吉沢亮が主演した「PICU 小児集中治療室」の最終回が12月19日放送。圭吾くんに“生まれ変わっても医者になりたい”と語る武四郎にSNSでは「生まれ変わっても医者になりたいって思えるようになって良かった」などの声が寄せられている。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)をテーマにした本作。PICUで働く小児科医の志子田武四郎に吉沢亮。ドクタージェット常駐と引き換えに退職を受け入れた植野元に安田顕。医療訴訟を抱えていた救急救命医・綿貫りさに木村文乃。一度は自ら死を選ぼうとした矢野悠太に高杉真宙。東京のPICUから北海道にやってきた羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみで彼と同じく丘珠病院で小児外科医をしている河本舞に菅野莉央。武四郎の幼なじみで妊娠中の涌井桃子に生田絵梨花。PICUに協力する救命救急医の東上宗介に中尾明慶。丘珠病院小児外科科長の浮田彰に正名僕蔵。麻酔科医の今成良平に甲本雅裕。PICU設置とドクタージェット常駐に注力する北海道知事の鮫島立希に菊地凛子。植野を快く思ってない札幌共立大学病院・救急科科長の渡辺純に野間口徹。前回ガンで亡くなった武四郎の母・志子田南に大竹しのぶといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小松圭吾(柊木陽太)くんの手術が始まる直前に北海道で大きな地震が発生、植野のもとへ道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれたという。植野はこの緊急事態に対応するべく体制を整えようとする…というのが最終回のストーリー。多くの児童が負傷するなか、必死に奮闘する武四郎、悠太、舞と、自宅にいる桃子がTV電話でお互いの姿を見ながら食事する…「みんな黙ってもぐもぐタイム…かっこよ…」「何も言わないけど、ただ黙って食べて繋がってる4人いいな」「短時間で4人の関係性描いてたあのシーンが好きよ」「みんな食べてる、生きてる、良いな今のシーン」など、このシーンに多くの反応が集まる。さらに天候が悪化し、ドクターヘリが使えなくなる可能性が高まるなか、武四郎は植野にドクタージェットを要請。鮫島も求めに応じドクタージェットのスケジュールを確保する。が、結局死亡者が1名出てしまう。今回の件で渡辺は自分たちも独自のPICUを持つことを決め、植野は丘珠病院に残り、ドクタージェットの常駐も実現する…という展開に。その後、補助人工心臓の埋め込み手術を終えた圭吾くんに「生まれ変わったらどんな仕事したい?」と聞かれた武四郎は「やっぱり医者かな?割といい仕事なのよ」と答える。この武四郎の言葉に「とりあえず医者に…だったしこちゃんが最後に生まれ変わっても医者って言ってる」「生まれ変わっても医者で有りたい そんな事を言えるようになったのね… しこちゃん、カッコいいぞ」「生まれ変わっても医者になりたいって思えるようになって良かった」といったコメントも、SNSに数多く寄せられている。(笠緒)
2022年12月20日吉沢亮主演の月9「PICU 小児集中治療室」第10話が12月12日オンエア。陣痛で苦しみながらも武四郎の胸倉を掴み叫ぶ桃子の様子に、視聴者からは「桃ちゃん面白すぎるぞ」「生田絵梨花大暴れの回、である」などの声が上がっている。“子どものためのICU”=PICU(Pediatric Intensive Care Unit)。その広さゆえ“大規模なPICUの運営は極めて困難”と言われる北海道にどんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして患者を1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するため奔走する医師たちの姿を描くメディカルヒューマンドラマとなる本作。キャストは母・南が亡くなり、藤原優里(稲垣来泉)から「嘘つき」と厳しい言葉を浴びせられてしまった小児科医・志子田武四郎に吉沢亮。ドクタージェットを常駐させる条件として退職を迫られている植野元に安田顕。丘珠病院のPICUで働く救急救命医の綿貫りさに木村文乃。東京のPICUから家族を引き連れ北海道に来た看護師・羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみで網走で働いていた矢野悠太には高杉真宙。武四郎の幼なじみで丘珠病院の小児外科医である河本舞には菅野莉央。丘珠病院の救命救急医である東上宗介に中尾明慶。同じく丘珠病院の麻酔科医・今成良平に甲本雅裕。武四郎の母・南の同僚で身重の涌井桃子に生田絵梨花。PICU設立のため植野を北海道に呼んだ知事・鮫島立希に菊地凛子。前回亡くなった武四郎の母・南に大竹しのぶといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。武四郎は植野のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。それを知った悠太、桃子、舞らは武四郎の家を訪ねるが、武四郎は「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。その後、自宅にこもっていた武四郎のもとに電話が入る。相手は稚内市にある山田医院の院長・山田透(イッセー尾形)で、内容は患者にインフルエンザ脳症の疑いがあるというものだった。気になった武四郎は1人、車を走らせ山田のもとに向かう…というのが10話の物語。その後、武四郎は丘珠病院に戻り破水した桃子と再会するのだが…激痛に苦しみながら人格が変わったように夫にものを投げつけ、武四郎を見つけると「いつまでウジウジウジウジしてんだ!」と胸倉を掴み、「医者辞めようとか思ってんじゃないでしょうね!南ちゃんが許さないからね!」と武四郎を怒鳴りつける…。このシーンに視聴者からは「桃ちゃん面白すぎるぞw」「陣痛シーン予想外すぎて面白すぎた」「桃ちゃんwwww人が変わってしまっwwww」「生田絵梨花大暴れの回、である」などの声が。そして小松圭吾(柊木陽太)くんの補助人工心臓移植手術が始まろうというその時、大地震が北海道を襲う。圭吾くんの手術は延期になるのだが、このラストにも「え、え、地震??ここで...圭吾くん!」「そんなタイミングで地震とかほんとやめてよー」「なんでこんなにも良くないことがおこるの、、、やっと圭吾くん手術できるのに」といった数多くの感想が寄せられている。【最終回あらすじ】北海道で大きな地震が発生、徐々に各地の被害状況が明らかになってくる。武四郎は地震の影響で手術が中止・延期になった小松圭吾くんのことが心配でならない。そんななか植野のもとに道東総合病院のERから連絡が入る。