“ギター界のレジェンド”荘村清志によるスペシャルコンサートが開催される。9歳からギターを始めた荘村は、1963年に巨匠イエペスに認められ、翌年スペインで師事。1969年の日本デビューに於いては、「テクニック、音楽性共に第一人者」との高い評価を得るほか、71年には北米に於いて28にも及ぶ公演を行い、国際的な評価を不動のものとしてきた、まさに日本が誇るギター界のレジェンドだ。その荘村清志による今回のスペシャル・コンサートは豪華絢爛。ギターの魅力がぎっしり詰まった玉手箱を開けるような楽しさだ。プログラム前半には、荘村の原点でもあるスペインゆかりの作品、ビゼーの『アルルの女』第二組曲を筆頭に、クラシック史上最も名高いギター作品のひとつであるロドリーゴの『アランフェス協奏曲』が並べられ、スペイン仕込みの歌心が楽しめる。休憩を挟んだ後半には、荘村の盟友でもあるヴァイオリンの名手、前橋汀子をゲストに迎え、エルガーの『愛の挨拶』、イベールの『間奏曲』にクライスラーの『美しきロスマリン』が予定され、息のあった共演に期待が募る。そしてコンサートの大団円は、近年荘村が特に力を注いでいる「映画音楽」が待っているのだからたまらない。『第三の男』に『シェルブールの雨傘』などなど、映画ファンとして知られる荘村による選曲は、さながら往年の映画を音楽でたどる“素敵な絵巻物”のような趣だ。しかも今回のコンサートのために用意された新アレンジが披露されるとなればこれは気になる。共演が、秋山和慶指揮、東京フィルハーモニー交響楽団というのも贅沢の極み。素敵な祝日の午後となりそうだ。まさにギター音楽の魅力ここにあり!荘村清志スペシャル・コンサート 20237月17日(月・祝) 14:00開演サントリーホール大ホール荘村清志(ギター)前橋汀子(ヴァイオリン)秋山和慶(指揮)東京フィルハーモニー交響楽団ビゼー:《アルルの女》第2組曲1. パストラール2. 間奏曲3. メヌエット4. ファランドールロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲《前橋汀子&荘村清志 スペシャル・デュオ》エルガー:愛の挨拶イベール:間奏曲クライスラー:美しきロスマリン《映画音楽》 大橋晃一編曲第三の男 (A. カラス)鉄道員 (C. ルスティケッリ)ピンクパンサーのテーマ (H. マンシーニ)シェルブールの雨傘 (M. ルグラン)ロッキーのテーマ (B. コンティ)■チケット情報
2023年05月23日2022年8月8日に明らかになった、アニメ『ルパン三世』の次元大介役などで知られる声優の小林清志さんの訃報。ニュースを知った多くのファンから、悲しみの声が広がっています。『ルパン三世』の次元大介役などで知られる声優の小林清志さん89歳逝去1971年のアニメ化から、50周年を迎え制作された『ルパン三世PART6』に銭形警部役として出演していた、声優の山寺宏一さん。同日、同作品のTwitterアカウントを通して、コメントを発表しました。山寺さんは、若手の頃から小林さんに尊敬の念を抱いていたといいます。小林清志さんへ突然の訃報に驚き言葉を失いました。悲しいです。かつて清志さんと同じ事務所に所属していたこともあり、新人の頃からお世話になっていました。唯一無二の存在感に憧れ、ラジオ番組でロングインタビューをお願いした時には、声優の話はもちろん、翻訳の仕事をしていた事や趣味についても、若造の僕に対し優しく丁寧に話して下さいました。10年に渡り「ルパン三世」で共演させて頂いた経験は、僕にとって最高の宝物です。キャスト変更の際、オリジナルキャストである清志さんにとっては様々な思いがあったかと思いますが、温かく受け入れて下さいました。次元と同じくダンディで、仕事に対してストイックで、ご自分の美学を貫き通したお姿は本当にカッコ良かったです。コロナ禍という事もあり「次元お疲れ様会」が出来ず、直接ご挨拶が出来なかった事が残念でなりません。心から「お疲れ様でした。ありがとうございました」と言わせてください。ご冥福をお祈りいたします。山寺宏一@lupin_animeーより引用銭形警部 山寺宏一さん pic.twitter.com/hiYlgt6O41 — アニメ「ルパン三世」公式/最新作【PART6】配信&発売中! (@lupin_anime) August 8, 2022 文章から、山寺さんがいかに小林さんを慕いながら、仕事と向き合っていたかが伝わってきますね。山寺さんのコメントに、「人柄を感じる」「いい先輩と後輩という関係だったのでしょうね…」といった反響が上がっています。山寺さんは、大先輩が残してくれたものを大切にしていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月08日2022年8月8日、アニメ『ルパン三世』の次元大介役などで知られる、声優の小林清志さんが肺炎のため亡くなったと、所属していた東京俳優生活協同組合がウェブサイトを通じて発表しました。享年89歳でした。当組合所属俳優小林清志2022年7月30日(土)午前7時6分、肺炎により永眠いたしました。享年89通夜葬儀に関しましては故人の意向により、近親者のみにて相済ませました。お別れの会につきましては、後日行う予定です。長年にわたり、俳優 小林清志にご声援、ご指導、ご鞭撻を賜りまして誠にありがとうございました。ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご報告申し上げます。東京俳優生活協同組合ーより引用子供の頃、小林さんの声を通じて、次元大介の活躍を楽しんでいた人は多かったことでしょう。それだけに、多くの人が小林さんの訃報に悲しんでいます。・渋い声で好きでした…。小林さんの次元大介は今でも印象的です。・心より、数々の素晴らしい演技に感謝しています。・突然の訃報に、驚きました…。小林さんのご冥福を心よりお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年08月08日二宮和也、有村架純らが出演する新春スペシャルドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」。この度新たに、堤真一、音尾琢真、今野浩喜の出演が明らかになった。本作は、第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たすことになる、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋を描く、実話に基づいた物語。堤さんが演じるのは、日本海軍少佐・速水洋平(二宮さん)の上官、大佐・廣田正。超堅物な速水と違い、お気楽な雰囲気をまとう廣田だが、冷静さと的確な判断力を兼ね備え、部下の扱いに長けている人物。また、速水のお堅い性格をうまく諭しながら、カッペリーニ号改め、帝国海軍伊号第五〇三潜水艦の艦長に速水を抜擢し、帝国海軍のために働かせる。そんな2人の共演は、本作が初めて。堤さんは「プライベートでは会ったことがありましたが、作品での共演は初めましてで、“真面目に役と向き合っているなぁ”と思いました。すごく楽しく撮影もできました」と二宮さんとの初共演をふり返る。今作では、初共演とは思えないほど息ぴったりの2人のコミカルなシーンに注目だ。そして同じく、日本海軍で働く仲間として、速水の部下で、義理人情に厚く、誰よりも速水のことを尊敬している大尉・尾上克郎を音尾さん。速水の同期の少佐で、速水のことを一方的にライバル視する阿部虎太を今野さんが演じることも決定。音尾さんは「事実を題材にした戦争の最中の話ではありますが、どんな時でも希望を持って過ごすことは人間の持っている当然の権利であると感じました。幸せな気持ちになれるストーリーだと思います」と本作について語り、今野さんは「放送日が年始に決まったと聞いて、確かにお正月に合っているドラマだと思いました。家族で見ても、急に気まずくなるようなシーンも無かったはずです。なので、そこにいる全員で見て下さい」とメッセージを寄せた。