温泉旅館ブランド「緑屋」を展開する陣屋グループは、長野県上田市の別所温泉に「別所温泉 緑屋」をオープン。庭園デザイナー石原和幸監修の温泉旅館「別所温泉 緑屋」がオープン「別所温泉 緑屋」がオープンするのは、長野県上田市に位置する信州最古の湯として知られる別所温泉。緑に囲まれた空間にて、極上の“くつろぎ時間”を提案する。注目は、世界的な庭園デザイナー石原和幸プロデュースによるメインガーデン「緑風庭」。石原が、英国チェルシー・フラワーショーで金賞を獲得した庭園を再現している。庭園は、すべての客室や大きな窓を配したダイニングから望めるため、四季折々の表情を楽しめる。3つの源泉かけ流し貸切専用風呂また、露天風呂と内湯がセットになった3つの貸切専用風呂も魅力のひとつ。滞在中は何度でも利用できるため、美人の湯と名高い別所の湯を源泉かけ流しで堪能することができる。「紅葉の湯」「山水の湯」「松の湯」を用意し、いずれも湯船だけでなく、シャワーやカランもすべて源泉となっている。多彩な客室タイプ客室は、「桜」「椿」「紫陽花」など植物の名前が付けられた全11室を用意。洋室が4つのタイプで10室、専用の庭付きのグランピング1室の各部屋からは、部屋名にちなんだ花や木が生い茂る庭園を眺めることができる。家族やグループでの利用から一人旅まで幅広い利用が可能だ。中でも1階プレミアムルームは、「別所温泉 緑屋」の中で一番広く、石原和幸プロデュースの庭園が目の前に広がる部屋となっている。風情ある四季折々の景色を存分に満喫できる。リビングにはソファやダイニングテーブルセットを設置しており、部屋での食事も楽しめるように。ワンランク上のリゾートステイが叶う。旬の食材を使用した会席メニュー夕食は、鶴巻温泉 元湯陣屋の総料理長監修による季節会席を提供。旬の食材を使用した本格会席料理のほか、アラカルトメニューや近隣提携レストランの緑屋限定コースが展開される。【詳細】別所温泉 緑屋オープン日:2023年8月5日(土)住所:長野県上田市別所温泉225室数:11室(洋室10室、グランピング1室)浴場:貸切専用風呂(3か所 内湯と露天風呂)料金:1泊ひとり 12,100円~■貸切専用風呂利用方法利用方法:先着順、予約不要※宿泊者は無料で利用可能。利用時間:30分目安※空きがあれば制限時間なく利用可能。■一棟貸切プラン貸切料金:1泊2日 330,000円~内容:旅館をまるごと貸切※素泊まりの料金。食事はオプションで追加可能。
2023年08月10日ブリリア ショートショートシアター オンライン(BSSTO)サービス開始5周年記念として、アニバーサリーナイトが2月10日に開催され、別所哲也とLiLiCoが登場した。BSSTOでは、のべ45以上の国と地域から240作品以上のショートフィルムを無料配信し、会員数は8万7,000人を数えるまでに成長。イベントでは、フランスのラブコメディ作品『透明人間の恋/INVISIBLE』と、キュートでポップなロマンス作品『いつか王子様が現れて/Once upon a time my prince will come』が上映され、作品から着想したオリジナルカクテルや、作品の舞台となるベーカリーをイメージして取り寄せたスコーンについて紹介され、来場者はショートフィルムとカクテル、スイーツとのマリアージュを楽しんだ。上映後、別所さんとLiLiCoさんは、2作品についてそれぞれ感想を語り、LiLiCoさんは「告白する勇気が必要。ダメならダメで次に行けばいいんだから。結果、気にしているのは自分」と恋愛論を展開させ、別所さんも子どもの頃には耳だけ赤くなったエピソードを披露しながら、告白するときのソワソワ感について話がおよび、「弱い自分が一番のライバル」「期待に応えようと無理しちゃう」とイメージとのギャップについて盛り上がった。一方、パン屋で働く主人公の女性がゴミ箱の中に多額の現金を見つけてしまうストーリーの2作品目については、「私が今お金を見つけたら、(TV番組の)ドッキリだと思っちゃう」とLiLiCoさんが笑いを誘い、別所さんは「カラフルだし、ポスターもスタイリッシュ」と作品の色遣いにも注目。BSSTOの前身である、2008年から10年間開館していたブリリアショートショートシアターの思い出話も展開され、映画館のオープンもバレンタインデーだったことから、毎年、アニバーサリーを祝い続けている2人は、懐かしい写真をスライドでふり返りながら、「もはや家族のようだ」と感謝を述べた。横浜みなとみらいにあったリアル映画館には、カンヌ映画祭でも使用されているシートやレッドカーペットをイメージした階段などこだわりの仕様と、数々の著名監督やクリエイターゲスト、様々なテーマで展開されたショートフィルムプログラムやそこに集うコミュニティがあった。オンラインシアターへと移行することで、ショートフィルムのカルチャーは全国に波及、オンライン上でのコミュニティという新たなスタイルも出来上がってきた。別所さんは「コロナ禍を通じて特に、オンラインシアターであることの存在意義が深まった。色々な国のショートフィルムを通じて、世界を日本全国に届けてきた」と熱く語った。終盤には、「大切な人に思いを伝えるバレンタインデー」をテーマに、2人がそれぞれをイメージして用意したフラワーブーケを交換(協力:一般社団法人花の国日本協議会)。別所さんからは、ヒマワリのようなパワーと、可憐な魅力を兼ね備えた黄色のチューリップを、LiLiCoさんからは、こんなに行動力を持った情熱的な人はいないと、赤のダリアが贈られた。『恋する透明人間』/『いつか王子様が現れて』はBSSTOにて配信中。(cinemacafe.net)
2023年02月13日鍵盤プレイヤー・別所和洋によるミュージックラバーの集い『PAJAMA PARTY 2021』が、12月5日に東京・豊洲PITで開催される。別所はこれまでにOvall、藤原さくら、Keishi Tanaka、THE BAWDIES、ACO、UNCHAIN、androp、東郷清丸、bonobos、SUGIZO、Michael Kaneko、福原美穂、吉澤嘉代子、坂本真綾、上白石萌音らのライブおよびレコーディングでサポートを担当。またGentle Forest Jazz Bandのピアニストとして、二階堂和美、八代亜紀、山本リンダとの共演や東京03の単独公演への参加、KIRIN、丸亀製麺、ホットペッパーグルメを始め多数のCMレコーディングの現場でも活躍している。そんな別所が2020年に始動させたソロプロジェクト「パジャマで海なんかいかない」がバンドとして活動を始めたことを記念して行われる本公演には、別所とパジャマで海なんかいかないに加え、Keishi Tanaka、二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band、藤原さくら、THE BAWDIES、Yasei Collectiveといった別所に縁のあるアーティストたちが出演する。さらにこの日限りのスペシャルセッションとして、Gentle Forest Jazz BandにTHE BAWDIESのROYが加わり、ROYのルーツとなっている楽曲を披露することが発表された。なお当日のタイムテーブルは以下の通り。『PAJAMA PARTY 2021』タイムテーブル■別所和洋 コメント普段僕が一緒に演奏しているミュージシャンはみんな素敵な人たちばかりで、それぞれのファンを含め、みんなが集まってそれぞれを知ってくれたら、多分めちゃくちゃいい空間が生まれるんじゃないかな、と思ってます。遊びに来てね!よろしく!!■Keishi Tanaka コメント別所くんが何を考えてるか、この日の会場で初めてわかるんじゃないかな。今は誰も知らない奥の方。それをしっかりと掴むためにも、まずは自分のライブを全力で楽しませてもらいます。良い日にしましょう、お互いに。■二階堂和美 コメントさあ、もうすぐ!12月5日(日)は豊洲ピットへ!二階堂はジェントルと!アルバム未収録、一度キネマクラブでやったきりのあのカバーもやるかも!いつも来てくださる方もニカジェントル未体験の方も、この機会をお見逃しなく!次のジェントルとの共演は決まってないし。他出演者も初対面の方ばかりで楽しみ!■THE BAWDIES・ROY コメントTHE BAWDIESで鍵盤を弾いてくれている別所くんとのコラボもあり!更にGentleForestJazzBandには、私ROYも参加させてもらい私のルーツを披露する企画も!ヤバい日になります!!<公演情報>『PAJAMA PARTY 2021』12月5日(日) 東京・豊洲PITOPEN 13:00 / START 14:00【出演アーティスト】別所和洋 / パジャマで海なんかいかない / Keishi Tanaka / 二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band / 藤原さくら / THE BAWDIES / Yasei Collective【チケット料金】全席指定:5,500円(税込)Tシャツ付き全席指定:8,000円(税・送料込)チケット購入リンク:■イベント公式サイト:
2021年12月02日もうすぐ開幕される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」(SSFF & ASIA2020)にて、別所哲也、河瀬直美、「King Gnu」常田大希が参加するオンライントークイベントが配信されることが決定した。今回のイベントは、ソニー株式会社と、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が、共同で新しい映像文化や潮流を次世代クリエイターと一緒に探求する「Creators’ Junction partnered with XperiaTM(クリエイターズ ジャンクション パートナー ウィズ エクスペリア)」のオンライントークイベント。モデレーターに映画祭代表の別所さん、河瀬監督がゲスト出演。さらに、スペシャルゲストとして「King Gnu」常田さんが参加する。トークでは、コロナ禍におけるエンタテインメント・映像業界の変化や、ニューノーマル時代の映像クリエイティブの在り方、スマートフォンでの映画製作の可能性などについて、三者の目線から可能性を探る。また、先月からスタートした2021年度の「オフィシャルコンペティション supported by Sony」および「スマートフォン 映画作品部門 supported by Sony」などの作品応募に向けて、これからの映像製作のヒントにも迫っていく。「Creators’ Junction partnered with XperiaTM」は9月28日(月)20時スタート予定「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020」は9月16日(水)~27日(日)開催。(cinemacafe.net)