地震でトンネルが崩壊しスキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれたというのだ…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月12日吉沢亮が主演する「PICU 小児集中治療室」第8話が11月28日オンエア。吉沢さん演じる武四郎の医師としての成長にネット上では「偉いぞ… よく我慢した…」「泣き虫なのに。良く耐え抜いた」「逞しく成長しましたね」などの声が上がっている。広大な面積の北海道に“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)を設立、患者を1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するため奔走する医師たちの姿を描いていくメディカルヒューマンドラマとなる本作。母からガンを患っていることを明かされた小児科医の志子田武四郎を吉沢亮が演じ、息子にガンを隠し切れないほど病状が進行している母・志子田南に大竹しのぶ。アメリカでPICU医の資格を取得し日本各地でPICUを整備してきた植野元に安田顕。PICUに勤務する救急救命医・綿貫りさに木村文乃。東京のPICUからやってきた看護師の羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみの医師・矢野悠太に高杉真宙。同じく武四郎の幼なじみの小児外科医・河本舞には菅野莉央。PICU設立を進めてきた北海道知事・鮫島立希に菊地凛子。丘珠病院の救命救急医・東上宗介に中尾明慶。同じく麻酔科医の今成良平に甲本雅裕。武四郎の母・南の同僚・涌井桃子に生田絵梨花といった俳優陣も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。武四郎ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)くんの処置にあたる。圭吾くんに一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だと考える武四郎だが、感染症が治らなければそもそも手術も難しい状態だった。しかし様々な検査をしても圭吾くんの感染症の原因は掴めない。意識が回復した圭吾くんは自分が死んだ場合、臓器を提供したいと言う。武四郎は家族に圭吾くんが亡くなる可能性も説明。すると母親は「函館に帰してやりたい」と話す。函館の病院に移ることになった圭吾くんは武四郎に「俺、死ぬんでしょ、だから函館に帰るんでしょ?」と問いかける。本当のこと教えてと話す圭吾くんに武四郎は、感染症の治療が終われば補助人工心臓の手術ができて移植に向けて進められる。その治療は難しくないから函館の病院で大丈夫、と説明する。涙を浮かべながらその説明を聞く圭吾くん。植野は“嘘をついた”武四郎を正しかったと言い、頼もしくなったと武四郎の成長を褒める…。「最初「本当のこと言って」って言われて言っちゃったのにしこちゃん成長してる」「しこちゃん偉いぞ… よく我慢した…」「しこちゃん先生…あの時とは違うね…」「しこちゃん泣き虫なのに。良く耐え抜いた。凄い」「本当に医者として逞しく成長しましたね」など、武四郎の成長ぶりに感動の声が上がる。植野の“やれることをすべてやり、ちゃんとあきらめがつけば、看取る覚悟ができる”という言葉から、武四郎は南に、自分が母と離れる覚悟ができるだけの時間をください、と土下座。東京の病院に行って欲しいと頼み込む…。このラストシーンにも「武四郎が真っ直ぐにお願いしてやっと母に想いが届いたシーンに涙が止まらなかった」「しこちゃんの想いが南ちゃんに伝わってよかったね」といった反応が送られている。【第9話あらすじ】武四郎は膵臓ガンの治療を拒否している南から、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。武四郎と南は植野から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとへ向かい、南はそこでいくつかの検査を受ける。そして武四郎は原口医師から検査の結果を聞かされる……。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月29日吉沢亮主演「PICU 小児集中治療室」の6話が11月14日オンエア。母・南の体調を心配する武四郎に「武四郎が頼もしかった」「母ちゃんのこと、ほんとによく見てるんだな」などといった反応多数、SNSには大竹しのぶ演じる南の今後を心配する声も上がっている。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)をテーマにした本作。幼い頃に父を亡くし、女手一つで育ててくれた母・南と二人暮らしをしている小児科医の志子田武四郎を吉沢亮が演じ、アメリカでPICU医の資格を取得、帰国後は日本各地でPICUを整備してきた植野元に安田顕。自分の子どもを巡る医療訴訟を抱える救急救命医・綿貫りさに木村文乃。網走で救命医になるも自ら命を絶とうとしてしまった武四郎の幼なじみで親友・矢野悠太に高杉真宙。武四郎の幼なじみの小児外科医・河本舞には菅野莉央。東京のPICUからやってきた看護師・羽生仁子に高梨臨。武四郎の母・南の同僚のバスガイド・涌井桃子に生田絵梨花。救命救急医の東上宗介に中尾明慶。麻酔科医・今成良平には甲本雅裕。北海道知事・鮫島立希に菊地凛子。息子の武四郎に病気を隠している母・志子田南に大竹しのぶといった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ずっと意識がない状態が続いていた小松圭吾(柊木陽太)くんが目を覚ます。武四郎は圭吾くんの今後の治療方針を検討する。拡張型心筋症で、心不全の憎悪を何度も経験している圭吾くんには心臓移植が必要だったが、圭吾くんは心臓移植を希望しておらず、移植待機の登録もしていなかった。武四郎らにも反抗的な態度で「死んだ方が楽」と治療に後ろ向きな姿勢の圭吾。武四郎は圭吾の心を開こうとするが…というのが今回のストーリー。「圭吾くんの本心が知りたいんだよ」と語りかけ、心臓移植をすれば治る可能性があると説得する武四郎に、圭吾くんは「子どもが死ぬのを待つのが嫌だ」と本心を明かす…。「違う誰かが死ぬのを待つのは嫌だと言う圭吾くん優しい子だよ…」「誰かの命を譲り受けるのは誰かの不幸を願うようだと思う圭吾くんは優しい」「圭吾くん小学生だけどちゃんと自分の気持ち持ってるんだな」など、圭吾くんの優しさに感動の声が上がる。武四郎は南にバスガイドを依頼、圭吾をバスツアーに連れていくことに。しかし当日、南は現れず、代わりに桃子がバスガイドを務める。バスツアーで同級生たちと再会した圭吾くんは移植を受ける決意をするが、一方、武四郎は母・南の体調が悪化していることにも気づいていた。