アイドルグループ・日向坂46の正源司陽子(17)が、22日発売の『週刊プレイボーイ』19号(集英社)で記念すべき初表紙を飾った。正源司は、2007年2月14日生まれ兵庫県出身。特技は、フルート、空手で、長所は前向きなところ。2022年9月、応募総数5万人超のオーディションを突破し、日向坂46に四期生として加入。四期生オーディションで「週刊プレイボーイ賞」を受賞。初めてセンターに抜てきされた日向坂46の11thシングル「君はハニーデュー」が5月8日に発売予定。そんのほか、今週の週プレは、日向坂46の丹生明里、山口陽世と共に日向坂46が巻頭グラビアをジャック。白濱美兎と天羽希純の16ページセンターグラビアも掲載する。
2024年04月22日お笑い芸人の斎藤司(トレンディエンジェル)、斉藤慎二(ジャングルポケット)が2日、都内で行われたアニメ『聖闘士星矢:Knights of the Zodiac バトル・サンクチュアリPart 2』世界同時配信記念イベントに登場した。イベントは午前11時30分からで予定通り始まったが、なかなか2人が登場せず、MCの天津飯大郎が場をつなぐ事態に。そして2人がボケながら登場すると、天津から「斎藤さん、これ寝癖ですか?」と何故か外ハネしている髪型をイジると、斎藤は「いや、これは一応デスマスクの…」と聖闘士星矢トークを展開し、笑いを誘った。するとジャンポケ斉藤は「きょう、イベントが始まるのが遅かったと思うのですが、斎藤さんの髪型のセット待ちです」と暴露。天津も「ステージに立ってから3分、場をつないでくださいと言われて…いい加減にしてください!」と怒りをあらわにした一方、持ちギャグでもある薄毛についてトレエン斎藤は「授かりもの」とドヤ顔だった。
2024年04月02日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。「中学聖日記」でドラマデビューを果たし、『望み』や朝ドラ「ブギウギ」などに出演した水上さんが演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下さん)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾。中学生のころ、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してし、その際、レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも。そして、優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、晴原に強い対抗心を抱いている。山下さんとは今回が初共演となる水上さんは、「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」と意気込み、「エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と視聴者へメッセージ。夏帆さんが演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターである天才脳外科医・汐見早霧。若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまい、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧だが、そこで晴原たちの様子を目の当たりにし…。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と心境を明かした夏帆さんは、「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」に、水上恒司が出演することが分かった。本作は、楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」の完全ドラマ化。日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者、服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」に出演する水上さんが演じるのは、主人公・服部金太郎(西島さん)の青年期。「様々な仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と語った水上さんは、「青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14~15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです」とコメント。また、西島さんとは『奥様は、取り扱い注意』以来の共演。「久しぶりに共演させていただき、『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごく嬉しかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」と良いコミュニケーションがあったことを明かしている。テレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻」は3月、テレビ朝日系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月16日大人気漫画を舞台化した、舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-。芥見下々氏による原作コミックはシリーズ累計発行部数8,000万部を突破するなど、 ますます勢いを増している。初の舞台化となった舞台『呪術廻戦』は2022年7月~8月に上演され話題に。今回続編となる舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-(東京公演:2023年12月15日~31日 天王洲 銀河劇場、兵庫公演:2024年1月6日~14日 AiiA 2.5 Theater Kobe)が上演される。今回は、驚異的な身体能力を持つ主人公の虎杖悠仁を演じる佐藤流司にインタビュー。自身の高校に現れた呪霊を倒すため、特級呪物「両面宿儺」の指を飲み込み、肉体を共有してしまうという役どころで、最強の呪術師である五条 悟(三浦涼介)の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入する。前作公演で感じたこと、今回の公演の変化について話を聞いた。○■『呪術廻戦』虎杖悠仁を演じれば演じるほど「素の自分が…」――第2弾の上演となります。前作は演じていてどのように感じていましたか?大変でした、本当に! 「精一杯やったな」という気持ちでした。新しい舞台の形として、新たな2.5次元としての一歩を踏み出した気がしました。演出の(小林)顕作さんは、本当に“舞台”を作る方なんです。今はどんどんテクノロジーが発達してきて、プロジェクションマッピングの演出や映像もすごく綺麗ですし、いろんなギミックが使いたい放題で、映画を観ているような感覚に近くなってきているように思うんですが、顕作さんはそういった技術も駆使した上で、“舞台”を作っている感じがすごく好きです。ギミックに頼りすぎてしまうと「もう映像の方がいいんじゃないの?」と思ってしまうところもあるから、舞台をやる以上、“舞台である意味”を探していかなきゃいけないと、いつも考えています。――前作を経て作品として変化しそうなところや、逆に変わらないところについてどう感じますか?全体的に大きく変わるというより、ブラッシュアップという感覚です。前作でも芝居、歌、ダンス、立ち回りと全部盛りだったので、そういった要素は変わらずに。前回2.5次元舞台の新しい形として一歩踏み出した上で、今回は、原作やアニメを愛してくださる方をより大事にしていく、多くの方を楽しませられるような舞台に向かっています。原作の内容からしても、シリアスな中に京都姉妹校交流会の野球シーンがあったりして、舞台らしく面白く作っていけるシーンがたくさんあるんじゃないかなと思っていました。野球シーンは、自分自身も楽しみですし(笑)――全部盛りだったからこその大変さがあったのでしょうか?肉体的というより、精神的なしんどさがありました。虎杖はすごく元気なキャラクターで、演じれば演じるほど、素の自分が落ち込んでいく感覚があるんです(笑)。エネルギーを吸われるというか。1番元気なキャラクターなので、自分がついていくのに必死だったところがありました。例えるなら、芸人さんがステージ上で明るいけど、楽屋では全く喋らないみたいな……。でも裏でためて、ステージで発散して、バランスをとってやっていました。――たとえば「役が暗いと引きずられて自分も暗くなってしまう」という方もいらっしゃいますが、佐藤さんは逆なんですか?確かにそういう時もあるんですが、虎杖に関しては逆でした。芝居している時に、感情のギアをいきなり二段階ぐらいあげないといけないので、使うガソリンの量が多くて、プライベートではガス欠になってしまう、みたいな(笑)――そういう大変さがあったんですね。キャストについては、今回注目している方はいらっしゃいますか?今回は、(禪院真希役の高月)彩良ちゃんがおそらく1番大変で、呪力がないというキャラクターなので、刀、大刀、三節棍と使う武器の種類がめちゃくちゃ多いんですよ。尊敬します。新たに釘崎野薔薇を演じる山口乃々華ちゃんに関しては、一度舞台で共演しているので何の心配もないですし、めちゃめちゃ信頼しています。――「この人が面白くなりそうだ」と思うのは?(加茂憲紀役の梅津)瑞樹くん。加茂って、全然ふざけられないキャラじゃないですか。でも瑞樹くん自体はめっちゃふざけたい方なので、そこの折り合いをどうつけていくのか(笑)。本人はどう思っているんだろう? 内心すごく悩んでいるんじゃないかな。やりたいことと、やってはいけないことがぶつかり合ってそうな気がしています。稽古場では、めちゃくちゃ面白かったんです。たとえば、加茂が虎杖に向かって弓を引いていて、東堂が手を叩いて虎杖と入れ替わるシーンでは、入れ替わった瞬間に東堂の喉笛に矢を刺していて(笑)。でも、もちろん本番ではNGだから、いっそ稽古場で面白いことをやり尽くして、全部出し切ってもらうしかないです。――前回「この人のここがすごかったな」と思ったことはありましたか?いやでも、1番すごいのが、そもそも俺なんで。俺の次、誰かな?(笑)――いいですね、その感じ!(笑) やっぱり、(三浦)涼介くんは芝居力が半端じゃなくて、面白いシーンはめちゃくちゃ面白いし、真面目なシーンはめちゃくちゃかっこいいし、「すげえな」と思います。前回も思いましたけど、今回も思っています。○■『呪術廻戦』に感じる面白さは?――『呪術廻戦』は原作もアニメも大ヒットしていますが、改めて舞台に関わって感じた面白さはどのようなものでしたか?王道の少年漫画なんだけど、すごく暗い面のある題材でもあって、人の生死や呪いの話とのバランスを感じます。ヒューマンドラマだし、『ジャンプ』の王道の熱い展開もあるし、ギャグもあるし、誰が読んでも刺さるところがたくさんあるのが魅力で。さらに、話が複雑に絡み合って、考察したくなる部分も多くて、キャラクターの名前の理由もわかると面白いし、どうやって考えられているんだろうと思います。――アニメ版も見られていますか?もちろんです。移動時間はずっとアニメ版を流して、耳で虎杖の話し方を聞いています。前回で行動原理などある程度は理解できているので、今回はより話し方、感情を合致させていく段階に行けたらと思っています。■佐藤流司1995年1月17日生まれ、宮城県出身。2011年に『仮面ライダーフォーゼ』で俳優デビューし、以来さまざまな作品に出演。近年の主な出演作にライブ・スペクタクル「NARUTO」シリーズ(15年~)、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ(15年~)、音楽劇『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~(23年)、ドラマ『とりあえずカンパイしませんか?』(23年)、ドラマ&映画『HiGH&LOW THE WORST』シリーズ(19年~)、原案・脚本・演出を務めた舞台『カストルとポルックス』など。公開・上演待機作に東映ムビ×ステ 映画『邪魚隊 / ジャッコタイ』(2024年公開)、舞台『邪魚隊 / ジャッコタイ』(24年8月~9月)がある。