2020年09月10日米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が、8月28日、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問した。「(ニュー)ボーダレス」~変化を力に変えていこう~をテーマに掲げる今年の映画祭は、9月16日(水)より開催。本映画祭について都知事は「今年は、withコロナの中で、新しい日常との両立に合わせて、客席を減らしたりセレモニーのライブ配信をしたりと、まさしく新しい日常の一つのパターンを表しているかと思います。そして、各会場には新型コロナの感染予防対策をしっかりおこない、安心・安全な運営をして頂くことを期待しております」と語った。映画祭と東京都が共同で行っている映画製作プロジェクトが今年で3回目を迎える。本年の作品には、主演に森崎ウィン、シンガポール・中国で活躍するジネット・アウを迎え『This is Tokyo』を製作。作品に対して都知事は「森崎ウィンさんはミャンマー出身でいらっしゃいますよね。女優さんもシンガポール出身とのことで、アジアの魅力がそっくりそのまま映画の中に表現されていると思います」とコメント。本編は公式サイトにて公開されている。一方、東京の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集する「Cinematic Tokyo」部門では、全世界から今年は236本の応募があり、その中から優秀賞作品として、オーストラリアの監督が手掛けた『グッピー』が選ばれた。別所さんは「東京を訪れている若い外国人カップルが、ある出来事をきっかけにお互いを見つめなおす、というシンプルなストーリーの背景に、映画的な東京の街、主人公の繊細な感情が最もうまく表現されていました」と称賛した。この『グッピー』は、9月27日に行われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与される。今回の表敬訪問後、別所さんは「今年はコロナ禍で、海外チームと連絡が取れなくなるなど、様々な試練がありましたが、どうやったら皆様に映画を届けられるのか、世界とどう繋がれるのかを何度も協議し、今回の映画祭実施に至りました。オンライン開催も実施しますので、より多くの方々に楽しんで頂ければと思います」とメッセージを寄せた。●『This is Tokyo』(監督:鈴木勉)2019年秋、ラグビーワールドカップ開催で、街に活気があふれる東京。シンガポールの企業との提携を進めるチームに抜擢された健人は、来日したクァン社長をアテンドする仕事を任されるが、彼女の冷たい態度に困惑する。2人で東京を観光するうちに、互いの心に小さな変化が生まれ──。▽予告編●『グッピー』(監督:Charles Richardson)外国の地、東京で若いカップルの片方が最終電車に乗りそびれ、2人はバラバラになってしまう。コミュニケーションだけが2人を引き戻せる唯一の手段だったが、携帯電話の充電と共に緊張の糸も切れてしまった2人。彼らの関係はどうなるのか…。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020」は9月16日(水)~27日(日)オンライン会場および東京計4会場にて開催予定。『This is Tokyo』『グッピー』は映画祭のオンライン会場にて無料先行配信。(cinemacafe.net)
2020年08月28日俳優の別所哲也が28日、映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2020」の代表として東京都知事の表敬訪問を行った。同映画祭は米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭で、9月16日~27日までの開催が決定している。もともとは6月開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況で延期することに。オンライン開催を拡大するとともに、「客席数も減らしまして、感染症対策もしっかりして、リアルな上映会も試行錯誤で行なっていきたい」(別所)と語る。東京都知事・小池百合子は「長い間世界への発信を映像を通じてアートという形でお伝えいただいていること、大変嬉しく思います」と称える。「新型コロナウイルス禍にあって、ウィズコロナの認識のもとで、新しい日常との両立ということになろうかと思います。会場では感染防止宣言も行い、安心安全な運営に期待をしているところです。大変楽しみにしております」と期待を寄せた。同映画祭では、シネマスポーツプロジェクト 特別製作作品として森崎ウィン主演の映画『This is Tokyo』も上映されるが、小池都知事は「森崎ウィンさん。ミャンマー出身で、小学校4年の時に日本に来られた。そしてシンガポールの女優さん(ジネット・アウ)が出られる。アジアそっくりそのものがつまってる感じで、楽しみであります」と語る。都知事により、東京の魅力を伝える「Cinematic Tokyo部門」の優秀賞・東京都知事賞としてオーストラリアのCharles Richardson監督の作品『グッピー』も発表され、最後に2人は握手代わりのグータッチで締めくくった。改めて取材に応じた別所は、「中止をしたりひるむのではなく、できることを工夫をして世界発信する。祭りの意味をもう1回考える。人間には祭りが必要だと常々言っております。カンヌやベルリンも試行錯誤しているし、僕らも世界に示すことが1つの勇気につながると信じて開催をしていきたいと思います」と宣言。「9月になってどのような状況かによって考えるところなんですが、関東圏以外の監督、審査員のみなさん、どこまでお招きするかは東京の状況に合わせて様々なプランを用意してお迎えしようと思っています」と明かした。
2020年08月28日「SSFF & ASIA」代表の別所哲也、フィルムメイカー・俳優の斎藤工、「SSFF & ASIA」アンバサダーのLiLiCoが参加するオンライントークが、8月6日(木)に配信される。米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)は、「ショートフィルムの日」を皮切りに、映画祭が延期となった秋までの間、未曾有のパンデミックにより大きく変化しようとしている映像制作や映画祭、映画配給・興行といった映画業界の各立場からゲストを迎え、現状と未来像を語るトークセッションシリーズをYouTubeチャンネルでオンライン配信中。そのシリーズ第5回目では、別所さんがホストを務め、LiLiCoさんと共に斎藤さんを迎え、ビヨンド・コロナ(アフターコロナ/with コロナ)と言われる中で挑戦する映画業界についてトークを展開。斎藤さんがスタートさせたリモート製作の『TOKYO TELEWORK FILM』の挑戦や経緯について、「A TAKUMI SAITOH FILMS」として自らの監督、出演作をオンライン発信するプラットフォームをローンチした意図、岩井俊二監督作『8日で死んだ怪獣の12日の物語』出演で感じた俳優としての視点。そして今後、映像制作や俳優としての仕事がどんな新たな局面を迎えていくのかトークをしていく。ライブ配信中には、本年の「SSFF & ASIA」とのコラボレーションイベントについて発表もあるという。トークセッションシリーズ第5回「別所哲也×斎藤工×LiLiCo 映画業界が挑戦するビヨンド・コロナを徹底トーク」は8月6日(木)20時~SSFF & ASIA YouTubeチャンネルにてライブ配信。(cinemacafe.net)
2020年07月16日オダギリジョー、麻生久美子ら前作メンバーに吉岡里帆、磯村勇斗らも加わった「時効警察はじめました」の第3話が10月25日オンエア。ゲスト出演した中山美穂と別所哲也にかつての共演作を連想する視聴者や、結木滉星の出演に沸く視聴者からの声が上がっている。本作は時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗と名(迷)助手・三日月しずかが共に未解決事件を捜査していく、シュールな脱力コメディーミステリー。オダギリさんが霧山役で、麻生さんがしずか役でそれぞれ出演。総武署の刑事課新人刑事・彩雲真空役で吉岡さんが、鑑識課の若きエース・又来康知役で磯村さんが今作から参加するほか、前作から引き続き課長の熊本役で岩松了、康知の母・又来役でふせえり、サネイエ役で江口のりこ、刑事課のエース・十文字疾風役で豊原功補、蜂須賀役で緋田康人、鑑識課の諸沢役で光石研が出演。ナレーターの由紀さおりも続投する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。霧山はある日“婚活の女神”と呼ばれる凄腕婚活アドバイザー・琴吹町子(中山さん)に関する話に興味を抱く。町子のセミナーのプレミアム会員はほぼ全員が結婚しているのだが、唯一結婚できなかった女性が結婚できなかった理由、それは殺されたためだった。この時効事件を捜査することにした霧山。事件は25年前、新たに結婚が決まった3人の女性会員とその婚約者たちを祝うバーベキューパーティーの最中に発生。被害者の後藤紗良(安藤聖)が遺体となって発見されたのだが、紗良の当時の婚約者・城崎公彦(別所さん)はいま、町子と夫婦になっていた。町子に話を聞こうとした霧山は、逆に町子からデートに誘われる。手を握られ、恋人候補に立候補したいと告げられた霧山は、町子から時効捜査の趣味を止めたらどうかと提案され、あっさり趣味をテニスに変えてしまう…というのが今回もおはなし。視聴者からはゲスト出演した中山さんと別所さんに「別所哲也、中山美穂、波の数だけ抱きしめて ですか!」「あら、波の数だけ抱きしめて だわ」など、2人がかつて共演した映画『波の数だけ抱きしめて』を連想した視聴者からの投稿が。中山さんの美しさに「小悪魔モードミポリンに堕とされた」などの声も。また町子と城崎の息子役で「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」などへの出演で注目される結木滉星が出演。「動悸がやばいんだけど高校生役結木滉星」など、高校生役の結木さんに反応した投稿も多数。さらに見つめ合った霧山と十文字が“恋の魔法”にかかってしまうラストに「まさかのBLエンド!」といった感想も送られていた。(笠緒)
