シード合資会社は、5年ぶりに開催される佃島の住吉神社例大祭(2023年8月4日~7日)にあわせ、1987~1997年に開催した佃島シリーズの写真展の内容を写真集にして、AmazonのKindle本(電子辞書)、ペーパーバック本を2023年7月に出版しました。「佃島の子供」は7月9日、「佃島」は7月14日、「佃」と「東京・佃<1987-1997>」は7月17日に出版しました。時代に取り残された如く昔の東京の下町風情を丁寧に記録し続けてきた4作品です。時代の流れとともに佃島辺りの景観も変化しておりますが、住吉神社例大祭の時期は、本写真集内の風景のように、古き良き風情をお楽しみいただけます。佃島の子供(7月9日発売)1989年 小島 健司写真集団ぶらん展に出品した作品で無邪気に遊ぶ子供を撮影した写真集(30点の作品) 佃島の子供佃島(7月14日発売)「1990年 佃島 小島健司 写真展」で出品した作品で、子供から老人や町並みに至るまで気負いなく優しい眼差しで見つめた写真集(50点の作品) 佃島佃(7月17日発売)「1993年 佃 小島健司 写真展」で出品した作品で、時代が変わっても変わらぬ風情の佃を捉えた写真集(46点の作品) 佃東京・佃<1987-1997>(7月17日発売)「1997年 東京・佃<1987-1997> 小島健司 写真展」で出品した作品で、著しく変貌し続けた10年間の写真集(55点の作品) 東京・佃<1987-1997>この写真集の内容は下記アドレスから見ることができます。 【会社概要】商号 : シード合資会社代表者 : 小島 健司所在地 : 東京都中央区日本橋小伝馬町7-14設立 : 2001年5月事業内容: 写真及びデザインURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月28日歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第二部『安政奇聞佃夜嵐』が8月5日から東京・歌舞伎座で上演されるのに先駆け、物語の主人公となる青木と神谷を演じる松本幸四郎、中村勘九郎のコメントと2ショット写真が到着した。本作は明治の初めに実在した脱獄事件をもとに、大正3(1914)年に古河新水(十二世守田勘弥)が、時代設定を世情不安定な安政期に改め、書き下ろした世話物。人足寄場(監獄)で苦役の日々を過ごす青木と神谷の2人が隅田川を渡る脱獄を計画するところから物語は始まり、2人が隅田川を泳いで脱獄するシーンは、青木と神谷による面白味あふれるやりとりが人気の名場面となっている。本作について幸四郎は「曽祖父の初代吉右衛門と六代目菊五郎で上演しているのに、知っているのは島抜けの泳いでいくところくらいで、そこが昔からすごく気になっていました(笑)。その場面の写真は「菊・吉」といえば必ず出てくるものだったので。勘九郎さんと一緒にやりたいお芝居の最たるもので、その機会がきて本当に良かった!なんでかは分からないけれど(笑)」とコメント。勘九郎は「『島抜け』というワードが出てきた時に、子供の頃に六代目(菊五郎)の曽祖父の写真集で、おじい様の泳いでいる姿と播磨屋さんが水を怖がっている写真を見て、子供心にも面白くて惹かれたのを思い出しました。子別れや敵討ちもありますが、歌舞伎ならではのばかばかしさもあって、『歌舞伎』が詰まった作品ですよね。引いて見るとちょっと間抜けな人たちの話ですが、頑張って生きている人の姿が短いなかに詰まっている気がします。」と語った。(C)松竹また「島抜けの場面の、泳げる青木と泳げない神谷の関係性をどう見せるか。『〇〇島からの脱出!』みたいな壮大な感じではないけど(笑)。やっぱりこの二人ならではの息であったり、お客様がそこで安心する、共感する意味での反応を貰える芝居にしたい。上演をあまりいろんな方でやられていない作品だからこそ、これは二人でしかできないだろというところを目指したいですね。勘九郎さんと僕の二人の芝居で歌舞伎を堪能してもらいたい!