京都府京都市・京都水族館はこのほど、「交流プラザ」の「小型サンショウウオ」の水槽内にて、青色の体色をした「ニホンアマガエル」2匹の展示を開始した。○黄色細胞が欠損し、青い体色になった「ニホンアマガエル」を展示「ニホンアマガエル」は緑色の体色をした個体がほとんどであり、今回展示をしている個体は両生類が本来持っている黒色と黄色と虹色の色素細胞のうち、黄色細胞が欠損しているため、このような青い体色になったと考えられるという。目立つ体色をした「ニホンアマガエル」は、自然界では捕食される可能性が高く、生き残るのが難しいとされている。同館では、青色の「ニホンアマガエル」をきっかけに京都の自然にすむ生き物の多様性を感じて欲しい、としている。また「ハーベストカフェ」では、青色の「ニホンアマガエル」をイメージしたオリジナルメニュー「青いカエルの卵風スープ」を販売。クチナシ由来の色素から色を付けた青色の冷製ポタージュスープの中には、カエルの卵そっくりのバジルシードが入っている。衝撃的な見た目の冷たいスープとバジルシードのプルプル、プチプチとした食感を楽しめる。販売期間は、6月11日~30日。価格は400円(税込)。
2015年06月17日クリエイト・レストランツは5月27日、京都・四条河原町に抹茶専門店「MACCHA HOUSE 抹茶館」(京都府京都市)をオープンした。同店は、シンガポールや香港を始め、アジア圏を中心に12店舗を展開している。伝統的な日本の抹茶文化を海外展開すると共に、海外でアレンジされた抹茶文化を日本に逆輸入し、"JAPAN SECOND WAVE"というコンセプトで展開していくとのこと。海外でアレンジされたオリジナルメニューの他、日本国内限定のオリジナル抹茶ドリンクやスイーツを提供する。ドリンクメニューには、客の目の前でたてた抹茶を使用するという。同店では、京都の老舗茶商「森半」の抹茶を使用している。ドリンクメニューとしては、和菓子付きの「森半抹茶」(全3種・各500円)のほか、アメリカ・ニューヨークで人気という「カスタマイズ抹茶ラテ」(550円~)も提供。厳選した抹茶3種(抹茶萬歳・抹茶みどり・抹茶あおい)とミルク3種(ミルク・豆乳・アーモンドミルク)をそれぞれ自由に選んで自分だけの"オリジナルブレンド"を注文できるメニューとなる。抹茶とマスカルポーネチーズを使用したスイーツ「抹茶ティラミス」(550円)も提供する。すっきりとした味わいに仕上がっており、器に升を使用することで、ヒノキの香りが抹茶の味や香りを引き立てるとのこと。その他にも、パフェや純氷のかき氷、フードメニューの「おばんざい八種御膳」(850円)なども取りそろえる。なお、同店の営業時間は10:00~22:00(21:30ラストオーダー)。席数は26席で、無休となる。※価格は全て税別
2015年05月27日阪急阪神レストランズは5月15日、「阪急そば若菜」十三店および「阪急そば」十三東口店・上新庄店(いずれも大阪府大阪市)・桂店(京都府京都市)にて「ポテざるそば・うどん」を発売する。同商品は、ざるそばにフライドポテトを合わせたメニュー。「阪急そば若菜」十三店では、2月6日から同商品のシリーズ第1弾である「ポテそば・うどん」(370円)を販売。4月1日からは「阪急そば」十三東口店・桂店・上新庄店の3店舗でも展開している。今回発売する「ポテざるそば・うどん」は、「ポテそば・うどん」の夏バージョンとなる。「ポテそば・うどん」と同様、フライドポテトは揚げたてを別盛りで提供。冷たい「ざるだし」につけた時の温と冷のギャップを楽しめるという。冷たくしめ、ツルッとしたのど越しというそば(うどん)と、カリカリ・サクサクとした食感のポテトフライの組み合わせを味わえる一品となっている。 価格は、「阪急そば若菜」十三店では570円で、プラス80円で十割そばに変更できる。 「阪急そば」の取り扱い各店では500円となる。※価格は全て税込。画像はイメージ
2015年05月14日京都センチュリーホテルは6月30日まで、同ホテルのスイーツブティック「joie joue(ジョアジュー)」(京都府京都市)にて夏のフルーツを使用したスイーツ5種を販売している。同店では、ケーキの新作4種に加え、昨年好評を博したというマンゴーを使用したロールケーキ「来る来る小夏」も復活販売する。それぞれのケーキには、マンゴー・オレンジ・パイナップル・ピンクグレープフルーツ・バナナなど夏が旬のフルーツをトッピング。生地にはココナツ、クリームにはマンゴーがアクセントのクリームを使用するなど、細部にまで夏のフルーツをあしらった。「ココトロピック」(540円)は、軽く焼き上げたココナツのダコワーズに、パッションとバナナ、マンゴーのピュレとサワークリーム、カスタードクリームを組み合わせたケーキ。「オランジュブラン」(540円)はオレンジジュレとサワーミルククリームのムースケーキで、底にはビスキュイを敷いて香ばしく仕上げた。暑い季節でもさっぱりと味わえるスイーツとのこと。「モンテリマールピスタチオ」(540円)は、濃厚なピスタチオムースに、ピンクグレープフルーツとハチミツで漬けたグレープフルーツピールを添えた一品。アーモンド、ドレンチェリー、グレープフルーツピールにユズのミンチをトッピングした。「マンゴープリン」(480円)は、ココナツミルクのブランマンジェと濃厚なマンゴープリンを組み合わせたスイーツとなる。復活販売となる「来る来る小夏」(1,296円)は、フロマージュを入れたクリームとトロピカルマンゴーを軽い生地で巻きこんだロールケーキで、手土産にもぴったりとのこと。※価格は全て税込
