モデルの佐野ひなこが30日、東京・渋谷パルコで行われた「2016 PARCO SWIM DRESSキャンペーン記者発表会」に出席した。2003年の森下千里から始まり、2009年には佐々木希、2012年には優香ら数々の女性タレントを起用し、スターへの登竜門的キャンペーンとして注目を集めている「PARCO SWIM DRESSキャンペーン」。今年はモデルでタレント、女優にとマルチな分野で活躍している佐野ひなこが選ばれ、夏ファッションのキーアイテムでもある水着姿となって、ポスターやWEBサイトを中心にアピールしていく。記者発表会が行われたこの日は、佐野が水着姿となった巨大なポスターをお披露目。初めて目にしたポスターに佐野は「初めて大きなポスターを見ましたが、ようやくイメージガールに選ばれたことを実感しました。本当に飾られるのか半信半疑なので、絶対見に行っちゃいます(笑)」と信じられない様子だったが、「私が小さい頃から見ていたものなので、まさか自分がという思いです。本当にありがたいことですし、キャンペーンを皆さんに知って欲しいですね」と笑顔を見せていた。84㎝のFカップバストに驚異の51㎝というウエストが魅力の佐野。経歴詐称が発覚した経営コンサルタントの"ショーンK"ことショーン・マクアードル川上氏に絡めて「51㎝は詐称?」という報道陣の質問に「ないです! !ないです! すぐに測れます! 詐称ではないです」と全面否定するも「うっかりすると増えちゃうので、腹筋は意識するようにしています。そうすれば戻りますから。増えないようにキープしていきたいですね」と51㎝のウエストは努力の賜物だとか。また、夏と言えば恋愛の季節でもあるが、恋愛の話題を振ると「いいですよね~。夏にデートしたいですよ…。今はいないんですけど、『イイな!』と思う人は毎回作るようにしています。恋はキレイになれる秘けつだと思うので」と前向きだった。
2016年03月31日写真家・植田正治の写真展「あの時代(とき)のホリゾント 植田正治のファッション写真展」が、4月16日から5月29日まで東京・渋谷のアツコバルーにて開催される。「生涯、アマチュア写真家」を自称していた植田正治が初めてファッション写真を手掛けたのは自身がすでに70歳であった1983年。それまでのファッション写真の枠組みを軽々と飛び越えた写真は各界に衝撃を与えた。同展では、植田正治が80年代に手掛けたファッション写真を中心に展示することで、“あの時代”を再検証。また、アート、ファッション、グラフィックなど、カルチャーがひとつの頂点を迎えた80年代の証言者たちを迎えた連続トークセッションも実施される。4月16日の17時から19時まではデザイナーの菊池武夫と元『ハイファッション』編集長の田口淑子、22日の19時から21時まではスタイリストのはたきみえと中村のん、28日の19時から21時までは俳優の佐野史郎と植田正治事務所の増谷寛、5月14日の19時から21時までは元『マガジンハウス』編集長の石川次郎と元『マガジンハウス』エディトリアルディレクターの森永博志、翻訳家の堀内花子が登壇。価格はそれぞれ1ドリンク付きで1,500円となっている。なお、4月16日の19時から21時までは入場無料のオープニングパーティーも開催される予定だ。【イベント情報】「あの時代(とき)のホリゾント 植田正治のファッション写真展」会場:アツコバルー住所:東京都渋谷区松濤1-29-1クロスロードビル5階会期:4月16日~5月29日時間:日・月曜日が11:00~18:00、木・金・土曜日が14:00~21:00料金:500円(1ドリンク付)休館日:火曜日
2016年03月27日堀北真希が特殊能力を持つ女性刑事を演じるドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」の最終回が16日(水)今夜、放送となる。同作は2014年10月に特別ドラマ企画で放送された作品を連続ドラマ化。女性刑事だけで構成されている部署・捜査第七課を舞台に堀北さんらの活躍が描かれてきた。最終回では、前回の放送で久米警視副総監(寺泉憲)らにより解体の危機にある七課が、圧力を感じながらも真実を追い求める様が描かれる。資産家の長井(久保晶)の殺害事件で、長井の娘だと言い張って遺産の相続を主張していた優香(新妻聖子)とその弁護士・道重(山中聡)が逮捕。しかしDNA鑑定で実の娘だと証明された優香が容疑者のはずはないと雪乃(檀れい)は反発。警視庁上層部からの圧力を無視して“真実”を追おうとする渚(堀北真希)たちに、このままだと“ヒガンバナ”が解散することになると知った幸子(YOU)と凛(高梨臨)も同調。長井の家政婦をしていた晴子(斉藤由貴)の捜査を続行する。捜査によって晴子が家政婦を担当した資産家が10年間で複数人亡くなっていることが判明。渚と雪乃はそのなかで晴子と同姓の顧客だった男性の遺族を訪ねる。そして男性の息子・裕喜(飯田基祐)から、喜一郎は晴子と結婚を約束、全財産を譲るという遺言を遺して死亡していたことをつきとめる。一方、晴子が所属する派遣会社社長で警視庁OBの海原(ダンカン)について調べていた謙人(DAIGO)は、渚の父・悟が所属していた警察署で20年前に行われていた裏金作りの首謀者が海原だったことを突き止める。その事実が報道された直後、悟の事件が発生。事件はマスコミからも世間からも忘れられ、現警視副総監をはじめとする関係者は“不問”に処されたという。さらに当時裏金事件の処理に追われていたすみれ(大地真央)が判断を誤らなければ、悟は死なずに済んだのかもしれなかった。神藤(佐野史郎)の制止を振り切って“ヒガンバナ”と共に捜査を続ける決意を固めた北条(平山浩行)たちの協力で徐々に明らかになる晴子と海原の策略。渚たちは長井殺しの“犯人”とその背後にある真実を明らかにできるのか……!?本作には堀北さんのほか、檀れい、知英、高梨臨、YOU、斉藤由貴、ダンカン、DAIGO、市川知宏、木本武宏、高橋惠子、平山浩行、佐野史郎、大地真央が出演する。ドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」は日本テレビ系で16日(水)22時~放送。(笠緒)
2016年03月16日公開初日を迎えた映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』の初日舞台あいさつが16日、東京・渋谷シネパレスで行われ、主演の佐々木希をはじめ、井坂俊哉、平岡祐太、りりィ、佐野史郎、小室ゆら、堀内博志監督、高山リオエグゼクティブ・プロデューサーが出席した。出雲大社による初めての映画撮影全面協力もと、佐々木希を主演に迎えて製作された本作は、神話の国・出雲を舞台に、紡がれる人々の結ぶ(縁)の物語を描いたヒューマンドラマ。撮影監督には『恋する惑星』などで世界的に活躍しているカメラマン、クリストファー・ドイルが担当している。佐々木は「素直にこの日が来たと思い、すごくうれしいです」と笑顔を見せながら「私ごとですが、撮影中に長年彼氏のいなかった親友にようやく彼氏ができて、すごく幸せでした。それぐらいのパワーが出雲大社にもこの映画にもあると思います」とパワースポットの力に驚いたという。島根県出身の佐野も「僕も30年前に出雲大社で結婚式をやり、出雲に関わった映画やテレビ番組のお仕事をさせてもらっていますが、お守りをもらって結婚した方がいるんです。この映画を見ると良いご縁があるんじゃないかと思います」とアピールした。また、佐々木は「悪口ではないんですけど」と断りを入れつつ「後半部分に平岡さんと花火の目の前で寄り添うシーンがあるんですけど、実際は花火もなかったですし初めてのシーンで『あ~すごい順番だな』と思いました」と語り始めると、井坂が「悪口だ!」と横ヤリを入れられる場面も。それを受けた佐々木は「悪口ではありません!」と否定しながら「映画では全然あり得ることなので『頑張ろう!』と思いましたね」と振り返っていた。
2016年01月17日佐々木希が1月16日(土)、主演映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』の舞台挨拶に共演の井坂俊哉、平岡祐太、りりィ、佐野史郎、小室ゆら、堀内博志監督らとともに臨んだ。縁結びで知られる出雲大社をはじめ、神話がいまなお息づく出雲(島根県)を舞台に、ヒロインの真紀をはじめ、人々の“縁”のつながりを描き出す。撮影終了から長い時間を置いて、ようやく全国公開を迎え、佐々木さんは「やっとこの日が来たという感じで嬉しいです。これから、たくさんの方に見ていただけるように私も頑張りたいです」と笑顔を見せた。本作は、全国公開を前に舞台である山陰地方での上映、また出雲大社内の結婚式を行う建物内での“奉納上映”も行われた。佐々木さんは「奉納上映というのを聞いたことがなくて、いち早く神様に映画をお届けできるということで感慨深かったですし、感謝の気持ちがあふれました」と振り返った。撮影監督を『恋する惑星』などウォン・カーウァイ作品の撮影で知られる世界的なカメラマンのクリストファー・ドイルが担当しており、独特の感性で切り取られた美しい映像にも注目が集まるが、佐々木さんは「『恋する惑星』が大好きで、お会いするのが楽しみだった」という。実際に仕事をしての感想を問うと「ひと言でいうとハッピーな人(笑)。いらっしゃるだけで温かく明るくなる太陽のよう。まさかあそこまで明るい方だとは…期待を超えてました(笑)」と明かした。佐野さんは、島根の出身ということで、地元で撮影される映画に出られる喜びを語りつつ「出雲弁ですが、地元の人間がマズいといけないので気を遣ってました(苦笑)」と語る。その佐野さんの娘を演じた小室さんは、佐野さんについて「“冬彦さん”の印象が強くて…」と語り、これには佐野さんも「まだ生まれてなかったでしょ!」と苦笑。小室さんは「最初、近づきにくいのかな?と思ってたら、ものすごくフランクな方で大好きになりました」と語り会場をわかせた。最後にマイクを握った佐々木さんは「人と人の縁で映画が広がるとありがたいです」と語り、さらに「この映画に携わっている最中、ずっと彼氏のいなかった親友に彼氏がようやくできて」とこの映画がもたらす(?)縁をアピールしていた。『縁 The Bride of Izumo』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月16日来年1月期放送の堀北真希主演のドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」。