2019年10月26日フリーアナウンサーの宇垣美里と俳優の別所哲也が17日、都内で行われた「Amazon Bar~Tasting Fest~」記者発表会に出席した。同所は東京・天王洲にあるキャナルエリアに、明日18日から23日までの6日間限定でオープンする完全予約制のポップアップバー。Amazonで販売されているビール、日本酒、焼酎、洋酒など約720種類が用意されている。お酒は大好きだと言う宇垣は「友達との女子会でもお酒は欠かせない。和食は日本酒、イタリアンはワインなど食事にあわせてお酒を選ぶのも大好き」とご満悦な様子。高級ブランド「サルヴァトーレ・フェラガモ」の赤ワインを試飲すると「エレガントな気持ちになります」とうっとりとした表情を浮かべた。宇垣は、別所が1人でお酒を飲む際は、「カウンターバーで、1人で飲む時もある」と話すと、「大人~」と関心した様子で、別所から「今度ぜひご一緒に」と誘われると「ぜひ大人の一歩、歩いてみたいと思います」と満面の笑みで応じていた。
2019年09月17日福山雅治主演、香川照之、三上博史らが共演する日曜劇場「集団左遷!!」の第7話が6月2日放送。今回から新章に突入した本作。新キャストで参加した筒井道隆、別所哲也と福山さん、三上さんの共演に「トレンディドラマ」といった声も上がっている。前回までの本作は福山さん演じる片岡洋が、50歳を目前に廃店が決まっている三友銀行の蒲田支店長となるが、そこは廃店候補の支店。前回までは片岡と左遷された銀行員たちが協力して大逆転に挑む、平成最後の下克上エンターテインメントが描かれた。結局片岡は蒲田支店が廃店になる道を選択、しかし廃店回避の条件である100億のノルマに迫った蒲田支店の行員たちはそれぞれ異動、銀行員を続けることになった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。本部の融資部へ異動した片岡だが、落ち着く間もなく全国展開する総合百貨店・マルハシホールディングスのダニエル・バックCEOが会社資金102億円を私的流用した疑いで東京地検特捜部に逮捕される。マルハシは4年前にアメリカの大手百貨店・ウィルマンズと合併、先代の息子が副社長となりダニエルをCEOに迎えていた。三友銀行とも密接な関係を持つマルハシの事件に、金融庁の立ち入り検査を控えて大わらわの行内はさらに混乱する。そんななか横山(三上さん)はマルハシ再建の緊急プランを提案する。それはダニエルの解任及びウィルマンズとの合併解消、そして丸橋雄一郎会長(本田博太郎)を再び社長に就任させるというもの。一方、日本橋支店の副支店長に就任した真山(香川さん)のもとに「ダニエルは丸橋会長にはめられた」という告発メールが届く。片岡は上司で融資担当の隅田常務(別所哲也)に相談し自ら調査に乗り出す。片岡の調査の結果、102億を丸橋会長が私的に流用していた証拠が見つかり、横山の再建計画は撤回される。意外とあっさり引き下がった横山に拍子抜けする片岡に真山は横山が触れられたくないのは日本橋支店なのではないかと話す。そして横山は裏で何かの計画を進めていた…というのが今回のストーリー。前回までと打って変わってシリアスに進むストーリーに「全く別物のドラマ?ってくらいの変貌」「一転、銀行内の重厚な内容になってきた」などの感想が続出。また今回から丸橋会長の息子で副社長の太郎役で筒井さんが、隅田常務役で別所さんがそれぞれ出演するなど新キャストも登場。福山さん、三上さん、筒井さん、別所さんの共演には「90年代トレンディドラマに出ていた福山雅治、三上博史、筒井道隆が一堂に介するってすごい」「何だかトレンディドラマなキャスト」「二部は何気に90年代トレンディ俳優揃い踏み」などの声が寄せられている。(笠緒)
2019年06月02日ザ・プリンスパークタワー東京にて先日、「第14回 渡辺晋賞」の授賞式が行われ、俳優の別所哲也が受賞。「今回受賞をいただけてとても光栄です」と受賞への喜びを語った。毎年3月2日の渡辺晋の誕生日に授賞式が執り行われる「渡辺晋賞」。大衆性、将来性を兼ね備えた独創的なソフト(作品、アーチスト)を生み出し、また才能ある人材を登用、組織し新しいビジネスモデルを構築し、大衆文化の発展に多大の貢献をしたエンターテインメント業界のプロデューサーを選考対象とし、顕彰している。今回受賞した別所さんは、俳優として映画、TV、舞台など幅広く活躍するほか、アメリカでのショートフィルムとの出会いから1999年より日本初となる国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(「SSFF & ASIA」)を主宰、2018年には20周年を迎え、世界に羽ばたく映像作家を支援してきた。さらに、企業のブランディング価値を高めるためのブランデッドムービーにも注力し、デジタル映像事業のプロデューサーとしても活動。そんな「SSFF & ASIA」をはじめとしたエンターテインメントへ貢献、さらなる活躍を期待を込めて、今回の受賞に至った。この度の受賞を受け、別所さんは「評価を頂けた理由は“時代”だと思っています」と言うと、「平成が終わり、新しい元号がまもなくスタートしますが、現代はインターネットの時代になりメディアウィンドウといわれているものが変化しています。渡辺晋さんが映画からTVへと進化する新しい時代をとらえたように、音楽配信や動画配信など時代はまた動いているんだなと映画祭を通して感じております」とコメント。また「プロデューサーとしてだけでなく俳優としても一層頑張っていきたいです」と気持ちを新たに語っていた。また、前回の受賞者・村井邦彦からお祝いのビデオメッセージが流れる場面も。「ショートショートフィルムフェスティバルを代表されている別所さんには、今後もすばらしい文化切り開き日本の文化を継承していってほしいです」と讃えた。さらにこの日は、河瀬直美監督や女優の木村佳乃、デザイナーのコシノジュンコ、映画コメンテーターのLiLiCoがお祝いに駆けつけた。河瀬監督は「個人的にも監督として支えてくれる、出会いの場をもたらせてくれる方です。人と人をつなぐ、信頼に厚い方なので人柄の良さということだけではなく、ビジネスに展開されているのだと思います。いつまでも色んな人を元気にし幸せをくださることを期待しています」とコメント。今年から本格始動する、女性クリエイターを応援するプロジェクト「Ladies for Cinema Project」のプレゼンターを務める木村さんからは「いつものニコニコ笑顔で、知的で頼りになるお兄さんというイメージでした。それは他の俳優さんとは比較にならない、別所さんは別所さんでしかないとにかく素敵な存在です。朝も早くてミュージカルの本番があるときなどはいつ寝ているのか心配になるぐらいご活躍されて」と別所さんの人柄が語られると、それに対し「ショートスリーパーなんです」と別所さん。会場からは笑いが起こっていた。(cinemacafe.net)
2019年03月04日現在公開中のオムニバス映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台あいさつが30日、都内で行われ、岩田剛典、別所哲也が出席した。映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台あいさつに出席した別所哲也、岩田剛典(左から)EXILE HIRO率いるLDH JAPAN、別所哲也が代表を務めるショートショートフィルムフェスティバル&アジア、そしてEXILEなどに作詞を提供してきた作詞家・小竹一人がコラボレーションしてショートフィルム6本が生み出された『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』。この日はその1本となる石井裕也監督作品『ファンキー』で主演を務めた岩田剛典、そしてショートショートフィルムフェスティバル&アジア代表の別所哲也が登壇して舞台あいさつが行われた。主演を務めた『ファンキー』について岩田が「エキセントリックというか、かなり奇抜かつインパクトのある作品になっていると思います。台本を読んだ時、節々に『これどういう意味なの?』といろんなクエスチョンマークが浮かびましたが、石井監督と相談したら監督の中ではゴールが見えていて、明確な作品像は監督のみぞ知る作品でした。だから僕は石井監督を信じて撮影に臨みました」と撮影時の心境を明かしつつ、劇中で演じた"純司の兄貴"という役柄は「ほぼ全編サングラスは初めてで、目の芝居が伝わらない苦労はありましたね。17~18分という短い尺の中で、山と谷じゃないですが、クライマックスに向かうシーンメイキングを意識して撮影に臨んだので、ワンシーンワンシーン情報を詰め込むことを考えていました」と回顧した。そんな岩田について別所は「岩田さんの兄貴像の半端ない感じの世界観を楽しんでいただけたと思います。石井監督が描き出す"ファンキー"さというものに対し、表現者としての岩田さんの半端ないチャレンジしている姿が素敵でしたよ。僕は大学の先輩ではあるんですが、今ここでかしずきたいです」と絶賛して思わずひざまずくと、岩田は「そんなことないですよ。止めてください(笑)」と困惑した。また、映画のタイトル『ファンキー』にちなみ、「最近ファンキーだと感じた出来事は?」という質問に、岩田は「最近海外でフランスに行ったんですが、フランスの人って昼からワインを飲んでいたんです。その後に打ち合わせとかあるのに、国民性の違いというかファンキーですよね。それでも仕事ができるというスタンスには驚きました」と回答していた。
