「八重樫哲也」について知りたいことや今話題の「八重樫哲也」についての記事をチェック! (1/2)
俳優の別所哲也が代表取締役を務めるビジュアルボイスが運営するショートフィルム専門のオンラインシアター「ブリリア ショートショートシアター オンライン」は5日から、女性の物語を描くショートフィルムを特集する。1904年3月8日、アメリカ・ニューヨークで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたのが起源となり制定された国際女性デー、そしてこの日を起点にこれまでの女性の歴史や貢献、活動などにより焦点を当てる女性史月間の3月。同社は、フランス、イラン、イスラエル、ポーランドよりキュレーションした、女性の物語を描くショートフィルムを特集する。きょう5日から配信をスタートするのは、ル・コルビジェがその才能に嫉妬したとも言われる、実在したアイルランドの女性建築家、アイリーン・グレイのエピソードをモチーフにしたショートフィルム『アイリーン・グレイの孤独(E FOR EILEEN)』。彼女が実際に建築した海辺のヴィラ「E.1027」で撮影が行われたこだわりの作品。美しくハイセンスなヴィラと裏腹に、アイリーンがもがき苦しむ。第2週目となる12日には、幼い子どもたちに課せられた服装の慣習から社会を風刺する、イランならではの表現方法に注目したいアニメーション『制服の下の私(Our Uniform)』。第3週目となる19日には、イスラエル発、風変わりなレズビアンの母親と思春期入口の息子との親子ドラマ『エリシャの手紙(More Than Friends)]』が登場。男性監督作品ながらジェンダーの葛藤を生きてきた現代の母親の視点を巧みに描く。最終週となる第4週目の26日には、1939年のポーランド、ポドハレを舞台に、レジスタンスに参加するスキーの得意な15才の少女マグダの奮闘を描く、実話をもとにしたアニメーション『マグダ(MAGDA)』を配信する。■『アイリーン・グレイの孤独』(E FOR EILEEN)監督:Brennan Gerard & Ryan Kelly/フランス/ドラマ/2023/23:35/3月5日配信アイルランド生まれの女性建築家アイリーン・グレイと、後に「近代建築の巨匠」と呼ばれるようになるル・コルビュジエとの、海辺のヴィラ「E.1027」*をめぐって起きた確執からインスパイアされ制作されたドラマ作品。アイリーンは彼女がデザインし建てた海辺の家*でバカンス最後の日を過ごしていた。彼女の孤独は昔なじみの友人たちの訪問により壊される。過去の苦悩に沈まないようにー彼女は一人、何かを求めもがく。■『制服の下の私』(Our Uniform)監督:Yegane Moghaddam/イラン/アニメーション/2023/7:00/3月12日配信少女は昔着ていたユニフォームの折り目や布地から学生時代の思い出をひも解く。幼い子どもたちに課せられた服装の慣習から社会を風刺するアニメーション作品。■『エリシャの手紙』(More than Friends)監督:Omri Laron/イスラエル/ドラマ/2023/19:00/3月19日配信風変わりなレズビアンの母親は、11歳の息子が書いた、男の子宛てのラブレターを見つける。息子の社会的地位を不安に思った彼女は、息子から目を離さないよう誕生日パーティーに潜り込む。■『マグダ』(Magda)監督:Adela Kaczmarek/ポーランド/アニメーション/2022/9:00/3月26日配信ポーランドのポドハレ、1939年の冬。スキーの得意なマグダ(15歳)は突然のドイツ軍の侵攻から、抵抗運動、レジスタンスに参加する。ある日、彼女は23人のパイロットのグループが国境を越えなければならないことを知る。雪の中、全速力で滑りながら銃を撃つゲシュタポ(ナチス兵)の追っ手が迫る中、マグダは危険な計画を思いつく。
2025年03月05日2025年5月10日(土)の東京文化会館を皮切りに富山・愛知・大阪で公演予定のDaiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring Tour 2025『白鳥の湖』の最新プロモーション映像が解禁となりましたので、お知らせいたします。Kバレエの真髄がここにバレエの魅力のすべてが、この舞台にはある―悠久の歴史を生き抜いてきた不朽の名作『白鳥の湖』。揺るぎなくも奥深い“バレエの代名詞”の魅力をあますところなく描き切り、また現代を生きる古典の新たな可能性をも提示した熊川版は、2003年の誕生以来、カンパニーの躍進と発展を象徴する代表レパートリーとして確たる評価を誇り、今なお進化を遂げ続けています。熊川の美意識に貫かれた舞台空間がもたらす限りない神秘、ダイナミズムに富んだストーリー展開、そして物語と密接な融合を果たした舞踊の圧倒的な美―この名作こそは、まさに熊川バレエの原点であり、ダンサーの“いま”を映し出す鏡。伝統をさらに高みへと発展させていく、Kバレエの真髄がここにあります!【芸術監督】熊川哲也■スタッフクレジット芸術監督・演出・再振付:熊川哲也原振付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー舞台美術デザイン・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース照明デザイン:足立恒指揮:井田勝大:5月10日、11日、25日夜、6月1日塚越恭平:5月23日、24日、25日昼、31日管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring Tour 2025『白鳥の湖』【日/会場】<東京公演>2025年5月10日(土)~5月11日(日)東京文化会館 大ホール2025年5月23日(金)~6月1日(日)Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円/D席5,000円(D席は東京文化会館のみ)Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円※Kプラチナシート…主演ダンサー直筆サイン入りフォトカード付(東京文化会館大ホール)1階席:1・20列(Bunkamuraオーチャードホール)1階席:販売座席の最前1・2列目※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下/A席エリア)※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999【地方公演】富山公演:5月14日(水)オーバード・ホール大ホール愛知公演:5月17日(土)・18日(日)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演:6月4日(水)・5日(木)フェスティバルホール(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2025年02月28日2025年5月10日(土)の東京文化会館を皮切りに富山・愛知・大阪で公演予定のDaiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring Tour 2025(主催:株式会社TBSテレビ)『白鳥の湖』の最新プロモーション映像が解禁となりましたので、お知らせいたします。(C)Yumiko Inoueバレエの魅力のすべてが、この舞台にはある―悠久の歴史を生き抜いてきた不朽の名作『白鳥の湖』。揺るぎなくも奥深い“バレエの代名詞”の魅力をあますところなく描き切り、また現代を生きる古典の新たな可能性をも提示した熊川版は、2003年の誕生以来、カンパニーの躍進と発展を象徴する代表レパートリーとして確たる評価を誇り、今なお進化を遂げ続けています。熊川の美意識に貫かれた舞台空間がもたらす限りない神秘、ダイナミズムに富んだストーリー展開、そして物語と密接な融合を果たした舞踊の圧倒的な美―この名作こそは、まさに熊川バレエの原点であり、ダンサーの“いま”を映し出す鏡。伝統をさらに高みへと発展させていく、Kバレエの真髄がここにあります!【芸術監督】熊川哲也熊川哲也 (C)Makoto Nakamori【出演】日高世菜石橋奨也飯島望未山本雅也岩井優花栗山 廉長尾美音堀内將平*日高の高ははしごだか■スタッフクレジット芸術監督・演出・再振付 :熊川哲也原振付 :マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ音楽 :ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー舞台美術デザイン・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース照明デザイン :足立恒指揮 :井田勝大:5月10日、11日、25日夜、6月1日塚越恭平:5月23日、24日、25日昼、31日管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring Tour 2025『白鳥の湖』【日/会場】<東京公演>2025年5月10日(土)~5月11日(日) 東京文化会館 大ホール2025年5月23日(金)~6月1日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円/D席5,000円(D席は東京文化会館のみ)Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円※Kプラチナシート…主演ダンサー直筆サイン入りフォトカード付(東京文化会館大ホール)1階席:1・20列(Bunkamuraオーチャードホール)1階席:販売座席の最前1・2列目※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下/A席エリア)※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 【地方公演】富山公演:5月14日(水) オーバード・ホール 大ホール愛知公演:5月17日(土)・18日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演:6月4日(水)・5日(木) フェスティバルホール公式HP : 主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングス協力(Bunkamura公演):Bunkamura制作 :K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram :@k_ballet_tokyo_officialX :@kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月26日中島哲也監督の最新作『時には懺悔を』が、2025年6月に公開されることが決定した。本作は、打海文三の同名小説を原作とした作品で、重度の障がいを抱える子どもを通して描く、親子の絆の物語。およそ20年前にこの小説に出会った中島監督は「観る人の気持ちを動かす映画ができるのでは」という想いを抱き、構想15年という時を経て完成させた。「過去に大きな傷を負った大人たちが、今を必死に生きる“たったひとつの小さな命”と出会い、人生の活路を見出す物語」を独自の視点と緻密な演出で描き出す。主演を務めるのは、中島監督とは初のタッグとなる西島秀俊。家族との不和を抱えながら生きる男・佐竹を演じる。また、本作で同じく中島組に初めて参加し、⻄島と初共演を飾る満島ひかり、そして黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、塚本晋也、片岡鶴太郎、佐藤二朗、役所広司など、日本映画を支える豪華キャストが集結した。併せて、ティザービジュアルも公開。屈曲した小さな子どもの手と、それにそっと触れようと差し出された大人の手の、優しさや温もりが伝わってくるビジュアルとなっている。■中島哲也監督 コメント「この子は生まれてこないほうが幸せでした」。劇中のセリフですが、そう言われた子どもがそれでも生まれ、多くの人々の心を動かし、その人の人生に影響を与える。望まれなかった命が誕生し誰かの救いになって、この世界に生まれてきた価値があると証明する。そのことと正面から向き合った映画だと思います。過剰に人を攻撃してしまったり、心に傷を負ったまま立ち上がれなかったり、あるいは自ら壁を作りその中に閉じこもっている……そんな欠点だらけの大人たちが、重い障がいを持ち生まれてきた幼い命に出会い、どう変わっていくのか。原作小説を読んでから約20年。ずっと映画化を切望しましたが難しいと言われ続け、中止になってもおかしくない事態に何度もぶつかりながら、障がい児関連の人々など多くの人の協力と努力に支えられ、やっと完成しました。この20年間に世の中の価値観が少しずつ変わり、こういう映画が人々に受け入れられる土壌がようやく整ったことを強く実感しますし、嬉しい限りです。主人公である佐竹同様、極度のヘソ曲がりの私ですが、この映画にはかつてなく自分の気持ちが素直に出ている気がします。伝えようとしていることの大切さや重さを考えれば気取った演出などしている場合じゃなかった。そこに監督としてのエゴを入れる余地は全くありませんでしたし、スタッフ・キャストを含め全員で作ったという実感を強く抱いています。だからこそ、観てくれた人がこの映画をどう感じどう受け止めてくれるか、ものすごく楽しみです。どうか是非、劇場に足をお運び下さい。<作品情報>『時には懺悔を』2025年6月公開公式HP: 映画『時には懺悔を』製作委員会