2015年05月13日フランスのフレグランスブランド「ディプティック(diptyque)」が、関西では初となるポップアップショップをオープンする。会場は大丸京都店2階の「サロン・ド・グランシェ」で、期間は4月22日から7月30日まで。同ショップでは青山の路面店と同様に、ブランドのアイテムがフルラインアップで展開される。更に、オープンを記念して購入額に応じた数量限定プレゼントを実施。7,776円以上でフレグランスキャンドル(35g)を、1万1,772円以上にはトワレ(12ml)を、1万4,688円以上でトワレ(2ml)が10本提供される。
2015年04月15日辻利の店舗「辻利 京都店(きょうとみせ)」は4月30日まで、2015年春限定のパフェ・ドリンクメニューや粉末タイプの「さくら抹茶ラテ」などを発売している。○辻利の抹茶をリッチに使った春らしいメニューを提供同店は、京都宇治の老舗である辻利が"抹茶の新感覚体験"をテーマに運営する店舗。現在、4月30日までの春限定でドリンク新メニュー「京ラテスムージー さくらプリン」と「京ラテさくら」、ソフトクリーム「辻利ソフト さくらパルフェ」、お土産にもおすすめだという粉末タイプの「さくら抹茶ラテ(5杯入)」を販売している。京都の春をイメージした「辻利ソフト さくらパルフェ」 は、桜あん、桜メレンゲ、桜味八つ橋をのせたリッチなソフトクリーム。価格は562円(税込)。「京ラテスムージー さくらプリン」は桜味のミルクプリンが入った、食感も楽しい抹茶スムージー。桜のメレンゲをのせて仕上げた。価格は、Sサイズ572円(税込)、Lサイズ626円(税込)。ほんのり桜が香る春色の抹茶ラテ「京ラテさくら」は、濃厚な抹茶にふんわり甘い練乳を合わせた。価格は、Sサイズ454円(税込)、Lサイズ508円(税込)。お土産商品の「さくら抹茶ラテ(5杯入)」は、粉末タイプのラテが、お湯を注ぐだけで手軽に楽しめる。宇治抹茶とミルクの濃厚な味わいに、ほのかな桜の香りが春の訪れを感じさせる仕上がりとした。数量限定で、価格は540円(税込)。同店の所在地は、京都府京都市東山区四条通大和大路西入中之町215。
2015年04月02日東京急行電鉄は4月1日、東急電鉄・池上線五反田駅高架下(東京都品川区)にてラーメン店「京都北白川 ラーメン魁力屋」が入居する商業施設を開業する。「京都北白川 ラーメン魁力屋」は、鶏ガラをベースにしたスープに独自ブレンドの特製醤油を合わせ、背脂と九条ネギで仕立てたスープと細麺が人気というラーメン店。今回オープンする「魁力屋 五反田店」で東京23区内では2店舗目となり、都心の駅前立地では初出店となるとのこと。営業時間は11時~24時となる。同店が入居する施設上部の高架橋は、池上線五反田駅が開業した1928年に完成したもので、鋼材をやぐら状に組み上げた橋脚を持つ「トレッスル橋」を使用している。今回開業する商業施設は「トレッスル橋」をシンボルとし、同駅のトレッスル橋を取り囲むようにデッキを設置。これにより、屋外での飲食も可能とのこと。
2015年03月31日阪急阪神レストランズは4月1日、「阪急そば」十三東口店・上新庄店(共に大阪府大阪市)・桂店(京都府京都市)にて新メニュー「ポテカレーそば・うどん」(570円)と「ポテそば・うどん」(350円)を販売する。かけそば・うどんにフライドポテトをトッピングした「ポテそば・うどん」は、「阪急そば若菜 十三店」(大阪府大阪市)で2015年2月6日に発売され、1カ月で3,000食以上が販売されたという。4月1日からは、同商品に加えて「ポテカレーそば・うどん」を「阪急そば」十三東口店・上新庄店・桂店の3店舗にて展開する。「ポテカレーそば・うどん」は、2014年9月にカレールウのベースを一新するなどリニューアルされた「カレーそば・うどん」にフライドポテトを組み合わせたメニューとなる。なお、揚げたてのフライドポテトを別盛りで提供するため、組み合わせるだけでなくそれぞれの味も楽しめるとのこと。※画像はイメージ。価格は全て税込
2015年03月31日シルクのスキンケア商品がソラマチで買える株式会社アーダンは、同社の美容雑貨ブランド「京都絹屋」の新店舗「京都絹屋 東武百貨店 東京ソラマチ店」を2015年4月1日(水)にオープンする。舞妓さんに長年受け継がれてきたスキンケア法同ブランドは、京都の「舞妓さん」の間で受け継がれる絹を使った美容法に着目し、「高級素材であるシルクをもっと身近な存在にしたい」として、国産シルクを主原料にしたスキンケア化粧品を中心とした商品を展開。高級素材なのにお手軽価格なのが嬉しい同ブランドのハンドクリームやリップクリーム、フェイスマスク、入浴剤には全て国産シルクが配合されているが、高級素材を使いながらも価格帯が買い求めやすいのも嬉しい。また、2つの繭玉をモチーフとした可愛いデザインのブランドロゴにも注目だ。<京都絹屋オリジナル商品紹介>・シルクハンドクリーム(ラベンダー&レモン) 10g750円(税抜)・シルクリップバーム 5g700円(税抜)・シルクマスク 1枚450円(税抜)・シルクスパ(入浴剤)3種 各30g各500円(税抜)(カモミールジャスミン、ベルガモット、フレッシュラベンダー)(引用:プレスリリースより)【参考】・株式会社アーダン プレスリリース/ValuePress!
