし、自宅をサロンとして貸し出すなど、様々な可能性に挑戦しています。住居にしろ仕事にしろ、最初から自分にぴったりはまるスタイルが見つかるわけではありません。大切なのは焦らず、自分なりのスタイルを見つけていくことです。二拠点生活の目的は様々ですが、共通しているのは、今よりもよりもさらに満たされた人生を実現すること。「こうしなければ!」なんて窮屈に考えるのはやめましょう。今すぐ、会社をやめて東京を離れる必要はありません。あなたが一番心地良い方法を、少しずつ探っていってくださいね。
2016年10月18日2箇所以上の場所に生活拠点を持つ、「多拠点生活」が注目されています。デュアルライフなんてカッコイイ呼ばれ方もするようですが、実現させるとなるとハードルが高そうですよね。実は私もバリ島と日本を7年ほど行き来して、現在は3:7くらいの割合で双方で生活をしています。そこで、二拠点生活を体験してみて感じたメリットとデメリット、さらに実現するためのポイントを2回に渡りご紹介したいと思います。今回は、二拠点生活のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。夢が膨らむ二拠点生活のメリットって?二拠点生活と聞いてもピンと来ないという人もいると思います。まずは二拠点生活のメリットから。夢を膨らませちゃってください。「様々なライフスタイルを経験できる」当然ですが、都会と田舎、日本と海外ではライフスタイルは違います。よく使われる例ですが、都会では当たり前のように買っていた野菜が、田舎では家の前で収穫できるというのは珍しいことではありません。今の生活が、世界の標準ではないことを実感できるはずです。「出逢いが増える」生活する場所が増えれば、物理的に出逢いの数は増えます。個人的に嬉しかったのは、日本だけに住んでいた頃よりも日本人の友人が増えたことです。ただ漫然と日本に住んでいたときよりも、日本に滞在する目的が明確になったことで、結果的に実りある出逢いが増えたと感じます。またバリ島にも日本全国から旅行者がやってくるので、日本に住んでいるだけでは出逢えなかった遠方の友人もできました。「思考をリセットできる」定期的な移動は、思考を柔軟にしてくれます。思考は環境の影響を強く受けるので、自分をフラットな状態に戻すために、環境を変えることは一番簡単で単純な手段です。あんなに思い悩んでいたのに、生活する場所が変わった途端にどうでも良くなるということを、実際に何度も経験しています。個人的には、これが一番のメリットだと感じています。「お金の価値観が変わる」都会の生活費が高く、田舎の生活費が安い傾向があるのは事実です。田舎に住み始めて、以前よりお金がかからなくなったという話は、実際よく耳にします。また、海外でも日本ほどお金がかからないところは多いと思います。何が何でも月に○十万円稼がなきゃ生活できないなんてのは、思い込みかもしれません。「ビジネスチャンスが広がる」場所が変われば、求められるビジネスの種類も変わります。一方では芽が出なかったビジネスが、他方では開花する可能性は十分にあります。単純に出逢いが増えて人脈ができることも、ビジネス拡大に貢献してくれるでしょう。「移住より敷居が低い」現在の拠点を完全に引き払ってしまう移住に比べると、二拠点生活は今の拠点を残せるので心理的な負担が小さくなります。いつでも戻れる拠点があることが保険にもなるので、新天地でも思い切った挑戦がしやすくなります。失敗しても大丈夫という安心感があるだけでも、精神的にはかなり落ち着くはずです。二拠点生活に立ちはだかるデメリット何事にも良い面があれば、悪い面もあるもの。とはいえ、個人的にはデメリットはあまり感じていませんが、一般的に考えられるデメリットを紹介したいと思います。「交通費がかさむ」二拠点を行き来するので、交通費は確実にかかります。日本と海外ともなれば、飛行機代が数万~十数万円かかることも。交通費の確保は、二拠点生活ではマストです。「二拠点分の家賃がかかる」二拠点生活の大きなデメリットがこちら。拠点が増えれば増えるほど、家賃や維持費も高くなります。定期的にかかる大きな費用なので、慎重に考える必要があります。「仕事が限られる」仕事によっては、拠点同士が離れていると継続が難しい場合も。特に現場での作業が求められる業務に就いている人は、仕事を変える必要が出てくるでしょう。