お笑いコンビ・オアシズ(大久保佳代子、光浦靖子)が、26日放送のフジテレビ系バラエティー『アウト×デラックス2024 世界中の誰よりアウト集結SP』(後10:00~11:34)に出演する。ナインティナイン・矢部浩之とは『めちゃ2イケてるッ!』最終回以来、6年ぶりの共演となる。「やっと呪いがとけたオアシズ」として登場した大久保と光浦。コンビそろって矢部と共演するのは『めちゃ2イケてるッ!』最終回以来6年ぶりで、久々に会う光浦に矢部は「若返ってへん?」とびっくり。さらに、マツコと光浦は『アウト×デラックス』の前身番組の『しあわせの素』(2011年)以来、13年ぶりの共演。そんなオアシズが「やっととけた」という“呪い”とは、25年続いたフジテレビの人気番組『めちゃ2イケてるッ!』のこと。『めちゃイケ』終了後、「重圧から解放された」と話し、仕事への向き合い方が変わったと話す。芸能界をセミリタイアしカナダへ移住した光浦は、料理教室に通ったり、丁寧な暮らしを送っている。芸能活動を休止し、カナダ留学という思い切った決断をした光浦の勇気に、マツコは「すごい!」「悔しいとすら思った」と感心。一方、相変わらず芸能界で働き詰めの大久保も、仕事へのモチベーションは変わり始めたと話し、一生分の貯金をためきったと語る場面も。対照的な2人だが、今の生活を楽しそうに話すのは光浦の方で、そんな光浦にマツコがしみじみ語りだす。「入社30年目と間違えられる新人アナウンサー」と矢部に紹介されて登場したのは、今年フジテレビに入社したばかりの新人・上垣皓太朗アナウンサー。入社当初、土曜プレミアム『FNS明石家さんまの推しアナGP』に出演した際、さんまや出演者から「貫禄漂う見た目&落ち着きっぷり」をイジられたことで話題に。現在は、『めざましどようび』のお天気キャスターなども務めている。そんな上垣アナは23歳にして、すでに貫禄のある見た目もさることながら、中身も2001年生まれとは思えない趣味嗜好(しこう)だった。さらに今回は見届け人として、かつて『アウト×デラックス』に「頭が良すぎて変な事を考えてしまう報道局のアナウンサー」として出演した、先輩・安宅晃樹アナも同席。安宅アナからは先輩として、後輩に厳しい苦言が呈されるのか。アナウンサーに詳しいマツコも上垣アナの行く末を案じながら、“攻めた採用”をしたフジテレビをはじめ、各局のアナウンサー事情に物申す展開に。マツコが思う最強のアナウンサーとは。はたして上垣アナは、マツコに認めてもらえるのか。このほか今回は中山美穂、親子でのテレビ初共演となる古舘伊知郎&佑太郎が出演する。
2024年09月26日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【前編】の今回はアーティスト同士の影響を受けたところ、交流秘話などを中心におおいに語ってもらった。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「ピーズにはずっと運命を感じていた」(峯田)――峯田さん、大森さんにとってピーズは大先輩にあたりますよね。峯田和伸(以下、峯田)そう。はるさん(大木温之)の前ではこんな話はしたことないんだけど、実は僕、ピーズに運命のようなものを感じてたの。まず、僕ははるさんの12個下で干支が一緒で、さらに誕生月も一緒なの。さらに、僕が初めて組んだバンド、GOING STEADYを始めた1997年に、ピーズが『リハビリ中断』というアルバムを出して活動停止になっちゃった。「うわ、ずっと聴いていたピーズと一緒にライブハウスで共演できるかもしれないって夢を描いていたんだけどな」と思って。マジで「ピーズと対バンする」っていうのはこの頃の目標だったからね。だから、超悔しかったけど、でもさGOING STEADYが解散することになった翌月に、今度はピーズが復活したの。峯田和伸(銀杏BOYZ)大木温之(以下、はる)俺は峯田の生まれ変わりだね(笑)。峯田そんなことがあったから勝手にはるさん、ピーズには運命を感じてるんだ。またさ、運命的な話で言うと、靖子ちゃん(大森靖子)もそうなんだ。僕はGOING STEADY解散後に、銀杏BOYZを始めたわけだけど、そのときにさ、毎晩僕にメールをくれていたのが靖子ちゃん。当時はSNSなんかなかったし、手紙以外ではメールが主流だったの。そのメールのタイトルは必ず「大森 靖子」。「峯田さんへ」とかじゃなくて、自分の名前なんだ。しかも、ちゃんと苗字と名前の間に、絶対半角開けてるっていう(笑)。そのメールが毎回超長いの。大森靖子(以下、大森)でも当時のメールって500文字しか送れんかったから、そんなに長くないよ。大森靖子峯田いや、原稿用紙1枚分と思えばやっぱり長いよ(笑)。たださ、このメールがすごく面白いんだ。当時の靖子ちゃんは高校生だったけど、書いてあることがすごく面白かった。はるそれはファンレターみたいなものなの?ライブの感想とか?峯田いや、「今日学校でこんなことがあって」「親とこんな話をして」みたいな。大森今思うと怖すぎる。恥ずかしい……。峯田いや、でも面白かったの。その頃、銀杏BOYZのお客さんからいっぱいメールをもらったけど、靖子ちゃんとか他の面白いメールはちゃんと保存してた。面白いことを考える人だなと思って。それから数年後に、あるライブをライブハウスに観に行ったの。ライブハウスって、壁にいろんなバンドとかアーティストのチラシがベタベタ貼ってあるじゃん。その中にさ、「大森 靖子」っていう名前を見つけて。「あれ、この名前どこかで見たことあるな……あ、あのメールをくれていた人かも」って。でも、そのときに思ったのは「あの人なら、バンドとかもやりかねんな」っていう。そして、やっぱりチラシの「大森 靖子」は、あの頃僕に毎日メールをくれていた靖子ちゃんだったっていう。その後もぴあのイベントで一緒にツーマンをやらせてもらったりしたけど、これも運命みたいな感じがしてすごくうれしかった記憶がある。「ピーズの音楽の中には自分がいると思った」(大森)――もちろん、大森さん、銀杏BOYZ、ピーズでは表現面での共通点もありますよね。はる「全然オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」とかそういうところは共通点なのかもね。普通、ロックって言ったら、もっとみんなカッチョ良いじゃないですか。大木温之(ピーズ)峯田でも、そういうピーズの表現みたいなところにはメチャクチャ影響を受けていますよ。歌詞とかね。長くなるから具体的には言わないけど、とにかくピーズは憧れのバンドだった。でもさ、初めてはるさんに会ったときの印象が最悪で。イノマーさん(オナニーマシーン)と一緒に本を出すことになり、その取材ではるさんに会いに行ったの。そしたらさ、指定されたのが赤羽のゲロ臭い居酒屋でさ。顔も見えないくらい真っ暗な電球の店で、闇鍋みたいなのが出てきて。「なんでこの鍋、こんなに酸っぱいんだ」と。しかも、はるさんまだ酒を飲んでた時期だから、勝手に飲んで取材になんないの。最終的にはベロベロになっちゃって、彼女が迎えに来てさ。最後は「バーカ、バーカ。お前らバーカ」って言いながら帰っていった。「なんなんだ、この人は」と。一同(爆笑)――その点、大森さんは峯田さんとアーティスト同士として出会ったときはどうでしたか?大森最初に峯田さんと話したのはいつだったかはもうわかんないんです。ずっと銀杏BOYZのライブを観に行って、追っかけ続けていて、ライブの後に話をしてもらったりもしていたので。ただ、メールを送っておきながらしばらくは名前は言わないようにしようと思っていました。自分が音楽を始めたときに「銀杏BOYZが好き」っていうことが事前にあると、「そういう人の音楽なんだ」ってことになるから、それがイヤで。でも、さっき峯田さんが言ってくれたみたいに、たまたま私の名前と活動を知ってくれて。それが自然ですごく嬉しかったです。わーいっていう感じでした。ただ、以降、峯田さんと話をするようになっても、峯田さんって日によって違うんですよね。「今日は後輩扱いだな」っていう日と、「今日はすごい距離があるな」っていう日と。峯田そんなことはないよ。――いや、大森さんが言う感じはよくわかります。峯田さんがピリピリしているときはちょっと距離があるというか。大森そう。ただ、優しいのは優しい。後輩とかを大事にしてくれる。それが私にとっての銀杏BOYZなんですけど、ピーズももちろんすごく好きで。私、自称進学校みたいな高校に通っていたんですけど、ピーズには「進学校ヤンキー」の曲とかがあって「あ、ピーズの音楽の中に、自分がいるかもしれない」と思いながら聴いていました。なんか一般に流行っている少年漫画とか少女漫画とかを読んでも、「このストーリーの中には、自分がいない」「なんか違うな」と思いながら見ることが多かったんです。でも、ピーズの音楽の中には「いる」と思って好きになりました。「ふたりとも田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じ」(はる)――ただ、はるさん、峯田さんって似ているところももちろんありますけど、性格も表現もやっぱり違いますよね。大森全然違いますね。峯田さんが歌詞で描く「女性」みたいなイメージは、自分の中に絶対いないんです。いないからこそ「私もこんなふうに歌ってくれたら良いのにな」って思いながら夢を見ることができるんですけど、ピーズの歌詞で描かれている「女性」にはなれそうな気がする。峯田なるほど。それはなんかわかる。大森だから、ピーズを聴きながらずっと土手を歩いたりとかはできると思うんですけど、銀杏BOYZの歌詞の世界には私がいないんです(笑)。ピーズと銀杏BOYZはどっちも大好きですけど、受け取り方が全然違うんです。――こういう話を大先輩のはるさんはどう思いますか。はる大先輩でもないし、どんなに若いバンドでも後輩とかも思ったことないけどね。だいたい峯田にしても大森さんにしても、田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じでしょ。峯田……うるさいなー、成田(はるの出身地)だって田舎じゃん。一同(爆笑)はるいや、そんなに気取った人たちじゃないっていう意味で(笑)。たとえば子供の頃から音楽の勉強をずっとやってきて、「音楽家になりました」っていう感じじゃないじゃん。それよりは田舎で過ごして酔っ払った勢いで田舎から出てきたっていう。しかも、大森さんも銀杏BOYZも対バンやったことがあるけど、同じステージに立てば先輩も後輩もないじゃないっすか。むしろ俺はズーズーしく「同い年」くらいの気分でやらせてもらっていますよ。峯田でも、すごいからね、ピーズは。はるさんがポロッと言ってくれた言葉とかをずっと覚えているし。大森ピーズは私の人生とまったく同じ年齢でもあるし。はる俺は何もすごくないよ。むしろサボってるほうだよ。全然がんばっていないし、「がんばっていないほうの先輩」という意味ではすごいかもしれない(笑)。だってさ、もっと世の中でがんばっている人たちの音楽に触れたりすると、「ああ俺はやっぱりダメだな。明らかに違う世界だ」って思うし。俺ができるのはワイルドサイドっちゅうか、土手をテクテク歩くしかできないからね。( 後編() に続く)Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【後編】の今回は3アーティストにとってのライブとは何かと、12月13日のステージにかける思いを聞いた。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「今度のライブはちょっとやりづらそうです(笑)」(大森)―― 【前編】() では「俺はサボってる」と言っていたはるさんですが、ライブはサボらないですよね。大木温之(以下、はる)本当はさ、「電気を使って音を出す」っていうことを人を集めてやっていいのかなって思ってる。もっと完成度の高い音が出せれば良いけど、なかなか上がらないし。もう40年近くやっていても、「すごい良かった」っていうライブなんてせいぜい7〜8回くらいじゃないかなって思うよ。それは自分の精進不足、技術不足だから。そういう意味でのライブの完成度は高めていきたいとは思ってる。でもさ、その点、大森さんとか峯田とかはすごいなと思う。全力でちゃんとやるんだけど、終演後にはちゃんと「お疲れさまでした」って帰れるじゃん。それで周りにいる事務所の人たちもご飯を食べられるわけで。俺なんか、「うわ、ちょっと今ヤバい。悪いけど、周りの人を食べさせられないわ」って思うと、自分から逃げちゃう。「俺もうヤメるから」って、これまで何度も逃げてきたからね。根っこはやっぱり変わりませんよ。中途半端。そう考えるとさ、曲作りとかは一生懸命作るけど、ライブはそこまでがんばっていない気がする。だって、俺はまだステージでチンチン出したりしていないじゃん。やっぱり最終的にはチンチン出さないとライブじゃないでしょ。大木温之(ピーズ)峯田和伸(以下、峯田)かつてはそんなこともありました。はるチンチンは出したから、今度はケツ穴を見せてみたら?でもそうなるとケツ穴の周りにあるケツ毛をどう処理するとかの問題が出てくるから難しいかもしれないね。峯田なんなんだよ、マジでよー(笑)。ただ、ケツ毛ってよく考えてみたら、ケアとかしたことないですね。最近爪が伸びるのが早いのが悩みなんだけど。大森靖子(以下、大森)汗をかくと爪が伸びるのが早くなるみたいですよ。