モーニング娘。’24の牧野真莉愛が20日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「大好き!」牧野真莉愛がぞっこんのあの人との2Sが話題!「pecoさん」と綴り、モデルでアパレルプロデューサーのpecoとのツーショットをアップした。高校生の時からpecoのメイク動画を観ていたという牧野のうれしそうな笑顔が印象的だ。 この投稿をInstagramで見る 牧野真莉愛/モーニング娘。'24(@maria_makino.official)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「2人とも素敵です。」といったコメントが寄せられている。
2024年09月20日元乃木坂46で俳優の堀未央奈(27)が、ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が主演を務める、ショートドラマ『最期の授業―生き残った者だけが卒業―』に出演することが20日、発表された。主人公・丸山武(八木)の同僚教師で恋人だった今泉理恵を演じる。今作は、11月にローンチされる新ショートドラマアプリ「UniReel」(ユニリール)にて全話一挙配信され、1話数分の予定。日本テレビが企画・制作する初の縦型課金ショートドラマで、ショートドラマ史上初の本格学園ドラマとなる。主人公は、八木が演じる音楽教師の丸山。丸山は、同僚であり恋人の今泉を死に追い込んだ未来高校3年F組の担任となり、“音楽狂師”へと変貌する。卒業式の前日、“最期の授業”としてクラス全員を音楽室に閉じ込め、デスゲームを敢行する完全オリジナルストーリー。堀が演じる今泉は、3年F組の元担任で担当強化は国語。丸山と皆に秘密浦に職場恋愛をしていた。初めての教師役となる堀は「教師というのが個人的にはすごく新鮮でした」とコメント。「今年生徒役を演じたのですが、その後の教師役になります。27歳って自由がきく年齢なのかなと思いながら、教師役は念願だったのでオファーをいただけてすごくうれしかったです」と喜びを伝えた。続けて「包容力やまじめさを兼ね備えた先生で、こういう先生が自分の学校にいたらいいなと思うような先生なのでそこをしっかりと演じたいなと思います」と気合十分。「デスゲームではあるのですが、目を向けないといけない今の社会の中にある問題も詰まっているので、若い方にも大人の方にもたくさんの方に見ていただきたいです」と呼びかけた。【コメント全文】――オファーを受けた時の心境。教師というのが個人的にはすごく新鮮でした。デスゲームではあるのですが、目を向けないといけない今の社会の中にある問題も詰まっているので、若い方にも大人の方にもたくさんの方に見ていただきたいです。――教師役について。初めてです。今年生徒役を演じたのですが、その後の教師役になります。27歳って自由がきく年齢なのかなと思いながら、教師役は念願だったのでオファーをいただけてすごくうれしかったです。――教師役の意気込み。包容力やまじめさを兼ね備えた先生で、こういう先生が自分の学校にいたらいいなと思うような先生なのでそこをしっかりと演じたいなと思います。――作品を楽しみにしている視聴者へメッセージ。手元にあるスマホで手軽に見ることができるのですが、インパクトのある内容でショッキングなことも描かれます。そういうところをしっかりと見つめて自分の人生観や生き方に落とし込んでいってほしいです。縦型ならではの画角の臨場感があって、いろんな方の繊細な表情や人間味のある表情だったりも見ることができると思います。ぜひ、全話チェックしてほしいです。
2024年09月20日タレントの指原莉乃が19日、自身のインスタグラムを更新。【画像】指原莉乃、「早く秋になれ~」今おすすめの〇〇を紹介し、ファンから反響「YouTube更新しましたはーと楽しすぎるたべっこどうぶつランドは9月29日(日)まで!ぜひ!行ってください!」と綴り、自身が写った写真2枚をアップした。訪問した、たべっこどうぶつランドを満面の笑みで楽しむ指原に注目が集まっている。 この投稿をInstagramで見る Rino Sashihara(@345insta)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年09月19日モーニング娘。’24の牧野真莉愛が17日、自身のインスタグラムを更新。【画像】牧野真莉愛「スラリ美脚」で番組紹介が可愛すぎると話題!「NICE川島︎︎髪短くなった川島さんLOVE❤️AKIRA」と綴り、お笑い芸人の麒麟川島とのツーショットをアップした。牧野自身も前髪をちょっとカットしたようで、相変わらず可愛いとファンの間で話題だ。 この投稿をInstagramで見る 牧野真莉愛/モーニング娘。'24(@maria_makino.official)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「真莉愛ちゃんも前髪切った??髪の毛も今日の衣装も可愛い」といったコメントが寄せられている。
2024年09月18日八木勇征(FANTASTICS)主演の縦型課金ショートドラマ「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」が、初冬リリース予定の新ショートドラマアプリ「UniReel」(ユニリール)オリジナル企画第1弾として配信されることが決定した。COL JAPANよりローンチされる「UniReel」は、北米で人気のショートドラマアプリ「ReelShort」の日本版。コンセプトは「『スキマ時間を物語で埋める』日本のドラマをUNIVERSAL(世界基準)に」。日本最大の従量課金型ショートドラマアプリを目指す。「美しい彼」シリーズや「南くんが恋人!?」などに出演、今回、ショートドラマ初主演となる八木が演じるのは、未来高校3年F組の担任・丸山武。生徒に寄り添うことが絶対である学校教育の現場のせいで、同僚で恋人であった今泉理恵を失った。復讐を誓い、卒業式前日に最期の授業という名のもとに、音楽室に生徒たちを閉じ込め、殺し合いをかけたデスゲームを仕掛ける。教師役初挑戦となる八木は「色々な感情が出てくると思います。憎しみもですが、それこそ婚約者の相手とは本当に幸せな時間を過ごしています。そういったところの落差は自分としてはすごく大事に演じていきたいなと思っています」とコメント。また「カメラが回ってないときは和気あいあいとするのも現場の一つの形ではあるのですが、今回は撮影現場に入ったら常に丸山でいようと思っています。心を鬼にして生徒役の子たちを突き放すといいますか、あまり関わりを持たずにいようと思っています。その方が生徒役の子たちにも良い影響になると思いますし、世界観をしっかりと創り出していけばいい映像が撮れると思いますので、そこは大事にしていきたいと思っています」と語った。なお本作は、日本テレビの完全オリジナル脚本作品となっており、同局としても初の縦型課金ショートドラマ制作。ショートドラマ史上初の本格学園ドラマとなる。日本テレビ企画・制作 縦型課金ショートドラマ「最期の授業-生き残った者だけが卒業-」は11月、UniReelにて配信予定。(シネマカフェ編集部)
2024年09月16日Hey! Say! JUMPの山田涼介とFANTASTICSの八木勇征が、21日発売のビューティー誌『VOCE』11月号(講談社)の特別版表紙を飾る。存在が“美容液”な最強コンビ・山田と八木の夢の共演がかなった。約1年前に2人がSNSに仲がいいことをアップして話題になっているのを見て以来、編集部としてはいつか共演表紙をかなえたいと思い続けてきたことが、ついに実現した。多忙な2人は今回の撮影が久々の再会だったそうで、撮影中もずっと仲良さそうに話していた。2人のプロ魂と息のあったコンビネーションで、撮影はスムーズで撮れ高もばっちり。短時間だったので少なめのページ数を予定しておりましたが、すぐに2ページ増やすことに決定した。取材中も、スタッフが照れるほどに仲良しな2人。「八木想い」「山田の彼女」など、兄弟ではなくむしろカップルなのと全員がツッコんでしまうほどの仲むつまじさをインタビューでたっぷり届ける。取材の最後には、今回は秋らしい柔らかなニットコンビで撮影したが、黒レザーとかでバチバチに決めてみるのもおもしろそうだね!と盛り上がっていた2人。早くも第2弾への期待が高まっている。
2024年09月14日八木勇征(FANTASTICS)主演映画『矢野くんの普通の日々』より、撮影現場の様子とともに、メイキングカットと場面写真が公開された。3月下旬、関東近郊の某高校。この日ここで撮影されたのは、矢野くん(八木)が吉田さん(池端杏慈)への気持ちを自覚し、授業中にふと告白するという、序盤の大事な場面。教科書を忘れ、隣の席の吉田さんと机をくっつけ見せてもらうカットでは、2人の間になんとも言えない緊張感が走った。ノートを取ろうとした吉田さんの肘が、矢野くんの肘に当たって「あっ…」となり、よくある学園ドラマなら、このまま2人の胸が高鳴っていくのかもしれないが、本作の矢野くんは、超不運体質。ドキドキする気持ちに動揺し、ノートで指を切ってしまう。その流れで吉田さんが絆創膏を貼ってあげるカットも本作ならでは。そして「好きです」と思わず口にする矢野くん。そのピュアさゆえに、ともすれば何を考えているのかちょっと分からなくなる矢野くんならではの空気感も繊細に表現。八木は「矢野くんはとてもピュアですよね。安全欲求がとても強く、ケガやアクシデントから身を守りたい思いが強すぎて、ほかの欲求にまで気持ちが行かないんですよね。でも、吉田さんや大切な仲間と出会い、変わりたいと思うようになっていく。矢野くんが本当に実現したかった日々を、この撮影期間で経験することができたと思っています」と話す。池端は「撮影現場では、自分と清子ちゃんの関係を深めていきたいなと思っていました。清子ちゃんは何事にも全力で真面目で、一生懸命な子。特に、矢野くんに対しては常に全力です。