俳優の前田美波里、島田歌穂が9日、東京・帝国劇場にて行われたミュージカル『Endless SHOCK』ゲネプロ前開幕記念会見に登壇した。今回で25年の歴史に幕を下ろすことになったミュージカル『Endless SHOCK』は、あす11日に開幕。2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、堂本光一が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けてきたが、今年の公演で2000回を達成(4月22日昼公演)。国内演劇の単独主演記録2017回を超え(5月9日夜公演で2018回)、単独1位となる見込みとなっている。前田は、今年でラストイヤーとなる『Endless SHOCK』を前に「2013年からオーナー役をやらせていただきましたが、やはり今年は初心の気持ちを忘れずに、一回一回の公演を丁寧に演じたいと思います。さみしいです…」と心境を吐露。そして島田は「私は2022年の博多座公演からこの作に参加させていただいています。本当にこの長い長い前人未踏の歴史を刻もうというこの舞台で、少しでも参加させていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。私も寂しい思いでいっぱいなんですが、1回1回、目に焼き付けるという思いで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。今年はあす11日から5月31日までの帝国劇場(本編・エターナル編同時上演)公演を皮切りに、7月・8月は梅田芸術劇場(本編のみ)、9月博多座(本編のみ)、そして11月は再度帝国劇場(本編のみ)を上演する。主演を務めるKinKi Kidsの堂本、ライバル役の佐藤勝利(Timelesz)、リカ役の中村麗乃(乃木坂46)、ふぉ~ゆ~の越岡裕貴&松崎祐介も参加した。
2024年04月10日俳優の前田拳太郎、奥智哉が7日、京都・東映太秦映画村にある太秦江戸酒場 夜桜花吹雪でテレビ朝日系ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜深0:15、24日スタート)の『君とゆきて咲く~新選組青春録~-壬生寺と新選組-トークショー』に登壇した。トークショーは、鎌切大作役の前田、深草丘十郎役の奥に加え、新選組に縁深い壬生寺の松浦俊昭貫主も参加。役衣装で登場した2人。前田は「ドラマが始まる前に、この衣装で会えると思っていなかった」と笑顔を見せた。フレッシュな顔ぶれがそろった本作。撮影現場の空気を問われると前田は和気あいあいとした現場で、みんな仲が良い。京都で撮影しているので合宿みたい。青春を取り返したような」とにっこり。撮影終わりに、ご飯に出掛けることも多いそう。奥は「撮休の日に出掛けて、京都を楽しんでいます。この短期間で、こんなに仲良くなったのは初めて。共演者というより友だち。みんな、扱いが雑になっていってます(笑)」と笑った。新選組といえば、浅葱色のダンダラ羽織。本作は、そのイメージも一変させようと衣装や髪型も、それぞれ違ったものになっていることもアピールされた。松浦氏は「この衣装で令和の京都の街を歩いても違和感がないと思う」と話し、お墨付きだった。ダンダラ羽織は芹沢一派が作ったそうで「数も少なかったし、実際に着た人も少なかったらしい」と松浦氏は明かす。さらに、現在の大丸で作られたというが「現在に至るまで、まだお支払いされていないそうです」と松浦氏が裏話。前田と奥は爆笑だった。水曜深夜の『スーパーバラバラ大作戦』枠に誕生する“シン・時代劇ドラマ”である本作は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫氏(※塚は旧字体)の隠れた名作『新選組』を初映像化。幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルに描く。
2024年04月09日今期の月9ドラマ『366日』(フジテレビ系)に出演する俳優・前田公輝。『天才テレビくんMAX』(NHK Eテレ)出身で、近年は『ちむどんどん』をはじめ多様なドラマ作品に連続出演している。様々な役柄を演じてきたが、一時期は悪役や犯罪者役での出演が続いたときがあり、「当初はそれが嫌でした」と振り返る。直近では山田裕貴のラジオにゲスト共演し、“陽キャすぎる”素の立ち居振る舞いが話題に。悪役が“ハマり役”と言われてきた過去、本来の自分とは正反対の役柄を演じた経験から得たものとは? 「素を見せることで、本物に近づく気がする」と、“俳優が素を見せること”を利点としてどうとらえるか話してくれた。◆7歳で人生最初の挫折、でも「勝ち負けだけじゃない世界を知れた」前田公輝がデビューしたのは6歳。受けたCMオーディションに合格し、芸能界デビューを果たす。芸能界入りのきっかけは「両親の情操教育の一環で、ピアノなどの習い事の延長線だった」と話す。「両親がともに明るくてにぎやかな家族で、2人だけで笑い合って子どもたちが置いてけぼりになるぐらいの両親なのですが(笑)、幼少期から大人のコミュニケーション能力を覚え、社会で生きるための基礎を学ばせようと考えたようです。僕自身はテレビは宇宙ぐらい離れている次元の世界だと思っていたので、アニメの世界に自分が入るといった感覚で芸能界入りしました」見事テレビCM出演をするが翌年のCMオーディションでは一次審査で落選。「あれが多分、僕の人生で最初の挫折だったと思います」と振り返る。「すごく負けず嫌いな子どもでした。だから最初のオーディションに受かって勝ち誇っちゃったんでしょうね。Adoさんの曲じゃないですが当時は自分が中心に世界が回っているような感覚で、上には上がいるという、自分は最強じゃないと思い知らされました。結果、見える景色が広がったように思います」その頃7歳。「負けることがあるんだ」ということを知った。でも物事は勝ち負けだけではない。それ以外の世界がある、表現とはそういうことじゃないという衝撃を受け、大人の階段を歩み始める。そして『天才てれびくんMAX』と出会う。◆ヒール役「当初は嫌だった」…だがその後、“悪”に対して気づいたこと「今の僕があるのは『天才てれびくんMAX』での経験のおかげ。MCで臨機応変さを学び、それはお芝居にも生きました。大人のゲストの方々ともお話をさせていただき、またテレビで使ってはいけない言葉、トレンドの言葉、丁寧な言葉づかい、芸能界にいる人間としてのすべての基礎をそこで学びました」だがその後、また壁にぶつかる。それは多くの子役が経験する、「子役と俳優のお芝居の違い」だ。「子役のお芝居って喜怒哀楽でそれぞれどれだけその感情を出すかのパーセンテージで演じるんです。ですが喜んだあとに怒るとか、人の感情は喜怒哀楽がシンプルではない。複雑な心理描写を演じなければならないとき、子役のときの感覚が抜けず、相当な苦労を味わいました」思い返せばそれまでは子役やタレントとしての意識が強かった。だが16歳の時、映画『ひぐらしの泣く頃に』で本格的に「俳優」という職業と出逢うことになった。自身の演じる軸を変えなければいけない。自身が感じる壁を一つずつ消して、何が得意で何ができないか自分を紐解いていくことを地道に続けていった。結果『ごくせん』『花ざかりの君たちへ』など、同世代俳優が多数出演する作品でも爪痕を残していく。ところが、だ。そうした俳優活動を続けるうちに、明るく、いつも笑顔かつまじめで学級委員長などを務めていた彼自身の個性とはまったく異なる「悪役」や「犯罪者役」が続くことになる。「当初は本当に嫌でした。一体どういうことだろうと疑問を抱きました。よく色々な役者さんが悪役はやっていて楽しいとおっしゃりますが、僕はまったくやりたいとは思わなかったんです。僕はどちらかといえば、犯人より警察のほうだろうと。ところがそこで、ハマり役だと評価をいただいた。ここで気づいたのが、苦手意識を持っていたものが自分の得意なこともあるんだということ。固定概念のおそろしさを知りました」「その後、あらゆる犯罪者役をやることになるんですけど…(笑)」と、悪役への向き合い方に違いが出てきたことを振り返る前田。「おそらく自分が真面目だからこそ気付いたことに、“そういえばテレビで報道される犯罪者も自分が犯罪を犯しているという自覚があったのかわからないことがある”、がありました。世の中のため、自分の正義を貫くために犯罪に手を染めてしまう人もいます。寧ろ、どんなに容認できないと感じる悪行でも、その人のなかでは善であると行動する人もいる。善悪二元論で“人間”は演じられないのだという結論にいたったんです」。◆「“素”を見せて同じ足並みで作品を作ったほうが本物に近くなる気がする」役とはいえど犯罪を犯したくなかったが、いつの間にかそうした善悪を含めた“人間”にハマっていく。またさらに新たな発見があり、『HiGH&LOW』では強い役ゆえに自分の弱さに気づいてしまう感覚を味わったり、一年間悪役が来ないと寧ろ不安になったりもした。「自分の芽が出るところはヒールだと思っていたので、誠実で明るい役をやればやるほど、悪役じゃないから自分の魅力がしっかり伝わっていないんじゃないかという不安や葛藤と向き合わざるを得ませんでした」犯罪者役が続いたからこそ、バラエティで見せる作品共演者との軽快な掛け合いや優しさが垣間見えるコメントには「前田公輝の素って、こんなに明るかったの?」と一般視聴者を引き込む要素となっている。なかでも、『山田裕貴のオールナイトニッポンX』にゲスト出演した際には、前田の素の魅力が爆発した名場面だと話題に。山田とカラオケデュエットしたほか、マスカラを振って盛り上げたり、合いの手を入れたり、楽しむ様子を隠さない両親ゆずりの陽キャな姿がユーザーに受け、ネットニュースや切り抜き動画がバズりにバズった。「一時期はプライベートやドラマの打ち上げではクールな自分を演じていました。役者の世界に、バラエティなどではミステリアスな空気を出したほうが本物っぽいと言われていた時代はあったと思います。ですが今は皆さん、YouTubeなどをされている。役者ってふた通りいると思うんですけど、ミステリアスなゼロ地点から“1”を作る人と、ある程度の素を見せて“2”から役では“5”にする人がいるように思うんです。そして今は、後者のほうが安全だし見やすい存在になっているような気がなんとなくしているんです。つまり“素”を見せた同じ足並みで作品を作ったほうが本物に近くなる気がするんです」昨今はラジオ、YouTubeをはじめとしたSNSで俳優たちが“素”の姿を見せる動きが加速度を増している。本来YouTubeやTikTokブームは、演者が芸能人ではないからこその親しみやすさがあったが、役柄のイメージも大切である俳優が自分のプライベートを明かす利点はあるのだろうか。「多分、選択肢が増えることが大きいと思います。YouTubeでも、お笑いでも、カップルの日常でも恋愛ドキュメントでも、自分の“好きなもの”を選べるし、自分が何が好きなのかわかる時代です。自分の“好き”を出せることで、それが親しみにつながることもある。また“素”を見せることで、役者“なのに”歌えます。役者“なのに”踊れますというのがフラットに受け入れられ始めている。なんでもできる“全能の役者”が求められる時代にきているのかもしれません」そんな彼の芝居には「息遣いや句点の打ち方に独自の感性がある」という反響も。画面を見ていなくとも、彼だとわかると間合いや緩急が感じられる。これを本人に直撃すると、「実はかなり考えています」とコメント。たとえ一言のセリフであっても、その言葉の背景や役としての解釈を4、5倍考えたうえで、圧縮して放っているからではないかと自己分析している。現在はオンラインサロン「前田公輝officialファンクラブ『fan-ily』」でもファンと交流を持っている。ファンと身近に接触することで「戦う力になっている」と語る前田。「自分自身がさまざまな活動をすることでさらに選択肢を増やしたい。一つのことに情熱を注ぐのも素敵なことですが、一つに縛られず、知らなかったことに向き合うことも楽しいもの。今の時代は特に、俳優でもいろんな色を自分が出すことで楽しめる世界があると僕は思っています」(取材・文/衣輪晋一)
