俳優・佐藤健が、自身の公式YouTubeで“佐藤健アワード”を発表する映像を公開した。来年は、シリーズ完結編となる「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」や、川村元気の恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』の放送・公開が控える佐藤さん。今回の映像は、“佐藤健アワード”と題し、漫画/A(佐藤健プロデュースアパレルブランド)/旅行/映画・ドラマ/音楽/謎解き/写真という7部門での最優秀賞を決めていくというもの。最初はお蕎麦をたしなみながら、それぞれについて熱く語る佐藤さんが見られ、その作品に触れてみたくなる、これまでのYouTubeをまた見たくなるような映像となっている。映像を見た視聴者からは「推し(健さん)が推し(トム様)の話してるの最高!」、「お話も面白いから最高大好き」、「健さんと会話してるようで楽しかった漫画買います」、「漫画よんでみます!」、「好きな映画やドラマが共感できて嬉しい」、「私も大好きな作品」などと、反響を呼んでいる。なお、佐藤さんが今回映画・ドラマ部門で挙げた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズがIMFのエージェントであるイーサン・ハントを演じるシリーズ第7弾。イーサンのバイクアクションが公開前から大きな話題となっていた。本作は現在、各配信サイトやBlu-ray&DVDで観ることができる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年12月08日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。80歳を迎えても、出演依頼が途切れない俳優・茅島成美さん。声がかかり続ける理由をご自身はどう考えているの?そして、読者世代に伝えたいことを話してくれました。第4回目をお届けします。“年相応”であることが、実は大事なんだと思います。50歳くらいのとき、ある有名な監督さんに、「茅島さんは、そのままの外見でいてね」と声をかけられたことがあって。頬のたるみなど、加齢を感じ始めていた頃だったから、正直「えー?!」という感じだったんですが、その方が「年齢を重ねてこの仕事をするならば、年相応であることはとても大事」と言ったのが、すごく頭に残っていて。年を取るって、正直いいことばかりではありません。足腰は重くなるし、膝は痛いし、気持ち的にもフットワークが重くなる。外見だって、若いときに比べれば当然衰えてきます。誰だって醜くなるのはいやよね。でも、私のこの顔は、私の人生の積み重ね。今の私の顔だからこそキャスティングしてくれる人がいるんです。なのであるときから、“年相応でありたい”と思うようになりました。そのおかげか、私は長い間、年相応の女性の役をいただけています。この先も、ありのままを受け入れながら年を取っていきたいです。好きなことを一つ持つ。それが人生を支えます。私は戦中戦後を生きてきた世代ですが、そんな私からしても今は大変な時代です。世界ではウクライナ戦争があり、日本は一生懸命働いてもお給料が全然上がらない厳しい社会になってしまった。私の大学生と高校生の孫にもよく言うんですが、なにか一つ、“私はこうなりたい、こうありたい”と思うものを持ってほしいし、それを捨てないでほしい。なにか辛いことがあったときに、きっとそれが、自分を支える糧になると思うんです。私にとってはたぶんお芝居がそれだったんだなと、今振り返って思います。私が20~30代を生きた時代と比べると、今は情報が多いし、世界はとても複雑になっていますよね。だからこそ、ときにはスマホから指を離して、思考を単純化することも大事な気がします。人生はどんどん長くなっているからこそ、たまにはスピードを落としてみては?80歳の私からできるアドバイスは、そんな感じでしょうか。かやしま・なるみ俳優。1942年生まれ、東京都出身。子役を経て17歳で東映ニューフェイス6期生として映画界へ。代表作に『3年B組金八先生』『大好き!五つ子』など。現在『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に、広瀬すず演じる浅葱空豆の祖母役で出演中。※『anan』2023年3月8日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2023年03月04日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。俳優・茅島成美さんの第3回目をお届けします。主演の妹だったり、先生だったり、祖母だったり。そんな立ち位置の役柄が多い、茅島さん。役者という仕事に対してのスタンスがユニークです。女優はあくまでも仕事、日常はいたって普通の人です。女優は、2つのタイプがいると思うんです。一つは、24時間“女優”のタイプ。常に主演でトップを走る。勉強熱心、外見にもすごく気を使っていらっしゃる人。もう一つは、普段はまったく普通、女優であることを意識していない人。ただ単に芝居が職業である、というタイプの女優。私は後者です。黒澤明監督が生前よくお食事に誘ってくださり、いろんなお話を聞かせてくださったんですが、なかでも印象的だったのが、「海外の女優は、ボランティアだったり趣味だったり家庭だったり、仕事の他に自分の世界を持っている人が多く、そのスタンスが女優の仕事にすごくプラスになっている」というお話。それを聞いたときすごくいいなと思って。今の私にとっての“自分の世界”は、夫が築地やアメ横で買ってきてくれる美味しい食材を私が料理し、二人で食べる時間かしら。そして女優のときはバリッと切り替える。そのメリハリが、いい仕事に繋がると思います。現在、広瀬すずちゃんのおばあちゃんを熱演中。出演中のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』では、広瀬すずちゃん演じる浅葱空豆という、勝ち気な女の子を育てる祖母を演じています。いつからか、主演の若い俳優さんの祖母の役がたくさん来るようになって、最近だとドラマ『最愛』で吉高由里子ちゃんのおばあちゃんをやりました。この歳になって若い人と仕事ができるのは本当に楽しい。だって私生活では、周りはおばあさんばっかりだもの(笑)。長年この仕事をしてきて最近強く思うのは、技術の仕事をする女性が本当に増えたということ。今回の『夕暮れに~』もカメラマンは女性ですからね。照明やマイクも昔に比べて軽く小さくなったから、女性のスタッフがたくさんいる。現場で女性たちが生き生きと働いているのを見ながら、改めていい時代になったな、と思っています。私自身は、セリフが覚えられなくなるまではこの仕事をしていたいかな。この先もいろんな人のおばあちゃんになれたら嬉しいです。かやしま・なるみ俳優。1942年生まれ、東京都出身。子役を経て17歳で東映ニューフェイス6期生として映画界へ。代表作に『3年B組金八先生』『大好き!五つ子』など。現在『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に、広瀬すず演じる浅葱空豆の祖母役で出演中。※『anan』2023年3月1日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2023年02月25日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今回は俳優・茅島成美さんの第2回です。最高視聴率39.9%という驚異的な人気だった、昭和時代の大ヒットドラマ『3年B組金八先生』。茅島さんは、理科教師の役を熱演しました。期待ゼロだったはずなのに、まさかの大ヒット!!『3年B組金八先生』は、タイトルからも分かるように、金曜夜8時から放送されていたドラマです。実はその枠、裏に昭和の大スターの石原裕次郎さんが主演の刑事ドラマ『太陽にほえろ!』があったため、何をやってもまったく当たらない時間帯だったんですよ。しかも『金八』は、私をはじめ役者陣が全然先生に見えない人ばかり。主演の武田鉄矢さんは長髪のミュージシャンですから(笑)。私の役柄は理科の先生で、私自身は理数系がまったくダメなので、そのままでは絶対に理科の先生には見えない。プロデューサーに相談したら、「メガネをかけましょう」ということになり、初めて伊達メガネをかけて芝居をしたのをよく覚えています。最初はみんな「どうせヒットしない」と思っていたんですが、1か月したら、なぜかドカーンと大ヒット!プロデューサーが、慌てて出演者の半年先のスケジュールを押さえていたのが印象的でしたね。休みを経て、芝居が好きな自分を再発見。『金八先生』が始まったのが37歳のとき。実はその前、20代のときに、結婚し子供を産みました。東映をやめ大阪に移ってからの3年間、本当に忙しく働いていたので、しばらく仕事を休んで子育てをすることにしたんです。生活が一段落したとき、誰かが私に声をかけてくれたら嬉しいな…、くらいにしか思ってなかったし、正直そんなに役者の仕事に執着はないと思ってた、自分では。ところが’75年、美空ひばりさんのマネージャーでもあるひばりさんのお母さんから突然電話が来て、「あなた仕事しない?」とお声がけをいただいて。私、いの一番に「します!」と即答したんですよ(笑)。本音のところでは、私、仕事をしたかったんだと思う。いま思うと、本当は働きたくて、ずっと悶々としていたような気がしますね。だからあれは嬉しかった。