2023年12月20日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で特攻隊員・佐久間彰を演じた水上恒司。間もなく特攻隊として戦地に向かう運命を背負いながら、現代の女子高生・百合(福原遥)に救いの手を差し伸べ、次第に惹かれていく真っすぐな青年を繊細に表現した。インタビューでは、特攻隊員を演じるにあたって読み込んだという当時の資料で、印象的だった言葉を明かした。そして、水上が自らと同世代に向けて、今だからこそ伝えたいメッセージとは。○■映画『あの花』でぶつかった大きな課題――今回、現代の女子高生・百合と恋に落ちる特攻隊員・彰を演じました。脚本を読んだときはどのような印象を受けましたか?僕の戦争に対する思いと、今作で彰を演じる上でやるべきこととの折り合いが難しいなと思いました。というのも、僕は世の中の捉え方としてキレイな部分だけじゃなく、醜い部分や大変な部分があるからこそ、美しさが際立ってくると思っているので、そういったことを表現したくなってしまう。――今作で演じた彰には、そういった考え方は必要なかったと。はい。それは作品においても不必要なものだったと思います。なので自分の中で擦り合わせをして、クリアしないといけない大きな課題だなと感じていたので、役作りをしながら意識していた部分でもありました。――物語としては戦時中の日本が描かれています。ストーリーにはどういった感想を持ちましたか?現代人の象徴として百合が描かれていると感じました。目が覚めると戦時中の日本にいた百合が現代に戻った時に、世の中の見方や生き方が変わっていくというのは、この映画の見てくださる方々に対する願いでもあると思います。この作品を観て、世界が素敵に思えたり、今生きていることが尊く感じられたり。そして大事な人を大切にしたい、会いたいと思ってもらうことがゴール地点。脚本を読んだときから、そういう風に思ってもらうためには、どうしたらいいかというのはすごく考えていました。――現場でもそういったことを常に考えながら演じていたんですか?それは脚本を最初に読んだ時に思ったことで、現場では彰として生きるためのヒントを拾っていくことに必死でした。現場にあるものや空気、スタッフの方々とのディスカッションから、彰なら……ということを常に考えていました。○■福原遥に感謝「全く疑うことなく演じられた」――また、百合を演じた福原遥さんとは以前も別の作品で共演されています。久しぶりに一緒にお芝居してみていかがでしたか?福原さんは、この世のすべてを受け入れたい、受け入れようとしている雰囲気があるんです。福原さんがお持ちになっているその素質というものが、「世の中すべて捨てたもんじゃない」と戦時下にあっても叫び続ける百合の姿と重なりました。あと、福原さんの持つ清涼感がこの作品にぴったりで、大事な要素になっていると思います。そういったところで、彰が百合を好きになっていく心情を全く疑うことなく演じられたので、福原さんにはとても感謝しています。――確かに作中の百合には、厳しい時代の中でも爽やかさを感じました。撮影現場ではどういったことをお話ししていたんですか?福原さんに「レタスチャーハン食べたことない」って言われて……(笑)。――レタスチャーハン?(笑)僕が「今日はレタスチャーハンが食べたいな」と言ったら、「えぇ!?」と驚かれてしまって。「食べないの?」と聞いたら、「珍しいね。私は食べたことない」と言われたんですけど、そんなことないじゃないですか?(笑) でも、“あれ、俺が間違っているのかな?”と思わせるあの感じ……。まさに百合だな! と感じました(笑)。こんな話をしながら、現場は常に和気あいあいとしていて、福原さんがいると場が和むんです。○■デビュー前以来の特攻隊員役で成長を実感――今回、水上さんは、もうすぐ戦地に飛び立つ特攻隊員を演じられました。デビュー前の高校生のときにも、特攻隊員を演じられているんですよね?高校時代とは違って、特攻に行くことに対して、その人物が何を思ってその場にいて、戦地に向かっていくのか。そこまでに思いを馳せることができるようになったのは、当時のド素人から比べると、色んなことを考えられるようになったなと。プロとしては当然なのかもしれないですが……。――成長を感じる部分もあったと。今作では、撮影に入る前に事前に資料として特攻隊の映像や文献をいただいたんです。その中に、実際に特攻隊員として出撃命令が出たけど、その前に終戦になった方々のインタビューがあって。そこに「出撃前夜に眠れず、ずっと天井の木目を数えていた」というお言葉があったんです。それを拝見したときに、その言葉に尽きるなと思いました。その方に比べたら、本当に取るに足らない悩みでしかないかもしれないですけど、現代を生きる僕らにも悩みがあって、眠れずに考えてしまうことってあるじゃないですか? 全く違うものだし、一緒にしてはいけないと思いますが、自分自身がいっぱいいっぱいになって、心がぐしゃぐしゃになってしまう感覚に、ある意味、親近感が湧きました。彰が生きた時代から、実は100年も経っていなくて遥か昔の話ではないんです。決して僕がその方々の感情を推し量ることもできないし、想像を絶するとは思いますが、距離は遠くないと思いました。○■今この時代に“戦争”を描く意味――今作の制作が決まった際に、水上さんは「自分たちの世代にももっと知ってほしい」というコメントをされていました。僕と同じ世代の方々に、「終戦はいつ? 長崎に原爆が落ちたのは? 広島に落ちたのは?」と聞いて、どれぐらいの人が答えられるんだろうと。やっぱり時とともに風化していくと思うんです。それって僕は抗えないことだと思うのですが、一方ですごく残念なことだとも思うんです。僕が、SNSや今回のインタビューで発信したことが世の中を変えられるとも全く思っていないですし、ほんの一部にしか届かないと思います。また、見て頂いたとしても、スルーされてしまうかもしれない。ただ、1人でも多くの人が「そうなんだ」「知らなかった」と感じて、知りたい! 勉強したい! と思うきっかけになってほしいなと。――まさにこの今の世界情勢の中で公開することに意味がある作品です。もちろん、戦争がないに越したことはないです。でも、やっぱり人間は愚かだから繰り返してしまう。ダメだとわかってるくせにやってしまう。その中に巻き込まれていく人たちの思いを忘れちゃいけない。だからこそ、今回、ラブストーリーという入り口の広い形でいろんな人に見てもらって、皆さんに知っていただくきっかけになったらそれ以上ないことだと思います。■水上恒司1999年5月12日生まれ。福岡出身。TBS系ドラマ『中学聖日記』(18)でデビュー。フジテレビ系ドラマ『真夏のシンデレラ』(23)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23)、映画『死刑にいたる病』(22)、映画『OUT』(23)などに出演し、話題を集める。福原遥とW主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が12月8日から公開中。
2023年12月09日俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日俳優の佐藤流司が、映画・舞台『邪魚隊/ジャッコタイ』(2024年初夏公開・8.9月上演)の主演を務めることが1日、明らかになった。同作は映画と舞台を展開する【東映ムビ×ステ】第6弾で、同プロジェクト初のミュージカル時代劇。どこか抜けている個性豊かな死刑囚4人が、死罪免除を条件に、将軍おかかえの使い捨て特殊部隊「邪魚隊」として働かされる。そこへ彼らと正反対の堅物な田舎武士が巻き込まれ、寄せ集めの凸凹チームが将軍の命で「人食い鬼」退治に挑む。主演の佐藤は、邪魚隊のリーダーでスリ師の鱗蔵を演じる。邪魚隊に巻き込まれる堅物な田舎武士・水野平馬役に阿久津仁愛、邪魚隊メンバーとして拷問仕掛けの天才・スルメ役に橋本祥平、毒を操る闇医者・鮒右衛門役に小柳心、変装の天才・比売知役に廣瀬智紀と、2.5次元舞台トップ俳優らが集結した。スタッフにも実力派が勢ぞろいし、監督は映画『科捜研の女 -劇場版-』、ドラマ『遺留捜査』『刑事7人』でパイロット監督を務める兼崎涼介、脚本は『刑事7人』シリーズなどを執筆する新進気鋭の脚本家・小西麻友、舞台の演出は劇団「少年社中」の毛利亘宏が務める。ミュージカルパートも魅力的な本作で音楽を務めるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』、舞台『鬼滅の刃』など 人気ミュージカル&舞台を担ってきた和田俊輔。作詞は国民的アニメ『ONE PIECE』の主題歌「ウィーアー!」を手掛けた藤林聖子で、和田と藤林は初コラボとなる。ティザービジュアルには、鱗蔵(佐藤流司)、スルメ(橋本祥平)、鮒右衛門(小柳心)、比売知(廣瀬智紀)と邪魚隊メンバー4人と、堅物な田舎武士・水野平馬(阿久津仁愛)の凸凹チームの姿が収められ、鮮やかな色合いが異彩を放つ。5人の背景には楽譜があしわられた。○■佐藤流司 コメント夏の京都はとても暑かったです。がしかし、それに負けない熱量で挑んだ作品です。邪魚隊リーダーを任せて頂きまして、じっくり撮影して参りました。確かにこの役は佐藤流司しか出来ないわ、となってくれる筈です。ご期待下さい。○■阿久津仁愛 コメント水野平馬役の阿久津仁愛です!脚本を読んだ時は時代劇に歌のパートがあるのがとても新鮮だなと思いました。夏に京都での撮影で、アクションシーンや歌のシーン等盛りだくさんでとても楽しかったですし、映画村の世界観に浸りながら撮影に挑むことが出来ました!面白いシーンもあるので沢山楽しんでください!○■橋本祥平 コメントこの度、『邪魚隊/ジャッコタイ』スルメ役を演じさせていただく事となりました。 ミュージカル時代劇という事で華やかな江戸の街にぴったりな世界観の本作。 コミカルなシーンも多く、きっと多くの方に楽しんでもらえる内容となっております。 撮影も熱の入った濃い時間を過ごし、何度もディスカッションを重ね進めておりました。 全員が良い物を作ると意気込んだ作品です。 来年の初夏そして、その先へと続く舞台共々よろしくお願いいたします。○■小柳心 コメント【映画x舞台】という最高の企画。そして佐藤流司を始めとする馴染みの名優たちと共演でき、腕が鳴る思いでした。本作『邪魚隊/ジャッコタイ』はハイ・コンセプトな冒険活劇となっています。鱗蔵の生き様、平馬の思い、そしてそれを見守るスルメ、比売知、そして鮒右衛門。江戸の街を駆け回る我ら邪魚隊の活躍を、ぜひお楽しみ下さい!○■廣瀬智紀 コメント比売知役の廣瀬智紀です。歌、芝居、殺陣、ダークヒーロー、、などのエッセンスがかなり詰め込まれていますが、全てがしっかり調和して、ある意味今までにない挑戦的で楽しいエンタメが生まれたのではと思っています。キャスト、スタッフみんなで試行錯誤しながら創り上げた、とても熱を帯びた作品です!楽しみにお待ちいただけたら幸いです!!【編集部MEMO】【東映ムビ×ステ】とは、東映が仕掛ける新しいプロジェクト。「ムービー(映画)とステージ(演劇)の挑戦的な融合」をテーマに、ひとつの作品世界で語られる「映画」と「演劇」を公開&上演する。これまでに5作が上映&上演されている。
2023年12月01日「水上恒司のオールナイトニッポンX」の放送が決定した。現在、平日の24時台に放送中の「オールナイトニッポンX」。毎週木曜日は、週替わりパーソナリティとなっており、11月2日の回は、水上さんが担当することが決定。福岡県出身の24歳。甲子園を目指す高校球児だったが、有村架純主演の「中学聖日記」で鮮烈なデビューを飾り、大河ドラマ「青天を衝け」や『望み』、「真夏のシンデレラ」などに出演。現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」では、主人公の最愛の人・村山愛助役で朝ドラ初出演を果たす。そんないま勢いのある俳優のひとりである水上さんが、オールナイトニッポンに初登場。「大変喜びを感じると共に、え?水上ちゃんと喋れんの?いや、自分でも喋れんの?と、大きな不安と大きな期待に溢れてます」と心境を明かした水上さんは、「どうか程々の苦言と熱々な温かい気持ちをよろしくお願い致します」とメッセージを寄せている。ニッポン放送「水上恒司のオールナイトニッポンX」は11月2日(木)24時~生放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月26日佐藤流司が主演を務める悪童会議の旗揚げ公演『いとしの儚』が、7月6日(木) に品川ステラボールで開幕。その初日レポートが到着した。賽の河原。三途の川の渡し船を待つ亡者に話しかけているのは……青鬼だ。彼が語るのはツキの神様に愛された博打打ち・鈴次郎の物語。人でなしの男が人生の全てを賭けて挑んだ大博打の顛末である。鈴次郎を演じる佐藤流司は初っ端からキレている。天涯孤独の流れ者、身なりも適当行儀も悪く、ただただ博打に狂った男だ。しかし、社会の底辺でその日暮らしを続けている人間に染み付くすえた臭いすら感じられるその風貌には、同じくらい愛を渇望する哀しみといじらしさといじけ心もじっとりと染みついている。目を背けたいのに思わず手を差し伸べたくなるような危険な異物感、まさに彼にしか表現できない魅力的な人物造形だ。鬼によって生み出された儚を演じる七木奏音のイノセントも唯一無二。赤子の泣き声しか発することができない登場時から、めちゃくちゃな言葉遣いが奔放な少女、そして教養を身につけ愛を自覚し鈴次郎ただ一人に思いの全てを注ぎ込む強く美しい女性へとまさに“女の一生”を短時間で生き抜いていく中、全ての瞬間の所作、声色、表情に無垢な魂が宿り、崇高さすら感じさせてくれる。鈴次郎と儚のシーンはヒリヒリとする場面も多いが、「二人がずっと一緒にいられますように」と儚が人間になれるまでの100日を観客もやきもきしながら指折り数えて祈らずにはいられないのは、ピュアで不器用な恋人未満の二人が互いに最高のピースとして奇跡の出会いを果たしている証拠だろう。鈴次郎の“ライバル”・ゾロ政は、20年ぶりに役者として板の上に戻ってきた茅野イサムが熱演。登場の瞬間は「待ってました!」という客席中の心の声が聞こえてくるくらい、場内の温度がグッと上がった。