2024年03月26日俳優の門脇麦が主演を務め、King & Princeの永瀬廉が共演する、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』(毎週日曜後10:30)の最終話が、24日に放送される。このほど、八重森心護役の大森南朋、三ツ沢和紗役の前田敦子がクランクアップを迎えた。今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人・八重森ありす(門脇)が、人とのコミュニケーションが苦手など、さまざまな生きづらさを抱えながらも、驚異的な記憶力と大好きな化学の理論をもとに、おいしくてやさしい料理を作る。生きづらさを抱えた登場人物たちと、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。撮了直後、笑顔で監督から花束を受け取った大森は「子どもを公園に連れて行くと、周りの小学生たちが『ありすのお父さんじゃない?』という感じで話しているので『見てくれてるの?』と話しかけてました(笑)」と、視聴者からの反響を肌で感じていたという。また、約3ヶ月間の撮影を振り返って、「ありすと倖生くんと3人でわちゃわちゃしている家でのシーンが楽しかったです。秘密を一人で抱えていた心護はそれをずっと隠して生きていこうと決めていたのに、ありすと倖生が若さで、どんどん秘密の扉を開けていきます。そんな二人に対する心護の変化をどう演じるかは、素晴らしい脚本に添って、みなさんにアドバイスをいただきながらやらせていただきました」と語った。撮了した前田には、和紗の子どもたち・虎之助役の三浦綺羅と銀之助役の湯本晴が花束を贈呈。「こんなに素敵な役をやらせていただいて、本当にありがとうございました!」と晴れやかにあいさつした。また、妊婦姿で過ごした撮影期間を振り返って「妊娠中のことを、なんとなくこうだったかなと思い出しながら、おなかを前に出した姿勢でずっと演じていたら、撮影後半には、普段からその姿勢でいるのがクセになってました(笑)。最初からギリギリまで妊娠状態だったんですけど、その分、和紗としてパワフルでいられる感じがしました。ありすの明るさプラス麦ちゃん自身の明るさで、最初からみんながすごく入っていきやすい現場でした。麦ちゃんが『おはよー!』と声をかけてくれて、そこからどんどん、みんなの輪が広がっていきました」と、現場の雰囲気を語っていた。
2024年03月22日【広島ホームテレビ】「フロントドア」毎週土曜ごご1時から生放送広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、毎週土曜ごご1時から「ひろしま深掘りライブ フロントドア」をお届けしています。3月9日の放送では、前田智徳さんと広島東洋カープ・菊池涼介選手の対談をお届けします。「後輩の練習を見ていて刺激を受けることがたくさんあって」プロ13年目を迎える菊池涼介選手が、レジェンド・前田智徳に明かした決意とは?!菊池涼介選手(広島東洋カープ)ろざんぽ in新サッカースタジアム【後編】ロザン&吉弘アナがエディオンピースウイング広島で『ろざんぽ』!センサリールームや選手コラボグルメが登場!今週のプレゼント菊池涼介選手サイン入り色紙1名様にプレゼント‣応募電話番号は番組放送中に発表します!■放送日時広島ホームテレビ‣2024年3月9日(土)ごご1時から生放送※出演者・番組内容は変更になる場合があります■出演者宇治原史規・菅広文 (ロザン)安部友裕 (カープOB)廣瀬隼也 (HOMEアナウンサー)岡本愛衣 (HOMEアナウンサー)左から:廣瀬隼也(HOMEアナウンサー)、菅広文・宇治原史規(ロザン)、岡本愛衣(HOMEアナウンサー)番組公式HPはこちら! : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月08日演歌歌手の藤あや子が6日に自身のアメブロを更新。俳優・前田耕陽からの差し入れを公開した。この日、藤は「餅パイ 前田耕陽さんからの差し入れ」と切り出し、前田からの差し入れを公開。「お餅とあずきが入ってるパイなんて初めて」と明かし「ゴマの香りもいい~サクッともちっとでめちゃくちゃ美味しい」と大満足の様子でコメントした。続けて「さすが美味しいものをよくご存知ですね」と前田を称賛し「パイなので意外と軽くいただきました ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「お餅とあずきが入ったパイは珍しいですね」「お疲れさまでした」などのコメントが寄せられている。
2024年03月07日今年の春も、心ときめくコスメが目白押し。2024年春夏「ananモテコスメ大賞」トレンド部門編では、俳優の前田公輝さんがトレンドの香りをチェック。前田公輝×ふわり春気分フレグランス香りは空間づくりにもなり気分を変えるスイッチにも。香りデビューは中高生の頃。当時流行の『グッチ』の「ラッシュ2」だったという前田公輝さん。現在は、もう10年近くも『イソップ』の「マラケッシュ」を愛用しているそう。「本当はいろんな香りを試してみたいけど、寄り道しても結局、このウッディかつスパイシーな香りに戻っちゃうんです。香水をつけているというより、まるでお香のように、日常に溶け込む香りが大好き」撮影現場やプライベートで、香りはマスト。愛用ポーチには常に「マラケッシュ」を忍ばせている様子。「体につけなくてもマスクにつけたり、香りだけ嗅いだり。香りって集中力を高めたりテンションを上げたり、逆にリラックス作用もある。それが空間づくりにもなれば、気分を変えるスイッチにもなるんです」凛と佇む樹木が放つ華々しさがクセになる 賞【THREE】エッセンシャルセンツ X02 SAKURA MIDTOWN桜を樹木と捉えた新感覚の“SAKURA”ラベンダーなどの甘さをピンクペッパーで引き締め、ベルガモットやゼラニウムで舞い散る花びらを表現。桜=樹木と捉え、ウッディフローラルという新感覚な香りを提案。「好みのウッディ×スパイシーで、頭がクリアになる感じ。撮影現場で休憩から戻る時に、香りだけ嗅いで気合を入れたい」。9ml ¥5,390 3/3限定発売(THREE TEL:0120・898・003)「僕の肌がもともと甘い香りなのと、基礎体温が高いので、短時間で香りが変化しやすくて。それも香水をまとう楽しみです」エネルギーをもたらしモチベUPできる 賞【MUCHA】ヘアオイル リリーふわりと髪から香るやる気みなぎるリリー。アボカド油など8種の植物由来のオイルを使用した、シリコンフリー処方。華やかで濃厚なユリを主役に、エキゾティックなイランイランと甘いバニラの香りをブレンド。髪、手、体をケアできる。「エネルギーを感じ、精神を安定させてくれる香り。筋トレや有酸素運動をする時に髪につけたい」。35ml ¥5,940 3/1発売(ミュシャ)「最初は甘さの中にほんのり酸味を感じ、体温によって甘さが増す感覚でした。僕はボディよりも髪につけるほうが好き」地球にも香りをまとう人のマインドにも優しい 賞【SHIRO】ゼロサボン オードパルファン悩みも優しく包み込むような清潔感ある香り。エシカルなモノづくりを続けている『シロ』。規制に伴うリニューアルで余った香料を使えるよう調節し、魅力をさらに引き出したサボンはジェンダーレスに。「家でリラックスしつつコンビニに行けるぐらいのワンマイルウェアに合わせたい。悩みを緩和させる優しさを感じます」。40ml ¥4,180 限定発売(シロ カスタマーサポート info@shiro-shiro.jp)「お風呂上がりのような清潔感ある香りなので、手首につけたい。携帯をいじった時にふわっと香るぐらいがいい」Gouki Maeda1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。放送中のドラマ『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)に郷雄馬役で出演。美容男子としても知られている。※『anan』2024年2月28日号より。写真・恩田はるみスタイリスト・大島有華取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年02月23日梨木香歩による小説『西の魔女が死んだ』の舞台化が決定。2024年6月25日(火) から27日(木) に東京・草月ホール、6月29日(土) に秋田・由利本荘市文化交流館カダーレで上演されることが発表された。小説は1994年の単行本発売から時代を超えて読み継がれており、累計発行部数は260万部を突破。おばあちゃんとの魔女修行を通して成長していく少女まいの心の物語となっている。リーディングドラマとして上演される今回は、西の魔女役で前田美波里、魔女の血をひく孫娘まい役で生駒里奈が出演する。台本・演出は笹部博司が手がける。■前田美波里 コメント鎌倉生まれ、山あり海ありの素敵な場所に育った私は、自然に触れることが当たり前にナチュラルに生きてきました。だから「西の魔女」の役はやってみたいなーとすぐに思いました。さらに、この歳になってミックスということを活かして表現ができるというのは、自分をもうひとつ違った形でお見せできるという期待感もあります。朗読劇なのでいつものように身体を使わず、想像して台詞だけで表現するので、想いを自然に伝える為には自分の孫娘が出てくれればぴったりなのにと思ったりもしました(笑)。「西の魔女」はとても丁寧な人だと思います。私も祖父母に叱咤激励されながら温かく育てられましたので、子どもの頃を思い出して穏やかに演じようと思います。人間なんて自然の中では本当にちっぽけなものだよと自分が感じた想いをそのまま孫に向かって伝えたいです。演じていく中でまた新たに感じることも出てくると思いますし、まいの生駒さんと演出の笹部さんとの出会いもとても楽しみです。■生駒里奈 コメント今回まい役を務めさせていただきます、生駒里奈です。この作品は、私が中学生の時、一度図書室から借りて朝読書の時間に読んだ事がありました。当時、そして今もですが、ファンタジーの世界に没頭するのが大好きで、小説も漫画も、とにかく現実にはない世界を描いたり、日常生活から離れている作品を読む子でしたので(笑)、初見で読んだ時に、「え!タイトルとだいぶ印象が違う!」という感想を持ちました。そんな少し妄想にふけるのが好きな子が、まだまだですが役者として、この作品を台本に上がってから読ませて頂き、原作も読みながら考えた事は、どのようにまいを演じるかと言う仕事の部分、そして「あぁ、こんな事を伝えていたんだな」という生駒自身の素直な感想で、大人になったからか、感じるものは様々ですが心休まる時間になりました。観劇してくださる皆様に、色んな感想を持って頂けるよう務めたいと思っております。よろしくお願いいたします!!■笹部博司(台本・演出) コメント前田美波里という女(ひと)に大きな意志の力を感じる。あの若さ、美しさ、そして輝き。『西の魔女が死んだ』の上演を考えた時、まず前田さんが思い浮かんだ。1994年の発売から時代を超えて読み継がれている特別な作品である。その特別をどう説明すればいいのか。一編の小説を超えた何かとでもいえばいいのだろうか。その作品に出会うことによってその人の人生が変わる、『西の魔女が死んだ』には確かにそんな力がある。本作はひとりの少女と、そのおばあさんの物語である。少女の名前はまい。おばあさんはまいに言う。「サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか」前田さんはまさにこの言葉の実践者であると思う。まいを演じるのは、生駒里奈。生駒さんも自分の居場所を探し求め、今の場所にたどり着いたのではないだろうか。演劇とは、今起こっていること、ドキュメンタリーであると思っている。前田さんと生駒さんの人生が重なり合う『西の魔女が死んだ』特別な舞台になる、そんな予感がする。<公演情報>リーディングドラマ 西の魔女が死んだ原作:梨木香歩『西の魔女が死んだ』(新潮文庫刊)台本・演出:笹部博司出演:前田美波里 生駒里奈2024年6月25日(火)~27日(木) 東京・草月ホール2024年6月29日(土) 秋田・由利本荘市文化交流館カダーレ公式サイト:
2024年02月22日王道大作から、シュールな作風のクセ強監督作品まで、出演作の幅広さはもちろん、演じる役も多種多様。アイドル時代のイメージにこだわらない活躍を見せる前田敦子さん。――最新作『一月の声に歓びを刻め』は、三島有紀子監督の実体験を元に、過去の性暴力による心の傷を描いた作品です。監督からオファーを受け、引き受けるか悩まれたそうですが、最終的に背中を押したのは何だったんでしょう?理由はすごくシンプルで、監督から求められていることに自分が応えられるかどうかでした。今回の作品は三島監督自身の体験を元にした話ですし、お引き受けするならばきちんと責任を持ってやりたい。でも、現実として私はいま子育て中で、子育てをしていると、どっぷり何かに入り込むということはなかなか難しい。そういう中で、自分が作品を背負えるのかというのが一番悩んだところです。――作品によって、プライベートも引っ張られてしまうとか…?いやっ…憑依型とかそういうわけではないですよ(笑)。でも、キャーキャー笑って楽しいねって言いながら、いきなり切り替えて演じられる役ではなかったです。しかも撮影は大阪で、1週間は家を離れなければいけない。撮影期間中は気分が落ちることもあるはずで、やらなきゃよかったと思いたくないし、無責任にやりたいとは言えず。でも、監督は私が答えを出すのを催促もせずに待ってくださり、ありがたかったです。――三島監督の作品、ということも大きかったのでしょうか。そうですね。監督がまっすぐ私に声をかけてくださったということがあります。あと以前から、監督から、企画が通ればご一緒したいと言っていただいている別の話があって。ここで密な関係を刻めたら、かねての夢が叶ったときにお互いにとって作品が一層いいものになるだろうという気持ちもありました。――出演を迷われたのも、引き受けられたのも、前田さんの仕事に向かう誠実さかなと感じます。長くこの世界でやってきているからだと思います。この仕事って正解がないから、キャリアを重ねても完全に納得できるものができるのかわかりません。ただ、作品をすごく愛している人の一生懸命な姿が、観る人の心を動かすってことありますよね。若い新人の子がキラキラしているのも、そこだと思うんです。技術の面では足りなくても、全身全霊でがむしゃらに頑張っている人が放つ輝きってあるんです。とはいえ、今の自分が新人の頃に戻れるわけではないし、同じようにはできません。でもそのぶん、確実に積み重ねてきた経験はあって、そのうえで、どれだけ作品に向き合うかで、伝わる熱量が変わってくるのかなと思っていて…今はそういう心境に来ている感じです。今、ひとりで子育てをしていることが、自分にとってプラスに働いているのかもと思うんです。もともと何かの責任を負うことが嫌いじゃないんでしょうね。どっちも責任があるから頑張れる、みたいな(笑)。――向き合うにはすごく苦しい役だったと思いますが、どんなことを考え演じられましたか?私が映画を好きなのは、監督が明確な正解を決めてくれるところです。とくに今回は監督の話でもあったので、三島さんがそこにいてくれれば、他の余計なことは考えないで済んだというか。監督自身、撮りたいものがすでに見えていたのか、まったく迷いなく、すごく緻密に考えてくださっていたので、それにただただついていった感じです。――演じていて、苦しくなる瞬間もありましたか?実際の現場で、監督が当時のことを話し涙を流されているときのほうが辛かったです。ただ、監督が語るときの雰囲気を掴み取らないと意味がない。映画はフィクションですけれど、お芝居は嘘なく、押し付けがましくなく観た方の心に響くものがあればいいな、どうやったらそれができるかなと、撮影中はずっと考えていました。――セリフよりも表情や佇まいで、汲み取る作品という印象でした。本作に限らず、演じるときはどんなことを考えられていますか?あまり緻密に積み上げていくタイプではないかもしれません。相手の方がいるものですし、現場に行って見えてくることも多いので。ただ、セリフを口にするのは現場に入ってからにしています。家で形にしてしまうと、そこから崩せなくなってしまうんです。そうなると気持ちがどっかに行ってしまって、言葉と心がチグハグになってしまう。だから、たとえば舞台みたいな場所はいまだに難しいなと思う。何回も何回も稽古を重ねるので、本番を迎える頃には自分の心が先に行ってしまって…。――この作品を経て、ご自身の中で変化はありました?そうですね…作品というより、監督が私と一緒に“れいこ”という役を生きようとしてくださっている感じがしました。監督と役の呼吸を合わせながら演じる、みたいな感覚が初めてで、こんな作り方もできるんだって。辛い内容の作品ではありますけれど、現場は終始あたたかかったです。映画『一月の声に歓びを刻め』は、北海道・洞爺湖、東京・八丈島、大阪・堂島の3つの島を舞台にした3つの物語で構成。前田さん演じるれいこは堂島編に登場。6歳のときに性暴力の被害に遭ったトラウマを抱えた女性の物語で、脚本・監督の三島有紀子の実体験がベースとなっている。2月9日より全国公開。まえだ・あつこ1991年7月10日生まれ、千葉県出身。2005年にAKB48オープニングメンバーオーディションを経て1期生としてデビューし、’12年の卒業まで絶対的エースとして数々のヒット曲に携わる。俳優としても、数々の映画や舞台、ドラマに出演。出演中のドラマ『厨房のありす』のほか、近作に映画『あつい胸さわぎ』、舞台『夜の女たち』など。ドレス¥38,500(jesh/ヴァレイ TEL:0745・31・5156)ピアス¥16,500(KAORU/KAORU ルミネ有楽町店 TEL:03・6269・9305)※『anan』2024年2月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・有本祐輔(7回の裏)ヘア&メイク・高橋里帆(HappyStar)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年02月03日できるセルフケアをはじめようホテルJALシティ富山は2024年2月18日(日)、前田薬品工業株式会社(以下、前田薬品工業)とのPOP UPイベント『暮らしがうるおう アロマセルフケア講座』をホテルJALシティ富山1F カフェ コントレイルで開催します。同講座では、TheSpabyTaromaの富田和美氏が心も身体もうるおう暮らし方を提案します。「保湿とメンタルの関係」を学びたい人や、アロマを使ったセルフケアの方法が知りたい人などにオススメです。11:30から12:30までは、カフェ コントレイルでランチを楽しみます(ランチセット申込者が対象)。『暮らしがうるおう アロマセルフケア講座』の開催時間は12:40から14:10までです。料金は講座のみが3,500円(ハーブティー&小菓子付き)、ランチセットが5,500円(ランチ&コーヒー+ハーブティー&小菓子付き)です。定員は10名となっています。予約期間は1月19日(金)から2月11日(日)までです。予約及び問い合わせは、ホテルJALシティ富山(電話:076-443-2580)で受け付けています。国産アロマブランド『Taroma(R)』同講座で使用する『Taroma(R)』は、ホリスティックな考え方を重視したアロマブランドです。美しい水に恵まれた富山の清水を活かし、エッセンシャルオイルを丁寧に製造しています。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年01月29日映画『一月の声に歓びを刻め』(2月9日公開)完成披露上映会が18日に都内で行われ、前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰、そして三島有紀子監督が登場した。同作は三島有紀子監督自身に起こった経験にインスパイアされたオリジナル作。自主制作スタイルで製作され、監督は「私を含めてたった2人で映画を作ろうと決めて、お金も集まってない、配給も公開も決まってない中でキャスト・スタッフの皆さんが一緒にこの映画を作ろうと言ってくださった。それが本当に嬉しくて、このように完成披露上映会を迎えることが出来て感慨深いです」と、ソールドアウトの会場を見まわして感激の言葉を紡ぐ。3つの島を舞台に物語が構成される本作は、別々の話が一つの物語へと繋がっていくため、撮影自体も別々に敢行された。それゆえに俳優陣が全員顔を揃えるのはこの日が初。大阪編でれいこを演じた前田は「キャストの皆さんと今日初めてお会いすることが出来て凄く嬉しくて。楽屋でキャッキャしていました」と笑顔。洞爺湖編でマキを演じたカルーセルは、13センチのヒールを履いて登壇し「入り口でこけたら偉いことになる」と自虐を飛ばしつつ「今日はあっちゃんに会えて嬉しくて、楽屋であっちゃんとお喋りが弾みました」と語った。三島監督からのオファーを1カ月悩んだ末に引き受けたという前田。「メッセージ性のある役をオファーしていただいたものの、こんなに真剣に悩んだのは初めて。でも三島監督は懐の深い方だったので待ってくださってくれて、私はその胸に飛び込ませてもらいました」と感謝。これに三島監督は「1カ月悩んで答えを出してくれたことに誠実さを感じました。役と真剣に向き合ってくださって、やりますと言ってくれた時は思わず台本を抱きしめました」と念願叶ったようだった。一方、カルーセルは昨年1月に行われた洞爺湖ロケについて「空港に着いたらマイナス20度で大雪。スタッフが迎えに来られず、タクシーでホテルに行こうと思ったら高速道路も通れず、途中で降りて3時間半かけてホテルまで辿り着きました。撮影は早朝からなので焼酎を飲んでパックして寝たけれど全然寝れない。しかも化粧をして撮影現場に行ったら猛吹雪で何も撮ることが出来なかった」とヘビーすぎる状況回想。映画『八甲田山』を引き合いに出して「あの映画はマイナス16度の撮影らしいけれど、こっちはマイナス20度よ。座ったらおしりがやけどするくらい寒かった。わたし81歳ですよ!?」と過酷さを訴えていた。そんな中、実家が洞爺湖町にある坂東が「僕の実家が近いので、映画の中には見慣れた景色が広がっていた」などと感想を述べると、すかさずカルーセルは「地獄でした」とバッサリ。「地元を地獄だなんて言われるとは…」と絶句する横でカルーセルは「でも楽しかった。殺されると思ったけれど」と饒舌で舞台挨拶を大いに盛り上げていた。三島監督はカルーセルについて「テストまでは寒さで震えているのに、本番になると体の震えが止まる。カルーセルさんが雪原を歩くシーンがありますが、それを撮った時はスタッフ一同感動。命懸けで挑んでくださっている大女優の姿に感激しました」と感謝しきり。八丈島編で誠を演じた哀川は「八丈島は行き慣れた場所なので、知り合いの島民もいて良くしてもらった。長いセリフもあったけれど、心情的にもスッといけた。画作りが監督の中で明確だったので俳優としてやりやすかった」と回想。大阪編でれいこ(前田)と出会うレンタル彼氏トト・モレッティ役の坂東は「撮影は2日間と短いものでしたが、濃い撮影で無駄のない時間を過ごしました。前田さんとも三島監督とも密に話し合いが出来たうえで撮影出来たのは嬉しかった」と手応えを得ていた。
2024年01月19日前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰が1月18日、三島有紀子監督の長編10作目となる最新作『一月の声に歓びを刻め』の完成披露上映会イベントで行われた舞台挨拶に登壇。メインキャスト陣が全員顔を揃えるのはこの日が初めてとなった。『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』などで知られる三島監督自身に起こった経験にインスパイアされた本作は、「性暴力と心の傷」をテーマに、心の中に生まれる罪の意識を静かに、深く見つめる。八丈島の雄大な海と大地、大阪・堂島のエネルギッシュな街と人々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3つの罪と方舟をテーマに、人間たちの“生”を圧倒的な映像美で描いていく。自主制作スタイルで本作を製作した三島監督。「私を含めてたった二人で映画を作ろうと決めて、お金も集まってない、配給も公開も決まってない中でキャスト・スタッフの皆さんが一緒にこの映画を作ろうと言ってくださった。それが本当に嬉しくて、このように完成披露上映会を迎えることが出来て感慨深いです」と、ソールドアウトの会場を見渡し感激の様子。3つの島を舞台に物語が構成される本作は、別々の話が1つの物語へと繋がっていくため、撮影自体も別々に敢行された。それゆえに俳優陣が全員顔を揃えるのはこの日が初。大阪編でれいこを演じた前田さんは、「キャストの皆さんと今日初めてお会いすることができて凄く嬉しくて。楽屋でキャッキャしていました」と明かすと、洞爺湖編でマキを演じたカルーセルさんは「今日はあっちゃんに会えて嬉しくて、楽屋であっちゃんとお喋りが弾みました」と語った。三島監督からのオファーを1か月悩んだ末に引き受けたという前田さん。「メッセージ性のある役をオファーしていただいたものの、こんなに真剣に悩んだのは初めて。でも三島監督は懐の深い方だったので待ってくださってくれて、私はその胸に飛び込ませてもらいました」と感謝を語る。これに三島監督は「1か月悩んで答えを出してくれたことに誠実さを感じました。役と真剣に向き合ってくださって、やりますと言ってくれた時は思わず台本を抱きしめました」と念願叶ったようだった。一方、カルーセルさんは昨年1月に行われた洞爺湖ロケについて「空港に着いたらマイナス20度で大雪。スタッフが迎えに来られず、タクシーでホテルに行こうと思ったら高速道路も通れず、途中で降りて3時間半かけてホテルまで辿り着きました。撮影は早朝からなので焼酎を飲んでパックして寝たけれど全然寝れない。しかも化粧をして撮影現場に行ったら猛吹雪で何も撮ることが出来なかった」と撮影時を回想。映画『八甲田山』を引き合いに出して「あの映画はマイナス16度の撮影らしいけれど、こっちはマイナス20度よ。座ったらおしりがやけどするくらい寒かった。わたし81歳ですよ!?」と過酷さを訴えると、三島監督は「テストまでは寒さで震えているのに、本番になると体の震えが止まる。カルーセルさんが雪原を歩くシーンがありますが、それを撮った時はスタッフ一同感動」とふり返った。八丈島編で誠を演じた哀川さんは「八丈島は行き慣れた場所なので、知り合いの島民もいて良くしてもらった。長いセリフもあったけれど、心情的にもスッといけた。画作りが監督の中で明確だったので俳優としてやりやすかった」と回想。大阪編でれいこ(前田さん)と出会うレンタル彼氏トト・モレッティ役の坂東さんは「撮影は2日間と短いものでしたが、濃い撮影で無駄のない時間を過ごしました。前田さんとも三島監督とも密に話し合いが出来たうえで撮影できたのは嬉しかった」と手応えを得ていた。カルーセルさんのサービス精神によって終始明るい雰囲気となった舞台挨拶も、終了の時間に。最後に三島監督は「劇中には何人かのれいこが出てきます。それは特定の人とは限らず、もしかしたら皆さんの中にもいるかもしれない。そんな気持ちで映画を観ていただき、それぞれのれいこを見つけてほしいです」とアピール。さらに前田さんも「麻紀さんから始まり、哀川さんと私と繋がって。色々なものを受け取ってもらえる作品であり、三島監督の映画愛が詰まった気持ちのいい作品です。美しい世界が広がっているので、五感を使って最後まで堪能してください」と充実した表情で呼び掛けていた。『一月の声に歓びを刻め』は2月9日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:一月の声に歓びを刻め 2024年2月9日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© bouquet garni films
