魚が泳ぐ水槽の上で野菜を育てる、斬新な農業システムを活用し、俳優業の傍ら農業に挑戦する小林涼子さん。さらに農業と福祉の連携を生み出す「農福連携」にも取り組む小林さんの活動のベースにある思いに迫る。循環型農業新潟で農業に携わり、社会課題が自分ごと化。幼少期から子役として芸能活動をスタートし、これまでに多数の映画やドラマに出演してきた小林涼子さん。俳優として多忙な生活を送りながら、生まれ育った世田谷で大好きな農業に従事したいと、桜新町のビル屋上にファームを開園し、循環型農業に取り組んでいる。「小さい頃からずっと俳優の仕事をしてきて、ちょっと疲れてしまった時期があるんです。そんな時に両親と一緒に、新潟でお米を作っている父の友人の稲作のお手伝いをすることになったんです。最初は『仕事のリフレッシュになりそう!』ぐらいの軽い気持ちだったのですが、土に触れながらお米を作る楽しさや、収穫後に食べた新米があまりにも美味しくて感動して、農業に興味を持ち、農繁期に頻繁に田んぼへ向かうようになりました。そこは高齢者の多い地域で後継者不足が問題になっていて、通うたびに農業を維持していく難しさを知るように。また私の家族が体調を崩し、田んぼの手伝いが一時難しくなったこともあり、体を壊すと離農せざるを得なくなってしまう厳しさを痛感し、初めて社会課題が自分ごと化されたんです」農業に触れることでたくさんのものを与えてもらったと感じた小林さんは、何か恩返しがしたいとの思いで、持続可能な農業のカタチを目指して起業。「まずは慣れ親しんだ世田谷の地に『AGRIKO FARMPW 桜新町』を開園し、都市農業に挑戦することに決めました。そこでビルの屋上や狭い敷地など本来農地ではなく、土のない場所でも農業を行える『アクアポニックス』を採用しました。これは、魚の養殖を行い、水中に含まれる魚の食べたエサの残りや排泄物をバクテリアが分解し、それを植物が栄養として吸収することで水槽の水もきれいになり、野菜も魚もすくすく育つという、まるで“小さな地球”のような循環型の農業システム。農薬や化学肥料は使用せず、循環に必要な栽培設備には、放置竹林に悩む地域から竹を譲り受けたり、建築現場で使用できなかった廃材などを活用しています」どんな人も関われるバリアフリー農業を!また小林さんは、新潟で実際に農業と触れ合い、近年日本では後継者不足で辞めざるを得ない農家が多い事情を知り、「“バリアフリー”な農業を」との思いを抱き、「農福連携」にも積極的に取り組んでいる。「大変な農作業もみんなで分担できれば、もう少しラクに続けることができるはずなので、誰でも簡単に管理できるバリアフリーな農業を目指したいと考え、農林水産省認定の農福連携技術支援者を取得したんです。農福連携とは、障がい者が農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みのこと。FARMでは主に障がい者の方が働いており、子育て世代の女性がサポートを行っています。障がい者の方々と働く中で感じたことは、できないことや苦手なことはもちろんあるけれど、豊かな才能を持っている人が多いということ。農園には絵を描くのが上手な方がいて、それをどうにか世に出したいと思い、『パラアート』として様々なプロダクトに活用しています。農業の領域を超えた活動が生まれていて、今後ももっと可能性を広げていきたいと考えています」昨年夏には2拠点目となる農園「AGRIKO FARM 白金」をオープン。俳優業も忙しい中、どちらも両立できているのは、いろんな人が協力してくれてるおかげ。楽しさや嬉しさ、大変さもみんなで共有できているのが、心の大きな支えになっているからと話す。「社会や地球のことを考えるって大きすぎて難しく思えるかもしれませんが、自分ができることをしながらこの先も幸せに生きるために楽しいこと、嬉しいことを積み重ねていくことが結果、地球の未来のためになっていると考えると、無理なく続けていける気がするんです。それが、私が思うそもそものSDGsの考え方だと思っています」循環型農業とは?本来ならば廃棄するものを肥料として活用し、資源を循環させ環境負荷の軽減を目指す農業システムのこと。そのひとつのカタチとして、アメリカで発祥したのが始まりといわれている水産養殖と水耕栽培のシステムを組み合わせた「アクアポニックス」という農法が、環境にやさしい次世代の循環型農業として注目されている。廃棄バナナを加工したエサを与えて魚を養殖。農園で養殖しているのは「ホンモロコ」という淡水魚。廃棄されるバナナを加工したエサを与えているため栄養満点で、臭みもなく、身もふっくら。“ビル産ビル消”で収穫した作物を即出荷。収穫されたばかりのエディブルフラワー。出荷後、同ビル1階のカフェ『OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町』に届けられる。新鮮な美味しさを味わう。まさに“FARM to TABLE”。農園で栽培されたエディブルフラワーや野菜、魚は、カフェのスイーツやランチコースの一部に使用される。Sustaina DepartmentAGRIKOが運営するオンラインショップが今月オープン。商品が生まれる背景や生産環境がサステナブルであることにこだわって厳選。購入することで売り上げが全国の生産者や職人の支援となる!こばやし・りょうこ1989年11月8日生まれ、東京都出身。株式会社AGRIKO代表。農福連携技術支援者。循環型屋上ファーム「AGRIKO FARM PW 桜新町」「AGRIKO FARM白金」を運営。俳優としては、4月スタートの連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)へ出演。※『anan』2024年3月13日号より。写真・中村香奈子取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月07日●俳優デビューから10年「まさか今も続けているとは」モデルとしてデビュー後、2014年に俳優デビューし、今年俳優生活10周年を迎える伊藤健太郎。昨年12月8日に公開され大ヒットを記録している映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では特攻隊員を演じ、1月19日よりDMM TVで配信中のコント番組『インシデンツ2』では、前作に続き多くの芸人たちに交じってコントに挑戦している。伊藤にインタビューし、これまでの10年を振り返りつつ、俳優業への思いや今後の抱負を聞いた。――まず2023年を振り返った上で2024年の抱負をお聞かせください。昨年はいろんな素敵な作品に巡り合わせていただいたので、2024年も2023年の自分に負けないように、いろんなことに挑戦していけたらと思っています。――2023年の作品で特にご自身にとって大きな経験になったなと感じているものは?『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』という映画が今公開されているんですけど、あの作品を今の時代にやれたことがすごく意味のあることだと思っています。命や平和についていろいろ学ばせていただき、そういうことを改めて考えるきっかけになったので、すごくいい経験をさせてもらったと感じています。――2014年に俳優デビューされてから今年で10年を迎えられますが、ここまで振り返っていかがですか?あっという間でしたが、各現場思い出に残っていて、たくさんの素敵な作品に出演させてもらったと思います。――デビュー当時、10年後はどうなっていると思っていましたか?10年も続けていると思わなかったです。どこかで違うことをやるだろうなと思っていて、まさか今もこうして俳優を続けているとは思っていなかったのでびっくりです。――このまま自分は俳優としてやっていくんだと覚悟が決まった瞬間があったのでしょうか。覚悟が決まったというか、決めざるを得なかったというほうが合っているかなと思いますが、『デメキン』(2017)という映画で初めて主演をやらせていただいた時に、ちゃんとやらないとダメだなと思いました。自分の中でほかにやりたいことができたらそっちに進んでいたと思いますが、役者以上にやりたいと思うことが見つからなかったので、しっかりやっていかなきゃいけないなと。――俳優業以上にやりがいを感じるものはないなと?そうですね。苦しい部分もありますが、それもひっくるめて楽しいと思えて、そういうものはなかなかないと思ったので。○作品に対する反響が力に「やりがいにつながっている」――『デメキン』以降もさまざまな作品に出演されていますが、今の俳優業に対する思いもお聞かせください。自分が出演した作品に対していろんな声をいただき、それがやりがいにつながっていると感じるので、求められている限り頑張りたいなと思っています。演じることが好きですし。――そういった反応はSNSなどでチェックされるのでしょうか?積極的に見るというわけではないですが、目に入ってきたものを見させてもらっています。あとは、街とか、ファンの方と会うタイミングでいろいろお声をいただくので、そういうのはすごく力になります。――今26歳ですが、20代後半になってから心境の変化はありましたか?20代後半に入ったんだなと思うぐらいで、あまり変化はないです。自分の中では、20代後半になっているというのが不思議で、気持ち的には18歳ぐらいで止まっています(笑)――見た目的にも若く見られそうですよね。そうですね。若く見られることが多いですが、徐々に中身も含めて年齢に合った感じになっていきたいなと思います。●「たくさんの人にいい影響を与えられる俳優になれたら」――将来的にどんな俳優になりたいと考えていますか?これからもいろんな作品に出演させていただきたいなと思っています。この仕事は、たとえ自分が死んでしまっても作品は残っていくので。そして、作品を通して、たくさんの人に何かいい影響を与えられる俳優になれたらと思っています。――『インシデンツ』シリーズではどんな影響を与えられたらいいなと思いますか?『インシデンツ』は何も考えずに見られるというのが魅力だと思っていて、つらいことや大変なことが年始にもたくさんありましたが、こういう作品を見て、現実逃避じゃないですけど、少しでも気持ちが楽になれる時間が生まれてくれたら、この作品がある意味があるのかなと思います。――『インシデンツ3』も制作されることになったら、どんな役を演じたいですか?演じたことのないぶっ飛んだ役を演じたいです。伊藤健太郎がこれやるんだと驚いてもらえるような、いい意味での裏切りができたら楽しいなと思います。――ほかの作品でも、見る人たちを裏切りたいという思いがあるのでしょうか。ありますね。裏切ってこそ、そこが醍醐味でもあると思うので。僕も視聴者として映画やドラマを見る時、この人がこれをやるんだというのに面白さを感じるので、型にはまらずいろんな役をやっていけたらと思います。