俳優の松本まりか(39)が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(毎週日曜後10:00)が、きょう21日放送スタートする。映画『ハケンアニメ』などの脚本家・政池洋佑氏が書き下ろすオリジナル作。相反する「結婚詐欺」と「本気の婚活」を題材に、ジレンマだらけのラブストーリー。狙った的を決して逃さない“ミス・ターゲット”とした暗躍してきた結婚詐欺師が、本気の婚活を開始。それまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。松本はGP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマ初主演を飾り、“本当の幸せ”を探す結婚詐欺師役を熱演。先行カットでは、ターゲット役の八嶋智人らを潤んだ瞳で見つめ、接近する様子が披露されている。■第1話「結婚詐欺師、婚活する」あらすじ朝倉すみれ(松本まりか)は、数々の男を手玉に取ってきた結婚詐欺師。悪事で荒稼ぎする男たちにターゲットを絞り、騙される側にもやましいことがあるため捜査の手が及ばないことから、狙った「的」を決して逃さない“ミス・ターゲット”として暗躍している。すみれの目下の標的は、闇金業者の轟武蔵(八嶋智人)。架空の人物“奈々”になりきったすみれは、華麗なる一撃でまんまと大金の巻き上げに成功する。その見事な仕事ぶりに感心する師匠の馬淵弥生(筒井真理子)と後輩の玉木萌(鈴木愛理)。しかし、母親代わりでもある弥生には、すみれに対して、そろそろ足を洗い、「一人では出会えない幸せ」を見つけてほしいとの思いがあった。そんな中、今のすみれと同じ年齢で亡くなった母の命日を迎えたすみれは、突如、結婚詐欺師の廃業を決意。本気の婚活に打って出て、金持ちの結婚相手をゲットすると宣言する。そのころ、小豆を愛する和菓子職人の村松宗春(上杉柊平)も、行く末を心配する友人の稲垣謙(川西賢志郎)や父の竜太郎(沢村一樹)に背中を押されて、マッチングアプリに登録。奇しくもすみれと宗春は、同じ日に初めてマッチングした相手とのデートに出かけていく…。
2024年04月21日俳優の八嶋智人(53)と沢村一樹(56)が19日、都内で行われたABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(21日スタート、毎週日曜後10:00)制作発表会見に登壇。八嶋が、自身が出演したTBSドラマ『不適切にもほどがある』をほうふつとさせる言葉で笑いを誘った。イベントには、同局の新入社員も参加した。八嶋は「元気ですか~!元気があれば何でもできる。これから偉くなる皆さん、どうぞよろしくお願いいたします」と深々と一礼。隣に座った沢村に「ごあいさつ代わりの下ネタはどうですか。下ネタは封印していらっしゃる?」と問い詰めた。沢村は「封印はしていない」ときっぱり。「だって、筒井さん格好。どうしても目に行くだろう」と、同席した筒井真理子のシースルーワンピースに言及した。驚く筒井に八嶋は「すみません、不適切な発言がございました」と代わりに謝罪し、大爆笑をさらった。さらに、主演の松本まりかから「今回は本人役ではなく」と話を振られる場面も。八嶋は「毎回毎回本人ではないです。前回だけ」と否定しつつ、立て続けに大爆笑を起こし、誇らしげにしていた。今作は、相反する「結婚詐欺」と「本気の婚活」を題材に、ジレンマだらけのラブストーリー。狙った的を決して逃さない“ミス・ターゲット”とした暗躍してきた結婚詐欺師の朝倉すみれ(松本)が、本気の婚活を開始。それまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。会見には、上杉柊平、鈴木愛理沢も登壇した。
2024年04月19日俳優・丸山智己が29日に自身のアメブロを更新。誕生日に新型コロナウイルスの陽性と診断されたことを報告した。この日、丸山は「遂に我が家から小学生がいなくなってしまいました。ああ寂しい」と述べ「そんな私も先日49歳になりました」と49歳の誕生日を迎えたことを報告。「誕生日は病院におりまして。先生からはやや気の毒そうに『コロナ陽性』というプレゼントをいただきました」と誕生日に新型コロナウイルスの陽性と診断されたことを説明し「そんな49歳のスタート」とつづった。続けて「思い返せば昨年の年末、なぜか急に『“前半戦”がまもなく終わりを迎える』という感覚が、突如として湧き上がりそれ以来、自然と自分自身と向き合う時間が増えました」と明かし「自分自身とじっくり向き合う時間はとても豊かな時間に思えました」とコメント。「体調が回復するとともに、おそらく後半戦が静かにスタートいたしました」と述べ「後半戦の丸山も、どうぞよろしくお願いします」とつづった。
2024年03月31日阿部サダヲが主演を務める「不適切にもほどがある!」第3話が2月9日に放送され、2週連続で本人役として出演した八嶋智人に「八嶋さん優勝回」「八嶋さん最強すぎた」と絶賛する声が上がっている。本作は、阿部さん演じる妻を亡くした小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップするタイムスリップコメディ。宮藤官九郎が脚本を務め、市郎とそのひとり娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーとなっている。市郎の一人娘・純子を河合優実、純子が密かに想いを寄せる相手“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村勇斗、令和で出会うシングルマザー・犬島渚を仲里依紗、市郎とは逆に2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする、社会学者の向坂サカエ役に吉田羊が出演。さらに、山本耕史、三宅弘城、袴田吉彦ら個性豊かなキャストが集結している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。うっかり足を滑らせたことで昭和に戻ってきた市郎(阿部サダヲ)は、何事もなかったかのように純子(河合優実)たちが待つ家に帰宅。一方、市郎が突然姿を消した令和では、渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)がその行方を心配していた。市郎が消えて2日、喫茶「SCANDAL」では、渚と秋津がサカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者の井上昌和(三宅弘城)と向かい合っていた。井上からタイムマシン開発秘話などを聞いていると、渚のスマホに昭和にいる市郎から着信が…。そして井上は、過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性を語り始める。…というのが第3話のストーリー。井上は、かつて市郎の教え子で野球部に所属していたこと、タイムマシーンを作る夢を語った時に市郎だけが「頑張れよ、お前ならできるよ」と言ってくれたこと、その約束を果たすため昭和の大型バスを買い取りタイムマシーンを完成させたことを、渚と秋津に打ち明ける。ここで1話の伏線が回収され、SNSでは「やっぱり井上はあの子だったか」「あの時の井上か」と声が上がった。一方、昭和では、純子がバラエティ番組に出演することに。未成年は保護者同伴ということで、市郎やサカエ、さらに思わぬ形で親友になってしまったキヨシと少年時代の井上もスタジオへ同行することに。令和で出会った秋津と同じ顔をしているムッチ先輩に対し「なんでこっちにいんだよ」と市郎が問い詰める姿や、市郎と純子、サカエやキヨシとのやりとりに「今週もハンパなく面白い」「ワードがおもしろすぎる」「ずっと笑いっぱなし」と盛り上がりを見せる。番組収録終了後、渚のことが気にかかり再び令和に行こうとする市郎に対し、純子は「好きな人がいるんでしょ」と理解を示し、令和に送り出す。市郎の「必ず帰って来るからな」という言葉に純子が「当たり前じゃん親なんだから」と返す姿にSNSでは「純子ちゃんめっちゃいい子」「純子ちゃん理解ありすぎ」「じゅんこぉぉぉ」と感動する投稿で溢れた。令和では、渚の先輩であるプロデューサー・栗田一也(山本耕史)の担当番組で起こった司会者・ツツミ(山本博)のスキャンダルに巻き込まれ、渚は急遽司会を探すことに。そこで渚は八嶋智人の名前を挙げ、告知をさせてくれるならと八嶋智人は司会を引き受ける。前回に続き本人役として出演した八嶋さんの姿に、「#八嶋さん」「#八嶋智人」が先週に引き続きトレンド入りを果たす。放送では八嶋さんの発言に対し「セクハラ」「切り取られる」と栗田がダメ出しをして、CMやVTRに入る度に「CM明け謝罪で」とカンペを出されてしまう。さらに、番組があと1時間のところでツツミのスキャンダルがネットに上がってしまい、放送終盤には栗田も何がダメなのかわからなくなってしまう。そこで1話からの恒例となっているミュージカルシーンが始まり、「ミュージカルきた」「待ってました!」「今週のミュージカル!」という声が続出した。ミュージカルの最後には、再び昭和から令和に来た市郎が「みんな娘だと思えばいい」「娘が悲しむことはしない」と歌い上げ、ミュージカルシーンが終わり、番組は八嶋さんの告知で無事に終了した。これに対し「八嶋さん優勝回」「八嶋さん好きww」という声や「プロデューサー山本耕史良すぎるな」と八嶋さんや山本さんを絶賛する声が相次いだ。そして、3話のラストでは市郎と渚が近付いた瞬間に電流が流れ、渚の「やっぱり…」という言葉で幕を閉じた。冒頭で井上が、タイムパラドックスが生じるとビリビリすると話していたため「ビリってなった」「やっぱりタイムパラドックスが…」「渚は孫とか?」という声が上がった。放送終了後には再びトレンド1位を獲得し、「神回だった」「今回も最高だった」と絶賛する声が上がっている。第4話あらすじキスをしようとした瞬間、ビリビリッと弾け飛んだ市郎(阿部サダヲ)と渚(仲里依紗)。2人の間に何かの障壁があることに気づくのだった。後日、喫茶「SCANDAL」では、井上(三宅弘城)がようやく恩師である市郎と再会していた。市郎は井上の協力の元、キヨシ(坂元愛登)のスマホを自分名義に変え、メッセージアプリをダウンロードしてはしゃぎ倒していた。これが更なる問題へと発展していくことも知らず…。一方、昭和の小川家では、ひょんなことからキヨシがクラスメイトのイノウエ(中田理智)に告白されたと話し始め、サカエ(吉田羊)が衝撃を受けていた。すると純子(河合優実)が二股だと騒ぎ立て…。「不適切にもほどがある!」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月10日女優の安達祐実が28日、インスタグラムを通じ、カメラマン・桑島智輝氏との離婚を発表した。○「私たちの写真は今後も続く」「我我は続きます」安達は、「私事ではありますが、この度、カメラマンの桑島智輝さんと離婚いたしました」と報告し、「10年という時間を共に過ごしてこられたことに、とても感謝していますし、私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます」と吐露。そして、「これからも子供達との暮らしを楽しく大切に過ごしていけたらと思っております」と心境をつづり、「年の瀬にこのようなプライベートなご報告となり、失礼いたしました。今後も、母として、俳優として、これまで以上に精進して参ります」と決意を新たにした。一方の桑島氏は、自身のインスタグラムに「色々あったりなかったりしますが、家族も私も元気です」「今年も大変お世話になりました」「来年は馬車馬の様に働きますので、皆様何卒よろしくお願いいたします」と投稿。「あと、我我は続きますDANKE」と書き加えている。安達は、2005年9月にお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤と結婚。2006年4月に第1子女児を出産し、2009年1月に離婚した。その後、2014年11月に桑島氏と再婚し、2016年7月に第2子となる男児を出産。2019年には、桑島氏が安達を毎日撮影した写真をまとめた『我我』を出版したことでも話題になった。
