自粛中、わが家の体重計が壊れてしまいました。これは逆にチャンスと喜んだのですが……。故障は神様のお告げ?乗らないよ!!!!!(暴走)体重計が壊れてから(夫が新しいのを)ポチるまでの時間があまりにも短くて……(涙)。あ……すぐ電機屋さんへ買いに走るよりは猶予がある分、優しかった……のか……?新しい体重計が届くまでの数日間は、好きに食べさせていただくわ!(いや、今までも好き食べていたんだけど(笑))。
2021年05月29日私には4歳と1歳4カ月の子どもがいます。2人とも生後5カ月のころから離乳食をスタートさせ、2人ともたくましい食欲で、「偏食」「食べムラ」などのお悩みは皆無でした。友人からはよく「そんなに食べてくれて気持ちいいね」「そんなに食べてくれたら心配いらないね」と言われるのですが、私としてはよく食べるからこそ悩んでいることがありました……。 1歳半時点で11.5kg上の子が1歳半のころ、「1歳半にもなると集中して食べてくれない」「偏食が出てきた」「体重がここ数カ月変わっていない」などと言い始める同年代の子どもを持つママ友が多くいました。 そのころ、上の子はピーマンやごぼうなど、苦みや独特のにおいがある食材もなんの問題もなくバクバクと食べていました。体重も1カ月あたり300g前後メキメキと増え続けていて、11.5kgほど。1歳半の平均体重を上回っていました。 体重が増え過ぎないための対策その1私はこの時点で「このままの食欲が続いたらとんでもない体重になるのでは?」と気づき始めて、2つの対策を取ることに。1つ目は「あえておかわりをさせていっぱい食べているように感じさせる」作戦です。 食欲旺盛な上の子は、盛り付けられた量では「足りない」と怒りをしめすようになっていました。しかし、上の子の食欲に任せておかわりを与え続けては、体重が増える一方です。そこで1回目の量は少なめに盛り付けておかわりできるようにし、たくさん食べているように感じさせました。 体重が増え過ぎないための対策その22つ目の対策は「なるべく加工食品・ジュース・お菓子は与えない生活を意識する」ことです。たとえばちくわ、ソーセージ、幼児用レトルト食品系を控えたり、おやつは果物やベビーせんべいなど甘さ控えめなお菓子にしました。 また飲み物もジュース類は基本的に出さずに、お茶か牛乳です。野菜・果物100%ジュースすら滅多に出さない徹底ぶりで、これを3歳過ぎまで続けていました。1歳半時点で「このままでは体重が増えすぎる!」という恐れがあったため、早期に食生活を見直せたのはよかったです。 そんなプチストイック生活を続けながらも、3歳を過ぎたころから徐々に野菜ジュースや幼児用おかしを解禁し、現在上の子の体重は18kg越え。大きめですが対策をとっていなければもっと太っていたはず。また、偏食やむし歯などは今のところ一切なく、健康優良児です。下の子に関しても同様の対策を今後も継続していきたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月08日こんにちは。保育士の中田 馨です。実際に保育所の保護者に受けた質問です。「先生、同じ月齢の友人の子たちよりも体重が少ないんです。大丈夫でしょうか?」 近くに同じ月齢のお友だちがいると、いろいろとお話ができて心強い反面、自分の子と比べてしまい、不安になってしまうこともありますよね。私もそうでした。そんな不安を感じたときにどうすればいいかをお話ししますね。 お友だちよりも自分の子を見て私は保育士をしているので「個々それぞれ発達は違う。育児書通りにはいかない」ということはわかっていながらも、自分の子どものことになると「本当に大丈夫かな?」と思ってしまいました。 これは子育てが続く限り、多かれ少なかれ親は感じることかもしれません。大切なのは「お友だちよりも自分の子を見て」ということ。自分の子が今どのような発達をしているかを見てあげましょう。 体重が気になるときの6つのポイント「体重が少なめかな?」と心配になったときに、チェックするポイントがあります。 体重は増えている?赤ちゃんの体重が増えているかを確認しましょう。その子なりに増えていれば大丈夫です。ただ、1歳過ぎると体重の増えは徐々に緩やかになります。活動量が増えると体重が緩やかになることもあるうえに、身長がグーンと伸びる時期は体重が横ばいのときもあります。また、病気をしたときは一時的に体重が減ることがあります。そのように赤ちゃんの成長を全体的に見ることも必要です。 母乳や育児用ミルクは飲んでいる? 離乳食は食べている?母乳や育児用ミルクは飲んでいますか? 離乳食は食べていますか? 特に離乳食を始めたころは、離乳食が進まなくても、母乳や育児用ミルクを飲めていればしばらく様子を見ていても大丈夫です。 たくさん活動してる?元気に遊んでいますか? 遊んでいる姿を見守ってみましょう。 機嫌はいい?毎日機嫌よく生活していますか? 体重が少なくても機嫌よく過ごせていることが大事です。 顔色、表情はいい?顔色や表情はどうですか? 普段と変わりないですか? 成長曲線を確認母子健康手帳にある成長曲線を確認してみましょう。身長と体重のバランスはどうですか? その子なりに増えていれば大丈夫です。 赤ちゃんの様子を見ながら、心配なときはかかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年03月25日40歳を過ぎて徐々に体重が増え始め、このままではまずいとダイエットを開始。 最初は順調に体重が落ちたのですが、そのうちに食事を減らしてもなかなか体重が落ちない停滞期が訪れました。加齢による基礎代謝の低下のせいかなぁなんて思いつつも、なんとか停滞期を脱出したくて痩せない原因を調査。その結果、痩せにくいのは体の冷えが関係していると知り、冷えを改善するための温活を始めました。冷えが改善したことで体重落ちない停滞期を脱出し、3食しっかり食べても痩せるようになった私の体験談です。食事を減らしても痩せないダイエット停滞期30代のころは身長158㎝で48kgだったのに、40代になると体重計の数字が過去最高値の56kgを記録。なかなか減らない体重に悩むようになりました。そこで、 ダイエットをすることにし、まずは、食事制限を開始。全体の食事、特に主食のご飯の量を減らして糖質をカットしたり、野菜を積極的にとるようにしたりしました。すると最初の2kgはわずか2週間でストンと減少 。食事制限の効果だと喜んだのもつかの間、そこから食事を減らしてもなかなか体重が落ちない停滞期にはまってしまいました。「そんなに食べていないのにどうして痩せないの?」ぱったりと落ちなくなった体重に焦りを感じた私は、なんとか停滞期を脱出しようと痩せない原因を調べました。すると、「体が冷えている人は痩せにくい」という情報を見つけました。体が冷えると、血行が悪くなったり内臓機能が低下したりして代謝がうまくいかなくなり、水分がたまってむくみやすくなったり、便秘になったりするのだそうです。私は加齢により基礎代謝が下がっている上に、冬になると寒さで眠れないほどの冷え性。特に下半身は、触るとひんやり感じるほどいつも冷えていました。そのせいか、日常的に足がむくみやすく、お通じもよくありません。「もしかしたら痩せにくい原因の1つは冷えかも。冷えを改善すれば、痩せやすい体になれるかもしれない!」そう思い、冷えの改善に取り組むことにしました。冷え改善のために取り組んだ温活私はおなかや足など、主に下半身が冷えるタイプ。便秘がちでむくみやすく、夕方には太ももやふくらはぎがパンパンに張ることが悩みでした。ネットや雑誌で温活について調べ、体の内側を温め、血流を促す温活方法を積極的に取り入れることにしました。① 入浴温め効果がある炭酸入浴剤を購入し、40度前後のお湯に20~30分肩までしっかりつかる。普通のお湯よりも炭酸入浴剤を入れたことで保温効果が上がり、寝るときも体のポカポカが続くように。② リンパマッサージ入浴後には足のつま先から鼠径(そけい)部、おなかを中心に、オイルを使用して手でリンパを押し流すマッサージ。最初は軽く押しただけでも激痛。ほぐしていくうちに、だんだんと気持ち良いと感じるように変化していきました。マッサージを始めてから、夕方や朝起きたときの足のむくみがなくなりました。③ 温かい物を飲むキンキンに冷えた飲み物をやめ、常温の飲み物や温かい紅茶・白湯を飲む。朝起きたあとと夜寝る前に熱々の白湯を毎日コップ1杯飲むことで、おなかがじんわりと温まり、目覚めもスッキリするように。④ 運動をするもともと運動習慣がなく、走ったりする運動は苦手。そのため、階段を使う自転車ではなく歩いてスーパーに行くなど、日常生活の活動量を少し増やすようにことを意識を変えました。また筋肉量が減ると、体が熱を生み出しにくくなり冷えやすいそうです。筋肉を増やすために、 スクワットやヒップリフトなど下半身の筋トレも少しずつ取り入れていくことにしました。意外と重要だった食事での冷え対策そして、私が一番効果を感じたのが食事での冷え対策。ダイエット中だからと食事の量を減らしたり、主食を抜いたり、サラダばかり食べたり……。こういったバランスの悪い食べ方をしていたせいで、体がエネルギー不足になり、代謝が下がる原因になっていました。・炭水化物、たんぱく質、脂質をバランス良く食べる・エネルギー源になるたんぱく質を毎食摂取する(肉・魚・卵・大豆製品など)・体を冷やす生野菜より、温野菜を積極的に食べる・体を温める食材を食べる(根菜類・ねぎ・にら・しょうがなど)・よくかんで食べる食べる物や食べ方を変え、体の中から代謝を上げることを意識するようにしました。白米を玄米や雑穀米に、食パンは全粒粉パンやライ麦パンに替えて、やわらかい麺類の回数を減らす。 食べ応えのある食事に変更することで、自然と咀嚼(そしゃく)回数が増えました。 しっかりよくかんで食べるようになったことで、食事誘発性熱産生(DIT)※が高まり、食後に体が温まりやすくなったと感じます。(※食事誘発性熱産生とは、食事をしたあと、安静にしていても代謝量が増大すること。参考:厚生労働省e-ヘルスネット)食事内容や食べ方を変えたことで腸内環境も良くなり、便秘に悩まされていたのがうそのように、毎日自然とお通じがあるようになりました。まとめ食事の量を減らしてもなかなか体重が減らないのは、加齢による基礎代謝の低下のせいなのかなと漠然と思い込んでいました。 ダイエットによる無理な食事制限をしてしまったせいで、余計にエネルギーが燃えにくい低代謝な体を、私自身が作り出してしまっていたようです。 しかし、温活を取り入れて冷えが改善してきたことで、1カ月ほどでダイエットの停滞期を抜け 、その後は1カ月1kgペースで徐々に体重が落ち始め、トータルで9kgの減量に成功しました。「冷えは万病のもと」と言われますが、冷えによって単に手足が冷たくなるだけでなく、内臓機能も悪くなり、ひいては痩せやすさにも関わってくるのだと実感したできごとでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)【駒形先生よりアドバイス】体全体の血液量は体重あたりで計算をするため、急激に体重を減らすと血虚(けっきょ:血が不足した状態)や気虚(ききょ:気力がない状態)の症状を起こしやすくなります。1カ月に体重の0.5%以内を落とすのが理想的で、皮膚がたるみにくいです。また、脂肪ではなく筋肉が減る可能性もあります。特に更年期前後の方は注意しましょう。
2021年03月05日2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんはTwitterでゆるっと笑える育児漫画を更新中! 2話目の今回は、妊娠中に体重が増えてしまったキヨさん、順調に体重が減っていったものの、4カ月後には思わぬ結果に? 出産後の忙しさでみるみるうちに減っていく体重……。「なんて効率の良いダイエットなんだ」と思ったら……? 3カ月すぎたら増す食欲、増す体重……。妊娠中おいしかったごはんが、今もすごくおいしいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!