季節感をさしおいてでも、今一番そこを楽しんでいただける作品ではないかと思っています。役者が生で、舞台で、お芝居をする、芸をお見せする、それをお客様に堪能していただくというところを目指して選んだ作品です。」(幸四郎)、「幸四郎さんと僕には『かわいらしさ』があると思うんですよね(笑)。悪いやつなんだけど、どこか憎めないチャーミングさが出せたらいいなと。僕が演じる神谷は水がだめなんですが、川を渡る場面で幸四郎さん演じる青木が神谷を『安心させる』とト書きがあるので、今回は青木がいったいどう安心させてくれるのか楽しみにしてます(笑)」(勘九郎)とそれぞれ意気込みを寄せている。(C)松竹<公演情報>歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第二部『安政奇聞佃夜嵐』8月5日(金) ~30日(火) 東京・歌舞伎座出演:松本幸四郎(青木貞次)、中村勘九郎(神谷玄蔵)ほか歌舞伎座 公式サイト:
2022年08月04日フォーサムワン(FORSOMEONE)から日本人アーティスト・佃弘樹とのコラボレーションアイテムが、2021年9月25日(土)よりフォーサムワン フラッグシップストアなどで発売される。フォーサムワン×アーティスト・佃弘樹による全6型のコラボウェアフォーサムワン 2021-22年秋冬コレクションで初披露された本コラボレーション。展開する全6型のウェアには、都市的な風景や建造物と自然のモチーフを組み合わせた作品を手掛ける佃弘樹の作品が、繊細に落とし込まれている。中でも注目は、オーバーサイズシルエットのバルマカーンコート。ボディだけでなくスリーブにまで、佃弘樹の作品が大胆にあしらわれ、インパクトのあるビジュアルに仕上がっている。シルエットにもこだわっており、袖は変形のスプリットラグランを採用し、肘外側から袖口に絞り込むユニークなデザインとなっている。内側は、シームリングを施し防水仕様に。また、襟裏にラムレザー、各所に手塗りしたウッドボタンをあしらうなど、細かな部分にまでこだわりを散りばめた。ラペルを内側に折り返しノーカラーに仕立てたジャケット&パンツは、表地に佃弘樹の作品をプリント。それぞれ単体ではもちろん、セットアップとしても着用可能だ。その他、本コラボレーションのために描き下ろされたグラフィック入りのスウェットやフーディー、Tシャツも展開。いずれも、あえてダメージを入れるなど、ヴィンテージウェアの様な加工が施されている。【詳細】フォーサムワン×佃弘樹発売日:2021年9月25日(土)販売店舗:フォーサムワン フラッグシップストア、2G トウキョウ、フォーサムワン オンラインストア、2G オンラインストア※2G トウキョウでは9月25日(土)~10月3日(日)までの期間限定で発売。価格:・コート 198,000円・ジャケット 110,000円・トラウザー 74,800円・フーディ 38,300円・スウェットシャツ 49,500円・スウェットパンツ 49,500円 ※フォーサムワン フラッグシップストア、フォーサムワン オンラインストアのみ。・Tシャツ 22,000円
2021年09月27日作・佃典彦、演出・松本祐子のタッグによる、文学座10月公演『一銭陶貨』が10月18日(金)から東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。日本中が金属不足にあえいでいた第2次世界大戦末期、窮余の策として「せともの」で作られた「一銭陶貨」。あらゆる職人技を結集させて生まれた「陶貨」だったが、お上にさんざん振り回されるうちに終戦を迎え、結局、世に出ることはなかった。そこに透けて見えるのは、日本が誇る技術の高みと、それにまつわる人々の揺れる思い。それは時に気高く、時に滑稽で愛おしい。生活の中のユーモアを細やかにすくい上げることに定評のある佃典彦が、この題材をひとつのストーリーへと織りあげた。時は昭和18年。