だから、夏場は爪が伸びやすい峯田そうなんだ。今度カレンダーに爪切った日を書いておこうかな。――ライブからケツ毛や爪に飛躍しましたけど、12月13日のライブは何か考えていることはありますか?セッションとかもあるんですよね?大森それが難しそうだなって。はるさんの前の自分と、峯田さんの前の自分を変えてきているんで、そこがちょっとやりづらそうです。「お客さんのことを気にするところがはるさんらしい」(峯田)――どういうことですか?大森いや、はるさんの前では普通に可愛い女の子できるけど、峯田さんの前ではちょっと無理です。峯田化けの皮をかぶってるの?猫かぶってるみたいな?大森うーん、峯田さんの前だと「ちゃんとミュージシャンにならなくちゃ」「すごい面白いことを言わなくちゃ」みたいな感じで、結局無駄なことをいっぱい喋って終わるみたいな感じが多いですね。「なんであんな無駄な話をしちゃったんだろう」って思いながら、いつも帰っていきます。大森靖子――その意味では、大森さんのステージとセッションは特に面白そうですね。はるライブじゃなくて、みんなの座談会だったら面白かったかもしれないよね。一同(爆笑)はるただ、今度のライブは、お客さん同士が仲良く過ごせてくれたら良いなと思う。だって大森さんのお客さん、銀杏BOYZのお客さん、ピーズのお客さんってことで言うと年齢の幅が広いし、男子と女子でリズムも違うだろうし。みんな仲良くしてほしいなと思う。峯田そういうことを気にするのもはるさんらしいな。この前さ、山形のイベントでピーズと一緒になったの。出演者が泊まる旅館がみんな一緒だったんだけど、僕は誰よりも先に風呂に入りたかったからすぐに旅館に行って、風呂場に行ったら、はるさんがひとりで先に入ってて。峯田和伸(銀杏BOYZ)はるへっへっへ。一番風呂は私だ!峯田すごい気まずくてさ(笑)。フルチン同士で何喋ったらいいかわかんねぇし。そのときもお客さんの話ばっかりしてた。「お客さんの年齢層が上がって、おとなしくなっちゃってる」とか言って。はるあの日は最前列あたりでグッタリしているオバサンとかがいたからね。峯田いや、あの日は弾き語りだから大人しく聴くのが正解なんですよ。何を言っているんですか(笑)。でも、今度のライブでは靖子ちゃんもピーズも初期の頃の曲から最新の曲までまんべんなく演奏してくれたら個人的にはすごくうれしい。すごく楽しみだもんな、靖子ちゃんのセットリストもピーズのセットリストも。ちょっと前の靖子ちゃんのライブでは初期の頃の曲をやっててさ、これがすごくうれしかった。「うわーやるんだー」と思って。大森たぶん今度のライブは初期のも最近のもまんべんなくやると思います。峯田だとしたらすごくうれしい。古いのも最近のも好きな曲がいっぱいあるからね。銀杏BOYZもたぶんそうなると思うけど、まんべんなくやってくれるほうがお客さんもより楽しめると思うし。はる曲は子供のようなものだからね。どの時期に生まれた子供でも差別なく全員かわいいでしょ。だから、ピーズもどの曲も等しくかわいがっていますよ。いつかこの曲たちでオペラができるといいなと思っていますよ。「みんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う」(はる)――最後に改めて12月13日のライブへの思いをお聞かせください。大森日が暮れて終わっちゃわないようにしたいですね。ずっと楽しい時間になれば良いなと思っています。あと、私、東京に初めて出てきて住んだのが小平で、立川駅をよく使ってたんですよ。そういう意味でもすごく楽しみです。はる今度のライブにどれだけのお客さんが集まるかわからないけど、集まったらたいしたもんだなと思って、こっちも楽しみに出かけますよ。南武線を使って。でも、12月13日は普通に平日だからね。大森さん、峯田、俺の3人でがんばってステージでゴロゴロしないと。「こんなのもう観られない」「なかなかないのが観られたからもういいや」ってみんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う。でも、TACHIKAWA STAGE GARDENってメチャクチャ綺麗な場所らしいね。美術館みたいな会場らしいから、俺は観光気分で行きますよ。楽しみ楽しみ。峯田絶対面白いと思う。確かにはるさん、俺、靖子ちゃんで10個ずつ離れてるから「3世代」ってことも言えるけど、どのバンドのお客さんも全部楽しめるんじゃないかと思う。「オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」っていうのはピーズから始まってるけど、そこにもある価値観がある。たぶん、俺も靖子ちゃんもそこに影響を受けているので、面白がってもらえると思います。はる今回のタイミングは本当に良かったよね。みんなが元気なときに一緒にやれて。そろそろ俺なんかヤバいからね。良かった良かった。……ただ、立川だからね。熊とか出ないか心配ではあるけどね。峯田出ねぇよ(笑)!Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日・とっても素敵なサンタクロース。・クオリティがすごい。表情がたまりません!・かわいい~!もっといろんな顔を見てみたい。2023年11月3日、お笑いコンビ『オアシズ』の光浦靖子さんは、Instagramを更新。趣味の手芸で作ったサンタクロースのオーナメントを披露しました。ネット上で反響が上がった、作品をご覧ください! この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 表情の異なる2種類のサンタクロースを、手芸で作った光浦さん。どちらも愛嬌があって、温かみを感じる作品ですね!光浦さんは、2021年にカナダに留学し、2023年現在も生活を続けています。カナダでは時折、手芸ワークショップを催しており、今回の投稿もワークショップの告知のために行われたようです。ツリーの写真に、「少しずつオーナメントを増やしてまいります」とつづっていた、光浦さん。個性豊かな手芸作品で彩られたクリスマスツリーは、きっと素敵でしょうね![文・構成/grape編集部]
2023年11月06日青森県弘前市を舞台に、親しみを込めて“バカ塗り”とも呼ばれる津軽塗の職人の道に進もうとする女性・美也子を主人公にした映画『バカ塗りの娘』が公開された。主演を務めた堀田真由と、本作で共演した宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が作品を振り返った。本作は、日本ならではの伝統工芸品が生まれていく様を、青森の豊かな土地をバックに丁寧に映し出しながら、家族のドラマを乗せて描く。堀田と宮田に、作品を振り返ってもらうとともに、自身の家族への思いを聞いた。また美也子が父や祖父から影響を受けてきたことにちなみ、仕事で影響を受けた先輩とそのエピソードについて尋ねると、堀田は富田靖子、宮田は中居正広と、それぞれの先輩の名を挙げた。○■「宮田さんは久しぶりに会っても変わらない」「堀田さんもちゃんと若者」――お芝居では初共演ですね。共演される前の印象と、共演されてみて変化した部分などはありますか?堀田:宮田さんはご一緒させていただく前と後とで、印象が変わりません。どんな方に対しても同じ距離感でいてくださって、今日も久しぶりにお会いしたのですが、そう感じさせない方。本編でも、私たち家族と、宮田さん演じる尚人さんも家族の一員として一緒にお酒を飲むシーンがありましたけど、みんなと家族のような感じで。もともとテレビでお見掛けしていた印象もそうでしたし、実際にお会いしたときの印象も、本当に気さくで、宮田さんは誰に対しても変わらずそこにいてくださいます。宮田:堀田さんとは、キスマイの番組にゲストで来てくださったときにもお会いしました。そのとき、すごく穏やかでゆっくりとお話される方だなと思ったんです。でも裏では意外とゲラゲラ笑っている姿を見たりして、「あ、堀田さんもちゃんと若者だ!」って、ちょっと安心しました(笑)堀田:番組のときは、番宣で「女優」って感じで猫かぶってたんですかね(笑)宮田:番組は「女優さんは女優さんって感じで来てくれ」って求めるんですよ(笑)堀田:たぶん緊張していたんです。普段とは違う場所に行かせていただくので。映画の撮影現場では安心して、さらにゲラゲラ笑っていたと思います。宮田:今回は僕が緊張してました。お芝居の現場は自分のフィールドではないので。堀田さんをはじめ、本当に素敵な役者さんやスタッフさんたちの、このチームの中に自分が入るということにはすごく緊張もしましたけど、楽しみでしたし、嬉しかったです。○■堀田は方言と津軽塗に挑戦、宮田は新宿二丁目のバーに――今回、堀田さんは津軽塗の職人として実際に漆に触りながらお芝居を、宮田さんは堀田さんの兄・ユウ(坂東龍汰)の恋人・尚人を演じました。それぞれに挑戦、苦労された点などはありましたか?堀田:方言と、やっぱり漆ですね。挑戦が詰まった作品でしたし、役柄としても、私は今までこうした内気なキャラクターはあまりありませんでした。勝ち気だったり芯が通った人物を演じることが多くて。関西出身なので、東北の言葉にも馴染みがなくて、頭で理解はしてもなかなか言えませんでした。年齢によって方言も違ってくるので、私と小林薫さんと、それぞれに先生が付いてくださったのですが、ちょっとでも違うと先生がすぐに走ってくるので、ふたりで「わー、来ないでー!」と叫びながらやってました。宮田:あはは!堀田:津軽塗職人で美也子のお父さん役の小林薫さんも「やめてくれ~」って。それぐらいふたりともいっぱいいっぱいでした。津軽塗は、職人さんに実際にご指導いただいて、ホテルに帰ってからもずっと練習していました。――宮田さんは、本作での挑戦はいかがでしたか。宮田:堀田さんと比べたらそんなに挑戦といったこともないんですけど、ピアノを弾くシーンが少しだけあったので、家で練習はしました。ユウの恋人ということに関しては、それが当たり前という役どころだったので、特別に立てることもなく。ただ、ちょっとお話を聞きたいなと新宿二丁目のバーのママに会いに行ったら、楽しくて通っちゃいました。ただただ愉快なママで、役の参考になったかは分かりません(笑)○■キャリアを積んでいくうえで影響を与えてくれた先輩――津軽での撮影でよく覚えていることはありますか?堀田:廃校で撮影しているときの空が本当にキレイでした。夕日も星もとてもキレイで。やっぱり空気が澄んでるなと思いましたね。あとは、私は自転車を漕ぐシーンが好きです。すごくのどかな場所でのびのびと撮影させていただいて。自分の地元にもちょっと近い感じがして、ほっとできた撮影期間でした。宮田:あの自転車を漕いでいるシーンはめちゃくちゃ気持ちよさそうでしたね! 僕は期間中に何軒かご飯屋さんに行ったんですけど、お店に入ると、「みんな友達なの?」って感じの距離感なんです。一度、店員さんから「キスマイの宮田さんですよね」と言われて、冗談めかして「シー! ナイショですよ」ってやったんです。そしたら、すぐあとに店の人が全員知ってて、「ナイショって言ったじゃん」と言ったら「みんな家族みたいなものなんで」と。「なんかいいな」って思いました。――美也子は職人の父や祖父の仕事を間近に見て、影響を受けてきました。お二人が今のお仕事で影響を与えられた方を教えてください。堀田:助言をいただいた先輩で浮かぶのは同じ事務所の富田靖子さんです。ご一緒させていただいたとき(『超高速! 参勤交代リターンズ』)、母と娘の役だったのですが、当時、泣く芝居にプレッシャーを感じていて、全然できなかったんです。そしたら富田さんが「泣けないときは泣けないんだよ。いいんだよ」と言ってくださって。絶対こうしなきゃいけないんだ! みたいな考えを覆してくださった。影響を与えてくださった先輩です。宮田:僕はいろんな話をしてくださった中居正広さんです。僕らは7人でデビューしたグループなのですが、「7人いるからって7分の1じゃなくて、ちゃんと全部1分の1できなきゃダメだ」と教えてくださったんです。確かにそうだなって。グループ活動していくうえで、今でも自分の心にある言葉です。○■芸能界に進もうとしたとき、それぞれの家族の反応は?――本作は、家族の物語でもあります。美也子の父は、娘が津軽塗の家業を継ぐことに難色を示しますが、お二人のご家族は、芸能界に入ろうとされたときどんな反応でしたか?堀田:祖母が、宝塚を大好きで、幼少期からよく観に行かせてもらっていました。母の兄である伯父も、舞台に出たりしていて、日本を離れてニューヨークに住んでいた人だったので、表舞台に立つことに対して家族に否定的な感覚はなく、私が芸能界に入りたいと言ったときも誰も否定しませんでした。むしろ「忙しくて帰ってこられないくらいになれ」と背中を押してもらいました。宮田:僕は母がKinKi Kidsの大ファンで、小さい頃から「硝子の少年」を聴きながら育ったので、母から「ジャニーズ事務所のオーディションに行くよ」と言われたときには、「ついにこの日が来たか」という感じでした。母は、自分が中学生の頃から「息子ができたらジャニーズに入れる」と周りに言っていたらしく、父もその頃から母を知っていたので、「母ちゃんはすごいんだ」と言ってます。――すごいですね。本作からは、“離れていても繋がっている”といった家族の形が伝わってきますが、では、お二人の場合は。