DAIGOが7年ぶりに連ドラ出演することでも話題の本作だが、この度本作のポスタービジュアルが解禁された。政府の女性登用の機運に乗って、女性犯罪者及び女性被害者対策を目的に設置された非公式の課・警視庁捜査七課。メンバーは、外見は美しいが男性刑事たちを出し抜く一癖も二癖もある女たち。彼女たちは、美しくもその根に猛毒を持つ花“ヒガンバナ”揶揄される。物語はこの捜査七課を舞台に繰り広げられる――。2014年10月に金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画で放送していた「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」をパワーアップし連ドラ化した本作。主人公の刑事・来宮渚を演じるのは堀北さん。渚は、極めて高い共感力ゆえに、事件関係者とシンクロし、“事件現場に残る声”が聞こえるという特殊能力を持ち、他人との交流を避ける一匹狼の超マイペースな女性刑事。また共演には、前作に続きヒガンバナのメンバー、峰岸雪乃役に壇れい、長見薫子役に元「KARA」のメンバー知英、伊東凛役に高梨臨、柳幸子役にYOUが集結。さらに7年ぶりの連ドラレギュラー出演が話題となったDAIGOさんは、フリージャーナリスト菊池謙人を演じ、ヒガンバナ結成をした七課の課長瀬川すみれ役に大地真央が抜擢。そのほか、佐野史郎、TKOの木本武宏も出演する。今回解禁されたポスターは、薄暗い階段を下りて、いままさに事件現場に向かおうというヒガンバナの面々が写された一枚。よく見ると彼女たちの後ろには、それをカメラ片手に密かに見つめる謎のジャーナリスト・菊池の姿も写されている。ヒガンバナと呼ばれた女たちの強さと美しさを全面に表現した力強いビジュアルとなっている。<以下、キャストコメント>■堀北真希(来宮渚役)私が演じる来宮渚は、結構ズバズバものを言うキャラクターなので歯に衣着せない本音のセリフを気持ちよく言えたらいいなと思っています。また、今回の連続ドラマで、前回のスペシャルではあまり詳しく描かれなかった渚の過去にも焦点が当たり、「渚はなぜシンクロ能力を身につけたのか?」という謎がだんだん明かされていくのも見どころです。本当にパワーアップした内容でみなさんにお届けできると思うので、ぜひ楽しみにしていてください!■檀れい(峰岸雪乃役)昨年のスペシャルドラマが、新しいキャストを迎え連続ドラマとして帰ってきました。一筋縄ではいかないヒガンバナチーム。それぞれが色んな輝きを放って咲き乱れればと思います。峰岸雪乃として強く、楽しく、たくましく、演じていきたいと思います。■知英(長見薫子役)連続ドラマとして帰ってきたヒガンバナに、また七課の一員として参加でき、皆さんにお会いできること、とても嬉しかったです。今回は監察医としての役なので、難しい台詞もありますが、日本語をしっかり勉強して頑張りたいです。そして、先輩方の姿から沢山のことを吸収し、日々学んでいきたいと思います。薫子の明るいキャラクターで、作品を盛り上げていけたらと思います!■高梨臨(伊東凛役)今回連ドラとして帰ってこられて、とても嬉しいです。どこか滑稽でもある女性たちが、自分達の得意分野を生かし、そして女性ならではの視点で事件を解決していく刑事ドラマです。七課の皆さんが個性的で、会話のシーンだけでも面白いです。私の演じる凛は、流行やファッションも大好きなので、衣装や髪型にも注目してほしいです。でも、元鑑識としてやる時はやる!という所も見せていけたらと思っています。連ドラとして、さらにパワーアップした捜査七課、ヒガンバナを作っていきたいです!■YOU(柳幸子役)スペシャルから1年経ち、連ドラになって帰ってきましたね~。ヒガンバナの6人が揃うシーンを早速撮影しましたが、久しぶりにお会いしたみなさんは、相変わらずお美しかったです。脚本もすごく楽しいので、これがきっと素晴らしい映像になってみなさんのところへお届けできることになると思うと、いまから楽しみです♪「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」は2016年1月13日(水)22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2015年12月20日●「秋元才加の"肉体"を撮りたい」AKB48を卒業後、現在は女優・歌手として活躍中の秋元才加が主演を務める劇場版『媚空―ビクウ―』が、11月14日に公開を迎えた。本作はテレビシリーズ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』(2014年放送)に登場した、秋元演じる「媚空」を主役にしたスピンオフストーリー。今年でテレビ放送開始から10年を迎える『牙狼』シリーズで原作・監督・キャラクターデザインを務め、独特な「雨宮ワールド」を築き上げた雨宮慶太氏(本作では総監督)がほれ込んだ女優・秋元は、厳しさの中にはかなげな優しさを秘めた"闇斬師"媚空をどのような思いで演じたのか。秋元に、役にかける意気込みと映画の注目ポイントを訊いた。――まず、媚空を主役にした劇場映画が作られると最初にお聞きしたときはどう思われましたか。びっくりしましたね。うれしさもありますけれど、そわそわするというか、少し戸惑いがありました。でも、『牙狼』シリーズを10年間も応援し続けてくださるファンの方がいらっしゃいますし、それだけ映画に対する期待値も高いと思って、こちらとしてもよりよい作品を見せなければいけない、媚空としても成長したところを見せたい、という決意で臨みました。――媚空を演じるにあたって、どんな部分に力を入れられましたか。媚空については、もちろんお芝居も大切でしたが、それ以上にアクションに力を入れました。特に「動」の部分より「静」を重要視しました。私は合気道をやっているのですが、師範から「達人になると、重心である頭を動かさずに歩く」と言われたのが心に残っていて。歩き方やお辞儀の仕方、戦いの道具である"筆"を止める、といったところを、激しい動きの部分よりも重視して、撮影に臨みました。――劇中ではすばらしい肉体美を披露されていましたが、トレーニングはどのようにされていたのでしょうか。雨宮総監督が「今回の映画は秋元才加の"肉体"を撮りたい」とおっしゃっていたんです。それだったら、男の人が「えっ?」って驚くくらいの筋肉をつけたいなと思い、2カ月ほど前からジムに通って、肩と背中を中心に筋肉をたくさんつけました。撮影に入ってからもプロテインを飲んで、体を作ることに集中していました。普段はしなやかさを意識してなるべく筋肉がつかないトレーニングをしていたんですけれど、もともと筋肉質なので、やればどんどんついていくんです(笑)。――アクションシーンで大変だったことはありますか。毎日の撮影ごとに、与えられた試練に臨んでいくという形でアクションをやっていたので、特に大変だったということはなかったですね。でも撮影の時期が12月から翌1月にかけてだったので、寒さが厳しかったのが辛かったです。普段着ている黒い服は薄手の生地ですし、クライマックスでの白いコスチュームは露出の多いもので、とにかく寒くて寒くて……。もともと寒いのが苦手なので、イライラしていました(笑)。――現実と違う異世界でのバトルシーンなどがありましたが、CGとの合成で作られるシーンの撮影などは、難しかったのではないですか。『牙狼』シリーズの場合、毎回コミックのような画コンテが来て、それを見て「最終的にこんな画面になるのか」と想像しながら撮影に入るんです。映画では、演技をする際にCGを作られる方と常に相談しながら作っていきました。「入心の術」で人の精神世界に入った時と、現実に戻った時とのリンクするところなどは複雑でした。撮影している時も、「どうなるんだろう?」なんて思いましたが、CGとはうまく連携しながらやれたと思います。●作品への期待の高さに怖さを覚えたことも――秋元さんと媚空とで共通するところ、違うところがあれば教えてください。媚空が、与えられた役目を果たすために私情をはさまない、というところは似ているかもしれません。私自身、仕事が終わったらすぐ帰っちゃうタイプで、周りの人とご飯を食べに行くとか、そういうのはしないんですよ。違う部分があるとすれば、使命のためには自分の弟でも斬るとか、媚空のそこまでのストイックさは自分にはないかな、と。――今回の映画で共演された方々で、印象に残っている方を教えてください。代知を演じた須賀健太さんには助けられましたね。媚空があのような特殊なキャラクターなので、観客の目線に立つ人物として代知のキャラクターは重要なんです。そういった意味でも、須賀さんには引っ張っていただいたなと思っています。それとバック転ができたり、運動神経が抜群なんですよ。お芝居もアクションもすごいんです。私もバック転練習しよう!なんて思いました(笑)。――劇中では常にストイックで笑顔を見せない媚空ですが、撮影を離れた秋元さんはどんな感じだったのでしょう。ずっとヘラヘラしていました(笑)。絶心役の佐野史郎さんがカメラ好きで、いろいろとお話をうかがったり。また、合間に三島由紀夫さんの本を読んでいたらミッキー・カーチスさんがいらっしゃって「そういえば昔、食事してた隣のテーブルに三島由紀夫がいたなあ」なんて話したりしていました。――劇中では、秋元さんが複数人に押さえつけられた状態から腹筋を使って跳ね上がるという、かっこいいカットがありました。私自身も、あそこの部分はカッコよくできたと思っていて、気に入っています。動きに緩急がちゃんとついていて、いい場面になったなって。――秋元さんは、さらに本作の主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も歌われるんですね。すごいですよね。主演をさせていただき、主題歌まで……。もう秋元才加がギュッと詰まった映画になりました。ぜひ、たくさんの方に映画を見ていただきたいと思っています――完成した映画をご覧になっての感想と、ファンに向けての映画の見どころを教えてください。まず、CGにこれだけ制作費をかけた作品はそうそうないかなと思います。スタッフの方々の力の入れ具合、『牙狼』10周年に対する期待値の高さがわかり、少し怖くなりました。でも、今回私がこの『牙狼』の独特な世界観の中に入ることができて、感動しました。劇中に「白か黒か、人間の心はそんなに単純なものじゃない」というセリフがあるのですが、「確かにそうだな」と考えさせられる作品になっています。10年間シリーズを応援してくださっている方たちはもちろん、初めて『牙狼』の世界に触れられる方でも楽しめる映画です。本当の強さ、本当の優しさとは何なのか、映画を見終わった後にいろいろなものを持ち帰って、多くの人たちの印象に残ればいいなと思っています。■プロフィール秋元才加(あきもとさやか)1988年7月26日生まれ、千葉県出身。AKB48卒業後、女優として、映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』(主演)、映画『マンゴーと赤い車椅子』(主演)、舞台『国民の映画』など、数多くの作品に出演。現在公開中の映画『ギャラクシー街道』、放送中のドラマ『別れたら好きな人』(フジテレビ系)に出演中。