2021年03月02日長女を出産したときは初めての育児でバタバタしていたせいか、産後すぐに体重が戻った私。次女を妊娠したときも、産後はすぐに体重が戻ると思っていました。ところが次女出産後、3カ月経っても体重が一向に減らず……。そのときの体験談を紹介します。 産後は授乳の影響で体重が元に戻る?長女を出産したときは初めての育児でわからないことも多く、バタバタしていたこともあってか、産後2カ月ごろから「痩せたね」と周りに言われることが増えました。その後、産後半年くらいで妊娠前の体重に戻り、さらには妊娠前の体重よりも少なくなりました。 ありがたいことに母乳がよく出ていたので、母乳のおかげで体重が元に戻ったのかもしれないと思っていました。そして翌年には、次女を出産。また半年くらいで体重が元に戻ると軽い気持ちでいたのですが、今回は違いました。 体重が元に戻らない! 運動をスタート2人目で余裕があったからかわかりませんが、次女を出産してから3カ月過ぎても体重が元に戻りません……。「産んだあとは、自然と体重が元に戻る」と安易な考えでいたため、焦りました。とりあえず買い物がてらにウォーキングをスタート、ダイエットDVDを買って自宅で運動も始めてみました。 ところが体重が戻るよりも先に、腰を痛め、さらには肩も痛めてしまう結果に……。子育てにも支障が出そうな状況だったため、病院に相談に行くと、「産後にいきなり無理をしすぎです!」と厳しく注意されてしまいました。 焦りは禁物! ゆっくりと体重を戻そう私の場合、普段から運動習慣もないうえに、本調子ではない産後に突然運動を始めたことで体がビックリしてしまったようです。病院の先生からは、「産後、すぐに体重が戻る人もいれば、ゆっくり戻る人もいる」「体を動かすのは、もっと落ち着いてからにすること」とアドバイスを受けました。 「今は体重よりも赤ちゃんを気にしてあげて」と先生は言っていました。赤ちゃんよりも、自分の体重のことを先に考えてしまっていた……と、反省しました。それからは食事内容を見直すなどして、1年くらいかけて元の体重に戻りました。産後に無理は禁物です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2021年02月27日産後、自然に体重が元に戻ると思っていたら大間違いでした。授乳による空腹から暴飲暴食、お祝いや差し入れで届く甘いお菓子など、産後は体重アップの要因がたくさんありました。そのような環境でも、私が減量に成功した方法をお伝えします。 出産直後に減った体重が2カ月で逆戻り!妊娠前の私の体重は54kgでした。出産前は62kgまで増えましたが、産後は58kgまで減りました。完全母乳だったこともあり、このまま自然に元の体重に戻ると軽く考えていたのですが、産後2カ月でまさかの62kgに逆戻りしてしまったのです。 要因は、完全母乳のせいか妊娠期以上に空腹を感じて食欲のままに食べていたこと。しかも食べたくなるのは甘いお菓子ばかりで、ありがたいことに親戚や友だちが親切心からお菓子を差し入れてくれていたのです。 それでも家にお菓子がなくなると近くのコンビニまで買いに走り、毎日のようにお菓子を摂取していました。産後2カ月は真冬で外出も控えていたので、子どもと2人きりの室内でお菓子を食べるのが一番の息抜きでした。 家に入れる食べ物の量を制限!このままではまずいと思い、対策としてまずおこなってみたのが、家の中に置くお菓子を減らすことです。スーパーやコンビニに買い物に行くのをやめ、宅配業者に1週間分の必要な食料だけを頼むことにしました。お店に行くと必ずお菓子やお総菜を余分に買ってしまうからです。 そして、お菓子を頂いたときはご近所に配ったり、夫に職場に持って行ってもらうようにもしました。手の届くところにお菓子を置かない、必要以上に食料を買いすぎないことでムダに食べる量を減らすようにしたのです。 しかし、甘いお菓子を食べることが習慣化していたため、食べないと口寂しく、毎日お菓子を食べたい欲求にかられていました。 三食、バランスよくしっかり食べる!基本的なことですが、食事は間食に頼らず3食しっかり食べました。それまでは、授乳間隔もバラバラ、家事と育児を一手におこなっているので、自分の食事は後回しになりがちでした。子どもを抱っこして過ごす日々なので、すぐ食べられるお菓子やインスタント食品に頼りがちだったのですが、なるべく朝昼晩、自分の食事時間を守るようにしました。 そして自分のために栄養バランスのよい献立も考えるようにしました。手軽な食事でも、納豆・魚の缶詰・解凍したご飯・インスタント味噌汁といった献立なら、腹もちがよかったです。栄養ある母乳を出すためにも頑張った結果、産後半年で体重を52kgにまで減らすことができました。 産後ママは多忙すぎて自分のことが後回しになりがちです。でも食事の摂取量や内容が乱れると、途端に体重が増えてしまいます。「自分の食事をどう整えるか?」を考え直すことで、体重を落としていく好循環を生み出せたのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:小林 晴子3歳男児と1歳女児の母。前職は営業、現在は主婦をメインに時々NPO法人活動。子どもたちと遊んだり食べたりする時間を楽しみながら、仕事復帰の道を模索中。
2021年02月17日妊娠前は55kgだった体重が、気がつくと出産時70kgに! このままではいけないと産後ダイエットを開始。育児中でも無理のないダイエットをして、産後8カ月にして18kg落とすことができました。生活のなかで実践したこと、気をつけていたことをご紹介します。 開き直って、隠さない妊娠中、私は15kg太ってしまったことを恥ずかしく思っていて、周囲には言えませんでした。体重の増加を知らない友人からは食べ物の差し入れを多くもらい、おいしく頂いていました。 産後も実家の母が作る食事は量が多く、「このままでは痩せられない!」と危機感を抱き、開き直って周囲に「現在70kgです! 前の体重に戻したい!」と公言。 すると「応援する!」とみんなが言ってくれるようになったのです。「どれくらい痩せられた?」と話題にもしてくれるようになり、自分のヤル気に火がつきました。 1日3食はきちんと食べる病院での産後1カ月健診にて、「ダイエットを開始してもよい」と許可を得てから開始しました。 ダイエット中でも母乳を出したい、また、育児は体力勝負と聞いていたので、1日3食はしっかり食べました。洋食よりは低カロリーな和食を心がけ、間食は極力しないようにしました。どうしてもおなかがすいたときは豆腐を食べることに。 また、産婦人科の先生に「果物は案外太るよ」と言われていたので、食べ過ぎないようにしていました。さらに、食材を低カロリーで高タンパクの物に替えたところ、体重が落ち始めました。 赤ちゃんとお散歩ダイエットダイエットには運動も不可欠。しかし、妊娠を機に退職したあと、運動習慣がまったくなくなっていました。 体重減少が停滞しだした産後3カ月目。ちょうど赤ちゃんと外へ出る機会が増えてきたので、それを機に毎日欠かさずに散歩へ出かけることを決めました。夏場は早朝に、雨の日でも少しの晴れ間があれば10分だけでも必ず行くようにしました。 近くのスーパーには車でなく徒歩で出かけるようにしたところ、なんと産後8カ月で18kg減となり、産前よりも痩せることができました。 産後は精神的にも肉体的にも大変なことばかりなので、無理なダイエットは禁物です。自分の生活のなかで無理なくおこなえることから始めてみることが大切だと思いました。産後ダイエットに成功した今、「またオシャレをしたい!」と、心がウキウキしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田 梨沙0歳女児の母。食生活アドバイイザー、旅行業務取扱管理責任者の資格を保有。前職は旅行会社勤務、国内外の子連れ旅行に関しての知識や経験が豊富。ハンドメイド作品を作ることが趣味。
2021年02月16日「低出生体重児」とは、出生時に体重が2500g未満の新生児のことをいいます。日本では約10人に1人の赤ちゃんが低出生体重児として誕生しており、さらに1500g未満の赤ちゃんは極低出生体重児とされます。わが家の現在2歳の次女は限りなく極低出生体重児に近い体重で生まれました。先進国の中でもっとも低出生体重児が多いと言われている日本。実は多くのパパやママが向き合っている問題ではないでしょうか。今回は低出生体重児について無知だった私が、次女を妊娠し育てながら感じたことや支えになった言葉、気持ちの変化などをお話します。同じような不安や悩みをもつ人達の参考になればうれしいです。トラブル続きの2回目の妊娠長女の時は妊娠発覚時から出産まで、何のトラブルもなく過ごした私ですが、次女の時は最初からトラブル続き。次女は妊娠が分かった時から小さく、数回目の健診で出産予定日が1、2週間程度後ろ倒しされました。知識のなかった私は、予定日が変わるってどういうこと!?不安に思いましたが、最終月経開始日から算出する予定日と超音波検査による赤ちゃんの大きさによって算出する予定日が変わることは時々あると説明を受けました。その後もなかなかお腹の中で大きくならない次女。私の体重は増えるのにどうして…お腹の赤ちゃんを大きくするにはどうしたらいいの…とお腹の中に赤ちゃんがいる喜びよりも心配ばかり。成長が止まってしまったら危険と言われていたので、健診の度に少しでも大きくなっていることを祈る日々でした。トラブル続きの妊娠生活からNICUでの日々「生きる力がとても強い赤ちゃんだね」初期に不正出血による流産の危機も経験していたことから、とにかく不安な気持ちが続いた妊娠初期。そんな時、友人にかけられた言葉で気持ちを切り替えることができました。事情を知る友人は「生きる力がとても強い赤ちゃんだね」と言ったのです。その言葉はストンと私の中に入ってきて、ネガティブになりがちだった気持ちをポジティブに変換することができました。「そうだ、赤ちゃんの生命力を信じて、なにがなんでも守っていこう」と気持ちが引き締まったのを覚えています。結局予定日より1か月早く出産することになりましたが、この時気持ちを切り替えられたからこそ、トラブル続きの妊娠生活を落ち着いて受け止めることができました。NICU(新生児集中治療室)ってどんなところ?低出生体重児を出産する時、生まれる前からNICUに入ることが決まってる方も多いと思います。私がそうでした。事前に説明は聞いていましたが、よく理解していなかった私は、NICUの独特な雰囲気に慣れるのに少し時間がかかりました。常に鳴っている機械音、照明を暗くした部屋、緊張感がある独特な空気感に「これからどうなっちゃうの?一体いつ退院できるの?」と不安な気持ちが高まり、NICUを経験した赤ちゃんのママブログなどを検索しまくっていたことを思い出します。NICUは24時間看護師さんや医師に診てもらえる最強の場でもよく考えたら、NICUは24時間看護師さんや医師に診てもらえる最強の場。毎日通う中で先生たちが昼夜問わず真剣に赤ちゃんに向き合う姿を見て、「とにかく今は信頼して任せよう」と気持ちが変化していきました。そして看護師さんたちは、お母さんのようにやさしく赤ちゃんたちに話しかけ、見ることができない夜の様子を教えてくれたりします。小さな娘をたくさんの人の手で育てられることのありがたさを、徐々に素直に受け止められるようになっていきました。NICUに通った1か月で長女をケアする時間がもてたそしてもうひとつ、月日が流れたから今だからこそよかったと思えることは、出産後に長女をケアする時間がもてたこと。次女は生後1か月間入院していたため、その期間は長女とゆっくり赤ちゃんを迎える準備をすることができました。それなりに赤ちゃん返りはしましたが、長女の気持ちに寄り添う時間がもてたことはとてもよかったと今は感じています。1か月で体重が2000gに、NICUを卒業生後1か月経つ頃、ようやく体重が2000gになり、無事にNICUを卒業しました。長女の時は生後1か月には4000gになっていたので、おさがりがまるで使えません。おむつもサイズが合わないので、インターネットで低出生体重児用のものを購入し、新生活がスタートしました。小さな次女サイズに合うものを探して低体重児におすすめの育児アイテム当事者になって初めて知りましたが、抱っこヒモの多くは3000g以上でないと使えません。わが家は、退院直後から長女の保育園のお迎えには次女を連れて行かなければならず、ベビーカーも不安だった私はスリングを愛用していました。スリングは赤ちゃんを入れるのに少しコツがいりますが、赤ちゃんとの距離も近く、横抱きに近い形で連れていけるので、安心して連れ出すことができました。