保育や児童発達支援など、11事業28施設を運営する株式会社SHUHARI(本社:埼玉県志木市本町5-8-5)では、児童発達支援センター 元気キッズ チルズ(埼玉県朝霞市)にて、継続的に実施しているグループ内児童発達支援施設の利用者を対象とした「ヘアカット体験会」の第6回を2024年4月に開催いたします。元気キッズ チルズ外観■生きるために必要なヘアカットを、楽しいものうれしいものと思ってほしい発達に課題を抱えるお子さんの中には、一般の理美容室でのヘアカットが難しい子がたくさんいます。慣れない場所で慣れない人がハサミやバリカンをもっているのでパニックになってしまう子も少なくありません。そんなお子さんたちにとって、生きるうえで必要なヘアカットを少しでも「楽しいもの」「うれしいもの」と感じてほしい。そんな思いから2023年に10月27日に第一回ヘアカット体験会が実施されました。■きっかけは現役の美容師さんからのお声がけ青野氏今回お力を貸してくださったのは現役美容師の青野 賢士氏。ヘアカットが難しい子どもたちへ、何か力になりたいという思いから今回ボランティアとしてご協力くださいました。元気キッズの職員とご友人で、何気ない話の中でご自身の想いが元気キッズなら実現できると、お声がけいただきました。■いつもの場所、いつもの人がいる環境で、ヘアカットに慣れていくヘアカット児童発達支援センター 元気キッズ チルズの一部屋を利用し始まった体験会。いつも通っている施設での開催ということもありすんなりヘアカットができる子、やっぱり慣れなくてヘアカットを拒否する子など様々な反応がありました。初回は「慣れること」を重視し、決して完璧なヘアカットとはいかない部分もありましたが前髪がさっぱりして「可愛い!」「かっこいいね」という声に笑顔で返してくれるお子さんも。青野氏も、体験会を行うたびに「今回はこうだった。ああした方がよかったかもしれない」など子どもたちへの関わりについて試行錯誤されながらカットをされています。完璧なカットではなく、子どもたちが安心した空間の中でのカットを心掛けてくださっています。■保護者からは予想を大きく上回る反響が初回の開催以来、保護者の皆様からはたくさんの反響をいただきました。人数にも限りがある中、「次はいつですか?」と言っていただくこと少なくありません。すでに5回の体験会を実施していますが、毎回希望者が殺到している状況です。元気キッズの児童発達支援を利用される保護者の皆様の中にも、お子様のヘアカットに対して大変な思いをされた方がこんなにも多くあることを再確認しました。継続して活動を行うことで、きれいに整った自分を褒められてうれしい!と感じられたり、ヘアカットに慣れ、いずれは外部の理美容室へ行けるようになったりできることを目指しています。今後も青野さんのお力をお借りしながら邁進してまいります。■この活動をもっと広げるためにこのヘアカット体験会は月に1~2回程度で実施しています。現在はグループの児童発達支援施設利用者の方を中心に行っていますが、ゆくゆくは地域の理美容室とも協力しながらこの活動を広めていきたいと考えています。第6回ヘアカット体験会は4月に開催予定です。詳しくは下記のコーポレイトサイトのお知らせにて詳細を公開予定です。■元気キッズグループについて元気キッズグループロゴ「どんなGENKIもうけとめる」をコンセプトに多様なGENKIを認め合う保育・療育を理念とした、保育園や児童発達支援事業所を含むグループ。保育園から始まり、地域課題に向き合い、認可保育園、小規模保育園、埼玉県初の居宅訪問型保育、学童保育、病児保育、保育型児童発達支援、ペア指導型児童発達支援、相談支援など11事業28施設を埼玉県朝霞市、志木市、新座市で運営。インクルーシブな地域社会を作る事業、活動を行う。2023年には朝霞市から障がい児等療育支援事業を委託され、地域における障がい児支援の質の向上、医療的ケア児支援連携強化事業にも尽力している。また、代表 中村 敏也著書には「保育・療育で地域オンリー1になる 保育園運営の教科書」(かざひの文庫)、「発達が気になる子どもへの関わり方を教えてください!~発達障がい、グレーゾーン…」(かざひの文庫)がある。【会社概要】会社名 : 株式会社SHUHARI所在地 : 〒353-0004 埼玉県志木市本町5-8-5 中村ビル2階代表者 : 代表取締役 中村 敏也設立 : 2009年2月26日元気キッズグループHP: 事業内容 : 認可保育、小規模保育、病児保育、居宅訪問型保育、学童保育、保育型児童発達支援、放課後等デイサービスペア指導型児童発達支援、居宅訪問型保育、保育所等訪問支援、相談支援 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光)は、能登地区の子どもたちを対象に遊びのプログラムを提供する「じどうかん あそびのマルシェ in ななお」を2024年3月23日(土)・24日(日)に「いしかわ子ども交流センター七尾館」で開催します。全国の児童館・児童クラブから専門知識のある児童館職員が集い、さまざまな遊びのプログラムを無料提供します。この度の能登半島地震により犠牲になられた方々に、心よりお悔やみ申し上げますとともに被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧と復興を心よりお祈りします。被害の大きかった地域は、子どもの支援者である児童館職員自身も被災されており、子どもの居場所づくりが大きな課題となっています。被災地における子どもの居場所や遊びの場の必要性については、子ども自らの声が届きにくいことから後回しになる傾向にあります。令和6年4月、「こどもまんなか社会」の実現を掲げたこども家庭庁が発足し、同年12月には「こどもの居場所づくりに関する指針」において、災害時におけるこどもの居場所づくりの推進が明記されました。指針では、「災害時などの非常時こそ、こどもの声を聴き、こどもの権利を守ることが必要である。災害時においてこどもが居場所を持ち、遊びの機会等が確保されるよう配慮することは、こどもの心の回復の観点からも重要である」とされています。当日は、専門知識を持った全国の児童館職員が子どもたちに運動遊びや手づくり工作などを提供します。参加者には、お菓子やおもちゃなどをプレゼントする予定です。遊びを通じて心理的なケアをすることで、子どもと保護者のストレス等を緩和し、日常を取り戻す心理的ケアの一助となることを目指しています。本イベントをご取材いただける場合、お手数ですが3月21日(木)17:00までにメール( press@hitoshizuku.co.jp )にてご登録くださいますようお願い申し上げます。<開催概要>・活動内容:全国の児童館等が持ち寄る遊びのプログラムによる能登地区の子どもたちを応援する活動(運動遊び、手づくり工作など)・日時:2024年3月23日(土)13:00~16:00 /24日(日)10:00~13:00(雨天決行)・場所:いしかわ子ども交流センター七尾館(石川県七尾市古屋敷町カ-10-3)※アクセス:七尾市循環バスマリン号 七尾駅前より城山運動公園下車 徒歩1分七尾市バスぐるっと7 七尾駅前より子ども交流センター前下車 徒歩1分※駐車場:あり・定員:各日100名程度・対象:未就学児(保護者同伴)、小学生以上の子どもたち・参加費:無料・申し込み:不要、会場に直接お越しください・主催:いしかわ子ども交流センター七尾館、一般財団法人児童健全育成推進財団、全国児童厚生員研究協議会・連携・協力:七尾市、全国児童館連絡協議会、石川県児童館連絡協議会、こくみん共済、セブン銀行、マテル・インターナショナル・補助:こども家庭庁 NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業(被災したこどもの居場所づくり支援)<ご取材のお申込方法>2024年3月21日(木)17:00までに、以下のメールアドレス( press@hitoshizuku.co.jp )へ「貴社名、貴メディア名、部署名、お名前、お電話番号、メールアドレス」を記載の上、お申込みください。■近年の災害支援活動・令和2年 (2020年) 7月豪雨被災地域における子どもの居場所に玩具等の物品提供・令和元年 (2019年) 東日本台風(台風19号)児童館活動支援募金・配分企業等から寄贈された玩具、児童福祉文化財図書を児童館へ提供・平成30年 (2018年) 7月豪雨(西日本豪雨)企業等から寄贈された物品を仲介し、児童館へ提供児童館活動支援募金・配分イベント支援、運動遊びプログラムの提供倉敷市真備地区調査報告・平成28年 (2016年)熊本地震児童館活動支援金募金・配分、イベント支援企業等から寄贈された物品を仲介し、児童館へ提供※「災害時児童館等支援活動」ページ: ■児童館について18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,300か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月12日■これまでのあらすじ幼少期からそこそこ可愛かったという主人公・ゆうみ。18歳の時に田舎から都会へ出て働き始め、努力を重ねてさらに美しくなったゆうみは年収3000万の夫を射止め結婚。後にパパ似の女の子を出産しますが、妹に「豚っ鼻!」と軽口を叩かれ傷つきます。それでも愛おしい娘と溺愛する夫と過ごす毎日に幸せを感じていました。娘が6ヶ月を迎えた頃、児童館デビューさせることにしたゆうみですが…。 ■ママ友も欲しいな…!■容姿が綺麗なママたちの子どもは…初めての児童館でママ友も欲しいと思ったゆうみは、近くにいたママたちに声をかけました。すると、可愛いママの横には可愛いベビーたちが…! 目が大きくてキッズモデルのような可愛らしい赤ちゃんに思わず言葉を失ってしまったゆうみ。美意識が高く妹の言葉に傷ついたゆうみはやはり気になってしまったようで…。初めての育児は不安も多いので、比べることではないとわかってはいても、発達に差が出るベビーの時期は特に気になってしまいますよね。次回に続く「私の娘は可愛くない」(全27話)は17時更新!
