「これまで自宅に近いというだけでメインバンクを選んでいた人も多いことでしょう。しかし、超低金利が続き、銀行などの収支が悪化するなか、金融機関は大きく変化しています。選び直しをふくめて、付き合い方を変えていく必要があります」そう話すのは、経済評論家の加谷珪一さん。逆風にさらされ、金融機関では大幅な人員カット、窓口店舗の削減などが進められている。そんななかサービスも大きく変わりつつあるという。「たとえば日本ではATM(現金自動預払機)が20万台稼働していますが、年間1兆円近くのコストがかかっています。銀行は引出し手数料を獲得するため、バブル期にATM網を急速に整備したのが、いまや重荷になっている。ATMを削減したり、手数料が無料になる条件を厳しくしたりする金融機関が急増しているのです」(加谷さん)金融機関のATMがなくなっても、「コンビニATMがあるからいい」という人は要注意だ。ファイナンシャルプランナーで、生活設計塾クルーの深田晶恵さんが語る。「コンビニATMを利用している人は、つい便利だからと108円の引出し手数料も軽く考えてしまいます。しかし、年間にすると1万円近くも手数料を支払っているケースも少なくありません。また、今年1月に、10年以上取引がない「休眠口座」の仕組みが変わりました」’18年1月に「休眠預金等活用法」が施行。’09年から10年以上入出金などの取引がない口座は“休眠口座”として、預金保険機構に移管され、社会のために活用されることに。「移管されても、お金を引き出すことはできますが、手続きが煩雑になる可能性があります」(深田さん)深田さんは、これを機会に休眠口座の整理を勧める。「給与振込口座のほかに、3~4つの銀行口座を持っている人も多いでしょう。いまは預け先の金融機関を見直す絶好の機会なんです」(深田さん)
2018年10月03日2018年の「休眠預金等活用法」施行により、10年以上取引のない口座の預金は、預金保険機構に移管されることになった。本人が請求すれば払い戻ししてもらえるため、「預金がなくなる」わけではない。とはいえ、「放置したまま忘れている預金、自分にもあるのでは?」と不安に思う人は少なくないのではないだろうか。ところで、合併と吸収を繰り返したメガバンク。例えば「東海銀行に預金があったはずだけど…」と思っても、すでになくなってしまっている銀行の場合、確認方法がわからないという人もいるはず。預金の確認方法について、ファイナンシャルプランナーの馬場聡子さんは次のように説明する。「口座の取引内容によって、必要な書類は異なってきます。まずは各銀行のコールセンターなどに連絡してみれば、取引のある支店に転送してもらえます」(馬場さん以下同)メガバンクの合併・吸収で当時の銀行がなくなっている場合も、合併先銀行のウェブサイトで確認し、コールセンターに連絡すれば、どこの支店で引き継ぎがあるかを教えてもらえるそう。●旧姓の口座は、旧姓を証明するものが必要に預金を確認するには、運転免許証などの身分証明書が必要となる。ただし、注意が必要なのは、独身時代に開設した口座の登録先は「実家の住所・電話番号になっている可能性が高い」こと。「預金の有無などを確認してもらった場合、登録の電話番号には折り返してもらえますが、結婚後の今の電話には連絡がもらえません。また、通帳があれば、実家に戻って通帳をとってきて連絡すれば良いですが、通帳がない場合には手続きがいろいろ必要になります」また、旧姓のままの口座であれば、旧姓を証明するものが必要となる。「例えば、住民票で旧姓を出してくれることもありますが、市町村によって対応が異なりますので、戸籍のほうが確実。また、旧姓のときに発行していた年金手帳があれば、手数料もかからないので、おすすめですよ」そもそも預金があるかどうかもわからない場合には、最寄りの支店の窓口に行き、調べてもらうのが手っ取り早いそう。子どもが小さいうちは、銀行に行くのもラクじゃない。しかし、自分の預金が把握できていない人が多いのも、事実。もし機会があれば、実家に帰省する際に、親に子どもを見てもらっている間に、一度銀行の窓口で預金の有無を確認してみては?(取材・文:田幸和歌子編集:ノオト)
2018年02月16日三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行、みずほ銀行が、個人向け預金口座の口座維持手数料検討を進めていることが報じられている。この結論は2018年度中に出るということだが、もし、口座維持手数料がかかるようになれば、「メガバンクに預け入れする意味って…?」と疑問に思う人もいるだろう。では、今後、メインバンクを乗り換えるとしたら、どんな基準で選べば良い?ファイナンシャルプランナーの馬場聡子さんは次のように説明する。「今後はメガバンクに限らず、口座を持つことで手数料が発生する可能性は十分にあります。費用面でも、財産を自分で管理・把握するという面でも、クレジットカードと同様に、たくさん持ちすぎないこと。必要な口座数に絞り込む必要があると思います」面倒なようでも、不必要な口座があるなら、解約の手続きをしたほうが良いそう。特に忘れがちな独身時代の口座などは、実家に帰省した際の平日に解約手続きを行うのがおすすめだ。●銀行口座の最適な口座数って?では、どのくらいの数、どんなところに絞れば良いのだろうか。「口座でどんな取引をしているかによって、選択の基準は異なります。例えば、住宅ローンを支払っている口座があれば、削れないですし、手数料などの優遇がある可能性も高いはず」財産をどれだけ持っているかにもよるが、できれば「普段使い」「一時置き(普段は使わず、年に数回程度利用の予備金)」「将来のため」の3つくらいに絞るのがおすすめだとか。また、手数料には「振込」「両替」「振替」「ATM利用料」などがあるが、日々使う部分、特にATM手数料の見直しが重要だそう。「ATMや提携コンビニでの無駄遣いは、実は意外と多いもの。かつては夜9時まで無料だったところが、夜6時まで無料に時間変更されているといった具合に、制度が細かく変わっていても、現場に行くまで気づかないのです」●銀行選びのポイントは費用と「よく行く場所」馬場さんが勧める「銀行選び」のポイントは、以下の通り。1、費用面ATM手数料などが無料、あるいは安いところを選ぼう。2、大型ショッピングモールなど、よく行く場所にATM機があること自宅の最寄りの銀行を選びがちだが、銀行では駐車場に車が停められないこともある。子どもを抱っこしながらATMの操作をするのは、結構大変。屋根のある立体駐車場があるなど、子ども連れで行きやすい場所なら、最寄りの銀行よりも便利。3、ネット銀行家計簿のアプリを使っている人なら、ネット銀行は便利。また、ネット通販をよく利用する人なら、利用が多ければポイントがたまるメリットも。ただし、子育て中は親に相談(物件購入など)する機会が多く、親世代はネット銀行に躊躇するケースがあるので、注意が必要。「メガバンクのリストラのニュースで衝撃が走ったように、銀行はここ数年でどんどん変わっていっています。マイナス金利も続いています。大切なのは、自分で『変化』を知る、信頼できる情報を入手できる環境を整えておくこと。自分の目を肥やしていくことです」今はもう「銀行に預けておけば安心」ではなく、「知らないと損をすることもある」時代。手数料などの小さな積み重ねが、大きな差になることもあるだけに、自分でアンテナをはっておくことも大切だ。(取材・文:田幸和歌子編集:ノオト)
