「別役実」について知りたいことや今話題の「別役実」についての記事をチェック! (1/2)
メゾンカカオは2025年1月17日、チョコレート専門店のチョコレートバンクとロッテの定番商品、パイの実のコラボレーションによる「BANK パイの実」を、ジェイアール名古屋タカシマヤ・アムール・デュ・ショコラにて販売します。■1日200箱限定の“おおきなパイの実”同商品は、“パイが主役”ともいえる食感豊かで香ばしい「パイの実」と、”カカオが主役”のチョコレートブランド「チョコレートバンク」がバレンタイン限定コラボで誕生した、生スイーツ。こだわりのチョコレートをたっぷりと絞り入れた「おおきなパイの実」は通常のパイの実の重量の約2.8倍(標準重量比較)!中も外もチョコレート尽くしの一品。賞味期限は当日中で、1日200箱限定販売となります。パッケージには、「パイの実」をイメージした六角形のデザインを採用。キャラクター“ふたりのリスさん”が「チョコレートバンク」の制服に身を包んだイラストもポイントです。■商品概要BANK パイの実(6個入り)価格:2,160円販売期間:2025年1月17日~2月14日(各日200箱限定)販売場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ9階アムール・デュ・ショコラURL:(フォルサ)
2024年12月30日AAAの宇野実彩子が22日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】AAA・宇野実彩子 あざとすぎる上目遣いショットを披露「クリスマスマーケットデビュー私的デートコーデして行ったよどうかな?✨」と綴り、複数枚の写真を投稿した。写真にはクリスマスマーケットに訪れた宇野の姿が写し出されている。可愛らしい姿にファンからは絶賛の声が上がっている。 この投稿をInstagramで見る 宇野実彩子 - Misako Uno(AAA)(@misako_uno_aaa)がシェアした投稿 この投稿には1万件を超えるいいねが寄せられている。
2024年12月22日AAAの宇野実彩子が20日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】AAA・宇野実彩子が韓国の大好きな場所へ!宇野は「また#うのもぐ」と綴り、動画を公開。続けて「食べる以外にもう少し切り取れる日常を過ごしたい笑 #デニーズはそんな私を温かく迎えてくれました️ コーンスープ一生ラブです❤️」と綴り、デニーズを満喫した様子だ。 この投稿をInstagramで見る 宇野実彩子 - Misako Uno(AAA)(@misako_uno_aaa)がシェアした投稿 この投稿にファンからは、多くのいいねが寄せられている。
2024年11月20日そのまま食べてもおいしい「アイスの実」ですが、『グリコ』公式サイトにアレンジレシピが掲載されているのをご存じですか?今回は簡単なレシピを2つピックアップして、実際に作ってみました。グリコ「アイスの実 濃いぶどう」「アイスの実 濃いもも」でアレンジ©桐生奈奈子丸くてひと口サイズの「アイスの実」は、筆者が小さい頃に食べていたときよりも、格段においしくなっているように感じますが、皆さんはいかがでしょうか。今回は、そんな「アイスの実」を特別なデザートに大変身!『グリコ』の公式サイトのレシピを参考に、ちょっぴり贅沢な気分に浸れる簡単デザートを作ってみました。「アイスの実 濃いぶどう」で作るヨーグルトパフェ©桐生奈奈子ヨーグルトパフェは、「アイスの実 濃いぶどう」とヨーグルトを混ぜ、一番下にそのままのヨーグルト、その上にお好みのシリアル、その上に「アイスの実 濃いぶどう」をつぶしてヨーグルトに混ぜたものを重ねて作るだけの簡単レシピ。家にあるものでできるので思い立ったらすぐに作れます。ヨーグルトと「アイスの実」をスプーン等で混ぜて、ぶどう味のヨーグルトを作るのがポイントです。©桐生奈奈子トッピングに「アイスの実 濃いぶどう」とカットバナナ、ポッキーとミントをトッピングして召し上がれ。「アイスの実」を混ぜたヨーグルトは好みの濃さにアレンジしながら楽しめます。濃厚なぶどうの味わいと、さっぱりとしたヨーグルトがマッチ。サクサクとしたシリアルは食感が楽しい……!©桐生奈奈子なお、パフェを作る器によってボリュームが違いますが、「アイスの実」1パックで2人分がちょうど作れるボリュームでした。 ファミリーサイズのヨーグルト1パックがほとんどなくなるほどでしたが、ヨーグルトなのでさっぱりヘルシー。ぶどう色のヨーグルトとヨーグルトの断面がきれいなので、ぜひ透明の器でチャレンジしてみてくださいね。「アイスの実 濃いもも」で作るピーチティーソーダ©桐生奈奈子2品目は、「アイスの実 濃いもも」をピーチティーソーダに入れたデザートドリンク。公式サイトでは紅茶を濃いめに淹れて冷やしておくとありましたが、今回は市販の甘いピーチティーを使ってよりお手軽に。冷やす工程もなくなりパパッと作れました。©桐生奈奈子炭酸水とピーチティーを注ぎ、「アイスの実 濃いもも」をグラスに6個入れて、スライスレモンとローズマリーを飾れば完成です!飲んでみてわかったのが、「アイスの実」が甘いので無糖のピーチティーでも甘みのあるドリンクができるということ。甘さ控えめなピーチティーにするとキリッとした味わいを楽しめそうです!©桐生奈奈子次第に溶けていく「アイスの実」をスプーンですくって、半分溶けた状態の「アイスの実」を楽しんだり、ぐるぐるとかき混ぜて濃厚なピーチティーを味わってみたり。食べ方も楽しいデザートドリンクとなりました。アイスがたっぷりと入っているので、ドリンクですがなかなか食べ応えがありましたよ!「アイスの実」で簡単でリッチなデザート作りを©桐生奈奈子失敗しないで作れるアレンジアイスレシピを紹介しました。「アイスの実」そのものが溶けにくいので、安心してデザート作りに専念できたのも高ポイントです。季節感もあるので、おもてなししたいときにぴったり!「アイスの実」を手に入れたら、失敗知らずで簡単なアレンジレシピにチャレンジしてみてくださいね。江崎グリコ.もぎたてキッチン|アイスの実文・桐生奈奈子女性向けの媒体で活躍するフリーのWEBライター。ファッション・フード・ライフスタイル雑貨のレビュー記事ライターとして活動中。新作や人気商品をレポートしている。【参考】『グリコ』公式サイト※レビューはすべて個人の感想です。文・桐生奈奈子
2024年08月23日暑い季節になると、冷たい飲み物が欲しくなるもの。塩分を補給できるスポーツドリンクや果物系のジュースなど、その時の気分に応じて飲みたいものが変わるでしょう。2024年5~6月現在にかけて、Instagramを中心としたSNS上で、『ある飲み物』が話題になっているのをご存知ですか。アイスの実ジュースがSNS上で話題SNSをにぎわせている『ある飲み物』の正体は、『アイスの実ジュース』。その名の通り、株式会社グリコが販売する人気アイス『アイスの実』を市販のジュースに溶かして味わうというものです。夏のじめじめとした暑さが苦手な筆者。夏に突入する前に涼しさを先取りするべく、『アイスの実ジュース』を自宅で作ってみました!『アイスの実ジュース』を作ってみた『アイスの実ジュース』を作る際に使う飲料の種類はあくまで自由ですが、最もポピュラーなのはアサヒ飲料株式会社が販売する『三ツ矢サイダー』を使った作り方だそうです。そんな中、株式会社マンナンライフが販売する『クラッシュタイプの蒟蒻畑 ライト(以下、蒟蒻畑)』を加えてもおいしいという情報をXで得たので、試してみることに。筆者はブドウが好きなので、『アイスの実』と『蒟蒻畑』ともにブドウ味をチョイスしました。『アイスの実』は冷凍庫、『三ツ矢サイダー』と『蒟蒻畑』は冷蔵庫で保管しています。まずは、冷蔵庫で冷やしたコップの中に、『アイスの実』を入れます。『アイスの実』は12個入り。ちょうど半分の6個を使用します。コップの中に、『三ツ矢サイダー』を注ぎましょう。SNS映えしそうな、きれいな見た目をしていますね!中の『アイスの実』が完全に溶けると…。泡がたち、まるでベリー系を使って醸造したクラフトビールのような見た目に!ちなみに『アイスの実』が完全に溶けるまでにかかった時間は6分程度でした。いざ飲んでみると…。おいしい!口当たりがとてもスッキリしたブドウサイダーになりました。ノドにひっかかるような、くどい甘さを全く感じません。『アイスの実』はそのまま食べてもおいしいですが、『三ツ矢サイダー』に溶けてもなお、濃いブドウの味を演出してくれるようです。『アイスの実ジュース』に『蒟蒻畑』を加えると?それでは次に、先ほど作った『アイスの実ジュース』に『蒟蒻畑』を加えていきます。すべて入れ終わると、ゼリーがごろっと入っているのがなんとなく分かる見た目に。より味わいやすいよう、スプーンをさしています。少し時間をおいてから飲んでみると…。これまたおいしい!『蒟蒻畑』は、『三ツ矢サイダー』に溶けることはない様子。『三ツ矢サイダー』と同時に『蒟蒻畑』を口に含むと、さらに濃いブドウの味が楽しめます。また『蒟蒻畑』独特のクニュっとした食感も加わるので、最後まで飽きずに楽しめそうです!ここで気になるのが、『蒟蒻畑』の食感。筆者も含めてこの独特な食感が好きな人は多いですが、中には苦手な人もいるでしょう。