■前回のあらすじ奈月と拓也は、義母に許可なく入籍したことを謝罪するため、義実家へ。そこには叔母・澄子も笑顔で待っていた。しかし、相変わらず義母は由美を絶賛してばかりで、奈月を受け入れる様子はなくて……。 >>1話目を見る 【妻 Side Story】料理も刺繍も、私にとっては苦手分野。失敗ばかりでうまくいかず、相変わらず拓也の元カノ「由美ちゃん」と比較される日々が続きます。一体どうすればお義母さんに認めてもらえるのでしょうか……。次回に続く(全12話)毎日更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ニタヨメ
2023年07月19日■前回のあらすじ和美にマウントをとられ続けた佑子だったが、和美は他のママ友とトラブルを起こしていたことが判明。さらに和美の家の中でも問題が起こっていると聞かされて…。 >>1話目を見る 和美さんの発言で追い詰められていた私ですが、ママ友の澄子さんの声掛けによって、何とか切り抜けることができました。そんな澄子さんが、いつも手作りにこだわる和美さんの家で、ある問題が発生していると聞かされたのです。いつものように見下してくるママ友。澄子さんのおかげで「自分の軸」に気づいた私は、ついに行動を起こします。次回に続く(全6話)毎日8時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ニタヨメ
2021年12月27日私立恵比寿中学、アンジュルムなどのアイドルソング、アニメソングの作詞家として活躍している児玉雨子さん。初小説集『誰にも奪われたくない/凸撃』が早くも話題だ。「誰にも奪われたくない」は、銀行勤めをしながら作曲家としてもがんばっている園田レイカと、レイカが楽曲提供したアイドルグループ「シグナルΣ(シグマ)」のメンバー佐久村真子(まこ)の関係性の変化を軸に、彼女たちの生きづらさの正体に迫る一編。「凸撃」は、YouTubeで喧嘩凸待ちを配信している〈せまみち〉こと宏通が、顔も生年月日もプロフィールで晒している未成年の〈金キング〉とのやりとりから始まる短編。どちらも、いわゆるシスターフッドやブラザーフッドとは少し違う“連帯の形”が描かれ、はっとする。「人間関係がヒリヒリしている現代において、ネットは悪しきイメージを持たれている部分もあるけれど、匿名やハンドルネームの存在だからこそ、本音が言い合えるとか、つながり癒される瞬間があるのではないかと。実名と同じ名前で活動していたとしても、仕事や社会における名前の意味は、プライベートのそれと違うはず。現実とオンラインの世界が地続きでフラットにつながっている“イマドキの人と人との距離感”のリアリティは、書いてみたいなと思っていました」「誰にも~」で、思わず首肯してしまうのは、レイカ視点で描かれるふたりの距離感の捉え方や、社会や世相を斬る鋭い観察眼。たとえば、レイカと真子との関係は、ある盗撮動画がネットにアップされることによって変わっていく。「アイドルが不祥事を起こすと『男の影響』、整形する女の子に対しては『モテたいから』というように、紋切り型で決めつけてくる。社会の文脈へのアンチテーゼというか、そこにノーを言いたかったんです」「凸撃」でも、せまみちと金キングが次第に心を寄せほっこりしていたかと思いきや…。展開もお見事。「現実は、こんな距離感に落ち着くことも多いのかなと。ただ、どういう顛末であれ手を取り合った瞬間があるのはすばらしいなと」随所にちりばめられている作詞家ならではの刺さるフレーズといい、2編をつなぐ人物を登場させるアイデアといい、鮮烈なデビュー作だ。『誰にも奪われたくない/凸撃』「編集さんとのやりとりはセッションみたいでした」と振り返る。作中曲「ジルコニアの制服」を自身で作詞作曲、YouTubeで公開中。河出書房新社1694円こだま・あめこ1993年、神奈川県生まれ。作詞家、作家。2011年、高校在学中に作詞家デビュー。アイドル曲やアニメ曲を中心に、幅広く歌詞提供。『BRUTUS』で食コラムを連載中。©Miyoko Tamai※『anan』2021年9月29日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年09月27日コメディアンの萩本欽一(79)が10月7日の「文春オンライン」の取材に応じ、がん闘病していた妻・澄子さんが亡くなったと明らかにした。