姓名判断によると私の芸名は「一生働く名前」だそう。そんな運命だったんだと思いますし、その名前でよかったな、と思います。かやしま・なるみ俳優。1942年生まれ、東京都出身。子役を経て17歳で東映ニューフェイス6期生として映画界へ。代表作に『3年B組金八先生』『大好き!五つ子』など。現在『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に、広瀬すず演じる浅葱空豆の祖母役で出演中。※『anan』2023年2月22日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2023年02月18日肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学5月19日、食べものと体の関係について解説している新刊『本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学』が講談社のブルーバックスとして発売された。著者は明治学院大学、東洋大学、工学院大学非常勤講師で、農学博士でもあるサイエンスライターの佐藤成美(さとうなるみ)氏。同書は256ページの新書判、定価は1,100円(税込)である。誤解だらけの食べものと体の関係日頃から、世間には食べものに対する誤解が多いと感じている佐藤成美氏。生物学や生化学を学んでいるはずの学生に対する講義でも、その認識に驚かされるという。健康を謳った健康食品が売れ、スーパーではメディアが「やせる」「冷え性に効く」と採り上げた食材が飛ぶように売れている。食べものと体の関係については誤解が多く、たとえば、酵素を摂るとダイエットや健康にいいというのは誤解である。多くの人が食べものについて「体にいい」「体に悪い」だけで考えがちだが、食べものと体の関係を考える時には代謝についての知識が必要になる。新刊では現時点でわかっている食の科学を解説し、栄養学的な面と、複雑な体の代謝のしくみを一般にもわかりやすく解説。読者に向けて、正しい情報の受け取り方ができるようにという著者の思いが込められた1冊となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『本当に役立つ栄養学 肥満、病気、老化予防のカギとなる食べものの科学』(佐藤 成美):ブルーバックス - 講談社BOOK倶楽部
2022年05月29日株式会社StarWindowsMusicが、元SKE48の川崎成美をプロデューサーに迎えた7人組アイドル、「CHEReB」をいよいよデビューさせます。2022年5月22日(日)中部国際空港セントレア主催「りりっくライブ」内にてデビューライブを開催いたします。CHEReB宣材写真株式会社StarWindowsMusicが、7人組アイドル、「CHEReB」をいよいよデビューさせます。コンセプトは「アイドル界のセンターを目指す!」。名古屋・栄発のアイドルグループ「SKE48」の元メンバー、川崎成美をプロデューサーに迎えました。デビュー曲には豪華なクリエイター人が集結、楽曲にはゴスペラーズやAKB48、SKE48等の48グループ、SMAPなどを手掛けた田辺恵二氏が担当。そして振り付けには元avexアーティストで日本テレビ系列朝の情報番組でも特集されたNizi Projectにも参加した小栗かこ氏、衣装はSILENT SIRENや26時のマスカレイドを担当し同ツアーにも帯同するデザイナー、宮本美優氏が担当。デビューライブは2022年5月22日(日)中部国際空港セントレア主催の「りりっくライブ」内にて開催されます。▼CHEReB(シェールビー)OFFICIAL SITE: ▼事務所公式CHEReB(シェールビー)OFFICIAL PAGE: ▼StarWindowsMusic(スターウィンドーズミュージック)OFFICIAL SITE: ■【川崎成美が初めてプロデュースしたアイドル「CHEReB(シェールビー)」】同事務所とも業務提携する川崎成美は、2015年にアイドルとしての活動をスタート。「SKE48」や「dela」などの元メンバーとして、LIVEやイベント、バラエティなど多方面で活躍してきました。今回、StarWindowsMusicからのオファーをうけて新たな挑戦としてアイドルのプロデュース業に着手。オーディションを重ねて、有望なメンバーたちと出会います。自分がプロデュースするアイドルにも「自信が持てる、こだわりの衣装」を準備してあげようと決意し、クラウドファンディングも始動させ、見事成功させました。川崎成美プロデューサー■【そんな「アイドル界のセンターを目指す!」CHEReBがいよいよデビュー!!】そんなCHEReB(StarWindowsMusic所属)がいよいよ2022年5月22日(日)にデビュー。そしてそのデビューを飾るに相応しい場所をと決めたのが愛知県の玄関口「中部国際空港セントレア」。同日に開催される中部国際空港主催の「りりっくライブ」への出演が決定。人気者になって「様々な所へ旅をする様に各地でライブをしたい」、そんな願いも込められています。川崎本人に聞いた目標の一つは大きく「武道館でライブをする事」。達成出来るその日まで、一緒に応援してくれるファンを求めています。【CHEReBメンバー】柊 凜(ひいらぎ りん) 2002.08.01生まれ 紫色担当 センター杉浦 沙映(すぎうら さえ) 1998.04.18生まれ 赤色担当 リーダー葵木 美玖(あおき みく) 2005.05.11生まれ 水色担当柚木 光悠(ゆずき みゆ) 2002.10.10生まれ オレンジ色担当桜花 菜々(おうか なな) 1997.05.20生まれ ピンク色担当西 愛結歩(にし あゆほ) 2005.07.01生まれ 白色担当双葉 玲名(ふたば れな) 2005.03.08 黄緑色担当【株式会社StarWindowsMusicについて】本社 : 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町17番16号 丸元ビル8階代表者 : 長田 広貴設立 : 2003年10月電話番号: 052-451-5757URL : 事業内容: アーティスト、タレントのマネジメント及びプロモート、キャスティング、アテンドコンサートやイベントの音響照明施設の音響工事や照明工事及び管理運営レンタルスターの運営(東京/名古屋)Top Star Recordsの運営長田楽器の運営輸送事業フランチャイズ(音響楽器機材/一般貨物)【一般の方向け及び出演に関するお問い合わせ先】企業名 : 株式会社StarWindowsMusic担当者名: 中原TEL : 052-451-5757Email : starwindowsmusic@ybb.ne.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月20日1994年女優の安田成美さんと結婚したお笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武さん。木梨さんのインスタにアップされた夫婦ショットや金メダリストとの写真が話題になっています!妻の安田さんも含めたスリーショットは「相変らずの可愛さ!」 この投稿をInstagramで見る 木梨憲武 / Noritake Kinashi(@noritakekinashi_official)がシェアした投稿 「世界のナベサダこと渡辺貞夫さん!89サイお誕生日おめでとうございます!」との自身のインスタには、妻の安田さんと世界のナベサダの愛称でも知られる、サックス奏者・渡辺貞夫さんとのスリーショットを投稿。 渡辺さんを真ん中に、満面の笑みを輝かせる木梨・安田夫婦は幸せそうで見ているこちら側までニヤけてきちゃいます。さらに何気にモノトーンカラーでリンクコーデの2人。服のテイストが似ているのか、あえて同じカラーを選んでいるのかわかりませんが仲の良さはしっかりと伝わってきます。安田さんは変わらない美貌と体型が目を引き、トレードマークとも呼べるショートヘアも健在。笑った顔が木梨さんソックリになってきているのも熟年夫婦の証ですよね。この投稿には「奥様も一緒で、凄く良い写真ですね!」「夫婦おんなじ笑顔!」「なるっぺ相変わらずの可愛さ!」「ってか、成美奥様の登場!」との声が寄せられ、さらりと木梨さんのインスタに登場する妻は自然体な夫婦生活も透けて見えますね。金メダリスト・小林陵侑選手との写真には祝福の声が殺到 この投稿をInstagramで見る 木梨憲武 / Noritake Kinashi(@noritakekinashi_official)がシェアした投稿 「小林陵侑!!」「有言実行!!」「2年前、約束どおりのオリンピック金メダル!!」とのインスタでは、北京五輪スキージャンプ男子個人ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手とのツーショットをアップ。2年前に金メダルを約束していたとのことで、約束を果たした小林選手は男の中の男。木梨さんの交友関係の広さもうかがえ「今度、食わず嫌いで金メダルみせて!!あ、やってないや!!」とのボケを交えつつ「また、麻布十番集合で!!」と再会を願っています。この投稿には「おめでとうございます!」との声が殺到し、日本中を沸かせてくれた勇者の素の顔をアップしてくれた木梨さんのサービス精神にも感謝。「大好きな夫婦!!憧れます!」とのコメントも届き、3人の子どもたちに恵まれ、おしどり夫婦となったカップルはまさに理想。今後も木梨さんのお宝感満載のプライベートショットも目が離せません!
