モデルの佐藤ありさが8日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】佐藤ありさ 久しぶりの再会に喜び爆発!「11月号」と綴り、最新ショットを複数公開。花束を片手にカッコよく歩くシーンや窓際に座ってアンニュイな雰囲気を表現するなど、様々な表情が見られた。 この投稿をInstagramで見る 佐藤ありさ(@satoarisa920)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「最近、たくさん雑誌で見れて嬉しいです!」、「相変わらず世界一可愛い」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2024年10月09日モデルでタレントの佐藤栞里が6日、自身のインスタグラムを更新。【画像】佐藤栞里サッポロクラシック新CM公開!止まらない美味しさと道民との温かな思い出「脂の乗った塩ブリ定食が好きです」と綴り、自身の食事風景を撮影した写真2枚をアップした。好物を前に、フニャフニャ笑顔の佐藤が可愛すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 佐藤栞里(@satoshiori727)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「可愛すぎる~」といったコメントが寄せられている。
2024年10月06日Kis-My-Ft2の二階堂高嗣が体調不良により、当面の間、活動を休止することが15日、ホームページで発表された。サイトでは「弊社専属契約タレント二階堂高嗣は、体調不良により、病院で受診をしたところ、医師より治療に専念すべきとの指導をいただきましたので、当分の間、活動を休止することといたしました」と報告。続けて「ファンの皆様、関係各所の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけする事となり、心よりお詫び申し上げます」と呼びかけている。■報告全文弊社専属契約タレント二階堂高嗣は、体調不良により、病院で受診をしたところ、医師より治療に専念すべきとの指導をいただきましたので、当分の間、活動を休止することといたしました。ファンの皆様、関係各所の皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけする事となり、心よりお詫び申し上げます。
2024年09月15日佐藤栞里が12日自身のインスタグラムを投稿した。【画像】佐藤栞里が帰省中のオフショットを大放出!愛犬との2Sにファン歓喜「今日もおつかれさまでした」と綴り、最新ショットを投稿。食後の指に残ったポテトの風味が、味わいの余韻を伝えるほっこりした投稿である。 この投稿をInstagramで見る 佐藤栞里(@satoshiori727)がシェアした投稿 ファンからは「素敵な写真ありがとうーー」や「壁のロケに遭遇しました!めちゃくちゃしおりちゃん可愛すぎました❤️❤️」とコメントが寄せられた。
2024年09月12日女優でモデルの佐藤栞里が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】佐藤栞里が帰省中のオフショットを大放出!愛犬との2Sにファン歓喜「今日もおつかれさまでした」と綴り、自身の写真1枚を公開した。佐藤は続けて「#指に旨辛七味ポテト食べた証」と綴り、指が赤くなってしまっていることを申告。 この投稿をInstagramで見る 佐藤栞里(@satoshiori727)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「夕陽に照らされた横顔が素敵すぎます✨」といったコメントが寄せられている。
2024年09月12日4人組バンド・GOOD BYE APRILが、7月10日(水) 21時に新曲「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」のMusic Videoをプレミア公開する。「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」は、浮遊感のある歌声で多岐にわたり活躍する土岐麻子をフィーチャリングに迎えた、一度聴けば口ずさみたくなるような“透明で儚いサマーソング”。湘南で撮影されたMVは、アイドルグループ・フィロソフィーのダンスを2022年11月に卒業し、現在はゲーマータレント、MC、ライターなどで活躍する十束おとはが主演を務め、彼女が醸し出す透明感と表情豊かな演技力により、美しくも儚い楽曲の世界観が表現されている。GOOD BYE APRIL「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」MV※7月10日(水) 21:00 プレミア公開また、初となるビルボードライブ公演の開催が決定。5月にリリースされた「ニュアンスで伝えて feat. ヒグチアイ」、7月10日リリースの「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」の発売記念ライブでもある本公演は、9月16日(月・祝) に大阪・ビルボードライブ大阪、9月20日(金) に神奈川・ビルボードライブ横浜で行われ、スペシャルゲストとして、それぞれのコラボ相手である土岐とヒグチアイが出演する。<リリース情報>メジャー5thシングル「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」2024年7月10日(水) 配信リリース配信リンク:<ライブ情報>GOOD BYE APRIL “Billboard LIVE Tour 2024” with special guest 土岐麻子&ヒグチアイ-「ニュアンスで伝えて feat. ヒグチアイ」「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」Double Release Tour-『GOOD BYE APRIL “Billboard LIVE Tour 2024” with special guest 土岐麻子&ヒグチアイ-「ニュアンスで伝えて feat. ヒグチアイ」「ふたりのBGM feat. 土岐麻子」Double Release Tour-』告知画像2024年9月16日(月・祝) 大阪・ビルボードライブ大阪1stステージ:開場14:30 / 開演15:302ndステージ:開場18:00 / 開演19:002024年9月20日(金) 神奈川・ビルボードライブ横浜1stステージ:開場16:00 / 開演17:002ndステージ:開場19:30 / 開演20:30出演:GOOD BYE APRILSupport pf.:はらかなこゲスト:土岐麻子 / ヒグチアイ【チケット情報】※飲食代別■ビルボードライブ大阪BOXシート:16,300円(ペア販売)S指定席:7,600円R指定席:6,500円カジュアルシート:6,000円(1ドリンク付)■ビルボードライブ横浜DXシートカウンター:7,600円S指定席:7,600円R指定席:6,500円カジュアルセンターシート:7,100円(1ドリンク付)カジュアルサイドシート:6,000円(1ドリンク付)GOOD BYE APRIL 公式サイト:
2024年07月02日広瀬アリス主演の連続ドラマW「完全無罪」より、広瀬さんと監督の大森立嗣によるスペシャル対談が配信スタートした。本作は、大門剛明の慟哭の冤罪ミステリー小説「完全無罪」のドラマ化。21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜擢された期待の弁護士・松岡千紗(広瀬さん)が、自らもその事件で監禁された被害者の1人であるという境遇を抱えながらも、自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙。再審裁判を中心に、真相究明への切実な探求心を持つ彼女にしかできない弁護を展開、事件の真相に迫る本格ヒューマンミステリー。撮影を終え、全5話を視聴した2人が、いまだからこそできる話をする今回の映像。一味違った演出で役者にアプローチする大森監督が手掛ける本格ミステリー作品に挑戦する中、何を感じたのか、オファーを受けた際に思ったこと、役作りをはじめとする撮影秘話が明かされるほか、初出しとなる本編映像、メイキング映像なども映し出される。また、香川県でのロケ時に撮影した、父母ヶ浜や雲辺寺といった観光名所なども登場する場面写真が到着。海面に人物が反射する父母ヶ浜での3ショットは、ポスタービジュアルとはまた異なる雰囲気ながらも、作品のミステリアスな世界観が表れ、このロケーションならではのティザーカットとなっている。