ウエディングプロデュース・レストラン運営のノバレーゼは、三洋電機創業者の自邸だった「旧ジェームス邸」(兵庫県神戸市垂水区塩屋町6-28-1)を、婚礼施設を兼ねたフレンチレストランとして再生し、12月8日に開業した。今年2月に「神戸市指定有形文化財」となった同邸宅は、英国人貿易商だったアーネスト・ウィリアム・ジェームス氏が1934年に建設した。戦後に、三洋電機の創業者である故井植歳男(いうえとしお)氏が自邸として購入した後、迎賓館としてさまざまな賓客をもてなしてきたという。クリーム色のスペイン風洋館は、「寄せ棟造り(よせむねづくり)」(4方向に傾斜する面を持つ屋根)の地上2階、地下1階建てで、瀬戸内海を見下ろす丘の上の約1.3ヘクタールの敷地に立地。館内には大理石の暖炉や高い板張りの壁など、英国風の意匠が凝らされているという。同レストランは、こうした外観や内観を生かしながら、地上階をレストランや婚礼の待合室として利用し、地下にある「レンガ積みのバー」もそのまま活用。また、建物の東側には、着席で最大120人を収容する披露宴会場を、西側には80席のチャペルを新設するという。なお、同施設は土曜、日曜、祝日を、昼夜各1組限定の「婚礼施設」として展開し、平日は「フレンチレストラン」(12月10日グランドオープン)として運営するとのこと。料理は、瀬戸内海の魚や地野菜を使った地産地消型のフランス料理で、ランチは3,500円、5,500円、6,500円の3コース、ディナーは7,000円、10,000円、12,000円の3コースが用意されている。さらに、クリスマス期間(12月22日、12月24日、12月25日)は、7品で12,000円の特別コースも提供される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日兵庫県明石市で「あかし宝探しゲーム」が開催中だ。開催日時は12月9日(日)の17:00まで。ゲームが行われるエリアは、明淡商店街、本町商店街、銀座商店街、魚の棚商店街、アスピア明石一帯の地域。イベントは、おのおのの商店街やアスピア明石で文字の描かれたパネルを探し、10文字そろえる。集めた文字を並べ替え、ある言葉を完成させ、応募箱に入れるというゲームだ。正解者から抽選で宮城県の「気仙沼プラザホテルペア宿泊券(1泊2食付)」などがプレゼントされる。なお、応募箱は、明石観光案内所、魚の駅、ユニバーサルの駅ひなたぼっこ、富士せんべい、ジェノバラインのりば、アスピア明石1F受付に設置されている。イベント詳細はあかし宝探しゲームfacebookページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日兵庫県淡路島の洲本市で「光の街★洲本2012~洲本あかり回廊~」が開催される。開催期間は2012年11月30日(金)~2013年1月7日(月)まで、点灯時間は18:00~22:00となる。開催場所はいわた通り、洲本港、大浜海岸一帯の地域。イベントは今年で14回目を数える。市民一人ひとりの力で光をともす自主参加型のイベントで、光の力で洲本を元気にしようと行われるもの。主催は光の街・洲本2012実行委員会。大浜公園では木々が光に包まれる「光の森」や「光のトンネル」、洲本港では「光のアート」、いわた通りには、子供たちが描いた灯籠が街路につるされる「光の路」が登場する。そのほか、2013年2月28日(木)まで、洲本温泉足湯のライトアップが行われる。詳細はあわじナビ!ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日兵庫県の代表和牛が10月25日~29日にかけて長崎で行われた「第10回全国和牛能力共進会」に出品され、おいしさの指標となるオレイン酸などのモノ不飽和脂肪酸の含有率が一番高く、「脂肪の質賞」(おいしさのチャンピオン)を受賞した。全国和牛能力共進会は「和牛のオリンピック」とも言われる。今回は全国から305頭もの和牛が出品されて9項目の出品区に分かれて和牛の体形、品位、肉質などを競った。おいしさのチャンピオンとなった兵庫県の和牛は、第7区(総合評価群)に出品された全国175頭の中から選ばれ、そのおいしさを証明した形となった。そのほか、第2区で長命連産につながる骨格がしっかりしている牛と評価を受け「前躯賞」を受賞したほか、第4区では骨格が繊細で種牛としての美しさがあり、骨味の良さは肉牛に必要な枝肉の肉量の多い系統であることを表しているとの評価を受けて「骨味賞」を受賞した。兵庫県からは但馬牛19頭が出品されたが、但馬牛は体格が小さいため、体積や大きさを求める共進会の審査基準で不利と言われていた。今回の代表牛は他府県の和牛と比較しても遜色(そんしょく)のない出来栄えだった。詳細は兵庫県ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日兵庫県のトーホーストアは、社内で実施した第2回「腕自慢!料理甲子園」の最優秀作品を12月1日より、同ストア全店(42店)の惣菜コーナーで販売開始する。「腕自慢!料理甲子園」は、従業員自慢の料理を商品化して同ストアならではの惣菜商品を開発することを目的に、5月1日からレシピを募集開始。