2022年02月14日2022年より双子選手としてJリーグで活躍し、日本代表でもプレーした佐藤勇人氏、佐藤寿人氏が、 ジュニア年代における国内最大規模のサッカー年間リーグ「プレミアリーグ U-11」のアンバサダーに就任したことが発表されました。【関連記事】プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ3 年ぶり開催お二人はアンバサダー就任にあたって以下のコメントを寄せました。佐藤勇人氏、佐藤寿人氏 コメント「子供たちにとって、試合をすることが何よりの喜びであり、成長の源です。そうやって僕たちも小さい頃から試合を経験して成長してきました。プレミアリーグ U-11の3 ピリオド制で全員が試合に出られる仕組みは素晴らしいと共感して、このたび2人でアンバサダーを務めさせていただくことになりました。日本中の子供たちがプレミアリーグU-11 を通じてたくさんの笑顔になって、たくましく成長していくことを願っています」<プレミアリーグU-11とは>「豊かなサッカー文化を日本中に広めること」、「少年サッカーに関わる人を幸せにする環境づくり」をミッションとし、サッカーの育成年代におけるソフト面のソリューションとして発足。2021年までに全国37都道府県に拡大、約600チームが参加、約4,000以上の試合を実施する日本最大の私設リーグ。負けたら終わりのトーナメント方式の公式戦では、いわゆる「上手な子」しか試合に出られない勝利(成績)至上主義が根強い日本のスポーツ文化の現状に対する問題意識からスタートしており、「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」カテゴリー分けされた育成重視のリーグ戦を編成し、「全員出場」「3ピリオド制」など、他にない独自の競技規則を設け、『補欠ゼロ』への取り組みを行なっています。大会ホームページはこちら>>お問い合わせプレミアリーグU-11実行委員会 事務局担当:佐々木電話:090-4590-5713Email:sasaki@pl11.jp
2021年12月24日俳優として活躍するだけではなく、新しいフィールドを次々に駆け抜ける佐藤健さん。最近夢中になっているのが、『A』の洋服作り。「Answer」の頭文字で、デザイン、生地、着心地などすべての条件を備えた自分が欲しい一着、つまりアンサーといえる服を作るのがコンセプト。これまでコート、パンツ、Tシャツなどをリリースしていて、今回写真で着ているタートルネックとベージュのカーディガンは、『A』のアイテムだ。「もともと服に対するこだわりは強かったけど、若いときは何が正解なのかはっきりわかっていなかったから、自分がいいと思うものとは別に、薦められる服を着たりもしていたんです。だけど20代後半になると自分の感覚がやっぱり正しかったというか、いいと思うものを自信を持って言えるようになってきて。そうすると、スタイリストさんたちは面倒くさいわけですよ(笑)。そんなにこだわりが明確なら自分で作りなよ、と言われて『A』を立ち上げました」今はたまたま洋服だが、こうした考え方は「すべての物事にアンサーを出したい」と語る、いわば佐藤さんの人生哲学だ。一方で演じることは、正解がすぐには導き出せない最たるもののようにも思えるが、そこにもやはり、“ならでは”の哲学が存在する。「アンサーが出ないとしても、そのとき何をするのがベストなのか、その瞬間どういうアプローチが最善なのかを見つけていきます」出演を決めるときに大事にしているのは、勝機が見えるかどうか。昨年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』はドSキャラの医師がハマり役となったが、意外にも勝機がなかなか見えなかったそう。「勝てないかもしれないけど、負けはしないラインを死守しようと思って、キャラクターの魅力を出すことに注力したんです。だってラブストーリーなんだから、キャラが魅力的じゃないとラブにならないじゃないですか(笑)。こんなに多くの人に好きになってもらえるなんて想像もしていなかったから勉強になったし、だったら次は、もっといいものを絶対に提供できるなとも思いましたね」一見クールなのに慕われるのは、言葉や態度に嘘がないから。謎を解くのが本当に好きなことも伝わってくる。そうやって冷静に考え、変化すべきときを逃さず、人生を切り拓いてきたのだろう。「誰よりも面倒くさがりな僕が言えたもんじゃないけど、だからこそここぞというときを見極めて、本気を出すんです。もうひとつ言うと、本当に大事なのは思いやりを持つことだけ。相手が喜んでくれることならやったほうがいいっていう、ただそれだけなんです」さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。1枚目写真タートルネックワッフルニット¥18,150(A/ABYTS)リング¥55,000(シャルロット シェネ/エドストローム オフィス TEL:03・6427・5901)ブロータイプメガネ¥46,200(サイ・スペックス/グローブスペックス エージェント TEL:03・5459・8326)マッドフレームメガネ¥41,800(ロバート・マーク/グローブスペックス エージェント)その他はスタイリスト私物2枚目写真ケーブルカーディガン¥19,800(A/ABYTS)中に着たショートスリーブニット¥63,800(ジ エルダーステイツマン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス¥481,800イヤーカフ¥687,500リング¥159,500(以上ミラモア/ミラモア ファイン ジュエリー TEL:03・5738・7803)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月19日2021年7月27日付にて、YouTubeチャンネル『佐藤 健 / Satoh Takeru』では、佐藤さんの報告動画を配信中です。今回の動画で、佐藤さんは、念願だった自作『ルームウェア』の完成と販売開始を報告。自分で着る服にこだわる佐藤さんは、2020年にオリジナルブランド『A』を立ち上げました。この『A』は、『Answer』の頭文字を意味し、テーマは、『SIMPLE』『FIRST』『ONE』の3つ。これまでにもタートルネックやコートなどの衣服を販売しており、初めてデザインしたタートルネックは、販売開始から1時間も経たないうちに『即完売』したそうです。今回の『ルームウェア』で、佐藤さんがとにかくこだわったのは『着心地』。動画でも、実際に着用している佐藤さんが、裏地の肌触りのよさや動きやすさをアピールしています。中でも『極めつけ』のこだわりは、首の後ろ部分に付いていることの多い『タグ』がないこと。敏感な人が首の後ろに感じる『チクチク感』がなくて、快適だそう。そんな『ルームウェア』のお披露目後は、『男の色気』がただようベッドルームでのインタビュー動画も収録されています。スリーサイズの展開で、カラーはネイビー・ブラウン・カーキと、やや渋め。ブランド『A』の文字が正面に小さく刺繍された至ってシンプルなデザインで、着用している佐藤さんの表情を見ても、とてもリラックスできそうですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月24日佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場 中劇場にて上演された舞台『いまを生きる』が、2021年、東京、大阪、名古屋にて再演されることが分かった。この度、佐藤をはじめ各キャストのコメントが公開された。1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督によって制作されたアメリカ映画を基に、16年10月〜12月にオフブロードウェイで舞台化された『いまを生きる』。映画は第62回アカデミー賞脚本賞を受賞し、脚本を務めたトム・シュルマンが舞台版の脚本も手がけて話題となった。2018年に上田一豪が演出した日本での初演は、映画版のロビン・ウィリアムズ演じる主人公キーティングとも違った、生徒と真摯に向き合うオリジナルの佐藤版キーティングに、思春期の少年たちが自由に生きることの素晴らしさに目覚める輝きを鮮烈に描き、好評を博した。本舞台も初演に引き続き、演出は上田一豪。主人公である、厳しい規律で縛られてきた男子高校生たちに新たな視点や影響を与える若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が再び演じる。新たなキャストとして選ばれたのは、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒のひとりであるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なる。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。各キャストコメントは以下の通り。