アイドルグループ・ももいろクローバーZの佐々木彩夏(27)が17日、自身のインスタグラムを更新。太ももあらわなミニスカ美脚を公開した。佐々木は「春の一大事2024 in 亀岡市 ありがとうございました」とつづり、イベントでのオフショットをアップ。「みんなのあたたかや優しさを全身で感じたよ ありがとねー!」(原文ママ)と感謝し、太もも美脚あらわなアシンメトリーの衣装を着こなす写真を披露した。次の投稿では「光合成」と別衣装での写真を公開。超ミニスカにシアーなチュールをあわせた“透け美脚”スタイルで、ファンを魅了した。これらの投稿に「天女降臨」「可愛いがつまってる」「自分はあーりんを見て光合成してました」「ポニーテール最強すぎでしょ、、」「まぶしっ」「かわいい ほんとに需要を分かりきってて助かる!!」などの声が寄せられている。
2024年04月18日「現在、NHK-BSで放送されている朝ドラ『オードリー』は、ヒロイン・美月を務めた岡本綾さんが07年に芸能界を引退した後、初の再放送となったことで話題になっています。2000年に初放送された今作の大きな特徴としてあげられるのが、いまや映画やドラマに欠かせない堺雅人さん(50)と佐々木蔵之介さん(56)の“出世作”であること。若手時代の2人が見られるということでも朝ドラファンの間で評判になっています」(テレビ誌ライター)4月13日に再放送された『オードリー』では、撮影所の助監督・杉本役として若き日の堺が初登場。美月が君江(藤山直美)とロケに参加することになる撮影の主演は新鋭スターの幹幸太郎(佐々木蔵之介)で……、という展開だった。「堺さんが演じる杉本も、佐々木さんが演じる幹も、ヒロインと関わる重要なキーパーソンとなります。2人とも、当時はまだテレビでは“新参者”だったこともあり、『この朝ドラが自分の転機になった』とよく話しています」(前出・テレビ誌ライター)佐々木は昨年10月に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)で、『オードリー』出演当時の秘話を語っていた。「小劇場出身の2人は、有名俳優ばかりの現場で『俺たち、この場所にいていいのか?』『映像ってどうするの?』などと相談しあっていたそうです。撮影後には傷を舐め合うかのように二人でよく、大阪・梅田にある“かっぱ横丁”のリーズナブルな寿司店で反省会を兼ねて憂さ晴らしをしていたそうです」(テレビ局関係者)2人が意気投合したのは、家庭環境も大きかったようだ。堺は3月7日の映画イベントで役者の道に入ったことが“人生最大のチャレンジ”だったと話し、こう続けた。「今思うと、相当な決断だった。親は許してはいないんですけど、(反対を押しきって)よく始めたなと…」前出のテレビ局関係者は続ける。「実家が蔵元の佐々木さんも、家業を継がずに俳優業に進んだことを親が長らく反対していたといいます。当時の2人は、お互いの境遇を身近に感じたのでしょう。お互い名前が知れるようになった8年後、映画『アフタースクール』で再共演しています。まさに戦友なのです」『オ―ドリー』で人生が変わったのは岡本だけではない。この2人にとっても、かけがえのない“人生の宝物”なのだ。
2024年04月16日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「お蔵入り」です。2週連続で告知をさせてください。3月27日にEP『Suplex』を配信リリースしました。熱心な岡崎体育ファンはご存じかと思いますが、僕はアルバムに1曲か2曲“捨て曲”を入れます。よくCD屋さんのポップなどで「捨て曲ナシ!」などと書かれていることがありますが、僕は自ら「捨て曲はアリ」としています。サクッとできた、いい意味で気の抜けた曲が“捨て曲”。今回だと「宇宙と長野」がそれです。メロディラインも5分ほどでできたくらい、妙に肌なじみのいい曲です。キーも自分に合っているのでとても歌いやすい。あまりにスルッと生まれて、サクッと収録も決められたのでまさに“捨て曲”です。一方で、レコーディングもしたのに収録をせず、考えに考えた末にお蔵入りさせてしまった楽曲もありました。実は、こういうふうに曲を“お蔵入り”させることは岡崎体育としてはほぼ初めてのことです。岡崎体育はソロアーティストではありますが、レコーディングに辿り着くまでにはたくさんの方に協力していただき、みなさんにいろいろな仕事をご担当いただいて一曲を仕上げます。そのほぼ終わりまで近づいた曲をお蔵入りにするのは、ちょっと悩ましいものがありました。レコーディングをしているスタジオだって、予約をしてわざわざレンタルしているのに……とか、もったいないことをしたくない性格ゆえ、そういう余計なことまで考えてしまいました。それでも、「今リリースするタイミングではないかも」とスタッフと話し合って何曲かを蔵に入れました。いや、蔵といえるほど大層なところにしまい込んでいる感覚もありません。ちょっとだけ外に干しておいてみよう、一回あえて寝かせてみよう、くらいの感覚です。しばらく置いておくといい味が出るかもしれません。なので、もう少ししたら違った形でみなさんにお届けできると思っています。スタッフにも、「レコーディングしたけどお蔵入りにすることなんて、普通によくあることだよ」と励まされました。僕が大好きなロックバンド、リンキン・パークもそういえばそうだったと思い出しました。2003年発売の名アルバム『メテオラ』でお蔵入りしていた未発表曲を、昨年アルバム発売20周年を記念してリリースされた特別盤に、突如収録してファンを驚かせた。そういうサプライズにもなるかもしれないので大事に置いておきたいと思います。おかざきたいいく自身初となるEP『Suplex』(SMEレコーズ)を引っ提げてのZeppワンマンツアーが、4/14横浜からスタート。4/21札幌、4/27名古屋、4/29福岡、5/12大阪(ベイサイド)、6/2東京(ダイバーシティ)の全国6か所で開催。※『anan』2024年4月10日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2024年04月06日3月末でケイファクトリーを退所した俳優・佐々木蔵之介(56)と藤野涼子(24)が、新事務所「アンカー」に所属したことが3日までにわかった。藤野が自身のインスタグラムで明らかにし、「アンカー」公式サイトで事務所設立が発表された。藤野はケイファクトリーへの感謝をつづるとともに、「今までも二人三脚で歩んできたマネージャーと共に自分自身の俳優としての可能性を見つめ直し株式会社アンカーにて新たな1歩を踏み出していく所存です」と決意表明。「アンカー」公式サイトでは、代表取締役・松本あき子氏が「この度、株式会社アンカーを設立いたしました。長年携わってまいりました俳優マネージメントに加え、映画・ドラマの撮影スタッフの参加を得まして、広くエンターテインメントに関わる人材のマネージメントを行ってゆく所存ですアンカー(錨)を上げて船出をいたします」とつづった。佐々木と藤野の俳優2人のほか、クリエイター陣も所属。事業内容はマネジメント事業、舞台・映像企画/制作、グッズ販売とされた。佐々木のファンサイト「TRANSIT」も移設された。
2024年04月03日俳優の佐々木蔵之介(56)、佐藤隆太(44)、多部未華子(35)らが4月1日、所属事務所の退所や独立を続々発表した。ケイファクトリーは「この度、2024年3月31日をもちまして、佐々木蔵之介・佐藤隆太・藤野涼子・田邊和也の専属契約が満了いたしましたことをご報告させて頂きます。これまでの沢山のご支援、ご声援、心より感謝を申し上げます」と発表。佐藤は自身のインスタグラムで「25年にわたりお世話になった株式会社ケイファクトリーを令和6年3月31日付けで退所し、独立しました事をご報告申し上げます」と明らかにした。多部は、公式サイトで「私、多部未華子は本日をもってヒラタインターナショナルを退所することになりました」と感謝をつづり、「これからも一つ一つ真摯に取り組み、精進して参ります。今後とも変わらぬ応援を宜しくお願い申し上げます」と呼びかけた。また、黒木華(34)は3月末でパパドゥを退所し、4月1日からフリーに転身した。音楽では、ヒップホップ・アーティストのKREVA(47)がエレメンツを退所し、独立して活動していくことを発表した。ロックバンドのエレファントカシマシと宮本浩次は、アミューズとの契約が3月31日で契約満了となった。
2024年04月01日俳優の佐々木蔵之介(56)、佐藤隆太(44)、藤野涼子(24)、田邊和也(38)が3月31日をもって、所属事務所のケイファクトリーを退所する。同事務所が公式ホームページで発表した。同事務所は発表で「いつも弊社所属俳優をご後援いただき、ありがとうございます」とあいさつ。「この度、2024年3月31日をもちまして、佐々木蔵之介・佐藤隆太・藤野涼子田邊和也の専属契約が満了いたしましたことをご報告させて頂きます。これまでの沢山のご支援、ご声援、心より感謝を申し上げます」と伝えた。続いて「4名の今後の活躍を祈念するとともに、ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続き佐々木蔵之介・佐藤隆太・藤野涼子・田邊和也へのご支援を賜りますようお願い申し上げます」と締めくくった。なお、佐々木のファンサイト「TRANSIT」は4月1日以降も継続して利用できる。佐藤、藤野の会員サイトは、出演舞台『GOOD-善き人-』の先行販売を行っていることから、東京公演終了の翌日4月22日をもって閉鎖となる。同日に佐藤は自身のインスタグラムでも退所を報告。「25年にわたりお世話になった株式会社ケイファクトリーを令和6年3月31日付けで退所し、独立しました事をご報告申し上げます」と独立して活動することも伝えた。
2024年04月01日女優の佐々木希が25日、都内で行われた「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」レセプションのフォトコールに登場した。イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド・FENDIは、ブランドのクラフツマンシップを体験できるポップアップストア「FENDI selleria(フェンディ セレリア)」を3月26日~31日まで、東京・渋谷のMEDIA DEPARTMENT TOKYOにて開催する。同ストアの開催を祝したレセプションが25日に行われ、フォトコールに桐谷美玲、佐々木希、佐野勇斗、中尾明慶、藤田ニコル、MINA(TWICE)が登場した。佐々木は、ボディラインがあらわなタイトなロングドレスにバッグを合わせたコーディネートを披露。「たまにこういうのを着ると引き締まるというか、すごく気持ちも上がりますね。ぴっと背筋が伸びます」と笑顔で話した。同ストアでは、「セレリア1925(Selleria 1925)」の2024年春夏 新作コレクションの販売をはじめ、イタリア・トスカーナ地方 カパヌッチアにあるフェンディ レザー工場より職人が期間限定で来日し、伝統的な製法によってつくられるフェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の製造工程を披露する。
2024年03月25日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶舞台挨拶では、キャスト陣もオスカー像を1人ずつ持ってみることに。佐々木は「よく、オスカーを持ってる人は足のところを片手で持ってるからなんでだろうと思っていたら、確かにこう持ちたくなる像だなと思いました。持ってみて、ここが1番持ちやすい。これすごくいいですよ。素晴らしいです」と新たな発見があった様子。続く神木も「あ〜ここだあ!」とフィット。「重い! 重いですね。受賞された方って、こうやって(両手で)持つ方もいらっしゃれば、写真撮る時にはガッと片手で(持つ人も)。本当に重いですね」と重さを実感する。山崎監督は「みんなから『突き出せ』と言われるんですよ。最初はイエーイってやってるんですけど、ほんと重い。辛くなってきちゃう」と苦笑し、神木は「重厚感というか、この中にいろんな想いが詰め込まれてるんだなと思うと恐れ多いです」と噛み締めていた。また、佐々木が「『オスカー取ったら、賞金いくら?』と言うてくるやついるんですよ。ないですよね?」と尋ねると、山崎監督は「取らなかった人は、結構な金額のお土産をもらえるらしいんですよ」と意外な噂を披露。「僕ももらえるかと思ったら『ないです』と。もちろんこっち(オスカー)の方がいいですけど、いろんな協賛スポンサーからけっこうなお土産をもらえるらしいんです。数百万円分くらいのお土産がくるらしい」と驚かせ、「ガセかもしれないですけど」と付け加えていた。
