2020年9月30日、歌手の西川貴教さんがTwitterを更新。『色違い西川貴教』という内容通り、写真に写る西川さんの変貌ぶりに、ファンがざわついているようです。実際の投稿が、こちら。色違い西川貴教かくとうタイプ声が大きい西川くんとキリショー「1・2・3」Music Video (テレビアニメ「ポケットモンスター」オープニングテーマ) pic.twitter.com/uWFXZNymHo — 西川貴教 (@TMR15) September 30, 2020 透明感のある色白の肌だった西川さんの身体が、褐色になっているではありませんか!どうやらこれは、人気アニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)のオープニングテーマ『1・2・3』のミュージックビデオ撮影のために変身した姿のよう。ヴィジュアル系エアーバンド『ゴールデンボンバー』のボーカル、鬼龍院翔さんとコラボしており、動画には写真と同様の黒い容姿といつもの白い肌で歌う西川さんが映っていました。互いの人気曲を真剣にオマージュする様子や、表情豊かにふざけ合う姿に、クスッとしてしまいますね!黒い肌の西川さんに対し、ファンからはさまざまな感想が寄せられています。・一瞬合成写真のように見えました。・超個人的な意見ですが、西川さんはやはり白肌のほうが好きです!・びっくりしたけど、色違いの西川さんかっこいい!真っ黒マッチョ!歌だけでなく、さまざまな角度でファンを圧倒する西川さんに、多くの人が魅了されたようです![文・構成/grape編集部]
2020年10月01日東京都美術館(東京・上野公園)では、「没後70年 吉田博展」(主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社)を2021年1月26日から3月28日まで開催いたします。福岡県久留米市に生まれた吉田博(1876-1950)は、若き日から洋画に取り組み、幾度もの海外体験を通じて東西の芸術に触れながら、独自の表現と技法を確立しました。画家として才能を発揮した吉田は、画業後半期にはじめて木版画に挑戦し、新たな境地を切り開きます。深山幽谷に分け入り自ら体得した自然観と、欧米の専門家をも驚嘆させた高い技術をもって、水の流れや光の移ろいを繊細に描き出しました。画家の没後70年という節目に開催する本展は、最初期から代表作の木版画を一堂に集めるとともに、版木や写生帖をあわせて展示し、西洋の写実的な表現と日本の伝統的な版画技法の統合を目指した吉田博の木版画の全容を紹介します。世界に挑み、ダイアナ妃やフロイトにも愛された画家、吉田博の作品をこの機会にぜひお楽しみください。【主な出品作品】《日本アルプス十二題 劔山の朝》 大正15(1926)年 木版、紙《瀬戸内海集 帆船 朝》 大正15(1926)年 木版、紙【開催概要】展覧会名 : 没後70年 吉田博展Yoshida Hiroshi: Commemorating the 70th Anniversary of His Death会期 : 2021年1月26日(火)~ 3月28日(日)会場 : 東京都美術館 企画展示室休室日 : 月曜日開室時間 : 9:30~17:30観覧料 : 詳細は決まり次第、特設WEBサイト等でお知らせします。主催 : 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社協賛 : ニューカラー写真印刷特設WEBサイト : お問い合わせ : 03-5777-8600(ハローダイヤル)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月29日秦 基博が、昨年リリースした6枚目のオリジナルアルバム『コペルニクス』の中から、花王「クイックル Joan(ジョアン)」のCMソングとしてもお馴染みの「Joan」のミュージックビデオをオフィシャルYouTubeチャンネルで公開した。秦 基博が昼下がりのキッチンで特製チャーハンを作ってくれるほっこりと優しい映像となっており、初のオンライン開催となった「Augusta Camp 2020」(9月26日、27日開催)にて先行オンエアされ、ファンの間では話題となっていた。MV内で作っている秦がレシピ考案をしたチャーハン「もっチャーハン2020」は、料理レシピ動画サービス「クラシル」にてレシピ公開されている。「Joan」Music Video関連リンクOFFICIAL WEB SITE Twitter OFFICIAL CHANNEL FAN CLUB “Home Ground”
2020年09月27日女優の剛力彩芽が16日、都内で行われた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(略称:SSFF&ASIA)2020」のオープニングセレモニーに登壇。8月末でオスカープロモーションを退所し、新会社を設立して以降初の公の場で、艶やかな着物姿を披露した。今年の「SSFF&ASIA2020」では、日本人監督を応援すべく「クリエイターズ支援プロジェクト」を始動。剛力はこのプロジェクトに企画段階より参画し、3本のショートフィルムで主演を務めた。剛力は「このような素敵なプロジェクトに参加させていただけて、すごくうれしく思っています」と笑顔で話し、「本格的に役者としてお芝居をやっていこうと決意したのが18歳のときだったので、ちょうど今年10年目。役者としても私自身が成長したいというのもありますし、日本の映像作品を世界に発信していく少しでもお力添えができたらいいなと思いました」と参加の思いを語った。剛力が演じたのは、“男から逃げる女”“マスク依存症”“なりすまし”という3人の女性。監督は、過去に「SSFF&ASIA」でノミネート・受賞された井上博貴氏、大森歩氏、洞内広樹氏が担当した。剛力は「ドキドキ、緊張はありましたが、3作品、3人の監督と一緒に、本当に楽しかったです」と振り返り、「みなさんと力を合わせて頑張ったので、たくさんの方に見ていただきたい」と力を込めた。22年目を迎える同映画祭は、米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭。毎年6月に開催をしていたが、今年はコロナ禍の影響で延期し、9月16日~27日に、東京4会場とオンライン会場にて開催する。世界112の国と地域から応募された作品の中から厳選された約150作品を配信。実際の会場での上映も含めると今年は約200本の上映を行う。
2020年09月16日9月16日(水)~27日(日)までの開催が決定している米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」の「クリエイターズ支援プロジェクト」にて、剛力彩芽主演で3本のショートフィルムを製作することが決定した。「SSFF & ASIA」では、映画祭代表・別所哲也の「未来の映画業界を支える日本人クリエイターの活躍の場を増やしたい」という想いのもと、これまでも「U-25プロジェクト」の立ち上げなどを行ってきたが、さらなる作品製作のフォローや発表の場を創るべく「クリエイターズ支援プロジェクト」を始動。日本人監督の多彩なる才能のもと創られたショートフィルムを、世界に向けて発信する。今回、企画段階から携わったという主演・剛力さんが扮する3人の女性は、“男から逃げる女” “マスク依存症” “なりすまし”など、衝撃的なキーワードが躍る作品ばかり。剛力さんが女優としての新境地を切り拓く作品のメガホンをとるのは、過去にSSFF & ASIAでノミネート・受賞してきた3人の監督たち。井上博貴監督は、2017年オムニバスホラー映画『狂い華』内の1篇、堀田真由主演『呪いうつり』の監督・脚本を担当。