井上ひさしの没後10年を記念した「井上ひさしメモリアル10」シリーズの掉尾を飾る『組曲虐殺』が、本日10月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕する。亡くなる前年の2009年に初演された、“井上ひさし最後の戯曲”。数々の演劇賞に輝いた初演と再演(2012年)に続き、井上芳雄が「演じることに使命を感じる」と語る小林多喜二役に7年ぶりに挑む。貧しい人々が苦しむ姿を見て育ち、言葉の力で社会を変えようと発起、プロレタリア文学の旗手となった小林多喜二。特高警察に目をつけられた彼は、言論統制の激化に伴い次第に追い詰められていくが、その信念は決して揺るがない。潜伏先を変えながら執筆を続ける多喜二と、彼を心配しながらも明るく力強く生きる姉のチマ(高畑淳子)、恋人の瀧子(上白石萌音)、同志のふじ子(神野三鈴)。多喜二の人柄に共感しながらも、職務を全うしようと手を尽くす刑事の古橋(山本龍二)と山本(土屋佑壱)。そしてついに、その日は訪れる……。一人の内気な青年が、なぜ29歳4か月で死に至らなければならなかったのか。栗山民也演出のもと、実力派のキャスト陣と小曽根真の音楽が、重いテーマを明るく描き出す。もしかしたら初演や再演時以上にこの作品が求められているのかもしれない2019年、小林多喜二と井上ひさしの言葉と思いは、きっと観客の胸に深く響くことだろう。文:町田麻子
2019年10月06日ミュージカル界のプリンス井上芳雄と若手女優・今田美桜が、今冬公開の映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEヒーローズ:ライジング』にゲスト声優として参加することが分かった。ストーリー雪が降り続く冬のある夜。ヒーロー社会を壊そうと目論む敵<ヴィラン>・死柄木弔たちが、密かに【何か】を運ぼうとしていた。彼らの動きを事前にキャッチしたプロヒーローたちが現場に駆け付け、激しい戦いを繰り広げる中、その【何か】は、仲間と共に去って行った。ちょうどその頃、出久たちは引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、クラス全員で期間限定の校外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那歩島を訪れていた。ここしばらく大きな事件が全く起きていない平和な島で、駐在ヒーローとして島の人々の生活を助けながら、忙しく、それでいてのんびりとした時間を過ごしていたが、その静寂を切り裂くように、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、ナイン。出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かうが…。井上芳雄&今田美桜がゲスト声優に決定今回ゲスト声優に決定した2人が担当するキャラクターは、なんとヴィラン!ミュージカル「エリザベート」や「モーツァルト!」など数多くの舞台に出演し、その美しい歌声と高い演技力で多くのファンを魅了するミュージカル界のトップスター井上さんが声をあてるのは、死柄木弔たちがその行方を追う最凶の敵<ヴィラン>、ナイン。またナインの側近スライスは、「花のち晴れ~花男 Next Season~」「SUITS/スーツ」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」と話題作への出演が続く今田さん。スライスは人間に裏切られてきた過去を持ち、誰も信頼せず生きてきたが、ナインの理想に賛同。髪の毛を刃物のように操る個性を持っている。息子から「全力で後押し」「声の出演のオファーを頂いたときに、『ヒロアカ』大ファンの息子に相談したところ、『絶対にやった方がいい!』と全力で後押しされたのでありがたくお受けしました」と「ヒロアカ」大ファンの息子の後押しをきっかけに挑戦を決めたという井上さん。「まさに令和になった今に必要な作品になっている」と本作について語り、「ミュージカルなどの舞台上では悪役を演じたことがほとんどないので、今回頂いた、最凶の敵である“ナイン”を演じることは、とてもワクワクしていますし、今までになく思い切って演じてみたいと思います!」とコメントしている。「完成が私もすごく楽しみ」今回、自身初となるアニメ映画の声優となった今田さんは「原作にはない、かっこよく、美しい、スライスという役を魅力的に演じられるよう、頑張りたいと思います」と意気込み、「この大興奮のストーリーの完成が私もすごく楽しみですし、みなさんにも楽しみにしてもらいたいです!」と語っている。『僕のヒーローアカデミア THE MOVIEヒーローズ:ライジング』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:僕のヒーローアカデミア THE MOVIEヒーローズ:ライジング 2019年12月20日より全国東宝系にて公開©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
2019年09月26日TBSラジオが2020年2月10日・11日に神奈川県・パシフィコ横浜展示ホールで開催する、大型体験型イベント「RADIO EXPO~TBSラジオ万博2020~」の出演者ラインナップ第2弾が発表された。今回発表されたのは、爆笑問題、山里亮太、アルコ&ピース、うしろシティ、ハライチ、かまいたち、清塚信也の7組。同イベントは、音楽ライブ専用のミュージックエリアと、様々な出演者によるイベントを開催するエンタテインメントエリアを中心に構成される。エンタテインメントエリアでは、トーク、お笑い、カルチャーイベントを開催するメインステージや各種パビリオンをはじめ、様々な横浜グルメを集めたフードコート、協賛出展社による各種ブースなどが集まる。また、出演者ラインナップ第1弾として、赤江珠緒、玉袋筋太郎、ナイツ、ジェーン・スー、荻上チキ、エレキコミック、片桐仁、井上芳雄、宇多丸、RHYMESTER、クレイジーケンバンドが発表されている。チケット料金は、オールエリア自由観覧で、2月10日は4,500円、11日は6,000円、2日間通し券は9,000円。エンタテインメントエリアに隣接するキッズエリア「こどもエキスポ」のみ入場可能なチケットは1,500円となる。発売は10月中旬を予定している。
2019年09月19日井上ひさし没後10年のメモリアルイヤーである今年、最後の書き下ろし戯曲となった『組曲虐殺』が7年ぶりに再々演される。主人公の小林多喜二を三度演じるのは井上芳雄。10年前の初演以来ずっと心にあったと語るほど思い入れのある作品に、今どう向き合い、何を伝えてくれるのだろうか。『組曲虐殺』について、「自分が演劇をやらせてもらう意味があるかもしれないと思わせてくれた特別な作品」と井上は言う。演じたのは、プロレタリア文学の旗手として、貧しい人々が苦しむ世の中を変えたいと活動した小林多喜二。言論統制が激化して命を脅かされるような状況下にありながら信念を貫いた青年である。「初演は、こんなに大きな人物を演じるに値しないと思いながらも、みなさんの力に支えられてただただ一生懸命やらせてもらいました。そして、井上ひさし先生や多喜二に恥ずかしくない人間でいたいと思うようになったんです。だから、理想論かもしれないですけど、世の中が少しでも良くなるような生き方ができたらと思いますし。そういう使命感を基本に持ちながら、作品や役を表現できたらと思っているんですね」。再々演への思いは強い。自身にとっても大切な作品であるうえに、格差や排他感情、全体主義的な動きが激しくなるばかりの今、世界が多喜二の時代に逆戻りしている気がしてならないからだ。「井上先生はきっと今を見越しておられたんだと思いますが、やっぱりもう一度あの時代に戻るわけにはいかないですから。観て何を感じていただくかは自由ですし、演劇にできることは本当に小さいかもしれないんですけど、こういう時代があったんだという事実はちゃんとお伝えしたいなと思っています」。しかも、その事実の伝え方に、楽しい工夫がされているのが井上ひさし作品である。「井上先生が描いている多喜二は周りの人に愛されていて、多喜二も含め、みんな本当に明るく生きているんです。だから、悲劇的な面だけではなく、その力強さも表現するのが務めだろうなと思っています」。そしてその表現には音楽も使われる。「なかでも『信じて走れ』には、希望をつないでいこうという井上先生のメッセージを感じて、歌うたびにすばらしい曲だなと思うんです」。今回の上演では、初演から続投する神野三鈴、山本龍二、高畑淳子に加え、上白石萌音、土屋佑壱の新メンバーも加わる。こうしてまた作品がつながっていくことも喜びのひとつ。「みんなで“今”の『組曲虐殺』を作って、初演を超えたいと思います」。(取材・文:大内弓子)組曲虐殺は10/6(日)~10/27(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演後、福岡、大阪、松本、富山、愛知を巡演。