2024年01月19日新年の幕開けとともにスタートする新ドラマ。現在発表されているラインナップには、アイドル出身の女優が主要キャストを務める注目作品も少なくない。元AKB48の川栄李奈(28)は『となりのナースエイド』(日本テレビ系)で、民放ゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演に抜擢。『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』(テレビ東京系)でも、元モーニング娘。の鞘師里保(25)が地上波連ドラで初主演を果たす。アイドル時代に発揮した高い表現力を活かし女優転身後も演技に活かしステップアップする人もいれば、芝居というフィールドでは苦戦する人も……。そこで本誌は、全国15歳以上の500人を対象に「演技がイマイチだと思うアイドル女優」を調査。まず第3位は、現在放送中の『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)で主演を務める橋本環奈(24)。もとは福岡発のアイドルグループ「Rev. from DVL」に所属し、’13年にファンが撮影した写真がネットで拡散。「1000年に1人の逸材」「かわいすぎるローカルアイドル」と話題を呼び、’17年3月のグループ解散後は一気にスターの座へ駆け上がった。最近では『トクメイ!』だけでなく、今年4月期にも『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)で主演するなど飛ぶ鳥を落とす勢いだ。昨年に続き今年も『NHK紅白歌合戦』の司会者に選ばれ、’24年後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』ではヒロインにも抜擢された。とはいえ橋本といえば、人気漫画の実写化映画の“常連”としての印象が強いようだ。これまで『銀魂』シリーズや『斉木楠雄のΨ難』、『キングダム』シリーズなど、数々の作品に出演。“国民的美少女”のイメージがあるいっぽう、作中では渾身の“変顔”を披露することも少なくなくマンネリを指摘する声が目立った。ただ、同時に実施した、「演技がうまいと思う」部門では1位を獲得しており、それだけ多くの人から注目されているということだろう。《違う役でもいつも同じに見える》《可愛いがいつも同じような演技》《綺麗な顔なのに変顔するみたいな演技ばかりの印象》《顔はかわいいのですが、どの役も同じに見えてしまうので演技はイマイチだと思います》続いて第2位に選ばれたのは、前田敦子(32)。AKB48時代は大島優子(35)や板野友美(32)らとともに、人気メンバー“神7”のとして一世を風靡した。AKB時代の’07年に映画『あしたの私のつくり方』で女優デビューし、’10年にはNHK大河ドラマ『龍馬伝』にも出演。’12年8月のグループ卒業後は歌手として活動しつつ、女優業に力を入れてきた。プライベートでは’18年7月に勝地涼(37)と結婚し、翌’19年に第一子が誕生するも’21年4月に離婚を発表。いっぽう前田へのオファーは絶えず、離婚後も『逃亡医F』(日本テレビ系)や『かしましめし』(テレビ東京系)など話題ドラマに引っ張りだこ。特に’22年は映画やドラマ、舞台とオールマイティーに活躍し、来年1月の新作ドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系)でも主要キャストとして名を連ねている。’21年5月公開の映画『くれなずめ』では主人公の“初恋の人”を演じ、早口でまくし立てるなど豪快なキレっぷりを見せていた前田。今年4月から放送されたドラマ『育休刑事』(NHK総合)でも、話し方に特徴のある法医学者を演じるなど難役もこなしている。しかしながら《声などの強弱が弱く、棒読みしてるように感じる》《声の出し方が聞きにくい》《表情がかたくて、話し声があまり聞こえませんでした》と、前田の発声スキルを指摘する声が目立った。また元アイドル女優として屈指の出演作品数を誇る前田だが、アンケート回答では《リアルさが伝わらない》《役になりきっていない印象》《出演作品が多い分、成長が見えづらい》と物足りなさを感じる声もあった。そして残念ながら、第1位に選ばれてしまったのは篠田麻里子(37)。2位の前田と同じく元AKBの“神7”に君臨し、ファッション誌『MORE』の専属モデルを10年間務めたこともあった。’09年10月期のドラマ『ギネ 産婦人科の女たち』(日本テレビ系)では連ドラ初レギュラー出演を果たしたが、意外にも映画やドラマへの出演は多くない。本人も演技には苦手意識があったようで、’15年7月公開の映画『リアル鬼ごっこ』に出演した際のインタビューでこう語っていた。《私の中で“女優”というカテゴリーは仕事の選択肢に入っていなかったんです。一番向いていない職業だなって……》(「クランクイン!」’15年7月11日)とはいえ最近では、女優業にも精を出しているようだ。’21年1月公開の映画『カイジ ファイナルゲーム』に出演し、同年9月から上演された舞台『醉いどれ天使』で自由奔放なダンサー役に挑戦。’22年1月に放送された『BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志』では、落語家・立川談志さん(享年75)の妻役を。同年4月期のドラマ『クロステイル 〜探偵教室〜』(フジテレビ系)では、「男なんてバカ」が口癖の正義感の強いキャラを演じた。しかし女優としての評価はイマイチなようで、《セリフが棒読みだった》《滑舌があまりよくない》《不自然に見える》と演技力の低さを指摘するが圧倒的に多かった。また《あまり感情移入できたことがない》《あまり記憶に残らない、ありふれた演技をしていると思った》《役に入り込めない》と、指摘する声も。そんな篠田だが、来年の新ドラマ『離婚しない男—サレ夫と悪嫁の騙だまし愛—』(テレビ朝日系)に不倫妻役で出演すると一部で報じられている。昨年はプライベートで不倫疑惑が取り沙汰され、SNSで不倫を否定するも’19年に“交際0日婚”をした一般男性とは離婚に至っていた。苦い経験を活かして、女優として飛躍することができるだろうか。【演技がイマイチだと思うアイドル女優】1位:篠田麻里子(AKB48)104票2位:前田敦子(AKB48)99票3位:橋本環奈(Rev. from DVL)46票4位:平手友梨奈(欅坂46)39票5位:大島優子(AKB48)32票6位:早見あかり(ももいろクローバー)20票7位:三吉彩花(さくら学院)19票8位:川栄李奈(AKB48)18票9位:松井愛莉(さくら学院)14票10位:葵わかな(乙女新党)10票その他:99票【調査概要】調査対象:15歳以上の男女500人調査方法:WEBでのアンケート(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)
2023年12月14日「大雨の日、コンビニなどで傘を盗まれたことありませんか?」ある日、X(Twitter)でこんな問いかけをしたのは、前田(@chin25454)さん。突然の雨で困った人に、悪意によって傘を持ち去られてしまったり、同じような見た目のビニール傘をうっかり取り違えられてしまったりという経験がある人は、少なくないでしょう。そんなトラブルを、未然に回避できる方法があるというのです。ビニール傘の盗難を防止!画期的な防犯システムとは?前田さんは、傘の盗難を防止する『あるシステム』を考えたといいます。「これを付けておけばもう安心!」という、アイテムがこちらです…!ぎゃあああ!ナメクジ…!そう、前田さんが思い付いた盗難防止システムとは、ナメクジの粘土細工、その名も『ビニ傘マモルくん』を傘に接着させることだったのです。あまりにリアルなナメクジに、見た人はもれなく声を上げて驚くことでしょう。誰も触りたがらないという点では、見事な盗難防止策といえるかもしれませんね…。制作者に話を聞いてみた『ビニ傘マモルくん』を制作をした前田さんに、話をうかがいました。――制作のきっかけは?知人から、ビニール傘の盗難やすり替えの被害にあったという話を耳にしたことがきっかけです。そして、玄関先にいたナメクジが気持ち悪くて、触りたくないので木の棒でどかしている時に、ふと思いつき制作に至りました。――どんな人におすすめしたいですか?『ビニール傘用セキュリティシステム』と銘打っておりますので、基本はビニール傘をお使いの方におすすめしたいです。そのほか、思い入れのある大切な傘をお使いの方、大切な方からのプレゼントでいただいた傘など、盗難されたくない傘全般にご使用いただければと思います。知人の盗難被害が制作のきっかけになったという、前田さん。ナメクジを木の棒でどかしている時に思い付いたというエピソードには、思わずクスッとしてしまいますね。前田さんのユニークなアイディアには、称賛の声が続々と寄せられました!・これ、本当に名案だと思う。めっちゃビックリするやつ!・この発想はなかったです。普通に傘置き場で悲鳴が上がりそう…。・絶対に盗まれないやつ。ただ、自分が忘れた頃に「ビクッ!」としそうです。雨の日にどこかの傘置き場から悲鳴が聞こえたら、『ビニ傘マモルくん』が効果を発揮している証拠かもしれません…![文・構成/grape編集部]
2023年12月13日前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰、片岡礼子、宇野祥平、とよた真帆らが出演、『幼な子われらに生まれ』『Red』の三島有紀子監督自身が47年間向き合い続ける“ある事件”をベースした最新作『一月の声に歓びを刻め』。予告編が解禁となった。八丈島の雄大な海と大地、大阪・堂島のエネルギッシュな街と人々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3つの罪と方舟をテーマに、人間たちの“生”を圧倒的な映像美で描いていく本作。解禁となった予告編は、道をさまよう“れいこ”(前田敦子)と、レンタル彼氏(坂東龍太)の2人から始まる。「なんで私が、罪感じなきゃいけないんだよ」と意味深な言葉を吐露するれいこ。前夜は楽しげに踊り、一夜をともにしたはずだったのに…。そして、雪深い道なき道を歩むマキ(カルーセル麻紀)が「れいこ…」と呟き、誠(哀川翔)が険しい顔つきで鉄パイプを手に握る。「わたし…6歳のときに変な男に変なことされたんで…。自分の身体なんか…好きな人とできる身体じゃないなって…」という衝撃の告白とともに泣きじゃくるれいこ。幼いれいこに、罪深い影を落とした心の傷が成長した彼女をいまでも苦しませ続けている。映像中には、前田さんがアカペラで歌う劇中歌が流れる。三島監督が本作の脚本を執筆中に、とある映画館のカフェで偶然耳にした奇妙礼太郎の「きになる」(作詞・作曲:早瀬直久)のカバー。「知らない間に、見違えるほどきれい。何にも知らなくても、幸せになれるかな」という歌詞と、オリジナル版とは対照的な悲壮感漂う前田さんの歌声。そのギャップは本編においても絶妙に生かされているという。現在マスコミ向けに行われている試写会では、抑制された演技からはじまり、終盤にかけて感情が流露していく役どころを見事に演じ切っている前田さんに「間違いなく、俳優としての新境地を開いた」「前田敦子の俳優人生を代表する一作になる」「とても力強く人生をエンパワーメントしてくれる」と、映画評論家やクリエイターから絶賛のコメントが寄せられている。さらに、「カルーセル麻紀がノーメイクでマイナス20度の雪原で挑んだ命懸けの演技が凄すぎた」「哀川翔の俳優という身体の凄絶さに改めて圧倒される」など、脇を固めるキャストにも賞賛の声が止まず、それぞれの存在感が観る者の心に響いていることが伺える。『一月の声に歓びを刻め』は2024年2月9日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:一月の声に歓びを刻め 2024年2月9日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© bouquet garni films