2023年12月28日2023年12月28日、俳優の安達祐実さんがInstagramを更新。夫でカメラマンの桑島智輝さんと、離婚したことを報告しました。安達祐実が離婚を発表安達さんは「私ごとではありますが、この度、カメラマンの桑島智輝さんと離婚いたしました」と報告し、自身の想いをこのようにつづっています。10年という時間を共に過ごしてこられたことに、とても感謝していますし、私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます。そして、これからも子供達との暮らしを楽しく大切に過ごしていけたらと思っております。_yumi_adachiーより引用 この投稿をInstagramで見る 安達祐実(@_yumi_adachi)がシェアした投稿 また最後は「今後も、母として、俳優として、これまで以上に精進して参ります」と締めくくっていました。安達さんは、2005年にお笑いコンビ『スピードワゴン』の井戸田潤さんと結婚。翌年に第1子となる女児を出産し、2009年に離婚しました。そして、2014年に桑島さんと再婚。2016年に第2子となる男児を出産しています。安達さんが「私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます」という通り、桑島さんとは、夫婦とはまた違う形で、関係を築いていくのでしょう。それぞれの道へ進む家族の今後を、見守りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月28日『桜の園』は、多額の負債を抱えながらも現実を受け止められずにいる領主一家を中心に、過去の栄光にすがり時代の変化から取り残された人々と、時代に即し生き方を順応させていく人々との悲喜こもごもを描いた、ロシアの作家・チェーホフの名作。八嶋智人さんが今作で演じるのは、かつて“桜の園”に仕えた農民の息子で、自らの才覚で実業家として成功したロパーヒン。言葉は通じるけれど話が通じない会話はまさにコントです(笑)。「ディスコミュニケーションの話だと思うんですよ。言葉は通じるけれど話が通じない人たちの会話が、ずっと続く(笑)。登場人物の中でちゃんとしている人って僕だけですからね。僕は正論しか言ってないのに、みんな否定ばかりで、全然聞いてくれずに孤独です。しかも、ラネーフスカヤ役の原田美枝子さんを筆頭に、聞かない側の説得力が高いもんだから、さらにイライラが募る。その原田さんがチャーミングだから、余計に手に負えない。何も物事を知らない、ワガママでとんでもない女主人なのに、僕を含めみんなが彼女に夢中ですからね(笑)」演出は、昨年の『セールスマンの死』で高い評価を受けたショーン・ホームズさん。八嶋さんはその舞台を観劇して感銘を受けていたそう。「素晴らしいキャパシティを持った方で、僕らを新たな発見に導きながら遊ばせてくれる感じがあります。毎回、このシーンで何をやるのか、それぞれの役の思惑、俳優自身の思惑まで事前に明確にするんですね。それを全員共有した状態で稽古して、生まれた発見を持って最初のシーンに戻ると、自然と芝居が肉付けされているのがわかる。視覚的な面でも、抽象的なセットの意味を全員が共有した上で稽古するんですね。だから、ラネーフスカヤが自らの意思で舞台の台の上から降りただけで、その意味を察して感動できたり。しかも稽古が中盤に差し掛かったタイミングで『もしかしたらここにも男女の関係があったんじゃない?』なんて急に新しい種を蒔いてくるもんだから…毎日稽古が楽しくって仕方ないです」物語は悲劇的な方向へ舵を切っていくが、作家本人から“喜劇”と銘打たれている作品。「ひとつの話題で場の熱量がグッと高まってきたと思ったところで、サッとかわしたり、潰しにかかったりする。うまく進んでいたことが急にコケたりするって、まさにコントの手法と同じですからね。しかも、関西人なら『なんでやねん』とか『ちゃうちゃう』って、観ながらずっとツッコめる展開で。いろんな笑いがちりばめられていると思います」PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』桜の園へ戻ってきたラネーフスカヤ(原田)ら一行。しかし管理を任された兄のガーエフ(松尾)は才覚がなく、一家は多額の負債を抱え、桜の園は競売の危機に瀕していた。上演中~8月29日(火)渋谷・PARCO劇場作/アントン・チェーホフ英語版/サイモン・スティーヴンス翻訳/広田敦郎演出/ショーン・ホームズ出演/原田美枝子、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉、川上友里、竪山隼太、天野はな、永島敬三、中上サツキ、市川しんぺー、松尾貴史、村井國夫マチネ1万1000円ソワレ1万円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858宮城、広島、愛知、大阪、高知、福岡公演あり。やしま・のりと1970年9月27日生まれ、奈良県出身。劇団カムカムミニキーナ所属。舞台のほか、映画、ドラマで活躍。8月25日スタートの時代劇『雲霧仁左衛門6』(NHKBSプレミアム)、情報番組『チョイス@病気になったとき』(NHK Eテレ)出演中。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・中島慶子スタイリスト・久 修一郎ヘア&メイク・藤原羊二インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年08月16日PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』が、8月8日(火) から29日(火) にPARCO劇場(※8月7日(月) プレビューオープン)で上演されることが決定した。ロシアの劇作家アントン・チェーホフが1903年に執筆し、翌年モスクワ芸術座で初演された『桜の園』は、長年にわたり世界各国であらゆる翻案・演出により上演され続けている。今回は、現在イギリス・ロンドンのグローブ座(Shakespeare’s Globe)のアソシエイト・アーティスティック・ディレクター(準芸術監督)を務め、2022年に『セールスマンの死』を手がけたショーン・ホームズが演出を担当。彼が上演台本に選んだのは、これまで数々のタッグを組んできたサイモン・スティーヴンスが2014年に発表したアダプテーション版で、日本上演に向けてさらに推敲された台本となる。女主人のラネーフスカヤ役は、4年ぶりの舞台出演となる原田美枝子、幼少からラネーフスカヤを慕っていた実業家ロパーヒン役は八嶋智人が演じる。また新しい思想で娘アーニャに影響を与えるトロフィーモフ役で成河、養女ワーリャ役で安藤玉恵、娘のアーニャ役で川島海荷、管理人のエピホードフ役で前原滉、娘の家庭教師シャルロッタ役で川上友里、パリに同行していた若い召使いヤーシャ役で竪山隼太、メイドのドゥニャーシャ役で天野はな、近所の地主ピーシチク役で市川しんぺー、女主人の留守を預かっていた兄ガーエフ役で松尾貴史、先代から仕える老召使フィールス役で村井國夫が名を連ねた。併せて、ショーン・ホームズ、サイモン・スティーヴンス、さらにキャストからのコメントが到着した。なお本作は東京公演を上演後、宮城、愛知、大阪、広島、福岡と巡る予定だ。■演出:ショーン・ホームズ コメント大変幸せなことに、美しいPARCO劇場でまた演出をさせていただく機会に恵まれました。2022年の『セールスマンの死』は、非常に才能ある、そして創作に全身全霊で取り組むキャスト・スタッフと共にワークができた本当に充実し素晴らしい経験でした。『桜の園』は全く違う戯曲ですが、私たちのアーティスティックな出発点は『セールスマン』の時と似たものになります。観客が戯曲と新たに新鮮に出会い、そして俳優たちの才能が存分に花開くことのできる環境を、私たちは今回も追求します。チェーホフの戯曲は、喪失、政治・社会や環境の変化、家族愛、資本主義の台頭というテーマを扱っています。それにとっても可笑しいんです!私たちは、チェーホフの劇作が内包する輝かしい矛盾の全てを生き生きと捉え、見る人が驚き、心を動かされ、そして挑発されるプロダクションを目指したいと思います。また、長きにわたってコラボレーションしているサイモン・スティーヴンスとまた一緒に組むことができることを特に嬉しく思っています。このコラボレーションの豊かさは、2019年東京で迎えた彼の戯曲『FORTUNE』の世界初演が証明してくれています。サイモン版の『桜の園』は、チェーホフの原作に忠実でありながら鋭い現代性を持ち合わせており、間違いなく2023年にふさわしい、新たな瑞々しい命を戯曲に吹き込んでくれることでしょう。この作品は私にとって3本目のパルコ・プロデュース作品となります。これまでに皆さんと培ってきたクリエイティブな関係を、さらに発展させる機会となるこの公演をとても楽しみしています。■英語版:サイモン・スティーヴンス コメント好きな戯曲は何かと誰かに聞かれたらいつも、最終的には、アントン・チェーホフの『桜の園』と答えます。私が生涯ずっと大好きな戯曲です。この戯曲が描く深い人間性が大好きです。そのロマンスと喜劇性が大好きです。そしてその哀しみが大好きです。チェーホフは、あらゆる作家の中で私が一番好きな作家です。『桜の園』は彼の最後の戯曲です。私は、この戯曲が、彼の最も人間らしい傑作だと思います。10年前に、英語版を書くことができたのは私にとってもとても名誉なことでした。そして今回の新しいバージョンのために、この戯曲に再び向き合う素晴らしい機会に恵まれました。私がこれまでの人生で何度も立ち返り、そしてこれからも共にあり続ける戯曲です。そして、私の友人でありコラボレーターであるショーン・ホームズがこの戯曲に命を吹き込んでくれるということに興奮を覚えています。この戯曲が、私の愛する街、東京で命を宿すことに本当に感動しています。毎年変わらぬ桜の花に心奪われる街で、桜の花に美しく飾られた戯曲が上演されます。■原田美枝子 コメントチェーホフの作品は、以前、蜷川幸雄さんの演出で、『かもめ』アルカージナ役と『三人姉妹』マーシャ役で出演させていただきました。男たちが歴史を動かすようなシェークスピアの芝居とは違って、一つの家族に起こる出来事をきめ細かく描くチェーホフの世界には独特の面白さがあります。ショーン・ホームズさんは、パワフルで、なおかつ繊細な演出家だと思うので、とても楽しみです。昨日まであった普通の生活が一変してしまった、現在のロシアとウクライナの状況も重なり、今を生きる私たちにも通じる『桜の園』になるといいなと思っています。■八嶋智人 コメントショーンさん演出の『セールスマンの死』を観て感動した直後のオファーだったので勝手に運命を感じています。先日お会いして、ますます今回の作品に対して期待が大きくなりました。『桜の園』はチェーホフが仕掛ける、時代が大きく変化する時の人間の業をぎゅっと濃縮した悲しいまでの喜劇。その中でもロパーヒンをやるなんて緊張と興奮です。キャスト・スタッフも大好きなメンバーで本当に嬉しい。宇宙から俯瞰するように、この作品をさらに普遍的なモノにして皆さんにお届けできると信じています。楽しみにしていて下さい。