かわいくて45サイズがあるGAPを愛用長女の時の感覚で、肌着やロンパースも60-70サイズなどを用意していましたが、2000gしかない次女には見事にブカブカ。もう少しピッタリのものを着せてあげたいというときにGAPには45サイズがあることを知りました。かわいくて、しかも小さな娘にもピッタリ着せられる、それだけでとても明るい気持ちになりました。インターネット通販で低出生体重児用のロンパースなどが販売されていますが、わが家は手に入れやすいGAPを愛用していました。まわりの視線や言葉が痛い…退院後の生活退院後しばらくはとにかくまわりの目が気になりました。すでに生後1か月経っていましたが、見かけはどう見ても新生児(もはや一般的な新生児よりも小さい)。「小さな赤ちゃんですね」「まだ生まれたばかりじゃない?」と話しかけられたり、「あら、あんな新生児を外に連れ出して…」とヒソヒソと話している声が聞こえたことも何度かありました。「気にしすぎじゃない?」と言っていた夫も、想像以上に視線を感じることを身をもって感じ、「これは気にするのも仕方がないね」と共感してくれるほどでした。「たくさん抱っこできて、赤ちゃんもママも幸せだね」そんな時、先輩ママの友人が「貴重な新生児の期間を長く堪能できるなんて最高じゃない!たくさん抱っこできて、赤ちゃんもママも幸せだね」と明るく声をかけてくれ、その言葉に本当に救われました。たしかに長女の時、新生児期間はあっという間に終わってしまい、外へ連れて出かけることに慣れてきた頃にはすでに抱っこヒモの重さはずっしり。ベビーカーを使うことも増えていました。「毎日たくさん抱っこさせてくれてありがとう」、そんな気持ちで次女と向き合えるようになったことは大きな変化でした。この2年間常に気にしていた体重のことそんな次女ももう2歳。保育園に通いながら元気に成長してくれていますが、この2年間常に気にしていたのは体重のことでした。「保育園のお昼をちゃんと食べていれば大丈夫」生まれてからずっと成長曲線を大きくはみ出していた次女。少しでも大きくなってもらうために一生懸命離乳食をあげていましたが、とにかく食が細い赤ちゃんでした。そんな次女にご飯を食べさせることがとにかく大変で、作ってもほぼ食べないことが徐々にストレスに…。しかし、1歳から通い始めていた保育園の先生に相談すると頼もしい言葉が。「保育園の給食は栄養士が考えた献立。1日に1回、保育園のお昼だけでもちゃんと食べていれば、栄養的にはそんなに問題はないですよ。お昼をきちんと食べさせることは保育士が責任を持ってやりますので、家で食べなくてもあまり悩まないでください」と言ってくれたのです。この言葉でとても気持ちがラクになりました。「好きな物だけでもOK!食べる楽しさを感じさせて」また「食に興味がない子はまず食べることに慣れること、そして食べる楽しさを感じることが大切。好きなものばかり食べて…と思わず、これだけは食べる!というものがあれば、気にせずとことんあげてもいいんですよ。まずは食べることに慣れさせましょう!」とアドバイスをいただきました。そこから長女にも協力してもらい、少し大げさなくらいごはんをみんなでおいしそうに、楽しく食べることを心がけました。次女は何も食べなくても、とにかくその場に一緒にいてもらうように。そんなことを地道に続けていると少しずつ変化が表れてきました。ごはんの時間に興味をもち、少しずつ食べ物に手を伸ばすようになってきたのです。そして少しずつ食べるようになってきた頃、事情により断乳を決行。よく聞く「断乳したら食欲が増す」はまったく食べなかった次女にも当てはまりました。今では長女より食べる時があるほど、よく食べる子に成長したので私も先生もびっくりしています。わが家はみんなでゆっくり成長しています「おおらかに見守ってあげて大丈夫ですよ」長女の時の成長と比べたり、一般的な成長と比べたりして一喜一憂していた2年間でしたが、大切なのは少しずつでも大きくなること。「お腹の中にいた時と同じで、成長が止まったり減ってしまったら問題だけど、そうでなければおおらかに見守ってあげて大丈夫ですよ」と出産をした病院の先生もいつも励ましてくれました。一般的には2歳くらいでまわりの子に追いつくことが多いと言われていたので、それが私の中でひとつの目安になっていました。気にしていた体重はいまだに成長曲線の底辺にいますが、今では体重を家で測ることすらほぼありません(笑)。歩き出すのもおしゃべりも、なんでもゆっくりでしたが、できるようになるとそこからの追い上げはすごい次女!次女と向き合っていくうちに「毎日楽しく、元気に育ってくれればそれでいい」と心の底から思えるようになりました。「よく育つものはゆっくり育つ」私が好きな言葉に「よく育つものはゆっくり育つ」という言葉がありますが、次女を見ているとまさにその言葉を思い出します。寄り道しながら、回り道しながら、ゆっくり成長する娘を、これからも焦らずにじっくりと見守っていきたいと思っています。わが家はみんなでゆっくり成長しています。<文・写真:ライターtocotocoharu>
2021年01月26日もともと私はよく食べるほうでしたが、妊娠によりその食欲はとどまることを知らず、第1子の妊娠では、食欲に負けて好きな物を好きなだけ食べた結果、22kgも増えてしまいました。そこから産後6カ月で、−25kgのダイエットに成功した体験談を紹介します。 妊娠中の食生活私はつわりもほとんどなかったため、妊娠期間を通して常に食欲がありました。1日3食の食事の他、夜中になれば菓子パンやお菓子をつまむこともよくありました。昼食後、シュークリームもよく食べました。 そんな生活を送っているうちに体重はみるみるうちに増加して、妊娠前は50kgだった体重が、出産直前には72kgにもなっていました。顔はまん丸になり、二の腕はパンパンになっていました。 産後の体重変化出産後、5kgは減っているだろうと思っていましたが、体重を測ってびっくり! 3kgしか減っていませんでした。完全母乳でしたが、産後3カ月経っても4kgしか減らず、焦りを感じ始めました。 そんなある日、赤ちゃんの湿疹が治らなくて病院に行くと、赤ちゃんに卵と乳アレルギーがあることが判明しました。そのため、「母乳をあげているからと言って極端に卵や乳製品を避ける必要はないけれど、バランスの良い食事を心がけるように」と医師から指示を受けました。 和食中心の食事を心がけた結果医師の指示を受けてからは、ケーキや菓子パンなどをやめ、和食中心の食事に変えました。 すると、今までわずかしか減らなかった体重がどんどん減っていき、産後6カ月の時点で、妊娠前の体重より3kg少ない47kgまで減っていました。25kgのダイエットに成功したのです。 今回は子どもの食物アレルギーがわかったことをきっかけに、私自身の食生活の見直しが必要となり、産後ダイエットの成功に繋がりました。成功を喜ぶ反面、妊娠中の体重管理をもっとしっかりするべきだったと反省もしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2021年01月25日元プロ野球選手の清原和博氏が16日、自身の公式YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に出演し、体重などを計った。「『このままだと死ぬ』清原の衝撃体重!!【#3ホームランへの道】」と題して公開された動画で、清原氏は自身の体重について「生きてきて1番マックス」と述べ、「体重計に乗らなくなって1年以上経つ。怖くて乗れない」と明かした。清原氏によると、PL学園時代が90kgで、西武ライオンズ入団時は93kg、読売ジャイアンツ入団時が100kg、オリックス・バファローズ時代が110kgだったという。計測前は「120kgぐらい」と予想していた清原氏だが、計ってみると138kgであり、「どうしよう…」と苦笑いした。体重が大幅に増加した理由を、清原氏は「運動不足と、食べるのが好きなので」と分析し、「何回もダイエットしてはリバウンド。ダイエットしてはリバウンドしてとなって、最後はあきらめました」と説明した。さらに計測を続けると、体脂肪率が41.2であることも判明し、「このままいくと死んでしまうかもわからない、成人病で」と嘆いた。そして清原氏は、114kgを目標体重にし、ダイエットを決意していた。
2021年01月19日母乳育児は体形が戻りやすいと考え、出産後にいつかは体形が戻り、あわよくばやせるだろうと考えていたママさん。しかし、3人の出産で体脂肪は増えるばかり。体形、体重を戻すための産後ケアとして、骨盤ベルトを使用しストレッチ、主食量の見直しなどをおこなったそうです。 私は3歳の長男、2歳の長女、生後1カ月の次男と生活をする33歳の母親です。もともとスポーツが大好きで、学生時代は全力でソフトボールを楽しみました。大学を卒業後、スポーツから縁遠くなってしまい、3人の出産を経て得たのは揺れる肉……。今回は、そんな体形を何とかすべく奮闘している様子をお伝えします。 母乳育児で体重が減る予定が…!?長男を妊娠したとき、私の体形は身長168cm、体重87kgでした。かなり大きめなため、妊娠中は体重を増やさないようにと医師から指導されました。初めての妊娠に気を張った生活をしていたためか、体重をキープしたまま出産することができました。 長男は完全母乳での育児。母乳育児は体形が戻りやすいとの情報から、いつか体形が戻り、あわよくばやせるかも……と考えていましたが、長女と次男の妊娠・出産を経てさらに太っていってしまいました。 産後、筋肉がぜい肉に早変わり3人の出産を終えて気付いたことは、妊娠中に筋肉が落ち、ぜい肉に早変わりしてしまったということでした。スポーツを楽しんでいたときの体脂肪率は、自己ベストで12%。現在は、自分の目を疑うほどの数字が並び、体の約半分が脂肪であるとの結果でした。 一生懸命つけた筋肉は、妊娠・出産を経験した4年間という歳月をかけて脂身へと変わり果てていたのです。もちろん代謝も落ち、さらに体形が戻りにくい体へと変化していました。 本格的に産後のケアを開始!そんな状況に危機感を感じ、動ける体を取り戻すために食事の見直しと骨盤のケア、ストレッチを始めました。次男を妊娠したときに使用した骨盤ベルトを産後も着用し、骨盤をケアしながら、ストレッチを毎日継続しておこないました。 現在は、産後の経過を見ながら体を動かす準備をしています。骨盤ケアの成果が出てきたのか、2週間でヒップのサイズが2cmダウンしました! 食事では、無理のない程度に、主食の量を3分の2に減らすという方法を取り入れ、2週間で2kg減をキープ中です。 産後、思った以上に筋肉が落ちていたようで、ちょっと長めの買い物で足腰が疲れるという現状です。そんな状況を打破するために、有酸素運動を無理なくできるだけ長くおこなうことにしています。体形と体重の変化を楽しみに、産後のぶよぶよ体形とこれからも向き合っていきたいです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ニシカタ監修/助産師REIKO著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、1歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年12月31日子どもの食欲は日によってかなりムラがあります。わが家の1歳児も食べムラがひどく、せっかく作った料理を半分以上残され、涙することもしばしばです。そんなとき、子どもの「食べ残し」はついママが食べてしまいがち。しかしわが家では「もったいない」という思いを乗り越えて、「子どもの食べ残しを捨てる」ことに決めました! 産後太りの原因は子どもの食べ残し?長男が離乳食を卒業し、大人とほぼ同じ料理が食べられるようになったころ、私はなかなか減らない体重にやきもきしていました。妊娠中に15kgも体重が増えた私は、出産直後に7kg減ったものの、出産前の体重には程遠い状態でした。 子どもが1歳になったころ久しぶりに体重計に乗ってみると、なんと体重が増加に転じていたのです! 日中は働いていましたし、間食も控えるようにしていました。それでも体重が増えているのは、毎日の生活習慣に問題があるということ。改めて自分の行動を振り返ってみることにしました。そしてその日の夕食時、子どもの食べ残しを欠かさず私が食べていることに気付きました。長男は食べムラがひどいうえに少食だったので、時には半分以上残してしまうこともありました。私はそれを「あーあ、もったいないな~!」とすべて平らげていたのです。 これでは1.5人分の食事を摂っていることとほぼ同じ。捨てるのはもったいないし、食べ残しの処分という感覚だったので、問題ないと思い込んでいました。さすがにこのままではまずいと思った私は、食べ残しを食べるのをやめることに決めました。 体調不良の原因も食べ残しかも…?しかしそれでも、「もったいない」という思いは正直ぬぐいきれませんでした。あるとき、親子共々体調を崩したことがありました。子どもが保育園でもらってきた風邪がうつったんだろうと諦めていましたが、微熱とだるさが1週間以上続き、ヘトヘトに……。その状態で子どもを病院に連れて行ったりするのもかなりつらく、家事も滞りがちになりました。仲のいいママ友にそのことを話すと、「もしかして子どもの食べ残し、食べてない? 食べ物からウイルスがうつることもあるんだって」と話してくれました。食べ残しを食べることで子どもの手足口病がママにうつり、口の中に発疹ができた事例もあったそうです。もちろん、食べ残しだけがウイルスの感染経路ではありません。しかし、感染経路になる可能性がある以上、少しでもそのリスクを減らしたいと思いました。私はようやく、子どもの食べ残しをためらうことなく処分できるようになりました。 「食べ残しは処分」に決めました!食べ残しを処分するようにしたおかげで、私の体重増加はストップしました。また、これまで子どもがひいた風邪が私にうつると、そのたびに仕事を休み、大変な思いをしてきました。夏や冬など、病気が流行りやすい時期は特に、手洗い・うがいとともに、食べ残しの処分を徹底するようにしています。 子どもの食べ残しは、つい「もったいない!」と食べてしまいがちですが、ママの健康と美容に悪影響を及ぼすだけでなく、ウイルス感染の可能性もあります。なるべく処分しなくても済むように、子どもの食欲を考えながら、適量を作るように心がけたいです。 監修/助産師REIKO著者:大川香織小学2年生と1歳、2男の母。共働き。編集プロダクションや出版社で、子育て情報誌などの制作に携わった経験をもとに、さまざまなテーマで執筆。
