中谷美紀の初舞台『猟銃』の日本公演が10月3日、東京・PARCO劇場で開幕した。本公演は、文豪井上靖の同名恋愛小説をカナダ人演出家のフランソワ・ジラールが舞台作品として創作したもの。ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘による3通の手紙によって浮き彫りにするストーリー。中谷は登場する女性3役をひとりで演じ分ける。「猟銃」チケット情報9月7日にカナダ・モントリオールで開幕し、全公演ソールド・アウトを記録した日本での凱旋公演となる。中谷は初日前の舞台稽古で「フランソワとの出逢いがなかったら、恐らく舞台に立ち、身体と魂を使って台詞を述べ、感情を露わにするなどということは、この先もなかっただろうと思います。そもそも演じるということを職業にしているにもかかわらず、人前に出ることは決して得意な方ではありませんし、何かしらの結果を出さなければならないと思うと、カナダ公演を終えた今でも、未だに身がすくむ思いです。しかしながら、舞台で繰り広げられる芝居と観客は一期一会。一服のお茶を点てるかのごとく、お客様をもてなすつもりで公演一つひとつを誠心誠意演じることが私に与えられた役割だと信じて、フランソワ、(共演の)ロドリーグ、そして私を支えてくれている全ての方々と共に、明日から日本での新たな旅に出てまいります」とコメントした。東京公演は、10月23日(日)まで同劇場にて上演。その後、10月29日(土)・10月30日(日)兵庫県立芸術文化センター、11月18日(金)・11月19日(土)に福岡・キャナルシティ劇場、11月23日(水・祝)・11月24日(木)愛知・名鉄ホール、11月27日(日)京都芸術劇場春秋座にて上演する。チケットは一部を除き発売中。
2011年10月06日中谷美紀の舞台「猟銃」・カナダでの全公演がソールドアウト中谷美紀が、初舞台にして1人3役に挑戦し、カナダ・モントリオールでの全公演をソールドアウトにした。上演後は、スタンディングオベーションで迎えられ、大成功に収めた。また、日本でのチケットの売り上げも好評で東京での追加公演も決定している。2日に、舞台「猟銃」の舞台稽古が、渋谷・パルコ劇場で公開され、主演の中谷美紀が翌日の公演初日に向け、迫真の演技を披露し「公演一つ一つを誠心誠意演じることが、わたしに与えられた役割」と、凱旋公演への意気込みを語ったという。(シネマトゥデイによる)カナダ、メディアが「光り輝く女が女王の如く」と絶賛中谷は以前、年齢や考え方、立場の違う3人の女性を1人で演じることについて「日本女性の強さ、しなやかさに魅力を感じた」と語っていたが、舞台では、その言葉通りに、躍動感あふれる動きの中にも、鬼気迫る表情ばかりでなく、可憐さ、美しさが存分に表現されており、カナダの現地メディアから「光り輝く女が女王の如く優雅に舞台に佇んでいる」と絶賛された存在感は、稽古からでも十分に伝わってくる。舞台「猟銃」は、文豪・井上靖の名作小説「猟銃」を、アカデミー賞受賞歴を持つ映画監督/演出家・フランソワ・ジラール氏が、中谷を起用して完全舞台化した作品だ。13年に渡る不倫によって翻弄(ほんろ)された妻、愛人、そして愛人の娘からの3通の手紙を通して愛憎劇が展開されていく。PARCO劇場にて10月3日~23日まで上演。東京公演後、兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて公演予定だ。元の記事を読む
2011年10月04日CBC開局60周年記念スペシャルドラマ「初秋」の製作発表会見が9月20日(火)、都内ホテルで行われた。原作は井上靖の「凍れる樹」(講談社刊)。京都を舞台に、男手一つで育てた娘を嫁がせた男と、謎めいた若い女性の秘めた恋模様を描く。会見には役所広司と中越典子、そして脚本と演出を務めた原田眞人監督が出席。中越さんは「役所さんと?そりゃ(恋もあると)思いますよ」と劇中の“年の差”ロマンスをうっとり肯定し、役所さんも「現実ではありえないですけど、ドラマで経験させていただき嬉しかった。撮影中は加齢臭に気をつけた」と笑いを交え、中越さんとの共演にご満悦だった。早くに妻を亡くして以来、男手一つで娘を育て上げた父親・辰平(役所さん)は旧友の誘いで思い出の地・京都を旅することに。そこで大学院に通うかたわら京都の伝統工芸職人の手伝いをし、夜は高級クラブでバイトする27歳のベーコ(中越さん)と出会い…。原田監督と役所さんのタッグで井上靖の原作を映像化、といえば先日、第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した映画『わが母の記』が記憶に新しいが、同ドラマはその連動企画。原田監督自ら独自のアレンジを加えた脚本を執筆し、『わが母の記』同様、小津安二郎映画へのオマージュが散りばめられた。役所さんは『わが母の記』を撮影中に、ドラマが製作されると知り「その後あれよあれよという間に実現した。映画とはまた違った雰囲気や緊張感だった」。井上文学の世界を再び演じ「セリフや映像以外からあふれ出るものが多く、ものすごく奥が深い。