女優の古村比呂が17日に自身のアメブロを更新。免疫がダウン気味で自身に出ている症状を明かした。この日、古村は「今日は花粉」「DAY」と述べ、自身について「今年は免疫がダウン気味で」と説明。「眼も鼻も肌も痒い」と自身に出ている症状を明かし「3日間外に出ていませんというか出られない」といい「早く花粉よ おさまってくださいな」とつづった。続けて「上士幌の友から届いた動画」「白鳥たちの立ち話」と友人から送られてきたという白鳥の様子を収めた動画を公開し「何を話しているのやら」とコメント。「まだ見ぬ世界が私たちにはたくさんありそうですね」と述べ「これからも楽しみましょうね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月18日タレントの川崎希が26日に自身のアメブロを更新。息子が舌下免疫療法を始めた結果を報告した。この日、川崎は「カゲトラの花粉症治療」と切り出し、息子が昨年の花粉シーズン終盤から舌下免疫療法を開始したことを報告。「今年は舌下治療はじめてからの初の花粉症シーズンなんだけど」(原文ママ)と述べ「治療前よりはかなり症状が抑えられてる気がする」と息子の様子を明かした。続けて「いつもはひな祭りあたりにはすごく目が腫れてた」といい「今年はたまーに目薬するくらいで毎日は目薬必要ないくらいまで落ち着いてる」と説明。「5才過ぎてからしか治療スタート出来ないってことで5才になるまではひたすら薬飲みながら花粉シーズン去るのを待ってた」と明かし「薬は飲んでるけどいつもよりはひどくならないかな?と今のところそんなかんじ」とつづった。一方で「舌下治療は花粉シーズン以外も毎日舌下治療薬をやり続けないといけない」(原文ママ)といい「それは大変なんだけど、少しでも楽になってそうでなにより」と安堵した様子でコメント。服用している薬についても「味も本人的には美味しいらしくて、そこは続けやすくて助かりました」と述べ「舌下治療のことを少しインスタに書いたらたくさん質問が来てたのでblogにまとめてみたよ」(原文ママ)とつづった。最後に「お医者さんで詳しく説明してもらえるので気になってる方はアレルギー科のある病院への相談がおすすめです」とコメントし「花粉シーズン症状ひどくならず無事に乗り越えられますように」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月27日舌下免疫療法は噂では聞いたことあるような…という認識だったんですが、お医者さまから提案されるものであって患者から希望できるとは知らず…ネットで体験談を読んだりしました。調べていると、適切な年齢やリスクなども書かれていました。悩みましたが、通院して先生に相談してみることに。治療には数年かかるとも教えられ、また副作用もあるそうなので娘の様子は見守ろうと思います。そして少しでも効果が出ることを祈るばかりです。この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2024年01月18日近頃はインフルエンザや風邪が流行していることもあって、免疫力低下は避けたいところ。でも知らないうちに免疫システムがバテてしまっている可能性も。数々のメディアやYouTubeなどで活躍するドクターハッシーこと内科医の橋本将吉さんが「免疫バテ」につながりやすいNG行動と対処法を解説します。免疫バテとは?NGな生活習慣もチェック!「免疫バテ」は橋本さんによる造語で、昨今の新型コロナウイルスの流行によって起きやすくなった食生活の乱れや運動不足、睡眠不足、腸内環境の悪化などを原因として起きる免疫力の低下や体調不良のこと。橋本さん免疫バテで免疫システム全体の調節が乱れた結果、全身倦怠感や疲労感を感じやすくなり、さまざまな健康リスクが増えてきます。例えば下痢・便秘がち、頭痛が頻繁に起こる、手足が冷える、小さなことでイライラする、食欲がないなどの状態があるなら免疫バテの恐れがあります。ーーさらに、次の5つの行動に2つ以上あてはまったら、免疫バテにつながる可能性があるといいます。免疫バテにつながりやすいNGな生活習慣5つ1.1日に1回もサラダを食べないことが多い2.1週間に運動をする頻度が1回以下3.朝、起きたときに熟睡感がないことが多い4.1日に10回以上笑っていない5.入浴は週に5日未満で、シャワーで済ますことが多い橋本さん心当たりがある人は、バランスの取れた食事から適切な睡眠、適度な運動、ストレス管理、日光浴、社交活動まで、生活習慣全体を見直しましょう。食事からの免疫バテ対策ーー数ある免疫バテ対策のうち、今回は食事での対策を教えていただきました。橋本さん腸は免疫システムとして重要な役割を果たしているため、腸内環境を整えることが対策の一助となります。腸には100兆個の菌が棲んでおり、悪い菌か良い菌かによって本人の免疫を左右します。良い菌が多くいれば悪い菌がいてもやっつけてくれるので、食物繊維や乳酸菌を摂取して良い菌を増やすことが重要です。大事なのはプロバイオティクスとプレバイオティクスを摂取することです。・プロバイオティクス:菌そのもの。乳酸菌やビフィズス菌などの良い菌・プレバイオティクス:プロバイオティクスのエサになる、食物繊維やオリゴ糖など橋本さん乳酸菌はヨーグルトやキムチなどの発酵食品、食物繊維は野菜のほか海藻類がおすすめです。キノコ類も合わせて摂取するとよりよいですね。おやつには、ナッツなどの木の実がおすすめ。植物性の食物繊維やたんぱく質、脂質がバランスよく含まれているからです。ーーこれらを食事に取り入れつつ、生活習慣も正して免疫バテを対策しましょう。手軽に飲める健康のためのドリンク3選ーーとは言っても、食事に手間ひまかけるのが億劫なら、市販のドリンクを試してみるのもよいかもしれません。ライターが見つけた3つの商品をチェックしてみてください。1.医師が企画した乳酸菌粉末ドリンクハシモトマサヨシ「乳酸菌 V28」180g(6g×30包)¥6,960円(税込)橋本さんが医師として監修ではなく、直接企画している『ハシモトマサヨシ』ブランドの乳酸菌入り粉末ドリンク。乳酸菌、食物繊維、野菜や果物、ビタミン・ミネラルなど全部で28種類の成分を配合。りんご酢風味で美味しく飲めます。水やお湯、ソーダ水などに溶かして飲みますが、橋本さんによれば、ヨーグルトなどに入れて食べてもOKとのこと。手軽に毎日、腸のために続けられそうですね。<商品情報>ハシモトマサヨシ「乳酸菌 V28」180g(6g×30包)¥6,960(税込)2.スッキリ飲めるドリンクタイプのヨーグルト明治「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプThe GOLD」112g 希望小売価格¥257(税込)今年10月に発売された新しい商品。明治が保有する数千種類の乳酸菌ライブラリーの中から選び抜いた1073R-1乳酸菌がつくりだす多糖体「R-1乳酸菌EPS」を通常品の2倍(6.6mg)配合したドリンクタイプのヨーグルトです。EPS(Exopolysaccharides)とは、乳酸菌などが菌体外につくりだす多糖体。多糖体は、一般的にキノコや海藻、野菜などの食品に含まれている微生物がつくる成分で、新しい可能性を秘めているとか。ドリンクヨーグルトとはいえ甘さは控えめのタイプで、スッキリとして飲みやすそうです。<商品情報>明治「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプThe GOLD」112g希望小売価格¥257(税込)3.手軽に免疫と睡眠のダブルケアができるドリンクキリンビバレッジ「キリン おいしい免疫ケア 睡眠」100ml ペットボトル ¥172(税込)※編集部調べ免疫ケアと睡眠の質向上をダブルでサポートする機能性表示食品。健康な人の免疫機能の維持に役立つプラズマ乳酸菌を1,000億個配合しているのに加え、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つGABAは100mg配合。優しい甘さで、続けやすいヨーグルト味です。キリンの調査では「夜の体調管理」や「睡眠の質向上」を目的に、「お風呂上がりから寝る前」に多く飲用されているそう。夜のリラックスタイムに合いそうです。<商品情報>キリンビバレッジ「キリン おいしい免疫ケア 睡眠」100ml ペットボトル¥172(税込)※編集部調べ腸が喜ぶ食品や手軽なドリンクを取り入れて、免疫バテを賢く対策しましょう。Information<教えてくれた人>橋本 将吉(はしもと・まさよし)さん株式会社Gift Circle(リーフェグループ)の代表取締役医師。東京むさしのクリニック院長として診療に携わる傍ら、個別指導塾「医学生道場」の運営やYouTubeチャンネル「ドクターハッシー/内科医 橋本将吉」を通じて一般の方に医学教育を提供中。<筆者情報>椎原茜ライター。記事を通して、読者の方々に役立つ情報を知ってもらい、ハッピーかつ快適な生活を送っていただきたいという思いで執筆中。(C) nenetus/AdobeStock文・椎原茜
2023年12月25日気温が下がり、何かとせわしくなる年末 。ウイルス感染の機会も増えてしまうため、気を付けたいのが免疫対策です。東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 部長の管理栄養士である濱 裕宣先生によると、ちょっとした食品選びや調理法で、実はより効果的な免疫対策ができるそう。冬の食事の免疫対策、“どっちが正解?”を濱先生に伺いました。冬の定番のお鍋。メインの具材はお肉?魚介類?どっちがよりベター?A:おすすめは魚介類!野菜とメインの肉や魚がたっぷり摂れて、体も温めてくれるお鍋は、栄養バランス満点の理想のメニューです。免疫対策としておすすめのメインの食材は、甲乙付けがたいながらも魚介類がよりおすすめ。免疫細胞も基本はたんぱく質でできているので、もちろんお肉も魚介類もたんぱく質源という観点ではおすすめですが、タウリンが豊富な牡蠣や、ビタミンDが豊富な鮭が、免疫対策にはよりおすすめだそうです。毎日のサラダのトマト、ミニトマトと大玉トマト、どっちが正解?A:正解は、ミニトマト!ミニトマトの栄養価は実は大玉トマトよりも優れています。ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維は約1.5~2倍、リコピンは約3倍といわれます。そして免疫対策的にも注目したい、抗酸化作用をもつトマトサポニンも3~5倍多く含まれているのです。調理するときも、糖度が高いのでより濃いトマトソースになります。意識的に発酵食品を摂っている人も多い2023年11月に全国の20代~60代の男女1000人を対象に実施したインターネット調査によると、免疫対策のために日常的に摂っているものとして、「ヨーグルト・チーズ」が440人、「納豆」が413人、「味噌・漬け物」などの発酵食品230人と、非常に多くの人が発酵食品をあげました。体に良いとされる発酵食品ですが、「どうしても苦手」という人も。その場合、市販品の、乳酸菌入りのドリンクやサプリなどで摂取するのもアリです。身近なドリンクなら、「ヤクルト」や、自販機などにもある「甘酒」も発酵食品。調べて見ると、変わりどころではグリーンパウダー+乳酸菌のサプリ「からだにユーグレナ」や、発酵食品の酒粕を使ったソイプロテイン「ソイプロビューティ(SAKE味)」などもあります。からだにユーグレナ グリーンパウダー 乳酸菌ユーグレナのパラミロンが乳酸菌のエサになり、パワーアップするという仕組みのパウダー。豆乳、ミルクに溶かしたり、パンケーキやみそ汁といった料理に入れることもできます。ソイプロビューティ(SAKE味)京都の老舗佐々木酒造とハリウッド株式会社のコラボレーション。アミノ酸やビタミン豊富な酒粕と大豆・そら豆の良質なWプロテインという豪華さ。続けやすい方法で発酵食品を継続して摂取し、免疫力を上げて元気に冬を乗り切りましょう。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2023年12月15日気温が下がり乾燥する冬は、さまざまな感染症が流行しやすく、美容面でも注意が必要な時期です。免疫力をしっかりつけてイキイキと過ごすためには、栄養面でどんなことに気を付けるべきなのでしょうか。予防医学と分子栄養学に詳しい黒田愛美先生によれば、免疫サポートはもちろんアンチエイジングにも良い栄養素があるといいます。どんな栄養素なのか、また、どのようにとるのが良いのかを聞きました。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。冬の季節、特にとりたい4つの栄養素は?免疫バランスを整えるビタミンD美容効果も高いビタミンC免疫サポートをより活性化させる亜鉛抗酸化作用のあるセレン免疫バランスを整えるビタミンD黒田先生が挙げたのは4つの栄養素。中でも40代以降の女性は、ビタミンDとビタミンCはより積極的にとりたい栄養素だといいます。まず、ビタミンDはどんな健康効果が期待できるのでしょうか。「免疫は過剰になるとアレルギー反応などが出ることがあり、低すぎると感染症にかかりやすくなります。ビタミンDは免疫反応を調整して体のバランスを整える効果があります。ビタミンDを多く含む食品としては鮭、サバの水煮、しらす干し、干ししいたけなどがあります。推奨摂取量は1000IUとされています」(黒田先生)。ビタミンDは紫外線を浴びると体内で生成されることがわかっていますが、効果的な紫外線の浴び方はあるのでしょうか。「ビタミンDは紫外線を浴びることでもとることができます。ただ、紫外線からとれるビタミンDは食品に比べるとごくわずかではあります」(黒田先生)。紫外線を浴びると、シワやシミが気になる人も多いと思いますが……。「ビタミンDを紫外線から吸収するときは、肌の露出が多いほど効果的ですが、手のひらを日光に当てるだけも良いですよ。 なお、多くの日焼け止めクリームは、紫外線から得られるビタミンDの生成も一緒に阻害してしまいます。紫外線をカットしながらビタミンDの生成は阻害しない『ソーラーD』という日焼け止めクリームもあるので、チェックしてみても良いでしょう」(黒田先生)。美容効果も高いビタミンCビタミンCは免疫サポートだけでなく美容効果も高い栄養素だといいます。「ビタミンCは抗酸化作用と疲労回復、美肌効果が非常に高いのが特徴で、免疫力をサポートしたり、傷を治りやすくしたりする効果もあります。ブロッコリー、キウイ、キャベツなどに多く含まれます」(黒田先生)。そして、ビタミンCは摂取量で効果が変わるそうです。「例えば、傷を治りやすくするなら1日100mg、風邪予防なら1~10g、疲労回復(副腎疲労回復)なら10gくらいとると良いとされています。私は体調によって1日3~10gとるようにしています」(黒田先生)。より免疫を強化したいなら亜鉛、セレンもチェック亜鉛は聞いたことがありますが、セレンという栄養素は聞き慣れない人も多いのではないでしょうか。「セレンは、人間にとって必要不可欠な5大栄養素・ミネラルの1つです。体内のサビつきの原因となる活性酸素から体を守り、体の内側から若々しさを保ちます。かつおやかつお節、ほたて、たらこなどに多く含まれます。亜鉛は細胞の代謝を活発にして免疫力をサポートする働きがあります。かきや豚レバー、アーモンドなどに多く含まれます」(黒田先生)。この4つの栄養素以外にも、乳酸菌や食物繊維を積極的にとると効果的だそうです。次の章では、栄養素のより効果的な摂取方法を紹介します。栄養の摂取はサプリメントが効果的ビタミンDの推奨摂取量は1000IU、ビタミンCも風邪予防なら1g以上ということですが、この量は食事からだけで摂取するのは難しいそうです。「食べ物からとることはとても大切ですが、摂取できる量は限られています。サプリメントなら必要な栄養素を効率的に、かつ日々の摂取量を自分で確実に把握することができます。ただし、サプリメントなら何でも良いというわけではありません。選ぶときは目的成分の量や添加物がどのくらい含まれているかなどをチェックすることが大切です。信頼できるメーカーの商品を選ぶことも重要です。できれば栄養外来のあるクリニックでサプリメントを処方してもらうほうが確実です」(黒田先生)。まとめ忙しい毎日を送る中、「できるだけ」食事の栄養バランスには気を付けたいと思いつつも、完璧にはなかなかいかないもの。食べるものに気を付けながら、サプリメントをじょうずに活用することは健康維持、アンチエイジングにつながるということでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(51歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/黒田 愛美 先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。Instagram:@kurodaaimi
