国登録記念物である御船山楽園(佐賀県武雄市)は、11月10日から11月25日まで、紅葉の夜間ライトアップ・イベント「たまゆらの夕べ」を開催する。同イベントは、御船山楽園の紅葉(もみじ)まつりの期間(11月1日から12月5日)に開催される。池のあぜを周回できるよう散策路を明かりで照らすことで、池泉回遊式庭園ならではの紅葉狩りが楽しめる。ライトアップのエリアは約2,000坪(6,750平方メートル)。さらに今年は、武雄市と武雄市観光協会の協力により、LED照明装置が貸与され、御船山岩壁のライトアップも行われるという。また、紅葉まつり開催期間中に特別公開されるかやぶき屋根の茶屋「萩野尾御茶屋」は、同イベントに合わせて公開時間を延長。さらに、開催期間中の22時から翌日1時までは、「御宿竹林亭」および「御船山観光ホテル」の宿泊者だけが利用できる深夜カフェも営業される。なお、同園の開園時間は8時から17時だが、同イベント開催期間中は22時まで延長。入園料は、大人(中学生以上)500円、子供(小学生)200円。昼夜共通券は、大人(中学生以上)700円、子供(小学生)300円となっている。詳細は、同園公式サイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日筆者は佐賀市出身だが、華やかな福岡の陰に隠れて佐賀の存在感はすごく薄いと感じることがしばしばある。東京で過ごした大学時代には、「佐賀出身です」と答えると「ああ!佐賀!」と言ったきり相手の笑顔が固まる様を、筆者は何度も見てきた。その後の会話が続かないのだ。悲しいことに、佐賀県が九州のどこにあるのかすら知らない人も多い。自分の故郷のあまりの知名度の低さに、サークルの歓迎コンパで女の子たちに出身を聞かれて、豪快な笑顔で「九州です」と返事をしてきた学生時代を思い出す。そしてその後、佐賀のお隣、福岡県の広告代理店に就職してはや10数年。40代になった今、あらためて全国クラスで有名な佐賀の名物を考えてみたが、瞬時には浮かばなかった。あえて挙げるなら……吉野ヶ里(よしのがり)遺跡くらいか?そんな佐賀に、B級グルメとして人気上昇中の料理がある。「シシリアンライス」である。B級グルメに詳しい人の間での知名度は高いらしい。しかし、筆者の職場、福岡の博多では、シシリアンライスを実際に食べたことのある人はほとんどいないのが現状だ。シシリアンライスとはどういう食べ物であるかを簡単に説明しよう。ご飯の上に肉とサラダがのっていて、そこにマヨネーズがかかっただけのシンプルな料理。しかし、味は絶妙である。現在は佐賀市内にある20店舗以上のレストランで提供されている。シシリアンライスのはじまりは昭和50年頃。佐賀市中心街にある喫茶店でスタッフのまかない飯として出されたことだという。調理法はサラダのように簡単なので、自宅でさっと料理することもできる。基本的な作り方は、まずご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り肉(牛肉が多い)と玉ねぎを乗せる。その上にレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜を盛り付けたら、最後にマヨネーズを網かけする。これだけだ。見た目は沖縄県のタコライスに近いかもしれない。ネーミングの由来は、トマトの赤、ゆで卵の白、キュウリやレタスの緑にある。この色味がイタリアの三色旗をイメージさせるということから、地中海に浮かぶシシリー島にちなんで名付けられたのである。ところで、今回の取材を兼ねてふるさと佐賀へ帰省した筆者は、佐賀市内に着くやいなや、おなかがすいて喫茶店へ入った。そして、やはりそこでもシシリアンライスに出合うことができた。店によって微妙に盛りつけや素材が異なるのも、このメニューの特徴だろうか。そして、さすがは看板ご当地グルメ。注文して5分足らずでシシリアンライスが運ばれてきた。やはり、本物のファストフードである。