「習慣や文化の違い」同じ国内といえども、場所が変われば習慣や文化の違いに戸惑うことはあります。海外ともなれば、その差は歴然。受け入れることが難しい場合はストレスが大きいので、拠点変更を検討する必要があります。「大切な人たちとの別れ」また戻ってくるとはいえ、一方を去るときの大切な人たちとの別れは切ないものです。特に日本と海外のように拠点同士が離れていると、再会が翌年以降になることも。私も別れの日が近づくと、毎回センチメンタルになってしまいます。やっぱり無理なのか二拠点生活!?メリットが精神的な内容が多い一方で、デメリットは現実的な問題が多いことがわかると思います。この現実問題の大きさが、二拠点生活を阻む大きな壁になることは事実です。この時点で、やっぱり無理と諦めてしまう人もいるでしょう。でも諦めるのはまだ早い!二拠点生活は特別な人だけに許された特権ではありません。次回は、二拠点生活のハードルとなるデメリットの具体的な解決策を紹介したいと思います。
2016年10月15日青山ファーマーズマーケットの新拠点である石川県小松市のTAKIGAHARA FARMにて9月18日、19日に、「滝ヶ原フェスティバル -クラフト & クラフトフード-」が初開催される。里山の豊かな産物を通して季節の旬を知れる同イベント。9月18日には、PARADISE ALLEYが出店し、石窯BBQの他、小松市の食材を使った石窯ピザや、小松市の大麦を使った石窯パンなどを提供。9月19日には、L’Effervescenceによる小松市の魚介を使ったブイヤベースや小松うどん、かき氷、クレープなどが展開される。飲物では、両日ともに東酒蔵 神泉や吉田製造 手取川なども展開される他、9月19日にはomotesando koffeeも登場する。また、その他、ライブやDJパフォーマンス、トークショーなど行われる予定だ。さらに、遠方から来る人に向けて、TAKIGAHARA FARMから車で40分ほど離れた場所に宿泊施設「西俣自然学校」のドミトリー形式の大広間が5部屋用意されている。なお、車以外で来場する人のために、滝ヶ原から宿泊地まではバスでの送迎もあり。
2016年09月11日世界最高峰のサイクルレース「ツール・ド・フランス」のオフィシャルスポンサーであるスポーツブランドのルコックスポルティフが9月上旬より順次、ニューヨークを拠点にサイクリングカルチャーを強く発信するバイクブランド・チャリアンドコー(CHARI & CO)とのコラボレーションコレクションを発売した。サイクルスポーツを起源のひとつとして持つフランス生まれのルコックスポルティフ。同じくサイクリングをコアとするチャリアンドコーとの共同プロジェクトとなる今回のコラボレーションでは、それぞれのブランドが持つ機能性、デザイン性、世界観を融合し、パフォーマンスウエアからオフライドウエアまで全8型を展開する。なお、同コレクションはデサントが行う「デサント・デザインアワード」にて高評価を得て最優秀賞に輝いた。アイテムのラインアップは、チームジャージ(1万8,000円)、チームビブパンツ(2万2,000円)、チームキャップ(4,800円)、チームハーフジップジャケット(2万1,000円)、チームL/Sシャツ(1万円)、チームスウェットシャツ(1万5,000円)、チームコーチジャケット(2万6,000円)、チームロングパンツ(1万7,000円)など。現在、チャリアンドコーの公式ウェブサイト及び、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)にて予約を受け付けている。また、9月中旬よりサイクリング専門店・ワイズ ロードの5店舗にてポップアップストアを展開する。2008年、ダウンタウンのローアーイーストサイドに小さな自転車としてオープンしたチャリアンドコー。今では、ローカルから海外でも認知されるブランドへと成長を遂げた。アパレル、アクセサリー、バイクパーツを扱うショップとしてニューヨーカーに支持を集めながら、これまでにもスティーブアラン(Steven Alan)やポーター(PORTER)などともコラボレーションを行っている。
