京都府・京都駅南口(八条口)前広場に2月11日、京都市初となる機械式地下駐輪場がオープンした。京都市は現在、京の玄関口である京都駅において公共交通機関の乗り継ぎや使いやすさを向上させるため、南口駅前広場の整備事業に取り込んでいる。同駐輪場は駅周辺での迷惑駐輪を減らすための取り込みで、同市では初の機械式地下駐輪場となる。駐輪場では自転車の入庫は地上で行い、機械で自動的に地下に収容される。駐輪場は深さ約12m、直径約8mの円筒状で、1基あたり約200台を収容することが可能。3基設置しているため、全部で612台を収容できる。利用には定期契約が必要。1月20日から申し込みを受け付けているが、すでにキャンセル待ちの状態だという。利用料金は月額一般が2,700円、学生や障がい者などは2,500円。なお、利用登録には自転車の現物を確認する車検が必要で、規定に適合した車両にはICタグを取り付ける。出庫の際に所定のICカードをかざすと、自転車が地下から地上に出る仕組みとなっている。
2015年02月13日京都駅ビル(京都府京都市下京区)で毎年恒例の「第18回 京都駅ビル 大階段駈け上がり大会」が行われる。日時は2月14日11時~16時の予定。○171段を駆け上がる「心臓破りのレース」同イベントは、京都駅ビルの大階段171段を女性ひとりと45歳以上を含む全員18歳以上の4人が1チームとなって駆け上がってタイムを競うもの。今回は「一般部門」「パフォーマンス部門」で競われ、80チーム合計320人が自慢の脚力を披露する。なお、団体優勝チーム名・個人総合優勝者名はゴール地点の銘板に刻み半永久的に保存するとのこと。
2015年02月12日京都を舞台に世界の第一線で活躍する作家36組が参加するPARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015が、来月7日より開催する。京都市美術館と京都府京都文化博物館と市内の複数の会場が連携し、1万平方メートル以上の展示スペースが確保される。参加作家と、主な作品のラインナップが発表となった。『PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015』チケット情報メイン会場となる京都市美術館入り口にはやなぎみわが手がけた巨大な移動舞台車が出現。1階の大陳列室には、蔡國強が制作した高さ15メートルに及ぶ竹製の塔作品に京都の子どもたちが作った大量のオブジェが飾られるという大型作品が展開されるほか、桜の時期には花見を楽しめるカフェや大垣書店の手がける期間限定のブックショップが登場し、作品以外にも芸術祭を楽しめる要素も。また、1950年代に建てられた店舗併存集合住宅のモデル堀川団地には、ピピロッティ・リストらによる作品が出現、鴨川デルタにはドイツで活躍する美術家スーザン・フィリップスによる音の芸術作品が展開されるなど、京都のランドスケープを最大限活用し、馴染みある風景をアート空間に変貌させる。アーティスティックディレクターの河本信治は「準備期間の2年間を通し、参加作家のほとんどを京都に招聘しました。作家達は京都の歴史や文化遺産からだけでなく、人々の暮らし方を感じたり人々と対話する中で新しいビジョンを得たようです」と紹介。京都の景色とアートを楽しめる、他に類を見ない芸術祭となりそうだ。「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」は、2015年3月7日(土)から5月10日(日)まで、京都市美術館、京都府京都文化博物館ほかで開催される。チケットは発売中。
2015年02月10日「京都水族館」は、12月12日から21日まで開催される「京都・嵐山花灯路2014」にて、13日・14日の2日間「京都水族館クラゲSTUDIO」を出展する。「京都水族館クラゲSTUDIO」は、京都の海に生息するさまざまな「クラゲ」を、普段の京都水族館を、スタッフの仕事風景もそのままに展示する「移動水族館」。クラゲは5種約200点で展示され、色とりどりに彩られた水槽の中をゆったりと漂う姿を観察できる。場所は、京福電気鉄道嵐山本線「嵐山」駅構内で、「京都・嵐山花灯路2014」嵯峨・嵐山地域のライトアップの行われる17時より20時30分にかけて展示が行われる。京都水族館では、今後、展示とワークショップが融合した新しいスタイルの移動水族館として、飼育スタッフによる解説や体験しながら学べるワークショップなどを予定している。
2014年12月12日ライカカメラジャパンはこのほど、「ライカ京都店」にて京都の伝統工芸とコラボレーションしたオリジナル商品を発売した。今回発売される商品は、京都の伝統工芸とのコラボレーションによる、カメラバッグとレザーアイテム6種となる。「カメラバッグ HOSOO Collage」は、300年以上の歴史をもつ西陣織の老舗「細尾」とコラボレーションしたカメラバッグ。両サイドとストラップの肩当てに伝統的なコラージュの技法を用いた西陣織のデザインがあしらわれている。生地にはダブルトーンやマルチトーン、淡い色合いや深い色合いなどのカラーリングを取り入れているとのこと。デザインは、デンマークのデザインスタジオ「OeO」のデザイナーであり、ライカユーザーでもあるトーマス・リッケ氏によるもの。カラーはブラック・ブラウンの2色展開で、価格は4万6,000円(税別)。コンパクトカメラやレンズ、小物類を入れるのに適した「レザーポーチ CHISO」は、450年以上の歴史を持つ京友禅の老舗「千總」の京友禅柄プリントのシルク生地を内側に使用したもの。京友禅の柄ごとにレザーの色も異なり、やわらかい本革は使い込むほどに手になじむという。サイズはS・Lの2種で、デザインは各3種類。価格はSサイズで1万2,000円、Lサイズで1万4,000円(ともに税別)となる。
