アメリカのワシントン州にある動物保護施設『タコマ・ヒューメイン』。2023年7月、たくさんの保護動物が収容されているこの施設に、長い行列ができました。施設に入るために建物の外に並んでいる人たちは、年齢も性別もさまざま。しかし、彼らの目的は同じでした。なぜこんなにも多くの人たちが並んでいたのでしょうか。実際の様子がこちらです。@tacomahumane 287 pets in new, loving homes!! Thank you to our community for all the ways they've supported us during this emergency call-out #ShelterPets #WA #Tacoma #TacomaWA #AnimalShelter ♬ Don't Let Me Go - Lane 8 & Arctic Lakeこの日、長い列を作っていた人たちは全員、『タコマ・ヒューメイン』にいる保護動物たちの里親になるためにやってきたのです。実は、数日前に『タコマ・ヒューメイン』はソーシャルメディアで緊急のメッセージを発信していました。施設で保護している動物が増えすぎてしまい、収容するスペースがなくなってしまったのです。7月18日の時点で、『タコマ・ヒューメイン』では同月だけで460匹の動物を引き取ったのだそう。1匹用の部屋に2~3匹の犬を入れたり、動物をキャリーボックスの中に入れたまま、床に並べざるを得ない状況になったりしたのだとか。この非常事態に、『タコマ・ヒューメイン』は1週間の特別譲渡イベントを開催。養子縁組にかかる手数料を無料にして、「予約なしでいつでも施設に来てください!」と呼びかけたのです。するとその投稿が拡散され、動物たちを引き取るために地域の人たちが施設に続々とやってきたのでした。その結果、譲渡イベント期間中になんと287匹の動物たちに新しい家族が決定!これは『タコマ・ヒューメイン』の135年の歴史の中で、1週間で里親が決まった動物の最高数だということです。 この投稿をInstagramで見る Tacoma Humane(@tacomahumane)がシェアした投稿 動画には「素晴らしいコミュニティだ!」「私も動物保護活動をしているけれど、こんなのは見たことがない」「感動して泣いてしまった」などの声が上がっています。『タコマ・ヒューメイン』のスタッフたちは譲渡イベントの初日から、涙をこらえるのに必死だったそう。「素晴らしい反応を見せてくれた地域のみなさんに、言葉でいい尽くせないほど感謝しています」とつづっています。また、この期間中、たくさんの動物に里親ができただけでなく、寄付金やボランティアの申し込み、一時的な仮里親の申し出なども寄せられたのこと。多くの人が、「動物たちのためにできることをしたい」という気持ちを行動に移したのですね。このイベントによって、『タコマ・ヒューメイン』の非常事態は一時的に解決しましたが、施設には毎日、何匹もの捨てられた犬や猫が到着するといいます。いつの日か、施設で収容される動物がゼロになる日がやってくるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日カナダで3匹の猫たちと暮らす、飼い主(themeow_squad)さんは、元気いっぱいの猫たちの日常をTikTokで紹介しています。ある日、飼い主さんは自宅の庭にケガをした野生の子ジカがいるのを見つけました。近付いてみると、子ジカは脚をケガしていて、歩けない状態だったといいます。子ジカを放っておけなかった彼は、野生動物保護サービスに連絡して、助けを求めました。野生動物保護サービスの職員が迎えに来るまでの間、彼は子ジカを家の中で休ませてあげることにします。すると、サバンナキャットのマジックくんが、子ジカに近付いてきたのです。@themeow_squad Found this little injured fawn in my backyard. Magic, our F1 savannah, gave him comfort until wildlife service came to the rescue. #wildlife #catsoftiktok #savannahcats #f1savannah #kittenoftitok #savannahkittens #exoticcats #cattrends @Savannah Cats @meowmeow @cats lover @Savannah Cats ♬ take a moment to breathe. - normal the kidそっと前脚を伸ばして、子ジカの鼻先や背中、脚などをちょんちょんと優しく触るマジックくん。子ジカに興味を持っていますが、決して強く触ったり、驚かせたりするようなことはしていません。飼い主さんは「マジックは野生動物保護サービスが助けに来るまでの間、子ジカを慰めていた」とつづっています。この動画には210万件を超える『いいね』が集まり、マジックくんの思いやりを称賛する声が上がりました。・爪を立てることなく、子ジカをとても優しく触っているね。・マジックくんは「この子、大丈夫?」と子ジカを心配しているように見える。・この猫は子ジカと友達になりたかったのかな。この後、子ジカは野生動物保護サービスの人たちが、ケガの治療のために連れて帰ったといいます。飼い主さんの家の周りには野生のシカが多く生息していて、母ジカが子ジカを放置したままどこかへ行き、後から迎えに来ることがよくあるのだそう。彼は普段は子ジカがいても近付かないといいますが、今回はケガをしていたので助けたそうです。マジックくんも、普段から家の近くでシカを見かけることはあったのかもしれません。動画を見ると、マジックくんはケガをした子ジカに「もう大丈夫。もうすぐ助けが来るよ」と伝えているようにも見えますね。猫と子ジカのほほ笑ましい姿は、多くの人たちの心を温かくしたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第157回目はキジトラ猫のムゥ(Moo)さま。ジャンプ力がすごい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.157猫さまの話をもっと聞かせて!ムゥさまは6歳の男性猫さま。ムゥさまが語ります。僕はパリからブローニュの森を超えた高台の街、とても眺めがいいところに住んでいます。4部屋あるアパートは90平米で、リビング、キッチン、子ども部屋、寝室、クローゼットスペースです。隠れるところはたくさんありますよ。いつもは午前6時ごろ目を覚まし、お腹が空いたと言って飼い主たちを起こします。日中は一人で留守番です。みんなが仕事や学校に行き、静かになったら、光がいっぱい入る部屋の中でほとんど寝て過ごします。いつもの食事はドライフードです。タイマー付きのカリカリマシーンがあるので留守番も大丈夫。みんながいる週末はウェットフードをいただきます。ワインコルクに紐をつけたおもちゃで飼い主とよく遊びます。夢中になって遊ぶのは携帯などに当たった光の反射。家に虫が入ってきたらとにかく追っかけ回しています。そして夜になると全開モードで家中を走り回ります。暑い夏は台所のひんやりとしたタイルの上がお気に入り。あとは壁に寄り添うのも好き。ダインニングテーブルの下や椅子の上にもいます。いちばんのお気に入りは小さな時から持っているライオンのぬいぐるみです。飼い主から見たムゥさまとは。ムゥは我が家では初めての猫です。小さい頃から動物を飼うことに抵抗があり、特に家に縛り付けるのがかわいそうだと思っていました。ムゥは『le Bon coin』というサイトの掲示板で見つけました。最初は売買なんてやだなぁと思っていましたが、のぞいてみると、もらってくださいという良心的なものも多く、娘と会いに行ってみたらあまりにも可愛いくて、そのまま連れて帰って来てしまいました。ムゥが生後2か月の頃です。きょうだいもいたのですが、みんなもらわれて残った1匹でした。今、ムゥは家の中でもストレスなく生活できているようです。自分勝手で抱っこが嫌い、そしてすごい運動量です。彼はとても高く飛びます。 彼は素晴らしいゴールキーパーです!人見知りはしません。楽しかったエピソードは、今はもうしないですが、ムゥがきたばかりの頃、夜になると私達の寝ている布団に潜ってきたことです。もう本当に幸せを感じました。彼が籠の中で丸くなって寝ている可愛い姿は、家族みんなを幸福にしてくれます。ムゥがやってきて夫の性格が変わってしまいました。その前はロボットみたいな性格だったのにやっとまともな心をもったねと娘と言っています(笑)。ーー普段、留守番役のムゥさまは静かにしていましが、飼い主が帰ってくると嬉しくて活発になるようです。とにかくジャンプ力の凄さは今まで見た猫さまの中で最高点でした。ムードメーカーの役割もしているムゥさまは人の性格も変えてしまう力も持っているようです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月30日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第156回目はブリティッシュショートヘアのロディ(Roddy)さま。チキンが大好物な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.156猫さまの話をもっと聞かせて!ロディさまは3歳の男性猫さま。ロディさまが語る自分のこと。僕が住んでいるアパートは、愛情のこもったデコレーションがされていて、とても快適です。食べることが大好きで、飼い主たちとたくさん遊ぶのも好きです。日課は、朝少しだけ食べて、キャットツリーに登って鳥を見ます。そこはお気に入りの場所で、庭を見下ろすバルコニーの景色が楽しいんです。少し休んだ後、少し遊ぶ…そんな1日を過ごしています。くつろいで昼寝をする場所は、小さい頃からダイニングルームの椅子と決まっています。隠れて安心できる場所は飼い主の寝室のベッドかな?変な音を聞いたり、知らない人が家に来たりしたら、安全な飼い主の寝室に直行します。夜寝る場所はリビングルームのソファの上です。 ここに来て以来、一度も場所を変えていません。食事はいつも魚をベースにしたカリカリです。パテとソースが一緒になったものも好物で、マグロには目がありません。特別な日に出てくる食事はフレッシュなチキンです。飼い主がチキン料理を作り始めるとすぐに飼い主に寄り添い、小さな声を出して要求すれば、少しだけもらうことができます。でも、本番はそれから。少し加熱したものをたっぷりもらい、王さまのような待遇を受けるのです。その日は僕のためのパーティーになります…ヒヒヒ!飼い主から見たロディさまとは。私はロディの前に猫を飼ったことはありません。私はパートナーと一緒に猫を飼うのが夢で、フランスのキャッテリーで珍しい白いブリティッシュショートヘアを探していました。私たちのための“珍しい真珠”を見つけるために、インターネットで1年間リサーチし続けました。2019年、ついに白とグレーのブリティッシュショートヘアのいる完璧なキャッテリーを見つけたのです。とても素敵で私たちの好みに合っているそのキャッテリーに連絡したのですが、その時ロディはまだ生まれていませんでした。そして新しい子が生まれるまで、もう1年待たなければなりませんでした。2020年10月9日にロディが生まれました。知らせを聞いて、私たちの人生で最高の日となりました。すぐに訪問した時、彼は雪だるまのようにとてもキュートで真っ白でした。