2024年03月21日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶に浜辺美波登場受賞の瞬間について聞かれると、浜辺は「リアルタイムで追っていて、本当にびっくりしまして。もともと監督が『五分五分だよ』と言っていたので、『五分五分』と大人の方が言うってことは、たぶん20%とかなのかなと思って」と話し、周囲は「なんで低く見積もるの?」とツッコミ。「五分五分って、大体ないじゃないですか」という浜辺に、山崎監督は「本当に五分五分だったんだよ。ネガティブだね」と苦笑する。浜辺は「『20%くらいなのかな、静かにしてよう』と思ったら、本当に取ったから驚いて声が出ましたし、いろんなところから『おめでとう』とお裾分けのように言っていただけるので、嬉しいですね」と喜んでいた。
2024年03月21日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念舞台挨拶に吉岡秀隆登場受賞の瞬間について聞かれると、吉岡は「僕、知らなくて。『三丁目の夕日』のプロデューサーの奥田(誠治)さんが朝LINEくださって、『山崎さん、やりましたね』と言うから、『ノミネートのことを言ってるのかな?』って」と気づいていなかったそうで、周囲を驚かせる。さらに吉岡は「いつも行くコンビニで、レジのおばさんが『ゴジラやりましたね、オスカー!』と言うから『とったんですか!?』『えー!!』って」と驚きのエピソード。山崎監督からも「だいぶずれたね」とツッコまれた吉岡は「あわてて監督にショートメールを送って、なかなか返ってこないから、『ああ、無視か』って。YouTtubeか何かで会見の動画上がってたところに監督から返ってきたので『見捨てられてなかった、僕』と思った」と振り返り、山崎監督は「飛行機乗ってたから、僕は」と苦笑していた。
2024年03月21日3月20日(水・祝) 丸の内ピカデリーにて、『映画 マイホームヒーロー』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江が登壇した。映画の興奮と共に、キャストたちを一目見ようと集まった観客で満席の場内。キャストたちが登場すると、観客からは大きな歓声が湧き上がった。はじめに佐々木が「公開から2週間経ちましたが、こうして劇場に足を運んでいただけてとても嬉しいです。今日も楽しんでいってください」と挨拶。高橋からは「鳥栖(哲雄)……じゃないですね(笑)」と役名を間違えるという、天然が炸裂する場面も。週末動員実写ランキング第1位を獲得し、公開から13日目となる本作。キャストの元に届いている感想について問われると、佐々木からは「仕事関係の方も観てくださっていて、『恥ずかしいけど、泣きました』と言ってました」といった業界からの反応や、齋藤からは「母が何度も観てくれて、映画とか大好きで、いつも演技に厳しいんですが『はじめて飛鳥のお芝居が良いと思った』と認めてもらえました」と母からのお墨付きをもらったことを明らかにした。齋藤飛鳥「感動した」「泣いた」といった声が多く出ていることに対し佐々木は、「クライムサスペンスという作品で『そこついてくるか』と油断していましたね。撮影中はとにかく面白いものをつくろうと思って臨んでいたので、狙ってはいなかったですね」とコメント。木村は「私も泣かせようという気持ちはなかったですが、家族への愛が深ければ深いほど、涙が出てくることはあるだろうなと思いました。ドラマで培った家族愛が映画で溢れたのかなと思います」とドラマから演じ続けた鳥栖家の成長を感じさせた。佐々木蔵之介また朝日が昇る中、鳥栖家の親子の決断が描かれるラストシーンについて佐々木は「朝日が出ているうちに撮らなくちゃいけないので大変でした。その後も違うシーンの撮影があって、ぶっ続けで大変だったのですが、勢いでやれてよかったのかなと思っています」と撮影時の苦労を語った。朝日のシーンの日は乃木坂46卒業コンサートのリハーサルもあったという齋藤は「大変でしたが、朝日も綺麗に上がってすごく素敵なシーンが撮れた思います」とコメント。木村は「2人(佐々木と齋藤)のやり取りを遠くから見ていて、出番が来る前に何度も泣いてしまいました。みんなの頑張りと現場での感情が混ざって、本編を見たときも泣きました。希望のある朝日で終わるのも良いなと思いました。私もその後2本仕事があって、死んだ魚の目になってました(笑)」と語った。場内には9回目の鑑賞という猛者も現れる中、リピート鑑賞してもらう際に注目してほしいポイントについて佐々木は「冒頭で崩れた山を見つめるシーンがありますが、あそこ、心霊スポットです。一緒のシーンだった(立川)談春さんもすごくビビってました(笑)」と暴露。木村多江続いて齋藤も立川とのビールを飲むシーンを挙げ、「監督がすごくこだわっているシーンで何度もビールも飲むことになって『もうお腹タプタプだよ』と言ってました(笑)」と裏話を明らかにした。「もう一個だけ!談春さんの回想シーン全カットになってます!(笑)」と立川のエピソードが続々と飛び出した。高橋からは「僕のお母さん役の美鈴さん(神野美鈴)が着ているセーターが紫色なんです。『これって恭平くんのメンバーカラーなんだよね』って話しかけてくれて、すごく嬉しかったです。恭一から贈られたものをずっと着ているという設定なので、そこにも注目してもらえると嬉しいです」と喜びを語った。他にも「もう一個だけ、確認なんですが『鳥栖哲雄』って何回呼ばれてるんでしょう?」と、鳥栖哲雄が劇中でフルネームで呼ばれることが多いことなどが挙げられ、会場では笑いも巻き起こった。高橋恭平(なにわ男子)さらに今回は本作最後のイベントで、世の中は卒業式のシーズンということもあり、『マイホームヒーロー』卒業式ということで佐々木からそれぞれへ感謝のメッセージが。齋藤には「映画では緊迫したシーンが多かったんですが、一緒にいる際はすごく居心地がよかったです。とても芯が強くて努力家なんだけど、表では控えめですごく謙虚。僕は娘を守っている役柄ですが、むしろ守られているなと思っていました。飛鳥ちゃんを老後安泰のお守りとして、これからも見ていようかなと思います(笑)」と語り、齋藤は照れくさそうに微笑んでいた。次に高橋に、「『僕は人見知りです。よろしくお願いします』という変な挨拶から始まったんですが、素直さがめちゃくちゃかわいいですね。こんなに格好いいのに、格好つけないところがいいですね。同じ関西弁だし、ドラマに続いて映画でもバディが組めてすごく嬉しかったです」と語り、「お父さんありがとうございます!」と高橋からも冗談を交えつつ、バディを感じさせる感謝が述べられた。木村へは「以前夫婦役をやっているので、安心感がありました。共犯者となる役柄と同じように、僕と多江さんも共犯者として危なっかしいスリリングな作品を一緒に作れたなと思っていて、本当に多江さんのおかげです。何よりも役を超えて『みんな大変だから』と支えてくださったのが、とても嬉しかったです。ありがとうございます」と語り、木村も「こちらこそ」というようにまさに夫婦を思わせる関係性が垣間見えた。さらに佐々木演じる鳥栖哲雄の娘・零花を演じた齋藤より、佐々木へ花束が贈られた。「蔵之介さんは沢山の作品に出ていらっしゃいますが、現場でいつも原作を読んで、セリフ練習や動きの確認をされていました。こんな一流の人でももっと突き詰められるんだなと勉強になりました。独り言は大きいですが、死ぬまでずっとお芝居をしてほしい、死ぬまで独り言も大きい声で言っていてほしい、今のままの蔵之介さんでいてほしいなと思いました(笑)。お父さんありがとうございました」と語り、ドラマから映画で親子を通じ、絆を深めた2人の仲の良さも垣間見えた。最後に佐々木より「やっぱり家族の映画だなと、お客さんたちから教えていただきました。大切な人の心に響くのかなと思いました。そういうきっかけになるかもしれませんので、お父さん、お母さん、娘、息子、大切な人と是非観に来てください。本日はありがとうございました」と締めの挨拶があり、会場の熱気冷めやらぬまま、イベントは終了した。<作品情報>『映画 マイホームヒーロー』公開中映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年03月21日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(公開中)の本編映像が20日に公開された。○■『映画 マイホームヒーロー』齋藤飛鳥の名シーン今回公開されたのは、主人公の鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が愛する一人娘・零花(齋藤飛鳥)と、哲雄の妻であり零花の母・歌仙(木村多江)の本編映像。ドラマでは哲雄が、零花に危害を加えようとする半グレ犯罪組織の彼氏を殺害し、映画では7年の時を経て遂に零花が哲雄の罪を知ることとなる。土砂崩れによって発見された死体に父・哲雄の関与が疑われ、警察の捜査対象となっていることを知った零花。捜査に加わろうとするも、身内であることを理由に捜査本部から締め出されてしまう。真実を知るため、単独で捜査する中で零花は行方不明となっていた半グレ犯罪組織の恭一(高橋恭平/なにわ男子)と再会する。全てを知る恭一から告げられたのは7年前、半グレ犯罪組織の一員だった彼氏・麻取延人が父・哲雄によって殺されていたという衝撃の事実。信じられない気持ちとは裏腹に、点だった過去の出来事だった数々が線となって繋がっていく。恭一との再会後、真実なのかを確かめるため、電話をかけた相手は母・歌仙(木村多江)だった。「7年前、哲雄と恭一はどういう関係だったのか」を問われ、用意していたかのようにスラスラと話す歌仙に対して、零花は「よく覚えてるね、間島恭一のこと。7年も前のことなのに」と切り返す。電話が終わると「知ってたんだ……」と涙を流し、父が犯した罪を確信する零花。母との電話で父の罪を確信するという無念さと同時に、自身を守るために罪を犯しそれを隠し続けてきた両親の大きな愛を感じるシーンとなっている。先日行われたイベントでも、青山貴洋監督は「涙のシーンを見て、自分自身も撮っていて泣いてしまったんです。実際映画に使っていないテイクでも(齋藤の)涙が止まらなくて。ドラマの7年後を描いた映画ってちゃんとまとまるのかな、って僕自身も不安があった中、零花ちゃんが車の中でお母さんと会話するシーンを見て、『これは大丈夫だな』と。そのくらい、自分自身で気持ちの転換にもなった。そのシーンを撮っていたカメラマンが、そのシーンを撮り終えてカットをかけなかったら、芝居に引き込まれすぎてレールから落ちちゃってました」と齋藤の演技に現場の全員がのめり込んでいた様子を明かしている。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年03月21日株式会社王将フードサービス(本社 京都府京都市 代表取締役社長 渡邊直人)は、2024年3月25日(月) から、俳優の佐々木蔵之介さん、藤野涼子さんが出演する新 TV CM を放送いたします。「よりおいしい料理をお客様に提供したい」という当社の思いを、店員役 藤野涼子さんのはつらつとした笑顔と、お客様役 佐々木蔵之介さんの美味しそうな表情で表現しました。【CM概要】■タイトル :「餃子をもっと美味しくしたい」篇 15秒、30秒「餃子を超えてみたい~炒飯~」篇 15秒、30秒「餃子を超えてみたい~忘れられない中華そば~」篇15秒、30秒「餃子を超えてみたい~天津飯~」篇 15秒「餃子を超えてみたい~餃子の王将ラーメン~」篇 15秒■出演:佐々木蔵之介、藤野涼子■放送開始日:2024年3月25日(月)■放送エリア:北海道・北陸・首都圏・中京・関西・福岡 を予定CM動画は、餃子の王将公式HP ( )や公式YouTubeチャンネル( )からもご覧いただけます。