数多くの住宅関連用品を取り扱っているホームセンター。ちょっとした修繕の時に使ったり、あると便利になったりするものなど、種類も使い道も豊富な商品があります。中には、専門的な知識が必要となるものもあるでしょう。ホームセンターで目にしたナイスフォロー稲本雄太(@InamotoYuta)さんは、訪れたホームセンターで目にした貼り紙に、感心しました。貼り紙があったのは、主に掃除の時に使う、竹ぼうき。購入前に気を付けてもらいたいポイントが、貼り紙に書かれてたのです。タイワンタケクマバチについて竹ぼうきや20~25mm(7分・8分)の竹の中にタイワンタケクマバチがいることがあります。※当店では入荷時に確認後、品出ししています。お手数をおかけいたしますが、竹に5mm程度の穴が開いていないかご確認後に、お買い求めいただくようお願いいたします。その他ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。近所のホームセンターに、この分野に明るい方がいるらしく、とても丁寧な掲示がありました。知ってないとできないけれど、こういったフォローは大切。 pic.twitter.com/ELhl4itms6 — 稲本雄太 (@InamotoYuta) August 2, 2022 タイワンタケクマバチは、竹に穴を開けて中で巣を作る習性がある外来種。中国や台湾に広く生息しており、輸入した竹材に混じって日本に来たといわれています。竹ぼうきに穴が開いていた場合、中に巣がある可能性に注意が必要です。毒性は低いとされているものの、ネット上では「刺されて腫れてしまった」という被害の報告も。稲本さんが訪れたホームセンターは、客にタイワンタケクマバチの存在を知ってもらおうとしていたのです。ホームセンターでの貼り紙は、注目を集めました。・母親が以前、このことを知らずに穴を塞いで掃除をしていたところ、刺されたことを思い出しました。1日中、手がパンパンに腫れたそうです。・竹の中ではないですが、以前公園に行った時に、タイワンタケクマバチらしきハチを目にしました。・実家で親が竹ぼうきを使って掃き掃除をしているので、伝えておこうと思います…!購入前はもちろんのこと、買ってからも知識が役立ちそうな貼り紙ですね![文・構成/grape編集部]
2022年09月29日子どもたちの心と体をバランスよく成長させることができる「リトミック」。今回は、そんなリトミックの内容ややり方、自宅でも始められるのかなどをくわしくご紹介します。表現力や協調性の発達にも期待ができるリトミックのメリットもおさえつつ、リトミックを楽しみながら実践してみてくださいね。■リトミックとは何? 内容とやり方リトミックは伴奏にあわせて楽器を演奏したり、体を動かしたりする音楽教育法です。音楽にあわせて体でイメージを表現していくので、心と体のバランスがとれる知育として注目を集めています。教室で習い事としても、自宅でも気軽にできるリトミック。音に対して自由に反応や表現をしていくのが基本です。最初は子どもがうまく動けないこともありますが、回数を重ねるごとにさまざまな動きができるようになってきます。リズム感や音楽的な感性を親子で楽しみながら育てることができますよ。▼リトミックはスイス発! 音楽教育家が開発した教育法リトミックはスイスの音楽教育家であり、作曲家のエミール・ジャック=ダルクローズによって開発された教育法です。体を使って音楽やリズム感をつかむ柔軟な教育として、一般教育や演劇、ダンス、オペラなどにも取り入れられてきました。日本においては、戦後に板野平氏がリトミック教育を取り入れたことから、教育法として世間一般的にも普及しています。従来の音楽教育の楽器演奏や楽譜を読む方法といったものでなく、体を使って音楽を楽しむことを大切にするリトミック。近年では、子供の知育として、音楽教育になじみのない人たちにも親しまれています。出典:特定非営利活動法人リトミック研究センター「リトミックとは」 ▼リトミック「そのやり方は?」リトミックの基本は、体を使って音楽を楽しみ、表現することです。曲に合わせて手をたたいたり、歌を歌ったりと表現方法は自由度が高く、子どもの場合は年齢や発育にあわせて行います。タンバリンやカスタネット、鍵盤ハーモニカなどの楽器を使うこともあります。音楽は録音されたものでなく、生演奏の音楽にあわせるのが一般的です。伴奏はピアノが使われることが多く、動きにあわせて臨機応変に演奏していきます。子どもが楽しめるやり方で行う、ということが一番大切です。ルールや制約にしばられずに、自由な雰囲気や環境で進めていきましょう。