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《活動を休止しておりました前山剛久ですが、本人からの申し出を受け、6月30日をもちまして、株式会社ワタナベエンターテインメントを退社することになりました》6月30日、所属事務所の公式サイトを通じて、俳優の前山剛久(31)が事務所の退社を発表。さらに芸能界を引退することがわかった。前山は心身の不調のため活動休止中だった。昨年12月18日に亡くなった神田沙也加さん(享年35)と交際していた前山。同月22日には次のように追悼文を発表していた。《私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました》《神田沙也加さんが天国でも、あの素敵な笑顔のままいてくれる事を願い、心よりご冥福をお祈りいたします》しかしその直後、沙也加さんと前山のトラブルが報じられた。「前山さんと沙也加さんがマンションの契約をめぐって口論になった際、前山さんは沙也加さんに向かって罵倒する発言を繰り返していたと『週刊文春』が報じました。何度も厳しい言葉で罵倒する前山さんに、沙也加さんは涙声で応じていたといいます」(芸能関係者)報道を受け、1月5日に前山は活動休止を発表。所属事務所は《昨年末より心身に不調をきたし現在も治療を続けておりますが、未だ仕事をすることが困難な状況にある》と説明していた。しかし、“罵声報道”に対して説明をしないまま、引退を選んだ前山。SNS上では、そんな前山に疑問の声があがっている。《引退ね…結局、何の説明も無く濁したまま逃げたという印象しかない》《前山引退の前にせめて自分の口から説明しろよ》《あんだけ騒ぎになってたんだからせめて事実かどうかだけでもちゃんとハッキリして説明して欲しかったわ前山さん》このように前山への不信感を募らせる人もいるいっぽうで、過度な批判に疑問を唱える声も。《前山さんに誹謗中傷することは精神的に攻撃してるのと同じだと思うし、何が真実か、二人の間でしか分からない事もある。何が本当で何が嘘かも分からない中誰かを叩いたり、関係の無い第三者が責めるのは違うと思う》《前山さんのやった事、本当ならヤバすぎるのは当然なんだけど、わからない状態で正義ヅラして執拗に誹謗中傷してた奴らもやってることは同罪なんだけどな。なんでその人達って自分のやった事は棚上げなの?》《どうでもいいとは思わないけど、何をしても言っても沙也加は帰ってこない》
2022年07月01日ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の初日前会見が14日に東京・帝国劇場で行われ、朝夏まなと、神田沙也加、寺脇康文、別所哲也、前山剛久、寺西拓人が取材に応じた。オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも広く親しまれている同ミュージカルは、ロンドンの下町の花売り娘が、言語学者のレッスンで、見違えるように麗しい貴婦人に変貌するという物語。1963年に日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルで、2009年以来12年ぶりにミュージカルの殿堂・帝国劇場にて上演される。ミュージカル『王家の紋章』にも出演していた前山は「立つたびにこの劇場の歴史を感じて、毎度緊張しております」と帝国劇場への思いを表す。「僕がボイストレーニングを始めた際に、最初に練習した楽曲が(『マイ・フェア・レディ』)の『君が住む街』でして、とても縁を感じております。練習していた楽曲をこの帝国劇場で歌えるということ。本当に幸せに思っているので、フレッシュに頑張りたいなと思っております」と意気込んだ。『Endless SHOCK』などの作品で同劇場にも定期的に出ている寺西は、質問の度に「フレディ役の寺西拓人です」と名乗り、周囲からはツッコミも。「一応、僕はジャニーズ事務所に所属しておりまして、本当にありがたいことに、ジャニーズの公演でたくさん帝国劇場にも立たせていただいてるんですけども、こういう作品だと本当に雰囲気が違って見えて、また違った作品で戻ってこられたのをすごく幸せだなと思っております」と喜ぶ。「『SHOCK』でもお世話になっている(堂本)光一くんに、この舞台の出演が決まったことを話したら色んなアドバイスを下さって、『ジャニーさんからもらったものを大切に』とか『見てくれてる人は見てくれている』とか、たくさん言っていただいたので、その言葉を胸にしっかり走り抜けられたらと思います」と感謝していた。稽古場のエピソードを聞かれると、前山は「フレディはイライザに恋をしている役なので、演出のG2さんから『まっすぐ恋をしろ』と言われていたんですが、イライザとのシーンの稽古中に、後ずさりしてしまったんです。『なんで後ろに行くんだ、恋してないのか』と言われて、『いや、恋してます! だって、めっちゃかわいいですもん』と言ったら、褒めたのに、なぜかさーやさん(神田)からエアビンタされまして……なんでビンタしたんですか?」とその場で質問する。神田は「後ずさりされたので、なんで拒否されたんだろうと思ったら褒められたので、その切り返しの速さに私も戸惑ってしまって、手が出ました」と苦笑し、前山は「マスクで表情がわからなくて、怒ってるのかなと悩んでたので、今聞けて良かったです」と安堵。また寺西は「年末年始をまたぐ舞台が初めてで、私事で申し訳ないんですけど、12月31日が僕、誕生日でございまして。こういう状況なので、もちろんそういうのはないんですけど、そういった楽しみもちょっとあります」と稽古場とは関係ないエピソードで、周囲は戸惑っていた。「今年の漢字」を聞かれると、前山はエアで筆を操り「『愛』と書かせていただきました。コロナ禍でなかなか舞台に来るのも大変な時期が続いている中で来る原動力だったり、僕らも舞台に対する愛だったり、人に対する愛だったりを感じ、その愛を大切に生きた年だった」と振り返る。一方、寺西は「『唾』です」と表し、周囲は「え〜!?」と爆笑。寺西は「週2回、3回(検査を)やって。今年、本当に何が違ったかって、唾液を出す量だと思って。最初はちょっとこぼしちゃってアルコールで拭いたりしていたけど、今はもう細い口に垂らせるし、目盛りを見ながら『こんぐらいだな』と口の中で調節したらぴったり、みたいな。それくらい唾液慣れしている自分がいました。唾液関係のお仕事があったらよろしくお願いします」と頭を下げていた。東京公演は東京・帝国劇場にて14日〜28日、ほか埼玉、岩手、北海道、山形、静岡、愛知、大阪、福岡で2022年1月28日まで公演を行う。写真提供/東宝演劇部
2021年11月15日ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の初日前会見が14日に東京・帝国劇場で行われ、朝夏まなと、神田沙也加、寺脇康文、別所哲也、前山剛久、寺西拓人が取材に応じた。オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも広く親しまれている同ミュージカルは、ロンドンの下町の花売り娘が、言語学者のレッスンで、見違えるように麗しい貴婦人に変貌するという物語。1963年に日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルで、今回2009年以来12年ぶりにミュージカルの殿堂・帝国劇場にて上演される。ミュージカル『王家の紋章』に出演していた朝夏は「先日までこの帝国劇場でエジプトの世界にいたんですけど、今はもうすっかりイギリスの『マイ・フェア・レディ』の世界になっておりまして、またこの帝国劇場に合わせていただけるのがとても幸せです」と喜びを表す。同じくミュージカル『王家の紋章』に出演していた神田は「帝国劇場には今年2回目で、こうしてまた立たせていただけることもそうですし、前回(『マイ・フェア・レディ』に)参加させていただいた時も、前田美波里さんと『帝国劇場でやりたいね』という話をしていたので、それが叶ってすごく嬉しいです」と喜んだ。寺脇は「僕はG2さんの演出になってから今回4度目の上演なんですが、今回感じている深みが2つありまして、1つはやっぱり、脚本の深み。4回やってもまた気づくところがあって『やっとわかった』いう部分、『ここはこういうことだったのか』という部分があったりする。もう1つは感情の面での発見で、『ここはこういう気持ちになるのか』というのも新たにあって、本当に深みがある作品だと思っております」としみじみ。別所は「僕は、この帝国劇場は『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』という大作に出させていただいて、その作品以来、こうやってまた歴史上に名を刻んでいる『マイ・フェア・レディ』という作品で、再演という形で劇場に戻らせていただいて大変光栄に思っております」と語る。前山&寺西について別所は「横にいるフレディもフレッシュで、20年前だったら、僕はフレディができたかなと思いながら見ています」と見守りつつ、「僕にはフレディのフレッシュさはないかもしれませんが、琥珀色の男を演じられたらと思います」と意気込んだ。今回はチームが分かれており、朝夏が「私たちは『べつまーたく』チーム(朝夏・別所・寺西)と呼ばれておりまして……」と明かすと、神田も「私たちは『かんてらまえ』(神田・寺脇・前山)」と紹介し、キャスト陣からは「バス停みたい」という声も。神田は「不安な状況下ではありますけれども、とにかく1月末までちゃんと完走がテーマ。しっかり自己管理して行きつつ、その自己管理がぎゅっと強力なものとなって、そして協力し合って最後を迎える景色が見られるといいな、と。何より12年ぶりに帝劇で上演されることが、きっと出演していなかったとしてもすごく嬉しくて、お客様としても絶対見に来ていると思う」と思い入れたっぷり。「帝劇にはよく神様がいるなんて言いますけれども、その神様がすごく大変な中、たくさん頑張った演劇人の先輩方だったりを見守って優しく最後まで送り出してくれるといいなと、願ってやみません」と思いを表していた。東京公演は東京・帝国劇場にて14日〜28日、ほか埼玉、岩手、北海道、山形、静岡、愛知、大阪、福岡で1月28日まで公演を行う。写真提供/東宝演劇部
2021年11月15日A New Musical『ゆびさきと恋々』が6月4日に開幕。初日前に行われたゲネプロの様子をレポートする。森下suuが講談社の少女マンガ雑誌「デザート」にて連載中で、2020年のananマンガ大賞を獲得した本作。舞台化されるにあたって、脚本を飯島早苗、演出・脚本を田中麻衣子が手がける。劇中では、聾者の女子大生・雪(豊原江理佳)と大学の先輩・逸臣(前山剛久)を中心とする人間模様が展開。バックパッカーとして世界を飛び回る逸臣との出会いによって世界を広げる、雪の前向きな姿が描かれる。電車で外国人に道を聞かれ、困っていた雪を逸臣が助けた二人の出会いから物語は加速していく。聴覚障害を特別視せず、「君と話したいから」と手話を積極的に学ぼうとする逸臣に惹かれる雪。しかし二人が仲を深めるほどに、雪の幼なじみ・桜志(池岡亮介)、逸臣の高校の同級生で彼に想いを寄せるエマ(青野紗穂)と、そのエマを好きな心(中山義紘)は複雑な心境に苛まれて──。ゲネプロは、雪が生きる“静寂”の世界をイメージさせる演出で幕開け。キャストはパントマイム、印象的な息遣いなどで客席を劇世界へといざなう。特に中盤を過ぎたころに披露される「わたしの手・あなたの手」は必聴ナンバーだ。キャスト全員が手話を交えたパフォーマンスを繰り広げ、それぞれ向き合う相手に対する想いを炸裂させた。聴覚障害を抱える雪の“心の声”を、豊原は澄んだ歌声で表現する。一方で「わたしの手・あなたの手」のラストで見せる歌声は、家族以外の前で発話しない雪による魂の咆哮のようにも聴こえて圧倒された。会話シーンのなめらかな手話と大きな瞳から生まれる表情は雄弁で、「広い世界に踏み出したい」「逸臣さんをもっと知りたい」という雪の切実な想いが伝わる。前山は、誰にでも分け隔てないキャラクターの逸臣をナチュラルに造形。一見ポーカーフェイスでありながら、次第に雪への気持ちを募らせていく言動の変化に注目だ。中でも海外志向の逸臣だからこそ自然に生み出せる手繋ぎやバックハグといったコミュニケーションは、観客の胸もときめかせることだろう。表情のクローズアップが期待されるライブ配信で、ぜひ堪能してほしい。ふたりの恋路をアシストするのが、逸臣の従兄弟・京弥(上山竜治)と彼に想いを寄せる雪の親友・りん(林愛夏)。特に上山は迫力の歌声とアクロバティックなダンスで存在感を発揮しながら、絶妙の間で繰り出すボケを武器に客席を湧かせるコメディリリーフとしての役割も果たしていた。これまで『日本の歴史』や『ショーガール』といった三谷幸喜作品などで手腕を発揮してきた荻野清子による音楽は今回、ピアノ(森本夏生)とチェロ(白神あき絵)に限られた小編成。演奏者がアクトエリアの背後に控え、登場人物の成長を常に見守りながら伴奏する様子には、フルオーケストラのミュージカルにはない繊細さが感じられた。ゲネプロ後、豊原は「今このような状況で本番を迎えられることが奇跡だと思います。せっかく機会ですので、ご来場いただく皆様には必ず何か持ち帰っていただきたいですし、生きる活力や元気を与えられていたらいいなと思います」と挨拶。前山も「このお芝居に皆さんが何を感じ取っていただけるか、我々が何を与えられたかそれぞれだと思いますが、観に来ていただいた方の希望に繋がったら嬉しいです」と続けた。指先から紡がれるコミュニケーションを通じて、雪を取り巻く世界はどのように変容していくのか──。答えはぜひ劇場で確かめて欲しい。上演時間は約110分(途中休憩なし)。なお6月12日(土)18:00開演回がPIA LIVE STREAMにてライブ配信され、6月18日(金)23:59までアーカイブ視聴できる。取材・文:岡山朋代A New Musical『ゆびさきと恋々』原作:森下suu(講談社「デザート」連載中)脚本:飯島早苗音楽:荻野清子演出・脚本:田中麻衣子振付:前田清実出演:豊原江理佳 / 前山剛久 / 林愛夏 / 青野紗穂 / 池岡亮介 / 中山義紘 / 上山竜治渡辺菜花(アンサンブル) / 金井奈々(アンサンブル) / 大津夕陽(アンサンブル)森本夏生(p) / 白神あき絵2021年6月4日(金)~2021年6月13日(日)会場:東京・本多劇場PIA LIVE STREAMにてライブ配信決定!日時:2021年6月12日(土) 18:00配信開始※アーカイブ配信あり視聴券購入URL: 販売期間:2021年5月15日(土)10:00~6月18日(金)21:00料金:3,500円(税込)配信サイト:PIA LIVE STREAMご購入の前に必ずご利用ガイドをよく読み、推奨環境(ULIZA)をご確認の上チケットをご購入下さい。ご利用ガイド:
2021年06月07日ミュージカルと手話との、素敵な出会い。そう感じた「A New Musical『ゆびさきと恋々』」の公開稽古。主人公は耳の聞こえない雪(豊原江理佳)。声を交わせない雪たちは、大切な人やモノへの心情を歌う。会話はないけれど、歌が重なり、人と人の思いが交差しあっていくことで、繊細に雄弁に表現される。稽古では、劇中歌『わたしの手・あなたの手』を披露。手話を交えた振付は、まるで言葉をダンスにしたようで、伝えたい思いがまっすぐに届いてくる。手が、人と人を繋ぐ。言葉は交わさなくても、指先で触れると、相手のことがわかる。手話(動き)とミュージカル(歌)の相乗効果で、登場人物たちの気持ちがより強く、全身で表現されていく。豊原は、作品に関わる前は「声を出せないのは不自由なんだなと感じていた」という。けれども今は違う。動きや表情や視線を丁寧に演じる。共演者で、雪の大学の先輩・逸臣を演じる前山剛久は「この作品をミュージカルにすると聞いた時には『映像の方が良いのでは?』と思ったが、心の声を表現できるミュージカルという形でやることにすごく意味があると思った」と自信を見せる。コロナ禍での上演もふまえ「僕は、医療は病気を治す仕事で、芸能やエンタテインメントは心を治す仕事だと思っていて。楽しいことがなければ生きていけない」と吐露し、「芸能って必要なんだよ、と伝えたい」と力を込めた。原作は、純粋な登場人物らを応援したくなる恋愛漫画。読んでみて「心の栄養いただいた」(上山竜治)、「ピュアな自分に戻れる時間」(青野紗穂)と、稽古場に柔らかい空気が流れる。そのうえで舞台版について、豊原は「マンガはキュンキュンした。でもやってみるとこうもマンガと現実は違うのかと」と難しさを感じている。しかし出演者らは「人間が演じることで身近に感じていただけたら」(池岡亮介)と、「雪が自分の力で世界を広げていく様子に、希望と、勇気と、本当にたくさんのものを(もらえる)。個性豊かで、魅力的な、人間味あふれるキャラクターに注目を」(林愛夏)と、「ミュージカルは心の声を歌にできる魔法」(上山)と、生身の人間が演じることの見どころを語った。演出の田中麻衣子の「原作を大切にしたい」との言葉より、漫画の魅力を大事にしたうえでのミュージカルである可能性に期待が高まる。公演は6月4~13日、東京・本多劇場にて。取材・文/河野桃子
2021年05月26日2021年6⽉4⽇(⾦)〜13⽇(⽇)まで、東京・本多劇場にて上演される「A New Musical ゆびさきと恋々」の取材会が5月21日(金)に行われた。本作は講談社「デザート」にて連載されている森下suuの漫画『ゆびさきと恋々』を原作に、⽿の聞こえない⼥の⼦・雪(ゆき)と⽿の聞こえる男の⼦逸⾂(いつおみ)が、⼿話を通じて⼼と⼼が繋がりあう中でお互いの知らない世界を知り、互いに惹かれ合うというラブストーリー。雪を豊原江理佳、逸⾂を前⼭剛久が演じるほか、雪の幼馴染・桜志(おうし)を池岡亮介、雪の親友・りんを林愛夏、逸⾂の親友・⼼(しん)を宮城紘⼤、友⼈でありながら逸⾂に恋⼼を寄せるエマを⻘野紗穂、皆が集まるカフェ・バー“ロッキン・ロビン”の店⻑・京弥(きょうや)を上⼭⻯治という舞台を中心に活躍する注目の俳優たちが集結し、憧れや恋⼼に翻弄されながらも、⻘春を謳歌する若者の姿を描く。取材会では、全キャストがそれぞれの⼼を歌い上げる作品のハイライト「わたしの⼿・あなたの⼿」を初披露。それぞれの思いがキャストのソロパートによって重なり合い、⼀つになって呼応しあうという感動的なナンバーで、雪役の豊原が楽曲終盤で⼼が解放されていくように歌い上げるシーンはミュージカルならではのみどころとなっている。取材終了後の囲み取材では、主演の前⼭・豊原らがミュージカル作品にかける意気込みを語った。前⼭は、「この作品をミュージカルにすると聞いた時には映像の⽅が良いのでは?と思ったが⼼の声を表現できるミュージカルという形でやることにすごく意味があると思った。また、この作品は個性を⼤切にするということ、⼀⼈ひとりがすばらしいことを伝えていて、本当に全ての⼈に届けられるものであり、SDGsを実現する作品になっているし、その意味も込めて取り組んでいる。コロナ禍で芸能の仕事、舞台芸術の仕事について⾊々な議論がある。医療従事者は病気を治すけどエンターテインメントは⼼を治す仕事だと思う。楽しいことがなければ⽣きていけない。是⾮この舞台を⾒て、⽣きていてよかったと感じて欲しい」とエンタメと作品への強い思いを語りながら、「逸⾂とおなじ、銀髪にも注⽬して(笑)」とコメント。豊原は「聾者の役を演じてみて、最初は不⾃由なものなのかと思っていたが、⽇々⼿話の練習や稽古を重ねて雪というキャラクターを知るうちに、全然そんなことはないと思いました。ひとつの個性であり、その個性がすばらしくて、個性と個性が引かれ合うというあたたかい話。コロナによって⽇々状況が変化していて、私は⼩さい頃アニーの主役をやっていたのですが昨年はアニーが公演中⽌、今年も1⽇しか公演ができず2年間練習していた⼦供たちが本当に悲しい思いをした。そんな中で⾊々な⽅たちの尽⼒でいまこうして稽古して舞台ができているのでより⼀層コロナ禍で⾏うことの意味を持って舞台に臨みたい。原作は120万部を超えるヒット作ですが読んだときは本当にきゅんきゅんした。実際演じてみるとキュンとしすぎて照れてしまうほどですが⼈と⼈との思いがつながること⼼の声を歌で表現することを是⾮劇場で観ていただきたいです」と思いを明かした。演出を務める⽥中⿇⾐⼦は「聾者が主⼈公のミュージカルということで、もちろん難しいことはたくさんありましたがとにかくいろんなことを、本当に当事者のことを分かることはできなくても、知ろう知ろうと、わかろうと⽇々想像することしかできない。でもその想像⼒が⼀番⼤切なことだと思っていて、稽古場でも皆とコミュニケーションを取りながら毎⽇努⼒しています。とても気持ちが明るくなる作品です」と創作過程について説明。⼿話指導を⾏っている三浦剛は「リアルな聾者の姿を、ミュージカルの中でリアルに⾒せるということを⽇々稽古しています。普通聾者の話となると、感動モノが多いが、この作品は本当に聾者と聴者の壁が無くてなんて前向きな作品なのだろうと思いました」と作品への印象を語った。「A New Musical ゆびさきと恋々」は6月12日(土) 18:00よりライブ配信も行われる。会場に足を運べない方も、自宅から心温まるラブストーリーに癒されてほしい。【公演概要】「A New Musical ゆびさきと恋々」原作:森下suu「ゆびさきと恋々」(講談社「デザート」連載)脚本:飯島早苗 / 演出・脚本:⽥中⿇⾐⼦⾳楽:荻野清実 / 振付:前⽥清実協賛:医療法⼈社団直悠会 にしたんクリニック / 主催・企画・製作:ワタナベエンターテインメントキャスト:豊原江理佳、前⼭剛久、林愛夏、⻘野紗穂、池岡亮介、宮城紘⼤、上⼭⻯治、渡辺菜花、⾦井菜々、⼤津⼣陽ピアノ:森本夏⽣ / チェロ:⽩神あき絵※心役で出演を予定していた宮城紘大は体調不良のため降板。中山義紘が心役で出演(5/26追記)⽇程:2021年6⽉4⽇(⾦)〜13⽇(⽇)※6⽉12⽇(⼟) 18:00ライブ配信あり会場:本多劇場[アクセス]チケット料⾦:8,800円(全席指定/税込) ※未就学児⼊場不可⼀般発売⽇:2021年4⽉17⽇(⼟) 10:00〜公式HP:
2021年05月24日『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-のメインビジュアルが21日、公開された。同作は、人気キャラクターラッププロジェクトの舞台化作で「ヒプステ」の愛称で親しまれている。2019年11月の『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage - track.1-からスタートし、これまで第4弾まで上演されている。8月に開催を発表している『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride-は、ヒプステ初のライブ公演。メインビジュアルには、本公演に出演するキャラクターたちが勢ぞろいした。さらに、大阪・横浜の2会場、公演スケジュール、チケット情報も公開。大阪公演は丸善インテックアリーナ大阪にて8月14日〜15日、横浜公演は ぴあアリーナ MMにて8月24日〜25日。5月22日12:00 より、公式 Mobile会員限定チケット最速先行を開始する。○キャストイケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!“山田一郎:高野洸 山田二郎:松田昇大 山田三郎:秋嶋隆斗ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW“碧棺左馬刻:阿部顕嵐 入間銃兎:水江建太 毒島メイソン理鶯:バーンズ勇気シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”飴村乱数:世古口凌 夢野幻太郎:前山剛久(映像出演) 有栖川帝統:滝澤諒シンジュク・ディビジョン“麻天狼”神宮寺寂雷:鮎川太陽 伊弉冉一二三:荒木宏文 観音坂独歩:宮城紘大オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”白膠木 簓:荒牧慶彦 躑躅森盧笙:里中将道 天谷奴零:東山義久ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”波羅夷空却:廣野凌大 四十物十四:加藤大悟 天国獄:青柳塁斗アカバネ・ディビジョン“North Bastard“堂庵和聖:岸本勇太 狐久里梁山:南部海人 蛇穴健栄:松浦 司アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”鬼灯甚八:加藤良輔 駒形正宗:和田泰右 影向道四郎:結城伽寿也糸の会大蜘蛛弾襄:植野堀誠道頓堀ダイバーズ小鳥遊ハル:星乃勇太 綿本裕孝:北乃颯希 茜ヶ久保遼太郎:高橋祐理(※高ははしごだか、祐は示偏)ディビジョン・ダンス・バトル"D.D.B"Toyotaka RYO gash! SHINSUKE HILOMU Dolton KENTA GeN KIMUTAK(C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
2021年05月21日FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」のゲネプロ及び取材会が4月16日、池袋・あうるすぽっとで開催され、出演する前山剛久、廣瀬友祐、北原里英、小川菜摘、作・演出を手掛ける毛利亘宏(少年社中)が出席した。虚構の“日本”を舞台に、革命家たちに紛れ込んだスパイを探すというスリリングな密室劇が、激しいダイアローグのぶつかり合いによって展開する。毛利による完全オリジナルの新作演劇作品で、これまでにない社会派エンターテインメントを届ける。毛利氏は「初めての社会派作品で、今の日本を正面から正直に描いてみたいと思った」と語り、「出口の見えない世の中で、エンターテインメントを通して『この国で生きていくって何なんだろう』と問いかける作品になっている」と説明。シナリオについては「嘘をつかないことに重きを置いた」といい、「フィクションですが、そこに生きている人間の感情には嘘がない。そこにとことんこだわったし、お客さんと対面し、お客さんとの真剣勝負をしたいなと思っている」と期待を寄せた。舞台『刀剣乱舞』シリーズや『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』といった2.5次元舞台作品に加えて、舞台『No.9 -不滅の旋律-』でも実力を発揮する前山は、「新型コロナウイルスの影響で、演劇がとても辛い立場にある状況で、上演できることがとてもうれしい」と喜びをかみしめ、「この作品、攻めています!」と宣言。「今だからこそやる意味がある」とアピールした。ミュージカルを中心に活躍する廣瀬も「今日という日を迎えられて、喜びと幸せを感じ、安どしている」と胸中を明かし、「いつ最後になるか分からない危険と隣り合わせ。だからこそ、1公演1公演に命をかけて、舞台上から強いエネルギーを届けられれば」と力強く語った。北原は「(役柄として)女性であることを武器にできれば。銃を突きつけ合うシーンもあり、ご覧になる皆さんも緊張感に引き込まれるはず」。毛利氏とは誕生日、血液型、出身地が同じだといい「フォルムが違うだけで、私はほぼ毛利さん(笑)。公演の成功はふたりの運勢にかかっている」と笑いを誘った。また、小川は「ネタバレになるので、どんな役かは言えない」とし、「でも、こういう役は演劇人生の中で初めてなので、どうなるかワクワクしている。90分間息つく暇がないので、ドキドキしながら観劇してもらえれば。社会に一石を投じる、絶対に何かを持ち帰れる作品」と話していた。取材・文・撮影:内田涼【公演概要】FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」作・演出:毛利亘宏(少年社中)出演:前山剛久 廣瀬友祐北原里英 荒井敦史 廿浦裕介 長谷川太郎多和田任益(梅棒) / 奥田達士 / 小川菜摘下野紘(声の出演)日程:2021年4月16日(金)~29日(木・祝)会場:あうるすぽっと(〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F)公演公式HP: 主催:東映・シャチュウワークスチケット情報
