デビュー15周年の集大成となるベスト盤『奥華子 ALL TIME BEST』をリリースする奥華子さん。今作は約170曲に及ぶオリジナル曲から自身が選び、コンセプトごとに分けた3枚組。「これが奥華子です」と言い切れる作品になった。デビュー15周年を記念したベスト。「花」「空」「月」に想いを込めて。「今回は過去にリリースした曲の他に『はなびら』という新曲が入っているんですけど。花は儚く散っていくからこそ愛おしいし、それって人生そのものだなと思って。この曲をきっかけに“儚いからこそ愛おしいもの”をテーマにした『花-HANA』、“いつでもそこにあるもの”をテーマにした『空-SORA』、“闇があるからこそ見えるもの”をテーマにした『月-TSUKI』に分けて選曲しました。特に闇をテーマにした曲はたくさんあって(笑)。悲しみや苦しみはマイナスに感じるけど、あの悲しみがあるから今があると思えたり、あの失恋があったからこの人に出会えたと思えたり。そういう曲もたくさん書いてきました」恋愛ソングで幅広いリスナー層から支持され、CMソングでも着実にその声と名前を広めてきた。キャリアを振り返れば、こんな転機も。「良い曲を書いて、売れたいという気持ちはずっとありました。でも“そんなに簡単なことじゃないんだ”と気付いたのは『シンデレラ』をリリースした時。ポップな曲だったので、珍しくスカートをはいて黒縁メガネにしてみたけど、あまり評判が良くなくて(笑)。そんなことでは何も変わらないんだから、自分らしくやろうって肩の力が抜けたんです」新曲の「はなびら」は映画『殺さ〈あなたが名前を呼んでくれた時/はじめて自分を好きになれたの〉と、誰かを好きになることで人生そのものが輝きだすような気持ちを今もなお、瑞々しく歌にする。「誰かに自分の名前を呼んでもらえて、初めて自分が存在できるような気持ちって今もあります。もちろんライブにたくさんの人が来てくれたら嬉しいけど、ツイッターのフォロワー数や周りにいる人の数なんて関係ない。今、自分が生きているこの瞬間に想う、たったひとりの存在が、いてくれたらいいなって」そんな恋愛観の彼女だからこそ、聴き手の心に強く歌が響くのだろう。「私はすごくネガティブだし、こんなこと書いたら引かれるかな?と思うことも歌詞に書いてきた。だからこそ共感してくれる人がいて私も救われました。それはもうデビュー当時からずっと変わってないです」『奥華子 ALL TIME BEST』【通常盤3CD】¥3,500【スペシャル盤3CD+BD】¥4,900【完全限定生産15th Anniversary 875BOX 3CD+BD+オリジナルマルチスタンド他】¥8,750(ポニーキャニオン)おく・はなこ千葉県出身のシンガーソングライター。2005年にメジャーデビューし、これまでに10枚のオリジナルアルバムをリリース。鍵盤弾き語りを軸にしたスタイルで恋愛ソングやメッセージソングを生み出す。※『anan』2019年11月20日号より。写真・土佐麻理子取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年11月15日「娘のドラマは、いつも見ています。(主演した)『これは経費で落ちません!』(NHK)も話題になってうれしかったです」そう語るのは、女優・多部未華子(30)の母。10月1日、多部が写真家の熊田貴樹氏と結婚したことを公表した。熊田氏は40代というが、どんな男性なのだろうか。多部の母に聞くと――。「そうですね、もう何度かお会いしていますが、“いい方”というのが、いちばんの印象です。年齢差?そういった不安はないですね。家事については……、どうでしょう(笑)。私はそんなに(娘に)料理を作ってもらったことはありませんが、これから頑張ると思いますよ」多部にはこの数年、交際報道もなく、まさに“電撃婚”だった。芸能関係者は言う。「’13年に写真誌により熱愛が報じられた俳優・窪田正孝(31)とは、’16年ごろに破局したと言われています。多部はそれ以降“結婚願望”も薄れてしまったようで、’17年には月刊誌のインタビューで《今ではマネージャーさんにも『結婚がすべてじゃない!』とアツく語っています》(『MORE』’17年3月号)などと、明かしています」実はそんな彼女に影響を及ぼしたのが、樹木希林さん(享年76)だったという。希林さんが亡くなったのは’18年9月。がんに侵された彼女が命をかけて撮影に臨んだ映画が『日日是好日』(’18年10月公開)だった。晩年の希林さんと交流があり『日日是好日』でも着物や茶道のオフィシャル・アドバイザーを務めた観世あすかさんは言う。「樹木さんは映画で共演した黒木華さん(29)と多部さんを、『自分の跡を継いでくれる女優』と、おっしゃっていました。多部さんについては、『いまは若くてきれいなだけの女優が多いけど、あのコは顔が整っているだけでなく、女優として芯がある』とも言っていましたね」多部は舞台挨拶で「付き合っている人いるの?」「整形しているの?」など、希林さんから色々と質問されたことを明かしている。「多部さんを認めていたからこそ、ズバズバと質問されていたのでしょうね。撮影の合間に希林さんと黒木さんや多部さんは、いろいろなことを話していました。そのなかで希林さんがこんなことを言われたのです。『結婚にはいろいろな形があるけれども、私は(内田裕也さんとの)結婚を続けてよかった』。何げない一言でしたが、とても印象に残っています。多部さんが結婚されたと伺ったとき、希林さんの、あの言葉も後押しになったのかな、と思いました」(観世さん)多部が選択した結婚生活は、希林さんの“跡継ぎ”となるうえでも大きな糧となるだろう。
2019年10月13日「嵐」の櫻井翔と女優の多部未華子が共演するヘアケアブランドの新TVCM2篇が、10月17日(木)よりオンエアスタートすることが分かった。「山田太郎ものがたり」「先に生まれただけの僕」などで共演経験もある櫻井さんと多部さん。今回の新TVCMでは、髪のくせやうねりに悩む妻役を多部さん、その妻をやさしい眼差しで見守る夫役を櫻井さんが演じ、何気ない日常の一場面を切り取ったドラマの予告編のようなCMだ。まず1篇は、朝のひと場面を切り取った「朝の支度」。仕事へ出かけようと玄関へ向かう夫。「一緒に行く?」という不意の妻の言葉に「え?」とふり返る。珍しく支度の早かった妻からの申し出に、思わず顔がほころぶ夫。家を出て、並んで歩く通勤のひととき、「こんな朝もいいね」と心地よい木漏れ日に目を細める、という内容。もう1篇は、朝から雨が降り続く日を切り取った「雨の日」。夫は2人分のコーヒーを入れ、くせ毛に気持ちも雨模様の妻は洗面所へ。すると、洗面所から「おお!」という声に顔を上げる夫。ヘアアイロンでまとまった自分の髪に思わず笑みがこぼれる妻。そして「雨も好きかも」と、2人で傘を差して出かける――というストーリー。今回、夫婦2人が並んで歩く通勤シーンからスタートした撮影。ロケ現場で顔を合わせた2人は「久しぶり!」(多部さん)、「久しぶりだね、元気?」(櫻井さん)と挨拶を交わし、そんな久々の再会に「最初に共演したのが2007年のドラマで高校生役、同級生。次が2年前の2017年で恋人役。そして今回、晴れて夫婦役。おめでとうございます!」とお互い拍手で讃えあったとか。撮影した感想を聞くと、櫻井さんは「映画やドラマの現場のようで、CM撮影っていう気がしないですね」と言い、多部さんも「設定もきちんとしているからとてもやりやすいですね。私はデザイン会社の広報という設定です」と明かした。さらに、櫻井さんは「(ドラマのような)演技をするのが久しぶりだから、さっき、(スタッフ)に俳優部の皆さん休憩ですって言われて、あ、俳優部って言われちゃった、と、急に緊張しちゃいました」と、通常のCM撮影では登場することのない“俳優部”という言葉に、少々プレッシャーを感じていたという。「エッセンシャルflat」新CM「朝の支度」篇、「雨の日」篇は10月17日(木)より全国にて放送開始。(cinemacafe.net)
2019年10月10日アイドルグループ・嵐の櫻井翔と女優の多部未華子が出演する、花王ヘアケアブランド・エッセンシャルの新シリーズ「エッセンシャル flat」 TV CM「朝の支度」編(30 秒、15 秒)、「雨の日」編(30 秒、15 秒)が、17日より全国でOAされる。「朝の支度」編では、朝、仕事へ出かけようと玄関へ向かう夫(櫻井)が、「一緒に行く?」という不意の妻(多部)の言葉に「え?」と振り返る。毎朝バタバタしていたのに、珍しく支度が早かった妻からの申し出に、思わず夫は顔がほころび、「こんな朝もいいね」「朝からデ ートみたい」と2人で歩く。また「雨の日」編では、朝から降り続く雨に「雨の日は妻の気持ちも雨模様……」と夫の気持ちも塞ぎがちとなるが、洗面所から「おお!」と喜ぶ妻の声が。雨なのに広がらずまとまった髪に笑みをこぼし、「雨も好きかも」という妻の様子に、「晴れたじゃん」と思わず夫も笑顔になる。撮影は櫻井と多部の2人が、並んで歩く通勤シーンからスタート。「久しぶり!」(多部)、「久しぶりだね、元気?」(櫻井)と、ロケ現場で顔を合わせた2人は、2017年にドラマで共演した時以来、約2年ぶりの再会だという。「最初に共演したのが2007年のドラマでの高校生役、同級生。次が2年前の2017年で恋人役。そして今回、晴れて夫婦役。おめでとうございます!」と互いに拍手で讃え合っていた。「映画やドラマの現場のようで、CMの撮影っていう気がしないですね」と言う櫻井に、「設定もきちんとしているからとてもやりやすいですね。私はデザイン会社の広報という設定です」と明かす多部。櫻井は「(ドラマのような)演技をするのが久しぶりだから、さっき(スタッフに)『俳優部の皆さん休憩です』って言われて、『あ、俳優部って言われちゃった』と、急に緊張しちゃいました」と、振り返った。