――これまで演じた役で、これはみんなを裏切れたなと手応えを感じたものは?『インシデンツ』の役はそうかなと思いますが、自分的にはまだそこまで大きな裏切りはできていないと感じているので、ものすごい悪役とか、もっとぶっ飛んだ役ができたら面白そうだなと。もっと裏切っていきたいです。○ジムがライフワークに「おじさんになっても動ける俳優でいたい」――最近ご自身の中で変えたことや変わったことがありましたら教えてください。健康を意識するようになりました。今までは何も考えずに生活していましたが、早起きしてみたり、食べるものを意識してみたり。ジムに通うようになったというのが大きくて、そこから少しずつ健康への意識が変わっていった気がします。――ジムに通うようになったきっかけは?最初は役作りで通っていたんですけど、だんだんライクワークみたいになりました。気持ちいいですし、リフレッシュもできるので、すごくいいなと。そこから派生して、いろいろと健康を意識するようになりました。おじさんになっても動ける俳優でいたいので、若いうちに体をしっかり作っておきたいという思いもあります。――役作りでジムに通うようになったとのことですが、どの作品ですか?『弱虫ペダル』(2020)の前くらいです。通っていない時期もありましたが、ここ1、2年でまたガッツリ通うようになりました。――最後にファンの方にメッセージをお願いします。『インシデンツ2』では、綿貫小次郎という“ついてない男”を演じていて、最初はついてないことが多いですが、ついてないなりに頑張っていますし、回を重ねていくと小次郎自身のこともいろいろと描かれていくので、そこも楽しみにしてもらえたらなと思います。そして、自分としては、皆さんを裏切れるような面白い作品に挑戦していきたいと思っているので、これからもいろいろとチェックして見ていただけたらうれしいです。■伊藤健太郎1997年6月30日生まれ、東京都出身。モデルとしてデビュー後、2014年にドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビュー。主な出演作は、ドラマ『アシガール』(17)、『今日から俺は!!』(18)、連続テレビ小説『スカーレット』(19~20)、映画『デメキン』(17)、『コーヒーが冷めないうちに』(18)、『惡の華』(19)、『弱虫ペダル』(20)、『十二単衣を着た悪魔』(20)、『冬薔薇』(22)、『静かなるドン』(23)、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)など。
2024年02月02日来月7日に60歳の誕生日を迎えるニコラス・ケイジが、近いうちに映画俳優業からの引退を考えているようだ。「UPROXX」のインタビュー記事で明らかにした。「現時点で45年間俳優をやってきて、100本以上の映画に出演した。映画を通じて言うべきことは言えた気がする。ピークの時に『アディオス』と言って去りたい。そこに行きつくにはあと3,4本出演してからかな」と語っている。映画に関しては今年主演したA24×アリ・アスター製作『Dream Scenario(原題)』が自身にとって最盛期の作品にあたると考え、最後にしたかったようだ。しかし、すでに出演契約を結んでいる作品がいくつかあり、それについてはしっかり出演するとのこと。ニコラスは「来月60歳になる。父は75歳で亡くなった。私に運があれば父よりもう少し長生きできるかな。あと15年間でなにができるだろう。大切なものは?大切なのは子どもたちだ。私には小さな娘もいる」と今後の人生について考えている模様。そこで、映画俳優を引退後はテレビ俳優として生きる道も示唆している。家族と離ればなれにならず、一か所にとどまって撮影できるようなドラマが見つかれば「個人的に最高だ」と期待を寄せている。昨年、ニコラスと妻リコ・シバタの間に第1子オーガストちゃんが誕生した。ニコラスにはオーガストちゃんのほかに息子2人がいる。(賀来比呂美)
2023年12月05日ミュージカルや映像など俳優業をしながら、プロデューサーとしても精力的に活動するマイケル・K・リーが企画したイベント『Michael meets Masa & Haruki』が、12月3日(日) 18時より東京・ステラボールにて開催されることが決定した。本イベントは、新たに出会う俳優とそれぞれのライフヒストリーやターニングポイントとなった楽曲を歌い繋ぎトークをする至福のひとときを観客と過ごせればとの思いでスタートするシリーズ企画。初回に出演するのは、実力派シンガーとして確固たる地位を築いている藤岡正明と、自身もワールドワイドに活躍する丘山晴己。チケットは、11月23日(木・祝) より一般発売がスタート。<イベント情報>『Michael meets Masa & Haruki』12月3日(日) 東京・ステラボール開場 17:15 / 開演 18:00出演:マイケル・K・リー藤岡正明丘山晴己MC:山野靖博【チケット料金】価格:12800円(税込)一般発売:11月23日(木・祝) 10:00~11月28日(火) 23:59当日引換券:11月29日(水) 10:00~公演当日開演時間まで※当日券は開演1時間前より劇場でも販売有チケットはこちら:公式HP:
2023年11月21日2023年11月10日、俳優の木ノ本嶺浩さんがX(Twitter)を更新。一般の人と結婚したことを報告するとともに、俳優業にまい進する想いをつづりました。ご報告です。 pic.twitter.com/9Qh15sOZgu — 木ノ本嶺浩 (@kinomoto1122) November 10, 2023 木ノ本さんは、『第19回ジュノン・スーパーボーイコンテスト』で特別賞を受賞。テレビドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』(日本テレビ系)で俳優デビュー後、特撮ドラマ『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で、『仮面ライダーアクセル』に変身する照井竜役を演じました。ネット上では、『仮面ライダーW』の役柄に絡めた祝福の声が多数上がっています。・一番好きな仮面ライダーが結婚しちゃったよ~!おめでとうございます!・「幸せがおまえのゴールだ!」ってこと!?良縁に恵まれてよかったですね!・おめでたい!アクセルの変身、本当に好きでした!中には、今までの活躍からさらなる躍進を期待する声も。素敵な結婚生活を送るとともに、俳優としてますます磨きのかかった姿を私たちに見せてくれることでしょう。ご結婚、おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年11月10日2023年10月12日、放送作家の鈴木おさむさんが、自身のInstagramやX(Twitter)で、放送作家業と脚本業から引退することを発表しました。鈴木さんは2024年3月31日をもって、引退する予定とのこと。引退を決めた理由について、次のようにコメントをしています。なぜ、辞めるのか。僕は19歳でこの世界に入りました。19歳の僕を師匠の前田昌平さんは受け止めてくれて、放送作家生活がスタートしました。目の前の大人に認められたくて必死でした。やり続けていたら、色んな出会いがあって、20代からSMAPとも仕事をさせてもらうことになり、とんでもないスピードで時間が流れていきました。プライベートでも、大学を辞めたり、父の商売がしんどいことに気づかずに無理して大学行かせてもらってたら借金が1億円以上に膨らんでいて、それを返すことになったり、30歳の時に妻と出会い交際0日で結婚をしたり、その話がドラマになってしまったり。待望の子供を授かったけど、残念な結果になり、調べてみたら自分が男性不妊だったり、妻が妊活休業して、ようやく子供を授かり、そのあと、放送作家業を一年休んで育休したり。振り返ってみると、とても振り切った人生を生きてきたなと思っています。でも、ある時、自分の人生を俯瞰で見た時に、40代後半から、おもしろく生きられてないなと思ってしまいました。ありがたいことに、今も沢山のお仕事をいただき、作り手としては、やり甲斐のあるお仕事ばかりです。ですが、ここ数年、作り手の前に人として、振り切って生きれていないなと言う思いがずっとあり。もう一つ。SMAPが解散してから、自分の中で120%の力が、入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった。osamuchan_suzukiーより引用 この投稿をInstagramで見る 鈴木おさむ 放送作家(@osamuchan_suzuki)がシェアした投稿 20代の頃から、一世を風靡したアイドルグループ『SMAP』が出演するバラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の放送作家として、活躍してきた鈴木さん。2016年に『SMAP』が解散したことは、引退を考える大きなきっかけの1つだったようです。また、鈴木さんの妻でお笑いグループ『森三中』の大島美幸さんは、仕事を辞めることを反対しておらず、応援をしているといいます。妻は僕の選択を心から応援してくれています。初めて話した時に「いいじゃん」と全力で言ってくれました。まさに親方、ドーンと構えています。今の仕事を辞めるということは、当然ながら、来年からは収入がとても減ります。でも、妻はある時言ってました「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」と。その言葉を聞いて、ハッとしました。osamuchan_suzukiーより引用最後に鈴木さんは「3月31日まで脚本と台本は書き続けます。120%、全力で放送作家をやりきります」とつづり、感謝を示していました。ネット上では、今回の発表に対しさまざまな声が寄せられていました。・長い間、おつかれさまです。仕事から離れても、ずっと応援しています!・大島さんのドンと構えた受け入れ方、最高ですね!今後の自由な活躍も楽しみです。・正直さびしいです。「面白い番組だ」と思った時は、高確率でおさむさんの脚本でした。引退後は「若者たちを応援することができたら」とコメントでつづった、鈴木さん。長年心血を注いできた仕事から引退するというのは、勇気のいる決断だったことでしょう。新たな一歩を、多くの人が応援しています。[文・構成/grape編集部]
2023年10月13日■前回のあらすじ石田の叔母・さちえと対面したようこ。車の運転を石田に任せ、ようこはさちえと車内で会話を始めます。するとさちえはようこに、業をもらってしまったのだと告げるのでした。■えっ? 業って…!?■ぶつかられただけなのに…!?まさかあの日ぶつかった男から業を押し付けられたとは…。業をもらってしまったようこにできることはあるのでしょうか?次回に続く「業をもらった話」(全17話)は22時更新!
