元読売ジャイアンツ 定岡正二の初出演となる長編映画「僕の名前はルシアン」(制作プロダクション:TokyomuseFilms合同会社)が、2023年10月12日(木)まで公開しています。本作は、注目の若手俳優 柳俊太郎が主演。写真家で映像作家の大山千賀子が、実際にあった事件にインスピレーションを得て描いたオリジナルストーリーです。公式サイト: ビジネスマンを演じる定岡正二■定岡正二 出演の経緯監督の大山千賀子が定岡正二を選んだ一つの理由として、定岡の鋭い眼力があるという。定岡の眼力は50m離れていても鋭く差し込んでくる。投手としてのそれなのか、魅力の一つなのか…ただならぬ存在感を醸し出している。今回の役は「父、英二。仕事を辞めたら全てがなくなってしまう…だからそれがどうしたっていうの?」と娘から比喩されているビジネスマン役だ。家族を象徴する家を見つめる心の目の表現力はさすが。また、運転手付きの車中で携帯に話しかける姿にも他の役者ができない独特の雰囲気を醸し出している。主役のサイコパスを演じる柳俊太郎とは接点がないが、今考えるとあっても良かったと思うと大山は言う。監督 大山千賀子のコメント「今後の作品にもぜひご一緒させていただきたい方です。定岡の素晴らしい魅力を見ていただきたい。また定岡さんは大変監督の意図や要望に忠実に演じようと努力を惜しみなくしてくださる方!最後の千鳥ヶ淵でボートを漕ぐシーンは秀逸。また、車両のお手伝いや私服を提供してくださるなど心優しい面も隠れている方です。」■「僕の名前はルシアン」9月29日(金)~10月12日(木)開催 豪華なゲストと監督のトークショー10月5日(木) :手塚眞さん(ヴィジュアリスト)10月6日(金) :ウダタカキ(菟田高城)さん(俳優)10月7日(土) :四方義朗さん(ファッションプロデューサー)10月8日(日) :ドン小西さん(ファッションプロデューサー)、高見恭子さん(タレント)10月9日(月・祝):菜葉菜さん(出演)10月10日(火) :萩原朔美さん(俳優・詩人・教授)10月11日(水) :大山千賀子(監督)10月12日(木) :林海象さん(映画監督)■キャストのインタビューを公開キャストの菜葉菜、大鶴義丹、大島葉子、定岡正二(元読売ジャイアンツ)のコメントと、柳俊太郎のオフィシャルインタビューが解禁となりました!<あかねの友達・真希役:菜葉菜>「想像を遥かに超えた映像美に溢れ濃厚に味付けされたサスペンスに時を忘れてしまうほど。他に類をみない珠玉の映像美を是非、劇場で堪能してください!」<刑事・三木谷哲史役:大鶴義丹>「監督が望んだのは、死の世界に惹かれる犯人と、生に執着する刑事(私の役)の、異なる日常の横顔だった。もしかすると、死に惹かれているのは自分で、犯人は他人を殺しながらも、実は、生に執着しているのでは。」<あかねの母親・山口千枝子役:大島葉子>「一見幸せそうに見える家族でも、内情はわからない。それはいつの時代にも、誰にでも大なり小なり当てはまる事だと思う。」<あかねの父親・山口英二役:定岡正二>「娘の親である一方で、実業家でもあるキャラクターを演じるために、両方の側面をバランスよく演じるようにしました。監督の情熱が詰まった、社会性溢れる作品をぜひ劇場でご覧ください。」<ルシアン役:柳俊太郎のオフィシャルインタビュー>「本作を観た時に大山さんが描いていた画が伝わりましたし、僕自身そこに入れて一つ新しい自分の見え方というか、可能性が広がったなという気はします。」「ルシアンって本性を見せないんですよ。名前も偽名で、ネットでしか自分の存在価値がないと思っている人間で。」「どこか別の自分がいて、そいつにやらせている、自分の魂を操作しているくらいじゃないと、あんなに人を殺せないし、殺した時にそんなことを言えないと思います。僕の中では、それぐらい振り切って言っていました。」「当時の社会に踏み込んだ作品なので、その深さ、痛々しさを見た人には味わってもらえればと思います」■「僕の名前はルシアン」制作の過程・監督インタビュー「VOGUE」などのファッション誌を中心に活躍し、資生堂の企業文化誌「花椿」に掲載された犬の未発表写真が第35回朝日広告賞でグランプリを受賞した写真家で映像作家の大山千賀子が、実際にあった事件にインスピレーションを得て描いたオリジナルストーリー『僕の名前はルシアン』は、自殺願望を抱えた若者たちが同じ願望を共有するサイトで知り合うところから始まるミステリー。