映画『十二単衣を着た悪魔』の完成披露報告会が本日10月20日(火)セルリアンタワー能楽堂にて行われ、主演の伊藤健太郎をはじめ、三吉彩花、伊藤沙莉、山村紅葉、笹野高史、黒木瞳監督が登壇した。本作にも出演するLiLiCoが今回MCを担当。原作に惹かれた点を聞かれた黒木監督は「『源氏物語』桐壺帝の正妃でありながらも、悪役として描かれている、弘徽殿女御はこういった人だったのかもと考えられて書かれた物語で、現代に生きる自分の居場所がない、人と比べてうまくいかない、自分って何なんだろうと、ちょっとダメンズな男の子が、ひょんなことから源氏物語の世界にトリップ、弘徽殿女御をはじめとする様々な登場人物の輝く人生を見て成長するという希望のお話に惹かれました」と答える。就職活動連続失敗中の実家暮らしのフリーターで、ひょんなことから「源氏物語」の世界にトリップしてしまう本作の主人公・雷を演じた伊藤健太郎さんは、役柄との共通点について「あの平安時代に急に飛び込んで、意外とすんなりと対応していく姿は、今自分が平安時代にタイムスリップしたら、最初は驚くだろうけど、対応するだろうなというところはちょっと似ているかも」と役作りに苦労はなかったそう。また、最初からスタッフの中でこの役は伊藤健太郎さんでいきたいという思いがあったと明かす黒木監督。「たまたま私が出演しているラジオ局の番組の収録にいく際に、エレベーターのドアが開くと、真正面にポスターが貼られていまして、エレベーターが開くと伊藤健太郎さんがいらっしゃる。この方が雷ちゃんを演じてくれたらなぁと思っておりましたが、念願かなって嬉しかったです」とコメントした。“悪魔”とも言われた弘徽殿女御を演じた三吉さんは「ここまで強い女性を演じたのは初めてなんですけれども、だんだん自分の息子の為にとか誰かのためにとか愛情をもって何を犠牲にしてでも貫いていく姿勢に、この人についていきたいなと自然に感じることができて、弘徽殿女御への熱い想いを聞かせていただいて愛着がわいてきました」と演じてみた感想を語り、黒木監督は「ヘア、十二単衣が似合う三吉ちゃん以外、弘徽殿女御はいないと思いました」と言い切った。そして伊藤沙莉さんの出演は、監督がテレビに出演するのを見てぜひ倫子役にとオファーしたそうで、それについて伊藤沙莉さんは「凄くシンプルで嬉しかったです。現代を生きる女性は演じてきましたが、時代を超えて生きる女性を演じることが少なく、経験として踏まなければならないと思っていた時期にオファー頂いて、黒木組でその経験が出来たのがすごく嬉しかったです」と笑顔を見せる。さらにハプニングの演出についての話題になると、「とあるシーンで、ハプニングが起こりまして、めちゃくちゃ驚きました。お芝居でするのはずかしいと思いますし、是非そのシーンを探してほしいですね。でも、そのシーンの撮影の直後は、健太郎、ふざけた?本番なのに、何やってんの?とは思いました」と意味深に話すと、伊藤健太郎さんは「台本に書かれてなく、黒木監督に撮影前に指示されて、『え??』って戸惑いまして、やるべきかやらないか迷ってたんですけど、後ろのベースから、何度も『いけ!いけ!』って黒木監督が…」とそのシーンをふり返り、伊藤沙莉さんが「結果いいシーンでした!」と言い会場を沸かせた。最後に伊藤健太郎さんは「こういった時期に、公開が近づいてきて、能楽堂という場所で、皆様に完成を報告する機会を設けられたことを、光栄に思っています」と挨拶し、「主人公の雷の様に、映画の中にタイムスリップしていただき、ちょっとした非現実的体験をご体験頂ければと思っております。公開しましたら、是非劇場に足を運んでくださればと願っています」と本作をPRしイベントは幕を閉じた。『十二単衣を着た悪魔』は11月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:十二単衣を着た悪魔 2020年11月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Ⓒ2019「十二単衣を着た悪魔」フィルムパートナー
2020年10月20日GENERATIONS from EXILE TRIBEの数原龍友が、新型コロナウイルスに感染していることが22日に所属事務所であるLDHより発表された。同社では、専門家で構成した「LDH新型コロナウイルス感染症対策専門家チーム」による見解のもと、新型コロナウイルスの感染症対策として、全所属者による日々の検温・体調報告を行っているという。数原自身は無症状で、平熱を保ち体調を崩すなどの症状もなかったが「お仕事でご一緒した方が新型コロナウイルスに感染していたとの連絡を8月19日に受け、その方との濃厚接触が判明したため、20日に検査を受け、22日に感染と診断されました」と発表。現在は、保健所と専門家の皆様の指示に従い「慎重に対応しております」とコメント。同社は「引き続き、専門家チーム、行政機関の指導のもと、所属者、スタッフ、関係各位の皆様への感染防止を最優先に、新型コロナウイルス感染予防、拡大防止の処置を実施してまいります」としている。
2020年08月22日映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)の開催キックオフイベントが14日に都内で行われ、永瀬廉(King & Prince)、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健、三木康一郎監督が登場した。同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ・アニメ映画・舞台・小説・ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。アニメ好きの坂道の聖地・秋葉原で、ママチャリに乗って颯爽と登場した永瀬。撮影では実際にロードレースに挑戦したが、「やるしかないという気持ちがあったので。僕、何回か限界の"その先"に行ってました。それくらい過酷で、いざ完成した作品を見れたという状況が不思議ですよね。安心感もありつつ、皆さんに届いたらなという思いでいっぱいです」と振り返った。伊藤も「基本的には全部気持ちだったので、体力がどうのこうの言ってる場合じゃなかったんですよ」としみじみ。しかし、監督が「最初はCGで行こうと考えながら脚本を書いてたけど、どこかのタイミングで、全部やらせた方が面白いなと思って」と明かすと、伊藤は「そのタイミングで僕に『本気できついから、マジで練習しなね』と言ってきたんですよ! 本当にビビらされて」と納得する。「そもそもCGという案があったことすら知らんかった」と驚く永瀬は、「苦しそうな表情をすればするほど喜ぶ人でしたね、監督は」と苦笑していた。作品に因んで青春の話になると、坂東の高校時代の片思いエピソードなども飛び出し、永瀬は「恋愛ごとは事務所OKですか?」とつっこみ周囲を笑わせる。さらに、伊藤と坂東と3人で撮影中に猿田彦神社に行ったエピソードを思い出した永瀬は「僕ら3人で恋みくじ引いたよね。大吉でした」と胸を張り、「俺は小吉だった」(坂東)、「俺は坂東くんより良かったから中吉かな」(伊藤)と、キャスト陣も撮影で青春を感じていた様子だった。
2020年07月14日永瀬廉(「King & Prince」)が主演、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、柳俊太郎、竜星涼ら若手俳優が出演する、渡辺航の人気漫画の実写化『弱虫ペダル』。この度、自転車走行シーンはCGナシで挑戦したという、過酷すぎる自転車シーンを含むメイキング映像が到着した。今回到着した映像では、坂を自転車で駆け上がる様子や、スタッフらとモニターを確認する場面など撮影の様子が切り取られている。「過酷な環境での撮影でしたが、それを乗り越えたからこそ画面越しで伝わるものがある」と永瀬さんが語るように、倒れ込んでしまうほど坂を全力で駆け上がったり、疲れ切って仲良く寝そべる永瀬さんと伊藤さんの姿も映し出される。映像では、鳴子章吉役の坂東さんが「ガチンコの自転車アクションで熱量の強い作品になったと思います」と熱く語ったり、マネージャー・寒咲幹役の橋本さんも「何よりも原作ファンに楽しんでもらえる作品になったらいいなと思います」と意気込むなど、キャストたちのコメントも挿入されている。そして映像と共に、永瀬さんと伊藤さんの2ショットオフショット写真も公開。過酷な練習を乗り切り、撮影終盤、原作にも登場する激坂シーンの前後で撮影されたものだ。『弱虫ペダル』は8月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
2020年07月11日《伊藤英明の白い歯こぼれる笑顔はやっぱりチャーミングだ》《坊主頭に笑顔がほんと素敵だなあーてママがこの役の伊藤英明さんは大好きだわーて言ってた》《今までなんとも思わなかったけど伊藤英明ってすっごいかわいい顔するのね》そんな声が、Twitterにあふれている。現在放送中の『病室で念仏を唱えないでください』で、12年ぶりとなるTBS連続ドラマ主演を務めている伊藤英明(44)。「僧侶でありながら救急救命医」という異色の主人公と、伊藤の好演が話題となっている。なかでも女性たちを引き付けているのが、伊藤の優しい笑顔。そんな“伊藤スマイル”にさらに磨きをかけたのが、家族の存在だという。「伊藤さんは加藤あいさん(37)の結婚式に来ていた一般人女性と14年に結婚し、15年に長男(4)が誕生。昨年には、長女も授かりました。彼は家族との時間を何より大切にしていて、お風呂やオムツ替えも率先して担当。独身時代とは変わって『育児って楽しい』と話すほどのイクメンになっています。そのせいか、笑い方もこれまで以上に柔らかくなってきましたね」(芸能関係者)1月9日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)では、一家そろってアメリカに移住していることを告白。その理由について、「子どもとすごす時間を増やしたいと思った」と語っていた。「今回はドラマのために帰国したのですが、その際にも『離れたくない』と言って長男も連れてきたそうです。撮影で忙しい日々が続いていますが、子どもとの時間が何よりの充電になっているみたいですね」(テレビ局関係者)2月下旬の朝、都内の路上に伊藤の姿があった。かたわらには、長男の姿が。しばらく待っていると、車が停車する。これから子どもをどこかへ連れて行くのだろう。勢いよく長男が乗り込むと、伊藤も続く。はしゃぐわが子を眺める彼の表情には、自然と笑みがこぼれていた――。第6話を終え、平均視聴率は9.02%。息子とのひとときによって活力を得た伊藤は、さらに視聴率を伸ばしそうだ。