2021年04月17日虚構の日本を舞台に、密室の中で繰り広げられるスリリングな会話劇「FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」」。毛利亘宏 (少年社中)が作・演出を行う完全オリジナル新作作品が、4月16日(金)池袋あうるすぽっとにて開幕した。舞台は現実の日本にも重なる、オリンピック開催が迫る“いま”。自主独立のため自衛軍を存続させたい思想を持つ者たちと、平和憲法を遵守し解体を求める者たちとの間で割れる世論。そんなさ中に、ある壮大な作戦の為に召集された革命家たちのアジトにスパイが紛れ込み…。開幕直前に行われた取材に応じた主演の前山剛久は、「今こそやる意味のある舞台になっています。あなたが日本を好きかどうか、きっとそのことを考えさせられる物語です」と語ってくれた。演出を手掛ける毛利亘宏は初の社会派エンターテインメントとして「いつもより“嘘をつかない”ことを意識し、正面からの日本に向き合った」という。裏切者は誰なのか、最後に舞台に立っているのは誰なのか。手に汗握る緊迫の舞台「亡国のワルツ」は、4月29日(木・祝)まで。チケットはいずれもチケットぴあで購入できる。また、千秋楽の配信公演の発売も決定している。■タイトル:FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」■会期:2021 年 4 月 16 日(金)~ 29 日(木・祝)22ステージ■作・ 演出 毛利亘宏(少年社中)■会場:あうるすぽっと■出演:前山剛久、廣瀬友祐、北原里英、荒井敦史、廿浦裕介、長谷川太郎、多和田任益(梅棒)、奥田達士、小川菜摘■声の出演:下野紘
2021年04月16日女優の朝夏まなと&神田沙也加が、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の主演を務めることが28日、明らかになった。オードリー・ヘップバーン主演の映画版でも広く親しまれている『マイ・フェア・レディ』。ロンドンの下町の花売り娘が、言語学者のレッスンで、見違えるように麗しい貴婦人に変貌するという物語で、1963年に日本で初めて上演されたブロードウェイミュージカルとしても記録に残っている。日本初演50年を迎えた2013年には、翻訳・訳詞・演出を手掛けるG2の手により演出等がリニューアルされ、クラシカルな英国の香りと華やかさはそのままに、個性豊かな登場人物たちの生き生きとした情感がより際立つ作品としてリボーン(再誕生)し、日生劇場他で上演され大好評をもって迎えられていた。2018年に朝夏まなと&神田沙也加を主演に迎え、寺脇康文&別所哲也を相手役に東急シアターオーブ他で上演され、時代を超えて愛される不朽の名作として、その人気を証明してみせた同作だが、この度、2009年以来12年ぶりにミュージカルの殿堂・帝国劇場にて上演される。相島一之(ピッカリング大佐役)、今井清隆(ドゥーリトル役)、春風ひとみ(ピアス夫人役)、伊東弘美(アインスフォードヒル夫人役)、前田美波里(ヒギンズの母役)など、2018年公演の続投キャストに加え、フレディ役で前山剛久&寺西拓人が初参加し、作品世界にフレッシュな彩を添える。上演は東京・帝国劇場にて11月を予定している。○朝夏まなと コメント帝劇コンサート(2020年8月上演の『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』)で、この作品の素晴らしさを改めて痛感し、今回は帝国劇場で上演できる嬉しさに声を上げました。宝塚歌劇団を退団して初めて出演させていただいた作品。あれから3年を経て、どれだけ進化したイライザをお見せできるのか、また新たな挑戦です。皆様に楽しんでいただけるよう精一杯つとめます。是非ご覧ください!○神田沙也加 コメント愛する『マイ・フェア・レディ』で再びイライザ・ドゥーリトル役を演じさせていただくことになりました、神田沙也加です。もう1度イライザになれることはもちろんですが、この名作が12 年ぶりに帝国劇場で上演されることが本当に嬉しいです。沢山のかたに愛され続けてきた作品の歴史を、今回は気負いすぎずに、楽しみながら軽やかに歌い演じられればと思います。ぜひ皆さまお運びください。どうぞ宜しくお願いいたします。○寺脇康文 コメントG2さんとご一緒し、この作品に取り組ませていただいて早、4シーズン目となりました。これまでも素敵なイライザと一緒に、素敵な劇場で演じさせて頂きましたが、今回は帝国劇場です!こちらも素晴らしい劇場なので、今からとてもワクワクしております。今回3年ぶりにヒギンズ教授を演じさせて頂きますが、この3年間で培ったものをもって、また新たな気持ちで挑みます。そして、お相手が前回のペアとシャッフルで、神田沙也加さん。どのような「マイフェア」になるのか、共に化学反応を起こしたいと思っております。エンターテイメントで、皆様に、心の栄養を! 是非是非、劇場にお越しくださいませ!○別所哲也 コメントヒギンズ教授にまた出会い、そして体現できることは光栄の極みです。数多くのミュージカルの中でも語り継がれ歌い継がれる作品は一握り。多くの諸先輩が演じ伝えてきたメッセージを、今の時代に時間を重ねてどのように表現するか。再演による再発見はエキサイティングに違いありません!言葉の持つチカラ、階級社会、本当の成熟した大人への成長、そして、愛の本質。劇場で皆さんと共にマジカルな旅が出来ること願っています。○相島一之 コメント「またピッカリング大佐を演じられる!」この一言に尽きます。『マイ・フェア・レディ』という誰もが知っている物語。前回その物語に参加させてもらい感じたのは、戯曲が抜群によくできていて、全ての登場人物がチャーミングで、一度聴いたら忘れられない程素晴らしいナンバー! だからこそ50年以上愛されているのか! という驚きでした。幕が降りる時に至福感に満たされます。何だか全てが可愛らしい。ピッカリングはそれを優しく見ている。イライザとヒギンズを見守る...幸せです!○今井清隆 コメント日本ミュージカルの金字塔とも言うべきこの作品に、再び出演できる喜びを心から感謝しています!私の役どころは意外に歌って踊りまくる(動きまくる?)シーンが多いので、その為の体力作りは、シッカリしておかなければ成らないと思っております! 前回公演から確実に3年、歳を重ねて居ますので、、、こんな状況の中ですが前回より成長したお芝居をお見せ出来るよう頑張りますので、どうぞ劇場にお運び下さいませ。○前山剛久 コメントこの度、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』にフレディ役で出演致します前山剛久です。まず、率直に今作に参加出来る事が心から嬉しいです!フレディが歌唱する「君が住む街」はボイストレーニングを始めた際、初めに練習した楽曲でした。そんな思い出深い曲を舞台上で歌える日が来るとは、とても感慨深いです! 素晴らしいキャスト・スタッフの方々と共に良い舞台を作れるよう、精一杯努力しようと思います。皆様、是非お楽しみに!○寺西拓人 コメント今回、『マイ・フェア・レディ』に初めて出演させていただきます、寺西拓人です。言わずと知れた名作に自分が出演できることを心から嬉しく思います。こんなに素敵な作品を、素敵なキャストやスタッフの方々と共に作っていくことが、今からとても楽しみです。こんな世の中ですが、少しでも、観てくださったお客様にポジティブな感情を持って帰っていただけるよう真摯に取り組みたいと思っています!○春風ひとみ コメント世界中で愛され続けているミュージカル『マイ・フェア・レディ』。名曲、名シーンの数々にミュージカルっていいなぁ、と心から思える大好きな作品です。この作品に再びピアス夫人役で参加出来る事、とても嬉しく思います。イライザ様、ヒギンズ様そして今回はフレディ様がWキャスト。皆様に振り回される日々が愛おしく待ち遠しくてならないピアスでございます(笑)体力バッチリで挑む覚悟です、よろしくお願い致します。○伊東弘美 コメント震災から10年。この10年、世界はなんと騒がしいことか。演劇の世界にいる者は、あの時も、昨年も今年も、皆「存在理由」を考えさせられている。不要不急と言われたら言葉を失う。反論したいが『命』を前に、軽くは出来ない。考えて考えて、「当たり前が当たり前じゃない」と今さら気付く。毎回フレッシュに感謝できる自分でありたい。そして当たり前に少し肩の力を抜ける日常が来ることを祈りつつ、『マイ・フェア・レディ』の舞台に立つ。○前田美波里 コメントかつてバレリーナであったオードリー・ヘップバーン好きだった私は、『マイ・フェア・レディ』を初めて映画で観た時にそのお転婆ぶりと美しさに圧倒され、これまで何回観た事でしょうか。日本でも舞台上演が決まり、江利チエミさんのイライザも観た覚えがあります。そんな大好きな名作に、“マザコン息子を持つ母”としてまた出演させて頂ける幸せ。イギリス貴族の知的でユーモア溢れる母親を今回も生きたいと胸を膨らませております。
2021年03月28日A New Musical『ゆびさきと恋々』が6月4日(金)から13日(日)に渡り、本多劇場で上演される。この度、本作より豊原江理佳演じる主人公・雪と、前山剛久演じる先輩・逸臣のビジュアルが公開された。さらに両者以外のメインキャストからコメントも到着している。本作の原作は「第11回ananマンガ大賞」など数々のマンガ賞を受賞し、記録的重版で話題を呼んでいる漫画家ユニット・森下suu作の少女マンガ『ゆびさきと恋々』(講談社「デザート」連載)。累計100万部突破を目前に控える人気コミックスだ。物語は聴覚障がいのある女子大生・雪と世界を飛び回る先輩・逸臣のピュアなラブストーリー。脚本は、オリジナル作品から海外作品の翻案・上演台本まで幅広く手掛け、物語や人物を生き生きと丁寧に紡ぐ飯島早苗が務める。音楽は「日本アカデミー賞」優秀音楽賞受賞、『日本の歴史』や『ショーガール』等の三谷幸喜作品をはじめ、数々の舞台・映像で心躍り記憶に残る音楽に定評のある荻野清子。演出には『Shakespear’s R&J』、こまつ座『どうぶつ会議』等で劇場を特別な空間に変え、好評を博した新鋭・田中麻衣子があたり、胸キュン必至の新しいミュージカルを作り上げる。主人公・雪役には、1月上演の音楽劇『ピーター&ザ・スターキャッチャー』での天真爛漫な演技が注目を浴びた新進のミュージカル女優・豊原江理佳。逸臣役は『刀剣乱舞』、『ヒプノシスマイク』等の2.5次元作品で人気を誇り、『No.9』や8月にはミュージカル『王家の紋章』など大劇場への出演も控える前山剛久が演じる。さらにアンサンブルキャストや、オリジナルミュージカルを創り上げるオールスタッフも決定。演劇界の第一線で活躍するクリエイティブスタッフ陣に加え、手話をひとつの言語として活動する俳優の三浦剛、自身も聴覚障がいを有する女優の忍足亜希子が手話指導として参加する。さらに音楽はピアノ(森本夏生)とチェロ(白神あき絵)の生演奏に決定し、雪たちの世界に彩りを与えてくれるだろう。りん役・林愛夏少女漫画のミュージカル化とお聞きして、「ゆびさきと恋々」の繊細な内容をどのように表現出来るのかとても楽しみです!お客様に作品の魅力をお届け出来る様に頑張ります。りんとの共通点は友達には恋愛のアドバイスができるのに自分のことになると不器用なところだと思います。そんな友達想いのりんの恋も楽しみです。声の壁を超えて繋がる2人の幸せを願って、可愛いくてひたむきな雪を全力でサポートします!エマ役・青野紗穂今回エマ役で出させていただきます!本当にありがとうございます。今まで参加したことのないキュンキュン作品に今から緊張しています。雪と逸臣。逸臣に恋をするエマ。エマに片思いの心。日々の中で雪のような障害を持った子と接する事もあるとおもうのですが、実際どう接するのが正解なのかとか、相手はどう思ってるのかとか、キュンキュンなシーン以外でも沢山考えさせられる舞台になると思っています。「世界は広いですか?」と言う 1 話に出てきた雪の言葉が、沢山の意味に解釈できるような素敵な世界観を作れるよう頑張ります!人との繋がりや、コミュニケーションの取り方など、改めて大事にしようと思える作品だと思います!とっても楽しみです!皆様に会える日を心待ちにしています!桜志役・池岡亮介『ゆびさきと恋々』は、とても表情豊かで魅力溢れるキャラクターばかりです。気持ちを伝えることの難しさ、大切さを感じる日々...…。どんなに不器用だろうが、どれだけ拙かろうが懸命に想いを届けようとする登場人物たちに是非会いに来て下さい。大いにキュンキュンしていただけたら嬉しいです!心役・宮城紘大皆さま初めまして。心役の宮城紘大です。色んな言葉や想いが飛び交う今のこのご時世で、こんなにメッセージ性のある作品に出演出来ること。本当に幸せです。原作を読みましたが、繊細な描写、登場人物の心の中の想いが凄く素敵で僕自身この作品のファンになりました。素敵なキャストの方々と共演出来ること。そしてミュージカルに出演した経験がまだ少ない僕ですが精一杯この作品の一部になれるよう精進します。よろしくお願いします。京弥役・上山竜治コロナ禍で直接顔を合わすことが難しい中、大切な家族や友人とどうやって心を繋げることができるかを模索し続けました。原作では障害を抱えながらも言語を超え、想いを届けようと奮闘する登場人物達に共感し、とても感情移入しました。舞台上で懸命に生きる僕らをぜひ楽しみにしていてください。■舞台情報A New Musical『ゆびさきと恋々』6月4日(金)~13日(日)会場:本多劇場チケット:8,800円(全席指定・税込)※未就学児入場不可4月17日(土)一般発売開始3月24日(水)よりチケット先行予約受付開始