また短編映画『痣』は、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門、ベストアクトレス受賞ほか、国内外の映画祭で高い評価を得た。2019年「CINEMA FIGHTERS PROJECT」第3弾の1篇『魔女に焦がれて』、映画『40万分の1』、2020年映画『新卒ポモドーロ』の脚本&監督を担当。また、大森歩監督は「AOI Pro.」所属CMディレクター。短編映画『春』『リッちゃん、健ちゃんの夏。』といった作品を手掛け、京都国際映画祭 クリエイターズ・ファクトリーグランプリ、文化庁メディア芸術祭 新人賞、下北沢映画祭グランプリ、うえだ城下町 映画祭グランプリ、福井映画祭短編グランプリ、小布施映画祭グランプリほか多数の受賞歴がある。ジェームズ・キャメロンとB’zをこよなく愛する洞内広樹監督は、電通テック(現・電通クリエーティブX)演出部を経てTVCMやMVのディレクターとして東京を拠点に活動中。2017年に「MOON CINEMA PROJECT」出資で製作した『東京彗星』がショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018 Cinematic Tokyo部門で受賞。 2019年『GHOSTING』がオムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』の1本として全国公開された。剛力さんは「SSFF & ASIA」について「以前からも上映会場やアワードセレモニーのレッドカーペットにお邪魔させていただいていまして、世界各国のフィルムメイカーの皆さんの作品の数々に触発され、大変興味を持っていました」とコメント。「クリエイターズ支援プロジェクトは、これまでSSFF & ASIAで受賞したりノミネートしてきた日本人監督の才能を世界に発信していこうというプロジェクト。私もコロナ禍という時期におうちにいる時間が増え、沢山のことを考える時間があったので、日本の女優として、このような企画に参加し、監督たちと一緒に世界に発信していけることを光栄に思います。現在、絶賛制作中のショートフィルムでは、全く違った剛力彩芽をご覧いただけると思います」と意気込みを語っている。本プロジェクトの続報は9月16日(水)に行われる「SSFF & ASIA 2020」のオープニングセレモニーにて初公開される。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は9月16日(水)~27日(日)オンライン会場および東京計4会場にて開催予定。(text:cinemacafe.net)
2020年09月08日浪漫舞台『走れメロス』~文豪たちの青春~の公開ゲネプロが5日に東京・ヒューリックホール東京で行われ、内博貴、谷村美月、室龍太(関西ジャニーズJr.)、千原せいじ、山口真帆、なべおさみ、湖月わたるが取材に応じた。同作は小説家・太宰治の多くの作家たちとの友情や、彼が愛する女性たちとの葛藤や苦悩に満ちた波乱の人生を題材として、親友で作家の檀一雄が書き上げた回想録『小説 太宰治』をベースに、舞台作品として書き下ろされた。 太宰を内、太宰と共に波乱の人生を送る小山初代役と太田静子役(二役)を谷村、太宰の親友で作家の檀を室が演じる。内は「この状況ですから、僕も前回作品が中止になってしまって、今回は稽古場でもスタッフさん、キャストの皆さんも2回PCR検査もしまして、全員陰性だということで、ようやく初日を迎えることができた」としみじみ。「コロナが身近になって来た。いつ自分がかかってもおかしくないという気持ちを常に思いながら稽古をしていましたので、初日もよかったけど、千秋楽まで気を緩めることなく気をつけながらやっていけたら」と意気込んだ。過去に織田作之助役を演じたことから、内は「織田作をやらせてもらってる時も『太宰はこうで……』と言ってたこともあったので、太宰治さんをまさかやるとは思ってもなかった。これも何か縁があるのかなと、勝手に思ったりしている」と文豪への縁を感じている様子。檀一雄役の室は「ストーリーテラー的な感じの立ち位置だと思ってますので、しっかり務められたらなと思ってます」と心境を表した。また、湖月は「宝塚で男役時代、男同士の友情にすごく萌えていたところがありまして、内さんと室さんの男同士のシーン、ちょっと甘えるところとかあるじゃないですか。あの関係の先輩後輩感、男同士間にキュンキュンきながら、楽しく見させていただいております」と告白し、内と室が顔を見合わせて照れる一幕も。長い付き合いになるという2人だが、内は「室はずっと別の舞台の本番をやってて、なかなか稽古に来れなかったんですよ。最後の方から参加して大変だったと思うんですけど、僕たちにも気を遣わせることもなく、台本も読み込んできてくれたので、スムーズに稽古もできましたし、さすがジャニーズだなと思いました」と称賛。室が「内くんもジャニーズです」とつっこむと、内は「そうだっけ」とボケていた。(C)曳野若菜(舞台写真)
2020年09月05日歌手の西川貴教(49)が8月29日、一般女性と入籍したことを発表した。「ご報告」と題し、Twitterに書面を添付した西川。「私、西川貴教はかねてよりお付き合いをしておりました方と、本日8月29日に入籍いたしました」と報告。続けて、「相手の方は一般の方ですので、名前や写真の公表は差し控えさせていただきます。皆様には何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします」と呼びかけた。祝福が広がるなか、続くツイートでは亡き母の命日に結婚したことも明かした。《本当に、本当に沢山のメッセージありがとうございます。本日は母の命日でもあり、法事等でなかなか余裕がありませんが、後ほどひとつひとつ大切に読ませて頂きます。今後も精励恪勤、奮励努力して参る所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます》「西川さんは02年にPUFFYの吉村由美(45)さんと離婚。その後の18年2月、一部週刊誌に23歳年下の一般女性Aさんとの交際を報じられました。Aさんは大阪府出身。同じ関西出身の西川さんとは気が合うのでしょう。順調に愛を育んでいたようです。また『T.M.Revolution』として20年以上活動していた西川さんは、18年から本名名義でソロデビュー。17年に亡くなったお母様の病気を機に、『親からもらった名前で勝負したい』と覚悟を決めたといいます。年齢に劣らない歌唱力やパフォーマンスは、高く評価されています。西川さんは今年9月で50歳を迎えます。大きな節目として、結婚を決意されたのでしょう」(音楽関係者)本誌は19年1月上旬、大阪市の大型ショッピングモールで西川とAさんをキャッチ。そこには沢山の買い物袋を抱え、タクシーに乗り込む2人の姿があった。「ペアルックで買い物をされていたので、仲の良い夫婦に見えました。無印良品やニトリといった生活雑貨店で買い物をしていたようです。枕などの寝具も購入されていたので、すでに一緒に生活しているものだと思いました」(居合わせた買い物客)母の命日という大切な日に入籍をした西川。Twitterでは祝福の声が寄せられている。《おめでとうございます。 幸せなご家庭を築いて下さい!》《お母様も喜んでらっしゃると思いますよ 幸せになってくださいね!》《お母さんの命日にご結婚の報告が出来て、お母さんは、きっと天国で西川さんの幸せを見守ってくれてますよ》