■佐藤隆太コメント「こうしてまたキーティング先生を演じる機会をいただけて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押してもらえたおかげの様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、ともに悩み、笑い、しっかりと心のつながりを持てたように思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどのように心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。ぜひ僕らの新しい教室を覗きに来てください」■佐藤新(ジャニーズJr.)コメント「これまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください」■瀬戸利樹コメント「ニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気な『いまを生きる』に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒たちが直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです」■影山拓也(ジャニーズJr.)コメント「他のキャストの方々の顔ぶれを見て、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います」■基俊介(ジャニーズJr.)コメント「自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います」■三宅亮輔コメント「チャーリー・ダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っているいま、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの“いまを生きる”活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!」■市川理矩コメント「僕が演じさせていただくキャメロンは、とても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台『いまを生きる』を観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います」『いまを生きる』東京公演:2021年1月16日(土)~1月31日(日)新国立劇場 中劇場大阪公演:2021年2月11日(木)~2月14日(日)サンケイホールブリーゼ名古屋公演:2021年2月20日(土)~2月21日(日)東海市芸術劇場
2020年10月15日俳優の佐藤隆太が主演を務める、舞台『いまを生きる』の再演が15日、明らかになった。同作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演、ピーター・ウィアー監督で制作されたアメリカ映画を2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化した作品。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、赴任してきた英語教師と学生たちの交流を描く心温まる学園ドラマとなっている。2018年に上田一豪が演出、佐藤隆太が主演を務め、新国立劇場中劇場にて日本初演版が上演された。初演に引き続き演出は上田、主人公の若き教師、ジョン・キーティング役を佐藤が演じる。新たなキャストには、厳格なノーラン校長役に佐戸井けん太、生徒の一人であるニールの父・ペリー氏役に飯田基祐、ノックスが一目ぼれするクリス役に小向なるが決定。そして生徒役には、転校生のトッド役に佐藤新(ジャニーズJr.)、中心的存在のニール役に瀬戸利樹、無邪気なノックス役に影山拓也(ジャニーズJr.)、純粋なミークス役に基俊介(ジャニーズJr.)、正義感があるチャーリー役に三宅亮輔、素直でまじめなキャメロン役に市川理矩と、今後の活躍が期待される若手俳優が揃った。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2021年1月16日~1月31日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて2021年2月11日~2月14日、名古屋公演は東海市芸術劇場にて2021年2月20日~2月21日。○佐藤隆太 コメントこうしてまたキーティング先生を演じる機会を頂けて、本当に嬉しく思っています。中学生の時に見た『今を生きる』はとても衝撃的で、その後もずっと自分の中に残り続けている大切な作品です。役者という世界に思い切り飛び込む事ができたのも、この作品に、そしてキーティング先生に背中を押して貰えたお陰の様な気がします。初演のメンバーとは稽古、本番の中で、共に悩み、笑い、しっかりと心の繋がりを持てた様に思います。今回、また新しい共演者の皆さんと、自分がどの様に心を通わせ、どんな“ものづくり”ができるのか、緊張と期待でいっぱいです。是非僕らの新しい教室を覗きに来て下さい。○佐藤新(ジャニーズJr.) コメントこれまでご一緒したことのない、役者の皆さんのなかでお芝居をさせて頂けることに今からドキドキしていますが、いろんなことを吸収したいというワクワクする気持ちもいっぱいです。この作品に真剣に向き合い、素晴らしいものにしていきたいと思っていますので、ぜひ観に来てください。○瀬戸利樹 コメントニール・ペリー役を務めさせていただくことになりました。再演されるほど人気ないまを生きる」に出演させていただけることが大変光栄です。ニールは優等生で、輪の中心になる存在です。熱く、そして愛のあるキーティング先生の言葉の数々を受け止めて、生徒達が直面する戸惑いや前に突き進む力をお届けできる作品になるよう、稽古に励みたいと思います。悩んで、悩んで、悩んで。新しい僕なりのニールと一緒に、歩んでいきたいです。○影山拓也 コメント他のキャストの方々の顔ぶれをみて、驚きと嬉しさでいっぱいで、今からテンションが上がっています。いつか学園モノの作品をやってみたいというのが自分の中での夢だったので、不安なこともありますが、想像を膨らませながら、楽しんで演じたいと思います。○基俊介 コメント自分たちがいつも立っているステージとは違うので、すごく緊張していますが、芝居に真摯に向き合っていきたいです。このような真面目な役を演じるというのも初めてですが、自分の持っている全てをありのままに出して、この作品に向き合っていけたらいいなと思います。○三宅亮輔 コメントチャーリーダルトンを演じます、三宅亮輔です。僕自身、原作の映画を観て最も感情移入したのが彼でした。世界中の人々がもがき戦っている今、この作品を上演する意義が大いにあると感じます。それゆえプレッシャーも感じています。皆さんの"いまを生きる"活力につながる作品になるよう全身全霊で取り組みます!○市川理矩 コメント僕が演じさせて頂くキャメロンはとても真面目で臆病なところはありますが、自分の欲に忠実に行動する性格でもあります。映画、舞台「いまを生きる」観て、自分が自分の人生をどう生きていきたいかとても考えさせられました。自由に生きることの素晴らしさ、その中で一人一人がぶつかる葛藤、そこをリアルに演じられたらと思います。
2020年10月15日2018年に現役を引退し、今年7月に女優に転身したソチ五輪ペアスケーティングの元日本代表の高橋成美(28)だ。3歳でフィギュアスケートを始め、小学校5年生のときに師事する都築章一郎コーチ(82)のもとで、羽生結弦(25)と出会い「五輪の金メダルをとりたいね」と夢を語りあった彼女。3歳年下の“親友”にも引っ張られ、トップスケーターとして高橋成美は頭角をあらわしてくる。■駆け足で成長する羽生に嫉妬は感じなかった仙台市にある都築コーチのもとで半年ほど過ごしたのち、再び中国へ。12歳のときにペアへ転向し、“中国での全国大会”に出場すると6位入賞と才能が開花した。だが突然「中国に国籍に変えない限り、もうリンクには上げられない」と中国フィギュアスケート協会から通告される。将来の中国代表の強力なライバルを育成するわけにはいかないという判断が働いたのだろう。失意のなか、中学2年生の終わりに帰国を余儀なくされた。日本にはペアが練習できる環境は少なく、千葉の学校に通いながら、当時、横浜市で指導していた恩師の都築氏の元へ通った。そこで、中学生になった羽生と、久しぶりの再会を果たす。「ゆづはすごく身長が伸びていて、ダブルアクセルが大得意で、トリプルアクセルの習得の最中でした。まだかろうじて私の方がジャンプが上手で、いろいろ聞いてくれたんですけど……。1年も経ったころには、5種類のジャンプを全部飛べるようになっていて」駆け足で成長していく羽生。トップアスリートらしく“負けず嫌い”の性格を自認している高橋成美だが……。「でも、ゆづに対しては、昔から不思議と悔しい気持ちを感じたことがありません。逆に『私も頑張らなきゃ』っていつも思わせてくれるんです」3歳年下の羽生に感じたのは憧れにも似た気持ち。幼少期から羽生がエフゲニー・プルシェンコに憧れていたのは有名な話だ。「ほかにも好きな選手がいたけれど、ゆづがプルシェンコと言ってからは、私も彼一筋になって(笑)。