2019年09月06日2020年に四大都市連続公演を予定していたミュージカル・東宝版「エリザベート」が、全公演中止。チケットの払い戻し詳細は、東宝公式ホームページにて告知。「エリザベート」は、ウィーン・ ハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、 彼女を愛した黄泉の帝王・トートの物語。トートは、自由を愛し類なき美貌を誇ったエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかその愛を意識するようになる。 しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、エリザベート自らの死を意味した。ハプスブルク帝国滅亡と、エリザベートの“運命”を描いた人気ミュージカルは、2000年に東宝版で初演、2015年に内容をリニューアル。2019年には、3か月連続で公演が行われた。2020年公演は、2000年の初演から20周年を迎える記念公演となる。脚本/歌詞をミヒャエル・クンツェが手がけ、音楽/編曲はシルヴェスター・リーヴァイ、演出/訳詞は小池修一郎。2020年版キャストとして、主人公・エリザベートは2019年に引き続き、花總まり、愛希れいかがWキャストを務める。また、トート役は井上芳雄、古川雄大が2019年から続投する他、新たに山崎育三郎も加わりトリプルキャストに。山崎育三郎は東京公演のみ、井上芳雄は地方公演のみの出演となる。その他、ルイジ・ルキーニ役に尾上松也、上山竜治、黒羽麻璃央のトリプルキャストが決定した他、田代万里生、佐藤隆紀、三浦涼介、未来優希、剣幸、涼風真世、香寿たつきといったキャストが出演する。また、2019年10月からは、国立西洋美術館においてエリザベートが生きたハプスブルク家の美術コレクションを紹介する「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を開催。2020年公演でもエリザベート役を演じる花總まりが音声ガイドを務める。併せてチェックするとより世界観を楽しめそうだ。【詳細】東宝版「エリザベート」<全公演中止>※全公演の開催を中止。チケット払い戻し詳細は、東宝公式ホームページに記載。公演時期/場所:・2020年4月9日(木)~5月4日(月) 東京・帝国劇場(東京都千代田区丸の内3-1-1)・2020年5月11日(月)~6月2日(木) 大阪・梅田芸術劇場メインホール(大阪府大阪市北区茶屋町19-1)・2020年6月10日(水)~6月28日(日) 名古屋・御園座(愛知県名古屋市中区栄1-6-14)・2020年7月6日(月)~8月3日(月) 福岡・博多座(福岡県福岡市博多区下川端町2-1)脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出/訳詞:小池修一郎■出演エリザベート:花總まり / 愛希れいかトート:(東京) 山崎育三郎 / 古川雄大、(地方) 井上芳雄 / 古川雄大フランツ:田代万里生 / 佐藤隆紀ルドルフ:三浦涼介マダム・ヴォルフ / ルドヴィカ:未来優希ゾフィー:(東京/大阪) 剣幸 / 涼風真世 / 香寿たつき、(名古屋/福岡) 剣幸 / 涼風真世ルイジ・ルキーニ:(東京/大阪) 尾上松也 / 上山竜治 / 黒羽麻璃央、(名古屋/福岡) 上山竜治 / 黒羽麻璃央Copyright Toho Co., Ltd. All rights reserved.
2019年08月29日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。その8月18日(日)オンエア回に、俳優の井上芳雄、女優の土屋太鳳、「IZ*ONE」宮脇咲良ら豪華ゲストが出演。“悔しさに涙した日”をテーマにお届けする。ミュージカル「エリザベート」でデビュー。「モーツァルト!」「ミス・サイゴン」などミュージカルでの活躍はもちろん、大河ドラマ「おんな城主 直虎」をはじめとした映像作品や歌番組への出演と多彩な活躍を見せる井上さん。『となりの怪物くん』や『春待つ僕ら』などの青春モノで人気を博す一方、『累-かさね-』や『七つの会議』「砂の器」で新境地を開拓。『バンブルビー』では吹き替え声優にも挑戦するなど、女優として進化し続ける土屋さん。HKT48の一期生として同グループを牽引。AKB48を兼任するようになってからは総選挙で3位を獲得するまでに躍進。そんななかで昨年韓国の番組「PRODUCE 48」に出演し、「IZ*ONE」のメンバーに選出。昨年10月にデビューし、日本のみならず韓国でもトップアイドルとして活躍する宮脇さん。そのほか今回は炎鵬晃、Matt、東野幸治、渡部建らもゲストとして出演。後藤輝基と市來玲奈アナウンサーが司会を務め「あ~つらい!つらい!あまりの悔しさに涙した日」をテーマに番組が進行する。井上さんは現在帝国劇場で公演されているミュージカル「エリザベート」にトート役で出演中、公演は8月26日(月)まで。土屋さんは8月24日(土)~25日(日)にかけ日本テレビ系で放送される「24時間テレビ42 愛は地球を救う」内で、スイスにあるブライトホルンへの登山に挑戦。標高4000m超の冬山に本格登山する様子が生中継される。宮脇さんは「IZ*ONE」の日本3rdシングル「Vampire」が9月25日(水)にリリース決定。いまをときめく人気俳優、女優、アイドルに力士たちが“あまりの悔しさに涙した日”を語る「行列のできる法律相談所」は8月18日(日)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年08月18日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日日本時間6月10日(月)、アメリカ演劇界で最も権威のある「第73回トニー賞授賞式」が開催。WOWOWではニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継し、WOWOWスタジオのナビゲーターの井上芳雄、スペシャル・ゲストの堂本光一も大興奮の結果となった。世界最高レベルの歌と踊りのパフォーマンスが繰り広げられる華やかな授賞式の模様を、今年もニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継。トニー賞は、該当期間中にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイの劇場で公演開始された作品が対象となり、演劇部門とミュージカル部門それぞれで作品賞やリバイバル作品賞、主演男優・女優賞などが授与される。“ダイバーシティキャスティング”の象徴作品がミュージカル助演女優賞今回の司会者は大人気トーク番組の司会であり、『オーシャンズ8』などに出演しているマルチ俳優ジェームズ・コーデン。2016年の第70回に続き2度目の抜擢となった。前回、歴史に残るオープニングパフォーマンスを披露したコーデンには今年も高い注目が集まり、約10分にも及ぶ圧巻のパフォーマンスを披露。オープニングからスタンディングオベーションが起こる大盛り上がりの幕開けとなった。近年は社会情勢や各種ムーブメントを踏まえて、壇上での政治的な発言に注目が集まりがちだが、今年は、努力が実った喜びや演劇人としての誇り、仲間や身近な人への感謝、演劇を人生になぞらえるといったような、等身大で心温まるスピーチが目立った。そんなスピーチでも特に喝采を浴びたのはミュージカル助演女優賞を受賞した「オクラホマ!」のアリ・ストローカー。1943年初演作のリバイバルである同作は、現在のブロードウェイで定着しつつある、人種やハンディキャップにこだわらない“ダイバーシティキャスティング”という手法が採用され、パフォーマンスでも大きな存在感を見せつけた。彼女は、壇上で「ハンディキャップのある子供たち、いつかこの舞台に上がりたいと思っている子供たちにこの賞をささげたいと思います」とスピーチし、大きな喝采を浴びた。同作はミュージカル・リバイバル作品賞と合わせて2部門で受賞した。13部門14ノミネートを果たしていた「ハデスタウン」が最多8部門受賞ミュージカル部門では、気鋭の女性演出家レイチェル・チャフキン演出の「ハデスタウン」が13部門14ノミネートという圧倒的な強さを見せつつも、「トッツィー」「ビートルジュース」と80年代の大ヒット映画のミュージカル化も多部門にノミネートされ、混戦が予想されていた。そんな中、「ハデスタウン」がトニー賞の象徴ともいえるミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞など最多8部門を受賞したほか、女性演出家による作品に多く賞が渡るなど、“ダイバーシティ”を感じさせる結果に。今年のアカデミー賞や「メットガラ」でその衣装が大きな話題となったビリー・ポーターの衣装にも注目が集まった。ギリシャ神話の世界を個性ある楽曲で綴り、政治的なメッセージ性も込められた同作の女性演出家レイチェル・チャフキンは、ミュージカル作品賞受賞を受けて「ハデスタウンという言葉には、どんなに暗い中でも光は注がれるということを意味しています。愛、魂に心を揺さぶられ、上演の場所が変わっていくにつれどんどんスタッフが増えていきました。この舞台、劇場の力を私たちは信じたいと思います」と喜びを語った。堂本光一「エンターテイメントって素晴らしい」日本のスタジオでは午前8時に、ナビゲーターの井上さんによるオープニングパフォーマンスで放送がスタート!井上さんは本年度ノミネート作品から、「キス・ミー・ケイト」より「Another Op’nin’ , Another Show」、「オクラホマ!」より「Oklahoma!」、「ハデスタウン」より「Way Down Hadestown」の特別メドレーを披露した。さらに、N.Y.