連続ドラマW「完全無罪」は7月7日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送、第1話放送終了後WOWOWオンデマンドにて全話一挙配信(全5話)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月16日7月7日(日) 午後10時よりWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 完全無罪』の主演・広瀬アリスと脚本/監督・大森立嗣のスペシャル対談映像が、WOWOW公式YouTubeとWOWOWオンデマンドで公開された。社会派ミステリー作品を数多く手がける大門剛明による小説『完全無罪』を原作とした本作。21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜擢された弁護士・松岡千紗(広瀬)は、自らもその事件で監禁された被害者のひとりであるという境遇を抱えながらも、自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙する。真相究明への切実な探求心を持つ千紗が、彼女にしかできない弁護を展開し、事件の真相に迫るヒューマンミステリーだ。公開されたスペシャル対談では、全5話を視聴したふたりが今だからこそできる話題を対談形式で語っている。広瀬が最初にオファーを受けた際に思ったことや役作りをはじめ、撮影秘話、本作の見どころが、初出しとなる本編映像、メイキング映像を交えて届けられる。併せて、香川県のウユニ塩湖として例えられる香川を代表する観光地・父母ヶ浜、五百羅漢像が境内全域に安置されている四国霊場66番札所・雲辺寺でのカットなど、本作の場面写真全7枚が公開となった。特に海面に人物が反射する父母ヶ浜での広瀬、北村有起哉、奥田瑛二の3ショットは、すでに公開済みのポスタービジュアルとはまた異なる雰囲気。作品のミステリアスな世界観が表現され、このロケーションならではの1枚となっている。『連続ドラマW 完全無罪』広瀬アリス×大森立嗣 スペシャル対談<番組情報>『連続ドラマW 完全無罪』(全5話)7月7日(日) 午後10:00~WOWOWで放送・配信放送:WOWOWプライムで毎週日曜日午後10時(第一話無料放送)配信:第1話放送終了後WOWOWオンデマンドで全話一挙配信『連続ドラマW 完全無罪』ティザービジュアル特設サイト:
2024年06月14日福士蒼汰と松本まりか、福地桃子と財前直見が監督の大森立嗣と『湖の女たち』について語るインタビュー映像が解禁された。琵琶湖近くの介護療養施設、もみじ園で100歳の老人が不審な死を遂げた。殺人事件とにらんだ西湖署の若手刑事、濱中圭介(福士さん)とベテラン刑事の伊佐美(浅野忠信)は、容疑者と見なした当直の職員・松本(財前さん)への強引な追及を繰り返す。その捜査の陰で圭介は妊娠中の妻がいながら、取り調べ室で出会った介護士、豊田佳代(松本さん)への歪んだ支配欲を抱き、佳代も極限の恐怖のなかで内なる倒錯的な欲望に目覚めていく。一方、東京からやってきた週刊誌記者、池田(福地さん)は、17年前にこの地域で発生した薬害事件を取材するうちに、もみじ園で死亡した老人と旧満州との関連性を突き止める…。社会通念を逸脱した難役に挑んだ福士さんと松本さん。インタビューにて圭介と佳代の関係について聞かれると「圭介は終わらそうとするのに、佳代は続けようとするところが罪深い」(福士さん)、「性の快感を得ることって、悪いことのように感じてしまう」(松本さん)とそれぞれふり返り、本作でのアンモラルな関係の魅力を探る。撮影現場では、あえて話さなかったという2人だが、このインタビューで「お互いが同じ役作りの手法を取っていた」という点で納得、松本さんは「極限状態にしてくれたことが、いろんなことを(超える)突破口になった」と、福士さんに対して感謝の気持ちを示した。そして、話題は湖で行われたクライマックスシーンへ。当初予定していたスケジュールが悪天候のために中断され、翌日に持ち越しとなった撮影について大森監督が話し、湖に浮かぶボートの上に立ちすくむ圭介の緊迫したメイキングシーンが映し出される。W主演を張った福士さんと松本さんは、クライマックスで「心が一つになった瞬間だった」と話している。また、週刊誌記者を演じた福地さんに対し、監督がオーデションでかけたひと言や、介護士・松本を演じた財前さんの起用のきっかけや、財前さん自身が語る本作の魅力などが、たっぷりと語られている。最後に5人が思う“『湖の女たち』とは”が語られる。福地さんの「共感できる部分」とは?財前さんの「露わにしたくない部分も、湖が全て受けてくれる」という思い、松本さんの「私が居たい場所はここだ。と全細胞が思った」という真意、そして、福士さんが思う「堆積」とは?大森監督が作品に込めた「世界は美しいのか、僕たちが生きるに値する場所なのか、ということを考えるきっかけになったら」というそれぞれの思いが溢れるインタビューとなっている。『湖の女たち』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月17日より全国にて公開©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年06月01日⼤巻伸嗣《Gravity and Grace》光と⾳と⾝体のパフォーマンス 「Echo of Resonance in dark playground」を5/12に実施します。日比谷公園にて開催中のアートインスタレーションイベント「Playground Becomes Dark Slowly」について、最終日の5⽉12⽇(⽇)に、大巻伸嗣の作品《Gravity and Grace》が光り輝く草地広場にて、ダンサーと雅楽奏者によるパフォーマンス「Echo of Resonance in dark playground」が開催されることが決定いたしました。光、音、身体が交差しながら、「Playground Becomes Dark Slowly」のフィナーレを飾ります!【光と⾳と⾝体のパフォーマンス 「Echo of Resonance in dark playground」概要】【開催日】5⽉12⽇(⽇)【開始予定時刻】 10:30/21:00の2回公演【場所】⽇⽐⾕公園 草地広場【観覧料】無料【予約】不要※当⽇の周辺状況によって、公演時間は多少前後することがあります。※12:00~20:00の時間帯も、⾃然発⽣的にパフォーマンスが⾏われる可能性があります。※⾬天・荒天時には中⽌する可能性がございます。あらかじめご了承ください。日比谷公園「Playground Becomes Dark Slowly」について(特設サイト)日比谷公園|Playground Becomes Dark Slowly : 【⼤巻伸嗣「Gravity and Grace」について】Photo by Keizo Kioku哲学者のシモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil|1909-1943)の箴⾔集『重⼒と恩寵』に由来する〈Gravity and Grace〉。花や葉脈、⾃然の波を想起させる流線の紋様が刻まれた7mに及ぶ巨⼤な壺。その中からは鮮烈な光が放たれます。しかしその⼀⽅で、光と影が織りなす「美しさ」という恩寵の背後には、巨⼤なエネルギーに伴うリスクもまた⾒え隠れします。国⽴新美術館の展⽰室で展⽰されたことが記憶に新しいですが、公園での展⽰となる今回は、壺の紋様の影と公園の⽊々や遊具の影が交差しながら伸びていく異なる趣をみせるでしょう。<⼤巻伸嗣インタビュー映像はこちら><⽇⽐⾕公園「Playground Becomes Dark Slowly」作家インタビューはこちら>【出演者プロフィール】■⽩井剛(振付家 / ダンサー)Photo by Hatori Naoshi1998年ダンスパフォーマンスを中⼼に複合的で広義な「ライブ」を探求する集団『study of live works 発条ト(ばねと)』を、⾳楽家・制作者らと共に設⽴。その作品が当時コンテンポラリーダンスの国際的登⻯⾨とされた「バニョレ国際振付賞」を国内最年少で受賞する。2006年、新たな活動単位『AbsT』を設定。物質・⾳・光・⾔葉・物語など、あらゆる「他者」と併存/交感し、繊細さと危うさが交錯する独⾃の⾝体性や、時間・空間・存在へのまなざし/構築性が評価され、国内外の振付家や演劇作品への出演/振付、 ⾳楽家・美術家・映像作家など様々なアーティストとのコラボレーションも多く企画された。[受賞歴]バニョレ国際振付賞 (2000)舞踊批評家協会賞 (2005)TOYOTA Choreography Award次代を担う振付家賞 (2006)⽇本ダンスフォーラム賞 (2006/2011)⽂化庁メディア芸術祭アート部⾨ 審査委員会推薦作品選出 (2011)シンガポール“Straits Times” 紙「2015 Best Arts」ダンス部⾨選出 (2015) ■鈴⽊⻯(振付家 / ダンサー)©︎Takayuki Abe横浜に⽣まれ、⼭梨・和歌⼭・東京で育つ。英国ランベール・スクール卒。在学中、Rambert Dance Companyの全英ツアーにおいてイツィック・ガリーリ振付『A Linha Curva』に出演し全英ツアーに参加。