男の子だったら、私もマッシュルームカットにしてたくらい。ゆづが、『モンスターハンター』(ゲームの名前)を始めたら、私もすぐにハマりましたね。それから、私はもともと首にかけるファイテン(磁器ネックレス)を愛用していたんですが、その効果を共有できるのもゆづでした。当時から『これ体軽くなるよね』とかも話していましたね」■アイスをほお張りながら「太らなくていいね」と羽生は14歳にして世界ジュニア選手権に出場し、世界の舞台で戦うようになっていた。「そのころ、ゆづは金のラインが入った日本代表ジャージを着ていて、それをなかなか脱ぎたがらないんですけど(笑)。そのブカブカなジャージのままアクセルを飛んでしまう。ゆづが飛ぶと、みんな見るんですよ、一般の人も。『あの子すごい』って、なるくらい目立っていました」ジュニアになり羽生は、ストイックに自分を律していたという。「試合後のバンケット(打ち上げパーティー)も、顔は出しますが、すぐに静かに自室に戻っていく。私も真似をして、そっと自室に戻って。そこで1人で『モンハン』していました(笑)」10代の少年らしいかわいい素顔をのぞかせることも……。「横浜時代、『なるは何食べても太らなくていいな』ってゆづは言うんです。大きなソフトクリーム食べながら(笑)。『それはゆづでしょ。私は気を付けているよ』って」中国語、英語、スペイン語など、五カ国語を話せる彼女。羽生が練習拠点をカナダへ移す前には「英語をどう勉強すればいいの?」と、相談された。「『いっぱい(英語)喋ればいいよ』とか『最初はスケートの言葉とかを喋って。Why?とかだけ覚えれば大丈夫』とか軽く流してしまった気が……。ゆづは頭もいいし、いろいろなセンスが本当にあるのは知っていたので、“どうせ大丈夫でしょ”と思ってたんでしょうね(笑)」一方、ゆづのアドバイスに救われたことも……。「アイスショーで一緒になったとき、滑る直前に『サルコウが不安なんだよね。どうやったら飛べるの?』って聞いたら、『シュッとやったら飛べるよ』と言われて(笑)。それで本番でシュッとやってみたらきれいに飛べて。きっと考えすぎだったんでしょうね」■平常心を保つため五輪にガンプラを持参2014年、ともにソチオリンピックに出場を果たす。「結団式では、『このお菓子おいしいね』みたいな何気ない話しかしませんでした。メダル候補として、ゆづに沢山のプレッシャーがかかっていたのも知っていましたから」自らは、木原龍一(28)とのペアで出場。コーチから「平常心を大切に」とアドバイスを受けた。「夢のオリンピックですが、それを意識しすぎると、日ごろのパフォーマンスができません。『これは一つの試合に過ぎない』と思えるように、私はオリンピック村に、ガンダムのプラモデルを持っていって、それを作って平常心を保とうとしました」団体戦で日本は5位。ペアでは18位と、メダルには届かなかった。「自分たちの出番が終わった後、練習拠点のデトロイトに戻らないといけなくて。世界選手権が迫っていたので、練習しないといけなかった。リンクにあるテレビで、スケーター仲間たちとゆづを応援しました」羽生は、アジア人男性初の金メダルを獲得した。小学生のころ、ともに語り合った夢を叶えたのだ。【PROFILE】高橋成美1992年千葉県出身。3歳からフィギュアスケートを始める。マーヴィン・トラン(カナダ)とのペアで2012年に世界選手権3位。2014年、木原龍一とのペアでソチ五輪に出場。2018年に現役を引退。今年7月に松竹芸能に入り、女優業を開始。慶応義塾大学総合政策学部に在学中。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日「聞こえました。特に成美ちゃんの声が。本当に心強かった」。2014年のソチ五輪団体戦で、伝説となった完璧な演技のあと、羽生結弦(25)はこう語った。羽生が言う“成美ちゃん”とは、ともにソチ五輪を戦っていたペア代表の高橋成美(28)のこと。じつは遡ること約10年、2人は五輪の夢を語りあったことがあるという。2018年に現役を引退し、今年7月に女優に転身した彼女がスケート人生の原点を語った。■姉の背を追って3歳でスケートをはじめた「小学生のころ、ゆづ(羽生結弦)と2人で『オリンピックで1位になる』と夢を語り合いました。周囲に言うと、『はいはい、出るだけで大変なんだからね』と諭されたけれど、ゆづと2人だと『金メダルを目指すのは当たり前だね』という気持ちになれた。私は五輪のメダルは取れなかったんですけど、その約束があったから、高橋成美なりに頑張ってこれたと思います」148センチの小柄な体から、ハキハキと明瞭に言葉を紡ぐのは、フィギュアスケートのペアで活躍した高橋成美だ。当時、日本ではあまり知られていなかったペア競技で、2012年には、世界選手権で日本代表初の銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。2014年のソチ五輪では、羽生結弦(25)、高橋大輔(34)、浅田真央(29)ら、“レジェンド”と共に日の丸を背負う夢を実現させた。2018年に選手を引退。慶應義塾大学に通いながら、今年7月、第二の人生「女優」の道を歩むことを発表し話題を呼んでいる。「3歳でスケートを始めました。やんちゃすぎる私を、親が、少しでも女性らしくとフィギュアスケートを選んだんです。でも小さい頃は、モーニング娘。が大好きで、スケートよりアイドルになりたかったんです」そう笑う彼女だが、スケートの神様は彼女の小さな体にありったけの才能を詰め込んでいた。恐いもの知らずで、ジャンプに果敢に挑戦し、軽々と飛んで周囲を驚かせたという。小学4年生のときに父の転勤で中国の北京に移住。ペア大国の中国で、憧れの選手と一緒に練習する機会にも恵まれた。5年生になり一時帰国したとき、単身、恩師である都築章一郎コーチ(82)の仙台市の自宅に下宿をして学校と練習に通った。ここで出会ったのが、同門の練習生だった3歳年下の羽生だ。「小学校も同じ学校。練習生のなかでも、特にゆづと私がやんちゃで、いつも一緒に走り回っていました」■ゆづとやった“葉っぱ隊”の踊り親や姉妹とも離れての“スケート修行”。共に過ごす仲間は、高橋さんにとっての家族のようなものだ。その中でも、“ゆづ”とは特に気が合った。「やんちゃな“ゆづなるコンビ“でいろんな遊びをしました。当時、人気だった『笑う犬の冒険』(フジテレビ系)というバラエティ番組が2人とも大好きでした。リンクの製氷中に、一緒にこの番組の“はっぱ隊”の踊りの真似をしたり、リンクにいるお姉さんの前で『いいから、いいから〜』(テリー&ドリーというコントのセリフ)とやって笑わせたり……。“お馬鹿”なことをするのはいつも“ゆづなる”だったんです」スケート場では鬼ごっこも楽しかったと笑う。「鬼ごっこでいろいろなエッジワークを使うし、走り回るので自然にスピードも速くなりいい練習になりました。先生もあたたかく見守ってくれていました」指導する都築氏も、無邪気な2人を可愛がってくれた。とはいえ、なぜかいつも怒られるのは、自分だけ。「リンクで遊んでいても、ゆづは怒られないのに、なぜか私だけ怒られて……。何度も怒られるので、『なんでゆづはいいの?』と、都築先生に聞くと、『結弦はできるだろう』って言われて、『確かに!』と思って(笑)。そこで、私もジャンプや新しいスピンとかができるようになったとき、都築先生に『遊んでいいの?』と聞いたんです。そしたら、『結弦は何歳だと思ってるんだ』って……。『確かに!』ですね(笑)」3つ年下の羽生には、その頃からカリスマ性があったと振り返る。「大親友のゆづと、氷上での羽生結弦は別人格だと、このころから思っていました。彼がいると場が明るくなる。誰かに注目されたり試合になると、ふだん以上の力が出せる恵まれた力を持った子だと思っていました」【PROFILE】高橋成美1992年千葉県出身。3歳からフィギュアスケートを始める。マーヴィン・トラン(カナダ)とのペアで2012年に世界選手権3位。2014年、木原龍一とのペアでソチ五輪に出場。2018年に現役を引退。今年7月に松竹芸能に入り、女優業を開始。慶応義塾大学総合政策学部に在学中。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日2018年に現役を引退し、今年7月に女優に転身したソチ五輪ペアスケーティングの元日本代表の高橋成美(28)。3歳でフィギュアスケートを始めた彼女は、同門の“三歳年下の親友”羽生結弦(25)からの刺激もあり、五輪出場という夢を叶える。引退した彼女が新たに選んだ戦場は、“女優”というまったく違う世界だった。元トップアスリートが明かす新しい挑戦の理由。■ゆづから学んだ「人を喜ばせる幸せ」ソチ五輪出場から6年ーー。高橋成美は女優という新たなチャレンジをはじめている。「アイスホッケーもやってみました。本当に楽しかったけど、何か足りない。それは何かと考えてみたら、“表現”だと。人前で自分が表現をしたことに誰かがリアクションをしてくれたり、心に響いたり、それがいちばんの幸せや達成感を感じられることに気づいたんです」そこにも羽生の影響がある。「ゆづは『スケートが好き』『注目されるのが好き』というので、スケートを始めたんだと思います。でも、成長するにつれて、自分だけじゃなくて、みんなのため、応援してくれる人のために、滑っていくようになった。