女優の佐々木希が主演を務める映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』のメインビジュアルと特報映像がこのほど公開され、佐々木の白無垢姿が初披露された。2014年、60年に1度の大遷宮を迎えた縁結びで知られる島根・出雲大社。本作は、その出雲大社が初めて映画撮影に全面協力し、神話の国・出雲を舞台に人々を結ぶ"縁(えにし)"の物語を描く。佐々木が演じるのは、都内の出版社に勤務する飯塚真希(29)。平岡祐太演じる大手建設会社勤務のエリート・中村和典(30)との結婚式を控えていたが、祖母の遺品を整理する中で白無垢と婚姻届の束を見つけたことで、家族の在り方と自らの縁(えにし)を見つめ直していく。公開された特報では、佐々木がナレーションを担当。『欲望の翼』や『恋する惑星』など多数の映画で、世界的に活躍する撮影監督クリストファー・ドイルによって、出雲大社本殿や出雲の地ならではの神秘的な景観が映し出され、ラストシーンでは、白無垢をまとった佐々木が「私、結婚します」と宣言する。本作でメガホンを取るのは堀内博志監督。出雲を愛するがゆえに周囲と折り合えない充役を『砂時計』(08年)の井坂俊哉、真紀を常に優しいまなざしで見守る婚約者・和典役を平岡、祖母の婚姻届の夫の欄に書かれていた「秋国宗一」を国広富之が演じるほか、りりィや藤本敏史(FUJIWARA)など、共演陣は多彩な顔ぶれ。全国公開に先駆け、作品の舞台で撮影も行われた島根、鳥取の3カ所の劇場で、9月26日から先行公開される。(C)映画「縁(えにし)」製作委員会
2015年08月16日1970年創刊以来、錚々たる俳優やアイドル、モデル、タレントたちがその表紙を飾ることで話題の雑誌「anan」(マガジンハウス社)。現在発売中の同誌1964号では「その魅力に酔いしれたい。大人の男」と題し、俳優からミュージシャンまで様々なフィールドで活躍する大人の男性を大特集。そんな本誌の表紙に俳優の長谷川博己が登場し話題となっている。今回表紙を飾る長谷川さんは、演じる役によって様々な顔を見せる実力派俳優。『海月姫』での堅物なイケメンエリートでありながら女性恐怖症の童貞男子・鯉淵修役や、ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジテレビ)などのアクの強いダメ男から、実写版『進撃の巨人』で“最強の男”と呼ばれるシキシマ役や『劇場版 MOZU』東和夫役などクールな大人の男まで多彩に演じ、いまや日本映画界には欠かせない存在といえるだろう。本誌では、そんな大活躍の長谷川さんの撮り下ろしショットとロングインタビューが掲載。長谷川さんの大人の魅力が存分に堪能できる。さらに、本誌内には大人の魅力溢れる男性たちがずらり。絶賛大ヒット公開中『HERO』に出演している佐藤浩市もそのひとり。『愛を積むひと』『起終点駅 ターミナル』と、今年は味わいある年上男性を立て続けて演じ、唯一無二の大人の色気を放つ佐藤さんの魅力に迫ったインタビューは必見だ。そのほか、佐々木蔵之介や仲村トオル、本木雅弘、堤真一、藤木直人ら、いまの映画界で活躍する大人の男たちに加え、先日『あぶない刑事』完結編の製作が決定した“渋メン”舘ひろし&柴田恭兵も名を連ね、豪華俳優陣が集結。また、年内で「EXILE」パフォーマー卒業を発表した松本利夫、USA、MAKIDAIや、『映画 みんな!エスパーだよ!』の主題歌を担当する岡村靖幸、チバユウスケ、『ミュータント・タートルズ』日本版テーマソングを手掛けた「RIP SLYME」のILMARI、そして入隊目前の「JYJ」パク・ユチョンが登場。ファン垂涎の大人ミュージシャンが勢揃いしている。仕事でも、映画でも、舞台でも独特の匂いと存在感を放つ男たちに、女子のセンサーが反応すること必至!総勢93人の大人の男たちの超豪華競演を、見逃さずにチェックしたい。「anan」1964号は7月22日より発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月29日昨年のスーパー歌舞伎への出演に続き、今は舞台で一人20役に挑戦している佐々木蔵之介さん。時に飄々と、また時には力強く相手を牽引するかのような、しなやかなその魅力から目が離せない。タレントでエッセイストの小島慶子さんも「中年男性の平凡な、でも時々ハッとするほどセクシーな存在感がある」と語る、佐々木さんの魅力に急接近すべく、現在公演中の舞台『マクベス』の公演直前、稽古場にお邪魔。すると、心地よい疲労感と達成感に包まれた佐々木さんがそこに居た。「20役は、しんどいですよ。稽古中はわりと孤独だったし、一人で台詞を言っても相手がいないと返ってこない、何もない状態というか。でも、本格的な稽古に入ると音響が入ったり、スコットランドから1か月半かけて舞台セットが船便で運ばれてきたり、演出家の笑顔があったり。そういうものすべてが大きな力になっています」実は今回、稽古に入る前に佐々木さんは自らスタジオを借り、いわゆる“自主練”をしていたそう。「普段、他の舞台ではまったくしないんですが、今回に限っては稽古前に少しでも台詞を入れておきたかったんです。公民館の施設を1時間1500円か2000円くらいで借りて、転々としていましたね。いっぺん、キッチンスタジオみたいな場所しか空いていない時があって、そこで稽古したこともありました。さすがに『何やっとんねん!』と自分でも思いましたけど(笑)。でも、学生の時はそうやって小さな稽古場を借りて練習したりもしていたので、久しぶりに初心に帰るような新鮮な体験ができました」佐々木さんといえば、実家は京都の造り酒屋。学生時代「家業を継ぐのに人前に出ることに慣れるため」劇団に入ったのが、俳優をはじめたきっかけという。自らの芝居のルーツが演劇にあるからこそ、舞台には人一倍の想いがある。「ドラマや映画と違って、舞台は稽古からはじめて約3か月半、毎日ずっと同じ芝居と向き合わないといけないから、持久力が必要になってきます。特に歌舞伎なんかはそうですよ。去年スーパー歌舞伎に出演させてもらった時に亀ちゃん(市川猿之助)が、『兄さん、山に登るんじゃなくて、下山するまでが公演ですよ』って。だから、今日どんなに頑張ったからといって、明日できない演技では仕方がない。そうやって最後まで一つの作品と向き合うことが、今の僕の使命だと思っています」◇ささき・くらのすけ1968年2 月4 日生まれ。京都府出身。舞台『マクベス』はパルコ劇場にて上演中。オフィシャルフォトブック『動く森―スコットランド『マクベス』紀行―』発売中。ベスト¥48,000シャツ¥39,000パンツ¥43,000(以上フランク リーダー/マッハ55リミテッドTEL:03・5413・5530)※『anan』2015年7月29日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・勝見宜人(Koa Hole inc.)ヘア&メイク・西岡達也(vitamins)文・瀬尾麻美
2015年07月22日生田斗真主演の『予告犯』、来年公開の阿部サダヲ&瑛太&妻夫木聡主演の『殿、利息でござる!』と、監督作が続く中村義洋監督作品『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』の特報映像が、このほど解禁となった。小説家である「私」(竹内結子)のもとに、女子大生の久保さん(橋本愛)という読者から、1通の手紙が届く。「今住んでいる部屋で、奇妙な“音”がするんです」好奇心を抑えられず、調査を開始する「私」と久保さん。すると、そのマンションの過去の住人たちが、引っ越し先で、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていた事実が浮かび上がる。彼らは、なぜ、“音”のするその「部屋」ではなく、別々の「場所」で、不幸な末路をたどったのか…。「私」たちは、数十年の時を経た壮大なる戦慄の真相に辿り着き、やがて、さらなる事件に巻き込まれていく…。第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の同名ミステリー小説を実写映画化する本作。初共演を果たす竹内結子、橋本愛に加え、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ら個性的な俳優陣がキャストに名を連ね、注目を集めている。このほど解禁となった特報映像では、「私」に読者の久保さんから届いた一通の手紙について語るナレーションからはじまり、誰もいない部屋で聞こえる奇妙な「音」にハッとさせられる。珍しく眼鏡姿を披露している竹内さんがなんとも印象的だ。その後、心霊マニアを演じる坂口さんの思わせぶりな笑顔や、遠藤さん演じる「私」の夫が床に耳をあてているカット、そして「音」の正体に関わってくると思われる不気味な過去の場面が挿入が続く。そして、ホラー小説家を演じる佐々木さんが「いわゆるヤバイ話」と怪しげなささやきで映像は終わり、豪華キャストの登場もさることながら、さまざまな謎の先に待つ衝撃のラストへの興味をかきたてる映像となっている。