2014年12月08日阪神電気鉄道は12月25日まで、梅田駅と神戸三宮駅にクリスマスツリーをはじめとしたクリスマスの装飾を施す。同社が駅構内で本格的にクリスマス装飾を実施するのは今回が初めてだという。両駅ともに2m程度のツリー2本と雪だるまフィギュア(約1m)をコンコースに設置するほか、駅務室のガラス面に装飾を施すなど、至る所にクリスマスの飾付けを行う。梅田駅では、駅利用者が自由に記入した星型の「願いごとカード」を、駅構内に設置するクリスマスボードに飾る取組みも実施。期間終了後、大阪梅田教会で「願いごとカード」の奉納式を行い、願いごと成就を祈念する。神戸三宮駅のクリスマス装飾は、神戸の魅力をデートの視点から伝える取組み「date.KOBEプロジェクト」とのコラボ企画として実施。中央を通り抜けられるようにした「date.KOBEロゴ型つり革オブジェ」を東改札外コンコースに設置し、カップルで中央付近のつり革につかまって記念撮影ができるような演出を行うという。
2014年12月02日小田急電鉄は12月23日から、坂井泉水さんがボーカルを務めた音楽ユニット「ZARD」の楽曲を渋沢駅の駅メロディーとして使用する。列車到着時や一部列車の通過時、上りホームで「負けないで」、下りホームで「揺れる想い」をそれぞれ自動音声放送として流す。渋沢駅がある秦野市は坂井泉水さんの出身地。渋沢駅は高校時代、通学に使用した駅で、デビュー後もしばらくの間、同市から東京・六本木へレコーディングに通っていたという。今回、秦野市から小田急側へ、市制施行60周年記念事業として渋沢駅の列車接近案内放送にZARDの楽曲を使用したいと提案があり、レコード会社「ビーイング」の協力を得て実現に至ったという。使用する曲は、9月から10月にかけて秦野市ホームページ内で実施した「ZARD駅メロアンケート」の上位2曲を選んだ。放送開始日の12月23日には、秦野市主催による記念式典やイベントが開催される。渋沢駅構内の「渋沢駅連絡所」では、10時から記念式典終了後まで整理券を配布し、式典終了後に整理券と引換えに記念ピンバッジをプレゼントする(先着300名)。
2014年11月26日JR東日本新潟支社は30日、今年度中に導入予定の新型車両E129系の展示会を新津駅・長岡駅・新潟駅で実施する。展示される時間は、新津駅が9時40分頃から11時頃まで、長岡駅が10時20分頃から11時30分頃まで、新潟駅は13~14時頃とされている。いずれもホームに停車中の列車内に立ち入って見学できる。見学場所は改札内となるため、入場券や有効な乗車券などが必要だ。JR東日本の新型車両E129系は、新潟県内で運用される115系の置換え用として、総合車両製作所新津事業所にて製造。走行時の電力消費量を115系の約5割に抑え、省エネ化を進めたほか、新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造とするなどの特徴を持つ。現在は営業線区での走行テストを行い、営業運転開始に備えているという。
2014年11月26日JR東日本長野支社はこのほど、長野駅と飯山駅の新幹線ホーム発車メロディについて発表した。長野駅新幹線ホームは長野県歌「信濃の国」に変更され、飯山駅新幹線ホームは唱歌「ふるさと」を使用するという。県歌「信濃の国」は、1900年に郷土教育を目的として作られた歌。長野県域の地理・歴史・文化に触れる内容で、「日本で最も有名な県歌」の異名を持つ。2015年1月頃から、長野駅新幹線ホーム11・12番線、13・14番線にて使用開始する。飯山駅の発車メロディに採用された「ふるさと」は、長野県中野市出身の高野辰之が作詞、鳥取県鳥取市出身の岡野貞一が作曲を手がけ、1914年に発表された作品。子供の頃に親しんだ野山の風景を遠い地から懐かしむ内容のこの曲を、2015年3月14日から飯山駅新幹線ホーム11・12番線で使用開始する。
2014年11月14日11月29日にH&Mの日本最大級・最多フロアとなる「H&M KYOTO」がオープン。住所は京都市中京区河原町通四条上る二丁目下大阪町354。生命力と日本の象徴として「松」をイメージしたデザインをショッピングバッグやノベルティに投影するほか、世界遺産の元離宮二条城にてH&Mの巨大ショッピングバッグの設置企画も実施。このショッピングバッグのデザインは、日本のアートデザイナー川上俊(SHUN KAWAKAMI)がH&M KYOTO のために書き下ろしたもの。このデザインは、ショッパーのほか、オープニング特典のクラッチバックに。先着1,000名に「H&M KYOTOオリジナル クラッチバック」をプレゼントする。また、京都限定ホリデイコレクションとして、トレンドのブラックやレッドのドレスを販売する。「H&M KYOTO」は京都初出店となる1号店。 阪急京都線の河原町駅からほど近い京都一のファッション激戦区「四条河原町エリア」に位置し、売場面積は日本最大級となる約3,400平方メートル、国内最多の7フロアを誇る大型店舗だ。このように地域性とコラボレーションするという取り組みは、ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン社として、これまでにない試みとなっており、京都のならではの“和テイスト”を盛り込むことで観光客を取り込む狙いもあるようだ。
2014年11月14日JR東日本はこのほど、駅周辺でのホテル事業展開の一環として、さいたま新都心駅隣接地と釜石駅隣接地にそれぞれホテルを新規開業する計画を発表した。あわせて長野駅に隣接するホテルのリニューアルにも着手する。さいたま新都心駅隣接地に新設するホテルは、2015年5月着工予定の複合ビル「さいたま新都心ビル」(仮称)の5~10階に入居する計画で、約160室の客室を備える。ビジネス利用に加え、さいたまスーパーアリーナのイベントや入院への付き添いなどで訪れる人の利用も見込む。同ビルは地上20階地下2階建てで、1階には駅型保育園などの子育て支援施設、2~4階にはカフェ・飲食店などの商業施設が入居。11~18階はオフィス、19・20階はブライダル施設として使用する。ビルの開業は2017年初夏の予定。釜石駅隣接地では2015年春、客室113室を備えた地上7階建ての「ホテルフォルクローロ三陸釜石」が開業予定。「SL銀河」の車内をイメージしたコンセプトルーム「SL銀河ルーム」や、展望露天風呂付浴場、カフェスペースなどを設けたホテルになるという。長野駅に隣接する「ホテルメトロポリタン長野」では、建設中の長野駅善光寺口新駅ビルに連絡通路で接続する2階フロアについて、信州の魅力を紹介するエリアへと改装。客室についても、5~9階の197室と10階ジュニアスイートルーム1室のリニューアルを2015年春までに順次実施する計画だ。
