私は2人の子どもがいるワーママです。友人の結婚式が開催されることになり、式の4カ月ほど前に友人から電話がありました。その内容は「高校時代の先生と一緒に歌の余興をしたら楽しいかも」という提案でした。その場のノリだと思っていたのですが、友人はどうやら本気だったようで……? 「余興ってこんなに大変なの?」友人の発言にイラッ 結婚式まであと1カ月ほどになったある日、友人から「先生と余興の練習は進んでる?」というメッセージが。なんと、友人は「高校時代の先生と余興をやったら楽しいかも」と私に話した際に、本気で依頼していたつもりだったようです。 私は、受け入れざるを得ない状況になっていました。友人から恩師の連絡先を聞き、急きょ電話で相談。快諾してもらえてホッとしたのもつかの間、結婚する友人から、他の友人にも余興に参加してほしいとの要望がありました。恩師や別の友人への連絡、練習方法の思案などを負担に感じていた矢先、子どもたちが体調を崩してしまい、私はパンク寸前に。 そんなとき、結婚する友人から余興の進捗状況を確認するメールが送られてきます。子どもが体調を崩していて、看病していると説明すると「当日は休まないようにね」とまさかの返信。友人はすでに子どもがいましたが、同じママとして子どもの体調不良の大変さや、わが家の心配をしてくれないことにモヤモヤした気持ちが残りました。 結局、余興の練習はオンライン上でおこない、当日は大成功! 友人に対して納得いかない気持ちもありましたが、恩師と再び交流ができたことや、友人からお礼の言葉をもらえたことで、結果的にうれしい気持ちに。古くからの友人でも相手の状況がわかりにくいこともあります。「相手が察してくれるだろう」と思わず、無理なことは無理とはっきり断る勇気も大事だと感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:内野みお
2023年12月04日皆さんは、結婚式で忘れられない出来事はありますか?余興などの催しがある結婚式では、思わぬハプニングが起こることも…。今回は「結婚式で起こったハプニング」を紹介します。歌とピアノの余興私たちの結婚式では、ゲストにサプライズの余興を企画しました。内容は、2人でピアノの連弾をし、そのあとで私が伴奏をし夫が歌うというもの。ピアノを弾くどころか譜面も読めなかった夫がこっそり練習をしたので、本番はみんなから歓声が上がり予定通り成功します。キーが合わない!?そのあと、夫の歌いやすそうな曲を選んで伴奏をしたのですが…。練習のときにも相談していましたが、本番で決めていたキーが合いませんでした。最初は高いキーで入ったものの、無理と思ったのか、いきなりキーを下げて歌いだした夫。会場は笑いの渦になってしまいました。(50代/女性)涙あり笑いありの結婚式一生に一度の結婚式。エピソードのように思いがけないハプニングが起こってしまうかもしれませんが、夫婦2人での余興はいい思い出ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月30日主人公の親友が結婚することになりました。主人公は高校時代の部活仲間と一緒に結婚式で余興をすることに。しかし、当日になって部活仲間はざわざわ…。なんと主人公が結婚式をドタキャンしたのです!結婚式の日程報告出典:オンナのソノ余興の相談で大盛り上がり出典:オンナのソノ一生親友!出典:オンナのソノ式の当日、トラブルが!?出典:オンナのソノどうしよう…出典:オンナのソノ余興の時間になってしまった…出典:オンナのソノ涙ぐむ新婦出典:オンナのソノそのとき主人公は…出典:オンナのソノ人生の主役は私出典:オンナのソノ親友の結婚式の日程が決まり、余興をお願いされた主人公と友人たち。しかし大事な結婚式当日、余興の30分前になっても主人公の姿がありません。なんと主人公は、彼氏と遊園地へ行っていたのです。主人公のドタキャンのせいで余興は予定通りにいかず、ショックを受ける友人…。しかし主人公は、親友の結婚式はよりデートが優先と、まったく悪気がないのでした…。イラスト:オンナのソノ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月06日友人に結婚式の余興をお願いした投稿者さん。人前が苦手そうな友人には気を使ってお願いしなかったつもりが……。今回は、実際にあった“結婚前失敗エピソード”をご紹介します。遠慮したつもりが……結婚式の段取りをしている時に仲の良い友人(同級生)何人かに余興をお願いしようと思いました。