2024年、始まりのクールとなる冬ドラマもいよいよ終了の時を迎えます。今期は、登場人物たちの真っ直ぐな思いが胸を打つ、ハッとさせられる作品が多かったように思われます。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が「勝手にベスト3」を選んでご紹介!総括として、ふり返っていきましょう。第1位:日韓ドラマの新しい融合「Eye Love You」本作は、過去のある事故をきっかけに、目が合うと相手の心の声が聞こえる“テレパス”の能力を持つことになった主人公・本宮侑里(二階堂ふみ)が、超ストレートな年下の韓国人留学生・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会い、新たな恋に踏み出していくトキメキ満載のラブストーリー。否応にも相手の心が聞こえてしまうため、厄介な恋愛からしばらく遠ざかっていた侑里でしたが、心の声が韓国語で聞こえるテオとは素直に接することができて…。しかし、相手をより深く知りたいという欲求が募るほど、結局は、韓国語の意味を検索するなど、段々と行動に矛盾が。視聴者にもテオの心の声は翻訳されないため、恋愛のもどかしさを主人公と一緒に味わうことができたのが、大変斬新で面白かったなと思います。加えてもう一点、本作に登場する日本の男性と韓国の男性とでは、恋愛のアピール方法が異なるという視点も「なるほどなぁ」と感心したポイント。出会った直後から「かわいいですね」「僕のこと、好きですか?」と言葉にして積極的に伝えるテオに対し、わざとじゃんけんに負けることで侑里を思いやるなど、片思いをひた隠しにする最強のビジネスパートナー・花岡(中川大志)。それぞれのキャラクターに魅力がありました。最終回に向けては、前半戦の穏やかなムードが一転!涙なしでは視聴できない、予期せぬどんでん返しがSNSでも大きな話題を集めたこのドラマ。ハニカミと切なさがの緩急が回を追う毎に癖になる作品となりました。第2位:親の夢×自分の夢交錯する思いと演奏が胸に響く「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」ある事件をきっかけに、愛する音楽の世界から退き、妻や子どもたちとも離れて暮らす道を選んだ世界的天才指揮者の父・夏目俊平(西島秀俊)と、5年ぶりに再会した娘・響(芦田愛菜)――大人になってしまったからこそムズがゆい、親子の気まずい同居生活を描いた愛の物語は、日曜の夜にぴったりの心温まるホームドラマに仕上がっていましたね。サブタイトルの「アパッシオナート」は、イタリア語で“情熱的に”という意味。音楽にばかり情熱を傾けてきた俊平は、二十歳にして思春期真っ盛りの娘と無事和解することができるのか。気づけば、ハラハラ・ドキドキの展開から目が離せなくなっていました。昨今、度々ドラマ化されるオーケストラものですが、本作は、オケメンバーが抱える様々な家族事情に焦点を当てていたのが大きな特徴です。中でも、天才と呼ばれる父に、少しでも追いつきたい一心でバイオリンに全力を注いできた響。甲子園を共に目指そうという父(柄本明)の夢から逃げ出し音楽を始めた俊平。家族から愛されたくて、反対を振り切って音楽を始めた市長の娘・天音(當真あみ)。それぞれの葛藤がぎゅっと視聴者の胸をしめつけて…。人の心を動かす情熱的な演奏の裏側には少なからず、奏でる人たちの人生、内なる思いが込められているのだと痛感させられました。ラストの演奏は、これまでの展開が走馬灯のように思い起こされる切なくも美しい仕上がりに。音楽の醍醐味を味わうことができるおすすめの一作。第3位:ハッとさせられる!心をアップデートしていく「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」本作「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」は、練馬ジムさんの同名漫画を原作とした実写化作品。偏見まみれの発言で家族からも部下たちからも疎まれていた“おっさん”こと沖田誠(原田泰造)が、ゲイの青年・五十嵐大地(中島颯太)と出会うことで、これまでの古い常識をアップデートしていくことを決意する、家族のための大奮闘です。まさしく多様な価値観が飛び交ういまの時代にこそ、ひとりでも多くの人に視聴してほしいイチオシのドラマと言えるでしょう。変わりたいと願って努めても、なかなか変われないのが人生のあるあるかもしれませんが、このドラマの主人公・誠は、ものすごい勢いで成長を遂げていきます。時に調子に乗り、想定外の方向から相手を傷つけてしまうこともあるのですが…。何度も失敗して、それでも立ち上がって真摯に相手と向き合ううち、相手も次第に「この人のことを、もっとちゃんと知ってみよう」と心を開いてくれるようになります。「頼むから、俺を諦めないでくれ」このセリフこそ、私たちがつい忘れてしまっている大切なポイントなのかもしれません。視聴した人の背中をそっと優しく押してくれること間違いなし!夫婦、親子、友達――あらゆる角度からハッとさせられる金言が詰まった一作を、心のアップデートに活用してみてはいかがでしょうか。以上、次回は春クールのおすすめ作品をピックアップしてご紹介していきます。お楽しみに。(YUKI)
2024年03月27日しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は2月21日、今期のドラマを見ている男女を対象に実施した「今期面白いTVドラマ」に関するアンケート調査の結果を発表しました。■1位は「不適切にもほどがある!」今期のドラマで最も面白いと思うドラマについて尋ねたところ、最も多い回答は「不適切にもほどがある!」でした。・「今までにないミュージカル調のドラマで配役がお馴染みで面白くないわけがない」(50代~女性)・「昔と今のコンプラの違いがユーモアある内容で描かれていて面白いし、とにかく役者さんたちがみんな上手くて良い」(40代女性)・「昭和の働き方などが、見えて面白い」(30代男性)2位は、2018年に爆発的なヒットになった連続ドラマ「おっさんずラブ」の続編「おっさんずラブ リターンズ」(12.5%)となりました。・「キャラクターたちが置かれた奇妙で笑える状況や、リアクションがコメディ要素を巧みに織り交ぜていてとても面白い」(40代男性)・「相変わらずのドタバタ感と、謎のニューキャラクターが面白いから」(30代女性)・「コミカル要素が多く、気楽にみることができ、楽しい」(20代女性)3位は、女性から支持が高かった「Eye Love You」(11.5%)」でした。・「テンポが良い恋愛ドラマで観ていて楽しいからです。韓国人俳優のチェ・ジョンヒョプさんもかっこいいです」(30代女性)・「キュンキュン場面や可愛いと思う場面が多く、内容はあまりないドラマではあるが、見てしまうため」(20代女性)・「テオくんが可愛い。日本ドラマと韓ドラの良さを上手く混ぜた雰囲気があって好きです」(40代女性)4位は、『源氏物語』を書いた「紫式部」が主人公の「光る君へ」(10%)となりました。・「平安時代の物語を現代人にもわかるようにわかりやすく解説してくれるから」(30代女性)・「もともと大河ドラマは好きだが今回の平安時代ははじめてで、今までのものと、まったく内容が違うところ。平安時代は今まで触れることがなかったが、時代背景もある程度知ることができて興味深い」(50代~男性)5位は「新空港占拠」(9%)でした。・「大病院占拠のときから大好きで観ていたから。放送毎に犯人の顔が発表されて面白い」(30代女性)・「先の見えないハラハラするドラマ性があってよいから」(30代男性)6位は「さよならマエストロ」、7位は「君が心をくれたから」、 8位は「離婚しない男」でした。今期のドラマをどうやって視聴しているか聞くと、1位は「リアルタイムに視聴」(33.5%)、2位は「TVer」(29%)、3位は「録画して視聴」(28.5%)でした。同時期に見ているドラマについて尋ねると、最も多い回答は「3本」(25.5%)で、「2本」(24.5%)と続きますす。「10本以上」と答えた人はわずか4%でした。■調査概要調査方法:インターネット調査調査機関:自社調査調査人数:男女200人対象者:今期のTVドラマを見ている人調査性別:男性49人、女性151人調査年代:20代:44人、30代:75人、40代:57人、50代以上:24人調査時期:2024年2月調査レポート:(フォルサ)
2024年03月17日お馴染みの続編ものから繊細な恋愛模様を描いたドラマなど、多種多様な作品が目白押しだった冬ドラマ。そんな今期のドラマも、最終回が近づいている。そこで本誌は、「最終回まで見たい、もしくは最後まで見てよかった冬ドラマ」について、アンケートを行った(~2月28日)。第3位に選ばれたのは、『相棒season22』(テレビ朝日系)。シリーズ22作目を迎えた今作も、前シリーズから引き続き、水谷豊(71)演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる初代・五代目相棒の亀山薫が警視庁を舞台に次々と難題事件を解決していく。《定番の展開に安心感がある》(30代男性/農林漁業)《亀ちゃん(亀山薫)が戻ってきてうれしい》と、本シリーズに初期の「相棒らしさ」を感じて懐かしむ視聴者が。また、《毎回続きが気になる》(40代女性/派遣社員・契約社員)《事件を解決していく展開が見ていてわくわくする》(60代男性/会社勤務) 《毎回、右京さんの記憶力と洞察力に驚かされる》(70歳以上男性/無職)など、刑事ドラマとしての魅力に改めてハマ人も多いようだ。第2位は3月1日に最終話が放送された『おっさんずラブーリターンズー』(テレビ朝日系)。2018年に空前のBLブームを巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』の続編で、林遣都(33)演じる牧凌太と田中圭(39)演じる春田創一の結婚後の生活を描いている。待望の続編だけあって、《前作も映画も全部観ていた。こんな続編を待っていました》(50代女性/専業主婦)《前から気になっていた。周りにはない状況で毎回展開が気になった》(30代男性/無職)と、ファンの心を掴み続けている本作。ほかにも《大切な人を想って優しい気持ちになれる》(40代女性/専業主婦)《笑えるシーンから感動するシーンまで、いろいろな気持ちにさせてくれる》(30代女性/会社勤務)など、春田や武蔵たちに感情移入できるストーリー展開がよかったという声も。そして第1位に選ばれたのは、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。宮藤官九郎のオリジナル脚本で、阿部サダヲ(53)演じる昭和の体育教師が令和の時代にタイムスリップしてしまい、昭和と令和の差に苦しみながらも奮闘する姿を描いている。《くすっと笑えるシーンが多く、息抜きにピッタリ》(30代女性/専業主婦)《面白いのに泣けるところが魅力的》(20代女性/パート・アルバイト)と、宮藤官九郎作品お馴染みのストーリーに心奪われる視聴者が続出。また、《まるで自分の若いころを見ているよう。懐かしい》(70歳以上男性/派遣社員・契約社員)《過去の時代をおもしろおかしく描いていて、見ていて痛快》(50代男性/会社勤務)など、自身の過去や昭和という時代にノスタルジーを感じつつ、笑えるような展開に期待の声が多く寄せられた。視聴者とともにラストシーンを迎えられるのは、いったいどの作品だろうか。
2024年03月04日シネマカフェでは、<2023年好きな冬ドラマ&キャラクターは?>と題して読者アンケートを実施。先日の「2023年好きな冬ドラマランキング」に続き、今回は「2023年好きな冬ドラマのキャラクターランキング」を発表。第1位:鳥野直木(佐藤健)今回、最も多くの票を集め1位となったのは、愛する人を突然失ってしまった主人公、魂だけになってしまった男、そして死の真相を追う刑事、この3人を中心に描く、切なくて温かいファンタジーラブストーリー「100万回 言えばよかった」より、プロポーズの直前、不可解な事件に巻き込まれ突然、姿を消してしまう鳥野直木(佐藤健)。料理人の道を目指し、小さな店をオープンさせ、そこで主人公・悠依(井上真央)と偶然の再会を果たすが、事件に巻き込まれ、死んだときの記憶が無いまま魂となって現世をさまよう。悠依には姿が見えないため、意思の疎通ができる刑事・魚住(松山ケンイチ)を介して3人でやり取りする様子が話題に。読者からは、「幽霊になっても恋人を護りたい奮闘するところに愛を感じます」、「幽霊になってしまった直木の姿や声は聞けなくても口笛で意思疎通をはかる悠依と直木のやり取りや口笛でなんとか魚住さんと協力しつつ助けようとする直木の姿、全てにおいて愛が伝わってくるので涙が止まりません」、「口下手で不器用だけど、おちゃめでやきもち焼きでただただ悠依が大事で…かわいいところ」とその愛すべきキャラクターに多くのコメントが寄せられた。第2位:佐々木深夜(ディーン・フジオカ)続く2位は、大石静脚本ドラマ「星降る夜に」より、ディーン・フジオカが演じる佐々木深夜がランクイン。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村匠海)が、星降る夜の出会いを機に、運命の恋を育んでいく物語。深夜は、45歳で医師になった異色の新人産婦人科医。鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」に勤務し、絶妙な間の悪さと衝撃的ポンコツ味を帯びている、ちょっと残念な男。物語にさらなる深みをもたらすキャラクターだ。アンケートでは、「辛い過去を抱えながら、まだ悲しみが癒えないまま一生懸命に生きている、心優しい深夜先生が素敵だから」、「とにかく深夜先生には幸せになってほしい! 愛おしい存在です」、「一見完璧イケメンなのに中身は天然ポンコツな45歳新人産婦人科医とゆう設定のギャップが面白すぎる。新しいディーンフジオカの魅力が大爆発しています」とディーンさんの新境地に絶賛する視聴者が多数。第3位:設楽紘一(藤ヶ谷太輔)3位は、ひょんなことからレトロな下宿の管理人となった元エリートが、住人のズボラ女子に振り回されるラブコメドラマ「ハマる男に蹴りたい女」の主人公・設楽紘一(藤ヶ谷太輔)。大手飲料メーカーのエリート社員で、料理上手な妻とタワマン暮らしだったはずが、事実上のリストラにあい、「銀星荘」の管理人をすることに。読者も「元エリートが下宿管理人になっても、仕事に真摯に打ち込む姿勢は変わらず。優しいけど不器用な設楽が愛おしくて仕方がない」、「元エリートなのに人生の沼にハマり、ダメな自分やできない自分と向き合って変わっていこうとする姿に共感した」、「設楽紘一のエリートな姿や管理人としての姿にギャップ萌えしてます。兎に角いい!!」とハマる人が続出。第4位~第10位は以下の通り。第4位常葉朝陽/田中圭「リバーサルオーケストラ」「児玉交響楽団」のマエストロ。主人公をスカウトし、共に立て直しに奮闘する。▽読者の声 ・「言い方に難はあるが正論でフォローも抜かりない 音楽に関する事で満足した時にだけ笑うのも素敵」 ・「指揮姿が何しろカッコいいです。ツンだけど、一瞬見せる笑顔が胸キュンです!」 ・「仕事に関して妥協を許さない怖~い完璧主義だけど、うちに秘める音楽への情熱と誰に対しても尊敬と愛情を持って冷静に判断できる人、伝え方に難ありだけど。何より指揮をする姿が格好良く、時折見せる笑顔がズルいです。最高」第5位相馬悠依/井上真央「100万回 言えばよかった」突然、愛する人を失う主人公。有名美容室の系列店で店長をしている。▽読者の声・「感情の揺れ動く様に、一緒に一喜一憂し、応援したくなります」・「一途でひたむきでまっすぐな所が良い」・「真っ直ぐな目をした彼女を、心の底から応援したくなります」第6位柊一星/北村匠海「星降る夜に」主人公と運命の恋を育んでいく、音のない世界で自由に生きる遺品整理士。▽読者の声・「強引さと優しさのギャップに惹かれる」・「自分に正直に真っ直ぐな生き方をしている一星が、見ていて気持ちいい」・「明るくて素直な性格をとても上手く演じてる」・「人の世の喜怒哀楽全ての感情を乗り越えた素直でポジティブな人物設定、そしてそれを見事に表現した俳優さんの演技力とがあいまって、とても魅力的なキャラクターになっていると思います。応援したくなります」第7位鷲津亨/草彅剛「罠の戦争」復讐に燃える議員秘書。▽読者の声・「優しさと激しさ。静かに燃えている感じがして目が離せません」・「弱い立場の人間が立ち向かっていく姿に勇気をもらいます」・「初めは実直誠実な政治秘書で物腰も柔らかく常に低姿勢だった鷲津が政治の世界に呑み込まれ正義感はありながらも少しづつ人が変わっていく様が観ていてドキドキします」第8位近藤麻美/安藤サクラ「ブラッシュアップライフ」地元の市役所で働くごく普通の女性。しかし、ひょんなことから人生をゼロから始めることに…。▽読者の声・「生まれ変わってたびにいろんな職業に着き前世と少し変えつつ、でも周り幸せも忘れなく前向きの感じが好き」・「近藤麻美という役柄は、安藤さんあってこそ輝きが増したと思います。共演の方々との息の合い方もバッチリ」・「生まれ変わってたびにいろんな職業に着き前世と少し変えつつ、でも周り幸せも忘れなく前向きの感じが好き」第9位海野音/永瀬廉「夕暮れに、手をつなぐ」音楽家を目指す青年。衝撃的な出逢いをする主人公と、下宿生活をすることに。▽読者の声・「感情を表に出さないキャラクターなのに、空豆と一緒に暮らしだしてから、少しずつ感情が出てくるようになっていく姿が素敵」・「繊細で儚い感じの音くん。空豆ちゃんに振り回されながらも広い心の持ち主。みんな恋しちゃいますね」・「世界は僕に冷たいなんて言ってた音くんが空豆ちゃんに会って変わっていく姿が愛おしい。それと強めの女性陣(空豆ちゃんイソベマキさん響子さん)に振り回されまくってる姿が可愛すぎます!」第10位万里小路有功/福士蒼汰「大奥」【3代・徳川家光×万里小路有功編】に登場する、公家出身の美しき僧。無理やり還俗させられ、大奥へ。▽読者の声・「有功の持つ優しさと誠実さ、そして上様を愛するが故の苦悩と葛藤を見事に演じていらっしゃいました」・「万里小路有功は、愛する人との子を成せない苦しみ、嫉妬、絶望感が見事に表されていました」・「慈愛に満ちた表情と苦悩する表情が毎回切なくて夢中になりました」【シネマカフェ読者アンケート/2023年好きな冬ドラマのキャラクターTOP10】1位:鳥野直木/佐藤健「100万回 言えばよかった」2位:佐々木深夜/ディーン・フジオカ「星降る夜に」3位:設楽紘一/藤ヶ谷太輔「ハマる男に蹴りたい女」4位:常葉朝陽/田中圭「リバーサルオーケストラ」5位:相馬悠依/井上真央「100万回 言えばよかった」6位:柊一星/北村匠海「星降る夜に」7位:鷲津亨/草彅剛「罠の戦争」8位:近藤麻美/安藤サクラ「ブラッシュアップライフ」9位:海野音/永瀬廉「夕暮れに、手をつなぐ」10位:万里小路有功/福士蒼汰「大奥」(cinemacafe.net)