堀田:私は休みの日でも家族に自分から電話して、3時間くらい喋っています。家族は絶対的な支えであり、見守ってくれる人なので、全部喋りますね。特に母には仕事のことはもちろん、友達関係のことも、恋愛のこともなんでも。ビデオ通話で話してます。母のほうは面倒くさそうですけど(笑)宮田:僕は母が近くに住んでいるのでよく会っています。他愛もない話をするのがいい時間だなと思っています。母も退職して、楽しそうにしていますが、デビューしたばかりの頃は、仕事で遅くなったりしてもご飯を作って待ってくれていたので、今は逆に僕のほうが母に何かしてあげたい気持ちになってきています。○■本編でも語られる、仕事を“続けていくこと”への思い――美也子のおじいちゃんが、“バカ塗り”は「面白くて、やればやるほどやめられなくなる」と思いを口にします。お二人は、現在のお仕事を“続けていくこと”にどんな思いがありますか?堀田:あのシーンはすごく好きです。美也子としてもとても心に残った言葉だと思いますが、私自身も一緒にそこで聞いている感覚がありました。「やり続けることか」と。お芝居を含め、お仕事って本当に摩訶不思議で、やればやるほどやめられなくなる。私自身もうすぐ8年になります。もちろん楽しいことだけでなくつらいこともありますけど、少しずついい意味で楽にもなってきて、自分らしくいられるようになってきたと感じています。宮田:続けることってすごく覚悟がいることだと思いますし、やめることも覚悟がいることだと思うんです。どっちを選んでも覚悟が必要だし、そう考えると、続けるというのは、覚悟し続けなきゃいけないことなんだと思うし、それってステキなことだと思います。僕自身はエンターテインメントを作ったり表現するのが好きなので、この映画を通して、改めて僕も続けようと思いました。――最後にひと言ずつお願いします。堀田:新しいものが周りにあふれていて、いろんなものが自動化したり機械化したりしています。手作業でものを作ることがどんどん減っているなか、こういった題材の作品に携わらせていただくという、私自身とても貴重な経験をさせていただきました。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。宮田:すごくゆっくりと時間の流れる、本当にいい映画です。胸を張ってそう言える作品に出演させていただいて、この映画をいろんな人に伝えることのできる、今の環境をすごく幸せに感じています。ぜひいろんな方に観ていただいて日本の伝統を知ってもらって、もし行ってみたいと思ったら、青森に行ってみるというのも映画の楽しみのひとつかなと思います。聖地巡礼も楽しいと思います。ぜひ全部込み込み、増し増しで楽しんでください。■堀田真由1998年4月2日生まれ、滋賀県出身。2015年WOWOW『テミスの求刑』でデビュー。2016年NHK連続テレビ小説『わろてんか』で注目を集める。主な出演作にドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)、映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』(21年)シリーズなど。2022年、『鎌倉殿の13人』でNHK大河ドラマ初出演。2023年は、ドラマ10『大奥』(NHK)で3代将軍・徳川家光を演じて高い評価を受け、その後もフジテレビ月9『風間公親-教場0-』をはじめ、話題作への出演が続いている。■宮田俊哉1988年9月14日生まれ、神奈川県出身。2011年にKis-My-Ft2のメンバーとしてCDデビュー。12年に、ドラマ『私立バカレア高校』、映画『劇場版 私立バカレア高校』でドラマ・映画ともに初出演を果たす。13年にはKis-My-Ft2の派生グループである舞祭組としてもCDデビューを果たす。歌手、俳優、タレント、声優などマルチに活躍。主な出演作に、ドラマ『華麗なる一族』(21年)、『ドクターホワイト』(22年)、アニメ『デリシャスパーティ プリキュア』(22年)、映画『劇場版 BEM 〜BECOME HUMAN〜』(20年)など。(C)2023「バカ塗りの娘」製作委員会
2023年09月03日映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)のティーチインが8日に都内で行われ、渡辺一貴監督、小林靖子(脚本)が登場した。※この記事は物語の核心に触れる内容を含みます。同作は荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写化作。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴(高橋一生)が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。この日はファンからの濃い質問が続き「荒木先生からの要望は?」という質問には、小林が「脚本作業に入る前に、仁左右衛門と七瀬のことは悲恋にしてほしい、悲しい恋になるといいなというお話になりました」と回答。さらに「死んでしまう人たち、消防士の人たちとかを悪人にしてほしい、ところがありました。荒木先生は少年漫画をされていましたので、悪者をを倒すのに爽快感が欲しかったのかなとちょっと思って、日本人に変えて絵画泥棒とかにして。あんまり倒しても爽快感がなかったかもしれないんですけど、そういうところを膨らませました」と明かし、渡辺監督も「仁左右衛門のところをがっつりやりたいとは我々も思っていたので、荒木先生に後押ししていただいて良かったなと思います」と感謝した。「回想シーンで流れるラジオで、男性の遺体が発見されたニュースは(アニメ版の第4部『ダイヤモンドは砕けない』に出てくる)『杜王町RADIO』のオマージュ?」という質問には、2人とも笑顔に。渡辺監督は「バッキー(木場)さんにぜひご出演いただければということで、ご快諾いただいたんですけど、『僕、アナウンサーじゃないからなあ』と言いながらスタジオで練習されてやっていただきました」と答え、質問者に「さすがですね」と感心。またアニメ版についても小林が脚本を務めているということで、「『岸辺露伴』で「変えようと意識したところ」について質問され、「特に意識はしていないんですけど、4部の露伴を書かせていただいていた時の印象が強かったので、実写にするにあたって『岸辺露伴は動かない』の露伴にしなきゃいけない。ただ露伴の強烈なイメージは4部なので、うまくミックスした感じで行けるといいなというのは、特に最初の第1期の時は思っていました。違いがあるとするとキャラクターを少しアニメとは変えてるところですかね」と答えた。連載当初からのシリーズファンだという女性からは「実写化してもジョジョらしさがあった。意識した点は?」と質問され、小林は「お話は監督とNHKのプロデューサーからいただいたんですが、私も全く同じで『できるのかな』というのがもちろんありまして。その時にすでに監督は『ジャンケン小僧をやりたいんです』とおっしゃってて」と苦笑。「脚本の時にも、自分ではあんまり確信を持てないタイプなので、漫画にある描写をこういうふうにしたらどうかなというのを3パターンくらい考えて、『見えない声だけがする』『ちっちゃい黒っぽものを背中にぺとっと貼り付ける』、もう一つは『人間がおぶさっちゃう』の3つ。人間がおぶさっちゃうのが面白いなと思ったけど確信が持てなかったので3案を出したら、監督が『人間でいきましょう』と。常に監督がいけるとおっしゃるのでやってく感じがあって、たぶん何か監督の中であると思うんですけど、どうですか?」と語りながら監督に尋ねる。渡辺監督は「もちろんジョジョが連載当時から好きだったものですから、1ファンとして読んでたんですけど、映像化するとなると、他の作品とアプローチは同じというか。大河ドラマでも朝ドラでも、その題材が1番自分にとって腑に落ちる描き方は何かということで考えているので、それが『岸辺露伴は動かない』に関してはこういうアプローチになったということなんですよね。ジョジョの何かは染み込んでると思うんですけど、ジョジョっぽさを出さなきゃとか、荒木先生の何かをということを背負って準備していたということではないんですけどね」と回答。「監督のDNAに刻まれている」という結論となった。なぜ「ジャンケン小僧」が出てきたのかという点については、渡辺監督が「ジャンケン小僧は本当に言葉のやりとりがすごく面白くて、あれだけで小説になるんじゃないかと、最初読んだときから思ってたので、それをやりたいと思うと、ふっとんじゃうんですよね。面白いものになるという感触がありました」と説明する。一方で、小林の脚本の時点でジョジョらしい言葉遣いになっている点も指摘されたが、小林は「あれは減らしてるんです。アニメはことごとく『じゃあないか』と『ッ』をつけるんですけど、さすがに実写は厳しいなあということで、かなり減らしましたよね」と言いつつ、「高橋さんが結構また『あ』を強調しておっしゃってくだるので」と、役者の演技についても触れていた。
2023年06月08日映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)のティーチインが8日に都内で行われ、渡辺一貴監督、小林靖子(脚本)が登場した。※この記事は物語の核心に触れる内容を含みます。同作は荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写化作。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴(高橋一生)が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描く。この日は観客からの質問が飛び交い、「セリフの掛け合いの間」について話が及ぶと、渡辺監督は「青年露伴編の長尾(謙杜)くんと木村(文乃)さんのところはセリフは最小限で、その分二人の見つめ合う間とか、なんとも言えない、言葉を言おうかどうか迷うというところをじっくり出したいなと思った」と明かす。「お二人には『たっぷり、たっぷり、たっぷり』とずっと言ってた気がします」と振り返った。また過去の回想シーンについては観客が「奈々瀬(木村文乃)が『絵がルーヴルに』と言うところについて数日考えたんですが、奈々瀬は絵の中と人間の外の世界を行き来してて、絵の中に潜んでる時にルーヴルに売られちゃうことが聞こえてきて『やばい、なんとか外に出なきゃ!』という感じかな? と思ったんです」と考察し、小林は「奈々瀬、すごいかわいいですね」と笑顔に。小林は「ここで『これが答えです』というのは反則みたいな気がするので、あくまでも私の考えですけど」と前置きした上で、「奈々瀬はあの場で『ここにいます』と露伴に絵を見せてしまうわけにはいかないので、『ルーヴルに』というところで言葉を切ってる。本当に私の考えですけど、目の前にいる露伴が自分たちを救える存在であるかはあまりまだ確信が持てていないんですよね。ピュアピュアな露伴なので。あそこに今の露伴がいれば頼んだと思うんですけど、巻き込んでいいのか、あんまり彼女の中ではっきりとなくて。なので濁した言い方で」と語る。さらに「ルーヴルに行くことを知ってたのは、おっしゃることでいいと思います。かわいいので」と、観客の説を肯定した。また渡辺監督も「『ルーヴルにある』じゃなくて、行ってしまうかもというところを言わずに『ルーヴルに』で止めてるところはあると思います」と、奈々瀬が言葉を濁していることに同意していた。