人前に出るのが苦手な友人もいるので、学生時代いつも目立ちたがり屋だった友人にお願いする事にしました。ところが、人前に出るのが苦手だと思っていた友人から「俺にも何かやらせてくれ」と連絡がありました。気を使ってお願いするのを遠慮したつもりでしたが、最初から友人全員に声をかけておけば良かったなと後悔しました。学生時代から大人になり、いろいろ経験して変わったのだなぁと思いました。(45歳/会社員)友人には……人前が苦手そうな友人には遠慮して、結婚式の余興を頼まなかったものの、相手はやりたかったというエピソード。友人には遠慮せず、まずは相談してみることも大切なのかもしれませんね。皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月06日愛知県一宮市を中心に、介護事業を展開している『HIDAMARI GROUP』。代表取締役を務める丹羽悠介(@yusukeniwa32)さんが、Twitterに公開した1枚の写真が反響を呼んでいます。丹羽さんが投稿したのは、職場で働く同僚の結婚式で披露したという、余興のシーンです。多くの人のド肝を抜いた、こちらの光景をご覧ください!日本一マッチョの多い介護の会社。弊社に入社して結婚式を挙げると余興はこんな感じになります!! pic.twitter.com/PV7ygxQUXV — 丹羽悠介|Niwa Yusuke (@yusukeniwa32) May 15, 2021 マッチョ率が高すぎる…!高いどころか、もはや鍛え抜かれた肉体美を誇るメンバーしかいません。『HIDAMARI GROUP』には、フィットネスの実業団があるため、自然とマッチョな体格のスタッフが集まりやすいのだとか。結婚式の新郎も素晴らしい筋肉美を誇る男性ですが、新婦に止められて、式中に脱ぐことはなかったといいます。【ネットの声】・圧巻すぎる!こんなイケメンなマッチョたちに介護されたら、元気になれそう。・いい会社だなあ。結婚式の余興というより、もはやボディビルの大会で笑った!・自分はマッチョじゃないけど、みんな楽しそうなので、この会社に転職したい。丹羽さんは「介護のイメージを変え、若者が目指す仕事にしたい」という想いを抱いて、活動しています。ちなみに、職場にはマッチョばかりではなく、元気で明るいスタッフが多数在籍しているとのこと。スタッフに囲まれる利用者の笑顔を見たら、居心地のよさは一目りょう然ですね![文・構成/grape編集部]
2021年05月17日結婚式は人生で一度の晴れ舞台です。披露宴では新郎新婦の紹介や挨拶、お色直し、キャンドルサービスといった流れが多いですが、違いが出るのが余興です。ここでは余興の定番からトレンドまでご紹介します。間違いない!結婚式の余興の定番結婚式や披露宴で行われる余興とは、ゲストやゲストと新郎新婦が協力して式を盛り上げるために行う演出です。必ずプログラムに含めなければならないものではないので、派手なことが苦手なカップルや余興を頼める友人がいない、という場合行わないことも多いです。しかしせっかく一度きりの結婚式なら、ゲストには楽しんでもらいたいし、自分達も楽しみたいですよね。結婚式の余興として定番なのが歌や映像演出、ダンスです。歌は新郎新婦の友人らが人気のウエディング曲を替え歌にして歌う場合と、新郎が新婦には内緒でサプライズで歌う場合があります。映像演出は新郎新婦の人柄や生い立ちを紹介する映像を作って流すもの、新郎新婦には内緒でゆかりの地を巡って式に来れない級友や恩師からメッセージをもらって流すものなどがあり、喜ばれる演出です。ダンスは歌と一緒に行われることもありますし、仮装をして行うこともあります。見栄えもするので盛り上げるのにはぴったりの余興です。定番が進化したトレンドの余興ウエディング曲と映像を合わせて「新婦の取り扱い説明書」を流したり、新婦には内緒で新郎が新婦のゆかりの地を巡って、級友や恩師に会ってお祝いのメッセージを書いた手紙をもらい、式の最中に手渡すなど凝った演出が人気のようです。また、最近はきちんとプロポーズできなかった新郎が新婦に「再プロポーズ」するため、フラッシュモブをしたり、ダズンローズセレモニーを行うことも増えています。フラッシュモブとは街中で急に踊り出すパフォーマンスで、なかには新郎新婦や式場スタッフも踊り出す演出もあるようです。一方ダズンローズセレモニーは新郎が出席者たちからバラ(花)を12本集め花束にし、新婦に手渡しプロポーズをするものです。