2019年10月10日10月1日、EXILEの橘ケンチさんが結婚を報告しましたね。メンバーのゴールインは今年4人目!そんなニュースを見かけて、ほぉ~と思っていたんです。で、その直後に北勝富士関(お相撲さん)が婚約発表という記事を読んで、10月も結婚ラッシュは続くのか~と。しばし幸せな気分に浸っていたら、夜になってびっくり!なんと多部未華子さんが結婚って!!■多部未華子の結婚を占ってみた結婚自体もだけど、30歳という年齢にも少なからずショックを受けました。実力派の素晴らしい女優さんですが、ずっとロングの黒髪だし、10代の頃からあまり見た目の印象が変わらないからか、まだ20代半ばくらいだろうと思っていたんです。いつの間にか大人になって、恋をして。確かにきれいになったわ。そうなのね、たべちゃん、あなたもそちら側に行ったのね……と妙に感傷的になってしまったのは、きっと筆者だけではないはず。そんな多部さんの結婚について、女性誌やウェブメディアで話題のサツキメイさんによる占いサイト『サツキメイの星レター』でちょっと占ってみました。すると驚きの結果が!■今この瞬間が結婚のベストタイミングまずは「結婚のチャンス」。時期を見たところ、2019年9月14日~11月10日に「居場所に変化が起こる」と。「あなた自身の環境が変わるできごとが起こったり、今までの生活を変えたいという想いが高まる影響で、結婚願望が突然わき上がる可能性が」との占い結果が出ていました。写真家であるご主人と3年前に出会って交際し、30歳という節目を迎えた今。主演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK)の放送が終わり、映画『アイネクライネナハトムジーク』も無事に公開して、きっとこれ以上ないタイミングだったんでしょうね。しかも『アイネクライネナハトムジーク』で多部さんにプロポーズしている三浦春馬さんとは、2010年の『君に届け』、2014年の『僕のいた時間』(フジテレビ系)でも恋人役を演じた仲。初々しい高校生カップルだった2人がアラサーになり、別の物語の中で現実的な恋愛をするようになった……その設定って、視聴者としてもキュンとしますが、本人的にも将来のことを考える一つのきっかけになったんじゃないでしょうか。ちなみに、この『アイネクライネナハトムジーク』てば、すごいんですね。多部さんもだし、共演の貫地谷しほりさんも先日結婚。矢本悠馬さんも今年入籍したばかり。観れば新婚さんパワーにあやかって結婚運が上がるかも?なんて。主演の三浦春馬さんの今後も楽しみ!■多部未華子の運命の相手は?本題に戻りましょう。多部さんについてですが、彼女が恋に落ちるべき相手ってどんな人なんだろう?というのを占ったところ……【あなたに好意を抱く異性のタイプ】「多部未華子さんに好意を抱くのは、強い共感力を持つ異性や、デリケートで人に優しいタイプの異性でしょう。(中略)また、アートや音楽などに癒やしを求める、アーティストタイプの異性からも好かれる傾向が。」ご主人の特徴にぴったり?お相手は写真家ですから、間違いなくアーティスティックな人ですよね。多部さんは旅好きで海外に行っては一眼レフで風景写真を撮るそうなので、感性が合っているのかも。気になる2人の出会いもチェックしてみました。【あなたに適した恋のシチュエーション】多部未華子さんに適した恋のシチュエーションは、あなたの知性とチャレンジ精神が生かせる状況でしょう。(中略)自分のフィールドを広げていくための行動力や、高い理想に対する向上心を見せることが、恋が生まれるきっかけになる可能性も。出会いのきっかけは撮影の現場だとか。ご主人は多部さんが出演中の「UQモバイル」のCMも担当しているようなので、その仕事で出会った?という噂も出ていますね。仕事を通してお互いの才能や情熱に惹かれ合い、仲間から特別な関係に変わっていったのかなと。尊敬し、高め合える関係って本当に素敵!■大切な人との相性も占える!今回試したのは「今よりちょっとだけ生きやすく、楽になる」をテーマに、毎日頑張ってしまう女性たちを西洋占星術とタロットで応援する『サツキメイの星レター』。「あの人の気持ちが知りたい」「今の状況を変えたい」などの悩みをマルっと解消できる占いサイトです。多部未華子さんのご主人の生年月日がわからないので、相性までは占えなかったのですが、とりあえず結婚のタイミングは的中していたし、相手の特徴や出会いも当たっている印象が。恋人や気になる彼の生年月日をご存知の方は、ぜひご自身との相性も調べてみてくださいね。結婚を含む転機のチャンスを知ったうえで行動すれば、多部さんのような最高の幸せを手に入れられるかもしれません。サツキメイカウンターカルチャー世代の占い師。時代感覚に寄り添ったリアルな解釈と、等身大で飾らない鑑定が特徴。個人ブログとバー鑑定から活動をスタートし、ネットと口コミでの人気が各種メディアのオファーに繋がったという、現代的な経歴の占い師でもある。
2019年10月02日女優の多部未華子(30)が10月1日、写真家・熊田貴樹氏との結婚を発表した。突然の発表にネットは祝福の声にあふれている。各メディアによると多部は「3年前に撮影の場で知り合い、その後交際に発展し結婚という運びになりました」と経緯について説明。「今まで通り仕事は続けてまいりますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけているという。多部は09年、朝の連続テレビ小説「つばさ」でヒロインを務め大きな注目を集めた。そののち11年1月期のドラマ「デカワンコ」(日本テレビ系)でも主演となり、以降もコンスタントに映画やドラマに出演。先月27日まで放送されていたドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK総合)も話題を呼んだばかりだ。同日、Twitterでは「多部未華子」「多部ちゃん結婚」がトレンド入り。さらに多部の結婚を喜ぶ声が上がっている。《多部ちゃんおめでとう ツバキ文具店やこれは経費でおちませんもよかったけど、何気にデカワンコが好きでしたよ》《特別な、というより、隣にいそうな女性を演じるのなら、多部さんがいいなあ。自然な可愛らしさが好きです》《これは経費で落ちません!が実は夏ドラマの中で最推しでした 山田太郎ものがたりの頃から大好きな多部ちゃん。どんどん綺麗なお姉さんになっていくな~と思ってたらご結婚とは 本当に本当におめでとうございます》多部の結婚に、共演俳優も反応した。公開中の映画「アイネクライネナハトムジーク」で多部と恋人関係を演じる三浦春馬(29)も同日、Twitterで《多部未華子ちゃん。心から、ご結婚おめでとうございます これからも応援しています》と馬の絵文字をつけて祝福。投稿は2時間で1.4万件もの“いいね”を記録した。また「アイネクライネナハトムジーク」には先月24日に入籍を発表したばかりの貫地谷しほり(33)も出演している。そのため同作の監督・今泉力哉(38)は、今年1月に結婚した矢本悠馬(29)の名も挙げこうツイートしている。《矢本悠馬さん、貫地谷しほりさん、多部未華子さん、ご結婚おめでとうございます。なんなの!とてもとてもしあわせな気持ちに》女優たちの幸せが相次ぐ「アイネクライネナハトムジーク」。そのため作品のファンからはこんな声が上がっている。《貫地谷しほりに続いて多部未華子ってアイネクライネナハトムジークの女優陣が結婚フィーバーですね》《先日の出会いのない美容師な貫地谷しほりさんに続き、まさに令和のアイネクライネナハトムジーク婚!!》《貫地谷しほりさんに続いて多部未華子さんがご結婚とのこと。アイネクライネナハトムジーク。テーマに沿ったおめでたい映画だ》