2015年03月31日辻利が運営する茶の販売店「辻利 京都店(きょうとみせ)」(京都府京都市)は4月30日まで、春限定のメニューと新商品を販売している。辻利は1860年に創業し、高級茶の代名詞と言われる宇治茶の名声の礎を築いたという。同社が運営する「辻利 京都店」は、"抹茶の新感覚体験"をテーマとしている茶製品の販売店舗となる。同店で現在販売中の春限定新メニューは、ドリンク「京ラテスムージー さくらプリン」(572円~)と「京ラテさくら」(454円~)、ソフトクリーム「辻利ソフト さくらパルフェ」(562円)の3品。また、土産にも最適という新商品「さくら抹茶ラテ(5杯入)」(540円)も数量限定で販売している。「京ラテスムージー さくらプリン」は、"桜味"のミルクプリンが入った抹茶スムージーに、桜のメレンゲをのせて仕上げた一品。「京ラテさくら」は桜の香りがする抹茶ラテで、濃厚な抹茶に練乳をあわせたという。「辻利ソフト さくらパルフェ」は、桜あん、桜メレンゲ、桜味八つ橋をのせて"京都の春"をイメージしたソフトクリーム。「さくら抹茶ラテ(5杯入)」 は、ほのかに桜の香りがする、お湯を入れて楽しむ粉末タイプの抹茶ラテとなる。なお、同店の営業時間は11:00~20:00。年中無休となる。※価格は全て税込
2015年03月30日時を越えて愛される京都の老舗約70店が集う催物「京都歴代のれん市」が、3月25日から30日まで伊勢丹新宿店本館6階催物場で開催される。この春は、京都の老舗「桜」をテーマにした和菓子や花見弁当がそろう。創業100年を越えるフレンチの老舗「開晴亭」からは、ヒレビーフカツバーガー(1,500円)が初登場。厚みのあるビーフカツに特製のデミグラスソースを添えたボリュームたっぷりのカツバーガー。また、創業以来350年東山五条で京料理屋を営む「はり清」が本催事に初登場。京都の味を再現した季節の折詰「福」(1,500円)を伊勢丹新宿店限定品として新たに用意。錦糸卵やいくらを乗せ、春の芽吹く様子を折詰の中に表現した。また、桜をモチーフにしたこの時期ならではのスイーツも充実。生麩であんを包んだ「半兵衛麸」の「さくらもち麸」(5個入り/1,100円)や、桜あんを包んだ「笹屋伊織」の桜色のお餅「さくらさくら」(250円)など、春らしい味わいがそろう。イートインスペースでも同期間限定の「家伝京飴 祇園小石」による「舞妓はんのお気に入りパフェ」(1,250円)が楽しめる。春の味覚である苺を使った黒糖練乳と、サクサクとした食感が楽しめる柚子黒蜜グラノーラが添えられた限定メニューだ。担当バイヤーは「のれん市の弁当やスイーツと共に、会社帰りに夜桜を楽しんで頂くシーンをイメージして品ぞろえを行った。まず見た目から、続いて味覚から春を感じてもらえたら嬉しい」とコメントする。
2015年03月24日ドスパラは20日、ドスパラ京都店にて「春の自作PCまつり in京都」を開催すると発表した。開催日時は2015年3月29日の13時から17時半まで。札幌、福岡に続き第3回目の開催となる"自作PCまつり"が、ドスパラ京都店で開催される。イベントでは、「改造バカ」ことテクニカルライター・高橋敏也氏による「ご当地PC」の展示をはじめ、インテル最新CPU談義やASUSによるセッション、豪華賞品付きじゃんけん大会などを実施。会場の様子はニコニコ生放送で中継し、登壇者との記念撮影も可能だ。会場は、ドスパラ京都店 2階 特設ステージ(〒600-8033 京都府 京都市 下京区寺町通仏光寺下る 恵美須之町536 サードウェーブ京都ビル)。
2015年03月20日高級ポッキーとして話題になった「Baton d'or(バトンドール)」。その京都店が、4月8日(水)に京都タカシマヤにオープンすることが発表されました。今回の知らせはスイーツファンにとって嬉しい春一番といったところでしょうか。2012年に大阪で2店舗ほぼ同時にオープンすると、瞬く間に大行列ができたバトンドール。全国各地から出店を望む声が集まるなか、生産が追い付かず、新規出店がなかったため、「大阪限定」のイメージを抱いていた人も多いかもしれません。バトンドールのコンセプトは「大切な人へのおもてなしの気持ちをカタチにしたウェルカムスティック」。そのフレーズ通り、フランス産最高級小麦などの厳選素材を贅沢に使っていて、高級ポッキー、大人ポッキーともいわれています。そんなバトンドールの3号店出店のニュースとあって、発表会には新聞やテレビ局などたくさんの報道関係者が詰めかけていました。会見では「東京に出店予定はないのですか?」との質問も出ていましたが、残念ながら今のところメドは立っていない様子。ヒットブランドの新展開をもっとも喜んでいるのは、ほかの誰でもなく、製造販売を行う江崎グリコでしょう。京都タカシマヤと合同でのぞんだ発表会では、すでに「京都らしいお店づくりは期待通り、いや、それ以上の感触です」と、準備が順調に進んでいることを明らかにしました。この日にリリースされた情報によると、京都店は和のテイストを織り込んだ落ち着いた店舗デザインになる様子。さらに、新商品「ゆず」を京都限定フレーバーとして発売することも発表されました。そして、その場でまさかの嬉しいフライングゲット。お味は“まろやか”だけど“さわやか”で、まさに「上品」のひとこと。贅沢な味わいが口の中いっぱいに広がりました。この京都限定ゆず味は、これまでの5つのレギュラーラインナップ(ミルク、ストロベリー、アーモンド、宇治抹茶、シュガーバター※)にひけをとらない完成度の高さです。※シュガーバターのみコーティングのないプレッツェルタイプ。※シュガーバターのみコーティングのないプレッツェルタイプそして発表会の最後は「フォトセッション」で締めくくりを。最初に会見にあたった江崎グリコの大森輝一(マーケティング部)さんと京都高島屋の岡憲史さんが、バトンドールを手にニッコリ。バトンドール阪急うめだ本店の女性スタッフ2人も入って、スイーツらしいムードを演出しました。今年の春は、バトンドールの京都限定ゆず味を片手に、ぜひ京都のお花見を楽しみたいものです。オープンまで待てないという方には、大阪の2店舗で春薫る「さくら」(3/4~4月中旬)が期間限定で販売されているので、ひと足先にお花見気分を味わってみてはいかがでしょうか?・Baton d'or(バトンドール) 公式サイト