2014年11月07日京都府京都市は12月6日から、京都市内の14の公共交通機関が1日または2日乗り放題になる乗車券「電車・バスでまわる『歩くまち・京都』京都フリーパス」を発売する。このきっぷは、公共交通機関の利用による京都観光の促進を目的に、鉄道事業者7社局・バス事業者7社局の計14社局との連携により発売されるもの。京都市外からのマイカーによる来訪の抑制と京都市内の交通渋滞緩和をめざす目的で、2010年から毎年発行している。1日フリー版と2日フリー版があり、ともに優待を受けられる特典施設の案内と公共交通路線図を掲載したマップが付く。1日フリー版は、有効期間中の任意の1日、対象交通機関のフリーエリアが乗降り自由になる効力を持つ。発売額は大人2,000円、小児1,000円。発売期間・有効期間は12月6日から2015年3月22日まで。京都市交通局の各窓口、JR西日本京都駅みどりの窓口、京都総合観光案内所「京なび」などで取り扱う。2日フリー版は大人用のみで、JR西日本の企画乗車券「京都観光フリーきっぷ」または「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」として発売するため、出発地により金額が異なる。発売期間は、「京都観光フリーきっぷ」が11月6日から2015年3月20日まで(富山・高岡発は3月11日まで)、「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」は11月11日から2015年3月19日まで。有効期間は1日フリー版と同じ。JR西日本(京阪神、滋賀、奈良エリアを除く)、JR四国(主要駅)、JR九州(一部の駅)のみどりの窓口にて販売する。
2014年11月06日京王電鉄は23日、副駅名標板の設置について発表した。第1弾として、11月1日から京王相模原線南大沢駅に、首都大学東京の副駅名標板を設置する。南大沢駅は首都大学東京南大沢キャンパスの最寄駅。特急・急行・区間急行などが停車し、1日の乗降人員(2013年度)は6万2,530人。京王相模原線(調布駅を除く)では橋本駅、京王多摩センター駅に次いで乗降人員の多い駅となっている。副駅名標板は、南大沢駅の上り・下りホームそれぞれ5カ所ずつ設置。駅名標板の付近に、「首都大学東京 最寄駅」と施設名称を入れた副駅名標板を設置し、当該施設への最寄り駅であることをいっそうわかりやすくする。京王電鉄によれば、副駅名標板の設置は、「鉄道を利用されるお客様の利便性の向上を図るとともに、地元ととくにゆかりのある施設と鉄道、駅を結びつけることで、多くのお客様にも施設と鉄道が親しまれること」が目的だという。将来的には副駅名標板の広告販売も検討しており、「今回設置の効果を検証した上で、2015年に広告商品としての販売を予定しています」としている。
2014年10月23日JR東日本水戸支社はこのほど、老朽化した水戸線川島駅と常磐線内郷駅の駅舎改築工事に着手すると発表した。新しい川島駅は、「調和する駅 ~地域とつながり、自然を感じる~」をコンセプトに設計。地域にあふれる自然の要素を駅舎に取り込み、ゆるやかで広い木造屋根で、雄大な山並みと木の温かみを表現。待合室はガラス窓を広く取り、鬼怒川の水のような透き通った空間とする。木造平屋建てで、延床面積72.8平方メートル、待合スペース21.9平方メートル。10月20日頃に着工し、2015年1月中旬には供用開始の予定。2月下旬には既存駅舎取壊しを完了する。内郷駅の設計コンセプトは、「遺構こみち ~地域の歴史と遺構を想う駅~」。選炭場や貯炭場など、かつての常磐炭鉱の産業遺構が多く残る内郷地区の歴史を伝えるべく、それらの産業遺構を連想させる石造りに似せた壁を広場側に配置し、壁と駅舎の間に「こみち」のような空間を整備。「こみち」を通して、訪れる人が地域の歴史と遺構に想いを巡らせるような駅舎をめざす。木造平屋建てで、延床面積68.7平方メートル、待合スペース23.4平方メートル。11月上旬着工、2015年2月下旬一部供用開始の予定。3月上旬に既存駅舎取壊し完了、3月下旬に全体供用開始の見込みだ。
2014年10月20日イオングループのコックスはこのほど、JR京都線・桂川駅直結のショッピングモール「イオンモール京都桂川」3階に、「ikka LOUNGE(イッカラウンジ)イオンモール京都桂川店」をオープンさせた。同店は、「ikka LOUNGE」業態として近畿地区への初出店となる。「ikka LOUNGE」は、カジュアルブランド・ikkaの10周年に際し誕生した新業態で、昨年12月に旗艦店となる1号店をイオンモール幕張新都心にオープンした。今年3月にはファッション通販サイト「ZOZOTOWN」にも出店し、今回の京都桂川店のオープンで5店舗目の出店となる。商品は、メンズ・レディス・服飾雑貨などで、特にメンズと雑貨の構成を高める。メンズのテーラードジャケットを軸としたビジネスカジュアルの提案とともに、オリジナル開発商品やセレクト商品など服飾雑貨を充実させるという。代表商品は、スポーツウェアブランド「COLMAR(コルマー)」の「ツィード柄ハーフダウンジャケット(レディス)」(7万4,520円/税込)、ニットウェアブランド「Bark(バーク)」のニットのチェスターコート「チェスターフィールドコート(メンズ)」(10万5,840円/税込)など。この他にも、欧州を中心としたセレクトブランドのアウターや服飾雑貨を数多く取りそろえる。また、ikkaは10月より、「THANKS!10th ANNIVERSARY」と題した記念YEARをスタートさせ、11月からは一部店舗で限定発売を予定している。それに先がけ、同店では10周年特別商品を先行発売する。同店の所在地はイオンモール京都桂川3階で、営業時間は9時~22時。
