Netflixは直木賞作家・今村翔吾の小説「イクサガミ」シリーズの実写化を発表。この度、主演・プロデューサー・アクションプランナーを担当した岡田准一と藤井道人監督、そして原作者・今村翔吾氏のクロストークが公開された。主演のみならず、初のプロデューサーとして本作に挑む岡田さん。岡田さん自らが「監督は彼以外考えられなかった」と語る藤井監督、そして本作の生みの親である原作者・今村氏が、かつてない挑戦への熱い想いを語り合った。企画の成り立ち――Netflixの高橋信一さんから、岡田准一さんにプロデューサー&主演オファーが届いたのが始まりだったと伺いました。岡田:高橋さんにお声がけいただいたとき、ちょうど僕は役者のキャリアの中で時代劇を軸に据えるパートに入っていて「日本、そして世界でもヒットする時代劇をどう作るか」を考えていました。時代劇にはアクションや人間ドラマ、社会性ほかエンターテインメント要素が豊富にあるため、もっとうまくできるのではと僕個人は感じています。今村先生の小説は時代モノの核を大切にしながらも攻めていくエンタメ性があり、いまの人々も楽しめる作りになっているのが好きで読ませていただいていたため、(映像化に対して)非常に興味を持ちました。そして、自分がプロデューサーとして入るうえで「日本でも世界でも売れる時代劇を若い世代で作る」を目標に掲げました。では、誰に撮っていただくか。僕は藤井道人監督以外は考えられませんでした。『最後まで行く』でご一緒した際、芝居を大切にしながらエンタメ性を追求する素晴らしい才能に感銘を受けたのです。正直、「藤井監督が受けてくれなかったら僕は降ります」という想いでアタックしました。藤井:とても光栄です。僕はこれまで、好き好んで時代劇を観てきた人間ではありません。ただ、自分たちが生きていくうえで絶対に避けては通れないのが“時代”ですし、岡田さんがいてくれるなら面白いものができるのではないかと思い、まず今村さんの原作小説を読ませていただいて「こんなに面白い本があるのか!」と衝撃を受けました。30代が多い僕のチームが本作に携わるのはめちゃくちゃ試練だと思いましたが、この年齢でこんな勝負をできるのはものすごく恵まれていると自覚して、お受けさせていただきました。今村:実は僕も「世界に通用する時代小説」をコンセプトに『イクサガミ』を書いていました。「日本の若い世代、ひいては世界に受け入れられるような、エンタメに振り切った時代小説を書く!」という想いで始めたんです。いまだから言うわけではないのですが、編集者さんと「Netflixさんしか映像化は無理だから、どうか届いてほしい」と話していたので、オファーをいただいた際にはとにかく嬉しかったです。しかも主演が岡田准一さん!執筆中に主人公・愁二郎に岡田さんのイメージを重ねていたので、二重に驚きました。脚本作り/目指すビジョン――原作を読んでいても「どう映像化するんだ!?」と感じましたが、脚本作りはどのように進められたのでしょう。藤井:まず岡田さんと「日本、そしてその先にどう届けるか」を話し合いました。日本人が持っている心や様式美がアクションやエンターテインメントに交じり合うことでその目標が達成できるのではないかと結論付け、日本人としての誇りを大事にして脚本を作ろう、と決めました。その後に今村先生にお話を伺ったのですが、「小説と映像で想いが一緒であれば問題ない。藤井監督たちが思う『イクサガミ』を届けて下さい」という優しい言葉をいただけて、安心して「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながらも自由に書かせていただきました。今村:僕からすると「原作ではこうですがこう変更して大丈夫ですか?」と最大限配慮して下さって、真摯に向き合って下さっているのが伝わってきたので、何の心配もありませんでした。小説を書いた身としても「ここは映像では違う風に表現した方が届きやすいだろうな」と思っていましたし、その見せ方については藤井監督や岡田さんのチームを信じていました。脚本も読ませていただきましたが、率直にすごくよくできていると感じました。小説と変えている部分も、映像ならではの視覚的にハラハラさせる演出が加わっていて面白かったです。岡田:何回本打ち(脚本の打ち合わせ)を行っただろうか……というくらい改稿を重ねましたが、藤井さんが最後に綺麗に直してくれて、どんどんキャラクターに心が通っていきました。海外も視野に入れている以上、キャラクターの作り方もこだわった部分の一つです。日本の時代モノで難しいのは、侍を描くにあたって主従関係が付随することにより「お殿様の部下である武士たちは個性を消す」になってしまいがちなことです。つまり、キャラ立ちを優先しすぎると世界観を破壊しかねないため、どう組み立てていくか。アクションプランナーとしても、原作に最大の敬意を払いながら「今村さんが描こうとしていること」を見失わず、そのうえで映像としての方法論を見つけていくのには頭を悩ませました。――複数のエピソードからなるドラマシリーズですから、そのぶん労力もかかったかと思います。藤井:岡田さんはプロデューサーとして全国各地のロケハンに同行してくださって、ロケ地を一緒に決めて「じゃあここでこういったアクションをしよう」と話すことができました。そのアクションにしても、岡田さんが全部に的確なコンセプトを付けて下さるんです。「ここは混乱を生む場所、ここでは“狩り”をテーマにしよう」といった風に。そうすると目的が明確になってくるんです。シーンやキャラクターに応じたコンセプトを設けて下さるから俳優も演じやすいでしょうし、あの岡田さんがやって下さるからこそ脚本に強度が生まれたのだと感じます。岡田:それを映画3本分のボリュームでやらなければならないわけです。脚本だけでものすごい分量ですし、登場人物も多いなか、それぞれの見せ場もちゃんと拾っていきたいので、アクションプランナーの仕事は脚本段階から始まっていて、各シーンで「こういうことをしたい」ということを提案し、OKが出たものを入れ込んでいただく形をとりました。藤井監督は本質を見失わない強さを持っていて、映像で嘘をつかず、誤魔化さないのが魅力だと感じています。衣装も約300人分以上用意したり、スタッフ含め全員が「いいものを作ろう」という気概で妥協なく、本当に攻める姿勢で臨んでいます。藤井:映像的には、僕たちはいつも通り「感情を撮る」を重視しています。この中で起こっていることはいまの社会にも当てはめられるでしょうし、友情や絆といった守るべきもの・時代の流れの中で失われてしまったものは普遍だと捉えています。「いま自分が心動くものを撮る」を念頭に置きながら、エンターテインメントとして面白いかを研究して作っています。自分は時代劇を勉強してきた人間ではありませんから、専門性という意味では不安があります。でも時代劇に影響を受けつつ、その枠にとどまらない自由度を有したエンターテインメント作品を目指していければ、僕にも面白いものが作れるのではないかと。その考えは、今村先生が「イクサガミ」シリーズで時代小説を開拓してくださったことにも通じるのではないかと個人的には考えています。そして、僕の隣には時代劇の継承者である岡田さんがいてくれる。今村先生と岡田さんという無敵の両翼があるので、僕は自分とチームが信じる”いい仕事”に徹そうと思っています。期待と意気込み――今村先生が楽しみにされているシーンや、注目ポイントはございますか?今村:こんなことを言って無理させたくはないのですが、やっぱり岡田さんのアクションを一刻も早く観てみたいです。「どんな感じになるんだろう」と僕が一番楽しみにしています!岡田:ありがとうございます。いま撮影が始まって3日目(取材日時点)ですが、「チャレンジするってこういうことだよな」と大変さと充実感を味わっています。そもそも出演者だけで292人以上いますから出演者としてもプロデューサー、アクションプランナーとしてもてんてこ舞いではありますが、これまでの「時代モノはこうあるべきだ」という常識を覆すような「攻めるぞ!」という熱量を感じる現場になっています。まずは日本の皆さんに「こんなに凄いものを作れるんだ!」と認めていただけるようなものをしっかり創り上げて、そこから「これを世界に届けようぜ!」と思ってもらえるように邁進したいです。この作品は、僕の身体が無事だったらとんでもない作品になります。藤井:唯一無二の環境を作っていただいているぶん、責任感は伴います。出演者が300人近くいるということは、スタッフも同じだけの人数が関わっているということ。総勢600人以上が現場にいて、それぞれの家族やファンの方にもこの作品が枝葉のように広がっていくと考えると、作品を背負わないといけない感覚も強まります。だからこそ、僕たちは観たことのないものをしっかり届けないといけません。最高のストーリーとキャスト・スタッフ、映像――その全てをアップデートして「日本、そして世界に届く」作品を生み出すことが、今回僕がチャレンジしたいと思った理由でもあります。(取材・文:SYO)Netflixシリーズ「イクサガミ」はNetflixにて世界独占配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年04月19日アイドルグループ・CANDY TUNEの村川緋杏が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。HKT48の松岡はな、今村麻莉愛との“同期3ショット”写真を公開した。村川は「NIGFES2024 ありがとうございました!どらに集合できたよ!うれしすぎ!さくたべから始まるのめっちゃよかった。次いつ会えるのかなああああ」とHKT48時代の同期との再会に喜びを明かした。この投稿にファンからは「会えて良かったね!」「ドラ2最高かよ!」「エモエモ写真サンキュー!」など反響を呼んでいる。CANDY TUNEは、日本のポップカルチャーを牽引するアソビシステムが、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」から、“原宿から世界へ”をコンセプトにデビュー。村川、小川奈々子、立花琴未、桐原美月、福山梨乃、南なつ、宮野静による7人のメンバーで結成。3月からはグループ初となる東名阪福ツアーを開催。3月16日の名古屋 ReNY limitedを皮切りに、福岡 DRUM LOGOS、大阪・梅田TRAD、そしてツアーファイナルはグループ史上最大の会場となる東京・豊洲PITに挑む。
