「公立小学校」について知りたいことや今話題の「公立小学校」についての記事をチェック! (1/4)
一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)(理事長 渋谷健司)は、2025年4月18日に中国非公立医療機構協会(CNMIA)*と「日中医療健康産業分野における医療事業協力に関する覚書」を締結しました。本覚書に基づき、両国は医療ツーリズムの推進や医療人材・学術の交流に加え、日本の高品質な医療機器や医薬品、サービスの中国市場への展開も視野に入れ、医療産業の国際的な発展をともに目指してまいります。CNMIA傘下に日中の医療協力医療拠点を設置し、日本の高度な医療としてがん治療のほか、健診、再生医療分野での中国から日本への医療ツーリズムの推進にも取り組みます。CNMIA 常務副会長兼幹事長、法定代表人 郝 德明、MEJ 理事長 渋谷健司■日中医療健康産業分野における医療事業協力に関する覚書(MOU) 協力内容(覚書の主なポイント)● 医療ツーリズムの推進:日中医療協力拠点を設置、先進的医療分野での相互協力● 医療交流とイベント連携:共同研修、相互訪問、学術交流の展開● 医療産業の国際展開:日本の医療機器・医薬品・医療サービスの中国への導入支援、両国の産業発展に貢献■医療でつながる、日中の未来を共に創る本覚書は、医療ツーリズムや産業連携を通じて、日中の実務連携を加速させ、両国の産業発展とグローバル展開に向けた新たなステージが始まります。■一般社団法人Medical Excellence JAPAN(MEJ)について日本政府の成長戦略に基づき、2013年に設立された医療の国際展開を担う中核組織。医療関連産業を中心とした企業(47社)、医療機関(45施設)が会員として参画し、アウトバウンド(医療機器・サービスの海外展開)とインバウンド(外国からの医療ツーリズムの受入れ)の両面から医療の国際展開を推進。■中国非公立医療機構協会(Chinese Non-government Medical Institutions Association(CNMIA))について2014年8月に設立され、国家衛生健康委員会の認可を受けた、国家一級に位置づけられる非営利協会。傘下に約22万機関(中国国内の民間医療機関の約半数)が加盟。中国の民間資本の医療機関と中国政府の橋渡し役であり、医療の質の向上と民間医療機関の経営拡大を牽引。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年04月21日涼子の息子・翔は小学校に入学したばかり。近所に住むママ友・真奈美さんの息子も同じ小学校の同級生で、毎日仲良くいっしょに通学していた。2人で立ち話をしていると、保育園が一緒だったママ友・かおりさんに偶然遭遇する。彼女は夫婦で会社を経営しており、息子が有名私立小学校に入学したばかり。そのことがよほど自慢なのか、何かと公立小学校に通う涼子や真奈美のことをバカにしてきた。そんなある日、保育園のママ友たちでバーベキュー会を開くことになったが、なんといきなりかおりさんも参加することに!?...息子に私立小学校の制服を着せてきたかおりさん!このバーベキュー、いったいどうなる!?原作:mamagirl編集部作画:タバタユミ
2025年04月01日タレントの小倉優子が15日に自身のアメブロを更新。長男が小学校を卒業したことを報告した。この日、小倉は「今週は仕事がバタバタしていて、更新できていませんでした」と切り出し「そして、長男の小学校の卒業式もありました」と報告。「涙が止まらなかった」と述べ「素敵なお友達と先生のお陰で、切磋琢磨しながら充実した毎日を過ごせた長男 私は素敵なママさん達にも出会えて、幸せな時間を過ごしました」とつづった。続けて「感謝でいっぱいと共にまだ寂しさで胸がきゅ~っとしています。ランドセルを背負って『行ってきます!』の姿を見ることがもうないんです。寂しいです 本当に寂しい」とコメント。「中学生になっても素敵なお友達に出会えますように 苦しいことや辛いこと、壁にぶち当たっても頑張って乗り越えてほしいです!」と述べ「私はもうしばらく寂しさが続きそうです笑」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「長男くんのご卒業、おめでとうございます!」「泣きますよね」「中学生になっても、元気で楽しい学校生活になりますように願っています」などのコメントが寄せられている。
2025年03月16日「小学校英語の授業って、実際どんなことをするの?」2020年度から本格的に始まった小学校英語。特に入学を控えた新1年生の保護者からは「ALTの先生との授業はどんな感じ?」「授業内容についていけるか心配」といった悩みの声がよく寄せられます。近年では、英語教育に力を入れている学校では1年生から授業を実施するケースも増えています。英語が苦手だった親世代にとって、子どもの英語学習に戸惑いを感じるのは自然なことかもしれません。しかしじつは、現在の小学校の英語教育カリキュラムは、初めての子どもでも無理なく取り組めるように工夫されています。3・4年生の「外国語活動」から始まり、5・6年生で教科としての「外国語科」へと段階的に進んでいく授業内容は、子どもの発達に合わせて丁寧に組み立てられているのです。本記事では、小学校教員として12年以上の経験を持ち、英語科専科教師としても現場で指導してきた筆者が、最新の小学校英語事情を徹底解説。授業の実態から育みたい力、具体的な学習内容まで、これからの小学校英語教育で保護者が知っておきたい情報を完全網羅します。小学校英語に対する不安を少しでも解消するヒントとなれば幸いです。なぜ小学生から英語?3つの大切な理由小学校英語教育が導入された背景には、主に3つの重要な理由があります。*11. グローバル化する社会で必要な力を身につけるため社会のグローバル化が進むなか、英語でのコミュニケーション能力の重要性が増しています。仕事や旅行だけでなく、さまざまな場面で英語を使用する機会が増えており、将来に向けた準備として、小学生の段階から英語を学ぶことが求められています。2. 子どもの柔軟な適応力を活かすため小学生の時期は、新しい言葉や文化を自然に受け入れられる柔軟性が高い時期です。この特性を活かして、英語を楽しみながら学ぶことで、より効果的な学習が期待できます。また、早い段階で英語に触れることで、異文化への理解も自然に深まっていきます。3. 音声面での習得に適した時期だから小学生の年齢は、英語の発音やリズムを自然に身につけやすい時期とされています。耳が敏感なこの時期に英語に触れることで、正確な発音やイントネーションを習得しやすいという利点があります。文部科学省が考える「小学校英語のゴール」とは?2020年度から小学校英語は、3・4年生では「外国語活動」として週に1回程度(年間約35時間)、5・6年生では「外国語科」という正式な教科として週に2回程度(年間約70時間)、必修科目として行なわれています。3・4年生では友だちと英語で話すことを楽しみながら、コミュニケーションの土台をつくります。5・6年生では、これに基礎的な英語力も加わり、中学校での本格的な英語学習につなげていきます。授業で育む「4つの力」小学校の英語教育では、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力を、段階的に育んでいきます。以下に、学年ごとの目標をご紹介します。*1【聞く力】音声や基本的な表現に慣れ親しむ中学年:ゆっくり話された簡単な単語や表現を聞き取る。高学年:日常生活に関する具体的な情報や短い話を理解する。【話す力】やり取りと発表中学年:基本的な挨拶、実物を見せながらの簡単な発表をする。高学年:自分の考えや気持ちを整理して伝える、その場でやり取りをする。指示や依頼。実践的なコミュニケーション場面での対応をする。【読む力】アルファベットや簡単な語句に親しむ中学年:文字の音を聞いて認識する程度。高学年:活字体の文字を識別して読む。音声で慣れ親しんだ表現の意味を理解する。【書く力】なぞり書きから始める中学年:文字は補助的な扱い。なぞり書きから始める。高学年:大文字・小文字を書く。語順を意識しながら書き写す。例文を参考に簡単な表現を書く。重視されるポイント小学校英語で最も重視しているのは、英語の知識や技能だけではありません。「英語を使ってコミュニケーションをとろうとする気持ち」や「異なる文化への興味・関心」を育てることを特に大切にしています。なかでも重視されているのが、「間違いを恐れずに英語を使ってみよう」という態度です。完璧な英語を目指すのではなく、相手に自分の思いを伝えようとする気持ちを育んでいきます。実際の英語授業ではこんなことをしています3・4年生:英語の音と会話を楽しく学ぶ時期3・4年生の外国語活動では、英語の音やリズムに親しみながら、簡単な挨拶や自己紹介などの基本的な会話を学びます。英語の歌やゲーム、友だちとの会話を通じて、楽しみながらコミュニケーションの基礎を身につけていきます。この時期は特に「聞く」「話す」活動を中心に、間違いを恐れずに英語を使う態度を育てることを重視しています。 3年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例あいさつHello. Hi. I’m (Hinata). Good bye. See you. など気分How are you? I’m (happy). など数How many (apples/balls/circles)? (Three) apples. Yes./No.That’s right. Sorry. など好きなものI like (blue/soccer/onions). Do you like (blue)?Yes, I do./No, I don’t. I don’t like (blue). など何が好き?What do you like? What (sport/food/fruit) do you like? など大文字アルファベットA to Z, The “A” card, please. Here you are.You’re welcome. などカードWhat do you want? (A pink star), please. This is for you.Thank you. You’re welcome. などこれなあに?What’s this? Hint, please. It’s a (fruit/green/big).That’s right. など絵本Are you a (dog)? Yes, I am./No, I’m not. Who are you?I’m (a dog). Who am I? など4年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例世界のあいさつHello. Good morning/afternoon. Finland(Terve), China(你好).Good morning. など天気How’s the weather? It’s (sunny). Let’s (play cards).Yes, let’s. など曜日What day is it? It’s (Monday).I play (soccer) on (Sundays). など時間What time is it? It’s (6) o’clock. It’s (8:30).How about you? など文房具・もちものDo you have a pen? I have (three) (pencils).This is for you. など小文字アルファベットa to z, How many letters? Do you have (a ‘b’)?That’s right. などほしいものWhat do you want? I want (potatoes). How many?(Two), please. などお気に入りの場所Go straight. Turn right/left. This is my favorite place.I like (music). など一日の生活I wake up (at 6:00). I eat breakfast (at 7:00).I go to school. など 5・6年生:少しずつ読み書きも始まる時期5・6年生では、アルファベットの読み書きや600-700語程度の語彙を学びながら、身近な話題について英語で伝え合う力を育てます。自己紹介や日常会話、時刻や値段の読み取りなど、実践的な場面を想定した活動が増えていきます。「聞く」「話す」に加えて「読む」「書く」も少しずつ始まり、学校生活や地域に関することなど、より幅広い話題について自分の考えや気持ちを英語で表現できることを目指します。5年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例自己紹介・好きなものMy name is (Hayashi Natsuki). Please call me (Natsu).I like (baseball). What (sport) do you like? など誕生日・欲しいものMy birthday is (January 1st).What do you want for your birthday? I want (shoes). など教科・時間割What do you have on (Mondays)? I have (Japanese).I want to be (a teacher). などできること・人物紹介[I/You/He/She] can/can’t (play soccer).Can you (run)(fast)? This is (Aya). など道案内・位置Where is (the station)? Go straight. Turn (right).It’s (in) (the park). などレストラン・注文What would you like? I’d like (pizza). How much is it?It’s (600) yen. など町紹介We have/don’t have (a restaurant).We can enjoy (watching games). I love my town. など憧れの人Who is your hero? My hero is (Otani Shohei).He/She is good at (playing baseball). など6年生の学習内容場面・目的学ぶ表現例自己紹介・宝物I’m (Chiba Haruhi). Where are you from?I live in (Tokyo). My treasure is (this bag). など日本文化紹介Welcome to my town. We have (hanami) in (Japan).What do you like about Japan? など日常生活・頻度What time do you (usually) (get up)?I (always) eat (apples) for (breakfast). など思い出・過去形What did you do (last weekend)?I went to (the beach). It was (fun). など行きたい国・場所Where do you want to go?I want to go to (Italy). You can see (the leaning tower). など世界とのつながり(New Zealand) is in Oceania.Where is it from? Can you guess? など動物・環境問題What do (pandas) eat? Let’s save the (sea turtles).We can (use eco-friendly bags). など将来の夢What do you want to be? I want to be (a vet).I want to study (English) hard. など 授業ではこんな工夫がいっぱい!