2020年08月30日歌手の西川貴教(49)が29日、自身のツイッターを更新し、同日に一般女性と結婚したことを発表した。西川は、「ご報告」とコメントを添えて文書を掲載。「私、西川貴教はかねてよりお付き合いをしておりました方と、本日8月29日に入籍いたしました」と報告し、「相手の方は一般の方ですので、名前や写真の公表は差し控えさせていただきます。皆様には何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします」と伝えた。続けて、「今後もこれまでどおり、皆様への感謝の気持ちを大切に、公私共に邁進してまいりますので、変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけ、「時節柄、書面でのご報告をもってご挨拶とかえさせていただきますこと、ご容赦ください」と結んだ。西川は、1999年にPUFFYの吉村由美と結婚したが、2002年に離婚している。
2020年08月29日バンド『T.M.Revolution』のボーカルであり、アーティストやタレントとして幅広く活躍している、西川貴教さん。2020年8月29日、自身が代表取締役を務める株式会社ディーゼルコーポレーションを通して、再婚したことを発表しました。発表によると、お相手は元フリーアナウンサーの一般女性とのこと。西川さんはこのようにコメントをしています。【ご報告】 pic.twitter.com/lrFgGT1mZm — 西川貴教 (@TMR15) August 29, 2020 サンケイスポーツによると、お2人は2017年に、ラジオ番組の仕事をきっかけに知り合ったのだとか。2018年から結婚を前提とした交際を開始したとのことです。ネットでは多くの人から「おめでたいニュースは嬉しい!」「西川さんが49歳ということに驚いた。若く見える!」「お相手は『生足魅惑のマーメイド』かな?」といった祝福の声が上がっています。新型コロナウイルス感染症によってつらいニュースが続く中、こういった明るいニュースは心が温かくなるもの。西川さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年08月29日インクに特化した文具の販売会「文具女子博 #インク沼2020」が、五反田TOCビルにて2020年9月11日(金)から13日(日)まで開催される。「文具女子博」は、日本最大級の文具の即売イベント。 老舗の文具メーカーや気鋭の新しいメーカー、また個性豊かなオリジナル商品が充実した文具店などが集結する。万年筆インクに特化したイベント「文具女子博 #インク沼」は、2019年に初開催され3日間で約5,000人の来場者を記録した。今回は、2019年開催時も好評を博した日本全国の文具店オリジナル「ご当地インク」を、ラインナップを増やして展開。全国各地の産物や特色をテーマに製作された、普段は現地でしか手に取ることのできない全国各地の「ご当地インク」が一堂に勢揃いする。また、ペン先にインクを浸して使用する「ガラスペン」も登場。ガラスならではの透明感や美しい見た目に加え、使用後の手入れやインクの入れ替えも手軽にできるガラスペンは、万年筆インクとセットで楽しみたい筆記具だ。2019年開催時の2倍にのぼるガラスペン専門店が出店し、充実のラインナップを揃える。さらに、自分だけのオリジナルカラーのインクが作れるイベント「インク工房」や、漫画家・星野桂とコラボレーションした文具女子博会場限定「星野桂オリジナルインク」の販売など、注目のコンテンツが目白押しとなっている。【詳細】「文具女子博 #インク沼2020」開催日時:2020年9月11日(金)~13日(日)※前売入場チケットによる定員入れ替え制にて実施。※各日とも入場数に制限あり。会場:東京・五反田TOCビル 13階 G・Hホール住所:東京都品川区西五反田7-22-17前売チケット料金:未定チケット発売時期:2020年8月上旬頃 ※ローソンチケットにて販売予定※入場特典として、文具女子博オリジナルインク帳、文具女子博オリジナルローラーボールペン(コンバーター付き)を入場時に配付。※チケット詳細は決まり次第、公式サイトにて告知。■インク工房開催日:9月11日(金)、12日(土)※数量限定イベントにつき、整理券を配布。価格:2,000円+税
2020年07月19日6月と7月の2夜にわたり、井上芳雄をホストに迎えた番組「僕らのミュージカル・ソング2020」をWOWOWで放送することが決定。井上さんからコメントも到着した。「僕らのミュージカル・ソング」は、2015年に同じく井上さんをホストに迎えて行われたWOWOWオリジナル・ライブ。今回、ミュージカル界で活躍するスターたちが集うスペシャル番組として復活することに。番組では、井上さんの歌とトークを中心に、“いまだからこそ聴きたいミュージカル・ソング”をテーマにスペシャルプログラムで放送。なお、出演者や詳しい内容は、これから順次発表されていくという。またリクエスト企画「あなたのミュージカル・ソング」も復活。Twitter上でリクエストを募り、その中から井上さんの歌唱曲が決定する。今回の放送に関して井上さんは「今年は世界中が想像もしていなかった事態となり、演劇・ミュージカル界も大きく影響を受けました。毎年生中継していたトニー賞授賞式も開催延期ということで、例年の時期には中継できませんでした。日本のミュージカルでもたくさんの公演が中止となっています。ミュージカルの灯を絶やさぬように、また、お客様が劇場に戻ってくださるまでの、“お楽しみ”として、今回、WOWOWでこのような番組をやらせていただくことになりました」と言い、「日本だけでなく、ブロードウェイも含めた今のエンターテインメント界の状況も、トークを含めてお届けする予定です。ミュージカルがお好きな方にも、そうではない方にも、エンターテインメント界の“今”を知るという意味でもぜひご覧いただきたいです」と呼びかけている。「僕らのミュージカル・ソング2020」第一夜は6月20日(土)20時~、第二夜は7月25日(土)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響を受け、全国で緊急事態宣言による外出自粛が叫ばれています。遠出や帰省をしたい気持ちをぐっとこらえ、自宅で過ごしている人も多いでしょう。しかし、その一方で気持ちが抑えきれず、人が密集する場所へ遊びに出かけたり、旅行をしたりする人も…。同月20日に、ミュージシャンである西川貴教さんがTwitterに投稿したメッセージが話題になっています。西川貴教「自粛期間を延長させない努力を」西川さんは滋賀県出身です。地元の友人から、次のような滋賀県の現状を耳にしたといいます。「営業しているパチンコ店に行列ができている」「離島の行楽地に人が集まってきて困っている」友人からの連絡を受け、西川さんは離島で感染者が出た際のリスクを述べた上で「自粛期間を延長させない努力をどうかお願いします」と呼びかけました。地方の友人から、開いてるパチンコ店に行列が出来たり、離島など行楽地に人が集まってきて困っていると連絡が来ました。島には高齢者も多いうえに医療施設も脆弱、唯一の交通機関が船しかない島では、感染が確認されたら生活物資も届かなくなります。自粛期間を延長させない努力をどうかお願いします。— 西川貴教 (@TMR15) 2020年4月20日 西川さんの投稿に対し、さまざまな地域で暮らす人たちから、共感の声が寄せられています。・花見をするために他県からたくさんの観光者が来ています。残念な気持ちでいっぱいです。・自分の行動がどんな状況を及ぼすのか、想像できない大人の多さにショックを受けています。・離島には高齢者がたくさんいます。感染者が出た時のことを思うと怖くてたまりません。残念ながら滋賀県だけでなく、各地域で同様の光景が繰り広げられているようです。コロナウイルス感染者を1人でも多く減らすには、密閉・密集・密接という『三密』の状況を避ける行動が必須です。