そんなゆづを見て、心を動かされて……。スケートは自分のためという思いが大きかった私ですが、ゆづの成長する姿を見て、私も誰かを喜ばせることに、幸せを見出すようになったんです」夢は「カメレオン役者」だ。元々スケーターとしても、プログラムごとに“成りきる”ことに定評があった。映画『パラサイト半地下の家族』の父役のソン・ガンホの存在感に衝撃を受けた。「私自身は、町を歩いていてもなじめる普通のタイプだと思っています。だからこそ、ソンさんのように日常の中にいそうだけれど存在感のある俳優になりたい。そして与えられた役ごとに本気で取りくんでカメレオン役者といわれたら、いちばんの誉め言葉です」週に2回、レッスンにも通っているが、フィギュアと芝居との違いも感じている。「体での表現と、お芝居の言葉を使っての感情表現は、似て非なるもの。振り付けを覚えるのは得意ですが、セリフの暗記が難しい。そこで、振りをしながらセリフを覚えてみると、すぐに体にも頭にも入ることを発見しました」■日本の文化を世界に発信していきたい大好きなアニメの声優の仕事や、語学力を活かした仕事もしたいと考えている。「第二の母国語の中国語や、英語などを活かして、日本文化を世界に発信していきたいんです」学業や女優業と並行して、コーチとして後輩の育成も行っている。「ゆづが次のオリンピックに出るときに、私が携わるペアの子のコーチとして一緒にオリンピックにいけたら、夢のようですね」年下の憧れの人、羽生結弦。彼の存在があったから、頑張ってこられた。「本当に高く昇っていくので、私も懸命に追いつこうとしたら、高橋成美なりの高い位置にまで上れました。感謝しかありません」ゆづから多くの影響を受けてきたが、恨んでいることも……。「ゆづはイヤホンにすごいこだわりを持っていて、曲やTPOにあわせて使い分けてるんです。私もその影響を受けてハマっちゃって……。お金が貯まるとイヤホンを買ってしまう。これだけは、ゆづに憧れなきゃよかったですね」そう言うと、氷上で多くの人を魅了したとびきりの笑顔で笑った高橋成美。近い日に、別の舞台でその笑顔に出会えるかもしれない。【PROFILE】高橋成美1992年千葉県出身。3歳からフィギュアスケートを始める。マーヴィン・トラン(カナダ)とのペアで2012年に世界選手権3位。2014年、木原龍一とのペアでソチ五輪に出場。2018年に現役を引退。今年7月に松竹芸能に入り、女優業を開始。慶応義塾大学総合政策学部に在学中。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日映画『小説の神様 君としか描けない物語』(10月2日公開)の公開直前イベントが28日に行われ、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登場した。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。初共演となったW主演の2人だが、大樹は「ツンツンした役のイメージもあったので、そういう人なのかなと思ったら、初めてお会いしたとき、コンビニ袋1枚くらいの荷物できてて。こんなに何も飾らずにフランクに話してくれる女優さんいないなと思って、一ファンとして、国民的に愛されてる理由がわかりました」と絶賛する。橋本は「恐縮です。EXILEのパフォーマーとしての佐藤さんもありますし、お芝居をしているイメージもあったので、お会いするのが楽しみでした」と返し、W佐藤、杏花との文芸部メンバーについて「撮影の前日に4人で仲良くなって。なかなかないんですよ。そんないい雰囲気でできたのは、コミュニケーション能力が高かったイメージがある」と分析する。すると流司は「取材とかでも仲がいいって、言うんですけど、コーヒーを買ってこいだとか、インスタントのやつじゃんだめで……」と泣き真似を始め、橋本から「この空気だから言えるけど、活字にしたらネットニュースとかさ!」と抗議される。杏花も苦笑する中、流司が「本当に、無視とかされて……」とさらに泣き真似をすると、キャスト陣も「嘘はやめよう!」(大樹)、「どういう設定なの!?」(橋本)とつっこみ、流司は「ふざけたくなっちゃう」と笑顔に。大樹が「流司くんがグループメールを作ってくれて、その日にごはんに行こうと言って、意気投合しまくちゃって、次の日の4人のシーンを見た監督が『何があったの』というくらい、部室の雰囲気になった」と感謝すると、流司は「終始全裸だったしね」と返すなど、最後までボケ倒していた。また、主演の2人が互いのことを「〇〇の神様」と作品タイトルにかけて表すコーナーでは、大樹が「コミュ力の神様」、橋本が「令和のマルチの神様」と掲げる。橋本は「(大樹は)ボケるときに『俺は令和の〇〇だ』と使いたがるんですよ。あと、パフォーマーとしてもできるし、お芝居もできるし、マルチに活躍している」と意図を説明。大樹は、「令和の」と使いたがることを暴露されて恥ずかしがりつつ、「響きが好きだなというのと、頭良さそうに見えるから」と理由を明かした。
2020年09月28日佐藤二朗と斎藤工、圧倒的個性を放つ2人の俳優が、独自の文化を育ててきた名古屋の楽しみ、さらに名古屋でドラマにも挑戦…見どころ満載の「佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~」が5月23日(土)オンエアされる。大学卒業後会社員として就職するも初日で退職。その後俳優を目指し演劇活動を続け、様々な作品に出演するなかで「勇者ヨシヒコ」シリーズや「スーパーサラリーマン左江内氏」、人気コミックを実写化した『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの福田雄一監督作で、個性的なキャラが開花。大きな注目を集める一方「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」などのシリアスな演技でもその実力を発揮する佐藤さん。幼少期から映画に親しみ、モデルから芸能界に足を踏み入れ、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』や「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」「最上の命医」シリーズに出演。実績を積み上げていくなかで昼ドラ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で人気に火がつき、「BG~身辺警護人~」、大河ドラマ「いだてん」などのドラマや『シン・ゴジラ』『Diner ダイナー』などの映画まで幅広く活躍する斎藤さん。そんな個性派俳優の2人が名古屋の地へ。新幹線を途中下車してまで味わう県外客が続出しているという、10日間かけて煮込む味噌おでんの老舗や、ホットとアイスが両方出てくるコーヒースタイルに驚く名古屋名物モーニングに、ディープスポット・大須では謎の100円珍品を発見。高級住宅街の喫茶店ではありえないスパゲティに驚愕し、名古屋の新名物(!?)夏に食べたくなる○○麺など、名古屋の街を堪能。最後には佐藤さんと斎藤さんによる名古屋の魅力がたっぷり詰まったコメディドラマにも挑戦する。実写化不可能と思われた超人気コミックをドラマ化した「浦安鉄筋家族」で主演を務め、強すぎる原作のキャラを見事に吸収昇華して演じ、多くの視聴者に改めてその実力を知らしめた佐藤さん。来年2021年には庵野秀明、樋口真嗣ら『シン・ゴジラ』スタッフが再集結、日本を代表するヒーローを改めて映像化する『シン・ウルトラマン』に主演することが決定している斎藤さん。“おうち”で2人と名古屋旅が楽しめる「佐藤二朗と斎藤工の名古屋でやりたい放題~グルメも人もクセ強すぎSP~」は5月23日(土)16時~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年05月23日俳優・佐藤健の公式YouTubeチャンネルで31日、『佐藤健を癒す「TAKERU NO PLAN DRIVE」』の動画が公開され、その中で佐藤が理想の休日について語っている。「TAKERU NO PLAN DRIVE」は、神木隆之介プロデュースによる旅企画。佐藤、神木、桜田通、渡邊圭祐の4人で、ドライブ旅を繰り広げる。今回の動画では、神木の運転で佐藤と2人で出発し、渡邊と桜田をピックアップ、4人でトークを楽しむ様子が収められ、千葉方面へ進むところで終了した。トークの中で、渡邊が「自由におもてなししてくれって。僕は、健さんがやりたい休日を…」と話すと、佐藤は「俺がやりたい休日は、家で1人でゆっくりしたい。たまった録画を見ていたい。家でソファで『テレビ千鳥』をずっと見続けたい」と理想の休日を語った。千鳥・ノブと親交の深い佐藤。神木から「夜はノブさんとご飯行って1日が終わるんだよ」と言われると、「終わる」と認め、「外に出ることマジでない。午前中に外に出るなんて、仕事以外で何年ぶりだろう」と話した。