2015年11月15日●『牙狼』は若いスタッフにチャンスを与えられる場所特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズの最新作で、女優の秋元才加が主演を務める劇場版『媚空―ビクウ―』が11月14日より公開される。本作はテレビシリーズ『牙狼<GARO>―魔戒ノ花―』(2014年放送)に登場した、秋元演じるゲストキャラクター「媚空」を主役にした続編的スピンオフストーリー。『牙狼』シリーズならではのハードなアクションシーンや、緻密に構成された物語展開、CGテクニックを駆使した幻想的な世界観は健在で、この映画のためにトレーニングを施し、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る「闇斬師」というストイックな役柄を見事にこなした秋元の存在感が光っている。本稿では、『牙狼』シリーズの原作・監督を務め、『媚空』では総監督というポジションで全体の世界観を統括している雨宮慶太氏にインタビューを敢行。新作映画の見どころや、第1作『牙狼<GARO>』放送から10年を迎えるにあたって、今後の展望などを訊いた。――『牙狼』シリーズ10周年おめでとうございます。第1作を作られた時、これほどの長期シリーズになるという予感などはありましたか。思っていなかったですね。シリーズを作り続けていて、気づいたら10年経っていた、という感じです。『牙狼』を始めた10年前と今とでは、作品を取り巻く状況が変わってきているところがあります。今では自分の周囲に、それなりの実力を持ったスタッフが集まってきていますので、脚本だったり監督だったり、彼らにチャンスを与えられる場所として『牙狼』シリーズがあると考えています。――今回の映画『媚空』では、大橋明さんが監督・アクション監督を務められています。雨宮監督の「総監督」というのは、具体的にはどのようなことをされるポジションなのでしょうか。総監督はプロデューサーに近い仕事ですね。今回の作品はどういう物語で、どういったユーザーに向けて発信するのかを考えて、脚本家や監督に概要を伝え、出演俳優を決めていく、そこまでの役割を担います。――テレビシリーズからのスピンオフ主演となる秋元才加さんの印象はいかがでしたか。世に魅力的な女優さんはたくさんいらっしゃいますが、僕の作品に出てもらう場合は、SF・ファンタジー・アクションというジャンルに合致するルックスや空気感がある人を求めるんです。"特殊な環境の中で、特殊な能力を持ったキャラクターを演じられる人"というのかな。その中で特化していたのが、秋元さんでした。彼女は日常的な女性を演じることのできる人なのですが、『媚空』のような非日常のキャラクターがハマる、すばらしい女優です。日常と非日常、両方こなせる人はなかなかいないですからね。●牙狼=冴島鋼牙の物語、完結への思い――『牙狼』シリーズといえば、主役キャラクターから全体の世界観、小物のデザインに至るまで、雨宮監督のイメージが徹底された独特の美学があるように思われますが、『媚空』でもそれは変わりないのでしょうか。今回は、僕自身はあまりデザインワークをやっていません。『媚空』の世界観に合ったデザインを美術の佐藤(英樹)がやっていて、僕が監修をするという形ですね。でも、なるべく細かなものの落とし込みはスタッフに任せるようにしています。今回も現場にはよく行きましたが、細かなところには口出しをせず、監督の大橋(明)に委ねていました。むしろ、従来とイメージを意識的に変えてほしいと要望しましたから、熱心なファンから見たら、今までのシリーズとは印象が違って見えるのでは、と思います。――映画では、媚空が人間の心の中に入りこむ「入心の術」が描かれ、人間の精神世界を視覚化する試みがなされています。これは映画で初めて試みられたそうですね。『媚空』の映画を作るにあたり、なにか新しい要素を考えようと思い、人の心に入り込むアイデアが出てきました。それを映像でどう表現するかという部分で、精神の中に飛び込んでいく「サイコダイブ」を発案しました。「精神世界での時間が現実だとわずかな一瞬である」という設定も、最後の決戦シーンにおいて、この映画でしか作りえないサスペンスを作ろうという意図から生まれたものです。――キャスティングについて、秋元さんや須賀健太さん、ミッキー・カーチスさん、佐野史郎さんなど非常に魅力的な俳優さんが集まって、魅力的なキャラクターを作り上げていますが、雨宮監督から見て特によかったと思える役者さんといえば、どなたになるでしょうか。紗夜を演じた朝倉えりかさんなんて、いいですね。芝居がうまいので選んだところがありますが、アクションの方もとても頑張っていました。作品の中で、次第に狂気をはらんでいく、あの表情がすごくよかったです。――それでは、いよいよ公開となる映画『媚空』の見どころを教えてください。女優・秋元才加の魅力が詰まった映画になっていると思います。ヒーローの延長上にあるキャラクター、新しいアクション映画として楽しんでいただければうれしいですね。――最後に、『牙狼』シリーズのこれからはどうなっていくのでしょうか。次の10年を見越した構想などはありますか。現時点で「今度こういう作品をやります」とアナウンスしたものは、必ず形にしていますし、今後もそういう感じで作っていきます。そして、いつになるかはわかりませんが、どこかのタイミングで牙狼=冴島鋼牙の物語を完結させたいですね。彼については、完全に着地させないまま物語が終わっていますから。いつかは……と思っています。■プロフィール雨宮慶太(あめみやけいた)1959年生まれ、千葉県出身。特撮TVドラマ『鉄甲機ミカヅキ』をはじめ、数々の特撮作品で原作や監督を務める。2005年に放送を開始した特撮ドラマ『牙狼<GARO>』シリーズでは、原作・脚本・監督を担当。
2015年11月14日来年1月よりスタートする堀北真希主演のドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」。堀北さん扮する来宮渚の過去の謎をカギを握るクールなジャーナリスト役で、DAIGOが7年ぶりの連ドラ出演を果たすことが本日10日(火)放送の「火曜サプライズ」にて発表された。昨年10月に金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画で放送していた「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」の連続ドラマ化となる本作。物語の舞台は、女性犯罪者及び女性被害者対策を目的に設置された非公式の課・警視庁捜査七課。ここに所属するメンバーは、外見は美しいのにクセのある女性刑事ばかり。そこから付いた捜査七課の通称は、美しくもその根に猛毒を持つ花“ヒガンバナ”だった。そこに所属する刑事・来宮渚(堀北真希)は非常に高い「共感力」があり、ひとたび事件現場に立つと、犯人や被害者とシンクロしその“声”が聞こえるという特殊能力を持つ。彼女が聞く事件現場に残る声が毎回起こる難事件解決のキーワードとなっていく――。そして今回、渚の過去のカギを握る菊池謙人役にDAIGOさんが抜擢され、本作にレギュラー出演することが決定。DAIGOさんは、第1話から出演しており「一目惚れしたんだ。この感じ、ソウルメイトじゃないかと思うんだよね」と、主人公・渚の前に現れるどこか胡散臭いフリージャーナリストを演じる。“一目惚れ”を口実に、事件の捜査情報を引き出そうと付きまとっているのかと思いきや、彼は実は渚の父親が殺害された20年前の事件の“関係者”であるという。ミュージシャンでありながら、いくつものレギュラー番組を持ち、「ラブシャッフル」、「謎解きはディナーのあとで」などドラマや舞台、声優など幅広く活躍するDAIGOさん。そんなDAIGOさんは今回の決定にあたり「DAIGOが7年ぶりに連ドラレギュラー出演します!まさに、DGDB!ダイゴ大抜擢!共演者のみなさんと最高のドラマを作っていきたいと思っています!また連ドラに出たいとずっと思っていて、まさに悲願が叶ったのでちゃんと花を添えられるよう頑張ります!観てくださうぃっしゅ!」とお馴染みのDAIGO語で喜びと意気込みのコメントを寄せている。さらにプロデューサーの鈴間広枝氏は「一見ナンパで野心家。でもどこか寂しげで影のある魅力的なキャラクターです。“俳優・DAIGO”さんはそんな二面性ある謙人を演じる事で、普段バラエティや音楽シーンでみせるピュアでお茶目な印象を、いい意味で裏切ってくれると確信しています」と語っている。前作に引き続きヒガンバナメンバーの壇れい、知英、高梨臨、YOU。そして七課課長に大地真央、捜査一課の課長には本作からの新キャスト平山浩行、そのほかTKOの木本武宏、市川知宏、佐野史郎らの出演が決定している本作。豪華キャストの中で、“俳優・DAIGO”さんが、どんな演技を見せてくれるのか期待したい。「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」は2016年1月、日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月10日10月22日より都内で開催されている「第28回東京国際映画祭」のレッドカーペットに、映画『媚空-ビクウ-』(11月14日)に主演する女優の秋元才加らが登場した。映画祭には秋元のほか、本作より媚空に憧れる魔戒法師・代知役の須賀健太、媚空の師匠・白海に仕える魔戒法師・紗夜役の朝倉えりか、鍵をにぎる人物・絶心役の佐野史郎、大橋明監督、そして雨宮慶太総監督と主要スタッフが参加。