「私」と久保さんが調査の果て辿り着く「ヤバイ」真実とは…?まずはこの映像から、衝撃のラストへの想像を膨らませてみて。『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日第67回カンヌ国際映画祭でカンヌ国際映画祭「パルム・ドール」を受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作『雪の轍(わだち)』を始め、いま、“夫婦のさまざまな愛の形”について描かれた映画が続々と公開中だ。『雪の轍』は、カッパドキアの洞窟ホテルを舞台に、いまは裕福なホテルのオーナーとして暮らす元舞台俳優と、歳の離れた若く美しい妻、そして妹との愛憎など、一組の夫婦の葛藤を軸に人間の内面の深部を描く濃密な会話劇。表面的には歳の離れた仲睦まじい夫婦。だが、ありあまる富と時間を持て余す傲慢な夫・アイドゥン、そして、世間も知らず、夫に頼りながら生きていく自分に次第に鬱屈した思いが募っていく妻・ニハルは、冬の訪れとともに、お互い秘めていた心の内が浮き彫りになり、ストレートな言葉で感情をぶつけ合う。それまで自覚のなかったお互いの気取りや、偽善心が見えたとき、夫婦は新しい一歩を踏み出せるのか…。文豪・チェーホフの作品をモチーフに、夫婦との関係性、さらに“人間であること”をカッパドキアの景観と圧倒的な映像美と共に考えさせる本作。ほかにも、今年は、映画を通じて夫婦の関係性を見直すきっかけになりそうな作品がめじろ押しだ。胸を打たれる夫婦と家族のカタチジュリアン・ムーア主演の『アリスのままで』は、若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描く。アリスは記憶や知識が日々薄れていく中、以前、自らパソコンに残したビデオメッセージを発見し、自分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとする。変わりゆく妻を見守り支えながらも、悲しみに暮れる夫の姿と、母を支える子どもたちが印象的に描かれている。また、マリオン・コティヤール主演の『サンドラの週末』は、上司から解雇を言い渡された女性が、自身の解雇撤回のため奮闘する姿を描くヒューマンドラマ。体調が思わしくなく休職していたサンドラは、復帰のめどが立った矢先の金曜日、従業員のボーナス支給のためにと解雇を通告される。サンドラのためボーナス返上を受け入れる同僚が半分以上になれば、解雇を回避できると聞いた彼女は、その週末、月曜日の投票に向け同僚たちの説得のため奔走するが…。弱気になりがちなサンドラを、常に隣で支え励ます夫と、次第に自信を取り戻していく彼女の姿が胸を打つ。失ってはじめて気づく…夫婦の強い絆『愛を積むひと』は、北海道で第2の人生を送る熟年夫婦の愛と絆を映し出す。主人公篤史(佐藤浩市)は東京の下町で営んでいた工場を閉鎖し、残りの人生を北海道で過ごそうと決意した矢先、妻・良子(樋口可南子)が持病を悪化させて他界してしまう。妻を失い深い悲しみに沈む夫だったが、新たな人々や娘との再会を経て、前を向く姿を感動的に描く。『夫婦フーフー日記』は、結婚、妊娠直後の妻に悪性腫瘍が見つかった夫婦の、育児と闘病生活をつづる実在のブログから生まれた「がんフーフー日記」の実写映画化。育児と仕事に孤軍奮闘する夫(佐々木蔵之介)の前に死んだはずの妻(永作博美)が現れ、2人で共に歩んできた日々に思いをめぐらせる。伝えられなかったそれぞれの思いを見つけ、少しずつ現実を受け入れていく夫の姿を、映画ならではのストーリーで描く。本当は知らなかった…窮地に陥って見えてくる夫婦のカタチカンヌ国際映画祭「ある視点」部門「審査員賞」を受賞した『フレンチアルプスで起きたこと』は、フランスのスキーリゾートに休暇で訪れたスウェーデン人一家が経験する家族の危機を描く人間ドラマ。一家が山際のテラスでランチを食べていると、突如ごう音が鳴り響き、目の前の斜面で雪崩が発生。大事には至らず家族は無事だったが、夫が取った行動は妻と子どもたちの反感を買い、頼れる理想のパパ像も崩れ去って、家族はバラバラに。窮地に陥って初めて見えてくる夫婦の関係性には、戦慄が走る!?『サイの季節』は、実在するクルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールをモデルに、イスラム革命によって引き裂かれた夫婦の苦難の道のりを描いた社会派ドラマ。イスラム革命中、詩人サヘルはいわれなき罪で投獄され、30年後にようやく釈放される。彼の妻(モニカ・ベルッチ)はサヘルの釈放を切望していたが、夫はすでに刑務所内で死んだという悪意ある嘘を信じ込まされていた。30年という長い年月を前に立ちすくむ夫婦の悲劇に、言葉を失うしかない!?夫婦って、いったい何?さまざまに描かれる夫婦の愛と絆のカタチから、思いを巡らせてみては。『雪の轍』は角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会雪の轍(わだち) 2015年6月27日より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2014 Zeyno Film Memento Films Production Bredok Film Production Arte France Cinéma NBC Filmアリスのままで 2015年6月27日より 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2014 BSM Studio. All Rights Reserved.www.alice-movie.com
2015年07月16日愛知県名古屋市の名古屋市博物館で7月18日から9月27日、魔女をテーマにした展覧会「魔女の秘密展~魔女とは誰だったのか?」が開催される。○謎に満ちた魔女の世界を紹介同展ではヨーロッパの魔女の歴史と真実を多角的に紹介する。ヨーロッパの魔女裁判で使用された道具類や絵画など、ドイツ、オーストリア、フランスの30カ所以上の美術館・博物館が所蔵する約100点の展示資料を公開する。魔女をテーマとした本格的かつ大規模な展覧会は日本初とのこと。また、火あぶりの刑や異端審問のシーンを疑似体験できる、メディアインスタレーションを使用したコーナーも設けられる。そのほか、『シュガシュガルーン』の安野モヨコさん、『FAIRY TAIL』の真島ヒロさん、『山田くんと7人の魔女』の吉河美希さん、『まじもじるるも』で知られる渡辺航さんによる、「魔女」をテーマに描き下ろしたイラストや、魔女をテーマにした『純潔のマリア』(石川雅之さん)、『ふらいんぐうぃっち』(石塚千尋さん)、『ウィッチクラフトワークス』(水薙竜さん)の原画も公開する。同展の音声ガイドのナレーションは俳優の佐々木蔵之介さんが担当する。開催時間は9時30分から17時(入場は閉館30分前まで)となる。前売り券は一般1,100円、高大生700円、小中生300円、ペア2,000円で、当日券は一般1,300円、高大生900円、小中生500円となる。(C)Hamburger Kunsthalle/bpk Photo:Elke Walford
2015年07月16日佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一と、いま話題の男性俳優陣の出演が明らかになったばかりの竹内結子主演、橋本愛共演の『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』。本作から、竹内さんと橋本さんが相対する戦慄と衝撃のティザーポスターが到着した。小説家の「私」(竹内結子)のもとに、「いま住んでいる部屋で、奇妙な音がする」と女子大生の久保さん(橋本愛)という読者から手紙が届く。好奇心に誘われて調査を開始する久保さんと私。すると、過去にこのマンションに住んでいた人たちが、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていたことが浮かびあがる。彼らはなぜ、別々の場所で、不幸な末路をたどったのか。女子大生の部屋で聞こえた音の正体は?事件は、「部屋」ではなくその「土地」そのものに原因があるのか?さらに調べを進めていくと、驚愕の真実が明らかに。すべての事件をつなぐ“残された「穢れ」”の正体とは――。第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美の同名小説を、『予告犯』『白ゆき姫殺人事件』などを手がけてきたミステリーの名手・中村義洋監督が映画化する本作。主人公の「私」には、まもなく『インサイド・ヘッド』の公開も控える竹内さん、「私」とともに調査を重ねる久保さん役には唯一無二の神秘さを放つ若手女優の橋本さん。さらに、興味本位で調査に同行する作家・平岡芳明役に佐々木さん、筋金入りの心霊マニア・三澤徹夫役に坂口さん、小説家「私」の夫でありながら「私」以上の心霊現象“否定”論者・直人役に滝藤さんと人気俳優が集結。“その奇妙な「音」は、ただの始まりでした。”