2020年03月31日俳優・佐藤浩市さん(59)に“故郷”について尋ねたとき、意外な言葉が返ってきた。「僕には、もう故郷なんてないですから――」佐藤さんは1960年12月、東京都新宿区出身。父親は、“怪優”と呼ばれた俳優の故・三國連太郎さん(享年90)だ。「僕は、東京・神楽坂の生まれですが、実家もないし、当時からある数件の店を除いて。僕が育ったころの面影なんて、全くと言っていいほど残っていません。そう思うと、自分は守るべき田舎も故郷もない人間なわけで。僕が大家族で育った?いや、それはなかったです。三國が過去のインタビューでそう言ってるんですか。それは、彼の“作り”だと思います(笑)。まあ、それもよし。特に晩年には、記憶以外のもので構築される過去もあるでしょうし。じゃあ、おふくろと2人だったかというと、彼女も、もともと神楽坂の芸者で知り合いも多く、お酒も飲む方で、結構夜は出ちゃうタイプでしたから。家にはおふくろもいなかった、親父もいなかったというのが、僕の少年時代でした。でも、僕は人がいないと生きていけないというタイプじゃないから、ときどき親父が戻ってきて一緒に食卓にいると、逆にすごく苦痛でしたね」小5のとき父親が家を出て、中学に上がる前には両親が正式に離婚。三國さんが伊豆の十国峠に息子の佐藤さんを連れて行き、「これが君との最後の別れだ。君はおふくろのところへ帰れ。僕は放浪生活を始めるから」この“十国峠の別れ”は、まるで映画のワンシーンのように、三國さんの評伝などでは語り継がれてきた。その後、佐藤さんは高2から実家を出てアパートでの一人暮らしを始め、多摩芸術学園映画学科を中退して役者の道へ。最初に俳優を目指すと言った時、父は言った。「僕は何も教えられないよ。だったら、親子の縁を切りましょう」こうして、“2世俳優”としての人生が動き出す。19歳だった。しかし、演技派としての地位を築いていた父の重圧はなかったのだろうか。「正直、それはありました。でも“三國さんの息子さん”という見方をされるのは当然だし、一方で、だから受け入れてくれるという業界人も多かったんです。親父と不仲だと評されていた人が、現場では僕を可愛がってくれたりもあって。世の中、それほど度量の狭い人間ばかりじゃないと、いまだに信じてやってます」映画デビューの『青春の門』でブルーリボン新人賞を受賞。この時も、親子2代受賞と話題に。その後も、『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど着実に実績を積んでいき、初めての父子共演は、ようやく96年春の『美味しんぼ』で。父73歳、息子35歳のときだった。その制作記者会見でのこと。「佐藤浩市くんという人は、僕のやり方を否定していくのだろうけど、しかし、血のつながりは否定することはできない」こうしたやりとりを、マスコミはこぞって親子の確執だと報じた。しかし、佐藤さん本人は言う。「よく言われますが、別に不仲だったわけではないんですよ。一つだけ言えるのは、僕も、きっと三國も、一緒にいることのハードルを変に上げすぎたんですね」父・三國連太郎は、撮影現場にだけはよく息子を連れて行ったという。父の背中を見たことが、息子・佐藤浩市の俳優としての原体験になった。だから息子も長男・寛一郎を現場に連れて行き、やがて長男も役者に。あたかも父と息子の間にあった確かな、そして未来へと続く“絆”を証明しているかのように――。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月20日相沢沙呼の同名小説を映画化する『小説の神様 君としか描けない物語』が、5月22日(金)に全国公開される。本日ホワイトデーに、佐藤大樹演じる千谷一也と、佐藤流司演じる九ノ里正樹の未公開場面写真が公開された。『小説の神様』は、ナイーブで売れない作家×ドSな売れっ子作家という、すべてが真逆なふたりの高校生小説家が、まさかの共作を果たし、大ベストセラーを目指すという青春ストーリー。売れない高校生小説家・一也役を演じるのは、EXILE/FANTASTICSのパフォーマーとして活躍する一方、『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などに出演し、俳優としても人気を集める佐藤大樹。ヒット作を連発する高校生小説家・詩凪役を、『銀魂』シリーズ、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』をはじめ、数々の話題作に出演し、幅広い役を演じる橋本環奈が務める。そして監督には、『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭を迎えた。この度公開された場面写真は、本作に登場する一也と、佐藤演じる九ノ里正樹の姿が切り取られたもの。ナイーブで売れない小説家・一也は、デビュー作以降、売り上げが激減した上、ネットの中傷を真に受けてしまい完全なスランプ状態。一方、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで主演を務めるなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博している佐藤流司が演じる久ノ里は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長。勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在だ。また、一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。『小説の神様 君としか描けない物語』5月22日(金)全国公開
2020年03月14日EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹と女優の橋本環奈がW主演を務める、映画『小説の神様』(5月22日公開)の場面写真が14日、公開された。同作は相沢沙呼による人気同名小説の実写化作。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……自分を見失い思い悩むナイーブで売れない高校生小説家・千谷一也(佐藤)と、同じクラスの人気ものでドSな性格でヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)。性格、クラスでの立ち位置、売れている/売れていないと、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッションが、2人で協力し、1つの物語を作り、ベストセラーを生み出すことだった。今回3月14日のホワイトデーを記念して公開されたのは、文芸部のイケメン、佐藤大樹演じる千谷一也と佐藤流司演じる九ノ里正樹という"W佐藤"の未公開場面写真。主人公・千谷一也役の佐藤大樹はEXILE/FANTASTICSのメンバーとして活躍する一方、近年『ママレード・ボーイ』や『センセイ君主』などの出演で俳優としても人気を誇る。一方、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズでは加州清光役として単身ツアーを行うなど、2.5次元俳優として絶大な人気を博す佐藤流司演じる九ノ里正樹は、一也や詩凪が所属する文芸部の部長で、勉強もスポーツも得意な明るい性格で皆の頼れる存在。一也が小説家であることを知る数少ない友人で、物語のキーマンでもある。
2020年03月14日3月6日公開の映画『Fukushima 50』のワールドプレミアが26日、都内で行われ、佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、緒形直人、平田満、萩原聖人、佐野史郎、安田成美、若松節朗監督が出席した。福島第一原発事故の関係者90人以上への取材をもとに綴られた門田隆将のノンフィクション作品『死の淵 を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作に、東日本大震災時の福島第一原発事故を描いた本作。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った人々の知られざる真実を明らかにする。ワールドプレミアが行われたこの日は、主役となる福島第一原発1・2号機当直長・伊崎利夫役の佐藤浩市、福島第一原発所長・吉田昌郎役の渡辺謙らキャスト陣と若松監督が登壇。佐藤は「23日に郡山、24日に仙台を(試写会で)訪れました。福島から始めなければ正直始まらないというのが僕らの思いなので、福島の方々に見ていただきました。被災された方々に見ていただくことは恐怖でもありますが、それを乗り越えてエンディングまで行ったら必ず何かが残ると思います。記録としても記憶としてもこの映画が残るであろうと思っています」とコメント。佐藤と23日に郡山で舞台あいさつを行った渡辺は「色んなニュースが飛び交っている中、『この映画を見て真実が分かりました。この映画を作ってくれてありがとうございました』というお言葉をいただいた時は、この映画を届ける自信をいただいた気がします」と福島の人々に感謝した。本作はこれまでの作品と異なったというキャスト陣。佐藤が「今回は時系列で撮ることができたので、シーンを重ねていく内にみんなが同じ境遇になりました。ある種の結束感が普通の映画にはない気がしますね」と振り返り、5・6号機当直長の前田拓実役の吉岡は「マスクを取ったらみんな老けてました。浩市さんは『64』の前後編よりも疲れたと仰っていましたよ。本当にヘトヘトになるぐらい生気を吸い取られる思いで必死でしたね」とかつてない疲労を感じたという。そんな彼らが出演した本作は、73の国と地域で公開も決定。渡辺が「素晴らしい、深いパワーを届けられるに違いないと信じています」と期待を寄せ、佐藤も「負の遺産を我々人間の努力で遺産として未来へバトンとして渡すことができると思います。この負の遺産を明日への遺産に変えられるよう、皆さんも願ってください」と訴えていた。映画『Fukushima 50』は、3月6日より全国公開。
