畠中恵の人気小説を原作にした舞台「若様組まいる」シリーズの第3弾となる「~若様とロマン~」が10月6日に開幕。第1弾から主人公の若様・長瀬健吾を演じる入江甚儀、ヒロインの小泉沙羅を演じる宮崎香蓮に話を聞いた。【チケット情報はこちら】畠中恵の人気小説を原作とした舞台シリーズ第3弾の今作は、明治時代を舞台に、警官である「若様組」の面々がお見合いに奮闘する姿を描く。入江は「僕が演じる長瀬の、沙羅への想いは第1弾、第2弾と描かれてきたので、それがこの“お見合い”というテーマのなかでどう展開するかすごく楽しみです」と3作目ならではの見どころを語る。宮崎も「時代は違っても恋する気持ちは現代の人にも通じるものだと思います。勇気と元気を与えてくれる作品になりそうです!」と笑顔。恋模様がメインとなる今作。入江は「長瀬が不器用ながら恋に身を投じてがんばっている姿をみせられると思います。のろけ顔をどうしようかな…(笑)。前作の長瀬はずっとシャキッとしていましたし、今作ではそういう部分も見えていいんじゃないかなと思っています」、宮崎は「沙羅は明治時代にはいないタイプの、進んだ考え方の女の子。彼女のそういう部分が好きですし、今回もしっかり表現していきたいです」と構想を語る。「僕らだけではなく若様組のいろいろな恋愛模様がみられます。楽しみにしていてください!」(入江)脚本・演出は2作目に引き続き村上大樹。「基本、自由にやらせてもらってます。遊び心と基礎、その両方を大事にされる演出家さんです」(入江)、「稽古場で言われるのは役の軸の部分です」(宮崎)と、原作の軸を大切にしながらも役者それぞれの持つ力を引き出すことで、のびのびとした空気をつくりあげる。2016年上演の第1弾から共演して取材中も息ピッタリだったふたり。もしお見合いしたら?と聞いてみると、入江は「(宮崎は)守ってあげたくなると思います。この子犬拾ってあげなくちゃ、みたいな(笑)」、宮崎は「(入江は)誰にでも壁をつくらずにいける人だから、そういうところに魅力を感じると思う」とお互いの良さを語った。そんなふたりが出演し、第3弾でも「初めての方も楽しんでいただける作品です!」(入江)という舞台「若様組まいる~若様とロマン~」は、10月21日(日)まで東京・三越劇場にて上演。ドレスコード特典やアフターティーパーティーなどもあるので、ぜひチェックして明治の世界を堪能して!取材・文:中川實穗
2018年10月11日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。最終回は、良い出会いを引き寄せるための、具体的なアドバイスをお届けします。どれもすぐに始められることばかりなので、試してみる価値あり!ステキな出会いをググッと手繰り寄せちゃいましょう。■第一印象ならぬ、第二印象で好感度を上げるには?――初対面で好印象を持たれなかった場合、挽回する方法はありますか?入江:第一印象は悪かったけど、後から仲良くなる奴って結構いますよ。そういう奴はちゃんと話してみたら、実はいい奴だとわかるってことなんですよね。初対面で「好印象を持たれなかったな」と感じたときは、時間をかけて距離を縮めたほうがいいかもしれません。大人って、時間かけることが少ないでしょ?もっと時間をかければ、仕事相手も男性も口説けると思うんです。相手が根負けするんじゃないかな。例えば、狙ってる男性が飲食店を経営してる人だったら、ずっと通い続ければ、絶対に気になるはずです。あれ、あの子、ここに来るために時間をかけてるし、エネルギーも使ってるよなって。僕は先輩に怒られたときは、絶対に直接謝りに行くんですけど、時間をかけて、あえて一番遠い所まで行きます。地方ロケとか、先輩の収録場所の中で一番遠い所まで行けば、わざわざ来た感が出るじゃないですか。そうすると、向こうにも想いは伝わりますよね。そういう意味で時間をかけるのは大事かな。木原:完全に豊臣秀吉の作戦ですね(笑)。入江:あはは。後輩にも、先輩に謝るときはLINEや電話で済ませるのは絶対にやめろって、言ってます。先輩にキレられたら現場に行けと。妥協したらすべて終わりますからね。木原:妥協しちゃダメですよね。入江:時間がもったいないって思ったら、そこでおしまいです。チャンスは行動した人のもとに来る入江:恋愛も同じですよ。恋人に「誕生日、何が欲しい?」って聞くより、1年間一緒に過ごして、何をプレゼントしたら喜ぶかを探ってあげたほうがいいと思うんです。この前、鈴木おさむさんから「プレゼントは、時間をかけて探すからいいものなんだ。値段じゃないんだ」って話を聞いたとき、「確かにそうだな。みんな時間をケチってるだけじゃん。めんどくさいから聞くんだよな」って思いました。あと、言われて納得したのは「やろうとした奴とやった奴の間には川が流れてる」という言葉。「先にやられたんですよ~」なんて言う奴は何もやってませんからね。やってから言えって感じです。読者の方も「変わろうとしたんだよね」じゃなくて、変わってみろよと思います。すべてはそこからじゃないですか。例えば、流行りの場所に全部行ってみるとか。片っ端からいろんなことを試したら、だいぶ状況が変わると思うんですよ。いろいろやってみればチャンスが巡ってくるんじゃないですかね。読者さんへのメッセージ――最後に「出会いがない」と言いつつ、なかなか行動に移せずにいる女性たちに向けて、メッセージをお願いします。入江:“精神論の「PPAP」” というのをつくったんです。僕自身がくじけそうになったとき、「こう思おう」と心に決めてることですね。P=ポジティブP=パッションA=アクションP=ピースフル【P=ポジティブ】ポジティブに過ごしてないと、何事もうまくいかなくなります。僕、芸歴23年なんですけど、周りに売れない芸人がいっぱいいる中で、後輩から「仕事がないんすよ」って言われると、こっちまで暗い気分になるんですよね。でも、「この前、仕事が休みだったから旅行してきたんです」だったら、ポジティブな話だから楽しいわけです。どっちにしろ仕事はなくても、旅行の話を聞けるから、こっちも明るい気持ちになれます。イヤなことがあっても笑いのネタにするとか、すべてポジティブに変換していったほうがいいと思うんですよ。読者の方も「彼氏がいない」「結婚できてない」って悩んでるんだったら、家でウジウジしてないで、その時間をポジティブに使ってほしいです。例えばカメラを買って写真を撮りに行くとか。そういうほうが趣味もできるし、話のネタにもなるし、出会いだってあるかもしれないし…いろんな意味で未来があるじゃないですか。【P=パッション】熱量ですね。最近、意識してるのが握手。芸人の中では僕だけかもしれないけど、会った人と握手するようにしてるんです。「よろしくお願いします」とか「おひさしぶりです」とかね。「気持ち悪い」って言われそうですが、熱量は伝わるんじゃないかなと。木原:やってることがほとんど政治家ですよ、それ(笑)。でも、すごくいいですね!入江:何か温度を感じたいんですよ。LINEもそうだけど、「俺、おまえのこと、こんなに好きだぞ」って伝えたいから熱くなるんです。温度の伝え方はいろいろあるので、悩んでる女子たちも工夫してほしいですね。例えば、狙ってる相手が若手芸人だったら、頻繁にライブを観に行くとか。何かしら時間を使って温度を伝えると、だいぶ状況が変わると思うので、ぜひ試してください。【A=アクション】基本的に、動かなきゃ何も始まらないですよね。休日、家にいて「お金がない」って言ってるより、思い切って出かけたほうがいいです。とりあえず動いてみるのが大事!【P=ピースフル】いろいろ大変なことはあるだろうけど、平和にいきましょう!誰かのせいにして、文句ばかり言ってても意味がありません。怒りをパワーに変えるのを1回やめたら、だいぶ変わるんじゃないかな。僕は自分がキレて喧嘩したときのことを考えると、必ず「キレなきゃよかったな」と感じます。大人として、もっと我慢できたなって。悩んだときは「PPAP」って自分に言い聞かせてるので、読者さんもやってみてほしいですね。中でも一番伝えたいのは「アクション」です。さっき話したLINEが長い女の子だって、僕に電話してきたからこそグループLINEを作れたわけで。それだけで1個つながりができたんですよね。みなさんも、人生が滞ってると感じるなら動きましょう。動かなきゃ本当、何も始まらないですから。木原: “精神論の「PPAP」”かぁ。いや~面白いですね。入江:ありがとうございます。しかも覚えやすいでしょ?一度きりの人生、楽しんだ者勝ちなので、みなさん、明るく前向きに生きていってもらえたらなと思ってます。入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年07月04日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第5弾はズバリ“いい男”を見抜く方法について。入江さん&木原さんから見た“いい男”の条件や、入江さんが編み出したオリジナルの「LINEアイコン診断」もご紹介。さて、あなたはどのタイプ?“いい男”ってどんな人?入江:やっぱり、「ごはん屋さんに詳しい」方ですかね。デキる男は、日頃からいろいろな人とご飯に行ってるはずなので。ご飯屋さんにすごく詳しいのはかっこいいし、“いい男”だなって思います。「金払いがいい、細かくない」っていうのもかっこいいですよね。それと、「その場で全部決めようとしない、勝負しようとしない」のも、“いい男”だと思います。飲み会の後、とりあえず女の子をお持ち帰りしようとはしないとか。ガツガツしてなくて、余裕を感じる人は“いい男”ですね。行動、言葉から推測できる“いい男”入江:“いい男”は話を聞くのが上手いですよね。ボケとツッコミだったら、ツッコミのほうがモテるイメージがあります。人の話を聞いて広げていくので。木原:なるほど。僕の思う“いい男”は、断定的な発言をする人です。「こうだね」って短い文節で言えて、会話もできる人。入江:“いい男”というか、モテる男の話ですけど、彼らは「ごはん行くけど、何系が好き?」ってごはんに行く前提で聞いてますね。そうしたら相手は断れないじゃないですか。で、「和食?じゃあ、お寿司と焼き鳥だったら、どっち?」って、どんどん迫ります。そういうテクニックを巧みに使うなと。木原:行かないって選択肢がないわけですね?入江:ええ。「ごはん行きません?」ではなく「何系が好き?」だったら、YesかNoかを答える余地がないですから。あと、モテる男はもの知りですよね。スマホに面白いアプリがいっぱい入ってたりとか。とにかく楽しませてくれます。それはデカイですね。入江さんのLINEアイコン診断入江:僕、LINEの友達が5000人いるんです。5000人がマックスらしいんですけどね。その5000人を見てるうちに、どんなアイコンを選ぶかで、その人はどういうタイプなのか、っていうのがわかってきたんです。こじらせてる女の子は、だいたいラテアートとか、ひまわりとか空とか…。木原:あー(笑)。入江:基本的に自分の顔は出さないですね。モデルさんとかキラキラしてる人は、海外のアーティストが多いかな。そういう子は、会うとだいたいかわいいです。木原:それはデータを取らねば。でも、間違いないと思います。入江:あとね、海に向かってジャンプしている女の子は、押せばだいたいイケます(笑)。木原:(爆笑)入江:甥っ子、姪っ子の写真をアイコンにしてるのは、だいたい、かまってほしい人ですね。「かわいい~」って言われたい人。卒業旅行とか、昔の写真をアップしてる人は、現状に満足してないことが多いです。木原:過去回想か。それわかります。入江:昔はよかったけど、今は楽しくねーぞ、みたいな。木原:入江さん、ディグラム研究員になりましょう(笑)。それだけの情報でそんなにわかるってすごいことですよ!入江:ありがとうございます。成功してる経営者は、僕の知る限り全員、自分の顔写真を使ってます。堀江(貴文)さんとかサイバーエージェントの藤田(晋)さんとか。売れてる方もだいたい自分の顔ですね。結局、そういう人は自分に自信があって、恥ずかしさが微塵もないんですよ。僕は集合写真を使ってます。自己分析すると、めちゃくちゃ寂しがり屋…。周りを人に囲まれてないと不安になっちゃうんです。木原:人のことだけじゃなくて、自分のこともよくわかってるんですね。“いい男”のアイコンは?入江:顔写真と言っても、真っ正面ではない印象がありますね。わざと陰影を作ったり。あと、全部は見せねーぞ、みたいな感じ。木原:わかる気がします。それは「ACボトム型」っていう波形に多いタイプなんですよ。経営者に多い波形で、「自分はこうである」っていうのをちゃんと持っている性格です。モテる性格としても一番の波形だと思いますね。ただ、モテるんだけど、自分だけモテるようにはしないタイプ。いいことがあると周囲にシェアするので、男性からも女性からも人気があります。人としてモテるから、結果的に女性にもモテるんです。努力家だし、「俺はこうだからさ!」という感じではなく、会話や知識も含めて、幸せの輪を膨らませられる人なのかなと思います。それが「ACボトム型」の性格ですね。まあ、兄貴分と呼ばれる方です。入江:面白いですね。アイコンの話に戻りますが、女の子も、自分の顔写真をアップしてる子は、かわいかったり、ブランディングが上手かったりする印象です。逆に顔出しできない子は、外側から「いいな~」「自分と住む世界違うから」って言ってる感じの方が多いと思います。なので僕は、モテたい人には「アイコンから変えていきましょう」って言ってます。木原:それいいですね!入江:すぐにでもできることなんで。「アイコンが暗いなら明るくしましょう」ってすすめてるんです。木原:アイコンでタイプを診断できちゃうって、本当に興味深いですね。これ、突き詰めて研究したら、本を出せますよ!アイコンから明るくする!これって本当にすぐにできることですよね。SNSのアイコンが暗めの人は、さっそくチェンジしちゃいましょう!次回はいよいよ最終回。入江さんからありがた~いメッセージをいただいています。その名も「精神のPPAP」。いったいどんな内容なのでしょう。お楽しみに!入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)■オフィシャルサイト「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)・『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)・『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年06月20日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第4弾は、合コンで見たすごいモテテクや修羅場、“合コンあるある”などをお聞きしました。