「潜水艦カッペリーニ号の冒険」は2022年1月3日(月)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月02日2021年9月7日、声優の小林清志さんが、アニメ『ルパン三世』シリーズでおよそ50年間演じてきた、次元大介役の引退を発表しました。同年10月9日から放送が開始された、シリーズ最新作『ルパン三世 PART6』(日本テレビ系)では、第1話のみ小林さんが次元役として出演。第2話で、新キャストである声優の大塚明夫さんに、次元役のバトンを渡します。小林清志最後の『次元』出演回で、粋な演出に涙する人が続出『ルパン三世 PART6』の記念すべき第1話では、『EPISODE 0 ―時代―』というサブタイトルのエピソードを放送。次元の人生や人柄にスポットを当てたエピソードであり、仲間たちとの過去を振り返った次元は、このようにいいました。とうとう俺も潮時かもしれねえな。なんだか相棒との人生を振り返っちまったよ。お前らとの縁は、もうこれっきりだ。ルパン三世 PART6ーより引用また、次元についてルパンが石川五ェ門と話しているシーンでは、このようなセリフも。時代が変わりゃ、自分も変わる。そんな俺を(次元は)黙って受け入れてくれた。だから、俺は俺でいられたのかもしれねえ。黙って受け入れるのが筋ってもんだろ。ルパン三世 PART6ーより引用ルパンは元々、声優の山田康雄さんが演じていましたが、1995年に山田さんが亡くなったことを受け、タレントの栗田貫一さんが正式にルパン役として採用されました。そういった経緯から、ルパンのセリフに多くの視聴者が、粟田さんと、初代からずっと次元を演じていた小林さんの関係を重ねたようです。また、作中では1971年製の『とっておきの酒』が登場。1971年といえば、第1シリーズの『ルパン三世』が放送開始された年です。物語の最後はルパンが「また、うまい酒を飲もうぜ。次元」というセリフで、最高の相棒である次元と小林さんにメッセージを送りました。粋な演出を受け、番組放送後は多くの視聴者から「次元と小林さんに向けたセリフに心打たれた」「涙が出てきた」といった声が相次いでいます。『 #ルパン三世 PART6』初回、ご視聴いただきありがとうございました。歴代の色んな次元大介を集めてみました✨ #TMSアニメ Ch pic.twitter.com/exEDjurAzo — トムス・エンタテインメント【公式】 (@TMSent_jp) October 10, 2021 小林さんの次元役としての最後のセリフは、「少々、火薬が強すぎたか」でした。50年という、長い年月にわたって演じ続けた次元は、小林さんの半身といえるのではないでしょうか。今後も小林さんの演じる次元は作品に残り続けることでしょう。そして、大塚さんによって命を吹き込まれる新しい次元も、たくさんの視聴者に愛されるはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月10日2021年9月7日、アニメ『ルパン三世』シリーズで次元大介役の声優を務める小林清志さんの勇退が発表されました。後任は、大塚明夫さんが務めます。1971年のアニメシリーズ開始から約50年間、次元大介に命を吹き込み続けてきた小林さん。シリーズ開始から現在まで声優を務めた、唯一のオリジナルキャストの1人でした。「ルパン、俺はそろそろずらかるぜ。あばよ」主人公・ルパン三世だけでなく、登場するすべてのキャラクターが魅力的な同シリーズ。小林さんが声優を務めた次元もまた、ダンディーな大人の男性の魅力にあふれたキャラクターとして、幅広い世代から支持を集めています。小林さんは所属事務所やSNSを通じて、勇退に関してコメント。そこには、最後まで次元らしさにあふれた粋なメッセージがつづられていました。ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。我儘を言えば90歳までやっていたかったが残念。何とかかじりついていたかったが無理だった。歳をとればそれなりの深みが出てくるはずだ。ただ映像とのギャップがあるか。話は違うが以前、明夫ちゃんに聞かれたことがある。「なぜ親父は五ェ門を辞めたんでしょう?」と。親氏とは大塚周夫先輩である。答えに窮したことがある。さぞ先輩も無念だったにちがいない。一部の方々から言われる事があるのは、次元は歳をとった聞きづらい。当たり前だわたしゃ齢88歳である。俺なりに努力した結果だ。あとは明夫ちゃんに委ねます。頑張ってちょうだい。ただ、次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。明夫ちゃん、これは難しいぞ。雰囲気はJAZZにも似ているんだ。最後にこれまで応援してくれた人たちにお礼を申し上げる。ありがとうございました。ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。あばよ。lupin_animeーより引用声優交代のお知らせ1971年のアニメシリーズ開始から初代として約50年間、次元大介に命を吹き込み続けてきた #小林清志 さんから、今回ルパンファミリー初参加となる #大塚明夫 さんへとバトンが引き継がれます!お二人からコメントが到着しました #ルパン三世 #ルパン6 #Lupin6 pic.twitter.com/K2o3MNPPj0 — アニメ「ルパン三世」公式★【PART6】10月放送 (@lupin_anime) September 7, 2021 同年10月9日からは、『ルパン三世』のアニメ化50周年を記念して制作されたシリーズ最新作『ルパン三世 PART6』が放送開始予定。小林さんは初回のみ次元を演じ、それ以降の放送回で大塚さんが声優を務めるといいます。降板の発表はさびしくもありますが、次元に息を吹き込み、誰もが憧れる国民的キャラにまで成長させた小林さんへの感謝と尊敬しかありません。小林さん、本当にありがとうございました!![文・構成/grape編集部]
2021年09月07日ジャニーズJr./7 MEN 侍の本高克樹と今野大輝が、『Rock Reading「ロビン」~「ロビン・フッドの愉快な冒険」より~』に出演することが21日、明らかになった。アメリカ人作家のハワード・パイル原作『ロビン・フッドの愉快な冒険』を題材にした同作。10月に上演された『幸福王子』に続く、朗読とロックバンドの生演奏という新しいスタイルを用いた“Rock Reading”第2弾となる。主人公のロビン・フッドを演じるのは、『幸福王子』で主演・王子役を務めた本高。そして、ロビンの片腕リトル・ジョンは『幸福王子』でツバメ役を務めた今野が演じる。このたび、往年のロックミュージシャンを思わせるようなメインビジュアルも公開された。前作でも大好評だったミュージシャンが再集結し、音楽ライブのようなリーディングを展開。上演台本・演出は、前作に続き鈴木勝秀氏が務める。東京公演はヒューリックホール東京で10月21日~31日に、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで11月5日~7日に上演される。
2021年07月21日日本ギター界の大御所、荘村清志が、デビュー50周年を記念して、自らの音楽人生を振り返るエッセイを出版した。そのタイトル「弾いて飲んで酔いしれて」は、親交の深い詩人 谷川俊太郎氏からのプレゼントだという。荘村がギターとともに歩んだ50年は、日本ギター界の歴史と言っても過言ではない。前述の谷川俊太郎を始め、日本を代表する大作曲家 武満徹との交流や、スペイン武者修行と巨匠イエペスとの出会いなどが、貴重な写真とともに綴られる。これはまさに、荘村清志の人生と音楽への想いを凝縮した1冊に違いない。そして今なお現役バリバリのギタリストの言葉だけに説得力がある。なぜ荘村清志のギターの音色が人々の心を癒やすのか。なぜ人は荘村清志のプレイを愛すのか。その答えがこの素敵なエッセイの中に込められている。『荘村清志弾いて飲んで酔いしれてギターとともに50年』吉田純子(編著)/アルテスパブリッシング定価2,000円(税別)発売日:2020年12月14日