帰宅した武四郎は南になぜバスツアーに来なかったのかと問いかける。「言ったでしょ」と答えをはぐらかす南に武四郎は「母ちゃんから聞いてないよ」と返し、まっすぐな瞳で南のことを見つめる…。「母ちゃんの異変に気づいて息子として医者としてちゃんと正面から向き合おうとする武四郎が頼もしかった」「母ちゃんのこと、ほんとによく見てるんだなって思ったよ」などといった反応とともに「ずっと隠してた南ちゃん、どんな告白をするのか…」「南ちゃんここまできたらどうにか元気になってほしい」「南ちゃんには長生きしてほしいようあのテンポの良いやりとりをずっと見ていたい」など、南の今後を心配する声もSNSに数多く投稿されている。【第7話あらすじ】体調を心配する武四郎に、南はすい炎と診断されて薬を処方されただけだと答える。説明が面倒だから話さなかったという南の言葉に武四郎はホッとする。武四郎は丘珠病院に泊まるつもりで荷物をまとめて出勤。圭吾くんのわずかな変化も見逃さないよう、寝る間も惜しんで見守る。そんな折、植野のもとへ、北海道知事の鮫島から連絡が入って…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月15日吉沢亮主演「PICU 小児集中治療室」第5話が11月7日放送。救急搬送されてきた悠太からの手紙に激しく憤る武四郎だが、意識を取り戻した悠太に謝罪する…武四郎と悠太のやり取りに視聴者から感動の声が送られている。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)をテーマに、“大規模なPICUの運営は極めて困難”と言われる北海道を舞台に、PICU作りと医療用ジェット機運用の実現に向け奔走する医師たちの姿を描く本作。幼い頃に父を亡くし、今は母・南(みなみ)と二人暮らしの小児科医・志子田武四郎役で吉沢さんが主演を務め、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた植野元に安田顕。訴訟を抱えている綿貫りさに木村文乃。植野に誘われ北海道に来た羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみで親友の矢野悠太に高杉真宙。武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働いている河本舞に菅野莉央。武四郎が子どもの頃から想っていた涌井桃子に生田絵梨花。PICUに協力する救命救急医の東上宗介に中尾明慶。PICUを立ち上げた北海道知事・鮫島立希に菊地凛子。PICUに力を貸す麻酔科医・今成良平には甲本雅裕。武四郎の母・志子田南に大竹しのぶと言った顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。丘珠病院に悠太が救急搬送され、武四郎は激しいショックを受ける。そんななか、武四郎のもとに悠太からの荷物が届く。ダンボールの中には悠太が借りた服とともに手紙が入っていて、そこには「俺が死んだ後に、お前にお願いしたいことがあるんだ」と、悠太が自ら死を選んだと取れる内容が記されていた。手紙を読んだ武四郎は手紙をくしゃくしゃにして投げ捨て「ほんとに見損なった!あいつ自殺しようとしてた…」と激しく憤り、生きようと頑張ってる子どもたちがいるのに自殺しようとした悠太は「最低だよ」と怒りに震える…というのが5話のストーリー。この武四郎の発言にSNSでは「しこちゃん、それは言っちゃダメな言葉だぞ…」「他の人の生命の状況がどうであれ、死を選ぶほど辛い事、どうしようもない事ってあるよ」などのコメントが相次ぐ。そんな武四郎を南は「悠太の命は悠太のものだから、私たちのものじゃないから、見損なうんじゃなくて悠太のこれからを一緒に考えてあげな」と叱咤激励、その後、意識が回復した悠太に武四郎は、悠太の苦悩に気付けなかったことを謝罪する…。このシーンにも、武四郎が「正義や正論みたいなことで責めず、どんなに大切に思っているか、そして悲しかったかを伝えられて良かった」「しこちゃんと悠太の病室シーン、涙で画面がしっかりと見れなかったよ…」といった声や「2人が本音を打ち明けるシーンがとても響いた」「しこちゃん先生と悠太が話すシーンは本当の友達が話している様で演技もとても良かった」といった感想が送られている。【第6話あらすじ】意識がない状態が続いていた小松圭吾(柊木陽太)くんが目を覚ます。植野からカンファレンスを仕切るよう指示された武四郎は今成や浮田彰(正名僕蔵)、東上らとともに圭吾くんの今後の治療方針を検討する。圭吾くんには心臓移植が必要だったが、圭吾くんは心臓移植を希望しておらず、移植待機の登録もしていなかった…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月08日この秋の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」第4話が10月31日オンエア。綿貫の裁判を傍聴した後、武四郎は怒りを露わにする…その姿にSNS上には「しこちゃん先生の言葉に涙が止まらない」「失礼なことは失礼って言えるのは大切なこと」などの声が送られている。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)をテーマに、その広さゆえ“大規模なPICUの運営は極めて困難”と言われる北海道で、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、PICU作りと医療用ジェット機運用の実現に向け奔走する姿を描いていくメディカルヒューマンドラマである本作。幼い頃に父を亡くし、女手一つで育ててくれた母・南と二人暮らしの小児科医・志子田武四郎を吉沢亮が演じるほか、アメリカでPICU医の資格を取得し帰国後、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた植野元には安田顕。植野とは長い付き合いの看護師・羽生仁子には高梨臨。訴訟問題を抱えている救急救命医の綿貫りさには木村文乃。武四郎の幼馴染みで親友でもあり網走で救命医になった矢野悠太には高杉真宙。今は同じ病院の小児外科医として働く河本舞には菅野莉央。バスガイドの涌井桃子に生田絵梨花。PICUに力を貸す救命救急医の東上宗介には中尾明慶。PICUを立ち上げた北海道知事の鮫島立希には菊地凛子。PICUを応援する麻酔科医の今成良平には甲本雅裕。武四郎の母・志子田南に大竹しのぶと言った面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はRSウィルスに感染し重症化した生後7日の赤ちゃんがPICUに運び込まれてくる。