■成河 コメントチェーホフ作品はこれまでご縁がなくて今回が初めての挑戦です。これまで国内で色々なチェーホフの上演を観てきましたが、その文学的価値以上に上演を心から楽しめるというのはなかなか稀で。現代化、適切に日本語化するというのがとても手強い印象です。先日演出家のショーンと面会した時、「イギリスでもチェーホフ上演は相当手こずる」「フジツボがびっしりこびり付いているボートから丁寧にフジツボを剥がして本来のボートの形を蘇らせるんだ」と言っていたのが印象的でした。まだ誰も見たことのない、スリリングでダイナミックな『桜の園』を目指すショーン、その一助たるべく、繊細な思考と大胆な姿勢で臨みたいと思います。■安藤玉恵 コメントこのタイミングだったのかと、深く感慨にふけっています。いつかわからないけど必ずやるだろうと、やらないで死ぬことはないだろうと思っていたチェーホフです。20世紀初頭のロシアの戯曲に、普段はイギリスで演出されているショーンさんと向き合うのですから、稽古場ではたくさんの豊かな会話が生まれるでしょうし、それが作品に活かされるのだろうと、先日ショーンさんにお会いして確信しました。『桜の園』私は養女のワーリャをやります。この座組みに入れていただけて感謝しています。そして、夏に始まるリハーサルのことを考えて早くもドキドキしています。■川島海荷 コメント幾度となく世界中で上演されているチェーホフの『桜の園』、私にとって挑戦であり、役者としてステップアップできるようアーニャという役を深めて演じていきたいです。先日、演出家のショーンさんとお話させていただく機会があり、作品の考察などをお聞きしてより想像が膨らみ、稽古が待ち遠しいです。10年ぶりのPARCO劇場、成長した姿をみせられるよう頑張ります。■前原滉 コメントこの度、エピホードフ役で出させて頂くことになりました。前原滉です。ショーンさん3度目の来日にして、3度目の出演ということで、また一緒に作品を作れることがとても幸せです。今度はチェーホフの世界をショーンさんがどう立体化していくのか、今から楽しみで仕方ありません!更に衣装・美術は『セールスマンの死』で、素敵すぎるセットと衣装で魅了してくれたグレイスさん。今度はどんなセットが目の前に現れるのか、ワクワクです。まだ稽古も何もしてませんが楽しみで仕方ありません!きっと見たことない桜の園が見れると思います!是非観に来てくださいませ!■川上友里 コメント物語の舞台は20世紀。20世紀っていつ?というところからスタートいたしました。お恥ずかしながら。そして調べたところ「チェーホフ42歳の1902年夏に着想され、1903年秋に書き上げられた」と書いてありました。全く共通点の無さそうなチェーホフと私に、ほぼ同じ歳という共通点がありました!大発見です。光栄です。台本で、シャルロッタの部分は面白く笑ってしまいました。舞台上でも楽しい場面になるといいなあと思ってます。演出のショーン・ホームズさんにもシャルロッタはどんな家庭教師か色々と教えて頂き、やる気がでました。だれよりも強い女性です。■竪山隼太 コメント蜷川さんの下にいた時、練習課題としてチェーホフ作品に出会いました。『かもめ』のトレープレフや『三人姉妹』のトゥーゼンバフのシーンを抜粋練習していく中で、人への矢印を隠しながら喋る余白の多いセリフたちが癖となりチェーホフに心惹かれていきました。(その挑戦は蜷川さんにコテンパンにやられました笑)最終戯曲『桜の園』をサイモンさんの現代版、広田さん翻訳、ショーンさん演出で共に創作できるなんて。昨今ニュースで首を捻りながらみるロシアの物語を2023年に取り組める。夢のようです。武者震いするほど素敵なキャストの皆様と一緒に、揺らめく愛おしい戯曲に3ヶ月どっぷり浸りに行きます!ぜひ皆様劇場へお越し下さい!■天野はな コメント大学生の頃、ロンドンの劇場でサイモンさん脚本の『真夜中に犬に起こった奇妙な事件』を拝見しました。言葉がわからないながらもとても感動し、滞在中に観た作品の中で最も記憶に残っていました。ショーンさん演出の『セールスマンの死』も昨年パルコ劇場で拝見しました。こちらも本当に素晴らしく、今でも舞台上の景色を鮮明に思い出すことができます。そんな一観客として観ていた世界に自分が入ることになるなんて、、、もうすでにドキドキワクワクしております。素晴らしいキャストの皆様と共に、また新しい桜の園をお届けできるように、日々しっかりと稽古を重ねたいと思います。■市川しんぺー コメントまずは『FORTUNE』で刺激的な体験をさせてくれたショーンさんの演出という事にワクワクしております。そして、『桜の園』は10年程前にもPARCOプロデュースの公演に出演しているのですが、また新たな感触、新たな景色が見られるだろう事にもワクワク。役も違うので、違う目線での参加もワクワクを加速させます。更にワクワクだらけの共演者の皆様。ワクワクが止まりませんが、うっかり浮足立たない様に、丁寧に作品に溶け込むべく臨みます。また、劇場に足を運んで頂くという事の有り難みを嫌というほど感じるここ数年でしたが、お客様に足を運んで良かったと思って帰って頂ける様に精進します。皆様にとって刺激的な演劇体験になりますように。■松尾貴史 コメント何も知らない高校生の頃、テレビタレント的な活動ばかりになっている有名な俳優がインタビューで「本当はチエホフとかやりたいんだよ」と語っていて、どんな素晴らしい世界なんだろうと興味を持ったのが最初でした。チャップリンの名言に「人生は近くで見ると悲劇だが離れてみれば喜劇だ」というものがありますが、この作品こそ、演出と演技によって、大変な振り幅が生まれるものではないかと想像しています。泉のようにイマジネーションが湧くショーンとの作業、達者で個性的な名優たちとの共演が楽しみです。■村井國夫 コメントチェーホフとの出会いは、俳優座養成所在所中、20歳の頃だと思います。それから、この何十年の間、幾度となく「桜の園」を拝見しましたが、喜劇と思った事は、一度もありません。しかし、チェーホフは喜劇で書いています。私の理解力の至らなさが、これは大変だ。どう理解すればいいのだろう。苦難の時を迎えそうです。階級、出自の違う人達の思惑を感じる取る必要があります。私はチェーホフさんとは、あまり仲がよろしくありません。だから、理解するのに時間がかかる気がしますが、演出のショーンの力を借りて、フィールスを生きていきたいと思っています。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』ビジュアル作:アントン・チェーホフ英語版:サイモン・スティーヴンス翻訳:広田敦郎演出:ショーン・ホームズ【出演】原田美枝子、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉、川上友里、竪山隼太、天野はな、市川しんぺー/松尾貴史、村井國夫東京公演:8月8日(火)~8月29日(火) PARCO劇場※8月7日(月)プレビューオープン※宮城、愛知、大阪、広島、福岡公演あり
2023年03月09日2023年2月11日、元プロ野球選手の入来智(いりき・さとし)さんが亡くなったことが分かりました。サンケイスポーツによると、同月10日、宮崎県都城市で車同士が衝突する交通事故に遭い、55歳の若さで息を引き取ったとのことです。弟の祐作さんも元プロ野球選手であり、『入来兄弟』として親しまれてきた、入来さん。プロ球団『読売ジャイアンツ』や『東京ヤクルトスワローズ』をはじめ、さまざまなチームに所属し、選手として活躍をしてきました。入来祐作さんと入来智さん55歳という、あまりにも早すぎる別れ。活躍を目にしてきた人からは、「こんな別れは悲しすぎる」「衝撃が大きすぎて、言葉が出ない」といった惜しむ声が上がっています。入来さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年02月11日パルコ・プロデュース 2022『幽霊はここにいる』の公開フォトコールが7日に東京・PARCO劇場にて行われ、神山智洋、八嶋智人、木村了、稲葉賀恵(演出)が登場した。同作は安部公房による戯曲で、1958年度岸田演劇賞も受賞し、翻訳版がヨーロッパなど世界各国でも上演されている。元・上等兵で、いつも幽霊を連れているという不思議な男・深川啓介(神山智洋)が、胡散臭げな風体の男・大庭三吉(八嶋智人)と出会い、幽霊の身許捜しを始める。FIFAワールドカップカタール2022が話題となっていたが、クロアチア戦だけ見られたという神山は「本当に惜しかった。絶対勝てる試合だったと思うんですよね」とコメント。「やっぱりベスト8行って欲しかったなというのはあったし悔しい思いは、選手の皆さんの方がもちろんそうだと思うんですけど、本当に日本が一丸となって応援していたと思うので、感動しました」と振り返った。また稽古中も試合を見ていたという八嶋は「僕もそうですけど、この期間だけにわかの人でもみんなが集まる時があるのが羨ましいし、演劇もそういう風になったらいいなと思います」と心境も。さらに八嶋は「あとSNSで、長友(佑都)選手が『ブラボー!』とおっしゃったのが八嶋智人みたいだって、流れてきたんですよね。だから、言ってます! 今の(フォトコールの)シーンでもうっすら言っていたので、本番はもっとはっきりと言っていこうと思います」と宣言する。「今言ってほしい」と求められると、八嶋は「今、もうこの空気がブラボー! ブラボー!」と叫んだものの、「まあ、こんな感じになるのはわかってるんですけど」と苦笑し、「けどまあ言ってくださる方がいるからやっていこうかな。光が少しでもあるなら」と語った。
2022年12月07日パルコ・プロデュース 2022『幽霊はここにいる』の公開フォトコールが7日に東京・PARCO劇場にて行われ、神山智洋、八嶋智人、木村了、稲葉賀恵(演出)が登場した。同作は安部公房による戯曲で、1958年度岸田演劇賞も受賞し、翻訳版がヨーロッパなど世界各国でも上演されている。元・上等兵で、いつも幽霊を連れているという不思議な男・深川啓介(神山智洋)が、胡散臭げな風体の男・大庭三吉(八嶋智人)と出会い、幽霊の身許捜しを始める。演出の稲葉は「神山さんは芯がめちゃくちゃ強い。本当に芯が強くて、正直だなあって。舞台上にいて嘘がない気がしていて、ものすごく素直な声としてセリフがポンと聞こえてくるんですよ。それが気持ちよくて、スペシャルな声を持っている人」と表す。八嶋が「化粧水ボイスと呼ばれてるそうですからね」と頷くと、神山は「すーっと染み渡るみたいです、私の声は」と同意し、八嶋は「自分で言いよった!」とつっこんでいた。稲葉がさらに「あとは熱い人だなと思います。ものすごい覚悟を持って前に立ってくださるので、戦友のような気持ちでいます」と言うと、神山は「全くその通りだと思います」と笑わせつつ、「主演としての覚悟はもちろん持たないといけないと思ってますし、深川という役がお芝居の中で唯一幽霊が見えるという立ち位置なので、観にきてくださる皆さんにも幽霊の存在をしっかり認識してもらわないといけない。幽霊がそこにいるということを常にイメージしながらやってますし、台本の中にも幽霊のセリフがあります」と明かす。「僕自身もそうやし、観に来てくださる方達も戦争を知らない方がほとんど。そういう方達に過去に日本でもこういうことがあったんだよ、その方達の命の上に立たせてもらってるんだよということをこの舞台で感じてもらえたらと思っています」と語った。PARCO劇場に立つことについては「僕なんかがいいんですか?」という気持ちもあったそうで、「お話をいただいたのが今年の春頃。髪の毛も伸ばしてたんですけど、お芝居の中でこういう風にして欲しいっていう髪型が決まって、1年ぶりにバッサリ切ったら、いろんな人から『かわいい』という声を非常にいただくんですよね。好評です!」