2020年12月14日36歳で第一子を妊娠。初期のつわりも落ち着き、胎動が感じられるようになったころから悩まされたのは足のむくみ。明らかに20代とは違い代謝も落ちているなか、フルタイムで働き、立ち仕事も多い職業柄、常にむくみ気味だった私の足は妊娠の影響でさらにむくむように。妊娠後期まで続いた私の足のむくみとの戦いをご紹介します。 あれ? いつもより足がパンパン?34歳で結婚、36歳で第一子を妊娠。双方の両親をはじめ、親戚一同大変喜んでくれました。妊娠初期のころは食べづわりに悩まされ、空腹にならないようにバナナなどを持って職場へ行く毎日でした。しかし、つわりが終わってほっとしたのもつかの間、次第に足のむくみが気になり始めたのです。 普段から運動はほとんどせず、立ち仕事が多いこともあり、もともとむくみ気味だった私。履き慣れた靴も窮屈になり、靴下の痕もくっきり残るほどパンパンな状態に。朝起きたときから足がむくんでいて、仕事へ行くのも、そもそも靴を履いて出かけるのも憂うつでした。 意を決してウォーキング!体重管理とむくみ対策としてお医者さんに言われたのは、「歩く」こと。妊娠前から158cm、64kgのぽっちゃり体型で、助産師さんから「妊娠中の体重増加は7kg以内に」と注告されていたこともあり、運動不足の私も文字通り重い腰を上げ、散歩することに。 しかし、このときは8月。外は暑くて歩けないので、私が選んだお散歩コースは天気にも左右されず、休憩スペースも多い「ショッピングモール」。新しいショッピングモールがオープンしたばかりだったので、スニーカーを新調し、気分を上げてウォーキングへ。隅から隅まで約2kmの距離を体調に合わせて2~3周、週3回ほど通いました。3週間続けると足がだんだん軽く感じられるようになり、次第に靴下の痕も残らなくなっていきました。 ウォーキングに加えて食事の見直しもウォーキングとあわせて食事の見直しもおこない、むくみ防止によいとされるカリウムの多い食品を意識して食べるようにしました。もともと食べることが大好きなので、自分の好きなものを取り入れ、無理なく楽しく体によい食事を意識するようにしたのです。 具体的にはわかめなどの海草類や野菜たっぷりのスープ、バナナやアボカドなどの果物、焼き芋、無添加のナッツ類という感じです。特に野菜たっぷりのスープは食物繊維も多く摂取でき、冷房による冷えや便秘も解消され、それがむくみ解消にもつながったと思います。 出産間近までウォーキングと食事の見直しを頑張ったおかげで、最大の悩みだったむくみは解消されました。さらに、出産に向けての体力をしっかりつけられたように思います。体重も結果的にプラス7kg、また年齢とぽっちゃり体型のため、お医者さんから心配されていた妊娠高血圧症候群にもならず、無事に出産を迎えることに。つらかったむくみの解消から始めたウォーキングですが、結果的にはさまざまな面で役立ちました。 高齢出産にはいろいろな悩みがありますが、30代後半を過ぎたからこその経験値や心のゆとりがあるのではないかと私は感じています。現在も妊娠中なので、前回の経験を活かしてマタニティライフを楽しみたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:上原さちこ夫と2歳の娘と3人暮らし。英語講師としてフルタイムで働きながら子育てに奮闘中。36歳で第一子を出産。
2020年12月06日下半身がしっかりしていることが、昔からコンプレックスだった私。親戚からはよく「安産型だね」と言われていました。下半身がしっかりしているなどの見た目で言われる「安産型」は、果たして本当なの……?「安産型」と言われた私が妊娠し、出産するまでの体験談をご紹介します。 嫌だった「安産型だね」という言葉骨盤が大きくてしっかりしている体型は「安産型」とよく聞きますよね。下半身がしっかりしている私は、親戚などから「安産型だね」「安産型でよかったね」と、昔からよく言われていました。 そんなふうに言われることが、私自身としては非常に嫌でした。まだ妊娠や出産を経験したことがなかったころの私は、無事に赤ちゃんを産むことへの不安や重要性を意識したことがなかったからかもしれません。 「安産型」は本当に安産になる?妊娠してから「安産型」というものには明確な定義がないことを知りました。骨盤が大きく張っていて、歪んでいないことが安産につながることがあるとも言われていますが、産道の広さや子宮口の開きも安産の重要なポイントになるのだそうです。 実際の出産は、妊娠39週に陣痛が来てそのまま入院。分娩時間は13時間かかり、出血も多量でした。初産ということもあり、子宮口の開きが遅く、2~3cmから先にすすむまでに時間がかかりました。 想像よりも出産に苦戦周りから「安産型」だと言われた私も、子宮口の開きが遅く、想像よりも出産に苦戦しました。無事に生まれてきてくれただけで十分ですが、周りから言われていた「安産」とは少し違ったかもしれません。 実際に妊娠・出産を経験してみて思うことは、「安産型」だと言われたことに気を抜かずに、もっと主体的になって妊婦生活を過ごせばよかったということです。安産のために、塩分量などの食事調整や体重管理など、出産に向けての時間の使い方や準備も大切だと感じました。 私と同じように、「安産型だね」と言われることを気にしている方もいるかと思います。赤ちゃんや自分にあまり負担のかからない出産となるように、できる限りのことをしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
2020年10月16日小さな子供が親に甘える姿は見ていてとてもかわいらしいもの。それはたとえ子供のほうが体が大きくても同じようです。アメリカ・ヴァージニア州でたくさんの保護動物たちと暮らすライアン・フィリップスさんは、1頭のメスのウシを保護しました。ウェブメディア『The Dodo』によると、『ジェンナ』という名前のそのウシは生まれてすぐに不妊でミルクが生成できないことが分かり、農場で不要になったのだそう。そこでライアンさんが生後3日のジェンナを引き取ることにしたのです。 この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2019年 1月月11日午前8時56分PSTライアンさんがジェンナに初めて出会った時、まだ赤ちゃんだった彼女は普通乗用車に乗れる大きさだったといいます。それからジェンナはすくすくと成長し、今では体重が約4533と立派な体になりました。 この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午前11時00分PDTそんなジェンナはライアンさんのことが大好き。毎日何度もライアンさんにハグやキスを求めてくるのだそうです。その姿はまるで大きな赤ちゃんのよう! この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2020年 4月月30日午前8時08分PDT この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2020年 3月月26日午後2時41分PDTいつでもライアンさんのそばにいたいジェンナは彼が家の中にいると、開いている窓を見つけては「モー(出てきて)」と鳴くのだとか。ライアンさんにとってはそんな甘えん坊のジェンナとの窓越しのハグやキスも日課となっているそうです。 この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2020年 7月月18日午後1時18分PDTまた時にはジェンナがライアンさんの背中に頭を乗せて居眠りすることも。ちょっとライアンさんの首がつらそうに見えますが、彼は「ジェンナがこんなにも僕を愛してくれて、僕を枕にしてくれて光栄だよ」と話しています。 この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2020年 1月月22日午後5時36分PSTジェンナはほかの動物たちと比べるとややわがままなところがあるのだそう。でもライアンさんはそんなジェンナがかわいくて仕方がないそうで、娘のように思っているといいます。手のかかる子ほどかわいい、というのは本当なんですね。 この投稿をInstagramで見る Life with Pigs(@lifewithpigsfarmsanctuary)がシェアした投稿 - 2020年 8月月11日午前6時42分PDTライアンさんはジェンナを保護した後、もう1頭『メイジー』というメスのウシを家族に迎えました。ジェンナとメイジーはすっかり仲よくなって姉妹のように遊んでいるということです。大きな体でライアンさんに全力で甘えるジェンナと、そんな彼女の愛を全力で受け入れるライアンさん。まるで本物の父と娘の姿を見ているようで、ほのぼのとしますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月04日ダイエットをしている人や、体重を気にしている人にとって体重計に乗ることは日課となっているかもしれません。中には、体脂肪やBMI値などが測れるものや、インテリアに合うおしゃれなものなど、体重計の機能やデザインにこだわって選んだ人もいることでしょう。強化ガラス製の、おしゃれな体重計が…?araichuuさんがTwitterに投稿した衝撃的な出来事が話題となっています。投稿者さんは、強化ガラスでできたおしゃれな体重計を持っていました。ある日、いつものように体重計に乗ったところ…。最近の体重計は80kg超えると爆発する機能ついてるのな pic.twitter.com/wmTG0r1M2O — araichuu@馬主で大家で占い師 (@araichuu) August 23, 2020 体重計が、粉々に…!まさか割れるなんて思っていなかった投稿者さんは、さぞ驚いたことでしょう。どこかにヒビが入っていたことで割れてしまったのか、単に不良品だったのか…。投稿者さんによると割れた原因は分からないとのことです。投稿には、さまざまな声が寄せられました。・すごい粉々になっていて笑った!・体重計が破壊されたのでカロリーゼロですね!・うちのと同じ体重計だ!803超えないように気を付けないと。ちなみに、投稿者さんは足の裏に小さな傷を負いましたが、大事には至らなかったとのこと。割れてしまいそうな体重計を持っている人は、改めて耐荷重を確認してみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月26日私は40歳を過ぎてから、体重のコントロールが難しくなりました。それまではちょっと食べ過ぎて体重が増えても、甘い物を控える、1食の食事量を減らすなどのプチダイエットや15分ほどのウォーキングなど軽い運動を短期間継続することで簡単に体重を落とすことができました。