常田大希の楽曲「Mannequin(マネキン)」が、2022年9月17日(土)から京都市京セラ美術館で開催される展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」のテーマソングとなる。常田大希インディーズ時代の“幻の楽曲”「Mannequin」King Gnu(キングヌー)、millennium parade(ミレニアム・パレード)、PERIMETRON(ペリメトロン)と様々なプロジェクトの中心人物として活動している常田大希。そんな常田大希の、インディーズ時代にアンディ・ウォーホルからインスピレーションを受けて制作した楽曲「Mannequin」が、京都市京セラ美術館で開催される展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」のテーマソングに決定した。「Mannequin」は、常田がmillennium paradeの前身として活動していたDaiki Tsuneta Millennium Parade名義で2016年にリリースし、すでに廃盤となっているアルバム『http://』の中の1曲。その後millennium paradeの1stアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』完全生産限定盤のカセットテープに収録されるも、この仕様も即完売。現在は入手できない“幻の楽曲”となっている。アンディ・ウォーホル大回顧展のスポット映像もなお、展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」のスポット映像では、「Mannequin」の一部を聴くことができる。スポット映像の監督はクリエイティブチームCEKAI所属の牧鉄兵が務めた。<常田大希 コメント>“アンディ・ウォーホル”時代を超えて私にインスピレーションを与え続けてくれるポップアートの巨匠。遡る事6年前に私がひっそりとリリースしたアルバム作品” http:// “ にウォーホルから勝手にインスピレーションを受けて作った“マネキン”という曲がありまして、今回なんとその曲が 『アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO』 展 のテーマソングに選ばれたということで、私自身、そのなんとも不思議な巡り合わせに驚いております。 ウォーホル作品とマネキンという曲が合わさった映像をはじめて観た時、とても自然かつ完璧にフィットした事に驚きました。(若い時の常田よ、良くやったと抱きしめてあげたい)烏滸がましさ承知で言わせてもらえるのならば、こうやってアーティストの魂は時代や国境を超えて次の世代へ脈々と受け継がれて行くのだなと、自分もそういった存在の一端になれるように頑張らねばと。アンディ・ウォーホルと聞くと、多くの人はコミカルかつスタイリッシュでカラフルな色彩の作品群をイメージするかと思いますが、彼を知れば知るほど、そういった作品は彼のほんの一面でしかありません。私自身、彼のアーティスト活動のスタイルにどれほど多くの影響を受けたかは計り知れません。 ウォーホルのファクトリーが無かったとしたら、私はmillennium paradeやPERIMETRONなどの複合的なクリエイティブチームを立ち上げる事も無かったかも知れません。 常田大希【詳細】常田大希 楽曲「Mannequin」(アルバム『http://』より)CD発売日:2016年7月20日(水)※現在は廃盤作詞:ermhoi/作曲:Daiki Tsuneta※「アンディ・ウォーホル・キョウト」展覧会テーマソング■展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)会場:京都市京セラ美術館新館「東山キューブ」住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日<チケット情報>・前売り券 土日祝一般 2,000円、平日一般 1,800円、大学・高校生 1,200円、中学・小学生 600円受付:8月17日(水)~9月16日(金)・当日券 土日祝一般 2,200円、平日一般 2,000円、大学・高校生 1,400円、中学・小学生 800円
2022年06月11日俳優の内藤秀一郎と瀬戸利樹が、6月16日よりMBSほかで放送されるドラマ『先輩、断じて恋では!』でW主演を務めることが18日、発表された。MBSによる1年限定のドラマ新枠「ドラマシャワー」で、アンマッチなふたりが繰り広げるオフィスBLコメディ『先輩、断じて恋では!』の放送が決定。CGデザイナーとして優秀で経験豊富であり、誰にでも人当たりが良く、周りからは「チャラい」と言われがちな先輩・柳瀬淳役を内藤秀一郎、柳瀬の勤める会社に新人として入社してきた、無表情で不愛想な子…と思いきや本当はピュアで照れ屋過ぎる後輩・金田優希役を瀬戸利樹が演じる。内藤は2020年に『仮面ライダーセイバー』で主演を務め話題に。瀬戸も2016年に『仮面ライダーエグゼイド』の仮面ライダーブレイブ役で話題を集めた。仮面ライダー出身の2人が本作でW主演を務める。天才CGクリエイターの柳瀬が教育を任されたのは、無表情で不愛想な後輩・金田。仲良くなろうと親しみを込めて接するが「もっと距離をとってください」と冷たい態度で返されてしまう。傷つく柳瀬だったがある日の飲み会の帰り道、酔った金田が柳瀬に秘めていた本当の想いをぶつけて……。仕事を通し次第に距離が縮まっていく2人だが、一体この気持ちは「憧れ」か「恋」か。狭間で揺れる2人の結末は!?晴川シンタ氏による原作コミック『先輩、断じて恋では!』は、BLコミックサイト「COMIC フルール」にて連載が開始され、2019年7月にコミックス化。反響を受けて続刊の「先輩、断じて恋では! Brush up」を2020年9月に発行。さらに、この度のドラマ化決定に合わせ、続話となる「先輩、断じて恋では! Brush up【第6話】」(電子書籍単話)がドラマ初回放送に合わせて6月17日に配信されることが決定した。ドラマ『先輩、断じて恋では!』は、全8話をMBSにおける1年限定の放送新枠「ドラマシャワー」枠にて放送。6月16日よりMBSにて25:29~、テレビ神奈川では25:00~初回放送スタートほか、チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬 テレビでも順次放送。 7月31日23:00からはCS放送 LaLa TVで2話連続放送も開始され、TVer、MBS 動画イズム、GYAO!では見逃し配信が決定している。内藤秀一郎、瀬戸利樹、晴川シンタ氏がコメントを寄せた。○■内藤秀一郎柳瀬は表向きは優秀、天才肌、ちょっとチャラめで男女問わずモテる。完璧のように見えるけど、心には悩みも抱えているキャラです!少し裏表があるところに魅力を感じさせるそんな男性です!実際演じてみて、最初は難しいというよりも、哀しくなることが多かったんですが、金田との出会いで、僕自身も柳瀬をすきになりました。自分の本当の気持ちを隠して生きることに、少し親近感も湧きました。柳瀬淳という人間も愛してもらえるように演じたので皆様、是非お楽しみに。○■瀬戸利樹金田を演じさせて頂きます、瀬戸利樹です。ラブコメディは初めてではありませんが今回は受ける芝居が多く、キュンとする言葉を言われる側のあまり経験したことのない気持ちに寄り添うことが課題で難しかったです。リアクションが大事な要素なので、キュンとする部分、コメディの部分のメリハリを大事にしました。誰しもが思ったことのあるモノローグの数々、リアリティ溢れる空間を楽しんで頂けたらなと思います。よろしくお願いします。○■原作者・晴川シンタ実写ドラマという素敵な企画を頂いた時、言葉では言い表せない喜びを感じました。キャストの皆様、現場や制作関係者の皆様から作品を丁寧に、熱意を込めて制作して頂き、そして多くの方に見ていただける機会をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。内藤さん・瀬戸さんの柳瀬と金田がずっと描いてきたイメージにぴったりで、一視聴者として楽しみにしております。原作と共にドラマならではの2人の行く末を、楽しんで頂けますと嬉しいです。(C)Shinta Harekawa 2019(C)「先輩、断じて恋では!」製作委員会・MBS
2022年05月18日演劇ユニット「iaku」を率いる劇作家・演出家の横山拓也の代表作『エダニク』が、演劇集団円の精鋭、内藤裕子の演出で5月、新たにお目見えする。物語の舞台となるのはとある食肉加工センター。屠場で起きたある事件をきっかけに、登場人物たちはそれぞれの価値観をぶつけ合い、白熱の議論を展開する。生と死の狭間を扱った職場で働く人々の葛藤、矜恃から浮かび上がる、生の本質とは……。初顔合わせながらすでに意気投合、横山と内藤の軽快なおしゃべりから『エダニク』を楽しむヒントが続出。人間の体温とその心の揺れを丁寧に描き出し、立ち上げて来た同世代のタッグによる、可笑しくも熱い人間ドラマに期待集中だ。共感し、嫉妬し合ってきたふたり――近年、横山さんの戯曲が次々に、さまざまな演出家によって舞台化されていますね。今回、内藤さん演出によって立ち上がるこの『エダニク』もこれまで幾度も上演され、横山さんにとってはとくに思い入れの深い作品と伺っています。横山そうですね、自分のターニングポイントとなった作品です。これを書いたのは2009年で、10年以上経った今、上演してもらえることは本当に奇跡的だなと。内藤さんの演出作品は何度か拝見していまして、とても自分と近しい感覚があるので楽しみですし、すでに信頼を寄せています。内藤本当ですか!? ありがとうございます。今は書き下ろしの公演が多く、そんなにたくさんの人が観ていないのに一度やったらもうやらない、そういう作品が多いですよね。その中で横山さんの戯曲はいろんなカンパニーによって上演されていて、普遍的で色褪せないテーマ、人物造形の妙が見事で、とくにこの『エダニク』は何回読んでも新鮮で面白く、新たな発見があると感じています。ヒリヒリとクスクスが隣り合わせになっている人物たちの絶妙なやりとりを、どう面白く立ち上げられるか、試行錯誤になるかなと。演出させていただくのが楽しみで、嬉しく思います。私もiakuの舞台は拝見していて、いつもチクショー!と嫉妬心が……。横山ハハハ!それはお互い様です。内藤昨秋の公演『フタマツヅキ』も本当に面白くて、打ちのめされて帰りましたよ。毎回、日常性と演劇性と言いますか、繊細さとダイナミック、その両極端をどうやって成立させているんだろうなって。横山それは、自覚がないかもしれないです。自分では、ダイナミックには出来ていないと思っていて。『エダニク』も、この3、4月に上演された『粛々と運針』(演出:ウォーリー木下)にしても狭い空間でやることを意識して書いたもので、狭い空間でやればどうやっても成立しちゃうんですよ。これが広い空間になった時に、「演出家さん、ごめんなさい!」っていつも思う(笑)。――先ほど横山さんが、内藤さんに「近しい感覚がある」とおっしゃっていましたが、おふたりともに作家であり演出家であることのほか、内藤さんの作品『光射ス森』(演劇集団円で20年に上演)では林業を題材とされていて、横山さんも『目頭を押さえた』(12年)で林業を扱っているなどの共通点が思い浮かびました。横山そう、僕も林業の話を書いています。だから『光射ス森』のように、あそこまできちんと取材をなされているものを観ると、恥ずかしいなって(笑)。内藤いえいえ、そんな(笑)。世代も近いんですよね。これまで観てきたものとか、もしかしたら近いのかも。何の責任感もなく「屠場だ」と――『エダニク』はどのようにして、どんな思いを込めて書かれたのか教えていただけますか。横山これを書いたのは……もう14年前ですね。当時、関西の俳優のユニットが依頼してくれたんですよ。それまでは当時の自分の劇団に書き下ろすことがほとんどで、久々の外部公演、しかも男3人芝居ということで、作品の背景にすごく熱量のある場所を持ち込もうと考えたんです。それで、何の責任感もなく「屠場だ」と思ってしまったんですね。内藤え、すごいなあ!横山途中で、エラいもんに手を出してしまったなと(笑)。でも偶然、中学の同級生が屠場で職員をやっていると知り、連絡したんですね。なんとか見学させてもらえないかと。ただ、かなり警戒されて、単なる見学というのは全然受け付けていないんです。「何に使うのか」とすごく聞かれるんですね。やっぱり誹謗中傷が多くて、まず“誹謗中傷コーナー”に連れて行かれました。内藤誹謗中傷コーナーがあるんですね、へえ〜!横山いろんなクレームのハガキとか、心ない中傷をぶつけて来る人がいるんだ、ってことを知るところからスタートして。実際の屠畜の作業はさすがに見学不可でしたが、作業が終わった後のラインのルートを見せてもらったり、今回の舞台設定である別屠室と研磨室を見せてもらったりして。当時あんなにしっかりと現場を取材して取り組んだことがなかったので、戯曲を一本作ることへの心構えが初めてちゃんと備わった、そんな作品でした。2017年までiakuの常任演出家だった上田一軒さんと出会わせてくれたのもこの作品で、自分が書いた、ちょっと軽妙なリズム感のある台詞が、自分が演出するのとは全然違う形で立ち上がったのを目の当たりにして驚いたんですね。だから『エダニク』初演の時は、自分の演劇人生の中で衝撃的なことが多かったです。そういう意味で特別な作品なんですけど、正直、どんなことを思って書いたのかは覚えてないんですよね(笑)。とにかく必死だった、その時の状況はいろいろ思い出せるんですけど……。これは余談ですが、大阪にOMS戯曲賞というのがあって、ちょうど僕が『エダニク』を書いていた時に別の作品でノミネートされたんですね。内藤え〜すごい!横山それが2008年の12月だったんですけど、ふたりの審査員にボロクソに言われたんです(笑)。だいたいひとりがこき下ろしても、もうひとりはフォローしてくれるものなのに…。(一同笑)内藤ホントそうですよ!横山ふたりともボロクソに!僕、大人なのに涙が出て来ました(笑)。もう筆を折ったほうがいいかな…と思うくらいボロボロになった時に『エダニク』を書いていたので、その時のナニクソ!って気持ちもあったかも(笑)。内藤そんな思いをして(笑)。横山だから、内容やテーマについては、質問していただいたら思い出すかもしれません(笑)。偶然の出会いから出来上がった登場人物3人の関係性内藤不思議なのは、展開の仕方がすごく自然なんですよ。まあ横山さんの世界はいつもそうですが、唐突に人物がいなくなったり、唐突に出て来て何かを言っても、その唐突さがあまりに自然なんですよね。で、グイグイ引き込まれているあいだに、いつの間にこんなヒドいことに!?って展開に(笑)。何でこんなに暴力をふるい合ってるんだ!?とか。でも、やっぱり日常ってそういうことだから。そういう展開を目指して書かれているんですか?