2015年03月10日京都を舞台に世界の第一線で活躍する作家36組が参加するPARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015が、来月7日より開催する。京都市美術館と京都府京都文化博物館と市内の複数の会場が連携し、1万平方メートル以上の展示スペースが確保される。参加作家と、主な作品のラインナップが発表となった。『PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015』チケット情報メイン会場となる京都市美術館入り口にはやなぎみわが手がけた巨大な移動舞台車が出現。1階の大陳列室には、蔡國強が制作した高さ15メートルに及ぶ竹製の塔作品に京都の子どもたちが作った大量のオブジェが飾られるという大型作品が展開されるほか、桜の時期には花見を楽しめるカフェや大垣書店の手がける期間限定のブックショップが登場し、作品以外にも芸術祭を楽しめる要素も。また、1950年代に建てられた店舗併存集合住宅のモデル堀川団地には、ピピロッティ・リストらによる作品が出現、鴨川デルタにはドイツで活躍する美術家スーザン・フィリップスによる音の芸術作品が展開されるなど、京都のランドスケープを最大限活用し、馴染みある風景をアート空間に変貌させる。アーティスティックディレクターの河本信治は「準備期間の2年間を通し、参加作家のほとんどを京都に招聘しました。作家達は京都の歴史や文化遺産からだけでなく、人々の暮らし方を感じたり人々と対話する中で新しいビジョンを得たようです」と紹介。京都の景色とアートを楽しめる、他に類を見ない芸術祭となりそうだ。「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」は、2015年3月7日(土)から5月10日(日)まで、京都市美術館、京都府京都文化博物館ほかで開催される。チケットは発売中。
2015年02月10日伊勢丹新宿店本館6階催物場で「京都展」が始まった。1月12日までの6日間、京都の味覚や伝統の技を楽しめる。今年はテーマに「伝統とモダンの競演」を掲げ、京都の老舗の若主人達によるコラボレーション企画「若主人茶寮」で京のごちそう(4,500円)などのイートインや実演販売も展開。会場限定品も多数用意する。醤油味の中華そばの名店「新福菜館」は真っ黒な麺がインパクト大の「竹炭塩そば」(900円・各日100食限り)を同店限定で用意。さっぱりとした塩ベースのスープには、モモ肉と胸肉の食感の異なる京赤地鶏のチャーシューが添えられる。水菜とネギが加わり、シンプルながらも深みのある1杯はスープまで存分に味わえる。ちりめん山椒で知られる「やよい」の本店にあるカフェメニューの一部が期間中同催事のイートインで食べられる。京野菜にちりめん山椒とあつあつの生姜餡をかけたおじゃこ丼(1,500円)は同店の限定メニュー。1口ごとに身体が温まるようなやさしい味に仕上がっている。明治18年創業の湯葉の老舗「ゆば庄」の湯葉を、ホテル「ハイアットリージェンシー」のペストリーシェフがアレンジした「ゆばスティック」(315円)は、アーモンドの香ばしさとゆばのしっかりとした歯触りが新感覚のスイーツだ。こちらも同店限定品。京の味覚の他、伝統工芸をモダンな感性で進化させる若旦那たちの技が光るコーナーもある。「公長齋小菅(こうちょうさいこすが)」は、暮らしを豊かにする竹製品をそろえる。ワインクーラー、靴べら、箸など竹を使った生活用品や竹素材にレザーを合わせたバッグなどを並べる。手作り茶筒の「開化堂」は、会期中同ブランドの茶筒を購入した顧客に、茶さじに名入れをするサービスを行っている。漢字でもアルファベットでも、数分で名入れを仕上げるという。また、会場入り口付近には「金網つじ」の手編みバスケットや手編み焼き網なども並び、京都の技を体感することができる。人気催事の一つとあって、初日は開店直後から各ブースに列が出来、宇治に店を構える中村藤吉本店の「生茶ゼリイ」(360円)をはじめ、お昼頃には早々に品切れとなるアイテムも見受けられた。
2015年01月07日「京都水族館」は、12月12日から21日まで開催される「京都・嵐山花灯路2014」にて、13日・14日の2日間「京都水族館クラゲSTUDIO」を出展する。「京都水族館クラゲSTUDIO」は、京都の海に生息するさまざまな「クラゲ」を、普段の京都水族館を、スタッフの仕事風景もそのままに展示する「移動水族館」。クラゲは5種約200点で展示され、色とりどりに彩られた水槽の中をゆったりと漂う姿を観察できる。場所は、京福電気鉄道嵐山本線「嵐山」駅構内で、「京都・嵐山花灯路2014」嵯峨・嵐山地域のライトアップの行われる17時より20時30分にかけて展示が行われる。京都水族館では、今後、展示とワークショップが融合した新しいスタイルの移動水族館として、飼育スタッフによる解説や体験しながら学べるワークショップなどを予定している。
2014年12月12日ライカカメラジャパンはこのほど、「ライカ京都店」にて京都の伝統工芸とコラボレーションしたオリジナル商品を発売した。今回発売される商品は、京都の伝統工芸とのコラボレーションによる、カメラバッグとレザーアイテム6種となる。「カメラバッグ HOSOO Collage」は、300年以上の歴史をもつ西陣織の老舗「細尾」とコラボレーションしたカメラバッグ。両サイドとストラップの肩当てに伝統的なコラージュの技法を用いた西陣織のデザインがあしらわれている。生地にはダブルトーンやマルチトーン、淡い色合いや深い色合いなどのカラーリングを取り入れているとのこと。デザインは、デンマークのデザインスタジオ「OeO」のデザイナーであり、ライカユーザーでもあるトーマス・リッケ氏によるもの。カラーはブラック・ブラウンの2色展開で、価格は4万6,000円(税別)。コンパクトカメラやレンズ、小物類を入れるのに適した「レザーポーチ CHISO」は、450年以上の歴史を持つ京友禅の老舗「千總」の京友禅柄プリントのシルク生地を内側に使用したもの。京友禅の柄ごとにレザーの色も異なり、やわらかい本革は使い込むほどに手になじむという。サイズはS・Lの2種で、デザインは各3種類。価格はSサイズで1万2,000円、Lサイズで1万4,000円(ともに税別)となる。