派手なことは苦手でもできる演出で、海外では主流になっています。いずれにしても型にはまった演出ではなく、新郎新婦もゲストも楽しめるオリジナリティのある余興が増えています。番外編、ネタになる面白い余興感動したりびっくりする正統派の余興のほかに、笑える余興も多数あります。王道はお笑い芸人の真似をして新郎新婦に関するネタをしたり、男性が女装してダンスをするものですが、じわじわ人気が出ているものが海外俳優の映像を使ったお祝いムービーです。過去にインタビューなどで使われた映像などで、言い回しが使えるところを抜き出し編集し、まるで新郎新婦をお祝いしているようなインタビュー映像にして流す、という余興です。インタビューする側も字幕にすることで、より面白い演出になります。
2018年10月12日親友や仲の良い同僚、大事な上司などの結婚式が決まったら、ぜひ盛り上がる余興を企画し、祝福したいものですよね。もしかしたら、意図せず余興を頼まれるかもしれません。そこで今回は、余興のトレンドをよく知るウェディングプランナーの方に、盛り上がる余興のトレンドや作り方を教えていただきました!文・椎原茜余興のトレンドランキングTOP3まず、近年の余興のトレンドをチェックしておきましょう!株式会社T&Gが行ったウェディングプランナー約500名に対する、2017~2018年に実施された結婚式についての調査によると、人気の余興ランキングTOP3は次の結果に!第1位 「サプライズ動画」第2位 「バブリーダンス」第3位 「恋ダンス」“感動系” の新郎新婦へのサプライズ動画が第1位。バブリーダンスや恋ダンスはブームにのっとる “面白系” の余興です。ダンスは見た目のインパクトもあるため、確かに盛り上がりやすいですね。ウェディングプランナーが思わず涙!感動の余興とは?実際のところ、大成功な余興にはどのようなものがあるのでしょうか? 表参道テラスのチーフウェディングプランナー・藤井美咲さんに、過去に見てきたなかから、印象深い大成功の余興を教えていただきました。藤井さん 私自身、最も感動して涙ぐんでしまったご余興です。あるご新婦の結婚をずっと反対されていたお父さまは、ご新郎が承認を得るために訪問した3回目で、やっと賛成をしてくれたのだそう。そんな苦労があったことを聞いていたご新婦のご友人は、ご新婦には内緒で “ある映像” を作ることを決めました。その映像は、結婚式当日お越しいただけなかった方や懐かしの方が登場し、お祝いメッセージを述べるというもの。そして最後には、ご新婦の親御さまが登場したのです。映像の中でお父さまは、“初めは反対していた”ことについてコメント。それを見たご新婦は思わず涙。一連のエピソードを知っているご友人だからこそ成された、大成功のご余興でした。余興が盛り上がらない原因は?感動的な余興を目の前にすると、思わず涙ぐんでしまうものですよね。でも結婚式に参列した経験のある方は、反対に、盛り上がらない余興を見たことが一度くらいはあるのでは? そこで余興が盛り上がらない原因を藤井さんに聞いてみました。藤井さん 結婚式は幅広いご年齢・ご関係性の方がご出席されています。ですので内輪ネタとなってしまうご余興はあまりおすすめできません。先ほどのお父さまが反対されていたエピソードも内輪ネタといえるかもしれませんが、男女の結婚については定番ネタですので、誰もが理解できるはず。いっぽう、一部の方しか盛り上がらない面白ネタなどは避けたほうがいいでしょう。そのほか、忌み言葉を使用すること、『切れる』『割れる』がイメージされる内容、失恋ソングのBGMは避けて選ぶことが大切です。ウェディングプランナーが教える盛り上がる余興の作り方もし余興を企画する立場になった場合、どのように余興を作るのがいいのでしょうか。その企画内容の選び方から参加者集めの方法、練習方法を教えていただきました。企画の仕方藤井さん 最近は『コンセプトウェディング』といって、結婚式にテーマを設定し、そのコンセプトに合わせて装飾や演出を考えられるご新郎ご新婦が増えています。余興も演出の一環と考えますと、ご余興担当となった場合、早めに担当のウェディングプランナーに所要時間、コンセプト内容などを相談するのがおすすめです。会場によっては余興に対しての注意点、例えば使用できる場所・所要時間・曲・準備物なども異なりますし、良いアイデアをくれるかもしれません。これがお二人の喜ぶ余興を企画できる第一歩だと思います。参加者集め・練習方法藤井さん 余興の人数は、多いほうが盛り上がります。おすすめは関係性の枠を超えてメンバーを集めること。