実際に使える!コミュニケーション重視の学習スタイル小学校の英語授業では、単なる暗記や機械的な練習ではなく、実際のコミュニケーションの場面を想定した活動を重視しています。特に中学年では、音声を中心とした活動を行ない、高学年で徐々に文字を導入しながら、相手を意識して伝え合う活動を重視。ジェスチャーなども活用しながら、ペアワークやグループワークを通じて、実践的なコミュニケーション能力を育てていきます。ALTの先生と過ごす、生きた英語の時間小学校の外国語教育では、子どもたちをよく理解している学級担任または英語科専科教師が中心となって授業を進めることが基本となっています。そのうえで、子どもたちが生きた英語に触れる機会を確保するため、ALTなどのネイティブスピーカーや地域の英語人材との連携を図っています。学級担任や英語科専科教師は英語を第二言語として話すロールモデルとして、ALTなどのネイティブスピーカーは発音や表現技法の見本として、それぞれ役割を果たします。また、実際のコミュニケーション活動をデモンストレーションすることで、よりわかりやすく示すことが可能です。なお、ALTが来校する頻度は自治体により大きく差がある状況となっています。デジタル教材で、楽しく分かりやすく現在、小学校で使用されている6社の教科書には、すべて指導用・学習用デジタル教科書が付属しています。教師はこれらのデジタル教材を活用して授業を進めており、音声や映像を通じて英語圏の文化や英語の発音や表現を学びます。実際のコミュニケーション場面のモデル提示や、ネイティブスピーカーの音声教材としても活用し、より実践的な学習環境をつくっています。また、子ども自身もタブレットを操作しながら、発音の確認やクイズ形式の問題に取りんだり、また自身の発表のツールとして使ったりすることができます。子どもの成長を支える3つのポイントここまで見てきたように、小学校英語では「コミュニケーションをとろうとする気持ち」「異なる文化への興味・関心」、そして何より「間違いを恐れずチャレンジする態度」を大切にしています。では、保護者としてどのようにお子さんの学びを支えていけばよいのでしょうか。現場の教師たちの実践から見えてきた、効果的な3つのサポートポイントをご紹介します。1. 「伝えたい!」という気持ちを大切にもし子どもが「うまく言えないかも……」と躊躇していたら、「完璧な英語」は必要ないことを伝えてあげてください。大切なのは「伝えようとする気持ち」です。間違いを恐れずチャレンジする姿勢を、温かく見守ってあげましょう。2. 世界への好奇心を育む英語の学習を通じて、お子さんが「外国ってこんなふうなんだ!」「日本と同じところもあるんだね」など、新しい発見をする場面があるはずです。そんな気づきや感動に共感し、世界への興味を一緒に広げていってください。3. 「楽しい!」という体験を大切に小学生のうちに言葉を学ぶ楽しさを体験することで、中学校以降の本格的な学習への意欲が育ちます。これは英語だけでなく、新しいことを学ぶ際の大切な土台となります。子どもが感じる「楽しい!」という気持ちを、ぜひ一緒に喜んであげてください。***小学校英語は、子どもたちの発達段階に応じて丁寧に設計されています。歌やゲーム、友だちとの会話を通じて、自然に英語に親しみ、コミュニケーション力を育んでいきます。この時期の英語との出会いは、子どもの視野を広げ、新しい世界への扉を開くすばらしい機会となるはずです。英語を通じた学びが、グローバルな視野を育む楽しい経験となるよう、温かく見守っていきましょう。(関連記事)StudyHackerこどもまなび☆ラボ|鉛筆の「持ち方」と「筆圧」に要注意!入学後の学力を左右する意外な理由を小学校教師が解説StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「自分の名前だけ書ければいい」はウソ?12年間の教室で見てきた入学準備の大切さStudyHackerこどもまなび☆ラボ|小学校英語、うちの子ついていける?学年別”家庭でできること”ガイド(参考)文部科学省|小学校学習指導要領外国語活動・外国語編【ライタープロフィール】未来先生(みらい・せんせい)小・中学校の教員免許をもち、公立小学校で12年間、担任や英語の英語専科教員として2,000人以上の子どもたちと関わってきました。英や米への留学経験あり。これまでの経験や2人の男の子の育児をもとに、子どもたちが輝くヒントをお届けします。
2025年02月15日話題のドキュメンタリー『小学校~それは小さな社会~』よりメイキング映像が解禁された。本作は、イギリス人を父に、日本人を母に持ち、日本の公立小学校に通った山崎エマ監督が小学校に密着したドキュメンタリー。また、本作から生まれた短編版『Instruments of a Beating Heart』がアカデミー賞「短編ドキュメンタリー部門」のショートリストに入った。日本人監督による日本題材の作品がこの部門で候補に入るのは初である。この度解禁されたメイキング映像では、山崎エマ監督が日本の公立小学校に1年間密着し、コロナ禍での教育現場を撮影する様子が捉えられている。撮影は2021年4月から1年間、150日、700時間にわたり行われ、監督自身の小学校滞在時間は4,000時間に及んだ。主に1年生と6年生を追った映像には、子どもたちの生き生きとした学校生活や、困難な時期に教育に悩む教師たちの姿が収められている。山崎監督は「日本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注目を浴び、感無量です」とコメントし、「社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します」と語った。12月13日(金)より公開後、山崎監督は毎日舞台挨拶を行っており、連日盛況が続いている。山崎エマ監督コメント日本の教育に光を当てたいと思い続けて10年、このような形で作品が注目を浴び、感無量です。世界中の教育現場で、日々次世代の育成に向き合い、社会の未来を作ってくださっている教育関係者の皆様に敬意を表します。これは、中学生の頃から映画監督を目指し、情熱と覚悟をもって音と映像で何かを伝える自分流のドキュメンタリー制作と向き合ってきたご褒美と思いつつも、これからさらに精進していきたいと思います。今の自分を作ってくれた家族や仲間、撮影時はお腹の中にいて日々もっと良い未来に貢献していきたいと思わせてくれる息子、本作を一緒に制作したチーム、そして撮影にご協力頂いた多くの方々に感謝申し上げます。『小学校~それは小さな社会~』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:小学校〜それは小さな社会〜 2024年12月13日より公開© Cineric Creative / NHK / Pystymetsä / Point du Jour
2024年12月21日第30回クリティクス・チョイス・アワードのテレビ部門のノミネーションが発表された。「SHOGUN 将軍」が最多6ノミネーション。フィラデルフィアの公立小学校を舞台としたコメディ「アボット エレメンタリー」、アルフォンソ・キュアロン監督の「ディスクレーマー 夏の沈黙」、ジーン・スマート主演ドラマ「Hacks(原題)」、ケリ・ラッセル主演の政治スリラードラマ「ザ・ディプロマット」、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」、4人のヴァンパイアを主人公としたモキュメンタリー「What We Do in the Shadows(原題)」が4ノミネーションを獲得した。「SHOGUN 将軍」はドラマシリーズの作品賞、真田広之が主演男優賞、アンナ・サワイが主演女優賞、浅野忠信と平岳大が助演男優賞、穂志もえかが助演女優賞の候補に挙がっている。アンナ・サワイは「Pachinko パチンコ」で助演女優賞にもノミネートされており、W受賞に期待がかかる。ドラマファンは「まさにふさわしい評価。シーズン2が待ちきれない」「アンナが2部門でノミネートされている。すごい!」「キャストみんなが素晴らしいドラマ」と「SHOGUN 将軍」の快挙を祝福している。第30回クリティクス・チョイス・アワード受賞式は、1月12日に米サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催される。司会はチェルシー・ハンドラー。(賀来比呂美)
2024年12月06日昭和女子大学 (学長 金尾朗:東京都世田谷区) 人間社会学部初等教育学科では、各自治体の令和6年度実施公立学校教員採用試験(小学校)を受験した47人全員* が正規教員として合格しました。*児童教育コースの公立小学校教員採用試験受験者、複数受験による合格含む■ 令和6年度実施 公立小学校教員採用試験(結果)実施概要受験者47名 / 正規教員合格者47名 (延べ合格者数49名)合格自治体内訳:東京都(小学校全科)26、千葉県6、埼玉県6、川崎市3、横浜市2、群馬県2、神奈川県1、茨城県1、 福島県1、 富山県1(複数自治体合格者2名)■ 初等教育学科の教員育成「1年次から学びを教育現場で実践し、教員になるための資質を高める」1年次から世田谷区や教員が開催するイベント、プロジェクト型学修など教育現場で実践する機会を提供。児童との関わり方や指導観を育むとともに、現場で直面する様々な課題に触れ、教員としての問題解決能力を育成。「ICT教育の充実」小学校におけるプログラミング教育の必修化を受け、プログラミング教育に関わる知識、ICTを活用した授業設計やさまざまなメディアを用いた教育方法を修得。ICTを効果的に活用する能力を身に付けるために、学生自身が学びの場(授業、ワークショップ等)をデザインし、実践。【事例:学びのミライ2024を開催】 ※実施したワークショップは一部抜粋初等教育学科4年生5人が小学生(参加:延べ50人)を対象に2日間のワークショップを開催。● 生成AIを使って物語を作ろう!生成AIの中からChatGPTを使用して物語の制作や、画像の生成を行いました。● 算数ランドで楽しもう!子どもに人気の「マインクラフト」を用い、計算問題を解くことでゴールを目指す迷路やブロック体を使った立体の問題など、ゲーム感覚で楽しく問題を解く算数の世界を作成しました。学びのミライ2024開催報告 生成AIを使用したワークショップ初等教育学科の概要【コース】 児童教育コース、幼児教育コースを開設【取得できる資格】 小学校教諭一種免許状(児童教育コースのみ)、幼稚園教諭一種免許状、保育士(幼児教育コースのみ)、司書教諭(児童教育コースのみ)、司書、学芸員ほか【2023年度就職実績】 小学校教諭32%、幼稚園教諭9%、こども園保育教諭2%、保育士27%、進学3%、公務員4%(教員・保育士を除く)、民間企業23%本件に関する取材のお申し込み先昭和女子大学広報部03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp 昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年11月19日小学校もいよいよ夏休みに突入! 夏休みの宿題の定番『自由研究』、みんなは何する? 今回は、小学校低学年におすすめの自由研究アイディアをご紹介。ものをつくったり動画編集をしたり料理をしたり……。子どもたちがこだわって研究したアイディアを参考にしてみて!自由研究アイディア#01『お父さんの顔のモビール』Creator_田中 日和ちゃん(8歳)「娘が1年生のときに制作した、『お父さんの顔のモビール』。この頃、工作したさまざまな物をぶら下げるモビールづくりにはまっていた娘。次は顔をつくりたい! と言い、お父さんの顔をつくることに。ダンボールに紙粘土を薄く伸ばすことに苦労していましたが、絵の具で塗るところや毛糸で髪の毛を付けるところ、完成したお父さんの顔が回るのを見て楽しそうでした」自由研究アイディア#02『愛猫の等身大ぬいぐるみ』Creator_KOTOHAちゃん(9歳)「小学2年生のときに、愛猫“プティ”の等身大ぬいぐるみをつくりました。娘はぬいぐるみや可愛いものが大好きなのですが、飽きてしまってずっと遊んでない&使っていないものがたくさんあります。そこで『もっとものを大切にして欲しい』『命(時間)をかけてものはつくられている』ということを知って欲しくて、つくり終わったあとでも大切にできるぬいぐるみづくりを提案。ユザワヤで生地選びをして、わが家の猫をメジャーで計測して、型紙をつくって……完全にオリジナルでつくりました」「今年は“自分らしさ”をテーマに、娘の自己肯定感が上がるような自由研究を提案したいと思っています! 例えば『やりたいことリスト100を全部叶える夏休み』『将来の夢研究(パティシエ)』などがいいかな? と計画中です」自由研究アイディア#03『じいじのお家のジオラマ』Creator_ひなたくん(9歳)「息子が小学2年生のときに制作した自由研究は、じいじの家のジオラマづくり。『木で動くものをつくりたい』という本人の希望で、じいじの家で見つけたそうめんの木箱をもらって帰り、何をつくるか相談した結果、動くものではないけれど、『じいじの家のジオラマをつくりたい』という本人の意見でつくることに。Googleマップで見たじいじの家の地図を参考に、川の水をキラキラさせるためにボンドを塗ったり、橋をつくるために公園で木の枝を拾ったりしました。完成品を見たじいじも喜んでいました!」自由研究アイディア#04『キャンプの動画編集』Creator_あらたくん(10歳)「小学3年生のときに、いつも見ているYouTubeの動画が、どうやってつくられているか知りたいというところから動画編集を題材に。家族で行ったキャンプ中に動画や写真を自分で撮影して、その素材を使い編集まで行いました。音楽をつけたり、効果音をつけたりいろいろ試していく過程はとても楽しそうでした。この音楽はあの動画で使われてた! とか、ここにはあの音を入れたいなど考えてやっている姿はまさに動画クリエイター! 夏休みの思い出が形として残せたのもよかったです」自由研究アイディア#05『たまご焼きの研究』Creator_たまごだいすきくん(9歳)「料理をつくることや食べることが好きなので、小学1年生の自由研究は、『たまご焼きの研究』に。