『蒟蒻畑』の代わりに『アンパンマンゼリー』を入れてみた『蒟蒻畑』の食感に抵抗がある人のために用意したのが、株式会社明治が販売する『それいけ!アンパンマン のやわらかぶどうゼリー(以下、アンパンマンゼリー)』!『アンパンマンゼリー』の最大の特徴は、幼い子供でも食べやすいようにかなり柔らかい食感であること。また、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン(以下、アンパンマン)』(日本テレビ系)は、子供に大人気の作品です。『アイスの実ジュース』を作る途中に『アンパンマン』に登場するキャラクターが描かれたパッケージを見れば、子供は大喜びすること間違いないでしょう。それでは、別のコップを用意して作った『アイスの実ジュース』に『アンパンマンゼリー』を加えていきます。『蒟蒻畑』を加えた時と同様、少し時間をおいてから飲んでみることに。すると…甘みがかなり強い!『アンパンマンゼリー』は『蒟蒻畑』よりも液体に溶けやすい性質があるのか、若干ながら液状になっていました。それにより、『アンパンマンゼリー』に含まれる甘味料の甘さをより強く感じるのかもしれません。強い甘さが苦手な人には向かない気はしますが、ゴクゴク飲めるゼリー飲料を好む人にはぴったりでしょう。おまけに、株式会社不二家が販売する『アンパンマングミ ぶどう 6粒入(以下、アンパンマングミ)』を追加で投入してみることにしました。アンパンマングミを加えた結果&総評はいかに…『アンパンマンゼリー』を加えると、スプーンですくうたびに個性豊かなキャラクターたちが顔を出すという、新たな楽しみが加わりました!『アンパンマン』が大好きな子供にとっては、たまらないご褒美になりそうです。しかし『アイスの実ジュース』に『アンパンマングミ』を入れる場合は、子供がグミを丸飲みしてしまわないように注意してくださいね。そばで見守るほか、スプーンを使って食べるよう、あらかじめ伝えてあげるといいでしょう。『アイスの実ジュース』の総評さまざまなパターンで『アイスの実ジュース』を作ってみて分かったのは、それぞれのおいしさがあるということ。『蒟蒻畑』や『アンパンマンゼリー』を加えなければ爽やかでスッキリとしたブドウ本来の甘さが楽しめますし、どちらかを加えると、ゼリー特有の食感が同時に楽しめるメリットが生まれます。とはいえ、アレンジ方法は決してこれだけではありません。ブドウではないほかの味の『アイスの実』を使用したり、『三ツ矢サイダー』以外の飲料を使用したりすれば、組み合わせは無限大に膨れ上がります。固定観念にとらわれず、あなた好みの『アイスの実ジュース』作りを楽しんでみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2024年06月01日9PROJECT主催、『象』が2024年5月16日 (木) ~2024年5月19日 (日)に上野ストアハウス(東京都台東区北上野1-6-11NORDビルB1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 9PROJECT公式ホームページ 別役実さんは、私の最も尊敬する人である。(中略) 『初級革命講座飛龍伝』は、『象』の盗作だし、他にも『郵便屋さんちょっと』など盗作ばかりである。 「つかこうへいによるつかこうへいの世界」(白水社1981年刊)より 北区つかこうへい劇団に所属し、生前のつかこうへいに10年に渡って師事した9PROJECTのメンバーたち。2014年に立ち上げた劇団「9PROJECT」では、つかこうへいが大ブームとなっていた70〜80年代の初期のつか作品を中心に上演し、その創作の原点を探し続けてきました。その9PROJECTが第20回公演の節目に、新たな扉を開ける一作として選んだのは、別役実の「象」です。つかが著作の中で直接語っているように、初期のつかこうへい作品には別役実からの影響が強く感じられます。特にこの「象」の影響は強く、かつて喝采を浴びた“あの町”に帰りたいと願う病人の熱情は、まさしく「初級革命講座飛龍伝」で、革命の現場に戻ろうとした男・熊田留吉に他なりません。そして戯曲を読み解いていけば、他にも様々なつか作品のモチーフが「象」の中には存在することに気付かされます。ならば、別役作品を“つか芝居的”に創ることも可能なはず…。難解と言われる別役実作品ですが、つか作品との共通点を探りながら新たな解釈で創り上げていくことで、“今”だからこそ楽しめる“熱情”の舞台をお届けしたいと思います。つかに師事したメンバーだからできる、新たな創造の舞台にご期待ください!あらすじ男「静かに死んでしまいたいとは思いませんか?」病人「思わないね。俺はむしろ、死ぬ前に殺されたいと思っている」男「何故?」病人「知らん。情熱的に生きたいのさ」原爆で焼けた背中のケロイドを人々に見せて喝采をもらっていた病人は、その時の熱情が忘れられず、病床にある今も“あの町”に帰りたいと願っている。しかし、病人の妻や甥である男は、病人に対し“静かに生きる”よう説得する。悲劇の記憶は人々の記憶から失われて久しく、病人のケロイドを見ようと集まる観衆はどこにもいないからである。そんなある日、男にも原爆症の症状が現れ、病院に入院することになる。静かに死んでいきたい男と、熱情を追い求める病人…。二人のすれ違いは、やがて悲劇へと向かっていく…。出演小川智之井上裕朗高野愛浦島三太朗璃音9PROJECTとは9PROJECTは、つかこうへいに師事したメンバー3名によって結成。近年では上演されることの少なくなった、70〜80年代のつかこうへい作品を中心に上演している。つかこうへいの“演出”よりも“言葉”に注目し、戯曲を一切書き換えることなく生み出されるその作品は、当時つか作品に熱狂した世代からも大きな支持を集めている。名前の由来は、北区つかこうへい劇団時代のチーム名「プロジェクト9」をひっくり返して、9PROJECT(ナイン プロジェクト)。つかこうへいという存在にがむしゃらに立ち向かい、作品に没頭していた、その初心を忘れることなく活動していきたい、という志を込めて命名された。モットーは、やりたいことをとことんやる。自分たちが今やりたいこと、挑戦したいことを3人で徹底して話し合い、純粋に芝居に向き合っていく…。それが 9PROJECT です。公演概要『象』公演期間:2024年5月16日 (木) ~2024年5月19日 (日)会場:上野ストアハウス(東京都台東区北上野1-6-11NORDビルB1)■出演者小川智之・井上裕朗・高野愛・浦島三太朗・璃音■スタッフ作=別役実演出=渡辺和徳舞台監督=久保田智也照明=丸山武彦音響=内藤勝博宣伝写真=為広麻里制作助手=岩崎琴子■公演スケジュール5月16日(木)19:005月17日(金)19:005月18日(土)13:00/18:005月19日(日)13:00受付開始=開演1時間前、開場=開演30分前※上演時間:約2時間■チケット料金平日一般:3,500円(★平日割)土日一般:3,800円学生:2,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月05日ロッテの新作菓子「パイの実<抹茶ティラミス>」が、2023年5月9日(火)より全国発売される。“抹茶ティラミス”イメージのパイの実「パイの実<抹茶ティラミス>」は、その名の通り、“抹茶ティラミス”をイメージした新作菓子だ。「パイの実」史上初、パイ生地まで抹茶味に仕上げているのが特徴で、原料には京都の老舗・辻利一本店の宇治抹茶を使用。さらにマスカルポーネチーズパウダーと、辻利一本店の宇治抹茶を使用したチョコをサンドしたことで、“ほろ苦い”抹茶の旨味が引き立つ和テイストな「パイの実」に仕上げている。【詳細】「パイの実<抹茶ティラミス>」発売日:2023年5月9日(火)展開:全国価格:オープン価格(想定小売価格 205円前後)
2023年04月21日「パイの実<クーリッシュバニラ>」が、2022年4月19日(火)に新発売される。パイの実×クーリッシュバニラロッテの人気菓子「パイの実」シリーズから、“飲むアイス”「クーリッシュバニラ」とコラボレーションした新作フレーバーが登場。こんがり香ばしい「パイの実」お馴染みのサクサクパイはそのままに、「クーリッシュ」特有のシャリッと食感&バニラ風味を生地にプラスしているのが特徴だ。また中身のチョコレートにも、「クーリッシュ」と同じバニラ原料を使用することで、その濃厚なバニラの美味しさを表現している。オススメの食べ方は、冷凍庫に入れてから、キンキンに冷やすこと。“アイス風”の新感覚「パイの実」は、暑い夏のおやつとしても、楽しむことができそうだ。【詳細】パイの実<クーリッシュバニラ> 想定小売価格 194円前後 ※編集部しらべ。発売日:2022年4月19日(火)発売地区:全国