例えば会社の同僚の方の挙式であれば、社員を集めるほか、ご新婦の大学時代の友人も集めるなどするのです。サプライズ感が倍増し、お二人も喜んでくださるうえに、会場も盛り上がります。ダンスなどであれば、見本映像を作成してメンバーに配布し、各自、その映像を見ながら練習をするのがおすすめです。また、藤井さんに本番での心掛けを尋ねると「とにかく楽しむことです!」と返ってきました。やはり一番は、祝福する二人のことを思い、いかに自分自身が楽しむかということが大事のよう。楽しんでやれば、余興の完成度も自然と上がり、盛り上がる余興になるのかもしれませんね。ぜひ参考にしてみましょう!Information藤井 美咲(ふじい みさき)さん 『表参道テラス』 チーフウェディングプランナー。東京・表参道駅徒歩5分に佇む貸切一軒家『表参道テラス』でチーフウェディングプランナーを務める。©Aksakalko
2018年07月09日結婚式に出席してくれるゲストのなかでも、特に労力を割いてくれた人にはお礼が必要です。主賓のほか、スピーチや余興、受付をしてくれた人、遠方から駆けつけてきてくれた人などにはお礼を渡しましょう。またスタッフへのお心づけも準備したいものですよね。今回は結婚式のゲストへのお礼についてまとめて解説します。結婚式のゲストへのお礼は必要?結婚式のお礼は誰にすればよいのでしょうか。以下で確認しましょう。【お礼の必要性】結婚式に出席するゲストのなかでも、特に労力を割いてもらう人がいますよね。たとえば多忙なスケジュールをぬって出席してもらう主賓が挙げられるでしょう。またスピーチや余興、受付などを担当してくれる人のほか、遠方から交通費をかけて出席してくれる人もいます。そうしたゲストにはお礼として、金一封を渡すのがマナーです。また結婚式当日までの準備や当日の作業などが大変なスタッフにも、「お心づけ」としてお礼を渡します。お心づけはサービス料とは別に、気持ちを表すものとして渡すのが礼儀です。なお会場によっては「受け取れない」と言われることもあるかもしれませんが、その場合は無理に渡す必要はありません。【誰に対して?】結婚式のお礼は、以下のゲストに渡しましょう。主賓は、祝辞や乾杯の音頭などをお願いすることからも必ずお礼が必要です。お車代という形で渡しましょう。スピーチや余興を担当するゲストにもお礼が必要です。事前準備や当日の作業に対して感謝の気持ちを示しましょう。受付も、当日長時間の立ち仕事になる大変な仕事です。お願いする人にはお礼を渡してください。写真・ビデオ撮影をしてくれる人にもお礼を渡します。現像代やディスク代など、材料費も忘れず渡したいところです。遠方からはるばる出席してくれたゲストにも、「お車代」という形で交通費の一部を負担しましょう。また最近では少なくなりました、仲人や媒酌人には特に丁重にお礼をします。仲人は結婚に関するあらゆる世話をしてくれる重要な役割です。また媒酌人も、結婚の立会人として当日大変お世話になります。お礼の額もそれに応じて考えましょう。なお結婚式には出席できなかった代わりにお祝いをくれる人もいますよね。そうした人に対しても「お返し」という形でお礼をしましょう。【お心づけを渡す相手は?】お心づけは、基本的に結婚式にかかわったスタッフ全員に行き渡るように渡します。渡すおもな相手は以下のとおりです。・ウェディングプランナー・ヘアメイク・介添人・司会・会場責任者(「スタッフの皆様へ」という形で渡します。)・写真・ビデオ撮影結婚式のお礼の金額設定と渡すタイミング【お車代やお礼】主賓へのお車代は、主賓の自宅から会場までタクシーで往復した場合の料金の2倍程度を目安にします。少なくとも10,000円以上になるでしょう。贈り元は招待した側の名字です。渡すタイミングは、主賓が受付を済ませてから披露宴が始まる前までです。招待した側の親がほかのゲストにわからないようにそっと渡します。なお主賓には当日ゆっくりお礼やあいさつができないことから、お車代にお礼状やメッセージカードを添えると丁寧です。スピーチや余興を頼んだ人へは、手間に応じた金額を渡します。たとえば演奏をしてくれた場合なら、1、2曲演奏する程度であれば数千円程度でよいでしょう。新婚旅行のお土産にちょっと高価なものを渡すのもおすすめです。一方歓談の時間も含めて長時間演奏してくれるのであれば10,000円程度が目安です。もし余興にお金がかかるようであれば実費を負担しましょう。贈り元は招待した側の名字です。