2023年03月21日徐々に桜も開花し、あっという間に春らしくなってきて、現在放送中の冬ドラマも多くの作品が最終回を迎えている。シネマカフェでは、<2023年好きな冬ドラマ&キャラクターは?>と題して、読者アンケートを実施。今回、その結果のうち、ドラマ編をランキング形式にして発表する。第1位「リバーサルオーケストラ」(放送終了)今回のアンケートで一番多くの票を獲得したのは、音楽エンターテインメント「リバーサルオーケストラ」。門脇麦が演じる元天才ヴァイオリニストの市役所職員・初音が、強引すぎる変人マエストロ・朝陽(田中圭)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラ「児玉交響楽団」(通称・玉響)の立て直しに奮闘するストーリー。多くの人が耳にしたことがあるクラシックの名曲が登場する本作。「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」が撮影に全面協力した、本物のオーケストラの迫力満点の演奏シーンも話題に。また、個性的な玉響メンバーとして、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉らが出演している。実施したアンケートでは、「音楽の素晴らしさは勿論、キャラクター一人一人が丁寧に描かれていて全員が主役なところ 週の真ん中にほっこりして前向きになれます」、「老若男女、全ての人に自信を持っておススメできる、ワクワクしてスカッとできるドラマ。ストーリーも面白いですが、キャスト陣が練習を重ねた演奏シーンも素晴らしい!」、「クラシックやオーケストラ、『音楽』を身近に感じられる素敵なドラマ。演技派揃いで見てて世界観に惹き込まれてしまいます」など、満足度が高いというコメントが多数。第2位「100万回 言えばよかった」第2位は、井上真央、佐藤健、松山ケンイチの豪華共演で贈る、切なくて温かい、オリジナルファンタジーラブストーリー「100万回 言えばよかった」。井上さん演じる、愛する人を突然失ってしまった主人公・悠依、彼女を側で見守る、現世をさまよう直木(佐藤さん)、死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく譲(松山さん)という、3人を中心に描く物語。実力派俳優陣による安心感のある演技はもちろん、直木の失踪を巡る謎や犯人考察、“佐藤健×タートルネック”姿、切ないすれ違いなど、毎回、多くの感想がSNSに寄せられている。シネマカフェ読者からは、「メイン3名の演技が素晴らしく、感情移入しながら楽しめる」、「最初は単なるラブストーリーかと思っていたが、ミステリーありファンタジーありコメディありで、しかもそれが雑多にならず見事にまとまっていて視聴者を飽きさせない作品だから」、「切なくて胸が苦しくて…毎回、観るたびに涙が止まらないドラマだけど、大切なものが何なのかと教えてくれる素敵なドラマだと思う」など、心を動かされた視聴者が多かったようだ。【最終話3月17日放送(TBS系)】直木(佐藤健)が巻き込まれた一連の事件の全貌が分かり、英介(荒川良々)と武藤千代(神野三鈴)が逮捕。悠依(井上真央)と直木は、最後の時間を過ごすことができたが、本当に伝えたいことは伝えられず、別れの時間がきてしまう…。第3位「大奥」(放送終了)3代将軍・家光の時代から、幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみの漫画を基に描く「大奥」が第3位にランクイン。<3代・徳川家光×万里小路有功編>では、堀田真由と福士蒼汰。<5代・徳川綱吉×右衛門佐編>では、仲里依紗と山本耕史。<8代・徳川吉宗×水野祐之進編>では、冨永愛と中島裕翔が出演している。また秋からは、Season2として、“医療編/幕末編”の放送が予定されている。今回読者からは、「原作も読んでいたけど、それ以上に俳優達が素晴らしかった」、「漫画も好きでしたがまさか漫画を踏まえつつさらに面白くなるとは驚きです」といった原作ファンからの絶賛の声、「推しが出るという理由で見始めたドラマで内容にまでどっぷりハマってしまった」、「毎回将軍も話も違えど、それぞれの葛藤や様々な感情が伝わってきて、驚くほど感情移入する。気付いたら号泣!」など、その世界観に夢中になったという声が寄せられた。第4位~第10位は以下の通り。第4位「大病院占拠」櫻井翔が主演を務める「大病院占拠」は、「ボイス 110緊急指令室」の制作陣が贈る、病院を“鬼”が占拠したことから物語が展開していく完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンス。鬼役として、「Sexy Zone」菊池風磨、忍成修吾、白洲迅、浅川梨奈らが出演しているほか、「Snow Man」の主題歌「W」も話題に。▽読者の声・「息もつかさぬ展開と誰が敵で誰が味方か毎回悩まされる…すべてが面白いです」・「まず、スピード感の良いドラマ展開で飽きない。様々な伏線が次から次へと出ては実線に結びつき、また新たに伏線が生まれて、と、その考察も楽しい」・「広い層から愛されていて毎週うそだろ?!な展開がたまりません!」【最終話3月18日放送(日本テレビ系)】病院に潜入した武蔵(櫻井翔)が人質救出に向かう中、青鬼・耕一(菊池風磨)は、愛する人の命を優先する自分の正義と、1億2000万人の命を優先する長門(筒井真理子)の正義、どちらが正しいと思うか、国民に投票を呼びかける。一方、県警はついに耕一の素性を突き止め、鬼たちの過去を知る――。第5位「星降る夜に」(放送終了)2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」でも注目の吉高由里子×大石静脚本で贈る、完全オリジナルドラマ「星降る夜に」。のどかな海街の病院で働く、吉高さん演じる産婦人科医・雪宮鈴と、北村匠海演じる遺品整理士として働く柊一星が、ひたむきな恋愛を育んでいく大人のピュアラブストーリー。ディーン・フジオカ演じるポンコツ新人産婦人科医、光石研演じるどこか軽い院長、猫背椿演じる元レディース総長の看護師長、水野美紀演じる明るい社長ほか、魅力的なキャラクターにも注目が集まる。▽読者の声・「恋愛ドラマだけど、人間愛を描いたドラマでもあって、生きていく事の意味を考えさせられる」・「人間が深く描かれている。色々な価値観に気付かされる」・「ストーリー、キャスト、全てが良いです」第6位「ハマる男に蹴りたい女」天沢アキによる「Kiss」(講談社)で連載中の漫画のドラマ化「ハマる男に蹴りたい女」。藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)演じる挫折した元エリートが、下宿の管理人となり、住人のズボラ女子に振り回されることになるが、共同生活していくうちに、お互い相手のことが気になり始めるラブコメディー。▽読者の声・「テンポが良くて面白い。恋愛だけじゃなく仕事も描かれて、内面の変化が上手く描かれている」・「30分ドラマで展開が早くてラブコメのドキドキとキュン以外にも人間の成長ドラマも見れてとても面白いです」・「ストーリーも面白くしっかりラブコメになってます。演者の皆さんがお芝居上手なので、見応えがあります」【最終話3月18日放送(テレビ朝日系)】いつか(関水渚)との初デートに母(大地真央)が同席することになり、色々バレてしまった紘一(藤ヶ谷太輔)。驚くも、自分の会社にヘッドハンティングする。一方、紘一から告白されたものの、一歩踏み出せないいつかは、香取俊(京本大我)に背中を押され、きちんと「好き」と伝えるため、走り出すのだが――。第7位「ブラッシュアップライフ」(放送終了)安藤サクラ×バカリズム脚本による、市役所勤務の独身女性・近藤麻美が、人生をゼロからもう一度やり直す、不思議な日常を描く地元系タイムリープヒューマンコメディー。親友役として夏帆と木南晴夏、元カレ役で松坂桃李。黒木華、臼田あさ美、そしてバカリズムさんも出演している。▽読者の声・「斬新的な作品、見ながら知らず知らずのうちに涙がでる」・「何度もやり直して生まれ変わる発想が面白いし主人公の時代背景が懐かしい」・「先が読めるようで全く読めない もしかして私もこうなってたらどうする?と自分に置き換えるたりできるのも面白い」第8位「罠の戦争」「罠の戦争」第10話「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く草彅剛主演の復讐シリーズ最新作。議員秘書の息子が、瀕死の重傷を負う事件が起きるが、命をかけて尽くしてきた政治家からの非情な“もみ消し”の指示を受け、裏切りにあったことで、彼の中で何かが大きく変わることに。▽読者の声・「先が読めない展開が面白い」・「鷲津亨が息子を怪我させた犯人探ししながらどんどん政治の闇の中に飲まれていき普通の仕事人が善悪罠の掛け合いに顔つきを変えていく様。次はどんな罠に罠を掛け合うのかドキドキしておもしろい」・「現代の政治問題に切り込んだ本格的な社会派ドラマでとても面白いです」【第10話3月20日放送(カンテレ系)】内閣総理大臣補佐官に抜てきされた鷲津(草彅剛)は、総理のお墨付き議員として躍進するが、週刊誌に政治資金規正法違反の疑いを取りざたされ、流れは一変する――。第9位「夕暮れに、手をつなぐ」「夕暮れに、手をつなぐ」最終話北川悦吏子が「オレンジデイズ」以来、19年ぶりに青春ラブストーリーを描く「夕暮れに、手をつなぐ」。ひょんなことから下宿生活を送ることになる、夢追う空豆と音の、とっくに恋に落ちているのに、なかなか恋が始まらない、世界で一番美しいラブストーリー。▽読者の声・「昔から北川先生の作品が大好きで、今回の作品も大好き!」・「好きとは、はっきり言わず意識してるだけの関係なのに、もどかしさと心が離れていきそうな切なさがたまらない」・「手をつなぐだけでキュンとするドラマ 空豆ちゃんと音くんが美しすぎて尊いです」【最終話3月21日放送(TBS系)】デザイナーとしての夢のために、空豆(広瀬すず)は母親・塔子(松雪泰子)と一緒にパリへと旅立つ日が近づいていた。運命的な出会いから、忘れられない日々を一緒に過ごした空豆と音(永瀬廉)の、胸を締め付ける切ない恋の行方とは…。第10位「リエゾンーこどものこころ診療所ー」(放送終了)メスを持たない医療ドラマ「リエゾンーこどものこころ診療所ー」。山崎育三郎と松本穂香が演じる、院長と研修医の凸凹コンビが、児童精神科クリニックを舞台に、様々な生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていくヒューマンドラマ。▽読者の声・「大変学びのあるドラマでした」・「すごく丁寧にドラマを作っているチームの姿勢に好感が持てます。毎回涙があふれる温かい作品です。山崎育三郎さん・松本穂香さんはじめたくさんの子役ちゃんたちの演技が本当にすばらしいです!!!」・「毎回涙なしでは見られないドラマでした。いろいろな立場の思いが伝わってきて、メッセージも沢山心に響きました。あらためて考えさせられるドラマです」【シネマカフェ読者アンケート/2023年好きな冬ドラマTOP10】1位:リバーサルオーケストラ2位:100万回 言えばよかった3位:大奥4位:大病院占拠5位:星降る夜に6位:ハマる男に蹴りたい女7位:ブラッシュアップライフ8位:罠の戦争9位:夕暮れに、手をつなぐ10位:リエゾンーこどものこころ診療所ー(cinemacafe.net)
2023年03月17日ラブストーリーからサスペンスまで多様なジャンルが並び、2023年最初のクールを彩った冬ドラマ。今期もいよいよクライマックスを迎えようとしているが、中には視聴者離れの激しい作品も……。そこで本誌は、冬ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行った(2月22日~3月1日)。残念ながら視聴者が愛想をつかしてしまったのは、いったいどの作品だろうか。第3位となったのは『Get Ready!』(TBS系)。妻夫木聡(42)演じる孤高の天才執刀医・エースが、「生き延びる価値はあるのか」という基準で患者を選び、莫大な治療費と引き換えに現代医療では治療不可能な病を治していく。妻夫木演じるエースは交渉人のジョーカー・藤原竜也(40)やオペナースのクイーン・松下奈緒(38)などと闇医者チームを組み、仮面で正体を隠しながら活動している。《妻夫木くんが主演なので期待していたが期待はずれの内容でガッカリ》(60代女性/定年退職)《厨二病っぽい演出》(20代女性/アルバイト)など、視聴者の想像と作中の演出にギャップが。他にも、《もっとシリアスな医療ドラマかと思っていたが、設定がよく分からなかったから》(50代女性/パート)《初めは医療ドラマとしてスカッとする内容かと思った》(60代女性/パート・アルバイト)など、非現実的な手術の描写や、命の価値を問う主人公の言動に納得できない視聴者も多く、医療ドラマとしての期待に応えられなかったようだ。続いて第2位は男女逆転の江戸時代を描いた『大奥』(NHK)。奇病により男子の数が激減し、江戸幕府3代将軍・徳川家光以降、将軍職が女子へと引き継がれたパラレルワールドが舞台の作品だ。徳川吉宗を冨永愛(40)、大奥入りする旗本の息子・水野祐之進を中島裕翔(29)が演じる。よしながふみの同名漫画が原作で、過去にも吉宗編が柴咲コウ(41)、二宮和也(39)のキャストで映画化されたほか、家光編・綱吉編もそれぞれドラマ化・映画化されている。過去の実写版作品を見た人たちからは、《以前のドラマのイメージがあり面白くなかった》(40代女性/会社勤務)《前の方がいいような気がしてしまう》(50代女性/専業主婦)と比較してしまうという声が。また、初めて視聴した人には、《ドロドロしすぎてウンザリしてしまった》(50代男性/自営業・自由業)など複雑な幕府の人間関係に抵抗を感じた人もいたようだ。そして残念ながら第1位に選ばれたのは、『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)。月9初主演の北川景子(36)が演じるのは、急遽ロースクールに派遣された裁判官。司法試験合格という目先のゴールばかり見ている学生たちに「いい法律家」になってもらいたいと、「人」を知るための実務に通ずる授業を展開していく。次第に切磋琢磨し成長していく生徒たちの様子と法曹界のあり方を問う物語だ。《北川景子のキャラが好きじゃない。「家売るオンナ」のような強い女性をやってほしい》(20代女性/アルバイト)と、これまでの代表作から北川とキャラクターのミスマッチを指摘する声も。また、《難しい言葉がいっぱいで見るのが疲れた》(30代女性/パート)《教室の中ばかりで話が展開していて。スケールが小さく退屈に感じた》(30代女性/自営業)など、実際の裁判シーンが少ない割に法律用語を多用したセリフが多く、ついていけなかった視聴者も多かったようだ。最終回ももう間近。より多くの視聴者とともに春を迎えられるドラマは?最終結果はこちら。【冬ドラマの中で、「視聴するのを途中でやめた」作品は?】(複数回答可)1位:『女神の教室~リーガル青春白書~』12.33%2位:『大奥』11.87%3位:『Get Ready!』11.42%4位:『夕暮れに、手をつなぐ』10.96%4位:『忍者に結婚は難しい』10.96%※セルフアンケートツール「QiQUMO」とTwitterで実施