2025年01月01日12月8日、Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024(主催:株式会社TBSテレビ)『くるみ割り人形』が、連日チケット完売の大盛況の中、千秋楽を迎えました。年末の定番演目ながら、毎回異なるキャスティングで新たな魅力を生み出し人気のある『くるみ割り人形』。今年は、くるみ割り人形/王子役のジュリアン・マッケイ(バイエルン国立バレエ プリンシパル)がゲスト出演し、公演後に行われた交流イベントでは、数日前の開催発表であったにもかかわらず、400名近いファンが集うなど、注目を集めた。ロシアの名門、ボリショイ・バレエ・アカデミーを11歳という年齢で、首席で卒業。英国ロイヤルバレエ団での研修生を経て、ロシアのミハイロフスキーバレエ団に史上最年少のソリストとして入団したジュリアン・マッケイ。現在所属しているバイエルン国立バレエでの活躍はもちろん、世界中のバレエ団、ガラ公演への客演などで実力を認められ、K-BALLET TOKYOでは『蝶々夫人』『ジゼル』とゲスト出演が続いた彼だが、意外にもクラシックのグランドバレエでの王子役は、本公演が日本では初めて。期待高まる公演となった。6歳から踊り続けているという彼の、くるみ割り人形/王子は、役柄への圧倒的な解像度の高さで、観客の心を奪った。舞台に登場すると、人形にしか見えないカクカクとした計算された動きに、勇敢なオーラが見え隠れする王子らしさが絶妙に混ざり合った、オリジナリティ溢れる、くるみ割り人形を好演。麗しいビジュアル、ダイナミックな技術力ばかりが注目されがちだが、観客が思わず童心に帰るような、楽しく遊び心のある踊りで突出した表現力を披露した。マスクがとれ王子に変身すると、そこからはファンタジックな世界の王子に。日高世菜との完璧なパートナリングで、キラキラとした光を放つ輝く王子を踊り切った。実在しない人形の世界に観客が一気に没入できる、役柄への細かな分析力は圧巻。心躍るパフォーマンスで、くるみ割り人形/王子に、ジュリアン・マッケイならではの、新たな命を吹き込んだ。(C)Hidemi Seto満を持して王子役デビューを華々しく飾った彼のK-BALLET TOKYOでの次の出演予定は1月の『シンデレラ』王子役。K-BALLET TOKYOの『シンデレラ』は、踊りの見せ場が多く、どこまでもロマンティック。よく知っているはずのストーリーを斬新に新鮮に見せる、美しい魔法の数々、キャラクター造形。特に、豪華なドレスを着たお姫様に変身した主人公が、眩い馬車でお城へ行くシーンは、神々しく一見の価値ありだ。そんな独創的な作品の王子は、ファンタジーな世界観になじむ華と美しいビジュアルをもち、若い頃から鍛えられたロシア仕込みのテクニックをもつジュリアン・マッケイの適役と言える。(C)Nicholas MacKay『くるみ割り人形』が架空の世界の王子なら、『シンデレラ』は現実世界の誠実で勇敢な王子。「結婚を控えた時期に自分でも想像していなかった様々なことが起こり、自分の心に忠実に信念を曲げずに進んでいくことで未来を切り開きハッピーエンドを迎えるのが『シンデレラ』の王子。セレンデピティのような運命の導きを表現し、見てくださる人が、勇気とモチベーションを上げられるような王子を創りあげていきたいです。ディレクターの熊川さんは、僕にとって憧れでありレジェンドのような存在。そんな熊川さんのバレエ団で王子役を踊ることができるのは、自分にとって、シンデレラや王子が体験したような奇跡のようなできごと。K-BALLET TOKYOの作品は、団員全員が僕と同じように熊川さんを敬愛しているのが伝わってきます。芸術はただ作るだけでは何かが足りない。作り上げる人達全員が同じ気持ちをもち、情熱をもつことが大事だと思うんです。そういった意味でも『シンデレラ』では、最高峰の芸術を披露できると思うので僕自身ワクワクしています。(ジュリアン・マッケイ)」と、また新たな王子像を確立してくれそうだ。唯一無二の演技力で観客の心を掴んだが、彼の踊りは相手役とのケミストリーも魅力の1つ。『くるみ割り人形』でパートナーだった日高世菜も「ジュリアンの創造力溢れる大胆な表現と踊りは、パートナーである自分の新たな部分をも引き出し、知らなかった世界へ導いてくれる。」というほど。『シンデレラ』では、飯島望未とペアを組み1月9日(夜)、10日(夜)、11日に出演予定。期待を裏切らず、観客に甘い夢を見せてくれるジュリアン・マッケイ。『シンデレラ』では、どんなパフォーマンスを披露してくれるのか。チケットは絶賛発売中。ぜひ、この機会をお見逃しなく!※日高世菜の高ははしごだか(C)K-BALLET TOKYO(C)Hidemi Seto■スタッフクレジット【芸術監督】熊川哲也熊川哲也 (C)Makoto Nakamori演出・振付 :熊川哲也音楽 :セルゲイ・プロコフィエフ衣裳デザイン :ヨランダ・ソナベンド舞台美術デザイン:レズリー・トラヴァース照明デザイン :足立 恒■キャストシンデレラ:飯島望未/岩井優花王子 :ジュリアン・マッケイ/山本雅也*キャストは公演により、異なります。飯島望未岩井優花ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay山本雅也■指揮&管弦楽指揮 :井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■公演概要Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2025『シンデレラ』【日/会場】2025年1月9日(木)~1月11日(土)東京文化会館 大ホール上演時間:約2時間30分(予定)※休憩時間含む主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン:ANA制作 :K-BALLET/TBS【チケット料金(税込)】S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円Kプラチナシート 21,000円/A親子席 17,000円/学生券 4,000円●Kプラチナシート…主演ダンサー直筆サイン入りフォトカード付。1階席1・20列。●A親子席…大人1名+こども1名(5歳以上小学6年生以下)/A席エリア5歳以上の入場が可能。但し、お席が必要です。●学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/座席位置未定。【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 公式HP : 公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年12月27日Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024(主催:株式会社TBSテレビ)『くるみ割り人形』。クリスマスシーズンの風物詩ともなっている同作が2024年11月23日、今年も満を持して開幕しました。主演の日高世菜&栗山廉コンビが華やかで麗しい踊りで観客を魅了し、スタンディングオベーションとなる大成功の幕開けとなりました。(C) K-BALLET TOKYO1892年にロシアで上演されてから130年以上も人々に愛されてきたクラシックバレエの名作『くるみ割り人形』。K-BALLET TOKYOでは、初演から20年目を迎えます。世界中のバレエ団で上演される冬の定番作品ですが、熊川哲也演出のK-BALLET TOKYOの同作の魅力はなんと言っても、「飽きさせず破綻のない展開」「観客を夢の世界へ誘うファンタジックな世界観」「限界に挑戦するようなテクニック」だ。様々な演出家の『くるみ割り人形』を観尽くしている人には新鮮に感じられ、初めて観る人は、めくるめく夢の世界に感嘆する。老若男女すべての人に魔法をかけ、ファンタジーの世界へ誘うプロダクション。■観客を世界観に没入させる、新鮮なストーリー(C) K-BALLET TOKYO『くるみ割り人形』と言えば、クリスマスの夜、ドロッセルマイヤーがクララという少女にくるみ割り人形をプレゼントし、クララの夢の中でくるみ割り人形が王子に変身。物語が展開していくのが一般的だが、熊川版は人形の国のマリー姫がねずみの王様にねずみに変えられてしまうところから始まる。この魔法を解くことができるのは、純粋無垢な心を持つ人間のみ。人形の国の王様からその少女を探せという命を受けたドロッセルマイヤーは、少女クララを見つける。物語に無駄がなく、ファンタジーながら破綻のない説得力のある展開だ。観客は非現実的な世界にも疑問を抱かず、すっと没入してしまう。■百聞は一見に如かず、絵本をめくるように変化する演出(C) K-BALLET TOKYO出演するダンサー達も口を揃えて言う「魔法のような場面転換」も熊川版の特徴。まるで絵本のページをめくっているような感覚に陥る、瞬時に変わる世界観。子供の頃、絵本を読んでもらっていた時に感じた、あのワクワクとした期待感が体感できる。舞台美術、装置は完璧に作り込まれ、リアリティさえ感じるメルヘンの世界。第1幕ではアットホームな世界観から、ミステリアスなフクロウ時計、おどろおどろしいねずみの登場!そして瞬く間にツリーの中に誘われ、圧倒的な美に感動する、万華鏡のような雪の世界。第2幕では、ねずみの王様とくるみ割り人形のバトルから、人形の国のお祝いの宴へ。多様性溢れるキャラクターに感嘆し、花のワルツやグラン・パ・ド・ドゥでは優美で壮大なクラシックバレエを満喫できる。舞台中に張り巡らされた小道具による楽しい仕掛けは、見つけるたびに心が躍り、童心へとかえりワクワクさせられる。■初日を彩った、ダンサー達の類まれなるテクニック(C) K-BALLET TOKYOファンタジックな舞台を上質な芸術に昇華させるのは、肉体の限界に挑戦するかのような難易度の高く迫力のある振付だろう。初日の舞台の幕が上がると、純粋無垢なクララ・梅木那央が確かなテクニックに裏付けされた可憐な踊りで観客の心を掴んだ。シュタールバウム家のシーンでは、ダイナミックなジャンプ、安定感のあるリフトでドロッセルマイヤーをスマートに踊る堀内將平と、軽やかに舞台を駆け抜けるフリッツ・栗原柊が魅了した。そしてシーンに深みをもたせるビャンバ・バットボルドのねずみの王様。所作はねずみそのもの。そして不気味だけれど可愛げもある至芸を見せた。そんなダークなムードから一転、無機質で完璧に美しい世界を体現する雪の女王・成田紗弥と雪の王子・田中大智は、シャープな回転技を見事に踊り切った。高速の音楽の中、ぴたりと合わせるコールドも圧巻だった。人形の国でのお祝いの宴では、マリー姫・日高世菜がその慈愛に満ちた踊りで舞台全体を包み込んだ。長く伸びやかな手足を自由に操り、大きくたおやかな壮麗さと強靭なテクニックには威厳さえも感じられた。王子という役をその華やかな存在感、溢れる誠実さで表現した栗山廉。夢の世界の勇敢で輝く王子にリアリティをもたせるパフォーマンスは見事だった。二人のロマンティックなムードを創り上げるケミストリーは、1幕からクララと一緒に冒険をしてきた観客の心を癒し、甘く温かなもので包み込んだに違いない。完璧な世界観に溶け込む役作り、そして振付の難しさゆえ、他のキャストで何度でも観たくなる熊川版の『くるみ割り人形』。これから新たな組み合わせの主要キャストが登場予定だ。1年を締めくくる感動体験、お見逃しなく!(C) K-BALLET TOKYO以下、11月24日(日)13:00公演よりマリー姫 :飯島望未くるみ割り人形/王子:石橋奨也クララ :塚田真夕(C) K-BALLET TOKYO(C) K-BALLET TOKYO(C) K-BALLET TOKYO■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付 :熊川哲也原振付 :レフ・イワーノフオリジナル台本 :マリウス・プティパ音楽 :ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー舞台美術・衣裳デザイン:ヨランダ・ソナベンド/レズリー・トラヴァース照明デザイン :足立恒■キャストマリー姫 :日高世菜/飯島望未/岩井優花くるみ割り人形/王子:ジュリアン・マッケイ/石橋奨也/山本雅也/栗山廉クララ :梅木那央/塚田真夕/世利万葉ドロッセルマイヤー :栗山廉/堀内將平雪の女王 :小林美奈/長尾美音/成田紗弥雪の王 :堀内將平/山田博貴/田中大智※日高の高ははしごだか■指揮&管弦楽指揮 :井田勝大(11/24.12/6.7.8)/塚越恭平(11/23.30.12/1)管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamori日高世菜飯島望未岩井優花ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay石橋奨也山本雅也栗山廉■公演概要Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Winter 2024『くるみ割り人形』【日/会場】2024年11月23日(土・祝)・11月24日(日)・11月30日(土)12月1日(日)・12月6日(金)~12月8日(日)Bunkamuraオーチャードホール上演時間:約2時間5分(予定)※休憩時間含む【チケット料金(税込)】■『くるみ割り人形』【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円●Kプラチナシート…主演ダンサー直筆サイン入りフォトカード付。『くるみ割り人形』公演:1階席、販売座席の最前1・2列目、20列。●A親子席…大人1名+こども1名(小学6年生以下)/A席エリア11月公演:4歳以上の入場が可能。12月公演:5歳以上の入場が可能。いずれの日程も、膝上鑑賞不可。お席が必要です。●学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/座席位置未定。【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問合せ】チケットスペース:03-3234-9999 主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン:ANA協力 :Bunkamura後援 :TBSラジオ制作 :K-BALLET/TBS公式HP : 公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月27日筑波大出身、モデル・DJ・走り高跳びのハイブリッドプレイヤー・八重樫澄佳(やえがし・すみか)が19日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「異色の講義&一生の思い出」美女陸上選手の山中日菜美”八幡商業高校野球部へ”、未来のホープにランの実技指導!八重樫澄佳は「これにて被写体終わり!!と綴り、複数枚の最新ショットを公開した。ファン大絶賛のモデルモードになった彼女は、いろんな自分と出会えたことと「陸上とはまた違う世界に触れることができて、改めてやってよかったな」と大満足。また”匂わせ”としてまた再開するかもしれないという言葉も綴っており、ファンが心待ちにする楽しみを与えたのだった。特に最後の画像は人気アイドルさながらの微笑みショットとなっており、見逃しは厳禁だ。 この投稿をInstagramで見る 八重樫澄佳(@8e5_s0up)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「可愛い‼️」「綺麗です再開期待しています」といったコメントが寄せられている。