と得意げに。初共演の八嶋は神山について「年も20個くらい違うんですけど、僕よりしっかりしていて、僕が稽古の合流が遅れたものでいくつか間違いを犯してるんですけど、僕が悪球を投げても返しが胸元! 全部対処しているのではないかなという落ち着きと、ジャニーズの方がみんなそうかもしれないけど、覚えるスピードの速さ、それには感動しますね」と絶賛する。共演シーンについても「もうずっと、だいたい一緒です。最後はもう1人になります」という八嶋に、会場が不思議な空気になると、神山は「僕たちがフュージョンするということ?」と理解し、八嶋は「こうやってポカンとなった空気もちゃんとフォローしてくれる」と感謝していた。木村も「神ちゃん(神山)もすごく落ち着いてますし、芯が1本通ってるので、こちら側が何をしても受け取ってまっすぐ返してくれる。八嶋さんは太陽のような方なので、稽古場にいるだけで明るくなるし、バランスの取れた稽古場で、演出の賀恵さんがいることで統率の取れた座組みになってますので、多くの方に見てもらいたいと思いますね」とアピール。作品にちなみ「幽霊でも会いたい人」について聞かれると、神山は「僕はずっとジャニー(喜多川)さんですね」ときっぱり。「すごい偉大な方やし、僕自身を見つけていただいて、デビューさせていただいて、いろいろお仕事もさせていただけるようになったのもジャニーさんがいたからだと思ってるし、芸能界の父やと思ってるので、幽霊になってでも会いたい」と熱い思いを語る。「ジャニーズWESTの芸能の活動も見てくれてるとは思うんですけどね、どこからか。頑張ってるよというのをしっかりと伝えたい相手はジャニーさんですね」と答えた。さらに木村も「20年ぐらいこの仕事をさせていただいてるんでけど、ジャニーさんには1度も会ったことなかったので、会ってみたかったな」と回答し、「なかなか現場に来ない」(神山)、「小さいしね」(八嶋)、「ちっちゃいんですよ、彼は」(神山)とトークが広がる。木村は「どういう思想があって、その先がなんだったのか、世界にも目を向けていたのか、直接会って聞いてみたいという気持ちがあります」と理由を説明していた。東京公演はPARCO劇場にて12月8日〜26日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2023年1月11日〜16日。
2022年12月07日嵐の大野智が主演を務める映画『忍びの国』(17)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。作家・和田竜氏の同名小説を、『予告犯』(15)などで知られる中村義洋監督が映画化。戦国時代の伊賀国を舞台に、凄腕にもかかわらず妻・お国(石原さとみ)の尻に敷かれる怠け者の忍・無門(大野)が、織田軍との戦に巻き込まれていくバトルアクションだ。主人公・無門を演じるのは、単独では2011年公開の『映画 怪物くん』以来の主演となる大野。持ち前の運動神経とダンススキルでアクロバティックな無門のアクションに挑戦しており、ひとりで大勢の敵を翻弄する華麗なアクションシーンは必見だ。また、共演にはHey! Say! JUMPの知念侑李、鈴木亮平ら豪華キャストが顔を揃える。
2022年08月28日俳優の堤真一、八嶋智人、矢本悠馬、女優の中条あやみが出演する、キリンビール「一番搾り生ビール」の新CM「堤真一 八嶋智人 矢本悠馬 中条あやみ ビール飲んでますか」編ほか3編が25日より順次放送される。新CMは、堤がビールにまつわるトークを展開しながら「ビールは久しぶり」や「最初の一杯だけ」、「あまり飲まない」など、ビールの“ライトユーザー”たちに「一番搾り」をオススメするシリーズの続編。今回は、八嶋、矢本、中条をゲストに迎え、同商品を飲んた“本音”の感想と“おいしい笑顔”を届ける。ビールは嫌いじゃないけど「とりあえずビール」が言えないという中条は、20歳で初めて飲んだビールの苦さを 「大人の味」と感じた経験を堤に伝える。このエピソードに対し、堤は進化を重ねておいしくなった同商品を飲んでほしいと提案する。すると、「飲みやすい、すごく」と驚く中条。堤が「『とりあえずビール』って言えそうな感じでしょ?」と聞くと、「出合っちゃいましたね(笑)」と嬉しそうに語った。
2022年03月25日シス・カンパニーによる『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』がいよいよ1月7日(金)、青山・スパイラルホールにて開幕する。本作は1950年代から1980年代の激動の時代に、女性たちが何を考え何を体験してきたかを痛烈な風刺を込めて描いたダーク・コメディ。主人公は、ニューヨーク郊外の小さな町ミネオラで生まれ、見かけは全く同じなのに性格は正反対な一卵性双生児の姉妹マーナとマイラ。約30年の長い年月の中で、常に「両極」から対するふたりには、驚いて呆気にとられるやら、あまりのぶっ飛びぶりに笑うしかないやら、と客席も一緒に「激動の時間」が楽しめる疾走感あふれるステージとなっている。日本初上陸となる本作で、作者ポーラ・ヴォーゲルは、運命の双生児姉妹をひとり女優がカツラと衣装を目まぐるしく変えながら演じ分けるよう戯曲の冒頭に指定した。そして「常にホルモンの影響による興奮状態で演じて欲しい」とも。その難題に、芝居と音楽の両分野を自在に行き来し、観客を魅了する大原櫻子が果敢に挑んだ。そして、この姉妹の狂乱の渦には、小泉今日子と八嶋智人もそれぞれ2役を演じながら参戦。小泉が、大原演じる双子姉妹それぞれの恋人役、八嶋が双子姉妹それぞれの息子役を演じることも、演劇だからこそ成立するマジックである。俊英・藤田俊太郎の演出の下、観る人を「禁断の別世界」へと連れていく、必見の舞台をぜひお見逃しなく。<演出:藤田俊太郎・コメント>上演中、キャスト皆がウィッグ、衣装を矢継ぎ早に変えながら、アメリカの50~80年代を駆け抜けます。稽古を通して、現代的なテーマを発見する度に驚きました。これはアメリカの話ではない、私達の戦いなのだと感じています。戯曲の言葉、女性の価値観を大事に、魂を込めて演出しました。観客の皆様には、この魅惑に満ちた悲喜劇を見終えた後に、明日に向かうエネルギーを感じていただけたら幸いです。<双子姉妹マーナ・マイラ役:大原櫻子・コメント>稽古が始まる何か月も前から、台本を片時も離さず、この戯曲に向き合ってきました。台本も早々に1冊ボロボロになってしまったほど(笑)。そして、実際に稽古が始まってしばらくは、本当にゴールが見えてくるのか不安で、生みの苦しみと闘っているような毎日でした。でも、小泉今日子さん、八嶋智人さんという心強い先輩たちに支えられ、ようやく光が見えてきました。約1カ月の公演期間中、この特別にエネルギーが必要な「マーナ」と「マイラ」を精一杯生きていきたいと思っています。<マーナの息子ケニー、マイラの息子ベン役:八嶋智人・コメント>超保守のマーナとリベラルなマイラ。両者はそれぞれ自己矛盾を抱えています。日本でも、分断や多様性が身近な問題になって、立場や主張が極論化するほど自己矛盾していくのを目の当たりにする、そんな演劇が今だからこそ理解できる。未来に繋ぐ事ができると思うのです。そしてその真ん中に立つ大原櫻子さんが日に日に役を進化させてゆくさまは本当に凄い!僕は大原さんの14歳の息子役。無理あるぞと思うでしょ?それも演劇の醍醐味!是非そこも楽しんで下さいませ。<マーナの婚約者ジム、マイラの恋人サラ:小泉今日子・コメント>コロナ禍で様々な現実が可視化された今が、この作品を楽しむベストタイミングだと思います。日本でもジェンダーや多様性について関心が高まる一方で、違う立場の人間同士が分断されがちな風潮もあって。だからこそ異なる立場の二役を一人の俳優が演じる趣向が面白いですね。長い歴史の中で女性の立場は変わっていないとも言えますが、少しずつ変化してきたはず。その過程にあるこの作品をコメディとしてお届けできたらと思います。個人的には、若いジムがオジサンみたいにならないよう頑張らないと(笑)!■舞台情報シス・カンパニー公演『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』2022年1月7日(金)~1月31日(月)会場:スパイラルホール(東京・青山)※小学生未満のお子様はご入場いただけません。※当日券あり(開演1時間前より会場入口にて先着順販売。詳細は公演サイトへ)
2022年01月06日嵐の大野智が主演を務める『映画 怪物くん』(11)が、dTVで配信スタートした。ついに怪物ランドの新大王就任式を迎えた怪物くん(大野)だったが、国民たちは怪物くんの目に余るワガママぶりに「大王にふさわしくない!」と大ブーイング。「うるさーーい!」と、すっかりスネてしまった怪物くんは、空飛ぶドラゴンに飛び乗って、再び人間界へ。お供のドラキュラ(八嶋智人)、オオカミ男(上島竜兵)、フランケン(チェ・ホンマン)もあわてて怪物くんの後を追う。ウタコ・ヒロシ姉弟に会うため日本に向かう一行だったが、道中で竜巻に巻き込まれてしまい、「カレーの王国」へと辿り着く。そこで怪物くんを「伝説の勇者」ともてはやすヴィシャール(上川隆也)、そしてウタコそっくりのピラリ王女(川島海荷)とヒロシそっくりのカー王子(濱田龍臣)たちと出会い、好物のカレーに目がくらんだ怪物くんが、王国に渦巻く巨大な陰謀に立ち向かう。(C)藤子スタジオ、小学館/2011「映画 怪物くん」製作委員会
2021年12月15日《喜んでいる智で~す 翔ちゃんも 来てくれたみんなもホントありがとうでっす! 智は興奮しておるぞぉ~》11月26日、嵐の公式Twitterアカウントでこう投稿したのは大野智。芸能活動休止中ながらファンの前に“姿”を見せた大野だが、この日は彼にとって“2つの記念日”だったのだ。「大野さんの41歳の誕生日で、嵐初のライブ映画の一般公開日でもありました。舞台挨拶で北海道を訪れていた櫻井翔さん(39)がその様子をTwitterで投稿すると、メンバーが次々と反応。そして松本潤さん(38)が大野さんの誕生日を祝うと、大野さんが“登場”したのです」(芸能関係者)11月3日に行われた同映画の舞台挨拶にも櫻井が手紙を代読する形で“登壇”するなど、活発な様子の大野。しかし、思い描いていた休止生活とは少し違ったようだ。「大野さんは一昨年の会見で『自由な生活がしてみたい』と語り、芸能活動休止中に趣味である釣りやキャンプだけでなく、数年前に購入していた離島の土地に別荘を建てることも計画していました。しかし、コロナ禍によって計画が延期に。一時期、ライフワークである絵を描くモチベーションも下がってしまっていたようです」(テレビ局関係者)自粛生活を余儀なくされ、創作意欲も減退していた大野。しかし、新型コロナの感染者数も落ち着きを見せたことで、ひそかに新たな挑戦をする決意をしているという。「自動車の運転免許を取得するため教習所に通う決心をしたそうです。活動休止前から車でいつでもアウトドアを楽しめるようにしたいと言い続けていました。都内に新たなアトリエを開設することも考えているといいます。創作意欲が再び湧いたことで今のアトリエでは手狭になってきたそうです」(前出・テレビ局関係者)2つの心願成就に向けて動きだした大野だが、表舞台で活躍するメンバーの姿が原動力になっていると、ある音楽関係者は言う。「今年に入って二宮和也さん(38)はYouTubeチャンネルを始めただけなくパパに。松本さんは大河ドラマの主演が決定するなど俳優として目覚ましい飛躍を見せ、櫻井さんと相葉雅紀さん(38)はMC業を中心に活躍するかたわら、9月にはともに結婚を発表しています。グループ活動休止中に変化を恐れず挑戦し続ける4人の姿に大野さんも背中を押されたといいます」心願をかなえ、進化した大野の姿を表舞台で再び見られる日が待ち遠しい!