2018年07月01日今年で20回目を迎える短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」の代表を務める別所哲也が5月25日(金)、映画祭を共催する東京都の小池百合子知事を表敬訪問した。1999年に始まり、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭として20年の歴史を刻んできたSSFF&ASIA。2016年からは“東京ブランド”を発信すべく、東京を撮影地とするか、東京をイメージした物や場所を扱った作品を対象にした「Cinematic Tokyo部門」がコンペティションに加えられた。■20周年を小池都知事も祝福「継続は力なりですね」別所さんは小池知事に、今年も130を超える国と地域から過去最高となる10,000を超える応募があったことを報告。また、映画祭の初期から『スターウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカス率いるルーカス・フィルムが同映画祭を応援してきたが、今年から、「オフィシャルコンペティション」のグランプリが「ジョージ・ルーカスアワード」と改称されることも都知事に伝えた。小池都知事は、同映画祭が20回目を迎えたことに「おめでとうございます。継続は力なりですね。敬意を表したいと思います」と祝福。「フィルムを通じて東京を世界に発信できる発信源でもあり、インキュベーター(=起業支援者)でもあると思います。都も2020年に向けてスポーツの発信をしていますが、これまで成功した大会は、ちゃんと文化の発信もしてるんですね。世界中から集まったいろんなアーティストが、(同映画祭を)スプリングボード(=契機、きっかけ)にされる、いい出発点を提供されてると思います」と称えた。■都庁展望室でもロケ!忽那汐里も出演の『シェイクスピア・イン・トーキョー』この日、別所さんは、Cinematic Tokyo部門で上映されるオーストラリアの女性監督ジェネヴィエーヴ・クレイ=スミスによる作品で、日本から忽那汐里、千葉真一らも出演し、東京の魅力を発信する『シェイクスピア・イン・トーキョー』の予告編を都知事に紹介。都内の様々なロケーションが撮影に使われており、予告編でも都庁の展望台が使用されているのを見て、小池都知事も笑顔を見せた。表敬訪問後、報道陣の取材に応じた別所さんは「都知事にも女優として参加してもらいたいです。東京の魅力を発信する役どころで(笑)」とニッコリ。記念すべき20回目を迎えたことについて改めて「感無量です。1999年にスタートし、ジョージ・ルーカスにも応援していただき、1年、1年、積み重ねてきました。映画は長さじゃない。(同映画祭は)若い映像作家の想いを伝えるお祭り。東京から世界に発信し、(世界中の映像作家に)東京を映画にしたいと思ってもらいたい」と熱く語っていた。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018は、6月4日(月)より開催。(text:cinemacafe.net)
2018年05月25日浦和の中心街、埼玉県庁の少し先の閑静な住宅地の一角に「別所沼公園」があります。静かな木立に囲まれた美しい沼は、癒しの場所として有名です。そんな別所沼公園には意外にも、一歩中に入ると、親子でわくわくできるような遊び場や冒険の場がたくさんあることをご存知でしょうか。子どもには冒険を、大人には癒しを与えてくれるさいたま市街のオアシス、別所沼公園をご紹介します。遊具もトイレも充実!別所沼公園奥にある大きな児童広場噴水がある沼沿いを散歩して公園の一番奥に進むと、かなり大きな児童広場が……。ブランコやジャングルジムといったものから、チューブ滑り台やターザンロープ、かなり大きめな砂場まであり、あちらこちらの遊具の間を、子どもたちが楽しそうに駆け回っています。また、トイレがきれいでしっかりしているので、小さなお子さん連れには助かります。この写真の奥に見える、自販機横のちょっとおしゃれなレンガ造りの建物が児童広場のトイレ。ほかにも、公園の主要なところには大きめのトイレが設置されています。沼沿いの中ほどには、「南側広場」「北側広場」というかなり大きな芝生広場があります。天気の良い休日には、サッカーや追いかけっこをする子どもたちのにぎやかな声であふれます(※こちらにも、鉄棒などの遊具がいくつかあり)。親子連れでキャッチボールやバトミントンをしたり、水辺で網を持って探索したりと、思い思いの過ごし方で楽しむことができます(※沼で釣りをしている人も多い)。ベビーカーにもやさしい、市民ランナーの聖地になっているランニングコース沼を1周する、メタセコイアの林を抜けるすがすがしいランニングコースは、市民ランナーの聖地です。平らに整備された道は、赤ちゃん連れのベビーカーにもやさしく、とても移動しやすくなっています。ちなみに、園内は自転車やバイクが禁止なので、よちよち歩きの子どもも安心して歩くことができます。木のブランコや巨大ハンモック……。子どもたちの冒険島別所沼公園には、「芝山」と呼ばれるエリアがあります。普段は小川が流れるだけの静かなところなのですが、毎週木曜と第2、第4土曜日には「子どもたちの冒険島」に変身します。「遊びの森(別所沼プレイパーク)」は、子どもたちが自由に好きなこと、したいことを自分で見つけて、遊びを生み出す場。泥んこ遊びや木登り、工作や料理、虫取りなど、何でもできて、ちょっとシャイなうちの子も目を輝かせて伸び伸びと遊んでいました。びっくりするほど高い木からぶらさがったロープでブランコをしたり、木の間につるした巨大ハンモックに乗ってみんなでさわいだり。お父さんやお母さんも、まるでトムソーヤの世界に迷い込んだような気持ちになるはず。事前に予約する必要はなく、通りがかりにそのまま飛び入り参加してもよいそうです。別所沼公園の知る人ぞ知る名物に、ぜひお子さんといっしょに参加してみてはいかがでしょうか?園内は、泥んこ遊びをした後や急な雨でも安心泥んこ遊びといっても「その泥だらけの手と足をどうするの!?」と思われた皆さん、ご安心を……。芝山には小川が流れ、かなり立派な水場やトイレが併設されています。また、その横には大きなドーム型の屋根があり、急な雨にも対応できる嬉しいつくりになっています。別所沼公園内には、さいたま市のパワースポット「弁天島」も別所沼の中ほどには、「弁天島」という島があります。橋を渡ると、弁財天様を祀る(まつる)お社(やしろ)に出会えます。天高く直立する木々に囲まれ、そこだけ空気の違う、ちょっとしたパワースポットです。ちなみに、橋の入口にはアンパンマンの故やなせたかし先生が作られたご当地キャラの像が……。ぜひ、探してみてください。さいたま市トリビア!別所沼公園は「風の公園」?別所沼公園には、風にまつわる「隠れスポット」があります。ひとつは、湖のほとりに建つ、小さなログハウス風のかわいい建物の「ヒアシンスハウス」です。詩人、立原道造さんの夢を後世の人々が形にしたものだそうで、漢字で書くと「風信子荘」。土日・祝日は15時までなら見学ができるので、立ち寄ってみましょう。そしてもうひとつは、なぜかメキシコの遺跡で発掘された「風の神様の像」です。河童に似ているので、日本人が見ると水の神様っぽいのですが……。神様は目立たぬところに「ひっそり」といらっしゃるので、探してみても楽しいかもしれません。芝生でお弁当を食べても、レストランで食事をしてもOK!公園内には飲料やアイスの自販機はあるものの、それ以外の売店などはないので、1日遊ぶなら、お弁当を持っていくことをおすすめします。テーブルやベンチもあるし、芝生にレジャーシートを敷けば、気持ちがよくお弁当を食べることができます。もしお弁当の用意ができなくても、中浦和駅近くに行けばコンビニなどがあるのでご安心を。また、児童広場の横にある「別所沼会館」にはレストランがあります。ホテルの1Fにあたる少ししゃれた場所でも、お値段は良心的なので、ママ友とランチ会などもできそうですね。別所沼公園の駐車場は狭いので、自転車か中浦和駅から徒歩がおすすめこれだけ人気のある公園のわりには、駐車場が狭くて込み合うのでご注意ください(※駐車場の入口は、大通りの歩道橋のたもと)。近くに住んでいる人なら、自転車で行くほうがよいかもしれません。ちなみに、私は中浦和駅から歩いてみました。ベビーカーを押しながらでも、6~7分で公園の入り口まで着くことができました。のどかな雰囲気の沼がある別所沼公園は、さいたま市街のオアシス別所沼公園は静かな木立に囲まれた、のどかな雰囲気の沼がある癒しの場所です。一歩中に入ると、児童公園や芝生、あそびの森(別所沼プレイパーク)など、親子でわくわくできるような場所や仕掛けがたくさんあります。子どもには冒険を、大人には癒しを与えてくれる市街のオアシス、別所沼公園にぜひ親子で訪れてみてはいかがでしょうか。<さいたま市営別所沼公園>埼玉県さいたま市南区別所4丁目12−10
2018年03月16日10年の歴史に幕を閉じる、ショートフィルム専門映画館「ブリリア ショートショート シアター」(横浜)にて12月2日(土)、シアターの代表の別所哲也と過去にも同映画館のイベントに登壇してきたLiLiCoによるトークセッションが行われた。同映画館は、2008年のバレンタインにオープンし、日本では珍しい、短編映画を上映する地域の映画館として親しまれてきたが、10年の賃貸借契約の満了に伴いこの12月2日を最終営業日として閉館する。別所さんは、自身が創設した短編映画の映画祭「ショートショート フィルム フェスティバル&アジア」が規模を大きくしていく中で、映画祭に集う人々の要望に応えるべく、同映画館の開館に尽力したが「映画祭が5年目を迎えた頃にお話をいただき、10周年に間に合うようにと1年、1年を積み重ねた」と5年に及んだ開館前の準備を述懐。それから10年にわたる劇場の営業をふり返り「あっという間でした。街に愛される、地域の人々に愛していただけるシアターになりました」と感慨深げに語った。■10年前の2人の関係は…?ちょうど10年前に、何をしていたか?という問いにLiLiCoさんは「楽しかったのは覚えてます。ちょうど離婚したばかりで、自由だったし(笑)」といつも通りの快活なトークで会場をわかせ、別所さんは「僕もまだ結婚してなくて、自由な独身でしたね。娘はもう8歳です。このシアターが生まれる前と後で、人生も大きく変わりました」としみじみ。LiLiCoさんは、取材に訪れた報道陣へのリップサービスとばかり、お互い独身だった10年前の2人の関係について「お互いに狙っていませんでした(笑)?」と爆弾発言!これには別所さんも慌て気味に否定し、会場は笑いに包まれていた。LiLiCoさんは、同映画祭でのイベントには、TVのバラエティ番組に多数、出演するようになる前の、かなり初期の頃から参加しており「ここでトークを磨かせてもらったし、恋愛の話をぶっちゃけて話してたのも、ここでだけ」といかに同劇場における活動がLiLiCoさんにとって特別なものだったかを語る。同映画館では貸し切りによるシアターウエディングや成功率100%と言われるサプライズでのプロポーズのためのイベント上映なども行なってきたが、LiLiCoさんはそれを聞き「あともう1年、閉館を延ばせませんか(笑)?」と懇願していた。また同劇場も会場として使用されてきたショートショート フィルムフェスティバルからは、いま世界を舞台に活躍する優秀な監督たちが羽ばたいていった。