渡すタイミングは当日披露宴後、余興やスピーチをお願いした側の親からがベストです。後日渡す場合は招待した本人が直接渡すようにしましょう。受付を頼む人に対しては、3,000~5,000円を渡します。渡すタイミングは受付開始前です。受付を頼んだ側の親から渡してください。写真・ビデオ撮影については、披露宴のあいだ中撮影してもらう場合は10,000円~30,000円程度が相場です。現像料などもあわせて渡しましょう。贈り元は招待した側の名字です。渡すタイミングは披露宴後、頼んだ側の親からがよいでしょう。もし後日直接渡す場合は、新居に招くのも手です。遠方からのゲストに対するお車代は、交通費の半額から全額にします。渡すタイミングは受付時、受付係の人から渡してもらうようにしましょう。贈り元は招待した側の名字です。なお招待する側が飛行機や新幹線のチケットを事前に手配したり、現金を銀行口座に振り込んだりする方法もあります。仲人や媒酌人に対しては、お車代とお礼の療法を渡します。お車代は10,000~30,000円程度、お礼は受け取ったご祝儀の2~3倍程度が目安です。贈り元は両家連名にします。渡すタイミングは、結婚式後2~3日のあいだとするのが正式です。両家の親と新郎新婦が仲人・媒酌人の自宅に訪問して渡します。ただし最近は披露宴のあと、別室で渡すことが多くなっています。【お心づけ】お心づけは、以下の金額、タイミングで渡します。いずれの場合も、「本日はお世話になります。どうぞよろしくお願いします」という一言を忘れないようにしましょう。贈り元は両家連名が基本です。ただし介添人については新婦側の名字で贈ります。ウェディングプランナーへは、3,000~10,000円を、挙式前にいずれかの親が渡します。ヘアメイク担当へは、3,000~1万円を、新婦の支度開始前または支度中にいずれかの親から渡します。介添人には、3,000~5,000円を、挙式前に新婦の親から渡します。司会者には、5,000~10,000円を挙式前か披露宴の終わったあとにいずれかの親から渡します。会場責任者には、10,000~30,000円を「スタッフの皆さんに」と渡します。金額は披露宴の人数によって異なりますが、60名程度招待する披露宴で10,000円とするのがよいでしょう。タイミングは挙式前です。写真・ビデオ撮影担当へは、3,000~10,000円を、挙式前か披露宴の終わったあとにいずれかの親から渡します。【結婚祝いのお返し】当日ゲストではないけれどもお祝いをくれたという人へのお返しは、一人ひとり全員に行いましょう。連名の場合は中袋に書いてある名前一覧を参照してください。なお、お祝いが届いたらその日のうちに電話などでお礼を述べるのも忘れずにします。お返しの相場は、いただいた金額の半分~6割を目安にします。連名の場合は1人分の金額を割り出して、相応のお返しをしましょう。贈る品物は、結婚式の引き出物でもかまいませんし、改めてデパートやギフトショップで選ぶのもおすすめです。なおギフト券でもよいですが、目上の人に対しては金券を渡すのが失礼とされる場合があるため注意してください。タイミングは挙式後1か月以内がベストです。デパートなどから直接発送するか、面と向かって手渡しにしましょう。もし結婚式の前にお祝いを受け取り、式まで日数が空いてしまう場合は、式の前にお返しをしてもかまいません。その場合は挙式後、当日の写真を添えた手紙やはがきを贈るとよいでしょう。贈り元は夫婦連名にします。新婦側は括弧書きで旧姓を書いておくと丁寧です。なおお祝いの贈り物ではなく、電報をくれた人に対しては、金品をお返しする必要はありません。その代わり、きちんとお礼を言葉で伝えるようにしましょう。電話で当日お礼を言い、後日直接会ってからも改めてお礼を述べるのが丁寧です。直接会うことが難しい場合は手紙を送りましょう。お礼のために当日までに準備しておくことお礼をきちんと渡すためには事前準備が不可欠です。以下でチェックしていきましょう。【お礼リストの作成】まず誰にいくら渡すのか、いつ誰が渡すのかをリストにして準備します。リストを作ったら受付を頼む人や親など、渡す担当の人にも共有しましょう。【ご祝儀袋、ポチ袋の用意】リストができたらご祝儀袋やポチ袋を準備します。種類は紅白の水引がついたもので結び方は結び切りです。結びきりには「1回きりのお祝いであってほしい」という願いが込められており、結婚のお祝いの際に使います。またのしがあるものを選んでください。ご祝儀袋は包む金額が大きくなるほど格式が高いものを選ぶのがマナーです。