2022年04月17日《今年12月舞台に出演させていただくことになりました 作品は別役実さんの「受付」です。なんと!二人芝居に挑戦します》10月24日、こうつづったのは小林麻耶(42)だ。昨年1月、三谷幸喜(60)作『罪のない嘘』で初めて舞台を踏んだ小林。新作について《舞台上に最初から最後まで居続け、台詞もたっ~ぷりあるので今から楽しみで仕方がありません》と喜びをつづっている。’18年7月、整体師の國光吟氏と“交際ゼロ日婚”を発表した小林。しかし以降、紆余曲折があった。「昨年11月、レギュラー番組『グッとラック!』(TBS系)を突如降板。そして、所属事務所の契約も解除となりました。夫婦で運営するYouTubeチャンネル『コバヤシテレビ局』で、『番組を降板したのは、ファッションコーナーのスタッフさんからイジメを受けていたから』と説明したものの小林さんは始終笑顔。笑いをこらえ切れない一幕もあり、その異様な雰囲気は波紋を呼びました」(スポーツ紙記者)小林のメディア露出は極めて減ったものの、YouTubeでは夫婦そろって瞑想するシーンをアップするなど夫婦の絆を見せていた2人。ところが今年1月、『コバヤシテレビ局』の生配信を終了することに。そして3月には別居が、続けて7月には離婚協議が『NEWS ポストセブン』によって報じられた。そんななか、今回の舞台出演が決まった小林。4月と5月はブログをほとんど更新していなかったものの、ここ数ヵ月は週6のペースで記事をアップすることも。活動再開に向けて、動き出しているのかもしれない。いっぽう夫の國光はどうだろうか。『NEWS ポストセブン』は彼が小林姓に、そして自身の会社を『株式会社コバヤシテレビ局』に変えたことを報じている。「あれほど幸せそうな2人でしたが、現在『コバヤシテレビ局』での夫婦の生配信アーカイブは非公開となっています。そして國光さんはいま、個人での活動に力を入れている様子。YouTubeのメンバーシップを募ったり、LINE通話で“施術”を行ったりとビジネスに奔走中。6月には一人でインスタライブも行っていました」(前出・スポーツ紙記者)さらに今月3日には、ブログで“期間限定サービス”を告知している。「占い 60分33,000円30分22,000円期間限定30分11,000円除霊 一体110,000円期間限定33,000円」“お試し価格”といったところだろうか?かたや芸能活動、かたやスピリチュアル業。夫婦は別々の道を歩み始めているようだ。
2021年10月29日新国立劇場で上演される『イロアセル』(作・演出:倉持裕)と『あーぶくたった、にいたった』(作:別役実/演出:西沢栄治)の合同取材会が開催され、新国立劇場芸術監督の小川絵梨子、倉持、西沢の3名が出席。『イロアセル』は「フルオーディション企画」の第4弾、『あーぶくたった、にいたった』は「こつこつプロジェクト─ディベロップメント─」第一期から生まれた作品で、ともに小川が芸術監督就任の際に打ち出した三つの柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」を実践する企画だ。3名がこの2つの企画について語った。2018年に新国立劇場の演劇芸術監督に就任した小川だが、フルオーディションによるキャスティング、1年間を通して少しずつ作品を育てていく「こつこつプロジェクト」は、どちらも「(芸術監督への)就任の理由」と語るほどの強い思いをもって、進めてきた企画である。小川絵梨子小川自身、アメリカで演劇を学んだこともあって「(欧米では)オーディションが日常茶飯事。『やりたい』と思った方が受けて、作り手は作品に合った方と作ることができる。シンプルで健康的なものの作り方だと思います」と、演じる側、作り手双方にとってのメリットを強調。実際に進めていく中で「試行錯誤の連続です」と語りつつも、「稽古が始まると稽古場が非常にフラットで、気後れや遠慮がなく、風通しが良いし、よいチーム感がすぐに立ち上がる感じがしています。贅沢で豊かな、創造性の高い現場を作れていることを実感しています」と手応えを明かす。役を役者に寄せるのではなく、役者が役に寄っていく作り方『イロアセル』作・演出の倉持は、現状の商業演劇におけるキャスティングが「知名度や集客力」という基準で行われていることが多いとし、「でも、そういう方法に偏ってしまうと、その時に旬な俳優を選ぶことになるので、結果、(どの作品も)似た俳優ばかりになってしまう」と指摘。元々、フルオーディションに興味を持っていたという倉持は、フルオーディション企画の第1弾として新国立劇場で上演された『かもめ』を鑑賞し、「役を役者に寄せるのではなく、役者が役に寄っていく作り方をしているのを感じました。余計なことを考えず、フラットに作品を観ることができて、それは当たり前のことなんだけど、新鮮に感じました。普段、有名な役者の芝居を観ることが多くて、(自身が)役者への批評みたいな目線で見ることが多かったと気づきました」と自省を込めつつ、フルオーディションだからこその“作品本位”による作り方のメリットを口にする。倉持裕一方で、実際のオーディションでは選考に頭を悩ませる部分も多かったよう。「やってみたら大変でした(苦笑)。死ぬ気で役を獲りに来ている人間のエネルギーはすごいです。普段は頭の中で決めるんですが、オーディションだと役者が発信してくれるので、想定外のことがたくさん起こって楽しい経験でした。最終審査になるにつれて、甲乙つけがたい役者が増えて、『どっちもいい。でもどっちか決めないと……』となってくる。この人を選ぶなら、(こっちの役は)この人も……という組み合わせが出てきて、作品の方向性をオーディションの段階で決めないといけなくなるんですね」とつらい決断を振り返った。『イロアセル』チラシ(4種類)物語の舞台はある島。そこで暮らす人々が発する言葉には独自の“色”がついており、誰が何を話したかがすぐに特定されてしまう。ところが、島民たちが自分の言葉に色がつかない手段を手に入れたことで、これまで覆い隠されてきた人々の本音や人間性が露わになっていくさまが描き出される。10年前に新国立劇場での上演のために倉持が書き下ろした戯曲であり(※10年前は鵜山仁が演出を担当)、SNSをはじめとする匿名の書き込みが持つ特異性を鋭く問う本作。倉持は「(初演から)10年が経って、コロナもあって匿名の言葉が塊になって一方向にドンと進んだりして、偏りがすごいし、“敵”を見つけたらそこを攻めていくという現象も激しくなっている。権力の側も、その匿名の言葉の塊を利用するようになっているのを肌で感じますし、これはいま、やることで感じることがあるんじゃないかと思いました」と物語が持つ“現代性”についても言及した。演劇という文化の未来のために、公共劇場だからこそできること「こつこつプロジェクト」は「作り手が、通常の1か月の稽古ではできないことを試し、作り、壊して、また作る場にしたい。」という小川の意を受けて発足した、1年を通して作品を育てていくというプロジェクト。第一期として『あーぶくたった、にいたった』、『スペインの戯曲』(演出:大澤遊)、『リチャード三世』(構成・演出:西悟志)の3作が2019年3月にスタートし、リーディング公演、1st試演会、2nd試演会、3rd試演会と、途中でコロナ禍の影響を受けつつも、1年にわたってトライ&エラーを積み重ねてきた。『あーぶくたった、にいたった』2020年3月3rd試演会より小川は「通常、プロデュース公演の場合、(稽古期間が)約1か月という制約があり、どうしても『何とか初日を迎えるために』という意識になっているんじゃないか? と思っていました。1年を通して稽古を積み重ねていくことで、作品の強度や豊かさを高めていくという作業は贅沢ですが、そこから学ぶこと、知ることが多く、作品への理解度が圧倒的に変わっていくんです」と時間をかけて、作品を作っていくことの意義を語る。西沢栄治西沢は実際に1年にわたってひとつの作品に取り組み、「稽古と発表を重ねていくうちに芝居の強度が上がっていくし、毎回発見もあり、1回目の発表ではわからなかったところに到達できた気がします」と充実した表情を見せる。今回、その成果を観客の前で上演することになったが、もし新国立劇場で上演することができなかったとしても「絶対に別の場所で上演していたと思います」と語り、公共の劇場だからこそ可能な同プロジェクトであるが、「新国立劇場だけに還元されるのではなく、演劇界全体に幅広く貢献していくことになると思う」と目先の利益にとらわれず、じっくりと作品を作り上げていく、こうした企画の必要性を訴えた。小川は西沢の言葉に深くうなずき、演劇という文化の未来のために、「場所」「空間」「時間」「お金」をきちんと提供することの重要性を改めて強調。「すぐに成果につながらないと難しいのはわかるんですけど、焦り過ぎて失うものもたくさんあります」と語った。『あーぶくたった、にいたった』チラシ『あーぶくたった、にいたった』は、別役実が昭和の“小市民”の姿を鮮やかに描写した傑作。西沢は今回の企画で初めて同戯曲に触れ、「不条理と言われるけど、アクロバティックな迷宮が潜んでいて、これは迷い甲斐があるなと思いました。『風が出てきた』『運動会が終ったんだよ』というセリフがあるんですが、オリンピック、パラリンピックが終わって、我々は何を見るのか? 何を置き去りにしてきたのか? 僕なりの“日本人論”みたいなものにたどり着けたらと思っております」と本格的な稽古の開始を前にしての意気込みを口にした。取材・撮影(会見写真)・文:黒豆直樹■『イロアセル』作・演出:倉持裕出演:伊藤正之東風万智子高木 稟永岡 佑永田 凜西ノ園達大箱田暁史福原稚菜山崎清介山下容莉枝2021年11月7日(日)プレビュー公演2021年11月11日(日)~2021年11月28日(木)会場:東京・新国立劇場 小劇場★9月26日(日)10:00よりチケット先行発売!■『あーぶくたった、にいたった』作:別役実演出:西沢栄治出演:山森大輔浅野令子木下藤次郎稲川実代子龍 昇2021年12月7日(火)~2021年12月19日(日)会場:東京・新国立劇場 小劇場チケット情報
