2022年11月21日、声優の梁田清之(やなだ・きよゆき)さんが亡くなっていたことが分かりました。57歳でした。梁田さんの友人で声優、真殿光昭(58)が同日にツイッターで発表。「友人の梁田清之君が逝去されました。彼はフリーだったため奥様の御意向により、僕が代わってここに声優業界関係者の皆様並びに彼のファンの皆様にご報告させて頂きます。線香をあげ、弔わせて頂いた今でも信じられない思いですが、心より梁田君のご冥福をお祈りさせて頂きます」(原文ママ)とつづった。サンケイスポーツーより引用梁田さんは、1993年10月から1996年3月まで放送されていたテレビアニメ『SLAM DUNK』(テレビ朝日系)で、赤木剛憲(あかぎ・たけのり)を演じていました。また、2004年から放送されていたアニメ『BLEACH』(テレビ東京系)では握菱鉄裁(つかびし・てっさい)役を、2006年放送のアニメ『BLACK LAGOON The Second Barrage』(フジテレビ系・テレビ朝日系など)では松崎銀次役を演じるなど、数々の作品に参加していました。梁田さんの訃報を発表した、真殿さんの投稿には、ファンのみならず、多くの声優仲間からも惜しむ声が寄せられています。・言葉になりません。とても残念です。今はただ、梁田さんのご冥福をお祈りするばかりです。・まだまだお若いのに。驚きと悲しみで、うまく言葉にできません。・57歳か…。梁田さん、早すぎます。さびしいなあ。・アニメ『SLUM DUNK』では、真面目な場面もギャグのシーンも、イメージする赤木剛憲そのものでした。残念でなりません。梁田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年11月22日工場作業向けの作業服の種類は実にさまざま。どんな現場かによって、来ている作業服も異なります。また、最近では機能性がもっとも大事な作業服ですが、『トレンド』も意識したものが登場しているようです。工務店での日常や建築現場の『あるある』をInstagramに投稿しているアカウント『工務店の日報』(komuten_no_nippo)では、そんなトレンドを意識した作業着に関するエピソードを読むことができます。「ゴリゴリの職人、どうすんねやろ…」プロ御用達の『作業着専門店』として知られるワークマンを訪れた、2人組。スリムなフォルムの作業着を見かけるも、昔ながらのニッカポッカを愛用する職人たちは、どう思うのかが気になっていました。すると、タイミングよく『ゴリゴリの職人風』な男性客たちが来店。彼らの姿を目で追っていたところ…。大き目のゆったりとしたフォルムのニッカポッカを履いていた職人風の男性ですが、スリムな作業着にも興味をもった様子。試着後、仲間から「似合う」といわれた後の返答は、まるで若い女性同士のやり取りかのようです…!【ネットの声】・最初は先輩の手前、太いズボンを履いていたけど、いつかは細くしたいって思っていたのかも知れませんね。・心のどこかで、「ゴリゴリを貫いてもらいたかった」と切なく感じる自分がいる。・うちの夫も、作業着はツナギだったのに、上下セパレートの細デニムになってました。時代とともに、ファッションの流行は変わっていくもの。それは、作業着であっても同じなのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年09月23日沖縄出身のお笑いコンビ・ガレッジセール(ゴリ、川田広樹)が17日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場した。新型コロナウイルスの影響で過去2年は開催せず、今回、感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに開催された「国際通りレッドカーペット」。大勢の観客が熱い視線を注ぐ中、映画祭のゲストや関係者ら133人がカーペットを歩いた。ガレッジセールの2人は、笑顔で観客に手を振りながら3年ぶりのレッドカーペットを満喫。ゴリは「我々の青春時代は、アメリカンビレッジもおもろまちもなく、デートする、買い物に行く、映画を観る、すべて青春は国際通りだった。そこのど真ん中を歩いて、県民から手を振られるなんて幸せはないです。最高のロードです」と興奮気味に語った。川田も「今回コロナ禍なので、握手や写真はやめてくださいって言われていたので、ちょっと寂しいなと思っていたんですけど、みんな笑顔で手を振ってくれて、やっぱ楽しいわって思いました。ありがたいですね」としみじみ。「歩けて幸せです」と喜びをかみしめた。2月に転倒によって左腕を骨折したゴリは、それ以降、イベントに登壇する際はギプスと着用していたが、2日前にギプスから解放されたという。「本当は今日、お客さんと握手したかったんですけど、ある意味救われたかもしれない、まだ骨が柔らかい時期らしいので、握手のやり方によってはまたギプスをつける可能性があるので」と笑いを誘い、「(手を振るのは)間に合いました。でも、あと1カ月くらいリハビリがかかるらしいので、手の振り方がぎこちないんです」と話した。3月27日に行われた「島ぜんぶでおーきな祭presents『有楽町でも沖縄国際映画祭!』」では、サラサラの髪で登壇し、「腕を骨折しておりまして、ドライヤーでセットができないんですよ。サラサラでいかせてもらいます」と説明していたが、この日は少しセットした髪に。「七三分けにしたいんですけど、今日もサラサラヘアで。スプレーだけはかけました」と説明していた。2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」は、沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典。第14回となる今年は、4月16日~17日の2日間、オンラインコンテンツも交えて開催。沖縄県が本土復帰50周年の節目ということもあり、沖縄を舞台にした作品を那覇市・桜坂劇場にて上映し、ステージイベント、アート展、ソーシャルビジネスコンテストなども実施した。