横山ある程度のプロットとか構成は考えるんですけど、最終的に、うわ〜わかんない、もう書いちゃえ!ってなるんですね。(一同笑)そこに向かって書いているつもりはなくて、あ〜もう無駄話ばかりしている…って思いながら書いていると、だんだん、ちょっとしたボタンのかけ違いみたいなものが発生していって。ただ、「そこに向かって」というのは推敲の段階でそういうふうにしたかもしれないですけど、書いている時は、「そこにたどり着くまで書く」といった意識でいる気がします。内藤なるほど〜。『エダニク』に出て来る屠場の職員である沢村と玄田、畜産農家の伊舞という3人の人物って、同じ精肉業に関わっているけど価値観がバラバラで、全然違うじゃないですか。それは何か、取材をしていく中で出会った人からヒントを得たとか?横山そうです。まずは屠畜する側の現場から取材したので、初稿はずいぶんそっち側に引っ張られたんですよ。畜産農家のほうの話が疎かになっていたんですけど、たまたま「家が農家」という人に出会えて。「昔、牛を連れていく時に、親にこんなふうに言われた」なんて話を聞いていると、あ、これは伊舞の意識として引っ張っていけるな、と。そんなふうにしてだんだん三角形がうまく出来上がっていったんです。内藤たまたまそういう方に出会えることがすごい!横山ハハハ、伊舞に関しては「このキャラクター、弱いんじゃないか」って指摘があったので、たまたま出会えて本当に良かったです。内藤その指摘は、演出家からですか?横山最初に依頼して来た座組の皆です。俳優もバンバン言う(笑)。内藤恐ろしいですね〜(笑)。横山メチャメチャ恐ろしかったですよ!最初、初稿を現場まで持っていっただけでまず褒めてほしいのに、「さっそくですけど」みたいな感じで。内藤いやだ〜(笑)。横山「ここなんですけど」から始まって、え、こんなに責められる!?って(笑)。役者たちも「もっと面白いものを作りたい!」って意識で立ち上げたユニットだったので、作品への意見も凄くて、皆で切磋琢磨していましたね。僕もそこに揉んでもらえたのはいい経験でした。先日、初演を立ち上げたメンバーで、リモートも含めて皆で会えたんですよ。今回の辰巳雄大さん主演の『エダニク』の話になって。やっぱり、「あの台本はひとつも削るところがない」とか、皆それぞれあの時の熱い思いを喋り出してました(笑)。内藤そうですよね。磨かれているから、これだけ何度も上演されるんだと思う。とてもわかります。横山「いつの間に沢村は、あんな男前がやる役になったんだ?」って文句も出てました(笑)。新たな『エダニク』を立ち上げる魅力的なキャスト陣――3人のキャラクターに扮するキャストも、魅力の面々が揃いました。内藤辰巳さんは前にも一度舞台作りでご一緒したんですが、「横山さんの作品が大好きだ」って聞いて、あ、これはいいなと。ご本人はとても爽やかな方なので、沢村のような、一見好感の持てない感じだけど、すごく人間らしくてチャーミング……という複雑なキャラクターをどう見せてくださるか、楽しみですね。横山そうですね。職場と家族が背中にちゃんと見える……みたいな役って、30代に差し掛かった俳優さんにとっては、やり甲斐があるんじゃないかなと思いますね。伊舞役の小日向星一さんは、先日ちょうど舞台『マーキュリー・ファー』を観て、とてもいい役者さんだなと思ったんです。個性的だし、柔らかさとコミカルさを持ちながら、パッと一瞬、凛としたところが見えた時にゾワッとさせられて、独特な雰囲気を持っていらっしゃいましたね。内藤今回初めてお会いしたんですけど、とても柔らかい雰囲気の方ですよね。でも穏やかそうでいて、独特の芯があるように感じて。伊舞も、一瞬なめられてかかるけど実は……といったキャラクターだから、ぴったりなキャスティングだなと。『エダニク』メインビジュアル。中央)辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、左)小日向星一、右)加藤虎ノ介横山玄田役の加藤虎ノ介さんは、以前、松本祐子さん演出で僕が書き下ろした『ヒトハミナ、ヒトナミノ』(19年)という作品に主演していただいたんです。共に関西小劇場界隈で活動していたのに、意外とニアミスして来て、その時が初めてだったんですよ。チャキチャキの関西人なので、かなり素の部分が玄田に投影できると思います(笑)。内藤加藤さんも私は今回初めてお会いして、たたずまいがもう玄田っぽかった(笑)。もっとシュッとされた方なのかなと思っていたら、わりと日常的な、働いている肉体を感じさせる方ですよね。そういう説得力が必要な役だから、これもぴったりだなと思いました。横山本当に。このお三方のお名前を聞いて、上手いこと当ててくださったなと僕も思いました。――内藤さんの指揮でどんな新しい『エダニク』が立ち上がるのか、とても楽しみです。内藤横山さんはこんなに穏やかないい方なのに、意地悪なくらいに(笑)、“人間の隠したい部分を出さざるを得ない状況”を描いていらっしゃるんですよね。それをちゃんと魅力的に、共感性を持って見せられたらいいなと。隠したいけれど、「そうそう、こんなふうにひよっちゃうんだよな」とか、そういった手触りのある人間たちの物語なので。私たちの日々の暮らしの裏側で、こうした屠畜する人たちや畜産農家の人たちの葛藤があることを感じ、劇場を出る時には価値観が変わるような力を持った作品です。その戯曲の持つエネルギーを伝えられるようにしたいですね。登場人物たちが抱えた恨み辛みを、役者さんたちにも“自分たちの物語”として表現してもらいたい。その悔しい思いを舞台にしっかり乗せたいな、と思っています。横山そうですね、役にどのくらい実感を、温度感を持てるかは、役者さんにとって大変な作業になるでしょうね。楽しみにしています!取材・文:上野紀子撮影:荒川潤舞台『エダニク』2022年5月18日(水)~2022年5月29日(日)会場:東京芸術劇場 シアターウエストほか、6月4日(土)にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、大阪公演あり
2022年04月20日女優の佐々木希が7日、都内で行われた「iNtimite by EYEVAN」お披露目イベントに出席した。アイウェアブランド「アイヴァン」は、佐々木希が手がけるファッションブランド「iNtimite(アンティミテ)」と初めてコラボレーションし、新レーベル「iNtimite by EYEVAN(アンティミテ バイ アイヴァン)」を5月4日より先行発売。2つのブランドに共通するシンプルながら洗練されたラインナップとなっている。佐々木は「以前からアイヴァンさんのお店に行くくらいアイヴァンさんのメガネがとても好きで、愛用していたので、お話を聞いたときはとってもうれしかったです」とコラボに喜び。「アンティミテはファッション性と機能性、お手入れしやすさにこだわっているんですけど、そういったところがアイヴァンさんとリンクし、ぜひコラボさせていただきたいなと思いました」と語った。また、「10代の頃からメガネはファッションの一部でかなりたくさん持っています。その日の気分やファッション、メイクに合わせていろんなメガネをつけ替えているんですけど、日頃本当につけることが多いですね」とメガネ愛も語った佐々木。この日は、コラボレーションしたメガネをつけて登場し、「とってもつけ心地がいいです。本当に疲れなくて、朝から夜までストレスなく使えると思います。たくさんの方につけていただきたいなと思います」とアピールした。
2022年04月07日King Gnuの常田大希が率いるmillennium paradeが、5月よりNetflixで独占配信される『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2の主題歌を担当することが決定した。『攻殻機動隊 SAC_2045』は、世界的なSFアクションの金字塔『攻殻機動隊』シリーズの最新作。millennium paradeはシーズン1でもオープニングテーマを務めており、OP曲「Fly with me」が収録されたデビューシングルはオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得し、『攻殻機動隊』シリーズ史上初の快挙となった。シーズン2ではオープニングテーマに「Secret Ceremony」そしてエンディングテーマに「No Time to Cast Anchor」が起用された。またオープニング映像は常田が主宰するクリエイティブレーベル・PERIMETRONが手がけており、millennium paradeのメンバーでもある佐々木 集×神戸雄平がオープニング映像監督を担っている。併せて公開されたシーズン2の予告編では、初出し映像とともオープニングテーマをいち早く試聴することができる。■常田大希 コメント攻殻機動隊は自分にとっては特別だ!自分にとってはホームグラウンドのような作品であると同時に、永遠の憧れでもある作品です。ジャパンアニメーションの金字塔である攻殻機動隊の新シリーズに2期連続で声かけていただけた事をとても嬉しく、また誇りに思います。ただいま!『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 予告編<作品情報>Netflixシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン25月よりNetflixで独占配信予定Netflixシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 キービジュアル (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会【メインキャスト】草薙素子:田中敦子荒巻大輔:中 博史バトー:大塚明夫トグサ:山寺宏一イシカワ:仲野 裕サイトー:大川 透パズ:小野塚貴志ボーマ:山口太郎タチコマ:玉川砂記子江崎プリン:潘めぐみスタンダード:津田健次郎ジョン・スミス:曽世海司久利須・大友・帝都:喜山茂雄シマムラタカシ:林原めぐみ作品公式サイト:作品公式Twitter:作品公式Facebook:作品公式Instagram: parade 各種リンク:
2022年02月24日お笑いコンビ『アンジャッシュ』の渡部建さんが、約1年7か月ぶりに活動を再開すると、所属事務所が発表しました。渡部さんは、2022年2月15日放送予定のバラエティ番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)に、相方である児嶋一哉さんとともに出演するとのこと。同番組の収録は、同月5日に行われています。渡部建の復帰に、妻・佐々木希がコメント渡部さんの復帰に関して、妻であり、俳優やモデルとして活躍する佐々木希さんが、自身のInstagramで想いを明かしました。本日より主人が仕事復帰することとなりました。これからはゼロから頑張る主人の姿を見守ることに決め、今まで以上に感謝の気持ちを持ち、家族と共に前に進んでいこうと思っています。周りの皆様からの温かいお言葉や、このInstagramでも心のこもったコメントをいただき、沢山の方々に支えられここまで来る事が出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。nozomisasaki_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 続けて、「応援してくれる人々からパワーをもらった」「私も何かをお届けできるよう頑張ります!」とつづっています。佐々木さんが投稿した内容に、さまざまな声が寄せられました。・佐々木さんの心労は、他人が推し測れるものではありません。よく支えてこられたと思います。ご自愛くださいね。・やっと再スタートですね!これまで本当にお疲れ様でした。もちろん、これからも応援しますよ!・本当にすごいなと、心から尊敬します。静かに見守っています。・本当につらかったと思います。でも、前進するしかないですよね!ムリだけはしないで、頑張ってください。また、佐々木さんは渡部さんの活動自粛後、「憶測や事実ではない内容の報道に、何度もやるせない気持ちになった」ともコメントしました。騒動が報じられた当時、世間の注目度が高かった分、心ない言葉や事実無根の報道も。渦中にいた佐々木さんのやるせなさや苦しさは、想像を絶するものでしょう。それでも、「見守り続ける」と決めた佐々木さん。そんな彼女の意思に敬意を払い、ただ「頑張れ!」と応援したいですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月06日俳優の浅香航大が高畑充希主演の水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」にゲスト出演。仕事の忙しさにかまけて6年間恋愛から遠ざかっていた主人公・雛子のかつての憧れの人で、高校の同級生役を演じることになった。雛子(高畑さん)が経営を任された老舗のフレンチレストランは「プチボナール」(小さな幸せ)と店名を変え、無事にオープン。しかし開店早々、大牙(志尊淳)のミスやライバル店の攻勢でピンチに陥る。だが、雛子はナマイキ部下の大牙とはじめて協力し試練を乗り越える。一方、カリスマ社長の浅海(松田翔太)からは「ビビッと来たんだよ、君にね」と優しく言われて大混乱!さらにそんな浅海を“あなた”と呼び、大人な雰囲気を漂わせる経営コンサルタント・桧山凛々子(優香)の登場で、恋のストーリーもにわかにエンジンが掛かりはじめた第2話。第3話は、「仕事とプライベートの両立」という働く人たちにとって永遠の課題ともいえる難問に、雛子がぶち当たる。レストランでは、店のブランディングのために見習いシェフの萩尾(松岡広大)を中心に新しいスイーツを開発し、コンクールでの受賞を目指すことに。そんな中、雛子は高校時代の憧れの男性・加賀美(浅香航大)と同窓会で再会する――。雛子のかつての憧れの人で、高校時代の同級生・加賀美。雛子の恋愛スイッチを押す重要な役どころを演じるのは、社会派からコメディまで硬軟自在に演じ、存在感が光る浅香さん。浅香航大加賀美という役は「雛子に恋への関心を持たせるというか...このドラマの恋愛方面の扉を開くキャラクターです。すごく楽しませてもらえたいい役ですね(笑)」と言い、「仕事もそれなりにできてプライベートも充実させて、バランスのとれた、まっすぐ芯の通った男性です。ただそれは加賀美目線からみた話で、雛子から見てみると...男女の認識の差が出てくるという。3話はそんな”あるある”が詰まった設定で、ちょっと面白いですね」と打ち明ける。その上で、「このドラマのリアリティーの中に存在するという絶妙な塩梅、こういう男っているよねというバランス感は大事にしました」と語る。志尊さんとは「ドルメンX」(2018年日本テレビ系 深夜連続ドラマ)以来4年ぶりの共演「一緒のシーンはすごい楽しかったですね。