目の前に鎮座したシシリアンライスは、一瞬サラダと見間違うほど、ごはんの上に新鮮野菜がたっぷり乗っている。サラダの下には焼き肉らしきものを発見。つくりは実にB級グルメっぽい。フレッシュな野菜をマヨネーズが彩り、見た目は本当に鮮やか。シャキシャキしたサラダと焼き肉、ご飯の異なる食感がたまらない。そして、マヨネーズの甘さと、絶妙にマッチする甘辛な焼き肉の味付け。その濃い味をライスが吸収してくれて、何とも食べやすい。佐賀のユニークなところは、町が一丸となってこのメニューを盛り上げようと躍起になっているかというと、全然そうでもなさそうなところだ。九州B-1グランプリでシルバーグランプリを獲得しても、町の人々の関心度合いは変わらない。例えば静岡の「富士宮焼きそば」のように、「シシリアンライス研究会」のような団体が積極的に活動したり、名前にちなみ、三色旗を町中に立てたりというようなことはない。そして、この料理と佐賀県の認知度を高めようというようなリーダー的人物も……見渡す限り、ここ佐賀にはいなさそうだ。シシリアンライスを頬張る筆者の横では、地元のオヤジが黙々とカツカレーを食べていた。ちょっと肩透かしをくらった気分で食後のコーヒーを静かにすすっていると、ドヤドヤと県外からの観光客らしき女性たちが入店。シシリアンライスを一斉注文したのだ。そうそう。観光というのはこの華やかなノリだ。このノリがうまく動けば、巨万の富になるのだ。彼女たちの手には、有名全国誌の観光ガイドブックがしっかりと握られている。それにしては迎える側にサービス精神が乏しいというか、媚(こび)がないというか、覇気がないというか。……相変わらずだな、佐賀は、と思ったしだいである。大量のシシリアンライスの注文を受けた喫茶店のおばさんは、女性客たちの華やかさに気おされることもなく、かといって彼らと楽しく語らうこともない。ひとりカウンターの奥で淡々と、丁寧に新鮮野菜の盛り付けをはじめた。その、ゆっくりとした動きをじっと見ているうちにハタと気づいた。全国のブームに飛びつかず、あまり同調もせずサービスもせず、注文を受ければ、おいしいものをきちんとつくって素朴に出す。もしかしたら、これが(いや、「これこそが」)佐賀のいいところなのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日佐賀県有田町は400年の伝統がある焼き物の里。ここで焼成された磁器は江戸時代、ヨーロッパに輸出され、「伊万里(いまり)焼」と呼ばれて人気を呼んだ。一点数百万円する作家のものから数百円で買える日用品まで、幅広く焼き物がそろうこの町。いいものを探すコツはないものか、現地を訪ねてみた。江戸時代から残る古い町並みにたくさんの窯元や陶器問屋、陶器店などが集まる有田町。毎年ゴールデンウイークに行われる陶器市は、人出ランキングのなかで常にトップクラスにあるが、普段はのんびり人が行き交う静かな町だ。まずは気ままに散策しながら店をのぞいてみよう。店頭には手ごろな湯飲みや茶わんがいろいろ置かれているが、薄暗い店の奥には一点数万円というお宝ものの焼き物が無造作に飾られていたりもする。テレビの鑑定番組でごくごく普通に見える茶わんに「いい仕事してますね~」といって高い値段が付いたりするけれど、この町だったらそんなお宝にも出合えるかもしれない。でも、いい焼き物って分からない。同じように見える茶わんでも数百円ものがあったり2万円なんて値段が付いていたり、どんな基準になっているのだろう?奮発して高い器を買ったものの、実はさほどいい品ではなかった、なんてことはないのだろうか?そうした不安を解消すべく、ご当地の焼き物通に焼き物の選び方をご指南いただくことにした。お訪ねしたのは、長年にわたり有田の窯業界で活躍され、現在は有田町観光協会事務局長を務めておられる筒井孝司さん。早速お話をうかがうと、「まず、有田では価値に合わない値段をつけることはありませんのでご安心を。いい品はそれなりの理由があるんですよ」。やはりそうなんだ。