愛を求める孤独な10代の少女・あかねは、インターネットで「ルシアン」と名乗る理想的な男と知り合う。同じころ、ある連続殺人犯を追っていた警察は、同じ犯人が手を下したと思われる、3人目の女性の全裸遺体を発見。遺体に暴行の痕跡はなく、犯行動機もわからないままで、捜査は難航していくが……。監督は、美しいサイコパス・ルシアンのイメージを求め、いくつもの事務所に電話をかけ、訪問。遠くに立っている柳俊太郎を一目見た瞬時にルシアンだと思い、即決したという。この度、渋谷・ユーロスペースにて、9月29日(金)~10月12日(木)に連日18:30より公開。大山千賀子監督のオフィシャルインタビューが届いた。<監督 大山千賀子のインタビュー>Q. 「今生きている自分と今起こっている現象を作品にしたい」と制作活動をしているとのことですが、本作で描きたいと思ったのはどういうことですか?A. まず、念頭にあったのが日本は自殺国ということでしょうか。切腹という歴史も多少は影響しているのか、仏教という宗教からきているのかまだ自分には定かではありませんが、日本では他国に比べ、多くの人が自殺という死に方をするという記事が段々と目に入ってきて、オリジナルストーリーの映画を創作することを考え始めました。Q. ルシアン役を演じた柳俊太郎さんとの出会いをお教えください。A. ルシアン役は、若い男性に演じてもらいたいと思い、若い男の子を探し、東京中のプロダクションを回りましたが、イメージに合う俳優が何ヶ月も見つからず困っているときに、柳君が現れました。彼を一目見た瞬間に、「彼だ!」と思ってお願いしました。Q. ライフワークとして「裸体」への取り組みがあるそうですが、本作ではどのように取り組みましたか?A. 裸体にこだわる理由は、「裸体、これしか私たちは持っていない」からです。若い頃から裸にはこだわっていまして「自画像」という裸の写真集も出版しています。今後も何か作品を撮る時には人間の裸を入れたいと思っています。それほど裸は私にとって大切なものなのです。そして安心できるビジュアルでもあると思っています。裸は雄弁です。本作では、「自分の欲望を遂げるためには自分も女も裸になる」という設定にしました。Q. 水中撮影にもこだわり、6mの深さのタンクを求めて、イギリスのエセックスで撮影を敢行したそうですが、イギリスでの撮影はいかがでしたか?A. ヘアメイクはクレア・ウィリアムズという方がやってくださったのですが、自分でも潜って血液の濃さなどを研究されました。彼女のメイクアップアーティストとしてのこだわりには感銘を受けました。またプロのダイバーが2名水の底に待機しており、俳優が苦しいと合図を出すと、すぐさま酸素を与えに行くというやり方になっていました。Q. 本作の見どころはどこだと思いますか?A. 柳が演じるサイコパスと女との接点です。あと、スマホを神格化している若者たち、宗教に凝っている母親、家庭をかえりみない夫など、現代社会をベースに描いています。人はみなエキサイティングな人生を望んでいるかもしれないですけれど、「幸せは退屈なものでもあり、凡々としたものだ」というテーマも描きたく、登場人物は劇中一度はあくびをするというルールも作りました。Q. 渋谷のユーロスペースでの上映へのこだわりをお教えください。A. 昔『ゆきゆきて、神軍』という映画を見に行ってからユーロスペースがすごく好きになって、この映画は絶対ユーロスペースでやりたいと最初から希望していました。ユーロスペースは作品選びにこだわる映画館なので、はじめて監督した長編映画を上映していただけることになって、本当に心から嬉しいです。Q. 読者にメッセージをお願いします。A. 恋人たちのような「愛」を表現するのではなく、「一瞬の愛」を表現してみました。しかし、現実的には一瞬の想いで突き進んでいってもいいのか?矛盾していますが、それについて考える機会になればと思います。本作では、音にすごくこだわっていまして、冨田和彦さんという日本で5本の指に入る方にナレーションやアフレコの録音をお願いしました。ぜひ映画館で美しい映像と共にご覧いただければと思います。【STORY】愛を求める孤独な10代の少女・あかねは、インターネットで「ルシアン」と名乗る理想的な男と知り合う。同じころ、ある連続殺人犯を追っていた警察は、同じ犯人が手を下したと思われる、3人目の女性の全裸遺体を発見。遺体に暴行の痕跡はなく、犯行動機もわからないままで、捜査は難航していくが……。