謡うような台詞回しには心の内が読めないギャンブラー然とした圧が宿り、鈴次郎と相対するシーンはまるで刃物を突きつけているかのような愛情たっぷりの殺気が放たれる。そこに対峙する鈴次郎の危なっかしい剥き身感も堪らない。彼らを彩る人々も曲者揃いだ。裏も表も知り尽くしたやり手ババアのお鐘をチャーミングに魅せてくれる野口かおる、賭場を仕切る長治親分のダンディさが素敵な田中しげ美、生臭と常識人とを行き来する妙海を演じる日野陽仁の軽妙さ、その妙海とのナイスコンビネーションも印象的な三木松役の佐藤信長などなど、それぞれに備わった「欲」と「常識」と「生きる知恵」は、猥雑なこの世を渡り歩くためのパワー。鈴次郎と儚のデッドエンド感との対比も鮮やかである。そして鬼だ。鬼界では博打好きで知られているらしい鬼シゲを演じるのは郷本直也。自分以外の人間とはうまくやれない鈴次郎ともなんだかんだで人情ならぬ鬼情を発揮し交流、笑いどころを担ったり、身体能力を活かした大立ち回りも見せるなど物語の重要なスパイスとして活躍している。冒頭から説得力のあるモノローグで語り部として観客の心に侵食していく福本伸一の青鬼は、鈴次郎に寄り添う…というよりは影のように密やかに随従し、時に戒め、時に共鳴し──その静かに力強い引力、繰り返し見ることで様々な解釈が生まれそうな存在感である。板張りの八百屋舞台は鈴次郎の荒れた心の内のように群生するススキと、シンプルな畳や戸板と一転鮮やかな襖を巧みに入れ替え、シャープな明かりがその場を引き立て場を変えていく。さらに美しい音楽が空間を彩り、芝居が進むほどにシン……と水を打ったような集中力で観客の没入感もぐんぐん増していく。さて、物語の鍵を握るのはツキの神様・賽子姫か、鈴次郎と儚の愛と夢の強さか──。初日公演、スタンディングオベーションの拍手鳴り止まない場内にいる全員で分かち合った多幸感も、鈴次郎と儚がくれた愛の命題を反芻しながらの帰路も、いまだ冷めやらない興奮も、全部が芝居の神様からのギフトである。悪童会議旗揚げ公演『いとしの儚』。茅野イサムが「誰かの人生を変えてしまうような1作を」という願いを込めて情熱あふれる俳優たちと創り上げた“我らの演劇”である。芝居悪童たちの本気の企み、ここは是非、まんまとハマってしまおうではないか!Text:横澤由香<公演情報>悪童会議旗揚げ公演『いとしの儚』7月6日(木) ~17日(月・祝) 品川ステラボール悪童会議旗揚げ公演『いとしの儚』キービジュアル作:横内謙介演出:茅野イサム音楽:和田俊輔作詞:浅井さやか振付:桜木涼介チケット情報はこちら:関連リンクオフィシャルHP::
2023年07月07日「月読くんの禁断お夜食」の7話が6月3日放送。「ゴールデンジム」のプレス発表会で月読を見かけた司…その姿に「司くんの目が嫉妬心で燃えていてかっこよかった」「実は司くんが一番駆け引き無しにそよぎさんを思ってる」などの声が上がっている。ストイックすぎるあまり“食”に興味を失ってしまったカリスマ・パーソナルトレーナー、そよぎの前に現れた、謎の料理上手な年下男子、月読。そよぎは彼が作る“禁断の夜食”の虜になって食の楽しさを思い出し癒されていくのだが、月読は兄の命を受け、そよぎをライバルジムに引き抜く使命をおっていた…という物語の本作。「ACCESS PERSONAL GYM」勤務で予約3カ月待ちというカリスマ・パーソナルトレーナー・御神そよぎをトリンドルさんが演じるほか、《食》に関する幾つもの資格を持ち、そよぎを「ゴールデンジム」に引き抜くという使命を背負っている月読悠河に萩原利久。姓が異なる月読の兄で、アメリカ大手の「ゴールデンジム」日本進出にあたり統括責任者に就任し、そよぎの引き抜きを画策している朝日奈大河に浅香航大。そよぎの後輩パーソナルトレーナーで、月読がそよぎの自宅に出入りしてるのを知って対抗心を抱く穂波司に尾崎匠海(INI)。「ACCESS PERSONAL GYM」勤務の沢村有沙に樋口日奈といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自分の兄・大河への想いを聞くうちに、バランスを崩したそよぎを衝動的にバックハグしてしまう月読悠河。その時、約束の30分を告げるアラームが鳴った。一方、そよぎの後輩トレーナー・司と沢村は日本上陸をはたす「ゴールデンジム」のプレス発表会に潜入。その会場で月読を見かけた司は、彼が「ゴールデンジム」の人間であることを隠してそよぎに近づいていることを知る…というのが今回のストーリー。ダンボールを運ぶ月読に「ゴールデンジムの手先だったのか」と声をかける司。「そんなんじゃ…」と返す月読に司は「そよぎさん知ってんの?」と問い、月読は「いや…」と、そよぎが自分の素性を知らないことを明かす。すると司は「お前、どういうつもりでそよぎさんに近づいてるわけ?」と月読を詰問。月読が「関係ないだろ…」と答え、続けて「そよぎさんに辞めて欲しくないんだ?」と問われると「そりゃ辞めて欲しくないけど」と胸の内を吐露したうえで、そよぎがゴールデンジムに行きたいなら仕方ないが「ただ、そのことでそよぎさんが傷つくのは見たくない」と続け、「だからお前のことも見なかったことにしてやる」と月読がゴールデンジムの人間であることは隠すと約束する…。そんな司の行動に「月読くんとの対立の時の司くんの目が嫉妬心で燃えていてかっこよかったよ」「詰め寄るけれどそよぎさんの進む道を応援しそよぎさんの幸せを1番に願ってるのが言い方や表情で見えて切ない…」「実は司くんが一番駆け引き無しにそよぎさんを思ってるんだけどね」といった声が上がる。一方、司に詰め寄られた月読にも「なんか威勢を張って頑張ってたけど、なんか辛そうで必死な感じで…なんか見てて辛い」「司くんのセリフを聞いてからの月読くんの睨むような暗い目…最高です…」といった感想が投稿されている。【第8話あらすじ】月読がそよぎに夜食を振る舞っていると、突如インターホンが鳴り大河がやってくる。そよぎは慌てて画面をオフにするが大河はそよぎの部屋に明かりがついていることに気づく。後日、雑誌の取材を受ける大河は弟・月読の存在が心の糧だと語る。しかし月読は大河への嫉妬心や猜疑心から冷たく反抗的な態度をとるのだった…。「月読くんの禁断お夜食」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2023年06月04日佐藤流司が主演を務める悪童会議『いとしの儚』の全キャストが発表された。本作は、いつまでも大人になれない「悪ガキ」による企みを定期的に発表していく演出家・茅野イサムとプロデューサー・中山晴喜による演劇ユニット・悪童会議の旗揚げ公演。天涯孤独の博打打ちの件(くだん)鈴次郎は、手癖が悪く意地も汚い人間のクズだが、博打の神様にだけは愛されていた。ある日鈴次郎は、鬼との賭けに勝ち美しい女を手に入れる。女の名は「儚(はかな)」。この美女は、何体もの死体から良い所を寄せ集めて作った人間だった。ただし、生まれてから100日経たないと抱いてはいけない。100日待たずに抱けば、水となって流れてしまうという――。鈴次郎役は佐藤、儚役は七木奏音が演じる。なおそのほかの出演者として福本伸一、郷本直也、野口かおる、田中しげ美、佐藤信長、淺場万矢、野田翔太、塩屋愛実、紺崎真紀、桜庭啓、大平祐輝、嶌田リョウ、日野陽仁、茅野が名を連ねている。公演は品川ステラボールで7月6日(木) から17日(月・祝) まで上演。チケットは5月13日(土) 正午より最速先行受付がスタートする。<公演情報>悪童会議『いとしの儚』7月6日(木) ~17日(月・祝) 品川ステラボール作:横内謙介演出:茅野イサム音楽:和田俊輔作詞:浅井さやか振付:桜木涼介【出演】鈴次郎役:佐藤流司儚役:七木奏音福本伸一郷本直也野口かおる田中しげ美佐藤信長淺場万矢野田翔太塩屋愛実紺崎真紀桜庭啓大平祐輝嶌田リョウ日野陽仁茅野イサム【チケット料金】(税込・全席指定)・前売当日9,900円・パンフレット付11,900円※来場時に公演パンフレット(販売価格2,000円)引換・ヤング券(U-22)5,900円※一般発売時以降取扱(各回枚数限定)■チケット最速先行受付:5月13日(土) 12:00~21日(日) 23:59※特典付き※受付URLおよび特典詳細はオフィシャルHP/公式Twitterより近日中にお知らせいたします。関連リンクオフィシャルHP::
2023年04月12日舞台『カストルとポルックス』の公開ゲネプロが24日に東京・品川プリンスホテル ステラボールにて行われ、藤原樹(THE RAMPAGE)、新谷聖司、田村升吾、山崎晶吾(※崎はたつさき)、うえきやサトシ、龍(THE RAMPAGE)、中村誠治郎、北園涼、佐藤流司が取材に応じた。同作は佐藤が原案・脚本・演出を務めたオリジナル作。西暦2045年を舞台に、地下シェルターで生活している喧嘩っ早いが仲間思いの兄・五十嵐総司(藤原樹)と、生活を日記に綴る心優しい弟・翔(新谷聖司)が、本物の星を見ることを夢見ながら、がむしゃらに疾走する姿を描く。初主演を務める藤原は「本当に素晴らしいキャストの皆様、アンサンブルの皆様、そしてスタッフの皆様に囲まれて、恵まれた環境で主演を務めさせていただいてます。個人的に初座長ということで、僕にとっても観に来てくださる皆さんにとってもこれから先忘れることのできないような素晴らしい最高の舞台をお届けしたいと思います」と意気込む。作・演出を務めた佐藤は「昨日まで脚本家、演出家という立場で芝居を見させてもらって、今日からいよいよ役者といういつも通りの立場に戻って、皆さんと一緒にお芝居やらせてもらうわけです。昨日場当たりの時に、とあるシーンがございまして、やった瞬間に勝利を確信した次第でございます。相当面白い作品になっていると自負しておりますので、ぜひ来ていただければと思います」と自信を見せた。藤原は佐藤について「以前映画で、ちょっとだけ一緒にやったんですけど、その時はあんまり話す機会がなくて。今回舞台が決まった時に一緒にごはんに行って話させてもらって、見た目はちょっと怖いお兄ちゃんみたいなイメージがあったけど、すごい気さくな方で」と振り返る。一方、演出家としては「場を引き締めてくれる方なので、普段の流司くんと演出家としての流司くん、どっちも見れて僕もやりやすかったですし、アドバイスも的確にくれる」と感謝する。佐藤は今回キャスティングについて「普段も仲良くしゃべれるような方とやる方がスムーズだと思った」と明かし、特に主演の藤原については「主演ってやっぱり華がないとだめで、ルックスを含めすごい華がある方なので、中心にいたら間違いなく様になる方だろうし、自分自身が描きたかった脚本の五十嵐総司にもぴったりだなと思ってオファーさせていただきました」と絶賛。作品については、佐藤が「自分が舞台を観に行ったりした時に『難しくてなんかよくわからないけど、面白いな』という作品を結構見かけるんですけど、今回は『わかるし、面白い』を目指した」と説明する。「もう、知育菓子みたいな感じだと思って。ねるねるねるね的なもんだと思ってていいかなと思います」とたとえると、周囲も「いいたとえだね」と感心していた。最後に、一人一人がメッセージ。藤原は「僕ら自身も楽しんで、これから先の活動の強みになるように、全力で最後まで頑張っていきたいと思います。絶対に何度観ても楽しめる作品ですので、ぜひ皆さんこの舞台を観に来てください」と呼びかける。新谷は「ここにないキャストの方も含めて素晴らしい方々ばっかりなので、その存在感に負けないように。こんな弟が一家に一人欲しいなと思ってもらえるように頑張ります」、田村「普段舞台に立たせていただくことが多いんですけども、今回はプレッシャーを感じるというか、すごく試されてるような。演出家が役者の先輩の流司くんで、これだけのメンバーが集まってすごいものをみんなで背負ってる感覚なので、最後まですごい楽しみ。俺は書いてないんですけど、ぜひ脚本を手にとって、また舞台に来ていただけると、より楽しめる作品だと思うので、色んな所を見比べながら楽しんでいただけたらいいなと思ってます」とアピールした。山崎は「本当に何回観ても新しい発見があるような作品になっておりますので、ぜひ何度も何度も観てほしいです。最後まで応援よろしくお願いします」、うえきやは「毎回毎回違うことが起きると思うので、自分もいっぱいアドリブ頑張ります。この和気あいあいとみんなでやらせてもらってるんですけど、『このメンバーかっこいいなあ』と、全員のことを好きになってもらえると思いますんで、本当に全力で頑張っていきたい」と意気込み。さらに龍は「かけがえのない時間でしたし、本当に刺激的な日々でした。全員の力を合わせて一個一個を大切にして、死ぬ気でかましたいと思います」、中村は「唯一の40代で、キャストの方の年齢関係なくものすごい才能の持ち主が集まってる。舞台って敷居が高い印象が強いと思うんですけど、この作品は舞台を観たことない人にも観やすい作品になってると思いますし、これをきっかけに舞台好きになっていただけるような作品だと思っておりますので、ぜひ勇気を持って。お金もちょっと、高いですけど、すごいいい作品なので騙されたと思って見に来てください」、北園は「本当に感動できて笑える作品になってます。さっき流司が言ったシーンの場当たりで、泣きました。1人泣きました。みんなに笑われちゃったんですけど、それくらい感動できて、何度ても楽しんでいただける作品になってますのでぜひぜひよろしくお願いいたします」と語る。最後に佐藤は「どういうお話にしようかとか企画を考えたのが(2022年)3月ぐらいで、7月ぐらいから本格的に脚本執筆し始め、1カ月の稽古期間を終えて本日に至るということで、1年ぐらいかけて、そして半年近く、台本を書いては消して書いては消してを繰り返した、大分手のかかる子だったなと思ってます」とこれまでの苦労話も。「ただ、今回間違いなく言えるのはこれをドラマでもなく映画でもなく舞台でやるからこそ意味があると実感してもらえる作品になったかと思いますので、役者の熱やなんかこう舞台ならではの美しさみたいなものを肌で感じていただければと思います」とまとめた。公演は東京・品川プリンスホテル ステラボールにて3月24日~4月2日