じゅんじゅん、めちゃくちゃ大人になってた(笑)」と浅香さん。また、「高畑さんのすごくリズミカルなお芝居を見て、こういう雰囲気のドラマなんだな、と空気感を感じながら、楽しく現場で生まれた加賀美を演じさせてもらいました。高畑さんと松田(翔太)さんに挟まれてお芝居するシーンもあったんですけど、松田さんはめちゃくちゃカッコよかったです」と撮影をふり返る。そして3話の見どころについては、「僕が演じる加賀美というキャラクターは『仕事に忙殺されて、プライベート犠牲にするなんてバカみたいだよ』とか、雛子にとって響く言葉を投げたりして、恋愛面で雛子を振り回す存在」になると言い、「あっと驚く!? エンディングが待ち受けています」と期待を煽った。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年01月24日高畑充希主演の水曜ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」2話が1月19日放送。志尊淳演じる大牙の様々な表情に「かわいい」などの反応が寄せられるとともに、高畑さん演じる雛子、松田翔太演じる浅海との“三角関係”にも多くの注目が集まっている。出世欲ナシ、争いごとキライ、目立たず、仕事はほどほど…をモットーにしてきた主人公が、カリスマ上司の“ムチャブリ”で突然子会社の社長に就任。ヒロインが仕事や恋に直面する様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く本作。キャストは株式会社リレーション・ゲートで浅海社長の担当秘書として彼のムチャブリに振り回されながらも、つくり笑顔の八方美人で切り抜けてきたが、突如子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に任命されてしまう高梨雛子に高畑さん。自分の企画ではなく雛子の企画が採用されリレーション・フーズが立ち上がったことに不満を抱いている、マーケティング担当の大牙涼の志尊さん。端正なルックスに素敵な笑顔で人当たりもいいが笑顔で“ムチャブリ”してくる、株式会社リレーション・ゲートの代表取締役社長・浅海寛人に松田さん。浅海と親しげなフリーの経営コンサルタント・桧山凛々子に優香。雛子の高校の同級生で親友、雛子の愚痴を聞いたりアドバイスを送るなど心を許し合う存在でもある佐々川知美に夏帆。外食大手「野上フーズホールディングス」御曹司で、企画戦略部の部長を務める野上豪に笠松将といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話はレストランのオープンに向けて決断しなければならないことが多すぎて、キャパオーバー寸前となった雛子が、大牙にオープンの準備を任せる。レストラン「プチボナール」は無事オープンするが全然客が来ず、さらに店のチラシに地図が載っていなかったことが判明して責任を感じた大牙はいつもの冷静さを失ってしまう。雛子は偶然出会った母子からヒントを得て、大牙とともに子連れ客をターゲットにした週末限定プランを企画。その狙いは見事に当たり「プチボナール」もお客さんで賑わうように…という展開。クール全開な姿だけでなく、自分のミスにショックを受けたり、雛子に誘われた飲み会で酔って本音をぶつけたりと、様々な表情をみせた大牙に「強がりだけど、自分の非は誤魔化さずしっかり受け止めれる人」「少し柔らかくなった大牙くん。笑顔にキュン」「かっこいいから可愛いまで詰まってる~」などの反応が。客でにぎわうプチボナールに浅海と凛々子が来店。凛々子を浅海の恋人だと思う古賀(神保悟志)の言葉を否定しようとムキになる雛子。帰り際、雛子の頭を“ポンポン”する浅海。それを見かけた大牙は動揺したような表情をみせる…。このラストに「大牙くんの表情 これは…あるな」「これは恋の始まりなのか?…とこの先の展開に期待!」「やっぱそうよね?三角関係になっちゃいそうよね」「これからの三角関係?が気になるー!」など、雛子と浅海、大牙の“三角関係”にも多くの注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2022年01月20日高畑充希主演、胸キュンドラマで終わらない、ときにジンと胸が熱くなる等身大の成長物語として、見どころ満載の爽快お仕事エンターテインメント「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」。この度、高畑さん、志尊淳、松田翔太が演じるメインキャラクターが揃うビジュアルが公開された。先月末、都内スタジオに3人が集合し、ポスター撮影が行われた。それぞれ役衣装に身を包み、初めて3人で並んだ今回。突然、社長に任命されてしまうヒロイン・高梨雛子役の高畑さんは「志尊さんと松田さんは、キャラクターにピッタリ!台本から人物が浮かびあがったようで、本当に素敵なキャスティングだと思いました」と、これから始まるドラマ収録へ向け、期待に声を弾ませた。一方、雛子の部下・大牙涼役の志尊さんは「僕が演じさせていただく大牙は生意気で、上司にも自分の思っていることをハッキリと伝える性格。(視聴者の中にも)自分の思いを伝えたくても伝えられない、そんな方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。役を通して“伝えることの意味”のようなものを表現できたらと考えています。ぜひ楽しんで観てください」とメッセージ。さらに、カリスマ上司として雛子を振り回す浅海役の松田さんは「タイトルにあるムチャブリを僕がどのようにしていくのか僕自身も楽しみですし、主人公の雛子がどう成長していくのか?という部分が面白おかしく描かれているので、僕も視聴者みたいな気分になりながら見ていきたいなと思ってます」とコメントしている。なお本作にはほかにも、雛子の右腕・宮内剛役で荒川良々、御曹司・野上豪役で笠松将。山田真歩、忍成修吾、神保悟志、坪倉由幸、片山友希、坂本慶介、松岡広大らがレギュラー出演することも明らかになった。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月08日今年の年末も、明治座×る・ひまわりによる「祭シリーズ」が上演される。“なんとなく歴史が学べる舞台公演”として、芝居、ミュージカル、時代劇、ショー、コント、2.5次元、殺陣、アイドル、歴史、キャラクター、うちわにペンライト、劇場、ダンス、ネタ、花道にフライング、二部構成などなど……全部乗せした演劇界の新ジャンルとして10年にわたり上演を続けてきた本シリーズが、今年、新たな一歩を踏み出すという。そのタイトルは、シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』。「グランドミュージカル」「ロックミュージカル」「2.5次元ミュージカル」など多彩なジャンルを全て詰め込んで、新たな「ミュージカル」をつくるという。演出は、シリーズには役者としての参加はもちろん、2019年の『明治座の変 麒麟にの・る』で演出も手掛けた原田優一。さらに主演は内藤大希と平野良が務める。3人に話を聞いた。最高のエンターテインメントに大人の遊びの感覚を混ぜられたら――早速ですが、今回はなんの着ぐるみですか?内藤鳩です。原田平和の象徴です。――鳩が作品に関わるということですか?原田関わります。ただどういう関わり方をするのか、救世主になるのかどうなるのかはこれからですが、松田岳が鳩です。――なるほど(笑)。原田さんは「祭シリーズ」で演出を手がけられるのが2回目となりますね。どんな意気込みでいらっしゃいますか?原田今回は「祭シリーズ」でも新たな挑戦といいますか、ミュージカルにしていくということで、今まで「祭シリーズ」をご覧いただいている方も、今回初めてご覧になる方も、楽しんでいただけるような作品にしたいなと思っています。前回は明治座の機構を使わせていただけるという、とても貴重で贅沢な経験をさせていただきました。なのでその時の経験を全部生かしていきたいです。キャストの皆さんはとても実力があって頼もしい方ばかりなので、委ねて、最高のエンターテインメントに大人の遊びを混ぜつつやっていきたいです。――ミュージカルとしてはどのようなことを考えていらっしゃいますか?原田まだ構想中ですが、王道でありながらも、やっぱりこの「祭シリーズ」ならではの“遊び”の感覚と言いますか、「そうやってくるんだ!」というところも求めていきたいですね。音楽のオレノグラフィティさんとは僕はこれまでも何度かやらせていただいているのですが、ジャンルにとらわれない音楽を作ってくださいますし、キャッチーな曲が多いんですよ。だから今作でも、観劇後に口ずさみながら駅に向かっていただけるようなものができたらいいなと思っています。11年目のシリーズで作品的にも自分的にも新しい一歩を踏み出す――内藤さんと平野さんは今作に座長として参加することをどのように感じていますか?内藤10年続いてきたものの新たな一歩目で、良くんとふたりで座長を務めさせていただけるのは、とても光栄だなと思いますし、それだけがんばらないとなという気持ちと、楽しみな気持ちもあります。だから早く稽古をしたいです。そして、明治座の客席にお客様が座っている状況を早く見たいですね。平野僕はこの「祭シリーズ」は、最初は2部のゲストで参加させてもらって、2013年に初めて出演して、2019年に主演させてもらったのですが、その2019年から今年までの間だけでもいろんなことが変わったし、なんだかすごく濃密で。今回、「祭シリーズ」が11年目で、ひとつ脱皮するような作品になるということで、自分的にも脱皮を図るような気持ちで参加したいです。なので、前回の自分とはまた違う一歩を踏み出せたらと、個人的に思っています。でも今回、初舞台くらい緊張していて気持ち悪いんですよね。――初舞台。どうしてですか?平野だってまずキャストがすごいじゃないですか。そしてミュージカルじゃないですか。相方は大希じゃないですか。それでもう……楽しみ、ワクワク、不安、プレッシャーみたいな。自分の感情がどこにあるかわからないです、今。現代アートみたいな感じ。内藤(笑)――「祭シリーズ」だから挑戦したいことや覚悟していることはありますか?平野僕は基本「NGなし」なので、いろいろ覚悟はしているんですけど(笑)。ミュージカルなのでダンスもあると思うんですけど、35歳を超えてから振付の方が気を使ってくれるようになってきて、しばらく踊ってないんですよ。だからちょっと踊りたいかも。内藤踊りましょうよ!じゃあ僕は良くんと一緒にたくさんダンスしたいです。平野たくさんは嫌だな(笑)。内藤心身ともに!原田これは演出としてですが、(アドリブなどで)絶対に長くなるので、そうなった時にどこをカットするかをあらかじめ決めておく!(笑)歴史上のテーマをミュージカルで表現することについて――今回は鎌倉幕府の源頼朝と北条義時が主人公という、なかなか取り上げられない方々が主人公ですが、皆さんはどういうイメージをお持ちですか?平野このシリーズは「ifの物語」として、毎回、史実と呼ばれているもので遊ぶような内容になるので、やっぱり歴史ものをやる時は勉強するんですけど、あんま意味ないなって感じています。内藤(笑)平野でもこの時代は人の思惑が、より濃い気がします。今はいろんな(コミュニケーション)ツールがあるからみんな薄情だけど(笑)、昔はそういうものがないから。昔にいくにつれ、言葉一つのやりとりが重くないように思いますね。内藤生きてきて、そんなこと考えたこともなかったです。平野(笑)内藤それとおふたりの、対お客さんだったり対皆さんだったりへの言葉の投げかけの感じがとても素敵です。しかもその都度、違う球を投げているので、すごいなと思っています。平野質問へのアンサーを考えてよ!(笑)一同(笑)内藤鎌倉時代に対してないんですよ!原田はははははは!内藤すみません(笑)。――原田さんはいかがですか?原田今までに扱われてこなかったのにはやっぱり理由があって(笑)。今回、ミュージカルにするにあたっても、鎌倉時代をどう扱うかはけっこう難しいんですよね。ミュージカルとの相性と言いますか(笑)。というのも、鬱憤がたまっているけど蓋が取れてない状態の人たちが多い。内藤・平野ああ~。原田まだ噴出しきれてないんだと思います。言いたいこともオブラートに包んでいるような人たちが多い。そういう時代なので、鬱憤だったりたまりきっているものをどう表現しようかなと今考えています。「ifの物語」ではあるのですが、その人たちがこういうものを抱えているからこういう物語ができるよね、というようなところがうまいこといって、曲にも乗せられたらいいなと思っています。――頼朝と義時はどんなふうになるのですか?原田ふたりはキャラクターも真逆につくっていますし、なぜこのふたりなのかっていうのも、お芝居の中で出せていけたらいいなと思っています。最終的にこのふたりがどう着地するのか。埋め合っていくのか、それともバディを組んでいくのか……というところですが、鎌倉時代のバディものってあまりないと思うんですよ。江戸時代のバディものはあるんですけど。そういう、ちょっと謎に包まれている時代だからこそ、こうだったんじゃないかなっていうのがお芝居にできたらいいなと思っています。様々なメンバーで作り上げる「非日常の空間」を楽しんでいただきたい!――本作で、「この方のこれが見たい!」と期待しているものはありますか?平野粟根(まこと)さんの歌唱は絶対に入れてほしいです!内藤僕はspiと小野田(龍之介)くんが友達なので、ふたりの歌声のマッチングは個人的に楽しみです。平野ああ、やばいね!原田これは演出から離れて、共演者としてなのですが、水(夏希)さんが男子たちを従える姿は見たいです。内藤カッコよさそう!――一番楽しみにしていることを教えてください。平野シンプルにお客さんとして、この面子の歌がとにかく楽しみです。内藤それに付随して、オレノグラフィティさんの楽曲です。本当にさまざまなジャンルの曲をつくられる印象があるので、自分にどんな曲がくるか、誰がどんな曲を歌うか、とっても楽しみです。原田僕は、乘峯雅寛さんの美術がどんなふうになるのかも楽しみです。美術の模型ができると、夜な夜な鼻歌を歌いながらそれを使って遊ぶんですけど、そこでやってみたことが稽古で見られたり、舞台上に乗ったりするので。机で考えたことが現実になるってすごく楽しいことなので、楽しみにしています!――では最後は、お客様にメッセージをお願いします。内藤(小さい声で「なにを言っていいかわからない」と平野を見つめる)平野(小さい声で「“観に来て”って」と伝える)内藤あの……ほんとに楽しいと思うんですよ。一同(爆笑)内藤ミュージカルって歌もあるし踊りもあるしお芝居もあって、僕は、4時間のエンターテインメントの中で一番楽しいものだと思うんです。そんなエンターテインメントに関わる仕事をしている自分って、なんて幸せなんだろうなと思うし、それはやっぱり観に来てくださるお客様がいて初めて成り立つものだとも思うし。