2023年08月10日「ブレイキング・バッド」のウォルター役で知られるブライアン・クランストン(67)が、ブリティッシュ版「GQ」誌に登場。俳優業に関する今後の予定を明らかにした。2026年に一時的に休業し、妻と過ごしたいと話している。「もう一度、パラダイム(物の見方)を変えたいんです。ロビン(妻)は少なくともこの24年間、私にぴったり寄り添った生活を送ってきました。彼女は“プラスワン”の存在であり、セレブの妻として生きてきた。私の人生を中心として、自分の人生を方向転換させたり調整したりしないとならなかったのです。彼女はそれによって多大な恩恵を受けもしたけれど、それでも私たちは等しいとは言えません。だからその差をなくしたい。彼女にはその権利があります」と語った。長年、自分を支えてくれた妻と「添い遂げたい」というブライアン。「でも、健全な方法でね。ただ一緒にいられればいいというわけではありません。2人でレストランに行って、どちらもしゃべらないでいるなんていうのは嫌ですよ」と付け加えた。3年後の2026年、70歳になるブライアンは俳優業から少なくとも半年は離れ、妻とフランスの小さな村でフランス語、料理、ガーデニングを学びたいとのこと。自身が経営する製作会社をたたみ、「ブレイキング・バッド」共演者のアーロン・ポールと立ち上げた酒ブランド「Dos Hombres」の半分を売却する予定だという。(賀来比呂美)■関連作品:ブレイキング・バッド [海外TVドラマ]
2023年06月09日アーノルド・シュワルツェネッガー(75)が、「CinemaBlend」のインタビューで俳優業を引退したブルース・ウィリス(68)を称賛した。2人は少し年が離れているものの、1984年にアーノルドが『ターミネーター』、1988年にブルースが『ダイ・ハード』に主演し、共にアクションスターとしてハリウッドで一時代を築いた仲だ。少し先に『ロッキー』でブレイクしたシルヴェスター・スタローンとも仲が良く、1991年にレストランチェーン「プラネット・ハリウッド」に3人で出資もした。最近では『エクスペンダブルズ』シリーズで共演。アーノルドにとってそんな盟友であるブルースが、昨年家族を通じて失語症を公表し、俳優業から退くことを発表。のちに前頭側頭型認知症を患っていることも明らかにした。これを受け、アーノルドは「彼のことは素晴らしいと思います。何年もの間、常に成功を収めてきた大スターです。彼はこれからもずっと、偉大なスターとして記憶に残っていくことと思います。それにやさしい人。健康上の理由で、引退せざるを得なかったという彼の状況は理解できます。でも、みんなご存じのように、一般的に私たちが本当に引退するということはないんです。アクションヒーローというのは、何度倒れても立ち上がるものだから」とコメントした。(賀来比呂美)
2023年05月30日俳優の窪田正孝が、20日に開催された授賞式「ELLE CINEMA AWARDS 2022」で、今年の映画界で目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エル メン賞」を受賞した。本アワードは2005年から始まり、ファッションメディア『ELLE』がその年に公開された映画作品を独自の視点で選定する映画賞。日本の映画界で輝く女優に贈る「エル ベストアクトレス賞」、優れた監督に贈る「エル ベストディレクター賞」、今後の活躍が期待される女優に贈る「エル・ガール ライジングアクトレス賞」、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」の4部門が設けられている。今年、『決戦は日曜日』、『劇場版 ラジエーションハウス』、『MIRRORLIAR FILMS Season4「おとこのことを」』、『マイ・ブロークン・マリコ』、『ある男』と映画5作品に出演した窪田。今回の受賞作となった『ある男』は、ベネチア国際映画祭や釜山国際映画祭、東京国際映画祭など、国内外の映画祭で注目を集め、窪田は物語の鍵となる、過去を変えて生きる男・大祐を演じた。受賞コメントは以下の通り。■窪田正孝まさか自分なんかがいただけるとは思っていなかったので、すごく光栄な気持ちです。2020年にNHK連続テレビ小説『エール』と月9ドラマをやらせてもらったり、テレビの仕事を中心にしたりしていたのですが、自分のこの仕事の中でひとつしおりをつけたいと思う瞬間があって、映画がすごく好きだったのでトライしたいなと思っていたときに最初にお声がけいただいた作品が『ある男』でした。ドラマにはドラマのよさがあるし、映画には映画のよさがあるのですが、芝居にどっぷり浸かることができて、その瞬間を切り取ってくれるのが映画だなと。映画の空間の中で経験豊富な俳優さんたちとお芝居させてもらう刺激も大きく、俳優という仕事の深みや面白さをより感じられたのが『ある男』という作品でした。
2022年12月20日ある意味で、これが本当の〝俳優・川村壱馬のデビュー戦〟なのかもしれない。『PRINCE OF LEGEND』『HiGH&LOW THE WORST』と経験を積んできたが、両作がEXILE HIROがプロデュースに名を連ねる「ホーム」であるのに対し、映画『貞子DX』は「アウェー」。共演者にLDHの仲間たちもいない場で、俳優としての真価を試すこととなった。だが、川村壱馬の辞書に「臆する」なんて言葉はない。「ずっとアウェーなところでやりたいと思っていました」と瞳に闘志をたぎらせる。THE RAMPAGEの一員として活躍しながら、芝居という荒野を往く25歳は、その先で何を掴み取ろうとしているのだろうか。鼻をさする仕草は、自分でもウザッ!と思いました(笑)「ずっとアキくん(塩野瑛久)とか、他の役者さんから聞いていたんですよ。『ハイロー』だったり『プリレジェ』みたいないい現場はなかなかないよって。外に出ると、現場の雰囲気も全然違う。いろんな現場を経験してきた歴戦の役者たちからそう教えてもらうたびに、俺もそのフィールドで戦ってみたいなと思っていました」人が大変だと言う場所に飛び込みたがる。それは、川村壱馬のファイターとしての嗅覚かもしれない。すごい人と出会うことで、もっと自分も大きくなれる。厳しい現場を踏むことで、もっと自分も強くなれる。飽くなき成長本能が、川村壱馬を未知のリングへ向かわせた。「で、いざ『貞子DX』の現場に行ってみたら、めっちゃ雰囲気が良かったんで、『あれ?』と思いました(笑)。もっとヤバいと思っていたので、聞いていた話と全然違うなと(笑)。キツいなと思うことはまったくなかった。すごく楽しい雰囲気で、スタッフさんたちもいい人ばっかりで。もしかしたらシンプルに素敵な現場にめぐり合えてるだけなのかもしれないですけど、本当、ありがたかったですね」演じたのは、自称“王子様”占い師の前田王司。セルフブランディングに命を懸け、ポスターやグッズも自主制作する筋金入りのナルシストキャラだ。「本編の撮影が始まる前に、王司の部屋に飾ってあるポスター用の素材とかを撮ったんですよ。自分でこんなのつくって、やべえヤツだなと思いました(笑)。王司の部屋は本当やばいですよね。自分があんな部屋に住んでたら死にそうです(笑)」何かあると、鼻の下をさすって決め台詞を放つ。クセが強すぎる王司だが、不思議と絶妙にハマっている。「あの仕草は、こんな感じでやってみてって木村(ひさし)監督に教えてもらいました。自分で試写を観ても、ウザッ!と思いましたね(笑)。でも、自分じゃない別の人間として最初から最後まで見ることができたくらいウザキャラに仕上がっていたので、そこはちゃんとやり切れたのかなと」『貞子』と言えば日本を代表するホラー作品。その中で、前田王司は従来の『貞子』のイメージさえも覆す強烈なインパクトを放っている。身の毛もよだつホラーの中で、どうコミカルな要素を足すか。緻密なバランス感覚が必要とされる役どころだ。「そこはめちゃくちゃ不安でしたね。僕のこのキャラクターがいてホラーとして成立するのかなっていう。でも、試写を観た(THE RAMPAGEの)メンバーが感想をくれて。うちはホラーが苦手なメンバーが結構多いんですよ。龍とか、体はデカいですけど、ホラーは大の苦手(笑)。いけるのは、僕と(後藤)拓磨と陣さんくらいじゃないかな。でも、そういうホラーがダメなメンバーが『壱馬さんの役がいたから観れました。面白かったです』って感想をくれて。それでちょっと安心しました」(C)2022『貞子DX』製作委員会THE RAMPAGEの川村壱馬ならやらないことも平気でやれる現場では、木村監督自らが実演してレクチャーを施した。その方法が、自分には合っていたと語る。「僕は左脳派というより右脳派で。ここの感情はこうでと説明してもらうより、実際にやってもらったのを見た方が入りやすいんです。たぶんその理由は、幼少期から9年間、英会話をやっていたから。今でこそ『マジで何してたん?』っていうぐらい発音しか残ってないですけど(笑)。昔からそうやってネイティブからマンツーマンで習ってきたのもあって、耳がいいって言われることがよくあるんです。だから、誰かが一度やってくれれば、その音に合わせて自分の演技をコントロールできる。そういう意味でも、木村監督の現場はすごくやりやすかったです」ホラーならではの絶叫シーンも怯むことなくぶつかりに行った。「あんなに大声を上げてびっくりするとか、普段の自分では使わないカロリーなんで、シンプルに疲れましたね(笑)。特に王司の場合は、ちょっと物音がしただけで、普通の人より何倍もリアクションがデカくなる。そこは疲れました。でも難しいとは感じなかったです。ちゃんと自分の気持ちさえそこに持っていければ、自然とリアクションはついてくるものなので」THE RAMPAGEとしてステージに立つ川村壱馬は、精悍で男の色気に溢れている。だが、『ハイロー』の花岡楓士雄しかり、『貞子DX』の前田王司しかり、演技をしている川村壱馬には不思議な可愛げがある。「本当ですか。キャラクターのせいですかね(笑)。でも、確かに楓士雄しかり王司しかり、アホっぽさみたいなところは結構心がけていたかもしれないです」そうちょっと照れたあとに、〝俳優・川村壱馬〟の矜持を見せる。「THE RAMPAGEの川村壱馬ならやらないだろうということでも平気でやれるのがお芝居の面白さ。何なら、川村壱馬のアイデンティティみたいなものを全部取っ払うところから、役づくりはスタートします。台本を読んでいても、俺だったらこれはやらないとか、俺はこういうのはやりたくない、というものが一切ない。すごく楽な状態から役に入れるんです。だから、お芝居が好きだし、自分に向いているとも思います」デビューこそ音楽活動が先だったが、もともと俳優志望でもあった。小さい頃から漠然と自分がいつかテレビに出てお芝居をしているイメージがあったという。「〝出たい〟じゃなく、〝出てる〟っていう感覚があったんですよね、不思議と。どういう役とかも全然明確じゃなかったですけど、いずれそこにいることを予見していたというか。そういう勘は昔から変わってないなと思います。とにかく自分はお芝居に向いているって、誰よりも自分が知っていた。その感覚をずっと持っていたので、こうして実際に仕事としてやらせてもらえる立場になれたことは本当にありがたい限りです」(C)2022『貞子DX』製作委員会決して地道に演技レッスンに取り組んできたというわけではない。川村壱馬の演技を支えるのは、その天性の勘だ。