「絵付けの色使いが多い、または描写が細かいものは、それだけ熟練工の手間と時間がかかりるので高くなります。焼き物の世界では、これらを『絵手間』といいます。複雑に見える絵でも、転写といって磁肌に絵を印刷したものは安いはずです」。なるほど、なるほど。「また、シンプルな無地の器でも、ろくろを使って一つひとつ作ったものと、工場で量産したものでは当然、値段は違います」。でも、どうやって見分けるのですか?「手作りのいい品は磁肌がなめらかで、手に持った時の軽さや感触が全く違います。それに平らなところに置いてもカタカタいわず、すわりがいいんです」。では、絵付けはどのように見たらいいのでしょう?「同じような絵柄のものを並べて線描きの部分をよく見比べてください。手書きものと転写ものは線の勢いや太さに違いがあって、なんとなく分かるはずです。また、手書きは白地の部分に汚れや絵の具の飛びがないかなどをチェック。転写ものでも気に入った品が見つかったら、絵柄にズレがないかだけは見極めましょう」。少しは見分けるコツがつかめたような気がします。ところで、安く買うコツってあるんですか?「有田の直売店では流通費用が加算されない分、2~3割はお安くなっていますから、有田に来るだけでお得に買い物ができるはずです。もっと安く買いたいなら、陶器市においでください」。やはり陶器市が狙い目か。市では陶磁器店が在庫品や等外品を蔵ざらえ、つまり処分するために格安で販売される。なかには数万円もする器が半値以下で出されることもあるというから、お宝探しにはもってこいだ。では、陶器市でいい焼き物を見分けるコツを教えてください。「陶器市では、いろいろな理由で出荷できない品が並びます。例えば、製造中どうしても出る不良品とか半端品などで、10点セットのうち1点だけ絵付けの色が少し薄かったというようなものですね。また、カタログから外れてしまった旧作品や量産する前に作るサンプル品といった面白い品も見つかりますよ」。さらに耳寄りな情報として、上級品やセットもの狙いなら品数が豊富な初日に、格安品を狙うなら最終日がいいとのこと。値切りも楽しみのひとつだから、無理のない範囲で楽しんでとアドバイスもいただいた。でも、ゴールデンウイークまで待てない。ところが11月には有田焼の新作発表を兼ねたイベント「秋の陶磁器祭り」が行われるという。残念ながら格安販売はないそうだけれど、まだ世に出てないデザインに出合えるのだとか。目を肥やす修業も兼ねて、これは行かなくちゃ。●information秋の陶磁器祭り日時:11月22日(木)~11月26日(月)場所:JR有田駅前から上有田駅一帯問い合わせ:有田観光協会【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日芸人・はなわのコミックソングがきっかけで誕生した牛丼の吉田家。残念ながら今は閉店したが、歌がヒットした時にがぜん注目されたのが”佐賀牛”だった。ところがこの牛肉、実はとんでもなく高級なのである。いったい佐賀牛とはどんなものなのか。佐賀の人はしょっちゅう食べているのか。佐賀牛事情を探った。松坂牛や米沢牛など、全国に150ほどあるというブランド銘柄牛。その中でもトップクラスの品質を誇るのが佐賀牛だ。調べてみると、JAグループ佐賀管内の肥育農家が育てている黒毛和種で、佐賀の穏やかな気候の中、エサの配合やその与え方まで細やかに気配りして肥育しているからだという。また、日本食肉格付協議会の定める牛取引規格の最高の肉質である5等級および4等級、脂肪交雑(サシ)のきめ細かさの程度を表すBMS値7以上と認められた肉だけを佐賀牛と呼ぶ。それ以下の肉は佐賀産和牛として区別されているのだ。この厳しさゆえに全国のグルメや高級料理店から珍重され、特に赤身の中に入った極め細かな美しい霜降りは「つやさし」と呼ばれて愛されているらしい。そんな高級な肉をリーズナブルに食べさせてくれると評判なのが焼肉屋「のん」だ。ご主人の千々岩さんに佐賀牛について聞いてみた。