2023年03月24日俳優の水上恒司が19日、東京都現代美術館で行われた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展プレビューに出席した。8月31日に所属事務所との専属契約を終了し、岡田健史から改名して新たなスタートを切った俳優の水上恒司。この日は、ワイルドなヒゲ姿で登場し、ポケットに手を入れてポーズをとり、撮影に応じた。パリ装飾芸術美術館やロンドン、ニューヨークなど世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」が、12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館にて開催。ディオールと日本の絆を称える特別な展覧会となっている。このたび、同展の開催を記念し、プレビューを開催。ディオールのアンバサダーを務める新木優子、Cocomi、柴咲コウ、水原希子、中谷美紀、山下智久、横浜流星、吉沢亮をはじめとする豪華著名人がフォトコールに登場し、オープニングを華やかに彩った。
2022年12月19日8月31日に所属事務所との専属契約を終了し、岡田健史から改名して新たなスタートを切った俳優の水上恒司。10月に行われた千葉・幕張メッセでファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」で改名後初の大型イベント出演を果たした水上に、改名後の変化や今後の活動について話を聞いた。ガルアワにシークレットゲストとして登場し、ラストを飾る最後のモデルとしてランウェイを彩った水上。「初めてファッションショーに出演する機会をいただいたので、すごく緊張しましたし、本当にいい経験になりました」と振り返り、先端で観客に向かって放っていた言葉を聞くと、「お邪魔しました」と挨拶したと明かした。本名の「水上恒司」に改名した心境を尋ねると、「慣れないっちゃなれないですが、以前も水上恒司の名前が消えていたわけではないので。最初芸名をいただいたときと同じように、1年くらいすれば大丈夫かなと思っています。気楽な感じです」と話し、「心機一転、自由にやっていきたい。それに尽きます」と力を込めた。「恒司」という名前には「自ら光を放つ恒星のように、自分で光を放ちながら、周りを司っていく」との思いが込められているとのこと。「すごくきれいな名前で、23年間生きてきてすごくうれしいですし、誇りある名前ですね」と話した。その名前の意味が自身のモットーにもなっているのだろうか。「あまり気にしたことはなかったですが、良くも悪くもその通りになっているのかなと。悪く言うと、一人歩きになってしまうので、ちゃんと周りと調和しつつ自分も輝けたら」と語った。最近の活動で印象に残っていることを尋ねると、「本名で呼ばれることですかね」と回答。「芸名で呼ばれていたときも最初の頃は振り向けなくて、今はさすがに振り向けますが、呼びづらいだろうなと。早く呼びやすくなってもらえるように頑張らなきゃいけないなと思います」と述べ、「早く浸透するように頑張ります!」と笑顔を見せた。独立を機に新たにツイッターとインスタグラムを開設した水上。「以前もしばらく活動していないときでも90万人近い方がずっとフォローしてくださっていて、改名後もすぐ20万人くらいの方がフォローしてくださって、本当にありがたいなと。自分勝手に始めたお仕事なのに応援してくださる方がいてありがたいです」と感謝する。ファンの声ももちろんエネルギーになっているが、「自分のために始めた職業で、そこがブレたら何かがブレ始めると思うので、引き続き自分の楽しいと思うことを常にやっていけたら」と、自分の思いを大切にしている。今後の目標は「具体的にはない」とのこと。「役者は、このキャリアの年数だと自分から仕掛けていくことはなかなか難しいので、いただける仕事を自分なりに料理して、それをどうおいしくできるかというのを日々考えながら続けていったら、自ずといい結果になっていくのではないかなと思います」との考えを示した。最後に、最近ハマっていることを尋ねると「料理」と答え、「自炊を頑張ろうと思って。今年は、ロケ地や遠征先以外、家にいるときは弁当を買わずに自炊したいと思っています」と語った。■水上恒司(みずかみ・こうし)1999年5月12日生まれ、福岡県出身。2018年放送のドラマ『中学聖日記』のオーディションで主人公の相手役(黒岩晶)に抜てきされ俳優デビュー。ドラマ『MIU404』(2020、『大江戸もののけ物語』(2020)、『いとしのニーナ』(2020)、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(2021)、『青天を衝け』(2021)、『桜の塔』(2021)、映画『新解釈・三國志』(2020)、『劇場版 奥様は、取り扱い注意』(2021)、『そして、バトンは渡された』(2021)、『死刑にいたる病』(2022)などに出演。2022年8月31日に所属していたスウィートパワーとの専属契約を終了し、岡田健史から本名の水上恒司に改名した。
2022年11月16日清野菜名と松坂桃李がW主演する現在公開中の実写映画『耳をすませば』より、大人になった雫と聖司の幸せな結末を予感させる新たなビジュアルが公開された。中学生時代、想いを通わせ合ったあの頃と変わらない、幸せな笑顔を浮かべる雫(清野さん)と聖司(松坂さん)が写し出されている今回のビジュアル。夢を叶えるためにイタリアに渡った聖司と、日本に残った雫は、思うように会えない日々を送っていたが、お互いを想う気持ちはあの頃から変わらないまま。「またここに来よう」と約束をしたあの場所に向かうために、聖司は自転車で雫を迎えに。そんな二人乗りのシーンは、様々な困難を乗り越え、幸せな結末に向かっていく彼らの想いが詰まっている。また、雫が羽織っているのは、聖司の革ジャンとなっており、ちょっとしたところに垣間見える胸キュンポイントも注目となっている。『耳をすませば』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:耳をすませば(2020) 2022年10月14日より全国にて公開©︎柊あおい/集英社©︎2022『耳をすませば』製作委員会
2022年10月21日「かつてプロレスとはゴールのないマラソンといった自分ですが、ゴールすることに決めました」そうコメントし、2023年の春までに引退することを宣言している、プロレスラーの武藤敬司さん。2022年10月16日には、福岡県福岡市にある『福岡国際センター』で開催された、『プロレスリング・ノア ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA』に参戦しました。福岡ラストマッチとして戦いきり、感無量な想いが伝わるような、天を仰いだ写真をTwitterに投稿しています。ありがとう、福岡。 pic.twitter.com/2cdlPtlpZ3 — 武藤 敬司 (@muto_keiji) October 16, 2022 帰りの飛行機では、キャビンアテンドから1枚の手紙を受け取ったとのこと。その内容に、武藤さんは胸を打たれたのでした。武藤様今日はご搭乗頂き誠にありがとうございます。昨日は福岡でのラストマッチお疲れ様でした。残りの試合もケガなく最高なものとなりますよう乗務員一同お祈りしてます。そして酷使したお体を第二の人生では労わりながら素適な日々をお過ごし下さい。@muto_keijiーより引用(原文ママ)福岡から帰りの飛行機でCAさんから心温まる手紙を頂いた。 pic.twitter.com/jwxkuOEoT5 — 武藤 敬司 (@muto_keiji) October 17, 2022 全日本空輸株式会社(ANA)のキャビンアテンダントは、武藤さんの福岡ラストマッチを把握していた様子。試合を労い、引退後のことまで想った、温かな言葉をつづったのでした。引退の日が近付いてきていることを実感している中、武藤さんの心に、よりしみたことでしょう。この手紙に、武藤さんのファンの人たちも心が動かされたようです。・手書きって、最高に嬉しいですよね。・ANAってこういうことをしてくれるんだ!粋な計らいだなあ!・感涙しました。なんだか我がことのように喜んでいます。2023年の春までは、もう少し。プロレスラー人生のラストを飾るその時まで、武藤さんの勇姿を目に焼き付けていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月17日今回、ご紹介するのは、映画『アウトロダブル』。藤田玲さんと佐藤流司さんがW主演し、危険でハードなアウトロー役に挑んだ意欲作です。本作で我妻アベルを演じた藤田玲さんにお話をうかがいました。「バディものとして楽しめると思います」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 117映画『アウトロダブル』は、藤田玲さん主演映画『ボーダーライン』(2017年)、藤田さん主演映画『ダブルドライブ‐狼の掟‐』(2018年)、そして佐藤流司さん主演映画『ダブルドライブ‐龍の絆‐』(2018年)の流れをくむ、シリーズ最新作にして最終章です。藤田さんと佐藤さんは共演が多く、7月15日に開幕した舞台『呪術廻戦』では佐藤さんが主役・虎杖悠仁、藤田さんが夏油傑を好演。映画『アウトロダブル』でもふたりの息の合った演技を堪能できます。さらに、映画『アウトロダブル』には、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演する牧島輝さん、MANKAI STAGE『A3!』で藤田さんと同じ秋組に出演する中村太郎さんや同じくMANKAI STAGE『A3!』に出演経験を持つ高橋怜也さんが登場するほか、人気お笑い芸人のなだぎ武さんと千原せいじさんが個性的な風貌で怪演。主題歌「BOND」では、藤田さんと佐藤さんが今回限りのツイン・ボーカルでパワフルな歌声を披露し、ふたりのアウトローたちが疾走し続ける生き様を表現しています。ーーシリーズの前作『ダブルドライブ‐狼の掟‐』『ダブルドライブ‐龍の絆‐』(2018年)を撮っているとき、すでに『アウトロダブル』の企画はあったのでしょうか?藤田さんありませんでした。ーーということは、前作が好評だったため、『アウトロダブル』の企画が立ち上がったのですね。藤田さんそうですね、ありがたいことだと思っています。流司と前作を撮っていたとき、お互いにバディ感と相性の良さを感じて、「また次も撮れたら良いね」という話をしていました。実現して嬉しかったです。これまでのシリーズでは車が大きな役割を果たしていましたが、本作では冒頭から自分たちの車を売り払っていて、車を持っていない設定なんです。その分、バディものとして楽しめると思います。ーーこれまでのシリーズの中で、もっとも人間ドラマが描かれている印象を受けました。特に女性は楽しめるだろうなと。藤田さん僕自身、初めて台本を読んだ際、「こんなにコミカルで大丈夫なの!?」と思ったほどでした。『ボーダーライン』の頃のアベルは無口でクールな一匹狼でしたが、いろんな方々と関わることによって、社交性がついてきたのかなと思います。今回のアベルはいろんな方々に優しいです(笑)。牧島くんや中村くんという若手のイケメンやファンタジー要素も加わって、より見やすい作品になっていると思います。ーーファンタジーと言えば、アベルが幽霊に驚くシーンが面白かったです。初めて台本を読んだときの感想を教えてください。藤田さんケンカをして勝てる相手ではないので、アベルがビビるのも理解できました。これまでに描かれなかった、アベルのかわいい一面だと思います。ーー藤田さんご自身は、幽霊を見たことは?藤田さん子どもの頃は霊感があり、幽霊を見たこともありましたが、いまは感じる程度です。『A3!』で言うと、横田龍儀くんと陣内将くんが霊感があるらしくて。『A3!』の2幕が始まる直前、みんながスタンバイしているときに「藤田さん、あそこに……!!」とか、言うんですよ。陽気なシーンを演じる前に、そういうことを教えるのは、本当にやめてほしいと思います(笑)。ーー女性ファンにとっては、藤田さんと佐藤さんとの混浴シーンも見どころだと思います。藤田さんあのシーンでは、監督の許可を得て、自分たちで考えたアドリブを取り入れました。お風呂に浮かぶアヒルを投げ合うシーンはそのひとつです。実は千原せいじさんが入って来るところも含めて、お風呂のシーンは1日で撮っていて。僕らはぬるめのお湯に半日ほど浸かっていたので、指がしわしわになりました。ーーアベルが普通の生活に憧れる、切ないシーンを演じて、芸能人であるご自身と重なったところは?藤田さんアベルほど壮絶な過去は背負っていませんし、これまでも普通の生活をしていましたから、特に憧れはないです。いつの日か、結婚して子どもを持ちたいという気持ちはあります。