というコピーに呼応して、ある事件の予兆が聞こえてしまった「私」こと竹内さんと、「久保さん」ことの橋本さんの2人が耳を塞いでいる姿が見て取れる。さらに、2人の腕には、何者かの黒い手の跡が!2人の背景には、日常の風景と、不可解な「音」が繋ぐ世界の両面が描かれており、そこにどんな謎が隠されているのか、期待感が高まるビジュアルとなっている。やがて、2人がたどり着く戦慄の真相とは?予定調和を許さないリアルミステリーに、引き続き注目していて。『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月13日小野不由美の最高傑作といわれる小説を、女優・竹内結子を主演に映画化する『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』。若手実力派女優・橋本愛との初共演作でも話題となった本作だが、この度、男性陣の追加キャストが発表され、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一の出演が明らかになった。女子大生の久保さんという読者から手紙が届く。「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という。好奇心に誘われて調査を開始する久保さんと私。すると、過去にこのマンションに住んでいた人たちが、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていたことが浮かびあがる。彼らはなぜ、別々の場所で、不幸な末路をたどったのか。女子大生の部屋で聞こえた音の正体は?事件は、「部屋」ではなくその「土地」そのものに原因があるのか?さらに調べを進めていくと、驚愕の真実が明らかになる。すべての事件をつなぐ“残された「穢れ」(けがれ)”、その正体とは――。『予告犯』、『白ゆき姫殺人事件』を手掛けた中村義洋監督が手掛ける本作。主人公「私」に竹内さん、「私」とともに調査を重ねる久保さん役を神秘的な魅力を放つ橋本さんが好演する。今回発表されたのは、「私」の同業者で編集者との打合せ中に、「赤ん坊が床から湧いて出る」というエピソードに耳を留め、興味本位で調査に同行する作家・平岡芳明役に、間もなく公演が始まる舞台「マクベス」で一人20役をこなすことでも話題の佐々木蔵之介、筋金入りの心霊マニア・三澤徹夫役に『海街diary』『ヒロイン失格』『俺物語!!』と話題作に引っ張りだこの坂口健太郎、小説家「私」の夫であり、同業者でミステリーやホラーが専門の小説家だが「私」以上の心霊現象否定論者・直人役に個性派俳優・滝藤賢一が抜擢された。キャスティングについてプロデューサーは「(佐々木蔵之介さんについて)突き抜けて陽気で不気味な知識量をもつキャラクターで、ぐんぐんと2人を導き謎に迫っていきます。何でも面白がる平岡をワクワクと演じて下さいました。(坂口さんについて)中村監督の『予告犯』に続いての連投になります。彼の役は、まるで少年が昆虫採集をする様な、無邪気に怖い話を蒐集するかわいらしさがあり、そんな現実的でないキャラに血を通わせることができました。(滝藤さんについて)普通の人の役を演じられても、ちょっと日常生活からズレているような雰囲気が出てしまいます。彼のお陰で、映画の中に奇妙な風が吹きました。それがどんな風なのかは観てのお楽しみです」とコメントを寄せている。『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、2016年1月30日(土)より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日シリーズ6まで長きに渡って主演を務めた『ハンチョウ』など、数々の映画やドラマに代表作を持つ佐々木蔵之介さん。次回作は、シェイクスピアの4大悲劇のひとつ『マクベス』。なんとこの舞台では、登場人物を全部ひとりで演じることになるんだとか。上演を前に、挑戦を続ける佐々木さんに今の心境を伺いました。――これまでにも、市川猿之助さんからオファーされてスーパー歌舞伎に出演されるなど、大きな挑戦はあったと思いますが、今回は何が違いますか?やっぱりひとりってことかな。でも、稽古もほぼひとりやから、ありがたいことに稽古のスタート時間を、スタッフの方が僕に聞いてくれるんですよ。「明るい時間に終わりたいから12時からでどうかなぁ。でも、そうなると皆、11 時から動かなアカンから大変やし…13時からだと遅いから、じゃあ12時半で!」って。――結局、周りのスタッフに気を使ってしまうわけですね。ははは(笑)。開始時間だけじゃなく、ここはもう一回やっておきたいとか、とりあえず次のシーンに進んどこうとか、進行具合も聞いてもらえるので、それはいい環境かなとは思います。――以前にも『マクベス』をやられていますが、この作品自体の面白さはどこに感じています?マクベスって後ろ向きな奴なんですよ。暴君とか言われてるけど、ただの悪もんじゃない。だいたい、魔女に出会って「あんた、ちょこっといいことありますよ」って言われると、すぐ「そうなん?」ってその気になる。で、その話を聞いた嫁に「あんたならできる」って背中を押されるんやけど、一回は「でも、怖いんやけど」って返すわけ。でも、「男でしょ」って言われて王を殺した途端に、「やっちゃったよー。もう寝られへーん」って…。完全にダメな奴でしょ。でも、そういう奴が殺人を犯してしまうところが面白い。――佐々木さんの関西弁の『マクベス』はコメディのようです。そうやなぁ。笑ってもらえたらええんやけどなぁ。俺も「コイツ、アホやなぁ」って思いながらセリフを言ってますから。――では、20役をひとりで演じる面白さはどこに感じていますか?20役とは言ってますけど、病院に入れられた患者が『マクベス』を語りだすという流れになっているので、実際にはひとりの人なんです。だから大きく演じ分ける必要はないのかもしれないとも思っています。あと、男の僕がマクベス夫人も演じるところじゃないですか。「私だってお乳を飲ませた」なんて普通言わないからね。それからいま考えてるのは、主演男優賞がマクベスで、主演女優賞がマクベス夫人やとしたら、冒頭のほうで出てくるダンカン王やロスには、助演男優賞をあげたいなってこと。出番は少ないけれどオイシイ役やったなーっていうポジションを2人には与えてあげたいなと。――他の作品の時にも、そうやって周りとのバランスを見ながら自分のポジションを決めて演じられるんでしょうか。ありますあります。どの位置に自分が入るのが一番いいのかは、考えますね。女優さんがいたら、この辺のポジションだと彼女が引き立つんかな、とか思ったり。――逆に、ご自身が主演の作品の場合はどうですか?そういう時も、いったん役を作ってから周りを見て調整します。――主演を務められる方のなかには、強烈な個性を押し出す方もいらっしゃいますが、そういう方向は考えたりしないんですか。僕が濃いキャラクターだったら、そういうやり方もあったのかもしれません。でも言ってみたら、自分にそんなに特徴があるわけではないんでね。じゃあ、なぜ役者をやっているのかといったら、自分に自信がないからなんですよ。役があるから、そこに立っていられるというか、演じているほうが楽というか…。――『マクベス』についてもすごく研究されていらっしゃいますし、役者としても数々の主演作があります。自信がないなんて…と思ってしまうのですが、謙遜されているわけじゃないんですよね。いやいや正直ですよ(笑)。――ここまでのキャリアや、主演のオファーが途切れない現状が自信には繋がらないのでしょうか。確かに経験や技術がある程度補ってくれても、逆に若い時のパワーはなくなっているわけです。たぶんこの自信のなさは、永遠に消えることはないと思います。例えばこういう取材でも、ちゃんと答えられなくて申し訳ないと思うし。――そんな!ちゃんと答えていただいています。こういうところでかっこよく答えられる人を知ってるんで、そう思っちゃうのかもしれないです。誰かと比べるという意味ではなく、自分ができていないということは、わかっちゃうんですよね。◇ささき・くらのすけ1968年、京都府生まれ。劇団・惑星ピスタチオを経て、映像にも活動の範囲を広げる。’00年の朝ドラ『オードリー』で注目され、以降、話題作に次々と出演。’09年スタートのドラマ『ハンチョウ』はシリーズ6まで続く人気作に。主演映画『夫婦フーフー日記』公開中。◇佐々木さんが20役を演じる舞台『マクベス』は7月12日~8月2日で、渋谷・パルコ劇場にて上演。’12年にスコットランドで初演された舞台と同じ演出での上演に。以降、豊橋、大阪、横浜、北九州でも公演あり。パルコ劇場 TEL:03・3477・58587月11日にはフォトブック『動く森-スコットランド「マクベス」紀行-』が発売に。※『anan』2015年7月15日号より。写真・中島慶子スタイリスト・勝見宜人(Koa Hole)ヘア&メイク・西岡達也(vitamins)インタビュー、文・望月リサ
