インターネットで手軽にできる姓名判断。自分の名前はどうかと、実際に試してみたという方も多いのではないでしょうか。あいにく僕はどんなところで試してみても、いまいちパッとしない結果が出ます。それが原因かどうかはわかりませんが、特に私生活もパッとしていません(貧乏だし)。うーん、なんでかなあ。そこで「お金持ちの名前の秘密」を研究している、姓名判断鑑定士の青島桜沙先生に聞いてみました。――名前ですか、いけないのは。「一概には言えないところですが、ざっとお名前を見たところ『五行』のバランスが悪い。『五行』というのは、中国を発祥とする陰陽道の考え方の一つですね。これが悪いと、名前のそれぞれの漢字の中に“トップを取れる画数”や“回りに助けてもらえる画数”など、良い部分が含まれていたとしてもそれがうまく機能しません。逆に言えば、そのバランスが良ければ運勢が上がるということです」――ははあ、なるほど。僕の場合はどういけないんですか?「黒丸は偶数、白丸は奇数です。この場合、名字に『黒黒』と来たら、名前は『白黒』となっている方がいいんです。名字に『黒白』と来たら、名前も『黒白』の方がいい。天地自然、すべてのものには陰陽があり、万物の気はこの2つの気が互いに引き合いながら維持されていると考えられています。あなたの場合は総格数で見ると最大吉数と呼ばれる45画でとてもいい。行動力もあり、地位・財産・健康に恵まれ、何事も順風満帆。特に人生の晩年に運勢が上がります。しかしバランスが悪いためにそれがうまく機能していない状態なのです。ちなみに16、24、32、41、45、81が最大吉数です」(中森明菜さんは黒丸ばかりであんまり良くないらしい)――でも大成している方々がすべてその画数だったということはないですよね?「もちろん、さまざまなケースがあります。例えば“お金持ち”というところだと、サントリー社長の『佐治信忠』さんや、故人ですが武富士の創業者『武井保雄』さんなどは33画。天下を狙う野心家の画数と言われます。帝王数とも言われ、どのくらいの力量を持っているかによって運勢が変わる画数です」――はああ、相当の実力派だったんでしょうねえ。「逆にこの総格数が悪いと、老後が悪くなります。例えば『田中角栄』や『織田信長』の総格数は最大凶数と呼ばれる数字。命名や改名などでは避けたいところです。また、総格数だけでなく、一文字目と最後の画数(外格)、全体の中心の画数(内格)など、姓名判断ではさまざまな画数を複合的に見て判断します。あなたの場合は名前の部分(名格)が良くないですね。健康運・家庭運が悪い!」――えー!「優れたひらめきはありますが、自我が強く誤解を招きます。仕事でもストレスをため込みやすいので心身疲労にも注意です。名字を変えずに改名をするなら、孝豪(たかひで)、秀彰(ひであき)、利郎(としろう)、辰郎(たつろう)などいかがでしょうか。金運が上がり、トップを取れますよ」――マジっすか……考えてみます。ありがとうございました。思いもよらず、改名案までいただいてしまいました。三日三晩、悩みましたが、これを書いている今も、果たしてどうするべきなのか結論が出ないままです。本当の幸せは地位や名誉、収入などで図れるものではないとは思いますが、名前を変えることで運勢が上がる可能性もある、ということは頭の片隅に入れておいてもいいのかもしれませんね。いやあ、それにしても悩ましい。(青島先生に運勢を上げる壁紙ももらいました)(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】姓名判断鑑定士桜沙 オフィシャルブログ名前に隠された運勢、気になる方はこちらへ……青島桜沙 オンラインショッピング青島先生に鑑定してもらいたい、という方はこちらへ……メルマガ『運』をつかもう!青島先生のメルマガが読みたい、という方はこちらへ……占い師さんは自分で自分を占うことができるの?自分を占えたらいいなあ、という方はこちらへ……
2010年01月29日