ーー佐藤さんとは共演が多く、現在は舞台『呪術廻戦』でもご一緒されています。本作で相手が佐藤さんだからこそ、引き出された演技はありますか?藤田さんアベルのギャグシーンは、純也を演じたのが流司だからこそ、引き出されたものです。ほかの作品では観られない、僕や流司のいろんな顔を引き出していると思います。主題歌「BOND」を作る際は、流司と意見を交わしながら作業を行い、ずっと録音していたいと思うほど、楽しいレコーディングになりました。僕らは全く違う声質なので、ふたりの対比がよく出ていると思います。ーー最後に、本作を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いいたします。藤田さん牧島輝くん、中村太郎くんや高橋怜也くんという舞台のキャストやなだぎ武さん、千原せいじさんが参加して下さり、良いミックスになっています。僕らのふり幅を楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話生き物が大好きな藤田さん。ハムスターを捕まえるシーンでは驚きのハプニングが起こったそう。「あの子は、人の手のひらではとても活発に動くのですが、地面に置くと急におとなしくなって。流司と一緒に捕まえるシーンでは、全く動いてくれなくて。わざとアミをはずすなど、捕まえる雰囲気を出すことに苦労しました(笑)」。Information8月20日(土)には『藤田玲×佐藤流司フタリ旅‐映画『アウトロダブル』公開記念特番‐』のホール上映&トークショーと映画の完成披露上映会が。そして、9月19日(月・祝)には『藤田玲の#カモマイ』ファイナルイベント~感謝御礼!トークイベント~入場プレゼント&お見送り付~が開催されるそう。興味がある方は、藤田さんの公式サイトをチェック!映画『アウトロダブル』9月2日(金)より公開主演:藤田玲×佐藤流司出演:牧島輝、中村太郎、高橋怜也、内浦純一、星ようこ、なだぎ武、千原せいじほか監督:西海謙一郎脚本:池谷雅夫主題歌:「BOND」藤田玲/佐藤流司(DOLCESTAR RECORDS)製作・企画・配給:AMGエンタテインメント© 2022AMGエンタテインメント『藤田玲×佐藤流司フタリ旅‐映画『アウトロダブル』公開記念特番‐』テレビ神奈川にて放送。8/1(月)、8/8(月)、8/15(月)23:00~23:30(全3話)写真・北尾渉文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士ヘアメイク・小林麗子写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士 ヘアメイク・小林麗子
2022年08月01日2022年6月12日、日本プロレス界のスーパースター、武藤敬司さんがリング上で引退の意向を発表しました。武藤さんが引退表明をしたのは、同日に開催されたプロレスイベント『CyberFight Festival 2022』でのこと。リング上で、マイクを握った武藤さんは「来年の春までには引退します」と、会場に集まったプロレスファンに向けて宣言しました。武藤敬司から大切なご報告【速報】武藤敬司引退武藤「かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します」ただいまWRESTLE UNIVERSEで独占生中継! #noah_ghc #cffes2022 pic.twitter.com/AynhlGRixf — プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) June 12, 2022 自身のTwitterを通して、武藤さんは改めて引退時期に関して明言するとともに「残り数試合ご声援のほど、よろしくお願いいたします!」とつづっています。かつてプロレスとはゴールのないマラソンと言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します。残り数試合ご声援のほど宜しくお願い致します! #cffes2022 #noah_ghc pic.twitter.com/AegJMCiSl7 — 武藤 敬司 (@muto_keiji) June 12, 2022 長年、日本のプロレス界をけん引した武藤さん。例えプロレスに詳しくなくとも、武藤さんの名前を聞いたことがある人は多いことでしょう。ファイトスタイルはもちろん、プロレスの枠を超え、バラエティ番組やCM、ドラマや映画出演など、幅広く活躍した武藤さんだからこそ、日本のプロレス界に与えた影響は大きかったはず。今回の武藤さんの引退表明に、多くの人が感謝の声をあげました。・武藤さんは俺の青春でした。本当にありがとうございます。・現役生活を無事ゴールできるように願ってます。・時代を作りながら、時代に対応したプロレスをしていたのは、やはり武藤さんだけだといつも思います。武藤さんがリング上で活躍する姿を見ることができるのは、もう1年もありません。「天才」と呼ばれ、一時代を築いた武藤さんの最後の雄姿を、日本中のプロレスファンが見守っています。[文・構成/grape編集部]
2022年06月12日舞台『呪術廻戦』の製作発表会が13日に東京・渋谷スクランブルホールで行われ、佐藤流司(虎杖悠仁役)、泰江和明(伏黒恵役)、豊原江理佳(釘崎野薔薇役)、和田雅成(七海建人役)、太田基裕(真人役)、藤田玲(夏油傑役)、三浦涼介(五条悟役)ら主要キャスト陣が勢ぞろいした。この日は演出の小林顕作、週刊少年ジャンプの中野博之編集長も来場した。『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載中の『呪術廻戦』(原作:芥見下々)は、呪いを祓う才能の持ち主が集められた「東京都立呪術高等専門学校」を舞台に、驚異的な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁が、同学年の伏黒恵、釘崎野薔薇と共に呪術を学びながら、強大な敵と戦うさまを独特の世界観で描きだすダークファンタジー。2020年10月に放送開始となったテレビアニメが高視聴率を記録し、シーズン2の制作も決定。さらに昨年12月24日に公開された『劇場版 呪術廻戦 0』は現在、興行収入134億円の大ヒットを記録するなど、一大ムーブメントを巻き起こしている。主人公・虎杖悠仁役の佐藤は「このような大きな作品で主演を演じさせていただき、本当に光栄に思います。身体能力が高い役なので、本番に向けて身体の方も鋭意制作中ということで、どうかご期待ください」とあいさつ。伏黒役の泰江も「僕はこの役がどうしてもやりたくて、小林さんと初めてお会いした時に、アクロバット、ダンス、お芝居も全部披露させていただいて、結果ここに立てていることに感謝しかありません」と続け、釘崎野薔薇役の豊原が「カッコ良くて、強くて、憧れてしまうような野薔薇ちゃんに決まったときから夢見心地で。こんなカッコいい野薔薇ちゃんができるんだろうかという不安もありますが、その不安も全部、力に変えて、この役に挑戦したい」と意気込んだ。さらに五条悟役の三浦は「作品のファンの皆さまとともに、僕も『呪術廻戦』という作品を愛し、五条というキャラクターを精いっぱい、心をこめて演じられるよう、精進していくのでお願いします」と続けた。真人役の太田は「真人は、人間の負の感情から生まれた呪霊。でも皮肉にも真の人と書く名前であることに奥行きを感じているんですが。彼の哲学を感じながら、僕自身の話を融合させて、共鳴し合って、ひとつの役を作りあげていきたい。この作品のスパイスになるように頑張って行きます」とコメント。そしてもともと原作の大ファンだったという夏油傑役の藤田は「もし舞台化するなら、自分がやれる役はないだろうかとずっと考えてたんですけど、夏油かなと思っていたんです。それがこのお話をいただいた時に、夏油と聞いて、やったー! となった記憶があります。いち原作ファンとして、原作好きな人にも楽しんでいただけるよう。僕もスパイスになれるよう頑張ります」と意気込んだ。本舞台では、歌やダンスなどの要素も織り込まれるという。演出の小林も「いろいろと会議を重ねる中で、みんなが(キャストは)歌がうまいですよというので。僕も歌を作るのは好きだし。ミュージカルとはついてないので、ふたを開けてみんなが歌っていたらビックリするかもしれないけど、みんなに歌ってもらったら楽しいんじゃないかなと思っています」と感じたといい、三浦も「歌もダンスもしっかりやりたいです」とその意見に同意。小林は「せっかくなら、舞台ならではのものをてんこ盛りにしたい。原作から飛び出した世界で、新しいものを作りたい。ただもちろんアニメともリンクするし、(『呪術廻戦』が)原作だよなというものにもしたいし。理想ばかり言っていますが、全部やりたいなと思っています」とその構想の一端を明かした。「自分の役と似ているところは?」という質問を受けた佐藤は「虎杖悠仁と佐藤流司で、名前も似ていますし、出身地が宮城県というのも似ています。また悠仁は身長173センチなんですが、わたしも171センチ。調子がいい日は172センチなので、身長も近いかな。それからスタミナも自信があるので、身体能力的な部分は似ているなと思いますね」というと、和田も「パンが好きというところが似ているのと、七海の身長が184センチくらいと書いてあって。僕は181センチなんですけど、調子がいいときは183センチくらいなので、いっぱい寝て本番に臨みます」と冗談めかすと、佐藤が「同じ事を言うなよ」とツッコんでみせ、会場を沸かせた。最後のコメントを求められた小林は「先ほども申し上げた通り、舞台でできることを精いっぱい繰り広げて。出演者は役のことを考えて悩むこともあると思いますが、役者が本人の声、本人の気持ちでやってくれたら、それに役がついてくると思うので。そんなみんなの意気込みやパワーを前面に出せるような作品にしたいので、楽しみにお待ちください」と語ると、佐藤も「このご時世、日常で感じる不満や不安、負の感情があると思いますが、全部(劇場に)持ってきてください。ふっ飛ばしますから」と意気込みを語った。同作にはほか禪院真希役の高月彩良、狗巻棘役の定本楓馬、パンダ役の寺山武志、伊地知潔高役の田中穂先、家入硝子役の石井美絵子、吉野順平役の福澤希空、漏瑚役の山岸門人、花御役の南誉士広、両面宿儺役の五十嵐拓人が出演。東京公演は天王洲 銀河劇場にて7月15日〜31日、大阪公演はメルパルクホール大阪にて8月4日〜14日。(C)芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会
2022年04月14日俳優・佐藤流司がアーティスト「Ryuji」として、結成したバンドプロジェクト、The Brow Beat。そんな彼らが、メジャーデビュー後初の有観客ライブ「The Brow Beat LIVE 2021『Let’s play harevutai, shall we!?』」を開催。エムオン!では、このライブより、2021年10月1日の東京・東京建物 Brillia HALL公演の模様をテレビ初放送!お見逃しなく!■■番組情報■■<番組名>M-ON! LIVE The Brow Beat「The Brow Beat LIVE 2021『Let’s play harevutai, shall we!?』」<放送日時>5/30(月)22:00~23:30\プレゼントキャンペーンも実施中!/この放送を記念して、期間中にスカパー!サービスに新規加入し、エムオン!単チャンネルをご契約いただいたお客様の中から抽選で3名様に、直筆サイン入りオリジナルタオルをプレゼント!▼本キャンペーンに関する詳細は、こちらをご覧ください。 以上MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。詳しくは、MUSIC ON! TV(エムオン!)公式サイト( )まで。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月11日今回、ご紹介するのは、『シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。』。インスタントラーメンをこよなく愛す若者たちが、映えるアレンジレシピを生み出すグルメドラマです。本作に主演した、佐藤流司さんにお話をうかがいました。「見れば見るほどほっこりして、お腹が減るドラマです」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 105『シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。』の主人公は、WEBライターの仕事をはじめた諒太。唯一の楽しみは、学生時代からの仲間である有紗、恭一、翔、メイリンに、妹の葵を加えた6人で続けている部活動、インスタントラーメンアレンジ部。メンバーたちは、1週間ローテーションで、映えるインスタントラーメンのアレンジレシピを考案し、SNSや動画でシェアしていきます。メンバーたちが生み出す、趣向の違うレシピには、毎回、新たな発見と驚きが。いつもの味にひと手間加えた、手軽で美味しくヘルシーなおしゃれ料理が次々と登場し、思わずインスタントラーメンのアレンジに挑戦したくなるドラマです。主役の諒太を演じるのは、ミュージカル『刀剣乱舞』で人気の佐藤流司さん。