2024年03月06日皆さんは、不思議な経験をしたことはありますか?今回は「児童館に届く謎の小包」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!亡くなった竹細工職人児童館で働いている主人公。子どもたちが使うおもちゃで、地元の竹細工職人に紙玉鉄砲の製作を依頼していました。しかし完成を前に職人が亡くなり、紙玉鉄砲は届かずじまいだったのですが…。謎の小包が届く…出典:エトラちゃんは見た!ある日、児童館に差出人不明の小包が届きます。中身を確認して「ねぇこれって…」と驚愕する主人公。小包には、職人に依頼した紙玉鉄砲が入っていたのです。同僚が「職人の幽霊が作ったのかも」とふざけたので、主人公は「そんなわけない」と言いますが…。同僚は「もしかしたらってこともある…」と半ば本気のようです。それからというもの、何度も児童館に差出人不明の竹細工が届くように…。その後、亡くなったはずの職人の姿を「目撃した」と話す子どもたちが出始めるのでした。読者の感想亡くなったはずの人から荷物が届くなんて不思議ですね。さらに子どもたちが職人の姿を目撃したと聞くと、ゾッとしてしまいます。(30代/女性)おもちゃが届くことはありがたいですが、差出人不明のままだとモヤモヤしますね。子どもたちが目撃した職人の姿の真相が気になりました。(20代/女性)
2024年02月27日障害者福祉サービス等の令和6年度の改定について令和6年度より児童発達支援事業所などの運営者に関わりのある「障害福祉サービス等報酬改定」が行われる予定です。この記事では、同時に検討が進められている「児童発達支援センターの類型一元化」の内容を中心にお届けします。はじめに、「障害福祉サービス等報酬改定」における主要事項は、次の通りです。・障害者が希望する地域生活を実現する地域づくり1 障害者が希望する地域生活を実現・継続するための支援の充実2 医療と福祉の連携の推進3 精神障害者の地域生活の包括的な支援・社会の変化等に伴う障害児・障害者のニーズへのきめ細かな対応1 障害児に対する専門的で質の高い支援体制の構築2 障害者の多様なニーズに応じた就労の促進・持続可能で質の高い障害福祉サービス等の実現のための報酬等の見直し(参考)厚生労働省|令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性について次に、発達が気になる子どもの保護者の方に特に関わりがあると考えられる「障害児に対する専門的で質の高い支援体制の構築」について、詳しく見ていきましょう。児童発達支援センターの機能強化が検討される背景基本的な考え方として、「障害児に対する専門的で質の高い支援体制の構築」においては、児童発達支援センターを中核とするとされています。児童発達支援センターを中核に、身近な地域でニーズに応じた必要な発達支援が受けられる体制整備を進めるとともに、地域の障害児支援体制の充実を図る。引用:厚生労働省|令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性について児童発達支援センターは、平成24年の改正児童福祉法の施行 によって設けられました。現在(令和6年1月時点)は、「福祉型」と「医療型」の2つに分けられており、「医療型」児童発達支援については、肢体不自由児のみを対象としています。しかし、「医療型」児童発達支援センターは全国に91施設(令和4年)というのが現状です。[%E2%80%A6]ataset&kikan=00450&stat_infid=000040123108&metadata=1&data=1(参考)厚生労働省|社会福祉施設等調査 / 令和4年社会福祉施設等調査 年次推移そのため、住んでいる地域によって支援内容や環境に差が生じ、肢体不自由児が必要な支援を受けにくかったり、肢体不自由児以外の障害のある子どもは、通いやすい場所に「医療型」発達支援センターがあっても利用できず、別の事業所を探す必要があったりといった課題があります。さらに次のような指定基準があり、・「福祉型」児童発達支援センターは、児童指導員又は保育士の配置人数は、障害児4人に対して1人・「医療型」児童発達支援センターは、児童指導員・保育士の配置人数は、障害児の人数に関わらず、それぞれ1人ずつ「医療型」は、子どもの人数に応じた児童指導員・保育士の配置が難しいため、利用する肢体不自由児に対して、乳幼児期に重要な「遊び」を通した発達支援が十分に行いにくいといった課題があります。(参考)厚生労働省|障害児通所支援の在り方に関する検討会報告書これらを踏まえて、「児童発達支援センターの機能強化等による地域の支援体制の充実」が方向性の一つとして掲げられていると考えられます。ポイント1.「福祉型」「医療型」児童発達支援センターの一元化障害福祉サービス等報酬改定検討チームでは、児童発達支援センターの「福祉型」と「医療型」の一元化、「福祉型」における3類型(障害児、難聴児、重症心身障害児)の区分の一元化について、現在検討が進められています。Upload By 発達ナビ編集部障害特性に関わらず身近な地域で支援を受けられる体制の整備〇 児童発達支援センターの基準・基本報酬について、多様な障害児が身近な地域で支援を受けられる体制整備を促進する観点から、福祉型・医療型の類型を一元化するとともに、福祉型における3類型(障害児、難聴児、重症心身障害児)の区分も一元化する。一元化後の新たな基準・基本報酬は、現行の福祉型(障害児)を参考に設定するとともに、難聴児や重症心身障害児について、現行の基準で求めている体制等も踏まえて、障害特性に応じた支援を行った場合の評価を行う。引用:厚生労働省|令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性についてポイント2.「中核拠点型」児童発達支援センターの整備児童発達支援センターを中心とした地域の障害児通所支援の体制整備が検討されています。その中では、「専門人材を配置して地域の関係機関と連携した支援の取組を進める」など、4つの機能を発揮して地域の障害児支援の中核的役割を担うセンターを中核拠点型と位置付けて、体制や取組に応じて段階的に評価を行う方向で検討が進められています。児童発達支援センターの機能・運営の強化〇 児童発達支援センターの中核機能の発揮を促進する観点から、専門人材を配置して地域の関係機関と連携した支援の取組を進めるなど、4つの機能を発揮して地域の障害児支援の中核的役割を担うセンターについて、中核拠点型と位置付けて、体制や取組に応じて段階的に評価を行う。〇 児童発達支援センターが未設置の地域等において、センター以外の事業所等が中核的な役割を担う場合に、中核拠点型のセンターの評価も参考に、一定の評価を行う。引用:厚生労働省|令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性についてまとめ令和6年度の「報酬改定」にともない、厚生労働省では現状の課題を踏まえた「児童発達支援センターの役割(在り方)」の検討が進められています。特に児童発達支援センターの機能一元化が進めば、施設の選び方や利用方法も変わってくることが想定されます。今後、発達ナビでも最新情報をお届けしていきたいと思います。
2024年01月29日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、全国児童厚生員研究協議会、全国児童館連絡協議会と共に2023年11月25日(土)に児童館・児童クラブ職員、関係者を対象に、「こどもまんなか」な居場所を研究協議する「第18回 全国児童館・児童クラブ大会」を開催しました。全国7会場合わせて523名が参加しました。2023 年4月、「こどもまんなか社会」の実現を掲げたこども家庭庁が発足しました。児童館は児童の権利に関する条約及び児童福祉法の理念に基づき、これまでも”子ども主体の居場所”として活動を展開しています。また、今年7月からは、子どもの声を重んじる児童館の本質を「こどもDoまんなか」という言葉に込め、子どもの最善の利益を優先することと児童館の社会的認知の向上を目的とした「こどもDoまんなかキャンペーン」を実施しています。本大会では、子どもの声に耳を傾け、子ども主体の居場所として活動してきた各児童館の取り組みを紹介し、こどもDoまんなか社会実現のために児童館・児童クラブができることを考えました。「こどもDoまんなか宣言」の様子分科会(東京会場)の様子当日は、全国7会場(北海道、東京、新潟、京都、兵庫、愛媛、沖縄)をオンラインでつないだハイブリッド形式で実施し、メイン会場(東京)より中継を行いました。開会式では、加藤鮎子こども政策担当大臣から「児童館は長らく地域のこどもの居場所として認知されているが、さらに児童館ガイドラインに基づき昨今のこどもを巡る福祉的な課題への対応が期待されている。こども家庭庁においても引き続き様々な取り組みを推進することで児童館、放課後児童クラブがより発展することを期待している。こどもの居場所づくりに関する指針が皆様の活動の一助となるよう引き続き尽力をしていきたい」と挨拶がありました。また、塩崎彰久厚生労働大臣政務官は、「児童館を通じ、子どもの声を反映した居場所づくりの大切さを知った。児童館はこどもの意見を吸い上げていく大きな役割が期待されている。これからは、全世代型の社会保障という形でこども政策も、それ以外の福祉政策も切れ目なく繋がっていく取り組みを後押ししたい」と述べました。その後、「こどもDoまんなかキャンペーン」にて全国から集まった「子どもたちの声」の動画を初上映しました。基調講演では、「遊びで子どもの意見を聴くために」をテーマに、こども家庭審議会 こどもの居場所部会委員を務める新潟県立大学人間生活学部教授 植木信一氏をコーディネーターとして迎え、児童館職員2名によるシンポジウムを行いました。コーディネーターの植木信一氏は、「こどもの居場所づくり指針には児童館が具体的に組み込まれており、今後こどもの居場所の選択肢の重要な1つに明確に児童館が位置付けられている。声、あるいは声なき声を丁寧に聞いて、児童館をこどもの居場所として作り上げていく責任や責務がある」と課題提起をしました。八王子市川口子ども・若者育成支援センター長の井垣利朗氏は、「こどもの声を聴くには発達段階に応じて適切なプロセスがあり、遊びを通じて察することも重要。児童館職員はこどもの声を”手段”ととらえ大人に都合の良い声だけを聴いてはいけない。ありのまま受け止めフィードバックする」と声の聴き方について語りました。石巻市子どもセンター館長の荒木氏は、「こどもたちは施設の運営ルールなどを一緒に考えてくれる仲間であり、利用者の視点を教えてくれる。それ無しでは施設を運用できないと思っている。大人も一緒に遊んでちょっとしたつぶやきを拾い、困りごとを予防することも重要」とこども主体の運営について話しました。分科会(東京会場)では、「児童館からの発信!~こどもの声を聴くということ~」をテーマに、児童館職員同士での実践例の情報交換が行われました。こどもの「ペットボトルキャップで遊びたい」の一言からキャップを集めた寄付活動につなげたり、こどもたちがやりたいことを地域の大人にプレゼンし、活動資金を助成する企画などが紹介されました。いずれも、児童館職員が日頃からこどもの声に耳を傾け、やりたい気持ちに寄り添って地域の架け橋になることが重要であることが確認されました。実際に声を聴くコツとしては、「声を掛けられやすいオーラを出す」「楽しかったときのつぶやきを聞き逃さない」「子どもたち同士の会話を拾う」などが挙げられました。ほか地域の各会場でも、「子どもの居場所」や「子どもの声を聴く」ことについて活発な議論が交わされました。