に渡り本年度のノミネート作品の数々を鑑賞してきた井上さんとスペシャル・ゲストの堂本さんは、演出や舞台裏にまで興味津々で幅広いトークを展開。2人は「ハデスタウン」の主演女優エヴァ・ノブルザダとN.Y.で直接対面していることもあり、彼女に大注目。堂本さんは、「『ハデスタウン』は本当に魅力的で、とにかく観て!」と熱弁をふるい、最後には「ああ終わっちゃったって感じがしてさみしいですね。エンターテイメントって素晴らしいなと改めて思いました」と改めてコメント。井上さんは、オープニングパフォーマンスに圧倒されたようで、「今年のオープニングは秀逸でしたね!」など終始興奮気味にナビゲート。「ああエンターテイメントをやっててよかったと思いました。どの作品にも必ず希望がある。そこが素晴らしかったです」と熱く語った。また、今年は新作ミュージカル「怪人と探偵」より、メインキャストの中川晃教、加藤和樹、大原櫻子による楽曲「微笑みの影」を本邦初披露!さらに、ミュージカル俳優の海宝直人は、ミュージカル「ノートルダムの鐘」より「陽ざしの中へ」を生熱唱。「今年はノートルダム大聖堂の(火災の)こともあったし、“願い”ということを意識しました」と自ら行った選曲のポイントを紹介した。「第73回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月15日(土)19時よりWOWOWライブにて放送。WOWOWメンバーズオンデマンドにて見逃し配信。(text:cinemacafe.net)
2019年06月10日日本ミュージカル界屈指の人気作『エリザベート』の2019年シーズンが、いよいよ6月7日(金)に開幕する。初日に先駆け6日、出演する花總まり、愛希れいか、井上芳雄、古川雄大、山崎育三郎、成河が意気込みを語った。チケット情報はこちら19世紀末のウィーン、皇帝フランツ・ヨーゼフに嫁いだ美貌の皇后エリザベートを主人公にした物語。実在した皇后の波乱万丈な人生を、エリザベートに惹かれていく黄泉の帝王トート(死)という架空の存在を絡め、美しい音楽に乗せ描いていくミュージカルだ。日本では宝塚歌劇団版と、“東宝版”と呼ばれる東宝製作版プロダクションの2バージョンが繰り返し上演されている。今回の東宝版は2016年以来、約3年ぶりの上演。メインキャストも新しい顔ぶれが加わった。タイトルロールであるエリザベートを演じるのは、東宝版には3期連続出演となるだけでなく、1996年の宝塚版初演で同役を演じたオリジナルキャストである花總と、昨年宝塚歌劇団を卒業し、今回東宝版『エリザベート』には初出演となる愛希。ただ愛希も2018年の宝塚月組公演で同役を演じた経験がある。花總は「日本初演以来、ものすごく長くお客さまに愛されている作品。それを受け継ぎつつ、やるキャストによって色々な色に作品を変えることができたらいいなと思って毎回みんなで頑張っています。今回もたくさん愛していただけたら」と心境を。愛希は花總と「同じ時に同じ役をさせてもらうということに感動」と語り、「新しく作品に入らせていただきますが、もっと(作品を)深めて、先に先にいけたら」と意気込んだ。エリザベートと愛憎を繰り広げるトート役は、こちらも東宝版には3期連続出演の井上と、前回公演までは皇太子ルドルフを演じ、今回トート役初挑戦となる古川。ミュージカル界のプリンスと呼ばれる井上は、2000年の東宝版初演のルドルフ役でデビューをしているが、奇しくもこの日がデビュー記念日。「たまたま19年前の今日が初日だった。この仕事を19年も続けられて嬉しい(笑)。『エリザベート』は当時も人気作品でしたが、どんどん大きな作品になったんだなとひしひしと感じます」と話す。古川は「2012年にルドルフ役を演じ、今回で作品には4度目の出演ですが、いま2012年以上に緊張しています。ただ当時は感じられなかった“楽しみ”という気持ちも今はある。トートのことだけを考え、色々なことに挑戦していく機会にしていきたい」と語った。エリザベート暗殺犯・ルキーニは山崎、成河のダブルキャスト。「音楽面でも色々と変更が加えられている。作品を見慣れたお客さまたちも新しい重厚な世界を楽しんでいただけると思う」(成河)、「『エリザベート』は時代ごとに変化していくところも魅力」(山崎)とそれぞれアピールした。公演は6月7日(金)から8月26日(月)まで、東京・帝国劇場にて。
2019年06月07日WOWOWが放送する「生中継!第73回トニー賞授賞式」でナビゲートを務める井上芳雄と、スペシャルゲストの堂本光一が、トニー賞授賞式を間近に控えたN.Y.へ飛び、ブロードウェイで観劇&取材した感想を語った。6月10日(日本時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される、演劇・ミュージカル界における世界最高峰のアワード「第73回トニー賞授賞式」。この授賞式を間近に控えたブロードウェイで過ごした2人は、「ナイツ・テイル-騎士物語-」で共演、以来親交を深めたそう。井上さんは「光一君の舞台への愛は知っていましたが、自分が携わっている事に本当に愛情があるんだなって、改めて思いました。今回、NYで『ナイツ・テイル-騎士物語-』に携わったポール・ゴードン(音楽・作詞)とブラッド・ハーク(楽曲アレンジ)に会いに行って『ナイツ・テイル』の話をした時、本当に作品を大事に想っているんだなと。もちろん僕も大切に想っていますけど」と明かし、堂本さんも「改めてこの人本当にミュージカルが好きなんだな!って思いました」「好き度合いが半端ないです」とお互いの舞台愛を語る。印象に残った作品については、「ザ・プロム」を挙げた井上さん。「すごい面白かったです。ワクワクするようなコメディというのが第一にありますね」と言い、最多ノミネートの「ハデスタウン」については「バランスがいいというかクオリティが高いというか。『ザ・プロム』とは方向性が違いますが、演出の工夫と表現でいろんな世界を見せるところがより演劇的ですね。神話をミックスして現代に置きかえていますが完全なオリジナルで、今のブロードウェイらしい、トニー賞に一番近そうな作品だと思いました」とコメント。一方、堂本さんは「エイント・トゥー・プラウド」が印象に残ったそうで、「単純に英語が分からなくても楽しめるミュージカルです」と説明し、「例えば、ソウルの音楽やダンスにしても、マイケル・ジャクソンしかり、今人気のブルーノ・マーズしかり、その人たちの原点となるような部分が楽曲やダンスにありました。日本人が観るにあたって、無条件に楽しめるワクワクする作品だと思います」と魅力を明かした。さらに、様々な作品を観て「個人的には、最先端な表現も好きですけれど、観るにあたっては、自分はアナログが好き」と改めて今回発見があったという堂本さん。観劇した「キング・コング」については「最先端の技術だけでなく、演劇的部分を残そうと、人が表現している、そこがブロードウェイならではなのかなと思いました。例えば、ラスベガスでやったら最先端の技術で“ショー”としてやるんじゃないかな。腕を動かすところもあえて人がやっている、動かす様を見せて、その人達も表現者として存在させていたのが、やり方として面白い」と言うと、井上さんも「プログラミングされているのかと思いきや、人がリアルに動かして、絶対そっちの方が手間がかかるのにあえてやっているというね」と。今回N.Y.を訪れてみて、井上さんは「2人だと二倍、いやそれ以上に楽しかった!今年は、いろんなタイプの作品があって、2人それぞれの好みが反映されるレポートにもなっていると思います」「2人でたくさん観て感じて話しをしたので、それが皆さんにも伝わって、トニー賞が楽しみだな、ブロードウェイに行ってみたいな、と思ってもらえたら嬉しいです」と番組を待つ視聴者へメッセージを送る。一方、堂本さんは「一気にこの短期間で6本も観てしまう贅沢をさせていただきました。期間が空いて観る感覚と、毎日連続で観るのとでは受ける印象がすごく違うと思いますね」と滞在中の感想を語り、「芳雄君と一緒だからリラックスして楽しめたと思う。もし一人だったらここまで楽しめていないと思う」と、充実した時間だったと語っている。なお、堂本さんが「単純に楽しんじゃいました」と語る今回の模様は、「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」にて放送される予定だ。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)、6月15日(土)19時~WOWOWライブ(字幕版)にて放送。「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」は5月25日(土)18時45分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年05月15日WOWOW「生中継!第73回トニー賞授賞式」では、日本のスタジオからミュージカル界のトップスター井上芳雄がナビゲートし、スペシャルゲストとして堂本光一が出演することが決定している。この度、授賞式を前に、2人のお互いの印象やトニー賞に対する思いなどを語るオフィシャルインタビューが到着した。今回6年連続でトニー賞授賞式のWOWOW生中継番組に出演する井上さんは「当たり前ですが、出てくる作品が毎年違うので、慣れたという感じもせずに、毎回ドキドキしながらその時を迎えるという気持ちは変わらないです」と毎回新たな気持ちだと言う。