劇団EXILEの現メンバー9名が初めて全員そろって出演し、さらに自ら原案およびプロデュースまで務める舞台『勇者のために鐘は鳴る』が2020年、東京と大阪で幕を開ける。まだ脚本をメンバー間で固めている段階だという10月下旬の某日、鈴木伸之、町田啓太、佐藤寛太という『HiGH&LOW』シリーズの“山王連合会”の同志でもある3名が、現段階での見どころやメンバー間での話し合いの模様などについて語ってくれた。最初の公演開催の記者発表で「ゲームの世界に入り込んでしまった9人の男たちが、現実の世界に戻ろうと戦う」物語であることは明らかにされていたが、この取材の段階では「物語の大筋の流れが固まってきたところ」(佐藤)であり、「細かいブラッシュアップをしている最中」(鈴木)とのこと。一方で、各メンバーがどの役を演じるかといった振り分けは未定で「そもそも勇者が出てくるのか? 鐘が鳴るかどうかも分からない」(町田)とも……。こうした、今なお全てが流動的であるのはやはり、既に用意された脚本を上演するのではなく、メンバー9名が常に意見を出し合いながら、進めていることが大きい。鈴木は普段の“演じる”とは異なる“作る”というプロセスについて「こんなに大変なものなのかと実感しています。スタッフさんの配置だったり、数字とにらめっこしている時間も多いですし、普段、見えない部分が見えてきて、改めて(スタッフの存在が)ありがたいことだなと感じています」と語る。一堂に会しての話し合いの場を設けることもあれば、メールでメッセージを送り合いながら会議をすることもあるそうで、佐藤は「9人から全く違う意見が出てきたりして(苦笑)、思っていたのと全然違う方向に会議が進んだりするんですが、それが楽しくもあるし、頼もしいなって思っています」と現場の様子を明かす。町田も「楽しさがありつつ、大変さが大きいです」と苦労をにじませつつ「普段の舞台やドラマではどうしても受け身というか、用意された脚本があり、自分たちで提案できるのはせいぜい役柄についてだけだったりするけど、今回、全てを任せてもらって思っているアイデアをなんでも言えるというのはすごくありがたい環境。だからこそ全員で果敢にチャレンジしていかないといけないと感じています」と言葉に力をこめる。鈴木が「昔のように直接顔を合わせるよりも、TVの画面を通じてメンバーの顔を見る機会の方が多くなった」と語るように、近年、劇団以外の場でそれぞれのメンバーが活躍する機会が増えた。それは喜ばしいことに違いないが、いち視聴者、観客としてメンバーを見るのではなく、同じ板の上に立ち、役者同士として向き合う機会を持てることは、やはり大きな意味を持つ。町田は「今、脚本づくりの段階でもメンバー同士で“ここはこうした方がよくない?”とか言いながらやってますが、それぞれが外部の作品に出て感じたこと、吸収したことを劇団に持ち帰り、爆発させられると思うし、メンバー同士だからこそ引き出せる部分もあると思う」と期待を口にする。最年長の37歳の秋山真太郎から最年少23歳の佐藤まで、幅広い個性的な面々が顏をそろえる劇団EXILEだが、鈴木曰く「LDHって上下関係がすごく厳しいイメージがあると思うけど、僕らは全くそれがない」とのこと。この日の取材でも先輩ふたりが熱く語る傍らで、佐藤がマイペースに差し入れのお菓子をほおばり、ツッコミを浴びるなど、やはり他のEXILE TRIBEとはひと味違う、自然体が彼らの魅力なのだろう。今さらと承知しつつ、互いの印象を尋ねると、鈴木が町田について「時代劇から現代劇まで幅広く活躍してるし、他のメンバーと比べて年上の俳優さん、女優さんと共演する機会が多くて、そういう場でいろんなことを吸収しているのを感じる」と言えば、町田は鈴木が近年、様々な作品で高い評価を受けていることについて「正直、驚きはないしもっとできるでしょ?という感じ」とうなずく。佐藤に関しては鈴木も町田も「人たらし」と口をそろえ「甘え上手の愛されキャラ」(鈴木)、「よそで寛太と共演した人に会うと、好印象の話しか聞かないし、みなさん、寛太とすごく距離が近いのを感じる」(町田)とその人懐っこいキャラクターを称賛。そんな佐藤は先輩ふたりについて「めっちゃ優しいので、思いきり甘えてます」と満面の笑みで語る。外部作品での“武者修行”で培った技術と経験、そして互いを知り抜いたメンバー同士だからこその信頼が交ざり合い、どのようなコラボレーション、化学変化を壇上で生み出すのか?『勇者のために鐘は鳴る』1月24日より東京・TBS赤坂ACTシアターにて、2月13日より大阪・梅田芸術劇場にて上演取材・文:黒豆直樹撮影:稲澤朝博舞台『勇者のために鐘は鳴る』に出演する劇団EXILEの鈴木伸之さん&町田啓太さん&佐藤寛太さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼントします。お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=6875462f-dfec-4c8e-ba37-343947ce7113)
2019年11月29日劇団EXILEの佐藤寛太主演の映画『いのちスケッチ』の全国公開を記念して11月16日、都内で舞台挨拶が開催。佐藤に共演の藤本泉、瀬木直貴監督がそろって登壇した。動物福祉に注力する動物園として世界的に注目を浴びる「大牟田市動物園」を舞台に、漫画家になる夢をあきらめ帰郷した青年の成長を描き出す。今回、佐藤が演じた亮太は口数の少ない青年ということで、佐藤のパブリックイメージとはかけ離れたタイプの役だが、佐藤は「僕自身、自分を口下手で不器用と思ってるので、(よくしゃべるという)自覚症状がなかったんですけど…(笑)」と語り、さっそく藤本から「メチャクチャ話してますよ!」とツッコミを浴びる。瀬木監督は「カットが掛かるとマシンガントークが始まった」と明かし、佐藤は「(しゃべるのを)我慢してました」と告白し笑いを誘っていた。元チェッカーズの高杢禎彦に風間トオル、浅田美代子、渡辺美佐子など存在感のある面々が共演陣に名を連ねたが、佐藤は中でも動物園の園長を演じた武田鉄矢の名を挙げ「すごかったです!」と感嘆。「初めて、飼育員チームで共演したときは、お芝居に圧倒されて、同じ作品を作っているのに観客になっちゃって『武田さん、すげぇ!』とみんな、笑っちゃいました」と振り返る。さらに「休憩中はご自分がCMに出演されてる、ギネス記録にもなった“あのカップ麺”を食べてて(笑)。毎日、お吸い物代わりに食べてるそうなんですが、コンビニの袋をぶら下げてて…。『コンビニの店員さん、どういう気持ちだったんだろう?』と思いましたが、カップ麺を食べている姿を見て『武田鉄矢さんも人間なんだ』と親近感がわきました(笑)」と興奮した面持ちでまくし立てた。瀬木監督によると、撮影中、佐藤はいつも監督に「よかったですか?」と自分の芝居について聞いてきたそうで「こっちがOK出すと、『だから大人って信用できないんですよね』とか言うんです(苦笑)」とのこと。これについて佐藤は「あまりに監督が何も言わないので…」と語り「監督を信じ切れていない部分があったかも…。いまも疑惑は残ったままですね(笑)」と語り、会場は笑いに包まれていた。亮太が新たな一歩に踏み出そうとする物語にちなんで、新たにチャレンジしたいことを尋ねると、佐藤は「来年、ひとり旅をしてキャンプとかをしたい」と宣言。「まだ一切、道具もないし、知識もないんですけど…」と笑いつつ、旅とアウトドアへの願望を口にしていた。『いのちスケッチ』公開中
2019年11月16日「キリンはめちゃくちゃデカいんですけど、人懐こくてかわいかったんで、どんな餌を食べてるのか知りたくなっちゃいました。草食動物のフンは全然臭くなかったので、フンの掃除も抵抗なかったですね」そう語るのは、動物の健康と幸せを第一に考え、“延命動物園”と呼ばれる大牟田市動物園を舞台に、命の大切さ、人との出会いを描く映画『いのちスケッチ』(11月8日、福岡県先行公開。11月15日、全国公開)で、主演を務める劇団EXILE所属の佐藤寛太(23)。漫画家になる夢を諦め、地元・福岡に帰り、福祉に特化した動物園で人生をリスタートさせる亮太を演じる佐藤は、実際に動物園で檻の中まで掃除をしたり、動物と親密に触れ合ったりした。「僕自身、動物も好きだし、漫画も好きで、福岡から役者になるために上京しました。亮太と同じ境遇なので、共感することが多くて演じやすかったです」(佐藤・以下同)どんな質問にも楽しそうに答える佐藤。人見知りせず、物おじしない、という性格から友達もたくさんできるという。事務所の仲間はもちろん、ドラマや映画で共演すると必ず1人は仲よしになる。「特に(以前共演した)志尊淳くんとは、週に4〜5日会うときもあるほど仲よくなりました。淳くんは、後輩思いで優しくて男らしい。頼りになる方です。悩み相談もします。仕事のことやお金のこととか(笑)」動物園の園長役を演じた武田鉄矢とのシーンでは、ベテランの役者魂に胸が熱くなったという。「間近で見るお芝居のすごさ、自然なアドリブなど、まさに鉄矢さんワールドでした。絶妙なタイミングで投げてくださるパスがうれしくて感動しました。『俺がやるからついてこい』という背中の見せ方にシビレましたね。いつか自分もそんな俳優になりたいです」
2019年11月04日「ライオンのフンを掃除したり、キリンの餌を食べてみたりしました。意外とスナック菓子みたいに食べられましたね(笑)」そう語るのは、動物の健康と幸せを第一に考え、“延命動物園”と呼ばれる大牟田市動物園を舞台に、命の大切さ、人との出会いを描く映画『いのちスケッチ』(11月8日、福岡県先行公開。11月15日、全国公開)で、主演を務める劇団EXILE所属の佐藤寛太(23)。漫画家になる夢を諦め、地元・福岡に帰り、福祉に特化した動物園で人生をリスタートさせる亮太を演じる佐藤は、実際に動物園で檻の中まで掃除をしたり、動物と親密に触れ合ったりした。「キリンはめちゃくちゃデカいんですけど、人懐こくてかわいかったんで、どんな餌を食べてるのか知りたくなっちゃいました。草食動物のフンは全然臭くなかったので、フンの掃除も抵抗なかったですね。僕自身、動物も好きだし、漫画も好きで、福岡から役者になるために上京しました。亮太と同じ境遇なので、共感することが多くて演じやすかったです」(佐藤・以下同)劇中、亮太は年上の獣医師・彩(藤本泉)に恋心を抱くが。「僕も年上の女性が好きです。エマ・ワトソンみたいなクールなお姉さんに『へえ、そうなんだ』って冷たくあしらわれたら、キュンとなっちゃいますね」今作はオール大牟田市ロケ、おすすめスポットを聞いてみると。「亮太の両親がやっているお店『やきとり二番』ってほんとうにあるお店なんです。何を食べてもおいしいし、女将さんが気さくでいい人なんで絶対行ってください。とくに豚足が絶品です」