2021年09月24日新国立劇場の演劇部門の2021/2022シーズン発表会が3月8日に行なわれ、芸術監督の小川絵梨子が出席した。シーズンの幕開けを飾るのは、海外招聘公演『ガラスの動物園』。コロナ禍で昨年、招聘を断念した同作だが現在、9月の上演を目指して交渉を進めているという。パリの国立オデオン座の制作で、本国フランスでも4日間の上演で打ち切りとなったが、かなりの高評価だったとのことで、当代一の人気を誇る演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェの手によりテネシー・ウィリアムズの名作が現代にどう蘇るのか期待が高まる。小川芸術監督が就任以降、積極的に取り組んできたのがフルオーディションによる公演だが、11月には倉持裕の作・演出による『イロアセル』を上演する。小川の就任以前の2011年に倉持が新国立劇場に書き下ろした作品だが「いまの社会に必要な本」(小川)と10年を経て再び同劇場で上演される。もうひとつ、小川が力を注いできたのが、1年もの時間をかけて作品を育てていく「こつこつプロジェクト」。第一期の作品として、西沢栄治の演出で別役実の『あーぶくたった、にいたった』が12月に上演される。また第二期として、福山桜子、船岩祐太、柳沼昭徳の3人が新たに参加することも決まった。さらに新たなシリーズ企画として「正論≒極論≒批判≠議論」と銘打って、言葉によるコミュニケーションの在り方について考える3本の戯曲―『アンチポデス(仮題)』『ロビー・ヒーロー』、『来訪(仮題)』を上演。小川がコロナ禍において、様々なニュースやそれに伴うコメントなどに触れ、考えた経験がきっかけとなっており「SNSなども含め、個人が発言しやすくなっている中で、それは意見なのか? 感想なのか? 批判なのか? 文句なのか? 誹謗中傷なのか? それとも議論がしたいのか? 何かを変えたくて言っているのか? 『これは何の発言なんだろうか?』ということを考えていきたい」とその趣旨を語る。芸術監督に就任して4シーズン目を迎えるが、即効性、一過性の施策だけでなく「時間をかけて積み重ねていく」ことの重要性を訴える。コロナ禍で多くのものが「不要不急か否か?」で分類され、演劇もその存在意義が問われてきた。小川は「(演劇が社会に)必要だと声をあげていくことはもちろんですが、そう思ってもらえるためにどうしていくか考えるのが重要。必要だと思ってもらえる作品をどう作っていくか? 考えていかなくてはいけない」と語った。
2021年03月11日新国立劇場の演劇部門の2021/2022シーズンのラインアップ発表会が3月8日に開催され、2018年9月より芸術監督を務めている小川絵梨子が出席。新シリーズ「正論≒極論≒批判≠議論」などについて説明した。シーズン幕開けを飾る、小川芸術監督就任後初の海外招聘作品となる『ガラスの動物園』、倉持裕が2011年に同劇場に書き下ろした『イロアセル』のフルオーディション公演など、新シーズンも枠にとらわれない多彩なラインアップが組まれている。中でも注目を集めそうなのが「正論≒極論≒批判≠議論」と名付けられた新シリーズで、小川自らが演出を務める『アンチポデス(仮題)』を皮切りに『ロビー・ヒーロー』、『来訪(仮題)』の3本が上演される。「正論≒極論≒批判≠議論」というテーマには小川自身がコロナ禍において考えていた人々のコミュニケーションに対する思いが込められているとのこと。「SNSなども含め、個人が発言しやすくなっている中で、それは意見なのか? 感想なのか? 批判なのか? 文句なのか? 誹謗中傷なのか? それとも議論がしたいのか? 何かを変えたくて言っているのか? 『これは何の発言なんだろうか?』ということを考えていきたい」とテーマの意図を説明する。『アンチポデス』は小川と同世代のアメリカの女性作家アニー・ベーカーの作品で、会議室に男女が集まって議論をするという物語。「コミュニケーションが歪んでいくさまが、非常に現代的でリアルに描かれている」という。『ロビー・ヒーロー』は米アカデミー賞脚本賞に輝いた映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の脚本・監督を務めたケネス・ロナーガンの作品で「声高に正義を叫ぶことの大事さ、そして難しさが描かれている」としてこのシリーズに加えられた。3本目の『来訪』は、小川がこのシリーズに最初の選んだ作品であり、ある金持ちの老婦人が町への寄付の条件としてある人物をつるし上げることを人々に要求するという寓話的な物語。「大きな力、同調圧力によって、つるし上げが正義になっていく」さまが描かれる。小川はコロナ禍における自粛期間中を振り返りつつ「なかなか人と会えず、でも情報はほしいので、ネットやいろんなところから情報を得ようと(ニュースや情報に)接続すると、そこでの発言の内容にいい意味で心打たれるもの、考えさせられるものもあったけど、心がえぐられる気持ちになるものもあって『なぜそんな言い方になるんだろうか?』と感情を揺さぶられることが多かった。“答え”があるわけではなく、みんなで考えていけたら」と語った。自身、18年秋に芸術監督に就任し、昨年はコロナ禍という難しい局面に向き合うことになったが、改めて芸術監督の仕事を「時間をかけて積み重ねていくということ」だと一過性ではなく、新たな世代に演劇の楽しさを伝え、残していくことだと語る。同世代の長塚圭史がKAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任し、同じくダンサーで振付家の近藤良平が「彩の国さいたま芸術劇場」の芸術監督に就任することも発表されたが「ざっくばらんにオープンに長塚さん、近藤さんと話していける関係でありたいし、大きなつながりを次の世代にも残していきたい」と語る。新シーズンでは、小川が立ち上げた、長期間で作品を育てていく「こつこつプロジェクト」が第二期を迎え、英国のロイヤルコート劇場とのコラボレーションによる劇作家ワークショップも新たなフェーズを迎えるが、改めて「創作への投資」の重要性を強く訴えていた。2021/2022ラインアップは以下の通り2021年9月■ガラスの動物園作:テネシー・ウィリアムズ演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ制作:国立オデオン劇場出演:イザベル・ユペール、ジャスティーン・バチェレ、シリル・グエイ、アントワン・レナーツ2021年11月■イロアセル作・演出:倉持裕※フルオーディション作品2021年12月■あーぶくたった、にいたった作:別役実演出:西沢栄治2022年4月「正論≒極論≒批判≠議論」 vol.1■アンチポデス(仮題)作:アニー・ベイカー翻訳:小田島創志演出:小川絵梨子2022年5月「正論≒極論≒批判≠議論」 vol.2■ロビー・ヒーロー作:ケネス・ロナーガン翻訳:浦辺千鶴演出:桑原裕子2022年6月「正論≒極論≒批判≠議論」 vol.3■来訪(仮題)作:フリードリヒ・テュレンマット翻訳:小山ゆうな演出:五戸真理枝■こつこつプロジェクト-ディベロップメント-第二期<参加演出家>福山桜子船岩祐太柳沼昭徳取材・文・撮影:黒豆直樹
2021年03月09日江崎グリコの「アイスの実」シリーズから、新作フレーバー「アイスの実<濃いブラッドオレンジ>」が登場。2021年3月1日(月)より全国で発売される。「アイスの実」新作は“濃いブラッドオレンジ”一粒一粒に詰まった素材の濃い味わいを楽しめる“ひとくちジェラート”として、1986年の発売から36年目をロングセラー商品「アイスの実」。今回新たにラインナップに加わる「アイスの実<濃いブラッドオレンジ>」は、ブランド史上初となるブラッドオレンジフレーバー。フルーツの果汁をたっぷりと使用した“濃い”シリーズの新作となる本商品には、春に旬を迎えるイタリア産のブラッドオレンジ果汁40%を使用。人工甘味料不使用で仕上げており、素材本来のジューシーで濃い味わいと、後口のほろ苦さが楽しめる一品となっている。<濃いぶどう>&<濃いもも>も同時発売また、果汁80%のジューシーで濃厚なおいしさの<濃いぶどう>、黄金桃の果汁・果肉をブレンドしたコク深いおいしさが楽しめる<濃いもも>も併せて発売される。商品情報「アイスの実<濃いブラッドオレンジ>」発売日:2021年3月1日(月)価格:140円+税【問い合わせ先】グリコお客様センター(フリーダイヤル)TEL:0120-917-111受付時間:10:00〜16:00(月〜金)