そんな清子ちゃんが矢野くんに対して持ついろんな気持ちを理解しながら、役作りをしていきました」と明かす。教室内の少し離れた位置には、挙動不審な2人を複雑そうに見つめる羽柴くん(中村海人)の姿も。恋敵に邪魔されたり、いじわるされたりするストーリーとは異なり、本作には悪い人やいじわるな人が一切登場しない。そんなやさしすぎる登場人物たちを通して描かれる物語は、優しく素敵な方向へ。それは、撮影現場の空気ともリンクし、キャストたちは撮影の合間に集まって談笑する様子も。特に同い年の八木と中村は、クランクイン後すぐ意気投合。この日も現場のムードメーカーに。中村は「羽柴はとことんいいヤツで、すごく優しいんです。自分の恋をどこかしら諦めきれない感じがありながらも、好きな子の恋を応援するような瞬間があったりします。『俺、何やってんだろう?』というセリフがあるんですけど、本当にちょっと思いましたもん。でも、矢野のことを知って、彼とも距離が近くなる。それも1つの青春なのかなと思いました」と話す。4月上旬、鎌倉市内の某所。ここでは、矢野くんの超不運体質を物語るシーンを撮影。下校中の矢野くんが、平坦な道でコケる、道端の標識にぶつかる、自分の学生鞄につまずく、道脇の用水路に落ちるという、いつの間にかボロボロな矢野くんの日々が見られる、冒頭間もないシーン。「こういうのは大胆にやってなんぼですからね!」と笑顔を見せつつ、不運男子ぶりを豪快に熱演したあと、何事もなかったかのようにスタスタ歩く姿まで、不運慣れした矢野くんらしさたっぷり。怪我の絶えない矢野くんには、絆創膏や包帯が毎日の必須アイテムであり、撮影現場には様々用意され、シーンの状況に合わせて八木に装着するのも、撮影の通常プロセスとなっていた。アクシデントに見舞われるシーンの大事なポイントについて八木は、「いかに自然に見せられるかだと思います。矢野くんにとっては初めて起こることじゃなく、日常の一部にあることだと意識して演じました。“あ、まただ…”みたいな」と語った。映画単独初主演の立場と真摯に向き合う八木。フレッシュなキャストが顔を揃える現場のリーダーを率先して務め、キャスト同士を繋ぐ役割も積極的に行う様子も。また撮影中盤には、八木からの提案で、キャスト同士の交流を深める食事会がロケ先で開催。座長としてみるみる成長していく八木の頼もしさと優しさが、キャスト・スタッフにも伝染していった。『矢野くんの普通の日々』は11月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:矢野くんの普通の日々 2024年11月15日より全国にて公開©2024 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会 ©田村結衣/講談社
2024年09月13日俳優の竜星涼と八木莉可子がW主演を務める10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(毎週土曜後10:00)より、ポスタービジュアルが10日、公開された。今作は、同局系人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集したオリジナル作品。父の命を奪われた兄妹が、巨悪犯罪組織「幻獣」への命を賭けた復讐劇を展開する。竜星は、元警察官で正義感と行動力をあわせ持つ兄・渡良瀬貴一、八木は超一流のホワイトハッカーで大学生の妹・渡良瀬優貴を演じる。今回公開されたポスタービジュアルでは、車道まで突き出した看板に、赤や青…怪しく漂うネオン光。混沌とした雑踏に存在する兄妹とすれ違うのは“幻獣”と呼ばれる特殊詐欺組織のメンバー、鳳凰、青龍、朱雀、白虎、玄武。兄妹は彼らの顔はおろか名前すら知らない。ただ一つの手がかりは鳳凰のタトゥーが刻まれた男。父の仇を討つために兄妹の“幻獣”への潜入が今はじまる。また、ポスタービジュアルの解禁にともない同ドラマ公式サイトもリニューアルされている。
2024年09月10日俳優の竜星涼と八木莉可子がW主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(10月5日スタート、毎週土曜後10:00)のディザー映像が8日、公開された。今作は、同局系人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集したオリジナル作品。父の命を奪われた兄妹が、巨悪犯罪組織「幻獣」への命を賭けた復讐劇を展開する。竜星は、元警察官で正義感と行動力をあわせ持つ兄・渡良瀬貴一、八木は超一流のホワイトハッカーで大学生の妹・渡良瀬優貴を演じる。今回公開された映像は、突然の大爆発シーンから始まる。詐欺組織の始末屋に銃を突きつけられる兄・貴一。廃工場にいる妹・優貴は、縄でつるされている。公開された30秒の間に兄妹を幾度となく絶体絶命のピンチが襲う。まさに、バレたら即 ジ・エンドな新たな潜入サスペンスが開演する。
2024年09月08日映画『矢野くんの普通の日々』(11月15日公開)に出演する八木勇征(FANTASTICS)、池端杏慈、中村海人(Travis Japan)が7日、さいたまスーパーアリーナで開催された「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演。観客の大歓声を浴びた。同作は田村結衣氏による同名漫画が原作。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く人気ラブコメとなる。映画単独初主演を飾る八木は、なぜか毎日ケガまみれになってしまう超不運体質の高校生・矢野剛(やのつよし)を演じる。3人は役衣装で登場。八木は学ランに加え眼帯を装着しており「めちゃくちゃ怖かったです(笑)」と片目だけのランウェイに戦々恐々だった。不運体質のキャラクターを演じて「最初はドジなのかなって思ったけど現場に入ってからクランクアップしてからも、僕自身もケガをよくするようになった。不運体質がうつってしまった。引きずってしまった、乗り移っちゃった」と影響されたことを告白した。映画デビューとなる中村はスポーツ万能な学校一のモテ男子・羽柴雄大を演じた。「それなりにかっこよくなろうと思っていたけど期間も短かったので、髪形を頑張って寄せました」といい、「人生で初めてくらい結構(髪を)バッツリいった」と短髪に挑戦したことを振り返った。「マイクの持ち方がモテ男っぽい」と指摘されると「すごい恥ずかしい…」と赤面した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「A STEP FORWARD」。新たな冒険や挑戦へのスタートを意味する。
2024年09月07日俳優の竜星涼と八木莉可子がW主演を務める10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(毎週土曜後10:00)より、日本最大級の特殊詐欺組織“幻獣”の幹部のビジュアルが7日、公開された。今作は、同局系人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集したオリジナル作品。父の命を奪われた兄妹が、巨悪犯罪組織「幻獣」への命を賭けた復讐劇を展開する。竜星は、元警察官で正義感と行動力をあわせ持つ兄・渡良瀬貴一、八木は超一流のホワイトハッカーで大学生の妹・渡良瀬優貴を演じる。「幻獣」には鳳凰、玄武、白虎、朱雀、青龍と呼ばれる5人の幹部がいるが、彼らの存在は秘匿され、組織の人間でも姿を見たものは少ない。今回、幹部の体にそれぞれ刻まれている、幻獣の証しとなるタトゥーも公開された。幻獣の唯一の手掛かりとなる。また、5人の後ろ向きの画像が公開されたが、演じるキャストはまだ明かされていない。「占拠」シリーズの「鬼」や「獣(けもの)」のように話が進むごとに正体が明かされていくのか。
2024年09月07日現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」が、およそ11か月にわたる撮影を8月31日にクランクアップ。昨年9月にクランクインし、主人公の寅子を演じきった伊藤沙莉、そして制作統括・尾崎裕和からコメントが到着した。佐田寅子を演じ切った主演・伊藤は、「寅子として1年間生きられたことが、自分の人生においてとんでもない財産になりました。明日から、寅子としていられないのが本当に想像つきません」と感慨深くコメント。「『朝ドラの主演は一番大変だよ』といろんな方に言っていただくけれど、現場でスタッフやキャストのみなさんと作品を作れると思うと、いつもそれだけで楽しい1日が始まるなと思えて、幸せで仕方がなかった」とふり返り、「いろんなところで、『「虎に翼」を見てるよ、面白いね』と言っていただくたびに、視聴者のみなさん、スタッフ、出演者に支えられていることを実感していて、挙げ始めたらきりがないくらいお1人お1人に感謝しています。本当に1年間ありがとうございました」と万感の思いを口にした。制作統括・尾崎氏はそんな伊藤に対して、「伊藤沙莉さん、毎日スタジオで聞こえてくる沙莉さんの笑い声に、みんなが勇気づけられていました。私たちの寅子でいてくれて本当にありがとうございました!」と感謝。そして「『虎に翼』の放送は残りあと1か月、今週は原爆裁判が描かれています。最後まで『虎に翼』らしく、寅子たちが裁判や事件と向き合い、闘い続けます」と期待を込めてコメントした。本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性をモデルに、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく姿を描いた情熱あふれる法曹たちのリーガルエンターテインメント。第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」では原爆裁判の模様が描かれていく。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年09月02日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)がクランクアップを迎えた。