これは娘が1歳半のころ、祖母の家にある祖父の仏壇の前で起きた話です。最初はみんなびっくりしたのですが、よくよく考えると娘と祖父の意外なつながりが見えてきたのです……。祖父の仏壇の前に座ると笑う娘私の祖父は私が大学生のころに亡くなりました。祖父のことが大好きだった私は、娘が生まれてすぐに、祖父のお墓と祖母の家にある仏壇に娘の誕生を報告しに行きました。 娘が生後3カ月のころ、不思議なことが起こりました。祖母の家の祖父の仏壇がある部屋に連れて行くと、泣いている娘が泣き止むのです。最初はみんなで「不思議だね〜! おじいちゃんがあやしてくれてるのかもね」と話していましたが、娘が1歳半になるころ事件は起きました。ある日、仏壇の近くで娘がひとり遊びしているかと思いきや、仏壇の前に座って笑いながら誰かと会話をしているのです。「ごはん食べた? みかん食べて!」と、祖父の大好物だったみかんを仏壇に置きながら話をしていました。 たまたまごっこ遊びをしていたのだろうと思ったのですが、次の日もまた仏壇の前で笑いながら話をしている娘。1歳半の子どもなので何を話しているかすべては聞き取れませんでしたが、そのあと私のところにきて「おじいちゃん、みかん欲しいって」と言うのです。祖母に伝えると、「そういえば昨日全部、お供えをおろしたところだった!」と言うのです。娘は本当に亡くなった祖父から伝言を頼まれたのかもしれません。 よく考えると、娘は祖父の亡くなった日と同じ日付に、出産予定日よりも早く生まれてきました。そして、現在2歳半になる娘の好きな食べ物は、祖父が大好きだったものばかり。私たち家族は、何か娘と祖父に縁を感じているところです。それからも祖母の家に行くと、必ず仏壇の前に座っては「おじいちゃん、ごはん食べてね」など声をかけている娘を見て、私も祖父と会話させてもらっている気持ちになっています。 イラスト/ななぎ著者:なかまる あゆみ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月12日みなさんは、義実家とうまく付き合えず悩んだことはありますか?今回は「仏壇のお供え物がなくなったエピソード」とその感想を紹介します。お供え物が…夫の一周忌があった主人公。義両親や親族が出席してくれたなか、夫の仏壇にあったお供え物がなくなっていることに気づきます。主人公には心当たりがなく、それとなく義母に聞いてみると…。義母に聞いてみると…出典:Grapps主人公が尋ねてみると「泥棒扱いした」と激昂する義母。しかし後日、義姉からの連絡で義母が夫のお供え物を勝手に持って帰っていたことが判明します。身勝手な義母の行動に、納得できない主人公なのでした。読者の感想義母の性格が悪くて、主人公がかわいそうだと思いました。お供え物を盗もうと考える人がいることが恐ろしいです。(32歳/専業主婦)主人公が聞いたときには全力で否定して、泥棒扱いされたことに怒っていたのは、悪事がバレたことを隠そうとしていたのかと呆れました。結局、持って帰っているという結末に、何か一言くらい言ってくれればお互いに気持ちよく終われたのにと感じます。義母から連絡してくるなと言われたのは、距離を置くにはちょうどいいと感じました。(40歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年07月23日仏壇のある家庭では、祖先や故人のことを想いながら家族で手を合わせたり、手入れをしたりしているでしょう。聖(xxxi___0ox)さんの祖母は、祖父の遺影がある仏壇の照明を交換しようと、新たな電球を買いに行きました。新しい電球と取り換えて、電気を点けてみると…笑いの渦を巻き起こした光景をご覧ください!@xxxi___0ox ワロタ#おばあちゃん #おばあちゃんの日常 #タニシ #おばあちゃんパリピ ♬ Storeulv 2016 (feat. Moberg) - Bek & Wallin電球を買い間違えた結果、仏壇がディスコのような雰囲気になってしまったのです!祖母は、おちゃめに「間違えちゃった~」と家族に報告。派手な照明は人々の笑いのツボに直撃し、「斬新な仏壇で笑った」「手を合わせるのが楽しくなっちゃう」などのコメントが相次ぎました。・陽気な人が集うクラブかな…?・おじいちゃん、閻魔(えんま)の前で踊ってそう。・天国でパーティピープルと化すおじいちゃん。・ミラーボールとDJも追加で!・楽しすぎておじいちゃんが帰って来るぞ。家族の笑顔は、一番の供え物。