しかし40歳になって初めて「今までのダイエットが通用しないかも?」と気付いたのです。30代までは自分にとって理想の体型(160cm、53〜54kg、BMI:21)を維持していたのに40歳を過ぎて体重が60kg前後に増え、ダイエットをしてもなかなか体重が落ちないように。そんな私の対処法を含めた体験談をお話しします。あれ?なかなか体重が落ちなくなった?体重が落ちにくくなったと感じ始めたのは、ちょうど40歳を過ぎたころでした。自慢ではありませんが、それまでは看護師の仕事でよく体を動かしていたせいか、どんなに暴飲暴食をしても体重はそれほど増えずに標準体重(160cm、53〜54kg、BMI:21)をキープしていました。それなりに良い体型を維持していたと思います。しかし、40歳を過ぎたころからちょっと食べ過ぎてしまうと、すぐに1〜2kgほど体重が増えてしまうようになりました。その度にこれまで30代のときにおこなっていたような、甘い食べ物を控えて1食の食事量を減らすプチダイエットや軽いウォーキングの短期間の継続などさまざまな対処法を試みても、なかなか体重が落ちなくなってしまったのです。まずは食事ダイエット!でも体重が落ちない!体重が落ちにくくなってから、まずしたことは食事量をある程度制限する食事ダイエットでした。ダイエットといっても厳しい食事制限をするのではなく、甘い物をなるべく控える、ご飯やパンなどの主食となる炭水化物の食べる量を減らすなど簡単にできることです。もともと仕事で体を動かしていて代謝も良いタイプだったので食事さえ多少コントロールできれば、これまでは体重を落とすことができたんです。だから「この方法で体重を落とせたんだから、今回もなんとかなるだろう」と思っていました。しかし今回のダイエットの結果はというと……ダメだったんです。40歳以降は体重が落ちにくいこと前提にこれまでのような食事ダイエットだと体重が落ちないことが判明すると、私はふとわれに返りました。「もしかしたら、40歳を過ぎて代謝が落ちてきているからなのかも」と気付いたんです。そこから私は緩い食事ダイエットではなく、まずは今の自分の年齢にどんなダイエットが合っているのかを考え、無理なく健康的に長続きできるダイエット法を試していきました。私が主にしてきたことは以下の通りです。・良質なタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品など)を積極的に摂る・炭水化物をなるべく控える(1日朝・昼食のみご飯・パンなどの主食を摂る、夕食時は食べない)・白米でなく玄米を食べる・おかずは魚介類や鶏肉、野菜などを中心に食べる・甘い物、お菓子は積極的には食べない・1日40〜50分のウォーキングを続ける・夜間の睡眠を7〜8時間しっかり取る・規則正しい生活を送る食事の内容に特に気を付けてカロリーオーバーにならないよう、食事管理アプリで食事を記録するようにしました。あとは体に付いた脂肪を燃焼させる筋肉を付けるためのウォーキングや軽い筋トレなどの運動もなるべく毎日おこなうようにしました。まとめ私はこの食事プラス運動、睡眠、規則正しい生活を意識したダイエット法で身長160cm、体重61kgから2カ月で-5kgの体重56kgとなり、現在に至るまで1年ほどその体重を維持できています。特別なことをしているわけではありませんが、食事量と運動量のバランスを取ること、そして朝はなるべく同じ時間に起きて夜更かしせずに眠るなど、生活にメリハリをつけることがポイントなのかなと思いました。年齢が上がるにつれて体重が落ちにくくなることを踏まえ、体に負担をかけず、かつストレスにならないようなダイエット法を続けていくことが大切だと実感しています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月02日妊娠中は体重が増加するものですが、増え方のペースや数値は気になりますよね。妊娠初期はあまり気にしていなかったけれど、産院で細かくチェックされるうちに食事や運動に気をつけるようになったという方も多いのではないでしょうか。私も後者のタイプで、妊娠29週を境にぐんと体重が増え始めたことで、やっと意識して生活習慣を見直し始めました。 体重に関して無関心私の妊娠前の体重は平均値で、変化も激しくありませんでした。そのため体重計に乗る習慣がなく、体重はいくつかと聞かれても正確に答えられないくらい無関心。 妊娠がわかったときも、10kg増加に抑えるくらいは普通に生活をしていればできるだろうと軽く考えていました。妊娠初期に食べづわりでよく食べたせいか、1カ月に3kg増えた時期もありましたが、つわりが収まると体重増加のペースは緩やかになりました。 妊娠後期に体重増加のペースが倍に危機感をもったのは妊娠29週に入ってから。つわりがおさまってからは2週間に300~500gくらいの増加ペースだったのが、1kgに増えていたのです。そのころはまだ仕事をしていたので、電車で通勤したり届け物をしたり、体を動かす機会がちょこちょこあったにもかかわらずの結果でした。 さらに臨月に入るとこれまでとは比べものにならないくらい体重増加のペースが速くなると聞いていたので、今の時点でこれはマズイ……と感じるようになりました。 やっぱり歩くのが手軽普段から運動をする習慣がなかったので、いざ妊娠中にもできる運動を!と思っても何も思いつきません。マタニティヨガにも興味はあったのですが、近くにいい教室がなく……。結局、1番手軽で無理のない、「歩く」という方法で運動することにしました。1日30分が目安です。 ただ近所を歩くだけだとつまらないので、「今日は書類を出したいから郵便局まで歩く」とか、「天気がいいから河川敷を1周する」とか、その日の気分で目的地を決めて、景色を変える工夫をしました。 ウォーキングの効果があったのか、妊娠35週から出産した妊娠41週までの体重増加を3kgに抑えることに成功! トータルでは10.5kgの増加でした。その年は秋晴れで小春日和の日が多く、気持ちよく歩けたのでストレス発散にもなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2020年06月01日生理中に体重計にのり、がく然としたことはありませんか? いつもと変わらない生活を送っていたはずなのに、体重が増えていたらがっかりしてしまいますよね。実はこれ、ホルモンのせいかもしれません。なぜ生理中は体重が増加するのか、増えた体重はいつ戻るのかなど、気になる情報をお届けします。【監修】イシハラクリニック副院長 石原新菜 先生小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書に、13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム健康BOOKS)をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』(PHP研究所)等30冊を数える。■生理中に体重が増える原因どうして生理が始まると体重が増えてしまうのでしょうか。どうやら、ホルモンがもたらす3つの影響が関係しているようなのです。体内に水分を蓄えようとするため女性の体は周期的にホルモンバランスが変化します。生理前になると、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の関係から濃度が上がるホルモンがあります。それは、副腎皮質から分泌されるアルドステロン。アルドステロンは、水分やナトリウムを体内にためこむ働きがあります。生理中に体重が増えたのなら、それはホルモンの影響で体に水分がたまっているからかもしれません。▼体重増加のポイント 1:便秘食生活や運動不足などが原因で便秘になることはありますが、実はホルモンが原因で便秘になることもあります。プロゲステロンの分泌が増えると、腸のぜん動運動が弱まって便秘になることが。月経前になるとプロゲステロンが増加するので、その影響で便秘になり生理中に体重が増えることもあるようです。便秘を解消するために便秘薬を使うケースもあると思いますが、使い続けると腸の働きが弱くなり、さらなる便秘を招くことも。ぜん動運動を活発にする乳酸菌と、その乳酸菌のえさになる食物繊維をとったり、水分をとったりおなかをマッサージして自然な排便につながるように工夫してみましょう。▼体重増加のポイント 2:むくみホルモンバランスのせいで体内に水分が蓄えられるのは、先にご紹介した通り。その余計な水分のせいで、体がむくむことがあります。体のむくみは体重に変化をもたらすだけではなく、見た目にも影響が! 鏡に映るむくんだ自分の姿にはげんなりしてしまいます。でも、プロゲステロンが減少すれば、むくみは自然と解消されるのであまり心配しないでくださいね。▼体重増加のポイント 3:体脂肪の増加ダイエットをしていると、体重だけではなく体脂肪率も気になるもの。実はこの体脂肪の増減は、食事や運動量だけではなく、月経の周期とも関係しているのです。生理中は、おなかや太ももの皮下脂肪がもっとも厚くなる時期。体脂肪率が測定できる体重計にのった時、身に覚えがないのに体脂肪率が高くなっていたら生理中のせいかもしれません。しかし、ご心配なく! 生理が終わってから排卵するまでには、皮下脂肪の厚みも元に戻るでしょう。参考サイト:日本産科婦人科学会 「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」 参考書籍:中公新書「月経のはなし」(著者:武谷雄二)主婦の友社「主婦の友新実用BOOKS 最新版女性の医学大全科」(監修:女性の健康週間委員会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会)PHP研究所「正しく知れば体が変わる! 栄養素の摂り方便利帳」(監修:中村丁次)■生理中は体重が落ちないから、ダイエットには不向き?「がんばっても体重は増えるし、ダイエットしたって意味がない」。そう思うのも無理はありませんが、ちょっと待ってください。生理中にどう過ごすかによって、体重の変化だって違ってきます。▼メンタルも不安定になりがちだから、無理をしないで生理痛をはじめとする不快感により、イライラしたり気分が落ち込んだりと、生理中は精神的に不安定になる人もいることでしょう。アメリカの女子大生を対象とした調査では、月経中はチョコレートを食べたくなる人が多いという報告があります。このように、生理中には食べ物の好みが変わることも。ホルモンの変化で、いつもとは違うコンディションなのですから、体重を減らすことを考えるのは少しお休みしてもいいかもしれませんね。▼体重維持を心がけよう生理中であることを理由に、ついつい自分を甘やかしたくなることはありませんか? 体調がよくないからといって運動量を減らしたり、食べ過ぎてしまったり…。このような行動こそが生理中に体重が増える大きな原因となっているかもしれません。生理中で無理をしないと決めたからといって、好き放題していいわけではありません。生理が終わった時に体重を元に戻したいのであれば、生理中に余分なお肉を蓄えることのないようにコントロールすることを意識しましょう。▼「体重計にのらない」と決めてしまうのも一手生理が終わると体重だって自然と戻ります。体重の増加が月経によるホルモンバランスのせいだとわかれば、あえて生理中は体重を気にしないで過ごしてみるのもいいでしょう。生理中はイライラしたり、落ち込んだりと、ただでさえ心の動きが大きいもの。体重計の表示を見てがっかりするより、気分良く過ごしたいものです。■生理中に体重を増やさないための3つの対処法生理中に太ってしまうのは自然なことだとわかってはいても、それでも体重を増やしたくないのが女心。ほんの少し意識することで、体重増加を防ぐことができるかもしれません。【体重を増やさない対処法】1)いつもよりよくかんで食べる「食事はよくかみましょう」とはよく言ったもの。よくかむことは消化を助けるだけではなく、やせやすい体を作ることにもつながるのだとか。食べ物をよくかむことで刺激が脳に伝わり、分泌された脳内物質によって、脂肪の分解と脂肪の燃焼を促します。これを「食事誘発性熱産生」といい、食事をすることで内臓の動きを活発化させ、エネルギーを消費してくれます。太ることに直結するはずの食べるという行為が、食習慣や食事内容によってエネルギーの消費につながるというのは驚きですね。生理中ではなくても、よく噛んで食べることを習慣にしたいですね。参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット 「食事誘発性熱産生 / DIT」 【体重を増やさない対処法】2)食べる順番を意識する最近では、血糖値が急激に上昇しないような食べ方をするのがダイエットのスタンダードになっています。