2023年11月29日「あいつに腹立つことあるでしょ?」「本人に言わないから私にだけ教えてよ」と、夫の女友達が執拗に夫の悪口を聞き出そうとしてくるのは、どうして!?彩奈さんは8歳年上の夫・和也さんと1歳の娘の3人家族。ある日、夫の地元へ引っ越すこととなりました。そこで和也さんの友達夫婦と知り合い、家族ぐるみの付き合いを始めるのですが…。夫の地元に引っ越してきたばかりで知り合いが全くいない彩奈さんにとって、貴子さんは頼れるママ友。しかし、貴子さんはなぜかしつこく和也さんの悪口を聞き出そうとしてくるのです。彩奈さんを悩ませていたのは、貴子さんがついたある嘘が原因でした。貴子さんのあまりにも身勝手すぎる思惑とは?■前回のあらすじ本当は和也と自分の友達の敦子を結婚させたかった貴子。和也が敦子と結婚すれば4人で遊びに行けて楽しいだろうと思っていた。敦子と和也はうまくいきそうに思えたのだが、突然和也から結婚したとの連絡がきた。私の計画は完璧でした。彩奈さんは私のダメ出しを真に受けてどんどん弱ってくれたし、私のついた嘘も信じきっていました。あとは彩奈さんが実家に帰っている間に、敦子が和也を慰めれば私の思い通りになる!そう思ってワクワクしていたのに…!次回に続く(全16話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・せりママ/イラスト・ 田辺ヒカリ
2023年11月14日前田敦子主演、『繕い裁つ人』『幼な子われらに生まれ』『Red』の三島有紀子監督の長編10作目となる最新映画『一月の声に歓びを刻め』が2024年2月9日(金)に劇場公開。この度、メインビジュアルと追加キャストをとらえた場面写真が解禁となった。本作は、三島監督自身が47年間向き合い続けた「ある事件」をモチーフに、自主映画からスタートしたオリジナル企画。八丈島の雄大な海と大地、大阪のエネルギッシュな街と人々、北海道洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、3人の個性的な役者たちと、方舟をテーマに罪と赦しを繊細な映像で描く。船でやってきた者を前田敦子、船を待つ者を哀川翔、そして、船で向かう者をカルーセル麻紀が演じ、性暴力を別々の角度から静かに、凄まじく描き、その先を見る者に託した挑戦的な作品となっている。この度、追加キャストが一挙解禁。レンタル彼氏を生業にし、前田さん演じるれいこと一晩を過ごすトト・モレッティ役には、『バカ塗りの娘』「きのう何食べた?season2」などの出演でいま最も勢いのある若手俳優の一人である坂東龍汰。カルーセルさん演じるマキの長女で47年前に妹を亡くした美砂子役には、数々の作品に出演し演技力に定評がある片岡礼子。美砂子の夫・正夫役を演じるのは、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」出演でも話題のバイプレイヤー宇野祥平、哀川さん演じる誠の弟分・龍役を、『相棒 劇場版シリーズ』など幅広く活躍する原田龍二。妊娠して八丈島に帰ってくる誠の娘・海役を、『1秒先の彼』や12月1日公開の『MY (K)NIGHTマイ・ナイト』出演や、自身の個展を開催するなど絵画アーティストとしても活躍する松本妃代。美砂子の娘さら役に『メタモルフォーゼの縁側』出演の長田詩音、自由奔放なれいこの母親・真歩役を、確かな演技力でドラマ、映画、舞台に多数出演し、絵画など多彩な趣味を持つとよた真帆が演じる。さらに、メインビジュアルも解禁。5年前に別れた元恋人の葬儀のため、船で大阪・堂島に帰郷したれいこ(前田敦子)が切り取られている。吹き荒ぶ海風のなか、なかなか下船できずにいるれいこと、何かを決心して歩き出したれいこ。一連のシーンの中で対照的なカットを使用したデザインに、「美しく、凄惨な、罪の歌」とのコピーが添えられた。追加キャストよりコメント到着坂東龍汰三島監督の映画の世界観に魅了されながらの撮影期間でした。丁寧に演出してくださりリラックスしながら色々なチャレンジをさせていただきました。美しい映像と音と、今まで見たことの無いような新しい感覚になりました。是非映画館の空間で体験していただけると嬉しいです。片岡礼子三島組。今回は有紀子監督とカルーセル麻紀さんのやりとりが漫才や喧嘩に聴こえるほど賑やかで。時に皆でハラハラしたことも(笑)愛しき現場でした。月の輪郭は見えない時もそこにある。例えば誰しも、気づかないところで鍵のかかった記憶があって、開ければ自分を見失うような出来事を孕む扉もあるとしたら自分を深く傷つけた魂に何を問うのか。新月の空に見えたはずの月を想い強く生きることを願う。宇野祥平初めての三島組、快い緊張が常にありました。映画を観て、自分たちが日常的に安心している地盤がグラグラと揺らされたような思いです。ぜひ劇場で観ていただけたら幸いです。原田龍二誰もが皆、無格好で、ぎこちなくて、屈折してもいい。もっと己を曝け出して、精一杯自由に『生』を貪っていい。たった一度きりの人生なのだし、そもそも生きること自体が、贖罪なのかもしれないのだから…。松本妃代八丈島の海の音、吹き荒れる風、木々のざわめき。三島監督の包み込むような愛のある演出のもと、自然の力に大きく突き動かされながら海という人間を生きました。この作品が、届くべき人たちへのひかりになりますように。長田詩音三島監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんの映画にかける想いを強く感じ、この作品に参加させていただけて本当に幸せでした。この想いが観てくださった方にも伝わったら嬉しいです。とよた真帆とても純粋で、それでいて痛みをもった空気の中、思いが交差する厳粛な現場でした。監督の特別な作品に参加できたことを心から幸せに思います。1人でも多くの方に観ていただけますように。『一月の声に歓びを刻め』は2024年2月9日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月14日2023年11月28日より、画家の今泉敦子の2年ぶりとなる作品展を、東京代官山シソンギャラリー(株式会社シソン)にて開催いたします。水彩作品1水彩作品2「人生の終わりにどんな風景が見えるのか。それがもし庭なら、その人の生き方や、見てきた景色で、それぞれ違う庭になると思うんです。こんな道を歩いてゴールの門をくぐりたいな、とか、自分が最後に歩くのはどんな花園だろう、とか、何か思いを巡らすきっかけになったらいいなと思っています」今泉敦子は、草木が茂り花が咲き誇る北の果ての庭園に魅了されて以来、草花の、与えられた命を生き切って、運命を受け入れ、淡々とそこにある命の姿を描き続けています。2021年にSISON GALLERyで開催した前回の個展のテーマは『geteway ~帰る道~』。木漏れ日が射す森の中、生い茂る緑の中の轍やどこかへ誘うように見え隠れする動物たちにサウダージを感じる展示でした。今展では、昨年一人暮らしをしていた母親との別れの影響から、帰る途、最後の花道、そして辿り着いた先にあるあの人の庭などをテーマに、草木が茂り花が咲き誇る庭園をモチーフにした油彩、水彩、刺繍ドローイングの作品を制作。悲喜交々入り混じった庭から、そこへ辿り着いた人の人生を想像していただける作品たちが並ぶ空間となります。この機会にぜひお運びくださいませ。皆様のお越しをお待ちしております。制作過程作品制作途中の刺繍ドローイング作品■日時2023年11月28日~12月13日(月曜休廊)■場所SISON GALLERyシソンギャラリー東京都渋谷区猿楽町3-18Tel : 03-6886-8048E-mail: info@sison.tokyo 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月14日「あいつに腹立つことあるでしょ?」「本人に言わないから私にだけ教えてよ」と、夫の女友達が執拗に夫の悪口を聞き出そうとしてくるのは、どうして!?彩奈さんは8歳年上の夫・和也さんと1歳の娘の3人家族。ある日、夫の地元へ引っ越すこととなりました。そこで和也さんの友達夫婦と知り合い、家族ぐるみの付き合いを始めるのですが…。夫の地元に引っ越してきたばかりで知り合いが全くいない彩奈さんにとって、貴子さんは頼れるママ友。しかし、貴子さんはなぜかしつこく和也さんの悪口を聞き出そうとしてくるのです。彩奈さんを悩ませていたのは、貴子さんがついたある嘘が原因だったことが判明しました。貴子さんはなぜ彩奈さんに嘘をついたのでしょう? 貴子さんの信じられない思惑とは!?■前回のあらすじ実家に帰ることを提案すると彩奈は取り乱し、女性といたことを貴子から聞いたと明かす。和也が疑惑を否定し貴子に事情を聞くと、貴子は「あなたは敦子と結婚すべきだった」と言い出した。確かに俺は彩奈と出会う前、貴子に敦子さんという女性を紹介してもらいました。だけどその後彩奈と知り合って…俺は彩奈に惹かれて付き合うことになり、結婚したのです。当時の俺は仕事に追われていてなかなか亮平と貴子に会うこともできず、何の連絡もせずに、いきなり彩奈との結婚報告をしてしまったのは、俺が悪かったと思います。だけど…だからと言って、彩奈にこんな嘘をついて苦しませるなんて…。次回に続く(全16話)毎日更新! ※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・せりママ/イラスト・ 田辺ヒカリ
2023年11月13日フランシス真悟、前田紗希、志水児王、崔在銀、GUN、 ローリー・シモンズ京都、烏丸四条近くに位置し、“アートコレクターの住まい”をコンセプトにしたnode hotel (ノードホテル / 所在地:京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461 / 客室数25室 / 総支配人:坂下雅行) では、1Fのギャラリースペースにおいて11月7日(火)から2024年1月30日(火)まで、6組のアーティスト、フランシス真悟、前田紗希、志水児王、崔在銀、GUN、ローリー・シモンズによる特別展“Light and Space Odyssey”を開催します。尚、本展の出品作品は全て購入が可能です。本展では、宇宙の時間軸の中で繰り返される現象や移り変わり、光や波動を捉え、わたしたちが生きている壮大な循環サイクル、人と自然の営みの境界線とは何かを示唆します。フランシス真悟の深い色彩のモノクロームの“Infinite Space”は、絵画作品でありながら空間的な広がりを追求し、観るものを自身の精神世界に包み込むような体験を生み出します。前田紗希は、ペインティングナイフのみで油絵具を何十層にも重ね、日常のあらゆる物事や重なり、関係性など「時間の堆積と境界」を幾何学的に表現します。志水児王は、音、光、振動といった物理世界を構成する微細な要素の特性を拡大し、それらが引き起こす物理現象を視覚的に捉え、“Transparent elements”として平面作品に昇華させています。崔在銀の“Puglia Sky Project”は、多くの民族や権力者から支配されてきた⾧い歴史を持つイタリアプーリア州の村で、刻々と変化していく空を撮影し、宇宙の変わらぬサイクルと、その下で異なる時を生きる人々の営みを表現。新潟現代美術家集団GUN(ガン)は、1970 年、「雪のイメージを変えるイベント」と称し、一面雪の信濃川河原に絵の具を散布し、雪原に巨大な抽象画を出現させ、広大な自然の中に、作品としては残らない人の行為としての芸術を生み出しました。ローリー・シモンズの“ウォーキング・オブジェクト”は、現実と幻想、物体と人の混乱を捉え、現代社会の混沌とした世界を日常のレベルから映し出します。node hotel で開催する本展が、太古から続く光と空間の無限な営みと、人と自然との境界とは何か、という根源的な問いへの旅の結節点(node)となることを願います。展覧会概要Light and Space Odysseyフランシス真悟、前田紗希、志水児王、崔在銀、GUN、ローリー・シモンズ日時 : 11月7日(火)〜2024年1月30日(火)会場 : node hotel 1F京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461企画 : 墨屋宏明(アートプロデューサー/DART代表)協力: DART株式会社、MISA SHIN GALLERY入場料 : 無料※本展の出品作品は全て購入が可能です。アーティスト プロフィールフランシス真悟Shingo Francis1969年カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。ロサンゼルスと鎌倉を拠点に活動。フランシスは、絵画における空間の広がりや精神性を探求し続けているアーティストです。