監督・脚本:大山千賀子出演:柳俊太郎菜葉菜 大鶴義丹大島葉子 定岡正二(元読売ジャイアンツ)福永理未 恒吉梨絵 ウダタカキ 酒向芳 風間晋之介丸山昇平 田邉和也 結城貴史 庄司浩之美術:磯見俊裕/音楽:篠崎正嗣/撮影:市川修/照明:渡辺光雄/編集:保泉圭太/助監督:神保英明/プロデューサー:追分史郎・Tony Humphreys/エグゼクティブプロデューサー:Ajay Nehra・佐々木昭夫・清水菊江主題歌:Uken「ルシアン-win the happiness」制作:TokyomuseFilms合同会社配給:TokyomuseFilms合同会社日英合作作品/2022年/104分/カラー/5.1ch/DCP(C)「僕の名前はルシアン」製作委員会公式サイト: 渋谷・ユーロスペースにて、9月29日(金)~10月12日(木)にて公開 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月05日株式会社ステレオサウンドは、菅原正二氏(ジャズ喫茶「ベイシー」店主)をサウンドスーパーバイザーに迎えて、日本のジャズレーベル「イースト・ウィンド」の2作品をLPレコードで復刻し、2022年11月25日に発売いたします。SSAR-077 ジャケットアット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガードザ・グレイト・ジャズ・トリオ(LP) SSAR-078 ジャケットアイム・オールド・ファッション渡辺貞夫 ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ(LP) イースト・ウィンド(East Wind)は、名プロデューサーとして活躍していた伊藤潔氏、伊藤八十八氏らによって、1974年に日本で設立されたジャズ専門レーベルです。スタート後は、菊地雅章、富樫雅彦、日野皓正、アン・バートン、シダー・ウォルトン、アート・ファーマーら国内外の人気ジャズミュージシャンの作品を矢継ぎ早にリリースし、瞬く間に人気レーベルとなりました。また、演奏やアートワークのクォリティの高さはもちろんのこと、その録音の良さによりオーディオ愛好家からも大きな注目を集め、登場から約半世紀になろうかという今日でもオーディオイベントやジャズ喫茶等でイースト・ウィンド・レーベルの作品が再生される機会が数多くあります。この度、ステレオサウンド社が復刻を手掛けるのは、イースト・ウィンドの作品群の中でも特にオーディオ愛好家の人気が高い『アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』(1977年録音)と『アイム・オールド・ファッション/渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ』(1976年録音)の2作品です。どちらもユニバーサルミュージックの全面協力のもと、オリジナル・アナログ・マスターテープを使用してのオール・アナログ・プロセスでのLPレコード化を実現しています。音質の監修を務めたのは、生前の伊藤八十八氏と深い親交があり、オリジナルリリース時から音質面での相談を受けていたジャズ喫茶「ベイシー」店主の菅原正二氏。その菅原氏のきびしい音へのこだわりに真正面から向き合って、ラッカー盤に音を刻んだのは、東京・湯島でPICCOLO AUDIO WORKSを主宰する若きエンジニアの松下真也氏です。音に一切の妥協をしない二人がタッグを組み、そして松下氏の手によって徹底的にレストアされたスカーリー製カッティングレースとウェストレックス製カッターヘッドの組合せ(かのルディ・ヴァン・ゲルダーと同じ)を用いることによって、まさに「ジャズだねぇ!」という音がラッカー盤に刻み込まれました。ヴィンテージ機器をふんだんに用いながらも現代ならではの丁寧な制作手法でアップデートされたジャズサウンドの魅力を、ぜひともお楽しみください。■アルバム紹介SSAR-077 ジャケットアット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガードザ・グレイト・ジャズ・トリオ品番 :SSAR-077JAN :4571177053077演奏者:ザ・グレイト・ジャズ・トリオ=ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)録音 :1977年2月19、20日ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガード(ライヴ)収録曲:[Side A]1. ムース・ザ・ムーチ2. ナイーマ[Side B]1. フェイヴァーズ2. 