入江さんが最近経験した、モテない女の典型的な行動に一同納得!?その気になる内容とは?■合コンで見た女性のモテテク!入江:超ベタですけど、太ももをうまいタイミングで触る女性はモテるなって思います。「ちょっとトイレに行ってきます」と言いつつ、さりげなくタッチするとか。ああいうのはモテますね。男は意外と露骨なのに弱いから。木原:それについてはデータがあります。実は、太ももを触ってもらうとうれしい男性と、肩を触ってもらうとうれしい男性とでは、性格の傾向が違うんですよ。太もも派の人は自分で何か事業をやってるような人とか、直接的なコミュニケーションを好む人。肩派や腕派の人は間接的なコミュニケーションを好んで、あまり自分を出さない人。入江さんとの合わせ技で言えば、社会的に成功している男性は、太ももを触るほうが、落とせる確率が高くなるかもしれませんね。――面白いですね。他に参考になりそうなテクはありますか?入江:男性の名前を覚える人もモテますね。あと、お酒が飲めなくても、最初はアルコールを頼む子。1杯目からウーロン茶は頼まないほうがいいですよ。いきなりウーロン茶って冷めちゃうんですよね。ビールに口をつけるだけでもいいから、乾杯のときはアルコールを頼んで欲しいなって思います。知識量が豊富で、いいタイミングで質問できる子も魅力的です。それと、遊んでいる感を出さないことも大事じゃないですか。来たことがある店でも、言わない子のほうがいいなと思います。モテない女はLINEが長い入江:最近、講演をしたりすると、一般の方から「グループLINEに入ってください」ってオファーされることが多いんです。この間も、介護職の女性に「行動しなきゃだめだから、入江さん、連絡先を教えてください」って言われたんですね。だから番号を教えたら、本当に電話がかかってきて、その子たちのグループLINEに入ったんですよ。たぶん、彼女たちもこじらせ系の女子だと思うんですけど(笑)。木原:間違いないですね。入江:その子たち、LINEの文章がめちゃくちゃ長いんです!木原:わかる(笑)!入江:それがモテないんだよ!みたいな。なんで俺に、こんなに長い自己紹介をしてくるの?って思いました。読むのにすごい時間がかかっちゃうから!「おっと、ここで私も入りま~す」って感じの子もいて。「ゆずが好きなんで、ゆずゆずって覚えてください」とか、すげー長いんすよ。モテない理由はこれだよ!講演会で「熱量とか、温度が高いのが大切」って言ったら、温度が高いイコールLINEの文章が長いことだと思ったんですかね?こっちはそういう意味で言ってるんじゃないんです。趣旨が全然違うんですよって言いたいですけどね。で、「入江さん、こっちに来たとき、いつ会えますか?」とか「よく話に出て来るお店で待ち伏せしたら会えますか?」とか。そういうことじゃない。その子たちは元気だし、草食ではないと思うんですけど、今まで会ったことがないジャンルなので、びっくりしました。木原:僕もたまに「グループLINEに入ってください」って言われます。「やり取りを見ててくれ」って感じで。監査役みたいな扱い(笑)。入江:もう、ビジネスですね。木原:お金をもらってもいいかもしれませんね。これ、データはとってないけど、LINEの文章が長い女性…いつも5行以上の人は、ほぼモテないと思います。入江:ですよね。自分の彼女だったらいいんですよ。でも、よく知らない子たちなのに…。今度出す本に「イケメンは文章が短い」って書いてるんですけど、イケメンのLINEって本当、2行くらいなんです。俺は温度が高いから短いのはイヤですが。あと、ブサイクな芸人のLINEが2行っていうのはムカつきますね(笑)。とりあえず、LINEの文章が長い女性はモテないから、やめたほうがいいですよ。たぶん、周りの男性も「なげー」って思ってるんじゃないかな。木原:あとは、業務報告・日報系ですね。毎日、同じような「今日疲れた~」とか「お昼はこれ食べた~」みたいなLINEを送る人は、だいたいモテません。入江:長いのが来ても、全部、読んでますけどね。モテる女の子はLINEが短いんですよ。ポップでスピードが速いですね。合コンでの修羅場は?入江:修羅場はいっぱいありますよ。例えば、先輩の彼女が来て「彼氏はいない」って言い放つとか。木原:それは修羅場ですね!入江:ガッツリ、目を見て「はじめまして」って言われても、こっちは会った覚えがあるし…。そういうときは修羅場だなって感じます。――合コンでイヤだなと思う女性のタイプは?入江:とりあえず、テーブルの上にスマホを出してる女性は好きじゃないですね。何度もLINEが来て、本人は「大丈夫」と言うんですけど、こっちが大丈夫じゃねーよ!っていう。あと、権力者がトイレに行った瞬間にLINE打ち出す子とか。興味ある人がいなくなったら露骨に態度を変えるとか。ヤダなと思いますね。木原:そういうのってありますよね。合コンあるあるは?入江:住んでる所を盛るっていうのは“あるある”ですね。「どこに住んでるの?」って聞くと池袋のほう」って答えるけど、実は赤羽に住んでる、とか。見栄を張るのは結構あるあるかもしれません。あと、「ちょっと早めに帰るね」って布石を打っときながら、結局帰らない子。楽しかったら残るけど…っていう保険をかけるのは、女子のあるあるですよね。盛り上がって、気づいたら終電を越えてるってことも多いから、その発言いらなくない?って思います。木原:なるほど。僕の知る限り、2017・18年の合コンは、何も盛り上がらないまま終わる、というパターンが多いですね。引っかかりがないものが増えてるんです。特に20代後半や30代前半の人は、ドカンといく飲み会を好まないようで。今の世の中、刺激的なものを求めない風潮があるので、あまり盛り上がらないんだと思います。僕が広告代理店にいた頃は、いかに女性を楽しませるかとか、先回りしてもてなすってことばかり考えてたんですけど、たぶんそういう文化ではなくなってきたんでしょうね。でも出会いたくないわけではなくて、その中での細かい引っかかりを求めたりしてるみたいです。さっき入江さんが「武器を持て」って仰いましたが、料理とかゲームとか何でもいいから共通の趣味を見つけるといいと思います。そのうち、3つ4つ合ってればOKなんじゃないですか?共通点が多くて内面がわかってる同士だとマッチ率は高くなりますね。最近の合コンは、刺激的ではない普通の食事会です。いわゆる合コンではなく食事会。これはデータじゃなくて肌感ですけど。入江:王様ゲームもしませんね。もう死語に近いかな。「王様ゲームしよう」って、まず聞かないですから。木原:第一印象ゲームは?入江:僕はやりますけど、昔やってたゲームもほとんどしなくなりました。10円玉をひっくり返したら好き?嫌い?みたいなのとかも。そういう時代なんでしょうね。あと、居酒屋で合コンする人を見なくなりました。だから居酒屋がどんどんつぶれていってるって話です。今の子たちには、合コンって文化がないんですよ。「合コン」という言葉自体、使わないし。出会いの場は食事会だったり、マッチングアプリだったりに移行してるんですよね。木原:アプリもどんどん増えて、いろんなタイプのものが出てますし。入江:相席屋も多いですしね。「飲み会しない?」って言ったら、居酒屋ではなく「じゃあ相席屋行こうよ」とか、そんな時代ですね。あなたもLINEの文章がムダに長くなっていたりしませんか?「モテる女はLINEが短い」、これって名言かも!短くポップなLINEを心がけたいものです。次回は「入江流アイコン診断」なるものが登場!あなたはどのタイプ?入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)■オフィシャルサイト木原誠太郎のディグラム診断「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年06月06日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんと「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」についてのスペシャル対談をお届けします。第2弾は、新しい出会いのカタチや、入江さんから見たモテるタイプ、木原さんのデータより導き出したモテる波形のタイプなどなど、盛りだくさんでお届けします。入江さんによる「合コンで気をつけること」についてのアドバイスも見逃せませんよ!■現在の合コン事情――そもそも、入江さんが合コンを3000回以上も開催したきっかけって何だったのでしょうか?入江きっかけは、単純に先輩に「女の子の知り合い多いなら、紹介してや!」って言われたことですね。自分でも合コンをやってましたが、その頃は若手だったから、先輩方のために必死で合コンをセッティングしてました。それが先輩の目に留まって「おもしろいから番組に使ってやるよ」という話になりまして。そこから『やりすぎコージー』とかで特集していただくようになったんです。で、知らない間に合コンキャラクターができてたんですよね。(相方の)矢部が先にテレビに出てたので、僕はどうやって名前を覚えてもらったらいいかな?と考えたときに、プライベートしかないと思ったんです。それで、ひたすら先輩方と飲みに行き続けたのが、今から7~8年間ですかね。いわゆる合コンを開催してたのはもっと若いときでした。後半はビジネスみたいな感じになってて「この女の子、口かたいかな?」とか考えながらやってました。今は合コンは全然やってません。合コンというカタチ自体、最近はやる人が少ないんじゃないですかね。木原:そうですね。入江:相席屋とかパブリックスタンドとか、タップル(恋活サービス)とか。待ち合わせして、店を予約してという文化が、ほぼなくなりましたよね。木原:確かに。この5年くらいで、かなり減少したんじゃないですかね。入江:今、流行ってるのが、僕は利用したことないけど、ギャラ飲みアプリの「LION」かな。これは一種のマッチングアプリなのですが、飲みの席に女の子を呼ぶと来てくれるんです。例えば、木原さんと2人で飲むときにリクエストすると、30分以内に女の子が2人来る。その子たちに7000円くらい払って、一緒に飲むというシステムです。こういうサービスがあると、わざわざ合コンをやる理由がないんですよね。聞いた話だと、絶対にかわいい子が来るらしいです。OLだったり、学生だったりのかわいい女の子たちが登録してて、どっかで待機してるんですかね。たぶん港区あたりに。木原:港区女子(笑)!入江:みんな結構、使ってるみたいです。木原:聞きますよね。それか婚活かの二極化です。入江:待ち合わせして「合コンしよう」って死語ではないですけど、まず聞かないですよね。「飲み会しよう」「飯会しよう」はあるけど。木原:いいデータがあります!実は「合コン」という言葉の認知率が下がってるんですよ。20代の子たちは「合コン」という言葉を使いたがらないんですね。中身は「合コン」なんだけど、「飲み会」って言ってるらしいです。「○○ちゃんと飲むから来ない?」って。行ってみれば、結局は4対4で、場所も合コンに長けてる飲み屋さんだったりするのですが。入江:日々、メチャクチャ進化してるんだなと思います。次々に新しいものが生まれてます。木原:昔のいわゆる出会い系とは違う、本当の意味での出会いというか。そういうのが増えてきているんじゃないかなと思いますね。■モテ男の好きな色、非モテの好きな色木原:あれから恋愛、結婚・離婚も含めてリサーチを続け、データがどんどん進化してるんですけど、見てみます?異性にモテる人は、いったいどういう行動を取ってるか、とかデータベースにためてるんですよ。入江:そうなんですか。面白いですね。木原:例えばの話、女性にモテる男性の好きな色って何色だと思います?入江:勝手なイメージですけど、僕の周りだと黒!木原:まさに、その通りです!入江:役者さんとかモテる奴って、派手な服着てねーな、と思って。木原:黒とグレーが一番多いんですよ。入江:そうなんだ。(雨上がり決死隊の)宮迫さん、今田(耕司)さん…モテる人は全身、黒ですもんね。イケメンの役者さんも、黒でバッグ持ってない、みたいな。木原:確かに(笑)。それにしても本当に、入江さんはデータを見なくても全部、経験でわかってる人なんですよね。入江さんに対して僕のデータの問題解決方法は、はっきり言って必要ないんです。僕らは一緒に、そういう情報が足りない人たちに向けて何かやるべきだと思います。感覚で黒ってわかるってすごいことなんですよ。入江:やっぱり、経験から来る直感は合ってるんですね!木原:合ってます、合ってます。僕らは科学者であり、データマンなので、そのあたりを1個1個、確認していってるんですよ。「黒だと思う」「本当だな?」って。では入江さん、逆にモテないのは何色かわかります?入江:難しいな。わかんないけど、青!木原:そう!青、水色です。入江:3人ぐらい頭に浮かんだんですよ。モテないなって方が青を着てるんだよな〜。木原:青の中でもビビッドな青はモテません。色を選ばせたことがあって…。入江:へぇ~。僕、伊達に人に会ってきてないですね。木原:そうですね。僕らも何100ケースもの婚活・恋活のイベントをやってきたので、合コンでも、「この人モテない」みたいな選球眼はそれなりに磨かれてると思います。いろんな人と会ったお陰で、性格診断をやらずに服装を見ただけでも、モテるかモテないかがだいたいわかるようになりました。だからと言って「青い服を着て来るな」というわけではないけど、その傾向が多いというのは事実です。やっぱり、打席に立てば立つほどデータがたまっていくんですね。入江さんは定性情報(※1)のカタマリなんですよ。一方、僕は定量情報(※2)をしこたま持ってるので、そのデータを全部披露しようと思ってたんですけど、お見せするまでもないですね(笑)。入江:いやいや。たまたまです。■モテる男性、モテる女性とは?木原:入江さんも著書に書かれてたと思うんですけど、合コンとか飲み会とか、仕切りが上手な男性は仕事もできますよね。入江:はい。営業として、上りつめていくと思います。木原:これはもう間違いないですね。データで見てもそうなっています。自分がどう見られてるか、どう見せたいかがしっかりしている人がやっぱりモテるんです。モテるからと言って、遊び人になるかならないかはまた別問題ですが。「男性のモテる」はそんな感じです。「女性のモテる」は毛色が違います。女性のモテるというのは、野球にたとえると「受け手」。ちゃんと話を聞いて打ち返してくれる女性のほうがモテますね。話し方の傾向としては、口で話すよりも目で会話してる人のほうがモテる、というのが最近のデータで出ています。――入江さんから見たモテる女性は、どんな方ですか?