演じる者としてはハードルが高いです」と改めて難しさを実感した様子。それでも「原田監督は映画作りの面白さを教えてくれた人。厳しい中にも、自由でいられる現場でいつも刺激を受けている」と、いまや名コンビといっても過言ではない役所×原田監督タッグに満足げな様子だ。一方の中越さんは原田監督とは初タッグで「ずばずば厳しく指導いただき、よく怒られたんですけど(笑)、でも自由にさせてくださるので、役者としては喜び。演技への考え方が変わる現場で、人生を変えてしまうかもしれない1週間でした」とこれまで以上に女優道に“開眼”したのだとか。原田監督も「すっぴんでナチュラル。それでいて美人。そんな中越君は本当に魅力的だった」と太鼓判を押していた。CBC開局60周年記念スペシャルドラマ「初秋」は10月8日(土)15:00からTBS系全国28局で放送される。■関連作品:わが母の記 2012年、全国にて公開© 2012「わが母」製作委員会■関連記事:役所広司&原田監督がモントリオール映画祭受賞の喜び語る復興へ家族の絆を強調ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!
2011年09月20日中谷美紀が初舞台にして1人3役を務める、舞台『猟銃』がカナダ・モントリオールのUSINE Cで、9月7日(カナダ時間)に開幕した。舞台『猟銃』のチケット情報9月8日には舞台上演後、中谷と、共演者のロドリーグ・プロトー、演出のフランソワ・ジラール、翻案のセルジュ・ラモットによるトークショーが行われた。中谷は通訳を介することなく全てフランス語で受け答えする堂々とした姿をみせた。中谷は「未知なるものへの恐れの気持ちもありましたが、飛び込んでみると、そこにはあたたかく輝かしく、深い世界が待っていました。そして終演後、舞台袖にて『ようこそ、この素晴らしい舞台の世界へ』とフランソワ・ジラール監督が抱きしめてくださった時、思わず涙が溢れました」と初舞台への感想を語った。そして、「3人の女性を通して、心の奥深くに眠っている本当のご自身がみえてくるかもしれません。あなたは愛することを望みますか?それとも、愛されることを望みますか?」とこれから開幕する日本公演の観客に向けてメッセージを送った。本作は、ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘による3通の手紙によって浮き彫りにするラブストーリー。原作は文豪・井上靖が雑誌「文学界」発表第2作目となる恋愛小説。1961年には五所平之助監督により映画化されている。カナダ公演は9月10日まで行われ、その後、日本凱旋公演として10月3日(月)から東京・パルコ劇場を皮切りに兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて上演される。なお、東京公演は10月6日(木)、13日(木)、20日(木)の追加公演が決定し、先行販売実施中。その他公演のチケットは現在発売中。
2011年09月13日「フレッツ光」のCMで共演NTT西日本「フレッツ光」のCMキャラクターが、井上真央さんに加え、小栗旬さんを起用、TBS「花より男子」での牧野つくしと花沢類の共演復活でうれしく思う人も多いはず。ただ、こちらは井上さんが小栗さんをサポートする役回り。NTT西日本の営業エリア内での放送CMは9月2日よりオンエアーだが、NTT西日本の営業エリア内でしか放送されない。ただ、NTT西日本のサイト内のCMライブラリーにアップされているので興味のあるかたはコチラ。「フレッツ光」の<光にして委員会>の井上真央さんが、「光ライフ」を実践する小栗旬さんとその家族をサポートするという設定で、二人ともリラックスしたいい表情だ。俳優としては同世代のトップクラスに成長してきた二人。CMは今回が初共演という。元の記事を読む
2011年09月03日NTT西日本「フレッツ光」の新CM記者発表会が9月1日、都内にて行われ、CMキャラクターの井上真央、小栗旬が登場した。井上真央、小栗旬のトークショーの写真CMでは、フレッツ光の魅力を伝える“光にして委員”の井上によるサポートのもと、小栗が生活者代表として家中のさまざまな情報機器が光でつながることで、より便利で豊かな生活をもたらす「光ライフ」を展開する。ドラマで度々、小栗と共演している井上は「(CMでは)どういう役柄になるんだろうと思ってたけど、(私は)昨年に引き続き“委員(光にして委員役)”だったので(笑)、しっかりとサポートしていけるように頑張りたいと思います。何かと縁のある役者さんですが、CMは新鮮で、とてもリラックスして撮影できました」とコメント。小栗は「いつも(井上と)共演するときは僕がサポートすることが多いんですけど、今回はサポートされるということで、しっかりサポートしてもらって『光ライフ』に触れていけたらいいなと思っています」と笑顔で応えた。トークショーでは、ふたりの光ライフとしてプライベート写真を披露。井上は自身のホームページで掲載している愛犬の写真やエピソードを語り、「親バカで、すみません」と照れた表情をみせた。小栗は「漫画が凄い好きで、一気に読みたいので、ネットでまとめ買いをして時間があるときにバーっと読む生活をしています」と、ネットショッピングの活用を語った。最後に井上と小栗は「みなさん、光ライフいいんです!」とアピールした。新CM「登場」篇、「男の料理」篇は、9月2日から西日本地区にて順次オンエアされる。