記事によると澄子さんは骨折で入院し、次第に体が弱っていったとのこと。萩本は「スミちゃんは最後までぼくのファンでいてくれた」「優しい三人の子供たちを、しっかりと育てた母親でいてくれた」「スミちゃん、ありがとうね」と語ったという。そんな萩本は、本誌19年7月23日/30日合併号でも、澄子さんとの結婚生活を回想していた。■「人生はつねにアドリブ。決まりきった道はつまらない」と語る萩本の“夢”を、澄子さんは常に応援してくれた。萩本は70~80年代に『欽ちゃんのどこまでやるの!』『欽ドン』『週刊欽曜日』などのテレビ番組がお茶の間で大ウケ。“視聴率100%男”と呼ばれるほど出ずっぱりだった。もともと仕事人間だった彼は、こう話していた。「お母さん(澄子さんの愛称)は『仕事が好きなら、とことんやれ』っていう人だったから、気持ちよく夢を追いかけられたしね」76年、澄子さんと“結婚していた”と発表。さらに7ヵ月になる長男がすでにいるとも会見で明かした。続いて2人の子供に恵まれたが、相変わらず仕事漬けの日々を送っていた。萩本は“家族を顧みない旦那”と言われないよう日曜は必ず休みを取り、子供たちとの時間を増やしていた。そんなとき、澄子さんはこう伝えたという。「あなたが無理して楽しそうにしているのはバレバレだし、そういう付き合いをすると、子どもたちがかわいそうだから、やめたほうがいい。そんなことなら、仕事を思いっきりやれば」その言葉がキッカケで、澄子さんに子育てを一任。いっそう自身の夢を追うことにした。85年には前述3番組のレギュラーを突如降板。映画や舞台の世界で新たな“夢”を探し、05年には64歳にして野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」の監督に就任した。その2年後には「24時間テレビ」のチャリティーマラソンランナーとして、70キロメートルのマラソンにも挑戦。さらに15年4月、駒澤大学仏教学部に社会人入試で入学ーー。萩本はあくなき探求心のもと、夢を追い続けた。「レギュラー番組をやめたときも、『ゴールデンゴールズ』監督になるときも、そして大学受験をしたときも……。『やめときなさい』なんて言われたこともなければ、『がんばって』と直接応援されたこともなかった。とにかく、“口を出さない、邪魔しない”を徹底してくれていたの」萩本は「理想の人生を歩むうえで、これほどピッタリの人はいなかった」という。そのいっぽうで「我慢してきたこともいっぱいあったと思うなぁ」と、こんなエピソードを振り返っていた。「『ぼくが死んだら“欽ちゃん記念碑”を作って、みんなが遊びに来られるような、テーマパーク風のお墓にしたい』と話したことがあったの。今まで○○したい、と話すと『好きなようにすれば』と言われていたけど、そのときだけは、ジーッとぼくの顔を見て『あんた、死んだ後のことまで夢見るのね』と言ってきた。そして、『あんたの最後の夢だけは、私はどかしておいて』って(笑)」しかし萩本は、「ずっとぼくの夢物語を応援してきてくれたお母さんが、最後の夢にはついていかないとハッキリ言った」と感心の様子。そして、こう続けた。「『いままで言いたいことはいっぱいあったのよ。でもそれを言うと、あなたの夢が壊れるから言わなかったの』。そんな意思が伝わってきたよ。実際、お母さんはぼくと2人で入るお墓を買っていたみたいなんだけど、もうそれは手放して、1人で入れるようなところに買い換えちゃったみたい」■誰よりも理解し、その夢を支えてくれた澄子さん。その生涯に、萩本は感謝しきりだろうーー。
2020年10月09日『サザエさん』で中島君役を務める声優の白河澄子さんの訃報を受け、カツオ役で共演している声優の冨永みーなのコメントがフジテレビより発表された。白河さんは『サザエさん』の中島君役を1969年の放送スタート時から担当。アニメ『ドラえもん』では1980年から26年にわたって出木杉英才役を務めた。冨永は1999年より3代目カツオ役を担当しており、白河さんとは2014年に放送された『スペース☆ダンディ』のEPISODE25でも共演していた。冨永のコメント全文は以下。突然の訃報に、大変驚いております。いつもスタジオで優しく声をかけていただいていました。とてもとても寂しいです。白川さんのご冥福をお祈りします。中島ー!中島ー!俺たち永遠に親友だよな。冨永みーな
2015年11月27日