秋元は黒のパンツスーツ、朝倉は白のドレス、男性陣はタキシードという装いで、ファンからの声援と拍手に応えていた。同映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた秋元は、「もっとレッドカーペットって粛々と行われるものかと思っていたのですが、お祭りみたいで本当に楽しかったです。これをきっかけに『媚空-ビクウ-』が世界中に広がってくれるといいなと思っています」とコメント。須賀も「東京国際映画祭でレッドカーペットを歩くのは初めてなので、すごい所にきたなあと思いました」と感激している様子だった。映画『媚空-ビクウ-』は、同映画祭の「パノラマ部門」に出品されており、秋元らはレッドカーペット前に行われた上映の舞台あいさつにも登壇。これが世界で初めての上映ということもあり、秋元は「入ってくるまでドキドキしていました」と緊張を浮かべていたが、「みなさんいかがでしたか?」という観客への問いかけに、熱い拍手が返ってきたことにホッと胸をなでおろしていた。TVシリーズ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-」で登場した媚空を、今回あえて主人公に据えたことについては雨宮総監督は「以前から秋元さんとお仕事をしたいと思っていたのですが、TVシリーズで実現し、その時のエピソードが素晴らしかったので、ぜひ単体の物語を見てみたいと思いました」と説明。その企画を聞いた秋元は、最初「次につながった! チャンスをいただいたという気持ちが大きかった」という思いと同時に「従来の『牙狼<GARO>』のファンの方、そして『媚空-ビクウ-』を通して『牙狼<GARO>』に触れる方にも楽しんでもらえる作品にしたいと思いました」と当時の心情を振り返った。続けて、「アジアのみならず、世界に広げていきたい気持ちが強くなりました!」と力強く結んだ。本作でメガホンをとった大橋監督が「雨宮監督に言われたのは『いままでのシリーズにこだわらずに、新しい媚空の世界を作ってくれ』ということだけ。いままでのアクションとは違うアプローチを心がけました」と明かすと、秋元は「自分的にはまだいけたという思いがあります。次、もし機会があったらロッキーみたいな体にしたい!」とアクションへの熱意を語り、会場を沸かせていた。『牙狼<GARO>』シリーズ初参加となる佐野は、「10周年ということで記念碑的な作品に参加できて光栄です」と感謝を述べ、「朝倉さんにはやられました! 女性は怖いですねぇ」としみじみと語ると、会場は再び笑いに包まれた。秋元は本作で主題歌「繊月~光と闇の傍で~」も担当しており、同楽曲について「媚空の内面を代弁しており、歌詞に耳を傾けて聴いていただくと、アンサーソングになっています!」と映画と合わせて楽しめる内容になっていることをアピールした。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年10月23日11月14日公開される特撮映画『媚空』で主演を務める女優の秋元才加が、本作の主題歌を担当することが明らかになった。主題歌のタイトルは「繊月~光と闇の傍で~」。デビュー当時から定評のあった歌唱力に加え、近年のミュージカル出演で磨かれた秋元の表現力が発揮された切なさを誘う楽曲に仕上がっている。秋元は「自分の歌声が映画のエンディングになるということで、すごく光栄だなと思っています。『牙狼』ワールドに自分の歌声がどうハマっていくのか楽しみです」と喜びを語り、「歌詞にも楽曲にも、それを含めて今回の媚空が何を伝えたいかが含められている気がするので、最後までその歌詞を聞き取ってメッセージを受け取ってもらえるとうれしいです」とコメントを寄せた。新TVスポット映像では、その一部を聴くことができる。劇場版の公開に先がけ、10月21日より配信サイト「iTunes Store」「animelo mix」「レコチョク」「mora」「オリコンミュージックストア」「music.jp」ほかにて同曲の配信がスタートする。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮慶太総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。キャストには、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役に須賀健太、媚空の師匠・白海役にミッキー・カーチス、白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうかを確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年10月16日女優・堀北真希を主演に迎え、2014年10月に金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画で放送していた「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」が「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」として来年1月に連続ドラマ化することが決定。この度、堀北さんのビジュアル写真が公開された。政府の女性登用の機運に乗って、女性犯罪者及び女性被害者対策を目的に設置された非公式の課・警視庁捜査七課。メンバーは、外見は美しいが男性刑事たちを出し抜く一癖も二癖もある女たち。彼女たちは、美しくもその根に猛毒を持つ花“ヒガンバナ”揶揄される。そして物語はこの捜査七課を舞台に繰り広げられる――。主人公の刑事・来宮渚を演じるのは堀北真希。結婚後初の連ドラであるとともに、日本テレビ初の連ドラ主演となる。堀北さんは、“事件現場に残る声”が聞こえるという特殊能力を持ち、他人との交流を避ける一匹狼の超マイペースな女性刑事・渚を好演する。今回公開されたビジュアルは、ヘッドフォンをする渚役の堀北さん。日常生活でも人の心の声がノイズのように聞こえてしまい、他人から受ける余計な感情をシャットアウトするためにヘッドフォンをしている渚だが、ひとたび事件現場に立ち、ヘッドフォンを外すと、被害者や加害者の事件発生時の強烈な感情とシンクロしてその場に残された声が聞こえ気絶してしまう。そして渚がシンクロしてつぶやいた“事件現場に残る声”が各話の事件解決へのキーワードとなるのだ。今回の連続ドラマ放送にあたって堀北さんは「渚は、結構ズバズバものを言うキャラクターなので、歯に衣着せない本音のセリフを気持ちよく言えたらいいなと思っています」と撮影の意気込みをコメント。また、「今回の連続ドラマで、前回のスペシャルではあまり詳しく描かれなかった渚の過去にも焦点が当たり“渚はなぜシンクロ能力をみにつけたのか”という謎がだんだん明かされていくのも見所です。また共演者の皆さんに会うのが楽しみです」と喜びを語った。また、プロデューサーの鈴間広枝は「建前を重視する組織の中でもブレない気持ちのいいヒロインが帰ってきます!愛さずにはいられない、そんなヒロインを大人の凛とした美しさとあどけなさをあわせ持つ堀北さんが、より魅力的なキャラクターにしてくださると確信しております」とコメントを寄せた。そして共演は、前作に続き「ヒガンバナ」のメンバーに、「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(TBS)にも出演していた40代になってもなお美しさは劣らない壇れい、映画『暗殺教室』にも出演していた元「KARA」の知英(ジヨン)、連続テレビ小説「花子とアン」でも好評だった高梨臨、「テラスハウス」の見守り人など数々のバラエティーやドラマに出演するYOUが顔を揃える。そして七課の課長に大地真央が出演。そのほか、佐野史郎、TKOの木本武宏も続投する。連続ドラマでパワーアップして帰ってきた本作。哀しい女たちの巻き起こす事件とは。“渚の謎”にも注目してみて。「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」は2016年1月より毎週水曜日、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2015年09月29日ジャニーズ事務所所属の俳優、佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー、佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」。同ユニットの第9回公演、WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』が11月14日(土)より東京・赤坂RED/THEATERで上演される事が決定した。「WBB」は毎回、遇数回公演は弟の佐野大樹が企画を担当する通称「Side-B」、奇数回公演は兄の佐野瑞樹が企画を担当する通称「Side-W」のふたつの形式で行われている。奇数回となる今回は佐野瑞樹が得意とするワンシチュエーションコメディ作品。脚本を務めるのはフジテレビ系ドラマ『ロストデイズ』などで知られる徳尾浩司。キャストは佐野大樹、佐野瑞樹のほか、ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『K』などに出演した俳優の荒牧慶彦、劇団「柿喰う客」に所属する俳優の永島敬三、劇団「動物電気」に所属する森戸宏明など、多彩な面々。物語は、豪雨の中、結婚式の参列者が車で2次会に向かう所から始まる。途中、車が動かなくなってしまい、とある洋館を訪ねる一同。彼らを迎えたのは、温かい食事、清潔なベッド、燃えさかる暖炉。だが、洋館の住人の姿はどこにもない。まるで、彼らが来ることが分かっていたかのような・・・。恐怖が笑いを、笑いが恐怖を誘うサスペンス風ワンシチュエーションコメディだ。同作の上演決定に際し、佐野瑞樹は「WBBもあっという間に9回目。来年には10回記念公演が待っています!その前に、僕が企画を担当するSide-Wの純粋なコメディの力というものを存分に魅せつけたいと思います!! まずは脚本。そしてガチな役者勢。それを支えるスタッフと一丸となって笑わせます!!こだわりのワンシチュエーションコメディ、観たことある人もない人も、好きな人もそうでない人もぜひ劇場まで足を運んでください!! きっとほっこりとした気持ちで帰れますよ(笑)」とコメントを寄せている。WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』は11月14日(土)から23日(月・祝)まで東京・赤坂RED/THEATERにて上演。チケットの一般販売は10月10日(土)午前10時より開始。