ほとんどの人が三密を守った行動を心がけなくては、事態の収束は厳しいでしょう。「自分だけはいいだろう」といった考えは今すぐに止めて、周囲の人を思いやる姿勢を持ってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月29日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介が26日、都内で行われた大学ミスコンテスト「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」でMCを担当。授賞式後の囲み取材で、井上は“自宅での過ごし方”について語った。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、無観客で行われた同イベント。井上は、イベントなどの中止・延期が相次いでいる今の状況について、「仕方ない部分ではあると思います。人命第一が絶対なので。でも、なるべく早くお客さんが集まってくれるような時が来てくれればいいなと、一刻も早く。それは思いますね」と話した。すると、石田が「週末、自宅待機したほうがいいってなってますけど」と、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことに触れ、過去に接触事故で活動自粛していた時期があった井上に対して「井上さん自宅待機が得意な時期あったじゃないですか。アドバイスがあったら…」とコメントを求めて笑いを誘った。石田にイジられた井上は、「長期自宅待機すると頭がおかしくなります。自宅待機はしないといけないんですけど、外に出ることは大事だと思います」と経験者として意見。また、自宅でのおすすめの過ごし方を聞かれると「写経になりますね。1回精神統一するという意味で、写経が…」と語った。石田と井上は、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2020」グランプリに輝いた日本大学2年の西脇萌さんと、「MR OF MR CAMPUS CONTEST 2020」グランプリに輝いた桜美林大学2年の一光希さんグランプリとともに取材に対応。2人は井上のアドバイスを笑いながら聞き、西脇さんは「勉強になります」と話していた。
2020年03月26日女優の貴城けい(45)が13日、オフィシャルブログを更新し、夫で俳優・喜多村緑郎(51)の不倫騒動を謝罪した。先月6日発売の週刊誌『週刊文春』で、女優・鈴木杏樹(50)と喜多村の不倫が報じられ、貴城のブログは1月18日以降、更新が途絶えていた。貴城は、「皆様、なかなかブログを更新できずごめんなさい。そして今回はお騒がせしてしまい大変申し訳ございません」と謝罪の書き出しから、「ファンの皆さんの温かいお手紙やコメントが何よりも力と励みになりました」とファンのありがたさを改めて実感した様子。「早くみんなに会いたいと前向きに思える様にもなって来ました」と少しずつ元気を取り戻しているようで、「自分らしさを出せる場所! 自分自身、一生懸命に積み重ねて来た事だけが、真実に繋がっているはず」と自らに言い聞かせ、「深呼吸をして、自分軸を保ち焦らずに今後の事をしっかりと考えていきたいと思っております」と決意を新たにする。そして、「辛い時に寄り添ってくれた事、忘れません」と感謝し、「これから又、ありったけの愛でお返ししていきます」と誓う貴城。「ありがとうございます。そしてこれからもずっと宜しくお願い致します」と呼び掛け、4月17日に上演される舞台『シスター』に出演することを告知しながら、「この『シスター』は3年前にやらせていただきました。再びこの役に挑戦できる事に縁を感じます。台本を開いた時に私自身の3年分の経験や環境がプラスされ、血となり肉となり、又違った感情やイメージが湧きました。今の私が表現する『シスター』を観ていただきたいです」と気合いをみなぎらせている。
2020年03月13日1983年に作家・劇作家の井上ひさしが立ち上げ、以降、井上作品を専門に上演し続けている制作集団・こまつ座が、井上が戦争前後の庶民の営みを描いた“昭和庶民伝三部作”の第1作となった音楽劇『きらめく星座』を、3月10日(火)から15日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。物語の舞台は昭和15年の東京・浅草。小さなレコード店・オデオン堂では、家族4人とふたりの間借り人が仲良く暮らしている。ある日、陸軍に入隊していた長男の正一が脱走し、すぐさま憲兵伍長“蝮の権藤”が乗り込んでくる。さらに、長女みさをが“ハガキの束から選んだ”という夫・源次郎が家族に加わるが、堅物の愛国主義者で傷痍軍人の源次郎は、音楽好きでジャズを流す家族たちが許しがたい。こうしてオデオン堂には大嵐が吹き荒れることになり……。本作は1985年に初演され、井上自身が演出した数少ない作品のひとつ。太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの1年間を描く物語で、その時代は決して明るくはなく、戦争の愚かさを痛切に浮かび上がらせる。一方で、ピアノの生演奏にのせて『青空』や『一杯のコーヒーから』などの昭和初期の流行歌の軽快なメロディと数々の名セリフが劇空間を弾ませる。生前、井上はこの物語を「涙と笑いに満ちた懐かしい香りのするもの」とし、私戯曲的と位置付けている。これまで多彩な顔ぶれにより上演され、既に延べ500回の公演回数に達している舞台。演出は井上が絶大な信頼を寄せ、本作を手がけるのは4度目となる栗山民也。そしてキャストには久保酎吉、松岡依都美、高橋光臣、粟野史浩、瀬戸さおり、後藤浩明、高倉直人、村岡哲至、木村靖司、大鷹明良が揃い、上質なアンサンブルを紡ぐ。文:伊藤由紀子
2020年03月04日宮城県仙台市の「夢メッセみやぎ」にて開催を予定していた、「文具女子博 petit 仙台」の開催中止が決定。文具にこだわる女性、すなわち“文具女子”に贈る「文具女子博」は、老舗から気鋭まで様々な文具メーカーが自慢の文具を販売する、日本最大級の文具イベントだ。今回、東北地方では初の開催となる。【詳細】「文具女子博 petit 仙台」<開催中止>会期:2020年9月25日(金)~9月27日(日) ※予定当初、2020年3月に開催予定であったが、延期となり9月の開催へ。詳細などは追って発表となる。会場:夢メッセみやぎ住所:宮城県仙台市宮城野区港3-1-7
2020年02月24日「さつまいも博2020」が、2020年2月21日(金)から24日(月・休)までさいたまスーパーアリーナ・けやきひろばで開催される。「さつまいも博2020」は、焼き芋・サツマイモファンにはうれしい“さつまいもづくし”のフードイベントだ。目玉イベントとなるのは、全国で最も美味しいやきいもが決まる「全国やきいもグランプリ」。全国から18店舗が集まり、焼き芋はもちろん、さつまいもスイーツなどを取り揃える。茨城県のらぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジや、東京都・あめんどろ、広島県・おいもやなど、全国の人気店ばかりが集結する。会場では、各ショップのさつまいもを食べ比べできるようセットメニューを用意。3店舗のメニューを食べ比べしながら、自分好みの焼き芋を見つけてみて。同時に、会場内に設けられた特設ステージでは、体験型イベントも実施。人気の“おしりたんてい”が握手してくれたり、アイドルステージ、さつまいも実験ワークショップなどが行われる予定だ。【詳細】「さつまいも博2020」開催日時:2020年2月21日(金)〜2月24日(月・休) 11:00〜18:00場所:さいたまスーパーアリーナ けやきひろば住所:埼玉県さいたま市中央区新都心10参加費:入場無料<全国やきいもグランプリ参加店舗>oimo cafe(埼玉県入間郡三芳町)/芋屋 HUG(兵庫県神戸市)/いも家Kaneki(栃木県佐野市)/らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ(茨城県行方市)/おいもや(広島県広島市)/あめんどろや(東京都文京区)/芋姫(秋田県秋田市)/Minimal Veggie(東京都大田区)/超密やきいもpukupuku(東京都品川区)/やきいも茶房C&M’s 銀座いもっ娘(群馬県太田市)/cafe netaimo(千葉県香取市)/SAZANKA(宮崎県宮崎市)/ヒゲ商店(福井県福井市)/やきいも処 DoCo? 弐番館(山形県鶴岡市)/阿佐美や(埼玉県戸田市)/倉田屋 お芋Sweets(東京都北区)/やきいもコロ(愛知県知多郡)/よっしーのお芋屋さん(神奈川県藤沢市)