2023年06月08日光浦靖子さんと大久保佳代子さんからなる、お笑いコンビ『オアシズ』。1996年~2018年に放送されていた人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)に出演し、広く知られる存在になりました。番組終了後もコンビでの活動は続いていましたが、2021年8月、光浦さんは50歳の時にカナダに留学。2023年5月現在も、カナダで生活を続けています。光浦さんは、同月15日に自身のInstagramを更新し、カナダでの暮らしぶりをファンに報告しました。素晴らしい天気。屋外でゴロゴロよ。このような文章とともに、光浦さんはカナダの風景を投稿。さらにサングラスをかけた自撮り写真を公開し、のんびり過ごしている様子を伝えています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 光浦さんの報告には、「緑が美しいですね!」「元気そうでよかったです」などの声が寄せられています。カナダでの暮らしを満喫していることが伝わってきますね!光浦靖子、カナダで『手芸』のワークショップを開催実は光浦さんには、手芸という意外な趣味があります。約40年ほど続けている趣味で、手芸に関する本を数冊出版するほどの腕前です。そんな光浦さんは、同年5月7日にカナダのバンクーバーで手芸のワークショップを行っています。ワークショップの開催を予告したInstagramの投稿には、フェルトで作ったクマの写真を3種類も掲載していました。 この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 恐らく光浦さんが制作したものでしょう。かわいらしいビジュアルに、多くのファンが『いいね!』をし、「日本でも開催してほしい」と望む声も多く上がっていました。日本で多くの人を笑わせた光浦さんは、カナダでもたくさんの人を笑顔にさせていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日西島秀俊、濱田岳、上白石萌歌が共演する「警視庁アウトサイダー」の2話が1月12日オンエア。まさかの“沢口靖子”連呼に「流石はテレ朝」「あんまり言うので出てくるんじゃないかと思った」などの反応が続出。ネタ満載の展開も視聴者から好評の模様だ。元マル暴オヤジ刑事と大きな秘密を抱えたエース刑事、やる気ゼロな新米刑事…警察組織の中では異質な存在=「アウトサイダー」な3人が自らの思惑のために手を組み、互いに互いを利用しながら様々な難事件に挑む新感覚ミステリーとなる本作。キャストは左遷されて本庁組織犯罪対策部から所轄に飛ばされた元マル暴・架川英児に西島さん。前回、本物の光輔に“成りすまし”ていることが発覚した桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔に濱田さん。警視庁副総監を実父に持っているが、父の意向でその事実は周囲に伏せられている桜町中央署刑事課の新人刑事・水木直央に上白石さん。鑑識としての腕は超一流な桜町中央署鑑識係の仁科素子に優香。叩き上げ刑事刑事の梅林昌治に長田成哉。刑事課課長の矢上慶太に小松和重。梅林とは対照的なタイプの野本滋にワタナベケイスケ。桜町中央署で事務をしている倉間彩子に野波麻帆。とにかくウワサ好きな巡査長・米光麻紀に長濱ねる。居酒屋でバイトしながら地下アイドルもしている沙希に井本彩花。架川を監視する警視庁監察係の羽村琢己に福士誠治。与党の政治家・小山内雄一に斎藤工。直央の母・水木真由に石田ひかり。警視庁副総監で直央の父・有働弘樹に片岡愛之助。架川が絶対的な信頼を寄せる元上司の藤原要に柳葉敏郎。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。河川敷で若い女性の遺体が見つかる。臨場した直央はド派手なファッションの遺体を見て「なんか“パリピ”って感じ…」と感想をもらす。直央の印象通り、被害者の松原みちる(立石晴香)は事件の夜、パリピたちが集まるイベントに参加していたことがわかる。イベントは起業家にしてYouTuberの御曹司・新見一隆(森田甘路)の“爆誕祭”=誕生パーティーで、新見の自宅で行われたこのパーティーに、みちるはキャバクラの同僚である麻衣(黒崎レイナ)、亜希(福室莉音)、理恵(木下愛華)を引き連れ参加したようだった。みちるは新見の妻の座を虎視眈々と狙っていたらしい…というのが2話の展開。みちるは妊娠したと嘘をついて新見に結婚を迫ったものの、新見から堕胎するよう言われ、このネタを暴露系に売ると反撃。逆上した新見はみちるをバーベルで殴ってしまう。その様子を目撃した麻衣、亜希、理恵は爆誕祭の会場からみちると凶器のバーベルを運び出し、新見の犯行を隠蔽していた。その際に警察の検視官が優秀だと話しながら「科捜研の女」のタイトルが思い浮かばず、代わりに主演の沢口靖子の名前を挙げる…。視聴者からは「まさかの沢口靖子さん、科捜研の女の話がプチ出現するとは」「沢口靖子さん名前連呼しすぎ笑った」「流石はテレ朝の刑事ドラマ」「沢口靖子とあんまり言うので出てくるんじゃないかと思った」などの反応が続出。「随所に小ネタが仕込まれて楽しいドラマ」「細かいネタが延々と撒かれ続けるから拾うのに目が離せない」「小ネタや皆さんのキャラにもう虜で今後も見続ける!」など、今週も“ネタ満載”の展開に視聴者から喜びの声が上がっている。【第3話あらすじ】直央は帰宅途中に街中をさまよい歩く幼い女の子を見かけ保護する。その女児・多村凛(いろは)は、2人暮らしの母・加奈子(寒川綾奈)が夜遅くなっても帰ってこないため、行方を捜していたと言う。地域で若い独身女性の失踪事件が2件続いていることから、直央は加奈子も含めて3人とも同一犯に誘拐されたのではとにらみ、架川も上層部への点数稼ぎのため直央とともに捜査に乗り出す…。「警視庁アウトサイダー」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2023年01月13日大森靖子が、昨年9月から12月にかけて全国13カ所を巡ったライブツアー『自由字架ツアー2021』のスペシャルトークオンラインイベントを2月8日に生配信することが決定した。『プレイバックラストイヤーライブ大森靖子自由字架ツアー2021』と題し、ライブ配信アプリ「ミクチャ」で生配信される本イベントは、大森に加えツアーに参加したrikoとsugarbeansが登場し、2021年11月28日に開催された同ツアーの東京夜公演の映像を見ながらツアーの裏話や思い出シーンなどについてのトークを繰り広げる。生配信では、視聴者から大森へのコメントの送信や彼女からの返答が可能となっており、まるで大森と会話をしているようなライブ配信ならではの双方向のコミュニケーションをライブの感動とともに楽しむことができる。さらにチケット購入者を対象とした大森からのスペシャルプレゼント企画など、距離をより近くに感じられるイベントも予定している。また本イベントは2部構成となっており、有料配信の前に30分間の無料配信を実施。有料配信と同じく大森、riko、sugarbeansの3名が登場し、チケット購入特典のひとつである東京公演の模様を収めたデジタルフォトブックについて、150枚以上の厳選されたライブ写真やオフショットの中から彼女たちのお気に入りショットの紹介などを交えながら魅力を届ける。チケットは本日1月28日より発売中で、東京夜公演のアーカイブ視聴付きや、デジタルフォトブック単体チケットも用意されている。<配信情報>『プレイバックラストイヤーライブ大森靖子自由字架ツアー2021』【配信日時】第1部(無料):2月8日(火) 19:00~スタート第2部(有料):2月8日(火) 19:45~スタート【出演者】大森靖子 / riko / sugarbeans【アーカイブ期間】2月8日(火) 公演3時間後〜2022年2月22日(火) 23:59【チケット販売期間】1月28日(金) 12:00〜2月22日(火) 20:00【チケット種別】●チケットA:700円(税込)【特典】・第2部の配信 / アーカイブ視聴●チケットB:3,500円(税込)【特典】・第2部の配信 / アーカイブ視聴・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京夜公演アーカイブ視聴●チケットC:3,000円(税込)【特典】・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京夜公演アーカイブ視聴●チケットD:2,000円(税込)【特典】・『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック 表紙『大森靖子 自由字架ツアー2021』東京公演デジタルフォトブック 掲載写真【配信の流れ】無料にてご覧いただける第1部を30分間実施した後、15分間の転換時間を挟み、第2部の有料配信をスタートします。第1部と第2部では視聴ページが異なりますので、予めご準備の上、ご覧ください。詳細は特設サイトをご確認ください。特設サイト:関連リンク公式サイト:::
2022年01月28日大森靖子が、全国ツアー『自由字架ツアー2021』をライブ配信アプリ「ミクチャ」で生配信することを発表した。『自由字架ツアー2021』は大森靖子が踊りにriko、そしてピアノにsugarbeansを加えた3名による“自由字架編成”にて全国13カ所を回るライブツアーで、「ミクチャ」では11月28日19時より東京・草月ホールにて開催される東京公演の模様をお届けする。大森靖子は今回の生配信について「大森、sugarbeans、rikoの魅せ方に加え、カメラマンの二宮の高鳴りも感じていただけるワンカメ配信です。お楽しみください。」とコメントしている。配信チケットは本日11月12日より販売がスタートしており、購入者には1週間限定でアーカイブ視聴が付属。また、配信限定の特典付きチケットも販売され、購入者には舞台での姿はもちろんオフショットなど100枚以上の写真を掲載したデジタルフォトブックが特典として付いてくる。<配信情報>大森靖子『自由字架ツアー2021』2021年11月28日(日)開場(配信開始)18:30 / 開演(ライブ開始)19:00特設サイト【チケット料金】配信チケット:3,000円(税込)デジタルフォトブック付きチケット:5,000円(税込)【発売期間】11月12日(金) 12:00〜12月5日(日) 20:00まで【アーカイブ期間】11月28日(日) 公演終了3時間後〜12月5日(日) 23:59まで※チケット販売URLはチケット販売時間よりオープンいたします。※チケットの購入詳細は特設サイトを参照ください。【チケットリンク】ミクチャ:チケットぴあ:関連リンク大森靖子 公式サイト大森靖子 Twitter大森靖子 Instagram
2021年11月12日沢口靖子が京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコを演じて人気を博し、1999年のスタートから20年を越えてなお人気シリーズの映画『科捜研の女 -劇場版-』の公開がスタートした。世界各地で科学者が高所から飛び降りる連続不審死事件が発生し、マリコは京都府警・捜査一課の土門薫刑事(内藤剛志)らと史上最強の敵である天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)と対決することになる。劇場版ならではのクレーン車を使っての撮影や、沢口が挑んだワイヤーアクションの感想にはじまり、小さな子供たちからもファンレターが届くというファンへの思いなどを沢口に聞いた。また、プライベートでの無意識の言動に、友達から「さわ、マリコさんみたい」と言われたというエピソードも飛び出した。○■映画版撮影は、クレーン車を使って一発勝負の撮影からスタート——「まさか映画化される日が来るなんて」とコメントされていましたが、初の劇場版ということのほうが驚きです。映画の撮影でドラマ撮影との違いは感じましたか?ありがとうございます。そうですね。まず兼崎(涼介)監督やスタッフさんたちのワンカットにかける意気込みがすごかったです。たとえば映画での登場シーンはビルの屋上でしたが、ワンカットの長回しで、クレーン車を使って、夕日狙いのカットを撮影しました。夕日ですから、本番は一発勝負です。リハーサルを繰り返して日が暮れるのを待って、いざ本番!と。私にとっては初日の撮影だったのですが、熱量がすごかったです。——時間のかけ方、プラス緊張感が違うんですね。クレーン車といえば、クライマックスのところで、こちらはスタジオでの撮影でしたが、やはりクレーン車を使って、ワンカット長回しでの3ページほどにおよぶシーンがありました。ここは役者さんたちのお芝居と、カメラの動きとを何度も何度もあわせてから本番に挑みました。——クレーン車での撮影もすごいですが、今回、沢口さんはワイヤーアクションにも挑まれています。はい、そうなんです(笑)——台本を読まれた時点で、「ワイヤーアクションがあるわ!」と気合いを入れたのでしょうか。いえいえ、台本では3行くらいの表現だったので、まさかあそこまでとは思っていなかったんです。ワイヤーアクションがあるとは聞いていましたが、当日現場に行くまでは詳しい説明がなかったので、私もそこまで考えていなかったんですね。どちらかというとワクワクしながら行ったら、4メートルも吊られてしまって!——(笑)。見事な映像になっていました。私も予想以上の出来栄えだったので、非常に満足です。挑んでよかったです(笑)。○■マリコと土門が手を繋いだ絵が描かれたファンレターも!——さて、『科捜研の女』は、現在放送されているドラマの中で、最も長寿の人気シリーズです。当然、ファンの支持があってのことですが、これほど愛されている理由はどこだと考えますか?毎年進化していく最新の科学で事件が解明されていく面白さ、その新鮮さに惹かれているのかなと思います。それから人間ドラマですね。登場人物みんなが、弱さであったり愚かさであったり、未熟だったり、でも愛おしいという、だれもが共感できるようなところが丁寧に描かれている。そうした部分で長年愛していただいているのかなと思っています。——沢口さん演じるマリコが愛されていることも大きいと思います。マリコという人物が、みなさんの想像のなかで生きている感じがしますね。有難いことです。お声をかけていただくこともありますし。ファンレターをいただくこともあります。小さい方からのファンレターも増えていて、支持していただく方の年齢層も広がっているのかなという感触があります。——お子さんからはどんなファンレターが来るのでしょうか。まだ本当に小さなお子さんが、お母さんと一緒に絵を送ったりしてくださいます。白衣を着たマリコとかね。なかには土門さんと手を繋いでいるものも。——わー、そうなんですね! やはりマリコと土門の恋の行方が気になるんですね。沢口さん自身は、こうなってほしいという希望はありますか。あの、恋はしてないんですよ。——そ、そうですね(笑)。それでも観客側は気になってしまいます。マリコと土門さんは見ている方向が同じなんです。