2018年02月15日子どもの頃にお年玉貯金で作った口座や、学生時代のバイト料振り込み用口座、独身時代の口座など、今は使われずに、そのままほったらかしになっているという人、けっこういるのでは?長い間、預け入れや引き出しなど、新たな移動がない「眠ったまま」の金融機関の口座は「休眠口座」(休眠預金、睡眠口座とも)と呼ばれるのだが、ファイナンシャルプランナーの馬場聡子さんは次のように話す。「2018年から『休眠預金等活用法』が施行されました。でも、そもそもその制度をご存じないママが多いようです」(馬場さん以下同)2018年1月1日より「休眠預金等活用法」が施行されたことで、10年以上新たな取引のない休眠預金等は預金保険機構に移管され、最終的には「民間公益活動」の促進に活用されることになった。●預金がなくなるわけではないが、請求が必要に「忙しいママたちは目の前のことで精一杯のため、給与振り込みや公共料金の引き落としに利用している口座は把握していても、自身がほかにどれだけ預金を持っているか把握できていないことが多いです。そのため、『休眠預金等活用法』について知っておく必要があると思います」とはいえ、休眠預金等が預金保険機構に移管された後であっても、本人が請求すれば、引き続き取引のあった金融機関で払い戻し等の対応はしてもらえるので、「預金がなくなる」わけではない。「また、基本的には10年以上取引のない口座については、金融機関から通知がありますので、通知をもらってアクションを起こせば問題はありません」ただし、通知があるのは、口座の残高が1万円以上の場合に限られる。1万円未満の場合は通知がないため、注意が必要という。「実は私自身、調べてみたら、独身時代の使っていない口座がひとつあったんです。意外と忘れて放置している口座がある人は、多いものです」日々、子育てで忙しい中で、把握するのは難しい面もあるが、通帳も人生も、ときには棚卸が必要。忘れていた口座が、意外な収入につながる可能性もあるので、一度銀行に問い合わせるなど、調べてみては?(取材・文:田幸和歌子編集:ノオト)
2018年02月13日「昨年末、みずほ・三井住友・三菱東京UFJの3メガ銀行が『口座維持手数料』の導入を検討中、との報道がありました。口座維持手数料とは、預貯金口座を開設しお金を預けておくだけでかかる手数料です。今は超低金利のため、3メガ銀行の普通預金に100万円を1年預けても、利息はわずか10円(税引き前)です。口座維持手数料の金額によっては、『銀行に預けるほど、お金が目減りしてしまう』という事態にもなりかねません」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。そもそも銀行は、預金者からお金を集め、そのお金を企業などに融資して収益を得ている。 「しかし近年、企業は利益の一部を内部留保として蓄積しています。国内の企業全体の内部留保は、アベノミクスが始まってからの5年間で約100兆円増え、’16年度には400兆円を超えました(’17年9月・財務省)。それだけ企業に蓄財があれば、銀行から融資を受ける必要はないでしょう。こうして銀行は、貸出先がない状況に陥り、預金者から集めたお金を、日銀の当座預金に“ブタ積み”と揶揄されるほど預け続けてきました。その状況を変えるため、’16年に日銀は、銀行が日銀に預けている当座預金に『マイナス金利』を導入しました。しかし、それでも日銀への預金は増えていて、貸出先、運用先がない状況は深刻です」 窮地に立たされた銀行が収益を上げる手段として、3メガ銀行が検討する口座維持手数料は、海外では一般的だが、日本では、銀行は公共性が高いものとの認識が強く、導入には強い反発が予想される。 「’18年度中の結論を目指すようで、実際に導入されるかどうかはわかりません。ですが、私たちは導入を前提に、準備を始めておきましょう」 そこで、荻原さんが口座維持手数料導入前にすべきことを解説してくれた。 「まずは、今ある口座の整理です。子どもの学校関連で使っていたものや、引っ越して使わなくなった口座などはありませんか?すべての口座をリストアップしたら、使っていない口座は解約しましょう。また、使ってはいるが、解約しても困らない口座については、口座維持手数料の導入が決まったらどうするか、対策を考えておきましょう。こうして利用口座をシンプルにまとめると、家計も管理しやすくなります。手数料の引き上げは銀行の苦しい経営状況の表れです。厳しいところから統合・合併などの再編が進み、大幅なリストラがあるかもしれません。大手銀行は安泰という時代は過ぎました。今後も注意深く見守っていきたいものです」
2018年01月19日来年からの「つみたてNISA」導入に向け、10月から専用口座の受付けが始まった。だが、「『つみたてNISA』って何?」という人も多いのでは?そこで、耳慣れない人のため、経済ジャーナリストの荻原博子さんがどんな制度なのか解説してくれた。 「まず、『NISA(少額投資非課税制度)』とは、’14年に始まった、投資での儲けが非課税になる制度です。株式や投資信託などの保有期間に受け取る配当金や分配金、また、売却した際の儲けなどに、通常20.315%の税金がかかるところ、NISAならゼロです」 20歳以上を対象とする現行のNISAは、年間最大120万円を、5年間投資できる。投資先は、株式や投資信託、リート(不動産投資信託)など、さまざまだ。 「これに対して、つみたてNISAの投資額は年間最大40万円。額は少なくても、非課税投資期間は20年と長期です。そもそも積立て投資とは、たとえば『毎月1日に1万円ずつ、A投資信託を買う』と決めると、あとは自動的に買い続けてくれる方法です。これをつみたてNISA口座で行うと、運用益が税金で減らされることなく次の運用に向かうので、利回りが向上しやすいといわれます。さらに、つみたてNISAは、投資先が金融庁の基準を満たした一部の投資信託などに限られていることも、特徴です。投資初心者向きだと国は推奨しています」 しかし、NISAで儲かったときのメリットはよく知られているが、損したときのデメリットはあまり語られない、と荻原さんは言う。