2015年07月09日明石家さんまがゲストと軽妙なトークを繰り広げる人気番組「さんまのまんま」に、このほど、7月に舞台「マクベス」を控えた“最後の独身大物俳優”・佐々木蔵之介が出演。同じ関西人同士のさんまさんに、マル秘の結婚相談をしていることが分かった。この夏、2012年6月に初演されたスコットランド・ナショナル・シアター(NTS)版の演出家アンドリュー・ゴールドバーグを迎え、シェイクスピア4大悲劇の1つ「マクベス」に挑む佐々木さん。物語の舞台は、精神病院。登場人物は隔離病棟の1人の患者と、彼を見守る看護師と女医だけ。やがて、患者がたった1人で表現する「マクベス」を、観客は追体験することになる…。今回、佐々木さんは「さんまのまんま」に初登場。お土産に「お紅茶をお持ちしました」と、イギリスで購入したエリザベス女王御用達の紅茶を持参したのはいいのだが、2人とも入れ方が分からない。大の男2人があれこれ思案を繰り広げ、苦労して入れた本場の紅茶の、その味は?また、佐々木さんはオリジナル演出となる舞台について「出るのは、ほぼ僕だけ。1人で20役くらい演じるんです」と説明。稽古も、演出家のゴールドバーグとマンツーマンなのだという。それを聞いたさんまさんは「大変やなぁ」と感心しきり。ところが、佐々木さんは外国人の演出家との稽古は、逆に「テンションが上がる」と力説。さんまさんにも「経験してほしい」と言う。実はさんまさんも、目下、15年ぶりに再演される舞台「七人ぐらいの兵士」の稽古中。共演者は生瀬勝久や山西惇など、佐々木さんと親交がある俳優も多く出演している。その俳優仲間から聞いた、“さんまチーム”独特の稽古方法や、(舞台で)共演すると苦労する俳優の話でひとしきり盛り上がる2人。芝居の話となると、身振り手振りを交えて、つい熱くなってしまう佐々木さん。「まだ結婚してないんです。どうしましょう?」という佐々木さんの言葉に、さんまさんは結婚できそうにない原因を次々に指摘。その上、「結婚不適合者やねん」とまで断言された佐々木さんが、返したひと言には注目だ。さらに、佐々木さんの実家が日本酒の造り酒屋というのは有名な話だが、映画やテレビドラマで活躍するようになっても、父親から「早く実家を継げ」と言われ続けてきたという。そんな父親の態度が一変したという、佐々木さんが出演したある作品とは…?同じ関西人同士、仕事にアツい男同士でどんな会話が繰り広げられるのか、楽しみにしていて。【関西テレビ】「さんまのまんま」は6月20日(土)13時56分~放送。【フジテレビ】「さんまのまんま」は6月21日(日)13時~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月19日佐々木蔵之介が作家志望の“ダンナ”、永作博美が“ヨメ”を演じて大ヒット中の『夫婦フーフー日記』。このほど、佐々木さんと本作のモデルとなった実在の“ダンナ”清水浩司さんとの“ダンナ×ダンナ対談”が実現。その模様を収めた特別動画が、シネマカフェに到着した。17年間友だちで、1年ちょっと夫婦で、そして9か月だけ母親だったヨメ・ヨーコ(永作さん)。四十九日を迎えたある日、ダンナ・コウタ(佐々木さん)の目の前に、“死んだはず”のヨメが現れた!果たして、これは幻影か、現実か?ダンナは死んだはずのヨメと、あの怒涛の日々をブログを通してふり返っていく…。本作の主人公夫婦のモデルとなったのが、清水浩司(ダンナ)さんと睦(ヨメ)さんご夫婦。作家志望で音楽誌編集者だった浩司さんは、睦さんの病気発覚後、離れて暮らす家族や友人へ彼女の病状を伝えるため、“川崎フーフ”という名で「がんフーフー日記」という闘病ブログを開始。やがて、そのブログは、大切な人たちとの繋がりとなっていく。睦さんは、念願の男児を出産し、治療に臨むも、38歳という若さでこの世を去ることに。次々と起こる事態の中で、最期まで精一杯笑って生きた493日の夫婦の日々を綴ったブログは人気を博し、2011年に書籍化され、そして今年、映画として誕生した。映画化にあたっては、死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る、という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛がより浮き彫りにされている。ダンナ・浩司さんは、「映画は(本で書いた奮闘記の)その後のストーリーですが、フィクションと分かっていてもダンナに自分を重ねてしまうところはありましたし、ドキッとした部分もありました。生前のエピソードはほぼ原作に忠実に描いてくださり、とても感謝しています」と、メッセージを寄せている。動画では、映画が完成した後だからこそ語れる佐々木さんがダンナを演じた心境、ヨメ役の永作さんとどんな夫婦像を創ろうとしたのかなどを、元編集者でもある浩司さんが怒涛の質問!佐々木さんは、笑いながら涙が溢れる、かつてないストーリーへの思いと、映画同様、“怒涛”の撮影の様子を明かしている。『夫婦フーフー日記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年06月04日永作博美とW主演した『夫婦フーフー日記』が現在公開中、夏には舞台「マクベス」を控える佐々木蔵之介が、47歳にして初となるフォトブック『動く森-スコットランド「マクベス」紀行-』を発売することが分かった。今回発売されるフォトブックは、今夏に行われるシェイクスピア4大悲劇の1つ「マクベス」をほぼ1人で演じきる佐々木さんが、作品に全存在を賭けるべく、物語の舞台となるスコットランドを訪れたもの。この「マクベス」(National Theatre of Scotland版「MACBETH」)は、実力派俳優アラン・カミングが演じた本家の演出家アンドリュー・ゴールドバーグを迎えて贈る、佐々木さん自身にとっても大きな挑戦となる革新作。美しい写真と散文とで構成されたフォトブックは、作品中に登場する古城や森をめぐり、その景色の中で想いを募らせた佐々木さんの姿が余すことなく撮り下ろされている。現地を訪れる中で、佐々木さんの心中に去来したものとは…。巻末には市川猿之助との「演劇談義」も収録。ケイファクトリーオンラインショップでは先行予約を受付中で、7月10日(土)までに同ショップで予約すると、もれなく「動く森オリジナル映像(DVD)」の特典が付く。『動く森―スコットランド「マクベス」紀行―』は7月11日(日)に発売。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日公開初日を迎えた映画『夫婦フーフー日記』の舞台あいさつが30日、東京・新宿ピカデリーで行われ、佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が出席した。実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館刊)を、前田弘二監督が映画化した本作。作家志望のダンナ(佐々木蔵之介)と友人だったヨメ(永作博美)が出会って17年目に結婚。1カ月後に妊娠が発覚するが、その5カ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活の493日を描く。劇中では死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の生き様を振り返るという設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想いや家族の愛を浮き立たせている。撮影は22日間という映画にしては短時間で行われた。佐々木が「22日って短いんですけど、1つのシーンに2人(佐々木と永作)出ていて、本当に2倍撮影してました」と振り返り、永作も「ヨメが亡くなるまでの作品ではなく、後の出番もあったので撮影のシーンはたくさんありましたが、色んな意味で有意義な現場でした」とやり切った様子。2人は本作で夫婦役として10年ぶりの再共演を果たしたが、佐々木が「こんなに可愛らしくて小さいのに、意外に食べるんですよ。病院のシーンはしんどかったと思うんですが、その後にハンバーガー5、6つ食べるんです! それでこれ(スタイル)を保っていらっしゃるんですからすごいですよ」と賞賛すると、永作は「3、4つです!」と訂正しながらも「相変わらず迷わず突き進む方で男らしいな~と思いました。難しいシーンが多い中、迷う様子もなくやってみようとするところがあって、そういうところは一緒に共有できると思いながらやってました」とこちらも褒め称えた。本作は、第18回上海国際電影節でパノラマ部門上映も決定。その発表が同舞台あいさつでサプライズとして発表されたが、佐々木は「びっくりしたかった~(笑)。実は事務所のメールで見えてしまって…(笑)。でもうれしいです」と話すと、永作も「びっくりしました。非常に普遍的な内容ですから、海外の方にもたくさん見ていただけたらと思うので、本当にうれしいです」と笑顔だった。