この赤ちゃんは乳児院の子で、母親は20歳の大学生だったが両親からの反対を受け、生まれてすぐに乳児院へ預けられたという。武四郎は綿貫と組んで赤ちゃんを担当することになり、母親に連絡を取り続けるのだが、母親の父から「訴える」と言われてしまう。そんななか突然綿貫が赤ちゃんの担当医を外れることに。武四郎は綿貫が無責任だと憤るが…というストーリー。そんな武四郎を植野は裁判所に連れていき、綿貫の裁判を傍聴させる。綿貫は妊娠中に激しい腹痛を訴え、入院したいと訴えたが担当医から「胎児に異常はない」と帰宅させられ、その後大量出血。開腹手術を受けたものの胎児は死亡。綿貫自身も子宮を失ったという。真実を知りたいと声を上げた綿貫に対し、病院側の人間がすれ違いざま「金目当てだろ」と言い捨てる。それを聞いた武四郎は我慢できずに「親が自分の子どもの命に値段つける…そんな発想になるのあなたぐらいですよ」と怒りをぶつける…。そんな武四郎に「しこちゃん先生の言葉に涙が止まらないよ。きっと綿貫先生が言いたくて言いたくてたまらないことだったよ」「褒められないのは分かってるけど、いいと思う。ちゃんと失礼なことは失礼って言えるのは大切なこと」など、共感する声が送られる。物語はその後急展開。ラストでは悠太が武四郎たちの病院に搬送されてくる…衝撃のラストシーンに視聴者からの「何があったんだよ悠太」「悠太ー!!!!どうした!」「悠太ぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!」といった動揺の声が続々とタイムラインに投稿されている。【第5話あらすじ】武四郎が勤務する丘珠病院に悠太が救急搬送されてくる。武四郎は突然のことに激しいショックを受けながら、PICUの仕事に取り組もうとする。そんな折、新たに10歳の立花日菜(小吹奈合緒)ちゃんと、12歳の小松圭吾(柊木陽太)くんをPICUで受け入れることに。日菜ちゃんは急性リンパ性白血病で7歳のころから丘珠病院の小児科を受診しており、武四郎も研修医のころからよく知っている女の子だった…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月31日吉沢亮主演「PICU 小児集中治療室」の第3話が10月24日放送。右肺摘出か温存か…子どもの未来を守るためPICUのスタッフ集めに奔走する武四郎の努力とその結果に「気持ちが伝わったね!」「「みんな思いは一緒だもんね」など感動の声が寄せられている。高度かつ集中した治療が必要とされる、およそ15歳以下の子どもを対象にした“子どものためのICU”であるPICU(=Pediatric Intensive Care Unit)をテーマにした本作。幼い頃に父を亡くし母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなし、女手一つで育ててくれた母・南(みなみ)と二人暮らしをしている小児科医・志子田武四郎を吉沢さんが演じるほか、アメリカでPICU医の資格を取得、帰国後は日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニアである植野元に安田顕。PICUにやってくる救急救命医の綿貫りさに木村文乃。家族総出で北海道へ移住してきた羽生仁子に高梨臨。網走で救命医として働いている武四郎の幼なじみで親友の矢野悠太に高杉真宙。武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働いている幼なじみ・河本舞に菅野莉央。武四郎が子どもの頃から想っていたが、その事には気づいていない涌井桃子に生田絵梨花。救命救急医の東上宗介に中尾明慶。麻酔科医の今成良平に甲本雅裕。武四郎の母・志子田南に大竹しのぶといった俳優陣も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。武四郎に悠太から電話が来る。その際、悠太の様子がどこかおかしいことに気づいた武四郎は心配して彼の元を訪ねるが、そこに7歳の少年・杉本淳之介(松野晃士)がトラックにはねられて緊急搬送されてくる。淳之介は大腿骨骨折のほか、第4肋骨と第5肋骨が折れ、肺を損傷している可能性もあるほどの重症。悠太は淳之介を設備の整った大きな病院へ搬送しようと決断するが、濃霧がひどくヘリコプターを飛ばせないとの知らせが入る。武四郎は植野にドクタージェットの出動を要請する。PICUに収容される淳之介。植野たちは右肺を全摘出するを決断するが、武四郎は温存の可能性を探るため、植野に時間をもらい十分な術後管理ができる人員の確保に奔走する…というのが3話の展開。皮膚科や整形外科にも頭を下げ、PICUのスタッフを集める武四郎の想いが届き、PICUを正式に運用できる人員が集まる。PICUに集まったスタッフたちの姿を見て目を潤ませる武四郎と植野…。視聴者からは「え!!!!!!みんなきてくれたの?!?!?!」「しこちゃん先生の気持ちが伝わったね!」「みんな思いは一緒だもんね。泣いた」などの声が上がるとともに、「しこちゃんが必死に頑張ってるの見るだけで泣いちゃう」「植野先生の目が赤く染まる度私の涙腺も決壊する」といった投稿も。また前回PICUで治療を受けた理玖(中村羽叶)が、人工呼吸器をつけた淳之介に語りかけるシーンには「子役の演技が子役の域を超えてないか…?」「めちゃくちゃ上手い子役ちゃん達が次々登場してびっくりするわ」「子役の男の子の滑舌と演技力すごくない?」といった感想も多数SNSに寄せられている。【第4話あらすじ】PICUにRSウィルスに感染し重症化した生後7日の赤ちゃんが運び込まれる。この赤ちゃんは乳児院の子で、母親は20歳の大学生だったが両親からの反対を受け、生まれてすぐに乳児院へ預けられたため、出生届も出されておらず名前すらなかった。植野は綿貫に武四郎と組んで赤ちゃんを担当するよう指示するが、「自分一人で十分です」と答える綿貫を、後輩の育成も仕事のうちと植野はなだめ…。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月24日吉沢亮主演「PICU 小児集中治療室」の2話が10月17日オンエア。苦悩しながら患者に向きあう武四郎の姿に視聴者からは「真摯に人の命に向き合う姿がベタだけどかっこいい」「一歩ずつ少しずつ前に進んでる」などの声が寄せられている。“子どものためのICU”=PICU(Pediatric Intensive Care Unit)。本作はその広さゆえに“大規模なPICUの運営は極めて困難”と言われる北海道を舞台に、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして患者を1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するため奔走する姿を描いていくメディカルヒューマンドラマ。