8月2日の最終選考会において、88件のレシピの中から最優秀賞、優秀賞、奨励賞、アイデア賞2作品が選ばれた。最優秀賞は「塩麹入りピカタ」、優秀賞は「三色ミルフィーユカツ」、奨励賞は「里芋味噌入りまんじゅう」、アイデア賞は「トマトと卵炒め」「梅風味の豚こま天」の5作品が受賞。その中で、最優秀賞を受賞した「塩麹入りピカタ」を全店の惣菜コーナーで販売する。「塩麹入りピカタ」(ポーク・チキン)は、販売店舗の惣菜コーナーにおいて、受賞者が作成したPOPを使用し販売する。また、顧客が自宅でも作れるように売り場付近にてレシピも配布するとのこと。なお、2011年に実施した同コンテスト(第1回)最優秀作品「おからと鶏の和風つくねきのこソース」も、2011年10月~12月に販売。2万2,681パックを売り上げ、販売計画を5.6%上回るヒット商品となったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日信和建設はこのほど、兵庫県神戸市の六甲アイランド中心部に巨大クリスマスツリーを建設。23日よりイルミネーション点灯を開始した。同ツリーは、地域の人々をびっくりさせて喜んでもらおうとの趣旨で、同社が建設予定地に毎冬建設している巨大ツリー。今年は建設予定地ではなく、町の活性化対策として六甲アイランドに建設された。ツリーの高さは15メートル。雪の結晶をモチーフとしてデザインされ、6万個のLEDイルミネーションが、12月25日までの17時から23時30分まで点灯する。12月22日、23日には人工降雪機を使った雪遊びコーナーに加え、屋台、ビンゴ大会、ゴスペルコンサート、などのイベントも企画中だという。ツリーの場所は兵庫県神戸市東灘区向洋町5丁目15のリバーモール内イベント広場。詳細は「クリスマスツリー特設ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日東京都新宿区の神楽坂通りと、兵庫県神戸市のJR神戸駅前地下街で「若狭」にちなんだイベントが開催される。神楽坂通り・赤城神社境内では、「ドーンと福井in神楽坂越前・若狭まつり」と題して11月23日(金・祝)、24日(土)の両日11:00~17:00に開催。越前・若狭の特産品である「鯖のへしこ」、「越前がに」、「若狭かれいの干物」、「焼き鯖寿司」、「おぼろ昆布」、「若狭ぐじ」、「おぼろ昆布」、「小鯛ささ漬」、「梅干し」などの試食、販売のほか「若狭路浪漫教室」と題して若狭の珍味「鯖のへしこ料理教室」が開催される。その他抽選会、越前・若狭の観光PRコーナー、福井県恐竜博物館の展示も実施。さらに、江戸時代神楽坂周辺に福井の小浜藩下屋敷があったことにちなみ、「小浜藩酒井大老登城行列の神楽坂行進」が行われる。神戸では11月24日(土)、25日(日)の10:30~17:00に「食祭海道若狭路展」が開催される。会場はJR神戸駅前地下街のデュオこうべ(デュオドーム)。イベントでは若狭路特産品の販売をはじめ、クイズ大会、創作料理や郷土芸能が行われるほか、若狭塗箸研ぎ出しを体験することができるなどの催しが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日東急ハンズは2013年ゴールデンウィークに開業する、兵庫県姫路市JR姫路駅直結の新商業施設「ピオレ姫路」内5階に、「東急ハンズ姫路店(仮称)」を出店する。東急ハンズは「ヒント・マーケット」をブランドスローガンに、27店舗(海外1店舗、フランチャイズ4店舗含む)、専門店20店舗を展開する総合専門小売業。キッチン、ヘルス&ビューティー、ステーショナリー、バッグ&トラベル、バラエティー、ホビー・クラフトなど幅広い分野で様々な商品を販売している。「東急ハンズ姫路店(仮称)」は、関西エリアでは2011年4月開業の梅田店、あべのキューズモール店に次いで6店舗目。兵庫県では、1988年開業の三宮店に次ぐ2店舗目の出店となる。同社は今回の出店により、関西エリアでの「ヒント・マーケット」のさらなる浸透と、姫路市を中心とした播州地域での顧客の利便性向上を図っていくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日兵庫県淡路市の飲食施設「のじまスコーラ」は23日~24日、”世界の料理人1,000人”に選ばれた奥田政行シェフを招いて、料理教室と試食会、手作りパン教室を開催する。同イベントは、閉校となった淡路市立野島小学校をレストランやホールなどを擁する総合施設として生まれ変わらせた、のじまスコーラに著名シェフを招き、淡路島の食材を使った料理教室を開催するというもの。今回登場するシェフは、”世界の料理人1,000人”に選定され、TV番組等にも多数出演するとともに数々の著書を持つ、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン”アル・ケッチァーノ”オーナーシェフ、奥田政行氏。料理教室では、淡路野菜を使ったパスタや淡路牛の料理、手作りパンなどをシェフが披露するほか、参加者にイタリア料理の秘伝レシピも披露されるという。また、同時にミニコンサートも開催される。開催日程は11月23日と24日の2日間。