2019年10月01日俳優の三浦春馬と女優の多部未華子が24日、都内で行われた映画『アイネクライネナハトムジーク』ヒット御礼舞台挨拶に出席した。理想のプロポーズについて問われた三浦は、「ロマンチックなのはやめましょう」と高らかに宣言し、“スカイダイビングプロポーズ”を提案するも、多部から「却下それ、どうなの?」と苦言を呈される一幕があった。三浦は理想のプロポーズについて「(空中で)バーッてなってる時に、すっごい大きな声で着地するまでに思いの丈を言う」と自信満々に力説したが、多部から「飛んでることと、プロポーズのどっちが大事かわからないから却下。どうなの、それ?」と即却下された。続けて「ダメだった時に空気感がすごそう」と苦笑いを浮かべ、全否定した。一方多部は、乗り物で偶然隣に乗り合わせる出会い方を大絶賛。自身の両親の出会いが新幹線だった明かし「乗り遅れた同士で連結部分に立っていて、そこで出会った。車掌さんにカップルだと思われて、席に案内されたらしい。『カップルに思われちゃいましたね』みたいな感じから話が始まったから、乗り物がいいな」と両親を重ね妄想を膨らませていた。同作は人気作家・伊坂幸太郎の恋愛小説集で、51万部を売り上げた同名小説を実写映画化。三浦と多部の恋を軸に、不器用ながらも愛すべき人々の思いがけないめぐり合いの連鎖を10年にわたって描く。
2019年09月25日映画『アイネクライネナハトムジーク』(9月20日公開)の完成披露舞台挨拶が21日に都内で行われ、三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬、森絵梨佳、恒松祐里、萩原利久、貫地谷しほり、原田泰造、今泉力哉監督が登場した。同作は小説家・伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集で、累計42万部を売り上げているベストセラー。「劇的な出会い」を待つだけのボク・佐藤(三浦)を中心に、様々な登場人物の物語がつながっていく。4年に1度のペースで3度目の共演となっている多部について、三浦は「オリンピックみたいだねって話していたんです」と笑顔に。「20歳の時の映画も多分ここで舞台挨拶をした」という三浦に対して、「全然記憶にないですね」とバッサリ切った多部だが、「10年つきあったカップルという設定だったので、安心感はあって。共演してきたことは無駄じゃなかったんだなと思う瞬間がいっぱいあってすごく嬉しかったですし、次はまた4年後に何かご一緒できたら嬉しいなと思います」と語った。"自分にとっての出会い"について質問された原田は、「僕にとっては、ネプチューンだと思います。(名倉)潤ちゃんも(堀内)健も長い付き合いですし、出会った頃とまったくかわらず。潤ちゃんはかしこいチンパンジー、健は野生の猿のような、本当に良い縁だと思ってます」としみじみ。自身については「普通のゴリラです。優しいゴリラ。カッコつけちゃってすいません」と、猿・ゴリラ・チンパンジーで表した。現在20歳の萩原には、作品にちなみ「10年後どうなってると思う?」という質問が。「10歳の時の自分と、20歳の自分を比べると、身長伸びた以外であまり変わらなかったから、30歳も変わってない」と予想しつつ、「高校生の役が多いから、社会人の役がやりたい。でもパソコンができないので、新入社員から……」と希望する。三浦が「大丈夫、俺もタイピングできないけど(役を)やってるから!」と告白すると、恒松が「みんな手元見ちゃう!」とつっこんでいた。また、今泉監督について聞かれた多部は、「今みたいなしゃべり方は、何ていうしゃべり方ですっけ?」と監督の話し方に注目。周囲の「?」に慌てる多部だったが、原田が「ボソボソ?」と言うと、当たりだったようで「ボソボソの中にもすごく撮りたいものがはっきりしてらっしゃる方で、やりやすかった。初日から安心でした」と赤面しながら答える。最後には、三浦が「この秋は!」と言って、客席が「アイネクライネナハトムジーク!」と返すやりとりもあったが、リハーサルで「この夏は!」と言ってしまうハプニングも。出演者陣が終始ほのぼのとした空気で舞台挨拶を進めていた。
2019年08月21日伊坂幸太郎の同名小説を、三浦春馬、多部未華子主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』。本作のショート予告と場面写真が新たに解禁され、複雑に絡み合う登場人物たちの物語と関係性がより分かりやすくなった。■過去と現在…三浦春馬と多部未華子の表情に注目!今回解禁された場面写真は全6枚。中でも、多部さん演じる紗季に佐藤(三浦さん)が街頭アンケートをお願いするという10年前の出会いの場面を切り取った1枚は、これから何かが始まりそうなキラキラした2人の表情が印象的。それとは対照的に、佐藤と紗季がお茶をしているデート中の場面写真は、お互いに視線を別の方向に向けており、紗季の冷めきった表情と2人の距離感からは倦怠感が如実に伺える。出会いから10年が経った2人の気持ちのすれ違い、迷いまでもが見てとれ、はたしてこの先、この2人はどうなってしまうのだろうかという気持ちにさせられる。■魅力的な登場人物たちの場面写真も!そのほかにも、上司の藤間(原田泰造)に佐藤が真剣な表情で何かを問いかけるシーンや、佐藤が友人の一真&由美(矢本悠馬、森絵梨佳)夫婦と食卓を楽しげに囲むシーン、常連客の香澄(MEGUMI)の髪を美容師の美奈子(貫地谷しほり)がカットするシーン、一真&由美の娘・美緒(恒松祐里)が同級生の和人(萩原利久)と壁の角から何か様子を伺っているシーンなどが新たに公開された。どれも登場人物たちの関係性と、そこから浮かび上がってくる背景に期待が膨らむばかりだ。■登場人物たちの“愛”にフォーカスしたショート予告また、解禁されたショート予告は、登場人物たちの“愛”に対する思いと、それぞれの物語が垣間見える内容となっており、「今、幸せなのだろうか?」「このままでいいのだろうか?」というコピーと、「きみを失うかもしれないと思ったとき、やっと気づいた」というナレーションが胸に残る。『愛がなんだ』がスマッシュヒット中の今泉力哉監督が描く、新たな“愛”の物語。思いがけない絆でつながっていく人々、そして彼らが呼び起こす奇跡の結末は劇場で見届けて。『アイネクライネナハトムジーク』は9月20日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。9月13日(金)宮城県先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月20日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
2019年06月27日人気作家・伊坂幸太郎の初にして唯一の恋愛小説集を、三浦春馬×多部未華子共演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』。この度、先日発表された斉藤和義の主題歌が挿入された本予告編と、ポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、「もう10年付き合ってるんだよ」「10年付き合ったら結婚するもの?」と、三浦さん演じる佐藤と多部さん演じる紗季の雲行き怪しい会話からスタート。そして、2人の出会いのシーンも映し出される。また、佐藤の大学の同級生・織田一真(矢本悠馬)と由美(森絵梨佳)の幸せそうな家庭が描かれる一方で、由美の友人の美容師・美奈子(貫地谷しほり)は何かに悩んでいる様子。また、佐藤の会社の先輩であり、妻に逃げられた藤間(原田泰造)は、ショックを受けながらも妻との出会いをふり返り、「彼女でよかった」と佐藤に伝える場面も。ここから佐藤と紗季の恋が動き出しそうな、そんな予感がする映像となっている。なお、映像では映画の中でもキーとなる主題歌「小さな夜」を使用。斉藤さんらしさ溢れる爽やかな主題歌に注目だ。また、併せて到着したポスタービジュアルでは、佐藤と紗季のほかにも、共演者たちが勢揃い。「あの時、あの場所で出会ったのが君で本当に良かった。」というコピーも、映える黄色で書かれている。『アイネクライネナハトムジーク』は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2019 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