閉会には、本大会における全国発議として、「こどもDo真ん中宣言」が宣言されました。全国児童厚生員研究協議会木戸会長は「児童館はこれまでもこどもを心のまんなかに据えて汗をかき涙をしそして笑い合ってきた。しかしこどもまんなか社会をリードしていく大人としてどの子にも同じようにある権利を守るべき存在であり、大人の力を振りかざしたり大人の都合が良いようにこどもに接することや扱うことは決してあってはならない。様々な状況に置かれたこども一人ひとりの声にならない声、声に出さない思いや意見に耳を傾け、心を寄せてこどもが安心できる居場所であり続ける」と述べ、参加者同意にもと以下を宣言しました。「私たちは、児童館・児童クラブがこれまで地域のこどもの居場所として社会的な役割を果たしてきたことを自負するとともに、こどもまんなか社会の実現に向けて、これからもさらにこどもが安全に身を置ける場、安心できる心の拠り所として、こどもの声や気持ちを受け止め、こどもの最善の利益の優先を考慮し、地域社会の期待や保護者の負託に応えていくことを宣言します。」<開催概要>【日時】2023年11月25日(土) 13:00~17:00【場所】全国7会場(北海道、東京、新潟、京都、兵庫、愛媛、沖縄)にて同時開催※オープニングから基調講演、エンディングは東京会場より各会場にZoom配信【内容】13:00~ オープニング13:20~ 「全国から集めた子どもたちの声」の動画上映13:25~ 基調講演【シンポジウム】「遊びで子どもの意見を聴くために」・コーディネーター:新潟県立大学 人間生活学部教授 植木 信一 氏(こども家庭審議会 こどもの居場所部会委員)・シンポジスト:石巻市子どもセンターらいつ 館長 荒木 裕美 氏(こども家庭審議会 こどもの居場所部会委員)八王子市 川口児童館 児童館長 井垣 利朗 氏(児童健全育成指導士)14:30~ 分科会(8テーマ)16:40~ エンディング17:00 終了※各分科会の詳細:【分科会のご案内】第18回全国児童館・児童クラブ大会について【主催】全国児童厚生員研究協議会/全国児童館連絡協議会/一般財団法人 児童健全育成推進財団【後援】こども家庭庁/社会福祉法人 全国社会福祉協議会/児童厚生員養成課程連絡協議会/民間児童館ネットワーク/全国地域活動連絡協議会【URL】「全国児童館・児童クラブ大会」のご案内 ■児童館について18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,350か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月06日6人の子どもたちを厳しく育てる様子を発信していたユーチューバー、ルビー・フランケ被告(42)が児童虐待の罪で逮捕されてから3カ月。夫のケヴィン・フランケさんがユタ州に離婚を申し立てた。PEOPLEなどが報じている。ケヴィンさんとの間に6人の子どもを持つルビー被告は’15年、YouTubeチャンネル「8 Passengers」(現在は削除済み)を開設。末日聖徒イエス・キリスト教会の教えを取り入れた育児や生活を撮影し発信し始めた。言いつけを守らなかった子に厳しい罰を与える厳格な子育てが耳目を集め、一時230万人を超えるフォロワーを獲得。しかし、行き過ぎた体罰が物議を醸し、やがて多くのファンが離れていった。当局を動かしたのは署名サイトでの嘆願だった。’20年、ルビー被告は当時15歳だった息子の一人チャドくんに対し、罰として寝室を出入り禁止にした上で7カ月間ビーズクッションの上で寝させていたと語った動画に批判が殺到。Change.orgにフランケ家を児童虐待で調査するよう呼びかけるキャンペーンが立ち上げられた。ルビー被告はそれまでにもしつけと称して、子どもたちの食事を抜いたり、ぬいぐるみの首をはねると脅したり、過酷なキャンプに送り込んだりといったことを行っていた。’22年、フランケ夫妻は別居しルビー被告は「8 Passengers」を閉鎖。コンサルタントのジョディ・ヒルデブラント被告と手を組み、メンタルトレーナーを自称して育児教室を主宰するようになる。また、Instagramでも「Moms of Truth(真実の母たち)」というアカウントをつくり、育児に関する考え方などを投稿。“良き母”のスタンスで情報発信を続けていた。しかし今年8月。ルビー被告の12歳の息子がヒルデブラント被告の自宅の窓から抜け出し、食べ物と水を求めて近所の家に駆け込んだことで事態は一変する。息子は栄養失調状態でやせ細り、両手足にはロープやガムテープが巻かれたような跡があったとBBCは報じた。当局が自宅を捜索すると10歳の娘も同様の状態で発見され、病院に搬送された。ユタ州ワシントン郡当局はルビー被告とヒルデブラント被告を逮捕、児童虐待の重罪で起訴した。二人は今も保釈金なしで拘留されている。ケヴィンさんはルビー被告に対し先月29日に離婚を申請。ABC NEWSによると裁判所は互いへの嫌がらせや、子どもの前で互いを誹謗中傷することなどを禁止する命令を出したという。
2023年12月01日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、全国に約4,350か所ある児童館とともに、児童館を利用する子どもたちの「想い」や「願い」、「つぶやき」の声を発信する「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」を2023年7月25日(火)~12月31日(日)まで実施しています。現時点で1才から18才までの子どもの声が1,225件集まりました。その分析結果を発表いたします。「子どもの声」頻出ワードランキング・子どもたちから最も多く声が出たキーワード第1位は「遊び」。「外遊びがしたい」「遊ぶ場所を増やしてほしい」など、遊びで子どもたちの健全育成を図る児童館であるからこそ、さまざまな遊びに関する子どもたちの強い希望が多く聞かれました。第2位は「友達」で、「友達がたくさんほしい」「友達にやさしくしたい」など友人関係を大事にする声が聴かれました。第3位は「サッカー」で、近年のサッカー人気の影響か「サッカーで日本代表になりたい」「サッカーゴールをつくってほしい」など、サッカーに関する関心が高まっている様子がみられました。・世代別では、小学生は「友達といっぱい遊びたい」などの声が多い一方、中高生になると「優しい保育士になる」「制服登校を無くそう」など、具体的な将来の夢や学校への要望など、より現実をとらえている声が多くみられました。・全体の声の傾向として、「家族と海外に行きたい」など個人的な願いから、「宿題をなくしてほしい」など学校への要望や「戦争が起きないように」など社会への想いなどさまざまな視野がみられました。・頻出後や特徴語を自動で抽出するAIテキストマイニングの結果として、「遊ぶ」が最も大きく出ており、「夏休み」や「プール」など夏休み中に聴いた子どもの声には季節性が表れていました。・多くの子どもが将来の夢や自分のしてみたいことを自由に表現していたことから、子どもが気兼ねなく発言できる安心できる居場所として児童館が機能していることが分かりました。◆声の内容の傾向・学校や児童館など自分の居場所で、もっと楽しく過ごすためのねがい「学校の宿題をなくしてほしい!」10才/石川県「学校でもっと遊びたい」8才/兵庫県「児童館でバスケットの大会がしたい」7才/北海道「児童館でもっと一輪車をやりたい」6才/東京都「児童館でお菓子づくりをしたい」9才/愛知県・社会課題に対しての子どものまっすぐなおもい「ウクライナの戦争おわってほしい」11才/新潟県「世界中が平和で平等になってほしい!」10才/福岡県「自殺がなくなりますように」9歳/福井県「SDGsをやっています、がんばります」7才/京都府「地球温暖化を無くしたい!」14才/愛知県「ジェンダーレスな世界へ」12才/兵庫県・将来に向けた明るいねがい「ユーチューバーになりたい」8才/群馬県「大谷しょうへいみたいになりたい」8才/愛媛県「エジソンを超える科学者になる!」7才/東京都「どうぶつのおいしゃさんになりたいです」6才/群馬県「バスケで日本一になりたい!」11才/愛媛県◆年齢別の声の傾向・小学生の声:小学生では、「友達と遊びたい」などさまざまな想いがある中で、休暇や宿題など学校への要望が多く、学校の存在を生活の中で大きくとらえている傾向がありました。「シャーペンを学校で使いたい」11才/愛知県「ランドセルがかるくなったらいいな」10才/青森県「夏休みをすくなくして、冬休みを長くしてほしい!」9才/兵庫県「宿題をなくしてほしい」8才/富山県「大人はもっと子どもの声を聞いて」10才/愛媛県・中学生の声:中学生では、まだまだ遊びたいという声や、中学校生活の中で部活や勉強を頑張りたいという声や、現代ならではのスマホやWi-Fiについての声も聴かれました。「中学生の遊ぶ場所をもっと増やしてほしい」13才/愛媛県「児童館をクラブのようにミラーボウルとスピーカーをつけておどりたい!!」13才/愛知県「キャプテンとしてチームをひっぱっていけるよう頑張る!」14才/愛媛県「僕は親にスマホを取られています」14才/愛知県「Wi-Fiがほしい!」13才/兵庫県・高校生の声:高校生になると、自身がやりたいことや将来目指したいこと、学校に対する願望について小中学生と比較しより具体的な声が聴かれました。「栄養士になっておいしい給食をつくる!」17才/愛媛県「小学校の先生になってたくさんの生徒と出会いたい!!」17才/愛媛県「校則は大人が決めるのでは無く子どもと一緒に考えませんか」16才/愛媛県「自分の好きなものを極め続けたい!」17才/兵庫県「この世に出た推しのグッズ全コンプ続ける!!」17才/兵庫県<アンケート概要>・目的:児童館を利用する子どもの声を集計し、傾向を把握する・対象:児童館利用者 (乳幼児、小学生、中高生世代)・地域:全国各地域・方法:各児童館職員が利用者の子どもにメッセージを書いてもらい、写真撮影したデータを集計・時期:2023年7月25日(火) ~ 10月31日(火)・主体:一般財団法人 児童健全育成推進財団<「じどうかん こどもDoまんなか キャンペーン」子どもの声の発信 実施概要>・期間:2023年7月25日(火)~12月31日(日)・主催:一般財団法人 児童健全育成推進財団・協力:全国児童館連絡協議会、全国児童厚生員研究協議会・内容:子どもの声の発信 『じどうかん発! こどもの声4347☆』-「おもい」「ねがい」「つぶやき」等、「こどもの声」を全国の児童館から募集-子どもたちが思っていることを写真、もしくは動画発信-4,347は全国の児童館数・URL:キャンペーン全体の内容については下記をご参照ください。 ・趣旨:児童館は児童の権利に関する条約及び児童福祉法の理念に基づき、これまでも”子ども主体の居場所”として活動を展開しています。本キャンペーンは、子どもの声を重んじる児童館の本質を「こどもDo(ど)まんなか」という言葉に込め、さまざまな取り組みと連動し、子どもの最善の利益を優先することと児童館の社会的認知の向上を目的として実施しています。・活用法:今回集まった声は、11月25日(土)の「今までも これからも こどもDoまんなか」をテーマに開催する第18回全国児童館・児童クラブ大会で紹介およびこども家庭庁への提言に活用する予定です。こどもDoまんなかキャンペーンロゴ■児童館について18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,350か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月21日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、全国に約4,350か所ある児童館とともに、児童館を利用する子どもたちの「想い」や「願い」、「つぶやき」の声を発信する「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」を2023年7月25日(火)~12月31日(日)まで実施します。