毎日朝食につくるたまご焼き。しょうゆ味や塩味だったり、オムレツにしてケチャップをかけたりと、同じたまご焼きでも少しずつ味が違うので、いろいろな種類をつくりたくなったのがきっかけです。メニュー考案や写真と文章をレイアウトして冊子にまとめるのに苦労したようですが、さまざまなたまご焼きをつくれて楽しそうでした」「こし器で2回こす『なめらかなたまご焼き』は、息子がオリジナルで考えたメニュー。母はつくったことがなかったのですが、クレープのようになめらかでとてもおいしかったです。今年の自由研究は、プログラミングを習っているのでロボットをつくりたいそうです」自由研究アイディア#06『宝石せっけん』Creator_オウくん(7歳)「鉱物や原石が大好きな息子がつくってみたい! と興味を持ったのがきっかけで一年生のときに宝石せっけんづくりに挑戦。グリセリンソープと着色液を使ってつくるのですが、本物の鉱物みたいにしたいということで、色の合わせを親子で考えました。宝石によって削り方を変えたところも楽しかったみたいです。家族の誕生石をつくって、標本みたいに木枠に入れてリアルな石鹸ができました!」「つくっただけよりも、つくり方や石の特徴を辞典など使って知った方がより興味がわくかなと思い、レポートにもまとめました。今年はレジンを使ったリングをつくってレジンとは何か、なぜ紫外線で固まるのかなど素材の疑問を一緒に調べようかと話しています」自由研究アイディア#07『紙飛行機の研究』Creator_いちとくん(10歳)「1年生のとき虫図鑑をつくった息子。2年生のときは、紙飛行機をつくることにハマっていたので、『紙飛行機をつくってどれがいちばんよく飛ぶか』の研究をしました。折り紙の本を見たり、タブレットで調べたりしてつくり、力作が完成。つくったあとはどんな風に飛ぶか試して、それぞれの特徴を画用紙にまとめました。折りたためて持ち運びしやすいようにしましたが、大きい作品なので学校に持っていくのが少し大変だったみたいです」「先生や友だちに『すごい!』と言われたようで、35人クラスのうちの2人に選ばれていました! 今年は、生活のちょっとした豆知識をまとめる、もしくは『これなんて名前!?』 と知っているようで知らない名前を調べる、のどちらかで悩んでいるみたいです」自由研究アイディア#08『トンボの刺しゅう』Creator_檸檬くん(11歳)「シュタイナーの幼稚園で刺しゅうを経験していて、とても好きな活動のひとつだったようで、2年生の自由研究は刺しゅうに。図鑑から刺しゅうが映えそうなきれいな色のトンボを選び、手持ちの古いシーツに刺して仕上げました。刺しゅうは難しそうに見えますが、布に針を刺していくだけの単純作業なので、子どもにもぴったりだと思います。持ち帰ったあと部屋に飾れるところもいいですよね。今年の自由研究は草木染の予定。庭にあるさまざまな樹木やハーブを使って、どの植物からどんな色がとれるか、いろいろ検証するそうです」自由研究アイディア#09『夏休み中に読んだ本ベスト30ランキング』Creator_キハルくん(7歳)「1年生の夏休みに本を読むことが多く、せっかく読んだのなら読んだ本を記録しておこう! から数が増え、それならランキングにしてまとめて自由研究にしようという流れになり、こちらのテーマに決まりました。苦労した点は、『かいけつゾロリ』シリーズが大好きなのですが、似たような題名で借りるときにどの本を読んだか忘れてしまうこと(笑)。読んだ本の数が目に見えて増えていくのは達成感がありました!」番外編ちょっと変わったアイディア集まわりの子どもたちは一体何をやっているの? みんなの自由研究の発表や展示会に行った際、気になったテーマを教えてもらいました! どんな結果になるのか、わくわくする研究内容が目白押し!炊いたお米に『ありがとう』と『バカ』を1ヵ月言い続けたらどんな変化があるか。わらしべ長者のようにものを交換したら最後何になるのか。夏休み初日にパパのヒゲをツルツルにして、毎日写真を撮り、ヒゲの伸び具合を観察。身近な植物をチェキで撮影してまとめる。ひたすら電車に乗って、旅した記録をレポートにまとめる。万華鏡をつくっていろいろなものを見てみる。一色のレゴを使って、30パターンの形をつくる。絵本に出てくる料理をつくり、レポートにまとめる。ピタゴラスイッチのようなものをつくり、iPadで動画編集をする。何かの研究をするもよし、思い出に残る作品をつくるもよし、ユニークでクリエイティブな自由研究は、まだまだたくさんあるはず。個性豊かな自由研究のアイディアをヒントに、子どもが楽しく取り組めるテーマを親子で探してみて!\公式SNSをフォローして最新情報をCHECK!/
2024年07月20日株式会社NTTデータ関西(以下、NTTデータ関西)は、公立学校を所管する自治体や委託事業者向けに販売している「こども相談チャットアプリ『ぽーち』」を私立の小学校から高校向けに2024年5月から提供を開始し、全国の学校へ販路を拡大します。また、先着5校に限定し、2024年11月21日までの6カ月間、私立学校向けに導入キャンペーンを実施します。近年、いじめや不登校が全国的に課題となっているなか、NTTデータ関西は自治体向けに「ぽーち」を提供し、公立学校を対象にこどもに関わる問題の早期発見と早期対処を支援してきました。昨年導入いただいた枚方市では、現在、63校3万人弱の小中学生が「ぽーち」を利用しており、数多くの相談から悩みや不登校への解消へつながる会話が実現できており、効果を実感いただいております。最近では公立学校と同様に私立学校からも悩みを抱えるこどもがいる状況に対して「ぽーち」を活用したいという相談をいただく機会が増えてきました。このような状況も踏まえ、全国の私立学校の多くが独自のいじめ防止に関する基本方針を定め、改善に尽力しています。これを受けて、NTTデータ関西は、「ぽーち」を小規模の私立学校でも利用しやすい価格設定を行い、販路を私立学校へ拡大し、全国の学校へと展開します。初年度は、私立学校10校への導入を目標としています。また、今後の展望として、生成AIを活用したこどもからの相談に対する回答例を提案する機能など、随時アップデートを検討しています。こども相談チャットアプリ「ぽーち」を利用した場合の流れ【背景】不登校やいじめだけでなく、多くの問題は、発見が遅くなり問題を抱え込んでしまう期間が長期化するほど、その改善は難易度が増す傾向にあります。問題解決に最も重要なことは、早期発見と早期対処を一括で行うことです。発見と対処のどちらか一方では、初動が遅れてしまい早期解決が困難となるため、両軸で対策することが大切です。「ぽーち」は、こどもの心と身体に関するアンケートを活用した健康観察により不調を早期発見し、匿名相談チャットで早期対処を行うことで、問題や不調が大きくなってしまうことを防ぎ、早期解決を図ることができます。こどもが少し離れた大人(スクールカウンセラーなど)へ自発的に悩み相談できる機能に加え、健康観察を通して「悩みを抱えているけれど、自発的に相談することが苦手なこども」を発見し、プッシュ型のアプローチができる機能を備えています。「ぽーち」を通して、少しでも多くのこどもが一人で抱え込まず、明るく健やかに成長していける社会づくりを助力できるよう、この度の販路拡大にいたりました。【こども相談チャットアプリ「ぽーち」概要】こども相談チャットアプリ「ぽーち」は、日頃、こどもが内面に抱えている悩みや問題を少し離れた「大人」へ匿名でチャット相談できるアプリです。利用対象者は小学生から高校生を想定しています。小学生、中学生はGIGAスクール端末から、GIGAスクール端末を支給されない高校生は個人のスマートフォンやパソコン、タブレットからアプリをダウンロードして利用できます。製品URL: ■商品の特長1. 簡単な操作ですぐに匿名チャットを開始できる相談開始時にはイラストを用いたアイコンで相談内容をジャンル別で選択できるため、相談を文章化することが難しい年齢層のこどもでも内容を大人へ伝えやすい仕組みとなっております。小学校低学年から高校生まで幅広く簡単に匿名チャットを開始することができます。2.気分・体調アンケートでこどもの気分や体調を見える化できる記名での「気分・体調のアンケート」機能により、こどもの気分や体調を見える化できます。結果はカレンダー形式で記録されるため、こども自身や担任教師が振り返りができることに加え、学年主任、教頭など管理職が、各学年の状況や学校全体の状況を確認することができます。早期にクラスの状況の変化をキャッチすることで、一人の教師だけが問題を抱え込んでしまうことを防ぐこともできます。3. 自動声かけ機能によるプッシュ型アプローチができる「気分・体調のアンケート」の結果から、悩みを抱えるこどもの予兆を検知し、アプリから自動でこどもに声かけを行うことができます。そのため、自発的に相談をすることが苦手なこどもでも、アプリから声をかけられることをきっかけに匿名相談チャットを開始しやすくなります。その後の相談は、ジャンルに応じた応談者がアサインされ対応する仕組みになっています。気分・体調アンケートで自動声かけシステム【キャンペーン情報】期間: 2024年5月9日~2024年11月8日内容: 6カ月間利用料無料対象: 先着5校条件: 事例紹介などご協力いただける学校さま詳細はお問合せいただきたく存じます。URL : □直近の展示会出展予定展示会名:自治体・公共Week2024場所 :東京ビッグサイト期間 :2024年6月26日(水)~2024年6月28日(金)展示会名:関西教育ICT展2024場所 :大阪南港ATCホール期間 :2024年7月25日(木)~2024年7月26日(金) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月22日地元の公立中に行くのはつらい。でも、ハードな中学受験勉強はちょっと…こんにちは。『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』ほか、著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。今回のコラムは、中学受験を考え始めたご家庭に向けて。特に、公教育がお子さんの体質的に合わなかったり、小学校時代にいじめ・不登校などのつらい経験があったりで、「とにかく地元の公立中には行きたくない」という場合や、「小学生に過剰な受験勉強をさせたくないけど、もし、うちの子が楽しく過ごせる学校があるのなら……」などと考えているご家庭に向けて、うちの3兄妹の私立中高一貫校、3回の「塾なし」中学受験を踏まえた私の経験を元に、お話しします。・中学受験を決めた時期・全体のスケジュール・塾なし中学受験について、ご参考になれば幸いです。難関校じゃなくていいのなら…うちの子たちが受験・進学した私立中高一貫校(以降、「A中学」と表記)は、いわゆる超難関校ではありません。私は子どもたちの志望校を探す際に、偏差値や知名度は参考にしなかったので、A中学の偏差値を正確に把握しないまま受験に臨みましたが、学校がWebサイトなどで公表している入試情報などと過去問の内容から「まあ、中堅校と言われるグループなのかな?」と推測します。とはいえ、コロナ以降も中学受験は過熱気味の傾向が続き、受験者数は増加傾向にあるようで、地方の私立中高一貫校であるA中学でも、年々志願者数が増加し(特に、ここ数年で急増)、1年前に長女が受験した時には、倍率が6年前の長男の受験時の倍以上になっていました。ですので、難関校の受験でなくとも、早めに動くに越したことはないとは思いますが、かといって、あまりに早くから塾通いなどでお子さんに受験勉強の負担を過剰にかけたり、保護者の方が必要以上に不安に感じることもないと思います。以下は「難関校じゃなくていいのなら……」という前提でのお話ですが、背伸びしない志望校での中学受験の全体像がイメージできるよう、保護者の方の疑問や不安にお答えする形で、うちの実例を交えたポイントをお伝えします。いつごろ中学受験することにしたの?中学受験をすることを決めたのは、それぞれ、長男は小5の秋、次男は小6の春、長女は小4の秋くらいでした。……遅いですよね(笑)まあ、中学進学に関して子どもの意志を尊重しようとすると、これぐらいの年齢になるまで分からないのは当たり前だとも思います。一般的には「中学受験は小3から塾通いが常識」などと聞きますが、難関校を目指すのでなければ、小5からでも十分間に合うと思います(小6からではかなり遅いですが……)。ただ、6年生で受験勉強と並行して複数の学校のオープンキャンパス、説明会や体験授業などに参加するのは大変なので、「まだ中学受験するか分からない」「志望校がはっきりしない」というご家庭も、できるだけ4・5年生のうちに、気になる学校のオープンキャンパスや説明会には参加しておいたほうがいいでしょう。受験を迷っている子も、一応小学校レベルの基礎学習だけでも、苦手なところがあれば学年をさかのぼって、穴埋めしておくのがオススメ。ちなみに、うちの3兄妹が中学受験することにしたのは、それぞれ理由が違います。発達障害のある長男は「地元の公立中に行くなら、不登校する!」と宣言し、私立中学以外の選択肢も考慮に入れつつの進学先選びに。5年生から体調不良で小学校を休みがちだった次男は、私立入学後にすぐに友達ができた長男の姿を見ているうちに「おれも」と希望。4年生でコロナ休校となった長女は、自宅でプリント学習をする傍らで、兄たちがオンライン授業を受ける姿を目にしたことなどが影響しました。結局3人共、A中学1校のみを受験。もし不合格だった場合、長男は、公営フリースクール(自治体の教育支援センター)+ホームスクールが"滑り止め”で、次男と長女は「公立中に進学する」とのことでした。併願せずに「本命一校しか受けない」のはかなりハイリスクなので、皆さんにオススメはしませんが、その分、その学校のみに絞った受験勉強・対策ができるので、子どもの負担は減ると思います。「万が一不合格でも、フリースクールや公立中でOK」と考えられるご家庭なら、有りかもしれません。全体のスケジュールはどんな感じ?うちの例は、あまり一般的ではないかもしれませんが、おおまかなスケジュールをご参考程度まで。志望校のA中学1校のみを、総合型選抜(専願のみ、算国+面接)と、一般入試(併願可、算国理社)の両方の入試方式で受験した場合です(ただし、それぞれの子によって、勉強の内容やスケジュールなどは個別に調整したので、以下はあくまで私が思う"理想的な”目安です)。<小4〜小5>・学校案内などの資料請求・オープンキャンパス、見学・説明会、文化祭などへの参加・総合型選抜対策として、自己PRポイントの実績づくり、体験授業への参加など・体感/体験型の自宅学習(理科実験や城巡りなど)・小学校レベルの基礎固め、さかのぼり学習、テスト直しなど<小6・夏ごろまで>・体験授業への参加(2回目)・中学受験用の基本問題集・検定試験の受験(算数検定、漢字検定など。