「演技レッスンは昔ちょっとだけやったことがあるんですけど、基本的にあんまり誰かに自分の演技を固められるのは好きじゃないなというのがあって。今回も『貞子DX』に向けて演技レッスンとかやりたければぜひって当時のマネージャーからも言われていましたが、わかりましたと言いつつ結局お願いはしなかったです。やった方がいいのかもしれないですけどね。まだどっちがいいのか自分でもわからないところがあって、今はそういうのはなしで行きたいなって気持ちです」それは決して驕りでも慢心でもない。まだ俳優として真っ白な状態だからこそ、自分の感覚を信じていたいのだ。「芝居って、誰かにこういうふうにしなさいって言われてするものなのかなっていう疑問がどっかにあるんだと思います。たぶんそれは自分がまだお芝居についてよくわかっていないからこそ抱く疑問で。でも経験のない今だからこそ、その疑問を大切にしていたいんです。これから自分が経験を積んでいく中で必要を感じたときはレッスンも受けてみようとは思っていますけど、今のところはこのスタイルでやっていけたらいいなって」いつか塩野瑛久くんとバディものがやりたいならば、俳優・川村壱馬の表現は何によって培われ磨かれるのか。その答えに、アーティスト・川村壱馬の姿勢が重なる。「普段から生活の全部が自分の表現に直結しているんですよね。ゲームとかも大好きなんですけど、RPGをやっても、そのキャラクターからインスピレーションを受けたりとか。音楽だったり、漫画だったり、アートから感性を磨かれることもあるし、活字が好きなんで本も読みますけど、そういう文字から歌詞につながったりもする。結局、リンクしているんですよね、全部が」何を見て、何を聴き、どこへ行き、誰と話し、何を思うか。それらのすべてが、川村壱馬の表現の血となり肉となっている。「意識してそうしているというより、自然とそうなったという感じです。そうやっていろんな趣味から育んだ総合的な感性が、自分の表現の土台になっている。この仕事自体が好きだからかな。何をやっていても、最終的に全部仕事につながっているなと思います」初のアウェーから得たのは、確かな充実感と俳優業へのさらなる意欲。THE RAMPAGEの川村壱馬では見せることのできない川村壱馬を、芝居というフィールドで見せていく。「今いちばんやりたい役はサイコパス。笑いながらとんでもないことやっちゃうようなヤツとか、見てる人が本当に嫌いになっちゃうようなゾッとするキャラクターをやりたいです。あとはそうだな、それこそアキくんとよく話しているのは、2人でバディものがやりたいねって。刑事役もいいし、兄弟でガンアクションもいいし、いろいろパターンはありますけど、アキくんとバディがやりたいなっていう話はずっとしているので、絶対叶えたいです」理論や根拠なんて後付けでいい。ただ、己の嗅覚と直感を信じて突き進み、夢を叶えてきた。これからもその姿勢は変わらない。面白そうだと思うもの。手強そうだと思うもの。自分を成長させてくれると思うものに、川村壱馬の本能は突き動かされる。ガードをとるのは、まだ早いだろう?そう笑うように、次なるリングへと向かう。やっぱり川村壱馬は天性のファイターだ。取材・文:横川良明撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント川村さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ぴあアプリではアプリでしか見られないインタビューと写真を公開中です。ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2)
2022年10月24日●俳優業とモデル業に共通する楽しさ「無になれ瞬間がある」この夏はTBS系火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』への出演が話題となり、9月22日には、2冊目となるPHOTOBOOK『8』(はち)をリリースした俳優の杉野遥亮。常に飾らない自然体で愛される一方で、役に打ち込むストイックな一面が称えられることも多い。デビューして8年、躍進が目覚ましい杉野は「常に正直でありたい」という姿勢を不器用なまでに貫いている。『ユニコーンに乗って』では主人公のビジネスパートナーで優秀なエンジニア、現在公開中の映画『バイオレンスアクション』では頭脳明晰なヤクザと、変幻自在に様々な役柄を演じてきた杉野。『ユニコーンに乗って』の共演者からは「作品によって顔が変わる」と評されていたが、杉野自身はそのことを「コンプレックスに思っていた」と『8』内のインタビューで明かしている。「“コンプレックス”という言葉が合っているかどうかはわかりませんが、自分でも写真を見て『自分ってこんな顔をしていたっけ?』と不思議に思うことが多くて。でも、この仕事をするようになってからは、そうやって顔が変わることはすごくいいことなのだと捉えられるようになりました」出演作が相次ぐ杉野だが、仕事については「仕事を始めた頃は楽しさしかなくて、自分が経験できないことが経験できたり、いろんな人と出会えて新しい刺激を受けたりと、新鮮なことばかりでした。でも最近は楽しいと思える自分がいる一方で、それだけじゃないと思うことも多いです」と率直な意見を口にする。そして、デビュー当時を振り返り「最初の3~4年は仕事をしているという感覚があまりなくて、どこか遊びに来ているという感じの“あまちゃん”だったと思います。演技が何なのかもよくわからなかったですし、その本質は今でもつかめず模索を続けていますが、何かを表現することよりも、人と話すことにフォーカスして楽しんでいたという印象です」と自身を分析。モデルとしても活躍する杉野に、俳優業とのスタンスについて聞くと「モデルと言っても、抽象的なもので自分を表現する仕事もあれば、すでに形が決まっているもの、洋服を見せるためのものなどで全然違いますが、俳優業と共通する部分もある気がします。それは、どちらも自分が無になれる瞬間があるところで、そういう瞬間はとても楽しいなと思います」と回答。“無になれる瞬間”とは「表現することにいっぱいいっぱいになって、勝手に体が動いている感覚に近い」とのこと。「いつもは自分のことを冷静に見ているのに、そうではなくなり、ただ夢中になって動いている感じです。それはあとから感じることで、やっている最中にごちゃごちゃ考えている時は、きっと納得のいくものが表現できていないのだと思います。だからこそ、無になれた時はシンプルにうれしいですし、自分でもそこはまだまだ深く追求できる部分だとも思っています」●「嘘をつくと気持ちが悪くなるし、士気が下がってしまう」先日最終回を迎えた『ユニコーンに乗って』で得たものについて聞くと「何か自分に対して自信はついたのかなと。それは演技がどうこうという話ではなく、自分自身が強くなれたと思えたし、現場の皆さんとも素敵な出会いがありました。俳優業は、そういうものが自分の財産として残っていく仕事なんだなと思っています」と手応えを口にする。では、仮に仕事で思うようにいかなくなった時は、考え込むのか、それとも割り切っていくタイプか、どちらなのかと尋ねると、杉野は「僕は割り切るということがよくわからなくて。それは結局、我慢することだと思うから。僕はそういう我慢はしたくないです」ときっぱり。「自分の中で踏ん切りをつけて『もういいや』とライトに思えるんだったらそっちのほうがいいと思いますが、僕自身はできるところまで追求したいです」続けて、「何か不安が生じたとしても、その原因は自分にもあるというか、全部自分から発生しているのかもしれないなと。だから自分が楽しく仕事ができて、もっと楽しく生きるためには自分自身が成長していかないと、現状は良くならないとも思っています」と語る。「これまでの現場でもいろいろと戦ったことがあるし、自分の何かを貫き通すことを必死に頑張っていた時期もあり、そういう中で少しずつ強くなってきました。でも、今は外に何かを求めるのではなく、自分の中で解決したほうが、自分を取り巻く世界も良くなるんじゃないかと。正解は自分の中にあるから、自分の心ときちんと向き合いたいです。人はそれぞれ違うけれど、僕は僕自身のことをやっていけばいいと感じています」日々模索している杉野だが、常に思っているのは「正直でありたい」というポリシーだという。「自分が正直でいないと、相手も心を開いてくれない気がします。自分のあり方で周りも変わってくるし、そもそも僕は嘘をつくと気持ちが悪くなるし、士気が下がってしまうんです」そのスタンスは、ずっと変わらないのか? と聞くと「小さい頃は小さい嘘をいっぱいついていました。お菓子を食べたのに『食べてない』と言ったり。それは小さい僕にとってすごくでっかい嘘で、その時はめちゃくちゃ罪悪感がありました」と笑う。今は「嘘をつきたくない」と言う杉野。「嘘をつくのが悪いことだと思いながらも、大人になったら簡単に嘘をつけるようになるんだとがっかりしたこともあります。嘘をつかなきゃいけない状況に置かれたのかもしれないけれど、自分はそういう大人にはなりたくないという思いをずっと抱いてきました」。確かに、杉野はどんなシチュエーションでも、本音を口にする印象を受ける。●「今一度、主演という立場から、また違う景色を見てみたい」今後の俳優としての目標も聞いた。杉野は「わからない……」と考えたあとで「自分のなかでの理想はあるのかもしれないです。100%楽しかったと終える作品なんてないことはわかっているけれど、それにどれだけ近づけるかということが目標なのかな」と答えてくれた。近作でいえばドラマ『直ちゃんは小学三年生』(21)や『東京怪奇酒』(21)など、何度も主演を務めてきた杉野。主演に対するプレッシャーはあまり感じないほうだと言う。「気にしないようにしているというか、自分がすべてじゃないと思っています。ドラマや映画は総合芸術で、いろんな要素が重なった結果、その作品が生まれます。その瞬間瞬間をどれだけ楽しみつつ、届ける相手に向かってどれだけ前進していけるかということを大事にしたい。どうしても結果を求めにいってしまうけれど、僕はシンプルにそこを追求していきたいです」そのことを踏まえたうえで「今一度、主演という立場から、また違う景色を見てみたい」と語る杉野。「自分の中でいろいろ難しいなと思っているのは、主演として現場を盛り上げて楽しくすることが正解なのか、もしくは自分の役を追求していくことが正解なのかということです。まだよくわかっていないけれど、もう一度そこを考えながらやってみたいです」いろいろな経験を重ねて心境や考え方が変わってきている杉野。デビューして8年目という意味も込めたPHOTOBOOK『8』では、北海道、沖縄、東京で撮影された今の杉野をたっぷりと堪能することができる。無防備で愛くるしい表情や、ドキッとさせられる上目遣いのショットなど、人となりがぎゅぎゅっと詰まった1冊となった。「毎回思うのですが、写真集って自分の顔ばかりが並んでいるので、大丈夫かなと不安になるんです。もちろん自信もありますが、出来上がりを見てみると、やっぱりこれでいいのかな? といった思いがよぎってしまいます」と打ち明ける杉野。「でも、自分が楽しく作れたってことが、これも1つの正解なのかなと。北海道、沖縄、東京と撮っている季節も違うし、撮影の間に作品に入っていたから、ロケ地によって表情も違います。もちろん着ている服によって顔も変わっていると思うので、ぜひ楽しんでほしいです」。そう胸を張る杉野の笑顔がとてもまぶしかった。■杉野遥亮(すぎの・ようすけ)1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2015年、「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」でグランプリを獲得。2017年、映画『キセキ-あの日のソビト-』にて俳優デビュー。その後、数々のドラマ、映画に出演。2021年、『夜への長い旅路』にて舞台初出演を果たす。最近の出演作は、ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(2021)、『妻、小学生になる。』(2022)、『ユニコーンに乗って』(2022)、映画『東京リベンジャーズ』(2021)、『やがて海へと届く』(2022)、『バイオレンスアクション』(2022)など。2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演が決定している。ヘアメイク=KOTARO for SENSE OF HUMOURスタイリスト=TAKAFUMI KAWASAKI
