俳優の前田敦子が19日、都内で行われたHuluオリジナル『あなたに聴かせたい歌があるんだ』配信スタート記念イベントに登壇した。本作は、デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)が幅広い層から熱烈に支持されベストセラーとなり、昨年映画化された小説家・燃え殻による映像化のための書き下ろし新作。17歳と27歳に人生の分岐点を迎えた者たちが抱く夢と葛藤、そして後悔を描き、正解が出づらい現代社会を痛々しくも瑞々しく映し出した群像劇。劇中で前田は、人気アイドル・八木今日子と、そのモノマネ芸人・島田まさみの2役を演じている。この日、アイドル風衣装と楽曲を披露した前田は「久しぶりの感覚。高いヒール履いて…」と照れながら、普段のモノマネされる側からする側を演じ「普段はキンタロー。さんがモノマネしてくれてるので…」と苦笑した。撮影では「実際に、私のモノマネをされている方が着てくれたり、本当のモノマネ芸人さんが3人いらしゃって、結構観ているとすごくパンチがあるな。少しだけやってくれたんですけど、その人たちの才能がすごい、みなさんプロだなと感じました」と感服していた。劇中では共演の伊藤沙莉が八木今日子のコピーをするシーンもあり「やりながら前田さんは完璧だよねって話してました」と振り返ると前田は「すごい上手だった。あのシーンすごくかわいいですよね」と太鼓判を押していた。このほか、成田凌、藤原季節、上杉柊平、前田敦子、田中麗奈、萩原健太郎監が参加した。
2022年05月19日俳優の前田敦子(30)が5日、自身のインスタグラムを更新。“我が子にそっくり”な写真を公開した。前田は「この写真は私ですが、我が子にそっくり笑」と、過去の写真をアップ。同日のこどもの日にちなんだ幼少期ショットで、くりっとした目が印象的な1枚となっている。この投稿に、篠田麻里子が「!!めちゃくちゃそっくり」と太鼓判を押したほか、ファンからも「絶対可愛いじゃん息子くん」「かわええええ」「お目目がクリックリッ」「バブ敦可愛いです」「目くりくりなのね」「息子くんのかわいいお顔も想像つきます」などの声が寄せられている。前田は俳優の勝地涼(35)と2018年7月に交際4ヶ月で結婚。19年3月には第1子となる男児が誕生するも、21年4月に離婚を発表した。
2022年05月06日女優の前田敦子が22日、都内で行われた『ホークアイ』マーベルクリスマス・トークイベントに、声優の小野賢章とともに登壇した。マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、毎週水曜17時にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。このたび最終話の配信を記念してマーベルクリスマス・トークイベントが開催された。前田は、本作について「盛りだくさん。すごい贅沢で、ホークアイの戦闘シーンはかっこいいです。まだ何も腑に落ちてなくて、誰が一番の黒幕なのか気になって仕方ないです」と熱く語り、最終話を「早く見たいです」と声を弾ませた。また、マーベル作品の魅力について、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる。いろんな意味で心のヒーロー。会えるんじゃないかなって。すごいリアルに感じられる。もともとはコミックの世界なんでしょうけど、現実にいてほしいなと思っています」と熱弁。「大好きです」とにっこり笑った。家族との平和なクリスマスを目前に大事件に巻き込まれ、愛する家族の元を一時離れて戦いへと挑むホークアイの姿が描かれる本作にちなみ、クリスマスについてもトーク。予定を聞かれると、前田は「私は子供と“夢の国”に行こうと思っています」と話した。
2021年12月22日前田拳太郎(撮影/吉岡竜紀)『仮面ライダーリバイス』に五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役で主演の前田拳太郎(22)。12月17日からは映画『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』も公開される。ドラマのクランクインから数か月、頼もしいライダーの表情がまぶしいかぎり。■元気の源は“ラーメン”「劇場版の撮影で、久しぶりに『仮面ライダーセイバー』のみなさんとご一緒して。最初のころと比べて顔つきが変わってきたねと言ってもらって、とてもうれしかったです。前の写真を見返すと確かに不安そうな顔をしているものばかりなので(笑)、少しは成長できているのかなあ」撮影が進み、一輝と自身との共通点も見つけたという。「現場で“まじめ”と言っていただくことが多くて。一輝もすごくまじめなキャラなので、実際の自分の性格を役に生かせていけたらいいなと思ってます」弟と妹がいる一輝。現場では本当のきょうだいのように仲がよく、いつも一緒にいるそう。「弟・大二役の日向(亘)は“拳ちゃん拳ちゃん”“ごはん一緒に食べよ〜”って甘えてきてくれたり。2人ともかわいいんです」ドラマ版と劇場版を同時に撮影するハードな日々、元気の源は「ラーメンです」と即答。「ラーメンが大好きなんです。混ぜそばがおいしいお店があって、週2〜3の頻度で通ってます。行かないと元気が出なくなっちゃうくらいなんですよ(笑)」休日の過ごし方は?「お休みの日は岩盤浴に行って1日中マンガを読んでいます。僕、入ったら出てこないんで(笑)。汗をかいて、とても身体が整う感じがします。ただ、代謝がよくなって、翌日の撮影ですごく汗が出ちゃうのが悩みどころ」最後に今後の抱負を聞くと、「劇場版のクランクアップで、“セイバー、以上で終了です”と送り出されるのを目の前で見て、僕も1年後は同じように卒業するのかと感じたんです。だから後悔しないように、もっと毎日を大事にしていこうと思いました。劇場版はライダーのこれまでの50年の歴史と、誕生から100年後までを描いたスケールの大きな物語。僕たちがまた次へつないでいくんだと、あらためて思わせてくれる作品です。ドラマ版もまた一段階、上を目指して頑張ります!!」
2021年12月19日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日10月1日公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のバーチャルイベントが27日、都内で行われ、片岡愛之助、前田敦子が出席した。前作『007 スペクター』から6年の時を経て、シリーズ最新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に待望の初日を迎える。公開に先立って行われたこの日のイベントは、主演のダニエル・クレイグをはじめ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督のいるロンドンと東京を繋いだバーチャルイベントで、日本からは片岡愛之助、前田敦子が東京会場に駆けつけてダニエル・クレイグらとの時間を共有した。『007』シリーズの熱狂的な大ファンだという片岡は「ドキドキですよ。まさかお話できるなんて思ってもいませんでしたし、このお話をいただいた時は何が何でも来たい! と思い、今日は舞台の稽古の最中なのに早く終わらせて来ました」と気合十分。対する前田も「うれしいですし不思議な感覚です」と笑顔。2人がイギリスにいるダニエル・クレイグらに質問するコーナーもあり、片岡が「ダニエルさん、私は歌舞伎でも同じ役を務めるというのがよくあります。時代を超えて同じ役を演じてますが、今回ダニエルさんが16年間務めてきたダニエル・ボンドをどう評価しますか?」と質問すると、ダニエル・クレイグは「最初の『カジノ・ロワイヤル』は原作第1作目でジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドになったところからスタートしました。自分の考えや感情などを入れ込むことができたし、このキャラクターは非常に複雑で面白いキャラクターだと思います。色んな感情を自分の中でジェームズ・ボンドは誰なのか? ということを考えながら16年かけて誰なのか分かったような気がします」と回答した。また、前田もダニエル・クレイグに対して「今回でラストのジェームズ・ボンドと聞いてすごく寂しいなと思います。本当にラストになってしまうんですか?」と問いかけると、ダニエル・クレイグは「本当に最後です。そして本当に今は色んな思いがあります。甘酸っぱい思いですね。でも十分やり切ったと思います。ですから私は前進していく、次のことに挑戦していくという気持ちですよ。もちろん悲しさや寂しさはありますが、次のボンドに託したいですね」と次世代のボンドに期待を寄せていた。中継ではあるが、ダニエル・クレイグらとの時間を共にした片岡は「夢のようです。ただただファンの1人として呆然と見てましたね」といまだ信じられない表情で、前田も「分かります。ボーッとしちゃいました」と片岡に納得顔。また、前田はジェームズ・ボンドを16年間務めてきたダニエル・クレイグについて「目の前にいると恋するに決まってますね。ボンドガールの気持ちがよく分かります。私は今までのボンドはダニエルさんが一番セクシーだと思いますね」と心を奪われたようで、「映画館で見るのがすごく楽しみです」と公開が待ち遠しい様子だった。映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日より全国公開。
2021年09月28日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日前田敦子《私事ですが、私、前田敦子は、勝地涼さんと何度も話し合いを重ね、過日、離婚届を提出したことをご報告いたします》4月23日、自身のSNSで離婚したことを明かした前田。その後まもなく、勝地も所属事務所のホームページでコメントを発表した。「2人は’15年に日テレ系のドラマ『ど根性ガエル』で共演して知り合い、交際に発展。’18年の7月に結婚後、’19年3月には長男が生まれました。しかし’20年の6月に別居が報じられ、今年1月にはお互いに弁護士を立てて離婚協議に入っていたそうです」(スポーツ紙記者)関係に亀裂が入ったのは、昨年の春だった。「女優業を続けながら育児ができるように、2人は前田さんの両親が住むマンションの別の部屋に新居を構えたんです。そこまではよかったのですが’20年の春、両親の住むマンションを離れてから関係が悪化。育児に消極的だった勝地さんに前田さんは不満を募らせ、怒りをぶつける日々だったといいます。勝地さんも耐え切れなくなり、仕事場として借りていた別のマンションで暮らし始めました」(芸能プロ関係者)■子どもに夢中の前田敦子は昨年8月には、前田との仲が修復不可能になっていたのか、勝地は周囲に吹っ切れた様子を見せていたという。「勝地さんの誕生日当日に、仲のいいメンバーで誕生会が行われたんですが、その席上ですでに離婚をほのめかしていたそうです。“店に飾らせてほしい”と店長がサインをお願いしたのですが、後々、ネタにされることを危惧したのか、断ったみたいですからね。自分の誕生日も一緒に過ごさない前田さんとの復縁は、すっかりあきらめていたんでしょう」(勝地の知人)勝地の冷えきった態度と反比例するかのように、前田はひとり息子を溺愛するように。「今のあっちゃんは“自分がこんなに子どもに夢中になるとは思ってなかった”とか“今は自分よりも子どもが褒められるほうがうれしい”などと、お子さんの話ばかり。あっちゃんのお父さんもお孫さんにメロメロみたいで、子育てのサポート体制も万全のようです」(前田の知人)週刊女性も4月上旬、前田が月額20万円とも言われる都内の“セレブ保育園”に長男を通わせる姿をキャッチしている。「離婚協議に入ってから、あっちゃんは周りに“私は独りでも大丈夫なタイプだから”と漏らしていました。“将来やりたいこともたくさんあるしね”と、目を輝かせて語っていましたし、彼女の中ではもう切り替えているんじゃないですかね」(同・前田の知人)だいぶ前から、この結末を“フラゲ”してた!?