リトミックには自分で創作活動をする即興、体の動きをメインにしたリズム、歌をメインにしたソルフェージュの3種類があります。それぞれ使う感性などが異なるので、子どもにあわせて選びましょう。・曲に合わせて手遊びや体操楽器がなくても、気軽に始められるのがリトミックです。リトミックの基本は「音楽に対して即時に反応する」こと。音を流しながらあわせて手をたたいたり、体操をしたりすることで、自然な動きや表現ができるようになります。リトミックに参加する人数が多いときには、お互いにハイタッチしたり、ほかの人と協力する動きもおすすめです。リズムにあわせて体に触れてあげるだけでも簡単なリトミックができるので、まずは少しずつ始めてみましょう。楽器で自由に音を鳴らすリトミックで楽器を使う場合、楽譜は使いません。流れてくる音にあわせて、自由に体や音を使って表現していきます。使う楽器にも決まりはないので、ウクレレやマラカスなど好きな楽器を使いましょう。楽器を演奏するのが難しい小さなお子様は、新聞紙や音の出るものを楽器の代わりに使うのもおすすめです。初心者向けの楽器は、たたいたり振ったりするだけで簡単に音が出るタンバリン、カスタネット、鈴(すず)など。大人数の場合は、テンポやリズムなどでルールを作って楽しむことで一体感も生まれます。<関連記事> 人気習い事、リトミックの効果や始める年齢、教室選びのポイントは? ■リトミック「子どもの成長に期待できること」音楽的な感性を向上させる目的から、発明されたリトミック。音を出したり、体を動かしたりする中で、音楽の楽しさを心と体で感じます。そんなリトミックで期待できることはたくさんあります。音楽感性がみがかれることはもちろん、自己表現や集中力、コミュニケーションの能力などもつちかわれると、子どもの人気の習い事にもなってきているんですよ。ママとも一緒に楽しめるので、子どもと一緒に何かに取り組むきっかけづくりにもなります。▼運動能力が鍛えられるリトミックで鍛えられるといわれているのが、子どもの運動神経です。リズムを体で感じ、合わせて動く練習をすることで、自分の感じたように体を動かす訓練になるのでしょう。音楽を聴きながら脳でも考え、体で行動するので、単純な体力だけでない運動能力も刺激されるそうです。リトミックのほかに、ダンスなども類似の影響があるといわれています。楽しく取り組めて、ほどよい刺激が心と体のバランスにも影響するといわれているので「適度な運動を子どもにさせたい」という場合にもおすすめです。▼集中力が身につくリトミックは、子どもたちの集中力を育てるのにも効果が期待されています。好奇心旺盛な子どもたちが自然に体を動かし、知育にもなるのがリトミックの良いところ。リトミックで音楽を聞いて耳が成長・発達すると、外的集中力がアップすると言われているんです。外的集中力とは、自分以外の外部のものに対して集中する力のこと。リトミックでもっとも使用される聴覚をはじめ、視覚、触覚、味覚、嗅覚などの五感を通してつちかわれるものです。流れる音楽に意識を向けること、周りの人の状況を認識して動くことが必要になるリトミックは、さまざまな種類の集中力が身につくのです。▼コミュニケーション能力が高まるさまざまな人と協力して行うリトミックでは、コミュニケーション能力が育ちます。リトミックでは発信する力と聴く力を活用して、音楽や周りの人とあわせた動きをします。この発信する力と聴く力は、コミュニケーションの基礎といわれています。リトミックは、周りを見る協調性や相手のことを理解して動く社会性の訓練になり、会話や判断などのコミュニケーションに役立ちます。▼心と体のバランスを整えるリトミックは、イメージや表現をつかさどる右脳と、物事を分析し判断する左脳の両方を使う音楽教育法です。右脳と左脳、五感を思いきり使うリトミックは、心と体のバランスを整えるのにも役立ちます。また音楽のテンポや使われている音の高低から、イメージをふくらませて体で表現する行動は、心身の発達をうながすのです。体の機能、1つだけを使う学習に比べて、バランスの良い成長が期待できます。▼ママのストレス解消になるリトミックは子どもだけではなく、ママのストレス解消にも効果的だといわれています。子どもと一緒に音楽を聞いて手をあわせたり、踊ったりする中で、自然な楽しさを感じられるのです。自然とスキンシップをとることもできます。子どもが楽しそうにしていると、思わず笑顔になってしまいますよね。同じものに共感し、体験することでストレス解消につながる習い事としても人気があります。また、同じママたちとの交流の場にもなります。子どもたちを一緒に遊ばせたり、ちょっとしたことでも困っていることを相談できたりする機会としてもおすすめです。