▲餃子の王将公式HP ムービーギャラリー■「餃子をもっと美味しくしたい」篇 30秒ストーリーカリッとジューシーに焼きあがった餃子の王将こだわりの餃子。「餃子をもっと美味しくしたい」と真剣な表情で餃子を提供する店員 藤野さん。「今以上に?」と半信半疑のお客様 佐々木さんは、餃子を一口食べてその進化に気付きます。2024年1月のリニューアルで生姜の旨味がアップした餃子の美味しさを表現したCMです。■「餃子を超えてみたい~炒飯~」篇 30秒ストーリー秘伝のタレで味付けしたしっとりパラパラの炒飯。「餃子を超えてみたい」と炒飯を提供する店員 藤野さんに、「大きく出たね」と驚くお客様 佐々木さん。炒飯を食べる佐々木さんを真剣なまなざしで見つめる藤野さんの表情と、佐々木さんのチャーミングなリアクションにご注目ください。■「餃子を超えてみたい~忘れられない中華そば~」篇 15秒ストーリーどこか懐かしい味わいの忘れられない中華そば。美味しそうに食べるお客様 佐々木さんを見て、思わずガッツポーズをして喜ぶ店員 藤野さんの弾ける笑顔が素敵なCMです。<出演者インタビュー>Q. 佐々木さん、藤野さんは今までにドラマ・映画ではご一緒に出演されていますが、TVCMでは 今回が初の共演です。撮影のご感想をお願いします。佐々木さん:父娘はもう3回ぐらいやってるね。他の役もやってるし、慣れたものなのかな(笑)藤野さん:最初の方からリラックスした気持ちでできたかなって思いました。佐々木さん:楽しかったです。共演回数が多いから、すんなりと、自然体のままやれたような感じがします。Q. 京都出身の佐々木さん。子どもの頃から同じ京都に一号店がある餃子の王将に行かれていたそう ですが、当時のエピソードがあればお聞かせください。佐々木さん:子どもの頃から餃子の王将さんにお世話になっていまして。本当感謝しています。大学や会社に行くときは、餃子の王将1号店の前のバス停をいつも使っていました。コロナの時期に京都で3か月ぐらい撮影してたんですけど、餃子の王将さんのテイクアウト で、餃子とにんにく激増しと、にんにく無しの生姜餃子を3種類食べ比べてました。Q. 今年1月に、餃子の王将の看板メニューである「餃子」を改良しました。お召し上がりになった感想をそれぞれお聞かせください。藤野さん:生姜の風味を感じて、リアルに「おいしい」っていう気持ちが溢れ出ました。佐々木さん:本当にパリッ、サクッていう食感がおいしい。 今まで「生姜うまいな」って思ってたので、1月から生姜(の調理法)を新しくされて、 やっぱりみんな生姜のうまさをわかってはるんやなと思いました。Q. お二人の「餃子以外」の餃子の王将オススメメニューはありますか?藤野さん:極王天津飯が大好きです。メニュー表に「チーズトッピング」って書いてあって。次はそういうアレンジも やってみたいなと思いました。佐々木さん:ニラレバ炒め。ちょっとガツンと行きたいな、パワー得たいなって時は、 ニラレバ炒めは確実に食べますね。極王はいただいたことないから気になってます。 あとジャストサイズ。あれは一人飲みにはたまらないですよね。Q. 今回のTVCMのコンセプトは「餃子をもっとおいしくしたい」です。お二人の「もっと〇〇したい」ことはなんですか?佐々木さん:日常をもっとのんびりしたい…(笑)ちょっと時間があっても仕事したり用事を入れたりしてしまうので…ちゃんとのんびりする時間を増やしたいなと思っています。藤野さん:これから舞台があるので体力作りとしてランニングを始めてるんですけど、もっと 距離を走れるようになりたいなって。<お二人のインタビューの様子は、餃子の王将公式HP・公式YouTubeチャンネルから 動画でお楽しみいただけます>餃子の王将 公式HP ムービーギャラリー ⇒ 餃子の王将 公式YouTubeチャンネル ⇒ <出演者プロフィール>佐々木蔵之介1968 年2月4日生まれ。京都府出身。近年の主な出演作にドラマ「クロサギ」「マイホームヒーロー」「グレイトギフト」、 映画「シャイロックの子供たち」「ゴジラ-1.0」「映画 マイホームヒーロー」など。現在2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演中。第38回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞、第43回日本アカデミー賞優秀助演 男優賞など。藤野涼子2000 年2月2日生まれ。神奈川県出身。映画「ソロモンの偽証」で主演デビューし、芸名は同映画での役名から。近年の主な出演作に連続テレビ小説「ひよっこ」大河ドラマ「青天を衝け」 「グレイトギフト」など。2024年4月に舞台「『GOOD』-善き人-」に出演予定。第39回日本アカデミー賞 新人俳優賞、第40回報知映画賞新人賞など。佐々木蔵之介とは映画「ソロモンの偽証」、ドラマ「ミヤコが京都にやって来た!」 で親子役を演じた。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月21日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞の裏側について質問攻めにあう山崎貴監督この日は、キャスト陣が“囲み取材”の形で監督に質問をすることに。神木は「“世界の貴”と言われておりますけど、次は“宇宙の貴”でよろしかったでしょうか?」と質問し、山崎監督から「うるさいわ!」とツッコまれる。さらに神木は「(スティーブン・)スピルバーグ監督が3回ゴジラを観てくださったと聞いたんですけど、“宇宙の貴”としては『スター・ウォーズ』とか撮りたいってあるんでしょうか?」と尋ね、監督は「撮りたいと言って撮らせてくれたらいいんですけど」と苦笑。一方でスピルバーグ監督については「ガチで3回観てくれたらしいです。自宅にあるシアターで観て良かったので、IMAXで見たんですって。それも良かったので、その後Dolby Cinemaでも見たんですって。ガチなんです」と明かす。「その時にゴジラを持ってたんですけど、超欲しそうに見ているんですよ。『それどこで買えるの?』と言うから、『一番くじといって、くじ引かないと買えないやつなんですよ』と言ったら、『そうか……』みたいな顔をしているから、『いります?』『くれんの!?』と」と様子を説明。青いせびれのラストワン賞と、黒いA賞があったそうで「1つしかあげられないけどどっちがいい?」という山崎監督に、スピルバーグ監督は悩みながらA賞を選んだそう。山崎監督は「スピルバーグの家には一番くじのゴジラが飾られています。スピルバーグの心の中に少年の気持ちが残ってるという感じで本当に嬉しかったです」と喜んでいた。また「週刊震電」を名乗った青木は、授賞式でのスピーチについて質問。山崎監督は「本当に申し訳ないんですけど、ボロボロだったんです。英語が酷くて」と言い訳しつつ、「事前に書くくらいは期待してたんですよ」と受賞への期待もあって用意していたことを告白。「さすがに、呼ばれた時に読むものないと恥ずかしいと思って、翻訳してもらったんですけど、いっぱい書き直したりして、1回も通しで読んでなくて。しかも字が汚い。慌ててるから。壇上に上がったら読めなくて。緊張もあるんだけど、字が汚すぎて」と振り返る。「横で渋谷(紀世子)が『45秒経ったら音楽が鳴るから』とずっと言ってて、ドキドキしちゃって。ひどい発音で、アメリカの人は何言ってるかわからなかったと思う。ただめちゃくちゃ優しかったです。『頑張って英語読んで!』『頑張って』という空気が伝わってきた」と感謝する監督。吉岡が「せっかく(アーノルド・)シュワルツェネッガーさんからいただいたから、『I’ll be back』って言ってほしかった」と『ターミネーター』にかけて希望すると、「そんな洒落たこと言えるような雰囲気じゃないよ!」と答えていた。
2024年03月20日映画『ゴジラ-1.0』(公開中)のアカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介、山崎貴監督が登場した。同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。第96回アカデミー賞で、アジア映画として初の視覚効果賞を受賞した。○■映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記念大ヒット御礼舞台挨拶開催神木は「伝言を預かっています。山田裕貴から。仕事で来れなかったんですけど『すごく行きたかった』と」と、今回舞台挨拶に登壇できなかった山田の言葉を明かす。「『監督と白組の皆さん、本当におめでとうございます。こんなにおめでたくて、皆さんと一緒に喜べる作品に出られて本当に幸せです。イエーイ』と言ってました」と伝え「彼の魂もここに」と空間を示す神木に、「死んでるみたい」とツッコミが入っていた。受賞の瞬間について聞かれると、神木は「役者仲間からも『おめでとう』と来て。でも1番最初に来たの、山田裕貴。と、あとはWOWOWで生放送してくれてた中島健人から、『とったよ!』と。山田裕貴からは『おめでとう! やばいね!』と来て」と振り返る。「みんなから、『おめでとう』『おめでとう』『すごいね』と。『こちらこそおめでとう』『やったね』『おめでとう、すごいね』と連絡して、一気に来まして。家族からもきましたし、会う方会う方おめでとうと言ってくれる。映画を観て『良かったよ、おめでとう』と言っていただけるので、本当に幸せなことだなと思っています」と噛み締めていた。
2024年03月20日映画『マイホームヒーロー』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江が登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■映画『マイホームヒーロー』大ヒット御礼舞台挨拶にキャスト登場同作への反響について、齋藤は「母が何回も観に行って、何回も泣いて、何回も長文の褒め連絡をくれるので、それが1番嬉しいなと思ってます」と喜ぶ。「母はどんな作品でも必ず観てはくれるんですけど、映画とか大好きで、お芝居なんてもちろんやったことないのに厳しくて。『初めてあす(飛鳥)のお芝居が良いと思った』と認めてもらいました。今までは『まあ、頑張ってはいたよね』と声はかけてくれたんですけど、すごい感動してくれたみたいで」と高評価だったという。佐々木は娘役の斎藤について「映画では本当に2人きりで緊迫したシーンが多かったんですけど、居心地が良かったです。父と娘ですごく居心地が良かった。とても芯が強くて努力家なんですけど、表では控えめで謙虚なんですよ」と絶賛。「(作中では)僕が娘を守っていると言ったけど、むしろ守られてるなと思っていて。飛鳥ちゃんがこれだけの芝居をしているから、これからいっぱい出て行くと思う。僕は飛鳥ちゃんを老後安泰のお守りやと思って、出てきたら『僕のお守りがあそこにいる』と思って見ておこうかな」と、齋藤の活躍への期待を表した。この日は、齋藤が佐々木に花束のプレゼントも。佐々木に対し「何十年もいろんな作品に出ていらっしゃいますし、映画館に行くたびに本編か予告かどちらかに必ず蔵之介さんが出てるくらいずっと出てらっしゃる。現場でもいつも原作を持って隅っこで1人で読んで参考にしながらセリフの練習をして、どういう動きにしようかなと自分で考えてらっしゃる姿を見て、『あ、こんな一流の人でも、お芝居を突き詰められるんだな』とすごく勉強になりました。私はだらけてしまう癖があるので、これがお仕事をしっかりしている人なんだなとすごい尊敬しました」と語る。佐々木が「独り言大きいけどね」と苦笑すると、齋藤は「独り言は本当に大きいんですけど。蔵之介さんは会社員だった時代もありますし、人生いろんな過ごし方をしてきたと思いますけど、もう死ぬまでずっとお芝居をしてほしいなと思うし、死ぬまで独り言も大きい声で言ってて欲しいなって。そのギャップを好きになったので、ずっとそのままの蔵之介さんでいてほしいなと思ってます。お父さんありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。