きっと、天国の祖父も笑顔になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月02日墓参りに行くたびに、実家に帰るたびに「この墓、この仏壇はどうなるんだろう……」と不安になっているそこのあなた。今回のお彼岸をそう思う最後の機会にしませんかーー?「母が老人ホームに入所したのですが、個室のスペースに限りがあるので、位牌しか持っていけません。仏壇はどう処分すればいいのか……」(50歳女性Aさん)「両親が死に、実家は処分したけど、近くの墓はそのまま。子どもに墓を継がせるのはかわいそうなので、墓じまいして都内の永代供養墓に移したい」(56歳女性Bさん)仏壇を掃除したり、墓参りしたり……毎年、お彼岸の時期になると気になるのが、お墓や仏壇の行方だ。葬祭カウンセラーで行政書士の勝桂子さんはこう語る。「親の死を迎える50代、60代の人たちにとって、切実な悩みです。悲しいことですが、お墓や仏壇が“やっかいなもの”になっているケースが多いんですね」解決したくともお墓や仏壇などに明確な処分方法が決められているわけではない。それだけに、お寺や業者から、過剰な請求をされるというトラブルもある。いったい、処分にはどのような方法があるのか、どのくらいの費用が相場か知っておいたほうがいいだろう。「家具や普通の道具などの処分と違って難しいのは、心の問題があること。安く処分することだけではなく、仏壇、位牌、お墓を大事に守ってきた親たちの“心”を、受け止めることも大事なのです」そう語る勝さんに、“墓じまい”の方法を聞いた。【仏壇】粗大ごみで出せるが、できれば“お焚き上げ”で前出のAさんは、菩提寺に仏壇の処分方法を聞くと、このようなやりとりがあったという。「仏壇を処分したいんですが」「お気持ちの整理ができていれば、大丈夫ですよ」「どう処分すればいいですか?」「まあ、普通に……」「普通にって、粗大ごみですか?」「そんな感じです」「御霊抜きはいいんですか?」「仏壇に御霊が入っている場合もあるし、入ってない場合も……。お気持ち次第ということで」Aさんが続ける。「お坊さんの立場もあるので言葉を濁しながらですが、粗大ごみでよいという答えでした。実際に調べると、粗大ごみなら1,000円で処分できるようでした」費用は自治体によって異なる。たとえば、東京都文京区の粗大ごみの分類では、仏壇は「箱物家具」に含まれる。いちばん小さい分類の高さと幅の合計が135センチ未満のものであれば400円。いちばん大きい360センチ以上でも2,800円というのが廃棄費用だ。「しかし、抵抗があったので、遺品整理業者に依頼し、供養してもらいました。費用は2万円でした」(Aさん)お寺にお焚き上げをお願いする方法もあると、勝さんは言う。「菩提寺に相談しづらいのであれば、近所のお寺でもかまいません。ただし、名目上は“お焚き上げ”でも、実際は粗大ごみにしているケースもあります。役所の許可を得ている一部の神社やお寺を除いて、焼却は防災上できないためです」結果が同じだとしたら、宗教観次第では、そのまま捨ててしまってもいいかもしれない。「しかし、お寺にお願いすればご供養してくれるので、気持ちも楽になると思います。菩提寺に頼むのであれば5,000〜1万円ほど、とくにお付き合いのないお寺に頼むのであれば1万〜2万円ほどが、お布施の相場ですね」(勝さん・以下同)【位牌】法的には一般ごみでも“御霊”は抜いて法的にはごみとして捨てられる。一般的な木製のものであれば燃えるごみ、プラスチック製のものなら燃えないごみに該当する自治体が多い。捨てる場合は、外から見えないように、布や不透明な袋にくるんだほうがいいだろう。「しかし、一部の宗派を除き、一般的に戒名が書かれた位牌には、故人の魂が入っていると考えられています」すでに魂を抜く“御霊抜き”がされている場合を除き、しっかり供養してから処分するべきだ。「菩提寺が遠い場合は、近くのお寺でも御霊抜きと処分を引き受けてくれるはずです。お布施は最低でも5,000円、目安は数万円です」【お墓】かかる費用は菩提寺次第のことも本来、墓じまいの手続きは改葬許可申請書を行政に提出するだけでいい。ただし、書類には墓地の管理者の記名押印が必要になる。将来の管理料やお布施がなくなると寺院運営にとって大打撃なので、“離檀料”を払わないと押印してくれない寺などもあるという。「こうした“墓質”がメディアで取り上げられたこともあり、最近ではトラブルの件数はだいぶ減ったように思います。