俳優の夏帆が16日、都内で行われた山下智久の主演するフジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00、24日スタート)制作発表に登壇した。『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の同名コミックを実写化。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。夏帆が演じるのはドラマのオリジナルキャラクターで、若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまった天才脳外科医・汐見早霧(しおみ・さぎり)。この日登壇したメインキャストの水上恒司、出口夏希、岡部大(ハナコ)らの中では唯一の医師役ということで「初めて手術シーンを経験しましたし、所作とお芝居をすることが難しくこんなに大変なんだ。台本でもどう演じたらいいのか、初めてでもわからなくて、事前に『コード・ブルー』で勉強させていただきました」と山下の人気主演作を引き合いに役作りについて明かした。すると山下は「最高の教材だと思います!」と自ら太鼓判。「僕も脳外科医を演じさせていただいた。常に現場でも数人で指示を出してくれたので教材としてはバッチリです」と強くおすすめしていた。『コード・ブルー』放送当時には多くの医師や看護師になりたいという声を手紙でもらったという山下は「ドラマの持つ影響力というか間接的に命さえも救うことができると誇りを持たせていただいています。今回のドラマも見てくださる方に、災害に対する知識、希望をしっかり届けられるドラマになると思います。現場で魂をこめて戦っているので、そういう思いが届けられる作品になっている」と自信をのぞかせていた。
2024年04月16日「JJソロデジタル写真集オーディション2024」予選Aブロックにて、マシェバラ部門ランキング上位にランクインした朱華、荒牧理沙、香椎夏帆、中村玲実が出演するムービーが、マシェバラ公式YouTubeチャンネルにて公開されている。「JJソロデジタル写真集オーディション2024」はファッションメディア『JJ』が全面プロデュースする、ソロデジタル写真集の発売権利をかけたオーディションで、5月まで開催。今回、テレビ埼玉「極楽山本・ロンブー亮のARIGATEENA TV」のマシェバラリコメンドコーナーにて、2024年4月14日(日)にオンエアされた動画をノンテロップで視聴することができる。
2024年04月15日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」に、水上恒司と夏帆がレギュラー出演することが決定した。本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。「中学聖日記」でドラマデビューを果たし、『望み』や朝ドラ「ブギウギ」などに出演した水上さんが演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原(山下さん)の亡き婚約者のいとこ・園部優吾。中学生のころ、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難してし、その際、レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き、優秀なレスキュー隊員へと成長を遂げる。また、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、優吾も参加することに。だが、過激な進め方をする晴原と対立することも。そして、優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で強く憧れていたため、晴原に強い対抗心を抱いている。山下さんとは今回が初共演となる水上さんは、「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」と意気込み、「エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と視聴者へメッセージ。夏帆さんが演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターである天才脳外科医・汐見早霧。若くして神の腕を持つも、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまい、総合診療科への異動を命じられてしまったが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思ってきた彼女は、まだ現実を受け止めきれていなかった。そんな中、病院でも居場所がなかったため、専属の医師を必要としていたSDMに派遣される。災害医療にモチベーションが湧かない早霧だが、そこで晴原たちの様子を目の当たりにし…。「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と心境を明かした夏帆さんは、「(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです」とコメントしている。「ブルーモーメント」は4月、毎週水曜日22時~フジテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日コニカミノルタプラネタリウム株式会社(東京都、代表取締役社長:本 由美子)は音楽家・冨田勲さんの楽曲を使用したプラネタリウム作品『コズミック・ハーモニー 138億年の響き』を全国のプラネタリウム館への配給を開始いたしました。作品概要138億年前に宇宙が誕生した時、宇宙最初の「音」が響きわたっていました。その「音」は宇宙誕生138億年後の現在、何処で響き渡っているのでしょうか。立体音響の先駆者・冨田勲さんが奏でた名曲と共にこの宇宙に響き渡る「音」を見つけに行きませんか。作品のナレーションは俳優の松重豊さんです。(時間:30分)登場する冨田勲の作品・組曲「惑星」より木星・火星・金星・水星(作曲:ホルスト)・月の光(作曲:ドビュッシー)・答えのない質問(作曲:アイヴズ)・亡き王女のためのパヴァーヌ(作曲:ラヴェル)・青い地球は誰のもの2020(歌:カノン 作詞:阪田寛夫 作曲:冨田勲 編曲:津田賢吾) ほかナレーションは俳優の松重豊さん作品のナレーションは俳優の松重豊さんが担当。優しく包みこむ松重さんの素敵な声をプラネタリウムでどうぞお楽しみ下さい。冨田勲 × 没入体験「自然界では鳥の声や川の音とか色々な方向から聞こえてきて正面がない。だから僕の音楽も正面がないように作っている。」― 冨田勲サラウンド音源、VRや360°映像、音や映像の没入体験が話題になって久しいですが50年も前から包みこまれるような立体的な音の世界を作り出していた人がいました、音楽家・冨田勲さんです。シンセサイザーを駆使して生み出した音楽は「トミタ・サウンド」と呼ばれ世界中の多くの人に愛され、日本人として初めてグラミー賞4部門にノミネートされました。マイケル・ジャクソンが来日した際には「トミタに会いたい!」と冨田家を訪問しました。冨田さんが作曲した音楽は今現在も多くの人の耳に届いており、NHK「きょうの料理」のテーマ曲や東京ディズニーシーのエントランスにあるアクアスフィアで流れている立体音響のテーマ音楽はパークを訪れる人々を楽しませています。TVアニメ「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」などの音楽も手掛け多くの子どもたちに夢を与え続け、晩年にはバーチャル・シンガー“初音ミク”をソリストに迎えた「イーハトーヴ交響曲」を発表。自身の心の中に描いた壮大なイマジネーションを音楽と最新技術で表現してきました。“元祖・没入体験” をプラネタリムで体感「トミタ・サウンド」といえば宇宙を題材にしたものが数多くあり、冨田さん自身も星や宇宙、プラネタリウムを愛していました。今から50年前、冨田さんが作ったサラウンド音源を聞ける環境はほとんどありませんでした。現在においても前方に左右2つのスピーカーによる2chステレオ環境が主流となっていますが、今回プラネタリウムで上映という事でドームの四方に配置された複数のスピーカーにより冨田さんが描いていた本来の「トミタ・サウンド」を体験する事ができます。(※上映施設によりスピーカーの数は異なります。)使用した音源はTOMITA information Hub ( ) の全面協力のもとオリジナル原盤を使用しています。作品の監督・脚本・プラネタリウムの演出を担当したのはプラネタリウム業界にて30年以上、延べ100作品以上を制作した、新井達之さん。天文監修には名古屋大学総長であり、天文学者の杉山直さんに作品の監修して頂きました。冨田さんは生前「プラネタリウムで僕の音楽を流し、多くの子どもたちに楽しんでもらいたい。」と語っていました。「自然界だけではなく、宇宙にも正面がない」冨田さんが目指した360°の音と映像に包まれる“元祖・没入体験”をプラネタリウムで是非体感して下さい。★上映施設(2024年2月現在) 全国順次公開予定★愛媛県 松山市総合コミュニティセンター期間:2023年12月1日 ~ 2024年11月30日 愛知県 名古屋市科学館期間:2024年2月14日 (1日のみのイベント上映) ※詳しくは各館HPにてご確認下さい。★音楽:冨田勲 (とみた いさお)★音楽家 冨田勲 慶應義塾大学在学中から作曲家として活動を始め、NHK「きょうの料理」など番組テーマ曲、NHK大河ドラマ、手塚治虫作品、山田洋次監督作品など多彩な分野で作編曲家として優れた作品を数多く残す。1974年に米国RCAレーベルから発表したシンセサイザーによる作品「Snow Flakes are Dancing」は、日本人として初めてグラミー賞4部門にノミネート、その後の一連のアルバムも世界中で大ヒットした。音響効果をも含めた音楽は「トミタ・サウンド」と呼ばれクラシック・ファンのみならず、世界中の幅広い層から支持されている。★ナレーション:松重豊 (まつしげ ゆたか) ★63年1月19日生まれ、福岡県出身。舞台やドラマ、映画など幅広く活躍。近年の主な出演作に映画「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」、「余命10年」、「ツユクサ」など。「青春18×2 君へと続く道」が5月3日公開予定。ドラマでは、「今ここにある危機とぼくの好感度について」、「いりびと-異邦人-」、「カムカムエヴリバディ」、「どうする家康」など。また、雑誌「クロワッサン」で『たべるノヲト。』のエッセイを連載中。★監督・脚本・プラネタリウム演出:新井達之 (あらい たつゆき)★1964年、東京都出身。千葉大学理学部地学科卒業。国際プラネタリウム協会会員。1990年から2022年まで、東京都内の公立博物館の天文担当学芸員として、100本以上のプラネタリウム番組制作を担当。デジタルプラネタリウムによる宇宙の映像と音楽を融合させた番組シリーズ、観客参加型の番組シリーズなど、宇宙を知る感動を新しいスタイルで伝えるプラネタリウム番組を追求してきた。現在は宇宙コンテンツクリエーターとして、音楽系クリエーターユニット『ソラノワ』などで活動。★天文監修:杉山直 (すぎやま なおし)★ドイツ生まれ。理学博士。1984年早稲田大学理工学部卒業後、広島大学大学院理学研究科博士課程を修了し、1991年東京大学理学部助手に着任。1996年から京都大学理学研究科助教授、2000年から国立天文台教授。2006年名古屋大学理学研究科教授、理学研究科長、理事・副総長(統括・総合調整担当)を経て、2022年4月より名古屋大学総長。専門は、宇宙物理学・宇宙論、特に宇宙マイクロ波背景放射や宇宙の構造形成の研究。西宮湯川記念賞、日本学術振興会賞、日本天文学会林忠四郎賞を受賞。★キャスト・スタッフ一覧★音楽:冨田 勲ナレーション:松重 豊監督・脚本・プラネタリウム演出:新井達之天文監修:杉山 直(名古屋大学)サラウンド音響・効果音・MIX:津田賢吾 (Tomita information Hub)編集・コンポジット:高原陽介満月写真:伊藤隆晃 (コニカミノルタプラネタリウム株式会社)ナレーション録音:園田芳伸・園田圭吾 (有限会社パストラル・サウンド)協力:林 寛之 / 平中慶子 / 服部玲治 (日本コロムビア株式会社) / オードレッド・マーク (合同会社スターライトスタジオ) / 高柳洋介 (コニカミノルタプラネタリウム株式会社) / 合同会社スターライトスタジオ / 有限会社パストラル・サウンド特別協力:妹尾理恵 / Tomita information Hub企画・制作:葛飾区郷土と天文の博物館 / コニカミノルタプラネタリウム株式会社プロデューサー:若井太志(コニカミノルタプラネタリウム株式会社) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月02日安藤サクラが主演し、バカリズムが脚本を手掛ける新ドラマ「ブラッシュアップライフ」に、夏帆と木南晴夏が出演していることが分かった。本作は、安藤さん演じる地元の市役所で働く平凡な独身女性・近藤麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。現在放送中の「silent」で全編手話に挑戦した夏帆さんと、同じく放送中の「君の花になる」にて主人公の姉を好演中の木南さんが演じるのは、麻美の小・中学校からの同級生で、大人になったいまでもしょっちゅう地元で遊んでいる親友の門倉夏希と米川美穂。