使命感、価値観が一致している、とても頼れるし信頼できる相手なんですね。事件が起きるたびに絆が深まっているパートナーです。マリコがとても心を許せる相手なので、きっとみなさんザワザワしてらっしゃるのかなと。うふふ。今回、最後のほうでマリコがある決意をするんです。そこで土門さんとは一切会話をしていません。でも意思を感じ取って、バックアップしてくださっている感じがありました。言葉を交わさずとも、マリコがやろうとしていることを分かってくださっているのだと思います。——クライマックスもとてもステキでした。これからもファンはやきもきしながら関係を見守ります。そうですね(笑)。ファンレターの続きでいうと、小中学生の若い子には、ドラマを見て科学に興味を持ったとか、「科捜研を目指しています」といった方も増えています。——実際にマイナビが大学生にアンケート調査をしたことがあるんです(「2015年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」)。そこで「将来の選択に影響を受けたドラマや小説」を聞いたところ、『科捜研の女』が理系女性に圧倒的な人気がありました。そうですか。有難いですね。そうしたことを意識して演じていたわけではありませんが、結果的に、マリコを応援して、カッコいいと思っていただけている。マリコは本当に心の底から科学が好きで、真実を突き止めたいという情熱を持って、純粋にまっすぐ突き進んでいる人です。きっとそこが素敵に映ったのだと思いますので、みなさんも科学を好きになって、どんどん突き進んでいってもらえたら嬉しいです。頑張ってください。○■「佐々木さんがものすごい迫力で、食べられちゃいそうでした」——ちなみにこれだけひとつの役柄を長く演じられていると、沢口さん自身がマリコと同化してくることもあるのでしょうか。日常生活でマリコが出てしまうとか。お友達の家で、会ったこともない人のことを分析してしまったことがあります。新築のお友達のお家に遊びに行って、インテリアの話題になったんです。それで、友達がある家具を見ながら「これはコーディネーターさんが勧めてくださったのよ」と言うので、「きっとこれは、こういうお考えで、こうこうだから、これを勧めてくださったんじゃないかしら」と言ったら、「さわ、マリコさんみたい!」と言われてしまいました(笑)——あはは。ついつい論理だてて物事を考えてしまったんですね。マリコの影響ですかね。そうかもしれないです。マリコの思考がね。うふふ。——血や標本などを見るのも平気になったといったことはありますか?やっぱり怖いかなと思います。たとえば学校に置かれている人体模型とか。小学生の頃は怖くて逃げていましたね。でも今行ったらどうでしょうね。もしかしたら興味を持って見ちゃうかも。「ここが何番の肋骨ね」とか。——あはは、そうかもしれませんね。科学への意識が変わっていそうですね。そして今回の映画は科学者同士の対決です。加賀野教授(佐々木蔵之介)の研究室がまるで舞台のセットのようでした。マリコは何度も証拠を突き付けるのですが、まるで動じない人物で、最終的な切り札を持って立ち向かいに行ったとき、彼と至近距離で向かい合ったんです。そこで挑戦状を叩きつけられまして、それにマリコは挑むのですが。——燃えましたか?燃えましたね。でも佐々木さんがものすごい迫力で吠えてきますので。食べられちゃいそうでした。でも食べられないように、負けないように心を強く持って挑みました。佐々木さんはカットがかかると、関西弁でざっくばらんにお話しされる、とても面白い方なのですが、本番になるとガラリと変わられていました。私自身は敵対する役柄ということもあって、あまりお話はしませんでしたが、内藤さんとしょっちゅうにぎやかにおしゃべりされていましたよ。——見ごたえのある対決でした。改めて、映画公開へのメッセージをお願いします。先の見えないスリリングな展開、美しい京都の映像美、そして元レギュラーのみなさんのにぎやかなご登場に、シリーズ最強の敵役である天才科学者との対決、さらにマリコの最後の決断と盛りだくさんです。ぜひ観ていただきたいです。——特に「マリコのここに注目して!」という部分を最後にお願いします。ドラマシリーズでは、事件があって解決に向かって割とシリアスな表情で進んでいくことが多いのですが、今回はマリコと色々な関係にある懐かしい方たちが登場しますので、そういった人間的な触れ合いや、ちょっとした表情の変化も意識しました。そんなところもぜひ観ていただけたらと思います。■沢口靖子1965年6月11日生まれ、大阪府出身。第1回東宝シンデレラでグランプリに選ばれ、映画『刑事物語3 潮騒の詩』(84年)で女優デビューした。連続テレビ小説『澪つくし』(85)年でヒロインを演じ、全国に人気が浸透。テレビドラマを中心に映画や舞台、テレビCMなどで活躍し続けている。1995年には主演映画『ひめゆりの塔』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。主な出演作に、現在放送中のドラマとして最長寿のシリーズとなっている『科捜研の女』(99年~)をはじめ『鉄道捜査官』シリーズ、劇場アニメ『千と千尋の神隠し』、映画『小津の秋』『校庭に東風吹いて』などがある。(C)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年09月12日8月下旬、東京・銀座の街を歩いていたのは女優・沢口靖子(56)。珍しく眼鏡をかけていたため、通行人は気づかなかったが、彼女の知的な雰囲気はより強く醸し出されていた。沢口といえば、22年にわたって主演を務めている『科捜研の女』の劇場版が9月3日に公開されたばかり。「沢口さんのことを表現するときに“変わらぬ美貌”という言葉が使われることが多いのですが、撮影現場でご一緒している私たちも、沢口さんの若々しさには驚かされています」(ベテランのドラマ制作スタッフ)沢口は自身の健康の秘訣についてインタビューで次のように語っている。《最近は時間を見つけて20〜30分ほどウォーキングをしています。(中略)朝起きたらコップ一杯のお白湯を飲みます。お野菜やタンパク質中心の食事をとり、疲れたなと思ったら早めに休んでたっぷり眠る。睡眠で体と精神の疲れを取るようにしています》(『週刊朝日』9月10日号)『科捜研の女』の主人公・榊マリコは京都府警科学捜査研究所の法医研究員。マリコは片づけが苦手という設定だが、沢口は真逆で、たまの休日には掃除に熱中するという。本誌が目撃した日、“オフを無駄にしない女”が訪れたのは芸能界でも定評のある銀座の美容クリニックだった。多くのお客が1〜2時間ほどで帰っていたが、彼女は5時間ほども滞在していた。美容ジャーナリストによれば、「最新機器がそろっていることでも有名です。施術は多岐にわたりますが、たとえば“痩身”でいえば、脂肪細胞を冷却し、効果的に除去するというマシンを使用しています」榊マリコの信条は「科学は嘘をつかない」。沢口が利用しているのも、最新医療技術を駆使している“科痩研”ともいえるクリニックだったのだ。美容ジャーナリストが続ける。「沢口さんはかなりスリムですから、利用しているのは痩身よりも、このクリニックがメインの施術と位置づけている“美肌ケア”と思われます。5時間滞在ということであれば、2時間近くかかるボディトリートメントや1時間ほどかかるビタミン点滴などを組み合わせていた可能性も高いですね」クリニックから出て、再び銀座の街に消えていった沢口。白衣こそ着ていなかったが、その颯爽とした後ろ姿は榊マリコそのものだった。
2021年09月10日映画『科捜研の女 -劇場版-』(9月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、兼﨑涼介監督が登場した。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。劇場版の公開に、イベント冒頭から感極まった様子を見せていた沢口。内藤演じる刑事・土門とマリコのコンビは「どもマリ」と呼ばれ、2人のロマンスを期待する声もあるが、沢口は「マリコと土門はいつも同じ方向を見ています。使命感、価値観が一致しています。そして、事件が起きるたびにどんどん絆が深まっています。この映画では、シリーズ最強最大の敵と対決しました。2人の絆はものすごい近いです。2人にとっての集大成」と表す。この言葉に、内藤は「15年間ぐらい1回も打ち合わせしたことがないんです。1回だけちょっと厄介なストーリーだったので、 やっちゃん(沢口)に『どう思ってやってる?』と聞いた時に、『あえて言えば、お兄さんかな』と言われてるんです。兄弟以上だけど親戚未満、血のつながってないすごく近い人という感覚」と明かす。さらに内藤は「50年くらい経った頃に、そういう関係なんだなと思ってもらえれば。恋人ではないけど信頼し合っているという関係が、"ドモマリ"というジャンルになってるといいなと思って、そういう映画になったのではないかと思っております」と語った。最後に沢口は「映画のお話があったのは今からちょうど2年前でした。『科捜研の女』は4クール連続撮影中で、追われていた2019年の秋でした。長年支えてくださったファンの皆様に感謝の気持ちを込めて精一杯撮影に臨みたいと心に誓いました」と振り返る。「その時はあとでこんな大変な事態が起きるとは思わず、でも諦めずにここまで来てよかった」と瞳を潤ませ、「この場で、このメンバーで皆様の前に立つことが出来て本当に嬉しいです。全国の劇場に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。私達をこの場に連れて来てくださったのは皆さんです。この映画を見て少しでも元気になってもらえたなら、私たちは最高に幸せです」と感謝していた。
2021年09月04日俳優の沢口靖子が8月11日、都内で行われた主演作『科捜研の女 -劇場版-』の完成報告イベントに出席した。20年以上にわたり、主人公・榊マリコ(榊は偏木に神)を演じる人気テレビドラマが初めての映画化。「劇場版が完成して、ご報告できるのはうれしい」と喜びを示す一方、感染症対策として無観客でのイベント実施には「長年支え、応援してくださったファンの皆様に直接、この場でお伝えすることができませんでした。正直、残念でたまりません」と無念そうな表情を浮かべた。それでも「私はつらい時こそ、諦めずに前を向いて歩いていこうと、マリコに背中を押され、ここまで来ました。科学でより良い未来を切り開く。それがこの映画のテーマです」と熱弁。「今は大変な時期ですが、1人1人の心がけ次第できっと、すてきな未来をつかめるはず。(映画が公開される)9月には、皆さんの前でご挨拶できるように、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。それまで、どうぞお元気にお過ごしください」と真摯なメッセージを送っていた。1999年の放送開始から20年以上にわたって親しまれてきたテレビ朝日の人気ドラマ『科捜研の女』の初となる劇場版。沢口演じるマリコをはじめ、これまで数々の難事件を解明してきた京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の面々が、京都、ロンドン、トロントなど各地で同時多発的に発生する科学者不審死事件に挑む。沢口は「早くファンの皆様に見ていただきたい自信作です!」と胸を張り、「ドラマのスケールを大きくした、劇場版としての新たな世界観が誕生したと手応えを感じています」と誇らしげ。「もちろん、内容は知っているんですが、映画を見ながら、これは事件なのか、事故なのか。犯人やトリックを考えながら、ドキドキして見ました。科捜研の魅力がすべて詰まった、集大成にふさわしい作品です」とアピールしていた。劇場版には、マリコに加えてテレビシリーズのレギュラーキャストが勢揃いしており、沢口は「とても懐かしい方もいらっしゃり、台本を開き、お名前を見ると、顔が浮かびました。苦楽をともにした友人と再会したような気持ちだった」としみじみ。「皆さんそれぞれがストーリーに絡んでおりまして、化学反応を起こしながら、クライマックスを迎える」と見どころを語った。完成報告イベントには沢口をはじめ、京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が勢ぞろい。内藤は「科学を使って、事件を解き明かし、犯人を追い詰めるというストーリーに変わりはありませんが、劇場版ということで、20年以上の歴史において、一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。しかも、これが一度きりしか使えない方法。とんでもないことが起こります!」と豪語。また、劇場版のゲストでシリーズ最強の宿敵・加賀野教授を演じる佐々木蔵之介が「ぜひ、五感をフル稼働しながら、楽しんでください」とビデオメッセージを寄せた。取材・文・写真=内田涼『科捜研の女 -劇場版-』9月3日(金)公開