一方、トニー賞はいつもチェックしているという堂本さんは「授賞式は、これは観ておくべき作品というものが凝縮された形で見られるので、すごくお得」と、ミュージカルにあまり興味がない人にもおすすめだと語る。そんな授賞式に期待することについて井上さんは「司会者が誰かによって雰囲気も違ってくるので。今年はジェームズ・コーデンさんが司会ですが、本当に面白いし、司会もうまい。盛り上がるだろうなと思います。いろんな俳優が出てきて華やかな面もありますが、その中で皮肉がきいていたり、風刺があったりするんですよね。そこから世界が見えてくるところがあるので、楽しみですね」とコメント。また堂本さんは「賞レースでなくてもいいんですが、日本でもこういう番組があればいいのにな」と言うと、井上さんも「いつか日本でもトニー賞のようなものができれば、また違う盛り上がりがあるんじゃないかなと思いますね」と同意する場面も。そして、授賞式の生中継番組とは別に、事前番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」の収録で2人一緒にニューヨークのブロードウェイに行き、生の空気を体感することが予定されている。そのことについて「ただただ楽しみ」という井上さんは、「今までも事前番組でNYに行かせてもらったことがありますけど、基本的にはひとりでした。だから 今回、光一くんと一緒に新作を観られるのも楽しみ」と期待した。堂本さんと井上さんは、ミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」で共演して以来、親交を深めたそうで、堂本さんは「今回、芳雄くんと一緒に仕事ができるというのも、すごくステキなめぐり合わせで。すごくうれしいことですね」と言い、井上さんも「光一くんが来てくれることで広がることがありますし。影響力もすごいので感謝しています。光一くんも進行が上手なので、お互いに助け合いながらやっていきたいと思います」と意気込んでいる。また最後に、「今見ておくべき、エンターテインメントが凝縮して見られる、すごくぜいたくな時間だと思います。この素晴らしいパフォーマンスを是非楽しんでいただければ」(堂本さん)、「日本では年々、ミュージカルが浸透しているかなと思いますし、ブームと言われて久しいですが、常に最先端のブロードウェイの息吹、空気を日本の皆さんにお届けしたいので、ぜひ注目していただければ」(井上さん)とそれぞれ視聴者へメッセージを寄せている。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)、6月15日(土)19時~WOWOライブ(字幕版)にて放送。「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」は5月25日(土)18時45分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月24日堂本光一が、WOWOWで生中継する世界最高峰の演劇&ミュージカルの祭典「第73回トニー賞授賞式」のスペシャル・ゲストに決定した。トニー賞とは、該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされている。「第73回トニー賞授賞」は、日本時間6月10日(月)、N.Y.のラジオシティ・ミュージックホールで開催。WOWOWでは、今年もこのトニー賞授賞式を生中継する。そして今回、スペシャルゲストとして「Endless SHOCK」でミュージカルの単独主演最多記録1700回公演を達成し、自ら演出も手掛ける堂本さんの出演が決定。授賞式当日は、ナビゲーターの井上芳雄と共に、日本のスタジオに生出演!さらにこの授賞式を前に、2人がニューヨークを訪れ、最新のブロ ードウェイ情報をレポートするトニー賞授賞式の事前番組「トニー賞直前SP 2019 ~僕たちのブロードウェイ物語~」も放送予定となっている。<堂本光一コメント>トニー賞授賞式は、今見ておくべきエンターテインメントが凝縮して見られる、すごくぜいたくな時間だと思います。ミュージカルって人間から出てくるエネルギーみたいなものがものすごく感じられるものだと思うんです。そういった部分が、テレビを通して間違いなく感じることが出来るはずなので、きっとこの素晴らしいパフォーマンスを皆様にも楽しんでいただけると思います。僕も芳雄くんのナビゲートで、トニー賞授賞式を楽しみたいと思います。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライムにて(二/同時通訳)、15日(土)19時~WOWOWライブ(字幕版)にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月15日ミュージカル『エリザベート』の合同取材会が1日に東京で行われ、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、古川雄大が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2000年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、古川)を絡めた。井上は「ミュージカルブームと言われて久しく、追い風が吹いてる気はしてるんですけど、日本のミュージカル界にとっては独自の進化を遂げている演目だと思う」と同作について表し、「『レ・ミゼラブル』には負けてられない」と意気込む。作品の中で好きな楽曲として「最後のダンス」を挙げ、エリザベートを振り回す同曲に「こんなに自分の中にSっ気があったのか」と周囲を笑わせていた。2018年11月に宝塚版の同作で同役を務めて退団した愛希は「作品の大ファンでしたので、出演できることがすごく嬉しかったのと、宝塚歌劇団でも演じまして、もう一度挑戦できるんだという気持ち。すごく愛されてる作品ですので、責任があるな、頑張らなきゃなと思いました」とオファー時を振り返る。また同作にはこれまでルドルフ役で出演していた古川は「前回(2016年)の最後のカーテンコールで、『ルドルフは卒業します』と宣言したんです。しばらく『エリザベート』は出れないのかなと思ってたんですけど、早くチャンスをいただけたなという気持ちで、すごくびっくりしている。プレッシャーとか不安の方が大きいです」と気持ちを表した。1996年に日本で初めてエリザベートを演じ、井上から「レジェンド」と呼ばれている花總は、今回Wキャストとなった愛希について「『マリー・アントワネット』公演を観にきてくださって、挨拶をしてくださったんですけど、宝塚やめたてほやほやで、湯気が出てました」と語る。湯気の内容についてきかれると、「熱気でしょうか」と説明し、愛希は「すごく緊張していたので」と恥ずかしがった。逆に愛希は花總に対し「ずっと拝見してて、お姫様というイメージが強かったんですけど、お会いしてすごく気さくに優しく話してくださった」と感謝していた。取材会はさらに、同作の演出を務める小池修一郎の話題に。宝塚歌劇団の演出家である小池について、花總が「宝塚の演出のとき、生徒の私たちに対するときと、(宝塚以外では)微妙に違う印象かもしれない」と考えを述べると、井上も「OGの方には、厳しいかもしれない」と同意。花總は「私たちには何を言ってもいいみたいな。このお稽古中にあれ? と思うかもしれない」と苦笑し、愛希は「覚悟して……」と息を飲んだ。井上が「古川くんだっていろんな目にあってるよね?」と話を振ると、古川は「小池先生の演出の作品じゃなくても楽屋にきて、胸からダメ出しノートを取り出して……」と明かし、「正しいことおっしゃってるなというのを感じるので、悔しいんです。どこまでも愛が深い」と感謝。また古川と同じく、ルドルフ役を経てトートを演じている井上は、「『闇が広がる』のデュエットで、ルドルフのとこ歌いそうになる。わけがわからなくなるから気をつけて」とアドバイスしていた。
2019年04月01日人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」が再び映画化。アニメ劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』として、2019年12月20日(金)に公開となる。“ヒロアカ”アニメ劇場版最新作公開決定「僕のヒーローアカデミア」は、2014年7月より『週刊少年ジャンプ』で連載をスタート。シリーズ累計発行部数は2100万部を突破するほどの人気作で、これまでTVアニメ1期~3期が放送され、2019年10月からは第4期の放送を控えている。2018年夏には、初の劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~」が公開され、観客動員数139万人、興行収入17.2億円のヒットを記録した。堀越耕平「ヒロアカ最終回とも言えます」そして、ファン待望の最新作。原作の堀越耕平が総監修・キャラクター原案を担当し、誰も見たことのないオリジナルストーリーをスクリーンで展開する。公開に向け堀越は「今回の映画は、ある種ヒロアカ最終回とも言えます。 というのも、原作の最終決戦でやりたかったネタの一つをこの映画で使っているからです。 これを超える展開はおそらくもうないと思うので、第3弾はないでしょう。多分。 というわけで、僕のヒーローアカデミア映画第2弾、前回よりもPLUS ULTRAしておりますので、どうぞお楽しみに!!」と意気込みを語っている。