2019年05月17日ファンから「多部ちゃん」という呼び名で親しまれてきた女優の多部未華子。そんな彼女も、今年1月25日に30歳を迎え、最新作映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』では、娘や夫を包み込むような女性・奈津子を好演した。年齢を重ねるごとに作品への向き合い方も変わってきたという多部さんが“いま”を語った。作品中ずっと母親役というのは初めての経験板羽皆氏による同名人気コミックを実写映画化した本作。多部さん演じる奈津子は、「Kis-My-Ft2」の北山宏光が扮する売れない漫画家で、酒とギャンブルに溺れる夫・高畑寿々男と、愛娘・実優(平澤宏々路)を笑顔で支える太陽のような女性だ。多部さん自身「作品中、ずっと母親役というのは初めて」と話していたように撮影前は「しっかり母親として見えるのか」という不安があったという。しかし、現場では北山さんがフランクに会話をしてくれたことで、非常に温かい雰囲気で撮影に臨めたという。「娘役の宏々路ちゃんもとても利発で母子というよりは友達のような会話ができました。北山さんもすごく明るく、しかも猫の格好をしている時間も長いので、それだけでも和やかになるんです。ピリピリすることがまったくありませんでした」。多部さんの考える理想の家族像とは…漫画の才能はあるが、ギャンブルやお酒が大好きで、他人任せという夫。一般的には“ダメ亭主”にカテゴリーされそうだが、奈津子はいつも笑顔で明るく夫を支える。多部は本作に出演したことで「バランスがいいというのが家族なんだな」と実感したという。「奈津子というのは家族にとって一番大きな存在で明るくお金がなくてもニコニコしている。この状況を無理して楽しもうと考えているわけでもなく、自然と寿々男と一緒にいるんです。どうにかしようとか、明るく振る舞おうと無理していたらきっとうまくいかない。その意味で、本当にバランスがとれているなと思います」。とは言いつつも「もし多部さんだったら、寿々男みたいな夫は?」と尋ねると「絶対嫌ですね」と笑顔を交えて即答する。「私だったら絶対選ばないです。漫画家としての才能や家族愛が深いところなど、いいなと思うところはたくさんありますが、やはり引っ張っていって欲しいです」と女心をのぞかせる。そんな多部さんに理想の家族像を聞くと「小坂明子さんの『あなた』の歌詞にあるような感じかな」とつぶやく。「“真っ赤な薔薇と白いパンジー、子犬の横にはあなた”みたいな(笑)。小さい家でも犬とあなたがいてくれたら…なんていいなと昔は思っていたのですが、年齢を重ねるといろいろなことが見えてきますからね。分別がつかないときに結婚していればよかったかな」と苦笑い。30歳を迎えて感じること…前述したように、1月に30歳を迎えた多部さん。「特に大きく変わらないと思うのですが」と前置きしつつ「20代後半から、大切だと思う人としか一緒にいたくないと思うようになってきました。年々人間関係は狭くなっていくので、本当に大切な人とだけ深く付き合っていきたいという気持ちは強いです」と胸の内を明かす。仕事の変化については「ここ最近、キャストやスタッフの方々と、再度仕事をご一緒する機会が増えてきています」と語る。20代前半、多部さんは周囲の役者やスタッフさんたちが、現場で再会を懐かしがっている姿を目の当たりにして「いつか自分もこういう関係性を作っていければいいな」と思っていたという。「以前ご一緒した方と、同じ職業を続けているのに、また久しぶりに会う時は違う関係性で会うというのは、役者という仕事ならではの醍醐味だと思うんです。その瞬間って、なんとも言えない高揚感というか嬉しさがあります」。また、仕事に取り組む姿勢についても「夢を見すぎているのかもしれませんが、これからなにをしても楽しいのではないのかなと考えている自分がいます」と現状について述べる。決して楽になっているというわけではないと言うが「これまでは携わった仕事を最後まで責任を持ってやらなければという思いが強かったのですが、いまはそれにプラスして“楽しい”と思えるようになってきたんです。もしかしたら、年齢と経験を重ねて、少し余裕が出てきたのかもしれません」と自己分析する。「家族愛が描かれている物語。“こうしておけばよかった”と後悔するまえに、しっかりと気持ちを相手に伝えることの大切さを実感できる作品」と本作のメッセージ性について語った多部さん。そんな思いがスッと入ってくるぐらい、劇中で演じた奈津子の大きな心は観ている人の心を魅了するだろう。(text:Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年02月12日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)の大ヒット祈願が7日に東京・今戸神社で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。招き猫発祥の地としても知られるという同神社に、着物姿で登場した2人。祈祷では、「売れろ売れろ〜」という気持ちだったという北山は「たくさんの人に見てほしいな、という気持ちで。いろんなスタッフさんも関わってくださったので、その気持ちを背負って」と語る。北山への印象を聞かれた多部が「普段の立ち位置がよくわかってなくて」と明かすと、北山は「普通。たまにいじられ、たまにいじりみたいな……」と回答。さらに多部は、北山が撮影現場で「いじられまくってた」と振り返り、北山は「あなたにね!」と苦笑する。北山が「徐々にいじられ出して、僕は"多部化"と呼んでいたんですけど……」と、多部が筆頭となって北山をいじっていたことを語ると、多部は「いじりやすいキャラなので、そういう立ち位置なんだろうなと思ってた」と告白した。また、多部は「本人にも伝えたんですけど、私の母親が一番好きなアイドルなんですよ、北山さんが。この前も母親に会ったら、『やっぱりかっこいいわ』って言ってました」とフォロー。北山は「"北山推し"でいいんですよね? お母さんは」と念押ししていた。イベントでは、特製"トラさん招き猫"の除幕式も行われた。この招き猫は、同神社に設置される。
2019年02月07日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)の完成報告会見が26日に都内で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、筧昌也監督が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。妻役となった多部には果敢に話しかけていた北山について、多部は「本当に、ケータイを触ってる時とか本読んでる時とか、話しかけてくるんですよ。すごいなと思って、その精神力」と苦笑。北山は「限られた時間ですからね」と弁解する。理想の家庭について聞かれると、「一姫、二太郎で」と力強く宣言していた。初映画、初主演、初"猫"となったが、北山は猫スーツを着た時の心境を「『あ、俺これでいくんだ』って気合い入れました」と振り返る。「意外に、『俺、いけんな』って、思いました」と自信を明かすと、多部も「撮影初日から猫の格好をしていらっしゃって、あ、かわいいなと」と褒め、北山は照れたような笑顔を見せた。手に肉球をつけると、「台本めくるのも、飲み物のふたを開けるのもできない」という北山は、「周りのスタッフさんが異様に優しい」と猫姿を満喫していた様子。筧監督からも、猫姿の撮影が終わる際に寂しがってたことをバラされ、「ちやほやされるのが終わるから」とつっこまれていた。猫姿について、Kis-My-Ft2のメンバーの反応を聞かれると「宮田(俊哉)さんが、『マジか〜』とおしゃってました。みんなビジュアルを見て『どういうことなの』と食いついて、話を聞きに来てくれたので、『早く見たいな』と、言ってましたね」と明かした。
2019年01月26日女優・樹木希林さんが15日に亡くなったことを受けて、遺作となった映画『日日是好日』(10月13日公開)に出演する黒木華、多部未華子、大森立嗣監督が追悼の言葉を寄せた。人気エッセイストの森下典子が茶道教室に通う日々を綴ったロングセラーエッセイ『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』を、『まほろ駅前多田便利軒』(2011年公開)や『セトウツミ』(2017年公開)などの大森立嗣監督が映像化した本作。茶道を通してひとりの女性の成長する姿を描く。樹木さんは、黒木や多部らのお茶の先生を演じているが、体調不良のため、5日に行われた完成披露試写会も欠席していた。黒木は「突然すぎて、なんと言えばいいか本当に言葉が浮かびません。希林さんとお仕事をご一緒できたことはとても光栄でしたし、かけがえのない時間でした。もっと、もっと、お話ししたかったです」と語った。多部は、「突然のことで言葉がどうしてもつまってしまいます。寒い撮影の中、樹木さんの控え室にお邪魔して、2人で膝掛けを分け合いながらお話ししたこと、忘れません。今はただただ、ご冥福をお祈りいたします」と思い出を振り返る。また、大森監督は「公開初日にお会いできると思っていたのに、残念です。昨年12月、撮影しながら希林さんのことが大好きになっていきました。大事なことをひょうひょうと語る姿が目に浮かびます。出会えたことは僕の財産です。今はただご冥福を祈るばかりです」と思いを表した。