2022年09月28日俳優の宮沢氷魚が16日、都内で行われたアニメーション映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(10月7日2作同日公開)のトークイベントに出席した。乙野四方字氏の小説『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(ハヤカワ文庫刊)を原作とするこの物語は、“並行世界”を行き来することができる世界で、ひとりの少年が、それぞれの世界で別々の少女と恋に落ちるラブストーリー。『僕愛』『君愛』2作品の主人公・暦を宮沢氷魚が担当し、『僕愛』で暦と恋仲になるヒロイン・和音を橋本愛、『君愛』で暦と恋仲になるヒロイン・栞を蒔田彩珠が演じた。声優初挑戦で、違う人生を送る2人の暦を演じた宮沢。「『僕愛』と『君愛』は、選択肢が違ったらという2つの世界線。1つに選択で人は大きく変わる。あのときこっちの選択をしていなかったら、こういう仕事についていたかもしれないという、一つ一つの選択で今の僕たちになっていると思うので、そこの微妙の変化というか、あの選択をしたら人間性がこう変わっていったというところはかなり気をつけながら演じました」とアフレコで意識したことを説明した。ファンから事前に募集した質問にも回答。物語にちなんで「人生の分岐点だったなと思うこと」を聞かれると、宮沢は「このお仕事を始めたのが自分の中での一番の分岐点」と答え、「20歳、21歳くらいなんですけど、それまでアメリカの大学で環境学を勉強していたんです。だからこの仕事を選んでなかったらたぶん環境の仕事、環境汚染とか、そういうことをやっていたんじゃないかなと思うので、全然世界が違う。そこが自分の人生の一番の分岐点だったと思います」と語った。イベントには、『僕愛』の主題歌・挿入歌を担当した須田景凪、『君愛』の主題歌・挿入歌を担当したSaucy Dogも出席した。
2022年09月16日「俳優というのは、自分の言葉ではなく与えられた台詞、人の書いた言葉を言う職業です。自分の言葉ではありません。しかし、情報番組の司会はあくまでも自分の言葉、限りなく生に近い言葉を通して、情報をみなさまに伝えていく仕事であります。今の私の生の声は、その意味では説得性がありません」9月2日放送の『THE TIME,』(TBS系)にVTRで出演し、こう語ったのは香川照之(56)。1日に発表された同番組の金曜MC降板について、自分の言葉で説明した。「デイリー新潮」によって銀座の高級クラブで女性ホステスへ性加害を行っていたことを報じられてから、立場は悪くなるばかりだ。25日に所属事務所が報道を認めるコメントを発表し、26日には『THE TIME,』冒頭で香川が謝罪。この時点では“お咎めなし”だったが、31日に「デイリー新潮」が続報を、「文春オンライン」がドラマの懇親会で女性スタッフを殴打していたことをそれぞれ報道。これが決定打となり、9月1日にはトヨタ自動車など4企業がCM契約終了や放送中止を公表。さらには『THE TIME,』の金曜MC降板も発表された。2日には判断保留中だったサントリーも、10月以降の新CMに香川を起用しないと明らかにした。CM契約をほぼすべて失った形の香川にとって、絶対に手放せない“命綱”が俳優業だ。出演中の連続ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)は香川が今後も出演、収録に参加するとしている。11月公開予定の主演映画『宮松と山下』についても、現時点で公開中止などの情報は出ていない。冒頭のコメントでは、生の声が説得力を持たないことを理由にMCを降板するとした香川。その対比として俳優は“自分の言葉ではない”としていたことから、俳優活動に関しては継続していくことが伺える。これまで数多くの話題作に出演し、その高い演技力で俳優として確固たる評価を築いた香川。しかし、今ネット上では、それも裏返りつつあるのだ。31日の「デイリー新潮」は、性加害を行った同日、同クラブでの香川の様子を明らかにした。そこでは、狂気的な笑みを浮かべた香川がクラブのママの髪の毛をわしづかみにしているのが写真付きで報じたのだ。ドラマや映画も顔負けの鬼気迫る表情で女性の髪の毛を掴んでいた香川。この写真が拡散すると、ネット上ではトラウマレベルの恐怖を感じる人が続出。《ホステスさんの髪つかんでる香川照之の写真みてしまった、恐ろしすぎる、頼むから絶対に夢に出てこないでほしい》《香川照之のこの写真てっきりドラマか映画のワンシーンだと思ってたらプライベートだったんだ》《俺は香川照之の演技を「ゆれる」とか「クリーピー偽りの隣人」で心底すげーなと思ったけど、それ以上のものをあのクソみたいな加害の現場写真1枚で凌駕された事を本当に残念に思ってる》《とにかくサディスティック。たぶん、「悪役」を引きずってるんじゃないかな》数々の怪演で話題を呼んだ『半沢直樹』(TBS系)を引き合いに出す人も。《まさに大和田常務 役だけでなくプライベートでも同じだったんだな》今回の騒動で高い演技力が仇になっていると、ある映画関係者は言う。「どんな役でも演じきれる香川さんですが、『半沢直樹』の大和田常務や映画『クリーピー偽りの隣人』の狂気的な隣人役、『るろうに剣心』の武田観柳などのようにエキセントリックで個性的な悪役での演技が記憶に残っている人も多い。そうしたアクの強いキャラクターを演じるかたわら、普段は知的でユーモア溢れる人柄ということも人気の理由の一つでした。しかし、プライベートでもまるで演技をしているときのように、女性に対して暴力的だということが写真付きで明らかになってしまった。今後も俳優としての活動は続けると思いますが、今までと同じようなスタンスで香川さんが演じていることを見るのは難しいのではないでしょうか」“危険な素顔”が明かされてしまった香川は、今後どう演じていくのだろうかーー。
2022年09月02日「『そろそろ立ち止まらないとやばいと思った』と、俳優業を休業していた菅田さんですが、実は5月から映画の撮影に臨んでいます」(芸能関係者)’22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源義経役を好演したことも記憶に新しい菅田将暉(29)。大河の撮影は昨年末に終えており、2月19日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演した際には、「初めて休んでいます」と告白。一部では、9月公開予定の映画『百花』のPR活動が始まるまで休養すると報じられた。「歌手デビュー5周年の今年は音楽活動に忙しく俳優業は長期間休むつもりだったそうです。しかしちょうど休業を宣言したころに今回の映画のオファーがあり快諾。メガホンをとったのは映画『八日目の蟬』で有名な成島出監督。菅田さんが丸刈りにしているのはその役のためです。撮影は5月から始まっており、6月中に撮り終わるといいます」(映画関係者)突然の“俳優復帰”の裏には理由があると映画関係者は続ける。「主演が役所広司さん(66)なのです。菅田さんは役所さんの息子役を務めます。菅田さんは以前から役所さんを尊敬しており、周囲に『やっと役所さんと共演できる』と喜びを語り、『休んでいてよかった』と言っていましたね」菅田の周囲には、役所との共演経験者が多くいる。「親友の仲野太賀さん(29)は、昨年の映画『すばらしき世界』で共演。また妻の小松菜奈さん(26)も’14年の映画『渇き。』で共演しています」(前出・芸能関係者)’18年には事務所の先輩である松坂桃李(33)も映画『孤狼の血』で役所と共演。その映画公開中に菅田のラジオに松坂が出演した際には役所の話題に。松坂が、「役所さんとマンツーマンだったから、もう、幸せでしかなかった」と言うと、菅田は本気で羨ましがっていた。今回の念願のオファーは役所からの“ご指名”だったようだ。「キャスティングの段階でほかの俳優の名前も挙がっていましたが、『菅田くんに興味がある』という役所さんの意見もあり、菅田さんに決まったそうです」(前出・映画関係者)役所は『週刊女性』’22年6月28日号のインタビューで、後進への思いをこう語っていた。《夢のある若者たちに何とか良い環境を作ってあげたい。すごくそう思いますよね》“令和のスターはお前”と後継として指名を受けた菅田。小休止していた菅田にとって、敬愛する先達との初共演は、実り多きものとなるに違いない。
2022年06月29日「最近ではモデル業に加えて、『ルパンの娘』(フジテレビ系)での怪演などが話題をあつめ、俳優としても引っ張りだこ。昨年10月にニコラス・ケイジ主演の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』(監督・園子温)でハリウッドデビューを果たし、8月には舞台『気づかいルーシー』で主演を務めることも決まるなど、ますます活躍が期待されています」テレビ局関係者もこう絶賛するのは、栗原類(27)。マルチに活躍する栗原だが、自身の性格については「根暗、孤独、みじめ」と分析するという一面も。そんな栗原が大切にしている趣味があるという。それはトレーディングカードだ。「休みの日には友人と集って、一緒に対戦練習をしているそうです。元々ポケモン好きということもあり、特に“ポケモンカード(通称ポケカ)に熱をあげているといいます。近年、ポケカは子供から大人まで幅広い年代でブームに。栗原さんは“ガチ勢”として知られていて、公式大会には招待選手として呼ばれるなど、その界隈では有名です」(芸能関係者)5月8日にも、Twitterで大量に並べられたポケモンカードの写真とともに《今日はポケカCLですね。今回出るとしたらマタドガスファイヤーを使っていたと思います。特性が強い今の環境でマタドガスで封じたり、高火力が出るガラルファイヤー達で戦っていけるのが魅力だと思いました、メッソンやメロエッタをエネルギー1枚で倒せるフーパも好きです》と、そのガチぶりを見せていた。本誌も栗原の“ポケカ愛”を目撃している。雨が降りしきる4月下旬の夜、黒を基調とした洋服に身を包み、都内のカードショップから現れた栗原。その横には“カード仲間”と思しき友人の姿も。どうやらオフだったこの日も、対戦練習に励んでいたようだ。かつてインタビューで「学生時代は学校に馴染めなかったが、支えてくれたのがポケモンだった」と語っていた栗原。順調なキャリアの陰にはポケモンへの愛があったーー。