2022年04月18日『ゴリむち3』カバヤ食品株式会社(本社:岡山市、代表取締役社長:野津 基弘)は、「ゴリかたむちっの3食感」アソートグミ『ゴリむち3』を、春の新商品として2022年3月15日(火)より全国で発売いたしますので、お知らせします。発売する商品は、食感の異なる3種類のハードグミがアソートされたコーラ味のグミです。男性から人気があるコーラ味をベースとして、3種類それぞれの味、食感の違いを楽しめる飽きの来ない品質に仕上げています。『ゴリむち3』商品特長1.3種類のハード食感が楽しめるコーラ味のグミです。2.表面をザラメでコーティングした、歯切れのいいゴリゴリした食感のゴリゴリコーラ味、表面をサワーパウダーでコーティングした、歯切れ良く、酸味のきいた刺激コーラ味、クラフトコーラの味わいで、弾力のあるむっちりとした食感のむっちりコーラ味がアソートされています。味と食感それぞれに特徴があり、飽きがこない品質です。3.商品名と商品の特徴であるゴリっとむっちりしたハード食感がキャッチーに伝わるように、筋骨隆々で少しむっちりしたゴリラのイラストを大きく配置した、インパクトのあるパッケージにしました。商品概要商品名ゴリむち3種類別名称グミキャンディ内容量59g価格オープン価格発売日2022年3月15日(火)ゴリむち3 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月08日お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が先月31日、YouTubeチャンネル『堤下食堂』で、動画「【居酒屋堤下】お客様はゴリさん。僕の命の恩人と話していたら涙が。。。」を公開。「命の恩人」だというガレッジセール・ゴリとの秘話を打ち明けた。約3年半ぶりに会ったという堤下とゴリ。2度の交通事故を起こして謹慎していた頃を、「本気で面と向かって叱ってくれたのがゴリさん。“何してんだお前は! いい加減にしろよ!”って本気で怒ってくれて」と振り返った堤下は、「辞めようかなっていう相談もさせていただいたり……。でも、“お前の人生だから、お前が後悔ないように生きればいいんだから。人生は紆余曲折あるから、やりたいと思ったらやればいい”って言ってくれて。その言葉で、僕はやろうと決めて今にいたるわけですよ」と、親身になってくれたゴリに頭を下げた。当時の堤下は、誰からの電話にも出なかったそうで、ゴリは、「嫌な予感がしたの。事故もあって、謹慎もあって、家族もバラバラになって。最悪な行動を起こしたらどうしようって」と回顧。ダメ元でショートメールを送ったところ、すぐに返信が来たそうで、堤下は、「ちゃんと怒ってくれる人、ちゃんと褒めてくれる人は、僕の中でゴリさんだけだったんです。だから、連絡が来た時に泣いちゃって……。ゴリさんにまでこんな思いをさせちゃって、心配かけてしまってるんだっていうのがあったんです」と、その理由を説明した。そして、「ゴリさんが目の前にいることがうれしい」と笑顔を見せる堤下に、「マジで良かった。生きてて」「お笑いに復帰しずらい環境になって、すがりたい家族ともこうなってしまって。だから、笑顔の堤下を見れて良かった。108kgに太ったって言うけど、良いことじゃん!」と、安堵の表情を浮かべたゴリ。堤下は、「3年越しですけど、あの時は本当にありがとうございました。ゴリさんのおかげで戻ってこれたようなものなので。ゴリさんがあの時、あの言葉を言ってくれなければ、多分僕は辞めてました。“やり直しきくじゃねーか”ってゴリさんが言ってくださって、色々教えてくださった」と、涙を浮かべながら、改めて感謝の気持ちを伝えていた。
2021年08月04日お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリが24日、自身の公式YouTubeチャンネル「ゴリ★オキナワ」に出演し、フジテレビ系で放送されたバラエティ番組『ワンナイR&R』の人気キャラクター・ゴリエを演じていたときの思い出を語った。「【神回】遂に宮迫博之とコラボ!!当時の水10『ワンナイ』についての禁断トーク炸裂!」と題して公開された動画には、雨上がり決死隊・宮迫博之がゲスト出演。『ワンナイR&R』時代を述懐し、ゴリは「おばあちゃんとかに会うと、『あんた、ゴリって言うの? 今、ゴリエっていう女の子のタレントがいるの知ってる?』って言われるぐらい、年配の方は“ゴリエ”っていうキャラクターがいると思っていたんですよ」と述べ、宮迫も「独り歩きしてたもんね」と同意した。さらにゴリは「僕、つらかったのが『FNS歌謡祭』で、中森明菜さんが廊下から歩いてきたんですよ。(松田)聖子ちゃん、明菜ちゃんで、僕らが小学生の頃なんてどっち派で喧嘩になるぐらいですよ。その中森明菜が来たんですよ。『中森明菜だ!』と思ったら、向こうから先に『ゴリエちゃんうれしい!』って。僕、キャラクターを変えられないから、『おー! 明菜さん!』って言えないんですよ。『明菜~』とかやるしかないからつらくて。『いやいや、俺がうれしいんです』って言いたいんですよ」と振り返った。続けて「シンディ・ローパーもいたんですよ。デスティニーズ・チャイルドも、リアーナもいる。僕らいろんな有名な人と会いましたよね。でも、ゴリエちゃんのままなんですよ。『リアーナ~』って。『リアーナさん!』ですよ、本当は」と話していた。
2021年02月27日お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリが24日、雨上がり決死隊・宮迫博之の公式YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」にゲスト出演。かつてフジテレビ系で放送されていたバラエティ番組『ワンナイR&R』の過酷なロケを振り返った。「【トーク】ゴリと伝説のコント番組「ワンナイR&R」について語ります」と題して公開された動画で、ゴリは『ワンナイR&R』時代を回顧し、「『コント番組を自分が持てるなんて』ってことで、しんどかったですけど、すべてを懸けたんですよ。起きたら常に『次のキャラクターどうしよう』『ゴリエちゃんの流行らせる言葉は何か生まれないかな』とか。寝ても覚めてもずっと考えていました」と明かした。そして「僕が2度とできない仕事の3本指に入る1つ」として、自らが演じたコントキャラクター・落武者で、韓国海兵隊式訓練に参加した時のことを述懐したゴリ。「波打ち際にブリッジして、顔にずっと海水をかけていくんです。でも、こっちはボケなきゃいけないからふざけるじゃないですか? 余計(教官が)怒るんですよ」と説明すると、宮迫は「もともと、落ち武者の格好なんやけど、みるみるホンマの落ち武者になっていく。ボロボロになっていくわけよ」と笑った。さらに、ゴリが「今、たぶん無理ですよね? 今のバラエティだったら…」と言うと、宮迫は「絶対無理。見てる俺らはめっちゃおもろいけど、『たぶん死ぬやろな…』っていう映像やねん」と語っていた。