2021年04月27日女優の前田敦子が23日、自身のインスタグラムを更新し、俳優の勝地涼と離婚したことを報告。勝地も公式サイトで報告した。前田は「私事ですが、私、前田敦子は、勝地涼さんと何度も話し合いを重ね、過日、離婚届けを提出したことをご報告いたします」と報告。「3年間の結婚生活において生活スタイルや価値観の違いで、少しずつ、お互いの歩幅や方向が変わり、別々の道を歩くことになりました。夫婦ではなくなりましたが、一人息子にとっては永遠に父親であり、母親でありますので、今後も力を合わせて育てていきます」とつづり、「これまでの経験を生かしこれからの前田敦子も役者業を精進して参りますので、勝地涼さんともども、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。勝地も「前田敦子さんと時間をかけて協議を重ねて来ましたが離婚という選択になりました事をここに報告させて頂きます。このような結果になったのは、自分の至らなさによるものだと思っています」と報告。「息子に対しては、父親として立場は変わる事はありません。息子としっかり向き合い、今後も引き続き協力して子育てして参りたいと思っています」とし、「今後とも前田敦子さん共々、御指導の程よろしくお願い致します」と締めくくった。2人は2018年7月に結婚し、2019年3月には第1子となる男児の誕生した。
2021年04月23日前田敦子3年前に結婚して1児をもうけた勝地涼(34)と、離婚協議中だという前田敦子(29)。勝地についてはNHKの朝ドラ『あまちゃん』での当たり役“前髪クネ男”を地で行くようないいかげんな態度が報じられているが、前田に同情する声が多いかというと、そうでもない。■芯の強い「前田敦子」その「我の強さ」や「実母とベッタリ」なところが別居につながったのではという見方も出ている。また、ソロ活動を始めたことでそのマイペースなキャラも明るみに。映画鑑賞が趣味で、刺身が好物だからと、映画館に刺身を持ち込み食べながら見たというエピソードには驚かされた。できれば、別々に楽しんでほしい。ちなみに、2年前の主演映画『葬式の名人』ではシングルマザー役がミョーにハマっていた。そう、作品にはその人の本質が垣間見えたりする。そして、彼女の代表作といえばあの名言だ。「ひとつだけ、お願いがあります。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」2011年の第3回AKB48選抜総選挙で1位になったときのスピーチの一節だ。キンタロー。のモノマネでも有名になったが、ファンはそこに献身的なグループ愛を見た。『前田敦子はキリストを超えた』(濱野智史)という本まで出現したほどだ。しかし、この発言は本当にそういうものなのだろうか。実は、これには伏線がある。彼女はいわば「作られたセンター」だった。プロデューサーの秋元康が「センターにいちばん向いてない」からこそ「シンデレラストーリー」が生まれるとして選んだセンターなのだ。■アンチに反発するぐらい気が強いもともと人見知りだったという彼女は「イヤだ」と泣いたというが、その重責を担い、AKBのブレイクに貢献した。ただ、秋元が描く物語に不満なファンもいる。第1回の総選挙では、2位が発表される際、会場から「前田コール」が起きた。秋元に推され、センターが当たり前だった彼女が1位にならなければ面白い、と考えたファンが一定数いたわけだ。前田はこのとき「私はAKB48に自分の人生を捧げる」とまで宣言したが、第2回では大島優子に敗北。それゆえ、第3回で1位に返り咲くと「もちろん、私のことが嫌いな方もいると思います」と切り出し、あの名言を発することとなる。つまり、彼女にはたとえアンチがいようともこのグループを引っ張ってきたのは自分だという意地がある。スピーチの際、彼女がキレぎみに叫んだのは、あの発言がアンチへの反発でもあったからだろう。とはいえ、自分がAKBの顔である以上、そのAKBが嫌われないなら、自己愛はかなり満たされるのである。そのぶん、AKBあってこその自分という思いも強く、卒業後は拠りどころを失ってしまった。ソロ活動では、アンチも自分自身で引き受けなくてはならない。そのため、新たな拠りどころを結婚に求めたのだろうが、AKBの代わりになるような安定した家庭は築けなかった。例えば、もう「私のことは嫌いでも、勝地涼のことは嫌いにならないでください!」などとは言えないはずだ。こうして自己愛のやり場がなくなった彼女は、個としてさまようことに。昨年末で所属事務所を退社し、フリーになったのもそのあらわれだろう。今後は、ハリウッド進出も狙っているというが─。映画館で刺身を食べるマイペースぶりは、たしかに海外向きかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年03月12日(左から)後藤真希、前田敦子、中森明菜、松田聖子前田敦子・勝地涼夫妻が離婚協議中であることが報じられた。ふたりは2018年7月、交際4か月ほどで結婚。翌年3月には長男が生まれたが、その1年後には別居状態になったという。■「時代のセンター」アイドルの呪縛ただ、この夫婦、結婚当初から先行きを不安視されていた。その根拠はもっぱら、勝地の性格だ。2015年には『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で「ガリッガリの人がいいです。折れちゃう、みたいなのが好きなんです」と発言。当時交際中だった戸田恵梨香のことを指すのではと話題になった。好みを語るのは構わないが、いわゆる「におわせ」のようになるのはいかにも軽いイメージを持たれてしまう。昨年11月に放送された『人生最高レストラン』(TBS系)では、尊敬する古田新太から「お前は思ってる以上にバカだ」と言われた話もしていた。今回、別居にいたった背景として、勝地が育児を手伝わずゲーム三昧だったとか、ケンカで暴力をふるって前田にケガをさせたといった証言が周囲から飛び出している。一方、前田も自分の実家にべったりだったことなどが取り沙汰されているが、一体何が原因だったのか。とはいえ、前田のようなアイドルの頂点まで行けた人には、何かと不幸に陥りやすいケースが多い。彼女は草創期から全盛期までのAKB48でセンターを務めたが、それは「時代のセンター」になることでもあった。選抜総選挙では「私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないでください」という名言を残し『前田敦子はキリストを超えた──〈宗教〉としてのAKB48』(ちくま新書、著=濱野智史)という文化人による評論書まで出版されたほどだ。それほどの存在になってしまうと、プライベートでは反動のようなことも起きる。そのパターンは2種類あり、家族トラブルと恋愛での失敗だ。■ゴマキや広末はどうだった?たとえば、AKB48の前に国民的女性アイドルグループとなった『モーニング娘。』において、最盛期の顔だったのがゴマキこと後藤真希。その七光りにより、弟の後藤祐樹までデビューしてしまった。が、祐樹は遊びたい盛りで芸能界と合わず、素行不良により引退。その後、窃盗や強盗傷害で逮捕されてしまう。 その服役中、母親が亡くなった。「ゴマキ御殿」とも呼ばれた自宅の3階にあった弟の部屋からの転落死だ。しかし、ゴマキは男選びについては間違えなかったようだ。結婚相手は年下で、地元の一般人。小学校時代にサインをもらいに来て以来、彼女のライブや舞台をよく見に来ていて、その雰囲気に惹かれた彼女から交際を申し込んだという。著書『今の私は』(小学館)にはこんなエピソードが綴られている。《外で会うことは避けていたので、たびたび家に来るようになり、家族ともすぐに打ち解けていた。(略)甥っ子ともすぐ仲良くなっていたのは、彼のキャラクターだろう。子どもに受け入れられたことで壁がなくなり、その後も実家にいることが多くなった》この普通っぽい気楽さがよかったのだろう。じつは「時代のセンター」まで行ったアイドルの場合、同業者的な相手との恋愛はうまくいかないことが多い。1990年代に国民的アイドルとなった広末涼子もそうだった。デビュー後、熱愛報道された伊勢谷友介といい、最初の夫の岡沢高広といい、当時はやんちゃな印象のモデルで、伊勢谷はのちにクスリで逮捕。岡沢は半グレ集団との関係が取り沙汰されたりした。再婚相手は、ろうそくアートなどを手がけるキャンドル・ジュン。同業ではないのがよかったのか、長続きしているようだ。■聖子や明菜にも通づる「法則」この「法則」は80年代の「センター」アイドルを争った松田聖子や中森明菜にも当てはまりそうだ。聖子は郷ひろみと破局後、神田正輝と結婚したが、ジェフ・ニコルスやアラン・リードといった外国人の俳優やダンサーと浮気してそれを暴露されたりしたあげく、離婚。その後は二度続けて歯科医と結婚し、ふたりめとの結婚生活が継続している。明菜は近藤真彦との結婚を夢見たが、自殺未遂をするなどして、破局。その後、マネージャーなどと交際したものの現在、独身だ。こちらは実家ともうまくいかず、自ら戸籍を抜いて絶縁したとも報じられた。その背景には、彼女が稼いだ収入をめぐるいざこざがあるようだ。「時代のセンター」となったアイドルにこうした家族トラブルが起きやすいのは、富と名声がさまざまな歪みをもたらすからだろう。また、同業者との恋も、同格なら双方の事務所なども含めて衝突しがちになる。かと思えば、格差がある場合、相手はちょっとクセが強かったりする。