夏帆さんは「(安藤サクラ・木南晴夏)お二人の中に入れるだけでも本当に嬉しく、実際はお二人よりも年下なので撮影前はドキドキしていましたが、撮影が始まりとても楽しいです。お二人ともすごくフラットで気さくに接してくださるので、これからもっと楽しい現場になりそうだなと思います!」とコメントし、「意気込まずに楽しく頑張りたいなって思っています!(笑)」と語る。木南さんは「安藤サクラさんとお芝居が一緒にできるのがとても楽しみでした。個人的に会話劇が好きなので、バカリズムさんの描く女性たちの会話が、リアリティーがあって面白いです。ただワンシーンが長いのでセリフが心配です。(笑)」と話し、「タイムリープというファンタジーをテーマにしつつも、会話の中身はとてもリアルで地味です。でも所々に伏線がたっぷりつまっていて、後でそれに気づくと、おおー!と鳥肌が立ちます」と本作の印象を明かした。先日、3人が学生時代を思い出し、久々にプリクラを撮りに行くシーンの撮影が行われた際には、撮影前から懐かしいプリクラ話で盛り上がり、役さながらの仲良しトークで楽しく3人での撮影もスタート。仲良し3人組が繰り広げる、ウィットに富んだ“バカリズムワールド”全開の会話劇に注目だ。「ブラッシュアップライフ」は2023年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月03日川口春奈と目黒蓮が共演する「silent」の第8話が12月1日放送。夏帆演じる奈々と風間俊介演じる正輝、2人の過去に「そっちのお話もっと見たい」「スピンオフはよ!」などの声が殺到。奈々の“指チョン”にも「まじ可愛すぎる」といった反応が集まっている。いきなり別れを告げられた高校時代の恋人と、8年ぶりに再会を果たすと彼は“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなっていた…というストーリーの本作。キャストは渋谷のレコード店で働く青羽紬に川口さん。18歳から徐々に耳が聴こえなくなっていった佐倉想に目黒さん。想のことを思い続けてきた桃野奈々に夏帆。紬と想を繋げた存在で、紬と付き合っていたが別れた戸川湊斗に鈴鹿央士。前回、奈々と知人であることが判った春尾正輝に風間俊介。想の妹・萌に桜田ひより。紬を案じる弟の光に板垣李光人。想を心配する母の佐倉律子に篠原涼子といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。奈々は正輝の手話教室を訪ねる。驚く正輝に奈々は「友達の友達がここで手話習ってるの」と言い、「その2人を見てたら春尾くんのこと思い出して」と伝える。一方、紬は想といるときにバイト先の後輩と出くわす。後輩に想を紹介する紬だが、その際のやり取りを見ていた想は「一緒にいるの恥ずかしいよね?」と切り出し、自分といることで紬に迷惑をかけてないか、手話で話すことが疲れないかと問う。手話教室で紬は、正輝に想とのやり取りを話す。それを聞いた正樹は大学時代を思い出す…。正輝は大学時代にろう者のためのボランティアをしており、そこで奈々と出会っていた。当時の正輝は就活のための点数稼ぎとしてボランティアをしていた。しかし奈々と出会い、その笑顔に惹かれる。あるとき、正輝がノートPCに授業内容を入力していると、奈々が「授業サボりたいです」と入力してくる。「いつも横に人がいるから、みんなみたいにゲームしたり寝たりできない」と語る奈々と正輝は画面に文字を入力して会話していく…。ノートPCを使わせてもらおうと、正輝の指を軽くつつく奈々。その“指チョン”に「大学時代の奈々ちゃんまじ可愛すぎる。指でチョンってするところかわいい」「可愛すぎる天真爛漫だなあ奈々ちゃん」「奈々ちゃんなんてあざといんや」などの声が殺到。奈々から手話を教えてもらった正輝はそれがきっかけで手話通訳士を目指そうと考え始める。さらに大学に手話サークルも作ろうとするが、自分が遊び道具にされているように感じた奈々と正輝はケンカ別れをしてしまう…。2人の過去が明かされた今回のエピソードに「春尾先生と奈々ちゃん甘酢っぺぇよ」「風間くんと奈々ちゃんのお話の方で泣いてるそっちのお話もっと見たい」「奈々ちゃんと春尾先生のスピンオフはよ!」といった感想も多数SNSに投稿されている。【第9話あらすじ】実家に帰ってきた想だが、CDが散らかった部屋で「さっきからずっとしゃべってるつもりなんだけど…」と号泣。想の姉・華(石川恋)は、「お母さんの子どもが耳聞こえないってことはさ、私の子どももあり得るってことだよね」と律子に告げる…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月02日川口春奈&目黒蓮共演「silent」。その第6話が11月10日放送。夏帆演じる奈々が紬に向け発した「プレゼント使いまわされた気持ち」というセリフに、SNS上では共感にともに「秀逸な表現」「残酷さがめちゃくちゃ伝わる」などの反応も多数寄せられている。突然別れを告げられた高校時代の恋人と8年の時を経て偶然の再会を果たすも、彼は耳が聴こえなくなっていた…主人公が現実と向き合いながらも寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に描いていくラブストーリーとなる本作。湊斗から別れを告げられ、想からノートに書かれた自分の想いを伝えられた青羽紬を川口さんが、“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなっている佐倉想を目黒さんがそれぞれ演じる。また高校時代の紬と想をつなげた存在だが、その後紬と付き合うようになり、再び想が現れたことで紬と別れた戸川湊斗には鈴鹿央士。耳が聞こえない想に寄り添う桃野奈々に夏帆さん。紬に手話を教える春尾正輝に風間俊介。想の妹の萌には桜田ひより。紬の弟である光には板垣李光人。想の母親・佐倉律子には篠原涼子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大学時代、耳が聞こえなくなってきた想は孤立していくが、そんななかろう者のセミナーで奈々と出会う。難聴になって間もなく手話も知らない状態の想に奈々は手話を教える。そして想は奈々と手話だけで会話できるようになる。想は「奈々と手話だけで話せるようになるのを目標にして手話を覚えた」と明かし、「奈々にだけ伝わればいいから」と笑顔を見せる…。しかし紬が想の前に現れたことで奈々の心はざわめく。街で想の姿を見かけた奈々は「明日ひま?ご飯食べ行こうよ」とLINEするのだが、その直後想のもとに紬が現れる。2人の姿を見て奈々はショックを受ける。その後ショーウインドーのハンドバッグを眺めていた奈々は想から連絡を受け。翌日2人は会うのだが、そこで想と奈々は言い合いになり…というのが今回のストーリー。その後、奈々は紬に会いに行き、彼女が想からも手話を教わってると知ると、自分が想に手話を教えたと明かし「プレゼント使いまわされた気持ち」「好きな人にあげたプレゼント 包み直して他人に渡された感じ」と自分の想いをぶつける…。「君だけに伝わればいいんだって言ってた手話を他の人に教えてたら、そりゃプレゼントを使いまわされてる気持ちになる…」「奈々にだけ伝わればいいから」って覚えた手話を、紬に教えてる。プレゼントを使い回しされる、なんて切なすぎる」など、奈々の気持ちに共感する声とともに、「プレゼントを綺麗に包装し直して使い回された気持ちってすごい言葉」「これ、きっつー…って思ったけど秀逸な表現でもあるから刺さる」「視聴者にもその残酷さがめちゃくちゃ伝わる喩えだし、主題歌の歌詞ともリンクさせていてすごい」など、その表現を評価する声が集まる。また奈々を演じた夏帆にも「手話で感情を爆発させる夏帆さんの演技に釘付けでした」「夏帆ちゃんの演技が素晴らしすぎて滝のように涙」「夏帆ちゃんの演技すごかったよね…泣いた」と、その演技に絶賛の声が殺到している。【第7話あらすじ】想は奈々が泣いていたのは自分に原因があると感じ、紬に心配をかけまいと「紬とは関係ない」と線を引くが、紬はそんな想の態度に壁を感じてしまう。そんななか奈々はある決意をもって想に借りていた本を返そうとする。紬は、想が声で話さないことに疑問を感じ、質問するが…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月11日舞台『裸足で散歩』(演出:元吉庸泰)のプレビュー公演が9月13日、東京・有楽町よみうりホールで行われ、出演する加藤和樹、高田夏帆、本間ひとし、松尾貴史、戸田恵子が抱負を語った。ニール・サイモン作の『裸足で散歩』は、冬のニューヨークを舞台に、新婚夫婦のポールとコリー、そして新居のアパートに暮らす変わり者の住民たちが繰り広げるコメディの名作。1963年にブロードウェイで初演され、1967年にはサイモン自身が脚色、演出担当のジーン・サックスが監督を務め、主演にロバート・レッドフォード&ジェーン・フォンダを迎えた同名映画も公開されている。新人弁護士のポールを演じる加藤は、「大爆笑というよりは、クスクスと笑い声がもれるような、幸せな空気に包まれれば。個性的なキャラクターばかりのドタバタコメディなので、『何が起こるんだろう』という気軽な気持ちで楽しんでいただければ」と作品をアピール。自身にとっては、初のコメディ挑戦で「僕が演じるポールは、不器用で堅物。真面目に演じれば演じるほど、彼がトラブルに巻き込まれる様が面白いと思うので、ポールとして没入しながら、真面目に芝居に取り組むだけ」と役作りを語った。加藤和樹一方、ポールの妻・コリーを演じ、初舞台を踏む高田は「いまだに、どうなるか分かりません!精一杯頑張るので、助けてください」と緊張しつつ、「逃げ出さなくて良かった。ここにいる皆さん、そしてお客様と一緒に素敵な作品を作れていければ」と前向きなコメント。稽古中は「皆さんの姿勢に学ばせていただたい」といい、「のどケアグッズをたくさんいただいた」と感謝していた。高田夏帆そんな高田について、母親のバンクス夫人を演じる戸田は「とにかく健気で、毎日トライするたびに良くなるんですよ。のびしろしかない」と目を細めた。高田については「劇中で大声を出すとき、弾むように片足があがります。フラミンゴのように」(松尾)、「切れも良くて、弾けるように喜怒哀楽を爆発させて魅力的」(本間)とベテラン勢からも太鼓判が押された。ちなみに、戸田は本作が1984年、下北沢で上演された際に、コリーを演じており「38年くらい前の話で、コリーを演じたときのことは、ほぼ覚えていない(笑)」。今回のオファーについては「本当にびっくり。またコリーを演じるのかなと思ったが、さすがにそうではなくて」と照れ笑いを浮かべた。自身が演じる役柄は「私の役者人生でも初めてなくらい、保守的な女性。難しい母親で、私にとってはチャレンジですが、なるべくいい母親になれれば」と話していた。取材会では加藤と高田が歌うテーマ曲「君と僕」が生披露され、「耳なじみも良く、歌詞も含めて作品の世界観をシンプルに的確に描いている楽曲」(加藤)、「メロディもキャッチ―でかわいらしい。歌うとワクワクする」(高田)。新婚夫婦のポールとコリーの関係を描いた楽曲で、東京・兵庫・神奈川公演の一部を対象にアフタートークにて歌唱パフォーマンスが披露される予定になっている。取材・撮影・文=内田涼<公演情報>舞台『裸足で散歩』舞台『裸足で散歩』ビジュアル原作:Neil Simon BAREFOOT IN THE PARK作:ニール・サイモン翻訳:福田響志演出:元吉庸泰出演:加藤和樹 / 高田夏帆 / 本間ひとし / 松尾貴史 / 戸田恵子【東京公演】日程:9月17日(土)~29日(木)会場:自由劇場チケット料金:8,800円(全席指定・税込)※未就学児入場不可東京公演のチケットはこちら:問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00 / 13:00~15:00)【兵庫公演】日程:10月1日(土) 12:00公演 / 17:00公演10月2日(日) 13:00公演会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット料金:A席7,500円 / B席5,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:芸術文化センターチケットオフィスTEL:0798-68-0255(10:00~17:00 / 月曜休 ※祝日の場合翌日)【大阪公演】日程:10月5日(水) 14:00公演会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールチケット料金:A席6,500円 / B席4,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:枚方市総合文化芸術センター チケットデスクTEL:0570-008-310(10:00~17:00※休館日を除く)【神奈川公演】10月8日(土) 12:00公演 / 16:30公演10月9日(日) 13:00公演会場:KAAT 神奈川芸術劇場 ホールチケット料金:A席7,800円 / B席6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00 / 13:00~15:00)【東京多摩公演】10月11日(火) 18:30公演会場:パルテノン多摩 大ホールチケット料金:A席7,000円 / B席6,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可お問い合わせ:パルテノン多摩TEL:042-376-8181【アフターイベント】登壇者:加藤和樹、高田夏帆+キャスト1名が日替わりで登場※キャストによるトーク、テーマ曲の歌唱を予定【日程】東京:9月22日(木) 14:00公演 / 9月23日(金・祝) 16:30公演 / 9月25日(日) 16:30公演兵庫:10月1日(土) 17:00公演神奈川:10月8日(土) 16:30公演※該当公演のチケットをお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。