2021年12月01日窪田正孝主演「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」9話が11月29日放送。八嶋智人と石井正則の共演に「古畑任三郎」を思い出したという声をはじめ、様々な反応が集まるとともに、大森前院長の“患者”にも注目が集まっている。同名コミックを原作に、医師免許を持ちながら放射線技師として働く主人公と、その幼なじみの放射線科医。彼女に恋心を抱く整形外科医。主人公に想いを寄せる放射線技師らの物語が展開する本作。渡米し2年ぶりに帰国、再び甘春総合病院で勤務する五十嵐唯織を窪田さんが演じ、唯織の幼なじみで、自分の父親が院長を務めていた甘春総合病院で働く放射線科医・甘春杏に本田翼。杏に告白、唯織とは“恋のライバル”となる整形外科医・辻村駿太郎に鈴木伸之。甘春総合病院のラジエーションハウスで働く、唯織が好きな放射線技師・広瀬裕乃に広瀬アリス。4人のほか、ラジエーションハウスのメンバーとしてMRI検査が得意な軒下吾郎に浜野謙太。ナルシストな性格の威能圭に丸山智己。医療機器についての知識が豊富な悠木倫に矢野聖人。毒舌キャラの黒羽たまきに山口紗弥加。技師長をしている小野寺俊夫に遠藤憲一。甘春総合病院の副院長をしている鏑木安富に浅野和之。アメリカから帰国した前院長の大森渚に和久井映見。渚に代わって病院の経営を引き継いだ新院長・灰島将人に高嶋政宏。前作のラストで登場、ラジハメンバーとなった田中福男に八嶋さんといった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。脳外科医の渋谷(野間口徹)に自分を売り込む田中だが、逆に基礎が身についてないことを渋谷に指摘され落ち込む。さらに別れた妻・幸子(猫背椿)から、再婚することになったとメールが届く。そんな折、ラジエーションハウスに医療メーカーの営業マン・山田福造(石井さん)が現れる。小野寺たちに追い返される山田だが、唯織は彼の左耳が聞こえにくくなっていることに気付いて声をかける。すると山田はストレスが原因だと話す。落ち込んで病院のベンチでため息をつく田中は、となりで同じようにため息をつく田中と目が合い、2人は意気投合する…というのが今回のストーリー。田中役の八嶋さんと、山田役の石井さん。2人の共演に「八嶋智人さんと石井正則さん再共演ですね」「2ショット、『古畑任三郎』の西園寺刑事と神出鬼没の男・花田のやり取りを思い出します」「このキャラクターって若手では出せないだろうし、流石の存在感な2人でした」といった反応が。その後、甘春総合病院には田中の元妻の新たな夫となる男性が搬送されてきて、続いて幸子も現れる。造影剤アレルギーの男性のため杏は造影剤を使わない検査を提案。だがその方法は唯織も経験がなく、田中は山田の助けで検査を実施。田中は幸子から感謝され「幸せそうでよかった」と言葉を送られる。また山田の難聴もあぶみ骨の骨折だったことが判明する…というラストだった。ラストでは和久井さん演じる大森がこれまで極秘にしてきた患者の秘密も明かされる。それは肺動脈弁が閉鎖し、生まれても数日の命だという胎児だった。「大森先生と出会わなかったらそんなこと産まれるまでは気付かない胎児の疾患なんだよね…」「最終的には胎児を治療するのか?」「狭窄じゃなくて閉鎖ってどうするんやろう…」など、終盤に向け動き出した物語にも大きな注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2021年11月29日益田ミリさんの同名漫画を実写化した、テレビ東京の新ドラマ『スナック キズツキ』の追加キャストが2021年9月25日、発表されました。主演の原田知世さんのほか、俳優の成海璃子さんやお笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんなど、個性豊かな面々がそろう、テレビドラマ『スナック キズツキ』。テレ東新ドラマ『スナックキズツキ』追加キャスト発表個性派俳優が勢ぞろいさらに、俳優の八嶋智人さんら6人の出演が発表され、テレビ東京ならではのキャスティングに、『スナック キズツキ』への注目度が上がっています。テレ東新ドラマ『スナック キズツキ』期待高まるキャストの面々第2弾のキャストとして発表されたのは、八嶋さんのほか、徳永えりさん、西田尚美さん、丘みつ子さん、堀内敬子さん、そして吉柳咲良さん。架空の店『スナック キズツキ』の客として訪れる、各話メインゲストを一癖も二癖もあるキャストが演じます。徳永えり コメント:コンビニ店員・冨田希美役益田ミリさんの描く"日常に潜む小さなきらめき"が好きだったので、今回、その世界に参加させていただけてとても光栄に思います。本を読ませて頂いて、自分にしかわからないようなチクチクした思いをひっそりと優しく手当てしてくれる、あたたかい脚本だなと思いました。私が演じる富田さんの傷は、側からみれば気付かないくらい些細なものかもしれません。そんな小さな"キズ"に寄り添って、丁寧に演じたいです。ストレス過多の日々の中で、この作品が皆さまにとっての癒しになれば嬉しいです。どうぞあたたかい飲み物を飲みながら、ゆるりとご覧ください。西田尚美 コメント:塚地演じる悟志の妹で主婦・中島香保役以前、原田知世さんとご一緒させていただいた作品があったのですが、同じシーンがほとんどなかったものですから、「え!知世さんがやってるスナック?行く行く!嬉しい!」仕事そっちのけで、素直な感情が湧いて。ごめんなさい。傷ついてる人しかたどりつけないスナック…もうそれだけで心掴まれてしまいました。スナックのママ、トウコさんのキャラが飄々としているのも、とても良いのです。そして、傷ついている人がまたどこかの傷ついている人と繋がっていたり、知らずしらず傷つけていたりしながらスナックキズツキで繋がっていくのがとても面白くて、読み終わったときには、なんだか心が軽くなっていました。私が演じる香保さんは、傍目から見るとちょいセレブみたいな?生活をしていて、とても幸せそうな雰囲気の女性ですが、なんでしょう…。結婚して、育児して、お受験とか、自分よりも家のことを優先してきたからか、「はて?私ってどんな人だったっけ?」どこかに置いて行かれたような。今の自分がわからないのに、人から評価されることになんだかモヤモヤしてしまう。一生懸命生きてる人にトウコさんが手招きしてくれます。いらっしゃい、と。丘みつ子 コメント:悟志の母・佐藤ヨシ子役原作を読んで、斬新で、新鮮な気持ちになりました。息子が全然お嫁さんを取らない、そんな息子に依存してしまう…こんな親子はいるんじゃないかと思います。そんな親子の母親を演じます。自然だけど歯切れのよい、すごくいい脚本です。久々にこんなにいい台本をいただきました。これは是非、見て頂きたいです。私も“スナックキズツキ”に行きたいです。堀内敬子 コメント:西田演じる香保の同級生・南(鈴木)裕子役テレビ東京さんの作品は、チャレンジ精神があり、是非挑戦したいと思わせてくれるので、今回オファーを頂いた時は、素直に嬉しかったです。実は、恥ずかしながら、衣装合わせの時まで、原作があることを知らなかったのです。衣装合わせをしてから、慌てて原作を取り寄せて、一気に読ませていただきました。誰にでもある、日常の中にあるちょっとしたことで、心の奥が、じんわりと温かくなるような作品でした。演じるに当たって、みなさんの周りにある日常に見えるようにはしたいなと思っております。それが一番難しいのだけど。。人は、なにげない事で、傷ついたり、癒されたりします。不安が多い日々だけど、ほんの少しのきっかけで、何かが変われるチャンスがあることを、日々の中でみつけてもらえたらと思います。なんでもいいのですよね。自分が癒されて、心地よいものをどこかにみつけておきたいなと、自分にも思います。吉柳咲良 コメント:裕子の娘・鈴木芽衣役高校生でスナックデビュー、なんだかちょっぴり大人だな〜とドキドキしています。しかもトウコ(原田知世)さんに悩みを聞いてもらえるなんて、なんて贅沢で素敵な時間なんだろうと感激です。どれだけ予防線をはっても、傷つけない・傷つかないってことが時々出来てないかもと思って、悩んでしまう時があります。そんな中でスナックキズツキは、「まあいっか」と気がついたら前を向いてるといった小さな奇跡を起こしてしまう場所だと、原作を読んで感じました。まさに今求めていた魔法に、これから全力でかかりに行きたいと思います。“今と将来“大切なものの優先順位に悩む芽衣に、同い年だからこその大共感と、今を生きることを楽しむより、先の心配ばかりしてしまう自分とのギャップが面白くも難しく感じます。だからこそ、囚われることなく演じ切りたいと思います。少し息苦しさを感じることの多い今ですが、そんなときはスナックキズツキ!是非一緒に、ほっと一息つきましょう。八嶋智人 コメント:小関演じる潤の兄・瀧井和也役僕は男兄弟の弟で、地元にいる兄に父親の事を任せっきりで、まるでドラマとは逆なのです。兄への感謝を込めて演じたいなぁ。そして思春期に大ファンだった原田知世さんと二人のシーンがあるなんて、当時の僕に自慢します。このドラマは劇的な事はちっとも起こらないけれど、人が生きてゆく時に、必要な栄養をくれるドラマです。どうか癒されて下さいませ。『スナックキズツキ』エンディングテーマは森山直太朗また、エンディングテーマは森山直太朗さんの『それは白くて柔らかい』に決定したことも発表されました。森山直太朗 コメント台本を読み原田知世さん演じるトウコさんの不思議な暖かさに触れ「それは白くて柔らかい」という歌がふと浮かびました。傷つく人がいて傷つける人がいる、又その傷を癒す人がいて世界は潤沢に回っている。物語の最後に静かに寄り添えたら幸いです。傷付いた人がたどり着く、一風変わった架空の店『スナックキズツキ』を舞台にした、オムニバスストーリーの新テレビドラマ『スナック キズツキ』は、2021年10月8日の金曜日、深夜0時12分から放送開始。2021年の秋ドラマの目玉作品として、期待が高まります。[文・構成/grape編集部]