約11ヶ月にわたる撮影を 8 月 31 日に終了し、伊藤らのコメントが届いた。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。■主演・伊藤沙莉(佐田寅子役)コメント寅子として1年間生きられたことが、自分の人生においてとんでもない財産になりました。明日から、寅子としていられないのが本当に想像つきません。「朝ドラの主演は一番大変だよ」といろんな方に言っていただくけれど、現場でスタッフやキャストのみなさんと作品を作れると思うと、いつもそれだけで楽しい1日が始まるなと思えて、幸せで仕方がなかったです。いろんなところで、「『虎に翼』を見てるよ、面白いね」と言っていただくたびに、視聴者のみなさん、スタッフ、出演者に支えられていることを実感していて、挙げ始めたらきりがないくらいお1人お1人に感謝しています。本当に1年間ありがとうございました。■制作統括・尾崎裕和氏コメント昨年の9月にクランクインした『虎に翼』が、ついに撮影終了を迎えました。出演者・スタッフのみなさん、ご協力いただいた方々、1年の長きに渡る収録、本当にお疲れ様でした。そして、伊藤沙莉さん、毎日スタジオで聞こえてくる沙莉さんの笑い声に、みんなが勇気づけられていました。私たちの寅子でいてくれて本当にありがとうございました!視聴者のみなさま、『虎に翼』の放送は残りあと1か月、今週は原爆裁判が描かれています。最後まで『虎に翼』らしく、寅子たちが裁判や事件と向き合い、闘い続けます。最終回までぜひご覧いただければありがたいです。
2024年09月02日俳優の竜星涼と八木莉可子がW主演を務める10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(毎週土曜後10:00)の追加キャストが2日、発表された。神尾佑、長尾純子、呉城久美、半田周平、フェルナンデス直行が、兄妹を支える警察と兄妹の亡き父、訳あり女性、始末屋を演じる。今作は、同局系人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集したオリジナル作品。父の命を奪われた兄妹が、巨悪犯罪組織「幻獣」への命を賭けた復讐劇を展開する。竜星は、元警察官で正義感と行動力をあわせ持つ兄・渡良瀬貴一、八木は超一流のホワイトハッカーで大学生の妹・渡良瀬優貴を演じる。「幻獣」は鳳凰、玄武、白虎、朱雀、青龍と呼ばれる5人の幹部がいる。彼らの存在は秘匿され、組織の人間でも姿を見たものは少ない。今回公開されたのは、兄妹を支える警察と兄妹の亡き父、闇バイトに応募してきた訳あり女性、幻獣の始末屋となる。神尾は、神奈川県警・刑事部長の狩野正臣(かの・まさおみ)を演じる。5年前、兄妹の父・渡良瀬貴司が携わる仕事に関わっていた。現在は吉野さやか(長尾)の上司として、潜入計画をバックアップする。神尾は「狩野正臣という役は渡良瀬兄妹の潜入捜査の支援をしている形ですが、今後どうなっていくのか目が離せません」と期待を高めた。長尾は、神奈川県警・捜査二課課長の吉野を演じる。詐欺犯罪特別対策室の室長で入間真之介(及川光博)の上司でもある。長尾は「警察という組織の中で、彼女を突き動かすものは何なのか、私とはまるで違う彼女の人生を一生懸命想像しながら『さやかさん』をふくらませていけたらと思っています」と意気込んだ。呉城は、高津美波(入山杏奈)のハコの一員となり、女優を目指していた経験を活かして計画を成功に導く役割を担う芦田なお美(あしだ・なおみ)を演じる。関西弁でよくしゃべる。呉城は「芦田なお美は派手ないでたちに関西弁。詐欺の現場という緊迫した状況の中では悪目立ちしそうで心配になりますが、個人的には何とか頑張ってほしいところです」と役柄に思いを寄せた。半田は、兄妹の父で元警察官の貴司を演じる。妻を病気で亡くし、兄妹を1人で育てていたが、5年前に正体不明の何者かに殺害された。半田は「作品の中で渡良瀬貴司として生きられることが役者としてどんなに幸せなことか!自分がこの作品の世界にどのように関わっていくのか。毎回目が離せない」とアピールした。フェルナンデスは、汚れ仕事を担う組織の始末屋・櫛田塁(くしだ・るい)を演じる。「幻獣」と呼ばれる特殊詐欺組織の幹部たちの指示で動く。フェルナンデスは「櫛田の生い立ちや深層心理について自分なりに研究しました。私自身が陽なら、櫛田塁はとことん陰な人物だと思います」と紹介した。
2024年09月02日妊娠を機に「恋リア」の見方が変わった元NGT48・AKB48メンバーの北原里英さんは、2021年に俳優の笠原秀幸さんとの結婚を発表。今年7月に第一子妊娠を公表し、年内に出産予定です。そんな北原さんがYouTubeチャンネルで指原莉乃さんとのコラボ動画を公開。2人はAKB48時代の同期で、「地方組」として同じ屋根の下で過ごしていた時期もあったそう。“りのりえ”コンビとして仲の良さが知られています。北原さんは「この1カ月で急にお腹が出た」と明かし、実際に大きくなったお腹を触らせてもらった指原さんは「すごい!」と感激したよう。お腹は「まだそんなに重くはない」ものの、体重は5kgほど増えたそうです。これまで北原さんと指原さんは体重が「ここから上は増えない」タイプだったといいますが、北原さんは妊娠により「初の大台に」乗ったと明かしました。また、子どもの名前について現段階では決定していないものの「第一候補」の名前を指原さんに見せたところ、「ぽくていいと思う」と好評でした。ジェンダーリビールなどはやっていないそうで、妊婦健診で性別がわかったとき、たまたま笠原さんも同席しており、改めて伝える必要がなかったようです。ちなみに、笠原さんは北原さんの友達が家に来ても快く迎え入れてくれ、トークも回してくれるそう。よく北原さん宅にお邪魔している指原さんは「明るくてやさしい旦那さん」と評していました。少しずつ出産の日が近づいている北原さん。妊娠したことで恋愛リアリティーショー番組に対する見方が変わったと明かす場面も。北原さんと指原さんはNetflixで配信されている男性同士の恋愛リアリティーショー番組『ボーイフレンド』の大ファンだそうですが、出演者の立場や気持ちを考えたときに「親目線になった瞬間があった」といい、たとえば出演者が親にカミングアウトするシーンを見て「自分はそんなふうに言ってあげられるのだろうか」と感じたといいます。さらに北原さんは、出産祝いとして指原さんに抱っこひもをリクエスト。遠慮なくリクエストできるところに、2人の仲の良さが感じられます。指原さんは「言ってください、(欲しいのが)決まったら」と頼もしい返答をしていました。
2024年09月01日俳優の竜星涼と八木莉可子がW主演を務める10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(毎週土曜後10:00)の追加キャストが28日、発表された。徳井優、入山杏奈、伊藤あさひ、岡井みおんが、兄妹の潜入先で出会う仲間やターゲットを演じる。今作は、同局系人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス 110緊急指令室』のチームが結集したオリジナル作品。父の命を奪われた兄妹が、巨悪犯罪組織「幻獣」への命を賭けた復讐劇を展開する。竜星は、元警察官で正義感と行動力をあわせ持つ兄・渡良瀬貴一、八木は超一流のホワイトハッカーで大学生の妹・渡良瀬優貴を演じる。「幻獣」は鳳凰、玄武、白虎、朱雀、青龍と呼ばれる5人の幹部がいる。彼らの存在は秘匿され、組織の人間でも姿を見たものは少ない。今回公開されたのは、兄妹が潜入する詐欺組織で出会う仲間やターゲットとして、それぞれ訳ありのキャストとなる。徳井は、一人暮らしの高齢者・岩木泰造(いわき・たいぞう)を演じる。預金残高は5億円で、闇バイトで配られるターゲット名簿に載っている。徳井は「今回演じる役と自分の共通点はいろいろありますね。心配性で、よく気のつくところとか。撮影ではとにかく、若いみなさんと一緒に演れることにワクワクしています。特殊詐欺というテーマは『騙す』こと。すなわち『演技の元祖』とも言えますね。だから、この作品はおもしろいです!お楽しみに!」と期待を高めた。2022年3月にAKB48を卒業後、初のドラマ出演となる入山は、兄妹が潜入する特殊詐欺組織のハコ長(チームリーダー)・高津美波(たかつ・みなみ)を演じる。貴一、優貴、土器若菜(岡井)をリクルートして自らのハコの部下にする。入山は「初めは顔の出ない登場人物の正体が徐々に分かっていく展開がおもしろくて、私自身も先がとても気になります」とコメントを寄せ、「グループを卒業して初めてのテレビドラマになるので、アイドルのイメージを振り切って、厳しいリーダー役を演じ切りたいと思います」と意気込んだ。伊藤は、泰造の孫の闇金業者・鳴瀬賢太(なるせ・けんた)を演じる。泰造の名義で複数口座を作らせ、裏金をため込んでいる。伊藤は「主人公を追い詰める闇金業者として、悪に徹しようと思います(笑)」と気合十分。「いろんな詐欺や犯罪について勉強している最中です」と役作りの進捗を明かした。岡井が演じる若菜は、父の影響で衣装を作ることやメイクをすることが得意で、趣味はコスプレ。美波のチームの一員となり、メンバーを変装させる役割を担う。岡井は「出演が決まった時は本当にびっくりとうれしさ、そして不安がありました」と率直な思いを告白。「最初から最後まで目を離さずに見ていただけたらうれしいです!一緒に最高な土曜日にしましょう!」と呼びかけた。