入江:人の名前を覚えるのが早い人。前に飲み会に来た女の子で、テレビに出てない後輩でも、すぐに名前を覚えて「○○さん、飲みます?」とか声をかけてた子がいたんですね。その帰り道、後輩が「あの子、僕の名前を覚えてくれましたよ!」って報告してきて「完全に心を持っていかれてるじゃないか」って言ってました(笑)。木原:いいですね。入江:あと、よく笑う人は一番モテると思います。笑ってくれないと、こっちはどうしようもないので。笑う子、めちゃくちゃ明るい子はやっぱりモテますよね。木原:そこは心理をついていると思います。波形で言うと、それができるのは「M型」「N型」の2タイプ。ちゃんと周りの空気を読みながら、自分も楽しんで、心から笑っている人ですよね。目が死んでないんです(笑)。入江:飲み会でね、「そこそこの暗いブス、大っ嫌い」って言うと超ウケるんですよ。女の子あるあるなんでしょうね。明るいブスと、暗くてかわいい子なら、明るいブスのほうがモテるんです。もちろん、めちゃくちゃかわいかったら別ですよ。見た目が石原さとみだったら、暗くてもモテると思うんですけど、そこそこくらいだったら、やっぱり明るい子のほうが強いです。木原:なるほど。入江:あと、よく食べる子はモテます。目の前に料理があるのに全然食べないより、「おいし~」って食べるほうが感じがいいし、絶対モテます。おごり甲斐もあるし。木原:それは新しいですね。今度データを取ります(笑)。それって企業の接待にも通じますよね。入江:ええ。もう一つ、モテるっていうのとは違うかもしれないけど、僕、スッて答える子が好きなんですよね。才能も感じます。「歳いくつ?」って聞いたらすぐに「32」とか答える子。「そういうの聞くの失礼!」「いくつだと思う?」みたいなのはいりません。ポンポン答えてくれる子のほうがモテると思います。木原:そのタイプは「台形型」という性格ですね。一番モテる女性のタイプです。ちゃんと場の空気を読みながら、行動できる合理的なタイプ。しかも結婚後も、家庭と仕事を両立するのが得意な女性の波形なので、単に出会うだけじゃなくて、後々のことを考えても魅力的です。――反対に、モテる男性の波形は?木原:もちろん人によって好みはありますが、初期の入江さんの「M型」はすごくモテるし、2回目に診断したときの「ACボトム型」という経営者に多い波形もモテます。最近、20代でモテる傾向に多いのは、女性っぽい性格の人ですね。草食まではいかないんですけど、オラオラしてなくて、ちゃんと話を聞いてくれる人。この5年くらいで、女性のほうが強くなってきているんですね。女性でも意見を言う人が増えているから、それをちゃんと受け止めてくれる男性はモテる傾向にあります。■合コンで出会って結婚できる?――入江さん主催の合コンで、結婚に至ったカップルはいましたか?入江:いますよ。どれくらいはわからないけど、地元の友だちとかは僕が紹介して結婚してますね。把握しているのは3組くらいですけど、もっといるかもしれません。――合コンは出会いの場としてアリですか?ナシですか?入江:アリですね。木原:僕もいいと思います。合コンって、相手の人となりがわかるので。最初の5秒で印象の7割くらいが決まるし、いい人か悪い人か一発でわかります。例えば合コンのときに、ちゃんと食べてなかったとか、質問にちゃんと答えてくれなかった、というのは、やっぱり印象が悪いですよね。そういうのがわかる場所があるのは大事かな、と思います。――恋愛や人生に行き詰まり気味のアラサー女子が合コンや飲み会で出会いたいなら、どんなことに気をつけるといいですか?入江:昔の自分を捨ててほしいですね。「昔はモテてた」感を出して来られたら、一番キツいです。木原:(爆笑)入江:「お前なんて相手にしてねーよ」って思っちゃいます。元レースクイーンの人とか、若い頃モテてたみたいで、アラサーなのに昔の感覚のままで来るんですよ。周りはもう、そういう目で見てないから、昔は捨ててほしいなと思いますね。仲良くしてる社長さんたちも言いますもん。「あの子たち、昔はタクシー代もらってたかもしれないけど、正直、払いたくない」って。木原:(笑)入江:年齢や置かれた状況によって、キャラクターを変えないとダメですね。アラサーなら、アラサーの自分として接してくれないと、相手はつらいですよ。言葉は悪いけど、売れなくなったのに、ずっと売れてる感じで来られたら、「今のお前はそうじゃないだろ」って思うじゃないですか。そこは改心してもらわないと。木原:そういう派手な過去を持つ女性じゃなくて、一般的なアラサーくらいの女性に関して言うと、出会いの場では着飾らないほうがいいです。今は、しゃべりがうまい人が、全員、合コンで成功するってわけでもないので。僕は、しゃべらない合コンや飲み会があってもいいと思います。僕たちの役割は、その人たちに「着飾らない、そのままが魅力的なんだ」って宣言して、「それでもいいんだ」と思わせてあげることなのかなと。自分のことがわかれば、急に道が開けるので。過去のものじゃなくて今の自分。そのほうがよっぽど魅力的に映るんですよね。入江:そうですね。そっちのほうがいいと思います。■モテない人ほど理想が高い!入江:今、こじらせてる女性を何人か思い浮かべたんですけど、みなさん理想が高いですね。木原:あー。そのタイプ、結構います。入江:めっちゃイケメン好きですよ。こっちが紹介しようとしても、ことごとく気に入らないんです。知り合いに「入江くん、この子に誰か紹介してあげてよ」って言われて、35歳のきれいな女性と会ったんですけど、その子、相手に求める条件が異常に高いんですよ。木原:急に俳優さんの名前が出たり?入江:それもあるし、年収だったりとか。難しいですよね。僕、仕事で、モテない男をプロデュースするというのもやってるんですけど、その男たちも、みんな理想が高いんですよ。「有村架純が好き」とか平気で言うんです。木原:(爆笑)入江:そういうモテない人は、男女とも、理想がめちゃくちゃ高いところは一緒なんです。「夢は捨てたくないっス」みたいな。いやいや現実見ろよ!かわいい子と付き合うのはまず無理だからって。結局、みんな理想を追ってるんですよね。アドバイスというと偉そうですけど、そういう方は相手の条件や顔ではなく、性格や趣味を見ることを考えたらいいのになって思います。例えば、釣りが好きだったら、趣味が釣りの方となら合うかもしれないし、ごはんが好きなら、ごはんに詳しい人と出会ったらうまくいくかもしれないし。一回、昔の自分を置いておいたほうがいいんじゃないかなと思います。木原:完全にリサーチャー(笑)。コンサル兼ねてますね!よく笑い、よく食べ、即回答。これって、すぐに実践できそうだと思いませんか?合コンにかぎらず、日常から取り入れてみると、自然にモテ女子になれるかも!?次回は入江さん流、合コンで使えるテクニックをアドバイスしていただきます。※1定性情報…数値化できない定量情報以外の情報※2定量情報…数値化でき、集計・分析が可能な情報入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年05月09日ヤクザや闇金、半グレ…、いまや裏社会をテーマに据えたアングラな世界を生きる男たちを描いたアウトロー映画は、邦画の1ジャンルとして定着している。古くは東映ヤクザ路線に代表される、荒っぽい生き様を扱った『仁義なき戦い』や『トラック野郎』などの系譜で、“悪いヤツほどカッコいい”「悪漢」主人公への憧れを抱いた方も多いかもしれない。そんなアウトロー映画が、特に今年はイケメン注目俳優を迎えて次々に公開される。そこで今回は、特に不良感度が高い次の3作品をピックアップ。昨今、“無菌映画”ばかりの日本映画界。この3作品で、ハードボイルドな闇の匂いを感じてみてはいかが?■大谷亮平、映画初主演!『ゼニガタ』5月26日(土)公開表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ。苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。主演を務めるのは、本作が映画初主演の大谷亮平。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)で見せた優しいイメージや、今クールの注目ドラマ「ラブリラン」の“ワイルド甘々男子”から一転、表向きは居酒屋経営者、超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金業者役を熱演する。彼の元には、パンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たちがやってくる。債務者には、実力派女優が2人。ブランド狂いのキャバ嬢を同じく「ラブリラン」や『ヒメアノ~ル』の佐津川愛美、無計画な脱サラ農家を「警視庁・捜査一課長」『花宵道中』の安達祐実が演じる。そのほか、小林且弥、田中俊介、升毅、渋川清彦ら骨太アクターが作品を盛り立てる。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命は!?■役所広司&松坂桃李&江口洋介ら共演『孤狼の血』5月12日(金)公開『孤狼の血』は、広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×仁義なき戦い」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司・主演で実写映画化。メガホンを取るのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督。そのほか、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストが脇を固め、東映のお家芸ともいえる悪漢ハードボイルド作品を、いまの日本に送り出す。昭和63年、広島の呉原では暴力団組織が街を牛耳り、新勢力である広島の巨大組織・五十子会系「加古村組」と地元の「尾谷組」がにらみ合っていた。ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明に。役所さん扮するベテラン刑事・大上章吾巡査部長は、そこに殺人事件の匂いをかぎ取り、捜査に乗り出すが…。■高杉真宙×加藤諒×渡辺大知『ギャングース』今秋公開未成年犯罪者への取材をもとに裏社会の実態を描いた、ルポライター・鈴木大介による同名人気コミックを実写映画化した『ギャングース』。「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」『虹色デイズ』の高杉真宙、実写化『パタリロ!』の加藤諒、『勝手にふるえてろ』の渡辺大知がトリプル主演を務め、『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』の入江悠監督がメガホンを取る。青春期のほとんどを少年院で過ごし、社会から見放されたサイケ、カズキ、タケオは裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」(窃盗、強盗)稼業に手を染める。暴力団排除条例で締め付けが厳しくなった裏社会を、3人はどう生き残るのか?裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている本作。旬の若手俳優たちが、これまでは演じたことのないキャラクターでどんな闇に染まっていくのか注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年05月06日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第1弾は、お二人の出会いやお二人が手がけた恋活イベントについてお聞きしました。入江さんのディグラム診断の結果も明らかに!■木原さんと出会ったきっかけは?入江:僕が以前出した本のライターの女性が、面白い方がいるからと木原さんを紹介してくれて。そこから、いっしょにイベントをやらせていただいたんですね。その後、しばらくお会いしてなかったのですが、先日、あるパーティーに行ったときに、木原さんが来られてて。久々ですね~って。木原:いやー、びっくりしました。入江:そのときに、つながるもんだな。木原さんも僕も人脈広いんだな、って実感しましたね。木原さんと最初に会ったときは30代だったけど、今はもう40歳。初めて会ったのって3年くらい前でしたっけ?木原:いや、2013年だから5年前です。入江:そんなに経つんですね。そのときと今とでは、状況がだいぶ違うかな、と思います。ビジネスを始めようとか、いろんな会社の社長さんといっしょに仕事をしていこうとかいう感覚は、当時はなかったので。入江さんのディグラム波形診断入江:前に何度か、観ていただきましたよね。木原:以前は「M型」でしたね。でも、性格って結構、変わるんです。診断してみましょう。入江:ありがとうございます。前回は経営者の波形って言われました。木原:そうそう、会う度に変わってて。最初は「M型」だったのが、最後は経営者の波形、僕と同じ「ACボトム型」になったんですよね。あれから設問も変わったんですよ。精度もだいぶ上がりました。(入江さん、診断中)木原:あ、変わった!「Aボトム型」という性格です。極めて論理性だけが低い性格になってますね。つまり、物事を直感的に捉えて、厳しさもあり、優しさもあって、子どもっぽさもある。協調性が高い。ちょっと人見知りですね。いろいろな人格が入り混じってる状態です。一言で言うと多重人格。その場所・場所で自分を使い分けてます。入江:なんだか疲れることが超増えました。木原:たぶん、環境が変わったからだと思います。入江:プライベートで飲みに行くことが減りましたね。どこからどこまでがプライベートかわからないんです。木原:今度、飲みに行きましょうよ(笑)!このタイプだと、公私混同になりがちです。やりたいことが仕事にもなるし、プライベートにもなる状態だと思います。自分の自信が若干、喪失している状態でもあるでしょう。入江:確かに、いろんな人格が混じってるのはすごいわかります。今、迷いがあるのかもしれませんね。――ディグラム波形の診断結果について、ご自身の性格と一致している部分はありましたか?入江:完全に当たってます。木原さんと出会った5年前とは、仕事における演者と裏方の比率が確実に変わってて。当時の割合は9:1くらいだったけど、今は5:5くらいですね。自分の会社のことも考えなきゃいけないし、いろんな意見を聞く必要があるし。一人で判断できないことがたくさんあるんですよ。周りに、今田(耕司)さんとか(鈴木)おさむさんみたいなメジャーリーガーがいっぱいいるので。