卒業後、Phoenix Dance Theatreに⼊団、カンパニーに振り付けられた作品のほとんどに主要メンバーの⼀⼈として出演。2012年に退団後、ロンドンオリンピック開会式においてアクラム・カーン振付セクションに出演。帰国後、⽇本を拠点にフリーランスのダンサー・パフォーマーとしてシディ・ラルビ・シェルカウイ、フィリップ・デュクフレ、平⼭素⼦、近藤良平、テロ・サーリネン、インバル・ピント/アブシャロム・ポラック、エラ・ホチルド、トリスタン・シャープス、キミホ・ハルバート、夏⽊マリなどの作品に出演。2021年、愛知県芸術劇場にてコロナ禍で現代社会における「⾝体の不在」をテーマに3つの新作を発表。22年、インド、国内で再演を重ねたほか、欧州⽂化都市リトアニアのコンテンポラリー ダンスカンパニーAURA Dance Theatreから委嘱を受け、『Proxy』の改訂版『Esybė』を振付。23年、愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクトにて『Rain』を現代美術作家の⼤巻伸嗣、サウンドアーティストのevalaとともに創作。国内4ヶ所、⾹港のNew Vision Arts Festivalにて上演する。同年、「⼤巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」(国⽴新美術館)にて、パフォーマンスへのディレクション/出演を担当。[受賞歴]ソロ作品『Agnus』:神楽坂セッションハウスより第3回セッションベスト賞を受賞。横浜ダンスコレクション2017コンペティションⅠでは、ソロ作品『BU』で「若⼿振付家のためのフランス⼤使館賞」、「MASDANZA賞」、「シビウ国際演劇祭賞」をトリプル受賞。■⾳無史哉(笙、雅楽奏者)Photo by Ijtコンピュータ⾳楽研究時に雅楽と出会い笙を⼿に取る。笙、楽箏、右舞、古代歌謡を豊英秋⽒(元宮内庁式部職楽部⾸席楽⻑)に師事。2015年に「花舞⿃歌⾵遊⽉響雅楽団」を共同設⽴、雅遊びとしての雅楽公演を展開。古典雅楽の研鑽・演奏を重ねる⼀⽅で、笙や雅楽の多様なあり⽅を模索・提⽰している。Tim Heckerワールドツアー、蓮沼執太フィル、映画、ゲーム、TV番組、空間や映像のための⾳楽、ノイズやジャズバンドとのセッション、ペルシャ古典⾳楽やクメール舞踊など各国の古典芸能と雅楽のコラボレーション、近作では「SHOGUN 将軍」など、国内外の⾳楽プロジェクトへの参加多数。「Playground Becomes Dark Slowly」開催概要【会期】2024年4⽉27⽇(⼟)〜5⽉12⽇(⽇)【会場】⽇⽐⾕公園(千代⽥区⽇⽐⾕公園)【時間】9:00〜22:00(最終入場 21:45)【⼊場】無料・予約不要【主催】東京都(花と光のムーブメント)【企画】⼭峰潤也【制作・運営】エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社、株式会社ライツアパートメント【協⼒】公益財団法⼈東京都公園協会※気象災害等により、イベントや⼀部サービスを中⽌・休⽌・変更することがあります。※ご来園前に「Playground Becomes Dark Slowly」特設サイト・公園協会X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。日比谷公園「Playground Becomes Dark Slowly」特設サイト日比谷公園|Playground Becomes Dark Slowly : 花と光のムーブメント特設ページ花と光のムーブメント : ⽇⽐⾕公園について【住所】 千代⽥区⽇⽐⾕公園【交通】●東京メトロ丸ノ内線・千代⽥線「霞ヶ関」下⾞(B2)出⼝すぐ●東京メトロ⽇⽐⾕線・千代⽥線・都営地下鉄三⽥線「⽇⽐⾕」下⾞(A10・A14)出⼝すぐ●東京メトロ有楽町線「桜⽥⾨」下⾞(出⼝5) 徒歩5分●JR「有楽町」下⾞ 徒歩8分【問い合わせ先】⽇⽐⾕公園サービスセンター〒100-0012 千代⽥区⽇⽐⾕公園1-6TEL 03-3501-6428(開所時間8:30〜17:30)日比谷公園公式HP : 日比谷公園公式X(旧Twitter) : 本件/メディア内覧や取材に関するお問い合わせPlayground Becomes Dark Slowly PR事務局(エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社)E-mail: hibiya_park@av.avex.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月10日映画『陰陽師0』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督、原作者の夢枕獏氏が登場した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■映画『陰陽師0』大ヒット御礼舞台挨拶に板垣李光人登場板垣は同作について「冒頭で『この世界とはなんぞや』という説明をしてくださるとこがあって、ナレーションが津田健次郎さん。個人的に、“呪術”というものと津田健次郎さんというと、何かとは言いませんけど、すごく強い思い入れがあるので……」と、アニメ『呪術廻戦』で七海建人役の津田がナレーションを務めていることに言及。「津田さんのお声でも没入できましたし、すごく耳も幸せでした」と喜んでいた。また、この日はサプライズで原作者の夢枕氏が登場。夢枕氏の「板垣さんは不思議な色気がある人で、妙にあやしいところもあって。うちのカミさんも観たんですけど、その話をしたら『そうなのよ!』と言って、『会うならよろしく』『ファンになったと伝えてくれ』と言われました。ちゃんとお伝えしました」という言葉に、板垣は「ありがとうございます」と照れながら応えていた。
2024年05月09日映画『陰陽師0』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が9日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督、原作者の夢枕獏氏が登場した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■映画『陰陽師0』大ヒット御礼舞台挨拶に山崎賢人ら登場「本当に今回呪術を取得して……」とジョークを飛ばす山崎は、今作で晴明としてさまざまな“手印”にも挑戦し「固いんですよね。ほぐしたりしながら、呪文を覚えながらやるのが本当に難しかったですね」と苦労を振り返る。その後監督の希望により、会場全員が印を構えながら「開運召喚!」と叫ぶと、サプライズで原作の夢枕氏が登場。キャスト陣に直筆の色紙を渡し、拍手に包まれた。夢枕氏は「山崎さんは今までと違って若い安倍晴明ということで、どういう晴明になるかなという楽しみがあったんですけど山崎さんの晴明を観た時に『いいな』と思って、『これいけますよ』と現場で言いました」と絶賛。さらに夢枕氏は「博雅の染谷さんは、同じプロレスファンとしてハードルが低くなっていたんですけど、いろんな演技をする時の顔の表情が良くて、ラストに近い、晴明が『俺を信じろ』というシーン。2度も言ってるんですよ。これは監督が意図したのかわかりませんが、『I LOVE YOU』だと。博雅に晴明が告白しているところで、染谷さんが救われてく。僕はあそこでほろっとしてしまいました」と熱弁。山崎は「はい、そうです。『I LOVE YOU』の気持ちでやってました」と押されつつ認める。山崎は改めて「原作の博雅と晴明の、独特なバディのやり取りというか、正反対のようだけど実は一緒な感じというか。『そういうものなのだ』と言ったら、『そういうものなのか』とついていく感じとか、そういうやり取りがすごく愛しいなと思っていたんですけど、そういう関係性を含めて、今回実写する上で染谷くんや監督と一緒に話し合いながら作ってやっていけたのは楽しかったなあと思います」と振り返っていた。