期間中は、キャンペーンロゴの活用も促します。また、その一環として国の提唱する自殺予防週間(9月10日~9月16日)に向けた取り組みとして、生きづらさを抱える子どもたちへのメッセージ「じどうかんもあるよ」の発信も行います。2023年4月、「こどもまんなか社会」の実現を掲げたこども家庭庁が発足しました。児童館は児童の権利に関する条約及び児童福祉法の理念に基づき、これまでも”子ども主体の居場所”として活動を展開しています。本キャンペーンは、子どもの声を重んじる児童館の本質を「こどもDo(ど)まんなか」という言葉に込め、さまざまな取り組みと連動し、子どもの最善の利益を優先することと児童館の社会的認知の向上を目的として実施します。<「じどうかん こどもDoまんなか キャンペーン」実施概要>・期間:2023年7月25日(火)~12月31日(日)・主催:一般財団法人 児童健全育成推進財団・協力:全国児童館連絡協議会、全国児童厚生員研究協議会・内容:(1)キャンペーンシンボルマークの活用<実施例>-児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に定期的、または繰り返し掲載-名刺カードに印刷、もしくは児童館内や関係施設に設置-各児童館のウェブサイトやSNSで発信 等※このシンボルマークは、全国の児童館が幅広い年齢層のこどもとともに「行動(Do)」し、こどもを「ど(Do)」まんなかにした実践をより進めようとする思いを図案化したものです。(2)子どもの声の発信 『じどうかん発! こどもの声4347☆』※9月4日(月)まで-「おもい」「ねがい」「つぶやき」等、「こどもの声」を全国の児童館から募集-子どもたちが思っていることを写真、もしくは動画発信-現在の児童館数の4,347ボイスを目標 (※1館いくつでも可)-11月25日(土)に、「今までも これからも こどもDoまんなか」をテーマに第18回全国児童館・児童クラブ大会を開催、本大会の広報、プログラムで活用予定(3) 各児童館の「こどもDoまんなか」な取り組みをホームページ等で発信-各自治体、児童館のホームページやSNS等で「こどもの声」や「こどもDoまんなか」な取り組みを発信-児童館や当財団のSNSアカウントにて投稿やシェアを実施-ハッシュタグ:「#こどもDoまんなか」「#こどもまんなか児童館」「#こどもまんなかやってみた」「#じどうかんもあるよ」(4)自殺予防週間に向けた取組 いましんどくなっている子へのメッセージ「じどうかんもあるよ」の発信・期間:2023年7月25日(火)~9月16日(土)学校の長期休暇明けに10代の子どもたちの自殺リスクが高まるとされていることから、各地の児童館とともに生きづらさを感じている子ども、特に小学生や中・高校生世代へ向けたメッセージ「じどうかんもあるよ」を7月25日(火)~9月16日(土)の期間にウェブサイトおよびSNS、カードやポスター等で発信します。このメッセージは、子どもに寄り添い支援する児童館職員の意見からつくられました。内閣官房こども家庭庁準備室が実施した「こどもの居場所づくりに関する調査研究」(2022年度)では、居場所づくりにおいて重要なことは、こども・若者の主体性の尊重であることであり、「居たい・行きたい・やってみたい」の3つの視点が提言されています。児童館は、子どもが自らの意思で自由に来館して、安心して過ごすことができる児童福祉施設であることが児童館ガイドライン(2018年10月1日厚生労働省子ども家庭局長通知)に示されているように、子どもにとって欠かすことのできない居場所です。全国の児童館を通して、生きづらさを感じている子どもや命が危ぶまれる子ども、居場所がなく地域をさまよう子ども等に「じどうかんもあるよ」のメッセージを届けるとともに、自治体児童館主管課、各地域の関連施設・関係機関等への取り組みの周知を図ります。・内容1)「じどうかんもあるよ」の周知広報<実施例>-ポスターやチラシにして掲示・配布-児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に定期的、または繰り返し掲載-カードに印刷し、児童館内や関係施設に設置-各児童館のウェブサイトやSNSで発信 等2)各児童館オリジナルメッセージの発信メッセージカードのデザインや表現・文言にこだわらず、各地域の児童館の状況にあったメッセージを発信<実施例>-ポスターに児童館の地図やQRコードを貼り付け-「児童館においで」「必ず力になる」「LINEで相談してみて」等のより強いメッセージに変更-地域の子どもの居場所マップを作成、配布する-初めての利用者大歓迎のイベントを実施する-開館時間を延長する 等※本企画は、厚生労働省の「自殺予防週間の主な取組について」において、関係団体の取り組みとして登録されています。■自殺予防週間について自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」と定めて、国、地方公共団体、関係団体等が連携して啓発活動を推進しています。■児童館について18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,350か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月25日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、今年の夏休み期間に児童館を利用する子どもたちを対象に「1分間でピンポンボールを最も多くパスできた数」、「30秒間で最も多く浮き輪をすりぬけた数」、「30秒間でペアで最も多くボールを頭上と股下でパスしあう数」の各種目に挑戦する「児童館ギネス世界記録チャレンジ2023」を開催します。各種目の予選を2023年7月15日(土)~8月2(水)、予選記録上位3名対象にギネス世界記録公式認定員による公式挑戦を8月18日(金)に行います。全国に約4,350か所ある児童館は、18歳未満のすべての子どもを対象とし、自由に無料で利用することができる施設です。さまざまな「遊び」を通じて子どもたちの豊かな心を育み、子どもたちが自ら進んで物事に取り組む主体性を高めることを重んじています。本企画は、子どもたちが世界にチャレンジできる機会の提供および児童館の認知度向上の取り組みの一環として、ギネスワールドレコーズジャパン株式会社(所在地:東京都渋谷区/本社:イギリス)の協力のもと開催します。今回で4回目の開催となります。新たに、8人で挑む「1分間でピンポンボールを最も多くパスできた数」、一人で挑む「30秒間で最も多く浮き輪をすりぬけた数」の種目を追加しました。昨今、家庭の事情により子どもたちの「体験格差」が問題視されています。子どもの放課後や休日における習いごとやクラブ活動、スポーツ鑑賞、旅行など学校以外での「体験」の機会が失われている傾向にあります。本企画により、子どもたちが新しいことに挑戦する豊かな体験となり、また地域をこえてつながり合うことを目指しています。・タイトル:「児童館ギネス世界記録チャレンジ2023」・日程:<予選>2023年7月15日(土)~8月2日(水)<公式挑戦>2023年8月18日(金) 13:00~・場所:オンライン (Zoomにて実施)※予選は挑戦の様子を撮影した動画を事務局まで提出いただきます※予選記録上位3名を対象にギネス世界記録公式認定員による公式挑戦をZoomで行います・対象:全国各地の児童館を利用する18歳未満の子どもたち※事前に申し込みをした児童館・放課後児童クラブ76施設が対象です・種目:(1) 1分間でピンポンボールを最も多くパスできた数(8人チーム)※目標の数:40回以上(Most passes of a ping pong ball on a spoon in one minute ※team of 8)(2) 30秒間で最も多く浮き輪をすりぬけた数※目標の数:14回以上(Most passes through an inflatable rubber ring in 30 seconds)(3) 30秒間でペアで最も多くボールを頭上と股下でパスしあう数※現在の世界記録22回(Most over and under ball passes in 30 seconds by a pair)・ルール:詳細は下記児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」をご参照ください。 ・参加方法:児童健全育成推進財団会員の全国の児童館・放課後児童クラブで、施設単位でのお申し込みとなります。・賞品:予選でトップ10に入ると『特製ノート』をプレゼントします。・告知:児童健全育成推進財団の公式SNSであるFacebookページ、Twitterにてハッシュタグ「#ギネス世界記録VS児童館」を付け、予選や公式挑戦の様子を随時アップします。・Facebookページ ・Twitter ■ギネス世界記録について「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか?」---この問いをきっかけに、1955年にギネス世界記録が設立されました。スポーツクラブの階上にある一室で世界一をまとめた1冊の書籍として産声をあげたギネス世界記録は、現在、ロンドンに本社を置き、ニューヨーク、東京、北京、ドバイ、マイアミにオフィスがある世界的なブランドへと成長しました。今では書籍のみならず、テレビ、デジタルプラットフォーム、イベントなどあらゆるメディアを通じて、世界一の情報を発信しています。また挑戦を通したプロモーションプラニングを行っており、ブランド構築や顧客エンゲージメントなどに使用されております。ギネス世界記録は、あらゆる人々――個人、家族、学校、団体、会社、地域、国――に対して、世界記録の情報を発信し、また記録挑戦を通じて、刺激となる存在になることをその活動の目的としています。(ギネス世界記録公式サイト: )■児童館について18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,350か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日■前回のあらすじあらたな被害を告白するモリオに「何も聞いていないよ」と言葉をはさむ担任。さらに状況から判断して、「それってフミヤくんのせいなのかな?」とモリオに問いかけるのでした。■モリオの言い分に担任は…■2人の様子に不穏な空気を感じ…モリオの父親の空気に飲まれまいと誓うフミヤの母親。毅然とした態度を見せるものの、またもや想定外の展開が待ち受けるのでした。次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年03月29日一般財団法人 日本児童養護施設財団が、児童養護施設を出る子どもたちの現状を、1人でも多くの人に知ってほしいという想いから制作したアニメ・えみちゃんともっち~『雨があがったら』が日本児童養護施設財団公式YouTubeチャンネルで流すことが決定しました。このアニメはテレビ東京でも放送されました。アニメ紹介画像今回のアニメ制作に至った経緯は、元施設出身の漫画家 鈴峰 あおい氏が描く児童養護施設を題材とした脚本がきっかけとなりました。交通事故で両親を亡くし、施設生活することになってしまった中学生の女の子。