舞台『裸足で散歩』テーマ曲「君と僕」PV関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2022年09月13日東レグループのプロジェクト「MOONRAKERS(ムーンレイカーズ)」は、このたび、双子の現役テニスプレーヤー冨田ツインズによって立ち上げられた、新進のテニスウェアアパレルD2Cブランド「TENEZ(テネス)」とのコラボレーションに合意し、最新の先端素材である「MOON-TECH®(ムーンテック)」を使用したコラボ商品展開をスタートしました。プロジェクト「MOONRAKERS」としては、“日本”をテーマにした珠玉の逸品に出会えるセレクトショップ藤巻百貨店のPBブランド「caramo」との「キマイラ スキン®SC」素材での第一弾コラボ、木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド「KAPOK KNOT」との100%植物由来ナイロン「エコディア®N510」素材での第二弾コラボに続く、コラボレーション企画第三弾となります。プロジェクト「MOONRAKERS」は、東レグループのアパレル事業会社、ディプロモード株式会社(本社:東京都中央区、社長:若林茂)が推進する「先端素材による未来のファッション」の創造を目指すプロジェクトです。東レグループ各企業と世界に誇る技術を持つ日本の繊維有力企業メンバーと連携した商品の製造を行っています。TENEZとのコラボレーションは、プロジェクト「MOONRAKERS」がこの春より展開をスタートした、最新の先端素材「MOON-TECH®」の高い機能性に魅せられた「TENEZ(冨田ツインズ)」からの、『数量は大きくないが、MOON-TECH®をなんとか使わせてほしい!』との依頼よりスタートしています。「MOON-TECH®xてねっち」ワッペンTシャツ生産ロットとしての規模は大きくないため、従来の東レの素材販売の形では対応困難でしたが、プロジェクト「MOONRAKERS」のもつ小ロット(条件にもよるが1反程度の生地量、100枚単位の製品枚数)対応機能を駆使し、また「TENEZ」のもつ素晴らしいビジョン、ミッション、そして可能性を応援したいとの東レ本社の支援もあり、わずか数カ月の短期間でコラボを垂直立上げしたものです。プロジェクト「MOONRAKERS」は、今後もその小ロット対応機能を生かし、東レグループとしては従来のロットの問題から展開に制約のあった“最新の先端素材”を広く多くの方々に解放していく方針です。すでに、このコンセプトに共鳴頂いた素晴らしいビジョン・ミッションを持つ新進のD2Cブランド、歴史と実績をもつブランド、教育機関などより10を超えるコラボレーションの依頼が入っており、今後その展開を加速していきます。ディプロモード株式会社、および東レグループは、今後もプロジェクト「MOONRAKERS」を通じ、従来にない新しいコンセプト商品/システムの開発・展開を行い、その機能を生かした従来は不可能であった多くの方々とのコラボレーションを積極的に推進することで、人々のより快適で豊かな生活の実現に向け貢献してまいります。記【MOON-TECH®について】“汗をマネジメントする”東レの吸汗速乾ニット素材「フィールドセンサー®EX」に、JAXAと共同開発した消臭技術など複数のカスタマイズを加えた素材。汗の不快要素をコントロールする吸汗速乾、汗ジミ防止、消臭の機能に加え、ストレッチ、防シワ、透け防止、UVカットなどの高い快適機能性を持ちます。また、さらさらと心地よい肌触り、マシンウォッシャブルでアイロンいらずの利便性、高い耐久性からロングライフなサステナブル性に加え、カジュアルながら上品で美しいテクスチャーを兼ね備えています。本年5月より当素材を使用した商品展開をクラウドファンディングや自社EC販売などを主体に展開スタートしていますが、この夏累計4000枚を超える生産を進行しながら、売り切れが続発するなど、大きな反響を呼んでいます。【TENEZについて】「TENEZ」は、双子の現役テニスプレーヤー・冨田ツインズが2021年に立ち上げた新進のテニスウェアD2Cブランドです。ファッションに関心を持たないテニスプレーヤーやアスリートがファッションをきっかけに更に輝けるよう、テニス/アスレチックウェアとおしゃれでカジュアルな私服をシームレスにつなぐ商品の創造に挑戦しています。***TENEZWEBサイト、SNSページについて***WEB: Instagram: 【TENEZ代表:冨田大夢、冨田千聖(冨田ツインズ)について】1996年3月11日生まれ、東京都出身の双子。14歳から25歳まで計10年、海外留学、テニス留学、デザイン留学を経験。在住国はイギリス(3年)、アメリカ(2年)、アルゼンチン(3ヵ月)、スペイン(5年)の4か国。イギリス留学中の17歳でプロテニスプレーヤーとして世界の頂点に立つことを目指し、イギリスからアメリカのIMGテニスアカデミーに転校。大学時代はニューヨーク州立の美術大学に進学し、テニスとアートの勉強を両立。スペインでの本格的なテニス留学も行った。その後、日本に帰国し活動を行う中で、プロテニスプレーヤーやアスリートなど、その道を幼少期から極めてきた人たちには、ファッションなど専門以外の分野に関心を払う余裕がない場合が多いように感じ、美大で得たデザインやイラスト能力を生かし「テニスプレーヤーをオシャレにしたい」という想いで、テニスシーンとカジュアルシーンを機能性/ファッション性の両面でシームレスにつなぐアパレルブランド「TENEZ」を2021年1月に立ち上げ。現在は東京を拠点に現役テニスプレーヤーとして全日本選手権優勝を目指し活動中。アパレルブランドだけでなく、世界と日本を繋げた公認テニス大会や、テニス留学斡旋、プライベートレッスンなども行なっている。【MOON-TECH®xてねっちワッペンTシャツ商品の特徴・機能性】1.商品の特徴:冨田ツインズデザインによるオリジナルキャラクター“てねっち”のワッペンを左胸に配置したオリジナルTシャツ。「MOON-TECH®」素材の高い機能性によるテニスシーン、およびビフォーアフターのカジュアルシーンでの快適性とファッショナブルなデザイン性を両立することで、テニスシーンとカジュアルシーンをシームレスにつなぐ商品。2.商品の機能性(1)吸汗速乾:汗を素早く吸い取り拡散する吸汗・速乾機能(2)汗ジミ防止:糸の特殊な構造による光学効果(汗ジミが見えにくい)(3)消臭:東レがJAXAと共同で宇宙船内向けに開発した消臭機能を付与(4)ストレッチ:360°全方向の高いストレッチ機能(5)透け防止:糸の特殊な構造による、高い防透け効果(6)UVカット:糸の特殊な構造による、高い紫外線遮蔽効果(7)洗濯後の速乾:脱水で半乾きになる高い速乾性能で、洗濯後30分程度で乾燥(8)防シワ:糸の特殊な構造による防シワ効果(9)ロングライフ性:劣化の早い素材を使わないことによるロングライフ性【販売概要】(1)MOONRAKERS日本橋ショールームでの展示販売(今後TENEZ/MOONRAKERS双方のECサイトでの販売も検討中)(2)カラー:4色(WHITE、GREY、BEIGE、KHAKI)(3)サイズ:M、L、XL、2XL(ユニセックス対応4サイズ)【MOONRAKERSWEBサイト、SNSページについて】WEB: Instagram : Facebook : <本件に関するお問い合わせ先>ディプロモード株式会社プロジェクト“MOONRAKERS®”*下記電話番号、またはWEBページよりお問い合わせください。TEL:03-6665-0823 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月23日女優の高田夏帆が2ndシングル『風の唄』を5月25日にリリースすることが決定した。現在放送中のNHK連続ドラマ小説『ちむどんどん』に主人公・比嘉暢子の友人役で出演している高田。約3年ぶりのシングルとなる今作の表題曲「風の唄」は、高田がMCを務めるTOKYO MX『音ボケPOPS』内の企画から生まれた楽曲で、彼女が大ファンである阿部真央が書き下ろした。阿部はレコーディングにも立ち会ったほか、歌詞とアレンジは本人同士でのディスカッションを重ねて制作された。またカップリングには、高田が初めて楽曲制作に参加したオリジナル曲「今日だけは思い出していい?」が収録される。■阿部真央 コメント高田夏帆さんに「風の唄」を提供させて頂きました阿部真央です。私は、出会った時から夏帆ちゃんの声と、歌い方と、強くて真っ直ぐな意志がとにかく大好きで、その魅力全てを美しく網羅できる曲を作りたくて、風の唄を書きました。夏帆ちゃんのボーカルによって完成した曲だと思っています。この歌が風のようにキラキラと、夏帆ちゃんの声によって軽やかに、多くの人の心に届きますように。夏帆ちゃん、素敵な曲にしてくれてありがとう!「風の唄」どうぞよろしくお願いします!■高田夏帆 コメント再び音楽をやらせてもらう事になりました。2ndシングルです。まだかまだかと自分が一番待っていたかもしれません。今、嬉しくてたまりません!さらに大好きな阿部真央さんが楽曲提供して下さったのです。私が恋した時、落ち込んだ時、前を向きたい時、そばに居てくれた音楽の主です。レコーディングを終え、もっと好きになって帰ってきました!風の唄は私と話して膨らんできたイメージで書いて下さったそうです。この曲に不思議と背中を押される毎日です。今度は私の番。皆さんにとって追い風になる唄になりますように。カップリング曲の「今日だけ思い出していい?」は作詞をしてみました。二曲とも今もこれからもずっと好きな唄です。リリースに向けて闘ってくれた仲間と一緒に歌い続けたいです!<リリース情報>高田夏帆 2ndシングル『風の唄』2022年5月25日(水) リリース●初回盤(CD+36Pフォトブックレット):1,980円(税込)高田夏帆『風の唄』初回盤ジャケット●通常盤(CDのみ):1,210円(税込)高田夏帆『風の唄』通常盤ジャケット【収録内容】※全形態共通M1. 風の唄M2. 今日だけは思い出していい?M3. 風の唄 instrumentalM4. 今日だけは思い出していい? instrumental関連リンクTwitter::
2022年04月25日今年活動20周年を迎えた冨田ラボが、ニューアルバム『7+』を6月29日にリリースすることが決定した。冨田ラボがオリジナルアルバムをリリースするのは約3年ぶり。『7+』というタイトルには通算7枚目であることに加え、7という数字自体が持つ特別な意味が込められており、また“+”はその“7”でも説明しきれない今作を象徴している。アルバムには、冨田ラボの20周年を彩る20名の豪華アーティストが参加。既発の5曲でコラボしてきたアーティストに加え、新たに細野晴臣(作詞は堀込高樹 from KIRINJI)、AAAMYYY、そして声優で歌手としての活動も行う早見沙織(作詞は坂本真綾)らをボーカルに迎えた新曲や、5名のアーティスト(吉田沙良 from モノンクル、AAAMYYY、磯野くん from YONA YONA WEEKENDERS、TENDRE、Ryohu from KANDYTOWN)が一堂に会した楽曲など全14曲の収録を予定している。なお先立って配信リリースされた「MIXTAPE」の一部セルフサンプリングには合唱団が、「MAP for LOVE」には生のストリングスが加わっているほか、「さあ話そう feat. 藤巻亮太」もアルバム用のスクリュード・ヴァージョンで、配信とは異なった新しい音源となっている。また「20th ANNIVERSARY EDITION」と銘打たれた初回盤には、CDのほかにBlu-rayとブックレットが付属。Blu-rayには参加アーティストたちとのレコーディング時のドキュメント映像や、今作の作曲と編曲など制作のポイントを冨田自身が解説した「作編曲SHOW」を収録。ブックレットには日々の制作をまとめたレコーディングダイアリーや、トッププロデューサーとして活躍するに至るまでの道のりを紐解くインタビューと年表が収められる。併せて公開された今作のティザー映像は、さしずめ“冨田フェス”とでも言うべき豪華ラインナップを象徴するような、アルバムへの期待を膨らませる内容となっている。冨田ラボ『7+』ティザー映像<リリース情報>冨田ラボ ニューアルバム『7+』2022年6月29日(水) リリース●通常盤(CDのみ):3,300円(税込)●初回盤(CD+DVD):7,700円(税込)【参加アーティスト】※50音順磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS) / AAAMYYY / kojikoji / 坂本真綾 / 角田隆太(モノンクル) / TENDRE / 長岡亮介(ペトロールズ) / 長塚健斗(WONK) / naz / bird / BASI / 早見沙織 / 藤巻亮太 / 藤原さくら / ぷにぷに電機 / 細野晴臣 / 堀込高樹(KIRINJI) / 堀込泰行 / 吉田沙良(モノンクル) / Ryohu(KANDYTOWN)関連リンク冨田ラボ / 冨田恵一オフィシャルサイト:冨田ラボ Twitter:冨田ラボ Facebook:冨田ラボ YouTube:冨田ラボ オフィシャルファンサイト:冨田ラボ Instagram:
2022年04月05日女優・夏帆の30代に向けて羽化する様子を2年間追い続けた写真集「おとととい」の発売が決定。表紙&収録カットも公開された。主演作『天然コケッコー』(’07)で日本アカデミー賞新人俳優賞など多数の賞を受賞後、順調にキャリアを重ね、主役から脇役まで多彩な役を演じる夏帆さん。『22年目の告白―私が殺人犯です―』(’17)では、連続殺人犯の動向に翻弄される被害者遺族、『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(’19)ではコンプレックスを抱える自称売れっ子のCMディレクター、『Red』(’20)では一切不自由のない生活ながらもどこか満たされずにいる主婦、現在放送中の「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」では、主人公の親友で一児の母を演じるなど、シリアスからコメディーまで、様々なキャラクターを演じ分けている。昨年、30歳の誕生日を迎え、新たなステージへと踏み出そうとしている夏帆さん。同写真集では、そんな彼女の30歳までの2年間、言葉では表現しきれない心の内を“写真”で切り取る。撮影を担当するのは、独学で写真を学び、「GINZA」や「POPEYE」といった雑誌で活動する、現在23歳の若手写真家・石田真澄。タイトルの「おとととい」とは、石田さんが子どもの頃から使っている、“一昨日の前の日”という意味の言葉。同写真集では、夏帆さんの日常を石田さんの目を通して、2年間の時間をじっくりかけて追い続けた。距離がだんだんと近づいていく撮影。旅行に行ったり、ふとした散歩の様子を撮影したり。そして、寝顔の様子をとらえるまでに。到着した写真では、愛おしさを覚える光や、刻々と移り変わる繊細な瞬間を捉え、唯一無二の魅力を放っている。夏帆さんは「真澄ちゃんと過ごした時間が心地よくて、この時間がずっと続けばいいのにと思っていました」と撮影をふり返り、「こんな顔誰かに見せたことあるのかなっていう表情が切り取られていて、みなさんにお見せするのがなんだか気恥ずかしいですが、大切な記憶が散りばめられたこの本がどうかたくさんの人に届いてほしいです」とメッセージを寄せる。石田さんは「夏帆さんは柔らかさと強さを併せ持っていて、いつ顔を合わせても安心と新鮮さがある方です。時間と記憶を共有してできた思い出を、水面からトプッと浮き出るように思い返しながら一冊にまとめました」とコメントした。夏帆写真集「おとととい」は4月9日(土)発売。(cinemacafe.net)
2022年01月25日高畑充希主演、志尊淳、松田翔太が共演するドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、夏帆が出演することが分かった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」、等身大のキャラクター・高梨雛子。そんな彼女に突然、子会社の社長就任というムチャブリが降りかかることから展開する、爽快お仕事エンターテインメント。新たに出演が決定した夏帆さんが演じるのは、雛子の親友・佐々川知美。雛子の愚痴をきいたり、ときには厳しいアドバイスで奮起させたり、心を許しあう存在だ。「一児の母である佐々川知美は、高畑充希さん演じる雛子とは取り巻く環境が正反対。そんなふたりの掛け合いを通して、等身大の彼女たちをワイワイ演じていけたら、きっと楽しいだろうなぁと思っています」と語った夏帆さんは、「同い年の充希ちゃん。どんな球でもスパーンと気持ちよく受け取ってくださるので、なんだか初共演な気がしません」と高畑さんの印象を明かしている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月13日数多くのアーティストのプロデュースを手がける冨田恵一のプロジェクト・冨田ラボが、新曲「さあ話そう feat. 藤巻亮太」を11月24日に配信リリースすることが決定した。「さあ話そう feat. 藤巻亮太」はJ-WAVEで今年9月にオンエアされた、さまざまな立場・状況にある人々が分け隔てなく安心して暮らせる「共生社会」をテーマにした特別番組『J-WAVE SPECIAL BORN TOMORROW ~FUTURE IS YOURS~』のために制作された楽曲で、ボーカルは所属レコード会社のレーベルメイトでもある藤巻亮太が担当し、作詞は「MAP for LOVE」でボーカルとして参加したペトロールズの長岡亮介が手がけている。J-WAVE限定で同曲がオンエアされた際は「優しい声が沁みる」「歌詞を見て涙が出た」などと反響を呼んでおり、寒くなるこれからの季節にピッタリな心暖まるバラードとなっている。なお先日リリースされた「夜汽車 feat. BASI & kojikoji」と同様、2月にリリースされた10分を超えるイントゥルメンタル曲「MIXTAPE」から一部をサンプリングして制作された。併せてYouTubeでは「さあ話そう feat. 藤巻亮太」のレコーディング映像が公開されており、同曲の一部を聴くことができる。■冨田ラボ コメントポップ・ソングはどんな形であれ時代の影響を受けるが、先々には希望が横たわっていることを示唆する役目も担っている。あくまでもさりげなくその役目を担うには、長岡亮介さんの言葉が必要だった。長岡さんの語りかけるようでいて確信をつく歌詞が藤巻亮太さんの優しく力強い歌声で歌われたとき、名曲が誕生した。■藤巻亮太 コメント今回、ボーカリストとして参加させていただき、非常に光栄です。これまでにも多くの素晴らしいゲストアーティストを招き、「冨田ラボ」として作品を発表されている中で、そのラインナップに恥じないよう歌わせていただきました。レコーディングでは数々の“冨田ワークス”が生まれたであろう冨田さんのスタジオにお邪魔させていただき、クリエイティブな雰囲気の中で、冨田さんが優しく色々お話しくださったことが印象に残っています。冨田さんの魅力がつまった、美しいアンサンブルとたゆたうようなメロディーがとても心地よい楽曲です。そして、長岡亮介さんの歌詞で楽曲の世界観がより深いものになって、気持ちを込めて歌わせていただくことができました。■長岡亮介 コメント冨田さんのイメージは、下町にある町工場から世界に誇る技術で製品を送り出す、いつも腕組みして唸っている職人さん。なぜかそんな印象で、自分はそういう雰囲気がとても好きです。またご一緒出来て光栄です。リリースおめでとうございます!冨田ラボ「さあ話そう feat. 藤巻亮太」レコーディング映像<リリース情報>冨田ラボ「さあ話そう feat. 藤巻亮太」2021年11月24日(水) 配信リリース冨田ラボ「さあ話そう feat. 藤巻亮太」ジャケットMusic:冨田恵一Words:長岡亮介Produce, Arrangement, Instruments & Treatment:冨田恵一Recording Engineer:冨田恵一@Tomita Lab StudioMixing Engineer:冨田恵一@Tomita Lab StudioMastering Engineer:内田孝弘@FLAIRCover Artwork:Tymen VisserOriginal TOMITA LAB Face Icon:Atsushi Kishi関連リンク冨田ラボ / 冨田恵一オフィシャルサイト:冨田ラボ Twitter:冨田ラボ Facebook:冨田ラボ YouTube:冨田ラボ オフィシャルファンサイト:冨田ラボ Instagram:
2021年11月17日多摩川沿いで生きる人々のそれぞれの日常や人間模様を綴る全8話のHuluオリジナルオムニバスドラマ「息をひそめて」の配信直前!完成披露試写会が開催され、夏帆や斎藤工、萩原利久、蒔田彩珠、そしてメガホンをとった中川龍太郎監督が登壇した。本作は、1年前の春、コロナ禍、多摩川沿いの町で暮らす人々の些細で尊い人生に光を当てた全8話のオムニバスドラマ。実際の撮影も2020年の11月~12月に行われ、日本中、世界中の人たちが経験した、コロナ禍で生活をする人々の“日常”をリアルに切り取っている。この日は、物語の舞台となった多摩川の川沿いにある映画館・109シネマズ二子玉川にて、特別に本編をスクリーン上映、第1話・第8話出演の夏帆さん、第2話出演の萩原さん、第4話出演の蒔田さん、第1話・第7話・第8話に出演の斎藤さんらが集結。社会の問題や心の歪みが「コロナ禍で顕在化した」と監督本作の企画の成り立ちについて中川監督は、「この作品のテーマの本質としては、コロナそのものではなくて。コロナによって出てきた社会の問題だったり心の歪みみたいなものは、元々あった問題がこのコロナ禍で顕在化したということだと思うんです。そこの部分を、まさに今この瞬間、ドキュメンタリーのように今出すことに意味があると思い、取り組ませていただきました」と説明。監督と組むのは本作が初めてだったという萩原さんは、「実際にある学生寮を使って撮影をしたんですが、一番驚いたのは、撮影初日に現場入りしたら監督が寮から『おはよー!』って出てきたこと。現場スタッフや演者だけじゃなく、作品に協力してくれる方一人一人に丁寧に接する姿が印象的でした。僕はその学生寮で生活する寮生の役だったので、監督の姿を見て『これだ!』って、自分もこんな風に馴染みたいと思いました」と撮影現場でのエピソードを披露。また、合唱部の先生を演じた斎藤さんは、「生徒の中に、役者ではない現役の学生さんが何人かいてくれて。長回しのシーンでは、台本にはないですが、コロナ禍を実際に経験されてきた合唱部の生徒さんにいろいろ質問をしたり。発表会が延期になったりしたお話は、もうドキュメントでした。フィクションとノンフィクションの境目がないような、不思議な感覚でしたね」と、中川監督作品ならではの雰囲気をふり返った。夏帆「当たり前だと思っていたことが通用しなくなった」続いて、本作で描いたテーマの1つである「変わったこと、変わらなかったこと」にちなんで、それぞれがこの1年感じた日常での小さな変化や、改めて変わらずに大切にしたいことについての話題に。夏帆さんは、「やっぱり撮影現場に行くと、今まで当たり前だと思っていたことが通用しなくなったり、新たにルールができたりすることが多いです。例えば私たち役者も本番以外はフェイスシールドをするようになりましたし、“お茶場”と呼ばれる、お菓子や飲み物が置かれているスペースも無くなってしまって。でも、こういう変化の多い一年を経て、自分の中で大事にしたいものや人、時間など、今までぼやっとしていたものの輪郭がはっきりしていった感覚があります」とふり返る。「僕が一番感じたのは、友達関係です」と語るのは、萩原さん。「コロナ禍になる前は、一週間のうちに何度も会ったり、多くの時間を共有することで友達関係が大きくなっていくような気がしていましたが、こういう状況になりそれができなくなって、1年に一度とか本当に久々に会っても意外と変わらないんだなと気づきました。もちろん距離感や時間の使い方は変わりましたが、友達との関係そのものは何も変わらない。変わったこと、変わらないことの両方の気づきがありました」と話した。斎藤工は「ただかっこいいだけじゃない人」そしてイベント中盤には、登壇キャストにサプライズの演出が!中川監督が撮影を通して抱いたキャストそれぞれのイメージを、この季節ならではの花束で表現してプレゼントした。夏帆に贈られたのは、「リシアンサス」の花束。中川監督は、「夏帆さんは僕と同世代で、小さい頃からすでに大スターという印象。素敵に年齢を重ねられて渋い魅力も出てきて、その雰囲気がこの花の印象とぴったりだと思い選びました」とコメント。「出演されている第2話の世界観と、萩原さん自身がもつ爽やかな空気感にこのブルーの色合いが合う」と萩原さんに贈られたのは、「アスチルベ」の花束。蒔田さんには「映画『朝が来る』を拝見した時から、マグマみたいな、うちに秘めた激しいものを持っている印象がある」と明かし、「トリフォニウム」の花束を贈った。そして監督が「いわゆる世間がイメージする“陰”とは違った人間としての薄暗いものも持っているイメージで、ただかっこいいだけじゃない人」と語る斎藤さんには、「フリチラリア」の花束が贈られた。夏帆「やっぱり現場って楽しい、こうやってお芝居ができることがすごく幸せ」続いて、この1年で一番幸せだったことについての質問へ。夏帆さんは「この質問、難しいですよね。イベントが始まる前に控え室でも、“そもそも幸せってなんだ”というところからすごく考え始めちゃって(笑)」と悩んだことを告白。「コロナ禍で外出自粛期間になり、撮影現場にいけない期間が多かったので、久々に現場に行った時にやっぱり現場って楽しいなと、こうやってお芝居ができることがすごく幸せだなと感じました。そんなふうに感じた自分も意外でしたし、それは去年の大きな発見でしたね」とふり返る。そして「最近無事に高校を卒業しまして、それが一番の幸せだなと思います」と笑顔を見せる蒔田さん。MCから日本アカデミー賞新人俳優賞や毎日映画コンクール女優助演賞ほか、数々の功績について問われると「こんなにたくさんの授賞式に参加できることは今までなかったので、とてもいい経験になった一年だったなと思います」と控えめに回答。萩原さんは「今こうやってお客さんの前に立てていることも嬉しいんですが…実は僕、斎藤さんとお会いするのが多分丸10年ぶりで。12~13歳の頃、僕が生徒で斎藤さんが先生役として共演していて、それ以来なので、今日こうやってお会いできたことが今年一番幸せです!」と告白すると、斎藤さんも「そう言ってもらえて僕も一番幸せです」と笑顔で応えた。イベントの最後には、会場に集まった観客や配信を楽しみにしている全国のファンへ向けて、中川監督が「日本中、世界中が本当に息をひそめて過ごした一年。まだ終わってはいないですが、息をひそめて過ごしながらも、必ず素晴らしい日もくるでしょうし、こういった日々の中にも美しいものがあるということが、この作品の大切な部分だと思います。この作品を観ていただいて、少しでも気に入ってくださった方はぜひ広めていただけたら嬉しいです」と、作品に込めた思いを語り、イベントを締めくくった。Huluオリジナル「息をひそめて」は4月23日(金)独占配信スタート(全8話)。※初回のみ4話同時配信、以降毎週金曜1話ずつ追加(text:cinemacafe.net)