2024年08月28日竜星涼と八木莉可子が兄妹役でW主演を務める「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」が日本テレビ系にて10月より放送されることが決定した。全ての始まりは5年前、まだ高校生だった優貴がホワイトハッカー大会で準優勝に輝き、お祝いをしようとしていたその日、兄妹の目の前で、父・貴司が正体不明の人物に殺害された。母を早くに亡くしている兄妹にとって父はかけがえのない存在…。事件以来すっかり笑顔を失ってしまった優貴のためにも父の仇を討つことを誓った貴一は、警察を辞め、優貴と2人で犯人を追い始めた。しかし、犯人が男か女かも分からない。ただ一つの手掛かりは、手の甲に“鳳凰”のタトゥーが刻まれていたことだけ。それから5年。兄妹はようやく、ある犯罪組織にたどり着く。ありとあらゆる詐欺を手掛け、推定被害額は120億以上、日本最大級の特殊詐欺グループ「幻獣」。そのトップに君臨するのが“鳳凰”。貴一と優貴は“鳳凰”の正体を突き止めるべく、身分を偽って「幻獣」に潜入。組織の一員として動きながら“鳳凰”に近づこうとする。だが兄妹の行く手には、一つ選択を誤れば命を失う極限の頭脳×心理バトルが待ち受けていた。本作は、日テレ系人気ドラマ「大病院占拠」「新空港占拠」「ボイス 110緊急指令室」のチームが結集したオリジナル作品。竜星演じる兄の渡良瀬貴一は元警察官で正義感と行動力にあふれ、八木演じる妹の渡良瀬優貴は国立大学に通うエンジニアで優秀なホワイトハッカー。2人はお互いの特技をいかしながら組織に潜入し巨悪と対峙する。竜星涼●竜星涼コメントドラマでは特殊詐欺という、実際に社会で起こっている事件を題材にしています。とても巧妙なので、このドラマを見て頂いて気をつけて欲しいです。潜入ということでバレるかバレないか、そのスリルは演じる自分も楽しみですし、見ている皆さんも一緒にドキドキしてもらいたいです。貴一は正義感が強くて行動力があり、僕に近い部分があるんじゃないかと思います。そして、僕は一人っ子なので、兄妹という役柄はなんかちょっと嬉しい気持ちがあります。一話一話とてもドキドキしながら見てもらえるような展開になっていると思いますので楽しみにしてください。八木莉可子●八木莉可子コメント私は今回天才ホワイトハッカーの役を演じるため、作品に向けてタイピングを練習しています(笑)。優貴は素直でピュア、そして父親を殺されたことで、笑顔を失った女の子です。優貴の真っすぐで頑固な部分と、お兄ちゃんに多分ちょっとツンデレなところが、私も仲の良い友達などにツンデレしちゃうところがあるので、似ているかもしれないですね。1話の台本を読んで、私も騙されるぐらい展開が読めなくて最後どうなっちゃうの? と、ハラハラ感が途切れない新しい形のサスペンスドラマとなっています。そしてアクションもあるので、ぜひ楽しみながら見ていただけると嬉しいです。●プロデューサー尾上貴洋 コメント「大病院占拠」「新空港占拠」と「占拠」のドラマを作ってきましたが、今度は同じ位大好きな「潜入」のドラマを企画しました。復讐に燃える兄と妹が、身分を隠して犯罪組織に潜入し、絶対バレずに任務を遂行しなければならない…。そして父を殺した犯人の正体を見つけ出す…。あらゆる緊張感が1時間あふれまくっているサスペンスとなっております。舞台は神奈川県。ひょっとしたら「占拠」の世界とのクロスオーバーもあるかもしれません。そして、主演は竜星涼さんと八木莉可子さん。お二人が初めて顔を合わせた時、その一瞬でビジュアルも雰囲気も完璧な「兄妹」が出来上がっていました。ぜひ週末土曜の夜に、ハラハラドキドキするサスペンスドラマを楽しんでいただければと思っております。潜入、開始。●演出 大谷太郎 コメント潜入捜査官の物語は大好きです。しかも、この「潜入兄妹」はタイトル通り「兄妹」が殺された父親の仇をとるため巨大な詐欺組織に孤立無縁で潜り込むのです。バレるのか、バレないのか、この心理戦が兄妹二人分でハラハラが通常の潜入捜査官モノの二倍。兄妹が仕掛ける命懸けの捜査を二人分想像してワクワクは四倍。兄妹愛を想像して八倍。しかも、この兄妹をスタイリッシュな二枚目かつ演技派の竜星涼とクールで美しくも可憐な八木莉可子の二人が演じるのです。欲まみれの闇の世界に立つこの兄妹の姿を想像すると、これはカッコよくならないワケがない!こうなると、観ていただく皆さまに存分に楽しんでいただく以前に、潜入捜査官モノ好きの自分が存分に「楽しんで作ってしまえ!」と密かに思っています。「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」は10月、毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年08月16日ドラマ『南くんが恋人!?』で南くんを演じている八木勇征さんと、1994年の『南くんの恋人』で南くんを熱演した武田真治さんの新旧“南くん”が登場!時代を超え愛され続ける魅力と、今作への想いを語ってくれました。八木勇征×武田真治写真右・八木勇征さん、左・武田真治さん――今作のオファーを受けた時の気持ちや、脚本を読んだ時の感想を教えてください。八木:僕はこの作品を知らなかったんですが、親世代はみんな知っていて。そんな認知度の高い作品で“南くん”を演じられてすごく嬉しいです。これは絶対に斬新なものになるし、自分がそれをやり遂げなきゃいけないと思ったので、あえて以前の作品を見ずにクランクインしました。今の自分の感性を出しながら監督さんたちと話し合っていけば、新しいものに近づけるのではないかと思ったんです。武田:僕は、ちよみの父親を演じられることが嬉しかったし、今回の男女の立場が逆だという設定にワクワクしました。そして南くん役の八木さんは初共演だったので、どんな方かすぐに調べました。――どんな方でしたか?武田:韓国ドラマを見ていて思うのが、俳優の肉体の仕上がりが、圧倒的な魅力の一つになっていること。小さくなった南くんは裸のシーンもあるのですが、八木さんの肉体も負けていないんです(笑)。これは話題になる、と思いました。八木:ありがとうございます(笑)。――脚本家は’94年版と同じ、岡田惠和さん。当時、南くんを演じた武田さんが、今度はお父さん役として登場するのも胸アツです。武田:当時子供側としてセリフを発していた僕が、今度はドギマギさせられる親を演じるというのは、ある意味カルマなのかな。この作品は思春期の性と、それに向き合う家族の姿も描かれているのですが、当時からお茶の間で『南くんの恋人』を見ながら、大人はヒヤッとして、子供はニヤニヤするぐらい突っ込んだ性描写もあって。見ていた人の中には、この作品によって初めて知る性的表現もあったと思います。今作は令和版にアップデートされているとはいえ、ゴールデンタイムにやれる?って驚きました。どう思った?八木:攻めてるなと思いました。でもキラキラした青春感の中の、スパイスになっているはずです。武田:八木さんの素晴らしい肉体を、みんな久しぶりに(指の間から覗きながら)こう見るかも。八木:あはははは(笑)。――小さい南くんのお芝居は、CG加工のためグリーンバックで行われていますが、大変そうですね。八木:最初は不安でしたが、今はだんだん慣れてきました。ちよみ役の飯沼(愛)さんがお休みの日にわざわざ僕の撮影に来てくれたり、小さくなる前の姿でお芝居をたくさんできたことで二人の関係性をしっかり作れたことが、自信やベースになっていると思います。武田:小さい存在として映ることを考えると、そこにいるスタッフ全員を夢中にさせてやるという意識で大きく演じることでより魅力的に見えるかも。グリーンバックを普段立っているステージだと思って演じていいんじゃないかなぁ。八木:ありがとうございます。実は僕も、それを意識していました。――特集の“ボーダレスカルチャー”にちなんで、この作品が“タイムレス”に愛され続ける理由はどんなところにあると思いますか。八木:やっぱりインパクトが強い物語であるところ。予想外の衝撃はずっと心に残るもの。それがタイムレスに繋がるのでしょうか。武田:人とは違うものを愛せるか、形や状況が変わっても受け入れられるかとテーマを大きく捉えると実にボーダレス。そして、障害を乗り越えても貫こうとする二人の愛は、タイムレスと言えるのかな。さらに、思春期の異性への興味をごまかさずに、時代にアジャストした形で描けているのはこの作品の大きな魅力ではないでしょうか。例えば世界的ヒーロー『スパイダーマン』もそう。あれだけの能力を持ちながらたった一つの愛を求めていたり、思春期ならではのドキドキもあったり。“普遍的”な要素を持つ作品は長く愛されるんでしょうね。そんな人気者の南くんを演じて、どんな気分?八木:プレッシャーを感じないわけではないんですが、僕はただ、ちよみちゃんから見て魅力的な南くんでいたいんです。声、表情、何気ないスキンシップの全てを、ちよみちゃんから大好きと言ってもらえるように演じ続けたいです。武田:この先、八木さんを超えられる人はいないというぐらい素晴らしい南くんを演じてくれるはず。八木:痺れるお言葉です!“南くん”とは?内田春菊の人気漫画『南くんの恋人』は過去4回、キャストや脚本家を代えテレビドラマ化された人気作品。“南くん”の彼女・ちよみがある日、手のひらサイズになってしまうという斬新なストーリーで話題に。令和初の映像化となった今作は『南くんが恋人!?』をタイトルに、男女が逆転。八木さん演じる南くんが手のひらサイズになってしまう物語で、’94年に“南くん”を演じた武田さんもちよみの父親役で参加!『南くんが恋人!?』“南くん”の恋人・ちよみは、高校一の人気者である南くんに対し、自分があまりにも普通すぎることに自信をなくしていた。そんなある日、南くんが突然、身長15cmになってちよみの前に現れた…。毎週火曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。やぎ・ゆうせい1997年5月6日生まれ、東京都出身。FANTASTICSのメンバーで、ボーカルを担当。俳優としても活躍中で、初の単独主演映画『矢野くんの普通の日々』が11月15日より公開。シャツ¥35,200パンツ¥49,500(共にPSポール・スミス/ポール・スミス リミテッド TEL:03・3478・5600)その他はスタイリスト私物たけだ・しんじ1972年12月18日生まれ、北海道出身。1990年にドラマ『なかよし』で俳優デビュー。演劇・ミュージカルでも活躍しており、今後は11月6日~上演のミュージカル『SONG WRITERS』に出演。