これは、生理中も同じです。食物繊維が豊富な食べ物から箸をつけるよう、気をつけてみましょう。簡単にいえば、野菜ファースト。次にお肉やお魚などのタンパク質を。ごはんやパンなどの炭水化物は最後にとっておきましょう。【体重を増やさない対処法】3)カリウムで水分排出むくみをとりたかったら、食事の減塩に努めましょう。塩分をとりすぎると、体内のバランスをとるために水分をためこんでしまうのです。余分な水分を排出してくれるのが、カリウムです。カリウムには体内にたまった水分だけでなく、塩分も排出して体内のナトリウム(塩分)量を一定にする働きがあります。【カリウムを多く含む食品】りんご、キウイ、こんぶ、きゅうり、キャベツ、トマト、アボカドフルーツならそのまま食べられますし、野菜ならサラダにするだけの簡単調理! 手軽に取り入れることができそうですね。ただし、カリウムは水に溶けやすいので洗いすぎないように気をつけて。ただし、しっかりと水分をとることも大切です。むくみのせいで水分を控えたくなる気持ちもわかりますが、実は逆効果。水分を多めにとって新陳代謝をよくしたほうが、むくみを解消するのにはいいでしょう。無理は禁物! 体重が減らない時期と思って過ごそう生理中は体重をキープすることを目標にして。やせるためにハードな運動をするというよりも、ストレスをためないために適度に体を動かすことを心がけましょう。生理中に運動をする気が起こらない人もいるでしょうが、生理中の運動はPMS(月経前症候群)や生理痛の緩和にもなるという研究結果もあるそうです。ダイエットをがんばるなら、生理が終わってからがベター。エストロゲンの分泌が増えることで、食欲が抑えられたり代謝が上がってやせやすい時期でもあります。参考書籍:大和書房「美人は『食べて』綺麗になる。この栄養素があなたをつくる」(著者:木下あおい)主婦の友社「主婦の友新実用BOOKS 最新版女性の医学大全科」(監修:女性の健康週間委員会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会)PHP研究所「正しく知れば体が変わる! 栄養素の摂り方便利帳」(監修:中村丁次)■まとめ人間の体に影響を与えるホルモン。そのホルモンに逆らって生理中に体重を減らすのは少しむずかしそうです。生理中はやせる努力をするよりも、太らないことを意識した生活を送ることのほうが大切です。生理中に太るのはホルモンのせいなのですから、生理が終わってホルモンバランスが整えば元通り。むしろ、生理中の過ごし方によってはダイエットが成功しちゃうなんてうれしい結果になるかもしれません。参考資料:・ 日本産科婦人科学会 ・ 厚生労働省 e-ヘルスネット ・中公新書「月経のはなし」(著者:武谷雄二)・主婦の友社「主婦の友新実用BOOKS 最新版女性の医学大全科」(監修:女性の健康週間委員会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会)・PHP研究所「正しく知れば体が変わる! 栄養素の摂り方便利帳」(監修:中村丁次)・大和書房「美人は『食べて』綺麗になる。この栄養素があなたをつくる」(著者:木下あおい)
2020年05月09日妊活ツールとしてはもちろん、旅行や大事なイベントの予定を立てるときのために自分の生理周期を管理して知っておくことは大事です。ただ、面倒くさがりさんにとって、毎月記録をつけることって結構しんどいですよね。そこで、この記事では、誰でも簡単に管理ができて「本当に使える!」と評判の生理周期管理アプリをランキング形式でご紹介します。生理周期の管理をはじめたい、方法を見直したいという人は必見ですよ! ※調査概要調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」のサービスを利用された方調査期間:2020年2月26日~2020年3月1日調査件数:2,663件 もはやジョーシキ!生理周期の管理 女性の心身の変化と密接な関係にある生理。自分のバイオリズムを知るために生理周期を知ることは、わざわざ言うまでもないほど女性にとって当たり前のこととして認識されています。実際に、約90%もの人が「生理周期を管理している」と回答しています。 生理周期管理のメリットは?複数回答(※回答者数に対する割合のため、合計は100%を超えています) では、生理周期を管理するとどんなメリットがあるのでしょうか? 管理の目的について聞いてみると、「妊娠を知るため」とほぼ同じくらいの割合で「予定を立てやすくするため」という回答が多くありました。 旅行や大事なイベントなど、ここぞ!というときに生理真っ最中だとテンション下がりますよね。そういったことを回避するためにも、日々の記録と管理が役立ちます。 アレを使えば面倒くさがりでも大丈夫!複数回答(※回答者数に対する割合のため、合計は100%を超えています) 続いて、どんな方法で生理周期を管理しているのか調査したところ、やはり手軽に行えるアプリでの管理がダントツ1位という結果になりました。 スケジュール帳やカレンダーにちまちま記入するのって、結構大変な作業ですよね。その点、いつでもどこでも携帯に入力できるアプリは、面倒くさがりさんの強い味方となっています。最近では生理周期の管理だけではなく、付加機能で女性の心身を一括管理してくれるものもたくさんリリースされていて、便利さが格段に上がってきています。 本当に使える! アプリランキング発表!以上の調査結果をふまえて、実際にみんなが使っているアプリのランキングを5位~1位まで発表! たくさんある中で本当に使えるアプリは一体どれなのでしょうか? 5位:FiNC(62票)CMなどでも話題のFiNCは、ユーザーの基本データを入力すると人工知能 “パーソナルAIトレーナー”が美容や健康についてアドバイスしてくれるという、最先端のヘルスケア/フィットネスアプリ。FiNCの生理機能では、生理周期を記録すると排卵日や妊娠しやすい時期を予測してくれたり、AIが周期に合わせてマッサージやフィットネス、ヘルシーレシピなどを提案してくれます。また、記録漏れがあるとAIが呼びかけてくれるので、忙しい人や面倒くさがりな人、妊活だけではなくダイエットも目的としている人にぴったりです。 4位:女性のリズム手帳(73票)排卵日予測・妊活に特化した、女性のための生理周期管理アプリ。妊娠しやすい日/しにくい日の予測はもちろん、体脂肪率、体重、基礎体温の管理や症状の解説、さらに妊娠後のサポートまで充実した内容で長年にわたり愛され続けています。デザインもピンク基調で可愛いらしく、記録したデータはコンビニでプリントアウトすることができるので、ファイリングして手元に残して見比べたり、婦人科検診に持参したりと便利です。 3位:カラダのキモチ(122票)生理周期からPMS対策、妊活、妊娠、出産後のケアまで、女性のライフステージをトータルでサポートしてくれるヘルスケアアプリ。このアプリの特に便利な機能が、基礎体温の自動記録です。オムロン婦人用体温計(MC-652LC)を使うことで基礎体温データを自動でアプリに転送、グラフ化してくれます。もちろん、手入力でも可。また、基礎体温といっしょに身体の症状などをスタンプで簡単入力できるので、毎月の体調の変化を知ることができます。横画面表示で3周期まで表示できるのも有難いですね。 2位:ラルーン(520票)約300万人もの女性が愛用しているという女性向け体調管理・悩み相談アプリ。生理日や排卵日の記録/予測といった基礎機能の使いやすさはもちろんですが、人気の理由は“お悩み相談コーナー”にあります。人には言えないデリケートな悩みなどを匿名で相談することができ、妊娠や妊活のことだけではなく、美容やダイエット、恋愛などさまざまな種類のお悩みに対応してくれます。さらに、相談することに「ラルポ」というポイントが付与され、貯まったポイントは服やアイテムと交換できるという付加価値もついてくるのがうれしいですね。 1位:ルナルナ(1,221票)まさにキング・オブ・生理日管理アプリ!他を大きく引き離し、ルナルナが首位を獲得しました。なんといっても、わずらわしさを一切排除したシンプルなインターフェースが魅力。1,300万DLもされているという、人気のアプリです。近年リリースされているものと比べて機能が少ない分、とにかく生理日・排卵日予測の精度が強化されています。独自の分析データとロジックに基づきユーザーひとりひとりの周期に合わせた予測とアドバイスをしてくれるので、まるで専属の医師がついているような心強さです。 ※票数/1,969(有効回答) 1位は生理周期管理の老舗「ルナルナ」!生理周期管理の他にさまざまな付加機能がついているアプリが多いなか、シンプルかつ正確さに定評のある「ルナルナ」に軍配があがりました。毎日のように開くものだからこそ、余計な機能がなく、パパッと記録できて分かりやすいものが人気なのかもしれませんね。上位にランクインしている他のアプリも本当に優秀なものばかりです。悩み相談は「ラルーン」、基礎体温管理は「カラダのキモチ」、手帳との併用は「女性のリズム手帳」、ダイエットは「FiNC」と、目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
2020年04月20日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。新年度が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?いま世の中が大変なこの時期、保護者の方々も心身ともに疲れが出始めている時期ですよね。経済面でもさまさまな打撃が起きており、家計への影響を案じております。いざという時のために、やはり日々の節約と貯金は大事だなとあらためて感じています。そこで今回は我が家の「お金のはなし」を少ししたいと思います。■夫を信用して家計管理を任せていたけれど…皆さんのご家庭では夫と妻、どちらがお金の管理をしていますか?我が家は子供ができてからずっと主人がお金の管理をしていました。赤字になっている感じはなかったので安心して任せていたのですが…夫の無駄遣いが発覚!!仕事は頑張っているし…ストレス解消の為にもある程度は許そうと思っていましたが…許容範囲外でしたね。ということで選手交代!今年から私が管理することになりました。家のローン返済も始まったので、無駄はとことん省きたい!!と考えて…■家計簿ってなかなか大変…!!家計簿、続かないんですよね…小さい子供がいると書く暇がないんです。ついつい忘れてレシートの山!!やっぱりデジタルの力はすごいですよねぇ。家計簿アプリなら、レシートを捨てる前に写メするだけでいいので本当に楽です。家計簿アプリのおかげで我が家の無駄が一目瞭然に!! 少しずつ家計の見直しを進めています。いざというときのために、節約と貯蓄頑張りましょう〜いち早く今の大変な状況が落ち着くことを心より願っております。
2020年04月15日妊娠前は55kgだった体重が、気がつくと出産時70kgに! このままではいけないとダイエットを開始。育児中でも無理のないダイエットをして、産後8カ月にして18kg落とすことができました。生活のなかで実践したこと、気をつけていたことをご紹介します。 開き直って、隠さない妊娠中、私は15kg太ってしまったことを恥ずかしく思っていて、周囲には言えませんでした。体重の増加を知らない友人からは食べ物の差し入れを多くもらい、おいしく頂いていました。 産後も実家の母が作る食事は量が多く、「このままでは痩せられない!」と危機感を抱き、開き直って周囲に「現在70kgです! 前の体重に戻したい!」と公言。 すると「応援する!」とみんなが言ってくれるようになったのです。「どれくらい痩せられた?」と話題にもしてくれるようになり、自分のヤル気に火がつきました。 1日3食はきちんと食べる病院での産後1カ月健診にて、「ダイエットを開始してもよい」と許可を得てから開始しました。 ダイエット中でも母乳を出したい、また、育児は体力勝負と聞いていたので、1日3食はしっかり食べました。洋食よりは低カロリーな和食を心がけ、間食は極力しないようにしました。どうしてもおなかがすいたときは豆腐を食べることに。 また、産婦人科の先生に「果物は案外太るよ」と言われていたので、食べ過ぎないようにしていました。さらに、食材を低カロリーで高タンパク質のものに替えたところ、体重が落ち始めました。 赤ちゃんとお散歩ダイエットダイエットには運動も不可欠。しかし、妊娠を機に仕事を退職したあと、運動習慣がまったくなくなっていました。 体重減少が停滞しだした産後3カ月目。ちょうど赤ちゃんと外へ出る機会が増えてきたので、それを機に毎日欠かさずに散歩へ出かけることを決めました。夏場は早朝に、雨の日でも少しの晴れ間があれば10分だけでも必ず行くようにしました。 近くのスーパーには車でなく徒歩で出かけるようにしたところ、なんと産後8カ月で18kg減となり、産前よりも痩せることができました。 産後は精神的にも肉体的にも大変なことばかりなので、無理なダイエットは禁物です。自分の生活のなかで無理なくおこなえることから始めてみることが大切だと思いました。産後ダイエットに成功した今、「またオシャレをしたい!」と、心がウキウキしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:前田 梨沙0歳女児の母。食生活アドバイイザー、旅行業務取扱管理責任者の資格を保有。前職は旅行会社勤務、国内外の子連れ旅行に関しての知識や経験が豊富。ハンドメイド作品を作ることが趣味。