「センターアイドル」にアタックできる男はある意味、特殊な人が多いからだ。そんななか、例外的存在が山口百恵だろう。何がよかったかというと、愛人の子として生まれ育った彼女は、デビュー前から、父親を通して「ダメ男」というものを学習できていた。さらに、この父親は彼女が売れてからも、親権を返せと迫ったり、無断で事務所に借金したり、あげくは結婚も妨害しようとしたが、そういう悪いしがらみをきっぱりと断ち切ることで、本当の安息にたどりつけたわけだ。その安息をもたらした夫・三浦友和は同業者だったが、その関係性はただの共演相手というレベルを超えていた。著書『蒼い時』のなかで、恋が芽生えていった流れについて、百恵はこう書いている。《親や妹と顔を合わせるよりも多くの時間、彼と共に仕事をしていた。(略)たくさんの時間を共有するうちに、初め『兄さんのような人』という気持ちがわずかながら違う方向へ走っていくのは感じていた》ゴールデンコンビと呼ばれ、数々のドラマ・映画で共演した6年間、ふたりは家族のように接しながらおたがいを生涯の伴侶にできると確信したのだ。さて、話を前田に戻そう。彼女は昨年、太田プロから独立してフリーになった。結婚した夏に撮影された主演映画『葬式の名人』(2019年公開)ではシングルマザーを好演。今後はプライベートの実体験も肥やしにして、演技の幅をさらに広げていきたいところだ。ただ、ハリウッド進出を視野に入れている、とも報じられている。かつての聖子もそうだったが、日本でのトップを経験すると、海外での成功を目指したくなるものらしい。これも「時代のセンター」が陥りやすい落とし穴だろう。誰よりもその時代に愛された女性アイドルたち。そのぶん、時代が嫉妬して、幸せを邪魔するのかもしれない。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年02月08日ファーストアルバム発売イベントでの前田敦子(’16年)昨年12月31日に太田プロダクションから独立したばかりの元AKB48・前田敦子(29)と、俳優・勝地涼(34)夫妻が離婚協議に入っていると報じられています。ふたりは2018年7月に約4か月の交際を経てスピード婚し、2019年3月には第一子が誕生していましたが、2020年6月には別居報道が出ていました。結婚からわずか2年半での離婚報道にファンは驚いていることでしょう。そこで今回は、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が前田の過去の恋愛遍歴を振り返りながら、今回の離婚に至った経緯を推察したいと思います。■佐藤健に尾上松也……前田敦子の恋愛遍歴まず、これまで報じられてきた彼女の恋愛遍歴を振り返ってみましょう。2010年にイケメン俳優として当時人気だった山本裕典(33)との熱愛が『週刊文春』で報じられますが、当時は恋愛禁止のAKB48に在籍していたため破局。続いて2012年のAKB48卒業直後、またしても『週刊文春』に俳優・佐藤健(31)と深夜合コンを開き、泥酔していた前田は佐藤の前で号泣、最終的に彼にお姫様抱っこされてタクシーに乗せられたという衝撃的な写真とともに報じられていました。2013年には歌舞伎俳優・尾上松也(36)との熱愛報道が『日刊スポーツ』から流れ、2015年末ころまで交際していたようですが、破局。けれど翌年の2016年にはアパレル会社役員との交際が『女性セブン』で報じられました。恋愛禁止のAKB48在籍時代もスクープされ、AKB48卒業後はさらに頻繁に熱愛報道が出ていたため、“恋多き女”というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。また、これまでの恋愛が2年ほどの期間で破局したり、夫の勝地とも2年で別居報道が出ていることを考えると、恋愛感情を長年継続できない“熱しやすく冷めやすいタイプ”と思われるかもしれません。■前田敦子は“熱しやすく、熱し続ける”?しかし、過去に報じられた多くの熱愛報道、そして今回の離婚騒動は、彼女が“熱しやすく冷めやすいタイプだから” ――ではなく、“熱しやすく熱し続けるタイプだから”だと考えられます。前田といえば絶対的エースだったAKB48在籍時代から、過呼吸になりながらもステージに立ったことや、感情の起伏が激しくたびたびヒステリーを起こしていたというエピソードが数々ありました。それを裏付けるように、過去に交際していた男性宅へ、深夜にタクシーでパジャマ姿のまま押しかけたという報道や、前田が妊娠中に勝地が外で飲んでいると何度もスマホに電話し、家のドアにチェーンをかけて帰ってこれないようにしたという報道も出ていましたよね。なんとも思っていない男性にそこまで感情を剥き出しにすることはないですから、ヒステリックになってしまうのは相手の男性を愛しているがゆえでしょう。ですから3年以上といった長期間のパートナー関係を継続できず、わりと短命の恋愛で終わってしまうのは、前田が冷めるからではなく、相手の男性が彼女の愛の熱さ(重さ)に耐えきれなくなるからではないでしょうか。■どちらも悪くない、愛情量のバランス崩壊熱しやすく冷めやすいどころか、さらにその恋愛に没入していき、熱量をキープしたまま猪突猛進の恋愛を続ける。恋が始まった当初は相手の男性も恋愛のボルテージが高いため、一緒に盛り上がっていけるし、彼女の高い熱量を受け止められます。しかし、その熱量を維持し続けて真っ直ぐに感情をぶつけつづけると、次第に疲弊してしまう。恋愛スタート時の高い熱量を維持するのはなかなか難しく、一般論でいうとゆるやかに(もしくは急激に)下がっていく人のほうが多いもの。ですが彼女はよくも悪くも、その熱量が維持できてしまうのかもしれません。そして当然、恋愛スタート時の高い熱量を相手の男性にも求め続けますが、一方、相手はゆるやかに熱量が下がっていくため、徐々に温度差が生まれ、気持ちのズレが大きくなっていくのも容易に想像できます。前田が勝地を怒鳴りつけたり、勝地の飲み歩きに苦言を呈し回数を減らさせたり、勝地からの提案とはいえ自分の両親と同じマンションに住んだりと、これまでの報道を見る限り二人のパワーバランス(力関係)は前田優位であったことが伺えます。そんなパワーバランスの夫婦生活において、2人の意見の食い違いや、前田の意に沿わない出来事が起こると、熱量の高い彼女がヒステリックに爆発してしまうこともあったのかもしれません。また、彼女は自分と同じレベルの熱量で夫婦生活や子育てに真剣に向き合うことを夫に求めていたものの、勝地にはそれと同等の熱意がなかったことでバランス崩壊が起こったとも考えられます。そうだとしたら今回の離婚報道は、前田も勝地もどちらかが悪いというわけではなく、愛情量のバランスが崩れてしまったゆえの悲劇に思えてなりません。このままふたりが離婚してしまうのかどうか、まだわかりませんが、AKB48時代も卒業後も、心ないバッシングをたびたび受けてきた彼女。しかし、そのたびに起き上がってきた強い女性でもあります。そんな前田が今回の離婚報道も経験値として蓄え、大女優になるための糧にしていってほしいです。PROFILE●堺屋 大地(さかいや だいち)●恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー、恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。これまで『女子SPA!』(扶桑社)、『スゴ得』(docomo)、『IN LIFE』(楽天)などで恋愛コラムを連載。現在は『文春オンライン』(文藝春秋)、『日刊SPA!』(扶桑社)、『Business Journal』(サイゾー)などに寄稿している。LINE公式サービス『トークCARE』では、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている(2018年6月度/カウンセラー1位)。
2021年02月02日元AKB48で女優の前田敦子さん(29)と俳優で夫の勝地涼さん(34)が離婚協議に入ったことがサンケイスポーツで報じられ、世間を賑わせています。前田さんといえば“不動のセンター”と呼ばれ、”神7”の中で1番早くに結婚と妊娠を発表した人物でもあります。常にAKBのアイコン的な存在であり、アイドルとしての先陣を切り続けてきた前田さん。離婚というチャレンジも1番最初にするとは……。とはいえ、ニュースを読んだ人のリアクションの多くは「すると思っていた」「逆にやっとなんだ」「2年は持ちこたえたほうだと思う」と比較的想定内といった声が大きいのも特徴です。正直筆者も結婚当初から不穏な未来を若干予想していましたが、そもそもプライベートをまったく知らない一般人の外野すら離婚を予想する夫婦ってそういません。人は一体どこに、離婚しそうな空気を感じるのでしょう。■スピード婚×情緒×実家関係そもそもスピード婚と離婚率は連動しているとのこと。交際1年未満で結婚したカップルは3年以上交際した上で結婚したカップルよりも離婚率は39%高く、交際1~2年のカップルよりも20%高いことがアメリカのエモリー大学の研究で明らかになっています。前田さんと勝地さんは交際期間4カ月ということで、そもそも結婚報道時から「早すぎでは」という声が漏れていました。その上で他の要素をみていくと、前田さんのイメージや前評判にも離婚を想起させる要素が2つほどあったのかもしれません。