2024年05月09日緑豊かなゴールデンウィークの日比谷公園で、大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕によるアートインスタレーションが繰り広げられる「Playground Becomes Dark Slowly」が4月27日(土) から5月12日(日) まで開催される。「Playground Becomes Dark Slowly」は、東京都が実施している四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方を提案する「花と光のムーブメント」に、「アート」を掛け合わせる新しい試み。山峰潤也がキュレーターを務め、「公園という都市の隙間の中で変化していく日の光を感じながら、自然への想像力を駆り立てること」をコンセプトに大巻伸嗣、永山祐子、細井美裕が、それぞれインスタレーションを展開する。日中は永山祐子の「はなのハンモック」を中心としたプレイグラウンドが第一花壇に登場。夜の草地広場では大巻伸嗣の「Gravity and Grace」が幻想的な光を放ち、また園内各所には、細井美裕が日比谷公園の音を収集し、再構築したサウンドインスタレーション「余白史」が設置され、一日を通して公園での新たなアート体験を楽しむことができる。大巻伸嗣「Gravity and Grace」(“Art Fair Philippine 2019” “10 days of Art” Manila city, Philippine, 2019)大巻伸嗣による日比谷公園のためのスケッチ永山祐子建築設計「はなのハンモック」CG パース細井美裕「余白史」(サウンドインスタレーション)作品イメージ4月27日(土)、5月4日(土・祝)、5月11日(土) には、光の粒を携えた花一輪を来場者自らが心字池の水辺に浮かべ、「花と光の群像」を作り出す永山祐子によるワークショップイベント「はなの灯籠」も開催。会期中の土・日・祝には、キッチンカーの出店も予定されている。永山祐子建築設計「はなの灯籠」CG パース<開催概要>「Playground Becomes Dark Slowly」会期:2024年4月27日(土)~5月12日(日)会場:日比谷公園時間:9:00~22:00入場:無料・予約不要公式サイト:
2024年04月25日俳優の安藤政信が、20日に都内で行われた映画『陰陽師0』(公開中)の公開記念舞台挨拶に山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、奈緒、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督、山崎貴監督とともに登壇した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■安藤政信、映画『陰陽師0』公開記念舞台挨拶に登場安藤が演じた貞文との陰陽寮でのシーンについて聞かれた山崎は「僕は全然セリフが少なくて、安藤さんがすごい長セリフだったので、自分の短いセリフでミスれないという緊張感がすごかった」と振り返る。安藤も「(監督から)1カットで全部見せるからと言われて、俺のセリフ回しの見せどころだった」と深く頷く。そして「本番の1カット目が結構よかったんですよ! ただ監督はOKを出さなかったので、俺は役者として受けて立たないといけない! と(思った)」と気を引き締めてリテイクに臨んだそう。しかし「受けて立ったことが大失敗になって、そこから2時間半くらい押したんです(笑)」と話し、会場を驚かせた。また、その日は佐藤監督の夫・山崎貴監督が見学に来ていたそうで、「ちょっと傷つきながら、外でちょっと空気吸っていたら、監督の旦那(山崎監督)さんがすぅ~と来て、『嫁がすみませんでした』と(言われた)(笑)」と笑いを誘った。この日のイベントでは山崎監督がサプライズ登場。山崎監督は開口一番「まずは安藤さん、すみませんでした」と謝罪し、会場は大きな笑いに包まれた。
2024年04月20日俳優の板垣李光人が、20日に都内で行われた映画『陰陽師0』(公開中)の公開記念舞台挨拶に山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、奈緒、安藤政信、佐藤嗣麻子監督とともに登壇した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■板垣李光人、晴明役の山﨑賢人に羨望の眼差し「印をやりたかった」今作で帝を演じた板垣は「僕は中学生ぐらいの時にアニメとかの影響もあって、呪文を唱えたり、お札を書いてたりしたんです」と告白。「だから、そのときの“中2心”をくすぐられましたし、その世界に自分が入っているという高揚感がすごくありました」と今作に参加した喜びを話した。さらに、帝役ということもあり、作中で呪術を使うシーンがなかったという板垣は、山崎が演じた晴明の印を真似しながら「これを劇中でやりたかった……」と羨ましがっていた。また、「自身の“原点”」についてトークが進むと、板垣は「両親」と書かれたパネルを披露。「気になったことは全部やらせてくれてた両親だったので。だからこの仕事を始めていろんなお仕事をさせてもらうようになったのも両親のマインドから来ているのかなと思いました」と話した。さらに注目のシーンについて聞かれると、板垣は「囲碁を打つ手」と回答。「自分のマニアックなシーンなんですが……」と切り出し、「帝が囲碁を打つシーンがあって、そこで手元の寄り(のカット)があるんですけど、僕は自分の手がすごい好きなので、『撮ってくださって、ありがとうございます!』という感じ(笑)。手をぜひ見ていただきたい」とアピールしていた。
2024年04月20日俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が、20日に都内で行われた映画『陰陽師0』(公開中)の公開記念舞台挨拶に染谷将太、奈緒、安藤政信、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督とともに登壇した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■山崎賢人、客席後方から観客の歓声を浴びながら登場山崎らキャスト陣は、客席後方の扉から登場。大きな歓声を浴びながら観客の間を歩いて登壇した。イベントでは、今作にちなみ「自身の原点」についてトーク。山崎は「サッカー」と回答し、「小学校から中3までサッカーをやっていて。楽しみながら一生懸命やるというのは、いまの仕事にも通ずるかなと。個人プレーでもあるし、チームプレーでもあるので繋がっている」と話した。当時は俳優になることは想像もしていなかったそうで「当時はやるならプロ(サッカー選手)になりたいなと思いながらやっていて。(俳優としての)根っこの部分はサッカーで培った」と振り返っていた。この話を聞いた佐藤監督から「足が恐ろしく速い」と水を向けられると、「それもサッカーをやっていたから。50m走とかよりボールを追いかけているときの方が速かったので、運動会とか短距離走のときは『ボールないかな?』と思ってました(笑)」と笑いを誘った。
2024年04月20日映画『陰陽師0』(公開中)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、奈緒、安藤政信、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督、山崎貴監督が登壇した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■山崎貴監督、妻・佐藤嗣麻子監督を絶賛「良かったです! 本当に」イベントでは、今作のメガホンを取った佐藤監督の夫で、先日『ゴジラ-1.0』で「第96回アカデミー賞 視覚効果部門」を受賞した山崎監督がサプライズで登場。山崎賢人が「この『陰陽師0』の公開をお祝いしてくれる方がもう1人来ております……この方です! どうぞ!」と合図を出すと、舞台袖から登場し、妻・佐藤監督に花束を手渡しながら「公開おめでとうございます!」と声をかけた。2人は同じ専門学校出身だそうで、2000年の映画監督デビュー前には佐藤監督作品のVFXを手掛けていたという山崎監督。「あまりにもお金がなくて、『ちょっとお金持ってきてくれたら俺、なんとかするから』とやってあげる気分でやっていたんです。そうしたら、(映画製作が)始まったとたんにものすごい怖い監督になって(笑)。『山崎くん、あなたの名前が出るんだけど、こんなのでいいの?』とすごく厳しい人に……」と当時を振り返りつつ、笑いを誘う。さらに「こんなつらい思いをするんだったら、自分の作品を作った方がいいと思って監督を目指しました。ある種、僕の原点(笑) 彼女はなんで監督になったかというと、後で聞いたら『山崎くんを羨ましがらせたかったから』と言う理由で目指したらしい(笑)」と明かし、会場を盛り上げた。また、同作の感想について聞かれると「家ではお互いの作品のことを、求められない限りは一切ノータッチ。脚本も読んでませんでしたし、内容も全然見ていなくて、ある日突然観させてもらったんですけど、いや~良かったです! 本当に」としみじみ。「彼女がずっと長い間、『陰陽師』を作りたくて、ものすごい苦労してたのはそばで見ていたので、やっと思いが成就して、これができたんだったら本当に今までの戦いは無駄じゃなかったなと思って。僕はすごく感動しました」と絶賛していた。