部活動のメンバーとして、紺野彩夏さん、松本享恭さん、永田崇人さん、ロン・モンロウさんが登場。諒太の妹・葵をyukinoさんが演じています。さらに、スピンオフには、ラーメン大好き芸人・園長安田役で、安田大サーカスの団長安田さんが出演。『シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。』全10話とともにスピンオフも楽しめます。ーーユニークな企画のドラマですね。佐藤さん近年、特に人気を集めている、いわゆる飯テロドラマに出演させていただき、とても嬉しく思いました。それと同時に、少し不安も抱きました。僕は映像を撮っているときにダイエットを行うのですが、今回は食べるシーンが多いので、撮影以外の食事を調整するように心がけました。ーー役作りでどのようなことを?佐藤さん僕は復讐する男や悪役、ヤンキーなど、暗い過去を持つ人間を演じさせていただくことが多くて。本作のような、ラーメン部の部長という、周りの方の意見を聞いてまとめていくような男性を演じることは初めての経験でした。プロデューサーの方から、声を高めにして欲しいと言われ、まずそこから役作りをはじめました。これまでの作品で出せなかった一面が表現できたと思います。ーーファンの方は、湯上がりシーンも喜ぶと思います。佐藤さん肩を出している程度ですが、あまり肌を出さないので、これまでの作品にはないシーンだと思います。ーー難しかったシーンを教えてください。佐藤さん部活動のメンバーたちとリモートで集まるシーンですね。撮影現場で一緒にお芝居ができないため、僕は共演者の方々の表情やお芝居を想像しながら、パソコンの真っ暗な画面に向かって演じました。ーー劇中、調理シーンも登場します。佐藤さん普段、自分が使っている包丁やフライパンと勝手が違うので、最初は炒めるシーンでボロボロとこぼしました(笑)。ーー日常的にお料理をされている方のコメントですね。佐藤さん自粛期間中に、自炊をはじめました。インスタントラーメンは意外と低カロリーなので、このドラマに登場するような野菜を加えたアレンジレシピにすれば、ダイエット中でもヘルシーに食べることができると思います。ーーおすすめの味や、インスタントラーメンの楽しみ方を教えてください。佐藤さん僕は東北出身(※佐藤さんは宮城県出身)ということもあって、子どもの頃からしょうゆラーメンをよく食べていました。背徳的なイメージがある食べ物ですから、とことん突き詰めた楽しみ方が好きです。においを気にしなくてよいお休みの前日に、にんにくやニラをたっぷり入れたラーメンを食べたいですね。ーー最後に、本作の見どころを教えてください。佐藤さんいまからドラマを観るぞと、気を張らなくて良い作品です。動くレシピ本のような感覚で楽しめると思います。出演者同士で、何話のどのレシピがおいしかったかという話をしたのですが、かなり意見が分かれて。僕はとんこつラーメンを高菜でチャーハン風にアレンジしたレシピがとてもおいしかったです。見れば見るほどほっこりして、お腹が減るドラマなので、料理を作りながら、楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話佐藤さんがプライベートでインスタントラーメンを作ってあげたい状況は?「相手の方が、仕事で疲れているときや体調を崩しているときに、野菜とあんかけでアレンジした、のどごしの良いラーメンを作ってあげたいです」。佐藤さんが作ったラーメンを食べたら、すぐに元気になりそうですね!Informationグルメドラマ『シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。』4月7日(木)よる11:00よりBS-TBSにて放送開始ひかりTVより見放題独占配信もスタート※放送時間は予定につき、変更となる場合があります。出演:佐藤流司、紺野彩夏、松本享恭、永田崇人、ロン・モンロウ、yukino / 団長安田(安田大サーカス)©2022「シェアするラ!インスタントラーメンアレンジ部はじめました。」写真・山本嵩文・田嶋真理写真・山本嵩 文・田嶋真理
2022年04月04日●父親になって目線変化「モテたいより子供に喜んでもらいたい」お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司は、2015年の『M-1グランプリ』で優勝するなどお笑い芸人として活躍する一方、持ち前の歌唱力を生かし、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではオーディションの末、テナルディエ役を勝ち取るなど多才ぶりを発揮している。3月18日公開の映画『SING/シング:ネクストステージ』でも、ブタのグンター役として、前作から続投して声優にも挑んでいるなど快進撃が続くが、本人は「まだまだ全然足りていないし、いつ戦力外と言われるか……という不安はずっとあります」と胸の内を明かす。映画『SING/シング:ネクストステージ』で斎藤が演じるグンターは、歌って踊れるブタ。アイデアマンでもあり、物語の進む方向に光を照らすエンターテイナーだ。前作同様オファーを受けたことに「シンプルにメチャクチャ嬉しかったです。ここまできたらずっと作品が続いてくれて、グンター=斎藤みたいになれば最高ですよね」と喜びを爆発させる。斎藤は2018年に第1子、2020年に第2子が誕生し、2児の父となったが「なによりもうれしかったのが、子供に見せられるということですね。今回お話をいただいたとき、まずそれが頭に浮かびました」と語ると「実際僕が映画に出てくるわけではないので、正直グンターが僕の声だと気づかないとは思うのですが、映画は作品として残るので、子供が大きくなったとき『グンターの声はお父さんなんだよ』と言えるのはうれしいです」と破顔する。また、子を持つ親になったことで、仕事への見方も変わったという。「いろいろな仕事がありますが、この映画のように子供が楽しめる作品に携わるたびに『これが親父の喜びか……』と実感するんです」と笑うと「以前はやっぱりモテたいなみたいな感情はあったのですが、いまはシンプルに『この仕事をしたら子供が喜んでくれるかな』みたいな目線になるんです。だからこそ、今回もまた声を掛けていただけたことは、とてもありがたいですし、そこを目指している気はします」。前作から、約5年ぶりとなるアニメーションの吹き替え。「自分のなかでは、結構テクニカルに演じたつもりだったので、『前回どんな感じでしたっけ?』と確認したら、音響監督から『普通にしゃべってください』って言われたんです。そのとき完全にノーテクニックだったんだと気づいてからは、思い切りやらせてもらいました(笑)」。とは言うものの、斎藤と言えば、2019年上演のミュージカル『レ・ミゼラブル』で、テナルディエ役をオーディションで勝ち取ったほど、歌唱力には定評がある。「もともと僕は芸人になりたかったというよりは、歌って踊れるスーパースターになりたいという思いがあってこの世界に入ったんです。もちろん人を笑わせることは大好きですし、素敵な仕事だと思いますが、あくまで目標はスーパースターなので(笑)。そのために吸収できることは、どん欲にやっていきたいんです」。永遠の憧れを聞くと、間髪入れず「木村拓哉さんですね」と答えた斎藤。「圧倒的な存在感で名声もあって……きっと富もある。まさにスーパースターですよね。世界で言えばジョージ・クルーニーさんとかもすごいですよね」と羨望の眼差しを向ける。●いつ戦力外になるかもしれないという不安はあるそんな斎藤も43歳になった。「もう言いわけできない年ですよね」と苦笑いを浮かべると「まだ自分の理想にはほど遠いです。全然です」と自嘲気味に語る。『M-1グランプリ』での優勝をはじめ、芸人としての知名度もあり、この発言も謙そんなのかなと感じたが「少しは知っていただけているかもしれませんが、実態が伴っていない。いつ戦力外になるかもしれないという不安はあります。僕らが『M-1』で優勝したときとは、時代も大きく様変わりしていますからね。ましてやここ2年はコロナもあり、戦い方も変えていかなければいけないと思っています」と危機感を募らせる。その意味でも、幅広いチャンネルを持つ必要性を実感しているという。「以前、島田紳助さんが『一発売れるのは意外と簡単だけれど、売れ続けるのは難しい』と誰かに話していたのを聞いていたのですが、いまその言葉を実感しています。だからこそ、こうした声の仕事はありがたいですし、それ以外にも歌もダンスも、なんでもフレキシブルに対応していきたいです」と心情を吐露する。さまざまな思いを抱えながら進む40代だが、一方でシンプルに物事を考えれば、「子供に誇れるようなお父さんでいたい」という結論にたどり着くという。「結局は子供が自分をどう見てくれるか――そこだと思うんです。だから、最悪もし舞台とかですごく滑ってしまっても、子供から『面白い』と言ってもらえたり、『最高だよ』と思ってもらえたりすればいいのかなと。でも、そのためにはやっぱり、周囲の目も必要なのかなと。スーパースターになれば、自然と子供もそう見てくれるじゃないですか」。「誇れるお父さんになる」という意味では、夢と希望がたくさん詰まった本作は、最高の贈りものとなる。「月並みな言葉ですが、パート1よりもメチャクチャパワーアップしています。こういう作品を観て、頑張れば夢は叶うんだと前向きになってほしいです」と作品をPRした。■斎藤司1979年2月15日生まれ、神奈川県横浜市出身。大学卒業後、楽天で約2年間勤務した後、吉本総合芸能学院(NSC)に入学。同期のたかしと2005年4月にお笑いコンビ・トレンディエンジェルを結成した。ハゲネタで注目を集め、2013年に『オンバト+』チャンピオン大会で優勝。2015年には『M-1グランプリ』で優勝した。歌唱力に定評があり、2019年に上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』では、オーディションでテナルディエ役に選ばれ、2021年も同役を務めた。
2022年03月14日4歳で初めての発達検査を受ける太郎が年少のころ、発達相談所に発達検査を受けに行った。案内されたのは6畳程の狭い個室。そこには小さなテーブルと椅子が2つ、子どもが遊ぶようなブロックや積み木が部屋の隅っこに置かれていた。Upload By まゆん発達検査を行うのは児童心理司さんだが、まだ部屋にはいなかった。太郎は部屋に案内されると、部屋にある積み木やブロックで遊び始めた。ちょうど遊び始めたころに、児童心理司さんが部屋に入ってきた。私が太郎に「おもちゃを片づけよう」と声をかけると、太郎はすぐに片づけに切り替えることができた。Upload By まゆん机を挟んで対面で太郎と児童心理司さんは座った。私と同席していた太郎の担任の保育士さんは、部屋の隅で座っていた。いよいよ検査が始まる。児童心理司さんが「こんにちは」と挨拶をすると、太郎は「こんにちは」と挨拶をかわせていた。検査の初めは静かに椅子に座っていた太郎だが、質問を重ねて行くうちにガタガタと椅子を揺らしたり身体を揺らしたり、落ち着きがなくなっていった。Upload By まゆん児童心理司さんの質問も頭に入らないのか、机に突っ伏してしまった。Upload By まゆんなかなか問題が進まなくなったとき、児童心理司さんから次の発言があった。「太郎くん、真面目にしてくれるかな?今日はね、太郎くんのお母さんはあなたのために、わざわざ仕事を休んでここに来てくれてるの、無駄にしないでほしい!」Upload By まゆん・・・・・・・ちょっと待て…私の心は凍りついた。Upload By まゆん私が思ってもいないような気持ちを代弁しないでくれないかな?いつ私が「わざわざ休みとりました」なんて、「わざわざ」なんて言ったかな?私は怒りをおさえながら、太郎と児童心理司さんのやり取りを見ていた。強めの口調で注意された太郎は、その空気を感じることができたのか、状態を起こし渋々と質問に答え始め、最後まで受けることができた。そんな児童心理司さんとのやり取りをみながら、私の心はまださっきの「わざわざ」にモヤモヤとしていた。(切り替えが苦手なのは私の方なのかも……)検査を終えると児童心理司さんは採点と評価をするため、一旦退室した。太郎は再びブロックで遊び始めた。私はまだモヤモヤとしていた。(やはり切り替えが苦手なのは私)そして評価のため、児童心理司さんが再び入室。そこでの評価の中に「注意すると我慢することができ、指示の理解もあった」というのがあった。私は、さっきの「わざわざ」は、わざと注意して太郎の行動を試していたものなのか?と思いもしたが、いやいやそれにしても、とモヤモヤしていた。Upload By まゆん私は太郎と一緒に、発達検査や療育リハビリへ何度も行っています。対応してくださるスタッフの方もさまざまで、強い口調で頭ごなしに注意されることもありました。今回のコラムで書いた発達検査では太郎は渋々と質問に答えることができましたが、ほかの場面では涙を流しながらすることも多くありました。先生から強い口調で注意をされ涙を流す場面を、私はどうしていいのか、これが正しい指導なのかと思いながら歯を食いしばって見ることもありました。発達障害についての知識が増えた今だから言えるのですが、あまやかすとは別で、注意の仕方、気づかせ方の問題だと思うのです。注意の仕方一つで相手の気づき方も変わり、人の動きは変化すると思います。頭ごなしに強い口調で注意しても相手に不快な思いしか与えられず、動けるものも動けなくなると私は考えています。これは発達障害に限らず誰にとっても、どこの社会でもそうだと思います。人を育てる、伸ばす、ということと、圧をかけることとは別だと思ってます。発達障害のある子どもはどうしても指示が入りにくく、相手の思い通りにいかないので神経を逆なでるのかもしれませんが、そういう場面を保護者が見るのはとてもつらいです。もしも同じ思いをされている方がいらっしゃるのであれば、周りにヘルプを出していただきたいと思っています。執筆/まゆん(監修:鈴木先生)4歳の太郎君は、お母さんの指示に従いおもちゃを片づけて椅子に座り、きちんと挨拶ができているので、いい子です。ただ、ガタガタと椅子を揺らして落ち着きがないのは非移動性多動がありそうですね。それでも強めの口調で注意されながらも最後まで質問に答えた太郎君は偉いと思います。心理担当者は思い通りいかないと強い口調になってしまう側面がおありかなと思いきや、「注意すると我慢することができ…」との記載があったので実は試していたのかと私も感じてしまいました。そうならば、あとで試していたという説明が親に対してあるはずです。プロなら強い口調で言ってもそのあとの質問に答えられたならば「よく頑張ったね。さっきは強く言ってごめんね」というフォローの一言があって然りだと思います。発達障害(神経発達症)のあるお子さん対する接し方の基本は、「優しく・丁寧に・具体的に・肯定文で」と日ごろ外来で親御さんにお話ししています。