2011年09月02日先に開催された第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した『わが母の記』主演の役所広司と原田眞人監督が9月1日(木)、京都の大江能楽堂にて受賞報告会見を行った。役所さんをはじめ、樹木希林、宮崎あおいら実力派キャストが顔を揃えた本作。井上靖の自伝的小説「わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜」(講談社文芸文庫所蔵)を原作に、年老いた母親の面倒をみることになった男が、家族や周囲に支えられながら互いの想いに向き合っていくさまを描く。現在、原田監督と役所さんは、この映画と連動したドラマを京都で撮影中。映画祭には樹木さんと原田監督の息子の遊人(ゆうじん)さんが参加しており、監督は息子さんからのメールで受賞を知ったという。「息子の遊人からメールが入りまして『審査員特別賞ゲット』と書いてあるのですが、ピンとこなかったんです。賞を獲れたとしたら主演女優賞だったんじゃないかなと。そうしたら、電話が入ったんです。樹木さんからで『喜びなさいよ!大きい賞ですよ。(紹介されたのが)最後から2番目ですよ』と。一番気になっていたのが観客の反応だったのですが、素晴らしかったという話を聞いた時点で、涙が出てきました」と喜びを語る。役所さんは「実は初めて僕が海外の映画祭に参加したのも『KAMIKAZETAXI』で原田監督とだったんです(※1995年公開/フランスのバレンシエンヌ映画祭で、審査員特別賞と監督賞を受賞)。今回も一緒に映画祭に参加したかったですね。日本映画を世界中の人たちが観てくれる光景を見て、また海外映画祭に参加したいなと思った、初めての経験でした。(受賞発表後に)希林さんと電話でお話したんです。クールな方なんですけれども、このときかなりテンションが高くて、希林さんの声から現地の興奮が伝わってくるような感じがしました」とふり返った。本作のどういった部分が評価されたのか?役所さんは「世界中どこの国に行っても、母親に対する思いというのは、きっと同じだろうと思います。言葉は通じなくても母親を思う気持ちと、母親と心が通じ合う喜びというのは、きっと世界的に共感していただけるところだと思っていました」と推測する。本作は東日本大震災の前日の3月10日にクランクアップを迎えた。その後、監督は編集作業に入ったが、日本を襲った未曾有の大災害はこの作品にどんな影響を与えたのか?「撮り終えたその日(3月10日)は、気分が高揚していました。関わったスタッフ・キャストみんながハッピーな1日だったと思います。いつまでもこの時間が続けばいいな、と思っていました。きっとたくさんの人がこの日で、時間が止まってくれたらよかったのにと思っていることだろうと思います。私はクランクアップの翌日(3月11日)から都内のスタジオで編集作業に入ったのですが、そのときに地震に遭いました。それから日々TVで流されるニュースを見ながら、涙を流していました。その想いが、この映画にもこもっていると思います。この映画がどれだけ悲しみにあった人に癒しをもたらすことができるかはわかりませんが、未曽有の大災害から立ち上がる中で必要なのは、家族の絆だと思います」と想いを語る。役所さんも「『わが母の記』は心のケアになるような映画だと思います。映画を作っている人間として、この映画を通して震災に遭われた方にも元気を届けられたら。そして、これからもそんな想いを意識して作っていきたいと思います」と胸の内を明かしてくれた。役所さんはさらに本作が伝えるメッセージに触れ「最近、大人も楽しめる映画が少なくなっていると思います。映画はビジネスですから、たくさんの人に来てもらって、ヒットして、ビジネスとして成功しなければならないのですが、やはりインスタントものですぐおいしいものといったものではなくて、しっかり噛みしめてじんわり深いもの、50年後に観ても楽しめる映画も作り続けなくては、と思います。この映画は、監督が5年前から企画をされていて、ご自身の出身地・沼津を舞台にしているので、さらに思い入れも深いと思います。こんな作品を作っていかなくてはならないと思います」と言葉に力を込めた。引き続き、海外の映画祭からのオファーが届いているという本作。一方で「公開時には日本の観客の声もたくさん聞きたい。観客の声こそが私にとっての本当の“賞”だと思っています」と原田監督。10年におよぶ家族の愛の物語は、人々の胸にどのように届くのか――?『わが母の記』は2012年公開。■関連作品:わが母の記 2012年、全国にて公開© 2012「わが母」製作委員会■関連記事:ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!