2015年09月07日女優の秋元才加が主演を務め、2015年11月14日に公開される特撮映画『媚空-ビクウ-』のTVスポット映像が公開された。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品。秋元が演じていたキャラクター・媚空を主人公に、秋元の肉体美と身体能力を存分に生かしたアクションシーンを盛り込み、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開される。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮慶太総監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。公開された映像では、秋元演じる媚空の華麗な戦闘シーンをはじめ、「入心の術」など「牙狼」シリーズならではの斬新な映像表現も登場。また、媚空の衣装といえばハードな印象の黒いロングドレスだが、映像では肉体美をあらわにした新たな白いコスチューム姿も初披露する。さらに、本作でキーマンとなる、佐野史郎演じる絶心(ぜっしん)の姿も初公開されている。キャストはほかに、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役に須賀健太、ミッキー・カーチス演じる白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえが演じる。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうかを確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。映画『媚空-ビクウ-』は、新宿バルト9ほかで11月14日より公開。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年09月04日日本のロック界におけるレジェンドのひとり、佐野元春さん。最近は、年齢的には10歳以上も年下のバンドであるザ・コヨーテバンドを率いての活動を行っています。そのザ・コヨーテバンド名義による3作目のスタジオアルバムが『BLOOD MOON』です。ザ・コヨーテバンドは、それぞれ独自の活動を行う脂の乗り切った凄腕ミュージシャンがそろい、佐野さんの楽曲に新たな息吹を吹き込んでいます。佐野さんがライブのMCでも話されていましたが、「ザ・コヨーテバンドの一番いい時期がついにやって来た」という印象の1枚です。楽曲自体はどこからどう聴いても佐野元春そのものですが、21世紀という時代に合わせた繊細な音作りは、ザ・コヨーテバンドだからこそ可能になったように思います。実は2015年は、佐野さんにとってデビュー35周年という記念イヤー。そのアニバーサリーにふさわしい1枚、それがザ・コヨーテバンドによる『BLOOD MOON』というアルバムなのです。リリース情報:『BLOOD MOON/佐野元春&ザ・コヨーテバンド』(2015.7.22発売/¥3000(tax out)/POCE3810)※初回限定盤(¥4500(tax out)/POCE9390/ボックス仕様)も同時発売
2015年07月17日富士フイルムは2015年7月17日から、応募者全員の写真を展示する参加型写真展「”PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展 2015」を開催する。会場は日本全国29都市で、会期は2015年11月5日まで。まずは富士フイルム東京ミッドタウン本社「フジフイルム スクエア」からスタートする。7月16日には報道向けの内覧会が開催され、概要や趣旨などを紹介するとともに、ゲストとして佐々木希さんと平井理央さんがトークセッションを行った。冒頭で主催者挨拶として登壇したのは、富士フイルム 宣伝部長の松本考司氏。「30,000人の写真展」が今年(2015年)で10周年を迎えることに触れつつ、概要や見どころを紹介した。来場者数も年々増え、2014年は70万人を突破。2015年は75万人を見込む。「”PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展 2015」の大きな特徴は、応募された写真を「すべて」展示することだ。メイン会場の7都市とサテライト会場の22都市から、応募者が希望する会場で展示される。2015年については、応募者の年齢は0歳~94歳、作品(写真)点数は実に35,387点にのぼった。松本氏のプレゼンで印象に残ったのは、近年はスマートフォンで撮った写真の応募がどんどん増えていること。今年の作品では、全体の約13%がスマートフォンで撮った写真だ。写真を撮るという行為と楽しみが広まっているのはもちろん、プリントして手に持つこと、飾ることで得られる価値や感情を伝えていくのも、この展示会のコンセプトとなっている。「”PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展 2015」の見どころだが、まず「一般展示部門」を拡大。従来の「大伸ばしプリント」作品の展示に加えて、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」で撮影&プリントした作品、複数の写真をシャッフルプリントした作品が展示される。さらに、10周年特別企画部門として、「みんなに見せたいあの頃の写真」と「ご当地の昔懐かしい写真」を集めた。明治時代の家族写真や、報道各社が協力した「昔の新宿」といった写真を展示する。もうひとつは「来場者も楽しめる特別企画」だ。気に入った写真の出展者に対して、会場でメッセージを手書きして「絆ポスト」へ投函すると、出展者へ届けられる。また、著名人やプロ写真家が選ぶ「心に響いた100選」を展示。選者(敬称略)は、小山薫堂、佐々木希、佐野史郎、なぎら健壱、松たか子、松田聖子、およびプロ写真家の熊切圭介、小松ひとみ、笹岡啓子、前川貴行の10人だ。メイン会場(7都市)では、「撮る」「残す」「飾る」「贈る」のスマホプリント体験コーナーも設置される。○佐々木希さんと平井理央さんにとっての「写真」内覧会のゲストとして、モデル・女優の佐々木希さんと、フリーアナウンサー・タレントの平井理央さんが招かれた。お二人とも今回の展示会に作品を出展しており、プリントしたものを見たり選んだりしているときに、写真の力と素晴らしさを改めて実感したという。最後にはチェキで写真を撮り合い、司会者にうながされて「10年後の自分へ」というメッセージを書き込む。平井さんは「なんと佐々木希さんに撮っていただいたチェキ、貴重すぎる!」と、興奮の体験をそのまま残した。一方の佐々木さんは「未来の私へ。子どもは何人いますか? 幸せですか?」と語りかけ、ウキウキしながら書いたと微笑んだ。
2015年07月16日女優の秋元才加が主演を務め、2015年11月に公開される特撮映画『媚空』の特報が公開された。公開された動画では、『牙狼<GARO>』シリーズならではのアクションシーンが散りばめられており、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る闇斬師である媚空を演じる秋元も、そのりりしい肉体美と力強い目力を披露。敵をクールに成敗していく様子が収められている。また、媚空に憧れる素朴な魔戒法師・代知役を演じる須賀健太、美女に囲まれる怪しい雰囲気たっぷりのミッキー・カーチスも登場し、敵なのか味方なのかわからない、映画のミステリアスな展開を予感させる内容に。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品で、秋元が演じていたキャラクター・媚空を中心に描かれる。兼ねてから秋元の演技にほれ込んでいた雨宮監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。キャストはほかに、ミッキー・カーチス演じる白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が演じている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年07月03日佐野瑞樹・佐野大樹の兄弟プロデュースであるWBB Vol.8公演『ネバー×ヒーロー』が6月26日に幕を開けた。みず=WATER、だい=BIG、兄弟=BROTHERSの頭文字を取って名付けられた通り、佐野兄弟が全力でエンタメ舞台をお届けするユニットだ。今回、企画・演出を手がけたのは弟の佐野大樹。彼らが選んだ題材はヒーロー!【チケット情報はこちら】舞台は悪の組織“ヨゴス”に対抗して設立された正義の組織“ヒーロー協会”が正義の中枢と呼ばれていた時代。協会に雇われた彼らは給料制で、活躍によって決まる“ヒーローポイント”が0になるとライセンスを剥奪され、引退しなければならなかった……。しかし、ここにポイントの残りがわずか5点という崖っぷちヒーローがいた。その名もギブアップマン(佐野瑞樹)。「おばあちゃん、荷物重そうだね。このギブアップマンが持ってあげますよ」と、姑息(?)にポイントを集める彼をアシストするのは、優秀すぎるサポートヒーローのシュン(神永圭佑)。この日も、なんとかギブアップマンにポイントを稼いでもらおうと怪人ヨゴレール(小林健一)に立ち向かうが、強すぎて自分が倒してしまう。「スターゲイザーメテオストライク!」とカッコよく、必殺技を決めた後、「しまった!」と慌てるもすでに遅し。リポーターの平岡(稲垣成弥)にマイクを向けられ、逃げ出してしまう。そのシュンを目障りに思う、同じくサポートヒーローのキッド(安川純平)は「キライなんです」と愛らしい笑顔で毒を吐く。そんな彼がいやいやながらもサポートするビリーマン(ヒカリゴケ片山)も努力のわりにポイントは今ひとつ伸び悩み、ギブアップマンに「辞めようかな……」と愚痴る日々。しかし、それを聞いたギブアップマンは「俺はヒーロー以外にできることがないからなあ」と明るく、笑う。そんなある日、やることすべてが裏目に出て落ち込むシュンのもとに最強と謳われるヒーロー、アルティメット・ソリューション(小野健斗)からスカウトが……けれど、シュンには絶対にギブアップマンのサポートでいたい理由があった。一方、負け続けるヨゴレールはついに自分の上司であるドクロマンサー(佐野大樹)に退職を申し出る。しかし、ドクロマンサーは高笑いとともに「退職は契約不履行で違約金だ!」と言い放つ。失意のヨゴレールは謎の男が差し出す薬に手を伸ばし――暗躍する要注意人物(和田雅成)、ポイントを減点し続ける監察官(斉藤コータ)、彼らの記録を語る記者(権藤貴志)、果たしてその正体は?問われるのは辞めない強さと真の正義。これは、うんと笑えて情けなく、けれどとてつもなくカッコイイ伝説のヒーローの物語。今回もいかにもWBBらしい肩の力を抜いて観れるアクションコメディ作品に仕上がっており、照明、音響効果を駆使し、数々のシーンをコミカルに演出。パワーマイムで表現するヒーローバトルも見応え十分だ。公演は6月30日(火)まで東京芸術劇場シアターウエストにて。7月3日(金)~5日(日)にはグランフロント大阪北館4Fナレッジセンターにて上演される。取材・文:おーちようこ