2018年09月17日大竹しのぶ・多部未華子・段田安則が出演する、シス・カンパニー公演『出口なし』東京公演が25日から開幕した。同作はジャン=ポール・サルトルによる戯曲を、小川絵梨子が上演台本・演出を務め上演。とある一室に、案内された初対面のガルサン、イネス、エステルの男女3人が、互いの素性や過去を語り出す。出口のない密室でお互いを苦しめ合うことでしか、自分の存在を確認する術もない中で、何らかの救いを見出せるのか。約1カ月の稽古を重ねてきた3人。演出の小川と大竹は今回が初顔合わせとなり、同じく初の小川演出となる多部が"演劇モンスター"大竹&段田に挑む姿も注目となっている。東京公演は新国立劇場 小劇場にて25日〜9月24日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて9月27日〜9月30日。○大竹しのぶ コメントいつもは台本で読んでいるときよりも、立ち稽古に入ってからのほうがわかってくるものなのですが、今回の作品は立ってから、稽古が進めば進むほど考えることが多かったですね。「お〜い、サルトル!」とか言いながら、稽古場で皆で笑っていました。演じる側にとっては、とても課題が大きい作品なのですが、皆で集中してしっかりと稽古を重ねてきました。お客様には、『何が起こるの?』というワクワクした気持ちでご覧いただけたら嬉しいですね。○多部未華子コメントやってみたかった少人数の濃密なお芝居で、しかも、大竹さん、段田さんとご一緒! そして、初めての小川絵梨子さん演出という、私にとっては初めて経験することが一杯詰まった作品です。実は、稽古でここまで追い詰められた気分になったのも初めてです。それでも、その余裕のなさや苦しさを前向きに味わって楽しんでいる自分がいます。小川さんの鋭利な視点、大先輩のお二人の芝居への真摯な姿勢など、刺激的で得難い感覚を毎日味わっているところです。○段田安則コメント実は、サルトルが戯曲を書いていたことも知らず、小川さんの演出で、大竹さん、多部さんと芝居ができることが楽しみで出演を決めました。お芝居好きの皆さんにとっても、「観たい!面白そう!」と思っていただける組み合わせだと思うんです。僕も含まれていると嬉しいですが(笑)。初めてのサルトル戯曲は、とても手ごわいものだったのですが、劇中で起こることを自分でも楽しみ、それをお客様と分かち合えれば、、、、と思っているところです。是非、ご覧ください。撮影:宮川舞子
2018年08月27日舞台『出口なし』に出演する女優・多部未華子さんに、お話を伺いました。「20代最後は、好きな舞台で挑戦していきたい!」大竹しのぶさん、段田安則さんとキャストはほぼ3人だけの戯曲を手にした時の、多部未華子さんの感想は意外なものだった。「やったーって感じ(笑)。大先輩のおふたりですが、お芝居を通してこれだけ近い距離で向き合えるということは、すごく贅沢な時間になるんじゃないかとうれしかったです」大人計画の『ニンゲン御破算』に続き、多部さんが今年2本目の舞台を踏むのは、ジャン=ポール・サルトルの『出口なし』。これまで世界中で繰り返し上演されてきた、哲学者・サルトルの代表作だ。上演台本と演出は、その斬新な経歴と手法から演劇界で今注目されている演出家・小川絵梨子さんが手がける。「まだ台本を読み込んでいる段階で、それぞれの人物像を探っているところです。でもここまで少人数の舞台は久しぶりで、直感的に面白そう!と感じて出演を決めました。考えてみれば、台本を手にしてすぐそう思えるのは初めてかもしれません」物語を進めるのは、窓も鏡もない密室に閉じ込められたガルサン、イネス、エステルのワケありの3人。特に理解し合う気もない初対面の3人が、互いを挑発し合い、言葉によって傷つけ合いながらも、それぞれの人生を語りだすという会話劇だ。「もし私が密室に閉じ込められたら、鏡は普段からあまり見ないからなくても平気だし、夜景が見えるおしゃれなマンションを望むタイプでもないので、隅っこで静かに座っているかも。あとは、愛犬さえ連れていければ、何も怖くはないですね」今年、29歳になった多部さん。30代を目の前にして、自身の20代をこう振り返る。「これまでは、舞台と、ドラマや映画などの映像の仕事をバランスよくさせていただきましたが、20代最後は自分のしたいこと、挑戦したいことだけをやりたい、と初めて事務所の人に伝えました。プライベートでもそうで、みんなと仲良くするタイプだったのが、年齢を重ねるごとに少しずつ人間関係が固まってきて。30代は、年齢も、性別も、職業もバラバラだけど、その居心地のいい人たちと過ごしていくんだろうなぁと考えると、楽しみしかありません」今作はもちろん、今年踏む舞台は、どれもが多部さんにとっての挑戦なのだそう。「ミュージカルが好きでこの世界に入ったものの、好きだからこそ手を挙げられなくて遠慮していた部分がありました。でも、頭でできないと思ってやらないのはカッコ悪いじゃないですか。だから今年最後の舞台は、ミュージカルに挑戦することにしました。舞台の魅力?約2時間で終わる短距離走みたいなところや、一発勝負の緊張感にやりがいを感じていたのですが、さらに最近、自分の好きなセリフを何度も言える面白さを発見しました。『出口なし』でも、そんなセリフを見つけるのが楽しみです」そうは言うものの、もともとセリフ覚えは遅くて苦手なんだとか。「特に今回は、セリフがとても多いので不安です。どうしても覚えられない時はいつものように、台本を枕の下に入れて寝ます。効果は、あまり感じないんですけどね…(笑)」たべ・みかこ1989 年生まれ。代表作は映画『ピース オブ ケイク』『続・深夜食堂』、ドラマ『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』(NHK)ほか。11月5日から上演のミュージカル『TOPHAT』に出演。シースルーハイネックトップス¥18,000(シェリー/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)チェックスカート¥15,000(アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンターTEL:0120・298・133)イヤリングはスタイリスト私物『出口なし』ドアが開かない密室に、ワケありの過去を背負った男女3人がやってきた。やがて互いを挑発し合いながら、人生を語りだし、そして、究極のデッドエンドを迎える!8月25日(土)~9月24日(月)初台・新国立劇場 小劇場作/ジャン=ポール・サルトル上演台本・演出/小川絵梨子出演/大竹しのぶ、多部未華子、段田安則ほかS席8000円A席5000円B席3000円(すべて税込み)当日券あり。シス・カンパニーTEL:03・5423・5906大阪公演もあり。※『anan』2018年8月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・轟木節子ヘア&メイク・中西樹里インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年08月26日何の接点もない男女3人が、窓もなく扉も開かない密室に集められた……。そんな設定から始まる舞台『出口なし』に、大竹しのぶ、段田安則とともに、多部未華子が出演する。屈指の実力派を相手にしながら、このスリリングな状況にどう立ち向かっていくのか。【チケット情報はこちら】『出口なし』の作者は、“実存主義”で知られる哲学者ジャン=ポール・サルトル。劇作家・小説家の顔も持つ彼の代表作がこの作品である。だが、哲学者が書いたという先入観は無用。多部もその中身の印象を、「難しいことが書かれているのかなと思って読み始めたのですが、想像していたほどでもなく(笑)、会話劇だったので、どのように会話を交わしていけるんだろうと演じるのが楽しみになりました」と語る。しかも、その会話を交わすのが3人だけという世界。「ちょうど少人数でやる濃密な作品を演じてみたいと思っていたところでもあった」そうだ。ただ、そこで繰り広げられる会話の内容は、ちょっとコワイ。初対面の人間同士が自分の素性や過去を語り出すなかで、やがて、互いに挑発したり傷つけたりする言葉をぶつけ合うようになっていくのだ。「“この人たちには別にどう思われてもいい”と思うから言えるような、普段は口にできない言葉が並んでいるんです。でも、だからこそそれを言えるのは楽しいでしょうし(笑)。舞台では、映像では求められないような役をさせていただけることがうれしいんです」。まだまだほかにも楽しみにしていることがある。まずは大竹&段田との共演。大竹とは2度目の共演になるが、「この稽古場ではどのように過ごされるのか、どのように演出家さんとコミュニケーションを取って、どうお芝居を作っていかれるのか。もう、全部が楽しみで仕方ありません」。そして、演出を手がけるのが初めてのタッグとなる小川絵梨子であることも、多部がこの舞台に大いに惹かれたところ。「“小川さんとやってみたら面白いよ”と言われることが多かったので、気になっていた方だったんです。それに、女性の演出家さんとやってみたいという興味もずっとあったので、どのような演出をされるのか、何より楽しみなんです」。多部からあふれるワクワク感。それがどんな形になって届けられるのか、心待ちにしたい。公演は8月25日(土)から9月24日(月・祝)の新国立劇場 小劇場での東京公演のあと、27日(木)から30日(日)にサンケイホールブリーゼにて大阪公演を上演する。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2018年07月27日女優・多部未華子と「SEKAI NO OWARI」Fukaseが共演した淡麗グリーンラベルの新CM「GREEN JUKEBOX 星篇」が7月7日(土)からオンエアされている。今年5月に公開された第1弾CM「GREEN JUKEBOX 雨篇」は、「SEKAI NO OWARI」の楽曲「RAIN」のオリジナルアコースティックバージョンを、ソロとしてはTVCM初出演のFukaseさん本人が弾き語りで歌い上げ、再生回数は190万回以上を記録。そんな話題を集めたCMの第2弾が今回登場。前回と同じく、多部さんが不思議なJUKEBOXに遭遇するところからスタート。そしてボタンを押すと、夜空が広がってFukaseさんが登場。素敵な夏の星空の下、おいしくグリーンラベルを飲む…というストーリーだ。前回の「RAIN」に変わり、今回は映画『海月姫』の挿入歌にも起用された「スターライトパレード」をオリジナルアコースティックバージョンで、Fukaseさん本人が弾き語りで歌い上げている。淡麗グリーンラベル新CM「GREEN JUKEBOX 星篇」は全国にて放送中。(cinemacafe.net)