2021年02月26日“大人の色香”といえば真っ先に名前が挙がる、あらゆる女性の憧れの的・美容家の神崎恵さんが語る、今の時代の色気とは?神崎さん流「大人だからこその、色香の魅せ方論」を語っていただきました。色香を後押しする美しい話し方とは?神崎さんといえば、やさしさと品のある話し方も魅力的。そんな彼女自身が色っぽさを感じる女性もやはり、言葉を大事にしている人なのだそう。「声のやわらかさやトーン、話すリズムが心地いいんです。たとえば、吉瀬美智子さんや井川遥さん。相手に聞き取りやすいようにゆっくりしたスピードでお話しされていて、心にすっと入ってきますよね。逆に、いくら顔や声が可愛くても、声がキンキンと甲高かったり、早口だったり、まったく相手のことを考えずにしゃべっている方には、伝えようとする心意気を感じません。思いやりがないのかなって思わせちゃう。私は電話なら、声だけでも表情や気持ちがわかるように話すことを心がけているんですが、そうすると、心が伝わるんです。声や話し方は色気を後押しする要素。伝えたい気持ちとか包容力とか、いろんなものが重なって初めて、色気になるんじゃないかなと思います」行動する勇気を持てば色っぽさはついてくる!今の時代の色気とは、知性や品格などいろんな要素と切り離せないもの。どんなに表面的に美しさを纏っても、奥にこれらがないと薄っぺらいし、自信も生まれない。そうは言っても、年齢を重ねるにつれ失われていく見た目の変化に、自信を奪われていく悩みも…。「色気って必ずしも、見た目の美しさとイコールではないけれど、そこがネックなら、正直今の時代、見た目に関してはどうにでもなる。自分が行動する勇気さえ持てば、プロの手を借りていくらでもキレイになれるし、外側からの自信を持つことは簡単!そんな何でも手に入れられる時代だからこそ、いつまでも同じ場所で、縮こまっているのはもったいない。人間だから、人と比べて落ち込んだり、嫉妬したりするかもしれません。でも心のもやもやは、ほっておくと、どんどん目や口元の透明感も失わせていく。濁った気持ちに気づいたら、解消するためにどうするかを考える。自分の軸を戻す、強いマインドも大切です」色気の育て方もひとつじゃないし、自分だけの色気をアップデートしていきたい。「ご紹介したメイクや所作などのテクニックを味方につけて色気を呼び覚ますことはもちろんできるけれど、色気自体にそもそも正解はないし正体はないからこそ、自分だけの色気をイチから育てていくこともできるんです。たとえば、SNSや映画やドラマから、ファッションでも女優さんのしぐさでも、いいなと思うものをストックしておいて、ちょっとずつ取り入れていく。そうやって積み重ねることで、自分らしい色気になっていくと思うんです。自分が興味を持ったことにトライして、ちょっとでも上手くできたら自信がつく。そうやって自分からどんどん動いて、自信を持って生まれ変わっていってほしい。私も常に、そうありたいと思っています」神崎 恵さん美容家。独自の美容法はもちろん、そのマインドやライフスタイルにも注目が集まり、多数の雑誌連載を抱える。放送中のドラマ『だから私はメイクする』(テレビ東京系)では女優としても活躍。初のボディ本『神崎CARE』(ワニブックス)が発売中。チュールドレス(ベルト付き)¥155,000(エリザベッタ フランキ/エスケーシー TEL:06・6245・3171)中に着たブラトップ¥15,000(アロマティック カスカ/CASUCA 表参道本店 TEL:03・5778・9169)パンプス¥79,000(ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン TEL:03・3403・5564)左耳イヤクリップ 各¥55,000(under the rose)中に着たショーツはスタイリスト私物※『anan』2020年11月25日号より。写真・倉本ゴリ(Pygmycompany)スタイリスト・コギソマナ(io)ヘア・津村佳奈(Un ami)(by anan編集部)
2020年11月23日スマホやパソコンの画面を見ていて、知らないうちに首がゴリゴリ。自分でも気づかないうちに猫背が進んで固まっていると、首も動かしにくく、まるで石がゴロゴロ詰まっているような感覚に。今回は、そんな不快感を解消する簡単エクササイズをご紹介します。首はなぜ「ゴリゴリ」になるの?頭を回すと、首の中に石でも入っているかのように「ゴリゴリ」「ジャリジャリ」と音がするくらい凝っていることがありますね。首の骨は、全部で24本連なる背骨の上から7本のことを指します。私達人間が、2本足で立って歩く時の衝撃をうまく逃がすため、背骨は横から見ると本来S字カーブになっており、首の骨は前にカーブしているのが通常です。しかし、パソコンやスマホの画面を見続けるなどで姿勢が崩れてくると、頭が前に突き出すため、首の骨がカーブせず、ストレートに近くなります。カーブした状態で、ほどよくリラックスできる首の筋肉は、重たい頭が前に出た不自然な状態で支えなければならないため、疲労して凝ってきます。不自然な位置で首の骨を動かそうとすると、筋肉も凝って縮こまり、骨の間に余裕もなくなり、ゴリゴリと不快な音がするようになるのです。「ゴリゴリ」を解消する方法は?首の位置が本来の位置ではなく、不自然な位置にあると、首や肩が凝ってゴリゴリになります。その「ゴリゴリ」を解消し、本来の首の位置に整えるのが「ねじり」です。やり方は、首をねじるのではなく、腕をねじります。腕を内ねじりにすると、肩が前に出ます。肩が前に出ると、首も連動して前に出やすくなり、猫背のような状態になります。腕を外ねじりにすると、肩が後ろへ引けて、肩が後ろへ戻ると、首も連動して後ろへ引けやすくなります。つまり、普段猫背傾向がある人が腕を外にねじると、前へ出がちだった頭や首肩を、後ろへ戻すことができます。腕をねじることで、凝り固まった首肩回りのインナーマッスルを柔らかく、弾力ある状態に戻すことができます。