2014年12月08日ライカカメラジャパンは、ライカ京都店オリジナル商品としてカメラバッグおよびレザーポーチを発売する。価格はカメラバッグが46,000円、Sサイズのレザーポーチが12,000円、Lサイズのレザーポーチが14,000円となっている(税別)。ライカ京都店では、京都の伝統工芸とのコラボレーションによるオリジナル商品を展開しており、今回発売されるカメラバッグとレザーポーチも同店のオリジナル商品。カメラバッグは、300年以上の歴史を誇る西陣織の老舗である「細尾」とのコラボレーション商品で、バッグの両サイドおよびストラップの方宛て部分に西陣織があしらわれている。西陣織の生地には伝統あるコラージュの技法を採用。ラグジュアリー感のあるデザインに仕上げられている。カラーはブラックとブラウンの2色を用意。レザーポーチは、京友禅柄プリントのシルク生地を内側に、外側のレザー部分には本革が用いられたもの。コンパクトカメラやレンズ、その他小物類を入れるのに適している。京友禅柄プリントは、450年以上の歴史を持つ京友禅の老舗である「千總」によるもの。柄ごとにレザーの色が異なる。SとLの2種類のサイズが用意されており、各サイズとも3種類、計6種類の柄をラインナップ。
2014年11月21日京都府京都市は12月6日から、京都市内の14の公共交通機関が1日または2日乗り放題になる乗車券「電車・バスでまわる『歩くまち・京都』京都フリーパス」を発売する。このきっぷは、公共交通機関の利用による京都観光の促進を目的に、鉄道事業者7社局・バス事業者7社局の計14社局との連携により発売されるもの。京都市外からのマイカーによる来訪の抑制と京都市内の交通渋滞緩和をめざす目的で、2010年から毎年発行している。1日フリー版と2日フリー版があり、ともに優待を受けられる特典施設の案内と公共交通路線図を掲載したマップが付く。1日フリー版は、有効期間中の任意の1日、対象交通機関のフリーエリアが乗降り自由になる効力を持つ。発売額は大人2,000円、小児1,000円。発売期間・有効期間は12月6日から2015年3月22日まで。京都市交通局の各窓口、JR西日本京都駅みどりの窓口、京都総合観光案内所「京なび」などで取り扱う。2日フリー版は大人用のみで、JR西日本の企画乗車券「京都観光フリーきっぷ」または「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」として発売するため、出発地により金額が異なる。発売期間は、「京都観光フリーきっぷ」が11月6日から2015年3月20日まで(富山・高岡発は3月11日まで)、「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」は11月11日から2015年3月19日まで。有効期間は1日フリー版と同じ。JR西日本(京阪神、滋賀、奈良エリアを除く)、JR四国(主要駅)、JR九州(一部の駅)のみどりの窓口にて販売する。
2014年11月06日ヒップスターインターナショナルはこのほど、同社が運営する京都の「モエナカフェ」にて、ハワイの活火山"キラウエア"をイメージした新作パンケーキ3種を発売した。「モエナカフェ」はハワイの雑誌『ホノルルマガジン』が主催するグルメアワード「ハレアイナ賞2014」の朝食部門で、オープン1年目にして"TOP WRITE-IN VOTE"(クチコミNO.1)を受賞したパンケーキ専門店。今回発表した新作パンケーキは、ハワイにある活火山"キラウエア"をイメージして開発した。パンケーキを3段に高く積み重ね、さらにその上にフルーツやホイップクリームをたっぷりトッピング。落ちるクリームやソースで、キラウエアの流れ出る溶岩をイメージしているという。価格は「いちごとフルーツ 生クリームスペシャルパンケーキ」が1,980円、「バナナとナッツのチョコレートパンケーキ」が1,780円。京都店オープンにちなんで開発した「抹茶とあずきのパンケーキ kyoto」は1,780円で提供する。※価格はすべて税別
2014年11月05日京都水族館は11月8日・9日・15日・16日、謎解きタウンを運営するDASと共同で、「夜の京都水族館×リアル謎解きゲーム~古都京都に隠された秘密~」を開催する。○「夜の京都水族館」でリアル謎解きゲームを体験リアル謎解きゲームは、制限時間の中で設定されたストーリーに沿って、与えられた謎を解いていく大人向けの体験型ゲーム。今回のゲームでは、「京都水族館で働く先祖に会うため未来からタイムリープしてきた少年が、現在の水族館で起こる生物の危機に先祖とともに立ち向かう」というストーリーが設定されている。参加者は、70分の制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指す。ゲーム開催中は館内照明の一部を消灯し、通常営業とは異なる色の照明演出を行う。また、「オオサンショウウオ」など夜行性の生き物が、普段とは違い活発に動く様子などを観ることができる。「夜の京都水族館」ならではの雰囲気の中でリアル謎解きゲームを楽しめるという。開催日は、11月8日・9日・15日・16日。開催時間は、各日19時~21時。ゲームの進行により終了時間が遅くなる場合がある。受け付けは、18時~、入場開始は18時30分~。受付場所は、京都水族館 エントランス特設受付会場(京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)。参加料金(税込)は、一般:前売り2,800円、当日3,200円、学割:前売り2,300円、当日2,800円。