2021年02月25日2005年7月にロンドン市内の地下鉄とバスで起きた同時爆破事件に着想を得た、KAATプロデュース公演初登場となる桐山知也のリーディング公演『ポルノグラフィ』が4月16日(金)より、KAAT神奈川県芸術劇場・中スタジオにて上演される。『ポルノグラフィ』は、英国有数の劇場で続々と作品を発表し、トニー賞やオリヴィエ賞等数々の賞を受賞しているイギリスの劇作家・サイモン・スティーヴンスがロンドンの同時爆破事件を題材に、7つのエピソードで構成した物語。当時、事件が起きたイギリス国内は、LIVE8やG8サミット開催で活気づいていた。さらにロンドンオリンピック開催が決定し、イギリス中が祝福ムードに。しかし、その翌日にロンドンの中心地で同時爆破テロが発生し、計52人の尊い命が犠牲となり、人々は悲しみくれたという。本作はロンドンオリンピック開催決定直後、活気づく都市で起こった事件の数日前と当日の様子を背景に、街の中で生活する人々に焦点を当て、孤独や閉塞感、狂気を静かにあぶり出していく。登場人物の多くは事件に直接関わりはないが、ロンドンで暮らす中で誰もが生きにくさを感じており、奇しくもコロナ禍を生きる私たちと同じような気持ちを抱えているのだ。演出の桐山は、白井晃、野村萬斎、蜷川幸雄、サイモン・マクバーニーらの演出作品に演出助手等として参加してきたほか、自身でもアーサー・ミラー作『彼らもまた、わが息子』、別役実『門』など傑作と名高い戯曲の演出を手がけてきた。本作の台本には「何人の俳優で演じても、この7つのエピソードをどのように上演しても構わない」という一文が入っており、自由度の高い本作を、上田桃子、内田淳子、小川ゲン、奥村佳恵、竪山隼太 那須凜、平原慎太郎、堀部圭亮とった個性豊かな実力派キャストがリーディング公演として届ける。チケットに関しては、KAme(かながわメンバーズ)先行が3月13日(土)よりスタート。一般発売は3月20日(土)より開始となる。
2021年02月12日フリーアナウンサーの田中みな実が出演するNTTコミュニケーションズ「OCNモバイルONE」のスペシャルムービー「田中みな実、新しい生き方のゆくえ」と、新WEB CM「新しい生き方に、のりかえよう。砂浜」編、「新しい生き方に、のりかえよう。最新端末」編が1日、公開された。「新しい生き方に、のりかえよう。」というキャッチコピーのもと、田中の本音をドキュメンタリータッチで描写したWEB CMシリーズ第2弾となる今作。夕暮れ時の海辺、一面が幻想的な雰囲気になるマジックアワーでロングインタビューを行ったスペシャルムービーでは、まだ何者でもなかった「昔の田中みな実」が、いかにして「新しい田中みな実」に変わっていったのかを、当時の出来事や価値観、世界を広げてくれた新しい出会い、未来への決意を交えながら赤裸々に語る。人生の“正解”について「今この場に身を置いていて、誰かに求めてもらえてるんだったら、きっとそれは正解だったんだと思います」と、話す田中の胸の内とは。さらに、美しい景観をバックに「1歩を踏み出すことで新しい景色が見えてくる」と人生観を語る「砂浜」編、インタビュー中に突然虫が飛んできて悲鳴を上げてしまうも、その田中らしいりアクションが本編に採用された「最新端末」編にも注目だ。
2021年02月01日江崎グリコの新作アイス「アイスの実<大人のショコラ>」が、2020年9月28日(月)より全国で発売される。「アイスの実」史上“最濃“のフローズンショコラ2019年に発売され好評を得た「アイスの実<大人のショコラ>」が、リニューアルして2020年も登場。ベルギー産のハイカカオチョコレートを使用したジェラートを、ココアパウダーが入ったコーティングで包み込んだ、ほろ苦く濃厚な味わいが楽しめる大人のアイスの実だ。今回のリニューアルでは、トリュフチョコレートを思わせる口溶けの良さや、チョコレートの濃厚感に更に磨きをかけ、「アイスの実」史上最も濃いフローズンショコラに。また、睡眠の質を高めるなどリラックス効果のあるGABAを1袋に28mgを配合しており、1日を締めくくるリラックスタイムにもぴったりのアイスとなっている。商品情報「アイスの実<大人のショコラ>」発売日:2020年9月28日(月)メーカー希望小売価格:180円+税内容量:84ml(7ml×12コ)【問い合わせ先】グリコお客様センター(フリーダイヤル)TEL:0120-917-111受付時間:月~金 9:00~16:00
2020年09月17日ロッテの人気菓子「パイの実」から、「パイの実<贅沢シュークリーム>」が新登場。2020年8月25日(火)より全国発売される。「パイの実<贅沢シュークリーム>」は、その名の通り、“シュークリーム”の味わいをこだわりの食材で再現した新作パイの実。発酵バター香る“サクサク食感”のパイ生地には、マダガスカル産バニラ&バニラビーンズシードを使用した、カスタード風味のチョコレートをたっぷりとイン。一口かじるごとに、バニラの芳醇な香りが口いっぱいに広がる、リッチな美味しさを楽しむことができる。なお「パイの実<贅沢シュークリーム>」は、ひとくちスイーツパイシリーズの第4弾として登場。その贅沢な味わいとリンクするように、パッケージは輝く黄金カラーに包まれて登場する。【詳細】「パイの実<贅沢シュークリーム>」<新作>発売日:2020年8月25日(火)発売エリア:全国オープン価格:180円前後+税 ※想定小売価格
2020年08月27日KERA×古田新太企画のレギュラーメンバーが結集し、本多劇場でCUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』の公開ゲネプロを実施する。新型コロナウイルスの影響により、日本の演劇は上演が軒並みストップになり、劇作家で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が手掛ける予定であった作品も中止を余儀なくされた。そんなコロナ禍の中でも、KERA は新しい試みとしてCUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』を実施する。2007年から2016年の間に、 ケラリーノ・サンドロヴィッチと俳優・古田新太のタッグで上演してきた舞台のレギュラーメンバーが集結。劇場でのリーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8番目の冒険~』の無観客上演生配信と、 コント映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』配信という2つのコンテンツで構成された『PRE AFTER CORONA SHOW』に挑む。リーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』は、7月12日に無観客生配信の形で本公演上演するとともに、 前日の7月11日に、 下北沢本多劇場にて一般観客を入れた形での公開ゲネプロを実施。上演前には『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』を、 配信開始に先駆け先行上映される。ゲネプロ中は舞台上のソーシャルディスタンスにも配慮し、「多彩な動きがありつつも俳優同士が常に距離を保ちながら進行するリーディング」というこの時代ならではの演出的工夫を取り入れた上演形式で行うとのことだ。CUBE produce『PRE AFTER CORONA SHOW』【配信舞台上演作品】●CUBE produce PRE AFTER CORONA SHOW presents リーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演:古田新太・大倉孝二・入江雅人・八十田勇一・犬山イヌコ・山西惇 / 奥菜恵配信映像作品●『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』脚本・構成・総合演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ共同脚本:ブルー&スカイ・他出演:古田新太・大倉孝二・入江雅人・八十田勇一・犬山イヌコ・山西惇 / 他【公演&配信日程詳細】<公開ゲネプロ> (配信無し)日時:2020 年 7月11日(土)15:30開場16:00〜17:40/『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』上映17:40〜18:00/休憩18:00〜/CUBE producePRE AFTER CORONA SHOW presentsリーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』上演劇場:下北沢本多劇場料金:12,000円(上映・上演込み、 特製 T シャツ・缶バッヂ付)チケットスケジュール:7月1日(水)正午より cubit club 会員(キューブ無料メルマガ会員)先行受付スタート7月7日(火)チケットぴあ先行予約7月8日(水)より一般発売開始(チケットぴあのみ)チケット購入&詳細→ < 無観客生配信 本公演 >CUBE producePRE AFTER CORONA SHOW presentsリーディングアクト『プラン変更~名探偵アラータ探偵、最後から7、8 番目の冒険~』上演日時:2020 年 7 月 12 日(日)15:00 開演PIA LIVE STREAMより配信料金:3,500円7月19日(日)までアーカイブ販売有7月2日(木)10 時よりチケットぴあにて視聴券販売開始視聴券購入&詳細→ <コント映像作品 配信>『 PRE AFTER CORONA SHOW The Movie 』日時:2020年7月12日(日)17:00配信スタートPIA LIVE STREAMより配信料金:2,500円7月19日(日)までアーカイブ販売有7月2日(木)10時よりチケットぴあにて視聴券販売開始視聴券購入&詳細→ 公演についての詳細→キューブオフィシャルサイト: <ケラリーノ・サンドロヴィッチコメント>(1)少々長いコメントになりますので興味ある方にだけお読み頂ければ。