2024年03月20日映画『マイホームヒーロー』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が20日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江が登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■映画『マイホームヒーロー』大ヒット御礼舞台挨拶に高橋恭平登場家族役である佐々木・齋藤・木村による“鳥栖家”に混じっての舞台挨拶だった高橋は、自身の役名も「鳥栖……じゃないですね。間違えました」と天然ボケで苦笑。佐々木が「もうだいぶ公開からも経ってるしさ、(鳥栖家の自己紹介の)流れでいくもんな」とフォローすると、「言っちゃいました。すみませんでした」と謝っていた。同作での登壇はこの日が最後ということで、佐々木から各キャストについて言葉が送られた。高橋に対して、佐々木は「最初に『僕、人見知りなんでよろしくお願いします』という、『どんな挨拶やねん』というところから始まって。でも、正直なんだよね。だから『こういう役が怖い』『やりたかったけど初めてだ、どうしたらいいんだ』とか。現場の居方であるとか、周りの半グレ役の先輩たちがいて自分はこれでいいのかとか、遠慮があるとか、自分がこうしたいけどもそうはいかないという忸怩たる思いとか、いろんなことを思いながらずっとやってたと思います。それが全部見えるねん」と印象を明かす。さらに佐々木は「可視化できるねんけど、でもその素直さがめちゃくちゃかわいくて。こんだけかっこいいのに、かっこつけないところがいい。全然かっこつけてない。ストレートでいつも素直だし、『鳥栖』と言い間違えても『あ、間違った』くらいなところが本当にいい子だなと思って、僕は楽しかったです。やっぱり同じ関西人だし」と語る。「ドラマでバディを組めたけど、映画でもしっかりバディが組めたことがすごく嬉しかったです」という佐々木に、高橋は「めちゃくちゃ嬉しいですね。お父さん、ありがとうございます」と感謝。佐々木から「お父さんになっとんねん」とツッコまれていた。
2024年03月20日数々のアニメで声優として活躍し、渋すぎるイケメンボイスが人気の津田健次郎。近年はドラマ、映画にも出演し、『情熱大陸』が密着、52歳にして最新写真集を発売するなど、ますます幅を広げている。現在公開中の『映画 マイホームヒーロー』では、主人公の哲雄(佐々木蔵之介)を追い詰める狂気のラスボス・志野を熱演。人気コミックを原作とした映画版は、哲雄が娘の零花(齋藤飛鳥)に危害を加えようとした彼氏を殺してしまい、半グレ犯罪組織に命を狙われるというドラマシリーズから7年後を描き、新たに津田が参加している。インタビューでは、“クセ強”なラスボスの撮影について、そしてよりフィールドが広がっている活動の中のブレない“芯”について話を聞いた。○『映画 マイホームヒーロー』で狂気のラスボスを演じる津田健次郎――映画版から『マイホームヒーロー』に出演されます。オファーが来た時はどのような感想でしたか?うれしかったですし、非常に光栄だと思いました。“ラスボス”となってくると主人公と対峙していくポジションでもあるので、自分に任せていただける、面白い役をやらせていただけるということに喜びを感じました。現場に入る前に監督とお話したら「シンプルな悪役ではなく、新しいタイプの悪役が作れるといいな」とおっしゃっていて。「ぜひクセを強くしてください」と(笑)。初めてお会いした場で脚本を読んでみて、監督がリクエストして……という作業の中でとにかくクセを強くしていい、遊んでいいということだったので、うれしくてどんどんクセが強くなっていきました。――声のお仕事でも悪役をされることが多いと思いますが、何か心がけていることはあるんですか?毎回ケースとして違うので、共通して心がけているというわけでもないのですが、悪役をやる上での魅力の一つとして「自由度があっていろんなことができる」「いろんな遊び方ができる」というところがあると思います。今回も「とにかく遊んでみよう」と、現場で試してみてから考えることが多かったです。――もともと映画監督になりたかったとのことで、今ではご自身の監督作もありますが、映画にはどのような思いがありますか?映画が好きでこの世界に入ってきたので、映画に出られることは喜びです。もちろん、アニメ映画も素敵ですし、実写の映画も好きで。もう、バンバン映画の仕事を振ってください(笑)――撮影では、佐々木蔵之介さんと接する機会がおおかったでしょうか? 同世代ということもあったと思いますが、どのような印象でしたか?そうですね。佐々木さんと接する機会が1番多く、一緒に演じていて楽しかったです。若くてもベテランでもカメラの前の立場に違いはないと思っているので、年齢はあまり意識していないんですけど、蔵之介さんは主役としてドーンとしていらっしゃるので、ブレずに作品を支えてくださって、感謝しています。互いに大変なシーンが多かったので、撮影中は密にお話しするというより、他愛もない話ばかりでしたね。2人とも関西弁で、蔵之介さんも劇団をやられて、舞台にも定期的に出られているので、実は共通項が多かったのかもしれません。すごく元気にエネルギーを抱えていらっしゃる方だと思いました。――お二人が対峙するというのが、観客にとってもすごく嬉しいシーンになるんじゃないかなと思いました。そうですか!? そう言っていただけるならありがたいです(笑)○芝居一筋でありながら「お芝居、大っ嫌いなんですけど(笑)」――ここ数年でフィールドが広がってる感覚はご自身でもあるのでしょうか?それは感じています。面白いことはたくさんあるなと思いますし、もちろん「いい仕事を」「いい役を」という気持ちは常にあるので、シンプルにうれしいです。興味を引かれることはやってみようと思っているタイプなので、それが徐々に広がったりしてきて。時間の制限があるので、その中で割り振りしながらやってはいますけど、“表現”できる仕事であれば、いろんなことをやりたいと思っています。とにかく演じることが大事なんです。――「売れたい」という気持ちはあったんですか?もちろん、ないわけではなかったです。ただ、「何のために売れたいのか」を考えると、「いい表現をしたい」からだと思うんです。仕事によって、シンプルに環境が変わって大変なこともあったりしますが「いい芝居をしたい」ということに変わりはないです。バランスよく仕事ができると良いなとは思っていて、時期によって、どうしてもアニメーションが多くなったり、実写が多くなったりしますね。――かっこよすぎて周囲からキャーキャー言われるような、“爆モテ”してるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?それは、全くないです(笑)。これまでと変わらずです。――お仕事の幅が広がって、たとえばバラエティのMCに挑戦したりなどは?それは……ちょっと種類によります(笑)――昔の自分に声をかけるなら、どのような言葉を贈りますか?「迷わず、ブレずにやりたまえ」と言いたいですね。「真摯にお芝居と向き合いたまえ。繊細に、大胆に」という感じ。――迷うこともあったのでしょうか?お芝居をしたいという気持ちは、ブレずに持っていました。お芝居、大っ嫌いなんですけど(笑)。好きだからやれるほど生やさしいものだとは思っていなくて、めんどくさいし、しんどいし、嫌だなとは思いながらも、結果的にしんどい思い、苦しい思いを含めて「楽しい」というところにいけるといいなと思っているんです。だから、芝居をやめようと思ったことは1度もないです。時代や現場の環境に対応していくことは大事にしていますが、芯となるものは1ミリもブレないまま、より「自分の興味のあることをしたい」という思いが強くなっているかもしれません。頑固ではないんですが、芯はブレない。食わず嫌いせず、しなやかに。昔のように何でもかんでもやろうというスタンスとはまた違って、興味のあること、やりたいことをしっかりとやっていきたいと思っています。■津田健次郎1971年6月11日生まれ、大阪府出身。声優業と共に、舞台や映像の俳優業でも活躍している。声優業の近年の代表作として、『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』や『薄桜鬼』『ゴールデンカムイ』『呪術廻戦』『チェンソーマン』など。俳優業として、2020年のNHK連続テレビ小説 『エール』(ナレーション)、2021年のドラマ『最愛』、2022年のドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』。2023年はドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』『トリリオンゲーム』『大奥 Season2』『映画 イチケイのカラス』『わたしの幸せな結婚』などに出演した。ヘアメイク:ハラタタケヒコ(ARTSY LIFE)、スタイリスト:藤長祥平
2024年03月10日映画『マイホームヒーロー』(公開中)の初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督が登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■佐々木蔵之介、雪に縁ある舞台挨拶に「雪男か雪女がいる」イベントでは、佐々木らキャスト陣が劇場後方から登場し、観客の間を通って登壇した。都内でも降雪が観測されたなか行われた舞台挨拶に佐々木は「初日……雪です!」と切り出し、「完成披露試写会のときも大雪が降ってまして、雪男か雪女がいるんじゃないかという風に思ってます」と笑いを誘う。初日を迎えた心境については「あそこ(後方)から登場した時にみなさまの笑顔と拍手で、1年ぐらい前に撮影したことが報われたなと背中を押してもらったと思いました」と話した。作品にちなみ「大ピンチだったこと」についてキャスト陣がトークするコーナーを実施。佐々木は「受験会場を間違えた」と回答し、「大学受験です。京都府大を受けようと思っていたんですが、共通1次(の会場)は京大やったんです。行ったらあまり人がいいひんなと思って、どこに行ったらいいのかとわからず、教室を覗いたらのんびりしている学生さんがいて。これ違うぞ! と」と話し、会場を驚かせる。しかし、「“もう間に合わない! 1年ダメにした……”と思っていたら、目が覚めたんです(笑)」とまさかの夢オチ。「これ1週間前に見た夢なんです。この歳になって大学受験の夢見るの!? と(笑)。夜中の3時くらいに起きて、そこから眠れなくなりました」と明かし、笑いを誘った。すっかり騙されてしまった津田は「大事件だと思って! どうやってクリアするのかと思ったら夢かいっ!!(笑) でもよかったです……! 聞き入ってしまいました(笑)」と安堵の表情を浮かべていた。
2024年03月08日声優で俳優の津田健次郎が、8日に都内で行われた映画『マイホームヒーロー』(公開中)の初日舞台挨拶に佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、木村多江、青山貴洋監督とともに登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■津田健次郎、映画『マイホームヒーロー』舞台挨拶に登場イベントでは、作品にちなみ「大ピンチだったこと」についてキャスト陣がトーク。津田は「昔のことなんですけど……」と切り出し、「バイクで走っていたら急に10キロしかスピード出なくなって(笑)」と話す。続けて「急にグンとスピードが落ちて! どんだけ(スロットルを)回しても10キロしか出ないんです。ずっと自転車に抜かされていくんですが、でも音だけはバァァァっとうるさい(笑)。後ろの車にも(クラクションを)パーパーパ―と鳴らされてしまって。めちゃくちゃ焦りましたね」と当時を振り返った。