2014年10月14日京都水族館は11月8日・9日・15日・16日の4日間、謎解きタウンを運営するDASとともに、「夜の京都水族館×リアル謎解きゲーム~古都京都に隠された秘密~」を開催する。○制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指すリアル謎解きゲームは、制限時間の中で設定されたストーリーに沿って、与えられた謎を解いていく大人向けの体験型ゲーム。今回は、「京都水族館で働く先祖に会うため未来からタイムリープしてきた少年が、現在の水族館で起こる生物の危機に先祖とともに立ち向かう」というストーリーが設定されている。参加者は70分の制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指す。ゲーム開催中は、館内照明の一部を消灯し、通常営業とは異なる色の照明演出を行う。また、「オオサンショウウオ」など夜行性のいきものが普段とは違い活発に動く様子などを見ることができる、「夜の京都水族館」ならではの雰囲気の中でのリアル謎解きゲームになるという。開催日時は、11月8日・9日・15日・16日 19時~21時。ゲームの進行により終了時間が遅くなる場合がある。受け付けは18時~、入場開始は18時30分~。受付場所は、京都水族館 エントランス特設受付会場(京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)。謎解き参加チケット(税込)は、一般 前売り:2,800円、当日:3,200円。学割 前売り:2,300円、当日:2,800円。購入は、謎解きタウン公式ページより行える。
2014年10月10日京都駅に降り立つと、聞こえてくる“はんなり”したやわらかい言葉遣いのせいでしょうか、東京とは違う“たゆたうような時間”がゆったり流れている感じがして思わずにんまりしてしまいます。ああ、今、京都にいる! そう思えることが嬉しくてたまりません。バカンスはもちろん、たとえ仕事であっても、京都は私たちをそんな旅情に誘ってくれます。つい先日も京都を訪れてきました。今回は、京都をこよなく愛するわたしが厳選した“町屋づくし”の京都散策コースをご紹介します。1軒め:300年の歴史を誇る茶舗、一保堂京都本店の喫茶室「嘉木」京都に着くと、まず訪れることにしているのが、御所の南北に走る寺町通り沿いにある、一保堂の喫茶室「嘉木」。この辺り、骨董屋さんやギャラリーが連なる閑静な佇まいで、いい雰囲気なんですよ。美味しい日本茶でリフレッシュして、旅程をあれこれ考えるのにぴったりです。享保年間(1717年)の創業で、宇治発祥の「宇治製法」で作られ、上品な甘みとまろやかな味わいが特徴の「京銘茶」の老舗は、まさにザ・京都の風格です。「嘉木」では、大好物の玉露を頼みます。基本は自分で淹れるのですが、スタッフの方が丁寧に教えてくれるから大丈夫。びっくりするのは、1回に使う茶葉の量が、私たちが普段使う3倍はあること。サーブされるポットのお湯は100度で、一人でも4つ付いてくる小さい湯呑茶碗に、次々入れ替えて冷ましたら、急須に注いで1分半待ちます。これが一煎目で、二煎目以降はそれほど待たずにいただきますが、それぞれ味が異なり、その美味しさに感動! この日は笹屋守栄の「小百合咲く」というお菓子が付いて、くつろいだ気分に…。2軒め:「蕎麦屋にこら」でおまかせ蕎麦コースのランチを!今回、どうしても行きたかったのが、蕎麦好きには避けて通れない「蕎麦屋にこら」です。ランチのコースメニュー(要予約)は、「蕎麦寿司」「穴子のそばがき蒸」「鱧の南蛮漬け」「そば粉のブリニ 鮎のリエット胡瓜ソース」に「ざるそば」か「かけそば」、「杏仁豆腐」か「そば白玉入りぜんざい」のデザートと、ランチらしからぬゴージャスさ!契約農家で無農薬栽培された蕎麦100パーセントを石臼で製粉し、つながるぎりぎりまで粗く挽いて香りを保ち、あえてつなぎは一切入れないという「自家製粉粗挽十割蕎麦」は、蕎麦好きにはたまらない美味しさでした。つなぎを入れないと普通はボソボソしているのに、雑味がなくツルッと軽やか! 蕎麦本来の上品な甘みと爽やかな香りを堪能しました。3軒め祇園に出現した築100年の町屋建築、「ライカ京都店」京都お散歩コースの締めくくりは、3月にオープンして以来、気になっていた「ライカ京都店」。京都の中心地でもある祇園の花見小路通り沿いにありながら、あまりに周囲に馴染んでいるので、思わず通り過ぎてしまいそう。ドイツを代表するカメラの名門ブランドが、伝統的な町屋の梁や柱などを活かした瀟洒なフラッグシップ店を創るとは! その粋なコンセプトは目からウロコの驚きでした。紺色ののれんに付いた赤いLeicaマークが目印です。店内は、ライカの現行商品がフルラインアップで揃えられ、坪庭をのぞむスタジオやギャラリーが併設、ライカの世界観とライカのあるライフスタイルを展覧できるというもの。160年の歴史を誇るライカのクラフトマンシップがそこここに生かされ、それが古都・京都と完璧にマッチングした美しさに、しばし現実を忘れ、悠久の時を彷徨いました。カメラファンならずとも楽しめる京都の新しいスポット、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。・ 一保堂喫茶室「嘉木」 ・ 蕎麦屋にこら ・ ライカ京都店
2014年07月09日(画像はプレスリリースより)最短30分・2990円~気軽にジェルネイル 5月23日(金)、京都市に「FASTNAIL(ファストネイル)京都烏丸店」がオープンする。「FASTNAIL(ファストネイル)」は東京や大阪などで人気の最短30分・2990円~(税抜)でジェルネイルがお手軽に楽しめるネイルサロンだ。(画像はプレスリリースより)デザインは25万種類オーダーできるデザインは25万種類、また、施術時間は従来の半分の時間となっており、ちょっとした空き時間に気軽に立ち寄り、オシャレなジェルネイルを施すことができる。低価格とはいえ、スタッフが携わるサービス時間を大幅に短縮するシステムを導入しているだけなので、従来のネイルサロン通り、高品質なジェルネイルを施すことができる訳だ。関西地区では今回オープンする京都烏丸店の他に、大阪梅田店、千里中央店がある。最寄りのネイルの新しいカタチ「FASTNAIL(ファストネイル)」を是非ご利用あれ。【参考】・FASTNAIL 公式ホームページ