時間は13時45分~17時頃。先着46名限定受付となり、参加料金は4,000円(子どもも同料金。子どもの見学のみは無料)。詳細は「淡路島観光協会のプレスリリース」へ。参加申し込み、問い合わせは「のじまスコーラ」へ(水曜定休)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日兵庫県神戸市は「アニメーション神戸」の前日12月1日に、アニメーション神戸賞・受賞作品に関する話やアニメソングライブなどを行う「アニメーション神戸 前日祭」を開催する。「アニメーション神戸」は、平成8年(1996)から開催しているもので、同市がクリエイティブ・コンテンツ関連産業の振興・集積を図ることを目的としている。同イベント前日に開催する「アニメーション神戸 前日祭」では、「這いよれ!ニャル子さん」オープニング曲『太陽曰く燃えよカオス』の作編曲家・田中秀和氏が登場。作品にまつわるトークイベントを開催する。同曲は第17回アニメーション神戸賞・主題歌賞(ラジオ関西賞)受賞曲となっている。さらに、「這いよれ!ニャル子さん」の原作挿絵複製原画、TVアニメの色彩設定画、絵コンテ、本編カットなどの特別展示も実施。また、アニメーション神戸・デジタル・クリエイターズ・コンテストの審査委員長を務める大地丙太郎監督の新作、「神様はじめました」(テレビ東京他にて放映中)の第1話を特別上映する。当日は、「OYJ55」(京都光華高等学校軽音楽部)と、神戸のご当地アイドルKOBerrieS♪の特別ライブも実施。「OYJ55」は高校生バンドによるアニメソングライブのコンテスト「とよさと軽音楽甲子園2012」で、最優秀賞を受賞している。その他、滋賀県豊郷町の職員と同町商工会の青年部を招き、アニメによるまちおこしの苦労や、面白エピソードなどについてのトークショーも予定している。同イベントはArt Theater dB 神戸で、12月1日の14時~17時まで開催。申し込みはアニメーション神戸公式サイトから行えるほか、往復はがきでも受け付ける。締め切りは11月14日。参加費は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日兵庫県明石市の飲食店街をスペインの食文化「バル」風に食べ歩きができる「第3回ちょっと食べ歩き明石まちなかバル」が開催される。開催日時は11月9日(金)、10日(土)。明石駅前周辺の明石バル参加店舗で楽しめる。方法は当日チケット1枚700円のバルチケットを購入し、行きたいバル参加店舗へ。そして「バルメニュー」を注文するだけ。各々の店舗自慢の趣向を凝らした一品とワンドリンクを味わうことができる。なお、使いきれなかったチケットは11月11日~18日まであとバル参加店舗で600円の金券として利用できる。バル参加店舗は、寿司店、甘味処、家庭料理、お好み焼き屋、洋食屋、食堂、ラーメン屋、焼肉屋、焼き鳥店、レストラン、そば屋、串カツ店、タイレストラン、イタリアンレストラン、割烹料理屋、居酒屋など多彩で、数も62店舗に及ぶ。参加店には高級な店も。敷居が高いお店もバルチケットがあれば気軽に入れるのもこの明石まちなかバルの楽しみのひとつ。チケット販売場所は以下の通り 明石商工会議所 明石観光案内所(ステーションプラザ明石西館) 山陽電車明石駅ご案内センター 魚の駅(魚の棚商店街内)【開催日は両日とも22:00まで販売】 アスピア明石(4Fインフォメーションカウンター、北館6F事務所) 開催当日特設ブース(明石駅南側) 詳細は明石まちなかバルホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日兵庫県宝塚市の宝塚市立手塚治虫記念館では現在、第57回企画展「鉄腕アトムからマジンガーZへ」を開催している。今年は、手塚治虫の「鉄腕アトム」が連載60周年、永井豪の「マジンガーZ」は連載40周年を迎える。ロボットヒーローマンガの元祖「鉄腕アトム」は日本初の国産30分間テレビアニメーションシリーズとなり、スーパーロボットの少年が活躍するストーリーに大人も子どもも夢中となった。その後、人間がロボットに乗り込み操縦する「搭乗型ロボット」が初めて登場、読者に新鮮な驚きを与えたのが「マジンガーZ」。主人公の少年は「これに乗れば神にも悪魔にもなれる」という遺言とともに、マジンガーZを祖父から託される。永井豪の代表作のひとつ「デビルマン」も、2012年が連載40周年。同作は主人公が悪魔と合体して人類を救おうと、悪魔だけでなく人間の心の闇とも闘う宿命を背負うという設定で、神にも悪魔にもなれるという「マジンガーZ」に通じる。同展では「鉄腕アトム」と、ロボットマンガの系譜に大きな節目を作った「マジンガーZ」、神と悪魔の闘いを描き斬新なストーリー展開で旋風を巻き起こした「デビルマン」を取り上げ、印象深いシーンを中心に原稿を展示する。また、永井豪が本展に合わせて執筆している、手塚治虫の「どろろ」と自作の「ドロロンえん魔くん」をミックスした新作「どろろとえん魔くん」の原稿を、連載前に特別展示。手塚治虫が確立したストーリーマンガの潮流に大きな変化をもたらした永井豪作品の魅力に迫る内容となっている。