代表作として、幾層にも重ねられたブルーの抽象画や、深い色彩のモノクローム作品の他、特殊な素材を使用し観る角度によってさまざまな光と色彩が立ち現れるペインティング「Interference」シリーズが知られています。市原湖畔美術館(千葉、2017年)、セゾン現代美術館(長野、2018年)、マーティン美術館 (テキサス、2019年)、 銀座メゾンエルメスフォーラム(東京、2023年)など多数の個展、グループ展に参加。スペイン銀行、森アーツセンター、桶田コレクション、東京アメリカンクラブなどにコレクションとして収蔵。Infinite Space (Ultraviolet)2022前田紗希Saki Maeda1993年福井県生まれ。2015年京都芸術大学美術工芸学科油画コース卒業。時間の堆積と境界をテーマに、ペインティングナイフのみで、油絵具を何十層にも重ね、常に上書き繰り返されてきた歴史の可視化を試みる。主な個展に「Accumulating as we pass by」YUKIKOMIZUTANI(東京、2022年)、GALLERY TOMO(京都、2019年)など。DMG森精機株式会社、OCA TOKYO(三菱地所株式会社)などにコレクションされている。2023年10月開催のMeet Your Art Festival 2023 に参加。19_92019志水 児王 Jio Shimizu東京生まれ。広島県・埼玉県在住。東京藝術大学美術学部大学院修了。1994~2006年、レーベル「WrK」に参加。2008年度文化庁新進芸術家海外研修制度により、2008-2010年コペンハーゲン在住。音や光、振動など物理世界を構成する微細な要素を表現素材とし、それらが引き起こす現象とその知覚、運動と要素の発生、芸術と自然科学との関係などを実証論的なアプローチで表現を試みる。主な展覧会に、「六本木クロッシング」森美術館(東京/2004)、「日本のサウンドアート」ロスキレ現代美術館(コペンハーゲン/2011)、「Re-actions」三菱地所アルティアム(福岡/2017)、 「第21回文化庁メディア芸術際」国立新美術館(東京/2018)、「瀬戸内国際芸術祭2019」(香川/2019)に参加している。Transparent elements (negative) #122012崔在銀 Jaeeun Choi草月流三代目家元・勅使河原宏のアシスタントとして数々のインスタレーションや、映画「利休」の制作に携わり、80年代から生命や時間をテーマに作品を発表している。95年には日本代表の1人として第46回ヴェネチア ビエンナーレに参加、2016年に第15回ヴェネチア建築ビエンナーレに出品するなど国際展への参加多数。主な個展として、「ルーシーと彼女の時間」サムソンロダンギャラリー(ソウル 2007年)、「アショカの森」原美術館(東京 2010年)、プラハ国立ギャラリー(2014年)、「The Nature Rules 自然国家:Dreaming of Earth Project」(原美術館、東京、2019)など。2014年に立ち上げた韓国のDMZ(Demilitarized Zone:非武装地帯)での「Dreaming of Earth Project(夢の庭園)」の延長線で、破壊された森を復元させる計画に取り組んでいる。現在、銀座メゾンエルメス フォーラムにて個展「新たな生」が開催中。Puglia Sky Project 2011 The Cyclical Night 2022新潟現代美術家集団GUN(Group Ultra Niigata)1967年、新潟で前山忠、市橋哲夫、堀川紀夫らによって結成された現代美術グループ。1970年2月、十日町を流れる信濃川の河川敷の大雪原を舞台に、農業用の噴霧器で赤、青、黄、緑の四色の顔料を撒き散らしながら描いた巨大な抽象画「雪のイメージを変えるイベント」で知られる。近年の展覧会に「GUN―新潟に前衛があった頃」新潟県立近代美術館(2012年)、「荒野のラジカリズム グローバル 60年代の日本の現代美術家たち」Japan Society(ニューヨーク 2019年)、「Between Collectivism and Individualism —Japanese Avant-Garde in the 1950s and the 1960s」ザヘンタ国立美術館(ワルシャワ 2021年)など。Event to Change the Image of Snow 1970/2009ローリー・シモンズ Laurie Simmons1949年米国ニューヨーク州ロングアイランド生まれ,ニューヨーク在住。1971年、タイラー・スクール・オブ・アート(フィラデルフィア)芸術課程修了。ローリー・シモンズは、人間の代わりである腹話術人形やおもちゃ、人形、雑誌の切り抜きなどをその他の小道具と共に登場させる写真や映像作品で知られる。メトロポリタン美術館、ニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館、グッゲンハイム美術館、ロサンゼルス現代美術館、フィラデルフィア美術館、ウォーカー・アート・センターを始めとするアメリカの名だたる美術館にコレクションされているほか、アムステルダム市立近代美術館、イスラエル美術館、日本でも国立国際美術館、原美術館、金沢21世紀美術館に所蔵されている。Walking glove (from the suite Food, Clothing, Shelter)1996■ node hotel 施設概要名称:node hotel ノードホテル所在地: 〒604-8225 京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461電話:075-221-8800客室数:25室開業:2019年7月運営会社:サヴィー京都合同会社node hotel : ■宿泊予約・お問い合わせ先note hotel(ノードホテル)宿泊予約係TEL 075-221-8800■お問い合わせ先本件に関するお問い合わせはこちらまでご連絡ください。担当:坂下 sakashita@nodehotel.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月06日日本を代表する映画監督・小津安二郎の生誕120年を記念し、初期サイレント映画6作品を、気鋭の映画監督6人がオムニバスドラマとして現代リメイクする『連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~』。そのうち、第三話にあたる『非常線の女』が10月31日、第36回東京国際映画祭が開催中のTOHOシネマズ日比谷でプレミア上映され、松本優作監督、出演する前田敦子と高良健吾が舞台挨拶に立った。1933年公開の『非常線の女』は、当時29歳の小津が監督した和製ノワール。田中絹代演じる昼と夜の顔を持つ情婦が、不良ボクサーと暗黒街で生きる姿が描かれた。カラーかつトーキー(発声)で蘇るリメイク版では、前田が昼は歯科助手として働き、夜は恋人らと悪事を働くミステリアスな女性・時子役、高良が時子の恋人で荒々しさと繊細さをあわせ持った元ボクサー・拓実役を務めている。撮影期間は7日間という制約があったといい、前田は「濃密な撮影で、幸福度は高かったんですけど、あまり記憶が(笑)」と苦笑いし、高良も「僕も記憶なくて」と思わず同意。それでも、豊富な共演経験があるだけに、「これまでも共演者の皆さんが、高良さんに惚れる姿を見てきた。先輩として尊敬していますが、(恋人役なので)少しこっ恥ずかしかった」(前田)、「絶大の信頼感と安心感があって、心を許せる俳優さん」(高良)と全幅の信頼を寄せあっていた。また、高良は「プライベートで3年くらいボクシングをやっていたので、やっと仕事に活きたなと思えて、うれしいです」と話していた。前田と高良が生み出す空気感について、松本監督は「時子と拓実は(物語が始まる)ずっと前から付き合ってきた年月があるので、お二人のもともとの関係性が、役に活きている」と感謝の意。小津監督が『非常線の女』を撮ったのと同じ29歳のタイミングで、今回のオファーを受け「自分なんかでいいのかと思ったが、何かご縁なのかなと。小津作品をリメイクさせていただけるのは、一生にないチャンス」を振り返った。公開から90年を経た『非常線の女』だが、「描かれているテーマ性は、今につながる普遍的なもの。まっとうな世界で生きようとする男女が、もがき苦しむ姿を描いた」と令和の世に、リメイクする意義を強調していた。全6話の『連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~』は、WOWOWプライムで11月12日(日) に放送・配信スタート。『非常線の女』に加えて、本企画では『出来ごころ』(監督:城定秀夫)、『生れてはみたけれど』(吉田康弘監督)、『淑女と髯』(前田弘二監督)、『東京の女』(工藤梨穂監督)、『青春の夢いまいづこ』(近藤啓介監督)が現代リメイクされている。取材・文=内田涼
2023年10月31日小津安二郎生誕120年記念『連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~』(WOWOWにて11月12日より放送・配信)の舞台挨拶が31日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われ、前田敦子、高良健吾、松本優作監督が登壇した。「小津調」と称される独特かつ唯一無二の映像世界で没後60年となる今もなお国内外問わず高い評価を受け続ける映画監督・小津安二郎。生誕から120年を迎えたことを記念し、若かりし頃に監督した初期サイレント映画群をオムニバスドラマ形式で現代リメイクした。第3話でドラマリメイクするのは、90年前の1933年に公開された『非常線の女』。主演の前田敦子が、昼は歯科助手の仕事をする一方で、夜は恋人の拓実らと美人局など悪事を働く謎めいた女性・時子を演じ、その恋人で、挫折した元ボクサー・拓実を高良健吾が演じた。華やかな花柄のノースリーブドレスを身にまとった前田は「現実世界ではなかなかない設定だったので、最初は自分が受けて大丈夫なのかという不安から入ったのですが、監督ともご一緒してみたかったというのも大きかったですし、皆さんが新しい『非常線の女』をすごく真剣に作られているのがすぐ伝わってきたので、これは食らいついていくしかないなと」と出演を決めた思いを述べ、「撮影現場の記憶があまりないです。7日間で撮影しなきゃいけなくて、すごく濃密だったので、幸福度は高かったんですけどちょっと覚えてないですね」と振り返った。また、ハロウィンの理想の過ごし方を聞かれると、前田は「静かに過ごせるハロウィンが理想ですけど、この間子供のハロウィンはやってきました。かわいかったです。都内にいる子供たちがみんな仮装して『トリック・オア・トリート』と言ってお菓子をもらうというのを一緒に並んで、幸せ空間がすごかったです」と笑顔で語った。高良は「仮装してハロウィン祝ったのって幼稚園の頃の記憶しかなくて、だからハロウィンを祝うというのが自分の中にないんです。家でゆっくりが一番かな。渋谷には行かないかな」と話していた。
2023年10月31日小津安二郎生誕120年記念『連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~』(WOWOWにて11月12日より放送・配信)の舞台挨拶が31日、都内で開催中の「第36回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われ、前田敦子、高良健吾、松本優作監督が登壇した。「小津調」と称される独特かつ唯一無二の映像世界で没後60年となる今もなお国内外問わず高い評価を受け続ける映画監督・小津安二郎。生誕から120年を迎えたことを記念し、若かりし頃に監督した初期サイレント映画群をオムニバスドラマ形式で現代リメイクした。第3話でドラマリメイクするのは、90年前の1933年に公開された『非常線の女』。主演の前田敦子が、昼は歯科助手の仕事をする一方で、夜は恋人の拓実らと美人局など悪事を働く謎めいた女性・時子を演じ、その恋人で、挫折した元ボクサー・拓実を高良健吾が演じた。前田は「現実世界ではなかなかない設定だったので、最初は自分が受けて大丈夫なのかという不安から入ったのですが、監督ともご一緒してみたかったというのも大きかったですし、皆さんが新しい『非常線の女』をすごく真剣に作られているのがすぐ伝わってきたので、これは食らいついていくしかないなと」と出演を決めた思いを述べ、「撮影現場の記憶があまりないです。7日間で撮影しなきゃいけなくて、すごく濃密だったので、幸福度は高かったんですけどちょっと覚えてないですね」と振り返った。高良も「とても濃密だったと思います。自分も松本さんとご一緒したかったですし、前田さんが主演ということもあったのでこの作品は出演したいと思いましたし、7日間撮影がずっとありましたが、僕もあんまり記憶がそんなありません」と語った。これまでも何度も共演をしている前田と高良。前田は「共演者の皆さんが高良さんにどんどん惚れていく姿をいつも現場で見ているんですけど、今回はまさに高良さんのカッコよさがピカイチの作品だったので、それを間近で見つつ、すごく仲良くもさせていただいているので、こっぱずかしい役ではありました」と照れ笑い。高良は「僕は前田さんに対して絶大な信頼感というか安心感があって、前田さんといるとふざけられます。(カメラが)回ってないときは本当にふざけた話ができるぐらい、心を許せる女優です」と信頼を口にしていた。