2014年10月20日京都水族館は11月8日・9日・15日・16日、謎解きタウンを運営するDASと共同で、「夜の京都水族館×リアル謎解きゲーム~古都京都に隠された秘密~」を開催する。○「夜の京都水族館」でリアル謎解きゲームを体験リアル謎解きゲームは、制限時間の中で設定されたストーリーに沿って、与えられた謎を解いていく大人向けの体験型ゲーム。今回のゲームでは、「京都水族館で働く先祖に会うため未来からタイムリープしてきた少年が、現在の水族館で起こる生物の危機に先祖とともに立ち向かう」というストーリーが設定されている。参加者は、70分の制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指す。ゲーム開催中は館内照明の一部を消灯し、通常営業とは異なる色の照明演出を行う。また、「オオサンショウウオ」など夜行性の生き物が、普段とは違い活発に動く様子などを観ることができる。「夜の京都水族館」ならではの雰囲気の中でリアル謎解きゲームを楽しめるという。開催日は、11月8日・9日・15日・16日。開催時間は、各日19時~21時。ゲームの進行により終了時間が遅くなる場合がある。受け付けは、18時~、入場開始は18時30分~。受付場所は、京都水族館 エントランス特設受付会場(京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)。参加料金(税込)は、一般:前売り2,800円、当日3,200円、学割:前売り2,300円、当日2,800円。
2014年10月14日京都水族館は11月8日・9日・15日・16日の4日間、謎解きタウンを運営するDASとともに、「夜の京都水族館×リアル謎解きゲーム~古都京都に隠された秘密~」を開催する。○制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指すリアル謎解きゲームは、制限時間の中で設定されたストーリーに沿って、与えられた謎を解いていく大人向けの体験型ゲーム。今回は、「京都水族館で働く先祖に会うため未来からタイムリープしてきた少年が、現在の水族館で起こる生物の危機に先祖とともに立ち向かう」というストーリーが設定されている。参加者は70分の制限時間内で与えられた謎をすべて解き、水生生物の危機回避を目指す。ゲーム開催中は、館内照明の一部を消灯し、通常営業とは異なる色の照明演出を行う。また、「オオサンショウウオ」など夜行性のいきものが普段とは違い活発に動く様子などを見ることができる、「夜の京都水族館」ならではの雰囲気の中でのリアル謎解きゲームになるという。開催日時は、11月8日・9日・15日・16日 19時~21時。ゲームの進行により終了時間が遅くなる場合がある。受け付けは18時~、入場開始は18時30分~。受付場所は、京都水族館 エントランス特設受付会場(京都府京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内)。謎解き参加チケット(税込)は、一般 前売り:2,800円、当日:3,200円。学割 前売り:2,300円、当日:2,800円。購入は、謎解きタウン公式ページより行える。
2014年10月10日最終電車の出発後、真夜中の東京駅を散歩しよう。そんなユニークなツアーがこのほど開催された。主管は東京駅と東京ステーションホテル。東京駅開業100周年記念企画として、駅とホテルのスタッフがアイデアを出し合い実現した。無人の東京駅はまるで異次元空間に迷い込んだよう。参加者たちはミステリーな雰囲気を楽しんだ。このツアーは、東京ステーションホテル初のミッドナイトツアー付き宿泊プランとして販売された。正式名称は「オトナの東京駅物語」。10月1日泊と11月29日泊の2回、各10室限定の募集だった。第1回が実施された10月1日は、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事完成記念日(2012年)にあたる。ツアー参加者はホテルに到着してくつろいだ後、山手線の最終電車を見送り、在来線のゼロキロポストを見学。丸の内南口改札口に集合した。○寝そべってドームの内側を見上げる日付は変わって10月2日。時計は1時30分を示していた。お楽しみは東京駅丸の内駅舎のシンボルであるドームの内側の見学だ。しかし階段は上らない。参加者にヨガマットが配布され、「どうぞ床に寝そべってください」とのこと。そう、普段は人々が忙しく行き交う改札前通路に寝転がり、仰向けになってじっくりとドームを鑑賞するのだ。ドーム内側の干支のレリーフなど、ドームや駅舎建設のエピソードが説明される。これから異次元空間に向かうための儀式のようだ。次に、係員の案内で改札口を通り、丸の内南口トイレへ。トイレ休憩ではなく、ここにはドーム内側の「大鷲の彫刻」と同じサイズのレリーフがある。これ、普段はなかなか気づかないだろう。レリーフの黒い壁は男子トイレまで続く。係員の案内で、女性も奥まで見学できた。続いて無人の駅構内を歩いて東北新幹線ホームへ。人影のないコンコースは明るく、そして寂寥感がある。1日の宴の後。学生の頃、文化祭の後片付けで達成感と寂しさが混じった感覚を思い出す。東京駅は年中無休。毎日、この時間が訪れる。新幹線ホームに電車はいなかった。普段は始発列車が待機しているけれど、今日は珍しく車両がないという。おかげで在来線側、東海道新幹線側の両方を見渡せた。車両がない理由はしばらくしてわかった。架線検査だから。特殊車両がゆっくりと現れてホームを行き来する。珍しい風景を見られた。お隣は開業50周年を迎えた東海道新幹線ホーム。大阪寄りのオレンジ色は、新幹線計画に貢献した第4代国鉄総裁・十河信二のレリーフ。24時間ライトアップされ、つねに新幹線を見守っているという。○「銀の鈴」広場で休憩、中央線電車と記念撮影新幹線ホームを降りて地下へ。待ち合わせ場所として有名な「銀の鈴」の広場だ。ここでホテルから温かいコーヒーがふるまわれ、クイズ大会が始まる。カフェインと東京駅にまつわるトリビアの数々が参加者の眠気を冷ます。ひとつ紹介すると、この「銀の鈴」の広場の床は、開業当時の東京駅周辺の地図が描かれている。東京駅を探してみよう。その後、ツアー再開。コンコースから長いエスカレーターに乗り、東京駅で最も高い中央線ホームへ。ここにはE233系が待機中。スタッフによる記念撮影サービスが行われた。これにてミッドナイトツアーの全行程が終了。ただ歩き回るだけではなく、随所で東京駅に関するさまざまなエピソードが紹介された。ここでは紹介しきれないほどの内容で、知識欲も満たされるイベントだった。同ツアーは11月29日宿泊(見学は30日)でも開催されるが、第1回と同様、第2回も満室とのこと。憧れの東京ステーションホテルに泊まり、東京駅を楽しむ催しだ。興味を持たれる向きも多いのだろう。定例化に期待したい。中央線ホームからは初日の出も見られるそうで、初日の出ツアーがあったら楽しそうだ。ただ、時間的に電車が動いているだろうから無理かな……。