開催日時は、10月26日~2013年2月19日、9:30~17:00(入館は16:30まで)。会場は宝塚市立手塚治虫記念館2階。休館日は、毎週水曜日および12月29日~31日(ただし、1月2日は開館)。入館料は大人700円、中高生300円、小学生100円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日世界一の高さを誇る東京スカイツリーには450mの展望台があるが、眺望を楽しめるのは屋内からのみ。しかし兵庫県には、屋外で300mの高さから絶景を楽しめる場所がある。その場所とは、世界最長のつり橋として知られる明石海峡大橋の塔頂。橋の整備用に設けられたこの場所を訪れることができるツアーは、一体どんな内容なのか?明石海峡大橋は、神戸市垂水区と淡路市を結ぶつり橋。全長約4kmという驚異的な長さは世界最長で、淡路島と本州を結ぶ大動脈として人々に活用されている。その長い橋を支えているのは2本の橋脚で、こちらは海面上約300m。日本では4番目に高い建造物ということになる。海の上にあるため周囲に比較するものがない。遠目からだとどれほどの大きさなのか、推し測ることは困難だ。しかし、両岸でケーブルを引っぱっているアンカレイジの近くまで行くと、その迫力に圧倒されることは間違いない。その神戸側の橋脚の最上部に昇ることができるのが、「ブリッジワールド」というツアーだ。1人3,000円と少々値は張るが、他ではなかなか味わうことができない高所体験ができるのだから参加しない手はない。ツアーを主催しているのは本州四国連絡高速道路。毎週木曜~日曜と祝祭日の1日に2回行われているが、連日観光客が絶えず、この場所は今や神戸の人気観光スポットのひとつになっているんだとか。だたし、ツアーに参加できるのは中学生以上だ。ところで、「ブリッジワールド」の本来の目的は、明石海峡大橋について知ってもらうことなんだとか。そのため、ツアーはまず、神戸側にある「橋の科学館」にて、大橋とそこに用いられている技術について学ぶことからスタートする。その後、橋の下海面上約50mに設けられている点検用の橋脚を、淡路島方面に向かって約1km歩く。「足下は網状になっているため、明石海峡はもちろん、航行している船舶を見下ろすこともできます。高所恐怖症の人には大変かもしれませんね」と本州四国連絡高速道路のツアー担当者。確かに。下からの風が吹き抜ける造りの通路からはダイレクトに川が見える。高いところが苦手な人には渡ることが難しいかもしれない……。橋脚に着くと、中に設置されているエレベーターで98階まで昇る。所要時間は約2分。そこからは階段を使って塔頂を目指す。ちなみに、風速が10mを越えた場合や雨が3mm以上降った場合、ツアーは中止になってしまう。しかし、天気が良い日には300mの高さを吹き抜ける風を楽しみながら、関西空港や小豆島を含む360℃の大パノラマが楽しめるのだ。「ツアーには高齢者から若い方まで老若男女参加されます」(本州四国連絡高速道路)。なお参加者には、塔頂で撮影した写真と認定証がプレゼントされるそう。高いところが大丈夫でスリルを味わうのが大好きなら、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか?申し込みは2カ月前から、ウェブサイトかFAXで受け付けている。人気のツアーのため、早々と予約で一杯になる日もあるのでご注意を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日兵庫県神戸市新港地区の神戸税関で、神戸税関庁舎の特別公開と関連イベント「オープンカスタムス2012」が開催される。日時は11月18日(日)10:00~16:00、場所は神戸税関本館(神戸市中央区新港町12-1)。申し込み不要、料金無料。イベントは旧館庁舎内の旧税関長室の公開や、新港地区のランドマークにもなっている時計塔の見学、屋上や広報展示室の開放も行われる。中庭では麻薬探知犬によるデモンストレーションや輪投げ大会、さらに税関のイメージキャラクターで麻薬探知犬をモデルにした「カスタム君」、「カスタムちゃん」との記念撮影が行われる。新館アトリウムではホールコンサートが行われる。「神戸北ジュニアバンド」、「灘小学校ファンファーレ隊」、「神戸税関音楽隊」、「兵庫県警察音楽隊」による演奏だ。その他、「カスタム君、カスタムちゃんスタンプラリー」や「ミニイラスト展」、さらに神戸市内の小学生が書いた絵画、書道作品700点あまりが展示されるなど、家族で楽しめるイベントが盛りだくさんだ。詳細は神戸税関ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日近畿地方を中心に、関東、中国、九州地方にスーパーマーケットチェーンを展開するイズミヤは、同社が運営する西宮ガーデンズ店(兵庫県西宮市)で、恒例の「秋の大試食会」を10月28日に開催する。同イベントは、メーカー協賛のもと行われる試食会。第2弾となる今回は、菓子パン、冷凍食品、デザートなどの「秋の新商品」が試食できるという。開催場所は、イズミヤ1階フェスティバルガーデン前特設コーナー。時間は11時からで、試食品が無くなり次第終了となる。なお、同店の営業時間は10時から21時。