ミュージカルはみんなを幸せにするので………いいですよね!一同(笑)内藤違う。全然違う。原田・平野がんばれがんばれ!内藤10年続いてきたシリーズではあるのですが、今回の新しい一歩は、二歩目に続くようなものにしたいと思っています。キャストの皆さん、スタッフの皆さん、サポートしてくれる皆さんと共に素敵な舞台をつくりあげて、新年を迎えたいなと思っていますし、全公演、配信がありますので、劇場でもおうちでも、ぜひご覧ください!平野この「祭シリーズ」では、これまでミュージカルのパロディみたいなものもやってきたのですが、今回はミュージカル界で活躍している方々がたくさん出演されて、もうパロディじゃなくて本物じゃん!ってなります。でも、そこでどう遊んでいくのかっていうのが新たな楽しみだったり試みだったりになると思います。耳で聞いて目で見て楽しいのに、こんなにバカバカしいことをするんだっていうような(笑)、他では味わえないような作品になると思いますので、ぜひ足をお運びいただけたら幸いでございます。原田「ミュージカル」と銘打ってはいますが、やはりここは「祭シリーズ」のミュージカルですので、新たなジャンルというか、「うん、そうだね。言われてみればミュージカルしてたね。でも面白かったね」みたいな、そういう新たなジャンルになったらいいなと思います。あとはやっぱり異種格闘技じゃないですけど、キャストそれぞれが全然違うところから集まってくださっているので、その、いい意味でのごった煮、まとまったごった煮を楽しんでいただきたいです。やっぱり舞台って、非日常を体験したくてお客様は集まってくださると思うので、非日常空間にぜひお越しください!取材・分:中川實穗撮影:杉映貴子シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』日程:2021年12月28日(火)~31日(金)会場:明治座チケット情報原田優一さん、内藤大希さん、平野良さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=a7fb0a4c-3880-4e29-bcf0-981bcc38bcab&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年11月29日石崎ひゅーいの新曲「花束」が、2022年5月19日(木)に配信リリース。内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌となる。石崎ひゅーいの新曲「花束」は感動的なミディアムバラード石崎ひゅーいは、俳優・菅田将暉と「さよならエレジー」「糸」「虹」「ラストシーン」などの楽曲でタッグを組んでいることでも知られるシンガーソングライター。2022年1月には崎山蒼志との共作による「告白」をリリースし、注目を集めた。ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌にそんな石崎ひゅーいの新曲「花束」は、出会いと別れがテーマの感動的なミディアムバラード。同曲は、内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』のために書き下ろされたものだ。なお、石崎ひゅーいが「警視庁・捜査一課長」の主題歌を担当するのは、2021年に放送された『警視庁・捜査一課長 season5』の「アヤメ」に続き今回が2回目となる。ミュージックビデオの監督はspikey john「花束」のMVには、女優・モデルとして活躍中の田中芽衣が出演。長年同棲した彼氏と別れ、新しい日常へ向かっていこうとする強い女性を演じる。監督は、藤井風の「きらり」やNulbarichの「TOKYO」などで知られるspikey john(スパイキージョン)。<石崎ひゅーいコメント>主題歌を担当させて頂くことになりました。「警視庁・捜査一課長」チームのみなさんとこうして又タッグを組めること、その嬉しさで胸がいっぱいです。一度現場に行かせて頂いた時、チームのみなさんのあったかさや懐の大きさにものすごく感動したのを覚えています、そしてその一つ一つを優しく束ねるような内藤さんの人柄にすごく惹きつけられました。出会いと別れをテーマに「花束」という曲を書きました。大切な人に抱く思いは、きっと季節と共に育まれていくものだと思います、でもその反対で季節と共に枯れていってしまうこともあります。きっと僕たちは感覚的にそれをわかってしまう生き物だから、小さなことで泣いたり、喜んだりする。そんな一つ一つを束ねて、歌にしようと思いました。これから来る新しい季節に、忘れることができないあの日の景色に、この歌を重ねて聴いて頂けたら嬉しいです。【詳細】石崎ひゅーい 新曲「花束」配信日:2022年5月19日(木)作詞作曲:石崎ひゅーい編曲:トオミヨウ※テレビ朝日系木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長 season6』主題歌■ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』放送日時:2022年4月14日(木)より毎週木曜よる20:00~放送放送局:テレビ朝日出演者:内藤剛志、斉藤由貴、本田博太郎、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、菊池隆志、塙宣之(ナイツ)、床嶋佳子、金田明夫ほか
2021年11月29日「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など、日本テレビ水曜10時枠で魅力溢れるキャラクターを演じてきた高畑充希が、およそ3年振りに水曜ドラマに主演。22年1月期の「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」が放送されることになった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」等身大のキャラクター・高梨雛子(たかなしひなこ)。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長するベンチャー企業、リレーション・ゲートで社長秘書として働く雛子の日常は、直感で動くカリスマ社長からの“ムチャブリ”の連続で、平穏とはほど遠い仕事中心の毎日。おかげで6年間彼氏ナシ、将来のことを落ち着いて考える時間もナシ、1日の終わりに長ーーいため息をついては、ビール片手に「やりがいなんてあるわけないだろっ!」と毒づいている。そんな雛子に突然、「子会社の社長就任」という特大のムチャブリが降りかかる!さらに、カリスマ社長とナマイキ部下との間で揺れ動く“恋の予感”も...。ヒロイン・雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描いていく。高畑さんは「30歳の節目の年に、大切な思い出が沢山ある水10ドラマに参加出来ること、とても幸せに思います。今回の雛子というヒロインは、とにかく周りのムチャブリに振り回されっぱなし。現状維持大歓迎の八方美人ヒロインです」と紹介。「今まで水10ドラマの中では周りを振り回しっぱなしだったので、とても新鮮な毎日ですし、振り回されるのも、意外と好き...かも? と、思い始めています」とコメント、「週の真ん中に『残り半分も頑張ろっ!』と思える様な、笑える軽やかなドラマにしたい」と意気込みを述べている。脚本は「恋はつづくよどこまでも」「一億円のさようなら」「プリティが多すぎる」など、硬軟幅広い作品でキャラクターの心の機微を繊細に描くことで定評のある渡邉真子。演出は「家政婦のミタ」「家売るオンナ」「私たちはどうかしている」など、日テレの数々の名作を演出してきたベテラン演出家・猪股隆一が手がける。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期、水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月22日シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』(通称・シンる)が12月28日(火)~31日(金)、明治座にて上演される。この度、本作の全キャストが発表された。本公演は2011年より、演劇製作会社「る・ひまわり」と創業140年を越える老舗大劇場の明治座がタッグを組み、歴史ものをテーマに上演を続けてきた舞台シリーズ。伝統ある商業演劇スタイルに則って第1部では芝居、第2部ではショーの2部構成で上演されてきた。シリーズ11年目となる今年は「シン る・ひま」と題して「グランドミュージカル」や「ロックミュージカル」、「ジュークボックスミュージカル」、「2.5次元ミュージカル」など多彩なジャンルをすべて詰め込んだ演目に挑む。脚本は、舞台『ザンビ〜Theater’s end〜』の脚本演出、『あんさんぶるスターズ』の脚本を担当し、歌劇『都立桜蘭高校ホスト部』の脚本を務めた赤澤ムック。演出は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』、『マリー・アントワネット』など錚々たる名作に出演し、シリーズ2度目の演出をつとめる原田優一。そして音楽には、舞台『家庭教師ヒットマンREBORN!』や『マジムリ学園』、『嫌われ松子の一生』、入江雅人『500』など様々なジャンルを手掛けるオレノグラフィティを迎えておくる、日本発の世界に誇れる“日本の偉人ミュージカル”だ。第1部の演目は『明治座で逆風に帆を張・る!!』。「狗」と呼ばれ蔑まれた東国武士たちが、逆風を追い風に変えて「鎌倉幕府」を創設するまでの物語を描く。主人公は武士の棟梁の御曹司にも関わらず、すぐに誰かに感情移入しては泣く涙もろい「源頼朝」と、東国の天才と謳われるも辛辣な策略家「北条義時」。周囲に理解されずに生きてきたふたりが互いの「理解者」となった時、東国に今まで吹いたことのない風が吹き始める。第2部は『ジャングルジャナイトクルーズ』と題して、夢と魔法の明治座の地下王国「カマクーランド」で繰り広げられるショーをお届け。今回発表された出演陣は、源頼朝役にミュージカル『レ・ミゼラブル』で三期にわたってマリウス役を演じ、2022年3月にはミュージカル『メリー・ポピンズ』に出演予定の内藤大希。そして北条義時役に『憂国のモリアーティー』や『文豪とアルケミスト』、『さよならソルシエ』など数々の主演を務める平野良。シリーズの新たな門出となるミュージカルにW主演で挑む。またミュージカル界から『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役の小野田龍之介、『ライオンキング』初代シンバ役の坂元健児を迎え、舞台『刀剣乱舞』肥前忠広役の櫻井圭登、演劇制作プロジェクトのプロデューサーの顔も持つ鯨井康介、『RENT』ベニー役のspi、舞台『千と千尋の神隠し』に出演予定のおばたのお兄さんも出演。さらにはアニメ『ポケットモンスター』コジロウ役の人気声優・三木眞一郎も初参戦だ。さらに舞台『銀牙-流れ星 銀-』主演の佐奈宏紀、ミュージカル『薄桜鬼』土方歳三役の松田岳、MANKAI STAGE『A3!』皆木綴役の前川優希、本シリーズ全作に出演の井深克彦、ミュージカル『JERSEY BOYS』ニック・マッシ役の大山真志、前回に引き続き登場の伊藤裕一、4年ぶり3度目のシリーズ参加となる松村雄基、劇団☆新感線の粟根まこと、ドラマ『相棒』など映像でも活躍する辻本祐樹、元・宝塚トップスターの水夏希という豪華メンバーが名を連ねる。出演者と演出家からのコメントは以下の通り。<源頼朝役:内藤大希>今回、W主演(座長)を務めさせていただきます内藤大希です。3年連続で座長を、みなさまの信頼も得ている平野良くんと一緒なので心強いです!!そして演出の原田優一さんは、常に寄り添い僕に道を指し示して下さる大好きな先輩。「る・ひまわりオリジナ・るミュージカル」る・ひまファンの僕もとても楽しみです!歌って踊って最高にエンジョイしたいと思います!いまからワクワクがとまりません。2021年の最後のエンタメを明治座で是非ご覧下さい。<北条義時役:平野良>シンる・ひまに出演します平野良です。3年連続で座長を勤めさせていただくことと、今回ミュージカルということのダブルパンチのプレッシャーを感じています。ですがプレッシャーを感じてると言うことは同時に、期待と楽しみな気持ちも大きく感じていると言うことだと思います。信頼と尊敬の塊である原田優一さん演出も楽しみのひとつ。2年前に初座長をさせて頂いた際も優一さん演出で、とても俳優に寄り添った演出をつけていただける印象なので今回も本当に甘える気満々です。そして初タッグを組む内藤大希くん、ずっと共演したいと思っていた役者のひとり。人柄の良さから澄んだ歌声まで魅力的な彼と一緒に作品を作れるのは光栄です。時に支え、支えられ、切磋琢磨しながら最高の年末にしたいです。<演出:原田優一>年末明治座シリーズも11年目を迎えるということで、いよいよ“歴史ある歴史シリーズ”になってまいりました。そして今回は、新たな試みとしてミュージカルにしてしまおうという企画をいただきました時に、ミュージカルで活動しているくせに「ミュ、ミュ、ミュージカル?!」と声をあげてしまいましたが、その時から早速私の脳内で妄想と創造のエンジンがかかっております。毎年楽しみにしていただいてるお客様にも、新たに参戦してくださるお客様にも楽しんでいただける作品を産みだしたいと思います。立派な子が生まれますように。■公演情報シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』12月28日(火)~31日(金)開催会場:明治座脚本:赤澤ムック演出:原田優一音楽:オレノグラフィティ出演:内藤大希、平野良佐奈宏紀 / 松田岳、前川優希、櫻井圭登、井深克彦、鯨井康介大山真志、伊藤裕一、spi、原田優一小野田龍之介(Wキャスト)・おばたのお兄さん(Wキャスト)、三木眞一郎(Wキャスト)・松村雄基(Wキャスト)粟根まこと、辻本祐樹坂元健児水夏希第一部:オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張・る!!』第二部:ショー『ジャングルジャナイトクルーズ』