2024年11月19日Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ)の新作『マーメイド』が、ついに2024年9月8日、感動の開幕をいたしました。(C)Yumiko Inoue熊川マジックに貫かれた舞台 四半世紀の結実「蝶々夫人」「カルミナ・ブラーナ」などで劇的な作風を打ち出してきた芸術監督・熊川哲也が、子供のためのおとぎ話をどう扱うのか。期待に沸き返る大入りの東京文化会館で、K-BALLET TOKYOのオータムツアー「マーメイド」の幕が開いた。白眉はやはり、海中の場面だ。気のいいロブスターや俊敏なカクレクマノミに囲まれたマーメイド・飯島望未の無邪気な愛らしさは比類がない。かき分けるような手足の使い方や流線を描くリフトから、海水の質量が確かに感じられる。ウロコの一枚一枚にまで意匠を凝らした装いは、全身に光をまとうかのよう。衣裳家アンゲリーナ・アトラギッチの才気に舌を巻いた。切れ目なく流れていく音楽にも驚かされる。熊川のオリジナルバレエはクラシックの作曲家一人に焦点を当て、その作品群から場にふさわしい曲を選んで編み上げられるが、今回は横山和也(作曲・編曲)と塚越恭平(指揮・リハーサルピアニスト)が、全体をグラズノフで構成した。海中場面は、「短い曲」と「休止」が繰り返される通常作とは異なり、継ぎ目を悟らせないまま数曲が連続で展開。映画で言う「長回し」の手法で、静止することのない水の世界を現出させる。色彩豊かなその流れに乗って、一瞬の停滞もなく跳び回るシャーク・石橋奨也を、第一幕の殊勲賞に推したい。回遊魚の本領発揮とばかりの運動量である。シャークの秘薬を飲み、美声と引き換えに脚を得たマーメイドが、プリンスへの思慕だけを抱いて海面へ上っていく姿も鮮烈。どこまでも優美に発揮されるバレリーナの身体能力に、息をのまずにはいられない。第二幕。陸上でマーメイドを待ち受けるのは、制服や式服をまとった人間たちだ。プリンスと隣国のプリンセスの婚約式は、古典バレエさながらのグラン・パ・ド・ドゥ形式で描かれる。完璧な身ごなしで社交界の頂点たる輝きを放つプリンセス。これほど弛緩のないバリエーションも珍しいが、日高世菜が驚異的なバランスと回転で圧倒した。一方のプリンスは、おぼれる自分を救ってくれた恩人の面影を記憶の底に刻みながらも、突然浜辺に現れた娘の正体に気付くことはない。優しさと誠実さ、それゆえの残酷さを、山本雅也が余すところなく表現した。海と陸、無垢と世知、夢想と現実。マーメイドの思いが届かないのは声を失ったからではなく、二つの世界ははなから交わりようがなかったのだ。華やかな婚約式が見せつける現実の切なさは、大人の観客にこそ染みるに違いない。はかない恋の終わりは、夢のような美しさで可視化された。最先端技術によるイリュージョンに頼らず、どこまでも人体と人力、そしてバレエの技法で紡がれる物語。だからこそ切なさあふれるおとぎ話でも、温かな人間賛歌が胸に残るのだろう。ホリゾント(背景)に広がる海が、一部始終を静かに見つめている。美術は二村周作、照明は足立恒。隅々まで妥協のないスタッフの仕事ぶりが、この舞台の影の主役と言えるだろう。先に触れた音楽の二人は、K-BALLETの生え抜き。熊川は近年、奨学金を設立して次世代ダンサーの育成に腐心しているが、芸術監督の意図を血肉化したスタッフ陣の輩出もまたカンパニー25年の結実であり、作り手と踊り手の気迫に満ちた「マーメイド」は、まさしく四半世紀の集大成だ。熊川美学に貫かれた傑作の誕生を寿ぎたい。(バレエライター・齊藤希史子)(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda(C)Yoshitomo Okuda■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立恒管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチアンゲリーナ・アトラギッチ舞台美術デザイン:二村周作二村周作衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。近作に『インヘリタンス』、Musical『Beetle Juice』、Musical『エリザベート』、オペラ『トゥーランドット』など、数々の演劇、ミュージカルの美術を担当し、第38回伊藤熹朔賞、第14回及び第22回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞などを受賞している。これまでK-BALLET関係では、K-BALLETユース『トム・ソーヤの冒険』「Bunkamura25周年ガラ」などで舞台美術を担当しているが、K-BALLETの本公演を手掛けるのは初となる。熊川は二村の繊細な色彩と感性を大いに気に入り、いつか必ず一緒に全幕を作りたいと思っていたという。屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台芸術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』【日/会場】<東京公演>2024年9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席17,000円/A席13,000円/B席9,000円/C席7,000円Kプラチナシート21,000円/A親子席17,000円/学生券4,000円※Kプラチナシート…K-BALLET TOKYO設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下/A席エリア)※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問合せ】チケットスペース:03-3234-9999 【地方公演】名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングス/ラブクロムオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月13日株式会社K-BALLET(本社:東京都文京区、代表取締役:熊川哲也)が運営するバレエ教室「K-BALLET SCHOOL」(Kバレエ スクール)は、既存の恵比寿校・吉祥寺校・横浜校・大宮校・後楽園校の5校に加え、2024年9月1日より新たに武蔵小杉校を開校します。「Kバレエ スクール」公式: 「Kバレエ スクール」紹介: Kバレエ スクール 武蔵小杉■「K-BALLET SCHOOL(Kバレエ スクール)」についてKバレエ スクールは、プロフェッショナルバレエ団であるKバレエ トウキョウ(旧:Kバレエ カンパニー)の付属校として2003年に創立。20年以上にわたり充実したバレエ環境における現役ダンサーを含む質の高い教師による指導をかかげ、未就学期から青年期までの次世代を担う子供たちから、大人の方々まで、延べ1万人以上にバレエ教育を提供してまいりました。さらに、2023年には英国ロイヤル・バレエ団でソリストとして数多くの主要な役を務めたのち、10年にわたり日本人で初めて英国ロイヤル・バレエ学校の専任教師を務めた蔵健太が新たに校長に就任。国内にいながら世界トップクラスの経験をシェアできるスクールと自負しております。■9月1日より開校!「武蔵小杉校」についてこの度4月にオープンした後楽園校につづき、新たに武蔵小杉校を開校いたします。武蔵小杉校はKバレエとしても最大規模を誇る施設で、3つのスタジオを完備しております。Kバレエの教師による質の高いバレエクラスを基盤に、プロバレエダンサーが日々実践しているコンディショニング方法としてのヨガやピラティス等のクラスも展開し、お客様一人ひとりに最適な形でバランスの良い身体づくりができる空間を提供いたします。そして、この武蔵小杉校を率いる主任教師にはKバレエ トウキョウのバレエ・ミストレスを務める山田蘭が就任します。山田はプロバレエダンサーとしての豊富な経験を有するとともに、子供からプロまで幅広い指導実績があります。また、ジャイロキネシス(R)の資格も所持しており、多角的な視点からバレエに最適な身体づくりをサポートいたします。武蔵小杉校は、8月よりプレオープンとしてKバレエ スクールを体感できる無料体験会を開催します。この機会にバレエを始めてみたい!という方へ向けた入会キャンペーンを実施いたします。Kバレエ最大級のスタジオが完成Kバレエ スクール 武蔵小杉 外観■株式会社K-BALLET 代表取締役 熊川哲也ご挨拶情報や選択肢があふれる現代において、なぜクラシックバレエを習うのでしょうか?体力やリズム感を培う、感受性を豊かにする、健康向上のため… バレエ学習には多くのメリットがありますが、私はなにより五感を鍛えられることが魅力だと考えます。Kバレエのスタジオは、“本物”にあふれています。数百年の間受け継がれているバレエの型や技の数々、一流の教師陣による指導、生ピアノで演奏される音楽、そしてスタジオの床までもプロ仕様の“本物”です。そのような空間のなかで、教師の指示を聞き、覚え、即時に身体で音楽にあわせて体現するバレエは、五感をフルに活用します。AIやデジタルの世界になり、子供たちには本物を見極める力が試されています。バレエ芸術に身をおき、五感を本物で満たすことで、本物を感じる力を培い、社会を生き抜く力を育んで欲しいと思います。社会的にさまざまな役割を持つ大人の方にとっては、非日常の豊かさに身をおき、心身ともに美しく歳を重ねられるお手伝いができるように、生活とのバランスを考慮したサポート体制をご用意しております。武蔵小杉を初めて訪れた時、再開発の勢いのごとく非常に活気がある街という印象を持ちました。ファミリー層も多いとのことですので、ぜひ3世代でバレエを嗜まれていただければと思います。スタジオを訪れるみなさま全員に、“本物にあふれた”豊かな時間を提供することをお約束いたします。熊川哲也熊川哲也(くまかわ てつや)K-BALLET TOKYO 芸術監督 / K-BALLET SCHOOL主宰北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年には同団史上最年少でソリストに、93年にプリンシパルに昇格。主要なレパートリーで数々の名演を残し、名実共に世界的ダンサーとしての評価を確立する。98年、英国ロイヤル・バレエ団を退団。翌99年、K-BALLET COMPANYを設立。以来、芸術監督/プリンシパルダンサーとして団を率いるほか、演出・振付家としても才を発揮し、全幕古典作品の演出・再振付や、台本から手がけた完全オリジナル全幕作品などの新作を数多く上演している。また、後進の育成機関として2003年にK-BALLET SCHOOLを創設するなど、総合芸術としてのバレエを多角的にサポートする組織を運営。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。7月、バレエ芸術文化の振興を目的とした一般財団法人熊川財団を創立。■武蔵小杉校主任教師 山田蘭ご挨拶武蔵小杉駅の改札を出ると、そこには活気に満ちた街が広がり、笑顔溢れるお子様連れの方々や、仕事に向かう活力あふれる人々で賑わっていました。この街のエネルギーに、私も心躍る思いです。武蔵小杉校は、この街の皆様との新しい出会いへの期待を胸に、新たなスタートを切ります。私自身も今年初めに出産をし、毎日子育てに奮闘中です。身体も生活も大きく変化し慌ただしい毎日ですが、バレエをする時間、身体を動かす瞬間は、私にとって自分を取り戻すかけがえのない時間となっています。武蔵小杉校では、皆様がバレエを通して心身ともに解放され、楽しく成長できるよう、精一杯サポートして参ります。ぜひ、お気軽にお越しください。山田蘭山田蘭(やまだ らん)K-BALLET TOKYOバレエミストレス/K-BALLET SCHOOL武蔵小杉校 主任教師東京都生まれ。6歳よりバレエを始める。2007年新国立劇場バレエ研修所に入所し、09年新国立劇場バレエ団に入団。11年3月Kバレエ カンパニーに入団し、15年8月にソリストに昇格。20年11月よりバレエ・ミストレスを務めている。15年にはKバレエ スクール ティーチャーズ・トレーニング・コースを修了し、Kバレエ スクール 横浜で教師を務める。GYROKINESIS(R)トレーナー資格を所持しており、2019年より代官山TEDDY’S BALANCEのヘッドインストラクターとしても活躍。■Kバレエ スクール 武蔵小杉<開校日>2024年9月1日(日) グランドオープン<所在地>〒211-0012 神奈川県川崎市中原区中丸子13-31 フロンティア武蔵小杉S棟1F<アクセス>JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン 武蔵小杉駅 新南改札(横須賀線口)より徒歩1分東急東横線・目黒線 武蔵小杉駅 JR方面改札(中央口)より徒歩7分<プログラム>子供向け:3歳~21歳対象 / 年齢に応じたクラス分け / 月謝制大人向け:15歳~制限なし / 初心者から上級者までレベルに応じたクラス分け / チケット制<営業時間>月~土 10時~22時日・祝 10時~18時<無料体験会を実施します>8月には、プレオープンとして無料体験会を実施いたします。体験予約はこちら→ <新規オープン記念!入会キャンペーン>8月中にご入会いただくと子供プログラム:入会金50%OFF大人プログラム:3回券プレゼント体験後、その場でご入会いただいた方にはバレエシューズをプレゼントいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月01日Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ) 今秋上演の新作『マーメイド』の特別番組放送決定!!