2021年03月24日4月16日(金)〜29日(木・祝)、東京・あうるすぽっとにてFICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」が上演される。本作は、毛利亘宏(少年社中)が作・演出する完全オリジナルの新作演劇作品。虚構の“日本”を舞台に、革命家たちに紛れ込んだスパイを探すというスリリングな密室劇と、激しいダイアローグがぶつかり合う会話劇が展開される。出演者は、舞台『刀剣乱舞』シリーズや『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』など、数々の人気2.5次元舞台作品に出演する一方、舞台『No.9 -不滅の旋律-』などの本格派舞台でも底知れぬ実力を魅せる前山剛久。ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2やミュージカル「フラッシュダンス」など、本格派ミュージカル作品を中心に活躍し、アーティストとしても活動、堂々たる体躯からなるパワフルかつ繊細な演技に定評のある廣瀬友祐。さらに、テレビ・ 舞台と様々なジャンルで活躍する荒井敦史、ダンスエンターテインメント集団『梅棒』の一員としての活躍も目覚ましい多和田任益、演技派の奥田達士、抜群の存在感を放つ小川菜摘ら豪華出演者が揃った。公演内容やチケットの販売など、本作の詳細は随時、公式HPにて発表される。なお、チケットぴあでのプレリザーブ先行は3月26日(金)より開始。3月31日(水)までの受付となっている。●スズキ役:前山剛久今作は現代社会に潜む闇を描いている社会派密室劇。大人な雰囲気もありながら、しっかりエンターテインメント性も兼ね揃えた作品なので、老若男女誰でも楽しめます!僕自身、推理物が好きなので。今作の中でスズキとして、革命家に潜む裏切り者探しが出来ることにワクワクが止まりません。それだけでなく、それぞれの役に目的があり、その主張の違いでの対立など、 重厚な会話劇としても楽しめる「亡国のワルツ」。是非よろしくお願いします!●タナカ役:廣瀬友祐作・演出の毛利さんと再び物づくりができることを渇望していました。 感謝と敬意と覚悟を持って邁進していく所存です。シンプルに、劇場でお会いしましょう。●作・演出:毛利亘宏時代は実に複雑になりました。 SNSによって「個」がクローズアップされ、誰でも「自分自身の中の国」の国家元首として発言が可能になりました。不条理な社会と戦うために望ましいことだと思います。そんな時代において、私はできるだけ政治観や社会性を自分の手掛ける作品にのせないようにしてきました。演劇、エンターテインメントは、そういうものから切り離されるべきだと考えていたからです。ですが、今回は真っ向から現代社会に対する自分の思いをぶつける作品にチャレンジしたいと思い、本作の着想を得ました。この不安な時期だからこそ、あえて虚構の中で現実に挑み、作品を通じて、新たな“時代”を浮き彫りにしてみようと考えています。今回、素晴らしいキャスト・スタッフが参加してくれることになりました。この複雑な時代だからこそ、シンプルなダイアローグで、濃厚な人間関係を描き出す会話劇、かつ、スリルとドキドキに満ちた密室劇に挑戦し、舞台上に新たな演劇を生み出したいと思っております時代に一石を投じる作品にすべく、全存在をかけて戦います。ご期待ください【公演概要】FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」作・演出:毛利亘宏(少年社中)出演:前山剛久 / 廣瀬友祐荒井敦史 / 廿浦裕介 / 長谷川太郎多和田任益(梅棒) / 奥田達士 / 小川菜摘開催期間:4月16日(金)〜29日(木・祝) 全22ステージ会場:あうるすぽっと(東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F)チケット(全席指定 ):先行特別料金 8,000円(税込)/ 一般発売日以降 8,500円(税込)チケットぴあ プレリザーブ先行 :3月26日(金)~3月31日(水)開催日時詳細4月16日(金)19:004月17日(土)13:00/17:004月18日(日)13:00/17:00★4月19日(月)19:00★4月20日(火)15:00/19:00★4月21日(水)15:00/19:004月22日(木)19:00★4月23日(金)19:00★4月24日(土)13:00/17:004月25日(日)13:00/17:00★4月26日(月)19:00★4月27日(火)19:004月28日(水)15:00/19:004月29日(木・祝)12:00/16:00★アフタートーク付※開場は開演30分前より公式HP: 公式Twitter: @FictionalStage()主催:東映・シャチュウワークス
2021年03月18日A New Musical『ゆびさきと恋々』が6月4日(金)から13日(日)に渡り、本多劇場で上演される。本作の原作は「第11回ananマンガ大賞」など数々のマンガ賞を受賞し、記録的重版で話題を呼んでいる漫画家ユニット・森下suu作の少女マンガ『ゆびさきと恋々』(講談社「デザート」連載)。累計100万部突破を目前に控える人気コミックスだ。物語は聴覚障がいのある女子大生・雪と世界を飛び回る先輩・逸臣のピュアなラブストーリー。脚本は、オリジナル作品から海外作品の翻案・上演台本まで幅広く手掛け、物語や人物を生き生きと丁寧に紡ぐ飯島早苗が務める。音楽は「日本アカデミー賞」優秀音楽賞受賞、『日本の歴史』や『ショーガール』等の三谷幸喜作品をはじめ、数々の舞台・映像で心躍り記憶に残る音楽に定評のある荻野清子。演出には『Shakespear’s R&J』、こまつ座『どうぶつ会議』等で劇場を特別な空間に変え、好評を博した新鋭・田中麻衣子があたり、胸キュン必至の新しいミュージカルを作り上げる。主人公・雪役には、1月上演の音楽劇『ピーター&ザ・スターキャッチャー』での天真爛漫な演技が注目を浴びた新進のミュージカル女優・豊原江理佳。逸臣役は『刀剣乱舞』、『ヒプノシスマイク』等の2.5次元作品で人気を誇り、『No.9』や8月にはミュージカル『王家の紋章』など大劇場への出演も控える前山剛久が演じる。その他、林愛夏(『ハウ・トゥー・サクシード』スミティ役 他)、青野紗穂(『RENT』ミミ役 他)、池岡亮介(『熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~』大山金太郎役 他)、宮城紘大(『ヒプノシスマイク』シリーズ 観音坂独歩役 他)、上山竜治(『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役 他)ら次世代のミュージカル・演劇界を担う若き実力派キャストが集結した。恋によって生まれる優しさと世界の輝き。どんな世の中でも一歩を踏み出す勇気があれば、人生は明るく動き出すということを本作が教えてくれるだろう。キャストとスタッフからのコメントは以下。豊原江理佳この度、『ゆびさきと恋々』ミュージカル化に、雪役として参加させていただけることに、とてもわくわくしています。原作を読ませていただいたとき、人と人とが繋がるのに、言葉の壁なんてない、ということを強く感じました。なんでもいい、なんとか相手と繋がりたい、相手を知りたいという気持ちがあれば、誰もが心を繋ぎ合える、そんな風に思いました。観ていただいた皆様に、きゅんきゅんほっこり、暖かい気持ちになっていただけたら幸いです。前山剛久コロナ禍で、世界中の人同士の距離は大きく離れてしまった。しかし、心の距離は近付ける事が出来る。逸臣と雪が言葉の壁を乗り越えて、交流していく様に。日本発のオリジナルミュージカルとして、コロナが収まった未来で世界中の人の心を繋ぎ合わせられる様な作品作りを目指します。ミュージカル界で活躍する魅力的な共演者、トップクリエイターの皆様と、切なく愛情に満ちた『ゆびさきと恋々』の世界を綺麗に彩ります。脚本:飯島早苗『ゆびさきと恋々』は、伝えることと受けとることについての物語だと思います。この一年、会いたい人に会えない時、劇場に行って舞台を観られない時、たくさんの思いを伝えられず受け取れずに歯がゆい思いを持て余しました。お伝えしたいことが、そして受け取りたいことがたくさんありすぎます。舞台の上の素敵な恋人たちに会いに、劇場にお越しいただければと思います。音楽:荻野清子音のない静かな雪の世界と、音に溢れた賑やかな世界。2つの世界が交じり合うとどんな音楽が聴こえてくるのか…どこまでも透明で限りなくピュア、そしてキラキラな雪の世界から溢れでてくるメロディを手のひらから零さないよう、五感を研ぎ澄ませて一音一音紡いでおります。皆さまの心に響く音となりますように。演出:田中麻衣子人と人が繋がるのには小さな壁が沢山あって、悩みながら笑いながらその壁を超えて超えて、近づいていく。私たちは毎日そんな作業をして生きているのかもしれません。劇場いっぱいに降り積もるやさしさを、体感しに来てください。プロデューサー:渡辺ミキ人と人が分断されている今、我々が劇場から届けるべきなのは、ワクワクした幸せな気持ちになれる日本発のオリジナルミュージカルだ!との熱い思いから、この企画は出発しました。人との繋がりの素晴らしさと、障がいを持ちながらも誰よりも前向きな雪の姿から、いかに今を生きるべきかと、勇気をもらえるはずです。ゆびさきから溢れる思いを歌に。前向きに生きる意志をダンスに。劇場に行く前とは世界が違って見えるミュージカルになるはずです。雪と逸臣の、幸福感に包まれる世界を、劇場で体験して下さい。原作:マキロ(森下suu)手話が題材なのでこの作品が歌になって、演じて下さる方がいて、というのが不思議な感覚でしたが、ミュージカルでしか表現できない『ゆびさきと恋々』の世界もあると思うので、多くの方に届くものになればいいなと思っています。主演の豊原さん、前山さんをはじめとする皆さんの演技が今から楽しみです。作画:なちやん(森下suu)いつも、キャラクターの心境や雰囲気などを誌面上でいかに伝えられるかを模索しています。舞台化により、それらがどのように演出されるのか、特に手話の表現が楽しみです。開演が待ち遠しいです!■舞台情報A New Musical『ゆびさきと恋々』6月4日(金)~13日(日)会場:本多劇場チケット:8,800円(全席指定・税込)※未就学児入場不可4月17日(土)一般発売開始3月24日(水)よりチケット先行予約受付開始
2021年03月12日舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2 replay-が11日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで初日を迎えた。同作は、人気キャラクターラッププロジェクトの舞台化作。2019年11月の『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage - track.1-からスタートし、これまで第4弾まで上演されている。今回は第2弾にあたり2020年8月に上演された『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2の再演となる。シブヤ・ディビジョン“Fling Posse“(飴村乱数:世古口凌、夢野幻太郎:前山剛久、有栖川帝統:滝澤諒)、シンジュク・ディビジョン“麻天狼“(神宮寺寂雷:鮎川太陽、伊弉冉一二三:荒木宏文、観音坂独歩:宮城紘大)、そして舞台オリジナルのアサクサ・ディビジョン"鬼瓦ボンバーズ"(鬼灯甚八:加藤良輔、駒形正宗:和田泰右、影向道四郎:結城伽寿也)が登場し、ヒプマイの世界を盛り上げる。 3月21日には千秋楽ライブビューイング&千秋楽ライブ配信も決定した。○世古口凌 コメントいよいよtrack.2 replay が開幕します! 半年前の発表から今日までの期間にシアターコンプレックスでのオリジナル・プログラムやtrack.4を経てカンパニーの結束力が一段と高まってきている気がします。前回の公演を見逃したお客様にも、一度観劇していただけたお客様にも1人でも多くの方に届けられるよう僕達は全力で走り切ります。是非楽しみにしていてください!○鮎川太陽 コメントお久しぶりの方も初めましての方も、こんにちはこんばんは!あの最高のステージがまた出来る。心も体もワクワクしております。親方さんとのセリフ一つ一つも、確かに噛み締めて演じます。track.2を生で観劇できなかった方のため、観られなかった方のため、そしてもう一度観たい方のために、replayに当時と変わらない愛を注ぎます。最高の時間を楽しんでください!○加藤良輔 コメントtrack.2 replay、帰ってきましたね!!この日を迎えられる事!たくさんのみなさんに感謝です!! すでにグッときちゃってます(笑) 熱いバトルをみなさんにしっかり届けます!ラストまで一緒に駆け抜けましょう!!行くぜreplay!!(C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