2024年03月31日俳優の高橋克典が17日に自身のアメブロを更新。情報バラエティ番組『朝だ!生です旅サラダ』(ABC・テレビ朝日系)で共演した俳優の神田正輝の様子を明かした。この日、高橋は「『旅サラダ』!いかがでしたか?」というタイトルでブログを更新。「神田さん、とてもお元気そうでした!」と番組でMCを務める神田の様子を明かし「スキーやお酒や温泉の話で終始楽しくお話しさせていただきました 73歳になられたそうで」とつづった。続けて「初めての出会いは1995年『ひと夏のラブレター』というドラマ」と述べ「神田さん44歳、僕はデビュー2本目のドラマ29歳」と説明。「ソフトでダンディでエスコート上手で、大人には勝てねーなと思いましたね」と当時を振り返った。この投稿に読者からは「旅サラダ楽しく見ていました」「お元気そうで良かった」「神田さんも克典さんも素敵でした」などのコメントが寄せられている。
2024年02月18日《昨年11月18日(土)から体のメンテナンスのため番組をお休みされていた神田正輝さんは、1月27日(土)の放送から出演されます。放送をお楽しみください》1月23日夜、嬉しいニュースが飛び込んだ。『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)の1月27日放送回から神田正輝(73)が復帰することが番組公式サイトで発表されたのだ。神田は昨年11月18日放送回で「体のメンテナンス」を理由に番組を欠席。そのまま2週間欠席が続いたあと、当面の間番組に出演しないことが発表されていた。「すぐに戻ります」とコメントを残しながらも、2カ月という長い休養に突入していた神田が復帰するとあって、視聴者からは《本当に嬉しいニュースです》《よかった!復帰の放送が楽しみ》と喜びの声が多く寄せられていた。いっぽうで、こんな声も……。《神田正輝さん27日から復帰!?ホンマに大丈夫なんかなぁ》《復帰は嬉しいですが大丈夫かな?無理しないで欲しいお身体を優先で》《大丈夫なのかな。体重が元に戻ってからで良いかと思っていたけど》神田の復帰ニュースに手放しで安心できない人も少なくない。というのも昨年4月ごろから『旅サラダ』で見せる“激痩せ”ぶりが指摘され続け、深刻な体調不安が懸念されていた。制作関係者は言う。「11月下旬に『NEWS ポストセブン』が、神田が一週間ほどの検査入院をしていると報じており、その以前から白髪激増などのやつれぶりが心配されていたので、視聴者の間では『重い病気なのでは』と”重病説”が浮上。『状態は芳しくない』と報じたメディアもあり、このまま番組降板となってしまうのではないかと心配されていました」本誌でもたびたび、神田の近況を報じてきた。1月16日発売号では、あるテレビ局関係者は本誌の取材に対し、こう語っている。「『旅サラダ』の週1回の放送のたびに激ヤセが心配されていましたが、やはり筋肉の衰えで日常生活も難しく、現在は入院中。体力の低下も著しく、感染症の恐れから“面会謝絶”の状態だそうです」27日放送回では、不安を払拭するような元気な顔を見せてくれることを祈るばかりだ。
2024年01月24日「おはようございます。私、神田正輝は本日はいません。72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテメンスをしてすぐ戻ります。かっちゃん、奈緒ちゃん、よろしくね」俳優の神田正輝(73)が、11月18日にこうメッセージを残してMCを務める『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)を欠席してから2カ月が経った。当初は「すぐ戻る」予定だった神田だが、12月2日の放送では、MCを務める松下奈緒(38)が「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みすることになりました」と当面欠席する見込みであることを説明。現在にいたるまで、異例の長期休養となっている。神田に対しては昨年の春ごろから、「旅サラダ」に出演するたびにそのやつれぶりを心配する声があがっていた。本人は「NEWSポストセブン」の取材に対し、激やせの理由として”ファスティングをしている”と答えていたが、ファンの不安が的中してしまった形だ。1月16日発売の本誌では、取材に対し、とあるテレビ局関係者は神田の近況を次のように明かしている。「『旅サラダ』の週1回の放送のたびに激ヤセが心配されていましたが、やはり筋肉の衰えで日常生活も難しく、現在は入院中。体力の低下も著しく、感染症の恐れから“面会謝絶”の状態だそうです」精神的にも落ち込んでいるといい、別の制作関係者は次のように語っていた。「最近の神田さんは“もう仕事はしなくていい”と漏らしているそうです。昨年12月に沙也加さんの三回忌を済ませ、“もう生きる意味がわからない”と消沈しているといいます」■沙也加さんを亡くしてからも休むことなく出演を継続’21年にデビュー当初から所属していた石原プロが解散してからは、実質的に俳優業を引退した神田。しかし、26年続けてきた「旅サラダ」は、石原プロが引き受けた仕事で唯一今も続けていることもあり、相当な思い入れがあったようだ。「’21年に北海道のホテルで愛娘の沙也加さんが亡くなってから1週間後となる’21年12月25日にも神田さんはいつも通り『旅サラダ』に出演していました。悲しむ間もなかったことでしょう。その翌年の3月に行われた『旅サラダ』のイベントでも『僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので、頑張りますけども、一重にみなさんが楽しんでくださるのがうれしくて、僕らファミリーが頑張っています』とコメントされていて、番組に対する責任感を抱かれているのが伝わってきました」(芸能関係者)それほどまでに仕事熱心な神田が「もう仕事はしなくていい……」と漏らしたことに、ファンは衝撃を隠せない様子。ネット上ではその精神状態を慮る声が相次いで上がっている。《何も頑張らなくてもいいから、自分だけを大切にして欲しい》《意気消沈が本当だとしたら、またお心身ともにお元気になってほしいです》《たった1人の愛娘をあんな形で亡くした気持ちを思うと何も言えない》「神田さん不在の『旅サラダ』に対しては、放送のたびにSNS上で“神田さんのダジャレが恋しい”“番組の雰囲気が変わってしまった”との感想がいくつもあがっており、神田さんの復帰を願う視聴者がいかに多いかが見て取れます。神田さんにとっては、これが沙也加さん亡き後、初めての長期休暇。これまでノンストップで走り続けてきた神田さんですから、今は無理せず休んでほしいところです」(前出・芸能関係者)ファンは、神田の爽やかな笑顔を再び見れる日を心待ちにしている――。
2024年01月18日学校法人工学院大学(理事長:後藤 治、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、2023年12月15日に行われた理事会で、次期学長に今村 保忠教授を選任しました。任期は2024年4月1日から2027年3月31日までの3年間です。今村 保忠教授<次期学長>今村 保忠(いまむら やすただ) 64歳(現 先進工学部生命化学科 教授)<任期>2024年4月1日~2027年3月31日(3年間)<略歴>学位/理学博士(東京大学)専門分野/生物化学、マトリックス生物学、細胞工学1959年 鹿児島県生まれ1983年 東京大学 教養学部基礎科学科 卒業1985年 東京大学 理学系研究科相関理化学課程修士課程 修了1987年 東京大学 理学系研究科相関理化学課程博士課程 中退1987年 東京大学 教養学部化学教室 助手1989年 理学博士(東京大学)1994年 東京大学 大学院総合文化研究科生命環境科学系 助手1997年 米国ウィスコンシン大学マディソン校 客員研究員2006年 工学院大学 工学部応用化学科 助教授2008年 工学院大学 工学部応用化学科 教授2015年 工学院大学 先進工学部生命化学科 教授2018年 工学院大学 副学長2020年 工学院大学 先進工学部学部長2020年 学校法人工学院大学 理事所属学会/日本結合組織学会(評議員)、日本生化学会、International Society of Matrix Biology、ほか 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月18日『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)を4週連続で欠席した神田正輝(72)。