首や頭に直接アプローチをしなくても、腕をねじって首肩の位置のリセットをすることができるのです。関連記事たったこれだけで楽になる♡なんとかしたい「首こり」解消!〜エクササイズ編〜簡単「ねじり」エクササイズのやり方最初に、Beforeチェックをします。頭をぐるぐると回して、凝り具合を覚えておきます。【やり方】1. 右腕を肩の横へ伸ばし、親指が下になるように内ねじりをします。2. 左手で右の二の腕をつかみ、上から下へと内ねじりを強める方向へ全力でねじります。3. 10秒ほどしたら手を離し、今度は右腕を外ねじりにしながら、左手で右の二の腕をつかんで外ねじりを強める方向へと全力で10秒間、ねじります。呼吸はずっと普通に続け、終わったら、左腕のねじりも同様に行ってください。最後にAfterチェックを行います。頭をぐるぐると回して、凝りの具合が変化したかどうか感じてみましょう。首頭の位置が、本来の位置に戻ってくるので、ゴリゴリがかなり減っているはずです。日常生活で、うっかり姿勢が崩れてしまったとき、首肩が凝ってきたと感じる時には積極的に行ってみましょう。首のゴリゴリを解消しよう首のゴリゴリは、一度なってしまったら自分ではどうしようもないと思われるかもしれませんが、ちょっとした知識とポイントさえつかめば、いつでも誰でも修正していくことが可能です。ご自身の力で、どんどん快適な身体をつくっていきましょう。美宅 玲子ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター
2019年10月17日貫地谷しほり、本郷奏多、「ガレッジセール」ゴリが主演を務める、“タイムスリップ” ミステリー「リピート~運命を変える10か月~」。本作の追加キャストとして、安達祐実が決定した。映画化もされた「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ作品の初のTVドラマ化としても話題の本作。より良い人生を手に入れるために10か月前にタイムスリップした男女が、思いもよらない運命に翻弄されていくサスペンスミステリー。人生をやり直したい後悔を抱える鮎美役に貫地谷さん、同じく圭介役に本郷さん、天童役にゴリさんが発表されており、彼ら計8人の男女が謎の男・風間(六角精児)に導かれて10か月前の過去に戻れるタイムスリップ“リピート”に参加。しかし、彼らはリピートをきっかけに、予想もしなかった危機的状況に追い詰められていく…。そんな個性豊かなキャストが揃う本作に、園子温監督のAmazonオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」や、「女囚セブン」(テレビ朝日)、「男の操」(NHK BSプレミアム)など、今年ドラマで活躍した安達祐実も参戦。安達さんが演じるのは、鮎美たちとともにリピートに参加する8人のメンバーの1人・大森知恵。食品化学関係の研究者として働くクールな“理系女子”の彼女は、当初は非科学的なリピートに懐疑的だったものの、結局、ある動機から参加することを決意。リピーターたちに次々と降りかかる不可解な事件に、冷静沈着な分析力と勘で立ち向かっていくという役どころで、波乱に満ちたストーリーの中でも目の離せない存在となりそう。安達さんは本作について、「ミステリアスで壮大なストーリーなのに、なぜか身近に感じられる、人間らしさがあって面白いドラマ」とコメント、“理系女子”という自身の役柄も「クールであるがゆえに本心が見えてこない印象があります。それがどう変わっていくのか、今後の展開が楽しみです」と、期待を込めて語っている。あらすじ「いまから1時間後の6時45分に地震が起きます」という謎の電話が、図書館司書の篠崎鮎美にかかってきた。ただのいたずらかと思ったが、電話が切れた1時間後、身体に小さな揺れを感じる。テレビをつけると、時刻も震源地も的中していた。そんな、まさか!その後、先ほどの男から再び電話がかかってきた。男は「風間」と名乗り、未来から過去のある地点へと戻って人生をやり直しているので未来に起きることをすでに知っているのだと言う。風間はその時間旅行を“リピート”と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。リピートで戻れるのは、10か月前。10か月前には誰も知らない“未来の記憶”を駆使して、一度犯してしまった失敗を回避したり、金儲けしたりができるという。リピートに参加することになったのは、鮎美のほか、キャバクラのボーイ・毛利圭介(本郷さん)、カフェオーナーの天童太郎(ゴリ)ら8人の男女。8人はそれぞれ、過去に後悔を抱えていた。リピートして、2度目の人生で幸せな未来を選択しようとする鮎美、圭介、天童。しかし、3人をはじめリピートしたメンバーには、不穏な出来事が次々と起こる。さらに、思いもよらない危機が迫り、鮎美たちは次第に追い込まれていく――。木曜ドラマF 「リピート~運命を変える10か月~」は2018年1月11日(木)より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月20日「イニシエーション・ラブ」がベストセラーとなり、映画化もされて話題を呼んだミステリー作家・乾くるみの傑作長編を、貫地谷しほり、本郷奏多、ゴリ(ガレッジセール)という異色の組み合わせでドラマ化。「リピート~運命を変える10か月~」として、2018年1月11日(木)より放送されることになった。タイムスリップで過去に戻って人生をやり直す“リピート”の機会を得た人々が、運命の歯車を狂わされていくサスペンスミステリーとなる本作。乾くるみ作品のTVドラマ化は、今回が初めて。主演は、竹内結子が初の女性版ホームズを演じる「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」で相棒・“和都さん”役を務めることも発表された貫地谷さん。公開中の映画『鋼の錬金術師』も話題の本郷さん。朝ドラ「ちゅらさん」をはじめ確かな演技力で定評のあるゴリさん。主演の3人は、“リピート”を通じて出会い、やがて協力し合いながら、その謎に迫っていくという役どころ。個性あふれる3人のアンサンブルにも注目だ。あらすじ「いまから1時間後の6時45分に地震が起きます」という謎の電話が、図書館司書の篠崎鮎美にかかってきた。