瀬戸の町に長く暮らす陶芸家の家系にある加藤家の物語。長男の和雄は陶芸の才能豊かで超エリート。母の愛を一身に受けてきたが、ある日、赤紙が届く。次男の昭二は足が不自由で徴兵不合格の身。陶芸の才能にも乏しく、母に疎ましがられて育った。そんな加藤家に、京都・有田・瀬戸で、金属貨幣に替えて陶器貨幣を製造するという話がもたらされた。昭二は、今までの鬱積のすべてを陶貨作りにぶつけようと心に決める……。演出を手がけるのは劇団内外で高い評価を受ける松本祐子。佃とのコンビは2007年の『ぬけがら』以来で、同作で佃は岸田國士戯曲賞を、松本は千田是也賞を受賞している。技術や才能、嫉妬や欲望。「ものづくり」の周辺で人間を葛藤させるあれこれを、ふたりの「芝居づくり」師がどう描くか。文:小川志津子
2019年10月15日前回に引き続きご紹介するのは、東京都中央区にある「ステラキッズ佃教室」。個別指導塾「数教研」を母体とし、学童と塾を兼ねている。送迎完備や学校便りのチェックから宿題におやつと、指導員が親の負担を軽減。帰宅後の時間を親子の会話にあててほしいと望む。○いよいよ"塾タイム"開始経営母体が全国に約150教室を有する個別指導塾の「数教研」なので、学童で利用する教材も、数教研オリジナルの問題集だ。最初に学力テストをし、各自のレベルに合った段階からスタート。子ども同士を競わせることはしない。学年相応の問題を解いている子もいれば、まだ学校では習っていない割り算にチャレンジしている子もいる。内容は読んで進められるペーパーで、個別に導入と途中で指導員が教えてくれる。ペーパーは国語と算数を1日に各3枚以上。国語はひらがなや漢字、文法など、算数はタイルの数で視覚的に数字を見る水道方式を基礎に取り入れている。終わった子から添削をしてもらう。「いまこれやってるの! 超簡単。はいもうできた」「見て見て~。こういうプリントやるんだよ」子どもたちが楽しんでペーパーに取り組んでいて、自信に満ちているのが分かる。しかし、そこでふと疑問がわいた。学童に来る頻度で、子どもによって進度がかなり違ってくるのではないかと。それに、1日にペーパー3枚程度で成績が伸びるのか。その疑問に対し、小林さんは「確かに通う日数によって差は出ますので、差が出過ぎないように1日あたりのペーパーの調整はします。ですが、これは指導のもとに行って効果が出るものなので、宿題にはしません」とのこと。カリキュラムの進め方が学校とは根本的に違い、効率的に国語と算数を学び、早く次の内容へ進んでいくのだそうだ。○料金と利用の仕方は?学習に重きを置く家庭に魅力的な学童ではあるが、気になるのは料金だ。13時~19時の基本料金は、週2で3万5,000円、週3で5万1,000円、週4で6万5,000円、週5で7万8,000円と決して安くない。公設の学童と比べると1つ桁が違う。利用状況を見ると、週2は27%、週3が30%、週4が19%、週5が24%(2015年5月)とばらついている。「ステラキッズ」は、公設学童と掛け持ちしたり、他の習い事に通っていたりする子も多いのだ。佃教室で一度に利用できる定員は27名。在籍する小学1年・小学2年各15名、小学3年・小学4年各1名を、最大人数を超えないように調整をしている。来年度には、今の倍あるフロアで、スタッフと募集人数を拡大するとのこと。ステラキッズは全3教室あり、一番古い両国教室ができたのは3年前、次いで佃教室、そして今年亀戸教室が新設された。それぞれ年長から小学6年までに対応していく。一般的な学童が小学3年までしか通えないところから言われるようになった「小4の壁」もなく、長く通えるのもメリット。一方で、行動範囲が広がり、友達とのつながりも強まる小学4年が、学童に通うかという疑問もある。ただ、同施設の場合、学童であると同時に塾という側面も強いので、一般的な学童と一緒には語れない。参考までに、ここ以外の塾に通う必要性を小林さんに聞いてみると、「特に算数の基礎に重きを置いているので、学習面では不必要かもしれないが、受験対応の塾は別」とのこと。受験を見据えるなら、志望校対策が取れる塾との併用が良いのかもしれない。実際に通っている小2男児の保護者の方も、「高学年になったときもできれば塾の感覚で利用したいと思っているのですが、年齢差のある子どもたちが同じ空間で集中して課題に取り組めるのかどうか」と話していた。塾経営で培ったノウハウをいかに生かすのか。今通っている子どもたちが高学年になったときが「ステラキッズ」のさらなる真価が発揮されるときかもしれない。