2020年12月01日2年前の2018年にスタートした、ギタリスト荘村清志のスペシャル・プロジェクト「デビュー50周年特別公演」がいよいよ大団円を迎える。Vol.4の今回は、大友直人指揮東京都交響楽団との共演によるロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を中心に据えた豪華なプログラムが用意され、50周年記念の最後を飾る素敵なステージに華を添える。その中身はといえば、モーツァルトのオペラ「皇帝ティートの慈悲」序曲を皮切りに、ロドリーゴの代表作「あるき貴紳のための幻想曲」&「アランフェス協奏曲」のほか、cobaの「ギター協奏曲」世界初演まで行われるという、なんとも盛り沢山な内容だ。しかも会場は、日本最高峰のステイタスを誇るサントリーホールとなれば、ギターファンならずとも気になるところ。ピアノと並んで最も身近な楽器ギターの奥深さを、“ギター界のレジェンド”のステージで堪能したい。●公演概要3月29日(日)サントリーホール「荘村清志 スペシャル・プロジェクト vol.4デビュー50周年特別公演」●荘村清志(ギター)荘村清志は実力、人気ともに日本を代表するギター奏者として近年ますます充実した活動を展開している。2017年から20年にかけてギターの様々な可能性を追求する「荘村清志スペシャル・プロジェクト」(全4回)に取り組んでいる。第1回は17年にさだまさしと、第2回は18年6月(いずれも東京オペラシティコンサートホール)にcoba、古澤巌、錦織健と共演し、ジャンルの垣根を越えたコラボレーションが話題となった。本年はデビュー50周年に当たり全国各地でリサイタルを行っている。9歳からギターを始め、父・荘村正人と、後に小原安正に師事する。1963年、来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会で氏に認められ、翌年スペインに渡りイエペスに師事。同時期にスペインに滞在していた岩崎洋に音楽理論も学ぶ。1967年イタリア各地で18回、翌1968年にはミラノなど22都市でリサイタルを開き、各地で好評を博す。帰国後、1969年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得る。1971年にイタリアで開かれた世界青少年協会国際フェスティヴァルに日本代表ギタリストとして参加し、この成功により北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を確実なものにする。1974年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍、日本全国にその名と実力が知られることになった。1977年と1980年に再びスペインに渡り、イエペスのもとでさらに研鑚を積み、ヨーロッパ各地でコンサート活動を行なう。以後、リサイタルや、日本の主要オーケストラとの共演で活躍を続けている。99年マルク・グローウェルス(フルート)、2001年グローウェルスと、インマ・ゴンザレス(カスタネット)との共演、2004年女優の岸田今日子とのコラボレーションによる《ギターと朗読の庭》のツアーを行い、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした内容が好評を博す。05年にはCD《郷愁のショーロ》をリリース、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含む意欲的なアルバムで、東京や大阪で記念コンサートを開催するなどギターの魅力をさまざまな形で伝えている。07年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」に講師として登場し、改めて日本ギター界の第一人者としての存在を強く印象づけた。08年ミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加。同年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。《アランフェス協奏曲》を録音09年にCDをリリース、また同団との日本ツアーを行い好評を博した。14年デビュー45周年を記念して東京にて大友直人指揮東京都交響楽団と協奏曲3曲を演奏。2015年10月にはイ・ムジチ合奏団と共演、レコーディングを行い、ジュリアーニ、ヴィヴァルディのギター協奏曲を含むアルバムが16年1月にリリースされた。現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に武満徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」を委嘱、77年荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を初演・録音、96年には「森のなかで」を全曲初演している。16年は武満徹没後20年に際し、同氏のギター曲を各地で演奏し好評を得た。現在、東京音楽大学客員教授。
2020年03月18日「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。そもそも難聴とは、「音がほとんど聞こえない」のではなく、「聞こえづらい」状態を指す。いっぽうで、自分の視力(見え方)はある程度具体的に答えられる人が多いのに対し、自分の耳がどれくらい聞こえているかを把握している人がほとんどいない、とも今野院長は指摘する。「一般的に、健康診断での聴力検査は大きな問題がないかをざっくり確認するだけのものです。加えて、人が相手の話を聞くときは、相手の表情や口の動き、前後の文脈や雰囲気から推測もしています。そのため少しぐらい聞こえが悪くても自覚できず、気づかぬうちにどんどん耳が悪くなる人が増えているのです」(今野院長・以下同)難聴の種類は大きく2つに分かれるという。「耳は、音(空気の振動)を集めて鼓膜に伝える『外耳』、音を増幅する『中耳』、そして振動を電気信号に変換して脳に伝える『内耳』の3つの部位から成り立ちます。そのなかで、外耳から中耳までに問題があるものを『伝音性難聴』といい、内耳から聴神経に機能障害が起きて発症するものを『感音性難聴』といいます。この両方にトラブルを抱えている場合は『混合性難聴』と呼ばれます」「伝音性難聴」は、耳垢がたまりすぎて外耳を防ぐ「耳垢栓塞」や、反対に耳掃除のしすぎによる「外耳炎」、子どもに多い「中耳炎」などが原因であることも多く、比較的、治療の効果も表れやすいという。問題はもう1つの「感音性難聴」だ。「こちらはレントゲンやMRIを撮っても原因が特定できないことがほとんどです。そして、よく『耳が遠くなったのは年のせい』といいますが、一般に『老人性難聴』と呼ばれるこの難聴も、感音性難聴の一種なのです」そのため、ある程度の年齢になれば、耳が聞こえづらくなっても「老化現象」のひと言で片付けられてしまうことが多いのが現状だ。一般的に、その多くは原因不明だといわれている「感音性難聴」。しかし今野院長は、「体に何らかの症状が出るときは、必ず原因があるというのが中医学の考えです」と語る。そして、数多くの患者を診てきた経験から、「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」という3つの不調が共通していることに気づいた。「まず最大の原因は『血流の悪化』。私たちの体は約37兆個の細胞からなっていますが、この細胞に栄養と酸素を届けるのが血液です。ですから、血流が悪化すると細胞が栄養不足に陥ります。なかでもダメージを受けやすいのが、細かな働きをするためにたくさん栄養を必要とする器官。その1つが耳なのです」2つめは「内臓疾患」。中医学で生命エネルギーを指す「気・血・水」の概念と深く関わるという。「これらの通り道である『経絡』は、代表的なものだけでも全身に12本あるとされ、内臓や表皮などを結んでいます。そして、互いに影響しあって総合的に体の機能を動かしているのです。耳は腎臓につながる『腎経』という経絡にあるほか、ほかの内臓の影響も受けると考えられています。西洋医学でも、糖尿病患者は難聴のリスクが3.7倍上がることが報告されるなど、内臓疾患と耳との関係が注目されているのです」3つめは「自律神経の乱れ」。