11月18日の放送では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました」と報告。すぐに復帰するかとおもいきや、25日の放送も欠席。さらに、12月2日の放送では、「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」とアナウンスされ、復帰の見通しは現状立っていない。ここ半年ほどで白髪が増えたり激やせしている神田に対しては、不安を抱くファンも多かった。番組への欠席が明らかになった際には、ネットニュースのコメント欄やSNSには体調を気遣う声が相次ぐことに。また同時に、《神田正輝は芸能人の男性に全然興味がない私でも魅力を感じる人》《本当かっこいいオジサマですよね》と、神田の魅力について絶賛する声も寄せられていた。そこで、今回はさまざまな波乱を乗りこえてきた神田の気丈な人生を振り返りたい。■「冷やかしで1本」のつもりが、そこから7年休みなしに1950年12月21日、女優・旭輝子の長男として生まれた神田。運動神経抜群で、特にスキーの腕はプロ級。芸能界に入る前は、スキー板のテスターのアルバイトをしていた。野外アクティビティが大好きで“山小屋のおやじになりたかった”という神田が、芸能界入りするきっかけとなったのは、’73年の石原裕次郎さんとの出会いだ。’16年、本誌のインタビューで神田はその出会いをこう振り返っている。《赤坂で知人を介して偶然会ったんです。そのあと、『役者をやる気はないのか』と言われて『ありません』と(笑)。うちが赤坂にあったから、母のところに役者仲間がよく来ていて、それを見ていたから、僕は化粧している男が大っ嫌いだったのよ》スキーを続けたいという思いがあったが、スキー仲間は“やってみたら”と背中を押したという。そのため、試しに“冷やかしで1本”と出てみることに。しかし、“1本”の単位は思っていたのと違ったようだ。《『冷やかしで1本』と言ったら1話だけで終わりだと思うでしょ。それが、1話から最終回のことで。僕はスキーで山に行かないといけなかったから、石原さんに言って行かせてもらった》《でも、『頼むから帰ってきてくれ』と電話がかかってきちゃって。そこから7年間休みがなかった(笑)》休みがなくなったとの通り、’76年に日本テレビの連続ドラマ『大都会―闘いの日々―』(日本テレビ系)で俳優デビューしてからというもの、話題作に続々と出演。’80年からは『太陽にほえろ!』(同)にドック刑事役として出演。スキーがうまいという設定もとりいれられたこのキャラクターは、番組を大きく盛り上げる存在となった。■聖子との結婚と別れ…不倫疑惑も寛容に受け止めた’85年2月、映画『カリブ・愛のシンフォニー』で共演していた松田聖子(61)との交際が発覚。その1カ月前に聖子が郷ひろみとの破局を報告していたため、あまりに急な展開に世間は驚愕。その後、同年4月に婚約、6月に挙式ととんとん拍子に進み、’86年10月には沙也加さんが誕生した。神田も育児に積極的に参加していたようで、当時1歳の沙也加さんとのこんなエピソードも。《風呂で頭を洗うのをいやがるんです。30まで数えないと湯ぶねから出ちゃダメというと、ベソかきながら数えています》(『週刊女性』’88年10月4日号)本誌も、’90年10月に行われた沙也加さんが通う幼稚園の運動会に、大きなお弁当を手に一般の父兄と同じように参加する神田と聖子を目撃している。あたたかい家庭を築いていた神田と聖子だが、’90年代に入ると聖子に関して不穏な噂が流れるようになる。当時聖子はアメリカ進出を目指していたが、その過程で出会ったアメリカ人タレントとのキス写真が報じられたり、関係について綴った暴露本を出版されるなどしたのだ。「神田さんは聖子さんに不倫報道があっても『それより仕事を頑張れ』とか、『おまえも立場が立場だけに、気をつけてね』などと受け止めてきました。神田さんがあまりに辛抱強いので週刊文春から『男は黙って神田正輝!』なんて、応援する記事がでるくらいでした」(芸能記者)しかし、’97年1月、神田と聖子はついに離婚を公表。それでも神田の聖子を守る気持ちは変わらなかったようだ。離婚後に出演したテレビ番組では聖子についてこう語っている。「いい人だよ。すごくいい人よ。がんばってるし、エラいけなしたり、目の前で文句いわれたら、やっぱり腹立つよね。仲間ではあるんだけど、そばにいないから守ってやれない。かわいそうだな。してあげられないってのもあるわな。縁は運命ではなくて、自分の意志で作ったものだからね」(’98年1月12日放送『ときめき2泊3日』フジテレビ系)■旅サラダではダジャレを連発し、新たな恋人とも出会う離婚した年の4月からは、『旅サラダ』2代目総合司会に就任。そこでは、これまでの俳優としてのキャリアではあまり見せてこなかった、より親しみやすい一面を披露するように。神田は、番組内で大好きなダジャレを連発。いつのまにか神田のダジャレは『旅サラダ』の名物といわれるようになっていった。今年7月には、ブドウのおいしさを表現しようと「感動(神田)まさき」と渾身のフレーズを放つも、共演者全員に無視されるという衝撃的なシーンが話題になった。「また、『旅サラダ』へのゲスト出演をきっかけに、23歳年下のモデル・長谷川理恵さんとも交際しています。’10年12月に週刊誌報道で交際が発覚すると、以後、長谷川のブログなどで仲睦まじい様子を披露してきました。ただ、神田さんが再婚に慎重だったことから、’12年1月に破局しています」(芸能記者)神田にとって公私ともに、重要な存在となっている“旅サラダ”。番組へかける思いは相当なもので、沙也加さんの訃報から1週間後となる’21年12月25日にも神田はいつも通り『旅サラダ』に出演していた。’22年3月に行われた『旅サラダ』のイベントでも「僕が知る限りでは生放送の旅番組では日本最長。僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので、頑張りますけども、一重にみなさんが楽しんでくださるのがうれしくて、僕らファミリーが頑張っています」とコメント。司会としての気合が感じられる。そんな神田が発表した突如の休養。直近では“大好きな旅サラダに出られないほどだから、状態は芳しくないのではないか”との報道も出ているが、メンテナンスを終えて、また元気な姿を見せてくれることを祈るばかりだ。
2023年12月13日12月2日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で、当面の間休むことが発表された神田正輝(72)。共演者の松下奈緒(38)がオープニング冒頭で、「神田さんは現在、体のメンテナンス中で、しばらくお休みをいただくことになりました」とアナウンス。11月18日の放送では「72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」とコメントを寄せていた神田だったが……。「11月18日の放送では、“1週間くらいで復帰するんじゃないか”と見る向きが大半でした。しかし翌25日の放送も、神田さんは“体のメンテナンス”を理由に欠席。いっぽう前日には『NEWS ポストセブン』で、神田さんが1週間程度の検査入院をしたと報じられました。もし現在も入院しているのならば、何らかの病気を患っている可能性も考えられます。ですが神田さんのメンテナンス内容はおろか、現在の健康状態も明かされていません。業界関係者の間でも深刻な雰囲気が漂っています」(テレビ局関係者)休養前から痩せ細っていく姿が心配されていた神田だが、ちょうど昨年の今頃は『旅サラダ』でまだ若々しい姿を見せていた。それだけに、急速な神田の“変化”は視聴者に大きな衝撃を与えたようだ。「この時は髪色も黒く、顔もふっくら。体つきもしっかりとしていました。それが今年に入ってから痩せていく姿が指摘され、いつしか頭髪も真っ白に。最近では歯並びの悪さも目立つようになり、ハリのあった声は弱々しくなっていました。“たった1年でこんなに変わってしまうものなのか……”と、言葉を失った視聴者もいたようです。それでも神田さんは、元気に振る舞っていました。番組が8月に公式YouTubeチャンネルで公開した動画には、本番ギリギリに登場し、軽やかなスキップで元気よく共演者たちが待つオープニングの位置へ向かう神田さんの姿が。きっと皆をリラックスさせようとしたのでしょう、スタジオは和やかな雰囲気に包まれていました。もうすぐ愛娘である沙也加さん(享年35)の三回忌が訪れます。神田さんはそれまで司会を続けたいと考えていたそうですが、今はただ健康を取り戻していただくことを願うばかりです」(前出・テレビ局関係者)あっと言う間に、1年前の外見とは変わってしまった神田。そこに加えて長期休業の知らせに、ネットでは心配の声だけでなく重い病を懸念する声も上がっている。《やっぱメンテナンスじゃなく重病なんじゃないかな。あの痩せ方は異常だもん》《ほぼ毎週、欠かさず視て参りましたが、神田さんの痩せ方……、というより、やつれ方(というように私には見えてしまいました)はどこか体調が悪いのではないかと思わせるものだったと思います》《神田正輝どうしたん?大丈夫かなぁ?命に関わる病気でないことを祈るのみ》《神田正輝さん、しばらくお休みか。。これは病気系なのかな…》