・情緒的なイメージ前田さんといえば、AKB在籍時代からやや感情的で情緒的な性格であることが報じられていました。たとえば卒業直後に泥酔して泣きじゃくり、俳優の佐藤健さんにお姫様だっこをされたこと。昨年夏には前田さんが自宅近くで癇癪を起こし、勝地さんがなだめるといったシーンがスクープされています。それぞれ起きた原因はどうあれ、前田さんは気持ちが高まると感情的になるというイメージは周知されていました。この感情のアップダウンと子育ての大変さが相まって、「離婚を決めてしまうのでは……」と当初から多くの人に思わせていたかもしれません。・母親と仲良しすぎる前田さんは母親と非常に仲が良いと言われていました。出産後も一時期は同じマンションに家族を呼び寄せ、サポートを頼むなどの濃い関係性が築かれていたようです。一般的に、育児を実家がサポートしてくれる体制はありがたいこと。しかし同時に実家が子ども(今回であれば前田さん)と近すぎると、家の中には夫婦と実家という2つの判断軸が生まれることに。今回であれば、勝地さん側は難しい立場に置かれることとなります。常に2つの判断軸があると例えば何か意見が別れた際、多数決で実家側の意見が通ることが多くなりがち。その結果、夫婦の関係がギクシャクすることもあるのです。前田さんと勝地さんの実際の関係はわかりませんが、報道によると勝地さんが前田さんに合わせる形で生活が成り立っていたようです。その苦労も、かなりのものだったのかもしれません。現時点では協議に入ったとの報道ですし、記事内で前田さんの事務所は「事実ではありません」と否定。勝地さんの事務所は「聞いていない」と答えているとのこと。まだ離婚が成立しているわけでもありません。果たして、これからどうなるのでしょうか。■離婚してもイメージダウンのない不思議さそんな「離婚しても仕方ないかもね~」というイメージを抱かせている前田さん。興味深いのは今回の離婚協議報道やその前の夫婦不仲報道が出ても、前田さんのイメージがあまり落ちていない点です。なぜだろうと考えてみると、そもそもアイドル時代からあっちゃんのセンターとしての魅力は“今にも倒れそうな必死さや危うさ”。めちゃくちゃ輝いているのに、どこか影を感じる奥深さだったからかもしれません。今後も主演映画が控えている前田さん。離婚してもしなくても、らしさをより輝かせてほしいもの。でも同時に、情緒の激しさはちょっと心配もしちゃう……。ただ結局、この心配させちゃうほどの要素が“あっちゃんの魅力”なのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2021年01月31日日々国内外を旅している前田紀至子さんが楽しく美しく、時にはマニアックに旅を満喫するコツをナビゲートする連載【前田紀至子のビューティートラベル】よりお届け。今回はそんな彼女がステイケーションにもおすすめの東京都内のホテルをご紹介します。1.話題の「ステイケーション」を満喫!〈シャングリ・ラ ホテル 東京〉で過ごす、最高な週末。ステイケーションがポピュラーになるとともに、「ホテル内で贅沢したい!」という声が高まる今日この頃。普段なら旅先でしかエステやトリートメントを受けないという人も、せっかくならば、国内で極上トリートメント体験をするのがおすすめ。〈Chiスパ〉は、心の平穏と身体の健康を促す地上の楽園「シャングリ・ラ」にインスピレーションを得た究極の癒し空間。都内にいながらに旅気分を味わうのにもってこい。せっかくのステイケーション。しめくくりはメインダイニングの〈ピャチェーレ〉で特別なダイニングエクスペリエンスを。女友達とレストランで待ち合わせをしてゆったりと過ごすブランチタイムのスタート。今回のメニューは、週末限定の「ウィークエンド ブランチ」を。選べる最初の一杯はやっぱり〈ルイナール ブラン・ド・ブラン〉で。チーズやシャルキュトリー、サーモンにパテなど、お酒が好きならたくさん飲みたくなること間違いなし。週末ブランチの醍醐味、フリーフローのメニューもあるのでそちらも要チェック。メインはなんと朝食メニューとランチメニューから2品セレクト可能!一推しはエッグベネディクトとのことで、今回は「エッグ ベネディクト ロイヤル オマールエビ キャビア」と「骨つきラムのスパイシーグリル」をセレクト。ライブステーションで好きなものを好きなだけ選べるタイプのデザートは満腹でもついつい全て食べたくなってしまうほど。「家族を思いやるようにお客様をお迎えする」という〈シャングリ・ラ ホテル〉のフィロソフィー通り、ラグジュアリーでありながらも、どこかアットホームで心温まるステイ。旅に出たい気持ちになったなら、まずは〈シャングリ・ラ ホテル 東京〉をチェックしてみては?2.ステイケーションにもぴったり!〈フレイザースイート赤坂東京〉でラグジュアリーな女子会ステイを。世界的に展開されているラグジュアリーレジデンスだけに、佇まいからして品良くスタイリッシュ。今回は高層階の「ワン ベッドルーム プレミアスイート」に宿泊。客室に入ってまず目に入るのが、広々としたキッチンや乾燥機付き洗濯機。早々に「ここで暮らしたい!」という気持ちに。「ワン ベッドルーム プレミアスイート」は広さ60㎡なので、リビング、ダイニングとゆったりと過ごせる空間がたっぷり。キングサイズのベッドは女性二人なら広すぎると感じるほど。極上の寝心地が心地よく、夜更かしもほどほどに早めに眠ることができました。バスルームや洗面台、クローゼットにいたるまで、どこも洗練されたムードでテンションが上がりっぱなし。ジムは1時間単位での予約制なので、リラックスして体を動かせるのが嬉しい。十分な広さがあるので、ヨガやピラティスをすることも可能。ディナーは1階のダイニングレストラン〈モス クロス トウキョウ〉で日本各地の厳選された食材を使ったモダンジャパニーズを。軽やかな味わいでありながら、一品一品の完成度が高く、サービスも秀逸。定期的に訪れたいと思える満足度の高いダイニング。翌朝は「買い出ししておいた食材で朝ごはんを作ろう!」とひと盛り上がり。何気ない朝食も女友達と一緒に作れば楽しい。食後はふたたびベッドルームでうたた寝を。「何もしない贅沢」と相性抜群の〈フレイザースイート赤坂東京〉は、コンスタントに訪れたくなる身近な非日常と言えそうです。(photo&text:Kishiko Maeda)
2021年01月22日「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日10年のアナウンサー生活を経て、フラワーアーティストとして活躍する前田有紀さん。そんな前田さんがおすすめする鎌倉のフラワーショップをご紹介します。Hanako.tokyoでの連載 前田有紀の『週末・気分転〈花〉』よりお届け。1.「一本からでも気軽に手に取って欲しい。」オーナー・福西さんの想い。〈_ish.〉鎌倉の長谷に友人の福西信乃さんのアトリエ兼ショップ〈_ish.(イッシュ)〉がオープンしました。海と山のまち、鎌倉の花のアトリエである〈_ish.〉では、季節ごとの可憐なお花を集めて週末を中心にオープンしています。由比ヶ浜のビーチからもほど近く、海で過ごした帰りに駅に向かって小道をのんびりお散歩していく先にふと緑に包まれたアトリエが現れると、思わず覗いてみたくなります。中に入ると大きなアンティークのシェルフの上に置かれたベースに色とりどりの季節の草花たち。左右には、信乃さんがセレクトしたインテリアに楽しめそうなグリーンや、鎌倉を拠点に活動している作家豊田麗さんと一緒にデザインしたこだわりのフラワーベースも。これまで、何年もウェディングに携わってきた信乃さんのお花はセンス抜群。都会の洗練された雰囲気と、鎌倉らしい優しい自然の風合いがミックスされて、独特の心地よさを生み出しています。〈_ish.〉のブランク(〝_〞の部分)には、「あなたの叶えたい暮らしのスタイル」を入れてもらえたら、そう願ってブランド名をつけたとのこと。「日常のありがとうから、特別な日のおめでとうまで、お花で喜んでもらえるお手伝いができれば嬉しいです。自宅用に一本からでも気軽に手に取って欲しい。」そんな風に笑顔で話してくれました。この夏、海へのおでかけの帰り道に立ち寄ってみて欲しい素敵な場所がまた一つできました。アトリエオープンは、信乃さんのインスタグラムでみてみてくださいね。〈_ish.〉神奈川県鎌倉市長谷2−1−7 仁尾ビル1F 東中央(江ノ電「由比ヶ浜駅」すぐ)info@ish-lab.comInstagram:@_ish.shino2.「行きつけの花屋さん」見つけてみませんか?〈CHIC〉みなさんは”行きつけの花屋さん”はありますか?自宅にちょっとお客さんが来る予定だったり、なんか今日はお花でも飾りたいなぁと言う時に自分の好みの花屋さんがあると便利ですよね。私は鎌倉で、お休みの日に花を買うときには友人のフローリスト大松和子さんが営む〈CHIC(シック)〉という花屋さんを訪れることがとても多いです。鎌倉駅西口から徒歩3分の御成通りの路地裏に、ひっそりと佇む、こだわりのお花を集めたお店です。お店に足を踏み入れると、ふわっと花のいい香りが漂います。目に飛び込んでくるのは色ごとに並べられた綺麗な草花たち。どのお花も茎や葉っぱがしっかりしていて、同じ花の仕事をする私から見てもとてもいい状態なのがよくわかります。大松さんにイメージを伝えるとその思いを汲みながら、一つ一つの作業を丁寧に、手際よくお花を美しく束ねてくれます。彩りのいい花を愛でながら話をして、お花を受け取って店を出るときには、さっきよりも明るい気持ちになっている自分に気付かされます。「お花って、本当に元気や癒しをくれるなぁ」と改めて知ることができる。休日の嬉しいひととき。ぜひお花の力を借りて癒されてはいかがでしょう。明るい気持ちになるようなお花を「行きつけの花屋さん」で手にしてみてください。お参りなどで鎌倉方面にお立ち寄りの方は、〈CHIC(シック)〉さんにもぜひ。〈CHIC FLOWER STAND〉神奈川県鎌倉市御成町9-42-1F0467-33-583811:00〜18:00 水木休(photo&text:Yuki Maeda)