2022年01月29日2022年より双子選手としてJリーグで活躍し、日本代表でもプレーした佐藤勇人氏、佐藤寿人氏が、 ジュニア年代における国内最大規模のサッカー年間リーグ「プレミアリーグ U-11」のアンバサダーに就任したことが発表されました。【関連記事】プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ3 年ぶり開催お二人はアンバサダー就任にあたって以下のコメントを寄せました。佐藤勇人氏、佐藤寿人氏 コメント「子供たちにとって、試合をすることが何よりの喜びであり、成長の源です。そうやって僕たちも小さい頃から試合を経験して成長してきました。プレミアリーグ U-11の3 ピリオド制で全員が試合に出られる仕組みは素晴らしいと共感して、このたび2人でアンバサダーを務めさせていただくことになりました。日本中の子供たちがプレミアリーグU-11 を通じてたくさんの笑顔になって、たくましく成長していくことを願っています」<プレミアリーグU-11とは>「豊かなサッカー文化を日本中に広めること」、「少年サッカーに関わる人を幸せにする環境づくり」をミッションとし、サッカーの育成年代におけるソフト面のソリューションとして発足。2021年までに全国37都道府県に拡大、約600チームが参加、約4,000以上の試合を実施する日本最大の私設リーグ。負けたら終わりのトーナメント方式の公式戦では、いわゆる「上手な子」しか試合に出られない勝利(成績)至上主義が根強い日本のスポーツ文化の現状に対する問題意識からスタートしており、「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」カテゴリー分けされた育成重視のリーグ戦を編成し、「全員出場」「3ピリオド制」など、他にない独自の競技規則を設け、『補欠ゼロ』への取り組みを行なっています。大会ホームページはこちら>>お問い合わせプレミアリーグU-11実行委員会 事務局担当:佐々木電話:090-4590-5713Email:sasaki@pl11.jp
2021年12月24日2.5次元などの舞台で活躍する実力派俳優、佐藤流司、福澤 侑、spiの3人と、ボーカリストの心之介が合体した4人組の音楽パフォーマンスユニット「ZIPANG OPERA」が11月3日(水)にリリースするデビューアルバム『ZERO』のジャケットが公開された。作品を通して日本(和)の世界観をコンセプトに掲げ、メンバーそれぞれが、和を基調とした日本のカルチャーを彷彿とさせる衣装を纏い、ZIPANG OPERA始動に向けた力強い眼差しでこちらを見据え、強い覚悟が感じられるジャケットに仕上がっている。ジャケット公開と同時に初回生産限定盤のBOXデザインと購入者特典のデザインも公開となった。【リリース情報】ZIPANG OPERA『ZERO』11月3日(水)発売■初回生産限定盤(Blu-ray)※三方背BOX+トールケース仕様形態:CD+2Blu-ray価格:12,100円(税込)<Blu-ray収録内容>DISC1:ZIPANG OPERA ACT ZERO 〜暁の海〜(本編映像)DISC2:ZIPANG OPERA ACT ZERO 〜暁の海〜(全景映像) / Behind The Scenes※封入特典:オリジナルブロマイド(全8種より1枚ランダム封入)、オリジナルフォトブック(44P)、シリアルナンバー2つ■初回生産限定盤(DVD)※三方背BOX+トールケース仕様形態:CD+2DVD価格:11,000円(税込)<DVD収録内容>DISC1:ZIPANG OPERA ACT ZERO 〜暁の海〜(本編映像)<DISC2>DISC2:ZIPANG OPERA ACT ZERO 〜暁の海〜(全景映像) / Behind The Scenes※封入特典:オリジナルブロマイド(全8種より1枚ランダム封入)、オリジナルフォトブック(44P)、シリアルナンバー2つ■通常(CD)形態:CD価格:3,300円(税込)※初回盤封入特典:オリジナルブロマイド(全8種より1枚ランダム封入)、シリアルナンバー<CD収録内容>※全形態共通01. Cherry Blossom02. DRAGON FIREWORK03. Higher Ground04. Last Quarter05. WELCOME TO NEW WORLD(福澤 侑)06. I Believe(spi)07. Alter Ego(佐藤流司)08. HATE DISTANCE(心之介)09. Breath10. DRAMA11. Happy Feeling12. 開華13. 鳴音14. OVERGROUND<シリアルナンバー抽選特典>・ZIPANG OPERA 1stアルバム『ZERO』発売記念メンバー全員オンライントーク会【実施日程】2021年12月14日(火)午後予定※応募期間等の詳細は後日発表いたします。<PKG予約リンク>
2021年10月01日俳優として活躍するだけではなく、新しいフィールドを次々に駆け抜ける佐藤健さん。最近夢中になっているのが、『A』の洋服作り。「Answer」の頭文字で、デザイン、生地、着心地などすべての条件を備えた自分が欲しい一着、つまりアンサーといえる服を作るのがコンセプト。これまでコート、パンツ、Tシャツなどをリリースしていて、今回写真で着ているタートルネックとベージュのカーディガンは、『A』のアイテムだ。「もともと服に対するこだわりは強かったけど、若いときは何が正解なのかはっきりわかっていなかったから、自分がいいと思うものとは別に、薦められる服を着たりもしていたんです。だけど20代後半になると自分の感覚がやっぱり正しかったというか、いいと思うものを自信を持って言えるようになってきて。そうすると、スタイリストさんたちは面倒くさいわけですよ(笑)。そんなにこだわりが明確なら自分で作りなよ、と言われて『A』を立ち上げました」今はたまたま洋服だが、こうした考え方は「すべての物事にアンサーを出したい」と語る、いわば佐藤さんの人生哲学だ。一方で演じることは、正解がすぐには導き出せない最たるもののようにも思えるが、そこにもやはり、“ならでは”の哲学が存在する。「アンサーが出ないとしても、そのとき何をするのがベストなのか、その瞬間どういうアプローチが最善なのかを見つけていきます」出演を決めるときに大事にしているのは、勝機が見えるかどうか。昨年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』はドSキャラの医師がハマり役となったが、意外にも勝機がなかなか見えなかったそう。「勝てないかもしれないけど、負けはしないラインを死守しようと思って、キャラクターの魅力を出すことに注力したんです。だってラブストーリーなんだから、キャラが魅力的じゃないとラブにならないじゃないですか(笑)。こんなに多くの人に好きになってもらえるなんて想像もしていなかったから勉強になったし、だったら次は、もっといいものを絶対に提供できるなとも思いましたね」一見クールなのに慕われるのは、言葉や態度に嘘がないから。謎を解くのが本当に好きなことも伝わってくる。そうやって冷静に考え、変化すべきときを逃さず、人生を切り拓いてきたのだろう。「誰よりも面倒くさがりな僕が言えたもんじゃないけど、だからこそここぞというときを見極めて、本気を出すんです。もうひとつ言うと、本当に大事なのは思いやりを持つことだけ。相手が喜んでくれることならやったほうがいいっていう、ただそれだけなんです」さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。1枚目写真タートルネックワッフルニット¥18,150(A/ABYTS)リング¥55,000(シャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)ブロータイプメガネ¥46,200(サイ・スペックス/グローブスペックス エージェント TEL:03・5459・8326)マッドフレームメガネ¥41,800(ロバート・マーク/グローブスペックス エージェント)その他はスタイリスト私物2枚目写真ケーブルカーディガン¥19,800(A/ABYTS)中に着たショートスリーブニット¥63,800(ジ エルダーステイツマン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス¥481,800イヤーカフ¥687,500リング¥159,500(以上ミラモア/ミラモア ファイン ジュエリー TEL:03・5738・7803)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月19日2021年7月27日付にて、YouTubeチャンネル『佐藤 健 / Satoh Takeru』では、佐藤さんの報告動画を配信中です。今回の動画で、佐藤さんは、念願だった自作『ルームウェア』の完成と販売開始を報告。自分で着る服にこだわる佐藤さんは、2020年にオリジナルブランド『A』を立ち上げました。この『A』は、『Answer』の頭文字を意味し、テーマは、『SIMPLE』『FIRST』『ONE』の3つ。これまでにもタートルネックやコートなどの衣服を販売しており、初めてデザインしたタートルネックは、販売開始から1時間も経たないうちに『即完売』したそうです。今回の『ルームウェア』で、佐藤さんがとにかくこだわったのは『着心地』。動画でも、実際に着用している佐藤さんが、裏地の肌触りのよさや動きやすさをアピールしています。中でも『極めつけ』のこだわりは、首の後ろ部分に付いていることの多い『タグ』がないこと。敏感な人が首の後ろに感じる『チクチク感』がなくて、快適だそう。そんな『ルームウェア』のお披露目後は、『男の色気』がただようベッドルームでのインタビュー動画も収録されています。スリーサイズの展開で、カラーはネイビー・ブラウン・カーキと、やや渋め。ブランド『A』の文字が正面に小さく刺繍された至ってシンプルなデザインで、着用している佐藤さんの表情を見ても、とてもリラックスできそうですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月24日石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤司、原田優一が、ミュージカル 『GREASE』に出演することが30日、明らかになった。同作は1970年代にブロードウェイ初演を迎え、トニー賞最優秀ミュージカル作品賞を始め7部門でノミネートされ、超ロングランを記録した大ヒットミュージカル。50年代のアメリカを舞台に、サマー・バケーションで知り合ったダニー(三浦宏規)とサンディ(屋比久知奈)の恋模様を描く。2021年11月・12月に、シアタークリエほか全国三都市にて上演される。1978年にはジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョン主演で映画化、世界興行収入 約4億ドルをあげミュージカル映画史に残る大ヒット作となった同作。新世代のミュージカルスターがそろう同作において、劇中1シーンだけに登場する大人気歌手“ティーンエンジェル”役に、石井一孝、上口耕平、太田基裕、こがけん、斎藤司(トレンディエンジェル)、原田優一の6名が決定した。○石井一孝 コメント私には売れっ子アイドルの友人が何人かいる。ティーン達から黄色い歓声を浴び、バレンタインには靴箱が溢れるほどのチョコを貰うような人達だ。常々それが羨ましいと思っていた。しかし、天の配剤により遂に私も「靴箱王」になる日が来た! 今回の役は、だから一際気合いが入っている。背中に黄金の羽をはやして挑みたい(笑)○上口耕平 コメント映画でのティーンエンジェル登場シーンを初めて見た時、思いっきり笑ったのと同時に、理屈なんてどうでもいいと感じるほどひたすらにハッピーな気分を味わいました。そういうエンターティメントが僕は大好きです。そんな時間を皆様にも味わっていただけるよう、MYティーンエンジェルを見つけていきます。お楽しみに。○太田基裕 コメントティーンエンジェルの方々の多種多様な個性に僕が並んでよいのかと一抹の不安が残りますが、僕らしいティーンエンジェルで作品のいいスパイスになれるよう努めたいと思います。楽しんで頂ける作品になりますように。よろしくお願いします。○こがけん コメントオーマイガー!!!!! あの若きジョン・トラボルタが甲高い声で歌いまくる映画『グリース』のミュージカルに自分が出演するなんて!しかも、あのティーン・エンジェル役ということで、興奮しております。自分しかできない魅力的なティーンエンジェルを演じたいと思っています。○斎藤司(トレンディエンジェル) コメントGREASE出演嬉しいです!! ティーンエンジェル役ということで、コンビ名だけは運命感じてます。当日はフォーティエンジェルとして華を添えさせていただきます。主演の二人とのチームワークはばっちりかと! ワクワク!!○原田優一 コメントこの度、またまた楽しそうな役をいただきまして、感謝して小躍りしております。 どのようなことになりますか、全く想像ができ ていないのですが、ティーンエンジェル役の他 の皆様の顔ぶれを拝見したところ、「なるほど。 トップギアから始めます!」と心に誓った次第 です。全ての引き出しを短時間に全開できるよ う頑張ります。
