「瞑想」 で自分自身の静かな中心を見出そう5月22日、福岡市中央区で、セミナー『マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~』が開催される。会場は自分磨きや自分らしく働きたい女性を応援する学びの場「学びのカフェ天神」。講師はヨガフェスタ横浜講師で、ホテルルートイングランティアヨガ講師、心のアドバイザー、「和Yoga」主宰の長谷川恭子氏であり、受講料は1,000円となっている。休むことを自分に100%許すひととき仕事にプライベートに、何かと忙しい現代社会では、あらゆる方向からの情報があふれかえり、穏やかな気持ちでいるつもりでも、知らず知らずのうちに頭の中で考えごとをしてしまいがちである。考えてもどうにもならないことから離れ、時には脳を休ませる必要がある。この日のセミナーでは、「“今ここ”にただ集中している心の在り方」であるマインドフルネスを身につけることができる。歯を食いしばるのではなく、力を抜いて、身をゆだね、自分の外にある支えや力を借りる練習を行い、休むことを自分に100%許すひとときを過ごすことができる。日時: 5月22日(土) 14:00~15:20場所: 渡辺地所福岡駅前ビル9階(天神ロフト横)福岡県福岡市中央区渡辺通4-9-20費用: 1,000円(学びのカフェ天神のサイトより引用)(画像は学びのカフェ天神のサイトより)【参考】※マインドフルネス「瞑想」 ~自分の心を“今ここ”に戻し、自分自身の静かな中心を見出しましょう~ - 学びのカフェ天神 -福岡/天神セミナー
2021年05月12日2019年ももう終わり。いろいろ頑張ってきたつもりだけど、仕事も恋愛も、いまいちパッとしなかったなぁ…。そんなふうに思っていたある日、職場のアラサー女子A子ちゃんが、妙にキラキラして見えたんです。忙しいはずなのに、なんだか毎日楽しそうだし肌ツヤもいいような。それに前と違ってため息をついてない!「何かいいことあった?」と聞いてみると、意外な答えが返ってきました。「マインドフルネス瞑想を始めたの♪」■マインドフルネス瞑想って何?日々、仕事に趣味に恋愛に……と多忙な彼女が始めた「マインドフルネス瞑想」とは?ざっくり言うと「脳科学で効果が認められた、脳と心のトレーニング方法の一つ」で、「今この瞬間を大切に生きるための心のセルフケアの手法」なのだそうです。近年、脳科学の発達によって、瞑想が脳に影響を与えることが証明され、そこに心理学の要素を取り入れて、生まれたのが「マインドフルネス瞑想」。医療や福祉の現場でも取り入れられていて、一流のスポーツ選手や経営者が実践していることでも知られていると言います。その効果は例えば、こんな感じ。・脳疲労の解消・不安レベルの低減・感情の安定・集中力の向上どれも今すぐそうなったらいいな!と思うものばかりですよね。私たちは常日頃、過去の出来事にとらわれたり、これから起こることを心配したりして、頭の中がもやもや状態になりがち。嫌なことがあると何度もそれを考えて、気持ちが落ちてしまう場合もあるでしょう。でも「マインドフルネス瞑想をすると、ストレスレベルが下がって心が落ち着く」とA子ちゃん。週一でスタジオに通うようになってから、心をフラットな状態に保ちやすくなった!らしいです。■どんなことをするの?ストレスを手放せるっていいなぁ!と思い、彼女がレッスンに行くときに連れて行ってもらうことに。表参道にあるスタジオはおしゃれで清潔感があり、なんともほっとできる空間でした。ちなみに、参加したのは、科学的なアプローチに基づいたマインドフルネスと瞑想のプログラムを開発した株式会社MELON監修のレッスンです。その日学んだのは、マインドフルネス瞑想の基本である「呼吸を観察する方法」。講師の声に誘導されて背筋を伸ばし、そっと目を閉じて呼吸を繰り返します。自分の呼吸に意識を傾けることで、過去や未来をさまよっている心を「今ここ」に呼び戻し、その一瞬一瞬を感じ続けることが大事なのだとか。最初は5分ほどの短い瞑想を行ったのですが、ゆっくり丁寧に息を吸い、吐いていたら、普段の自分の呼吸がいかに浅いかがわかりました。あと、一生懸命、呼吸に集中しようとしても、いつの間にか雑念が湧いてきて、講師の声や「チリーン」という鈴の音に「はっ!いかんいかん」と引き戻されたり。ほんの数分すらも集中力がもたない、という事実にびっくりです。でも、その気づきを得られたのはよかったなと。途中、お話を聞いたり、マインドフルネス瞑想を通して感じたことを周囲の人とシェアしたりしつつ、数分間の瞑想を何度か繰り返し…その結果!まるで仮眠した後のようなスッキリ感が。初めての体験だったので、シャキッと!