2023年10月31日今回『ナックルガール』で初めて共演を果たした、三吉彩花さんと前田公輝さん。完成作を観た感想や、激しいアクション練習、撮影秘話などを語っていただきました。前田公輝:完成作は全然、客観的に観られなかった…。三吉彩花:わかる!(笑)前田:蘭が冒頭のボクシングの試合でリングに立った瞬間から泣きそうでした。やべーカッコいい!って。三吉さんの体づくりやアクション練習を近くでずっと見てきたから、そんな記憶がフラッシュバックしてグッときちゃったんです。「行ける!」「前行け!」って、セコンドみたいな気持ちで観ていました。三吉:この作品のアクションは、これまで経験したことがないような動きも多くて、とにかくスピード感がすごかったです。あと、最初は蘭一人のところから、前田さん演じる神谷瞬と、成瀬秀治(細田佳央太)が順番に加わって物語がどんどんパワーアップしていく。そんな展開の早さや、チーム感を増しながら進んでいく力強さは、かなり見応えがありました。前田:みんなとにかく生きようとしている姿も魅力的だったよね。三吉:そうそう。キャラクターのバックボーンや人間味がちゃんと描かれていたのもいいですよね。前田:僕が好きなのが、ハンバーガーを食べるシーン。蘭と神谷のやりとりにアドリブが採用されていて、二人の歴史とか関係性がしっかり見えた気がしたんだよね。三吉:私もめっちゃ好き!一緒にいる時の空気感とか、二人だからこそ出るクセみたいなものが感じられて、すごくいいシーン。前田:シンプルな物語の爽快アクション映画だから、きっとみなさんにも楽しんでいただけるはず。三吉:日韓合作で世界配信にワクワクするし、どんな反響があるか楽しみ!新しいエンタメ性を感じていただければ嬉しいですね。前田:それにしても、三吉さんのストイックな体づくりには感動したよ。アクションの稽古で初めて会った時、すでに背中が蘭で、すごく頼もしく感じたのを覚えてる。『ナックルガール』というタイトルや役柄に説得力を持たせるために、厳しく鍛えてきたんだろうなって。それを見て僕も感化されたし。でもそもそも韓国チームの基礎トレがすごいハードだったよね。三吉:キツかった…。でも前田さんの蹴りは美しいし、さすが場数を踏んでいるだけあってアクションの手捌きも本当にうまくて。練習の時からいろんな動きを一人だけ、すんなりクリアしていましたよね。前田:神谷は人前で戦うわけではないけど、つなぎの衣装を着こなすために鍛えておきたくて。僕はもともと肩幅があるので、ちょっと厚みをつけるだけでもだいぶ変わるんだよね。そこは、持って生まれた骨格に助けられた感じ。三吉:骨格こそ、私は今ちょうど見直しているところ。撮影期間中は、ボクシングジムに通いながらアクション練習などをしていたんですが、実は体が硬くてストレッチ大嫌い人間で。作品に入っている時は、韓国チームの方に3人がかりで開脚をさせられて、悲鳴を上げながらストレッチをしていたんです。そんな日々を経て、今度は骨格を見直して骨から姿勢の改善をしたいと思うようになり、骨格矯正に通い始めました。でもそこで「あなたギリギリね。骨格年齢は60代」って言われてびっくり。前田:ウソでしょ?三吉彩花の骨格なんて誰もが憧れるでしょ!三吉:いやいや…(笑)。でもこれからは骨から体を作り上げていきたいと思っています。みよし・あやか1996年6月18日生まれ、埼玉県出身。国内外のファッションショーで活躍するファッションモデルであり、俳優としても活躍。代表作は主演映画『ダンスウィズミー』『犬鳴村』『Daughters』ほか多数。タンクトップ¥90,200ショートパンツ¥70,400(共にディーゼル/ディーゼルジャパン TEL:0120・55・1978)8連リング¥58,300(イオッセリアーニ/アッシュ・ペー・フランス 本社)まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。デニムコート¥136,400デニムパンツ¥40,700(共にディーゼル/ディーゼル ジャパン)イヤカフ(SIL)¥16,280リング(SIL)¥13,200(共にノウハウ/ノウハウジュエリー TEL:03・6892・0178)ベルトはスタイリスト私物Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・牧野裕大(三吉さん)松橋亜紀(前田さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日映画『ナックルガール』の撮影前から、アクションの稽古と並行して、自らの体づくりも行っていたという前田公輝さん。「日韓合作の映画で、アクション監修は韓国のチーム。アクション技術だけではなく基礎トレーニングから重視していました。初めて韓国式の基礎トレを1時間やった時は、そのあと2時間動けなくなったぐらいキツかったです(笑)」前田さんが演じたのは、三吉彩花さん演じる橘蘭に戦闘スタイルを教える、元恋人の神谷瞬。「体に厚みがないとキャラクター的に弱いと思って、上半身をメインに本気で鍛えました。最初はツラかったけど、そのうち体が変わっていくのが楽しくなって。よく聞く『筋肉は裏切らない』の意味もわかりました(笑)」普段から、役によって体の仕上がりを変えているそうで、そのトレーニング方法も様々だという。「神谷はお金がなくて、武骨で人間的な要素を持ち合わせているタイプの男なので、ジムには通わずにあえて家でソファなどを使って、自己流トレーニングを中心にしていました。スタイリッシュかつ、日本人らしい体格に見せたくて、プロテインは飲まずに、筋トレのみで作った体です。筋肉をつけたい時は筋トレを強化し、体力を維持したい時はとにかく走って有酸素運動をする。そうやって使い分けていました」クランクアップと同時に、そんな厳しいトレーニングからも解放されたと思いきや…。「続いてこのananの撮影のお話をいただき、トレーニングを継続中。昨晩からむくみ予防で水分摂取を減らして、より筋肉の凹凸を見せるために仕上げたつもりです。撮影が終わったら、いち早く大好きなグミを食べたい(笑)」今の体の仕上がりについては「自己評価は50点。でも写真や衣装などプロのみなさんのおかげで、80点ぐらいにはなったかな」と前田さん。「体を鍛えることはメンタルケアにもなる」のは、自ら実践したからわかったこと。「僕はめちゃめちゃポジティブ変換器なので、あまり落ち込まないタイプ。それに、そうなる前に体を動かすと、マインドを切り替えられて悩みも忘れられるので、すぐに走りにいきます。足を動かして走っているうちに、体づくりの過程が人生とリンクしているように思えてきて、前向きな気持ちになれるんですよね。足を前に出すことって大事!それにトレーニングをやり切ったり、目標を達成した時に見える景色は全然違うし、新たな喜びも知りました。多様化の時代であり、情報も溢れていると、選択肢が多いからこそ迷いや悩みも多くなるのかもしれません。そんな時、体が強いと自分を信じる強いマインドもキープできると思っています」一方で、鍛えている女性も素敵に映るそう。「うっすら筋の入った腹筋もヘルシーですが、鍛えることでくびれができたウエストは美しいと思います。いきなりハードなトレーニングは大変だけど、毎日1分ずつから始めても、続けていれば必ず体は変わっていくはず。筋肉は裏切りませんから(笑)」“護れるカラダ”への道のり+5kgで上半身に厚みを出すとバランスがいい。「セルフトレーニングで、腕立てを毎日やっていた時の腕は、自分史上最大で最高の出来だったので、記念に撮りました(笑)。僕は肩幅が広いので、身長に対しての理想体重だと痩せて見えてしまうんです。だから腕や胸筋を鍛えて理想体重より+5kgの、厚みのある上半身が、バランスがいい」強いマインドを作るため毎日お湯に浸かっています。「メンタルを整え、強いマインドをキープするためには運動ともうひとつ、お湯に毎日浸かって汗をかき、体内を循環させることも大事。入浴剤のBARTHは無色透明で香りも最小限。汗をたっぷり出してくれるので愛用しています。KITOWAのバスエッセンスは香りで癒されたい時に」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。トレンチコート、パンツ 共に参考商品(アン ドゥムルメステール/エム TEL:03・6721・0406)スニーカー¥83,600(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京 TEL:03・6712・6809)Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日今年27年目となる長い芸歴を持ち、幼少期から映画やドラマ、舞台など数多くの話題作に出演してきた前田公輝さん。11月2日にPrime Videoでいよいよ世界独占配信される映画『ナックルガール』ではアクションシーンも盛りだくさんということで、本格的な肉体改造に初挑戦!「ちょうどこのananの撮影が『ナックルガール』のクランクアップ直後で、体を最も大きくしていた時期。例えばミュージカルに出演する時は、筋肉痛が出ると声の出が悪くなってしまうので、過度のトレーニングは控えて有酸素運動メインにするとか、役によってトレーニングの内容や体の大きさは意識してコントロールしています。理想は、ある程度の厚みを持たせた体。30代になると、特に胸筋をつけておかないとスーツを着た時の説得力が出ませんから」今回の撮影中、鏡を見た瞬間に噴き出しつつも「でも、悪くないな…(笑)」とまんざらでもない様子だったのが、素肌にレザーベルトをまとった衣装。前田さんの新たな顔を引き出したカット。「同じ事務所の鈴木亮平さんが演じた“変態仮面”に続く覚悟もしていましたが(笑)、着てみると思っていたよりパンクでカッコいいし、K‐POPのMVみたい。みなさんの見たいという欲求を可視化したり、自分に落とし込んで演じるのが役者の仕事でもあるので、この撮影でも、ある男の帰宅後の物語を想定して演じてみました。これまでサイコパスな人物やヒール役はたくさん演じてきましたが、見た目だけでは意外と本質はわかりにくいものなんですよね。だからこそ、作品として面白くなるとも思うし。日中はスーツ姿でも、家に帰ると隠していた姿を曝け出すような感覚は、一本の作品を撮っているかのようで、すごく楽しかったです」20代前半までは、オスカー像を待ち受け画面にしていた前田さん。「役者である以上、いつかアカデミー賞の授賞式が開かれるドルビー・シアターに行って賞を取ってやる!と今でも憧れを抱いています。でもプライベートで行きたいのは、フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。日本のディズニーリゾートもそうですが、アトラクション一つとっても史実に基づきこだわり抜いて作られていたりするので、知れば知るほど感動するし、のめり込んでしまいます。フロリダには敷地内に動物園があると聞き、ディズニー作品には動物をモチーフにしたものも多いので、新しい楽しみ方ができそう。以前、友達3人で東京ディズニーランドに行った時、僕の熱量が高すぎて引かれてしまったので、今度は同じディズニー好きと行きたいですね」旅のマイルールやこだわりは、おしゃれをすること。「旅行となると、汚れてもいい服や動きやすい服を選びがち。でも服でモチベーションを上げたいし、写真もたくさん残したいから、ハイブランドをさりげなく組み合わせながら一軍の服で行きたい。普段僕は、マネージャーさんにも驚かれるほどバッグや荷物を持ち歩かないのですが、旅先でも手ぶらが理想。携帯と財布、カチューシャにもできるサングラスだけをポケットに入れて、フットワーク軽く旅を満喫したいです」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。ドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)に出演中。日韓共同制作のクライム・アクションエンターテインメント映画『ナックルガール』はPrime Videoで11/2より世界独占配信。ジャケット¥67,100シャツ¥25,300パンツ¥30,800ネクタイ¥6,600(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)※『anan』2023年10月25日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月25日橋本環奈主演「トクメイ!」