2020年02月20日皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。どすこい母さんことケイコモエナです。今回は、妊娠時の私が感じた日本とスイスでの違いを描いてみました。妊娠初期はずっとつわりに悩まされ、やせ細っていた私。妊娠中期になると食べづわりに苦しみ、常に何か食べないと苦しくて、体重がどんどん増加していきました。妊娠後期にはさらに体重が大変な事になってドキドキしていたのですが、周りを見てみるとそこには、日本で聞いた話とは違う光景が広がっていたのでした。■妊娠時の体重管理、日本とスイスの違いは…■体重増加にビクビクしながら検診へ…周りの妊婦さんは20キロプラスでも体重増加を気にするそぶりはなく、逆に大きくなったバデーを楽しんでる感じ。すごいなー、とカルチャーショックを受けたのでした。お医者さんも、他の数値が良好ならば体重の事は、個人管理という感じで拍子抜け(笑)。その後無事出産し、体重を落とすのに悪戦苦闘するのでした。最後まで読んで頂きありがとうございました。ではまた次回に!※この体験記は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり保証したりするものではありません。詳しくはかかりつけ医にご相談ください。
2020年02月17日もともとやせ型だった私は、厚生労働省から出ている妊産婦のための食生活指針を見て妊娠中に7〜9kg程度体重を増やす予定でした。妊娠中は自然と体重が増えると思っていましたが、仕事が立ち仕事で活動量が多かったせいか、思うように体重が増えず…⋯。今回は、私が感じた妊娠中の体重や食事管理の大切さなどをお伝えします。 妊娠中に食べる量を加減していた「妊娠中に、これ以上の体重増加はダメと言われた」という話を友人などからよく聞いていました。そのため、妊娠中は自然と体重は増えていくもので、食べ過ぎてはいけないと思っていました。体重が増えすぎないように気をつけつつ、栄養バランスの整った食事を3食摂っていたのです。しかし、仕事が立ち仕事で消費カロリーが多いせいか、妊娠8カ月でプラス4.5kg程となかなか体重が増えず…⋯。妊娠したら体重は増えると思っていたのにそうでなかったので、食べる量を増やしたほうが良いのでは? と不安になりました。 臨月でも思うように体重が増えなかった臨月になってもプラス5.5kgと、妊娠8カ月のころから体重は1kgしか増えませんでした。医師からは「妊娠中に体重がしっかりと増えないと、赤ちゃんが低体重で生まれるリスクが高くなるので、もっと増やしましょう」と言われていたので、間食を増やして体重増加するように心がけました。妊娠中は食べ過ぎもダメですが、カロリー消費量が多くてよく動く人は、間食で食事量を増やすことも大切なんだと実感しました。臨月に入ったら増えるだろう…⋯となんとなくで体重管理をするのではなく、つわりが終わったころから体重変化を気にしておけばよかったなと思っています。 低出生体重にぎりぎり入らず誕生子どもは2,575gと低出生体重児にならずに生まれました。それでも母乳を飲む力が弱くて入院中になかなか体重が増えませんでした。妊娠中に増やそうとしていた予定体重まで増えていれば、もう少し大きく生まれていたのかなと思います。仕事で活動量が多いことも分かっていたので、妊娠中は赤ちゃんにも栄養が供給されることも考え、妊娠4〜5カ月ころから食事量をしっかりと増やしておけばよかったと反省しています。 初めての妊娠でどれくらい体重が増えるのか予想がつかず、増やしすぎないことを気にするあまり、体重増加が少なくなってしまいました。妊娠中の体重管理は、妊娠前の体重なども考えてきちんと食事管理をおこなうことが重要だと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。
2020年02月13日長女を出産したときは、初めての育児でバタバタしていたせいか、産後すぐに体重が戻った私。次女を妊娠したときも、産後はすぐに体重が戻るなんて思っていました。ところが次女出産後、3カ月経っても体重が一向に減らず……。そのときの体験談を紹介します。 産後は授乳の影響で体重が元に戻る?長女を出産したときは初めての育児でわからないことも多く、バタバタしていたこともあってか、産後2カ月ごろから「痩せたね」と周りに言われることが増えました。その後、産後半年くらいで妊娠前の体重に戻り、さらには妊娠前の体重よりも少なくなりました。 ありがたいことに母乳がよく出ていたので、母乳のおかげで体重が元に戻ったのかもしれないと思っていました。そして翌年には、次女を出産。また半年くらいで体重が元に戻ると軽い気持ちでいたのですが、今回は違いました。 体重が元に戻らない! 運動をスタート2人目で余裕があったからかわかりませんが、次女を出産してから3カ月過ぎても体重が元に戻りません……。「産んだあとは、自然と体重が元に戻る」と安易な考えでいたため、焦りました。とりあえず買い物がてらにウォーキングをスタート、ダイエットDVDを買って自宅で運動も始めてみました。 ところが体重が戻るよりも先に、腰を痛め、さらには肩も痛めてしまう結果に……。子育てにも支障が出そうな状況だったため、病院に相談に行くと、「産後にいきなり無理をしすぎです!」と厳しく注意されてしまいました。 焦りは禁物! ゆっくりと体重を戻そう私の場合、普段から運動習慣もないうえに、本調子ではない産後に突然運動を始めたことで体がビックリしてしまったようです。病院の先生からは、「産後、すぐに体重が戻る人もいれば、ゆっくり戻る人もいる」「体を動かすのは、もっと落ち着いてからにすること」とアドバイスを受けました。 「今は体重よりも赤ちゃんを気にしてあげて」と先生は言っていました。赤ちゃんよりも、自分の体重のことを先に考えてしまっていた……と、反省しました。それからは食事内容を見直すなどして、1年くらいかけて元の体重に戻りました。産後に無理は禁物です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2020年02月10日今回は、妊娠中の体重増加と、なぜ体重管理が大切なのかについてお話しします。 妊娠中に体重が増える理由通常、妊娠すると妊娠期間を通して体重は8~12㎏程度増えます。赤ちゃんの重さが3kg・胎盤500g・羊水500g・子宮1kg・乳房や体脂肪の増加2kg・全身の血液量や水分が2kg、合計8kgは自然に増加します。妊婦さんによっては、それ以上に体重が増えることもあり、妊娠中に自然にみられる体重増加量は合計8~12kg程度となります。 妊娠中は胎児の発育や成熟のために、体重が増えることはごく自然なことです。 妊娠中の母親の糖分は、優先的に赤ちゃんへ運ばれ、赤ちゃんの脳や体を発育・成熟させます。母親はエネルギー不足になるため、糖分の代わりに脂肪を皮下脂肪としてためるようになります。皮下脂肪は、子宮の保温やおなかの中の赤ちゃんを衝撃から守る役割があります。また、出産時や産後の授乳に必要なエネルギー源にもなります。また、妊娠中は赤ちゃんへ栄養や酸素をスムーズに運ぶために、妊娠前に比べると体内の血液量は40~50%、水分量は20~30%増加します。 最近は、国内の出産年齢にある女性の体格を全体的に見るとやせている傾向にあり、妊娠中の体重増加を嫌う妊婦さんや、妊娠前からの食生活を変化させることが難しい妊婦さんも多いために、妊娠中の体重増加が不十分な妊婦さんもいます。妊娠中の体重増加量が妊婦さんの健康状態と赤ちゃんの発育状態に影響を及ぼすため、太りすぎや体重の増えすぎだけでなく、不十分な体重増加にも注意が必要です。体重の増え方には個人差があり、自分の体型に対するイメージも人それぞれ異なります。体重管理や体型の変化について気になることがあれば、担当医や助産師へ相談しましょう。 妊娠中の体重増加量の目安妊娠中の体重増加量は、妊娠前のBMI(Body Mass Index)によって区分します。出産するまでに望ましい体重増加量の目安は表のとおりです。妊娠期間を通した体重増加量だけでなく、妊娠中期(16週~)以降は、1週間当たりの増加量の目安も参考に体重管理をおこないます。 体重が増えても、脂肪なのか、水分なのか、胎児の成長によるものなのかは体重の数字だけでは判断できません。妊婦健診では、体重以外に血圧やむくみの状態、血液検査の結果などをふまえて、望ましい体重増加の範囲で経過しているか医師や助産師が判断します。 BMIの計算式=妊娠前の体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 妊娠中の推奨体重増加量(日本肥満学会 肥満症診断基準2011)※双胎妊娠の場合、日本人のデータを用いた値はありませんが、アメリカのガイドラインの推奨値を参考にします。(参考:産婦人科診療ガイドライン産科編2017)妊娠前 BMI:18.5-24.9 →16.8-24.5kg 増加妊娠前 BMI:25.0-29.9 →14.1-22.7kg 増加妊娠前 BMI:30 以上 →11.4-19.1kg 増加 妊娠中の体重測定が大切な理由妊婦健診では、妊婦さんの健康状態と赤ちゃんの発育状態を確認するために体重測定をします。医師や助産師、看護師が正しい判断をできるように、妊娠前の体重や妊婦健診当日の体重の数値は、誤魔化さないようにしましょう。体重測定をすることで、妊婦さんは体重制限を強いられているように感じるかもしれませんが、下記の3つの理由から体重管理はとても大切です。 ①妊婦さんの体格や体重増加量によって合併症が起こる可能性や危険性が高くなる妊娠中の体重が増えすぎても、増えなさすぎても、母体と赤ちゃんの健康状態に影響します。妊婦さんの体格や体重増加量によって合併症の起こる可能性や危険性が高くなります。 妊娠前のBMIが18.5未満やせに属する場合は、胎児発育不全(FGR:fetal growth restriction)や低出生体重児(出生時の体重2500g未満)、切迫早産および早産の起こる可能性が高くなります。 妊娠前のBMIが25.0以上肥満に属する場合は、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、巨大児、児の神経管閉鎖障害が起こる可能性が高くなります。 妊娠中の体重増加が不十分な場合は、胎児発育不全(FGR:fetal growth restriction)や低出生体重児 (出生時の体重2500g未満)の可能性が高くなります。 妊娠中の体重増加が著しい場合は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を合併する確率が高くなります。また、陣痛が弱いために出産が長時間かかったり、出産時に出血多量となる可能性があります。 ②妊娠中の栄養状態が赤ちゃんの健康状態に影響するおなかの中にいる赤ちゃんが低栄養状態にさらされると、赤ちゃんの発育状態や将来的に生活習慣病を発症する確率が高くなることがわかっています。 ③妊娠中の体重増加量は母乳の脂肪濃度に影響する妊娠中の体重増加量は、母乳中の脂肪濃度に影響することがわかっています。母乳中の脂肪は、赤ちゃんの摂取カロリー(エネルギー)や必須脂肪酸(DHAやEPAなど)の供給源として重要です。産後に母乳で育てる予定であれば、妊娠中の体重増加を極端に制限することは好ましくありません。 体重管理をするコツ体重管理をするために普段の食事・運動・睡眠を見直して、改善できるところから取り組みましょう。 栄養バランスの良い食事を心がける妊娠中における栄養バランスの良い食事とは、母親と赤ちゃんの体づくりに必要な栄養素を過不足なく摂ることができる食事です。 