2023年11月30日風邪やインフルエンザなどの流行が気になるこれからの季節、なるべく体調を崩さないで過ごしたいですよね。風邪予防には免疫力を下げないことが大切ですが、実は、朝ごはんの選び方によっては免疫力を下げてしまう可能性があるのです。そこで今回は、管理栄養士の筆者が免疫力を下げてしまう朝ごはんについてお伝えします。免疫力アップのためのポイントもお伝えしますので参考にしてください。免疫力を下げる食事とは免疫力が下がると、風邪をひきやすくなったり、回復が遅くなったりとさまざまな不調の要因となります。では、免疫力を下げてしまう食事にはどのような特徴があるのでしょうか。たんぱく質が不足しているたんぱく質は、細胞や免疫物質をつくるために重要な栄養素です。慢性的に不足すると、免疫力が下がる要因となります(※1)。そのため、なるべく毎食たんぱく質を意識して摂れるといいでしょう。また、三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質のなかでも、たんぱく質はより多くの熱を産生する栄養素なので、朝ごはんに取り入れることで体温アップも期待できます(※2)。たんぱく質は肉・魚・たまご・大豆製品などに多く含まれているので、毎食偏らないように様々な食品を取り入れるとよいでしょう。朝ごはんなら、たまご焼きや納豆を食べる、みそ汁に豆腐をプラスするなどの工夫もおすすめです。腸内環境が悪化しやすい食事免疫力をアップさせるには腸内環境を整えることも重要といわれています。腸内環境を整えるためには、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を増やさないための工夫が大切。善玉菌を増やすためには、善玉菌そのものが含まれている発酵食品(ヨーグルトや納豆など)、善玉菌を増やす働きのある食物繊維やオリゴ糖を含む食品(野菜・果物・大豆製品など)を食事に取り入れることが有効です。また、悪玉菌が増える要因として脂質が多い食事が挙げられます。油が多く使われている食事は摂りすぎないように気を付けましょう(※3)。免疫力を下げやすい朝ごはん3つここからは、免疫力を下げないために、なるべく避けたい朝ごはんメニューを3つ紹介します。ただし、絶対に食べてはいけないわけではありません。食べすぎに注意したいものとして参考にしてください。カップ麺これからの季節は気温も下がってくるので、温かい麺類が欲しくなることもあるでしょう。しかし、カップラーメンやカップ焼きそばなどには脂質が多く含まれているため、食べすぎると腸内環境を悪化させる可能性があります。また、たんぱく質や野菜が不足し栄養バランスが偏りやすいため、毎日のように朝ごはんとして食べるのは控えたほうがいいでしょう。麺を食べたいときは、ノンフライ麺の活用や、野菜やたまごをプラスするなどのアレンジがおすすめです。菓子パン菓子パンは手軽に摂りやすいため、朝ごはんに取り入れている人もいるかもしれません。しかし、菓子パンは糖質や脂質が多く含まれていて、栄養バランスが偏りやすい食べ物です。そのため、ごはんというよりはおやつとしてたまに楽しむ程度がよいでしょう。朝ごはんでパンを食べたいときは、食パンにたまご・野菜を組み合わせるなど、たんぱく質や食物繊維もしっかり摂れるメニューがおすすめです。また、パンのなかでもライ麦パンや全粒粉パンなどには食物繊維が多く含まれていますよ。加工肉加工肉とは、ハム・ベーコン・ソーセージなどです。これらは朝ごはんに取り入れやすい食品ですよね。もちろん少量なら問題ありませんが、脂質が多く含まれているため、摂りすぎは腸内環境を悪化させる要因となります。加工肉のほかにも脂身の多い肉・揚げ物・スナック菓子・洋菓子などには脂質が多く含まれています。朝ごはんだけでなく、ほかの食事でも摂りすぎには気を付けましょう。免疫力アップには和食がおすすめごはんを主食とした和食は、野菜・豆類・魚なども摂りやすく、免疫力アップに大切なビタミン・ミネラル・食物繊維の摂取量も増やしやすいといえます。さらにごはんはパンや麺に比べて食物繊維や水分を含み、便通を整えやすい食べ物です。主食の中でもごはんは脂質が少ない食品であり、和食は洋食と比べても脂質が少ないメニューが多いため、朝ごはんには和食を選ぶとよいでしょう(※4)。朝ごはんはバランスよく食べて免疫力アップ免疫力アップを目指すための朝ごはんは、できるだけバランスよく摂ることが大切です。腸内環境を整えるための食物繊維や発酵食品、たんぱく質が摂れるメニューをぜひ意識してみてください。また、今回ご紹介した「免疫力を下げやすい朝ごはん」も、摂りすぎなければ大丈夫。朝ごはんをしっかり食べて、これからの季節も元気よく過ごしましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネットたんぱく質※2 厚生労働省.e-ヘルスネット食事誘発性熱産生 / DIT※3 厚生労働省.e-ヘルスネット腸内細菌と健康※4 農林水産省.お米と健康・食生活©GrandJete/PIXTA(ピクスタ) ©buritora/AdobeStock ©polkadot/AdobeStock筆者情報寺内麻美管理栄養士を取得後、病院での給食や栄養管理、クリニックで生活習慣病予防のための食事指導に携わる。現在はダイエットサポートやレシピ制作、根拠のあるデータをもとに食や健康コラムの執筆などを行なっている。文/管理栄養士・寺内麻美
2023年11月19日今年の冬は人と会う機会も増えそう。風邪やインフルエンザ、新型コロナなどの感染には十分に注意したいものです。いつものランチを少し見直せば、免疫を整えることもできるとか。今回は、働く女性のランチのパターンにプラスしたい食材を医師に教わります。今年の冬は要注意!医師が警報レベルと回答!?今年の冬はコロナ禍後、行動制限のない3年ぶりの年末年始を控えていることから、免疫の低下に関して注意が呼びかけられています。キリンホールディングスが「免疫のケア」を啓発するために複数企業や自治体と行う「げんきな免疫プロジェクト」の一環として、医師・看護師600名を対象に「免疫の低下に対する危惧」に関するアンケートを実施しました。今年の免疫の低下に対する危惧と免疫のケアの注意すべき度合いを「免疫注意報」で示すと、どのレベルとなるかを尋ねたところ「警報(例年に比べてしっかりと注意したほうがよい)」が 23.8%、次いで「要注意(例年に比べてややしっかりと注意したほうがよい)」が 53.2%となり、あわせて約8割となる77.0%が、例年よりも注意したほうがよいと回答しました。医師の石原新菜さんは、次のように警笛を鳴らします。石原さん今年は記録的な猛暑の影響で外出控えによる運動不足、エアコンの使用によるカラダの冷え、秋口の気温の変化による室内外の気温差で自律神経のバランスが乱れ、免疫機能の低下につながっている恐れがあります。加えて、今年の冬は日常生活が戻り、外出や人との交流が増えることが見込まれ、ウイルスに感染する可能性のある機会も増えていきます。特に日常生活の中で免疫のケアをしておきましょう。免疫を高めるには?よくある働く女性のランチをチェック!ーー具体的には、どんなことに注意すると良いのでしょうか。食事について考えていきましょう。石原さんに、働く女性のランチのパターン3つについて、免疫の面から注意したい点とおすすめの改善策を教えていただきました。【ケース1】コンビニおにぎり+コンビニサラダ+カップ味噌汁ーーコンビニの定番ランチといえばこれ。一見、シンプルで健康的に見えますが…?ここに注意石原さんコンビニのおにぎりだけでは栄養不足になるのではと不安になり、コンビニサラダを手に取りがちですね。ただ、コンビニサラダの多くは葉物野菜などの夏野菜中心です。栄養的には悪くありませんが、冬場、カラダの温度を上げるのに向いている食材ではありません。免疫細胞には温度が高いと活発化するという性質があり、カラダの温度が1℃下がると免疫力が30%下がるといわれているからです。おすすめの改善策石原さんサラダや副菜はできるだけカラダを温めるジャガイモやニンジン、カボチャなどの温野菜を選ぶようにしましょう。味噌汁には代謝を上げるビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれるのでOKですが、さらにショウガをプラスするのもおすすめです。生のショウガに多く含まれる辛味成分「ジンゲロール」は加熱すると「ショウガオール」に変化し、カラダを内部から温めるといわれています。すり下ろした生のショウガをみそ汁に入れましょう。外出先ではチューブ入りのショウガでもOKです。【ケース2】カフェのサンドイッチ+アイスカフェオレーーカフェで簡易的にランチを取ることもありますよね。サンドイッチとアイスカフェオレなどの組み合わせは鉄板かも。ここに注意石原さんサンドイッチは具材により栄養価も異なりますが、一般的なサンドイッチは常温であったり、場合によっては冷たいことが多いため、カラダの温度を上げ、免疫力を高める食べ物としては適しません。カフェオレは、アイスだとカラダを冷やすので、冬場はあまり免疫対策にはならないでしょう。おすすめの改善策石原さん漢方では、カラダを冷やすものを陰性食品、温めるものを陽性食品と区分しています。カフェオレに使われている牛乳やコーヒーは陰性食品なので、陽性食品のココアがおすすめです。チャイや、シナモンなどをトッピングしているホットドリンクも良いですね。サンドイッチとセットでポタージュを選んでも良いでしょう。とろみがあるスープは冷めにくく、カラダを温めるには特におすすめです。【ケース3】カップラーメンのみーーテレワークや休日などに簡単かつ、素早くランチを済ませたいときの救世主、カップラーメン。免疫的にはNGなのでしょうか?ここに注意石原さんカップラーメンだけでは、免疫細胞の主原料となるたんぱく質や免疫力に密接な関わりのあるビタミンDやビタミンA、乳酸菌などの栄養が摂取しにくいです。免疫を高めるためには栄養をバランス良く摂取するのがカギとなります。免疫細胞の7割が腸に存在するといわれており、偏った栄養摂取による腸内環境の乱れは免疫力の低下につながるため、ランチでも野菜を中心に摂取できるビタミン群やタンパク質をバランスよく取り入れましょう。おすすめの改善策石原さんカップラーメンにすり下ろしショウガを足すのもおすすめですが、スパイスをプラスするのも良いですね。胃腸の動きを活発にし、消化を助ける働きがあります。あわせて鶏肉やきのこ、ニンジンなどの栄養素の高い副菜を摂るように心がけましょう。鶏肉はたんぱく質の優れた供給源であり、ニンジンにはビタミンAが、きのこにはビタミンDが豊富に含まれています。ーー普段のランチに自信がなかった人も多いはず。今回のアドバイスでどのように工夫すれば良いかわかりました。ポイントは「栄養バランスよく摂ること」と「カラダを温めること」といえそうです。Information<教えてくれた人>石原 新菜(いしはら・にいな)さんイシハラクリニック副院長。父の経営するクリニックで漢方薬処方を中心とする診療を行うかたわら、テレビ・ラジオへの出演や執筆、講演活動なども積極的に行う。<筆者情報>椎原茜ライター。記事を通して、読者の方々に役立つ情報を知ってもらい、ハッピーかつ快適な生活を送っていただきたいという思いで執筆中。(C)ADDICTIVE STOCK CORE/AdobeStock文・椎原茜
2023年11月16日免疫対策のために日常的に摂っているものについてのアンケート気温が下がり、何かとせわしくなる年末。忙しさに宴会などのウイルス感染機会も増えてしまうため気を付けたいのが免疫対策。2023年11月に全国の20代~60代の男女1000人を対象に実施したインターネット調査によると、免疫対策のために日常的に摂っているものとして、「ヨーグルト・チーズ」という発酵乳製品が440人、納豆が413人と4割を超えていました。次いで卵(279人)、大豆製品(263人)、緑黄色野菜(243人)、きのこ類(237人)、味噌・漬け物などの発酵食品(230人)が2割を超えていました。肉類(198人)、魚介類(194人)といった動物性の食品も、2割に満たないながら摂取をこころがけている人がいるようです。全体としては、約7割弱の人が食生活において何らかの免疫対策を意識していることがうかがえます。【調査概要】調査名称:免疫対策のために日常的に摂っているものについてのアンケート調査機関:Freeasy調査対象:全国の20代~40代の男女1000人(年齢・性別均等割付)調査方法: Webアンケート調査日:2023年11月8日〜2023年11月9日常に風邪やインフルエンザのリスクと隣合わせの冬の食生活。東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 部長の管理栄養士である濱 裕宣先生によると、ちょっとした食品選びや調理法で、実はより効果的な免疫対策になるそう。冬の食事の免疫対策、“どっちが正解?”を濱先生に伺います。【監修】管理栄養士濱裕宣先生管理栄養士濱裕宣先生東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 部長『その調理、9割の栄養捨ててます!』や、レシピ本『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』など多数の栄養、健康レシピ本にかかわる。日常生活のなかで活かせる健康と栄養バランスを大事にし、日ごろから患者の立場に立った食生活の向上指導にあたっている。お鍋編冬の定番のお鍋。メインの具材はお肉?魚介類?どっちがよりベター?A:おすすめは・・・魚介類!野菜とメインの肉や魚がたっぷり摂れて、身体も温めてくれるお鍋は、栄養バランス満点の理想のメニューですが、免疫対策としておすすめのメインの食材は甲乙つけがたいながらも魚介類がよりおすすめ。免疫細胞も細胞のため、基本はたんぱく質でできているので、もちろんお肉も魚介類もたんぱく質源という観点ではおすすめですが、免疫対策を意識すると、免疫対策に有効なタウリンが豊富な牡蠣やビタミンDが豊富な鮭が免疫対策にはよりおすすめ。肉であれば、ビタミンB6が豊富な豚肉がおすすめです。魚介類イメージお鍋で注目!の栄養素●タウリン今が旬の牡蠣や、イカ・タコ・魚など魚介類に豊富なタウリンは、免疫アップのためにぜひ意識してほしい栄養素です。魚介類には亜鉛も豊富なので、粘膜を強くしてくれ、ウイルスの侵入予防にもつながります。野菜は抗酸化作用を発揮してくれるビタミンA・C・E(ビタミンエース)がとれるにんじん・ほうれん草・トマトをたっぷり摂るのが理想的。●ビタミンD鮭、いわし、しらす、ツナやしいたけ、きくらげに含まれる栄養素。免疫細胞は骨髄で作られますが、ビタミンDは、カルシウムが吸収をサポートし、骨を強くすることにも関与していますし、さまざまな調査で、免疫細胞を元気にしてくれることが裏付けられています。ウイルスや病原菌が来てしまった際の過剰な免疫反応も抑えることがわかっています。●サポニン免疫機能をつかさどるリンパ球の1種であるナチュラルキラー細胞を活性化してくれるといわれるサポニンが摂れるゴボウや豆腐(大豆食品)を加えるとより免疫対策に。●鉄赤血球の中にあるヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を送り届けるためには不可欠な栄養素です。鉄分が不足すると貧血になってしまい、免疫細胞への酸素や栄養の運搬も手薄になってしまうため、免疫低下につながる恐れがあります。ほうれん草・小松菜などをたっぷりと摂るのがおすすめです。