NISAでは非課税投資期間が終わると、一般の口座に移すか、売却するか、選択しなければならない。このとき、損失が出ているケースを見てみよう。 「AさんがつみたてNISAで毎月2万円、20年で総額480万円を元手として、投資信託を買ったとします。しかし、投資信託の価値が400万円に暴落。売却すると80万円の赤字なので、値上がりを待とうと、一般口座に移しました。この際、一般口座での買付け額は時価、つまり400万円となるルールがあります。その後、450万円に持ち直した時点で、Aさんは売却しました。一般口座での買付け額が400万円のものを450万円で売れば、50万円の儲け。税金は約10万円かかりました。NISA口座を経ず、初めから一般口座だったら、30万円の損失ですから、税金はかかりませんでした」 金融庁によると、NISAは約1,077万件開設されている(’17年3月末時点)。しかし、実際に運用されているのは約60%(’17年7月末・日本証券業協会調べ)だ。 「国や金融機関は、NISAに興味はあるが躊躇している人に、一歩を踏み出してもらおうと躍起です。『よくわからないが、金融庁のお墨付きだから安心』はもってのほか。投資は自己責任が鉄則です」
2017年10月13日こんにちは、金融コンシェルジュの齋藤惠です。みなさんは「ラップ口座」を知っていますか?CMや広告で見聞きしたことがあっても、具体的な内容までは知らない人も多いのではないでしょうか?ラップ口座の知識は資産運用をしている人ならぜひ理解したいものです。この機会に概要を覚えてくださいね!●ラップ口座とは?ラップ口座を簡単に説明すると、運用商品を取り扱っている証券会社や信託銀行が顧客と契約を交わすことによって、商品の運用・管理・売買を証券会社(または信託銀行)にすべて任せる というものです。これまで資産運用に興味はあっても時間がなくてできなかった人や、運用判断に悩みが尽きなかった人にとっては、ラップ口座を利用することによってより積極的な資産運用ができます。●ラップ口座なら手数料が削減できることも!?個人で運用商品を売買するとき適時に売買手数料がかかりますが、ラップ口座なら売買手数料の代わりに管理手数料がかかります 。管理手数料は年率であらかじめ決まっていますから、人によっては手数料を減らすことができます。管理手数料の詳細は証券会社(または信託銀行)によって違いますが、総じて個別の販売手数料より割高なようです。そのため年間を通して頻繁に売買をする予定がなければ、かえって手数料が高くつくことになるので注意が必要です。●今人気のファンドラップとは?ラップ口座には『Separately Managed Account(SMA)』と『ファンドラップ』の2種類があります。SMAは一部の富裕層が利用する特殊なラップ口座なので、証券会社や信託銀行が宣伝しているラップ口座とはほとんどがファンドラップを指していると思って良いでしょう。ファンドラップの概要もラップ口座の説明で述べたものと同じですが、運用商品は投資信託がメイン で、SMAと比べると少ない資金(といっても最低数百万円は必要ですが)で利用できるという特徴があります。2017年現在、各証券会社や信託銀行がこぞってこのファンドラップを広告しているところをみると、今後はますますサービス内容が充実し一般の投資家にも普及していくことが予想されます。●賛否両論あり! 適性を見極めて決断を!ラップ口座は証券会社や信託銀行に運用判断を一任するものですが、当然ながら損失を出すリスクがなくなるわけではありません。中には「運用を人任せにしてはいけない」と主張する投資家もいることから、まとまった資金があるからと言って安易にラップ口座を利用することは避けた方が良さそうです。手数料や自分の投資経験などを考慮して、ラップ口座を運用の一選択肢としてじっくり検討するという冷静さが大切です。どんな運用方法であっても最後は自己責任であることを忘れないようにしたいですね。●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年03月06日夫が急死! まず妻がしなければいけない3つのこと 夫の葬儀でトラブル! 葬儀社の選び方と費用の目安 の続きです。夫が突然亡くなり、混乱の中、病院の支払いや葬儀代とお金が出ていくことが続く。そんなとき、気をつけなければいけないことに「銀行口座の凍結」があると、フィナンシャル・プランナーの内藤浩介さんは話す。■夫が亡くなり最初にする手続きまずは書類手続きの説明をしよう。夫が亡くなり、最初に提出しなければいけない書類が「死亡届」である。通常、死亡診断書と死亡届けは1枚の書式になっていて、死亡届に署名と押印(認め印でも可)をして提出する。この書類を提出すると、火葬許可証を受け取ることができる。「死亡届けの提出期限は、医師から死亡診断書を受け取った日から7日以内(海外で亡くなった場合は3カ月以内)ということを覚えておいてください」(内藤さん)●死亡届けの提出先1)死亡地の市町村役場2)故人の本籍地の市町村役場3)届出人(署名・押印をした人)の現住所地の市区町村村役場出典:『夫が亡くなったときに読むお金の話―あなたの生活を守る届出と手続き』(内藤浩介/東洋経済新報社)より抜粋■夫の口座が凍結!? 「葬儀代」をどうする?「本人が死亡したあと、銀行口座が凍結され、お金が引き出せなくなる」という事実を知っているだろうか。口座が一度凍結されてしまうと、解除するまでに数週間から数ヶ月かかる場合もある。「病院や葬儀費用の支払いは、口座が凍結されたといった、こちらの都合では待ってはくれません。可能であれば、臨終前に必要な金額を銀行から引き出しておくのも、ひとつの方法です」(内藤さん)。なぜ口座が凍結されるのだろうか。それは、人が死亡したその瞬間から「相続」が発生し、個人の財産は法律上「相続財産」となるからだ。 ■夫の財産にはプラスとマイナスがあるここでひとつ、重大な注意がある。「夫が亡くなった直後に、『口座が凍結されていないから(※)』と、多額の預金を引き出すのは絶対にしないでください。これをやってしまうと、相続を『単純承認』したとみなされる場合があるからです」(内藤さん) 「単純承認」とは、夫のすべての財産を相続することを意味する。財産はなにもプラスの財産だけではない。マイナスの財産、借金というのもあるのだ。「あとになってマイナスの財産のほうが多いことがわかり、相続放棄をしたいと思っても、『単純承認』をしてしまっていると、それができなくなる場合があるのです」(内藤さん)※口座凍結は、金融機関が新聞の死亡欄から死亡情報を得たり、窓口に来た遺族から死亡を知らされたりして行われる。役所の知らせによって実行されるわけではないので、死亡届を出したからといってすぐさま口座凍結がされないこともある。次回は、夫が死亡した後の「生活費の計算の仕方」について取りあげます。■今回取材にご協力いただいた内藤浩介さんの著書 『夫が亡くなったときに読むお金の話―あなたの生活を守る届出と手続き』 (内藤浩介/東洋経済新報社 本体1,400円+税)Facebook: 内藤浩介さんFacebook