2015年11月19日第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤の小説「下町ロケット」を、主演・阿部寛、ヒロインに最旬女優・土屋太鳳を迎えてドラマ化することが明らかになった。佃が父の跡を継いで二代目社長となり経営を進める中、景気に影響を受け業績は下降していく。なによりその原因となっていたのが、佃がいまでも諦めきれないロケットエンジンの研究開発であった。さらに、主要取引先からの取引中止、大手機械メーカーのナカシマ工業から特許侵害で90億もの損害賠償請求が来てしまい、あっという間に社員たちは生きるか死ぬかの窮地に追い込まれていくことに…。そんな中、日本を代表する大企業「帝国重工」から佃製作所が持つバルブシステムの特許を20億円で買い取りたいとの打診が。資金繰りが厳しい状況の中で20億という金額を前に息をのむ佃製作所の面々であったが、その特許には佃の夢が詰まっていた。原作となる「下町ロケット」は、文庫版含め累計127万部を超えるベストセラーを記録し、「オレたちバブル入行組」を始めとする半沢直樹シリーズや「空飛ぶタイヤ」、「ルーズヴェルト・ゲーム」などヒット作を連発する池井戸氏の著書の中でも代表作との呼び声が高い作品だ。主人公・佃航平役を演じるのは、「新参者」以来、5年ぶりにTBS連続ドラマに出演することになった阿部寛。その娘・佃利菜役には、NHK連続テレビ小説「まれ」や、「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」、山崎賢人と共演する『orange』など話題作の出演が続く若手女優・土屋太鳳。阿部さん演じる佃の一人娘で父親である佃にことあるごとに反発する高校生を好演する。阿部さんは、今回の役柄について「私が演じる佃航平という人物は、町工場の社長として社員のことを考えながらも、自分の夢に向かって突き進んでいく男。自分を貫くということは時として煙たがられてしまうこともありますが、そこで卑屈にならないで、良い物を作っていくという姿勢に役者として共感します。会社の経営者として、弱いところと強いところを併せ持つ等身大の役を演じるのは初めてなのですが、『佃航平=阿部寛』と思われるような作品になれば嬉しいです」と意気込みを語る。土屋さんは「TBS『日曜劇場』の時間には、たくさんの感動や元気をもらってきました。時代を超えて年代を超えて、いろいろな人の生き様を感じてきた時間…その時間に出演させていただくこととなり、心も体も引き締まる思いです。日本を支える『ものづくり』の心と技術を、役と一緒に見て、聞いて、全力で感じたいと思います」と出演への喜びを語った。原作者・池井戸氏は本作のドラマ化にあたり「阿部寛さんが主人公・佃航平をどう演じるられるのか、ドラマ『半沢直樹』と『ルーズヴェルト・ゲーム』でお世話になった福澤克雄監督がどんな世界を展開されるのか、一視聴者として楽しみにしています。阿部さんと土屋太鳳さんとの父娘ぶりも、見所のひとつですね」とコメントを寄せた。また、今回10月から朝日新聞朝刊で池井戸氏による連載小説「下町ロケット2」も開始。ドラマは全10話の予定で前半を「下町ロケット」、後半を「下町ロケット2」を原作として映像化するという。日曜劇場「下町ロケット」は、2015年10月よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日