亡くなった両親のためにヴァイオリニストを夢みていたが、金銭的な理由により夢を諦める決意をします。そこに現れたのが宇宙からやってきた『もっち~』です。女の子がもっち~と出会ったことにより彼女の未来が変わる物語です。実際の施設でも、このような入所理由をもつ子どもたちがいます。現場職員の切実な願いは『彼女の夢を叶えさせてあげたい』と思うのですが、実際はそう上手くはいきません。脚本にはそんな職員の想いを、もっち~というキャラクターに写し、支える大人が近くに居れば『夢を諦めなくていいんだよ』というメッセージを強く訴えかけています。鈴峰 あおい氏の描く脚本に強く心を打たれたのが、元カートゥーン ネットワークの山田 泰之氏です。山田 泰之氏は、誰もが知っている世界的に有名なアニメの制作を担当するなど、クリエイターとして幅広く活躍されています。山田 泰之氏によって完成されたアニメは、脚本のメッセージ性を強く引き出し、笑いあり涙ありの思わずほっこりしてしまう作品となっています。アニメ動画のタイトルは『えみちゃんともっち~ 雨があがったら』です。脚本は漫画家であり元施設出身の鈴峰 あおい氏により作成されました。もっち~の声を担当するのが、声優であり元施設出身の神庭 ひろみ氏です。一つひとつのシーンに彼女らの想いが込められています。<ストーリー>焼きもっち星から宇宙船が故障して地球にやってきた『もっち~』(女の子)が、たまたまえみちゃんと出会います。もっち~がえみちゃんに街を案内してもらっている時に、児童養護施設で生活していることを知ります。高大一貫校に通いたい、えみちゃんが抱く夢はヴァイオリニストです。費用がたくさんかかるため諦めていたえみちゃんに対し、もっち~が解決方法(支える大人の輪)を見いだすアニメ動画となります。<えみちゃんともっち~『雨があがったら』公式ページ> <もっち~LINEスタンプ> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日映画『ハケンアニメ!』や連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」などの小野花梨が主演し、児童相談所で働く児童福祉司たちの実話をベースに製作された『ほどけそうな、息』から予告編を解禁。監督の小澤雅人と、小野さんのコメントも到着した。本作は、児童相談所で働く複数の児童福祉司への取材を行い、実話をベースに製作。児童相談所に寄せられる案件や、そこで働く児童福祉司のリアルな姿を映し出す。カスミ(小野花梨)は、新卒で児童相談所に入職して2年目の児童福祉司。仕事の進め方には疑問を抱きながらも、職務を全うすべく踏ん張っている。カスミは、苦しんでいる子どもたちと、その子どもたちを傷つけてしまっている親たち、どちらとも向き合わなければならない。多忙な職務に追われ、プライベートの時間がなくなり、精神的にも苦しい日々が続くこともあるが、カスミは児童福祉司として受け持っている家庭と懸命に向き合っている。もちろん、各家庭にはそれぞれの事情があり、カスミには理解できないことも多い。それでも、傷ついた子どもや壊れゆく家庭に寄り添うことはできる。ほんの少しだけでも、私にできることがある。そんな思いから奔走し、成長していく2年目の児童福祉司カスミと彼女を取り巻く周囲の人々が描き出されている。■小澤雅人監督 コメント私は長年、児童相談所を舞台にした映画を作りたいという思いを胸に秘めていました。なぜなら、私が今まで作ってきた子ども虐待や社会的養護に関わる映画の制作過程で出会った児童相談所の職員の方々の姿と、何か事件が起きると一方的に批判されるような、表面的な児童相談所のイメージが大きく乖離していたからです。映画を作るにあたっては、何人もの児童相談所の職員さんに取材させていただき、そこで知ることができた現実、問題点や課題を映画に反映させつつ、40ページほどにもなった取材ノートを主演の小野花梨さんにもお渡ししました。小野さんにとっては大きな負担になったかもしれませんが、小野さんなりに消化していただき、等身大の若手児童福祉司を見事に演じてくれています。児童相談所を舞台にした「誰にも頼ることができない」人たちの物語、そして小野さんはじめキャストの皆さんの素晴らしいお芝居を是非劇場で観ていただきたいです。■小野花梨 コメントこの役を演じるにあたり、監督から児童相談所のリアルを取材した膨大な資料をいただきました。日常的にどんな業務を行っているか、どんな事例があるか、やりがいを感じる事や辛いと感じる事、様々な生の声を参考に私自身も色んなことを想像しながら撮影しました。大変な役ではありましたが、必ずこの映画に救われる人がいると信じて演じさせて頂きました。社会全体で考えるテーマだと思いますので、一人でも多くの方に届くことを祈っています。なお、公開に先駆けて、8月16日(火)に完成披露上映会を実施。主人公の児童福祉司、カスミ役の小野さん、虐待をしてしまった疑いのある母親を演じた月船さらら、小澤監督が登壇予定となっている。『ほどけそうな、息』は9月3日(土)よりポレポレ東中野にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ほどけそうな、息 2022年9月3日よりポレポレ東中野にて上映©2022「ほどけそうな、息」製作委員会
2022年08月09日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、各地の児童館とともに生きづらさを感じている子ども、特に小学生や中・高校生世代へ向けたメッセージ「#じどうかんもあるよ」を8月1日(月)~9月16日(金)の期間にウェブサイトおよびSNS、ポスターやチラシ等で発信します。本メッセージの発信は、厚生労働省が提唱する9月10日(土)~9月16日(金)の「自殺予防週間」に向けて、子どもの命を守る取組の一助となることを目指しています。(このメッセージは子どもに寄り添い支援する児童館職員の意見からつくられました)■子どもの自殺者数は高止まり、長期化するコロナ禍で子どものストレスも増加傾向に文部科学省が今年2月に公表した調査『児童生徒の自殺対策について』によると、2021年に自殺した小中高生は473人で、2020年に過去最多となった499人から依然高止まりしています。自殺の原因・動機としては、「学業不振」「進路に関する悩み」「親子関係の不和」「病気の悩み・影響(その他の精神疾患、うつ病)」等が上位を占めており、コロナ禍の影響で子どものストレスも続いているとみられます。■しんどくなっている子どもへ、全国の児童館からメッセージを児童館は、子どもが自由に来館して過ごすことができる児童福祉施設であり、困ったときや悩んだときに相談したり助けてもらえたりする職員がいることが児童館ガイドライン(平成30年10月1日厚生労働省子ども家庭局長通知)に示されています。児童健全育成推進財団が今年5月に公表した『2021全国児童館実態調査』では、配慮を必要とする子どもが利用する児童館の割合が明らかとなり、全国に4,379か所ある児童館のうち「家庭や友人関係に悩みを抱える児童の利用あり」と回答した館は約4割となりました。全国の児童館を通して、生きづらさを感じている子どもや命が危ぶまれる子ども、居場所がなく地域をさまよう子ども等に「#じどうかんもあるよ」のメッセージを届けるとともに、自治体児童館主管課、各地域の関連施設・関係機関等への取組の周知を図ります。<「#じどうかんもあるよ」実施概要>・期間:2022年8月1日(月)~9月16日(金)・内容:(1)「#じどうかんもあるよ」の周知広報(取組例)〇 ポスターにして館内・館外に掲示する〇 チラシ・カードを印刷し、玄関、受付等で配布する〇 児童館のお便り(広報紙)等に転載する〇 自治体や児童館管理運営団体、各児童館のウェブサイトやSNSで発信する〇 子どもが立ち寄る場所等にポスター・チラシ・カードの設置・配布を依頼する〇 学校、児童委員・主任児童委員、町内会・自治会等児童館連携機関に展開し協力を得る(2) 各児童館オリジナルメッセージの発信『じどうかんもあるよ』に児童館の地図やQRコードを貼り 付けたり、より強いメッセージに変更したり、地域の実情や各児童館の状況にあった発信を行う。(取組例)○ 子ども会議等において話し合うテーマにする〇 子どもが主体となったオリジナルメッセージを発信する(※下の画像は昨年の実践例です)(子どもたちがメッセージを考案し、独自に手書きポスターを制作 / 国立市矢川児童館 2021年)・主催:一般財団法人 児童健全育成推進財団・協力:全国児童館連絡協議会、全国児童厚生員研究協議会※厚生労働省の「自殺予防週間の主な取組について」において、関係団体の取組として登録されています。■自殺予防週間について自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」と定めて、国、地方公共団体、関係団体等が連携して啓発活動を推進しています。■児童館について18 歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,400か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月25日初対面でも、相手の心をつかむことができる人が世の中にはいます。そんな人がそばにいてくれたら、多くの親や子供たちと関わる子育て中も心強いものですが、時に悲しみを覚えることも。姉妹を育てる母親の、ごぼふく(gobohuku)さんが、児童館まで子供たちを迎えに行った時のエピソードをご紹介します。『おばあちゃんの実力を知った日の話』家に遊びに来ていた母親と一緒に、児童館まで車でお迎えに行った、ごぼふくさん。すると、普段と異なる子供たちの反応を目の当たりにしました。ごぼふくさんは、我が子の友達たちの一部と、打ち解けられないでいました。しかし、母親は児童館で遊ぶ子供たちの心を一瞬でつかみ、囲まれるほど大人気に!自分との反応の差に、ごぼふくさんは孤独を感じざるを得ませんでした…。【ネットの声】・笑いました。お母様、素敵です!・おばあちゃんには心を許しちゃうんですよね~。・吸引力がダイソンのサイクロン式掃除機並み。私もその吸引力が欲しい…。・子供たちのかわいさと、ごぼふくさんの切なさに胸がキュッてなりました。子供からしたら、親以上に自分を甘やかしてくれる祖父母と同じ世代のほうが、心を開きやすいのかもしれません。自分の子供時代を振り返ったら、思い当たる人も多いはずです。『おばあちゃん』の吸引力にはかなわなくても、仕方がないといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年07月21日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、今年の夏休み期間に児童館を利用する子どもたちを対象に「30秒で目隠ししながら最も多くペットボトルを回した数」、「30秒で最も多く片足で横とびをした数」、「30秒でペアで最も多くボールを頭上と股下でパスしあう数」の各種目に挑戦する「児童館ギネス世界記録チャレンジ2022」を開催します。各種目の予選を2022年7月16日(土)~8月3日(水)、予選記録上位3名対象にギネス世界記録公式認定員による公式挑戦を8月17日(水)に行います。全国に約4,400か所ある児童館は、18歳未満のすべての子どもを対象とし、自由に無料で利用することができる施設です。さまざまな「遊び」を通じて子どもたちの豊かな心を育み、子どもたちが自ら進んで物事に取り組む主体性を高めることを重んじています。