2015年06月29日雨宮慶太監督が手がける人気特撮作品『牙狼<GARO>』シリーズのスピンオフ映画『媚空』が2015年11月に公開されることが決定し、女優の秋元才加が主演を務めることが明らかになった。本作は、2014年4月~9月まで放送された特撮TVドラマ『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』のスピンオフ作品で、秋元が演じたキャラクター・媚空が主人公。兼ねてから秋元の演技に惚れ込んでいた雨宮監督は、昨年11月の時点で媚空を主人公にしたスピンオフ作品の制作をアナウンスしていた。物語では、闇に堕ちた魔戒騎士たちを狩る闇斬師である媚空が使う「入心の術」をはじめとする斬新な映像表現、秋元の肉体美と身体能力を生かしたアクションシーンなどの見どころに加え、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開されるという。キャストには秋元のほか、媚空に憧れる魔戒法師の青年・代知役に須賀健太、媚空の師匠である白海法師をミッキー・カーチス、白海に仕える魔戒法師・紗夜を朝倉えりか、物語の重要な鍵を握る女性・アズサを伊藤かずえ、キーマンとなる絶心を佐野史郎が名を連ねている。また、監督・アクション監督は大橋明氏、脚本を江良至氏が担当。物語は、闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ」という指令が。「入心の術」でウサミの心の中=精神世界へ入った媚空は、ウサミの精神世界に異常があることを突き止める。その真相を確かめるべく、師匠である白海法師のもとを尋ねた彼女は、さらに深く暗い闇を知ることになる。映画『媚空』は、2015年11月より新宿バルト9ほか全国公開。(C)2015「媚空」雨宮慶太/東北新社
2015年06月26日ジャニーズ事務所所属の俳優・佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー・佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」の第8回公演、WBB vol.8『ネバー×ヒーロー』が決定した。偶数回となる今回は弟である佐野大樹による企画、通称Side-B。まるで漫画の世界観をそのまま舞台に持ってきたようなアクションコメディ作品になるという。脚本にコメディユニット磯川家の代表にして『朝ドラ殺人事件』等、数多くのドラマ脚本も手掛ける保木本真也を迎え、WBBでは初めて大樹自らが演出を担当する。物語は悪の怪人が現れる町を舞台に、ヒーローやそのサポート役のバディ達によるハートフルアクションコメディ。バカバカしくありながらも、熱い友情と人間ドラマにスポットを当てた、Side-Bらしい作品だ。出演は佐野兄弟の他、舞台や映像の世界から個性豊かな俳優陣が顔を揃える。最近では『学校のカイダン』等、TVドラマでも活躍中の神永圭佑。『タンブリング』等、数多くの舞台で人気を博している安川純平。そして、元お笑いコンビ「ヒカリゴケ」で、現在はピン芸人として活躍するヒカリゴケ片山。また、昨年1月より俳優としての活動を休止していた小野健斗が本作で舞台復帰を果たす。小野は過去に『天装戦隊ゴセイジャー』でゴセイブルー役を演じていたが、本作で再び「ヒーロー」役に挑むという点にも注目が集まる。他に小林健一、稲垣成弥、和田雅成が出演。公演は6月26日(金)から30日(火)まで東京芸術劇場 シアターウエストにて、7月4日(土)・5日(日)にグランフロント大阪北館4Fナレッジシアターにて上演される。チケットの一般発売は5月24日(日)午前10時より。
2015年04月07日フォトストライクは、写真家・平間至の写真館「平間写真館TOKYO」を、1月18日に東京都・世田谷区池尻にオープンすると発表した。「平間写真館TOKYO」は、タワーレコード「NO MUSIC , NO LIFE」のビジュアルなど、数多くのアーティストやセレブリティの写真を手がける写真家・平間至による写真館。撮られる人の「こんな写真にしたい」という気持ちを共有し、平間至が「記憶を残す」スタイルを提案するスペシャル撮影のほか、一般的な写真館と同様に七五三や結婚式、成人式、家族の記念撮影なども行うという。また、同氏が主催する塩竈での音楽フェスティバル「GAMA ROCK」で好評の「NO MUSIC , NO LIFEポスター撮影会」と同様に、オリジナルフレームで撮影しポスターに仕上げる撮影イベント「NO PHOTO , NO LIFE.」を開催されるとのことだ。さらに、写真展などの展示会をはじめ、アコースティックライブやトークショー、ワークショップなどを開催できるギャラリーも併設される。価格は、平間至・スペシャル撮影が10万8,000円~、平間至・スタンダード記念撮影が2ポーズ 5万4,000円~、専属フォトグラファー・スタンダード記念撮影が1ポーズ 1万2,960円~(いずれもプリント費別)。また、スタジオレンタル価格は1時間7,000円(税別)で3時間よりレンタル可能となっている。また、2月14日に開催予定の特別企画「バレンタイン・デー限定特別撮影会」は、平間至がバレンタイン・デーにちなんで「仲良し二人組を応援」という趣旨で行われるイベント。カップルや夫婦に限らず、兄弟や友人同士といった男女を問わない二人組をフィルム撮影し、フレームに額装して渡してくれるというものだ。開催時間は11:00~20:00で、価格はプリント2枚(フレーム付)が3万2,400円。限定30組が予定され、事前予約も可能とのことだ。今回の「平間写真館TOKYO」のオープンに関し、クリエイティブディレクター・箭内道彦は「平間さんに撮ってもらえる人はみんな幸せですよ。平間さんちのおじいさんとお父さんが、絶対喜んでいらっしゃる。NO PHOTO, NO LIFE.」とコメントを寄せた。また、作家・大宮エリーは「平間さんの優しさ、まざなし、お茶目さ、生真面目さ。そういうものが新しい写真館を作ってくれた。皆で一枚に収まるという意味。写真は皆の思いが集う場所だったんですね。ずっと一緒の安心。至さんのおかげで知った。」と語っている。このほか、俳優・佐野史郎、ミュージシャン・布袋寅泰、タレント・石橋貴明、タレント・石井正則、アーティスト、ダンサー・ATSUSHI(Dragon Ash)、歌手・和田アキ子、俳優・豊川悦司らも祝辞コメントを寄せている。なお、平間至は1963年宮城県塩竈市生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家イジマカオル氏に師事。躍動感のある人物撮影で今までにないスタイルを打ち出し、写真から音楽が聞こえてくるような作品により、多くのミュージシャン撮影を手掛ける一方、近年では舞踊家の田中泯氏の「-場踊り-」シリーズをライフワークとし、世界との一体感を感じさせるような作品制作を追求している。
2015年01月15日『チャイナタウン』『戦場のピアニスト』など数々の名作を手がけてきたロマン・ポランスキー監督の最新作『毛皮のヴィーナス』が20日(土)から公開になる。本作は舞台女優と演出家の官能的な駆け引きをじっくりと描いた作品で、女優の岩下志麻をはじめ、夏木マリ、佐野史郎ら多くの俳優たちが作品を絶賛している。その他の写真本作は、“マゾヒズム”の語源になったマゾッホの自伝的小説に着想を得て書かれた戯曲を映画化したもの。自信家で傲慢な演出家と、舞台のオーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダの関係がオーディションを通して逆転していく過程を通して、男と女の秘められた欲望を描き出していくサスペンスだ。本作を公開前に観賞した岩下志麻は「こんなにも妖しく官能的な映画を創った80才のポランスキー監督に脱帽!!」と感想を寄せ、夏木マリは「ポランスキー様 オープニングから殺されました 物語と現実 男と女を行ったりきたりしながらの演出に笑わせていただき忘れていた感情を遊ばせていただきました 感じるエンディングも最高です」と絶賛。原作になった舞台でワンダを演じた中越典子は「愛おしきワンダにまた会いたくてたまらない」とコメントしている。また、本作の予告編のナレーターも務めた三上博史は「役者として、ワクワクしながら覗き見の感覚でした」と言い、佐野史郎は「これまでのロマンの世界を凝縮したかのような今作にまさに倒錯した官能を覚えた」と本作を評する。ポランスキーの妻でもあるエマニュエル・セニエと、フランス映画界が誇る名優マチュー・アマルリックの濃密な掛け合いは、すでに高く評価されているが、日本の俳優たちも本作が描き出す世界に魅了されたようだ。『毛皮のヴィーナス』12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開