2024年03月08日元乃木坂46の齋藤飛鳥が、8日に都内で行われた映画『マイホームヒーロー』(公開中)の初日舞台挨拶に佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督とともに登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■齋藤飛鳥、映画『マイホームヒーロー』舞台挨拶に登場イベントでは、作品にちなみ「大ピンチだったこと」についてキャスト陣がトーク。齋藤は「インスタグラムを始めたとき」と書かれたフリップを見せながら「インスタグラムを始めたのが最近で、ストーリーズが何回やっても同じものが3、4回投稿されてしまって」と話す。「それをファンの方があまりにもバカにしてくるから、1人でキーッとなって(笑) 難しかったです……」と笑いを誘った。また、佐々木も先日インスタグラムを始めたそうで「1カ月くらい前ですかね……本当に若輩者で。(齋藤に)教えを乞うてます(笑)」と仲睦まじいやり取りを披露し、会場を和ませていた。
2024年03月08日俳優の宮世琉弥が、8日に都内で行われた映画『マイホームヒーロー』(公開中)の初日舞台挨拶に佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督とともに登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■宮世琉弥、映画『マイホームヒーロー』舞台挨拶に登場映画版の重要人物を演じた津田と宮世。作品の推しポイントを聞かれると、津田は「要素がいろいろあって。スピード感あふれる哲雄が追い込まれて、それをどうクリアしていくのかというスリリングな部分と、親子の対決になっていってしまうんですが、そこに家族愛が立ち上っていく感じが同時進行で進んでいく。他にない映画に仕上がっているなと思っています」と魅力を熱弁する。次に回答しようとした宮世だったが「ほとんど言われてしまって……(笑) 津田さんの言葉に全てが詰まっているなと!」と笑いを誘う。これには津田も「ごめんなさい!! 僕が先に……」とタジタジになっていた。改めて宮世は、「濃いキャラクターが映画で初登場するということで、『マイホームヒーロー』をかき乱すキャラクターになっているので、またドラマとは違った味が出てるんじゃないかなと思う」とコメント。続けて「楽しみに……」と口にするも、鑑賞後の舞台挨拶だということ思い出し、「楽しみにしてくださいって言おうと思ったけど、もう観てるのか……! 楽しんできてくれましたね?」と不思議な言い回しで締めくくった。また、劇中のおすすめポイントについて宮世は「僕が武器のパチンコを触りながら、哲雄と話すシーン」と回答。「佐々木さんから『ここで武器ってことをわからせるために触ったほうがいいんじゃない?』と言ってくださった」と佐々木からアドバイスを受けたことを明かした。さらに「映画を観たときにしっかりと後のシーンに繋がっていて、“すごいっ!”となりました……」と感激した様子で話した。
2024年03月08日なにわ男子の高橋恭平が、8日に都内で行われた映画『マイホームヒーロー』(公開中)の初日舞台挨拶に佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山貴洋監督とともに登壇した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■なにわ男子 高橋恭平、映画『マイホームヒーロー』初日舞台挨拶に登場イベントでは、作品にちなみ「大ピンチだったこと」についてキャスト陣がトーク。「子どもの頃、ブランコ1周大ピンチ」と書かれたパネルを出した高橋は「(ブランコで)どこまで行けるんやろうという好奇心でこいだら上まで行ったんです。そうしたらチェーンが緩んで下に落ちてガチ大ピンチでした」と話し、会場を驚かせる。奇跡的に無事だったそうで、「ケガはなかったっす! でも大泣き(笑)。家の前の公園で1人でやっていたので、お母さんが来てくれておんぶしてもらって帰りました」と回顧。続けて「子どもの頃はずっとそういうことやってました。木をよじ登ったりとか」と話した高橋だったが、佐々木から「高いところ、苦手やん!」とツッコまれてしまい、「苦手なんすよ……(笑)。でも子供の頃は好奇心が勝っていて……本当にバカでした(笑)」と照れたように笑顔を見せた。また、劇中の注目ポイントについて聞かれると、高橋は「わかってくれた方はいるんかなぁ、いないんかなぁ………」と切り出し、「ドラマでは黒髪やったんですけど、映画は金髪やったんです。わかった方ってどんだけいます?」と、とぼけながら観客の挙手を促す。多くの手が挙がると「よかったです~(笑)。みんな観てくれてる~」と笑いを誘っていた。
2024年03月08日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)の本編映像が8日に公開された。この度公開されたのは、主人公の哲雄(佐々木蔵之介)と、ラスボス・志野(津田健次郎)の初対面シーン、そして志野が哲雄を脅す狂気全開のシーン。半グレ犯罪組織・間野会の手によって自宅が燃やされてしまった哲雄は、胸騒ぎを抑えながら、いつも通り勤めているおもちゃ会社に出勤するが、隣には身の覚えのない、シャボン玉を吹く謎の男の姿が。「こんにちは」「エンゼル生命保険の志野です」と名乗る男は、半グレ犯罪組織・間野会のボス、志野だった。会社の倉庫に連れ込まれた哲雄は、竹田(淵上泰史)ら間野会のメンバーに、家族に保険金を掛けた書類を見せつけられ脅される。「絶対家族に手を出さないでください」と乞う哲雄に、「おかしいなあー!!」といきなり声を荒ぶらせる志野。哲雄を脅す志野は倉庫にあったおもちゃのフィギュアを取り出し、「お前はヒーローの仮面を被った大悪党だ」と、次々とフィギュアの首をねじり取っていく。あまりの恐ろしさに恐怖で呆然とする哲雄の目を見て、志野は「危険な目だ〜……抉ってやる!」と勢いよくナイフを突き立てる。初対面にして、狂気全開の志野に追い詰められる哲雄の姿に、緊張感が溢れるシーンとなっている。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年03月08日2023年10月より放送され、大きな反響を呼んだドラマシリーズ『マイホームヒーロー』。ハラハラドキドキの展開に多くの視聴者が虜となりましたが、その完結編となる『映画 マイホームヒーロー』がついに公開を迎えます。そこで、こちらの方々にお話をうかがってきました。佐々木蔵之介さん & 宮世琉弥さん【映画、ときどき私】 vol. 639本作では、普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の物語が描かれていますが、主人公の鳥栖哲雄を演じているのが佐々木さん。そして宮世さんは、哲雄を追いかける犯罪組織「間野会」に復讐を誓う“謎の男”大沢隼人として映画版から参戦しています。今回は、現場での裏話や自分にとってのヒーロー、そして最近身に起きているピンチについて語っていただきました。―本作で初共演となりましたが、ご一緒されてみていかがでしたか?宮世さん佐々木さんの背中がすごく大きかったので、こっそりといろんなことを吸収させていただきました。佐々木さんそんなところあったかな?宮世さん現場での居方やスタッフさんへの対応、そしてお芝居への向き合い方など、細かいこともいろいろ学ばせていただきました。そのおかげで自分の引き出しもすごく増えたと感じています。僕は普段から何でもメモするタイプで、電車で見かけた派手目の女性が携帯を使いにくそうにしてたら「爪が長いと打ちにくい」とかそんなことも書くほどなんですけど、そんなふうに現場でもたくさんメモさせていただきました。最初から役者として芝居の話が自然とできていた―すごいですね。ちなみに、佐々木さんに関してはどんなことをメモされていたのでしょうか。宮世さんまずは、座長として引っ張っていってくださるところとか、ついていきたくなるような部分を書いていました。あとは、初対面でもボケたりツッコんでくださったりするほど、とにかく優しいところについてです。佐々木さんそれは、関西人だからかもしれないですね(笑)。宮世さん特に、僕は現場で一番年下ということもあってすごく緊張していましたが、そんなときにご飯にまで誘っていただいたので、それもすごくうれしかったです。―佐々木さんから見た現場の宮世さんはどのような印象でしたか?佐々木さんまず役の話をすると、大沢は過去に深い傷を負っていて影があるものの、ハツラツに登場してきて爆発力があるキャラクターなので、そこが面白いと思いました。敵なのか味方なのかわからない感じを宮世くんがうまく出していて、素晴らしかったです。―打ち解けられた瞬間などもあったのでしょうか。佐々木さん最初から役者として芝居の話が自然とできていたので、すんなりいった感じだったかなと。宮世さんちなみに、初めてご一緒したシーンは水族館でしたが、セイウチが急に鳴き出して大変でしたよね!佐々木さんそうそう。本番中、定期的にセイウチが鳴くんですよ。それを止めることができなかったので、セイウチで押しました(笑)。宮世さんでも、そのおかげで佐々木さんと2ショット写真が撮れましたし、そこで距離が縮まった気がします。途中からの参加でどの現場よりも緊張していた―クランクアップのとき、佐々木さんは感極まって涙も見せていたそうですが、ご自身にとっても特別な役でしたか?佐々木さん殺人犯なのにヒーローで、正義なのか悪なのかわからないキャラクターなので、いままでやってきた役のなかでも楽しくてやりがいがありました。客観的に見たらホラーのようなことをしているのに、笑えるところもある。そういう多面的な部分も含めてすごく好きでした。―とはいえ、精神的にも肉体的にもけっこう大変だったのではないかなと思うのですが。佐々木さんみなさんに心配していただいたのですが、僕は普段から役に引きずられることはまったくありません。ただ、今回は血のりが多かったので、「お弁当が食べにくいな」とか「血が付いて嫌だな」とかそういうのはありましたけど(笑)。でも、現場は最高におもしろかったです。―宮世さんは映画版からの参加となりましたが、今回のキャラクターを演じるうえで意識したことはありましたか?宮世さん僕は「間野会をつぶす!」ということだけに専念していたので、すべての行動はそこに向かっています。そのためなら何の手段も問わないという思いを心に入れてお芝居をしていました。佐々木さんいやー、素晴らしいね。宮世さんただ、すでに出来上がっているチームに途中から参加ということで、クランクインのときはどの現場よりも緊張していたと思います。なるべく早くなじめるように、撮影の合間にはスタッフさんたちと話をしたりして、感覚をつかむように心がけていました。自分たちのヒーローに支えられている―本作には豪華な顔ぶれが揃っていますが、印象に残っている方がいれば教えてください。佐々木さん間野会の殺し屋を演じている音尾(琢真)くんですね。彼の演じる窪という役は一番人を殺していて最強なんですけど、あんな怖い顔して差し入れのドーナツを全種類食べるくらい甘い物が好きで「娘に持って帰りたい」と言っていて。あれだけ人を殺している役を演じている彼もやっぱり娘が大事なんだなと思いました(笑)。宮世さん本当にキュートな方で、娘さんを愛していますよね!佐々木さんあと、間野会トップの津田(健次郎)さんもクセが強い役でしたね。でも、ご本人はものすごく優しい方です。―では、おふたりにとって「ヒーロー」といえばどなたですか?佐々木さんそれは、観てくださるお客様です。不安なこともいろいろありますが、「よかったよ」とか「励まされました」と言っていただけると、こちらも力をいただけますし、本当に助けてもらっています。特に、舞台のときは一緒に作品を作っている感じがするので、僕にとって一番の原動力はお客様ですね。宮世さん僕は、家族です。家族がいなかったら、僕はいま生きていません。言葉でも支えられてきた部分が大きいので、その恩返しをしたいという意味でもこういった活動をしています。なので、僕にとっては“マイファミリーヒーロー”です。ピンチのときは、考え方を変える―劇中の哲雄は、自分の得意分野を駆使してさまざまなピンチを乗り越えていきますが、おふたりがピンチに見舞われたときの解決法などがあれば教えてください。佐々木さん僕の場合は、「逆にピンチを笑う」かな。それは「このピンチめっちゃキツイやん」とか「こんなのありえへんで!」とか言いながら消化していくイメージです。というのも、ギリギリの状態でやっていると力を発揮できませんからね。