2021年09月25日10月期のフジテレビ月9ドラマは、窪田正孝主演の「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」を放送。この度、前作でナレーションを担当していた八嶋智人が、今作ではレギュラー出演することが明らかになった。八嶋さんが演じるのは、五十嵐(窪田さん)と同じく、甘春総合病院の放射線技師として働く田中福男。数々の職を転々としてから放射線技師になった人物で、見栄っ張り&小心者な性格だ。前作ではナレーションを担当したほか、最終話にゲスト出演していた八嶋さんだが、同枠にレギュラー出演するのは、「HERO」第2シリーズ以来、7年ぶり。「僕のような者でもこうして月9に帰ってくることができるようになったんだという思いもあるので、とても感謝しています」と喜んだ八嶋さんは、「月9は、枠としての魅力があって、自分には無縁の枠だとも思っていたので、出られるのは本当にうれしいんです!あと、“月9に出るんだよ”って、人にも言いやすいんですよね(笑)」とコメントしている。「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」は10月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月12日本誌5月4日号が報じた大野智(40)の熱愛スクープ。この日、大野は小柄でおっとりとした女性を連れて京都旅行へ。恩人ともいえる女将さんに紹介すべく、Jr.時代に滞在していた旅館を訪問していた。さらには大野が彼女の腰に手を当てるなど、優しくエスコートする姿も目撃。行動の端々から、恋人女性のことをとても大切にしている様子が伝わってきた。16年4月、ドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)で初のラブコメ作品に挑戦した大野。当時は本誌の取材に対し、「ラブストーリーは、いままで『イヤです』とは言ってきたかもしれない。こういうのは自分じゃない、柄じゃない、とか(笑)」と“ラブストーリーに抵抗があった”と話している。そんな性格ということもあってか、彼はこれまで実際の恋愛観や結婚観についてあまり語ってこなかった。しかし09年10月、日刊スポーツで“理想の女性像”についてこう明かしている。《ほっといてくれる人。僕は自分の時間がないとダメだから、ある程度の距離感がないとダメだろうね。毎日一緒にいるのはちょっとダメ。お互い自分のペースで生活して、自分の時間を持てるほうがいいな》9年前にはテレビ番組で「何歳で結婚したい?」と訊ねられて「40歳だな!」と答えていたが、現在、まさに40歳。そんな大野は本誌07年5月で、“40代の自分”についてこうも語っていた「自由人になっていたい。“作ること”が好きだから、何かしらそういうことをやってないとダメ人間になるから、やりたいことをやってると思うよ」そして今回、本誌がスクープした新恋人。大野にとっては彼女こそが、自由を尊重してくれる“理想の女性”のようだ。
2021年04月20日「最近の大野さんは緊急事態宣言中ということで、大好きな釣りにも行かず、自宅でキャンプの動画などを見て過ごしているそうです」大野智(40)のおこもり生活について明かしたのは、あるテレビ局関係者。’19年1月の嵐の休止発表会見で大野は、“その後”の展望についてこう語っていた。「何も気にせず絵を描いたり、今までとは違う縛られるものを一度払って、そのときに自分が何を思って何をするのかにも興味がある」幼少期から絵を描き始め、これまで3度も個展を開くなど芸術面でも才能を発揮していた大野。“芸術家”として新たなステージに進むことを夢見ていたが、待っていたのは思い描いていた未来とは少し違うものだったようだ。「休止発表前から大野さんは別荘を探していました。’17年4月には、大野さんがつくった会社名義で、ある離島に広大な土地を購入したと聞いています。そこに別荘を建てて、絵を描くためのアトリエも造る計画だったそうです。しかし、コロナ禍で準備が進まず、土地は手つかずのままだといいます」(大野の知人)離島リゾートでの休止生活を断念したことで、大野の“創作意欲”も影響を受けているという。「準備の遅れと、自粛生活のもどかしさからモチベーションが沸かず、親しい人に『絵が描けないんだよね……』とこぼしていたそうです」(前出・テレビ局関係者)■語っていた創作意欲「仕事だけやってると、ダメ」何より、“嵐”が大野を突き動かす原動力になっていたようだ。「大野さんの創作スタイルは、仕事の合間を縫って一つの作品を完成させるというもの。嵐の活動を通して得た刺激を、創作活動に還元していました。しかし21年間続けた嵐の活動をいったん終えたことで、ちょっとした“燃え尽き状態”になってしまい、インスピレーションが湧いてこないのでしょう」(前出・知人)かつて大野は、創作意欲についてこう語っている。《バランス、なのかな。仕事だけやってると、ダメで。だから描きたくなるんですよね。それでちょうどバランスがとれていて、っていう感じですね》(『ザ・テレビジョン』’15年8月14日号)しかし、大野の“スランプ”はそう長くは続かなそうだ。「松本潤さん(37)の大河ドラマ主演が決定するなど、休止後のメンバーの活躍を見て、大野さんは喜んでいるといいます。嵐の活動が創作活動の“源”であることを改めて実感して、感謝しているそうです。コロナ禍が一段落すれば、大自然に触れることで充電できるので、また描き始めることでしょう」(前出・テレビ局関係者)嵐の絆が大野をふたたびキャンバスに向かわせることだろう――。「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月23日渡辺えりと八嶋智人が出演する『喜劇 お染与太郎珍道中』が、2月1日に開幕。これに先立ち、初日前会見とゲネプロが行われた。「喜劇 お染与太郎珍道中」の公演情報はこちら作家の小野田勇が喜劇俳優・三木のり平とタッグを組み、1979年に『与太郎めおと旅』として初演された本作。tsumazuki no ishiの寺十吾が演出を手がける今回は、恋人を追って京へ旅立つことになった米問屋の箱入り娘・お染(渡辺)と、その付き人となるドジで間抜けな手代・与太郎(八嶋)の珍道中が描かれる。表向きは“夫婦”として江戸を出発した旅路に、騒ぎが起こらぬわけもなく──。会見で見どころを問われた渡辺は「初めて娘役をやること」とコメント。「小さい時から太っていて声も低く、学芸会デビューは同級生のお母さん役でした」と続き、1991年に上演された『楡家の人びと』を思い出しながら「母と同い年である八千草薫さんの“ばあや”を演じて老け役ばかりでしたけど、年を重ねてから娘役が来るとは」と言って、報道陣を笑わせた。そんな渡辺と喜劇初顔合わせとなる八嶋が「稽古の最後には、えりさんが二十歳のお嬢様に見えて……どんどんかわいく思えてきた」と話すと、渡辺は「かわいいんだよ!もともと」と毒づいて息ぴったりの様子を覗かせる。自身は「三木のり平さんが演じた与太郎をやるので恐縮していますが、(在りし日の彼を連想させる)丸いレンズのメガネをつくって臨みます」と意気込んだ。この掛け合いを「稽古場でも珍道中のままですよ」と紹介する西岡徳馬は、お染与太郎と出会う堅物の浪人役。実娘(優妃)と親子役で初共演とあって「つい観察しては自宅でダメ出ししちゃいますね」と父親の顔を見せる。二人の珍道中を見守る鳶役の太川陽介は、緊急事態宣言下で旅番組のロケ中止を話題に挙げ、「収録現場に居合わせた方と触れ合えない日々が続きますが、この作品でお客さんの前に出られる幸せを感じています」と感謝の気持ちを伝えた。ゲネプロは一幕のみ公開され、お染・与太郎の旅を中心とする人情喜劇が展開。渡辺は低音ボイスで老け役続きだった過去とは一転し、麗しい声色で若々しさを立ち上げる。一方で、京へ向かった恋人を慕う気持ちを情感たっぷりに歌い上げ、客席を魅了した。日ごろツッコミ気質を謳う八嶋のおとぼけ与太郎ぶり、そして悪役・お役者小僧との二役対比にも注目したい。公演は2月17日(水)まで、東京・新橋演舞場にて。その後、2月21日(日)~27日(土)に京都・南座と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2021年02月02日渡辺えり&八嶋智人の顔合わせでおくる舞台『喜劇 お染与太郎珍道中』が本日2月1日(月)より新橋演舞場にて開幕。本作は昭和54年(1979年)に『与太郎めおと旅』というタイトルで初演された作品で、作家・小野田勇と稀代の喜劇俳優・三木のり平がタッグを組んで上演。落語の『井戸の茶碗』『粗忽の使者』を中心に、歌舞伎の『傾城阿波の鳴門』のエピソードも散りばめたドタバタ珍道中だ。今回は役者としてはもちろん、バラエティ番組などで見せるユーモアな一面も多くの人に親しまれている渡辺と八嶋が、初めて喜劇で共演する。物語の舞台は江戸時代、米問屋「江戸屋」の箱入り娘・お染(渡辺)は、わがまま放題に育ち過ぎ、グラマー美女に。蝶よ花よと、金にあかせての花嫁修業のほか、恋の手習いにも精を出し、美男の若侍・島田重三郎と良い仲だった。ところが、重三郎が京都藩邸へ転勤に。追い討ちをかけて、大名からお染を妾に差し出せとの無理難題を突き付けられる。そこでお染は大名から逃れるため、重三郎を追って京へ旅立つことに。その付き人に選ばれたのが、ドジで間抜けでおっちょこちょいな手代の与太郎(八嶋)だった。ふたりは表向きは夫婦ということにして出発。だが、世間知らずの娘と頼りない手代の五十三次の旅、騒ぎが起こらぬ訳もなく……。わがまま放題に育ったグラマーな箱入り娘を渡辺、ドジで間抜けでおっちょこちょいな手代を八嶋と、その姿をイメージするだけで笑みがこぼれてしまう配役。さまざまな舞台や映像で共演し、お互いのキャラクターをよく知り合っているというふたりだが、初の喜劇共演でどんな掛け合いを展開してくれるのか。そして、この“ワケあり珍道中”に関わってくる人々には、太川陽介、宇梶剛士、石井愃一、深沢敦、春海四方、石橋直也、三津谷亮、有薗芳記、一色采子、広岡由里子、あめくみちこ、そして西岡德馬と、渡辺&八嶋との絡みが楽しみな面々が揃う。大劇場初進出となる寺十吾の演出でおくる、色褪せない笑いがたっぷり詰め込まれた痛快道中喜劇。マスクをして、ぜひ大笑いしてほしい。なお、2月21日(日)より京都・南座でも上演される。文:伊藤由紀子『喜劇 お染与太郎珍道中』作:小野田勇(『与太郎めおと旅』より)演出:寺十吾出演:渡辺えり / 八嶋智人 / 太川陽介 / 宇梶剛士 / 石井愃一 / 深沢敦 / 春海四方 / 石橋直也 / 三津谷亮 / 有薗芳記 / 一色采子 / 広岡由里子 / あめくみちこ / 西岡徳馬【東京公演】2021年2月1日(月) ~2月17日(水)会場:新橋演舞場【京都公演】2021年2月21日(日)~2月27日(土)会場:南座