2014年12月03日レーベルゲートは10月29日、音楽ダウンロードサービス「mora」にて、『SOMEDAY』など佐野元春が1980年代に発表したアルバム6タイトルのハイレゾ音源配信を開始した。すべて96kHz/24bitのFLAC形式となっており、価格はアルバム1枚あたり3,200円、単曲では540円(ともに税込)。10月29日より配信されるアルバムは、『BACK TO THE STREET』『Heart Beat』『SOMEDAY』『VISITORS』『Cafe Bohemia』『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』の6枚。音源はオリジナルのアナログマスターテープからリマスタリングされたもので、前田康二氏がマスタリンエンジニアを担当した。佐野元春の名作をオリジナルリリース当時に近い臨場感で蘇らせたという。11月19日には1990年代発表の6タイトル『Time Out!』『Sweet 16』『The Circle』『フルーツ』『THE BARN』『Stones and Eggs』を加え、全12タイトルのハイレゾ音源配信となる。
2014年10月29日NHK連続ドラマ「花子とアン」の“醍醐さん”でお馴染みの高梨臨が、フジテレビNEXTsmart/フジテレビNEXTライブ・プレミアムで配信されるフジテレビNEXTsmartオリジナルドラマ「FLASHBACK」で人気のモデル・成田凌とW主演を務めることが明らかになった。遺体や遺品に触れると死者の魂のイメージが脳内に浮かぶ特殊能力=フラッシュバックを持つ刑事とAI(人工知能)開発でノーベル賞を教授に横取りされた先端科学研究所の研究員がバディを組み、巧みに猟奇殺人事件を解決するなかで、いつしかその事件の裏にひそむ「歴史の真実」を暴いていく。最終的に、全ての事件は人類の終末を記したというある「予言書」の謎へとつながっていくのだが…。本作は、特殊能力を持つ刑事と先端研の天才研究員がバディを組み難事件に挑む、映画や海外ドラマを凌ぐスケールのサスペンスエンターテインメントドラマ。イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督作『ライク・サムワン・イン・ラブ』で主演、カンヌデビューも果たし、国内外問わず活躍する若手実力派女優の高梨さんが先端研の天才研究員・轟日見子を演じ、特殊能力を持つ刑事・加々美稜真を今回が役者デビューとなる「MEN’S NON-NO」で人気のモデル・成田凌が好演する。高梨さんは自身の役柄について「日見子は天才的な頭脳を持ちながらも、運が悪く、人当たりも悪い。目に見えるものしか信じないし、すぐに物にあたる。何かと欠点ばかりで、周りからは変わり者に見える日見子。でも人間的なところもあるし、滑稽で面白いところもある。そんな役柄は演じていてとても楽しいです。現場で思いついたことなどを自由に取り入れて演じました」と高梨さんならではの役を作り上げたようだ。初ドラマでいきなりの主演抜擢に成田さんは「決まったときはとにかく嬉しく、全くの素人の自分を抜擢していただいたみなさんの期待を裏切らないよう必死にしがみついていこうと思いました」とコメント。そんな高梨さん、成田さんの脇を固めるのは、考古学の権威で稜真の父親代わり的存在・文殊に津川雅彦、考古学の若き権威で稜真の亡き父・加々美稜一に仲村トオル、HIDE(秘匿事件課)の刑事で稜真の兄貴的存在・古澤尊史に豊原功補、東都大学先端科学研究所教授・西ノ森英機に佐野史郎、日本民族博物館の名誉会長・天明寺悟に小松政夫、4年前にフラッシュバックで倒れた稜真を診察した医師・石塚タエに根岸季衣、警視総監・東儀秀継に渡辺裕之、外務省北米局勤務の外交官・矢崎に森本レオという豪華実力派俳優が集結している。フジテレビNEXTsmartオリジナルドラマ「FLASHBACK」は12月19日(金)22時よりフジテレビNEXTsmart/フジテレビNEXTライブ・プレミアムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日まもなくTBSで「Season2」放送が始まるドラマ「MOZU」の音楽を手がけた菅野祐悟&オリジナルオーケストラによるスペシャルコンサートが10月8日(水)に開催。上映後に西島秀俊、真木よう子、池松壮亮、蒼井優、佐野史郎、羽住英一郎監督による舞台挨拶が行われた。TBSとWOWOWの共同制作で「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」がTBSで、続く「MOZU Season2 ~幻の翼~」がWOWOWで放送され話題を呼んだが、今回、地上波のTBSでもついに「Season2」が放送となる。逢坂剛のハードボイルド小説を原作に、公安刑事たちの戦いは新たな局面を迎えると共に終結へと向かって動き出す…。コンサートの終演後、壇上に西島さんらが姿を現すと会場は歓声に包まれた。舞台袖でずっと菅野さんとオーケストラが奏でる音楽に耳を傾けていたという西島さんは「感動してます」と興奮気味。初めて菅野さんによる本作の音楽を耳にした時のことを尋ねると「個人的に、演技をする時、『哀しい』とか『楽しい』といった名前がつく前の感情を掴まえたいと思っているんですが…」と自身が演技に臨む際の心境を明かし、「菅野さんの音楽からはまさに、まだ名前の付いてないザワついた思いが感じられて、勝手にシンパシーを感じ、感動していました」と熱弁をふるう。真木さんはドラマ「SP」シリーズなどでも菅野さんの音楽に触れてきたが「いつも思うのは、決して画(=映像)を邪魔せず、壊さずに(音を)流してくれて、ここぞという時に勢いのある音楽を出してくださります」とその音の魅力について熱く語った。池松さんは、一人のシーンの撮影の際に羽住監督から現場で菅野さんの作った音楽を聴かせてもらったそうで「ものすごく興奮し、『助けられるな』と思いました」とふり返る。蒼井さんも「見ている側の不安を煽り、決して映像の邪魔はしないんですが、気持ちを高めてくださる。ずっと聴いていたいなと思ったところで爆発が起こったりするんです(笑)」と映像、物語と結びつき、作品の質を高めていく音楽の力を絶賛した。菅野さんは、コンサートの中でも、羽住監督の要求の高さ、特にメロディではなくノイズを多用しつつつ、それをサウンドトラックに昇華させていく難しさについて、半ば“愚痴”のような口調で苦笑交じりに語り笑いを誘っていたが、キャスト陣の称賛の言葉に嬉しそうな笑みを浮かべていた。「MOZU Season2 ~幻の翼~」はTBSにて10月16日(木)より放送開始。なお、この日のコンサートの模様は11月22日(土)にWOWOWが開催する「TOUCH WOWOW2014」の中で放送される予定。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日TBSとWOWOWの共同制作によるドラマ「MOZU」シリーズに出演する西島秀俊、真木よう子、池松壮亮、蒼井優、佐野史郎、羽住英一郎監督が10月9日(水)、本作のスペシャルコンサートに来場し、まもなくTBSで放送となる「Season2」の魅力や撮影時のエピソードを語った。逢坂剛の人気小説の実写版で、国家規模の陰謀に立ち向かう公安刑事たちの戦いを描き出す。「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」がTBSで、続く「MOZU Season2 ~幻の翼~」がWOWOWで放送されたが、まもなく地上波のTBSでも「Season2」が放送される。ちょうど1年ほど前に撮影が行われたが、西島さんは「Season2」について「真木さんと池松くんは『Season2』でより過酷なアクションを見せています」と語り、さらに新たに加わった佐野さんについても「佐野さんは、出てきた瞬間に『あ、このヒト悪い人だ。強敵だな』と一発で分かる(笑)」と自身にとって大きな“壁”となることを明かす。同様に新加入の蒼井さんについても、同じくTBSとWOWOW共同制作の「ダブルフェイス」での共演経験をもふり返りつつ「この人が出てくると、破壊して、周りはいろいろ巻き込まれていく(笑)」と蒼井さんの存在が惨劇の“フラグ”であると説明し、会場は笑いに包まれた。スクリーンには「Season2」の劇中ビジュアルとして、一面真っ白の雪の中を歩く西島さんと真木さんの姿が映し出されたが、真木さんは「ただただ寒かった…」と恨めしげな表情。そのつらさは「今後の冬の仕事の入れ方を見直そうと思った」と語るほどだ。写真を指差し「勝手に帽子かぶってましたから!」とその凄まじい寒さと監督への怨念について明かし、再び会場は笑いに包まれた。先ほど、まるで不幸を呼ぶ使者のように西島さんから散々な言われようだった蒼井さんは、そんな西島さんについて「『Season1』と『Season2』でこれだけ長丁場の西島さんが、最終回が近づくと『寂しい。またやりたい』と仰ってて、どこまでタフなのか…?と衝撃を受けました(笑)」と尊敬の思いを込めつつ、もはや“ドM”という言葉がピッタリの西島さんの撮影現場での姿を暴露。佐野さんは、ニュースなどでも取り上げられた本作のタバコを吸うシーンの多さに衝撃を受けたと明かしつつ「時代に逆行していくんだね?よっしゃ!という、締め付けられない楽しさがあった」と述懐。地方ロケでは蒼井さんらと飲みに行く機会もあったそうだが、「あんなに熱く語ったのは久しぶり。こういうキャストがいて、こういう作品が出来たのかと思った」と幸せそうに語っていた。「MOZU Season2 ~幻の翼~」はTBSにて10月16日(木)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日現在公開中の『蜩ノ記』でも好演を見せている女優の堀北真希が、初めての本格的な刑事ドラマに主演する金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」。本作で、“変人”しかも毒舌という異色キャラの女性刑事を演じる堀北さんを支える、女性だけの刑事部屋「捜査七課」= 通称「ヒガンバナ」のメンバーに檀れい、知英(ジヨン)、高梨臨、YOU、大地真央という豪華女優陣が演じていることが明らかとなった。警視庁内に新設された、女性刑事だけの捜査課=「捜査七課」。政府の女性登用の機運に乗って、女性初の管理官・瀬川すみれ(大地真央)が創設したこの課には、優秀で美しいが、ひと癖もふた癖もありそうな5人の女刑事たちが集められた。犯人の殺意や悪意に同調し、その感情に“シンクロ”してしまう毒舌の来宮渚(堀北真希)、彼女のバディで、捜査一課から外され警視庁をたらい回しにされた経緯を持つ、優秀ゆえに頑固な峰岸雪乃(檀れい)、警視庁科学捜査研究所で並外れた才能と知識をもつ天才研究員、長見薫子(知英)、元鑑識でデータと物証のみを信じるも女子力あふれるリアリスト、伊東凛(高梨臨)、シングルマザーでありつつ、元凄腕プロファイラー柳幸子(YOU)。