<関連記事> 6歳までに習い事をしている子どもは約70%! いつから始める?【パパママの本音調査】 ■リトミック「いつから? どうやって始めるのがベスト?」リトミックは、0歳の子どもからでも始めることができます。多くの場合は、リトミックの専門団体や音楽教室、自治体の提供するリトミック教室に習い事として通うのが一般的です。「外出が難しい」という状況の場合には、指導者となる講師に自宅に来てもらって行う講師派遣型もあります。年齢にあわせたカリキュラムが用意されているので、講師と相談しながら参加するカリキュラムを決めていきましょう。年齢ごとに分けられているコースの場合でも、発達の度合いによっては別のコースが適していることもあります。子どもの状況などを伝えると、丁寧に対応してくれますよ。▼リトミック「いつから始められる?」リトミックを始める時期はさまざまです。開始年齢に決まりはありませんが、0歳から3歳の間がおすすめといわれています。ベビーリトミックと呼ばれるような1歳に満たなくても開始できるコースもあるので、体験してみるのも良いかもしれませんね。もちろん、3歳を過ぎてからでも通えるコースはたくさんあります。子どもの性格や発育状況にあわせて、リトミックを始めてみましょう。【0〜1歳のリトミックのやり方】0〜1歳では、主に楽器を使わない簡単なリトミックがメインです。ママとスキンシップをとるような形で、リズムにあわせて赤ちゃんにトントンとふれたり、抱っこした状態でジャンプをしてみたりといった動きをします。目に入るものの色や動きで視覚を刺激するものもありますよ。聴覚や視覚、触覚を使った動きがメインで、ママの動きから刺激を与えるような形になります。初めは泣いてしまったり、思うように動けなかったりすることも多いですが、成長につれて反応が見えてくる場合も。主に即時反応など、刺激に対する反応を鍛えることができますよ。【2〜3歳のリトミックのやり方】2〜3歳の頃になると子どもも楽しく動き回るようになってきます。その頃からリトミックでも音楽にあわせて動いてみたり、曲にあわせて楽器を鳴らしてみたりといった内容がメインに。自発的な表現をうながすようなカリキュラムになるので、子どもの性格や運動能力にも効果を期待しやすくなります。ほかの子どもと手をたたいたり、曲の雰囲気に合わせた表情を作ってみたりと子ども自身もリトミックの動きを楽しんで行えるようになってきます。雨や雪など自然のものを表現したり、おでかけをイメージしたテーマを取り入れたりすることもあります。想像力をふんだんに使って、たくさんの動きが楽しめるようになります。▼リトミック「どんなところで習えるの?」リトミックは、リトミック教室で習うか自宅へ講師を呼んで教えてもらう講師派遣型があります。リトミック教室は、リトミックの資格認定などを行うリトミック専門団体、大手や個人の音楽教室、公共施設を利用して開催されている自治体の教室などがあります。幼児教室の1カリキュラムとしてリトミックが採用されていることもあるので、いろいろな知育の中から試してみたいという人にはこちらもおすすめです。基本的に習いに行く場合は、ピアノや楽器が用意されていることが多いです。音源でリトミックをするタイプと生演奏にあわせるタイプの2パターンがありますが、即時反応の効果を期待するためにも生演奏を選びましょう。生の楽器を使った講師派遣型の場合は、講師に依頼して楽器を持ち込んでもらってレッスンをします。「資格や教材は必要なの?」リトミックの指導員や教室を開いている講師たちに必ず必要な資格はありません。リトミックはほとんどが民間資格で、その基準自体もさまざまです。リトピュアやNPO法人 日本こども教育センターなどが資格を提供しています。大手の音楽教室などでは、講師の基準を定めているところも。資格によっては教材を定めているところもありますが、最近ではリトミック用の書籍が書店で販売されているケースもあります。基本的にリトミックは生演奏がおすすめですが、ママと子供だけで自宅でできる手軽なCDつきの教材なども販売されていますよ。誰もが知っているような童話や子供たちに流行りの曲など、さまざまなテーマがあるので取り組みやすいものを使うのがおすすめです。「まずは体験から始めよう」多くのリトミック教室では、体験レッスンが用意されています。教室選びなどをするときには、まず体験レッスンからはじめてみましょう。短期なのか長期なのか、どんなテーマを大切にしている教室なのかといった部分を体験しながら見ていきます。継続していくには、費用面や通いやすさといった部分も大切になってきます。