新型コロナウィルスがあれして中止になった『欲望のみ』。 古田新太を座長としたチームに新たなメンバーを加え、 2007 年~2016 年に同チームで上演した「ナンセンス三部作」とは異なるタイプのコメディを創ろうとした公演でした。4 月下旬に中止が申し渡され、 自粛で悶々としていた私は、 このチームで「公演の代わりの何か」ができないものかと画策しましたが、 コロナ渦の制約の中、 頭に浮かぶ案はどれもこれも、 時間と労力を費やしてまで実行しようと思えるものではありませんでしたし、 それ以前に、 自分の仕事ではないように感じました。 周囲の演劇人達が早々に発信を連打した様々な試み、 すなわちリモートを使った演劇。 しかしそれを私が試みたところで、 面白いと思えるモノが創れるとは思えなかったのです。 それらは演劇のようでいて、 決して演劇ではない。 「演劇のようなもの」です。 「演劇のようなもの」は「演劇のよう」でありながら、 私が感じている「演劇の魅力」を何ひとつ擁しない。この度「PRE AFTER CORONA SHOW」の旗印の下にお届けする 2 つの作品も「演劇のようなもの」でしかなく、「演劇」と較べられちゃあたまらないのですが、「演劇」ができない時期、「何もしない」という選択肢もある中で、 これならやってもよいのではないだろうかと思えた企画であります。 やってみました。 我々が 2020 年の春~夏にどんな風に足掻いていたかの記録でもあります。(2)映像作品『PRE AFTER CORONA SHOW The Movie』は、 ザックリ言うと「コント集」です。 どう反応して良いのか戸惑わせるようなスケッチも混じってますが、 これもコントなのです。 私が書いたコントと盟友ブルー&スカイが書いたコント、 それから太田毅くんと飯田ゆかりさんの書いたコント一本ずつ(別役実氏編纂のコント本に収録)を私が脚色したもの、 そして、 大倉孝二とブルー&スカイのユニット、 ジョンソン&ジャクソンが、 やはり中止になってしまった彼ら の公演に於いて上演するはずだったコント(大倉が脚本提供クレジットに名を連ねているのはこの為です)。 注目の若手ナンセンス劇団「地蔵中毒」主宰の大谷皿屋敷くんにも参加してもらうはずだったのですが、 ある大人の事情で叶わず、 彼の既製台本から二言だけ台詞を使わせてもらってます、 記念に。コント達は、 劇場で収録したり、 ロケで映画やドラマのように撮影したり。 全 6 日間の強行撮影でしたが、 まさに制約だらけの中、 ゲスト出演者含め 20 名近いキャストとスタッフの皆様の尽力のお陰でヘンテコなモノが出来あがりました。 アニメは上田大樹くん、 音楽は鈴木光介くんと、 いつものメンバーが集結してくれました。 上映時間は約 100 分であります。(3)『プラン変更~名探偵アラータ探偵最後から 7、 8 番目の冒険~』は所謂リーディング公演。 6 月 29 日現在、 台本を書き始めたばかりでどんな作品になるか、 まだわかりませんが、 リーディングという形態を逆手にとってくだらなくできまいかなぁ、 と。 サブタイトル通り、 変質者であり多重人格者でもある探偵アラータが、 助手のアルジャーノンと共に、 事件かどうかすらも曖昧な事件を解決するナンセンス・コメディ。 つまりお馴染みのやつです。 ナンセンス三部作の第四弾。 新しいコメディに挑もうとした『欲望のみ』に代わる公演が、 結局いつものやつになっちゃうというのも皮肉ですが、 おかげでまたあのキャラクター達に会えるのは、 書き手にとっても大きな悦びであります。台本書き始めて数回の稽古を経て初日まで、 二週間しかないので、 40 分~60 分ぐらいの小さな作品になると予想します。 『The Movie』の方もそうですが、 はるか昔に書いた自作にネタを探ったり、 中学時代に私をナンセンスの世界に誘い導いてくれて、 健康~ナイロン初期に散々マネしたモンティパイソンの模倣も久々にしていることも白状しておきましょう。 今我々がやるとこんな風になります。ともかく、 安全第一、 くだらなさ第二に、 楽しんで作ろうと思います。赤字必至の試みなので、 お気に召したら口コミ、 SNS 等でワーワー騒いでくれろ。 以上、 よろしくお願い。2020 年 6 月末ケラリーノ ・サンドロヴィッチ
2020年06月30日日本の不条理演劇を確立した第一人者で、童話作家でもある別役実が、童話『シンデレラ』を題材に描いたユーモアあふれる戯曲『歌うシンデレラ』。兵庫県立ピッコロ劇団による、大人も子供も一緒に楽しめるこの舞台が、12月21日(土)・22日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演される。物語の舞台は、ある森の中。大きな木に“よろず相談・長ぐつをはいた猫事務所”と書かれた看板が下がっている。所長の長ぐつを履いた猫と助手のウサギは、お客を待ちわびている。いつもは誰も来ない相談所だが、ある日、シンデレラ、そしてお母さんとお姉さん、そして王子様と、『シンデレラ』の登場人物たちが次々とやって来る。彼女たちは皆、どこかおかしな具合で、誰かを探しているようで……。誰もがよく知っている童話に出てくる登場人物たちにより、まったく想像していなかった物語が展開される舞台。2002年の入団以来、ファミリー劇場に17年連続で出演してきたピッコロ劇団員の吉村祐樹の演出で、歌あり、ダンスありのエネルギッシュなステージが展開される。子供たちの初めての観劇体験としてもお薦めできる公演だ。なお、聴覚に障害のある方や聴こえづらい方も舞台を楽しめるよう、セリフや音の情報を、舞台横に字幕で表示して上演する。文:伊藤由紀子
2019年12月19日子供だけでなく連れてくる大人も一緒に楽しめる児童劇を作ろうと、故・岸田今日子が企画してスタートさせた、演劇集団 円による「円・こどもステージ」。これまでに谷川俊太郎、別役実、佐野洋子らの書き下ろし作品を上演、数多くの賞も受賞してきた同シリーズの38作目となる『青い鳥』が、12月21日(土)から27日(金)まで東京・シアターXにて上演される。演出を務めるのは、幅広い世代の男女が集まって演劇のゲームを交えながら気持ちをシェアする、「産み育てを考えるワークショップ」を全国で開催してきた阿部初美。誰もが知るチルチルとミチル兄妹の冒険物語を再構成し、原作の中にある生と死、喜びと悲しみなどの普遍的なテーマをイメージ豊かに描き出す。「子供の虐待などの痛ましいニュースが多い中、生まれてくることの尊さや幸せについて、大人と子どもが一緒に感じたり考えたりするキッカケに」と意気込む阿部。『青い鳥』は元々、メーテルリンクがクリスマスのための童話を頼まれて書いた戯曲でもあり、この時期にぴったりの舞台となりそうだ。文:町田麻子
2019年12月19日1966年に別役実らと早稲田小劇場を立ち上げて60年代の小劇場運動を牽引し、1976年には拠点を富山県利賀村に移して劇団名をSCOT(Suzuki Company of Toga)と改称、80歳を迎えた今もなお精力的に活動している鈴木忠志。その名を世界に轟かすこの演出家が2007年、全三幕から成る三島由紀夫の名作戯曲から第二幕のみを取り上げて初演した『サド侯爵夫人(第二幕)』が、12月13日(金)から23日(土)まで東京・吉祥寺シアターで上演される。利賀村と武蔵野市が姉妹都市であることからSCOT作品を頻繁に上演している同劇場に、2017年に鈴木による新演出バージョンとして登場して好評を博した舞台だ。三島による『サド侯爵夫人』は、“サディズム”の語源ともなっている実在の小説家サドを巡る、妻のルネ夫人ら6人の女たちのドラマ。鈴木は三島の書いた言葉は変えないまま、美空ひばりの演歌を流すなどの三島の指示通りではない演出によって、三島がルネ夫人に託した芸術家としての思いを浮かび上がらせる。初日と楽日以外は鈴木によるトーク付きの上演となっているほか、中日には演劇評論家・渡辺保と鈴木が観客からの質疑にも応じる「対話」(チケット代は“ご随意に”とのこと)もあり、あわせて楽しみたい。文:町田麻子