2023年03月05日新年の幕開けとともに始まった冬ドラマ。今クールも実力派の俳優陣を迎えた作品が集うなか、最終回に向けてさらに期待度も高まり、好調な作品も。そこで本誌は、冬ドラマで「最終回まで見たい作品」についてアンケートを行った(2月22日~3月1日)。新年一発目、多くの視聴者から支持されている作品はいったい――。第3位は、『100万回言えばよかった』(TBS系)。恋人を失った主人公と、幽霊となってしまった恋人がともに奇跡を起こそうとするラブストーリーだ。井上真央(36)が主演、恋人役を佐藤健(33)が務め、幽霊が見え、2人の協力者となる男を松山ケンイチ(37)が演じている。《設定は非現実的だが、3人の役者さんの演技がすばらしい》(40代女性/会社勤務)と、幽霊になったり、それが見えたりというストーリーを不自然だと感じさせない俳優陣に好感の声が。また、回を追うごとに恋人の死の謎に迫っていく展開に、《単なる恋愛ものではなくサスペンス要素もあり、犯人と動機その後の3人の関係がどうなるのか気になる》(60代女性/パート・アルバイト)と続きを期待する人も多かった。第2位に選ばれたのは、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)。主演・安藤サクラ(37)、脚本・バカリズム(47)でタッグを組んだ、人生をやり直すタイムリープ作品。人生1周目、33歳で死んでしまった主人公が、人間に生まれ直すため、前世の記憶をたどって新たな人生で徳を積んでいく姿を描いた、コメディドラマである。90年代の音楽や、その時代ごとの遊び、各年代のドラマを作中で多用するため、《同世代なので懐かしいーって思えることがたくさんあるし、良い意味でくだらなくて面白いから》(30代女性/会社員)など昔を振り返って共感する声が続出。《女子の会話もリアルで面白い。安藤サクラさんの演技が良い》(60代女性/定年退職)と女優陣の演技に絶賛が集まるなか、《空気感、小ネタがあるところ、シュールさが散りばめられていて好き》(20代女性/自営業・自由業)《さすがバカリズムの脚本だと感嘆するばかりです》(50代女性/自営業・自由業)と、バカリズムらしい、独特な脚本の面白さにハマる視聴者も多かった。そして栄えある1位に輝いたのは、草彅剛(48)が主演を務める、『罠の戦争』(フジテレビ系)。『銭の戦争』『嘘の戦争』に次ぐ戦争シリーズ第3弾で、草彅演じる議員秘書が息子の事件を政治権力によって隠ぺいされたことを発端に、繰り広げられる復讐の物語だ。草彅の妻役である井川遥(46)、同じ議員秘書の杉野遥亮(27)、小野花梨(24)ら政治的弱者が、権力を振りかざす者へ、知的な罠を仕掛け逆襲していく。シリーズ前作以来、6年ぶりに連続ドラマの主演を務めた草彅。《久々の草なぎ君主演でストーリーも面白いから》(40代女性/会社員)《権力に屈しない父親を演じる、草彅剛さんがカッコ良い》(60代女性/専業主婦)と、その好演に注目が集まっている。前作から継続して視聴している人も多く、《戦争シリーズは最高に面白い》(30代男性/会社員)《展開が面白く、テンポが良い。主演の草彅くんをはじめ、周りの脇を固める人も素晴らしい》(40代女性/専業主婦)とシリーズ全体の評価も高く、視聴者の心を鷲掴みにしているようだ。物語はそろそろクライマックス。最終回まで視聴者の期待を裏切らず春を迎えられるのは、いったいどの作品だろうか。最終結果はこちら。【冬ドラマの中で、「最後まで見たい」作品は?】(複数回答可)1位:『罠の戦争』31.96%2位:『ブラッシュアップライフ』29.68%3位:『100万回言えばよかった』26.03%4位:『女神の教室~リーガル青春白書~』20.55%4位:『星降る夜に』20.55%※セルフアンケートツール「QiQUMO」とTwitterで実施
2023年03月05日【投票期間:3月3日(金)~3月12日(日)23:59】1月から始まった冬ドラマも、あっという間に佳境を迎え、多くの作品が最終回間近。春ドラマの情報も集まり、放送開始が待ち遠しい。今期は、ロースクールを舞台にした月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」や、「リエゾンーこどものこころ診療所ー」、「ハマる男に蹴りたい女」、「夫を社会的に抹殺する5つの方法」といった漫画の実写化。「ボイス 110緊急指令室」の制作陣が贈るオリジナルドラマ「大病院占拠」。来年の大河ドラマでのタッグも話題の吉高由里子主演×大石静脚本による「星降る夜に」、北川悦吏子脚本の「夕暮れに、手をつなぐ」、井上真央&佐藤健&松山ケンイチの豪華共演で贈る「100万回 言えばよかった」といった、様々な形のラブストーリーも話題に。そして、現世をさまよう幽霊・鳥野直木(「100万回 言えばよかった」/佐藤健)、見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児(「警視庁アウトサイダー」/西島秀俊)、人生をゼロからもう一度やり直すことになる近藤麻美(「ブラッシュアップライフ」/安藤サクラ)、お互いの正体を知らずに結婚した忍者夫婦、草刈蛍&悟郎(「忍者に結婚は難しい」/菜々緒&鈴木伸之)、院長と研修医の凸凹コンビ、佐山卓&遠野志保(「リエゾン-こどものこころ診療所-」/山崎育三郎&松本穂香)ほか、様々なキャラクターが登場しました。今回シネマカフェでは、「好きな冬ドラマ&キャラクターは?」と題して、読者アンケートを実施します。選択肢の中から、これだと思うタイトルを選んでお答えください。キャラクターは自由回答となりますので、みなさんの推しキャラを教えてください。※2023年1月期に放送されている“冬ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2023年03月03日幽霊、転生……ファンタジックな設定が多い今年の冬ドラマ。本誌ドラマウオッチャーたちが注目しているのは、演技派女優の熱演ぶり!そんな寒い夜にじっくり見たい作品をご紹介します。題して、「女性による女性のための2023冬ドラマ座談会」――変化球ドラマで女優の名演が光る!20代編集K(以下、K):1月ドラマはバリエーションがあるなかでも、ラブストーリーが話題ですね。40代記者H(以下、H):『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系・火曜22時~)は、映像がキレイよね。永瀬廉(24)が広瀬すず(24)をおんぶする夜のシーンとか、映画みたいに美しいなあって。60代記者N(以下、N):北川悦吏子さんが描く田舎娘を、完璧に演じるすずちゃんが素晴らしい!方言も滑らかで、今期の主演女優賞をあげたいですね。30代記者S(以下、S):音楽の道を志す永瀬くんのキャラクターもハマってますよね。感情をあまり表に出さない役は彼の雰囲気にピッタリ!K:吉高由里子(34)の『星降る夜に』(テレビ朝日系・火曜21時~)は、冒頭のキスシーンに驚きました。S:本当、いきなりだったよね(笑)。でも、今回の北村匠海(25)って、出会ってすぐチューしちゃっても納得できる色気がありますよね。“雄(おす)み”っていうか。H:10歳年下でも男らしいし、恋しちゃうのはわかるなあ。また、産婦人科医役の吉高由里子の演技も説得力があるから、すぐに物語に入り込めました。K:人間ドラマとしても見応えがあると思います。井上真央(36)主演の『100万回言えばよかった』(TBS系・金曜22時~)も、最初、佐藤健(33)が幽霊になっちゃうとかどうなんだろう?と思ったけれど、関係性の深掘りが丁寧で、まったく気にならないです。S:松山ケンイチ(37)も、うだつの上がらない刑事役がハマっていますよね。幽霊の佐藤健に乗り移られたときと戻ったときの演じ分けもすごい。サスペンス的な要素もあって、展開がかなり気になります。K:死んだ人つながりでは、安藤サクラ(36)主演の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系・日曜22時30分~)がめちゃくちゃいいですね!N:サクラちゃん、天才!バカリズムの脚本がすごすぎるし。H:親友役の夏帆(31)や木南晴夏(37)との女子会のシーンとかリアルだよね。S:たまごっちやmixiなど、懐かしネタも同世代にはたまらない!H:生まれ変わりを繰り返すなかで、伏線をちりばめつつ回収していく。昔の恋人の松坂桃李(34)がなぜ、10億円を稼ぐ男になったのか、早く知りたくない?(笑)N:目が離せないといえば、『罠の戦争』(カンテレ、フジテレビ系・月曜22時~)ですよ。草彅剛(48)が演じる代議士秘書の頭の回転が速すぎて、ついていけない(笑)。H:草彅の平静のときと、怒ったときの表情が全然違って、うまいなあって。K:櫻井翔(41)が刑事を演じる『大病院占拠』(日本テレビ系・土曜22時~)も伏線回収のスピードが速いですよね。どんどん謎が解明されていく。S:翔くんのアクションも新鮮。あんなタフな役は今までやったことがないんじゃないかなあ。あと、妻役の比嘉愛未(36)の演技が光っていると思います。■医療&刑事ドラマは個性派ぞろいN:今期は、女優さんたちの演技の素晴らしさが目立っていますね。H:私は、『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系・月曜21時~)の北川景子(36)のお芝居が好きです。ロースクールの教員役で、まっすぐ生徒の心に寄り添う姿が素敵だなあって。S:山田裕貴(32)が演じる先生が、見た目も個性的だから、対照的で面白い。N:あのクセの強さ、たまらない(笑)。K:『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系・水曜22時~)の門脇麦(30)もいいですよね。元天才少女のバイオリニスト役ですが、過去のトラウマや不安に心が揺れる姿がリアルで。S:田中圭(38)の指揮者もカッコいいですよね。音楽ものは癒されます。H:気楽に、リラックスして見られるドラマっていいよね。菜々緒(34)と鈴木伸之(30)が夫婦を演じる『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ系・木曜22時~)は毎回、夫婦“あるある”に共感しながら、忍者話も面白く見ています。S:お互い忍者と知らずに夫婦になった設定は、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの『Mr.&Mrs.スミス』みたいですよね。あんな対決が早く見たい!K:今期は作品のバリエーションが豊富ですよね。堤幸彦監督の『Get Ready!』(TBS系・日曜21時~)は仮面をかぶった闇の医療チームの活躍を描いていて、かなり異色。N:「Get Ready!」の合図やエースって呼び名が一見、特撮ものみたいだけど、“生きる価値とは?”という深いテーマが日曜劇場らしいです。S:『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系・木曜21時~)の演出は、堤幸彦作品で助監督だった木村ひさしさんなので、こちらも異色ぶりでは負けてない。クセのある人物設定や小ネタに、『SPEC』っぽさもあります(笑)。K:西島秀俊(51)と濱田岳(34)コンビは、木村監督の『シェフは名探偵』のときからですよね。コミカルな演技と重厚感のある演技、両方見られるのがいいですね。H:『リエゾン-こどものこころ診療所-』(テレビ朝日系・金曜23時15分~)は、発達障害をテーマにしているところがチャレンジングだなあって。自身も発達障害がある医師役の山崎育三郎(37)と、ADHDの研修医・松本穂香(26)、2人の演技に毎話泣かされています。K:脚本は、『Dr.コトー診療所』の吉田紀子さんなんですよね。今期は『星降る夜に』の大石静さん、『100万回言えばよかった』の安達奈緒子さんなど、ベテランの脚本家が新しい切り口に挑んでいる作品が多い気がしますね。【本誌ドラマウオッチャーおすすめトップ3】60代記者N:1位『ブラッシュアップライフ』/2位『罠の戦争』/3位『夕暮れに、手をつなぐ』40代記者H:1位『罠の戦争』/2位『100万回言えばよかった』/3位『リエゾン』30代記者S:1位『ブラッシュアップライフ』/2位『女神の教室』/3位『夕暮れに、手をつなぐ』20代編集K:1位『ブラッシュアップライフ』/2位『100万回言えばよかった』/3位『罠の戦争』
2023年02月11日ドラマや映画・リアリティショーなど、家族や友人・職場の仲間たちと一緒に「あるある」言いながら視聴して盛り上がった経験、あなたにもあるのでは?この冬は、まさにそういった共感度高めの作品が顔を揃えている。今日は、現在放送・配信中のものから厳選した5作品をピックアップして紹介していこう。リアルな会話が話題「ブラッシュアップライフ」思わず「カフェで私たちの会話、聞いていた?」とキョロキョロしたくなるのが、日本テレビ系列で放送中のこのドラマ。バカリズムさんが脚本を執筆、平凡な女性がひょんなことから人生をゼロからやり直すことになる地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディーだ。どこにでもありそうな毎日をもう一度やり直すことになるのは、主人公の近藤麻美(安藤サクラ)。彼女を取り巻く女友達(木南晴夏、夏帆ら)との会話劇が、特に「共感の嵐」「エモい」と大きな話題を集めている。幼くは、小学校時代に流行ったシールやプロフィール帳の交換のヒエラルキー分析に始まり、高校時代に流行った謎のプリクラポーズ。大人になってからも、共通の知人の噂話を伝聞し合って盛り上がる様子は、まさに現代アラサー・アラフォー世代のリアルな女子会そのものだろう。続々登場する“あるある”満載のキャラクターたちにもぜひ注目してほしい本作には、観るほどに癖になる、他人事とは思えない人間模様が存分に詰まっている。等身大の恋愛模様にもらい泣き必須「ドラ恋 in NY」恋愛ドラマの共演をきっかけに、恋は生まれるのか?キスシーンのある恋愛ドラマを撮影しながら、同時にリアルな恋模様を追いかけていく「恋愛ドラマな恋がしたい」。その最新作「in NEW YORK」が現在ABEMAにて配信中。シリーズ史上初の海外編とあって、ハラハラ・ドキドキ度も格段とスケールアップした印象だが――どこにいても、それが例え人気の若手俳優勢であっても、恋の悩みは同じというのが非常に面白い。初回で「恋は100%しない」と宣言していたはずの彼(柾木玲弥)が突如恋の沼にハマったり、女性陣が「大人になると、付き合ってもいないのに別れることを考えてしまう」(吉本実憂)と消極的に悶絶する姿は、まさに等身大の恋愛模様と言えるだろう。それぞれの友情もあるからこそ、一層切ない展開を見せるのが本作後半の見どころ。メンバーたちの告白がオーディションの結果を左右するとあって、ジグザグと揺れ動く矢印から益々目が離せない本作。恋とドラマの行方を、最後までとくとお楽しみいただきだい。共感しかない究極の恋愛映画『花束みたいな恋をした』終電を逃したという“あるある”から生まれたカップルの濃密な5年間を描いた本作。坂元裕二さんのオリジナル脚本を、菅田将暉さん×有村架純さんという豪華キャストで映画化した本作もNetflix他にて配信中だ。好きな音楽や映画がほとんど同じだったことから、すぐに意気投合する麦と絹。思わず運命だと思ってしまう恋のスタートは、誰もが一度は経験したことのある感情だろう。とんとん拍子に同棲をスタートさせた2人だったが、就職活動という高い壁を前に意見が食い違いはじめてしまい…。お互いを思いやればやるほど、返って相手を傷つけてしまう負のスパイラルに突入。恋人同士で観ると若干気まずくなりそうなくらい、リアルなセリフの掛け合いが胸に突き刺さるので気をつけていただきたい。友達と一緒に観れば、きっと「ああだ」「こうだ」言い合って、最後には自分たちと重ねた恋バナで盛り上がれること間違いなし。ぜひ、各所に散りばめられた“あるある”を拾い集めてみてはいかがだろうか。国を越えて、恋に仕事に大騒動…!?新感覚ラブコメ「エミリー、パリへ行く」Netflixといえば、「エミリー、パリへ行く」のシーズン3が配信スタートしていることはご存知だろうか。本作は、シカゴで働いていたエミリー・クーパー(リリー・コリンズ)が、フランス語を話せないままパリのマーケティング会社で職に就き、夢の海外生活を開始する物語。一見華やかに見えるのだが、拠点を移したことで段々と浮き彫りになるアメリカとフランス――2つの文化の違い。旅行と住むのとでは、大きな差があるようだ。果たして、恋愛においても、生きてきた環境の違いは影響するのだろうか…というのが非常に興味深いところ。全編フランスロケ、「セックス・アンド・ザ・シティ」のダーレン・スターさんが手掛ける新ドラマシリーズとあって、女性の心を掴むキラキラ・ワクワク感×働く人たちの等身大の悩みが見事共存しているのも面白い。七転び八起きの精神でエミリーが悩み成長していく姿に、きっと勇気を分けてもらえるに違いない。失恋の克服に必要なのは?胸の痛みに共感するドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」「夕暮れに、手をつなぐ」第3話最後は、TBS系にて現在放送中のこちら。広瀬すずさん×永瀬廉さんという最旬の2人を、北川悦吏子さんのオリジナル脚本でつづる青春ラブストーリーの集大成。片田舎で育ち、複数の方言を織り交ぜて話すチャーミングな女の子が、都会育ちの低体温な男の子と出会い、時にはケンカをしながらも、互いを思い合う愛おしい時間を過ごしていく。中でも、初回を賑わせた主人公・空豆の失恋模様が「わかる!」と大きな共感を集めている。婚約者にこっぴどくフラれた直後、なけなしのお金で高級ホテルのスイートルームを予約。「今は、どんぐりころころでも泣ける」と言って、見ず知らずの男の前で号泣して悩みを打ち明ける姿は、恋の痛みを知っている人なら誰しも“あるある”と頷きたくなってしまうものだった。この先、彼女の心の傷がどうやって癒されていくのか。気になる続きを放送で見守っていきたい。以上、気になる共感作品5選は、いかがだっただろうか。リアルなセリフや情景描写など、どれも細かな共感ポイントに溢れているので、引き続き要チェック。(YUKI)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年01月27日マキアージュ(MAQuillAGE)の2022年冬コスメとして、「マキアージュ ドラマティックアイカラー」の限定カラーが登場。2022年11月21日(月)より数量限定発売される。「マキアージュ ドラマティックアイカラー」に冬の限定色「マキアージュ ドラマティックアイカラー」とは、ショコラを選ぶように、好きな色、旬な色、質感をセレクトして、"自分だけの運命のパレット”を作れる人気アイシャドウパレットだ。2022年冬は「SERENDIPITY OF NATURE」をテーマに、冬の自然のパワーを表現した限定4色を展開する。どんな色の組み合わせでもなじむ<なめらかクリアカラー>からは、華やかにつやめくピンクローズ「RS452 アイスフラワー」、穏やかにつやめくモスグリーン「GR353 ミステリアスリーフ」の限定2色が登場。またまぶたや涙袋のアクセントにぴったりな<透明感のある輝きラメカラー>には、虹色に輝くダイヤモンドダストシルバー「SV854 ダンシングスノーシュガー」を、重ねるアイカラーの発色・色もちがアップする<長時間色もち持続ベース>には、ふんわりニュアンスのオーロラバイオレット「VI151 ミルキーオーロラ」をそれぞれ追加している。全てのカラーは1色から購入可能なので、MYパレットに追加するのはもちろん、単色でそのまま使用するのもGOOD。単色のみの購入でも、持ち運びに便利なスライドケースが付属している。まつ毛ケアを叶える美容液マスカラなどなお同日には、"まつげケア”まで叶える美容液マスカラ「マキアージュ ドラマティックエッセンスマスカラ (ロング&カール)」と、"目元ケア”までできるまつげ美容液「マキアージュ ドラマティックアイラッシュエッセンス」も同時発売へ。「ドラマティックエッセンスマスカラ(ロング&カール) 」は、まつエク級のロング&カールを叶えながら、つけている間中まつげを集中補修してくれる"美容液マスカラ”。美まつげケアエッセンス※1 配合で、根もとからハリ・コシのあるまつ毛に導いてくれる。カラーは、つややかなブラックと抜け感のある赤みブラウンの全2色を用意。+αで使用したいのが、使うたび、ハリ・コシのあるすこやかなまつげと、アイメイクの映える目もとに導くまつげ美容液「マキアージュ ドラマティックアイラッシュエッセンス」。まつげとまぶたを "Wケア”するハリ感ベースで、目元から乾燥をケアしなが、健やかなまつ毛へと導いてくれる。詳細・マキアージュ ドラマティックアイカラー 限定4色 各990円・マキアージュ ドラマティックエッセンスマスカラ(ロング&カール)全2色 各3,080円<新作>・マキアージュ ドラマティックアイラッシュエッセンス 2,640円<新作>発売日:2022年11月21日(月)※価格は参考小売価格。店舗によって価格が異なる場合あり。※1)アルギニン・スーパーヒアルロン酸(アセチルヒアルロン酸Na)・アミノ酸系フィトステロール(毛髪保護・補修)・ツバキオイル(毛髪つや)【問い合わせ先】マキアージュお客さま窓口 フリーダイヤルTEL:0120-456-226