2019年11月04日脚本家・坂元裕二によるオリジナル恋愛映画『花束みたいな恋をした』が、2021年1月29日(金)に公開。菅田将暉と有村架純がW主演を務める。連続ドラマの金字塔を手掛けてきた坂元裕二によるオリジナル映画脚本家・坂元裕二は、「東京ラブストーリー」をはじめ、「Mother」「最高の離婚」「カルテット」など、連続ドラマのヒット作を世に送り出してきた人物。今回そんな坂本が脚本を務める『花束みたいな恋をした』は、自身初となるオリジナル映画。また坂本が映画でラブストーリーを手掛けるのは、『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年・共同脚本)以来の出来事となる。現代の東京を舞台にした、5年間の恋の物語ストーリーの舞台は、現在の東京。井の頭線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った男女の“その夜”から始まる物語を描く。時代、時間、場所、すべての偶然が運命のようにシンクロしていく1つの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく2人のリアルな姿。2000年代を生きる若者へ贈るラブストーリーが誕生する。菅田将暉×有村架純がW主演物語の主人公には、坂元裕二が執筆段階から主役に想定していたという注目俳優2人が抜擢された。大学生の山音麦は、『銀魂』シリーズ、『アルキメデスの大戦』など話題作が絶えない菅田将暉。その彼と恋に落ちる大学生、八谷絹(はちやきぬ)は、『コーヒーが冷めないうちに』『フォルトゥナの瞳』などで主演やヒロインを務めてきた有村架純が演じる。本作で、有村と菅田が、初のW主演による共演を果たす。ふたりを囲む登場人物/キャストまたふたりを取り囲む登場人物には、豪華キャスト勢が抜擢。麦と絹がかつてのお互いの姿を重ね合わせることになる若い男女の二人組、羽田凜役を『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主演女優・清原果耶、水埜亘役を映画『町田くんの世界』で主人公・町田君を演じた細田佳央太がそれぞれ抜擢。また絹の勤務先であるイベント会社の社長、加持航平役をオダギリジョー、絹の両親役に戸田恵子&岩松了が演じるほか、麦の父親役は小林薫が務める。さらに劇中で、麦と絹が”神”として評する映画監督役に、『ガルム・ウォーズ』など、これまで数々の作品を生み出してきた押井守監督が本人役で出演。サブカルチャー好きの麦と絹を繋ぐきっかけとなる、大切な役割を担う。Awesome City Clubが楽曲提供映画の本予告に流れる「勿忘(わすれな)」を提供したのは、男女ツインボーカルの3人組グループ「Awesome City Club(オーサムシティクラブ)」。本作を鑑賞した際に感じた“ありのままの気持ち”を落とし込んだ、インスパイアソングとなっている。また映画の中では、メンバーのボーカルPORINも本人役として出演を果たしたほか、劇中のライブリハシーンにおいては、メンバー全員揃った姿も映し出されるという。監督に土井裕泰なお監督を務めるのは、『罪の声』の公開を控える土井裕泰。ドラマ「カルテット」で坂元と組んで以来、映画では初のタッグを組む。ストーリー東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った、大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが──。【詳細】『花束みたいな恋をした』監督:土井裕泰公開日:2021 年1月29日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか、全国公開脚本:坂元裕二主演:菅田将暉、有村架純 、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、中崎敏、小久保寿人、瀧内公美、森優作、古川琴音、篠原悠伸、八木アリサ、押井守、Awesome City Club PORIN/佐藤寛太、岡部たかし、オダギリジョー、戸田恵子、岩松了、小林薫配給:東京テアトル、リトルモア
2019年11月02日劇団EXILEの佐藤寛太が31日、都内で行われた主演映画『いのちスケッチ』(11月15日公開)の完成披露試写会に、藤本泉、瀬木直貴監督とともに登場した。同作は福岡県に実在する"延命動物園"の大牟田動物園をモデルにしたオリジナル作。漫画家の夢を諦め故郷の福岡に戻ってきた青年・田中亮太(佐藤)が、地元の延命動物園でのアルバイトで園長の野田(武田鉄矢)や、獣医師の石井彩(藤本)らと働いていくうちに異議を理解し、園の運営を救うためもう1度漫画を描くことを決意する。「地域の映画は、その地域の課題にどのような処方箋を出していくのかが大事」と語る瀬木監督は、「高齢化が進み、人口減少という課題がある中で、僕らはどう映画を通じて10年後20年後の未来を作っていくか。調べたら、出生率が福岡の他の都市より2倍ある。ファミリー層をつなぎ止めるのは、動物園しかない。それでピンと来たんです」と同作の誕生秘話を披露した。吹替えなしで絵を描く芝居に挑んだ佐藤は、「動物園が抱えてる問題も調べさせてもらって。動物の骨格やどう筋肉がついてるのかも知らないと立体的な絵をかけないですし、色々学びながらやっていくと、共通点も見つかったりする」と飼育員かつ漫画家志望という役柄に、勉強を生かしたことを明かす。また武田鉄矢、浅田美代子などの個性豊かなキャストに、佐藤は「かわいらしいキャストがそろってましたよね。バラエティ豊かでした」と笑顔に。武田について「CMをされているカップ麺を持ってきて、めしあがってました。心の中でつっこみました。『それ、食べるんかい』って」と撮影中の一幕を語り、観客からも笑いが起こる。一方で、武田や浅田について「いろんな経験をしてきたからこそ出る深みって、こういうものなのかな。役者として感じるものは今回いっぱいありました」と先輩の演技から様々なものを受け取ったという。瀬木監督から「出番がない時は、高校生と一緒にいる感じなんですよ。瞬発力、爆発力がある」と称された佐藤だが、最後のあいさつでは「フラットな気持ちで見て欲しい。水彩画のような淡い映画になっているので、今この場であったことを全て忘れていただいて、映画に集中していただければ」とアピールし、藤本も「忘れていいの!?」と驚く。「映画に集中して欲しいです。映画の後、思い出す分にはかまわないので」と斬新な展開で舞台挨拶を締めくくった。
2019年10月31日劇団EXILEの佐藤寛太主演で、福岡県大牟田市に実在する動物福祉に特化した動物園を舞台にしたヒューマンドラマ『いのちスケッチ』の完成披露試写会が東京・築地の聖路加国際大学日野原ホールで開催。佐藤をはじめ、共演の藤本泉、瀬木直貴監督が舞台挨拶に登壇した。漫画家になる夢に挫折し帰郷し、街の小さな動物園で働き始めた亮太の成長を描く本作。劇中に“延命動物園”として登場する大牟田市動物園は、動物の心身の健康のための「環境エンリッチメント」に力を入れて、世界的注目を集めている。大牟田の人々の協力を得て完成した本作だが、佐藤は「青年会の方がいつも車を出してくださり、(宿に)帰るとお母さんたちが炊き出しをしてくださって、毎日、人の温かさに触れていました」と感謝を口にする。藤本は「郷土料理のだご汁(※小麦粉の麺と肉や野菜を煮た料理)が温かくて染みわたりました」と振り返り、佐藤は「カレーを何度も作っていただいたんですが、各家庭で味が違ってウキウキしました」と笑顔で語った。園長役の武田鉄矢をはじめ「バラエティ豊かで、飼育員チームだけでもキャラが濃かった!」(佐藤)という個性豊かな面々が顏を揃えており、瀬木監督は「人間のほうが猛獣でしたね(笑)。キャストのみなさんが動物園のようで……」と明かす。佐藤は武田とのエピソードとして「CMに出てらっしゃる、ギネス記録のカップ麺を召し上がってて、『(炊き出しだけでなく)それ食べるんかい!』と心の中で突っ込んでました(笑)」と語り会場は笑いに包まれた。これまで、様々な地域に移り住み、実際に生活を送った上で映画を撮るという手法を続けてきた瀬木監督。「非効率的な制作ですが……」と自虐的に語りつつ「地域を映画を撮る場合、その魅力を発信することにつながるけど、一方でその地域の課題にどのような処方箋を出していくか? というのも大事。(大牟田市は)高齢化や人口減少、石炭の街ということでの公害や事故のイメージもあったけど、実は出生率は全国の2倍あって、子供は生まれてるんです。ファミリー層をつなぎとめるには何がいいか? 動物園しかない」とこの一風変わった動物園を舞台に映画を撮ろうと決めた経緯を明かした。また、漫画家志望の役を演じた佐藤は、動物の飼育に加えて絵も勉強を重ねたそうで、劇中に登場するいくつかの絵は佐藤が描いたものであり、絵を描いてるシーンも吹替なしで佐藤が実際に描いていることが明かされた。取材・文・写真:黒豆直樹『いのちスケッチ』11月15日(金)より全国公開(11月8日より福岡県先行公開)
2019年10月31日Sexy Zoneの佐藤勝利(22)が10月14日、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に生出演した。「にこるん隊長のファッションレスキュー!」のコーナーで、佐藤が披露した江頭2:50(54)のモノマネがTwitterで話題になっている。同コーナーではモノマネ芸人・みはる(49)の「結婚1周年記念!おしゃれなレストランで大人なデートをしたい」という願いを叶えるために、藤田ニコル(21)がみはるのデート服を選ぶVTRが紹介された。デート服を着たみはると夫で芸人のMr.シャチホコ(26)の対面シーンを紹介する前に、南原清隆(54)が佐藤に「どうですか、エガちゃん」と振ったのだ。このコーナーの内容とは全く関係のない突然の振りに、佐藤は全身全霊で江頭のモノマネをして応えた。スタジオは大爆笑。共演したKing&Princeの高橋海人(20)は予期しない事態に唖然としつつも、佐藤の背中を優しく叩きながらフォローした。佐藤といえば、整った顔立ちから“顔面人間国宝”との呼び名も。そんな“イケメン”佐藤のギャップにファンからは歓喜の声が上がった。《銀河最強の顔面を持ち、不動のセンターなのに雑な江頭フリに秒で答えた佐藤勝利くん、普通に天才だし仕事人だから最高……………………》《江頭しょりたん…しゅごい… 全世界の皆さまSexyZoneのセンターにして顔面国宝様はこんなことも出来ちゃうんです!!》実は佐藤が見せた江頭のモノマネは、18年7月に放送された「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」(日本テレビ系)で初披露された。佐藤はタレントのコロッケ(59)に3日間弟子入りしてモノマネを修行。その成果として、X JAPANのToshl(54)や出川哲朗(55)、江頭などをモノマネメドレーとして披露した。そんな佐藤は、番組の終わりに「まさかモノマネするとは思わなかった」と本音を明かした。にもかかわらず、すぐさま南原に「出川哲朗くん」と振られると「やばいよやばいよ」と“出川モード”に。素早い反射神経を見せた。いっぽうで、佐藤がモノマネを披露するきっかけを作った南原に感謝する声も上がった。《去年勝利くんが一生懸命頑張ったことが今に繋がってて嬉しいなぁ。 ほんとに南原さんに感謝》《最後まで南原さん勝利くんにいっぱい振ってくれてありがたかった》このギャップが、Sexy!!