無理なく続けられるリトミック教室を選んでくださいね。また親子だけではなく、講師やほかの子どもたちと協力し合いながら学ぶリトミックでは、一緒にやる人との相性も大切。先生と子どもの相性はどうか、どんな子どもたちが参加しているレッスンなのかといった点も確かめてみましょう。子どもが自由に表現できて、楽しそうに過ごしている教室がおすすめです。カリキュラムも子どもの年齢や発達具合によって異なります。ステップアップしたらコースを変わることができるのか、子どもの発達に合ったコースを提案してくれるのかなども確認しておきましょう。<関連記事> リトミックとは?具体的な目的・効果・音楽療法との違い、受けられる場所・選び方・費用についてもご紹介! ■リトミック「おうちでもできる?」その方法はおうちでリトミックを行うには、講師を自宅に呼ぶ方法と親子だけで行う方法があります。講師を自宅に呼ぶ場合には費用がかかりますが、講師がカリキュラムや準備をしてきてくれるので安心ですね。親子だけで行う場合には、専用のリトミック用教材を購入してみましょう。楽器が弾けなくてもCD教材などがあるので、それを活用すれば、家にいながらリトミックは行えます。リトミックは音楽や楽器の演奏をしながら行う音楽教育法のため、おうちで楽しむ場合には、事前に近所の迷惑にならないかなどを確認しておくと、安心して楽しむことができますよ。▼おうちでリトミック「楽器がある場合」リトミックには、ピアノなど大人が演奏する伴奏用の楽器を使う場合と、子どもでも音が出せる簡単な楽器を使う場合があります。ピアノが自宅にある場合には、即時反応や協調性を高めるために生演奏で実施するのがおすすめです。ピアノが弾けない場合にはCD教材などの音源を使用しましょう。子どもが使う楽器は、手に持って簡単に音を出せるものが、一般的に扱いやすくあわせやすいでしょう。カスタネットやタンバリンなど手でたたいたりする楽器は、用意もしやすくおすすめです。楽器を使ったリトミックに慣れてきたら、鍵盤ハーモニカや木琴、鉄琴など音色が選べるものにステップアップしてみるのも良いでしょう。▼おうちでリトミック「楽器がない場合」楽器が自宅にない場合でもリトミックはできます。CD教材など音源を用意して、その音色にあわせて手をたたいたり、腰を振ったり、その場で回ってみたりという動きをしましょう。音源の用意も難しいという場合には、歌や一定のテンポで手をたたいてリズムを作り、動きをあわせます。また、楽器でなくても、紙をちぎったり袋をすり合わせたりと、家の中にある音の出るアイテムを使うことで、演奏している感覚を楽しめます。楽器がない場合でも、スキンシップなど親子で楽しむことが大切です。特に子どもの年齢が低い場合には、負担が少なく手軽にできる楽器なしのリトミックはおすすめです。▼おうちでリトミック「おさえておきたい注意点」おうちでリトミックをする場合には、十分なスペースがあるか、音を出しても問題ない環境かを確認しておきましょう。子どもが体を動かして行うリトミックでは、自由に手足を広げられるスペースが必要です。また周りにものがあると誤って当たったり、こわしたりしてしまう恐れがあるため、事前に周囲にあるものを避けておきます。さらに、楽器を使う場合には、音が響いても問題ないかという注意点もあります。楽器を使わなくても、飛びはねるなどバタバタしてしまうことがあるので、そういった場合にはクッション材になるようなマットを用意します。安心した環境でリトミックを楽しめるようにしましょう。<関連記事> リトミック教室の選び方とは? 種類や知育効果、費用などについて ■リトミックを体験してみよう運動も音楽も楽しめるリトミックは、楽しみながらできる知育として子どもにとてもおすすめです。また、親子が触れ合う場所として、子どもと楽しんで過ごすことができるのでリフレッシュになるのではないでしょうか。習い事としてお友だちと協力する楽しみもありますし、教室に通わなくても、まずは自宅から気軽に始められます。まずは体験から、気軽にリトミックにチャレンジしてみてくださいね。