雄英高校1年A組メンバーvs史上最凶ヴィラン・ナイン主人公のデクやその幼馴染でライバルでもある爆豪勝己をはじめ、麗日お茶子、飯田天哉、轟焦凍ら、雄英高校1年A組のメンバーが全員集結。物語の舞台は、校外ヒーロー活動のために訪れた離島・那歩島(なぶじま)だ。“引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、平和な島の人々を助け、慌ただしい日々を送っていた雄英高校1年A組メンバーの前に現れたのは、最凶の敵<ヴィラン>・ナイン(CV:井上芳雄)とその部下たち。恐るべき力と“個性”を持ち、そして死柄木弔率いる敵連合とも何らかの繋がりがあると思われるナインには、ある“狙い”があった。島に住む人々をナインたちから守るため、デクたち1年A組メンバーが“ニューヒーロー”として立ち向かう。ナインに従うヴィラン達キメラ(CV:竹内駿輔)ナインと行動を共にする敵<ヴィラン>。異形系の"個性"への差別や迫害を受け、社会への復讐に燃えている。さまざまな動物の特徴を自身の体に発動させる"個性"を持つ。マミー(鳥海浩輔)ナインと行動を共にする敵<ヴィラン>。全身に巻かれた包帯を、モノに巻きつけることにより、モノを意のままに操る"個性"を持つ。またナインの側近・スライスに声を当てるのは、ドラマ出演が絶えない今田美桜。今田にとって本作が、アニメ声優初挑戦の場となる。主題歌に、4人組バンド「sumika」劇中の熱いバトルを盛り上げる主題歌「ハイヤーグランド」を手掛けるのは、神奈川県川崎市出身の4人組バンド「sumika」。“高みを目指して”という意味を込めて名付けた、本作の為に書き下ろしたという楽曲となっている。ストーリー雪が降り続く冬のある夜。ヒーロー社会を壊そうと目論む死柄木弔が率いる敵<ヴィラン>連合とその動きを事前にキャッチしたヒーローたちの戦闘が繰り広げられる中、人知れず静かに蠢く【何か】が目覚め、その場を去って行った。ちょうどその頃、出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、クラス全員で期間限定の校外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶじま)を訪れていた。ここしばらく大きな事件が全く起きていない平和な島で、出久たちは駐在ヒーローとして島の人々の生活を助け、忙しく、それでいてのんびりとした時間を過ごしていた。しかしその静寂を切り裂くように、突如敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、「ナイン」。あの夜、目覚めた【何か】そのものであった。出久や爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かう!果たして、島を襲うナインの目的とは!?そして、出久たち1年A組の“ニューヒーロー”たちは、この最凶の敵<ヴィラン>から島の人々を守ることができるのか―!?作品情報『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』公開日:2019年12月20日(金)原作:堀越耕平総監修:堀越耕平キャラクター原案:堀越耕平監督:長崎健司脚本:黒田洋介キャラクターデザイン:馬越嘉彦音楽:林ゆうきアニメーション制作/ボンズ
2019年03月26日井上芳雄、栗山千明らが出演する舞台『十二番目の天使』が3月16日、東京・シアタークリエにて開幕した。全世界で著作が3600万部以上読まれている人気作家オグ・マンディーノの同名小説を初舞台化。家族を亡くし絶望の淵にいた男が、人々との関りの中でふたたび生きる勇気を手にするさまを温かい筆致で描く作品だ。チケット情報はこちらビジネスで大成功を収め、故郷に戻ったジョン(井上)。幸せの絶頂にいた彼だったが、その矢先、交通事故で妻子を亡くしてしまう。ふたりのいない世界に絶望し自ら人生の幕を下ろそうとしたジョンに、幼馴染のビルがリトルリーグの監督を頼んできた。そのチーム、エンジェルスでジョンは、どこか息子と似ている少年・ティモシーと出会う。彼は身体も小さく運動神経も悪かったが、けしてあきらめない精神を持っていた……。わずか7人の出演者で、登場人物たちの心の変化から野球の試合の熱狂までを描ききる。演劇の面白さが詰まった作品だ。特に井上の繊細な演技力が光る。妻子を失ったジョンが抱く空虚さ、そこから少しずつ顔を上げていく過程を丁寧に見せる、静かな熱演だ。そしてもうひとりの主役といっていい存在が、ティモシー/リック役の大西統眞(溝口元太とのWキャスト)。理知的な表情と落ち着いた芝居で、ある秘密を抱えながらも「絶対、絶対、あきらめない!」と前向きに努力する少年をひたむきに演じる。リトルリーグのエース・トッド役の城野立樹(吉田陽登とのWキャスト)の爽やかな力強さとともに、少年たちのまっすぐさが、人生を諦めてしまった男にふたたび光を当てるのだ。ティモシーの母ペギーを演じた栗山の包み込むような温もり、ジョンに常にさりげない優しさを向けるビル役の六角精児らの存在感なども上手く物語にはまっている。派手さはなくとも、観た者の人生の中で特別な一作になりうる素敵な作品だ。開幕に際し井上は「他に類を見ない演劇のスタイルと言っていいと思うので、きっとお客様の反応がプラスになる作品。悲しみの中にいる人をとても具体的に励ます、希望の物語だと思います。大事な人や、家族に会いにくるようなつもりで観に来ていただけたら嬉しいです」とコメント。栗山も「少し悲しい話ではあるのですが、ティモシーの『あきらめない』『毎日良くなっている』という言葉を持って、お客様にも前向きなあたたかい気持ちで帰っていただけるはずです」とアピールした。公演は4月4日(木)まで同劇場にて。その後4月6日(土)・7日(日)の新潟公演を皮切りに全国8箇所で上演される。
2019年03月18日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当するバラエティ番組「しゃべくり007」の3月11日(月)今夜放送回は、ゲストにミュージカル俳優の井上芳雄と「乃木坂46」生田絵梨花。さらにお笑いコンビ「霜降り明星」を迎えてお届けする。東京藝術大学在学中にミュージカル「エリザベート」で皇太子ルドルフ役を演じデビュー。「モーツァルト!」や「ミス・サイゴン」など数々のミュージカル作品をはじめ、井上ひさしの遺作「組曲虐殺」や大河ドラマ「おんな城主 直虎」に日曜劇場「小さな巨人」への出演、さらに浦井健治、山崎育三郎とともに「StarS」としてユニット活動も行うなど多彩に活躍する井上さん。2011年「乃木坂46」の結成とともにメンバーとして活動開始、元々舞台の道を目指していたこともあり、舞台「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役、「レ・ミゼラブル」コゼット役などでミュージカル女優として注目されるように。1月には「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」にも出演した生田さん。いまミュージカル界のキング&プリンセスと呼ばれる井上さんと生田さんが揃って本番組に登場。出演舞台はチケット入手困難という2人がスタジオで踊りまくる。そして2018年のM-1グランプリに輝いた「霜降り明星」もゲスト出演。“スベった”番組の大反省会を行う!?今夜のゲスト、井上さんが主演する舞台「十二番目の天使」が3月16日(土)~4月4日(木)、日比谷シアタークリエで上演される。栗山千明、六角精児、木野花らを共演に迎え、全世界で著作が3600万部以上読まれているオグ・マンディーノの全米ベストセラー小説を初舞台化。東京公演の後は新潟、石川、茨城など各地で公演が催される。また生田さんもミュージカル「レ・ミゼラブル」が4月より帝国劇場で公演開始となる。4月15日(月)~18日(木)まではプレビュー公演となり、19日(金)が初日、5月28日(火)までの公演となる。「しゃべくり007」は3月11日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年03月11日2月9日(土)今夜のNHK「SONGS」は昨年11月に放送された「SONGS 堂本光一×井上芳雄」の“スピンオフ”番組を放送。2人が共に挑んだミュージカル「ナイツ・テイル-騎士物語-」の未公開ドキュメント映像を中心に堂本さん、井上さんの作品にかけた熱い思いをお届けする。1997年「KinKi Kids」としてCDデビュー、2000年に帝国劇場で初演されてから2018年まで19年連続で上演され続けてきた「SHOCK」で独創的な世界観をみせてきた堂本さん。こちらも2000年に帝劇で上演された「エリザベート」のルドルフ役で鮮烈なデビューを飾り、ミュージカル界のスターダムを駆け上がった井上さん。日本のミュージカル界を牽引する2人を念頭に世界的演出家のジョン・ケアードがシェイクスピア最後の作品として知られる「二人の貴公子」を舞台化、昨年夏に上演されたのが「ナイツ・テイル-騎士物語-」。昨年11月の本番組ではその制作過程を放送、大きな反響を呼んだのをうけて今回新たにスピンオフ版を制作。ジョン氏によるレクチャーやセリフの指導、発声練習、本番通りの衣装での写真撮影など、普段は見られない場面を多数紹介するほか、稽古場で個別に行われたインタビューや、帝国劇場初日のお互いの印象を語った本番直後のインタビューなど、未公開のインタビューも放送。