2019年10月14日今回、ご紹介する作品は、『下忍 赤い影』。映画『キングダム』で山崎賢人さんを相手に圧巻のバトルを繰り広げて注目された坂口拓さんがアクション監修を手がけた、本格的な忍者映画です。主演を務めた寛一郎さんにお話をうかがいました。写真・黒川ひろみ 文・田嶋真理 スタイリスト・越中春貴(Rim) ヘアメイク・升水彩香【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 46以前からアクションをやりたいと思っていました映画『ナミヤ雑貨店の軌跡』『菊とギロチン』で数々の新人賞を受賞した、若手きっての実力派俳優・寛一郎さん。最新主演作『下忍 赤い影』では時代劇アクションに初挑戦し、確かな演技力と高い身体能力で役柄にリアリティを与えています。本作の舞台は幕末、戊辰戦争の初戦となった鳥羽伏見の戦い。下忍とは、誰もが知る歴史の裏側で緻密な諜報戦を繰り広げた最前線の実行部隊にして、忍者組織の最下層にあたる名もなき忍者たちのこと。時代の荒波に立ち向かう男たちの物語を、華麗な忍者アクション、ド迫力の爆破や銃撃シーンを交えてスリリングに描いています。下忍の末裔・竜を寛一郎さん、薩摩藩の姫・静を山口まゆさん、勝海舟を津田寛治さんがそれぞれ熱演。本作の前日譚を描いた『下忍 青い影』では、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS 警察戦隊パトレンジャー』のパトレン1号・朝加圭一郎役で注目された結木滉星さんが主演し、琉球武術の達人・尚にふんしています。ーー時代劇アクション初挑戦とは思えないほど、華麗な殺陣を披露されていて驚きました。寛一郎さん ありがとうございます。でも、自分ではもっと動けたのではないかと思っています(笑)。以前からアクションをやりたいと思っていましたから、本作でアクションに挑戦することができ、とても嬉しかったです。ーー素晴らしいアクションに見えましたが、満足はされていないのですね(笑)。身体的な役作りとして、どのようなことを?寛一郎さん 殺陣の基本と動きを学びました。僕のアクションがうまく見えるとしたら、アクション監修の坂口拓さんとスタント・チームの方々のおかげだと思います。坂口拓さんとスタント・チームの方々は、他人に教えるのも自分で演じるのもすごく上手なんです。ーーもっとも印象に残ったアクション・シーンを教えてください。寛一郎さん クライマックスでの5分ワンカット長回しのシーンです。撮影の2日前に、いきなり拓さんが「最後のシーンをワンカットにしちゃおうか」と。「無理です」とは言えず、当日に振りをつけて、ワンカットのシーンに挑みました。記憶にないほど集中し、情熱を持って楽しく演じることができました。ワンカットのシーンを演じきって、OKが出たときは、ほっとしました。これから映画をご覧になる方は、時代劇や歴史などに関して難しく考えずにアクション・エンターテインメントとして楽しんでいただけたら嬉しいです。ーーお父さまの佐藤浩市さんがご覧になったら、べた褒めされるのでは?寛一郎さん そういう(褒めてくれるような)、普通の親父ではないですから(笑)。言葉ではうまく言い表せない関係なんです。ーー『下忍 赤い影』の前日譚となる『下忍 青い影』でも竜を演じています。2作を通じて同じ役を演じた経験は?寛一郎さん 今回が初めてでした。ーー『下忍 青い影』では登場シーンは少ないものの、かなりおいしい役ですね。寛一郎さん 監督が僕の登場シーンを考え、拓さんが敵を倒すアクションをつけてくれました(笑)。ーーネタバレになってしまうので、ここでは詳しく書けませんが、ファン必見のシーンだと思いました(笑)。『下忍 赤い影』で、竜と尚が当初は反発し合い、次第に友情を育んでいく姿がリアルでした。尚を演じた結木滉星さんと親睦を深める時間はありましたか?寛一郎さん スケジュールはとてもタイトでしたが、2日ほど撮影が早く終わる日がありまして。滉星くんと飲みに行ったり、食事をしたりしました。彼はとても良いやつで、アクション練習をずっと一緒にやってきたこともあり、すごく仲良くなれました。ーーふたりきりのときは、どのような会話を? お父さまについて聞かれたことは?寛一郎さん 「アクションが大変だね」と、ふたりで愚痴っていました(笑)。滉星くんが僕の父について話題にすることはありませんでした。ーー同年代で酌み交わす楽しいお酒という雰囲気が伝わってきました(笑)。ーー寛一郎さんは8月16日で、23歳を迎えました。お誕生日をどのように過ごしましたか?寛一郎さん 誕生日は撮影に入っていました。誕生日に撮影のお仕事をするのは初めての経験で。撮影現場のスタッフさんたちに祝っていただき、とても感激しました。その日は撮影が早く終わったので、友達と一緒に思う存分飲み明かしました(笑)。ーーこれから演じてみたい役は?寛一郎さん 時代劇でも現代劇でも、さらにアクションを突き詰めてみたいです。いろいろな制約がある難しい時代だからこそ、挑戦できる作品もあると思います。そして、誰もが生きていく過程で抱えてしまう、“もやもや”をぶっ壊せるような役者になりたいですね。インタビューのこぼれ話夏休みはどう過ごされていたのかを聞くと、「この仕事に夏休みはないですから」と穏やかな笑顔で語っていた寛一郎さん。お互いに多忙を極めていたため、今年の夏休みやお誕生日を佐藤浩市さんと一緒に過ごすことはなかったそう。父親とも祖父・三國連太郎さんとも違った輝きを放つ寛一郎さん。これからどのような新しい魅力を見せてくれるのか、楽しみです!Information『下忍 赤い影』10月4日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開出演:寛 一 郎、山口まゆ、結木滉星ほか『下忍 青い影』11月15日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開出演:結木滉星、寛 一 郎企画・配給:AMGエンタテインメント©2019「下忍」製作委員会衣裳協力:シャツ¥56,000(ヨウジヤマモト/ヨウジヤマモト プレスルーム TEL:03・5463・1500 そのほかのアイテムは、スタイリスト私物
2019年10月03日「別人みたい」。ドラマ「おっさんずラブ」のハイテンションなモンスター新入社員“マロ”役で俳優・金子大地を知った誰もが、その1年後のNHK総合“よるドラ”「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」で見せた、生きづらさを抱えるゲイの高校生役に驚愕したはずだ。現在公開中の『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』で再びマロとして帰ってきた彼は、田中圭や吉田鋼太郎、林遣都らと連ドラから変わらぬ結束感をスクリーンに映し出す一方、その進化はハンパなかった。この秋以降も話題作が次々に控える、ひと回り成長した金子さんにいまこそ注目した。マジメ男子からヤンキー、イケメン先輩まで多彩な役柄を演じ分けシャープな顔立ちにキリリとした涼しげな目元、その割にキュートでシャイな笑顔のギャップはもちろん、デビューから途切れることなく話題の映画・ドラマに出演し、演技の幅広さを見せつけてきた金子さん。1996年9月26日生まれ、北海道出身。2014年「アミューズオーディションフェス」で俳優・モデル部門を受賞してデビュー。特技のバスケットボールを披露したこのオーディションでは、当時中学1年生だった清原果耶がグランプリ、そして金子さん同様に今年注目を集める堀田真由がWOWOWドラマ賞を受賞していた。「カサネ」(’15)でドラマ初出演し、「スタジオコロリド」新井陽次郎の劇場映画監督デビュー作となったアニメ『台風のノルダ』で声優デビュー、2016年には『64-ロクヨン-』でスクリーンに登場した。初めてのレギュラードラマは同年「昼のセント酒」で、マロとはまるで真逆のタイプの地味めなメガネ男子となった。新人俳優の登竜門ともいわれる人気シリーズ『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』や「痛快TV スカッとジャパン」の“胸キュンスカッと”をはじめ、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「重版出来!」「99.9-刑事専門弁護士-」、林遣都出演の「リーガルV」、「私のおじさん~WATAOJI~」など人気ドラマに多数ゲスト出演。2017年には、井上真央主演「明日の約束」で生徒のひとり、バスケ部の長谷部大翔役を演じたほか、映画では『逆光の頃』『きょうのキラ君』『デメキン』など6本もの出演作が公開に。行定勲監督の『ナラタージュ』では有村架純が参加する演劇部員のひとりを演じ、北海道・札幌を舞台にした大泉洋・松田龍平主演『探偵はBARにいる3』にも出演していた。いきがった半グレも、挫折したエリートも巧みに演じ分けることができるのは、天性といってもいいかもしれない。連ドラから1年!劇場版で最も成長した男=金子大地そして、2018年に一大ブームを巻き起こしたドラマ「おっさんずラブ」で、天空不動産第二営業所に勤務する“ゆとり世代”の申し子のようなモンスター新入社員・栗林歌麻呂、通称“マロ”役に起用され、作品同様に大きな注目を集めることに。「~じゃないっすか」「正直、~っす」と、チャラいが物怖じしないストレートな言動は人気となった。その押しの強さと誠実さゆえか(!?)何気に営業成績もよく、恋愛経験も豊富そうなマロ。当初はちず(内田理央)にアプローチしていたが、彼女が春田ラブと分かるやトーンダウン。黒澤部長と離婚することになった蝶子(大塚寧々)と傷心トークから恋が芽生えていった。だが、マロにグイグイ来られる度に「いくつ離れてると思ってるの」と引いてきた蝶子。連ドラから1年後が描かれる劇場版では、相変わらず営業所を盛り上げてはくれるものの、新入社員として山田ジャスティス(志尊淳)が入社したことで先輩となったこともあって、ルックスから随分と大人っぽくなった点に注目。オンでは若々しさと遊び心のあるチェックスーツに黄色のネクタイと派手めだが、オフの花火大会では浴衣でマジモード。蝶子に「そこは浴衣でしょ~?」と甘えるシーンは「可愛い!」と評判となっている。かと思えば、黒澤部長が入院したときには蝶子をリードするような姿も。クライマックスの後に用意されている「ここぞ」という場面では、オールバックで気合いの入ったところを見せつけた。マロもまた、真っすぐに“愛”を体現してきた男でもあるのだ。蝶子に対する本気の恋愛がマロを大人にさせたように、最年少の金子さん自身も、田中さんをはじめとする百戦錬磨の実力派俳優陣に現場で揉まれ、さらに下記のような作品に次々に起用されて、“俳優・金子大地”としても進化を遂げてきた。劇場版ではそんな成長著しいマロこと、金子さんにも惚れる人が続出中。なお、黒澤部長役の吉田さんとは自身初の舞台「ヘンリー八世」でも共演を果たす。「わたしに××しなさい!」金髪+太黒ブチメガネがヤバみケータイ小説家として活躍する女子高校生・氷室雪菜を玉城ティナ、学校一のモテ男の同級生・北見時雨を小関裕太が演じた、累計発行部数200万部超え人気漫画のドラマ&映画化。金子さんは、劇中に登場する恋愛シミュレーションゲームの「あまのじゃく系天敵男子」として、雪菜のライバルの恋愛小説家ドルチェこと、時雨の腹違いの兄・北見氷雨を好演した。金髪姿に存在感のある太縁メガネで、クールさが増し増しに。