2020年03月01日デビュー7周年を迎えたGENERATIONS from EXILE TRIBE。念願のNHK紅白歌合戦初出場も決めた彼らが、怒涛の1年間を振り返ります。今回は数原龍友さん、片寄涼太さん、佐野玲於さんのインタビューをご紹介。メンバーのキャラクターを表した詞に注目してほしい。数原龍友今年の前半は個人活動が中心でわりとのんびりしていたんですけど、後半はグループでの活動がありがたいことに本当に充実していて、人生で一番、過ぎるのがあっという間だった一年かもしれません。「BATTLE OF TOKYO」っていう後輩たちと一緒にやったライブだったり、自分たちのツアーだったり、AbemaTVでやらせていただいている番組であったり。今回のアルバムもその一つ。この中には、僕の初のソロ曲「Nostalgie」も収録されています。作詞の小竹正人さんは、僕のことを子どもの頃から知ってくださっている方。僕とリンクするような言葉を選んでくださったので、大げさではなく自分の人生を投影する気持ちで歌わせていただきました。それと「心声(しんせい)」は亜嵐くんが曲を作ったんですけど、作詞に協力してよって声をかけてくれて。作家さんたちとセッションを重ねながら、メンバーのグループでのキャラクターを言葉でおもしろく表現したりしました。「これは誰のことだろう」って想像しながら聴くと楽しいと思いますよ。そして今年は念願の紅白歌合戦に初出場できて、最高の締めくくり!元日は全員で集まって一年の目標を決めたあとに、深夜の街を「さむー」って言いながら散歩するのが恒例なので、来年もそこからいいスタートが切れたら、と思います。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ、兵庫県出身。ボーカル。映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌のソロ曲「Nostalgie」が配信中。ニット¥48,000(DISCOVERED TEL:03・3463・3082)パンツ¥17,000(Johnbull/ジョンブルカスタマーセンター TEL:086・470・5770)その他はスタイリスト私物手を取り合っている感覚を大切に駆け抜けた7周年。片寄涼太7周年記念のオリジナルアルバム『SHONEN CHRONICLE』は、田名網敬一さんのアートワークであったり、初めての方にサウンドプロデュースをしていただいたり、新しいジェネの一面が表現された作品になっていると思います。個人的には、「Brand New Story」と「One in a Million-奇跡の夜に-」は、ライブで歌っていても映画の印象が蘇る曲(共に片寄さん主演映画の主題歌)。いろんな場所で流れていた曲でもあるので、映画を観ていない方にも「どこかで聴いたことがある」と親近感を持って聴いていただけたら嬉しいですね。今年は、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に始まり、ドラマや映画への出演が続いていた状況で。そのおかげで、見てくださった方はもちろん、番組でご一緒した方にも認識していただけるようになった一年だったかな、と思います。でも、そうやって個人で活動をしていると、グループに戻ってきた時にホッとする。最近は、メンディーさんがよく全員にお昼をごちそうしてくれるので、それがみんなの楽しみに。ほかのグループのメンバーが、僕たちの仲がいいと言ってくれているようですが、その秘訣は何だろう…。お互いに手を取り合っている感覚を大事にしていることかな。一緒にいて安心できる場所なんです。かたよせ・りょうた1994年8月29日生まれ、大阪府出身。ボーカル。来年1月スタートのドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)に出演。カーディガン¥30,000トップス¥15,000(共にlot holon TEL:03・6418・6314)ブーツ¥20,000(REGAL/リーガルコーポレーションTEL:047・304・7261)その他はスタイリスト私物僕らは仕事仲間であり、友達でもあるんです。佐野玲於今回のアルバムのアートワークは、大好きな田名網敬一先生に手がけていただいて。先生のアートを見ていると、すごくパワーがもらえるんですよね。グループ活動以外では一人一人違うビジョンを持った僕らの“7人7色”を美しく表現していただき、ありがたかったです。今年はライブもやって、MVもたくさん撮って、お芝居もして、本当にめまぐるしい一年でした。だから年始は海外でゆっくりしたいです(笑)。今年の年始もメンディーくんと一緒にLAに行ったんですが、またいろんなものに触れて芸の肥やしになるような過ごし方ができれば。来年は俳優としても、さまざまな作品に出演したいです。占いは信じてなかったんですけど、ゲッターズ飯田さんと共演させていただいた時、「生まれつき心が60歳」「カルチャー好き」「役者をやったほうがいい」と言われてすごく納得して。以来、運気のようなものも意識するようになりました。相変わらずメンバーとよくごはんに行っているのですが、みんな大人になったのか、居酒屋や誰かの家じゃなく、お寿司を求めるようになってきました。生意気ですけど(笑)。積もる話ができるので、この時間はとても大切。僕らは仕事仲間でもあるけど、友達でもあるんです。どちらかに偏らないよう、そのバランスを大事にしているのがいい関係でいられる理由かも。さの・れお1996年1月8日生まれ、東京都出身。パフォーマー。俳優としての近作は短編映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』。ニット¥32,000(DISCOVERED TEL:03・3463・3082)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブボーカル2名、パフォーマー5名からなるダンス&ボーカルグループ。最新アルバム『SHONEN CHRONICLE』が好評発売中。※『anan』2019年12月25日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾(by anan編集部)
2019年12月21日数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)が26日、東京・MUSIC BAR 代々木VILLAGE BY KURKKUにオープンする「ゲーム・オブ・スローンズ バー」に登場した。『ゲーム・オブ・スローンズ』は一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描いたアクション・スペクタクル巨編で、世界的に人気を博している。この度、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ&DVD発売(12月4日)に合わせて、中世ヨーロッパを思わせるドラマの世界観たっぷりの「ゲーム・オブ・スローンズ バー」が、11月26日〜12月1日の期間限定でオープンした。この1年について、数原は「すごく楽しく活動させていただいた1年だったんですけど、『BATTLE OF TOKYO』というプロジェクトで後輩たち(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)を引き連れてライブをやって、今まで1番弟分として活動してきたGENERATIONSがリーダーとして活動しなきゃいけないという戸惑いがありました」と振り返る。「並行して自分たちの単独のツアーもあったりして、かなりバタバタしていた印象でした。紅白歌合戦の出場も決まったので、ひとつひとつの活動が結果につながっていくんだなと勉強になる1年でした」と充実した表情を見せた。初の紅白出場が発表されたばかりだが、数原は「発表からけっこう経つんですけど、いまだに同級生や、普段連絡を取らないような人からも『紅白おめでとう』と言っていただいて、そういう経験は今までになかった。『ドームツアーをやります』と言った時よりも反響があるので、紅白歌合戦の影響力を感じる瞬間ではあります」と明かす。内容について聞かれると、「楽曲はまだきまってないんですよ」と苦笑し、演出もまだ内緒。「見えてない部分ばかりなので、ひとつひとつ丁寧にやっていかないと、すごいスピード感で進んでいく気がする」と気を引き締める。m-floとして紅白出場の先輩でもある☆Takuは、「いつも通りの自分を出すというところだと思うんですよね。特殊な空気感があるんですよ。いろいろな人たちが生放送でって、すごいことじゃないですか。張り詰めた中でも絶対楽しめるので、ジェネらしさを出してもらえたらいいなと思います」とエール。数原は「メンバーを信じて。緊張した時は周りを見て、メンバーも緊張しているだろうけど、チームで頑張れたらと思います」と改めて意気込みを語った。