考え方を変えて、あえて笑いにしています。―ということは、ピンチに追い込まれるのも意外と嫌いではない?佐々木さんいや、嫌いですよ(笑)。できれば避けて通りたいです。―ですよね。宮世さんはいかがですか?宮世さん僕は言葉と距離を置くようにしています。弱音を吐きそうになったら、その言葉と距離を取って、自分をその状況に置かないようにする。疲れたときは、そういう意識を持つようにしています。―なるほど。ちなみに、最近ピンチだったことはありますか?佐々木さん実は、昨日めちゃくちゃピンチでした。というのも、2月からXとインスタを開設したんですが、まだ何もわかってないのにいきなりインスタライブをしたんです。宮世さんえっ!?それはかなりハードルが高いですね!佐々木さんでも、そのハードルの高さもわかってないんですよ(笑)。宮世さん僕はインスタを学ぶまでにけっこう時間がかかったほうですが、インスタライブなんて1発目にするものではないので逆にすごいです。佐々木さんそうでしょ!僕もそう思う(笑)。ボタンがどこにあるかもわからないし、いろいろハプニングもあったので、ずっとピンチでした。まさにいま絶体絶命のピンチを迎えている―それは最初から大変でしたね。宮世さんちなみに、僕はいま財布をなくしていてピンチです。なので、頭のなかの5割は財布のことを考えています(笑)。佐々木さんどういうこと?宮世さん朝起きたときに「そういえば最近財布見てないな」と思って、家を探したらなくて。ご飯屋さんに連絡してもなくて…ピンチです(笑)。一昨日まではあったんですけど。買い物はスマホでしていたので全然気が付きませんでした。佐々木さんそれは絶体絶命やね。―まさかのおふたりともピンチの真っ只中とは…。ちなみに、いまだから相手に聞いてみたいこととか相談したいことはありますか?佐々木さんやっぱりインスタのことを相談したいですね(笑)。どういうふうにしたらいいか全然わかっていないので。宮世さん続けるのは難しいですよね。以前ご飯に行ったときに、お酒の作り方とか選び方とか、いまの日本酒業界で起きていることなど、お酒の話をたくさん聞かせていただいたので、僕は佐々木さんからもっといろいろな世界を学びたいなと思っています。佐々木さんそういえば、前回はまだ未成年で飲めなかったんだよね。じゃあ、ちょっと飲みに行きますか。宮世さんやった!佐々木さんそしたら、飲みながらインスタを教えてもらおうかな(笑)。悩めるときは思いっきり悩んだらいい―楽しそうですね。それでは最後に、ananweb読者にメッセージをお願いします。宮世さんまずはシンプルに「がんばれ!」のひと言ですね。というのも、僕自身もTHE BLUE HEARTSさんの「人にやさしく」という曲の「がんばれ」という言葉に支えられている部分があるので。大変になることもありますけど、そういうときは「どうしてこの仕事に就いたのか」とか、自分が活動している意味についてもう一度思い出しながら初心に返るようにしています。佐々木さん僕が20歳くらいのときは、そんなこと考えたこともないのにすごいね。20代や30代の頃は日々苦しいこともいろいろあると思いますが、大いに悩めばいいと思います。悩むことは決して損ではないですし、後から考えたら大丈夫なことばかりですから。なので、絶対に開けてくると己を信じて過ごしてほしいです。僕自身もみなさんの年代のときは困難も多かったですが、その経験で基礎体力は身についたと思います。悩めるときは思いっきり悩んだらいいんじゃないかなと。そういう時期も悪いことではないので、安心してお酒でも飲んでください(笑)。インタビューを終えてみて…。年齢差を超えた仲の良さを見せる佐々木さんと宮世さん。劇中では行動をともにする役どころということもあり、お互いへの信頼感も伝わってきました。ぜひ、おふたりの関係とそれぞれどのような戦いを繰り広げるのかにも注目してください。最後まで息つく間もなくノンストップ!二転三転する展開から片時も目が離せない本作。緊張感が最高潮に達したクライマックスで迎える想像を超えたラストはお見逃しなく。写真・園山友基(佐々木蔵之介、宮世琉弥)取材、文・志村昌美佐々木蔵之介 ヘアメイク・晋一朗(IKEDAYA TOKYO)スタイリスト・勝見宜人(Koa Hole inc.)宮世琉弥 ヘアメイク・礒野亜加梨スタイリスト・徳永貴士(SOT)ストーリー愛する家族を守るため、娘の彼氏を殺してしまった父・鳥栖哲雄。命がけで何とか罪を隠し通してきたが、それから7年後、山中に埋めた死体が発見されてしまう。捜査に乗り出す警察と、死体とともに消えた10億円を探す半グレ犯罪組織が哲雄に襲い掛かる。さらに、再び標的&容疑者になった哲雄にある秘密を知る男・大沢も接触してくるのだった。そして、父の罪を知らずに刑事になった娘は、事件の真相に迫っていくことに…。続きが気になる予告編はこちら!作品情報『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金)全国ロードショー配給:ワーナー・ブラザース映画(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会写真・園山友基(佐々木蔵之介、宮世琉弥)
2024年03月07日年齢差は36歳。だが、そこにあるのは世代を超えたリスペクトだ。3月8日公開の『映画 マイホームヒーロー』。連ドラから7年後を舞台に、娘のために人を殺した鳥栖哲雄が再びピンチに見舞われる。哲雄を演じるのは、連ドラから続投の佐々木蔵之介。そして、哲雄の前に現れる謎の人物・大沢隼人として宮世琉弥が新たに加わる。親子ほど年の離れた二人は、どんな関係を見せてくれるだろうか。佐々木さんの背中を見ながら、ずっとメモをとっていました――宮世さんを見つめる佐々木さんの視線がなんともうれしそうですね。佐々木(宮世の髪色を見て)金髪やなと思って。ライブやったんやと。宮世そうなんです。ついこの間まで。佐々木見たよ、ライブのカッコいい写真。宮世本当ですか?ありがとうございます!佐々木もうね、ずっと追いかけ続けていますんで、君の背中を。宮世いえいえ。僕がずっと現場で佐々木さんの大きな背中からいろいろと吸収させていただいていました。佐々木うまいこと言うて。宮世本当です(笑)!現場での居方とか、お芝居への向き合い方とか、こんな引き出しもあるんだって勉強になることばっかりで。佐々木さんを見て、いっぱいメモをとっていました。佐々木メモをとってたん?宮世僕、普段からよくメモをとるんです。たとえば電車に乗ってて、派手目の身なりの女性の方が長い爪で携帯をさわってるのを見て、打ちにくそうだなとメモったり。そういう細かいことも日常的にメモしているので、今回の現場でもメモすることだらけでした。佐々木えらいなあ。宮世特にすごいなと思ったのが、スタッフさんへの対応なんですけど、佐々木さんはスタッフさん一人ひとりに対してすごく優しいんです。しかもその優しさが自然な感じというか、思わずついていきたくなるような優しさで。僕に対しても初対面なのにボケてくださったりツッコんでくださったり。佐々木それは関西人やからかな(笑)。宮世それこそロケに行ったときも、まさか佐々木さんからご飯のお誘いをいただけると思っていなくて。僕もすごく緊張していたので、あの食事会のおかげで打ち解けられました。――お食事の場ではどんなことを話したんですか。佐々木何を話したっけ?宮世お酒の話をいろいろと教えていただきました。佐々木そうや。うちの実家が酒造なんで、日本酒業界の話とかね。宮世お酒のつくり方とか選び方とか、そうなんだってためになるようなお話ばかりで。佐々木そのときはまだ未成年やから飲めなかったんだよね。宮世はい。この間ようやく20歳になりまして、機会があればここから教えていただいたことを活かせるようにしたいなと(笑)。佐々木おめでとう!セイウチのせいでちょっと撮影が押しました(笑)――お二人の最初の撮影シーンはどの場面だったんですか。佐々木二人が最初に会う水族館のシーンですね。彼の役の話をすると、オタクで、ちょっといびつなところを持っている役なんですけど、登場はとても溌剌としていて明るくて活力があるので、そこはとても面白かったですね。宮世ありがとうございます!佐々木さかなクンみたいなかぶりものをかぶってね、敵か味方かわからないという非常に面白い出方で。宮世最初に会ったときの立ち位置とか、近づいてくるタイミングとか、そういう動きの動機を佐々木さんからアドバイスいただけたのがすごく心強かったです。佐々木クランクインの段階から、ちゃんと感情が心に落ちているのがすごいなと思った。だから、動きも自然とこういうふうにした方がいいというのが決まって。一緒のシーンはそこが初めてだったんですけど、役者としての会話がすでにできていたので、僕も安心でしたね。(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会――撮影の裏側で印象的だった思い出はありますか。宮世ちょうどそのシーンでセイウチが鳴き出したんですよね。佐々木そうそう(笑)。水族館をお借りして、すごくいい画が撮れて、お芝居もね、いいのができたんですけど、急にセイウチが鳴き出すんですよ。宮世あれ、なんでだったんですかね。急に鳴き出しましたよね。佐々木しかも定期的に(笑)。さすがにセイウチの鳴き声を止めることはできなくて、それでちょっと撮影が押しました(笑)。宮世ただそのおかげで、待ち時間の間に佐々木さんとツーショットが撮れたんです。そこでちょっと距離が縮まったので、セイウチには感謝しています(笑)。守りたいものは、長期休暇です(笑)――そんな和やかな現場ではありますが、この作品が扱っているテーマはすごくシビアですよね。もし自分のために父親が殺人という罪を犯したら、お二人はどうすると思いますか。佐々木なぜそんなことを父親にさせてしまったのか、自分を責めるでしょうね。宮世すごくショックですよね。佐々木それをずっと隠し続けさせたことにも申し訳なくなると思う。でも、その後はどうするんやろうね。宮世僕はやっぱり自首を勧めると思います。佐々木そうしかできひんよね。宮世どんなに隠し通しても最終的には絶対にバレちゃうと思うんです。だったら、早く自首して、早く罪を償って、早く出てきてほしい。家族としてはそう願うしかないですよね。――哲雄の行動はすべて家族を守るためでした。ライトな答えで大丈夫です。お二人が守りたいものはなんですか。佐々木長期休暇(笑)。宮世それは守りたいですね(笑)。佐々木1日2日の休みとかじゃなくてね。長期休暇をとって、日本から逃亡したい(笑)。宮世海外ですか?佐々木せっかく海外にも行けるようになったしね。まずはアジアとか、今は寒いから一旦温かいところに行って、そこから西の方まで逃亡生活したいですね。宮世僕が守りたいのは、ペットです。犬を飼ってるので。佐々木おお。犬種は?宮世パピヨンです。ちょっといいご飯を買ってあげたり、いいおやつを買ってあげたり、それが僕の働くモチベーションになっていて。疲れて帰った日はペットが癒しです。「ただいま〜」って思わず声が高くなります(笑)。運転免許取得をリベンジしたい!――大沢は間野会への復讐心が生きる原動力です。お二人のリベンジしたいことは?佐々木2月1日にInstagramとXを開設したんですけど、何をどうしていいかわからなくて。何の投稿もしないまま、昨日初めてインスタライブをやったんですよ。普通、なんかつぶやいてからインスタライブやろうという。宮世一発目がいきなりインスタライブだったんですか(笑)。佐々木そう。逆やろって話なんですけど。何もわからないまま終わってしまったんで、リベンジしたいです。宮世インスタライブって難しくないですか。僕も全然機能とかわかっていなくて。何を話していいのかもよくわからないです。佐々木ほんまそれよ。一人だと間が持たない。――どうでしょう。これからSNSは楽しめそうですか。佐々木…はい!(と、無理矢理な笑顔)宮世お察しします(笑)。今度インスタライブをやるときは絶対に教えてください。観に行きます!――宮世さんのリベンジしたいことは何ですか。宮世運転免許ですね。ありがたいことにお仕事のスケジュール的に行けなくなっちゃって。佐々木それは痛いね。宮世仮免まで行ったんですけど、途中で行けなくなっちゃって無理でした。だから、長期休暇をとってリベンジしたいです!