エレベーターでの壁ドンをはじめ、雪菜が引いてしまうほどの俺様ツンデレキャラとして魅力を放ちつつ、弟・時雨との確執という“闇”も覗かせている。『家族のはなし』超貴重!歌声を初披露お笑い芸人・鉄拳のパラパラ漫画を原作に岡田将生が主演をつとめた『家族のはなし』では、岡田さん、さらに「わたしに××しなさい!」でも共演した「劇団EXILE」佐藤寛太とバンドマンに。演じた劇中バンド「超未来戦士」の銀髪のボーカル・柴田は、マロの大学時代か!?と思うほどにテンション高めだが、実はバンドに対して熱い思いを持っている青年だ。本作では、楽器経験のなかった3人が役作りのためにバンド練習に取り組んだそうで、なんと金子さんは歌にも挑戦し、主題歌や劇中歌を手がけたバンド「サイダーガール」の「群青」「橙の行方」をカバー。それがなかなか味のある、切ないハスキーボイスで、また何かの作品で披露してもらいたいところ。「腐女子、うっかりゲイに告る。」繊細な演技に絶賛の声浅原ナオトによる原作小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」のドラマ化で初主演をつとめた。タイトルこそキャッチーだが、ゲイの高校生の苦悩に真摯に向き合ったドラマで、ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の2019年6月度「月間賞」に選ばれ、金子さん自身も第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞の新人賞を受賞するなど高い評価を集めた。「おっさんずラブ」の大ヒットの後、「きのう何食べた?」「俺のスカート、どこ行った?」など、LGBTQを取り上げたドラマが同じクール(4月期)に地上波で放送されたことも話題となった。母親と2人暮らしの主人公の高校生・安藤純は、既婚者で年上のパートナーがいるが、“異性を愛し、子どもを作って、家庭を築く”という“普通の幸せ”への強い憧れも持ち、そのために同級生のBL好きな三浦沙枝(藤野涼子)と付き合おうとするも、うまくいかない。本当の自分を押し隠し、母親にも、幼なじみにも、同級生にも言えない息苦しさを金子さんは目線ひとつで繊細に表現。周囲による無配慮なアウティングもある中、1年前は“おっさん”たちの純愛を応援していたマロこと金子さんのまるで別人のような姿は、陰のある色気も相まって観る者を引き込んだ。また、金子さんが演じた純が「この社会に生まれたことが苦しくてどうしようもないときに救ってくれた」と語る「クイーン」の楽曲が、小説と同様に各話のタイトルとなっており、それぞれ象徴的にドラマを彩っている。特に、純が「もう疲れた…」とある行動をとる第5話の「ボヘミアン・ラプソディ」は神回と断言したい。「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」本田翼のバディに!そんな中、10月スタートの新ドラマでは主要人物に抜擢。本田翼が演じる、詐欺師を逆に騙し返して摘発につなげる謎のスペシャリスト集団「チート」のヒロイン・沙希のバディを演じる。しかも、アイドルオタクの警察官!実直な性格で仕事では沙希に振り回されるも、売れない三流アイドル・如月モモとしての顔を持つ沙希の秘密を知ってしまい、お互いの秘密を共有することになる…という。映画『どすこい!すけひら』知英に猛アプローチ!?ぽっちゃり体型の主人公・綾音(知英)がひょんなことから、100kgから45kgに激変。人気アイドルの湊拓巳(草川拓弥)や、一度告白するも撃沈した先輩・馬渕隼人(金子さん)、さらにはエステの超VIP客・横濱健二(竹中直人)に迫られ、モテ始めるというストーリー。漫画:たむら純子、原案:清智英による同名漫画を、『あのコの、トリコ。』宮脇亮監督がメガホンをとって実写化。11月1日(金)公開。映画『殺さない彼と死なない彼女』正統派イケメン役間宮祥太朗、桜井日奈子のW主演に加え、白石和彌監督の『凪待ち』、今泉力哉監督の『アイネクライネ ナハトムジーク』などに起用された恒松祐里、「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」の生徒役で金子さんとは“同期”でもある堀田さん、同じくの「3年A組」の箭内夢菜、「あなたの番です」『チア男子!!』の中尾暢樹など、注目の若手俳優が集結。堀田さん演じる恋多き女・きゃぴ子の彼氏の一人であるイケメンくんを演じる。第32回東京国際映画祭の特別招待作品に決定しており、世界から注目を集めることになるかも!?11月15日(金)公開。映画『猿楽町で会いましょう』再び金髪で、切ない恋!堤幸彦監督や大根仁監督を擁する映像制作会社「オフィスクレッシェンド」主催の映像コンテスト「未完成映画予告編大賞 MI-CAN」グランプリを受賞した映像作品(予告編)の映画化。嘘つきの女の子・ユカと、彼女の“本当の顔”を撮ろうとするフォトグラファー・小山田の恋を描くビタースイートなラブストーリーとのことで、期待が高まる。『カメラを止めるな!』クリエーター陣による『イソップの思うツボ』のヒロインに起用された石川瑠華とW主演。2020年公開予定。舞台挨拶などでは、はにかみ屋な素顔を見せつつも、芝居ではどんな色にも染まることのできる金子さん。大ブレイクを迎える日は、着々と近づいている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:殺さない彼と死なない彼女 2019年11月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C)2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ 2019年8月23日より全国東宝系にて公開©2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
2019年09月11日福岡県、大牟田市に実在する動物福祉に特化した、“日本一動物に優しい”との声もある動物園を舞台にしたヒューマンドラマ『いのちスケッチ』が、11月15日(金)より全国公開(11月8日より福岡県先行公開)される。この度、その予告編が公開された。本作の主人公は、漫画家になる夢に限界を感じ、故郷の福岡に帰ってきた田中亮太。彼が軽い気持ちで始めた動物園飼育員の仕事を通して、動物の命について考えるようになり、家族の問題とも向き合いながら、再び一歩を踏み出す勇気を取り戻していく姿が描かれていく。主人公を演じるのは、TV朝日スペシャルドラマ『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』、映画『走れ!T校バスケット』、映画『今日も嫌がらせ弁当』などで幅広い役柄を演じてきた、劇団EXILEの佐藤寛太。福岡県出身である佐藤は、朴訥として気の優しい等身大の若者を、地元出身ならではのナチュラルな方言で演じている。ヒロインの獣医役を務めるのは、連続テレビ小説『まんぷく』で注目された藤本泉。さらに、動物園園長役に武田鉄矢、主人公の祖母役には渡辺美佐子、両親には浅田美代子、チェッカーズの高杢禎彦、飼育員役には、芹澤興人、大牟田市出身の林田麻里が脇を固める。公開された予告編では、佐藤が演じる亮太が、東京で漫画家になるべく奮闘する姿や、故郷に帰って動物園で働くようになり、藤本演じる獣医から動物について教えを受ける様子などを切り取りながら、絵を描く才能を活かし、新たな世界に出会うまでが映し出されている。『いのちスケッチ』11月15日(金)より全国公開(11月8日より福岡県先行公開)
2019年09月05日ヘア業界No.1スタイリストを決める「Beauty Week HAIR OF THE YEAR 4th」が3日、都内で行われ、橋本環奈が「HAIR OF THE YEAR 4th グランプリ」の女性タレント部門に選ばれた。同アワードは、日本全国から勝ち上がってきた35組のヘアスタイルとモデルのペアが、頂上を目指してバトルを繰り広げるヘア業界の甲子園ともいえる大会。そんな同アワードで、今もっとも素敵なヘアスタイルの著名人を選出する「HAIR OF THE YEAR 4th グランプリ」女性タレント部門に橋本環奈が選出され、合わせて美容週間恒例の「Beauty Week AWARD」も同時受賞した。名前を呼ばれてステージに上がった橋本は、主催者から盾と花束、そして巨大なくしを手渡されて満面の笑み。「本当に今回HAIR OF THE YEARと合わせてBeauty Week AWARDにもご選出していただいて大変光栄に思っています。本当にありがとうございます」と笑顔。多くの若い女性から支持を集めた橋本は、艶々サラサラな黒髪ロング、役によってショートもボブも七変化というイメージを持たれているとMCから明かされた。「ありがたいですね。作品ごとに違う髪型にしたいと思っていて、(漫画原作の)実写映画をやらせていただくことが特に多く、そういう印象を持っていただいてすごくうれしいです」と感謝しきり。また、ヘアスタイルのこだわりについて「"橋本環奈"でバラエティーやロケで出させてもらう時、イメージを変えたくないんです。前髪パッツンにロングのストレート。どこでもこれにするというこだわりは持っています」とと明かしつつ、「基本的にはこの髪型が多いんですが、めちゃくちゃ伸びるのが早いんです。美容室には月1ぐらい行くんですが、前髪はメイクさんにちょくちょく切ってもらいます。わかめが大好きでたくさん食べるので、わかめ効果かもしれないですね(笑)」と話して笑いを誘った。さらに、してみたい髪型については「金髪か坊主ですね(笑)。スキンヘッドは人生で一回はしてみたいです。役が来ないと逆にできなそうですが。プライベートで坊主になったら事務所に怒られそうだし(笑)」と大胆発言。また、もうすぐ終わる今年の夏は「バーベキューをすることが目標だったんですが、できませんでした」と残念がるも「夏の北海道に初めて行きました。夏の北海道は涼しいと思ったら意外に暑かったです。普通に家族と行って、時計台の前で写真を撮ったりジンギスカンを食べたりとめちゃくちゃ王道な感じでしたが、楽しかったですね」と家族で訪れた北海道旅行が今年の夏の思い出だという。なお、「HAIR OF THE YEAR 4th グランプリ」の男性タレント部門には劇団EXILEの佐藤寛太が受賞。受賞式は仕事のため欠席した。