2021年10月25日King Gnu(キングヌー)常田大希率いるミレニアム・パレード(millennium parade)の楽曲「Bon Dance」が、2021年10月30日(土)より開催される第34回東京国際映画祭フェスティバルソングとなる。「Bon Dance」が東京国際映画祭のテーマ曲に細田守最新作、映画『竜とそばかすの姫』のメインテーマ「U」がヒットを飛ばしているミレニアム・パレード。「Bon Dance」は、デビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』に収録されている人気曲で、2021年8月、銀座ソニーパークに限定オープンしたミニシアター「ザ ミレニアム・パレード シアター」ではフルCGによるミュージックビデオも公開された。そんな「Bon Dance」が、10月30日(土)から開催される第34回東京国際映画祭フェスティバルソングに。「Bon Dance」は、夏の夜に不思議な世界に迷い込み、妖怪たちの"百鬼夜行"に遭遇する少年少女の一夜限りの思い出を描いたストーリーになっており、その“お祭り感”が映画祭のフェスティバル感とマッチしたことから、テーマ曲となった。「Bon Dance」が聴ける予告編第34回東京国際映画祭の予告編では、オープニング作品となるクリント・イーストウッド最新作『クライ・マッチョ』、クロージング作品となるニー賞ミュージカルの映画化『ディア・エヴァン・ハンセン』、エドガー・ライト最新作『ラストナイト・イン・ソーホー』などの映像と共に、「Bon Dance」を聴くことができる。【楽曲詳細】ミレニアム・パレード「Bon Dance」収録アルバム:『THE MILLENNIUM PARADE』発売日:2021年2月5日(金)楽曲クレジット:Music:Daiki TsunetaLyrics & Vocal:ermhoiSax:MELRAWSynthesizer, Organ and Piano:Ayatake EzakiBass:Kazuki AraiDrums:Yu SekiChildrens Chorus:Emma & Ai MiyakawaAll other instruments:Daiki Tsuneta
2021年09月25日高畑充希を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』。高畑さん演じる浜野あさひと、大久保佳代子演じる茉莉子先生の共演初日となる本編映像シーンが解禁された。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である“「朝日座」再建”のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。今回解禁された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑さんがふり返るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは、見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっている。実は、高畑さんと大久保さん2人の共演シーンとしては、このシーンが撮影初日。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、すでに関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保さん。だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高のお天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に長年の関係を想像させる安定感抜群のシーンが完成した。そして映像は自宅のシーンに切り替わり、茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた…」とひと言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保さんが演じている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※福島県先行公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月07日スポーツニッポン紙上の連載「我が道」に、9月は内藤剛志氏が登場します。俳優、声優、タレントなど幅広く活躍しております。9月内藤剛志「我が道」とは・スポニチ紙上でスポーツ界、芸能界のビッグネームの半生を1ヵ月連載。懐かしい写真や現役当時は語られることのなかった逸話も・・・。内藤氏は1955年5月27日、大阪府大阪市出身、阪口京子事務所所属。幼少期から、両親がピアノを習わせたり児童劇団に通っていた傍ら、在阪テレビ局などに小学生の時には子役として出演していました。その後、ジャズミュージシャンとしてサックス奏者を目指し上京するも、ミュージシャンの道を諦め日本大学芸術学部へ入学。大学在学時は、同級生であった映画監督の長崎俊一と共に映画を自主制作し、「獏をぶっ殺せ」など、長崎作品の主演を多数務めていました。1980年公開の映画「ヒポクラテスたち」で劇場用映画デビューを果たし、以降はテレビドラマや映像作品での活動が中心となりました。1994年から放送開始されたドラマ「家なき子」では、作品の注目度と共に自身の知名度が上がるきっかけともなっています。同時期に2つのドラマを掛け持ちで出演するなど、主演・助演問わずドラマに欠かせない存在となりました。声優として活動しており、スタジオジブリ作品の「千と千尋の神隠し」「ゲド戦記」「コクリコ坂から」などに出演。数多くの幅広い分野での活躍だからこそ知られざる苦悩など、"連ドラの鉄人"が登場します!ぜひ、ご一読ください。スポーツニッポン(一部売り150円)お買い上げご希望の場合は以下の方法でお願いいたします。①郵便振替、切手②お近くの毎日新聞販売店にお問い合わせ特集号・バックナンバー購入 - スポーツニッポン新聞社 : 【お問い合わせ】株式会社スポーツニッポン新聞社東京本社販売局TEL:03-3212-1181 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年08月31日フェンダー(Fender)は、King Gnuやmillennium paradeで活躍する常田大希と新井和輝の初となるギターとベースのシグネチャーモデルを2021年8月17日(火)よりフェンダー正規取扱店にて先行予約をスタートする。フェンダーから常田大希と新井和輝のシグネチャーモデルかねてからレコーディング、ライブ、ミュージックビデオなど、様々なシーンでフェンダーを愛用していた常田大希と新井和輝。今回、フェンダーから登場するギターとベースは、フェンダーを愛する常田と新井が“自身の理想”を追求して作りあげたシグネチャーモデルだ。“何をどうしてもかっこいい” - 常田大希のシグネチャーギター常田大希のシグネチャーギター「Daiki Tsuneta Swinger」は、日本製の「スウィンガー(Swinger)」をベースに大幅なカスタマイズを施した。24インチスケールとバスウッドの軽量なボディが、快適な演奏を叶え、メタルカバーのソープバータイプピックアップが、太く腰のあるサウンドを実現する。また、より自由な表現を可能にするため、ブリッジには、専用のシンンクロナイズドトレモロと、激しいアーミングにも安定したチューニングを保つロック式チューナーを搭載している。常田自身も、完成以来ほぼ全てのレコーディングとステージで使用するほど、このギターには厚い信頼を寄せている。なお、常田の希望により、165,000円と比較的手に取りやすい価格で販売される。<常田大希コメント>「まさかフェンダーから自分の楽器が出るとは思ってもいなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです。子供の頃の常田少年に教えてあげても信じないでしょう(笑)。小ぶりだけどハイパワーでチューニングの安定感と歪みのノリが抜群なギターに仕上がってます。珍しいSwingerのボディーとオリジナルのピックガード、それにシンプルかつ小洒落たカラーにも拘りました。サイズ感が小ぶりだから、男女ともに似合うと思うし、小洒落たカッティングしたり、ギャンギャンに歪ませたり、ぶん投げたり、部屋に飾ったり。この子は何をどうしてもかっこいいでしょう。」“我が儘を全て詰め込んだ1本” - 新井和輝のシグネチャーベースファンだけでなく全てのベースプレイヤーに届けたいという、新井和輝の想いが詰め込まれたシグネチャーベース「Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition」は、2021年に日本製にて復刻され大きな反響を得た「Made In Japan Deluxe Jazz Bass V」を元にした。ヴィンテージの風合いを再現した粒子の荒い2カラーサンバーストと、ヴィンテージナチュラルの2色を展開する。本人監修により実現したオリジナルシェイプのグリップと小ぶりなボディは、これまでの5弦ベースになかった高い演奏性を叶えた。パワフルな音を叶えるアクティブ回路をメインに使用しながらも、パッシブのナチュラルな響きを追求した。深みある色合いのローズ指板を採用したローステッドメイプルネック、耐久性に優れるニトロセルロースラッカーが薄く吹かれたボディにより、高級感を演出すると共にこだわり抜いた木材の鳴りを最大限に引き出した。なお、本モデル限定のピックガードを搭載。ネックプレートには、このために起こしたオリジナルデザインが刻印されている。<新井和輝コメント>「僕にとってフェンダーは、すべての音楽の基盤となっているサウンドで、ルーツそのものです。今回フェンダーで自分のモデルが作れるなんて、ミュージシャン冥利に尽きる最高な時間でした。今まで使っているFender American Deluxeを基に、我が儘を全て詰め込んだ一本に仕上げることができました。初めて5弦を弾く人からプロフェッショナルまで色んな人に是非弾いてみて欲しいです。」【詳細】Daiki Tsuneta Swinger 165,000円Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition 275,000円予約受付店舗:フェンダー正規販売店予約開始日:2021年8月17日(火)販売開始日:2021年10月下旬(予定)※フェンダー公式サイトでの事前予約は行っていないが、10月下旬より販売。※製品仕様及び販売価格は、予告なく変更となる場合あり。【問い合わせ先】フェンダーミュージック株式会社TEL:0120-1946-60
2021年08月20日9月3日公開の映画『科捜研の女-劇場版-』完成報告イベントが11日、東京・丸の内 TOEIで行われ、沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が登場した。1999年の放送開始から20年以上も高視聴率を記録しているテレビ朝日の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』。科学の進歩と時代性を取り入れながら「現行の連続ドラマ 最長シリーズ」の記録を常に更新し、これまでに250を超える事件を解決している。シリーズ初となる劇場版では、主人公の榊マリコ(沢口)と京都府警の土門薫(内藤)刑事をはじめテレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢揃いして世界同時多発不審死事件に挑む。沢口は「テレビドラマシリーズを大きくした劇場版の新たな世界観が誕生し、手応えを感じました。もちろん結末は知っていますが、これは事件なのか事故なのか、犯人は誰なのかトリックは? と一緒に謎解きをするような感じでドキドキしながら観ました。『科捜研の女』の魅力が全て詰まっており、集大成の作品だと思います」と作品の出来には自信。マリコとバディを組む大門刑事役の内藤は「やっちゃん(沢口)、もうこれで会えないかもしれないね、とチラッと言ったかな? 言えないんですけど、やっちゃんお世話になりました」と微妙な言い回しでネタバレをすると、隣にいた若村から「そんなこと言っちゃいけないって言われたばかりなのに、大丈夫ですか?」とたしなめられて苦笑いを浮かべていた。本作のゲストには佐々木蔵之介がシリーズ史上最強の敵として科捜研の前に立ちはだかる天才科学者の加賀野亘を演じている。この日はビデオメッセージでの出演となった佐々木について沢口は「普段は京都弁でざっくばらんと面白い方なんですが、役に入るとガラッと変わって飲み込まれそうになりました」とオンとオフの差にびっくりしたという。内藤も「逸脱した科学者の役でそういうのって機械的に見えるんですが、本当に上手いんですよ。体温のないような逸脱した科学者を人間として演じていました。僕たちの映画に力を入れてくれましたね」と絶賛しつつ、「あいつ京都生まれなのに何となく東京で仕事しているでしょ。僕、京都に本籍移したんですよ。あいつは京都を捨てた男! 潰してやる! 自分の老人ホームのためになるべく蔵之介の仕事を取っていきたいと思います」と笑いを誘っていた。映画『科捜研の女-劇場版-』は、9月3日より全国公開。
2021年08月11日King Gnu(キングヌー)常田大希率いるミレニアム・パレード(millennium parade)が、期間限定ミニシアター「ザ ミレニアム・パレード シアター(THE MILLENNIUM PARADE THEATER)」をオープン。 2021年8月16日(月)から8月27日(金)まで、銀座ソニーパークで開催される。事前予約制、入場無料。ミレニアム・パレードによる期間限定“ミニシアター”細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』のメインテーマ「U」がヒットを飛ばしているミレニアム・パレード。そんな彼らが、2020年に展覧会「ヌーミレパーク(仮)」を開催した銀座ソニーパークと再びコラボレーションし、期間限定ミニシアター「ザ ミレニアム・パレード シアター」をオープンする。「Bon Dance」MVを大画面で上映「ザ ミレニアム・パレード シアター」の大画面で鑑賞することができるのは、デビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』収録の人気楽曲「Bon Dance」のミュージックビデオ。アルバムリリース時期に常田大希が「今すごい映像を創っている」と公言したまま沈黙され、ファンの間で考察が繰り広げられていた作品だ。「Bon Dance」のミュージックビデオは、夏の夜に不思議な世界に迷い込み、妖怪たちの”百鬼夜行”に遭遇する少年少女の一夜限りの思い出を描いたもの。制作は、「Fly with me」の映像制作を担当したクリエイティブディレクターの佐々木集と、デジタルアーティストの神戸雄平が手がけた。共にミレニアム・パレードと、常田大希主宰のクリエイティブレーベル・ペリメトロン(PERIMETRON)のメンバーとして活動する2人が再タッグを組む。なお、「Bon Dance」のミュージックビデオ公開にあたり、常田大希は下記の通りコメントを寄せている。<常田大希 コメント全文>今皆さんそれぞれが耐え忍ぶ毎日を送っていると思います。元通りの世の中に一刻も早く戻れる事を祈ってお盆にあの曲のMVを公開しました。無くなった夏祭りの代わりに、ささやかな我々の夏祭りをどうぞ。大密なMVになってます。“ここでしか観られない”特別映像も「ザ ミレニアム・パレード シアター」では、「Bon Dance」のミュージックビデオだけでなく、“ここでしか観ることができない”スペシャル映像も上映。ミレニアム・パレードの今後を暗示する映像作品に仕上がっているとのことで、ファンは必ず足を運びたい。コラボメニュー&ポスターも販売「ザ ミレニアム・パレード シアター」のディレクションには、ペリメトロンも参加。銀座ソニーパークの地下空間にどのような世界観を創り出すのかにも注目だ。会場では、映画上映だけでなく、ポップコーンなどのコラボレーションメニューやオリジナルポスターの販売も予定している。「ソニーパーク展」の一環としてなお、「ザ ミレニアム・パレード シアター」は、銀座ソニーパークで9月30日(木)まで実施されている体験型展覧会「ソニーパーク(Sony Park)展」の一環として開催。『映画は、森だ。/ with millennium parade』と題してイベントを行う。【詳細】Sony Park展『④映画は、森だwith millennium parade』期間:2021年8月16日(月)~8月27日(金)11:00~19:00※予約開始日:8月6日(金)正午12:00※「THE MILLENNIUM PARADE THEATER」(Park B3/地下3階)は、平日・土日ともに事前予約制場所:Ginza Sony Park(PARK B2-B4/地下2階~4階)住所:東京都中央区銀座5-3-1料金:入場無料■入場・予約について「THE MILLENNIUM PARADE THEATER」は、土日祝日のみ時間指定の事前予約制。各期間とも1人(1メールアドレスあたり)1回、2枚までの予約。詳細は公式サイト(を確認。