ついに夢が叶いました。ロディを迎えに行ったのは生後3か月の頃で、それ以前はマナーやお母さまからの教育が必要な時期でした。再会は魔法のようで、涙が出ました。ロディがついに私たちと一緒に家に帰ることができるのが想像以上の喜びだったから。おかしな話ですが、ロディは私たちが自分を迎えに来ることを知っているようでした。ロディは平和が好きな猫ですが、足を触られるのが好きではありません。彼は過敏で臆病な面もあるのです。彼はどこでも私たちについてきます。そしてロディは水が大好きです。彼がキャットツリーにいるときリラックスのために爪でカーテンを引っ掻くので、カーテンを頻繁に交換する必要があります。彼は真っ白く、賢く、私たちの守護天使です。マナーもよく、とても魅力的な面を持ち、英国風の名前が彼にとてもよく似合っています。ロディは私たちが本当の親ではないことをもちろん知っていますが、私たちをとても愛していて、私たちがロディの幸福を望んでいる良い人であることも知っています。ロディが私たちの家に来て以来、私の中で多くのことが変わりました。以前、私は非常にストレスを感じていましたが、落ち着きと静けさを取り戻しました。今でもストレスを感じているとき、彼は私を落ち着かせてくれるのです。私たちにとって、ロディはただの飼い猫ではなく、私たちの最愛の赤ちゃんです。今、ロディは私たちの人生を幸せで満たしてくれます。これ以上彼に求めることはできません。彼は私に毎日たくさんの幸せと喜びをもたらしてくれます。私は自分自身を学び、ロディと私の配偶者との人生において、すべての瞬間を楽しめています。人生はいつでも急に止まってしまう可能性があるからです。ロディは私にとってかけがえのない宝物なのです。ーーロディの飼い主がどんなにロディに愛情をもって毎日を過ごしているか、文章と写真で伝わってきます。これからもロディのことを追いかけたくなりますね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月29日猫と触れ合いながら、お茶や休憩ができる『猫カフェ』。家では猫を飼えない人でも、猫カフェに行けばいろいろな猫に出会えて、一緒に遊ぶこともできるとして、人気のスポットです。鳴虎(@naruco70)さんは、福岡県北九州市小倉南区にある、譲渡型の保護猫カフェ『ぷここん家』を訪れた際、猫たちにモテモテになったといいます。その時の写真をご覧ください。身体の上で、猫が大渋滞…!猫好きにとって、こんな幸せな光景はないですね。鳴虎さんによると、店内で中腰になったところ、膝に1匹の猫がよじ登ってきたそうです。座ってみると、ほかの猫も様子をうかがいながら集まり、結果的にてんこ盛りになったのだとか!しばらくそのままにしていましたが、ずっと同じ体勢でいるのはさすがに辛く、手前から1匹ずつどけていくことに。すると、一番奥にいた子猫が指を甘噛みしてくれたそうです。これはかわいすぎますね…!「ほかに座っている客がいなかったので、身体の上で寝たい猫たちが寄ってきたのでは」と猫にモテた理由を推測していた、鳴虎さん。この時の写真を見るたびに、疲れが癒され自己肯定感が上がるとつづっていました。SNSに写真を投稿すると、たくさんの『いいね』が付き、うらやましがる声などが相次いでいます。・天国ですね!私も猫にまみれたいのでやってみます!・最高…!見ているだけでも癒し度が高い写真です。・けしからん状況だ…。足先の子猫は天使かな。・分かる!うちも寝ている猫だらけになりますよ。座って姿勢を低くしたことで、猫たちの警戒心が和らぎ、近付きやすくなったのかもしれませんね。猫カフェで猫にモテてみたい人は、鳴虎さんの体験談を参考にしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、鳴虎さんが訪れた保護猫カフェ『ぷここん家』では、約50匹の個性豊かな猫ちゃんたちと出会え、里親も募集しているとのこと。興味のある人は以下のウェブサイトやSNSをチェックしてみてください!『ぷここん家』譲渡型保護猫カフェ ぷここん家(pucocnchi_1122)※こちらの猫カフェは、体にハンデを負った猫ちゃんもいます。来店時、触れ合う際には優しくストレスを与えないようにお願いします。[文・構成/grape編集部]
2023年07月27日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第155回目はセイクリッド・バーマンとラグドールのミックスであるジェラール(Gérard)さまとノルウェー猫のルーツを持つマルグリット(Marguerite)さま。オシャレな家に住む猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.155猫さまの話をもっと聞かせて!ジェラールさまは14歳の男性、マルグリットさまは2歳の女性猫さまです。ジェラールさまが語る自分のこと。私の飼い主はキャロリーヌという素敵な名前を持っていて、素敵な絵を描くイラストレーターです。家もセンスが良くて、パリのモンマルトルの近くにあるアパートメントに住んでいます。この家で好きな場所はソファやとても柔らかい小さなフットスツールの上です。日課は午前7時頃に目覚めて、ニャーニャー鳴き声をあげて餌をねだります。お腹いっぱいになって満足したら1日の大半はベッドで過ごします。キャロリーヌに時間がある時は一緒に少し遊んで、バルコニーで日光浴をし、午後7時頃に再びご飯タイムです。おやつはちょっと変わったカリカリ、毎日食べるにはちょっとカロリー高めだそうです。僕の性格は少し難しいところがあります。マルグリットはおしゃべり好きですが、少し内気です。飼い主から見たジェラールさまとマルグリットさまとは。ジェラールとマルグリットはともにSPA(動物保護団体)からやってきました。彼らは美しくて社交的なので、みんなに好かれています。私たちはみんな寝ることと食べることが大好きです。彼らは私のことが好きだと思います。とにかくいつでも私をサポートしてくれます。 彼らは寝ていないときは一日中私の注意をひく努力をしています。一番幸せなひとときは一緒にお昼寝するときですね。彼らは私に穏やかで楽しい時間をもたらし、彼らがそばにいると私はより穏やかになります。一緒にいると幸せが降り注ぐのです。ーーキャロリーヌは仕事柄、家で仕事をすることが多く、作品制作中にいつも2匹の猫さまがそばにいてくれるのです。自分のペースも猫さまに合わせて生活と仕事を両立させていました。2匹とも長毛ですが、家の中は埃ひとつもない整理整頓された住まいです。ジェラールさまとマルグリットさまはキャロリーヌと一緒で本当に幸せそうでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月23日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第154回目は黒猫のヒジキ(Hijiki)さま。食いしん坊で人懐っこい猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.154猫さまの話をもっと聞かせて!ヒジキさまは推定2歳の女性猫さま。ヒジキさまが語る自分のこと。私の名前はヒジキですが、フランスでは“h”を発音しない(できない?)ので、「いじき」と呼ばれることが多いです。私が住んでいるのは4階建てのアパルトマンの最上階。リビングは窓が多いので一日中明るくて見晴らしがいいです。私しか入れない屋根裏部屋があって、ワクワクがいっぱいです。追いかけっこをよくするのですが飼い主はよく天井に頭をぶつけますね(笑)。朝は6時にごはんマシーンが勝手にごはんを出してくれます。『ロイヤルカナン』のベーシックなカリカリです。基本はドライフードなので、水をいっぱい飲みます。特別な日のごはんはパウチに入った丸ごとのお肉みたいなウェットフード。何でも食べるので偏食の飼い主と大違いだそうです。朝食の後は、まだ寝ている飼い主のベッドで二度寝をし、飼い主達が起きると一緒にくっついて回り、ちょっとだけ遊びます。昼間は太陽と共に移動しながらほとんど寝ています。夕飯後が遊びタイムで、夜は飼い主と同じタイミングで、朝までぐっすり眠ります。枕に寄りかかる感じで寝ています。飼い主から見たヒジキさまとは猫を飼うのはヒジキが初めてです。どちらかというと犬派だったのですが、昔友人の猫を長期で預かったのをきっかけに、たちまち猫好きになってしまいました。預かったのは女性の黒猫で、とんでもなくツンツン、むしろ凶暴で結局馴れてくれなかったのですが、ものの見事に1か月後には完全猫派になっていました。それからいつか黒猫を飼うことを夢見ながら、猫がいる家に遊びに行ったり、預かったりを繰り返して、一年と少し前、念願の黒猫を迎えました。長年の夢だった猫との暮らしを実現するためにまずは引っ越しをしました。猫に必要なものを揃えたり、環境を整えながら出会いを待ちました。あるシェルターからフレンドリーな黒猫がいると連絡があり、その日に会いに行きました。出会った瞬間からヒジキは私たちから離れず、3日後にうちの子となりました。駐車場で保護された元野良なのですが、あまりに人懐っこいので飼い猫だった時期もあるのかな?と思っています。連れて帰るバッグにも無抵抗で入り、早くここから出してくれって言っているようでした。初日から一緒に寝てくれ、馴染むスピードが超速でした。性格は人懐っこいけど主張強めです。周囲がうるさくても爆睡できます。誰が訪ねてきても顔出してスリスリし、旅行などで長期預ける時にも友人宅で普段通りくつろいでるみたいです。だから、甘やかされてぽっちゃりになって帰ってきます。野良時代にもそうやって愛想を振り撒いて生き延びていたのでしょうね。おもちゃは紙を丸めたボールが大好きです。いろんなおもちゃがあるのにこれ一筋です。目の前で紙を破って丸める音がすると遊びスイッチがオンになり、爪研ぎをします。それから体制を低くして目をまん丸にして投げてもらうのを待ちます。紙ボールを投げるとキャッチしたりパンチで投げ返したり噛んだり蹴ったりします。特技は、ダイナミックな寝相です。猫は液体とよく言いますが、あそこまでぐにゃぐにゃになれるんだといつも感心します。あと、特技とはちょっと違いますが、設置された爪研ぎの場所以外ではしないのが偉い!凄い!といつも思います。おやつはフリーズドライのチキンキューブを数粒、最近『ちゅ~る』をいただいたので初めて与えたところ、見た事のない食いつきでした。ペロペロ、ではなくガブガブです!ヒジキは食いしん坊なのといつでもどこでも寝られるのは私に似ていて、毎日きっちりルーティンで生きてるところはパートナーそっくりです。ヒジキに悪さされないようにと、何かを出しっぱなしにできないので家が片付きます!私たちのことは、なかなか居心地いい同居人と思っているようです。大切な家族の一員として目指せ20歳!ーーヒジキさまは本当に愛嬌があって、元野良であってもこの人懐っこさが愛されキャラ100%ですね。鬼ごっこする時はヘルメット持参で伺いましょう。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月22日ちょっとしたしぐさや表情から、ペットの感情が伝わってくることがあります。特に飼い主は、愛するペットの気持ちが手に取るように分かる時もあるでしょう。「夫を探しに来たのに私がいた時の顔」そうコメントをつけて、元保護猫のしょぼぼちゃんの写真を投稿したのは、飼い主のtkn(@tatatano129)さん。しょぼぼちゃんは、tknさんの夫が大好きです。