北海道で生まれ育った27歳の小児科医で、幼い頃に父を亡くし、女手一つで育ててくれた母・南と二人暮らしの志子田武四郎役で吉沢さんが主演を務める。共演にはアメリカでPICU医の資格を取得、帰国後は日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア・植野元に安田顕。植野に誘われPICUにやってきた救急救命医で、未熟な武四郎のことを医師として認めていない綿貫りさに木村文乃。武四郎の幼なじみで親友でもあり医大卒業後、網走で救命医として孤軍奮闘中の矢野悠太に高杉真宙。植野とは長い付き合いの看護師・羽生仁子に高梨臨。武四郎の幼なじみで小児外科医として働く河本舞に菅野莉央。バスガイドとして働いている武四郎の幼なじみ・涌井桃子に生田絵梨花。優秀で冷静沈着な救命救急医の東上宗介に中尾明慶。北海道にPICUを設立した知事の鮫島立希に菊地凛子。PICUの応援に入る経験豊富なベテラン麻酔科医・今成良平に甲本雅裕。女手一つで武四郎を育ててきた母の志子田南に大竹しのぶと言った面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。丘珠病院に火傷を負った姉弟が救急搬送されてくる。6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を負っていて、植野は東上や今成らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎は母・京子(紺野まひる)と姉の莉子についているよう指示する。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、声がちゃんと出ず、口の中を見た武四郎は表情を変える。莉子は気道熱傷を負っていた。合唱をやっていた莉子だが、声を出せるようになっても歌うことはもうできない状況に。植野は京子から莉子にその事を隠すよう頼まれ了解する。しかし武四郎は、本当のことを教えて欲しいという莉子の頼みを聞いて真実を話し、その後、莉子は自分の気管につけられたチューブを抜いてしまう。植野は武四郎の行った行動に対し厳しい言葉を伝える…というのが2話の展開。今週も悩み苦しむ武四郎の姿に「患者さんの心に寄り添いたいからこそ、悩みもがく志子田先生の姿を見て、今週も涙ぽろぽろほろほろな私でした」「失敗を重ねてしまうんだけど、それでもめげずにまた立ち上がって真摯に人の命に向き合う姿がベタだけどかっこいい」「ぶつかる壁が命に関わるから一回一回が重いけど 一歩ずつ少しずつ前に進んでる」などの反応が寄せられる。一方、武四郎に「痩せた」と言うも嘘だと否定され、「本当に痩せたんだけどな…」とつぶやく南。このシーンに「壮大なフラグにしかみえない…絶対何かあるじゃん」「ほんとに痩せたんだけどな」が嫌な伏線じゃありませんように」「お母さん「本当に痩せた」が、引っ掛かる…」などの声も上がっている。【第3話あらすじ】武四郎のもとに悠太から電話が。悠太の様子がおかしいことに気づいた武四郎は心配するが、悠太は「なんでもない」と電話を切る。そんな悠太のもとに7歳の少年・杉本淳之介(松野晃士)がトラックにはねられ緊急搬送されてきた。悠太は淳之介を大きな病院へ搬送しようと決断するが、濃霧がひどくヘリが飛ばせない。救急車で釧路に向かうよう指示するも3時間はかかるといわれてしまい……。「PICU 小児集中治療室」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月18日2021年の大河ドラマ「青天を衝け」のロケが10月22日に神奈川県相模原市の相模川にて行われ、物語序盤の山場となる、主演・吉沢亮演じる渋沢栄一と徳川慶喜(草なぎ剛)が初対面するシーンを撮影した。街道を馬に乗って走る慶喜と、その家臣・平岡円四郎(堤真一)一行を、栄一と渋沢喜作(高良健吾)が懸命に追いかけ、栄一が仕官の意志や思いを慶喜に伝えるというシーン。血洗島村の百姓として育った栄一と、将軍候補の期待を背負う慶喜という、全く異なる世界観が交わる出会いの瞬間だ。吉沢さんと草なぎさんは、本シーンがまさしく初共演となり、緊張感と高揚感が混じり合う撮影現場となっていたという。本シーン撮影前までは「みんなでわちゃわちゃしているシーンばかり」だったという吉沢さんだが、「今日の草なぎさんや堤さんのように“カチッとした”方々が現場にいることが新鮮でした。ことばのやり取りも今までのテンションとは全く違う雰囲気があり、緊張感があって楽しかったです」とコメント。栄一の従兄・喜作役の高良さんは「今日の撮影では1日中走っていました(笑)。今後の撮影ではまた10代を演じますが、今日のシーンではそこから成長した喜作なので、どのように差をつけたらいいか考えながら演じました」と撮影をふり返り、「喜作は“何かのために”という思いを強く持ったキャラクターで、『こういう風に思ったり考えたりするんだな』と自分でも発見する事があるので、放送ではそこも楽しんでいただけたら幸いです」と呼びかける。草なぎさんは「今日の撮影は栄一(吉沢さん)・喜作(高良さん)と出会い、抱えていた強い思いをぶつけられるシーンでしたが、お二人のエネルギーがビシバシと伝わってくる、とてもいいシーンでした」と語り、堤さんも「やはりロケは新鮮ですね!円四郎は栄一・喜作と慶喜をつなぐ役でもあるので、その出会いが描かれるこのシーンは特に演じていて楽しかったです。すてきなドラマをお届けする事ができると思います!」と自信を見せている。大河ドラマ「青天を衝け」は2021年2月14日(日)放送開始。(cinemacafe.net)
2020年11月12日タレントで俳優の岸部四郎さんが亡くなっていたと9月15日に発表された。71歳だった。各メディアによると、死因は拡張型心筋症による急性心不全だという。岸部さんは沢田研二(72)がボーカルを務めるバンド「ザ・タイガース」にギタリストとして参加。78年のドラマ「西遊記」(日本テレビ系)での沙悟浄役など俳優としても活躍し、84年からは朝のワイドショー「ルックルックこんにちは」(同局系)の司会になった。しかし活躍が続くなか、一転する。「『ルックルック』に出演していたころの岸部さんは日本で一番高い家賃として話題になった高層マンションに住み、愛車はベンツ。年収2億円ともいわれていました。しかし、98年に借金が膨らんで自己破産。負債額は4億2000万。一時は電気やガス、水道も止められたそうです」(スポーツ紙記者)13年も続いた「ルックルック」を降板し、所属事務所も解雇された岸部さん。のちに仕事面では挽回し始めたが、その矢先の03年に脳溢血に。そして後遺症の残る身体となった。そんな岸部さんのことを支えたのは、94年に結婚した14歳年下の妻・小緒理さんだった。岸部さんのマネジメントも引き受け、まさに公私ともにパートナーだった小緒理さん。