自己PRと試験慣れするため)<小6・秋ごろ>・A中学で特によく出る分野を重点的に学習・過去問、時事問題・A中学主催の模擬試験・面接対策講座の参加・出願書類(志望理由書、自己PR文などの専用フォーマット)の入手<小6・12月〜1月上旬>・志望理由書などの出願書類の準備・面接練習(毎日10-15分)・苦手分野の特訓、暗記系の復習<小6・1月中旬〜>・出願(一般入試=インターネット出願、総合型選抜=出願書類の郵送)・過去問をひたすら繰り返し解く・総合型選抜入試(2科目+面接)・一般入試(4科目、A日程/B日程)<合格発表後>・入学手続き・制服のオーダー、指定体操服などの購入・小学校卒業式・入学説明会、新入生クラス編成テスト塾に行かなくても大丈夫?うちでは、塾なし自宅学習✕3回の中学受験(4教科と面接・総合型選抜対策)を、親子でなんとか乗り切りましたが、親の負担が大きく「誰にでもオススメ」とは言えません。でも、中学受験でも入試方式が多様化しているので、自宅学習でも十分大丈夫なことも。塾に通わなかったのは節約の意味もありますが、うちの子たちは小学校に行って帰って宿題をやるだけでもピーピー言っていたので、帰宅後さらに大手塾などに夜遅くまで通って大量の課題をこなすなんて、到底「無理ゲー」だと判断したからです。小学校自体の負担が大きな子の場合には特に、一般的な中学受験塾は、心身に過剰なストレスやプレッシャーが長期的にかかってしまうように思います。そんなワケで(半分やむを得ず)、私がマンツーマンで子どもの受験勉強に付き合うことになりましたが、子どもの負担を3分の1にしようとすると、親がその3倍の時間と労力を使うことに……。特にうちの子たちは、公教育の学び方が合わないタイプだったので、4教科を一人ひとりの子に合わせた内容・学び方で対応したため、私は数年間かかりきりで疲労困憊。その間きょうだいにも寂しい思いをさせたかもしれません。私は個人事業主なので仕事量の調節が可能でしたが、夫婦で正社員・フルタイムで働くご家庭などには「塾なし」は親の負担が大きいと思います。特に、公教育の学び方が合わないお子さんは、親が勉強に十分付き合えない場合、経済的に可能であれば、丁寧に個別対応できる家庭教師や個別指導塾などを頼るのがいいでしょう。とはいえ、難関校を目指すのでなければ、自宅学習でも十分対応可能だと思いますよ。昨今、大学入試同様、中学受験でも入試方式が多様化してきているので、特に、専願での自己推薦・総合型選抜入試や、1科目・2科目入試を実施する私立中学は多いですし、中には、得意なことを活かせる独自入試などを行う学校や、不登校・発達障害のあるお子さんを積極的に受け入れている学校もあります。ですので、志望校や受験方式によっては、必ずしも「中学受験の常識」通りに小3から塾通いして、膨大な知識と努力を必要とする4教科をまんべんなくできるようになる必要はないでしょう。背伸びしすぎない志望校で、受験科目を絞ったり、その子に合った入試方式で受験したりすれば、自宅学習でも十分大丈夫(親のフォローは必要ですが……)。また、試験の空気感に慣れるために塾の外部模試に参加したり、短期集中的に通塾したり、面接対策だけお願いするなど、ピンポイントで賢く受験塾を活用するのもいいと思いますし、オンライン学習や通信教育、動画学習などを併用して、親の負担を減らす方法もあります。うちの中学受験時代を振り返ってみると、確かに「塾なし」で親が根気よく付き合うのは大変ではありましたが、本格的な思春期になる前の子どもたちそれぞれと密に過ごし、親子でいろんな体験を一緒にしたり、たくさん雑談したり……と、貴重な時間でもありました。文/大場美鈴(楽々かあさん)(監修:井上先生より)楽々かあさんの書かれているように、志望校選びは頭を悩ませる大きな問題になります。できるだけ早めに情報収集をしていくことと、実際にオープンキャンパスなどに行って学校の現状を知っておくことが大事だと思います。大切なのは何より本人の意思が重要なので、本人の意見を聞きながら絞り込んでいくことです。1クラスの人数が多いところや少ないところがありますが、相性の悪いお子さんがいた場合の配慮や授業の進め方、合理的配慮、先生との相談のしやすさなどもポイントになるのではないでしょうか。入学したけれど学校の勉強についていけなかったというお子さんもいるので、受験をクリアするだけでなく、学習のスピードや教育課程が比較的ゆるやかに組まれているかなども確認できるとよいですね。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2024年04月01日皆さんは友人関係の悩みはありますか? 今回は「貧乏人を拒絶する社長令嬢の話」を紹介します!※この物語はフィクションです。イラスト:進撃のミカ公立高校に入学主人公は、地元では知らない人がいない一流企業の社長令嬢です。中学校までは私立に通っていたものの、祖父の意向で高校は地元の公立校に通うことになりました。しかし主人公は公立校に通うことに納得しておらず…。「レベルの低い人たちとは仲よくなれない」とクラスメイトを見下します。そんな主人公に、クラスメイトは気さくに話しかけてくれました。ところが見下されたと感じた主人公は、クラスメイトにひどい言葉をかけてしまい…。怒らせてしまった出典:進撃のミカ「金持ちだから何言ってもいいと思ってるの?」と怒ったクラスメイト。主人公も言い過ぎたことを後悔しますが、プライドがじゃまをして謝ることもできません。そのせいでクラスメイトとは深い溝ができてしまい、主人公はクラスで孤立することに…。そんなある日、クラスに転校生がきました。転校生に誘われ、クラスメイトと遊びにいくことになった主人公。そこで主人公は、初めてクラスメイトと笑いあって話すことができたのです。これまで社長令嬢という立場にプレッシャーを感じ、自分を見失っていたと気づいた主人公。自分を貫き通すことの大切さを学び、これからは高校生活を楽しもうと思うのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年12月31日皆さんは、友達関係で悩んだことはありますか? 今回は「友人」にまつわる物語を紹介します。イラスト:進撃のミカ楽しくない高校生活主人公は、世界でも名の通った総合企業の社長令嬢です。そんな主人公は、祖父の意向で地元の公立高校に通うことになりました。公立高校に通い始めた主人公ですが、クラスメイトと上手になじめません。クラスメイトに対して「なにこのレベルの低い人たちは…」と思い、嫌な態度をとってしまうのです。そんなある日、主人公はクラスメイトの持つキャラクターの描かれたペンケースを見つけました。するとクラスメイトに「こういうの好きなんだ?」と話しかけられて…。素直じゃない返事出典:進撃のミカバカにされていると勘違いして「持つ人の気がしれないわ」と言ってしまった主人公。そのせいでクラスメイトとは深い溝ができてしまい、主人公はクラスで孤立することに…。そんなある日、クラスに転校生がきました。転校生に誘われ、クラスメイトと遊びにいくことになった主人公。そこで主人公は、初めてクラスメイトと笑いあって話すことができたのです。これまで社長令嬢という立場にプレッシャーを感じ、自分を見失っていたと気づいた主人公。自分を貫き通すことの大切さを学び、これからは高校生活を楽しもうと思うのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年11月05日中野市が保有する公立保育園は、9園中3園が建築後40年を経過し、園舎の老朽化が進んでいる状況です。その中でも特に築年数の多い、高丘保育園(昭和51年建築)および平野保育園(昭和53年建築)については、安心・安全な保育を維持するためにも園舎の建て替えは喫緊の課題で、これまで検討を進めてきました。この度、保護者の選択肢の拡充や保育サービスの向上および早急な2園同時の建て替えを実現するため、2022年11月に策定した「中野市公立保育所民営化ガイドライン」および9月に策定した「中野市保育所整備計画【改定版】」に基づき、「民設民営」方式により保育所または認定こども園(幼保連携型・保育所型)(以下「保育所等」という。)を設置・運営する事業者(以下「設置・運営事業者」という。)を募集することとしました。民営化対象園本募集に係る対象園については、以下に示す2園とし、両園とも設置・運営事業者が選定(用意)した新たな用地への移転整備とします。また、2園についてはそれぞれ別々に設置・運営事業者を募集します。・平野保育園(長野県中野市大字片塩41番地)地図 : ・高丘保育園(長野県中野市大字草間1502番地)地図 : 保育所等開園日2025(令和7)年4月1日(火)応募資格・条件等中野市公立保育所民営化に係る設置運営候補事業者募集要項をご確認ください。boshuyoukou.pdf : 選定方法中野市公立保育所民営化法人候補者選定委員会において、審査要領に基づき評価・選定します。その他今後のスケジュールや必要書類の応募様式など詳しくは市公式ホームページをご覧ください。中野市公立保育所民営化に係る設置運営候補事業者の募集について | 長野県中野市 : 中野市ってどんなところ?中野市は、県の北部に位置し、面積112.18㎢、人口約41,000人、四方を美しい山並みに抱かれた静かなまちです。市の中央に詩情豊かな千曲川が流れ、豊かな自然、美しい山々に囲まれ、日本のふるさとの原風景が広がります。また、誰もが知っている唱歌「故郷」の作詞者・高野辰之と、「カチューシャの唄」「東京音頭」など大正から昭和にかけて3,000曲にもおよぶ歌を世に送り出した作曲家・中山晋平は中野市で生まれ育ちました。農業が盛んで、リンゴやブドウは全国でも有数の品質と生産量を誇っています。早くからエノキタケの栽培に取り組み、キノコや果樹、野菜、花きの施設栽培の先進地としても知られています。長野県中野市は周囲を美しい山々に囲まれ豊かな自然にあふれるまちです長野県中野市は、懐かしい自然を残しつつ、常に時代に先駆けて新しいおいしさに挑戦する農業の先進地として知られています。トップページ | 長野県中野市 : お申し込み・お問い合わせ先中野市子ども部 保育課施設係〒383-8614長野県中野市三好町一丁目3番19号電話:0269-22-2111(内線292)Eメール: hoiku@city.nakano.nagano.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月19日皆さんは友人関係の悩みはありますか? 今回はプライドが高い社長令嬢とギャルな転校生の友情エピソードを紹介します!イラスト:進撃のミカ公立高校に入学主人公は、地元では知らない人がいない一流企業の社長令嬢。中学までは私立に通っていたものの、祖父の意向で高校は地元の公立校に通うことになりました。しかしプライドが高い主人公は「レベルの低い人たちとは仲良くなれない」とクラスメイトを見下した態度をとりクラスで孤立してしまいます。そんな中、クラスに見た目が派手な転校生がやってきました。転校生もきっとクラスに馴染めないだろうと思っていた主人公ですが、転校生はすぐにクラスの人気者に。主人公にも気さくに話しかけてくれる転校生でしたが…。反発してしまう出典:進撃のミカ自分のプライドの高さを一瞬で見透かされて、主人公はせっかく話しかけてくれた転校生にまで反発してしまいます。その後もクラスで孤立する主人公ですが、その度に何かと突っかかってくる転校生。ところがそんな転校生とやり合っているうちに、主人公は次第にほかのクラスメイトとも話せるように。こうして転校生のおかげでクラスメイトに馴染むことができた主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年10月14日9月30日、岐阜県の小学校で行われた運動会の最後に、小学校の50周年を記念し、大量の風船を飛ばすバルーンリリースが行われることに。当日の様子について岐阜市議会の佐藤幸太議員(33)はX(旧Twitter)に《快晴で何より!》とポストし、青空を舞うたくさんの風船の写真をアップしている。その3日後、栃木に住む男性がXで風船の一つが自身の元に届いたと報告。男性は写真もアップしており、そこでは風船とヒモ、そしてそれに括り付けられていた用紙の姿を確認することができる。用紙には小学校の名前と児童の書いた「スポーツカーにのってレースにかちたい」という夢が綴られており、男性は「夢を叶えてほしい!」と投稿している。するとリプライ欄には、《すごい感動 本当に届くものなんだなぁ》《こういうの素敵ですね》《少年よ!将来の活躍を期待してます♪》との声が。また前述の佐藤議員も《バルーン飛ばしの風船が栃木まで!ご紹介ありがとうございます》と大喜びだ。いっぽう、称賛一辺倒かというとそうではない。というのも、写真で紹介されている用紙には「この用紙はカモミールの種入りです。土に還ります」と書かれている。しかしカモミールは外来種であり、定着すると生態系に影響を与える可能性があるのだ。そのため、Xでは生態系破壊を危惧する声がこう上がっている。《素敵ツイートっぽいけど、このイベント良くないんじゃ?カモミールの種入りって言うから調べたら繁殖力高いみたいじゃん。生態系破壊に繋がらないの?》《カモミールは外来種なのでもし各地で定着してしまうと各地の生態系が狂います》《生態系を崩すよね》《実際、外来種の種を広範囲に飛ばす環境テロを子供たちにやらせてるの夢も希望もないのよね…》■「“環境に何も影響がない”ということがベスト」今回は風船が人の元に届いたが、人の目の届かない場所に到着した風船もあるはず。それは結果的に、生態系の破壊に繋がるのか。そこで本誌が環境省に見解を問い合わせたところ、中部地方環境事務所を紹介され、同所の担当者は「予防策や安全面に立った上での考え方をお伝えします」とした上で、こう答えた。「今回のカモミールが“生態系の破壊に繋がるかどうか”の確証はわかりません。ただ、自生していない場所に他の種類が人為的に運ばれるということはあまり好ましい状況ではありません。在来の植物が生えるべきところを外来種が占拠してしまうと、在来の植物が生え辛くなってしまう。そうなると在来の植物に依存していた他の動物たちにも影響がある。それが巡り巡って、生態系への影響に繋がります。ただ花壇や植木鉢など、人の管理が行き届くところで栽培していただく分には全然問題はないと思います」(以下、カッコ内は中部地方環境事務所の担当者)しかし、もう一つ気がかりな点が。それは、風船についてだ。栃木県の男性は風船とそれに付随していたヒモについて「土に還るものだそうです」と説明しているが、それでも「誤って食べた野生動物に影響を与える可能性もあるのでは?」と危惧する声もネット上に上がっている。そこで、このことについても尋ねてみた。「どうしても風船を飛ばさなくちゃいけない事情があるのなら、生分解性という土に還る素材でできた風船を使うのは一般常識になりつつあります。ただ、それを動物が誤って食べた場合、どうなるのかまでは私にはわかりかねます。動物にも、色んな種類がいますから。判断材料がないので害があるともないとも言い切れません。しかし、どういったケースにしても“環境に何も影響がない”ということがベストです」華やかなイベント、バルーンリリース。しかし関わった人全てに、自然に配慮した行動が必要となりそうだ。
2023年10月06日中学校になったので、小学校の体操着をどうするか考えた話です。■お下がり?パジャマ?使えるものなら、使ってほしいなと思うけども。娘たち……家で体操着は着なさそう~。お下がりで下の子たちにあげたほうが、体操着も喜んでくれそうだなって思ってるけど、ほかに使い道があったりするのかな?