遊んでもらおうとしたのか、夫を探しに部屋に入ってきたけれど、tknさんしかいなかった時の表情が、こちら。「なんだ、いないのか」そうアテレコしたくなるくらい、絶妙に不満気な表情を浮かべる、しょぼぼちゃん!ひと目見るだけで気持ちが伝わる1枚に、思わず吹き出してしまうでしょう。投稿は拡散され、多数のコメントが寄せられていました。・「なんだ、お前か」みたいな顔している…。たまらんです!・うちの子もこういう顔します!露骨にがっかりしていて笑った。・めっちゃ好き。猫もこんな顔をするんだな。tknさんとしては、切ない気持ちになってしまいますが、正直すぎるところもまた、しょぼぼちゃんのかわいいところ。もしここで夫が登場したら、どんな表情の変化を見せるのか、気になってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2023年07月19日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第153回目はベンガル猫ミックスのウミ(Umi)さま。自他共に認める甘えん坊な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.153猫さまの話をもっと聞かせて!ウミさまは3歳の女性猫さま。ウミさまが語る自分のこと。パリの北、マレ地区にあるエレベーター無しの古い7階建てのアパルトマンに住んでいます。最上階で天井は低めですが、梁もあって昔ながらの雰囲気が好きです。得意技は狭い窓枠のぎりぎりのところに出て外を眺めること。もうひとつは、玄関を出て上階や下階をパトロールして帰ってくること。人の出入りがあるたびに出かけるのが日課となっています。私は朝からお腹が空いて飼い主達を起こしに行くことはしません。誰かがモゾモゾ動き出したら近寄って行き、気を引くためウロウロし始めて、誰かがキッチンに入ったらミャーミャー鳴き出し、さらに気を引こうと手当たり次第いろんなものを床におっことしたりしてご飯ちょうだいアピールをします。食事は白ごはんにおかかやズッキーニの茹でたものが大好きです。チュールも時々いただいています。私の好きな場所はここの家の娘のベッドの上。彼女が出掛けてからはずっと居座っています。あとは椅子の上!体がフィットして落ち着きますね。特に好きなのは段ボールや空き袋。なんでも入りたがります。段ボールやパッケージが気になってしょうがないです。通販で買ってもらった猫用クッションが届いて封を開けて貰っても、クッションには興味なく、そのパッケージのビニール袋の上にずっと寝そべってました。結局、クッションは飼い主の友人の猫のもとに行ってしまったようです。スーツケースも居心地いいですね。開いているとすぐに入り込みます。飼い主はヴィンテージバイヤーなので、この家には古いボタン類がたくさんあって、仕分け、整理などのお手伝いもしています。飼い主から見たウミさまとは。小さい時から家に猫がいました。青春時代から成人してからもずっと猫一筋です。パリに出てからはしばらく犬も飼っていましたが、やっぱり猫ってことで10年くらい前からは猫を飼い続けています。娘の親友が南西地方に引っ越して住んでいるんですが、前に飼っていた猫は彼らがパリにいた時代に紹介してくれて引き取ったんです。その猫が亡くなってしまった後もしばらく色々探していて、同じ家族からの紹介で夏休みのバカンスがてら南西地方まで猫を引き取りに行ったんです。ママ猫はまだ8か月だったか10か月くらいのヤングママでした。品種にこだわりがなかったので、縁があったらどんな猫ちゃんでもいいと思っていました。ウミは寂しがりで超甘えん坊なのにひとりで居たい性格です。また、食いしん坊で盗み食いが超得意!野生的でもあります。あまりに食いしん坊なので、お皿にそのままカリカリをあげるのではなく、クルクル回したらカリカリが出てくるおもちゃを使ったり、突起がたくさんあって工夫しないとカリカリが食べられないお皿などを使ってます。ウミは多分ベンガル猫のハーフなので、正直よくわからないですが、体の割に手足が大きいですね。ウミにとって私の娘は姉妹ってところでしょうか?自分が姉ぐらいに思っている感じかもしれないです。わたしは世話係の目付役くらいに思ってるのかな。なんとなく、ウミは自分のことろ家主と思っている気もします。一家の主人のような存在感ですね。ソファーでひと休みしてると大体ミャーって私の上に乗っかってきます。ゴロゴロして一緒に休むのが嬉しいみたい。パソコン作業をしていると、机の上に乗ってきてスクリーンの前をウロウロし始めます。邪魔だから膝に乗っけてもまたスクリーンの前に立ちはだかって邪魔してくるんです。どの猫も同じでしょうけどね。私の場合、特にお休みの日のない仕事なので、「ウミちゃーん」って捕まえてだっこしたり、お膝に来てくれたら一緒にパソコンしたりって感じです。今まで飼っていた猫と比べると、前の猫は雄猫で、自分から膝に乗ってきたりお布団に入ってきたりはなかったですが、ウミはめちゃ甘えん坊です。猫の品種としての性質かはよくわかりませんが、猫も人間と同じくそれぞれ性格がありますね。ウミとの思い出もたくさんあるのですが、ここにきたばかりの頃、私の腕枕でひと晩中寝てくれたことは忘れられません。ウミは私に安らぎと微笑み、笑いと癒し、愛そのものを与えてくれる存在です。@umiparisienneーー食いしん坊のウミさまは、あまりに食欲旺盛なので飼い主は食べ過ぎには気をつけているとのこと。そして結構な甘えん坊で飼い主をメロメロにしてしまっています。ダンボールや飼い主の集めたボタンや、アクセサリーパーツ類があればおもちゃなんて必要ないようですね。階段の徘徊が趣味なので、アパルトマンの住人達には人気者とのことでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月16日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第153回目は白サバトラのココ(Coco)さまと茶トラのチャイ(Chai)さま。最近新たな仲間が加わった猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.152猫さまの話をもっと聞かせて!ココさまは8歳、チャイさまは3歳、ともに男性猫さまです。ココさまが語る自分のこと。私たちはパリの12区の、遠くにエッフェル塔が見えるアパルトマンに住んでいます。ベランダもあって見晴らしは最高です。天気が良い日にはキャットタワーがベランダに設置されます。全面ネットが張ってあるので、落下する心配はありません。平均的な1日は、ゴハン~寝る~遊ぶ、の毎日です。普段のごはんは、飼い主お手製のズッキーニとターキーのスムージー!特別な日のごはんはターキーの塊をいただきます。チャイはいんげんとかブロッコリーとかの茹で上がりを盗みに行きますね。大好きな居場所は、ここの家の娘、メザニンのベッドや洋服ダンスの中です。お気に入りのおもちゃは、羽根が付いたものや小さなねずみのおもちゃなど。気分に合わせて遊びます。私はおっとりしていて辛抱強くて優しいと言われます。チャイの毛繕いやお世話も任せてください。チャイは蜂とかハエを捕まえることが得意です。実は去年大きな動くおもちゃが仲間入りしました。犬のターカンです。今はもう大きくなったのですが、来たばかりのときは、私の寝床をちゃっかり陣取り、私の魚のおもちゃをボロボロにしてしまいました。チャイはターカンに対してはよくちょっかいを出しています。私はターカンに構われても動じないですよ。でもターカンが来て3匹で楽しい毎日を送っています。飼い主から見たココとチャイさまとは。私は18歳頃に三毛猫を飼った事があります。ココは友人家族から譲り受けたノルマンディー産まれの保護猫。ココの元の飼い主の家の子どもが猫アレルギーと診断されて一緒に生活できなくなって我が家にやってきたのです。実はパリの友人の家にはすでにココの妹がいて、とてもいい猫なのでココも最高な性格の猫だろうということは知っていました。その後、もう1匹飼いたくなっていた時、チャトラの2匹の貰い手を探しているという話がきました。パリの友人に相談してどちらか引き取れないかと話を持ちかけました。私のうちはチャイを、友人一家はポキを飼うことになりました。これで友人の家とは親戚状態?(笑)になりました。チャイは兄でポキは妹です。ココもチャイも北の街からやって来たのです。以前ココと妹のキキを会わせてみようという話になったのですが、全く仲良くはできませんでした。猫っていうのはきょうだいであってもお互いが自立しているっていうことでしょうか?昨年、たまたま犬を飼うことになりました。私の長男が勝手に決めたようです。でも初めて見た時は猫と違った魅力にやられて受け入れることにしました。今では猫2匹、犬1匹の賑やかな生活ですが、本当に癒される毎日です。ーー実はココさまとチャイさまの親戚は我が家なんです。兄弟同士でも猫さまは自立しているので恋しく思ったりはしないようですね。なのでお互い預かることはできません。お互いのヴァカンスの時には代わる代わるお互いの家に行ってお世話をします。兄弟であっても生活習慣の違い?環境の違い?食べ物の違い?かわからないですが、性格もまちまちなきょうだいなのです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月15日猫、辞めたらしいです。そんなコメントともに、愛猫のせつなちゃんの写真をTwitterに投稿した、ざっきぃ(@zakkimerukari)さん。せつなちゃんは、もともと2023年5月に、カラスに襲われていたところを、ざっきぃさんに保護され、そのまま家族の一員になりました。まだ子猫のせつなちゃんですが、すでに猫であることを辞めてしまったとはどういうことなのでしょうか…。まずは、話題を呼んでいる1枚をご覧ください。知っている猫の座り方と、違う…!しゃがんでいるかのような、独特の座り方は、例えるならば『ヤンキー座り』か『体育座り』に似ています。どちらにせよ、猫らしくないポーズに、写真を見た多くの人が驚いた様子。ざっきぃさんの投稿は反響を呼び、たちまちせつなちゃんはネット上で注目を集める存在となりました。・せつなちゃんが「『猫』をするの、疲れちゃった」っていっていそう。・ヤンキー座りならぬ『ニャンキー座り』!・表情もたまらなくかわいい!・「焼きそばパン、買ってこいニャー」っていっているみたいだ。こうした座り方をする猫は、せつなちゃんだけではないようで、コメントでは「我が家もです」と愛猫の写真を投稿している人もいました。一体、なぜこんな座り方をせつなちゃんがしたのかは分かりませんが、今後成長するにつれ、ますます『ニャンキー座り』の貫禄が増していくかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年07月10日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第150回目はキジトラのリリ(Lili)さまの登場です。本当は甘ったれな女番長猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.150猫さまの話をもっと聞かせて!リリさまは8歳の女性猫さまです。リリさまが語ります。私はパリ郊外の庭付き一軒家に住んでいます。毎朝8時ピッタリに飼い主を起こします。それから庭にバーっと元気よく出て行き、草をかじります。その間、飼い主が朝ごはんの準備をします。朝ごはんを半分食べたら、再び外に出てパトロール開始。