無意識下で呼吸や消化、体温調節をつかさどる自律神経は、全身の健康維持に不可欠な存在で、当然、耳の働きにも影響してくる。「現代人の多くは緊張やストレスで自律神経が乱れがちですが、その乱れは『血流の悪化』や『内臓疾患』とも密接に結びついています。これら3つの要素はそれぞれが深く関わり合いながら耳の健康を左右しているのです」難聴の3大原因は「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」。つまり、これらを改善すれば、耳もよくなるというわけだ。そこで、今野院長がいつでもどこでもできる、4つのマッサージを教えてくれた。「この3つの不調は全身の健康にも影響しますので、これらを改善すれば、自然とほかの部位も快調になっていきますよ!」【耳シェーク】(1)両手の人さし指と中指で「チョキ」の形をつくり、耳をはさむように指を置く。(2)指の腹が皮膚に触れている状態から、位置がすれないように皮膚を上下にゆする。※耳の上部から下部にかけての4カ所をゆすること。【耳の穴刺激】(1)両手の人さし指を、耳の穴に直角に入れる。(2)耳の穴の上下左右をまんべんなく押す。※正確な位置でなくても、ツボ周辺を刺激するだけで効果が得られる。【耳さすり】(1)両手の親指と人さし指を、「耳介(耳の周囲の張り出した部分)」をはさむように当てる。(2)両指の腹から耳介から離れないように上下に動かし、耳介全体をさする。【耳引っぱり】(1)耳介全体を、上下左右に軽く引っ張る。(2)両手のひらで耳の穴をふさぎ、2秒たったらいっきに手を離す。※耳に圧力がかかるので、1度に2回までにすること。「これらは耳まわりの血行を促進し、細胞に栄養と酸素をたっぷり補給します」「耳引っぱり」以外は回数に制限はないので、気づいたときに耳を刺激しよう。
2019年11月20日じつは中高年の多くがトラブルを抱えていながらも、その自覚を比較的持ちづらいといわれているのが「耳」。人生100年時代を健やかに生きるためには「健康耳」が欠かせません!「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。そもそも難聴とは、「音がほとんど聞こえない」のではなく、「聞こえづらい」状態を指す。いっぽうで、自分の視力(見え方)はある程度具体的に答えられる人が多いのに対し、自分の耳がどれくらい聞こえているかを把握している人がほとんどいない、とも今野院長は指摘する。「一般的に、健康診断での聴力検査は大きな問題がないかをざっくり確認するだけのものです。加えて、人が相手の話を聞くときは、相手の表情や口の動き、前後の文脈や雰囲気から推測もしています。そのため少しぐらい聞こえが悪くても自覚できず、気づかぬうちにどんどん耳が悪くなる人が増えているのです」(今野院長・以下同)難聴の種類は大きく2つに分かれるという。「耳は、音(空気の振動)を集めて鼓膜に伝える『外耳』、音を増幅する『中耳』、そして振動を電気信号に変換して脳に伝える『内耳』の3つの部位から成り立ちます。そのなかで、外耳から中耳までに問題があるものを『伝音性難聴』といい、内耳から聴神経に機能障害が起きて発症するものを『感音性難聴』といいます。この両方にトラブルを抱えている場合は『混合性難聴』と呼ばれます」「伝音性難聴」は、耳垢がたまりすぎて外耳を防ぐ「耳垢栓塞」や、反対に耳掃除のしすぎによる「外耳炎」、子どもに多い「中耳炎」などが原因であることも多く、比較的、治療の効果も表れやすいという。問題はもう1つの「感音性難聴」だ。「こちらはレントゲンやMRIを撮っても原因が特定できないことがほとんどです。そして、よく『耳が遠くなったのは年のせい』といいますが、一般に『老人性難聴』と呼ばれるこの難聴も、感音性難聴の一種なのです」そのため、ある程度の年齢になれば、耳が聞こえづらくなっても「老化現象」のひと言で片付けられてしまうことが多いのが現状だ。一般的に、その多くは原因不明だといわれている「感音性難聴」。しかし今野院長は、「体に何らかの症状が出るときは、必ず原因があるというのが中医学の考えです」と語る。そして、数多くの患者を診てきた経験から、「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」という3つの不調が共通していることに気づいた。「まず最大の原因は『血流の悪化』。私たちの体は約37兆個の細胞からなっていますが、この細胞に栄養と酸素を届けるのが血液です。ですから、血流が悪化すると細胞が栄養不足に陥ります。なかでもダメージを受けやすいのが、細かな働きをするためにたくさん栄養を必要とする器官。その1つが耳なのです」2つめは「内臓疾患」。中医学で生命エネルギーを指す「気・血・水」の概念と深く関わるという。「これらの通り道である『経絡』は、代表的なものだけでも全身に12本あるとされ、内臓や表皮などを結んでいます。そして、互いに影響しあって総合的に体の機能を動かしているのです。耳は腎臓につながる『腎経』という経絡にあるほか、ほかの内臓の影響も受けると考えられています。西洋医学でも、糖尿病患者は難聴のリスクが3.7倍上がることが報告されるなど、内臓疾患と耳との関係が注目されているのです」3つめは「自律神経の乱れ」。無意識下で呼吸や消化、体温調節をつかさどる自律神経は、全身の健康維持に不可欠な存在で、当然、耳の働きにも影響してくる。「現代人の多くは緊張やストレスで自律神経が乱れがちですが、その乱れは『血流の悪化』や『内臓疾患』とも密接に結びついています。これら3つの要素はそれぞれが深く関わり合いながら耳の健康を左右しているのです」難聴の3大原因は「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」。つまり、これらを改善すれば、耳もよくなるというわけだ。そこで、今野院長が提唱するエクササイズのなかから、今回は特におすすめのものを教えてもらった。【エア縄跳び】(1)軽くひざを曲げて立ち、両手で縄を持っているかのように、両ひじも曲げる。(2)床からあまりつま先が離れない程度で、かつ、かかとはしっかりと床から離れるように軽く上下にジャンプする。(3)その際、手はジャンプに合わせて、前や後にくるくる回す。「ジャンプは有酸素運動のため、心肺機能を鍛えます。心臓のポンプの動きが活性化されれば血流はよくなりますし、肺機能が高まれば呼吸が深くなり、自律神経のバランスも整うのです。さらに、ジャンプすることで物理的に胃腸を刺激するところもポイントです。消化の最終行程をになう腸の働きが鈍ると、代謝を含むすべての機能が低下し、血流も悪くなってしまうからです。経絡でも、『大腸経』はほかの内臓に大きく作用しています。はじめは1分間続けることを目標にし、達成したら2分以上おこないましょう。ゆっくりジャンプしても1分間で40〜50回跳ぶことができますので、まずは200回を目指してください」ひざが悪い人は無理をせず、もも上げ運動などで代用を。【スプーン熱針療法】温めたスプーンの柄を使うことで皮膚から血管でつながる腸を刺激し、その働きを活性化する。(1)スプーンの柄を70度のお湯に3秒ほどつけて温める。(2)水分をふき取った柄の先で3秒間、おへその真上を押す。(3)おへそを中心に、時計回りに2〜3センチ間隔で順番に押していく。(4)2〜3カ所押してスプーンが冷めたら、お湯につけて温め直す。※イタ気持ちいい程度の強さで押すこと。「おなかまわりにはたくさんのツボがありますので、自律神経の働きも高まりますよ」【チョッピング呼吸法】「チョッピング=細かく刻む」呼吸によって呼吸筋を鍛えつつ、腹筋群も鍛える。(1)鼻から息をできるだけたくさん吸い込む。(2)息を止めたまま、「フッ、フッ」と少しずつ口から吐き出す。(3)3回をワンセットとして、できるだけ多く繰り返す。※1日に何回やってもOK。まずは50セットを目標に。「胃腸を正しい位置に保ち働きを健全にするほか、息を吐き出す動きは耳下腺も刺激するため、唾液の分泌が盛んに。消化を助け、胃腸の働きを整えることに」いずれも簡単にできるものばかり。「難聴」は誰もがなりうるものだからこそ、早めの対策で「聞き分けのよい」人生を送ろう!