2020年02月15日子どもたちに大人気のイベント「トミカ博 in NAGOYA~まちをまもるクルマ大集合!~」が本日から22日(日)まで名古屋の吹上ホールで開催される。全世界30以上の国と地域で発売され、これまでに6億台以上を売り上げたタカラトミーのトミカは現在も子どもたちから絶大な人気を集めており、トミカの世界を楽しめる“トミカ博”は全国各地で開催されている。本会場にもパトロールカーや消防車など“まちをまもるクルマ”が勢揃い。巨大ジオラマや“トミカバリエーション”と題した展示、記念撮影コーナーが登場。また、別途プレイチケットを購入することで各種アトラクションにも参加可能で、自分で選んだパーツを“カシメマン”が目の前で組み立ててくれる組立工場、トミカつり、トミカルーレットなど様々な遊びが用意されている。その他、イベント記念商品も販売されるマーケットも設置。有料入場者にはトミカがプレゼントされ、平日は3車種から、土日は2車種から選ぶことができる。トミカ博 in NAGOYA~まちをまもるクルマ大集合!~12月13日(金)から22日(日)まで吹上ホール(中小企業振興会館)平日10時から16時まで土日9時30分から16時まで入場は閉場の30分前まで入場記念トミカあり(有料入場者のみ/無料入場の方を除く)大人 1200円子ども 1000円2歳以下無料(C) TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です
2019年12月13日“さつまいも”づくしのイベント「芋博」が、2019年12月4日(水)から9日(月)まで、そごう横浜店にて開催される。初開催となる「芋博」。専門店とっておきの焼き芋はもちろん、さつまいもを使ったスイーツなど約33ブランドがラインナップする。会場では、やきいも処 DoCo?弐番館の「やきいもモンブランクレープ」や、3種のさつまいもを使ったスイーツをどんぶりで提供するOIMO cafeの「いも丼」など、さつまいもの味わいを楽しめるメニューを展開。また、鳴門金時クリームをサブレでサンドしたフレンチモンスター「月へ鳴門へ」 、安納芋をベルギーチョコでコーティングしたスイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」など、人気の芋スイーツも多数取り揃える。さらに、とっておきの焼き芋も用意。焼き芋専門店「よっしーのお芋屋さん」では、甘みや香りの強い「ホワイトスイート」や、蜜感のある「さつまミライ」など、希少なさつまいも6種類を楽しむことができる。【詳細】芋博開催期間:2019年12月4日(水)~9日(月)時間:10:00~20:00(最終日は17:00閉場) ※イートインラストオーダーは閉場の1時間前まで会場:そごう横浜店 8階催会場住所:神奈川県横浜市西区高島2丁目18-1展開メニュー例:・OIMO café「芋博限定いも丼」 1,100円・やきいも処 DoCo? 弐番館「やきいもモンブランクレープ」 918円・蜜香屋「おいもとアイス」 721円・フレンチモンスター「月へ鳴門へ」 1,620円・スイーツファクトリー・スリーズ「安納芋トリュフ」 1,251円・よっしーのお芋屋さん「焼き芋」 432円〜※価格はいずれも税込※画像はいずれもイメージ
2019年12月07日映画『その瞬間、僕は泣きたくなった - CINEMA FIGHTERS Project -』(11月8日公開)の公開記念舞台挨拶が9日に都内で行われ、EXILE AKIRA(EXILE / EXILE THE SECOND)、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、行定勲監督、洞内広樹監督、井上博貴監督が登場した。また、大阪会場の小林直己(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)と中継を行った。同作は5本のショートフィルムによるオムニバス映画。三池監督の『Beautiful』には EXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林、松永監督の『On The Way』に今市、洞内監督の『GHOSTING』に佐野、井上監督の『魔女に焦がれて』に佐藤が主演する。スクリーンいっぱいに映った大阪会場の小林を見たAKIRAは「直己はもっとデカくなっちゃいましたね」、小林は「AKIRAさんの股下の長さがものすごいっす」と互いに大きさに驚いた様子。さらにAKIRAが「早く今市の作品を見たいと思ってますね。見たんですけどね。みなさんの心を代弁しました」とプッシュすると、今市は「最高の兄貴です」とAKIRAに感謝する。AKIRAは「(今市が)初演技をしているので、そういったところがBeautiful」と自身の作品タイトルにかけて表現し、佐藤は「上手ですね」と感心。AKIRAがなおも「今市が普段泣くことはないですから。でも(映画では)泣いてますから。演技してますから」とプッシュし、今市は後ろをむいて照れながらも「すごい押してくださるなと思って。ありがとうございます」と笑顔を見せた。AKIRAは「EXILE TRIBEのメンバーが本当に新たな道を開拓する、日本を代表する監督の皆様とタッグを組むことで自分たちの表現力もあがっていきますし、きっと今市も、さらなるレベルアップを求めて演技を始めたと思うので、やっぱり今市の作品は気になるなと思いますし、全国のみなさんにぜひ今市の作品を見ていただければと思います」と最後まで"今市推し"の姿勢だった。一方、小林は「『GHOSTING』の玲於がほんとにゴーストだなと思ったので、みなさんに注目していただきたいところです」と佐野をプッシュする。佐野は「やっぱり、AKIRAさんの希望を見つけた瞬間の笑顔がめちゃくちゃ素敵なので、映画館では写真を撮ることはできないですが、DVDが出た時に待ち受けにしていただければと思います」とAKIRA推しに。最後の今市は「自分は『魔女にこがれて』の大樹ですかね」ときれいに互いにプッシュしあったものの、「以上です」と特に理由を言わなかった今市に、佐藤は「いやいや、大して推してないじゃないですか」とつっこんでいた。