2019年11月26日数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)が26日、東京・MUSIC BAR 代々木VILLAGE BY KURKKUにオープンする「ゲーム・オブ・スローンズ バー」に登場した。『ゲーム・オブ・スローンズ』は一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描いたアクション・スペクタクル巨編で、世界的に人気を博している。この度、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ&DVD発売(12月4日)に合わせて、中世ヨーロッパを思わせるドラマの世界観たっぷりの「ゲーム・オブ・スローンズ バー」が、11月26日〜12月1日の期間限定でオープンした。同作ファンの数原は、最終章について「見れば見るほど魅力が感じられる、『ゲーム・オブ・スローンズ』らしい最後」「感謝しかない」と魅力を表し、スタート時より応援していた☆Takuは「僕の旅も終わったなという感じがしました」と感慨深い様子。数原は改めて「いい意味でいっぱい裏切られてきた。自分たちがふだんやっているエンターテインメントも、裏切りがサプライズになったりする。めちゃくちゃ心動かされまくった最後だった」と説明した。作品に登場する「鉄の玉座」にも座った数原だったが、「僕はまだここに座れる器じゃないなと思いました。玉座に見合う男になるためにはまだまだ修行が足りないな」と謙虚に語る。☆Takuは「彼らを玉座に座らせられるように頑張りたいなと思いつつ、僕が座った時は、座ってる側なのに重みを感じた」としみじみ。「どのへんを修行するのか」と聞かれた数原は、男性レポーターに「それはもう、男性だったら絶対に、いい男を目指すじゃないですか。自己自身に足りないもの、何かあると思ってませんか? 絶対満足していないですよね? そういう感じです!」と逆に同意を求めて会場の笑いを誘った。「いろいろ経験すると、力のなさを思い知るばかりなので、世の中の男性に足りないもの、すべてを僕が身につけていこうと思います」と出た数原だったが、他のメンバーで玉座にふさわしい人物を聞かれると、「残念ながら僕ですね、それは」ときっぱり。「メンバーのこと、大好きなんですけど、僕以外の6人はまだ足元にも……。まだ座れて、僕かな。愛があるので」と同作への愛をアピールした。楽曲制作等の現場では会うが、一緒にカメラの前に立つのは初めてだったという2人。☆Takuは「ジェネのメンバーといろんなところで飲みに行ったりしているんですけど、数原さんとはそんなに会うことがなかったんですよね。めちゃくちゃ誠実というか、男気あふれる」と称賛。「彼の声の倍音が大好きなんですよ。今回は人間の部分に初めて触れることができて。もっと一緒に酔っ払ってふざけあえたらなと思います」と希望する。同作の中で一緒に酒を飲みたいキャラクターという質問には、☆Takuは「ティリオンと一緒に飲みたいのと、ホーダーとずっと飲む」、数原は「僕はかなり無謀だと思いますけど、ドロゴとね、対決を」と希望。また女性キャラでは「サーセイとか。自分の言ったことに対して、一捻りも二捻りも返してきそうで、自分が考え付かないことを言ってくれそうな気がする」(数原)、「ミッサンディ。普段飲まない人だけど、飲んで楽しくなれるシーンがあるじゃないですか。そういうところで知的な話ができたらいいな」(☆Taku)とそれぞれ思いを馳せた。
2019年11月26日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの数原龍友が3日、個人の公式インスタグラムを開設した。GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとして現在活躍中の数原は、昨年グループとして初のドームツアーを開催し、4大ドームで全10公演を行い、41万人を動員。今年の8月からは初の会場となる札幌ドームから5大ドーム「GENERATIONS LIVE TOUR 2019 “少年クロニクル”」をスタートし、全12公演、過去最高の48万人動員を予定している。そんな勢いの中、今月4日から全国公開となる映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌に起用された、初のソロ楽曲「Nostalgie」が、3日0時に配信リリース。配信に合わせて個人の公式インスタグラムも開設された。今後、自身のソロ活動はもちろん、グループとしての活動の様子などを投稿していく予定とのこと。
2019年10月03日坂本龍馬の魅力に出会える街高知県高知市で2月に開催される「高知龍馬マラソン2020」のエントリーが始まっています。坂本龍馬の故郷、高知の魅力がギュッと詰まった42.195kmを走りきるフルマラソンの開催は、2020年2月16日(日)です。歴史もグルメも楽しめる大会が開催される高知県高知市は、日本国内で江戸時代から天守が現存している12城の1つ「高知城」太平洋に臨む海岸「桂浜」「よさこい祭り」高知のグルメスポット「ひろめ市場」「日曜市」など人気観光スポットがあり、多くの人が訪れます。また、幕末維新のキーマンとして多くの人に知られている坂本龍馬の生まれ故郷で、ゆかりのスポットが多くあります。高知の魅力が詰まったコース高知龍馬マラソンは、県庁前の高知城を見える場所からスタートし、江戸時代末期の僧侶・純信とお馬の恋物語で有名な「はりまや橋」に向けて走ります。そして、コース最大の難所の浦戸大橋を渡り、太平洋を始めとする美しい景色を見ながらゴールの春野総合運動公園陸上競技場を目指します。レースの途中には、応援ポイントでの楽器演奏や合唱、よさこい踊り、ダンスなどの心のこもった応援、高知の特産品を使った給水・給食を味わうことができます。(画像は公式ページより)【参考】※高知龍馬マラソン2020公式ページ
2019年09月19日台湾タピオカドリンク専門店「龍珍珠(ロンチンジュ)梅田」が大阪・梅田に2019年8月30日(金)にオープンする。「龍珍珠」は、自家製生タピオカにこだわり、タピオカ本来の美味しさを生かした台湾タピオカドリンク専門店。台湾産タピオカ粉のみを使用して作られるタピオカは、店内でこねるところから作る様子を間近に見ることが可能だ。ドリンクには、黒糖の味わいを最も引き立てる、厳選された台湾茶葉やコクと甘みのある大阿蘇牛乳など、こだわりの素材が使用されている。看板商品の「焦がし黒糖タピオカミルク」は、鍋で煮詰めた、まだ温かい黒糖タピオカをミルクの中に入れ、表面を覆うミルクフォームを黒糖でカリカリに焼き上げた香ばしい風味のドリンク。鮮やかな見た目にも注目だ。「黒糖タピオカミルクティー」には、苦味がなくすっきりとした味わいと独特な香りのアッサム茶、苦味がなく甘い香りが特徴の鉄観音茶、口当たりが良く癒される香りが特徴のジャスミン茶といった本場の台湾茶葉を使用している。その他、愛玉子(オーギョーチ)、仙草、杏仁など台湾デザートを合わせたドリンクなど充実したラインナップを用意する。また、店舗2階では、「とろとろ杏仁豆腐とアジアンフルーツパフェ」や「黒ごまとココナッツミルクのアイスクリンわらび餅と仙草ゼリーのパフェ」といったスイーツメニューを提供。フルーティーなマンゴーのふわふわ台湾かき氷や、「杏仁牛乳ソフトクリーム」、「紅茶牛乳ソフトクリーム」といった生タピオカスイーツも販売される。【詳細】龍珍珠(ロンチンジュ)梅田オープン日:2019年8月30日(金)住所:大阪府大阪市北区芝田1-6-6(阪急梅田駅高架下)TEL:06-6372-5012営業時間:11:00~23:00(フード L.O.22:30/ドリンク L.O.22:45)定休日:無休■メニュー例・焦がし黒糖タピオカミルク 650円・焦がし黒糖タピオカ宇治抹茶ミルク 650円・焦がし黒糖タピオカ宇治ほうじ茶ミルク 650円・焦がし黒糖タピオカ黒ごまミルク 650円・黒糖タピオカミルクティー 500円・黒糖タピオカ鉄観音ミルクティー 500円・黒糖タピオカキャラメルミルクティー 530円※価格はすべて税込み。
2019年08月24日GENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。メンバーの数原龍友さんが、今回の曲で表現したもの、そして、今後挑戦していきたいことについて語りました。30歳の時、圧倒的な輝きを放っていたい。新曲のデモテープを聴いた瞬間、探し求めていた曲と出合えた手応えがありました。ビートがあり今っぽいけど、温かみもあり、それがEXILEらしい。今作のように歌が前に出る楽曲は表現遊びが楽しいのですが、特に“歌は楽しいな、いいな”とあらためて強く感じられた作品です。今は、次のツアーで昨年の完成度を超えていくには何をすべきかと考えている時間が、すごく楽しい。想像を超えないと熱狂には繋がらないから、誰も観たことのないものを作りたいです。ファンの皆さんは、思わぬところで僕たちを包んでくれることもあれば、逆に、こちらの気持ちがうまく伝わらないことだってある。でも、その経験を生かし、次の僕たちの形として提示していくわけだから、今のGENERATIONSは、ファンの皆さんが構築しているところが大きいと思います。そう、今年27歳になるのですが、30歳になった時に圧倒的な輝きを放っていたいんです。やるべきことをやりながら余裕のある、窮屈じゃない男。後輩に“数原さんは働いているけど遊んでいるし、いつ寝てるんだろう。あんなふうに自由に生きていきたいな”と思ってもらえれば嬉しいです。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ。兵庫県出身。ボーカリスト。今はマリンスポーツに夢中。サーフィンと、湖でレイクサーフィンをやることにハマっている。シャツ 参考価格¥150,000中に着たカットソー 参考価格¥40,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月21日今田耕司と女優・広瀬アリスが司会を務める「アナザースカイII」。その6月28日(金)放送回に、俳優・伊藤健太郎がゲスト出演。