特に同映画祭でも最高賞に輝いたハンガリー人監督クリストフ・デアクによる『合唱』は昨年、本場アメリカの第89回アカデミー賞の短編実写部門でオスカーを獲得した。別所さんは「いろんなご縁がありました」と喜びを口にし「夢は日本人監督がアカデミー賞を獲ること」とも。今後、同劇場に代わって、オンラインシアターがオープンするが「後ろを振り返らず、オンラインで、新しくライフスタイルの中での映画の楽しみ方を提供していきたい」とさらに未来に目を向けていた。■LiLiCoアピール!別所哲也と夫婦役でマンションCMに!約2時間のトークは予定を延長して行なわれたが、終了の時間が近づくと別所さんは「終わる気がしないですね」と胸の内を吐露。LiLiCoさんも「終わりたくない!」と寂しさを口にしていたが、最後にブリリアのマンションのCMに、そろって濃い顔であることを活かして、自らと別所さんを夫婦役で起用してほしいとアピールし、会場は爆笑。最後まで笑いの絶えないトークイベントとなった。イベント終了後には、別所さん自らロビーで観客を見送り、ひとりひとりに頭を下げながら感謝の思いを伝える姿が見られた。なおオンラインシアターの「ブリリア ショートショート シアター オンライン」は2018年2月14日より始動。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日シンガポール・日本・フランス合作映画『ラーメン・テー』の完成報告会が27日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、主演の斎藤工をはじめ、共演の松田聖子、別所哲也、マーク・リー、ジャネット・アウ、エリック・クー監督が出席した。同作は、シンガポールの鍋料理バクテーと日本のラーメンを通じて、2カ国をまたぐ家族愛を描く物語。斎藤が、早くに亡くなったシンガポール人の母の道を辿るためにシンガポールを訪れる主人公・マサトを演じ、マサトが訪れたシンガポールで出会う日本人フードブロガー・ミキを松田、マサトの叔父・明夫を別所が演じる。別所は、1992年に放送されたTBS系ドラマ『おとなの選択』で松田と共演。「まったくお変わりなく美しく、シンガポールでお会いしてドキドキ恋に落ちそうになった」と久々に再会したときの印象を語り、「今回この作品で再会でき、そして、シンガポールのすばらしい方々と共演がかない、光栄に思っています」と喜んだ。また、マーク・リーは「私の中学校以来の大ファンである聖子さんに本当に感激しました。私ベッドルームにはポスターが貼ってあります。大好きです」とファンであることを告白。すると別所も、「僕も高校生のときにベッドルームに松田聖子さんのポスターが貼ってありました」と暴露し、会場から笑いが起こった。さらに、エリック・クー監督も「私ももれなく聖子さんの大ファンでして、私の映画に出ていただけて、ミキを演じてくださって、光栄に思っています」と打ち明け、松田は照れ笑いしていた。どうか意見は、10月25日~11月3日の10日間にわたって六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかで開催されている第30回東京国際映画祭の中で行われた。
2017年10月27日6月1日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ系)に、俳優・別所哲也(51)が出演。番組で取り上げられた“別所ダンス”がSNSを中心に話題になっている。 “別所ダンス”とは、彼がパーソナリティーを務める『TOKYO MORNING RADIO』(J-WAVE)の生放送中にハイテンションで踊る、独特な動きのダンス。これが、二枚目俳優のイメージが強い別所からは想像もつかないような面白さなのだ。 音楽が流れると踊らずにいられないという別所は工藤静香(47)の振り付けやご飯をよそうような仕草、そして“いとまきまき”などを取り入れた妙なダンスを生放送中に連発。ダンスの途中で息切れしながらも、ノリノリで踊る彼の姿には思わず笑みが。スタジオでも「こんな人なんや」と、意外な一面に驚きの声が上がっていた。 そんな“別所ダンス”は、番組放送直後からTwitterでも大反響を呼んでいる。 《あんなにかっこいいのに別所哲也さんがラジオで音楽かけて踊ってて面白いな》《別所ダンスやばいw》《別所ダンスが面白すぎてわらけたwww》 これまで俳優として幅広く活躍してきた別所の“新境地”!?いくつになっても進化し続ける彼から、今後も目を離せない――。
2017年06月02日短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」の代表を務める別所哲也が5月23日(火)、小池百合子東京都知事の元を表敬訪問。今年の映画祭で上映される、東京を舞台にしたショートフィルムの完成を報告した。同映画祭は1999年に別所さんらが発起人として「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」の名で始まり、2001年より「ショートショート フィルムフェスティバル」、2004年より現在の名称で開催されており、米アカデミー賞公認の映画祭としても知られ、昨年の同映画祭グランプリ受賞の『Sing/合唱』(ハンガリー)は見事、今年の第89回アカデミー賞短編実写部門を獲得した。今年、多彩な東京の魅力を発信するショートフィルムを対象に「Cinematic Tokyo部門」が創設され、244本の応募作の中から9本がノミネート。さらに特別上映作品として、東京都と映画祭がタッグを組んだ「Tokyo Cine-magic」というプロジェクトで、『HOME AWAY FROM TOKYO』が製作され、国内外の俳優、スタッフが参加した。今回の表敬訪問はこの『HOME AWAY FROM TOKYO』の完成の報告と全世界に発信する同作の予告編を小池都知事に見てもらうためのもの。小池都知事と別所さんは、報道陣が見守る中、ガッチリと固い握手を交わした。別所さんは、同映画祭を「世界中の映画人が東京に集う、国際会議のようなもの」と説明し、『HOME AWAY FROM TOKYO』について「海外から日本に来た人々が、東京でHOME――自分の心の家、人として大切なことを見つける話です」と語る。小池都知事は「東京はこれだけ様々な国の食事を楽しんでもらえる街であり、包容力がすごいですから、多くの方に“HOME”と感じていただけるんじゃないかと思います」と応じた。同映画では渋谷のスクランブル交差点が登場するが、小池都知事は東京都が新たに採用したロゴデザインに渋谷のスクランブル交差点をイメージした落款があることを指摘し「ニューヨークでいうタイムズスクエア、ロンドンのピカデリーのような省庁のような場所ですし、海外の人にとってインパクトがある」と嬉しそうにうなずいていた。別所さんは6月に開催となる同映画祭に小池都知事自ら出席することを要請。小池都知事は「スケジュールを確認したうえで」と断ったうえで「ぜひ伺わせていただきたいと思います」と語った。表敬訪問後、会見に応じた別所さんは、改めて本作について「摩訶不思議な映像の中にある、東京の“奥深さ”を体感していただける」とそのその魅力を強調。小池都知事にショートフィルムをおススメするなら?との問いには「9千本を超える作品が集まって、(おススメは)全部です」と語り「都議選前でお忙しいでしょうが、ショートフィルムでちょっとホッとしていただいたり、ベッドタイムストーリーとして寝る前に見ていただければ」とショートフィルムの楽しみ方を語った。ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017は6月1日(木)より開催。(text:cinemacafe.net)
2017年05月23日モデルのSHIHOと俳優の別所哲也が10月20日(火)、都内で行われた「SABON Gift Short Film Project」の記者発表会に出席。それぞれ既婚者だが、イベント中に別所さんがSHIHOさんに跪いてプロポーズする一幕があった。同プロジェクトは、SABONのギフトから生まれた物語をショートフィルム化するもので、SABONにまつわる思い出を、公式ホームページで10月15日(木)から12月31日(木)まで募集する。映画的なプロポーズの話題になると、別所さんが跪いてSHIHOさんにいきなり疑似プロポーズを開始。「妻に怒られる。汗が止まらない。芝居でやった事はあるけれど、改めてやるとドキドキ」と恥ずかしがる別所さんの一方で、SHIHOさんは「体がとろけそう。本当に好きになっちゃう。ライティングも最高だし、この映像ください」と大喜びだった。SHIHOさんの夫が格闘家・秋山成勲ということもあり、別所さんは「ダンナさんに呼び出されたら困る」と秋山さんの嫉妬を恐れていた。また、淡い初恋の思い出をテーマにしたショートフィルム「不思議な雑貨屋さん」が上映されると、SHIHOさんは「凄くロマンチックで、記憶が蘇って繋がる瞬間には鳥肌が立った」とうっとりしながら「自分のファーストキスを思い出しました。初恋の相手とこの後バッタリ道端で再会したらどうしよう」と妄想。理想のプレゼントは「何もない日に、夫からふいに花をもらえたら最高。女性なら誰もが喜ぶシチュエーションです」と明かした。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日俳優として、ラジオナビゲーターとして活躍する別所哲也さんのライフワークのひとつに「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」がある。17年目を迎える今年のテーマは「シネマチック モーメント(映画的な瞬間)」。映画は映像作家たちの人生の“一瞬”を切り取ったもの。映画を観ることは彼らの一瞬を共有すること。だから心が動いていく。長編映画よりもグッと短いショートフィルムはその一瞬がより凝縮され「短い時間のなかにキラッと光るダイヤの原石がある、エスプレッソコーヒーのようにギュッと旨味が詰まっている」と別所さん。彼がショートフィルムに魅了されるきっかけ、またショートフィルムが教えてくれたという人生について、ファッションについて──。──17年目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。どんなきっかけで主宰することになったのでしょうか。