2014年10月10日JR東日本盛岡支社はこのほど、大船渡線BRTに設置していた臨時駅「奇跡の一本松駅」を10月1日から常設化すると発表した。これにともない、同駅発着の運賃は一部改定となる。「奇跡の一本松駅」は昨年夏、夏季限定の臨時駅として長部~陸前高田間に設置された。今年も3月1日から同駅への停車を再開していた。同駅発着の運賃は従来、外方の隣接駅の営業キロを適用していたが、常設化後は新たに同駅にも営業キロが設定されることに。鉄道線と近接しない一般道路上に設置されているため、陸前矢作~竹駒間の鉄道線路上に位置する駅とみなし、陸前矢作から2.9km、竹駒駅から0.1kmとして営業キロを設定する。これにより、陸前高田~奇跡の一本松間の運賃が現行の190円から140円に変更されるなど、一部区間で運賃の改定が生じる。
2014年09月30日JR東日本はこのほど、福島駅を省エネルギー・再生可能エネルギーなどさまざまな環境保全技術を取り入れた「エコステ」モデル駅とすることを決定した。10月に整備工事工事に着手する予定で、東口駅舎改修などのリニューアル工事も同時に進める。「エコステ」モデル駅としての整備で規模が大きいのは、従来型と軽量型合わせて約2,000平方メートルにおよぶ太陽光パネルの設置。JR東日本とJR東日本コンサルタンツが共同試験していた有機薄膜太陽電池も初めて実施導入する。これらの太陽光発電によって生じた電力は同駅で使用するほか、バッテリーに蓄えることで停電時にも利用できるという。東口広場には電気自動車充電器を1基設置し、社用車に利用する。地中熱の空調への活用や、新幹線コンコース内の照明のLED化にも取り組む。同時に着手する駅リニューアル工事では、「ふくしまデスティネーションキャンペーン」(2015年4~6月)に向け、福島エリアの観光拠点駅にふさわしい駅設備への整備を実施。東口駅舎外壁をレンガ調仕上げへに改修するほか、駅舎屋根・乗換跨線橋・ホーム屋根を塗装により美化。乗換跨線橋内には在来線案内サインを新設する。ホーム床面も一部を補修する。「エコステ」モデル駅整備工事と駅リニューアル工事はともに2015年3月完了予定。
2014年09月26日過去に本誌記事で、「意外に遠い同名の駅」としてJR京葉線東京駅を紹介した際、「JR有楽町駅(京橋口)から京葉線東京駅へ乗り継げる特例もある」と書いた。実を言うと、筆者も最近までそのことを知らなかった。京葉線の東京駅は他路線のホームより南側に離れた地下にあり、地図で見ると有楽町駅のほうが近い。有楽町駅から乗り換えられるということは、山手線・京浜東北線から京葉線への乗換えが便利になるかもしれない。そこで実際に乗り換えてみることにした。○有楽町駅・京葉線東京駅ともに現在はポスターで案内されている浜松町駅で潮見駅までのきっぷ(運賃170円)を購入。山手線の電車に乗り、有楽町駅で下車してホーム北側の階段から京橋口へ向かった。途中、「本当に乗り換えられるんだろうか?」と不安な気持ちもあったが、「当駅から京葉線へお乗換えのお客さまへ」と案内するポスターが京橋口の改札付近にあり、ようやく安心した。そのポスターによれば、新橋・品川方面から有楽町駅で下車し、京橋口改札係員に申し出て案内書を受け取ることで、京葉線東京駅へ歩いて乗り換えられるそうだ。そのルートとして、JR線の高架下(有楽町ガード下)を進むルートと、東京国際フォーラムを進むルート(利用可能時間7:00~23:30)も紹介されてあった。この乗換え条件に合う定期券を持つ利用者は、京橋口以外の改札口も利用可能で、「混雑時は比較的空いている中央口・銀座口もご利用下さい」とのこと。その一方で、神田・秋葉原方面から有楽町駅経由で京葉線東京駅への乗換えは不可で、「Suica」などICカード利用で乗り換える場合は乗車駅を確認すると書かれてあった。しばらくポスターを見た後、京橋口の有人改札へ。「京葉線へ乗り換えたい」と伝えると、すぐに案内書を渡され、改札外へ通された。案内書はきっぷより少し大きいサイズの紙1枚だが、これなしで改札外へ出ると一度精算されるため、運賃がさらに高くなってしまう。紙1枚とはいえ、無くさないように大事にしなければ……と思うのであった。筆者は今回、高架下を歩いて乗り換えたが、「有楽町ガード下の独特な雰囲気の中を歩くのも良いけど、普段の乗換えで使うなら国際フォーラム経由のほうが良さそうだな」という印象だった。東京国際フォーラムには地下コンコースもあるので、雨の日もずぶ濡れにならず乗り換えられるはず。逆方向(京葉線東京駅から有楽町駅へ)の乗換えも、エスカレーターのある東京国際フォーラム経由のほうが便利だろう。ゆっくり歩いての乗換えだったものの、それでも有楽町駅から10分程度で京葉線東京駅に到着。京葉地下丸の内口できっぷと案内書を提示すると、案内書のみ回収され、改札内へ入ることができた。ここにも「京葉線東京駅から新橋・品川方面へお乗換えのお客さまへ」のポスターがあり、有楽町駅のポスターとほぼ同じ内容が書かれてあった。この特例を知っておくと、たとえば新橋駅・浜松町駅・田町駅・品川駅から京葉線へ乗り換える場合、乗換え1回で済むし、同じJR線内なので運賃の割高感もなく便利だろう。大崎駅・大井町駅から京葉線方面はりんかい線で新木場駅乗換えのほうが便利と思われるが、運賃を安くしたいなら有楽町駅乗換えを考えても良さそう。大森駅・蒲田駅から乗る場合も、京浜東北線で有楽町駅乗換えのほうが安く便利かもしれない。ただし、有楽町駅では定期券利用者を除き、京橋口の有人改札のみの取扱いなので、場合によっては混雑の原因となる可能性も。旅行者が京葉線を利用するならやはり東京駅乗換えのほうが望ましく、有楽町駅からの乗換えは仕事中の移動やちょっとした外出などで役立てる程度にしておくのが良さそうだ。