佐々木しばらく間があくと腕が鈍るから大変よな。宮世頑張ります。でも、標識を覚えるのとかは得意でした。教習で走っていたのが田舎道だったのもあって、覚えた標識が全然出てこなかったんですけど(笑)。――縦列駐車でポールに当たったりしませんでしたか。宮世大丈夫でした!佐々木すごいやん。宮世ずっと父が運転しているのを見ていたのでコツを掴んでいたみたいです(笑)。財布は毎日チェックした方がいい(笑)――宮世さんは現在20歳。佐々木さんは20歳の頃、何をしていましたか。佐々木何してたやろ。学生やったけど、何も考えてなかったなあ。金はないけど、時間はあるという感じで。ちょうど20歳だと芝居を始めた頃だと思うんですけど、プロになろうなんてこれっぽっちも思ってなかった。だからすごいと思いますよ、20歳でこんなプロ意識を持って働いてるのを見ると。宮世ありがとうございます。佐々木さっきも、弱音をこぼしそうになったら、なんで自分はこの仕事を始めたのかを考えるようにするという話をしていて。僕、20歳の頃、そんな立派なこと、まったく考えてなかったですからね。教室にも行かず、ひたすら部室に行ってた思い出しかない。素晴らしいと思います。――宮世さんから佐々木さんに聞いてみたいことはありますか。宮世お芝居のこととか聞いてみたいですけど、人によってそれぞれの部分があるので難しいですよね。聞いてみたいというより、頭の中を覗いてみたいなと思います。どんな人生経験をされてきたのか、佐々木さん視点で覗いてみたいです。佐々木それいいね。僕も覗いてみたいわ、20歳の頭の中を。――では、佐々木さんから宮世さんに先輩としてのアドバイスはありますか。佐々木立派すぎて僕から教えられることなんてないですけど、この数日、財布がないらしいんですよ。だから、財布は毎日チェックした方がいい(笑)。宮世間違いないです(笑)。佐々木しかも、財布がないことに2〜3日経ってから気がついたらしくて。それはあかんよ。宮世大事なものがいっぱい入ってるのに全部アウトです。これからは毎日チェックするように気をつけます!(笑)取材・文:横川良明撮影:映美ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 全国ロードショー『映画 マイホームヒーロー』本ポスタービジュアル【出演】佐々木蔵之介齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス)大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴音尾琢真/津田健次郎 木村多江主題歌:「インソムニア」Eve(TOY’S FACTORY)原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)監督:青山貴洋脚本:船橋勧音楽:堤博明制作プロダクション:TBS スパークル C&I エンタテインメント配給:ワーナー・ブラザース映画公式サイト: 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年03月01日俳優の佐々木蔵之介が主演を務める『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)のキャストリレーインタビューPV<ラスボス編>が29日に公開された。○■『映画 マイホームヒーロー』佐々木蔵之介が津田健次郎にインタビュー公開されたのは、主演・佐々木による、キャストリレーインタビューPV。癖が強すぎる狂気のラスボス・志野(津田健次郎)は映画より登場のキャラクターで、主演の佐々木は津田の印象を「ドラマでは吉田栄作さんがクセ強だったのですが、映画になってさらにクセ強な方が登場された」と振り返る。志野が哲雄の職場に現れ、初対面となるシーンでは隣のデスクでシャボン玉を吹いたり、倉庫で哲雄をリンチしたりと、かなりの狂いっぷりで「(キャラクターを)面白く作ってきはったな」と感激したことを明かす。一方、津田は「蔵之介さんとガッツリお芝居させていただくことが一番の楽しみで早く撮影が来ないかな」と佐々木との共演を心待ちにしていたことを明らかにしている。また、クセ強なキャラクターの役作りに関して聞かれると、監督の「新しい悪役像を作りたい」「(志野のキャラに)クセをつけたい」というリクエストにより、その場のアドリブでキャラ案を出し、絶賛されたという津田。監督の難題にも「そんなリクエストをもらえるなんて本当に光栄で(志野を演じて)とても楽しかった」と楽しんでいる様子を見せた。津田の演技を見た佐々木は「きたー!!! でもいい声やなぁ。色っぽいなぁ」とイケメンボイスが印象的だったようで、哲雄の血を舐める狂気のシーンでは「舐めたもんなあ~!」と現場で思わず言葉に出てしまうほどだったと語る。原作の山川直輝氏も「志野を演じられた津田健次郎さんの怪演により、全体のクオリティを大きく上げていただいたと思います。脚本執筆時、原作に志野がまだほとんど登場していなかったため、実写版のスタッフの皆様にほぼオリジナルで1から作り上げて頂いて、あのいいキャラになったことに感謝しています」とコメント。また、漫画担当の朝基まさし氏も「出来上がった映画は真摯に、誠実に、丁寧に作られた作品だと思います。観た人の心に届く一本になれば嬉しいなぁ」と映画の公開に向けて期待を寄せた。そんな緊迫のシーンが多い2人だが、撮影中のほっこりエピソードも。津田は、佐々木が衣装を速攻着替え、大浴場に向かう姿を見て「よっぽどお風呂がお好きなんだろうな」と感心したそう。寒い中の撮影だったということで、佐々木は「一刻も早く風呂に入り温まって、ビールを飲んで寝る」と当時の気持ちを説明した。【編集部MEMO】『マイホームヒーロー』は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送され、12月19日に最終回を迎えた。どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月29日『映画 マイホームヒーロー』のキャストリレーインタビュー映像第3弾「ラスボス編」が公開された。どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)が、愛する一人娘の零花(齋藤飛鳥)に危害を加えようとする半グレ犯罪組織の彼氏・麻取延人(内藤秀一郎)を殺害してしまうことで全てが始まるドラマ『マイホームヒーロー』。映画版では、ドラマから7年後を舞台に、哲雄が埋めた死体が発見され、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ犯罪組織のボス・志野(津田健次郎)たちとの最後の戦いが描かれる。公開された映像には佐々木と津田が登場。津田が演じる癖が強すぎる狂気のラスボス・志野は映画版から登場するキャラクターで、津田の印象について佐々木は「ドラマでは吉田栄作さんがクセ強だったのですが、映画になってさらにクセ強な方が登場された」と振り返る。志野が哲雄の職場に現れ、初対面となるシーンでは隣のデスクでシャボン玉を吹いたり、倉庫で哲雄をリンチしたりと、かなりの狂いっぷりで「(キャラクターを)面白く作ってきはったな」と感激したことを明かした。一方、津田は「蔵之介さんとガッツリお芝居させていただくことが一番の楽しみで早く撮影が来ないかな」と佐々木との共演を心待ちにしていたと語った。またクセ強なキャラクターの役作りについて、青山貴洋監督の「新しい悪役像を作りたい」「(志野のキャラに)クセをつけたい」というリクエストを聞き、その場のアドリブでキャラ案を出し、絶賛されていたという。津田は撮影時を振り返り、「そんなリクエストをもらえるなんて本当に光栄で(志野を演じて)とても楽しかった」と演技に対して率直に楽しんでいる様子を見せた。作中では緊迫シーンが多い佐々木と津田だが、撮影中のほっこりエピソードを聞かれると、津田は着ていた衣装を速攻着替え、大浴場に向かう佐々木の姿を見て「よっぽどお風呂がお好きなんだろうな」と佐々木のお風呂好きに驚きと感心を覚えたとコメント。寒い中での撮影だったということで佐々木は「一刻も早く風呂に入り温まって、ビールを飲んで寝る」と撮影後の束の間のほっこりエピソードを振り返った。また、山川直輝(原作)も「志野を演じられた津田健次郎さんの怪演により、全体のクオリティを大きく上げていただいたと思います。脚本執筆時、原作に志野がまだほとんど登場していなかったため、実写版のスタッフの皆様にほぼオリジナルでイチから作り上げて頂いて、あのいいキャラになったことに感謝しています」とコメント。さらに、朝基まさし(作画)も「出来上がった映画は真摯に、誠実に、丁寧に作られた作品だと思います。観た人の心に届く1本になれば嬉しいなぁ」と映画の公開に向けて期待を寄せている。『映画 マイホームヒーロー』キャストリレーインタビュー映像<ラスボス編><作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月29日『映画 マイホームヒーロー』が3月8日(金) に公開されることを記念したイベント『マイホームヒーローDAY〜ドラマと映画イッキ観イベント』が、2月26日(月) に東京・秋葉原 UDXシアターで開催された。原作は、累計発行部数370万部を突破し、2017年より「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の『マイホームヒーロー』。昨年放送されたドラマシリーズでは、どこにでもいる普通の父親が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の展開で幕を開け、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための“命がけの騙し合い”が繰り広げられた。映画ではドラマの最終回から7年後を舞台とした完結編が描かれる。イベントには、ドラマでもお馴染みの面々である、娘の彼氏を殺した父・鳥栖哲雄役の佐々木蔵之介、刑事になり真相を追う娘・零花役の齋藤飛鳥、ドラマで行方知れずのまま最終回を迎えた恭一を演じる高橋恭平(なにわ男子)、そして本作のメガホンを取った青山貴洋監督が登壇。観客は事前に配布された「マイホームヒーローうちわ」を思い思いに振りながら、大きな歓声で歓迎した。満員の観客を前に、佐々木は「(客席が)近いですね〜久しぶりやな、こんな近いの(笑)。今日は2時間ドラマ、舞台挨拶、そして映画と皆さん4時間半このイベントに参加してくださるということで、本当にありがたいです。学校や会社はどうしてはるんやろうとちょっと思うんですけど(笑)。お集まりいただきまして本当に嬉しいです。普段なら“短い時間ですがお楽しみください”と言うところですが、今日は長い時間ですがたっぷり楽しんでください!」と呼びかけ、舞台挨拶がスタート。昨年秋に放送された連続ドラマ版の感想を聞かれた佐々木は、「本当に楽しく拝見しておりました。なかなか客観的に見れなくて、このときの血糊は大変やったな〜とか、恭一に殴られている時は、あの倉庫寒かったな〜とか、鳥栖家の外の隅っこでトイレしているのを零花ちゃんに見つかるシーンでは、零花ちゃんの反対側から、向かいの家のおばちゃんがずっとこっちを見てたな〜、とか色んなことを思い出しました(笑)。あのときは恥ずかしくて恥ずかしくて(笑)」と撮影の裏側を語った。佐々木蔵之介続いて齋藤は「私は逆に視聴者の目線で観ていました。ドラマ版の零花ちゃんは、お父さんの罪に気付かずのほほんとしているので、皆さんと同じようにいちファンとして、蔵之介さんこんなに大変なシーンがあるんだ、とか、こんなにボロボロになっていたんだ、と楽しんでいました」とコメント。高橋は「僕は客観的には見れなかったですね。アクションシーンも初めてだったので、ここもうちょっとああした方がよかったな、とか思うところがたくさんありました。銃撃シーンも、寒かったな〜と。基本的に寒かったんですよ」と振り返ると、佐々木から「寒いのってさ、カイロ貼ってへんやろ!なんで貼らへんの?」とツッコミが。「裏でめっちゃ震えてました。でもカイロって暑すぎません?貼るカイロってちょっと怖ないですか?