2022年10月10日2022年、最初のクールとなる冬ドラマ。今期は特に、胸の奥にズシン響く記憶に残る作品が多かったように思われます。そこで今日は、毎クール全てのドラマをチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」作品を、ランキング形式で振り返っていきましょう。第1位:深い真髄を突いた主人公の“名言”が胸を打つ「ミステリと言う勿れ」菅田将暉さんが独特のモジャモジャ頭で主演をつとめたことでも話題のドラマ「ミステリと言う勿れ」は、田村由美さんの描く人気漫画を原作に、大学生主人公・久能整が自身の意表を突いた見解で難事件を解決に導いていく新感覚ミステリー。もし稀に日常で事件の犯人と対峙する場面があったとしても、イチ大学生ならば、面倒事には関わりたくないと避けるのが一般的でしょう。しかし、本作の久能はひと味違います。犯人がかざす極論に対し、怯むことなく「常々思っていたのですが…」と独自の視点から物事の真髄を突き、相手の心に潜む闇を解き明かしていくから面白い。その闇は、時に視聴者の本心をチクリと刺すこともあり、いつの間にか久能の優しさに救われていたなんてことも。一話毎のストーリーも非常に丁寧に練られていて、事件篇で予想した展開が真相篇で大きくひっくり返り、良い意味で裏切られることも多かったのではないでしょうか。犯人の傷に寄り添いながら、自分自身の苦悩とも向き合う彼の姿は、見る者に勇気と感動を与えてくれました。菅田さんの演技力に脱帽です。第2位:奇跡の“生まれ変わり”が紡ぐ究極の結末に感涙「妻、小学生になる。」愛する妻を失い、生きる意味を見失った夫・新島圭介(堤真一)とその娘が、“生まれ変わり”を名乗る小学生の女の子と出会い、再び人生と向き合う過程を描いたホームドラマ「妻、小学生になる。」。大切な人の死に直面したことがある人なら、誰でも一度は思い描いたことのある“生まれ変わり”――その喜ばしい側面だけでなく、切ない結末までを丁寧に描いた本作は、涙ナシには観ることのできない一作です。天真爛漫な性格の妻・貴恵、まるで太陽のような存在の彼女が再来することで、多くの人の人生が明るく照らされ、それぞれプラスの方向へ変化していくのですが…。自分自身の未練を含め、その全てが快方の兆しを見せた時、再び訪れる本当の意味でのお別れがとにかく切ない。当たり前に日々を過ごしていた頃には気がつかなかった「生きることの意味」を、真っ直ぐな言葉で教えてくれました。見た目は小学生ながら中身は大人という難しい役どころを、子役の毎田暖乃さんが堂々たる演技で演じきった点においても、大変見応えのある作品と言えるでしょう。第3位:現代の生き辛さを“父の金言”でバッサリ成敗する「おいハンサム!!」昭和の頑固親父の生き残りである父・源太郎(吉田鋼太郎)がゴルフクラブ片手に喝を入れていく令和のホームドラマ「おいハンサム!!」は、伊藤理佐さんの原作漫画を大胆にリミックスし、どこか懐かしい実家の雰囲気×最先端の恋愛事情を絶妙な配分で描いた話題作。本来であれば、「うざい」「暑苦しい」と言われがちな親父の小言が、一周も二周も回って、とても温かい“金言”として妙に胸に響いてくる新感覚のドラマでした。仕事に恋に結婚…それぞれのフェーズで頭を抱える娘たちに向けて、源太郎が「伊藤家リモート会議」と称して招集をかけるのですが――どんな状況においても、会議に参加する年頃の娘たちが愛らしいんですよね。ため息を吐きながらも、父の言葉に耳を傾け、話が終わった頃には自然と笑顔になっている家族。人と人との繋がりが希薄になりがちな現代だからこそ、改めて小言の有難味を知る作品になっていました。彼らの今後、続編についても期待の声が高まっています。あなたのお気に入りは、どの作品でしたか?次回は、春ドラマのおすすめをご紹介予定です。お楽しみに。(text:Yuki Watanabe)
2022年03月29日シネマカフェでは、“2022年好きな冬ドラマ&キャラクターは?”と題して、2月18日~25日の期間で読者アンケートを実施(※2022年1月期に放送されている“冬ドラマ”が対象)。様々なキャラクターが登場し、私たち視聴者を楽しませてくれる冬ドラマから、今回、読者が選んだ好きなキャラクターTOP10を発表する。まずは、<第1位~第3位>をご紹介。第1位/英獅郎「ケイ×ヤク −あぶない相棒−」好きなキャラクター第1位に輝いたのは、先日の好きな冬ドラマランキングで2位にランクインした、堅物公安捜査官とミステリアスなヤクザが禁断バディを組み、闇に葬られた事件を追っていく中で巨大な陰謀へと巻き込まれていく「ケイ×ヤク −あぶない相棒−」より、犬飼貴丈演じるヤクザの若頭・英獅郎。児童養護施設で育ち、少し前まではフリーターをしていたが、ある目的のため、「峰上組」に潜入。異例のスピード出世で若頭まで上り詰め、政財界の大物たちに接触している謎の多い人物。また、死に対する恐怖心がなく、破れかぶれに刹那的に生きている。大の甘党というのもポイントだ。放送中は、その色気やかわいらしいギャップに魅了される視聴者がSNSで多く見られた獅郎。今回の読者アンケートでも、「圧倒的な色気があるし、カリスマ性もあるし、消えてしまいそうな儚さもあるし、本当に原作の獅郎が存在しているよう」、「要素てんこ盛りのキャラクターながら美しさと格好良さとお茶目さすべて兼ね備えていて最高」、「一狼と獅郎の二人のやりとりを毎晩何回も何回も観てるので最近睡眠不足」といった絶賛の声が寄せられた。第2位/中越チカラ「となりのチカラ」続く2位は、遊川和彦脚本ドラマ「となりのチカラ」より、松本潤が演じる主人公・中越チカラがランクイン。妻と2人の子を持つ父親で、普段はゴーストライターとして著名人のエッセイなどを代筆している自称小説家だ。ドラマは、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男、“中腰の”チカラが、同じマンションの住人たちの悩みを解決していく、現代人の心に癒しと少しの勇気を与えてくれる、社会派ホームコメディー。読者からは、「こういう周りを気にかける人が多くいると、現在の社会問題も少しは改善されるのかなと思う」、「笑えるくらいダメな男なのだけれど彼の行動が周りを動かすきっかけとなっていて 何とかしてあげたいいう魅力を感じる」、「チカラのように優しく寄り添うこと大切」、「新感覚のキャラクターで面白い」といったコメントが。SNSでも、放送スタート時から“見たことない”“新鮮”とチカラのキャラクターが話題になっていた。第3位/久能整「ミステリと言う勿れ」3位は、ミステリーと会話劇を融合させた月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」より、菅田将暉が演じる久能整がランクイン。天然パーマにコンプレックスを持つ、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生の整。社会で当たり前のこととして流されていることに常に疑問を持ち、とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開していく。ドラマは、整が身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられることから物語がスタート。整が淡々と自身の見解を述べるだけで、事件の謎も人の心も解きほぐしていく。人気漫画のドラマ化とあって、原作ファンも注目していた本作。「原作にかなり忠実で整君の演技やゲストの演技がスゴい」、「淡々と事実を突き詰めていく姿と、多分世間一般では少し浮いた存在なのでは無いかと思わせる存在感と、心のある言葉が本当に凄い」、「菅田将暉さんの原作ピッタリの整くんの可愛らしさと無垢な透明感も流石、回が進む事に可愛いさがまし愛おしいです」と原作ファンからも絶賛の声が届いた。第4位~第10位は以下の通り。第4位/木皿花枝(清原果耶)「ファイトソング」岡田惠和オリジナル脚本ドラマ「ファイトソング」の主人公。空手の日本代表を目指すも、突然、その夢を絶たれてしまう。そんな中、ひょんなことで出会ったミュージシャンと“恋の取り組み”を行うことに。菊池風磨(Sexy Zone)と藤原さくらが演じる幼なじみや、間宮祥太朗が演じる一発屋ミュージシャンとの、不器用でじれったくて、コミカルながらどこかキュンとするやり取りも話題。▽読者の声・「喜怒哀楽があって共感できる。幼馴染と好きな人に対する表情が違っていい」・「花枝ちゃんの芯の強さかっこいいです! 恋愛してる花枝ちゃんはめちゃくちゃ可愛いです!」・「花枝ちゃんの逆境に負けない心の強さと反面にもがき苦しんでいる部分の二つの陽陰を果耶ちゃんが見事な演技で演じてくれている」第5位/大牙涼(志尊淳)「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」高畑充希演じる主人公の優秀な“ナマイキ部下”。愛想笑いばかりで社長らしい振る舞いができない彼女にいら立ちをみせるが、徐々に惹かれていくキャラクター。放送中は、大牙が見せる様々な表情や、主人公を抱きしめるシーンなどに注目が集まった。▽読者の声・「恋に奥手と言いながら、攻めないとと言われるとグイグイ行ってしまうピュアなところが可愛い」・「『あなたのことすっげえ嫌いなのに…』の時に目がうるうるして赤くなってた気がして、こんな告白の仕方…!と新鮮に感じました」第6位/高橋羽(高橋一生)「恋せぬふたり」アロマンティック・アセクシュアルの2人が同居生活を始め、周囲に波紋を広げていく様を描いていく「恋せぬふたり」より、スーパーの店員・高橋。岸井ゆきの演じる咲子が、自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識するきっかけとなるブログの著者だ。▽読者の声・「高橋さんの寡黙だが視線やちょっとした仕草から 読み取れる感情が凄い」第7位/瀬古凛々子(黒木華)「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」ネットニュースサイトが舞台の社会派“風”お仕事エンターテインメント「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」の主人公。ネットニュースサイト「カンフルNEWS」閉鎖の危機を救うべく、経理部から異動、洞察力に優れているが、人の気持ちを理解したり、場の空気を読んだりすることが苦手なキャラクター。個性的な編集部員と関わるうちに、人間的に成長していく。▽読者の声・「セリフに感動する」第8位/雪村白夜(浜辺美波)「ドクターホワイト」新感覚医療ミステリードラマ「ドクターホワイト」の主人公。これまでの記憶を失っており、社会一般常識も持ち合わせていない正体不明の女性。豊富な医療知識があり、医師たちの診断を「それ、誤診です!!」と覆し、患者の命を救っていく。▽読者の声・「白夜は謎だけど、純粋さが可愛い。誤診を正すシーンなど観ていてすっきりします」・「ツッコミどころ満載で面白いし、表情がかわいらしい」第9位/西野斗真(高橋光臣)「DCU」海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行う、架空のスペシャリスト集団の活躍を描くドラマ「DCU」。西野は、そんなスペシャリスト集団「DCU」の副隊長。隊長とぶつかることもしばしば。▽読者の声・「西野副隊長かっこいいです」第10位/伊藤源太郎(吉田鋼太郎)「おいハンサム!!」“家族”と“食”のラブ&ファミリードラマ「おいハンサム!!」の主人公。昭和頑固親父の生き残りのような人物だ。男性を見る目がない娘たちが心配でたまらない。▽読者の声・「ハンサムで~と私も言いたくなるほど、好きなキャラクターになっています。お父さんにあんなに、愛くるしく素敵でハンサムに演じられるのは吉田鋼太郎さんだけだと思います。ハマり役です」【シネマカフェ読者アンケート/好きな冬ドラマのキャラクターTOP10】1位:英獅郎/犬飼貴丈「ケイ×ヤク −あぶない相棒−」2位:中越チカラ/松本潤「となりのチカラ」3位:久能整/菅田将暉「ミステリと言う勿れ」4位:木皿花枝/清原果耶「ファイトソング」5位:大牙涼/志尊淳「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」6位:高橋羽/高橋一生「恋せぬふたり」7位:瀬古凛々子/黒木華「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○」8位:雪村白夜/浜辺美波「ドクターホワイト」9位:西野斗真/高橋光臣「DCU」10位:伊藤源太郎/吉田鋼太郎「おいハンサム!!」(cinemacafe.net)
2022年03月05日北京オリンピックと並行しておうち時間を彩った冬ドラマ。豪華俳優陣が出演する今クールに期待の声も多かった。ドラマも後半戦に差し掛かった今、いったいどの作品が最も視聴者を楽しませているのだろうか。そこで本誌は、冬ドラマで「見るのを続けている作品」についてアンケートを行った(2月8日~2月15日)。視聴者の心をつかみ、見続けられている作品とは…?3位になったのは人気漫画を実写化した『妻、小学生になる。』。10年前に愛する妻を失い意気消沈していた夫とその娘の前に、生まれ変わって10歳の小学生になった妻が現れる。奇跡の再会を果たした家族が、改めてそれぞれの人生に向き合っていくホームドラマである。《原作は知らないけれどファンタジーな設定ながらもリアルで観てて楽しい》(20代女性/学生)といった、設定の第一印象を覆す脚本や演出の妙に好意的な意見が集まった。そして、このドラマのリアルさに大きく貢献しているのが、10歳になった妻を演じている子役、毎田暖乃(10)の存在だ。《子役の演技が上手なので非現実的な話なのに本当に小学生になって戻ってきたように見えます》(40代女性/パート)など、毎田の好演を絶賛する声が上がっている続いて2位となったのは阿部寛(57)や横浜流星(25)が出演する現時点で平均視聴率ランキングでトップの『DCU』。同作は、「DCU」という水中事件や事故の捜査を行う架空の組織が、水中未解決事件を解明していくという“ウォーターミステリー”である。《展開が早く最後に想像の上をいく衝撃シーンがあり、次の1週間が待ちきれない》(20代女性/会社員)などといった、スピード感や設定の新鮮味、予想外の展開が見る人を惹きつけている。また《横浜流星さんの瞳で見せる演技、泣きの演技が素晴らしい》(20代女性/学生)など、横浜の熱演が、目が離せない、早く次が見たいと視聴者を虜にしているようだ。そして1位となったのは、『ミステリと言う勿れ』。先日、本誌が発表した「見るのを辞めた冬ドラマ」アンケートでは2位となってしまっていたが、見続ける人もこれだけ多いことから人気の高さが伺い知れる。菅田将暉(29)が、天然パーマが特徴的な、友達も彼女もいない、少し変わった大学生を演じている本作。自身の見解を鮮やかに展開し、事件の謎と周囲の人の心をほぐすという大人気コミックを実写化した新感覚のミステリードラマである。《久能整役の菅田さんの畳みかけるような解決までの語り方も好きです》(30代女性/自営業・自由業)《クセの強い登場人物ばかりで飽きない。菅田くんのあのぽけっとしつつ賢い話し方が絶妙に上手い》(20代女性/学生)など菅田の演技は好評で、原作ファンからも納得の声があがる。また《出演者も粒揃いで、会話も深い。整君の言葉にハッとさせられます》(70代以上女性/定年退職)と、菅田のほかにも脇を固める伊藤沙莉(27)や尾上松也(37)、門脇麦(29)などの演技も注目されているようだ。最終結果はこちら。1位:『ミステリと言う勿れ』44.4%2位:『DCU』34.2%3位:『妻、小学生になる。』31.1%4位:『ドクターホワイト』28.6%5位:『ファイトソング』27.6%果たして、最終回まで視聴者の心をつかみ続けるのはいったいどの作品だろうか…?