2019年11月20日「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。そもそも難聴とは、「音がほとんど聞こえない」のではなく、「聞こえづらい」状態を指す。いっぽうで、自分の視力(見え方)はある程度具体的に答えられる人が多いのに対し、自分の耳がどれくらい聞こえているかを把握している人がほとんどいない、とも今野院長は指摘する。「一般的に、健康診断での聴力検査は大きな問題がないかをざっくり確認するだけのものです。加えて、人が相手の話を聞くときは、相手の表情や口の動き、前後の文脈や雰囲気から推測もしています。そのため少しぐらい聞こえが悪くても自覚できず、気づかぬうちにどんどん耳が悪くなる人が増えているのです」(今野院長・以下同)難聴の種類は大きく2つに分かれるという。「耳は、音(空気の振動)を集めて鼓膜に伝える『外耳』、音を増幅する『中耳』、そして振動を電気信号に変換して脳に伝える『内耳』の3つの部位から成り立ちます。そのなかで、外耳から中耳までに問題があるものを『伝音性難聴』といい、内耳から聴神経に機能障害が起きて発症するものを『感音性難聴』といいます。この両方にトラブルを抱えている場合は『混合性難聴』と呼ばれます」「伝音性難聴」は、耳垢がたまりすぎて外耳を防ぐ「耳垢栓塞」や、反対に耳掃除のしすぎによる「外耳炎」、子どもに多い「中耳炎」などが原因であることも多く、比較的、治療の効果も表れやすいという。問題はもう1つの「感音性難聴」だ。「こちらはレントゲンやMRIを撮っても原因が特定できないことがほとんどです。そして、よく『耳が遠くなったのは年のせい』といいますが、一般に『老人性難聴』と呼ばれるこの難聴も、感音性難聴の一種なのです」そのため、ある程度の年齢になれば、耳が聞こえづらくなっても「老化現象」のひと言で片付けられてしまうことが多いのが現状だ。一般的に、その多くは原因不明だといわれている「感音性難聴」。しかし今野院長は、「体に何らかの症状が出るときは、必ず原因があるというのが中医学の考えです」と語る。そして、数多くの患者を診てきた経験から、「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」という3つの不調が共通していることに気づいた。「まず最大の原因は『血流の悪化』。私たちの体は約37兆個の細胞からなっていますが、この細胞に栄養と酸素を届けるのが血液です。ですから、血流が悪化すると細胞が栄養不足に陥ります。なかでもダメージを受けやすいのが、細かな働きをするためにたくさん栄養を必要とする器官。その1つが耳なのです」2つめは「内臓疾患」。中医学で生命エネルギーを指す「気・血・水」の概念と深く関わるという。「これらの通り道である『経絡』は、代表的なものだけでも全身に12本あるとされ、内臓や表皮などを結んでいます。そして、互いに影響しあって総合的に体の機能を動かしているのです。耳は腎臓につながる『腎経』という経絡にあるほか、ほかの内臓の影響も受けると考えられています。西洋医学でも、糖尿病患者は難聴のリスクが3.7倍上がることが報告されるなど、内臓疾患と耳との関係が注目されているのです」3つめは「自律神経の乱れ」。無意識下で呼吸や消化、体温調節をつかさどる自律神経は、全身の健康維持に不可欠な存在で、当然、耳の働きにも影響してくる。「現代人の多くは緊張やストレスで自律神経が乱れがちですが、その乱れは『血流の悪化』や『内臓疾患』とも密接に結びついています。これら3つの要素はそれぞれが深く関わり合いながら耳の健康を左右しているのです」また、加齢による聴力の衰えには「酸素不足」も深く関わっているという。「呼吸によって取り入れられる酸素量は加齢によって減少し、50代では30代のときに比べて35%、60代になると40%減少します。当然、耳の細胞に行き渡る酸素の量が減少するので、耳の機能を衰えさせてしまうのです」最近ではスマホにかじりつき、うつむきがちで呼吸が浅くなっているために酸素不足の人が増えているというから、これまで以上に難聴が早まる可能性も!そこで今野院長が耳の健康に関する「NG習慣」「OK習慣」を教えてくれた。■NG習慣【ダイエットを意識して野菜ばかり食べている】「体に必要なのは野菜や果物だけではありません。とくに女性の場合はタンパク質と鉄分の不足で貧血になりがちですが、鉄欠乏性貧血になってしまうと、血液が細胞に酸素を届ける働きが鈍ります。耳の細胞も酸素不足になりかねないので、注意が必要です」【病院通いが習慣化し、やたらに薬を飲んでいる】「薬はやたらと飲みすぎると、その分解のために肝臓が疲弊。細胞に必要な酸素も大量に奪うため、血流も悪化します。さらに精神安定剤や抗うつ剤は自律神経の働きをまひさせるため、難聴の治療の妨げに。薬は本当に必要なものに絞りましょう」【スマホ・PCが手放せず、夜更かししてしまう】「人は1回の呼吸で約500ccの酸素を取り込んでいますが、スマホやPCの使用でうつむいた状態だと、その量はなんと50ccに激減。さらに液晶から発するブルーライトは自律神経のバランスも乱します」せめて就寝前の2時間は使用を控えよう。■OK習慣【ひまがあれば、好きな音楽をどんどん聴く】「好きな音色は十人十色。脳は、心地よい音を聞くとそれを記憶し、『もっと聞きたい』と、一生懸命、音をとらえようとしますので、まずは好きな音楽で脳を刺激しましょう。そこから少しずつ音量を下げていくと、よい訓練になりますよ」【公園で自然の音にゆっくりと耳を澄ませる】「木々のさざめきや小鳥のさえずり、川のせせらぎなどはそれ自体が心地のよい音色ですが、じつは“音”として感知できない高周波の音も含まれています。この高周波の音は、脳の奥の脳幹や視床などの部位を刺激しますので、耳にも好影響です」【人工的な音を消して、疲れた耳を休ませる】「内耳にある有毛細胞は、大きな音をきかされ続けると損傷してしまいます。いっぽう、人間の聴力は16時間で回復するともいわれていますので、耳が疲れたときはなるべく休ませるように」テレビやラジオのほか、けたたましいスマホの着信音も時にはオフ!