2018年07月09日女優の深田恭子が12日、自身のインスタグラムを更新。「UQ mobile」のCMで“3姉妹”として共演する多部未華子、永野芽郁と食事に行ったことを報告し、笑顔の3ショット写真を公開した。深田恭子のインスタグラムより同CMで長女役を演じる深田、次女役の多部、三女役の永野。深田は「多部未華子ちゃんの出演している舞台、『人間御破算』を永野芽郁ちゃんと2人で観に行って来ました」と報告し、「めーたんも(永野芽郁ちゃんをそう呼んでいます)連続テレビ小説『半分、青い』の撮影で忙しいはずなのに『おねえちゃんの舞台を一緒に観に行きませんか?』と誘ってくれて」と明かした。続けて、「舞台上の多部ちゃんはとても可愛らしくて声が透き通っていてダンスがキレッキレでした摩訶不思議な舞台であっという間の時間でした」と舞台の感想を記し、「その後なんと三姉妹でお食事にも行きましたあぁ可愛い妹達がいて私は幸せ者です」とつづった。永野も11日夜にインスタグラムを更新し、3ショット写真を添えて「お姉ちゃんたちとご飯に行けました!幸せな時間だったぁ。。頑張るパワーがフツフツと。今度はお家女子会かな楽しみ」と報告。「#多部さんの舞台観劇後に美味しいご飯#舞台に立つ姿がかっこよすぎました#そして深田さんと足つぼに笑#二人してほぐしてもらいました笑#早く3人の撮影ないかなぁ#UQ三姉妹」とハッシュタグもつけた。この投稿に、「超可愛い三人姉妹」「可愛すぎる」「この三姉妹大好きです」「美人三姉妹」「最高の三姉妹ですね」「素敵なスリーショット」「うっとり」「プライベートでも仲良しで嬉しいです」などとファンから多くのコメントが寄せられている。
2018年06月12日女優の多部未華子と「SEKAI NO OWARI」のFukaseが出演する淡麗グリーンラベルの新CM「GREEN JUKEBOX 雨篇」が、 本日5月7日より放送スタートした。淡麗グリーンラベルは、2002年の発売の糖質70%オフの発泡酒。ハワイオアフ島で撮影された今回の新CMでは、淡麗グリーンラベルを片手に持った多部さんが、草原の中で不思議な“JUKEBOX”に遭遇。そしてボタンを押すと、演奏するFukaseさんが登場し、いいオフが楽しめる雰囲気を演出してくれる…というストーリー。CMでは、映画『メアリと魔女の花』の主題歌にもなっている「SEKAI NO OWARI」の楽曲「RAIN」のオリジナルアコースティックver.を、ソロとしてはTVCM初出演のFukaseさん本人が弾き語りで歌い上げている。また最後には、多部さんがいいオフを楽しむ自然体の表情も披露している。淡麗グリーンラベル新CM「GREEN JUKEBOX 雨篇」は各キー局にて全国放送予定。※60秒CMは5月8日20時~20時54分放送のTBS系列「教えてもらう前と後」のみで放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月07日東南アジアの旅情報webサイト「TRIPPING!(トリッピング)」が、女優の多部未華子や臼田あさ美、俳優の高杉真宙など、総勢130人のタイ好きたち=“THAI LOVERS”による、“THAI LOVERS”のための口コミガイドブック「『THAI LOVERS 130』タイ好き130人が教える!厳選口コミガイド」を発売することになった。本書は、日タイ修好130周年を記念して発刊されるガイドブック。総勢130人のTHAI LOVERSが、“とっておきのタイ”を紹介する。構成は(1)~(3)に分かれており、130人の“とっておき”から自分に合った情報を見つけやすくするため、タイ全土5つのエリアをカラー別に表示、目的をジャンル・カテゴリー(グルメ/観光スポット/ビューティー/ショッピング/アート/ホテル/お土産)のアイコンに分けて表記する。<1:女優・俳優・アーティスト、4人が巡った最新のタイ旅行紀>巻頭特集では、多部さんが首都バンコクの最新スポットを訪れるほか、臼田さんがタイ南部の町・トランを、高杉さんが古都チェンマイ&チェンライを、「SILENT SIREN」の“ひなんちゅ”こと梅村妃奈子が秘境リゾート・チャーン島を巡った旅行記をグラビアで紹介。<2:“タイ通”10人が綴る、心に残るタイの思い出>“タイ通”として知られる中村江里子、新妻聖子、鈴木ちなみ、はるな愛、長谷川穂積、クリス-ウェブ佳子、エリーローズ、高山都、いとうせいこう、みうらじゅんら10人が、心に残るタイの思い出を綴る。<3:タイリピーター116人による目的別最愛スポット>さらに、“現地在住”のデザイナー、カフェやレストラン経営者、フォトグラファー、客室乗務員、ピアニスト、百貨店マネージャー、コーディネーター、古着店オーナーのほか、2桁を超える渡航暦を持つお笑い芸人やモデル、ショップ店員、ヨガ講師、編集者、トラベルライター、漫画家、ブロガーなど合計116人が、各自いちおしの目的別最愛スポットを紹介する。また、MAP・路線図は全16ページと充実しており、持ち歩きにも最適。タイリピーターはもちろん、タイ初心者も楽しめる、まさに厳選ガイドブックとなっている。「『THAI LOVERS 130』タイ好き130人が教える!厳選口コミガイド」は9月29日(金)より全国の書店、ネット書店にて発売。(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日古都鎌倉を舞台におくるドラマ10「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」の会見が4月11日(火)、都内にて行われ、出演する多部未華子らが登壇した。自称・人見知りの多部さんだが、上地雄輔に「多部ちゃんは、人見知りと言っていますが、すごくよくしゃべります」と暴露されたものの、かたくなに「本当に人見知りであまりしゃべらない…」と反論した。しかし、さらに上地さんに「自分だけがそう言っています」と言われた上、片瀬那奈にも「しゃべる、しゃべる」と応戦され、最終的に苦笑いで受け入れていた。小川糸原作の「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」は、8年ぶりに故郷の鎌倉に戻った鳩子(多部さん)が、亡き祖母からツバキ文具店を受け継ぐことになる物語。実は、文具店とは名ばかりで、本業は手紙を一から考える、美しい文字を代筆する代書屋だった。作品を通して、手紙がもたらす縁や幸せという魅力と、主人公・鳩子の成長を描いている。人見知りのくだりからも伝わるように、和気あいあいとした温かい現場の本作。上地さんは、「役でボーダーを着ているんですが、僕の撮影の日はスタッフさんがボーダーを着てくださるんです。照明チームの方も着ていて“ありがとうございます”と言ったら“何が?”って…」と、中には、ただボーダーを着ている人もいたようだ。だが、「意識してボーダーを着ている人もたくさんいるから、優しいなって思います」と、上地さんは前向きに受け止めていた。本作では、手紙が重要なモチ-フとして登場する。普段から手紙を書くかと尋ねられた多部さんは、「中学生の頃にお世話になっていた担任の先生に、大学生になってすぐに手紙を書いたんです。封までして住所も聞いたのに、結局恥ずかしくて出せませんでした。いまも家にあると思います」と、いじらしいエピソードを披露。多部さんの話を受けて、江波杏子は、「多部さん、いい話だった。そういう心のこもったお手紙って」と感激の面持ちを見せていた。そのほか、会見には、高橋克典、新津ちせ、奥田瑛二、倍賞美津子が出席した。ドラマ10「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」は4月14日(金)22時よりNHK総合にて放送開始。(cinamacafe.net)