2022年02月26日現在放送中の冬ドラマ、その話題のラインアップを見てみると、これまでの“王道”とはちょっぴり異なるストーリー展開が注目を集めていることがわかります。今日は、そんな今期のトレンドを分析してご紹介していきましょう。定番の刑事・医療モノでは、“想定外”の連続にハマる人が続出!「DCU」これまでに何度もドラマ化が成されてきた刑事・医療モノのドラマ。今期は、様々な趣向を凝らして角度を変えた切り口の作品が、視聴率ランキングの上位を占めているのが特徴です。TBS日曜劇場「DCU」では、ハリウッドとの共同制作で勢いを増した捜査シーンが話題に。海上保安庁に新設された水中捜査を行うスペシャリスト集団(DCU)を舞台に、水に関する難解な謎や事件を解明していく本作。主演の阿部寛さんをはじめ、横浜流星さんらキャストが実際に荒れ狂う海の中へと潜っていき――これまでとは異なる角度で水の中から事件解決の糸口を見つけ、“想定外”の速さで進展していく人間模様から目が離せないとSNSを賑わせています。「ドクターホワイト」カンテレ・フジテレビ系の月10「ドクターホワイト」では、王道の医療モノではあまり見られない“ギャップ”に注目。記憶と感情を失った謎の女性・雪村白夜(浜辺美波)が、医療現場でゼロから人生を学び直していく本作。自動販売機でおしるこを買い、苺を美味しそうに食べる彼女のキュートな素顔から一転――患者さんを前にすると、口をついてペラペラと医学知識が出てくる“ギャップ”が大きな見どころとなっています。さらに、彼女の記憶喪失には、医療界を揺るがす秘密が隠されているようで…。スリリングな要素との掛け合わせに、後半戦への期待が高まります。ラブストーリーでは、切ない“試練”が幾重にも立ちはだかる…!「妻、小学生になる。」また、今期のラブストーリーは、幾重にも立ちはだかる試練がポイントに。最愛の妻を亡くし、失意と共に生きてきた主人公・圭介(堤真一)とその娘が、妻の記憶を持ち生まれ変わった小学生と運命の再会を果たすドラマ「妻、小学生になる。」(TBS金曜夜10時)は、誰もが一度は思い描いたことのある「生まれ変わり」を具体化した究極のラブストーリー。しかしながら実際は、小学生とサラリーマンが仲睦ましく歩いているだけで通報されてしまいそうになるリアルで波乱の展開に終始ヒヤヒヤ。一筋縄ではいかない数々の“試練”が浮き彫りとなり、「最終的にどうなってしまうの…!?」と、視聴者の心を掴んで離しません。「ファイトソング」さらに、清原果耶さんが民放初主演をつとめる「ファイトソング」(TBS火曜夜10時)も、もどかしいラブ展開に中毒性があると話題の一作。空手の日本代表を目指すもケガで夢を断たれた主人公・花枝は、心の支えにしてきた曲を手がけた一発屋ミュージシャンと出会い、彼を再起させるべく、かりそめの恋人になることになるのですが――花枝の身体の中では、刻一刻と病が進行していて…。ふたりの心が近づけば近づくほど、先々を想像して悶絶必須!幼なじみを巻き込んでの三角、四角関係も共感を呼んでいるようです。リアル過ぎて“ハラハラ・ドキドキ”の展開が癖に――「彼とオオカミちゃんには騙されない」そして昨今度々話題に挙がるのが、配信系のリアリティ番組の台頭です。ABEMAで、10代20代を中心に「キュンキュンする」「やっぱり恋は素敵」と人気沸騰中のオリジナル恋愛番組「彼とオオカミちゃんには騙されない」(「オオカミ」シリーズの最新作)は、最高の恋を手にするために集まった男女がデートや共同作業を通して、真実の恋を叶えようと奮闘するリアリティショー。女性メンバーの中には、恋をしない“嘘つき”なオオカミちゃんが1人以上潜み――かつ今期の特別ルールとして、男性メンバー側にもオオカミちゃんの正体を知る者が紛れているとあって、“ハラハラ・ドキドキ”な展開が加速しています。中でも、初回から積極的に活躍した女性メンバー・ゆなちゃんは、早速Twitterのおすすめトレンド入り。「展開が早いので、来週が待ち遠しい」「予想外の新ルールで、見所が増えた」と、本気で向き合うからこそ生まれるドラマチックな恋模様が、視聴者のハートを鷲掴みにしているようです。「未来日記」加えて、20年ほど前に一世を風靡したあの「未来日記」が、Netflixで現代版に大幅にアップデートされて放送されているのをご存知ですか?これから起こることが書かれている不思議な愛の日記を通して、本来知り合うことのなかった男女が、非日常的でドラマチックな恋愛体験を繰り返していく本作。普段なかなか見ることのできない恋愛の始まり~終わりをリアルに体感できるとあって、こちらも若者を中心に大きな注目を集めています。以上、いかがでしたでしょうか。気になる作品は、いまからでも是非チェックしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年02月25日2022年冬ドラマもいよいよ後半戦。今年の冬ドラマは菅田将暉(28)や高畑充希(30)など、主演に実力派俳優のそろった豪華なクールである。その一方で北京オリンピックという強力な“裏番組”もあることで、視聴率獲得に苦戦したドラマもあるようだ。そこで本誌は、冬ドラマで「見るのをやめた作品」についてアンケートを行った(2月8日~2月15日)。一度は視聴者が見たものの定着しなかった、「見るのをやめた作品」とは……?第3位となったのは『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』だった。高畑充希演じるスタートアップ企業に勤める主人公は、ひょんなことから子会社の社長に任命されてしまう。上司でもあるカリスマ社長と、生意気な部下との間で板挟みになりながらも仕事に恋に全力で突き進んでいくというストーリーだ。《前評判や番宣で期待していたがストーリーの展開や設定が不自然》(30代女性/医療関係者)《ありえない設定といつもの高畑充希さんで新鮮味がない》(40代女性/無職)など、現実離れした設定についていけないという意見が。また《前回のクールでも同じような内容のドラマがあったので、見飽きてしまった》(20代女性/会社員)といった声も。昨今、女社長が主人公のドラマが続いているが、その流れに飽きを感じている視聴者も出てきているようだ。続いて第2位となったのは月9『ミステリと言う勿れ』。菅田将暉演じる天然パーマが印象的な主人公が、知識や価値観・見解を淡々と述べていくことで、その芯のある言葉が事件の謎や周囲の人々の悩みを解きほぐしていく。大人気コミックの実写であることから期待値も高かったようだが、《自分が思う原作のイメージと俳優さんのイメージがかけ離れた感じ》(30代女性/医療関係者)という原作を愛するファンの意見も散見された。また、《主役のビジュアルが苦手。演技が鼻につく》(50代女性/士業)とクセのある主人公に戸惑う声があがった。■主演の演技は好評も、「物語が暗い」そして第1位となってしまったのは、『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』。大手出版社のネットニュースサイトの編集長を黒木華(31)が演じている。記事のPV数を伸ばすため殺気立つほどとことん仕事に向き合うが、場の空気を読んだり、感情を表現したりすることが苦手な、不器用でまっすぐな主人公のお仕事エンターテインメントである。黒木華の好演を称賛する声も多いなか、見るのを辞めてしまった理由として《暗くてボソボソしゃべってて聞き取れない》(50代女性/会社員)《物語が暗すぎて自分まで暗くなる》(20代女性/パート)といった全体の「暗さ」を指摘する声があった。《主人公の話し方が早口で圧を感じた。作品のイメージが暗かった》(40代女性/無職)などとストーリーや演出に好感が持てなかった視聴者は離れていってしまったようだ。最終結果はこちら。【冬ドラマの中で、途中で見るのをやめた作品は?(複数回答可)】1位『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』:18.4%2位『ミステリと言う勿れ』:16.8%3位『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』:16.3%4位『ドクターホワイト』:14.8%5位『もしも、イケメンだけの高校があったら』11.7%来月迎える最終回まで視聴者の心をつかみ続けられるのはどの作品だろうか――。
2022年02月25日実力ある顔ぶれが主演にそろった冬ドラマ。何を見たらいいの?という疑問に、本誌ドラマウオッチャーたちがお答えします!題して、「ドラマ大好き本誌女性記者による女性のための2022冬ドラマ座談会」。考察はかどる謎解きドラマが豊作ですーー!■強烈主人公が真実に迫る!20代編集K(以下、K):今年の冬ドラマは『DCU』(TBS系・日曜21時〜)が2話までの平均視聴率15%超と好発進です。30代記者S(以下、S):『DCU』は、海上保安庁でも水中事件や事故を捜査するチームの話。刑事モノの面白さと、海を潜るシーンのスケール感があって見応えあります。40代記者H(以下、H):阿部寛演じる隊長の不敵な感じは期待どおり。横浜流星の抜群の身体能力が生かされる作品がついに来た!って感じ。S:いい感じで着替えのシーンがあるのもうれしい(笑)。K:吉川晃司を殉職させたのは阿部寛なのか?という謎があるし、ミステリー要素もありますよね。S:視聴率2桁をキープ中の『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系・月曜21時〜)や『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系・月曜22時〜)など、今期はミステリー作品が多いですよ。『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』(フジテレビ系・木曜22時〜)の黒木華にも隠された秘密がありそう。K:『ミステリと言う勿れ』は原作の漫画を読んでいたんですよ。菅田将暉の、役が憑依したかのような演技はさすがだなあと思いました。H:伊藤沙莉は、ふだんの押しの強いキャラクターと違ってかわいらしい。脇役も盤石な感じがするね。S:永山瑛太が出てきたとき、彼だと全く気付かなくて(笑)。今後、物語のキーマンになると思うんですけど、菅田将暉との演技合戦が楽しみ。K:今期は特に、クセの強い主人公が真実に迫る!みたいな作品が多い気がします。『ドクターホワイト』の浜辺美波は、医療知識以外の記憶を失ったという役どころ。首をかしげる仕草とかロボットっぽくて、かわいいですよね。S:非現実的な感じがマッチしてますよね。浜辺美波の演技に説得力があるから不思議と納得しちゃう(笑)。K:私は、浜辺美波に優しい柄本佑にキュンとしました。自販機の前にいる彼女に、「好きなものを買ってあげるよ」って言うところとか!H:『ゴシップ』は伏線回収の面白さがあるね。黒木華のニュースサイト編集長役はクセが強くて、頭の回転の速い変人っていう意味では菅田将暉と2強だね(笑)。K:黒木華って、クセのある役がやっぱり上手ですよね。彼女が「見つけた」って言うときの表情の変わり方とかすごく好きです。S:私は、安藤政信がすごく気になっているんですよ。彼の存在自体がミステリーだし、安藤政信がやるからには、絶対いい人のままでは終わらないはずだ!と思って(笑)。■ラブストーリー好きには演技派ぞろいのこの2作!K:恋愛ドラマは少ないですけど、『ファイトソング』(TBS系・火曜22時〜)はどうですか?S:恋愛初心者の清原果耶と間宮祥太朗が頑張っている感じがほんわかしていていいなあって思って。清原果耶の、泣くシーンも美しかった!H:菊池風磨も、チャラいけど一途な感じがハマってる。K:私、間宮祥太朗が、歌がうまくてビックリしました。あの歌を彼が歌ってるって気付くまでしばらくかかったくらい(笑)。S:暗さはあるけど、その控えめな感じがカッコいい。4月に主演ドラマも決まったし、間宮祥太朗、今年ブレークするんじゃないかなあ。H:ラブストーリーといっては変化球だけど、『妻、小学生になる。』(TBS系・金曜22時〜)の10歳の少女と50代のおじさんとの愛情いっぱいの物語も注目よ。K:堤真一の、妻が生きているときの若々しい感じと、妻が亡くなった後の落ちぶれた感じの演じ分けがすごいですよね(笑)。H:生まれ変わった妻を演じる、毎田暖乃ちゃんの演技が素晴らしいんだから!堤真一を叱咤する姿も、違和感なく見られる。■“家族ドラマ”は丁寧な脚本に目が離せない!K:ファミリードラマも良作ぞろいですね。『となりのチカラ』(テレビ朝日系・木曜21時〜)の、優柔不断な父親役の松本潤は、新境地を開いた感があります。S:ああいうダメ男を演じるのは、すごく挑戦的だし新鮮ですよね。しっかり者の妻を演じる上戸彩との掛け合いもいい。K:遊川和彦の脚本だから絶対面白くなるんだろうなあって。1話だけでもたくさん謎がちりばめられていたので、これからそれがどう絡み合っていくのか楽しみです。S:また、『恋せぬふたり』(NHK・月曜22時45分〜)は、新しい形の“家族ドラマ”ですね。H:私、「アロマンティック」(他者に恋愛感情を持たない人)と「アセクシュアル」(他者に性的感情を抱かない人)というセクシュアリティがあること自体、今回初めて知りました。K:岸井ゆきのと高橋一生が、恋愛感情抜きに支え合って“家族”として生活を営んでいこうとする過程がとても丁寧に描かれているんですよね。人と人はなぜ生活を共にするかみたいなところに共感ができて、胸に刺さりました。S:2人の演技も安定感あります。主演が演技派ぞろいの今期は、腰を据えて見たい作品が充実してますね。■各記者のBEST320代編集K:1位『DCU』/2位『恋せぬふたり』/3位『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』30代記者S:1位『ミステリと言う勿れ』/2位『ファイトソング』/3位『DCU』40代記者H:1位『妻、小学生になる。』/2位『DCU』/3位『ミステリと言う勿れ』
2022年02月05日2022年、新たな年の幕開けです。1月より、注目の新ドラマが続々スタート。この冬は、どんな作品が顔を揃えているのでしょうか。今日はドラマニアな筆者が選ぶ、おすすめ作品をピックアップしてご紹介していきます。モジャモジャ頭の菅田将暉に釘付け…!?注目の原作が続々実写化ファン待望の漫画実写化と言えば、まずはこの作品――田村由美さんの同名コミックを原作に、菅田将暉さんを主演に迎えた「ミステリと言う勿れ」(月曜9時枠)です。天然パーマで、カレーを愛する大学生主人公が淡々と自身の見解を述べる摩訶不思議なミステリードラマ。社会において何となく“当たり前”とされている全てのことに疑問を持ち、膨大な知識と独自の価値観による持論を展開していく個性的な空気感を一体どのように映像化するのでしょうか。漫画ファン、ドラマファン共に必見の一作です。また、続く月曜10時枠に登場する「ドクターホワイト」も、樹林伸さんの人気医療小説を原作とした実写化ドラマです。主演をつとめる浜辺美波さんが演じるのは、白夜と名乗る記憶喪失の女性。医者でもないのに、なぜか驚異的な医学知識と天才的な診断能力を備える彼女を、院長(石坂浩二)がスカウトするところから物語が始まります。彼女は何者なのか…?柄本佑さん演じる記者がその正体に迫る過程と合わせて、じっくりとお楽しみください。冬クールは、阿部寛&松本潤らがオリジナル脚本で主役に――新たなクールに満を持して登場するのが、ハリウッドとの共同制作ドラマ「DCU」(日曜9時枠)です。作品の舞台となるのは、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。主役となる隊長を演じるのは、阿部寛さん。その他にも、バディを組むダイバー役に横浜流星さん、海保初の女性潜水士役に中村アンさんと、若手注目俳優の出演が続々決定。個性豊かな団員たちの人間ドラマを丁寧に描きながら、水に関する難解な謎や事件をスピード感と爽快感をもって解明していくウォーターミステリーとなっています。さらに、木曜10時枠に放送される「となりのチカラ」では、「家政婦のミタ」などで知られる遊川和彦さんが筆を取ります。松本潤さんを主演に迎え、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男、“中腰のヒーロー”が同じマンションに住む様々な住人の心を救っていく社会派ホームコメディー。一体、どんなキャラクターを魅せてくれるのでしょうか。夫婦役に上戸彩さんの出演も決まり、元同級生コンビの化学反応にも期待が高まります。女性主人公ドラマでは、仕事×恋愛のアレコレをリアルに描く!一方、女性が主役のオリジナルドラマと言えば――お馴染み水曜10時枠に、高畑充希さんが帰ってくることで大きな話題を集めています。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は、出世欲ナシ・彼氏ナシ、頭のどこかで「今のままでいいのか?」と思い悩む30歳OLの姿を描く等身大ドラマ。そんな彼女に突然、子会社の社長就任という特大のムチャブリが降りかかり…。ナマイキ部下(志尊淳)×カリスマ社長(松田翔太)との間で揺れ動く恋の予感も見どころの、注目ラブストーリーです。そして、火曜10時枠「ファイトソング」では、朝ドラ主演を終えた清原果耶さんが民放初主演!岡田惠和さんのオリジナル脚本で、夢破れたスポ根ヒロイン×一発屋ミュージシャン(間宮祥太朗)×万年片想いの一途な幼馴染(菊池風磨)の不器用な三人のじれったくて切ない恋と成長の物語を紡ぎます。前向きな性格で逆境を跳ね飛ばしていく主人公の姿は、きっと観る人の心に勇気と安らぎを与えてくれることでしょう。以上、2022年の先陣を切る冬クールにおすすめのドラマでした。是非、初回放送をお見逃しなくチェックしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2022年01月02日「冬のチョコパイアイス」が、2021年10月18日(月)より全国で限定発売される。冬にしか出会えない「冬のチョコパイアイス」が、2021年も発売決定。「チョコパイアイス」は、ロッテの人気菓子「チョコパイ」をモチーフにしたアイスで、しっとりとやわらかいケーキ生地でアイスを挟んでいる。新作の「冬のチョコパイアイス」は、ケーキ生地・アイス・コーティングにいたるまで“チョコ尽くし”の濃厚な味わいが特徴。やわらかいチョコケーキで、カカオが香るチョコアイスをサンドして、チョコレートで周りをコーティングした。濃厚なチョコ感を感じられる、リッチな味わいとなっている。なお、10月19日(火)からは、菓子「冬のチョコパイ<濃厚仕立て>」も発売をスタートする。【詳細】冬のチョコパイアイス 172円発売日:2021年10月18日(月)限定発売発売エリア:全国【問い合わせ先】ロッテTEL:0120-302-300(フリーダイヤル)