2014年09月16日団地初心者にお勧めの団地ってどれですか? と訊かれたら、「そうだねえ…」とメガネを外しレンズを拭きながらぼくは答えるだろう。白髭東アパートと河原町団地だ、と。というか「団地初心者」ってなんだ。白髭東アパートは第1回目でご紹介した長さ1kmのびっくり防火壁団地だ。あれには誰もが度肝を抜かれるだろう。そして今回ご紹介するのが河原町団地。こちらもびっくりだよ。ご覧頂こう。どーん!どうですか。すごいよねえ。かっこいい。この河原町団地は川崎市幸区にある。団地を見に行きたいけど、どの団地を選んだらいいか分からない、という方は迷わずここへ行って見てほしい。初心者から手練れの団地マニアまで大満足の団地だ。外観もかっこいいが、内部もすごい。友人が住んでいて、部屋を見せてもらったことがあるがその複雑な間取りにびっくりした。この団地は1972に入居開始。今年で42歳。ぼくと同い年だ。設計者は大谷幸夫。国立京都国際会館の設計で有名な建築家だ。残念ながら昨年2013年に亡くなってしまった。一度お会いしてみたかった。「河原町団地ちょうかっこいいですね!」って言いたかった。この国立京都国際会館は映像作品にしばしば登場する。例えばウルトラセブンの「ウルトラ警備隊西へ」では地球防衛軍の基地になっている。わかるー。地球守りそう。言われてみれば河原町団地も宇宙コロニーっぽい。団地と言えば真四角の羊羹のような形のものを思い浮かべると思うが、こういう意欲的なデザインのものもあるのだ。残念ながら現存しないが、公団初の本格的な高層団地だった「晴海高層アパート」もモダニズム建築の巨匠・前川國男設計のとてつもなくかっこいい作品だった。いまでも一部が八王子にあるUR都市機構「集合住宅歴史館」に移築保存されているのでぜひ見てみてほしい。前川國男はコルビュジエの弟子と呼ばれていたが、大谷幸夫も丹下健三の片腕と称され広島平和記念資料館の設計を手伝ったそうだ。団地にはそういったきら星のような大建築家を起用した時代があったのだ。○コロニーにもお祭りは欠かせないさて、今回はこの宇宙コロニー団地・河原町団地のお祭りを見てきた。ハイライトは御神輿の練り歩きだ。この宇宙コロニーと御輿との組み合わせは、猛暑とあいまって、まるでくらくらする白昼夢の中の出来事のような光景だった。まるで宇宙コロニーから発射される「御神輿型戦闘艇」のようだ。なんてかっこいい。団地が盛んに建設された時代、まさにそれは新しい理想的・文化的生活を実現するコロニーだったはずだ。そして共同体には必ず祭が必要だ。団地は「町」だからお祭りが行われる。河原町団地の祭を見ながら、きっと本物の宇宙コロニーができたらきっとそこでもお祭りが行われるんだろうな、と思った。※国立京都国際会館の写真クレジットは下記の通り©PlusMinus ・Wikipedia「国立京都国際会館」<著者プロフィール<大山顕1972年生まれ。フォトグラファー・ライター。主な著書に『団地の見究』『工場萌え』『ジャンクション』。一般的に「悪い景観」とされるものが好物。デイリーポータルZで隔週金曜日に連載中。へんなイベント主催多数。Twitter: @sohsaiイラスト: 安海
2014年08月08日京都駅に降り立つと、聞こえてくる“はんなり”したやわらかい言葉遣いのせいでしょうか、東京とは違う“たゆたうような時間”がゆったり流れている感じがして思わずにんまりしてしまいます。ああ、今、京都にいる! そう思えることが嬉しくてたまりません。バカンスはもちろん、たとえ仕事であっても、京都は私たちをそんな旅情に誘ってくれます。つい先日も京都を訪れてきました。今回は、京都をこよなく愛するわたしが厳選した“町屋づくし”の京都散策コースをご紹介します。1軒め:300年の歴史を誇る茶舗、一保堂京都本店の喫茶室「嘉木」京都に着くと、まず訪れることにしているのが、御所の南北に走る寺町通り沿いにある、一保堂の喫茶室「嘉木」。この辺り、骨董屋さんやギャラリーが連なる閑静な佇まいで、いい雰囲気なんですよ。美味しい日本茶でリフレッシュして、旅程をあれこれ考えるのにぴったりです。享保年間(1717年)の創業で、宇治発祥の「宇治製法」で作られ、上品な甘みとまろやかな味わいが特徴の「京銘茶」の老舗は、まさにザ・京都の風格です。「嘉木」では、大好物の玉露を頼みます。基本は自分で淹れるのですが、スタッフの方が丁寧に教えてくれるから大丈夫。びっくりするのは、1回に使う茶葉の量が、私たちが普段使う3倍はあること。サーブされるポットのお湯は100度で、一人でも4つ付いてくる小さい湯呑茶碗に、次々入れ替えて冷ましたら、急須に注いで1分半待ちます。これが一煎目で、二煎目以降はそれほど待たずにいただきますが、それぞれ味が異なり、その美味しさに感動! この日は笹屋守栄の「小百合咲く」というお菓子が付いて、くつろいだ気分に…。2軒め:「蕎麦屋にこら」でおまかせ蕎麦コースのランチを!今回、どうしても行きたかったのが、蕎麦好きには避けて通れない「蕎麦屋にこら」です。ランチのコースメニュー(要予約)は、「蕎麦寿司」「穴子のそばがき蒸」「鱧の南蛮漬け」「そば粉のブリニ 鮎のリエット胡瓜ソース」に「ざるそば」か「かけそば」、「杏仁豆腐」か「そば白玉入りぜんざい」のデザートと、ランチらしからぬゴージャスさ!契約農家で無農薬栽培された蕎麦100パーセントを石臼で製粉し、つながるぎりぎりまで粗く挽いて香りを保ち、あえてつなぎは一切入れないという「自家製粉粗挽十割蕎麦」は、蕎麦好きにはたまらない美味しさでした。つなぎを入れないと普通はボソボソしているのに、雑味がなくツルッと軽やか! 蕎麦本来の上品な甘みと爽やかな香りを堪能しました。