2023年12月03日11月25日放送の『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)を、2週連続で欠席した神田正輝(72)。共演者の松下奈緒(38)はオープニングで、「先週に引き続きまして、神田さんは今日も体のメンテナンスでお休みとなります」とアナウンスした。前回18日の放送では、勝俣州和(58)が神田のメッセージを代読。「72歳で初めて、体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテナンスをしてすぐ戻ります」と、呼びかけていた。しかし、すぐに復帰とはいかなかったようだ。「24日に『NEWS ポストセブン』が神田さんについて、1週間程度の検査入院をしていたと報じたばかり。神田さんは若い頃からスポーツで体を鍛えていたこともあり、健康には自信があったようです。それでも神田さんの体調を心配したスタッフが、診察してもらうように説得したといいます。検査結果は明らかになっていませんが、今週も大事を取って休んだのかもしれません」(週刊誌記者)そんな神田の健康不安が囁かれはじめたのは、今年に入ってからだった。「『旅サラダ』の放送を重ねるごとに、神田さんの痩せ細っていく様子や白髪の急増を心配する声がSNSで相次いだのです。いっぽう8月中旬に『女性セブン』の直撃に応じた神田さんは、“1年半前からファスティング(※一定期間食事を断つこと)をしている”と健康をアピールしていました。神田さんが『旅サラダ』のMCに就任してから、今年で26年目。’21年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝した直後も、休むことなく気丈に生出演を続けてきました。昨年3月に出席した同番組のイベントでは『僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張ります』と意気込みも。俳優業は引退状態となっていますが、神田さんにとっては唯一のレギュラー番組。共演者やスタッフとの絆も強く、並々ならぬ熱量で臨んでいるようです」(芸能関係者)本誌も猛暑日となった7月下旬、大阪で『旅サラダ』に生出演するため羽田空港に向かう神田を目撃していた。体調の異変を察知させないためだったのか、黒いマスクとキャップに白色のジャケット姿が印象的だった。土曜日の“朝の顔”として走り続けてきた神田に、ネット上では改めて体調を慮る声が広がっている。《無理をしないでほしいです》《とにかく、無事に戻ってきてほしい》《1ヶ月でも、2ヶ月でもお休みでいいと思う。万全な体調で戻って来てくれることを祈ります。やっぱり、神田さんがいない旅サラダは寂しいんだよなぁ》《神田正輝さんの体調不良に心からの憂慮と応援の気持ちでいます》
2023年11月26日俳優の神田正輝(72)が11月18日、『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)を欠席した。番組の冒頭、松下奈緒(38)が「神田さんはどこへ?」と切り出すと、勝俣州和(58)が神田から届いたというメッセージを読み上げた。「おはようございます。私、神田正輝は本日はいません。72歳で初めて体のメンテナンスをすることになりました。きちんとメンテメンスをしてすぐ戻ります。かっちゃん、奈緒ちゃん、よろしくね」‘97年以降、25年にわたって生放送番組である『旅サラダ』のMCを務めてきた神田。ここ半年ほどは、頬がこけほっそりとした姿から“激ヤセ”ではないかと心配する声があがっていた。神田本人は8月、「NEWSポストセブン」の直撃取材に対して「1年半前からファスティング(一定の期間食べ物を断つ行為)をしている」と説明している。‘22年3月に行われた同番組のイベントでは、「僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張りますけども、ひとえにみなさんが楽しんでくださるのがうれしい」とコメントしていた神田。26年以上司会を務めてきた番組への責任感は強く、’21年12月に松田聖子(61)との間に生まれた愛娘・沙也加さんを35歳という若さで失った時でさえ、番組を休むことはなかった。「あまりにも悲痛な出来事でしたが、神田さんは訃報から1週間後の『旅サラダ』にもいつも通り出演したのです。番組では、『今日は守られているような雰囲気あるな。ありがとうございます。僕は元気ですよ』と挨拶していたほか、試食コーナーでは『久々にちゃんとしたご飯食べたんだけど。『旅サラダ』に来て良かった。ご飯食べられた』と話していました。その後も番組を休むことなく出演し続けていた神田さん。それだけに今回のお休みはよっぽどではないかと心配する声もあがっています」(テレビ局関係者)ネットでは、神田の欠席への驚きとともに、気遣う声が相次いでいる。《ひとり娘をあの様な形でなくされた心中は堪え難いものだったと思います。気丈に振る舞ってこられた姿は尊敬してました。どうかこれからはご自分のお身体を一番にご自愛くださいと心から思います》《あのような形で一人娘を亡くされた後、お休みされたからといって誰も責められませんよ。一回も休まずに生放送をなさるのは相当なご心労があったはず》《ずっと気丈に振る舞われてました。今は、ご自身の心とお体を大切に、しっかりとメンテナンスをなさってください》
2023年11月20日猟奇的な事件を扱う本格ミステリー〈屍人荘の殺人〉シリーズとは違う、暗いものを突破するようなエネルギーに満ちた小説を書いてみたいと思った、と語る今村昌弘さん。できあがったのが小学6年生の少年少女が探偵団的な役割を果たし、オカルトめいた謎に挑んでいく『でぃすぺる』だ。子ども時代の懐かしい記憶をくすぐられる無二の面白さがある。マリ姉の死の謎を、“掲示係”になった少年少女は解き明かせるか。「本格ミステリーで大事にしているロジックは誰にでも等しく扱える力のはずで、極端に力を持たない存在である小学生でも同じようにロジックで事件を解き明かすことはできるのではないか。また、小学生だからこそオカルトに対してもはなから否定せず、思い切った発想ができるのではないかと思ったのです」夏休み明けの新学期、壁新聞を作る掲示係になったユースケ、サツキ、ミナ。サツキは、1年前の地域の大祭〈奥神祭り〉の前日に亡くなった従姉のマリ姉の死の真相が〈奥郷町の七不思議〉と関わっているのではないかと考えていた。マリ姉の死と彼女のパソコンに遺されていた6つの怪談話には、どんなつながりがあるのか。7つめを知ると死ぬという噂は本当なのか。3人は壁新聞記事のために調べ始めるが、少しずつ、町を覆う重苦しい秘密が見えてきて…。探偵役は子どもといえども、謎解き部分の難易度は極めて高い。「ユースケを視点人物に据えたことで、子どもが見える範囲、できる範囲のバランスを塩梅しなければいけなかったのは難しかったですね。今回は怪談と謎解きを一つ一つ進めていく形にしたので、序盤でこういう伏線を張っておくべきだったとか、最後のほうになると悩む場面が増えてきたんですね。6つのホラーに対して、ユースケがオカルト的な、サツキが論理的な、それぞれの推理を展開し、欠点をミナが指摘する。ミナはミステリー好きで、推理小説のルールや約束事を解説する立場も担っています。6×3のロジックに加えてさらに全体の種明かしのロジックも用意しなくてはいけなかったので、非常に燃費の悪い作品になりました(笑)」だが、本書で忘れてならないのは、子どもたちが謎解きのために行動し、考え、気づきを得て大きく成長していく描写が活き活きとしている点。ジュブナイルとしての完成度も圧巻で、長く読まれてほしい一冊だ。今村昌弘『でぃすぺる』ザ・小学生男子的なユースケ、優等生のサツキ、シングルファーザーに育てられている転校生のミナ。3人の絆や運動会の場面は感動的だ。文藝春秋1980円いまむら・まさひろ作家。1985年、長崎県生まれ。2017年、鮎川哲也賞受賞デビュー作『屍人荘の殺人』が各ミステリーランキングを総なめし、大ブームを巻き起こす。同作は’19年に映画化も。©文藝春秋※『anan』2023年11月8日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年11月07日現在「さいたま国際芸術祭2023」でも展示中の現代美術家・今村源の個展『今村源遅れるものの行方』展が、11月3日(金)〜2024年1月28日(日)、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。1980年代に活動をスタートし、京都を拠点として関西を中心に活動してきた今村にとって、10年ぶり、関東以北では初の美術館での個展となる。ボール紙、発泡スチロール、石膏、針金、ビニールなどの日常にありふれた軽量の素材が、今村の手にかかると浮遊感あふれる彫刻に変わる。その作品の根源には、森の地下に菌糸を張り巡らし、時折地上に姿を表すキノコの世界がある。人間には目に見えないが、確実に世界と共生し、世界を支えている菌類に対する今村の思索は、私(個)を超えて、連綿と続く生命への営みへと広がってきた。同展では、2019年に宮城県石巻市で開催された「リボーン アート・フェスティバル2019」で発表した巨大なキノコの彫刻作品《きせい・キノコ・2019》も、エントランスホールに登場する。ありふれたものに少しの隙間を与える、あるいは天地を入れ替えたり、裏返したりしたインスタレーションは、しばらく見つめていると、使われているものの意味を離れ、例えば水面に映る世界のように、虚実入り混じる詩的で深遠な世界に見えてくる。初日には、関西を拠点に国内外で活躍する動態ダンスの角正之と即興ユニット[.es ドットエス]のsaraが、今村の作品を舞台としてダンス&パフォーマンスを展開。その後、今村自身のアーティストトークが行われる。会期中には、茨城県内のキノコや植物、発酵食品の専門家を訪ねる「今村源とたずねる見えない世界のフィールドワーク」、身の回りの素材と針金でキノコをつくるワークショップもあるのでぜひチェックを。キノコとアートと哲学の意外な関連性を深掘りしてみよう。<開催情報>『今村源遅れるものの行方』展会期:2023年11月3日(金・祝)~2024年 1月28日(日)会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー、エントランスホール時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(1月8日は開館)、12月9日(土)、10日(日)、12月27日(水)~1月3日(水)、1月9日(火)料金:一般900円公式サイト:
2023年10月23日《神田正輝毎週見る度に老け込んでいってる気がする》《神田正輝今こんな痩せ細ってん》8月19日、旅行情報バラエティ番組『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が放送されると、MCを務める神田正輝(72)の体調を心配する声がSNS上にあがった。「愛娘の沙也加さん(享年35)が亡くなったショックは計り知れず、1年半前と比べて現在の神田さんは頰がこけ、手足もやせ細っています。『旅サラダ』では元気そうに振る舞っていますが、声は弱々しく、共演者に聞き返される場面も見受けられます」(芸能関係者)神田は自身の体調が心配されていると理解しているようだ。7月下旬に本誌は、大阪で『旅サラダ』に生出演するために、羽田空港の搭乗口に向かう神田を目撃。体調の異変を察知させないためか、気温が35度を超えるなか、黒い帽子に白色のジャケットを着ていた。“激やせ”している神田。少しずつ終活を始めているようだ。「’18年のドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演して以降、神田さんは俳優の仕事をしていません。関係者に“セリフが覚えられない”とぼやいていて、オファーを断っているそうです。また趣味の車も、ほとんど乗っていないといいます」(前出・芸能関係者)俳優引退状態のなか、’22年3月には『旅サラダ』の展示会のオープニングイベントで、注目発言を。「僕は子どものときに旅番組が大好きだった。俳優とかのお仕事始めたら、旅の番組でおしまいがいいなと思っていたんです」『旅サラダ』を最後の仕事だと語る神田。さらなる思い入れがーー。「沙也加さんとの思い出の番組でもあります。神田さんは松田聖子さん(61)と離婚した直後の’97年4月に『旅サラダ』の総合司会に就任しました。沙也加さんと離れ離れになってしまうなか、週に1回『旅サラダ』に生出演することで、“元気に頑張っている姿をテレビの画面越しに見てもらえれば”と考えていたそうです」(映像制作関係者)’23年で30周年を迎えた『旅サラダ』。26年間司会を務める神田の今後はーー。「天国にいる沙也加さんのためにも、12月の三回忌までは司会を何としてでも続けたいと考えているそうです。ただ来年以降は、自らの体調と相談しながら出演を継続すべきか考える予定だそうです」(前出・芸能関係者)前出のイベントで、「僕がいつまで続くか。死ぬまでというわけにはいかないので頑張りますけども、ひとえにみなさんが楽しんでくださるのがうれしい」と語っていた神田。視聴者と愛娘のため年内は“旅”を続ける。
2023年08月25日《テレビで神田正輝久しぶりに見たけど、めっちゃ痩せてて老いてて、なんか泣きそうになった》《旅サラダ見てるけど、神田正輝さんの痩せ方が気になるね。顔もやつれてるけど、体も薄くなってる・・・。心配だなぁ》《旅サラダの神田さんが見るたび痩せこけてく心配》神田正輝(72)の体調を不安視する声が相次いでいる。生放送の旅行情報番組『旅サラダ』(テレビ朝日系)で司会を務める神田だが、ここのところ白髪が急激に増えたり、頬がこけるなど全体的にやつれ気味なのだ。7月8日の放送でもその様子は変わらず、冒頭のように、またも視聴者からは神田の体調を気遣う声が。また激痩せぶりの背景として、《沙也加さんがお亡くなりになって辛い日々を過ごしていらっしゃるんでしょうね》《沙也加ちゃん亡くなってから神田正輝痩せすぎじゃない?》と、’21年に愛娘・沙也加さんが亡くなったことの影響を指摘する声も以前から少なくない。そのような指摘が上がるのも当然だろう。神田は沙也加さんに全身全霊で愛情を注いできた。’85年4月に婚約を発表した神田と松田聖子(61)。スター同士の結婚とあり、翌年10月に沙也加さんが誕生すると病院で出産会見を開催したほどの注目ぶり。会見で、神田が愛おしそうに沙也加さんの頭をなでたり、頬をちょんちょんつついたりする姿からは、わが子の誕生の喜びを噛みしめていることが伝わってきた。‘87年の年始には沙也加さんを聖子の母に預け、ハワイへ夫婦で旅行に行った神田と聖子。記者から「沙也加ちゃんのことが気になりますね、お2人とも」と聞かれると、「帰っちゃうよ、そういうと」と家にいる沙也加が気になる様子。また、聖子が母になったことについて記者から「正輝さんの聖子さんじゃなくて、赤ちゃんの聖子さんになりますね」とコメントされると、神田は「沙也加の正輝です」と笑顔を見せていた。聖子もまた、「もう抱っこしちゃったらさやちゃん、さやちゃん~~って大変なんですよぉ」と神田の沙也加さんの溺愛ぶりを嬉しそうに語っていた。その後も懸命に子育てをしてきた二人。‘90年10月に行われた沙也加さんが通う幼稚園の運動会にも、二人は大きなお弁当を手に一般の父兄と同じように参加。父親だけで行われる綱引きに参加した神田へ向け、聖子と沙也加さんが「パパー!」と声援を送る一幕も。’16年に中山秀征(55)と本誌で対談した際、神田は「なかなか一緒にいられないから、できるだけね」と沙也加さんが小さい頃は、仕事が忙しいながらもできるだけ一緒にいる時間をつくろうとしていたことを明かしている。「沙也加がうちで誕生日パーティをやっているときに、撮影を中抜けさせていただいて時代劇の格好のまま、プレゼントを渡しに行ったこともあったな」と仕事の合間を縫って会いに行くこともあったようだ。聖子と神田は’97年に離婚するが、その後も沙也加さんへの愛情が変わることはなかった。沙也加さんは’01年から「SAYAKA」名義で芸能活動を開始したが、歌手、女優としての成長も神田は見守りつづけていたのだ。’16年に飲み会の席でとある記者が神田に「沙也加さんは一流のミュージカルスターですよ!」と話しかけた際には、神田は「そうだよな。ありがとう!」と記者の手を握って男泣きしたという。沙也加さんにとっても、神田はたった一人の父親だった。‘17年4月に沙也加さんが俳優の村田充と結婚を発表した時には、沙也加さんはInstagramに神田と村田との3ショット写真を掲載。神田はハワイで行われた挙式にも参列し、沙也加さんとバージンロードを歩いたことが報じられた。’19年12月に沙也加さんが離婚を発表したときも、神田は沙也加さんの心中を気遣う様子。本誌が取材を申しこむと「ごめんね。でもみんなと相談してこの件に関しては何も言わない。そう僕らは決めたんで。申し訳ない。何もお話しすることはできないんですよ」と沈黙を守っていたのだ。35年にわたって大切にしてきたわが子を失った心痛は、他人が推し量れるものではないだろう。多くの人が、ひたむきに務めを果たす神田の姿を見守っている。
2023年07月09日旅行情報バラエティ『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で総合司会を務める俳優・神田正輝(72)。生放送で見せた姿に、またも波紋が広がっている。以前からたびたびその変貌を指摘されていた神田。4月29日と5月6日の放送回では、その激やせぶりがSNS上で大きな話題になっていた。そこから2カ月、7月1日の放送で須賀健太をゲストに迎えた神田は、さらに頬がこけた様子。また、白髪がかなり増え、髪の毛も全体的にボリュームダウンした印象だ。従来のイメージからは程遠い姿に、視聴者からは動揺の声が相次いだ。《『旅サラダ』の神田正輝は、関口宏よりも老けてるように見える。今週は特に白髪具合が急激に進行した感じ。》《神田正輝に違和感感じたのは俺だけじゃなかったんだ1年でここまで老け込むとわ…》《神田正輝 たしかに今朝見たらだいぶ頬こけて老けたなあ…って思ったんだよな 体調大丈夫かな……》さらに、番組を見ているファンからは、“毎週痩せていく”との指摘も上がっている。《毎週、旅サラダ観てるから分かるけど、神田正輝さんは最近ヤバくなった。》《神田正輝さん見る度に痩せてらっしゃる気がして心配あれだけの事があればタイムラグがあって身体に現れても不思議じゃないよね》《毎週土曜、ちらっと見る神田正輝さん、以前と変わらず明るそうにされてますがお嬢さんを亡くされてから私には空元気にしか見えず、最近毎週痩せ方が…心配です》‘20年12月には、元妻の松田聖子との一人娘である神田沙也加さん(享年35)が突如この世を去るという悲劇に見舞われている神田。これまで『旅サラダ』を一度も休まずに出演してきたが、その心労は計り知れない。体に不調が出てもおかしくない年齢でもあり、まず体調を気遣ってほしいものだ。