そういうトップの人たちから「こうしなよ」「こうしたほうがいいよ」といろんな意見をもらうんですね。それは本当にありがたいのですが、どんどん迷いが出てきちゃって。多重人格というよりか…。木原:見せる顔を使い分けてるんですよね。入江:そうですね。あと、会う人の振り幅がすごいんです。めちゃくちゃ悪い人と飲むこともあれば、めちゃいい人とも飲むので、このときの会話はこのモードにしよう、こっちはこうしようって切り替えてて。それをしながら、意見を聞いたり、判断したり…。木原:最初にお会いした頃は、純粋に「合コンやってます」って感じでしたもんね。今も、もちろん合コンの幹事は得意だと思いますが、今の入江さんは立場的にファシリテーター、幹事という雰囲気ではなく、中間管理職なんですよね。入江:昔だったら、こんなこと起きなかったのに…ということが最近、多いですね。木原:たぶん、めちゃめちゃストレスが溜まってますよ。合コンを入社試験に!入江:僕、合コンを新入社員の試験に入れたいんですよ。前からずっと、いろんな企業にそう提案してます。「隠しカメラを入れてモニタリングしてください。そうしたら、仕事ができる奴かどうかわかりますよ」って。木原:それいいですね。素の状態が出ますもんね。入江:出ます、出ます。周りを見る奴もいるし、メニューでセンスが問われたりもするので。あと、店選びから、道案内から、エスコートもそうだし。合コンは深いですよ。木原:確かに。ひとつ面白いデータがあります。合コンって認知率が下がってるんですけど、今の合コンの成功率って何%くらいだと思いますか?成功って言うのは、お付き合いに至る確率です。入江:20%くらいですか?木原:さすがですね。だいたい100回やって20回ぐらいは、なんとなくこの人いいなって相手とマッチするんです。正確には18.9%くらいで。マッチングアプリだと、もうちょっと精度が上がります。そういう意味で言うと、会う機会は増えてるので、もうちょっと確率を上げられるんですね。ただ入江さん、合コンじゃなくてマッチングイベントだったら、たぶんもうちょっと、2倍くらいは行くと思うんですよね。僕らがやったイベントのマッチング率はすごかったですよね。入江:あのときは、めちゃくちゃカップルが生まれましたよね。木原:8割くらいかな?今、出会いの市場は確かに変わってきています。アプリとかね。僕らも性格のエンジンを積んだ恋活アプリを開発しました。「あなたはこの人と相性がいいですよ」って、お互いに写真が表示されたりするんですけど。入江:なるほど。ディグラムのアプリだったら、信頼できますね。木原:ありがとうございます。それにしても入江さん、すごいですよね。経験則でいろいろなケースを知ってて、それがある意味、度を越えて、今では経営者になってるわけですから。男女のマッチングだけでなく、人と人のマッチングもしてるじゃないですか。入江さんはそういったものへの知見や感覚がある方で、一方、僕はデータの人間だから、馬が合ったのかなと思います。入江:そうかもしれません。僕はデータとかわからないので、ひたすら今までの経験を語ってますからね。■お二人のコラボイベントとは?木原:イベント名を思い出しました。「カラテカ入江&ディグラム木原のバレンタイン直前!お台場コミュコン♪」という長いタイトルでした。入江:そうでしたね。木原:男性30対女性30くらいで。入江:木原さんがそれぞれの方の波形を調べて、合いそうな人同士を近くに座らせるんですよ。そして、僕が「合うんじゃないっすか」と促すんです。そうすると、男女がだんだん「そうかもしれない」って空気になって。「顔面はタイプじゃないとしても、心がつながってるからうまくいくんじゃないですか?」とか言うと、最終的にカップルになっていく、みたいな。木原:その頃も相性エンジンというのを作ってて。当時は27波形あって、27×27波形の700パターンくらいありました。その中で20%の人はうまくいくんですけど、逆を返せば、80%の人はうまくいってないってことなんですよ。その不器用な人たちを救いたいという企画だったんですね。日本人の6~7割はコミュニケーションがうまくないんですよ。世の中の出会いたい人とか、合コンしたい人で、自己紹介して面白いことを言う人ってあんまりいないわけですよね。だから僕がデータで先に自己紹介の内容を教えて、入江さんや後輩の入江軍団のみなさんが盛り上げてくれるっていうパッケージイベントだったんです。そうすると、実際、明るい人よりも、そんなに明るくない人のほうが、青い炎じゃないですけどね…。入江:そうですね。内に秘めていた炎がメラメラと(笑)。木原:その企画は、もともと1回で終わるつもりだったんですけど、ものすごく好評で、もう1回って言われて、お忙しい中、入江さんにお願いしたという経緯があります。入江:そうでしたね。木原:2回目のタイトルも「カラテカ入江とディグラム木原 presents 大好評だったのでアンコール開催決定しちゃいました!お台場ディグラムコン ~出会いの春スペシャル!!~」って長かった…(笑)。入江:またやりたいですね。今度は結婚してない富裕層向けのイベントをやりたいです。木原:ぜひ、やりましょう!おかわりの声がかかるほどの人気恋活イベントを手がけたお二人。もし、今後イベントが開催されるなら、行ってみたいですよね。次回は昨今の合コン事情が明らかになります!入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。■著書・『カラテカ入江の合コン用語辞典』(日之出出版)■新刊情報・『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)・『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)・『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年04月25日高杉真宙、加藤諒、「黒猫チェルシー」渡辺大知がトリプル主演を務める入江悠監督作『ギャングース』。肥谷圭介・鈴木大介の同名コミックを映画化する本作から、この度、3人の劇中ビジュアルが初公開された。社会に見放され最底辺の生き方をする少年たちの生き様を、原作に劣らずリアルに描く本作で高杉さん、加藤さん、渡辺さんの3人が挑んだのは、超個性的なキャラクターたち。クランクアップは2月下旬を予定しており、現在撮影中だという本作から到着したのは、3人の劇中ビジュアル。窃盗団の作戦立案担当で、ロン毛の直毛と鋭い眼光が印象的なサイケ役の高杉さんは、今回いままでにない“汚いロン毛”と“細眉”を披露。また、工具に関する秀でた見識を持ち、剃り込み×モヒカン頭の太っちょ眼鏡のカズキ役を演じる加藤さんは、人生初のモヒカンに挑戦。さらに、窃盗団の車両担当で極限状態になるとキャラクターが豹変する怪力巨人の坊主タケオ役の渡辺さんは、初の金髪ヘア、眉毛なしに。まさに漫画から抜け出してきたかのような変身ぶりだ。『ギャングース』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月14日今年で28回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」が、3月15日(木)~19日(月)までの5日間で開催。この度、本映画祭のラインナップ記者会見が行われ、今期の各部門上映作品などが発表された。まずオープニング招待作品は、ドウェイン・ジョンソン主演の話題作『ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル』に決定!先日急遽、日本でのIMAX上映も決定し、世界的大ヒットを記録しているいま最も勢いのある話題作だ。そして、インド映画の世界興収No.1を打ち立てた、感動の実話を基に描く『ダンガル きっと、つよくなる』。さらに、第75回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされたジェシカ・チャステイン主演『モリーズ・ゲーム』、エマ・ストーン出演の『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(原題)が、日本最速上映。ほかにも、世界を席巻した三船敏郎の波乱に満ちた生涯と映画人生に迫るドキュメンタリー映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』の上映と合わせて、代表作『羅生門』も「三船敏郎レトロスペクティブ上映」と題して上映される。また、映画祭の中で毎年業界内外から注目を集める、コンペティション部門の審査員もこのほど決定。大賞となるファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門では、審査委員長に『感染列島』『64 -ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久監督が就任。瀬々監督は、「いつだって僕らは新しい才能を目撃したいし、応援したいのです。世界に風穴をあけるような映画をいまから期待しています」とコメントを寄せている。そして、女優・瀧内公美、入江悠監督(『SR サイタマノラッパー』)、キム・ボンソク(映画評論家)、アレックス・ツァールテン(映画研究家)が審査員に決定。加えて、毎年多彩な作品が集まるインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門では、次世代のアニメーション監督の秦俊子やイシグロキョウヘイ、大森立嗣監督(『さよなら渓谷』)が審査員として参加する。なお、全114作品の上映、企画、イベントの実施を予定しているという本映画祭。今年度のコンペティション部門応募数は、オフシアター・コンペティション部門で456作品、ショートフィルム・コンペティション部門で339作品。この中からノミネート作品としてオフ上映作品は9作品、ショート上映作品は20作品が選出されており、映画祭期間中の厳選なる審査を経て、クロージングセレモニーでグランプリ、そのほか受賞作品が発表される。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2018」は3月15日(木)~19日(月)の期間で開催。(cinemacafe.net)
2018年02月02日「悠仁さまも5年生の3学期をお迎えになりました。中学校入学まで、あと1年ほどということで、そのご進学先に大きな注目が集まっています」(皇室ジャーナリスト) 秋篠宮家の長男である悠仁さまは現在、東京都内の小学校に通われているが、男子児童は過半数が中学受験をする。悠仁さまと同じ学校に子供を通わせる保護者は言う。 「保護者同士の話題も、どうしても志望校や勉強のことになってしまいますね。私たちの間では悠仁さまのご進学先は『提携校進学制度』を利用しての、筑波大学附属中学校(以下、筑附)が“本命校”になっています」 実は悠仁さま以外にも、保護者の間で話題になっている5年生の児童がいるという。 「バイオリニスト・葉加瀬太郎さん(50)とタレント・高田万由子さん(47)のご長男・Aくん(11)です。ずっとロンドンで生活していたそうですが、昨年9月に編入してきたのです。頭も良くて、音楽や料理も得意だそうで、すでに学内で人気者になっています」(前出・保護者) 葉加瀬・高田夫妻の長男が、悠仁さまの“ご学友”になっていたというのだ。実は高田は、この状況を11年前に“予言”していた。 ‘06年9月6日に誕生された悠仁さま。日本中が喜びに沸くなか、多くの著名人がお祝いのコメントを出したが、高田もその1人だった。彼女自身もその1カ月ほど前にAくんを出産したばかり。悠仁さまのご誕生当日、東京都内で報道陣の取材に応じた彼女は、こう語っていた。 「紀子さま、ご長男誕生、おめでとうございます。私は、お腹のなかにいるときから、肋骨が折れるかと思うくらい蹴られました。でも上に女の子がいる男の子は穏やかになると言われました。(お姉さまがお2人いる悠仁さまも)優しい男の子にお育ちになるのではないでしょうか。(長男には)ご学友を目指してもらって、(紀子さまと)ママ友達になりたいです!」 長男の編入について取材を申しこむと、高田の所属事務所の担当者は次のように答えた。 「(編入は)長男の『自分は日本人なのだから、日本の学校にも通ってみたい』という希望もあり、決めたことだそうです。学校は、帰国子女を受けいれてくれること、日本の自宅から通えること、などの条件で探しました。“悠仁さまと同じ学校に”という意識は特になかったそうです。高田も日本に帰国したというわけではなく、これまでどおり、イギリスと日本を行き来する生活を続けています。今後の長男の中学進学に関しては、日本の中学に通うのか、それともイギリスで進学するのかなども、まだ決めていないそうです」 悠仁さまの小学校生活もあと1年。新しいお友達も増え、より充実したものになるように願うばかりだ。