2019年11月20日じつは中高年の多くがトラブルを抱えていながらも、その自覚を比較的持ちづらいといわれているのが「耳」。人生100年時代を健やかに生きるためには「健康耳」が欠かせません!「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。そもそも難聴とは、「音がほとんど聞こえない」のではなく、「聞こえづらい」状態を指す。いっぽうで、自分の視力(見え方)はある程度具体的に答えられる人が多いのに対し、自分の耳がどれくらい聞こえているかを把握している人がほとんどいない、とも今野院長は指摘する。「一般的に、健康診断での聴力検査は大きな問題がないかをざっくり確認するだけのものです。加えて、人が相手の話を聞くときは、相手の表情や口の動き、前後の文脈や雰囲気から推測もしています。そのため少しぐらい聞こえが悪くても自覚できず、気づかぬうちにどんどん耳が悪くなる人が増えているのです」(今野院長・以下同)難聴の種類は大きく2つに分かれるという。「耳は、音(空気の振動)を集めて鼓膜に伝える『外耳』、音を増幅する『中耳』、そして振動を電気信号に変換して脳に伝える『内耳』の3つの部位から成り立ちます。そのなかで、外耳から中耳までに問題があるものを『伝音性難聴』といい、内耳から聴神経に機能障害が起きて発症するものを『感音性難聴』といいます。この両方にトラブルを抱えている場合は『混合性難聴』と呼ばれます」「伝音性難聴」は、耳垢がたまりすぎて外耳を防ぐ「耳垢栓塞」や、反対に耳掃除のしすぎによる「外耳炎」、子どもに多い「中耳炎」などが原因であることも多く、比較的、治療の効果も表れやすいという。問題はもう1つの「感音性難聴」だ。「こちらはレントゲンやMRIを撮っても原因が特定できないことがほとんどです。そして、よく『耳が遠くなったのは年のせい』といいますが、一般に『老人性難聴』と呼ばれるこの難聴も、感音性難聴の一種なのです」そのため、ある程度の年齢になれば、耳が聞こえづらくなっても「老化現象」のひと言で片付けられてしまうことが多いのが現状だ。一般的に、その多くは原因不明だといわれている「感音性難聴」。しかし今野院長は、「体に何らかの症状が出るときは、必ず原因があるというのが中医学の考えです」と語る。そして、数多くの患者を診てきた経験から、「血流の悪化」「内臓疾患」「自律神経の乱れ」という3つの不調が共通していることに気づいた。「まず最大の原因は『血流の悪化』。私たちの体は約37兆個の細胞からなっていますが、この細胞に栄養と酸素を届けるのが血液です。ですから、血流が悪化すると細胞が栄養不足に陥ります。なかでもダメージを受けやすいのが、細かな働きをするためにたくさん栄養を必要とする器官。その1つが耳なのです」2つめは「内臓疾患」。中医学で生命エネルギーを指す「気・血・水」の概念と深く関わるという。「これらの通り道である『経絡』は、代表的なものだけでも全身に12本あるとされ、内臓や表皮などを結んでいます。そして、互いに影響しあって総合的に体の機能を動かしているのです。耳は腎臓につながる『腎経』という経絡にあるほか、ほかの内臓の影響も受けると考えられています。西洋医学でも、糖尿病患者は難聴のリスクが3.7倍上がることが報告されるなど、内臓疾患と耳との関係が注目されているのです」3つめは「自律神経の乱れ」。無意識下で呼吸や消化、体温調節をつかさどる自律神経は、全身の健康維持に不可欠な存在で、当然、耳の働きにも影響してくる。「現代人の多くは緊張やストレスで自律神経が乱れがちですが、その乱れは『血流の悪化』や『内臓疾患』とも密接に結びついています。これら3つの要素はそれぞれが深く関わり合いながら耳の健康を左右しているのです」また、加齢による聴力の衰えには「酸素不足」も深く関わっているという。「呼吸によって取り入れられる酸素量は加齢によって減少し、50代では30代のときに比べて35%、60代になると40%減少します。当然、耳の細胞に行き渡る酸素の量が減少するので、耳の機能を衰えさせてしまうのです」最近ではスマホにかじりつき、うつむきがちで呼吸が浅くなっているために酸素不足の人が増えているというから、これまで以上に難聴が早まる可能性も!さらに携帯音楽プレーヤーやスマホを使い、外出先でも大音量で音楽を聞く人が増えたことによる「イヤホン難聴」にも、今野院長は警鐘を鳴らす。「内耳にある有毛細胞は、ふだんでも1秒間に最大2万回ものスピードで激しく振動する器官です。あまり大きな音を聞き続けていると、やがて損傷してしまいます」実際に、今野院長のもとには30代にして難聴という人も訪れるとか。つまり、聴力の衰えに加齢は無関係ではないが、「年をとれば、誰もが同じように聞こえなくなるものでもない」ということだ。「それこそ高脂血症や糖尿病と同じように、生活習慣によって早く症状が出てしまう人もいれば、高齢でも問題がない人もいます。それもこれも感音性難聴の多くが、先ほど挙げた3つの要因によるものだからです。これらはいずれも生活習慣病のリスク要因。ですから、老人性難聴と呼ばれるものは『生活習慣病の一種』だと、私は考えているのです。暴飲暴食、運動不足でストレスフル、たばこをスパスパ吸うような生活では、50歳を過ぎるころには確実に聴力は衰えるでしょう。反対に、自分の体をきちんといたわれば、聴力の衰えを予防できることはもちろん、すでに衰え始めた耳の機能を改善することも期待できるのです」
2019年11月20日じつは中高年の多くがトラブルを抱えていながらも、その自覚を比較的持ちづらいといわれているのが「耳」。人生100年時代を健やかに生きるためには「健康耳」が欠かせません!「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。そもそも難聴とは、「音がほとんど聞こえない」のではなく、「聞こえづらい」状態を指す。いっぽうで、自分の視力(見え方)はある程度具体的に答えられる人が多いのに対し、自分の耳がどれくらい聞こえているかを把握している人がほとんどいない、とも今野院長は指摘する。「一般的に、健康診断での聴力検査は大きな問題がないかをざっくり確認するだけのものです。加えて、人が相手の話を聞くときは、相手の表情や口の動き、前後の文脈や雰囲気から推測もしています。そのため少しぐらい聞こえが悪くても自覚できず、気づかぬうちにどんどん耳が悪くなる人が増えているのです」(今野院長・以下同)次のチェックリストは、まさに、そうした“無自覚な兆し”を挙げたものだ。2つ以上、当てはまる人は「難聴」かもしれない。□お笑いタレントが、なんと言っているかわからない。□よく知らない人の話題になると聞き取りにくい。□友達との「ひそひそ話」がじつは聞き取れていなし。□家族から「テレビの音が大きい」と指摘される。□会話している相手に「もっと大きな声で話してほしい」と感じる。□自分の名前を呼ばれているのに気づかないことがある。□早口な人の話は、声が大きくても聞き取りづらい。□周囲が騒がしいと、話の内容が理解しづらい。「たとえばバラエティ番組でタレントや芸人が何を言ったかわからないと感じることがあっても、『アナウンサーと違い、発声の滑舌の練習を積んでいない人の話が聞き取れないのは仕方ない』『最近のはやり言葉は、わからなくても当然』と思うかもしれません。しかし、口の動きや話の流れから推測しても聞き取れない、というのは、やはり聴力が衰えている兆候でしょう」とはいえ「耳が遠い」というと一気に老け込んだようで、あまり認めたくないというのが人情というものだ。厚生労働省の調査によれば、平成23年時点で聴覚障害者の数は65歳未満で6万6,800人、65歳以上で17万5,400人だという。65歳以上の高齢者に絞っても、人口自体が3,558万人(平成30年)であるのに対し、確かに「少ない」という印象だ。しかし、この数字は現実の「難聴患者数」とは異なっているというのだ!「これは日本特有の、かなり厳しい基準に照らし合わせた結果です。日本で聴覚障害として認定されるのは、『両耳が70dB以上の音でないと聞き取れない』『片耳が50dB以上、もう片方の耳が90dB以上でないと聞こえない』などの基準があります。しかし、欧米などでは40dBを基準にしているところが多く、WHO(世界保健機関)でも、41dBを超えたら補聴器の装用を推奨しているのです。この基準に照らせば日本の難聴の人の数は2,000万人以上ともいわれており、その数は高脂血症や糖尿病(予備群含む)の患者数とほぼ同等。それほど『身近な症状』にもかかわらず、日本人の難聴は放置されているのが現状なのです」