2021年08月09日4人組バンド・King Gnu/音楽家集団・millennium paradeの常田大希がブランダンバサダーを務める、アディダス ジャパン「adidas Originals」の「FORUM」2021年秋冬シーズンのメインビジュアルが8日に公開された。「自分らしい表現を続けるZ世代をセレブレイトする」ことを目的に制作されたメインビジュアルには、スタジオのような場所でギターを抱えた常田がニューモデルを履きこなす姿が収められた。常田は「大変な時代ではありますが お気に入りの靴でも履いて 時代に飛び乗って命揺らして 歩いて行こうではありませんか」とコメントしている。
2021年07月08日King Gnu(キングヌー)・常田大希が率いるミレニアム・パレード(millennium parade)の新曲「U」が、2021年7月12日(月)配信リリース。その後、8月18日(水)にCDリリースされる。ミレニアム・パレードの新曲「U」映画『竜とそばかすの姫』へ向けて書き下ろし2月には1stアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』をリリースし話題を呼んだ、King Gnuの常田大希率いる音楽集団のミレニアム・パレード。今回リリースする新曲「U」は、日本を代表する映画監督の細田守手掛ける7月16日(金)公開の映画『竜とそばかすの姫』のテーマソングとして書き下ろした一曲だ。映画の主人公すず/ベル役演じる中村佳穂がボーカルを担当!映画のメインテーマであると同時に、映画のオープニングシーンを飾る楽曲となり、曲中では主人公のすず/ベル役を演じる中村佳穂がボーカルとしてミレニアム・パレードへ参加。常田も"日本音楽界の宝"と称賛する中村の声が、映画、そしてミレニアム・パレードの音楽と共鳴する。常田による楽曲制作は細田守監督の熱烈なオファーで実現映画『竜とそばかすの姫』は、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公・すず/ベルが、”もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U(ユー)”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする物語。そんな『竜とそばかすの姫』の世界観を作り上げるために、細田守自身が「インターネット仮想世界“U”の巨大な世界観を音楽で表現するために、どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」と熱烈なオファーを送り、楽曲制作が実現した。<常田大希コメント>『竜とそばかすの姫』のスケッチを見た時、その世界で鳴り響く音が自然と湧き出てきたのを覚えています。小さい頃から慣れ親しんだ細田監督渾身の最新作ということで、全身全霊で挑みました。映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっておりますので、ぜひ劇場の大迫力な画面でご覧ください。<中村佳穂コメント>常田さんとはお互いに楽曲制作の初コラボということで緊張しましたが、『竜とそばかすの姫』の曲でもあるというお題もあったので、お互いバランスをとりながらも、もっと良くなる部分を熱を持って探しながらレコーディングさせていただき、とても楽しい時間でした。私たちはインターネットがまさに始まった時の世代で、ジャンル関係なくカッコいいと思えるものを見たり聴いたりが手に取る事が容易になり始めた世代ですが、人の心を打つものは結局何なのか、この作品を通して改めて考えるきっかけになりました。今作はそれが命題だと感じつつも、頭で考えすぎず、楽しんで波に乗るような気持ちで取り組みました。<細田守コメント>millennium paradeとBelleのコラボレーションは、あらゆる制約を軽々と突き抜け、グローバルな高みに達成しています。これは、大変なことになるんじゃないでしょうか。初回限定盤CDにはミレニアム・パレードワンマンライブのBlu-ray付属CDのパッケージは通常盤と初回限定盤の2形態で展開。初回限定盤には、2020年12月に国際フォーラムホールAで行われた、ミレニアム・パレードのワンマンライブ「millennium parade 3D Live 2020」の全貌を収録したBlu-rayが付属する。なお、CDのアートワークはミレニアム・パレードのデビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』と同じく、ミレニアム・パレード、ペリメトロン(PERIMETRON)、DWSに所属するアートディレクター・森洸大が担当している。【詳細】ミレニアム・パレード 新曲「U」配信リリース日:2021年7月12日(月)CDリリース日:8月18日(水)CD価格:通常盤 1,100円、初回限定盤 4,950円※初回限定盤には、ミレニアム・パレードのワンマンライブ「millennium parade 3D Live 2020」を収録したBlu-rayが付属。<楽曲詳細>作詞・作曲:常田大希ボーカル:ベル(中村佳穂)ティンパニー・ドラム ライン スネア・マリンバ・グランカッサ&シンバル:石若駿ホルンアレンジ・トランペット・アルトサックス&フルート:MELRAWピアノ&シンセサイザー:江﨑文武トロンボーン:川原聖仁ホルン:濱地宗ビートプログラミング&&オールアザーインストゥルメント:常田大希レコーディング&ミキシング:佐々木優
2021年06月06日常田大希率いる音楽集団millennium paradeが、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』のメインテーマ「U」を書き下ろしたことが発表された。『竜とそばかすの姫』は、細田監督作品としては、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生がヒロインとなるアニメーション作。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を描く。細田監督が「インターネット仮想世界「U」の巨大な世界観を音楽で表現するために、「どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」と熱烈なオファーを送ったという。細田作品のファンだった常田は、監督の緻密な絵コンテを見て圧倒され、楽曲制作を快諾した。常田が作詞作曲したのは、今作のメインテーマであり、主人公ベル(すず)が巨大インターネット仮想世界「U」で歌うオープニングシーンを飾る楽曲。タイトルもまさに「U」で、これまでクリエイティブファーストに様々なゲストを迎えてきたmillennium paradeに、主人公すず/ベル役を演じる中村佳穂が歌唱で初参戦する。制作にあたって行われた打ち合わせで監督は、「(常田さんは)打ち合わせの最初から音楽が聞こえていた」と、常田の世界観・表現力を絶賛。一方、常田は「僕たちはインターネットの発達とともに成長し、世界中のいろいろな年代・ジャンルの音楽をインターネットを通して触れあい始めた世代。今作の世界観とリンクしたのでは」と今回のコラボレーションを分析した。また、先日行われたレコーディングの感想を聞かれると、常田は「中村さんとの作業は初めてでしたが、いい緊張感を持ちながら和気あいあいと楽しくレコーディングを行うことができた」と振り返り、さらに、中村の歌唱を聞いた時の感想として「さすが!日本語をここまでグルーブさせられるシンガーはなかなかいない。うれしいサプライズだった」と笑顔を見せた。中村は、「常田さんとは同い年ということもあり、楽曲をより良くするためのアプローチが似ており、納得がいくまで粘ったクリエイティブができた」と互いの表現方法を尊敬し合いながらレコーディングを行えたと振り返る。また、本楽曲「U」は、7月16日(金)に公開となる今作に先立ち、7月12日(月)に配信リリースが決定している。■細田守監督原作・脚本・監督millennium paradeとBelleのコラボレーションは、あらゆる制約を軽々と突き抜け、グローバルな高みに達成している。これは、大変なことになるんじゃないかな。■常田大希(millennium parade)メインテーマ「U」制作細田監督から『竜とそばかすの姫』のスケッチを見せていただいた時、その世界で鳴り響く音が自然と湧き出てきたのを覚えています。小さい頃から慣れ親しんだ細田守監督渾身の最新作ということで、全身全霊で挑ませて頂きました。そして主役”ベル”を演じるのが "日本音楽界の宝" 中村佳穂ということで音楽面に於いても最高に刺激的な製作となりました。映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっておりますので、是非劇場で大迫力でご覧ください。■中村佳穂主人公・すず(ベル)役、劇中歌歌唱常田さんとは音楽フェスですれ違う程度でしかお会いしたことがなかったので、今作でご一緒できて嬉しかったです。お互いに楽曲制作の初コラボということで緊張しましたが、『竜とそばかすの姫』の曲でもあるというお題もあったので、お互いバランスをとりながらも、もっと良くなる部分を熱を持って探しながらレコーディングさせていただき、とても楽しい時間でした。私たちはインターネットがまさに始まった時の世代で、ジャンル関係なくカッコいいと思えるものを見たり聴いたりが手に取る事が容易になり始めた世代ですが、人の心を打つものは結局何なのか、この作品を通して改めて考えるきっかけになりました。今作はそれが命題だと感じつつも、頭で考えすぎず、楽しんで波に乗るような気持ちで取り組みました。『竜とそばかすの姫』7月16日(金)公開millennium parade × Belle「U」2021年7月12日(月)配信リリースMusic & Lyrics: 常田大希Vocal: Belle (中村佳穂)Timpani, Drum line snares, Marimba, Gran cassa & Cymbals: 石若駿Horn arrange, Trumpet, A.Sax & Flute: MELRAWPiano & Synthesizer: 江﨑文武Trombone: 川原聖仁Horn: 濱地宗Beat Programming & all other Instruments: 常田大希Recording & Mixing: 佐々木優
2021年06月03日常田大希率いる音楽集団millennium paradeが10日、デビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』を発売した。Netflixアニメ『攻殻機動隊SAC_2045』の主題歌「Fly with me」、現在公開中の映画『ヤクザと家族 The Family』の主題歌「FAMILIA」などが収録された本作は、「失われたものへの弔いと、新しい年を迎えた祝祭」をテーマに、始まりから終わりまで全曲がシームレスに繋がれ、これまでリリースされた楽曲も含め1本のストーリーとして紡がれた。9日、millennium paradeのオフィシャルSNSで行われていた毎日コメント投稿企画に常田が登場。「ここまですごく長かったですが、20年以上音楽をやってきて、自分自身音楽に救われてきた身で、音楽を通して出逢えたたくさんの仲間だったり、(聴いてくれる)あなた方もそうですし、そういう人たちのおかげで完成したと言っても過言ではない」と周囲に感謝の意を表し、「そういう意味でも今までの集大成であり、デビューアルバムという感じです。ぜひ聴いてください」と呼びかけた。同グループは14日、昨年12月23日に開催した「millennium parade Live 2020」を配信予定。