2020年08月22日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日前田敦子と勝地涼‘18年に交際4ヶ月のスピード婚をし、翌年の3月に第一子が誕生した前田敦子・勝地涼夫婦に危険信号が灯った。『女性セブン』(7月9日号)が報じたのはふたりの《フライング別居》報道。結婚のときも懐妊のときも各週刊誌は何かとAKB48の楽曲“フライングゲット”にかけて報じてきたわけだが(ほかにも曲あるやろ)、今回はなんとも切ない“フラゲ”案件。今年の冬ごろから勝地が「家出した」という噂が出回り、現在は車で20分の距離にある別のマンションで生活しているという。つまり、あっちゃんは現在ワンオペ育児中。大変だ。記事中には、感情の起伏が激しく、ときにヒステリックになる彼女から“逃げた”との記述もある。妊娠中には勝地が外で飲んでいると、何度も携帯を鳴らしたり、ドアチェーンをかけて部屋に入れなくするといった行動にも出たらしい。■AKB時代の長所は今や……彼女が国民的のアイドルグループの「絶対的エース」「不動のセンター」だったころ、“感情の振れ幅が大きい”その性格は、AKB48というグループの物語を大きく支えてきた。ドキュメンタリー映画(『DOCUMENTARY of AKB48Show must go on少女たちは傷つきながら、夢を見る』)でも、『選抜総選挙』の重圧から解放されて号泣したり、過呼吸になりながらも舞台に立つ姿が観た者すべてに感動と熱狂を呼んだ。しかし、この長所であったはずの「感情の起伏」がAKB卒業後はネガティブに報じられることも多かった。いちばん記憶に残っているのはやはり佐藤健との合コンを撮られ、泥酔・号泣した末、「お姫様抱っこ」で運ばれたアレであろう。報じた『週刊文春』(’12年9月20日号)によると、テキーラを飲んだりと現場は大荒れだったという。卒業し恋愛解禁されて間もなく、いきなりやらかしたわけだ。この報道と同時期に掲載された『AERA』(9月3日号)のインタビューでは、今後の人生についてこう答えていた。《私には人生経験が必要だと思うから、やりたいことはたくさんあります。車の運転免許も取りますし、いろんな人の話を聞きたいから友だちと外でご飯を食べるようにもします。もう21歳になったのでお酒を飲むということも》字面だけみると、彼女はグループを卒業する21歳になるまでお酒を飲んだことがなかったのではないか?とも読み取れる。大学生などは18歳くらいから居酒屋の年齢確認をくぐり抜けてこっそり飲んでいるというのに。アイドルの鑑だ。そんな彼女が、国宝級イケメンの佐藤健と高級ホテルのような内装(なんとガラス張りの風呂付きの部屋もあるとか!)のカラオケバーでテキーラ一気なんて……。ギャップが激しすぎるて。芸能界の洗礼が過ぎて溺れてしまうて。「人生経験不足」を自称する彼女のエピソードのなかでもっとも凄まじかったのは、’13年に『アサヒ芸能』(5月2・9日号)でテリー伊藤と対談したときの発言。もともと大の映画好きだという彼女だったが、卒業後は時間にも余裕ができ、映画館で1日4~5本の映画を鑑賞していると豪語。5作も観たら最初の2本の記憶飛んでるだろ、ってくらいハードスケジュールなわけだが、真に凄いのはここから。上映中、彼女が食べていたものはというと……。《持ち込みOKなところでは持っていきますね。たまに、お刺身とか……》──ヤバすぎるだろ。あの暗闇のなか、刺身って!常に手元を照らし続ける爆破シーンの連続でもない限り、終映後には醤油まみれになるんじゃないか。テリー伊藤も《エッ、》と驚きに包まれつつも、《お刺身だったら、食べてても音がしないもんなぁ》と苦しいフォロー。対し、あっちゃんは《そうなんです。ポップコーンとかよりも全然しませんよ(笑)》と陽気に返しているが、一緒に鑑賞した人は、生臭さに包まれながら作品を楽しむことができたのだろうか……。マナーの是非が問われるところだ。中学生のときからアイドルとして注目されてきた彼女は、映画館にすら普通に通えていなかったのか、と思いをはせてしまう。経験不足は恋愛面でもそう。初カレとして報じられた尾上松也とうまくいかないときは、親友の柄本時生に“手紙を代筆”させたり、また別の男性の家には深夜にタクシーでパジャマ姿のまま押しかけたり、といったように数々の悲哀が報じられてきた。■勝地「男って面倒くさがりなんですよ」このように、AKBのセンターに抜擢されてからプラスに捉えられ続けてきた「ちょっと変わっている」ところや「感情の起伏が激しい」性格が、ずっと修正されずにそのままでいたことが、良くも悪くも今の彼女を形成しているのではないか。今回の勝地涼との別居に世間がそこまで衝撃を受けていなさそうだったのも、そういう側面を知ってのことかもしれない。そして、一方の勝地涼。’14年にインタビューで恋愛観を語り、「男友達と私、どっちが大事なの?」という“恋愛あるある”について、こう明言している。《もし僕がそういう立場に立たされたら。もう速攻、謝ります(笑) モメる前に謝る。そういう部分で面倒を起こしたり、ムダな時間を使いたくない。男って面倒くさがりなんですよ》《「何してるの?」「会いたい」っていつも訴えてくるような女の子には、ウソでも「忙しいって」答えてしまうこともあるんじゃないですかね。自分もたまに言いますけど(笑)それはやっぱり「忙しい」って答えておいた方が話が早いですからですよ》(『JUNON』5月号)なかなかドライだ。“前髪クネ男”が何をスカしている。しかし、そんな彼だからこそ、恋愛におけるあっちゃんの火の玉ストレートな猪突猛進ぶりとマッチしたのかもしれない。相性のいい凸と凹である。ただし、それはあくまで恋愛の話。同居のともなう結婚や子育てが重なってくると、なかなか一筋縄ではいかなくなったということか──。真相は本人たちのみぞ知るわけだが、我々の身にも起こりがちなゴタゴタ劇に親近感を覚える。これぞ「会いに行けるアイドル」の距離感。復縁を願う。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2020年06月30日長い時間をお家で過ごしたステイホーム期間。どのようにお子さんと過ごしたか、その期間を経て感じたことや変わったこと、これからお子さんとどのように暮らしていきたいかを、モデル、イラストレーター、フォトグラファーなど様々な肩書きを持つママ・パパに聞きました。CONTENTS1.モデル・垣内彩未さん(2歳の女の子のママ)2.モデル・武智志穂さん(双子妊娠中のプレママ)3.ミュージシャン、アーティスト・ショコラさん(3歳の男の子のママ)4.イラストレーター・前田ひさえさん(4歳の女の子のママ)5.フォトグラファー・松木宏祐さん(3歳の男の子のパパ)【 Question 】Q1.ステイホーム中、どのようにお子さんと過ごしましたか? また、日々を一緒に過ごして感じたこと、気付いたことはありますか?Q2.ステイホーム期間を経てご自身が感じたことや変わったことを教えてください。Q3.これからどのようにお子さんと暮らしていきたいですか?name:垣内彩未さんjob:モデルモデルとして多くの女性誌で人気を集める。自身のブランド『not lonely』()が好評展開中。2歳の女の子のママ。Instagram:@kakiuchiayamiA1.子どもの成長を感じられた期間娘とはほとんどお家で過ごしましたが、バルコニーで体を動かしたりしてストレス発散していました。お家の中では、パズル、粘土、工作、レゴ、お絵描きなどをしたり、ディズニー映画を観て過ごしました。ずーっと一緒に過ごしてみて娘の成長をとても感じました。特にお喋りがとっても上手になり、ますます会話が楽しくなりました。A2.身のまわりのモノ選びに変化私自身がステイホーム中に肌荒れしたこともあり、以前よりさらに身のまわりのモノ選びに意識を向けるように。スキンケア、洗剤、食生活をガラッと変えてみました。自分の身体と向き合えるいい機会でした。A3.子どもと一緒に楽しいことや感動を見つけていきたいこれからもできる限りのことは気を付けて、でも娘の体と心の発達のためにも、たくさんの楽しい! や、感動を見つけてあげたいなと思います。name:武智志穂さんjob:モデルファッション誌、TV、CM、ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。現在は、美容・グルメ・アウトドア・音楽・旅行などライフスタイルを発信し、同世代の女性から高い支持を集める。現在双子の男の子を妊娠中。Instagram:@shiho_takechiA1.お腹の赤ちゃんの成長をしっかりと実感ゆったりとお菓子づくりや洋裁、美容、ガーデニングなどの趣味を楽しんだり、双子の出産・育児書を読んだり。きっとこういう状況でなければせかせかと出歩いていたと思うので、お腹の双子たちの成長を見逃すことなくしっかりと感じることができたので、私にとってはいい機会だったのかもしれません。