本作の制作舞台裏に迫る特別番組が今週末7/20(土)に放送!Kバレエ25周年記念作品『マーメイド』の制作舞台裏に迫る。ファンタジーの鬼才・熊川哲也の葛藤、そして新作に込めた意外なメッセージとは。幻想的な海底世界を描く圧巻のステージ、一流デザイナーとの衣裳制作の裏側に密着。人魚姫を演じる世界が注目するトップダンサー飯島望未はいかにして舞台を泳ぐのか。「驚き」と「王道」が交差する新たな熊川ワールドが幕を開ける!■番組情報■「熊川哲也『マーメイド』奇跡のファンタジーの舞台裏」(TBSテレビ/関東ローカル)放送日時:7月20日(土)16:00~16:30出演 :熊川哲也飯島望未、岩井優花 ほか※放送日時は変更になる場合がございます。詳細は番組公式HPよりご確認ください。※放送終了後、TVerで見逃し配信あり予告動画はこちらから特番スポット映像■ファンタジーの鬼才、熊川哲也が贈る伝説のラブストーリー古典改訂からオリジナルまで数々のグランド・バレエを立て続けに世に送り出してきた熊川哲也の次なる新作は、アンデルセンの童話「人魚姫」を題材にした『マーメイド』。数ある熊川作品の中でも、とりわけ幅広い世代に根強い人気を誇る『くるみ割り人形』や『シンデレラ』、そして昨年大きな話題を呼んだ新制作『眠れる森の美女』などがすでに証明しているとおり、ファンタジー作品においても熊川の卓越した手腕は比類ない。誰もが知る物語を新鮮に輝かせるストーリー展開の巧みさ、非凡なる発想で生み出す劇場空間ならではの魔法のような瞬間の数々が彩る舞台は、ファンタジーの世界を“今ここにある真実”だと、観客に信じさせてくれる。熊川の手によって、時代を越えて愛される名作童話がバレエへと昇華し子供はもちろん大人の我々をも、よりリアルな感動に導いてくれるのだ。圧巻のスケールで描き出す神秘あふれる海底の世界、人間界に憧れを抱いた人魚姫がたどる一途で切ない恋の顛末――。Kバレエ25周年に贈る珠玉のファンタジー、この秋、世界初演!(C)Yumiko Inoue■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立恒指揮 :井田勝大/塚越恭平管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■一流デザイナーが手掛ける『マーメイド』の衣裳デザイン画とセットイメージを新たに公開!衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版 新制作『眠れる森の美女』での芸術性あふれるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。衣裳デザイン画舞台美術には、英国のセントラル・セント・マーチンズにて舞台美術を専攻・修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカルなどの作品に携わっている二村周作。海底セットイメージ屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台美術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山 廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也杉野 慧田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』【日/会場】<東京公演>2024年9月8日(日) 東京文化会館 大ホール/9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円(東京文化会館のみ)Kプラチナシート 21,000円/A親子席 17,000円/学生券 4,000円※Kプラチナシート…カンパニー設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(東京文化会館 大ホール:1階席1・20列、2階席1列。/Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)/A席エリア※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて、取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 【地方公演】名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングス/ラブクロムオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年07月19日誉田哲也氏から「怒り」のコメントも到着!『首木の民』(双葉社)『ヒトリシズカ』『ケモノの城』『背中の蜘蛛』など数々のベストセラーを送り出してきた誉田哲也氏の最新刊『首木の民』が発売1週間で重版出来となりました。今作で誉田氏が踏み込んだのは、私たちの日常生活に深く関わる「お金」の問題。国家の「嘘」ともいえる闇に、渾身の力で斬り込んだ痛烈な問題作です。※【頸木】【軛】あるいは【首木】(くびき)…家畜の首にあてる横木。転じて「自由を束縛するもの」。誉田哲也氏からコメント到着!今作の出版と重版出来にあたり、著者の誉田哲也氏からコメントも到着しました。「私が小説を書く原動力は『怒り』です。今回も、巨大な敵にガンガン喧嘩を売っています。負けるときは私一人ですが、勝つときは皆さんと一緒です。だから応援してください。本当の敵を、あなたの目で確かめてください。」書店員さんからも激賞の声、続々!「警察小説として読んでいたはずが、物語を使っての社会への問題提起へ巧みに誘導され、全く知識がなかった経済の分野を少しでも知りたいと思えた。生活に思考を侵食させる読み応えのある小説でした」――未来屋書店八事店長岡恵さん「事件の取り調べが、まさか講義になるとは。調査の進捗と講義の続き、どちらも妙にわくわくしました。国のため、国民のため、と必死に働いてきた人の人生後半の変容。お金の首木、権力の首木、かけられて苦しんでいるのはどっちなんだろう、と考えさせられる結末でした」――谷島屋マークイズ静岡店八木理充さん「“税金高くない?”と思っているすべての納税者にぜひ読んでほしいです。重厚なテーマが盛り込まれていながら、テンポは軽快で、志村署のメンバーが生き生きとしていて、とても魅力的でした」――くまざわ書店西新井店塩里依子さん書店店頭拡材も公開!また、書店店頭に飾られるパネル、ポップも完成致しました!こちらも特別公開致します。書店店頭用POP書店店頭用パネル試し読み&書評はこちらから本作の試し読みはこちらから。 本作の門賀未央子さんによる書評記事はこちらから。 本書あらすじ大学の客員教授・久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。職務質問を受け、運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある掲載政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取り調べは一向に進まなかった。一方、財布の持ち主を探していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。菊池は、ある交通事故を探っていたが、その事故には財務省に関係する人物が絡んでいた――。著者プロフィール誉田哲也(ほんだ・てつや)1969年東京都生まれ。学習院大学卒業。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。人物それぞれの精密な視点から物語を構築し、『ストロベリーナイト』『ジウ』各シリーズといった警察小説や、『武士道』シリーズなどの青春小説等を発表し、多くの読者を獲得している。書籍概要【タイトル】『首木の民』【著者名】誉田哲也【体裁】四六判上製【予価】1800円+税【ISBN】978-4-575-24747-3【発行元】双葉社 ネット書店へはこちらから 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年07月05日熊川哲也 K-BALLET TOKYO 今秋の公演Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024(主催:株式会社TBSテレビ)の演目が、新作『マーメイド』に決定いたしましたのでお知らせいたします。古典改訂からオリジナルまで数々のグランド・バレエを立て続けに世に送り出してきた熊川哲也の次なる新作は、アンデルセンの童話「人魚姫」を題材にした『マーメイド』。数ある熊川作品の中でも、とりわけ幅広い世代に根強い人気を誇る『くるみ割り人形』や『シンデレラ』、そして昨年大きな話題を呼んだ新制作『眠れる森の美女』などがすでに証明しているとおり、ファンタジー作品においても熊川の卓越した手腕は比類ない。誰もが知る物語を新鮮に輝かせるストーリー展開の巧みさ、非凡なる発想で生み出す劇場空間ならではの魔法のような瞬間の数々が彩る舞台は、ファンタジーの世界を“今ここにある真実”だと、子どもはもちろん大人の我々にまで信じさせてくれる。熊川の手によって、時代を越えて愛される名作童話がバレエへと昇華し我々をよりリアルな感動に導いてくれるのだ。圧巻のスケールで描き出す神秘あふれる海底の世界、人間界に憧れを抱いた人魚姫がたどる一途で切ない恋の顛末――。物語のキーパーソンになるという原作にはないシャーク役など、本作オリジナルの設定にも期待が高まる。大人の心をも揺さぶる熊川のファンタジー世界がここに。Kバレエ25周年に贈る珠玉の名作、この秋、世界初演!(C)Yumiko Inoue★6月2日(日)チケット販売開始!(東京公演のみ)■スタッフクレジット芸術監督 :熊川哲也演出・振付・台本・音楽構成:熊川哲也原作 :ハンス・クリスチャン・アンデルセン音楽 :アレクサンドル・グラズノフ編曲 :横山和也舞台美術デザイン :二村周作衣裳デザイン :アンゲリーナ・アトラギッチ照明デザイン :足立 恒管弦楽 :シアター オーケストラ トウキョウ■世界の一流デザイナー陣とのタッグ■衣裳デザイン:アンゲリーナ・アトラギッチアンゲリーナ・アトラギッチ舞台美術デザイン:二村周作二村周作衣裳デザインを手掛けるのは、昨年の熊川版『眠れる森の美女』での芸術性溢れるデザインが記憶に新しいアンゲリーナ・アトラギッチ。ボリショイ劇場やミハイロフスキー・バレエをはじめとする世界の名だたる劇場で演劇やオペラに携わる彼女の持ち味は、色のグラデーションや何層にも重ねたレース使い。豪華さと繊細さ、古典と現代的センスが融合するデザインは、まさに人魚の世界を表現するに、理想的であるのは間違いない。舞台美術は二村周作氏が手がけることも話題。二村氏は、英国Central Saint Martins College of Art and Design校MA Scenography科を修了ののち、日本を代表する演劇、オペラ、ミュージカル、ダンスなどの作品に携わっている舞台美術家。近作に『インヘリタンス』、Musical『Beetle Juice』、Musical『エリザベート』、オペラ『トゥーランドット』など、数々の演劇、ミュージカルの美術を担当し、第38回伊藤熹朔賞、第14回及び第22回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞、伊藤熹朔賞などを受賞している。これまでKバレエ関係では、Kバレエユース『トム・ソーヤの冒険』「Bunkamura25周年ガラ」などで舞台美術を担当しているが、Kバレエの本公演を手掛けるのは初となる。熊川は二村の繊細な色彩と感性を大いに気に入り、いつか必ず一緒に全幕を作りたいと思っていたという。屈指のデザイナー陣と熊川が生み出す舞台芸術の魅惑の世界を、どうぞお見逃しなく!熊川哲也 (C)Makoto Nakamori飯島望未小林美奈岩井優花山本雅也堀内將平栗山 廉日高世菜成田紗弥長尾美音石橋奨也杉野 慧田中大智*日高の高ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn Tour 2024『マーメイド』<東京公演>2024年9月8日(日) 東京文化会館 大ホール/9月21日(土)~10月6日(日) Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円/D席 5,000円(東京文化会館のみ)Kプラチナシート 21,000円/A親子席 17,000円/学生券 4,000円※Kプラチナシート…Kバレエカンパニー設立25周年を記念し、主要ダンサーより直筆サイン入りフォトカードを手渡しでプレゼント!(東京文化会館 大ホール:1階席1・20列、2階席1列。/Bunkamuraオーチャードホール:1階席は販売座席の最前1・2列目と20列、2階席はL/R2・3列。)※A親子席…大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下) /A席エリア※学生券…中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて、一般発売日(6月2日(日))より取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、劇場【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 主催 :TBS特別協賛 :大和ハウス工業株式会社協賛 :株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン:ANA協力 :Bunkamura制作 :K-BALLET/TBS<地方公演>名古屋公演:9月10日(火)愛知県芸術劇場 大ホール大阪公演 :9月13日(金)フェスティバルホール札幌公演 :9月18日(水)札幌文化芸術劇場 hitaru公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日株式会社TBSテレビと株式会社K-BALLETは、2024年春、Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『カルミナ・ブラーナ』公演を開催する運びとなりました。ダンサー、管弦楽、合唱など総出演者が250名を超える、再演不可能といわれた幻の衝撃作が復活!