2019年11月20日「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。そもそも難聴とは、「音がほとんど聞こえない」のではなく、「聞こえづらい」状態を指す。いっぽうで、自分の視力(見え方)はある程度具体的に答えられる人が多いのに対し、自分の耳がどれくらい聞こえているかを把握している人がほとんどいない、とも今野院長は指摘する。「一般的に、健康診断での聴力検査は大きな問題がないかをざっくり確認するだけのものです。加えて、人が相手の話を聞くときは、相手の表情や口の動き、前後の文脈や雰囲気から推測もしています。そのため少しぐらい聞こえが悪くても自覚できず、気づかぬうちにどんどん耳が悪くなる人が増えているのです」(今野院長・以下同)難聴の種類は大きく2つに分かれるという。「耳は、音(空気の振動)を集めて鼓膜に伝える『外耳』、音を増幅する『中耳』、そして振動を電気信号に変換して脳に伝える『内耳』の3つの部位から成り立ちます。そのなかで、外耳から中耳までに問題があるものを『伝音性難聴』といい、内耳から聴神経に機能障害が起きて発症するものを『感音性難聴』といいます。この両方にトラブルを抱えている場合は『混合性難聴』と呼ばれます」「伝音性難聴」は、耳垢がたまりすぎて外耳を防ぐ「耳垢栓塞」や、反対に耳掃除のしすぎによる「外耳炎」、子どもに多い「中耳炎」などが原因であることも多く、比較的、治療の効果も表れやすいという。問題はもう1つの「感音性難聴」だ。「こちらはレントゲンやMRIを撮っても原因が特定できないことがほとんどです。そして、よく『耳が遠くなったのは年のせい』といいますが、一般に『老人性難聴』と呼ばれるこの難聴も、感音性難聴の一種なのです」そのため、ある程度の年齢になれば、耳が聞こえづらくなっても「老化現象」のひと言で片付けられてしまうことが多いのが現状だ。しかし、放置すると「聞こえづらい」だけでは済まされなくなってくるという。「耳の聞こえが悪くなると、人の話を正確に理解できません。当然、コミュニケーションに支障をきたし、思わぬトラブルになることも。実際に『同居しているお姑さんが、話しかけても返事をしてくれず、こっちを見ても知らん顔をするんです』と思い込んで私のところに相談に来られた女性がいました。そこで、お姑さんに検査を受けてもらったところ、やはり中程度の難聴であることがわかったのです。もしそのまま難聴であることがわからなければ、『わざと無視された』とお嫁さんは思い、嫁姑戦争に発展していたでしょう。夫婦間でも、同じようなトラブルが起こる危険性は考えられます。家庭内はもちろん、仕事上でも伝達がうまくいかなければ『話が通じない』『何度も同じことを聞いてくる』と思われかねません。その積み重ねが、大きなミスにつながる可能性もあるのです」さらに、コミュニケーションがうまくとれなくなることで、うつや認知症のリスクが高まるとも!「話がかみ合わないと口数が少なくなり、自分の世界にこもるようになります。すると無気力になってしまい、うつ症状を示すようになることも、決して少なくないのです。すると外に出かける機会も減ってしまうので、脳への刺激も激減。認知症の発症リスクも高くなってしまいます」閉じこもりがちになれば足の筋力も弱くなるので、ますます家から出られなくなり、悪循環に陥りかねない……。そんなとき、視力を補うメガネのように、衰えた聴力を補うために補聴器を使うことも選択肢の1つ。しかし、中医学の観点に基づいて感音性難聴の治療にあたる今野院長は、「できるだけ、自分の耳をよくすることを心がけてほしい」と呼びかける。「補聴器は人間の耳とは違い、聞き取りたい音だけではなく周囲のノイズも拾ってしまうので、合わないという人も少なくなく、購入しても実際に使用しているのは4人に1人ともいわれています。もちろん補聴器の存在自体が悪いわけではありませんが、私の治療院では80代、90代の方々からも『耳そのものの聞こえがよくなった』という声をいただいていますよ」人生100年時代。健康寿命を延ばす鍵は、じつは「耳」にもあるということか。
2019年11月20日今野敏による人気小説「任俠」シリーズより、特に根強く愛され続ける『任俠学園』が、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化される。2019年9月27日(金)より全国公開。任侠と人情を重んじる“正統派ヤクザ”が主役、人気小説「任侠」シリーズ「任俠」シリーズは、累計45万部を突破する今野敏による人気小説。善悪の基準が問われる時代、任侠と人情を重んじ、正論で攻めていく地元密着型ヤクザ“阿岐本組(あきもとぐみ)”の活躍を描いた同シリーズは、「仕事をする上でとっても勉強になる!」、「彼らと一緒に働いてみたい!」など書店員からの口コミから人気を博すようになった。そんなシリーズの中でも特に根強い支持を集めるのがる『任俠学園』。高校を舞台に繰り広げられる、⼈情コメディが幕を開ける︕『任俠学園』あらすじ困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ”阿岐本組”。組長は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。西島秀俊と西田敏行のW主演阿岐本組員である主人公を演じるのは、西島秀俊と西田敏行。日本映画界には絶対に欠かせない2人の俳優の競演が叶った。阿岐本組ナンバー2の日村:西島秀俊西島は、『任俠学園』までに「義理と人情の任俠役を演じてみたい」と熱望し続けていたという。2018年には、『散り椿』や『人魚の眠る家』へ出演、2019年も主演作『空母いぶき』の公開を控える西島が、本作では、時に空回ってしまうお茶目な側面を持つ、昭和過ぎる阿岐本組ナンバー2の日村を演じる。阿岐本組・阿岐本組長:西田敏行そして、西田敏行が演じるのは、西島演じる日村やその弟分たちを、振り回しながらも、そのストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組・阿岐本組長。『釣りバカ日誌』シリーズで20年以上にもわたり演じた“浜ちゃん”の陽気さに、『アウトレイジ』シリーズで日本中を震撼させた強面っぷりをも加えた、西田にしか演じられない“究極のキャラクター”は必見だ。主演を取り巻く個性派俳優そんな阿岐本組組員を迎え撃つべく集まった生徒役には、葵わかなや葉山奨之、桜井日奈子といったフレッシュな顔ぶれが揃う。無気力・無関心の“イマドキ”高校生の彼らと、情熱を燃やす阿岐本組組員とのコミカルなやりとりに注目だ。・小物感満載のチンピラ風ヤクザの稔(みのる)役…伊藤淳史・料理上手の武闘派というトリッキーな男・健一役…池田鉄洋・チャラ男風の金髪若手組員・真吉(しんきち)役…佐野和真・切れ者で頭脳派の徹(てつ)役…前田航昭和を代表するベテラン俳優勢も⽣瀬勝久、中尾彬、光⽯研、⽩⻯、⾼⽊ブー、佐藤蛾次郎といった、パワ ー全開な豪華ベテランキャスト勢も出演。ヤクザの組長から、生徒の父親役まで、様々な役柄に扮するようだ。・永神組の組⻑であり、学園の再建を兄弟分の阿岐本に押 し付けた張本⼈…中尾彬・学園の⽗⺟会代表であり、学園で⽣徒会を務める優等⽣・美咲の父親役…光⽯研・巨⼤ヤクザ 組織・隼勇会組⻑…⽩⻯・学園の校⻑…⽣瀬勝久・⾼⽊組の組⻑…⾼⽊ブー・阿岐本組馴染みのガラス⼯務店・⻄潟役…佐藤蛾次郎『劇場版 ATARU』を手がけた木村ひさしが監督監督は、「99.9 –刑事専門弁護士-」シリーズや「民王」などの人気ドラマ、そして『劇場版 ATARU』を手がけた木村ひさしが務める。原作者の今野が「主人公が主人公だけに、映像化はないものと思っていた」という『任俠学園』をどのように繰り広げるのか。観る機会が減った“ヤクザ”映画を、笑いあり涙ありの温かくコミカルな人間ドラマは、是非スクリーンで。東京スカパラダイスオーケストラが主題歌書き下ろし映画『任俠学園』のため、東京スカパラダイスオーケストラが新曲「ツギハギカラフル」を書き下ろし。主題歌として作品に彩りを添える。なお、東京スカパラダイスオーケストラにとってコメディー映画への書き下ろしは、初めての試みとなる。またそんな東京スカパラダイスオーケストラと、本作で阿岐本組の組長を演じる西田敏行が奇跡のコラボレーションを実現。メンバーの演奏に合わせて、西田が情熱的に歌い上げる楽曲「また逢う日まで」は、劇中の挿入歌として使用される。【詳細】任俠学園公開日:2019年9月27日(金)出演者:西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、池田鉄洋、佐野和真、前田航基、桜井日奈子 ほか原作:今野敏「任俠学園」(中公文庫刊)脚本:酒井雅秋監督:木村ひさし企画・制作プロダクション:ROBOT幹事・配給:エイベックス・ピクチャーズ製作:映画「任俠学園」製作委員会