2019年09月04日「劇団EXILE」出演舞台「勇者のために鐘は鳴る」の制作発表が本日8月26日都内にて行われ、青柳翔、鈴木伸之、町田啓太、佐藤寛太らが登壇した。「EXILE」パフォーマーを中心に2007年に旗揚げをし、これまでに数々の舞台を上演してきた「劇団EXILE」。2009年から4回に及ぶ「劇団 EXILE」オーディションを経て、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、SWAY、八木将康、佐藤寛太と現在の9人体制となった。そんなメンバー9名が初めて全員出演する舞台が「勇者のために鐘は鳴る」。自ら原案プロデュースを務める本作について、鈴木さんは「脚本などについても週に1、2回くらいはみんなで集まって意見交換しています。すごくいいものにできあがりそう」と現在の状況と意欲を見せる。一方で、「個人的には、劇団EXILE公演の『歌姫』以来6年ぶりの舞台なので、正直足がすくんでおります」と言うと、隣に座る青柳さんから「嘘つけ!」ツッコミが入る一幕も。そして「せっかくやるのだから、稽古の段階からいろいろと試してみたい」という八木さんの発言に、鈴木さんが「(八木)将康さんが飛び道具になりそうな予感がしております。将康さんがワイヤーで下手から上手にバーッと飛ぶ演出とか、笑いながら考えさせてもらってますね」とジョークを飛ばす場面あり、会見は和やかな雰囲気。また気になるストーリーについては、現実世界で悩みを抱えた9人がゲームの世界に入ってしまい、そのゲームの世界をクリアしていきながら、ようやく現実世界に戻れることになったとき、とある事実が発覚するという内容となっているそう。秋山さんは「このストーリーの中にエンタテインメントの要素をたくさん取り入れながら、創っていきたいなと考えております」と語っている。これまで、それぞれでの活動が目立った「劇団EXILE」。祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」幕開けとともに新たな試みに挑戦するプロジェクトでもある本作とあって、青柳さんは「僕らは歌をやっていたり、ラップ、芝居といろいろやっているグループでもあるんですけど、劇団としてもう一回原点に戻りたい。『PERFECT YEAR』に携わる上で、お客さんを楽しませられるように、頑張りたいと思います」とメンバーの集大成になるようだ。舞台「勇者のために鐘は鳴る」は2020年1月24日(金)より東京・TBS赤坂 ACTシアター、2月13日(木)より大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。(cinemacafe.net)
2019年08月26日劇団EXILE全員による舞台『勇者のために鐘は鳴る』の製作発表会見が26日に都内で行われ、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、SWAY、八木将康、佐藤寛太が登場した。同作は劇団EXILE初のメンバー全員出演、および初プロデュース作品。ゲームの世界に入ってしまった9人の男たちが、元の世界に戻るため勇者となってモンスターを倒しながらゴールを目指すうちに、大切なことに気づいていくが、クリアするという際になってある事実が明らかになる。原案プロデュースを劇団EXILE、脚本を畑雅文、演出を川本成(時速246億)、演出補を冨田昌則が務める。ゼネラルプロデューサーはEXILE HIRO、主催はLDH/ネルケプランニング。"何色にも染まらない自分たちのカラー"ということで、白一色の衣装で登場した9人。「こんなに一緒にいるのに初めてって」と苦笑する青柳は、「各々活動してきたことを生かして、みんなを楽しませられたら」と意気込む。鈴木も「週に1〜2回くらい集まって、脚本のこととかも意見交換しています」と明かした。「稽古の段階からいろいろ試したい」という八木に、「将康さんが飛び道具になりそうな予感」いう鈴木。町田が「ノブの理想の演出があるんだよね?」と振ると、鈴木は「ワイヤーで将康さんが下手から上手まで飛ぶという演出」と期待する。八木は「みんなが望むなら」と意欲を見せていた。さらに秋山は「僕たちが超能動的にプロデュースとして、最後の最後までディスカッションさせていただく」と説明し、小澤は「みんなの久しぶりな感じも思わせないくらい、連携プレーできたら」と希望する。SWAYは「歌が得意な人、ダンスが得意な人もいて、9人で見せられるエンターテインメントの力が広いと思う」と、様々な演出にも期待できる様子。町田は「アーティストの方たちに負けないくらい、僕らもドームに立ってるくらいのエネルギーを持って全力で頑張りたいと思います」と語った。会見後の取材では、全員での初舞台ということで、秋山が「それぞれ個々の活動に力を入れていたので、これからはできるだけ9人での活動もやっていきたい」と今後に思いを馳せる。またゲームがテーマとなることもあり、小野塚が「ドラクエも全シリーズやっているし、アニメも好き。ゲームだけをやるLINEグループもある」と明かすと、鈴木と町田は「そのLINE呼ばれてない!」と驚き、小野塚から「ソフトによってメンバーが変わる」となだめられていた。そんな小野塚に、青柳は「今日小野塚、初めてしゃべったんじゃない?」と指摘し、実は会見で小野塚に話題が振られていなかったことが発覚。「全然気にしてないっす!」という小野塚だが、「勇者になって、一番しゃべる役で行きたいです」と苦笑した。それぞれ「盗賊やりたいです」(佐藤)、「僕は勇者やりたいです」(鈴木)、「魔王やります」(町田)、「魔王の手下とか」(青柳)と、勇者のパーティーにたとえやる気満々。また、9人でキャンプにも行きたいと言っているらしいが、実際は鈴木が具体的にLINEグループに提案しても返事がなかったという。「休みがかぶるからいきませんかっていったら誰も返ってこない」と嘆く鈴木に、佐藤は「5時間後に気づいて、返信ないからびっくりしちゃって」と苦笑した。2020年は「LDH PERFECT YEAR 2020」としてライブやイベントで年間300万人を動員する予定だというが、今回もその一環のため、青柳は「舞台として僕たちができることをこれから模索していきます。パーフェクトイヤーに参加できることを本当に誇りに思っていますので、応援してくださるみなさんに喜んでいただけたら」とメッセージを送った。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて2020年1月24日〜2月2日、大阪公演は梅田芸術劇場にて2020年2月13日〜16日。
2019年08月26日劇団EXILEの現メンバー9名が初めて全員そろって出演し、初めて自分たちで原案&プロデュースも担当する『勇者のために鐘は鳴る』の制作発表会見が本日8月26日に開催され、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、SWAY、八木将康、佐藤寛太がそろって出席した。劇団EXILEが所属するLDHが6年に一度、開催する祭典で、来年行なわれる“LDH PERFECT YEAR 2020”のひとつとして上演される本作。脚本づくりの段階から「意見交換をしながら、週に1~2回集まっている」(鈴木)とのこと。リーダーの秋山は、現段階でのストーリーについて「現実世界で悩みを抱えた9人が、ふとしたことからゲームの世界に入ってしまい、そのゲームをクリアしていき、現実に戻れるとなったときに、とある事実が発覚してしまう……」と説明する。青柳は「こんなに一緒にいるのに、9人でやるのは初めてって……」と苦笑しつつ「それぞれ、歌やプロデュース、本の執筆だったりと活動してきているので、各々がやってきたことを活かし、お客さんを楽しませたい」とそれぞれの個性を活かした作品にしたいと意気込む。“LDH PERFECT YEAR 2020”に向けても、町田は「アーティストの方たちに負けないくらい、それこそドームのステージに立っているくらいのエネルギーで舞台に立ちたい!」と熱く語る。演出面でもこれから意見を出し合って作り上げていくことになるが、佐藤は「アクロバットやパルクールに興味があるので挑戦したい」さらに「“勇者“と入っているので、衣装とかにもそういう感じを入れたい」と希望を口にしていた。これまで9人そろっての出演が叶わなかった背景には、個々の活動が忙しく、スケジュールがなかなかそろわなかったという側面もあるが、今回、全員そろって出演することで全員で顔をそろえる時間も増えそう。メンバーの間からは「一緒にごはんに行きたいし、みんなでいろいろしたいことがある」(SWAY)といった声も聞かれたが、鈴木は「『キャンプに行こう』とLINEをしたんですが、誰からも返事が来ない。既読はついてるのに……」と苦笑い。改めて会見の場で「みんなでサバゲーに行きましょう!」(鈴木)、「9人いるから野球チームができる」(八木)など、前向きな提案が聞こえてきたが、果たして実現は……?『勇者のために鐘は鳴る』は2020年1月24日(金)から2月2日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて、2月13日(木)から2月16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場にて上演。文・写真:黒豆直樹
2019年08月26日俳優の飯島寛騎が、31日発売の雑誌『NINE CONTINUE VOL.6』で、ファッション誌では自身初となる表紙を飾った。『GLITTER』9月号増刊として発売された同誌。飯島は「男も惚れる気鋭の旬メン」として「大人の階段、上れてる?」のコピーの通り、大人っぽくシックなコーディネートで表紙に登場している。「初めての表紙だったのでとにかくお話を頂いた時は嬉しかったです!」と抜てきを喜ぶ飯島。「撮影は本当に楽しく自由にやらせてもらいました」と振り返り、「普段見ることが出来ない、色々なパターンの飯島寛騎を見てもらえると思います」と手応えも感じている。お気に入りのスタイリングは、「白シャツのレイヤードが一番好きです」。撮影を通して、「ファッションが好きで色々勉強しているので、その方法があったのか! と思いましたし、綺麗めかつワイドでもあって着こなしやすかったです」と発見もあった。また、日常のファッションについては、「普段はゆるゆるダボダボみたいなダル着が多くて、最近ではモード系が好みですね。ブランドにこだわるというよりは、意外といきあたりばったりで」と明かし、「古着も着ますし、そういう意味では本当にいいもの、自分に似合うものを買うようにしています」とコメント。一方で、「身長はもう少し欲しかったです、そしたらもっと幅を広げられるんじゃないかなって」と語り、「モデルの仕事にも今凄く興味があって、これからどんどんやっていきたいと思っています!」と決意を新たにしている。飯島は、「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞し、翌年『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役に。2017年11月以降は、男性エンターテイメント集団「男劇団青山表参道X」の一員としても活動の幅を広げている。
2019年07月31日劇団EXILEの佐藤寛太が7月16日、都内で行われた出演作『今日も嫌がらせ弁当』(監督・脚本:塚本連平)のトークイベントに出席した。ファンから「LDHの誰かにお弁当を作るとしたら?」と問われると、劇団EXILEの先輩・鈴木伸之の名前を挙げて「あこがれの存在ですが、ギャップもあって、実は飛行機と虫が苦手。なので、虫料理(笑)を差し入れすれば、マジで飛び上がるはず。1カ月くらい、話してくれなそうですけど」と弱点を明かした。自然と人情が豊かな八丈島を舞台に、シングルマザーのかおり(篠原涼子)と反抗期の娘・双葉(芳根京子)が、双葉の嫌がる「キャラ弁」を通じて交流する。人気ブログから書籍化もされた同名エッセイを映画化。佐藤は双葉の幼なじみの達雄を演じており、「親孝行した気分。時が経っても、愛され続ける作品に携わることができてうれしい」と話していた。八丈島でのロケを振り返り「スクーターで島を1周したんですよ。道に迷って、10時間くらいかかりましたけど。山奥の行き止まりまで行ってしまい、スクーターも(泥で)どろどろに(笑)」。また、名産の八丈フルーツレモンが大のお気に入りだといい、「レモンとみかん、グレープフルーツをミックスした感じ。詰まりに詰まっているんですよ、太陽の恵みが」とアピール。自身も7歳まで長崎県・対馬で育ち「八丈島は高い建物がないし、風景が(対馬に)似ている。潮風が懐かしく、人々もとても馴染みやすかった」としみじみ語った。取材・文・写真:内田 涼『今日も嫌がらせ弁当』全国公開中