栄養バランスを考える際に「妊産婦のための食事バランスガイド(作成:厚生労働省)」を参考にすることをおすすめします。 このガイドは主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つに分類して説明しています。妊婦が一日になにを、どのくらい食べたら良いかが示されていて、この5つのバランスを考えながら食事することで、結果的に妊娠中に必要な栄養素を過不足なく摂ることができます。 基本のイメージは、ごはん+一汁二菜の定食栄養バランスを考えるときは、彩りが豊かで旬の食材を使った定食を思い浮かべてください。基本的には、ごはん+一汁二菜の定食形式を1日3回食べることが理想ですが、体調や生活スタイルによって難しいこともあるでしょう。毎日毎食、気にするのは大変ですので、1~2週間単位で食べた食材や量をざっと振り返り、必要な栄養素が摂れているかを確認しましょう。 量を食べすぎた場合は次回から食べる順番やタイミングを変えてみる、同じ食材ばかりに偏った場合は味付けや食材を変える、食べてないと思っていても体重が増える場合は主食を食べすぎていないか確認して次回から代わりに副菜を増やしてみるなど、ストレスにならない程度に工夫しましょう。 また、朝食を食べないと、体温が上がりきれず、基礎代謝量が減り、脂肪が燃焼しにくいです。妊娠中の体調管理のためにも、朝食は欠かさないように心がけましょう。 食事について、自分で考えるのは大変、改善してもなかなか思うようにいかないときは、ひとりで悩まず助産師や栄養士へ相談しましょう。 妊娠経過が順調であれば、適度な運動やストレッチを妊娠中に適度な運動を行うことで、摂取カロリーを消費するだけでなく、心肺機能や筋力、体力の維持ができるため、妊娠中や産後の生活のために疲れにくい体づくりに役立ちます。妊娠前から運動習慣がない妊婦さんは、1日10分程度の散歩やストレッチでもかまいませんので、できる範囲から開始して継続しましょう。 妊娠12週以降で正常な妊娠経過であること、妊婦健診で医師、助産師から運動を禁止されていなければ、運動をしても良いです。妊娠中の運動については、医師や助産師、運動指導をするトレーナーから専門的な指導と助言を受けましょう。特に、高血圧、糖尿病、肥満などの妊娠中の合併症の予防と治療を目的とする運動については、主治医と相談して十分に注意して行いましょう。 早寝早起きをして、十分な睡眠をとるように心がける腸の動きは、副交感神経が優位なときに最も活発になります。副交感神経は睡眠中に優位になるので、十分な睡眠をとることは栄養の吸収や排泄を促すのに役立ちます。妊娠中の睡眠について気になることがあれば、担当医や助産師へ相談しましょう。 まとめ妊娠中の体重の変化には個人差があります。妊娠経過が順調で、おなかの中の赤ちゃんも順調に体重が増えていれば問題はありません。体重の変動や栄養の偏りが気になる、あるいは食欲のコントロールが難しい場合は、助産師や栄養士へ相談しましょう。 <参考>・産婦人科診療ガイドライン産科編2017・厚生労働省妊産婦のための食事バランスガイド・厚生労働省平成 29 年国民健康・栄養調査結果の概要・厚生労働省妊娠中と産後の食事について・厚生労働省妊産婦のための食生活指針 ―「健やか親子21」推進検討会報告書― 平成18年・日本DOHaD学会HP・昭和大学DOHaD班HP・小児保健研究 第62巻 第3号,2003(331~ 340)米山京子 妊娠中および授乳期の栄養状況が母乳成分へ及ぼす影響・Peng Y et al: Fatty acid composition of diet, cord blood and breast milk in Chinese mothers with different dietary habits. Prostaglandins Leukot Essent Fatty Acids. 2009 Nov-Dec;81(5-6):325-30 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生順天堂大学卒後、派遣病院勤務を経て、平成22年より順天堂静岡病院周産期センター准教授就任。退職後、平成24年8月より祖父の代から続いている「おおたレディースクリニック」院長に就任し現在に至る。著者:助産師 古谷真紀一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。
2020年01月31日妊娠直後から出産直前まで、体重の減増があまりに大きかった私。産院の先生から「自己管理ができていない」と注意されてしまったときの話です。どれだけ体重のふり幅が大きかったのかをご紹介します。 つわりで-5kgダウンしてしまった食べづわりと吐きづわりが同時進行だった私は食べては吐き、食べなくても吐きの繰り返しでした。つわり中はほとんど何も食べられず、つわりが落ち着いたときには体重が5kg減っていました。元の体重が42kgの私は37kgになってしまい、前回の健診よりもガリガリに。もともと貧血持ちだったこともあり、採血の最中に気絶して椅子から転げ落ちてしまうアクシデントがありました。そんなボロボロな状態の私を見た先生はとても心配し、やさしく気づかってくれました。 つわりが落ちつき、食べすぎて+15kg!妊娠5カ月になると、あれだけ苦しんだつわりが嘘のように治まった私。「5kgも減ったんだし、たくさん食べても大丈夫!」と、どんどん食べるようになりました。最初は先生も「つわりで体重が減ってるし、しっかり食べて体力つけましょうね」とやさしく言ってくれたのです。ところが、調子に乗って食べすぎたあまり、妊娠8カ月に入ると37kgまで落ちた体重が52kgまで増えてしまったのです。健診では尿に蛋白が出てしまい、先生からは「妊娠高血圧症候群になりたいのか」と注意されてしまいました。 出産予定日まで徹底した自己管理先生に注意され、反省した私は出産予定日まで食生活を徹底して管理することにしました。毎日の食事は、野菜スープやところてんなどのカロリーの低いものを中心に食べるようにし、今まで軽い気持ちで食べていた間食を徹底してやめました。その甲斐あって、8カ月から臨月までは+2kgで抑えることができました。つわりで37kgまで落ちた体重から17kg増え、出産直前には54kgに。妊娠高血圧症候群になることもなく、無事に出産することができました。何事もなく無事に出産できたことに先生も安堵してくださいました。 つわりで体重が減るのはどうしようもないことだけれど、つわりが終わった後、ひとりの体ではないのに自分に甘えて暴飲暴食をしてしまったことを深く反省しました。私の体と、おなかの赤ちゃんのことを心配し、きちんと注意してくださった先生にはとても感謝しています。次、妊娠することがあれば今回の経験を生かし、自己管理は徹底すると心に誓いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:(c)chicchimama著者:堀ちなつ0歳と2歳の姉妹のママ。歯科技工士・歯科助手として歯科関係の仕事を経験。現在は妊娠出産・子育てのジャンルを中心にライター活動をしている。
2020年01月31日私は、身長も体重も平均値で、妊娠後も食べたいときや食べられるときに好きなものを食べていました。そんな油断ばかりのマタニティライフでしたが、妊娠後期になって急な体重増加が……。急な体重増加を抑えるために私がおこなった体重管理の方法をご紹介します。 妊娠中の体重管理私の通院していた産婦人科では、「出産時の体重は妊娠前の体重プラス10kgに抑えましょう」と説明され、体重管理に関して少し厳しい病院でした。私は妊娠後も大きく食事量を変えることなく、妊娠中期の体重も妊娠前の体重プラス5kg未満だったため、まったく体重管理をしていませんでした。 ところが、油断していた妊娠後期から体重が急に増加し始めてしまったのです。さらには、体重が増え始めてからむくみを感じるようになってしまいました。案の定、健診で体重増加を指摘されてしまいました。 妊娠後期の体重増加のリスク妊娠したことで体重が増えるのは自然なことですが、急激な体重増加は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクを高めたり、出産に悪影響を及ぼす可能性もあるそうです。そのため、体重増加をゆるやかなものにしなければなりませんでした。 私の場合、病院では「1週間で体重増加を500g未満」にするように指導されました。妊娠中は減量ではなく、体重の増加を抑えることが必要なのだそうです。 妊娠後期の体重増加を抑えるためにまず心がけたことは、食材選びです。低カロリーで栄養素の高い海藻やきのこを増やし、3食必ず食べ、野菜ジュースを生野菜や蒸し野菜に替え、いつも以上にたくさん噛むように心がけました。 また、手足のむくみがひどかったため、塩分制限のレシピを見ながら塩分控えめの献立を取り入れました。塩分を控えすぎることもよくないため、助産師さんに相談しながら、自分に合った食事を見つけることが大切だと感じました。 BMIによって、妊娠中に増加してもいい体重の範囲は異なります。そのため、妊娠中は体重を減らすダイエットではなく、急激な体重増加を防ぐ体重管理がとても大切です。自己判断ではなく、助産師や周囲の人に相談しながら無理のない体重管理を心がけたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
2020年01月14日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は、妊娠中の体重管理に関するご相談です。 Q.体重を増やさない努力が必要ですか?身長157cmで、妊娠前60kg、妊娠後つわりで57kgまで落ちて、妊娠20週で60kgに戻りました。57kgの時点で産院で栄養指導があったのですが、妊娠中の体重増加は66kgまでと設定されました。現在、妊娠22週で61kgです。出産まであと4カ月もあるのにここからプラス5kgでおさまる気がしません。体重を増やさない努力が必要ですか? 食べる量はつわりから比べたら食べていますが、妊娠前よりは少食です。 高塚あきこ助産師からの回答質問者さんのBMIは24.3になります。BMI18.5~25未満は標準型になりますので、全妊娠期を通して、7~10kg程度の体重増加が目安と言われています。ですので、少し幅はありますが、ご出産までに67〜70kg程度までの体重増加を目安としていただければ良いのではないかと思います。 産院によって体重管理についての方針は異なり、厳しいところとそうでもないところがありますので一概には言えませんが、あまり体重を増やさないことばかりでストレスを溜めてしまうよりは、適度な運動などを取り入れながら、楽しいマタニティライフが送れると良いですね。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください 妊娠中の食生活の見直し食べ過ぎれば太るのは当たり前ですが、それほど食べているわけではないのに体重が増え過ぎる場合は食事の内容をもう一度見直してみてください。油っこい食事や間食が多くなっていないか、塩分の多いおかずでご飯を食べ過ぎていないか、清涼飲料水やジュースを飲み過ぎていないかなど確認してみてください。糖分や油分はカロリーが高いため太る原因となります。塩分の多いおかずもご飯が進み、カロリーオーバーになりやすくなります。さらに塩分の取り過ぎは妊娠高血圧症候群の原因にもなります。太らずにおなかの赤ちゃんを育てるためには「減塩、減糖、減油」が基本です。まずは食事の量を減らすのではなく内容を変えてみましょう。良質のたんぱく質やカルシウム、食物繊維、鉄分などを意識して摂るよう心掛けましょう。適度な運動も大切です。体が重く動くのがおっくうになりますが、ゴロゴロしていては太る一方です。運動が苦手な人でも家事をテキパキとこなす、散歩を日課にするといった身近なところから一日の過ごし方を工夫してみましょう。 食べたものを日記につけよう体重管理には朝・昼・晩、自分が何を食べたのか自分できちんと把握することがまず基本です。その日食べたものを表にして書き出しましょう。こうしておけば、体重が増えたときになにが原因だったのか一目でわかります。また、食べた時間を書いておきましょう。規則正しい時間に食事していたか、寝る3時間前に食べていないかなども把握できます。 ※参考:基礎知識(妊娠中)「妊娠中の体重管理・食生活の見直し」【監修者:天神尚子 先生産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長】
2020年01月05日