本企画は、児童館の認知度向上および理解促進の取り組みの一環として、ギネスワールドレコーズジャパン株式会社(所在地:東京都渋谷区/本社:イギリス)の協力のもと開催します。2021年8月・11月の「30秒間でお箸を使って豆つかみ」での挑戦に引き続き、3回目の開催となります。今年はより多くの子どもたちに参加してもらいたいという想いから、3種目での挑戦としました。昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期的な影響により、子どもたちも多大なストレスを感じていることと思います。本企画では、子どもたちが世界にチャレンジできる場を通じ、コロナ禍での子どもたちの憂うつな気持ちが少しでも和らぎ、また地域をこえてつながり合うことを目指しています。・タイトル:「児童館ギネス世界記録チャレンジ2022」・日程:<予選>2022年7月16日(土)~8月3日(水)<公式挑戦>2022年8月17日(水) 13:00~・場所:オンライン (Zoomにて実施)※予選は挑戦の様子を撮影した動画を事務局まで提出いただきます※予選記録上位3名を対象にギネス世界記録公式認定員による公式挑戦をZoomで行います・対象:全国各地の児童館を利用する18歳未満の子どもたち※事前に申し込みをした児童館・放課後児童クラブ58施設が対象です・種目:(1)30秒で目隠ししながら最も多くのペットボトルを回した数※現在30秒での世界記録は無し、13回で世界記録達成 (1分間での世界記録37回)(Most blindfolded flips of a plastic bottle in 30 seconds)(2)30秒で最も多く片足で横とびをした数 ※現在の世界記録107回(Most side to side hops in 30 seconds)(3)30秒でペアで最も多くボールを頭上と股下でパスしあう数 ※現在の世界記録20回(Most over and under ball passes in 30 seconds by a pair)・ルール:詳細は下記児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」をご参照ください。 ・参加方法:全国の児童館・放課後児童クラブで、施設単位でのお申し込みとなります。・賞品:予選でトップ10に入ると『特製クリアファイル』をプレゼントします。・告知:児童健全育成推進財団の公式SNSであるFacebookページ、Twitterにてハッシュタグ「#ギネス世界記録VS児童館」を付け、予選や公式挑戦の様子を随時アップします。Facebookページ Twitter ■ギネス世界記録について「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか? 」---この問いをきっかけに、1955年にギネス世界記録が設立されました。スポーツクラブの階上にある一室で世界一をまとめた1冊の書籍として産声をあげたギネス世界記録は、現在、ロンドンに本社を置き、ニューヨーク、東京、北京、ドバイ、マイアミにオフィスがある世界的なブランドへと成長しました。今では書籍のみならず、テレビ、デジタルプラットフォーム、イベントなどあらゆるメディアを通じて、世界一の情報を発信しています。また挑戦を通したプロモーションプラニングを行っており、ブランド構築や顧客エンゲージメントなどに使用されております。ギネス世界記録は、あらゆる人々――個人、家族、学校、団体、会社、地域、国――に対して、世界記録の情報を発信し、また記録挑戦を通じて、刺激となる存在になることをその活動の目的としています。(ギネス世界記録公式サイト: )■児童館について18歳未満の子どもたちが自由に無料で利用することができる施設です。児童福祉法で規定された児童福祉施設で、日本全国に約 4,400 か所の児童館があります。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によるさまざまなプログラムが実施され、遊びや運動をすることができます。子どもたちの健全な成長を推進する活動を実施することで地域社会に貢献しています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団(FPSGC)について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。子どもの健やかな成長を支える遊びを児童館で提供することによって全国各地の子どもを育む環境づくりに貢献しています。また、児童館スタッフの人材育成を重要視し、各種研修会等を実施しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月14日『子どもは歴史の希望 -児童館理解の基礎理論-』と、『わたしのまちのじどうかん -児童館実践事例集-』(編集 児童館研究委員会・一般財団法人 児童健全育成推進財団)を2022年7月1日(金)にフレーベル館から発行します。いずれも、児童館関係者、保護者を含む地域の子ども・子育て関係者、これから児童館で働くことを志す方々を対象としています。児童館は、18歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉法に基づく児童福祉施設です。本書は、子どもの児童健全育成の充実を図るため、児童館にさらなる関心と期待が寄せられることを願って企画しました。赤ちゃんから中高生世代まで、子どもの居場所づくりに携わるすべての方のご参考となれば幸いです。<書籍概要>1.『子どもは歴史の希望 -児童館理解の基礎理論-』児童館は、こどもの心身の健やかな成長・発達及びその自立が図られることを、地域社会の中で実際に実現するための施設です。本書はその児童館にさらなる関心と期待が寄せられることを願って企画しました。【目次】第1章 児童館ガイドラインと児童館のあり方第2章 児童館理解の基礎第3章 児童館の施策と健全育成第4章 児童館の運営と実践の基本資料・編集 :児童館研究委員会、(一財)児童健全育成推進財団・出版社:フレーベル館・単行本:288ページ・寸法 :14.8 x 2 x 21 cm・定価 :3,190円 (本体2,900円+税)・ISBN :978-45778152122.『わたしのまちのじどうかん -児童館実践事例集-』北海道から沖縄県まで14か所の児童館と子育て支援の実践事例9か所を紹介。児童館関係者はもとより、保護者、地域で子育てに携わる方やこれから児童館で働くことを志す方など参考にしていただきたい本です。【目次】第1章 わたしのまちのじどうかん第2章 児童館で行う子育て支援の活動第3章 児童館の実践記録資料集・編集:児童館研究委員会、(一財)児童健全育成推進財団・出版社:フレーベル館・単行本:192ページ・寸法:14.8 x 1.1 x 21 cm・定価:1,980円 (本体1,800円+税)・ISBN:978-4577815229(1) 北海道札幌市子どもたちのやりたいを叶える「札幌市山鼻児童会館」(2) 宮城県名取市まるでキャンプ場みたいな児童館「那智が丘児童センター」(3) 栃木県さくら市みんなが自然体で過ごす『ちょうどよさ』を大切に「上松山児童センター」(4) 東京都町田市やっぱり人がすき~このまちでつながり続ける~「子どもセンターまあち」(5) 神奈川県川崎市笑顔あふれるセンターから笑顔いっぱいの地域に!「新丸子こども文化センター」(6) 愛知県弥富市なんでもあそびにしちゃおう!「弥富市弥生児童館」(7) 福井県敦賀市星と創造の広場「敦賀市こどもの国・児童センター」(8) 京都府京都市で愛・ふれ愛・つながり愛「京都市嵯峨野児童館」(9) 兵庫県神戸市神戸市に 8館ある拠点児童館の1つ「神戸市立細田児童館」(10) 愛媛県八幡浜市出会い…学び…支え合う…「八幡浜市立保内児童センターだんだん」(11) 香川県三豊市地域とつながり、みんなが主役になれる「仁尾町児童館」(12) 大分県別府市さりげなく あたたかい 安心感のある場所「光の園児童館 親子の広場」(13) 熊本県八代市自然を愛し仲間づくりをたのしむ「ひかり児童館」(14) 沖縄県宮古島市食べる・遊ぶ・学ぶ・愛されるを子どもたちへ「宮古島市ひらら児童館」※書籍は、ネットでのご注文、または最寄りの書店にてお取り寄せいただけます。■児童館について18 歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉法に規定された児童福祉施設です。全国に約 4,400 か所あり、各児童館では、専門職員(児童厚生員)の支援によりさまざまなプログラムが実施され、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。子どもの健全な育成を推進することにより地域社会に貢献しています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団(FPSGC)について子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。子どもの健やかな成長を支える遊びを児童館で提供することによって全国各地の子どもを育む環境づくりに貢献しています。また、児童館スタッフの人材育成を重要視し、各種研修会等を実施しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月23日米カリフォルニア州フンボルト郡にあるジャコビー・クリーク小学校で、3年生の児童3名が酩酊状態に陥り、病院に搬送された。ABC NEWSなどが報じている。5月26日のおやつの時間に、ある児童が持参したグミを取り出し、友人数人と分け合って食べたという。この生徒たちは、それが大麻入りだとは知らなかったそうだ。メラニー・ナニッツィ校長が保護者に送ったメールによると、3名の児童が酩酊状態を示したことから、教師はまず一酸化炭素中毒を疑い生徒全員を教室から避難させたという。その後、3名は病院に搬送され、適切な治療を受けて現在は無事に退院している。「これは、私たちの学校コミュニティにとって、とても恐ろしい事件です」と校長はメールに綴っている。地元警察も、事件の起きた背景に関して捜査を進めているという。地元警察のハイディ・グロスマン警部は、「大麻入りの製品、特にキャンディのように見えるようなものは子どもの手の届かないところに置くように」と注意喚起した。