アクセスは阪急西宮北口駅東改札より徒歩5分。駐車場は3000台収容可能とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日「日本の元気を神戸から」と題して、兵庫県神戸市で「第2回KOBE豚饅サミット2012」が開催される。11月9日(金)18:00~神戸朝日ホールで前夜祭が行われ、翌10日(土)、11日(日)、12日(月)は南京町広場、曹家包子館、大同行で「サミット限定オリジナル豚饅」が販売される。時間は11:00~売り切れまで。「第2回KOBE豚饅サミット2012」は南京町「老祥記」、元町駅前「四興樓」、「三宮一貫楼」の老舗3店舗が自慢の新作豚饅を紹介するほか、サミット限定オリジナル豚饅を販売。さらに9日の前夜祭では「豚饅の早包み」や「ミスKOBE豚饅娘コンテスト」が行われる。「ミスKOBE豚饅娘コンテスト」は10月24日(水)までに応募した豚饅好きな18歳以上の女性の中から審査のうえ、「グランプリ・クィーン」と「準・クィーン」を選ぶ。「グランプリ・クィーン」には台湾豚饅の旅、真珠のイヤリング、豚饅1年分、「準・クィーン」には真珠のイヤリングと豚饅1年分がそれぞれ授与される。「豚饅の早包み」は、100グラム程度の生地をあらかじめ複数個用意し制限時間1分間の間に、生地にプチトマトをいかに早く丁寧に包めるかを競うもの。実行委員会がしっかり包めているか等の正確さをチェックして優勝者を選出する。前夜祭は入場無料で、入場者(500名)には、翌日からの豚饅サミットで販売される「サミット限定豚饅セット」(3個入り)がプレゼントされる。また、本イベントの収益の一部は東日本大震災の支援事業に利用される。イベント詳細はKOBE豚饅サミットホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日兵庫県神戸市東灘区及び灘区は酒造業が集積する日本一の酒どころだ。ここ灘の酒造メーカー、酒造組合、集客観光施設などが連携して、「2012灘の酒蔵探訪」を9月29日(土)から11月25日(日)まで開催する。イベントのひとつ「灘の酒蔵スタンプラリー」では、指定された10カ所のポイントのうち3カ所のスタンプを集めて応募すると、ホテル宿泊券、各酒造会社より清酒・食事券、市内観光施設の招待券など、288名に抽選で当たる。スタンプポイントは、浜福鶴吟醸工房、櫻正宗記念館、菊正宗酒造記念館、白鶴酒造資料館、泉勇之介商店、神戸酒心館、こうべ甲南武庫の郷、沢の鶴資料館、灘浜ガーデンバーデン、灘浜サイエンススクエア。また、普段入ることのできない酒蔵開放や試飲会などのイベントも用意されている。酒蔵開放の日程は酒蔵ごとに異なる。白鶴酒造資料館は10月6日(土)と7日(日)で、各日とも10時00分~15時30分。事前申し込みは不要。「福寿」の神戸酒心館は9月29日(土)~11月11日(日)までの土・日に14時00分から開放。事前申し込みが必要で、各日20名限定。「灘泉」の泉勇之介商店は、9月29日(土)~11月24日(土)の土曜日、各日10時00分~16時00分に開放。事前に申し込みが必要。都合により見学ができない場合もある。菊正宗酒造記念館は、10月13日(土)と10月20日(土)の2日間、各日とも10時15分~、14時00分~の2回開催。事前に申し込みが必要で、各回20名限定。「櫻宴」の櫻正宗記念館は、11月3日(土)10時00分~16時00分開放。事前申し込みは不要。屋外イベントと同時開催のため、雨天中止となる。さらに、9月29日(土)~11月25日(日)の土曜・日曜・祝日には、酒蔵地域を巡る期間限定バスも運行する。ルートは阪神御影南口→JR六甲道(乗車のみ)→阪神大石(乗車のみ)→沢の鶴資料館→灘浜ガーデンバーデン→こうべ甲南武庫の郷→神戸酒心館→白鶴酒造資料館→菊正宗酒造記念館→櫻正宗記念館・櫻宴→浜福鶴吟醸工房→JR住吉駅前(降車のみ)→阪急御影(降車のみ)→阪神御影南口。運行本数は1日6便。阪神御影南口発(9時30分、10時41分、11時52分、14時10分、15時20分)。最終便はこうべ甲南武庫の郷発になる(17時00分)。料金は、大人・子どもともに1回乗車100円、1日乗車券200円。なお、酒蔵開放の事前申込先などは神戸市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日漁業の振興を図る日本舟艇工業会 関西支部は、10月6日・7日・8日の3日間、新西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市)で「関西フローティングボートショー2012」を開催する。入場無料。同イベントでは、国内のボートメーカーやインポーター(輸入艇事業者)が、各社のニューモデルを発表する。会場では、西宮周辺のミニクルージング「体験クルージング」を用意。ボート免許を持っていない人も、インストラクターの指導のもとボート免許試験艇を操船できる「ボート免許試験艇の体験操船コーナー」などの体験型イベントも行われる。陸上特設コーナーでは、重見典宏氏と、佐藤統洋氏による、エギング(イカ釣り)やジギング(タイ・ハマチなどの釣り)の講習会を開催する。