2014年05月20日京都の伝統と名品が一堂に集まる「京都展」が伊勢丹新宿店本館6階催事場にて開催されている。会期は1月13日まで。本展のテーマは「伝統とモダンの競演」。会場には、京都の老舗料亭の若主人4人がコラボレーションした本展のためだけの特別企画「若主人茶寮」が限定オープン。コラボしたのは、300年以上の歴史を持つ「いもぼう平野家本家」の北村晋一、京都のお祭りには欠かせない鯖寿司を提供する「いづう」の佐々木勝悟、茶問屋として発祥し大正時代にお茶を“食べる”料理として始まった抹茶料理屋「辰巳屋」の左聡一郎、そして活鶏料理で著名な嵐山の料亭「とりよね」の田中良典の4人。彼らが作り出したコース「京のごちそう」(3,675円)がイートインできる。若主人4人の特別座談会も特別サイトにて公開中。このイートインコーナーは女性同士の来店の他、男性が一人で来店し、じっくりと4人の職人の料理を味わう姿も見られるという。同催事の販売担当マネージャーは「なかなか温かいまま、京都の料理人の味を口に出来る機会が少ないので、貴重な機会になっている」と語る。この他にも、「サトミ フジタ バイ カメヤヨシナガ(Satomi Fujita by KAMEYA YOSHINAGA)」からはお餅とチョコを合わせた新感覚チョコレート「梅の香」(チョコレート・ホワイトチョコレート、各840円)、「祇園きなな」からは爽やかなオレンジソルベにチョコレートアイスやブラウニーなどを重ねた「きななパフェ」(1,050円)、「祇園おくむら」からはカツサンドにフォアグラを添えた「ビーフステーキカツ フォアグラムース 黄金コンビサンド」(各日20点限り、2,520円)、などがイベント限定で販売される。会場内を歩くと、みたらし団子の甘い匂いや香ばしいお茶の香りが漂い、嗅覚でも京都の食を感じることができる空間になっている。フード以外にも懐紙や草履、御所籠セットなど京都らしいアイテムも販売。いずれも京都の伝統をベースにモダンなセンスをミックスさせたもの。
2014年01月10日コスメブランド「イソップ(Aesop)」は、京都で2店舗目となる直営店を河原町(京都府京都市中京区河原町通蛸薬師下る塩屋町327番)にオープンした。営業時間は11時から19時。イソップの全アイテムがそろう。店舗デザインは、イソップ新丸ビル店や渋谷店などを手掛けてきたトラフ建築設計事務所が担当。細長く幅の狭い店内は、前面のプロダクトディスプレイから中程のデモンストレーション用シンクを経てカウンターへと続き、奥には革張りのベンチが設置されている。2階はギャラリースペースとなり、吹き抜けの天井からはイカ吊りランプが垂れ下がる。今年9月には、初の京都店(京都府京都市中京区柳馬場三条上る)を出店しており、シンプリシティ(SIMPLICITY)の緒方慎一郎が店舗デザインを手掛けた。近くロンドンやシドニー、パリにも新店舗をオープン予定。
2013年12月27日京都の玄関口として、1日平均約63万人以上の乗降車数を数える京都駅。実は同駅のJR西日本在来線ホームが奇妙なことになっている。○0番ホームが存在する駅京都駅在来線の中央口を抜けると、「0番」と表示された乗り場が見える。北陸方面に向かうサンダーバードなどが止まるホームだ。そして隣の乗り場の番号を見ると2番、3番……と続いている。そう、なぜか1番ホームが存在しないのだ。その理由を説明する前に、そもそも「0番」ホームなどというものが存在することに違和感を覚える人もいるだろう。しかしこ、れは京都駅特有のものではなく、0番線及び0番ホームのある駅は、現在、全国に40ほどある。その多くは、元々あった1番線ホームの手前に路線とホームが追加され、そこに「1」より小さい数字である「0」番を当てたパターンだ。全ホームの番号を新たに振り直すと、付随してダイヤから表示板まであらゆるものを変更する必要が生じるので、それを避けるために取られた策なのだ。○駅ビル工事による運転番線の改訂さて、京都駅に1番ホームがない理由だが、まずは線路の方から説明しよう。1992年、駅ビル工事の一環で最も北側の線路をつぶし、かつてのホームを拡張。この時、運転番線(線路の番号)の改訂が行われたのだが、東海道新幹線の管轄である11~14番線の数字は動かせないため、JR西日本在来線11本の運転番線を10以内で収める必要があった。そこで「1」ではなく「0」からスタートして10までの数字を11本の運転番線に割り当てたわけだ。一方ホームの方は、1番から始まり2番、3番……と番号が振られていた。つまりこの時点では1番ホームは存在していたのだ。ただし、ホームは1番だがそのホームで利用する運転番線は0番という状態である。利用者はホームの番号(○運転番線とホームを一致させたところ……「それなら、ホームの方も0番、1番、2番……とナンバリングされているハズなのに、なぜ1番がないのか?」という疑問がまだ残るだろう。京都駅の0番ホームから2番ホームに向かって線路を見ると、0番ホームに入ってくる線路と2番ホームに入ってくる線路の間に、もう1本の線路が見える。実はこれが運転番線1番の線路で、貨物列車通過専用線路として使われており、乗降ホームがないのだ。したがってかつての1番ホームを運転番線に合わせて0番ホームにし、次のホームは運転番線2番にあるから2番ホーム。こうして、0番から始まり、1番を飛ばして2~10番というホームの番号になったのである。○京都駅にはこんな日本一もなお、この0番ホームは端から端までの距離が558mで日本一長いホームとしても有名である。ちなみに、厳密に言うと0番ホーム単独ではなく、ほぼ一直線上に地続きでつながっている山陰線30番ホームも含めての長さである。また、京都駅には34番ホームまであり、これも日本の駅の中で最も数字の大きいホーム番号となっている。ただし、決して京都駅に34もののりばがあるわけではなく、実際ののりばの数は19。関西空港線と山陰線のホームを、山陰線の“さん”にちなんで、30番台の数字にしているのだ。こうしてみると、「実は自分がふだん使っている駅にも0番線があるかも」と気になってくるのでは?駅を利用する際、ちょっと眺めてみると意外な発見ができるかもしれない!?