2021年02月10日常田大希率いるmillennium paradeのデビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』が2月10日(水)に発売する。それに先駆けて特設サイトがオープンし、さらにメンバー全員が出演したティザー映像と『Bon Dance』の先行配信も決定した。millennium paradeは、今最も若者の熱狂を集める鬼才音楽家のひとりである常田大希(King Gnu)が率いる音楽集団。楽曲『FAMILIA』を藤井道人監督作品『ヤクザと家族 The Family』の主題歌として書き下ろしたことでも話題である。公開された映像は、現在Ginza Sony Parkで開催されているKing Gnuとmillennium paradeの展覧会「ヌーミレパーク(仮)」(2月7日(日) まで一時休止中)の展示物として製作したPlanktonのMVに登場する車を再現したPlankton carを使用し、メンバー全員が入れ代わり立ち代わり全員登場する作品だ。これまで収録内容はタイトルのみの公開に留まっていたが、映像内ではレギュラーメンバーに加え、新たなゲスト参加アーティストも明らかにされている。『THE MILLENNIUM PARADE』ティザー映像『FAMILIA』にボーカルとして参加した井口理は新曲『Fireworks and Flying Sparks』でも歌唱。そして『Trepanation』には作詞とボーカルでFriday Night Plansが参加している。常田と縁の深いアーティストが集結した現在の集大成と言えるだろう。なお全体のコンセプトを踏襲した楽曲『Bon Dance』は2月4日24時から先行配信される。ついに全貌が明らかになった待望のデビューアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』。リリースをぜひ楽しみにしていただきたい。リリース情報millennium parade1stアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』2021年2月10日(水) リリースmillennium parade『THE MILLENNIUM PARADE』ジャケット●完全生産限定盤12inch スペシャルBOX仕様初回限定盤(CD+Blu-ray)オリジナル小鬼フィギア 3体構想盤(カセットテープ)価格:10,000円(税抜)●初回限定盤(CD+Blu-ray)価格:4,500円(税抜)●通常盤(CD)価格:3,000円(税抜)<CD収録内容>(完全生産限定盤・初回生産限定盤・通常盤共通)01. Hyakki Yagyo02. Fly with me(Netflix Original『攻殻機動隊 SAC_2045』主題歌)03. Bon Dance04. Trepanation05. Deadbody06. Plankton07. lost and found(DIOR and RIMOWA』コレクションムービーテーマ音楽)08. matsuri no ato09. 2992(NHKスペシャル『2030 未来への分岐点』テーマ音楽)10. TOKYO CHAOTIC!!!11. Philip(『adidas CASUAL Collection 2020 Fall/Winter』)12. Fireworks and Flying Sparks13. The Coffin14. FAMILIA(綾野剛主演映画『ヤクザと家族 The Family』主題歌)<Blu-ray収録内容>(完全生産限定盤・初回生産限定盤のみ)millennium parade Live 2019@新木場Studio Coastから4曲(Fly with me, Slumberland, Plankton, lost and found)&ミュージックビデオを収録。アルバム各ストア予約リンク:先行シングル配信リンク:『Bon Dance』: 『2992』: 『FAMILIA』: <店舗別特典情報>・Amazon.co.jp:メガジャケ・millennium parade応援店:Music Video Poster (B2) Type A・TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く):Music Video Poster (B2) Type B・TSUTAYA RECORDS全店(一部店舗除く/TSUTAYA onlineは予約分のみ対象):Music Video Poster (B2) Type C・HMV全店(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く):Music Video Poster (B2) Type D・楽天ブックス:Music Video Poster (B2) Type E・Sony Music Shop:Music Video Poster (B2) Type F※特典は数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。※下記店舗・オンラインショップ以外での配布はございません。あらかじめご了承ください。※特典絵柄は追ってご案内いたします。※各オンラインショップに関して、カートが上がるまで時間がかかる場合がございますので、予めご了承ください。公演情報millennium parade Live 20202021年2月14日(日) 開場 19:00 / 開演 20:00チケット料金:3,600円(税込)見逃し配信:2月21日(日)23:59までチケット販売期間:2021年1月23日(土)18:00 ~ 2月21日(日)17:59国内用URL:海外用URL:関連リンクmillennium parade オフィシャルサイト: parade Instagram: parade Twitter: parade Facebook: parade 楽曲配信リンク: parade 公式YouTubeチャンネル
2021年02月04日綾野剛と舘ひろしが初共演する映画『ヤクザと家族 The Family』(29日公開)の主題歌で、常田大希率いる音楽集団millennium paradeの「FAMILIA」が、22日(0:00)より先行配信され、同時にミュージックビデオが公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定した。「FAMILIA」は、ヤクザという生き方を選んだ男の3つの時代にわたる壮大なヒューマンストーリー『ヤクザと家族 The Family』を包み込むレクイエム。millennium parade初参加となった井口理(King Gnu)の鬼気迫るボーカルが圧巻の1曲だ。ミュージックビデオには、同映画から主演を務める綾野をはじめ、市原隼人、磯村勇斗、菅田俊、康すおん、小宮山莉渚ら豪華キャスト陣が出演。映画の監督・脚本を担当した藤井道人氏が、有光文弥氏(BABEL LABEL)と共に監督を務め、佐々木集氏(millennium parade/PERIMETRON)がクリエイティブディレクターを担当。映画とシンクロしたストーリーを描き切った。常田は「愛すべき仲間達が死力を尽くして紡いだ“家族の物語”を最高の形で締め括るべく、さとる・石若・アヤタケ・新井・せきゆーという長年活動を共にする最高の家族達と共にこの楽曲を完成させることが出来て正直ホッとしております。私、今後FAMILIA以上の曲を書ける自信がありません」と手応えを見せる。綾野は「音楽は目に見えない。映らない。しかしこのMVは、音楽の可視化に成功した、類稀なる作品である。もっと言えば、鎮魂と賛美と“FAMILIA”の実写化である」とコメント。藤井監督は「主演・綾野剛、主題歌・常田大希にMV監督のオファーをいただいて、断る理由はありませんでした」と経緯を明かし、「映画のチームで映画『ヤクザと家族 The Family』の「その後の世界」を描きました。クリエイティブディレクターの佐々木集さんや共同監督の有光監督の助けもあって渾身の一作が出来ました。映画を見る前にも見た後にも楽しめる作品になっていると思います」と出来栄えを振り返った。(C)2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2021年01月20日20世紀初頭のアメリカで実際に起こった冤罪事件を題材に、夫婦愛を主軸にさまざまな人々の思いが交錯する様を描いたブロードウェイ発のミュージカル『パレード』。2017年、石丸幹二主演、森新太郎演出で開幕した日本版初演は、多くの観客の心に深い余韻と問いを刻み込んで話題となった。その究極の人間ドラマが、2021年の幕開けに再登場する。実在した人物レオ・フランク役に再び挑む石丸に、作品への思いを聞いた。日本では馴染みのなかった社会派ミュージカル――3年前の初演では、終演後の客席がとてもミュージカルを観た後とは思えない、深い衝撃に包まれていたことを思い出します。そうですね。森さんの演出があったからこそ、ああいう衝撃が起きたのだと思います。照明が落ちて真っ暗になった時に、お客さんがシーンとしていて……。これはいったい何だと最初は思いましたが、何かがお客さんの心に刺さったんでしょうね、どう反応していいのかわからないほどに。あの時は、私自身が社会派ミュージカルに挑戦したいと思い始めた頃でした。ミュージカルといっても歌って踊って、華やかなものや、文芸作品の舞台化ばかりじゃない。実話をもとにしたシリアスなものも作られているのに、日本にはあまり入って来ていなかった。だからこの作品は、挑戦しがいがあるなと思ったんです。結果、ああいった衝撃を生み出せたことは成功だと思いますし、だからこそ再演も強く望みました。今回もまた、その波動をより多くの方にお届けしたいと思っています。――“レオ・フランク事件”と名を残す、実在したレオという人物を演じるには非常に精神的な重圧があったのではと推察します。まあ、これまでもミュージカルの中で劇的な人生は歩んで来ていますので、ハムレットも然りで(笑)。確かに重いですよね。でも重いだけに、その役を演じる意義はすごく大きいなと思いました。自分の信念を揺るがさずに貫くというのはとても辛いことなんだと学びましたね。レオを演じるにあたって、歴史を色々と調べ、考えました。彼の生い立ちから、なぜこういう事件に巻き込まれたのか……とか。今回の稽古が始まってから気づいたこともあります。やはりなるべくして彼はこうなったのだな……という結論にたどり着きもしたんですけどね。当時のアメリカの、白人の非白人に対する差別意識、とくにその意識が根強い地域だからこそ起こった悲劇なのだなと。そうした問題が描かれている映画や本、ミュージカルに至るまで、片っ端から探して、観たりしていましたね。――そのような探究から、レオをどういう人物として立ち上げようと?すごく人間臭くて、頑固で、揺るがない信念を持っている、そんな人物として演じようとしました。頑なな部分も含めて、武士のような志を持った人という感じでしょうか。ただ、けっして人格者ではないと思うんです。その時代において、自分の置かれている環境を他と比較して、自分の人生を責めたりもしていますからね。とくに劇の冒頭、出社時に雑踏の中を歩きながらつぶやく言葉なんて、「お前、だから皆に睨まれるんだよ!」と思うようなことを言うわけですよ(笑)。でもあれは、彼が本当に心に思っていることなんです。レオはちょっと面倒な人間 「僕に気持ちをのせないでくれ」と思いながら演じた――冤罪事件を題材にしていると知りながらも、観客は、そんなレオの姿を見て惑わされますよね。本当のこと、事件の真実とは何なのだろうか……と。観客は普通、登場人物の誰かに感情移入して舞台を観るじゃないですか。僕に気持ちを乗せないでくれ、乗せるならレオの妻、ルシール(堀内敬子)にと思ってました。それくらい嫌な、ちょっと面倒くさいヤツだなと感じさせる人間でいようとしました。共感を得ないような人として。そうしながらも最終的には皆がレオに思いを寄せて、「彼は間違っていなかったんだ」と思ってもらい、最後の最後にドンと落とす(笑)。おそらく作家のアルフレッド・ウーリーが、そのように考えて書かれたのだと思います。斬新な森演出、“エンドレス稽古”が有名だが・・・――今回の再演について、演出の森新太郎さんはどのようにおっしゃっていますか?森さんって本当にいろんなパターンを試して、どんどん変えていく方なんですけど、やはりこのコロナ禍での稽古、公演なので「今回は時間がないから変えないかも」なんておっしゃっていました。つまり、森さんの稽古場の特徴である“エンドレス稽古”が出来ないと(笑)。だから限られた、短い時間の中で森さんから何を吸収できるか。時間を大事にしたいなと思いましたね。でも実際、本稽古が始まると、制約の中でありながら、どんどん変えていらっしゃってます!――おっしゃったように、森さんの時間をかけた、しぶとい稽古は有名です(笑)。初演の時は驚かれたのでは?面食らいました(笑)。噂には聞いていたんですけどね。森さんは誰よりも早く稽古場にいらして、稽古が終わるまでず〜っと、休みも取らずに……。僕らはご飯を食べたりしていますよ。でも森さんは、夜10時くらいの僕らが帰る時になって、やっとお弁当箱を開けて食べている……、そういう人なんです。エネルギーがあふれている演出家ですね。そこから出てくる指示は本当に的確で、研ぎ澄まされていて。この初演が森さんにとって初めてのミュージカル演出だったんですが、苦手なんて意識は乗り越えてやる! というすごいパワーが彼から感じられたので、僕らも彼のミュージカル初演出に対して、何ら不安はありませんでした。ミュージカルだからこそ世に出た作品――ミュージカルといっても本当に奥深いドラマが描かれているので、ストレートプレイを観るような感覚でもありました。そうですね。でも僕は思ったんですけど、もしこれを音楽抜きでやったら相当に重い作品になる。リンチの描写もありますからね。音楽というオブラートにくるんだことによってここまで表現できた、それもあの短い時間の中でね。ミュージカルだからこそ、世に出た舞台作品なんじゃないかな。確か、この事件が冤罪という判決が出たすぐ後に、ジャック・レモンで映像作品(編集部注:1988年のテレビミニシリーズ『七十年目の審判』)が作られているけれど、映画にはなっていない。胸がかきむしられるようなテーマだけど、ミュージカルだからこそ世界に投げかけることが出来たと、僕は思いましたね。これは余談ですが、アメリカ人の仕事仲間と話をしていて、彼は南部のジョージア州の出身なんですけど、「幹二は『パレード』をやったんでしょう?どう思った?」って聞かれて。「僕はアトランタ出身だから、ブロードウェイでやっている人たちの感覚とは未だに違うんだ」と。未だに違うって何だろう?つまり彼の生まれ育った地域には、冤罪とされた判決を間違いだと思っている人が今もたくさんいるんだと。だからこのミュージカルがアメリカでやっていた時は、ものすごく衝撃だったと。この作品、アトランタでも4ヶ月、公演しているんですよね。「そういう作品なんだよ、幹二」と言われて、僕は「君はどう思っているの?」と聞き返せなかった、怖くて。――その土地によって、観客の受け止め方が真逆だったりするわけですね。そう、違うんですよね。アメリカはそういう国なんだと。それを聞いた時、再演をやる時には、そんなふうに思っている人が世の中にはいることも考えてやらなければ……と思いましたね。他国の話ではあるけれど、100年前と今と、社会の状況は何ら変わっていないということをこの『パレード』で感じ取って、また自分たちの社会にも向き合い、自分自身は何を思うかを皆さんに問いたいなと思います。――差別や保身、集団の持つ力など、作品の根底にある問題は日本人の観客の心にも引っ掻き傷を残したと思います。初演では公演の後半、多くの方が劇場に駆けつけていました。来られていましたね。噂が広がり、自分も体感したいと思われたのか。