2021年04月14日ハナレグミが、本日3月31日にリリースしたニューアルバムより女優の夏帆が出演するタイトル曲「発光帯」のMVを公開した。同曲は盟友・池田貴史(レキシ / ex. SUPER BUTTER DOG)作曲・プロデュース、原田郁子(クラムボン)作詞による渾身のバラッドとなっている。三石直和が監督を務めた今回のMVは「人生の時の流れに思いを馳せる」というテーマで制作され、「発光帯」というタイトルに相応しく心地よく差し込む自然光瑞々しいバス車中での家族模様が、ひとつづきの時間流れの中でゆったりと描写されている。■夏帆 コメントまさか大好きなハナレグミさんのMVに参加できる日がくるなんて!そして永積さんと共演させていただける日がくるなんて!とてもとても嬉しかったです。とある家族のささやかな瞬間を切り取った、素敵なMVになっていると思います。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。ハナレグミ「発光帯」MVなおハナレグミは、アルバム『発光帯』発売を記念した弾き語りライブ&トークのスペシャル番組『発酵タイム』を本日20時よりYouTube Liveで生配信する。実際にレコーディングが行われた都内のスタジオから配信される同番組はニューアルバムの収録曲が完成するまでの制作秘話や、ジャケット・アートワークで使用された永積自身による撮り下ろし写真の撮影エピソードなど、作品にまつわるトークと弾き語りライブが予定されている。ハナレグミ ニューアルバム『発光帯』発売記念弾き語りライブ&トーク 『発酵タイム』3月31日(水) 20:00スタートハナレグミ オフィシャルYouTubeチャンネル:リリース情報ハナレグミ 8th FULL ALBUM『発光帯』2021年3月31日(水) リリース●完全生産限定盤(CD+DVD / スペシャルパッケージ仕様) 5,500円(税込)●通常盤(CD) 3,300円(税込)『発光帯』完全生産限定盤ジャケット『発光帯』通常盤ジャケット【CD】01. モーニング・ニュース02. 発光帯03. 独自のLIFE04. 賑やかな日々(映画「おらおらでひとりいぐも」主題歌)05. ハイ!チーズ06. 僕のBUDDY!! (FM802×TSUTAYA ACCESS! キャンペーンソング ハナレグミVer.)07. 棚から落ちたホリデイ08. 笑う月 〜ムーンライト〜09. on & on10. Quiet Light(クラシエ薬品「漢方セラピー」ブランドソング)【DVD】 ※初回限定盤のみ付属「出前THE MOMENT」01. ハンキーパンキー02. 大安 ~ 今夜はブギー・バック03. きみはぼくのともだち04. おあいこ05. 祝福06. ムーンライト07. Peace Tree08. 明日天気になれ09. サヨナラCOLORハナレグミ「独自のLIFE」Live Videoハナレグミ「Quiet Light」MUSIC VIDEOニューアルバム『発光帯』完全生産限定盤DVD ティザー【購入者特典】■TOWER RECORDS特典 (TOWER RECORDS 全国各店 / TOWER RECORDS ONLINE)ハナレグミオリジナルマスクケース■HMV特典 (HMV全国各店 / HMV&BOOKS online)ハナレグミオリジナルマスクケース■TSUTAYA特典 (TSUTAYA RECORDS 全国各店 / TSUTAYA オンラインショッピング )ハナレグミオリジナルマスクケース※TSUTAYAオンラインショッピングは、ご予約分のみが対象です。■Amazon.co.jp特典ハナレグミオリジナルマスクケース※Amazon.co.jp では、特典付き商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典付き商品をお買い求め下さい。■楽天ブックス特典ハナレグミオリジナルマスクケース※楽天ブックス では、特典付き商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典付き商品をお買い求め下さい。■ビクターオンラインストア特典ハナレグミオリジナルマスクケース『発光帯』店舗別特典※上記各特典ともに数に限りがございます。※特典対象店舗は順次追加となることがございます。※一部、特典の取扱いが無い店舗もございます。※特典の内容・デザインは予告なく変更する場合がございます。※確実に入手をご希望の方は、事前に各店舗様へご確認いただくことをお奨めします。ハナレグミ ニューアルバム『発光帯』特設サイト ツアー情報ハナレグミ『ツアー発光帯』5月2日(日) 北海道 Zepp SapporoOPEN / START17:00 / 18:005月13日(木) 福岡 Zepp FukuokaOPEN / START18:00 / 19:005月18日(火) 東京 Zepp TokyoOPEN / START18:00 / 19:005月27日(木) 愛知 Zepp NagoyaOPEN / START18:00 / 19:005月28日(金) 大阪 Zepp Osaka BaysideOPEN / START18:00 / 19:00【Musician】Ba:鈴木正人 / Guitar:石井マサユキ / Dr:坂田学 / Key:ハタヤテツヤ【チケット】料金:7,700円(税込)全指定席・ドリンク代別・未就学児入場不可ハナレグミ オフィシャルサイト
2021年03月31日夏帆、石井杏奈、村上虹郎、安達祐実、斎藤工ら豪華俳優陣が集結し、2020年春の多摩川を舞台に8編のオリジナルストーリーで綴るオムニバスドラマ「息をひそめて」がHuluにて独占配信されることになった。本作で監督・脚本を務めるのは、『四月の永い夢』(2017)でモスクワ国際映画祭の国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連名特別賞をW受賞し、その後『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』など、国内外で多数の賞を受賞してきた映画監督・中川龍太郎。映画監督として精力的に作品を発表しながら、詩人としても活動する中川さんが、この“いま”を生きる人々を美しく繊細に描き出す。各話に登場する市井の人々を演じるのは、夏帆、村上虹郎、安達祐実、三浦貴大、瀧内公美、光石研、斎藤工ら、日本のドラマ・映画を支える個性豊かな実力派俳優陣。そこに、石井杏奈、蒔田彩珠、萩原利久、長澤樹、横田真悠、小川未祐といった次世代を担う期待の若手俳優たちが眩しいほどに輝き、それぞれが重なり合って異彩を放つ。コロナ禍の多摩川沿いが舞台…全8話のオムニバスストーリー本作は8話のオムニバスストーリーで構成され、2020年コロナ禍となった多摩川沿いの街が舞台。第1話・増田妃登美(夏帆)は食堂を営むも緊急事態宣言により客が激減、第2話・大学生の高岡七海(石井杏奈)は帰りたい場所もなくひとり学生寮に留まり、第3話・ごみ収集員アルバイトの宮下心平(村上虹郎)と会社員・松崎妃美(安達祐実)は人と人が触れ合う機会が奪われる中、マッチングアプリで出逢う...。第4話・三隅夕河(蒔田彩珠)は大学進学を控えるも、父・雅人(光石研)との窮屈な日々の暇つぶしに宅配のアルバイトを始め、第5&6話・リモートワークになった十和田淳(三浦貴大)と皐月(瀧内公美)の夫婦は24時間顔をつき合わせる生活、第7話・高校3年生の珠美(小川未祐)は最後の合唱コンクールが中止となるなど、それぞれがいままでとは一変した生活を余儀なくされている。そして第8話・高校教師の水谷光生(斎藤工)は2021年晩秋、コロナ禍を経た未来の姿を描き出し、8編のショートストーリーが重なり合う。各話タイトルは話の主人公がつぶやくモノローグで展開されていく、という作り。新型コロナウィルスで先行きが見えづらい中、彼らの些細な人生に光を当てる8つの小さな物語は、この“いま”だから出会えた人々の物語を通じて、縮こまった心と身体をそっと和らげ、いつの間にか川のそばで深呼吸しているかの様な気分になれる作品に仕上がっている。中川監督のもとに精鋭スタッフが集結、ハイクオリティーな映像が完成中川監督は、映画『そこのみにて光輝く』で知られる脚本家・高田亮とタッグを組みオリジナルストーリーを構築。音楽を担当したのは、各地を旅しながら新たな旋律を生み出し続け、初のミュート・ピアノソロアルバム「スティルライフ」シリーズも話題を呼んでいるharuka nakamura。さらに、国内外で多数の賞を受賞してきたカメラマン・上野千蔵が撮影監督として参加するなど、各界に新たな刺激をもたらしている気鋭スタッフが集結。まさに“最先端クリエイティビティーの顔”というべき製作スタッフが生む“色彩豊かな映像”と“美しい音楽”を、4K映像&5.1chサラウンドでお届けする。オムニバスストーリーで繋がる豪華キャスト陣からコメント到着夏帆(増田妃登美役第1、8話)「息をひそめて」というタイトルがとても素敵だと思いました。生きることに器用になれない登場人物たちのささやかな変化を、柔らかな光と優しい眼差しで切りとった作品です。わたしが演じた妃登美は、凛とした強い女性に見えるけれど、脆くて繊細な一面も持ちあわせた女性です。そんな彼女が1話の中で、少しだけ心のドアを開いて、半歩踏み出すその姿を、丁寧に演じていきたいと思いました。石井杏奈(高岡七海役/第2話)脚本を読ませていただいた際に、まさにこの今の時代の流れを象徴している作品だととても思いました。自粛期間は、人と会わないことが人を救うことになるという、非日常のルールをみんなが感じていたと思います。この脚本を読んで改めてそのことを強く感じましたし、あの時に自分の感じた思いや気持ちが全て重なったので、この作品の世界に入ることがとても楽しみでした。村上虹郎(宮下心平役/第3話)短いストーリーの中で、脚本の段階から人間がすごく丁寧に描かれており、中川龍太郎監督という人が撮る作品は突出した刺激的なハプニングが起きることに執着することがなく、頼ったりせずに、日常から人の変化を見つけていくことがすごく得意な方だと思いますし、今回もその部分が存分に表れている作品になっていると思います。安達祐実(松崎妃美役/第3話)少しの男女の関係、恋愛っぽい雰囲気を見てる方に楽しんでいただけて、マッチングアプリで出会う男女のちぐはぐな感じに共感していただける部分があると思います。そして、この変わってしまった世界の中で、人々がどういう風に生きているかを見ていただき、何となく「ああ、そうだよな」って、どこかに心を寄せて共感してもらえたら嬉しいです。斎藤工(水谷光生役/1、7、8話)この物語群はモノローグ(心の声)によって登場人物の心の形が補填され、言葉のやり取りだけではない、絵葉書のような風情、情感、余白の連鎖からなる、美しい私小説的な作品です。私自身演じていて浄化されていく感覚がありました。それぞれの物語に、観た方の心当たりが見付かる事を願っております。中川龍太郎監督2020年は、世界中の誰にとっても、特別な一年だったと思います。この物語は、その一年を生きた、河原の町で生活する“普通の人々“の物語です。誰もが息をひそめて生きていかざるをえなかったこの一年。「息をひそめて、前を向く」困難な時代だからこそ、私たちは投げやりになることなく、背筋を伸ばし、生きられるかどうかが試されている気がします。こんな時だからこそ、優しく在りたい。そんな気持ちで紡いだ8つの結晶(物語)に触れてもらえましたら幸いです。Huluオリジナル「息をひそめて」は4月23日(金)独占配信スタート(全8話)※初回のみ4話同時配信、以降毎週金曜1話ずつ追加。(text:cinemacafe.net)