2016年08月19日東芝は4月7日、インドの送変電・配電事業の拠点である東芝電力流通システム・インド社内に、鉄道車両向け電気品などの製造拠点となる新部門を設立したと発表した。同国の鉄道分野は世界上位の需要規模を有しており、政府による貨物輸送力強化に向けた専用鉄道の建設や主要都市でのメトロ敷設計画の増加など、鉄道車両需要が急増している。また、政府が進める「メイク・イン・インディア」活動を背景に、鉄道関連品の国産化を求める動きも存在する。東芝は今後、東芝電力流通システム・インドの敷地内に電力変換装置および車両制御情報システムの製造ラインを建設し、2017年4月から製造を開始する予定。これより、現地生産によるコスト競争力の確保および部品供給やメンテナンスなどインド市場の要求に適した体制を構築することで同国での受注拡大を目指すとしている。また、将来的には中近東やアフリカ市場など周辺国の需要対応も視野に、グローバル製造拠点としての機能も見込んでいるという。
2016年04月07日Skeedは3月17日、多拠点向け配信ソリューション「SkeedDelivery」に配信先の拠点ノードから他の各拠点に向けて配信する機能を拡充し、発売した。SkeedDeliveryは、大容量ファイルを短時間、かつ多拠点に配信するソフトウェア製品で、大手家電量販店のデジタルサイネージ向けコンテンツの配信や大手製造業における国内外従業員向けマニュアル動画配信などの用途で導入、活用されているという。また、昨年6月にはオプション機能の拡張を行い、特長である回線やサーバの増強コスト抑制と多拠点への高効率な配信機能に加え、グローバル対応機能として、独自高速転送プロトコルSSBP(Skeed Silver Bullet Protocol)の追加搭載と配信経路最適化のための自動制御アルゴリズムをより広範囲向けに最適化した。今回の機能拡張では、このグローバル対応強化の方向をさらに推し進め、従来、配信サーバに集約していたコンテンツ配信機能を配信先となる拠点ノード(拠点側のサーバなど)にも付与し、あらかじめ設定した特定の拠点ノードから他の各拠点に配信できるようになった。クラウド上に配信サーバがある場合、配信イベントのたびにクラウドへのアップロードおよびダウンロードに伴う通信コストが発生していたが、直接拠点から多拠点に配信できるため不要になる。グローバル展開しているケースでは、地域内の拠点のみに配信する際も遠方の配信サーバまで一度コンテンツを送る必要がありましたが、地域内の拠点だけで配信可能となるため、この時間・手間が不要になる。標準価格は500万円から、拠点ノード配信機能はオプションとなっている。Skeedは今後もSkeedDeliveryの機能強化を進め、グローバル配信ソリューションとしてユーザーの配信業務を支援していくという。
2016年03月18日電通国際情報サービス(ISID)は1月15日、三菱地所と電通と協業し、FinTechスタートアップ企業の成長を支援・加速する産業拠点となる「The FinTech Center of Tokyo Fino Lab(「Fino Lab」、フィノラボ)を、2月1日に開設することを発表した。「Fino Lab」は、FinTechスタートアップ企業と、スタートアップ各社の成長を支援する各界のプロフェッショナルが集う協働の場であり、活動そのものを指す名称としている。東京国際金融センター構想の中枢である大手町エリアに拠点を置き、活動全般の運営をISIDが担うという。具体的な活動内容は、有望なスタートアップ企業の発掘や、各社がサービス開発に集中できる環境やリソースの提供、専門家によるメンタリング、オープンコミュニティ形成を促す各種イベントの開催、国内外の投資家や需要家とのマッチング機会創出などが実施される予定となっている。「Fino Lab」の運営にあたっては、FinTechに関連する各領域のプロフェッショナルである有志個人(弁護士、投資家、起業家、金融従事者など)が集結し、今月設立予定の金融革新同友会「Finovators(フィノベーターズ)」と密に連携していくという。高い志と専門性を持つ個人のプロボノ活動(社会人が、自らの専門知識やスキルを生かして行う社会貢献活動)をベースに、ファイナンス、許認可、セキュリティ、海外展開など、スタートアップ企業の成長に必要な各領域のメンタリングを実施していくことで、特定の企業や業界にとらわれない、オープンなコラボレーションの場を創出していくことが目標として掲げられた。
2016年01月15日