2021年02月01日2月に上演される『喜劇 お染与太郎珍道中』で“ワケあり夫婦”に扮する渡辺えり・八嶋智人。過去に共演経験はありながらも“喜劇初顔合わせ”となる二人に、稽古前の思いを語ってもらった。作家の小野田勇が喜劇俳優・三木のり平とタッグを組み、1979年に『与太郎めおと旅』として初演された本作。tsumazuki no ishiの寺十吾が演出を手がける今回は、恋人を追って京へ旅立つことになった米問屋の箱入り娘・お染(渡辺)と、その付き人となるドジで間抜けな手代・与太郎(八嶋)の珍道中が描かれる。表向きは“夫婦”として江戸を出発した旅路に、騒ぎが起こらぬわけもなく──。バラエティ番組での仲の良い姿が印象的な二人は、日ごろから出演作をチェックしあうなど役者として互いを尊敬しあっている。かつて、三木のり平とドラマで共演をしたことがあるという渡辺が「のり平さんは、ご自分が率先してバカやって周りを生かして笑わせる、とても面白い方でした。八嶋さんにとっては、かなりの挑戦となる役に巡り会えたのでは」と言うと、八嶋は「俳優として新たな何かを得られる予感にワクワクします」と述べた。お染を演じるにあたって、渡辺は『与太郎めおと旅』で同じ役を演じた故・京塚昌子について、「日舞など何をなさっても素晴らしい芸達者な女優さんでした。それらを全て封じて大らかな存在感で観客を魅了していらっしゃった」と思いを寄せる一方で、「私は体重を利用して人を踏み潰すようなシーンもあるので多分かなり動き回らなきゃ」といって八嶋と取材陣を笑わせた。江戸の香りが残る東京喜劇こと“のり平芝居”にどう向き合うか尋ねると、八嶋は「現代に生きる関西人の僕にとって、のり平さんが演じていらっしゃった当時の“粋”を体現することは大きなハードルになりそう」とコメント。「内包された怒りや悲しみまで昇華していく東京人の粋な笑いは一朝一夕に身につけられるものではない」と背筋を伸ばす。一方で「普段はツッコミ気質だから、与太郎みたいなおとぼけキャラを演じるのは難しいですが、とても楽しみ」とも。“コロナうつに笑いは良薬”とばかりに「とにかく笑わせたい」と語る渡辺。古代ギリシャの医師たちが演劇を医療として用いていたエピソードに触れながら「お客さまや私たち演劇人が受けた傷を喜劇の力で癒すことができれば」と意気込む。その話にうなずく八嶋も「コロナが流行し始めた頃は不謹慎だと思う方もいらっしゃったかもしれない“喜劇”も、今はお客さまに必要としていただいている」と続き、「スタッフの皆さんの努力で、万全な感染予防対策でお迎えする劇場で、安心して楽しい時間を過ごしてもらえたら」と語った。公演は、2021年2月1日(月)~17日(水)に東京・新橋演舞場で。その後、2月21日(日)~27日(土)に京都・南座と巡演する。12月26日(土)10:00からチケット発売。取材・文:岡山朋代
2020年12月25日英国を代表する劇作家、ピーター・シェーファーが発表した2本の三人芝居。先日公演を終えた『わたしの耳』に引き続き、『あなたの目』が9月22日(火・祝)から上演中だ。ウエンツ瑛士・趣里・岩崎う大の3人が、小さな恋をめぐる会話劇を繰り広げて好評を博した『わたしの耳』。対をなすように書かれたのがこの『あなたの目』である。物語の舞台はロンドンにある会計事務所。留守がちな妻の素行について、どうにも疑問を拭えない公認会計士の男が、探偵に妻の尾行調査を依頼する。調査結果を告げるため、事務所に現れた探偵だったが、そこに突然、妻本人が現れる。果たして、真実とは何か。近しい人の「ほんとうの姿」とは、その人の一体何を指すのかーー?『あなたの目』 より撮影:宮川舞子そんな三人芝居を演じるのは、百戦錬磨のベテラン勢だ。バラエティ番組などで器用に立ち回る一方、いつも芝居への熱い思いをたぎらせる八嶋智人。力みも背伸びも見せない素直な存在感で、作品世界を大いに行き来する小林聡美。このところは朝ドラや刑事ドラマ、コメディからシリアスまで、実直な仕事ぶりを見せて出演作が絶えない野間口徹。この顔合わせに唸った者は少なくないはずである。実力と経験と、真摯さとコメディのセンスを併せ持つ3人だ。演出は、俳優としても活躍する演出家・寺十吾(じつなしさとる)。90年代から劇団「tsumazuki no ishi」を主宰しながら、ありとあらゆる現場で演じ手として、あるいは作り手としての実感を積み重ねてきた。出演者も、演出家も、演劇の酸いも甘いも知り尽くした者ばかり。果たしてどんな化学変化を見せてくれるのだろうか。『あなたの目』 より撮影:宮川舞子9月26日(土)に行われる2ステージについては、ストリーミング配信が行われる予定だ。舞台公演は10月1日(木)まで、新国立劇場小劇場にて。【演出家+キャスト コメント】●寺十吾(じつなしさとる)(上演台本・演出)ステイホームで家族と四六時中顔を合わせ、他人とはソーシャルディスタンスにリモート会議。人々の距離について今一度考えさせられる今日この頃にピッタリの作品です。「パブリック・アイ」「第三者の目」、つまり自我を忘れ、神のように「ただ見はるかす事」の出来る探偵が倦怠期の夫婦に素敵な距離感を提案するお話。最後までごゆっくり見て楽しんでやってください。●小林聡美(こばやしさとみ)日常に流されてつい見過ごしてしまう、大切な人の表情や言葉の意味。それらすべて掬いあげることは難しいけれど、大切な人を真っ直ぐに見つめることのできる八嶋くん演じるジュリアンのような目を持てたらいいなと思います。そんな「あなたの目」に背中を押されて、誰もが勇気をだして新しい一歩が踏み出せたら、どんなに素敵でしょう! 言葉より黙って見つめることでうまくいくのだとすれば、今回の3人は喋りすぎましたね。でも楽しかった!●八嶋智人(やしまのりと)このご時世に客席に来て下すった皆様ありがとうございます♥このご時世だからこそ舞台にいる小林聡美さんと野間口徹くんとスタッフの皆さんありがとうございます♥60年前のロンドンを舞台に書かれた戯曲にも関わらず、そしてコロナ禍であるにも関わらず、シニカルにユーモラスに僕らを魅了する物語なのは、時代が劇的に蠢く時に人の心が露呈し、「ディスタンス」ってヤツを目の当たりにするからなのでしょう。今日はそれを楽しんでくださいませ♥●野間口徹(のまぐちとおる)稽古前に読んでいた台本と、寺十さん演出の手にかかった世界は全く違いました。人間を知っている人と知らない人でこんなにも違うのか!? なんて浅はかだったのか、、、と思ったほど。とにかく普段からあまり声を荒げない人間なので、チャールズの怒りに向き合うのに苦労しましたが、じっくりと稽古を重ねて精度を上げてきました。オトナな3人の心の機微を、舞台上で細やかに丁寧に表現したいと思っています。文:小川志津子
2020年09月23日“芸能活動休止”へカウントダウンのなか開催された、5年ぶりの嵐・大野智(39)の作品展。その才能に圧倒される!現在、六本木ヒルズ展望台・東京シティビューにて開催中の「FREESTYLE 2020 大野智 作品展」には、絵画やフィギュア、立体アートなど、大野智渾身の作品が200点以上展示されている。そのうち、この作品展で初めてお披露目される作品は20点以上。なかには、嵐のシングル『カイト』のジャケットに採用された絵画や、故・ジャニー喜多川さん(享年87)を描いた肖像画なども。とくに、ジャニーさんを描くことへの思い入れは強かったよう。「ちゃんと思いがあるものを描きたいとなったときに、いちばん思いがあるのはジャニーさんだなと」(大野)それぞれの作品の細かすぎる描き込みや、大胆な色使いを間近で見ていると、その才能のものすごさに思わず息をのんでしまうほど。気になるグッズも超ハイクオリティ!「身につけられるグッズを作りたい」と、ビーチサンダルや腕時計をラインナップ。チャームは大野くん制作のロボット『ガマドン』がモチーフだ。ふだんのアイドルとしての大野くんではなく、芸術家・大野智としての一面を垣間見て!「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
2020年09月23日アイドルグループ・嵐の大野智が、9月9日~11月8日に東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて、5年ぶり3度目の作品展「FREESTYLE 2020 大野智 作品展」を開催する。チケットは、第一期の抽選販売が終了し、8月27日12時より第二期のチケット抽選販売を開始(入場対象期間10月5日~11月8日)。同展チケット応募は最後のチャンスとなる。芸能活動と並行して、継続的に美術制作を行ってきた大野は、試行錯誤を繰り返し、常に独自の表現方法を模索。同作品展では、創作活動の集大成として、油彩、ドローイング、フィギュア、立体作品など過去の作品展から大野のアートワークを象徴する作品が並ぶほか、同展のために描き上げた新作、そして現在制作中の作品を、展望台の大空間で初披露する。本展エントランスでは、『グリーンヘッド』のフィギュアと、嵐シングル『カイト』のジャケットに使用された絵画…それぞれの迫力ある“巨大版”が、眼下に広がるダイナミックな東京の風景とともに来場者を迎える。今回、これら2作の写真撮影が可能。作品の写真撮影を楽しめる企画は「FREESTYLE」史上初の試みとなる。今回の「FREESTYLE 2020」にて、初お披露目となる20数点の新作。その中の1枚である大野作品の真骨頂ともいえる細密画は、以前よりさらに進化し、驚異の集中力で2020年春に約2週間で描き上げた力作だ。2273×1620mmの巨大なキャンバスには様々なモチーフが詳細に描かれ、無限の世界が広がっている。また、六本木ヒルズ ヒルサイド 2Fの「hills cafe / space」で行われるスピンオフ特別企画「FREESTYLE 2020×hills cafe/space」のチケット追加販売が決定した。詳細は六本木ヒルズイベントHPを参照。※画像はイメージとなり実際の商品とは異なる場合あり