●水溶性食物繊維のβ-グルカンお鍋の締めのおすすめは、大麦ごはん。大麦は水溶性食物繊維のβ-グルカンをたっぷり含みますが、これが腸内環境を整えてくれます。腸内には免疫細胞が多数集まっているので、腸内環境の整備が免疫細胞の活性化につながります。大麦だけで食べにくいという人は、3:7で大麦:お米、というふうに混ぜてみては?同じくβ-グルカンの一種であるパラミロンという食物繊維を含むユーグレナパウダーを出汁に入れるのもおすすめ。サラダ編毎日のサラダのトマト、ミニトマトと大玉トマト、どっちが正解?A:正解は、ミニトマト!ミニトマトの栄養価は実は大玉トマトよりも優れています。ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維は約1.5~2倍、リコピンは約3倍といわれます。そして免疫対策的にも注目したい、抗酸化作用をもつトマトサポニンも3~5倍多く含まれているのです。調理するときも、糖度が高いのでより濃いトマトソースになります。サラダイメージサラダで注目!の栄養素●スルフォラファン抗酸化作用や抗がん作用があるといわれる成分。植物の新芽(スプラウト)に多く含まれます。ブロッコリースプラウトを毎日のサラダに添えるのを習慣にしては?●ルテオリンセロリに含まれるポリフェノールのルテオリンには高い抗炎症作用があるといわれています。そのほか多くのポリフェノールが含まれるセロリ、実は、切ることでポリフェノール量が30%アップし、抗酸化作用も4倍以上になるといわれます。ただし、切って時間が経つとビタミンCなどが減ってしまうので、切ったらすぐにいただきましょう。炒め物編Q:魚介類の炒め物、カレー粉かバター、どちらで炒めるとより免疫対策になる?A:カレー粉イカ、エビ、牡蠣などの魚介類に含まれる免疫対策になる栄養素タウリンは肝機能も強化してくれますが、カレーの香辛料であるターメリックに含まれるポリフェノール「クルクミン」にも肝機能を強化するはたらきがあり、あわせるとより肝機能を活性化させ、肝臓の解毒作用を活発にしてくれる可能性があります。イカは薄皮をそのままにして炒めると、タウリンもコラーゲンも逃さず食べることができます。炒め物イメージ炒め物で注目!の栄養素●炒め物にもってこいのβ-カロテン、ビタミンD・E・Kβ-カロテンは粘膜強化に役立つ成分。β-カロテンは生で食べると吸収率8%程度ですが、加熱すると吸収率が2倍以上になります。油と相性がよく吸収率は70%までに上昇。β-カロテン豊富なにんじんはぜひ、油いためで食べましょう。免疫維持に役立つといわれるビタミンD(きくらげ、干し椎茸などに豊富)、血管の酸化などを防ぐことで血行維持をサポートしてくれるビタミンE(卵などに豊富)●放置すると増える!?ビタミンC風邪予防のための栄養の代表格であるビタミンC。野菜炒めでよく使われるにんじんにも豊富に含まれていますが、実はにんじんの食べ方にもコツがあります。にんじんは切ってから1~2日置いたほうが、ビタミンCが増加することがわかっているのです。また、上下の先端を切り落としてしまいがちですが、ビタミンC量の順番は、多い順に下の先端約3~4cm部分、上から約2cmの部分、下から約4~6.5cm部分の下部、中央部となっているので、端から端までいただくのがおすすめ。薬味編Q:薬味で添えるショウガは生のまま使う?加熱して使う?A:加熱して使う!ただし、100℃以下で。ショウガの栄養素「ジンゲロール」を加熱すると「ショウガオール」に。その威力は30倍にも!?生姜に含まれるジンゲロールは白血球の数を増やし、免疫機能を活性化します。気管支炎などを引き起こす細菌を攻撃してくれるとも言われます。ショウガオールはジンゲロールを加熱したり乾燥させたりするとできる成分で、そのパワーはジンゲロールの30倍ともいわれます。血行を促進し、免疫細胞も活発にしてくれます。ただし、100℃を超えてしまうと働きを失ってしまうので、90℃くらいのオーブンで1時間ほどローストしてカラカラになるまで乾燥させる、を数回繰り返したものをスープに切って使うのがおすすめ。ショウガイメージ薬味で注目!の栄養素●ネギオール・フルクタン薬味の代表選手、長ネギに含まれるネギオールという成分には、抗菌・抗ウイルス作用があります。また、同じくネギの緑の部分に含まれるフルクタンという糖がインフルエンザ予防に効果があると言われています。●アルファピネンミョウガに含まれるアルファピネンという精油成分には、消化促進、血流改善や免疫力向上の効果が期待できます。【大正製薬レター】濱先生監修_免疫にいい食生活.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月13日インフルエンザや風邪が流行っている今、自分の免疫力が気になっている人も多いのではないでしょうか。免疫力を整えるためには、体を冷やさないことが大切です。今回はヨガインストラクターの筆者が、簡単にできる温活のポイントやストレッチをご紹介します。関節の冷えに注意! 体を温めるなら肘湯がおすすめ免疫力を整えるのに大切なのは、体を冷やさないこと。特に、体の関節部分を冷やさないことを意識してみてください。関節を冷やさないためには、首まわり、肩、仙骨、足首を温めましょう。また、寝るときに小豆カイロなどを使う場合は、仙骨や下腹部に当てるのがおすすめです。靴下の上に足首ウォーマーをしたり、首にネックウォーマーを巻いたりするのもいいですね。グッズを使う方法以外では、肘湯がおすすめ。足湯と同じ要領で行いますが、足湯よりもお手軽ですよ。肘湯のやり方肘から指先まで入れられる容器を用意します。45℃程度のお湯を入れて、肘までお湯につけて4分程度温めるだけ。肘湯に適した容器がない場合は、肘にカイロを当てるのもOK。腕の疲れや腕まわりの冷えは自覚しづらい部分なので、ゆっくり温めてあげましょう。冷えない一日を過ごすために朝のルーティンとして取り入れたいのが、仙骨ケア。朝は背骨が固まって体の動きが悪くなっています。背骨のスムーズな動きは自律神経の働きに関わるとされるため、姿勢を整えるためにもぜひ試してみましょう。1.仙骨に手を当てて立ちます。2.尾てい骨を会陰の方に引き寄せるように意識して、骨盤を真っ直ぐに立てます。3.仙骨から上体を折るようにして前屈していきます。4.脱力して数呼吸しましょう。気持ちいいと感じる間はキープします。5.息を吸いながら、仙骨から体を起こします。スッキリするまで行いましょう体の感覚を大切に肘湯や湯船に浸かるときも、体のケアをするときも、時間や回数ではなく、体が気持ちいいと感じるか、ホッとするかで判断してみて。やりすぎると体が不快になってきたり、気持ちいいと感じなくなってきたりするので、それがやめどきのサインです。この体の感覚を養うと、不調があってもすぐにケアができるようになるはず。毎日の観察力を磨きながら、気持ちよく体のケアをしていきましょう。©buritora/Adobe Stock筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】と、日本古来の体の使い方ナンバのエッセンスを利用し、骨格を整える姿勢ケアをホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より「心と体と女性の生き方」講座として心体の整え方、これからの時代のウェルビーイングを提案する【美道】講座を開講文/上村由夏
2023年11月07日“免疫ケア”の新作2アイテム誕生株式会社マツキヨココカラ&カンパニーのオリジナルヘルスケアブランド「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」より、“免疫ケアシリーズ”の新商品「matsukiyo LAB 免疫ケア 大人用粉ミルク」(税込2,138円)が2023年10月11日に発売された。また、同シリーズからは「matsukiyo LAB 免疫ケア マルチビタミンゼリー」(税込138円)も2023年11月11日に発売される。免疫ケアが気になる人に!“matsukiyo LAB 免疫ケアシリーズ”は、キリンホールディングス株式会社が独自開発した「プラズマ乳酸菌」配合で、健康な人の免疫機能の維持をサポートする商品を展開している。今回新たに仲間入りするのは2商品。まずは、1食当たりに1,000億個の「プラズマ乳酸菌」を配合した「大人用粉ミルク」だ。同商品は豊富なタンパク質とカルシウムに加え、11種のビタミンと4種のミネラルが配合されている。水に溶かして牛乳代わりに飲んだり、コーヒーやヨーグルトなどのドリンクに混ぜたりして気軽に摂取できる。片手でサッと栄養補給一方「マルチビタミンゼリー」は、同じく1,000億個の「プラズマ乳酸菌」を配合したパウチタイプのゼリー食品。爽やかなグレープフルーツ味で、場所を問わず免疫ケアとビタミン摂取ができる。いずれも全国のマツモトキヨシグループ、ココカラファイングループ店舗、および公式オンラインストアで購入可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2023年10月23日たった1分の筋トレで筋力と血行を改善!免疫エクササイズをご紹介。血流を促す筋肉を鍛え免疫細胞を巡らせる。運動が苦手な人や忙しい人でも、1分間で効率よく免疫力を上げられるよう、整形外科医の陣彦善先生が考案したのが、免疫エクササイズ。「免疫力を支えている大きな要素が筋肉と血流。運動不足だと筋肉が収縮して血液を巡らせるポンプ作用がうまく機能しなくなり、血流が悪くなってしまいます。するとリンパ液の流れも悪くなり、免疫細胞が全身の隅々まで行き渡らなくなってしまうのです」特に鍛えるべきは、太もも、背中、足裏の筋肉。「太ももの大腿四頭筋は全身の中でもっとも大きな筋肉なので、鍛えると効率的に筋肉量を増やすことができます。また、背中を鍛えると姿勢が改善し、深い呼吸ができるようになるため、血液循環が良くなります。足裏は、バランスをとったり、衝撃を受け止める役割があるので、エクササイズをスムーズにするためにも鍛えておきたい筋肉の一つです」4つの動きで構成された免疫エクササイズは、1日に10回×2セットでOK。「正しいフォームで行うことが大切なので、うまくできなければ、最初は上半身と下半身の動作を分けて行うとよいでしょう。細切れでいいので毎日続けて」免疫エクササイズたった1分間で、免疫力をアップするための筋肉を鍛えることができるエクササイズ。日課にすることで、血行が良くなり、冷えにくい体に。さらに、姿勢が良く、呼吸も深くなるので、疲れにくくなるメリットも。STEP1正しい姿勢で立ち両手をまっすぐに上げる。両腕をまっすぐに上げることによって重心が上がり、体を支えるためにお腹の筋肉にスイッチが入る。あごは軽く引き、お尻はキュッと締めることを心がけて。・手のひらは向かい合わせに。・腕が耳につかなくてもOK。・足は肩幅に開く。STEP2息を吸いながら2秒かけてゆっくりと腰を下ろす。スクワットの動きで、お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉を鍛える。膝を曲げるというよりも、椅子に座る感じで股関節から曲げて。膝がつま先より前に出ないよう注意。・呼吸を忘れずに。・股関節から脚を曲げる。・膝がつま先よりも前に出ないように。STEP3左右の肘を90度に曲げて肩甲骨を寄せる。肘を90度に曲げることによって、肩甲骨を背中の中央に寄せる。広背筋が鍛えられ、巻き肩の改善にも。腰を反らさないよう、背中をフラットに保ちながら行って。・手のひらは前向きに。・肩をすくめない。STEP4息を吐きながら2秒かけてゆっくりと元の姿勢に戻る。再び両腕を上げ、お腹の筋肉にスイッチをオン。背中まわりの脊柱起立筋を刺激することで、正しい姿勢を保ちやすくなる。長く息を吐くことで、副交感神経も優位に。・手のひらを向かい合わせにしていく。・お腹をへこませる。陣 彦善先生有栖川整形外科院長、整形外科専門医、スポーツ専門医、統合医療認定医。著書は『医師が教える!1分免疫エクササイズ』(世界文化社)。※『anan』2023年3月29日号より。イラスト・岡田 丈取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2023年03月25日最近目につくのが“肌免疫”にフォーカスしたスキンケア。免疫というと体の防御機能をイメージしがちだけど、実は肌にも免疫があるの!?美容皮膚科医の貴子先生に教えてもらった。スキンケアを効かせたいなら、肌にも免疫力が必要です!「免疫とは、体から異物を排除するシステムのことですが、肌の場合、ターンオーバーが正常であることと、異物に対して過敏反応を起こさないバリア機能が高いことを、肌の免疫力が高い状態と呼びます。肌免疫が落ちてしまうと、いくら高いコスメを使っても効かないので、肌の免疫機能を上げておくことは大切です。そのためには、保湿が第一!塗るスキンケアだけではなく、クレンジングなどの落とすケアも皮脂を落としすぎないものに見直しを」1、睡眠不足やストレスによる乾燥ダメージから守ってくれるUV。イプサ プロテクター マルチシールド SPF50+/PA++++ 30ml¥4,950(イプサ TEL:0120・003・543)2、免疫を高めて細胞から強くするユーグレナを配合した化粧液で潤いに満ちた肌に。NEcCO ローション 70ml¥3,250(NEcCO TEL:0120・88・4907)3、ケフィア発酵エキスをはじめ、肌の自己回復力を高めてくれる化粧水。SHISEIDO オイデルミン エッセンスローション 145ml¥9,680(SHISEIDO TEL:0120・583・289)4、肌あれを防ぐLPSと有機酒粕パウダーが素肌の健康を守る。フレナバ ナチュラル&オーガニックLPSプロテクトバーム 25g¥3,740(福光屋 TEL:0120・533・076)貴子先生美容皮膚科医、「松倉クリニック代官山」院長。美容という枠にとらわれず、健康美という視点で、若々しい美しさを引き出す。サプリのプロデュースを行う。※『anan』2023年3月29日号より。写真・yoko取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2023年03月25日最近、おいしさと健康を兼ね備えた専門店が続々誕生。食事を楽しみながら、免疫力を高めたいならこの3軒におまかせ。さらにおうち時間のお供にしたいフード&ドリンクもピックアップ!お出かけついでに元気に。免疫アップフードアドレス。【北上野】HENGEN(ヘンゲン)東洋の知恵が詰まったお粥ランチ。スキンケアブランド『OSAJI』を手がける日東電化工業がモダンアジアンレストランを2月にオープン。東京の一流ホテル出身の平岡志保子シェフが「健美粥」を中心としたコースを振る舞う。東洋の食の知恵をベースに、その季節に必要な栄養素を補える旬の食材や多彩な薬膳スパイスを使って調理。メインの健美粥は、生米を少量の油で和え、3時間煮込んでから鶏スープを加える中国式の粥で、玄米、雑穀、もち麦の3種類から選べる。優しくコク深い味わいで、胃腸に負担が少なく大切な栄養素が体に染み渡る。全5品。健美粥コース¥3,850。東京都台東区北上野2‐20‐2TEL:03・5246・338511:00~18:00(最終入店17:00)火・水曜休、不定休【新宿】oumami HESTA SOUP STAND(ウーマミ ヘスタ スープスタンド)小田急エース店免疫ケアも腸活もできるスープデリ。美と健康を追求したスープ店。黄金だし、黒旨だし、発酵だしの旨味だしに、栄養バランスを考慮した具材が入るコンディショニングスープは、定番6種と季節限定1種。なかでも「キヌアMIXとビーツのコラーゲン発酵スープ」¥750は、麹の持つ様々な栄養素が凝縮された発酵だしと、食物繊維豊富な食材の組み合わせで、整腸作用や免疫機能の活性化を促す。カップインorセパレートタイプから選べる。さらにドラゴンフルーツ+甘酒など、美容と健康効果に優れたセラムドリンクや、甘酒パンナコッタサスティナブルフルーツジャム¥500も。東京都新宿区西新宿1西口地下街1号SHINJUKU DELISH PARK内TEL:03・6258・08788:00~20:30(土・日・祝日10:00~20:00)不定休【表参道】be my flora kitchen(ビーマイフローラ キッチン)腸活もできる定食メニュー。