2011年09月02日NTT西日本の「フレッツ光」新CM発表会が9月1日(木)、都内で行われ、CMに出演する井上真央と小栗旬が出席した。井上さんはかねてより「フレッツ光」の“光にして委員”として同CMに出演してきたが、今回、小栗さんが生活者を代表する立場で参加。井上さんのサポートを受け、生活の様々な局面でフレッツ光の便利さを体感していく。「男の料理」篇では、小栗さんが台所に立って料理に挑戦。端末でネット上のレシピを確認しながら台所で奮戦する。「花より男子」シリーズなどこれまでにも幾度となく共演してきた2人だが、井上さんは「ドラマや映画での共演とはまた違って新鮮でした」とニッコリ。小栗さんも「これまでは僕がサポートする役や(井上さんを)叱ったりする役が多かったんですが、今回は教えられる役です」とこれまでと違う関係を楽しんだよう。井上さんは「いつもは熱かったり、ナルシストだったりするんですが(笑)、今回の小栗さんは最高に爽やかです」とアピールした。現在、NHKの連続テレビ小説「おひさま」に出演中の井上さんだが、兄を演じている田中圭が女優のさくらとの結婚、および第一子の妊娠を発表したばかり。報道陣にコメントを求められると「妹として嬉しいです!」と笑顔。田中さんと同じ事務所に所属する小栗さんも笑顔で後輩の幸せなニュースを祝福した。
2011年09月01日作家・井上靖の自伝的小説を、役所広司主演で映画化した『わが母の記』が、現地時間18日に開幕する第35回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に出品されることが決定した。『わが母の記』の写真『わが母の記』は井上靖の小説『わが母の記~花の下・月の光・雪の面~』を基に、実父の死に伴い、幼少期よりともに暮らしてこなかった実母を引き取り、同居することになった小説家・伊上洪作を主人公に、薄れゆく記憶のなかで息子への愛を確かめようとする母、そして幼少期の記憶と向き合いながら母に寄り添う息子、そしてふたりを囲む家族の物語を10年に渡って綴る人間ドラマ。役所が井上の分身ともいうべき作家・伊上洪作を演じるほか、樹木希林、宮崎あおいらが出演する。本作を手がける原田眞人監督は最新作のモントリオール出品について「16年前、カナダとの合作映画『栄光と狂気』の撮影で半年過ごしたモントリオールには格別の愛着があります。思い出深いモントリオールの、世界映画祭コンペ出品に興奮しています。そこでの観客との出会いが、僕の監督人生のひとつのピークになることを期待しています」とコメント。役所は「世界的な文豪井上靖さんの家族の物語を、井上さんと同郷の原田監督が思いを込めて作った『わが母の記』はきっと映画祭の観客に楽しんでいただけると信じています」と観客の反応に期待を寄せている。ちなみに同映画祭には本作と同じ松竹配給の映画『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督)も出品されるが、松竹株式会社・映像ライツ部長の古賀正喜氏は「モントリオール世界映画祭は、『おくりびと』がグランプリを受賞したように、良質なドラマが出品されることが多く、また観客の年齢層が比較的高く、中高年の年齢層の方が、きちんと映画を観る姿勢が出来ているようなので、”老い”や”死”を扱った『わが母の記』は映画祭のテイストと非常にあっていたため、選ばれたのだと思います」と分析している。映画『わが母の記』は2012年に全国公開される予定。『わが母の記』2012年公開
2011年08月03日女優の中谷美紀が「第3回 プラチナ・ミューズ アワード」を受賞。その受賞式が7月14日(木)に都内で開催され、トロフィーとプラチナのネックレスが贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」が雑誌「Domani」(小学館刊)とのコラボレーションで、プラチナのように光り輝く“ワーキング・ウーマン”を表彰するというもので、過去には米倉涼子、滝川クリステルが受賞している。映画やドラマなど女優としての活躍に加え、エッセイや紀行文など多彩な活躍で広い年代に支持されているということで今回、中谷さんが選ばれた。