2023年04月08日「ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所」(※以下、IBS)では、グローバル化社会における幼児期からの英語教育の有効性や重要性に関する情報を定期的に発信しています。2020年度から公立小学校としては国内初のイマージョン学級を設置した愛知県の豊橋市立八町小学校(以下、八町小)が、2022年10月24日(月)、「1年生の算数科を対象に研究授業・協議会」を実施しました。今回IBSは、5回目となる視察・意見交換に加え、初の試みとして授業案に対する助言を行いました。授業案や児童の英語力、学習状況などの情報を八町小よりご提供いただいたことで、英語力が不十分な子どもが学べるようにするための授業づくりについて理解を深める貴重な機会となりました。「なぜ、英語力がまだ不十分な子どもたちでも、英語を使って教科を学べるのか?」の理由や授業づくりの課題について考察した記事を前編・後編で公開しました。<記事の概要>1)八町小のイマージョン授業は、学習指導要領に沿った「教科の目標」と「言語の目標」を両方設定して計画されている。2)具体的操作や視覚的支援などの計画により、1年生の子どもたちがイマージョン授業で繰り上がりのある計算の仕方を考えたり表現したり(算数の目標)、そのときに使う英語を理解したり(英語の目標)できるようになっていく様子が見られた。3)教科内容を理解するために必須のことばに加えて、学習活動を行うときに必要なことば、学習のなかで偶然発見することばにも意識を向けて計画することが重要。4)ことばに意識を向けて授業を計画することは、イマージョン授業だけではなく、通常学級の授業の質も向上させる可能性がある。記事CONTENTS[前編] ・はじめに:視察の経緯・研究授業の対象は、1年生の算数科・八町小のイマージョン授業は、どのように計画されているか?・算数と英語をどのように組み合わせて教えるか?(1)数図ブロックの動かし方を考えながら英語で説明する(2)計算の仕方を考えながら英語で説明する[後編] ・研究協議会からの考察:目標の立て方は効果的か?・おわりに:ことばに意識を向けることが「誰でもわかる」につながる■ 「低年齢の子どもが英語で算数を学ぶなんて無理」という誤解を払拭する授業づくり八町小は、2020年度より、国語と道徳以外の教科は主に英語を使って学ぶイマージョン学級を開設し、2年半が経過しています。八町小イマージョン学級の目標は、「子どもたちがイマージョン授業を通じて学習指導要領の内容を習得すること」。イマージョン教育とは、バイリンガル教育の一つの形態で、学校の教科を二つの言語(母語ともう一つの言語)で指導し、両方の言語を読み書きレベルまで育て、さらに二つの社会文化を受容できることを目的にしています。しかしながら、イマージョン教育には、様々な誤解がつきまといます。例えば、「低年齢の子どもが英語で算数を学ぶなんて無理」「学力や思考力が犠牲になる」といった誤解です。IBSは、公立である八町小のイマージョン教育の取り組みについて、イマージョン教育の研究を行う原田哲男教授(早稲田大学教育・総合科学学術院/IBS学術アドバイザー)と共に、研究活動および社会貢献活動の一環として、2021年度から計4回の授業視察や意見交換を実施してきました。■ IBSは原田教授を中心に、授業案に対する助言、研究授業の視察、意見交換を実施2022年10月24日には、「豊橋版イマージョン教育」の質を高めるべく、1年生を対象とした算数の研究授業および研究協議会が行われました。授業案からは、算数の目標「繰り上がりのある計算の仕方を考えたり説明したりできるようになる」と英語の目標「繰り上がりのある計算で使用する算数用語や表現に英語で慣れ親しむ」の両方が立てられていることがわかりました。そして、授業中に使う単語や文、それらを理解・使用させるための支援が事前に計画されていることがわかりました。さらに、授業中の教師と児童のやり取りでは、この計画が効果的である様子が観察されました。協議会では、八町小教職員とのディスカッション、原田教授からの知見共有、および、特に低学年を対象とした授業計画で意識するべきポイントについての助言を行いました。【まとめ】 ことばに意識を向けた「誰でもわかる授業」づくりが成功のカギイマージョン授業を通じて、英語と算数の両方の力を伸ばしてきた1年生の子どもたち。この成功要因の一つは、ことばに意識を向けながら「誰でもわかる」を目指した授業案の計画であると考えられます。八町小は、イマージョン学級で「誰でもわかる授業」を追求することで、通常学級(日本語のみを使って教える学級)の授業に還元することを目指しています。どのようなときにどのようなことばが使われるか、ことばはどのような役割を果たすか、ことばを理解させるためにはどのような支援が必要か、思考しながらことばを使わせるためにはどのようやタスクや学習活動が必要か、教師が使うことばはわかりやすいか、というように、さまざまな観点から「ことば」を意識したイマージョン授業づくりは、日本語で教える授業にも応用できると考えられます。(レポート記事執筆者/IBS研究員 佐藤 有里)※詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。前編 後編 ■ワールド・ファミリーバイリンガル サイエンス研究所(World Family's Institute of Bilingual Science)事業内容:教育に関する研究機関 HP Twitter 所 長:大井静雄(東京慈恵医科大学脳神経外科教授/医学博士)所 在 地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設 立:2016年10 月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日中学校の特別支援学級について、先生の説明は…中学校の先生の説明では、基本的には通常学級の教室で授業を受け、苦手な科目だけ特別支援学級の教室へ移動して授業を受けるという方法をとるようでした。現在の小学校でのスタイルと同じです。あとは、部活動を始めるとクラス以外にも世界が広がるので、どこかに入部してくれることを期待しています。本人は今のところ帰宅部を希望していますが…。(ゆいの通う小学校は「特別支援学級在籍」となっていても、普段は通常学級で過ごし、サポートが必要な科目だけ、特別支援学級の教室に集まって授業を受けています。※自治体により異なります)Upload By 吉田いらこ通学路を確認するのは地図アプリで中学校へは自宅から徒歩で15分ほどです。行き方もほぼ一本道で迷うこともありません。ですが、新しい場所に対して不安の強いゆいは「中学校にどう行ったらいいのか分からない、怖い」と言うので地図アプリを見せることにしました。アプリを開いて自宅を表示したら、そこからスタートし中学校までのルートを一緒に見ていきます。「ここにカフェがあるね」「赤い屋根のおうちが見えるね」など場所を確認しながら進めていきました。この方法は「場所見知り」が強いゆいの特性にとても効果があり、よく使っています。新しい場所に行くときは前もって地図を見たり、建物の外観や内部の画像をネットで検索したり、建物のフロアマップを見たりすると全体像が把握できて安心できるようです。Upload By 吉田いらこ中学校卒業後は?特別支援学級でも内申点はつくの?私がゆいの進路選択で一番気になっていたのは、義務教育が終了したあとのことでした。今のところ卒業後に就職することは親子ともに考えておらず、進学を考えています。中学卒業後の進学先は、全日制高校の普通科、特別支援学校高等部、定時制高校、通信制高校、高等専修学校…ほかにも膨大な選択肢があります。障害者手帳を取得しているかどうかが進学の決め手になる場合もあれば、特別支援学級に在籍することで内申点がつかず、受験が難しくなる場合もあると聞きました。※お住まいの自治体等により制度は異なります特に、子どものためを考えて特別支援学級を選んだ結果、進学先の選択肢が狭まったり、進学を希望する高校の受験が難しくなったとしたら、つらいところです…。学業成績に関しては特に問題のないお子さんがいらっしゃるご家庭は悩ましいのではないでしょうか。定型発達の子どもに比べて、障害のある子どもの場合は中学校へ進学する時点でいろいろと調べなければならないことが多く大変だなと感じました。この点に関しては、ゆいが通う予定の中学校では特別支援学級に在籍していても内申点はつくということだったので安心しましたが、早めに進学を希望する学校へ足を運んで確認し動くことが大事だなと感じています。Upload By 吉田いらこ中学校生活は小学校のころとはまた違った悩みが増えてくると思いますが、親としていろいろなサポートができればと思います。執筆/吉田いらこ(監修:初川先生より)中学の進路選択やその後の準備、そして義務教育終了後を見据えてというテーマでのコラムをありがとうございます。中学校に入ったら部活をしてほしいという保護者の方は多くいらっしゃいますね。当の本人は帰宅部希望ということもよくあります。その場合、入学前から部活動のすばらしさを語ったり、特定の部活へのプッシュをしたりは私はあまりおすすめしません。ただでさえ未知の中学校生活に、何らか期待を寄せられることは、部活をもともと楽しみに感じられるお子さんならまだしも、帰宅部希望と言っているお子さんからしたら負担や負荷になってしまうだろうと思います。実際には、中学入学後、部活動の紹介や体験入部といった時期があり、その中で入部するかどうかを決めます。そのころには、中学校というものがおぼろげながらも様子が分かってきて、毎日の疲労度もなんとなくつかめてきているかもしれません。そして、部活動紹介での先輩の姿やクラスの友達の動向などによって、興味関心を突然持つこともあります。そういう意味で、部活動どうするかは入学してからのお楽しみでもいいのではと思います。ゆいちゃんは場所見知りがあって、家で、一緒に地図アプリで様子を確認するとのこと、とてもいいですね。安心できる場で(家で、家族と)、まずは写真で見て、心の準備をしておくこと、何よりです。中学校は毎日通う場になるので、きっとどこからか、歩く練習もされると思いますが、その場合には、ポイントとなるところ(目印となるお店など)で、立ち止まりきょろきょろしてみてください。不安な気持ちで前だけ見て歩いていると、行きと帰りとで景色の見え方が違い、どうにか行けたけど、帰り道は帰り道で不安になるかもしれません。ときどきくるっとうしろや左右を見ながら、歩いていただければと思います。さて、早くも中学卒業後の話が出ていますが、そのあたりを視野に入れておくことは大切です。中学校生活は3年間で、結構あっという間でもあります。私は、中学卒業後に進学を考える際には、高校卒業後を見据えて高校について考えてほしいと思っています。全日制普通科だと、多くの場合、出席日数が厳密で、学習の習得度にも赤点もあり、その学年で取得すべき単位を1単位でも取りきれなかった場合には留年する(留年させない学校もあるので、その場合退学を検討する)ことになります。通信制高校や定時制高校は単位制であることが多く、単位を取り損ねた場合には次年度また挑戦すれば良いというシステムです。しかし、自分で時間割を組んだり、課題も自分でマネジメントしたり、学校によってそのサポート具合はさまざまですが、中学までとは違う難しさが出てきます。また、通信制高校でスクーリングを行う際には、学校に通うタイプと合宿などで一気に行うタイプなどがあります。そうした特徴も、お子さんに合うかどうか、人それぞれというところです。このように高校で単位を取るのはそれなりに苦労が伴い(高校は高校卒業に値する学習を修める場なので仕方ないことですが)、そして、大事なのはその後です。今、さまざまなタイプの高校がありますが、高校卒業を目標に据える学校もあれば、その後の大学や専門学校進学あるいは就職を目標に据える学校もあります。高校は卒業したけれど、その後が…となってしまうとおそらくお子さん本人もご家族も困ってしまうのではないかと思います。そういう意味で、例えば、知的障害のあるお子さんの場合、特別支援学校の高等部に進学し、そこで就労の準備をして、卒業後は確実に就労する(特別支援学校の高等部は就職率がとても高い)、というのはなかなか心強い選択肢の1つにはなります。まだ中学に進学する前から中学卒業後のみならず、高校、そしてその後を見据えて、と助言するのはちょっと気が早いようにも感じますが、しかし心の準備として知っておいていただけたらと思います。具体的には、中学入学後、まず特別支援学級の先生にぜひ卒業生の進路の話について聞いてみるところからはじめると良いかと思います。