86種類の有機野菜&果物を8年熟成させた酵素ドリンク「be my flora」が初めて手がける飲食店が4月オープン。写真の「豚の発酵生姜焼き定食」をはじめ、腸を傷つけて、免疫力が下がる原因になる白砂糖・添加物・小麦粉を一切使用しない定食を提供。全ての定食メニューに「be my flora 8年熟成酵素」が付き、食前に飲むことで栄養成分の吸収率を高めてくれる。白砂糖の代わりに、ミネラル豊富なきび糖などを使ったケーキも販売予定。4/12オープン。東京都渋谷区神宮前3‐1‐14AK神宮前1F11:00~20:00(19:00LO)予定不定休おうちで免疫強化できるフード&ドリンク。【Lashiku】体においしい 薬膳スープ粥朝粥で目覚めのスイッチ。食材を色で分類する薬膳の知見をもとに開発されたスープ粥。体のエネルギーになりやすい白米・もち麦をベースに、雑穀や国産野菜などを調合。菊いもや寒天などの食物繊維や酵母入りで、腸の環境を整えることも期待できる。お湯を注ぐだけなので、忙しい方にもおすすめ。梅しそ、やさい潤穀、おろし貝柱、にぼし黒豆。1箱4食¥1,080(再春館製薬所 TEL:0120・444・444)【コカ・コーラ】ジョージア プラズマ乳酸菌免疫ケアコーヒーで免疫ケア!?今注目の成分「プラズマ乳酸菌」入りのドリンク「免疫ケアシリーズ」が登場。砂糖を使わずに、北海道生クリームを使用したクリーミーなカフェラテ。1本にプラズマ乳酸菌を1000億個配合し、コーヒー好きも免疫維持のために健康習慣に取り入れやすい。1本43kcalと低カロリーなのも魅力。※北海道限定販売。[機能性表示食品]280ml¥160(コカ・コーラお客様相談室 TEL:0120・308509)【伊藤園】台湾こころ美茶自律神経を整えるブレンド。伊藤園と台湾発の漢方のライフスタイルブランド『DAYLILY』が共同開発した和漢茶飲料。台湾の伝統的な健康茶を参考に、健胃・整腸にも用いられるハッカ、キッカ、マイカイカ、ビャクゴウ、ナツメの東洋素材を独自にブレンド。カフェインゼロ・無糖で、すっきりとした爽やかな香りの中に、ほんのりとした甘さが。3/27発売。330ml¥194(伊藤園お客様相談室 TEL:0800・100・1100)※『anan』2023年3月29日号より。写真・yoko取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年03月25日日々の食事やおやつ、睡眠環境……ちょっとした習慣の見直しで不調改善の流れはつくれるもの。“免疫力強め”な不二美子さんの一日を参考に、いますぐ見直しを!朝・Morning目覚めた時から心がけたいのは、セロトニンを最大限分泌させること。免疫力が上がる、質のいい睡眠を得るためには、朝の行動がカギを握る。「朝分泌されるホルモン・セロトニンが、眠りに誘うホルモン・メラトニンのもとになるからです」(石原さん)セロトニンの分泌を促すのが朝日。「朝日を浴びる時間を取れるよう、睡眠のリズムに合わせ、起きたい時間の前から20分間隔でアラームを鳴らすと目覚めやすくなります。また、免疫力の変化に敏感になれるので、基礎体温を測ることも習慣にして」(烏山さん)目覚めが悪い人は、熱めのシャワーを肩甲骨まわり中心に浴びるといい。「褐色脂肪細胞が集まる場所なので、代謝が促進され、熱めのシャワーで体温が上がり、交感神経が優位になるのでシャキッと目覚めます」(石原さん)香りの力を借りたり、ストレッチで血流を促したら、朝食を欠かさないで。「体のベースとなるタンパク質を中心に。朝食は排便のスイッチにもなります。リズムよく生活していけば、自律神経が整いますよ」(烏山さん)生活習慣を見直せば、不調解消&免疫アップ。冷えやむくみ、だるさ、便秘などの不調は、日々の生活習慣の積み重ねが原因で起こるもの。「冷え対策を徹底したり、食べ物、飲み物に気をつけるなど、少しずつ習慣を変えていけば不調は改善し、免疫力も上がります」(医師・石原新菜さん)食べすぎ、寝不足は特に厳禁。「常に満腹な状態では血糖値が高くなり、免疫機能が十分働かず、免疫力が低下します。腹八分目が大切です。また、寝不足では心身のケアに役立つ、成長ホルモンの分泌を促せません」(石原さん)免疫機能と強く関わる、自律神経を整えることもとても大事。「自律神経が乱れると免疫力が下がりますが、婦人科系器官も強い影響を受けるので、月経のリズムは免疫力を知るバロメーターです」(女性ホルモンバランスプランナー®・烏山ますみさん)そこで、二人に聞いた朝・昼・晩の免疫アップ法と、編集部セレクトのケアアイテムをご紹介。[お話を伺った方々]烏山ますみさん女性ホルモンバランスプランナー®、「アロマ&エステティックICHIKA.」代表。心身両面から女性をサポートすることを目指し、女性ホルモンの理解を広めるための啓蒙活動にも従事。石原新菜さん医師、「イシハラクリニック」副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたる。著書は『免疫力を上げて得する人になるコツ33』(学研プラス)など多数。不調解消お助けアイテム!使いやすさを追求した体温計が活躍。オムロンオムロン婦人用電子体温計平均10秒で素早く予測検温ができ、検温データは即スマホへ転送可能。基礎体温管理アプリと連携させれば、日々の体調管理に役立つ。¥4,158(オムロン0120・30・6606)柑橘系の香りでシャキッと目覚める。athletiaリフレッシュ ヘア&ボディシャンプー自然由来の保湿成分を配合したリッチな泡で、頭皮も体も気持ちよく洗い上げる。柑橘などの香りで気分スッキリ。200ml¥3,080(athletia)朝定番のヨーグルトで毎日免疫ケア。小岩井乳業小岩井 iMUSE生乳(イミューズなまにゅう)ヨーグルト甘さ控えめ乳のおいしさにこだわり、生乳を50%使用。免疫ケアに役立つプラズマ乳酸菌1000億個配合。機能性表示食品。100g¥136(4月1日〜)*税抜き(小岩井乳業0120・171766)忙しい日も栄養バランスは諦めない。カルビーフルグラ8種のビタミンや食物繊維、鉄分などが豊富なグラノーラ。ヨーグルトやアーモンドミルクなどをかけ、パワーチャージの朝食に。750g オープン価格(カルビー0120・55・8570)イラスト・白ふくろう舎 取材、文・板倉ミキコ
2023年03月24日免疫強化が狙えると話題になっている最新ニュースを、識者の意見を基に紹介。自分のライフスタイルに取り入れやすいものを選んでお試しを。毎日の積み重ねが、免疫強化への近道!サプリ・食品で、体を活性化。免疫強化のキーワードを解説。「免疫に関わる栄養素はどれも現代人が不足しがちな成分ばかり。野菜などの食材に多く含まれる成分もありますが、体内で十分な力を発揮する量を摂取するのはなかなか難しいため、成分を凝縮したサプリや食品で効率的に補うのがおすすめです」と、美容皮膚科医の貴子先生。選ぶ際は、まずは便秘の有無を基準にするとよいそう。「免疫機能の8割は腸内にあるため、腸内フローラを良好に保つことが免疫強化に直結します。だから便秘がある人は、腸内環境を整えるのに効果的な食物繊維や乳酸菌などのサプリや食品から取り入れるべきです」(貴子先生)最近は免疫強化に期待できるとされる成分も続々登場。サプリを摂取する上で気を付けるべきことを、「日本サプリメント協会」理事長の後藤典子さんに伺った。「あくまでサポートなので、適度な運動や睡眠は必要。またほとんどの成分は1日の摂取量が明確に決まっているので、複数の栄養素が配合されたサプリを摂取する際は、摂取量オーバーにならないよう、しっかり確認しましょう」ここでは話題の成分が入ったサプリを、編集部がセレクト。1、【fracora】疲労ケアW5‐ALA×食物繊維。現代人の疲れに着目したサプリ。トマトなどに含まれるが、食材からはなかなか補えない5‐ALAを、3粒あたりに15mg配合。さらに日常における一時的な精神的疲労感と、身体的疲労感の軽減効果が報告されているユーグレナ特有の食物繊維「パラミロン」も同時に摂取できる。[機能性表示食品]90粒(30日分)¥5,556(協和 TEL:0120・57・2020)[5‐ALA]天然のアミノ酸で、正式名称は5‐アミノレブリン酸。免疫機能を作動するスイッチの役割を持つミトコンドリアを活性化する作用が。2、【SBIアラプロモ】SBI BEST NMN高品質なNMNを贅沢に配合した、プレミアムサプリメント。次世代のエイジング・サポート成分として話題を集めるNMNに着目して発売された商品。様々なNMN臨床試験で用いられている摂取量を調査し、1日分の2カプセルに有用量として期待できると考えられる300mgのNMNを配合。60カプセル(約30日分)¥10,800(SBIアラプロモ TEL:0120・952・755)[NMN]正式名称は、ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド。ビタミンの中に含まれ、免疫系の細胞に作用して、免疫力強化をもたらす。3、【キリン】キリン おいしい免疫ケア話題のプラズマ乳酸菌を1本に1000億個配合。「健康な人の免疫機能の維持をサポート」するドリンクが新発売。免疫全体が活性化されるプラズマ乳酸菌入り。ヨーグルトテイストで満足感のある飲みごたえながらも、ほどよい甘さと酸味が感じられ、後味すっきり。3/28発売。[機能性表示食品]100ml¥151(キリンビバレッジ TEL:0120・595・955)[プラズマ乳酸菌]免疫の司令塔である「pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)」に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つとされる話題の乳酸菌。4、【レナジャポン】「食べるビタミンD」SUN+d(サンディ)100%植物由来。ひまわり種&アーモンドペースト。デンマーク出身のシェフが開発。1食あたり20gにビタミンD3を1000IU配合。さらにビタミンC、E、ポリフェノール、マグネシウム、亜鉛なども含む。上品な甘さのココア味でクリーミーなので、トーストに塗っても、スムージーに混ぜても。210g¥3,564(レナ・ジャポン・インスティチュート TEL:0120・071・714)[ビタミンD]体内にウイルスが侵入してきた際に不要な免疫反応に抵抗し、必要な免疫機能を促す役割を果たす。カルシウムの吸収も助けてくれる。5、【スピック】Lypo‐C リポ・カプセルビタミンC吸収・浸透量にこだわった、液体のビタミンCサプリメント。体内利用効率を高めることを目指して開発。ビタミンCをリポソームというリン脂質のカプセルに閉じ込めることで、速やかに体内に吸収され体のすみずみまで届かせる。1包で1000mgのビタミンCを配合。とろみのある液体なので、水なしで摂取可能。30包¥7,776(スピック TEL:0120・66・3337)6、【SINTO】SINTO リポソーム ビタミンCすっきりとした酸味が爽やかなルビーレモン味。脂肪酸とフラボノイドをビタミンCに組み合わせ、高吸収な「ブーストビタミンC」に加工したことにより、ビタミンCの吸収性・浸透性を飛躍的に向上。すぐに体の中で溶けて分散する顆粒タイプ。水に溶かしてもそのまま飲んでもOK。2.3g×30包¥8,980(プレミアアンチエイジング TEL:0120・557・020)[ビタミンC]抗酸化作用と酵素を助ける作用を持つ栄養素で、血液中の白血球の働きもサポート。ストレスフルな生活を送る人に欠かせない栄養素。7、【Takako Style】the Fiber Jelly食物繊維と乳酸菌を組み合わせた酸味のあるゼリータイプ。貴子先生がプロデュースする、食物繊維、乳酸菌を配合した栄養補助食品。さらにガルシニアなども配合し、糖質の吸収を抑えてくれる。腸内環境を整えることで、免疫アップだけでなく、美肌、アンチエイジングなどの美容効果にも期待。1日2包まで。30包¥8,640(TAKAKOスタイル TEL:03・6455・0021)[食物繊維]善玉菌のエサとなり、腸内で菌数を増やす助けになる。水分を吸収して膨らむ性質があり、腸を刺激してくれるのでお通じ改善に最適。8、【ファンケル】亜鉛体内で効率よく活用される「亜鉛酵母」を凝縮。亜鉛成分を取り入れるために、体内で長くとどまり、効率的に働くことができる亜鉛酵母を採用。さらに亜鉛の吸収を高めるビタミンB2も配合。ファンケルの高い製剤技術で、原料特有のにおいをしっかりと抑えて摂取しやすいのも特徴。60粒(約30日分)¥864(ファンケル TEL:0120・750・210)貴子先生美容皮膚科医、「松倉クリニック代官山」院長。美容という枠にとらわれず、健康美という視点で、若々しい美しさを引き出す。サプリのプロデュースを行う。後藤典子さん「日本サプリメント協会」理事長。サプリメントに関する虚偽・誇大な表示のまん延に疑問を感じ、協会を発足。メディアでの情報発信、講演活動などを行う。※『anan』2023年3月29日号より。写真・yoko取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年03月23日“なんとなく不調”を解消する、免疫UP習慣術とは?“免疫力強め”な不二美子さんの一日を参考に、いますぐ見直しを!ここでは、夜の免疫UP習慣と、編集部セレクトのケアアイテムをご紹介します。【夜】良質な睡眠にいかに導けるか。食事や入浴、環境づくりと、あらゆる面からアプローチ。夕食は睡眠の邪魔をしないよう、消化のいい食べ物を選びたい。「細胞の修復には栄養が必要なので、何も食べないのはNG。食欲がない時はうどんやお茶漬けで済まし、睡眠の3時間前に終えるのが理想です」(女性ホルモンバランスプランナー(R)・烏山ますみさん)冷え対策や血流改善、深い睡眠に誘うためにも入浴は欠かせない。「熱すぎると交感神経が優位になってしまうので、40°Cのお湯に汗の粒が少し出てくるまで入りましょう」(医師・石原新菜さん)体の芯まで温まり、放熱しながら深部体温が下がっていくと心地よい眠気が襲ってくるのが自然の摂理。「徐々に明かりを暗くしたり、癒される香りを使ったりして、環境を整えましょう。イライラして寝付けそうにない時は、感動の涙を流せる動画を見ると、ストレスホルモンのコルチゾールが減ります。心身をオフモードに変え、睡眠時間をしっかり確保しましょう」(烏山さん)不調解消お助けアイテム!手軽に楽しめる、極上炭酸風呂。【花王】バブ モンスターバブル大きなタブレットから泡がはじけ出し、沸き立つような炭酸風呂に。温浴効果もアップ。ラベンダーウッドの香り。医薬部外品。NIGHTモード 6錠入り¥990(花王 TEL:0120・165・693)睡眠用ショーツでここちよく。【ワコール/睡眠科学】ねはだ着「ここちよく眠る」ことにこだわった、おなかや腰まわりをふんわり優しく包む、寝る時用ショーツ。独特のなめらかさを持つ、ふわふわの超長綿を使用。¥3,520~(ワコール TEL:0120・307・056)足が冷えて眠れない人専用の一足。【靴下の岡本】まるでこたつ おやすみスイッチ足裏の血管を温めて足全体に温かい血液を巡らせ、開いたつま先部分から放熱することで、深部体温が下がるようつくられた逸品。¥3,500(靴下の岡本)徐々に暗くすれば睡眠モードに。【無印良品】LEDシリコーンタイマーライト睡眠予定時間に合わせ、徐々に暗くなり消灯するタイマー機能付きのLEDライト。2段階の明るさ調節も可能。約φ95×H112mm¥3,890(無印良品 銀座 TEL:03・3538・1311)香りの力で眠りの悩みを解消。【アットアロマ】スリーピングサポート眠りの空間を整え、心地よい眠りをもたらすシリーズ。香りは眠りの悩みに合わせた4種類。ピロー&エアミスト フォーストレス50ml¥1,760(アットアロマ)睡眠用にも役立つ肌思いのマスク。【ニールズヤード】はたやのマスク睡眠中の口内の乾燥が気になる人に。表面と耳にかける紐はオーガニックコットンで、内側はしなやかな風合いのシルクと100%天然素材。¥3,520(ニールズヤード TEL:0120・316・999)烏山ますみさん女性ホルモンバランスプランナー(R)、「アロマ&エステティックICHIKA.」代表。