2023年07月03日《神田正輝が、激痩せと老け込んでいて心配になる》《え、やばい、神田正輝激ヤセ》《神田正輝、おじいさんみたいになってる…。すっごい激痩せしてて心配》毎週土曜の朝に放送される旅行情報バラエティ『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。総合司会を務める俳優・神田正輝(72)のそこで見せた“異変”がネットで波紋を呼んでいる。神田は’76年のデビューから’21年の石原プロ解散まで同プロダクションに所属し、『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)などの人気ドラマで大活躍。また芸能界屈指のスポーツマンとして知られており、スキー、テニス、ゴルフなど幅広い趣味を持つ。そんな神田だが、『旅サラダ』の4月29日と5月6日の放送回では“異変”をみせていた。頬が痩せこけ、全体的に身体もほっそりしたような印象だったのだ。’21年12月18日に松田聖子(61)との間に生まれた愛娘の神田沙也加さんが35歳という若さでこの世を去るという、あまりにも悲痛な出来事が。そのため《そりゃ沙也加ちゃんがあんな形で亡くなったんだもん。娘を亡くしたお父さんの悲しみの深さは計り知れない…》《沙也加さんの心痛とか色々あったからかな 心配》と気遣う声もネットで上がっている。指摘される激痩せぶりの理由は明らかにされていないが、神田は沙也加さんが亡くなってから1年半もの間、気丈に振る舞ってきた。沙也加さんの訃報から1週間後となる12月25日、神田はいつも通り『旅サラダ』に出演し、「いつも僕はみんなを守る立場。今日は守られているような雰囲気あるな。ありがとうございます。僕は元気ですよ」とコメント。また試食コーナーでは「久々にちゃんとしたご飯食べたんだけど。『旅サラダ』に来て良かった。ご飯食べられた」と話していた。「神田さんは、沙也加さんの死後も『旅サラダ』を一度も休んでいません。番組は生放送だけに撮り直しもできませんから、沙也加さんが亡くなって初めての12月25日放送回に欠席するという選択肢もあったそうですが、神田さんは出席を決意。『あまり心配をかけたくない』という、スタッフや共演者に対する神田さんなりの気遣いだったのでしょうね。また沙也加さんが亡くなってから3ヵ月後、大阪で『旅サラダ』の番組イベントが行われましたが、こちらにも神田さんは出席。俳優業も当初から“休まない”という方針でした」(テレビ局関係者)神田は芸能活動と並行して、沙也加さんのお墓のことも“どの方法が一番いいのか”を親身になって考えていたという。「神田さんのお母さんのお墓は東京・新宿にありますが、こちらに沙也加さんを埋葬すると、聖子さんがお参りのときに遠慮してしまうのでは、と神田さんは考えたそうです。いっぽう聖子さんも現在の夫・Aさん一族のお墓では神田さんが訪ねづらいのでは、と思案していたといいます。結果的に聖子さんが生まれた久留米にほど近い福岡県柳川市に、聖子さんのご実家の菩提寺があるため、そこにお墓を建立する計画を立てていたと聞いています。そうして、神田さんにとっても聖子さんにとっても気兼ねなく“家族”で沙也加さんを弔えるようにしたといいます」(芸能関係者)なにはともあれ、激痩せが体調不良でないことを祈るばかりだ。
2023年05月12日川口春奈と目黒蓮が共演する「silent」の第8話が12月1日放送。夏帆演じる奈々と風間俊介演じる正輝、2人の過去に「そっちのお話もっと見たい」「スピンオフはよ!」などの声が殺到。奈々の“指チョン”にも「まじ可愛すぎる」といった反応が集まっている。いきなり別れを告げられた高校時代の恋人と、8年ぶりに再会を果たすと彼は“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなっていた…というストーリーの本作。キャストは渋谷のレコード店で働く青羽紬に川口さん。18歳から徐々に耳が聴こえなくなっていった佐倉想に目黒さん。想のことを思い続けてきた桃野奈々に夏帆。紬と想を繋げた存在で、紬と付き合っていたが別れた戸川湊斗に鈴鹿央士。前回、奈々と知人であることが判った春尾正輝に風間俊介。想の妹・萌に桜田ひより。紬を案じる弟の光に板垣李光人。想を心配する母の佐倉律子に篠原涼子といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。奈々は正輝の手話教室を訪ねる。驚く正輝に奈々は「友達の友達がここで手話習ってるの」と言い、「その2人を見てたら春尾くんのこと思い出して」と伝える。一方、紬は想といるときにバイト先の後輩と出くわす。後輩に想を紹介する紬だが、その際のやり取りを見ていた想は「一緒にいるの恥ずかしいよね?」と切り出し、自分といることで紬に迷惑をかけてないか、手話で話すことが疲れないかと問う。手話教室で紬は、正輝に想とのやり取りを話す。それを聞いた正樹は大学時代を思い出す…。正輝は大学時代にろう者のためのボランティアをしており、そこで奈々と出会っていた。当時の正輝は就活のための点数稼ぎとしてボランティアをしていた。しかし奈々と出会い、その笑顔に惹かれる。あるとき、正輝がノートPCに授業内容を入力していると、奈々が「授業サボりたいです」と入力してくる。「いつも横に人がいるから、みんなみたいにゲームしたり寝たりできない」と語る奈々と正輝は画面に文字を入力して会話していく…。ノートPCを使わせてもらおうと、正輝の指を軽くつつく奈々。その“指チョン”に「大学時代の奈々ちゃんまじ可愛すぎる。指でチョンってするところかわいい」「可愛すぎる天真爛漫だなあ奈々ちゃん」「奈々ちゃんなんてあざといんや」などの声が殺到。奈々から手話を教えてもらった正輝はそれがきっかけで手話通訳士を目指そうと考え始める。さらに大学に手話サークルも作ろうとするが、自分が遊び道具にされているように感じた奈々と正輝はケンカ別れをしてしまう…。2人の過去が明かされた今回のエピソードに「春尾先生と奈々ちゃん甘酢っぺぇよ」「風間くんと奈々ちゃんのお話の方で泣いてるそっちのお話もっと見たい」「奈々ちゃんと春尾先生のスピンオフはよ!」といった感想も多数SNSに投稿されている。【第9話あらすじ】実家に帰ってきた想だが、CDが散らかった部屋で「さっきからずっとしゃべってるつもりなんだけど…」と号泣。想の姉・華(石川恋)は、「お母さんの子どもが耳聞こえないってことはさ、私の子どももあり得るってことだよね」と律子に告げる…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月02日12月18日に急逝した神田沙也加さん(享年35)。2日後の20日、父・神田正輝(70)は亡き娘と対面するためだろうか北海道へ赴いた。各メディアによると、サングラスをかけ黒いコートに身を包んだ神田は、空港で見守る報道陣に「ありがとうございます」と一礼。その後、タクシーに乗り込み去っていったという。沙也加さんは亡くなった当日、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』に出演するため札幌市内に滞在していた。沙也加さんは同日の昼公演に出演予定だったが、昼頃にホテルの14階にある屋外スペースで倒れた状態で発見され、搬送先で死亡が確認された。「一部報道では沙也加さんが18日の午前中に、今月21日に誕生日を迎える正輝さんに前祝いの電話をしていたと報じられました。正輝さんが沙也加さんと一緒に暮らしたのは、松田聖子さん(59)と離婚した’97年までだったといいます。ですがその後も沙也加さんと親しくしていただけに、心中を察するに余りあります……」(スポーツ紙記者)正輝にとって、沙也加さんはたった1人の愛娘。その子煩悩ぶりを、’16年に中山秀征(54)との本誌対談で語っていた。沙也加さんが幼い頃、仕事が忙しくなかなか一緒に過ごせなかったという正輝。けれど、「沙也加がうちで誕生日パーティをやっているときに、撮影を中抜けさせていただいて時代劇の格好のまま、プレゼントを渡しに行ったこともあったな」と“サプライズ”を回想していた。沙也加さんが演劇の道を歩み始めてからは「たまに舞台を見に行ったりする」と明かしていた正輝は、同じ役者として助言したこともあったという。「最初のころは、歌は聞こえるんだけど、セリフが聞こえないわけ。これを人に言われたら傷つくだろうな、でも親から言われたらもっとイヤだろうなって思いながら、仕事が好きかどうか聞いたら『好きだ』って言うから『じゃあセリフが聞こえるようにもっと勉強しろ』と。そこから1年くらい連絡がなかった(笑)」■沙也加さんとバージンロードを歩いたことも……そんな正輝は、沙也加さんが大人になってからも“人生の節目”に寄り添ってきたのだ。「沙也加さんは’17年4月に、俳優の村田充さん(44)との結婚をインスタグラムで発表しました。沙也加さんが投稿した夫と父との“仲良し3ショット”は、反響を呼びました。ハワイで行われた挙式にも正輝さんは参列し、沙也加さんとバージンロードを歩いたといいます」(プロダクション関係者)しかし、沙也加さんは’19年12月に離婚を発表。正輝は娘の気持ちを慮るように、本誌の取材に丁重にこう語ったのだった。「ごめんね。でもみんなと相談してこの件に関しては何も言わない。そう僕らは決めたんで。申し訳ない。何もお話しすることはできないんですよ」誕生日を目前に、まさかの娘の急逝ーー。山下真司(70)や石原良純(59)、黒沢年雄(77)など、正輝をよく知る俳優仲間からは親心を慮る声が広がっている。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2021年12月20日芥川賞作家・今村夏子の小説『星の子』が、主演・芦田愛菜×大森立嗣監督で実写化。