2021年03月11日2020年7月に上演されたvol.1『Defiled-ディファイルド-』、9月に上演されたvol.2『Equal-イコール-』の一挙配信が決定した。同作は、コロナ禍における新たな演劇鑑賞スタイルとして、シーエイティプロデュースが立ち上げた「STAGE GATE VR シアター」による作品。2作はそれぞれストレートプレイの二人芝居をリーディングスタイルに変え、あらゆる組み合わせのキャストで上演。『Defiled-ディファイルド-』は、鈴木勝秀の演出のもと、総勢19名のキャストが2人1組で日替わり上演し、奇妙な関係を築く立てこもり犯と刑事を色とりどりに上演。確立した世界観で多くの観客を魅了する末満健一のオリジナル戯曲を元吉庸泰が演出した『Equal-イコール-』は、2つの役を2人の俳優が演じあう戯曲にVRならではの演出を施し、“体験型演劇”を体現した。演じる者・観る者によって個性や解釈の異なるVRシアター。今回の再配信は、あらゆる組み合わせを見比べて楽しむことができる一挙配信となっている。【作品・配信情報】■STAGE GATE VR シアター vol.1『Defiled-ディファイルド-』(リーディングスタイル)作:LEE KALCHEIM翻訳:小田島恒志演出:鈴木勝秀音楽:大嶋吾郎公演期間:2020年7月1日~8月2日 DDD 青山クロスシアター2020年8月9日~10日 博品館劇場主催:シーエイティプロデュース■STAGE GATE VR シアター vol.2『Equal-イコール-』(リーディングスタイル)作:末満健一上演台本・演出:元吉庸康音楽:園田涼公演期間:2020年9月27日~10月17日 DDD 青山クロスシアター主催:シーエイティプロデュース / ワタナベエンターテインメント■配信期間2021年2月13日(土)~3月31日(水)一組視聴券 3,500 円(消費税込み)2021年2月3日(水)先行販売開始販売プレイガイド:ぴあ、楽天チケット、e+(イープラス)、チケットペイ※チケット購入をされた方は、一組の公演を、シリアルコード入力後、配信期間中通して 1 週間視聴可能。※チケットは配信期間中いつでもお買い求めいただけます。※複数公演をご視聴希望の方は、各公演のチケットをそれぞれお買い求めください。■配信公演一覧20207/1 18:30 成河×千葉哲也 Defiled-ディファイルド2020/7/2 18:30 宮崎秋人×中村まこと Defiled-ディファイルド2020/7/3 18:30 矢田悠祐×鈴木壮麻 Defiled-ディファイルド2020/7/4 18:30 水田航生×羽場裕一 Defiled-ディファイルド2020/7/5 18:30 東 啓介×岸 祐二 Defiled-ディファイルド2020/7/6 13:00 小西遼生×鈴木壮麻 Defiled-ディファイルド2020/7/6 18:30 前山剛久×中村まこと Defiled-ディファイルド2020/7/7 18:30 三浦宏規×伊礼彼方 Defiled-ディファイルド2020/7/8 18:30 加藤和樹×松岡 充 Defiled-ディファイルド2020/7/9 18:30 猪塚健太×岸 祐二 Defiled-ディファイルド2020/7/10 18:30 加藤和樹×鈴木壮麻 Defiled-ディファイルド2020/7/15 18:30 矢田悠祐×羽場裕一 Defiled-ディファイルド2020/7/16 18:30 上口耕平×羽場裕一 Defiled-ディファイルド2020/7/19 18:30 章平×千葉哲也 Defiled-ディファイルド2020/7/23 18:30 成河×中村まこと Defiled-ディファイルド2020/7/29 13:00 上口耕平×加藤和樹 Defiled-ディファイルド2020/7/29 18:30 小西遼生×伊礼彼方 Defiled-ディファイルド2020/8/1 13:00 伊礼彼方×小西遼生 Defiled-ディファイルド2020/9/30 18:30 小林亮太×田中亨 Equal-イコール2020/10/1 18:30 植田圭輔×松井勇歩 Equal-イコール2020/10/2 18:30 鈴木勝大×三津谷亮 Equal-イコール2020/10/3 13:00 木戸邑弥×前山剛久 Equal-イコール2020/10/3 18:30 碓井将大×納谷健 Equal-イコール2020/10/4 13:00 染谷俊之×細貝圭 Equal-イコール2020/10/15 14:00 荒牧慶彦×北村諒 Equal-イコール2020/10/15 18:30 鈴木裕樹×辻本祐樹 Equal-イコール
2021年02月01日稲垣吾郎が12月12日、東京・TBS赤坂ACTシアターで開かれた『No.9 ー不滅の旋律ー』(演出:白井晃、脚本:中島かずき)の取材会に、共演する剛力彩芽とともに出席した。2015年の初演、18年の再演に続き、ベートーヴェンを演じており「2回3回と見てくださっているお客様にとっても、さらに新しく、パワーアップしている。2021年の一歩を踏み出す力になれば」と自信のコメント。また、「うれしいニュースがあった」と前置きし、“今年の漢字”として「森」を挙げ、11月にSG日本選手権オートレースで優勝した森且行氏を祝福した。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが聴覚障がいを抱えながら、生涯最後の交響曲「交響曲第九番ニ短調作品125」を生み出すまでの苦難の日々を描く。稲垣は初日を控える心境を「とてもうれしい」と明かし、「来てくださるお客様と素敵な時間を過ごせるのが、楽しみで仕方ない。皆さんと出会えると、元気と喜びがより大きくなります」と声を弾ませた。また、コロナ禍での上演については「関係者の皆さんが作ってくださった対策ルールをもとに、マスクをしながら、緊張感をもって約1ヶ月間稽古してきた。もちろん、これからも大切ですけど」と背筋を伸ばした。剛力は再演に続き、ベートーヴェンを秘書として支えるマリア役を務めており、「同じ役を2度演じられるのはうれしい。このご時世ですが、時代を超えて、皆さんに何かを伝えられればという思いでここに立っている」とこちらも気合い十分。独立後、初の舞台出演で「舞台の上でやること…思いや物語をお届けすることに変わりはありません。より責任感が増したとは言えますが」と語っていた。そんな剛力に対し、稲垣は「大人っぽくなったよね!」と目を細め、「役柄と同じで、僕を支えてくれている。変化が多い難しい役ですが、その変化を女優さんとして演じてくださる姿を、お客様に見ていただけるのがうれしい」と成長ぶりを絶賛。剛力は「本当に引き寄せられる魅力がある。(マリアは)支えているようで、実は支えられていて、そこは稲垣さんにリンクしている」と全幅の信頼を寄せていた。取材・文・写真=内田 涼木下グループpresents『No.9 ー不滅の旋律ー』演出:白井晃脚本:中島かずき音楽:三宅純出演:稲垣吾郎 / 剛力彩芽 / 片桐仁 / 村川絵梨 / 前山剛久 / 岡田義徳 / 深水元基 / 橋本淳 / 広澤草 / 小川ゲン / 野坂弘 / 柴崎楓雅 / 奥貫薫 / 羽場裕一 / 長谷川初範 / 他2020年12月13日(日)~2021年1月7日(木)会場:東京・TBS赤坂ACTシアター
2020年12月12日10月21日から25日までヒューリックホール東京にて上演された朗読劇「恋を読むvol.3『秒速5センチメートル』」が、CSチャンネル「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ」にて2021年1月17日(日)よりテレビ初放映されることが決定した。俳優の言葉と、アニメーション・照明・音楽をリンクさせ、舞台ならではの体験を実現する朗読劇シリーズとして2018年から始まった「恋を読む」。第1弾『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、2019年の第2弾『逃げるは恥だが役に立つ』が好評を博し、第3弾では新海誠監督の『秒速5センチメートル』を朗読劇として初舞台化した。演出は、第1弾、第2弾に引き続き、劇団「ロロ」主宰の三浦直之が担当。梶裕貴や鬼頭明里、黒羽麻璃央、生駒里奈といった、舞台俳優や声優、アイドルなど、多種多様なジャンルで活躍する個性豊かなキャスト15名が5組に分かれて出演する。なお、『秒速5センチメートル』は互いに惹かれ合いながらも、すれ違いが引き裂く運命的な恋を描いたラブストーリー。少しずつページをめくるように、過去と現在を行き来しながら、移りゆく季節の情景とともに物語が展開される。ぜひ、出演者によって表情を変える傑作の朗読劇をテレビで堪能してほしい。【放送情報】朗読劇『秒速5センチメートル』放送チャンネル:CSチャンネル「日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ」全日程出演者:篠崎大悟(劇団ロロ)、森本華(劇団ロロ)・朗読劇『秒速5センチメートル』(1)入野自由×桜井玲香×田村芽実放送日時:2021年1月17(日)20:30~22:30・朗読劇『秒速5センチメートル』(2)海宝直人×妃海風×山崎紘菜放送日時:2021年2月7日(日) 22:00~24:00・朗読劇『秒速5センチメートル』(3)前山剛久×鬼頭明里×尾崎由香放送日時:2021年2月14日(日) 22:00~24:00・朗読劇『秒速5センチメートル』(4)梶裕貴×福原遥×佐倉綾音放送日時:2021年3月放送予定・朗読劇『秒速5センチメートル』(5)黒羽麻璃央×内田真礼×生駒里奈放送日時:2021年3月放送予定
2020年11月27日『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』舞台化第4弾、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-の上演が決定。あわせて4ディビジョンが集結したメインビジュアルと公演概要が公開された。本公演は、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!“、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW“、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”、シンジュク・ディビジョン“麻天狼”の4つのディビジョンが揃い踏みする初めての公演。-track.1-と-track.2-に出演した総勢12名の実力派キャストが出演。2021年2~3月に、東京・大阪・福岡の全国三都市にて上演される予定だ。また、公式モバイルサイト会員限定最速先行を12月3日(木)より実施する。さらに、10月11日(日)に千秋楽を迎えた-track.3-公演のダイジェスト映像が公開された。こちらも併せてチェックしてほしい。◆『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3- ダイジェスト映像【公演概要】『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-<期間・劇場>・2021年2月5日(金)~2月19日(金):TOKYO DOME CITY HALL・2021年2月25日(木)~2月28日(日):メルパルクホール大阪・2021年3月5日(金)~3月7日(日):福岡サンパレス ホテル&ホール<チケット情報>一般発売日:2021年1月16日(土)10:00チケット料金:18000 円(前売・当日共/全席指定/税込)※オーディエンスキット付きチケット・公演に関するお問い合わせはMitt TELまで:03-6265-3201(平日 12:00~17:00)公式サイト: <キャスト>・イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!“山田一郎:高野洸/山田二郎:松田昇大/山田三郎:秋嶋隆斗・ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW“碧棺左馬刻:阿部顕嵐/入間銃兎:水江建太/毒島メイソン理鶯:バーンズ勇気・シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”飴村乱数:世古口 凌/夢野幻太郎:前山剛久/有栖川帝統:滝澤 諒・シンジュク・ディビジョン“麻天狼”神宮寺寂雷:鮎川太陽/伊弉冉一二三:荒木宏文/観音坂独歩:宮城紘大・ディビジョン・ダンス・バトル"D.D.B"Toyotaka RYO gash! SHINSUKE HILOMU Dolton KENTA GeN KIMUTAKU◆公式モバイルサイト会員限定最速先行、実施決定!応募期間:12月3日(木)12:00~12月7日(月)23:59※チケット先行受付は抽選の場合や実施しない公演もございます。※サービス内容は変更になる場合がございます。※本サービスは iOS 及び Android のみ対応となります。フィーチャーフォンではご利用いただけませんので予めご了承ください。【『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage公式モバイルサイト】公式モバイルサイトでは、ヒプステのチケット先行販売情報や、会員限定のブログなどモバイルサイトでしか見ることのできないサービスを展開。詳しくは、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 公式モバイルサイトをチェックしてほしい。<配信コンテンツ>チケット最速先行受付/ムービー/ギャラリー/バースデーメール/ブログ and more!月額利用料:300円(税別)※ご利用の際に決済のお手続きが必要となります。公式モバイルサイト:
2020年10月12日10月21日(水)から25日(日)までヒューリックホール東京で上演される、『恋を読むvol.3 「秒速5センチメートル」』の全キャスト及び公演詳細が発表された。俳優の言葉とアニメーション、音楽を有機的にリンクさせ、舞台だからこそ実現される特別な体験を目指し、2018年に朗読劇シリーズとして産声をあげた『恋を読む』シリーズ。同年、第1弾として『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を上演、2019年3月には約半年という短期間での再演を実現した。同年10月には第2弾となる『逃げるは恥だが役に立つ』も上演されている。どの公演も多種多様なジャンルからトップクラスの人気と実力のキャストが集結した、新たな形の恋物語で評判を得た。第3弾となる今回は、映画『君の名は。』で話題となった新海誠の美しくも切ないアニメーション『秒速5センチメートル』を朗読劇として初めて舞台化したもの。『桜花抄』『コスモナウト』『秒速5センチメートル』の3つの短編の連作として描き出される恋の物語は、2007年の公開から大きな反響を呼び、単館上映ながらロングラン、アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞した。互いに惹かれ合いながらもすれ違い、結ばれることのない運命の男女を描く傑作が、朗読劇という濃密な空間でダイレクトに演じられる。演出は第1弾と第2弾に引き続き、劇団「ロロ」主宰の三浦直之が担当。彼は2019年にはNHKよるドラ『腐女子、うっかりゲイに告る。』の全話脚本を手がけ、同年のコンフィデンス・アワード・ドラマ賞脚本賞を受賞する実力派。マンガ、アニメ、小説、音楽、映画などジャンルを越えたポップカルチャーを取り込んで作風で評価が高い彼の演出にも注目してほしい。出演は、新海誠作品にゆかりの深い入野自由、梶裕貴、佐倉綾音。また『恋を読む』過去作にも出演した妃海風、山崎紘菜、福原遥、黒羽麻璃央、内田真礼、生駒里奈。さらに初の参加となる海宝直人、桜井玲香、田村芽実、前山剛久、鬼頭明里、尾崎由香。今回も多種多様なジャンルでトップランナーとして活躍する豪華な15人が集まった。脚本・演出コメント三浦直之(ロロ)『秒速5センチメートル』のアニメーションをみると、美しい遅さに胸を打たれます。キャラクター、風景、言葉、すべてがもどかしい。朗読劇であの遅さをどうすれば作り出せるか。日々考え中です。■キャストコメント※出演日順・10月21、22日出演入野自由/遠野貴樹役新海監督の作品に今までとはまた違う形で参加出来ることがとても嬉しいです。アニメ版とは、違う表現方法の中で何ができるのか。新しい魅力を見つけ出し、チーム一丸となり、この朗読劇を楽しみたいです。桜井玲香/篠原明里役朗読劇は初めてなので、とてもワクワクしています。声だけで表現する事は、とても難しいと思いますが、素敵なキャストの皆様から沢山学ばせていただきます。この作品はずっと前に観ていました。淡く苦い初恋と、繊細な世界観を壊すことなく表現できるよう努めます。田村芽実/澄田花苗役新海誠さんの作品は大好きで、公開されるたびに映画館に足を運んでいます。中でも「秒速5センチメートル」は、映画館に限らず、自宅でもDVDなどで繰り返し拝見していた作品です。今回、その朗読劇に澄田花苗役として出演させていただけること、非常に嬉しく思っています。また、朗読劇は初めての挑戦なので、ドキドキしていますが精一杯努めさせていただきます!・10月21日出演海宝直人/遠野貴樹役連作形式で描かれた原作の世界観をどのように朗読で創り出すのか、今からとても楽しみです。新海誠監督の光と色彩の世界、そしてキャラクターの繊細な心情を、言葉と声の力でしっかり感じていただけるよう頑張りたいと思います。どうぞお楽しみに!妃海風/篠原明里役原作映画が大好きで、三浦さんの演出にまた携わることができ、幸せに思います。何気ない日常を切り取って描かれているお話なのに、全てがとてもドラマティック。そして、キャラクターの心の機微が繊細に描かれていて、見ていて胸が苦しくなるほど共感します。朗読劇では、心の繊細さと言葉のぬくもりを大切に、演じたいと思います。山崎紘菜/澄田花苗役この度、朗読劇で再び恋を読む事ができてとても嬉しいです。原作のもつ、人の感情が匂い立つような、空気を震わせるような恋心を五感で感じとってもらえるように演じられたらと思います。また、今回演じる花苗と一緒に色んな感情を分かち合って存分に恋い焦がれる事ができたらと思います。この物語が少しでも皆さんの心を温めて、作品に恋をしてもらえますように。・10月22日出演前山剛久/遠野貴樹役今作への出演、心から嬉しいです。原作アニメーション映画の持つ淡い青春の切なさ。その魅力を大切しながら、朗読劇として出せる新たな魅力を模索します!綺麗でありながら、どこまでもリアルな世界観。一つ一つのシーンを丁寧に、素晴らしいキャスト・スタッフ陣と共に言葉で紡いでいけたらと思います。鬼頭明里/篠原明里役前々からずっとやってみたいと思っていた朗読劇に挑戦することができるのが本当に嬉しいです!秒速5センチメートルは元々知っている作品で、ヒロインの名前が私と同じ「明里」という事で、いつか自分と同じ名前の役をやってみたい!と思っていたので、今から気合十分です!原作のノスタルジーな雰囲気を朗読劇でうまく表現出来るよう、精一杯努めたいと思います。尾崎由香/澄田花苗役念願だった『恋を読むシリーズ』に出演できること、そして、新海誠さんの作品を演じられることが夢のようで、 身が引き締まる思いです! 朗読劇ならではの、心に響く素敵な空間、是非劇場で楽しんで行って下さい。・10月23、24日出演梶裕貴/遠野貴樹役初めて「秒速」と出会った時の感動と衝撃は、ずっと忘れられません。一人の人間として、男として、僕に大切なことを教えてくれた作品です。原作を大切にしつつ…恩返しの気持ちを込めて、遠野貴樹を丁寧に演じさせていただきたいと思っています。福原遥/篠原明里役三浦直之さんとまたご一緒でき、そしてまさか大好きな新海誠さんの作品で、あの舞台に立てるなんて。とお話を聞いた時は、とてもとても嬉しかったのを覚えています!あのお客様と一つになれる温かい空間が私はたまらなく好きで、いつかまたやりたい!とずっと思っていたので今から楽しみでしかたありません!一言一言を大切に、思いを乗せて皆さんに届けられたらと思います。是非、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!佐倉綾音/澄田花苗役朗読劇と呼ばれるエンターテインメントの行き着く先を関わった時に目指すべき先の輪郭を、私は未熟でまだ捉えられていません。朗読という″音″がメインの舞台の上で、小さい頃に夢中で観た『秒速5センチメートル』の″景色″を、″桜″を、″空″を見られたとしたら、その先にきっとまだ見ぬ何かがある気がして、出演させて頂く運びとなりました。あの忘れられない景色の中に入れる、忘れられない一日になる予感がしています。皆さまにもそういった思いを共有して頂けるよう、精一杯頑張ります。・10月24、25日出演黒羽麻璃央/遠野貴樹役新海誠さん作品では初めて観た映画で、何度も何度も繰り返し観てきました。それが脚本・演出、三浦直之さんの手により、朗読劇で再びこの世界に生まれるのが嬉しくてたまりません!今回も作品との出会いを大切に、しっかりと演じていければなと思います。内田真礼/篠原明里役原作のもつ清涼感が大好きで、この世界に足を踏み入れるのはドキドキしていましたが、実はワクワクの方が勝っていて。自分の中に原作の空気を落とし込んで、大切にしつつ新しいステージにできたら、と思っています。なかなか時間をともにできないもどかしさを感じる日々ですが、秒速5センチメートルの世界をいっしょに描きましょう。あなたに声を届けます。生駒里奈/澄田花苗役朗読劇の楽しさを感じていた所にお話しを頂き是非!とすぐにお返事をしました。日常的には話す事でコミュニケーションを取っているのに、いざとなると一番難しくて私には課題ばかりの"伝える"という行為。ただ、やり込んでいくにつれ、自分にもこんな風に言葉を話せるのだと発見があります。台本と演者がセットの中に立ち、言葉の音を奏でられるよう、共演者の皆様のいい所を頂きつつ素敵な時間にしたいと思います。最高の時間をお届けできるよう精一杯努めます!・全日程出演篠崎大悟(ロロ)ストーリーも印象に残りましたが、背景の光が綺麗でとても印象的でした。不安を抱えている主人公やかつての自分を優しく照らし出してくれる光。そんな背景の細かな魅力も声に乗せてお届けできるように頑張ります。森本華(ロロ)豪華な朗読劇に参加させていいただけてとても嬉しいです。何か体験してみようとヨーグルッペを探しています。上演までに飲んでみたいです。■公演情報恋を読むvol.3『秒速5センチメートル』日程:10月21日(水)~25日(日)会場:ヒューリックホール東京 原作:新海誠 脚本・演出:三浦直之(ロロ) 出演: (出演日順) 入野自由×桜井玲香×田村芽実/海宝直人×妃海 風×山崎紘菜/ 前山剛久×鬼頭明里×尾崎由香/梶 裕貴×福原 遥×佐倉綾音/ 黒羽麻璃央×内田真礼×生駒里奈/ (全日程出演)篠崎大悟(ロロ)、森本 華(ロロ)
2020年09月17日俳優の稲垣吾郎が音楽家・ベートーヴェンを演じた舞台『No.9-不滅の旋律-』が、2015年、2018年の上演に続き、ベートーヴェン生誕250周年の今年、再々演されることが決定した。聴力を失いながらも数々の名曲を残し、後世の音楽家達にも多大な影響を与えたベートーヴェン。最後の交響曲「第九番」まで、彼はどんな時間を生きたのか。その波乱と苦悩の生涯を新しい視点と意欲的な演出&音楽表現で描く本作は、演劇と音楽を越境した感動を呼び起こす傑作として初演時から高い評価を得てきた。ベートーヴェン生誕250周年の今年、再々演が決定。12月13日~2021年1月7日に東京・TBS赤坂ACTシアター にて上演される。今回の再々演を企画するにあたり、ベートーヴェンの生誕を祝う記念すべき公演として11月にウィーン・フォルクス劇場での開幕を予定していたが、今なお世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスの感染状況を考慮し、ウィーン公演の中止を決断し、東京公演のみ細心の注意を払い上演することとなった。初演からベートーヴェンを演じ、回を重ねるたび新たな生命を吹き込む熱演を見せるのは稲垣吾郎。度重なる人生の困難に翻弄され、自身の身も心も引き裂くような激情でそれらを乗り越える天才の圧倒的な存在感と、人としての繊細な感情の機微を、楽聖が憑依したような迫真の演技で体現してきた稲垣が、表現者としてさらに円熟味を増した今、さらなる演技の深化を見せる。ベートーヴェンを秘書として支えるマリア役は、再演で高い評価を得た剛力彩芽が続投。他にも片桐仁、村川絵梨、岡田義徳、深水元基、橋本淳、奥貫薫、羽場裕一、長谷川初範ら実力派俳優が引き続き盤石のドラマを築く上に、『刀剣乱舞』や『ヒプノシスマイク』などの人気公演で注目を集める前山剛久が新たに座組に加わる。また、幼少期のベートーヴェンは、TBSドラマ『テセウスの船』で殺人鬼を演じ、天才子役と謳われた柴崎楓雅が演じる。稲垣と演出の白井晃氏のコメントは以下の通り。■稲垣吾郎2020年はベートーヴェン生誕250周年。その記念すべき年に、舞台『No.9-不滅の旋律-』を上演し、回を重ねてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンという天才音楽家を演じられることを、非常に嬉しく思います。2015年の初演時は、これまで演じたどの役とも違う圧倒的な存在感や強烈な個性に戸惑い、悩ましい時間を過ごしました。けれど演出の白井晃さんをはじめ、共演の皆さんがしっかりと支えて下さる中、徐々にベートーヴェンと僕との距離は縮まっていったのです。結果、自分なりのベートーヴェン像が、回を追うごとに確かなものになっていったように思います。俳優の仕事には、その時の自分が役に影響を及ぼすドキュメンタリー的な部分がある。自分の「今」をオリジナル作品で、しかも偉大な音楽家に託して表現する機会もくださった制作の方々には感謝しかありません。実は今回、ベートーヴェンが活躍したオーストリアの首都ウィーンでの公演も予定していました。場所はベートーヴェン没後に建てられた、当時の栄華を残す「フォルクス劇場」です。けれど、その素晴らしい企画は世界を覆う新型ウイルスの脅威により、断念することになりました。加えて国内での創作・上演も、これまで以上に注意を払い、万全の感染予防対策を行ったうえで進めねばなりません。でも、この厳しい状況下だからこそ僕は『No.9』を、一人でも多くの方に届けたいと思うのです。劇中終盤の交響曲第九番、その中で力強く歌い上げられる「歓喜の歌」は作品の白眉であり、世界の平和と幸福を願い、自身の孤独をも昇華しようという作曲家の大いなる祈りが込められています。まさに現状に苦しむ人々に、届けるべき調べと言葉がそこにあるのです。だからこそ迷いなく創作を深め、僕が愛してやまない人間ベートーヴェンを再び舞台で生きることは大きな使命。その先には、再びの「夢」に手が届く日も来るはずです。さらなる未来へと続くこの上演を、多くの方に見届けていただきたいと思います■白井晃この歓喜のドラマは、生きることへの讃歌です。苦しみの中からひと掴みの喜びを見出す物語です。今、演劇は大変厳しい状況に直面しています。再再演の機会に恵まれ、11月にはベートーヴェンの活動拠点だったウィーンでの公演が決まっていました。日本で生まれたベートーヴェンの物語を本場で披露することを楽しみにしてきましたが、残念ながらこのチャンスは未来に持ち越されることになりました。私たちの心は、今、見えない恐怖の前に萎縮してしまっています。しかし、本来、私たちの営みは、生きる意味を見出し、それぞれの喜びを得るためにあるはずです。ですから、私たちは立ち停まることなく前に向けて進む道を選びました。この公演を実現することで皆さんと、この物語を共有するという喜びを、改めて分かち合いたいと思っています。(C)岩田えり