2019年11月09日ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二が30日、東京・EXシアター六本木で行われた「第32回東京国際映画祭」特別上映作品『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』(11月8日公開)の舞台挨拶に、松永大司監督とともに登壇した。本作は、EXILE HIRO、SSFF&ASIA代表の別所哲也、作詞家の小竹正人氏の3人によって打ち出された、詩と音楽と映像を一つに融合するシネマファイターズプロジェクトの第3弾。EXILE AKIRA主演×三池崇史監督の『Beautiful』、小林直己主演×行定勲監督の『海風』、今市隆二主演×松永大司監督の『On The Way』、佐野玲於主演×洞内広樹監督の『GHOSTING』、佐藤大樹主演×井上博貴監督の『魔女に焦がれて』の5つの短編作品からなる。『On The Way』は、NPO活動をしている母の代理でメキシコへやってきた主人公・健太(今市)が、アメリカを目指す隣国からの移民たちのために食事や衣類を提供している移民センターを訪れる物語。そこで健太は、命がけで国境を目指す人々の姿を目の当たりにする。今回が初演技となった今市は「クランクインする前にレッスンして臨みたかったんですが、監督に相談したら『まったくしないでくれ。人間の今市隆二を撮りたい』と言ってくださって、本当に何もしないままメキシコに入った」と明かし、「その初回で20テイク撮ったんですけど、先ほどインタビューで話したら実は30テイクだったみたいで」と苦笑い。松永監督は、今市が「20回」と言っているのを記事を見て、「訂正したほうがいいのか」と考えていたそうで、「さっきのインタビューで『30回ですよ』って言いました」と話した。その30テイクを振り返って、今市は「初回の撮影で初めての演技で、もちろんうまくいくとは思ってなかったんですけど、まさか30テイク撮ると思わなかったですし、松永監督が人間の今市隆二を出す作業をしてくださっていて、その中で『地に足つけろ』とかいろいろ言われて、自分の中ではやっているけどなかなか正解につながらない。OKが出ない中で、永遠の時間というか、どうしていいかわからない、でもやらないといけない状況だったので、すごい時間でした」と当時の苦悩を告白。監督は「テイクを重ねることで今市隆二が役の健太とどんどん同化する時間だと思った。どうしていいかわからないという中でいろんなことが真っ白になったり、ふがいなさや責任を感じていて、それが健太が抱えている苦しみとリンクしていたと思う」と必要な時間だったと言い、「その時間を超えたからこそ、隆二がメキシコで健太の門をくぐった。そこからどんどん良くなった」と語った。
2019年10月30日オムニバス映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』(11月8日公開)に出演する小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が28日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された第32回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。本作は、EXILE HIRO、SSFF&ASIA代表の別所哲也、作詞家の小竹正人氏の3人によって打ち出された、詩と音楽と映像を一つに融合するオムニバス映画、シネマファイターズプロジェクトの第3弾。三池崇史監督、行定勲監督、松永大司監督、洞内広樹監督、井上博貴監督がそれぞれメガホンをとった5つの短編作品からなる。小林は行定監督の『海風』、今市は松永監督の『On The Way』に、佐野は洞内監督の『GHOSTING』に出演。この日のレッドカーペットでは、小林はグレーのスーツ、今市は真っ赤なスーツ、佐野は黒のスーツで登場し、歓声を浴びながらゆっくりと歩いた。ステージでは、小林が「5編それぞれのストーリーがある中で、必ずみなさん共感できる物語があると思います。ぜひみなさん見てください」とアピール。そのほか、同作より別所、行定監督、松永監督、洞内監督、井上監督もレッドカーペットに登場した。撮影:蔦野裕
2019年10月28日ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の撮影で、三浦貴大さんはキャンプを大いに楽しんだそう。現場の様子を聞きました。ドラマの撮影をきっかけに、ひとりキャンプに目覚めました。「最初にコンセプトを聞いた時は、“僕がひとりでキャンプをしているドラマ、見る…?”と不安になったのを覚えています(笑)」そう三浦貴大さんが話すのは、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』のこと。ひとりでキャンプ場で缶詰を使った料理を作り、食べることが大好きな大木健人を演じる。「キャンプに慣れている役なので、テントの張り方やギアや機材の準備の仕方は事前に練習しましたが、役作りをしている感じはありませんでした。監督にも、『そのままいてくれれば健人なんで』と言われたくらいです。多分、基本、ひとりでぼーっとしているところを見ていて、三浦くんならいいかって思ったんじゃないでしょうか(笑)。ただ、無口な人や、一見近寄りがたそうな人と出会っても変に気負わず人と関わっていく人間性は、人見知りの僕とは違うのかな。撮影も、ひたすら僕が楽しんでいただけでした。実際に売っている缶詰を使って、少し手を加えて食べるというシーンをたくさん撮ったんですけど、全部美味しかったのでトクしたな~と。凝ったものではないけど、外で食べるという雰囲気も含めて最高でしたよ。ただ、撮影用ビールは中身がお茶なので、そこだけちょっと残念だったけど…」撮影をきっかけにひとりキャンプの楽しさに開眼した三浦さん。プライベートでも行くようになったそう。「テントを張って、たき火をして、飯作って、酒を飲んで、朝起きたらコーヒーを淹れて…と、ドラマの光景そのままです。料理も缶詰を食べていて、コーン缶とコンビーフ缶は最強だと、あらためて感じました。基本、休みの日は引きこもっていたのですが、最近、その場所が家から山に移った感じです。気持ちが開放的になるし、健康的になれた気がしていいですね。“この日に行こうかな”と計画するのも楽しみになっているし、自然の音がちょうどいい雑音として聞こえてくるからか台本を覚えるのも早くなりました。そう、最近、女性のソロキャンパーが増えているという記事を見たのですが、実際に行くとおじさんしかいなくて…。アンアン読者のみなさん、ぜひ、ひとりキャンプをしてみてはどうですか?ずっと座っているので、アウトドアショップで自分に合う椅子を見つけられると非常にいいと思います。ドラマにはノウハウがたくさん詰まっているので、よかったら参考にしてみてください」『ひとりキャンプで食って寝る』缶詰料理を作ることに幸せを見出す男・大木健人と、海や山、川で獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆)。それぞれのキャンプ物語を隔週で描く。10月18日(金)24時52分~、テレビ東京ほかにて放送開始。©「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会みうら・たかひろ1985年11月10日生まれ。東京都出身。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。NHK大河ドラマ『いだてん』に野田一雄役で出演中。映画『大綱引の恋』が2021年に公開。※『anan』2019年10月23日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾衣装協力・ROL(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月20日井上陽水が本日10月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAで「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」を開催する。1969年のデビューから今年で50周年となる井上陽水。11月27日には細野晴臣、宇多田ヒカル、椎名林檎、槇原敬之、福山雅治ら豪華アーティストたちによるトリビュート作品『井上陽水トリビュート』のリリースも決定している。本日の公演は今春からスタートしたライブツアーの一環。当公演では懐かしい曲から最近の楽曲まで、誰もが楽しめるセットリストになるだろう。当ツアーの東京公演は本日が最後。この記念すべき公演をお見逃しなく。■公演情報「井上陽水 50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」日時:10月20日(日)開場17:00/開演18:00場所:東京・東京国際フォーラム ホールA