2021年08月11日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の予告編が22日、公開された。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。解禁となった予告編は、舞い落ちる紅葉と不安げなマリコ(沢口靖子)の表情、そして「助けて」と言いながら高所から自ら飛び降りる京都、ロンドン、トロントの事件「世界同時多発“科学者”不審死事件」から幕を開ける。京都で起きた2つの事件は、犯罪につながる物的証拠が出ずに自殺として処理されようとしていたが、被害者たちの「助けて」という死の間際の一言に違和感を覚えたマリコたち科学捜査のスペシャリスト「京都府警科学捜査研究所」のメンバーと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)は強引に捜査を進めていた。2人の被害者が科学者で研究テーマが類似していたこと、さらに2人の衣服から見つかった“未知の細菌”から、世界的な発見で脚光を浴びている天才科学者・加賀野亘(佐々木蔵之介)へとたどり着く。加賀野が研究しているのは、人間の遺伝子をも凌駕し、適正体重へと導く腸内細菌、通称『ダイエット菌』で、双子の一人に医学的に感染させる(=感作させる)という禁断の実験を行っていた。ダイエット菌と今回の事件の関係性に目を付けたマリコは、加賀野を追い詰めようとするも「直接的な証拠は一切ないのに、逮捕できると思っているのか」と一蹴されてしまう。絶体絶命の窮地に陥るマリコたちだが、父である榊伊知郎、元科捜研所長・宮前守、元夫・倉橋拓也、そして元科捜研物理研究員・相馬涼たち歴代レギュラーメンバーの力も借りて、事件解明に向けて動き出す。しかし、マリコにも未知の細菌の魔の手が襲い掛かる衝撃的なラストで予告編は終わる。あわせて公開された本ポスターには、劇中で鍵となる加賀野の近未来的な実験室を背に、20年以上続くシリーズの歴代レギュラーキャストと今回のゲストの合計21名が集結。主題歌は新進気鋭の女性シンガー・遥海が担当し、本作のために描き下ろされた。主人公マリコのいろいろな声に耳を傾け真実を求め続けるまっすぐな女性像にインスパイアされ「どんなに迷ったり悩んだりつらい時があっても、決して一人じゃないみんながいるよ」というメッセージを込めたバラードに仕上がっている。○遥海 コメント20年以上も続く、歴史の長い素晴らしい作品に携われてとても光栄に思います。沢山の方々に愛されてるからこそ、責任を持って、そして、心を込めて大事に「声」を歌わせて頂きました。この曲が、映画をご覧になる皆さん、聴いていただける皆さんの心に響いたら嬉しいです。○沢口靖子 コメント記念すべき集大成「科捜研の女 -劇場版-」を、力強くのびやかな遥海さんの歌声が盛り上げて下さいます。光、新しい今日、見上げた空。。。何度やっても結果が出ない。でも決してあきらめず真実に辿りつこうと試みる…そんなマリコの精神と重なり、遥海さんの言葉が胸に響きました。○兼﨑涼介監督 コメントマリコたちが様々な「声」を感じ取り、自分たちの「声」で答えを導き出す。『科捜研の女』の根幹にあるものを再認識させられる楽曲でした。私が撮影する際に意識していた「優しさを持ったエンターテイメント」を体現してもらっていると感じています。曲を聴いた後「雲の隙間から一筋の光」そんな映像を思い浮かべて勝手に幸せな気持ちになっています。○関拓也(テレビ朝日・ゼネラルプロデューサー) コメント2019年にSony Music新人コンベンションライブにご招待いただき、その中でデビュー前の遥海さんの歌声を聞きました。圧倒的かつ透明感のある歌声は、出演者の中でも群を抜いていて、その後もずっと心に残っており、いつかお仕事でご一緒させていただきたいと思っておりました。「科捜研の女」初となる映画の主題歌をどなたにオファーするか考えている際に、マリコの芯があり、何事にも真摯に向き合う姿を歌でも表現して欲しいと考えたときに遥海さんのパフォーマンスを思い出し、今回オファーさせていただきました。完成した楽曲は、悩んだり迷ったりしたときに優しく包み込んでくれる道標のようなマリコの暖かさを感じました。映画の世界をより広げてくれていて本当に感謝しております。(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月22日沢口靖子が主演を務め、1999年の放送開始から20年以上、高視聴率を打ち出し続けている超人気シリーズが満を持して映画化される『科捜研の女 -劇場版-』。本作で沢口さん演じる榊マリコの前に立ちはだかる、シリーズ史上最強の敵となる天才科学者を演じるのは、主演ドラマ「IP~サイバー捜査班」も話題の佐々木蔵之介。今回、その撮影現場の様子が到着した。本作は、科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ最長シリーズ」の記録を更新し、解決した事件数は250を超える、“科学捜査ミステリー”の最高峰の映画化。主人公・マリコ役の沢口さんや、マリコとバディを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10名が勢揃いで“世界同時多発不審死事件”に挑む。今回、マリコの前に史上最強の敵として立ちはだかる加賀野は、怜悧な頭脳とカリスマ性を持つ微生物学の教授。転落死事件の容疑者として、自身の研究に疑義をはさむマリコに対し「科学者なら憶測で発言せず、科学で証明しろ」と挑戦的な態度を取り、捜査の行方を阻む、という役どころ。初の科学者役を演じた佐々木さんは、全身黒の衣装を身に纏い、クランクイン初日から天才科学者の風格と“異質感”を全身から醸し出していた。連続不審死事件への関与が浮上した加賀野とマリコが初めて対峙するシーンの撮影では、科学者同士の専門用語が飛び交い、科学者としての真意を問う加賀野役の佐々木さんが、マリコ役の沢口さんに詰め寄るなど迫真の演技合戦が繰り広げられた。テレビシリーズと同じく、劇場版でもとにかくセリフ量が多く、佐々木さん自身も苦労したと語るほど。緊迫したシーンが続く一方で、撮影の合間には同じ関西出身の沢口さん、内藤さん、佐々木さんの3人で話に花を咲かせるなど、仲の良さが伺える和やかな場面も。そんな佐々木さんの存在は、科捜研チームに大きな刺激をもたらしたという。20年以上、マリコを演じ続けてきた沢口さんもその迫力に圧倒されたようで「佐々木さんはお芝居にスイッチが入るとすごい迫力で、気圧されそうになり心を強く持って臨みました」と語っている。さらに内藤さんも「彼の実験室のセットが舞台のような作りで、舞台俳優でもある彼の芝居を特等席で見ているような感じでした」とコメントしており、佐々木さんのパワフルかつスピード感のある芝居に煽られて共演シーンがヒートアップしたという。まさに加賀野役は佐々木さんでしかあり得なかったよう。佐々木さんは科捜研の撮影現場について、「20年歩んできた歴史がありながらも、決してそれに甘えることはなく、お互いの信頼関係を築いて、自信を持って現場が進行していく、そんな力強さを感じるチームに呼んで頂けてとても嬉しかったです」とふり返る。キャストとスタッフが真摯に作品と向き合い、ファンの期待に応えるべく作られた劇場版となりそうだ。『科捜研の女 -劇場版-』は9月3日(金)より全国にて公開。※榊マリコの榊の字は、正しくは木偏に神(text:cinemacafe.net)■関連作品:科捜研の女 -劇場版- 2021年9月3日より公開(c)2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会
2021年07月14日お笑いコンビ・オアシズの光浦靖子が、16日に東京・大手町三井ホールで開幕する『巨大映像で迫る五大絵師 ―北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界―』で、美術展の解説ナレーターに初挑戦する。同展は、江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた歴史的作品の数々が超高精細デジタルアートとして蘇る、新感覚アートエキシビション。葛飾北斎の「冨嶽三十六景」と歌川広重の「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」の競演、伊藤若冲の代表作「仙人掌群鶏図」など、日本美術の傑作が巨大映像となって集結する。そして俵屋宗達の国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」など金屏風5作品が加わることも決定。全42作品の中から上映作品が毎日入れ替わるダブルプログラムとなる。開幕翌日の7月17日(16:00~)には、BSフジで特別番組『遂に開幕!「巨大映像で迫る五大絵師」に迫る!』が放送される。光浦は「自分の手芸展示会の時にイヤホンで聴ける案内をコントみたいにやったことはありましたが、こんな公式の美術展覧会で解説ナレーションをしたのは初めてです。ナレーション収録の前に、この五大絵師展の映像を体験したのですが、とにかく面白い! こんな名画で遊べるし、あっと言う間に時間が過ぎしまいます。風神雷神と若冲が好きで、大画面で観たら超かっこいいです。私たちはほとんどのモノをいっぱい見てるから、どこかで既視感があるんです。だけど、巨大映像で初体験できたことがうれしい。もう興奮して、興奮して、一瞬泣きそうになるところもありました。あまり構えず、想像せず、体感したほうが絶対楽しいです。絵画を見るではなく、されるがままにジェットコースター乗っている感覚で“体感”する五大絵師展を楽しんでください」と話している。
2021年07月07日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』(9月3日公開)の「あなたの推しエピソード総選挙!」が開催されることが、1日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を描く超人気科学ミステリードラマとなっている。映画公開を記念し、公式サイトにてドラマの全エピソードからイチオシ回を選んで投票する「あなたの推しエピソード総選挙!」を開催。上位にランクインした作品は、テレビ朝日(関東ローカルのみ)でリピート放送される。キャンペーン参加者には、豪華賞品が当たるプレゼントも。さらに、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、これまで配信していたシーズン13から20に加え、本日よりシーズン1から12の配信もスタートした。テレビ放送全20シリーズとスペシャルドラマを全シーズン・全話一挙配信となる。
2021年07月01日お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓が2日、よゐこ・濱口優のYouTubeチャンネル『濱口優と秘密基地』に出演。昨年の大みそかに被害に遭ったというフィッシング詐欺の真相を明かした。この日公開された動画「【乱入】鈴木拓合流で禁断トーク」で、フィッシング詐欺被害について、「まだおさまってないです。電話が」とつぶやいた鈴木。自身のスマートフォンに、宅配業者の不在通知を装ったメッセージが届き、何の疑いもなくURLを開いてしまったため、「そのあと急に電話がブワーッとかかり始めて。マネージャーかな? と思って出たら、『荷物が届かないんですけど』って」と、クレームの電話が殺到したそう。「なんか分からないけど、URLをタップすると、今度は俺が業者になっちゃうんです。だから、ミイラ取りがミイラになっちゃった感じで、日本全国から電話がかかってくる」と、詐欺の内容を説明した。詐欺被害から約5カ月経った現在も、クレームの電話に悩んでいるようだが、「電話番号を変えるのも、この仕事上良くないでしょ?」と、仕事柄、電話番号の変更は考えていない様子。そんな鈴木に、オアシズ・光浦靖子が、「誰からも電話かかってこないでしょ?」と辛らつにツッコむと、「俺を何だと思ってるんですか!? 僕だってかかってきますよ!」と苦笑い。続けて、不審なURL付きのメッセージが届いたときの対応について、「(開いたら)絶対ダメです。番号で通知することはまずないんですって。だから、電話かかってきてもダメです」と、真剣な表情で注意喚起していた。
2021年06月05日お笑いコンビ・よゐこの濱口優とオアシズの光浦靖子が5月27日、YouTubeチャンネル『濱口優と秘密基地』に出演。動画「【めちゃイケメンバー】光浦濱口を描く。」のなかで、人気バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の思い出を語り合った。『めちゃイケ』を振り返り、「決して楽しくはなかったよ(笑)。つらかったのが全部、楽しかった思い出に変わるっていうやつ」と話した光浦。濱口によると、光浦が「ちょっとおかしくなった」時期があったそうで、「光浦が歌下手で、みんながツッコむみたい企画があって。光浦が歌ってて、俺らが『もっと上上上!』とか言うわけやん。そうしたら光浦が、『いい加減にしてよ! なんであんたらは私にウソばっかり教えるの! みんなで私を追い込んで!』っれすごい怒られて……」というエピソードを披露。濱口は、「ちゃうちゃう! コントだから。みんな分かってるから」と思っていたそうだが、光浦は、「私はすごい頑張って音を整えてるのに、うるさくてパニクっちゃうの。歌が下手になっちゃうの」「みんなが下だ上だうるさいから、嫌になっちゃって」と、当時の状況を説明。コントだと理解していながら、激怒してしまった理由について、「その頃は、テレビ嫌だなとか思いながら出てたのもあるけど……」と明かしつつ、「それを本気で怒るって狂ってるな~。面白いな~」と苦笑いしていた。また、同番組でしょっちゅうドッキリを仕掛けられていた濱口。ソニンが“怖い人”たちに連れ去られるドッキリ企画では、濱口が泣きながら立ち向かっていたそうで、光浦は、「泣きながら本気で戦いに行ったのを見て心痛めてた。『テメー! この野郎!』って、濱口が見たことないくらいキレてて……。心が痛くなっちゃった。心が壊れないかしらと思って」と回顧。「大丈夫」と笑顔で返す濱口に、光浦は、「濱口さんは、『めちゃイケ』メンバーで1番ハートが男らしかった」と大絶賛していた。