それでも“お金を請求できる最後の機会”とばかりに、都内であれば、700万円や1,000万円という法外な“離檀料”を要求されたケースも。大事なのは、金額の根拠をしっかり聞き、墓じまいする理由も含め、じっくり話し合うことです」墓地を更地に戻す費用は、必ずかかる。「一般的なお墓でも20万〜30万円ほどかかります。墓が斜面にあったり、床材に大きな天然石を使用していれば重機が必要なため、80万〜100万円ほどかかる場合も。いずれにせよ、複数の業者で見積もりましょう」“離檀料”は法的には根拠のないお金だが、「長年、お勤めを毎日してくれたお礼は払ってもいい」と、勝さんは考える。「どういったお付き合いをしてきたかでお布施の額は変わります。10万〜30万円ほどを支払う人が多いです。家計が厳しければ3万〜5万円でもいいでしょう」十分に話し合いをしても、納得いかない金額を提示されたら……。「最終手段として『放置』というのも一つの方法。それで困るのはお寺ですから」また、近年、気をつけたいのは“逆墓じまい”だ。「お寺も生き残るため、墓地のスペースを区画整理して納骨堂を建てたりしています。墓地の撤去は、寺がその旨を『官報』という政府が出している文書に掲載し、墓の近くに張り紙をして、1年間持ち主から異議がなければ可能です。久しぶりに墓参りに行ったら、墓がなかったというケースも、実際にある。菩提寺とのコミュニケーションは大切です」墓や仏壇の行方は、いずれ決めねばならないこと。ぜひ、このお彼岸を機会としよう。
2021年09月10日親が元気なうちに早めに実家をたたむことにしたわが家。今回は仏壇とお墓についてです。亡くなった私の父はいわゆる“本家の長男”。代々守ってきたお墓と位牌、そして仏壇がありました。父亡きあとは母が管理を引き継いできたのですが、母が住まいを移すにあたって大きな仏壇をどうするか、お墓の管理をどうするかで悩みました。信仰心のない私は「いっそ仏壇はなくしてもいいのでは?」と安直に考えてしまったのですが、母にとって事はそう簡単ではありませんでした。仏壇は母にとって「あって当たり前のもの」。なくすなんて考えもしなかったようです。親戚も交えていろいろ話し合った末、仏壇は小さいサイズに買い替えて下の弟が引き継ぐことになり、それに伴ってお墓の管理も母から弟に譲られました。このあたりのやり取りは大変だったんですが(なぜかお墓の場所まで移動することになった・汗)、最終的に気持ちよく引き受けてくれた弟夫婦には本当に感謝の言葉しかありません。とはいえ、先々のことまでは不透明。少子化の進む現代、お墓の維持管理は頭の痛い問題なのだと、今回気付かされました。できれば自分のときは娘たちに負担をかけないような選択をしたいと、40代の今から思っています……。
2020年10月29日仏教では「亡くなった人は成仏し、仏様になる」という考え方をしています。そのため仏壇は本尊をまつるだけでなく、先祖のお家でもあるのです。実家に帰省した際、仏壇に手を合わせて先祖に「ただいま帰って参りました」と心の中でメッセージを送る人は多いでしょう。無宗教であり多宗教といわれる日本ですが、こういった行動は日本人にとってなじみ深いものです。息子が仏壇に手を合わせた理由ある日、息子さんが仏壇に向かって手を合わせているのを目にした、父親のシノキタユーキ(@shnkttr)さん。どうやら息子さんは、仏壇に向かって何かを真剣に『お願い』をしているようです。先祖に「家族を見守っていてください」などのお願いをするのは、決して珍しいことではありません。ですが、息子さんが何をお願いしていたのかというと…。「『キラメイジャー』がかっこいいから見てください…」※写真はイメージ『お願い』ではなく『オススメ』していた…!息子が仏壇に向かって手を合わせて「〜〜してください…」って何かお願いしてるから、何をお願いしてるのかと思ってよく聞いてみたら「キラメイジャーがカッコいいから見てください」って言ってた。お願いじゃなくてお薦めだった。— シノキタユーキ#試用期間中 (@shnkttr) July 24, 2020 息子さんが先祖にオススメしていたのは、2020年7月現在放送中の特撮番組『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)。最近、息子さんは戦隊シリーズに興味を持ち始めるようになったのだとか。きっと『キラメイジャー』のかっこよさに心奪われてしまったのですね。「好きな物をより多くの人に教えたい」「もっと多くの人に見てほしい」という気持ちは、きっと誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。かわいらしいお願いに、投稿を読んだ多くの人から「キュンとした」「クスッと笑ってしまった…!」「オタクとして将来有望だ」といった声が寄せられました。息子さんの熱い『布教』を聞いた先祖たちは、雲の上から『キラメイジャー』を見てくれるはずです![文・構成/grape編集部]