「佐賀牛は、地元でもそんなにしょっちゅうは食べられるものではありませんから、普段は佐賀産和牛をよく購入するみたいですね。それでも十分、おいしいですよ」。店では無煙ロースターではなく、しちりんで焼くことにこだわっている。これは煙で肉がいぶされて、おいしさが増すからだ。最近ではその味と値段のうわさを聞きつけて、福岡などの県外からわざわざ佐賀牛を食べに店へ足を運び人もいるという。その人気店のご主人にあえて、佐賀牛のおいしいお店を尋ねてみた。するとJA佐賀直営の「季楽」という店を教えてくれた。佐賀牛レストラン季楽本店は佐賀市内にあり、高級感が漂う和風の落ち着いた建物。ここではステーキやしゃぶしゃぶをコースで味わえるほか、目の前で焼き上げてくれる鉄板焼きコーナーもある。人気メニューを聞いてみると、肉のうまみをダイレクトに味わえるステーキか、蒸し野菜と肉を一緒に食べる佐賀牛ロースせいろ蒸し(ひとり8,000円。注文は2人以上から)とのこと。ステーキはランチで4,600円と値が張るが、肉のランクからいって関西や関東の高級店に比べると格安だとか。付け合わせの野菜や米も、新鮮な佐賀県産を使っているという。肝心の肉を見てみると、色はつややかでサシは細か。これがうわさの「つやさし」だ。テーブル上の鉄板で焼いてもらうと、脂がジュワーッととろけて甘い香りが漂う。いただいてみると脂の甘みが広がって、味わいは濃厚。これが佐賀牛なのかと感動すらする。せいろ蒸しはキャベツやしいたけ、水菜などの野菜をせいろで蒸し、その上に佐賀牛を広げるもので、肉の色が少し変わる程度にサッと蒸す。ひと口いただくと、肉がやわらかいので野菜と一体になって口の中でとろける感じ。オーダーはしたものの、肉の量が少ないかなと少し後悔したが、濃厚な肉の味におなかも心も満ち足りてしまった。ところで店には最近、香港からの団体客が増えているという。理由を聞くと、平成19年から香港に輸出されていて、佐賀牛のおいしさを知った人たちが本場の味を求めて来るそうだ。平成20年からはアメリカにも輸出が始まっており、世界的なブランドに育ちつつあるという。佐賀牛はいつの間にか世界に羽ばたいているのであった。これは食べに行かねば!●Information焼き肉のん住所:佐賀市神園2-10-16交通:JR佐賀駅より徒歩18分営業時間:17:30~23:00(LO 22:30)定休日:無休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日芸人・はなわのコミックソングがきっかけで誕生した牛丼の吉田家。残念ながら今は閉店したが、歌がヒットした時にがぜん注目されたのが”佐賀牛”だった。ところがこの牛肉、実はとんでもなく高級なのである。いったい佐賀牛とはどんなものなのか。佐賀の人はしょっちゅう食べているのか。佐賀牛事情を探った。松坂牛や米沢牛など、全国に150ほどあるというブランド銘柄牛。その中でもトップクラスの品質を誇るのが佐賀牛だ。調べてみると、JAグループ佐賀管内の肥育農家が育てている黒毛和種で、佐賀の穏やかな気候の中、エサの配合やその与え方まで細やかに気配りして肥育しているからだという。また、日本食肉格付協議会の定める牛取引規格の最高の肉質である5等級および4等級、脂肪交雑(サシ)のきめ細かさの程度を表すBMS値7以上と認められた肉だけを佐賀牛と呼ぶ。それ以下の肉は佐賀産和牛として区別されているのだ。この厳しさゆえに全国のグルメや高級料理店から珍重され、特に赤身の中に入った極め細かな美しい霜降りは「つやさし」と呼ばれて愛されているらしい。そんな高級な肉をリーズナブルに食べさせてくれると評判なのが焼肉屋「のん」だ。ご主人の千々岩さんに佐賀牛について聞いてみた。「佐賀牛は、地元でもそんなにしょっちゅうは食べられるものではありませんから、普段は佐賀産和牛をよく購入するみたいですね。それでも十分、おいしいですよ」。店では無煙ロースターではなく、しちりんで焼くことにこだわっている。これは煙で肉がいぶされて、おいしさが増すからだ。