まではいかなかったのですが、頭が軽くなり、少し視界が明るくなったのが印象的でした。確かにこれを続けて、心地いい状態をキープできるようになったら、日常的に集中力が高まり、ストレスとも無縁になれそうです。■マインドフルネス瞑想=開運法?ところで、なぜマインドフルネス瞑想を続けると気持ちが穏やかになるのでしょう?私たちは嫌な出来事に直面したとき、考える前に怒ったり、嘆いたりしてしまいますよね。これは「外的な刺激」に対して「脳の反応」が直結している状態です。でもマインドフルネス瞑想を続ければ、「外的な刺激」に対して「脳」がすぐに「反応」をすることなく、どのように受け止めるかを自分で選択できるようになるそう。感情のコントロールが上手になると同時に、記憶力や集中力が高まり、思考も明晰になるとも言われています。また、自律神経を整えることで、体の免疫力が上がることもわかっているとか。なんというか…いいことばかり。これって、自分でできる一種の「開運法」と言えるのではないでしょうか。しかも、掃除やパワースポット巡りをはじめ、「開運法」と呼ばれるものはたくさんあるけど、身一つでできるマインドフルネス瞑想は、その中でも最も手軽かもしれません。いつもフラットな気持ちでいられたら、何かあっても、いちいちムっとしないで済むから恋人とのケンカも減るはず。集中力が上がって仕事のパフォーマンスが上がれば、自己肯定感も高まりそうな予感も。年末ジャンボ宝くじのCMの鶴瓶師匠ではないですが、「やらないという選択肢はないやろ」と言いたくなります。■マインドフルネス瞑想を味見するならここまで読んで、マインドフルネス瞑想に興味を持ったみなさんに朗報です。試してみたいけど、いきなりスタジオに行くのはちょっと勇気が…というなら、1月11日~13日に東京・目黒で開催される「占いフェス」を覗いてみるといいかも。今回のフェスのテーマは「開運ワークショップ」。鏡リュウジさんや水晶玉子さん、島田秀平さんといった占い界の大御所たちが監修した、2020年の運を底上げする12のコンテンツのブースを巡り、自分だけの「開運ノート」を作ることをメインとしたイベントです。運気の流れや恋愛運・金運・願いを叶える方法など、開運のヒントがつまったオリジナルのノートを手に2020年をスタートさせられるのですが、そのブースの一つがマインドフルネス瞑想。呼吸を通じて「今」に集中することで、新しい気づきを得られる体験は、「占い」「開運」のメカニズムと似ている部分がある、ということから今回、特別に参加する運びになったそうです。やはりマインドフルネス瞑想は、開運法の仲間なんですね。「今この瞬間を大切に生きるための心のセルフケアの手法」=マインドフルネス瞑想は、一度だけ根をつめて行うのではなく、できるだけ毎日、少しずつやるのが大事。「占いフェス」でやり方を覚えたら、自宅でも試して、運気を上げるきっかけをつかんではいかがでしょうか?なお、「占いフェス」は他にも、人気占い師に直接鑑定してもらえる「5分占い」や「占い芸人」、“かわいい”と“幸せ”を手に入れられる「開運メイク」、前回大反響を呼んだ占い師&料理研究家がコラボした「開運レシピ」など、運気を上げるコンテンツが盛りだくさんです!イベント概要占いフェス 2020 NEW YEAR■会場:目黒EASE東京都品川区西五反田3-1-2■開催日時2020年1月11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)11時~19時(※最終入場は17時30分)■入場料:前売 3,000円~当日 3,500円~■主催:株式会社ザッパラス
2019年12月25日夜眠れないときは……体温をリラックス体温にするなかなか寝られないときは、リラックスすることが大切です。人間が一番ゆっくり寝れる体温は、37度と言われています。寝るときに、体温をこの温度に合わせてあげると、ゆっくりと眠たくなります。春になっても足が冷えている冷え性の人は、太い血管が通っている前太ももにゆたんぽなどを置いて体温を上げると良いですよ。目覚めたら最初に朝日を浴びる太陽の光は、睡眠を誘発するメラトニンというホルモンを分泌する量や時間を調整してくれると言われています。目の中に光が入っただけで、メラトニンの分泌が抑制され脳が覚醒します。そして夜になると、再び分泌が開始され睡眠を誘発します。晴れの日はぐっすり眠れますが、曇りや雨の日になると寝れなくなるのはそのためです。あなたが寝られなくなるときの天気はどうでしたか?曇りや雨の日でも寝付きやすくするためには、太陽の光に似せて作った人口の光を浴びたり、光を照射する美容器具を朝起きた直後に10分間顔に当てるのがオススメです。