今回伊藤さんが訪れる第2の故郷“アナザースカイ”は、中学時代に留学していたアメリカのユタ州。再び訪れたこの地で伊藤さんは何を語る。同番組は司会を今田耕司と広瀬アリスが務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪ねるという旅バラエティ番組。映画『俺物語!!』や「仰げば尊し」などへ出演。その後剛力彩芽と共演した「レンタルの恋」や、広瀬すず、中条あやみら同世代の豪華キャストが集結した『チア☆ダン』、野村周平、黒島結菜らと共演した『サクラダリセット』など出演した話題作が次々と放送、公開。「バッドボーイズ」佐田正樹の実話を映画化した『デメキン』で映画初主演を飾り、有村架純、波瑠らとの共演で本屋大賞ノミネート作を映画化した『コーヒーが冷めないうちに』などもヒットするなか、昨年秋クールのドラマ「今日から俺は!!」では賀来賢人とともに80年代熱血ヤンキーを演じ、広い世代から注目を浴びた伊藤さん。今回伊藤さんが訪れるのは冬季オリンピックの開催地ともなったソルトレイクシティを州都に持つアメリカのユタ州。この地に中学時代留学していたという伊藤さんは今回、大自然で念願のドライブ、乗馬に挑戦するほか、当時の友人と奇跡の再会。大自然があふれるユタで伊藤さんが語った俳優の夢と葛藤とは!?今夜のゲスト、伊藤さんが声優を務める劇場アニメ『きみと、波にのれたら』が現在全国公開中。大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。しかし、港は海の事故で命を落としてしまい、大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子は、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太が港役で、川栄李奈がひな子役で声優を担当するほか、伊藤さんに松本穂香らも出演。『マインド・ゲーム』などで知られる湯浅政明がメガホンをとった。「アナザースカイII」は6月28日(金)23時15分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月28日女優の伊藤蘭が、31日(22:00~)に放送されるニッポン放送『伊藤蘭のオールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることが決定した。伊藤はキャンディーズ解散後の1980年から1982年の2年にわたり、同局で『伊藤蘭 通りすぎる夜に』を担当。さらには2012年、1日限りの年末特別番組『伊藤蘭 通り過ぎる季節に』で30年ぶりにラジオパーソナリティを務めた。今回は自身初となる『オールナイトニッポンGOLD』の生放送に挑戦する。当日は、ソロ歌手としてのデビューアルバム「My Bouquet」の紹介をはじめ、キャンディーズ時代の話、仕事や家族、プライベートのことなどについて、トークをするほか、リスナーからのメールのメッセージにも答える予定だ。さらに番組のゲストとして、アルバム『My Bouquet』のプロデューサーの佐藤準氏、作詞家の森雪之丞氏を迎える予定とのこと。伊藤は「6年ぶりにラジオパーソナリティをさせていただくことになりました。しかも今回は生放送! 今からもう緊張でドキドキしてますが、皆さまからのメールを励みに頑張ります」とコメント。そして「ソロアルバムからの曲もたくさん紹介しますので楽しみにしていてくださいね」と話した。
2019年05月24日村上龍の小説をハリウッドで映画化、世界各国の映画祭を騒然とさせセンセーションを巻き起こした『ピアッシング』(原題:Piercing)が、6月に日本公開決定。併せて場面写真も到着した。主人公は自分の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られる男。彼はその衝動を抑えるため、SM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし、計画は滑稽なほど思い通りにはいかない。ホテルにやってきた女は、いきなり自分自身を傷つけて倒れこんでしまう。これはリアルな悪夢なのか、シュールな現実なのか?刃を外に向ける者と内に向ける者は、磁石のプラスとマイナスのように交わり、やがて共鳴していくのだろうか…。本作は、愛する者にアイスピックを向ける衝撃的なシーンで幕を開け、ラスト1秒まで緊迫感が持続する、殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女を描く衝撃のサイコスリラー。原作から強烈なインスピレーションを受けたのは、米インディーズ界の新鋭ニコラス・ペッシェ。デビュー作『The Eyes of My Mother』が2016年のサンダンス映画祭で絶賛され、ファンタスティック映画祭の5部門を受賞。『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛する監督が、今回洗練されたスタイルで原作のテイストを映像化した。出演には、「GIRLS/ガールズ」『ファースト・マン』のクリストファー・アボットと、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズでアリス役を演じたミア・ワシコウスカ。端整な顔立ちと静かな表情の中に抑えきれない狂気を混在させた男と、些細なことで壊れてしまいそうな危うさと美しさと孤独を抱えた女。2人が繊細かつ圧倒的な演技で魅せる。2018年のサンダンス映画祭では再び衝撃に包まれ、熱狂的な評価が徐々に拡散。スイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では国際批評家賞と未来イメージ賞の2部門に輝いたほか、世界各国で数多くの賞にノミネートされた話題作は、原作者の村上氏も大絶賛。また、劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使い、和洋芸術の絶妙な親和性が作品に不思議な深みを与え、オリジナリティあふれる世界観を形作っている本作。到着した場面写真では、本作の世界観が少し覗くことができ、静かな怖さが感じられる。『ピアッシング』は6月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月28日日本はもとより、世界各地で親しまれてきた“龍”の存在。いにしえより、人々はそこに大いなる“流れ”のイメージを託してきました。いま、あらためて龍の力を身近に感じ、取り入れるために生まれた“写龍”を通して、自らを取り巻く運の流れを見つめ直しましょう。よき流れを司る龍の力を自分の中に取り入れる。私たちの周りに、当たり前に存在する龍のイメージ。そこにはどんな意味があるのだろう?「古来、龍という概念は世界中に存在しました。そこには大きく2つの意味があります。一つは、アジアにおいて主流である、万物の大いなる“流れ”の象徴としての龍。そして、中東やヨーロッパを中心とした、“大切なものを守る”存在としての龍です」そう語るのは、絵師として全国各地の神社仏閣に龍の天井画を描き続けてきた斎灯サトルさん。曰く、龍の存在を身近に感じることには、「悪い流れに気づき、よい流れに乗る」効果があるという。「水や空気、人やお金、そして運、地球上のあらゆる流れを司るのが“龍”であり、その存在を意識し、自分のなかに取り入れるために生まれたのが、“写龍”という新しい文化。龍の姿をなぞることを通じて、よりよい流れのなかに自らの身を移すことができます」龍のパワーとつながることで、“流れ”に乗る力が身につく。龍のもつパワーはどこからきたもので、そしてなぜいま、私たちに必要なのか。龍と写龍を知るための、5つのお話。【龍の正体は、大いなる流れのシンボル】様々な形で描かれてきた“龍”。その歴史は古く、一説によると、アジアで最初に龍のイメージが生まれたのは、新石器時代の中国に遡る。「黄河流域に栄えたこれらの文明にとっては、治水が非常に重要でした。人々は黄河を生き物に見立て、治めるべき大いなる流れの象徴として龍=流のイメージが誕生し、浸透していったと考えられます」【龍=流を治めることで、運の流れが整っていく】地球上のあらゆるものに流れが存在するように、“運”そのものも流れを含む。「いい流れは加速していき、乱れた流れを放置すれば悪い出来事が続きます。昔の人々が大河の氾濫を治水で治めたように、悪いことが起こったときには、流れの途中にいることを意識し、そこから感謝と学びを得ることで、運の流れを整えることが必要なのです」【神社仏閣の天井画が持つ、もうひとつの龍の役割】天井画のモチーフとして神社仏閣に描かれている龍には、流れの象徴とは別の役割が存在する。「龍は水のシンボルでもあります。と同時に“大切なものを守る”存在でもあるため、火災から社殿を守り、ご本尊を守護するものとして天井画に描かれています。この役割を個人に照らせば、龍は自分自身の本質を守ってくれる存在ともいえます」【龍をなぞり、写し取ることで、そのパワーとシンクロする】写教や写仏がそうであるように、写し取ることで人は対象と一体になれる。同様に、なぞることで龍とつながる方法が“写龍”だ。「人は、意識しているものに近づいていきます。写龍においても、姿をなぞるうち、龍の存在が自身と同調し、その力が満ちていきます。結果、周囲を取り巻く流れを感じ、よりよい流れに乗ることができるのです」【自分を運ぶ大きな流れを意識すれば、人生も好転する】龍を通じて流れを意識することは、ひいては人生を好転させることにもつながる。「流れを感じることは、物事を点ではなく線で考えること。いまがすべてではなく、過去から未来へと移り変わる流れの全体を感じられる人は、失敗しても落ち込まず、成功しても驕らず、周囲にも感謝ができます。その姿勢は、人生を豊かにしていくでしょう」斎灯サトルさん天井画絵師。全国各地の神社仏閣の天井画を手掛け、個人の制作枚数としては日本一を誇る。