2022年05月28日大人気マンガシリーズ、今回はニッケンマガジン(@nikken_magazine)さんの投稿をご紹介! 「製造業あるある」です。未経験でも挑戦することが出来る製造業。そんな製造業には、いろいろな人がいて…?製造業で働いている人は…出典:instagram例えばこの人出典:instagram前職は…?出典:instagramこの女の人は…出典:instagramなんと…出典:instagram最後は…出典:instagramまさかの…?出典:instagramいろんな人がいる…!!出典:instagram製造業は、前職が様々ですね…!どうして製造業に転職をしたのかが、気になります!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@nikken_magazine)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月20日ブルース・ウィリスが俳優業を休職することがわかった。失語症と診断されたことが理由。ウィリスの家族は、娘のひとりルマー・ウィリスのインスタグラムを通じ、声明を発表。「私たち家族は、今辛いことを経験しています。みなさんの愛、思いやり、支持に感謝します。私たちは、あなたたちファンにとってブルースがどれだけ大事な存在かを知っています。ブルースにとっても、あなたたちファンはとても大切です。だから、私たち家族が妥結してこれを乗り切る上で、あなたたちにも参加していただきたいと思ったのです」と述べた。ウィリスは、今後公開予定の作品を6本撮り終えている。そのうちの1本『The Wrong Place』は、7月に北米公開の予定。文=猿渡由紀
2022年03月31日『ダイ・ハード』シリーズ、『パルプ・フィクション』『アルマゲドン』など数々の代表作を持つブルース・ウィリスが、失語症のため俳優業を引退することがわかった。長女で女優のルーマー・ウィリス、元妻のデミ・ムーアら家族がインスタグラムで発表した。「ブルースの素晴らしいサポーターのみなさんへ。私たち家族からのお知らせです。多くの人々から愛されているブルースは健康に関する問題を抱え、最近では認知能力に影響が出る失語症との診断を受けました。熟考した結果、ブルースは彼にとって非常に大きな意味を持つ(俳優業の)キャリアから退くことになりました」とブルースが引退する意向を示していることを報告。「私たち家族にとって、本当に困難なときです」と率直な心境を明かし、ファンからの「変わらぬ愛、思いやり、支援に感謝します」とつづった。「愛を込めて。エマ、デミ、ルーマー、スカウト、タルーラ、メイベル&イヴリン」と締めくくった。エマはブルースの現在の妻エマ・ヘミングで、スカウト、タルーラはブルースとデミの娘で、メイベル&イヴリンはブルースとエマの娘。デミは20年以上前に離婚したデミ&娘たちといまも仲が良く、元妻&現妻も親しく付き合っており、たびたび「混合家族」でイベントを楽しんでいる。引退の意向を示しているブルースは、IMDbによると今後公開予定(撮影済み)の作品が8本前後あるようだ。(Hiromi Kaku)
2022年03月31日アクション映画『ダイ・ハード』シリーズなどで知られる、俳優のブルース・ウィリスが、俳優業を引退するとを発表しました。引退については、親族が、ブルースのInstagramアカウント上で公表しています。ブルースは2022年3月31日現在、67歳。失語症を発症したことが、引退の大きな理由のようです。ブルースの素晴らしいサポーターのみなさまへ私たちの最愛のブルースは健康上の問題を抱えており、また、失語症と診断されたことをご報告します。熟慮の末、ブルースは、彼にとって非常に大きな意味のあるキャリアから離れることにしました。brucewillisbwーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る Bruce Willis(@brucewillisbw)がシェアした投稿 引退について公表した家族は、「ブルースはいつも『大いに楽しめ』といっています。私たちも、そうするつもりです」と続け、ファンへの感謝をつづっています。ブルースの引退について、ネットからは悲しみの声が上がりました。・これまで、素晴らしい演技をありがとう。もう見られないのはさびしいけれど、健康第一で過ごしてほしい。・僕の中でブルースといえば、映画『アルマゲドン』だわ。また見直そうと思います。・残念だけど、長生きしてほしい。個人的には『シックスセンス』が一番好きです!・悲しいな。でも、数々の名作をありがとう。過去の作品を見返して、素晴らしい演技に浸りたいと思います。さまざまな作品で、世界中の人々を魅了した、ブルース。彼の名演技は、作品の中で輝き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年03月31日主演最新作『ザ・ロストシティ』のプロモーション中のサンドラ・ブロックが、「ETonline」の取材中に俳優業を休業することを明かした。12歳と10歳の2人の子どもの母親であるサンドラ。「いまのところ、休業がどのくらいの期間になるかはわかりませんが、私が最高に幸せでいられる場所にいたいです」と発言。「私は、仕事中はものすごく真摯に仕事に取り組んでいます。24時間、週7日ずっとです。(その)24時間、週7日を私の子どもたち、家族と一緒に過ごしたいのです」と話した。「期間がどれだけ長くなるか短くなるかわからないけれど、とにかくそれが、これから私がしばらくやろうとしていることです」「子どもたちのあらゆるニーズに応えてあげたい」「子どもたちの予定に沿って」と宣言した。サンドラは子育ての中で、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底的に行い、子どもたちの友だちにも配慮していることも明かした。「ママ友パパ友の中で、コロナ禍の私はクレイジーな女性として知られています。うちに遊びにきた子どもたちは、新型コロナウイルスに感染せずに帰ってくるとわかっているからです」。サンドラがチャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットと共演する『ロスト・シティ』は6月24日公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ザ・ロストシティ 2022年6月24日より全国にて公開©2021 Paramount Pictures. All rights reserved.
2022年03月16日俳優の玉木宏が出演する、KIYOラーニング・スタディングの新CM「あなたの挑戦は?」編が、15日より放送される。新CMは、朝焼けで染まる海を背景にたたずむ玉木を映す。8㎜フィルムで撮影されたカットに切り替わると、玉木は「挑戦し続ける大人ってかっこいい」とメッセージを送り、さらに「あなたの挑戦はなんですか?」と力強い視線を送る。衣装は朝焼けの雰囲気に合わせて2パターンを用意し、現場のスタッフや監督も悩んでしまうほど、どちらも着こなした玉木。実際のCMではワントーンでまとめたシックな衣装に身を包み、メッセージ性の強さを表現した。また、大きさ2mにもなる巨大なオブジェに座っての撮影に、はじめは驚いた表情を見せた玉木だったが、監督からの指示を素早く飲み込み1発OKを連発。かなり冷え込んだ厳しい条件での撮影にもかかわらず、表情ひとつ変えずに撮影に臨む姿勢に、スタッフからは称賛の声が上がっていた。■玉木宏インタビュー――CM撮影を終えた感想は?非常にシンプルではあるんですけれども、ストレートにメッセージを伝えていくという思いが込められたCMだなと思っています。撮影自体は合成も入ってくるので、海をイメージしながら撮影しました。シンプルだけど思いが伝わる内容になっていると思います。――何かに挑戦する際、心がけていることは?目標がないことには動き出せないと思うので、明確な目標をしっかり持って、それをゴールとして頑張ることが一番だと思います。また日常生活で忙しい中でも、できる限りその目標に時間を費やします。それはやっぱり努力になっていると思いますので、時間をかけてちゃんと臨むというのは心がけています。――これまでの挑戦で、大変だったことは?俳優という仕事は、ときには音楽家やクライマーにならないといけなかったりなど、割と何かを体得しなければいけないことも沢山ありますし、限られた時間の中で形にしなければいけないので、難しいことばかりなんです。ですので「できる全て、時間をかけて臨む」ということでやっています。だから毎回大変だなと思うんですけど(笑)、次はどんな役がくるんだろうとか、割と早めに準備をしておきたいタイプです。――2022年に挑戦してみたいことは?身近に取れる資格を手にしたいなと思っています。いろいろなライセンスは持っていますが、アマチュア無線や無線の資格にチャレンジしたいと思っています。――これから挑戦する人へ応援メッセージをお願いします。資格を取ろうと思う方は、そこから一歩踏み出した先のものを見たいから資格を取る方が多いと思うので、きっと目標は明確なものを持っているはずだと思います。その目標にむかってしっかりと近づいていけるように、ぜひ頑張っていただきたいなと思っております。
2022年01月13日「俳優には興味もあったので、お引き受けさせていただいた。たくさんの批判をお待ちしております。俳優業はやってもいないので分からない。軸は靴にある。本気だという評価をいただければ、と思います」こう話したのは、靴職人の花田優一(26)だ。10月24日、ショートムービー『残照のかなたに(仮)』で俳優デビューすることが明らかとなった花田。『ENCOUNT』によると、会見で冒頭のように語ったという。「俳優に興味があった」という花田。本誌も’18年2月20日号で、彼の“俳優転身”について報じている。それは’17年12月に開催された、山川豊(63)と夏樹陽子(69)のディナーショーでのこと。花田の母・景子さん(56)が司会を務めていたこのショーにサプライズで登場した花田は、山川とこんなやりとりをしていた。「優一君は、俳優にはならないの?」「はい!今後はぜひやらせていただきたいです!」実母を前にした“俳優転身宣言”。しかし今年3月、『NEWSポストセブン』のインタビューに応じた花田は“俳優転身”を否定している。「あれはパーティーの会場で登壇したときに『俳優もやってみたら?』と言われて『是非やってみたいですね』と相槌を打った程度のこと。それがなんであんな大袈裟な形で記事になったのか、意味が分かりません。お話があれば考えるかもしれませんが、今特に俳優業をやりたいなんてことは考えていません」「俳優業をやりたいとは考えていない」と語った花田。しかし、その7ヵ月後に俳優デビュー会見は行われたのだ。また会見の翌日にアップされた『NEWSポストセブン』の記事で花田は、「芸能の世界にいると演技というのは身近なものだったので意識はしていた。漠然と興味はあったので、『もしオファーをいただけたら出てみたい』という思いはありました」と俳優業を意識していたとも明かしている。本業は靴職人の花田。果たして、彼の“本心”はどこにあるのだろうか?