実際に不眠症の人が、入院して治療するのに人口の光を使ってホルモンバランスを整えることもあるようです。朝起きて天気が良かったら、窓に顔を向けてパチパチと20回くらい瞬きをしながら太陽の光を浴びてくださいね。寝る前はいい事をだけを考える!天気や体温が眠れない原因ではない人は、きっと思考がフル回転しているのではないでしょうか?起きもしない不安に襲われたり、心配してしまったり……。もしかしたら、スマホやテレビなどの情報が意識に入り込んでいるのでしょうね。「ニュースで事件や事故などを知ると、ついつい自分に起きたら??」「家族に起きたら??」と考えてしまいなかなか寝られなくなったり……。特に寝る直前の考え事は、潜在意識に刷り込まれやすいとされています。ですので、できる限り今日あった嬉しかったこと、感謝したいこと、楽しかったことを思い出しながら眠りにつきましょう。そのいい事、いい感情が潜在意識に刷り込まれると、だんだん不安や心配が減ってきます。大事なのは「今ここ」に集中してあげる事です。ダイエットアドバイザー/清水理恵
2017年06月02日女優の藤原紀香が11日、都内で行われた映画「サバイバルファミリー」の初日舞台挨拶に、小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな、時任三郎、大野拓朗、志尊淳、矢口史晴監督とともに登壇した。同作は、乾電池さえ使えない原因不明の"電気消滅"に見舞われた日本を舞台に、東京に暮らす平凡な一家・鈴木家が奮闘する姿をユーモアたっぷりに描くサバイバルドラマ。鈴木家のさえないお父さんを小日向、天然なお母さんを深津、無口な息子を泉澤、スマホがすべての娘を葵がそれぞれ演じる。小日向率いるダメダメな"鈴木ファミリー"に対して、時任率いるイケイケの"斎藤ファミリー"の母親役を演じた藤原は「イケイケの紀香です」と挨拶して会場を沸かせ、「とてもためになる映画に参加させていただいて、本当に勉強になって、家の中の備蓄を確かめちゃったりしました」と告白。さらに劇中で行ったサイクリングにハマったそうで「今週も広島の尾道のサイクリストのメッカで走ってきました」と打ち明けた。そんなイケイケの藤原だが、イケイケではないエピソードがあったそうで、矢口監督は「藤原さんは雨女で、藤原さんが来た日に限って雨が降る。噂に聞いたら海外に行っても砂漠に行っても雨を降らせちゃうらしいです」と暴露すると、藤原は「私は(雨女ということに)気付かないようにしていました」と言い、「ケニアでも干ばつしている乾季に降っちゃって洪水になっちゃったくらいで、そうしたら野生動物やマサイ族が嬉しがって出てきちゃったりしてすごかったんです」と声を弾ませた。さらに「日本では迷惑がられたんですけど、『中国では雨女は祝福されるからいいんだよ』って言われたときに心が晴れました」と笑顔を見せたが、矢口監督は「それは中国の話ですから」と突っ込んで笑いを誘った。さらに矢口監督は「藤原さんはちょいちょい天然を出してくるんですよ。さっきエレベーターの中で『このスカート破いちゃったんです』と言っていて、思い切り縫ってあるんです。今ここ(スカートのスリット部分)に縫い跡が」とバラすと、藤原は「もういいからその話…」と赤面した。
2017年02月12日毎日忙しく仕事に追われていると、せっかくリラックスできる休憩時間や、帰宅後の時間も慌ただしく過ごしがち。心身が休まらずストレスはたまるばかりです。そんな、現代人のイライラを軽減する方法として、近年注目されているのが、「マインドフルネス」という気持ちのエクササイズ。例えばヨガで自分の呼吸に集中するように、「今ここ(目の前)で起きていることに意識を向けること」を習慣として続けると、ストレス解消や集中力のアップ、パフォーマンスの向上につながると実証されているのです。日常的に、無理なく「マインドフルネス」習慣を身につける方法はあるのでしょうか?丸の内にある女性専用フィットネススタジオBodiesで、洗顔による「マインドフルネス」レクチャーが開催されると聞き、「洗顔が!?」と意外に思いながらも、足を運んでみました。「気持ち」をエクササイズ!マインドフルネスの方法Bodiesのマインドフルネスレクチャーは、心と体をよりリラックスさせるため、ヨガからスタート。深い呼吸に意識を向けながら、肩甲骨や股関節をほぐす動きをゆっくりしたペースで行います。50分間のヨガを終え、心がスッキリしたところで、いよいよ「洗顔とマインドフルネス」の関係を学ぶレクチャーが始まりました。話してくれたのは、株式会社エフティ資生堂パーソナルケアマーケティング部の周藤匡代さん。ヨガや茶道など“目の前のことに無心になれる”ものはさまざまありますが、日常的に続けられる人は少ないはず。