2021年06月01日《BSの番組で、作った物を、500円なら買ってやってもいい、と笑われました。悲しくて、、、、手芸は材料費しか見られないからなあ。なにか一つでも作ったことのある人ならわかるのになあ。本出すのに、こりゃ困ったぜ》5月12日、Twitterでこう吐露したのはお笑いコンビ・オアシズの光浦靖子(49)。手芸作家でもある光浦は、複数人のメンバーからなる手芸集団「ブッス!手芸部」の部長を務めている。冒頭のツイートは、「ブッス!手芸部」の公式アカウントから発せられたものだった。13日18時現在で6,000件以上リツイートされ、光浦に同情する声が寄せられている。《作り手に回った事が一度でもあればこの気持ち、痛い程分かる》《手芸やる身としてはとてもよくわかる。材料費だけじゃない手間やら工夫やらもこもってるんだよ》《誰かを笑いものにする方向性の番組作り、いい加減に受けないって気づけばいいのに。だからみんなテレビ見なくなるんだよ…》あまりに反響が大きかったためか、光浦は《ごめんなさい。「買ってやってもいい」とは言われてないです。何日もかけて作ったものを、「こちら、一般の人にいくらまでなら出せる?と聞いて最高金額500円でしたー!」スタッフ大爆笑、です》と説明。しかし続くツイートで、《バカにした笑いでした。そんな趣旨の番組とは聞かされず、何日もかけて作品を作らされ、、、、、、、、》と悲しさを滲ませている。’12年6月に初めて手芸本『男子がもらって困るブローチ集』を上梓し、’14年1月には2冊目となる『子供がもらって、そうでもないブローチ集』を発表した光浦。クオリティが高くユーモア溢れる作品は瞬く間に評価され、“ニードルフェルトのカリスマ”とも呼ばれるようになった。5月29日には、3冊目となる手芸本『私が作って私がときめく自家発電ブローチ集』が発売される予定だ。「光浦さんが手芸を始めたのは、小学3年生の頃だといいます。ひとつの作品を完成させるのに、6、7時間もかかることがあるそうです。確かに手芸は地道な作業ですが、人前に立つ芸人でもある光浦さんにとって“無心になれるひと時”のようです。光浦さんは『これほど夢中になれるものはない』と語るほど、手芸を愛しているのです」(手芸雑誌関係者)昨年10月15日に配信された『文春オンライン』では、芸歴28年が経っても自身が身を置く環境について「頑張り方がわからない世界」と語っていた光浦。いっぽう、「この世界の物差ししか持ってなくて、仕事がない=価値がない、としか思えなくなってしまいました。自分に満足するもしないも、他人からの評価でしか決められない。このままいくと、私はいつか、壊れるな。どうにかしなきゃ」と不安をのぞかせていた。光浦にとってライフワークでもある手芸。番組スタッフの扱いは、繊細な光浦の自尊心を大きく傷付けてしまったのではないだろうかーー。
2021年05月13日中村倫也主演の「珈琲いかがでしょう」第4話が4月26日放送。青山の過去が明かされた今回、“金髪&ワル”青山に「ドキドキ」「心臓持っていかれた」などの反応が続出。磯村勇斗演じるぺいの“涙”にも様々な声が寄せられている。中村さんが素敵な移動珈琲屋「たこ珈琲」店主の青山一を演じ、青山が街から街へと行く先々で一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”となる本作。夏帆、磯村さんも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はワゴン車のタイヤがパンクした青山が、昔の知り合いのゴンザ(一ノ瀬ワタル)がやっているガソリンスタンドに立ち寄る。そこにトラックの運転手・菊川貞夫(野間口徹)がやってくる。珈琲を“飲めないのではなく飲まない”と、青山の誘いを頑なに断る菊川だが珈琲を口にしてしまう。菊川によれば妻が入院、治るまでの願掛けに珈琲断ちしていたという。そんな菊川に青山はブルーマウンテンの豆を渡す。自宅に帰った菊川が妻に珈琲を入れると、妻は「今まで長い間、私のために大好きな珈琲を断ってくれてありがとう」と感謝の言葉を残し、その場から“消える”…という「ガソリン珈琲」。ゴンザの元を去る青山だが、ゴンザはぺい(磯村さん)に脅されワゴン車にGPSと盗聴器をしかけていた。そんなこととは知らず青山は元バリスタチャンピオンでカフェ店主のモタエ(光浦靖子)に“幻の珈琲豆”コピ・ルアックの豆を届ける。そこにモタエがやっているワークショップの生徒が来店するのだが、そのなかに垣根志麻(夏帆さん)の姿を見つけた青山は思わず影に隠れてしまう。電車を乗り継いで3時間かけてワークショップに通っているという志麻が、青山の淹れた珈琲に救われてその人の味を再現しようとしたが、自分で淹れた珈琲の味が違っていて驚き、珈琲に興味が沸いたと話すのを影で聞く青山。隙を見てその場を離れるも、モタエが青山のことを志麻に話し、彼女は青山の後を追う。ワゴン車に乗り込んだ青山の前にぺいが現れる。驚く青山だが、そこに志麻も追いついて…という「ファッション珈琲」の2エピソードが放送。青山の過去が明かされていった今回のエピソード。冒頭から“金髪”&“ワル”青山が登場すると「初っ端から金髪はアカンやろ」「いきなり金髪出てくるとか聞いてない」などの声が続々。その後も「所々に金髪の青山さんが出てきてドキドキした」「金髪青山に心臓持っていかれた」などの反応が次々と上がる。一方、モタエの店に志麻が現れたことに驚き、思わず身を隠してしまう青山には「驚いた顔が死ぬほどかわいい青山さん」「びっくりの仕方可愛すぎだろwww」「隠れる青山さん可愛い」など、“可愛い”のワードがタイムラインに並ぶ事態に。またこれまで青山を追い詰めていく存在として描かれてきたぺいだが、回想シーンで涙を見せながら青山を殴りつけるなど、単純に青山に敵意だけを抱いているのではないことがわかる場面も。「ぺいの涙… 続きが気になりすぎる」「取り乱していたぺい、人の心が本当はあった」「ぺいちゃんにはぺいちゃんの事情が色々ありそう」など、青山とぺいの過去が気になる視聴者も続出している。(笠緒)
2021年04月27日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』の公開日、及びティザービジュアルが29日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を 描く超人気科学ミステリードラマとなっている。映画化発表時には、テレビ朝日ゼネラルプロデューサーの関拓也からは「全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です。最後にマリコが自らの命と引き換えに選んだ究極の答えとは……!? 榊マリコの『最後の選択』をぜひ劇場で見届けてください」という衝撃的なコメントが寄せられ、ファンから続報を待ち望まれていた。公開日は9月3日に決定。この度解禁となったティザービジュアルは、今までのテレビシリーズのビジュアルとは雰囲気が一転し、沢口靖子演じる榊マリコが燃えるように鮮やかな紅葉の上に横たわり天を仰ぎ、“さかさま”に配されるというものになっている。横には「衝撃の最終実験、はじまる。」というコピーが配された。
2021年03月29日科学捜査に焦点を当てた超人気ドラマシリーズ「科捜研の女」が、シリーズ21年目にして初の映画化が決定。今回の発表に際して、榊マリコ役の沢口靖子から「本当に夢のようです」と喜びのコメントも到着した。1999年に放送を開始、2020年でSeason20、放送開始から21年目を迎え、現行連続ドラマの中でも最長の作品。ドラマ放送開始20周年×テレビ朝日開局60周年の節目であった昨年には、1年間のシリーズ放送というチャレンジを完遂し、最高視聴率14.1%(Season19第3話)、全話平均視聴率11.6%という高い視聴率を得た(※いずれも関東ビデオリサーチ調べ)。そして今年シーズン累計250話を超えた本シリーズが、ついにスクリーンデビュー!科捜研の法医研究員・榊マリコを演じている沢口さんは「シリーズが始まった時は、20年も続けられるなんて、そしてまさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです。こんなにも愛される作品となったのは、応援して頂いている皆様のおかげだと、感謝しています」と今回の映画化を喜び、「いつもの『科捜研の女』が映画ならではのスケールで描かれながら、いい形で化学反応を起こし、ダイナミックな作品となります。『マリコ』はこれまで通り、相変わらず真相解明の為に向こう見ずだけれども、愛すべきキャラクターのままですが、最期の決断に注目していただきたいです!」とコメント。またSeason5の登場以来、長年マリコとバディを組む土門薫刑事役の内藤剛志は「今までにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました」と言い、映画の全容はまだベールに包まれている中、「テレビシリーズ20年の中で起こりえなかったような、とんでもない目に『マリコ』が遭います!そして皆さんが必ず驚く仕掛けがあります! そして、僕が演じる土門に関して言うなれば、映画の方が少し自由度が高いと思っているので、何割り増しかワイルドです(笑)」とストーリーについて少し言及。ゼネラルプロデューサーも「榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつる、シリーズ史上『最強の敵』が立ちはだかります。全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です」とアピールしている。脚本は、シリーズのメインライターの1人であり、劇場版『名探偵コナン』も手掛ける櫻井武晴。監督は、2009年よりドラマシリーズを担当し、「相棒」ほか数々の刑事ドラマでも活躍する兼崎涼介。そして音楽もドラマシリーズに引き続き川井憲次が担当する。『科捜研の女 -劇場版-』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月17日女優の沢口靖子が主演を務める、映画『科捜研の女-劇場版-』が2021年に公開されることが17日に明らかになった。同作は1999年の放送開始から、安定的な人気を誇るテレビ朝日の人気シリーズ。京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心に、所長・日野和正(斉藤暁)、化 学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、映像データ担当・涌田亜美(山本ひかる)、物理研究員・橋口呂太(渡部秀)など、 ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に科学的な見地から事件の真相解明に挑む姿を 描く超人気科学ミステリードラマとなっている。現行連ドラの中でも最長の作品であるにもかかわらず、飽くなきチャレンジによって進化を続けてきた同作。ドラマ放送開始20周年×テレビ朝日開局60周年の節目であった2019年には、1年間のシリーズ放送というチャレンジを完遂し、最高視聴率14.1%(Season19第3話)、全話平均視聴率11.6%(※いずれも関東ビデオリサーチ調べ)という高い視聴率を記録した。主人公・榊マリコ(※榊は木偏に神)を演じる沢口靖子は、1984年の第1回「東宝シンデレラ」で3万人超の中からグランプリを受賞し、芸能界入り。その年の『刑事物語潮騒の詩』で女優デビューし、映画出演は今回で14本目、ドラマ出演作は34歳でスタートした『科捜研の女』を含め157本、主演本数124本(主演シリーズドラマ8本)と、現役女優の中では圧倒的な主演本数を誇っている。脚本はシリーズのメインライターの一人であり『名探偵コナン』の映画でも、その手腕を充分に発揮する櫻井武晴が担当し、2009年よりドラマシリーズの監督を務め、『相棒』『特捜9』『刑事7人』など数々の刑事ドラマでも第一線で活躍する兼崎涼介が監督を務める。音楽はドラマシリーズに引き続き、川井憲次が担当する。○沢口靖子 コメントシリーズが始まった時は、20年も続けられるなんて、そしてまさか映画化される日が来るなんて、全く予想していませんでした。本当に夢のようです。こんなにも愛される作品となったのは、応援して頂いている皆様のおかげだと、感謝しています。いつもの『科捜研の女』が映画ならではのスケールで描かれながら、いい形で化学反応を起こし、ダイナミックな作品となります。「マリコ」はこれまで通り、相変わらず真相解明の為に向こう見ずだけれども、愛すべきキャラクターのままですが、最期の決断に注目していただきたいです! 