2022年11月18日昭和女子大学 (学長 小原奈津子:東京都世田谷区)人間社会学部初等教育学科の4年生で、各自治体の公立学校教員採用試験(小学校)を受験した30人全員が正規教員として合格しました。■ 令和4年度実施 公立小学校教員採用試験(結果)受験者30名 / 正規教員合格者30名自治体内訳 : 茨城県1、千葉県6、埼玉県2、さいたま市3、東京都 (小学校全科)14、(特別支援)2、横浜市2■ 初等教育学科の取り組み 「1年次から学びを教育現場で実践し、教員になるための資質を高める」本学では1年次から教育現場で児童と関わる実践の場を多く提供しており、その成果により、例年多くの学生が教員として採用され、社会で活躍しています。教員志望者は、教職指導室で進路や受験地域、書類作成など幅広く相談できます。3年次には教員採用試験の対策講座や小論文、面接対策を行い、指導を通して自分なりの授業観や指導観を深めていきます。試験対策だけでなく、教師としての資質が高まるようなサポートを行っています。1年次:昭和女子大学附属小学校での参観実習2年次:主に世田谷区立小学校で40時間の学校体験活動に参加3年次:学生による小学生を対象としたサマースクール「館山プログラム」を開催■ サマースクール「館山プログラム」の概要17年前(2006年)から夏季休暇中に千葉県館山市で、小学生を対象に企画、開催しているプログラムです。学生が主体的にプログラムの企画・立案・準備をし、授業運営や児童たちとの関わり方について試行錯誤することで、机上では学べない臨機応変に対応する力と実践力を身につける貴重な機会となっています。なお、昨年度「館山プログラム」に関わった学生は、今回の教員採用試験に全員合格しています。初等教育学科の概要【入学定員 (2023年度募集人員) 】100名【コース】児童教育コース、幼児教育コース【取得できる資格】小学校教諭一種免許状(児童教育コースのみ)、幼稚園教諭一種免許状、保育士(幼児教育コースのみ)、司書教諭(児童教育コースのみ)、司書、学芸員ほか【就職実績 (2021年度) 】小学校教諭27%、幼稚園教諭20%、こども園保育教諭6%、保育士25%、進学1%、民間企業21%昭和女子大学ホームページ 昭和女子大学 | Showa Women’s University : 2022年8月 館山プログラム 理科「ものの吸水率を調べよう!」の様子 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月24日~学校の「先生の先生」として活躍中の現役小学校教師が子どものやる気を引き出す5つのステップを紹介~公立小学校で教員をするかたわら、学校の「先生の先生」として全国各地で講演を行う庄子寛之さんの最新刊『子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣』が青春出版社より2022年10月18日に発売されます。庄子さんは学校教育の現場で、多くの子どもとその保護者と接してきた経験から、子どもの可能性を伸ばし、やる気を引き出すことができる家庭には共通点があることに気づきました。それが「待ち上手」でした。少子化、核家族化、共働き家庭の増加などの背景もあり、子育て=”孤育て”などと表記されるように、子育ての現場では様々な問題が起きています。親も子どももどこか余裕がなく、すぐに結果を求められる息苦しさを感じている家庭も多いかと思います。しかし、庄子さんは、人生100年といわれる現代で、子育て期間はそのごくわずかに過ぎないと指摘します。子育ての時期は、人生で見たらあっという間です。子育てが終わったとき、あなたは、どんなことで後悔すると思いますか?そう。「あんなに叱らなければよかった」です。タイムスリップして20年後から来たあなたは、きっとこう言うでしょう。もっと我が子を信じてあげて。あなたの子だからだいじょうぶ。もっと自分自身を甘やかしていいよ。一人でがんばらなくていいんだよ。敵だと思っている人は、敵ではないよ。仲間は周りにたくさんいるよ。必ず良い子に育つから。信じてあげて。あなたも、我が子も、必ず幸せになります。そう信じてください。こうなりたいという願望ではなく、今あるものを数えること。(本書より)頭ではわかっていても、子育ての渦中にいるご家庭では、言うことを聞いてくれない、宿題・勉強をしない、ゲーム・スマホをやめない、片付けない、約束を守らない……そんな子どもの言動を目の前にして「イライラする」「つい口を出したくなる」ことが多いと思います。そんな方々のために、庄子さんが学校の教室で行ってきたこと、保護者の方から学んだケーススタディなどをもとに、5つのステップと5つのマジックワードにまとめたのが本書です。各章にポイントとチェックリストがついているので、子育て中の忙しい保護者の方は、そこだけパッと読むことができます。それぞれに具体的な事例が挙げられていて、読みながらひとつひとつ実践するだけで、誰でも「待ち上手」な親になることができます。現役の小学校教師で、子育て中の父親でもある著者だからこそのポイントが満載の内容となっています。【書籍情報】■出版社 : 青春出版社■発売日 : 2022/10/18■価格:1,480円+税■単行本 : 208ページ■ISBN : 978-4-413-23270-8【著者プロフィール】庄子寛之(しょうじひろゆき)東京都公立小学校指導教諭。大学院にて臨床心理学科を修了。道徳教育や人を動かす心理を専門とする。学級担任をするかたわら、「先生の先生」として全国各地で講演を行っている。最近では、教育関係者だけでなく、企業や保護者向けにも講演している。担任した児童は500人以上、講師として直接指導した教育関係者は2000人以上にのぼる。元女子ラクロス日本代表監督の顔も持ち、2013年、U-21日本代表監督としてアジア大会優勝、2019年、U-19日本代表監督として日本ラクロス史上トップタイの世界大会5位入賞を果たす。著書に『叱らない技術』『withコロナ時代の授業の在り方』(ともに明治図書出版)、『オンライン学級あそび』(学陽書房)など多数。子どもが伸びる「待ち上手」な親の習慣 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月18日「ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所」(※以下、IBS)は2022年6月13日(月)に愛知県豊橋市立八町小学校にてイマ―ジョン教育の授業視察および豊橋市内の小中学校教員を対象とした講演を行いました。この活動は日本の英語教育の発展のためIBSが継続的に行っている取り組みです。■ <まとめ>・英語と日本語を使って教科を学習することによって、子どもたちが「使える英語力」を効果的に身につけている様子が観察された。・イマージョン教育の成功には中学校〜大学を含む長期的なプログラムが不可欠であること、イマージョン教育の教え方・学び方をほかの学校でも活用できることなどについて、原田哲男教授が講演を行った。・八町小学校の取り組みには「グローカル」(グローバル+ローカル)の視点があり、公立学校がイマージョン教育に挑戦する意義が感じられた。■ はじめに:視察の経緯八町小学校は、2020年度より、国語と道徳以外の教科は主に英語を使って学ぶイマージョン学級を開設。公立小学校によるイマージョン教育の導入は、国内初の取り組みであり、開始から3年目を迎えています。IBSは、イマージョン教育の研究を行う原田哲男教授(早稲田大学教育・総合科学学術院/IBS学術アドバイザー)とともに、研究活動および社会貢献活動の一環として、2021年度から授業視察や意見交換を実施。今回は、豊橋市内の小中学校の教員を対象に授業が公開され、IBSも第3回目となる授業視察を行いました。■ なぜ市内の小中学校教員に授業を公開?この授業公開は、市内全体の英語教育の質を向上させるため、「授業で用いる言語(日本語/英語)の違いにかかわらず、楽しく、わかりやすい授業をつくる」という八町小学校の取り組みや成果をほかの小中学校に共有することが目的です。豊橋市は、2005年度に「『国際共生都市・豊橋』英語教育特区」に認定され(文部科学省, 2009)、全国に先駆けて、コミュニケーションを中心とした英語授業や小学校からの英語教育を推進してきました。豊橋市教育委員会によると、文部科学省が重視している「言語活動」を中心とした授業は定着してきたものの、中学校の学習指導要領(文部科学省, 2017)に明記されている「授業は英語で行うことを基本とする」という規定の実践には課題を抱えているとのこと。特に日本人の教員のみで授業を行う場合は、英語の使用割合が少ないため中学校の先生方に「英語で英語を教える」という指導スタイルを八町小学校の授業を通じて学んでもらいたいという想いにより、今回の授業公開が実施されました。IBSはこの取り組みに協力するべく、授業視察後、イマージョン教育の実践や知見をどのように英語授業の改善に活かすことができるか、などについて原田教授が20分間の講演を行いました。■ 授業視察〜子どもたちはどのように英語を身につけているか?〜3限目〜6限目にわたり、主に高学年の算数や社会の授業を視察。前回の視察時(2021年12月)は、高学年の児童たちが抽象的な概念を日本語と英語の両方で理解できていること、その背景にはさまざまな指導の工夫があることが観察されました。今回は、特に、英語学習と教科学習がうまく統合されている様子が観察されたため、CLIL(内容言語統合型学習)の理論の一つ「the language triptych(言語の三点セット)」に当てはめて、子どもたちがどのように英語を身につけているかを考察します。CLILは総称的な名称で、外国語を使って教科を学ぶイマージョン教育も典型的なCLILの一つと考えられます。日本では比較的新しい教育アプローチです。CLILの教師は、教材を扱ったり指導案を考えたり実際に指導や評価をしたりする際には、以下の3種類の言語(外国語)を頭に入れておくべきである、と言われています(笹島, 2020)。1. language of learning(学習の言語)2. language for learning(学習を行うための言語)3. language through learning(学習のなかで培われる言語)八町小学校のイマージョン学級では、これら3種類の言語を先生が効果的に指導し、子どもたちが自然と身につけている様子が観察されました。単に子どもたちを英語漬けにすることで英語力の向上を目指すとなると、英語力が不十分な子どもは授業についていくことが難しくなりますが、八町小学校では、授業内容を理解するために必要な英語力が身につくような指導も計画的に行われています。※詳しい考察についてはIBS公式ホームぺージをご覧ください。■ 原田教授による講演「学習環境と英語学習〜イマージョン教育と従来の英語学習〜」原田教授によると、イマージョン教育を受けている児童は、「言語」と「それを使う状況」の関係を無意識のうちに理解している、英語を使うことに慣れている、などの特徴があります。しかしながら、小学校卒業の段階では、英語を理解する能力(聞く、読む)は優れているものの、発信力(話す、書く)は発展途上であることから、中学校以降の教育をどうするかも考えなければならないとのこと。イマージョン教育を成功させるためには、日本語と英語の両方をバランスよく使いながら教科を学ぶ環境が小学校で終わらず、中学校、高校、できれば大学まで続く長期的なプログラムが不可欠、と話した原田教授。八町小学校の取り組みを成功させるためにも、また、その成果を豊橋市内の英語教育に還元するためにも、中学校以降における「英語を使って何かを学ぶ」環境づくりが重要であることがわかりました。■ おわりに:イマージョン教育が「地域への還元」につながる可能性今回ご紹介した通り、子どもたちは、英語を使って教科を学ぶことで、概念(意味)と英語が直接結びつく、実際に使われている英語を状況の中で理解する、自分の考えを英語で伝えようとする、という経験を日常的にしています。また、必要に応じて日本語も使いながら思考してアウトプットさせることが、効果的に英語を学習する機会につながっています。このような「英語を使う力」につながる指導・学習方法は、他教科と連携させたり、活動内容を工夫したりすれば、イマージョン教育を実施していないほかの小学校や中学校でも応用することができるため、豊橋市全体の英語教育の質向上も期待できます。今年度から八町小学校の校長を務める山本先生からは、愛知県の中でも特に豊橋は外国籍の人が多く住んでいることから、共生社会を実現する、という意味でも地域にとって良い取り組みであることを地元の方々に知ってもらいたい、という想いを伺いました。八町小学校の取り組みには、豊橋の子どもたちが英語力を身につけてグローバルに活躍できる人材に育つように、という「Global(グローバル)」の視点と、より良い地域づくりに貢献する人材に育つように、という「Local(ローカル)」の視点の両方があります。このような考え方は「Glocal(グローカル)」と呼ばれており、教育やビジネスなど、さまざまな分野で重視されるようになってきましたが、ここに公立学校がイマージョン教育に挑戦する意義があるのではないでしょうか。■ ■なぜ公立小学校でイマージョン教育?