2020年08月27日アイドルグループ・嵐の大野智が、9月9日~11月8日に東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて、5年ぶり3度目の作品展「FREESTYLE 2020 大野智 作品展」を開催する。チケットは、7月30日12時よりチケットぴあにて、抽選販売を開始。また、このたびコラボ企画や展示作品の一部などの追加情報も発表された。芸能活動と並行して継続的に美術制作を行ってきた大野は、2008年の「FREESTYLE」展を皮切りに、2015年には中国・上海で「FREESTYLE in Shanghai 2015 楽在其中」、東京・大阪で「FREESTYLEII」を開催。今回、創作活動の集大成として、過去に手掛けた作品から現在制作中の新作、また創作・展示のアーカイブまで幅広い作品を展示する。○■作品展エントランスの展示が一部写真撮影可能に油彩、ドローイング、フィギュア、立体作品など過去の作品展から大野のアートワークを象徴する作品が並ぶほか、本展のために描き上げた新作、そして現在制作中の作品を、展望台の大空間で初披露する。本展エントランスでは、『グリーンヘッド』のフィギュアと、嵐シングル『カイト』のジャケットに使用された絵画…それぞれの迫力ある“巨大版”が、眼下に広がるダイナミックな東京の風景とともに来場者を迎える。今回、これら2作の写真撮影が可能。作品の写真撮影ができるの企画は「FREESTYLE」史上初の試みとなる。○■会場で作品集を販売会場では、本展に展示される作品を収録した作品集、『FREESTYLE 2020 SATOSHI OHNO EXHIBITION』大野智 作品集の販売を予定。表紙にはタイトルが入っておらず、付属のタイトルステッカーを好きな場所に貼って、自由に楽しめる。販売方法は後日決定次第、展覧会公式サイトにて発表される。○■オリジナルグッズはオンライン販売「FREESTYLE 2020」のオリジナルグッズについては、当初会場での販売を予定していたが、販売会場の混雑と来場者の密集を避けるために、会場では作品集のみの取り扱いに。作品展の開幕に合わせて、オンラインでの販売を検討していると(販売特設サイトのオープン日時・URLなども未定・検討中)。オンライン販売では、作品集をはじめ、トートバッグやクリアファイル、Tシャツ、ポストカードセットなどの定番アイテムから、腕時計、ビーチサンダル、おちょこセットなど、大野らしさ満点のアイテムまで多彩に展開する。アイテム決定からデザインの細部に至るまで、大野自ら楽しんで制作に取り組んだ。○■大野のレシピによるカレーを用いた「智のカレーパン」また、本展会場に隣接する「Cafe THE SUN」(六本木ヒルズ森タワー52階)が、会期中「智のカレーパン屋さん」に。ちまたでうわさの大野オリジナルレシピのカレーを、「智のカレーパン」として持ち帰れる。大野オリジナルカレーレシピが「レシピカード」(10cm×14.8cm)として、「智のカレーパン」とともにオリジナル紙袋に封入されるというおまけつきだ。なお、ぴあにて作品展チケットとのセット販売、チケットはぴあにて抽選、日時指定予約制となる。大野は、「智のカレーパン」について、「最初は甘くて、最後は辛いかもよ。召し上がれ~!!」と紹介している。智のカレーパンカレーパンセット○■作品展を記念した特別企画もさらに、hills cafe / spaceでは、大野がこの特別イベントのために描き下ろした新作絵画と、作品展のキービジュアル撮影で実際に使用したフィギュアを展示する特別企画「FREESTYLE 2020×hills cafe/space」を9月9日~10月4日に実施。加えて、期間限定「智のカレーパン屋さん」でも販売される「智のカレーパン」と、本企画だけの「智のジュース」(パイナップルジュース)をテイクアウトで用意。「智のジュース」には、本企画オリジナルデザインのストロータグとスリーブがつく。なお、ぴあにて抽選、日時指定予約となっている。大野は、「智のジュース」について、「パイナップルジュース、大好き。イメージカラーの青にしてみましたぁ!」とコメントを寄せた。智のジュースヒルズカフェセット※画像はイメージとなり実際の商品とは異なる場合あり
2020年07月29日アイドルグループ・嵐の大野智が、9月9日~11月8日に東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて、5年ぶり3度目の作品展「FREESTYLE 2020 大野智 作品展」を開催することが10日、明らかになった。創作活動の集大成として、過去に手掛けた作品から現在制作中の新作、また創作・展示のアーカイブまで幅広い作品を展示する。芸能活動と並行して、継続的に美術制作を行ってきた大野。2008年の「FREESTYLE」展を皮切りに、2015年には中国・上海で「FREESTYLE in Shanghai 2015 楽在其中」、東京・大阪で「FREESTYLEII」を開催。国内外で注目を集め、累計で約12万人を動員した。約5年ぶり3度目の作品展となる同展は、過去の作品展から大野のアートワークを象徴する作品が並ぶほか、現在制作に取り掛かっている新作を展望台の大空間で初披露。試行錯誤を繰り返し、常に独自の表現方法を模索してきた大野ならではの作品が楽しめる。大野は「今までの作品、そして新作もたくさん描きました。過去の作品を振り返り、触れてみると、当時のいろんな思い出が蘇りました。そんな過去の作品から、今回の作品まで、今の僕の思いが詰まったFREESTYLE 2020。皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。【展示作品】(点数はすべて予定)■旧作:絵画約40点、「FREESTYLE」でも紹介されたフィギュア[以下、写真資料3参照]などの立体作品約130点、写真約10点、その他習作など。■新作:嵐、通算58枚目のCDシングル「カイト」のジャケットのために描き下ろした絵画や、極細ペンの繊細なタッチで極限まで描き切った細密画の大作など、絵画をメインに約20点以上。
2020年07月11日山田涼介と田中圭が最強凸凹バディを組む、9月スタートの新金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」。この度、彼らが勤務する池袋署刑事課・強行犯係の個性派刑事たちを演じるキャストが明らかになった。本作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」のドラマ化。人情派の生真面目キャリア刑事・神崎隆一と超破天荒なキレ者刑事・黒木賢司がバディを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む痛快刑事ドラマ。山田さんが主人公の神崎隆一を、田中さんが黒木賢司を演じる。今回新たに出演が発表されたのは、今年1月に「SixTONES」としてCDデビューしたジェシー、コミカルからシリアスまで幅広い演技力に定評のある八嶋智人、数々の作品で存在感を示す実力派女優・江口のりこ、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で本格女優デビューを果たした奥山かずさの4名。ジェシーさんが演じるのは、真面目で仕事への真摯な姿勢と対応能力の高さが認められ、交番勤務から即刑事課に配属された優秀な若手刑事・諸星一朗。刑事役初挑戦となるジェシーさんは「山田君とお仕事するのは僕がJr.の時にHey! Say! JUMPさんのバックについていたぶりなので、今回ガッツリお仕事を一緒にできるということがとてもうれしく、沢山勉強させていただきたいと思います」と先輩との共演を喜ぶ。八嶋さんが演じるのは、強行犯係の統括係長・末長光一。神崎と黒木に振り回されながらも、2人をフォローする頼れる上司だ。「山田君との共演は『スクラップ・ティーチャー 教師再生』(2008年・NTV)以来。当時から演技に対して真摯でとてもしっかりしていましたが、さらに度量が増し、僕の無茶ぶりも慌てることなく受け止めてくれるので、一緒に演じていて楽しいです。田中君演じる黒木は、物語を動かしていくプレーヤー的な要素もあるので、それを背負いながら演じる姿がとても頼もしいですね」と山田さん、田中さんの印象を明かした八嶋さん。「刑事ドラマなので事件解決の痛快さも見どころですが、異母兄弟である神崎と黒木がこれまでどういう風に生きてきたのか、そしてどうなるのか・・・。性格も考え方も正反対の2人の共通点みたいなものを、周りからサポートできれば」とコメントした。江口さんが演じるのは、強行犯係の頼れる姉貴的な存在の女刑事・木村ともこ。「このドラマの見どころが、池袋署・強行犯係のシーンになればいいなぁ」と話す江口さんは、「チーム一丸となって、楽しんで撮影していきたいです」と意気込んでいる。そして奥山さんは、同じく強行犯係のメンバー・石館美空を演じる。TBS連続ドラマ初出演となる奥山さんは「石館美空は刑事ですが、玉の輿を狙い、寿退社を目指しているなんとも明るい人です。なので演じていてとても楽しいです! 強行犯係・末長班はお一人お一人個性が強いので、そこにうまく馴染めるよう頑張ります」と役どころを明かしている。この強行犯係のメンバー6名が初めて勢揃いする池袋署刑事課・強行犯係のセット収録初日には、事件を解決すべく捜査を進める場という緊張感のある雰囲気の中でも、自然と笑いがあふれたそう。本作は、仲間たちのチームワークと力強い結束力にも注目だ。「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は9月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月08日