昨年10月に梅田芸術劇場で収録された2人の対談からもミュージカルの“演出”についての思いなど、前回の放送ではオンエアできなかった未公開映像をお届けする。さらに堂本さんと井上さんが今回のスピンオフのためだけに今年1月に再集合。前回の放送をリアルタイムで視聴し、番組で放送できなかったドキュメント映像の多さを残念に思っていたという2人が、その思いを直接番組責任者の大泉洋に伝え、改めてこの作品で印象に残っているシーンについて語ってくれる。楽曲としては、昨年11月の放送でお届けした堂本さん演じるアーサイトと井上さん演じるパラモンの関係性を象徴するような「宿敵がまたとない友」、スペシャルメドレーからエミーリア役の音月桂、牢番の娘役の上白石萌音ら「ナイツ・テイル」カンパニーが多数参加し作品の終幕を飾るナンバー「乾杯」の2曲を放送する。SONGS「堂本光一×井上芳雄」~スピンオフ~は2月9日(土)23時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年02月09日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日ミュージカル『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』の公開ゲネプロが4日、東京芸術劇場プレイハウスで行われ、井上芳雄、生田絵梨花(乃木坂46)、霧矢大夢、小西遼生、武田真治が登場した。同作は世界的な名作『戦争と平和』の2巻第5部を中心に、全編にわたり歌で綴る現代的なミュージカルとして2012年に誕生。2016年にブロードウェイへ進出、翌年のトニー賞では最多12部門でノミネートされた話題作の日本初演となる。上演は東京芸術劇場にて、1月5日〜27日。ステージと客席が一体となった舞台に、井上は「ドキドキはしますけど、すごく面白く出来上がってると思うので、早くお見せしたい」と自信を見せる。生田も「劇場に入った時にこんなにワクワクしたのは初めてで、それくらい客席と一体型になってたり、距離感がすごく近い」と明かした。また今回冴えない男という設定の井上は、「どうしても冴えてしまうところがあるんですけど」と茶目っ気を見せつつ、「今回は仕事でも冴えなくていいという安心感がある」と語る。初共演となる生田について「ただただ、眩しいですね。今の年齢の生ちゃんだから出せるナターシャの輝きが、いいですよね。失ってしまったものを懐かしく思う」としみじみすると、武田から「まだあるよ!」と励まされていた。一方、生田は「共演させていただく前は、プリンスという感じで緊張してた」と振り返る。しかし「稽古場もご自身の眼鏡で、頭もボサボサした感じで、あえてオフの感じでいらっしゃったので、安心感が大きくて。カンパニー全体のことも常に広い目で見守ってくださってる」と井上に信頼を寄せた。2019年の目標を聞かれると、25周年を迎える霧矢は「上半期は悪女続きで。良い人の役が多かったので、今年は悪女で行くぞと思っております」と楽しげな様子。色々な面を見せたいという生田は、所属する乃木坂46の年末の活躍にも触れられ、「その場を共にするのが最後という人も多かったので、寂しい思いもあるんだけど、新しい子たちも入ってくるので、私たち先輩の方としては幅を広げたり、その子達を見守ったり、出やすくしたり、そういう役割もできるかな」と先輩としての顔で、井上を驚かせる。小西も「立派ですね」と生田に感心。自身は「先輩方が輝いてますので、負けずに頑張れたら。今回井上さんが冴えない役なので、冴えてる井上さんファンをかっさらおうかな」と野望を明かすと、井上は「そんなにうまくいくかなあ? 冴えない男子ファンもいるかもしれない」と対抗心を見せた。井上は、「ミュージカルが注目してもらえるようになって、ここ2〜3年すごく良い風が吹いていると思うので、上手に乗りつつ、さらに日本の文化として定着するようになる1年になったら」と希望を語る。「2.5次元に負けないように、共存して頑張りたいなと思います」と意気込んだ。
2019年01月04日ミュージカル『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』の公開ゲネプロが4日、東京芸術劇場プレイハウスで行われ、開始前に井上芳雄、生田絵梨花、霧矢大夢、小西遼生、武田真治が登場した。同作は世界的な名作『戦争と平和』の2巻第5部を中心に、全編にわたり歌で綴る現代的なミュージカルとして2012年に誕生。2016年にブロードウェイへ進出、翌年のトニー賞では最多12部門でノミネートされた話題作の日本初演となる。上演は東京芸術劇場にて、1月5日〜27日。NHKの体操番組『みんなで筋肉体操』ですっかり「筋肉キャラ」として定着した武田が、筋肉シーンの有無を聞かれると、井上が「あります!」とジョークを飛ばす。「僕も触れ合うシーンがあるんですけど、この辺りの筋肉(二の腕)がすごいですから。テンション上がってきたらあるかもしれない」と井上が示すと、武田は「座長、俺の感情で脱ぎ着勝手にしていいの!?」とつっこみ、「すいません、これに関しては、ないです」ときちんと訂正していた。また、2019年の目標について聞かれた武田は「若干最近、本業を見失いつつあるので、この作品でしっかりと演劇界に爪痕を残して、もう一度シフトを戻したい」と意気込む。大晦日の『第69回紅白歌合戦』では天童よしみの隣で音楽に合わせてムキムキの筋肉美やサックスを披露したが、「目障りでしたよね?」と心配の様子。武田は紅白について、「まだあんまり人と話してないんですけど、多分人には志茂田景樹さんみたいに写ったんじゃないかと……ホットパンツを嬉々として履いて、しれっと紅組にいた感じとかも、自分でも受け止めきれない」と不安がり、井上が「素敵でしたよ」とフォローしていた。
2019年01月04日「KinKi Kids」が一流ミュージシャンらと共にゲストを迎えトークや生演奏などで魅せる音楽バラエティー「堂本兄弟」が今年も復活。「堂本兄弟2018みんな集まれ!忘年会SP」と題して12月26日(水)今夜オンエアされる。今年は「KinKi Kids」の2人それぞれにゆかりのあるゲストが登場。堂本剛ゆかりのゲストとしてトークパートに登場するのは、剛さんとドラマ「33分探偵」で共演して以来の仲だという俳優の高橋克実、剛さんの大ファンだという「銀シャリ」橋本直と「尼神インター」誠子、剛さんが好みの男性だというゆりやんレトリィバァ。一方、堂本光一ゆかりのゲストとして登場するのはミュージカル「ナイツ・テイルー騎士物語ー」で共演、その後毎日食事を共にするほど意気投合したという井上芳雄と、「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」などでミュージカル界の新ヒロインとして注目を集める「乃木坂46」生田絵梨花の2人。また「KinKi Kids」に対してゆかりのあるゲストには「ミス・サイゴン」や「NINAGAWAマクベス」など数々のミュージカルをはじめ映画、ドラマでも活躍する市村正親が登場。2019年、剛さん、光一さんともに40歳を迎えるにあたり40歳の頃の市村さんはどんな風だったか、2018年だけで5本もの舞台に立った市村さんの俳優としての詩吟や心構え、辛かったエピソードから30年近くトップを走り続けてこれた秘訣に、子煩悩な市村さんらしい子育てにまつわる愛らしいエピソードまでたっぷりとトーク。そして本番組ならではのライブパフォーマンスも見どころ満載。光一さんが作曲を、剛さんが作詞をそれぞれ手掛けた「KinKi Kids」の名曲「愛のかたまり」を井上さんとコラボ、生田さんのピアノで歌いあげる。ミュージカル界のプリンスとプリンセスによる「愛のかたまり」は必見だ。また97年リリースの大ヒット曲「愛されるより 愛したい」にはゆりやんさんがピアノで参加。「この曲をどうしてもやりたかった」というゆりやんさんの“本気のピアノ演奏”をお見逃しなく。そして「KinKi Kids」がブランドキャラクターを務めるジュエリーブランド「Bijoude(ビジュード)」のCM曲になっている「会いたい、会いたい、会えない。」を堂本ブラザーズバンドで初パフォーマンス。久々に聞ける「KinKi Kids」と豪華メンバーの生セッションを目と耳に焼き付けて。「堂本兄弟2018みんな集まれ!忘年会SP」は12月26日(水)今夜23時~フジテレビでオンエア。(笠緒)