2022年05月30日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光)は、全国の児童館の現状や課題を把握するための「2021全国児童館実態調査」(児童館4,397か所および市区町村1,741か所対象)を実施しました。本調査は厚生労働省補助事業(※)として実施したもので、児童健全育成推進財団が5年に一度行っており、今回が4回目です。(※令和3年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 「児童館の運営及び活動内容等の状況に関する調査研究」)児童館は、18歳未満の子どもと保護者が自由に無料で利用することができる児童福祉法に基づく児童福祉施設です。本調査は、児童館の現状と課題を明らかにし、今後の児童健全育成の充実を図るための基礎資料として役立てることを目的としています。今回の調査では、新型コロナウイルス感染症の影響で児童館の利用者数(令和2年度)は減少する一方、「子どもが意見を述べる場の提供」や「配慮を必要とする子どもの利用」は増加傾向にあり、子どもが安心して過ごすことができる居場所(サードプレイス)となっています。主な調査結果は、以下の通りです。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆全国の自治体の児童館設置率は6割。◆児童館の年間平均利用者数が、新型コロナウイルス感染症の影響で前回の約2万人から1万人に半減。◆児童館の利用者は小学生が約6割、うち放課後児童クラブの利用者は約半数。◆子どもが主体で行事を企画運営するなど「子どもが意見を述べる場の提供」の実施割合は10年で2割増。◆障がいやいじめ、保護者の不適切な養育が疑われる等、配慮を必要とする子どもへの対応を行う児童館は7割。◆児童館ガイドラインを周知・活用している自治体の児童館では、活動が活性化している。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――※詳しい調査結果は よりご覧いただくことが可能です。※本リリースは厚生労働省記者会に同時配布しております。今回の調査結果をふまえ、児童健全育成推進財団では全国各地の児童館および自治体とともに、児童館のさらなる資質向上に努め、今後も子ども・子育て支援に取り組んでまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月17日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第11話。児童館で知り合ったゆかちゃんママは、まるさん親子の持ち物をチェックしたり、個人情報を探ったり、プチストーカー的存在に。前回、児童館で、まるさんの息子の洋服を見たゆかちゃんママに「おっかねもちィ♡」と大きな声で言われ、まるさんは固まってしまいました。子どもの洋服、値段なんて関係ないのに……。そしてゆかちゃんママのマウント取りはエスカレートしていって―!? 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第11話 フリマアプリで洋服を700円で買ったことを話したまるさん。周りのママ友たちも「うちはそのブランド、セールで買ってるよ」などと安く購入する方法で盛り上がります。 すると、「みなさんすごいですねーっ♡」とゆかちゃんママ。 なんと、服を中古で買う発想がなかった、好きなブランドは新作で買ってしまうのでセールまで待てない、と言うのです。 その場は凍り付きました。 そして、まるさんに、息子を一緒に幼児教室へ通わせないかと誘います。まるさんが断ると、今度は、「〇〇幼稚園の説明会に行きませんか?」と誘います。〇〇幼稚園といえばセレブが通う幼稚園。うちみたいな庶民は通えないと、まるさんは再度断りました。 すると今度はゆかちゃんママから、 「ご主人の稼ぎがないって大変なんですねー。」 と、耳を疑うような言葉が!! エスカレートするゆかちゃんママのまるさんへの執着に、マウント取り。いったいゆかちゃんママはなにがしたいの……!? 次回、ゆかちゃんママはみんなの前で、まるさんの夫の年収を……!?著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年04月19日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第10話。児童館で知り合ったゆかちゃんママは、まるさん親子の持ち物をチェックしたり、個人情報を探ったり、プチストーカー的存在に……。前回、みんなでピクニックをしに公園に集まると、そこでもまるさん親子の持ち物チェックにぬかりないゆかちゃんママ。そしてまるさんの息子のアキくんに、焼いてきたクッキーをあげようとするのですが、アキくんの反応は……?さらに、まるさんが他のママのバレッタを褒めているのを聞いていたゆかちゃんママは、まさかの行動にでて……!?「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第10話 公園で、まるさんがかわいいと言っていたバレッタをつけてきたゆかちゃんママ。なんとなく怖くて気付かないフリをしていたまるさんですが、ゆかちゃんママは児童館で自分からアピールしてきました。 さらに、ゆかちゃんママは、アキくんの服を見て 「ワオーンの服じゃないですかぁー♡ すっごーい! アキくんのおうちっておっかねもちィー♡」 と大声を出します。 しかし、ゆかちゃんの服ははるかに高いブランドのもの。まるさんは、ゆかちゃんママの発言に違和感をおぼえました。そもそも、子どもの服の値段なんて関係ないはず……。比べられて嫌な気分になってしまいます。 そこで次回、まるさんは我慢ならず、ゆかちゃんママにひとこと言おうとするのですが……!?著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年04月10日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第9話。児童館で知り合ったゆかちゃんママ。まるさん親子の持ち物をチェックしたり、約束したと言われたり、個人情報を探ったりと、プチストーカー的存在に‥‥‥。そんななか、前話でみんなで公園へピクニックに行くことになりました。するとゆかちゃんママから「じゃあLINE交換しましょう。」との提案が。ゆかちゃんママに恐怖を感じ、距離をおきたいまるさんは、もちろん交換したくないのですが‥‥‥!? 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第9話 ピクニックの計画を立てるために、「LINEを交換しましょう。」とゆかちゃんママに言われ、うろたえるまるさんでしたが、児童館職員の「スマホ禁止」の声がけによって交換するのを免れました。 「チッ」と言って職員をにらみつけるゆかちゃんママ。 そして、その場で天気のよい土曜日に行くことに決まってしまいました。まるさんたちは他の人も誘うことにします。 公園に到着すると、さっそくまるさんの息子のアキくんの服や靴をチェックし、どこの服かなどを詮索するゆかちゃんママ。苦笑いするまるさん……。 そして、お弁当の時間になると、ゆかちゃんママは「クッキーを焼いてきたんですっ♡」と言います。 さらには、まだごはんの前なのに、「アキくんっ!ハイ!たべて♡」とやはりアキくんにご指名であげようとして……!? 次回、あきくんの予想外の反応に、ゆかちゃんママは……!? 著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年04月07日ほんとうに児童精神科に行っていいのか?次女が小2のときに児童精神科に行くとは決めたものの、ずっと心に引っかかっていたのが「この程度で病院に行ってもいいのだろうか」ということでした。スクールカウンセラーの先生には「学校に来ることもできて、勉強も問題なくできている。支援センターに行くほどではない」ということを言われていたので、ましてや病院なんて…という気持ちがありました。Upload By まりまりそれでも、次女自身が困っていて話したいと思っている、私自身も一人で支援していく限界を感じていたのでなんとか行動に移すことができました。予約を取るたまたま通える範囲に児童精神科クリニックがあったのでそちらに予約を取ることに。なかなかつながらない電話に諦めそうになりながらも何とかつながり、「娘に場面緘黙があるかもしれない」と事情を話しました。Upload By まりまりそこではこんな感じで言われました。病院へ行けばすべてが解決するわけじゃない、と分かってはいても、現実を見せられた感じで、なんとなく落ち込みつつも、なんとか予約を取ることができました。次女ちゃんに話す場面緘黙についてはあらかじめ話していましたが、病院に行くことについてはまた改めて話をすることにしました。知り合いのお子さんで、児童精神科への通院に関して「自分は病気じゃない」「病院へ行かない」と拒否しているという話も聞いたりしていたので、次女の通院にあたり、どう感じるのか心配はありました。Upload By まりまり次女の最初の反応はかなり拒否的でした。ただ、次女自身も話したいという気持ちがあること、私もずっと一緒にいること、ママ自身もほかに協力してくれる人がいるとうれしいな~心強いな~という感じで説明。とりあえず行ってみて、嫌だったらやめてもいいことを伝えました。次女はしぶしぶ了承してくれる…という感じで、なんとか行けることになりました!ついに病院へ。先生の言葉。嫌がる次女と一緒に何とか病院へ。膨大な量の問診票に記入。母子手帳にそんなに熱心にいろいろと記入していなかったので、小さいころの様子がなかなか思い出せず、育児日記を持ってくれば良かったと反省…。そして診察室へ。Upload By まりまりUpload By まりまりUpload By まりまり「学校も行けてる」し「勉強もできている」から問題ないと言われることが多く、ずっと、本当に児童精神科に来ても良かったのか?という不安な気持ちでいました。きっと、私の言葉の端々にそれが出ていたのか、この先生の不安を和らげてくれる言葉はとても心強く感じました。ただ、ここですぐに診断が出るわけではなく、このあとにいくつか検査をすることになりました。この間、次女は、私のうしろに顔を隠したままほとんど先生の顔を見ることなく、一言も話さずに終わったのでした…。検査の内容、診断の結果などはまた別の機会に詳しく描いていければと思います。執筆/まりまり(監修:井上先生より)場面緘黙の症状は分かっていても、医療機関に行くということについては、やはり多くの不安があったかと思います。子どもさんにとっても、初めて行く医療機関は怖いと思いますが、まりまりさんがそのことを理解し、医療機関に行く前に2人で「場面緘黙」について現時点でできる共通理解を丁寧にされていたことがとても重要に感じました。悪いところを治すために行く所ではなく、一緒に何とかしようと考えてくれる人がいる所という説明はすごく良かったと思います。医療機関、専門機関に子どもさんを連れて行く前に、どのように子どもに説明したら良いのか、多くの親御さんが悩まれると思います。そのような親御さんの参考になるコラムだと思いました。