『科捜研の女』の長年のファンの方にはもちろんのこと、一度もご覧になったことの無い方にも是非、劇場に観に来ていただきたい20年間の集大成として取り組んだ自信作です! キャスト、スタッフ一同、1カット1カットに"熱い"意気込みをかけて撮影していますので、ご期待ください。ぜひ、劇場でお会いしましょう!○内藤剛志 コメント映画を観る楽しさって、映画館へ行ってみんなで笑ったり手をたたいたり応援したりすることだと思っています。それは『科捜研の女』では今まで無かったことなので、僕ら自身も楽しみにしています。今までにないストーリーが展開されるので脚本を読んでワクワクしました。テレビシリーズ20年の中で起こりえなかったような、とんでもない目に「マリコ」が遭います!そして皆さんが必ず驚く仕掛けがあります! そして、僕が演じる土門に関して言うなれば、映画の方が少し自由度が高いと思っているので、何割り増しかワイルドです(笑)。20年間、応援して下さった皆様への感謝を込めて演じると共に、スタッフも俳優も「テレビシリーズとはどこか違う何かを見せたい」と思って取り組んでいます。「観たことがないぞ!」や「『科捜研』を初めて観るぞ」という方にもぜひ、ご覧いただきたいと思っています。○兼崎涼介監督 コメント京都撮影所演出部所属が決定した際、初めて見学した現場が『科捜研の女』でした。「見てるくらいなら手伝え!」と言われ、助監督としてのキャリアをスタートした私が、20年の時を経て、監督として『劇場版』を演出。想像をすらした事のない未来がやってきました。様々な“科学”をモチーフとして“人間ドラマ”を構築していく『科捜研の女』の魅力を、映画化により、さらに掘り下げていける! しかも「マリコたち」と一緒に。それは映像的な事でもあり、物語的な事でもあり。これまで以上に“大胆でドラマチック”な『科捜研の女』を作りあげていく未来! 想像すると楽しみでしかありません。○関拓也(テレビ朝日・ゼネラルプロデューサー) コメント20年間お待たせしました。ついに『科捜研の女』が映画になります。1999年の放送開始以来、ドラマ内で描かれた鑑定技術が次々と現実のものとなり、科学とともに進化し続けてきた『科捜研の女』。今回、沢口靖子さん演じる榊マリコの前に、現代最新科学では絶対に解けないトリックをあやつる、シリーズ史上「最強の敵」が立ちはだかります。全20シーズン、全254話に及ぶエピソードが伏線となった衝撃の展開もファン必見です。数々の大ヒット映画を手掛けてきた櫻井武晴さんの脚本が描き出す、禁断の未来。暴走する科学に対し、最後にマリコが自らの命と引き換えに選んだ究極の答えとは...!? 榊マリコの「最後の選択」ぜひ劇場で見届けてください。
2020年12月17日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)に著名人がコメントを寄せた。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。ドラマデビュー作『Mother』から10年、映画女優としての姿を見せている芦田。演じているときは、「自分がその役になるというより、その役が自分に近づいてくる感覚になる」と表す。本作でも一日中ずっと、ちひろのことを考えていたため、「撮影が進むほど、私の部分がどんどん少なくなって、ちひろの部分が多くなりました」と明かし、「家族から『ちひろの話し方が抜けてないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた気がします」 と撮影時を振り返った。大森立嗣監督は、映画化するにあたって挑戦したのは「少女の心の繊細な揺らぎを撮ること」「セリフのないときのちひろをどう捉えるかです。喋っていないちひろにこそ、この映画の核があると思います。繊細なものが隠れていて、それは映画だから描けることの一つです」と語る。芦田については「セリフのない一人でいるシーンが印象に残っています。芦田さんは的確な読解力と、引き出しの多さ、表現力、コミュニケーション能力、どれをとっても素晴らしかったです」「それに恐ろしい程のバランス感覚を持っています。15歳にして、自分のことを肯定しながら、解放していくことができるのは凄い。自分のどうしようもない部分を自分で認めないと演技のスタート位置に立てないのですが、芦田さんはそれができているので、もう子役という認識はなかったです」と評した。また、宇野維正、恩田泰子、川島小鳥、鴻巣友季子、佐々木敦、サンドウィッチマン、SYO、鈴木福、はるな檸檬、平松洋子、光浦靖子、南沢奈央、山田孝之が同作を見てコメントを寄せる。そして女優・芦田愛菜の一端が垣間見られる場面写真として、一人佇むシーンや涙を目にいっぱいためた横顔など、繊細な揺らぎが映し出されたシーンが公開された。○富澤たけし(サンドウィッチマン) コメント芦田愛菜ちゃんとは一緒に番組をやらせて頂いていますが、この映画には女優、芦田愛菜『さん』がいました。人間にはいくつもの感情があり、そのベクトルの中を時に傾きつつ、引っ張りあうバランスの中で『自分』を形成し、保っている生き物だと思います。引っ張られる先にあるのは自分の置かれている状況や、家族、友達、先生といった人間関係、信じている物。バランスが欠けると片方にふっ飛んでいってしまう。宇宙における星同士のように。何かを『諦めること』で人は大人になる。何かを『諦めないこと』で人は成長する。ちょっと何言ってんのかわからなくなりました…。○伊達みきお(サンドウィッチマン) コメント愛菜ちゃんとは、バラエティで共演させて頂いてますが、それとはまた違う…彼女の生業『女優・芦田愛菜』の真髄を見ました。娘をもつ親としての目線だったり、大友康平さん演じる伯父さん目線…更に、懐かしい中学時代の友達関係や教室の雰囲気等、様々な感情で深く映画を観る事が出来ました。個人的には、授業中…イケメン教師の似顔絵を書いていて叱られるシーンで、ちひろの友達が『似顔絵は先生じゃない……』○鈴木福 コメントちーちゃんの信じる強さ、まーちゃんの自分を信じる強さ、2人の揺らぐ姿に人の深い部分を感じました。何かを信じること、素直に信じることの難しさを考えさせられる作品です。芦田愛菜さんの小さな頃から変わらぬ素晴らしさに感慨深いものがありました。○光浦靖子 コメント正しいから信じるんじゃなくて、信じてるから正しい、になるかもしれないから、人は信じることを躊躇し、怖がるんだと思います。「海路さんが焼きそば作ってるぅ」「きゃー」と女の子たちが群がる短いシーンが、印象的でした。彼女らのいろんな感情や状況が想像されて、見ちゃいかんもんを見ているようで、胸がぎゅうとなりました。○南沢奈央 コメント美しいはずの星空が、こんなにも不気味に見えてくるとは……。すごい余韻。物凄いものを渡されて終わる。自分の見ているものが、他のみんなにも見えてるものなのか。この映画を観終えた今、わたしはそこに立ち返って、立ち尽くしてます。○山田孝之 コメント笑える理由はこの世なのか、この世に生きる自分なのか。素晴らしく完成度の高い物語と登場する人々。全ての行動と言動の動機が理解できるから笑ってしまう。しかしずっと笑ってもいられない。
2020年10月06日・本人の特徴をうまくとらえている。・すごい!クオリティがハンパない。・素敵な才能だと思う。自分の好きな芸能人も作ってほしい!お笑いコンビ『オアシズ』の光浦靖子さんが、Instagramで公開している作品に、そんな声が上がっています。クオリティが高すぎる!光浦靖子のフェルト作品ネット上に投稿されているのは、羊毛フェルトでできた手芸作品です。芸能人の顔をテーマに制作された作品をいくつかご紹介します!お笑いトリオ『森三中』の大島美幸 この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 - 2020年 7月月31日午後9時40分PDTわさお(犬)と同じ目をもつ女の子、大島美幸ちゃん。会うといつもフィナンシェをくれます。yasukomitsuuraーより引用秋田犬『わさお』 この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前5時14分PDT思わず作りたくなって、、、、わさお!yasukomitsuuraーより引用お笑いコンビ『フォーリンラブ』のバービー この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 - 2020年 7月月23日午後10時30分PDTフォトジェニックな女の子バービーです。正直、作りやすい。ザキヤマさんにならないよう、可愛らしさを表現しました。yasukomitsuuraーより引用俳優の平泉成 この投稿をInstagramで見る 光浦靖子(@yasukomitsuura)がシェアした投稿 - 2020年 9月月1日午前12時08分PDTやったー!平泉成さんができました。別の人を作るつもりが、フェルトが自ずと平泉成さんに。yasukomitsuuraーより引用年齢や性別を問わず、生み出された作品の数々。名前を聞かずとも、作品を見た瞬間に「あの人だ!」と納得させてしまう、クオリティの高さはさすがですね。光浦さんのInstagramには、ほかにも親交のあるお笑いタレントなどの作品が投稿されています。興味のある人はぜひのぞいてみてください。[文・構成/grape編集部]
2020年09月04日大森靖子が7月22日(水)に生配信ライブ「秘密の接触SSS vol.1」を開催することを発表した。「秘密の接触SSS vol.1」は、大森靖子が届けるハンドメイドな6大企画「大森靖子2020️ハンドメイドホーム6️」にて、シン・ガイアズとのライブ配信を計画中!と告知していたもの。来年に開催延期となったバンド編成でのツアー「SEIKO OOMORI UGLY DREAM TOUR 2020」に参加予定だったファンも、大森靖子のライブならではのパワーを感じ取ってほしい。なお、本ライブ配信では大森靖子から新たな発表もあるとのことだ。また、TOWER RECORDS CAFE 表参道店では大森靖子メジャーデビュー5周年を記念したコラボカフェ「大森靖子 × TOWER RECORDS CAFE」も開催中。このコラボカフェでは、ベストアルバム『大森靖子』にて収録曲からイメージしたメニューが登場。さらに、TOWER RECORDS CAFE表参道店内では昨年自身初開催した「超歌手大森靖子2019 47都道府県TOUR “ハンドメイドシンガイア”」の放送や写真の展示、来場&注文特典、ナナちゃんスタンプを貯めて応募するスタンプカード企画など、魅力満載の内容となっている。<ライブ配信情報>タイトル「秘密の接触SSS vol.1」7月22日(水) 20:00~チケット代:2,500円(税込)▼チケットの購入はこちらから<大森靖子 × TOWER RECORDS CAFE>
2020年07月09日橋本愛、大森靖子、蒼波純、稲葉友が出演した松居大悟監督による2015年の劇場公開作『ワンダフルワールドエンド』がオンラインシアター”STAY HOME MINI-THEATER”にて限定上映されることが決定。橋本さんらキャストや監督が登場するゲストトークも行われる。最新作『#ハンド全力』や初の小説「またね家族」の刊行など多方面で活躍中の松井監督。本作は、松居監督が手掛けたMusic Video(橋本愛、ミスiD2014グランプリの蒼波純、稲葉友が共演・大森靖子の楽曲「ミッドナイト清純異性交遊」「君と映画」)を再編集し、追加撮影したエピソードを交えて2人の少女の物語を紡ぎ出した異色作。第65回ベルリン国際映画祭にも出品されるなど国内外で注目を集めた。今回のオンライン上映は早送り・巻き戻しなし・アーカイブなしの上映を全4回、1,500円(税込)で行い、興行収入から必要経費を差し引いた金額をミニシアターエイド基金に追加寄付する。各回に併映されるアフタートーク(収録版)には橋本さんや松居監督が参加している。なお、STAY HOME MINI-THEATERでは、このほかにも佐藤玲&笠松将W主演の新作『ドンテンタウン』『テロルンとルンルン』など話題作の先行上映など、オンライン上映とリアル劇場の共存を目指して企画上映を続行中。松居大悟監督コメント明日には、1秒後には、消えてしまうんじゃないかという輝きを持った人たちと映画を作って、5年経った今も全員が同じように表現の世界にいることは、とても価値のあることだと思います。だからこそ、今はもう一踏ん張りして、劇場にも生き残ってほしいと心から思います。そういう上映です。この作品は、ツイキャスやスタンプなどを用いたSNS映画の走りのようなもので、今でこそそんな映像は増えましたが、走りだす瑞々しさも楽しんでもらえたらと思います。どうやって作ったのか思い出せませんが、きっと彼女たちに導かれたんだと思います。5年後も50年後もまた会えますように、どうぞ楽しんでください。―――松居大悟(映画監督・ゴジゲン主宰)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダフルワールドエンド 2014年10月23日、渋谷シネクイントにて公開© 2014 avex music creative inc.
2020年07月07日