この家を挟んだ両隣のお庭がテリトリーです。無事にパトロール終了後は朝ごはんの残りを全部食べます。日中、暖かい日はお庭で日向ぼっこをしてくつろぎます。寒い日は外に出ず、ソファーやラジエーター前の自分のベッドで昼寝します。夜ごはんは19時。1時間前くらいからソワソワしてカリカリのお皿の前でスタンバイ。30分前からはゴハン、ゴハン~!!と猛烈な催促をします。毎晩、飼い主のお風呂のつきあいもします。浴槽の隣の小さな椅子に座って、一緒にあったまります。眠くなると、飼い主にフミフミするためにお腹の上に乗ります。フミフミは必ず飼い主の左側の脇下でするというマイルールがあります。たまに間違えて右脇下で始めると、はっ!と気がついて左側に戻ります。飼い主達の帰りが遅く、ひとりで留守番をする時は、2階の道路側がよく見える高い窓から外をのぞき、ふたりの帰りを待ちます。帰りがわかると玄関に走って降りて、ドアが開くと、必ずゴロ~ンと長く伸びてお迎えします。お帰りの儀式で、必ず全身ナデナデしてもらわないと、何度もゴロ~ンして催促します。普段のごはんはシリアルフリーの無添加のものです。カリカリが大好きで、一瞬で全部食べてしまうので、食べにくくて食べるのに時間がかかる容器で食べています。特別な日のごはんは日本の鰹節。お水で湿らせたものを少しだけもらえます。鰹節はその匂いだけで興奮してしまうほど大好き!外にいても鰹節の袋をシャカシャカされると飛んで戻って来ます。おやつは猫用ドライささみ。棚に入り込んで、固いプラスチックを破って中身を全部食べてしまった事もあるぐらい好きなんです。天気が良くて暖かい日は、お庭にある草むらに隠れて昼寝します。飼い主のお腹の上が好きなので、私が行きたがっているとわかると飼い主はわざわざソファーに横になります。特技は木登り。運動能力抜群で、軽々と木に登り塀をつたい、パトロールをしています。そして外では獲物を見つけて咥えて持ち帰ります。飼い主から見たリリさまとは。子猫を探していた時、フランスの動物保護団体のサイトで生後3か月リリの写真に運命を感じ里親に応募しました。しかし、リリはフランス海外県のレユニオン島で保護されて、まだパリには着いていないと言われビックリ。2週間後、レユニオン島から12時間飛行機に乗り我が家までやって来ました!実家ではずっと犬を飼っていて犬派だったのが、夫の影響で今や完全な猫派。リリちゃんが初めての猫さんです。リリはとても頭がよい、地域の女猫番長。テリトリー意識が強くて、他の猫を絶対に自分の庭には入れさせません!実はリリちゃんが来る前は、我が家の庭はさまざまな猫さんたちの溜まり場だったのに、見事に全て追い払ってしまいました(多頭飼いの夢は崩れた)。庭の奥で猫の物凄い威嚇した声が聞こえたら、それは大体リリちゃんが自分の庭に近づこうとする猫にケンカを売っています…。そのくせ、人間の来客者には人見知りで遠慮がち。でも、私達夫婦には甘ったれで可愛い声でたくさんお喋りをする優しい子です。そのギャップが魅力的です。夜は外には出しませんが、日中は外に出るせいか、オモチャよりも本物の動物の獲物に興味があるらしく、小鳥、ミミズ、ネズミを獲ってきては貢いでくれます。嗚呼!私達夫婦には子どもがいないので、リリは子どもと同じなのです。私のお腹の上で完全無防備で心からリラックスして寝ている姿は本当に可愛くて可愛くて…。ゴーイングマイウエイなところが私に似ている気がします。私のことはママ&相棒でしょうか。リリが赤ちゃんの時はお母さんと思われている気がしていましたが、最近は立場逆転な時もあり、私を見守ってくれている気もします。毎回バカンスは必ずリリちゃんも一緒に連れて行きます。私達夫婦とリリちゃんで車に乗って3人?で、フランス各地のいろいろな場所に滞在してきました。赤ちゃんの時からバカンスに常に連れて行っているので、今やリリは立派なバカンス猫さんに成長。車中もずっと寝ているし、毎回違うバカンス用の借家に着いても慣れたもので、直ぐに自分のお気に入りの場所を見つけて寛ぎます。リリとのバカンスは毎回最高の思い出です。猫さまは人生の達人!教えていただいた人生の極意とは。1.どんな時もゴハンは美味しく食べること。2.何かあったらとりあえず寝て忘れること。3.遊ぶ時は本気で遊ぶこと。4.好奇心を忘れないこと。5.常に身だしなみキチンとすること。6.固まったら、時々思いっきり伸びをしてみること。7.好きな事は絶対あきらめないこと。8.自分に正直な事。8.常にミステリアスな部分があること。9.過去・未来は考えず今を生きること。10.愛する人を心から信頼すること。ーーお庭が大好きなリリさまは今日もパトロール中。とても居心地の良い家と花が咲く庭、大好きな木、リリさまにとってはパラダイスのようですね。そして今日もお届け物が…獲物はなんでしょうか?著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月08日新学期になると、クラス替えがありますよね。子どもたちだけではなく、保護者も結果が気になるようです。今回は、クラス替えに口出しする保護者のエピソードを紹介します。イラスト:sasao amu連絡帳の内容は…?やんわり断ったら…園を監視する保護者クラス替えの結果は…?幼稚園に要望を出すほど、クラス替えを気にかけていた保護者。子どものためを思っての行動かもしれませんが、幼稚園の監視はやり過ぎかもしれませんね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月06日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第149回目はブリティッシュショートヘアのミアルー(Mia-lou)さまの登場です。生死をさまよった猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.149猫さまの話をもっと聞かせて!ミアルーさまは10歳の女性猫さまです。ミアルーさまが語ります。私はパリ18区の小さなバルコニー付きアパルトマンで、料理が得意な飼い主とその夫と一緒に住んでいます。平均的な1日は朝5時ごろ起床し、朝ご飯を食べて水遊びとバルコニーパトロール、その後ソファーでひと休み(ごろ寝)。12時半に1回目のおやつタイムで、その後お昼寝か気が向いたらバルコニーパトロールや窓から鳩を見たりしてのんびり過ごします。15時に2回目のおやつタイム、16時半~17時に1回目の夕食タイム。19時はおもちゃで絶対遊んでもらう時間、21時に2回目の夕食タイムがあり、22時はまたおもちゃで絶対遊んでほしい時間です。23~24時は、おもちゃで満足したらソファーかマイ籠で就寝します(満足するまで寝ません…)。朝ご飯はカリカリ、夕ご飯1回目はパテ、2回目はカリカリです。アレルギーもちのため、いろんなモノが食べられません…が時々こっそり鶏のゆで汁を貰っています。おやつは鶏のうすうす削り節とフリーズドライのささみや砂肝です。いつもの居場所は大好きなブランケットが置いてあるソファーかバルコニー。バルコニーの柵の隙間から中庭に人が行き来するのを眺めるのが好きです。好きなのは『猫の家』というお店から販売されている「プチポロング」というヒラヒラしたおもちゃ。基本、ひも状のものが大好きでリボンやビニール紐などでも大興奮して遊びます。チャームポイントはもふもふしていることとクリクリの目かなー。特技は家中に自分の毛をまき散らして、ここにいるよ!アピールすることと床でお腹を見せてゴロゴロすること。おとなしいけどわがままで、自分の希望を叶えてもらえるまでずっとアピールします。ひとりにされるのが嫌で、飼い主の横にいるのが好き。構ってほしいタイプです。でもでも、抱っこは大嫌いです…!飼い主から見たミアルーさまとは私はずっと何かしらの動物を飼っていて、猫歴だと25年くらいかなと思います。ミアルーとの出会いは猫舎でした。他の子は全員寝ていましたが、一匹だけ起きていたのがミアルーで、お家に連れて帰って!と激しくアピールされ、生後3か月の時に我が家へやってきました。ミアルーは自分も仲間に入ってると感じるのが好きなのか、私と夫と3人で何かするのが好きなようです。夫と二人でキッチンにいると、寝ていても眠気まなこで慌てて自分もキッチンにやってきて会話に加わっている(つもり)。オモチャで遊ぶ時も私と夫がボールを投げ合って、ミアはそれを真ん中に入って見ているだけですが、多分彼女的には一緒に遊んでいる、あるいは遊んでやっている、と思っているようです。そういう些細な時間が楽しく愛しい時間かな、と思います。私のことは遊んでくれる人、お世話をしてくれる人?と認識してるようです(ちなみに、夫のことは何でも言う事を聞く下僕と思っています)。いつも遊んでほしくなったら私のところにおもちゃを咥えてやってきてポトッと床に落とし、じっと気付くまで後ろでひっそり待っています。10分くらいしたら、手でトントンと腕を叩いて「待ってるんだけど」と教えてきます。ミアルーは家族の一員で唯一の大切な子どもです。実は2年前突然吐き続けてグッタリしてしまい、病院でリンパ腫の可能性があると言われ、最終的に開腹検査手術を受けました。IBD(MICI)という炎症性腸疾患とわかり、それ以来ずっとステロイドを毎日服用、食事もアレルギー療養食となりました。病気になって改めて、毛むくじゃら族で小さき者ですが、どうやったら快適で人間より短い猫生を元気にまっとうできるのかということを深く考えるようになりました。そういう意味では、自分のことを説明対処できる夫より大事かも(笑)です。人間の庇護がないと暮らせない家猫ですが、自分がいないと生きていけないんだと思うと、いろいろ頑張れることがたくさんあります。仕事だったり、生活もキチンとしようとか、猫にとって良くないものは排除したり、頑張れる理由や要素が生まれます。猫だけど、家族ですから人間と同じ存在ですよね。以前飼っていた猫は脳腫瘍で12歳で亡くなりました。抗ガン治療や放射線治療も受け、一年半闘病もしました。でも、今振り返ると、それで良かったのかな…と思う時があります。尊厳ある猫生を大切に、最後の日を迎えるってどういうことなのでしょうか。飼い主はできるだけ長生きしてほしいと思い、きっと私も同じ様に思うだろうとは思うのですが…人間のエゴなのだろうかとあれこれ考えてしまいます。いつか、その時が来たら、自然に緩やかに無理せず、猫として美しい姿で虹の橋を渡らせてあげたいな、と今は思っています。ーーミアルーさまは過去に重体となり、適切な手当の甲斐があって今では元気に生活しています。食事制限や薬が欠かせませんが、愛情たっぷりの飼い主のお世話で今日も台所のお手伝いをしていることと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月02日フランス在住のカメラマン、松永学さんによるフランスの猫さま紹介!第148回目はトラ猫のフィフィ(Fifi)さまの登場です。夏のバカンスはブルゴーニュで過ごす猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.148猫さまの話をもっと聞かせて!フィフィさまは10歳の女性猫さまです。フィフィさまが語ります。私はパリの街を見下ろすシュレンヌの丘の上にあるアパートの最上階の5階で、家族5人に愛されまくって過ごしています。夏のバカンスはブルゴーニュの家の庭で過ごしています。普段のごはんは、パテとカリカリ。特別な日のごはんは、飼い主が唐揚げ用に鶏肉の骨を外している時にありつける生鶏肉。おやつは、これも飼い主が肉や魚をさばいているときに出る切り落とし。