心身両面から女性をサポートすることを目指し、女性ホルモンの理解を広めるための啓蒙活動にも従事。石原新菜さん医師、「イシハラクリニック」副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたる。著書は『免疫力を上げて得する人になるコツ33』(学研プラス)など多数。※『anan』2023年3月29日号より。イラスト・白ふくろう舎取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年03月23日“なんとなく不調”を解消する、免疫UP習慣術。ここでは、昼の習慣に注目!“免疫力強め”な不二美子さんの一日を参考に、いますぐ見直しを。編集部セレクトのケアアイテムもご紹介します。【昼】日中忙しく働いていても、ウイルス・細菌対策と、冷え対策を怠らないで。「通勤時、早足でせかせか歩くと免疫力を上げる有酸素運動になり、血流が改善して代謝も上がります」(医師・石原新菜さん)ウイルス・細菌対策には、口腔や腸など、粘膜を常に潤わせておくのが鉄則。「お茶のカテキンは抗菌・殺菌作用がありますし、ルイボスティーは冷たくして飲んでも体を冷やしにくいといわれているので、暑い時期に最適」(石原さん)また、忙しくて昼食をコンビニで済ませる時は、パンだけなど単品はNG。「栄養バランスのいい海苔で包んだおにぎりと、体を温めるお味噌汁の組み合わせがいいでしょう」(石原さん)座りっぱなしや冷房などの影響から、血流改善と冷え対策は一年中の課題。「ストレス解消のおやつには、チョコなどのほか、ガムやナッツなど、しっかり咀嚼するものを。噛む動きが、セロトニンの分泌を促して自律神経が整います。海苔も栄養価的に」(女性ホルモンバランスプランナー(R)・烏山ますみさん)不調解消お助けアイテム!のど飴でおいしく免疫ケア。【森永製菓】inのど飴〈りんご味〉免疫ケアできるプラズマ乳酸菌と、腸内環境を改善するイヌリンを配合したのど飴。ジューシーなりんご味。機能性表示食品。44g 参考小売価格¥298(森永製菓 TEL:0120・560・162)免疫ケアに特化した緑茶を常備。【大正製薬】免疫ケアカテキン豊富な緑茶の粉末に、免疫機能の維持をサポートするプラズマ乳酸菌配合。携帯にも便利な個包装。機能性表示食品。3g×30袋入り¥3,024(大正製薬 TEL:03・3985・1800)健康茶として世界中で大人気。【伊藤園】ヘルシールイボスティー紅茶に似た華やかな香りとスッキリした後味を味わえて、カフェインゼロ。注目の健康成分・ルイボスポリフェノールを1本に100mg含有。500ml¥172(伊藤園 TEL:0800・100・1100)GABA配合のチョコでリラックス。【江崎グリコ】メンタルバランスチョコレートGABA〈ミルク〉仕事などによる一時的・心理的なストレスを低減する機能が報告されているGABA(γ‐アミノ酪酸)配合。パウチ形態でファスナー付き。51g オープン価格(江崎グリコ TEL:0120・917・111)一年中冷やしたくない下半身に。【LIVING BASIC】リブオーガニックコットン・5分丈パンツ優しい肌触りのオーガニックコットンがよく伸びてフィットし、冷えやすい下半身を包み込む。冷房対策にも最適。2色展開。各¥4,400(クロワッサンの店)ガムを噛んで歯の健やかさ維持。【ロッテ】キシリトールガム〈ライムミント〉日本歯科医師会も推薦する、歯を丈夫で健康に保つキシリトールガム。爽やかなライムミント味。特定保健用食品。ファミリーボトル143g オープン価格(ロッテ TEL:0120・090・100)石原新菜さん医師、「イシハラクリニック」副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、様々な病気の治療にあたる。著書は『免疫力を上げて得する人になるコツ33』(学研プラス)など多数。烏山ますみさん女性ホルモンバランスプランナー(R)、「アロマ&エステティックICHIKA.」代表。心身両面から女性をサポートすることを目指し、女性ホルモンの理解を広めるための啓蒙活動にも従事。※『anan』2023年3月29日号より。イラスト・白ふくろう舎取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年03月22日40代に入り、痩せにくい・疲れやすい・風邪が治りにくいと特に感じるようになりました。これは加齢とともに代謝や免疫力が落ちてきたからなのかなと思います。そこで代謝・免疫力アップのため、コストコマニアの私が日ごろから意識して取り入れているコストコのおすすめアイテムを紹介します。★関連記事:【業務スーパー】コスパも味もハイレベル!新商品ハンターが直輸入パスタ3種を一挙紹介!じんわり感じる体の不調の原因は?20代のころと比べてそんなに食べる量も増えていない……むしろ減らしているのになぜか太りやすい、動いてもあまり汗をかかない、傷がなかなか治らない、風邪の治りが遅くいつも長引くなどなど、40代に入りさまざまな変化を感じるようになりました。調べてみたところ、基礎代謝が低下すると、痩せにくいだけでなく肌のトラブルや体の冷え、疲れやすいなど良くないことばかり。そして、免疫力が落ちてくると病気にかかりやすくなってしまうそうです。日々の生活で代謝・免疫力を上げる!代謝・免疫力を上げるには、日々の生活習慣が大切。そこでコストコマニアの私がおすすめするのは、手軽に体を温めて体の巡りを良くする「有機じんわ~り生姜」(購入時:599円)。しょうがは手に入りやすく身近な食材で、体をポカポカに温めてくれる効果は有名ですよね。コストコの「有機じんわ~り生姜」は、国産の有機しょうが、有機砂糖、有機りんご果汁、有機レモン果汁と、原材料もとってもシンプルですべてオーガニック。体にも安心でしょうがをすりおろす手間もなく、ドリンクにプラスしたり手軽に取り入れられる優秀アイテムなんです。ドリンクや料理、お菓子にも活用!ホットティーに!まずは定番、ホットドリンクにプラス。私はホットティーに入れたり、ホットミルクに入れて飲むのがお気に入りです。炭酸水で割るなどアイスでもおいしく飲めるのですが、体を温めたいのでホットで飲むのがマイルール。やさしい甘みにピリッとくる辛みが心地良いおいしさです。浅漬けに!食卓での出番が多い浅漬けにも、私はこのしょうがシロップを少量加えて作ります。保存袋にカットしたきゅうり、または大根や白菜など好みの野菜を入れて塩をひとつまみ、しょうがシロップを少々加えてよくもみ込むだけ。お好みで塩を塩昆布に替えてもおいしく仕上がります!麺に!お昼にはよく温かい麺を作って食べています。うどんやおそばに合わせることも多いですが、最近のお気に入りはあんかけにゅうめん。かきたまのおだしにとろみをつけて、仕上げにしょうがシロップをかければ完成。あんかけ+しょうがの効果でとっても体が温まります!クッキーに!おやつタイムにもさりげなくしょうがを取り入れます。バターを使わずお砂糖も控えめなヘルシークッキーにしょうがシロップを混ぜ込んで焼いたら、ほんのりしょうがの香るサクサククッキーに。くるみをトッピングすると香ばしさが増して物足りなさもなくとってもよりおいしくいただけます!このほかにも、豚のしょうが焼きや魚の煮つけなど、いろいろ活用できます!まとめ日常のちょっとした習慣で代謝・免疫力を上げて健康的に!私は子どもが3人、末っ子がまだ3歳と小さいのでなかなか自由が効かず、体を思いっ切り動かしたくても自分の好きなときに運動するのがなかなか難しいですが、その中で無理なく取り入れられるコストコのしょうがシロップはとっても重宝しています。暴飲暴食しない、水分をたくさんとるなども心がけながら、規則正しい生活習慣で代謝・免疫力アップを目指したいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/久野多恵さん(管理栄養士)行政において、離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、成人期・高齢期の栄養相談・講話をおこない、幅広い層への栄養知識を深める活動をしている。現在は乳幼児の食育活動を中心とし、献立作成等にも携わる。また、フリーランスの活動として記事監修・栄養相談・レシピ作成等もおこなう。著者/舞(43歳)コストコ・カルディ・業務スーパーマニアの3児の母。学生のころから続けているバレーボールを今でも継続中。家事・育児に追われながらも、なるべく体を動かし健康・若さを保つべく日々奮闘中!
2023年01月27日私たちの体を守る“免疫機能”は、加齢とともに低下するともいわれていますが、その他に生活環境や習慣にも大きく影響されると考えられます。そこで今回は、現役ヨガインストラクターの筆者が、免疫力を保つために意識しているポイントや簡単ストレッチをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。免疫力アップを目指す簡単習慣体調の変化が起きやすい冬だからこそ、免疫力アップのために意識してほしい習慣をご紹介していきます。バランスのとれた食事免疫力を高めるためには、栄養バランスのとれた食事が大切でしょう。腸内環境を整えることも、免疫機能の維持にもつながると考えられています。日々の食事から栄養をバランスよく摂るように意識してみてくださいね。質の良い睡眠しっかり睡眠をとって体を休ませることも大切。睡眠時間が足りなかったり質の悪い睡眠が続くと、免疫力の低下につながる恐れもあるでしょう。良質な睡眠のために、食事は遅くとも寝る2時間前までに済ませて、就寝前1時間はスマホやテレビなどを見すぎないようにすることをおすすめします。ストレスを溜めない心身に様々な悪影響を与えるストレスですが、ストレスが過剰になると免疫力も下がる可能性が。ストレスは自律神経と密接につながっており、自律神経のバランスが崩れることで、免疫力も低下しやすくなることが考えられます。疲れやストレスが溜まっていると感じるときこそ、意識的にリラックスタイムを作ることが大切でしょう。適度な運動ウォーキングやヨガなどの運動は、体の様々な機能を高めてくれるでしょう。激しい運動をやりすぎないように注意しつつ、適度な運動を継続するようにしてみてください。なかなか運動する時間を確保できない場合は、仕事の合間や寝る前にできる簡単なストレッチなどを取り入れると良いでしょう。どこでも簡単にできるヨガの動きをご紹介しますので、ぜひ一緒にやってみてくださいね。\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.両足を揃えて立つ2.両手を体の側面から上げていき、頭上で手を合わせる3.股関節から体を前に倒し、両手を足の横に付ける※このとき膝を曲げてもよいので、お腹を太ももに乗せる4.手をスネに当てて背中を伸ばし、つま先に体重を乗せながらもも裏を伸ばす5.再び深く前屈し、上半身は余計な力を抜く6.両手を体の側面から上げていき、頭上で手を合わせた後に胸の前まで降ろし、合掌する生活習慣を見直して免疫力を高めよう運動や食事、睡眠など普段の生活から免疫力を高めていくことが、健康を維持するためには大切。今の生活習慣を見直して、免疫力の高い健康な体を作っていきましょう!©︎itakayuki/gettyimagesNATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文 / NATTY
2023年01月13日ふだんの食事も、食材の食べ合わせ次第で、“免疫力強化”“腸内環境改善”といったうれしい効果をアップさせることができるというーー。そんな最強の組み合わせをご紹介!「毎日食べている食材は、食べ合わせによって食材が持つ栄養効果を高めることができます。その結果、免疫力を高めて、終わりの見えない新型コロナの感染を防ぐこともできるのです」こう話すのは、美容・アンチエイジング専門医で予防医学や栄養学にたける「Zetith Beauty Clinic」の副院長・黒田愛美先生。そこで黒田先生に、コロナに負けない“最強の食べ合わせ”を教えてもらった。まずは、ストレートに免疫力をアップしてくれる食べ合わせから。「免疫機能維持に重要なのがビタミンB1です。私はこのビタミンB1を豊富に含む豚肉を、玉ねぎと一緒にしょうが焼きにしてよく食べています。玉ねぎなどに含まれる辛味成分の硫化アリルがビタミンB1の吸収率を高め、免疫力が上がり、スタミナもつきます。そして何よりおいしいんです」(黒田先生・以下同)免疫力が上がる食べ合わせのなかでも注目したい食材が、アンチエイジング効果が高いトマトだ。「抗酸化作用があり免疫力強化の働きをするのが、トマトなどに含まれるリコピンです。油や脂質と一緒に食べると吸収率が上がります。表のオススメメニューとしては、サラダにしやすく、脂質の多いアボカドとの食べ合わせを紹介しましたが、トマトにオリーブオイルをかけるだけでもいいんです。これなら、忙しい朝でも手軽に免疫力を高められますよね」現代人の天敵、ストレスも野放しにしておくと免疫力を減退させる。そこで、紹介するのが「チーズ×鶏ささみ」の食べ合わせ。「“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンには、精神を安定させてストレスを軽減する作用があります。その原料になるのが、チーズなどの乳製品に含まれるトリプトファン。セロトニン生成には、ビタミンB6も必要なので、これを多く含む鶏ささみと食べると、ストレス解消が促されるのです」免疫力を上げるには、疲労をためないことも大切だという。■疲労を軽減させる食べ合わせとは?「酢のクエン酸には体の老廃物を排出し疲労を軽減させる作用があり、アサリに含まれるミネラルの吸収率も上げて体調を整えます」さらに黒田先生は、「代謝を上げ、体温を上げることも肝要」と話す。「体温を1度上げるとさまざまな免疫細胞が活性化され、免疫の働きは5~6倍まで上がることがわかっています」そこで、代謝アップの“推し食べ合わせ”はというとーー。「ズバリ、『しょうが×にんにく』です。しょうがのジンゲロール、にんにくのアリシンはともに血の巡りをよくしてくれる成分。ダブルの効果で代謝を上げ、体を温めてくれます」そして、腸内環境を整えておくことも免疫機能を高めるために必要不可欠だ。「免疫細胞の7割が集まるといわれるほど、腸は最大の免疫器官です。腸内環境を整えるには、善玉菌が重要。そこでオススメなのが『納豆×ワカメ』。納豆菌には善玉菌を増やす働きがあり、その納豆菌のエサとなる水溶性食物繊維を含むワカメと取ることで効果は倍増。私もよく食べ合わせています」肥満になると免疫力が低下する!ほかにも「発酵性食物繊維にも注目している」として、「キムチ×もち麦」の食べ合わせも推す。「発酵食品であるキムチにも善玉菌が豊富に含まれています。そこに善玉菌のエサになる発酵性食物繊維のもち麦を加えると、腸内環境を改善し、腸を強くします」ストレスや腸内環境のほかにも免疫力低下を招く要因がある。肥満がその一つだというから驚きだ。「肥満の人の場合、内臓脂肪に慢性的に炎症が生じている可能性が高く、免疫力が低下しやすくなるのです。また肥満の人は、高脂血症や高コレステロール血症、糖尿病、高血圧症などを併発していることも多く、それらの疾患も、免疫力低下に加担してしまいます」肥満防止の効果が高い食べ合わせのなかで、とくに黒田先生オススメなのが「ブロッコリー×サケ」。「ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、脂肪を燃焼しエネルギーに変えるミトコンドリアを増やすことが知られています。さらに、ミトコンドリアの燃焼作用を促してくれるのが、サケに含まれるアスタキサンチン。この、『ブロッコリー×サケ』は、肥満対策としては最強の食べ合わせです。味の相性もとてもいいので、ぜひ試してみてください」最後に黒田先生はこうメッセージを残してくれた。「免疫機能にしっかり働いてもらうためには、バランスのいい食事、十分な睡眠、適度な運動、そしてストレスを抱え込まないことが重要です。これらの基本をしっかり実践しながら、食べ合わせを意識すると、新型コロナウイルスだけでなく、ほかの病原体にも負けない、強い体を手にできるはずです」食べ合わせを工夫して、コロナに克つ体づくりをしていこう!