デニムシャツ¥37,400(STRUM TEL:03・6303・3413)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年8月7日号より。写真・Marco Perboniスタイリスト・中瀬拓外(八木さん)伊藤伸哉(武田さん)ヘア&メイク・福田 翠(Luana/八木さん)堀江万智子(武田さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年08月05日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が出演する、ジュエリーブランド「IRIEBEACH」の新WEB CMが、1日(19:00~)から公開される。同ブランドは、デザイン性への追求だけなく、海でもサビや変色せずに着用でき、金属アレルギーに対応したハワイアンジュエリーブランド。昨年12月に公開されたWEB CM「刻む」編に続く新WEB CMは、「忘れたくない、煌めき」がテーマ。夏の思い出となるような思いを込めた映像に仕上がっており、この時、この瞬間でしか味わえない、刹那的に感じるひと夏の煌めきをおさめたCMになっている。また、キービジュアルには、カメラを手に夕暮れのビーチに佇む八木の姿が収められている。さらに、あわせて八木の着用イメージ画像も公開された。【編集部MEMO】八木勇征は、1997年5月6日生まれ。東京都出身。2017年行われた「VOCAL BATTLE AUDITION 5」に合格し、FANTASTICSに加入。2018年にCDデビューした。
2024年08月01日「わぁ…可愛すぎるっ」第一印象で【恋愛対象】になる秘訣って?第一印象は、恋愛対象としての可能性を左右する重要な瞬間。皆さんのなかには、自分の印象に自信を持てない方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに、男性のリアルな声を基にして、初対面で好印象を残し恋愛対象になるための秘訣をお伝えします。挨拶はその日に合ったものを「その日に合った挨拶で迎えられると、きちんとした人だと感じます」(26歳/男性)初めて会う人に対しては、相手に合った挨拶で好印象を持ってもらうことができます。このような心遣いができる人は、内面が魅力的な人として映ります。笑顔は人を惹きつける強力な武器「初めて会ったときの顔は、後々まで印象に残ります。満面の笑顔で接してくれた人には、悪い印象を持ったことがありません」(30歳/男性)出会った瞬間の笑顔は、人の記憶に深く刻まれます。初対面の相手には、笑顔で接しましょう。それだけで、あなたの魅力は大きく上昇します。相手の名前を覚えて呼ぶこと「自己紹介後にすぐに名前を覚えて呼んでくれたら、関心を持ってくれていると感じ好印象です」(27歳/男性)人は自分の名前を呼ばれると驚くほど好感を持ちます。初めて会った人の名前は、ぜひ積極的に呼びましょう。質問を投げかけ、会話を楽しむ「初めて出会ったとき、会話が途切れがちな相手より、質問してくれることで気遣いを感じる」(29歳/男性)初対面での会話は、ときに気まずくなりがちです。そんなときには、自ら質問を投げかけることで、相手も安心して会話を楽しむことができます。恋愛対象として見てもらうためには、外見も大切ですが、それ以上に相手への心遣いがキーポイント。今回紹介したポイントを心がけ、ぜひ実践してみてくださいね。(愛カツ編集部)
2024年07月19日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が主演を務める、映画『矢野くんの普通の日々』(11月15日公開)の主題歌情報が14日、明らかになった。今回明らかになったのは、同作の主題歌情報。きょう14日に行われた「FANTASTICS LIVE TOUR 2024 “INTERSTELLATIC FANTASTIC” -THE FINAL-」の公演内で、同作の主題歌がFANTASTICSの書き下ろし楽曲「Yellow Yellow」に決定したことが発表された。同楽曲は、日常のふとした瞬間の幸せや輝きに気づき、前向きに「普通で特別」な日々を過ごすことの大切さや素晴らしさを、2人の表情豊かなボーカルとパフォーマーによるカラフルでハッピーなコーラスで表現。ときめきや喜びを感じさせる華やかなブラスと、軽やかな足取りを感じさせるピアノが印象的な思わず口ずさんでしまうような爽やかでポップな楽曲となっている。また、あわせて、楽曲の一部と本作の映像で構成された特別映像も公開された。コメントは以下の通り。○八木勇征(FANTASTICS)この度僕が出演する映画『矢野くんの普通の日々』の主題歌をFANTASTICSが務めることになりました。デモの音源を聞いた時からすごくハッピーでキラキラしている楽曲だと感じました。キラキラ感がありながらも、ラップの部分や締めるところはしっかりと締めて歌っているので、クールさやスタイリッシュな印象も出せるように意識してレコーディングをしました。当たり前のことは当たり前じゃなく全てが必然的に起きていて、普段何気ない毎日でもきっと君がいてくれさえすればそれこそが幸せな事なんじゃないかという思いを込めた歌詞になっています。FANTASTICSのメンバー全員の声が入っているパートもあるので、そこも好きなポイントです! 自分自身の主演映画で主題歌を務めることは活動していくうえで目標の1つでもあったので、実現することができて大変光栄です。自分にとっても歌う度に聞くたびに作品を思い出すメモリアルソングになりました! 皆さんもぜひ「Yellow Yellow」と共に映画『矢野くんの普通の日々』をお楽しみください。(C)2024 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会 (C)田村結衣/講談社【編集部MEMO】映画『矢野くんの普通の日々』は、田村結衣氏による同名漫画の実写化作。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く人気ラブコメとなる。
2024年07月14日八木勇征単独初主演映画『矢野くんの普通の日々』の主題歌が、八木さんが所属するグループ「FANTASTICS」の書き下ろし楽曲「Yellow Yellow」に決定した。本日実施された「FANTASTICS LIVE TOUR2024 "INTERSTELLATIC FANTASTIC" -THE FINAL-」の公演内で発表されたこの主題歌情報。日常のふとした瞬間の幸せや輝きに気づき、前向きに<普通で特別>な日々を過ごすことの大切さや素晴らしさを、表情豊かなボーカルとパフォーマーによるカラフルでハッピーなコーラスで表現。ときめきや喜びを感じさせる華やかなブラスと、軽やかな足取りを感じさせるピアノが印象的で、思わず口ずさみたくなる爽やかでポップな楽曲となっている。ボーカルを務めている八木さんは、「デモの音源を聞いた時から凄くハッピーでキラキラしている楽曲だと感じました」と初めて聴いたときの印象を明かし、「キラキラ感がありながらも、ラップの部分や締めるところはしっかりと締めて歌っているので、クールさやスタイリッシュな印象も出せるように意識してレコーディングをしました」と収録をふり返る。歌詞については、「当たり前のことは当たり前じゃなく全てが必然的に起きていて、きっと普段何気ない毎日でもきっと君がいてくれさえすればそれこそが幸せな事なんじゃないかという想いを込めた歌詞になっています」とコメントしている。さらに、楽曲の一部と本作の映像で構成された、特別映像も到着した。『矢野くんの普通の日々』は11月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:矢野くんの普通の日々 2024年11月15日より全国にて公開©2024 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会 ©田村結衣/講談社
2024年07月14日7月10日、伊藤沙莉(30)がヒロイン・猪爪寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』の第73話が放送され、ある元天才子役が出演して話題となっている。その元天才子役とは、女優の美山加恋(27)。美山は04年放送の草彅剛が主演を務めたドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(関西テレビ)で小柳凛役を演じ、一躍人気となった。この日の回に、美山は不貞行為をして夫から離婚裁判を起こされる女性・福田瞳役で出演。離婚調停中、案件の担当者である寅子に刃物で襲いかかる熱演を見せた。美山は同日、自身のインスタグラムを更新し、伊藤との2ショットを投稿し、こう綴った。《沙莉さんとはちびまる子ちゃん以来。役の関係的に撮影中にはお話できず…終わってからやっと笑顔でお話しできました笑》実は、アニメ放送開始15周年を記念し、06年に放送された実写版テレビドラマ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で二人は共演していたのだ。同作で、美山は原作でも人気キャラクターである、主人公・まる子の親友・たまちゃんを演じている。一方、伊藤は原作にはいないドラマのオリジナルキャラで、“そばかすメイク”を施した、少し高圧的な態度をとる上級生・白河さんを演じていた。二人を知る制作関係者はこう明かす。「二人は同世代でともに子役として活動しており、当時、伊藤さんは『14ヶ月~妻が子供に還っていく~』や『女王の教室』などの作品に出演し、“天才子役”と評されていました。ただ、高い演技力と可憐なビジュアルで人気を博した美山さんの方が圧倒的に売れっ子で、『ちびまる子ちゃん』の配役には“格差”があったのです。しかし、同作から18年が経ち、伊藤さんはいまや朝ドラでヒロインを張る国民的女優にまで成長しました。『虎に翼』では、子役の頃よりも円熟味を増した二人の演技がぶつかり合っていて圧巻でしたね」美山が伊藤に襲い掛かる迫真の演技は、《火サスの病み女みたいな演技逸品だな》《こんな怖い演技もできる俳優に成長したのか》と、Xで話題になっている。成長した二人の“元天才子役”の共演は、大きな化学反応を起こしたようだ。