2018年01月24日映画『ギャングース』が、2018年11月23日(金)、全国の劇場で公開される。同名コミックを原作に、入江悠監督が実写化に挑む。裏社会の実態をリアルに描く『ギャングース』過去に「モーニング」掲載の人気コミックだった『ギャングース』。原作は、裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られており、ストーリー共同制作者・鈴木大介による未成年犯罪者への取材を題材にストーリーが描かれている。また、物語の冒頭には毎度"この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい"というブラックユーモア溢れる注意書きが記されている。物語の主人公となるのは、少年院で共に過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。3人は、犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す"タタキ"稼業を開始し、裏社会でもポジティブに生き抜いていく。男の友情を描いた青春エンターテインメントを送る。高杉真宙、加藤諒、渡辺大知のトリプル主演個性溢れるメインキャラクターには、3人の若手俳優が抜擢された。窃盗団の情報収集、作戦立案担当のサイケ役には『トリガール!』『虹色デイズ』など近年映画界からオファーの絶えない俳優・高杉真宙、犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す"タタキ"稼業をしながら生き別れた妹を追い求めるカズキ役に『火花』出演の加藤諒、窃盗団の車両担当タケオ役は、『勝手にふるえてろ』で出演だけでなく、"黒猫チェルシー"として主題歌を担当した渡辺大知が演じる。MIYAVI、金子ノブアキ、篠田麻里子ら個性派キャスト主演の3人の脇を固めるのも、個性的な俳優ばかりだ。ヤクザ組織などに属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“六龍天”のトップに君臨する安達役を、世界的な活躍で知られるギタリストMIYAVI、詐欺組織の番頭として安達の下で複数の店舗を統括する加藤役に、アーティストの枠を超え俳優としても数々の作品に出演している金子ノブアキ、加藤の部下であり恋人でもあるアゲハ役を、入江監督作品『ビジランテ』での熱演も記憶に新しい篠田麻里子が演じる。その他にも、情報屋の高田役を林遣都、サイケたちの味方になるキャバクラ嬢ユキ役を山本舞香、詐欺組織の用心棒的存在である海老名兄弟役を斉藤祥太、斉藤慶太。そして詐欺店舗店長の班目役に『ビジランテ』に続く入江監督作品の出演となる般若、安達への復讐に燃える川合役に勝矢が起用されている。髪型や眉毛も忠実に再現また、各俳優は、それぞれの原作キャラクターを忠実に再現するため、ヘアスタイルをロン毛やモヒカン、金髪に変更し、合せて眉毛も薄く剃り上げた。原作ファンを裏切らない、ビジュアルに仕上がった。入江悠監督の描く『ギャングース』監督は、『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』やオリジナル作品として話題となった『ビジランテ』を手掛けた鬼才・入江悠。原作者・鈴木大介からの熱望に応えて制作が実現された『ギャングース』だが、監督自身も取材を繰り返し、4年もの月日を費やしたという。人間の心理を巧妙に描く入江悠手掛ける『ギャングース』は、原作以上のリアルな裏社会ストーリーが期待できそうだ。主題歌はThe Gangoose「CRYBABY」主題歌は、『ギャングース』の主題歌のために結成されたユニット“The Gangoose”が歌う「CRYBABY」。タケオ役の渡辺大知による作詞・作曲・プロデュース、メインボーカルによる書き下ろし楽曲で、サイケ役の高杉真宙とカズキ役の加藤諒もコーラスで参加している。また、“The Gangoose”の正体の全容は、追って明かされる。作品情報『ギャングース』公開日:2018年11月23日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー監督:入江悠原作:肥谷圭介・鈴木大介『ギャングース』(講談社モーニング KC 所載)出演:高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)、林遣都、伊東蒼、山本舞香、芦那すみれ、勝矢、般若、菅原健、斉藤祥太、斉藤慶太、金子ノブアキ、篠田麻里子、MIYAVI製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ■ストーリー職ナシ。学ナシ。犯罪歴アリ。生まれたときから最底辺。親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。社会に見放された少年3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、悪(犯罪者)だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。3人は、裏稼業・悪徳業種の収益金を狙う窃盗団を結成する。暴力団排除の機運の中、日本の裏社会に存在するヒエラルキーにも転換期が訪れ、ヤクザ組織に属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“カンパニー”の支配権を侵す。3人は後戻り不能なキケンな領域に立っていたがー。
2018年01月22日「週刊モーニング」(講談社)にて連載された漫画「ギャングース」が、『SR サイタマノラッパー』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』の入江悠がメガホンを取り、このほど映画化されることが決定。高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(「黒猫チェルシー」)をトリプル主演に迎え、今秋公開される。■ストーリー職ナシ。学ナシ。犯罪歴アリ。生まれたときから最底辺。親から虐待され、ろくに学校にも行けず、青春期を少年院で過ごしたサイケ・カズキ・タケオ。社会に見放された少年3人が生き抜くためにつかんだ仕事は、悪(犯罪者)だけをターゲットにした“タタキ”(窃盗、強盗)稼業。3人は、裏稼業・悪徳業種の収益金(アガリ)を狙う窃盗団を結成する。暴力団排除の機運の中、日本の裏社会に存在するヒエラルキーにも転換期が訪れ、ヤクザ組織に属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織“カンパニー”の支配権を侵す。3人は後戻り不能なキケンな領域に立っていたが――。■原作は“超実証主義漫画”原作は昨年1月連載に幕を閉じたにもかかわらず、未だ熱狂的ファンを口コミで拡大しつづけている、漫画:肥谷圭介&ストーリー共同制作:鈴木大介、原案:「家のない少年たち」(著者:鈴木大介)による同名コミック。冒頭には、毎回<この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい>という注意書きが付され、ストーリー共同制作の気鋭のルポライター、鈴木氏による未成年の犯罪者への取材をもとに、裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている。■高杉真宙&加藤諒&渡辺大知が暴れまくる!社会に見放され、最底辺の生き方をする少年たちの生き様を、原作に劣らずリアルに描いていく本作。窃盗団の情報収集、作戦立案担当のサイケ役を演じるのは、『トリガール!』『散歩する侵略者』など昨年は6本の映画に出演し、今年も『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』『虹色デイズ』と話題作の公開が控える高杉真宙。工具に関する秀でた見識を生かして“タタキ”をしながら、生き別れた妹を追い求めるカズキ役を連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、「僕たちがやりました」などに出演、個性的なキャラで人気を博す加藤諒。窃盗団の車両担当タケオ役を、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルで、映画『勝手にふるえてろ』に出演。また、舞台での座長公演や映画監督業など活躍のフィールドをさらに広げている渡辺大知が演じる。原作を読んだ高杉さんは、いまの日本でこの世界が存在するということに驚いたと言い、「家がなく保険証もない、頼れる人がいない中で生きていくことをどこか遠い世界のように思っていた自分に疑問を持ち、いまはどんな風に演技をしようかと悩んでいる状態です。ひたすら突き詰めてリアルに、とにかくリアルにしたいと思っています」と役作りに苦戦している様子。また、剃りこみ×モヒカン頭のキャラクターで新たな役柄に挑戦する加藤さんは、「原作者の鈴木大介さんにカズキたちのモデルになった方々のお話を伺ったときに、全く違う世界の住人だと思ってた人たちが、そうではなく、僕たちと同じ日常にいる方々なんだと強く感じました。この映画を観た方にもそう感じて頂けるように、物作りが大好きな愛すべきカズキという男に血を通わせ、しっかりと演じられるように頑張ります」と意気込み、原作・脚本に感動したと言う渡辺さんは、「彼らの愛や優しさが伝わるように、自分なりに精一杯楽しくやってやろうと思います」とコメントを寄せている。そして、映画化に際して原作者・鈴木氏から熱望されて今回メガホンを取る入江監督は、「最初に企画のお話を頂いてから、取材をし、脚本を書き、また取材をし、と繰り返しているうちに、4年の時間が流れていました。社会の底で必死に生きる彼らの姿は、一寸先は闇なのにどこかキラキラ輝いて眩しく、そういう意味でこれは私にとって至上のキラキラ映画です」と語っている。『ギャングース』は2018年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年01月19日「完成した映画を見て“カッコええな、攻めてるなぁ”と思いました。説明的やなくても、匂いというか空気を感じることができるんです。オリジナル脚本が通りにくい時代に、入江悠監督はなんであの激烈な脚本を書きたかったのか」 そう語るのは、auのCM“三太郎シリーズ”でちょっとおバカな浦島太郎に扮する桐谷健太(37)。公開中の映画『火花』では、せつないほど懸命に青春を突っ走る芸人を演じている。 かたや冒頭の言葉は、最新映画『ビジランテ』(全国公開中)を見ての感想。「ビジランテ」とは、警察や法律、正義が及ばない過酷な世界で、自ら大切なものを守り抜く集団のこと。 「撮影はハードでしたよ。俺は監督のまっすぐなまなざしに“よし、やるぞ!”と奮起したし、好きなんでしょうね、過酷な場に身を置くのが」 物語の舞台は開発が進む地方都市。支配的な父親を憎む3兄弟は、成長して別々の道を選ぶが、父の死をきっかけに30年ぶりに再会し……土地や家族というものに縛られた3人の運命は交錯して、凄惨な方向へと転がり始める。 この作品で印象に残るのは、それぞれが父親や兄弟との確執を抱え必死で川を渡るシーン。極寒の冬の夜、ナイトロケで撮った画は闇の中で凍りつくようだ。 「空気は痛いほど寒いし、川の水は針で刺すような冷たさ。でも、映画としてはそんな天候に助けられたところもあるんですよ。雪がちらついて息も白く、迫力が増して。今回は役を作り込まず、自分の衝動的な反応を大切にしました」 3兄弟の長男役は大森南朋、次男が鈴木浩介、桐谷は三男を演じている。この3人がトリプル主演だ。 「思う存分、主演らしいことしよ!!って(笑)。で、ケータリングで熱々のチキンソテーやCMに出てるケンタッキーのフライドチキンを差し入れました。気温がマイナスまで下がる深夜に頑張ってるスタッフさんや共演者は、みな喜んでくれましたよ。『過酷な現場でも、おまえはホンマにほがらかやな。助かるわ』って」 旬の俳優、気さくで楽しい。どの作品でもぎりぎり手の届く役に挑戦してきたそう。 「現実の自分以上のことはできないと思う。今までの役も、俺の中にいるんだと思うんですよね。だからこそ自分を大きくしていかないと」
2017年12月18日元AKB48で女優の篠田麻里子(31)が、12月9日公開の映画「ビジランテ」(入江悠監督)で悪女役に挑戦している。 劇中では夫役の鈴木浩介(43)と車中で愛し合う、自身初のラブシーンに挑戦。公開初日の舞台あいさつでは「2017年の仕事始めが、そのシーンだったんですよ。なかなかないですよね」と明かした。 「激しいラブシーンで、篠田さんもオファーが来たときは驚いたようです。撮影では入江監督からダメ出しをされて凹むこともあったようですが、AKB48の下積み時代から鍛えられた忍耐力で乗り越えたようです。もともとスタイルは抜群。演技に対する”本気度”が作品ごとに増しているようで、評価する声も多い。今後は女優としてますますの活躍が期待されています」(映画ライター) 撮影を乗り越えたことが自身につながったのか、舞台あいさつで篠田は「私たちの覚悟が詰まった作品です」と笑顔でPRした。 来年2月には初主演となる舞台「アンフェアな月」が上演を控えている。同作は篠原涼子(44)の主演でテレビ・ドラマ化された「アンフェアシリーズ」を初めて舞台化したもの。篠原のイメージが強い主人公・雪平夏見を演じるとあって、篠田は製作発表会見で「プレッシャーしかない」と苦笑していたが……。 「すでに頭の中は”舞台モード”に切り替わっています。ちなみに雪平は酒豪の役です。篠田さんはあまりお酒が飲めないそうですが、『来年の稽古が始まったら、しっかり飲んで役になりきります』と宣言。周囲を感心させていました。初日を迎えるころには、すっかり雪平になりきっているはずですよ」(舞台関係者) 今後も大きな仕事が舞い込みそうだ。
2017年12月09日女優の篠田麻里子が12月9日(土)、テアトル新宿で行われた映画『ビジランテ』初日舞台挨拶に出席。篠田さんは、大胆なラブシーンを披露するなど、新境地を切り開いた本作について「覚悟の詰まった作品です」と胸を張った。本舞台挨拶には、大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、入江悠監督も出席した。■2017年最初の仕事が濃厚なラブシーン!本作は、映画『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠が脚本・監督を務めたオリジナル作品。地方都市を舞台に、まったく異なる人生を歩んでいる三兄弟が、父の死により30年ぶりに再会したことにより巻き起こる運命的な出来事を描いた衝撃作。篠田さんはクランクイン初日の最初のシーンが、夫役の鈴木さんとの濃厚なラブシーンという撮影に「2017年の仕事はじめがそのシーンだったのでとても印象に残っています」と当時をふり返ると「浩介さんとは以前の作品(ドラマ『銭女』)で、お見合い相手の役だったので、その意味では、今回結婚をしたので、続編なのかなと思っていました。浩介さんは優しくて包容力がある方なので、初日にそういうシーンがあったのは、夫婦としての覚悟を決めることができてよかった」と笑顔をみせた。そんな篠田さんの覚悟に、入江監督は「篠田さんのこれまでの経歴や、頑張ってきたことが、この役なら120%出せると思っていた。AKBに在籍していた人はタフな方が多いので、何回もダメ出しさせていただきました。そういったこともスクリーンに刻み込まれていると思います」と本人の持つポテンシャルを引き出せたことに自信を持っているようだ。■ハードな撮影をふり返る!撮影はとにかくハードだったようで、大森さんが「真冬で雪が降っているなか、川に入れられる撮影があったのですが、心臓が止まったらどうしようって思いました。『あれギャラいくらだったっけな?』って思った」とおもしろおかしく過酷な撮影を訴えると、鈴木さんも「監督が『川のシーンは、とても大変なシーンなので、緻密なリハーサルを重ね、10分だったら水のなかにはいっても大丈夫という結論に至った』となにかに書かれているのを読んだのですが、実際水のなかに頭を入れられたら、耳が聞こえなくなるぐらいきつくて…どうして10分という結論になったのか知りたい。