2023年01月12日オリゴノールの抗酸化作用で肌の新陳代謝を促進ホテルエミシア札幌では、館内レストランとリラクゼーション施設にて、冬を元気に乗り切るためのメニューを提供することを発表した。スカイレストラン ハレアスでは、オリゴノールを使用した「温活メニュー」を3品、ランチブッフェ「絶景・ご褒美ランチ!Chef’s Kitchen Buffet」で提供。ブッフェは、約70種類のメニューが並び、「美人ランチ」コラボメニュー3品も味わえる。3品には、血流改善の効果が期待できるオリゴノールを使用。メニューは、身体を温める「魚介のソテー ブイヤベースソース」、美肌効果が期待できる「オリゴノール入り薬膳ピクルス」、罪悪感なく楽しめる「オリゴノール入り抹茶のロールケーキ」となっている。提供期間は、11月1日~11月30日まで、時間はランチタイムの12時~14時30分。価格は、2,500円。免疫力アップが期待できる食材を使用リラクゼーション スパ・アルパでは、身体を食事でサポートする「リカバリーランチ」で、免疫力アップが期待できる料理を提供。ランナーやサウナーなど健康的な活動をする人にオススメである。「リカバリーランチ」は、株式会社アミノアップとコラボしたメニュー。今回は、「免疫力」をテーマに構成。免疫をあげるために、たんぱく質・ビタミン類・食物繊維のほか、発酵食品を取り入れたヘルシーメニュー提供する。内容は、カジキマグロのステーキ 熟成オニオンソース・かぼちゃのチーズ焼き・蓮根のきんぴら・なめこの味噌汁・長沼産ななつぼし米・フローズンヨーグルトアイス。提供期間は、11月1日~12月31日まで、時間は12時~23時30分。価格は、スパ入浴付きで2,300円。各メニューの詳細等は、公式サイトで確認を。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース 株式会社ホスピタリティオペレーションズ ホテルエミシア札幌※ホテルエミシア札幌
2022年10月31日ホリスティック食育サロンmaricoco(所在地:沖縄県北中城村、代表:屋宜 まり子)は、子育て世帯を対象に、免疫力と食に関する実態調査を実施しました。アンケート調査の結果、免疫力への関心は高く、多くの人が免疫力をアップするために「食生活の改善」に取り組まれていることが浮き彫りになりました。「maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK」を2022年4月30日(土)に、公式LINE「maricoco」にてプレゼントします。URL: maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK プレゼント■調査概要・調査手法:子育て交流会、インターネット調査・調査対象:子育て世帯【図1】<コロナ禍において高い「免疫力」への関心の高まり>■コロナ予防のために「免疫力アップ」を意識した生活を送っている人が8割!【図2】コロナ感染予防のために、免疫力アップを意識した生活を送っていますか?■免疫力を高めるために心がけていることを聞くと、1位「栄養バランスのとれた生活」(81.4%)、2位「十分な睡眠」(62.8%)、3位「適度な運動」(34.9%)という結果でした。【図3】免疫力を高めるために心がけていることは何ですか?■免疫力を高めるために食生活で意識していることを聞くと、1位「発酵食品を食べる」(68.4%)、2位「緑黄食野菜を食べる」(61.8%)、3位「乳製品を食べる」(38.2%)という結果でした。【図4】免疫力を高めために食生活で意識していることはなんですか?■免疫力を高めために積極的に摂取している食材を聞くと、1位「みそ」(65.3%)、2位「納豆」(61.3%)、3位「ヨーグルト」(49.3%)という結果でした。【図5】免疫力を高めために積極的に摂取している食材は?<日頃の「食生活」での取り組み>■お味噌汁はどれくらいの頻度で飲むかを聞くと、88.3%以上の人が「毎日または、週2~3回以上飲む」と回答!【図6】お味噌汁はどれくらいの頻度で飲みますか?■お家でよく作る料理は何かを聞くと、7割以上が「和食」と回答!【図7】お家でよく作る料理は何ですか?■冷蔵庫にいつもある食材・よく使う食材は何かを聞くと、1位「卵」(94.9%)、2位「野菜」(79.6%)、3位「肉類」(74.5%)、4位「ヨーグルト」(49%)という結果でした。【図8】冷蔵庫にいつもある食材・よく使う食材は何ですか?■ご家庭で常備している調味料は何かを聞くと、和食に必要な調味料がベスト5!1位「みそ」(96.9%)、2位「しょうゆ」(98%)、3位「塩」(94.9%)、4位「砂糖」(85.7%)、5位「みりん」(78.6%)【図9】ご家庭で常備している調味料は何ですか?■「テイクアウト」や「デリバリー」はどれくらいの頻度で利用するかを聞くと、63.9%の人が「週1回以上」利用し、89.7%の人が「月1回以上」利用しているという結果でした。【図10】外食(テイクアウトやデリバリー含む)はどれくらいの頻度でされますか?■発酵調味料(塩麹やしょうゆ麹)を使ったことがあるかを聞くと、手作りの発酵調味料や、市販の発酵調味料を使っている人が46.9%、興味はあるけれど使ったことがない人42.9%という結果でした。【図11】発酵調味料(塩麹やしょうゆ麹)を使ったことはありますか?■食事作りをする上での悩みがあるか聞くと、1位「メニューを考えるのが面倒」(66.3%)、2位「メニューのレパートリーが少ない」(53.1%)、3位「料理に時間がかかる」(33.7%)と回答。【図12】食事作りをする上での悩みがあれば教えて下さい。<日ごろの食生活で【免疫力アップを高める】>私たちの体に備わっている自己防御システム(免疫)を整え、これから訪れるウイルスと共存する時代を健康に生き抜くために重要なのは、誰もが備えている免疫システムを正しく働かせることがポイントです。そのためには【栄養バランスのとれた食事】が重要なポイントとなります。しかし、バランスよく食べるということはとても難しいため、ホリスティック食育サロンmaricocoでは、日々の食事から【免疫力を高める】ためのヒントを盛り込んだ【maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK】をプレゼントいたします。5歳児と作る免役力アップのお弁当■「maricoco式 5歳児と一緒作る免疫力アップ弁当BOOK」の概要URL : 公開期間 : 4月30日(土)公式LINE登録者向け一斉配信(無料)対応機種 : LINEアプリが利用できる端末運営・企画: ホリスティック食育サロンmaricoco■会社概要商号 : ホリスティック食育サロンmaricoco代表者: 代表 屋宜 まり子URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】ホリスティック食育サロンmaricocoHP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日株式会社春義(本社:福岡県福岡市、代表取締役:渡辺 康博)は、医師、栄養士と共同でメニュー開発をし、食事で免疫力を上げるべく必要な栄養素をふんだんに取り入れた翁会席を販売いたします。*当社調べ翁会席免疫力とは、ウイルスや細菌から私たちの体を守る防衛能力の強さのことを言います。免疫力を高めることにより、感染症に罹患するリスクを低減します。免疫力を高めるには、良い睡眠、適度な運動、そして必要な栄養素を取り入れた食事をとることです。翁会席を召し上がっていただくことにより、腸内環境を整え、血液と五大栄養素の摂取の質をあげます。また塩化ナトリウムを一切使用しておりません。カリウムや葉酸を多く含む蕪、里芋、不溶性食物繊維の代表格である蓮根など素材にこだわっているのはもちろんのこと、刺身には醤油ではなく、鯛みそと昆布で召し上がっていただきます。概要は以下の通りです。【メニュー概要】メニュー名 :翁会席販売価格 :9,900円(税込)メニュー詳細:先付 薬膳蒸し野菜 薔薇のコンプレックスサラダ 牛蒡のガレット添え椀物 雪見仕立て 食塩不使用の出汁にて造り 本鮪 サーモンの花籠造り煮物 海老芋と雪花菜饅頭 燕麦揚げ強肴 せいろ蒸し替鉢 芽吹きカネロニ(春野菜のパスタ)酢物 ハーブとオレンジビネガーでマリネした鯖の瞬間燻製食事 生姜ご飯香物 糠漬け 三種留碗 赤出汁甘味 小豆と抹茶アイスと黒蜜の二見 ミント水物 福岡県産イチゴとヨーグルトのティラミス風チーズケーキ※季節によりメニュー内容の変更がございます。■店舗概要店舗名 : 海山邸 博多ARK店所在地 : 福岡市博多区博多駅東2-17-5 ARKビル1F営業時間: 11:30~14:30、17:00~23:00定休日 : 年末年始URL : 店舗名 : 海山邸 天神店所在地 : 福岡市中央区天神2-4-29 フェス天神B1営業時間: 11:30~14:30、17:00~23:00定休日 : 月曜日、年末年始URL : 店舗名 : 海山邸 福鈴所在地 : 福岡市博多区博多駅前1-17-6 西鉄ホテルクルーム博多2F営業時間: 11:30~14:30、17:00~23:00定休日 : なしURL : 店舗名 : 海峯魯 博多所在地 : 福岡市博多区博多駅東2-10-16 川辺ビル2F営業時間: 11:30~14:30、17:00~23:00定休日 : 月曜日、年末年始URL : 【会社概要】会社名 :株式会社春義所在地 :福岡市博多区博多駅東1-11-15 博多駅東口ビル707号設立 :2016年11月代表取締役:渡辺 康博 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月02日風邪をひきにくく、免疫力が高いカラダなりたい!コロナ禍になり、多くの人がよりそう思うようになったのではないでしょうか?そこで今回は、免疫力アップや風邪の引きはじめに効果的なツボを紹介します。免疫力アップにつながるツボ東洋医学を専門としているもふねこ教授に「免疫力アップ」につながるツボを教えていただきます。丁寧なツボの場所と押し方(ここ重要)が、もふねこ教授ならでは!足の三里のツボで胃腸をサポートからだの免疫力をアップさせてどんな病原体にも打ち勝つなんて、そんなに簡単じゃないです。まずは毎日偏りのない食事、じゅうぶんな睡眠、適度な運動、そしてストレスの軽減が大切。だけどネコの世もヒトの世も、ストレスから逃れるのはとってもむずかしい。せめて足の三里(あしのさんり)のツボを押して胃腸の消化吸収力を保ちましょう。膝蓋骨(膝のおさら)の下端から、むこうずねの骨に沿って下へ5~7センチ、外側へ約3センチ、足首をそらすと盛り上がる筋肉(前けいこつ筋)のところにあるのが足の三里です。このツボは昔から健康保持増進のためにお灸をすえていた場所です。ほら、松尾芭蕉の『奥の細道』の冒頭で、旅の準備をしながら、「ももひきの破れをつづり、笠の緒付け替へて、三里に灸据うるより、松島の月まづ心にかかりて……」って書いてあるでしょ? それがこのツボです。このツボは右を押すときは左の親指で、左を押すときは右の親指でギューッと押し込むと、足のほうに向かってズーンと鈍い感覚が伝わります。5秒押して5秒休んで、また押して、次は反対側を押して……それを何回か繰り返しましょう。足の三里を押さえると、胃のあたりでグーッとかゴニョゴニョとか音がする人がけっこういるはずですよ。誰かに押してもらったほうが反応はよくわかります。お腹が鳴ったらしっかり食べられるから栄養もとれて、ぐっすり眠れて、ストレスも軽減するかも。そしたら結果的に風邪もひきにくくなるかもしれませんね。※ 文 もふねこ教授原案・イラスト 犬養ヒロ※ 2020年11月16日配信風邪のひきはじめに効果的なツボ引き続き、東洋医学を専門としているもふねこ教授に「風邪のひきはじめ」に効果的なツボを教えていただきます。カゼの邪気の入り口「風門」でブロック!?風邪(感冒)はライノウイルスなどによる上気道感染症ですが、東洋医学では邪気が体内に侵入して風邪をひくと考えられていました。カゼの邪気だから「風邪」ですね。そしてこのカゼの邪気の入り口といわれているツボが、背中の上のほうにある風門です。肩甲骨の内側の上の方は少し角ばっているのですが、その少し下から2センチほど背骨寄りのところ。まぁ東洋医学的に言えば、このあたりを刺激してカゼの邪気をブロックするってイメージですかね。押さえるなら、中指を引っかけるようにして腕の重みで引っ張るように数十秒ほど圧を加え、次は反対側の風門、その繰り返し。でも、風邪は寒さにつけこんで侵入してくるので、とりあえず手元にあるカイロ、缶コーヒー、お茶のペットボトル、ドライヤーなどで温めると楽になると思います。あ、もちろんヤケドに注意。長時間カイロや熱風を直接あてたりしないで!※ 文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ※ 2021年2月13日配信花粉症・鼻炎に効果的なツボこちらも引き続き、東洋医学を専門としているもふねこ教授に「花粉症・鼻炎に効果的なツボ」に効果的なツボを教えていただきます。上星のツボで鼻づまりを緩和花粉症の原因となるアレルゲンはスギ花粉が有名ですが、人や地域や季節によってさまざま。原因を避けることは大事だけど、なかなかむずかしいですよね。アレルギー反応そのものを根本的に解消できるわけじゃないけど、鼻の症状、特に鼻づまりを一時的にラクにしてくれるのが、頭にある上星(じょうせい)のツボ。ひたいの真ん中、つまり鼻のラインで髪のはえぎわから頭の中に3センチほど入ったところ。はえぎわが後退している人はどうしたらいいかって?逆に、ネコは毛のはえぎわがないって?そのような人やネコはおでこに手をあてて、眉毛の上、指4本分のところを「はえぎわ」ということにしましょう!