最近ではその味と値段のうわさを聞きつけて、福岡などの県外からわざわざ佐賀牛を食べに店へ足を運び人もいるという。その人気店のご主人にあえて、佐賀牛のおいしいお店を尋ねてみた。するとJA佐賀直営の「季楽」という店を教えてくれた。佐賀牛レストラン季楽本店は佐賀市内にあり、高級感が漂う和風の落ち着いた建物。ここではステーキやしゃぶしゃぶをコースで味わえるほか、目の前で焼き上げてくれる鉄板焼きコーナーもある。人気メニューを聞いてみると、肉のうまみをダイレクトに味わえるステーキか、蒸し野菜と肉を一緒に食べる佐賀牛ロースせいろ蒸し(ひとり8,000円。注文は2人以上から)とのこと。ステーキはランチで4,600円と値が張るが、肉のランクからいって関西や関東の高級店に比べると格安だとか。付け合わせの野菜や米も、新鮮な佐賀県産を使っているという。肝心の肉を見てみると、色はつややかでサシは細か。これがうわさの「つやさし」だ。テーブル上の鉄板で焼いてもらうと、脂がジュワーッととろけて甘い香りが漂う。いただいてみると脂の甘みが広がって、味わいは濃厚。これが佐賀牛なのかと感動すらする。せいろ蒸しはキャベツやしいたけ、水菜などの野菜をせいろで蒸し、その上に佐賀牛を広げるもので、肉の色が少し変わる程度にサッと蒸す。ひと口いただくと、肉がやわらかいので野菜と一体になって口の中でとろける感じ。オーダーはしたものの、肉の量が少ないかなと少し後悔したが、濃厚な肉の味におなかも心も満ち足りてしまった。ところで店には最近、香港からの団体客が増えているという。理由を聞くと、平成19年から香港に輸出されていて、佐賀牛のおいしさを知った人たちが本場の味を求めて来るそうだ。平成20年からはアメリカにも輸出が始まっており、世界的なブランドに育ちつつあるという。佐賀牛はいつの間にか世界に羽ばたいているのであった。これは食べに行かねば!●Information焼き肉のん住所:佐賀市神園2-10-16交通:JR佐賀駅より徒歩18分営業時間:17:30~23:00(LO 22:30)定休日:無休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月17日セゾン自動車火災保険は、佐賀県佐賀市に開設準備をすすめてきたコールセンター「佐賀サポートセンター」を7月2日にオープンしたと発表した。「佐賀サポートセンター」では、問い合わせのあった顧客に対し、通販型自動車保険「おとなの自動車保険」ならびに組立式火災保険「じぶんでえらべる火災保険」について、一つひとつの条件を確認しながら、丁寧にコンサルティングを行い、顧客の利便性の向上と、より多くの人に対し高品質なサービスを提供するとしている。同コールセンターの開設により、現在の東京(本社)と合わせ複数拠点で業務を行うこととなり、広域災害などが発生した場合も、顧客からの問い合わせ対応等の業務継続が可能となる。住所は佐賀県佐賀市天神3丁目15番地1 アイ・フォレスト1階、営業時間は9時~17時半(年末年始を除く)、業務要員は23名で、2014年度には120名程度に規模を拡張する予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日セゾン自動車火災保険はこのほど、佐賀県佐賀市にコールセンター「佐賀サポートセンター」(仮称)を7月に新設することについて、佐賀県ならびに佐賀市との間で22日に進出協定を締結したと発表した。同社では、「じぶんでえらべる火災保険」「おとなの自動車保険」において、コールセンターの専門スタッフが、顧客一人ひとりに合わせた保険プランを提案している。また、同社のコールセンターは、顧客自身が納得したうえで保険を選べるよう、顧客のサポートを行なうことを役割とし、それぞれの条件を確認しながらコンサルティングを行っているという。今回のコールセンター拡張により、現在の東京(本社)と合わせて複数拠点でコールセンター業務ができるようになるため、広域災害などが発生した場合も、業務の継続が可能となる。