2016年11月18日ジャパンネット銀行は3月24日、LINE Payと決済提携を行い、国内の主な金融機関から銀行振り込みでチャージができる「チャージ専用口座」を開始した。これに伴い、同行はチャージ専用口座の支店として新たに「ラインブラウン支店」「ラインコニー支店」を提供した。○「ラインブラウン支店」「ラインコニー支店」が登場このたび開始された「チャージ専用口座」には、同行のチャージ専用口座サービスの「ワンタイム口座」が使用されている。「ワンタイム口座」とは、同行が法人へ貸し出すカスタマイズ可能な口座。1ユーザーにつき1つの口座を割り当て、入金確認の効率化や、使い切りの口座としての利用など、使い方を自由に決めることができる。LINE Payは、日本で6,800万人が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、ユーザー間の送金、提携サービス・店舗での決済ができる"スマホのおサイフサービス"。今回の提携により、LINE Payはアカウントごとに「チャージ専用口座」を割り当てることで、入金確認や金額の付替処理を自動化し、チャージ残高反映を実現した。
2016年03月26日LINE Payは3月23日、「LINE」上で展開するモバイル向け送金・決済サービス「LINE Pay」において、三菱東京UFJ銀行と連携し、口座からLINE Payにチャージする機能を追加した。LINE Payは、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を行うことができるモバイル送金・決済サービス。今回の連携は、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行に続くもの。これにより、三菱東京UFJ銀行の口座から、LINE Payに直接チャージできるようになった。同社は、今後もパートナーシップの拡大や、機能の追加、ユーザーへの各種利用キャンペーンを積極的に実施し、さらなるサービス利便性の向上、LINE Pay導入加盟店および決済利用の拡大を図っていくという。
2016年03月24日紀陽銀行は4月下旬より、スマートフォン専用アプリ「紀陽銀行 スマホ口座開設アプリ」の取り扱いを開始する。○アプリの操作で申し込みが完了「紀陽銀行 スマホ口座開設アプリ」は、総合口座(普通預金口座)の開設並びにインターネットバンキング「紀陽モバイル・インターネットバンキング」の申し込みがアプリの操作のみで完了するサービス。スマートフォンアプリを利用した口座開設の取り扱いは、関西の金融機関では初の試みだ。同アプリでは、アプリをダウンロードして本人確認資料となる運転免許証をスマートフォンのカメラで撮影し、必要事項を入力し送信することで、申込書の記入や郵送、来店による手続きが不要となる。通帳は申し込み後、最短1週間程度で手元に届く。また、口座開設と同時にインターネットバンキング「紀陽モバイル・インターネットバンキング」の申し込みも受け付けており、取引明細や残高照会、振り込みなどの金融サービスがいつでもどこでも利用できるようになる。また、更なる利便性向上のため、今後、ローン機能などを含めた機能拡張を予定している。なお、サービスの詳細は後日、紀陽銀行公式ホームページ「トピックス・キャンペーン」にて告知予定。
2016年02月10日楽天銀行26日は、東京電力の口座振替サービスの受付を2月1日より開始すると発表した。自動引落は最短で2月中旬からの開始となる。○「ハッピープログラム」エントリーで最大3Pの楽天スーパーポイントを獲得楽天銀行口座を持っている顧客は、口座にログイン後、口座振替かんたん申込画面より東京電力を選択し口座振替を設定することで(東京電力指定の口座振替依頼書による口座振替(自動引落)の設定も利用できる)、東京電力の電気料金が自動引落されるようになる。なお、楽天銀行の顧客優遇プログラム「ハッピープログラム」にエントリーしていれば、口座振替による支払いごとに最大3ポイントの楽天スーパーポイントを獲得できる。楽天銀行は、「人々の生活口座として利用してもらえるよう、クレジットカード、通信、保険などの料金の口座振替に対応しており、このたびの提携により、さらに楽天銀行口座の利便性が高くなる。今後も顧客のニーズに応え、口座振替の提携先を拡大していく」としている。また、ハッピープログラムに登録し、給与・賞与・公的年金を楽天銀行口座で受け取るようにすれば、他行振込手数料が月3回無料(最大5回まで、当月使わなかった無料回数は2回まで翌月に繰り越して、最大5回分まで保有可能)となる。口座振替による支払いと同様に、楽天スーパーポイントは最大3ポイントを獲得できる。楽天銀行は、今後も顧客にとって利便性の高いサービスの提供を続けていくとしている。
2016年01月27日SBI証券は18日、「証券総合口座350万口座突破」を達成したと発表した。同社は、1999年のインターネット取引のサービス開始以来、「顧客中心主義」の経営理念のもと、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」の実現に努めてきたという。現在はネット証券の枠組みを超えて、法人ビジネスに注力していて、IPO引受関与率は84.5%(※1)と「証券業界トップの実績を誇っている」(SBI証券)。また、提携する金融商品仲介業者のネットワークを活用することで、リアルの営業網の拡大も推進しているとしている。※1 各社発表資料よりSBI証券集計(集計対象期間:2015年4月~12月)同社で新規に口座開設した顧客の属性を見ると、株式投資未経験者が約8割(※2)を占め、NISA制度開始から3年目を迎え、投資初心者の顧客を中心に顧客層が着実に広がっているという。※2 2015年9月~12月に口座開設した人の株式投資経験有無の割合また、年齢別では30代、40代を中心としつつも、2016年4月より取引開始となるジュニアNISAを見据えて未成年の口座開設数も増加している。性別では、女性の口座開設数も拡大しており、「年齢や性別に関わらず幅広い顧客から支持されている」(SBI証券)。さらに株式委託売買代金においても、2016年3月期 第3四半期累計(2015年4月~2015年12月)の個人株式委託売買代金における同社シェアは41.3%(※3)で、「日本国内の株式市場において存在感を示している」(同社)。※3 東証統計資料よりSBI証券集計同社は今後も「顧客中心主義」の経営理念のもと、インターネット取引における顧客基盤やSBIグループのリソース、また金融商品仲介業者の営業網やコールセンターなどインターネット以外のチャネルも最大限活用することで、ネット証券の枠に捉われない幅広い商品やサービスを提供し、「リテールNo.1証券」を目指すとしている。