しかし07年4月、43回目の誕生日を目前に心不全で急死した。07年6月、本誌で13年間の夫婦生活を回想した岸部さん。小緒理さんはマネージャーでありスタイリスト、運転手でもあったと告白。その苦労についてこう語っている。「食事の管理から栄養、糖尿にならないようにとか、彼女は熱心でしたね。特別のおにぎりを作って楽屋弁当とかいっさい食べさせない」「本番中は、ずっとスタジオのかたわらで僕の様子を見ているんです。僕が、具合が悪くなったら、ちょっと手を挙げることになっていたんです」「彼女はずっと休まらない。『あなたに付くというのは大変なのよ。普通の人ではできない』って、言ってました」そのため「僕が幸せにできなかったというのは、ものすごく悪い気がしてきてね。そういう思いばっかりなんですよ。嫌な思いをさんざんさせて……」と悔やんだ。08年2月にも再び本誌に登場した岸部さんだったが、傷心のさなかだった。小緒理さんの笑っている写真に話しかける日々だといい、「情けない話だけど、いまのぼくには仏壇を買うお金がないんですよ」と話してくれた。そして、こんな懺悔の言葉を口にしていた。「(「ルックルック」の司会を務めていたころに)きちんと蓄えとけば、こんなことにはならなかった。女房に苦労をかけることもなかったと、いまさら後悔しても遅いんだけど……」08年4月、小緒理さんの一周忌を迎えた。当時の岸部さんは仕事の激減ぶりをつづるなど、その自虐的なブログが話題に。そうしてバラエティ番組を中心に声がかかるようになっていた。その1カ月後。岸部さんは本誌インタビューで仕事が忙しくなってきた半面、小緒理さんの遺影に向かって「逝くのが早すぎたよ」と“文句”を言っていると語った。さらに、こんな展望も明かしていた。「僕がやらなきゃいけないのは、女房のお墓を建てることですよ。岸部家のお墓の敷地内に、僕が死んだら、女房と並んで入れてもらえるようなお墓をなんとか今年中に建てたいと思っています。早くお墓を建ててあげないと、女房がかわいそうやからね」13年12月に行われたザ・タイガースの再結成ライブが最後の公の場となった岸部さん。15年8月には「週刊女性」で、老人ホーム生活を送りリハビリに励んでいるとも報じていた。71年にわたる波乱万丈な生涯を終えたいま、天国で小緒理さんとの再会を喜んでいることだろう。
2020年09月16日2020年8月28日、俳優やタレントとして活躍していた岸部四郎さんが亡くなっていたことが明らかになり、悲しみの声が上がっています。タレントの岸部四郎さんが死去「悲しすぎる」「本当にさびしい」『西遊記』で共演した堺正章、西田敏行がコメント岸部四郎さんが沙悟浄役として出演したテレビドラマ『西遊記』(日本テレビ系)では、歌手でタレントの堺正章さんが孫悟空役を、俳優の西田敏行さんが猪八戒役を務めました。堺さんは、岸田さんの訃報を受け、ドラマ『西遊記』で共演した当時を振り返り、このようにコメントしています。仲間を失った堺は無念の胸中を吐露。「四郎ちゃんには西遊記で沙悟浄役を頑張って頂いた思い出が大きく残っています」と在りし日の姿をしのんだ。サンケイスポーツーより引用また、西田さんも、「シローちゃんの沙悟浄、最高だったよ」と、岸田さんをしのびました。ともに時代を駆け抜けた西田は「人生の絶頂とどん底を経験したシローちゃん!現世の旅を終えてパライソに旅立ったんだね」と、ポルトガル語で天国、楽園を意味するパライソを用い、コメント。「シローちゃんの沙悟浄、最高だったよ」と懐かしみ、「数多の役者いるけれど、あんなチャーミングな沙悟浄を演じられる役者はシローちゃんだけです。あん時の幸せそうなシローちゃんの顔しか思い浮かばないよ」と悼んだ。サンケイスポーツーより引用3人が共演した『西遊記』のファンからは、さまざまな声が上がっています。・『西遊記』は私の幼少期のお気に入りの番組でした。沙悟浄が一番好きだったなぁ。・岸部さんといえば、『西遊記』の沙悟浄でしょう。関西弁の沙悟浄は最高でした。・岸部さんが演じる沙悟浄が大好きでした。当時、『西遊記』の放送を、家族で楽しみにしていたことを思い出します。大切な思い出をありがとう。独特な雰囲気で多くの人を魅了していた岸部さんの姿は、今後も多くの人の心の中に残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月16日俳優やタレントとして活躍していた岸部四郎さんが、2020年8月28日に亡くなっていたことが明らかになりました。71歳でした。グループサウンズ「ザ・タイガース」のメンバーで、テレビの司会者や俳優としても親しまれたタレントの岸部四郎(きしべ・しろう)さんが8月28日午前4時33分、拡張型心筋症による急性心不全のため千葉県内の病院で死去したことが15日分かった。サンケイスポーツーより引用また、葬儀は近親者のみで行ったとのことです。岸部四郎さんは、ボーカルを沢田研二さん、ベースを兄の岸田一徳さんが務めるバンド『ザ・タイガース』でギターを担当。また、1971年に『ザ・タイガース』解散した後には、俳優としてテレビドラマ『西遊記』(日本テレビ系)で沙悟浄役を熱演し、ワイドショー『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)では司会を担当するなど、幅広く活躍していました。岸部さんの訃報に、ネットではさまざまな声が上がっています。・味のある役者さんがまた1人、この世を去られた。とても残念です。・え、ウソでしょ。信じられない…。大好きでした。・役柄も素敵だったし、『ザ・タイガース』も好きでした。本当に悲しい。長年にわたり、芸能界で唯一無二の存在感を放ってきた岸部四郎さん。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年09月15日吉沢亮が、新一万円札の顔として注目を集める渋沢栄一を演じる2021年の大河ドラマ第60作目「青天を衝(つ)け」の出演者が発表された。橋本愛がのちの妻、高良健吾が従兄役を演じるほか、岡田健史、村川絵梨、藤野涼子らが大河初出演。さらに栄一に大きな影響を与える“対”となる存在、徳川15代将軍・慶喜を草なぎ剛が演じることが分かった。幕末から明治へ、時代の大渦に翻弄され、挫折を繰り返しながらも青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた渋沢栄一。“緻密な計算”と“人への誠意”を持ち味に近代日本のあるべき姿を追求し、約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わり、“日本資本主義の父”と呼ばれた人物。そんな若き心のまま挑戦を続けた男を大河ドラマ初出演にして初主演の吉沢さんが演じ、連続テレビ小説「風のハルカ」「あさが来た」の大森美香が初めて大河ドラマを手掛ける。