23歳のときにアメリカ映画『クライシス2050』でスクリーンデビューしたのがきっかけで、アメリカと日本を行き来するようになったんです。アメリカにいると「ショートフィルムのスクリーニングがあるからこないか?」って誘われることが多かったんですね。でも、当時の僕は「ショートフィルムは実験的、短くて学生映画のようなもの」という先入観があって、誘われてもずっと断り続けていたんです。それから10年ほど経った頃、アメリカに住む友人が映像作家としてショートフィルムを作って「ハリウッドのメジャースタジオで上映会をやるから観に来てくれ」と言われて。友だちとして渋々、観に行ったんです。10本のショートフィルムが上映されたんですが、どれもものすごく面白くて。コペルニクス的転回といいますか、天動説と地動説ほど自分のなかの映画の概念が変わった瞬間でした。映画って長くなくていいんだ、短くてもこんなに表現できるんだとか、ジョージ・ルーカスやクエンティン・タランティーノなどの監督も、トム・クルーズを始めとする有名俳優たちもショートフィルムからキャリアをスタートしていることを知って、驚くことばかりでした。それが僕にとってのショートフィルムとの出会いです。1997年の出来事ですね。──その2年後の1999年に日本発の国際短篇映画祭「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」を主宰することになったというわけですね。その後もいくつかの偶然が重なりまして──友人がサンダンス映画祭に長編映画を出したことを機に映画祭に行ったとき、そこでもショートフィルムの素晴らしさを目の当たりにしたんです。当時はまだ無名だったベン・アフレックや少し有名だったクリスティーナ・リッチ、前線で活躍していたスパイク・リー(監督)らがいて、彼らはごく普通に短編映画について語っていました。そして、1998年の米アカデミー賞では“日本の『シンドラーのリスト』”と言われるショートフィルム、クリス・タシマさんの『ビザと美徳』が賞を取ったんですが、その年は現地からアカデミー賞を伝える番組の司会を担当していたこともあって……そんな3つの出会いが重なったことで「日本でショートフィルム映画祭をやりたい!」と勝手に運命を感じてしまったんです(笑)。──心を動かされたんですね。今ではすっかり定着した映画祭ですが、今年は100の国と地域から集まった5,000作品の中から選ばれた200作品を上映。どんなふうに映画を選んで観たらいいのでしょうか。ショートフィルムの尺は25分までと決まっていますが、短いものだと2、3分の作品もあります。200作品はいろいろなプログラムとして上映されるので、興味のあるプログラムを選んで観るのもいいですし、特に観て欲しいのはオフィシャルコンペティション。米アカデミー賞につながる、今は無名だけれどこれから有名になる映画の原石をみなさんで発見してほしいんです。あとは、ポーランド、ブラジル、スウェーデン、フィリピンなど世界各国の映画を観る機会はそう滅多にないので、こういう国でこういう映画が作られているんだと、映画を通じて旅をしてほしいですね。最新のアカデミー賞受賞作やノミネート作品をまとめて上映するプログラム、ファッションとショートフィルムがコラボしたプログラムなど、たくさんのメニュー(プログラム)があるので、レストランでメニューを選ぶように映画を選ぶことを楽しんでほしいです。──今年からのプログラム「ファッションショートプログラム」も楽しみです。また、多くの中から自分にとっての選りすぐりのものを選ぶことは、洋服選びにも通じると思います。洋服を選ぶとき、別所さんが大切にしていることやこだわりはありますか。今日は“スマート・カジュアル”がテーマということでしたので、ブルーを差し色にコーディネイトしてみました。映画祭のような公式の場はわりとダークでベーシックなものが多くなってしまうので、タイ、チーフ、カフスで変化をつけたり、あとは足もと、靴にもこだわっています。洋服選びは楽しいですね。そう思うきっかけもやはり映画でした。ハリウッド映画に出たときに言われたことなんですが、その人がどんな人かを想像するとき、その時に着ている洋服やファションがその人の人となりを表す情報になると言われたことがあって。それから気にするようになりました。また、洋服を選ぶときは自分の価値観と向きあう時間でもある。デザインだったり、肌触りだったり、着心地だったり……自分が何に惹かれているのかを知ることはとても大事だと思うんです。そうやって惹かれるものがあって選んだ洋服のなかには、何年経っても着続けているものもあります。20歳のときに買った「Schott(ショット)」のライダーズの革ジャンはいまだに着ています。かれこれもう30年も着ていますね(笑)。時代時代の流行りを取り込むのも楽しいですけど、繕いながら経年変化を楽しむ、洋服に想い出を刻んでいくのもいいですよね。──そう思います。洋服に想い出が刻まれるように、映画館で観た映画の“一瞬”も誰とどんな状況で観たのかなど想い出として刻まれますよね。そうですね。今はインターネットでも映画を観ることのできる時代で、それはそれでアリだし、そうやってショートフィルムをどんどん観てほしいんです。ただ、映画祭にはそれとは違う感動がある。映画って、暗闇の中で大きなスクリーンに光の絵の具で作られたものが映し出される魔法みたいなもの、映像作家のその時の想いが真空パックされたようなもので、昔はフィルム、今はデータなのでハードディスクですが、それらに光があたることで物語が動き出す。すごくロマンチックな時間なんです。そんな不思議な魔法を映画祭で体験してほしいんです。──最後に、映画祭の主宰者であり、俳優としての活動もあり、ラジオナビゲーターとしても毎日活躍している別所さんのその活力は一体どこから湧いてくるのでしょうか。僕は、人間は生きている間はずっと「オン」の状態で「オフ」になる感覚はないと思っているんです。というのは、旅をしたり家族と過ごしたりする時間は仕事を基準にすると確かに「オフ」ですが、プライベートな時間としては「オン」なんです。そして、ずっと「オン」でいることによって泣いたり笑ったり驚いたり……いろんな感情が動く。本当に素晴らしいことです。それを日々感じることが活力に繋がっているのかもしれないですね。
2015年06月08日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015」(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が6月3日(水)、舛添要一・東京都知事を表敬訪問。東京都は同映画祭の若手育成プログラムに協賛しており、会談では互いの協力関係を確認し合った。今回で17回目の開催となる本映画祭は、「ショートフィルム」という映像ジャンルを日本に紹介するため、米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優の別所哲也が創立者として1999年に東京・原宿で設立。米国アカデミー賞公認映画祭として認定されたことにより、グランプリ作品が次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考となる。また、若手育成を目的に、東京都が協賛する「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF AISA)」は12回目を数える。舛添知事は「2020年の東京オリンピック、パラリンピックはスポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもある。ぜひ映像で応援してほしい」と協力を仰ぐと、別所さんは東京都の皆さんと協力しながら、オリンピックイヤーには国際的な映像の祭典にして、文化的発信、そして観光的な発信をしていきたい」と抱負を語った。同映画祭では観光PRを目的とした「観光映像大賞」も実施しており、「観光映像はまさにショートフィルム。世界中に日本の良さを紹介できれば」(別所さん)、「ぜひ才能ある方に、誰も気づいていない日本の良さを紹介してほしい」(舛添知事)。この日はイメージキャラクターである「旅もじゃ」も駆けつけ、舛添知事から「ぜひ2020年を前に、日本各地の良さを頑張ってPRしてほしい」とエールを受け取った。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015」は6月4日(木)開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日1998年に死去した映画評論家の淀川長治氏がCGで復活した、動画配信サービス・Huluの最新CMが、8日より放送される。今回が最終編となり、最後にCGの淀川氏が、おなじみの名セリフ「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」と、視聴者に別れを告げる。CGの淀川氏が登場し、特殊技術により生前の肉声をつなぎ合わせることで、声まで完全再現した、同CMシリーズ。最終編となる『淀川長治 サヨナラ編』では、「HuluのCM、いかがでしたか?」と、かつてのテレビ朝日系『日曜洋画劇場』での映画解説をほうふつとさせる話題の切り出しから、「映画、もっともっと、たくさんたくさん、見てくださいね」と呼びかける。最後は、これまでのバージョンでは、毎回「Hulu、Hulu、Hulu」と言って締めくくっていたが、当時の解説で発していた名セリフ「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」が復活。このCMシリーズとの別れを表現している。
2015年05月01日オンライン動画配信サービスHuluは、16日から新テレビCMを展開する。1998年に死去した映画評論家の淀川長治氏がCGで復活し、配信中、および今後配信予定の映画を紹介する。新CMに登場する淀川氏は、CGによりその表情や動作の特徴を捉えただけでなく、特殊技術を用いて生前の肉声を加工し、声も完全再現。約420分もの膨大な映画解説音声データから、言葉をつなぎあわせることで、その独特の語り口を現代に復活させたという。制作されたテレビCMは、「淀川長治 登場篇」、「淀川長治 ミュージカル篇」、「淀川長治 家族団らん篇」、「淀川長治 CG篇」「淀川長治 バック・トゥ・ザ・フューチャー篇」の5編で、順次公開される。いずれにも『E.T.』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ジュラシック・パーク』、『エクスペンダブルズ2』、『マンマ・ミーア!』、『怪盗グルーの月泥棒』、『バトルシップ』などの名作映画が登場し、各映画のワンシーンとともに、CG版淀川氏のコメントを楽しむことができる。