3分で限界ですよ!」と抗議していた。さらに桐谷さんも「今回、20年一緒にやっているスタッフが、これまでで一番過酷だって言っていました」と語ると「大変だったけれど、それだけの作品になっています。僕にとっての代表作。こんなに“絶望的に格好いい作品”を撮っていただいて感謝しています」と感無量な表情を浮かべる。俳優たちの奮闘ぶりに入江監督は「いまの自分を反映しているものを三兄弟というキャラクターに託して脚本を書いたのですが、僕の想像をはるかに超える演技をしていただきました」と感謝を述べると「これまで何本か映画を撮ってきましたが、この映画はいろいろなことがあり、頓挫しそうになったことがありました。そのとき、普段は絶対泣かないのですが、スタッフルームで泣いてしまった。それだけ思い入れが深い作品なんです」と、紆余曲折を経て公開に至ったことをしみじみと語っていた。『ビジランテ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月09日柚木麻子の傑作小説を岡田将生と木村文乃W主演で映画化する『伊藤くん A to E』。本作では、容姿端麗、自意識過剰、無神経な28歳フリーターの超モンスター級の【痛い男】を、岡田さんが演じていることでも話題を呼んでいる。人気俳優たちは、ときに正統派の役よりも、あえて演技力が試される汚れ役を希望することがある。岡田さん自身も「こういう役をちょうどやりたいと思っていた」と語る本作。そのほかにも、実力派イケメン俳優たちが史上最悪の【痛男】&【クズ】&【犯罪者】を熱演する映画が相次いで公開される。「顔がよければいいってもんじゃないよ!」と思わずツッコミたくなる、イケメンたちの性悪すぎる演技が光る3作品に注目した。◆大森南朋&鈴木浩介&桐谷健太、欲望や野心むき出しの【クズ過ぎる三兄弟】に『ビジランテ』12月9日(土)公開幼いころに失踪していた長男(大森南朋)、市議会議員の次男(鈴木浩介)、デリヘル業の雇われ店長の三男(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきたはずの兄弟が、父親の死をきっかけに再会し、逃れられない運命に翻弄されていくというストーリー。『SRサイタマノラッパー』の入江悠監督のオリジナル脚本作品で、撮影も入江監督の地元・埼玉県深谷市でほとんど行われたという本作。大森さん、鈴木さん、桐谷さんの豪華トリプル主演俳優たちの救いようのない【クズ】な姿と欲望むき出しの演技に大注目。◆岡田将生が28歳でフリーター、しかも童貞の【モンスター級のクズで痛男】に『伊藤くん A to E』2018年1月12日(金)公開近年、『銀魂』「小さな巨人」「ゆとりですがなにか」など話題の映画、ドラマで活躍の場を拡げる岡田さんが、伊藤誠二郎という超モンスター級【痛い男】を演じる。岡田さんはその容姿を最大限生かし、AからEの女たちを自由奔放に振り回す、どうしようもないクズ男。木村さんをはじめ、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆と豪華女優陣を相手に、伊藤というモンスター級の【痛男】の暴走によって、露わになっていくAからEの女たちの恋心、執着、嫉妬、優越感…などの赤裸々な【感情=毒】。感情の起伏が激しく突き抜けたキャラクター・伊藤を嬉々として演じる岡田のはまり役っぷりに大注目。◆松坂桃李、呪いや洗脳で対象を殺害する経歴不詳の【クズな犯罪者】に『不能犯』2018年2月1日(木)公開原作は、集英社「グランドジャンプ」連載中の人気コミック。松坂さん演じる、思い込みやマインドコントロールでターゲットを殺害する「不能犯」の男と、彼を追う女性刑事(沢尻エリカ)の対決を描いたサスペンススリラーだ。連続変死事件の現場で必ず目撃される黒スーツの男。その男はSNSで「電話ボックスの男」と噂される人物で、とある電話ボックスに殺人の依頼を書いた紙を貼ると実行してくれるが、彼に狙われた者は確実に死亡。しかも、その死因は病死や自殺、事故など、いずれも殺人が立証できないものだった。朝ドラでヒロインのダメ夫(!?)を演じる一方、『彼女がその名を知らない鳥たち』での“ゲス男”も記憶に新しい松坂さんが、確実に人を死に追いやる【クズ】な犯罪者を熱演。そのダークヒーローっぷりに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日今田耕司とモデルで女優の中条あやみがMCを務める「アナザースカイ」の11月17日(金)の放送に、俳優の鈴木浩介がゲストで出演。今回鈴木さんは“カレー”のスパイスの聖地である南インドで究極のカレーを堪能。カレー愛を熱く語ってくれる。『ALWAYS 三丁目の夕日』『それでもボクはやってない』などの作品に出演し、ドラマ、映画と展開した「LIAR GAME」シリーズで注目を集めると、その後は長寿シリーズとなった「ドクターX」や「刑事7人」「緊急取調室」などの人気シリーズから上戸彩と斎藤工が共演し大きな話題を呼んだ「昼顔」など様々なドラマに出演。この春には「緊急取調室」最新シーズンと「人は見た目が100パーセント」に同時出演し、夏シーズンには「愛してたって、秘密はある。」への出演と各所で引っ張りだこの鈴木さん。そんな鈴木さんが芝居同様にハマっているものが「カレー」だという。今回鈴木さんはカレーの味を生み出すスパイスの聖地である「インド」のケララ州を訪問。カレーの師匠が大絶賛するほど美味しいというフィッシュカレーからリゾートホテルの超高級カレー、街場のミールスまで、魅惑のスパイスに感動。現地のスパイス市場で幻のスパイスを探す。鈴木さんが大森南朋、桐谷健太と豪華トリプル主演して、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描く『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。幼い頃に失踪した長男・一郎。市議会議員の次男・二郎。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、失踪していた一郎が、30年ぶりに突然帰ってくる。再会した3兄弟の運命は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『SR サイタマノラッパー』や「みんな!エスパーだよ!」で頭角を現し『ジョーカー・ゲーム』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などのヒット作を送り出した入江悠監督のオリジナル最新作となり、3人のほか篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、菅田俊らも共演する。「アナザースカイ」は11月17日(金)23時から日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月17日「Dlife」初のオリジナル旅番組「男子旅」が、先月より放送中。この度、入江甚儀、市川知宏、山本涼介が旅する11月10日(金)放送回から場面写真が到着した。10月からスタートしているレギュラー放送では、毎月新エピソードが2話ずつ登場。今回の放送回では、『ストロボ・エッジ』「ウチの夫は仕事ができない」などに出演する注目の若手俳優・入江さん、「美咲ナンバーワン!!」『曇天に笑う』の市川さん、「仮面ライダーゴースト」の山本さんと、「MEN ON STYLE」のメンバー3人が“浜松”を旅する。放送では、3人は“アウトドアの聖地”と言われる群馬県みなかみ町をマウンテンバイクで駆け抜け、体当たりの男子旅を決行!番組初の62mのバンジージャンプや、迫力満点の川登り、名物のこんにゃく作りやガラス細工に挑戦し、そして利根川の源流「谷川岳」を特別許可の下、自転車で目指す!バンジージャンプに挑戦した場所は、62mの高さを誇る赤谷水管橋で、周りが木々で覆われた渓谷。まず飛ぶのは、この日が誕生日だという市川さん。「行っちゃいますか」と勢いよくジャンプし、入江さんも軽々とジャンプしさらに笑顔を見せるという余裕な表情。そして最後は、命綱をつけ準備しているときから口数が少なくなってしまっていた山本さん。「絶対死なないから大丈夫」と先輩・市川さんに励まされながら準備を終えるも、「やだなあ…」「走って逃げたい」とボソり。そんな彼らのキュートな素顔に注目だ。入江甚儀&市川知宏&山本涼介出演の「男子旅」は11月10日(金)23時55分~Dlifeにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月09日大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太と豪華トリプル主演で、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突を描いた入江悠監督オリジナル最新作『ビジランテ』。この度、本作の予告映像が公開された。今回到着した予告映像では、別々の世界で生きてきた兄弟3人が父親の死をきっかけに再開する場面からスタート。大森さん演じる長男・一郎が、鈴木さん演じる次男・二郎に「誰だお前」と言い放つシーンや、二郎の妻演じる篠田麻里子の姿、一郎と桐谷さん演じる三郎が殴り合うシーンなどが収められている。閉鎖的な地方都市で、土地や家族という逃れられない悪循環の中窮地に追い込まれていき、狂気に満ちた愛憎をぶつけ合う彼ら。そして、事態は凄惨な方向へ向かっていく――。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月10日藤原竜也×伊藤英明のW主演で贈る『22年目の告白-私が殺人犯です-』のBlu-ray&DVD発売を記念して、本日10月5日(木)、代官山蔦屋書店のイベントスペースにて本作の監督・脚本を手掛けた入江悠を迎えたスペシャルトークライブ&サイン会が開催。そして主演のひとり、藤原さんがサプライズ登場し会場を沸かせた。今回行われたトークイベントは、入江監督による東京、福岡、名古屋、大阪の全国4都市で行うプロモーションの初日となり、大勢のファンが詰めかけていた。入江監督は「韓国のオリジナルから、知的なサスペンスの要素を本作では強くしていく過程で、脚本を37稿まで書き直しながら重ねていきました」と明かし、「ストーリーのリアルさをとことんこだわって追及していくことで、社会派ドラマとしてのクオリティ が高まったと思う」とコメント。また、主演に稀有な俳優の藤原さんをキャスティング出来たこともヒットにつながったと言う監督は、「藤原さんの若さで、これほどクセの強い役をこなせて、似合う役者はいない」と絶賛。そして、本作について繰り広げられるトークに会場が盛り上がる中、入江監督の全国行脚の初日を応援するため、“美しき殺人犯”曾根崎雅人を演じた藤原さんがサプライズ登場!突然の登場に会場は大きな驚きと喜びの歓声に包まれる中、「今日は友人でもある入江監督が、DVDのプロモーションをすると聞いて来ました。こういうのはあまり出ないんですが(笑)」と挨拶。入江監督の脚本を最初の頃から読んでいたと言う藤原さんは、「すごく面白かったので、作品のヒットを確信していました。それに37稿ですよ!やはり映画は本ですし、監督の情熱を感じますよね」とコメント。また撮影現場での様子について、「先輩の仲村トオルさんはすごくカッコ良かったし、伊藤英明君は、いつもすごいテンションで現場を盛り上げてくれたり、混乱させてくれたり(笑)それに加えて、入江監督の要求が高くて、役者陣も戸惑ったり」とふり返り、「演技をぶつけながらこだわって撮った作品です。どうぞビデオで何度も観て楽しんでください!」とPRしていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は、世の中を震撼させた連続殺人の犯人が時効を迎えた22年後、自身の殺人を告白した本の出版記者会見を行うところから物語が始まる。一躍時の人となっていく美しき殺人犯と、彼の事件を22年間追い続けてきた刑事、この2人の攻防が描かれる。『22年目の告白-私が殺人犯です-』Blu-ray&DVDは発売中・デジタル配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年10月05日藤原竜也×伊藤英明のW主演で贈る、2017年上半期における邦画実写映画No.1を記録する大ヒットを飛ばした新感覚サスペンスアクション大作『22年目の告白-私が殺人犯です-』のBlu-ray&DVDが、10月4日(水)本日よりリリース。この度、このリリースにあわせて映像特典に収録されている竜星涼のインタビュー映像が公開された。『SR サイタマノラッパー』『ジョーカー・ゲーム』の入江悠が監督を務めた本作は、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件が、真犯人を名乗る男の告白によって再び動き出す…というストーリー。自身の殺人を告白した本の出版記者会見を行い、一躍時の人となっていく“美しき殺人犯”を藤原さん、事件を追う刑事を伊藤さんが演じている。今回到着した竜星さんのインタビュー映像では、「早乙女君と一緒に走った冒頭部分」と、一番思い出深いシーンについて話し始めるところからスタート。本作で竜星さんが演じているのは、伊藤さん演じる牧村の後輩刑事・春日部信司。主演のひとり、伊藤さんとは作中でコンビで行動することも多く、今回の共演については「周りをよくみていて、見習うべきその気遣いというか。台本もすごい回数読んでいるんだろうなっていうくらい自分の役以上にほかのキャストの役のことも心配したりして。すごい熱い方」と明かし、「牧村と春日部という上下関係だけど、バディのような関係で牧村さんから僕に寄って来てくれたのですごい嬉しかった」ふり返っている。また、役作りの工夫としてルーキー感を出すためにこだわった、いつもとは違う竜星さんの薄い眉毛にも注目だ。なお、プレミアム・エディションは、この竜星さんのインタビューに加え、出演キャスト全員のインタビュー映像、メイキング、藤原竜也20周年記念特別上映会 inハワイなど220分に及ぶャストの素顔や製作の舞台裏などが楽しめる豪華な内容となっている。『22年目の告白-私が殺人犯です-』Blu-ray&DVDはリリース中。※デジタルレンタル配信中(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年10月04日今年、藤原竜也×伊藤英明×入江悠監督でリメイクされ大ヒットを記録した『22年目の告白 -私が殺人犯です-』のオリジナル作品『殺人の告白』の監督が手がけ、カンヌを大いに沸かせたスタイリッシュ・ヒロインアクション『THE VILLAINESS』が、邦題『悪女/AKUJO』として2018年2月に日本公開されることが決まった。