2021年10月15日2021年最初のクールとなった今回のドラマ。ハラハラ・ドキドキの展開が見どころの作品が多かったように思われます。そこで今日は、毎回全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が「勝手にベスト3」と題して、冬ドラマを徹底総括!ランキング形式で振り返っていきましょう。第1位:犯人推理が加速! 裏の裏を読む「天国と地獄 ~サイコな2人~」上昇志向の強い女刑事・望月(綾瀬はるか)と、殺人容疑がかかったやり手の経営者・日高(高橋一生)の魂が入れ替わってしまった――入れ替わり後も次々起こる事件の犯人はいったい誰なのか…!?息つく暇のないミステリアスなエンターテインメントドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」の演技合戦は、非常に見応えのある一作でした。事件現場に必ず姿を見せる日高と、強い正義感から事件の真相を追う望月。昇進を目指してあの手この手で犯人の尻尾を掴もうとする刑事・河原(北村一輝)と、望月のことを気にかけて自ら動き出す同棲相手・陸(柄本佑)。バラバラな角度からスタートしたはずの4組が、たったひとつの真実へとジワジワ迫っていく様がとても丁寧に描かれていて、最後に全ての点が線で繋がった瞬間、驚きと同時に達成感が胸いっぱいに広がっていきました。SNS上で白熱した真犯人推理合戦も、令和の時代ならではの面白さがありましたよね。散りばめられたヒントに気がつくかどうか、裏の裏を読む極上のミステリードラマだったと言えるでしょう。第2位:恋の楽しさが存分に詰まった「オー! マイ・ボス! 恋は別冊で」「普通が一番」と安定志向の強い主人公・奈未(上白石萌音)が、ひょんなことから時代の先端をゆくファッション誌・鬼編集長(菜々緒)の部下となり…。実は「普通に生きる」ことほど難しいと身をもって痛感。段々と働く意識に変化が芽生え、仕事も恋も人生ググッと成長していくラブストーリー「オー! マイ・ボス! 恋は別冊で」は、今期最も胸キュン度が高い作品だったのではないでしょうか。主人公・奈未を取り巻く御曹司カメラマン・潤之介(玉森裕太)×編集部のドS先輩・中沢(間宮祥太朗)との三角関係もさることながら、職場では悪魔と呼ばれる編集長・麗子が恋に無性に臆病な様子など、恋愛のリアルな側面がとても可愛く描かれているのが本作の特徴です。視聴者目線で俯瞰して見れば一目瞭然なのに、当の本人たちは相手の心が読めないからこそ四苦八苦。不自由だけど楽しい恋愛の魅力が詰まったドラマとなっていましたね。第3位:誰もが一度は妄想するタイムリープの結末とは…?「知ってるワイフ」「結婚生活、こんなはずじゃなかった…! 」と嘆く恐妻家の主人公・元春(大倉忠義)が、ある日突然過去にタイムスリップ。別の女性と結婚することで人生のやり直しを図るタイムリープドラマ「知ってるワイフ」。もしもの人生を想像し、タラレバと悔いた経験、誰にでも一度は覚えがあるのでは?本作の主人公・元春は、実際に人生をやり直し、夢のようなハッピーライフを送るはずだったのですが――そう上手くいかないのが、このドラマの面白いところ。別の人生を歩めば歩むほど、過去の人生の尊さが際立ってきて…。回を重ねる度、“隣の芝生は青い”という言葉が胸に沁み渡っていきます。元春のタイムリープが様々な余波を生み、多くの人の人生を狂わせてしまうミステリアスな展開は、まさにハラハラ・ドキドキの嵐。視聴者の立場によって見え方が異なってくるので、身近な人と議論のネタにしてみるのもおすすめです。時を遡ることのできることのできるゲートがあったら、あなたはくぐりたいと思いますか?以上、冬クールの総括「勝手にベスト3」をお送りしました。次回は、春の新ドラマをピックアップしてご紹介予定です。お楽しみに!(text:Yuki Watanabe)
2021年03月25日現在放送中の“冬ドラマ”に関して、シネマカフェでは「好きな冬ドラマ&キャラクターは?」と題して読者アンケートを実施。2月3日~2月12日までのアンケート期間中に1000人から回答を得ました。今期ドラマは菜々緒さん演じる編集長・宝来麗子や、藤原竜也さん演じるスクールポリス・嶋田隆平、北村匠海さんが好演するぱっつんスタイルの看護師・蒼山太陽など印象的なキャラクターも多いのが特徴的です。「好きな冬ドラマ」に続き、今回は「好きなキャラクター」のランキング結果を読者のコメントと共に発表。上位は、「好きな冬ドラマ」ランキングでも1~3位に入ったあの作品の登場人物がランクイン!第1位:日高陽斗<彩子>(高橋一生)「天国と地獄」今回キャラクター人気1位となったのは、入れ替わりエンターテインメントドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」より、日高陽斗<彩子>。高橋さんが演じているのは、表向きはやり手経営者だが、実はサイコパスな殺人鬼・日高陽斗。しかし、歩道橋から転落したことで刑事・望月彩子と入れ替わってしまうことに。第1話終盤の目覚めるシーンの演技に引き込まれた視聴者も多いはず。そんな日高というキャラクターに読者からは「入れ替わる前後で全く違う表情、仕草、声が凄すぎる」、「魂が入れ替わる前の日高の圧倒的なカリスマ性&底知れない恐ろしさと、中身が綾子に入れ替わった子犬の様な日高(中身は綾子)。とても同じ俳優が演じているとは思えない振り幅で見ている者を釘付けにしています」と、役者の演技について触れるコメントや、「魂が望月彩子になった日高陽斗は可愛くてたまりません」、「かわいい。入れ替わってからの混乱ぶりや中身日高に翻弄される姿が不憫でかわいい」と“かわいい”の意見が多く寄せられた。第2位:宝来潤之介(玉森裕太)「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」キュンキュンする人続出中のドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」から、“子犬系男子”潤之介が2位に。玉森さん扮する潤之介は、主人公が運命的な出会いを果たす、超天然でマイペースな御曹司でカメラマン。ドラマ内では、主人公の妄想シーンで実際に“子犬姿”で登場するのもひとつの見どころ。「子犬系男子、最高です!天然だけど頼れるし、奈美ちゃんの前では可愛い。最高です」、「毎回必ず素敵な響く言葉があるから」、「天然系子犬男子にキュンキュンです。 潤之介のすべてにキュンキュン」、「とても可愛くて優しくて、仔犬系男子に癒されてます」と、“癒やし”や“キュンキュン”といったワードが目立った。第3位:剣崎(建石)澪(広瀬アリス)「知ってるワイフ」韓国ドラマを原作とした「知ってるワイフ」から、ヒロインがランクイン。主人公の妻で2児の母親でもある澪は、ほぼワンオペ育児にストレスマックス。子どもを寝かしつけた後、「なんでこんな風になっちゃったんだろう」とため息をつく毎日を過ごす。しかし、主人公のタイムスリップ後は、独身のキャリアウーマンとなり、主人公の親友から積極的にアプローチされるという、異なる人生を送る。夫婦やカップルで一緒に観ている方も多い本作。「澪の言うことは、私の今の気持ちの代弁!と思うことばかり。出産直後で旦那さんとぶつかることも多く、彼の言うことも分かるが私の話も聞いて…という気持ちをよく表現されていると思います」、「主婦の切ない気持ち、子供の小さかった頃思い出します」、「どっちの世界でも健気で人の為に生きてるから。本当は弱いのに強く振舞っててすごい」などと、共感の声が多い。第4位望月彩子<日高>(綾瀬はるか)「天国と地獄」第1位の日高と入れ替わる警視庁捜査第一課の刑事。努力家で正義感が強く、気も強い。それに加えて上昇志向も強いが慌てん坊で、上司や周囲からは煙たがられている。第1話以降は、魂はサイコパスな殺人鬼ということで、「時々ゾクッとするような猟奇的な表情をする」、「冷酷で何を考えているか分からないのに、どこか哀しみを感じる」といった意見が。第5位鈴木奈未(上白石萌音)「ボス恋」「ボス恋」の主人公。イマドキの安定志向の持ち主で、編集長の雑用係で振り回され、私生活では子犬系男子・潤之介に振り回され、恋と仕事に懸命に立ち向かい成長していく。まさかのファッション雑誌編集部に配属され、仕事に恋に一生懸命な姿に「社会人になりたての若い頃を思い出させるような、仕事に恋に邁進する姿に共感する」、「見ていて頑張れ!頑張れ!って思ってしまう」と共感し、応援したくなるキャラクターとして多くの票が集まった。6位~10位は以下の通り。第6位剣崎元春(大倉忠義)「知ってるワイフ」「あおい銀行」世田谷支店の融資課主任で本作の主人公。結婚5年目、妻の罵声におびえながら暮らす日々を送る。しかし、大学時代にタイムスリップしたことで、選択を変え、大学の後輩で西急グループ会長令嬢と結婚。豪邸で暮らし、高級車で通勤する毎日を送ることに。「ダメダメだけど何故か憎めない」「悪い事と分かっていながら、人間は揺れ動く感情の中で生きているなぁと。実際、こんな優柔不断になることも分かる。共感出来る」第7位観山寿一(長瀬智也)「俺の家の話」観山流宗家の長男として生まれるが、17歳で家出、大手プロレス団体の門を叩き、人気レスラーとして活躍。父の危篤の知らせをきっかけに、力と人気に限界を感じていた寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻り、父の後を継ぐことを決意する。「バカ正直な熱い男寿一。 誰よりも優しくて正直者で頑張ってる。 私も両親が介護が必要になったらこう頑張れるのだろうかと考えさせられます」「不器用だけどまっすぐで男らしいでもちょっと切なさがありながらも介護と家業を両立させていこうと頑張っている姿はグッとくるものがあります」第8位嶋田隆平(藤原竜也)「青のSP」本作の主人公。警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、学校内警察(スクールポリス)に自ら志願し、この制度が試験導入されるとある中学校に配属される。常に冷静で毒舌な嶋田は、そんな校内にはびこる悪を痛快に成敗していく。「過去に色々ありつつ、現在は冷徹な感じがミステリアスでたまらない」「厳しいながらも優しさを持ち合わせてるから」第9位万木(桑原)朝顔(上野樹里)「監察医 朝顔」本作の主人公で法医学者。懸命に真摯に遺体に向き合っていく中で見いだされる真実により、時に犯罪を看破し、時に遺族の悲しみを癒やし、遺体が最後に伝えたかった思いを明らかにしていく。また震災で母を失い、遺体すら見つからないという悲しみを抱えている。「プライベートも仕事もすべてのことに一生懸命で憧れます。 私は余裕がないとイライラが出てしまうけど、朝顔さんは情緒も安定していて見習いたいと思う。 夫婦のお互いに尊敬、尊重しているところも素敵です」「仕事に対しての真摯な姿勢、子供に対しての愛情が尊敬できて憧れています」第10位蒼山太陽(北村匠海)「にじいろカルテ」前髪はぱっつんの虹ノ村の看護師。村のいじられキャラで、真面目で仕事ぶりは超絶優秀だが、すぐキレる。また家事全般は得意で、かわいいイラストも書けちゃう。「絶妙な受け答えが最高です!」「真面目、正しい、可愛い、暖かい」番外編最後に少し番外編を。10位までのランキングには入らなかったものの、「監察医 朝顔」に登場する桑原つぐみ(加藤柚凪)にも多数票が集まり、多くの視聴者を虜にしている様子。つぐみは、朝顔と桑原の娘。読者からは「小さいのにとても自然でかわいくて、表情がとても豊か。朝顔とも本当の親子のようでほのぼのとする」、「かわいい。キュンとする」、「もう可愛くて可愛くて毎週癒やされてます~」といった“かわいい”の声がたくさん集まった。シネマカフェ読者アンケート<2021年冬ドラマの好きなキャラクターTOP10>1位日高陽斗<彩子>(高橋一生)2位宝来潤之介(玉森裕太)3位剣崎(建石)澪(広瀬アリス)4位望月彩子<日高>(綾瀬はるか)5位鈴木奈未(上白石萌音)6位剣崎元春(大倉忠義)7位観山寿一(長瀬智也)8位嶋田隆平(藤原竜也)9位万木(桑原)朝顔(上野樹里)10位蒼山太陽(北村匠海)※2月3日時点で、初回放送がすでに始まった作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年02月19日芸能人がドラマやバラエティ番組で着用した衣装を見つけられるコミュニティサイト「コレカワ」。ブランドを特定し、その服が購入できる通販サイトへ誘導してくれる。「コレカウ」では、自社サービス「STYLIA(テレビ向け衣装を探すスタイリストとブランド商品をマッチングするオンラインプレスルーム)で取得した衣装データなどから情報を集めているという。「放送中のエンドロールでブランドのクレジットをチェックして、芸能人やドラマのSNSにアップされた画像を参考にネットで画像検索もしています」そう話すのは、「コレカウ」運営会社スタッフでドラマに精通している吉田さんだ。今回本誌では吉田さんと、同じく「コレカウ」運営会社スタッフで元スタイリストの泉山さん、元アパレル勤務の鎌形さんの3人に、冬ドラマ出演者の着こなしをチェックしてもらいました。ーーファッションで注目されている方の筆頭は、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系・火曜22時〜)でモード誌の編集長を演じている菜々緒さん(32)ですね。吉田「ハイブランドで身を固め、カッチリとした印象ですね。役柄もあり、強めの女性をイメージされているのかなあと思います」泉山「昨年から’90年代ブームがきていて、今季のハイファッションも肩パッドがしっかりしたものが多いんです。トレンドをいち早く取り入れているのはさすが!」鎌形「メンズライクなものに上質のきゃしゃなジュエリーとさらりと合わせている。女性らしさも出しつつ、すごくデキる女という着こなしですね。ただただ素敵!」泉山「スタイルがいいですからね。縦長のラインを強調したデザインも見事に着こなしています」ーーハイブランドといえば、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系・水曜22時〜)の菅野美穂さん(43)も、オシャレ上級者という印象ですが。吉田「ブランドに慣れ親しんできた世代というのが表れていますね。TPOでハイブランドと日本の人気ブランドを使い分けてセンスが磨かれた大人という印象」鎌形「部屋着のセンスもすごくよくて、30代、40代の大人が着ても楽しめるデザインだと思います。こんな服を着ているお母さんって理想的です。自分が子どもだったら洋服の借りっことかしたい!」泉山「娘役の浜辺美波さん(20)のファッションも日本のデザイナーのブランドで、若者にとても人気。丸メガネも大学生がよくかけています」ーー『書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜』(テレビ朝日系・土曜23時30分〜)の吉瀬美智子さん(46)は、作家という職業柄、部屋でのコーデがほとんど。リモートワークが多い時期なので参考になりそうです。吉田「全体的にゆったりしたデザインで、トレンドを取り入れたオシャレなものが多いですよね。素材も上質。大人の余裕を感じさせつつ、肩肘を張っていない感じが素敵」鎌形「そう、普通は適当な服になってしまいがちなのにオシャレを忘れていない。おうちでもこうでありたい!って憧れちゃいます」「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月19日ミステリーや胸キュンラブコメ、ホームドラマなど、多彩なジャンルの冬ドラマが現在放送中。2月も中旬に入り、多くのドラマが物語後半戦へと突入。今期は、“刑事と殺人鬼”という相反するふたりの魂がある日突然入れ替わる「天国と地獄 ~サイコな2人~」、SNS誹謗中傷問題に焦点を当てた、全く新しいサスペンスドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」、イマドキの安定志向の主人公が、バリキャリの鬼上司・編集長と出会うことで、仕事に恋に大きな転機が訪れるというラブコメディー「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」など多彩なジャンルの作品が揃っています。今回シネマカフェでは今クールの「好きな冬ドラマ&キャラクターは?」と題して読者アンケートを実施。2月3日~2月12日までのアンケート期間中に1000人から回答を得ました。今回は「好きな冬ドラマ」の上位10作品をご紹介。好きなキャラクターは後日発表いたします。第1位:「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」支持率約30%を得、1位となったのは、上白石萌音主演「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」。本作は、「逃げるは恥だが役に立つ」「恋はつづくよどこまでも」「私の家政夫ナギサさん」などを放送してきたTBS火曜ドラマが贈る、ファッション雑誌編集部を舞台にしたお仕事ラブコメディ。大きな話題となった「恋つづ」で主演を務めた上白石さんが、本作では「仕事も恋愛もほどほどに。人並で普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向の主人公・奈未を演じ、ドSな鬼編集長・宝来麗子(菜々緒)や運命的な出会いをする子犬系男子・潤之介(玉森裕太)に振り回されながら、恋と仕事に奮闘し、成長していく物語だ。シネマカフェ読者からは、「おうち時間を楽しませてくれてます。忘れかけてたキュンキュンの気持ちも沢山頂けて幸せです」、「コロナ禍で閉塞的な中、元気とキュンキュンを与えてくれる唯一のドラマです!それぞれのキャラもちゃんと個性が出ていて分かりやすく少女漫画の世界のようで見ていて幸せな気持ちになります」、「コロナでストレスが溜まってるとこに、こんな笑顔になれるドラマは最高です。毎回ニヤニヤどきどきワクワクのエンディングに1週間後が待ち遠しくなり、家事、仕事、育児の母達は癒されてます」と胸キュンした、元気付けられたという声が多く寄せられ、また10~50歳と幅広い年代の方から支持されている。