たとえば10,000円以下の場合は「気持ちだけで恐縮ですが」という意味を込めてポチ袋に入れて渡しても問題ありません。一方、主賓へのお車代や仲人へのお礼は、50,000円、100,000円といった高額を包むことになりますので、豪華なご祝儀袋を選ぶ必要があります。お車代やお礼については、専用の封筒が売られていることもあります。少額の場合は失礼には当たりませんので、活用してみてもよいでしょう。【新札の準備】お礼のお金は新札で渡しましょう。銀行などで準備できます。ただし必要な枚数が多い場合は、銀行で用意が足りないこともあります。直前になって一気に変えようとするのではなく、余裕を持って少しずつ用意するほうが安心です。【表書き・中袋】新札の準備とともに、ご祝儀袋の表書きと中袋を書きます。表書きは毛筆で書くのが正式です。筆ペンで書いても問題ありません。ただし薄墨のものは弔事用ですので使わないようにしましょう。表書きは、まず水引の上部に名目を書きます。主賓へのお車代、遠方から来た人へのお車代は「御車代」「御車料」、ゲストへのお礼は「御礼」、スタッフへのお心づけは「御祝儀」と書くのが一般的です。水引の下には贈り元を書きます。贈り元の書き分けについては先述のとおりです。中袋は毛筆や筆ペンで書くのが正式ですが、ペンで書いてもかまいません。まず表には金額を書きます。数字は旧字体で書くのがマナーです。以下でお礼の際によく使う旧字体をまとめてご紹介しましょう。・一:壱・二:弐・三:参・五:伍・七:七・八:八・十:拾・千:仟・万:萬・円:圓裏には贈り元の住所と名前を書きます。たとえば新婦からのお礼であれば、新婦側親の名前と住所を書くとよいでしょう。なお中袋には、すでに住所や名前、金額を書く欄が印刷されていることもあります。その場合はその欄にしたがって記入して大丈夫です。またお心づけについては金額を書かないのが一般的ですので注意しましょう。【付箋で印をつけておくなど】贈る相手は表書きに書いていないため、誰に渡すか一目でわかるように付箋を貼って印をつけておきましょう。相手を間違えないためにも印はつけておくことをおすすめします。なお両親などは、お礼・お車代を渡す相手の顔を知らないことも多いでしょう。その場合は事前に顔写真を準備しておくのも手です。まとめ今回は、結婚式の際にゲストに渡すお礼やスタッフに渡すお心づけ、お祝いへのお返しなどについて、マナーをまとめて解説しました。いかがでしたか?労力をかけてお祝いしてくれた人には、こちらからも心からのお礼を示したいものです。今回ご紹介した内容を参考に準備を万端に整え、マナーを押さえて結婚式のお礼をしてくださいね。
2017年04月19日結婚式を盛り上げる大切なイベントといえば披露宴での「余興」だ。あなたの思い出に残っている余興には、一体どんなものがあるだろう。今回はマイナビニュース会員のうち独身男女600名に、新郎or新婦の職業ならでは、出身校ならではの特色ある余興について話を聞いてみた。Q.結婚式で、新郎or新婦の職業ならでは、出身校ならではの特色ある余興を見たことはありますか?<独身女性>はい 15.7%いいえ 84.3%<独身男性>はい 10.0%いいえ 90.0%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな余興でしたか?どう思いましたか?■客室乗務員による余興・「CAの機内放送風の余興は、やり慣れている感じで完璧、楽しかった」(29歳男性/その他/専門職)・「CAさんの集団で、なれそめなどを飛行機内のアナウンスのようにお話しされていた」(27歳女性/情報・IT/技術職)■消防士による余興・「新郎が消防士だったので、筋肉自慢の男たちのダンスや組み体操みたいなやつだった」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「新郎が消防士のため、出初式でやる芸を披露していましたが、老若男女分かるので良いと思いました」(28歳女性/情報・IT/技術職)■警察官による余興・「警官、同僚がレイザーラモンHGみたいな、やばいカッコウで踊っていました」(48歳男性/その他/その他)・「新郎が警察官で、署で伝統の喜劇のようなものをしていた」(29歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■先生の結婚式・「教師の新婦に、教え子が歌をプレゼントした」(27歳女性/その他/事務系専門職)・「保育所・幼稚園の先生はよく園児からのサプライズDVDレターがあります」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)■さすがプロ!