2024年04月20日山崎賢人(※崎はたつさき)が若き日の安倍晴明を演じることで話題の映画『陰陽師0』(4月19日公開)。夢枕獏氏の小説『陰陽師』の前日譚となる同作は、平安時代を舞台としている。2024年は大河ドラマ『光る君へ』でも注目される平安時代だが、佐藤嗣麻子監督は「平安時代の建物はほぼ残っていないし、陰陽寮なんて誰も見たことないのに、一から作らなきゃいけない(笑)。『こういうイメージで』というアイディアをたくさん出さなければいけませんでした」と、その世界を表現する苦労を語る。○『源氏物語絵巻』も「平安後期の姿を描いてしまったのではないか」「平安中期についてはあまり絵が残ってなくて。平安後期の12世紀に描かれた『源氏物語絵巻』はあるんですが、実は『源氏物語』が書かれてから150年後に作られているんです。現代でも、例えば150年前の日本ってもう服装も全然違うじゃないですか。写真もない時代ですし、実際に『源氏物語』の時の姿ではなく、平安後期の姿を描いてしまったのではないかと思います」と分析し、とにかく資料がなかったという。作中の美術は洋風にも見える雰囲気をまとっていたが「正倉院とかも、よく見ると意外と洋風なんですよ。いろいろ資料が残ってないので、どのくらい外国のものが入ってきてたのかもよくわからないですし、ラテン語の文書なども残っていたので、ペルシャとの交流などで外国のものも入っていたであろう、という世界観にしたんです」と説明した。当時使われていた糸まで調べて反映したというが、そこまでした理由について「調べないと、資料がないということすらわからなかった」と苦笑する佐藤監督。「調べて資料があるならその通りにしようと思っていましたし、変更するならば自分なりに調べ尽くした上で『ここは映画として嘘をついてます』と明確にしておきたかった」と自分の中での線引きを求めていたそう。「時代劇で見る衣装すら、近年のものだと思うんです。女性の着付け、いわゆる女性の“衣紋道”ができたのは明治時代くらいだそうで。高貴な女性は外に出る必要がなかったので、好き勝手に着ていたらしいんです。それが外国人から写真を撮られるようになって、統一性がないとかっこ悪いということで“道”になり始め、今の十二単にも反映されているそうです。もちろん平安後期からも少しずつ着せ方はできていて、鎌倉時代になるとビシッと糊付けした着物が流行ったそうですが、平安中期はもっとてれんとした、1人で着られる絹の衣装で、人から着せてもらう必要がなかったのではないかと」と、独自の視点と調査と新たな解釈で平安時代を構築した。■佐藤嗣麻子監督1964年生まれ。岩手県出身。ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールにて映画制作を学ぶ。監督作品に、『ヴァージニア』(93)、『エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS』(95)、『K-20 怪人二十面相・伝』(08)、『アンフェア the answer』(11)、『アンフェア the end』(15)など。『恋におちたら~僕の成功の秘密~』(05)、『アンフェア』(06)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)、『独身貴族』(13)、『ハイエナ』(23)などの脚本も執筆。(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年04月12日山﨑賢人主演の映画『陰陽師0』の日本外国特派員協会記者会見が今月10日に行われ、染谷将太と佐藤嗣麻子監督が登壇した。本作は、完全オリジナルストーリーで、実在した“最強の呪術師”安倍晴明が陰陽師になる前の学生時代を描いた作品。山﨑賢人演じる安倍晴明の相棒・源博雅(みなもとのひろまさ)を演じた染谷は、役作りでの課題について問われ「セリフは現代、世界観は平安。そのバランスを意識しました。平安の世界観を保ちつつ、現代の人に説得力を持たせるのが大変だった」と回答。最も印象に残っているシーンについては「晴明と博雅が初めて出会うシーン。何日もリハーサルを重ね、何度も試行錯誤したシーンで山﨑さんと役を入れ替えることも行った。ふたりの友情が始まるところなので印象に残っています」と振り返った。記者から「(監督の夫である)山崎貴監督から本作について何か感想などあったのか?」と質問された佐藤監督は「家庭内で仲良くするために、普段は互いの作品の感想を伝えることはしないようにしている」と語るも「ただ今回は観たい!ということで観てもらいました。その後どうしても何か言いたそうにしていたので聞いてみると、『面白かった!スゴイよかった。ずるい!』と言ってもらえて安心した」と明かし、山崎作品への出演も多い染谷は記者から「裏切ってしまったというような気持ちはあったか?」と問われるも「いつかご一緒したいと思っていたので、むしろ逆で夫婦の作品に出られて嬉しかったです。夫婦作品を制覇した気持ちです(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。最後に「日本の歴史的な古典でもある陰陽師という題材がこれから世界に届いていくことになるが、世界の観客にどんなメッセージを伝えたいか」という問いに染谷は「目に見えない。耳でも聞けない、においをかげない。そんな情報に溢れていると思います。それはある種みんな“呪”にかかっている状態だと思っています。『主観と客観というのはどうでもよくて、ただふたりで酒を飲んでいる。それが全てなんだ』という本作で好きなセリフがありまして、そこにすごく幸せを感じることができます。実際に身の回りで起きていることを“心”から見ることができるようになってくれれば嬉しいです」とコメント。佐藤監督が「作品を作っているときから、フェイクニュースというのが流行っていた。何が事実なのかというのが分からなくなっていて、私もこれは“呪”にかかっていると思っています。この映画では“事実を見る“という話をしています。これが“呪”を解く唯一の方法であることが伝わると嬉しいです」と締めくくり、会見は終了した。『陰陽師0』()4月19日(金) 公開(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年04月11日映画『陰陽師0』(5月19日公開)の日本外国特派員協会 記者会見が10日に東京・日本外国特派員協会で行われ、染谷将太、佐藤嗣麻子監督が登場した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役・安倍晴明(山崎賢人)の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリーの映画。原作・夢枕氏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に『呪術廻戦』に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した『呪術の日本史』監修の加門七海を迎えている。○■映画『陰陽師0』日本外国特派員協会記者会見実施佐藤監督は、先日『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞 視覚効果賞を受賞した山崎貴監督と結婚しているが、何か同作への感想があったのかという質問に「家庭内で仲良く暮らすために、私たちは仕事の話を一切しない、お互いの映画も基本的には観ない、観ても感想を言わないという約束があります」と明かし、会場を驚かせる。しかし「(山崎監督が)『今回は観たい』ということだったので、試写を観せて、帰り道ずっと黙って歩いてたんですけど、何か言いたそうにしてて」と続けた佐藤監督。「ずっと『言わせて、言わせて』と言うから、『ええ〜』『なんかイヤなこと言わないでね』と言ったら、『面白かった』『すごいよかった、ずるい』と言ってくれました」と好反応だったという。今回、源博雅を演じた染谷も、主演を務めた『寄生獣』シリーズなどの山崎監督作品に出演している。「佐藤監督の作品に出たことで、山崎監督を裏切ったのではないか」と冗談混じりに質問されると、「逆ですかね。ずっと嗣麻子さんともいつかやれたら嬉しいなと思っていたので、夫婦を制覇して嬉しいです。自分も、山崎さんからも『面白かった』とメッセージをもらえて嬉しかったですね」と喜び。佐藤監督は「私も、実は染谷さんの奥さん(菊地凛子)を制覇しようと思ってます」と応じ、会場には笑いが起こっていた。また、最後に「『陰陽師0』というタイトルで、旦那さんが『ゴジラ-1.0』というタイトルで、何かちなんだところはありますか?」と聞かれると、佐藤監督は「『-1.0』より勝つために『0』にしました」とサービストークで盛り上げた。