ただのいたずらかと思ったが、電話が切れた1時間後、身体に小さな揺れを感じる。テレビをつけると、時刻も震源地も的中していた。そんな、まさか!その後、先ほどの男から再び電話がかかってきた。男は「風間」と名乗り、未来から過去のある地点へと戻って人生をやり直しているので未来に起きることをすでに知っているのだと言う。風間はその時間旅行を“リピート”と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。リピートで戻れるのは、10か月前。10か月前には誰も知らない“未来の記憶”を駆使して、一度犯してしまった失敗を回避したり、金儲けしたりができるという。リピートに参加することになったのは、鮎美のほか、キャバクラのボーイ・毛利圭介(本郷さん)、カフェオーナーの天童太郎(ゴリ)ら8人の男女。8人はそれぞれ、過去に後悔を抱えていた。リピートして、2度目の人生で幸せな未来を選択しようとする鮎美、圭介、天童。しかし、3人をはじめリピートしたメンバーには、不穏な出来事が次々と起こる。さらに、思いもよらない危機が迫り、鮎美たちは次第に追い込まれていく――。極限状態の中で貫地谷しほりと本郷奏多に恋も!?毎回、視聴者の想像を超える衝撃的な大どんでん返しが連続するという本作。怒涛の展開において、貫地谷さん演じる鮎美と本郷さん演じる圭介が、反発しあいながらも徐々に恋が芽生えていくことになるというから目が離せない。また、カギを握る風間と、リピートに参加するメンバー役のほかのキャストは後日発表される予定だ。貫地谷さんは、「最初お聞きしたとき、過去に戻れる話と聞いてワクワクしました。話を読み進めると意外な急展開にソワソワというかゾワゾワしました」とコメント、自身の役どころは「とても普通の人の役で、どちらかというと地味目な印象です。その女の子がリピートを通して、どう人生を切り拓いていくのか楽しみ」と語りながら「リピートをすることでどんな変化が起こっていくのか」をドキドキしながら見てもらいたいと言う。また、本郷さんは「非常に気合いが入っています」と意気込みを語り、「謎が多く、毎週続きが気になるドラマになると思います。僕の役はクールですが人間味のある役です」とキャラクターについて言及。そして、ゴリさんも演じる天童との共通点は「フランクな性格」だと語り、「でも天童はプラス芯の強さとクレバーな部分を兼ね備えているので、そこは自分とは似ていないところかもしれません。僕はそこまで頭が切れないし芯もフニャフニャです」とコメント。「仕事柄なかなかサスペンスを演じないので楽しみしかない」と、期待を込めて語っている。木曜ドラマF 「リピート~運命を変える10か月~」は2018年1月11日(木)より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日「お疲れさまでした、倉本先生。ありがとうございました」 パナマ帽で決めた脚本家の倉本聰(82)がハイヤーに乗り込むのを、加賀まりこ(73)ら豪華出演陣が笑顔で見送っていた。7月12日、都内の撮影スタジオの大会議室で、話題のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)の打ち上げが極秘裏に行われたのだ。 この日は、石坂浩二(76)、浅丘ルリ子(77)ら主要キャストが全員集合。半年にわたる帯ドラマの打ち上げなら、一流ホテルで行われるのがふつうだが……。 「倉本さんの鶴の一声で決まったと聞きます。『やすらぎの郷』は、テレビの黄金時代を作った人たちだけが集まる老人ホームでの“黄昏”を描いたドラマ。倉本さんは、そんなドラマの内容を反映させるように『(出演者は)みんなこれまで派手なパーティに嫌というほど出てきたろう。今回は打ち上げもひっそりやって、“終焉”を迎えるっていうのはどうだい?』と提案されたそうです」(スポーツ紙デスク) 開始時間も夕方5時からと、こちらもシルバー仕様。打ち上げが始まると、出演者たちはひとりひとり登壇して、スピーチしていった。最近、人生の目標を聞かれると「転ばない。風邪ひかない」と答えていると話して、会場を笑わせたのは加賀。なんとそれにツッコんだのが倉本だった。 「転ばなくてよかった!」 テレビ朝日の社運がかかっていると言われた『やすらぎの郷』の成功に引っかけた御大のツッコミに、会場はさらに爆笑の渦。印象的なテーマ曲『慕情』を歌う中島みゆき(65)からは会場にメッセージが届いた。 「彼女はドラマの内容聞いたうえで『慕情』を作曲したのですが、倉本先生に曲を聴いてもらうときはひどく緊張したと。ダメ出しされることを覚悟していたので、倉本先生と2人きりで曲を聴いてもらったそうで、『OK』が出たときは喜びもひとしおだったそうです」(前出・テレビ局関係者) この打ち上げに唯一“欠席”したのが、6月13日に肺尖がんのため亡くなった野際陽子さん(享年81)だ。5月7日まで収録に参加していた野際さんに、出演者は次々と感謝の言葉を述べた。 「野際さんが“全裸で泳ぐ”と書かれた場面が台本にあって、ミッキー・カーチスさんが『本当に野際さんが裸で泳ぐのかと思った』と言うと、会場はもう泣き笑いの雰囲気で。プロデューサーも『野際さんがいると安心できた。自分たちのよりどころでした』と、彼女をしのんでいました」(ドラマスタッフ) 夜9時前、参加者たちが次々と会場から出てきた。その笑顔に刻まれていたのは、「やりとげた」という満足感。もう二度と見られないだろう“伝説のドラマ”にふさわしい幕切れだった――。