2019年12月09日1975年に芥川比呂志、岸田今日子らを中心に設立され、今も橋爪功や金田明夫、文芸・演出部には森新太郎らを擁する演劇集団円。ベテランから若手までがそろって上演される舞台は、シェイクスピアなどの古典やチェーホフ、イプセンなどの近代劇、また別役実、太田省吾、岩松了、渡辺えり、さらにはハロルド・ピンターやマーティン・マクドナーの現代戯曲までと幅広い。「そこに通底するはずの真に劇的なものは何かを、自由に柔軟に問い続ける」(公式サイトより)という姿勢は、12年ぶりのシェイクスピア作品となる今回の『ヴェニスの商人』でも健在だ。足かけ2年のテキレジ(テキストレジー。上演に際して台本に手を入れること)に挑み、劇中ではシャイロック役を務める金田明夫に話を聞いた。物語は商人であるアントーニオが、友人バサーニオのために高利貸し・シャイロックから金を借りた顛末と、バサーニオとポーシャら複数のカップルの話が並行して展開する。キリスト教徒(アントーニオら)とユダヤ教徒(シャイロック)の対立など、読む者にいくつもの視点を差し出すのがシェイクスピアの特徴だが、金田はあえて「時代も国も設定しない。素舞台に、衣裳もシンプルなジャケットで」と言い切る。「人間が対立している構図なんて、古今東西どこにでもあるでしょう。シンプルな舞台にすることで、お客様もシャイロックかアントーニオか、誰かしらに“ああ、これは自分だ”と投影しやすくなる。シェイクスピアの舞台を観ることに、イタリアだとかイスラエルだとか、もっと言えば日本や韓国、アメリカ……どこの国だというのは関係ないと思うから」と金田はその意図を語る。それでは今回、どこに主軸を置くかというと、「家族ですね」とこちらも即答だ。「これまで何度かシェイクスピアを上演してきたけれど、いつも感じるのは“家族の物語”だということ。シェイクスピアの戯曲は、さまざまなものが複雑に絡み合っているバケモノみたいなホンなので、僕らもつい騙されがちなんだけど(笑)。この作品だって突き詰めれば、結局はシャイロックと娘のジェシカの話なんですよ。あと、ポーシャと死んだ父親の話。それから指輪をめぐる、バサーニオとポーシャの夫婦の話。結局はそこから物語が派生するっていうのは、シェイクスピアだろうがチェーホフだろうが、あの『スター・ウォーズ』だって同じだなって」と金田は笑う。またシェイクスピアが“難解”とされている理由に、独特の長ゼリフがあるのは知られているとおり。金田はこの点もテキレジをしながら、出演者が声に出して読み上げる作業を数カ月前から繰り返し、台本を練り直してきた。長ゼリフを相手の「……」で区切るというのも、金田が考えた工夫の一例だ。「役者というのは不思議なもので、“……”が挟まっていると、そこでちゃんと芝居をするんですよ。そうすると観客の目線も自然に、テレビドラマでいう“パン”(カメラの視点が移動する)して、“クローズアップ”になるでしょう」と金田。「俺、新劇俳優にしちゃ、イヤらしいくらいドラマに出ているからさ」と自虐で笑わせるが、観客を飽きさせることなく、同時に役者の側にも芝居の組み立てをしやすくさせる配慮は、映像と舞台の両方で活躍する金田ならでは。セリフ自体も現代の言い回しだが、よくある“今風”のようにくずしすぎない、ほどよい口語体となっている。「今回の稽古でも言い続けているのは、ひと頃の“新劇”のイメージのような、お客さんを置き去りにした舞台には絶対しないでね、ということ。シェイクスピアって何言ってるか分かんないとか、眠くなるとか言われるけれど、それは違うということを伝えるためにはどうしたらいいか。そこを考えてほしいので」一方で、「せっかく他の商業的な舞台とは違う“新劇”でやっているんだから、お客さんに無理におもねることはしなくていいんじゃないか、と。今回は(座席数が)200人くらいの小屋なんで、セリフも声を張らずに普段の会話のようなトーンでね。それでも濃密に感じられるような空間をお届けしたいと思っています」と語った。最後に改めてシャイロックをどう思うか聞いてみると、「女房が死んだ後、娘をこよなく愛して大切に育てた、ただのオヤジですよ。自分の生きている世界には、相反する組織やイデオロギーがあることも分かっている。そんな世界で質素倹約で暮らして、でも娘にはしっかりと持参金を持たせて、同じユダヤ教徒と幸せな結婚をさせたいというのが唯一の夢だった、ただの男です」とサラリ。口調とは裏腹に、その表情には充実ぶりがにじむ。演劇集団円が贈る『ヴェニスの商人』。その味わいは、劇場で存分に堪能してほしい。東京・吉祥寺シアターにて10月3日から13日まで。取材・文:佐藤さくら
2019年09月30日グリコ「アイスの実」と京都吉兆のコラボレーションによる「アイスの実<国産野菜シリーズ>」が、2019年7月3日(水)から7月16日(火)まで大阪・京都の高島屋の期間限定ショップにて販売される。なお、8月5日(月)までは、高島屋ギフトカタログ・高島屋オンラインストアにて数量限定でギフトセットを販売する。「アイスの実<国産野菜シリーズ>」は、“世界中のお母さんが子どもに安心して食べさせたくなるアイス”をコンセプトに、京都の老舗料亭「京都吉兆」の徳岡邦夫総料理長が監修した、ひとくち野菜ジェラート。夏のギフトとしても贈れるようにと、原料は国産野菜を100%使用し、香料・着色料・人工甘味料は不使用で仕上げた。野菜の美味しさをぎゅっと閉じ込め、スイーツとしての優しい甘さを出した特別な一粒だ。フレーバーは、国産かぼちゃ、国産さつまいも、国産にんじん、国産とうもろこしの4つを展開する。【詳細】「アイスの実<国産野菜シリーズ>」販売期間:2019年7月3日(水)~7月16日(火)販売場所:・大阪タカシマヤ(大阪市中央区難波5-1-5 地下1階 )・京都高島屋(京都市下京区四条通河原町西入真町52 地下1階)内容:10個入り価格:1個540円(税込)、箱入り4個セット2,260円(税込)、ギフトセット4個入り(オンライン予約)4,320円(税込) ※送料込み
2019年06月23日「アイスの実」の期間限定ショップ「ジュワトピア バイ アイスの実(JUWATOPIA By ICE-NO-MI)」が、2018年6月1日(金)より1ヶ月限定で渋谷モディにオープンする。「ジュワトピア バイ アイスの実」では、「濃厚フルーツでプチリセット」をテーマに、好みに合わせてカスタマイズできる、アイスの実を使用したオリジナルドリンクを提供。「濃いぶどう」「濃いもも」「濃いキウイ」から好きなフレーバーのアイスの実を選び、「ラズベリー&レモン」「ハニーレモン&ジンジャー」といったベース、ティーソーダなどの割り材と組み合わせて楽しめる。組み合わせ次第で、全36パターンのドリンクが作成可能だ。また、ショップ内は写真映えのするフォトスポットスペースも提供。ちょっとした気分転換にぴったりな、お洒落なユートピアのような空間が登場する。【詳細】ジュワトピア バイ アイスの実(JUWATOPIA By ICE-NO-MI)期間:2018年6月1日(金)~ ※1ヶ月限定場所:渋谷モディ 1F ポップアップショップ内住所:東京都渋谷区神南1-21-3■メニューアイスの実ドリンク 300円(税込)カスタマイズ内容:・〈アイスの実〉濃いぶどう、濃いもも、濃いキウイ・〈ベース〉ラズベリー&レモン、ハニーレモン&ジンジャー、ライム&レモングラス、エルダーフラワ&ローズ・〈割り材〉ソーダ、紅茶、ティーソーダ
2018年05月28日文学座80周年記念文学座公演『鼻』が10月21日(土)から上演される。公演について、出演者で文学座代表の江守徹、渡辺徹、演出を務める鵜山仁、そして脚本の別役実に話を聞いた。文学座公演『鼻』チケット情報本作は、1994年に文学座の俳優・三津田健のために書き下ろされた別役の戯曲。文学座の記念碑的作品でもあるフランスの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』(以下、『シラノ』)で主人公・シラノを演じ続け“シラノ俳優”とも言われた三津田の作品への深い愛がベースになっている。今回が2度目の上演となり、シラノを暗示する“男四”は、1983年と2006年にシラノを演じた江守が務める。久しぶりの『鼻』上演について別役は「嬉しかった。やっぱり文学座には『シラノ』とか『女の一生』とか、文学座にしかできないよというようなニュアンスを持った作品があって。自分たちの主流も自覚していらっしゃいますから。そういう意味で、ほかとはちょっと違った感動があるんです」。そんな本作への出演に江守は「『AとB』(1965年)を観てから、別役さんの作品に出たいなとずっと思ってたんだけど、機会がなくて。それが今回80周年ということで『鼻』をやらないかと話がきて、僕は『シラノ』が芝居の中で一番好きな作品のひとつですし、それはいいや!と今日(稽古初日)を迎えました。別役さんの目の前で読み合わせをしたのは、僕にとっても非常にありがたいことで。今日は記念すべき日ですよ」と特別な想いを語る。渡辺が「別役さんの作品には、“人間は一生懸命でみっともないほど愛らしい”というようなものがいつもどこかにあって。俳優としてそういう芝居をやっていけたらという指針にもなっています。それに笑えるし、面白い。若いときに友達を別役作品に誘うと、深く落ち込んで帰るやつもいれば面白いって笑って帰るやつもいて。そのくらい懐が深いんですよね」と話すと別役も「別役の芝居はね、教訓がないんです(笑)。ただ僕は“笑う”っていうのは演劇鑑賞においてものすごく重要なことだと思う。笑うことによって感性が解放されますからね。芝居で笑わせなくちゃいけないということについては割と使命感を感じております」と明かした。鵜山は、今この座組で『鼻』を上演することについて「僕も文学座には40年いるので、徹くんとも徹さんとも10年、20年というスパンで重なっていて。どこか一緒の船に乗っている感じがあるんですよ。『鼻』は、そういうことが書いてある本のようにも思える。同じ病院(物語の舞台)にずっといるというか、追い出されそこなっているっていう。別役さんはいじわるだからそういうことを書いてらっしゃる気がするんですけど(笑)。ぴったりした関係でぴったりした本でやらせていただける気がします」。『鼻』は10月21日(土)から30日(月)まで 東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演後、大阪を巡演。