上星のツボは、人差し指の先で押さえてもいいんだけど、それよりも身の回りにあるボールペンの反対側とかキャップとか消しゴムなど、先端が丸いものを使うのが効果的だと思います。鈍痛を少し感じる程度にジワーッと10秒押さえ、10秒休む、まずはそれを1分間やってみましょう。頭皮が傷ついちゃうから、尖ったものや角ばったもので強く押さえてはダメ。圧迫した刺激がズーンと頭の中にしみ込んで、鼻の奥のほうに伝わってくるように感じるのが理想。ほら、鼻づまりが開通して鼻の中をスーッと空気が通りませんか!?もふねこ教授プロフィール某大学で東洋医学を担当しているリアル教授。実はキャリアも知名度も抜群。犬養ヒロ漫画家・イラストレーター。犬猫鳥魚と暮らす動物好き。「マンガとエビデンスでわかるプラセボ効果」/メディカ出版「マンガ 鍼灸臨床インシデント 覚えておきたい事故防止の知識」/医道の日本社※ 文 もふねこ教授 原案・イラスト 犬養ヒロ※ 2021年3月13日配信風邪っぽいと感じた時に効果的なツボ鍼灸師の田中友也さんに風邪っぽいなと感じた時に効果的なツボを教えていただきました。田中友也さんぞくぞくと寒けがする時は、風邪の邪気、風邪(ふうじゃ)が体に入り込もうとしているサイン。侵入口である、肩甲骨の間にある“風門(ふうもん)”と、首の付け根にあって風邪を分散させる働きのある“大椎”を刺激し、風邪を追い出します。指で押すのが難しい場所なので、道具を使うか、ドライヤーで温めるのがおすすめ。風邪が入り込まないよう、普段からマフラーやタートルネックのニットなどで首まわりを守り、大椎と風門のツボを冷やさないことも大事です。大椎は、首を前に倒した時に飛び出る骨のすぐ下。風門は肩甲骨の間、大椎から骨の山2個分下がったところから、親指1本半分外側の左右にある。POINT手が届きにくい首と背中のツボには、ドライヤーの風を当てるのが簡単。やけどに気をつけながら、じんわりと温めて。入浴時に熱めのシャワーを当てても。田中友也さん鍼灸師、国際中医専門員。兵庫県神戸市の「CoCo美漢方」で健康相談に乗る傍ら、鍼灸の施術を行い、養生法をTwitterで発信する。著書に『こころと体がラクになるツボ押し養生』(学研プラス)など多数。※『anan』2021年12月22日号より。イラスト・松尾モノ取材、文・新田草子(by anan編集部)※ 2021年12月19日配信免疫力アップに効果的な手ツボ目白鍼灸院院長の柳本真弓さんに免疫力アップに効果的なツボを教えていただきました。人さし指の爪の生え際、親指側の「商陽」を押す。柳本真弓さん商陽は大腸と深い関係を持つ、大腸経という経絡が始まるところ。ここを刺激することで腸の調子が整い、免疫力がアップします。場所は、人さし指の爪の親指側、生え際の角から1mm外側。急な発熱や頭をシャキッとさせたい時にも役立ちます。柳本真弓さん目白鍼灸院院長。カルチャーセンター等で講師も務める。著書は『「手」をもむ、触る、押すだけで、たちまち健康になる!』(小社刊)。※ 『anan』2020年10月7日号より。イラスト・momokoharada取材、文・菅野綾子(by anan編集部)※ 2020年10月4日配信免疫力をアップしよう!ツボ押し療法は、養生や薬膳と同じく中医学をもとに日本で発展し長い歴史があります。ツボの場所さえ覚えておけば、いつでも、どこでも、無料で、そして自分でできます。ツボ押しをして、丈夫なカラダになりましょう!まとめ構成・小田原みみ
2022年01月29日何度も繰り返す肌トラブル。肌免疫が十分に働いていないことが原因で起こっているかもしれません。肌トラブルをなくしいつまでも肌を美しく保てるよう、肌免疫がしっかり働くような状態を整えておくことが大切です。本記事では、肌免疫を高める方法について解説します。肌免疫について出典:byBirthここでは、「肌免疫の概要」と「肌免疫が低下する原因」について解説します。肌の免疫機能について免疫とは、ウイルスや細菌のような有害物質から身を守ってくれる機能のことです。その中で「肌免疫」といわれるものは、肌に備わっている免疫機能を指します。肌は、常に露出されている部位で外界と接しているため、花粉、ほこり、紫外線などの外的刺激のダメージを受けやすいのが特徴です。ダメージをそのまま受けてしまうと、肌荒れやニキビなどの炎症が起こります。そこで、肌免疫が十分に機能すると、ダメージを最小限にとどめて肌を守ることができるのです。肌免疫は、肌を美しく健康に維持するために重要な役割を果たしています。肌免疫が低下する原因出典:byBirth肌免疫が低下し十分に機能しないと、外的刺激から肌を守れず肌荒れやトラブルが起こりやすくなります。肌免疫が低下する原因は次の3つです。加齢肌免疫をつかさどる細胞に「ランゲルハンス細胞」があります。ランゲルハンス細胞は、炎症を鎮め、有害なものを排除して肌を守る働きがあり、別名美肌の守り神といわれています。しかし、ランゲルハンス細胞は20歳を境に減少していくため、加齢に伴い肌免疫が低下してしまうのです。生活習慣の乱れ寝不足、偏食、ストレスが溜まる生活を続けていると血流が悪くなり、肌に栄養と酸素がいきわたらなくなります。すると、ターンオーバーのサイクルが乱れて肌状態が悪くなり、免疫が低下してしまいます。また、肌状態が悪いままにしておくと、ランゲルハンス細胞の機能も低下して、ますます肌免疫は下がる悪循環になるため注意が必要です。過度な乾燥や紫外線本来、空気の乾燥や紫外線は、ランゲルハンス細胞による肌免疫で鎮静化できます。しかし、あまりにも刺激が強すぎると、ランゲルハンス細胞は乾燥や紫外線によるダメージを鎮静化したのち死滅してしまいます。過度な刺激を受け続けると、ランゲルハンス細胞の数はますます減っていき、免疫機能が低下することにつながるのです。肌免疫を高める方法出典:byBirth上述した原因を踏まえて、肌免疫を高める方法について考えていきましょう。ここでは、肌免疫を高める方法を4つ紹介します。栄養バランスのよい食事をとる栄養バランスのよい食事をとると、肌のターンオーバーが活性化されるため肌免疫を強化できます。厚生労働省の食事バランスガイドを参考にして、主食、副菜、主菜、乳製品、果物など、1日に必要な栄養素すべてを摂れるような食事を心掛けましょう。また、免疫細胞が多く存在する腸内を整える食事も肌免疫向上に有効です。例えば、食物繊維が豊富なごぼう、大麦、カボチャ、昆布、善玉菌を増やすヨーグルト、チーズ、漬物などの発酵食品を取り入れることをおすすめします。肌にやさしいスキンケアを行う出典:byBirth肌免疫を保つには、普段のスキンケアにも気を配りましょう。化粧品も肌に刺激となれば、免疫を下げる原因になります。肌にやさしいスキンケアを行いましょう。肌に負担をかけないために、まず化粧品に入っている成分にこだわることが大切です。例えば、石油系の界面活性剤配合の化粧品は使わないようにしましょう。ランゲルハンス細胞の触手はリン脂質でできており、石油系界面活性剤は溶かしてしまうため、肌免疫低下につながります。一方、アミノ酸が配合された化粧品は、ランゲルハンス細胞の活性化に有効です。アミノ酸はこれまで作物の抵抗力を高めるために使用された歴史があります。同様に、肌にもアミノ酸を供給することで免疫細胞を十分に働かせ、肌トラブルから守ってくれることが期待できるのです。質の高い睡眠をとる肌免疫を高めるには、質の高い睡眠をとることが大切です。睡眠中は、成長ホルモンが分泌され、日中に受けた紫外線などのダメージから肌を回復させます。そこで十分に回復できれば、引き続き免疫力を維持して外的ダメージから肌を守り続けることができるのです。質の高い睡眠をとるためには、就寝前の過ごし方に注意が必要です。理想の過ごし方の例は次の通りです。就寝前3時間以内は飲食しない就寝1時間前にお風呂に入って体を温めるストレッチをするリラックスできる音楽を聴くパソコン、スマホは見ない就寝前は、神経を高ぶらせる行為や内臓に負担のかかることは避け、できる限りリラックスした状態をつくりましょう。普段から眠りにくい方や入眠をよりスムーズにしたいという方は、日中に太陽の光を浴びる習慣をもつことをおすすめします。日光を浴びると脳内でセロトニンが分泌され、夜にメラトニンという物質に変わります。メラトニンは、睡眠を促進する働きがあるため、入眠をスムーズにして体をしっかりと休ませ免疫力アップにつながります。ストレスを解消する出典:byBirthストレスは交感神経を働かせて心身を疲れさせ、免疫を低下させます。また、ストレスを受けると体内に活性酸素が発生し、肌細胞の酸化を促してくすみやシワの原因になります。さらに、血流も悪くするため、細胞に栄養や酸素がいきわたらず肌状態は悪化していきます。ストレスは、目に見えず少しずつ蓄積していくため、こまめに解消するようにしましょう。ストレスの解消法は、好きなものを食べる、音楽を聴くなど多くあり、自分が心地よいと感じるものであればなんでもかまいません。好きなことをしてリラックスできれば、副交感神経が働いて免疫細胞であるリンパ球が増加するので肌免疫が高まります。活性酸素の発生も抑えられ、肌状態も安定し美しく健やかな肌の維持にも有効なのです。まとめ出典:byBirth外的刺激に抵抗し肌をトラブルから守ることを「肌免疫」といいます。肌免疫が低下する原因は「加齢」「生活習慣の乱れ」「過度な乾燥や紫外線」の3つが挙げられます。肌免疫を高める方法は「栄養バランスのよい食事をとる」「肌にやさしいスキンケアを行う」「質の高い睡眠をとる」「ストレスを解消する」ことの4つです。記事を参考にしていただき、肌免疫を高める習慣作りをしましょう。肌免疫を高められるかどうかが未来の肌の健康と美しさを左右します!
2022年01月26日免疫力を高めてくれると言われているβグルカンを豊富に含む「キノコ」。最近では、コストコの大人気商品「しいたけチップス」も注目を集めています。コストコで購入できる「DJ&A シイタケマッシュルームクリスプ」は、少ない油で低温調理されている上化学調味料無添加。香辛料、食塩、玉ねぎ、にんにくで味付けされた、たっぷり約840gのしいたけがギュッと詰まっていてとってもお値打ち。袋からそのままお菓子やおつまみに、またスープやサラダに砕いて振りかけても使える万能品なのです。また、しめじやヤマブシタケ、エリンギに山ナメコなど。様々な種類のキノコを薬膳出汁で食べる薬膳キノコ鍋や、キノコしゃぶしゃぶ専門店など、メディアやSNSは今キノコ料理の話題で持ちきりです。そこで今回は、この季節にぴったりのおうちで作れる絶品キノコ鍋のレシピをはじめ、一昨年秋にE・レシピで開催した第一弾「秋のキノコレシピコンテスト」のアイデア溢れる受賞レシピをご紹介します!●早速おうちで作ってみよう!絶品のキノコ鍋レシピ・甘辛味がたまらない!「うまみたっぷり!キノコ鍋」きのこの旨味がたっぷり染み出した、甘辛味のキノコ鍋。いろいろな種類のきのこを入れるとより美味しくなりますよ。お好みで、すりおろしショウガを加えて頂いても◎。体の中から美しくなれちゃうヘルシー鍋です。・味変して二度おいしい「ヘルシーキノコ鍋」こちらは豚肉とキノコの組み合わせの「ヘルシーキノコ鍋」。刻みネギや柑橘類の絞り汁、一味唐辛子など味変を楽しみながら頂いてみてくださいね。●レシピコンテストの素敵な受賞作品をご紹介します!・甘じょっぱキノコ新発見!「フォカッチャのキノコたっぷりピーナッツバター炒めのせ」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞に輝いた「フォカッチャのキノコたっぷりピーナッツバター炒めのせ」。味付けはピーナッツバターとお醤油のみ。とっても簡単で甘じょっぱいキノコが美味しく、見た目もオシャレ。おもてなしにも喜ばれる素敵なレシピです。・栄養抜群「きのこたっぷりソフトふりかけ」「秋のキノコレシピコンテスト」審査員優秀賞に輝いた「きのこたっぷりソフトふりかけ」。キノコの豊富なビタミン類とシラスのカルシウムで栄養抜群なソフトふりかけは、ご飯にたっぷりのせたい一品です。ごま油が効いてパクパク食べられちゃいますよ。・低カロリーで鉄分豊富「砂肝とシイタケの塩麹炒め」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞に輝いた「砂肝とシイタケの塩麹炒め」。塩麹で味付けをすることで、さらに旨味がグーンと増したキノコの炒め物は、ガーリックをしっかりきかせることでお酒のおつまみにぴったりの一品になりますよ。砂肝は、低カロリーな上、鉄分豊富なので貧血予防にも役立ちますよ。・白ワインのお供に「白身魚のポワレ~きのこクリームソース~」「秋のキノコレシピコンテスト」審査員優秀賞を受賞した「白身魚のポワレ~きのこクリームソース~」。キノコをたっぷり使ったクリーミーなソースが美味しい一品は、白ワインのお供にぴったりです。パスタに絡めても美味しそうですよね。・火を使わずに一品できる!「きのことウインナーのアヒージョ」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞を受賞した「きのことウインナーのアヒージョ」。耐熱容器に材料を全て入れて後はトースターに入れるだけ!火を使う事なく作れちゃうのが嬉しいですよね。とっても簡単でとっても美味しいキノコレシピです。・旨味が口いっぱいジュワッ「肉巻きしいたけの梅しそ照り焼き」「秋のキノコレシピコンテスト」優秀賞を受賞した「肉巻きしいたけの梅しそ照り焼き」。石づきを取ったしいたけの真ん中に、梅肉を入れるアイデアはさすがの一言!しいたけの旨味が口いっぱいジュワッと広がる、ご飯にもお酒にも合う一品です。今回ご紹介したキノコ鍋や、素晴らしいキノコ料理の受賞レシピを参考に、栄養価が高く免疫力を高めてくれてヘルシーなキノコをたくさん食べて、風邪やウイルスに負けない体を作っていきましょう。冬は乾燥も気になる季節。お肌の保湿も忘れずに毎日笑顔で過ごしていきましょうね!