2014年12月16日「ゆくゆくはショートフィルムの監督の中から1億円プレイヤーが誕生する」――。それは別所哲也が自ら代表となって国際短編映画祭を創設して以来、十数年にわたって言い続けてきたことである。10年前、いや5年前でも人はそんな言葉を夢想と笑ったかもしれない、だがいまや、それは決して夢物語ではなく、近い将来に十分に実現可能な目標と言える。それくらい、ここ数年でショートフィルムを取り巻く環境は激変した。スマートフォンや携帯型タブレットが普及し、どこでもインターネットに接続できる環境も整備され、ショートフィルムのみならず、海外ドラマや映画、TV番組に、スマホで撮影されたちょっとした面白映像まで、人々の生活と映像が深く結びついた。別所さんが創設以来、文字通り我が子のように育て上げてきた映画祭は「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」として年々、盛り上がりを増している。こうした変化に伴い多くの企業が、自社のブランディングの方法として、これまでの15秒、30秒の短いCMとは異なるショートフィルムの製作に力を入れるようになった。「Lexus Short Films」はそんな試みの先駆的存在。「LEXUS(レクサス)」と米独立系スタジオの大手「ワインスタインカンパニー」が協同で有望な若手監督のショートフィルム製作を支援しており、レクサスが掲げる“Life is Amazing”をテーマに今年も「Market Hours」(ジョン・ゴールドマン監督)、「Operation Barn Owl」(大川五月監督/落合賢脚本)の2作品が制作された。今年はSSFF & ASIAにおいてワールドプレミア上映も行われたが、この十数年のショートフィルムの興隆を見守ってきた、いや、自ら先頭に立ってその発展に寄与してきた別所さんに「Lexus Short Films 2014」の魅力からショートフィルムの変化、そして今後についてじっくりと話を聞いた。アメリカでショートフィルムに出会い、1999年に映画祭を始めたが「名刺にちょうどメールアドレスが入り始めた頃かな?」と別所さん。もちろん、映画をインターネットで見ることなどまだなかったが、それでもIT技術がこの業界に大きな影響を与えるという“予兆”は感じていたという。「その少し前、97年ごろかな…ハリウッドで、音声コンテンツの次は動画コンテンツだ!ネットという新たなウィンドウで映像をどう扱うべきか?そこでどうコンバートしていくか?ということを映画のプロデューサーも、テクノロジー側も、ファイナンス側も真剣に議論していた。ロバート・レッドフォードが主催するサンダンス映画祭に、シリコンバレーの資金がついて、IT関係の人間が大挙してやって来ていて、そうした予兆は何となく感じてはいましたね」。「映画も産業やテクノロジーと表裏一体。21世紀に入って映画もその在り方を自問自答してきたし、企業も広告とはどうあるべきかを自答し続けてきた」と語るが、その中で「Lexus Short Films」のような企画が生まれることは「必然だった」とも。「自動車であれ、他の産業であれ“ものづくり”というのはそこにデザインやアート、普遍性というのを必ず追い求めていくものです。映画もまた時代を“真空パック”する存在ですが、その意味で、洗練されたラグジュアリーブランドである『レクサス』が新たな才能やクリエイターを引っ張り上げ、新しい表現を模索し、新たな時代の“映像未来予想図”を示していくというのは必然でしょう。まず一義的に、レクサスは若いクリエイターを支援するけど、そこで生まれるデザインや創造性の力が、最終的にレクサスが追い求めるライフスタイル――Life is Amazing―――を実現する原動力となる。単なる芸術振興を超えた新たなパラダイムを提示していると思います」。16年前を思えば、隔世の感があるが、別所さん自身は「想像していた以上に変わった部分もあるし、もっと進むと思っていたところもある」と語る。時代と共にショートフィルムの世界も「いまなお模索中」であるという。「既に長編映画とショートフィルムという“二極化”ではなく、“多様化”の時代になってます。編成にとらわれない中編も増えていくでしょう。時間とコストの関係性も変わっていき、10分の映像に1億を投じることもあれば、2時間の作品をよりリーズナブルに製作し、それが大ヒットするということも増えると思います。ショートフィルムに関しては、1億円プレイヤーの実現もそうですが、4コマ漫画の連載で生活する漫画家がいるのと同じように、ショートフィルムというものがよりジャンル化され、当たり前の価値として存在するようになって欲しいと思います」。映画を「作る」デバイスと「見る」デバイスの革新に加え、SNSの普及など、その間の部分に関しても「“流通革命”と言うべき大きな変化が起きている」とうなずくが、その中で映画祭の果たす役割も大きく変わってきた。「映画祭というのは、究極の“価値づけの装置”、ランキングプラットフォームだと思う」と言葉に力を込める。「映画、映像が持つ価値をいかにストーリーテリングし、観客に伝えるか?観客に新たな価値との出会いを提供すること、それが映画祭の役割。とはいえ、20世紀型の映画祭ではもうダメ。リアルなイベントと結びつきながら、21世紀のネットワーク型映像映画祭としてネット上で大きくなっていくと思います。その中で、『いいね!』といった評価をシェアしたり、オーディエンスアワードのような観客の支持で良いものを選んでいく“共感メディア”として存在することも求められるし、一方で、キュレーターの時代と言われる現代だからこそ、専門的な目で批評することも映画祭の存在する意味だと思います。なかなかいまの日本では、映画にせよ本にせよ、本気でクリティック(批評)するという文化が少ないと思いますが、そこで戦い、議論し、考え方や価値観、地域性などをあぶり出していくという役割も果たせたらと思います」。とここまで“映画祭代表”として、ビジネスマンとして、ショートフィルムについて語ってもらったが「Lexus Short Films 2014」で発表された「Market Hours」と「Operation Barn Owl」の2作に話が及ぶと、急に別所さんは俳優、いや、ひとりの映画ファンの顔になり、愛情あふれる言葉が口をつく。「どちらもほのかなラブストーリーで、片想いを描いてますが、『Market Hours』が心の中の声を表象化していくのに対し、『Operation Barn Owl』は日本、アジア的な間を大事にして心の声を表情や佇まいで見せてくれます。両作品とも、良い作品が持つセリフや映像、構成上のダブルミーニング、トリプルミーニングを巧みに使っていて、本当にクオリティの高い作品に仕上がっていると思います。何度も観ることで細部にわたるミルフィーユのような重層的な構想や意味づけがジュワっと味わい深く出てくるので、じっくりと堪能していただきたいです」。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日現在放映されているNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では、岡田准一さん演じる黒田官兵衛が日に日にスゴみとシブさを増していき、特に相手とのギリギリの駆け引きや調略シーンはドラマの見どころのひとつとなっている。だが、官兵衛は調略だけでなく、攻城戦でもその才をいかんなく発揮している。そこで今回、歴史上、官兵衛の軍略の真骨頂というべき3つの城攻めについて紹介しよう。○事前準備を周到にすませ、相手の戦意を削ぐ~VS吉川経家 @鳥取城~天下を目指す織田信長に、中国平定を任された羽柴(豊臣)秀吉と官兵衛。1581年(天正9)7月、秀吉は2万の兵を引き連れて、鳥取城を取り囲んだ。対するは、毛利元就の次男である吉川元春も一目置いた、勇将・吉川経家。数の上では圧倒的不利だったが、経家は一縷の望みをかけて籠城戦にのぞむ。しかし、城内の様子を見て愕然とした。命綱である兵糧が、ほとんど残されていなかったのである。実は秀吉は先年、播磨(兵庫県)の三木城攻略の折にも、同様に兵糧攻めを行っていた。城主の別所長治の切腹と城の開城を成し遂げたものの、2年という長期戦となったのも事実で、何とか短期決戦を望んでいた。そして今回の鳥取城攻城にあたり、官兵衛は秀吉にある秘策を献言する。すなわち、1)周辺の米を高値で買い占め、鳥取城に食料を持ち込ませないこと2)鳥取城下の領民を襲って城に逃げ込ませ、備蓄食料の消費を早めることさらに官兵衛は兵糧を運びに来る毛利軍に対処するため、海上の防備を固めて封鎖。徹底的に相手の補給路を断ったのだ。こうして周到に準備を済ませると、秀吉軍は鳥取城を悠々と取り囲む。鳥取城内では次々と餓死者が現れ、飢え苦しんだ兵たちは牛や馬、草を食べ、果ては兵の死肉まで食らう惨状となった。極限の飢餓状態が続いた約3カ月後、経家はついに降伏。2年かけた三木合戦よりも、圧倒的なスピードでの完全勝利となった。ちなみに、ドラマではこの「鳥取の渇殺し(かつえごろし)」はあまりに悲惨な合戦のためか、スッパリと割愛されている。○低湿地帯を利用して城をまるごと沈没~VS清水宗治 @備中高松城~1582年(天正10)3月、秀吉は毛利輝元の属将である清水宗治の守る備中高松城(岡山県岡山市)を攻めた。官兵衛ももちろん従軍し、まずは宗治に投降を促すも宗治は全く応じない。やむなく城攻めとなるが、城は低湿地と川に守られた自然の要害で進軍は容易ではなかった。そこで官兵衛はこの立地を逆手にとり、堤防を築いて川の流れをせき止め、城ごと沈めるという策を編み出す。策が採用されると官兵衛はすぐさま城を囲む堤防の工事を命じ、水攻めの手はずを整えた。梅雨の雨も功を奏してこの歴史的な奇策は成功し、備中高松城は「浮城」と呼ばれるような水没状態に。いよいよ宗治の降伏を待つのみとなったが、ここで秀吉のもとに急報が届く。織田信長が本能寺の変で横死したのだ。「ご運が開けました!」信長の死をむしろ秀吉出世の好機と見た、官兵衛の最も有名なセリフだ。「軍師官兵衛」で岡田准一さん演じる官兵衛は、泣き叫ぶ竹中直人さん扮する秀吉の肩をゆさぶり目をむいて、「お気を確かに! 分かりますか?」と必死に訴えた。顔には笑みすら浮かんでおり、その迫力に「岡田官兵衛渾身の演技」と感じる人も多かったようだ。