2017年10月20日フリーアナウンサーの田中みな実が、8日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『今夜くらべてみました』(毎週火曜23:59~24:54)で「みんな敵」と吐露した。この日は「トリオTHE気にしいな女」をテーマに放送し、ゲストとして田中みな実、SHELLYらが登場。田中アナは自身について「波風立てたくないタイプ」と話し、チュートリアルの徳井義実が「割と波風が立つ人…」とツッコむと、「そういう風に思われがちなんですけど、自分から波風立てに行ってるタイプじゃないんです」と主張した。街を歩くときは、気付かれないように帽子を深くかぶり、下を向いて歩いているそうで、その様子を写した写真も公開。「気付かれたら傷つくから」と理由を明かした。そして、「例えば街中を歩いていて、SHELLYさんだったら『あ! SHELLYだ! 写真撮ってください』とかなると思うんですけど、私はたぶん『田中みな実じゃない? あれ』ってなって、仮に『写真撮ってください』って言われた場合でも、ツイッターには『田中みな実いた! ウケる!』とか書かれるだろうなと思って」と説明。「絶対気付かれたくないです」と強い口調で話した。さらに、「みんな敵だから」と発言。スタジオから驚きの声があがり、SHELLYが「"みんなのみな実"じゃないの?」と聞くと、田中アナは「"みんなのみな実"なんだけど、それはテレビ上のあれじゃないですか」と返した。
2016年11月09日劇作家・別役実の新作舞台『月・こうこう, 風・そうそう』が7月13日、新国立劇場小劇場にて開幕する。別役が、最古の物語と伝えられている竹取物語をモチーフに書き下ろした、新たな“かぐや姫”の物語だ。満を持して別役戯曲に着手する宮田慶子の演出のもと、主人公の“姫”役の和音美桜、老夫婦役の花王おさむと松金よね子、姫の兄と名乗る謎の男役の山崎一、盲目の女役の竹下景子のほか、増子倭文江、橋本淳、瑳川哲朗といった実力伯仲の個性派俳優陣が集結。静謐な時空間の中に非日常のスリルが渦巻く、別役独自の劇世界を構築する。【チケット情報はこちら】稽古場には、奥側に弧を描いた半円形の舞台が設置されていた。別役戯曲となればどうしても電信柱を探してしまうが、木切れの組み合わせで全体を覆う美術が示すのは、うっそうとした竹林である。そこに風の音が鳴り、竹取物語の翁と媼よろしく花王と松金が静かに登場して、通し稽古が始まった。老夫婦の間延びしたのんきなやりとりに可笑しさがこみあげるが、ふたりがみつめる先にあるのは“死”だ。淡々と流れゆく空気のなか、ふたりの前に「追われている」と助けを求める姫が現れて、物語にさざ波が起こる。そこから展開するのは、想像していた童話の趣きとは違う、幻想とサスペンスの混合した世界だった。“月読みのゴゼ”と称する盲目の女(竹下)、弓を構えて荒々しく乗り込んでくる男(山崎)、徐々にその正体が明らかとなる謎めいた女(増子)、姫と心を交わす“風魔の三郎”と名乗る男(橋本)、蓮台に乗って仰々しく登場するミカド(瑳川)、そして忍者のような鋭い身のこなしで妖しく舞台を駆け巡るミカドの手下たち。色彩豊かなキャラクターが次々と行方知れずの物語の扉を開いていく。“近親相姦”や“人身御供”といった不穏なキーワードが飛び交い、時に冒険活劇のような勢いあふれるひと幕も現れる。日本画を眺めて心静まり、騙し絵にかく乱されて胸躍る、といった感覚か。緩急際立つ劇空間に心地良く揺さぶられていった。和音の透明感あふれる美しいたたずまいと、軽妙と深淵の両方を伝えてくる花王&松金の手だれコンビが、観る者を一気に寓話の世界へと誘う。そこに緊張をもたらし、後にコミカルな味わいを広めていくのは山崎だ。山崎扮する謎の男に老夫婦が調子を狂わされる場面には、稽古をずっと凝視していた演出席の宮田も思わず失笑。また月の形をした弦楽器、月琴をかき鳴らし、予言のようにつぶやく竹下が、すべてを知る神のような存在感を醸して深い印象を残す。世の不条理を見つめ続ける日本を代表する劇作家が、齢79にして仕掛ける実験劇。無限に広がる意味を思い思いに探っていく、そんな楽しさが詰まった演劇体験になりそうだ。公演は7月13日(水)から31日(日)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。チケット発売中。取材・文上野紀子
2016年07月08日ロッテは13日、薄くて軽いクッキー「チョココ」シリーズより「チョココ<薫る抹茶>」を、20日に「パイの実」シリーズより「冬のパイの実<味わいりんご>」を発売する。○人気の抹茶味とりんご味が、リニューアルして登場今回は、過去にも人気の抹茶味とりんご味が、リニューアルして新たに登場する。「チョココ<薫る抹茶>」は、薄くて軽い上品な口溶けが楽しめるという、チョコ付き薄焼きクッキー。一昨年の「<濃抹茶>」、昨年の「<濃い宇治抹茶>」は共に好評を得ており、今年は独自の配合でブレンドした抹茶を使用し、香り高い抹茶の味わいとチョコレートのバランス良いおいしさが楽しめる品質に仕上げた。17枚入りで、価格はオープン。想定小売価格は200円(税別)。「冬のパイの実<味わいりんご>」は、64層にじっくり焼き上げたパイ生地にチョコを閉じ込めた、サクサクした食感が人気の商品。やさしい甘さのりんご味のチョコを、サクサクのパイ生地に閉じ込めた。温めてもおいしい、秋から冬の季節にピッタリの冬のパイの実となっているという。内容量69gで、価格はオープン。想定小売価格は150円(税別)。
2015年10月07日アップルは、このほど「Apple Watch」のApple Store実店舗における店頭販売を開始した。実店舗で購入する場合もApple Online Storeからの予約が必要だが、在庫状況次第では、即日の持ち帰りも可能となっている。これまで、Apple Watchの店頭購入は、Apple Watch at Isetan Shinjuku、Dover Street Market GINZA、ソフトバンク表参道/銀座および、エディオン、C smart、ビックカメラ、ヨドバシカメラの一部の店舗のみで行っていたが、全国8カ所のApple Storeでも購入が可能となった。Apple Storeで購入するには、事前にApple Online Storeから購入予約をしておく必要がある。予約画面には「お近くのApple Storeでの購入をご希望ですか?」という記載があり、その下の「予約状況を確認する」をクリックすると、任意のApple Storeを選択できる。「Apple Watch Sport」、「Apple Watch」、「Apple Watch Edition」と全モデルの購入が可能だが、在庫がないモデルではストアを選択できない。
2015年06月18日新国立劇場2015/2016シーズンの主催公演ラインナップが発表された。演劇、バレエ、舞踊3部門の作品をお伝えする。新国立劇場バレエの公演情報まずは演劇8作品から。10月のシーズン開幕に中劇場で上演されるのは、スティーブン・ソンドハイム作曲の本邦初演ミュージカル「パッション」。新国立劇場は過去、「太平洋序曲」「INTO THE WOODS」と2本のソンドハイム作品を上演してきた。今回は芸術監督・宮田慶子の演出、井上芳雄、和音美桜、シルヴィア・グラブらの出演で、濃密な恋愛のドラマを舞台に刻む。続く11月の小劇場「桜の園」は、鵜山仁演出、田中裕子ほかの出演。王道のチェーホフ劇に期待しよう。12月の小劇場「バグダッド動物園のベンガルタイガー」は、気鋭・中津留章仁が演出する戦争テーマの硬質な米国ストレートプレイ。3月からの小劇場は鄭義信三部作の連続上演で、今回の目玉というべき企画だ。この作家が新国立劇場に書き下ろした「焼肉ドラゴン」「たとえば野に咲く花のように」「パーマ屋スミレ」の名作3つを改めて堪能したい。6月の中劇場「あわれ彼女は娼婦」はシェイクスピアと同時代の演劇で、兄妹の禁じられた愛の物語。こちらは栗山民也演出で。シーズンのラストは、7月の小劇場、別役実の新作書き下ろし、宮田慶子演出による「竹取物語~よみがえり篇~」(仮題)のタイトルが挙がっている。バレエは6作品はすべてオペラパレス。10月の新制作「ホフマン物語」は、芸術監督・大原永子の英国へのこだわりが香るピーター・ダレル振付の逸品。12月のおなじみ「くるみ割り人形」、1月の祭典「ニューイヤ・バレエ」を挟み、2月の新制作「ラ・シルフィード/Men Y Men」にも注目だ。前者はオーギュスト・ブルノンヴィルの古典的振付に大原永子が演出で参加し、この作品に関する深い知見を注入する。後者は昨年の「眠れる森の美女」に続く、ウエイン・イーグリングの振付が話題。5月は鉄板「ドン・キホーテ」。6月の「アラジン」では、前芸術監督デヴィッド・ビントレーの振付作品を再演する。ダンスは、10月小劇場の「近松DANCE弐題」で幕開け。以降は中劇場での公演が3つ並ぶ。3月の新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future 2016」、3月の平山素子「Hybrid―Rhythm & Dance」、6月の高谷史郎(ダムタイプ)「CHROMA」と計4公演を揃えた。
2015年01月23日