2015年05月31日実話ブログから生まれた同名小説を映画化した『夫婦フーフー日記』の初日舞台あいさつが5月30日に、東京・新宿ピカデリーで行われ、佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が出席した。同日、6月13日から開催される第18回上海電影節パノラマ部門での上映がサプライズ発表され、「普遍的な物語なので、ぜひ海外の皆さんにも観ていただければ」(永作)。一方、佐々木は「僕もビックリしたかった。実は事務所からのメールで、先に知っちゃって…」と苦笑いを浮かべた。舞台あいさつ/その他の写真病に倒れながら幽霊になって現れる“ヨメ”と、残された子どもを育てながら亡妻の闘病記を執筆する“ダンナ”の日常をコミカルに描き、夫婦のあり方と愛情を問いかける。実在する人物を演じ、「原作者の川崎フーフさんが、僕らにすべてを託してくださり、感謝しています」(佐々木)、「ヨメはとてもエネルギッシュな女性。そのままお客様に伝わるといいし、天にまで届けば…」(永作)と公開初日に感無量の面持ちだった。夫婦役として約10年ぶりに共演を果たし、「永作さんはこんなに小柄で可愛らしいのに、意外とよく食べる」「相変わらず、佐々木さんには迷わず突き進む男らしさがある」とお互いの印象を語り合う場面も。また、佐々木は赤ちゃん相手の演技に悪戦苦闘したそうで、「ミルクをあげるシーンで、ガチ泣きされてしまって…」と申し訳なさそうな表情。劇中では息子という設定だが、「実はあの赤ちゃん、女の子なんですよ。ぜひもう一度映画を観てみてください」とアピールした。『夫婦フーフー日記』新宿ピカデリー他にて全国ロードショー中取材・文・写真:内田 涼
2015年05月30日俳優の佐々木蔵之介が5月30日(土)、主演作『夫婦フーフー日記』の初日舞台挨拶に出席。同日、本作の「第18回上海電影節」パノラマ部門正式上映がサプライズ発表されたが、佐々木さんは「実は事務所からのメールで、先に知っちゃった」と残念がった。東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には、佐々木さんをはじめ、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が出席。佐々木さん以外は、上海での上映を初めて知らされ「普遍的な物語なので、海外の皆さんにもぜひ見てほしい」(永作さん)と喜びをかみしめていた。実話ブログから生まれた感動小説を映画化。病気で亡くなった妻の闘病記を執筆する夫の前に、死んだはずの妻が幽霊となって現れる。夫婦として過ごした1年余りをふり返りながら、二人が互いに伝えたかったこととは?約10年ぶりに夫婦役で再共演した佐々木さんと永作さんは、それぞれ「こんなに小柄で可愛らしいのに、意外と食べる!」「佐々木さんは相変わらず、(演技に)迷わず突き進む男らしさがある」と印象をコメント。撮影はわずか22日間だったと言い、「文字通りフーフー(=22)でした」(佐々木さん)、「でも有意義な時間でした」(永作さん)とふり返った。結婚式のシーンでは、原作者の川崎フーフさんが現場に立ちあったのだとか。佐々木さんは「あえて僕らに声をかけたりせず、すべてを託してくれた。川崎さんもただただ映画がたくさんの方に愛されることを願っている」と感謝の意。亡くなる妻を演じる永作さんは、「この映画が天にまで伝われば」としみじみ語っていた。『夫婦フーフー日記』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月30日四十九日の前日、目の前に死んだはずのヨメが現れた!?実在の闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』(小学館刊)を基に、新たに大胆な設定を加えて映画化した『夫婦フーフー日記』。17年の友だち期間を経て結婚し、子どもに恵まれるも、ほどなくヨメを亡くしたダンナに扮した佐々木蔵之介と、ダンナの前に現れる、闘病の末に死んだはずのヨメに扮した永作博美が共演作を語った。その他の写真闘病ブログの書籍化の話が持ち上がったダンナの前に、ダンナにだけ見えるヨメの幽霊(?)が姿を現し、ともに過ごした日々を振り返りながら、現実を受け止めていく。四十九日に本人が現れると聞くと、突拍子もない設定にも思えるが、佐々木も永作も「違和感はなかった」という。死んだヨメを演じた永作は、「不思議なことが起こっているけれど、出てくるのはフラットでナチュラルな人たちばかり。特別な感じはない。そこも魅力のひとつだと思いました。そうした世界観があったうえで、あ、ヨメが幽霊になって出てくるのか。私、幽霊役なんだと(笑)」と脚本の感想を語り、生きている間も、死に際して残した言葉も、死んでからも、ステキな女性でとても惹かれたとヨメ役を受けた理由を明かす。そのヨメの“存在感”を佐々木は次のように感じた。「幽霊なのにイキイキしてる。撮影のときにも、しっかりと質量のある永作さんのヨメが、(大好きだった)ハンバーガーを頬張っているわけです。こんな力強い、パワフルな幽霊はいないだろうっていう(笑)。やっぱりダンナがヨメを求めていたんだろうと思うんです。そしてヨメのほうも何とかしてやらなあかんという思いがあったから、ぼや~っとした感じではなく、しっかりと存在する幽霊としているんだろうなと。そのしっかりした幽霊だということ自体が、この映画を成立させているのだろうと思いました」。ダンナについては「弱そうに見えるけれど、実は強いんじゃないかなコイツと思いながら、(役を)生きていましたね」と語るそして「自分の出ている映画ってなかなか客観的に観られないんですけど、今回は、劇中で自分たちの過去を見ているのと同じ感じで、割と客観的に完成した作品を観られました」(佐々木)、「あっという間に観てしまいましたね。怒涛のように流れていく時間をはっきりと感じながら、毎日を大切にしようという気持ちになりました。それくらい私も客観的に観られたんですよね」(永作)と振り返り、「いい映画だなって思いました(笑)」と声を揃えた。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー取材・文・写真:望月ふみ
2015年05月28日ヒップホップグループ・RIP SLYMEのSUが、佐々木蔵之介と永作博美が主演する映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)で映画初出演を果たしたことが26日、明らかになった。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻・ユーコ(永作)に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫・コウタ(佐々木)が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれている。SUが演じるのは、闘病ブログ出版のために出版社に原稿持ち込みを行うコウタが出会う、担当編集者。撮影を終えたSUは、「こだわりやチーム力が強い感じがします。スタッフの人数も多くてびっくりしました」と語り、「本当に最高の経験ですね。二度とないでしょうね」と振り返った。主演の佐々木とは、「なんとかお話しできる機会はないかな、と思って、なるべくNGをいっぱい出しました」と明かしたように、和やかな雰囲気で撮影は進んだ。今回の起用理由についてプロデューサーは、「以前、ドラマに出演されていたのを拝見しており、独特の存在感が印象に残っていました。今回お願いした映画の役は出番は少ないのですが、佐々木蔵之介さん演じる主人公・ダンナの気持ちを揺さぶる大事なシーンなので、どなたにお願いしようかと考えたとき、真っ先に頭に思い浮かんだのがSUさんでした!」とコメントを寄せている。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月26日38歳という若さで亡くなったヨメと彼女を支え続けたダンナの実在の闘病ブログから生まれ、2011年に出版された「がんフーフー日記」(小学館刊)を原作に制作された映画『夫婦フーフー日記』。本作で映画初出演を果たした「RIP SLYME」のSU出演の場面写真が解禁となると共に、コメントが到着した。作家志望のダンナ・コウタは、本好きなヨメ・ユーコと出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめる。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた!果たして、これは幻影か、現実なのか?ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す―。本作で主演を務める佐々木蔵之介は、ヨメを亡くし、残された赤ん坊を抱えて育児と仕事に奔走するダンナ・コウタを演じる。同じく主演を務める永作博美は、亡くなった後も、ダンナの前に幻影として現れるヨメを演じ、夫婦を支える個性的な友人・家族役には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平、という演技派俳優陣らが脇を固め、個性溢れるキャラクターを創り上げた。ヨメが亡くなって間もなく、闘病ブログ出版の話が舞い込み、喜びもつかの間、その話が立ち消えになったダンナ。