2017年07月20日「北の国から」の脚本家・倉本聰がシニア世代に向けの昼ドラマとして執筆し、テレビ朝日で4月より放送となる「やすらぎの郷(さと)」の制作発表会見が3月16日(木)に開催。倉本さん、主演の石坂浩二をはじめ、計15名が出席した。テレビ朝日が新たに“帯ドラマ劇場”として新設した昼(12時半~)の連続ドラマ枠第1弾で、“やすらぎの郷 La Strada(=イタリア語で“道”)という名の、かつて映画やテレビなどで活躍した俳優、監督、脚本家らだけが入所できる老人ホームを舞台に展開。国民的ドラマを手掛けた脚本家・菊村は同所に入所し、往年のスターたちと再会するのだが…。ホームで起こる悲喜こもごもを通じ、死への恐怖や家族への想い、老いの寂しさ、芸術への未練などを描き出していく。この日は倉本さん、石坂さんに加え、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、草刈民代、五月みどり、常盤貴子、名高達男、藤竜也、風吹ジュン、松岡茉優、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭の計15名が出席した・倉本さんは本作を書くことになった経緯について近年、若い層向けのドラマばかりが作られる現状への苦言を呈しつつ「ゴールデンに対抗して、シルバータイムができないか?という思いから始まった。シルバー革命になれば!」と意気込む。キャスト陣、特にベテラン勢は、過去に倉本作品に出演してきた面々が並ぶが、倉本さんは「ほとんどの方とは古い付き合い。あて書きが多いですが、僕は長所ではなく、短所や欠点をクローズアップする。ここにいる人たちの弱みはだいたい、掴んでいるので、そこを描くと面白いものができるんじゃないかと書かせてもらった」とニヤリ。特に主演の石坂さんについて尋ねられると「いろいろ、プライベートも含めてありますが、こういう場で公式に言ってはいけないことが多いので…(笑)」と思わせぶりに語り、会場は笑いに包まれた。キャスト陣からは、撮影が「楽しい」という声が聞こえてきたが、一方で倉本ドラマならではの長ゼリフ、大量のセリフへの恨み節も…?主演の石坂さんは「みなさん『苦しい』と言うけど、私はみなさんひとりずつとのシーンがあるので、私が一番苦しい(苦笑)!老骨に鞭打って頑張っております」と語る。若い世代では、常盤さんがホームのコンシェルジュ役を務めるが、居並ぶ先輩たちの顔ぶれに「(会見の)幕が開くとき、ウルッとしてしまうくらい嬉しかったです。これまで頑張ってきてよかったなと思います。ご褒美をいただきました」と感激を口にする。ホーム内のバー“カサブランカ”のバーテンダーを演じる松岡さんは「足がすくむ思い(苦笑)」と緊張しつつ「1回、倉本先生と話をさせていただき、喫茶店でほとんど2人きりでお会いしたんですが、ペンダコを触らせていただきました。それは、指にできたものじゃなく、指の一部になっているようでした。緊張や『足を引っ張りたくない』という思いはありますが、みなさんに叶わないことはわかっているので、22歳のフレッシュパワーで、いま私がここにいる意味を考えながら頑張りたいと思います!」と力強く語っていた。往年の名女優に歌手、大スター、脚本家らが人生の終盤の時間を過ごす場所として選んだこのホームで何が起こるのか…?「やすらぎの郷」は4月3日から月~金12時30分よりテレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月16日女優の常盤貴子が、倉本聰脚本・石坂浩二主演で、テレビ朝日が来年春から新設する帯ドラマ『やすらぎの郷』(放送時間調整中)に出演することが22日、明らかになった。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。常盤が演じるのは、老人ホームのコンシェルジュ・松岡伸子。倉本作品初出演となる常盤は「私がこの作品に惹かれたいちばんの理由は、そうそうたる大スターの皆さまとご一緒できるということ。何をおいても絶対に参加したいと思いました」と意欲的で、石坂は「堂々とお芝居なさっているのが本当にすごい! 僕の方が、逆にエールを送ってもらいたいぐらいです(笑)」と、常盤の演技を称賛している。ほかにも、松岡茉優が、施設内のバーで働くバーテンダー・財前ゆかり役を演じることも決定。施設の理事を務める名倉みどり役を草刈民代。理事長・名倉修平役を名高達男。風吹ジュンが、石坂演じる主人公の亡き妻・律子役で出演する。物語は、石坂演じるシナリオライター・菊村栄を、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが演じるかつての大女優たちが惑わせていく。
2016年12月22日テレビ朝日が来年春から、ゴールデンタイム以外の放送時間帯で、新たな帯ドラマ枠を創設することが29日、分かった。第1弾は、倉本聰脚本・石坂浩二主演の『やすらぎの郷』を、2クール(半年)放送する。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。石坂が演じるのは、脚本の倉本氏自身を想起させる、シナリオライター・菊村栄。「倉本先生の書かれた脚本の面白さにひかれていて、この企画に参加できることを大変うれしく思っています」と喜びを語る。そんな菊村を惑わす、かつての大女優たちを演じるのは、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫ら。菊村とともに彼女たちに翻弄される男性陣に、藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭という、豪華出演陣がそろう。今回のドラマは、夜のゴールデンタイムに若者向けドラマが多く放送される一方で、大人が楽しめる作品が少ないという現状を受け、倉本氏が企画。この提案をテレ朝が受け、ゴールデンタイムに対抗した"シルバータイムドラマ枠"が作られることになった。クランクインは今秋を予定しているが、朝帯になるのか、昼帯になるのかなど、時間帯については調整中だ。倉本氏は「暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。『人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)。そんなドラマを創りたいと思います」と意気込みを語っている。