2013年10月22日京都の粋人たちが選ぶ、お洒落な手土産のシリーズ連載。第4回目は京懐石店をはじめ、京都や東京に10店舗の飲食店を経営する「やげんぼり」グループの瀬能みゆきさん。高校・大学とアメリカのボストンへ留学。やげんぼり赤坂店の女将から「モルガン・スタンレー」に転職した異色の経歴の持ち主。結婚後は帰京し、グループの取締役に。東京と京都を行き来する京女のオススメは麩嘉の麩饅頭。「東京では生麩自体を食べる機会が少ないので、麩嘉の麩饅頭を贈ると、弾むような独特な食感にまずびっくりされます」と瀬能さん。見た目もツルンッとみずみずしく、口に含むと程よい弾力があり、噛むともっちり。生麩自体に青のりが練り込まれていて、磯の香りや風味がほのかに楽しめ、上品さを引き立てる。「生麩を食事ではなく、おやつとしていただくのも初めての方が多くて。中のこしあんも甘ったるさがなく、サラサラであっさり。しかも、和菓子店ではなく、200年以上続く麩の専門店製というところにも驚かれてます」。瀬能さんは、外国の方への手土産にも麩饅頭をよく利用するそうで、「濡れた笹の葉で包んであるというプレゼンテーションも日本らしく、感動されます」と、日持ちは要冷蔵で3日間あるので、夏の手土産にはぴったりかも。麩嘉の錦市場店は京都市中京区錦小路通堺町角。営業時間は9時半から18時(水曜は17時半まで。月曜休み(1~8月は最終日曜休み)。本店は京都・府庁前。
2013年07月22日京都の粋人たちが選ぶ、相手先にも一目置かれるオシャレな手土産ガイドのシリーズ連載。第2回目は京都在住の建築デザイナー、藤井香織さん。「イルギオットーネ」や「よねむら」など、京都を中心に人気店の店舗デザインを手がけるほか、京都造形芸術大学「環境デザイン学科」の非常勤講師も務めている京都の才女。京都人が折り目正しいおもたせを贈りたい時に訪れる、菓子司『末富』。2012年末には、京都ホテルオークラに『末富』プロデュースのカフェ「あんカフェ ル・プティ・スエトミ」(京都市中京区河原町通御池下ルヤサカビル1F)が登場し、話題に。店内は『末富』ブルーと呼ばれる鮮やかなブルーの壁が印象的なモダンな雰囲気。あんカフェと名付けられているだけあり、秘伝の餡を使ったメニューも多く、あんぱんはテイクアウトでも人気が高い。建築デザイナーの藤井香織さんはクライアントとの打ち合わせや現場の差し入れに普段からパンを利用することが多いそう。「男性の職人さんたちへの差し入れは、スイーツよりパンが喜ばれます。クライアントへの差し入れもパンだと、『お返しを考えなくては』とならず、気楽に受け取ってもらえます。末富製のあんぱんは大好評。お値段は少し張りますが、餡が格段においしく、違いをわかってもらえます」。末富ブルーの5個入り専用パッケージもあり、スペシャル感も高まるオススメの逸品。
2013年07月21日みなさんは京都の「先斗町(ぽんとちょう)という所をご存じですか?先斗町は京都市中京区にある細長い通りに付けられた名前で、京都でも有数の花街(芸妓遊びができる店が集まる場所)です。そんな先斗町には、名店と呼ばれる料理店がいくつもあります。今回は、先斗町の名店たちを紹介します。●食堂 おがわ先斗町には予約が取れないほど人気のお店がいくつもありますが、この『おがわ』のそのひとつ。ご飯のおかずにもお酒のさかなにもなるお総菜などの和食が中心のお店で、とにかくおいしい、その一言に尽きます。締めには豆ごはんを初めとするご飯物が鉄板。なかなか行けないお店ですが、満足すること間違いなしです。●余志屋(よしや)こちらも先斗町有数の人気店。和食の名店として多くのお客さんに愛されています。出てくる料理はどれも文句なしのお味ですが、その中でも名物の釜飯は絶対に食べておきたい逸品です。敷居の高そうな雰囲気のお店ですが、お薦めです。●ますだ京都のおばんざい(お総菜)が楽しめるお店です。お店に入ると大皿に盛られたおばんざいがズラっと並んでいます。料理は定番メニューから季節のものまでさまざまなので、行くたびにおなじみの味と新鮮な味の両方が楽しめます。中でもタイの子の煮付けは絶品。先斗町を訪れた際はぜひ行ってもらいたいお店です。●出逢ひ茶屋 おせんこちらも京都ならではのおばんざいを楽しむことのできるお店です。ご飯の上にしょうが風味の餡をかけた「たぬきごはん」は、必ず食べたいお店おすすめの料理です。気軽に入れる店構えや雰囲気ではありませんが、勇気を出して行ってみるとおいしい体験ができますよ。●先斗町 味がさね落ち着いたお座敷で創作懐石を味わうことのできるお店です。創作料理だと、和洋折衷のお店が多いのですが、味がさねは和食と中華の良い所を合わせた和中折衷の料理が楽しめます。また、鴨川を眺めながら食事ができるので、観光で訪れた方にもおすすめです。●京の焼肉処弘築100年の町家を改装して利用している焼肉屋さん。情緒ある店内で食べる選び抜かれた和牛の味は最高です。先斗町・木屋町近辺では数少ない焼肉の有名店です。●ルフ先斗町の裏路地の中にある小さなオムライス専門店。「宇治丸」という、お茶漬けで食べる和風オムライスが有名ですが、それ以外のオムライスも素晴らしい味です。中でもご飯の中に半熟のゆで卵が入った京都オムライスはぜひ食べてもらいたいですね。●ビストロらんまん京野菜をふんだんに使った、京風イタリアンが楽しめるお店です。イタリア風の味付けがされた湯葉や生麩といった京都ならではの食材や、炭火で香ばしく焼かれた焼き物料理はまさに絶品。先斗町ならではの、艶やかなイタリアンをぜひ味わってみてください。●抹茶庵やまぎし自家製のモチモチの白玉と、フワフワの氷のカキ氷が有名な甘味処です。冬場でもおいしいカキ氷を味わうことができますが、やはり白玉の方がオススメですね。観光の休憩で立ち寄る方も多く、いつもいっぱいです。以上、知っていて損はない、京都・先斗町の名店でした。予約が取れない店、敷居の高いお店など様々ですが、どこも一度行くととりこになってしまうようなお店ばかりなので、先斗町を訪れた際は、ぜひ行ってみてください!(高橋モータース@dcp)
2012年12月29日