2017年04月11日女優の多部未華子とお笑いコンビの「キャイ~ン」が、「アンパンマン」映画の第29作目『それいけ!アンパンマンブルブルの宝探し大冒険!』のゲスト声優に決定。多部さんは本作の主人公・ライオンの男の子“ブルブル”役で、劇場版アニメ作品の声優に初挑戦することになった。宝探しの一族に生まれたライオンの男の子、ブルブル。一人前の宝探し名人になるために、お父さんから渡された1枚の宝の地図を持って冒険の旅に出る。強がっても、本当は弱虫なブルブルと一緒にアンパンマンたちも宝探しを手伝うことに。そこへ宝ものを横取りしようとお宝ハンターに変装した、ばいきんまんたちもやってきて――。果たして、ブルブルはアンパンマンたちと力を合わせ、宝ものを見つけることができるのか?昨夏に公開された『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は、歴代1位だった一昨年の記録を塗り替え、観客動員・興行収入ともにシリーズ歴代1位の大ヒットに。映画シリーズ第29作目となる本作も、さらにパワーアップ。原作者・やなせたかし先生の名作絵本「やさしいライオン」(フレーベル館刊)の主人公“ブルブル”をモデルに、新たな映画オリジナルキャラクターを構築。全国のアンパンマンこどもミュージアムのミュージカルショーでもおなじみの「太陽がキラキラ」をテーマに、宝探しの一族に生まれたライオンの男の子“ブルブル”の冒険物語として、目下、鋭意製作中という。主人公の“ブルブル”は、強がっていても、本当はこわがりで、いつもあと一歩が踏み出せないでいるライオンの男の子。声を務めるのは、『君に届け』から『深夜食堂』シリーズ、『あやしい彼女』など話題作に出演、TVや舞台でも幅広く活躍する多部さん。明るくまっすぐに等身大のキャラクターを演じることで評価の高い多部さんが、劇場版アニメ作品で初めて声優を務める。さらに、宝探しの名人で、見事なたてがみを持つブルブルのお父さん役には、「アンパンマンが大好き」「アンパンマンで声優をやりたい」と公言し、長らく熱望してきた「キャイ~ン」の天野ひろゆきに決定。2016年に男児が誕生した天野さんは、一児のパパとなってついに念願をかなえることに。そして、相方のウド鈴木は、神殿の門番“いいかげんに城”の声を担当する。多部さんは「まさか自分が小さいころに見ていたアンパンマンに参加できるなんて思っていなかったのでとても嬉しかったです」と、喜びいっぱいの様子。「とてもかわいいライオンの男の子だったので、いまから楽しみにしています」と語り、「アンパンマンのようにみんなに元気や勇気をあげられるように頑張りたいと思います。ブルブルの成長にも注目して下さい。慣れないアフレコのお仕事ですが、全てを楽しみながら頑張りたいです!」と気合い十分。また、天野さんは、「いままで色々と念願だったお仕事をやらせていただいて来ましたが、これこそ念願の仕事と言った感じです」とコメント。「今回の役が、主人公ブルブルのお父さん役なので、いま自分の息子のことを『ブルブル』と呼んでいます。今朝も『ブルブル、パパは行ってくるよ』と言って出て来ました(笑)。子どもがいま、アンパンマンのこと『マンマンマン』と言っていますが(笑)、上映するまでには『アンパンマン』と呼べるようになると確信しています」とパパらしい一面を覗かせた。そして、“いいかげんに城”という名の門番を演じるウドさんは、「いつも天野くんに『いいかげんにしろ!!』とつっこんでもらっているので、その経験を生かしていい意味でいい加減にしたいと思ってます!!また、私は城が大好きなので城の気持ちになって門番の鏡と言われるように頑張ります!!」と並々ならぬ意気込みを語っている。『それいけ!アンパンマンブルブルの宝探し大冒険!』は7月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月10日女優の多部未華子と俳優の高橋一生が共演する関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(20日21:00~22:48)がこのほど、都内でクランクアップを迎えた。多部演じる現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくという同作。この日の撮影は、莉子と黒川がバトルを繰り広げるという、番組冒頭のキモとなるシーンで、大政絢や志尊淳ら主要キャストも参加して、約8時間にわたって行われた。こうして1カ月にわたる撮影が終了。花束を受け取った多部は「今回は寒い中、時間がない中、皆さん大変だったと思うんですが、いい経験をさせてもらいました。ラブストーリーで慣れないことばかりだったので、すみませんでした(笑)」となぜか謝罪しながら、「ゆっくり休んでください。お疲れさまでした!」と、座長としてねぎらった。高橋は「また皆さんとご一緒できるように、かすまないようにやっていきたいなと思っております」とコメント。大政は「素敵なクリスマスの思い出ができました。本当にみなさんありがとうございました!」、志尊は「みなさんのお力添えに感謝の毎日でした。出来上がりを楽しみにしております!」とそれぞれあいさつした。
2016年12月14日多部未華子を始め、高橋一生、大政絢、志尊淳らが出演するクリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」。この度収録現場にて、12月9日(金)に誕生日を迎える高橋さんのバースデーサプライズが行われた。多部さんが現実の恋に臆病な“恋愛自家栽培”女子を、高橋さんが女心を全く理解できない残念男子を熱演する本作。多部さん演じる恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子は、現実の男には全く期待をしていない。そんな白野が出会ったのはルックス、キャリアなどすべてにおいてハイスペックながら、女心だけが致命的に分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋さん)。白野は、片想いに悩む黒川に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川に惹かれていく…という切なくもハッピーなラブストーリー。この日、収録現場で行われていたのはドラマ冒頭シーンの撮影。その撮影直後、スタッフから「今月9日は、高橋一生さんのバースデーでーす!」の掛け声と共に、高橋さんの似顔絵が描かれたケーキが登場!高橋さんは少し照れながらもローソクの火を吹き消すと、共演の多部さん、大政さん、志尊さんからスペシャルプレゼントが。多部さんと大政さんからプレゼントされたのは、目覚まし時計。実はこれ、ただの目覚まし時計ではなく、多部さんから「この再生ボタンを押してみてください」と促されボタンを押してみると、なんと3人から高橋さんへのスペシャルメッセージが!あまりの意外さに喜びを隠せない高橋さん。続いて志尊さんからプレゼントされたのは、バナナのキャラクターの抱き枕。これには高橋さんも思わず苦笑い!?そんなサプライズに高橋さんは、「あー嬉しい!ほんと嬉しい!抱き枕で寝て、目覚ましで起きるということですね(笑)」と喜び、「36歳になるんですけど、いままで以上、ではなくて、いままで通りに(笑)お芝居を楽しくやっていけたらなと思っています」と気持ちを新たにしていた。クリスマスドラマスペシャル「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」は12月20日(火)21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月09日女優・多岐川裕美の娘でタレントの華子が、12日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の3時間スペシャルに登場。スピード離婚をきっかけに仕事が激減したことを告白する。多岐川裕美のひとり娘として育ち、15歳で芸能界デビューしてから、映画、ドラマ、バラエティ番組などで活躍し、"2世タレント"の王道を歩んできた華子。私生活では、松方弘樹・仁科亜季子の息子・仁科克基と結婚し、大物2世同士のカップルと豪華披露宴で騒がれたものの、わずか1年9カ月で離婚してしまう。華子は、これによって「親の顔に泥を塗ってしまったこと」と反省。その原因を「自分が世間知らずだったから」に他ならないと断言し、「世間知らずでひんしゅくを買って親の顔に泥を塗らないための授業」を展開する。授業では、世間知らずに育った原因を分析し、それが発端で死にかけた2つの事件を暴露。ようやく気持ちの整理がついたことから明かせる、離婚後のに迷い込んだ"地獄"と、現在の驚きの暮らしぶりについて初激白する。最後には、今年4月に多岐川華子から"華子"に改名した真相を説明。今回の教室には、同じ2世タレントのIMALU、ドイツ生まれのお嬢様として知られる生田絵梨花、娘の真麻と共演する機会も多い高橋英樹ら、華子と境遇が重なる生徒が多数おり、彼らの反応にも注目だ。なお、この日の放送では、スノーボード元日本代表選手の成田童夢が「自分のことばかり考えて周りの人から嫌われないための授業」を行う。