一度は落胆し自暴自棄になるも、本が大好きだったヨメの姿を思い出し、ダンナ自ら出版社へ原稿の持ち込みを始めた先に居る編集担当者を、本作が映画初出演となるRIP SLYME・SUさんが演じる。SUさん起用の理由をプロデューサーは、「以前、ドラマに出演されていたのを拝見しており、独特の存在感が印象に残っていました。今回お願いした映画の役は出番は少ないのですが、佐々木蔵之介さん演じる主人公・ダンナの気持ちを揺さぶる大事なシーンなので、どなたにお願いしようかと考えたとき、真っ先に頭に思い浮んだのがSUさんでした!」とコメント。音楽の現場とはまた違う刺激を受けた様子のSUさんは、「映画はほんと初めてで。ものをまめに作る姿勢といいますか、こだわりやチーム力が強い感じがします。スタッフの人数も多くてびっくりしました。本当に最高の経験ですね。二度とないでしょうね。もちろんそれなりの覚悟はきめて来たんですけど…やはり現場の雰囲気というのは独特です」と語った。また、ダンナ役を務める佐々木蔵之介との共演に関しては、「はじめまして、ですぐに、よーいテスト、と(撮影が)始まってしまって。普段は仲の良い方とずっとお仕事をしているので、なんとかお話しできる機会はないかな、と思って、なるべくNGをいっぱい出しました(笑)。(蔵之介さんは)もうあっという間に、受け入れてくれる方でした。演技中も大丈夫だよ、という顔をしてくれて。優しいな、と思って一回笑ってしまいました。」と話し、実に和やかな良い雰囲気で撮影が進んでいったことが伺える。日本が誇るヒップホップグループ「RIP SLYME」。ライブステージとはまた違うSUさんの表情を本作で見ることができそうだ。『夫婦フーフー日記』は、5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月26日作家志望の“ダンナ”が長らく友人だった“ヨメ”と結婚、その後に“ヨメ”に病気が発覚するという夫婦の実話をもとにした映画『夫婦フーフー日記』。このたび、本作の心温まるプロポーズシーンが公開された。亡くなったヨメ(永作博美)が、四十九日を前に、突如悲しみに沈むダンナ(佐々木蔵之介)の前に登場する。そこにブログ書籍化の話が持ち上がり、作家志望のダンナは死んだはずのヨメ、二人の子供“ペ~”と共に生活をしながら、本の執筆を行う。その中で、ヨメと入籍してからの闘病、出産、育児、死までの493日を振り返り、今まで見落としていた愛に気付く――。今回到着したプロポーズ映像では、17年間友人だったコウタとユーコの二人が、照れあいながらも次のステップに進む一言を発する愛の溢れるシーンを描いている。友人期間が長すぎたせいか、うまく話し出せないダンナと、何度も何度もグラスに手を運びながらその一言を待つヨメ。佐々木さんの繊細な目線と表情、ぶっきらぼうながらもプロポーズされたうれしさを隠し切れない永作さんのはにかんだ笑顔が印象的だ。本シーンを撮影する際、段取りの確認だけをして、後は佐々木さんと永作さんの間合いに全てをかけたそう。言葉を交わした二人がその後少し黙るその間に、幸せがあふれたシーンに仕上がっている。佐々木さん、永作さん、そして前田監督にとっても一発撮りをした特に印象深いシーンとなったようだ。監督は新進気鋭の前田弘二、脚本に『藁の楯』『永遠の0』の林民夫を迎え、夫婦を支える友人・家族役には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平、などの演技派俳優陣らが脇を固める本作。まずは、こちらの映像から恥ずかしさと喜びに満ちたプロポーズシーンをご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月22日ある夫婦のドラマのような闘病ブログから誕生した映画『夫婦フーフー日記』の劇中シーンが解禁された。本映像は、ダンナがヨメにプロポーズする重要なシーンで、主演の佐々木蔵之介と永作博美、そして前田弘二監督にとってもこの場面は、ぶっつけ本番で一発撮りをした特に印象深い大切なシーンだという。プロポーズシーン本作は、38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司さんの闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』を原作に、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定を加えて映画化した“笑えて泣ける”ヒューマンドラマ。このほど公開されたシーンは、17年間友人だったコウタ(佐々木)とユーコ(永作)が、ユーコにお見合い話が持ちあがったことをきっかけに、互いの関係を見つめ直し、結婚に踏み切る場面だ。前田監督は、ふたりと段取りだけを確認して、あとは演者の間合いにすべてをかけて撮り上げたという。コウタとユーコから、ダンナとヨメになることを決意したふたり。映画では、入籍、妊娠、ガンの発覚、出産、別れ、そして残されたダンナの前に突然現れる死んだはずのヨメとの新たな生活が描かれていく。なぜヨメはダンナに見えるのか?彼女の目的とは何か? 佐々木と永作が息の合った演技で表現する一風変わった夫婦は観客を笑わせ、さわやかな感動を与えてくれそうだ。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
2015年05月22日佐々木蔵之介が最愛の“ヨメ”を亡くし、残された赤ん坊と育児に仕事に奔走する“ダンナ”を、永作博美がその“ダンナ”の前に幻影として現れる亡くなった“ヨメ”を演じる映画『夫婦フーフー日記』。このほど、本作をいち早く観賞した秦基博や「GRAPEVINE」田中和将、「OKAMOTO’S」ハマ・オカモトら話題のミュージシャンたちから、“心ふるわす”絶賛コメントが到着した。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年間、一度も男女の仲にならず友達だったが、ついに結婚。直後に妊娠、そしてがんが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活に。ヨメの病状をダンナはブログで報告し始めるが、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなってしまう。だが、悲しみに暮れるダンナにブログの出版化の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れる!果たして、これは幻影か、現実か?ダンナは死んだはずのヨメと原稿を読み返しながら、ヨメが元気だったころをふり返っていく…。原作は、清水浩司さん(ダンナ)と睦さん(ヨメ)という実在の夫婦の闘病ブログから生まれ、2011年に出版された「がんフーフー日記」。出会いから17年目にして結婚、1か月後に妊娠が発覚。その5か月後にはヨメにがんが発覚し、その後、出産・育児、そして闘病というドラマよりもドラマチックな日々を、佐々木さん&永作さんのW主演で映画化した。そんな本作には早くも絶賛の声が数多く寄せられているが、中でも、浩司さんは音楽誌の編集者だったこともあり、公私ともに親交のあった秦さんら人気ミュージシャンからアツいコメントが続々と到着している。秦基博 (ミュージシャン)ダンナ、ヨメ、ぺ~ちゃん。そして周囲の人々。みんなが明るくコミカルであるほど、寂しさが募ります。そして、この先もみんなの物語はずっと続くのだと思いました。田中和将 (GRAPEVINE)結婚、育児、そして人生とは何か。シミコー(清水さん)を見ていると、そこに明確な答えは必要ない、と思った。ハマ・オカモト (OKAMOTO’S)画面いっぱいに沢山の愛情が映し出される97分間。久しぶりに“泣き笑い”しました。YO-KING (真心ブラザーズ)日々のいろんなコトに、もっと集中して、もっと感謝して、もっと味わいたくなりました。BONNIE PINK (シンガー・ソングライター)笑って泣いて心が温まった。生きてることに感謝できるのも生きてる証。愛してる人とハンバーガーを食べて、私も全力で生きたい。いずれも、夫婦が“フーフー”いいながら生き抜く姿に“心ふるえた”というミュージシャンたち。あなたも劇場で、その精一杯の姿を目撃してみて。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月20日佐々木蔵之介と永作博美が絶妙のコンビで夫婦役を演じる、実在の闘病ブログから生まれた映画『夫婦フーフー日記』。このほど、“ヨメ”が残してくれた息子“ペ~”のために全力疾走を見せる、佐々木さんの奮闘パパぶりがよくわかる場面写真が到着した。38歳という若さでこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナこと清水浩司さんの闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」を原作にした本作は、佐々木さん&永作さん、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平といった個性あふれるキャストたちが織りなす“泣ける”コメディ。