季節によってジビエなどにもありつけます。好きな居場所は洋服の上。とりわけ飼い主のブラジャーに乗っかる頻度が高いです。大好きなおもちゃはスーパーボール!投げてもらうと咥えて戻っていきます。靴下を丸めて投げてもらうとジャンプしてキャッチします。びっくりするほど人間に寄り添うので、犬のようと家族からは言われています。飼い主から見たフィフィさまとは。フィフィは、ブルゴーニュにある夫の母方の実家で、シャロレ牛の牛舎で生まれました。私は生まれてからほぼずっと猫のいる家に暮らしています。フィフィは私と似ていると思います。やっぱり女性同士ですね!フィフィは家族のそれぞれと、親密な関係にあります。マジで美人です。ブルゴーニュの家に住んでいた時には、庭にアンゴラウサギも飼っていました。そのウサギとフィフィとの追いかけっこが、まるでサバンナのライオンの狩りのようでスリリングで最高でした!フィフィは田舎の家に行くと、今でもモグラの子どもや野ネズミ、トカゲなどを捕まえては、私たちに自慢します。その野生さとは裏腹に、まるで子犬のように家族好きで、今も私の隣にいます。フィフィから、私たちの生活に安らぎと愛情をいっぱいもらっています。3人の子どもたちは、ブルゴーニュ時代からフィフィとずっと一緒に育っています。彼女には、人間には退化してしまった野生の第六感のような測定不可な能力が確かにあって、私たち家族とつながっていると確信しています。ーーフィフィさまは牛舎で生まれたせいか、他の動物と共存するのが得意そうです。食事もなかなかのソバージュ系で、生魚、生肉とジビエまで召し上がるグルメ猫さまです。いつもはパリ近郊で過ごし、夏はブルゴーニュの家でバカンス生活する、絵に描いたようなフレンチ猫さまでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2023年07月01日皆さんは、ママ友や保護者の行動に驚いたことはありますか?今回は「運動会当日の保護者の衝撃行動」2選を紹介します。イラスト:美吉香胡弁当が食べたい主人公は、ママ友と一緒に幼稚園の運動会に来ていました。お昼になり、娘が家から持参した弁当を食べようとしていたのですが…。ママ友の子どもが「私もその弁当食べた~い」と言い出しまたのです。ママ友が持ってきたのはパンだったため、子どもは弁当を羨ましがっていたのです。主人公は気を遣い、ママ友の子どもに弁当を少しあげました。ママ友の行動にびっくり出典:CoordiSnapなんとママ友も遠慮なく、弁当を食べ始めたのです。結局娘はあまり弁当が食べられず、落ち込んでしまいます。主人公はそれ以降、ママ友と距離を置くようになるのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。席取りのために幼稚園の運動会前日。席を取るために前日から並ぶ行為は禁止されていましたが…。並び屋という業者出典:CoordiSnapなんと並び屋に依頼して、並ばせている保護者がいました。先生は保護者に直接電話して注意することに。しかしその注意も無視して運動会に現れた保護者は、特等席で満足げです。そんな保護者に園長は「子どもたちもこんな姿は望んでいません」と言います。さらに「こちらの席は無効となります」とはっきり注意してくれたのでした。まさかの行動子どもたちのための運動会。まさかの保護者の行動に唖然としたエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月25日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第145回目はキジトラ猫のアンコ(Anco)さまの登場です。白いネックレスをしている猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.145猫さまの話をもっと聞かせて!アンコさまは3歳の女性猫さまです。アンコさまが語ります私はシャルル・ド・ゴール国際空港近くの家に住んでいます。ガレージ、その上に住居、屋根裏部屋まである4階建ての縦長の家に住んでいます。庭はありません。朝7時頃、飼い主達を起こし、朝食です。飼い主は出勤準備をする前、数分間私と遊んでくれます。腕や手を噛んで遊びます。テレワークの時は一緒に仕事をします。お昼寝したり、窓から鳥を見ながら一方通行の会話をしたり、飛行機を見て自分も飛べるのでは?と空想したり。飼い主の帰宅後、アペリティフタイムが始まりますが、私は大好きなおやつをもらいます。オリーブも好きなんです。飼い主の夕飯にあわせて、一緒に食事をし、22時頃就寝です。普段のご飯はカリカリで、週末は柔らかいキャットフードです。特別な日のごはんは『Sheba』 のパテとクリームが出てきます。好きな場所は外が見えるキャットツリーの上と、飼い主の肩の上。お土産でもらった、棒の先にヒラヒラのついたものと、ワインのコルクでよく遊んでいます。飼い主がワインを開けようとすると、飛んでいって抜いたコルクを投げてくれるのを待ちます。特技は小さな虫を見つける事。夏場は家に入ってきたハエをすぐに見つけて退治します。飼い主から見たアンコさまとは実家にいた頃は15歳くらいまで生きたルルという名の真っ白い猫を、そのあとは17歳くらいまで生きたトトという名前の猫を飼っていました。アンコとの出会いは2019年12月1日。「マイナス気温のなか子猫が鳴いている」と近所に住む姪の子どもたちが夫に知らせました。しかし、保護しようとしたらご近所の車のボンネットに潜り込んでしまいました。車の持ち主に知らせ、ボンネット部を開けてもらい無事に保護しました。とても可愛い子猫ちゃんで、そのままウチの子になりました。ベタベタされるのはいやだけど、家人の側にはいつもいたい猫です。私の具合が悪く寝たままでいると、側に寄り添ってくれる優しい猫です。気分がいらだったり心寂しい時には、気持ちの鎮痛剤になってくれています。チャームポイントはネックレスをしているようにみえる、白い毛の部分です。私とアンコは似ていると思います。人に対してつかず離れずの距離でいたいところはそっくりです。コロナの時期には車での国内旅行に出かけるようになり、アンコも一緒にあちこち行きました。回数を重ねるごとに彼女も私たちと出かける事を楽しんでいます。当たり前のことですが、動物を飼うということは、動物自身では何もできないので、常に気を付けて世話をしてあげなければいけません。そのためには飼い主自身がキチンとした基本の生活ができていないといけないと思っています。ーーアンコさまはどこからやってきたのかはわかりません。親とはぐれたのか捨てられてしまったのか?寒い日に自ら暖かいところを求め車の中に忍び込んで助けを求めたのかもしれません。無事救出され、そのままここの飼い主たちと暮らせて、とても幸せな毎日を過ごしているようです。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年06月18日「あそこに置いておいたはずなのに、なくなっている…」部屋の中で使ったものが、いつの間にか姿を消してしまうのは、よくあることでしょう。保護猫と暮らしている、ririca(ririca_neko)さんも、飼い猫が『あるもの』をなくしてしまったようです。『シャラーアントワネット』ある日、riricaさんと暮らす猫のしゃらちゃんが、ドアの下をじっと見つめていました。しばらくすると、手を伸ばして、カサカサと何かを探し始め…。riricaさんは、猫の換毛期に合わせてブラッシングをしており、抜けた毛をボールにすることがあるそう。そして、しゃらちゃんは、その毛玉ボールをなくしてしまったようです。こうしたことはたびたびあるそうで、riricaさんは「やれやれ…」といった具合に、しゃらちゃんのブラッシングをスタート。riricaさんが毛玉を転がしてボールを作る間、しゃらちゃんはどんっと構えて待っています。しばらくすると、新たな毛玉ボールが完成!「ボールがないなら、ボールを作ればいいじゃない」と、歴史上の人物であるマリー・アントワネットのように過ごす、しゃらちゃんとriricaさんなのでした。[文・構成/grape編集部]
2023年06月17日体を自由自在に伸縮させるほか、驚異的な身体能力もあり、飼い主をギョッとさせることがある猫。そのため『猫は液体』『猫は忍者』などと、さまざまなものに例えられてきました。しかし、黒猫のあさりちゃんは、何に例えていいのか、そもそも例えることができるのかも分からない姿を披露しています。それは、飼い主(@kuro_asari5bee)さんでさえ「ね…………こ……………」と困惑の声をあげてしまうほどでした。事前情報を得ずに、初見で被写体が猫であると分かった人は、かなりの猫好きといえるかもしれません…!それほどまでに、写真の中のあさりちゃんは、私たちが知っている猫とは大きく異なる姿をしていました。飼い主さんによると、これはあさりちゃんが黒猫のぬいぐるみを空中でキャッチする瞬間だといいます。あさりちゃんがぬいぐるみで遊ぶ様子を動画で撮影していた飼い主さんは、「途中の飛びつき方が、あまりにもただの黒い塊だったのが面白かった」といい、キャッチする瞬間を切り取って、Twitterに投稿しました。すると、どうでしょう…!飼い主さん同様、あさりちゃんの奇跡の一瞬に困惑する声が殺到。「猫とは?」「何?」と多くのコメントが寄せられました。・鳥さんかもしれない…。・未確認生物。・これは、猫ちゃんではないかもしれません。多くの『いいね』を集めた、躍動感あふれる、あさりちゃん。見る人によって、あさりちゃんを例えるものがバラバラで、想像力が刺激されますね![文・構成/grape編集部]
2023年06月14日株式会社櫻建設(所在地:東京都武蔵村山市、 代表取締役:櫻 勝)は、昨年保護活動のため16頭の猫を飼育しているK邸を猫との暮らしを快適にするための改築を行いました。その後1年を経過した今年、2023年5月下旬に点検と実態調査のため再度訪問しました。玄関を入ると、そこは2部屋をつないだリビング。キャットウォークやステップで思い思いにくつろぐ猫たちが目に入ります。それほど多数の猫を飼育しているとは思えない整然として落ち着いた室内には猫用リフォームの技と工夫がありました。詳細URL : 注文住宅激推しプロジェクト: K夫妻と頭上のキャットウォーク■なぜ完全室内飼育が必須なのか2022年の全国犬猫飼育実態調査*によると、全国の推計飼育頭数は犬の705万3千頭を抜いて猫は883万7千頭。この数字は猫が人にとってかけがえのない存在であることを明白に語っています。その猫たちの寿命をのばし、安全・安心を守るためには、完全室内飼育は欠くことができません。猫の保護活動をされているKさんご夫婦は猫が好きですが、それよりも人が勝手に種をまいている問題で猫が犠牲になる社会をどうにかしたいという思いから、活動を始められたといいます。無計画に猫を飼い、避妊や去勢の手術もしないで、飽きたら捨ててしまう。また多く飼いすぎて、世話をしきれなくなり、捨ててしまう。室内飼いをしていても、必要な手術をしないまま飼い猫を外に出してしまう。こうして、飼い主のいない猫がどんどん増えていき、社会問題となっています。このほか、交通事故や、猫の感染症、縄張り争いや雌をめぐってのケンカなど野外には猫の命を縮める危険がいっぱいです。猫と快適に共存できる社会は完全室内飼育ぬきに考えられないでしょう。*一般社団法人 ペットフード協会の調査 上から下をのぞく猫たち■猫と快適に暮らせる部屋・家づくり長く人と暮らしてきた犬と違って、集団生活を嫌い、1匹だけの行動を好む猫には野性の本能が色濃く残っているそうです。