住所は佐賀県佐賀市天神3丁目15番地1 アイ・フォレスト1階、業務開始は7月(予定)。業務要員は2012年度が30名程度で、2014年度には120名程度に増員する計画となっている。同社は、今後も顧客サービスの利便性の向上と、高品質なサービス提供を目指すとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日佐賀銀行は3月1日より、難聴者を対象に「耳マーク」シールを通帳などに貼付するサービスを開始する。これにより、通帳返却の案内などの呼び出しの際、難聴者が気付かないといったことなどを防ぐ考え。同行は現在、全営業店の窓口に「耳マーク」表示板を設置し、難聴者に対して筆談ボードやコミュニケーションボードなどで応対しているが、今回、全営業店に「耳マーク」シールを用意し、希望者に通帳の表紙裏面(見返し面)に貼付することを決定した。また、来店者が多くロビーが広い営業店舗(本店営業部など17店舗)については、別途、振動式の呼出機を準備するという。今後は、「音声案内付きATM、点字ブロック、杖ホルダー、ホームページの音声ガイド対応、代筆・代読の取扱い、成年後見人へのキャッシュカード発行、ユニバーサルデザイン書体の伝票などの拡充を行うとともに、ホスピタリティ講座などの研修を通して、CS(顧客満足度)の向上を目指す」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日佐賀銀行は13日より、新規に給与振込、クレジットカード「モテカカード」の申し込みを行った顧客を対象とした「スプリングキャンペーン」を実施する。期間は5月13日まで。同キャンペーンでは、AコースとBコースの2種類を用意。Aコースは期間中に給与振込を新規に申し込み、かつ5万円以上の振込みがある顧客、Bコースは期間中に「モテカカード」を新規に申し込み、6月末までに新規発行となった顧客が対象となる。なお、家族カードは対象外とのこと。これら2種類のコースのいずれかに応募した顧客のうち、先着3,000名に「クオカード500円分」を贈呈。さらに抽選で、Aコースは「ロボット掃除機ルンバ」を、Bコースは「32V型テレビLEDアクオス」を、それぞれ10名にプレゼントする。応募は1人各コース1口まで(それぞれのコースに応募可能)。応募方法は、各営業店窓口およびホームページにて提供している応募用紙に、必要事項を記入の上、各営業店窓口に提出、または同行まで郵送して行う。抽選ならびに賞品の発送は7月下旬を予定。当選者の発表は賞品の発送をもって代える。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月09日5年間の取り消し処分九州厚生局佐賀事務所は10月22日、診療報酬を不正に請求したとして、佐賀県神埼市の歯科医師の保険医登録を取り消したと発表した。処分期間は5年間となる。複数のメディアが報じた。※画像はイメージ2006年から実行処分を受けたのは「とみの歯科医院」の冨野眞悟院長(56)で、佐賀事務所の発表によると、冨野院長は2006年4月から本年5月までの4年間で、実際には行っていない診療を行ったように見せかけたり、より診療報酬の高い治療に振り替える、保険適用外の患者を保険適用したとするなどの手口で不正請求を実行。冨野院長は現在判明しているだけで約300件、およそ517万円を不正に受け取っていた。佐賀新聞によれば、患者負担が伴わない不正請求が507万1836円にのぼった一方、患者負担が生じていた不正請求も23人で9万8186円あった。不正請求分は返還される。2度目の発覚今回の発覚は、2008年に保険者から「治療に不自然な形跡がある」と通報があったことがきっかけとなったが、冨野院長は1995年にも不正請求を行って2年間の取り消し処分を受けていた。九州厚生局は「指導が徹底できなかったのは残念」とコメントした。
2010年10月26日