また、NPO法人日本中古艇協会 加盟店が推奨する、中古ボートも展示されるとのこと。なお、会場でアンケートに協力すると、お楽しみ抽選会に参加することができる。詳細は、同イベント公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日兵庫県丹波市のJR福知山線石生駅、黒井駅の周辺で、たんば鉄道イベント実行委員会主催による鉄道に親しむイベントが開催される。継続的な利用者増とマイレールウェイ意識の醸成のため行われる催しだ。9月22日(土)はJR福知山線石生駅、12月22日(土)はJR福知山線黒井駅周辺、各日10:00~15:00の開催となる。開催場所は、9月22日(土)はJA丹波ひかみ生郷支店駐車場、および生郷交流会館(石生駅徒歩2分)。12月22日(土)はハートフルかすが(黒井駅より徒歩1分)での開催。参加費は無料だ。会場周辺には駐車場が無いため、公共交通機関の利用が無難。たんば鉄道イベント実行委員会では、平成21年9月から毎月22日を「たんば鉄道の日」と定め、市民への周知、駅前市営駐車場の一日無料利用や、マスコット「ちーたん」「はばたん」による駅前ミニイベントなどを実施している。今回は9月と12月のたんば鉄道の日に合わせてミニSL・ミニ新幹線の運行や、JR制服の試着・記念撮影会、鉄道模型の運行・運転体験(9月22日のみ)、おいしい屋台等の出店(9月22日のみ)が行われる。なお、ミニSL・ミニ新幹線の乗員数には限りがあるため、当日先着で整理券を配布する予定だ。また、鉄道模型の運転体験も先着順に受け付けとなる。鉄道で来場した場合、駅構内に設置してあるスタンプをイベントのチラシ裏側に押して会場に行くと、イベント限定ちーたんカンバッチ等がプレゼントされる。12月にイベントが行われる黒井駅周辺には、「丹波の赤鬼」として勇名をはせた戦国大名、赤井直正の居城黒井城がある。赤井直正は、織田信長の丹波征討の際、織田軍大将の明智光秀を打ち破った事で知られる勇猛な武将。赤井直正の死後、黒井城は落城したと伝えられている。現在、石垣、空堀、郭跡、堀切、土塁等が残っており、国の史跡に指定されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日兵庫県姫路市の夢前町玉田の水田をキャンパスに、色とりどりの稲で「姫路城」を描き出す「ひめじ田宴アート(ひめじでんえんあーと)」。刈り取りの10月20日(土)まで、書写山から展望可能だ。大修理中の姫路城と合わせて楽しむ観光拠点として、また広く農業の理解を得る都市農村交流活動として2006年にスタートした「ひめじ田宴アート」。5回目となる今年も巨大な「姫路城」がすくすくと成長した稲により、完成した。今年は、公募で最優秀賞品に選ばれた神戸芸術工科大学の山中愛(めぐみ)さんの作品をデザインに採用。6月16日~17日の2日間、姫路市夢前町玉田地区の約1.6ヘクタールの水田に田植えを行った。古代米を含む数種類の異なる品種の稲苗を植えた姫路城の絵は、7月中旬に図柄が浮かび上がった。その後、季節によって色が変化し、市民や観光客を楽しませてきた。現在は稲穂が色づき始め、緑から赤と図柄に変化が出ており、9月いっぱいまでが見ごろとなる。「ひめじ田宴アート」の一番の展望ポイントは、西国三十三観音霊場第27番札所の圓教寺がある書写山だ。「書写山ロープウエイ」から全景が見渡せる。書写山は西播丘陵県立自然公園に含まれており、兵庫県の鳥獣保護区(特別保護地区)に指定されているほか、「ひょうごの森百選」、「ふるさと兵庫50山」に選定されている風光明媚(めいび)なスポットでもある。10月20日(土)に予定されている収穫祭には、一般参加者を交えて、稲刈りや種取り作業を行うほか、ひめじ田宴アート実行委員会によるもちつきや、枝豆の振る舞いなどが計画されている。また、姫路の新しい名物「やっさバーガー」や、美味しいと評判の姫路駅名物「えきそば」の販売も予定している。収穫したお米は、このイベントに協力している夢前夢工房が「夢の舞姫」(6種類の古代米の玄米)という名で販売予定だ。現地までのアクセスは、JR神戸線・山陽電鉄「姫路駅」から「書写ロープウェイ行」の神姫バス約25分「終点」下車、徒歩10分。書写山ロープウェイ料金(往復)は、大人900円、小人450円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日秋のシルバーウィークの7日間、兵庫県篠山市の国重要伝統的建造物群保存地区「河原町妻入商家群」の25軒の町屋をギャラリーにした『丹波篠山・まちなみアートフェスティバル』が開催される。秋の丹波篠山は観光のベストシーズン。松茸、栗、黒豆、山芋といった食べ物はもちろん、色鮮やかに紅葉する篠山の風景は一見の価値あり。そんな篠山は、歴史的な”まちなみ”と”芸術”もあふれている。9月15日(土)~17日(日)、20(木)~23日(日)、この町が才能あふれる芸術家たちの展覧会場に変わり、歴史と芸術のコラボレーションを展開する。「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」は2008年「丹波篠山築城400年祭」に合わせてスタートした。