〜豊橋市立八町小学校の視察から見えてきた「グローカル」の視点〜 【開催概要】豊橋市立八町小学校の授業視察・市内教員向け講話日 時:2022年6月13日(月)13:50―14:35 公開授業(第5時限)14:45―15:30 公開授業(第6時限)15:40―16:00 講話(多目的室)講師: 早稲田大学教育・総合科学学術院 教授 /IBS学術アドバイザー 原田哲男氏他、IBS研究員同席対 象:中学校英語担当教員/小学校英語専科教員/他参観希望者■ワールド・ファミリーバイリンガル サイエンス研究所(World Family's Institute of Bilingual Science)事業内容:教育に関する研究機関所 長:大井静雄(東京慈恵医科大学脳神経外科教授/医学博士)所 在 地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7パシフィックマークス新宿パークサイド1階設 立:2016年10 月U R L: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月26日小学生の頃、学校の休み時間をどのように過ごしていましたか。外で遊ぶことが好きだった人は、ドッジボールや鬼ごっこをして過ごしていましたよね。日々、ユーモアやウィットにとんだ言葉を美しい文字でしたためている、書きちらし(@kakichirashi)さん。この日は、小学生の頃の遊び方について疑問を書きました。その内容がこちら。今日の書き散らし pic.twitter.com/R8AH4S0n8a — 書きちらし (@kakichirashi) June 29, 2022 15分の短い休み時間で、ドッジボールをして遊んでいた、書き散らしさん。ドッジボールで遊ぶための工程を考えると、とても15分では間に合いそうにありません…!しかし、この投稿には19万件以上の『いいね』が寄せられ、多くの人から共感を得ています。・まさにこれ!あの時は、なんでもないことがすごく楽しかったよね。・大人になった今、15分間の休憩に行うのは、スマホを見るくらいだな…。・我が子から「15分の休み時間にドッジボールをした」と聞くたびに不思議に思う。どうやったらそんなに短い時間で遊べるんだろう。・みんなが共感できる記憶であることが驚きであり、喜びでもある。一瞬で、小学生の時の楽しい思い出がよみがえってきた。遊ぶことに全力だった、小学生時代。「小学生に戻って遊びたい」と少しセンチメンタルな気持ちになりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月03日Q:「特別支援学級」の学級編制について保護者が知っておくべきことはありますか?A:法制度上、該当する障害区分に子どもが一人でもいればその種別の特別支援学級は開設することができます。Upload By 発達障害のキホン公立小中学校の学級編制は、「国の定める標準 ≧ 都道府県の定める基準 ≧ 市区町村による実際の編制」、という三重構造で成り立っています。なぜ、国の定めを「標準」と呼ぶかと言えば、都道府県にもっと少人数の「基準」を設ける余地を残し、さらに市区町村の独自努力で標準・基準よりも少人数の学級編制を促すためです。したがって、公立小中学校の通常学級では、2022年度現在で小学校3年生までが「35人標準」、それ以上の学年が「40人標準」になっていますが、都道府県や市区町村では、その標準よりも少人数にしているところが少なくありません。通常学級は同学年による単式編制が原則ですので、「35人標準」ですと、1人超過した36人の学年の場合に「18人」ずつの少人数学級が実現します。発達障害のある子どもを含めて、ゆとりをもって指導する上で、まず通常学級を少人数にすることが大切です。これに対して、特別支援学級の編制(同学年を問わない複式編制)には幾つかの解決すべき課題が考えられます。例えば、特別支援学級には弱視、難聴、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、言語障害、自閉症・情緒障害の7種(自閉症タイプと情緒障害タイプを区分することが奨励されており、その意味では8種)が法律で認められています(『改訂新版障がいのある子の就学・進学ガイドブック』pp.40-41の「図4 文部科学省による就学基準等」参照)。しかし、自治体によっては開設する障害種を限定しているところもあります。その場合、障害児がその障害種に応じた学級で学ぶことが難しくなる場合もあります。該当する障害区分に子どもが1人でもいれば、市区町村はその種別の特別支援学級を開設するよう努めることが大切と言えるでしょう。第二に、地域の教育委員会によっては特別支援学級の開設に「最低3人必要」などと設定していることもありますが、もちろん「標準法」には定めのないことです。第三に、上記とも関わりますが、対象児数をある程度確保するために、エリア内の比較的大きな小中学校に限定して特別支援学級を開設し、小さな学校には開いていない自治体もあります。しかし、これまた、地域でともに学び育ち合うインクルーシブ教育を志向する特別支援教育の趣旨とはズレてしまうことだと考えます。障害のある子どもを通常学級入れた場合、教員を加配し、複数担任制にして欲しいという希望もあるでしょう。しかし、現状は基本的に通常学級は一人担任体制です。そこで、特別支援学級を設置し、特別支援学級の担任とともに「交流及び共同学習」と言う形で、可能な範囲において通常学級で授業を受けるという形態(結果として教員が複数存在することになる方式)を工夫している自治体もあります(『改訂新版障がいのある子の就学・進学ガイドブック』p.165-166の「みんなの学校」参照)。特別支援学級を含めた開設学級の総数に応じて、担任や養護教諭・管理職等の教諭が配置されます。教諭等の給与は、国と都道府県が全額負担しますので、市区町村の持ち出し分はありません。自治体によってはそうして学級数を増やして先生の数を一人でも多く確保し、インクルーシブな教育を推進しているのですね。
2022年06月24日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!子どもの成績同じ小学校だったママ友の話です。我が子が通っていた小学校は中学受験する人がほとんどで、地元の公立に行く人はあまりいませんでした。我が子も当然中学受験しようと近所の進学塾に通ったところ、そのママ友のお子さんと同じ塾になりました。最初は当たり障りのない話しかしていなかったのですが、グイグイくる方でちょっと苦手だなぁと用心していましたが…。塾では毎月ある模試の結果が貼り出され、その結果クラス替えが行われるのでその貼り紙をみては同じ学校のママに我が子の成績をペラペラと話されていました。しかも内容は嘘ばかり!そんなに出来もしないのに上のクラスだと自慢され…。出典:lamire高学年になり他のお子さん達も近所ということで入塾してきてくれたのでママ友の嘘はあっという間にバレていました。(女性/主婦)粘着質なママ友とあるママ友にいつも羨ましいといわれ、習い事もまねされ、羨ましさがあったのか小学校でも先生たちを巻き込み、うちの悪口を吹き込んだり、ネットを使い中傷してくるご家庭がいました。お金持ちで見かけはきれいだし、なにかあれば「弁護士を通す」と言い出して…。小学校でも対応に苦慮していたようです。(女性/主婦)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月20日小学校初めての保護者会。「ママ友できるかな?」とドキドキしながら参加したところ、すでにママ友のグループができていることに気が付きました。この日は小学校初めての保護者会。「ママ友できるかな?」とドキドキしながら教室の扉を開けたらビックリ! もうすでにママ友のグループができていたのです。開始早々グループができていることに気付き、怖気づくおからさん。しかし、そんなときひとりで過ごしているママを見つけます。勇気を出して声をかけてみたのですが……!?大きく差をつけられまさかの周回遅れ… すでにママ友レースに出遅れ、大きく差をつけられてしまったおからさん。 「負けた……」 しかし、ママ友の輪に入れないおからさんに一筋の希望が見えます。なんとそこには、ひとりで携帯電話をいじっているママが……! チャンスかも! と思い声をかけたのですが、 「? ……はあ」 と返事はしてくれたものの話が続くことはありませんでした。 初めての人に自分から声をかけにいくのは勇気がいりますよね。今回声をかけたママは、ひとりを好むタイプだったのかもしれませんね。みなさんだったら初めて声をかけるとき、どのような話題を持ちかけて話しかけますか? 著者:マンガ家・イラストレーター おから小学生の娘がおり、ほぼワンオペで子育て、家事、仕事をこなしている。マイペースで小心者、人付き合いが苦手。日々の鬱憤や寂しさをSNSで解消しながら、娘のためにママ友を作ろうと奮闘の日々を送っている。「ママ友と付き合わなかったらウチの娘がハブられた」(KADOKAWA)の原作を担当。
2022年06月16日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。今年の春から小学生になった息子。一番の心配は給食でした。今回は、幼稚園と小学校での給食(またはお弁当)事情について書こうと思います。幼稚園では給食(またはお弁当)の時間が苦痛で、登園拒否が続いたこともあった息子。先生によっても違いましたが、厳しい先生だと、嫌いな食べ物も食べなければいけない、という圧のようなものがあったようなのです。特に年少の頃、息子は苦手な食べ物を口にすると、吐いてしまうことがあったので、あまり無理に食べさせないでほしいと先生にお願いしたこともありました。息子が通っていた幼稚園は、給食とお弁当が選べる日がありました。お弁当を作るのが大変なので、本当はすべての日を給食にしたいくらいでしたが、息子の強い希望で、どちらか選べる日は、お弁当を作っていました。お弁当なら、息子が食べられる物だけを入れられますし、息子はお弁当が大好きで、お弁当を残すことはほとんどありませんでした。しかし、年長になったある日から、息子はお弁当を残すようになったのです。■楽しみにしていたゼリーを残して帰ってくるようになったこの頃、幼稚園では小学校を意識して、昼食の時間が短くなっていたのです。息子は、甘いものは基本的に何でも大好きで、お弁当のデザートにつけていたゼリーを食べることも、とても楽しみにしていました。それなのに、ゼリーを残して帰ってくるなんて、とても信じられませんでした。「ご飯やおかずを残してもいいから、時間が無くなる前にゼリーは食べなよ?」と伝えていたのですが、やはりお弁当を残すと、ゼリーには手をつけずに帰ってきていました。お弁当を残しているのにゼリーを食べると「まだおかずが残っているのに、デザートを先に食べてる!」と指摘してくる子もいたようです。幼稚園では、デザートは最後に食べるというルールがあったのですね。もちろん、気持ちは分かります。私も家では、デザートはご飯とおかずを食べてから、とよく言っていますから。ただ、息子を見ていると、とても切なくなりました。 ■ついに小学校で給食が始まった!時間内に食べ終われるように、お弁当の量をかなり減らし、ゼリーをつけることもやめました。本人も、その方が気持ちがラクだったようです。しかし、幼稚園でも時間がないと、あまり食べられない息子だったのに、小学校は毎日給食で、一体どうなってしまうのだろう…。そんな不安がありました。ついに小学校で給食が始まり…。苦手な野菜が多く、おかずを残してしまう息子は、やはりデザートを食べられないようでした。給食のメニューを見ても、息子の苦手なものが多そうでした。ひどいときは、牛乳のほか、ご飯しか食べられないんじゃないかと思うような日もあります。もちろん、少しずつ苦手な食材も食べられるようになってほしいと思いますが…。それよりも、給食が原因で“学校へ行きたくない”と思ってほしくありませんでした。食べられない物が多いからこそ、デザートくらいは美味しく食べてもらいたい…。そんな気持ちもありました。「もし、先生やクラスの子から、デザートを食べることで何か言われたら、お母さんが先生にお話するから」と息子に伝えました。後日…。 ■小学校の方が昼食でのストレスは少ない様子息子は目を輝かせながら、学校から帰ってきました。「ご飯とおかずを残しても、デザートを食べていい」と先生が言ってくれたと、とても喜んでいたのです。どうやら、幼稚園よりも小学校の方が昼食でのストレスは少ないようで、息子は毎日、楽しく学校へ行っています。3年間、あまり幼稚園へ行きたがらなかった息子。「幼稚園、行きたくないなー」が口癖のようだった息子。その息子が「小学校行きたくない」とはまだ1回も言っていないことに、正直、驚いています。大人からすると、そんなことで…と思うような小さなことでも、子どもにとっては重大なことだったりするので、幼稚園と小学校での昼食事情も少しは関係しているのかもしれないな、と思ったのでした。