2021年10月26日ドラマのみならず映画、舞台で活躍し、俳優としての才能を発揮する、我が家・坪倉由幸さん。来年の大河ドラマにも出演が決定。ますます注目の芸人俳優バイプレイヤー筆頭です!演技がうまい若手が今はとにかく怖い!お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸さんは『下町ロケット』や『あなたの番です』『わたし、定時で帰ります。』など話題のドラマに続々と出演する芸人俳優バイプレイヤー代表格のひとり。なかでも『アンナチュラル』第4話で演じたバイクの事故で亡くなる父親役はメッセージを託す物語とともに強い印象を視聴者に与えた。さぞ、ご本人もこの役柄のお芝居に満足されていることだろうとお話を伺ったら、意外な返事が返ってきた。「満足どころかお芝居をすることがずっと不安なんですよ。『アンナチュラル』なんてひとりでオンエアを見るのが怖くてテレビをつけられなかった。でも、放送終了後にはすぐエゴサーチをして(笑)。そうしたら“すごくよかった”といいコメントがいっぱい並んでいたんです。それで、ほっとしつつも、でも自分としては“そんなによかったかな?”とずっと半信半疑でした」かつて俳優の養成所に通っていたものの根っからのお笑い志望。ドラマ初出演も『主に泣いてます』で、イケメンだけど帽子を取るとハゲている警察官という役柄がぴったり、と見た目重視のキャスティングだった。「だから演技は下手でもいいのかなと思っていました。それでも自分としては一生懸命やってみたんです。でもその時に演技がうまくできないな、もっと自然にセリフを言えたらいいのにと思った。その気持ちが今もずっとあります」コントで見せる大ボケ役のキャラクターのように飄々とドラマの現場をこなしているのかと思いきや、一つの役柄、一つのセリフをとことん吟味し、自分の中で反芻してから現場に挑みたいと言う。演じることへの繊細さが言葉の端々にうかがえる。「いや、それは多分僕が芸人だからです。舞台だと笑いが起きてスタッフさんやお客さんのリアクションをダイレクトに感じられる。ネタも何回も舞台にかけて練れるじゃないですか。ドラマの現場はそれがない。シーンとしていてリアクションはないし、チャンスはリハと本番の2回だけ。本当に厳しい世界です。だから不安になってあれこれ考えちゃう。せめて自分なりにどう演じるか準備しておかないとってなりますよ」その真摯さがあるからこそ、多くのドラマプロデューサーや演出家のお眼鏡にかなうのだろう。来年はじまる三谷幸喜脚本による大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に抜擢され、初となる大河ドラマ出演が決まった。「3月に放送された三谷さん脚本のドラマ『死との約束』にまず呼んでいただいたんです。その時も驚いて。現場に三谷さんがいらした時にお話をしたら(アメリカのドラマシリーズの)『ブレイキング・バッド』に登場する弁護士役が好きで、その役者さんが僕とよく似ていると。だから、そんな感じで演じてねと言われた。え、もう撮影中盤過ぎているのにどうすればいいの?ってその時は思ったけど(笑)、うれしかったですね」大河の撮影も順調に進み、秋には新しい舞台も決まっている。俳優業はいよいよ順風満帆?「いや、もう若手の台頭がとにかく怖いですよ。かが屋とかハナコ岡部とか今、コントやっている後輩の子たちは本当に芝居がうまいじゃないですか。何か言われた時の受けの演技がめちゃくちゃいいんですよね。あれはドラマの現場でも求められているものだと思いますよ。…いや、もうこれ以上褒めるのはやめましょう。僕が今スベっちゃうわけにはいかないんで。役者としてスベったらもう我が家ごと崩壊しちゃうかもしれないから(笑)。ここは、僕が今、ふんばっておかないといけない場所だぞって思ってます」Masterpiece『アンナチュラル』過労死した父親役をナチュラルに好演。石原さとみ主演の法医学ミステリー。坪倉さん出演の第4話は過労死をテーマに“誰のために働くか”を問いかける。新井順子プロデューサー作品にはその後『わたし、定時で帰ります。』『着飾る恋には理由があって』にも出演。『主に泣いてます』民放連ドラ初出演のコミックドラマ。東村アキコ原作のコミックを菜々緒主演でドラマ化。“美人至上主義”のハチャメチャな警官・勅使河原耕三を演じた。「現場がとにかく楽しかった思い出があります。これが最初のドラマでよかったなと思ってます」Reviewお顔立ちは二枚目ですし、ニヒルなイメージもあって、いい人も悪人もできる変幻自在の感じがすごい魅力だと思います。芸人ぽさを封印するのもうまく、演技に引き込まれます。(ドラマプロデューサー・岩崎愛奈さん)バイプレイヤーに欠かせない存在。『アンナチュラル』では、演技に泣かされてしまいました。短い出番でも、この人の人生にはいろんなことがあったんだろうなと想像をかきたてられます。(ライター・西森路代さん)つぼくら・よしゆき1977年生まれ、神奈川県出身。2003年に杉山裕之、谷田部俊と我が家を結成。舞台にも熱心に挑み、9/19~本多劇場で上演される『物理学者たち』にも出演。いわさき・あいなドラマプロデューサー。2020年に手がけた『私の家政夫ナギサさん』が大ヒット。現在、重岡大毅さん主演のファミリードラマ『#家族募集します』が放送中。にしもり・みちよライター。香港、台湾、韓国と日本のエンタメ事情に精通。共著に『韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・土佐麻理子イラスト・岡田成生取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年08月10日「当たってしまったものがバイクなのかガードレールなのか、自転車なのか、それが何なのかわからない状態だったんですよ」こう話したのは俳優の伊藤健太郎(23)だ。5月1日、『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)に登場した伊藤。昨年10月にひき逃げ事故を起こしたとして逮捕された彼は、当時を回想して冒頭のようにコメントした。さらに、「その時は、逃げているという認識はなかった」などと語った。逮捕以来、初めてのテレビ出演となった伊藤。しかし反応は芳しくなく、《この期に及んでまだ言い訳みたいな言い方》《取って着けたような言い訳や理由付けのオンパレード》《潔く自身の罪を認めた方が少しは心象が良かった》といった声がネットにあふれている。事故から5ヵ月後となる今年3月、不起訴処分となった伊藤。すでに俳優業の再開に向けて動き出しているようだ。「連続ドラマのオファーもあると聞きますし、事故前に決まっていた主演映画の計画も再スタートするそうです。この映画はある“大物監督”が手がけるといい、復帰に相応しいものとなるかもしれません」(映画関係者)しかしテレビ復帰が非難轟々だったように、待ち受けるのは茨の道となりそうだ。「まず、迷惑をかけた関係先への“謝罪行脚”からスタート。さらに打ち切られたCMの企業や穴を開けた舞台制作会社、そしてテレビ局からの損害賠償請求はトータルでなんと約8億円と報じられています。謝罪、違約金の返済、そしてイメージの回復……。伊藤さんの贖罪は始まったばかりです」(テレビ局関係者)
2021年05月02日俳優の高岡蒼佑(38)が3日、インスタグラムを通じ、俳優業を引退すると発表した。高岡は2日から3日にかけて、「6」「5」「4」「3」「2」「1」の画像を順に投稿。「17歳から携わらせてもらって現在38歳。この21年間で、いい景色も、ドロドロとした景色も、恐らく皆さんの想像を遥かに超える景色をこの目で見させて頂き、感じ、日々感性を揺さぶられ、また、感情は破壊され、日常でどれが本当の自分かもわからなくなる感覚も味わいました」の書き出しから、役者人生を振り返った。その中には、深作欣二監督、井筒和幸監督、若松孝二監督、蜷川幸雄さんらに「数々の監督ともご一緒させて頂きました。一生の宝です」と感謝する内容も。「お芝居はとてもやり甲斐のある、他には変えがきかない特別なものだと今でも思っています。本当に演じてこれた事、誇りです。濃密な時間を過ごさせてもらいました」と俳優業の魅力をつづる一方、「徐々に見たくもない色んな景色が見えてきて、ドロドロとしたものに顔だけ出して溺れていく感覚なのかな。自分の心だけが日に日に壊れるのを感じながらも、何度も何度ももがき続けてきました」「世間の声は時に励まされ、時に残酷です。この感覚もこの仕事の良い所でもあり、悪い所でもあり、他では味わう事はなかったでしょう」と苦悩も打ち明けた。また、「ある時、それはだいぶん前ですかね、演じるという事への執着がなくなっている事に気づきました。心の底から物作りは好きです。必要としてもらえていない役者は自分の中ではお終いです。人生一度きりをもがき苦しんでも続けるのも正解です。自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない」と葛藤があったことにも触れ、「自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない。これまで代表作に恵まれただけで本望です。思い切り演じ切る役と出会えた事、それだけで大きな財産です。本当にこれまで支え続けてくれた人達には感謝しかありません」。そして、「もう思い残す事もございません。この決断を誰1人にも相談していません。何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます」に続いて、最後の投稿で「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました」と引退を発表。「自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます」と謝意を示し、「本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。21年間、本当にありがとうございました」と結んでいる。1999年、テレビ朝日系ドラマ『天国のKiss』で俳優デビュー。2005年公開の井筒和幸監督作『パッチギ!』で李安成役を好演し、第20回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した。その他、映画『バトル・ロワイアル』『青い春』『クローズZERO』『ROOKIES -卒業-』『さんかく』『座頭市 THE LAST』『僕等がいた』『止められるか、俺たちを』、ドラマ『太陽の季節』『人間の証明』『ROOKIES』『リアル・クローズ』『猿ロック』『テミスの求刑』『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』など数多くの作品に出演した。この投稿をInstagramで見る誇らしくもあり、険しくもあった、 役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。 体力はありますが、気力の限界。 全て出し尽くし、演りきりました。 役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。 その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。 自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。 誇れる才能も御座いません。 期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。 今後はどうかそっとしておいてください。 自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます。 本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。 応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。 皆様のご多幸を心よりお祈りしております。 関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。 21年間、本当にありがとうございました。 高岡蒼佑 @ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前9時55分PDT