2016年06月30日倉本聰が作・演出を手がける富良野GROUP公演『屋根』が、2016年1月から3月にかけて全国ツアーを行う。公演に向けて、倉本が作品に込めた思いを語った。舞台『屋根』チケット情報2001年に初演。2003、2009年と上演を重ねる『屋根』は、数ある富良野GROUPのレパートリーの中でも人気が高い。「80歳になり、舞台に付き合っているのが体力的に無理になってきたので、2017年に上演する『走る』の演出は人に任せて僕は一歩引こうと思っています。だから今回は、遺作みたいなつもりで取り組みたい。それにはやっぱり『屋根』がふわさしいと思ってこの作品を選びました」と倉本は話す。『北の国から』で20年以上の長きにわたって黒板五郎一家の変遷を追い続けた倉本が、この物語ではさらにキャンバスを広げ、富良野に暮らすひと組の夫婦の歩みを、大正から平成まで実に70年を超えるロングスパンで描く。注目したいのは、作者が据えた視点の位置だ。登場人物から見た世界を描くのではなく、家族を雨風から守り続けた屋根のアングルで、夫婦の半生を定点観測する趣向。明治生まれの公平としのは、小さな開拓小屋で新婚生活を始め、9人の子宝に恵まれ、戦争を生き延び、高度経済成長を目の当たりにし、寂れゆく農村で静かに歳を重ねていく。倉本は言う。「われわれの食料の生産地である農村がどんどんないがしろにされ、高齢化とともに疲弊していく一方、それを消費するだけの都会が幅を利かせ、国を動かしている。夫婦は最後にどこに救いを求めたらいいのか。日本はこのままではいけないという思いで書いた作品です」。短期的な利益に目を奪われ、長期的に見た損失が想像できない。日本人はいつから今のようになってしまったのか。「やはり戦後の転換は大きかったと思います。民主主義は権利と義務の両輪で動くと教わりながら、義務ばかり押し付けられてきた反動で、権利を主張できることに舞い上がって、肝心の義務を忘れてしまった。そして資本主義によって、それまでは節約が善で浪費が悪だと言われていた倫理観が180度変わってしまったんです」。「前年比アップ、右肩上がり、という経済の考え方は、自然を相手にする農業にはありえない」と語るが、これは物事を俯瞰する視座を持つからこそ見える真実だろう。そんな倉本がズームを引いて、長い尺度で描かれる『屋根』には、日本人が忘れてしまった大切なものが織り込まれている。富良野GROUP『屋根』は、1月16日(土)に北海道・富良野演劇工場で幕を開け、東京・新国立劇場など全国25か所を巡演する。
2015年12月17日声高な訴えばかりに耳目が集まり、語り継がれるべき本質には誰も耳を貸そうとしない。時代の喧騒によって、我々の受信力は、すっかり衰えてしまったのだろうか。倉本聰が作・演出を手がける最新作、富良野GROUP『夜想曲-ノクターン-』は、そうした問題を考え直すヒントに満ちている。富良野GROUP『夜想曲-ノクターン-』チケット情報東日本大震災とそれに伴う事件を経て、倉本が耳を傾けてきたのは、故郷を奪われ、人生を寸断されてしまった人たちの叫びだ。倉本は言う。「震災後、富良野も福島からの疎開を受け入れたんですけど、その活動を知った浪江町の女性から手紙が届いたんです。東電の社長や総理大臣に出してもまったく返事をくれない、同じものを送るといって。それから交流が始まって、浪江町の立入禁止区域に入る機会も得ました。で、その方のお宅を見てこようとしたときに、道を訊こうにも訊く人がいないことに気づいたんですね。これには衝撃を受けましたね。町に人がいないとはこういうことなのかと」。もうひとつ倉本を突き動かしたのが、南相馬市の詩人・若松丈太郎による一編の詩だった。「チェルノブイリのことを20年前に書いたその詩の中で、もしも同じような事故が福島で起きたらここが危険地帯になるとして挙げられた町の名前が全部、今度の被害に遭った土地になってしまっている。読んでびっくりしました」。物語の舞台は、原発事故避難区域にある彫刻家のアトリエ。無人と思われたその場所に、人影が現れる。津波で娘ふたりを失った中年男、若い新聞記者、そして女性彫刻家、彼女の妹……。原発事故以来、壊れた彫刻のピエロが転がったまま、時が止まってしまった室内に、やがてそれぞれの想いが浮かび上がってくる。忘れ去られていく人たちの、忘れ去られていくことの悲しみ。倉本はその描写に、ショパンの『夜想曲(ノクターン)第20番』を添わせた。「ショパン自身、亡命して、ワルシャワに帰れなかった人間なんですね。“遺作”のサイドネームを持つこの曲を、今回は子供たちが演奏します。この連弾はいいですよ。泣けます」。国や時代、立場や意識の違う人間の心をつなぐとき、やはり音楽が果たす役割は大きい。来年1月10日(土)に富良野演劇工場で開幕し、全国各地で上演。公演地には福島も含まれている。「当事者がどういう反応をとるのか、これがいちばん怖いです。百万人を感動させられても、ひとりを傷つけたら、作品は発表しちゃいけませんから」。昨年8月に富良野で最初の発表を行った後も、丹念に推敲が続けられてきた『夜想曲-ノクターン-』。饒舌に理屈を押し通す者などそこには登場しない。まさに音楽のようにこぼれ出す声なき声に、しばし心を重ねたい。チケットぴあでは、2月4日(水)から8日(日)まで新国立劇場 小劇場で行われる東京公演のインターネット先行抽選「プレリザーブ」を実施中。10月27日(月)まで受付。
2014年10月21日人気TVドラマ『北の国から』シリーズの脚本家で知られる倉本聰氏が、23日放送のJFN系列のラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 - 23:30)に出演し、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと対談した。番組内で「最近の雑誌編集者は、原稿に対して感想や意見を全く言ってこない」と語った倉本氏は、そこからドラマのプロデューサー、ディレクターに台本を目の前で読ませ、意見を求めるようになったという。逆に鈴木プロデューサーは、スタジオジブリの宮崎駿監督に、作品について意見を求められる立場。宮崎監督の引退作品としても話題となった『風立ちぬ』についても例外ではなく、冒頭だけ見せられ「A案は主人公の堀越二郎とカプローニの友情物語。B案は、二郎と菜穂子のラブストーリー。どちらが良いと思う?」と問われ、本作は構想段階で2案あったことを明かす。しかし、鈴木プロデューサーは「それぞれやったらつまらない。なんとか一緒にできないですか?」と返答し、今の『風立ちぬ』の物語が作られていった。すると倉本氏は「テレビの場合も、僕はまず本を書くと、まずプロデューサー、ディレクターに目の前で読んでもらうんですよ」と語り、「反応を見てて『泣いたな』『笑ったな』とかその反応を見て、何も笑いも泣きもしないと『あ、ダメだね』って、目の前で(原稿を)破くんです」と衝撃的な行為を打ち明ける。しかも倉本氏は、1時間のTVドラマで150枚におよぶ原稿を破くため「これを破くのがね、ちょっと練習しましたけども(笑)電話帳で」と稽古済みであり、破った原稿はゴミ箱に捨て「残そうというケチな心を残すと、やっぱり次にいけない」と話していた。"原稿を目の前で読む"ということは鈴木プロデューサーも同様らしく「宮崎も高畑も、必ず目の前で読むことを要求するんです。だから、ゆっくりなんか読めない。読む時が勝負なんです」と話すと、倉本氏も「書く側はそれが勝負ですよ」と同意。立場は違えど、原稿を読む瞬間が両者にとって"勝負"であり、倉本氏は、よりよい作品を作り上げるため、プロデューサーの反応がない台本に関しては、破り捨てることも辞さない姿勢であるという。