の第2話が10月23日放送。前田拳太郎演じる月村に「秘密の特訓が役立ったね」「キレッキレだったのさすが」など、視聴者から“成長ぶり”を讃える声が続出している。警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署で経費削減テストを行うことが決定。経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁から派遣されてきた特別会計係の警察官と、ひと癖もふた癖もある個性豊かな刑事たちが時にぶつかり合い、時に協力し、次々と起こる事件を解決へと導く、新しい警察エンターテインメントとなる本作。生まれながらに極度に運が悪く、周りをトラブルに巻き込むため疫病神と呼ばれ、刑事課への配属は叶わず内勤になった一円(はじめ・まどか)役で橋本さんが主演。共演には刑事課一筋の古き良き刑事、湯川哲郎に沢村一樹。バツイチのシングルマザーで運動神経抜群、湯川班一番の武闘派でもある藤堂さゆりに松本まりか。イヤミや皮肉ばかり言うが実は頭脳派の大竹浩介にJP。捜査資料の分析やデータ解析では人一倍能力を発揮する新人刑事・月村久に前田拳太郎。就活で苦労した経験から組織で生きることに長けている中西翔に徳重聡。湯川とは長い付き合いで親友でもあり、警察学校時代は全ての分野を首席で卒業した万町署警務課長・須賀安吾に佐藤二朗といった顔ぶれも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。経費削減20%達成のため、円は刑事課の残業を月10時間減らすことで4%の経費削減をもくろむ。そんななか湯川班が定時で帰ろうとすると、そこに1本の電話が。円が電話を受けると、それはショッピングモールに爆弾を仕掛けたという犯行予告で、湯川班たちは残業が確定してしまう。その後事件現場で湯川はある男を発見、その男は5年前に爆弾を製造して湯川に逮捕された沼田だった…というのが今回のストーリー。張り込みのための部屋を借りて沼田を監視する湯川班。そこで月村は苦手な逮捕術の手ほどきを藤堂から受ける。その後、沼田は署内に爆発物を持ち込み湯川に謝罪を迫るのだが、月村は沼田の隙をついて教わった逮捕術を駆使、犯人を確保する…。「藤堂さんとの秘密の特訓が役立ったね」「練習してた成果が出て犯人捕まえるときかっこよすぎた」「最後の取り押さえたところカッコよかった~キレッキレだったのさすが」など、月村の成長ぶりを讃える声がSNSにあふれる。また前回のラストで隠しカメラで湯川班を監視していた円だが、今回のラストでも、脅迫された副署長の中塚が500万円を受け渡す現場に居合わせ、中塚を尾行してきたさゆりと中西のさらに背後に潜むな不穏な行動を見せる。「毎回、円ちゃんの裏の顔エンドなのか」「円に裏の顔があるのか、もしくはこれはミスリードで、他の誰かなのか」「最後の円ちゃんが不穏だけど、実は黒幕他にいて円ちゃんが追ってるってことないのかなぁ」など、前回に続き円の“裏の顔”に触れたコメントも続出している。【第3話あらすじ】毎年行われる一日警察署長イベントに刑事課が駆り出されると知った円は、彼らの残業時間と経費が増えることを理由にイベントの中止を訴える。だが年に一度の恒例行事を誰よりも楽しみにしているらしい湯川はイベントの中止に大反対。中止にするなら仕事を放棄してストライキするとまで言い出す…。「トクメイ! 警視庁特別会計係」は毎週月曜22時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年10月24日女優の前田敦子が23日、東京・日比谷で行われた「第36回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。TIFFシリーズ部門に出品された小津安二郎生誕120年記念『連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~』(WOWOWにて11月12日より放送・配信)の第3話「非常線の女」で主演を務める前田は、第1話「出来ごころ」の主演・田中圭、第2話「生れてはみたけれど」の主演・柄本佑らとともに登場。黒のドレス姿で笑顔を見せながらレッドカーペットを歩き、ロングスカートから美脚をのぞかせていた。今年の「東京国際映画祭」は、10月23日から11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。上映作品数は昨年の174本から219本に増加し、海外ゲスト数も昨年の104人から600人以上と大幅に増える見込みとなっている。コンペティション部門は、114の国・地域から寄せられた1942本の中から15作品が選ばれ、日本からは『正欲』(岸善幸監督/稲垣吾郎主演)、『曖昧な楽園』(小辻陽平監督/奥津裕也主演)、『わたくしどもは。』(富名哲也監督/小松菜奈&松田龍平主演)の3作品が選出されている。撮影:蔦野裕
2023年10月23日10月22日(日)より放送が開始される「セクシー田中さん」より新たに出演キャストが発表され、毎熊克哉、川村壱馬(THE RAMPAGE)、前田公輝、安田顕の出演が決定した。芦原妃名子の大人気マンガ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)をドラマ化した本作は、普段は地味な経理部だが、実は超セクシーベリーダンサーという“裏の顔”持つ主人公・田中さん(木南晴夏)と、彼女の“裏の顔”を知った派遣OL・朱里(生見愛瑠)が、新しい自分を見出していくラブコメディー。この度出演が決定した毎熊克哉は、女性に対する偏見まみれの昭和脳を持ち、田中さん(木南晴夏)を「おばさん」呼ばわりする商社マン・笙野浩介を演じ、「THE RAMPAGE」のメンバー・川村壱馬は、朱里(生見愛瑠)と一度寝た過去があるワケありの友人・仲原進吾を演じる。前田公輝は、合コンで出会った朱里を口説き中のチャラリーマンで笙野の友人・小西一紀を演じ、安田顕は、田中さんの憧れであり、既婚者ながら全ての女性を愛するレストラン「Sabalan」のマスター・三好圭人を演じる。日本テレビコンテンツ制作局プロデューサーの大井章生は、「男たちのクセが強い! 田中さんのことを「おばさん」呼ばわりする笙野を筆頭に、田中さん、朱里を取り巻く4タイプのクセモノ男たちがこの作品の魅力の1つだと思っています。不器用な彼らが田中さんを中心に変わっていく様をみなさんと一緒に紡げたらと思います」と語る。毎熊克哉 コメント原作マンガを楽しく読ませていただき、僕が20代の頃にダンススタジオで出会ったマッツンさんを思い出しました。彼は風貌も性格も非常に真面目な会社員で、僕よりかなり年上の普通の“オジサン”。マッツンさんと同じステージで踊る機会があり、本番中に僕は後ろから彼のソロパートを見ていて感動しました。完全に自分を解放して踊っているその姿は、とてもセクシーだった。本作で僕が演じる笙野という男はまだその価値観を知りません。早く教えてあげたい!原作からさらにブラッシュアップされた相沢友子さんの脚本を手に、これから現場に行く日々が楽しみです。川村壱馬(THE RAMPAGE)コメント原作はキャラクターそれぞれがとても魅力的で、田中さんを軸としながら、周りのキャラクターもそれぞれ“誰かしら”から影響を受け、考え方や行動が変わったり、そしてその内容、方向性が読んでいる側がとても勇気づけられるというか、前向きにさせられるような、素敵な漫画です。仲原進吾は、素直なのか、そうでないのか絶妙なキャラクターで、テキトーなのかと思えばしっかりしているところもあり、一見演じるのが難しそうなキャラクターではありますが、その絶妙なところをどれだけナチュラルに的確に演じられるかワクワクしています。そして何より漫画原作のため、よっぽど何か都合がない限り、漫画からそのまま飛び出してきたつもりで、一挙手一投足、そのまま演じたいと思います。容認できない行為も過去描写でありましたが、その後、チャラチャラ遊んでいるのかと思えばそうでもないのが個人的には好印象なキャラクターです。主演の木南さんはまだお会いできておらず、一方的に存じ上げているだけでどんなお方かまではわからないのですが、これからお芝居をご一緒させて頂くのが楽しみです。生見さんは、以前共演させて頂いたことがあるのですが、すこぶるお芝居がお上手だなという印象です。オンエアでも驚きました。とても貴重な環境だと思いますし、皆さんから日々吸収、勉強させて頂こうと思います。前田公輝 コメント原作を読ませていただき、とにかく面白くて気が付いた時には一気読みしていました。登場人物も魅力的で、田中さん自身が光を浴びて輝きだすことによって、その周りもどんどん人間味が溢れてきて、周りも輝いていくというのが本当に素敵ですし、ギャグセンスも高いので、声を出して笑っていました。小西は朱里ちゃんと出会った事で、電撃が走ったと思うんです。笙野への想いなど色々と抱えているものがあると思うのですが、一見してチャラリーマンなので、今回、僕自身はテンション高めで、今まで様々なチャラい役をやらせて頂いたその経験を総動員して、まずは現場で笑っていただけるように努めます。安田顕 コメントペルシャ料理店のマスター、ブレないチャラ男の『三好』という役です。セクシー田中さんが密かに憧れる男性という、これまであまり演じることのなかったキャラクターを与えていただきました。木南晴夏さんとのベリーダンスでのセッション、楽しみです。新日曜ドラマ「セクシー田中さん」は10月22日(日)より毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月25日2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」トレンド部門。ここでは、俳優・前田公輝さんが“優秀プライマー”にトライ!前田公輝×優秀プライマーいくつもの機能を兼ね備えた優秀な下地が続々と登場している今、どのようにアイテムを選べばよいのかが悩みどころ。透明感ある白肌をキープしている前田公輝さんは、自分の肌に合わせた使い方をしたいそう。「僕は色が白いほうなので、女性用の下地を使う時でも、白に近いブルベに似合う感じの色を選んでいます。きれいな肌にしておきたいと思いつつ、どの世代の方にも良い印象を持ってもらえるような、違和感のないバランス感を探しています」肌悩みを解消してくれる、ポイント使いにもこだわりが。「僕は疲れが出るとほうれい線に赤みなどが出てきたりするので、そういう悩んでいる部分をカバーできるようなアイテムがいいな、と思っています。日常的に使うとなると、肌馴染みの良さも大切。自分の素材はなるべく消さず、塗ることによってポテンシャルを高められるようなポイント使いをしていきたいです!」1、ツヤ、トーンアップで褒められ肌完成 賞【MAQuiIIAGE】ドラマティックフォルミンググロウベースさらっと馴染む使い心地。顔立ちに合わせてツヤと立体感をコントロールしてくれる下地。過剰な皮脂や水分も吸収し、テカリやカサつきを防ぐ。「使っていて、みずみずしさ、なめらかさがありました。トーンアップもして、肌状態があまり良くない時に使ったんですが、それでも周りからの評判が良かったです」。¥3,300(マキアージュ/マキアージュお客さま窓口 TEL:0120・456・226)「肌の赤みをしっかり補正してくれました。美容液が入っていてもさらっとした使用感」2、自信をくれる、ゴールドパールの輝き 賞【&be】UVプライマー シャイニーグロウ驚きの保湿力とのび。ツヤ肌、日焼け止め、美容液と、3役叶えるアイテム。ベージュカラーをベースに、ゴールドパールが透明感を与えるとともに、肌悩みをカムフラージュしてくれる。また、高い紫外線カット効果を、ノンケミカル処方で実現。「保湿力が高くてのびも良いので、少量でもカバーできます」。¥2,750 限定発売(&be/&be TEL:0120・274・032)「めちゃめちゃ輝きが強くて、SPFも50+なのに、肌にのせた時のゴワつき感がない!」3、潤いとなめらかな白肌が同時に叶うで 賞【ALBION】リングライト エフェクター美しいツヤ感が持続。凹凸を補正して、肌を整えて明るさを与えてくれる。保湿成分を配合した潤い膜が密着し、ベースとしてだけではなくセミファンデーションとしても機能。「トーンアップしつつ、とにかく自然な仕上がりとツヤ感になったのが印象的です。やりすぎ感が出ないので、日常使いしやすそう」。¥3,850(アルビオン/アルビオン TEL:0120・114・225)「“塗っている”という感じになりすぎず、程よいパール感で、肌に馴染みます!」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。俳優。息もつかせぬ究極の100分間の心理劇、ミュージカル『スリル・ミー』に好評出演中。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小川久志(by anan編集部)
2023年09月23日