3軒め祇園に出現した築100年の町屋建築、「ライカ京都店」京都お散歩コースの締めくくりは、3月にオープンして以来、気になっていた「ライカ京都店」。京都の中心地でもある祇園の花見小路通り沿いにありながら、あまりに周囲に馴染んでいるので、思わず通り過ぎてしまいそう。ドイツを代表するカメラの名門ブランドが、伝統的な町屋の梁や柱などを活かした瀟洒なフラッグシップ店を創るとは! その粋なコンセプトは目からウロコの驚きでした。紺色ののれんに付いた赤いLeicaマークが目印です。店内は、ライカの現行商品がフルラインアップで揃えられ、坪庭をのぞむスタジオやギャラリーが併設、ライカの世界観とライカのあるライフスタイルを展覧できるというもの。160年の歴史を誇るライカのクラフトマンシップがそこここに生かされ、それが古都・京都と完璧にマッチングした美しさに、しばし現実を忘れ、悠久の時を彷徨いました。カメラファンならずとも楽しめる京都の新しいスポット、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。・ 一保堂喫茶室「嘉木」 ・ 蕎麦屋にこら ・ ライカ京都店
2014年07月09日嵯峨野観光鉄道は27日から、トロッコ保津峡駅の手前にある吊り橋「鵜飼橋」の復旧工事が完了したことを受け、同駅での乗降を再開する。鵜飼橋は、トロッコ保津峡駅と京都日吉美山線を結ぶ唯一の橋。昨年9月16日の台風18号にともなう豪雨で被害を受け、これまで京都市による復旧工事が行われていた。嵯峨野トロッコ列車は被災3日後から運転を再開したものの、復旧工事の間は橋が全面通行止めとなっていたため、現在までトロッコ保津峡駅での乗降を休止していた。京都市による復旧工事の完了にともない、鵜飼橋は27日11時から通行が再開されることに。これと同時に、嵯峨野トロッコ列車のトロッコ保津峡駅での乗降も再開となる。なお、トロッコ列車には当日始発から、「保津川鵜飼橋通行再開記念ヘッドマーク」を機関車側と客車側の先頭それぞれに装着するとのことだ。※写真は本文とは関係ありません。
2014年06月27日西武線の駅のイメージモデルを決定する「駅イメージモデル選手権」の応募受付を1日より開始した。毎月1駅を対象に、その駅のイメージモデルを務める学生(大学生・短大生・専門学校生)を選出するコンテストとなる。同コンテストは、西武鉄道、Twin Planet、C-livesが共同で展開している西武沿線を中心とした学生生活応援プロジェクト「GAKUSEIBU」の企画として行われる。第1弾として、5月は西武新宿線高田馬場駅のイメージモデルを募集中。採用者は、西武沿線91駅の駅貼りポスター、「GAKUSEIBU」の公式サイト、公式Facebook、公式Twitterなどの各媒体に出演できる。高田馬場駅での募集は女性限定。採用された場合に駅貼り用ポスターの撮影に参加できることが条件となっている。「駅モデル選手権」特設サイトの応募フォームから応募可能で、氏名、学校名と学年、連絡先(電話番号)、意気込みを記入し、顔がはっきりと写っている写真(バストアップ)を添付し、送信することで応募が完了。締切は5月31日となる。応募者の顔写真や氏名などは「GAKUSEIBU」公式Facebookに公開され、公式Facebookの各参加者への「いいね!」のクリック数と、GAKUSEIBU実行委員会の審査によって採用者を決定するとのこと。採用者への連絡は電話かメールにて行う。
2014年05月02日京都駅の玄関口に位置するジェイアール京都伊勢丹がおすすめする京土産をご紹介。第2弾となる今回は、京都の地酒、お惣菜、お茶部門から、売り上げベスト3をラインアップ。■取り扱い銘柄は多数!京都の地酒編1位:「松井酒造/神蔵 辛口純米生原酒」(720ml、2,095円)享保11(1726)年創業、洛中最古の蔵元・松井酒造が、長い伝統に裏打ちされた経験と、最新の設備で挑戦した神蔵シリーズ。一切濾過を行わず、無濾過、生酒、原酒であることにこだわった純米酒は、上品で洗練されたキレのある味わいで人気。2位:「山本本家/神聖 松の翠 純米大吟醸」(720ml、2,000円)京都・伏見の酒蔵が作り出す、香り高い、含み香(口中香)がしっかりしたお酒。表千家而妙斎千宗左匠により御銘された純米大吟醸で、茶事にも使われている銘酒。3位:「齊藤酒造/古都千年 純米吟醸」 (720ml、1,500円)京都産酒造好適米「祝(いわい)」を55%まで磨き上げて醸した純米吟醸酒。きりっとした口当たりの中に、ふくらみのある味わいと、ほどよい吟醸香が楽しめる。■春をイメージした期間限定品から、大阪?!名物まで。お惣菜編1位:「半兵衛麸/さくらもち麸」(5個、1,100円)元禄2年(1689年)創業、京の麸屋。桜の葉を練り込んだこし餡を、桜色の生麸生地で包み、桜の葉で巻いた季節限定の麸まんじゅうは、デザートにおすすめ。4月19日までの展開なので、お早めに。2位:「三木鶏卵/小玉黄味餡ぱん」(5個、417円)京都・錦市場のだし巻卵専門店が、“卵の美味しさをもっと伝えたい”という想いから誕生した、卵屋さんのアンパン。白こし餡に卵黄を練り込んだ黄味餡は、卵黄の風味がしっかり香る甘さ控えめの餡です。一口で食べられる可愛いさも人気の秘訣。3位:「551蓬莱/豚まん」(1個、152円)1日に約14万個も売れるという大阪名物の「551蓬莱」の肉まんは、京都でも大人気。具材は豚肉と玉ねぎのみ使用。豚肉は、食感を出すためダイス状に荒切りにカット。職人が一つひとつ手包みしたボリューム満点の肉まんは、関西土産の定番です。■日本を代表するお茶の名産地。京都特産のお茶編1位:「丸久小山園(まるきゅうこやまえん)/抹茶 金輪(きんりん)」(20g、1,200円から)玉露同様に育てた、うま味たっぷりの新芽を揉まずに製造し、柔らかな葉のみを昔ながらの石臼で碾き上げた抹茶は、まろやかな風味と鮮やかな色合いが美しい。薄茶、濃茶のどちらでも楽しめます。2位:「上林春松(かんばやししゅんしょう)本店/綾鷹」(70g、800円)創業450年で磨き抜かれた茶師の技「合組(ごうぐみ)」の技術に基づき、吟味された茶葉が贅沢に使用された緑茶です。3位:「井六園(いろくえん)/平安京のおばん茶どす」(5g×30個、1,000円)日常に飲むものだからこそ、原材料には強いこだわりが。8代目園主が吟味した茶葉を使用し、伝統のブレンド技術でさっぱりとした低刺激のお茶に仕上げています。和モダンなパッケージも可愛く、ティーバッグタイプなので、オフィスへのお土産にもおすすめです。