創作活動のほか講演などでも活躍。著書に『写龍 しあわせの龍を呼ぶ本』(サンマーク出版)が。※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・SANDER STUDIO取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年10月14日今回ご紹介するのは、大正十二年創業、神戸元町の老舗洋食屋『伊藤グリル』から『伊藤グリル 欧風ビーフカレー 中辛』。伊藤グリルとは?船のコックとしてヨーロッパを駆け回っていた初代オーナーシェフ・伊藤寛氏が船を下り、テーブル3つから始めたお店が伊藤グリルです。欧州仕込みの経験を活かし、高級洋食屋としてヨーロッパスタイルを踏襲したその店は、颯爽たる洒落た店として神戸では当時のステータスシンボルとなり、常連客のちょっとした社交場となっていたそう。しかし、時は第2次世界大戦の最中。人気を博した伊藤グリルも悪化する戦況に伴い、ビジネスは不振に陥ったといいます。 終戦後、昭和23年(1948年)に復活!入手困難となった牛肉の代わりに馬肉のステーキや、カエル料理なども出していたそうです。一代で神戸指折りの洋食店を築いた寛氏が引退すると、二代目は三男の禄夫氏が継ぎ、禄夫氏の急死後は寛氏の次男・忠が三代目を継承。現在の伊藤グリルを支える2つの伝統メニューの1つ・炭火焼きステーキは、三代目の忠氏の代に誕生。その頃の常連客の間では、うまいステーキができあがるのを煙に包まれながら待ったというエピソードが、今でもよく語られているそうです。 現在の4代目シェフが再現する、初代の隠しメニューのカレー!三代にわたって作り上げてきた伊藤グリルの伝統に根差し、自分らしさを加えていきたい――そんな思いから、完成したビーフシチューも、伊藤グリルの看板メニューの1つです。現在では、炭火焼ステーキ・ビーフシチューを二本柱に、「洋食を食べるならば伊藤グリル」との呼び声高い伊藤グリル。しかし今回ご紹介するのは、初代がイギリスより持ち帰ったレシピを元に、日本人の口に合うようにアレンジしたカレー。レストランメニューにはのせていない秘蔵のカレーが、この味わい深い欧風ビーフカレーです。店舗の味、とかじゃないんです。初代の秘蔵メニューなのです!色は明るい褐色で、お肉は燻した感じのしっかりしたブロック!さすが!のちょっとスモーキーな味わいです。3ブロックも入っていて、満足です。まろやかで、オニオンペーストやチャツネの風味もしっかり効いていて、さすがに伝統のある洋食屋さんの高級感。燻した気配、フルーティな各種ピューレの味が効いた、本格派です。しかも化学調味料不使用なのも嬉しい。 ■総評カレーの味★★★★★辛さ★★☆☆☆本格度★★★★☆またお店の方で二大看板メニューも食べてみたいと思うお味でした。満足です!【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年08月27日「もし超能力が使えるなら瞬間移動して、温泉に行きたいです。国内で由布院、草津とか、いい温泉に行って、ゆっくりしたいですね」 そう語るのは、大河ドラマ『龍馬伝』など子役から大活躍の濱田龍臣(17)。放送中のドラマ『モブサイコ100』(テレビ東京・木曜深夜1時~)では超能力を持つ中学生、通称・モブを演じている。モブは内気で目立たず勉強もスポーツも苦手。超能力に頼らず、普通の生活を送りたいと願っている少年だ。 子役から活躍する濱田自身は、普通の生活に戻りたくならないのだろうか。 「そう思ったこともありますけど、今このお仕事をやらせてもらってすごく充実した生活で、すごくいい経験だと思うんです。普通の経験ができない分、違う経験も多くさせていただいているので、今戻りたいとは思わないです」(濱田・以下同) 子役からやってきてよかったと思うことも多いという。 「17歳にしてはしっかりしてるねってよく言われるのはよかったですね。家でも礼儀や食事のマナーは結構厳しく言われていたので、そのおかげかな?」 濱田演じるモブはモテたいと願っているが、もしモテようとするなら何をする? 「考えたことないですね(笑)。周りの人にいろいろ聞いてみて、どうすればいいのか相談するかな。何かしら見た目を変えるために、自分の知識では及ばないから周りの人に聞いてみよう、みたいな(笑)」 モブはモテないほか、内気な性格にコンプレックスを抱える少年でもあるが……。 「結局どんなことも、どんな形であれ自分は自分。それを嫌だって受け入れないよりはそれも自分だからって受け入れるしかないと思うんです。あまり面白くない答えだと思うんですけど(笑)。ネガティブに自分のここが嫌だって思うことはあまりないかな。それが自分なので」 ということはあまり落ち込むこともない?と尋ねてみると、やはり何でもポジティブに考えるという。どこまでも大人な濱田にポジティブへの転換法を教えてもらった。 「最終的にはネガティブな部分も含めての自分だなって。それに自分は自分、他人は他人で結構区切りをつけるので、人に何か言われても、たまたまその人の価値観と合わなかっただけで、あまり気にしなくていいかなって思ってます」
2018年02月11日渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、乃木坂46のメンバー・伊藤万理華の脳内に迫る「伊藤万理華の脳内博覧会」が10月15日まで開催中。本企画は、ファッション、アート、カルチャーにとどまらず鉱物や苔までをも愛し、独自の視点で世界を見つめる伊藤万理華のやりたいことをとことん追求した脳内博覧会。生駒里奈、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美など乃木坂46メンバーを伊藤万理華が撮影した「犬会」や、フォトグラファー前康輔、間仲宇がが伊藤万理華をファッションシューティングした写真展示を始め、「脳内ROOM」、オリジナルショートフィルムなども公開される。さらに、会場限定グッズの販売も。【展覧会情報】乃木坂46 伊藤万理華「伊藤万理華の脳内博覧会」会期:10月5日~15日会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17時間:10:00~21:00(最終日のみ18:00閉場)料金:500円(入場特典ポストカード付)
2017年10月08日4日、「伊藤千晃」がYahoo検索ワード1位となり、話題だ。3月末で7人組ダンス&ボーカルグループAAAを卒業した伊藤千晃(30)が、自身のオフィシャルブログやSNSで、メンバーの日高光啓(30)との2ショットを公開したのがきっかけとなっているようだ。 伊藤は、SKY-HIとしてソロ活動をしている日高の初の日本武道館公演を訪れた、「バンドやダンサーのみなさんと息のあったパフォーマンスは素晴らしく高速ラップには思わず鳥肌が立ちました!!彼の新しい姿をLIVEを通して見る事が出来た気がして私もとても刺激になりました。」と感想をつづり、最後に「#AAA伊藤千晃」とハッシュタグをつけて日高との2ショット写真を公開した。 ネットでファンは「卒業してもこうやってツーショット載せてくれるとか嬉しすぎる」「最高の2ショット」「タグでAAA伊藤千晃ってなってる!嬉しい」と歓喜の声とともに、「うーん。嬉しいけど、卒業決めたのは自分でしょ?」「もうAAAではない」「2ショットはいいけど、タグにAAAを付けるのは違うと思う」と自らAAAを卒業した伊藤に対する冷静な意見もみられ、拡散が広がっている。 伊藤は今年1月、40代実業家男性との結婚と妊娠をファンクラブ向けに発表。あわせて3月末でのグループ卒業を明かし「たくさん悩み考え、メンバーとスタッフに相談をして出した答えです」と直筆メッセージで伝えていた。
2017年05月04日女優の龍真咲が『1789 -バスティーユの恋人たち-』(2018年春上演)に出演することが16日、わかった。同作は2012年にフランスで初演、日本では2015年に宝塚版、2016年に東宝版が上演され、今回は東宝版の再演となる。18世紀末のフランスを舞台に、父親を貴族に殺された農夫・ロナンがパリへ飛び出し革命に身を投じていくなかで、宮廷に仕える侍女・オランプと恋に落ちる。今回は、昨年に引き続きロナン役を小池徹平と加藤和樹が、オランプ役を神田沙也加と夢咲ねねがWキャストで演じる。また、マリー・アントワネット役も凰稀かなめが続投するが、Wキャストとして新たに龍の出演が決定した。昨年9月に宝塚歌劇団を退団した龍は、日本初上演となった同作で宝塚の月組トップスターとしてロナン役を好演し、作品を成功に導いた。今回が"帝劇デビュー"となり、新たにマリー・アントワネットという大役に挑む。