外敵から身を守るため、全体を見渡せる高いところが好きだったり、外敵から身を隠して獲物をねらうため、三方を囲まれた狭いところが好きだったりします。そしてなにより猫はそれぞれ自分の縄張りをもっていることが特徴です。Kさんがリフォームを思いたったのは、保護猫の数が増え10匹以上になったとき、それぞれ個性が際立ち、自分の居場所をつくってあげることがとても大事だと考えたからでした。そこで、Instagramで検索し「ネコさまリフォーム」の櫻建設に出会いました。担当者が女性で猫専門の女性スタッフもいて相談できることを知り、相談をしてみることにしたそうです。何より、女性目線で相談できることが心強かったということです。キャットウォークを散歩中■Kさんの思いをしっかり受け止め、議論を重ねて実現櫻建設のスタッフは、Kさんとこれでもかというほど議論に議論を重ね、またKさんの意見や要望をしっかり受け止めてリフォームを進めて行きました。Kさんは「リフォームが完成して、一番変わったことは、自分たちの気持ちでした」といいます。猫たちがそれぞれの安全なスペースでくつろぎやすくなり、そのくつろいでいる姿をみることで、安心感が増したというのです。リビングの天井下に巡らされたキャットウォークは幅広く作ってあり、猫がくつろげる場所にもなっています。Kさんによれば、猫の行動やその範囲、傾向を熟知した櫻建設がキャットウォークの幅と耐荷重、それにくりぬく丸い穴の大きさを考えて設えたもの。キャットウォークであり、猫たちの落ち着ける居場所であり、ジャンプするにも良い位置だったりするそうです。しかも使われているのは自然材、自社工場で専属の大工が手作業で加工したもの。風格のあるインテリアのような良い雰囲気を出していて、猫だけではなく人にも安らぎを与えます。ゆっくりお休みしています■将来の展望櫻建設は、猫用リフォームで積み上げてきた実績を踏まえて、猫と快適に暮らせる住宅建設へ、そして女性目線を活かし主婦の相談に親身にどこまでも応じるこだわり住宅、世界に一つの家づくりを実現することを目指します。同時に脱炭素など時代の要請の中で、こだわりの注文住宅建設の基本構造として高性能住宅建設を目指します。それは耐震強度を保ち高い気密性を保持し、気になる騒音をシャットアウト、換気すれば室内はいつもキレイな空気につつまれる。さらに気密性と断熱性が高く、家中はどこでも温度差が少ない夏涼しく冬暖かい省エネ住宅です。 【会社概要】会社名 : 株式会社櫻建設代表取締役: 櫻 勝住所 : 東京都武蔵村山市伊奈平3-34-3TEL : 0120-39-6880/042-560-8134FAX : 042-569-8309Email : info@sakurakensetu.jp 事業内容 : 一般建築/設計・施工/リフォーム工事/ペット住宅事業設立 : 昭和44年10月URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月05日『よくある』とは…。三重県伊勢市にある保護猫カフェ『伊勢ジオラマ食堂』が、Instagramアカウント(ise.cat.kingdom)で公開した1枚の写真に、そんなツッコミの声が寄せられています。それもそのはず、「よくある街角の風景」というコメントともに公開された1枚には、あきらかに違和感を覚える被写体が写っていたのですから。特撮映画に出てくるような怪物サイズの巨大な猫が、街中に出現…なんてことは、起こっていません。猫は本物ですが、街中の風景は、ジオラマで再現されたもの。ジオラマセットはとても精巧で、一瞬、現実の光景かと勘違いしてしまいそうになります!ビックリしてしまう1枚は反響を呼び、多くのコメントが寄せられました。・この後、猫パンチで車が吹っ飛ぶんですよね。・都会のビル群の間に現れた、ゴジラならぬ『ニャンジラ』。・お店に行きたくなった!巨大猫が出現したように見える1枚は、ジオラマと猫との時間が一緒に楽しめる『伊勢ジオラマ食堂』ならではの光景。「よくある」というのも、あながち間違いではないのかもしれません。『伊勢ジオラマ食堂』にとっては…ですけどね![文・構成/grape編集部]
2023年06月04日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第140回目はシャルトリューのロンス(Ronce)さまの登場です。キスができる猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.140猫さまの話をもっと聞かせて!ロンスさまは5歳の女性猫さまです。ロンスさまが語ります。私はアパートに住んでいます。 ずっとアパート暮らしなので、定期的に飼い主の実家に連れて行ってもらい、田舎の芝生で走り回っています。典型的な1日は、目覚ましが鳴る前に飼い主を起こして朝ごはんを頼むことから始まります。午前8時頃に1杯目のカリカリを食べ 、それから昼寝をします。休んだ後は、水槽を見て過ごすのが好きで、何時間も魚を見ています。その後、天気がいい日は日光浴をするか、レーザー光線で少し遊んでもらうか活動はさまざまです。お気に入りのゲームはかくれんぼです。その後、午後7時頃に夕食が始まり、2杯目のカリカリを食べます。通常夕食の直後に「15分間の狂気」を感じて走り回ります。私は窮屈でも小さなかごの中で寝るのが大好きです。昼間は太陽の下、ソファで快適に寝ています。いたずら好きな表情と大きな目で飼い主を魅了しています。飼い主から見たロンスさまとは。私は24歳で、これまでに2匹の猫を飼っていました。私が幼い頃に初めて飼った猫は若くして亡くなりました。その後、両親と一緒にグリブイユと呼ばれる2匹目の猫を飼いました。今年21歳になりますが、今も実家で元気にしています。4年半前、ロンスを養子にしました。1人暮らしを始め、猫を飼うことを考えていましたが、手間がかかるのでその時はまだ自信がありませんでした。ところが、ある日友人から電話があり、夜中に道路の真ん中に捨てられていた生後3か月弱の小さな猫を見つけたと言われました。私の友人はすでに猫を飼っていたので、この小さな猫を飼うことができませんでした。私は彼女に会いに行き、すぐにこの小さな毛玉に恋をしました。それ以来、私たちはひとときも離れていません。いつも一緒です。ロンスはちょっと変わった性格です。小さい頃に捨てられ、人の手を怖がるので、きっと殴られたのだと思います。彼女は子どもの頃、見知らぬ人に対して、そして私に対してさえ、どちらかというと攻撃的な性格でした。私たちはお互い、飼いならすことを学ばなければなりませんでした。成長するにつれて、出会う人々には少々無愛想に接していましたが、私には少しずつ慣れてきました。ロンスは、毎日大きなハグをするタイプではありませんが(でも、ときどきハグをします)、いつも私のそばにいてくれます。私が部屋を移動すると、彼女は私についてきます。彼女は健康上の問題があるため、消化の良い特別なブランドの食事を食べています。ロンスはおやつを避け、食べるものにはすべてに気をつけなければなりません。でも時々プレーンヨーグルトを小さじ1杯あげると、とても喜んでくれます。ロンスはキスの仕方を知っています!前に言ったように、ロンスはヒトの手が怖いので、抱きしめる代わりに頭で彼女にキスをすると、彼女はキスで返事をします。私にとって、ロンスはとても愛しい小さな赤ちゃんです。ロンスは私のことを親友であり保護者と見なしていると思います。ロンスは騒音が多すぎたり、人が多すぎたりするとすぐにひとりになりたがりますが、私もそうです!私のようにまったく恨みをもたない猫でもあります。最も楽しい印象的なエピソードは、2年前、10日間の休暇を取った時のことです。ロンスを猫に慣れている友人に預けました。すべてがうまくいき、引き取って家に帰りました。その夜、ロンスは夜中に私を起こして、ずっとくっついていたんです。この行動に私は驚き、そして感動したので、もう離れ離れにならないと決めました。ロンスは私をとても恋しく思っていたに違いありません。このようにロンスは私にたくさんの愛をもたらしてくれます。そして彼女は私をたくさん笑わせてくれます。私はロンスが私の元に来たことしたことを決して後悔しません。ーーこんな可愛いロンスさまは、過去につらいことを体験したにも関わらず、飼い主の献身的な世話により性格がどんどん変わっていったのですね。手で撫ぜられなくても頭でスリスリする光景も目に浮かびます。そしていかにその猫さまに適した食事を考えるのかも必要だと教えてもらいました。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年06月03日ある日、埼玉県で保護活動を行っている保護猫カフェ『ねこかつ』の大宮日進店に、1本の電話が入りました。電話をかけてきたのは、ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)の配達員。彼は『ねこかつ』のスタッフに対し、このように伝えます。「配達の途中で、行き倒れている猫を見つけました。助けてあげられませんか」話によると、配達員がいつものように仕事を行っていたところ、道路の真ん中で1匹の猫が倒れていたのを目撃したのだとか。『ねこかつ』の代表である梅田達也さんは、スタッフから連絡を受け、事情を聞くと、速やかに現場へ移動しました。配達員の電話がつなげた『小さな命』に心打たれるその後、猫が倒れていた現場に到着した梅田さんは、配達員の行動に驚かされました。彼は、横たわっていた猫を慎重に道路の端へと移動させ、その上からダンボールを被せて守っていたのです。「猫の命を守りたい」という想いから、S.O.Sの電話を入れ、自らもそばで猫を守り続けた配達員。梅田さんはその行動に心打たれ、「ありがとうございます、守っていてくれたんですね」と感謝の言葉を告げたといいます。配達員の速やかな対応もあり、幸い、猫はまだ息をしていました。しかし、衰弱しているため、速やかな治療が必要な状態です。梅田さんが、猫を動物病院に連れていくことを伝えると、配達員は動物病院の治療費といった、保護に関する費用の支払いを申し出ました。配達員の真摯な姿勢に、またもや驚かされた梅田さん。その気持ちだけを受け取り、笑顔で申し出を断ると、急ぎ猫を動物病院への連れて行ったといいます。配達員の優しさあふれる行動に、心打たれる人が続出保護された当初はだいぶ衰弱していたものの、猫は少しずつ回復しているといいます。業務中だったにもかかわらず、弱った猫を保護してくれた、配達員。次の日『ねこかつ』には、配達員から朝一番で猫の安否を心配する電話がかかって来たのだそうです。今回の出来事について詳細をうかがったところ、梅田さんは猫の命を守った配達員について、このようにコメントをしました。我々が現場に行くまでの間、通りがかった配達員さんが猫を見守ってくれていたことも嬉しかったですし、病院代などもご自身で支払うつもりだったことにも感動しました。『ねこかつ』が今回のエピソードを紹介すると、ネットでは救助に関わった人たちを称賛する声が続出。『クロネコヤマト』の配達員に対し、「あまりの優しさに涙が出た」「さすがはクロネコ!猫の味方だ!」といった声が上がっています。心優しい配達員と『ねこかつ』のスタッフらに命を救われた、1匹の猫。引き続き治療が必要なため、里親募集はまだ先になる見込みだそうです。