2016年01月18日横浜銀行は4日、ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)口座開設の申込受付を開始し、対象の顧客にQUOカードなどをプレゼントする「NISAはじめようプラン」と「NISAつかってみようプラン」を開始した。○ジュニアNISAは投資信託や株式などの分配金・配当金や売却益が非課税となる制度ジュニアNISAは、20歳未満の人を対象に、ジュニアNISA口座で購入した投資信託や株式など(横浜銀行では株式は取り扱っていないので、株式などを希望する場合は、横浜銀行グループの証券会社「浜銀TT証券」を利用)の分配金・配当金や売却益が非課税となる制度。「NISAはじめようプラン」では、ジュニアNISA口座を開設・申請した顧客に「QUOカード1,000円分」と「横浜銀行オリジナルはまペン通帳ケース」をプレゼントする。また、「NISAつかってみようプラン」では、ジュニアNISA口座ではじめて株式投資信託を10万円以上購入した顧客に「図書カード500円分」をプレゼントする。横浜銀行によると「ジュニアNISAを提供することにより、地域の未来を担うこども達の将来に向けた資産形成を応援していく」としている。
2016年01月06日三井住友信託銀行とカーディフ損害保険(以下カーディフ損保)はこのたび、2016年1月から導入されるジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)口座での投資信託購入において、一定条件を満たした場合に、"子どもがケガで入院したときの保障"を無料で提供するサービス「わんぱく安心パッケージ」を開発したと発表した。11月1日より三井住友信託銀行にて「わんぱく安心パッケージ」の案内を開始し、2016年4月から提供するとしている。○子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を用意する保険を無料付帯三井住友信託銀行では、2014年1月にスタートしたNISA(少額投資非課税制度)口座において、交通事故傷害保険を無料で付帯する「お出かけ安心パッケージ」を導入し、NISA口座での非課税メリットにケガ(交通事故傷害)への保障という"安心"をプラスしたサービスを提供してきたという。ジュニアNISA口座は、若年層への投資家のすそ野拡大をさらに推し進めるとともに、子どもの将来のための資産形成を目的とした活用が期待されている。「わんぱく安心パッケージ」は、口座を利用の子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を用意する保険を無料で付帯することで、ジュニアNISAに"安心"をプラスし、子どもの元気な毎日を応援したいとの思いから開発した三井住友信託銀行だけのサービスだという。三井住友信託銀行によると「このたびのサービスについて、キャンペーンで実施している銀行はあるが、恒久的なサービスとして提供するのは同行が初めてと認識している。お子さんがケガで入院した場合のお見舞金を用意する保険を無料で提供することで、多くの人にジュニアNISAを利用していただき、資産形成のお手伝いをしていきたい」としている。○「わんぱく安心パッケージ」のポイント子どもがケガで入院した場合にお見舞い金を支払う入院1回につき30,000円の保険金をお見舞い金として支払う。日帰り入院も対象ジュニアNISA口座で投資信託を1回の手続きで1銘柄50万円以上(手数料等含む)購入した口座名義人の子どもが対象毎年1月4日~12月30日(銀行休業日を除く)までのジュニアNISA口座での注文分が対象となり、各年ごと1人につき1回加入できる。保障は注文日の翌月1日から1年間続く顧客の保険料や、追加の手数料負担は不要保険料は三井住友信託銀行が負担する三井住友信託銀行とカーディフ損保は、これまでに投資一任運用商品(ラップ口座)やNISA口座、外貨定期預金に保険を無料で付帯するサービスを共同開発し、合わせて約14万人(9月末時点)にのぼる顧客に"ライフステージに応じた安心"を届けたきたという。このたびの「わんぱく安心パッケージ」においても、銀行の金融商品と保障との組み合わせがもたらす相乗効果により、他にはないメリットを顧客に届けていくとしている。
2015年11月05日横浜銀行は19日、個人の顧客を対象としたスマートフォンアプリ「横浜銀行口座開設アプリ」と「横浜銀行残高照会アプリ」の取り扱いを開始した。○口座開設アプリで申し込み後、最短1週間程度で通帳が手元に届く「横浜銀行口座開設アプリ」は、運転免許証をスマートフォンのカメラで撮影のうえ必要事項を入力し送信することで、総合口座(普通預金口座)の開設ならびに「〈はまぎん〉マイダイレクト」、「〈はまぎん〉マイポイント」の申し込みがアプリの操作のみで完了するサービス。申し込み後、最短1週間程度で通帳が手元に届くため、普段来店が難しい顧客も便利に利用できるという。同行によると「口座開設に際して印鑑は必要なく、スマホのアプリを利用するだけで口座開設ができ、また残高照会もアプリを利用することで簡単にできるので、利便性は高くなった。口座開設アプリのiOS版は近日中に提供開始予定」としている。「横浜銀行残高照会アプリ」は、普通預金口座とキャッシュカードを持っていれば、即時に預金残高と取引明細の照会ができるサービス。入出金取引があった際には通知を受け取ることもできるという。これらのサービス開始にあわせて、19日から12月30日までの間、横浜銀行口座開設アプリを利用して新規に普通預金口座を開設した顧客全員(すでに普通預金口座を持っている顧客は対象外)と、横浜銀行残高照会アプリを利用登録した顧客の中から抽選で1,000名に、それぞれ1,000円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンも開始した。横浜銀行は、顧客に常に満足してもらえるよう新しい金融サービスの提供に取り組んでいくとしている。○「横浜銀行口座開設アプリ」の概要申込内容:以下の(1)~(3)をセットで申し込むことができる。(1)総合口座(普通預金口座)開設、(2)〈はまぎん〉マイポイント、(3)〈はまぎん〉マイダイレクト利用できる顧客:以下のすべてに該当する「個人」の顧客。