――――熊川哲也、特別出演決定!『カルミナ・ブラーナ』(C)Hidemi Seto/Bunkamura2019年にBunkamura30周年記念として初演し、圧巻のスケールで観客に鮮烈なインパクトを与えた大作、それが熊川哲也演出・振付『カルミナ・ブラーナ』。「誰もが知るカール・オルフの大曲に、熊川は美しく優美なバレエの概念を超えた戦慄の物語を授けた」と、わずか2夜限りの上演でありながら大きな話題となった。2021年のコロナ禍には、人類とウイルスを彷彿させる悪の対比をより鮮明に浮かび上がらせ、ステージ界では類を見ない撮影規模で映像作品として発表。そして生の舞台での再演が待望されていたなか、来たる5月、ついに上演が実現!初演時にはなかった熊川の特別出演という千載一遇の機会となる今回、この世に闇を与える悪魔の子アドルフに挑むのは飯島望未。ダンサー、歌唱ソリスト、合唱団、児童合唱、オーケストラ…熊川のもとに250名が集結し、お贈りする最大規模の総合舞台芸術。あの衝撃の舞台が今また!2月10日(土)チケット販売開始!■芸術監督熊川哲也『カルミナ・ブラーナ』演出・振付・台本 :熊川哲也音楽 :カール・オルフ舞台美術・衣裳デザイン:ジャン=マルク・ピュイッソン照明デザイン :足立恒■シノプシス■人間の世に紛れ込んだ悪魔の子アドルフ。アドルフと接触すると、この世のすべてがその美質を失う。可憐に咲き誇る花々やさえずる鳥たち、世に光をもたらす太陽、女性の美を象徴するヴィーナス、純粋無垢な白鳥、敬虔な神父さえも。アドルフは人間社会に蔓延する悪の象徴として、また時には人の堕落と果てなき欲求の化身として、世に闇を与え、醜行を蔓延させる。立ち向かう人間の姿は、悪魔にも良心を芽生えさせるのか。そして使命を全うすべくアドルフを殺め、この世に均衡をもたらすのは、我々人類か、あるいは人知を超えた力なのか――。飯島望未(アドルフ)飯島望未山本雅也(太陽)山本雅也小林美奈(ヴィーナス)小林美奈堀内將平(ダビデ)堀内將平成田紗弥(白鳥)成田紗弥石橋奨也(神父)石橋奨也熊川哲也(特別出演)芸術監督 熊川哲也 (C)Makoto Nakamoriほか Kバレエ トウキョウ指揮 :井田勝大管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■知らぬ者はいないオルフの代表作、『カルミナ・ブラーナ』とは19世紀にドイツのベネディクト修道会の修道院で発見された詩歌集である。13世紀初期に南ドイツで書き写されたものとされるその古文書は、中世ラテン語で書かれた詩集や中世ドイツ語の詩、そして風刺作品などで構成されており、「遍歴の神学生」が書いたとされるその内容には、開放的に自然を謳歌した彼らの思想が反映されている。この詩集に目をつけたのがミュンヘン出身の作曲家カール・オルフ(1895−1982)。 同名の大規模カンタータを作曲し、強烈なリズムと連続する和音、従来の方法に捕らわれない大胆な作曲術で圧倒的な評価を得、オルフの代表作となった。特に、“世界の支配者 運命の女神フォルトゥーナ”を歌う第1曲と最終曲にあたる「おぉ、運命の女神よ」は大変有名で、映画作品などでも頻繁に使用されている。現代においても、その昂揚感と緊迫感が多くの人を惹きつけてやまないのだ。■バレエで描く衝撃のエクソシスムがここに――!?熊川哲也も、この曲に魅了された1人。しかし、熊川が曲から受けた型破りで意外性に満ちたイメージは、これまでの誰とも似通っていないだろう。「全曲を聞き終わった瞬間に、バレエ作品として構築するためのアイディアが溢れ、たった1時間で全曲の構想をまとめてしまった」というその内容は、“女神フォルトゥーナの子は、悪魔であった”という衝撃的な展開からはじまる。人間の世にでた悪魔は、人間に闇を与え、悪行を操る。そして、その運命に立ち向かう人間たち…。熊川は、バレエではかつて描かれたことがないだろう衝撃のエクソシストの世界、そして時代を超えた壮大な人類への示唆に富む作品を生み出したのだ。■世界的演出家の寵愛をうけるデザイナーと熊川がタッグを組む!ジャン=マルク・ピュイッソン(C)Antonio Olmos衣裳・美術のデザインを手掛けるのはジャン=マルク・ピュイッソン。パリ・オペラ座バレエ学校を卒業し、シュツットガルト・バレエ団などで活躍するプロのダンサーであったが、デザイナーに転向すると瞬く間に頭角を現した。近年の代表作としてはロイヤル・オペラ・ハウスにおけるマクヴィカー演出『アイーダ』、ロイヤル・バレエ団で初演され、世界中のバレエ団で上演されるウィールドンの代表作『DGV』、同じくロイヤル・バレエ団で上演され08年および13年にローレンス・オリヴィエ賞 最優秀新作ダンス部門を受賞したバランシン振付『ジュエルズ』、ウィールドン振付『Aeternum』のデザインを手掛けた。【上演時間】約75分(休憩なし)【チケット料金(税込)】S席25,000円 A席17,000円 B席13,000円 C席9,000円 D席7,000円 学生券4,000円学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※本公演は未就学児入場不可です。【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット※学生券はTBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【お問い合わせ】チケットスペースTEL: 03-3234-9999URL: 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト: Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月09日株式会社TBSテレビと株式会社K-BALLETは、2024年最初にお贈りするDaiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』の新スポット映像を解禁いたしました。設立25周年を迎え、さらなる躍進を続ける熊川哲也率いるK-BALLET TOKYOが、7年ぶりに新たな顔ぶれで贈るロマンティック・バレエの最高傑作『ジゼル』が3月に開幕します。新ビジュアルスポット映像URL: 『ジゼル』 (C)Jin Kimoto本作は、古典改訂からオリジナル作品まで数多の名作を世に送り出している熊川哲也が最初に手掛けた全幕プロダクション。ダンサーとしてこの名作をこよなく愛し、「完成されたバレエ」として格別な敬意を抱いてきた熊川は、あくまでも伝統に忠実に寄り添いながらその揺るぎない世界に深く分け入り、卓越した演出技法によって演劇と舞踊が融合したドラマティックな世界を舞台に現出させる。この深淵なる愛の物語が、観客をまた新たな感動へといざないます。壮大な音楽とともにKバレエが贈る、哀しくも美しいロマンティック・バレエ『ジゼル』のスポット映像が解禁!■スタッフクレジット■芸術監督:熊川哲也熊川哲也 (C)Makoto Nakamori演出・再振付 :熊川哲也原振付 :マリウス・プティパ(ジャンコラーリ/ジュール・ペロー版による)音楽 :アドルフ・アダン舞台美術デザイン :鈴木俊朗舞台美術デザイン・アシスタント:佐藤みどり衣裳デザイン :ピーター・ファーマー照明デザイン :足立恒指揮 :井田勝大(3月16日(土),17日(日),20日(水・祝))/塚越恭平(3月23日(土),24日(日))管弦楽:シアター オーケストラ トウキョウ■ジュリアン・マッケイ■ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay米国生まれ。ボリショイ・バレエ・アカデミーで学び、ミハイロフスキー・バレエ、サンフランシスコ・バレエを経て、2022年よりバイエルン国立バレエのプリンシパル。容姿端麗にして世界が認める実力を備える彼は、イギリス、アメリカ、ロシア等の主要な劇場でゲスト出演するほか、モード界からも注目されるなど活躍は幅広い。2023年5月には、Kバレエの全幕初出演となった『蝶々夫人』のピンカートン役で絶賛を浴びた。■相関図■相関図■STORY■舞台は中世ドイツの農村。村娘のジゼルにはロイスという恋人がいる。実はロイスは貴族でその名をアルブレヒトというが、身分を隠して村人になりすましている。一方、ジゼルに思いを寄せる森番のヒラリオンは、ロイスの存在に疑念を抱き、ジゼルとの仲を裂こうと間に割って入る。葡萄収穫祭の女王に選ばれたジゼルは村人たちと踊りを楽しむ。だが、心臓の弱いジゼルを心配する母は、踊りをやめるように言い、結婚前に命を落とした乙女たちの精霊ウィリの伝説を語り聞かせる。そこに大公と娘のバチルドら狩りの一行がやって来る。バチルドは実はアルブレヒトの婚約者。恋人の嘘と裏切りを知ったジゼルは絶望のあまり錯乱し、ついには息絶える。哀しみに打ちひしがれるアルブレヒトは、ジゼルの墓のある森を訪れる。そして──。日高世菜浅川紫織飯島望未ジュリアン・マッケイ (C)Nicholas MacKay堀内將平山本雅也※日高世菜の「高」ははしごだか■公演概要■Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Spring 2024『ジゼル』【日/会場】2024年3月16日(土)、17日(日)、20日(水・祝)、23日(土)、24日(日)Bunkamuraオーチャードホール【上演時間】2時間15分(一幕55分 休憩25分 二幕55分)【チケット料金(税込)】チケット発売中!!S席 17,000円/A席 13,000円/B席 9,000円/C席 7,000円A親子席 17,000円※大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)学生券 4,000円※中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、Bunkamura、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999 公式HP : 主催 : TBS特別協賛 : 大和ハウス工業株式会社協賛 : 株式会社ヤマノホールディングスオフィシャルエアライン: ANA協力 : Bunkamura制作 : K-BALLET/TBS公式ウェブサイト : Instagram : @k_ballet_tokyo_officialX : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日ワタリウム美術館で『梅田哲也展待ってここ好きなとこなんだ』という名の展覧会が開かれる。ワタリウム美術館で初となるパフォーマンス公演のような展覧会となり、会期は1期:12月1日(金)〜2024年1月14日(日)、2期:1月16日(火)〜28日(日)に分かれ、内容が変化する。船で夜の水路を巡る「入船(ニューふね)」など、さまざまな場所でツアー形式の作品を発表して来た梅田哲也。今回は、ワタリウム美術館の建築的な側面に焦点を当て、これまで展示室として使用されていなかった部屋も初めて公開される。これは、ワタリウム美術館を劇場として開催される舞台公演でもある。観客はツアーの進行中にところどころで登場するキャストの言葉に誘導されながら、展示室やバックヤードを巡り、日常の風景が異なって見えるような仕掛けと出合う。ワタリウム美術館のある三角の土地は、1964年の東京オリンピックのために建設された道路が住宅密集地を切り裂いたことから発生し、そこへ和多利一家が引っ越してくることから始まる。1972年、母の志津子が現代アートギャラリー、ギャルリー・ワタリをオープンし、それがワタリウム美術館の前身となる。こうした美術館の建設以前や建物に刻まれた行動の痕跡などを辿りながら、音や光、物体の動きなど、鑑賞する行為と交差していく。ツアーは少人数で行い、時間差で出発し、約50分。見る者も見られる者となるだろう。事前申し込みが必要となるため、詳細をチェックしてから出かけたい。<開催情報>『梅田哲也展wait this is my favorite part待ってここ好きなとこなんだ』会期:<1期>2023年12月1日(金)~2024年1月14日(日) <2期>2024年1月16日(火) ~2024年1月28日(日)会場:ワタリウム美術館+空地時間:13:00~19:00(毎20分ごとにスタート、最終入館は18:00)※所要時間約50分休館日:月曜(1日8日は開館)、12月31日(日)~1月3日(水)料金:一般2,800円、25歳以下/65歳以上は2,000円(要証明書)、ツアー・フリーパス5,000円公式サイト:
2023年11月22日もがきながらも軽妙な笑いを忘れない、連鎖街に取り残された人々どこかの建物の、半地下と思しき部屋にいる男たち。ひとりは塩見利英(高橋和也)、もうひとりは片倉研介(千葉哲也)。彼らは各々「大連のシェイクスピア」「大連のモリエール」と自称している演劇人なのだが、彼らの世話をしている陳鎮中(加納幸和)の目を盗んでここから脱出しようと企んでいる。左より)霧矢大夢、高橋和也、加納幸和、千葉哲也撮影:宮川舞子つい先日まで「満州国」と呼ばれていた中国東北部で、交通の要所として栄えた大連。その目抜き通りだった連鎖街にある今西ホテルの地下室で、彼らはソ連軍のために芝居を書かされているのだ。だが台本の執筆は遅々として進まず……。井上ひさし・脚本、鵜山仁・演出で2000年に初演、2001年に再演された本作。今回は21年ぶりの上演となった。11月9日(木)~12月3日(日)東京・紀伊國屋サザンシアター、および12月の山形公演・群馬公演、さらに2024年1~2月の全国演鑑連中部・北陸ブロック公演に先立ち、11月8日(水)に行われたゲネプロの模様を紹介する。左より)霧矢大夢、高橋和也、加納幸和、千葉哲也撮影:宮川舞子幕開けは、観客にも近しい状況で言うならば宿題がまったく終わっていない夏休み最終日。あるいは、彼らの状況により近い形で言えば作家が編集者によって旅館などに缶詰めにされ、原稿執筆を迫られている光景。こういう時は、えてして現実逃避に走りがちで……というわけで、塩見と片倉も不毛なやりとりを繰り広げている。しかし、そうもいかなくなってきたのはソ連軍との窓口を務めている今西練吉(鍛治直人)から、このままでは皆シベリア送りになると聞かされてから。シベリアの強制収容所送りになればどんなことが待ち受けているのか。これまで数々のドラマや映画、漫画などで描かれていて、察しのつく観客も多いだろう。もちろん、作中の彼らもその意味は重々承知。だからこそ、必死になって芝居を完成させようとするのだ。左より)高橋和也、千葉哲也、加納幸和、霧矢大夢、西川大貴、朴勝哲、鍛治直人撮影:宮川舞子まず、塩見と片倉のかけあいの妙が印象的だ。高橋の佇まいは、新劇畑の塩見のいかにも文学青年がそのまま年を重ねたような風情がしっくりはまる。亡き友人の遺児である石谷一彦(西川大貴)に対する親代わりとしての表情に、彼の誠実さが表れているように感じる。一方の片倉は、大衆演劇の劇団を率いているだけあって塩見よりも線の太い感じ。どっしりとした存在感とどこか愛嬌のある言動は、千葉ならではの造形ではないだろうか。そして、自身の持ち味を十二分に活かしていると思わされたのは、陳を演じる加納。軽妙でコミカル、でもどこか物腰がたおやかなのは、さすが「花組芝居」の座長であり女形であるからこそ、といったところ。部外者として面倒を見ているうちに自分も創作に関わり始める、というのはバックステージものでの「あるある」ではないかと思うが、陳も塩見・片倉を相手に丁々発止のやりとりをしているうちに、芝居に深く関わっていく。左より)高橋和也、西川大貴、加納幸和、千葉哲也、鍛治直人、霧矢大夢、朴勝哲撮影:宮川舞子さらに、石谷の婚約者である女優のハルビン・ジェニィ(霧矢大夢)、塩見・片倉にとって因縁の相手でありジェニィの過去にも関わる市川新太郎(石橋徹郎)、音楽家である石谷の同僚ピアニスト・崔明林(朴勝哲)も加わって、『シベリアのリンゴの木』という芝居が形作られていく。誤解やすれ違いゆえのドタバタから、やがて全員が一丸となって芝居を完成させようとして、まさにドラマティックな盛り上がりを見せる。後列左より、鍛治直人、高橋和也、千葉哲也前列左より、石橋徹郎、霧矢大夢、西川大貴、加納幸和撮影:宮川舞子だが、そこに暗い影を落とすのは、ここがソ連軍に包囲され外部から隔絶された大連の街であること。当時の大連の状況もこれまでノンフィクション / フィクション共さまざまに描かれてきているが、昨今の世界情勢を思えばより感じるものは多いはず。困難な状況を必死に乗り越えようともがき、でも軽妙な笑いを忘れない、連鎖街に取り残された人々。なんとも愛おしい彼らの姿は、2023年の今この作品が上演される意味・意義を強く伝えてくる。取材・文:金井まゆみ<公演情報>こまつ座第148回公演『連鎖街のひとびと』作:井上ひさし演出:鵜山仁出演:高橋和也千葉哲也加納幸和鍛治直人西川大貴朴勝哲石橋徹郎霧矢大夢【東京公演】2023年11月9日(木) ~12月3日(日)会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA【山形公演】2023年12月10日(日)会場:東ソーアリーナ【群馬公演】2023年12月22日(金)会場:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)チケット情報:公式サイト:
2023年11月14日熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』が、5月24日(水) から28日(日) に東京文化会館 大ホールで上演される。熊川のオリジナル作品である『蝶々夫人』は、プッチーニの傑作として名高い同名オペラに材を得た全2幕のグランド・バレエ。オペラにはない新たな物語「海軍士官ピンカートンのアメリカ出発と赴任地・長崎の遊郭で蝶々を見初めるまで」を第1幕に置いたオリジナルのドラマ展開、アメリカの場面のみあえてプッチーニを離れ、ドヴォルザークの楽画を用いるなど大題に構成した音楽など、“オペラのバレエ化”を超えた独創性に満ちている。(C)Ayumu Gombi(C)Shunki Ogawaこのたび、熊川作品には今回が初出演となるミュンヘン・バレエのプリンシパル、ジュリアン・マッケイをゲストに迎え、4年ぶりに再演。“バレエ界の貴公子”と称され、今世界中から注目されているジュリアンがどんな踊りを見せるのか、また優れた演劇性に定評がある飯島望未は、初めての蝶々役をどう演じるのか。さらに初演時のキャストの登場や、初披露の役を演じるトップダンサーなどが見どころとなっている。ジュリアン・マッケイ (C)Yumiko Inoue飯島望未チケットは現在一般発売中。熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』ジュリアン・マッケイ プロモーション映像<公演情報>熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2023『蝶々夫人』5月24日(水)~28日(日) 東京文化会館 大ホール【キャスト】蝶々夫人:飯島望未、成田紗弥、岩井優花ピンカートン:ジュリアン・マッケイ、堀内將平、山本雅也スズキ:荒井祐子、前田真由子ゴロー:石橋奨也、伊坂文月花魁:浅川紫織、日髙世菜、山田蘭ボンゾウ:杉野慧、宮尾俊太郎ケイト:日髙世菜、小林美奈、戸田梨紗子ヤマドリ:山本雅也、吉田周平、関野海斗シャープレス:スチュアート・キャシディ【チケット料金】(税込)S席16,000円/A席12,000円/B席9,000円/C席7,000円/D席5,000円A親子席16,000円学生券4,000円※A親子席:大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券:中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定チケット購入リンク公式サイト:
2023年04月06日ブリリア ショートショートシアター オンライン(BSSTO)サービス開始5周年記念として、アニバーサリーナイトが2月10日に開催され、別所哲也とLiLiCoが登場した。BSSTOでは、のべ45以上の国と地域から240作品以上のショートフィルムを無料配信し、会員数は8万7,000人を数えるまでに成長。イベントでは、フランスのラブコメディ作品『透明人間の恋/INVISIBLE』と、キュートでポップなロマンス作品『いつか王子様が現れて/Once upon a time my prince will come』が上映され、作品から着想したオリジナルカクテルや、作品の舞台となるベーカリーをイメージして取り寄せたスコーンについて紹介され、来場者はショートフィルムとカクテル、スイーツとのマリアージュを楽しんだ。上映後、別所さんとLiLiCoさんは、2作品についてそれぞれ感想を語り、LiLiCoさんは「告白する勇気が必要。ダメならダメで次に行けばいいんだから。結果、気にしているのは自分」と恋愛論を展開させ、別所さんも子どもの頃には耳だけ赤くなったエピソードを披露しながら、告白するときのソワソワ感について話がおよび、「弱い自分が一番のライバル」「期待に応えようと無理しちゃう」とイメージとのギャップについて盛り上がった。一方、パン屋で働く主人公の女性がゴミ箱の中に多額の現金を見つけてしまうストーリーの2作品目については、「私が今お金を見つけたら、(TV番組の)ドッキリだと思っちゃう」とLiLiCoさんが笑いを誘い、別所さんは「カラフルだし、ポスターもスタイリッシュ」と作品の色遣いにも注目。BSSTOの前身である、2008年から10年間開館していたブリリアショートショートシアターの思い出話も展開され、映画館のオープンもバレンタインデーだったことから、毎年、アニバーサリーを祝い続けている2人は、懐かしい写真をスライドでふり返りながら、「もはや家族のようだ」と感謝を述べた。横浜みなとみらいにあったリアル映画館には、カンヌ映画祭でも使用されているシートやレッドカーペットをイメージした階段などこだわりの仕様と、数々の著名監督やクリエイターゲスト、様々なテーマで展開されたショートフィルムプログラムやそこに集うコミュニティがあった。オンラインシアターへと移行することで、ショートフィルムのカルチャーは全国に波及、オンライン上でのコミュニティという新たなスタイルも出来上がってきた。別所さんは「コロナ禍を通じて特に、オンラインシアターであることの存在意義が深まった。色々な国のショートフィルムを通じて、世界を日本全国に届けてきた」と熱く語った。終盤には、「大切な人に思いを伝えるバレンタインデー」をテーマに、2人がそれぞれをイメージして用意したフラワーブーケを交換(協力:一般社団法人花の国日本協議会)。別所さんからは、ヒマワリのようなパワーと、可憐な魅力を兼ね備えた黄色のチューリップを、LiLiCoさんからは、こんなに行動力を持った情熱的な人はいないと、赤のダリアが贈られた。『恋する透明人間』/『いつか王子様が現れて』はBSSTOにて配信中。(cinemacafe.net)
2023年02月13日名だたる古典バレエを自身のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川哲也が、2017年、原作も音楽も存在しない全幕作品に挑み、熊川哲也の最高傑作と名高い「クレオパトラ」。この度、またとない最高のキャスティングで4年ぶりに上演いたします。このほど、タイトルロールの一人である日高世菜(※2)の公演ビジュアルとスポットが解禁となりました(※1)。また3年半ぶりの全幕出演であり、ジュリアス・シーザー役で本作に初登場となる熊川哲也からのメッセージも併せてお届けいたします。(※1)詳細URL: (※2)「高」は、はしごだか。メインビジュアル (C)Toru Hiraiwa絶世の美女の代名詞でありながらいまだ多くの謎に包まれているクレオパトラを、熊川が壮大な史実を紐解きオリジナルのストーリーを構築、全2幕にわたるグランド・バレエに仕立てました。作品の成功を大きく左右する音楽にはカール・ニールセンの楽曲を使用。舞台美術デザインにはメトロポリタン歌劇場やミラノ・スカラ座など世界の一流オペラ劇場の舞台を手がけるダニエル・オストリング。現代的感性が光る前田文子の衣裳。そして、クラシック・バレエの既成概念を大胆な創意で押し広げた熊川の振付。これらすべてが完璧なる融合を果たした、振付家・熊川哲也の最高傑作がこの「クレオパトラ」なのです。■熊川哲也、出演決定!今回の公演では、ジュリアス・シーザー役で熊川哲也の出演も決定し大きな話題に。ギリシャ・ローマの歴史を決定的に変えた政治家であり軍人という役所のシーザーは、クレオパトラの激動の人生におけるキー パーソン。圧巻の存在感を必要とされる役だけに、期待は尽きません。熊川哲也 (C)Toru Hiraiwa<ジュリアス・シーザー役にて初登場!芸術監督/熊川哲也コメント>「クレオパトラ」は、原作も音楽も存在しないところから産み出した、まさに“創作の真骨頂”ともいえる作品であり、私自身にとっても非常に特別なものです。ニールセンの音楽に出会い、演出が降ってきた瞬間から、極めて完璧に近い領域に到達したと感じ得た初日の舞台まで、この作品が誕生するまでの一刻一刻は、非常に満ち足りた時間でした。3度目の上演となる今回は、初演の奇跡を蘇らせてくれるであろう浅川紫織に加え、第二世代ともいえるキャストが揃います。容姿はもとより、バレエの形式美を超えて、各々のありのままの姿が顕になるこのタイトルロールを、彼女たちがいかに創り上げるか、ご期待ください。初演の2017年から5年の時が過ぎ、その間に私も節目を迎える歳となりました。「五十にして天命を知る」といわれますが、有限たる時において自らがすべきこととは何か――。自身の若い頃を振り返ると、ヌレエフと同じバーを握って稽古した日や、当時のスターと一緒に舞台に立った経験は、かけがえのない光景として脳裏に刻まれています。それを思うと、伸び盛りの若手と自分が舞台上で同じ空気を吸うことは、私が思う以上に彼らにとって意味あることであり、バレエに生かされた者として今なすべきことのひとつが“継承”であるという想いから、今回の出演を決断いたしました。この機会を後進のため、存分に生かしたいと思います。熊川哲也 Tetsuya Kumakawa ~芸術監督 Artistic Director of K-BALLET COMPANY~北海道生まれ。1987年、英国ロイヤル・バレエ学校に留学。89年、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞受賞。同年、英国ロイヤル・バレエ団に東洋人として初めて入団。91年、史上最年少でソリスト、93年にプリンシパル昇格。99年、K-BALLET COMPANY設立。芸術監督として団を率いるほか、演出・振付家としても才能を発揮し、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」など全幕古典作品の演出・再振付や、完全オリジナル全幕作品「クレオパトラ」「蝶々夫人」などの新作を数多く上演。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2013年、紫綬褒章受章。■クレオパトラ役 ~Kバレエのプリンシパルたち~日高世菜Kバレエ初のプリンシパル入団を果たし熊川に「完璧バレリーナの象徴」と言わしめる日高世菜 Sena Hidaka兵庫県生まれ。2008年同年ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学。11年ルーマニア国立バレエ団に入団、14年プリンシパルに昇格。16年アメリカのタルサバレエに移籍、19年プリンシパルに昇格。数々の作品で主演を踊る。21年1月、Kバレエカンパニー初のプリンシパル入団を果たす。飯島望未容姿に反し、強靭な身体の能力が生む野性的な魅力を持つ飯島望未 Nozomi Iijima大阪府生まれ。2008年ヒューストン・バレエに当時最年少の16歳で入団。19年3月、同団のプリンシパルに昇格。21年に帰国し5月にKバレエカンパニー『ドン・キホーテ』にゲストで主演。同年8月プリンシパル・ソリストとして入団。22年3月プリンシパルに昇格。19年、シャネルビューティアンバサダーに就任。浅川紫織初演当時からのキャストとしてこの役の真髄を知り尽くす浅川紫織 Shiori Asakawa長野県生まれ。2001年イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールに留学。03年4月、Kバレエカンパニーに入団。2008年12月プリンシパル・ソリスト、14年1月プリンシパルに昇格。18年股関節の深刻な怪我により引退するが、手術が成功し本年6月「カルメン」で4年振りの全幕復帰を予定。