2021年02月23日“幸せを運ぶ珈琲物語”を描いたコナリミサトの漫画を、中村倫也主演でドラマ化する「珈琲いかがでしょう」。この度、本作に夏帆と磯村勇斗が出演することが決定した。2人が演じるのは、主人公の移動珈琲店「たこ珈琲」店主・青山一に大きく関わっていく主要キャラクター。夏帆さんが演じるのは、職場近くで偶然「たこ珈琲」と出会う不器用女子・垣根志麻。仕事では要領のいい後輩に出し抜かれ、上司にも認めてもらえず、人の失敗の尻拭いをさせられる毎日に心が折れていたが、偶然出会った「たこ珈琲」に癒されていく。「さらっとしてるようで、エグみがあって、意外性のあるストーリーに引き込まれました」と物語の印象を明かした夏帆さんは、「一生懸命でどこか憎めない魅力的な垣根さんをきちんと再現できるように頑張ります」と意気込み。「繊細であり大胆であり、とっても不思議な世界観でわたしも完成が楽しみです。ぜひ、珈琲とともにご覧になっていただければ嬉しいです」と視聴者へメッセージを寄せている。また、「ひよっこ」「今日から俺は!!」「きのう何食べた?」などへの出演が話題となった、作品によって自在に表情を変える若手実力派俳優・磯村さんが今作で演じるのは、青山の過去に深く関わる謎の男・杉三平(通称・ぺい)。「珈琲が大好きな僕にとっては嬉しいドラマです。でも演じる “ぺい” という役が珈琲が大っ嫌いなので、この作品中は珈琲が嫌いになってしまうのかな、と不安です」と心境を明かした磯村さんは、「ペいはただのチンピラに見えるかもしれませんが、彼なりに正義を持って青山にアプローチしていきます。彼の持つ『目的』を果たすために、ぺいとしての役目を全うしたいです」と役についてコメント。「少しでもドラマ『珈琲いかがでしょう』を通して、優しい気持ちになって頂ければ」と呼びかけている。「珈琲いかがでしょう」は2021年テレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月04日夏帆主演の特集ドラマ「星とレモンの部屋」が3月19日(金)に放送されることが決定した。本作は、次世代の脚本家を育てるため、NHKと放送作家協会の共催で開催しているコンクール「第44回創作テレビドラマ大賞」の大賞受賞作のTVドラマ化。近年、社会的な問題となっているひきこもり家族の8050問題。老いた両親が亡くなった後、子どもたちがその死体と暮らしていた、といういくつもの痛ましい事件をベースに、チャットで知り合ったひきこもりの男女に起きる、ある一日のドラマが描かれる。夏帆さんが演じるのは、ひきこもり歴18年の里中いち子。外の世界との唯一のつながりは、同じひきこもりの青年・涼(宮沢氷魚)とのチャットでのやり取りだ。そんないち子を何とかしたい母・初美(原田美枝子)は、日々ドア越しに語りかける。しかしある朝突然、倒れてしまい、パニック状態のいち子は119番に必死で電話するが、肝心の助けを求めることができない。ようやく部屋から出たときには、母はすでに冷たくなっていた。「遺体を浴室に運んで、鼻と口にティッシュを詰めてください」――。いち子からのSOSを受けた涼は、不思議なほどに冷静。実は、涼にも隠された秘密があって――というストーリー。夏帆さんは「ひとつひとつの台詞がとても丁寧で繊細で、素敵な脚本」と絶賛。「引きこもり、と聞くと、犯罪者予備軍だとか、怠惰な人たちだとか、いわゆるステレオタイプのイメージが浮かんでしまうと思います。でもそういう人たちはごく少数で、彼らは世間から圧迫された被害者なのだと、人一倍繊細ないち子を演じていて感じました」と語った。そして脚本家の佃良太は「このドラマは、決して『ひきこもり当事者の悲惨さを描く物語』ではありません。このドラマは、ひきこもり当事者の真摯な生き様を通して『生きる愛しみに手を伸ばす物語』です。是非、ご覧いただけると幸いです」とコメントしている。特集ドラマ「星とレモンの部屋」は3月19日(金)22時~NHK総合にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年01月22日映画『Red』の公開記念舞台あいさつが22日、都内で行われ、夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗、三島有紀子監督が出席した。現代女性の恋愛心理描写で女性から支持を得ている直木賞作家・島本理生が新境地を開いた『Red』を、三島有紀子監督により映画化された本作。誰もがうらやむ夫の真(間宮祥太朗)と何も問題のない生活を過ごしていたはずの村主塔子(夏帆)だったが、かつて愛した鞍田秋彦(妻夫木聡)と10年ぶりに再会を果たし、誰もが想像しなかった選択をする。公開初日を前日に迎えたということで、この日は公開記念舞台あいさつ。主人公の塔子を演じた夏帆は「過去に三島さんとはご一緒しましたが、今回は今までで見たことがない顔が見たいとおっしゃっていただき、そこを出すにはどうしたらいいのか悩みました。できる範囲内でお芝居をするのはダメだと思い、一歩踏み出そうと現場では常に葛藤していましたが、この作品のために自分ができることは何でもやってやろうと思いながら現場にいました」と覚悟を持って撮影に臨んだという。夏帆が演じた塔子は、夫の真、10年ぶりに再会した蔵田、そして蔵田が勤める設計事務所の小鷹の3人に愛される中で誰と愛して生きていくのかを選択する。妻夫木は「僕は蔵田として接していましたが、何とも言えないですね。監督は『この2人は宿命』と仰って腑に落ちましたが、僕自身はできれば行きたくない世界ではあります。(夫婦の)お互いの小さな我慢の積み重ねがこういう状態を生んでしまっていると思うので、僕はそうならないように努力したいなと思っています」と話した。夏帆も3人の男性について言及し「難しいですね(笑)」と苦笑いも「蔵田さんに惹かれてしまう塔子の気持ちも分かりますが、刹那的であるからこその魅力もあるし、実際に私だったら自分が自分でいられなくなる危うさを感じます。小鷹さんは1番等身大でいられるという気はしますね。真くんはすごい良い夫で彼なりに大切にしてくれます。1番安心感があるのは真くんなのかなと思います」とコメント。そんな彼女に男性キャストと三島監督がバラの花束を手渡し、涙が溢れ出そうだった夏帆は「中々自分で消化しきれてないですが、本当にここのいる皆さんとご一緒でき、この作品と出会えて良かったと思います。私にとって30代に向けてのターニングポイントになる作品だったし、ちゃんと悩む時間を許してもらえたのはありがたかったです」と感謝の言葉を口にしながら「これを糧にまた皆さんとご一緒できたらと思います」と再会を願っていた。
2020年02月22日2月22日(日)オンエアの「ボクらの時代」に、絶賛公開中の映画『Red』で共演している妻夫木聡、柄本佑、夏帆が出演する。読者モデルとして人気を博し、初主演した映画『ウォーターボーイズ』で第25回日本アカデミー賞優秀主演男優賞と新人俳優賞を受賞し、大河ドラマ「天地人」では直江兼続役で主演するなど一躍人気俳優となると、最近は『怒り』や『ミュージアム』『決算!忠臣蔵』と多彩な役柄を演じる演技派へと成長を遂げた妻夫木さん。2003年、映画『美しい夏キリシマ』の主人公役で映画デビュー。『きみの鳥はうたえる』や『素敵なダイナマイトスキャンダル』で数々の映画賞を受賞すると、昨年は『居眠り磐音』『アルキメデスの大戦』『火口のふたり』といった作品に出演。放送中の「知らなくていいコト」も話題を呼んでいる柄本さん。2015年公開の映画『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。その後も『高台家の人々』や『友罪』『ビブリア古書堂の事件手帖』などの作品に出演。昨年は大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」をはじめ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」も衝撃展開で話題を呼んだ夏帆さん。今回はこの3人が集結。ともに10代の頃から俳優として活躍している彼らが、当時の自分といまの自分を比べて思うことや結婚して子どもが生まれてからの心境の変化などを語り合うほか、映画『Red』撮影時のエピソードなども明かす。映画『Red』は現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、初めて官能の世界に挑んだ同名小説の映画化作品。平凡な結婚、可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた村主塔子。10年ぶりに昔の恋人・鞍田秋彦に再会する。「君は、変わってないな――」鞍田は、塔子の気づかなかった心の隙間に悪魔のように入り込んでくる。そして、運命は予想もしない方向へ走り出す――。夏帆さんが塔子を演じ、再会する元恋人・鞍田に妻夫木さん。塔子の本心を見透かしてくる同僚・小鷹に柄本さん。塔子を愛する故、理想を押しつける夫・真に間宮祥太朗といった俳優陣が共演する。映画『Red』は現在絶賛公開中。「ボクらの時代」は2月22日(日)7時~フジテレビでオンエア。(笠緒)
2020年02月22日夏帆と妻夫木聡、さらに柄本佑と間宮祥太朗の共演で贈る映画『Red』。映画初主演を務めた『天然コケッコー』で見せたあどけない無垢な笑顔の少女から、10年以上の時を経て、儚くも強く、繊細な女性へと変貌を遂げた女優・夏帆さん。「すべてが手探りで戸惑うことが多かった」と本人が語る通り、難しい役どころを見事に演じきった。共演の柄本さんも「僕の中では『天然コケッコー』のイメージで止まっていた」が、「現場の立ち姿とか居住まいがすごくかっこよかった」と語っている。役柄によって次々に新たな魅力を発揮していく彼女は、これまで多くの名監督たちとタッグを組んできた。◆『天然コケッコー』(2007年)初主演となる代表作第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した、夏帆さんの初主演作品。山と田んぼが広がる木村町。方言丸出しの中学2年生・右田そよの通う、全校生徒たった6人の分校にある日、東京からかっこいい大沢広海(岡田将生)が転校してくる。初めてできた同級生との楽しく過ごす毎日に、期待に胸膨らませるそよだったが、そよとは正反対の性格で、ちょっと意地悪でとっつきづらい大沢をだんだんと気になりだす…。清純派の代名詞として、いまなお語られる夏帆さんの代表作であり、制服姿の無邪気な笑顔が印象的。本作のメガホンをとったのは『味園ユニバース』や『オーバー・フェンス』などで知られる山下敦弘監督。◆『砂時計』(2008年)松下奈緒の中高生時代役『天然コケッコー』に続いて2度目の島根県ロケとなった、夏帆さんにとっても思い出の作品。芦原妃名子氏の人気漫画の実写化で、両親の離婚を機に田舎へ引っ越してきた主人公・杏とそれを支える大悟の12年の時を描いた純愛ストーリー。松下奈緒演じる杏の少女時代を演じ、池松壮亮演じる少年時代の大悟と初々しいピュアな学生の恋を体現した。『図書館戦争』シリーズや『GANTZ』シリーズ、『キングダム』などのアクション作品が多い佐藤信介監督の作品の中でも、類を見ない王道のラブ・ストーリー。◆『海街diary』(2015年)日本を代表する“4姉妹”の三女に第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか数々の賞に輝き、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された是枝裕和監督の作品。父親の死をきっかけに、腹違いの四女・鈴と3姉妹が出会い、鎌倉で共同生活を始める。徐々に4姉妹としての絆を深めていく。静謐に描かれる鎌倉での4姉妹の日常を通して、本当の家族になるまでの姿を描いた本作は、綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずら日本映画界を代表する女優たちと4姉妹の三女・千佳を熱演した。◆『ピンクとグレー』(2016年)中島裕翔&菅田将暉の幼なじみ「NEWS」の加藤シゲアキが初めて書き上げた小説が原作となった本作。大人気スター俳優・白木蓮吾(中島裕翔)が突然亡くなる。第一発見者は幼い頃からの親友で、蓮吾とは対照的に売れない俳優の河田大貴(菅田将暉)。動揺する大貴は、蓮吾のそばに置かれた6通の遺書を手にする。遺書に導かれ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表した大貴は、一躍時の人となり、憧れていたスターの地位を手に入れるが、蓮吾を失った喪失感と、その死によって与えられた偽りの名声に苦しみ、自分を見失っていく…。夏帆さんは蓮吾、大貴と幼なじみのサリーを演じており、これまでの清純なイメージから一変、濃いめの化粧にパンクな服を着こなした。メガホンをとった行定勲監督のもと、文字通り新境地を見せたことでも話題となった。◆『友罪』(2018年)永山瑛太と心通わせていく女性にかつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描いた、薬丸岳の同名ミステリー小説を実写映画化。『64-ロクヨン-』シリーズを手掛けた瀬々敬久監督とスタッフが再集結し、人間の揺れ動く心情が繊細に描かれている。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田斗真)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(永山瑛太)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…。夏帆は、本作であるきっかけで鈴木に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役を演じている。美代子は、かつてAV出演を強いられた過去を持つ女性ということで、これまで演じたことのない難役に体当たりで挑んだ。◆『Red』(2020年)妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗の間で揺れ動く30歳を目前に、夏帆さん自身が「何か新しいことにチャレンジしたい」という思いから挑んだ本作。直木賞作家・島本理生がセンセーショナルな表現で新境地を開いた同名小説を映画化、三島有紀子監督が女性の生き様をリアルに描き出した。夏帆さんは誰もがうらやむ夫、かわいい娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった主人公・塔子を演じる。10年ぶりにかつて愛した男・鞍田秋彦(妻夫木聡)と再会したことで、ずっと行き場のなかった気持ちが、少しずつ解かれてゆく。そして、鞍田以外にも塔子の心にそっと寄り添う同僚・小鷹(柄本佑)、夫である真(間宮祥太朗)ら、3人の男性の前で揺れ動く主人公の心の葛藤を演じきり、誰もが想像し得ない映画オリジナルのラストは、賛否両論を呼びながらも力強く女性たちの背中を押すと話題になっている。清純派から、大人の恋愛を見せる役柄へと役の幅を広げながら魅力を増していく夏帆さん。名監督たちに愛されてきた彼女の魅力は日本映画界において、これからも唯一無二の存在感を放ち続けるに違いない。『Red』は2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Red 2020年2月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020『Red』製作委員会