2019年07月16日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストとトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。6月26日(水)今夜放送回は、映画『今日も嫌がらせ弁当』から篠原涼子と芳根京子がゲスト出演する。90年代にメガヒットを連発するアーティストとして一世を風靡すると、その後は女優メインの活動に転身。「光とともに…~自閉症児を抱えて~」や「アンフェア」シリーズ、「ハケンの品格」などの作品で同世代の女性を中心に強い支持を受けるように。今年の日本アカデミー賞では『人魚の眠る家』で優秀主演女優賞、『北の桜守』で優秀助演女優賞をダブル受賞するなど実力知名度ともに日本を代表する存在となった篠原さん。映画『幕が上がる』や『64 -ロクヨン-』などで注目を集めると朝ドラ「べっぴんさん」でヒロイン役を演じたことで一躍知名度を上げ、昨年は『累 -かさね-』や『散り椿』といった映画から「海月姫」や「高嶺の花」などのドラマに出演。先日公開された『居眠り磐音』も高い評価を受けている芳根さん。今夜は映画『今日も嫌がらせ弁当』で親子役共演を果たした2人に、TOKIOメンバーが考え抜いた、いままで聞かれたことがないであろう質問をぶつけていく人気の「生まれて初めて聞かれました」を実施。また夜の23時に東京23区の女性たちは何をしているのかを調べる人気コーナー「23区23時のオンナたち」は杉並区編をオンエアする。映画『今日も嫌がらせ弁当』は、反抗期の娘に愛情たっぷりの“キャラ弁”で対抗した母の実話を映画化した作品となり、シングルマザーの持丸かおりを篠原さんが、かおりの次女・双葉を芳根さんがそれぞれ演じる。自然と人情豊かな八丈島で、次女・双葉と暮らしていたシングルマザーのかおり。その双葉が反抗期に突入し、話しかけても返事すらしてくれない。そこでかおりは娘への対抗として、毎日欠かさず、ド派手なキャラ弁の“嫌がらせ弁当”を作ることに。「うざい!」と言いつつも、毎日残さず食べる娘。徐々にそれは、母から娘に向けられた大切なメッセージとなっていく――という物語。また「都立水商!~令和~」も話題の松井玲奈、『走れ!T校バスケット部』などで注目の佐藤寛太、『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』も好調の佐藤隆太らも共演する。映画『今日も嫌がらせ弁当』は6月28日(金)より全国にて公開。「TOKIOカケル」は6月26日(水)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月26日劇団EXILEの佐藤寛太が出演する、セイコー ルキア WEB限定ムービー「時計をする。物語が生まれる。」前編が13日より公開される。動画は、佐藤演じる後輩男子が、主人公である先輩女性と時計をきっかけに距離が近づいていく“時めき”の詰まった全7話のストーリー仕立てで、アラサー女性の理想の胸キュンシーンを様々なシチュエーションで描いている。今回は前編となる3話が公開された。第1話「Elevator」では2人きりのエレベーターで佐藤が「きれいですね」と話しかける。第2話「Taxi」では、2人きりのタクシーの中、佐藤が「腕グイ」で時計を確認するというどきっとする展開も。第3話「After Party」では、職場の式典に2人で出席したという設定で、佐藤が先輩女性に話しかける。気になる後編の4話は、10月からの公開を予定している。○佐藤寛太 コメント・今回のための役作り髪が長かったのですが、襟足がカラーにかかるとあまり清潔感が出ず、社会人っぽくないかなと思って切ってきました。・普段女性の手は気になるかコンビニの店員さんの手が気になりますね! 手渡しするじゃないですか、こっちも相手も。綺麗な手だと、綺麗だなぁって思います。・積極的な男性役を演じるのは僕自身、何事に対してもわりと積極的な方なので、演じやすく、気持ちがわかるなぁって思います。・一言メッセージこのたび、全7話配信のセイコー ルキアのWEBムービー、前半3話分が完成しました。皆さんぜひ見てください、よろしくお願いします!
2019年06月13日ファッション誌「ar」7月号は、坂口健太郎をはじめ福士蒼汰、佐藤寛太らが登場と、いつにも増してイケメンたちが大渋滞!今回同号の発売に先駆け、その一部が覗けるカット写真が到着した。坂口さんは1991年7月11日東京生まれ、19歳で「メンズノンノ」モデルオーディションに合格してキャリアをスタートさせ、『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』でスクリーンデビュー。その後も榮倉奈々の弟役で出演した『娚の一生』や、学校イチのモテ男に扮した『ヒロイン失格』、『ナラタージュ』「コウノドリ」「イノセンス~冤罪弁護士~」など様々な作品に出演。もうすぐ公開を迎える主演最新作『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の吉田鋼太郎との“親子”共演にも注目が集まっている。そんな坂口さんが「ar」7月号に登場。“坂口さんと過ごすある夏の一日”…的な妄想膨らむ、笑顔いっぱいの4ページは見逃せない。また、浴衣男子特集も必見!『カイジ ファイナルゲーム』への参戦が決定した福士蒼汰や、夏ドラマ「偽装不倫」の放送を控える瀬戸利樹、「劇団EXILE」佐藤寛太、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」での演技が光った神尾楓珠と、いまをときめく若手俳優4名が、麗しの和装を披露。イケメン尽くしにときめきが止まらない!さらに、セクシー号となっている同号のカバーは、「ar」レギュラーモデルの「乃木坂46」堀未央奈が待望の初登場。初主演映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の裏話や、「乃木坂46」のメンバー間で流行っているもの、意外な口癖も飛び出すインタビューも掲載。ほかにも、今号からレギュラーモデルとなった「日向坂46」齊藤京子が、ロングヘアを生かしたヘアアレンジ企画に登場し、佐野ひなこは凛としてオンナ度満点の着こなし&メイク術を提案。指原莉乃の浴衣姿、森絵梨佳の”カジュエロ”なファッション企画と”胸ギュン”なメイク企画などなど、セクシー度アップ間違いなしの企画が満載だ。「ar」7月号は6月12日(水)発売。(cinemacafe.net)
2019年06月09日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。キャストへの「差し入れ弁当」として、キャラ弁に扮したダンディ坂野が登場。「キャストへのサプライズ」と聞かされていた坂野だが、「演者の皆さん、リアクションが薄い」と訝しがる。実は坂野に対する「逆ドッキリ」で、キャストはゲストのことを知っていた、と聞かされると「何の得があるの? 誰にもメリットないやつだよ」と正論を述べていた。さらに本当のサプライズとして、篠原のものまねメイクをしたざわちんも登場し、こちらにはキャストも「すごーい!」と盛り上がる。「私の本名もかおりで、篠原さんと同じ群馬出身なので、モノマネメイクできて光栄です」と語るざわちんに、篠原も「すごい、似てる〜」と驚き、「どうやったんですか?」と質問。ざわちんは「平行眉毛になるように薄めに眉毛を描くのと、猫目なのでアイラインは目頭から目尻にかけて太くなるように」と説明し、芳根も「すごいですね。こんなに。眉毛が似てる。すごい似てる!」と喜ぶ。一方坂野は「リアクションが違う!」と戸惑っていた。
2019年05月28日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日佐藤健と土屋太鳳の共演で実話を基に映画化され2017年末に公開された『8年越しの花嫁奇跡の実話』が、3月30日(土)深夜に地上波初放送。今回の地上波初放送に際し、地上波初放送にあたり瀬々敬久監督からのコメントも公開された。2015年2月、YouTubeに投稿された1本の動画には、岡山のあるカップルに起きた奇跡が映し出されていた。その動画は瞬く間に話題となり数々のメディアで取り上げられ、感動の声が日本中に広がっていった。この結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と8年間待ち続けた新郎の実話を基に映画化されたのが本作である。結婚を約束したカップルの尚志と麻衣。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、突如原因不明の病に襲われた麻衣は意識不明となり、いつ目が覚めるか分からない状態に陥ってしまう。麻衣の両親から「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われる尚志だが、彼は諦めず麻衣の側で回復を祈り続けた。そして長い年月の末ようやく麻衣が目を覚ますも、さらなる試練が2人を待ち受けていた。2人が結婚を約束してから8年後、ついに最高の奇跡が訪れる――というストーリー。キャストには一途な想いで愛する人の復活を祈り待ち続ける尚志に『るろうに剣心』や『何者』などで知られる佐藤健、意識不明になってしまう麻衣には『累‐かさね‐』や『春待つ僕ら』など主演作が続く土屋さん。2人を見守る麻衣の両親役で薬師丸ひろ子と杉本哲太も出演。また主題歌を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「初めて恋をした日に読む話」などの作品でテーマ曲を手掛け話題沸騰中の「back number」が担当。脚本は朝ドラ「ひよっこ」などの岡田惠和が担当し、映画『64-ロクヨン-』前後編などの瀬々敬久監督がメガホンを取った。この度、地上波初放送にあたり瀬々監督からのコメントも到着。監督・瀬々敬久コメントもうすぐ平成が終わる。平成の30年間は決して短くはなかった。色んなことがあった。思えば映画『8年越しの花嫁』のモデルとなった尚志さんが麻衣さんを待ち続けた8年間、その月日は平成の年月の四分の一を超えている。その年月を考えるだけでも胸に迫るものがある。きたる「8年越し…」の地上波テレビ放送では、日々過ごしている一人暮らしのリビングや家族と過ごすお茶の間の日常に、それぞれの人たちにもそれぞれにあった生きた物語の年月と映画を重ね合わせるようにして、尚志さん、麻衣さんの過ごした8年間のドラマが届くことと信じている。まさに平成の終わりに相応しい地上波放送じゃないだろうか。映画『8年越しの花嫁奇跡の実話』は3月30日(土)深夜26時38分~TBS系で放送。(笠緒)■関連作品:8年越しの花嫁奇跡の実話 2017年12月16日より全国にて公開© 2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会