2022年05月26日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードを2本ご紹介します!「教育熱心なママ友」私の住んでいる地域では小学校受験は珍しく、ほとんどが公立学校に通う子が多いです。しかし、幼稚園に1人教育熱心なママ友がいます。「うちの子は〇〇小学校受験するのよ、公立だとうちの子と価値観合わない子が多そうだし?」「みんな受験しないの?あんな野蛮な子が多い公立なんてやめた方がいいよ?」とまくし立てるように言ってきます。少し考えていたところに水を差すような話し方をするので、イラッとして逆に受験したくなくなりました。「自慢話ばかりのママ友」保育園で問題児的存在だった男の子のママが結構お喋り好きで、周りに子どもの自慢話ばかりしてました。我が子が保育園でやんちゃばかりしているとも知らずに…。「この保育園では成長できなかった、これがダメで、あれがダメで…」と文句を言いつつ、その子が小学校受験するということを自慢げに話して回ってました。実際受験は失敗し、地元の小学校に行くらしいです…。いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月08日広島ホームテレビでは、今年も公立高校入試問題の解答を詳しく解説します。解説を担当するのは、長年の実績を誇る田中学習会の個性豊かな講師陣!気になる平均点予想や新たな入試制度についてもお伝えします。コロナ禍で感染対策等にも頭を悩ませてきたと思いますが、受験まであとわずか。がんばれ受験生!広島ホームテレビは、今年も“15の春”を応援します。■2022年広島県公立高校入試解答速報放送日時3月8日(火)ごご2時52分~広島ホームテレビ■解説田中学習会講師のみなさん入試の傾向と対策 : ■出演者紹介■総括森藤 啓 先生■進行渡辺美佳アナウンサー(HOME)【国語】渡利 翼先生国語のコツは、落ち着いて条件を正しく読み取ることです!試験最初の科目です。雰囲気に飲み込まれないように、自分の力を最大限に発揮してください!自信をもって挑んでください!【社会】川隅 学 先生社会は最後まで努力した人を裏切らない科目です。今年も記述中心だと予想されます。最後の一秒まで頑張りましょう!【数学】鎌田 邦明先生数学は毎年平均点が低く厳しい戦いです。弱気にならず解ける問題を確実に解き、最後の最後まで自信もって戦い抜きましょう。受験生の皆さん頑張って下さい!【理科】井上 貴裕先生受験生のみなさん、大変な状況が続きますが、努力は無駄になりません。ありきたりな言葉ではありますが、今までやってきたことが必ず報われると信じ、日々突っ走ってください!全力で応援しています!!【英語】浅尾 智也先生受験生の皆さん、いよいよ本番ですね。本番では落ち着いて、しっかりと文章を読み、丁寧に英文を書きましょう。これまでの努力が報われることを祈っています! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日公立中学校に進学しなかった理由私は公立小学校に在学中、6年間ずっといじめられていました。勉強ができるいっぽうで運動は苦手で、コミュニケーションも不得手。言動がいちいち周囲から浮いているので、周囲の子どもたちから排除されたのです。私が小学校6年生になるころだったか、地元の公立中学に通っている兄が、突然両親に「義子を私立の中学に行かせてやってくれ」と泣いて頼みました。兄は、「義子は地元の公立中学に行ったら、いじめ殺されるかいじめを苦に自殺するかになる」と言います。当時、地元の公立中学は荒れていて、ひどいいじめが横行しているとのことでした。それで両親は震え上がり、私は中学受験をして私立の学校に進むことになったのでした。私立進学校のメリットとデメリット進学校ではある程度以上勉強のできる子が集められているので、授業を聴いていて退屈に感じることがありませんでした。私の場合、勉強ができても周囲から嫉妬による攻撃を受けないので、それもとても居心地が良かったです。進学校においては、成績が良いことがスクールカーストを大幅に上げる傾向があると感じます。友達が「義子はいつも学年で上位3位以内ぐらいにいて、すごく頭がいいんだよ!」とほかの子に自慢しているのを聞いたときにはとても驚きました。これはたまたま私のいた学校がそうだっただけかもしれませんが、特定の誰かが少しグループから外されるようなことはあったものの、深刻ないじめはなかったように思います。どちらかというと、多くの子は勉強すること、自分の生活を健康的に律することのほうに興味とエネルギーを注いでいて(注ぐことのできる環境に恵まれていて)、学校の中でのグループの立ち位置がどうのとか、特定の子に対してどうこうするという方向にあまり興味を向けていないように見えました。私も、やはり発達障害の特性によりなんとなく浮いているところがあったので、何回か軽くグループから排除されるようなことはありましたが、積極的にいじめと言えるほどまで加害されつづけるようなことはありませんでした。私のいた学校では、大学受験の基礎固めのために必要なトレーニングをうまくカリキュラムの中に練り込んであって、塾に行かなくてもそうとうの力がつけられるようにしてありました。これは卒業して10年ほども経ってから学習塾で講師のアルバイトをするようになって初めて気づいたことです。国語の時間には百人一首、文学史、評論文用語の暗記と小テストの時間があり、英語の時間には英単語・英熟語の暗記と小テストの時間がありました。私にとってこれは、面倒で苦痛ながらもあたりまえに享受していたこと。でも、私が20代になって講師を担当した子どもたちは、そういったサポートを受けていないようでした。「英単語・熟語は暗記しておかなきゃいけないんだよ、それにはこういう単語集がいいよ」とか、そういう指導を中学側はやっていないか、やっていたとしても、生徒たちにちゃんと伝わっていない…私立の進学校でさせられた単語などのトレーニングは、ものすごく大学受験に役立ったし、今でも私の英語力や文章力のベースを支えています。進学校の学費は高いですが、こういうところで還元されていたんだなと、今は思います。私の学校は女子校だったのですが、地域で「伝統的なお嬢様校」としてステータスがありました。学校の周囲に卒業生がいたりするので、少しでも「お嬢様らしくない」服装や言動をしていると「わたくしの母校も落ちぶれてしまって嘆かわしい!」みたいに学校にクレームが入ります。そういうわけで、校則はとても厳しいのですが、どうも生徒の側である私たちには、それが私たちの将来のための教育ではなく、学校の体裁を保つための強制であるように感じられました。女性であってもどんどん社会に出て活躍してほしい、と口では言いながら、生徒が皆勤賞をとったらなぜか両親ではなく“お母さん”が表彰されたり、昼食は母親が弁当箱に詰めたものであることを求めてきたり… 結局は家父長制の中での良妻賢母像を維持することに加担しているような保守的な雰囲気。それが私にはとても嫌でした。(※)※私が在籍していたのは今から20年以上前のことです。こうした校則や賞は、現在は異なっていると思います。お金持ちの、勉強のできるお嬢様ばかりが集まる、かなりの均質集団だった私の学校。特に私の所属した特進クラスでは、すべての前提が「東大京大・早慶上智に入る」でした。私はそのプレッシャーの中で視野が狭くなり、汲々として、常に過労状態だったのです。同時に、自分が非常に恵まれた学習環境に置かれていることに自覚がなく、とても傲慢だったとも思います。当時から、人生の進路には人それぞれ向き不向きがあって、どれが上とか下でもないし、自分はどんな進路を選んでもいいのだ、選択肢も無数にあるのだ、ということを知っておきたかったなと思います。本人の「楽」を大事にした進路選択を私の場合、総合的に考えて、私立の中高一貫進学校に進んだことは自分にとって良いことだったと思っています。ただ、やはり私立の進学校には私立の進学校なりのデメリットもあるし、発達障害のある人が元気に過ごすには繊細な環境調整が必要です。定型発達の人でも将来に確実な約束のない今、発達障害のある人はなおさら、一般的に言う高学歴を身に着けたからといって順風満帆な人生が約束されるわけではありません。公立、私立、専門学校、高等専門学校、通信制の学校など、いろいろな選択肢の中から、本人の中でいちばんメリットとデメリットのバランスがとれて、楽に過ごせる進路を選べるといいなと思います。文/宇樹義子(監修者・井上先生より)体験として貴重な記事だと思います。そらきさんが中学進学の際に、ご自身の得意な分野、個性が認められる環境を選べたことは、とてもラッキーでしたね。このコラムで書いておられるように、私立の学校にはそれぞれ特有の校風があると思います。加えて「進学クラス」など特別に設置されているコースを目指す場合、良いクラスメイトに恵まれることもありますが、相性の悪い同級生がいてもクラス替えもなくずっと一緒に過ごさなくてはいけないリスクもあります。また私学の場合、学校側が特別な支援ニーズや合理的配慮についてどこまで学校側が理解してくれるかは、学校によりかなり異なるので、その学校の情報をオープンスクールなどでしっかり調べて進路決定することが大切だと思います。
2022年02月14日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは!7歳と3歳の姉妹を育てております、ぴなぱと申します。 前回 は、小学校入学にあたっての心配事のお話を書きました。こども園の先生からも心配してされていた小学校生活。いざ入学し、1年生の2学期が終わった現在の長女の様子はというと…小学校、すっっっごく楽しんでます!それはもう拍子抜けするくらい、こども園時代には考えられないほど、毎日イキイキと登校しています。ひと言で言えば、長女には学校という場所が合っていたんだと思います。基本的に自由度が高く、みんなが楽しめるよう、みんながのびのび成長できるよう静かに見守ってくれていたのがこども園。それは園のいいところだったし、そういう園の雰囲気だったからこそ培われた部分もたくさんあるとは思います。しかし長女にとっては「好きにしていい」と言われると、正解がわからず戸惑う場面が多かったのかもしれません。対して小学校は、時間もやることも明確に決まっていて、目標も正解もとてもわかりやすい。元々新しいことを知るのも好きだったし、コツコツ頑張るのも得意なので、次から次に課題が出る学校という場所はやりがいがあるのかもしれません。 また、こども園の時は「みんなができること」中心でしたが、小学校では「個々が得意なこと」が見えてきます。そのため長女のいいところも、こども園のときよりもわかりやすく評価されるようになった気がします。学校の先生が、そういう細かい部分も見てくれているということにも驚きました。加えて長女が今まで家では見せても外ではあまり見せなかった心配りや積極性を、学校でも見せるようになっていたことにも驚きました。自由だったこども園に比べ、一見ルールに縛られて窮屈に見える小学校の方が、長女にとってはむしろ自己表現しやすい環境だったのかもしれません。 前回書いたように、こども園の頃はお友達より先生にべったりでそれも心配されていましたが、その部分については…先生のことは今でも大好きで、休み時間などは先生を交えて話すことが多いようですが、お友達と過ごす時間も格段に増えました。夏休み明けごろからは放課後毎日お友達と約束をしてきて、近所の公園に遊びに行っています。お友達との関係も良好で、きちんと子どもの世界でやっていけているんだなと安心しています。また、これも前回書いた心配事のひとつ。誰かが怒られる場面が苦手という部分ですが…慣れたそうです。声を荒げるタイプの先生が担任だったらまた違うかもしれませんが、とりあえず今は隣のクラスの先生で耐性ができたようなのでよかったかなと思っています。 最後に、こども園の時の担任だったさくら先生ですが、長女の卒園時に一緒に退職されたので、今はこども園にはいません。そのため小学校で楽しくやっていることを伝えたいと思いつつ、その機会がなかったのです。ところが先日卒園アルバムができあがり、それを受け取りに行った際、久しぶりにお会いでしました。小学校での様子を伝えると涙ぐみながら喜んでくれて、話せてよかったなと思いました。こども園より小学校の方がいいというようなことを何度も書いてしまいましたが、こども園とさくら先生がいてくれたからこそ、現在の小学校生活を楽しめるだけの基盤ができたんだと思います。そのため園で過ごした日々がかけがえのないものだったことは間違いありません。■当時を振り返って思うことこれから小学校に上がるお子さんがいるご家庭では、新しい環境に少なからず不安を感じている方も多いと思います。わが家の長女の場合、その不安は今のところ杞憂で済んでいますが、うまくいかない場合も当然あると思います。でも結局、新しい環境で本人が何に悩むのか・そうなったときどう成長していくのかというのは、入ってみないとわからない部分がすごく大きいんですよね。私自身のことで言えば、入学前は心配なことに気が行きすぎて長女の良い面にあまり目を向けられてなかった気がします。だけど今小学校を楽しめているのは、私が目を向けていなかった長女の良い面のおかげです。親として心配するのは当然だし、あらかじめできるサポートがあるならそれも必要ではあります。しかし子どもの持っている力を信じて見守ることも大切なのかもしれないと今は思っています。
2022年01月20日