A2.生活する拠点を変える後押しにもともと子どもを授かったら東京を離れ、美しい海と自然のある地方へ移住する予定でいましたが、今回のことが後押しとなり、夏頃に引越しすることを決めました。A3.子どもが安心できる環境を整えたい子どもが安心して遊び、学べる環境を整えてあげられたらいいなと思いました。これからは多様化して選択肢も増えていくと思うので、アンテナは常に張っておかなければいけないなとも思います。name:ショコラさんjob:ミュージシャン、アーティスト夫である片寄明人(GREAT3)とのデュオ「ショコラ&アキト」の最新作は『Chocolat & Akito meets The Mattson 2』。一点ものアクセサリー『コルチェア』のデザイナーとしても活動中。3歳の男の子のママ。Instagram:@chocolatandakitoA1.家族の時間が増えて、嬉しそうな息子を間近で見られた今日まで保育園や親に預けたこともなく、自宅でアクセサリー制作をしながら子育てを続けてきたので、ステイホーム中も今までと変わりませんでした。3歳になり、かるた、トランプ、お人形遊び、お絵描き、料理やお菓子づくり、洗濯・掃除などの簡単な家事手伝いなど、一緒にできることがどんどん増えて楽しいです。まだ友達との交流も少なく、普段からめったに外遊びしたがらないインドア派の息子なので、イキイキと幸せそうにお家時間を楽しんでいました。そして夫が自宅にいる時間が増えたので、3人で過ごすことが何より嬉しかったんじゃないかなと思います。これまであまり感じなかった「パパっ子」ぶりが垣間見られて、微笑ましく可愛いです(笑)。A2.住む土地や家など、より環境を整えていきたいこういった事態でも慌てずにいられるよう、日頃から健康に気をつけ、最善を尽くしたいと改めて思いました。以前よりも和食、発酵食品を意識して食べるようになり、自家製の塩麹づくりを始めたり、一度やめてしまっていたぬか漬けも再開しました。もともと夫婦そろって普段あまり出歩くタイプではないので、唯一の楽しみである旅行ができないこと以外、ステイホームに関してのストレスはまったくありませんでしたが、住む土地、自宅がやはり大切で、より環境を整える必要があると感じるようにもなりました。価値観の変化にも柔軟に、喜びや楽しみを外に求めるのではなく、内に求める考え方でいたいと思います。A3.失われたものに執着せず、どんな環境でも楽しみたいきっとこれまでの時代の子どもとは違った世界を迎える世代となるのでしょうが、まだ3歳になったばかりですし、何も心配はしていません。きっとおもしろい未来が待っていると信じています。失われたものに執着せず現状を受け入れ、どんな環境でも楽しみ、愛情豊かに感謝して日々を過ごせるよう、親子で暮らしていきたいです。name:前田ひさえさんjob:イラストレーター書籍、雑誌のイラストやFairycake Fairなどのパッケージイラスト、原田知世氏の『銀河絵日記』MVなどを手掛ける。早朝深夜の読書と映画が今の小確幸。4歳の女の子のママ。Instagram:@maedahisaeA1.子どもと一緒に小さな冒険や発見、挑戦をする日々娘が巣立つまで、こんな時間はもう二度とないかもしれない! と思い、なるべく一緒に過ごしていました。出かけられないなど制約はありましたが、毎日娘と一緒にする小さな冒険、発見、挑戦は新鮮でした。ちょっと羽目を外して夜中まで起きていよう! とか、ベランダで寝てみよう! とか、子どもがワクワクするような室内イベントもしました。成長を間近で見られた2か月、大変でしたがかけがえのない時間でした。A2.無自覚に囚われていたものからの解放忙殺される毎日を「仕事しながら家事育児するってこういうものだ」と思い込んでいましたが、それを見直す時間になりました。新しい日常をどう生きるか、具体的なことは日々探しながら生きるのだと思いますが、働き方や暮らし方など、無自覚に囚われていたものから少し解き放たれたのはよかったです。それを忘れずにいたい。A3.限られた世界で大切にしたいことを娘と考えていきたい今までの生活は、選択肢が数限りなくありましたが、もう少し限られた世界になったときに何を大切にしたいのか、一緒に考えて生きていきたいなと思いました。生活、遊び、勉強や仕事、何事においても、制限があるなかで楽しむ工夫や、自分で考えることがこれからますます大切になっていくと思います。name:松木宏祐さんjob:フォトグラファーフォトグラファー・木寺紀雄氏に師事し、2012年に独立。広告、CD、雑誌、webなどジャンルにとらわれず活動中。近年は映像作品にも積極的に参加。マタニティフォトや家族写真などを撮影する出張写真館(@morishashinkan)も行う。3歳の男の子のパパ。Instagram:@matsukikousukeA1.幸せそうな息子を見て、前向きにとらえることができた息子とはほぼ毎日一緒にいて、近所に散歩に行ったり、自転車で出かけたり、ダンボールでお店をつくってパン屋さんごっこをやったり。自粛前は仕事ばかりでしたが、毎日朝昼晩のごはんを一緒に食べて、一緒にお風呂に入って、そんな日々が新鮮でしたし、幸せな時間でした。息子も一緒に過ごせてとても楽しそうだったので、前向きに自粛期間をとらえていました。仕事の不安はありましたが、自分で仕事をつくっていくために写真館の活動もしていました。A2.必要のないものは手放し、ずっと使えるものを手元に残すまずはいらないものを捨てて身軽になろうと思いました。所有していた書籍や資料も業者に出したり、着ていない服や靴なども手放し、生活をシンプルに。食卓のテーブルも古く少しゆがんでいたので、ずっと使っていけるようなテーブルを購入。以前からも思っていましたが、これからは長年使っていけるようなものを買っていきたいと思いました。また、子どもが何を見て何に反応しているのかもよくわかる自粛期間だったので、好きなことを伸ばしていける子育てをしていきつつ、僕もいっぱい息子から学びたいです。A3.一緒に歩みながら、それぞれの人生を楽しみたいどこで、どのように、どんな仕事をしながら生きていくのかを考えていました。家を買うのか、海外に一年くらい住んでみるのか、都会にいたままなのか、もう少し田舎に行くのか。コロナが少し落ち着いてきたら、家族で田舎に泊まりに行ったり、海外に出かけたりしてみたいですね。旅行というよりは暮らしてみる旅をしたいです。息子もカメラに興味を持っているので、写真を撮ってたくさんのものを見て、いろいろ感じてほしい。一度きりの人生なんだなと思い返せるいい機会だったので、僕も妻も息子も一緒に歩みながら、それぞれの人生を楽しんでいきたいです。
2020年06月11日今日はひなまつり。子どもの頃は、わくわくしていたイベントだったけれど、いつしか大人になって、すっと通り過ぎていく“コト”になっていませんか。ひなまつりは、元々は女の子の健やかな成長を願う行事です。だからと言って、なにがどうなるわけでもないけれど、一歩立ち止まってこの季節を愉しんでみませんか。 今回ご紹介するのは、常に斬新なオリジナルデザインの傘を創り続けて人気の清澄白河にあるショップ「Coci la elle(コシラエル)」のひがしちかさんと一緒に、クリエイティブユニット「kvina(クビ―ナ)」を招待作家に迎えた日傘の展示・販売会です。kvinaとは、 小林エリカ(作家・マンガ家)、田部井美奈(グラフィック デザイナー)、野川かさね(写真家)、前田ひさえ(イラストレーター)の女性4名によるクリエイティブガールズユニット。それぞれ違う才能を持つ4人が集まれば、こんな新しいデザインの日傘に出会えるのかと、驚きます。 “Possibility” 「可能性」 “Ebleco” “Hope” 「希望」 “Espero” また会期中のギャラリーでは、1960年代はじめごろに作られた御殿飾りのお雛さまも鑑賞することができます。いくつになっても春の訪れを祝い、女の子の成長を願うひなまつり。日傘のデザインを見ていたら、あたたかくなってくるこれからの季節がなんだか待ち遠しくなりそうです。 “希望”と可能性の日傘会期:2020.2.21(金)– 3.15(日)会場: OFS gallery(OUR FAVOURITE SHOP 内)東京都港区白金 5-12-21開催時間 :12:00 – 19:00 ※月・火曜定休(祝日を除く)(最終日は 17:00 まで)出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年03月03日東京・白金のOUR FAVOURITE SHOPでは、ひなまつりの展示にあわせ、2月21日から3月15日までクリエイティブ・ユニットのクビーナ(kvina)を招待作家に迎えた展覧会「“希望”と可能性の日傘」を開催する。©kvina × Coci la elleクビーナは、作家・マンガ家の小林エリカ、グラフィックデザイナーの田部井美奈、写真家の野川かさね、イラストレーターの前田ひさえからなるクリエイティブガールズユニット。2010年春より「リブロデクビーナ(LIBRO de KVINA)」としてLIBRO(=本)をモチーフに、日本語・英語・エスペラント語3ヶ国語でのセルフパブリッシング、プロダクトデザイン、展示などを手掛ける。月に何度か開かれる朝食会でそれぞれのアイディアや夢を話し合いながらプロジェクトをすすめている。