2019年03月30日同作は、日本のマラソンの発祥といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を実写映画化。日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した。青木は最初の挨拶時に「健! 健! 裕太! 菜奈!」と、観客の持つ応援うちわやボードに注目。「あ、"太裕"になってるよ、裕太じゃなくて!」と観客をいじり、隣の小関は爆笑で崩れ落ちてしまう。青木は「(映画を)ご覧になってる間も足元に置いてね。(応援対象が)いらっしゃいますから。この時間も楽しんでください」と、上映中の観客の様子まで想像していた。三郎を演じた小関は、裏設定について話を振られると「ちょっと恥ずかしいんですけど……」と苦笑。「なんでこの若者が荒くれ者に混ざったのかなというのが、答えがずっと見つからなくて」という小関は、準備期間中に助監督らとテーブルを囲み、「台本にはないけど、前夜に会ってたらどういう会話をするのかやってみて」と考えさせられたという。小関が「行き着いたのが、失恋」と設定を明かすと、佐藤や森山は微笑ましかったのか、笑顔に。小関は「周りから見たら大したことのない失恋かもしれないけど、己を壊したい、壊してみたいという事で、命を投げ打って参加したんじゃないかなという裏設定です」と明かした。また、平成の間にやりたいことを聞かれた小関は「今、山奥でロケ中で、旅のしおりに『街灯がない』『イノシシが出るので外を出ないでください』と書かれているんです。今年は亥年だし、年男だし、イノシシに出会いたいです!」と宣言し、青木から「しおりに書くほど危ないっていってんの。しおりに書くほど!」と指摘される。さらに「イノシシに出会ったらどうするのか」という質問には「……喜ぶ」と答え、会場中の笑いを誘っていた。
2019年02月23日映画『サムライマラソン』(公開中)の公開記念舞台挨拶が23日に都内で行われ、佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、小関裕太、竹中直人、バーナード・ローズ監督が登場した。同作は、日本のマラソンの発祥といわれ現在も160年以上にわたり受け継がれている、安政遠足(あんせいとおあし)を舞台にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』を実写映画化。日本を代表する超豪華キャストと、アカデミー賞受賞歴を持つ世界的スタッフが集結した。江戸時代の人を演じるにあたり、「武士のイメージは映画が作り上げたものなんだなという答えにたどり着いた」というさとう。「過去の作られた歴史をなぞるのではなく、自分たちが新しい歴史を提案するんだという思いで、芝居をさせてもらいました」と撮影を振り返った。メンバーの中では男装に挑んだ小松が「明らかにどう見ても女だって言われ続けたんですけど……」と苦笑すると、「女というか、小松だった」と佐藤がつっこむ。小松は「気づかないというお約束の中で演じさせてもらって、向上心のある女の子なので、自然とのびのびと開放感、自由に生きてるパワフルさを出せたらと思いました」と役について語った。"平成のうちにやりたい事"を聞かれると、小松は「山に登りたい」と希望する。「ちょっと、精神を鍛えようと思います。2,000m以上はあるといいなって」とかなり高い目標を掲げ、佐藤からは「お前、山を舐めんなよ」とつっこまれる。一方の佐藤は「信じられないくらい、やりきってるんですよね」と満足げにし、「あるんですよね〜、休みも」と意外な回答。「オーロラを見てみたいです。見たことないので」と絞り出したが、「平成中には見れなそうなので、難しいんですけど、人生の中では見てみたいと思います。宇宙にも行きたいし、スカイダイビングもやりたい」と希望はたくさんある様子だった。しかし話が監督に流れ、他の登壇者がこの難しい質問をパスしたことに気づくと、「ずるっ! ずる〜〜!!」と羨ましがっていた。
2019年02月23日累計発行部数20万部を記録した母と反抗期の娘を描いたエッセイを基に、篠原涼子主演で実写映画化する『今日も嫌がらせ弁当』。この度、本作の公開時期が6月に決定し、初映像となる特報とティザービジュアルが到着した。主人公でシングルマザーの持丸かおりを篠原さんが演じ、娘の反抗期に“お弁当”で立ち向かう様子が描かれる本作。反抗期の娘・双葉役には芳根京子、双葉の姉・若葉役には松井玲奈、そのほか佐藤寛太、佐藤隆太が出演。今回到着した本作初の映像では、母・かおりが、反抗期の娘に「あなたがそういう、嫌な態度をとるなら、私もあなたが嫌がることをします」と宣言するシーンからスタート。生意気な態度で何を聞いても返事すらしない娘に対し行った“仕返し”のお弁当は、木工用ボンドや貞子、お説教のメッセージ…と、校内ではクールで知られる双葉には恥ずかしい、まさに“嫌がらせ弁当”だ。しかし、3年間毎日作り続けたお弁当は、やがて会話のない娘への大切なメッセージへと変わっていく。映像終盤では、「愛してるよーーー!!!」と娘への愛情が爆発するかおりや、雨の中倒れこむ姿、そして号泣する双葉の姿も切り取られており、前半のコミカルな場面だけじゃない、感動の母娘物語を予感させる映像となっている。『今日も嫌がらせ弁当』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:今日も嫌がらせ弁当 2019年6月、全国にて公開予定Ⓒ2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2019年02月20日今回、ご紹介する作品は、『君がまた走り出すとき』。日本人男性で初めて世界6大マラソンを走破した、川口市在住の市民ランナー・古市武さんの実話が導く人間ドラマです。マラソンを通じて人生と向き合う人々の姿を描いた本作で、主演を務めた寛一郎さんにお話を伺いました。写真・角戸菜苗 文・田嶋真理【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 28自然体の演技で存在感を放つ若き新鋭埼玉県川口市のSKIPシティで催される、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、若手映像クリエイターの登竜門。『君がまた走り出すとき』はこの映画祭の15周年を記念したオープニング上映作品として、地元川口市を舞台に製作されました。寛一郎さん演じる翔太は、わけあって追われる立場。彼は逃げ込んだ民家で老婦人に孫と間違われ、成り行きで居候することになります。場当たり的な生き方をしていた翔太ですが、ラジオで聞いた古市武さんの情報をきっかけにマラソンと出会い、人生を再生させていきます。寛一郎さんは、祖父が故・三國連太郎さん、父親が佐藤浩市さんという最強の俳優遺伝子を持つ新鋭。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年)では演技力が評価され、第27回日本映画批評家大賞新人男優賞を獲得するなど、早くも映画界で頭角を現しています。ーーマラソンを走る役を演じるにあたって、肉体的なトレーニングは?寛一郎さん もともと太りやすい体質ではなく、食事制限を少し行うだけで自然と体が締まっていきました。撮影をする中で、長い距離を走ることに慣れていきました。ーー普段の生活の中で、何かトレーニングを行っていますか?寛一郎さん インドア派なので、あまり運動はしないですね。クランクイン前に少し体を鍛えた程度です。ーーそれでこのような締まった体になれるなんて、うらやましい限りです(笑)。内面的な役作りとしてはどのようなことを?寛一郎さん 初めて脚本を読んだとき、まるで絵本のようにわかりやすくメッセージを伝える作品だなと思いました。翔太は、自分と向き合うことから逃げている役です。誰もが逃げたいという気持ちを抱く瞬間があると思います。彼の気持ちにとても共感できたので、リアリティを持って演じるように心がけました。ーー映画の中で特に気に入っているシーンは?寛一郎さん 映画の終盤、松原智恵子さん演じる多笑と山下リオさん演じる佳織に自分の決断を話すシーンです。ワンカット長まわしで撮っていたので、気持ちが入りやすかったです。ーー苦労したシーンや印象に残っているシーンは?寛一郎さん クライマックスのマラソンシーンの撮影をした日は、風が強くて寒かったです。マラソンのシーンですから、全員が薄着のランナーの恰好をしていました。あのシーンに参加された、エキストラの方々も苦労されたと思います。ーーお父さまの佐藤浩市さんに、役作りの相談をすることは?寛一郎さん 相談はしません。僕は人から答えを聞いて教わるのではなく、自分で考えて答えを見つけたいタイプなんです。父親と仲が悪いわけではなく(笑)。ーー18歳のときに俳優になる決心をされたとか。それまでにいろいろな誘いがあったと思うのですが、俳優デビューしなかった理由は?寛一郎さん それこそ、この映画の翔太のように、自分から逃げ続けてきたんだと思います。家族や俳優という職業ではなく、自分から逃げていました。答えを出すまでに18年間かかったんです。ーー佳織のように、ツンデレな女の子はお好きですか?寛一郎さん ツンデレは大好きです。ツンデレが嫌いな男性はいないと思います(笑)。イラッとさせられたとしても、ちょっと弱いところを見せられると「なんだよ、かわいいな」と思ってしまいます。ーー今年はどのような役を演じてみたい?寛一郎さん 喜劇を演じたり、振り切った人を演じたりしてみたいです。ーー振り切った役とは……例えば、悪い人の役?寛一郎さん そういった役はこれまでに演じたことがないので、食わず嫌いせずにいろんな役を演じてみたいですね。インタビューのこぼれ話取材現場に現れた寛一郎さんは、映画で演じた翔太とは全く雰囲気の違うロックなファッション。このとき着ていた個性的なニットは、「かわいくて気に入っています」とのこと。今後も、映画にドラマに多彩な表情を見せてくれる寛一郎さんに注目です!Information『君がまた走り出すとき』2月8日(金)よりMOVIX川口にて先行上映/3月2日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開出演:寛 一 郎、山下リオ、松原智恵子ほか配給:キャンター©2018 川口市
2019年02月08日野村周平、桜井日奈子の共演で青木琴美の人気漫画を実写化する土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」の1話が1月19日深夜にオンエア。SNSでは主演の野村周平はじめ、桜井日奈子、宮沢氷魚、佐藤寛太らのフレッシュな魅力に興奮と感動の声が上がっている。人気漫画家・青木琴美の累計発行部数800万部超えの漫画を原作に、20歳まで生きられない心臓病を抱える主人公・垣野内逞を野村さん、彼の病気の全てを知った上で一途に愛し続ける幼なじみの種田繭を桜井さんがそれぞれ演じる。逞と繭が通う紫堂高校の生徒会長で繭に恋する鈴谷昂を「トドメの接吻」などの宮沢氷魚、逞と繭の同級生で昂の弟でもある鈴谷律に『恋と嘘』などの佐藤寛太、昂のことが好きで昂に気に入られている繭の存在が気になっている五十嵐優実に松井愛莉、その他矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子らが逞の学校の生徒役を演じるほか、逞の父・垣野内寛貴に児嶋一哉、逞の母・えみに石田ひかり、繭の父・種田穣に生瀬勝久といったキャストが1話では出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。物語は18歳の逞が写真館で“遺影”を撮影するところからスタート。逞の回想で8歳の頃、繭と共に夜空を仰ぎながら結婚の約束を交わすシーンへ。その後15歳になった逞が私立紫堂高校に入学、「学園生活をエンジョイしようぜ!」と叫ぶ女子に人気の生徒会長・昂に驚く逞の前に、新入生代表の挨拶で繭が現れ「この私から逃げようなんて百万年早いのよ!ぜっっったいに、逃さないからね!」と叫び、その姿を見ていた昂は繭に「俺のハートを射抜いて欲しい」とアプローチ。昂の繭に対する想いが気に入らない優実は神尾耕太郎(岐洲さん)、生田成美(富田さん)らを使って、繭のパンツを奪ってしまう。プールに浮かぶパンツをバスタオル1枚で取りにいく繭。見かねた逞がプールに飛び込み助けるが、それによって逞の心臓が再び悪化。お互いを想いあまりケンカしてしまう逞と繭に、律は「友達になったらどう?」と提案する…というのが1話のストーリー。放送後には「もどかしくて胸が痛くなる」「始まったばかりなのに感動」など、切ない純愛ストーリーに感動する声が多数SNS上にアップ。また主演の野村さんへは「大切に大切に観ました。せつないナレーション、とても良かった」「野村周平なにあれほんとにかっこいい」、ヒロイン役の桜井さんには「可愛くて仕方ありません」「日奈子ちゃん可愛いすぎ好き」、宮沢さんには「カッコ良過ぎじゃないか…」、佐藤さんには「メガネの人がカッコ良かった」など、メインキャスト陣にも様々な反応が集まっている。(笠緒)