犯罪組織の殺し屋として育てられ、最愛の人を殺された女性スクヒ。国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み、愛と裏切りに翻弄されながら最強無敵の“悪女”と化していく――。ヒロインアクション映画の金字塔『ニキータ』に、韓国的な要素“恨(ハン)”のエモーションを投入した物語のなかで、誰も見たことのないエクストリーム・バイオレンスが覚醒する。監督は、スタントマン出身という異色の経歴を持ち、オリジナル作品『殺人の告白』で知られるチョン・ビョンギル。本作では、敵対組織のアジトに単身乗り込んだヒロインが数十人もの敵と死闘を繰り広げるさまを、FPS(First Person Shooting)ゲームやVR映像を思わせる“1人称視点”映像で捉えるなど、斬新で迫力ある映像体験を作り上げた。また、愛する人を殺され、運命に翻弄される最強無敵の暗殺者として、監督の常軌を逸したアクション演出に体を張って応えたのは、女優キム・オクビン。パク・チャヌク監督『渇き』では女ヴァンパイア、チャン・フン監督『高地戦』では“2秒”と呼ばれる凄腕スナイパーを演じて鮮烈な印象を残した彼女が、本作ではテコンドーとハプキドーの黒帯を持つという身体能力の高さを遺憾なく発揮。撮影前に長期にわたる猛特訓を経て、日本刀から自動小銃、ハンドガン、手斧まで多彩な武器を使いこなす戦闘シーンのほぼ全てをノースタントで熱演。これまで見たことがない狂気の最先端アクションを体現した。共演には、『JSA』『トンマッコルへようこそ』で世界的にも知られ、キム・オクビンとは3度目の共演となるシン・ハギュン、TVドラマ「上流社会」などに出演し日本にも熱狂的なファンを持つモデルで俳優のソンジュンなど、豪華キャストが集結する。本作は、第70回カンヌ国際映画祭公式招待作品として、これまで『グエムル‐漢江の怪物‐』や『チェイサー』、現在公開中の『新感染ファイナル・エクスプレス』など、毎年エッジのきいた良質なアクション&ホラームービーが選定されるミッドナイト・スクリーニング部門にて上映され、話題沸騰。「新たなアクション映画の幕開け」(Film)、「今年最もクレイジーな作品」(Indie Wire)、「脳裏に焼き付く冒頭7分のノンストップアクション」(VARIETY)など、各メディアが絶賛を贈った。さらに今年6月に本国・韓国で上映されると、成人指定にも関わらず公開4日間で46万人以上を動員する大ヒットに。またもカンヌから発信され、世界中を興奮の渦に巻き込んだ超過激な最先端アクションが、ついに日本上陸を果たす。『悪女/AKUJO』は2018年2月、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月28日大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務め、鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとる『ビジランテ』。本作に、若手俳優随一の個性派・吉村界人や、「日活ロマンポルノ」リブート・プロジェクト作品で注目を集めた間宮夕貴、岡村いずみの出演が明らかとなった。『SR サイタマノラッパー』劇場版三部作で躍進を遂げ、現在公開中の『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』が全国映画動員ランキング3週連続No.1に輝いた入江監督が、“長男”大森さん、“次男”鈴木さん、“三男”桐谷さんという実力派俳優を主人公の三兄弟に迎えて贈る本作。監督の地元・埼玉を舞台に、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突をオリジナル脚本で描いた衝撃のノワールだ。タイトルの「ビジランテ」とは、警察や法律が機能してない世界で、自分たちの力・判断で自分たちを守ろうとする “自警団”の意味を持つ。そんな本作に出演することになったのは、同世代の人気若手俳優の中でも、独特の個性と魅力にファッション界など多方面から熱い視線が集まる吉村さん(24)。鈴木さん演じる次男・二郎とともに地元の自警団で活動する石原陸人に扮する。どこか危険な雰囲気を漂わせる鬱屈した感情を抱えた若者を“危うく”かつ“妖しく”演じる吉村さんは、「僕は、オーディションのときから、陸人は僕しかいないんだ!と強く思っていました。だから決まったときは1人小さく頷きました。入江監督のようにオリジナルでこういう作品をやる監督はいま稀有ですし、こういったテイストが僕は好みでもあるので、ここで他の作品とも、先輩方とも、勝負するんだと、冷静に想像しました。冷静と情熱の間で、胸騒ぎがしてました」と、アツく真摯にコメント。また、大森さん演じる長男・一郎とともにヤクザに追われて逃げてきたサオリ役を務めるのは、間宮さん(26)。「日活ロマンポルノ」45周年を記念したリブート・プロジェクト『風に濡れた女』で主演を努め、「第26回 日本映画プロフェッショナル大賞」にて新進女優賞を受賞しており、本作では大森さんとの激しい絡みのシーンも体当たりで演じ切る。「1月の撮影、己との戦いはありますが、寒さとの戦いも激しく、キャスト、スタッフ、命を削って撮影しました。入江悠監督の世界に入っていままでの人生をかき乱されました」と間宮さん。「こだわりの強さ、粘り強さ。現実なのか映画の世界なのかわからない状態で五感を研ぎ澄ました作品です。この作品に出会ったことで私は大きく変われた自信があります。皆様も心が震えて、燃えてグチャグチャにかき乱されて欲しいです」と気になるコメントを寄せる。さらに、桐谷さん演じる三男・三郎の経営するデリヘルで働く亜矢役を演じる岡村さん(27)は、同リブート・プロジェクトの行定勲監督『ジムノペディに乱れる』にて初ヌードを披露し、「第59回ブルーリボン賞」新人賞を受賞するなど役柄の幅を広げている。岡村さんは本作の出演にあたり、「入江監督の『太陽』の長回しのシーンに心を射抜かれ、いつかご一緒できたらなと思っていたので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです」とふり返ってコメント。「今回演じた亜矢は、私にとって初めてとなる風俗嬢の役で、大変ではありましたが、監督の熱い想いを感じ、喜びと、なんとか食らいついてやる、という気持ちで挑みました。厳しい寒さの中、スタッフキャストのみなさんと必死で生きた日々は、過酷ながら幸せな時間でした。みなさんにどう受けとってもらえるのか、楽しみでなりません」と、観客の反応に期待を込めている。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月21日映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(入江悠監督)が人気だ。公開から3週連続で動員ランキング1位となった。私は新宿の劇場に観に行ったが、若い男子や女子がグループでわいわい観に来ていて賑わっていた。95年に起こった連続殺人事件がいよいよ時効を迎えた2017年、「私が殺人犯です」というサブタイトルままに、ぬけぬけと犯人(藤原竜也)が公衆の面前に現れる。一連の殺人事件の手記を書籍化した犯人は、自己プロデュース能力に長け、世間からカリスマのように扱われていく。当時、事件を追っていた刑事(伊藤英明)は、自分の代わりに先輩刑事を殺され、妹まで、事件を機に行方不明になっていた。22年目に表れた犯人に、言いようのない憤りを感じるものの、法の元、手をだすことはできない。そんな時、この事件を追っていたジャーナリスト(仲村トオル)が、犯人を報道番組のゲストに迎えることになった。そこで明かされた意外な真実とは……。○中庸なしに振り切る藤原導入部からラストまで、緊張が途切れることのない117分。95年に起きた殺人事件の謎と、それに巻き込まれたたくさんの人々のやりきれない義憤の作り出す渦に、目がそらせない。なんといっても、「私が犯人です」と大衆の前に悪びれず表れる藤原竜也の圧倒的な、異能感。常軌を逸した存在(殺人の方法も酷い)でありながら、それでも人々が魅入られてしまう、まさに天使と悪魔の両面をもった人物として、彼を追う者たちを翻弄していく様が圧倒的だ。とりわけ、大衆に長いメッセージを語るところなどが、なんとも怜悧で、説得力がある。藤原竜也というと、近年、『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年)に代表される、“クズ”キャラ(ちょっとダメな人)が似合うというイメージで、庶民から愛されているが、『I‘M FLASH!』(12年)という映画では、新興宗教の教祖役をやっていたこともあるし、彼の映画での出世作『バトル・ロワイアル』(00年)の続編『バトル・ロワイアルII【鎮魂歌】』(03年)では、革命グループを率いるリーダーを演じていた。また、彼がデビューした舞台の世界では、かの三島由紀夫が能の『弱法師』を下敷きに書いた『近代能楽集~弱法師~』(蜷川幸雄演出)で、戦争によって「この世の終わりを見た」と言い、その炎で目を灼かれて失明した凄絶な半生を生きる少年を演じたとき、クレバーな頭脳で大人を言いくるめる天才の狂気のようなもので観客を圧倒させたこともある。という点から見て、藤原竜也は、天使と悪魔、クズとエリートという、中庸なし、どっちかにとことん振り切るという極端さが、最大の魅力かと思う。その激しさ、勢いについていける者はいない。そんな藤原を、『22年目の告白』では、伊藤英明と仲村トオルが全力で追い詰めていく。『海猿』の伊藤、『あぶない刑事』『ビー・バップ・ハイスクール』の仲村と、愚直なまでに肉体班である彼らが本気出して藤原に挑みかかる三つ巴の闘いが、かなりスリリング。しかも、一見、昭和の刑事もののように、執念と肉体をつかって謎を解決していくのかとおもいきや、巧妙な仕掛けが施されているところが、今日的だ。その展開に生きてくるのが、藤原竜也の、上昇と落下を物凄いスピードで繰り返す絶叫マシーンのような唯一無二の才能だ。藤原竜也とは、凄絶なエンタテインメントマシーンなのだ。○同時期の作品でありながら両極端な『リバース』ところで、『22年目の告白』が公開された時、藤原は、テレビドラマ『リバース』(TBS)に出演中だった。そこでの藤原は、冴えない男の役を、衣裳や髪型だけでなく、顔の肉感や姿勢に至るまで、人に見られることがあまりない地味な男として演じきった。同時期に発表される作品で、これほど極端なのも、さすがである。大学時代に雪山で、友人を亡くした4人の男たちが、数年後、友人の死の真相を突きつけられるという湊かなえのミステリー小説を原作にしたドラマは、藤原演じる主人公の行く末が、心底愕然となるもので、ネタバレ厳重注意。だから、以下は『リバース』の結末を知っている人だけ読んでほしい。○以下、『リバース』ネタバレあり『22年目の告白』のサブタイトル「私が殺人犯です」というのを観ると、『リバース』のネタバレを堂々としているみたいで、ちょっと面白い。偶然、2作が近い時期に発表されたのか、それとも狙ったのか、そう考えることもエンタテインメントとして、ひととき楽しめた。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年07月02日『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット中の鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとり、大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務める『ビジランテ』。このほど、公開初日が12月9日(土)に決定。さらに、篠田麻里子が鈴木さん演じる市議会議員の妻として、表と裏の顔を持つ女性を演じていることが分かった。高校時代に失踪した長男・一郎(大森南朋)。市議会議員の次男・二郎(鈴木浩介)。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、一郎が30年振りに突然帰ってきたことで、彼らの運命は再び交錯する――。父親の死をきっかけに三兄弟が再会し、欲望、野心、プライドがぶつかり合っていく本作。トリプル主演となるアウトロー三兄弟を演じるのは、北野武監督『アウトレイジ 最終章』やテレビ東京・土曜ドラマ24「居酒屋ふじ」にて本人役で民放ドラマ初主演を務めるなど、実力派俳優として唯一無二の存在感を放ち続ける大森さん。そして、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズの演技が好評を博し、シリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じるカメレオン俳優・鈴木さん。そして、昨年6本の話題作に出演、今年も「ピース」又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化する『火花』で菅田将暉とW主演を務めるなど、躍進が止まらない桐谷さん。この豪華キャストに加わる篠田さんが演じるのは、鈴木さん演じる市議会議員・二郎の妻・新藤美希役。表向きは夫を支える良妻賢母だが、その裏では自身の美貌で思うように男たちを翻弄し、夫を子どものように操ることで権力と財産を得ようとする危険な美人妻。篠田さんは、この役を大胆演技で演じ切っており、篠田麻里子史上、未だかつて見たことがない妖艶さを見せるという。入江組に初参戦した篠田さんは「台本を読ませていただいたとき、とても強い衝撃を受け、入江監督の世界観に引き込まれてしまいました。私にとっても新しい挑戦をさせて頂いた映画になります」とコメント。また、そんな篠田さんに関して入江監督からは、「篠田麻里子さんの役は、生き馬の目を抜く地方都市の政治性のなかを、ありとあらゆる手練手管を使ってサバイブする女性です。真冬の私の地元で、強く繊細に演じていただきました。執拗な演出にも粘り強く食いつき、じっと耐えるような姿が印象的でした。まったく新しい篠田麻里子さんが本作で見られるはず」と、期待を煽るコメントを寄せている。今回初公開となった場面写真では、地方都市の暗部に生きるアウトロー三兄弟のハードな生き様、物語を想像させる主演3人の姿や、まさに「ビジランテ」=「自警団」のような集団とともに、危険な美人妻を演じるかつてない表情の篠田さんも確認できる。