2022年01月12日巡りをよくして、カラダの基礎力をアップ!免疫力を上げる“温活”に注目します。日本人のカラダは冷えているって本当!?婦人科医である松村圭子さんによると、女性の平熱は低下傾向。冷えによる不調を訴える人が増えているそう。「約60年前の日本人の平熱は、36.9°Cあったといいます。それが今は36.4°C程度。患者さんの中には、低温期の基礎体温が35°C台という人もザラです。そもそも女性は、男性に比べて熱を作る筋肉の量が少ない。しかもコロナ禍による運動不足で筋肉量がさらに減り、冷える人が増えているのです」一方、体温や温度感覚について研究をしている早稲田大学人間科学学術院教授・永島計さんによると、人間の体温は脳や内臓温度である深部体温と、その外側の被殻温度に分けて考えるべきで、下がっているのは被殻温度だそう。「深部体温にはリズムがあり、一日の中で少しずつ変化します。一方、被殻温度は環境の温度や基礎代謝の影響を受けます。腋の下で測る平熱は主に深部体温を反映しますが、同時に被殻温度の影響も受けます。基礎代謝が下がっている人は被殻温度が下がり、平熱低下の原因になります。また、被殻温度の低下は冷えを感じさせて、ストレスにつながります。長期的な冷えは、うつなどの精神的な病気の一因になったりもします」温活を心がけることで、カラダも心も温まる、ヘルシーな冬を目指そう!冷えが美と健康を脅かすメカニズム女性の間で増えているという冷え問題。冷えることのデメリットをおさらいして、温活へのモチベーションを高めよう。1、カラダが冷えると肌も髪もクタクタに。カラダが冷えるとまず影響を受けるのが血の巡り。熱を逃がすまいと毛細血管が収縮するので、肌や髪など末端への血流が滞る。「血流が滞ると、水分や酸素、栄養素が、肌や髪を作る細胞に十分届かなくなります。すると、肌荒れしやすくなったり髪が薄くなるなど美容面で大ダメージが。秋冬になると、抜け毛が増えたと訴える人が増えますが、それはズバリ寒いからです。あと、巡りが悪いと血液から血管の外に水分がしみ出し、むくみが起こります。冬の朝、起きると顔がパンパンという人はこのケースかも。さらに、冷えると脂肪がつきやすくなるという説もあるんです。冷えは肌や髪、ボディラインのケアにとって大敵と心得て」(松村さん)2、特に注意したい女子特有のお悩みも。女性はカラダを冷やしちゃいけないという先人の教えには、きちんとした理由がある。「女性の下半身は脂肪が多め。脂肪は内側の熱を守る断熱材ですが、内側が冷えたとき外から温めようとすると、断熱効果が邪魔になって温まりにくい。しかも、骨盤の内側にある子宮や腸が冷えると、婦人科系をはじめとする不調が発生しやすくなる。だから、カラダを冷やさないようにしていたんです。女性は月経周期によって体温が変化します。特に、月経中は冷えやすいので要注意。毎朝基礎体温を測って、体温の変化を把握しましょう。最近は、睡眠中自動的に基礎体温を測ってくれる便利なデバイスもあるので、ぜひ役立ててくださいね」(松村さん)3、冷えれば免疫力にも危機到来!?ウイルスや病原菌と戦う免疫細胞にとっても、冷えは大敵。「免疫細胞は、血管やリンパ管を通って全身をパトロールしているので、冷えて血管が収縮するのは避けたいところ。また、毛細血管には老廃物を回収する働きもあります。ところが血管が収縮すると回収もうまくいかず、リンパ管がその役割を背負い負担が増します。すると今度はリンパ管が渋滞して、ここでも免疫細胞のパトロールがうまくいかなくなるのです」(医師、医学博士・根来秀行さん)「体温と免疫の関係は謎な部分が多く、発熱が免疫力を高めるのかどうかも検証中です。ただ、体温が37°Cくらいになると全身の細胞が元気になるので、当然、免疫細胞も活性化されます」(永島さん)4、温まれば自律神経も元気になる。温活をするにあたってぜひ味方にしておきたいのが、自律神経。「体温の中でも深部体温は、体内時計に従って変動します。そのコントロールをしているのが、自律神経と毛細血管。ところがストレスフルな現代人は、自律神経のバランスが乱れがち。すると体温の調整がうまくいかず睡眠の質が下がるため、さらに自律神経が疲れる悪循環に陥ってしまいます」(根来さん)疲れた自律神経は、温活を通じて整えることができるそう。「ゆっくり入浴する、のんびり散歩するなどの温活には、心とカラダをリラックスさせて副交感神経を優位にする効果があります。温活は、自律神経のバランスを整えるためにも有効ですよ」(根来さん)松村圭子さん婦人科医、成城松村クリニック院長。著書に『これってホルモンのしわざだったのね 女性ホルモンと上手に付き合うコツ』(池田書店)ほか。永島 計さん早稲田大学人間科学学術院教授。『体温の「なぜ?」がわかる生理学―からだで感じる・考える・理解する―』(杏林書院)など著書多数。根来秀行さん医師、医学博士。ハーバード大学&ソルボンヌ大学医学部客員教授。近著に『負けないからだをつくる 新しい免疫力の教科書』(朝日新聞出版)。ニット¥26,400パンツ¥33,000(共にne Quittez pas/パサンド バイ ヌキテパ TEL:03・6427・9945)ソックス¥3,850(LABOUR AND WAIT TOKYO TEL:03・6804・6448)ストール¥62,700(Joshua Ellis/グリニッジ ショールーム TEL:03・5774・1662)シューズ¥13,200(UGG(R)/Deckers Japan TEL:0120・710・844)※『anan』2021年12月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・宗馬さよ(NMT inc.)取材、文・風間裕美子撮影協力・AWABEESUTUWA(by anan編集部)
2021年12月15日気温が下がり乾燥する冬は、さまざまな感染症が流行しやすく、美容面でも注意が必要な時期です。免疫力をしっかりつけてイキイキと過ごすためには、栄養面でどんなことに気を付けるべきなのでしょうか。予防医学と分子栄養学に詳しい黒田愛美先生によれば、免疫サポートはもちろんアンチエイジングにも良い栄養素があるといいます。どんな栄養素なのか、また、どのようにとるのが良いのかを聞きました。冬の季節、特にとりたい4つの栄養素は?免疫バランスを整えるビタミンD美容効果も高いビタミンC免疫サポートをより活性化させる亜鉛抗酸化作用のあるセレン免疫バランスを整えるビタミンD黒田先生が挙げたのは4つの栄養素。なかでも40代以降の女性は、ビタミンDとビタミンCはより積極的にとりたい栄養素だといいます。まず、ビタミンDはどんな健康効果が期待できるのでしょうか。「免疫は過剰になるとアレルギー反応などが出ることがあり、低すぎると感染症にかかりやすくなります。ビタミンDは免疫反応を調整して体のバランスを整える効果があります。ビタミンDを多く含む食品としては鮭、サバの水煮、しらす干し、干ししいたけなどがあります。推奨摂取量は1000IUとされています」(黒田先生)。ビタミンDは紫外線を浴びると体内で生成されることがわかっていますが、効果的な紫外線の浴び方はあるのでしょうか。「ビタミンDは紫外線を浴びることでもとることができます。ただ、紫外線からとれるビタミンDは食品に比べるとごくわずかではあります」(黒田先生)。紫外線を浴びると、シワやシミが気になる人も多いと思いますが……。「ビタミンDを紫外線から吸収するときは、肌の露出が多いほど効果的ですが、手のひらを日光に当てるだけも良いですよ。 なお、多くの日焼け止めクリームは、紫外線から得られるビタミンDの生成も一緒に阻害してしまいます。紫外線をカットしながらビタミンDの生成は阻害しない『ソーラーD』という日焼け止めクリームもあるので、チェックしてみても良いでしょう」(黒田先生)。美容効果も高いビタミンCビタミンCは免疫サポートだけでなく美容効果も高い栄養素だといいます。「ビタミンCは抗酸化作用と疲労回復、美肌効果が非常に高いのが特徴で、免疫力をサポートしたり、傷を治りやすくしたりする効果もあります。ブロッコリー、キウイ、キャベツなどに多く含まれます」(黒田先生)。そして、ビタミンCは摂取量で効果が変わるそうです。「例えば、傷を治りやすくするなら1日100mg、風邪予防なら1~10g、疲労回復(副腎疲労回復)なら10gくらいとると良いとされています。私は体調によって1日3~10gとるようにしています」(黒田先生)。より免疫を強化したいなら亜鉛、セレンもチェック亜鉛は聞いたことがありますが、セレンという栄養素は聞き慣れない人も多いのではないでしょうか。「セレンは、人間にとって必要不可欠な5大栄養素・ミネラルの一つです。体内のサビつきの原因となる活性酸素から体を守り、体の内側から若々しさを保ちます。かつおやかつお節、ほたて、たらこなどに多く含まれます。亜鉛は細胞の代謝を活発にして免疫力をサポートする働きがあります。かきや豚レバー、アーモンドなどに多く含まれます」(黒田先生)。この4つの栄養素以外にも、乳酸菌や食物繊維を積極的にとると効果的だそうです。次の章では、栄養素のより効果的な摂取方法を紹介します。栄養の摂取はサプリメントが効果的ビタミンDの推奨摂取量は1000IU、ビタミンCも風邪予防なら1g以上ということですが、この量は食事からだけで摂取するのは難しいそうです。「食べ物からとることはとても大切ですが、摂取できる量は限られています。サプリメントなら必要な栄養素を効率的に、かつ日々の摂取量を自分で確実に把握することができます。ただし、サプリメントなら何でも良いというわけではありません。選ぶときは目的成分の量や添加物がどのくらい含まれているかなどをチェックすることが大切です。信頼できるメーカーの商品を選ぶことも重要です。できれば栄養外来のあるクリニックでサプリメントを処方してもらうほうが確実です」(黒田先生)。まとめ忙しい毎日を送るなか、「できるだけ」食事の栄養バランスには気を付けたいと思いつつも、完璧にはなかなかいかないもの。食べるものに気を付けながら、サプリメントをじょうずに活用することは健康維持、アンチエイジングにつながるということでした。取材・文/mido(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。★関連記事:「え? みそ汁に入れるだけ!?」腸内環境を整えるためにトッピングしたいものとは【管理栄養士解説】★関連記事:えっ!? どんなに「健康と美容に良い」食品でも、毎日食べると逆効果になる!?【美容専門医監修】★関連記事:「逆効果の場合も!」アンチエイジング&ダイエットのための飲料の選び方とは?【美容専門医監修】著者/監修/黒田愛美先生美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
2021年12月13日ノエビアグループは、免疫機能と皮膚状態の関係に着目し、表皮の免疫細胞であるランゲルハンス細胞と皮膚老化の関連性について研究を行っています。今回、ランゲルハンス細胞が多い皮膚は、バリア機能が高く、色みが明るいことを見出しました。そこで、ランゲルハンス細胞の生存維持に重要で表皮細胞が産生するタンパク質「RANKL」を増加させる素材の探索を行いました。その結果、伝統的な滋養強壮の生薬である冬虫夏草とルバーブ※が相乗的に「RANKL」を増加させることを発見しました。これにより冬虫夏草とルバーブが「RANKL」を増やし、ランゲルハンス細胞を維持することで、バリア機能を高め、皮膚色を明るくする可能性が示唆されました。皮膚免疫に焦点を当てた研究により、肌の美と健康に対する新たな視点でのアプローチが可能となりました。この研究成果の一部を2021年9月18日~9月20日に開催される「日本生薬学会第67回年会」にて発表いたします。※自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム」にて有機栽培。シベリアでも生育する生命力の強い植物。【研究背景】<表皮に存在し皮膚免疫を担うランゲルハンス細胞と皮膚状態の関係に着目>皮膚には、外界に存在する病原菌やウイルスなどの外敵から身を守るため、免疫機能が備わっており、体の恒常性を維持する重要な役割を果たしています。表皮に存在するランゲルハンス細胞は病原菌やウイルスを認識し、その情報を伝え排除を促す働きをしており、加齢や紫外線により減少することが知られていますが、細胞数と皮膚状態の関係については十分に明らかにされていませんでした。本研究ではランゲルハンス細胞と皮膚状態の関係を明らかにするとともに、加齢で減少するランゲルハンス細胞を維持し、皮膚のバリア機能及び保湿機能に重要で表皮細胞が産生するタンパク質「RANKL」を増加させる素材の探索を行いました。【参考】免疫と骨の健康に関わるタンパク質「RANKL」が皮膚のバリア機能及び保湿機能を強化することを発見(第6回日本骨免疫学会2021年6月発表) 【研究成果】1. ランゲルハンス細胞は加齢により減少することを確認20代及び50-60代女性の頬部からテープストリッピング法により回収し抽出したタンパク質について解析を行いました。その結果、ランゲルハンス細胞の指標であるランゲリンは20代よりも50-60代の方が少ないことが確認されました。ランゲリンの存在量2. ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことを発見50-60代女性を対象に角層中のランゲリンと皮膚状態の相関関係を解析しました。その結果、ランゲリンとバリア機能低下の指標である水分蒸散量及び黄みの指標であるb*値に負の相関が、明るさの指標であるL*値に正の相関が認められました。これにより、ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことが示されました。ランゲリンと皮膚状態の相関関係3. 冬虫夏草とルバーブがランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を相乗的に増加させることを発見表皮細胞において、ランゲルハンス細胞の維持に重要なタンパク質「RANKL」の発現を増加させる素材を探索した結果、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム( )」で有機栽培したルバーブに効果があることが明らかになりました。さらに、ルバーブによる効果は冬虫夏草により相乗的に増加することが明らかになりました。RANKLの発現比率ランゲルハンス細胞が多い皮膚はバリア機能が高く、色みが明るいことを発見しました。また、冬虫夏草及びルバーブがランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を相乗的に増加させることも明らかになりました。【今後の展開】今回の研究により皮膚免疫に重要なランゲルハンス細胞の数と皮膚のバリア機能や色みに相関関係があることが明らかになりました。皮膚の免疫機能とバリア機能の低下は、将来的なシワ、シミ、たるみなどの老化による肌悩みにもつながります。加齢により減少するランゲルハンス細胞を維持することは老化予防に重要と考えられます。冬虫夏草及びルバーブはランゲルハンス細胞を維持するタンパク質「RANKL」の発現を増加させることから、皮膚の免疫機能とバリア機能、保湿機能を高め、皮膚色を明るくする可能性が示唆されました。今後はこの研究成果を基礎化粧品の開発へ応用する予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月17日