プラチナ・ギルドのハンキンソン尚子代表は「知性あふれる凛とした佇まいがプラチナ・ミューズにふさわしい」と中谷さんを絶賛。トロフィーを手渡し、“プラチナ・アラベスク”と呼ばれる、宝石を使わずにプラチナだけで制作されたネックレスを中谷さんの首に掛けた。中谷さんは「プラチナってこんなに輝く美しいものだったのか、と改めて実感しています。年齢と共に肌の輝きは減っていくものかもしれませんが、プラチナを身につけて輝きを増すことができたら。プラチナのように輝き続けられるように自分磨きに努めたい」と喜びを語った。この日は、大胆に肩を露出しつつも、下は黒のパンツスタイル。「シンプルな服が大好きなんですが、プラチナもシンプルで控え目な輝きを持っていて気に入っています」と微笑んだ。いわば、働く女性の理想として今回の受賞に至ったわけだが、中谷さん自身が憧れる女性像を聞かれると「日本の女性は空気を敏感に読み取り、和を保つことができてすごく素敵だと思います。女優として、亡くなられた高峰秀子さんを素敵だなと思いますが、憧れの女性に近づくのにあと何十年かかるのかな、とも思っています」と明かした。映画にドラマと活躍する中谷さんだが、今年は舞台に初挑戦。井上靖原作の「猟銃」がまずカナダのモントリオールで上演され、その後、10月に日本で凱旋公演が行われる。中谷さんは初舞台で一人三役をこなす。一人の男性の不倫の愛が、妻、愛人、愛人の娘の手紙で浮かび上がってくるという物語で「日本の女性の心のマグマのようなものが表現できるのでは?と思いました」と語り、初舞台で三役、しかも初演がモントリオールという点についても「自分に試練を与えるときなのかも、と思っています」と不敵な笑みを浮かべていた。さらに「演じるときに、年齢を(役を)あきらめる理由にするのではなく挑戦し続けたい。つい惰性で日々を過ごしがちですが、常に新鮮、純粋な気持ちで演じていきたい」とさらなる飛躍に向けた決意を口にした。■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年07月14日中谷美紀の初舞台作品『猟銃』の製作発表が7月8日、都内で行われ、中谷のほか、映画監督、脚本家としても知られるカナダ人演出家フランソワ・ジラールが登壇した。『猟銃』のチケット情報この作品は井上靖による1949年発表の恋愛小説『猟銃』が原作。三杉譲介というひとりの男に宛てられた3人の女性の手紙で構成された書簡体小説で、彼の13年に及ぶ不倫が妻・みどり、愛人の彩子、愛人の娘・薔子の3通の手紙により浮かび上がる。中谷が演じるのは妻、愛人、愛人の娘の3役。セリフのない三杉役は俳優でダンサーのロドリーグ・プロトーが象徴的に演じる。シルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』やNYメトロポリタンオペラの演出も手掛けたフランソワ・ジラールが、自身で監督を務めた映画『シルク』での中谷の演技に魅了され、彼女に白羽の矢を立てた。中谷に本作の舞台のオファーがあったのは2006年。それまでも舞台の出演依頼はあったが「舞台の上に立つ俳優というのは身体能力に優れ、声のトレーニングも鍛錬された方でないといけない」と思い、断り続けていたそう。しかし全幅の信頼を置くジラールよりこの作品の女性3役のうちどれか好きな役をひとつ選んでと依頼を受け、思わず「NOと言うはずが、3役すべて演じたい」と答えてしまったとか。またオファーから5年経ったが「むしろ5年前にこの作品を舞台で演じるのではなく、今の年齢で世界中が日本という国に注目をしているなか、日本人がカナダの舞台に立ち、日本人がたくましく生きているということをお伝えできたらいい」と決意のほどを語った。また日本公演に先がけ9月7日(水)から10日(土)までカナダ・モントリオール、USINECで公演を行うことについて中谷は、「『旅の恥は掻き捨て』と言いますか、カナダのお客様は日本語がわからないからセリフを間違ってもお気づきにならないかな?と思っていました。ただ、欧米のお客様は大変正直でいらっしゃるので、自分の意に介さない公演では平気で席を立ちお帰りになる。それも実はトラウマになっていまして」と、自らの気を引き締めていた。日本公演は10月3日(月)から23日(日)までの東京・PARCO劇場を皮切りに、兵庫、新潟、福岡、愛知、京都と各地を回る。なおチケットぴあでは、東京公演が7月12日(火) 11:00より19日(火) 11:00まで、兵庫・京都公演は7月14日(木) 11:00より19日(火) 11:00まで先行抽選販売「プレリザーブ」を実施。