2024年04月10日柚木麻子さんの新作『あいにくあんたのためじゃない』は、読めば元気が出る短編集。困った状況からの起死回生。絶対へこたれない全6編。「その時どきで一編ずつ書いていったので、全体を通してのコンセプトは特に決めていなかったんです。本にまとめる時に編集者に“タイトルはどうしますか”と聞かれて。ちょうどその頃、モーニング娘。’23の『Wake‐up Call』があまりにいい曲で歌いまくっていたんですが、歌詞にある“生憎あんたのためじゃない”がこの本の内容にぴったりだなと思って。ハロプロにも許可をいただいてタイトルにしました」他人に惑わされることなく、自分のために生きていこう。そんな気持ちになれる全6編。意外なことに、ほとんどがご自身や周囲の実体験に基づいているのだとか。たとえば、中庭で子供が騒いでもOKというルールのあるマンションが舞台の「パティオ8」。緊急事態宣言のさなか、リモートワークの男性から苦情がきて中庭が使用できなくなる。「これは知人の実話がもとになっています。子供を外に出せなくなったことが原因で引っ越していった家庭もあったそうです。その話を聞いて、なんとかハッピーエンドにできないかな、と思って、住民たちが一計を案じる話を作ってみました」一方「トリアージ2020」は、「私の友達が主人公と同じように、コロナ禍に妊娠中のシングルマザーだったんです。彼女の家の近所に私の母が住んでいたので、母に食べ物を届けさせようかと思ったことから思いついた話です」また、「めんや評論家おことわり」は、仕事を干された傲慢なラーメン評論家が、入店を断られ続けてきた人気店にようやく足を踏み入れることができて…という話。「前に、雑誌の特集で、ホモソーシャルな世界として、厳しいルールがあったり、女性や子連れが入りにくいラーメン店について書くことになったんです。まず自分で作ってみようと思って専門書を読み漁り、映画『タンポポ』を繰り返し観て調理の極意をメモして、自分でラーメンを作ってママ友たちに振る舞ったら、かつてない熱狂で受け入れられました。ちやほやされて調子に乗ってラーメン作りを追究しているうちに、腕組みして友人がスープを味わっている顔をじっと観察するという、漫画に出てくるラーメン店店主みたいになってしまって。気づけば自分自身がホモソーシャルな世界に染まっていたんです。自分が敵認定しがちな人のことを、好きにはなれないけれど、ちょっと分かったことはよかったです」そんな経験からできたこの短編、意外な結末が待っている。他に、地方都市に転勤した女性が年下の女の子の夢を叶えようと先走る「BAKESHOP MIREY’S」、起死回生をはかる元アイドルの男が動画がバズり中の女性を探す「スター誕生」など、どれも軽快でアイロニカルな短編ばかり。スカッとした気持ちになりたい時に、ぜひ。『あいにくあんたのためじゃない』過去の記事が炎上、謝罪文を出したラーメン評論家の佐橋に、出禁だった人気店から声がかかり――「めんや評論家おことわり」ほか5編。新潮社1760円ゆずき・あさこ2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞、同作を含む『終点のあの子』で単行本デビュー。’15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。※『anan』2024年4月3日号より。写真・土佐麻理子(柚木さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2024年04月03日山崎賢人が安倍晴明役を演じる『陰陽師0』より特別PVが解禁された。原作・夢枕獏の全面協力のもと、佐藤嗣麻子監督の手により、いままで描かれることのなかった最強の呪術師・安倍晴明の若き日を映画化した本作。この度解禁となった特別PV第二弾では、圧巻の映像で、本作のために集結した最強のスタッフとキャストが描く、美しき平安京の世界観を存分に堪能できる。本作のVFXを手掛けたのは、山崎貴監督による『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、歴史的快挙を成し遂げた「白組」。安倍晴明の伝説が残る大覚寺、仁和寺といった大規模なロケーションで撮影された印象的な場面が次々と映し出され、とくに、源博雅(染谷将太)と徽子女王(奈緒)の花咲く空間は、佐藤監督のこだわりの一つでもあり、鮮やかな色彩が目を惹くハイクオリティなVFXに仕上がっている。本映像のナレーションは、アニメ「呪術廻戦」の両面宿儺役でも知られる声優の諏訪部順一が務めた。夢枕獏原作の朗読劇「陰陽師 ~藤、恋せば~」で安倍晴明を演じた経験もあり、本作と所縁の深い豪華コラボレーションが実現。映像の最後には、原作者である夢枕獏が「晴明が晴明たる世界観、“呪”の表現、呪術の演出、すべてが素晴らしい」と大絶賛するコメントも寄せられている。『陰陽師0』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年03月19日パニックサスペンス映画『新幹線大爆破』が、Netflix映画としてリブートされることが決定。併せて監督を樋口真嗣、主演を草彅剛が務めることが発表された。『新幹線大爆破』は、1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り、東映が製作した作品。その人気は海を越え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンにも愛されている。樋口監督と草彅がタッグを組むのは、2006年に公開された映画『日本沈没』以来18年ぶり。樋口監督は元々原作のファンであり、本作では爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機を、最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”として創出する。■草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。■樋口真嗣監督 コメント子どもの頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。■エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏(Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画のひとつです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。<作品情報>Netflix映画『新幹線大爆破』Netflixで配信予定
2024年02月29日映画『陰陽師0』のキックオフイベントが、本日2月19日(月)仁和寺にて行われ、山崎賢人、染谷将太、奈緒、監督の佐藤嗣麻子が登壇した。イベントの舞台となった世界遺産・仁和寺は、本作のロケ地であり、映画のイベントが行われるのは初だという。京都三大門のひとつとも数えられ、玄関、正門にあたる、“二王門”が開かれキャストが登場し、深紅のカーペットを練り歩き、二王門を背に五芒星が記された特設ステージに揃った。“若き”安倍晴明役の山崎さんは「昔から残っていて、世界遺産となる場所はパワー、エネルギーがすごいと思うので、そのような場所で晴明を演じたことで、エネルギーが満ち溢れる映像となりました。金堂の中も研ぎ澄まされた空間で、静寂に包まれていました。完成した作品にも映し出されているので注目してほしいです」と通常は非公開となっている国宝・仁和寺金堂での貴重な撮影をふり返った。また、貴族・源博雅役の染谷さんは「歴史を刻んできた場所に立って、演技するというのは賢人くんが言うように、エネルギーや場所の力を借りて演技をさせていただきました」、事件に巻き込まれる徽子(よしこ)女王役の奈緒さんは「(私の撮影は)夜のシーンが多く、東京にはない暗闇を感じました。没入感のある中での撮影でした。また、とても美しい衣装も着させていただきました」と世界遺産の大覚寺や岩手の歴史公園えさし藤原の郷に組まれた大規模なセットなどを挙げ、本作のスケールの大きさを感じさせた。完成した作品については「率直にとても面白かったです。現場では想像でしかなかった呪術を使うシーンやVFXの部分を完成した作品で観られて、嬉しかったです」(山崎さん)、「想像を超えて面白かったです。壮大なエンターテイメントでずっとスクリーンに釘付けでした」(染谷さん)、「誰かと語り合いたいと思う作品でした。とても美しくて、誰も見たことがない作品が国宝と呼ばれる場所で撮影されて、それがスクリーンに閉じ込められてる。そんな今だから出来る奇跡みたいなものが集まった作品です」(奈緒さん)とそれぞれ感想を述べた。さらに、山崎さん演じる晴明について染谷さんは「かっこよさの中に繊細さがあった。安倍晴明もひとりの人間なんだなと思いました。それにすごく感動しました」と語り、奈緒さんも「完全無欠にみえるが、実は弱い部分があって、それを乗り越えた人なんだなと思いました。作品を見ることで安倍晴明という人物を心から愛することができました」と絶賛。そして、最後に山崎さんから「日本の呪術はここから始まります。是非スクリーンで楽しんでください」と挨拶があり、神秘的な雰囲気を感じながらキャスト陣は降壇し、イベントは終了した。『陰陽師0』は4月19日(金)より公開。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年02月19日映画『陰陽師0』キックオフイベントin京都が19日に京都府・仁和寺で行われ、山崎賢人(※崎はたつさき)、染谷将太、奈緒、佐藤嗣麻子監督が登場した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。