この作品を観ることによって、自分の中の何かが変わる。そんなミラクルが起こるミュージカルだと思うんですよね。だからこそ、やり続ける意味があるなと思います。堀内敬子との再共演――ルシール役の堀内敬子さんとの、息の合った再共演も楽しみです。劇団四季を離れて17年ぶりに、初めてミュージカルの現場で彼女と一緒にやったのがこの初演だったんですよ。彼女がパワーアップしていたことが嬉しかったし、もともと妖精的な人なので(笑)、だからこそ若い役があんなに自然に出来るんですよね。また今回も磨きをかけてますから、どんなふうにチャーミングにルシールを演じるのか、すごく楽しみです。先日、初めて初演の映像を見たんですよ。それで「堀内さんはこんな表情をしていたんだ!」ってことを知りました。舞台上にいたらわからなかったので、それは再演に向けての収穫のひとつでしたね(笑)。――また、このコロナ禍において、初演とは違う感触を得るような気もします。そうですね、世界ではますます分断が深まっていますから。でも一方で絆も強まっている。そんなコロナ禍にあって、障壁を乗り越えてでも観たいという方が劇場にいらっしゃるだろうと。だからこそ、観て良かったと必ず思っていただけるものを届けねばと思います。許されるなら、いろんな方を誘って観に来てほしいですね。ここに描かれていることは人ごとではない、自分たちの周りでも同じようなことが起こっている……というふうに思いを向けてもらえたら、この作品を日本でやる意味が出てくると思います。取材・文:上野紀子撮影:源賀津己衣装協力=ジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパンTel.03-6274-7070)ヘアメイク中島康平スタイリスト土田拓郎ミュージカル『パレード』作:アルフレッド・ウーリー作詞・作曲:ジェイソン・ロバート・ブラウン演出:ハロルド・プリンス(共同構想及びブロードウェイ版演出) / 森新太郎出演:石丸幹二 / 堀内敬子 / 武田真治 / 坂元健児 / 福井貴一 / 今井清隆 / 石川禅 / 岡本健一安崎求 / 未来優希 / 内藤大希 / 宮川浩 / 秋園美緒 / 飯野めぐみ / 熊谷彩春石井雅登 / 白石拓也 / 渡辺崇人 / 森山大輔 / 水野貴以 / 横岡沙季 / 吉田萌美※東京公演一部キャスト変更あり。詳細は公演公式サイトにてご確認ください【東京公演】2021年1月17日(日)~31日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス※開幕日が変更になりました【大阪公演】2021年2月4日(木)~8日(月)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【愛知公演】2021年2月13日(土)・14日(日)会場:愛知県芸術劇場大ホール【富山公演】2021年2月20(土)・21日(日)会場:オーバードホール
2021年01月17日常田大希の現在と、見据える未来を紐解く総力特集を雑誌『SWICH』2021年2月号で掲載。2021年1月20日(水)より発売される。2017年に音楽シーンに現れ、日本のポップミュージックに大きな衝撃を与えたKing Gnu。そのメンバーのひとりである常田大希は、音楽集団 millennium parade、クリエイティブレーベル ペリメトロン(PERIMETRON)というプロジェクトにおいても活躍し、カルチャーシーンに新たな表現をもたらした。常田大希を総力特集『SWICH』2021年2月号では、そんな常田を総力特集。彼の類まれなる才能に迫り、これまで何を創造してきたのか、そしてこれから何を創造するのかに迫る。常田本人のMRI写真からスタート48ページにわたる総力特集は、常田大希の多種多様な表現の核心に迫るべく、常田本人の脳のMRI写真からスタート。また、時代の先を読む視覚・触覚・味覚・嗅覚という常田の五感、そして第六感をテーマにした撮り下ろしフォトストーリーを掲載する。8,000字のロングインタビュー、「常田大希を生成したモ ノ」も紹介8,000字に及ぶロングインタビューにも注目。常田が考える言葉や音、光と闇、生と死など、25のキーワードから紐解き、自身の表現活動の現在と彼が見据える未来を「King Gnu」「millennium parade」「PERIMETRON」といったプロジェクトごとに語る。さらに、「常田大希を生成したモノ」と題して、活動において重要なモノを楽器・音楽・映画・本な35個のカテゴリーで紹介していく。綾野剛との対談も掲載綾野剛主演の映画『ヤクザと家族 The Family』に主題歌「FAMILIA」を提供したmillennium parade。それに際し、プライベートでの親交を経て、初めて共に表現に向かった今作で2人が伝えたかったことを明らかにする、常田と綾野の特別対談も掲載される。あわせて、King Gnu、millennium parade、PERIMETRONのメンバーなど、常田とともに作品を作り続ける27人のクリエイター陣によるQ&Aとインタビューも紹介し、“常田大希の素顔”に迫る。【詳細】SWITCH Vol.39 No.2(2021年2月号)特集 常田大希 破壊と創造発売日:2021年1月20日(水)発売価格:1,000円+税
2021年01月15日King Gnu(キングヌー)・常田大希が率いるミレニアムパレード(millennium parade)がファーストアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』を2021年2月10日(水)にリリースする。ミレニアム・パレードは、King Gnuの常田大希が主催するクリエイティブ集団。ミレニアル世代を中心としたミュージシャン、映像ディレクター、CGクリエイター、デザイナー、イラストレーターなどをメンバーに抱え、様々な才能を内包する気鋭のチームだ。ミレニアム・パレード初のアルバム作品『THE MILLENNIUM PARADE』今回はそんなミレニアム・パレード初となるアルバム作品『THE MILLENNIUM PARADE』をリリース。フルCGで制作されたミュージックビデオが話題となった「Fly with me」をはじめ、ディオール(DIOR)とリモワ(RIMOWA)のコラボレーションムービーにも使用された「lost and found」ほか、様々なスタイルの楽曲を収録。これまでのミレニアム・パレードの音楽活動を集約した密度の高い一枚となる。パッケージは完全生産限定盤、初回限定盤、通常盤の3種で展開。完全生産限定盤は12インチのスペシャルボックスに、デジパック仕様の初回限定盤、オリジナル小鬼フィギア3体、ミレニアム・パレードの構想盤の楽曲が収録されたカセットテープがセットになった豪華仕様となっている。なお、完全生産限定盤と初回限定盤に付属するブルーレイディスクにはこれまで発表したミュージックビデオに加え、2019年に行われた「millennium parade Live 2019 @新木場STUDIO COAST」の一部ライブ映像を収録。こちらも見逃せないコンテンツとなりそうだ。収録曲「FAMILIA」が先行配信綾野剛主演の映画『ヤクザと家族 The Family』の主題歌に起用される収録曲「FAMILIA」が1月22日(金)より先行配信。注目曲をいち早くチェックしてみて。【詳細】ミレニアムパレード 1stアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』リリース日:2021年2月10日(水)<パッケージ詳細>■完全生産限定盤価格:10,000円+税内容:12インチスペシャルボックス仕様、デジパック仕様初回限定盤(CD+ブルーレイ)、オリジナル小鬼フィギア3体、構想盤(カセットテープ)■初回限定盤価格:4,500円+税内容:CD+DVD■通常盤価格:3,000円+税内容:CDのみ<収録内容>■CD(各種パッケージ共通)01. Hyakki Yagyō02. Fly with me (Netflix Original『攻殻機動隊 SAC_2045』主題歌)03. Bon Dance04. Trepanation05. Deadbody06. Plankton07. lost and found (『DIOR and RIMOWA』コレクションムービーテーマ音楽)08. matsuri no ato09. 2992 (NHKスペシャル『2030 未来への分岐点』テーマ音楽)10. TOKYO CHAOTIC!!!11. Philip (『adidas CASUAL Collection 2020 Fall/Winter』)12. Fireworks and Flying Sparks13. The Coffin14. FAMILIA (綾野剛主演映画『ヤクザと家族 The Family』主題歌)■ブルーレイ「millennium parade Live 2019@新木場Studio Coast」から4曲(「Fly with me」「Slumberland」「Plankton」「lost and found」)&ミュージックビデオを収録。
2020年11月28日マイキータ(MYKITA)から、常田大希(King Gnu/millennium parade)とのコラボレーションによる限定サングラスコレクション「MYKITA for Daiki Tsuneta」が登場。2020年11月20日(金)よりマイキータ ショップ 東京とマイキータ ショップ 大阪にて発売される。マイキータ×常田大希の限定サングラスコレクションいくつもの異なるジャンルからインスピレーションを得て、時に実験的な幅広い分野にわたるアプローチのクリエーションを実践しているマイキータと常田大希。常田がかねてよりよりマイキータのアイウェアを愛用していたことから実現した今回のコラボレーションでは、ブランドの代名詞である極薄ステンレススチールを駆使した「KAYO」と「LENNARD」をベースにした2種類のシルエットで展開される。「KAYO」まず「KAYO」は、光沢のあるグラファイトカラーのフレームにソフトグレーのレンズを合わせたモデルと、マットなシルバーのフレームに透き通るようなブルーのレンズを合わせたモデルの2種類がラインナップ。曲線と直線の絶妙なバランスが生み出すラウンドシェイプの美しさを、常田ならではの感性でより際立たせている。「LENNARD」一方の「LENNARD」は、逆台形的な独特のフレームシルエットを持つモデル。こちらはシャンパンゴールドのフレームにグリーンのレンズを合わせたモデルと、シックなブラックのフレームにソリッドグレーのレンズを合わせたモデルの2種類で展開。特に前者は、特徴的なフレームシルエットを引き立てるシャンパンゴールドの輝きが存在感を放つ、今回のコレクションの中でも特に注目したい一本となっている。なお、日本の店舗購入者限定の特典として、「MYKITA for Daiki Tsuneta」オリジナルのA1サイズポスターとブックレットも用意されている。マイキータの国内2店舗目となるマイキータ ショップ 大阪なお、先行取り扱い店舗のひとつであるマイキータ ショップ 大阪は、発売日同日より開業を迎える「心斎橋パルコ」にオープンする新店舗。国内2店舗目となる同店では、マイキータのアイウェアを多彩に展開ほか、検眼室を設け、Zeiss社製最新鋭測定機器を使用した世界レベルのオプティカルサービスを提供する。商品情報「MYKITA for Daiki Tsuneta」※各カラー135本限定。発売日:・2020年11月20日(金) マイキータ ショップ 東京、マイキータ ショップ 大阪で先行発売・2020年12月1日(火) 一部取り扱い店舗で発売価格:各種 54,000円+税取扱店舗:マイキータ ショップ 東京、マイキータ ショップ 大阪、ポーカーフェイス 札幌店、コンティニュエ、アイシンク ヒロブ、OBJ 大阪、蒲池眼鏡舗 福岡店店舗購入者特典:A1サイズ スペシャルリミテッドエディションポスター 、ブックレット ※日本限定。
2020年11月22日松村武率いる劇団カムカムミニキーナの、下北沢ザ・スズナリ初お目見えとなる最新作『燦燦七銃士 ~幕末エクスプレス1867~』が10月31日(土)に開幕する。劇団旗揚げ30周年記念公演第1弾となった前回公演『猿女のリレー』が行われたのは7月。演劇そのものの存亡に関わる非常事態の中、稽古段階から徹底的に感染予防策を遵守し、是が非でも自分たちは「演劇」の路を突き進むのだという、強い決意に満ち溢れた舞台で観客を圧倒した。カーテンコール、「この状況で劇場を訪れてくださった皆さんも同志だ」と語る松村の言葉が印象的だった。そんな彼らがおくる、旗揚げ30周年記念公演第2弾。意外にも、小劇場の殿堂・下北沢ザ・スズナリには今回が初進出となる。歴史上の出来事や伝説を下敷きにした作品群に定評のある彼らが、今回選んだ題材は『ダルタニヤン物語』。小説『モンテクリスト伯爵』などで有名なフランスの小説家アレクサンドル・デュマの代表作のひとつだ。この物語を、幕末日本を舞台に、壮大な大河ドラマとして翻案する。黒船来航で鎖国日本が激震し、京の都では連日連夜の血の嵐。ついに世替わりを果たした日本だったが、その一方で祖国を遠く離れ、パリで開かれた万博に初参加した者たちがいた。中でも目玉は、当時のフランスでのベストセラー『三銃士』を和風に表現しようという、名も知れぬ幕末浪人たちによる「お芝居」の上演なのだった——。毎回そのバラエティ豊かさが期待されるゲスト俳優陣。今回はミュージカル『レ・ミゼラブル』等でも活躍を見せる内藤大希が参戦するほか、スタンダップコメディアンでもある俳優・清水宏、さらに池田有希子、今奈良孝行、谷知恵を迎え、八嶋智人ら劇団メンバーも血気盛んに顔を揃える。公演は11月9日(月)までザ・スズナリにて。日程後半の6ステージ限定で、オンライン配信が行われる。大阪・長野公演あり。文:小川志津子カムカムミニキーナ第70回公演『燦燦七銃士 ~幕末エクスプレス1867~』作・演出:松村武出演:内藤大希 / 清水宏 / 池田有希子 / 今奈良孝行 / 谷知恵 / 八嶋智人 / 亀岡孝洋 / 長谷部洋子 / 田原靖子 / 未来 / 渡邊礼 / 元尾裕介 / 福久聡吾 / 柳瀬芽美 / 梶野春菜 / スガ・オロペサ・チヅル / 松村武【東京公演】2020年10月31日(土)~2020年11月9日(月)会場:ザ・スズナリ【大阪公演】2020年11月14日(土)~2020年11月15日(日)会場:近鉄アート館【長野公演】2020年11月18日(水)会場:まつもと市民芸術館 小ホール【オンライン配信】対象公演:2020年11月3日(火・祝)12:30・17:002020年11月7日(土)13:00・18:002020年11月8日(日)12:30・17:00詳細→ カムカムミニキーナ公式YouTubeチャンネル→ では制作過程を公開中!
2020年10月31日