皮膚に直貼りやと思ってたんですよ(笑)」と佐々木と高橋の、関西弁ならではのテンポ良い掛け合いに会場からは笑いが巻き起こった。この日訪れた観客が観たのは、ドラマ全話を2時間に凝縮した特別編集版『ドラマ「マイホームヒーロー」スペシャル』。MBS(関西ローカル)で2月28日(水) 20時より、TBS(関東ローカル)で3月3日(日) 13時30分より放送されるもので、今回のイベントで初お披露目となった。もともと30分の全10話を2時間にまとめるという作業を、青山監督は「本当に大変で、先週までこの作業をやっていたんです。今日直に観てくださった皆さんの顔が見れることが感慨深いです。まとめることも大変なのですが、どのエピソードを抜いていくかということが大切で。ダイジェストじゃないようにしないといけない上、新たに編集し直して、さらに蔵之介さんにもご協力いただいて新しく撮ったナレーションもいくつか入っているんです。楽曲に関しても、ドラマの曲を映画で使った曲に一部差し替えたりして、見やすいものにしようと作業していきました。今年開けてずっとこれをやっていたので、とにかく感慨深いです」と苦労を振り返る。これを受けて佐々木から「いや〜5時間近くあったのを2時間近くにしたんですもんね。監督、編集作業は楽しかったですか?」と聞かれると、監督は「楽しかったです。僕が監督したのは1話、2話、10話だけなんです。台本段階では全話関わっているのですが、他の話に関しては他の監督が撮っているので、違う監督の映像を改めて観るのも色々な発見があって楽しかったですし、人が撮った映像を編集するのは、作り手としては少しはばかられる行為で、ちょっと申し訳ないと思いつつ……新たに編集をし直すという作業は非常にやりがいがありました」と達成感を覗かせた。哲雄を演じた佐々木は、SNSでも“再現度100%超え”と原作ファンにも好評を博したが、「自分の中で迷ったり、哲雄はこのときどう思っているんだろう、この先どう展開していくんだろうと思った時には、いつも漫画を読んで立ち返っていました。ドラマのクランクインのときに、延人からタバコを投げつけられるシーンで、投げつけられた時どうしてたっけ、と原作を読み返したら、投げつけられる瞬間に身体をクロスさせる格好をしていて、“これ、やろう”と。他にも(物を)右手で持っている、左手で持っている、など、寄せられるものは全部寄せてみようと意識して、原作をコンテのように考えて演じていました」と、原作へのリスペクトを明かした。それを受けて監督も、「ドラマ版の蔵之介さんは細かいところで原作のポーズなどたくさん寄せてくださっていました。2話で、延人を殺した後の零花ちゃんの家に零花ちゃんが帰ってきてしまい身体で部屋を隠そうとするシーンは、原作の哲雄がやっているポージングで、それも入れてくださいました」と振り返ると、続けて佐々木が「セリフに関しても、“原作にはこのセリフがあったからやっぱりここを入れませんか”と監督に相談したり。すごく原作が頼りになりました。原作が全て引っ張ってくれました」と、とにかく原作への忠実さを大事にしながら臨んだという。零花はドラマ版では哲雄の犯した罪には気付いていないが、何やら哲雄や歌仙の様子がおかしいことをツッコんだり、マイペースに見えて実は直感が鋭いところも。自身と似ている部分を聞かれると齋藤は「私はあんまり人の感情が分からないタイプなので(笑)」と謙遜すると、佐々木からは「そんなことないやろ、わかるやろ(笑)」とツッコミが。「零花ちゃんは鋭いところもあるし、何より真っ直ぐで自分の中の正義がある子なので、“零花ちゃんかっこいいな、憧れるな”と思いながら演じていました」と零花への印象を明かした。齋藤飛鳥ドラマのラストで哲雄の罠にハマり組織から追われることとなった恭一。殺されそうになるシーンなど、半グレ役ならではのシーンも多々演じてきたが、高橋は「ドラマの中の恭一は、哲雄に罪を着せられて……色々やられちゃったので、本当に残念です(笑)。でもその中で垣間見える人間性と言いますか、ぽろっと気を許す瞬間など、ギャップがあるキャラクターだったのでやっていてすごく楽しかったです。色々が初めてすぎて、そもそも半グレがどういうものか、というところからのスタートだったので、どうやって怖さを出そうかと、役作りを自分の中で考えていくことも楽しかったです」とキャラクターについて考えながら楽しんで演じたという。佐々木蔵之介「観客の皆さんは僕たちのヒーローです」ドラマの7年後が描かれる映画版では、半グレ組織に追われながらもなんとか罪を隠し通せたと思いきや、隠したはずの死体が見つかってしまうという衝撃の展開に。半グレ組織のトップである志野(津田健次郎)に追い詰められた哲雄は、ドラマ以上の大ピンチを迎える。殴られたり蹴られたりするリアクションや、追い詰められ震え上がる演技のコツを聞かれると、佐々木は「その時の気持ちでやっています。殴られたり蹴られたりするのは、皆さんがすごく思い切りやってくれたから出来たんだと思います。遠慮されたら出来ないので。お互いが信用して、ドラマも映画も、安全に演じましょう、というルールでやっていました」と周りの皆との信頼関係のおかげだと語った。監督は、「撮影中、待機中の蔵之介さんが追い込まれていく顔は、どんどん目つきが鋭くなってきて、僕も話しかけるタイミングを見計ろうかな、と思うくらい入り込まれていました」と佐々木ののめり込みぶりを振り返った。映画では、零花が刑事になり父の罪に迫っていくという痺れるような展開に加え、零花が父の疑惑に気付き、感情が大きく揺さぶられる演技も見どころのひとつ。零花が涙を流すシーンは予告編でも印象的だが、齋藤は「普段、その場その場でいつも監督のご指示や現場の空気を見て演じることが多く、演じるまではそこまで泣くことを覚悟していなかったんです。でも、いざ当日になったら零花ちゃんにとってすごく大事なシーンだったので、プレッシャーを感じました。元々私はアイドルをやっていて、たくさんお芝居をやってきたわけでもないですし、皆さんの期待に応えられるかなと心配はありながらも、思うままにやるしかない!とやらせていただきました」と振り返る。零花のシーンに監督は「涙のシーンを見て、自分自身も撮っていて泣いてしまったんです。実際映画に使っていないテイクでも(齋藤の)涙が止まらなくて。ドラマの7年後を描いた映画ってちゃんとまとまるのかな、って僕自身も不安があった中、零花ちゃんが車の中でお母さんと会話するシーンを見て、“あ、これ大丈夫だな”と。そのくらい、自分自身で気持ちの転換にもなった。そのシーンを撮っていたカメラマンが、そのシーンを撮り終えてカットをかけなかったら、芝居に引き込まれすぎてレールから落ちちゃってました(笑)」と齋藤の演技に現場の全員がのめり込んでいた様子だったという。高橋はアクションシーンについて「ドラマでやらせていただいていた分、最初の頃より飲み込みも早い気がして、演じていて楽しかったですし、アクションシーンはやってみたかったことのひとつでもあったので嬉しかったです。ドラマでは銃を取るシーンがあるのですが、そこがアイドルターンのようになって。銃を取る姿が綺麗すぎると注意されました(笑)。“アイドルになってるよ”と言われて、すみません!(笑)」と普段アイドルグループで活動する高橋ならではのエピソードも。高橋恭平(なにわ男子)ここで本作のタイトル『マイホームヒーロー』にちなんで、皆が普段自宅でどのように過ごしているのか、自宅でのこだわりやエピソード「マイホーム●●」を披露。佐々木は「家にいたら寝てるか、酒飲んでるか、風呂入ってるか……なので、マイホームスリーパーかマイホームドランカーか、マイホームニューヨーカーやな(笑)。夜と、朝風呂も毎日必ず入ります」とジョークを交えながらこだわりを明かした。齋藤は「香りが好きで、お部屋ごとに香りを決めています。いかにほのかに、香り同士が喧嘩しない香りを漂わせられるか、ということを研究しています」とコメント。高橋は「マイホーム断捨離ですね。先日もいらなくなった服や着なくなった服をまとめて後輩に渡しました。これいる、これいらん、で直感です。服を買う時も試着しないです。30分くらいで全部終わりました。直感、即決、大好きです」と語った。ここで、2月28日が誕生日の高橋にバースデーサプライズを敢行。佐々木が「今日はマイホームヒーローDAYですが、ご存知のように、2月28日は恭平くんのバースデーなので、ぜひ皆さんとこのバースデーを祝えたらと思うのですが、いかがでしょうか?」と呼びかけると客席からは大きな拍手が。ステージ上にドラマのキーアイテムであるオムレツを模したサプライズケーキが登場すると、高橋は「ケーキの上にオムレツ!すごいですね!見たことないですが、すごく可愛らしいですね〜。嬉しいです。そんなまさか、無いと思っていました。恥ずかしいもんですね」と照れながらも喜んだ。24歳の抱負を聞かれ「辰年なので、龍みたいにかっこよく、強く!恭一も気持ちが強い子なので、恭一とマイホームヒーローが、グンと上に行く1年になればいいなと思います」と力強く語った。佐々木は自身が24歳だった頃を振り返り、「僕が24のときは会社員だったんじゃないかな。大阪で広告代理店に入社しました。初めて自分で給料をもらって、“給料ってこんな風にもらうんや”」と当時を振り返る。さらに高橋に「昇竜のように行ってください!」と声をかけると、高橋は「まかせといてください!」とふたりの絆を感じさせる場面もあった。最後に代表して佐々木が「こんなに長いイベントに参加していただいた皆様こそがヒーローだと思っております。昨年ドラマが放送されて、3月8日に映画が公開、と続いていきます。皆さんは僕たちのヒーローです。まさに“マイホームヒーローズ”の皆さんだと思っています。本日は楽しんでいってください」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。<作品情報>『映画 マイホームヒーロー』3月8日(金) 公開映画公式サイト:映画「マイホームヒーロー」製作委員会
2024年02月27日『映画 マイホームヒーロー』(3月8日公開)のマイホームヒーローDAY 〜ドラマと映画イッキ観イベント~が26日に都内で行われ、佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、青山貴洋監督が登場した。同作は原作:山川直輝氏、漫画:朝基まさし氏による同名コミックの実写化作。ドラマ版は2023年10月よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送された。どこにでもいる普通の父親・哲雄(佐々木蔵之介)が娘に危害を加えようとした彼氏を殺してしまう衝撃の幕開けから、殺した彼氏が所属する半グレ犯罪組織に狙われながらも家族を守るための命がけの騙し合いが繰り広げられ話題に。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く。○■『マイホームヒーロー』ドラマ版撮影時のエピソードを振り返る佐々木蔵之介イベントでは、ドラマ全話を2時間に凝縮し特別編集され放送されるドラマ『マイホームヒーロー』スペシャル」(※MBS 2月28日20:00〜、TBS 3月3日13:30〜)と『映画 マイホームヒーロー』(3月8日劇場公開)を一気に上映。ドラマ版と映画版の間に舞台挨拶が行われた。佐々木は、特別編集されたドラマ版に「マンションの外でトイレしていて、飛鳥ちゃん(零花)が来て見つかるシーンの撮影の時に、向かいの家のおばちゃんがずっと俺を見てたとか、もういろんなことを思い出した」とまさかの裏話。「俺はこうやってこうして向こうから撮って、飛鳥ちゃんが見てる時、道挟んで向こうのおばちゃんがずっと。恥ずかしくて恥ずかしくて」と、見ている様子を表しながら苦笑していた。また、原作を大切にしていたという佐々木は「いつも漫画を読んで立ち返ってました。漫画からすべて引っ張って作りました」と振り返る。「クランクイン初日の時に、タバコを投げられるシーンがあって。初日の最初のカットで『どうしてたっけ』と漫画を見たら、手をこう。『これ、やったろ』と思って、やりましたね」と、手を交差させるアクションを再現。「右手で(ものを)持っているとか、しゃがんでるとか、寄せられるものは寄せてみようと思って。原作をコンテのように(参考に)してやっていました」と明かした。
2024年02月26日