○■映画『陰陽師0』キックオフイベントin京都に山崎賢人が登場この度、同作のロケ地であり、映画のイベントが行われるのは“初”となる、世界遺産“京都・仁和寺”でイベントを実施。京都三大門のひとつとも数えられ、玄関、正門にあたる、“二王門”が開かれると、キャスト・監督が登場し、深紅のカーペットを練り歩いた後、大迫力の“二王門”を背に、五芒星が記された特設ステージに並んだ。初めに「撮影でもお世話になった仁和寺でイベントが出来て、とても嬉しいです」と山崎より挨拶があり、イベントがスタート。仁和寺をはじめとした、壮大なロケ地での撮影について、山崎は「昔から残っていて、世界遺産となる場所はパワー、エネルギーがすごいと思うので、そのような場所で晴明を演じたことで、エネルギーが満ち溢れる映像となりました。金堂の中も研ぎ澄まされた空間で、静寂に包まれていました。完成した作品にも映し出されているので注目してほしいです」と通常は非公開となっている国宝・“仁和寺金堂”(にんなじこんどう)での貴重な撮影を振り返った。染谷は「歴史を刻んできた場所に立って、演技するというのは賢人くんが言うように、エネルギーや場所の力を借りて演技をさせていただきました」、奈緒は「(私の撮影は)夜のシーンが多く、東京にはない暗闇を感じました。没入感のある中での撮影でした。また、とても美しい衣装も着させていただきました」と世界遺産である“大覚寺”(だいかくじ)や岩手の“歴史公園えさし藤原の郷”に組まれた大規模なセットなどを挙げ、本作のスケールの大きさを感じさせた。ロケ地として仁和寺を選んだ理由について佐藤監督は「天皇家に代々縁のあるお寺で、晴明が教えを請いに行った人物が実際にいた場所とされている場所だったので採用しました」と説明した。完成した作品について山崎は「率直にとても面白かったです。現場では想像でしかなかった呪術を使うシーンやVFXの部分を完成した作品で観られて、嬉しかったです。僕も呪術を使えるようになりたいですね」、染谷は「想像を超えて面白かったです。壮大なエンターテイメントでずっとスクリーンに釘付けでした」、奈緒は「誰かと語り合いたいと思う作品でした。とても美しくて、誰も見たことがない作品が国宝と呼ばれる場所で撮影されて、それがスクリーンに閉じ込められてる。そんな今だから出来る奇跡みたいなものが集まった作品です」とコメント。また佐藤監督は「まずは獏さん、そして獏さんのファンを喜ばせたいという気持ちでした。原作から外れないように意識しました。作品を見て、獏さんが泣いてくださったので、すごく嬉しかったです」とこみ上げるものがあったのか、言葉を詰まらせる瞬間も。並々ならぬ想いで本作に挑んだことをうかがわせた。安倍晴明の知られざる学生時代を描いたことでも話題となっているが、山崎が演じた“若き”安倍晴明について、染谷は「かっこよさの中に繊細さがあった。安倍晴明もひとりの人間なんだなと思いました。それにすごく感動しました」、奈緒は「完全無欠にみえるが、実は弱い部分があって、それを乗り越えた人なんだなと思いました。作品を見ることで安倍晴明という人物を心から愛することができました」と絶賛する。山崎は「とても恰好良かったと客観的に見て思いました。陰陽師になる前の“若き”安倍晴明、博雅との関係性を監督と染谷君3人で作っていくことが非常に楽しかったです」と充実した撮影を振り返り、「最強バディ誕生だよね」と染谷と顔を見合わせた。なぜ今映画化したのかについて佐藤監督は「作品の中で暗示や思い込みを “呪”(しゅ)と呼んでいるのですが、昨今のインターネットも事実が何かというのは関係なく、検証することなく論争する世の中になっていて、みんな“呪”にかかっているなと気づきました。それを祓えるのは昔からのヒーローである安倍晴明しかいないと思ったんです」と現代と呪いの関係性と共にその必然性を語る。呪術によって顕現する、火龍と水龍の激突や“舞い”のアクションなどについて、山崎は「圧倒的なスケールでした。晴明の人間離れした動きを表現するために、重力を感じさせないアクションに挑戦しました。アクション監督である園村さんが羽生結弦さんの演技を見て着想を得たとおっしゃっていました」と裏側を明らかに。“安倍晴明生誕1100年”ということで、若者の中でも“呪術”や“陰陽師”に興味がある方々が多いという。その魅力について問われると、「心の闇を祓ってもらいたい人が多いんだと思います」と佐藤監督。染谷は「呪術というのは人の感情、愛情、憎しみ、関心に深く関わっている。そこにはドラマがあって、洗い流したいという欲求があるのかなと思いました」、山崎は「自分自身に“呪”をかけてしまっていたり、目に見えるものだけで判断してしまう世界になっていて、目に見えない心の部分を大事にしたいという本質があるからなのかなと思います」と各々想いを語った。最後に山崎は「日本の呪術はここから始まります。是非スクリーンで楽しんでください」と締めの挨拶を行った。
2024年02月19日漫画化やドラマ化、映画化、舞台化などあらゆるメディアミックスも多彩で人気を博す夢枕獏氏の小説『陰陽師』。この度、新たに俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が若き日の安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』が4月19日に公開される。○原作・夢枕獏氏からの「やってよ」から生まれた映画『陰陽師0』今作は、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズなどを手がけた佐藤嗣麻子監督が脚本・監督を務めたが、実は原作者の夢枕氏とは旧知の仲だという。「獏さんがまだ『陰陽師』を書く前から知り合いで。40年ほど前に『ファンです』と講演会に行きました。その頃は獏さんがまだ32〜3歳で、私は19歳の大学生。北海道で行われていた『日本SF大会 EZOCON』の運営委員だったので、SF畑の方たちとは仲良しでした。獏さんのサークルに呼んでいただき、入り浸るようになり、仲良しになって。私も監督になり『陰陽師やってよ』と言われたので、『やるやるやる』みたいな昔の口約束だったんです」と佐藤監督。また佐藤監督が「博雅の設定が間違っているのを発見した」という驚きの発言も。「獏さんは当初博雅を武士として書いていたけど、調べたら貴族だったので、獏さんと(コミカライズ担当の)岡野玲子さんにガンガン資料を送ったんです。最近になって獏さんが『すみません』と謝ってました。だから今回、博雅は貴族になっています」と、旧知の仲だからこその指摘による設定で同作を撮っているという。「見どころはズバリ呪術。監修の加門七海さんが『こんな本格的なの?』と驚かれていた」という監督。『アンフェア』シリーズが映画として完結した直後から今作に関わっていたといい、「初稿を書いたのは2016年11月で、この頃はまだ日本で『呪術』という単語がポピュラーじゃなかったんです。ただ、2018年から『呪術廻戦』が始まって、いまやみんなが知ってる言葉になっていて、ありがたいです!」と巡り合わせに喜びも。作中では東洋ならではの表現として「龍をエレメントの状態として描きたい」という思いを実行。西洋の竜のような生物ではなく「風、火、水、土、木といったエネルギーとして現れる」ものとして描いているのも見どころのひとつだという。さらに「物語的には、晴明と博雅(染谷将太)の友情。原作にあるので、きちんと描かなきゃいけない。原作では40歳ぐらいの人たちなので、若い頃の出会いを描いてます」「あとは実在する三十六歌仙の1人である徽子(よしこ)女王(奈緒)と博雅の恋で、この行方と徽子女王の結末を読み取ってほしい。陰陽寮でのベテラン勢の権力争いも面白いので、仕事のことで悩んでる方は見てほしい」と物語のポイントを挙げた。○“呪術”という言葉も流行り…「呪術オタクが観ると興奮するはず」35年前からの構想が、2020年ごろから形になり、さらには2024年に公開されることに。「呪術」という単語が一般的となり、大河ドラマ『光る君へ』放映で平安時代に注目が集まっているだけでなく、辰年に龍を描く……とさまざまな要素が集まったが、佐藤監督は「すべて必然です」ときっぱり。「晴明のセリフですけど、起きることは起きるし、起きないことは起きません。本当に呪術です。私、元々呪術オタクなので。『エコエコアザラク』にも通じますし、『あの呪術を使ってる』とか解説もしたいくらい」と笑顔を見せる。実際に「カルロス・カスタネダという南米の呪術師の“夢見の技法”というのがあって、私は高校生の時に練習してたんです。明晰夢が見れて」と意外な告白も。同作でも「いつも同じところに戻って来れるように夢の中の風景を覚えておかなければいけなくて、晴明がいつも同じ風景を夢で見ているのは、夢の中のポータルポイントとなっているからなんです。また、夢の中では手を見なきゃいけない。やってみるとすごく大変なんだけど、夢は潜在意識と繋がっているのでいろんな情報を得られるし、夢を通してテレポーテーションもできるらしいんですよ。この作品を呪術オタクが観ると興奮するはず」と、“呪術”の描き方にも自信を見せた。■佐藤嗣麻子監督1964年生まれ。岩手県出身。ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールにて映画制作を学ぶ。監督作品に、『ヴァージニア』(93)、『エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS』(95)、『K-20 怪人二十面相・伝』(08)、『アンフェア the answer』(11)、『アンフェア the end』(15)など。『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』(05)、『アンフェア』(06)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)、『独身貴族』(13)、『ハイエナ』(23)などの脚本も執筆。(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年02月14日俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日2023年11月7日、俳優の佐藤二朗さんがX(Twitter)を更新。投稿した写真に、大きな反響が寄せられています。佐藤二朗「これはアレか。トリックアートか」同月現在放送中の、テレビドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)に出演している、佐藤さん。ドラマで共演する俳優の橋本環奈さん、安藤嗣海さんとのスリーショット写真を公開しました。豪華なメンバーがそろった写真を見て、佐藤さんは、ある疑念を抱いたようで…。これはアレか。トリックアートか。この三人は本当に同じ星の生き物なのか。 pic.twitter.com/3GxEIBf1cc — 佐藤二朗 (@actor_satojiro) November 7, 2023 顔の大きさや身長、スタイルが3人ともにまったく異なるため、1列に並んでいるように見えず、「本当に同じ星の生き物なのか」とツッコミを入れたのです…!特に、2人と並んでいる橋本さんの顔がとても小さく見えることに、ネット上では驚きの声が続出。投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・立ち位置はだいたい同じなはずなのに、遠近感があるように見える…。・脳がバグった。確かにトリックアートだ。・佐藤さんが2mくらい前にいるように見えます。・合成写真みたいで笑った。3人とも素敵!人それぞれ、背格好が違うのは当たり前のこと。ただ、まったく異なる3人が集まると、こんなふうに不思議な写真に仕上がるのは、面白いですね。3人は、俳優としても三者三様な魅力で、今後も私たちを楽しませてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月07日「存在するとはいかなることか」という問いを掲げ、観る者の身体の感覚を揺さぶるような大規模なインスタレーションを創り出す現代美術家・大巻伸嗣(おおまき しんじ/1971−)。日本はもとより、世界各地を舞台に活躍を続ける大巻の大型個展が、東京・六本木の国立新美術館で、11 月1日(水)から12 月25日(月)まで開催される。現代社会がどのような歴史を経て今に至り、現在どのような問題を抱えているかを深く考察し、その思考をもとに作品の着想を得てきた大巻は、2011年の東日本大震災と福島の原発事故に大きな衝撃を受け、2016年に《Gravity and Grace》の制作を開始した。原子力という諸刃の剣を抱える現代社会を批評するこのシリーズのタイトルは、フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユの箴言集『重力と恩寵』に由来している。今回の展覧会の大きな見どころのひとつは、この《Gravity and Grace》の最新バージョンが登場すること。様々な動植物からなる繊細かつ濃厚な文様を施された大きな壺から放たれる強烈な光と、それが生み出す影は、核分裂反応の爆発的なエネルギーの象徴とも言える光と原子力が引き起こした未曽有の人災を示唆する。その魅惑的な光と、そこに吸い寄せられる人々の姿を通じて、エネルギーに過度に依存した今日の社会を批評しているのだ。同展ではこのほか、人の意識と切り離せない「言語」をリサーチするなかで考察されてきた「生きるとはいかなることか」という根源的な問いに基づいて、新型コロナウイルス感染拡大の時期に制作された新作の映像インスタレーションも発表される。3.11とパンデミックに挟まれた約10年の間に大巻が探求してきた文明と自然、生と死への考察の深化が、国立新美術館の広大な空間を活かしたダイナミックな展示で目の当たりにできるのが、同展の大きな魅力だ。同展ではまた、立体造形、光、映像、音響を駆使した巨大なインスタレーション3作品とともに、その圧倒的空間を創出するために描かれた無数のドローイングが展示されるほか、会場内ではパフォーマンスや詩人・関口涼子とのコラボレーションによるプログラムも予定されている。大巻が創り出す現代の「総合芸術」を体感しに、ぜひ会場を訪れたい。<開催情報>『大巻伸嗣Interface of Being真空のゆらぎ』会期:2023年11月1日(水)〜12月25日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E時間:10:00〜18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:火曜料金:無料公式サイト :
2023年10月17日映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、都内で行われ、音楽プロデューサーの小室哲哉がこだま兼嗣(総監督)、長崎行男(音響監督)、若林豪(プロデューサー)とともに登壇した。1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した『シティーハンター』。単行本の累計発行部数は5,000万部を超え、TVアニメシリーズから約20年ぶりの復活となった2019年公開の映画『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』は観客動員100万人を超える大ヒットを記録した。本作はそれに続く劇場版で、初週週末ランキングでは動員・興行収入ともに1位を記録。公開2週間で動員50万人を突破するなど話題を集めている。そんな本作の大ヒットを記念して行われた舞台あいさつにおなじみのエンディングテーマ曲「Get Wild」と、本作のためにオープニングテーマ「Whatever Comes」を書き下ろしたTM NETWORKの小室哲哉が登壇。オープニング曲は昨年の暮れにオファーがあり、去年の内に作曲したという小室は「何となくですが帰り道にできてしまいました。発表が今年の6月だったので、本当に長い半年でそこから皆さんに聴いてもらうまで2カ月や3カ月。今年終わってしまうのでこのままループしたいぐらいです」と満足げ。オープニング曲がオリコンのシングルランキングで10位にチャートインし、TM NETWORKとしては1980年代からそれぞれの年代でトップテンを果たすという偉業を達成したが、「やたら長くやっているというのもあります」と謙そんしつつ「TM NETWORKとして最初のオリコンベスト10は『Get Wild』。最新の『Whatever Comes』もシティーハンターのお陰で頭と終わりを締めてくれるという、囲ってくれているという感じですね」と『シティーハンター』に感謝しきりだった。オープニング曲「Whatever Comes」の誕生秘話にも言及した小室。「シナリオがアニメの場合は大事なので読み込むんです。小室みつ子さんは脚本を読むのが苦手で、電話で説明してくれと(笑)。今日は遅いので明日説明すると言って次の日に最後のエンディングまで話さなければいけないんです。オープニングなのに(笑)。それを聞いて『なるほど。よく分かった』と言ってくれて詞が出来たので歌にはめました。曲とはいえ幾つものもの工程やOKが出るまでのプロセスがあって、全部クリアしなければいけませんでした」と曲が出来上がるまでの苦労を明かした。そのオープニング曲を聴いたこだま総監督は「後半かなりシリアスになり、前半は明るくてテンポの良いモノをお願いしたんですが、ノリが良くて非常に気持ちよく画面に入っていける曲でした」と褒め称え、「クライマックスでかかる曲(『Angie』)があまりに素晴らしかったので、映像に音を付けてみたところあまりに感動してしまって拍手をして声に出したぐらい。50年ぐらいこの世界にいますが、感動して声を上げたのは初めてです」と小室の才能に驚いたという。こだま総監督が感動した「Angie」について小室は「軽くちょっと弾いてみたんですが、これも降ってきた感じ。テーマ7音しか使っていなくて、珍しくシンプルです。これも15分ぐらいでだいたい出来ました」とこだま総監督らを驚かせていた。
2023年10月08日