そこで、誰もが毎日行う“洗顔”で、マインドフルネスを体験できないかと考えたそうです。「注目したのは、濃密泡の洗顔。泡を立てる動作は、茶道でお茶をたてる動きにとてもよく似ていますし、触り心地のいい泡を手のひらで転がしているだけで、とてもリラックスした気持ちになれます。濃密泡で洗顔をするとどうなるのか、日本におけるマインドフルネスの第一人者・早稲田大学の熊野宏昭教授と共同研究した結果、ストレスをやわらげ、高いリフレッシュ効果を得ることがわかりました」マインドフルネス習慣のためには、ぺちゃぺちゃとした泡ではなく、立体的に盛り上がるような泡をたてることがポイント。手と顔の間で弾力のあるクッションになるような、きめ細かい泡を目指しましょう。今日からできる!濃密泡をつくるコツ1. 洗顔料を2~3センチ手にのせます。2.洗顔料にぬるま湯を加えましょう。3.洗顔料をのせた手をお椀のように丸め、お茶をたてるように泡をつくります。4.泡が水っぽくならないよう注意しながら、ぬるま湯を数回加えて30秒以上泡立ててください。5.弾力がある泡が手のひらいっぱいにできたらOK!※うまくいかない人は、市販の泡立てネットを使って濃密泡の肌触りを実感してみてくださいね。心と体をほぐす「マインドフルネス濃密泡」洗顔ポイント1.泡立てることに意識を集中させる「目の前で起きていることに意識を向ける」ことがマインドフルネス。お風呂でリラックスしながら30秒間、無心で泡立てましょう。2.濃密泡に肌が包まれる感覚を味わうクッションのような泡ができたら、そこに顔をうずめます。泡のやわらかさ、やさしい香りをじっくり感じましょう。3.毎日つづけるマインドフルネスは習慣にすることが大事。朝夜の1日2回、毎日行いましょう。「朝は忙しくてちょっと無理」という方は泡立てネットを活用し、夜の入浴中30秒間だけを「気持ちのエクササイズタイム」にしてみては。周藤さんの指導のもと濃密泡を作ってみると、泡がなめらかになっていく気持ちよさを実感。もっと細かな泡にしたいと自然と集中していきます。そして、泡に顔をうずめたときの幸福感はクセになりそうでした。まずは今夜から、洗顔に気持ちを込めることから始めませんか。
2016年03月30日16年9月17日から11月20日の65日間、茨城県北地域の海と山を舞台に、新たな芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が開催されることが決定した。開催地となるのは、日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町の全6市町。総合ディレクターには、森美術館館長の南條史生が就任し、キュレーターは、「札幌国際芸術祭」でアソシエイト・キュレーターを務めた四方幸子、アソシエイトキュレーターはインディペンデント・キュレーターの金澤韻、クリエイティブディレクターは谷川じゅんじが務める。茨城県の北部は、海と山が織り成す豊かな自然に恵まれる一方で、江戸時代の末期に開かれた炭鉱、その後に発展した日立銅鉱山を始めとする工業・産業で日本経済の成長を支えてきた深い歴史も持つ。また、かつて五浦海岸は、文人・岡倉天心や、美術家・横山大観らが活動の拠点としていた地であり、91年にはアーティスト・クリストによる傘を1,340本並べた「アンブレラ・プロジェクト」が常陸太田を中心に行われ、世界の注目を集めた近代美術の発展地でもある。さらに、県内には様々な研究機関が所在し、85年には科学万博も開催されるなど、科学技術の礎を築いた地とも言える。そんな多様性を持つ茨城県北で行われる「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」は、“自然と対話するアート”、“科学技術を利用した先進的なアート”にフォーカスし、アートと科学技術の実験を通して、豊か自然に新たな創造の息吹を吹き込む革新的な芸術祭となる。開催地となる全6市町は、山間部のグリーン、海浜部のブルーの本芸術祭のキーカラーにより大きく2つに分けられる。総合ディレクターの南條氏によると、そこには、「『今日は山側に行って、明日は海側に行ってみよう』などという楽しみ方をしてもらいたい」という思いが込められているようだ。参加アーティストは、チームラボ、ザドック・ベン=ディヴィッド、ソンミン・アン、オロン・カッツ、ティファニー・チュン、テア・マキパー、ハンス・ペーター・クーン、森山茜、落合陽一、米谷健+ジュリアを始め、プロジェクトを含む約80作品が出展。その内半数が海外のアーティストを予定している。南條氏は「過去2年間、芸術祭に参加したことがないアーティストに出展してもらいたい」と話している。