■~STORY~紀元前1世紀のエジプト。クレオパトラは父王亡き後、弟のプトレマイオス13世と結婚、共同で王位に就いていた。実権を握っているのはクレオパトラだが、プトレマイオスを擁立する官僚たちにより王朝は二派に分裂、熾烈な権力争いが起こっている。そんな折、ローマではジュリアス・シーザーとポンペイウスの間で内戦が起こり、シーザーが勝利する。弟一派により王座を奪われたクレオパトラは、ローマきっての実力者たるシーザーを味方につけようと画策。その美しさは瞬く間にシーザーの心を奪い、二人は恋に落ちる。一方、シーザーの暗殺を企てたプトレマイオス一派は亡き者にされる。再び王位を手中に収めたクレオパトラは、今や名実共にローマの最高権力者となったシーザーとの間に子をもうけ、まさに幸福の絶頂にある。だが、その幸せは長くは続かなかった。腹心ブルータスらによってシーザーが暗殺されたのだ。遺言により後継者に指名されていたオクタヴィアヌスは、シーザー直属の部下であったアントニウスの存在を警戒し、同盟を強固にするため、妹オクタヴィアと結婚させる。だが、クレオパトラに想いを寄せていたアントニウスは彼女を忘れられずエジプトへと向かう。クレオパトラはアントニウスの愛を受け入れ、ひととき平穏な日々が訪れる。だが、オクタヴィアヌス率いるローマの軍勢がエジプトへと攻め入り……そして、激動の人生を生き抜いたクレオパトラに、最期の時が訪れる――。(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto(C)Hidemi Seto■熊川哲也 Kバレエカンパニー Autumn Tour 2022 『クレオパトラ』 公演概要【日時】2022年10月26日(水)~30日(日)【会場】Bunkamuraオーチャードホール【チケット料金(税込)】※6/18(土)10:00~ 一般発売開始!!★10/26(水)18:00、10/28(金)14:00、10/29(土)17:30S席¥17,500/A席¥13,000/B席¥10,000/C席¥8,000 A親子席¥17,500学生券¥5,500☆10/27(木)14:00、10/29(土)13:00、10/30(日)13:00S席¥15,000/A席¥11,000/B席¥8,000/C席¥6,000 A親子席¥15,000学生券¥3,500※A親子席 大人1名+子供1名(5歳以上小学6年生以下)(A席エリア)※学生券 中学生以上25歳以下/当日学生証を提示の上引き換え/席位置未定※A親子席・学生券は、TBSチケット、チケットぴあWEBにて取り扱い【チケット販売】TBSチケット、チケットスペース、他【お問い合わせ】チケットスペース:03-3234-9999/ 公式WEBサイト: Instagram : @k_ballet_company_officialTwitter : @kballetofficialFacebook : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月01日今井哲也著『ぼくらのよあけ』が映画化されることが発表された。『ぼくらのよあけ』は、『アフタヌーン』(講談社刊)にて連載され、星雲賞候補にもなった傑作SFジュブナイル漫画。舞台は2049年、宇宙とロボットが大好きな主人公の少年は、まもなく地球に大接近するという彗星に夢中になっていた。そんなある日、彼が出会ったのは、宇宙からきたという“未知なる存在”。公開されたティザービジュアルに描かれているのは、何やら怪しく輝く少年らが住む阿佐ヶ谷団地と、その奥にひっそりとそびえ立つ給水塔。そして、黎明の光が差し込む中、団地の屋上に佇む少年とロボットの姿。そんな彼らに訪れた、前代未聞の極秘ミッションとは?あわせて公開された特報映像では、ホルスト作曲の組曲『惑星』第4曲「木星」の有名なフレーズに合わせて、ティザービジュアルに描かれた団地屋上が美しく光り、徐々に朝陽が登っていく様子が映し出され、宇宙の壮大さを感じられる映像となっている。本作の映画化について、原作者の今井哲也からは「たくさんの方がすてきなアイデアを持ち寄って、作品がどんどん出来上がっている最中です。未来ってすごいですね。わくわくしています。みなさんもぜひわくわくしてください」と興奮のコメントが到着。さらには、映画化を祝う描き下ろしイラストも寄せられている。『ぼくらのよあけ』2022年初秋公開(C)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
2022年03月18日もうすぐ開幕される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」(SSFF & ASIA2020)にて、別所哲也、河瀬直美、「King Gnu」常田大希が参加するオンライントークイベントが配信されることが決定した。今回のイベントは、ソニー株式会社と、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が、共同で新しい映像文化や潮流を次世代クリエイターと一緒に探求する「Creators’ Junction partnered with XperiaTM(クリエイターズ ジャンクション パートナー ウィズ エクスペリア)」のオンライントークイベント。モデレーターに映画祭代表の別所さん、河瀬監督がゲスト出演。さらに、スペシャルゲストとして「King Gnu」常田さんが参加する。トークでは、コロナ禍におけるエンタテインメント・映像業界の変化や、ニューノーマル時代の映像クリエイティブの在り方、スマートフォンでの映画製作の可能性などについて、三者の目線から可能性を探る。また、先月からスタートした2021年度の「オフィシャルコンペティション supported by Sony」および「スマートフォン 映画作品部門 supported by Sony」などの作品応募に向けて、これからの映像製作のヒントにも迫っていく。「Creators’ Junction partnered with XperiaTM」は9月28日(月)20時スタート予定「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」は9月16日(水)~27日(日)開催。(cinemacafe.net)
2020年09月10日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が、8月28日、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問した。「(ニュー)ボーダレス」~変化を力に変えていこう~をテーマに掲げる今年の映画祭は、9月16日(水)より開催。本映画祭について都知事は「今年は、withコロナの中で、新しい日常との両立に合わせて、客席を減らしたりセレモニーのライブ配信をしたりと、まさしく新しい日常の一つのパターンを表しているかと思います。そして、各会場には新型コロナの感染予防対策をしっかりおこない、安心・安全な運営をして頂くことを期待しております」と語った。映画祭と東京都が共同で行っている映画製作プロジェクトが今年で3回目を迎える。本年の作品には、主演に森崎ウィン、シンガポール・中国で活躍するジネット・アウを迎え『This is Tokyo』を製作。作品に対して都知事は「森崎ウィンさんはミャンマー出身でいらっしゃいますよね。女優さんもシンガポール出身とのことで、アジアの魅力がそっくりそのまま映画の中に表現されていると思います」とコメント。本編は公式サイトにて公開されている。一方、東京の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集する「Cinematic Tokyo」部門では、全世界から今年は236本の応募があり、その中から優秀賞作品として、オーストラリアの監督が手掛けた『グッピー』が選ばれた。別所さんは「東京を訪れている若い外国人カップルが、ある出来事をきっかけにお互いを見つめなおす、というシンプルなストーリーの背景に、映画的な東京の街、主人公の繊細な感情が最もうまく表現されていました」と称賛した。この『グッピー』は、9月27日に行われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与される。今回の表敬訪問後、別所さんは「今年はコロナ禍で、海外チームと連絡が取れなくなるなど、様々な試練がありましたが、どうやったら皆様に映画を届けられるのか、世界とどう繋がれるのかを何度も協議し、今回の映画祭実施に至りました。オンライン開催も実施しますので、より多くの方々に楽しんで頂ければと思います」とメッセージを寄せた。●『This is Tokyo』(監督:鈴木勉)2019年秋、ラグビーワールドカップ開催で、街に活気があふれる東京。シンガポールの企業との提携を進めるチームに抜擢された健人は、来日したクァン社長をアテンドする仕事を任されるが、彼女の冷たい態度に困惑する。2人で東京を観光するうちに、互いの心に小さな変化が生まれ──。▽予告編●『グッピー』(監督:Charles Richardson)外国の地、東京で若いカップルの片方が最終電車に乗りそびれ、2人はバラバラになってしまう。コミュニケーションだけが2人を引き戻せる唯一の手段だったが、携帯電話の充電と共に緊張の糸も切れてしまった2人。彼らの関係はどうなるのか…。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020」は9月16日(水)~27日(日)オンライン会場および東京計4会場にて開催予定。『This is Tokyo』『グッピー』は映画祭のオンライン会場にて無料先行配信。(cinemacafe.net)
2020年08月28日俳優の別所哲也が28日、映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」の代表として東京都知事の表敬訪問を行った。同映画祭は米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭で、9月16日~27日までの開催が決定している。もともとは6月開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況で延期することに。オンライン開催を拡大するとともに、「客席数も減らしまして、感染症対策もしっかりして、リアルな上映会も試行錯誤で行なっていきたい」(別所)と語る。東京都知事・小池百合子は「長い間世界への発信を映像を通じてアートという形でお伝えいただいていること、大変嬉しく思います」と称える。「新型コロナウイルス禍にあって、ウィズコロナの認識のもとで、新しい日常との両立ということになろうかと思います。会場では感染防止宣言も行い、安心安全な運営に期待をしているところです。大変楽しみにしております」と期待を寄せた。同映画祭では、シネマスポーツプロジェクト 特別製作作品として森崎ウィン主演の映画『This is Tokyo』も上映されるが、小池都知事は「森崎ウィンさん。ミャンマー出身で、小学校4年の時に日本に来られた。そしてシンガポールの女優さん(ジネット・アウ)が出られる。アジアそっくりそのものがつまってる感じで、楽しみであります」と語る。都知事により、東京の魅力を伝える「Cinematic Tokyo部門」の優秀賞・東京都知事賞としてオーストラリアのCharles Richardson監督の作品『グッピー』も発表され、最後に2人は握手代わりのグータッチで締めくくった。改めて取材に応じた別所は、「中止をしたりひるむのではなく、できることを工夫をして世界発信する。祭りの意味をもう1回考える。人間には祭りが必要だと常々言っております。カンヌやベルリンも試行錯誤しているし、僕らも世界に示すことが1つの勇気につながると信じて開催をしていきたいと思います」と宣言。「9月になってどのような状況かによって考えるところなんですが、関東圏以外の監督、審査員のみなさん、どこまでお招きするかは東京の状況に合わせて様々なプランを用意してお迎えしようと思っています」と明かした。
2020年08月28日2020年8月10日、俳優の渡哲也さんが肺炎で亡くなりました。78歳でした。俳優の渡哲也が逝去10日に肺炎でネットで「涙が止まらない」の声芸能界からは、渡さんを悼む声が次々とあがっています。渡さんと親交の深かった、女優の吉永小百合さんもその1人です。吉永小百合「泳いで恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか」渡さんと映画『愛と死の記録』で初共演して以降、宝酒造株式会社『松竹梅』のCMなど、数々の作品で共演をしてきた吉永さん。長年渡さんを先輩として慕い、突然の訃報に驚きを隠せなかったそうです。同月14日、吉永さんはさびしい胸の内を、こう明かしました。この日、本紙など報道各社に寄せた直筆の追悼コメントには「夏の海が大好きだった渡さんは、泳いで泳いで(実弟で俳優の渡瀬)恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか」と寂しさを隠せず。渡さんが天国に旅立ったことがいまだに信じられない様子で、「大きな病気を何度も乗り越えてこられたのに残念です」と無念の思いをつづった。サンケイスポーツーより引用俳優の渡瀬恒彦さんは、渡さんの実弟で2017年に亡くなりました。吉永さんは、渡さんが大好きな夏の海を泳いで天国の弟のもとへ行ったのではないかと感じたようです。長年、渡さんの背中を見てきた吉永さんだからこそ感じた最後の思い。きっと海を渡り、天国で恒彦さんと再会できたことでしょう。渡さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年08月18日8月10日に俳優・渡哲也さんは東京都内の病院で肺炎により逝去した。享年78。この数年、渡さんは肺気腫のために苦しんでいた。本誌が渡さんの闘病生活を目撃したのは、昨年4月、東京都内にある病院の前。酸素ボンベの入ったバッグを右手に持ち、バッグからは鼻まで酸素を送るためのチューブがのびていた。通院に付き添い、車の乗り降りを介助していたのは、愛妻・俊子さん(77)だった。ベテランの映画関係者は言う。「俊子さんは大手鉄鋼会社の役員の令嬢で、青山学院大学では渡さんの1年後輩。渡さんの一目ぼれだったそうです。しかし結婚にこぎつけるまでは何年もかかりました。