2022年03月27日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第8話。同じ絵本を間違って2冊注文してしまったまるさん。仕方なく、児童館に1冊寄贈することに。職員が喜んでくれたのでホッとしていると、一部始終を見ていたゆかちゃんママが「その絵本、いらないなら私に下さい」と言ってきました。児童館職員がビックリしながらもゆかちゃんママに「どうぞ」と渡します。ドン引きするまるさん……。そこへ、今度はゆかちゃんママがお礼にと、まるさんを自宅に誘ってきたのです。 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第8話 児童館に寄贈したまるさんの絵本を欲しがり、もらったゆかちゃんママ。まるさんはそのお礼にと、ゆかちゃんママの自宅に誘われました。 まるさんへの一連の執着ぶりに困惑していると、まきちゃんママがみんなでピクニックへ行くことを提案してくれました。 するとすかさず「LINEを交換しましょう」とゆかちゃんママ……。 LINEを交換したら毎日連絡が来るんじゃないか……、もっとあれこれ聞かれるんじゃないか……、そんな予感が走ります。 かといってなんて言って断る!? そんなことを考えていると……!? 著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年03月18日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第7話。マキちゃんママと仲良くなったまるさんは再び児童館へ行くようになりました。ある日、児童館でマキちゃんママからタコパしようと誘われます。それを聞いていたゆかちゃんママはなんと、2人の近くにやってきて、隣に座りました。それは明らかにタコパへのお誘いを待っている様子。2人はそそくさと帰りました。そして翌日、事件は起こったのです……。 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第7話 間違って同じ絵本を2冊購入してしまったまるさん。ショックだったけれど、日ごろお世話になっている児童館へ寄贈することに。児童館スタッフが喜んでくれたのでまるさんの気分も晴れました。 しかし、そのやりとりを見ていたゆかちゃんママが、なんと、 「その絵本、私に下さいっ♡」 と言うのです。 「間違えて購入しちゃっていらないんですよね? じゃあ私がこれもらっていいですよね??」 え? え? えーーーーーーーーーー? もう児童館に寄贈したのに? 何言ってるの? なんか変な人だと思っていたけどやっぱり変―!? 次回、やりとりを見かねた児童館のスタッフが思わず口を挟みます……。 著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年03月12日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第6話。個人情報を詮索していたことを知ったことから、ゆかちゃんママが怖くなってしまい、しばらく児童館に行けなくなってしまったまるさん。しかし、スーパーでばったり会ったマキちゃんママと仲良しになると、再び児童館へ通うようになります。ある日、児童館でマキちゃんママがまるさんをタコパに誘ってくれました。そして、ゆかちゃんママがそれを聞いていた様子で……?! 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第6話 ゆかちゃんママの詮索ぶりに恐怖を感じ、しばらく児童館へ行かず家で過ごしていたまるさん。 ある日、スーパーでマキちゃんママに会いました。LINEを交換し、「ゆかちゃんママには内緒にしてほしい」と伝えると、察してくれたマキちゃんママ。 その後、マキちゃんママや周りのママたちと仲良くなりました。 あるとき児童館で、マキちゃんママからタコパへ誘されたまるさん。それを聞いていたゆかちゃんママは、すくっと立ち上がって2人のところへ近づいてきました。 そしてこの後、ゆかちゃんママは驚く行動に出たのです……! 著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年03月04日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第5話。ゆかちゃんママが、児童館に午前中に行くと言っていたので、あえて午後に行ったまるさん。すると、職員から、ゆかちゃんママが「あきくんママと約束してた」と言っていたと聞きます。さらに、他のママたちにもまるさん親子のことを聞きまわってたことを知り、驚くまるさん。しかし、ゆかちゃんママの詮索はそれだけにとどまらず、なんと……!? まるさんは本当に怖くなってしまいます。 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第5話 午後、児童館へ行くと、ゆかちゃんママが「約束していた」と言っていたことを聞かされました。 ゆかちゃんママは、他のママたちにもまるさんのことを聞きまわり、職員さんには、電話番号などの個人情報も聞いていたと言います。さらには今後の参加予定のイベントまでも。 プライベートに踏み込みすぎなゆかちゃんママの詮索には、職員も問題と思っている様子。まるさんママの気持ちを察してくれていたことが、せめてもの救いでした。 しかし、ゆかちゃんママに対し、怒りとともに、恐怖を感じたまるさん……。 この後、児童館に行けなくなってしまいました……。 著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年02月19日「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第1話。まるさん自身に起きた、ちょっと怖い実体験をマンガで紹介します。まるさん親子は毎日のように近所の児童館へ通っていました。そしてゆかちゃんママと知り合います。しかし、そのママの言動になんだか違和感が……。これって気のせい? 「児童館で知り合ったママがプチストーカーになった話」第1話 毎日のように息子のアキ君を連れて近所の児童館に通っていたまるさん。まるさんにとって、児童館はリフレッシュの場となっていました。 そんなある日、児童館を出ようと、息子に靴を履かせようとしていたときのこと。ゆかちゃんママから声をかけられます。 「アキくん、ここ3日間、全部違う靴履いてますねー。」 思わず目が点になり、固まってしまうまるさん。 え? 息子の昨日の靴、おとといの靴を覚えてるの? えぇーーーーーーーーーーーーーーーーっ!? なんだか違和感があり、胸がざわつきました。 しかし翌日、そのざわつきが確信に近づく出来事が……! 著者:マンガ家・イラストレーター まる超個性的な息子を育てるアラフォー母です。インスタで息子との日々やびっくり体験日記などを綴っています。
2022年02月14日全国の児童館を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団(本部:東京都渋谷区、理事長:鈴木一光、以下児童健全育成推進財団)は、こくみん共済 coop(全国労働者共済生活協同組合連合会、所在地:東京都渋谷区、代表理事理事長:廣田 政巳)と、子どもたちの健全な育成をめざして、昨年に引き続き、「パートナーシップ契約」を締結しました。本パートナーシップは、国の児童館ガイドラインに沿って「子どもが主体」というメッセージをともに啓発していくものであり、昨年に引き続き、活動の一環として、2021年12月に児童健全育成推進財団になわとびを16,959本、長なわを1,685本、寄贈いただきました。時間と場所を選ばず、気軽に遊ぶことのできるなわとびの寄贈により、児童館での子どもたちの体力向上やコロナ禍における運動不足の解消が期待できます。今後は、児童健全育成に関する情報発信の一つとして、こくみん共済 coop 内での「じどうかんBOOK」の設置や、児童館に関する啓発活動をともに推進していきます。また、本パートナーシップに基づき、児童健全育成推進財団の全国の児童館・放課後児童クラブ・母親クラブなどに対するなわとびの寄贈、なわとびの利用を促進する取り組みなどを実施する予定です。■こくみん共済 coop が取り組む「こどもの成長応援プロジェクト」「こどもの成長応援プロジェクト」は、子どもたちがすこやかに育ち、たすけあいの気持ちを未来につないでいくためのこくみん共済 coopの取り組みです。現在、子どもたちの成長に関わる多くの社会課題に加え、「子どもたちの体力の二極化」として、部活動やスポーツクラブで運動をしている子/していない子の体力の差が広がってきていることが指摘されています。スポーツクラブや家族と遊ぶことで日常的に運動をしている子どもがいる一方で、1週間の運動時間が1時間に満たない子どももいます。こくみん共済 coop では「子どもの体力低下」に着目し、子どもたちの心身の健康のために、これまで全国の児童館などに80,408本のなわとび・長なわを寄贈してきました。2020年6月からは通年の取り組みとして、「こくみん共済こども保障タイプ」の加入1件につき1本のなわとび・長なわを全国に寄贈する取り組みを実施しています。(こどもの成長応援プロジェクト公式サイト: )■こくみん共済 coopについてこくみん共済 coop は保障の生協であり、協力団体や組合員をはじめとする多くの仲間とともに、共済の普及と社会課題の解決に取り組み、「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」をすすめています。これからも、たすけあいの仕組み「共済」を通じて人と人との「たすけあいの輪」をむすび、「安心のネットワーク」をひろげていきます。■児童館について18歳未満の子どもたちとその保護者が、自由に無料で利用することができる施設です。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によるさまざまなプログラムが実施され、遊びや運動をすることができます。児童福祉法で規定された児童福祉施設で、日本全国に約4,400か所の児童館があります。子どもたちの健全な成長を推進する活動を実施することで地域社会に貢献しています。(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: )■児童健全育成推進財団(FPSGC)について児童健全育成推進財団は、子どもたちの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。子どもたちの健やかな成長を支える遊びを児童館で提供することによって全国各地の子どもを育む環境を創ることに尽力しています。また、児童館スタッフの継続的な学びや人材育成の重要性を認識し、研修会等を実施しています。(児童健全育成推進財団公式サイト: ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月24日わが家が引っ越しをして間もないころのできごとです。そのころ、末っ子の長男はまだ1歳くらい。お風呂が大嫌いで、毎回大泣きをしていました。そんなある夏の日、突然児童相談所の訪問を受けてしまいました。そのときの体験談をご紹介します。誤解の原因は子どもの「お風呂嫌い」息子は3歳くらいまでお風呂が嫌いでした。特にシャンプーは大嫌いで、シャンプーハットをかぶっていても顔が濡れるのが怖かったのか、毎回かなり盛大に大泣きをしていました。引っ越したばかりで、ご近所さんとはあいさつをする程度の間柄でしたが、顔を合わせたときには「いつも子どもが騒がしくてすみません」と声をかけていました。このときの言葉の足りなさが、児童虐待疑惑を生んだ原因だったのではないかと思います。 突然の児童相談所訪問にびっくり仰天!不思議なもので、お風呂は嫌いでもプールは大好き。庭で息子をビニールプールに入れて遊ばせていたときのことです。「こんにちは」と庭先から声をかけられました。あいさつを返しながら見てみると、そこにはにこやかな笑顔を浮かべた中年の男女の姿が……。 「県の福祉事務所から来ました」「福祉事務所……ですか?」男性の言葉に首をかしげていると、男性は衝撃のひと言を発しました。「はい。児童相談所です」と。 無用の誤解を避けるためにできること 児童相談所の方の説明では、「近所に毎日子どもが泣き叫んでいる家がある」と、いわゆる「虐待の通報」があって訪問されたのだとか。そのときの児童相談所の方がチェックされていたのは「子どもの体にケガやアザがないか」でした。 息子のお風呂嫌いのことを説明し、相談所の方が息子自身とも話をした結果、誤解だとわかっていただけて、ホッとひと安心。こういう誤解による通報もけっこうあるとのお話でした。 誤解が解けて安堵する一方で、ご近所の方に息子が毎日泣く原因を具体的に話しておけば無用な誤解は生まれなかったと、自分の言葉の足りなさを反省するばかりです。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:恋瀬たまこ一男二女の母。商業簿記、珠算、アマチュア無線技士の資格を持つ。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する記事を執筆中。
2021年11月08日