12+12いぶし銀と評される名ピアニストのハンク・ジョーンズをリーダーとし、マイルス・デイヴィスのバンドで活躍したベーシストのロン・カーターとドラマーのトニー・ウィリアムスによって、1975年に結成されたザ・グレイト・ジャズ・トリオ(The Great Jazz Trio=GJT)。本作は彼らが1977年2月にニューヨークのライヴハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」に出演した際の白熱のライヴを、名手デイヴィッド・ベイカーの録音でとらえたものです。聴きどころは何と言っても、トニー・ウィリアムスのドラムス。特に再生装置のトレース能力が問われる、A面1曲目「ムース・ザ・ムーチ」における繊細かつ爆発的なドラム・ソロは、ジャズ好きのオーディオ愛好家を今も虜にしたままと言っていいでしょう。■アルバム紹介SSAR-078 ジャケットアイム・オールド・ファッション渡辺貞夫ウィズ・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ品番 :SSAR-078JAN :4571177053084演奏者:渡辺貞夫(as, fl)、ザ・グレイト・ジャズ・トリオ=ハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)録音 :1976年5月21日ニューヨーク、ヴァンガード・スタジオ収録曲:[Side A]1. コンファメーション2. ゲイリー3. 3:10ブルース4. エピソード[Side B]1. アイ・コンセントレイト・オン・ユー2. チェルシー・ブリッジ3. アイム・オールド・ファッション4. ワン・フォー・シー~「樹氷」のテーマ1976年5月、単身ニューヨークへ乗り込んだ渡辺貞夫が、前年に結成されたばかりのザ・グレイト・ジャズ・トリオ(GJT)をバックにワンホーンで制作した、スウィンギーな傑作アルバム。オリジナル曲に加えて、チャーリー・パーカーの「コンファメーション」(A面1曲目)やコール・ポーターの「アイ・コンセントレイト・オン・ユー」(B面1曲目)等のスタンダードナンバーが並び、そのジャズの王道を突き進むかのような演奏とともに発売当初からジャズファンの高い評価を受けています。なお、渡辺貞夫とGJTは数多くの共演を重ねていますが、このセッションが記念すべき初レコーディング作品となります。演奏は丁々発止のインタープレイの連続で、盤面に針を落としたが最後、一瞬たりとも聴き逃すことができません。■2作品共通 商品概要発売日 :2022年11月25日(金)形態 :アナログレコード 33 1/3回転 通常盤監修・サウンドスーパーバイザー:菅原正二(ジャズ喫茶「ベイシー」店主)カッティングエンジニア :松下真也(PICCOLO AUDIO WORKS)販売価格 :8,800円(税込)制作・発売 :ユニバーサル ミュージック合同会社企画・販売 :株式会社ステレオサウンド販売場所 :ステレオサウンドストア、一部オーディオ専門店での取扱いあり■会社概要商号 : 株式会社ステレオサウンド代表者 : 代表取締役社長 原田知幸所在地 : 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀5-12-11設立 : 1969年6月2日(創立1966年1月10日)事業内容: オーディオ専門誌の制作・出版・販売高音質音楽ソフトの企画・制作・販売オーディオビジュアルのポータルサイト運営資本金 : 1,800万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月01日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の住田萌乃さんです。何人もの人生を経験できるから、お芝居が大好きなんです。「パプリカ」で人気を集めたFoorinを9月に卒業。ドラマ『二月の勝者―絶対合格の教室―』(日本テレビ系)に出演し、俳優としても注目度が高まる。