2020年08月03日俳優の佐藤健が2日、自身の公式YouTubeチャンネルにて「たけてれvol.69」生配信を実施。書き初めで「ナゾ解き系YouTuber」という目標をしたためた。ナゾ解き好きで知られ、外出自粛生活でもオンラインでナゾ解きを楽しんでいたという佐藤。書き初めで「ナゾ解き系YouTuber」と記し、「目標というか、こうなっていきたいという願望というか、今年から自分はこうでありたいなっていう」と説明した。そして、「肩書きが一応俳優ということでやらせてもらっているんですけど、今年からはナゾ解き系YouTuberでやっていこうかなって。まだそんなにいないんですよ。飛び込んでいきたい」と意欲。「今年はたぶんだけど、仕事はこっち1本かも。1本でいきたいかも」と冗談交じりに話した。さらに、「13年間俳優やらせてもらったんですけど、出ていくだけじゃ表現の幅が増えない。ちょっと悩んでいたんですよね」と打ち明け、「いったんそっちは休んで、ナゾ解き系YouTuber極めてみたら俳優業もより豊かになるかなって思うんですよね。同じことばっかやっていても限界があるから、そういう時期かなって」と語った。
2020年06月02日●ドラマに多数出演も「軸は完全に芸人」単独ライブは大盛況で、地方での冠番組も持ち、俳優顔負けの芝居でお茶の間の心まで掴んでいるお笑いコンビ・シソンヌ(じろう/長谷川忍)。先輩・後輩を問わず芸人仲間からも羨まれる大活躍を見せている彼らは、果たして自分たちの「今」をどう捉えているのだろうか? 単独ライブシリーズ「シソンヌライブ」の第8弾「huit(ユイット)」のDVD発売を記念してインタビューを行い、俳優業への本音、「キングオブコント」優勝後の変化、現在の活動に対する思い、芸人として掲げる野望などについて話を聞いた。――お二人のコントは、お笑いとしてはもちろん、お芝居としても引き込まれます。実際に、お二人は俳優業にも進出されていますよね。お笑い芸人と俳優という二面性を持つことが、どんな相乗効果を生んでいると感じていますか?じろう:ドラマもちょこちょこ呼んでもらってますけど、未だにどう居ていいかわかんないです(笑)。やっぱり、軸は完全に芸人にあるので、芸人として行っているという感じですね。長谷川:やっぱり、笑いを取ったほうがいいのかなあって思うんですよ。じろう:お芝居に関しては、やり方が全然つかめていないですね。長谷川:ドキドキしますよ。正直。じろう:普通でいいのかな? みたいな。これはたぶん、一生解決しないと思うんですけど、笑い・コントをやっている限りは(笑)。長谷川:ただ、コントに戻ってきたときは、僕なんかは普通の人の役をやることが多いので、ドラマで普通の人の役をやったことで、ボケとか関係ない振りの部分を丁寧にやることに、どんどん抵抗がなくなっていくといいますか。そういった意味では、ドラマからもらってくるものは多いですけど、こっちからドラマに与えているものは一個もないんじゃないかな(笑)。――お芝居の現場だと、あくまでお笑い芸人が芝居をしに来ているという意識?長谷川:そうですね。やっぱり、役者さんではないですからね。――馴染まずに、「浮いておこう」くらいの感覚なんでしょうか?長谷川:浮いていいのかなあと思うときもありますし、そういうことをしたら嫌がる方もいるだろうなと。監督さんによるよね?そっち(芸人)のスイッチでやってって言う監督さんもいますし「普通に演じていただけるだけで大丈夫です」って言う方もいるので。でも、そこまでガチガチなやつって、じろうが出た朝ドラと大河くらいでしょ?それ以外はけっこう、くだけたやつも多いもんね。じろう:う~ん、割とそうですね。――福田雄一さん演出のもと、お二人そろって出演されていた『今日から俺は!!』では、芸人さんらしさが多分に感じられました。長谷川:あれは半分、コントのテンションでやっているので。キャラをガチガチに入れてますから(笑)。じろう:自分の眼鏡かけてましたからね(笑)。マイ小道具の眼鏡をかけて、普通にドラマにレギュラーで出てたので(笑)。長谷川:コントの小道具を使って出てました(笑)。あれはもう、コントなんで(笑)。ムロツヨシさんも変なカツラ被ってますし。俺もけっこうツッコミのトーンでいっているので。福田さんは、そうやって言ってくれるんです。じろう:福田さんは「あの眼鏡かけろ」って(笑)。長谷川:「じろう、ある?」って(笑)。●全国行脚への周囲の声に「やっててよかった」――ライブだけでなく、俳優業、そして地方での冠番組もお持ちです。現在のお二人は、他の芸人さんたちからすれば、とても羨ましいポジションにいらっしゃるような気がします。じろう:後輩に限らず、先輩にもライブのことをすごく聞かれますね。「どういう風にしてやってるの?」って。最近、ジャルジャルさんとかに会うと、ネタのことよりも、ライブのパッケージの話を、後藤さんも福徳さんもされます。全部ってことはないと思いますけど、テレビでっていうよりも、自分たちのネタでいろいろ回って、見てもらいたいっていうのは、みんな思っているんだなあって感じました。長谷川:銀シャリさんも「全国やりたい」と言って、始めているみたいですし。けっこういろいろな方が「あ、やれるんだ!」みたいな感じになっているんですよね。――芸人さんから言ってもらえるのはうれしいですよね。ご自身たちの活動に対する充実感はありますか?長谷川:だいぶ出てきましたね。前よりは。じろう:やっぱり、自分たちだけでやってると、地方を回るのって、日帰りとかで九州とかに行くと、すごく疲れるんですよ。でも、たまに劇場で会って、先輩にそうやって言われると「ああ、いいことやっているんだな」「間違ってないんだな」って。そういうのは、周りのおかげで気づかせてもらってる感じですね。長谷川:自分らで言い合ってもしょうがないので(笑)。「頑張ってんなあ、お前」「まあなあ」なんて言ったって、2人でやっていますから、当然のことですよね(笑)。千原ジュニアさんとかにも「単独ライブ、1カ月終わって、また全国回るって、お前、頭おかしいんか!」って言われたもんな。誉め言葉じゃないですか。「先輩方も見てくれているんだよなあ」って。フットボールアワーの後藤さんにも、ルミネの時にエレベーターで一緒になって「(ライブ)回ってるんやろ? 大変やなあ。偉いなあ」みたいなことを言っていただいて。「やっててよかったなあ」って思えるのは大きいですね。●今後の野望は「コントの日常化」――そんなお二人にとって、芸人としての転機と言える出来事が、2014年のキングオブコント優勝だと思うのですが、改めて振り返ると、その後のお二人にどんな変化をもたらしたのでしょう?じろう:単純に、優勝したことで解放されました。ネタを自由に作れるようになったっていうのは、すごくプラスですね。やっぱり若手のネタを見ると、コンテストっぽいネタの作りが多いんです。4、5分の短い設定でエッジを効かせて、その展開でどうボケていくかというネタの作りを、皆どうしてもしちゃうと思うんです。そこから解放されて、本当に2人で自由に、別にすべっても「ああ、優勝してるから別に…いいもん…」みたいな(笑)。その一個のバックボーンみたいなものはできましたね(笑)。長谷川:紹介されるときに何もなかったのが、一つの優勝、「2014年のチャンピオンです」というものがついて。そうすると皆さんたちも「この人たち、チャンピオンだ」という感じで接してくれるので、そういった意味では、一個の印がついたといいますか、ちゃんと名刺に書けることが付いたって感じで(笑)。非常にありがたいですね。――キングオブコント優勝、単独ライブ、冠番組と、様々なものを積み上げてきたお二人が、お笑い芸人として掲げる今後の野望も教えてください。長谷川:単独ライブは、もっと大きいところでやっても大丈夫になれたら、やっぱり嬉しいですね。全国でできれば。じろう:うん、そうですね。長谷川:関東だとありがたいことに完売で。関西も、なんだかんだで、たくさん入ってくれましたけども、すぐ完売というわけにはいかなかったので。その辺が、東京以外のところでも、東京と同じくらいの熱量になっていってくれたら嬉しいというのが、一個ありますね。あと、何だ?じろう:(ライブで)ずっと回っているので、地域の文化として「コントを見る」っていう文化が根付いてくれたらいいなと思います。小学校の時、謎の演劇とか見せられたりしていたので(笑)、ああいうのに僕らが呼ばれて、小学生にコントを見てもらう時間とか、そういうのができたら(笑)。その土壌がもうちょっとできたら、ほかの芸人も色々と行きやすくなりますし。「コントの日常化」というか。――「コントの日常化」、素敵ですね。ちなみに、じろうさんではなく、作家さんが書いたコントをやってみたいという思いもあるんですか?じろう:じろうじゃないコントを、2人で、しかも自分たちのライブでやるっていうのは、やってみたいですね。どんな感じになるのか…。そこは、次のチャレンジであってもいいのかな。どうなるかわかんないですけど、そういうのもいいのかなとは思います。――これまでの方向からずれることで、何か良い効果が生まれるかもしれませんね。じろう:はい。長谷川:そうですね。そうなってくれたらいいなと思います。■プロフィールシソンヌじろう(1978年7月14日生まれ。青森県弘前市出身。NSC東京校11期生)と長谷川忍(1978年8月6日生まれ。静岡県浜松市出身。NSC東京校11期生)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。作りこまれたコントを得意とする。2006年4月に結成し、2009年・2013年に「キングオブコント」準決勝進出。2014年に悲願の優勝を果たす。2013年より単独ライブ「シソンヌライブ」シリーズを毎年開催しているほか、2015年には広島ホームテレビで初の冠レギュラー番組となった『ぶちぶちシソンヌ』がスタート。NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』などにも出演。役者業も評価を得ており、じろうは『いだてん~東京オリムピック噺』『俺のスカート、どこ行った?』など、長谷川は『凪のお暇』『ブラックペアン』などに出演。『今日から俺は!!』にはコンビそろって教師役で出演した。
2019年11月01日長年に渡り、俳優として確固たるポジションを築き上げてきたリーアム・ニーソンが、今後の俳優人生に影響を及ぼす可能性もある、衝撃的な告白を行った。主演最新作『Cold Pursuit』(原題)のプロモーション中に受けた「The Independent」とのインタビューでのこと。この作品でリーアムは息子を殺害した犯人に復讐する父親役を演じているのだが、リーアム自身も過去に復讐の鬼と化したことがあると語りだした。以前、リーアムの友人女性がレイプ被害に遭うという事件が発生したのだという。「彼女に犯人は分かるかと聞いたら、『分からない』、じゃあ肌の色はと聞くと、『黒人だった』と言ったんだ」とのこと。するとリーアムは、「こん棒を持って、あたりをうろついた。こんなことを言うのは本当に恥ずかしいよ。一週間くらいかな。パブから黒人野郎が出てきて、俺に言いがかりでもつけてきたらいいなと思って。そうすりゃ殴り殺せるじゃないかって」と驚くべき行動に出たそうだ。その後、リーアムは「本当に、本当に最悪なこと」と後悔。「とんでもないことを考えたものだよ。日が経つにつれて『俺は一体何をしているんだ!』ってね」。このときの行動は、北アイルランド紛争を経験した自分が「復讐は復讐を生み、殺しは殺しを生む」という教訓を思い出すきっかけになったとも語っている。後悔しているとはいえ、無差別的に黒人を殺害しようと考えたリーアムに批判が殺到。SNSで「今後の俳優業は絶望的」との声も上がっている。(Hiromi Kaku)
2019年02月05日ロバート・レッドフォード(81)が、最新作『The Old Man & the Gun』(原題)を最後に俳優人生の幕を閉じることにしたという。本人が「Entertainment Weekly」誌に明かした。デヴィッド・ロウリーが監督した同作で、ロバートは実在した強盗犯フォレスト・タッカーを演じている。「絶対にというわけではないけれど、演じるということに関して、この作品を最後にすると決めたんだ。引退に向かっているよ。だって、21歳からこの仕事をしているからね」、「『十分やった』と思ったんだ」と語るロバート。俳優業を引退した後は、「何か明るくポジティブなことをしてみたらどうかな」と期待を膨らませているらしい。『明日に向かって撃て!』、『スティング』など数々の代表作を持ち、名優としての地位を築いてきたロバートは、1980年には初めての監督作品『普通の人々』でアカデミー監督賞を受賞。監督としての才能も高い評価を受けてきた。俳優業からの引退を表明したものの、監督業については「そのうちわかるよ」と明言を避けた。(Hiromi Kaku)
2018年08月07日