当時の渡さんには大勢の女性ファンがいたため、なかなか公表することができなかったのです。ハワイで2人きりの結婚式を挙げたのは’71年3月、渡さんが29歳のときです」渡さんと俊子さんの結婚生活は49年と5カ月。しかしその間に、渡さんは幾度も病魔に襲われた。48年前の’72年7月には、京都でテレビドラマ撮影中に高熱を出して病院に運ばれた。「その後、俊子さんの伯父が院長を務めていた東京都内の病院に転院します。当時の俊子さんは妊娠中でしたが、病院食が苦手な渡さんのために、自宅で食事を作っては、運んでいたのです。肉体的・精神的負担が大きかったためか、俊子さんは何度も流産の危機に襲われました」(前出・映画関係者)’74年に放映されたNHK大河ドラマ『勝海舟』では主演だった渡さんだが、肋膜炎のため途中で降板。さらに’91年には、直腸がんに襲われる。その大手術後、渡さんは妻・俊子さんへの感謝の気持ちを雑誌のインタビューで語っている。《女房にも助けられました。(6月)二十日に手術して二十八日抜糸があったんですが、直腸をとっていますから猛烈に痛むのです。看護というのは患者と一緒に痛がっていたら絶対にできないんですね。私が痛がっていることは当然わかっている。その上で、一つ次元の高いところで、ある意味では冷静に患者を見なければいけない》(『文藝春秋』’92年2月号)実は俊子さんは、渡さんの入院中に看護法を看護師から直接指導してもらっていたという。’15年に渡さんは、急性心筋梗塞のため緊急手術を受けたが、俳優復帰のためにリハビリのフォローをしたのも俊子さんだった。当時、夫妻の知人は、その奮闘ぶりについてこう語っていた。「渡さんの退院前から、俊子さんは自宅にリハビリ用のマシンを運び入れていました。室内ランニングやウオーキング用のトレッドミルなどです。マシンを使用する運動のほかにも、階段の上り下りもリハビリになりますが、俊子さんはいつも付き添っているのです。もともと食事にうるさい渡さんですが、いまは減塩食になっており、味つけの工夫も大変です。しかし、かつて石原裕次郎さんが解離性大動脈瘤の手術後に、奥さんのまき子さんが作った減塩食の写真付きレシピがあるそうで、俊子さんもそれを参考にしているようです」渡さんと俊子さんのかつての姿について、石原プロモーションで常務取締役を務めていた仲川幸夫氏はこう語る。「渡さんの自宅には松田優作さんや地井武男さんたちも遊びに行っていましたが、もてなしてくれるのは俊子さん。彼女はとっても料理が上手なので。俊子さんは聡明な女性で、渡さんは何でも彼女に相談していました。芸能界以外の人脈も広くて、そこから得た情報を、渡さんに伝え、彼も仕事の参考にしていたようです。ただ俊子さんは、“表”に出ることは一切ありませんでした。渡さんが石原プロの社長を務めていたときも、もちろんプロダクションの経営に口をはさむこともしなかった。渡さんの長年の介護は本当に大変だったと思いますよ。できればお会いしてお悔やみも申し上げたいです……」この数年、石原裕次郎さんも食べたという俊子さん手作りの減塩料理を口にしながらも、渡さんの頭から離れなかった課題が、“石原プロの幕引き”だったという。実は昨年4月、本誌は石原プロの関係者のこんな証言を報じていた。「渡哲也さんが、ついに俳優引退と石原プロモーションの幕引きを決断したのです」当時、渡さん本人に決断の理由などについて取材を試みた。すると渡さんは目をつぶり、数秒間真剣な表情で黙考した後、付き添っていた運転手に、「事務所に連絡するように伝えなさい」と、静かに言い残して、自宅へと戻っていったのだった。だが石原プロの元幹部は次のように語っていた。「石原プロを“自分の目が黒いうちにきれいに終わらせる”というのは、渡さんにとって長年の悲願でもありました。ほかの(勝プロや三船プロのような)“スタープロダクション”のような終わり方にはしたくないということです。渡さんとしては倒産とか分裂とかで、石原裕次郎さんの名前を汚したくない。それが彼の美学なんです。’11年に健康上の理由で社長からは退きましたが、渡さんが決定したとなれば、ほかの社員たちも従います。幕引きを急いでいるのは、渡さんが自分の体調に自信を持てなくなっているからなのでしょうね」しかし俳優たちの移籍先を探す必要もあったからなのだろうか、石原プロが’21年1月をもって解散することが発表されたのは1年後の今年7月17日。“幕引き”を見届けたかのように渡さんが逝去したのは、それから3週間後のことだった。生前、渡さんは妻に「静かに送ってほしいから、自分が死んでも、葬儀などすべてが終わるまでは誰にも知らせないように」と、伝えていたという。その言葉どおり、お別れ会や偲ぶ会の予定もない。“幕引きは静かに”……、石原プロのみならず、自身の人生の終幕にも美学を貫いた渡哲也さん。その傍らにはいつも辛苦をともにし続けた妻・俊子さんがいた。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月18日俳優・渡哲也さんが8月10日に肺炎で死去した。78歳だった。訃報を受け、日活映画時代から50年以上も親交のある吉永小百合(75)が追悼メッセージを14日に発表した。「夏の海が大好きだった渡さんは、泳いで泳いで恒彦さんのところに行ってしまったのでしょうか。大きな病気を何度も乗り越えてこられたのに残念です。ご冥福を心からお祈りいたします」66年に映画『愛と死の記録』で初共演した2人。渡さんは印刷会社に務める原爆症の青年役で、吉永扮する楽器店で勤める娘との悲恋物語だ。当時若い2人の迫真の演技は、感動を巻き起こしたという。「当初は、吉永さんと“青春・純愛路線”を築いた浜田光夫さん(76)がキャスティングされていたといいます。ですが浜田さんは右眼を負傷し、降板。アクション専門だった渡さんが、代役に起用されました。原爆がテーマの本作は、当初『被爆者の描写が刺激的すぎる』とカットを命じられたそうです。ですが吉永さんと渡さんは、原爆の悲劇を自分のことのように受け止めていました。そのため、スタッフたちと撮影所前で座り込みの抗議をしたほどだったそうです」(映画関係者)その後も『白鳥』(66)や『青春の海』(67)、『嵐の勇者たち』(69)などで共演し、“日活黄金期”を支えた2人。互いにキャリアを積んでからは、『時雨の記』(98)で中年男女のプラトニックな恋愛を好演。だが、00年の『長崎ぶらぶら節』で共演したことが最後となった。いっぽう渡さんが長年出演した宝酒造「松竹梅」のCMには、10回も登場した吉永。19年末に公開されたCMでは、令和初のお正月を2人で飾った。各メディアによると、この撮影が2人にとって最後の現場になったという。「17年のCM撮影時、闘病中だった渡さんは『最後の1本は大ラブシーンをやりましょう』と吉永さんに呼びかけていました。98年の『時雨の記』では、吉永さんが渡さんを相手役に指名したといいます。歳を重ねても、日活時代で築いた“あうんの呼吸”があるのでしょう。吉永さんも渡さんの“最後のお願い”に、『老夫婦の恋愛作品を作りましょう』と応えていました」(制作関係者)叶わなかった最後の共演。だが残された2人の作品は、これからも愛され続けるだろう。
2020年08月15日渡哲也さんが肺炎のため亡くなったと8月14日に発表された。78歳だった。各メディアによると渡さんは10日、妻の俊子さんに見守られて息を引き取ったという。渡さんの俳優人生には、“闘病”がつきものだった。71年3月に結婚したものの、翌72年7月に葉間肋膜炎で3カ月療養。さらに73年には膠原病との診断を受け、74年2月には胸膜癒着症にかかった。そして91年には直腸がんが見つかった。がんは渡さんの父、そして師である石原裕次郎さん(享年52)の命を奪った病でもあった。「お父さんと裕次郎さんを亡くした経験から、渡さんは『がんは早期治療が肝心だ』と理解していました。病名を公表することでいっそう、がんと向き合いたいと考えていました」(芸能関係者)そんな渡さんを支えたのは、俊子さんだったという。「渡さんが仕事で穴をあけることになり、俊子さんは関係各所に頭を下げて回りました。また医師には『どんな形でもいいから生きてほしい』と頼み込んだといいます。そんな姿に、渡さんのお母さんは『あなたには苦労のかけっぱなしで……』と涙ながらに感謝したそうです」(前出・芸能関係者)97年にも早期の大腸がんが見つかった渡さん。15年6月には、心筋梗塞で緊急入院をしている。「渡さんが突然胸の苦しみと息苦しさを訴え、俊子さんはすぐに病院へ。俊子さんが素早く異常に気付いてくれた甲斐もあって手術は1時間30分ほどで済み、数日後には一般病棟へ移りました」(病院関係者)渡さんの窮地を救った俊子さんは、献身的に看護し続けた。「俊子さんは1カ月もの間、病室に泊まり込みで看病していました。退院前から自宅にリハビリ用のマシンを運び入れ、さらに退院後には食事を減塩食に切り替えました。その際には、裕次郎さんの奥さんであるまき子さんのレシピを参考にしていたそうです」(渡夫妻の知人)晩年には呼吸器疾患などのため、外出時に酸素吸入器を手放せなかった渡さん。結婚翌年から48年。病との戦いだった人生を支えたのは、俊子さんという“戦友”だった――。
2020年08月15日2020年8月10日、肺炎により逝去していたことが判明した、俳優の渡哲也さん。連続ドラマ『大都会』(日本テレビ系)や『西部警察』(テレビ朝日系)などで一世を風靡した俳優の死に、人々からは悲しみの声が広がっています。俳優の渡哲也が逝去10日に肺炎でネットで「涙が止まらない」の声同月14日、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんがTwitterを更新。テレビドラマ『おいしいごはん 鎌倉・春日井米店』(テレビ朝日系)にて、渡さんと共演した際のエピソードを明かしました。ドランク塚地が感じた、渡哲也の『プロ根性』ドラマの撮影中、主演である渡さんが、椅子を手刀で割るシーンがあったといいます。しかし、本番になると、渡さんは手刀ではなく、頭で椅子を割ったというのです!渡さんのサービス精神と勇ましさに感動した塚地さんは、「プロだ!僕もこうならなければいけない!」と、身の引き締まる思いだったといいます。渡哲也さん…おいしいごはん というドラマで師弟の役でご一緒させていただきました。椅子を手刀で割るというシーンで本番、いきなり頭で割る姿を見て驚きとサービス精神と漢気を感じ、プロだ!僕もこうならなきゃいけない!と思ったのを覚えています!— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) August 14, 2020 茶目っ気あるエピソードも明かす塚地さんは、ドラマの撮影をしていたある日、渡さんに「塚地くん、ちょっと!」と呼ばれたといいます。「僕のお芝居がよくなかったのか」と怒られる覚悟で向かうと、各国のミス・ユニバースが写る新聞を広げて、「塚地くんはどの子がタイプ?」と聞いてきたそうです。渡さんの意外な問いかけに、「茶目っ気のある面白い人」だと感じた塚地さん。「短い間でしたが、近くで色々見せていただいたことは勉強になることばかりで忘れません」と、渡さんへ追悼の言葉を贈りました。ある日、渡哲也さんに前室で「塚地君、ちょっと!」と呼ばれ、僕のお芝居が良くなかったのか…?怒られると思いながらむかうと新聞のミス・ユニバースの各国の代表の写真を見せて「塚地君はどの子がタイプ?」と。茶目っ気たっぷりの面白い方で。笑— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) August 14, 2020 塚地さんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・とてもお優しい人だったのですね…。・素敵なエピソード。渡さんの人柄がよく分かります。・すごくいい話。思わず泣いてしまいました。茶目っ気あふれる行動は、塚地さんを和ませようとした、渡さんなりの心遣いだったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日2020年8月14日、俳優の渡哲也さんが肺炎のため亡くなったことが発表されました。渡さんは、昭和時代を彩る数々の名作に出演。俳優の石原裕次郎さんが創立した石原プロモーションに所属し、ドラマ『西部警察』シリーズなどでも活躍しました。渡さんはテレビドラマで活躍する一方、多くのCMにも出演しています。裕次郎さんがCMキャラクターだった清酒『松竹梅』を引き継ぐ形で、渡さんがオファーを受けました。同年7月29日からは、2人が共演するCMが公開されており、多くの人が悲しみにくれながら動画に注目をしたようです。酒を飲みかわす渡さんと裕次郎さん。生前、2人が『松竹梅』のCMで共演することは叶いませんでした。裕次郎さんがCMキャラクターを務めて50年となる節目に、合成技術を使って夢の共演となったのです。動画を見た人たちからは悲しみの声が寄せられていました。・合成だと分かっていても、このCMで2人の姿を見ることができてよかった。・悲しいです。天国でもおいしいお酒を飲んでもらいたいです。・昭和の名俳優がまた1人亡くなってしまい、言葉がありません。きっと今頃、天国で裕次郎さんとゆっくりお酒を飲んでいるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日俳優の渡哲也(本名:渡瀬道彦)さんが10日、肺炎のため都内の病院で死去した。78歳だった。石原プロモーションは、公式ツイッターに文書を掲載し、「弊社 渡哲也(本名:渡瀬道彦)が長きにわたり病との闘いの末去る令和2年8月10日午後6時30分に肺炎のため享年79をもって都内の病院にて旅立ちました。ここに生前のご厚誼を深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と報告。「葬儀につきましては、静かに送ってほしいという故人の強い希望により本日、家族葬というかたちで執り行わせていただきました」と伝え、「誠に勝手ながらご香典、お供物、ご弔電、ご供花などの儀は故人の遺志により固くご辞退申し上げます」と記した。そして、「尚、お別れ会・偲ぶ会等の実施につきましては、故人の意向により執り行いません。何卒、故人の遺志をご理解いただけますようお願いいたします。皆様のお心の中にて故人への祈りを捧げていただけますことを心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。
2020年08月14日