チームラボは、茨城県天心記念五浦美術館を会場に、“日本画”をテーマにした新たな作品を発表する。“現代の魔法使い”と呼ばれる落合陽一は、物理、計算機科学、アートを融合させた作品を、フィンランドのアーティスト、テア・マキパーは社会環境のリサーチに基づく屋外プロジェクトを予定。また、芸術祭のテーマソングは、やくしまるえつこが担当し、バイオテクノロジーを駆使した楽曲が制作される予定となっている。他にも、住民、来訪者、アーティストなど様々な人々を巻き込み新しい芸術表現を生み出すことを試みる参加型プログラム「アートハッカソン」や、筑波大学を始めとする県内諸大学や地域に根付く伝統工芸、産業との連携プロジェクト、外国人アーティストの滞在プログラム「アーカス」の協働など、地域に根差した創作活動を経て新しいアートの可能性を模索していく。南條氏は「自然、科学技術、人間性の統合を可能にするのはアートである。茨城県北が持つ美しい自然や、歴史遺産を継承し続けることももちろん重要だが、新しいものを作ることで初めて伝統が生きる。この芸術祭は、海と山の自然、生活に彩られた町の中に“驚きと感動”を誘う最先端の芸術作品を招聘し、地域に根差した“今ここ”でなければ生まれてこない独自の芸術祭としていきたい」と意気込みを語った。【イベント情報】「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」会場:茨城県地域6市町(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)会期:2016年9月17日~11月20日
2015年10月05日星とお茶のコンシェルジュ・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?171年ぶりの名月が出現!自分と向き合い「今ここ」を実感して旧暦には、明確な季節区分があります。【春】1月・2月・3月【夏】4月・5月・6月【秋】7月・8月・9月【冬】10月・11月・12月先週お伝えしたように、今年は9月と10月の間に「閏9月」が入る年。そのため、平年よりも秋が長く、秋の風物詩である「名月」が3回も楽しめます。実は、これがスゴイことなんです!それでは順を追って説明しましょう。まず「名月」とは、旧暦8月15日の「中秋の名月(十五夜)」と、旧暦9月13日の「十三夜」のこと。秋のお月見といえば、十五夜に次いで翌月の十三夜も眺めるのが古くからの習わしで、どちらか一方のお月見しかしないことを「片月見(かたつきみ)」といって、縁起が悪いと忌み嫌いました。というわけで、平年の名月は2回だけ。ですが、今年は閏9月が入るため、9月13日が2回あります。名月は計3回となり、十三夜は2度出現することになるのです。前回、2度目の十三夜(閏9月13日)があったのは、天保14年(1843年)。今年は、なんと171年ぶりに2度目の十三夜がめぐってくることになります!こんな特別な年は、きっと一生に一度きり。まさに、閏9月13日の十三夜は「奇跡の月」。その月が見られるのは、11月5日です。月の出は15時40分、月の入りは翌日の3時53分(東京)。空が晴れてくれれば、ほぼ一晩中お月見が楽しめます。このようなチャンスは、私たちが「今を生きている」からこそ得られたもの。171年という時の長さに思いを馳せれば、月との対面がより感動的になりそうです。願いをかなえるための知恵を授けてくれる十三夜名月の十三夜に限らず、毎月めぐってくる十三夜(旧暦13日の月)は、仏教と縁があります。13日が虚空蔵菩薩の縁日だからです。旧暦の時代、十三夜は虚空蔵菩薩と結びつけられて、信仰の対象とされていました。虚空蔵菩薩は、月の化現(けげん)と考えられ、尊像の背には月輪があり、知恵と福徳を授けることで知られています。昔の人は、十三夜の月に手を合わせ、知恵や福を授かろうと祈りをささげていたわけです。11月5日の夜、171年ぶりの特別な十三夜の月には、光とともに虚空蔵菩薩のパワーが湛えられているはず。たっぷりと月光を浴びれば、これからの恋愛や人生に必要な知恵を受け取ることができるかもしれません。連載第8回で紹介した「飲月」をするのもオススメです。景山えりか(かげやまえりか)星とお茶のコンシェルジュ、文筆家。旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。著書:『自然とつながる暮らしかた空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。ウェブサイト::自然とつながる暮らしかた
2014年10月30日