2019年01月20日1月18日(金)今夜オンエアの「ミュージックステーション 2時間SP」にドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」から野村周平と桜井日奈子が出演、DEAN FUJIOKAが2人を前に同作の主題歌をTV初披露するほか、「DA PUMP」が「U.S.A.」以来の最新曲「桜」を初解禁する。「モンテ・クリスト伯」や『空飛ぶタイヤ』などで俳優としても活動しつつ、アーティストとしてもこれまで「History Maker」「Let it snow!」「Echo」など様々な楽曲を発表してきた国際派スターのDEAN FUJIOKA。彼が放つ新曲「Maybe Tomorrow」が主題歌に起用されたドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」の主演・野村さんとヒロイン・桜井さんが「Mステ」にゲスト出演。2人を前にDEANさんが待望の新曲にして同作の主題歌を生歌唱する。「僕の初恋をキミに捧ぐ」は人気漫画家・青木琴美の累計発行部数800万部超え人気コミックを、野村さん主演でドラマ化する作品。野村さんが20歳まで生きられない心臓病を抱える主人公・垣野内逞を、桜井さんが彼の病気の全てを知った上で一途に愛する幼なじみ・種田繭をそれぞれ演じるほか、逞と繭の高校の先輩で生徒会長の鈴谷昂に宮沢氷魚、逞と繭の同級生で昂の弟・鈴谷律に佐藤寛太。そのほか馬場ふみか、松井愛莉、矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子、是永瞳、「アンジャッシュ」児嶋一哉、石田ひかり、生瀬勝久、真飛聖といったキャストが出演。8歳の頃、幼なじみだった逞と繭は夜空を仰ぎながら結婚の約束を交わす。それから7年後、15歳になった逞は名門・私立紫堂高校に入学、そこで繭と再会。逞を追いかける繭に対し、逞は戸惑いを隠せない。なぜなら自分の命にはタイムリミットがあったから…という物語が繰り広げられる。今回の「MステSP」にはDEANさんにくわえ、昨年「U.S.A.」で再ブレイクした「DA PUMP」が待望の最新曲「桜」を引っ提げ登場。また90年代に華麗にデビュー、世界的ビックヒットを飛ばし続けた「バックストリート・ボーイズ」が「Don’t Go Breaking My Heart」「I Want It That Way」という名曲をパフォーマンスするほか、一青窈、「V6」「Little Glee Monster」らが出演する。「ミュージックステーション2時間スペシャル」は1月18日(金)20時~テレビ朝日で放送。(笠緒)
2019年01月18日●岡田健史は無限大の大器「新年の頭にネクストブレイク候補を発掘する」、マイナビニュース恒例の企画を今年も実行。年々、他サイトで似た記事も増えてきたが、ここでは「どこよりもフレッシュな先物買い」という観点から10人の若手俳優を紹介していく。セレクトのポイントは、最近の出演作品で見せた可能性と、今後出演予定のラインナップ。近年、坂口健太郎、竹内涼真、志尊淳ら若手俳優の躍進が目立つだけに、早い段階からチェックしておきたい。○異例デビューの疑いなき大器1人目は、昨秋のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で有村架純の相手役に大抜てきされた岡田健史(19)。ドラマデビューどころか、俳優デビュー、引いては芸能界デビュー作で、「プライム帯ドラマの準主役」という大役を任された疑いようのない大器だ。放送前は「一年前まで長崎県の甲子園常連校で野球をしていた」「雑誌やCMにすら出たことがない」などと不安視されたが、未成熟な演技が「不安定な中高生」という役柄にフィット。むしろ、「初めてなのに凄い」「大ファンになった」という応援の声に変えていった。伸びしろは無限大の大器ゆえに、次作以降の作品選びが難しいが、いきなりの主演があっても驚かない。2人目は、4月スタートの朝ドラ『なつぞら』(NHK)に出演する清原翔(25)。昨年は『いつまでも白い羽根』(フジテレビ系)でヒロインから思いを寄せられる医師、『SUITS/スーツ』(フジ系)で物語の鍵を握る実業家ダイス・スズキ、『深夜のダメ恋図鑑』(テレビ朝日系)でイケメンだがダサく失敗ばかりの男性を演じたほか、『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ系)、『忘却のサチコ』(テレビ東京系)にも出演した。185㎝の長身と『MEN’S NON-NO』モデルらしいクールさから「いかにもイケメン」という役が多いが、『なつぞら』で演じるのはヒロイン・なつ(広瀬すず)が引き取られた家の長男。兄代わりである上に恋も絡んでくるなど、幅広い演技が求められるだけに、注目度アップは間違いない。3人目は、すでに出演作50を軽く超える「若き演技派」の柾木玲弥(23)。昨年は『インベスターZ』(テレ東系)で投資部キャプテンのクールな天才高校生、『今日から俺は!!』(日テレ系)では三橋(賀来賢人)と伊藤(伊藤健太郎)の舎弟格にあたるヘタレヤンキーという真逆の役柄を演じ分けた。これまでは深夜ドラマや1話限りのゲスト出演が多かったが、瞬発力のある演技への業界評価は高いだけに、プライム帯ドラマ主要キャストへの道は開かれている。○昨年のドラマでチャンスをつかんだ3人4人目は、昨春に『あなたには帰る家がある』(TBS系)、昨夏に『グッド・ドクター』(フジ系)へ出演した萩原利久(19)。前者では複雑な家庭環境で育った高校生を、後者では重症の入院患者という難役を好演した。今年は『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)、映画『あの日のオルガン』への出演が決定。松坂桃李、中村倫也、菅田将暉、新田真剣佑らを擁し、現在勢いのある「トップコート」所属だけにチャンスは多そうだ。5人目は、昨春に『花のち晴れ~花男Next Season~』(TBS系)に出演した鈴木仁(19)。“C5”随一のイケメンで華道の家元御曹司・成宮一茶を演じて「あのイケメンは誰?」と話題を集め、夏にはインスタ配信ドラマ『デートまで』で森川葵とのダブル主演を経験した。今年は『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)、映画『4月の君、スピカ』に出演が決定。『花晴れ』で共演した平野紫耀や今田美桜らに続くブレイクが期待されている。6人目は、昨年『わたしに××しなさい!』(TBS系)、『探偵が早すぎる』(日テレ系)、『駐在刑事』(テレ東系)に出演した佐藤寛太(22)。ジャンルも時間帯も異なる3作への出演で貴重な経験を積んだ。今年も『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレ朝系)、映画『今日も嫌がらせ弁当』に出演するなど順調そのもの。劇団EXILEの中でもとりわけ甘いマスクだけに、今後もオファーが増えるのではないか。●「いよいよブレイクか?」から所属事務所を退社○舞台系イケメンのネクストブレイカー7人目は、舞台経験が豊富で、ダンスや楽器演奏など多才な平埜生成(25)。昨年は『正義のセ』(日テレ系)にレギュラー出演したほか、『BG~身辺警護人~』(テレ朝系)、『今日から俺は!!』(日テレ系)にゲスト出演。特に後者で中村倫也とともに演じた“東京のヤンキー”はインパクトがあった。今年は1月6日の特別ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(フジ系)、映画『空母いぶき』に出演し、名優たちと共演する。舞台系イケメン俳優の躍進が続いているだけに、平埜がいつブレイクしてもおかしくない。8人目は、平埜に負けじと、多彩な経験を持つ赤楚衛二(24)。モデル活動、アイドル・BOYS AND MEN、『仮面ライダービルド』(テレ朝系)のすべてを経験したエンターテイナーとしての蓄積は確かだ。今年は1月から『イノセンス 冤罪弁護士』(日テレ系)に出演し、「育ちのいいパラリーガル」という愛すべきキャラを演じる。小栗旬、綾野剛、田中圭、坂口健太郎、間宮祥太朗らを擁するトライストーン所属だけに、その演技力は折り紙付き。9人目は、2017年秋の『監獄のお姫さま』(TBS系)で小泉今日子の息子を演じて話題を集めた神尾楓珠(19)。昨年は『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジ系)で主人公・三枝健人(坂口健太郎)の亡くなった兄、『恋のツキ』(テレ東系)でヒロイン・ワコ(徳永えり)と引かれ合う高校生を好演した。今年は『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)、映画『うちの執事が言うことには』に出演。ただのイケメンではなく、陰のある青年を演じられるため、事件モノやサスペンスへの引き合いがあるのではないか。○「いよいよブレイクか?」から消息不明に最後の10人目は、『仮面ライダーエグゼイド』(テレ朝系)や『ウルトラマンX』(テレ東系)への出演で広いファン層を持つ松本享恭(24)。昨年は『相棒』(テレ朝系)などのドラマ5作、映画3作に出演し、なかでも『結婚相手は抽選で』(フジ系)では主人公・宮坂龍彦(野村周平)の友人でゲイという秘密を持つ、東大卒のエリート青年・北風祐輔を好演した。ファンたちの間で「今年はいよいよブレイクか」と言われていた中、11月で所属事務所を退社。ハッキリとした理由がわからず、ツイッターも突然閉鎖されてしまい、ファンとしては「ただ信じて待つ」という状態になっている。もし他事務所への所属が決まればブレイク候補となる素材だけに、注視したいところだ。いずれもイケメンなのはもちろん、若手俳優の出演枠争いを勝ち抜くメンタルの持ち主であり、スターダムにのし上がる可能性は十分。若き逸材たちが熱く切磋琢磨する姿を追いかけてみてはいかがだろうか。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月間20本超のコラムを提供するほか、業界通として『週刊フジテレビ批評』などの各メディアに出演。取材歴2000人を超えるタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2019年01月04日