2011年07月12日中谷美紀の初舞台となる『猟銃』。本作の演出をシルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』の作・演出を手掛けたフランソワ・ジラールが担当する。舞台『猟銃』のチケット情報『猟銃』は、ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘の3通の手紙によって浮き彫りにするラブストーリー。原作は文豪・井上靖が雑誌「文学界」発表第2作目となる恋愛小説。1961年には五所平之助監督により映画化されている。フランソワ・ジラールは、『ZED』のほかにも、アカデミー賞を受賞した、映画『レッド・バイオリン』や中谷も出演した『シルク』など映画監督としても、世界からも注目を集めている。2008年に公開された映画『シルク』の日本での撮影中に『猟銃』と出会ったフランソワ・ジラールは、この小説にインスパイアされ、舞台化に着手。主演を務める、中谷にひとりで妻、愛人、愛人の娘を演じさせ、立場の違う3人の女性の中に秘められた“男性”への想いの共通項を浮かび上がらせる。舞台『猟銃』は、カナダ・モントリオールにて9月7日(水)から10日(土)まで公演が行われる。日本では10月3日(月)から23日(日)まで東京・PARCO劇場を皮切りに、兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて上演。チケットは東京、兵庫、京都公演が7月30日(土)より発売。なお、チケットぴあでは、6月28日(火)11:00から30日(木)11:00まで先行抽選プレリザーブを受付。
2011年06月28日井上真央主演の『ダーリンは外国人』の公式ページ上で展開されている、さおり(井上さん)とトニー(ジョナサン・シェア)が住んでいるという設定のバーチャルタウン、“ダーリンタウン”への、一般ユーザーの入居募集が開始された。漫画家・小栗左多里による、実体験に基づいたコミックエッセイを原作に、アメリカ人のダーリンを持ったことで巻き起こるドタバタを描いた本作。以前から公式サイト上では、さおりとトニーが暮らす“ダーリンタウン”というバーチャルタウンが展開されており、映画にまつわる情報が公開されるなどしてきた。タウンには当初、Yahoo!とTSUTAYAの特設サイトが出展されていたが、その後、マリオンクレープ(※さおりとダーリンおすすめのオリジナルメニューを展開中)やファミリーマートにLAWSON、みずほ銀行なども出展し、街は大にぎわい。これに対し、サイトを見た原作ファンや井上さんのファンから「かわいいので住みたい!」、「私のサイトもタウンで紹介してほしい」といった要望が寄せられていた。この声に応え、このたび一般ユーザーの家を新築することが決定!自身のサイトやブログの情報を送り、見事“住人”に選ばれると、タウン内にあなたの家が“新築”され、ブログやサイトにリンクされる。ちなみに、タウン内には井上さんの家や原作者の小栗さんと実際の“ダーリン”トニーさんの家もあり、いわば井上さんのご近所さんになれるチャンス!井上さんや小栗さんにあなたのサイトやブログを見てもらえる可能性も。こちらの応募は4月12日(月)まで。『ダーリンは外国人』は4月10日(土)より全国にて公開。ダーリン・タウン■関連作品:ダーリンは外国人 2010年4月10日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 映画「ダーリンは外国人」フィルムパートナーズ■関連記事:井上真央お花見どんちゃん騒ぎ「ちょっとしてみたい」井上真央が真央に熱烈エール!人気女流漫画家からは猛スカウト井上真央、新CMでのトヨエツのお姫さま抱っこにウットリ
2010年04月09日