主人公 渋沢栄一・吉沢亮「自分にとって最大の挑戦」これほど豪華で、実力のある先輩方と共に作り上げる「青天を衝け」。とても楽しみです。実業家として決して道徳を忘れる事なく、常に周りの人々の幸せを思い行動した渋沢栄一のように、視聴者の方々を含め、この作品に関わった全ての人に少しでも幸福が訪れるような、愛のある大河ドラマになればと。自分にとって最大の挑戦。皆様、御手柔らかにお願いします。お楽しみに!!栄一の父渋沢市郎右衛門・小林薫「栄一に繋がる新進の人だったのかな」今回、ドラマ「青天を衝け」では栄一の父・市郎右衛門をやらせて頂きます、小林薫です。農民ながら勘や経験だけに頼る農業ではなく、自らデータを取り研究する人でちょっとした研究者や科学者のような人だった市郎右衛門さん。栄一に繋がる新進の人だったのかな。それでいて、藍玉作りに夢中になり「指も足もかかあの顔まで真っ青だい」と仲間に声を掛けると、栄一に「かっさまの顔は青くねぇよ」と突っこまれ「うるせ!ものの例えだ」と、嬉しそうに返す親子関係。フラットにして新進。収録を重ねながら学んでいきたいと思っております。栄一の母渋沢ゑい・和久井映見「心して前に進まなければ、と」昔々の時代から今を生きる私達に繋がる、たくさんの人の思い、言葉、行動、縁。人や時代の歴史の中のひとコマひとコマを演じさせていただく事、心して前に進まなければ、と思います。笑ったり泣いたり、心配したりホッとしたり、だれかの事を思い、生きる。その心のひとつひとつをイキイキと生きる事ができますように、頑張らなくっちゃと思います。大勢の皆様の思いが重なってできあがる大河ドラマ。どうぞよろしくお願い申し上げます。栄一の姉渋沢なか・村川絵梨「明るくて少し強いお姉さん」※大河初出演初めての大河ドラマ出演が、連続テレビ小説「風のハルカ」でお世話になった大森美香さんの脚本という本当に光栄な形で叶います。心から嬉しいです。主人公、渋沢栄一と幼少期を共に過ごしてきた明るくて少し強いお姉さん。実際に証言されている事実が少ないからこそ大森さんの描くお姉さん「なか」を創造して、見てくださる皆さんにほっこりしてもらえるような家族を作っていけたらと思っています。栄一の姉渋沢てい・藤野涼子「エネルギッシュに演じていきたい」※大河初出演てい役にわくわくどきどきした気持ちを抱きながら、撮影に挑むことを楽しみにしています。ていは家族思いで、芯の通った力強い女性です。そんな彼女のように逞しく、エネルギッシュに役を演じていきたいと思います。また、役作りの中で少しずつ論語も学んでいきたいです!茶目っ気のある可愛らしい面を兼ね備えたていを、家族のように温かく見守っていただけたらいいなと思います。私なりにていと向き合って、渋沢栄一の人生の軌跡をたどっていきたいです。栄一の従兄渋沢喜作・高良健吾「身が引き締まる思い」僕は幕末の時代を生きた人たちの命の使い方に学ぶ事が多くあります。例え過激であったとしてもこの国を想う力。綺麗事ばかりではないからこそ、成し得たことや、常識とされる道から逸れて初めてわかる筋道があったと思います。過去の歴史は今に影響します。だからこそ、史実をもとに過去の時代を演じることに、しかも幕末から昭和初期を役で生きられる事に身が引き締まる思いです。楽しみです。これからの世代へ、そして今の時代を生きるみなさまへの日々の励みになるような作品を目指したいです。喜作の妻渋沢よし・成海璃子「大切に演じたい」男性社会の時代を生きた女性を大森さんがどのように描いてくれるのかとても楽しみです。よしという役を楽しみながら大切に演じたいと思います。栄一の従兄尾高惇忠・田辺誠一「栄一の兄貴的存在」近代日本の基礎、経済的な成り立ちを確立した渋沢栄一、その栄一の兄貴的存在である尾高惇忠を演じます。江戸から明治への激動の時代。その時代の熱、そして尾高惇忠の国の将来を思っての行動、生き方を、史実に忠実に、時にドラマチックに表現して、その熱をお伝えできればと思っています。大河ドラマへの参加は、1998年の「徳川慶喜」、2007年の「風林火山」以来となりますが、1年間、突っ走りたいと思います。栄一の従兄尾高長七郎・満島真之介「渋沢栄一の想いを胸に」愛と周囲の人との調和や関係性があってこその人生。「できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。」と語った渋沢栄一の想いを胸に、キャスト・スタッフ一丸となって、新しい時代への道を開拓していけるよう、心身ともに健康で溌剌と撮影に臨みます。時代の変わり目に生きた方々の力を借り、時代の変わり目に生きる我々が、時を超えて愛で繋がり、未来への光を灯すような大河ドラマにするために。栄一の従妹、のちの妻尾高千代・橋本愛「何を大事にし、何を守ってきたか」実在した人を演じる時、一番に感じるのは生命の冒涜にならないように、という気持ちです。千代さんという女性がどんな風に戦い、何を大事にし、何を守ってきたかを、千代さんの魂と交信しながら、一年間演じ抜けたらと思います。栄一の従弟尾高平九郎・岡田健史「平九郎の“叫び”に注目して」※大河初出演この度、尾高平九郎役を授かりました岡田健史です。錚々たる、豪華な、役者の方々と一緒になって壮大な物語を作れることに感激すると共に感謝申し上げます。今、この時代に向けて、「青天を衝け」を通し、尾高平九郎を通じて、何を発信しようかと試行錯誤しながら役作りをしています。平九郎の“叫び”に是非注目していただければと思います。「青天を衝け」を、どうぞ楽しみにお待ち下さい。栄一の伯父渋沢宗助・平泉成「渋沢栄一の名付け親」あの人の「語り」から始まるこのドラマ、1ページ目から心の臓をグサリと握られています。今と違い、士農工商という身分制度が有った時代に、農民で有りながら苗字帯刀を許されていた渋沢宗助が私の役どころ。農民を束ね、一族の長として村を治めてきた宗助は、後に日本の政財界に多大な力を発揮する、渋沢栄一の名付け親でもありました。栄一の人格形成に大きな影響を与えた大人の一人として、演じたいと思います。栄一の伯母渋沢まさ・朝加真由美「しっかりと土を踏みしめ」※大河初出演今回「青天を衝け」に出演させていただくことが決まったその瞬間、嬉しさと緊張が走りました。大河ドラマという日本一のドラマ現場に入る。ジタバタした所で間に合わないとは思いつつ、今、台本を噛しみ締め、浴衣を着てお稽古させてもらっています。気持ちばかりが急がぬよう、大森美香さんや監督をはじめ、スタッフの皆様が作った戦場の中で、しっかりと土を踏みしめ、渋沢まさという役を全うしたく存じます。水戸藩主徳川斉昭・竹中直人「いったいどんな人間像になってゆくのか」「秀吉」(1996)そして「軍師官兵衛」(2014)に続き、再び大河ドラマに参加出来る事、とても嬉しく思っております。今回演じさせて頂く徳川斉昭という人物...いったいどんな人間像になってゆくのか...?! スタッフの方々と斉昭について打ち合わせを進めてゆくうちに....