映画化にあたっては、死んだはずのヨメがダンナの目の前に現れ、2人で夫婦だった時間をふり返るという設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛によりスポットを当てた形となっている。今回解禁となったのは、佐々木さん演じるダンナ・コウタが、高熱を出した愛する息子“ぺ~”のもとへとダッシュする場面写真。ヨメの死後、ダンナは男1人で息子“ぺ~”を育てていくことになったが、仕事をしながらの子育ては、想像以上に大変。ましてや、“ぺ~”の顔を見るたび、ヨメという存在が永遠にいなくなってしまったことへの大きな喪失感が襲ってきてしまう。そんなとき、ダンナのもとへ、闘病ブログの書籍化の話が舞い込む。「作家になりたい」という夢を叶えるチャンスを手に入れたダンナは、息子“ぺ~”を広島県の実家に預け、ひとり、執筆作業に励むことに。だが、それはまるで、悲しい現実からの逃避…。そしてある日、実家から“ぺ~”が高熱を出したという電話が!そこで、ダンナはいても立ってもいられなくなり、愛する息子“ぺ~”のもとへと疾走するのだ。ヨメがいなくて悲しくても、辛くても、息子にとっては自分がたったひとりの親。そんな大事なことを思い出させてくれた息子に会いに行く、何とも印象深いシーン。先日、ヨメ役の永作さんは母の日を前に「ベストマザー賞」に選ばれていたが、佐々木さん演じるダンナにとっても、父親としての思いを噛みしめる名場面となっているようだ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月15日俳優の佐々木蔵之介と、女優の永作博美が主演する映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)のカップル限定特別試写会が8日、都内の結婚式場で行われた。本企画は、実際の夫婦の物語から生まれた映画『夫婦フーフー日記』をカップルで鑑賞することで、改めてお互いの大切さを感じてもらうことを目的として発案。タイトルにかけて、22(フーフー)組が招待された。参加した35歳女性は、「相手のことも自分のことも大切に、日々一生懸命生きていきたいと思いました」とコメント。また、30歳の女性は、「楽しい時だけでなく、辛い時こそ相手への思いやりがとても大切」と語り、「夫婦間だけでなく、周りの人にも優しくしたいと感じさせてくれました」と映画を通して、身近な人への感謝の気持ちを改めて感じたという。映画は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれる。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月11日5月10日(日)は「母の日」。プライベートでも愛情深い母親としての顔を持つ永作博美と渡辺満里奈という、2人の美人ママが、実生活同様、子どもへの愛を惜しみなく表現する2作が立て続けに公開される。「母の日」を前に、親子で、そして夫婦でも楽しめる家族の物語に注目した。■『夫婦フーフー日記』~余命わずかなヨメが残した命、ブログを通して伝わる親から子への愛まず、永作さんが佐々木蔵之介と10年ぶり2度目の共演で夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。2010年に38歳でこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナの実在の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」が原作だ。作家志望の“ダンナ”は、出会いから17年目にして長年の友人だった“ヨメ”にプロポーズ!そして結婚、1ヶ月後に妊娠発覚。だが、その5ヶ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚。怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子“ぺ~”をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れ…。実話から誕生した本作で、ヨメを好演する永作さん。大好きなダンナと“ぺ~”を残して逝かなくてはならない心情を、目一杯の明るさで切なくも力強く演じきっている。確かに、母親としての日々は短すぎたかもしれない。それでも、劇中で書籍として生まれ変わる闘病ブログには、去りゆく母が精いっぱい笑って生き抜いた姿と、その思いを知る父から子へのありったけの愛が綴られているのだ。■『あなたをずっとあいしてる』~過酷な冒険に出る子を見守る親の愛一方、渡辺さんが15年ぶりの声優に挑戦したのが『あなたをずっとあいしてる』。「おまえうまそうだな」で知られる絵本作家・宮西達也の人気絵本〈ティラノサウルス シリーズ〉のアニメ映画化第2弾だ。ティラノサウルスの子ども・トロンは大好きな両親を亡くし、ひとりぼっちになってしまう。悲しみながらも立派な恐竜になることを決めるトロンだったが、ひとりになった恐竜の世界は冒険の連続!泣き虫のメソメソや赤い実を集めるキラリなど、たくさんの仲間に出会い、本当の強さや勇気、愛の意味に少しずつ気づいていき、ある日、悪さばかりする恐竜・バルドたちとの対決の日を迎えることに。渡辺さんが声を務めたのは、トロンを常に優しく見守る母・セラ。「自身と息子の関係を重ね合せて演じた」と語るように、父は導き、母は優しく見守る、どんなに離れていても心の中に存在し、子どもの成長を手助けする、という親の愛を温かみあふれる声で表現する。いつの世も変わらない親が子へ伝えたいメッセージは、映画の中にも顕在だ。同い年、そしてともに2児のママ同士である、永作さんと渡辺さん。2人の愛情たっぷりの演技を、劇場でも確かめてみて。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『あなたをずっとあいしてる』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月10日俳優の佐々木蔵之介、女優の永作博美が5日、都内の結婚式場で行われた、映画『夫婦フーフー日記』のスペシャルトークイベントに出席した。実際の闘病ブログをもとにした本作は、夫婦の想いや家族愛を描くハートフルコメディー。出会って17年目にして結婚したコウタ(佐々木)とユーコ(永作)だったが、ユーコはがんで亡くなってしまう。悲しみに暮れながらも、赤ん坊の育児と仕事に奔走するコウタの前に、ユーコの幻影が現れ――というストーリーで、映画は30日から全国公開。結婚式さながらに、招待客らのフラワーシャワーで迎えられた佐々木と永作は、「初めてなのでうれしい」と照れ笑い。イベントには、原作者の清水浩司氏も駆け付け、2人への感謝の手紙が読み上げられると、永作は、「報われるという言葉を聞いて、参加出来て良かった。エネルギッシュに生きた2人をたくさんの人に知って欲しい」と笑顔を見せ、佐々木も、「こんな状況でも前を見てる2人と支える仲間がいて、生きるのは素敵なことだと感じて頂けると思う」と胸を張ってアピールした。また、本作で、約10年ぶりに夫婦役を演じた佐々木と永作。MCから理想のプロポーズを問われると、「ストレートに言うのが良い。自分は演出とかは出来ない」(佐々木)、「勢いがある方が切実さが伝わるんじゃないかな」(永作)とそれぞれ回答。続けて、理想の夫婦像について、佐々木が、「この2人の関係は、ボケたりツッコんだり笑って生きていく。17年も友だちだったので、良い距離感で素敵だなと思った。いつも笑かせて生きてるのが素敵」と語ると、永作も、「それぞれが2人の道を歩いていってる風通しの良い夫婦は素敵だと思います」と微笑んでいた。