ほかにも、「仕事の大変さ、普通って言葉の重みも感じれて、おしゃれな服見れるのも楽しいし、そして毎回漫画みたいな胸キュンもあるから」「仕事の要素も勉強になります」といった意見も。第2位/キャスト陣の演技に震える、副音声で2度楽しめる「天国と地獄」続く第2位は、30~50歳の方中心に約26%の支持を得た、綾瀬はるか演じる“刑事”と高橋一生演じる“殺人鬼”の魂が入れ替わる、森下佳子によるオリジナルエンターテインメントドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」。遺体の口内にパチンコ玉が詰められた猟奇的殺人の捜査中、捜査線上に上がったやり手経営者・日高陽斗(高橋さん)を追い詰めていく刑事・望月彩子(綾瀬さん)は、揉み合いになり歩道橋から転落、2人の“魂”が入れ替わってしまう、という絶望的な展開を迎える。1話以降は入れ替わりが続くため、綾瀬さんはサイコパスな殺人鬼・日高を、高橋さんは刑事・彩子を演じている本作。「綾瀬はるかさんと高橋一生さんの演技が上手いし、森下佳子さんの脚本が次どうなるか想像できないからワクワクするので」、「『綾瀬はるか』と『高橋一生』の演技が秀逸。他のキャスト、脚本、演出…すべてが最高」、「役者のバチバチした演技合戦。周到に練られたストーリー。最高」、「圧倒的な脚本力と主演お二人の並外れた力量により、期待値をはるかに越えてくれています シリアス・コメディ・恐怖感・スピード感もあり、1話あたり最低3回は繰り返し見ています」と、2人の入れ替わり演技、先の読めないストーリーが多くの視聴者を楽しませている。また「TVer」では、キャスト陣による副音声付きのドラマも配信中。第3位/夫婦で一緒に、共感必至のファンタジーラブ「知ってるワイフ」20~40歳は女性中心、40~50歳は男性からの支持も多かった「知ってるワイフ」が第3位。大倉忠義主演、広瀬アリスがヒロインを務め、2人がドラマ初共演を果たす本作は、大ブームとなった「愛の不時着」や「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」などを送り出したSTUDIO DRAGON制作のドラマが原作。夫婦関係に悩む主人公が、タイムスリップという奇跡がきっかけで妻を入れ替えたことにより、“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。夫婦やカップルで一緒に観ている読者も多く、「あるあるー!と叫びたくなる場面が多数あり、本当に楽しい!」、「夫婦生活が長くなって忘れてる何かを思い出させてくれ、夫婦円満になれる気がする」、「男性目線と女性目線でみることができる。夫婦で一緒に共感しながらみています」と共感必至。第4位から第10位の読者の声はこちら!第4位「にじいろカルテ」脚本・岡田惠和×演出・深川栄洋のタッグで贈る本作は、虹ノ村でシェアハウスをしている紅野真空(高畑充希)、浅黄朔(井浦新)、蒼山太陽(北村匠海)が個性豊かな村人たちと触れ、成長していく、全然スーパーじゃないドクターたちが織り成す、笑って泣けるチーム医療成長譚。「役者さんの演技、カメラワークもあって、まるで自分に『大丈夫だよ、一緒に頑張ろう』と言われてる気分になり、生きる希望を貰えるから」、「毎回あったかい人間関係に癒され、病気と向き合う主人公がこの先どうなっていくのか見守りたい」。第5位「監察医 朝顔」昨年11月から2クール連続で放送中の上野樹里主演月9ドラマ。法医学者と刑事の父娘を描く本作は、同名漫画を原作としたドラマ。前作のラストで前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の5月を舞台に本作はスタートし、現在2クール目が放送中。様々な事件と遺体に相対していくと同時に、さらに深い物語が展開されている。「綺麗事ばかりではない現実のつらさをリアルに映し出していて、その中でも生きる尊さや、仲間・家族の温かさを自然に訴えかけてくれて、自分の生き方を考えさせてくれます」、「前作もファンで、今作も2クールでとっても見応えがある。感動だけでなく、刑事系のドラマと両方観れている感じがとてもよい」。第6位「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」菅野美穂と浜辺美波が、シングルマザーの恋愛小説家と筋金入りのオタク娘という、親子を演じる本作。「愛していると言ってくれ」や連続テレビ小説「半分、青い。」の北川悦吏子の脚本となっており、とある理由から2人は“恋”をすることを決意、少女のような天然母としっかり者のオタク娘というトモダチ母娘が、エキサイティング・ラブストーリーを繰り広げる。「親子の会話が可愛らしい」、「友達親子の2人のやりとりが可愛すぎて楽しい!」第7位「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」学校内に警察官が常駐し、トラブル対応や予防活動を行う制度である“スクールポリス”を導入した中学校を舞台に、スクールポリスとして配属された藤原竜也扮する嶋田隆平が、校内外で起こる様々な問題に立ち向かう学園エンターテインメント。「色々な事件に変化球で迫る藤原竜也がコミカルな部分も見せ、思っていたより見応えがあった」第8位「その女、ジルバ」本作は、有間しのぶによる同名漫画の実写化。東海テレビが余暇を楽しむ大人のためにおくる本格派ドラマシリーズ「オトナの土ドラ」枠にて放送中。主人公は、どこにでもいる40歳の働く女性・笛吹新。結婚相手とは直前に破談になり、会社でも年齢を重ねるごとに肩身が狭くなり、ついに左遷、そんな中、「ホステス募集ただし40歳以上!」の張り紙を見かけ、思い切ってそのBARの扉を開く。そんなBARの世界で繰り広げられる、笑いと涙の超絶エンターテインメント。「配役の素晴らしさ!演者さん全員素晴らしい!特に池脇千鶴さんのあららは実在すると思えてくるほどのリアル感!感服します」第9位「俺の家の話」主演・長瀬智也×宮藤官九郎脚本のタッグで贈る本作は、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬さん演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで、介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる。「介護や子どもの発達障害などいまの時代の課題とされることがテーマにされてるが重く感じることなく共感できる内容だから。さすがクドガンです」「面白いけど現実に介護という場面もちゃんと描いてて、親の介護や家の事、自分の事も考えさせられるドラマだなぁと。でも、凄く見てて嫌にならないのがいい、とにかく長瀬さんが素晴らしい(^^)v」第10位「レッドアイズ 監視捜査班」愛する人の命を奪われた元刑事と、天才的な頭脳を持った元犯罪者たちが、監視カメラを駆使して凶悪な連続殺人鬼に迫る、スリリングなサイバークライムサスペンス。主演の亀梨和也をはじめ、松下奈緒、趣里、シシド・カフカ、松村北斗、木村祐一らが出演している。「大切な人を失った主人公が狂気と正義の間で戦う様がすごい 犯人誰かも気になる」シネマカフェ読者アンケート<好きな冬ドラマTOP10>1位 オー!マイ・ボス!恋は別冊で2位 天国と地獄 ~サイコな2人~3位 知ってるワイフ4位 にじいろカルテ5位 監察医 朝顔6位 ウチの娘は、彼氏が出来ない!!7位 青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―8位 その女、ジルバ9位 俺の家の話10位 レッドアイズ 監視捜査班※2月3日時点で、初回放送がすでに始まった作品を対象としてラインナップしています。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(cinemacafe.net)
2021年02月18日いよいよ2021年、今年も新ドラマのスタートです。この冬はどんな作品が顔を揃えているのでしょうか。今日はドラマニアな筆者が選ぶ、おすすめ作品をピックアップしてご紹介していきます。クドカンら、実力派脚本家がオリジナル作品で冬ドラマに参戦今期は、抜群の安定感を持つ人気脚本家が続々参戦!満を持して金曜10時枠にやってくるのは、主演に長瀬智也さんを迎えて宮藤官九郎さんが描く「俺の家の話」です。過去に「池袋ウエストゲートパーク」をはじめ、「タイガー&ドラゴン」「うぬぼれ刑事」など、名タッグを魅せた二人の新作とあって大きな注目を集める本作。長瀬さんが演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活動する現役プロレスラー。ケガや年齢もあり限界を感じ始めていたところ、父危篤の連絡を受け、遺産相続のいざこざもあって引退を決意――実家に戻り父の介護を手伝うことになるという新感覚ホームドラマとなっています。また、朝ドラ「ちゅらさん」や「ひよっこ」で知られる岡田惠和さんが紡ぐ至高のヒューマンドラマ「にじいろカルテ」が木曜9時枠にて放送決定。高畑充希さんを主演に迎え、ドラマ史上最も普通の医療ドラマと題し、ヘンテコ外科医と看護師が暮らす山奥の診療所を舞台に、人の弱さを知る医療者たちの心温まるヒューマンドラマを展開していきます。さらには、「世界の中心で、愛をさけぶ」や「JIN-仁-」の脚本家・森下佳子さんが日曜9時放送「天国と地獄 ~サイコな2人~」を執筆。“刑事と殺人鬼”という相反するふたりの魂がある日突然入れ替わり…!?善と悪、女と男が複雑に交錯する展開は、見る者を虜にすること間違いなし!綾瀬はるかさん×高橋一生さんの演技対決――新たな化学反応に、期待が高まります。ハラハラから胸キュンまで――感情を揺さぶる話題作が続々登場見応えのあるミステリーをお好みの方には、こちらがおすすめ。竹内涼真さんが主演をつとめる「君と世界が終わる日に」です。同棲中の恋人にプロポーズすべく準備を進めていたある日、トンネル崩落事故に巻き込まれた主人公が命からがら脱出すると、外の世界は一変…。自分のいる街が警戒区域として封鎖されているという絶望的な状況の中、恋人を探し始める絶体絶命サバイバルラブストーリーとなっています。また、SNS誹謗中傷問題に焦点を当てた、全く新しいサスペンスドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」もお忘れなく。警視庁の捜査官・主人公(香取慎吾)は、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼ながらも、クセの強いメンバーとともに指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていきます。顔の見えない犯罪者――社会に潜む闇との対決の行方は…?さらには、面白そうなラブストーリーにも注目。「救命病棟24時」や「僕の生きる道」シリーズで有名な橋部敦子さんが韓国ドラマのリメイクに初挑戦。ドラマ「知ってるワイフ」が木曜10時枠にて放送されます。本作は、恐妻を持つ主人公(大倉忠義)が「結婚生活、こんなはずじゃなかった…あの頃に戻って人生をやり直したい!」と嘆く日々の中、ある日突然過去にタイムスリップして、妻を入れ替えてしまうところからスタート。果たして、過去に戻って選択を変えることで、人生をプラスに変えることができるのでしょうか。火曜10時放送「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」は、「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」というイマドキの安定志向主人公(上白石萌音)が、バリキャリの鬼上司・編集長(菜々緒)と出会うことで、仕事に恋に大きな転機が訪れるというハッピーラブコメディー。玉森裕太さん、間宮祥太朗さんらイケメン勢との胸キュン展開は、新たなブームの予感がぷんぷんしますよね。以上、いかがでしたか?2021年のスタートを飾る冬ドラマ、視聴選びの参考にしてみてくださいね。(text:Yuki Watanabe)
2021年01月02日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和共演のクライムサスペンスシリーズ第3弾『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』の放送が2020年冬に決定した。この度、キャストのコメントが発表された。シーズン3となる今作では、吉田扮する石川百合が率いる神奈川県警捜査一課チームの結束力は更に高まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになる。さらに今作では、今まで語られることのなかった各キャラクターの物語にも注目だ。監督は『サイレント・トーキョー』の公開を控える波多野貴文監督を始め、『連続ドラマW 殺人分析班』シリーズの内片輝監督、『連続ドラマW ミラー・ツインズ Season2』の守下敏行監督、音楽も『メアリと魔女の花』の村松崇継が引き続き担当する。先日、横浜のロケ地にて吉田羊をはじめレギュラーキャストの面々が、新型コロナウイルスの感染拡大により中断していた期間も含めた、約6カ月にも及ぶ撮影を終え、クランクアップを迎えた。そんな吉田、永山、滝藤、光石、三浦から、クランクアップ直後の現場写真とコメントが到着した。コメント全文は、以下の通り。■吉田羊コメント本当に半年間ありがとうございました。コロナという大変な時期でしたけれども、2カ月の自粛期間を経て無事に撮り終えられたのはやっぱり“コールドケース”という作品がもつ底力だと思いましたし、コロナがあったことで逆にシーズン3で皆様との絆がより深まったなと感じております。またそれは自己満足ではなく、ゲストでいらっしゃった皆様が口を揃えて「本当に良いチームだね」と言って下さるのが何よりも嬉しい感想でした。シーズン3が成熟できたのは本当に一人ひとりのプロ意識の賜物だと思っております。このチームとまた再会できるのを心から願っております。願わくばシーズン9とまでは言いませんので、シーズン4をやってファイナルで映画化できればいいなと思っております(笑)。WOWOWさんよろしくお願いします。皆様とご一緒できたことを本当に感謝しております。そして皆様のことを本当に心から誇りに思います。本当にありがとうございました。■永山絢斗コメント新しく入ったスタッフの皆様含め、シーズン1から一緒にやってきた皆様、本当にありがとうございました。本当に皆様の愛に救われてここまでやってこられた気がしています。それに先輩方の現場への愛や、振る舞いがすごく勉強になりましたし、とても身になったと思っています。今回もただじゃ終わらない現場でしたけど(笑)、とっても楽しかったです。またシーズン4で、また続きでお会いできるように頑張りたいと思います。■滝藤賢一コメント本当にシーズン1、シーズン2の立川を超えられるのかということだけが不安でしたが、これはもうシーズン3でまた立川が人気出ちゃうなと(笑)。本当に皆様に助けられましたし、そしてまだまだこの立川という役をこのメンバーと一緒にやっていきたいと思っておりますので、シーズン4なのか映画化なのか分からないですけど、また皆様とお会いできるのを楽しみにしております。ありがとうございました。■光石研コメント皆様お疲れ様でした。1、2ときて3、本当に楽しかったです。本当に憎きコロナですけど、2か月半撮影が延びて、ずーっとテーブルにコールドケースの台本があって、なんか長く楽しめた分、嬉しかったです。そしてこんなに俳優ファーストな現場もないと思っております。愛を感じております。また皆様と4、5、6、7、8、9までいきましょう(笑)!それまで待っておりますので、僕も俳優としての体力をつけて準備しておきます。どうぞ皆様よろしくお願いします。本当にありがとうございました。■三浦友和コメント皆様お疲れ様でした。間違いなくこのシーズン3で、レギュラー5人のチームワークがすごく熟してきた、完熟してきた。そういう時に、これで最後だなんてそういう気持ちにはなれないので、とにかくこのスタッフあっての我々だと思っております。こんなに居心地の良い仕事場っていうのは滅多にありません。ですので、ぜひ次に進みたいと思っておりますので、これはメンバー全員の総意だよね?ということで皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。本当にありがとうございました。『連続ドラマWコールドケース3~真実の扉~』2020年冬放送