映画『星の子』として、2020年10月9日(金)に全国公開される。家族の“信仰”に向き合う、中学生の成長を描いたストーリー原作者の今村夏子は、『むらさきのスカートの女』で、令和初となる第161回芥川賞を受賞した女性作家。今回実写化される『星の子』は、第157回芥川賞候補、第39回野間文芸人賞受賞作であり、本屋大賞にもランクインした人気作品だ。主人公となるのは、中学校3年生になるちひろ。お父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられてきたが、そんな両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を頑なに信じている。やがてその宗教が原因で少しずつ壊れていく家族。思春期まっさかりのちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑いはじめるー。芦田愛菜が主人公・ちひろに主人公ちひろに抜擢されたのは、幼少期から子役として活躍し、近年では『海獣の子供』で主演声優を務めた芦田愛菜。主演映画に出演するのは、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』以来、5年ぶりの出来事となる。本作では、奇遇にもちひろと同学年の中学校3年生を迎えた芦田。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで多難な⻘春に翻弄される、ちひろの複雑な感情をその演技力で表現した。芦田愛菜は「ちひろ」の役作りのために髪を30㎝以上カットし、映画『星の子』に挑む。芦田はこの役作りについて「原作を読ませて頂き、イメージしていたちひろを自分が演じる事を想像したとき、ちひろは前の自分のような髪の⾧さではないなと感じ、髪を切りたいと思いました。 」とコメント。この髪の長さは、映画『パシフィック・リム』に出演したときと同じくらいの長さだという。芦田愛菜にインタビュー - 「信じる」って何だろう『星の子』で「信じる」ことに対して揺れ動いていく主人公・ちひろを演じた芦田愛菜。思春期の真っただ中にある、中学3年生の繊細な心情を演じている。芦田愛菜は「信じる」ことに対してどう向き合ったのか、また、等身大のキャラクターともいえる“ちひろ”をどう演じたのかに迫る。『星の子』を実際に演じてみて今思うことは何ですか。私はこの作品を通じて、「“信じる”ってなんだろう?」ということについて深く考えました。「自分にとって信じるって何だろう」「自分にとって信じたいと思えるような人って誰だろう」「この人にはわかってほしいと思ってもらいたい、思いたい、大切な人って誰なんだろう」とか、「信じる」ことについて、改めて考えるきっかけになりました。『星の子』を観てくださる皆さんにとっても、この映画がそういう風に考えるきっかけになったら嬉しいなと思います。「信じる」がキーワードになっているのですね。はい。誰かを、何かを信じようとする時の難しさを感じました。自分の思いに反してでも信じてみようとすることもあれば、今まで信じていたものが、周りの人の“信じるもの”に左右されて見え方がガラッと変わることもある。たとえそれが自分の大切な人でも、迷わず信じ続けることはとても難しいな、と思いました。宗教を“信仰する”両親と両親を“信じたい”ちひろ『星の子』では、特殊な両親と中学生の女の子・ちひろの物語が描かれます。ちひろの両親は、ちひろが生まれた時の病気を治したい一心で宗教を信じ始め、どんどんのめり込んでいきます。両親はお揃いの緑のジャージを着ていたり、頭に水を掛け合う奇妙な儀式をしていたりと、見た目は変わっているのですが、ちひろは両親からすごく大切に育てられてきて、ちひろ自身もその両親の愛情を信じています。ちひろは愛情をかけて育ててくれた両親のことが大好きだけれども、とりまく環境や周りの人が“両親の信仰“に向けた想いを受けて心が揺れ動いていきます。両親の信仰に対して不信感を持つ人達がいる一方で、両親を“信じたい”ちひろは少しずつ違和感を抱いていきます。ちひろはどんな女の子だと思いますか?ちひろはクラスのリーダー的存在でもなく、かといって目立たない子でもない女の子。自分の気持ちをうまく表現できない部分があるけれど、両親について周りから色々言われたり、自分に不意に降りかかったりしたことについて、ちゃんと受け止めて自分で考えられる。両親のことを信じたいという意志を心の中に持っているんですよね。演じているうちにだんだんと、ちひろの“意志の強さ”に気付きました。“意志の強さ“、とはどんなところに現れていると思いますか?両親から大切に育てられてきたからこそ、今まで人の悪意を知らずに生きてきたのかなあ、と思ったんですよ。自分の目に見えるもの全てが信じていいことなのかな、と漠然と思っているような感じで。でも、両親の信仰について学校の先生や親戚のおじさんから“あやしい”とか“狂ってる”とか色々言われることで、気付きたくなかったことに気付き始めてしまう。ちひろはそれに対して反発するのではなくて、どうしたらいいか分からないなりに考えたり受け止めたりした上で、自分は“こうしたい”と決意していくことができるんです。周囲の反応によって気持ちは動くけれども、ちひろ自身の意見は持っている、と。そうですね。両親に対する周りの反応を受け止めていくうちに、両親の見た目や行動といった、外から見えることよりも“中身”の部分をあらためて信じたいと思えるようになったのだと思います。ちひろは両親の愛情を知っているからこそ心では両親と繋がっていて、一瞬突っぱねたくなったりもするけれど、それでもやっぱり大切に思っている。そのことに、徐々に気づいていったのではないかと思うんです。芦田さんご自身がちひろに共感する部分はありますか?落ち込んでいるちひろが泣きながら学校の友達に話を聞いてもらうシーンがあるのですが、親に相談できなくてずっと1人で悩んでいたことを心許せる友達になら話せる、というのが思春期ならではのリアルな一コマだなあ、と思って共感しました。ちひろは友達の前でなら、しがらみが無くありのままでいられるんですよね。友達は自分のことをわかってくれると信じているし、友達にはわかってほしいと思っているから。最後に、一番好きなシーンはどの場面ですか?ちひろが両親と3人で星空を眺めるシーンが1番好きでした。どこか希望を感じられるような場面になっていて、もしかしたらこの先ちひろが親元を離れて家族が離れ離れになっても、心では両親と繋がり合えている、ということを象徴しているような気がしています。父親役の永瀬正敏さんや、母親役の原田知世さんと一緒に演じている時も、お2人の演技から「ちひろって両親からとても大切に思われているんだろうな」というのをしみじみと感じて。「お父さん、お母さんはこの時何を思っているのだろう」と考えると涙が出てくるくらい、印象的なシーンになっています。ちひろの両親に永瀬正敏&原⽥知世ちひろの父役を永瀬正敏、母役を原田知世が務める。宗教を深く信じるがあまり日に日に貧乏になり、フリーマーケットで買ったお揃いの緑のジャージしか着なくなる両親を、抜群のコンビネーションで演じきる。岡田将生や高良健吾、黒木華ら実力派キャスト陣脇を固める豪華キャスト陣にも注目。ちひろが一目惚れする南先生役は、『さんかく窓の外側は夜』主演の岡田将生。生徒から人気を集める一方で、若さゆえの勢い余って時に善悪が分からなくなり、空気が読めなくなってしまう先⽣を熱演した。ちひろの両親の目を覚ます為に、ある事件を企てる雄三おじさん役には、大友康平が演じている。また、宗教団体の謎めいた幹部コンビである海路さん役、昇子さん役を、高良健吾と黒木華が務めるほか、ちひろの姉・まーちゃん役を蒔田彩珠、美人でかっこいいちひろの親友を『まく子』ヒロインの新音が演じる。監督に大森立嗣また監督・脚本は、『日日是好日』の大森立嗣が担当。本作の制作について、「『星の子』という小説を読んで思ったのは、 自分のことを置いといてでも人を思う気持ちです。敏感で多感な14歳の少女は風に揺れながら、飛んでいってしまいそうな小さな体で立っています。それでも自分のことのように人を思うのです。これなんだろう? と思ったら、優しさでした。この映画が清涼な一陣の風のように、 皆様を優しさで包み込むようになればと思っています。」とコメントを残している。あらすじ⼤好きなお⽗さんとお⺟さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、⼀目惚れしてしまった新任のイケメン先⽣に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を⾒られてしまう。そして、彼⼥の⼼を⼤きく揺さぶる事件が起きるー。詳細映画『星の子』公開時期:2020年10月9日(金)出演:芦田愛菜、岡田将生、大友康平、高良健吾、黒木華、蒔田彩珠、新音、永瀬正敏、原田知世監督・脚本:大森立嗣原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)配給:東京テアトル、ヨアケ