信長の死を知った官兵衛はすぐさま毛利軍のもとへ和睦交渉に向かい、清水宗治の切腹と引き替えに城内の兵全員の助命を約束した。絶望的な状況の中、兵たちの命を重んじた宗治はその条件を潔く受け入れる。そして水辺に小舟を浮かべて一差し舞うと、腹を切って果てたのだった。自らの命をもって多くの領民を救った清水宗治を悼み、今でも城下では「宗治祭」を催して、その魂に感謝を捧げているという。辞世の句にしたためた通り、宗治の武名と心意気は、まさに高松の地に染み渡ったのである。○厭戦状態を察知し、丸腰でひとり敵陣へ~VS北条氏政・氏直 @小田原城~秀吉は着実に天下統一への足場を固めていく。残す反秀吉勢力は関東の北条家のみだった。1590年(天正18)、上杉謙信・武田信玄の龍虎すら手が出せなかった堅城・小田原城に立てこもり、徹底抗戦を試みる北条氏政・氏直父子に対し、20万ちかくの兵力を持つ秀吉軍は北条の支城をひとつずつ攻め落として小田原城を孤立させ、同時に兵糧攻めも行いながらじりじりと北条軍の士気を下げていく。官兵衛は時を見計らうと、弱り切った北条軍のもとへ陣中見舞いを届けたのち、なんと単身、小田原城に乗り込んだ。肩衣(かたぎぬ)姿で刀を帯びずに、北条氏政・氏直の親子に対面を要求する。放送でも、官兵衛と城主・氏政との和睦開城をめぐる鬼気迫るシーンが注目された。かくして官兵衛は交渉を成功させ、ついに小田原城の無血開城を実現した。ここに、秀吉の天下統一が合い成ったのである。○官兵衛の城攻め、すなわち「戦わずして勝つ」こうしてみると、官兵衛は双方血を流さぬよう、極力戦を避けてきたのが分かるだろう。「戦わずして勝つのが最善の法」というのは兵法書『孫子』の教えだが、官兵衛はそれを見事に体現した。現在でいう「Win-Win」の関係を最善の状態で築こうとしたのである。さて、「軍師官兵衛」はいよいよクライマックス。専横を強めていく秀吉、石田三成との衝突、存在感を増す徳川家康の暗躍と、ますます見逃せない展開だ。今回紹介した各城にはいずれも城趾公園が整備され、鳥取城以外は資料館が併設されている。ドラマの舞台を是非実際に訪れて、官兵衛の戦いの軌跡をたどってほしい。(文・かみゆ歴史編集部 真田明日美)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス 出版)、『日本の寺完全名鑑』(廣済堂出版)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2014年10月16日東京・新国立劇場 中劇場にて今夏上演される舞台『激動-GEKIDO-』で、水川あさみが舞台初主演を務める。共演の別所哲也とともに、作品にかける思いを訊いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』チケット情報過去に共演経験もあり、取材開始直後から打ち解けたようすを見せる水川と別所。まず別所が「あさみちゃんは何の色にでもパッと飛び込んでいける、チャレンジ精神豊富な女優さん。しかも本当に明るい人なので、今回も現場のムードメーカーにとどまらず、主演として作品そのものを引っ張っていってくれると思います」と切り出すと、水川は「怖い~」と苦笑い。水川は別所について「何でも包み込んでくれる、懐の大きい方」と表し、「別所さんがいてくれてとても安心ですし、いろんなことを勉強させてもらいたいです」と、別所に全幅の信頼を寄せる。本作で描かれるのは、“男装の麗人”として一世を風靡しながら、最期にはスパイとして中国で処刑された川島芳子の生涯。その芳子を水川が、芳子の養父であり、芳子への複雑な愛に苦悩する川島浪速を別所が演じる。水川は「女性っぽさと男性っぽさ、その二面性みたいなものがとても面白い。謎の多い女性ではありますが、それがまた彼女の魅力にもなっていて…。芳子という女性の切なさ、芯の強さみたいなものを、観た方に伝えられたらなと思います」と抱負を明かす。また浪速という男について別所は、「芳子に対して、愛情と憎しみが入り混じっている。自分が育てたのに、出来が良過ぎると逆に嫉妬してしまうというか…。さらに浪速を始め、芳子を取り巻く人々がどういう時代を生き、なぜこんなにも“激動”だったのか。演じることを通して、体で感じていきたいです」と、作品に対する期待感を募らせた。今年30歳を迎える水川。8年前の初舞台について「あまり面白みを見出すことができなかった」と振り返るが、「新たなチャレンジをしたい!」という思いが、水川を再び舞台へと駆り立てた。「私にとって舞台はとても大きなチャレンジですし、ぜひそのチャレンジを見届けて欲しいです」と水川。その表情は大きな壁を前にしながらも、非常に楽しそうだ。そんな水川に「やっぱり生水川、これは事件です!」と語気を強めるのは別所。さらに「せっかくですから、やっぱりドキドキする舞台にしたいですよね。僕らもお客さんと一緒に、この物語の中で心拍数が上がるような…。そういうグッと胸が熱くなる、胸に迫る作品にしたいなと思います」と続けると、水川も大きく頷いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』は8月23日(金)から9月2日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2013年08月20日1987年のデビュー以来、舞台、映画、ドラマ、ラジオなど、さまざまなジャンルで幅広い活躍を見せる別所哲也。そんな経験豊富な彼にさえ、「初めてづくし」と言わしめる舞台が「朗読活劇レチダ・カルダ『義経』」だ。レチダ・カルダとは、イタリア語で「熱い朗読」の意味。朗読をベースに、小説の主人公を演じる芝居と演奏家よる音楽や舞などで構成され、仏閣や歴史的建造物を会場に開催する。日本の歴史や文化を感じて欲しいという趣向だ。2009年の初演以降、作品や演者を変え上演してきたこの舞台に、初めて出演する別所が心境を語った。「朗読活劇レチタ・カルダ」チケット情報「朗読・芝居・音楽を織り交ぜながら進行していく朗読活劇自体が初めてだし、舞手と音楽家とのコラボレーション、そしてひとり芝居、屋外劇と、今回の舞台は初めてづくし(笑)」と話す。しかし彼からは未体験への不安は感じられない。それどころか、新しい挑戦への昂揚感が高まっている様子。「朗読活劇は多重構造なんです。映画やドラマは、役柄とシチュエーションを理解して物語を作っていく。朗読劇は、語り手として観客の空想力、想像力を膨らませ、物語の中へ誘う道先案内人みたいなもの。朗読活劇はさらにハードルが上がり、語り手もあれば、芝居もある。さらに舞や音楽との共演まであるから、まさに玉手箱状態。それだけにどんな舞台に創り上げられるか楽しみ」なのだとか。司馬遼太郎原作の『義経』を、語り手、演技者として演じるにあたっては、「誰もが知っている名作ですから、観客もいろんなイメージを抱いて来ると思います。司馬遼太郎先生が描く『義経』というヒーロー像を借りて演じますが、偶像化されたカッコいいヒーローではなく、義経の時代にあった価値観や、死生観、結婚観などから、今の時代に共通している部分が見えてくる作品になればいいと思います」と抱負を語る。上演は一夜限り。今回は東京・池上本門寺が会場となる。「歴史のある寺院で、それも屋外。いくら作品を創り上げても、当日の天候やその場の空気感によっては、演じる姿勢も変わるかもしれない。その時限りの一期一会の関係、その瞬間に何が生まれるか、(観客に)目撃者となって欲しいし、体感して欲しい。それが舞台というリアルなアナログの面白さだと思います」。公演は5月19日(土)に池上本門寺にて開催。チケットは発売中。取材・文藤田正恵
2012年04月06日俳優の別所哲也が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される特別番組「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」(5月4日放送)に出演することになり、4月12日(火)、横浜にある「ブリリア ショートショート シアター(Brillia Short Shorts Theater)」にて収録を行った。同局では5月11日(現地)から開催される第64回カンヌ映画祭に合わせ、「カンヌ映画祭スペシャル2011」と題し、関連番組が特集放送される。別所さんが出演する「カンヌ映画祭を観る −受賞作品から知るその魅力−」は、過去の受賞作やトリビアなど映画祭をより楽しむための情報を届けるオリジナル番組。別所さん自らが“審査委員長”となり、過去にカンヌで受賞したすべての作品の中から、「俳優賞」、「音楽賞」、「賛否両論賞」、そして最高にあたるパルム・ドールならぬ「ヴェッショ(別所)ドール」を独断で(!?)で選定するというユニークな内容だ。収録が始まると、早速「Bonjour Comment allez-vous(ボンジュール コマンタレヴ)」(こんにちは。調子はいかが?の意)とフランス語の挨拶を決めた別所さんは、「これでカンヌに行く準備はバッチリ」とご機嫌。その後、次々と受賞結果を発表し、番組収録は順調に進んだが「うーん、『賛否両論賞』だけは言いにくい(笑)」と悪戦苦闘。それでも「今年は順調。去年はリテイクの嵐だった。こうやって、歴史が刻まれていくんですね」としみじみした様子だった。果たして、栄えあるヴェッショドールの行方は?気になる結果は番組でチェックされたし。このほかにも過去のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ブリキの太鼓』や、本年の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロの主演作『グッドフェローズ』、木村佳乃と伊勢谷友介が共演した第61回オープニング作品『ブラインドネス』、同じく第61回の特別招待作品でイ・ビョンホンが主演した『グッド・バッド・ウィアード』なども放送予定。そして、5月22日(日)には、別所さんがナビゲーターを務める「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」が放送される。「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」は5月4日(水・祝)放送。「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」は5月22日(日)生放送。■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]
2011年04月13日