今回の展覧会では、クビーナが斬新なオリジナルの傘を創り続けるコシラエル(Coci la elle)のひがしちかと一緒につくった日傘を展示・販売。アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの2つの詩「Hope is the thing with feathers(「希望」それは羽根を持つもの)」と「I dwell in Possibility(わたしは可能性の中に住んでいる)」をモチーフにした、2つの晴雨兼用傘を、限定各16本のエディション付きで販売する。©kvina × Coci la elle関連イベントとして、2月24日の14時からクビーナのメンバー4人がそろってお祝いのための温かなお茶を用意する「ひなまつりをお祝いするお茶会」を開催。15時からは、クビーナによる展覧会の説明や傘に込めた想いなどを話すスモール・トークを開催する。どちらも予約は不要、誰でも参加できる。また2月24日からは、「春を楽しむ“希望”と“可能性”のお菓子」として、下高井戸の“日々のお菓子屋”ヤスケサンフード(yaskesunfood)が用意する、ひなまつりをテーマにした人気の焼き菓子を特別に販売する。なお、ギャラリーには、キギ(KIGI)の渡邉良重が所有する1960年代はじめごろに作られた御殿飾りのお雛さまも展示される。【展覧会情報】OUR FAVOURITE SHOPのひなまつり “希望”と可能性の日傘会期:2月21日~3月15日会場:OFS gallery(OUR FAVOURITE SHOP内)住所:東京都港区白金5-12-21時間:12:00〜19:00(展示最終日は17:00まで)休館日:月・火(祝日を除く)
2020年02月18日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。9月19日(木)今夜放送回のゲストに、女優の前田敦子が出演。先日第1子を出産した前田さんが最新プライベートを明かすほか、「Perfume」あ~ちゃんも登場する。2005年、AKB48のメンバーに選ばれ立ち上げ期からグループをリード。ブレイクの立役者となると、女優としても「毒島ゆり子のせきらら日記」や「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などでその演技力が高く評価され、今年に入ってからも『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』『町田くんの世界』『旅のおわり世界のはじまり』と精力的に出演を続ける前田さん。今回は先日出産した前田さんが“食べて痩せる”衝撃の産後ダイエット法など、令和に入ってからの最新プライベートを大公開する。また2005年にメジャーデビュー、「ポリリズム」でブレイクすると「セラミックガール」「love the world」などが立て続けにヒット。日本だけでなく海外でも活躍し、いまや世界的なアーティストとなった「Perfume」からメンバーのあ~ちゃんが登場。今回はあ~ちゃんの自宅で起きた(秘)事件をメンバーが暴露。またSNSで話題の技に愛犬のぽぽたんが挑戦する。今夜のゲスト、前田さんが主演を務める映画『葬式の名人』は9月20日(金)より全国にて公開。大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く同作で、前田さんは女手一つで息子を育てる渡辺雪子を演じる。雪子ら同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川大輔を高良健吾が演じるほか、『HiGH&LOW THE WORST』も期待の白洲迅も出演する。「Perfume」は初のベストアルバム「Perfume The Best "P Cubed"」が好評発売中。「櫻井・有吉THE夜会」は9月19日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月19日前田敦子は「追いつめられ俳優」である。「追いつめられ俳優」とは追いつめられればられるほど圧倒的な力を発揮し、追いつめられる様まで最高のエンターテインメントにしてしまう俳優のことで、前田敦子のほかには藤原竜也、長谷川博己、戸田恵梨香などがいる。前田敦子はかつて、言わずとしれたAKB48のセンターとして活躍したトップアイドル。「過呼吸」になるほど自分をギリギリまで追いつめるパフォーマンスに定評があった。アイドルを卒業して俳優になってからも、監督は彼女を追いつめたいと思うのか、山下敦弘監督は『苦役列車』(12年)で土砂降りの中で追いつめ、中田秀夫監督は『クロユリ団地』(13年)で絶叫させていた。だが俳優としてキャリアを積むにつれ、アイドル時代のイメージに頼るだけではない面も出て来て、逆に追いつめる前田敦子を描いたのが黒沢清監督である。前田敦子の歌「セブンスコード」のイメージビデオ的に企画されたものが映画になった『Seventh Code』(14年)は、前田敦子演じる女が日本で会った男(鈴木亮平)をウラジオストクまで追いかける。思い込んだら一直線のちょっと危うい女性を演じているかと思ったら話はもっと壮大でのっぴきならず、男がまさに地獄まで追いつめられていく流れに。彼女のアクションが凄いのだが、冒頭のキャリーケースを引きずりながら猛ダッシュする前田敦子のパワーも見どころだ。追いつめようが追いつめられようがいずれにしても前田敦子の出る作品は体力勝負で身体的に負荷がかかるものが多い。華奢な体のどこからそんな力が湧き出てくるのか……とまばたきできないほど観客が見入ってしまうような状況をどれだけ用意できるかが監督に課されているような気さえする。それが堤幸彦監督の場合は、ちょっとひねって『イニシエーション・ラブ』(15年)にて真綿で男の首を締めるような前田敦子を描いた。とりたてて何もせずニコニコしているだけにもかかわらず強大な磁場ができあがるという前田敦子の蟻地獄的な“圧”だけを恋愛映画に取り入れたすばらしい企画であった。○非日常があっという間に収束するすごさ現在公開中の黒沢清監督作品『旅のおわり世界のはじまり』はまわりまわって追いつめられ俳優の面目躍如なところがある。中央アジアのウズベキスタンが舞台で、ドキュメンタリーというか旅に関するバラエティー番組のレポーターとして働いている主人公・葉子(前田)は海外の旅バラエティーといえば過酷なロケがつきものとばかり、体を張って様々なことにチャレンジさせられるのだ。とりわけものすごく危険そうな遊具に乗る場面を堂々とこなすところは涙なくしては見られない。誰もかばってくれず、やるしかない状況を淡々と引き受けていく葉子。もともと歌を歌いたかったのがなぜかレポーターで糊口を凌ぐしかなくて、このままでいいのかいけないのか悩んでいるところ、たまたま迷い込んだすばらしい劇場で歌ってみたことで彼女のなかで何かが動き出す。歌は前田にとって得意ジャンルであるはずだが、この映画では彼女を追いつめる。なぜなら、「愛の讃歌」という激しい愛を歌った普遍的な名曲である。エディット・ピアフが歌い、日本では越路吹雪や美輪明宏、大竹しのぶが歌っている歌だ。それを前田敦子が歌うのだ。相当精神的にも技術的にも追いつめられたはず。見た目に凄い状況ではなく静かに凄い状況で追いつめられたときどう出るか、前田敦子はこの映画でまた前進した。私はこの映画の前情報をほとんど入れずに見たので、前田敦子が首都タシケントにある由緒あるナボイ劇場というオペラ劇場で歌う場面がネタバレではなく、むしろ売りになっているらしきことを後で知った。たとえば、黒沢清監督と出演者の加瀬亮の対談の掲載された『文學界』では「闇に響いた前田敦子の歌声」というタイトルが堂々とついていた。この映画は「日本・ウズベキスタン国交樹立25周年」の記念プロジェクトで、全編ウズベキスタンロケでナボイ劇場を登場させるというのはお題だったそうだ。なるほど、そういう課題に、日本の歌姫でもあった俳優・前田敦子は生きる。この派手な部分ももちろんすばらしい。だが、絶叫マシーンに挑む表情、埃っぽい街を小走りに行く姿、ホテルでケータイの電波を探して窓を開けて風に吹かれたりホテルの屋上に上がったり、そういうほうも素敵に感じた。前田敦子はスポットライトがバーンっと当たったときよりも、その後が魅力的な稀有な人だと思うのだ。以前、私は前田敦子の笑顔の滞空時間が短いことについて書いたことがあるが、満面の笑顔や絶叫という非日常があっという間に収束して、ものすごく冷静な顔になるのが前田敦子の本当の凄さ。非日常の仮面を必死でかぶり続けることで俳優や歌手という特別なものでいられるものだという認識をさらりと破るのが前田敦子なのである。葉子は過酷なミッションを淡々とこなすと、たったひとりで食べ物を買いに遠くの繁華街に出かけていく。場所もわかりにくく言葉も不慣れで、ちょっと危険そうな目にあっても、はじめてのお使いに行く子供が誇りをもって口をへの字につぐんで弱音をはかず黙々と歩いていくような、プリミティブな強さがある。はじめてのお使いの子供を追った映像は目が離せなくて、ずっと見てしまうように、観客は葉子の行動を追いかけることで、ウズベキスタンのささやかな冒険を体験した気持ちになる。冒険が終われば、たちまちホテルで小さく丸まって座ってケータイいじって彼氏に連絡しているふつうな女の子に戻る。それはまるでわずか3分間しか変身できないウルトラマンのような、3分間の小さな魔法。