2017年02月16日ドラマに映画、バラエティと様々な場面で活躍する、いま人気急上昇中の若手女優・清水富美加が、「龍の歯医者」で声優初挑戦にして主演を務めることが決定した。舞台は“龍の国”。主人公は、国の守護神“龍”を虫歯菌から守る新米歯医者の野ノ子。隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は龍の歯の上で気絶した隣国の少年兵・ベルを見つける。大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。激しい戦いに巻き込まれながら、2人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…。本作は、世界的人気を誇る映像監督・庵野秀明が代表を務める「スタジオカラー」が制作する初のテレビアニメーション。巨大な龍が棲む世界を舞台に描かれる、壮大な冒険ファンタジーとなっている。監督には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの監督としても知られる鶴巻和哉が務め、三島由紀夫賞作家の舞城王太郎とベテラン脚本家・榎戸洋司が共同で脚本を執筆。そして、キャラクターデザインは新進気鋭のアニメーター・井関修一を起用する。なお、庵野氏は、制作統括および音響監督も本作で務める。連続テレビ小説「まれ」や『HK/変態仮面』シリーズなどに出演し、来年には初主演映画『暗黒女子』や『東京喰種トーキョーグール』など話題作の公開も控える清水さん。今回彼女が演じるのは、美味しいご飯がお腹いっぱい食べられると聞いて受けた試験で、龍に選ばれ「龍の歯医者」となる、主人公の15歳の少女・岸井野ノ子。まだ新米ではあるが、その仕事・使命についてはよく理解しており、後輩となった17歳の少年・ベルの面倒をみることになるという役どころだ。清水さんは「アニメーション作品で主演を務める、というのは、私にとって初めての大役になります。ドラマや映画などとまったく違うどんな演技ができるのか、“期待6割&不安4割”というところですが、へこたれずに臨みたいです」と意気込み。また「ファンタジーとメッセージ性のあふれる『龍の歯医者』の世界を幅ひろい世代のみなさんに楽しんでいただけるよう、一生懸命演じたいと思います」とコメントを寄せた。そんな声優初挑戦の清水さんを支える共演者には、豪華声優陣が集結!野ノ子が面倒を見るベル役には、「バクマン。」「ハイキュー!!」「3月のライオン」などに出演する人気若手声優の岡本信彦、野ノ子の先輩・悟堂ヨ世夫役にアニメ作品はもちろんウィル・スミス、エディ・マーフィ、クリス・タッカー、ジム・キャリーなど多くの洋画吹き替えも行い、“七色の声を持つ男”と称される山寺宏一、ベテラン歯医者・夏目柴名役に「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ、「名探偵コナン」の灰原哀役などの声はもちろん、ナレーター、作詞家、エッセイストなど多岐にわたる活躍を示す林原めぐみが決定している。「スタジオカラー」が制作する初のテレビアニメーション。一体どんな壮大な冒険が待ち受けているのか。そして、声優初挑戦の清水さんがどんな声の演技を披露するのかはもちろん、豪華声優陣との掛け合いも楽しみだ。NHKBSプレミアム「龍の歯医者」は2017年2月18日(土)20時~前編、25日(土)20時~後編、NHK・BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月16日暮らしまわりのスタイリストとして活躍する伊藤まさこさんは、実は「さりげない気配りの達人」。その絶妙な“気配り”の秘訣、そして周囲の人からの、伊藤さんの「気配りエピソード」を紹介します。***18時からのオフの時間は、「友人たちとの食事を楽しむことが多い」と伊藤さん。アトリエにはよく友人が集まり、その楽しそうな様子は彼女のインスタグラムでも垣間見られる。「人を招いたときに気をつけているのが、ゲストを緊張させないこと。我が家に到着したら、すぐに自由に過ごしてもらえるように工夫をしています」例えば、グラスやカトラリーははじめから用意し、誰でもすぐ手にできる場所にセット。食事が始まれば、伊藤さんも一緒にテーブルについて、おしゃべりに興じる。ゲストがくつろげるように、丹念な準備をしているのだ。また、楽しかった様子はSNSにもアップ。「多くの人が目にするものだから、言葉は選んでいます。アップする写真も、見て楽しい、おいしそうって思ってもらえるものだけと決めていますね」とはいえ、耳に心地よいことばかりを並べて済ませているわけではない。言いにくいこともちゃんと伝えるようにしている。「おかしいと思ったら、すぐその人に伝え、それで終わり。引きずりません。思ったことをいつ伝えるかも大切にします」そんな伊藤さんのことを、料理家の坂田阿希子さんは「温かさのあるカジュアルな気配り名人」だと話します。「とにかくフットワークが軽いんです。SNSで彼女が和菓子をアップしていたので“食べたい”とコメントしたら、すぐに差し入れてくれて(笑)。不思議なことに、彼女の行動からは、これは特別なことじゃないのという雰囲気を感じとれるから、お返ししなきゃと思わず、素直に受け取れるんです」つい最近も料理の差し入れをもらったという坂田阿希子さん。伊藤さんには、男らしさと女らしさが共存しているとも話す。「愛猫が亡くなってしばらく経ったとき、“娘と庭で摘んだから”という簡単な手紙と一緒にブーケを玄関のドアにかけてくれていたことがあって。その心遣いが本当に嬉しかったんです。悲しんでいた私と適度な距離を保つ男前な感じと、花や料理にこめられた女らしさと。そんなバランスがちょうどいい人なんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。◇坂田阿希子さん料理家。「studio SPOON」主宰。雑誌や書籍で活躍しながら、料理教室も開催。著書『わたしの作りおき便利帖』が発売されたばかり。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日スタイリング、そしてそのライフスタイルも支持されるスタイリストの伊藤まさこさん。彼女を知る人々は、「さりげない気配りの達人」と、伊藤さんを評します。ご本人への取材から見えてきた、気配りのコツとは。***大人ならではの気配りができる人を取材するなら?編集部の周辺できいてみると、みんな口を揃えて伊藤まさこさんの名を挙げる。それを本人に伝えると、「自分では普通のことをしているだけなので…。でも、そう言っていただけるのは嬉しいですね」と少し照れ笑い。伊藤さんの言う“普通のこと”とは、とてもシンプル。それは自分がされて嬉しいことを相手にするということ。「されて嫌なことは、絶対にしないようにしています。ただそう考えているだけだから、無理なく自然と動けているのかもしれない。私自身、気を使わせるのが苦手な部分もあるので、やりすぎないようにはしています」そんな絶妙な塩梅の伊藤さんの気配りをいくつか例に挙げてみると…。近所のホームパーティには、シャンパンをワインクーラーに入れて持っていき、相手に氷を用意させないように。あるときは、家の庭で摘んだミントでブーケを作って、お裾分けの惣菜と一緒にプレゼントと、まさに人柄溢れる温かな心遣い。この発想は、心の余裕から生まれるらしい。「いつもどうやったら気持ちよく過ごせるかを考えているんです。自分が機嫌よくいられれば、誰に対しても自然と心配りができると思うから。だから仕事は18時には終わらせて、その後はきっぱりオフの時間に。時間の使い方は潔いタイプかも。あと、悪口や噂話も苦手だから、ネガティブなことは言わない。こうやって、常に自分を健やかにしておくことが、大切だと思うんです」そんな伊藤さんに、誰もがふっと笑顔になれる贈りものアイデアを教えてもらうと、驚き・手間・備え・組み合わせ、この4つのキーワードが浮かんできた。なかでも、伊藤さんが一番大切にしているのが、手間をかけること。「特に目上の方になりますが、みなさんおいしいものや高価なものをよくご存じなんですよね。だからあえて手作りのものを差し上げています。自分の手足を動かして用意したものって、案外喜んでもらえるんですよ」その代表的なものが、手作りのお弁当。詰めるおかずは、作り慣れている和惣菜を4~5種ほど。お弁当箱やお箸は使い捨てを選び、食べた後の返却などで相手をわずらわせないようにしている。この優しいひと手間が、伊藤さんらしい気の配り方。さらに、料理上手ならではのおみやげも。「よく海外に行くんですが、毎回みんなの分のおみやげを買って帰って配るのは正直難しい。だから、持ち帰った現地の食材で料理を作り、おみやげ代わりに友人を招待。旅先での話も自然とはずみます」贈りもの上手の伊藤さんが、ものをいただいたらどうする?「できるだけお礼状を書くようにはしていますが、なかなか手紙を出せないときもありますよね。そういう状況にあるなら、すぐに電話をかけるようにしています。嬉しかったことは、早く伝えたくなっちゃうんです」◇伊藤まさこさん暮らしまわりのスタイリストとして活躍する傍ら、旅や食にまつわる本も出版。ほぼ日刊イトイ新聞のサイトでは、お弁当の連載も担当する。『ちびちび もぐもぐ お酒とごはん』(PHP研究所)は11月に発売。※『anan』2016年10月5日号より。写真・馬場わかなスタイリスト・伊藤まさこ取材、文・野村紀沙枝
2016年09月29日●子役と、役者の違いNHK大河ドラマ『龍馬伝』や、映画にもなったドラマ『怪物くん』などに出演し、その愛くるしい姿で日本中の話題をかっさらった子役・濱田龍臣。高校生になり、身長が174cmに伸びると、今度は「イケメンすぎる」と話題になった。最新映画『ハイヒール革命!』(9月17日公開)では、10代の終わりに男から女に生まれ変わった真境名ナツキの少年時代を担当し、ドキュメンタリーパートと回想パートが交互に示される構成の中で、女装にも挑戦。自分の性別や周囲の人間と向き合う姿をみずみずしく演じた。15歳にして、役者としての自覚を強く持つ、様々な役に挑戦したいと語る。○オーディションに落ちたことで成長――子役の頃のイメージを持っているとびっくりするくらい成長されていますが、やっぱり周りの方から驚かれたりしますか?そうですね、中学校の時に共演された方でも、今会うと大きくなったねと言われます(笑)。――小さい頃と比べて、お仕事で求められることにも変化が起きてきたりするのでしょうか?小さい頃は「セリフが言える」「TVの前でも言われた通りに動ける」ということだけでよかったけど、今は役を理解して、自分で飲み込んでから表現しなくてはいけません。1つ、渡されたものを、2や3に増幅して返さなければいけなくなったなと思いました。小学校まではまだ「言われたことをやる」ことを求められていたと思うんですが、中学生になったころから、変わってきたように思います。頑張らなきゃいけないなと思ってるところです。――それは大きな変化ですね。何かきっかけになった作品などはありますか。自分は出させてもらっていないんですが、映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』のオーディションを受けさせてもらった経験は大きかったです。