横浜銀行に口座を持っていない満18歳以上満70歳以下の人、運転免許証を持っている人、横浜銀行本支店の近隣に住んでいる・または勤めている人キャッシュカード:生体認証機能付ICカードを無料で発行アプリのダウンロード方法:スマートフォンで横浜銀行ホームページの「横浜銀行口座開設アプリ」案内ページへアクセスし、公式ストア(「Google Play」または「AppStore」)へのリンクボタンをクリックする。iOS版については近日中に提供開始予定○「横浜銀行残高照会アプリ」の概要サービス内容:預金残高照会、取引明細照会。取引明細の更新通知(更新した場合に原則、1日1回プッシュ通知する)利用できる顧客:横浜銀行に普通預金(決済用普通預金・総合口座の普通預金を含む)を持っていて、その普通預金口座のキャッシュカード(横浜バンクカードを含む)を持っている個人の顧客。〈はまぎん〉マイダイレクト、Web照会サービスを利用中の顧客も利用できる。利用登録できるのは1端末につき1口座アプリのダウンロード方法:スマートフォンで横浜銀行ホームページの「横浜銀行残高照会アプリ」案内ページへアクセスし、公式ストア(「Google Play」または「AppStore」)へのリンクボタンをクリックする
2015年10月21日じぶん銀行はこのたび、「定額自動入金サービス」の提供を開始した。○小遣い管理などに便利でポイントもたまる「定額自動入金サービス」は、顧客本人名義の他行口座から、毎月一定額をじぶん銀行口座に取寄せできるサービスで、利用手数料は無料。一度の登録で毎月定額を自動で資金取寄せできるため、給与振込口座からの振込やATMでの入金など、顧客自身で毎回手続きする手間が省けるという。じぶん銀行の円普通預金に預入した資金は、クレジットカードやローン、家賃の口座振替の準備や毎月1万円からの貯蓄、小遣いの管理、外貨積立などの定期的な銀行取引に活用できるという。また、「定額自動入金サービス」を利用することで、じぶん銀行が「プレミアムバンクforau(※1)」において提供する、auWALLETクレジットカードやau利用料金の引き落しに応じたWALLETポイント(※2)も貯めやすくなるなど、じぶん銀行をおトクに、便利に利用できるとしている。(※1)「プレミアムバンクforau」は、auを契約の顧客を対象とした特典プログラムで、新たに口座開設する顧客、既に口座開設した顧客、共に利用可能。なお利用にはじぶん銀行のウェブサイトにて「auID」の登録が必要。(※2)WALLETポイントは、毎月のau携帯電話などの利用額に応じて貯まるほか、「auWALLETカード」や「auWALLETクレジットカード」を利用した普段の買い物でも貯まる。貯まったポイントはauWALLETカードにチャージ(入金)して次回の買い物に利用できるほか、au利用料金への充当も可能。じぶん銀行によると「当行でカードなどの引き落としをされている方はもちろん、貯蓄などのために他行から当行へ振込みをしている方は、一度手続きをしていただければ無料で毎月、資金移動が可能。また、『プレミアムバンクforau』では他行からの振込入金が月に1回5万円以上あるとWALLETポイントがたまるので、『定額自動入金サービス』によって利便性が高まる上、おトクも得ることができる」としている。○定額自動入金サービスの概要じぶん銀行は、今後とも顧客の多様なニーズへの対応および利便性向上のため、より一層商品やサービスの拡充に努めていくとしている。
2015年10月19日みずほ銀行はこのたび、LINE上で銀行口座の残高や入出金明細を照会できるサービス「LINEでかんたん残高照会サービス」の提供を開始した。同サービスは、みずほ銀行のLINE 公式アカウントのトーク画面上で、指定されたスタンプを送信するだけで即時に「残高」や「入出金明細(直近10明細)」を確認できるというもの。スタンプは、サービスにて使用する3種(残高照会 / 入出金明細 / メニュー)に加え、通常のコミュニケーション用となる5種、併せて8種が提供される。なお、みずほ銀行は、LINE公式キャラクター「ハリ田みず吉 (ニックネーム:みずっち)」が同サービスを説明する動画も公開している。
2015年10月19日武蔵野銀行は10月1日、スマートフォン専用に「口座開設アプリ(Android版・iOS版)」の取扱いを開始した。○口座開設と同時にネットバンキングの申込みも可能口座開設アプリは、顧客自身でアプリをダウンロードの上、本人確認資料として運転免許証をスマートフォンのカメラで撮影し、必要事項を入力し送信することで新規口座開設の申込みができるサービス。同アプリを利用することで、申込書の記入や郵送、来店による手続きが不要となり、最短4営業日でICキャッシュカードが手元に届くため、仕事などで来店が難しい顧客にとって利用しやすいサービスとなっているという。また、同アプリで開設する口座は、通帳を発行しない「WebNote(インターネット専用口座)」となるため、口座開設と同時にインターネットバンキング「むさしのダイレクト」の申込みも可能となる。そのため、取引明細や残高照会、振込み、定期預金などの基本的な金融サービスについていつでもどこでも利用することが可能となる。なお、スマートフォンアプリを利用した口座開設の取扱いは、埼玉県内の金融機関では初めての取扱いとなるという。武蔵野銀行は、顧客の多様なニーズに応え、最適な商品・サービスを提供していくとしている。○アプリ概要申込みできる取引き:(1)総合口座(普通預金)、(2)インターネットバンキング「むさしのダイレクト」。既にインターネットバンキング「むさしのダイレクト」を契約している顧客は、口座開設のみの取扱いとなる利用できる顧客:以下のすべてに該当する「個人」の顧客。(1)同行営業エリアに居住または勤務先(通学先)のある人、(2)運転免許証を保有している18歳以上80歳未満の人、(3)インターネットバンキング「むさしのダイレクト」および総合口座定期(0円)を申込みする人アプリのダウンロード方法:(1)スマートフォンで同行ホームページから「スマートフォン口座開設アプリ」のページを閲覧し「公式ストア」ボタンをクリック。(2)「GooglePlay」や「AppStore」にアクセス。「武蔵野銀行口座開設アプリ」で検索