2014年04月06日春の行楽シーズンを迎え、京都を訪れる方も多いのでは?そこで、ファッションヘッドラインでは、京都駅の玄関口に位置するジェイアール京都伊勢丹のバイヤーにおすすめ商品をリサーチ。老舗名店がひしめく京都で、今、最も人気のあるお土産ベスト3をアイテム別にご紹介します。第1弾は、「和菓子・洋菓子」編。■京風情溢れる、和菓子編1位:京都銘菓として今や全国でも人気、「満月/阿闍梨餅」(1個100円)丹波大納言の粒餡を、様々素材を伝来の技法で練り合わせた餅製生地で包み焼き上げた半生菓子は、しっとりとした皮とあっさりした餡が調和した絶妙な美味しさ。JR京都伊勢丹でも、不動の1位を誇っている、京土産の定番です。2位:国産の原材料にこだわる老舗和菓子店「仙太郎/ぼた餅」(1個240円)生地には、づきの餅米を使用。北海道産甜菜糖(てんさいとう)のグラニュー糖、熊本産天草の天然塩を生地に加えて、丹波大納言小豆の粒餡で包んだぼた餅は、素朴な甘さとずっしりとした噛みごたえが特徴。更に、仙太郎のぼた餅といえば、隠し味として生地に練り込まれた刻んだ大葉(青じそ)は欠かせません。大葉の爽やかな独特の香りが、餡の甘さを和らげ、あっさりとした味わいを生み出しています。3位:誕生から50周年、日本で初めてのヴァッフェル(ワッフル)菓子「鼓月/千寿せんべい」(1枚120円)あっさりとした和風のシュガークリームを、さくっとした波形のクッキー風のせんべいでサンドした、それまでの和菓子になかった新しい感覚のお菓子。独自配合の粉を使用して焼き上げる生地は、季節によって素材の配合や焼き加減を変えるこだわりよう。千寿せんべいをひと回り小さくした新商品「姫 千寿せんべい」もオススメです。■センスが光る京スイーツ、洋菓子編1位:京都・北山の人気ケーキショップが作る焼き菓子、「マールブランシュ/茶の菓」(10枚1,200円)茶作り名人・小島確ニ、茶鑑定士・森田治秀、パティシエ・江崎靖彦のコラボレーションにより誕生した「茶の菓」。厚めの特製ホワイトチョコレートを、京都宇治白川のお濃茶(抹茶)ラングドシャで挟んだ、スイーツの新定番。ネットで購入することも可能ですが、直接購入できるのは京都だけ。京都土産として間違いなく喜ばれるスイーツです。2位:芦屋の人気ブランドを代表するスイーツ「アンリ・シャルパンティエ/フィナンシェ」(5個650円)香りに優れたマルコナ種とフリッツ種のアーモンドをブレンドし、北海道産のオリジナル発酵バターを使用したフィナンシェ。その芳醇な香りとしっとりとした優しい口どけは、“アンリ・シャルパンティエといえばフィナンシェ”と言われるほど。そのクオリティーの高さから、引き菓子や内祝いとしても選ばれている逸品です。3位:八百屋生ま京都育ちのショップが提案、「たわわ/京の麸らすく ふふふ」(10枚1,300円)“お麸を使って幅広い年齢層の方々に愛される京都らしいラスクを作りたい”という想いから開発された新感覚スイーツ。昔ながらの製法で、1枚1枚手焼きした麸の表面を、バターとグラニュー糖でコーティング。ふんわりと漂うバターと砂糖の甘い香り、焼き麩ならではのさくっとした軽い食感は絶妙です。味は、バター、竹炭、よもぎ、ごま、抹茶、黒七味の6種。黒七味は、同店限定です。
2014年04月05日JR北海道はこのほど、今年3月15日で廃止となった吉岡海底駅と竜飛海底駅を振り返る記念サイト「青函トンネル 吉岡海底駅・竜飛海底駅よ、永遠に」を公開した。両駅では一般公募した記念ボードが廃止後も保存されるため、その様子を動画で公開するという。動画の公開は4月中旬の予定。JR北海道が募集し、吉岡海底駅に設置されている「アートメモリアルボード」「メモリアルフォトボード」と、「美しい日本語を伝える会」が募集し、竜飛海底駅に設置されている「メモリアル俳句ボード」の様子が収められる。また、記念ボードの写真データ送付サービスも行う。両駅に保存されている記念ボードを応募した本人、または応募した人の名前や当時の住所・電話番号がわかっている場合に限り、同サイトを通してデータの取寄せを依頼することが可能だ。同サイトではその他、青函トンネルのあらましや構造、これまでの歴史、および両駅の歴史や概要なども紹介されている。
2014年04月02日JR西日本は、山陽新幹線の相生駅と西明石駅に「喫煙ルーム」を新設する。駅構内の一角を壁で仕切った室内型の喫煙スペースとなる。両駅とも、「喫煙ルーム」は新幹線改札内コンコースに設置され、供用開始日は相生駅が3月5日、西明石駅は3月18日。喫煙ルームの設置にともない、両駅のホーム上に設置していた喫煙コーナーは撤去される。JR西日本は山陽新幹線各駅で喫煙コーナーの室内化を進めており、2008年に姫路駅、2010年に博多駅でそれぞれ喫煙ルームを新設。昨年7月には、新神戸、岡山、広島、小倉の4駅でホーム上の屋外喫煙コーナーを廃止し、喫煙ルームとした。
2014年03月05日コスメブランド「イソップ(Aesop)」は、京都で2店舗目となる直営店を河原町(京都府京都市中京区河原町通蛸薬師下る塩屋町327番)にオープンした。営業時間は11時から19時。イソップの全アイテムがそろう。店舗デザインは、イソップ新丸ビル店や渋谷店などを手掛けてきたトラフ建築設計事務所が担当。細長く幅の狭い店内は、前面のプロダクトディスプレイから中程のデモンストレーション用シンクを経てカウンターへと続き、奥には革張りのベンチが設置されている。2階はギャラリースペースとなり、吹き抜けの天井からはイカ吊りランプが垂れ下がる。今年9月には、初の京都店(京都府京都市中京区柳馬場三条上る)を出店しており、シンプリシティ(SIMPLICITY)の緒方慎一郎が店舗デザインを手掛けた。近くロンドンやシドニー、パリにも新店舗をオープン予定。
2013年12月27日