かつては、深作欣二監督作『狼と豚と人間』で高倉健、三國連太郎、北大路欣也という三大スターが演じた三兄弟を彷彿とさせるような、男たちのノワール映画。現在、本作のクラウドファンディングがスタートしており、入江監督“原点回帰”のオリジナル企画として応援が広がっている。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日公開初日を迎えた映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の舞台あいさつが10日、東京・新宿ピカデリーで行われ、藤原竜也、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、仲村トオル、入江悠監督が出席した。冒頭で、この日は欠席した主演の伊藤英明が「今日はそちらに伺うことができませんが、(藤原)竜也が盛り上げてくれると思うので、映画を楽しんで帰っていただければと思います」とビデオレターであいさつすると、野村が「素晴らしい謝罪会見でしたね(笑)。中身もなく何もひねってないのかというぐらいのビデオレターでしたよ」と伊藤のメッセージに不満を示してキャスト陣に同意を求める場面も。気を取り直して藤原が「トオルさんや伊藤くんと撮影で数カ月間一緒にいましたが、緊迫したシーンの連続で撮影自体は大変でした。でも、伊藤くんを交えて撮影以外の話をトオルさんがしてくれて楽しい時間を過ごせたので楽しかったです」と振り返った。その藤原は、劇中で俳優として大先輩の仲村の首を締めるシーンもあったが、「尊敬するトオルさんの首を連日早朝から深夜まで締めるとは思いませんでした」と恐縮すると、仲村は「首を締められた時にちょっとだけ力を抜いてくれと言おうか迷いましたけど、言わなかったです」と我慢していたを告白。すると藤原から「早朝から深夜までやっていましたが、翌日の早朝に『ちょっとだけ抜いてみたら』と言ってましたよね」と明かされて「言ってないだろ!言った記憶ないけど」とトボケて会場の笑いを誘っていた。藤原竜也と伊藤英明のW主演でおくる本作は、2012年に韓国で公開された映画『Confession of Murder』の日本リメイク版。時効を迎えた連続殺人事件の犯人が突然自ら名乗りで、日本中から注目される中、新たな事件が加速していく、というストーリーとなっている。
2017年06月11日俳優の伊藤英明が6月10日(土)、都内で行われた主演作『22年目の告白―私が殺人犯です―』の初日舞台挨拶をスケジュールの関係で欠席。おわびのVTRメッセージが流れると、共演陣は「すばらしい謝罪会見」「サボった罪は大きい」とイジリ倒していた。被害者の近しい人物に犯行の一部始終を目撃させるという卑劣な手口で、5人もの命が奪われた連続殺人事件の発生から22年後。時効を過ぎたある日、曾根崎雅人という男が「私が殺人犯です」と名乗り出て、殺人手記の出版を記者会見で発表する。遺族や警察を挑発するクズぶりは世間の耳目を集めるが、彼の“告白”は新たな事件の幕開けに過ぎなかった。舞台挨拶にはW主演の藤原竜也をはじめ、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、仲村トオル、入江悠監督が出席。藤原さんは「欠席と言いつつ、サプライズ登場じゃないんですか?」と笑いを誘ったが、仲村さんは「プロモーションをサボった罪は大きい」、野村さんは「すばらしい謝罪会見でしたね」と皮肉交じりにイジっていた。殺人を告白し、日本中を混乱に巻き込むという役どころの藤原さんは、「緊迫感あるシーンの連続で大変でした。実際には熱い思いをもって、すべてを投げ打ち1つの真実に突き進む役」とコメント。劇中には藤原さんが、仲村さんの首を絞めつけるシーンがあり「尊敬するトオルさんの首を早朝から深夜まで…。ずっと謝りたかった」(藤原さん)、「もう少し力を抜いてくれないかなと思った(笑)」(仲村さん)とふり返っていた。『22年目の告白-私が殺人犯です-』は全国にて公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月10日今年で俳優人生20周年を迎える藤原竜也が、記念すべき節目の年に、伊藤英明とのW主演作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』を引っさげ、ハワイでファンクラブイベントを開催。ファンへの感謝を込めた限定特別上映会を行うと、20年間、藤原さんを見守り続けてきたファンは「今回の役は特別!」と口を揃えて大絶賛。さらに、野村周平、入江悠監督らからもお祝いのコメントメッセージが届いた。殺人犯など悪役が多く、“クズ俳優”と言われることが多い藤原さんだが、ファンを大切に想う気持ちは人一倍強い。実は1999年のファンクラブ発足から、ほぼ毎年ファンクラブツアーを開催しており、今年で実に17回目となる。「ファン1人1人と直接会って感謝を述べたい」という藤原さんの強い思いから、このようなツアーを開催しているという。そして今年は俳優人生20周年、自身も35歳となった節目の年。そんな記念すべき年に公開される本作の特別上映が、デビュー当時から藤原さんを見守る熱いファンのためだけに開催された。上映後にファンの前に姿を現した藤原さんは「映画どうでした?早くみんなの意見が聞きたい」と反応が気になる様子。会場のファンからは鳴り止まないほどの大きな拍手が起こり、長年のファンも納得の作品に仕上がったようだ。ずっと藤原さんの活躍を見守ってきたファンは、「藤原さんの手がすごく好きで、今回“首を絞めるシーン”の手がすごく美しく綺麗でしたが、何か意識されたんですか?」というマニアックな質問がいきなり飛び出す。藤原さんは「すごいところを見てますね(笑)」と圧倒されながら、「特に意識はしていなかったですが、監督が上手く演出してくれたんだと思います」と照れ笑い。そして共演者の話になると、W主演だった伊藤さんについて「本当に熱い男なんですよ」と語り始める。「屋上での撮影があったんですね。そのとき、東京タワーが見える角度と決めて撮影する予定が、伊藤くんが『普通は反対側じゃない?』と耳打ちしてきたんです。それなら『監督に言ったらどうですか?(笑)』と答えたら、『迷惑かけてるから竜也が言ってよ(笑)』と。だから僕が監督に事情を説明したら監督は優しいから撮影の位置を変えてくれて。でも、照明とかセットとか組んでるから大変だったんですよ。しかもそれが朝の4時、5時だからね(笑)」とファンにしか言えない、伊藤さんとのマル秘エピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。また、藤原さんにはサプライズで、本作で共演した野村さん、入江監督から20周年をお祝いするコメントメッセージが到着。まず、野村さんは藤原さんのイメージについて「『デスノート』や『カイジ』のイメージが強いです。実際にお会いして優しい方だと思いました」と役柄とのギャップを告白。今後、また共演するならと聞かれると「映画『デスノート』を一緒にやってみたいです。そのときは、藤原さんはデュークで、僕はライトで」とまさかの野望を宣言。そして、「藤原さん、芸能生活20周年おめでとうございます。僕も一緒にハワイに行きたかったです(笑)。日本に帰ってきたらぜひ一緒においしいもの食べに行きたいです!」と先輩の門出を祝福していた。藤原さんとは、テレビドラマSP「ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー」以来2度目のタッグとなる入江監督は、「とても可愛い方。同世代で、男同士ですが(笑)人間としてとても魅力のある俳優さんで、待ち時間のたたずまいもピシッ!としていて現場もしまるし、『さすが座長!!』という感じでした」と、藤原さんの魅力に改めて言及。藤原さんのスゴいところを聞かれた監督が「女性の首を容赦なく絞めるところ」と衝撃の(?)告白をすると、会場からは笑いが起こっていた。「前回ご一緒したドラマでも、今回でも首を絞めてもらっているんですが、絞められている人に聞いてみると、『全然痛くないです』とおっしゃっていた。きちんと絞めているように見えるのにすごい」と、藤原さんの首絞めシーンには監督も圧倒された様子。「おたがい年をとって次は40代のときに面白い仕事をしましょう。そのときは、また首を絞めてください(笑)」と、独特の約束で再タッグを誓っていた。最後に、ファン1人1人に直接、感謝を伝えた藤原さん。「冷静に舞台や映画を観て応援してくれて、長い間多くの人に支えていただいた。面白い作品に出てもっと喜んでもらえたら嬉しい」と、20年の節目の年に新たな誓いを述べ、大盛況の中イベントは終了。ファンクラブツアーでは、藤原さんがファン1人1人にレイを首にかけてプレゼントしたり、集合写真を撮ったりするなどたくさん触れ合い、ファンも藤原さんも至福の時間を共に過ごした様子。藤原さんは「ありがたいです」と感激しきり。「15歳でデビューしてここまで続けて来れたのも皆さんのおかげですし、今回は『22年目の告白』とコラボしたツアーということもあって、みなさんにいち早く映画を観ていただけて嬉しいです」とファンへの熱い思いを告白した。なんと17回全てに参加しているという熱心なファンは、「デビュー当時から見守っていて、感慨深いです。今回は20周年だから絶対に参加しないといけないなと思い参加しました」と語り、大切な思い出となったよう。また、映画については「見事に騙されました。こんな役だと思わなかったです」と明かし、最新作で演じた“ソネ様”こと曾根崎の魅力を熱く語っていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月02日『SR サイタマノラッパー』や6月公開の『22年目の告白―私が殺人犯です―』などを手掛ける入江悠監督の渾身のオリジナル企画『ビジランテ』が、クラウドファンディングプラットフォーム「MotionGallery」にてクラウドファンディングがスタートした。高校時代に失踪した長男・一郎(大森南朋)。印刷会社社長で町の自警団団長の二男・二郎(鈴木浩介)。デリヘル業 経営の三男・三郎(桐谷健太)。別々の道を生きてきた三兄弟が父の死をきっかけに再会、その後、3人の運命 は再び交錯し、欲望、野心、プライドがぶつかり合い、心に刻まれた逃れられない哀しみが三兄弟を狂わ せていく――。本作は、自主制作映画『SR サイタマノラッパー』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティション部門グランプリに輝き、以降次々と話題作を世に送り出してきた入江監督が原点に戻り、『SRサイタマノラッパーロードサイドの逃亡者』以来のオリジナル脚本で監督を務めた渾身作。撮影は入江監督の地元であり、『SR サイタマノラッパー』の舞台でもある埼玉県深谷市中心に行われ、キャストには大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太がトリプル主演を務めている。そして今回、『ビジランテ』の魅力を日本中に伝えるべく、そして一人でも多くの人々に観てもらえるよう、クラウドファンディングを開始。国内・海外キャンペーンや海外映画祭エントリー費などに充てられ、支援者には前売鑑賞券やエンドロールへの名前記載、入江監督サイン入り台本のプレゼントなど、コースにより様々なリターンが用意されている。『ビジランテ』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月01日藤原竜也が美しき殺人犯・曾根崎を演じ、警察やマスコミを挑発しながら日本中を狂わせていく新感覚サスペンスエンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。本作から、人気ロックバンド「感覚ピエロ」による主題歌「疑問疑答」と本編映像がコラボした、衝撃的な特別PVが解禁となった。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる、その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。そして22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」。その手記の出版会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった――。唯一無二の人気ロックバンド「感覚ピエロ」が書き下ろした主題歌「疑問疑答」にあわせ、劇中の本編シーンが交錯していく今回の特別PV。藤原さんが演じる殺人犯・曾根崎と、伊藤英明演じる牧村刑事が激しくぶつかり合う、見応えのある映像となっている。かつて5人の命を奪い、時効を迎えた殺人犯としてメディアの前に現れた曾根崎は、美しい容姿とカリスマ性を兼ね備えていた。街の声の中には「タイプです」といった声が聞かれ、曾根崎のLINEスタンプまで登場、本が飛ぶように売れるなど“曾根崎ブーム”が巻き起こる。その一方で、岸美晴(夏帆)ら愛する人を殺された遺族や、警察の憎しみは募るばかり。牧村の後輩・春日部(竜星涼)は「あんなやつ死んだって誰も責めないですよ!殺されても当然じゃないですか!」と声を荒げる。殺人犯・曾根崎の目的とはいったい何なのか…?この主題歌は、「感覚ピエロ」が入江悠監督と丁寧に話し合いながら制作されたという。本作には殺人犯、刑事、被害者遺族、マスコミ、殺人犯に熱狂する人々など、さまざまな感情を持つ人たちが複雑に絡み合っている。本作を鑑賞後、歌詞を書いたというメンバーの秋月さん(Gt)は「自分が真実だと思ったことが周りの人から見たら全然違ったり、人それぞれ自分の世界があるので、同じ空間にいても感情とか思っていることはそれぞれ違う。そんな中で誰の感情にもあてはまる歌詞にしようと思いました」と明かし、殺人犯や刑事、遺族など、それぞれの視点に当てはまる歌詞を作りあげた。「映画を観終わった後、何か心に訴えかけるような曲になっていれば嬉しいです」と力を込める秋月さん。入江監督は出来上がった曲を聴いて、「歌詞を読むと、曾根崎にも牧村にも当てはまるし普遍性がありますよね。映画の最後の音楽で“攻撃性”を持たせたかったので、彼らに任せて本当に良かったと思いました」と手応えをのぞかせており、日本中を狂わせる“曾根崎劇場”には最後の最後までこだわったことを明かしている。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月19日