いつか元気を取り戻したあかつきには、素敵な家族と出会うことで、新しい人生ならぬ『猫生』を歩んでいくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月03日LONGEVITY(代表:吉川 慎太郎、所在地:大阪府)は、写真家shintarrowが、保護猫の逞しさを「まなざし」で表現した写真展『Cat's moment of truth』を2023年5月1日(月)から6月30日(金)に東京都・汐留の共同通信社 本社ビル 汐留メディアタワー3Fにて開催中です。写真展は5月と6月で趣が変わり、5月の第一期は欠けている部分に向けてまなざしを投げかける半身の姿、6月の第二期は掛け軸を使い静謐さや内省そして自然との一体感を感じ日本の伝統文化と現代の感性を結びつけます。イベント詳細: 保護猫写真展“Cat's moment of truth”■「Cat's moment of truth」開催の背景猫は人間が思っているほど鈍感ではなく、生きることに関して非常に感受性が豊かであると感じています。猫は人間のような意思表示はできませんが、命に対して非常に敏感であり、感性を鮮やかに表現しています。特に飼われていない猫は、生きるということに鋭敏であり、様々な所で生きていく感覚をもっていると感じています。それは命の輝きが深く刻まれ、生きる感性が溢れ出ている証だと思います。撮影中に感じた生き続ける猫たちの「まなざし」には喜び、悲しみを静かに見守り、命に添い続けるような感覚が宿っている気がします。言葉でのコミュニケ―ションはなかったものの、撮影中、私は猫とまなざしを通じて命と命の会話ができていたように思います。猫のまなざしから伝わる私たち人間への命の輝きを感じてみてください。参考写真1参考写真2参考写真3■『Cat's moment of truth』についてヒトとネコの新たな感性を見出すことを目的として写真展を開催。京都先端科学大学 森 一彦教授と共に企画。撮影を続ける中で私が大切にしたいと思ったことは、自分と猫が【生きている感覚】でつながりあう瞬間です。この瞬間を【moment of truth 真実の瞬間】と私は呼び、それを写し撮りたいとカメラを構えるようになりました。猫のまなざしと私の眼が出合った瞬間には、言葉でのコミュニケ―ションはないものの、私は猫の命と【どこかでつながりあう対話】が交わされる感覚に包まれます。そして、その会話の中から感じるのは、猫の感性の豊かさや自由さから、猫本来の姿を垣間見ることができます。■メディア掲載開催前には大手新聞社の紙面に掲載。ラジオ大阪「桑原あずさのas life」で対談を行う。昨年は京都の着物屋で写真展を開催し初の写真展であったが1日で200人以上の来場者があり、各社新聞社、ラジオ大阪・KBS京都等で放送される。保護猫写真展“Cat's moment of truth”ビジュアル■開催概要イベント名: Cat's moment of truth 猫たちの「まなざし」は問いかける開催日時 : 5月1日(月)~6月30日(金)第一期 5月1日(月)~5月31日(水)第二期 6月1日(木)~6月30日(金)平日 9時~19時/土日祝 10時~18時※6月4日(日)は休館日※5月1日、6月1日は11時から。6月30日は15時まで会場 : 共同通信社 本社ビル 汐留メディアタワー3F ギャラリーウオーク東京都港区東新橋1-7-1アクセス : ゆりかもめ・汐留駅より徒歩1分都営大江戸線・汐留駅より徒歩1分都営浅草線・新橋駅、 JR・新橋駅より徒歩5分東京メトロ銀座線・新橋駅より徒歩7分参加費 : 無料主催 : 吉川 慎太郎公式サイト: 特設サイト: <内容>●第一期 5月1日~5月31日「Cats Half」様々な飼われていない猫を撮影してきましたが、私には保護猫とのまなざしのやりとりを通じて、何かを求めて生きているような感覚を受けました。猫達が自分の欠けている半身を見つけ出そうと、絶えず探求を続けているように感じています。それは常に自分探しをしているのだと思います。欠けている部分に向けて、まなざしを投げかけるその姿を少しでも感じ取っていただければと思います。第一期 5月写真展の様子●第二期 6月1日~6月30日「Cats Truth」猫たちが人間との関わりよりも、自然や荒野の中で生き抜く中に備わった自由さと媚びない逞しさを持っています。その猫たちの何気ない一瞬として捉え、日本の伝統的な掛け軸を通じて表現し、居住空間の中でその感性を共有したいと思い、掛け軸を通じた表現として展示しました。今回の掛け軸には、文化的な要素と情緒が微かに込められています。猫たちの姿は、古き良き日本の風景や美意識を連想させ、掛け軸という形式によって、静謐さや内省、そして自然との一体感を感じさせます。私たちの日常空間において、猫たちの豊かな感性と自由な生き方に触れる機会を提供し、日本の伝統文化と現代の感性を結びつける試みです。掛け軸の中に込められた姿は、人々の心の奥底に響き、自然との調和や内なる自由への思いを連想してもらえれば幸いです。第二期用 フライヤー第二期用 昨年の個展での猫掛け軸■写真家概要(個人事業主)屋号 : LONGEVITY活動名: shintarrow代表 : 吉川 慎太郎設立 : 2021年1月Mail : sintaro0823@gmail.com URL : 吉川 慎太郎【写真家 吉川 慎太郎】人に限らず、命あるものから湧き出るメッセージを届ける写真家。一瞬が魅せる真実の瞬間を残すことを命題にしている。Instagramで猫写真を投稿。Instagram(@shintarrow_cat): 共同企画:森 一彦 京都先端科学大学教授、MORI lab & design代表 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月31日「幻冬舎資産形成ゴールドオンライン」にて全8回、5/27スタート。著書『わたし生活保護を受けられますか』からこれまで全国で10,000件以上の生活保護申請サポートを行ってきた特定行政書士の三木ひとみさんが、著書『わたし生活保護を受けられますか』(ペンコム)から、生活保護についての正確な知識を解説する連載が5/27(土)よりスタートしました。三木ひとみ氏が生活保護についての正確な知識を解説連載が掲載されるのは、株式会社幻冬舎ゴールドオンラインが運営する「資産形成ゴールドオンライン」。生活保護は、貧困によって最低限の生活すらできなくなった場合に、最後のセーフティネットとして機能するものです。しかし、誤解や偏見のために、本来受給すべき人が受給できていない実態があります。本連載では、三木ひとみさんの著書『わたし生活保護を受けられますか』の内容を引用しながら、生活保護についての正確な知識を解説していきます。三木ひとみさんは、「今回の連載では、参考にできる公的機関のホームページ等に掲載がない内容を多く取り上げています。私の行政書士としてのこれまでの実体験をもとに、法令に忠実に解説しています。これらがネット上に配信されることで、誤った情報によって生活保護を諦めていた人たちに広く正しい情報が届くことを期待しています」と話しています。配信と同時に大きな反響すでに第1回目、2回目が公開され、Yahoo!ニュースやLINEニュース、livedoorニュース、SmartNewsといった各種外部サイトにも配信もされ、1回目がYahoo!ニュースに配信されるや、コメントは600超にのぼるなど大きな反響を呼んでいます。【第1回】5/27(土)「1日3食取れない」ほど困窮しているのに…「生活保護」を申請しても「却下」されてしまう理由【特定行政書士が解説】 【第2回】5/29(月)生活保護のよくある誤解…「家族の資金援助が条件」「稼いだ分は全額減額」どちらもウソ!知っておくべき“本当の仕組み”【特定行政書士が解説】 【第3回】5/31(水)生活保護は「親族に扶養照会しないと申請できない」はウソ!“知られたくない親族”に知られずに受給する「有効な方法」【特定行政書士が解説】 【第4回】6/1(木)「生活保護の要件はすべて満たしているのに」…福祉事務所に相談する人の「6割以上」が申請“すら”させてもらえないワケ【特定行政書士が解説】 【第5回】6/3(土)「生活保護世帯の子は大学へ行けない」は嘘!“年間最大96万円もらえる奨学金”に“バイトもOK”…こんなにある「公的サポート」【特定行政書士が解説】 【第6回】6/5(月)「もう限界です…」“70代の父”が深夜パートで「精神疾患・引きこもりの“30代息子”」を養い力尽きたが…一転、父子ともに救われた「生活保護受給」までの顛末【特定行政書士が解説】 【第7回】6/7(水)生活保護を受けようとしたら「フィリピンに帰ればいい」…日本人も他人事じゃない“外国人の生活保護申請”にみる「無理解」と「誤解」【特定行政書士が解説】 【第8回】6/9(金)生活保護の「不正受給率1%未満」だが…数字から見えない“想像を絶する実態”と不正受給があとを絶たない「悲しすぎる理由」【特定行政書士が解説】 連載は全8回です。コロナ禍で貧困が進む中、まずは生活を立て直し明日へ歩み出してほしいとの願いで出版コロナ禍で貧困が進む中、まずは生活を立て直し明日へ歩み出してほしいとの願いで出版「わたし生活保護を受けられますか」全国対応、24時間365日、1日も休むことなく生活保護申請サポートをする特定行政書士の三木ひとみさんの元には、生活に困窮した人たちから悲痛なメールが毎日入ります。生活保護申請サポートは全国10,000件に及び、「生活保護」分野で士業界隈では知らない人がいないほどの著者が、コロナ禍で貧困が進む2022年7月、「生活保護への偏見をなくし、まずは貧困から脱して欲しい」との願いから、「申請から決定まで」を事例で分かりやすく解説する本をはじめて出版しました。上野千鶴子氏からは、「だいじょうぶ。なぜって、あなたには三木さんがついているから。申請にはこの本を持っていこう!」と力強い推薦をいただきました。法令に忠実に事例を紹介しながら分かりやすく解説法令に忠実に事例を紹介しながら分かりやすく解説本書には、「裏技」も「特別な方法」も載っていません。申請に至ることができずに、困窮から抜け出すことのできない原因となっている「偏見」や「誤解」、「水際作戦」等について、法令に忠実に事例を紹介しながら解説していきます。【本書の特徴】まずは目次を見て関心のある項目に✓→相談から申請まで26のStepで解説。タイトルとポイントで分かりやすい→特に大切なことや、誤解・質問が多いことは【PICKUP】で解説→全国10,000件に及ぶ事例をもとに、誤った情報や偏見の根拠も説明→索引があるから何度も見直せる本書では、あなたが生活保護を正しく理解・受託し、もう一度明日に向かって歩きだせるように応援していきます。著者プロフィール著者三木びとみ・著者・三木 ひとみ(みき ひとみ)不服申立て代理ができる特定行政書士。行政書士法人ひとみ綜合法務事務所所属。警察官の父、教師の母の元もと1981年横浜生まれ。3歳で両親が別居し離婚。鬱を患った母と暮らす。同級生から壮絶ないじめに遭うが、勉学に励み交換留学生として1年間渡米。帰国後、英検1級合格、国際基督教大学(ICU)教養学部語学科入学、大学在学中に未婚の母となる。ICUでは「未婚の母」であることを就職活動で伝える必要はないと助言をしてくれた女性職員との出会いに救われる。リクルートHRマーケティング入社。その後ストーカー被害に遭いシェルターに入所。無職無収入となるも両親が公務員のため生活保護を受けられないと思い込み、水商売や翻訳業で生計を立てながら2015年行政書士試験合格。翌年行政書士事務所を開業。