2024年07月12日モデル・女優の八木アリサがPEACH JOHN(ピーチ・ジョン)の「盛りブラ」を着こなしたビジュアルが10日、公開された。PEACH JOHNが、7月12日発売のファッション誌『sweet』(宝島社)8月号とコラボレーション。八木が、「ナイスバディブラ」や秋の新作など、おしゃれを格上げできるPEACH JOHNの「盛りブラ」を着こなしたビジュアルが発表された。本日よりPEACH JOHNの公式通販サイトにて特設ページも公開。肌見せの季節におすすめの3選を、八木着用のビジュアルとともに紹介している。下着姿で美バストを披露した八木。着用したブラについてそれぞれ「撮影でもよく使っているナイスバディブラは、らくちんでメリハリができるありがたい存在!」「締め付け感もないのにちゃんと盛れるのがうれしい。大人可愛いデザインもおしゃれ!」「軽い着け心地! パッドの厚みもちょうどよくてつけやすいデザイン」とコメントしている。【編集部MEMO】八木が着用しているのは、柔らかワイヤーの「ナイスバディブラ」、秋の新作「自盛れノンワイヤーブラ」、人気ブラ「ま~るく盛れる着やせブラ」。
2024年07月10日NHK連続テレビ小説「虎に翼」にて主人公・佐田寅子を演じる伊藤沙莉のインタビュー第2弾が到着した。本作は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、1人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いている。今回は寅子にとって喜びの再会や充実した日々がありながら、つらい出来事も重なった第12週から14週について伊藤さんが各シーンへの思いや撮影での出来事を語った。――東京家庭裁判所判事補・最高裁判所家庭局事務官としての歩みがスタートして早々に、よね(土居志央梨)や轟(戸塚純貴)と再会しました。伊藤寅子としては、2人と再会できてすごくうれしかったです。それと同時に、失った信頼をどう取り戻していくかという試練もあって。やっぱり彼女は、何においても女子部の存在が軸にありますし、特によねさんは一番の戦友でしたので。山田よね(土屋志央梨)だから、来るなと言われても何度も会いに行くんですよね。演じている私ですら、もうやめたら!? と思うくらい。よねさんは彼女のなかで大きな存在ですし、どこかでつながっていると信じているから、寅子は諦めきれないんですよね。――第12週で、演じていて印象深かったシーンを教えてください。伊藤戦争孤児たちがたたずんでいる道を歩くシーンはよく覚えています。道男を探している場面だったので止まらずに歩かなければいけなかったのですが、子どもたちがどんな思いでそこにいるんだろうと考えたら、立ち止まらずにはいられなくて。トラちゃんではなく私個人として、通り過ぎることが冷たいと感じてしまったんですよね。でもそれは表面上の優しさで、私自身の甘さだなって。もしこれが現実の世界だったら、立ち止まって何かするよりも、もっと広い視野でこの子たちを助ける解決方法を探らなきゃいけないと思うので。撮影中はそんなことを考えながら、もがいていました。――週の終わりには、はる(石田ゆり子)が突然の死を迎えます。伊藤ここは特に、花江(森田望智)のありがたみを感じましたね。一緒に泣いて、母を弔ってくれる親友が家族としていてくれる。それがこんなにありがたいことだったんだと、寅子は母の死をもって実感したんだと思います。撮影では、望智の存在がすごく支えになりました。日記を燃やすシーンでは、炎に日記をくべるお芝居をしなきゃいけないのに、なかなかできなくて。もし私1人だったら、どうなっていたんだろう。望智に感謝です。――13週・第65回(6月28日放送)では、寅子が歌うモン・パパに合わせて登場人物たちの思いが交錯するシーンもありました。伊藤「きっと家裁で働く私を、夫も褒めてくれると思います」と、改めて優三さん(仲野太賀)に思いをはせるんですよね。寅子の心には常に優三さんがいるということを表現できたことも含めて、このシーンには思い入れがあります。10週の第48回(6月5日放送)で、優三さんの幻影が寅子に“何かに無我夢中になっているときのトラちゃんの顔が大好き”と語りかけるシーンがありましたが、そこからここにつながっている流れがすごく好きなんですよ。優三さん亡き今、彼に対してできることが“何かに一生懸命になること”だとしたら、このとき日々の充実を感じているからこそ、再び優三さんを思い出したというか。そして寅子が歌っているときは、周りにいるみんなが泣きそうになっているんですよね。激動の時代、それぞれに人生があり、いろんな葛藤と戦ってきていまがある。全員がそんな顔をしていて、ぐっときました。――14週・第69回(7月4日放送)、穂高の退任祝賀会でのやり取りも印象的でした。演じていていかがでしたか?伊藤演じるにあたっては、なぜ寅子は穂高にここまで怒るんだろう? と悩みました。その気持ちを監督に話したら「表現としては怒りかもしれないけれど、ここは寅子から穂高に愛情を伝えるシーン。ここで2人は、ただの仕事相手や師弟関係じゃできないけんかをしている。もはや、ある種の親子げんかであって、これは大いなる愛なんです!」と。そうした視点で脚本を読み返したら、ふに落ちたんです。きっと寅子は、穂高先生の挨拶を聞いて「今までやってきたことすべてが雨垂れの一滴(ひとしずく)だと言うの? すごいことを成し遂げた先生を尊敬していたのに、そんな後ろ向きなことを言わないでよ!」と感じたんですよね。怒っているときって、根底にあるくやしい気持ちや悲しみ、恥ずかしさなどが怒りとして表れているんだと思うんです。ここでも寅子の声色や温度感は怒りに見えますが、根底にある先生への愛と敬意が怒りとして表れたと捉えていただけたらうれしいです。――そんなところも寅子らしいですね。伊藤もう最後だからいいや! と見逃がさないのが寅子ですし、それが彼女の愛なんです(笑)。まぁいっか! で、その人との関係性を終わらせたり諦めたりしない。寅子は絶対に、相手に気持ちを届けることを諦めず、関わり続けていく人なんですよ。かつて懐かしき兄が、「思ってることは口にだしていかないとね。うん、その方がいい!」(第15話、4月19日放送)と言っていましたが、寅子もそのマインドを持っているんだなと思いましたね。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り「虎に翼 総集編 前編」は7月6日(土)16時35分~NHK 総合・BSP4Kにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年07月05日現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」に菊地凛子が出演することが分かった。菊地凛子が演じるのは、家庭裁判所を広報するために、寅子(伊藤沙莉)と多岐川(滝藤賢一)が準備している「愛のコンサート」に出演することとなった人気歌手、茨田りつ子。家庭裁判所のポスターモデルも快く引き受ける。菊地さんは6月27日放送の第64回、28日放送の第65回に出演。菊地さんの連続テレビ小説への出演は「ちゅらさん」「ブギウギ」以来3回目となる。菊地さんは「別の作品ですが、同じ時代、しかも同じ役を再び演じられるのは本当にうれしく、役者冥利に尽きます」とコメントを寄せた。菊地凛子 コメントみなさん、お忘れではないでしょうか?茨田りつ子でございます。ひさしぶりに“朝ドラ”の舞台に戻ってまいりました。『ブギウギ』から『虎に翼』、別の作品ですが、同じ時代、しかも同じ役を再び演じられるのは本当にうれしく、役者冥利に尽きます。趣里ちゃん演じるスズ子とはまた違う「強さ」をもっている寅子。そんな彼女を演じる伊藤さんは、強さとしなやかさ、かわいさ、たくさんの魅力を兼ね備えていて、“朝ドラ”の主人公を演じる方はやはり素敵だなと、改めて感じました。制作統括 尾崎裕和 コメント『虎に翼』に茨田りつ子が登場です! 初回で寅子が梅丸少女歌劇団に入りたいと願った時から気づいていた方もいらっしゃったかと思いますが、『虎に翼』と『ブギウギ』は同じ時代、そして世界を描いています。今回、茨田りつ子役の菊地凛子さんにご出演いただき、その登場シーンの脚本は足立紳さんにご協力いただき、ついに『ブギウギ』と『虎に翼』のコラボが実現しました。果たして愛のコンサートはどうなるのか?明日の放送をぜひご覧ください!連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月~土曜日8時、NHK総合ほかにて放送中。※土曜は1週間をふり返り(シネマカフェ編集部)