2020年07月26日実家や親戚の家に帰ったらお仏壇に手を合わせるけれど、自分たちが住んでいるマンションに仏壇は置いていない。とはいえ、先祖を大切に思う気持ちは持っている。そんな方がほとんどだと思います。現代のライフスタイルに合った「手を合わせる場」を提供したい。そんな思いから生まれたのが、デザインと機能に優れた新しい形の仏壇《HAJIME(はじめ)》です。何よりも、祈る人の気持ちを大切に考えたい仏壇とは、仏像や仏具を飾り、仏さまをまつる場所のことで、家の中の小さなお寺のようなもので、仏教の各宗派によってさまざまな仏壇があります。また、亡くなった方が仏さまになるという考えから、先祖をまつる場所としての意味合いも持っています。それぞれの価値観や宗教観、住環境の変化は多彩ですが、大切な人を祈りたいという気持ちを大切にした、現代の仏壇として提案されたのが《HAJIME》です。まるでインテリアのように仏壇をデザインする《HAJIME》は、故人の位牌を中央に置いたり、ご本尊として仏像を祀まつるほか、思い出の写真を飾ったり、遺品を置いたりと、さまざまなスタイルを提案しています。また、故人の好みの色や家のインテリアに合わせて、背面のファブリックパネルを5色から選べるほか、〔若林佛具製作所〕の各店舗では、故人が生前に愛用していたスカーフやジャケットの生地をいかしたカスタムオーダーでの制作も可能です。【HAJIME】(仏壇)●価格:60,000円(税別)●材質:タモ+ウォールナット●製造:日本(旭川)●サイズ:外寸:幅346mm/奥行250mm/高さ350mm内寸:幅320mm/奥行127mm/高さ230mm収納部:幅296mm/奥行110mm/高さ60mm●背面ファブリックパネル:IVORY/MAROON/YELLOWOCHER/BLUE/BROWN※店舗限定にて背面ファブリックのカスタムオーダーが可能【KATACHI】(位牌)●価格:32,000円(税別)●材質:ウォールナット金箔/メープルプラチナ箔●サイズ:幅75mm/奥行45mm/高さ163m/札板高さ120mm※4寸サイズ●製造:日本(旭川)京都の老舗と気鋭のデザイナーのコラボレーション《HAJIME》は、創業1830年、京都に本店を置く若林佛具製作所が運営するECサイト〔なごみ工房〕の完全オリジナル商品として誕生しました。デザインは、羽田空港などに採用されグッドデザイン賞を受賞したアーラントチェア〔イトーキ〕や、高度なカーボン成形により「先端工芸」と評された椅子rei〔スイスARUSHI社〕などを手掛けた清水慶太氏。コンパクトで洗練されたデザインなので、部屋の雰囲気を壊さず、スペースを気にすることも不要です。生活の一部に祈りの場所を作り、故人への感謝の気持ちを忘れないようにすることで、毎日の暮らしにも良い変化が生まれるかもしれません。購入先:なごみ工房購入先:若林佛具製作所●若林佛具製作所京都本店:075-371-3131●ライター美濃羽佐智子
2018年05月08日自分の身長ほどもある仏壇を、実家から自宅に移動させるのは、あまりに手間がかかる……!そんな悩みを解消してくれるのが、最新の「仏壇」だ。引っ越しや家の建て替えを機に、新調する人も増えているという。 「家を新築・改築する際や、マンション購入などの際、昨今は『仏間』を設けない方が増えてきていますので、人の身長ほどもある大型のものよりも、『上置仏壇』という高さ40〜90センチほどのお仏壇が人気。家具やテレビボードの上に置くことができるんです」 こう話すのは、東京「大野屋メモリアルギャラリー国分寺」の筒井厚吏さん。 「当店では、『上置』のなかでも、おもに『伝統型』と『家具調』の2種類があり、置く空間や好みで選べるようになっています。伝統型は、お寺のお堂のなかをイメージしたつくりですので、仏間や和室などにふさわしいお仏壇です。また、家具調は仏間や和室がない方が、リビングや洋間などに置くことも想定してデザインされた、すっきりとした家具のようなお仏壇です」(筒井さん) 東京「はせがわ・大泉学園店」の増野善一さんがオススメするのは、リビングルーム仏壇「ソリッドボード・ジャスト」シリーズ。 