書籍情報表紙わたし生活保護を受けられますか・書名:『わたし生活保護を受けられますか』-全国10,000件申請サポートの特定行政書士が事例で解説 申請から決定まで・目次第1章わたし生活保護を受けられますか ー生活保護制度とは第2章生活保護申請から決定まで第3章生活保護申請の事例・著者:三木 ひとみ・発売日:2022年7月7日・価格: 1,650円(本体1,500円+税10%)・判型:四六判(横127mm×縦188mm×厚さ20mm)・ページ数:176ページ・ISBN:978-4-295-40704-1・Cコード:C0036・発行:株式会社ペンコム・発売:株式会社インプレス書籍情報 会社概要商号:株式会社ペンコム代表者:代表取締役増田幸美所在地:兵庫県明石市人丸町2番19号設立:2010年12月24日URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月29日2匹の愛猫とともに夫婦で暮らしている、生野もと(ikuno_moto)さん。ある日、生野さんは道路脇で1匹の子猫が走り回っているのを目撃しました。このままだと、車にひかれてしまう可能性もあるため、生野さんは子猫を保護し、動物病院へ連れていくことに。生後2か月頃の男の子と判明した子猫を『大吉』と名付けました。里親が決まるまで世話をすることにした、生野さん。しかし、夫は子猫の保護を承諾したものの、世話には協力的ではないようで…。夫「子猫の世話は協力しないから」「子猫の世話は手伝わないから」クールにそう告げた夫を見て、大吉くんと同様に元保護猫だった先住猫2匹と、生活をともにする夫への罪悪感を覚えた、生野さん。しかし、生野さんは夫が子猫にデレデレになった姿を目撃!夫は「世話をしない」といっておきながら、嬉しそうに遊んであげていたのです!あの宣言は、かわいい子猫が家にやってきた嬉しさを隠すためだったのでしょうか。はたまた、子猫の姿を見て、すぐさま発言を撤回したのかもしれません。動物のかわいらしさに抗える人は、少数といえるでしょう。ある意味見事な伏線回収に、生野さんは笑顔になったのでした!里親が見つかるまでの間、大吉くんは優しい人間たちの愛を受けて、すくすくと育っていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年05月29日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第139回目はシャルトリューのリオ(Rio)さまの登場です。規則正しい毎日を過ごす猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.139猫さまの話をもっと聞かせて!リオさまは3歳の男性猫さまです。リオさまが語ります。僕はフランス南西部の郊外で、庭付き160平米の家に住んでいます。毎日規則正しい生活をしています。午前6時 : 朝食と庭での短い散歩午前8時~12時 : シエスタ12時 : 昼食午後1時~6時 : 天気が良ければ庭、そうでなければソファでシエスタ午後6時~8時 : 家族と遊ぶ午後9時 : 夕食、テレビの前とベッドでハグ。僕の好物はここの家族が食べるローストチキンとローストポーク(ポテト付き)!特別なお菓子はありませんが、僕はここの子どもたちから食事を少しだけもらう簡単な方法を知っています。食いしん坊で何でも食べます。赤いレーザーポインターを追いかけるのが大好きです。甘える時にはゴロゴロと引き換えにハグを要求します。飼い主から見たリオさまとは。私にとってリオは4匹目の猫です。状況が許すかぎり、私はいつも猫を飼っていました。家猫で子どもに慣れている猫を探していて、自宅からそう遠くない家でリオに直接会いました。リオはその家で生まれました。その家族は、プロのブリーダーではなく、両親の系統を永続させていました。リオの兄弟姉妹は、すでに他の家庭に迎え入れられていたためおらず、1匹の兄弟は母親と一緒に暮らしていました。生後4か月のリオを我が家に迎えました。リオは伝統的なカリカリ(できればシリアルなし)とパテを1日1回ずつ食べます。地元のフランス製で、責任あるブランドのものを購入するようにしています。リオは落ち着いていて、とても人懐っこいです 。彼は私たちの仕事を手伝ってくれます。ガーデニング、料理のときもいつも一緒です。リオは外に出ても近所の他の猫と決してけんかをしません。子どもたちと庭で遊ぶ姿はいかに人生が素晴らしいかを教えてくれます。彼は抱擁と愛撫が大好きです。そして、家族の一員であり、在宅勤務を含め毎日の多くの活動で私と一緒に過ごします。時たま頑固な面を見せますが、私の人生に大きな存在感を与えてくれています。ーーリオさまは大きな家と広い庭で、ストレスのない生活を楽しんでいます。家族のやっていることがいつでもとても気になって後を追います。この家族の中では末っ子でアイドル的な存在のようです。そろそろ狩りの季節ですね。収穫は何か気になります。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年05月28日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第138回目はメインクーンのテオカリ(Teocali)とタトゥイーン(Tatooine)さまの登場です。チャームポイントがおそろいな猫さま姉妹の物語【フレンチ猫さま】vol.138猫さまの話をもっと聞かせて!黒のテオカリさまとトラ柄のタトゥイーンさまは姉妹で、ともに1歳です。テオカリさまとタトゥイーンさまが語ります。左・テオカリさま、右・タトゥイーンさま。私たちはとても似たもの同士で、カラダの色が違ってもお互い鏡を見ているように感じます。眠っていても、どちらかが遊んでいる音が聞こえるとすぐ飛んでいきます。食べることと寝ることが大好きで『ロイヤルカナン』というブランドのメインクーン用のカリカリのみを食べることにしています。食べものは自分たちで管理し、食欲の赴くままに食べます。なので、ボウルの中はいつもいっぱいです。獣医師が選んだ『SV』 ブランドの「猫へのご褒美」と、毛玉防止剤(メインクーンは毛玉を吐き出さないため)を少しずつブレンドします。飼い主たちがパソコンを使用している時、私たちはテーブルのすぐ隣の家具に陣取り、そばに居座ります。飼い主がリビングルームにいる場合、私たちはキャットツリーかソファの上で、夜はベッドの中または飼い主の隣で眠ります。お気に入りのおもちゃはアオウミガメの掛け布団です。とても遊び心があるのは共通しています。タトゥイーンはとても冒険好きで落ち着いた性格です。一方、テオカリはとても怖がりで(犬のように吠える傾向があり)、そこが2人の違いかもしれません。ふざけるときはいつも一緒です。私たちの耳の端とあごの下には「小さな羽毛」が付いています。これが自慢のチャームポイントです。飼い主から見たテオカリさまとタトゥイーンさまとは。以前私たちは2匹の猫、フリプールとエスメを飼っていました。フリプール は2022年6月に亡くなり、エスメはストレスを感じていました。 その後、新しい猫のユキを引き取りましたが、彼が病気だということを保護協会は私たちに教えてくれませんでした。残念ながら、ユキは亡くなり、エスメも病気にかかって亡くなりました。その後、絶望している私を心配して、夫の母親が私たちに美しいタトゥイーンを連れてきてくれて、その後すぐに同じ血統の姉妹であるテオカリを連れて来ました(私たちの猫が亡くなった後、健康な猫を見つける方法についてアドバイスをくれるブリーダーから)。2匹は毎日私たちを愛と喜びで満たして素晴らしい瞬間をくれます。彼女らは私たちに愛、慰め、多くの喜びを与えてくれます。もう彼女らのいない生活は想像できません。過去の試練にもかかわらず、私たちは幸福とは何かを考え、タトゥイーンとテオカリがもたらしてくれる喜びで人生を満たそうと思っています。ーー生まれながらに病気もちの猫さまは少なくないと聞きます。特に血統書がある猫さまは正しい診断をしてからでないと養子縁組をさせないようです。それが信用できるブリーダーの判断の決め手になると聞きます。テオカリとタトゥイーンさまは、健康で似た物同士で、毎日飼い主さまを虜にしています。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年05月27日ヤマト運輸株式会社(通称:クロネコヤマト)といえば、子猫をくわえて運ぶ黒猫のマークが目印。そのため、クロネコヤマトといえば黒猫のイメージを多くの人が抱いているでしょう。2023年5月23日、クロネコヤマトは運営しているTikTokアカウント『クロネコみっけ』に1本の動画を投稿しました。『クロネコみっけ』の公式猫として、黒猫のヤマトくんをお披露目したのです!動画内で、ヤマトくんは挨拶をしたのですが…まさかの声で、ネットをざわつかせています。クロネコヤマトが公式猫の動画を公開@kuroneko_mikke よろしくたのむぜ?#クロネコみっけ #ヤマト運輸 #クロネコヤマト #猫 #猫のいる生活 #猫のいる暮らし ♬ オリジナル楽曲 - クロネコみっけ【ヤマト運輸公式】ヤマトくんの声が思いのほか渋い…!比較的、引き締まった顔立ちの黒猫のため、声と相まってイケメンに見えてきませんか。ヤマトくんの声に驚いた人は多く、動画にはこんな声が相次ぎました。・声が思いのほかダンディだった。・かわいい。活躍に期待しかない!・ロゴマークが子猫をくわえているのでお母さんかと思いきや、なんというイケメンボイス。これから、ヤマトくんのどんな動画が投稿されていくのか、期待が高まりますね。社名を背負うにふさわしい優雅な振る舞いで、私たちをとりこにしてくれるに違いありません![文・構成/grape編集部]
2023年05月24日人間の子供は慣れない人の前だと緊張して、人見知りをしてしまうことがありますよね。どうやらそれは、子猫の場合も同じようです。保護猫たちと暮らしている飼い主(noah_tell_coco)さんは、生まれて1か月の子猫が、6歳の先輩猫に威嚇(いかく)している姿を見かけました。初めて子猫に威嚇されてしまった、先輩猫のノアくんの様子がこちらです。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る noah_tell_coco(@noah_tell_coco)がシェアした投稿 全身の毛を逆立てて威嚇する子猫に、ノアくんはタジタジな様子。「ヴヴ~」とうなり声を上げる子猫に驚いたのか、後ずさりしています。「ど、どうすれば…」というテロップがぴったりの困り顔ですね。もう一度子猫にうなられてしまい、最後はそっと立ち去っていったノアくん。子猫の威嚇に応戦しないところから、ノアくんの優しさが伝わってきますね。動画を見た人たちからは、ノアくんを励ますコメントや、2匹の様子がかわいいという声が寄せられていました。・ノアさん、大丈夫だよ。子猫はまだ慣れていないだけ!・「どうすりゃいいの~」って困り顔がツボです。・どちらもかわいいですね!ノアくんには少し気の毒ですが、タジタジな様子にクスっと笑ってしまった人が多かったようですね。「我が家もまったく一緒でした」というコメントもあるので、後から来た子猫と優しい先輩猫が出会った時に、よくある光景なのかもしれません。子猫とノアくんが互いに慣れて、仲よく遊べる日が早く来るといいですね…!飼い主さんのInstagramには、かわいい猫たちの日常の様子がたくさん投稿されています。気になる人はぜひ覗いてみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年05月22日