2024年06月27日「福来スズ子なんて呼べるわけないでしょ!」6月25日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』で寅子(伊藤沙莉)のこのセリフにSNSは沸いた。《もうここまでやったなら、是非とも福来スズ子をサプライズ出演させて欲しいと思うなぁ…》《実際に趣里さんが出演してくれないかと、心をズキズキワクワクさせながらちょっと期待しています》《「梅丸歌劇団」が存在する世界だから、東京ブギウギは間違いなく「福来スズ子」だろうなって思ってたらヤッパキター! 本人でないかなー(ワクワク)》テレビ誌記者は言う。「この日の放送回では、最高裁判所家庭局長の多岐川(滝藤賢一)が家庭裁判所のPRのために行う『愛のコンサート』の会場を運よく見つけて上機嫌で帰社。ところが、まだ肝心の出演者が決まっていない状態。多岐川は『彼女がいいんじゃないか?東京ブギウギ~♪』と歌い出した際に、寅子が冒頭のセリフでたしなめたのです。前作の朝ドラ『ブギウギ』のヒロイン・福来スズ子(趣里)が所属するコロンコロンレコードの名前が登場したり、今週放送分で『ブギウギ』脚本家・足立紳さんの名前が“脚本協力”でクレジットされていたり、“スズ子が再登場する”のではないかと期待する視聴者は増えています」確かに『虎に翼』では、初回から『ブギウギ』を思い出させるシーンがあった。テレビウオッチャーの桧山珠美さんはこう語る。「『ブキウギ』福来スズ子のモデルなった笠置シヅ子と、『虎に翼』猪爪寅子のモデルとなった三淵嘉子は、どちらも同じ大正3年(1914年)生まれ。つまり、同じ時代を生きてきたことになります。それに気づいた脚本家・吉田恵里香さんの遊び心なのか、『虎に翼』の初回で、お見合いを嫌がる寅子が、家出しようとして見つかり、その理由を『入ろうと思って……梅丸少女歌劇団に』と告白。長年の朝ドラファン、そして『ブギウギ』ファンを一気に味方につけたかたちでした。おまけに寅子の父・直言を演じたのが、『ブギウギ』では“アホのおっちゃん”を演じた岡部たかしさんということもあって、ふたつのドラマがつながった感じがしました。6月12日の放送回でも多岐川が鼻歌で『東京ブギウギ』を歌って話題になっていました。そのシーンの影響で、視聴者は“ああ今は、スズ子が『東京ブギウギ』を歌っていた時期なんだ”とすぐわかる。前作を上手く使って描く試みはお見事です」果たして、趣里は再登場するのか――。実際、NHKの大河ドラマでは、主役が2年連続で登場したことで話題になった。「小栗旬さんが北条義時役で主演した大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』では、翌年の大河『どうする家康』の主役・松本潤さんが徳川家康役で登場。また、『どうする家康』の最終回では、小栗旬さんが天台宗の高僧・南光坊天海役で再登場しました。“主演リレー”が朝ドラでもおこなわれるとしたら、新たな潮流となるかもしれません」(前出・テレビ誌記者)前出の桧山さんも趣里の再登場を期待する。「そういえば、寅子が兄・直道(上川周作)と花江(森田望智)の結婚披露で歌い、その後も何度か“うちのパパとうちのママが並んだ時~”と口ずさむ『モンパパ』は『ブギウギ』のタナケン(生瀬勝久)のモデル、エノケンの歌だったりします。もしかしたら、同じ東京の空の下、寅子とスズ子がどこかで出逢っていたなんてこともあるかも、などと妄想していていたら……。どうせなら、羽鳥善一(草彅剛)も一緒に登場してくれたら、それこそ『ズキズキワクワク』してしまうのですが…」21日の放送で番組最高視聴率を更新した。(世帯視聴率18.1%、ビデオリサーチ調べ、関東地区)伊藤&趣里の共演なら20%を超えるかもしれない――。
2024年06月25日ファイナンシャルプランナーの資格、ファイナンシャル・プランニング技能検定1級に挑戦しているお笑いコンビ・サバンナの八木真澄。昨年3月に2級の試験に合格し、その後1級の試験を3回受けるも不合格が続き、先月4度目の挑戦をして結果待ちの状態だ。今月20日には書籍『年収300万円で心の大富豪』(KADOKAWA)を発売予定。物価高、低賃金の世を生き抜く術を、心構えから具体案まで紹介している。いろいろな知識を身につけ、自分を高めている八木の原動力とは――。○日記やエッセイを書き続けて自分の話で笑いを取れるようにもともと「勉強は得意ではない」という八木だが、自分を高めるために日々努力。自分は不器用な人間だと感じているからこそ、そこからどう変わっていけるかということに興味があるのだという。「お笑いは器用な人しか基本的に無理なんです。今残っているお笑いの人たちのほとんどは、20歳ぐらいから面白い。面白くない人が淘汰されて残ったのが今の人たち。面白くなかった人が面白くなったというのはほぼ見たことがないですが、僕は面白くなかった人間から面白い人間になりたいんです」変わる努力の一つとして、17歳から日記を毎日書いている。「17歳のときにすべてが嫌になったことがあって、自分自身を変えたいという思いから日記を書き始め、自分を高めていく研究をするようになりました」また、苦手なトークを克服するためにエッセイも書くように。「国語能力がないから、30歳からエッセイを毎日必ず書くと決めて、毎日400字くらい書いています。それをやると国語能力が高くなり、あるときから文章をコントロールできるようになりました」それらの努力を重ねた結果、自分のトークで笑いを取れるように変わっていったという。「もともとトークができなくて、ギャグをやったり、いじってもらったり、それぐらいしか笑いが取れてなかったんですけど、38歳のときに、自分の話で笑いを取ることに成功しました。エッセイを書くようになってから10年ぐらい、芸歴だと18年ぐらいかかってやっとです」そして、以前は1人だと5分しか話がもたなかったが、今では90分話せるようになった。「自分が売れる時間を90分まで伸ばせるように。それはもう訓練、そして研究の成果だと思います」○目標は設定しない「失敗したときに気持ちが折れてしまうから」2年前頃からはファイナンシャルプランナーの勉強をスタート。「もともとお金に関することには興味があって、生きていくためにお金について勉強しておいて損はないだろうという、それぐらいの気持ちで始めました」ときっかけを説明する。書籍『年収300万円で心の大富豪』では、ためになるテクニックを紹介している。「サラリーマンの方は無条件で労災に入っていますが、僕らみたいな個人事業主は普通入っていません。でも特別加入の労災があって、僕は入っています。あと、家を買うときに入る団体信用生命保険の話や、小規模企業共済の話など、大事な情報を紹介しているので、読んだだけで個人事業主だったら即、得します」さらに今、『世界一ゆるい勉強法』も執筆中だという。「まだ全然発売とか決まっていませんが、ファイナンシャルプランナーの試験に合格するまでの過程を全部残していて、1級を取ってからでないと意味がないと思うので、1級を取れたら出したいなと。難しい内容をどうやって脳に記憶させるか、例えば拡大コピーすることで頭に入れたりという方法や、どう精神をコントロールしたらいいのかという方法を紹介しています」地道に努力を重ねている八木。今年8月4日に50歳を迎えるが、将来については「何も目標を決めていない」とのこと。「ファイナンシャルプランナーも、取ったからといって何か変わるわけではないですが、自分の経験や知識を生かして何か発信できたらいいなという思いはあります」そして、「目標を掲げないというのも僕のテクニックなんです」と語る。「目標を掲げたら、失敗したときに気持ちが折れてしまう。芸人の世界も、15年頑張って結果が出ない人もいれば、2年目の人がテレビに出る世界。そういうときに目標を設定していたら、僕の15年は何だったんだと心が折れてしまうから、そもそも目標を設定しなければいいんです。ファイナンシャルプランナーも受かろうと思ってやっていますが、そこを目標にはしていません」心穏やかに生きる術を自分なりに見出してきた八木。今を生きる人たちへのメッセージを求めると、「どんなことも人が関わってくるので、『人を大切にしましょう』。あと、『人は変わる。年月とともに進化する』ということですかね。それは相方を見ていてすごく感じます。相方は柔道部では弱くて頼りなかったですが、今ではめちゃくちゃ頼りになりますし、番組で回している姿を見ると頼もしくなったなと感じます」と語ってくれた。■八木真澄1974年8月4日生まれ、京都府出身。1994年に高校の柔道部の後輩だった高橋茂雄とお笑いコンビ・サバンナを結成。1997年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞を受賞。一発ギャグを得意とし、そのレパートリーは1000を超える。筋肉芸人としても知られ、レイザーラモンHGと「ネオ☆健康ボーイズ」として活動している。
2024年06月08日●「コンビも夫婦も話し合いで決めるようにしたら揉める」今年コンビ結成30周年を迎えたお笑いコンビ・サバンナ。月1ペースで劇場にコンビで出演するほかは、個人の活動がほとんどだという2人だが、八木真澄は「コンビの活動が軸であるというのは変わらない」と語る。そして、「決定権は100%相方」というルールでやってきたからこそ衝突することなく続けられているという。特殊なコンビの関係性や相方・高橋茂雄への思いを八木に聞いた。同じ高校の柔道部の先輩後輩という八木と高橋。中学から知っていたものの、高校で同じ柔道部に高橋が入ってきてから深い関係になり、大学生のときにコンビを結成した。「柔道部の後輩3人を誘って『お笑いやろうよ』と。グーパーでコンビを決めることにして、僕と相方がグーでもう一組がパーで。きっかけはそんなもんです」今年4月に結成30周年を迎え、八木は「相方と1回も話し合いせずこの年齢まで来たなと。将来について話し合うことなく今日に至っているので、それはすごく不思議ですね。僕らはかなり特殊な関係だと思います」としみじみ。大学生のときに活動を始め、明確にお笑いの道に進もうというターニングポイントはなかったという。「僕が先に大学を卒業して就職活動しなかったんですけど、相方はどうするつもりなのか聞くこともなく。相方が授業に出ないと単位が取れず留年するかもしれないという日に、NGK(なんばグランド花月)の出番があり、そこで出番を優先したんです。その瞬間にプロでやっていく覚悟なんだと僕が勝手に思っただけで」サバンナにおいては「決定権は100%相方(高橋)」と決めているそうで、だからこそ話し合わずとも2人の考えにズレが生じることはないという。「最初に決定権を100:0で相方と決めて、相方にすべて任せているんです。コンビはだいたい50%ずつとか、6:4や7:3ですが、うちは100:0にして全部相方が決めています。僕より相方が決めたほうが絶対うまくいくと思ったので。ネタ合わせを始める時間も終わる時間も相方が決めています」そうした理由は「揉めるから」。「例えば、出囃子を決めるにしても、2人で決めようとしたら揉めますが、相方が決めれば揉めることはない。空調も人によって暑い寒いが違いますが、相方が思う温度が正解なんです。