2019年10月20日EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表の別所哲也、作詞家小竹正人の3人によって打ち出された『CINEMA FIGHTERS project』第3弾となる、『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は、5人の監督たちによって紡がれる、詩と音楽、映像をひとつに融合したプロジェクト。この度、完成披露上映会舞台挨拶が行われ、それぞれの作品に出演する小林直己、今市隆二、佐野玲於、佐藤大樹、そして行定勲監督、洞内広樹監督、井上博貴監督らが登壇、司会者からの様々な質問に答えた。役柄へのアプローチについて聞かれた小林は、主演した『海風』について、「脚本の段階で、蓮というキャラクターに共感する部分がたくさんありました。撮影前に、監督と食事をする機会があり、そこで蓮のバックボーンについてたくさんお話しすることができました。短い撮影でしたが撮影現場はセッションしているような感覚でした。行定組の船の上で暴れさせてもらった感じがしております」と答えた。『海風』の行定監督は、劇中で灰を食べるシーンは小林のアイデアだったことに触れた。「突然、現場で『灰を食べたい!』と言うので、脚本に加えました。物語のキーになっているシーンだし、小林さんのなかから生まれた熱いものを感じました。現場では、むせてたけどね(笑)」。小林は、「思った以上に食べてしまって、気管に入ってむせてしまいました」と苦笑いを浮かべた。『On The Way』で初演技を披露した今市は、撮影を行ったメキシコの印象について、「演技も初めてですし、メキシコも行ったことがありませんでした。作中のように銃を突きつけられた経験もない。どれも初めてだらけで、演技前にイメージしようにもできなかったというのが正直あります」と振り返る。撮影では観光で行かないようなローカルな場所に数カ所行ったという今市。「街の人、スタッフの方たち、みなさんが生きることに前向きで、明るくて、優しかったです。また行きたいと思った街でした」と笑顔でコメント。『魔女に焦がれて』に主演した佐藤は、「僕自身、雅人のようなもの静かな役は初めだったので『大変そうだな』と思いました。自分の周りにいる、なよなよした人や、ちょっぴり暗いタイプの子を観察して参考にしました」と説明。自身との共通点については「全くないです!僕は告白とかできないタイプなので」と笑顔で回答した。そして、『GHOSTING』に主演した佐野は、脚本を読んだときの感想について、「この作品はワクワクの中にも、大切なメッセージや本人が抱えているトラウマが描かれていました。ノスタルジックな雰囲気の中で、バクという役に共感しながら撮影に臨むことができました」と笑顔で振り返る。しかし自分自身は「過去には絶対戻りたくないです」とコメント。その理由は、「楽しい過去には戻りたいけれど、『過ぎちゃったことはしょうがねぇ』という精神だし、何より、辛かったり苦しかった気持ちは二度と味わいたくないです。戻るなら、いいとこ取りで戻りたい(笑)」と語った。これに小林から「結局戻るんかい!」とツッコミが入ると、佐野は「怒られているところには戻りたくないですからね」と笑顔で切り返し、会場の笑いを誘っていた。『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』11月8日(金)全国公開
2019年10月15日映画『その瞬間、僕は泣きたくなった - CINEMA FIGHTERS Project -』(11月8日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が15日に都内で行われ、小林直己(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、行定勲監督、洞内広樹監督、井上博貴監督が登場した。同作は5本のショートフィルムによるオムニバス映画。三池監督の『Beautiful』には EXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林、松永監督の『On The Way』に今市、洞内監督の『GHOSTING』に佐野、井上監督の『魔女に焦がれて』に佐藤が主演する。"過去に戻る"という『GHOSTING』について、佐野は「『ドラえもん』が好きなので、いくつになってもわくわくするなと思って。嫌いな人はなかなかいないと思うんですけど」と、設定に喜んでいた様子。しかし、自身が過去に戻るとしたら? という質問には「俺は、過去には絶対戻りたくないと思う人なので。『戻っていいことってねえな』みたいな。過ぎちゃったことはしょうがね~精神」ときっぱり拒否する。さらに「そんな気持ち、2度と味わいたくないということもある」と振り返りつつ、「いいところでで過去に戻れたら最高ですよね」と着地する佐野。小林から「結局戻るんかい!」とつっこまれ、「うまいもの食べてる時とかに戻りたい。怒られてる時とか、戻りたくないですね」とピンポイントに説明した。一方、『魔女に焦がれて』主演の佐藤は「小竹さんから『大樹には学生服を着せたい』というリクエストがあったと聞いていて。言葉数が少なくて内気な青年をやったのが初めてだったので、周りの暗い子とかを人間観察して頑張りました」と振り返ると、観客は「誰?」と若干ざわざわ。井上監督は佐藤について「すごくロジカルな思考の持ち主。ストーリーとキャラクターの感情両方で考えてプランニングして演技してたし、プランを乗り越えようとした意欲も感じたので、刺激をもらいました」と称賛した。同作ではヒロインが不思議な力を持っているが、自身が占って欲しいことは? という質問には「仕事運ですね。恋愛運ではなくて。将来の仕事がどうなるのかとか、アーティスト業がうまくいくのか」と硬派な様子。もし悪い結果が出ても「変えてやりますよ、その未来を。頑張ります!」と前向きに語った。