2015年10月05日ジャパンネット銀行はこのたび、9月1日に口座数が300万口座を超えたと発表した。○「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)」などが好評ジャパンネット銀行は、2000年10月の開業以来、顧客の声を大切にし、ジャパンネット銀行らしいサービスをつくり上げるべく努力を重ねてきたという。長年取引してもらった各種サービスに加えて、4月1日から開始した「Yahoo!かんたん決済」での支払い手数料の無料化、9月1日から発行を開始した「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)」にも、既に多くの顧客から支持を得て、300万口座到達を迎えることができたとしている。○「300万口座ありがとう」企画を実施10月から「300万口座ありがとう」企画の実施を予定している。第1弾・2015年10月ジャパンネット銀行を長く利用している顧客(10月末時点で、普通預金口座を3年以上持っていて、円普通預金口座の残高が10万円以上で、1年以内に取引がある人)へ、抽選で総額1,000万円相当をプレゼント第2弾・2015年11月新たにジャパンネット銀行のサービス(Visaデビット、toto、公営競技、投資信託など)を利用した顧客へ、抽選で総額2,000万円相当をプレゼント企画の詳細は検討中であり、10月上旬に発表するとしている。なお、ジャパンネット銀行は10月12日をもって創業15周年を迎えるという。第二の創業期として思いも新たに、より一層顧客の役に立てるサービスの充実、利便性の向上を図っていくとしている。
2015年09月17日じぶん銀行は14日、口座数が9月12日に200万口座に到達したと発表した。○ネットバンキングによる不正送金被害を防止するための「スマホ認証サービス」も開始「auユーザーに最も魅力的な銀行!」を目指し、2014年5月より開始したauユーザーのみの円定期預金の金利優遇や、各種取引に応じたWALLET ポイントプレゼント、ATMが何回でも0円など魅力的な特典を用意した「プレミアムバンク for au」が好評を得て、口座数は大きく増加しているという。また、2015年6月にはインターネットバンキングによる不正送金被害を防止するための邦銀初という新しい認証サービス、「スマホ認証サービス」も開始した。スマホアプリ1つで不正送金を防止、高いセキュリティと使いやすさを両立したサービスにより、顧客に安心と安全を提供しているという。今後も行員一同、顧客のニーズに応えるべく商品性や利便性、サービスの向上に取り組んでいくとしている。
2015年09月15日大日本印刷(以下、DNP)は9月11日、銀行口座開設とカードローン申込をスマートフォンで簡単に行える「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」の提供を開始した。同アプリは、運転免許証等の本人確認用の画像データと、氏名や住所などの申込データをスマートフォンから送信するだけで銀行口座開設の申込が可能となるもの。東芝の提供する「クラウド版免許証OCR (Optical Character Reader : 光学文字認識)」機能を採用し、運転免許証の画像データから氏名や生年月日、住所を自動的に文字データ化することで、入力の手間や記入ミスを軽減したほか、同データはSSL通信にて暗号化して送信されるため、安全性も高い。また、基本機能を共通化することで、個別に同様のアプリを開発する場合と比較し、低コスト・短期間での導入が可能。スマートフォンのOSのバージョンアップ時に必要なアプリの動作検証などのコストも低減させることができる。加えて、銀行のコーポレートカラーに合わせた画面色の変更や、会社やサービスのロゴ、同意事項、注意書き、支店検索メニューなども仕様に応じて設定することが可能だ。DNPは2014年2月より、運転免許証等の本人確認用の画像データと申込データをスマートフォンから送信するだけで銀行口座開設の申込ができるアプリを提供し、2015年3月には、銀行口座開設に必要な基本機能を共通化することで短期間・低コストでの導入を実現したDNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリの提供を開始。今回提供を開始するアプリは、このアプリにカードローン申込機能を追加したものとなる。
2015年09月14日トッパン・フォームズは3日、「NISA(少額投資非課税制度)およびジュニアNISA」に関する調査結果を発表した。それによると、既にNISA口座を開設している人のうち「開設しているが、運用はしていない」人が3人に1人に上った。○3割が「制度全般」が分かりにくいと回答NISAについて尋ねると、「知っている」は45.6%、「名前を聞いたことがある」は41.5%と、認知度は計87.1%となった。NISA認知者のうちNISA口座の所有率は32.3%。しかし、口座開設者のうち「既にNISA口座を開設しているが、運用はしていない」人は34.3%を占め、非運用者に対して運用促進に向けたアプローチが必要だと分析している。NISA口座開設者に開設するまでに悩んだことを聞くと、「NISAによるメリットが不明瞭」が26.8%でトップ。また、100万円の資金が必要になると誤解している人もいた。口座開設までに分かりにくいと感じたこととしては、「制度全般」が30.0%で最も多く、特に運用していない人は4割弱が分かりにくさを感じていた。ジュニアNISAの認知度を調べると、「知っている」は13.9%、「名前を聞いたことがある」は21.8%で、計35.7%。NISA口座所有もしくはジュニアNISA利用意向のある人に子供や孫の資産形成について尋ねると、約65%が具体的に対応を実施していた。調査期間は2015年7月21~22日、有効回答は3,092人。
2015年09月03日マネーフォワードは18日、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」の自動取得機能について、普通預金口座を扱う個人向け国内銀行すべてに対応したと発表した。○国内のすべての利用者に対応同サービスは、ビジネスパーソンから主婦まで、全国220万人以上に利用されている。今回の対応により、国内におけるすべての利用者に対して、生活口座からの自動での家計簿作成や、生活改善に向けた情報を提供することが可能となったという。対応銀行は、銀行134行、労働金庫13社、信用金庫265社、信用組合60社、JAバンク721社、JFマリンバンク34社の計1,227行。なお、対応銀行は、個人向けインターネット・バンキングがあり、マネーフォワードのセキュリティ方針に則した銀行(共同組織金融機関を含む)に限るとしている。「マネーフォワード」は、銀行や証券口座、クレジットカードなどから自動で毎日入出金情報を取得し、現金で支払ったものはレシートを撮影するだけで記録できる自動家計簿・資産管理サービス。一度口座情報を登録すると、以降は自動で複数口座の情報を取得・分類するため、お金の管理の煩わしさが低減する。Web版に加え、2年連続Google Playベストアプリに選出されるなど好評を得ているという。初期費用/基本機能は無料、プレミアム会員は月額500円。