2020年08月26日舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-が12日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで初日公演を迎えた。同作は、キングレコード EVIL LINE RECORDS が手掛け、音楽原作キャラクターラッププロジェクトとして2017年9月に始動。当時無名だったプロジェクトにも関わらず、第1弾ミュージックビデオが公開直後にYouTube 急上昇ランキングにランクインするや否や、その斬新な世界観や楽曲のクオリティの高さから瞬く間に音楽シーンを席巻した。HIP HOP界の有名アーティストも作詞・作曲を手掛けたCDは常に音楽ランキングTOP10にランクインしている。舞台化第2弾となる今回は、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse“(飴村乱数:世古口凌、夢野幻太郎:前山剛久、有栖川帝統:滝澤諒)、シンジュク・ディビジョン“麻天狼“(神宮寺寂雷:鮎川太陽、伊弉冉一二三:荒木宏文、観音坂独歩:宮城紘大)、そして舞台オリジナルのアサクサ・ディビジョン"鬼瓦ボンバーズ"(鬼灯甚八:加藤良輔、駒形正宗:和田泰右、影向道四郎:結城伽寿也)が登場する。 19日の千秋楽は全国の映画館でライブビューイングを行うほか、ニコニコ生放送で全公演をライブ配信。さらに、ニコニコ生放送限定の日替わり配信企画も行う。またBlu-ray&DVD、ビジュアルブックの発売も決定。2021年2月3日に『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2- Blu-ray&DVD、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2- ビジュアルブックを同時発売する。○飴村乱数役:世古口凌 コメント本来なら5月に迎えるはずだったtrack.2公演が、今やっと実現できると思うと感慨深いです。公演の準備を進めて下さったスタッフの方々への感謝と、公演を楽しみに待ってくれていたお客様一人一人にしっかりと僕達の熱が伝わるように本番を迎えたいと思います。劇場ではもちろん、配信先まで響かせます!!○夢野幻太郎役:前山剛久 コメントまず、本公演を開幕できることが心の底から嬉しいです。ヒプノシスマイクはこの公演への出演が決まる前からのファン。楽曲を聴いていない日は無いほど、開幕を自分自身楽しみにしていました。だからこそ、新型コロナウイルスの影響で作品が中止になってしまったことが本当に悔しかったです。もちろん今もその影響は色濃く残っていて、普段通りの公演の形を取ることはできません。ただ、キャスト・スタッフ一同感染症対策を徹底して、今の状況で作れるベストの公演を目指しました! まだまだエンターテインメントの世界は風当たりが強いです。だからこそ、今のヒプステを沢山の人に観ていただき、その観てくださる方々に元気を与えることが僕たちの使命。皆様、本公演を是非お楽しみください!○有栖川帝統役:滝澤諒 コメントたくさんの方々のお力添えのもと、初日を迎えられることに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。言葉だけでは言い表せない思いもありますが、今はとにかくこのヒプステを、笑顔で全力で駆け抜けることを目標に日々頑張りたいと思います!また、劇場だけでなく配信やライブビューイングでも皆様に作品をお届けできることも嬉しいです! 最高の作品です。大好きな作品です! 楽しんでくださいね!○神宮寺寂雷役:鮎川太陽 コメントまもなく初日を迎えられることを心より嬉しく思っております。ヒプステは、音楽が最高。カンパニー一同仲良く、そして魂を込めて稽古してきましたので、最高のエンターテインメントになっていると思います。ぜひ劇場で、またはご自宅にて公演を楽しんでいただけたらと思っております。それでは、本番行ってまいります。ハンドサインで応援よろしくね!○伊弉冉一二三役:荒木宏文 コメント一度はできなくなった「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage-track.2-」。こうやって今、幕を開ける事ができる事、心から嬉しく思います。たくさん公演もやりたいし、席もフルに使って、より多くの方と思い切りハジけられたら...と、まだまだ欲求は満たしきれてはいませんが、まずは「舞台で一二三ができる」という事を純粋に喜んでいます。やりたい事も、見せたいものもまだまだたくさんあるので、今回の公演では皆さんに「ヒプステが足りない!」「ヒプステもっと見たい!」と思われる魅力的な作品にし、未来へのバトンを繋げる作品になる様に全公演全力で参ります。○観音坂独歩役:宮城紘大 コメントこのような情勢の中、様々な決断やサポートをしてくださったスタッフのみなさんには頭が上がりません。本当に、本当に楽しみです! エンタメの無限の力を信じて、今だからこそ伝えたいことがたくさんあります。客席の皆さんも、配信を観てくださる皆さんも、一緒にヒプノシスマイクの世界を最高に楽しみましょう!(C)『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
2020年08月12日“ニューノーマル”を具現化する観劇スタイルの確立を目指し、劇場公演とVR配信の2形態で行われる「STAGE GATE VRシアター」シリーズ。7月1日に開幕したその第1弾『Defiled-ディファイルド-』において、今回は加藤和樹・松岡充による上演の様子をレポートする。立てこもり犯とベテラン刑事の緊迫感あるやり取りが、リーディング形式で繰り広げられる本作。2017年版を手がけた鈴木勝秀が引き続き演出を担当する。キャストは他に猪塚健太、伊礼彼方、上口耕平、岸祐二、小西遼生、章平、鈴木壮麻、成河、千葉哲也、中村まこと、羽場裕一、東啓介、前山剛久、三浦宏規、水田航生、宮崎秋人、矢田悠祐も名を連ね、2人1組が回替わりで出演する。会場となる東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERでは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を徹底。入場時の体温測定を経て、前後左右に間隔をあけ通常の30%以下に数を押さえた客席に約50人が着席した。ステージ左右と客席正面に設置されているのは3台の球体カメラ。収録されたVR映像は、劇場公演の数日後に動画配信サービス・Blinkyから視聴できる。取材日は、犯人ハリー・メンデルソンを加藤、刑事ブライアン・ディッキーを松岡が演じた。目録カードに代わってコンピューターの検索システムが導入されることに反対する図書館員のハリーは、建物の爆破を予告して立てこもる。交渉にやって来たブライアンは、巧みな話術でハリーの胸襟を開こうとするが……。テクノロジー偏重の社会に強烈な問いを投げかけるハリー。理性と狂気を持ち合わせた犯人のキャラクターを、加藤は緩急あふれる骨太な演技で立ち上げる。対する松岡は、座る体勢や向きを頻繁に変える、ハリーの独白中に台本から顔を上げて表情をつくるなど、セリフに起こされない“オフ芝居”で人情味あふれるブライアン像を造形した。緊迫した心理戦から2人に芽生える関係性に注目したい。上演時間は約70分(休憩なし)。東京公演は8月2日(日)まで。その後、大阪公演が8日(土)~10日(月・祝)に行われる。キャストの出演スケジュールとVR映像の配信日程は、チケットぴあの販売ページで確認を。なおVR映像はヘッドマウントディスプレイや専用ゴーグルがない場合でも、「2Dモード」に設定することでスマートフォンやタブレットで楽しめる。お目当てのペアや複数のキャスト組み合わせで、新しい観劇スタイルを体験してみては。取材・文:岡山朋代
2020年07月14日舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-のオリジナルディビジョンが20日、明らかになった。同作は、キングレコード EVIL LINE RECORDS が手掛け、音楽原作キャラクターラッププロジェクトとして2017年9月に始動。HIP HOP界の有名アーティストも作詞・作曲を手掛けたCDは常に音楽ランキングTOP10にランクインしている。2019年11月に『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage - track.1-が上演され好評を博した。今回明らかになったのは、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse“とシンジュク・ディビジョン“麻天狼“を中心とした舞台化第2弾『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-の舞台オリジナルディビジョン「アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ“」。元々はアサクサの 地元住民達が作った草野球チームだったが、突如ディビジョンバトルに参加することになる。キャストには、草野球チーム・鬼瓦ボンバーズのリー ダー的存在で地元の人から頼られる親分的存在の鬼灯甚八(ほおずきじんぱち)役に加藤良輔、能天気で酒好きな酒屋店主の駒形正宗(こまがた まさむね)役に和田泰右、浅草寺の奥にあるそば屋の料理人である影向道四郎(ようごう どうしろう)役に結城伽寿也が決定した。また、これまでにシブヤ・ディビジョン“Fling Posse“の飴村乱数役に世古口凌、夢野幻太郎役に前山剛久、有栖川帝統役に滝澤諒、シンジュク・ディビジョン“麻天狼“の神宮寺寂雷役に鮎川太陽、伊弉冉一二三役に荒木宏文、観音坂独歩役に宮城紘大の出演が発表されている。
2020年01月20日舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-のキャストが1日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われた『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-千秋楽公演にて明らかになった。同作は、キングレコード EVIL LINE RECORDS が手掛け、音楽原作キャラクターラッププロジェクトとして2017年9月に始動。当時無名だったプロジェクトにも関わらず、第1弾ミュージックビデオが公開直後にYouTube 急上昇ランキングにランクインするや否や、その斬新な世界観や楽曲のクオリティの高さから瞬く間に音楽シーンを席巻した。HIP HOP界の有名アーティストも作詞・作曲を手掛けたCDは常に音楽ランキングTOP10にランクインしている。シブヤ・ディビジョン“Fling Posse“の飴村乱数役に世古口凌、夢野幻太郎役に前山剛久、有栖川帝統役に滝澤諒が出演。対するシンジュク・ディビジョン“麻天狼“には神宮寺寂雷役に鮎川太陽、伊弉冉一二三役に荒木宏文、観音坂独歩役に宮城紘大の出演が決定した。-track.1-に引き続き、演出、脚本は植木豪と亀田真二郎が担当。-track.2-でも舞台でラップバトルを繰り広げる。さらに、同公演でも来場者へオーディエンスキットを限定配布する。また、公式モバイルサイトにて『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-の先行チケット販売が決定。詳細は2020年1月中旬ごろ、同モバイルサイト内にて発表される。
2019年12月01日青木豪が演出・上演台本を手掛ける『十二夜』(原作:ウィリアム・シェイクスピア)が2020年3月に上演される。主演を務める前山剛久と青木豪に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、青木がシェイクスピアの本場でもあるイギリス留学から帰国してすぐの2013年に初演され、観客から「こんなに笑えるシェイクスピアは初めて!」と好評を得た作品の再演。当時は客席で観た前山も「めちゃくちゃ笑いました。誰もが楽しく観られるようにアレンジされていた」と振り返り、青木は「“なんちゃってシェイクスピア”です」と語る。「僕らが勝手にシェイクスピアをやったらこんな感じになりました、すみません!みたいなイメージです。例えば衣裳も、“なんちゃって”で遊んでたらこうなっちゃったんです、というような。今回もそのコンセプトは変えません。楽しいことやってるから来て!というふうにつくりたい」今回、7年ぶりの再演で前山を主役(ヴァイオラ役)に抜擢したのは「前ちゃんとは2013年にシェイクスピア作品の『お気に召すまま』をやったのですが、そこから相当活躍してるって聞いて。なのでもう1回、前ちゃんとやるべきだと思いました」という期待から。前山は「豪さんともう1度やりたいと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しい。『お気に召すまま』ではオーディションでメインのロザリンド役に選んでもらいました。あのとき豪さんが見つけてくれた、あれがスタートだったという思いがあるんです」と明かす。当時は「いい意味で、それまでで1番追い込まれました。豪さんの稽古って毎回トライしなきゃいけないし、殻にこもるとハッキリ指摘される。でもそのおかげで殻が破れた」。そしてそれ以降、前山は舞台『刀剣乱舞』や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』など人気2.5次元作品に出演し、この11~12月は宮本亜門演出の『イノサンmusicale』が控えるなど活躍を続けており、「豪さんには僕自身の変化も見てもらいたい気持ちがあります」と意気込む。その他出演者も彩り豊か。納谷健、新納慎也、春海四方、小林勝也らが名を連ね、前山も「納谷健がいて新納さんがいるって時点で稽古場が想像できなくなる(笑)」と言う幅の広さだが、青木は「台詞をしっかり言えて美しく届けるってことがちゃんとできる人たちと、華と勢いのある若い人たちを組み合わせたかった。面白いものができるに決まってるさって気持ちでいます」と化学変化が楽しみになるひと言。前山が「豪さんのシェイクスピアは他にない魅力がある。ぜひ観に来てほしいです」と誘う『十二夜』は2020年3月6日(金)から22日(日)まで東京・本多劇場、3月29日(日)から31日(火)まで大阪・近鉄アート館にて上演。12月1日(日)まで、チケットぴあにて2次プレリザーブ受付中。取材・文:中川實穗