5回目を迎える今年は、地元の芸術家を中心に32名が作品を出展する。絵画、イラスト、造形、彫刻、陶芸、創作硝子、映像、写真、キルト、木工芸などなど、多彩なジャンルの作品が25軒の風情ある町屋をギャラリーに、撩乱する。なお、鑑賞は無料だ。今年は、幻の「山猫軒」が「フェリシモしあわせの学校」と「丹波篠山まちなみアートフェスティバル実行委員会」の共催で、町屋の「ささやまな家」を利用してオープンする。「山猫軒」とは、宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」に登場する森の奥の”一風変わった”レストランだ。『篠山の山猫軒』では、宮沢賢治の作品世界とともに、兵庫×東北・岩手がコラボレーションするカフェ。篠山の野菜と岩手の雑穀たっぷりのスープと天然酵母パンのランチプレート(各日限定20食)。イーハトーブのお茶っこセット、篠山のおやつセット、黒豆茶などの限定メニューが楽しめる。また、イベントもさまざま企画されている。フェスティバル前半の9月15日(土)~17日(月)には、”山猫軒ワークショップ”として、料理研究家で宮沢賢治研究家の中野由貴さんを講師に迎えての「賢治の電器葡萄酒作り」。宮沢賢治が詩人・草野心平にそのレシピを贈ったと言われる「電気葡萄酒」を、デモンストレーション形式で再現する。さらにソープアーティストのクボノリコさんが里山の秋をテーマに手作り石けんを作る「どんぐり&きのこの石けん作り」や、アナウンサーの川邊暁美さんによる「雨ニモマケズ」朗読ワークショップが開催される。後半の22日(土・祝)は、篠山に近い三木市出身の「玉岡かおるさんのアート語り」として、スペシャル・チャリティー講演会、『サイレントシネマ活弁上映会』(上映作品「東への道」)が予定されている。なお、上記イベントはいずれも有料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日姫路市立動物園(兵庫県姫路市本町68番地)では、7月22日にオタリアの赤ちゃんが誕生した。オタリアは鰭脚(ききゃく)目アシカ科の海棲哺乳(ほにゅう)類。赤ちゃんはオスで、お父さんのベトと、お母さんのベッキーとの間に生まれた。誕生時の体長は約65cm、体重は約14kg。同園にとっては2009年7月25日以来の、5頭目のオタリア誕生となる。赤ちゃんは現在のところ、寝室で母親と一緒に飼育されているが、プールへの落下防止のフェンスを設置しているため少し見づらくなっている。柵越しに写真撮影することは可能だが、バックヤードおよび窓からの撮影は不可とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日姫路市立動物園(兵庫県姫路市本町68番地)では、7月22日にオタリアの赤ちゃんが誕生した。オタリアは鰭脚(ききゃく)目アシカ科の海棲哺乳(ほにゅう)類。赤ちゃんはオスで、お父さんのベトと、お母さんのベッキーとの間に生まれた。誕生時の体長は約65cm、体重は約14kg。同園にとっては2009年7月25日以来の、5頭目のオタリア誕生となる。赤ちゃんは現在のところ、寝室で母親と一緒に飼育されているが、プールへの落下防止のフェンスを設置しているため少し見づらくなっている。柵越しに写真撮影することは可能だが、バックヤードおよび窓からの撮影は不可とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月17日兵庫県姫路市の「姫路播磨(はりま)らーめん点心応援会」の加盟企業である八角は、地元の地場産業であるしょうゆをベースにしょうがの風味を利かせた「姫路らーめん」家庭用パックを8月7日より発売する。姫路らーめんは兵庫県の姫路市を中心に播磨地域の昔からの地場産業であるしょうゆをベースに鳥ガラ、豚骨、野菜で炊き上げたご当地ラーメン。店舗ごとの共通したレシピはなく、しょうゆの濃度にはそれぞれ濃淡がある。ねぎ、もやし、チャーシュー、のりなどを乗せるのが一般的で、同じ兵庫県の西脇市を中心とする播州(ばんしゅう)ラーメンとの共通項も多い。ご当地ラーメン「不毛の地」と呼ばれた兵庫県だが、このラーメンで「兵庫県を盛り上げたい」と意欲的だ。同商品は持ち帰り用ラーメンでは全国的に圧倒的なシェアを誇る、アイランド食品と半年以上の年月をかけて開発した。甘みが特徴の濃厚じょうゆにしょうがの風味がピリリと利いた、のど越し柔らかでかつしっかりとした後味が特徴とのこと。姫路らーめん(箱タイプ)は兵庫県下SA・PAのほか、姫路市内観光ショップ等で順次発売予定。商品希望小売価格1,050円(税込み)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日7月28日(土)、兵庫県南あわじ市の慶野松原海水浴場周辺で、「34回慶野松原花火大会」が開催される。なお、荒天時は7月29日(日)に延期とのこと。「慶野松原花火大会」の会場となる慶野松原は、播磨灘に面して約2.5キロメートルに延びる白い砂浜。約5万本の淡路黒松が生い茂る、瀬戸内海でも随一の白砂青松の海岸だ。1928年(昭和3年)に国の名勝に、1955年(昭和30年)には瀬戸内海国立公園(指定区域)に指定されている。