外見は美しくも、男刑事たちを容赦なく出し抜き、次々事件を解決していく彼女たちは、いつしか「ヒガンバナ(根に毒を持つ花)」と呼ばれるようになる…。本作は、個性豊かな女性刑事たちが、それぞれの得意分野や女性としての感性を生かし、“ザ・男社会”の警察組織の中で“女にしか解けない事件(ヤマ)”を華麗に解決していく本格サスペンスドラマ。「私、シンクロしたみたいです…」と、現場で犯人の殺意や悪意に同調すると、バタリと倒れ込んでしまうという特殊能力を持つ刑事役に挑むのが堀北さん。シンクロを防ぐため、ふだんは所構わずヘッドフォンをつけ、滅多に笑わないという“変人”キャラだ。そのバディ役に檀さん、さらに元「KARA」メンバーの知英さん、朝ドラ「花子とアン」も好評だった高梨さんと、姉御キャラのYOUさん、そして「ヒガンバナ」のメンバーをとりまとめる捜査七課長に大地さんと、かつてない豪華6人の女優が勢ぞろい。大地さん、檀さんという元宝塚トップスターによる初競演も見どころのひとつとなる。また、「ヒガンバナ」と対立する男刑事たちには、杉本哲太、佐野史郎、市川知宏、木本武宏あ(TKO)と、こちらもかなり個性的な面々が集結。美しいけれど毒がある、通称“ヒガンバナ”の女刑事たち。女性たちの本音と心の闇に、時に切なく、時にコミカルに迫っていく本作はスタイリッシュな新しい形の女性刑事ドラマとなりそうだ。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル~」は10月24日(金)21:00~22:54、日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月08日キム・ギドク監督の『絶対の愛』などで国際派女優として活動する傍ら、2010年に主演・プロデュースした『歓待』が第23回東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門を受賞するなど、プロデューサーとしても国内外から注目されている杉野希妃。翌11年には第24回東京国際映画祭で「アジア・インディーズのミューズ」として特集も組まれた杉野さんが、監督を務めた三津谷葉子×斎藤工W主演の『欲動』と、自ら主演&プロデュースを務めた『禁忌』という、いずれも衝撃的な内容の2作が、今秋、連続公開されることになった。『歓待』や『おだやかな日常』(’12)、二階堂ふみ主演の『ほとりの朔子』(’14)などのプロデュース及び出演、そして監督・出演・プロデュース作の『マンガ肉と僕』が2015年に公開待機中と、まさにアジアを代表する、引く手あまたの女性クリエーター&表現者のひとりである、杉野さん。『欲動』は、『愛の渦』での“裸”OL役も記憶に新しい三津谷さんと、連続ドラマ「昼顏~平日午後3時の恋人たち~」で、いまや最もセクシーな男性俳優となった斎藤さんがW主演。バリ島を舞台に、生きてゆく女と死にゆく男の性愛と心情を繊細に描き出してゆく。ガムラン(東南アジアの民族音楽)による音楽や、ケチャ(バリ島の男声合唱による呪術的な踊り)など、バリ島オールロケによる数々のシーンは圧巻。また、病に苦しみ、死への恐怖から不安定になってしまう繊細な夫役の斎藤さんと、そんな夫に対して気丈に振る舞う母性溢れる妻役を好演した三津谷さんとの刹那的で美しい、ダイナミックなベッドシーンは官能的だ。ベルリン映画祭で話題になったインドネシア映画『動物園からのポストカード』のスタッフも多く参加しており、現在開催中の第19回釜山国際映画祭・アジアの窓部門に正式出品中と、内外から注目必至の1本となっている。一方、杉野さんが自らの肢体を惜しみなく披露しながら、監禁、レイプ、少年愛と、衝撃のタブーに踏み込んだプロデュース作『禁忌』は、2012年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で話題となった『小さなユリと第一章・夕方の三十分』の和島香太郎が長編初監督を務めた。恋人がいながらも女生徒と関係を持つ女子高教師サラ(杉野さん)は、サラの父親・充に監禁されていた少年・望人との出会いから、自身が少年愛者だと自覚し、性的な関係を持ってしまう。2人は奇妙な共同生活を送るが、少年であったはずの望人は次第に成長、少年から大人へと変わり始める。サラに対する思いを恋と錯覚する望人は、少年であり続けるために自らある行動をとるが…。杉野さんが演じるサラに、性行為を強要される少年という難役を演じたのは、『桐島、部活やめるってよ』、『アゲイン 28年目の甲子園』、杉野作品である『ほとりの朔子』、『マンガ肉と僕』など話題作に多数出演する若手実力派の太賀。さらにベテラン俳優・佐野史郎が脇を固め、モーツァルトの旋律にのせながら禁断の世界を紡いでいく。杉野さんは、自身も体当たりで挑んだ『禁忌』について、「和島監督がオリジナルで書かれた『禁忌』の脚本を最初に読んだとき、衝撃を受けました。類を見ない三角関係の物語、これまで演じたことのない難しいキャラクターに挑戦してみたいと強く惹かれました」とコメント。さらに『欲動』については、「6年前からの企画です。バリ島という生命力溢れる場所に、三津谷さんと斎藤さんの孤独な佇まい、無駄なものを削ぎ落とした美しさが一層映えます」と明かす。「『欲動』も『禁忌』も、究極の場に立たされた人たちを描いています。主人公は抑圧されながらも何かを渇望し、ある時にその欲望を制御できなくなる。女性独特の熱情を表現できたらと思いました」とアピールする杉野さん。キャストにも要注目の、濃密なこの2作の世界観を、ぜひ堪能してみて。『欲動』は11月22日(土)より、『禁忌』は12月6日(土)より新宿武蔵野館にてレイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月06日1954年の誕生から60年――日本が誇る世界で最も著名なキャラクター“ゴジラ”を、ハリウッドの最新技術を駆使して映画化される『GODZILLAゴジラ』。日本では7月に公開を控える本作から、日本語吹き替え版のキャストとして、映画『潔く柔く』やTVドラマ「BORDER」など近年、女優としての活躍がめざましい、波瑠がヒロインの声を担当することが決定した。『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』で知られるレジェンダリー・ピクチャーズに認められた新鋭のギャレス・エドワーズが手がける本作。『キック・アス』の若手実力派アーロン・テイラー=ジョンソンや、日本を代表する名優・渡辺謙、さらに、エリザベス・オルセン、ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンスらハリウッドやフランス映画界から豪華なキャストが集結している。すでに世界各国で公開された本作は、公開3日間で北米の興行収入が約95億円、全世界での公開週末興行収入が累計約200億円という大ヒットを記録している。今回、波瑠さんが担当するのはエリザベス・オルセン演じるヒロインにして、主人公の妻・エル。映画やドラマ、さらにテレビ番組「A-studio」では、MC・笑福亭鶴瓶のアシスタントとして活躍するなど、新たなジャンルに挑戦し続ける波瑠さんだが、長編映画全編にわたる本格的な吹き替えは初!アフレコ収録ではとても苦戦したようで「映画の吹き替えは初めてで、既に完成されている物語の世界に、声だけで参加してお芝居をするのはとても難しかったです。母親として息子を思う気持ちや、夫を心配する気持ちが伝わるといいなと思います」とコメント。さらに「今回のハリウッド版を観て、ゴジラのファンになりました。とても迫力のあるパワフルな映画なので、みなさんにはぜひ劇場で観ていただきたいです」と本作をアピールした。本作の日本語吹き替え版では、芹沢博士の日本語吹き替えを渡辺さん自身が担当するほか、芹沢博士と共にゴジラを追跡するアメリカ軍分析官の声を、“ゴジラファン”を自認する佐野史郎が担当する。『GODZILLAゴジラ』は7月25日(金)より2D/3D(字幕スーパー版/日本語吹替版)で公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GODZILLAゴジラ 2014年7月25日より全国東宝系にて公開(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC
2014年06月25日映画『偉大なる、しゅららぼん』の初日舞台あいさつが8日、都内で行われ、キャストの濱田岳、岡田将生、深田恭子、貫地谷しほり、佐野史郎、大野いと、柏木ひなた、村上弘明と水落豊監督が出席した。万城目学の同名小説(集英社刊)を実写化した同作は、"不思議な力"を伝承してきた一族の宿命を描いた作品。日出家の本家跡取りである淡十郎(濱田)は、"力"の修行のためにやってきた分家の涼介(岡田)を供の者扱いして振り回す。そんな中、淡十郎の失恋したこときっかけにライバル関係にある棗一家とぶつかり合うことになり、世界を滅ぼす大事件が起こる――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の濱田は、「今日を目指してみんなで作った作品。気に入って頂けたら」と胸を張ってアピールし、淡十郎の姉・清子を演じた深田は、「すごく楽しい時間で、今まで味わった事の無い世界でした」と撮影を振り返ってにっこり。また、「岳くんの彼女候補です」とあいさつした岡田が、「岳くんとずっといたので、しゃべらなくても一緒にいれる仲になった。先輩だけど、可愛い小人さんという感じ」と濱田に笑顔を向けると、村上は「朝から晩まで撮影で一緒にいるのに、いつも2人でご飯を食べに行ってた。ちょっと疑っちゃった」と笑いを誘っていた。撮影現場について、「楽しかった」と口を揃えるキャスト陣だったが、濱田は「岡田くんと渡辺大が仲が悪くてバカな喧嘩ばっかり」とこぼし、「岡田くんは普段何言ってるのか分からない。そこに渡辺大が見当違いの方向に突っ込んでて、2人で明後日の方にボールを投げてた」と苦笑い。そんな岡田は、「今日はしっかりしてる」と言いつつ、キャスト陣の中で不思議な人は? と聞かれるも、「えっ、好き?」と聞き間違えて赤面。その様子に、深田は「私も昔は"不思議ちゃん"って言われてたけど、まだまだ普通だった。みんなが不思議すぎて忙しかったです」と笑いをこらえていた。
2014年03月09日