2019年12月05日スポーツチャンネル・DAZN(ダゾーン)のオリジナルドキュメンタリーシリーズ『GIANTS 復活への道』の先行試写会が18日、都内で開催され、読売巨人軍・今村司社長、DAZN・平田正俊氏、ジャイアンツのマスコットキャラクター・ジャビットが出席した。日本シリーズ終了後に配信が開始される同シリーズ。一球団をシーズン通して密着する長編ドキュメンタリーはDAZN初の試みで、試合前のロッカーや監督室など、通常カメラが入ることの許されない場所を映した貴重映像の数々が、7つのエピソードに分けて配信される。上映前に登場したDAZNの平田氏は今春に読売グループと包括提携を結んだことに触れ、「日本テレビ放送網様、読売新聞様、読売巨人軍様のご協力を得て、この契約が結びついたと思っております」と感謝した上で「この場をお借りして、みなさんにお伝えしたいことがあります」と切り出し、以下のコメントを寄せた。「私たちがドキュメンタリーを作るにあたって、選手や施設など交渉が難航していたところ、読売新聞のスポーツ事業部に故・白石(一之)様という方がいらっしゃいまして、弊社を担当して頂いておりました。この8月に若くして亡くなられてしまったのですが、彼の助けがなければ今回のドキュメンタリーシリーズを作ることができませんでした。この場をお借りして謹んでご冥福をお祈り致します」その後、マイクを受け取った今村社長も「白石くんの名前が出てきてグッときてしまいました……」と感慨深げに「本当に良い人で、良い後輩で、すばらしい男でした」と在りし日の姿を偲び、「彼にもこの作品が届くよう願っております」と追悼した。白石さんの尽力によって完成した同シリーズ。今村社長は、「非常に出来が良く、選手の息遣い、恍惚感、プライド、失意、焦り……あらゆるものが現れています。本当に生々しい、巨人選手のドキュメンタリーになっています」と絶賛し、「彼らのすばらしいプレーとメンタリティが少しでも日本中に広がって『スポーツはすごい』『ジャイアンツすごい』ということが伝わったら本望でございます」と作品に込めた思いを伝えていた。
2019年10月20日再々演となる、THE CONVOY SHOW vol.37『星屑バンプ』。歌、ダンス、タップのパフォーマンスと心躍る物語が人気の本作に出演する、今村ねずみ、瀬下尚人、トクナガクニハル 、本田礼生、伊藤壮太郎、加藤良輔、バーンズ勇気の7名が登場。作品愛と互いへのリスペクトにあふれた彼らの声をここにお届け!【チケット情報はこちら】「今回、再々演できることがすごく嬉しい。毎回、キャストが異なるのでそれぞれにちがう作品になっているし、全員が対等な関係でいられて、好きだ!という熱を出せることがとても楽しい」(瀬下)「常に新作のつもりで演っているので、僕は『星屑NEWバンプ』って呼んでます(笑)。今回はトクちゃん(トクナガクニハル)と勇気(バーンズ勇気)が入ってくれて、より新たな作品になります」(今村)「またできるんだとガッツポーズしました!」(本田)「演者としても好きな作品なので、またお届けできるのが嬉しい」(伊藤)「前回は初参加で毎日、必死過ぎました。だから、もう一回、挑戦できることが驚きで楽しみでもあります」(加藤)前作からの出演者が喜びを語る一方で、初参加の出演者も意気込みを明かす。「1度はこの道を離れたこととか台本を読んで自分と重なる部分がいっぱいありました。ジャズダンス、タップダンスは初の挑戦なのでわくわくしています」(バーンズ)「54歳新人のトクナガです(一同笑い)。この作品は誰もが共感できて、大げさでなく人生のバイブルのような物語なので、出演してよかったと実感したいです」(トクナガ)年齢もキャリアもばらばら。そこで、後輩から見た先輩たちの印象をたずねると、すかさず今村たちが「ちょうだい、ちょうだい!」「いいこと言ってね!」と反応、笑いが起こる。実にすてきなカンパニーだ。「皆さんは僕にとってのヒーローで理想です。カッコイイ姿もボロボロの姿も全部、すごく憧れます」(本田)「ファミリーのような感覚。厳しいことも言われますがとてもリラックスできる。そんな環境の中で、毎日必死について行っています」(バーンズ)「毎日、遊びを習っている感じがしています。本気で遊んでいることでなにかが生まれている、その姿を見せてもらっているのがすごい!」(伊藤)「常に全力で楽しむ姿がとにかくすてきで、おもしろくて……うーん、言葉が追いつかない……だから、1度、稽古場に来てほしいです!」(加藤)最後にひと言をいただいた。「たくさんの星があるなかで、同じ星を目指そうとする者たちが出会っちゃったのがこの舞台です。一緒にその星を見つめてください」(今村)THE CONVOY SHOW vol.37『星屑バンプ』の東京公演は銀座・博品館劇場にて6月5日(水)から12日(水)まで、名古屋公演はテレピアホールにて6月15日(土)から20日(木)まで上演。
2019年06月05日人生を変える今村式コアウォーキング8月29日、正しい歩き方で歩くことでやせたり姿勢が良くなったりするというトレーニング方法を公開した書籍『人生変わった!体幹コアウォーキング』が発売された。著者はBest Proportion Office代表で、JPTA(日本プロポーショントレーニング協会)代表、ウォーキング指導を行っている今村大祐氏である。正しくない歩き方で体型が崩れ腰痛などの原因に日本一厳しいモデルレッスンが行われる独自の今村式メソッドでは、その指導から5年間でミスユニバースやミスアースなど、8名のミスコンテスト日本代表が誕生している。その実績から今村氏のウォーキングスタジオには予約が殺到しているという。今村氏によれば、体を正しく使えていない歩き方をすることで、体型が崩れて美しさが損なわれるだけでなく、肩こりや腰痛の原因にもなるという。また、本来、使うべき筋肉を使う正しい歩き方のためには、へその下の「丹田」を意識することが大切だとしている。発売された『人生変わった!体幹コアウォーキング』は、今村氏にとって2年ぶり6冊目の書籍で、「体幹コアウォーキング」とは何か、コアウォーキングにプラスするエクササイズ、さらなる強化法と、実践した人の体験エピソード、「実践のためのQ&A」などが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※人生変わった!体幹コアウォーキング
2018年09月04日4月26日、俳優の村田充(39)との結婚を発表した、神田沙也加(30)。 沙也加は自身のインスタグラムに、父親の神田正輝(66)と村田との“3ショット”を投稿。神田も「早く孫の顔が見たい」と報道陣に語るなど、2人の結婚を祝福している。 いっぽう、母親の松田聖子(55)は娘の結婚について、5月8日時点では一言もコメントを出していない。 深まっていく“母娘確執”の疑惑。その真相を聞こうと、本誌は聖子の自宅を訪ねた。 5月初旬の早朝、都内自宅から出てきた、慶応病院に勤める聖子の夫・K氏に声をかけた。 ――聖子さんと沙也加さんの確執が噂されていますが? この質問にサッと顔色が曇り、しどろもどろで、「えっ、誰?何先生?何先生に御用なの?」と意味不明な言葉を発し、車で走り去ってしまった。 翌日、今度は沙也加の実父、神田正輝を直撃した。 ――聖子さんには結婚報告がないというのは本当? 「そんなことはないんじゃない?ただ、僕はもう夫婦じゃないので、連絡も取っていませんし、わかりませんね」 現夫のK氏と同じく、戸惑いをみせていた。 当事者の彼らは、おそらく何かしらの事情は知っているのだろう。しかし、2人とも母娘関係という繊細な問題に言及することはなかった。 そんな複雑な “母娘関係”を心理学者の晴香葉子さんはこう分析する。 「確執の原因は、沙也加さんには『お母さんのせいよ!』という意識が人一倍強く、何でも聖子さんに責任転嫁してきたことにあります。いっぽう聖子さんも、沙也加さんがいちばん甘えたい時期に一緒にいてあげることができませんでした。でも、聖子さんが沙也加さんの恋愛や結婚にだけ厳しくされるのは、『自分と同じような苦労をしてほしくない』という親心からでしょう。沙也加さんに子供ができれば、初めて聖子さんの気持ちが理解できると思いますよ」 母娘の“雪解け”はいつ訪れるのだろうか――。
2017年05月10日松田聖子(55)と神田正輝(66)の娘で女優の神田沙也加(30)が26日、自身のインスタグラムで俳優の村田充(39)と結婚することを発表した。 インスタには父・神田と村田との3ショット写真を掲載し、幸せそうな笑顔。「仕事の面もより一層充実させていけるよう精進してまいります。温かく見守っていただけたら幸いです」とつづっている。 父・神田は所属事務所を通じ「ありがとうございます。うれしく思っています。お騒がせしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。娘の結婚を祝福した。 「母・聖子とはよく会っているという沙也加。神田とはあまり会っているという話も聞こえて来なかったが、昨年秋から村田と交際をスタートさせ早い段階で父に紹介していたようだ」(スポーツ紙記者) 聖子と神田はまだ沙也加が11歳だった97年に離婚。沙也加は02年5月に華々しく歌手デビューするも、しばらくは鳴かず飛ばずだった。 しかしミュージカルや舞台で着々と演技力と歌唱力を磨き、14年に日本で公開されたディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」では王女・アナ役の日本語吹替えを好演。大ヒットに貢献し、各方面から最大限の評価を受け一躍脚光を浴びた。 「昨年のある飲み会の席で顔なじみの記者がおそるおそる神田に沙也加の話題を切り出した。その記者は『沙也加さんは一流のミュージカルスターですよ!』と絶賛。酔いも手伝ってか、神田は『そうだよな。ありがとう!』と記者の手を握って男泣きしたという。心から娘の成長がうれしかったのだろう」(芸能デスク) 娘の結婚発表にも男泣きしたのかが気になるところだ。
2017年04月27日