2018年12月26日「誕生日、仕事で行った地方のホテルでシャワーを浴びたあと、日の光が降り注ぐソファに座って、コーヒーを飲みながら感慨にふけりました」そう話すのは、11月に36歳になった中川晃教。『モーツァルト!』や『ジャージー・ボーイズ』などの大作ミュージカルで主役を務める実力派だ。「子どものころからピアノが好きで、曲を書いていて、当時はよく作曲を続けている将来を思い描いていたなぁ、って。音楽の中に、自然体でいられて、気持ちを表現できる居場所を見つけたんです」なんと小学生時代から、大好きなピアノに向かうと時間を忘れてオリジナルの音楽づくりに没頭していた中川。そんな彼に母親が見せたのが、ミュージカルだった。なかでも『ミス・サイゴン』に圧倒的な衝撃を受けたそうだ。「手を伸ばせば届きそうな目の前の舞台で生身の俳優たちが歌い芝居をする。客席の拍手、興奮……そんな異空間に身を置く楽しさ!子どもながらに胸を打たれたんです。そしてミュージカルを書いてみたい、と夢を見始めました」ミュージカルへの道を着々と歩んできた彼は、12月からコメディミュージカル『サムシング・ロッテン!』(12月17~30日/東京・国際フォーラムホールC、’19年1月11~14日/大阪・オリックス劇場にて)に出演する。「何かが腐っている!」という意味のタイトルが興味をそそる。ルネサンス時代のイギリス。スランプに陥っていた売れない劇作家のニック(中川)は、歌と踊りを合体させた“ミュージカル”という新しいエンタテインメントを創り出そうと発奮するが……。「ミュージカルが生まれた理由と人の心を捉えるわけを、福田雄一さんの演出で面白おかしく見せていきます。名作ミュージカルをパロディとして用いたりして」ニックは人気劇作家のシェイクスピア(西川貴教)に対抗心を燃やしているが、中川にとってのライバルとは?「『モーツァルト!』でWキャストを務めた井上芳雄さんかな。彼の頑張ってる姿や活躍ぶりは励みになります。一緒に道を切り開いてきた仲間意識が強いです」スランプに悩むニックには、共感もしたそう。「彼もまた、スランプの中で自分は何を目指したいのか、この自分のままでいいんだろうかと自問自答したと思う。スランプってチャンスにつながるんです。だから気づくのも実力のうち。気づいたら自分を褒めてあげたいくらい。乗り越えれば前進できるんだから」
2018年12月03日お馴染みのメンバーが再集結する、「堂本兄弟」年に一度の一夜限りのプレミアム・ナイトが、今年も「堂本兄弟2018みんな集まれ!忘年会SP」と題し12月26日(水)に放送することが決定した。「堂本兄弟」は、ゲストを迎えてのトークや、「KinKi Kids」×一流ミュージシャンの生演奏が見どころの伝説の音楽バラエティー番組。今年は「KinKi Kids」それぞれにゆかりのあるゲストが豪華出演し、知られざる「KinKi Kids」の“裏の顔”が見える面白トークと本格ライブパフォーマンスが行われる。まず、堂本剛ゆかりゲストとして登場するのは、10年前にドラマ「33分探偵」で共演して以来、仲良しだという高橋克実。剛さんの大ファンだという橋本直(銀シャリ)と誠子(尼神インター)。剛さんが好みの男性だというゆりやんレトリィバァの4人。今回この4人が、「剛が私の自宅に…」「ジャニーズらしからぬロケ」「いつもぶらぶらしている剛さん」「心からの相談ごと」「理想の結婚」「恋のライバル」といったトークテーマについて語らう。また、“外国映画のようなミュージカル調の結婚生活を送りたい”ということで、とあるゲストと剛さんが理想の夫婦生活をミュージカルで再現する場面も…!?そして堂本光一ゆかりゲストとして登場するは、ミュージカル「ナイツ・テイルー騎士物語ー」で共演し、毎日ご飯を一緒に食べるほど意気投合したという井上芳雄と、ミュージカル界の新ヒロインとして話題を集める「乃木坂46」生田絵梨花。「光一のココがカワイイ」「光一へのダメ出し」「休憩中の珍事件」「自分にあって光一に無いもの」「光一の変わっているところ」「ミュージカル界でのウワサの2人」というトークテーマの中から、テレビのときとは全く違う、“舞台のときの光一さん”の素顔について語られる。ほかにも、「KinKi Kids」ゆかりゲストとして市村正親が登場。ライブパフォーマンスでは、「愛のかたまり」を井上さんと「KinKi Kids」が、生田さんのピアノ一本で歌いあげたり、「愛されるより 愛したい」ではゆりやんさんが本気のピアノ演奏で参加したり。さらに、「KinKi Kids」の未発表曲、ジュエリーブランド「Bijoude(ビジュード)」のCMに使用された「会いたい、会いたい、会えない。」も堂本ブラザーズバンドで初パフォーマンスする。「堂本兄弟2018みんな集まれ!忘年会SP」は12月26日(水)23時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月06日お笑いコンビ・爆笑問題が4日、東京・赤坂サカスで行われたTBSラジオのイベント「ラジフェス2018~いくつハシゴできるかな?」の公開生放送に参加した。公開生放送ではゲストコーナー「ここは赤坂応接間」が行われ、ミュージカル俳優・井上芳雄がゲスト出演した。太田光が「今日はなんと素っ裸で来てくれる」と語ると、井上も「素っ裸で来ました」と登場し、会場の笑いを誘った。また放送では、井上と同じくミュージカル界で活躍する山崎育三郎に話題が及び、田中裕二が「なっちもお子さんが生まれて」と妻で元モーニング娘。の安倍なつみの第2子出産について話すと、太田は「なっちもね、元メンバーがいろいろあって…」と余計な一言。田中が「いいから、それは! それはいい! 太田さん、ただのイベントじゃないから。放送されているから。忘れがちだよ」と指摘すると、太田も「これが失敗の始まり」と反省していた。そして井上が東京芸術大学音楽学部に現役合格したことが紹介されると、太田は「東京芸大はすごいな。俺なんて日芸裏口だもん」とつぶやき、田中から「お前は裁判で訴えてるんだろ」とツッコまれていた。放送途中から雨が強まると、CM中に太田は「ゴメンねー。カッパある人はカッパ着て」と会場に呼び掛け、田中も「ごめんなさいね。雨降ってきちゃったか」と観覧客を気遣った。さらに公開生放送終了後にも、「みなさん、雨の中ありがとうございました」(田中)、「タオルでいっぱい拭いてくださいね。風邪ひかないでね」(太田)と最後まで優しさを見せていた。
2018年11月04日吉田羊が主演を務め、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で全世界で大ヒットした「コールドケース」の日本版として話題を呼んだドラマの第2シリーズ「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」。先週13日より放送開始となった本作から、今後の展開がさらに楽しみになるスペシャル映像が解禁された。■豪華キャストが続投!本作のオリジナルは、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で2003年から2010年まで全7シーズンにわたりアメリカで放送され、高視聴率を記録したドラマシリーズ。未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き、本国アメリカでは全シーズンの平均視聴者数が1000万人を超えるなど人気作品となっている。日本版では神奈川を舞台に、『ハナレイ・ベイ』の公開が控えている吉田羊が主演を務め、神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役を好演。また、百合を支える年下の相棒で、熱血漢の若手刑事・高木信次郎役を『海辺の生と死』の永山絢斗。チームのムードメーカーである立川大輔役を滝藤賢一。豊富な捜査経験で皆を支える金子徹役を光石研。メンバーから“代理”と呼ばれ、頼られるボス・本木秀俊役を三浦友和など、前作の豪華メンバーが続投している。■新キャストも続々登場!この度公開された特別映像では、宮藤官九郎演じる不気味な男が「私がやったんです」と自首するシーンから始まる。そして、その男をものすごい形相と剣幕で追いつめる石川と高木。さらには上司の本木に反発する、立川の姿まで映し出される。そして佐藤浩市演じる刑務官、吉岡秀隆演じる死刑囚とのパートでは、金子の並々ならぬ熱い決意が垣間見られる。また、これまで演じてきた役とは異なる、ダークでジゴロな田中圭と平岩紙演じる銀行員との間には、何やら危険なラブロマンスも…。さらには成海璃子と早乙女太一、山田杏奈と坂東龍汰、井上芳雄と飯豊まりえ、萩原聖人ら超豪華ゲスト陣の姿も捉えており、この出演者たちがどのように物語に関わってくるのか、気になる映像に仕上がっている。映像終盤では、松本穂香演じる一家の無理心中に巻き込まれた娘の、物語の行方を占う衝撃的なセリフも飛び出している。「コールドケース2」の魅力が詰まった、圧倒的なスケールの特別映像はこちらから確認してみて。「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」はWOWOWプライムにて毎週土曜22時から放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年10月15日ミュージカル『マリー・アントワネット』の製作発表が3日、都内で行われ、花總まり、笹本玲奈、ソニン、昆夏美、田代万里生、古川雄大、吉原光夫、シルヴェスター・リーヴァイが登場した。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の傑作を生み出したミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが手がけるミュージカル。2006年に日本で初演を迎えて以来世界で上演され、今回12年ぶり・新演出版で日本上演される。フランス革命で散った王妃マリー・アントワネット(花總・笹本)と、庶民の娘マルグリット・アルノー(ソニン・昆)、2人の“MA”の運命が交錯する。初演の際にもキャスト候補として名前が挙がったものの、当時は宝塚歌劇団に所属していた花總。「新演出版でも私に役を与えてくださったことに光栄ですし、身の引き締まる思いです」と感謝し、「マリー・アントワネットは、1人の女性として、1人の母親として、フランス王妃として、ものすごく成長を遂げていく。