「原作にはないキャラクターを演じているので、どう物語に関わるのか、毎回ドキドキしながら台本を読んでいます。今まで年下の役が多かったので、高校生役も新鮮」。なんと、3歳で自ら志望して子役になったのだとか。「お仕事を嫌になったことは一度もなくて、毎日だってお芝居したい!学校で友達と話すのも大好き。私はツッコミ役です(笑)」発見があるから散歩が好き。きれいな川、眺めのいい高台や猫のいる道。毎回何かしら見つけています。お母さんにあげた手作りのピアス。アクセサリー作りにハマり、友達の誕生日にブレスレットも作りました!帽子はまるで自分の体の一部!帽子が好きで私服には必ず合わせます。お気に入りは黒のキャスケット。すみだ・もえの2008年生まれ。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)など数々のドラマに出演。Foorinで’19年に日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦への出場も果たした。※『anan』2021年11月17日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2021年11月16日20歳で夭折した関根正二の過去最大規模の回顧展『生誕120年・没後100年 関根正二展』が、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて2月1日よりスタート。3月22日(日)まで開催されている。関根正二は、1899(明治32)年に福島県で生まれ、20歳と2カ月で夭折した大正時代の個性派画家だ。ほぼ独学で絵を志し、北方ルネサンスをはじめとする西洋絵画に感銘をうけ、天性の素描力に独自の色彩感覚を開花。16歳で二科展に初入選すると、その後5年に満たない画業の中で、「関根のヴァーミリオン」と称賛された美しい朱色を特徴とし、デカダンス文学や独自の宗教観に基づいた幻視性を帯びる作品群を制作した。同展では、その短い生涯に残した貴重な油彩作品に加え、このほど100年ぶりに発見されたパステル画《少女》や、近年の調査により発見された初公開の作品・資料類、関連作家らの紹介を交えて、関根正二の全貌を顧みる。神奈川県立近代美術館では20年ぶりにして、過去最大規模となる関根正二の回顧展。観る者に時代を越えて訴える、儚くも鮮烈な魂の響きを感じ取ってみたい。【開催情報】『生誕120年・没後100年 関根正二展』3月22日(日)まで神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて開催【関連リンク】 神奈川県立近代美術 鎌倉別館()《三星》1919年油彩、カンヴァス東京国立近代美術館蔵《自画像》1916年頃インク、紙福島県立美術館蔵《井上郁像》1917年油彩、カンヴァス福島県立美術館寄託《少女》1919年パステル、紙個人蔵《神の祈り》1918年頃油彩、カンヴァス福島県立美術館蔵《女の顔》1918年墨・インク・油彩、紙神奈川県立近代美術館蔵《チューリップ》1918年油彩、カンヴァス個人蔵
2020年02月05日セブン銀行はこのたび、岩手県住田町の下有住(しもありす)児童館に屋外遊具を贈るためのクリック募金を、3月1日から3月31日までの1ヶ月間実施すると発表した。下有住児童館は、東日本大震災で倒壊し、2013年に再建された。屋外遊具がまだ揃っていないため、子どもたちの遊び場は屋内中心になっているという。子どもたちが外で元気一杯に遊べるように屋外遊具を贈るためのクック募金を実施する。セブン銀行ウェブサイトの特設ページ内の「募金に協力するボタン」を顧客にクリックしてもらうと、1クリックにつき1円をセブン銀行が寄附する。寄付金は、一般財団法人児童健全育成推進財団の被災地児童館復興支援プロジェクトを通じて、下有住児童館の屋外遊具購入に利用されるとしている。セブン銀行のクリック募金は今回で11回目、そのうち児童館復興支援を目的としたクリック募金は3回目の実施となるという。○第11回セブン銀行クリック募金の概要期間:3月1日(日)~31日(火)目的:下有住児童館の復興支援内容:セブン銀行ウェブサイトの特設ページ内の「募金に協力するボタン」1クリックにつき、1円をセブン銀行より寄附する届け先:一般財団法人児童健全育成推進財団
2015年03月02日