それで自分が暑いと思ったら服で調整すればいいので。それが一番コンビがうまくいく方法ではないかと、30年やってきてこのやり方は間違ってなかったなと思います」と語る。○夫婦関係においては決定権は100%八木「奥さんも納得してくれている」夫婦関係においては「決定権は100%自分」だそうで、「コンビも夫婦も話し合いで決めるようにしたら揉める。絶対どちらかがコントロールしないとうまくいかないと思います。夫婦関係においてはすべて僕が決めていて、奥さんも納得してくれています」とのこと。決定権を100%持つということは「その分、責任も大きい」と語る。「嫁は働いていないので、僕が仕事を失ったらダメだし、100%決められるということは100%責任を背負うので、しんどいことでもあるんです。相方も同じで、全部決めるというのはしんどさもありますが、どちらかが決めるようにするというのが夫婦においてもコンビにおいてもうまくいく秘訣だと思います」また、「コンビは運命共同体」だと八木は言う。「例えば、どちらかが遅刻してきたとして、それに対して怒るという次元ではないというか、もっと深いところでつながっていないとやっていけないと思うんです。相方が遅れたということは自分が遅れたのとほぼ一緒と思わないといけない。それくらいの領域に入らないと30年も続かないと思います」●多くの営業の仕事がもらえているのも「相方のおかげ」高橋はレギュラー番組を10本以上抱える売れっ子。八木も、レギュラー番組は0本でも“吉本の営業王”と呼ばれるほど営業に引っ張りだこで、今年4月には書籍『未確認生物図鑑』を発売するなど幅広く活躍している。個人での活動が圧倒的に多い日々だが、あくまでもコンビの活動を軸に考えていると八木は言う。「個人の仕事は、相方が1人で活動していて空いた時間にやっているだけなんです。優先順位が全然違います」そして、「本当はコンビで動くことが理想」と言うも、将来的にコンビの仕事をもっと増やしていくかどうかは「相方が決めることで、僕が決めることではない」ときっぱり。「決定権は100%相方」という考えがブレることはない。多くの営業の仕事をもらえているのも、「相方のおかげ」だと感謝している。「相方がテレビで活躍してくれて、名前を売ってくれているからこそ、その知名度で営業に行けている。僕だけの力じゃなくて、相方の力であり、吉本興業の歴史そのものでもある。僕がただのピン芸人として行くのと、サバンナであり、吉本興業の芸人として行くのでは全然信頼度が変わるので」個人の仕事もコンビに還元したいという思いが強い。「1人だとしてもサバンナとして活動している意識でやっています。僕の頑張りは10分の1ぐらいで、9割は相方の頑張りだと思いますが」○あくまでもコンビの活動が最優先「個人の仕事は空いた時間で」営業先で観客を大いに沸かせ、楽屋を掃除して帰るなど、気配りも満点の八木。「お客さん第一で、来てくれたお客さんたちに楽しんでもらうというのが一番ですが、クライアントも第一なので、事前に打ち合わせをしてクライアントの意向に沿った内容に。クライアントの方たちに呼んでよかったなと思ってもらえるように心がけています」そして、何においても大事な順番を間違えてはいけないと語る。「もし仮に未確認生物がブームになったとしても、そこでコンビの活動をないがしろにするのは順番が逆。あくまでもコンビの活動が一番で、個人の仕事は空いた時間でやるというのは変わりません」30周年を迎え、相方へのメッセージを求めると「相方には感謝しかないです」としみじみ。高橋は2022年12月に女優の清水みさとと結婚したことを報告したが、八木は「相方が結婚したことが、ここ5年、10年で一番うれしかったです。家族の幸せを見つけ出しているというのがすごくうれしいです」と目尻を下げる。結婚して高橋の変化も感じているそうで、「今まではあまり休みをとらず仕事をしていましたが、最近はオフをとってどこかに出かけるようになったり、変わりましたね。コンビ組む前から先輩後輩で、僕がこの世界に誘って。その後輩が幸せになってくれているのは本当にうれしいです」と語っていた。■八木真澄1974年8月4日生まれ、京都府出身。1994年に高校の柔道部の後輩だった高橋茂雄とお笑いコンビ・サバンナを結成。1997年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞を受賞。一発ギャグを得意とし、そのレパートリーは1000を超える。筋肉芸人としても知られ、レイザーラモンHGと「ネオ☆健康ボーイズ」として活動している。
2024年06月06日未知の生物を考案して自身のSNSで発信してきたお笑いコンビ・サバンナの八木真澄。それらをレイザーラモンHGが愛らしいイラストに仕上げた書籍『未確認生物図鑑』(ヨシモトブックス)が今年4月に発売され、さらに書籍の世界観を表現した個展も東京と大阪で開催された。自身が生み出した未確認生物の広がりに喜びを感じている八木にインタビューし、未確認生物を描き出したきっかけや目指している今後の展開について話を聞いた。○レイザーラモンHGの絵に感激「思っていた以上のものに」昔から怪獣を考えて描くのが好きだったという八木。そこから自由な発想で未知の生物を描いてSNSに投稿するように。HGとのタッグのきっかけは、一緒に営業に行った際に、キャラクターを考えてほしいと言われたこと。そこで八木が考えたキャラクターをHGが仕上げたところ、「めちゃくちゃいい」と出来栄えに感動し、そこから自身が生み出した未確認生物もHGに仕上げてもらって世に出したいと動き出した。書籍が完成したときは「感慨深いものがありました」としみじみ。「本当に趣味でこういうヤツがいたらなというものを描いていて、僕の画力だと厳しかったんですけど、HGの画力によって僕が思っていた以上のものにしてくれました。僕自身、未確認生物図鑑が欲しいと思っていたので、手に取ったときはうれしかったです」と喜んでいる。世の中に様々なキャラクターが存在する中、八木が考案した未確認生物の魅力とは?「いろんなヤツがいるというのが一つあると思います。バイクがもとになっている生物や、虹の生物もいて、哺乳類とか爬虫類という枠を超えて何でもいます。それぞれ生物の珍しさを表すレアレベルが設定されていて、100から10000まであり、ノーマル、ブロンズ、シルバー、ゴールド、レッドという5つに分類されていて、レッドが一番レベルが高いという仕組みになっています」図鑑に掲載されている100体のキャラクターを紹介する個展「未確認生物の世界展」も開催。「100体が集まって迫力がありました。100体すべてMetal Canvas Artにして展示していたのですが、なかなかいいなと思いました」と満足している。展示した100体のMetal Canvas Artの販売も行ったが、八木自身100体すべて購入したという。「1点4万円弱なので、100点で約400万円。これを小学校や中学校、非営利団体には無料で貸し出したいなと。民間の人たちからは多少お金を払っていただいて、この100体を日本中旅させて、世に広めたいと思っています」○「自分で考えて新しいものを生み出す楽しさを感じてほしい」埼玉のイオンモール春日部でHGとともにワークショップも開催。参加者が描いた未確認生物の絵をトレーディングカードにして渡すというもので、子供たちのうれしそうな顔を見てやりがいを感じたという。「子供たちに自分で考えた生物を描いてもらい、僕が持っていったラミネーターを使ってその場で下敷きやカードにして渡すんです。それを持って子供たちが壇上でうれしそうに描いた生物について説明してくれて、多い子は4、5回発表していました。親もとても喜んでくれましたね。おとなしい子でもスイッチが入って、『レア度なんぼ』とか熱く説明してくれて」その姿を見て、このプロジェクトは「可能性がある」と感じたそうで、「100体を全国巡らせて、いつか子供たちが考えた生物の中で最もレア度が高いものを決める『未確認生物グランプリ』みたいなコンテストを開きたいなと。夢が広がります」と声を弾ませる。そして、「自分で考えて新しいものを生み出す楽しさを感じてほしい」と願う八木。「子供に限らず、誰でも楽しめると思うんです。ワークショップには、美術の先生をされていた7、80歳くらいの方も挑戦してくれて、その絵がすごくよくできていてびっくりしました。いろんな人に描いて楽しんでもらいたいです」八木の子供も個展で楽しそうに絵を描いていたという。「東京の個展に来てくれて、そこでも描くコーナーがあって、1回描いてご飯に行ったら、もう1回描きたいと言うのでもう1回行って。子供はそういうのがうれしいみたいですね我が家では当たり前のように未確認生物の名前が飛び交っていて、普通に存在しているような感じです(笑)」○相方・高橋茂雄もキャラクターのアートを購入相方の高橋茂雄も個展を訪れ、パズルンというキャラクターのMetal Canvas Artを買ってくれたと明かす。「めちゃくちゃうれしかったです。100体の中からパズルンを選んだ理由は聞いてないですけど、カップルのキャラクターなので相方が新婚というのもあるのかなと」今後、未確認生物の漫画を作りたいと考えているそうで、すでに動き出している。「主人公の男の子がいて、女の子もいて、未来の話なんですけど、生物たちが進化し文明を持ち出し、人間と未確認生物が共存する地球になっているという物語というのはどうかと、みんなで盛り上がっています」漫画となると、映像化の可能性もあるかもしれない。「そこまではまだ話は進んでないですけど、吉本のみんなでいろいろ楽しいことができたらいいなと思っています」と語っていた。■八木真澄1974年8月4日生まれ、京都府出身。1994年に高校の柔道部の後輩だった高橋茂雄とお笑いコンビ・サバンナを結成。1997年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞を受賞。一発ギャグを得意とし、そのレパートリーは1000を超える。筋肉芸人としても知られ、レイザーラモンHGと「ネオ☆健康ボーイズ」として活動している。
2024年06月06日