2019年10月15日映画『その瞬間、僕は泣きたくなった - CINEMA FIGHTERS Project -』(11月8日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が15日に都内で行われ、小林直己(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)、行定勲監督、洞内広樹監督、井上博貴監督が登場した。同作は5本のショートフィルムによるオムニバス映画。三池監督の『Beautiful』には EXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林、松永監督の『On The Way』に今市、洞内監督の『GHOSTING』に佐野、井上監督の『魔女に焦がれて』に佐藤が主演する。三代目 J SOUL BROTHERSのヴォーカルで、今回が演技初挑戦となった今市は「撮影に入る前に2回、監督とご飯をご一緒して、プライベートな話から仕事の話までして、結構晒してくださって。良い信頼関係で始まったんですけど、初回で監督が豹変した」と振り返る。「最初の撮影で20テイクくらい撮ったんですよ。初めての演技でもあったので、食らった感じもあったんですが、『アーティストとしてではなく、人間としての今市隆二を撮りたい』と言ってくださったので、内面の部分を現場で出せるようにしてくれた」と感謝した。同じグループで活動する小林が「素晴らしかったです」と今市の演技を絶賛すると、今市は「LINEをくれたんですよ」と嬉しそうに報告。小林は「観終わったあと、すぐ隆二にLINEして。初めてでいろいろな葛藤があったと聞いていたんですけど、普段の彼があまり見せたことない感じが出てた。松永監督が、彼自身が表現したい、叫びたいと思ってることを芝居に置きかえたのかなというくらい」と驚きを表す。今市が「欲が出てきたので。今回は短編でしたけど、長編とかも」と今後の希望を見せると、観客は「え〜!!」と驚き&期待の声を上げ、今市が「まだ全然わかんないですけど!」と慌てる一幕もあった。また、舞台挨拶後の囲み取材では、今市の演技について佐藤が「もともと、ヴォーカリストとして活躍している方って、僕らにはできないような表現力を持ってるんです。悔しいくらいに。そこに上乗せして、今市さんにしかできない表現とか表情を全て出すようにされてたので敵いませんでした」と熱弁。佐野は「松永監督の作品が好きでうらやましい気持ちもあったし、今市さんにすごく合っていた。話がドキュメンタリーで、もっと見たくなった。メキシコの話にすごく興味が湧いて、自分の生活のありがたみも感じました。泣きました」と感想を述べる。この言葉を受けて、今市は「大樹は本当に思ってるかわからないけど……」と周囲を笑わせつつ、「直己さんもLINEをくださって。早く感想が聞きたいという気持ちもあったので」とLINEの感想がとても嬉しかった様子。今後「自分ではないような、真逆の役とかもやったら力にもなるのかなと思います」と語る。三代目JSB全員での作品の可能性を聞かれると、小林は「面白いんじゃないですかね。それぞれ本当に個性が違うので、『やってみたい』という監督の方に会ってみたい。ぜひ募集しています」と語りかけた。
2019年10月15日戦後日本を代表する劇作家・小説家の井上ひさしが、『蟹工船』の作者・小林多喜二を描いた『組曲虐殺』。2010年にこの世を去った井上ひさしの最後の戯曲であり、存命中だった2009年の初演時に数々の演劇賞に輝いた本作が、2012年の再演を経て3度目の上演を迎えている。井上ひさしをよく知る栗山民也の演出と、初演時に役者として大きく脱皮した井上芳雄の主演、さらに著名なジャズピアニスト小曽根真の音楽担当は変わらず。そこへ上白石萌音や土屋佑壱が初参加、新たな装いで井上ひさしの“遺伝子”を伝える。9月上旬に訪れた稽古場の様子から、本作の魅力をお届けしよう。【チケット情報はこちら】物語は昭和初期、29歳で生涯を終えた多喜二の、最後の2年9か月を描く。子供の頃から貧しい人々を見てきた多喜二(井上)は、言葉の力で社会を変えようと、プロレタリア文学を書くようになる。『蟹工船』が検閲を受けるなど特高警察に目をつけられ、治安維持法違反の名目で逮捕・監視されるようになる多喜二。それでも以前と変わらぬ穏やかさをもって活動を続ける多喜二を心配し、姉のチマ(高畑)や恋人の瀧子(上白石)は、しばしば彼のもとを訪れる。多喜二の同志・ふじ子(神野)に瀧子がやきもきし、刑事の古橋(山本)と山本(土屋)も多喜二の人柄に魅せられていくなか、ついに“その日”がやってきて……。稽古場に入ると、そこには無造作な髪にカーキ色のシャツ、サンダルばきの井上の姿が。その表情と佇まいは見慣れたミュージカルスターではなく、多喜二に魅入られ没頭する、いち役者のそれだ。この日はまだ“本読み”だったが、その段階から小曽根がピアノで生演奏をつけていくのが本作のスタイル。“本読み”が始まると、小曽根は劇伴だけでなく、演者の声の強弱や音楽とのタイミングにも指摘を入れていく。栗山の演出も受け、井上はすぐに別の歌い方をやってみせる。隣で聞いていた上白石が、必死に井上に食らいついていく。井上の成熟と上白石のポテンシャル。すかさず高畑と神野らが陰影豊かな表情とセリフ回しで呼応すれば、小曽根のピアノもますます色を帯びてゆく。それはまさに、クリエイトの現場だけがもつ熱気だった。井上ひさしの作品らしく、軽妙な笑いと心が温まるシーンは本作でも健在。だが物語を貫いているのは、紛れもなく、不条理な力に対する抵抗だ。経済格差が進むなか、2008年に何度めかの『蟹工船』ブームがあったことは知られているが、井上芳雄は今回特に「今の時代のことを書いているのかと思えるくらい、内容がリンクしていて怖い」と感じたという。“本読み”の合間の会話では、栗山から「ワーキングプア率が上がるばかりの日本。この物語と今は変わらないんだよ」という言葉も聞かれた。そんな時代だからこそ「人間の大きさや、娯楽小説も読んだりするところが好き」と演じる井上が言う温かな多喜二の姿が、じわりと心にしみる。2019年の今、改めて味わいたい舞台だ。取材・文:佐藤さくら
2019年10月09日井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日BL(ボーイズラブ)漫画「LOVE STAGE!!」が来年映画化されることが決定。本作の主要キャストが発表された。「瀬名泉水」は有名芸能一家に生まれた唯一の凡人で、超オタクな漫画家志望の大学生。幼い頃の経験で芸能界を嫌っていた泉水だったが、あることがきっかけでTVCMに出演することに!そこで若手人気俳優「一条龍馬」と10年ぶりの再会を果たす。なんと彼は泉水を女性だと勘違いし、10年間恋心を抱き続けていた。男を好きになってしまった自分に困惑しつつも突き進む龍馬と、その思いにどう答えるのか戸惑う泉水。そこに過保護な兄「聖湖」のお節介や、切れ者「玲」の策略、さらには泉水の大々的芸能界デビュー計画が動き始めて…。同漫画は、DAIGOの姉であり漫画家の影木栄貴が原作を手掛け、「プリンセス・プリンセス」の蔵王大志が作画を担当したBL漫画。超有名芸能一家に生まれた唯一の凡人でオタク大学生の瀬名泉水が、超人気若手俳優の一条龍馬に再会し、告白をされたことから始まるラブコメディ作品だ。単行本全7巻が発行され、2014年にはアニメ化も話題に。さらに、漫画・アニメ共に翻訳版が海外でも人気を博している。今回の映画化では、超有名芸能一家に生まれた主人公・瀬名泉水役をジュノン・スーパーボーイ・アナザーズのチームユース所属の若手俳優で、舞台「弱虫ペダル」などに出演する杉山真宏。泉水に10年の片想いの末に告白をするもうひとりの主人公・一条龍馬役を、ミュージカル「刀剣乱舞」の仲田博喜が演じる。また、瀬名家が経営する芸能プロダクション「瀬名プロ」の敏腕マネージャー・相良玲役には、舞台「黒子のバスケ」や「おそ松さん on stage」「文豪とアルケミスト」の和合真一が演じることも決定した。なお、本作の監督は『40万分の1』の井上博貴。脚本は原作者の影木氏が担当する。<原作者・影木栄貴コメント>今回、実写映画版ラブステージの泉水、龍馬、玲役の3人がついに解禁されたわけですが、泉水役の杉山真宏さんは若く爽やかで肌がピチピチしていました。龍馬役の仲田博喜さんは背が高くかっこよかったです。玲役の和合真一さんは写真頼んだらわざわざ衣装に着替えて玲に成り切ってくれました。「何度もチューしちゃいましたよー」と照れながら言う主演お2人には萌えました!ごめん!引き続きキャスト第2弾もお楽しみに!『LOVE STAGE!!』は2020年公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月02日