2020年02月20日三島有紀子監督の最新作は、島本理生の同名小説を映像化した『Red』。主人公・村主塔子(夏帆)は商社勤務の夫・真と幼い娘の翠、真の両親と共に瀟洒な家で不自由なく、しかし夫や姑に気を遣いながら暮らしている。そんな折、かつての恋人・鞍田秋彦(妻夫木聡)と再会。鞍田の勤務する会社に職を得た塔子は、働く喜びに目覚めると同時に、鞍田への思いを再燃させる。だが、鞍田にはある秘密があって…。妻夫木さんと夏帆さんにお話を伺いました。夏帆:私はここまでストレートな恋愛ものを今まで演じたことがなかったので、この映画のオファーを頂いた時は驚きました。でも、三島監督とはまたご一緒したいと思っていたので嬉しかったです。妻夫木:僕は三島監督とは今回が初めてで、ずっとご一緒したいと思っていたので純粋に嬉しかったです。そろそろ、またこういう作品をやりたいと思っていた時期だったし、脚本を読んだら深いテーマ性も感じて、より一層やりたいなと思って。夏帆:私、妻夫木さんとまさかご一緒できると思っていなかったので、すごく緊張していました(笑)。妻夫木:最初に会った時にその緊張は伝わってきてた(笑)。脚本を読んで、これは夏帆ちゃんにとってたぶん、大きな挑戦になると思っていたし。鞍田が塔子を見守るがごとく、僕もずっと夏帆ちゃんを見守ってました。夏帆:ありがとうございます。妻夫木:監督に撮影前に二人で食事をしたらどうかと言われて、それだけではしっくりこない気がして。僕から一緒に料理して食事したいと言って、二人でシチューを作って食べたんだよね。夏帆:その日は朝から、役作りのためにバッティングセンターに行ってバッティングの練習をして、お昼は夫役の間宮祥太朗君と娘役の奈合緒(ななお)ちゃんと遊園地で3人で遊びながら家族としての時間を過ごして、その後で妻夫木さんとシチューを作るという。濃密な一日でした。妻夫木:別に深い話はしなかったよね。夏帆ちゃんはずっとうなずいていた(笑)。夏帆:緊張していたんです。最初のリハーサルでも、三島さんに「愛情よりも尊敬のほうが立っていて、全然恋人同士に見えない」って言われて、撃沈したんですよね(笑)。どうしようと思って妻夫木さんに相談させていただきました。かつては恋人同士で、10年ぶりに再会した二人の空気感をお芝居のなかで作り上げるのは、言葉で説明したり体に触れたりすればいいわけじゃなくて、すごく難しかった。妻夫木:言葉で説明せずに、“本人がそこにいる”ことを求める監督を僕はすごく信頼していて。相応の覚悟を持っている人じゃないとそういう演出はできないだろうから。だから僕は「ああ、この監督大好きだな」と、一瞬にして惚れてました。夏帆:監督に「今のでOKだけど、もっとできるよね」って言われたりすると、それだけ今までにない私を引き出そうとしてくださっているんだから、その思いに応えたいと思いました。それに、妻夫木さんや、同僚役の柄本佑さん、間宮君とご一緒して、みなさんそれぞれの役へのアプローチの仕方を見ることができて得たものも大きかったです。妻夫木:塔子も、それぞれとの関係性のなかで、全然違う表情を見せるしね。夏帆:そのなかで、鞍田さんは塔子にとっては忘れられない人だったんですよね。知らない世界を見せてくれた人ですし。理屈ではなく、強く惹かれるものがあったんだろうなと思います。妻夫木:鞍田はたぶん、10年前に出会った頃は、塔子の純粋さだったりが好きだったんだと思う。ルールを無視した家のデッサンを描いているのが可愛かっただろうし。僕もルール的におかしくても、いいものはいいと思うほうだけれど、鞍田も、家の設計をしながら「あの頃塔子が描いた家の窓から見える景色ってどんなだろう」ってずっと考えて生きていたんじゃないかな。でも再会した時、塔子がいろんなものに向き合うなかで本音が言えなくなっているのが分かって。それでちょっと喜びを与えると、それだけで塔子がふわっと花を咲かせるように変化していく。それがまたすごく愛おしかったんだろうなって。夏帆:鞍田さんと再会したことで塔子は、生き方も変わっていくんですよね。妻夫木:恋愛映画って、だんだん女性目線になってきていると感じていて。女性の生き方を考えるものが多くなっている。夏帆:この間、日本の少女漫画が女性の生き方や働き方をどのように描いてきたかを研究されている方と話す機会があったんです。その方が、「今の映画は王子様が出てこない」って。女性が壁にぶつかって乗り越えていく時に、女性同士の友情や年の離れた人との交流とか、恋愛以外のものを得て成長していく話が多いって言っていました。そういう意味では、『Red』は恋愛を通して人生が変わっていく話ですよね。妻夫木:そもそも恋愛映画って、恋愛を描いているようでいて、意外と人の生き方とか、深いテーマ性を持っている。昔は恋愛が成就することによって救われるという話が多かったかもしれないけれど、今は、裏に隠されたテーマが前とは根本的に違うのかもしれないね。生きているってことはなんなのかと問いかけるものが多いし、特に『Red』はそういう作品になっていると思う。夏帆:それだけに難しかった。妻夫木:僕は、夏帆ちゃんがこの役と向き合う覚悟を決めてると感じていたので、最初から何の心配もなかったです。夏帆:引き受ける前は悩むけれど、引き受けた後は、やると決めたらとことん向き合いたいと思っています。今回は妻夫木さんに、すごく勉強させていただきました。妻夫木:とんでもない(笑)。こちらこそ、この作品の相手が夏帆ちゃんでよかったです。恋愛にはその人の生き方が透けてくる。撮影は大雪の新潟の場面からスタートしたという。悪天候のために出張先から帰れなくなった塔子。そのことを電話で伝えた時、怒った真の口から飛び出した言葉とは…。原作では鞍田はIT企業勤務だが、映画では建築家に変更。10年前、彼の建築設計事務所でアルバイトしていた頃に塔子が描いた家のデザインが、物語の大切な要素に。間宮祥太朗さん演じる塔子の夫・真は裕福な家庭に育ち、一流商社に勤めるハイスペック男。性格が悪いわけではないけれど、妻に対しては無神経な言動も少なくない。©2020「Red」製作委員会つまぶき・さとし1980年生まれ、福岡県出身。2001年『ウォーターボーイズ』で映画初主演。『悪人』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『怒り』で同最優秀助演男優賞など受賞多数。かほ1991年生まれ、東京都出身。2007年に映画『天然コケッコー』で主演。『うた魂』などで日刊スポーツ映画大賞新人賞、『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。チェックのドレス¥64,000中に着たニットベスト¥39,000(共にAURALEE TEL:03・6427・7141)※『anan』2020年1月15日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・清水奈緒美(夏帆さん)TAKAFUMI KAWASAKI(MILD/妻夫木さん)ヘア&メイク・石川奈緒記(夏帆さん)勇見勝彦(THYMON Inc./妻夫木さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2020年01月12日夏帆と妻夫木聡が共演し、直木賞作家による賛否両論の問題作を三島有紀子監督が映画化した『Red』より、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着した予告編では、夏帆さん演じる塔子と10年ぶりの再会を果たし、塔子の心にそっと寄り添い入ってくる“かつて激しく愛した男”鞍田(妻夫木さん)との激しい恋愛模様を中心に、彼女の本心を“見透かしてくる同僚”小鷹(柄本佑)、塔子をまっすぐ愛するが故に“理想を押しつける夫”真(間宮祥太朗)といった、塔子と彼女をとりまく3人の男たちが映し出されていく。前半は笑顔を見せる楽しげなシーンも登場しているが、後半では塔子が車中で鞍田へ「もう会わないから」と告げるシーンも。しかしそんなセリフとは裏腹に、離れることができない2人。そして彼らの前にあまりにも残酷な“秘密”が突きつけられ、物語は予想外の展開へと進んでいく。さらに予告編と併せて到着したポスタービジュアルには、憂いを帯びた表情で見つめ合う2人の姿が。本当に愛する人・鞍田に再会してしまった塔子が、抗いながらも、惹かれ、堕ちていく瞬間が切りとられている。またそのキスは、始まりにすぎないことを彷彿とさせるようだ。『Red』は2020年2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Red 2020年2月21日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2020『Red』製作委員会
2019年10月31日濱田岳、水川あさみ、新津ちせが家族を演じる『喜劇 愛妻物語』。この度、新ビジュアルとともに、新たに夏帆、大久保佳代子、ふせえり、光石研の出演が明らかになった。安藤サクラ主演の『百円の恋』で日本アカデミー賞をはじめ数々の脚本賞を受賞した足立紳が、自身初の自伝的小説を原作に自らメガホンをとって映画化した本作。うだつのあがらない脚本家の夫と、その夫を罵倒し続けながら家計をささえる妻を通して描かれる、笑い泣き必至の人情派夫婦活劇となっている。そんな本作で、豪太(濱田さん)とチカ(水川さん)の大学時代の共通の友人である由美役に、『海街diary』や『ブルーアワーにぶっ飛ばす』など、その透明感のある演技で数々の映画賞を受賞してきた夏帆。豪太が働いていたスーパーマーケットの同僚・吾妻役には、お笑いコンビ「オアシズ」としてだけでなく、ドラマや映画にも出演し活躍の幅を広げる大久保佳代子。豪太とチカが取材に訪れる“ものすごい速さでうどんを打つ女子高生”の母親役には、朝ドラ「半分、青い。」「時効警察はじめました」など話題作には欠かせない女優・ふせえり。その夫役には様々な役柄をこなす名バイプレイヤー・光石研が扮し、作品に厚みを加えている。なお、本作は10月28日(月)~11月5日(火)に開催される第32回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、注目を集めている。『喜劇 愛妻物語』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜劇 愛妻物語 2020年全国にて公開予定©2019『喜劇 愛妻物語』製作委員会
2019年10月25日ありのままの自分を受け入れることは、簡単なようで難しい。理想もありプライドもある。女優の夏帆は、最新作映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の撮影を通して、少し自分のことを「認めてもいいのかな」と受け入れられるようになったという――。いままでで一番やりたいと思えた役本作で夏帆さんが演じた砂田は、自称・売れっ子CMディレクターで、理解ある優しい夫もおり、字面的には満ち足りた人生のように感じられるが、その実は、自らを偽り“大人”のふりをして負の感情を溜め込み、心は荒れすさんでいる。どうにかしたくても、日常は止まらない。ときばかり過ぎていく焦り、葛藤――「このままでいいのか」。「この映画は、時間に対する向き合い方を描いている作品でもあります。私自身、10代のころから仕事をしていて、時が過ぎていくなかで、周囲がどんどん変化していくのに、そこに気持ちが追いつけないと感じることもありました。それでも時間は流れていくし、生きていかなければならない。立ち止まることも必要ですが、立ち止まったままでいると、いつの間にか自分だけ置いてけぼりになってしまう。砂田にもそういう葛藤があり、演じていて共感する部分は多かったです」。いまの夏帆さんの気持ちにリンクするキャラクター、そして世界観。メガホンをとった女流監督・箱田優子は、脚本のほかに、どういうことを映画にしたいのか、なぜ夏帆さんにオファーをしたのかを手紙にしたためた。夏帆さんは「その手紙を読んで腑に落ちました」と語ると「いままで一番やりたいと思えた役に出会えた」と出演を熱望した。本作では、大きな出来事や事件が起こるわけではない。言ってみれば、砂田が地元に帰って、そして戻ってくる物語。狭い範囲で砂田は揺れ動き、ビフォアーアフターの心の動きも繊細だ。どのシーンも、しっかり砂田に向き合い、丁寧に感情を表現することが求められる。それだけに、些細なことでも常に箱田監督と共有し、一緒に役を作っていく感覚を味わえたことは夏帆さんにとって、かけがえのない現場体験だったという。「一緒に走ってゴールに向かっていく作業は、非常に心地よく楽しかった」と笑顔を見せる。