2020年01月27日Sexy Zoneの佐藤勝利(22)が10月14日、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に生出演した。「にこるん隊長のファッションレスキュー!」のコーナーで、佐藤が披露した江頭2:50(54)のモノマネがTwitterで話題になっている。同コーナーではモノマネ芸人・みはる(49)の「結婚1周年記念!おしゃれなレストランで大人なデートをしたい」という願いを叶えるために、藤田ニコル(21)がみはるのデート服を選ぶVTRが紹介された。デート服を着たみはると夫で芸人のMr.シャチホコ(26)の対面シーンを紹介する前に、南原清隆(54)が佐藤に「どうですか、エガちゃん」と振ったのだ。このコーナーの内容とは全く関係のない突然の振りに、佐藤は全身全霊で江頭のモノマネをして応えた。スタジオは大爆笑。共演したKing&Princeの高橋海人(20)は予期しない事態に唖然としつつも、佐藤の背中を優しく叩きながらフォローした。佐藤といえば、整った顔立ちから“顔面人間国宝”との呼び名も。そんな“イケメン”佐藤のギャップにファンからは歓喜の声が上がった。《銀河最強の顔面を持ち、不動のセンターなのに雑な江頭フリに秒で答えた佐藤勝利くん、普通に天才だし仕事人だから最高……………………》《江頭しょりたん…しゅごい… 全世界の皆さまSexyZoneのセンターにして顔面国宝様はこんなことも出来ちゃうんです!!》実は佐藤が見せた江頭のモノマネは、18年7月に放送された「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」(日本テレビ系)で初披露された。佐藤はタレントのコロッケ(59)に3日間弟子入りしてモノマネを修行。その成果として、X JAPANのToshl(54)や出川哲朗(55)、江頭などをモノマネメドレーとして披露した。そんな佐藤は、番組の終わりに「まさかモノマネするとは思わなかった」と本音を明かした。にもかかわらず、すぐさま南原に「出川哲朗くん」と振られると「やばいよやばいよ」と“出川モード”に。素早い反射神経を見せた。いっぽうで、佐藤がモノマネを披露するきっかけを作った南原に感謝する声も上がった。《去年勝利くんが一生懸命頑張ったことが今に繋がってて嬉しいなぁ。 ほんとに南原さんに感謝》《最後まで南原さん勝利くんにいっぱい振ってくれてありがたかった》このギャップが、Sexy!!
2019年10月14日佐藤浩市を主演に、渡辺謙を共演に迎え、2011年3月11日に発生した東日本大震災とその後に起きた福島第一原発事故を描く映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)。第2弾キャストとして吉岡秀隆、安田成美の出演が明らかになった。関係者90人以上への取材をもとに綴られたジャーナリスト、門田隆将のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を原作にした本作。地元・福島出身で原子炉から最も近い中央制御室(通称・中操)を指揮する1・2号機当直長・伊崎利夫を佐藤さん、福島第一原発所長の吉田昌郎を渡辺さんが演じ、監督は『沈まぬ太陽』『空母いぶき』の若松節朗がつとめる。そして吉岡秀隆が演じるのは、5・6号機当直副長の前田拓実。担当する5・6号機が安定したことから、危機的状況に陥った1・2号機へ応援に駆けつけるプラントエンジニアで、1号機を10年担当していたため、ほかの誰よりも1号機に詳しい。放射線量が上昇し続ける1号機で、3度目のベント(爆発を防ぐために強制的に原子炉格納容器内の空気を抜き圧力を下げる)をアタックするメンバーに志願する。伊崎(佐藤さん)と同じ高校を卒業した地元・福島の後輩。「福島第一原発事故は現在進行形であり、今も戦い続けている人たちの心にも響く映画になればと思っています」と吉岡さん。「この事故は戦後最大の日本の危機でしたが、そこに踏みとどまった人たちがいたという事実があります。今後それを知らない世代が生まれた時にも、『Fukushima 50』がその歴史を知るための一つの礎となり、未来に向かっていくための映画の一つになってほしいと思っています」と力強くコメントを寄せる。また、安田成美は緊急対策室総務班・浅野真理役。吉田所長(渡辺さん)が指揮を執る免震重要棟の緊急対策室で、総務班として作業員の安全確保に尽力する職員。“イチエフ”内では数少ない女性。大津波警報発令時の緊急アナウンスから建屋が水素爆発した際のけが人の確認まで何でもこなし、所長の吉田を支え続ける。安田さんは「原発事故は処理がまだまだこれからです。たくさんの人にこの映画をご覧いただき、感じてもらえることがあればと思っています」とコメント、原作に触れ「当時原発内にいた人たちが戦場のような現場で命を懸けて戦っていたというのがわかりました。その熱い思いを伝えられたら」と意気込みを明かしている。『Fukushima 50』は2020年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Fukushima 50 2020年、全国にて公開予定© 2020『Fukushima 50』製作委員会
2019年07月10日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日とんねるずの木梨憲武(56)が1月21日、自身のInstagramを更新。妻で女優の安田成美(52)にメッセージを送りファンの間で反響を得ている。木梨は自身をモチーフにしたと思われる人形を公開。人形の横には吹き出しがあり直筆で「NARUさん今日そとメシです。サッカーの試合あるから早めにかえる!」と妻である安田成美にメッセージが書かれていた。コメント欄には「奥様への連絡手段が凄いですね(笑)」「ウケる~ここで言って成美さんに伝わってるのかな?」と新たなInstagramの活用法にツッコミを入れるコメントや、「いつまでも憧れの二人」「理想の夫婦です」と2人の関係性に対し称賛のコメントが寄せられていた。木梨は、今月19日に自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『土曜朝6時木梨の会。』(TBSラジオ)の番組内でInstagramのアカウントを開設。開設したばかりだが、木梨オリジナルの活用法を見せ、ファンから反響を得ている。
2019年01月23日タレントの板野成美が11日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『ここに、イタノ』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。元AKB48で現在は女優や歌手として活躍している板野友美の実妹でもある板野成美。現在は女優やリポーターとして活躍しているが、初めてのグラビア作品となるDVD『ここに、イタノ』をリリースした。今年8月に沖縄で撮影されたという同DVDは、上からB80・W58・H80というスレンダーボディーを水着姿やセクシーな衣装となって露わにするなど、意欲的な作品となっている。イベント前日には日本テレビ系『有吉反省会』に出演したとあって、多くの報道陣が詰めかけたが、それに緊張することなく「こんな自分だけのDVDを出せることができてすごく嬉しいです」と初めてのDVDに笑顔を見せ、「グラビアは未知の世界でドキドキでしたが、お仕事として沖縄も行けたしきれいな海に入れて幸せなお仕事でした」と満足感。内容については「9パターンぐらいの水着を着ました。そのイメージに合わせ、大人ぽいものからはしゃいでいるシーンなどを収録しました。色んな私を見ていただけると思うので、1人でお多くの方に見てもらいたいです」とアピールし、「夜のお部屋で撮ったシーンはセクシーですよ。水着も大人っぽく髪型も下ろして巻いたりしましたから、セクシーなシーンに仕上がっていると思います」と自信を見せた。当然のことながら、報道陣からは姉についての質問が集中。それに一つ一つ丁寧に回答して「お姉ちゃんは私の憧れです。4つも離れていて、小さい頃からお姉ちゃんを真似してきたので、ライバルという感じではありません。最近はお仕事のお話もしたりして、アドバイスをもらっています」と姉の友美とは良好な関係だとか。さらに「お姉ちゃんに勝っているところは?」と質問されると、「腰の低さです。何でもやります精神で頑張っていますので、それは勝っていますね(笑)」と苦笑いだった。
2018年11月11日全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日