2020年08月24日あっという間に、冬クールの放送も終わりに近づいてきました。医療ドラマの台頭が目立った今回のクール――お仕事ドラマとしての側面も去ることながら、人間の奥深さが際立つ名作が多かったように感じますね。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」をランキング形式でご紹介していきましょう。第1位:時代の波を鮮明に切り取った話題作「知らなくていいコト」を追求した果ての“答え”とは…?信念を貫き、社会の闇を世に暴いてきた週刊誌記者の主人公・真壁ケイト(吉高由里子)。最愛の母が死の直前、これまで伏せていた父親の存在を口にしたことで、自分は殺人犯の子であるという衝撃の事実を知ることに…。世に暴かれる側へ回ることになった彼女の人生を描いたドラマ「知らなくていいコト」は、この冬最も上質なヒューマンドラマだったと言えるでしょう。水曜10時枠の吉高さんといえば痛快お仕事ドラマのイメージがありますが、今回は切り込む角度がひと味違いましたね。仕事へのプライドと、その影に潜むイチ女性としての孤独のバランスが、何とも良い具合に表現されていたように思います。中でも、このところ巷を賑わせている不倫問題を皮切りに、愛を奪う人×奪われる人――それを暴く人×暴かれる人という構図で人間の心の苦い部分を浮き彫りにしていく展開は見事!傷を負いながらも懸命に志を貫いたケイトだからこそ、その道を進んだ者にしか掴み取ることのできない知るべき“答え”=新たな真実に辿り着くことができたのではないでしょうか。柄本佑さん、重岡大毅さん、佐々木蔵之介さんら、ケイトを取り囲む男性陣の三者三様な愛の形も非常に見応えのある一作でした。第2位:悶絶必須の“胸キュン”シーンがリフレイン身を乗り出して応援したくなるドラマ「恋はつづくよどこまでも」循環器内科を舞台に、新米ナース・佐倉七瀬(上白石萌音)の成長とめくるめく恋の模様を描いたラブストーリー「恋はつづくよどこまでも」は、円城寺マキさんが紡ぐ王道の少女漫画展開に思わず身を乗り出して主人公を応援したくなる新感覚のドラマ。患者さんの前以外では常に仏頂面の俺様ドクター・天堂浬(佐藤健)が時折垣間見せる素顔――壁ドン、顎クイ、髪解き…と畳みかける“胸キュン”攻撃に悶絶した方も多いのでは?本作の大きな特徴は、物語の前半早々に二人が両想いになるという点にあるでしょう。クライマックスまで引っ張ることなく、恋人としての天堂の微笑みや嫉妬を堪能することができるとあって、まさに悶絶必須!同じ職場で働いているからこその苦悩やライバルの出現など、一筋縄ではいかない臨場感溢れる恋を体感させてくれました。看護師として日に日に成長していく佐倉の背中――心のケアという視点で医療現場を繊細に支える仕事ぶりと合わせて、二度三度楽しめる完成度の高い物語と言えるでしょう。第3位:“神の手”を得た者が抱える苦悩という代償脳外科「トップナイフ」のリアル・ドクターストーリー“神の手”を自分のものにするべく、家族、友達、恋…その全てを捨て、医療に邁進してきた医師たちの苦悩と葛藤を描いたドラマ「トップナイフ」。天海祐希さん演じる深山瑤子は、外科医の中でもひと握りと言われる手術の天才=脳外科医として、プライベートの揺るぎを一切見せることなく、どんな時も患者の治療を第一に働いてきました。扱うのは、脳を蝕む未知なる病の数々――関西へ行ったことのない人間が突如関西弁しか話せなくなってしまったり、異性の顔が全て元恋人に見えてしまったり…と、視聴者にとっては目からウロコの症例ばかり。他の医療ドラマと比べても、一際学びや発見に富んだ作品だったように思います。かと思えば、時折見せてくれる天海さん節(息を抜かせてくれるコミカルな会話シーン)との緩急が絶妙で、新米医師役・広瀬アリスさんとのノリツッコミには沢山笑わせてもらいました。エンディングは出演者のダンスシーンも見どころとなっていましたので、見忘れてしまったという方は是非いまからでも番組公式YouTubeをチェックすることをおすすめします。以上、いかがでしたか?次回は、春クールのおすすめをご紹介していきます。お楽しみに!(text:Yuki Watanabe)
2020年03月23日冬だからこそ行きたくなるデートスポットもたくさんありますよね。そこで、今回は冬に彼氏と行きたいおすすめデートスポットを紹介します。東日本最大級のイルミネーションが楽しめるあしかがフラワーパーク!あしかがフラワーパークは、栃木県の足利にある人気テーマパークです。冬におすすめの理由は、東日本最大級のイルミネーションです。400万球の電飾を使ったイルミネーションは、関東三大イルミネーションにも認定されています。藤の花をモチーフにしたイルミネーションは、ここでしか見られないもので一見の価値ありです。彼氏と秩父神社のお祭りに繰り出そう!毎年12月に開かれる秩父神社の例大祭は、日本の三大曳山祭りに選ばれている有名なお祭りです。美しい冬の花火はもちろん、街中を練り歩く屋台は迫力満点。美味しい屋台もたくさん出ているので、彼氏と一緒に食べ歩きするのも楽しいですよ。3日間開催されていますが、クライマックスの3日目が一番盛り上がるのでおすすめです。、六本木ヒルズのクリスマスマーケット!六本木ヒルズで開催されているクリスマスマーケットもカップルに人気です。クリスマスマーケットはドイツの伝統的なお祭りで、ホットワインやソーセージなどのグルメ、可愛い雑貨などが購入できます。彼氏と美味しいお酒と食事を楽しみながら、ショッピングを楽しんでみてはどうでしょうか。お互いのクリスマスプレゼントを買って、プレゼント交換するのもよいかもしれません。冬の九十九里浜もデートスポットにぴったり!海というと夏のイメージが強いかもしれませんが、冬に訪れる海も良いものです。特におすすめなのは、冬の九十九里浜です。東京から1時間30分ほどで行けるので、ドライブデートにもぴったり。冬の美しい海を眺めて、美味しい海の幸を堪能しに行きましょう。九十九里浜周辺には、海の幸を堪能できる料理屋さんが多いので、ぜひ食べ歩きしてみてください。寒い冬にぴったりなほぐれすとで足湯デート!ほぐれすとは、気軽に足湯が楽しめるカフェです。東京都内にあり、仲御徒町駅から徒歩1分ほどの場所にあります。寒い冬にカップルで足湯に浸かれば、心も体も温まります。マッサージのサービスもあるので、彼氏と一緒に日頃の疲れを癒してみてはどうでしょうか。
2020年02月24日2020年の幕開けとなる冬クールが、まもなくスタート。今年はどんなドラマが楽しめるのか?気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が厳選!おすすめの作品をピックアップしてご紹介していきましょう。22時枠は、切り口の異なる“医療ドラマ”が大混戦!本格派からラブコメまで、幅広い人間模様が鍵に――がん治療に特化した最新の診療科=腫瘍内科を舞台に、医師たちの戦いと苦悩を描いたメディカルヒューマンドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」が木曜22時にやってきます。松下奈緒さん演じる臨床医と木村佳乃さん演じる外科医が最強タッグを組み、日本ではまだ歴史の浅い腫瘍内科のリアルを丁寧に描いていくと言います。また、同じく医療ものとして注目を集めているのが、天海祐希さん主演・土曜22時放送のドラマ「トップナイフ ―天才脳外科医の条件―」です。主人公・深山瑤子は天才的な技能を持つ脳外科医――彼女を取り巻くチームのメンバーに、椎名桔平さん、広瀬アリスさん、永山絢斗さん、古川雄大さん、三浦友和さんら豪華キャストが顔を揃えているとあって、ドラマファンの期待が高まっています。神の技術を持つ彼らゆえの葛藤とは…?さらに今クールは、人気漫画を原作とした胸キュン医療ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(火曜22時)も大きな話題に。容姿端麗かつ頭脳明晰なドSドクターを佐藤健さんが――彼に恋心を抱く新米看護師を上白石萌音さんが演じるとあって、実力派の二人がどんな化学反応を見せてくれるのか気になりますね。金曜22時には伊藤英明さん主演の「病室で念仏を唱えないでください」も放送されます。僧侶でありながら救命救急医としても働く異色の主人公・松本照円の奮闘を通して、生きること/死ぬことの意義を問う一話完結型のヒューマンドラマ。テーマの異なる様々な医療ドラマ――あなたはどの作品が気になりますか?本格的サスペンスが光る!“事件もの”も数多く登場加えて昨今は、作り込まれた推理ドラマも人気の傾向にありますよね。2020年も引き続き、練りに練った“事件もの”が多数登場しますので要チェック!月9枠には、早くも第4シリーズへ突入する高視聴率ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」がやってきます。前作同様主演に沢村一樹さんを迎え、横山裕さん、本田翼さんらと共に、あらゆるビッグデータを解析して割り出された未来の犯罪を追跡捜査していきます。謎が謎を呼ぶ深いストーリー展開はもちろん、迫力あるアクションシーンにも是非ご注目ください。また、竹内涼真さんが主演をつとめるドラマ「テセウスの船」(日曜21時)も原作ファンの多い壮大なミステリー劇です。突如平成元年にタイムスリップしてしまった主人公・田村心は、殺人事件の犯人として逮捕された父――それに伴い、笑顔を失ってしまった家族の過去、その真相を追い求めて奔走。回を追う毎に、予想だにしない事件の裏側が浮き彫りに…?さらに、日曜22時30分放送「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」では、昨年新人賞を総なめにした横浜流星さんが謎の飼育員さんとしてダブル主演をつとめます。驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダ(清野菜名さん)と共に、世の中のグレーな事件にシロクロつけていくという斬新な展開。物事をグレーに据え置くことが良しとされている現代に、最凶バディが切り込む!新たな名作が生まれる予感がしますね。以上、いかがでしたでしょうか。それぞれの作品、まもなく始まる初回放送をお見逃しなく!(text:Yuki Watanabe)
2020年01月04日2018年1月期に放送された土曜ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」がこの夏、スペシャルドラマとして復活することが決定。主演の山田涼介、共演の波瑠、小澤征悦が演じるエリート3きょうだいに、“AI(人工知能)”が加わることになった。本作は、長男・医者、長女・弁護士、次男・警視庁の警察官のエリート(?)3きょうだいが、自分たちの家族がしでかした不祥事のみを全力でもみ消して、なかったことにする“どコメディ”ホームドラマ。特に、山田さん演じる主人公の“ムダにカッコよくて天真爛漫末っ子元警察官”・北沢秀作が、父親や兄姉からの無茶ぶりに答え、苦しみながらも奮闘する姿には、笑いと共感の声が上がり、大きな話題となった。2019年夏、北沢家に“AI兄妹”がやってくる!?そんな家族をこよなく愛するがゆえに頭が上がらない秀作は、家族のために自分の職を失するという壮絶な戦いの結果、自分探しの旅をいったん終えた。そして2019年夏、秀作の家族内の地位はますます下落。あこがれていたパティシエへの面接もことごとく落ちている。ほかの家族たちはそれぞれの逆境を跳ね返し、昔に勝るとも劣らない社会的地位と経済的安定を手に入れているというのに。そんな中、ロスに医者として武者修業に出ていた博文(小澤さん)が帰ってくる。ロスで“AIを駆使した医療技術”という新たなスキルを身につけ“AI天才外科医”として日本に凱旋した博文は「これから人類の未来はAIが担う! もちろん北沢家の未来も!」と高らかに宣言、北沢家に「AIケンジ」そして、その妹の「AIサユリ」を持ち込むが…。山田涼介「テンポのいい会話がこのドラマの良さ」「『もみ消して夏』になるんじゃないかと思っていたら、メインタイトルは変わっていなくて、そこが面白いですね(笑)。北沢家の人々のテンポのいい会話がこのドラマの良さだと思うので、コミカルにテンポよく演じていきたいです」と山田さん。「連ドラでの秀作は、家族の為に罪を犯すたびに色気が増していたんですけど、最終回で行き着くところまで行ってしまったので、今回のスペシャルでは最初から色気MAXの秀作でいなければいけないなと(笑)。これまでにいろんなことを経験した秀作の成長を見せられたらと思っています」と意気込む。波瑠「婚活していたり、女性らしくなっているところも」秀作の姉・知晶役の再演は「とてもうれしい」と波瑠さん。「北沢家のきょうだい3人で久しぶりに顔を合わせたら、すぐに連ドラの時の空気感に戻った気がして、落ち着く感じがしました」と、北沢家の空気感をすぐに取り戻した様子。「スペシャルのストーリーは、また秀作が大変なことになりそうです(笑)。知晶は相変わらず毒舌キャラのままかと思いきや、婚活していたり、女性らしくなっているところもあるようで、その辺も意識しながら演じたいです」と気になる見どころポイントに触れた。小澤征悦「秀作は色気が増して、すごいことになりそう(笑)」「続編をやりたいね」と連ドラのときから話していたという小澤さん。「今回は、新しい時代にふさわしくAIという題材を取り入れていて、博文が北沢家にAIを持ち込みます。博文はスペシャルになってもゴーイングマイウェイな人で、連ドラの時よりも、さらに幼稚になっているところを見せられたらと思います(笑)。中村梅雀さん演じる父・泰造のムチャ振りに秀作が振り回され、北沢家の人々が助け合う姿も見られるのではないでしょうか。秀作は色気が増して、すごいことになりそうなので(笑)、視聴者の皆さんは楽しみにしていただきたいです」とアピールしている。山田さん、波瑠さん、小澤さんに、父親役の中村梅雀の北沢家一同に加え、小瀧望(ジャニーズWEST)、千葉雄大、浅野和之、恒松祐里、児嶋一哉ら連ドラ時のレギュラーメンバーも登場する予定の本作。家族からの無茶ぶり、AI導入による混乱、そして実らない恋の苦しみに再び、もだえ苦しみ奮闘する、山田さん演じる主人公・秀作の姿に乞うご期待!スペシャルドラマ「もみ消して冬2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」は夏、日本テレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2019年05月06日1月スタートの冬ドラマもそろそろ中盤戦。今期も粒ぞろいの良作がいっぱい。本誌女性記者たちが、ドラマファンの目で熱烈に、芸能記者の目で冷静に、今からでも見てほしい作品を紹介します。題して「ドラマ好き女性記者による、女性のための“2019冬ドラマ”座談会」!A「初回視聴率は『刑事ゼロ』(テレビ朝日系・木曜20時~)が14.7%で1位。『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系・水曜22時~)と『メゾン・ド・ポリス』(TBS系・金曜22時~)が同率12.7%で2位でした」B「『家売るオンナの逆襲』はやっぱり面白い!北川景子の顔芸は、さらに磨きがかかってるね」C「北川景子が課長の仲村トオルと結婚しているとは……。2人の不思議な夫婦関係も見どころのひとつになりそう。1話の『ベッドへGO!』にめっちゃ笑いました(笑)」A「ほかにも今期は、働く“オンナ”が主役のドラマが多い印象」C「その中だと私は『グッドワイフ』(TBS系・日曜21時~)が好き!常盤貴子が法廷で相手をやり込める姿にスカッとしたので」B「同じく弁護士モノだけど『スキャンダル専門弁護士QUEEN』(フジテレビ系・木曜22時~)は、法廷では闘わずに水面下で動くっていうのが異色だね。竹内結子、水川あさみ、斉藤由貴の3人のファッションもハイブランドばかりで華やか」A「『みかづき』(NHK総合・土曜21時~)も、永作博美演じる敏腕塾経営者が物語の中心人物。真面目な話かと思いきや、予想以上にコミカルで見やすい!」B「のんびり屋の夫は高橋一生で、暴走気味の妻との組み合わせが素敵だよね」C「塾つながりで『初めて恋をした日に読む話』(TBS系・火曜22時~)はどうですか?恋愛モノかと思ったら、お仕事要素もありましたよね」B「深キョンがただの天然女子じゃなくて新鮮。ふわふわしてそうに見えて、意外と核心を突くこと言うんだよ。ほかにも『後妻業』(カンテレ制作・フジテレビ系・火曜21時~)の木村佳乃の悪女っぷりもハマってたし、『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系・木曜21時~)の杉咲花の二面性も面白かった」A「木村佳乃のコテコテ関西弁が好きです(笑)。あと異色ですが『トクサツガガガ』(NHK総合・金曜22時~)で、隠れ特撮オタクを演じている小芝風花も突き抜けてました。『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』(NHK総合・土曜23時30分~)の石橋菜津美も注目株だなと。今期は女優陣の活躍がすごいですね!」■おじフェチにはたまらない?ベテラン俳優の活躍にも注目!A「おじフェチの私としては『メゾン・ド・ポリス』は絶対ハズせないです。硬派ななかに天然ぽいかわいさがあるっていう、大好きなタイプの西島秀俊が見られるので!」C「アイロンかけるシーンはCMで見たことあるぞって思ったけど、謎解きの儀式とは(笑)。おじさまたちのキャラが立っているからお気に入りを見つけるのもありかもしれない」B「2話で野口五郎と西田尚美が元夫婦だってことが明らかになったみたいに、おじさまたちの過去が事件解決に絡んでくると面白そう」A「実は、今期の刑事ドラマにはほかにも魅力的なおじさまがたくさん出てるんですよ」B「『刑事ゼロ』の沢村一樹も50代だから立派なおじさまだもんね。敏腕刑事の主人公が記憶喪失で別人みたいになっちゃう設定も斬新!沢村の硬軟両方の顔が見応えあり」C「『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系・月曜21時~)の船越英一郎も見逃せないですよ!はじめは熱すぎて物語にはちょっと邪魔かもって思ってたんですけど、3話くらいからクセになってきました」B「それなら私は『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』(テレビ東京系・金曜20時~)の北大路欣也を推したい。定年退職した刑事がもう一度警察で働ける『再任用』って制度も超高齢社会らしいなって。1話冒頭で、北大路欣也が走って犯人追うシーンは緊張感があって冷や冷やした」A「弁護士モノの『イノセンス冤罪弁護士』(日本テレビ系・土曜22時~)も、イケおじ率高いです」B「たしかに、藤木直人とか草刈正雄とか、今期は豊作だね(笑)」■菅田将暉の演技がすごすぎ!ほかのイケメンは個性で勝負B「作品でいうと『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系・日曜22時30分~)も面白かったな。謎が多いから続きが気になるし、やっぱり菅田将暉はすごいって思った。思わず演技に引き込まれちゃったもん」C「わかります!お気に入りの若手イケメンを発掘しようと思ってたのに、菅田将暉にしか目がいかなくて。でも、3話で話題を呼んだ、水泳部マネージャー役の神尾楓珠くんはかなり注目株だと思います!」A「私も気になりました!役柄も好青年でよかったですよね」C「イケメン枠じゃないんですけど、『フルーツ宅配便』(テレビ東京系・深夜0時12分~)の濱田岳も好き。そのへんにいそうな感じの自然な演技がいいんですよ。デリヘルの話だけど、ストーリーもじーんとくる人間ドラマなのでおすすめです」B「私は『グッドワイフ』の小泉孝太郎に注目したいかな。原案の海外版どおりなら、常盤貴子との恋が加速していくはずだから楽しみ!」A「『グッドワイフ』なら、唐沢寿明×滝藤賢一×吉田鋼太郎の三つどもえにときめいてます……!」B「さすが、おじフェチだ(笑)」C「イケメン同士の組み合わせっていいですよね。『家売るオンナの逆襲』で千葉雄大が松田翔太に恋する展開も胸キュン」A「2人が並ぶと、とにかく顔面偏差値が高い!今期は眼福ドラマにも事欠きませんね」
2019年02月04日