2019年11月28日舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1ー犯罪係数ー』が10月25日(金)から品川プリンスホテル ステラボールで上演されている。本作は、同名のテレビアニメ(第1期)を、『魔法少女まどか☆マギカ』などでも知られるシナリオライターの虚淵玄(ニトロプラス)の監修、三浦香の演出で初めて舞台化したもの。初日を前にゲネプロ(総舞台通し稽古)と会見が行われ、キャストたちが意気込みを語った。【チケット情報はこちら】舞台は、2112年、巨大監視ネットワーク「シビュラシステム」によって、人間の心理状態や性格的傾向を数値化し、管理する近未来の日本。人々はその数値を「PSYCHO-PASS」、中でも犯罪に関する数値を「犯罪係数」と呼んでいた。一見、何の異常性も見られない人でも、犯罪係数を測定する銃「ドミネーター」を向けると、数値が規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれる世界。安全に見えて、とても窮屈な世界で、必死に生き抜く人間模様を描く。狡噛慎也(こうがみ・しんや)役の久保田悠来は、初日の天候が雨だったことに触れ、「生憎の天候ですが、実に『PSYCHO-PASS』らしい始まり。初めましてのキャストも多いなか、最高のキャストがそろったと思います。まさに“最高パス”です」。一方、槙島聖護(まきしま・しょうご)役の前山剛久は「僕自身、アニメ版が大好きで、しかも槙島聖護が大好き。自分がこの役を演じられることはとても光栄で、不思議な気持ちです。この作品を演劇でやる意味、生身の人間が演じる意味を考えながら頑張ってきました」と話した。また、久保田によると、監修をした虚淵が通し稽古を見た際に「こんなに面白い本を書いた覚えはない」と話していたという。それに対し、久保田は「最大の賛辞だなと思っていますし、『早く続きが見たい』という言葉もいただいた。身にあまる光栄です」立体的で一部回転式の舞台装置やスクリーンを存分に生かし、テンポが良い好演出。キャスト陣もそれぞれのキャラクターの特徴を見事に体現し、スリリングな『PSYCHO-PASS』の世界観を作り上げていた。過去と現在が交錯しながらも、全体としてすっきりとした構成になっているので、テレビアニメ版ファンはもちろん、アニメ版を見たことがない人でも物語を十分楽しめるはずだ。上演時間は約2時間30分(途中15分休憩あり)。このほか、真田佑馬、河内美里、橋本祥平、愛加あゆ、立道梨緒奈、磯野大、大塚尚吾、藤本結衣、細貝圭、今村ねずみらが出演する。公演は11月10日(日)まで。チケット発売中。取材・文・撮影:五月女菜穂(C)サイコパス製作委員会(C)舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1ー犯罪係数ー』製作委員会
2019年10月28日舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』の公開ゲネプロが25日に東京・品川プリンスホテル ステラボールにて行われ、久保田悠来、真田佑馬、河内美里、橋本祥平、愛加あゆ、立道梨緒奈、細貝圭、今村ねずみ、前山剛久が登場した。同作は、人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の舞台化作品。人間のあらゆる心理状態・思考傾向を数値化し監視する巨大システムが治安を維持する近未来の世界を舞台に、 犯罪とは何か、正義とは何かを大胆な表現で鋭角的に描いたオリジナルアニメーション作品で、2012年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送され、テレビアニメのストーリーを原作に舞台化するのはシリーズ初となる。第1期のストーリー原案・脚本を担当した虚淵玄(ニトロプラス)が全面監修を務める。虚淵からは「こんなに面白いホンを書いた覚えはない」と称賛されたという同作。主役の久保田は、「最高のキャストが揃っています。ということで、『最高パス』です! よろしくお願いします」とまさかのダジャレで場を持っていく。「雨の中来ていただいてありがとうございます」とメディアを気遣った真田は、「子供の頃から観ていた大好きな作品なので、出られることが幸せで、一生懸命演じたいと思っています。(演じる)宜野座と誕生日と実年齢が一緒なので、もし自分が生きていたらどうやってこの時代をまっとうするのか、そこも含めて楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」と意気込みを表した。また橋本は「三浦さんの演出は役の底の底まで掘り下げて人間性を出していこうというお芝居の作り方をしてまして、非常にためになる稽古場。役としても自分としても葛藤して、色相を濁らせながらも無事にこの場に立てているという喜びを噛み締めて頑張りたい」と語り、周囲は「濁ってたの?」「濁ったままでいいの?」とツッコミ。最終的には「濁ってないです!」と宣言していた。10日に女優の佐藤仁美と結婚を報告した細貝の番になると、久保田は「おっ細貝! みなさん細貝ですよ!」とアピール。細貝は苦笑しながらも「長い公演なので、怪我をしないように大千秋楽まで駆け抜けられたら」と語り、前山は「稽古を通して演劇でやる意味を考えまして、生身の人間が演じると言うことを考えながら今日までがんばってきました。初日が最高パスになるように頑張りたいと思います」と久保田のギャグを引き継いだ。さらに、稽古中のエピソードを聞かれた久保田は「誕生日のキャストが多かったので毎回お祝いをしていましたが、誕生日じゃないお祝いもひとつあって」と細貝の結婚についてどんどん触れる。「古くからの友人だったので、みんなでお祝いできたことはとても嬉しかったです」と喜びを表し、最後も細貝の肩を抱いて退場していった。
2019年10月25日2012年に第1期が放送されて以降、根強い人気を誇るオリジナルアニメシリーズ『PSYCHO-PASS サイコパス』。第1期の物語を軸にした舞台が10月末より上演。本作に出演する前山剛久に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、人間の心理状態を数値化し、監視・管理された近未来を舞台に、公安局刑事課の刑事たちが、犯罪予備軍である“潜在犯”を抑圧するために奮闘する姿を描く。前山が演じるのは、刑事たちと対峙する謎の人物・槙島聖護だ。作品でいえば“悪役”だが、前山はその立ち位置に目を輝かせる。「僕、悪役って大好きなんです。作品の中でも目で追ってしまうし、僕自身惹かれるんですよね。槙島は、知的ながらも残酷で隙がない。僕が演じてきた悪役の中で一番人間味がないかもしれません」現に、TVアニメでも、槙島の出るシーンに目を奪われていたようだ。「彼が出るシーンはつい前のめりになって見ていました。それはストーリー原案、脚本の虚淵(玄)さんが考えたキャラクター性と、声優の櫻井(孝宏)さんが作り上げた雰囲気にあると思います。二次元の槙島がとても魅力的だからこそ、どこまでリアルに落とし込めるかが勝負ですね」難しさを口にしつつも、槙島を模索することも楽しんでいる。「彼の言葉は、シェイクスピア作品やいろんな文献からの抜粋が多く、言っていることも難しい。 “何を言っているかわからないけど、スッと入ってきてしまう”のを表現したくて、いろんなパターンを試しています」と嬉々とした表情を見せた。その上で、演出の三浦 香からはチャレンジングな言葉をもらったという。「三浦さんからは、“あえて役者の動きとは逆をしてほしい場面がある”と言われました。役者をやっていると、動きたくなるししゃべっている人を見るのは当たり前ですが、槙島の不気味さを表現するために、あえて何も動きをつけずにしゃべってみてほしい、と。今まで役者として習ってきたことを殺さないといけない場面があるのは、今回の1番の挑戦ですね」主演であり、槙島と対極にある狡噛慎也を演じるのは久保田悠来。「映像でも活躍されているからこそ、舞台と映像のいいところをミックスさせたアプローチをしていて、見ていて発見がたくさんあります。それが、槙島が狡噛に“面白い”と感じるところと一緒なのかなと思ってますね」と、久保田が演じる狡噛を前山らしい目線で語った。舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』は10月25日(金)から11月10日(日)まで、品川ステラボールにて上演。取材・文:渡邉千智
2019年10月17日俳優の久保田悠来が、舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』に主演することが21日、明らかになった。同作は、人気アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の舞台化作品。人間のあらゆる心理状態・思考傾向を数値化し監視する巨大システムが治安を維持する近未来の世界を舞台に、 犯罪とは何か、正義とは何かを大胆な表現で鋭角的に描いたオリジナルアニメーション作品で、2012年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送され、テレビアニメのストーリーを原作に舞台化するのはシリーズ初となる。第1期のストーリー原案・脚本を担当した虚淵玄(ニトロプラス)が全面監修を務める。久保田は公安局刑事課一係の執行官、狡噛慎也役を演じ、同じく公安局刑事課一係で監視官の宜野座伸元役には、2004 年より様々な分野で活動し、今年5月に結成した 『7ORDER project』のメンバーとしての活動にも期待が寄せられている真田佑馬が決定した。また、刑事課一係のムードメーカー的存在、執行官の縢秀星役の橋本祥平、カリスマ的な資質と特殊な体質を持ち、刑事課一係が追う数々の犯罪の裏で暗躍する槙島聖護役の前山剛久が出演する。物語はその中心人物となる新人監視官・常守 朱が刑事課一係に配属された日からを描いており、テレビアニメ第1期『PSYCHO-PASS サイコパス』が演劇という表現方法で舞台上に描き出されることになる。脚本は亀田真二郎(東京パチプロデュース)、演出は三浦かおりが務め、品川プリンスホテル ステラボールにて10月25日〜11月10日の上演となる。○キャスト一覧狡噛慎也…久保田悠来宜野座伸元…真田佑馬常守朱…河内美里縢秀星…橋本祥平唐之杜志恩…愛加あゆ六合塚弥生…立道梨緒奈チェ・グソン…磯野大泉宮寺豊久…大塚尚吾王陵璃華子…藤本結衣佐々山光留…細貝圭征陸智己…今村ねずみ槙島聖護…前山剛久(C)サイコパス製作委員会 (C)舞台版『PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1―犯罪係数―』 製作委員会
2019年08月21日ミュージカル「イノサンmusicale」が、2019年11月29日(金)から12月10日(火)まで、東京・有楽町のヒューリックホール東京にて上演される。歌手の中島美嘉とLeadの古屋敬多がダブル主演、宮本亜門が演出を務める。坂本眞一による人気漫画『イノサン』がミュージカル化原作は、「グランドジャンプ」で連載中の坂本眞一による漫画作品『イノサン』『イノサンRouge』。フランス語で「無垢」を意味する言葉「Innocent(イノサン)」をタイトルに冠した本作は、18世紀フランス革命で国王ルイ16世を処刑した実在の死刑執行人一族“サンソン”の長兄・シャルル-アンリと、妹マリー-ジョセフを圧倒的な筆致で描く歴史ドラマだ。「処刑」というセンセーショナルな内容を芸術的に描く作品として国内外で高く評価されており、コミックの累計発行部数は紙と電子書籍を合わせて150万部にのぼる。ダブル主演に中島美嘉×古屋敬多主演を務めるのは、本作がミュージカル初出演となる歌手の中島美嘉。もともと原作の大ファンであった事もあって実現した今回の出演で、彼女は死刑執行人マリー-ジョセフ・サンソンの美しい生き様を熱演する。そして、国王ルイ16世の斬首刑の指揮を執った実在の死刑執行人シャルル-アンリ・サンソン役で、ミュージカル「プリシラ」にて「アダム」役を熱演したLeadの古屋敬多がダブル主演。また、アラン・ベルナール役を梶裕貴と武田航平のダブルキャスト、ジャック役を荒牧慶彦、デュ・バリー役を貴城けい、ルイ16世役を太田基裕、アンヌ・マルト役を浅野ゆう子が演じる。そのほかに決定している配役は、下記の通り。マリー-アントワネット役:小南満佑子アンドレ役:前山剛久フェルゼン役:鍵本輝(Lead)オリビエ役:多和田任益グリファン役:佐々木崇ド・リュクセ役:林明寛チケットは、2019年6月12日(水)より主催者先行・ファンクラブ先行での発売が予定されている。上演概要ミュージカル「イノサンmusicale」上演期間:2019年11月29日(金)〜12月10日(火)チケット販売:2019年6月12日〜(本公式サイトにて抽選受付開始)劇場:ヒューリックホール東京(東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F)原作:坂本眞一(『イノサン』『イノサンRougeルージュ』集英社刊)脚本:横内謙介演出:宮本亜門
2019年06月10日