前田敦子は、ふだん家でごろごろして、買った服の値札の紙の部分だけ手でちぎって、プラスチックの紐部分だけ残すような怠惰な生活を送るような(以前、前田がこういことをやると発言していたことに共感した)ふつうの人間が、ある瞬間、ものすごく劇的な追いつめられ体験をして、スターやヒーローになれる夢をひととき見せてくれる。次回作『葬式の名人』(樋口尚文監督)はシングルマザーの役だとか。どんな劇的体験を見せてくれるだろうか。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年07月23日「最近、このあたりで前田さんをまったく見かけなくなったんです。石原さんの姿は、今でも目撃することがあるのですが……」(近隣の住民)7月9日スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主役を演じる石原さとみ(32)。9月には彼女の主演舞台『アジアの女』が始まることもあり、現在は急ピッチでドラマの撮影が進められている。そんな多忙を極めるなか、プライベートに“異変”が起きているという――。昨年4月に「週刊文春」で沖縄デートが報じられ、「SHOWROOM」社長・前田裕二氏(32)との交際が発覚した石原。8月には彼女の引越し先が前田と同じマンションだったことを、本誌がスクープ。彼女は連日、“愛の巣”からドラマ撮影へと向かっていた。そんなひとつ屋根の下で前田氏との仲を深めてきた石原。今回の撮影中も、帰宅するのは件のマンションだった。だが冒頭のように、最近はマンション付近で前田氏の姿を目撃することがなくなっているという。そこには、理由があった。「実は、2人は破局してしまったようです。最近、前田さんが友人に『もう彼女とは別れたんだ』と漏らしていたそうで……」(前田を知る芸能関係者)今年1月時点で、2人は結婚に向けて着々と準備を進めていたはずだった。当時、石原の知人は本誌にこう明かしていた。「実は前田さん、すでに石原さんのご両親への挨拶をすませているんです。その後も何度か会っていて、親睦を深めているとも聞きました。それほど石原さんとの結婚について“本気”ということ。カレの真剣な姿勢に、ご両親もかなり好印象を持っていたようだと聞いています」両親公認の仲となったことで、“結婚秒読み”とも言われていたふたり。だがそこから一転して、“まさかの決別”を迎えていたというのだ。いったい、何があったのか。前田氏を知るIT関係者は「私もすでに別れたと聞きました」と証言。理由について、こう明かした。「いよいよ結婚が見えてきたことで、2人は改めて将来について話し合うようになったそうです。しかし、そこで価値観のズレが出てきたのです。前田さんは “仕事大好き人間”。いっぽうで石原さんは少しでもいっしょの時間を過ごしたいタイプ。話し合いのなかで、そうした違いが鮮明になってきたようです。最終的には前田さんがマンションを出ていくことになったと聞きました。現在は都内にあるほかのマンションで暮らしているそうです」本誌が取材したところ、たしかに前田は引越していた。7月上旬の深夜1時過ぎ、都内にあるマンションへと帰っていった前田氏。話に聞いたとおり、“愛の巣”とは別のマンション。やはり転居していたのだ。石原との破局の真相について聞くべく、本誌は「SHOWROOM」に問い合わせた。だが担当者は「プライベートについてはお答えいたしかねます」と答えるのみだった。
2019年07月09日女優の前田敦子が23日、都内で行われた「ウズベキスタン共和国 観光大使就任イベント」に出席した。黒沢清監督がメガホンをとり、シルクロードを舞台に描かれる『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)で主演を務める前田。同作は、日本とウズベキスタンの共同製作により、ウズベキスタンでの全編ロケ撮影が実施された。前田は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターを演じる。夫で俳優の勝地涼との第1子を3月4日に出産したばかりの前田。産後初の公の場にブルーのワンピース姿でスレンダーなスタイルを見せ、就任状を受け取ると「すごくうれしいです」と喜びを伝えた。ウズベキスタン副首相からビデオメッセージで「無事にお子さんをご出産されたことを心よりお祝い申し上げます」と祝福されると笑顔を見せ、「ウズベキスタンでお会いしたんですけど、すごく明るくてステキな方で。その時にウズベキスタンのノートをいただいて、帰ってからそれに日記を書いています」とうれしそうに話す。また、「その後に妊娠して出産したので、そういうことを書いています」と出産や育児の日記をつけていることを告白。副首相の祝福に「ありがとうございます」とあらためて感謝し、昨年7月に結婚、そして今年3月に出産したことに触れ、「びっくりですよね」と笑顔を見せた。ウズベキスタンでの撮影では、片道7~8時間バスで移動することもあったが、「どんどん景色が変わっていくので、ずっとみんなでワクワクしっぱなし。ずっと楽しかったです」と苦にならなかった様子。現地の人々とも交流し、「いろいろ質問もしてくれるし、興味を持ってくれているのがすごくうれしかったです」「こんなステキな場所があったんだと、行ってすごく思いました。日本の方はすごく好きだと思います」と魅力をアピールしていた。
2019年04月23日前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生を迎え、シルクロードを舞台に描く黒沢清監督の最新作『旅のおわり世界のはじまり』。この度、前田さんが異国の地で心の移ろいを繊細に表現した本予告と場面写真が一挙解禁となった。本作は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く心の冒険物語。主人公の葉子を演じたのは、黒沢監督のもと、“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性を発揮し、役者として新境地を開いた前田敦子。彼女と行動を共にする番組クルーを演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。監督の意図を直感的に理解した“引きの演技”は本物の撮影スタッフと見紛うリアルさで、劇中でも絶妙のチームワークを見せている。今回解禁となった本予告は、前田さん演じるテレビ番組リポーターの葉子の心許ないリポートから始まり、ときに怯えながら、まるで自分の心の居場所を探すかのようにバザールを走り回る姿が印象的。ウズベキスタンで全編ロケ撮影されただけあり、シルクロードの美しい風景も相まって観る者も一緒に異郷を旅しているかのよう。そして号泣の後、ラストに見せるアップの葉子の表情は、ささやかな勇気を手に入れ、自分の殻から一歩踏み出せたかのような、心の移ろいを映し出している。また、解禁となった場面写真でも、雄大なシルクロードの草原や美しい湖と山脈、ホコリっぽい街角、バザールといった異国の地でのテレビ番組リポーターの葉子(前田さん)とクルー(加瀬さん、染谷さん、柄本さん)の様子が、まるでドキュメンタリーの1コマのように切り取られている。『旅のおわり世界のはじまり』は6月14日(金)よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2019年04月23日キャスケットを被り、レザージャケットに黒のパンツ姿で颯爽と歩く、前田敦子(27)。3月下旬の夕方6時過ぎ、前田がバスに乗って1人で訪れたのは都内のビルの1室だった。彼女は3月4日に勝地涼(32)との第一子である長男の出産を発表したばかりだが、産後1カ月とは思えないスリムな体型に戻っていた。その秘密とは――。「前田さんが入って行ったのは美容骨格矯正を医学的に追及する完全会員制の接骨院で、産後の骨盤矯正のために来院する女性も多いそうです。90分の施術で2万円、初診料に5,000円かかります。ゴッドハンドのオーナーが経営しており、HPもパスワードを入力しなければならないと閲覧できないというプライベート性の高さから、芸能人がお忍びで通っているといいます」(美容関係者)産後1カ月での骨盤矯正にはいったいどんな効果が――。産後の骨盤矯正を専門とするバランス工房の岡林秀和代表はこう語る。「産後3週間は安静にするのが基本ですが、逆に長期間放っておくと出産で広がった骨盤が元に戻りにくくなってしまいます。なので、産後1カ月から2カ月までに施術を受けるのがベストです。骨盤の広がりを放っておくと、痛みが出るケースが多いです。また、姿勢が悪くなることで、太ももの外側とお尻が太くなることもあります。2人目を産むにも、1人目のときに骨盤をきちんとケアしたほうがよいとされています。健康のためにも産後太り予防のためにも、骨盤矯正はとても重要なこと。産後数カ月は骨盤矯正に通いつつ、骨盤ベルトを着けることを推奨しています」前田といえば、6月に2本の出演映画が公開される。「6月にある映画の舞台挨拶が、産後初の仕事復帰となりそうです。その復帰まで2カ月なので、いま前田さんは産後ダイエットに励む日々だといいます。前田さんが外出している間は勝地さんが赤ちゃんをみてくれるので、心置きなく出かけられているそうです」(夫妻の知人)「産後でもスリム!」の陰には、凄腕の骨盤矯正&イクメン夫のサポートがあった。
2019年04月03日