シム・ウンギョンはすごい女優なかなか感情を開放できない砂田に、常にインパクトを与える存在が、シム・ウンギョンさん演じる清浦だ。ある意味で、砂田とは真逆の立ち位置で、物語を大きく動かす役割を演じる。「ウンギョンちゃんとはお芝居のことはあまり話をしなかったのですが、共演してすごい女優さんだなと思いました。感受性が豊かで、役への理解度も深い。自由で伸びやかなのですが、ただ自由にやっているわけでもなく、そこにはしっかりとした計算もあるんです」。母国語ではないセリフ回しであるにも関わらず、瞬発力のある演技も、夏帆さんを驚かせた。「アドリブもバンバン入れてくるんです。それが物語のなかでしっかり活きているので、私自身もウンギョンちゃんの立ち振る舞いに乗せられる部分がありました。繊細さと大胆さのバランスもすごい」と称賛の言葉が止まらない。ありのままの自分を受け入れるそんなウンギョンさん演じる清浦が、砂田の言動に「そういうのダサいっすよ」と発言するシーンがある。しかし、そのダサさを笑い飛ばし「最高!」と肯定できることが、人生を豊かにすることもある。「つい最近までどうしても理想を高く持ってしまい、そこにたどり着けない自分を受け入れられなかったのですが、どうやったってできないことはある。それをダサいと思わずに、受け入れられるようになることで、見えてくることはあると思います。ここ1年ぐらいでやっとそういう考え方になってきました」。こうした夏帆さん自身の考え方の変化に大きな影響を与えたのが本作との出会いだ。完成披露試写会で夏帆さんは「いまの等身大の自分が出ている」と話す一方で「いまの私がこれなんだ」と落ち込んでしまったというエピソードを話していた。しかし「この作品と出会ってから、うまくできない自分を受け入れようと思い始めたんです。もちろんグチグチと言ってしまうこともありますが、違う視点で物事を見れば見えてくるものも変わってくるし、意外と楽しめるのかなと」と考えが変わった。いままでは自分のことが「嫌いだった」というが、最近は「まあまあ、頑張っているんじゃないかな」と心を開放できているという。それもこれも、いままでやってきたことの積み重ねによって「心からやりたいと思える作品」に出会えたことで、夏帆さんが進んできた道が「間違っていなかったんだ」と思えたことが大きいようだ。「女優の仕事をするなかで、いろいろ悔しいことも辛い思いもしてきましたし、『果たしてこっちでいいのかな』と迷うことはいっぱいありました。でも諦めずに続けたからこそ、この作品に出合えた。この仕事を続けてよかったなと思えることは幸せなことです」。無駄な武装がなくなり、よりシンプルに…30代に入るのが楽しみ!「20代後半に差し掛かった私にしか演じられない役」と砂田というキャラクターを位置づけた夏帆さん。それだけに「この作品を終えて、次のステージにいかなければいけない」というプレッシャーもひしひしと感じている。積み重ねることでしか、次に続かないということは、10年以上の経験のなかで敏感に感じ取っている。「私は怠け癖があるので、日々怠らずに向き合っていかなければいけないですね」と苦笑いを浮かべていたが、30代、40代と“年齢を重ねる”ことは怖さもあるが「20代前半までは、無駄なもので武装をしていたのですが、いまはシンプルになってきました。自分で言うのはどうかと思いますが、肩の力が抜けてきた感じがして、30代に入るのが楽しみなんです。もっと自由になる気がして…」と未来に思いを馳せる。“年をとる”という言葉にはマイナスなイメージを持つ人が多いかもしれないが、夏帆さんを見ていると“年を重ねる”ことには、大いなる希望が感じられる。(text: Masakazu Isobe/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年10月10日笑福亭鶴瓶と女優・上白石萌歌が関係者への徹底取材からゲストの素顔に迫っていくトーク番組「A-Studio」。その10月4日(金)今夜放送回に、女優の夏帆がゲスト出演。最新作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の公開を控える夏帆さんの素顔が明かされる。小学生のとき原宿でスカウトされ芸能界デビュー。ティーン向けファッション誌「ピチレモン」のモデルとして活動するなかで11代目「リハウスガール」に抜擢され注目を集めると、2004年には「ケータイ刑事 銭形零」に主演。「学校へ行こう!MAX」のレギュラーも務めるなど演技、バラエティと様々な仕事に挑戦。2007年公開の『天然コケッコー』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに2015年公開の映画『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞すると、その後『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』など数々の作品に出演。放送中の大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」も話題の夏帆さん。いまや実力派女優としてその名を轟かせる夏帆さんが本番組に初登場。お酒が大好きだといい、気分よく酔っぱらって親友の柄本時生にまさかの仕打ちをしてしまったエピソードや、かつて夏帆さんに真剣告白したという俳優仲間も登場、淡い恋の顛末が赤裸々に語られる。また番組お馴染みの関係者取材では小学校時代の同級生たちが登場、小学生時代の秘蔵写真も大公開される。また素顔は極度の人見知りだということで、人との距離感の難しさについて上白石さんと共感する場面も!?30歳を目前にして出会った「この役をやれるのは私しかいないのでは?」と思えたという、自らとシンクロする最新作への想いも明かす。そんな夏帆さんの主演最新作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、新進気鋭の若手映像作家を生み出したプロジェクト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」にて、2016年審査員特別賞に輝いた箱田優子の初監督作。韓国版「のだめカンタービレ」や『新聞記者』のシム・ウンギョン、『勝手にふるえてろ』『見えない目撃者』の渡辺大知、「獣になれない私たち」「これは経費で落ちません!」の伊藤沙莉らと共演する同作。30歳のCMディレクター砂田は、東京で日々仕事に明け暮れながらも、理解ある優しい夫もいて満ち足りた人生を送っている…ように見えるが、口をひらけば毒づいてばかりで心は荒みきっている。そんなある日、病気の祖母を見舞うため、砂田は自由奔放な親友・清浦と共に、大嫌いな地元・茨城へ帰ることに。しかし、実は清浦がついてくるのには理由があって――という物語が展開する。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。2020年2月には妻夫木聡と共演する映画『Red』の公開も控える夏帆さんのプライベートから仕事まで、ありのままの姿にせまる「A-Studio」は10月4日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年10月04日俳優の柄本佑と間宮祥太朗が、夏帆主演の映画『Red』に出演することが分かった。公開日も2020年2月21日(金)に決定した。今回新たに発表された柄本さんが演じるのは、夏帆さん演じる主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳。塔子に惹かれながらも、塔子と鞍田(妻夫木聡)の関係に唯一気づく重要な人物だ。昨年、第73回毎日映画コンクール男優主演賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞に輝き、『居眠り磐音』『火口のふたり』などに出演とますます勢いが止まらない柄本さん。本作について「とても刺激的な恋愛映画であり、実際に起こったら大変」と言いつつ、「なぜこういう映画が生まれるか。どこかでみんなちょっとだけ憧れてしまうところがあるのか。だけど、それを現実ではやってはいけない。そんな映画を2時間、疑似体験して、その恋愛を楽しんで頂きたいなと」とコメントしている。そしてもうひとり、間宮さんが演じるのは、塔子の夫・村主真。家族想いで、悪気はないものの“価値観のずれ”ゆえに、無自覚に塔子を追い詰めてしまう難しい役どころに挑戦する。連続テレビ小説「半分、青い。」、『食べる女』、『翔んで埼玉』と話題作に出演し、デビュー10周年を迎えさらなる活躍に注目が集まる間宮さんは、撮影をふり返り「三島監督と夏帆さんとじっくり撮影した日々が懐かしいです」と語り、「どうなろうとも女性が女性であるという事を忘れるべからず。私はまだ結婚した事も子供を持った事もありませんが、いつかのその時の為にその事を覚えていなければと思いました。思ったと言うよりも痛感したと言った方が近いかもしれません。自分が演じた真と同じ轍を踏まない様に」と本作から得たものは大きかったようだ。また2人について、三島有紀子監督は「塔子をとりまく3人の男は、それぞれベクトルは違うものの自分の尺度がはっきりしていて、全員に絶対的な色気と圧倒的な芝居力で夏帆さんの魅力を多面的に引き出してもらう必要がありました」と語り、「3人のみなさまには、いままで観たことのない芝居をしていただけた」と絶賛している。『Red』は2020年2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月25日夏帆が主演し、妻夫木聡を共演に迎えた映画『Red』が、来年2月に公開されることが決定。『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子が監督を務める。平凡な結婚、可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた村主塔子。10年ぶりに昔の恋人・鞍田秋彦に再会する。「君は、変わってないな――」鞍田は、塔子の気づかなかった心の隙間に悪魔のように入り込んでくる。そして、運命は予想もしない方向へ走り出す――。本作は、現代女性の恋愛心理描写を巧みに表現し、女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生が、初めて官能の世界に挑んだ同名小説の映画化。刊行当初、あまりにも衝撃的な内容に賛否両論が巻き起こった小説の禁断の映画化で主演を務める夏帆さんが演じるのは、鞍田の危険な求愛に心を激しく揺り動かされる村主塔子。ここまで濃密な恋愛映画の出演は初めてとなる彼女が、繊細かつ大胆に演じ、新境地を切り開く。そして、近づいてはいけない“危うい魅力”をまとう昔の恋人・鞍田は妻夫木さんが。これまで見せたことのない“悪い男”の色気を全身から漂わせ演じる。夏帆さんは「妻夫木さんとは初めて共演させて頂きましたが、お芝居している時もそうでない時も、役柄と同じ様に大きな愛でずっと守ってくださっている感覚があり、とても心強かったです」と妻夫木さんとの共演を明かし、「塔子は自分にとって、とても挑戦した役で、観てくださる方がどういう風に捉えるのか、今からドキドキしています」と公開後の反応が楽しみだと語る。一方、妻夫木さんは「来年40歳を迎える年で、そろそろ大人の恋愛をお芝居の中で表現できるようになりたいと考えていた時に、いつかお仕事をご一緒したかった三島監督からお話を頂いて、この巡り合わせがとても嬉しかったです」とオファー時をふり返り、「撮影中は、この映画自体に恋愛しているような感覚で、夏帆さんと一緒に作り上げていきました。『Red』は、理屈じゃない、人間の本能的な部分に問いかけてくるようなお話だと思います。皆さんが、どういう風に感じてくださるのか僕自身も楽しみです」とコメントしている。『Red』は2020年2月、新宿バルト9ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年08月21日箱田優子初監督作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』から、夏帆とシム・ウンギョンの姿を収めた本ビジュアルのほか、脇役を固めている豪華俳優陣の写真が解禁となった。主人公・砂田には清純派ヒロインからシリアスな役まで幅広く演じる夏帆、親友・清浦役は現在『新聞記者』が大ヒット中のシム・ウンギョンがそれぞれ扮する本作。今回解禁となったのは、砂田を支える優しい夫・篤役の渡辺大知や、風変わりで挙動不審な砂田の兄・澄夫役の黒田大輔らの姿を捉えた写真。CM現場に現れる大御所俳優役の嶋田久作、不倫相手役を演じるユースケ・サンタマリア、スナックのチーママ役の伊藤沙莉さんなど、物語のキーパーソンとなる役どころをそれぞれ個性たっぷりに演じている様子が伺える。また、同時に公開になったポスタービジュアルでは、「私を好きって人、あんまり好きじゃない」とぼやく荒んだ表情の夏帆さん演じる砂田と、「そういうの、ダサいっすよ」と達観した表情のシム・ウンギョン演じる“秘密の友達”清浦の姿が。「さようなら、なりたかったもう一人の私。」のキャッチコピーに込められた想いとは…?茨城の青い空や田舎の風景を背景に、カメラ目線の2人が印象的なビジュアルとなっている。『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は10月11日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年07月19日