2021年07月30日自分らしく生きること。それは、とてもシンプルで、とても難しいこと。だけど、私たちがもっとハッピーに生きていくために、自分らしさは欠かせない。そんな“自分らしく生きること”の大切さを、とびきりポップに、どこまでもキュートに教えてくれるのがミュージカル『ジェイミー』だ。主人公は、16歳の高校生・ジェイミー。彼には、ドラァグクイーンになるという夢があった。その第一歩として、高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加しようと決意するが、その行く手には様々な偏見や迫害が待ち構えていた。演劇の本場・イギリスで大ヒットしたミュージカルが日本初上陸。確かな実力とフレッシュさを兼ね備えたメンバーで華やかにお届けする。そこで今回は、いじめっ子のディーン役を演じる佐藤流司(※Wキャスト)にインタビュー。その言葉には、何があっても決して自分らしさを曲げない佐藤流司らしい強さがあった。批判を受けても新しいことに挑戦し続けたい――佐藤さんの演じるディーンは、ジェイミーに辛辣な言葉を浴びせるいじめっ子です。ディーンを通じて、この物語の中でどういう役割を果たしていければいいなと思いますか?才能がある人だとか、新しいことに挑戦したり、自分の考えにないことをやろうとする人に対して否定的な意見を持ってしまうのって人間誰しもある感情で。それがディーンは人より強く表れちゃうだけだと思うんですよね。台詞の中には批判的な言葉もいっぱいあるし、ディーンについて語ろうとしたら、僕自身もかなり言葉を選ばないといけないデリケートな役。でも、それでいいんだと思います。ディーンは、作品やジェイミーをより良く引き立たせるスパイスのような存在。お客様から批判的な意見を持たれなければいけない存在だと思っています。――観る人に悪く捉えられないようおもねたり恐れたりせず、ディーンとしてやっていこうと。そうですね。もう見たくないとまで思わせたら勝ちだなって思っています(笑)。あんまりこういう役をやったことがないんでわからないですけど、演じる分には楽しいだろうなと。どっちかって言うと得意なジャンルだと思います。――台本を読んで、佐藤さんの演じるディーンが見たいなと思いました。自分でもハマりのいい台詞がいっぱいあるなと思った次第です(笑)。――さっき新しいことに挑戦する人に否定的な意見を持つことは人間なら誰しもあるという話が出ましたが、佐藤さんはどちらかと言うと新しいことに挑戦して批判される側なのかなという印象があります。その通りです(笑)。Ryuji名義でやっている「The Brow Beat」というバンドプロジェクトもそうだし、この前の「笑ゥせぇるすまん」THE STAGEでも喪黒福造を佐藤流司が演じることに関して賛否両論いろいろあって。でも賛否はあってしかるべきというか。僕自身、否定的な意見もよくわかるんですよ。自分がそっち側の立場にいたらそう思うだろうなというのは理解できるし。――そういうマイナスな意見は見ないようにしますか?それともエゴサしてちゃんと見るタイプですか?いや、見ないようにします。押しつぶされちゃうんで(笑)。――てっきり批判の声をガソリンにするタイプかと思っていました。いやあ、ちゃんと落ち込みますね、やっぱり。平穏なのがいちばんですよ(笑)。――でも、たとえ批判を受けても新しいことには挑戦したい?そうですね。やることで、間違いなく作品はよくなるし、プロジェクトが面白くなっていくという絶対的な自信の上に立っているから。批判があってもしょうがないし、今から頑張っていきますねという気持ちでやっています。ディーンがなぜ否定的なのか、その理由を知りたい――『ジェイミー』という作品自体からはどんなメッセージを受け取りましたか?ファーストインプレッションでこの作品ってすばらしいなと思ったのが、LGBTを扱っているところだったんですね。ドラァグクイーンになりたいという夢を持つ男の子のお話って現代的というか、今やらせていただく意味があるなと思えたことが最初のトリガーでした。――LGBTを扱った作品がさかんにつくられているのは、裏返すと、今この社会で悩んだり傷ついたりしているセクシャルマイノリティの方がたくさんいるということです。その現実を踏まえた上で、この作品に臨むにあたってどんな準備をしておきたいですか?僕自身はLGBTに対しての偏見が一切ないタイプなので、むしろ知りたいのは、否定的な考えを持つ人たちがなぜそう思うのかということですね。いろいろな人が想像するものをちゃんと具現化させるのも役者の仕事だと思うので、肯定的な意見も、否定的な意見も聞いたり、想像して、ちゃんと自分が役に落とし込めるかが大事なので。――ディーンがなぜジェイミーを受け入れられないのか、その理由を自分の中で通すことが必要だと。今のところ2つ選択肢はあると思っていて。ディーンは「ホモ」だとか「ゲイ」だとかひどい悪口をいっぱい言いますけど、それはLGBTの方々に対して批判的な意見を持っているのか、それとも自分らしく生きようとするジェイミーの生き方自体に批判的な意見を持っているのか、どちらかなのかなと。そのどちらかで目指すべき場所が変わってくるので、自分がより理解できた方にシフトしていければいいかなと考えているところです。今も自分に対して根拠のない自信を持ち続けている――「自分らしく生きる」ということが作品の大きな柱になっていますが、佐藤さん自身は自分らしさを抑圧されたと感じた経験はありますか?それがないんですよね。芸能界の仕事をやってみたいというのも子どもの頃からずっと言ってたし、それに対して親も賛成してくれていたし応援もしてくれていたので。あまり自分らしく生きることを批判されたことがないっていう。――佐藤さんは自分をしっかり出すイメージがあります。言いたいこともなかなか言えない人が多いこの世の中で、その強さは何から身につけたものなんでしょうか?なんでしょう。でも、根拠はないのですが、絶対的な自分への自信はあると思っていて。これまでやってきたこと、演じてきた役は、自分が合っているって、いまだに思い続けているし、それは覆らない。そういうところから来ている強さがあるから、意見が割れてもほぼほぼ曲げることはないし、しっかり自分の想いを説明できるのかもしれませんね。――その強さが培われたのは、子どもの頃から自分らしさを矯正されなかった点も寄与しているのかもしれない?そうですね。使い古された言葉かもしれないけど、「自分の人生の主役は自分だから」ってよく言うじゃないですか。僕はそれを地で行ってるだけで。人生は1回しかなくて。もし輪廻転生があったとしても、佐藤流司で生きられるのはこの1回だけ。それなら、自分がやりたいことだけを、自分が自信を持てることだけをやって死んでいきたいなっていう想いはずっとありますね。――そうやって自分を曲げずに生きることが、佐藤さんの自分らしさだと。でも、着飾っていない瞬間も結構減ってきたなと思いますよ。お仕事をたくさんいただくようになると、どうしてもいろんなことを忖度することが増えて。今までは何か思ったら肺からそのままぽろっと言葉が出ていたのが、今はその前に1回脳を通るようになりましたし。自分の発言が人を傷つけるときもあるなって最近理解しはじめたのもあって。よくも悪くも大人になってきたなと。――でもそういう自分も悪くはない?そうですね。みんなそうだと思うんですよ。まったく丸くならない人間なんていないと思っているので。忖度の度合いが大きすぎると足枷になったりするんだと思いますけど、まだ度合いが小さくて、その中でちゃんと自分を貫くことができるんなら、そこは譲るべきところかなと思うようになりました。――一方で、今もまだ尖っているときはありますか?お芝居をしているときとか、何かをつくっている瞬間はやっぱり尖っていますね。それは自分の考えていることが合っていると思うからだし。自分が自信を持って提供したものを否定されたりすると相変わらず腹は立ちます(笑)――ものづくりの現場で意見が割れたときはどうするんですか?ちゃんと話し合えれば大丈夫です。話し合って、相手の言ってることに納得できれば何の問題もないですし。納得できないときは……「こうしてくれ」って言われたものに対して「わかりました」って言いながら直さないです(笑)。ーー尖ってる(笑)ははは。お芝居をして10年ちょっとになりますけど、やっぱり10年分の自分の生き様を否定されているみたいになっちゃうので。そこはなんか、否定されたくないという気持ちは今も結構強いです。僕の学生時代はドス黒かったです(笑)――ではもうひとつ。『ジェイミー』は学園モノという側面もありますが、佐藤さんの学生生活で印象的な思い出といえば?それが、学生時代、くすぶりまくりだったんで、あんまりいい思い出というのがないんですけど(笑)。それこそ、ディーンみたいに合唱コンクールで真面目にやる人たちを受け入れられないガキンチョだったので、練習も出なくて。どうしても出ろって言われたから、歌いたくがないゆえに指揮者をしたりしていました。――今分析すると、どうしてみんなと一緒に歌いたくなかったんだと思いますか?尖っているというところに尽きると思います。歌うってことだったり、みんなと汗水たらして何かをつくり上げるみたいなのがカッコ悪いと思っていたんですよ。当時は尾崎豊、長渕剛、浜田省吾を聴いていたんで。――わかりやすいラインナップ(笑)。あはは。そういう、反骨心とか、社会に反発するみたいなのがすごくカッコいいと思っていた時期があったっていう。――学生生活に戻れるなら、今の自分なら合唱コンクールでみんなと歌いますか?しっかり歌うと思います。みんなとやるときにちゃんとやらないやつはダメですからね。――大人になりましたね大人になりました、だいぶ(笑)。――他に今戻れるなら、やりたい学校行事はありますか?高校が通信の学校だったんで、修学旅行自体がなかったんですよ。だから、行きたかったなって。――修学旅行といえば、キャンプファイヤーとか枕投げとか夜中に恋バナをしたりとか、甘酸っぱい想い出の宝庫です。うわあ、たまんないですね(笑)。どれも全然やってないですから。恋バナとかヤバいですね。そういう学生生活もありだったな。――そう考えると、あんまりキラキラしていなかっんですね。もうドス黒ですよ(笑)。全然胸張って言えるような学生生活じゃなかったです。――ではこの『ジェイミー』で学生生活を再度体験するような部分も?確かに。ちょっと楽しみですね。机と椅子があるだけで興奮しそうです(笑)。――この『ジェイミー』をやり遂げたときに、どんなふうになったらいいなと思いますか?個人的なことで言えば、ミュージカルで活躍されている先輩方がたくさんいらっしゃるので、お芝居も歌もダンスも勉強させていただきたいなというのがあります。あと、自分以外のところで言えば、自粛期間のせいで舞台観劇というのがさらに手を出しづらい趣味になってしまっている気がするので。自分の力じゃどうしようもないですけど、もう少し状況が落ち着いて、早く観劇がまた手の届く趣味の範囲になっていたらいいなと思います。――コロナ禍を経て、お客様が劇場に入ること、その前で演じることの大きさを改めて感じるようになりましたか。無観客だとか、収容率が50%とか75%とか、いろいろ状況が変わって。最前列の方はフェイスシールドをつけたり、みんな声は出しちゃダメで、拍手のみでってお願いをしたり。そういう中でも上演できること自体、本当にありがたいことだとは思っているんですけど。やっぱり100%お客様が入った客席から声援をいただけたあの光景はどうにも忘れられないものですから。早く戻ってきてほしいなと思うばかりですね。ミュージカル『ジェイミー』チケットの購入はこちらから佐藤流司さまのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=b3f99623-bdae-4b23-b96d-0eb12f517f92&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/友野雄、取材・文/横川良明、衣装協力/FACTOTUM、STIR、VISION STREET WEAR
2021年06月03日