「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」、「日本の夕陽百選」に選ばれ、さらに歴史をさかのぼれば、古くは柿本人麻呂に「飼飯(けひ)の海の庭よくあらし刈薦(かりごも)の乱れ出づ見ゆ海人(あま)の釣船 」と、「万葉集」に詠まれたほど風光明媚で知られた景勝地。いまもなお、季節を問わず多くの観光客で賑わう、人気スポットだ。特に播磨灘に沈む夕陽や遥か沖合に浮かぶ小豆島の姿は絶景。花火がはじまる前には、美しい光景を堪能することができる。花火の打ち上げは午後8時に始まる。3,400発が打ち上げられ、最大では6号玉が、あわじの夜空に大輪の花を色鮮やかに開かせる。白い慶野松原の砂浜でも、醍醐味あふれる打ち上げ花火を鑑賞できる。この日の慶野松原は、南あわじの市民まつりの会場でもある。花火大会の前にもお楽しみは盛りだくさん。午後2時からは小学生を対象とした「水鉄砲バトルロワイヤル」、午後6時からはオープニングイベントとして、盆踊りやトロンポ・ロビックス、フラダンスなどが行われる。そして、夜店も数多く出店し、お祭り気分を盛り上げてくれる。花火大会は、そんな市民まつりのクライマックスだ。美しい景色と楽しいイベント、醍醐味あふれる花火で、7月28日は慶野松原を目一杯楽しめる一日となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日兵庫県丹波市春日町柚津の「ひまわり柚遊農園」で、7月29日(日)10:00から「ひまわり祭り」が開催される。会場となる「ひまわり柚遊農園」は、鶴若狭自動車道の丹波春日インターから約7分、丹波マツタケで有名な柚津地域の5.3ヘクタールを越える広大な農園で、当日はここに30万本のひまわりが大輪を開いて観客を出迎える。会場内には、全長600ルメートル、9つのチェックポイントをクリアする「ひまわり巨大迷路」があり、完走者には漏れなくプレゼントが贈呈される。ちなみ迷路入場料は100円(中学生以下は無料)。ほかに、自由にひまわりの切り花が楽しめ、持ち帰りも自由な「ひまわり狩り」(ひまわり狩り入園料100円)も用意されている。また、地元特産のスイートコーン(もぎ取り、ゆでたてコーン)、ひまわりコロッケ(ひまわりの種入りコロッケ・数量限定)、地元農家のとれたて野菜、山菜弁当・山菜つくだ煮、地元柚津の登り窯による備前焼き各種(窯元:ジェームス)、地元養鶏場の新鮮卵・ゆで卵、枝豆、ちぢみ、サツマイモのイモ掘り体験・持ち帰り(600株限定・有料)など、地元特産品の売店も多数出店される。当日は、特別企画も用意されており、野外ステージで女性ピアニスト別所ユウキさんによるクラシックのピアノライブが楽しめる。さらに例年実施されているイベントの「竹細工」体験もあり、子どもたちが実際に竹細工つくりを体験、持ち帰りもOKということで人気がある。そのほか、「ひまわり柚遊農園」の一画には、移動動物園「ふれあい牧場」もあり、各種動物へのえさやり(100円)や、ポニーの乗馬(300円~500円)、ポニーとの記念写真(100円)など、動物とふれあうこともできる。「ひまわり祭り」は、1日限りだが、「ひまわり柚遊農園」は、7月22日(日)から8月5日(日)まで開園されており、案内所、駐車場(小型~大型バス1,000円/バイク~普通自動車200円)、売店は期間中、毎日オープンしている。毎日近くには色鮮やかなハスの花が咲き誇る「ハス園」あり、見ごろは8月中旬までで、午前中がおすすめとのことという。のどかな農村風景の中で、夏の一日、大輪を咲かせるひまわりやハスの花をのんびりとめでるのもいいかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月23日太陽セメント工業株式会社は、子会社である株式会社エコブロックス、太陽サーブ株式会社と共に、兵庫県内にメガソーラー発電所「太陽エコブロックス兵庫発電所」を建設することを発表。「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」がスタートする7月1日に現地発電所にて発電式を行い売電を開始する。同発電所は、定格容量3.5メガワット(第1発電所2メガワット、第2発電所1.5メガワット)で、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」実施の7月1日時点で、操業を開始する太陽光発電所の中では最大規模となるという。第1発電所は年間250万kwhの発電量となる予定。第2発電所は190万kwhで9月操業予定。両発電所合わせての発電量は、一般家庭1,000世帯の年間消費電力に相当する。同発電所では、同社グループが開発した“HRMソーラー架台システム”という特殊なコンクリートブロックを使う施工方法により、定格容量よりも実質発電量を重視した設計手法となっている。“HRMソーラー架台システム”では、実質売電収入アップにより、投資利回りをより高くすることも可能。また、頑丈なコンクリート工法なので杭工法や鋼材工法に比べ、ローコストで耐久性が保てるという。積雪地域などの急角度設計も、鋼材工法に比べ大幅なコストダウンが可能になっている。
2012年06月21日