2019年01月28日グラビアアイドルの今野杏南がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『あんな夢、こんな恋~Anna Konno Final Image』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。グラビアアイドルの登竜門「日テレジェニック2012」に選ばれてから、雑誌のグラビアやテレビなどで一躍人気グラビアアイドルとなった今野杏南。2014年には自ら執筆した官能小説『撮られたい』を発表するなど、グラビア以外の活躍も目立っている。そんな彼女のDVDラストとなる今作は、今年5月に沖縄で撮影。2日間というタイトなスケジュールで悪天候と過酷な条件も、最後のDVDに相応しい大胆ショットを惜しげもなく披露している。今野は「設定は特になく、チャプターごとにストーリーがある感じとなっています。看護婦さんになったりベビーシッターになったり水泳の先生になったりと、色んな設定があります」と最新作を紹介。「今回初めて長ズボンを穿いたんですが、意外に『イイね!』と言われたしエロいと思います」と自信をのぞかせて、「ナース服のシーンやビスチェのシーンなどは妖艶さが出ていて、エッチになってますよ(笑)。もう大人なので、大人のセクシーさは出せたと思います」と最後のDVDに満足げだった。同じグラドルの安枝瞳や森下悠里がラストグラビアを宣言して結婚を発表(森下は結婚を発表した後にグラビア卒業を宣言)したが、今野も結婚が理由でラストDVDと思いきや、「(周囲から)結婚するの? って結構言われるんですけど、全然ないので(笑)。本当、羨ましい限りですよ」と寂しげな表情も、本当の理由を「28歳になり、ちょっと区切りをつけたいというか、気持ちに変化が出てきました。自分の中で一歩先に進みたい思いがありました」と赤裸々に告白し、「お芝居をずっとしたかったので、これからはお芝居のお仕事を頑張りたいです。今は日々勉強です」と今後は女優に転身することも明かしていた。今野杏南(こんの あんな)1989年6月15日生まれ。神奈川県出身。O型。身長156cm。スリーサイズはB88・W59・H83。中学3年生時にテレビ東京で放送された『シブスタ』のコーナー『フェロモン中学生』に出演したのを機に芸能界デビュー。2011年から本格的にグラビアアイドルとして活動をスタートさせる。2012年にはグラドルの登竜門的ミスコン『日テレジェニック2012』に選出されて一躍人気グラドルに。グラビア以外では映画『みんな!エスパーだよ!』に出演するなど、女優としても活躍中。特技は官能小説を書くこと、フットサル。趣味は官能小説を読むこと、舞台鑑賞。
2017年09月02日お笑いコンビ・麒麟の川島明と、ピン芸人となった今野浩喜が、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『IPPONスカウト』で優勝し、6月11日(21:00~23:10)に放送される本戦の『IPPONグランプリ』に初出場することが決まった。大喜利好きの10名の芸人が、"一本"の数を争って勝者を決める同番組は、ダウンタウン・松本人志が大会チェアマンを務め、2009年に深夜番組でスタートしてから、今回で15回目の放送。川島と今野は、全国のお笑い芸人1,405人が挑んだペーパーテストから勝ち上がり、最後は、川元文太(ダブルブッキング)、こいで(シャンプーハット)、永野というメンバーを破って、初の2人同時優勝で本戦出場を決めた。本戦の収録を終えた川島は「1問目の最初にボタンを押せたのが良かったかもしれないですね。押せていなかったら、雰囲気に飲まれてしまっていたかもしれません」と話し、実力を発揮できた様子。一方の今野は「個人的には、採点される際の、自分の顔のアップが一番嫌でしたね(笑)。途中から、目をつぶっていました」と、同番組独特の演出に手を焼いたようだ。このほか、本戦には、サンドウィッチマンの伊達みきお、ナイツの塙宣之が初出場。秋山竜次(ロバート)、千原ジュニア(千原兄弟)、博多大吉(博多華丸・大吉)、バカリズム、堀内健(ネプチューン)、若林正恭(オードリー)という常連メンバーたちに挑む。さらに、観覧ゲストとして、大地真央、ローラに加え、KinKi Kidsの堂本剛が初出演。堂本はサプライズで大喜利をさせられてしまい、「ちょっと気軽な気持ちで来てしまった」と反省したが、あらためて松本から正式に参戦のオファーがあった場合は「昔からあこがれている大スターですので、『はい』と言いますけれど、放送後、1カ月くらいは芸能活動休止ですかね。たぶんちょっと変になると思うので(笑)」と恐れていた。
2016年06月04日板尾創路、今野浩喜、カラテカの矢部太郎ら5人のお笑い芸人が、俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化した映画『珍遊記』(2016年2月27日公開)に出演することが、このほど発表された。原作は、1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。お笑いコンビ・130Rのボケ担当の板尾や矢部のほか、発表された追加キャストは、キングオブコメディを解散したばかりの今野、鬼ヶ島・大ボケ担当のアイアム野田、おおかわらら。板尾が務めるのは、主人公・山田太郎(松山)に街中で声をかける子連れ紳士役。シルクハットにステッキを携え、娘と手をつなぎながら、謎めいた雰囲気を演出する。そんな板尾は、「くだらない原作、くだらない脚本を豪華キャストで海外ロケまでやって! 一体、いい大人が何を考えてるんだ! 最高にくだらない映画ができたじゃないか!」とナンセンスな作風に合わせて、ひねくれながらも本作の出来をたたえている。矢部が演じるのは、太郎退治にやってきた賞金稼ぎのザコで、「僕の初めてをささげた山口雄大監督にあの『珍遊記』にザコという役で呼んでいただき大変光栄」と歓喜。カンフースーツにヌンチャクを手にしているものの、弱々しい小物の匂いを醸し出す。一方の今野は山田太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)の追っ掛け・アキバ。上半身裸でメガネとバンダナを身に着け、完全にオタク風の役柄に成り切っている。原作の単行本をすべてそろえているほどのファンという今野は「今作の脚本家おおかわらくんが所属するトリオ鬼ヶ島を初めて観た時『画太郎みたいだな』って感じていたので当然面白くなると思いました」と太鼓判。「当然の結果を観に来てください」と呼びかけている。このほか、本作脚本も手掛けるおおかわらは龍翔の側近・張明役を、野田は世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)の一人息子のたけし役を、それぞれ担当する。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月04日