2015年08月19日オリックス銀行は26日、「eダイレクト預金」のスマートフォンサイトでの口座開設の予約受付を開始した。スマートフォンでの取り引きに対するニーズが高まっていることから、このたび「eダイレクト預金」のスマートフォンからの申し込みにも対応したという。口座開設後はスマートフォンでの定期預金作成や残高照会、振り込み手続きなどのサービスが利用できるとしている。「eダイレクト預金」は2001年3月の発売以来、多くの顧客に利用されているという。オリックス銀行は、今後も顧客の幅広いニーズに応えることができるよう、利便性を高めるサービスの拡充に努めていくとしている。
2015年06月29日セゾン投信は19日、顧客口座数が9万口座を突破(9万80口座)したと発表した。2007年3月15日に営業を開始してから8年3ヶ月、顧客口座数9万口座、運用資産総額1269億円になったという。2015年2月に顧客口座数が8万口座を突破してからわずか4ヶ月の後に、新たに1万人の顧客がセゾン投信で取引することとなったという。今後とも長期投資家の人々、並びに取引関係者に支持してもらえるよう、運用成績の向上と誠実なサービスの提供に努めていくとしている。
2015年06月25日欧州宇宙機関(ESA)は6月14日(現地時間)、昨年11月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸して以来、電力不足により休眠状態にあった着陸機「フィラエ」からの信号を受信したと発表した。ESAが「フィラエ」からの信号をキャッチしたのは13日(現地時間)の夜で、同着陸機は独ダルムシュタット市にあるESAのオペレーションセンターと85秒間通信し、収集したデータを地球へ送ってきた。送られてきたデータを解析した結果、「フィラエ」は13日よりも早い段階で「目覚めていた」ことが判明。今後、データをさらに受信することができれば、ここ数日間で同着陸機に何が起きたのかについて知ることができると考えられている。「フィラエ」は2004年に彗星探査機「ロゼッタ」に搭載されて打ち上げられた。2014年8月に目的地であるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着し、2014年11月12日に同彗星に向けて降下した。しかし、機体を固定するための装置が上手く作動せず、起伏の多い岩場に着陸。太陽からの光が当たりづらいため、太陽電池での発電が十分にできず、2014年11月15日に通信が途切れて以来休眠状態に入っていた。
2015年06月15日カブドットコム証券はこのたび、6月1日より未成年の顧客の証券総合口座の申込受付を開始すると発表した。このたびの未成年証券総合口座の受付開始に伴い、未成年の顧客もカブドットコム証券での株式取引や各種投資ツール・サービスなどを利用できるようになる。若年層の資産形成や投資未経験者への投資家のすそ野拡大にむけて、2014年よりNISA(少額投資非課税制度)が開始したが、2016年より新たにジュニアNISA(少額投資非課税制度)が開始される。NISAの制度拡充により、親子での投資教育、孫の大学進学資金の準備などのため、未成年証券総合口座とあわせてジュニアNISAを活用できるという。カブドットコム証券は、充実した投資ツールのほか、単元未満株式の積立ができるプチ株など資産形成に便利なサービスを提供しているという。今後も、カブドットコム証券は「顧客投資成績重視の経営」を経営理念に、顧客へのサービスおよび商品の拡充を図っていくとしている。○未成年証券総合口座の概要対象者:未婚の20歳未満で国内に居住する顧客取引商品:現物株式(ETF、REITなど含む)、プチ株(単元未満株)、投資信託(一部商品を除く)、外貨建MMF、債券口座維持手数料:無料取引手数料:一般の証券総合口座の手数料に準ずる取引チャネル:WEB(PC、スマートフォン、携帯電話)、kabuステーション、アプリ、自動音声応答(IVR)、お客様サポートセンター未成年証券総合口座は、一般成人の証券総合口座と異なり、一部取引ができない商品がある。未成年証券総合口座の開設には、事前に未成年の親権者などとなる一般成人の証券総合口座が必要になる。○未成年口座はじめての投資キャッシュバック・キャンペーン対象者:期間中に未成年証券総合口座を開設した顧客期間:6月1日(月)から8月31日(月)まで。期間は全て約定日にて判定内容:未成年口座において、初めて取引(有償)した株式(ETF・REIT、プチ株などを含む)または公募株式投資信託の買付手数料(税込)をキャッシュバックする。同一営業日に複数の約定注文(一部出来も含む)があった場合、最も手数料が高いものを適用。対象の取引手数料を9月末までに顧客の証券口座にキャッシュバックする。顧客の証券口座毎にキャッシュバック金額は最大10万円が上限
2015年05月26日岡三オンライン証券は18日、NISA(少額投資非課税制度)口座で投資信託を買付けた個人の顧客に買付手数料相当額(税抜)を全額キャッシュバックするキャンペーンを開始した。同社においては、NISA口座での投資信託の預り資産が年初から1.6倍になるなど大きく増えているという。このたび、さらに多くの顧客にNISA口座での投資信託投資の魅力を知ってもらえるよう、NISA口座で投資信託を買付けた顧客に、投資信託買付手数料相当額(税抜)の全額をキャッシュバックするという。○NISA口座で投資信託買付手数料全額キャッシュバックキャンペーン対象期間:5月18(月)から7月17日(金)まで(約定日ベース)対象者:対象期間中にNISA口座で投資信託を買付けた個人の顧客内容:対象期間中に同社取扱いの投資信託(MRF・ノーロード投信・ETFなどの上場投資信託を除く)をNISA口座で買付けた個人の顧客に、買付手数料相当額(税抜)を全額キャッシュバックする岡三オンライン証券は、今後も顧客に価値あるサービスの提供に努めていくとしている。
2015年05月19日ジャパンネット銀行はこのたび、口座開設の申し込みがスマートフォンで完了する「口座開設アプリ」の提供を開始した。「口座開設アプリ」は、口座開設申込と本人確認資料の送信が同時にできるアプリだという。アプリを使って運転免許証を撮影すると、搭載されている文字情報読取機能(OCR)により記載情報から「名前」「住所」「生年月日」が読み取られ、申込フォームに自動反映される。顧客が入力する手間を削減し、スムーズに手続きできるようにしたという。同時に、撮影した運転免許証の画像は、開設手続に必要な本人確認資料としてジャパンネット銀行に送信されるので、書類を郵送する手間もかからず、スピーディーに口座開設ができるとしている。○手続きのイメージアプリはApp StoreおよびGoogle Playから無料でダウンロードできる。今後もジャパンネット銀行は、顧客のニーズに合わせた利便性の高いサービスの提供を行っていくとしている。
2015年05月19日