「日本を代表する家具メーカー『カリモク家具』さんとの共同開発商品で、テレビボードや専用の下台などの上における商品です。当店では’15年5月のオープン以来、通常の商品に比べると5倍以上も売り上げがあるんです!」(増野さん) 高さは49センチ、ナチュラルな木目が特徴的だが、所々にみられる木の節目の変化は「業界の常識になかった」という。 「40〜50代で初めて購入されるお客さまは、リビングに置くことを想定される場合が多い。自宅に友人などの来客があったときに重々しくならないように、扉を閉めておいたままでもインテリアとして使えます」(増野さん) 上置、家具調……かつての常識を覆すようなクールな商品がどんどん増えている。その背景を、葬儀・お墓・終活コンサルタントで社会福祉士の吉川美津子さんは次のように語る。 「伝統的なスタイルが尊重されてきたかつてに比べ、『それで仏壇という文化がなくなってしまうくらいなら、現代の事情に合った形に変えてでも、そのマインドを残したほうがいい』という価値観が広まりつつあります。その結果、こうしたさまざまなスタイルが生まれてきたんです。形は変わっても、先祖を敬い、お祀りするという思いは変わらない。それこそが受け継ぐべき『縁』なんです」(吉川さん) 大事なのは、亡き人を供養する気持ち。形にとらわれず、気に入った仏壇でデビューしよう。
2017年05月31日ユニクエスト・オンラインは16日、送料無料の格安仏壇販売サイト「小さなお仏壇」をオープンした。同サイトは、インターネットから直接申し込みをする仏壇販売サイト。問屋を通さず店舗も持たないなど無駄なコストをカットすることで、店舗販売では実現不可能な割引価格で販売を行う。また、メーカー直販ならではの格安価格で品質にこだわった良質な仏壇を提供。どの商品も、全国どこでも送料無料。必要な物が含まれたオールインパッケージで届いたその日から供養可能、などを特徴とするという。オールインパッケージの「お仏壇セット」は、8万6,100円。仏壇本体のほか、必要な仏具・ご本尊をすべて含んでおり、到着してすぐに供養が可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日ネットコミュニケーションズは7月27日~8月8日にかけて、マンション・ラボ リサーチ会員3,283人を対象に、「仏壇に関するアンケート」を実施した。最初に「自宅に仏壇はありますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人は15.4%で、圧倒的に無い人が多かった。無い人のうち、将来的に必要だと回答した人は28%にとどまり、今後も置く必要がないと考える人が72%になることが分かった。仏壇を置く必要のない理由について聞くと、最も多かったのは「置き場所が無い(36.8%)」。2位の回答は「無宗教だから(26.7%)」、3位は「特になし(21.3%)」だった。次に、現在仏壇を所有している人と、これから仏壇が必要だと考えている人を対象に、仏壇の購入時に重視する点について調査。いずれも「省スペース」が1位、「金額」が2位だった。デザインやインテリアの調和も重視する人も多く、マンションでの仏壇設置は「省スペース」「インテリアとの調和」が大きなポイントになりそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日「いい仏壇.com」は、フォトエッセイ「手を合わせてつながる絆~お仏壇と家族のストーリー~」を募集する。今回募集するエッセイは、家族の絆が失われていく現代社会において、古来より家族のつながりの場として存在していた仏壇を通じ、家族とのつながりの大切さを伝えようというもの。入選作品はWebサイト上に掲載し、金賞1名には賞状および現金10万円、銀賞2名には賞状および現金3万円、銅賞5名には賞状および現金1万円が贈られる。応募は、仏壇と家族にまつわるエッセイと写真を合わせて投稿する。エッセイの文字数は600字以内で、写真は仏壇と人物(または仏壇のみ)が写っているもの。応募方法はメールまたは郵送、ファクスで。締め切りは10月31日。詳細は「いい仏壇.com」のキャンペーン概要を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月04日