それまで、オーディションは周りの人との勝負だと思っていました。だけど、本当は役者それぞれにある形と、役のキャラクターの形が、監督のイメージの中で合うかどうかが重要で。「決して勝負ではない」ということを、監督自身に教えてもらったんです。オーディションには落ちてしまいましたが、自分にとって一番成長できた経験だと思っています。○憧れの俳優・大野智さん――これから「こんな役をやってみたい」という希望などはありますか。吹っ切れたくらい狂ってる、サイコパス的な役にちょっと興味があります(笑)。――周りの人もびっくりですね! 例えばこういう俳優さんに憧れている、尊敬しているという方は。大野智さんです。音楽活動も俳優活動もされていて、バラエティにも出られていて、さらに俳優活動ではいろいろな役を演じられていて。この前のドラマ(『世界一難しい恋』)では社長役だったし、昔共演させていただいた作品『怪物くん』の時はわがままな役で、いろんな役で大野さんにしかできないお芝居をされているんだなと、すごく尊敬しています。――『怪物くん』の時から大野さんに憧れていたんですか?『怪物くん』の時はとても仲良くしていただきましたが、まだ大野さんのすごさをそんなにわかってなかったんです。年齢を重ねてからしっかり見て、やっぱすごい人なんだなと思いました。●女装にも挑戦した最新作○監督の解釈と自分の解釈をすりあわせる――今回はトランスジェンダー役で、女装にも挑戦されていますね。女装はすごく楽しかったです(笑)。クラスの女子とかの何気ない動きを見て、撮影の時も女性のスタッフさんの動き方を参考にしました。自分の周りにはLGBTの方はいなかったんですが、真境名さんとお話をさせていただいてすごく参考になったし、勉強になったと思っています。心情的な部分は、真境名さんと話したところもあるし、台本もかなり読み込んで役を作っていきました。監督からは「真境名さんを真似るんじゃなくて、彼女の心情をもとに、新しい人格を作り出したい」と言っていただいたので、聞いたお話と、自分が見ている女性の俯瞰的なイメージと、監督からお話してもらったイメージを一つにして表現しました。――結構監督とやりとりされることは多いんですか?「こういうことなのかな」という自分の解釈をぶつけてみて、監督の解釈とすり合わせて一つにするのが大切だと思っているので、できるだけ監督に話を聞くようにしています。監督がどういう作品を作りたいのかが一番大切だと思うので、自分がどれだけイメージに近づいていけるか、どれだけ表現できるのか、できる限り監督の意見を聞いて、さらに自分らしさを加えた表現をしていきたいなと思ってます。○自分にしかできない演技をしたい――自分との対話という、難しそうなシーンもありましたね。ふだん他の人と話す時は両方の意思が疎通しきれていないですが、自分との対話シーンだと、どちらの気持ちもわかるので、スムーズに演じられたと思います。――そういった演技や役の解釈について、普段から自分で勉強をすることもあるのでしょうか。意外に思われるかもしれないですが、本は結構読むようにしています。漫画もですけど、キャラクターの心情を想像して、自分がこの立場だったらどうするか想像することが、力になっているのかもしれません。今度公開される映画『疾風ロンド』でも監督にすごく助けていただいたんです。自分は、役の心境を考えてお芝居をしていたんですけど、そうではなく「自分が役の立場だったら、と考えて行動すれば、自然とその役になる」と教えていただきました。――そういう話、学校の同級生とされたりするんですか?お芝居についてはしないですね。いつもふざけてる友達と真面目な話をすると照れくさいなというのがあるので(笑)。すごく稀に、くらいです。――今後の目標について教えて下さい。多くの役ができるような俳優さんになりたいなと思っています。『ハイヒール革命!』ではトランスジェンダーで、『疾風ロンド』ではお父さんとの距離感をなかなか掴めないで反抗してしまう役だし、将来やってみたいのはサイコパスな役。いろいろな役柄を演じられる、自分にしかできない演技ができるような俳優さんになりたいと思います。
2016年09月12日笑顔のかわいい愛らしい美少年のイメージだった濱田龍臣さんもなんと16歳、現在高校1年生。今回、映画『ハイヒール革命!』で、性同一性障害で性転換した女性という難役に挑戦している。この数年の間に2度の大事な出合いを経験し、いままさに子役から大人の俳優への転換期を迎えている濱田さんにお会いしてきました。――今回の映画では、性同一性障害の役を演じていますが、戸惑いはなかったですか?濱田:はっきり言って、俳優というお仕事をさせてもらうなかで、長い間やっていても演じられるかどうかわからない貴重な機会だと思うんです。そういう役に選んでいただいたことが嬉しかったです。――役を演じる上で、これまでとの違いはありましたか?濱田:違いはそんなになかったです。撮影の時に台本を読み込んで、自分だったらと考えて、その感情で動くようにしてみたら、そんなに難しくはなかったですね。――仕草ひとつひとつが本当に女の子みたいでかわいかったです。濱田:僕が演じた真境名(まじきな)ナツキさんとは、撮影に入る前にお会いしました。髪をかき上げる仕草ひとつとっても自然で、歩き方も普通の女性より女性らしいんで、そこは意識しました。ただ、自分でお化粧するシーンは難しかったですね。メイクさんにビューラーの持ち方から教わったりして。女子ってこんなこと毎日してるんだって思うと…すごいですよね。尊敬します。――LGBTの問題に役として向き合ってみて、いかがでした?濱田:最初は、どこか暗いイメージを持っていたんですけれど、お会いした真境名さんがとても明るくてびっくりしました。たぶん周り…とくにお母さんに支えられているからなんでしょうね。その心の余裕が、あの明るさに繋がっているのかなと思いました。――そもそも、このお仕事を始めたきっかけは?濱田:祖母がエキストラの事務所に入っていて、2歳の頃にその事務所に僕を入れたのがきっかけです。――じゃあ、物心つかないうちから芸能界にいたわけですね。濱田:そうですね。いつの間にかこの世界にいて…。――覚えている一番古い記憶っていうと、どんなお仕事ですか?濱田:幼稚園の頃に、オロナミンCのCMに出させていただいたことです。当時、ウルトラマンが好きで、そのソフビ人形を持って現場に行っていたんですけれど、共演の上戸彩さんに「ウルトラマンが好きなんだねー」って頭を撫でてもらったことを覚えています。――注目度がぐっと上がったのは『龍馬伝』だったと思うのですが、当時、10歳の濱田さんには、どう見えていました?濱田:決まりました、って連絡をもらった時はパニックですよ。家族でテンションが上がって、その日はお寿司を食べに行ったのを覚えています。やっている間も、あの大河ドラマに出て、しかも福山さんの幼少期を自分がやっているのが不思議でした。ただ、撮影の記憶はあんまりないんです。とにかくセリフを言うのと、言われた通りに動くので精一杯で。――出演作を見て、家族から何か言われることはありますか?濱田:ちょっと前まではありましたけど、それも中学校の頃までで、最近はなくなりました。目の前で見られるのも恥ずかしいので、いまはいい距離感…かな(笑)。――友達に言われるのはどう?濱田:意外にうれしいです。ありがとう、っていう気持ちかな。最近は、いついつ出るから見てね、って言ったりします。――学校ではどんな生徒?濱田:そこそこうるさくて、休み時間にテンションが高い生徒ですね。――好きな教科はありますか?濱田:歴史が好きなので…。――そういえば、『三国志』が好きだとプロフィールにありました。濱田:父親が持っていた北方謙三さんの『三国志』を読んで興味が出て、中学の頃に図書室にある別の『三国志』も読んで比べたりもして…。――好きな武将は誰?濱田:無難ですけれど趙雲(戦に長けた武将として知られ、男らしく義理に厚い)です。劉備の息子の劉禅を体を張って守るんですけれど、そこがカッコよくて惚れました。――日本史には興味はないの?濱田:嫌いじゃないですが、いま興味があるのは神話です。きっかけは、ゲームなんですけど。いろんな神様が出てくるゲームがあって、名前を調べてくうちに、面白いなって思うようになって。――ゲームがお好きなんですね。濱田:大好きです。1日に3時間くらいやっちゃいます。休みの日とか、ごはんを食べる時間以外、ずっとやってる日もあるくらい。親はもう言っても無駄だと呆れてます。――ところで、モテますよね。濱田:いやいやいやいや…(ずっと手で否定し続ける)。普段はメガネで、髪の毛とかも全然いじらないので…というか、いじれないんです。お洒落とかに疎くて。――でも、学校に濱田龍臣がいる、ってなったら、教室まで見に来る女の子たちも多いのでは?濱田:それも入学して1~2日くらいです。一回見たら十分みたいで。――お洒落には興味はないの?濱田:(頭をひねって)うーん…どうすればいいのかわからないんですよ。お仕事でいい感じにしていただくんで、普段はまあいいかってなっちゃいます(笑)。もう、引きこもりみたいな風貌ですよ。――とはいえ、年齢的にもかっこいいって言われると、うれしい年頃ですよね?濱田:正直言うと、「かわいい」より「かっこいい」の方がうれしいですが、どういう形であれ、関心を持っていただいてるのはありがたいです。――ただ、注目されると、それはそれで普段大変だったり、面倒なこともありますよね。濱田:たまに家族でショッピングモールに行くんですけれど、気付かれて「あれ、濱田龍臣じゃない?」ってなることがあるんです。でも、「そんなはずないよ。こんなところにいるはずないよ」って言われたりして…。じゃあどこにいればいいんだ、って(笑)。◇はまだ・たつおみ2000年8月27日生まれ、千葉県出身。NHK大河ドラマ『龍馬伝』で注目を浴びる。おもな出演作品にドラマ・映画『怪物くん』、映画『HOME 愛しの座敷わらし』『きいろいゾウ』などがある。11月26日には出演映画『疾風ロンド』の公開も控えている。ブルゾン¥16,800Tシャツ¥5,500パンツ¥11,000(以上スーパーサンクス/バンプロTEL:03・6455・4131)リング¥10,000ブレスレット(4本セット)¥12,000(共にアティース/チャコールグリーン トーキョーTEL:03・5410・8186)シューズはスタイリスト私物◇濱田さんが出演する映画『ハイヒール革命!』は、9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて順次全国公開。現在、タレントとして活躍する真境名ナツキさんが、自身の性への違和感をいかに乗り越え、自分らしい生き方を手に入れたかを、本人や周囲へのインタビューと再現ドラマによって描き出す。※『anan』2016年9月14日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・赤間 幸ヘア&メイク・山本美紀インタビュー、文・望月リサ