2018年08月10日外壁塗装は要望通り綺麗に塗装してもらっても、後になってから何らかの原因でひび割れや剥がれ、変色などの不具合が起きる場合があります。そんな時に頼もしいのが保証の存在です。でも、どんな不具合でも必ず対応してもらえるとは限りません。いざという時に焦らないよう、保証外になってしまう事例とともに保証の基礎知識を学んでみましょう。外壁塗装業者によって異なる保証外壁塗装の保証の種類は「自社保証」「団体・組合保証」「メーカー保証」の3つに分類できます。まずは、適用されるのがどの保証なのかを確認しましょう。【保証1】自社保証外壁塗装の業者ごとに設けられた独自の保証のこと。塗料の種類や状態によって保証年数や対応してもらえる範囲が異なるなど、内容は業者によって様々です。施工してくれた業者の保証のため、お家の外壁や塗装した内容について詳しく知っているという安心感があります。一方で、自社保証の充実をアピールしていても、実際の不具合に適用できない無意味な内容になっているケースもあるので注意が必要です。【保証2】団体・組合保証業者が加盟している団体や組合の保証制度で、第三者保証とも呼ばれます。第三者による厳正な審査を行った上で保証書が発行されるため、自社保証よりも低リスクで受けられる保証制度と言えます。【保証3】メーカー保証塗料メーカーの一部が行っている保証です。以前はメーカー保証は付かないのが一般的でしたが、現在は中には認定施工店で契約をすれば、手厚い保証を行ってくれるメーカーも存在します。外壁塗装で認められる保証の範囲とは?例えば、保証範囲となるのは以下のような内容が一般的です。・対象部分…外壁、木部、鉄部・状態…塗膜の剥がれや変色、膨れなど・保証期間…1~20年【免責によって保証される範囲は違う!】外壁塗装の保証内容に関して明確なルールや規定は設けられていないため、「A社では保証範囲となるものが、B社では無効だった…」という場合も多々あります。特に注目しなければならないのが免責事項。どんなケースだと保証してもらえないのか、あらかじめしっかり目を通しておきましょう。ほとんどの場合、天災や火災、使用者の不適切な管理による不具合などは適用外になります。変色についても、直射日光による変色は避けられないため、保証対象外となる場合多くなります。【保証期間が長すぎる場合は注意が必要】一般的に保証年数はメーカーが提示している塗料の耐用年数よりもやや短く設定されています。長くてもフッ素樹脂塗料で10年程度なので、20年~30年保証は本来謳うことができないはずです。それでも、長期保証を掲げている場合は、保証を受けられるハードルが非常に高いか、業者の存続自体が安泰でない可能性も十分考えられるので、気をつけましょう。【保証はアフターフォローと合わせて考えよう】また、保証の仕方については、定期メンテナンスに来てくれるパターンもあれば、何かあった場合だけ問い合わせするタイプまで業者によって差があります。手厚く見てもらう方が良いという場合は、定期的にメンテナンスに来てくれるアフターフォローの手厚い業者を選ぶのが良いでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装で保証外となってしまう事例【事例1】保証書がない保証書を渡さないのは悪徳業者の常套手段です。口約束のみの契約だと、いざ保証が必要になった時に「言った」「言わない」の論争になり、契約不履行にされてしまうことがあります。見積もり書や契約書をはじめ、外壁塗装工事には書面での取り交わしが欠かせません。保証に関しても、必ず証書を受け取っておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。【事例2】ひび割れ塗膜の剥がれなどは塗装業者の施工不良が原因のため、多くの業者で保証対象とされています。一方、ひび割れは台風などの自然災害でも起こる現象で、必ずしも業者の不備であると判断できないことが多く、保証対象外となってしまう場合があります。業者によってはひび割れをはじめ、剥がれ以外の状態にも対応してもらえるケースがあるので、やはり事前の確認がポイントになります。【事例3】業者が倒産してしまった保証の対応は塗装業者が行うため、会社自体がなくなってしまった場合は保証を行うことができなくなります。中には悪徳業者がわざと短期間のうちに自社を倒産させて、保証を受けられないようにする、といった事例もあります。たとえ優良な業者であっても、突然の倒産は十分ありえることです。その際、業者が団体や組合に加入していた場合は、団体・組合保証を受けられる可能性があります。悪徳業者を避ける意味合いでも、あらかじめ団体・組合保証があるかどうかを確認しておくとより安心です。まとめ保証は本来、工事をした後も安心して住むことができるように存在しているものです。「保証してもらえると思ったのにできなかった」「思っていた保証内容と違った」といったトラブルが後々になって起きないよう、わからない点はしっかりと業者に事前確認し、納得して契約するようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日