彼女がどんどん変わっていく生き様をぜひ自分なりに追求して、皆様にいろんなことを感じていただけたらいいなと思います」と意気込んだ。初演時はマルグリット・アルノーを演じ、今回出産を経て王妃を演じることとなった笹本は「 体型も戻りましたし、しっかりとドレスを着てマリー・アントワネットとして最後まで立つことができるように頑張りたいと思います」と語る。マリー・アントワネットが当時の王族には珍しく、母乳で子供を育てていた点に注目し「芯の強さを感じましたし、最後まで誇りを持っていた姿を演じたい」と役への思いを明かした。演出家から「フランス革命は、世界で一番最悪な革命だったと言われている」と聞いたというソニンは、「こないだまで(『1789 -バスティーユの恋人たち-』で)革命を信じて戦ってたのに……と思っていたんですけど、人々が革命というのに酔いしれて、自分を見失うような狂気じみた行動が出てくる。全然切り取り方が違うフランス革命を体現していて、深い」と、フランス革命の物語の魅力を分析。昆は「12年前にこの作品に出会ってから大ファンでして、『いつ、また上演されるのかな』とずっと思っていたので、自分が出演させていただけるという驚きと、日々感謝を感じている」と喜びを表した。またマリー・アントワネットの愛人となる、フェルセン公爵を演じる田代と古川の2人は「貴公子」感が大事だという紹介に笑みを浮かべる。田代は「初演を演じた井上芳雄さんが先日稽古場にいらして。お帰りになる時に『どうでした?』と聞くと、(井上は)『ほとんど知らない曲だった』と。それくらい新鮮に見てくださったようです」と、新演出版の違いを明かした。一方古川は「光夫さんから『君だけ、(『花より男子』の)道明寺みたいだね』言われて。僕も万里生さんの衣装を見てちょっとびっくりしたんですけど、 この衣装のように違いのあるフェルゼンを演じられるように頑張っていきたいです」と語り、周囲の笑いを誘っていた。オルレアン公役の吉原は、マリー・アントワネットについて「この世の中で初めてメディアに中傷された人、嘘偽りで殺されていった人」と分析。「地面がゆるい世の中じゃないですか。なんでもメディアがそう言えばこっちに行ったり」と現代の風潮に苦笑しつつ、「そういう時代の中ですが、自分は何なのかということを、作中の誰もが持っている」と、同作の魅力を表した。キャスト陣は400人のオーディエンスの前で、6曲の歌唱も披露。「100万のキャンドル」(昆夏美+アンサンブル)、新曲の「遠い稲妻」(田代万里生)、「私こそがふさわしい」(吉原光夫)と、歌い上げていく。さらに製作発表に駆けつけたリーヴァイがピアノ伴奏を務めた新曲の「孤独のドレス」(笹本玲奈)、「もう許さない」(ソニン+アンサンブル)、「あなたへ続く道」(花總まり+古川雄大)と続き、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年09月02日歌手で女優の知念里奈(37)が13日、自身のブログを更新し、夫でミュージカル俳優の井上芳雄(38)との間に男児を出産したことを発表した。知念里奈(左)と井上芳雄知念は「ご報告です」というタイトルで更新し、「昨日、予定より早く第二子が誕生しました。無事を祈ってくれていた皆様、ありがとうございます。とっても元気な男の子です!」と報告。「二人の子供たちの毎日を輝かせてあげられるよう、感謝と喜びを持って、これからも精進いたします」と決意を新たにし、「今後共、よろしくお願いします」と呼びかけた。知念は2005年にモデルと結婚し、翌年に第1子となる男児を出産したが、2007年に離婚。その後、ミュージカルでの共演をきっかけに交際に発展した井上と、2016年7月27日に再婚し、今年2月に妊娠を発表していた。
2018年06月13日堂本光一と井上芳雄、両“プリンス”が初共演を果たす話題のミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』の製作発表会見が5月31日、都内にて開催された。脚本・演出は『レ・ミゼラブル』のオリジナル版の演出も手掛けたジョン・ケアード。ふたりの人気スターの初共演というだけでなく、シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』を原作に、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターでもあるジョンが手掛ける世界初演ミュージカルということでも注目されている、この夏一番の話題作だ。【チケット情報はこちら】同じ年生まれであり、堂本が『MILLENIUM SHOCK』で初めて帝国劇場で主演した2000年、井上も同じくミュージカル『エリザベート』ルドルフ役で帝国劇場デビューを果たすなど、共通項がいくつもある彼ら。今の日本の演劇界を牽引するトップランナーふたりは、いつからか「お互いこれまでやってきたことは違うかもしれないけれど、何かふたりが一緒にやったら面白いんじゃないかと、まわりの方も、僕らも、自然に感じていった」(堂本)という。「少しずつそれが現実となり、ジョンがそれを受け止めてくださって、ひとつずつ形になっていきました。正直、これは本当に大変なこと。出来れば客席で観たい。嬉しいと同時に恐れ多く、怖いとも感じています」と堂本。その話を受け井上は「光一君は『SHOCK』で素晴らしい成果を収め、いまの活動を続けていっても問題ない方。その人がが、新しいところに踏み出してみようと思ったといことがすごいことだし、尊敬します。光一君のことは小さい頃からテレビで拝見していましたし、『SHOCK』が始まったときはそれこそ「ヤバイな」と思っていました。ジャニーズの方があそこまで歌って踊ってお芝居してたら、このままでいくと僕たちミュージカル俳優はいらなくなるんじゃないかって(笑)。でも敵じゃなく、一緒に(舞台芸術を)やれる味方になったらいいなと思っていた。実現するなんて、夢のよう」と話す。ふたりについて、演出のジョンは次のように語る。「芳雄さんは(自分が演出をした)『キャンディード』『ダディ・ロング・レッグズ』でも主役を演じてもらって、よく知っています。光一さんは『SHOCK』を観にいってその才能に驚きました。3時間くらいずっと踊ってらっしゃる。止まらない。それを1日2回公演する、彼がいま生きていることが信じられない(笑)。ふたりに共通するのは、舞台を引っ張るカリスマ性。それは、ふたりの騎士が自分のプライドをかけていくこの話にとても活きてくると思います」。共演は音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂ら。7月25日(水)にプレビュー公演が開幕し、本公演は7月27日(金)から8月29日(水)まで東京・帝国劇場、9月18日(火)から10月15日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは東京公演が6月23日(土)、大阪公演が7月21日(土)に一般発売を開始する。
2018年06月06日スタジオジブリ映画『耳をすませば』の背景美術で知られる画家・井上直久の個展「ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展」が、阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーにて、5月30日から6月4日まで開催される。制作参加作品『耳をすませば』(スタジオジブリ) ©1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH1995年、映画『耳をすませば』の背景美術制作を皮切りに、2006年に宮崎駿が監督を務め、三鷹の森ジブリ美術館でしか上映されていない短編映画『星をかった日』への原作提供など、様々な形でスタジオジブリとのコラボレーションや協力を行ってきた井上直久。井上が制作していた「イバラード」が、『耳をすませば』の主人公、月島雫が生み出す空想物語の世界の元にもなっている。『イバラード 人形師の店 2018May』15変形「イバラード」とは、架空の幻想世界ではなく、今も目の前に広がる現実世界。日常の傍らにある当たり前の景色を「イバラード」と呼ぶことで、周りのすべてのものがキラキラと光りだし、この世は驚きと喜びに満ちていることに気付かされる。空の色や風の音、いつもの帰り道、何気ない日常に隠れている素敵なものがあふれ出し、そこに奇跡を見ることが出来る。すべての人にある、あたたかく懐かしい景色を井上の作品は感じさせてくれる。本展では、心の景色「イバラード」を描き続け、古希を迎えた井上の画業50年の歩みを辿る。会場では、秘蔵の初期作をはじめ、立体・陶彫、スケッチや映画『耳をすませば』などの関連作品、未発表作品から最新の大作に至るまで一堂に展示する。『古き良き友』60P また、井上の発想を育んだ茨木市も記念すべき市制施行70周年となり、福岡洋一茨木市長が記念事業として応援に来場。会期初日となる5月30日の10時からは、スペシャルイベント「福岡洋一茨木市長×井上直久 トークショー」が開催され、「イバラード」の世界観や茨木市の魅力について語る。なお、参加無料、予約不要。【展覧会情報】ふしぎな国 イバラード 井上直久の世界展会期:5月30日~6月4日会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー住所:大阪府大阪市北区角田町8-7時間:10:00〜20:00(最終日は18時閉場)料金:無料
2018年05月28日