2014年02月25日倉本聰が1992年に執筆したオリジナル脚本を映像化した「學」が来年元日にWOWOWで放送される。11月21日(月)、カナダ大使館で制作発表会見が行われ、倉本さんに仲代達矢、高杉真宙、八千草薫に監督の雨宮望が出席した。「北の国から」で知られる倉本さんが、20年ほど前に書き上げた幻の脚本をWOWOW開局20周年記念作品としてドラマ化。少女を殺してしまったことで感情に蓋をしてしまった14歳の少年が、元南極越冬隊の祖父に連れられて行ったカナダのロッキー山脈で自然に向き合い、生を取り戻していくさまが描かれる。倉本さんは約20年前に書いた本作について「『北の国から』のネガティブバージョンとして、違った視点で若者たちを書きたかった」と説明。コンピュータなど文明の利器に囲まれて他人とのコミュニケーションや自然との触れ合いを失っていく若者が描かれるが「改めて取り出してみたら、いまの時代に合ってきちゃったかな」と残念そうな表情も。高杉さんは演技面での監督からの厳しい指導に加え、自然とも対峙する過酷な環境に身を置いたが「最初は僕で大丈夫かと思った」と言いつつ「(監督に)厳しく接していただいて、成長できたと思う」と充実した表情を見せた。「こんな素敵な作品が20年も放送されなかったのが不思議」と語る仲代さん。“孫”の高杉さんについて「15歳で監督の過酷な要求に対して頑張ったね」と称賛する一方で「僕はもうすぐ80で60年も俳優やってるけど変な商売。俳優なんて商売やらない方がいいよ」とも。大先輩からの思わぬアドバイスに高杉さんは神妙に耳を傾けていた。八千草さんは倉本作品の登場人物について「滑稽と言うと変ですが、おかしさやかわいさを持っていて、その人の内側に隠されている明るさを感じる」とその魅力を説明。それを聞いた倉本さんは「本人を見てるとそういうのが(脚本に)自然に出てくるんです。(八千草さんも)間が抜けているところがあるし、品が良くて面白い素材です」と笑顔で語った。一方で倉本さんは、高杉さんについて聞かれると「(本作が)初めてですからこれからだと思います」と語るにとどまり、司会者の「具体的には?」という問いかけにも「遠慮します」。最後に作品の魅力を尋ねられても「作り手が自分の作品の魅力なんて恥ずかしくて言えないよ」と毅然とした表情。完成した作品を見てくれという強い思いと自信をうかがわせた。ドラマWスペシャル「學」は2012年1月1日(日・祝)、WOWOWにて放送。ドラマWスペシャル「學」
2011年11月21日芸人としての活躍のみならず、俳優としても多くの映画作品に出演し、高い評価を得ているガレッジセールのゴリが、出身地である沖縄を舞台にした作品でついに映画監督デビュー!沖縄の方言で「愛すべきおバカ」を意味する“フリムン”たちが巻き起こす恋の大騒動を描いた『南の島のフリムン』が8月29日(土)に公開を迎える。このたび、映画の公開を記念して、来る総選挙のために(?)ゴリ監督が“自由フリムン党”を旗揚げ!AKINA、川田広樹(ガレッジセール)、板尾創路、エド・はるみ、具志堅用高ら応援団を従えて、8月16日(日)、“勝手に応援演説会”を都内で行った。まずはフリムン党のウグイス嬢を務めるエド・はるみさんがマイクを握り、本職のように慣れた様子で「自由フリムン党のウグイス嬢、エド・はるみでございます。日本国民を全員フリムンにして、陽気にバカに大騒ぎ!世の中を明るくしていこうというのが自由フリムン党のマニフェストでございます。それでは、まずゴリ監督よりご挨拶させていただきたいと思います」とゴリ“党首”を紹介。ゴリさんは「ありがとうございます!」と周囲に手を振りながら「わがフリムン党は、国民の期待を裏切りません」と宣言し、「いま、不況の世の中でみなさんの顔から笑顔がなくなっている。しかし『南の島のフリムン』を観ると笑顔が戻ることを約束します。心が荒んできている、色々な犯罪も増えてきている、しかしこの『南の島のフリムン』を観るとみなさんの心がほっこりすることを誓います」と“マニフェスト”を語った。さらに、映画にかこつけて経済政策を語ろうとするも、ここで身内の川田さんから「もういいよ、長いから!」とまさかのストップがかかる。AKINAさんからも「長いよ〜」との声が挙がり、党首はあえなく退場…。続いて、応援演説のために具志堅さんが登壇したが「フリムン党の全国比例区から立候補いたしました具志堅用高です。私はこんな暑い中、このために沖縄から参りました。沖縄よりも暑いですね、今日は…」と暑さにダウン気味。さらに先ほどから何度も説明しているにもかかわらず、「みなさん、フリムンって知っていますか?」と問いかける具志堅さんに、ゴリ監督もたまらず「我々の会話を聞いといてください」と苦情を申し立てた。最後に登壇したのは、ゴリさんの吉本興行での先輩、板尾さん。「自分も『板尾創路の脱獄王』を撮って、DVDで観ても映画を観たことにはならないと感じました。ぜひ映画館で観てください」とアピールするも「『南の国のフルチン』を…」と政治家らしからぬ下ネタで応援を台無しに…。演説を見守る観衆からは笑いがわき起こった。政党のゆくえは前途多難だが、映画の方はいかに?『南の島のフリムン』は8月29日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:南の島のフリムン 2009年8月29日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2009 吉本興業株式会社■関連記事:“監督”ゴリ誕生!『南の島のフリムン』試写会に10組20名様をご招待
2009年08月17日