なんと!かなり○○な人物である事に驚きました!「うおぉぉ...!」幕末のヒーロー徳川斉昭!全身全霊で演じさせて頂きます。今から撮影が楽しみでなりません!斉昭の側近藤田東湖・渡辺いっけい「毎週ワクワクしてきます」私の演じる藤田東湖は水戸藩主・徳川斉昭の側近として生涯を終えた人。感情の起伏の激しい斉昭の傍で時に主君を励まし、時に諭し、激動の時代を生きていきます。竹中直人さん演じる徳川斉昭を時に励まし、時に諭す…。収録が実に楽しみです。大森美香さんの脚本は歴史に名だたるどんな名将も大臣も全て血の通った生身の人間なのだと教えてくれ、毎週ワクワクしてきます。皆さま、どうぞお楽しみに。斉昭の側近武田耕雲斎・津田寛治「日本人としての誇りをもって」尊王攘夷の思いを胸に天狗党と運命を共にした武田耕雲斎を演じさせて頂きます。耕雲斎はどんな思いで天狗党を率いて京に向かったのか、どんな思いで自分の命を犠牲にしたのか。幕末に散っていった命があるからこそ、当時の日本は最小限の犠牲で変われたのだと思います。僕たちが今、日本人としての誇りをもって生きていけることに感謝しながら武田耕雲斎を演じたいです。斉昭の七男、後の将軍徳川慶喜・草なぎ剛「僕の人生にとっても大きな役」今回発表された出演者の方々といっしょにお芝居ができることに幸せを感じています。頂いた台本からはエネルギーをすごく感じていて、パワーのあるストーリーを感覚を研ぎ澄ませて演じ、みなさんの記憶に深く残る徳川慶喜にしたいです。慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています。慶喜の側近平岡円四郎・堤真一「切ない人物で興味深い存在」台本を読ませていただき、わくわくしました!僕が演じる平岡円四郎は、皆さんにはあまり馴染みがない人かもしれませんが、とても切ない人物で興味深い存在です。でも、この物語には、他にも魅力的な人物が数多く登場してきます。実は他にもやりたいと思う役が多くて、困ったことに(笑)、他も演じたくてうずうずしているくらいです。今までの幕末大河ドラマとは、まったく違う新しい切り口で、とても躍動感のあるドラマになることは間違いないですね!円四郎の妻平岡やす・木村佳乃「新たな気持ちで緊張感を持って」幕末の時代劇をやらせて頂くのは、初めてです。大森美香さんと出会ってから、もうすぐ四半世紀を迎えようとしております。並ならぬ御縁を感じつつも新たな気持ちで緊張感を持って期待に応えたいと思います!勘定奉行川路聖謨・平田満「厚みのあるドラマに参加できる」実在の人物を演じる時はいつもプレッシャーを感じるのですが、あまり世間に知られていない人が大変動の時、何を感じ、どう生きたかという、厚みのあるドラマに参加できるのはとてもやりがいがあると思っています。ユーモアがあり、けれんみのない性格ながら、はからずも江戸時代の「しんがり」を務めることになった川路に、少しでも寄り添っていきたいと思います。栄一に影響を与える高島秋帆・玉木宏「栄一に関わる謎めいた男」久しぶりの大河ドラマ、楽しみにしています。そして「あさが来た」で、お世話になった脚本の大森美香さんの作品に出演出来る事、嬉しく思います。今回の役どころは訳あってお伝え出来ませんが、渋沢栄一に関わる謎めいた男を演じます。これから先の未来の為に、今を一生懸命生きる人々が活き活きと描かれていて、現代にも通ずるメッセージが込められたドラマだと思います。楽しんで臨みたいと思います。大河ドラマ「青天を衝け」は2021年放送予定。夏、クランクイン予定。(text:cinemacafe.net)
2020年07月10日トップスター・明日海(あすみ)りお率いる宝塚歌劇花組公演、ミュージカル『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』、ショー・スペクタキュラー『BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱-』が7月13日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。宝塚歌劇花組『MESSIAH(メサイア) -異聞・天草四郎-』/『BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱-』チケット情報第一幕のミュージカル『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』は、島原の乱の指導者として多くの伝説を残した天草四郎時貞の姿を、新たな視点でドラマチックに描き出した作品。衣装や美術に現代的なエッセンスを加えた、新たな日本物ミュージカルとなっている。時は江戸時代初期、幕府による禁教令が出された後も、九州・天草には数多くのキリシタンが隠れ住んでいた。激しい嵐が去ったある日、そこにひとりの男が流れ着く。男は過去を語ろうとせず、自らの名前すら口にしなかったが、キリシタン大名として知られた小西行長の遺臣に拾われ、四郎と名付けられた。貧しくも、心豊かな島の者たちと暮らすうちに四郎の心もほぐれ、彼らの信仰に興味を抱くようになる。その後、四郎はキリシタン弾圧や過酷な年貢の取り立てに苦しむ民衆のために立ち上がる…。明日海が演じるのは、もとは海賊の首領“夜叉王丸”として旅していた四郎。慈悲深く温かい天草の人たちと過ごすうちに、四郎にも温かい気持ちが生まれ、彼らを救いたいという熱い思いが湧き上がる。その四郎の心の変化を明日海は繊細に表現して魅せる。トップ娘役・仙名彩世(せんな・あやせ)演じる島原の美しく清らかな娘・流雨(るう)との恋、そして、柚香光(ゆずか・れい)演じる南蛮絵師・リノとの友情が生まれていく様も見どころだ。仙名は美しく優しい流雨を情感たっぷりに演じ、柚香はリノが抱える複雑な感情を丁寧に表現している。一揆のシーンでは大階段を使い、群舞を織り交ぜながら、殺陣によるアクションを繰り広げる。激しくも美しく、尊さを感じさせる演出に目を奪われた。第二幕のショー『BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱-』は、そのタイトル通り、色とりどりの花が咲き薫る永遠の花園をイメージ。プロローグでは、明日海をはじめとするスターたちが華やかな蝶となって舞い踊り、時に激しく、時には妖艶にめくるめくステージを繰り広げていく。TUBEやT.M.Revolutionなどの誰もが知る楽曲を使った場面もあり、夏らしくホットなエンタテインメントショーが楽しめる。公演は8月20日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場にて。東京公演は9月7日(金)から10月14日(日)まで東京宝塚劇場にて開催。東京公演のチケットは8月5日(日)発売開始。取材・文:黒石悦子
2018年07月20日