2016年09月07日『逆噴射家族』『蜜のあわれ』などで知られる石井岳龍(聰亙)監督が、7月16日に早稲田大学で行われている講義『マスターズ・オブ・シネマ』に登壇した。講義に先立ち、今なお伝説のカルト映画として絶大な人気を誇り、クラウドファンディングによるブルーレイ・リマスター版制作プロジェクト並びに、今秋の劇場上映を目標に掲げる『狂い咲きサンダーロード』(1980年)を上映。観終わったばかりの学生を前に、石井監督が熱弁をふるった。また本講義は第38回PFFとの連動企画であり、同映画祭の荒木啓子ディレクターも参加した。講義『マスターズ・オブ・シネマ』の模様第2回PFFにノミネートされた石井監督は、当時を「情報がビジネスになると知ったのが、雑誌ぴあだった。同時にぴあには、若者の文化やクリエイティブなことをしようとしている人を応援しようという機運があって、一般の劇場で公開されている映画と僕らの自主制作映画を同列に扱ってくれた。『ぴあ』がやることに注目していたし、コンテストに出てなんとか作品をアピールしたかった」と述懐。また監督の初期作品に、現在の日本映画を支える錚々たるスタッフ・出演陣が名前を連ねていることに触れられると、次のように語った。「最終的にやる気のある人が残っていった。みんな才能なんてなかったんですよ。だけど、やり続けた、諦めなかった。何かをやろうとすると、やっぱり10年かかるんです。それをやった人たちが残った。技術はついてくる。大事なのはなんとしてもこれをやるんだというスピリット。映画を作るというのは大変なんですよ。でも残った人にはそういうスピリットがあった」。学生たちの質問にも積極的に答え、自身の映画作りの肝に触れた。「私が重要だと思っているのはキャラクターの感情。シーンごとの中心人物の感情は絶対に逃さない。必ず撮る。それを大前提にしてシーンを組み立てるし、作品全体を組み立てる。お客さんはキャラクターたちの感情の在りようを見ているのだと思っている。そして何がしかを観た人に問いかけ、それぞれに自分の解答を選んでほしい」。8ミリで劇場映画を撮った監督と、デジタル時代の学生たち。時代も環境も違えど、“映画”を媒介に熱い空気が充満していた。第38回PFFでは【世界縦断プロジェクト】PFF×ベルリン国際映画祭×香港国際映画祭の共同企画で送る『8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~』にて、石井監督の『1/880000の孤独』(1977年)の上映が決定している。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館取材・文・写真:望月ふみ
2016年07月16日今年で没後およそ150年を迎える幕末の偉人・坂本龍馬を主人公に、メットライフ生命の歩みを紹介するコンテンツ「龍馬 meets MetLife」。この度、「おそ松さん」「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどに出演する超人気声優・小野大輔が、自身の故郷・高知県の英雄、坂本龍馬役として地元・土佐弁を披露した映像が公開された。今回、坂本龍馬を演じる小野さんは、高知県出身で観光特使も務める人気声優。代表作には「涼宮ハルヒの憂鬱」(古泉一樹)、「黒執事」(セバスチャン・ミカエリス)ほか「おそ松さん」(松野十四松)、「デュラララ!!」シリーズ(平和島静雄)、「黒子のバスケ」(緑間真太郎)など人気アニメがズラリと並び、海外ドラマ「glee/グリー」(フィン・ハドソン)や「GOTHAM/ゴッサム」(ジェームズ “ジム”・ゴードン)など吹き替え作品でも活躍する実力派だ。2007年からは歌手活動も行っており、今年の1月には武道館にて「Daisuke Ono LIVE 2016『Unlimited Door』」と題したライブを2日間に渡り敢行、大成功を収めた。本企画は、150年前にアメリカ・ニューヨークで誕生したメットライフの歩みを、同時代、幕末の日本で活躍した坂本龍馬と重ねて紹介するというもの。映像では、外との貿易、日本初のカンパニー設立など、「先取の気風」を持ち、変革者として新たな時代を見据えていた坂本龍馬が、もしもあの時代に龍馬が生命保険に入っていたら?という架空ストーリーが展開される。ストーリーは全3話。今回公開された第1話では、勝海舟が設立した神戸海軍操練所で昼寝中の龍馬。目を覚ますと、馬車の走るニューヨークにタイムスリップしていて…。「日本をいま一度せんたくいたし申候」と故郷の姉・乙女に坂本龍馬が手紙をしたためたころ1860年代のアメリカ・ニューヨークで、坂本龍馬が生命保険を知る姿が描かれる。また、メットライフ生命公式Twitterでは、小野さん演じる坂本龍馬の限定ボイスも配信予定。小野さんの土佐弁と坂本龍馬っぷりに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日宝塚歌劇月組トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)の退団公演となるロック・ミュージカル『NOBUNAGA-下天の夢-』、シャイニング・ショー『Forever LOVE!!』が、6月10日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。宝塚歌劇月組公演『NOBUNAGA-下天の夢-』/『Forever LOVE!!』のチケット情報第一幕の『NOBUNAGA-下天の夢-』は、織田信長の生涯をロックテイストの楽曲で彩ったミュージカル。龍演じる信長が白装束をまとい、ひとりで『敦盛』を舞う冒頭のシーンから、赤い照明とロックな音楽にパッと切り替わり、羽柴秀吉役の美弥(みや)るりかを中心とする群舞で魅せる。音楽はもとより、ビジュアルも美しく、目で耳で楽しませてくれる。信長は龍が一度は演じてみたかったという人物。己を信じて前だけを見て突き進む信長と、そんな信長についていく者たちの姿が、龍のトップスター像と重ねて描かれ、信長が放つ言葉や、楽曲の歌詞にも投影されている。信長のカリスマ性、大胆さ、人を惹きつけるカッコ良さ…、龍の集大成にピッタリのキャラクターだ。トップ娘役・愛希(まなき)れいかは、信長の妻・帰蝶(きちょう)役。勝気な女性で、なぎなたを持って立廻りをする姿が勇ましい。信長へは愛情や尊敬の念を持ちながらも、故郷を滅ぼされた憎しみを潜ませ、バランスよく表現。次期トップスターの珠城(たまき)りょうはローマ出身の騎士・ロルテス役で、信長を滅ぼそうと計画する人物。龍から珠城へ、ふたりを繋ぐラストシーンの粋な演出が見どころのひとつとなっている。また、凪七瑠海(なぎな・るうみ)は知的で頭脳明晰な明智光秀をクールに、美弥は秀吉を明るく、時には野心をのぞかせながら好演。さらに、専科・沙央(さおう)くらまが足利義昭役で出演し、舞台の空気をピリッと締める重要な役どころを担っている。第二幕のショー『Forever LOVE!!』は、プロローグから壮観。ピンクの衣装をまとった男役がズラリと並んで踊る景色は迫力満点だ。さらに、愛希と娘役が加わった後、龍がひとりゴージャスな衣装で笑顔いっぱいに歌い上げる。夢と愛を持って走り続けてきた龍の心情を表す歌詞が、観る者の心をグッと掴み、その後も、龍はほぼ出ずっぱりで駆け抜ける。女役に扮した凪七、美弥、沙央とのダンス、大勢の仲間に見守られながら龍が光の中へと進んでいく演出など、サヨナラ公演ならではの見どころ満載だ。念願の役をイキイキと演じる芝居に、愛を込めて全身全霊で歌い踊るショー。龍真咲のラストステージは、輝きに満ちている。兵庫・宝塚大劇場公演は7月18日(月・祝)まで。また、8月5日(金)から9月4日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。取材・文:黒石悦子
2016年06月17日台湾カフェ、春水堂(チュンスイタン)では、2016年6月6日(月)より夏季限定ドリンク「グリーン烏龍」と「マンゴーグリーン烏龍」を発売する。台湾の同店舗夏のロングセラー商品である「グリーン烏龍」シリーズ。台湾産の『清茶(文山包種茶)』という品種で、最も発酵度が低く、緑茶に近い烏龍茶を使用している。淡い黄緑の色合いで、爽やかで花のような品のある香りは、「清香(チンシャン)」といわれ、とても貴重とされるお茶だ。「グリーン烏龍」は、お茶本来のフレッシュで甘味のある香りと味わいに、手作りのきび砂糖シロップのほのかな甘みを加えた爽やかな一杯。また、「マンゴーグリーン烏龍」はグリーン烏龍をベースに、濃厚なアルフォンソ・マンゴー果汁を加え、お茶とリッチなマンゴーの甘味のハーモニーが楽しめるドリンクとなっている。【商品情報】商品名・価格:グリーン烏龍 550円+税、マンゴーグリーン烏龍 550円+税発売日:2016年6月6日(月)販売店舗:全店舗(テイクアウト可)
2016年06月05日