・「調理師の新郎がフランベを披露」(29歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「新郎はアクション俳優、新婦も学生時代に演劇をされていたそうで、ヒーローショーのような余興があった」(29歳女性/建設・土木/事務系専門職)■コスチュームで登場・「新郎が自衛官だったので、同僚がユニホームを着てパフォーマンスをした」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「看護士同士で、ナース姿で歌を歌い盛り上がった」(26歳女性/機械・精密機器/技術職)■出身校ならでは・「商船大ならではの手旗信号」(27歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「日本体育大学のエッサッサ」(26歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「高校の伝統だった、男だけのマイムマイムをやった」(29歳男性/電機/技術職)■部活仲間からの祝福・「新婦がチアリーダーだったので、同級生と後輩がチアリーディングを披露した」(34歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「水泳部の新郎で、男子同窓生が水着を着て踊っていた」(32歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)■裸!ふんどし!・「新郎の同僚によるふんどしおどりは、ノリの良さピカイチ」(24歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「新郎の出身大学伝統の踊りは、男の人が全員上半身裸で迫力があったが、余興の前にトイレに出たら目の前に上半身裸の男の人がたくさん待っていてびっくりした」(25歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■その他・「農業機械関係の会社に勤めている新郎新婦は、チェーンソーでケーキカットをしていた」(30歳女性/医療・福祉/専門職)・「新郎が防衛省職員だったので起床時のラッパ演奏などがあり、普通は体験できないことなので面白かったです」(29歳男性/食品・飲料/その他)・「ヤンキーが通っていた学校出身の人は、式場にもたくさんヤンキーが集まり派手に盛り上げているのを見たことがあります」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)■総評「特色ある余興を見たことがある」と答えた女性は15.7%、男性は10.0%だった。感動的なものから少し変わったものまで、様々な余興エピソードが寄せられている。「職業ならでは」で好評だったのが、CAさん(キャビンアテンダント)による余興だ。「機内アナウンス風にメッセージを贈る」という回答が複数寄せられていたが、どうやらこれはCA恒例の「寿アナウンス」というものらしい。旅好き、飛行機好き、CA好きにはたまらない演出だ。また、消防士による訓練をネタにした余興や、警察官による犯人逮捕の寸劇、自衛隊やナースなど本物のコスチュームによる出し物も盛り上がるようだ。他には、鉄道業の方が踊る「国鉄体操」や、プロレス関係者による特設リングでの試合、宇宙関係者による「ロケット打ち上げシーン」なんていう、かなり気になる余興もあった。こうした、普段なかなか体験できないものが見られるのも余興の面白さだろう。出身校ならではの余興では、校歌や「部活動の歌を熱唱した」というものが多かった。「応援団による応援合戦」や「レスリングユニフォーム姿で日体大の歌を歌った」という回答も。青春時代を思い出して、新郎新婦もきっと笑い涙することだろう。披露宴の肝とも言える余興。頼まれたときは、職業や出身校ならではの楽しい演出で印象に残るものにしたいものだ。調査時期: 2013年1月23日~2013年1月27日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男女600名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月19日