世の中はまだ正月ボケも残る時期だが、テニスでは早くも2019年のメインイベントの一つである全豪オープンが開幕する。2019四大大会の初戦。大坂、錦織の活躍に期待!女子ではなんといっても昨年全米オープン優勝の大坂なおみに期待がかかる。憧れの女王セリーナ・ウィリアムズを倒しての優勝は一種の社会現象となったが、それ以来の四大大会となる。現在の女子テニスは大混戦。ここ2年の四大大会優勝者8人は全て違う選手となっており、まさに群雄割拠の時代。一度優勝するだけでも間違いなく偉業だが、まだ21歳になったばかりの大坂。こうなると2つ目、3つ目が気になってくる。将来の女王との呼び声も高い大坂がどんなプレーを見せるか注目だ。男子では錦織圭が初優勝を狙う。昨シーズンは、全米オープンでベスト4など鮮烈な復帰を印象づけたシーズンだったが、うかうかしてはいられない。すでに20歳前後の選手がマスターズを優勝するなど、世代交代の印象は日に日に強くなってきている。29歳となった錦織にとって、今年は勝負の一年になる。昨シーズンはけがでランキングを落とし、ノーシードからの出場を余儀なくされてトップ選手との連戦が続いたが、ようやくその状況を脱した。けがから復帰して以降、最上位シードで迎える今大会は、数年前のように2週間を戦い抜くペース配分が組みやすくなるはずだ。復帰後、厚みを増した攻撃に期待したい。オーストラリアの1月は真夏。例年、灼熱地獄が選手たちを襲い、タフな持久戦になることもしばしば。序盤戦は素早く勝つことも求められる。1/14~1/27、メルボルンで開催。NHK、WOWOWで放送予定。過去11回出場した四大大会で、2回戦までに敗退したのはわずか2回。初出場のころから大舞台での勝負強さが光る。©AP、ZUMA Press日本と時差もなく、日本のファンも多く駆け付ける。最もホームの四大大会となる。声援を味方につけられるか。©AFP※『anan』2019年1月16日号より。写真・アフロ文・今田望未(by anan編集部)
2019年01月11日テニス・錦織圭選手が日本時間1月22日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス2回戦に出場。世界ランキング86位のイバン・ドディグ選手(クロアチア)相手に3-1(4-6、7-5、6-2、7-6)で勝利した。過去の対戦成績では3勝1敗と、比較的相性のよいイバン選手が相手だったが、錦織選手は第1セットの第3ゲームでブレークを許す。ミスショットも目立つ錦織選手は、そのまま第1セットを落としてしまう。だが、世界ランキング5位は1セット目を取られてから徐々に本領を発揮。多彩なショットを持つ錦織選手はストローク戦で優位に立ち、第2セットを7-5で奪ってタイに持ち込む。第3セットは2度のブレークで6-2と圧倒した。第4セットはドディグ選手に先にブレークを許す展開となったが、第10ゲームでブレークバックに成功。最後はタイブレークまでもつれこんだが、驚異の7連続ポイントで粘るドディグ選手を振り切った。大会公式ページによると、錦織選手とドディグ選手のファーストサーブ時のポイント奪取率はほぼ同じだった(錦織選手は75%、ドディグ選手は78%)。勝負の明暗を分けたものの一つとして、セカンドサーブ時のポイント奪取率が挙げられる。錦織選手が57%(42本中24ポイント)だったのに対し、ドディグ選手は33%(43本中14ポイント)のみにとどまった。ドディグ選手のセカンドサーブの平均時速は153キロ。決してサーバー有利とはならないセカンドサーブからのストローク戦でポイントを多く引き寄せたことが、錦織選手の勝利に結びついたかっこうだ。なお、錦織選手は世界ランキング38位のスティーブ・ジョンソン選手(アメリカ)と3回戦を戦う予定。
2015年01月22日テニス・錦織圭選手が日本時間1月20日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス1回戦に出場し、世界ランキング69位のニコラス・アルマグロ選手(スペイン)を3-0のストレートで退けた。2013年の全豪ではベスト8の成績を残し、2011年には世界ランキング9位まで登りつめたアルマグロ選手と対戦した錦織選手。第1セットの第1ゲームでいきなりブレークを許すも、世界ランキング5位は焦ることなく、第4ゲームをブレークバック。第10ゲームもブレークして6-4で第1セットを奪うと、第2セットも7-6でものにする。迎えた第3セットは相手を寄せ付けずに6-2で奪い、元トップ10選手を相手に1セットも落とさずに勝利を決めた。大会公式ページによると、錦織選手は自身のファーストサーブ時のポイント奪取率が74%だったのに対し、アルマグロ選手は64%。セカンドサーブ時も錦織選手が53%の確率でポイントを取っていた一方で、アルマグロ選手は39%にとどまっており、自身のサービスゲームをしっかりとキープして錦織選手が相手を圧倒したのがうかがえる。
2015年01月20日ユニクロは2015年1月19日、テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手、錦織圭選手、プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾選手が着用する全豪オープンテニスのゲームウエアを発売する。素材には、東レとの共同開発によって生まれた高機能素材「ドライEX」を使用している。同素材は特殊なアーチ構造により、ムレやベタつきを防ぎ、心地よい肌触りを保つという。特に体温が上がる背面全体と脇下は、ベンチレーション機能の高いメッシュで、運動時の体温を上げすぎないようにサポートする。錦織選手と国枝選手モデルは、オーストラリアの自然と太陽をイメージした、明るく元気なグリーンが印象的なユニフォーム。国枝・錦織両選手のパワーあふれるプレースタイルも表現しているという。錦織選手は襟付きポロを、国枝選手はVネックTシャツを着用し、2015年1月の全豪オープンに臨む。価格はポロシャツ、Tシャツ、ショートパンツとも3,990円。ノバク・ジョコビッチ選手モデルのデザインテーマは、「INVISIBLE(インビジブル・不可視)」。鮮やかなブルーが特徴的なデザインとなっているが、これは「全豪オープンのテニスコートの青に溶け込むようなユニフォームがあったら面白い」という発想から生まれたという。ポロシャツ・ショートパンツとも価格は3,990円。また、3選手共通着用モデルのキャップ(1,990円)、ソックス・リストバンド(790円)も販売する。国内販売店舗はユニクロ銀座店、ビックロユニクロ新宿東口店、UNIQLO OSAKA店、ユニクロ仙台アエル店、ユニクロキャナルシティ博多店、ユニクロオンラインストア。※価格はすべて税別
2014年12月22日