2016年12月05日女優の多部未華子が、関西テレビ・フジテレビ系スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(12月20日21:00~22:48)で主演を務めることになり、このほど、都内で取材に応じた。このドラマは、現実の男に全く期待しない恋愛シミュレーションゲームプランナー・白野莉子(多部)が、女心の分からない残念男子・黒川壮一郎(高橋一生)に恋愛テクニックを指南していくうちに、いつしか黒川にひかれている自分に気づくというストーリー。大島里美のオリジナル脚本を、波多野貴文の演出で描くラブコメディとなる。「王道のラブコメディだなと思いました。そういうラブストーリーは好きなので」という多部だが、実生活で"キュン"とすることはあまりないそう。今回の撮影でも、高橋が「俺の女に手を出すな!」と言うシーンがあるが、「私、結構笑っちゃうんですよね(笑)」と冷めて見てしまうそうで、「すごい仲のいい友達に、そういうシーンが大好きな子がいるので、このドラマを見たら『良かった!』と言ってくれると思います」と、期待を示した。そんな多部が、"キュン"となるのは、具体的な男性のしぐさではなく「たまたま近くにいたとか、同じ本を読んでいたとか、偶然が重なったときです」と告白。思いを伝えるのに、手紙を書くこともあるそうで、「ラブレターっていいと思うんですよね。次に告白しようと思ったら、手紙を書いてみようなかな」と力説しかけたが、「すごく気持ち悪いですよね…(笑)」と、思わず吹き出してしまっていた。今回はクリスマスを舞台にした作品だが、「街の雰囲気も含めて、1年で一番好きな日。ハロウィンが終わったらすぐクリスマスソングを聞くくらい、超楽しみなんです」とお気に入りの季節。小学5年生くらいまで、サンタクロースの存在を信じていたそうだが、「私がすっごい気に入っていた便せんに、思いっきり父親の字で『売り切れだったから、お父さんに買ってもらってね』と現実的なことが書いてあったのが、サンタさんがいないんだなと悟った瞬間でした」と、苦い思い出を振り返った。また、共演する高橋一生については「段取りも完璧で、監督の要望にもすんなりと応えていらして、自分でもプランを練ってらっしゃるんだなというのが、リハーサルの段階から分かったので、マジメな方」という印象。恋愛に鈍感な黒川のキャラクターを「初日から恋愛に鈍感な男性になりきっていらしたので、私自身も安心できるし、すごく刺激的ですね」と信頼を寄せていた。
2016年11月21日「ぴあ」調査による2016年4月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、多部未華子主演によるコメディ・ドラマ『あやしい彼女』がトップに輝いた。2位に韓国で大ヒットを記録した『ブラインド』をリメイクしたサスペンス『見えない目撃者』、3位に室生犀星が晩年に発表した小説を二階堂ふみ主演で映画化した『蜜のあわれ』が入った。その他の写真1位の『あやしい彼女』は韓国映画『怪しい彼女』のリメイク版。倍賞美津子演じる毒舌で頑固な73歳のおばあちゃん・瀬山カツが突然、20歳に若返り、大鳥節子として再び青春を謳歌する様をコミカルに描く。幅広い年齢層の観客が劇場に足を運んでいたが、10代の観客からは「やりたいことをやりきる主人公が素晴らしい」「若いっていいなと改めて思えた」と若返ってからの節子への共感の声が多く、一方で50代から70代の観客は「若返ったシーンはうらやましかった」「おばあちゃんの方の気持ちがよくわかる」「昔の歌や貧しかった時代を思い出し、笑える部分もあった」とおばあちゃん・カツに共感したようで、「昔のことも現代のこともわかっているので面白かった」といった声も聞かれた。本作は『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』などのコメディ映画を多数手掛ける水田伸生が監督を務めており、「ところどころのギャグが笑えた」「現代的なネタも取り入れられていて面白い」といった感想も寄せられたが、一方で「家族ドラマとしても感動した」「家族のための主人公の行動が本当に素晴らしかった」「笑いと泣ける部分が組み合わさっていて面白い。飽きなかった」「あまり映画を観なくなっていたが、また観てみたいと思わせてくれる作品」と、“家族”の普遍的な感動ドラマも描かれていたようだ。魅力的なヒロイン像やストーリーのユニークさから幅広い世代の共感を得た本作だが、見た目は20歳、中身は73歳の異色ヒロインに挑んだ多部の熱演っぷりも好評で、「歌も踊りも上手で観ていて楽しかった」「昔の“お母ちゃん”といった感じで魅力があった」「白目をむいたり理想の男性像を語ったり、素晴らしい演技力」との感想が寄せられた。(本ランキングは、4/1(金)、2(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『あやしい彼女』公開中
2016年04月04日笑福亭鶴瓶が自ら事前に取材を行いゲストの素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」が1日(金)今夜放送される。今回はゲストに女優の多部未華子を迎えての放送。1日本日より松竹系で全国公開となった映画<a href="" target="_blank">『あやしい彼女』</a>の主演を務める多部さんの普段の姿について知るべく、鶴瓶さんが多部さんに内緒で友人や関係者を取材。果たして彼女の“素”はどんなものなのか?また今回の放送から番組アシスタントが森川葵にバトンタッチ。雑誌「Seventeen」のモデルを経てフジテレビ系ドラマ「テディ・ゴー!」や「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」への出演で注目を集めている森川さん。今後は鶴瓶さんと共に番組を盛り上げていく。多部さん主演の映画『あやしい彼女』は、韓国映画<a href="" target="_blank">『怪しい彼女』</a>を<a href="" target="_blank">『謝罪の王様』</a><a href="" target="_blank">『舞妓 Haaaan!!!』</a>の水田伸生監督がリメイク。20歳の姿に若返ってしまった毒舌おばあちゃんが巻き起こす騒動を描いたコメディ作品だ。主人公の20歳の姿を多部さんが、73歳の姿を倍賞美津子が演じる。「A-Studio」はTBS系で1日(金)23時~放送。(笠緒)■関連作品:怪しい彼女 2014年7月11日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2016年04月01日女優の多部未華子が“若返り”をテーマにしたコメディ映画『あやしい彼女』(水田伸生監督)に主演し、“見た目は20歳、中身は73歳”という異色ヒロインを好演。演技派としての持ち味はそのままに、これまでのイメージを覆すコメディエンヌぶり、さらに圧巻の歌唱シーンも披露し、女優としての新境地を切り開いている。その他の画像毒舌が災いし、周りから煙たがられる瀬山カツ(73歳)が、見慣れぬ写真館でポートレイトを撮影されると、不思議なことに外見だけが20歳に若返った姿に大変身。あこがれだった往年の大女優、オードリー・ヘップバーンと原節子の名前を組み合わせた“大鳥節子”として、二度目の青春を謳歌しようと奮闘する。劇中では歌って、踊って、ときに“変顔”も披露する多部のコメディ演技が全開。夜明けの公園で生きる喜びを爆発させるシーンでは、クルクルパーマ&おばちゃんファッションで、滑り台を一気に駆け上がり、鉄棒で懸垂する姿まで披露するサービスぶりだ。「初めて着ましたが、この服装でどこにでも行けると思えるほど自分でも馴染んでいた」と声を弾ませる多部。コメディ映画の名手である水田監督とは初タッグながら「居心地のいい空間を作ってくださいました」と相性はバツグンだ。節子はその美声と歌唱力を見出され、孫が所属するロックバンドのボーカルとして脚光を浴びる存在に。多部は歌唱シーンについて「あまり自信がなかった」と振り返るが、約3か月の特訓を経て、ロックフェスの場面では1000人のエキストラを相手にコール&レスポンスを繰り広げ、TVの歌番組に出演するシーンではしっとりした歌声を聞かせている。「自信がなかった分、やり遂げた今は、私にとって大きな挑戦だったと言えます」(多部)。映画ファンならご承知の通り、原案は韓国映画の『怪しい彼女』。実はすでに中国、ベトナムでもリメイクされており、今後もタイ、インドネシア、インド、ドイツなどでも製作が予定される国際的コンテンツとして注目を集めている。もちろん、“日本代表”は多部が主演を務める本作『あやしい彼女』だ。「私なりに世界中で愛される理由を考えてみると、やはり家族がテーマになっているからだと思います。節子、というかカツさんは娘や孫が大の自慢で、本当に大切にしている。だから若返って青春を謳歌する分、家族に正体を明かせないもどかしさも感じているんです。私自身も役柄を通して、家族への思いが今まで以上に強いものになりました」『あやしい彼女』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月01日