2015年05月06日5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国で公開される映画『夫婦フーフー日記』の公開記念イベントが5月5日(火・祝)、都内で行なわれ、主演の佐々木蔵之介、永作博美、そして原作者の清水浩二がイベントに登場した。夫婦フーフー日記は、ブログをもとに夫婦のがん闘病を綴った清水さん著の「がんフーフ日記」(小学館文庫刊)が原作。映画は、佐々木さん扮するダンナ・清水浩太と、永作さん扮するヨメ・清水優子のプロポーズから始まり結婚、出産、育児、ヨメの死までをコミカルに描く。映画は、作家を志す主人公が妻の死で悲しみに打ちひしがれるなか、四十九日の前日に死んだはずのヨメが登場し、ダンナ、ヨメ、そして子供の“ペ~”との奇妙な生活が始まる。そして夫婦の闘病ブログの出版の話が持ち上がり、執筆を続けるなか、死んだはずのヨメ2人と振り返ると、当時はブログにかけなかったそれぞれの思いが見えてくるという内容だ。イベントに登場した佐々木さんは「ヨメとダンナが、ずっとおかしいことを言って、突っ込み、突っ込まれながら生きるというのが印象的な作品です。撮影はリハーサルはあまり行わず、ほぼぶっつけ本番でした。特にヨメにプロポーズするシーンは、まるで本当の本番のような空気が流れ、緊張しましたね」と話す。永作さんは「ヨメは、つねにダンナに突っ込み、つねに生命観にあふれています。この映画のような、風通しのよい“友達夫婦”が私にとって理想的ですね。死を突きつけられても、強く生きる人がいるということを、この映画で知ってほしい」とコメントした。夫婦フーフー日記に登場する夫婦は、17年間の友達を経て結婚。その直後に妊娠と妻の病気が発覚するのだが、それでも強く生きる姿を描く。原作者の清水さんは「結婚式のシーンは、僕自身の当時をそのまま上から眺めているような奇妙な感覚でした。お2人に演じていただいたことで、これまでのことが本当に報われた思いです。映画を見た人には、“生きることは素敵なことだ”ということ、是非感じ取って頂きたい」と語った。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月05日シェイクスピアの『マクベス』を、ほぼひとりで演じきるという大胆な野心作に佐々木蔵之介が挑戦する。『キャバレー』で知られる変幻自在の実力派俳優アラン・カミング主演により、スコットランド・ナショナル・シアターで2012年に初演、翌年ブロードウェイにも進出した話題作だ。日本版の演出はオリジナルの共同演出家のひとり、アンドリュー・ゴールドバーグが手がける。舞台『マクベス』チケット情報魔女の予言と妻の野望に煽られ、血塗られた王冠を手にしたスコットランドの武将マクベスの破滅。シェイクスピア作品の中でも心理劇の側面が強く、上演のたびにマクベスとマクベス夫人を誰が演じるのか注目を集める。この夫婦をはじめ登場人物をひとりで演じるとは一体どういうことなのか。稽古に先立ってアンドリューと共にワークショップを行った佐々木は「大変だということはわかりました……(笑)」。今回の舞台は精神病院。ひとりの隔離患者が『マクベス』の登場人物たちを演じていく。彼を見つめるのは医師と看護師(ふたりはほとんど喋らない)、そして監視カメラだけだ。「物語の核である心理面にフォーカスを絞りたくて精神病院という設定にしました。マクベスはいつも自分の中で葛藤している人物で、脳内で分裂した人格が議論していると考えたんです。アラン以外にこんなクレイジーなことをやってくれる人がいるとは思わなかったけどね!」と笑うアンドリュー。佐々木は過去にマクベス役を一度経験しているが、ワークショップで日本語台本を読む中で、改めてシェイクスピアの言葉の豊かさに驚いたという。「〈時よ、よくも俺を出し抜いたな〉〈甘い乳を苦い胆汁に変えておくれ〉とか、普通の感覚にはないイメージですよね。〈ひどいのか良いのか、こんな一日は初めてだ〉というマクベスの最初のセリフや、〈きれいは汚い、汚いはきれい〉という魔女の呪文のように、矛盾するイメージを行き来する状況がよく出てくるのも、何だか今の自分と重なるんです」。「患者の中にはすべてのキャラクターが存在し、全ての要素が彼を形成しています。蔵之介さんはワークショップから直感的に役を演じ分けていました。僕には日本語がわからないけれど、言葉の意味や役の感情が素晴らしく伝わってきたんですよ。彼と一緒に芝居を創ることが本当に楽しみです」と本格的な稽古を心待ちにするアンドリューに、「この笑顔だけが僕の支えですよ(笑)」と返す佐々木。上演時間は約100分。狂人の悪夢と俳優の孤独な闘いの行方を、息をつめて見届けよう。舞台『マクベス』は7月12日(日)から8月2日(日)まで東京・パルコ劇場で上演。その後、愛知、大阪、神奈川、福岡で上演される。東京公演のチケットは4月25日(土)より一般発売開始。取材・文:市川安紀
2015年04月24日本日4月22日(水)は「よい夫婦の日」。嬉しいことは倍に、辛いことは半分にしてくれる、一番近くで寄り添う存在。でも、あまりに近すぎるため、ふだんはまるで空気のように隣にいることが当たり前になってしまうもの。そして、かけがえのないその存在を失ったとき、心が押しつぶされるほどの深い悲しみが訪れる…。そんな夫婦の愛の力を強く深く感じられる新作映画2本を、「よい夫婦の日」にちなんでシネマカフェがご紹介!★『夫婦フーフー日記』~2人の時間はあっという間…“瞬間”を大切に生き抜いた夫婦の愛~5月30日(土)より全国公開される『夫婦フーフー日記』は、2010年に38歳という若さでこの世を去った“ヨメ”と、彼女を支え続けた“ダンナ”の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)が原作。夫婦役を演じるのは、本作が10年ぶりに2度目の夫婦役で共演する佐々木蔵之介と永作博美。作家志望の“ダンナ”が、長年友人だった“ヨメ”と出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れた!夫婦だった期間はわずか493日という2人。嬉しいことも大変なこともあっという間に過ぎていく。だからこそ、この瞬間、瞬間を大切に精一杯生き抜いた夫婦の愛に、笑いながら涙する作品となっている。★『愛を積むひと』~亡くなってなお夫を支える妻と妻を思い続ける夫、不器用な夫婦の愛~また、6月20日(土)公開の『愛を積むひと』では、佐藤浩市と樋口可南子が長いキャリアの中で初めての夫婦役に。原作は2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著「石を積むひと」。第二の人生を踏み出そうと北海道・美瑛町に移住した篤史と良子の夫婦。だが、その矢先、妻・良子が病に侵され先立ってしまう。良子が遺した手紙によって、悲しみから新たな人生に向き合う篤史は、良子に頼まれていた家の石塀作りを再開。篤史が妻を思いながら積み上げた石に、彼を取り巻く人々の人間ドラマが重なっていくーー。十人十色、愛の形は夫婦それぞれ。パートナーがいる人は、かけがえのない“互い”という存在をいま一度見つめてみる良い機会に、また、いま人生のパートナーを探している人にとっても、自分にとってかけがえのない存在について考えさせてくれるであろう、2作。誰かと寄り添い、互いを思いやる人生について、思いを巡らせてみてはいかがだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年04月22日俳優の佐々木蔵之介と女優の永作博美が主演を務める『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)の最新映像が14日、公開された。約4分30秒にわたる映像では、3月24日に行われた完成披露舞台あいさつの模様からスタート。佐々木、永作と赤ん坊"ぺ~"とのやりとりを映し、続く映画のカットでは"ぺ~"の誕生が描きながら、喜びに湧く2人の掛け合いが繰り広げられる。「一人だといっぱいいっぱいになりやすい。みんなでやると楽しくて、いつの間にかなんとかなっていたりする」と、コウタ(佐々木)が杉本哲太ら仲間の協力を受けながら子育てに奮闘する。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれる。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年04月14日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。この度、本作に登場するキュートな赤ん坊“ペ~”に佐々木さんと永作さんが悶絶するシーンが一足先にシネマカフェに到着した。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“ぺ~”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。今回公開された映像は、ヨメの出産から闘病中の育児に奮闘するダンナとヨメが、日々を“フーフー”駆け抜けながらも、赤ん坊ぺ~の笑顔に悶絶する愛に溢れたシーン。ぺ~が誕生した日の幸せ、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平らが演じる仲間たちと一緒に育児に励んだ日。また、ぺ~が初めて発した笑い声をもう一度聞こうと夫婦で笑わせようと必死になった日など思わず笑顔がこぼれるシーンが詰まっている。撮影現場で苦労したところは、佐々木さんと永作さんの愛しい息子である当時8か月のぺ~とのシーンだったそう。タイトなスケジュールの中、ぺ~に笑ってほしいとき、なかなか思うようにはいかず、ぐずってしまい、佐々木さん、永作さんが現場であやすことも多々あったようだ。出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚…闘病生活の中に笑顔があったのは“ぺ~”存在があったからかもしれない。まずはこちらの映像から佐々木さん&永作さんを魅了するキュートな“ぺ~”をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日